シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2018年1月第2週のテーマは「デニムとブーツ」。暖かいうえにかわいい、そんな一石二鳥のファッションを追いかけました。■防寒もおしゃれもあきらめないスタイルデニムをブーツインすると、暖かさは最強。でも、ヒールもないボアのローブーツでは、ボーイッシュになりすぎてしまうことも。そこで試してみたいのが、女性らしいコートや柄物を合わせること。足元が重たいぶん、明るいカラーがおすすめです。ふんわりと広がるAラインのトップスや、カールを効かせたヘアスタイルなどを合わせて、トータルで甘みをプラスしてみては。■街で見つけた「デニムとブーツ」が素敵な人岡川さんのコーディネートは、ころんと丸いUGGのムートンブーツが主役。インディゴブルーのスキニーデニムを合わせた、オーソドックスなスタイルです。ここに、やわらかなグレーのチェスターコートを持ってきたのが、かわいらしく仕上がるポイント。丈感もほどよく、美脚効果を発揮しています。シンプルになりすぎないよう、ストールとニットは柄物を。同系色でまとめているため、柄が2種類あってもうるさくなりません。バッグは、オーセンティックな革のショルダー。使い込むほど味が出る革なら、大きめサイズでも上品な印象がキープできます。コンパクトなまとめ髪とパールのイヤリングも、冬美人のコツです。@京都岡川晴奈さん(30歳)163cm理学療法士COAT:le-tiroirKNIT:LOWRYS FARMPANTS:-STOLE:-BAG:IL BISONTESHOES:UGG
2018年01月10日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2018年1月第1週のテーマは「ユニークなディテール」。ちょっとだけ冒険感覚のアイテムを取り入れれば、コートスタイルがさらに楽しくなります。■細部にこだわったアイテムを合わせて2017年の「おしゃれびとスナップ」でも、さまざまなコートの着こなしをご紹介してきました。日々代わり映えのしないコーデを避けるには、明るい色のアイテムを合わせたり、インパクトのある小物を取り入れたり。さらに、そのアイテムの素材感やつくりにこだわってみるのもひとつの方法。上質な布、糸を使ったものや美しい刺繍。コートの下からも存在感を発揮する、チュールやプリーツ、流行のシャギーニットなどもおすすめ。すこし派手すぎる……?と思っていたアイテムが、シンプルなコートのおかげで中和されることもあります。■街で見つけた「ユニークなディテール」が素敵な人シンプルな黒いコートに、カーキのロングワンピース。色味はシックだけど目を引くのは、バックシャンなスカートのなせる技ではないでしょうか。たっぷりと入ったプリーツの段が、歩くたびに揺れ、とてもドレッシーに見えます。仕事で外出しているところだった稲井さん。「歩きやすいスニーカーとたくさん入るバッグで、実用重視のコーディネートです」と笑うけれど、コートと色を揃えた足元はとてもスマート。バッグにも大きなファーのチャームがふわり。旬のポイントをしっかり押さえています。首元には、金継ぎをイメージしたという金糸の刺繍が効いた、ストール。たっぷりと巻きつければ、レトロモダンなムードが漂います。@新宿稲井たもさん(30歳)158cmライターCOAT:ZARATOPS:MUJIONE-PIECE:CLANESTOLE:AGRISBAG:GIANNI CHIARINISHOES:MUJI
2018年01月04日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年12月第5週のテーマは「粋なレディルック」。カジュアルなお洋服も、コーディネートやアイテム選びでぐっと上品に仕上がります。■ラフなアイテムでつくる「女っぽ」ムード冬のレディといえば、膝丈のスカートやデコルテが美しく見えるニット、白を使ったコーデなどが定番です。でも、気の置けない女友達との集まりなどでは、もうひと工夫したいもの。「THE・レディ」から一皮むけたコーディネートに挑戦してみましょう。おすすめなのは、ラフなアイテム。首元の詰まったトップスやワイドパンツ、マキシ丈スカートといったカジュアルな洋服も、見せ方次第で"女っぽ”コーデに早変わりします。たとえば、ウエストマークで体をすらりと見せたり、パンプスで華奢な足首をアピールしたり。風が吹くたびに揺れるピアスなどもいいですね。■街で見つけた「粋なレディルック」の人サロペット風のスカートが目を引く、真由美さんのコーディネート。ともすればカジュアルなアイテムを、上品な小物使いで、エレガントにまとめました。コートでだぶつきがちなシルエットも、ハイウエストのおかげですっきり。もともとの長身もあいまって、脚長効果も抜群です。ひときわインプレッシヴなのは、赤いファーのクラッチ。「今日は昼間の忘年会だったので、派手すぎず、控えめになりすぎないパーティールックです」との言葉通り、このバッグがいい働きをしています。それを持つ手元も、鮮やかなネイルとゴールドリングの組み合わせでぬかりなし。耳には、主役級のピアスを添えました。ミドルヒールのショートブーツは、折り返しもあり、足首が美しく見えるデザイン。ロングスカートと濃いタイツで重くなりがちな足元を、すっきり仕上げるポイントです。@六本木町田真由美さん(40歳)171cmネイリストCOAT:GERARD DARELTOPS:BIRTHDAY BASHSKIRT:BIRTHDAY BASHBAG:BIRTHDAY BASHSHOES:DIANA
2017年12月27日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年12月第3週のテーマは「印象的なストール」。シンプルなコートの表情を変える、手軽でおしゃれなテクニックを紹介します。■ストールが叶えてくれる、スタイルアップやイメチェンストールは、ただのアクセサリーではありません。選び方や巻き方を工夫すれば、すらりと長い脚や小顔も叶えてくれる、スタイルアップのアイテムなのです。シンプルに垂らせば、縦のラインが強調され、すっきり長身に。厚手のストールでするミラノ巻きは、顔の近くに立体的なシルエットを作ることで、顔を小さく見せてくれます。DRESS世代におすすめしたいデザインは明るい色で、ふんわりと華やかにふくらんだもの。顔周りをやさしく包み込んで、肌をきれいに見せてくれるはずです。■街で見つけた「ストールが印象的」な人ドロップショルダーのコートに、黒のスキニーデニム。甘辛ミックスなスタイルを、ふんわりした柄ストールで品良くまとめました。さっと肩に羽織っただけのシンプルなストール使いが、こなれた大人の印象を与えます。コートの袖からバングルを覗かせることで、ぐっとノーブルな仕上がりに。バッグは、ワニ革のヴィンテージ。「おばあちゃんからもらったお気に入りのバッグ。この革がようやくなじむ年頃になってきて、すごくうれしいんです」と、真帆さん。ストールの柄と同系色なので、パンチのあるアイテムが並んでも、きちんと統一感があります。ピンクのヴィンテージピアスも、キッチュな存在感が面白いところ。プチ・アクセは、遊び心をくわえるのにぴったりな小物です。@渋谷北村真帆さん(31歳)160cm会社員STALL:ASZAKKACOAT:UNITED ARROWSTOPS:BEAMSPANTS:ZARABAG:vintageSHOES:DIANA
