ホラー映画『ザ・スイッチ』が、2021年4月9日(金)に全国公開される。ホラー映画を牽引するブラムハウス最新作『ザ・スイッチ』は、『透明人間』『アス』『ゲット・アウト』など、数々のヒット作を手掛けてきたブラムハウス・プロダクションを率いるジェイソン・ブラムと、『ハッピー・デス・デイ』シリーズのクリストファー・ランドン監督がタッグを組んだ話題作品。女子高生と殺人鬼による“入れ代わり”を題材にした、新感覚の“ボディスイッチホラー”で更なる新境地をみせる。登場人物/キャスト主人公は冴えない女子高生物語の主人公となるのは、さえないスクールライフを送る女子高生のミリー。ある晩、とある事件に巻き込まれてしまったミリーは、連続殺人鬼となんと身体が入れ替わってしまうことに…。13日の金曜日中に解決しなければ一生元の姿に戻れないという絶体絶命な状況の中、ミリーは果たして自分の身体を取り戻すことができるのか?!気弱でさえない女子高生から、“中身”だけ殺人鬼になってしまったミリーを演じ分けたのは、『名探偵ピカチュウ』『スリー・ビルボード』で一躍スポットを浴びたキャスリン・ニュートン。身体が入れ替わってしまった後は、手当たり次第に殺戮を企てる“連続殺人”へと変貌する、そのパワフルかつ妖艶な姿に注目だ。女子高生と“ボディスイッチする”連続殺人鬼一方、女子高生のミリーと、身体が入れ替わることになる連続殺人鬼・ブッチャーを演じたのは、『ドッジボール』『サイコ』で知られる演技派俳優のヴィンス・ヴォーン。自らの身体を取り戻すために奮闘する“女子高生”を、中年の見た目にマッチしない可愛らしい仕草を交えながら、ポップに演じ分ける。主人公と奮闘する親友たちそのほか、ミリーの親友でしっかり者のナイラ役を、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のセレステ・オコナーが、ジョシュ役を『ザ・ゴールドフィンチ』のミーシャ・オシェロヴィッチが演じ、親友の身体を取り戻すべく、ミリーとともに奮闘する。全米初登場NO.1を記録!なお全米では、奇しくも“13日の金曜日”に一足先の公開となった本作は、全米初登場NO.1の好調なスタートを記録。またアメリカの著名映画評論サイト「ロッテントマト」でも、80%以上の高スコアを獲得するなど、早くも注目も集めている。作品詳細映画『ザ・スイッチ』日本公開日:2021年4月9日(金)※当初2021年1月15日(金)公開予定だったが延期となった。監督:クリストファー・ランドン製作:ジェイソン・ブラムほか出演:ヴィンス・ヴォーン、キャスリン・ニュートン、アラン・ラックほか原題:Freaky配給:東宝東和<ストーリー>女子高生のミリーは、今日も憂鬱な一日をやり過ごそうとしていた。家では夫と死別した悲しみを紛らわすかのようにアルコールに溺れる母と、警察官の姉の板挟み。学校では、嫌がらせのターゲットにされ、我慢を強いられる日々。親友のナイラ、ジョシュと過ごす時間が、わずかな慰めだった。その日の夜、アメフトの応援後に無人のグランドで、母の迎えを待っていたミリーに、邪悪な影が忍び寄る。連続殺人鬼ブッチャーが、鳴り響く雷鳴とともに短剣を突き刺したとき、異変が起こる。ふたりは入れ替わってしまったのだ。24時間以内に入れ替わりを解除しなければ一生元の身体に戻れない状況の中、殺戮を企てるブッチャーからミリーは身体を取り戻すことはできるのか? 女子高生と連続殺人鬼がぶつかり合う、長い長い夜が幕を開けようとしていた……。
2020年11月22日っばさ(@tsubasaISF)さんが、Twitterに投稿した1枚の写真に恐怖を感じる人が続出しました。ある日、ガラスにふと目をやると一瞬、ドキッとするような光景がありました。何があったかというと…。焦った、スタバの袋くそびびった笑 pic.twitter.com/wg76LAsRmg — っばさ (@tsubasaISF) November 14, 2020 女性の顔がガラスに浮かび上がっている!実はこれ、コーヒー店『スターバックス』の紙袋だったのです。きっと、床に落ちていた紙袋がガラスにぴったりとくっついていたのでしょう。しかし、髪の毛の部分が見えないため顔だけが浮き出ているように見えたのです。さらに、少し笑みを浮かべているのが怖さを倍増させています。夜に見たらヒヤッとすること間違いなしの光景。写真を見た人たちからも「びっくりした」などの声が寄せられていました。・これはビビる。ホラーでよくある誰かが見ているパターン。・悲鳴を上げるレベルの怖さ。家に帰ってきてこの状態だったら飛び上がっていると思う。・同じ経験したことがあります!怖すぎて発狂します。突然の恐怖に巻き込まれないためにも、スタバの紙袋はしっかりと管理しておきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月15日『ゲット・アウト』『アス』とこれまでホラー映画2本を手掛けたジョーダン・ピール監督と「ユニバーサル・ピクチャーズ」が、新たなホラー映画(タイトル未定)を製作することが決定。2022年7月22日に公開を予定していることが明らかになった。「ユニバーサル・ピクチャーズ」が発表した。同年同月には、『キャプテン・マーベル』第2弾(8日)、『ファンタスティック・ビースト』第3弾(15日)、『インディ・ジョーンズ』第5弾(29日)といった大作の公開が控えている。コメディアン・俳優として活動していたピール監督は、2017年に『ゲット・アウト』で監督デビュー。脚本、製作も担当した同作は初監督作品ながら高い評価を受け、アカデミー賞で作品賞を含む4部門にノミネートされ脚本賞を受賞した。制作費は5億円に満たない低予算作品だったが、世界興収は約2億5500万ドル(約267億円)を稼ぎ出す大ヒット作に。2019年の『アス』も、ほぼ同額の興行収入を得て大ヒットした。ピール監督は『ゲット・アウト』の公開後、今後10年間で4本のホラー映画(監督自身は“ソーシャル・スリラー”と呼んでいる)を世に送り出したいと語っていた。ピール監督が携わっているほかの待機作品には、製作を務めたリメイク版『キャンディマン』、リメイク版『壁の中に誰かがいる』などがある。(Hiromi Kaku)
2020年11月10日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。ホラーやサスペンス、サイコスリラーは、記者にとってときどき無性に見たくなる映画ジャンル。今週は、DVDになったばかりの心底ぞっとする怖〜い映画『ミッドサマー』をご紹介します。■映画『ミッドサマー』Blu-ray&DVD発売中。Blu-ray4,900円、DVD3,900円(ともに税別)。発売・販売元/TCエンタテインメント両親と妹が自殺したアメリカ人女子大生ダニーは、失意の中、恋人クリスチャンの研究調査旅行に同行します。行き先は、同級生ペレの故郷、スウェーデン奥地の牧歌的な村。そこで90年に1度の儀式が夏至祭りの中で執り行われるのです。笑顔で迎えてくれる村人たち。しかし、学生たちが立ち会った村の習慣は戦慄するほど衝撃的で、まさに恐怖の始まりでした。カルト集団のような村人の行動は異様で、不安をあおります。しかもずっと白夜で、闇のないホラー映画なのです。でもただ怖いだけじゃないのが、本作の奥深さ。独自の文化や風習を視覚化した建築や絵画は隅々まで美しく、目を凝らして見たくなります。衣装や音楽も、村人の清楚な生活を表現しています。すべてが統制され、安心して暮らしていける村。ある意味ここは理想郷なのでは?そう思わされてしまうところに、洗脳のわながあります。女性たちと何時間もグルグルと踊り続けたり、抱きしめられたりするうちに、居心地がよくなっていくダニー。ラストの笑みは何を意味するのか。公式ウェブサイトにある観賞者限定の解析ページも大変興味深いです。(文:西元まり)「女性自身」2020年9月29日・10月6日合併号 掲載
2020年09月28日滋賀県のある観光地が、まるでホラー映画のようだと話題になっています。滋賀県が、完全に映画の世界になってた。 pic.twitter.com/Ls0ijfRU2T — Riki (@riki_s7_) June 29, 2020 Riki(@Riki_s7_)さんがTwitterに投稿したのは、霧に囲まれたなんとも異世界感漂う写真。実はこの場所、滋賀県の有名観光スポット『琵琶湖バレイ』なのです。『琵琶湖バレイ』は比良山系の標高1100mに位置し、琵琶湖を一望できる名所です。しかし標高の高さから霧や雲が出る日も多く、年間の3分の1が天候不良になるとか。この霧に包まれた風景も幻想的で、映画に出てきそうな世界観を醸し出しています。・ミストの世界。・サイレントヒルじゃないですか。・実写化決定ですねこれは…。・サイレントヒルとミスト好きなのでめちゃ盛り上がりました(1人で)。写真を見た人からは、スティーブン・キング原作のパニック映画『ミスト』や、ホラーゲームを映画化した『サイレントヒル』のようだと反応が。どちらも霧や仄暗い雰囲気が印象的な作品です。確かにこの写真を見ていると、『琵琶湖バレイ』がホラー映画の世界に見えてきてしまいます。・映画のようなゲームCGのような…なんだか異世界感が強いです。霧の日も捨てたもんじゃないですね。・滋賀県のポテンシャルすごいです!海外映画に出てきそうですね。・滋賀行かなきゃですねこれは!霧の日の『琵琶湖バレイ』に興味を抱く人も続出。晴れの日の絶景と、霧の日の世界観、どちらも楽しみたいですね。京都や滋賀のステキな写真がいっぱい!Rikiさんは、ほかにも京都・滋賀を中心にさまざまな写真を撮影しています。気になる方は、ぜひご覧ください。TwitterアカウントInstagramアカウント[文・構成/grape編集部]
2020年08月02日みなさんは、ホラー体験をしたことはありますか。誰もいないのに音が聞こえたり、誰かの気配を感じたり、金縛りにあったり、という人もいるかもしれません。霊感の強い人は、もっといろんな体験をしているのでしょう。想像するだけでもゾクットとしてしまいそうですが、そんなホラーな現象でも、なんともほっこりとしてしまう報告がTwitterに投稿されていました。こたろうくん(@kotaro_chang)が投稿した驚きの体験。それは、深夜になると階段が一段増えるというもの。有名な怪談話にありそうな現象ですが、では一体なぜこのような状況になっているのか。その理由はこちらです!深夜になると一段増える魔の階段 pic.twitter.com/NUufp8up3W — こたろうくん (@kotaro_chang) June 25, 2020 こんなホラーなら体験してもいい!増えていた一段は、深夜に階段下へ涼みにくる犬(小太郎くん)でした…!暗がりの中で寝転んでいるのでうっかり踏んでしまいそうで怖い、と別の意味での恐怖を与える小太郎くん。「危ないので別の場所で寝てほしい」と願う投稿者ですが、どうやらお気に入りの場所になっているようですね。犬と一緒に暮らす家庭ではあるあるなのか、共感の声も寄せられていました。今後も引き続き「魔の階段」として居座りそうな小太郎くん、どうぞ踏まれないようにお気を付けを![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年07月30日さまざまな映画に登場する動物たち。脇役として登場する彼らは、時に、物語上の事件や事故に巻き込まれ死んでしまいます。新しいタイプの映画告知が話題!「犬だけは無事です」ホラー映画やパニック映画が好きな人でも、登場する動物が死んでしまう映画は観たくないという人も多いのだとか。しかし、登場する動物が生き残れるかどうかは、だいたい本編を見終えるまで分からないものです。そんな人たちのために用意された、ホラー映画の特別映像が「とても親切だ」と話題になっています。➖➖➖➖➖➖➖➖ 愛犬家の皆様へ⚠️ ➖➖➖➖➖➖➖『 #アングスト /不安』公開前に犬の安否を確認したい方へ向けた《 犬 だ け は 無 事 》な特別映像を公開※一部犬のネタバレがあります #犬だけは無事 pic.twitter.com/uqlnD2LnKm — 映画『アングスト/不安』7/3よりシネマート新宿ほか全国順次公開! (@angst2020jp) June 16, 2020 犬だけは無事です。「犬だけは無事」という、なんとも不穏な宣伝文句。しかし、愛犬家のホラー好きからすればとてもありがたいネタバレです!投稿には、さまざまな声が寄せられました。・よかった…犬が死なないなら観れそうです。・『犬は無事です』は最高のネタバレ!よかった!・人間は殺すのに、犬はちゃんと車に乗せてあげてる。観てみようかな…。この映画は実際にオーストリアで起こった事件をもとにした、R-15指定のホラー映画です。1983年に公開されたのですが、あまりにも過激な内容のためオーストリアでは公開後1週間で打ち切りに。さらには各国で上映や発売が禁止されていました。しかし、ホラー映画界では長年評価され続け、ついに2020年7月、日本でもリバイバル上映が決まったのだとか。ちなみに、実際の事件では被害者家族に猫がいましたが、この映画に猫は出てきません。つまり、人間以外は死なないということ…。人間以外は…。特別映像のおかげで優しい雰囲気の映画のように感じますが、観る際には十分覚悟して観ることをおすすめします。[文・構成/grape編集部]
2020年06月18日5匹の猫と暮らしている飼い主(@jirosan77)さん。ある日、飼い主さんは猫のみかんちゃんが家の廊下にいることに気が付かず、そのままドアを閉めてしまったといいます。みかんちゃんは自分でドアを開けられないため、締め出された状態になってしまったのだとか。飼い主さんが、何やら廊下から視線を感じると思ったら…。気づかずにしばらく廊下に締め出してしまった時のうちの猫が怖いです。 pic.twitter.com/FTkX6fFURC — みかんとじろうさんち (@jirosan77) June 14, 2020 めちゃくちゃ見てる!「まだ、廊下にいたんですけど!」といわんばかりに、するどい眼光で飼い主さんを睨みつけるみかんちゃん。顔の半分が影になっているため、余計に怖さが増して見えます。【ネットの声】・目ですべてを語っている。サスペンスドラマに出てきそう。・めちゃくちゃ恨んでそうな目!怒らすと怖いですね…。・ちょっとしたホラー!「絶対に許さない」っていっていそう。飼い主さんをも怖がらせる、みかんちゃんの無言の圧力。この恨みはすぐには消えなさそうですね…。飼い主さんは、Youtubeにみかんちゃんを含めた猫たちの日常を公開しています。2020年4月には子猫も新たに仲間入りしたのだとか。気になった人はチェックしてみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月17日7月期のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ枠では、「美食探偵 明智五郎」に出演中の若手女優・小芝風花主演のホラーコメディー「妖怪シェアハウス」を放送することが決定。小芝さんは、今作が民放連続ドラマ初主演となる。本作は、人に嫌われることを恐れ、空気ばかり読んで生きてきた目黒澪が究極のダメ男に恋をした結果、お金に仕事に住まいまで奪われどん底に。そして、妖怪たちが生活するシェアハウスにたどり着き、澪が直面するトラブルや面倒な相手を、超おせっかいな妖怪たちがやっつけていく…というストーリー。