2017年12月21日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年12月第3週のテーマは「小物を効かせたコートルック」。ビビッドなバッグを差し色にした、上級者のコーディネートを紹介します。■同じコートでも、小物使いで印象チェンジ毎日同じコートに同じマフラー、同じバッグでは、ちょっと退屈してしまう冬。小物が充実した季節です。ぜひ、さまざまな色や柄を取り入れてみましょう。顔の周りにくる帽子やマフラーを白系にすれば、レフ板効果でぱっと肌が明るく。赤はつややかな女性らしく、深いブルーはハンサムに、こっくりとしたグリーンならエレガントにまとまります。濃い色を使うときは、バッグや靴など、面積の少ないもので取り入れるのがおすすめ。ぴりりと存在感を発揮しつつ、うるさくなることもありません。■街で見つけた「小物を効かせたコートルック」が素敵な人黒と茶のツートンカラーがしゃれたコートに、レッドのクロスボディバッグを効かせた知世さん。黒のフリンジが、向きによってバッグの表情を変えるのも面白いところです。ボルドーのリップで、艶っぽさをプラスしました。コートの下は、ストレートのデニムに白いニット。身長152cmと小柄ながら、ハイヒールのブーツでスタイルアップを実現しています。手元には、ミニマルなリングを添えて。主役ではないけれど脇役でもない、絶妙な温度感のアクセサリーが似合います。@月島西田知世さん(29歳)152cm会社員COAT:CORTES WORKSPANTS:JETBAG:3.1 Phillip LimTOPS:3.1 Phillip LimSHOES:Geox
2017年12月12日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年12月第2週のテーマは「白いコート」。雪の季節にまといたくなるアウターのひとつです。甘くなりすぎないよう、カジュアルに仕上げたコーデを見つけました。■第一印象を明るくしてくれる白コートAラインのかわいらしい白コートは、ちょっと甘く見えすぎるかも……と思われるかもしれません。でも、大人の女性にとって白は強い味方。面積の広いアウターで白を取り入れると、レフ板効果が生まれ、顔色が明るく見えます。細身のシルエットや柄ものを選べば、甘くなりすぎることなく、DRESS世代にもぴったり。ノーカラーやボタンが小さめのものも、大人っぽく、おすすめです。■街で見つけた「白いコート」が素敵な人ゆったりとした白いコートは、スイートなイメージ。そこに、カジュアルなニットのベレー帽やスキニーデニムを合わせることで、30代でもしっくりくるテイストに仕上げました。コートに入った大柄のチェックも効いています。「上下のシルエットのバランスに気をつけました」と、茜さん。トップスは白系、ボトムスは黒系にまとめると、引き締め効果もあります。バッグでも甘めのモチーフを入れたいなら、黒が正解。ビッグリボンもばっちりなじんでいます。足元はレディなフラットシューズで、肩の力を抜いて。もっと寒くなってきたらショートブーツや、ハンサムなローファーを合わせるのもいいでしょう。@表参道茜さん(33歳)163cm会社員COAT:GALLARDAGALANTEPANTS:aquagirlBERET:USEDBAG:kate spade new yorkSHOES:DIANA
2017年12月05日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年11月第5週のテーマは「デザインパンツ」。素材やパターンで工夫を凝らしたデザインパンツは、旬コーデを作れる優秀なアイテムです。■粋なパンツルックに欠かせない1本春夏から流行の続くワイドパンツや、ビッグアウターと相性のいいスキニーパンツは、もはや定番。そこにどんなエッセンスを加えるかが、おしゃれの腕の見せどころとなってきました。光沢のあるベロアやコーデュロイの質感を楽しんだり、フリンジやファーを部分使いしたりと、目を引くデザインがたくさん登場しています。初心者が失敗しない着こなしのコツは、シンプルなトップスを合わせること。足元だけで周りとはひと味違うセンスが際立つことでしょう。■街で見つけた「デザインパンツ」が素敵な人グレンチェックのコートに、毛足が長いフリンジのデザインパンツ。メンズライクなショートブーツを合わせて、すきのないハンサムルックに仕上げている郁美さん。寒色でまとめたコーディネートに、明るいベージュのニットで、女性らしさもプラスしています。バッグは、こちらも旬のファー素材。ともすると甘くなりがちなアイテムですが、持ち手がリングなら、スタイリッシュな雰囲気を邪魔しません。ゆるやかなパーマヘアから覗くのは、ハワイで買ったというピアス。冬のコーデに夏のエッセンスをちょい足しする遊び心が素敵です。@新宿郁美さん(33歳)163cmサービス業COAT:FRAMeWORKTOPS:ZARAPANTS:ZARABAG:ZARASHOES:ー
2017年11月28日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年11月第3週のテーマは「存在感のある帽子」。洋服との相性もばっちりの、こなれたトータルコーディネートを紹介します。■キャップやベレー帽は"変わり素材”に注目依然としてトレンドが続くキャップやベレー帽。秋冬はレザーやファー、ベロア、スウェードといった、ひとクセある素材が人気です。頭周りのインパクトが強くなりがちなので、洋服はシンプルにまとめるのがおすすめ。ハットはいっそうクールに、つばの広い女優タイプが注目を集めています。オーソドックスなキャップ系で素材感を楽しむか、スタイリッシュなハットでハンサムにキメるか。いずれも小顔効果が高いので、全身のバランスアップにも役立つでしょう。■街で見つけた「存在感のある帽子」が素敵な人妙子さんの帽子は、ボリューム満点のフェイクファー。ブルゾンにニット、ロングスカートというプレーンな服装のなかで、ぐっと視線を集めるポイントに。帽子からは、ゆるやかなカールとハイカラーが効いた髪の毛がちらり。カジュアルなピアスとともに、顔まわりを彩りました。細かいところまで手を抜かないのが、印象的な帽子をさらりとかぶるポイントです。真っ赤なコンバースとディッキーズのスカートは、なかなかアクティブな印象。かっちりめのバッグを合わせることで、帽子とちぐはぐにならないよう、全体のイメージを整えました。もちろん、細いベルトでウエストマークすることも忘れません。@江古田珍坂妙子さん(37歳)160cmTOPS:KBFSKIRT:DickiesBAG:A.P.C.BLOUSON:green label relaxingSHOES:CONVERSECAP:Casselini
2017年11月13日「ハロウィン仮装スナップ」を特集。2017年は平日にも関わらず、昨年同様大きな賑わいをみせた東京・渋谷。ファッションプレスはその一部を撮影。様々な仮装やコスプレを紹介する。スパイダーマン×デッドプールマーベルシリーズからは、映画『スパイダーマン ホームカミング』の公開が記憶に新しい「スパイダーマン」と、2016年に公開された映画『デッドプール』から「デッドプール」が登場。スパイダーマンのコスチュームに合わせて、足元は赤いアシックスのランニングシューズに。こうなると、アシックスのブランドロゴも、蜘蛛の巣柄のスパイダーマンの身体の一部に見えてきそう。ジャック・スパロウ今年7月にシリーズ最新作が公開された映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」から、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ。ルックスはもちろん、アンニュイな表情、絶妙な姿勢の反り具合とかなりのクオリティーだ。マリオ&ルイージ何に仮装しようか迷った時に、重要視するのは仮装のしやすさ。そんな選考基準を十分に満たした、マリオとルイージの人気は今年も健在。こちらのグループは、傷メイクやハイソックスなどでオリジナリティを演出していた。マリオシリーズ新作の「スーパーマリオ オデッセイ」も発売されたばかりと、時事性も◎。ジョーカー&ハーレイ・クインクリストファー・ノーラン版バットマンのジョーカー&昨年公開の映画『スーサイド・スクワッド』で大活躍のハーレイ・クイン。映画間の壁を超えた共演は、ハロウィンならではの楽しみである。Dr.スランプ アラレちゃん定番のキャラクターやお化けに扮する人たちと並んで多かったのが「アラレちゃん」。その中でも、3つ子がアラレちゃんのコスプレをしたのかと思わせるほどの統一感を見せた3人組がこちら。キョンシー加藤一二三今年テレビで引っ張りだことなった将棋界のレジェンド・加藤一二三。“ひふみん”の愛称で親しまれる同氏のチャームポイント(?)であるすきっ歯もしっかり再現。ヤンキー一口でヤンキーと言っても様々なジャンルがある。特攻服を身に纏った彼女たちはツッパリ系暴走族ヤンキーといったところだろうか。鮮やかなピンクは夜の渋谷の街に映える、まさに「スケバン」なコスプレだった。セーラームーン気軽に性別を超えた格好ができるのもハロウィンの醍醐味。彼らの"月に代わるおしおき"は敵に大ダメージを与えること間違いなしだろう。ちなみに、期間限定のセーラームーンカフェが全国で順次開催中。彼らを見てセーラームーンの世界を体感したくなった人は是非チェックしてみて。ビールの売り子ファンタジーなキャラクターが多い中でこんなユニークなアイデアも。満面の笑みが眩しいこちらの2人は「本物の売り子さんですか?」とつい声をかけてしまいそうなクオリティに仕上がっていた。with B今年のトレンドを行く仮装も多数。その中の1つがこちら。ちなみに彼らは、ブルゾンちえみ抜きの純粋な(?)「with B」。是非、ハロウィンの渋谷でブルゾンちえみを見つけて欲しいところだ。寅さん『男はつらいよ』シリーズで渥美清が演じた寅さんも、時代を超えて渋谷に出現。過去には、パリコレに進出したファッションブランドのビューティフル ピープル(beautiful people)が同氏をモチーフにしたセットアップを発売するなど、実はファッション界でも注目が高い(?)人物である。みやぞん今年大ブレイクを果たした、お笑いコンビANZEN漫才・みやぞんが何故か集団で登場。どこか憎めない彼の笑顔を模した、お手製マスクの再現性はかなりのものだ。
2017年11月03日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年10月第4週のテーマは「技ありアウター」。おしゃれと機能を兼ね備えた1枚を、街へ探しに行きました。■アウターをさらりと楽しめるのは秋だからこそこの秋に流行しているアウターは、ブルゾンやガウンなど、防寒力の弱いものが目立ちます。本格的に寒くなってくると、ダウンや厚手のコートに手が伸びてしまうので、薄めなアウターはこの数週間にしっかり活用したいところ。ノーカラーのように首元を見せて着たいデザインも、今のうちに。ボタンを留めずに羽織って、インナーをちらりと見せるのも、秋らしいテクニックです。■街で見つけた「技ありアウター」が素敵な人ゆったりと羽織ったコートワンピースから、秋色カラーのスカートがちらり。思わず目を奪われてしまう、印象的なコーデです。アウターとボトムスの丈を揃えるのは上級者。ともすれば重たく見えがちなサイジングを、色合わせで乗り切りました。胸元には、こまかなタックが何本も入り、裾まで伸びて、かろやかに揺れます。「腰あたりでボタンを留めて、胸元のタックやスカートも際立たせるのが好き」と、岡部さん。シンプルな黒のニットと明るいスカートの組み合わせは、コートを脱いでも隙がありません。ともすると甘く見えがちなワンピースコートを、辛めのアイテムとマッシュアップ。個性的な黒いトートバッグと、きりりとしたローファーを組み合わせました。@六本木岡部祥子さん(33歳)162cm会社員COAT:mina perhonenTOPS:mina perhonenSKIRT:mina perhonenBAG:mina perhonenSHOES:Church’s
2017年10月31日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年10月第3週のテーマは「こなれた靴下コーデ」。カジュアルになりすぎない靴下テクをご紹介します。■大人っぽいアイテムを合わせれば、靴下を履いてもクール風が冷たくなってきたら、靴下の出番。近ごろは白ソックスをスポーツサンダルに合わせたり、レースソックスをローファーに合わせたり、さまざまなコーディネートが市民権を得てきています。もちろん大人の女性らしく、パンプスやミュールで仕上げるのも素敵。靴下の色味を洋服と揃えれば、全体のイメージを邪魔することなく、ほどよいヌケ感が出ます。防寒に役立つ厚手のソックスでも、カジュアルになりすぎないテクニックです。■街で見つけた「靴下コーデがこなれた」人全身をシンプルにまとめたコーデのなかで、足元のマスタードイエローが目を引きます。靴下は、グレーのリブニット。厚手のタイプはラフに見えがちですが、ヒールのあるパンプスに合わせて、ぐっとレディライクに仕上げました。ボーイフレンドデニムをゆるくロールアップしつつ、ベージュのチェスターコートでトラッド感も忘れません。耳元には、猫と馬のピアス。キャッチにはストーンやパールが使われているため、キッチュなモチーフも子どもっぽくなりすぎません。「遊び心のあるアクセサリーや、アクセントになる原色を取り入れるのが好きなんです」と話す木下さん。バッグは珍しいコルク素材。夏でも冬でも使える、不思議な質感がポイントです。@新宿木下茉美さん(29歳)165cmCOAT:USEDTOPS:UNIQLOPANTS:net shopBAG:Thailand MarketSHOES:net shop
2017年10月23日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年10月第2週のテーマは「女らしいジャケット」。ニュアンスのある素材を選ぶと、ぐっとこなれて見えるんです。■とろみ素材を選んで、ラフだけど品よく着こなすかっちり見えるのがジャケットのいいところでもあるけれど、肩の力も抜けてきたDRESS世代のコーディネートにおすすめなのは、すこしラフだけど品のある着こなし。とろみ素材のジャケットなら、きちんと感を残しつつ、女性らしいやわらかな空気が生まれます。上品なタイトスカートも、ボーイフレンドデニムも合わせられる、懐の広さが魅力です。もうすこし寒くなったら鮮やかなカラーニットを合わせたり、シャツでハンサムに着こなしたり、インナーでも遊べます。■街で見つけた「女らしいジャケットが素敵」な人光沢があるベージュのジャケットは、とろりとやわらか。ラフに腕をまくって着こなしました。洋服が大好きで、札幌でセレクトショップを経営しているという有希さん。袖口からのぞくネイビーの小花柄が、なんとも上級者のコーディネートです。ボトムスは、人気の続くカジュアルなワイドパンツを合わせました。ともすればハンサムになりすぎるコーデを、抜け感のあるアップヘアと印象的なピアスで中和。細部でも、ちょっとした女性らしさをプラスするのがポイントです。足元は鮮やかなブルー。ハラコのショートブーツが、すぐそこまで来ている本格的な秋を感じさせます。@新宿熊谷有希さん(39歳)セレクトショップ経営JACKET:USEDBLOUSE:KOREAPANTS:KOREABAG:KOREASHOES:Fabio Rusconi