この目黒澪を演じるのが、『魔女の宅急便』でキキ役を務め、映画初主演にしてブルーリボン賞新人賞を受賞、連続テレビ小説「あさが来た」ではヒロインの娘役で出演。近年では、「トクサツガガガ」「べしゃり暮らし」などでコメディエンヌとしての才能を発揮している小芝さん。「もともと、妖怪ものやファンタジー要素がある作品などを見るのが好き」と語る小芝さんは、本作への出演決定に「妖怪たちとルームシェアできるなんて、すごく楽しみです!」と喜ぶ。役柄については「私が演じる澪ちゃんは、人に嫌われたくなくて、言いたいことも言えず、騙されてしまったり、いいように人に使われてしまうのですが、私もどちらかというと、人に嫌われたくないと思ったり、言いたくても『今言うと空気が悪くなってしまうな』と考えて言えなかったりすることがあるので、似ていると感じる部分があります」と共通点を明かし、「そんな澪ちゃんを、妖怪たちは人間と深く関わることが禁止されているはずなのに、それでも助けてしまう、それは澪ちゃんが持つ真っすぐさや純粋さからだと思うんですね。なので、そこは見ている方々が、『もう仕方ないな、澪は』と、助けたくなるような、応援してあげたくなるような人物を演じられたらいいなと思っています」とコメントしている。また注目は、妖怪たちの存在。お岩さんや酒呑童子、座敷童子、ぬらりひょんらが、やや過激なやり方で何かとひどい目にあいがちな澪の窮地を、“同居人”のよしみで救っていく。そんな澪と同居する4人の妖怪のほか、たまにシェアハウスを訪れるゲスト妖怪も登場。物語中盤では、澪が妖怪化していくという。そんな妖怪たちについて小芝さんは「今作で登場する妖怪たちは一人ひとり個性を持ちつつも、現代社会に溶け込んでいて人間味があり、とても親しみやすさを感じます。ただ、ビジュアルのインパクトはすごいと思うので、もし実際に一緒に生活をしたら、最初は澪みたいに怖がってしまうかもしれません(笑)。今作の妖怪の方々のビジュアルもかなりすごいんです!」と言い、「出演者の妖怪化した姿をはじめ、妖怪たちの自由さや奔放さ、それぞれの個性がとても素敵に輝いている作品です」と話している。なお、脚本は「SPEC」シリーズなどの西荻弓絵、「世にも奇妙な物語」シリーズで知られるブラジリィー・アン・山田ほか。監督は「怪談新耳袋」シリーズの豊島圭介、「おっさんずラブ」の山本大輔が担当する。第1話あらすじ借金取りに追われ、キャリーケースを引きずりながら住宅街を逃げ走る目黒澪(小芝風花)。彼氏の健太郎に助けを求めるために部屋へ向かうが、そこには健太郎のほかに女性の姿が。混乱する澪に健太郎は迷惑そうに帰れと言い放ち、実は二股をかけられていたうえに、自分が2番目だった事実を知る。そもそも借金を背負うことになったのは、健太郎が原因だったのに…。澪は特にやりたいこともなく、とりあえず就職できた会社で事務として働いていた。ゆくゆくは無難に社内恋愛、結婚、出産と考えていたなか、おしゃれなイケメン・健太郎と出会ったのだが、これがとんでもないダメ男。デート代も趣味のアンティーク時計を買うためのお金も、澪を言いくるめては払わせ、挙句の果てには、結婚をちらつかせて健太郎の仕事のミスも澪が被ることに。結局澪は会社をクビになり、借金を背負い、家も追い出され、失意のなか道端で倒れてしまったところを、伊和という女性に助けられる。伊和が住むシェアハウスで目覚めた澪は、住民たちに事の顛末を涙ながらに聞いてもらうが、どこか住人たちの様子がおかしい。その晩は空き部屋で寝かせてもらうことになったが、夜中に目覚め居間を覗くと、そこには妖怪たちの姿が…!土曜ナイトドラマ「妖怪シェアハウス」は夏、毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年06月10日イーライ・ロスと『クワイエット・プレイス』脚本家コンビのホラー界最強タッグが放つ“生存率0%”のアトラクション・ホラー『HAUNT』(原題)が、邦題を『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』として公開決定。併せて、ビジュアルが解禁となった。一度足を踏み入れたら二度と生きては出られない、惨劇の館に足を踏み入れてしまった者たちに待ち受ける絶望のスパイラルを描いた本作。恐怖の仕掛人は、『キャビン・フィーバー』『ホステル』などのガチ恐ホラーに加え『デス・ウィッシュ』などヒット作を世に放ち、プロデューサーとしても若い才能の台頭を積極的に後押ししている鬼才イーライ・ロス。そんなロスのプロデュースの下、監督を務めたのは『クワイエット・プレイス』で“音を立てたら即死”という衝撃設定を生み出して絶賛された気鋭の脚本家コンビ、スコット・ベックとブライアン・ウッズ。『クワイエット・プレイス』と同時に脚本執筆が進められたという本作は、過去のホラー映画へのリスペクトを表明しつつ、お化け屋敷という舞台装置を21世紀のホラーとして見事に機能させた。ホラー界の最重要人物たちのコラボレーションが開花した作品としても必見である。主演を務めるのは、人気ドラマ「NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち」で主人公を演じ、女性からの支持を得たケイティ・スティーブンス。このほか、ウィル・ブリテン、ローリン・マクレーンら今後のハリウッドを担う若手俳優たちが集結している。今回解禁されたビジュアルは、真っ暗な闇の中からピエロのマスクを被った殺人鬼が顔をのぞかせ、こちらを見つめているもの。「ようこそ、殺人鬼がつくったお化け屋敷へ―」というコピーが添えられ、若者たちの来訪を待ち受ける不気味な微笑みを感じさせるビジュアルに仕上がっている。『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』は近日、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年04月29日マンガエッセイスト・川原和子さんに「その言葉と表情に心が揺れる。色気を放つマンガのセリフ」を教えていただきました。非日常的な色っぽいセリフも、マンガだとなぜか受け入れられる。絵と言葉、コマ割りで構成されるマンガの世界。しかも色は、ペンの黒と地色の白のみ。構成要素は非常にミニマムであるマンガ。「線で描かれる美しい絵と心に響くセリフの融合で生み出される色気は、ときに紙の上に脈打つような熱を孕み、私たちを誘惑するのだと思います。また、実写だと少し大仰で不自然に感じてしまうようなセリフでも、作者の世界観がしっかりと確立されている作品であれば、なぜか違和感なくその色気を味わえてしまうのも、マンガの不思議な魅力です。“絵と文字とコマ割りが織りなす世界を読む”という、マンガ独自の快楽には、そこでしか楽しめない色気があるのだと思います」と言うのは、マンガエッセイストの川原和子さん。マンガに宿る色気は、他のメディアに比べて人と共有しやすい部分がある、とも。「“このコマ!”と言えるのもマンガの良いところ。語り合うことで新たな色気の発見もあるかもしれませんね」まあなんていうかわざとだからね河原和音『素敵な彼氏』6巻より高校生になったら彼氏が欲しい。そう思っていた主人公・ののかの彼氏である桐山くんは、常にポーカーフェイスのクールな男子。「付き合う前、内面がわからないミステリアスな男子でしたが、親しくなるにつれ、“わかりにくさ”の向こう側にある優しさや本音が垣間見えるようになる。その一例がこのセリフ。もどかしい行き違いを経て、ストレートに手の内を明かすギャップが、色気を際立たせる気がします」1~12巻各¥440/集英社©河原和音/集英社リリアン自力じゃ無理でした河内 遙『関根くんの恋』1巻より容姿端麗&なんでもできる主人公の関根くんは、他人から欲望の眼差しを向けられる一方、自分の欲望には無自覚。「リリアンに挑戦したもののできなかった、という顛末を、手芸店の女子に伝えるこのセリフ。一見色気と無縁の言葉ですが、涙を浮かべた無防備な表情で口にすると一気にパワーワードになり、罪作りな色気を発露。傍目には完璧な彼が、自分の気持ちに対しては恐ろしく無知。そのアンバランスさが彼のセリフに色気を宿すのでは」全5巻¥952~/太田出版©河内遙/太田出版きみもおいでよひとりではさびしすぎる……萩尾望都『ポーの一族』1巻より不朽の名作であり、現在も新作が描かれる本作。不老不死の吸血鬼、ポー一族の一人であるエドガー。永遠に成長できないという絶対的な孤独の中で生きる彼が、アランという少年と知り合い、彼を吸血鬼の世界に誘うときのセリフ。「彼の深い絶望と、他者を求めずにはいられない“人の業”が凝縮された言葉。前後のコマではエドガーの妖しい魔的魅力が描かれ、このコマの気品すら感じる表情と合わせて、超越的な色気を放っています」全5巻各¥420/小学館©萩尾望都/小学館“恋”なので仕方ありません西 炯子『娚おとこの一生』1巻より30代半ばの主人公・つぐみは、亡くなった祖母の家で、51歳の哲学者・海江田と奇妙な同居生活を始める。恋愛が苦手なつぐみを海江田は翻弄。親族の前で、突然公開プロポーズをするのがこの場面。「ふだんは飄々とし、地位も分別もある大人の男が、公の場で“私”極まりない恋心を堂々と宣言。本質的なことをぶれずに伝えるストレートさと、ある種の強引さが、愛の言葉をあまり口にしない日本の男性の中では稀有。それが色気の源なのでは」全4巻各¥429/小学館©西炯子/小学館かわはら・かずこマンガエッセイスト。著書に『人生の大切なことはおおむね、マンガがおしえてくれた』(NTT出版)が。※『anan』2020年4月1日号より。(by anan編集部)
2020年03月29日⻲梨和也主演のホラー映画『事故物件 恐い間取り』が、2020年8月28日(金)より全国公開される。<事故物件住みます芸⼈>松原タニシによるノンフィクションホラー原作は、<事故物件住みます芸⼈>として活動する、松⽵芸能所属の松原タニシによるノンフィクション書籍『事故物件怪談 恐い間取り』。その不気味なタイトルを持つ本の中身には、2012年のTV番組「北野誠のおまえら⾏くな。」の出演をきっかけに、数々の“事故物件”に住んでたタニシの恐怖体験が掲載。それぞれ“間取り付き”で紹介しているリアルな構造で、“怖すぎて部屋に入れない”と、発売以来話題を巻き起こした一冊だ。亀梨和也×ホラー映画の巨匠・中⽥秀夫映画は、そんなタニシの実話をベースに、『リング』『スマホを落としただけなのに』といった代表作を持つ、ホラー映画の巨匠・中⽥秀夫監督が描く。物語の主人公であり、売れない芸⼈・⼭野ヤマメを演じるのは、ホラー初主演となるKAT-TUNの人気メンバー ⻲梨和也だ。解禁された場面写真では、制作会社プロデューサーの提案で、ひとり暮らしの女性が殺されたという“いわくつき”の部屋に越してきたヤマメの姿を解禁。早速ヤマメの部屋の様子が気になるプロデューサーだったが、電話の向こうのヤマメに奇妙な違和感を感じるー。ヤマメに忍び寄る恐怖の正体とは一体ー⁈脇を固める豪華キャスト陣脇を固める俳優陣にも注目だ。ヤマメを取り巻く豪華キャスト陣お笑いコンビ・ジョナサンズでヤマメの相方・中井大佐を、映画「寝ても覚めても」の瀬戸康史が、ヤマメを密かに応援するメイクアシスタント・小坂梓を奈緒が務める。その他、ヤマメを取り巻く豪華キャスト陣は下記の通り。先輩・カオリ役…MEGUMI番組の放送作家・熊谷役…瀧川英次人気お笑いコンビ・肉戦車役…加藤諒、坂口涼太郎定食屋店主役…宇野祥平怪しい宮司・伊崎役…高田純次心霊研究家・篠崎役…小手伸也また、ベテラン女芸人ヒミコ役のバービーほか、有野晋哉・濱口優・団長安田・クロちゃんといったお笑い芸人たちも出演する。コメント亀梨は、「普段⾃分を応援してくださっている⽅々にとっても初めての姿をお⾒せできると思いますし、ホラーファンの⽅々にとっても⾃分は初めましての存在だと思うので、⾊んな⽅に楽しんで頂ける作品にできるよう撮影に励みたいと思います。」とコメント。一方中田監督は、「“住んでいる部屋が恐い”という、誰しも逃げようのない恐怖と共に、⻲梨さんが劇中で住む四つの部屋の、極上の“地獄巡り”を楽しんでいただきたい。」と、映画制作にかける思いの丈を語っている。クリアファイル特典付きムビチケ7月17日(金)より、特典ファイル付きのムビチケが、劇場窓口と通販サイトにて先着2万枚限定で発売。クリアファイルには、ビデオカメラを構えた亀梨和也演じるヤマメの姿が。クールな表情からでカメラを撮る姿と、カメラに映った何かに恐れ慄く表情を並べている。<あらすじ>売れない芸人が、「事故物件」に住んでみた― 芸人の山野ヤマメ(亀梨)は、中井大佐(瀬戸)とお笑いコンビ<ジョナサンズ>を組んでいたが、全く売れず、 結成から10年目となり、これ以上続けても無理だと感じた中井から、コンビを解散し放送作家になると告げられる。 突然ピン芸人となり途方にくれるヤマメは、番組プロデューサーの松尾雄二(木下)からTV番組への出演を条件に 「事故物件に住んでみろ」と無茶ぶりされ、殺人事件が起きた物件で暮らすことに。そこは一見普通の部屋だったが、 初日の夜、撮影した映像には白い“何か”が映っていたり、音声が乱れたり、様々な怪奇現象が。 OAした番組は盛り上がり、ネタ欲しさにさらなる怪奇現象を求めるヤマメは、不動産屋の横水純子(江口)に新たな事故物件の紹介を依頼。その後も様々な怪奇現象に遭遇し、ヤマメは“事故物件住みます芸人”としてブレイクし ていく。一方、<ジョナサンズ>のファンで、メイクアシスタントの小坂梓(奈緒)は、人気が出るほど危険な状況に陥っていくヤマメを密かに心配する。だがレギュラー番組も決定したヤマメは、次なる事故物件を求めて再び不動産屋・ 横水の元を訪れる。 そしてある事故物件で、ヤマメの想像を絶する恐怖が待っていた―詳細映画『事故物件 恐い間取り』公開日:2020年8月28日(金)全国公開原作:松原タニシ「事故物件怪談 恐い間取り」(⼆⾒書房刊)主演:⻲梨和也、奈緒、瀬戸康史、江口のりこ、MEGUMI、真魚、瀧川英次、木下ほうか、加藤諒、坂口涼太郎、中田クルミ、団長安田、クロちゃん、バービー、宇野祥平、高田純次、小手伸也、有野晋哉、濱口優監督:中⽥秀夫脚本:ブラジリィー・アン・⼭⽥企画・配給:松⽵■『事故物件 恐い間取り』ムビチケ情報発売日:7月17日(金)発売方法:・7月17日(金) 0:00〜チケットぴあ通販・7月17日(金) 全国の上映劇場(一部除く)にて劇場オープン〜※販売劇場の詳細は、映画公式サイト内劇場情報ページにて掲載。特典:オリジナルクリアファイル ※先着2万枚限定。