2017年10月11日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年10月第1週のテーマは「秋のライダース」。この時期のアウターは、さらりと羽織るだけで存在感を発揮します。■レディに見せてくれるレザーの魅力今季も人気の続くライダースジャケット。ロックバンドのパンキッシュなイメージが強い、と感じる方もいるかもしれません。でも、ふんわりしたスカートや上品な柄スカーフなどに合わせれば、レディなコーデも可能。むしろ、レザーのしっとりとした大人っぽさを味方につけられるのです。いろいろな色や形が出ていて、合わせ方は自由。スモーキーな色やクロップド丈を選べば、ぐっとモダンに仕上がるでしょう。さらりと羽織る、秋ならではの着こなしを楽しんでみてください。■街で見つけた「秋のライダースジャケットが素敵」な人黒のシンプルなライダースに、同じく黒いレースのスカートを合わせたアヤさん。夏から流行の続くレースモチーフは、落ち着いた色なら秋でも着られます。辛口のジャケットに甘口のボトムスは、おしゃれの黄金バランス。ジャケットの下は、袖から前面に大ぶりのフリルをあしらったノースリーブブラウス。やわらかな巻き髪に秋らしい深みのあるオレンジ色で、上品なムードを演出しています。ジャケットのあるなしでがらりと印象が変わる、デートにおすすめのコーデです。バッグはライダースに寄せて、直線的でハンサムなシルエットに。今季もさまざまなアイテムに登場しているスモーキーブルーをチョイスしました。@新宿アヤさん(30歳)154cmJACKET:STUDIOUSTOPS:NINESKIRT:NINEBAG:UNITED ARROWSSHOES:DIANA
2017年10月05日タイプの異なる2フロアで使い勝手もいろいろ「76CAFE(ナルカフェ)」は一見すると小さなカフェみたいですが、1階と地下との2フロアからなっており、最大80名まで収容できます。アートギャラリーを併設した1階はアンティーク調の落ち着いた雰囲気。ソファ席とカフェテーブル席があり、ゆったりとくつろげるフロアです。一方、地下はサロンをリノベーションしたフロアで、コンクリート打ちっぱなしのスタイリッシュな空間になっています。ランチライムは17時まで!ランチタイムは、ごはんものを中心にボリュームたっぷりのランチを数種類用意。メニューのすべてにスープとドリンクが付いています。しかも、ランチタイムは毎日11時から17時まで実施。平日だけでなく、土日も17時までなので、遅めランチも。お手軽な通常ランチメニューの他に、ランチコース(2,500円)も用意されています。また、プラス1,000円で飲み放題にすることもできるので、女子会、懇親会、同窓会などさまざまなシーンでの利用もOKです。トッピングも楽しめる「特製スパイシータコライス」ディナータイムのアラカルトメニューとしてだけでなく、ランチでも人気の一品が、「特製スパイシータコライス」。創業当初からある定番メニュー。自家製ブレンドのスパイシーな挽き肉と野菜がたっぷりのっていて、食べごたえ充分! さらに、お好みでチェダーチーズ(+120円)やアボカド(+200円)をプラスできるのもうれしいポイント。もちろん、両方トッピングしてもOKです。プチぜいたく気分の「76スタイル和風ローストビーフ丼」タコライスと同様にランチタイムにおすすめしたいもうひとつのメニューが、「76スタイル和風ローストビーフ丼」。ごはんの上にたっぷりの野菜とローストビーフをのせ、76特製の和風ダレをかけています。ローストビーフは厚さがあるので、肉のボリュームもしっかりと感じられ、和風ダレとの相性も抜群です。温泉卵と和風ダレをしっかりからめてお召し上がりください。キッズやペットも大歓迎!スタイリッシュな雰囲気のリラックスカフェですが、子どもやペットも大歓迎! ベビーカーでの入店もOK、子ども用のイスも準備されているので、乳幼児でも利用しやすいのがママたちにとってうれしいポイント。キッズメニューはもちろん、ペット向けのメニューもそろっているので安心! ランチタイムは17時までとゆっくりと過ごせるので、ソファ席でのママ会もおすすめです。「76CAFE Omotesando」は、東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線の表参道駅A2出口を出て徒歩約3分のアクセス。夜のアラカルトメニューも充実しているので、ランチタイムはもちろん、ディナータイムにも利用したい大人のカフェです。スポット情報スポット名:76CAFE Omotesando住所:東京都渋谷区神宮前4-9-2 神宮前MMビル2F電話番号:03-5786-1642
2017年09月28日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年9月第4週のテーマは「小物遣いが素敵な人」。帽子やバッグ、靴などのアイテムをうまく使えば、すぐさま"こなれ”コーデに大変身です。■プラスαが楽しい、秋の小物使い暑い日でも着られる洋服に、さっと秋っぽさを足せるのが、プラスオンアイテムの魅力。こっくりカラーの大ぶりアクセサリーやファーの靴、ニットのバッグなど、ラインナップも豊富なので、選ぶだけでも楽しくなってきます。目立つ素材を重複させないのが、合わせ方のポイント。たとえば、サンダルもベルトもファーにしてしまうと、ちょっとアクが強すぎます。全身鏡でトータルバランスをチェックしながら、印象的なアイテムを上手に取り入れていきましょう。■街で見つけた「小物使いが素敵」な人カジュアルなカーキのパンツに、紺のプリーツが華やかなトップスを合わせた山元さん。歩くたびに胸元や裾がふんわりと揺れ、秋風の心地よさを感じさせます。コーディネートに唯一明るい色を差しているのが小物。この時期の明るいカラーは、夏をひきずっているように見えがちですが、帽子の素材をフェルトにしたことでその問題もクリア。スモーキーブルーのリボンで、トップスのカラーともほどよくバランスをとりました。バッグは、巾着型に絞れる個性的なデザイン。足元は定番のバレエシューズを合わせました。@新宿山元亜紀さん(38歳)フリーライター166cmTOPS:rooms SHOPPANTS:d’un a dixBAG:-SHOES:guHAT:BRONTE
2017年09月27日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年9月第3週のテーマは「夏から秋のスライドコーデ」。暦の上ではすっかり秋でも、まだ暑い日がある季節。コーディネートにひと工夫して、秋のムードを演出しましょう。■素材や柄をチェンジして、秋の気配を漂わせる洋服選びに悩む、季節の変わり目がやってきました。快適に過ごすためのおすすめは、素材や柄だけを秋らしくシフトしたり、アイテムで季節感を出したりすること。基本のコーディネートは変わらないので、すぐに取り入れられるうえ、暑くて困ることもありません。たとえば夏と同じTシャツ×パンツの組み合わせでも、素材をニットやベロアにしたり、ダークトーンの色を取り入れたり。1枚では夏っぽすぎる白いTシャツも、ストールやファーバッグなどをプラスすれば、すぐさま秋モードです。■街で見つけた「夏から秋のスライドコーデ」が素敵な人今季トレンドのグレンチェックを、上品なタックパンツで取り入れた金井さん。白いTシャツはニット素材で、袖先にモヘアのラインもあしらわれており、半袖でも秋らしくキマっています。さらに、短めの裾は、パンツに前だけイン。細いベルトで、レディな装いに。足元は、クールなブルーのパンプス。ちらりと指が覗く特徴的なデザインで、スタンダードなコーディネートに遊び心を足しました。バッグは洋服のトーンに合わせてグレージュ。赤茶のストラップが唯一の暖色で、よいアクセントになっています。@新宿金井由貴さん(31歳)書道教師157cmTOPS:ZARAPANTS:ZARABAG:POTIORSHOES: PELLICOBELT:MAISON BOINET
2017年09月20日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年9月第2週のテーマは「素敵なマタニティファッション」。お腹が大きくなると、着られる洋服は限られてくるもの。それでも、おしゃれを楽しむ方法は、たくさんあります。■今だけのシルエットを楽しみながら、スタイリッシュに妊娠中は、ふくらんだお腹を締めつけずに着られる洋服が基本。ウエスト周りがゴムになったボトムスも動きやすいけれど、ワンピースなら、妊娠前と同じものも着られます。数が限られるマタニティウェアより、好みのデザインが選びやすいのもうれしいところです。シックな色や柄を選べば、お腹が大きくてもスタイリッシュなコーディネートが楽しめます。■街で見つけた「マタニティファッションが素敵」な人臨月に入ったばかりのお腹を、ふんわりと優しいシルエットのワンピースに包んだ香里さん。「妊娠中でも普通の服を着ることが多くて、これはネットで購入しました」とのこと。黒地に白いラインが走るデザインは、ぱっと見ただけでは妊婦さんだと気づかないような、ハンサムな雰囲気です。イルビゾンテの定番・ヤキヌメのハンドバッグが、ほどよいトラッド感を演出しています。足元は、冷えや転倒を寄せつけないスニーカー。ワンピースのトーンに近い、スモーキーなブルーがよいアクセントになっています。クールなスクエアタイプの時計は、ワンピースと色を合わせて。文字盤のカラーと同じ、華奢なゴールドのブレスレットを添えました。統一感を持たせつつ、女性らしさも忘れません。@江古田田口香里さん(30歳)印刷・出版系159cmONE-PIECE:net shopBAG:IL BISONTESHOES: New BalanceWATCH:CASIO
2017年09月13日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年9月第1週のテーマは「トップスインが上手い人」。ウエストをマークしてスタイルを美しく見せるトップスインは、大人の女性こそ取り入れたいテクニック。ベーシックなアイテムを選べば、子どもっぽくなることもありません。■シックにきまる。今年もトップスインにラブコールここ数年、トップスインのスタイルが、勢いを増すばかり。ウエストマークの役目を果たしてくれるため、脚が長く見えるのがポイントです。ただし、腰回りがもったりしてしまうアイテムでは、逆効果。薄手のインナーやウエストにアクセントのあるボトムスを選ぶのが、オーソドックスなやり方です。ベルトをうまく取り入れるのもいいでしょう。■街で見つけた「トップスインが上手い」人今年流行していたレースアップのパンツと、シンプルな黒のニットを合わせた芝さん。パンツのリボンとトップス、バッグの色味を統一したことで、プチプラアイテムでもぐっとスタイリッシュにまとまりました。腰回りのインパクトを際立たせる、シックなコーディネートです。腕まくりで手首を見せることで、大人のヌケ感も。バッグの裏地は、きれいなマスタードイエロー。全体的に色味を抑えたルックのなかで、秋らしさを感じさせます。キャスケットも、すっかり秋の装い。ゆるやかなダウンヘアが、Iラインを強調します。大ぶりのピアスや時計も、ニュアンスを揃えて。細部まで手を抜かないことが、大人っぽいトップスインのポイントです。@新宿芝真樹子さん(28歳)美容関係TOPS:UNIQLOPANTS:ZARABAG:URBAN RESEARCHSHOES: ZARAWATCH:Marc by Marc JacobsCAP:Mila Owen
2017年09月06日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年8月第5週のテーマは「素敵な靴」。ファッションの仕上げともいえる、足元のおしゃれ。今のような季節の変わり目は、足元だけ秋を先取りするのもテクニックです。■組み合わせ次第で、コーデの印象をがらりと変える。それが靴の力ゆるっとしたボーイフレンドデニムにピンヒールで女っぽさを加えたり、反対にワンピースをスニーカーで外したり……お洋服と靴の組み合わせは、コーディネートのイメージをがらりと変えてくれます。足元まで気を抜かないのが、おしゃれ上級者。今年の秋はローファーやバブーシュなど、ややカジュアルな靴が流行の兆し。春夏から引き続き、フリンジのついたデザインやバレエシューズも押さえておきたいところです。■街で見つけた「靴が素敵」な人シンプルなモノトーンのコーディネートに、夏から人気の続くファーサンダルを取り入れたコーディネート。すこし秋めいてきた時期に、よくなじんでいます。つま先から覗くオレンジのペディキュアも、こっくりと秋色。気温が下がってきたらカラータイツを合わせたり、柄モノの靴下で遊んだりもできるのが、サンダルの使い勝手のよさです。「ボリュームのある足元が際立つように、ほかは色を抑えてコーディネートしました」と、松本さん。白いノースリーブトップスに黒いワイドパンツ、アクセサリーは白×シルバーで揃えました。動きのあるピアスは、ショートカットに合わせて印象的に。バングルは、主張のある柄入りをチョイス。スモーキーなグレーなら、大きめのバッグも上品な印象です。@新宿松本佐和子さん(45歳)主婦165cmTOPS:Deuxieme ClassePANTS:Deuxieme ClasseBAG:ーSANDAL:MAURO de BARIBANGLE:HERMESPIERCED EARRING:HAND MADE BRAND
2017年08月31日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年8月第4週のテーマは「色鮮やかなスカート」。ビビッドな色をカジュアルに着こなすのも、大人コーデにおける楽しみのひとつです。■ボトムのカラーを主役にして、あとは引き算をビビッドなカラーのボトムスは、それ1枚でコーデが印象的に仕上がるすぐれもの。面積が多くなるスカートで色を取り入れたなら、あとは引き算するくらいでちょうどいいでしょう。たとえば、トップスは定番カラーをセレクトするのがおすすめ。白やベージュで光を足したり、反対にブラックやネイビーで引き締めたり。柄や素材で遊ばなくても、シンプルなアイテムで充分華やかになります。■街で見つけた「色鮮やかなスカート」が素敵な人いきいきとしたグリーンのスカートを、白いブラウスで品良く着こなした後藤さん。バックの丈が長いフィッシュテール・スカートは、今夏の流行です。共布のリボンでウエストをマークして、全身のバランスもばっちり。優雅なシルエットのスカートに合わせて、ブラウスのバックスタイルも特徴的に。背中にあしらわれた大きなリボンが、シンプルな白無地でも“高見え”を叶えます。ドレッシーに仕上げたコーディネートを小気味よく外すのが、シューズやバッグといった小物のセレクト。後藤さんはスニーカーやヒョウ柄のトートバッグを合わせて、ぐっとこなれた雰囲気にまとめていました。@新宿後藤ひかりさん(39歳)美容関係167cmTOPS:irijiSKIRT:SELECT SHOPBAG:Herve ChapelierSHOES:CONVERSEACCESSORIES:ー