2020年01月24日特別な力を持つ少年が人類の脅威となる『ブライトバーン/恐怖の拡散者』。本作のプロデューサーを務めるジェームズ・ガンといえば、ホラー出身からマーベルの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に起用されたことでも知られる。そして、本作でメガホンをとったデヴィッド・ヤロヴェスキー監督もいま、大きな注目を集めているところだ。脚本家・監督・プロデューサーの顔を持つジェームズ・ガンは、『悪魔の毒々モンスター』などZ級映画で有名なトロマ・エンターテインメントにてキャリアをスタート。その後、ザック・スナイダー監督『ドーン・オブ・ザ・デッド』の脚本や自身監督の『スリザー』などのホラー作品で評価され、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の大ヒットにより、世界的有名監督の仲間入りを果たした。彼のようなキャリアを描く監督は現在のハリウッドでは珍しくなく、彼の前にも後にも多くの監督がホラー/ジャンル映画をきっかけに大きなチャンスを掴んでいる。『スパイダーマン』を大ヒットさせたあの人も!スプラッターホラー『死霊のはらわた』(’81)で業界に革命を巻き起こしたのがサム・ライミ。低予算ながらカルト的人気となり、その後『スパイダーマン』シリーズを監督し大ヒットに導いた。『ソウ』シリーズや『死霊館』シリーズなどで高い支持を得たジェームズ・ワンは、『ワイルド・スピード SKY MISSION』を大ヒットさせ、ジェイソン・モモア主演のDC作品『アクアマン』の監督に抜擢されると、こちらも大成功を収めた。さらに、あるようでなかった“電気を消した時だけ見える謎の影“という題材でヒットを飛ばした『ライト/オフ』(’16)のデヴィッド・F・サンドバーグも『シャザム!』の監督を任されるなど、ホラー出身の監督が大作アメコミ映画を担当し、内容、興行ともに評価されている。アメコミ映画だけじゃない、日本生まれのあの映画の監督もレジェンダリー・ピクチャーズが展開する「モンスターバース」シリーズの“ゴジラ”作品では、なんと3作全てがホラー/ジャンル映画出身監督が担当。『モンスターズ/地球外生命体』(’10)のギャレス・エドワーズは、本シリーズの1作目『GODZILLA ゴジラ』の監督に大抜擢され、後には『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』も手掛けた。『ブライアン・シンガーのトリック・オア・トリート』(’07)のマイケル・ドハティは、今年公開された『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を監督。日本から小栗旬らが出演する次作『Godzilla vs. Kong』(原題/’20)も『サプライズ』(’11)の完成度で高く評価されたアダム・ウィンガードが担当する。『ターミネーター』J・キャメロンや『ジョーズ』スピルバーグもさらに有名監督の中には、キャリアの初期はホラー/ジャンル映画を監督してきた人も多い。『アバター』『タイタニック』のジェームズ・キャメロンは、『ピラニア』の続編『殺人魚フライングキラー』(’81)でデビュー、その後『ターミネーター』を成功させ『エイリアン2』監督にも起用された。『E.T.』や『レディ・プレイヤー1』のスティーヴン・スピルバーグも、キャリア初期に追跡サスペンス『激突!』(’71)や海洋パニック・ホラー『ジョーズ』(’75)で高い評価を得ており、一般的にイメージはあまりないが、彼が監督する作品には目を覆いたくなるような残虐描写がしばしば見られるのも特徴だ。ジェームズ・ガンのお墨付き『ブライトバーン』監督は「抜群のセンスがある」この潮流に乗るべくして表れたのが、本作の監督を務めたデヴィッド・ヤロヴェスキーだ。ジェームズ・ガンも彼の才能を絶賛しており、「デヴィットには、ホラーやホラー的な音楽に対する抜群のセンスがあるんです。鼓動がどう作用するのか、どうやって飛び上がるほどの恐怖を設定するのか、シーンを見ている観客をどうやって怯えさせるのかを熟知しているんです」と明かす。「彼の仕事ぶりを見ているのは最高ですよ。以前から、デヴィッドのことをものすごく洞察力のある、頭のいい人だと思っていましたが、準備も怠らない。この映画を監督する前に、おそらく何千というホラー映画を観ているはずです」とコメントを残している。『ブライトバーン/恐怖の拡散者』は11月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブライトバーン/恐怖の拡散者 2019年11月15日より全国にて公開© The H Collective
2019年11月08日富士急ハイランドのホラーイベント「FUJI-Q HALLOWEEN 戦慄ホラーナイト」が、2019年10月20日(日)に開催される。閉園後の遊園地を舞台にしたホラーイベント誰もが気軽に楽しめるアミューズメントパークとして老若男女に愛される富士急ハイランドだが、実はその中に、年に一度、世の中がハロウィンに湧く時期にだけ開く”絶対に入ってはいけない”場所が存在するというーー。数々のゲストを恐怖の渦に巻き込んだ「戦慄迷宮」で培った数々の“恐怖要素”が盛り込まれた本イベントは、その”絶対に入ってはいけない”場所に迷い込んだ参加者が、襲いくる総勢100体もの亡霊たちから逃げながら、閉園後の暗く静まり返った園内をめぐるホラーイベントだ。悪霊犇(ひし)めく敷地内から生還できるか?脱出を目指す参加者は、亡霊たちの巣窟である「絶凶・戦慄迷宮~収容病棟篇~」、足音が響き渡る不気味なシアターホール、突如現れた不気味な廃坑、普段立ち入ることが出来ないバックヤードなど、暗闇に包まれた園内を、たった1本の懐中電灯を頼りに隈なく探検することになる。富士急ハイランドスタッフ(社長含む)が亡霊におぞましい形相で参加者に襲いかかる亡霊たちは、総勢100人のスタッフと富士急ハイランドの“社長”自らが変貌を遂げたもの。果たして、悪霊犇めく敷地内から無事に生還することが出来るのか?恐怖耐性に自信のある富士急ファンは、1日限りの本イベントに是非チャレンジしてみてはいかがだろう。開催概要「FUJI-Q HALLOWEEN 戦慄ホラーナイト 2019」開催日:2019年10月20日(日)時間:18:40~19:50分(予定)料金:2,000円(記念品付)/名 ※フリーパス購入者限定※富士急ハイランドのフリーパス(年パス、アフタヌーンパス含む)の所持者が参加対象。※15歳以下は、20歳以上の同伴が必要。※未就学児は参加不可。※グループは1組最大4名まで。定員:100名(前売限定)申込方法:Yahoo!JAPAN PassMarketにて抽選後、前売りチケットを販売。申込みサイト:抽選申込み:〜2019年10月7日(月)23:00【問い合わせ先】富士急ハイランドTEL:0555-23-2111
2019年10月06日ジェフリー・ディーン・モーガンが『Shrine』に主演することになった。これは同名のホラー小説を映画化するもので、プロデューサーにはサム・ライミも名を連ねる。監督、脚色はエヴァン・スピリオトプロス。モーガンが演じるのは、落ち目のジャーナリスト。ある時、東海岸の小さな街で、ある“ミラクル”を発見した彼は、それをキャリアの復活に利用する。しかし、その“ミラクル”には、恐ろしい側面もあった。撮影は来年2月にスタートの予定。モーガンは『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』『ウォーキング・デッド』などテレビドラマで主に活躍。映画の代表作には『ウォッチメン』などがある。文=猿渡由紀