2017年08月23日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年8月第3週のテーマは「真夏のネイビー」です。相性抜群のホワイトと合わせつつ、ディテールで遊んだスタイリングを見つけました。■優等生のネイビーは、添えるアイテムで個性を出して暑さに負けてしまいそうな夏こそ、着るだけで少し背すじが伸びるネイビーの出番。とくにホワイトと合わせれば、清潔感たっぷり。知的ですがすがしい大人の女性に、すぐさま変身できます。でも、王道のカラーリングだからこそ、アイテム選びで個性を出したいところ。ディテールに凝った洋服や印象的なアクセサリー、ときには強めのメイクなどで、自分らしさを加えてみては。■街で見つけた「真夏のネイビー」が素敵な人ネイビーのブラウスにホワイトのガウチョパンツ。定番のコーディネートなのにぐっとこなれて見える秘密は、ブラウスの袖にありました。不規則なプリーツが二の腕を美しく見せ、華やかさをプラスしてくれています。足元はパンツに揃えて白をチョイス。シンプルなコンフォートサンダルに、艶っぽい赤のペディキュアが映えます。バッグやアクセサリーは、ヘルシーな印象のあるシルバー×ホワイトで統一。さらりとしたお洋服に光沢感のあるアイテムを合わせることで、コーディネートに奥行きが出ました。「アクセサリーは、夏っぽさを意識してパールで揃えました」と大場さん。ブレスレットは自作なのだとか。@練馬大場繭美さん(43歳)事務職TOPS:KOREAPANTS:KOREABAG:LA BAGAGERIE︎SHOES:Padourouge︎ACCESSORIES:ーWATCH:BULGARI
2017年08月15日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年8月第2週のテーマは「大人のスニーカー」です。カジュアルにしすぎず、落ち着いたトーンで魅せる、洗練されたスニーカーコーディネートを見つけました。■「シンプル×きちんと」コーデで、スニーカーは映えるスニーカーになじむ洋服といえば、Tシャツにボーイフレンドデニムのような、リラックス感のあるアイテムを想像する人が多いかもしれません。でも、DRESS世代が素敵に履きこなすなら、シンプルだけど「きちんと感」のあるアイテムと合わせるのがおすすめ。それでいて足元をスニーカーでゆるく外すスタイルが、大人の余裕を醸し出してくれるのです。ワンピースやセットアップで全体の色味を統一したり、ワイドパンツやひとクセあるデニムで、流行のエッセンスを足すのもいいでしょう。■街で見つけた「大人のスニーカー」が素敵な人ダークネイビーのワンピースは、麻とコットンの涼しげな質感や、ふんわり大きなシルエットが、夏にぴったり。メルボルンのブランド「KLOKE」のもので、日本製の上質な生地を使ったミニマルなラインナップが特徴です。落ち着いたワンピースがスニーカーの明るいグレーをほどよく拾い、ラフすぎない雰囲気にまとめています。ワンピース×スニーカーという、ともすると甘くなりすぎてしまいそうなコーディネートを、色合わせの良さで制しました。ダークトーンの洋服に映える、ゴールドのアクセサリー。「ピアスもネックレスも、母が使っていたアンティーク。少しずつもらって、身につけています」とのこと。真っ赤なショートネイルや、深いローズ系のリップがスパイスに。@新宿桑江さやかさん(34歳)美容師身長:170cmONE-PIECE:KLOKEBAG:MARTAU.SHOES:NIKEACCESSORIES:ANTIQUEEYEWEAR:JINS
2017年08月10日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年8月第1週のテーマは「小物で遊ぶスタイル」です。シンプルなマリンルックを、遊び心のある小物で彩ったスタイルを取り上げます。■小物のトーンを揃えて、全身に統一感を帽子に眼鏡、バッグ、靴、アクセサリー。シンプルな洋服にもさっとニュアンスを足してくれる、便利な小物たちです。大人の女性が小物使いで気をつけたいのは、「アドオン(add on)」のしすぎ。さまざまなテイストのものを足し算しすぎると、ファッションの方向性が定まらず、散らかった印象になってしまいます。主役級ならひとつ、複数合わせる場合はトーンを揃えるのが、すっきりと洗練して見せるコツ。■街で見つけた「小物で遊ぶスタイル」が素敵な人ネイビー×ホワイトのマリンルックに、個性的な小物を足したMAYUMIさん。麻のベレー帽や薄いべっこうの丸めがねが、夏の遊び心を演出しています。そのぶん、洋服はシンプルに。「トップスは、本当はナイトウェアなんです。着心地がいいから、カジュアルなコーディネートで活かしています」とのこと。まさかのナイトウェアだったとは!襟にすっきりと入ったラインが、パンツのネイビーと揃って、涼しげなマリン感を醸し出しています。バッグも、同様にマリンストライプで統一。落ち着いた見た目のリュックは、大人の休日にぴったりです。アクセサリーはご自身の手がけるブランドのもの。コーディネートのアクセントに、曲線が感じられるデザインを選びました。@表参道MAYUMIさん(44歳)デザイナー身長:163cmTOPS:gelato piquePANTS:ーBAG:STEVE MONOSHOES:SELECT SHOPHAT:CA4LAACCESSORIES:MAYUMIEYEWEAR:BJ Classic Collection
2017年08月01日絵本の世界から飛び出したような空間「Hammock Hair Salon COCONA(ハンモックヘアーサロン ココナ)」は、中に入ると椅子はなく、天井から吊るされた複数のハンモックが出迎えてくれます。その空間はまるで絵本の世界。施術用の席は4席分あります。ハンモックは全身脱力して過ごすことが可能なため、リラクゼーション効果が高いと言われています。ハンモックで過ごす極上の時間は必見です。驚きの新しいヘアサロンが出来るまでまだ誰もやったことのないヘアサロンを作りたいという思いで「Hammock Hair Salon COCONA」は誕生しました。言葉通り、既成概念を覆す驚きのサロンが誕生しました。ただ変わったことがしたいというだけではなく、お客さんのリラクゼーションを一番に考えて作られています。客層は20代から40代の女性が最も多く、日本各地から訪れる人もいるほどの人気ぶり。中には同じ業界である美容師や、クリエイティブな仕事をしている人も。同じ業界内でも注目を集めています。他では味わうことの出来ない極上のヘッドスパおすすめメニューは「ハンモックヘッドスパ」(3,000円)です。海外では赤ちゃんのゆりかごとしても使われているハンモックですが、大人が乗っても抜群の安定感があります。何かに包まれたような感覚は、他では味わうことができません。ハンモックの上で受けるヘッドスパには極上のリラックス効果があり、癒しを求めている人にはぜひ一度味わってほしい体験です。