2019年09月19日江戸の昔から、怪談話は夏の風物詩!怖い話を聞くと背筋が凍るというけれど、実際に自律神経の関係で寒気を感じるとかなんとか。暑い夏は、ホラー映画を満喫すべし!『チャイルド・プレイ』死が二人を分かつまで?人形遊びは早めに卒業したほうがいいかも。母親と新居に越してきたアンディは、誕生日に最先端テクノロジーを搭載したバディ人形をもらう。自ら“チャッキー”と名乗った人形は、実は返品予定の欠陥品だった!?ホラー史に残る名作のリメイク版で、殺人人形もパワーアップ。可愛くないのは相変わらずだが、凶暴度がさらに増して、怖さも倍増。監督/ラース・クレヴバーグ出演/オーブリー・プラザ、ガブリエル・ベイトマンほかTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中。©2019 Orion Releasing LLC. All Rights Reserved. CHILD’S PLAY is a trademark of Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.『アス』ジャンルの枠を超えた斬新なホラー。1986年の夏、海岸沿いの遊園地で迷子になったアデレードは不思議な体験をする。成長し、家族と故郷に戻った彼女の前に謎の4人組が現れ…。幼少期のトラウマや想像を超えた世界観で観る人を恐怖の底に突き落とす、J・ピール監督らしさ満載のサスペンス・ホラー。監督・脚本・製作/ジョーダン・ピール出演/ルピタ・ニョンゴ、ウィンストン・デューク、エリザベス・モスほか9月6日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。©Universal Pictures『ゴーストランドの惨劇』先読み不可能な悪夢の展開にゾゾッ。叔母から相続した家に越した夜、暴漢に襲撃された母娘。母親の反撃で助かり、現在はホラー小説家として活躍中のベスは、ある日、錯乱した姉から電話を受ける。帰省した彼女を待っていたのは?『マーターズ』でホラー界に躍り出た鬼才ロジェが生み出す悪夢は、トラウマをもたらすこと必至。監督・脚本/パスカル・ロジェ出演/クリスタル・リード、アナスタシア・フィリップスほか8月9日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開。©2017‐5656 FILMS‐INCIDENT PRODUCTIONS‐MARS FILMS‐LOGICAL PICTURES※『anan』2019年8月7日号より。文・山縣みどり(by anan編集部)
2019年08月02日家族の実話をもとにインパクト系育児マンガを描いている「ヤマモト」さんをご存知でしょうか? ママのビジュアルがなんと、ぽっちゃり体形のひげおじさんなんです(笑)!その超印象的マンガのタッチとおもしろストーリーにファンが多いヤマモトさんの育児エピソードをご紹介します! ヤマモトさん家 まさかのパンツ姿のヒゲ母ちゃん、心優しいモヒカン父ちゃん、娘さん(現在は3歳)、ゴメス(飼い猫)の3人と1匹暮らし。 娘さんの視点 ドレスじゃない……見てるところ絶対ドレスじゃない……(笑)!!! な、、なんかごめん。わ、悪い夢見せちゃったかな…。そして娘さんの、この強烈な表情! ワニさんじゃないよー安心してぇー! 傘を買うと決めた日育児あるあるすぎるー! 子どもって、傘好きですよね。自分がずぶ濡れになろうとて、娘ちゃんの希望を叶えるヒゲ母ちゃんの姿に深い愛を感じます…! 感情移入が突然。まさかおててのバイキンの気持ちになるなんて…! 娘ちゃんの斜め上すぎる手洗い現場、ほほえましいですねぇ。 2~3歳の娘ちゃんの育児エピソードをご紹介しました。ヤマモトさんのインパクト系育児マンガはどれも、クスッと笑えて、ほっこりする、そんなエピソードばかりです。ぜひTwitterからチェックしてみてくださいね! 協力/ヤマモト(Twitter@ymmtkid) 娘さんが猫の豆知識を教えてくれました。 pic.twitter.com/M40ClGlN26— ヤマモト@電子5巻発売中 (@ymmtkid) 2019年5月18日
2019年06月16日トラウマ・ホラーの代名詞『マーターズ』で監督を務め、ホラー・ファンに一躍その名を轟かせたフランスの鬼才パスカル・ロジェ監督が6年ぶりにメガホンをとった『GHOSTLAND』が邦題を『ゴーストランドの惨劇』とし、日本公開することが決定。併せて、メイン写真が解禁となった。■ストーリー人里離れた叔母の家を相続し、そこに移り住むことになったシングルマザーのポリーンと双子の娘。姉のヴェラは奔放で現代的な少女。一方、妹のベスはラヴクラフトを崇拝する内向的な少女で、双子の姉妹ながら性格は正反対だった。新居に到着したその日の夜、2人の暴漢が家に押し入り、突然の惨劇が一家を襲う。娘を守ろうとする母は必死に反撃。そして姉妹の目の前で暴漢たちをメッタ刺しにしてしまう。惨劇から16年後、ベスは小説家として成功したが、ヴェラは精神を病み、いまもあの家で母と暮らしていた。久しぶりに実家に戻ったベスを母は迎え入れるが、ヴェラは地下室に閉じこもっていた。そして、ベスに向かって衝撃の言葉をつぶやく――。■トラウマ・ホラーの鬼才が仕掛ける“絶望のトリック”本作で監督を務めるのは、フランスの鬼才パスカル・ロジェ監督。2009年に渋谷の劇場で公開された作品『マーターズ』の壮絶な内容は、『サスペリア』のダリオ・アルジェント監督も絶賛。瞬く間にホラー・ファンの間で話題沸騰となり、公開から10年経った現在もトラウマ・ホラーの代名詞として名前が挙がるほど。本作は、2012年の『トールマン』を経て、6年ぶりにロジェ監督が撮り上げた待望の長編作品。主人公の姉妹が絶望的な惨劇に巻き込まれる様は、女性2人を主役に据えた『マーターズ』と通じるものがある。本作ではさらに全編に張り巡らせた伏線と罠に、観る者は巧みに翻弄され、ロジェ監督が作り上げた“狂気の迷宮”に迷い込んでいく。今回解禁となったメイン写真は、暗い部屋から覗く緊迫した表情の1人の女性が写し出されている。彼女の正体は?顔の傷と涙で潤んだ瞳が意味するものとは?好奇心を掻き立てられる1枚となっている。凄惨な恐怖描写は2度と見たくないが、罠にはまったあなたは必ず2回観たくなる――。映画史上最も不快なトラウマ映画に引き続き注目したい。『ゴーストランドの惨劇』は8月9日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月23日ホラー映画『ハロウィン』が、2019年4月12日(金)に全国公開される。ブギーマンの恐怖再び1978年、ホラー映画の鬼才ジョン・カーペンター監督が生み出した映画『ハロウィン』は、後世に語り継がれるホラーキャラクター“ブギーマン”と、恐怖を煽る象徴的な音楽で全米を震撼させ、以後のホラー映画に影響を与えた伝説的な作品。その公開から約40年の月日を経て、再び『ハロウィン』がスクリーンにカムバック。デヴィッド・ゴードン・グリーン監督のもと、前作の40年後が舞台となった新たな恐怖のストーリーが描かれる。ブギーマンの正体とは…?本作は、40年前のハロウィンに起きた凄惨な殺害事件の真相を追うジャーナリストの話から始まる。殺人鬼の名前は、マイケル・マイヤーズ。長い間精神病棟で隔離されていた彼は、40年間一言も話すことなく、正体は一切不明。余りの恐怖に人々は彼を“ブギーマン”と呼んだ。前作でも人々を震撼させた“ブギーマン”だが、生い立ちや行動の動機は全てベールに包まれている。マスクに覆われた不気味な顔、大人を片手で軽々と持ち上げる怪力、何発もの銃弾を受けても立ち上がる不死身の肉体…。恐怖の化身とも呼べる存在だが、ハロウィンの前夜のとある事件をきっかけに、ブギーマンは精神病棟からの脱走を図り再び街に解き放たれてしまうーー。主人公・ローリーが宿命の対決に挑む40年前に人々を震撼させた殺人事件の唯一の生き残りであり、本作の主人公となる、ローリー・ストロ ードを演じるのは、ジェイミー・リー・カーティ。40年前にブギーマンの魔の手から逃れて以来、家族と疎遠になってもなお、来る再会に備えて孤独に“ヤツ”を待ち続け、ついに宿命の対決に臨む。前作ではただ必死に逃げ惑うだけだったローリーが、時を経て強い女性へと変化を遂げているのも本作の見どころ。情け容赦のないブギーマンに対して、銃やナイフを手に決死の覚悟で立ち向かうローリーの姿が描かれている。【詳細】映画『ハロウィン』公開日:2019年4月12日(金)監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン脚本:ダニー・マクブライド、デヴィッド・ゴードン・グリーン製作:ジェイソン・ブラム音楽:ジョン・カーペンター、コーディ・カーペンター出演:ジェイミー・リー・カーティス、ジュディ・グリア、アンディ・マティチャック、ニック・キャッスルほか原題:Halloween/106分/R-15指定あらすじジャーナリストのデイナとアーロンは、40 年前のハロウィンに起きた凄惨な殺害事件の真相を追っていた。殺人鬼の名前はマイケル・マイヤーズ。彼は 40 年間、一言も話すことなく動機や感情は一切不明。あまりの恐怖に人々は彼を“ブギーマン”と名付けた。事件の被害者で唯一の生き残りローリー・ストロードにインタ ビューするも収穫はなかった。しかし、ローリーは再びマイケルが目の前に現れることを恐れ、いつ起きるか分からない非常事態に一人備えていたのだ。その予感は最悪 の形で現実となる。ハロウィン前夜、精神病棟から患者を輸送する車が横転し、マイケルが脱走してしまう。娘のカレンはローリーの言うことを信じず、孫娘アリソンも パーティに出かけてしまっている。ローリーは再び街に解き放たれた“ブギーマン”と対峙することを決意。恐怖に満ちたハロウィンの夜が始まる―。