シャンプーやカットまで「ハンモックカット&カラー&ベーストリートメント」(10,800円)のコースも人気です。カット、カラー、シャンプーなどすべて、ハンモックに揺られながら行うことができます。全身脱力できる癒しの時間は、クセになること間違いなしです。すべてのケアが終わった頃には、足のむくみもとれてスッキリ。髪が綺麗になるだけではなく、疲れまでとれるのもハンモックならではの魅力。ハンモックの良さを多くの人に広めたいハンモックのヘアサロンとして世間を賑わせ、あらゆるメディアからも注目されています。もっと多くの人にハンモックの素晴らしさを伝えていきたいという思いから、3階と屋上も使ってたくさんの人たちとのコラボイベントも積極的に進めていく予定。この場所だけにとどまらず、将来はリゾート地にリラクゼーションサロンとしての出店も考えているそうです。JR中央線の高円寺駅北口を出て左に少し歩くと、1階にタイ料理屋さんがある建物が見え、その2階と3階です。日ごろ味わうことのできないハンモックでの極上のリラクゼーションは、忘れられない体験になります。「Hammock Hair Salon COCONA」で特別な時間を過ごしてみませんか。スポット情報スポット名:Hammock Hair Salon COCONA住所:東京都杉並区高円寺北3-16-1田中ビル2.3階電話番号:03-5356-6543(平日 10:00~21:00 / 土日9:00~20:00)
2017年07月26日シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。2017年7月第3週のテーマは「夏らしいレースが素敵な人」です。生地や模様のバリエーションが豊富だからこそ、アイテムの選びがいがあるレース。ネイビーのパンツで締めて、すっきりと着こなしました。■コットンのレーストップスなら、甘さを押さえて爽やかにまとまる夏にぴったりの白レース。シフォンブラウスに取り入れたり、スカートに持ってきたりと、さまざまなファッションが楽しめます。DRESS世代におすすめしたいのは、コットンのトップス。肩の力が抜けたコーディネートでも、こまやかなレースの模様が効いて、ワンランク上のファッションができあがります。■街で見つけた「夏らしいレース」が素敵な人ノーカラーのコットンブラウスを颯爽と着こなすのは鈴木さん。裾にあしらわれた刺繍レース、エンブロイダリーレースが、涼やかで夏っぽい印象です。ボトムスにネイビーを持ってきたため、レースの模様がくっきり見えるのも素敵。胸に入ったひかえめなギャザーなど、こまかなニュアンスも効いています。足元は、ぱきっとしたホワイトのサンダル。7cmヒールで、すらりとした美脚に見せています。「これから人に会うため、ラフすぎず、でも夏だからかしこまりすぎないスタイルにしました」と鈴木さん。細身のパンツとヒール、ハイブランドのバングルが、全体を引き締めています。@新宿鈴木朱美さん(39歳)会社員身長:162cmTOPS:ブランドは不明(数年前、ネットで購入)PANTS:ーBAG:ーSHOES:ーBANGLE:LOUIS VUITTON
2017年07月19日銀座に11店舗目がオープン2017年5月25日(木)、ヘアサロン「Euphoria(ユーフォリア)銀座本店」がオープンした。「ユーフォリア」は、今回の銀座本店で11店舗目となる。銀座4丁目交差点から歩いて1分というアクセスのよさと、70坪にもなる大型店舗。広さを活かし、完全個室で、施術完了まで部屋から出なくてよいので、ゆったりとした時間を過ごすことができる。1人1人のニーズに合わせて「ユーフォリア銀座本店」は、広いスペースとプライベート空間。店内には完全個室のSPAブースを複数台揃えているので、施術が終わるまでは部屋から出る必要がない。ゆったりと自分のペースでリラックスしながら施術を受けたい人にはうれしいサービスだ。また、ヘアチェックに加えて、マイクロスコープでも顧客の健康状態をチェック。1人1人の頭皮状態を見て、髪だけでなく、頭皮ケアまでしっかりと行えるサロンとなっている。顧客情報は電子カルテで管理し、施術で使用したトリートメント剤やスパ剤、さらにはヘアデザインまでも記録するため、行き届いたサービスを受けることができる。こだわりの商品と一流スタイリストが集結「ユーフォリア銀座本店」で使用するSPA、トリートメント商材は、shu uemuraからリリースされた最新のものを使用。それも、厳選サロンだけにリリースされた商材のみというこだわりぶりだ。また、店舗には経験豊富なトップスタイリストが集結。1人1人に合わせて配合し、その人の髪や頭皮に合わせたケアをしてくれるので安心だ。カラー材にこだわりを持つ「ユーフォリア」の白髪染めは、低明度から、10レベル以上の高明度まで対応。さらに、「イルミナカラー」や「アディクシー」「THROW」など、豊富なカラー剤を取りそろえているため、白髪染め以外にも、顧客のニーズに合わせた施術が可能となっている。確かな技術とゆったりくつろげるリラックス空間。仕事帰りや休日など、自分へのご褒美に足を運んでみてはいかがだろうか?(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ユーフォリアのプレスリリースユーフォリア銀座本店のホームページ
2017年06月05日モデルのミランダ・カー(34)とスナップチャット創立者でCEOのエヴァン・スピーゲル氏(26)が挙式した。式と披露宴には40人のみが出席したという。27日、ロサンゼルスの2人の自宅で「豪華でおしゃれな」結婚式が行われ、関係者の1人はピープル誌にこう語る。「式と披露宴はとてもこぢんまりしていましたが、豪華でおしゃれでしたね。ミランダは(結婚式の準備に)たくさん関わっていましたよ。彼女はすばらしいセンスがあって、自分が何をしたいかをわかっています。とてもスイートな人ですし、エヴァンとの結婚で有頂天です」ミランダは、エヴァンからのプロポーズは完全にサプライズだったと話していた。「(プロポーズを予想していたかって?)まったくしていなかったわ。エヴァンは『ミランダ、今言うよ。君の前でひざまずくのは最初で最後だよ』って言ってきたのよ」「私はかなりナーバスで感情的で、幸せに震えていたわ」また、ほかのインタビューでは、ミランダはエヴァンが自身と同じように自宅にいることを好み、友達を招いてディナーパーティーをしたり、お互いの話をよく聞きあったりしていると2人のことを話していたこともあった。ミランダは、2010年に俳優のオーランド・ブルームと結婚し、翌年長男フリン君を出産したが、2013年に離婚。2014年にスピーゲル氏と出会い、2015年に交際をスタートさせ、昨年7月に婚約したことを発表していた。(C)BANG Media International