2019年03月28日ホラー映画『へレディタリー/継承』が、2018年11月30日(金)に公開される。“トラウマ級”ホラー『へレディタリー/継承』は、トラウマ級の恐怖で全米を震撼させたホラー映画作品。グラハム家の祖母・エレンが亡くなるところからスタートする物語は、序盤から不穏な雰囲気に満ちている。祖母が家族に遺した“受け継いだら死ぬ何か”が、恐怖とともに家族に襲い掛かる。家の中の何でもない暗闇が映るだけで恐ろしく、じわじわと恐怖を観客の脳裏に刻んでいく。また、物語の全編にわたり、恐怖のフィナーレに至る伏線が張り巡らされており、周到に計画された本編の“謎”が見所となっている。監督はアリ・アスター監督・脚本を務めたのは、本作が長編映画監督デビュー作となるアリ・アスター。発想や演出、すべてのシーンが恐怖のラストへ繋がる計算し尽された脚本と、異常なまでの完成度は、ホラー映画の新たな到達点となったとの評価も受けている。主演は『シックス・センス』のトニ・コレット主演は『シックス・センス』『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレット。製作は、アカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』を生み出し、『レディ・バード』など、設立6年目にして話題作を次々と発表し、オスカー常連となった最注目の映画スタジオ・A24だ。ヒグチユウコ・政田武史などのイラストもグッチ(GUCCI)とのコラボレーションで知られる画家・絵本作家のヒグチユウコや、画家・現代美術作家の政田武史からは、作品をイメージしたイラストが寄せられた。想像力を掻き立てられるストーリーの世界観を表現している。ストーリーグラハム家の祖母・エレンが亡くなった。エレンは気難しく、謎の多い人物だった。エレンの遺品が入った箱には、「私を憎まないで」というメモが挟んであった。エレンの娘アニーは、過去の出来事がきっかけでエレンに愛憎入り交じる感情を抱いていた。自らの人生を精巧なミニチュアで表現するアーティストであるアニーは、エレンとの暗い思い出をミニチュアにし、セラピーにも通う。夫のスティーヴン、内気な高校生の息子ピーター、祖母に溺愛されていた対人恐怖症の娘チャーリーとともに、家族を亡くした哀しみを乗り越えようとしていたのだ。自分たちがエレンから忌まわしい“何か”を受け継いでしまってことに気づかぬまま・・・。チャーリーの様子がおかしい。祖母が遺した“何か”を感じているのか、不気味な表情で虚空を見つめている。彼女の部屋を覗くと、アニーがミニチュアを作るように、チャーリーも自分の部屋でこっそりと人形を作り続けていた。それは、動物の生首とガラクタでできた狂気のオブジェだった。やがて奇妙な出来事がグラハム家に頻発する。不思議な光が部屋を走る、誰かの話し声が聞こえる、暗闇に誰かの気配がする・・・。そして最悪な出来事が起こり、一家は修復不能なまでに崩壊。そして想像を絶する恐怖が一家を襲う。“受け継いだら死ぬ” 祖母が家族に遺した“何か”とは一体?詳細映画『へレディタリー/継承』公開日:2018年11月30日(金)出演:トニ・コレット、ガブリエル・バーン、アレックス・ウォルフ、ミリー・シャピロ、アン・ダウド脚本・監督:アリ・アスター製作:ケビン・フレイクス、ラース・クヌードセン、バディ・パトリック原題:HEREDITARYPG-12
2018年12月02日北欧といえば、女子が憧れるインテリアやライフスタイルで知られていますが、その洗練されたセンスは映画界でも注目の的。そんななか、北欧ホラーの新たな衝撃作が誕生し、話題となっています。今回ご紹介する作品とは……。美しくも恐ろしいイノセントホラー『テルマ』!【映画、ときどき私】 vol. 193ノルウェーの人里離れた田舎町で生まれた少女テルマ。信仰心が強く、抑圧的な両親のもとで育ったテルマには、なぜか幼少期の記憶がなかった。その後、大学生となったテルマは、学校に通うため、オスロでひとり暮らしを始めることに。そこで出会った同級生のアンニャと初めての恋に落ちるテルマ。募る欲望と罪の意識とに引き裂かれそうになりながらも、魅力的な彼女に惹かれていってしまうのだった。そして、テルマは不可解な発作に襲われるようになり、そのたびに周囲では不気味な出来事が起こるようになる。封印されたはずの “恐ろしい力” がついに解放されようとしていた……。本作はアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞では外国語映画賞のノルウェー代表にも選ばれ、さらに世界各国の映画祭を震撼させた話題作ですが、今回はこの作品に込めた思いをこちらの方に聞いてきました。それは……。北欧が誇るヨアキム・トリアー監督!鬼才ラース・フォン・トリアー監督の親戚でもあるヨアキム・トリアー監督(写真・右)は、2006年に長編監督デビューし、本作が長編4作目。現在は、ノルウェーを拠点にしていますが、すでに国際映画祭の常連となるほどの才能を見せつけており、2013年には「ニューヨーク・タイムズが選ぶ注目の監督20人」にも選出されたことがあるほど。そこで、新たな挑戦ともなった本作について、語ってもらいました。何にも縛られないジャンルを超えた作品になった―監督自身は本作を「ロマンティック・スーパーナチュラル・スリラー」と名付けているように、ジャンルにとらわれないあらゆる要素が含まれていますが、このストーリーをどのように構築していったのでしょうか?監督僕はこれまでの長編3作品では、人間関係や人間の心理に迫るものばかりを手がけてきていたから、今回は自分なりに空想の世界に飛び込んでみようと、純粋なホラーを作りたいと最初は思っていたんだ。でも、あまりにも僕の心がキャラクターに寄り添いすぎてしまったから、ホラーという意味では違うものになってしまったともいえるかもしれないね(笑)。―その過程で影響を受けたり、意識していたりしたことはありますか?監督今回は、スティーヴン・キングやヒッチコックの映画で描かれてきたようなサスペンスの手法と人間の意識下にあるものとをミックスしてみたいというところからスタートしていたんだ。「我々が頭のなかで描くファンタジックな空間」というのを模索してみたかったからこそ、いままでのアプローチとは違うものになったんじゃないかな。だから、この作品というのは、枠組みに収まったり、何かに縛られたりするようなものではなく、ジャンルを超えたものになったんだ。そして、それと同時に映画で伝統的に描かれてきた “スーパーナチュラル” を祝福する映画でもあるんだよ。映像においてこだわったこととは?