2017年05月31日ミランダ・カーが、スナップチャットCEOのエヴァン・スピーゲルと挙式した。ミランダは27日(現地時間)、カリフォルニア州ブレントウッドでエヴァンと暮らしている自宅に、家族や友人を招いて結婚式をした。2人の自宅には前日からケータリング業者などが出入りしているのが目撃され、当日は夕方4時頃から50人ほどの招待客が集まり始めた。彼らは全員、秘密の待ち合わせ場所からウィンドウに黒いフィルムを貼ったリムジンやバンに乗ってミランダたちの家まで送られてきたという。最初に一報を報じた「E!News」で関係者はミランダの花嫁姿について「プリンセスのようでした」と語った。別の関係者は「People」に「式も披露宴も内輪だけの集まりでしたが、とても豪華で上品でした。ミランダが熱心に準備していました。彼女は趣味がよく、求めるものがはっきりしていましたから」と語っている。34歳のミランダと26歳のエヴァンは2014年にルイ・ヴィトン主催のディナー・パーティで知り合い、その後交際がスタート。昨年7月に婚約した。ミランダは2010年にオーランド・ブルームと結婚し、6歳になる息子フリン君をもうけたが、2013年に離婚。エヴァンは初婚。ミランダの親族たちは5月中旬にオーストラリアからロサンゼルスに来ていたことから、すぐに挙式かという報道もあったが、実際の結婚式は5月最終月曜日のメモリアル・デー前の週末となった。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月29日銀座・表参道・ニューヨークを中心に、新宿・川崎を含め現在10店舗ある人気ヘアサロン「GARDEN(ガーデン)」が、いよいよ2017年5月7日、埼玉県・浦和に「MARGAUX by GARDEN」として誕生します。埼玉近辺にお住まいの方はもちろん、都会的なヘアスタイルに憧れているという方や、大人のトータルビューティを求める方に、とてもオススメのヘアサロンです!!「GARDEN」ってどんなヘアサロン?数ある有名美容室の中でも長きに渡り人気を誇るヘアサロン「GARDEN」。旗艦店として原宿の明治通り沿いにあった「GARDEN harajuku」は、日本で一番お客様が入る美容室とうわさになったこともありましたね。(※現在は同じ原宿エリアへ移転しています。)また、銀座エリアにいち早く出店をしたことでも知られ、若い女性のみでなく、洗練された大人の女性にも愛されているヘアサロンです。現在は表参道・原宿エリアに4店舗、銀座エリアに3店舗、そして、ニューヨーク・新宿・川崎に1店舗ずつの計10店舗を構えています。各店舗ごとにコンセプトが異なるため、ライフスタイルや気持ちの変化に合わせてサロンをチョイスすることができるのもまた魅力の一つでしょう。そんな「GARDEN」より、設立メンバーでもある人気スタイリスト・清水秀和さんのブランドサロン「MARGAUX by GARDEN」が今月7日に遂に誕生!GARDEN・清水秀和さんが手がける、新ヘアサロンが誕生!清水秀和さん清水秀和さんと言えば、銀座にある「drive for garden」のSuper Top!!流行を取り入れながらも、カジュアルで手入れが楽なスタイル提案で、銀座の大人の女性の高い美意識に常に応え続けている人気スタイリストさんです。技術の素晴らしさはもちろんのこと、甘いルックスと物腰の柔らかさは、幅広い年齢層のお客様を虜にしています。落ち着いた大人の雰囲気のため、男性のお客様からの人気も高いのだそう。若いスタッフさんからの信頼も厚いため、清水さんが統括しているサロンは常に雰囲気が良いと評判なのです!!埼玉浦和に「MARGAUX[マーゴ]」5月7日にデビュー!清水さんの手がけるサロン「MARGAUX by GARDEN」のオープン場所は、埼玉県の浦和。コンセプトは「ホリスティックビューティーサロン」です。美しさとは、「スガタ」「カラダ」「ココロ」のバランスの上に成り立つ健康のこと。ホリスティックビューティーサロンである「MARGAUX by GARDEN」は、オーダーメイドで(外見美)×(肉体的健康美)×(心的健康美、美意識)を叶えることが可能です。いつまでも美しさを求める大人の女性に向けた、トータルで高いレベルの美しさが生まれる美容室になっています。こんな風に言われると、ヘアサロンに行くのにちょっぴり構えてしまうかもしれません。でも大丈夫。高いレベルの美しさに出会えるお手伝いは、必ずや清水さんとスタッフの方がしてくれるので、あなたの持ち物は「きれいになりたい」、「輝きたい」という心のみです。ぜひ、清水さんの技術と柔らかな雰囲気を、浦和で感じてみてはいかがでしょうか。MARGAUX[マーゴ]詳細住所:330-0062埼玉県さいたま市浦和区仲町1-6-4-5階電話番号:0487897777(2017年5月1日より開通)営業時間:平日10:00~21:00土・日・祝日10:00~20:00火曜 定休プレオープン:2017年5月3日グランドオープン2017年5月7日オフィシャルサイト:オンライン予約
2017年05月06日ニューヨーク在住30代、ヘアスタイリスト、メイクアップアーティストの岩下マキです。日本とアメリカでは季節や文化の差はもちろんですが、ヘアスタイルの好みや需要にも大きく個性があります。今回は日本とアメリカのヘアサロンにおける違いをご紹介いたします。ブロードライ欧米のお客様は髪のセット、ブロードライのためにヘアサロンにいらっしゃいます。多い方で週に2、3回はお会いできることになるのですが、日本のサロンではあまりないことかもしれません。この主な理由は髪質の違いで、柔らかいブロンドの髪の方はご自分ではボリュームを出すことが難しく、スタイルをキープするため、また黒髪ストレートの私たちからすると羨むようなとてもキレイな強目のカールをお持ちの方はまっすぐストレートのスタイルがお好きで、ブロードライでそのスタイルを叶えたいと希望される方が多いためです。いつもお客様とのお話しではついついお互い無い物ねだりになってしまいますねという話題になります。パーマこちらも前述のように髪質の違いがもたらす結果で、日本では人気のあるメニューの1つであるパーマですが欧米系サロンになるとエリアによっては数ヶ月や半年、1年にお一人ほどの比率にまで需要が少なくなります。基本的にハイトーンカラーの需要が高い欧米ではカラーに加えてパーマスタイルにすることからのダメージも懸念されるようで、 欧米人の美容師さんでは長くお仕事をされている方でもパーマ液を扱ったことがないという方も少なくありません。日本のパーマ技術のスタートは1920~1930年代にアメリカから伝わってきたもののようですが、 アメリカではカールをつくるという需要が低いためにパーマといえばストレートと連想されることも多いようで、今の日本のパーマ製品や技術の先進ぶりに驚きを隠せないようです。日本ではおなじみのデジタルパーマやエアウェーブなどですがそれらを扱う欧米系のサロンに至ってはほぼ皆無です。そのためアジア系のお客様は日系もしくはアジア系のサロンを訪れて日本特有の可愛いフワフワのパーマなどを楽しまれています。カット日本人美容師さんのカット技術の高さは世界でも高水準であると耳にされたことがある方は少なくないと思います。これはありがたく、うれしいことです。欧米系の美容師さんからよく伺う話ですがアジア系、特に日本人のお客様のカットで納得していただく事は非常に難しいようです。普段ブロンドで柔らかくニュアンスの出しやすい髪質になれている欧米系美容師さんからするとアジア人の髪質はどう切っても思ったようにならないそうです。その反面、欧米系のお客様はまっすぐキレイなカットを好まれる方も多く、欧米系の美容師さんは正統派のキチンとキレイなワンレングスのロングやボブなどがとてもお上手な方も多いです。前述のパーマと同じで需要の低いものに対する技術のために時間、労力やコストをかけないことはある意味合理的な経済戦略ではあるかもしれません。意外かもしれませんがトレンドに敏感な日本女性に比べてアメリカの方のスタイルはとても保守的で、髪質の問題からブロンドのほぼレイヤーのないロングを好まれる女性はまだまだ多いのですが、多人種、多文化のニューヨークではロングボブなどのトレンド以降少しづつ固定化されていたヘアスタイルにも変化が見られるようになってきています。個人的にも今後の展開が大変楽しみです。
2016年10月03日