―そういった意味でも監督にとっては、チャレンジの多い作品だったということですね。特に、映像的なチャレンジが大きかったと感じているようですが、なかでも難しかったことはどんなことでしょうか?監督いまはデジタル技術が進化してCGが使えるようになっているけれど、やはり観客にとって実際に撮るものと感覚的に等しいものでなければいけないんだ。つまり、「見て信じられなければ成立しない」ということなんだよ。だからこそ難しいんだけど、この作品では人間の髪や氷を描くのが一番大変だったかな。というのも、人間がもともと知っているものだから、ちょっとでも違うと、みなさん「違う」と本能的に反応してしまうからね。ロボットや怪獣のような空想的なものは、実際に存在しないものだから共有できてしまうんだけど、今回は触れられるようなリアルさと「わかるわかる」と感じさせるようなものを作るというのが大切なポイント。僕にとって映画というものは、体験するものであり、感じるものであるから、そこがすごく重要だったんだ。本作ではデジタル技術において素晴らしいコラボレーターたちを北欧から集めて作ることができて、僕にとっては最高な経験だったよ。肉体と映画がつながる瞬間を体感できるはず―こだわりの映像のなかでも、テルマがフラッシュライトを浴びるシーンが印象的で、まるで自分とテルマがリンクするような感覚にもなりましたが、あのシーンに込めた思いを教えてください。監督あのフラッシュライトはすごく考え抜いて取り入れたんだけど、映画的空間においても重要な部分なんだ。僕は幼い頃から、世界中の映画を観てきたシネフィルで、たとえば塚本晋也監督の『鉄男』シリーズやアメリカのホラー映画とかをたくさん観まくってきたけど、そのなかで自分が一番グッとくるのは、やはり映像。特に、自分の肉体と映画がつながりを感じられる瞬間なんだ。だから、今回もみなさんの体を通して、映画的体験というものを味わうことができるように考えて取り入れたんだよ。ホラーやスリラーのおもしろいところは、「見てみたいけど、ちょっと怖い」みたいな気持ちが観客にあることによって、作り手はリズムで遊ぶことができること。つまり編集することで、怖さと好奇心との両方をひきつけるようなシーンを作ることができるというのが醍醐味なんじゃないかな。この作品の場合、テーマのひとつは「コントロールを失うことへの不安」。テルマのアイデンティティの部分と観客がリンクしてくれるような作りにもなっているから、みなさんにとっても、おもしろいと感じてもらえるシーンだといいなと思っているよ。解き放たれる自由を女性に感じて欲しい―本作では若い女性が成長する姿も描かれているので、日本の女性たちにもこの作品から感じて欲しいことをメッセージとしてお願いします。監督この作品は、家族や社会という枠組みのなかで、自分のなりたい人間になろうとする苦悩を抱えている現代の女性を描いた物語。だから、解放や自由、そして女性としてより力を持つ、そういう部分が本質的なテーマでもあるんだ。背景には女性としていろいろな機会を与えられていないことだったり、自分に自信がなかったりする部分もあるけれど、僕が描こうとしていたのは、新しい体験をしながら、自分が望む人生や本当の自分をどうやって見つけていくのかというプロセス。みなさんにもそれが伝わるといいなと思っているよ。とはいえ、エンタメとして楽しんでもらえる映画にもなっているから、ぜひ観てもらいたいね。忘れられない刺激的な体験となる!北欧ならではのスタイリッシュな美しい映像に反して、先の見えない恐怖と緊張感に釘づけになってしまう本作。ジャンルを超えた展開と予測不可能な衝撃のラストに、あなたのなかに封印された思いも解放されてしまうかも!?目が離せない予告編はこちら!作品情報『テルマ』10 月 20 日(土) YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマ ントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開配給:ギャガ・プラスⓒ PaalAudestad/Motlys
2018年10月18日ホラーの常識を覆した最高傑作との呼び声も高い、ホラー映画『へレディタリー/継承』。現代ホラーの頂点と批評家から最高の評価を受け、トラウマ級の恐怖で全米を震撼させた本作の日本オリジナル予告編がついに公開された。『シックス・センス』『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレットを主演に迎え、本作の監督・脚本を務めたのは、これが長編映画監督デビュー作となるアリ・アスター。天才的な発想と演出、ラストへつながる恐怖の伏線を全て回収する徹底した脚本と異常なまでの完成度は、ホラー映画の新たな到達点とまで言われている。今回公開された予告映像は、先に公開された30秒予告映像よりも恐怖感が一層倍増。「祖母が遺した“何か”を受け継いだら死ぬ」というテロップとともに、想像を絶する恐怖に襲われる家族の姿が映し出されている。祖母が遺した“何か”を感じているのか、鳥の死体から首を切り落とそうとする不気味な表情の孫娘・チャーリー、部屋を走る不思議な光、突如聞こえる奇妙な音など次々と凍りつくような恐怖に見舞われ絶叫する一家。家の中で亡くなったはずの母の姿を見かけ悲鳴をあげる娘・アニーや、授業中に不審な音を聞き突如、机に頭を打ち付ける孫・ピーターの姿、天井に頭を叩きつける“何か”、燃える人影など、畳みかけるような恐怖映像は、予告編にもかかわらずトラウマレベルの恐怖を体感できるはずだ。ひと足早く本作を鑑賞した日本の映画ライター、評論家たちからも「今まで観たホラー映画の中で一番怖い」「想像以上の怖さ」と称賛の声が相次いでいる。『へレディタリー/継承』は11月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:へレディタリー/継承 2018年11月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018 Hereditary Film Productions, LLC
2018年10月16日アメリカとロシアの最新ホラー映画が、「ホラーバトル・ウィークス 21世紀の東西冷戦バトルホラー映画編」として激突。アメリカ発『ドクター・エクソシスト』(原題:Incarnate)とロシア発『ゴースト・ブライド』(英題:The Bride)が、11月25日(土)より同日公開されることが決定した。アメリカ代表は、車椅子の科学者が主人公となる、ハリウッド生まれのかつてないエクソシスト映画『ドクター・エクソシスト』。ドクター・セス・エンバーは悪霊に憑依された人間の潜在意識に入り込み、除霊を行う有能なエクソシスト。しかし、過去に妻と娘を悪霊によって殺され自身も車椅子となり、いまは復讐のみを目的に生きている。ある日、バチカンの手に負えず彼のもとにやってきた11歳の少年キャメロン。彼に取り憑いているのは、エンバーが追い続ける悪霊“マギー”だった。潜在意識の中では健康体で最強のエクソシストとなるエンバーは、マギーとの戦いに挑んでいく。キャメロンを母親のもとへ無事に返すことができるのか!?宗教ではなく科学で悪魔払いをする車椅子のヒーローを演じるのは、『ダークナイト』『ハドソン川の奇跡』のアーロン・エッカート。「ゲーム・オブ・スローンズ」の“紅の女”メリサンドル役で知られるカリス・ファン・ハウテン、『そして、ひと粒のひかり』でコロンビア人として初めてアカデミー主演女優賞にノミネートされたカタリーナ・サンディノ・モレノ、海外ドラマ「GOTHAM/ゴッサム」で少年時代のブルース・ウェインを演じたダヴィード・マズーズと豪華キャストが出演。監督は『カリフォルニア・ダウン』のブラッド・ペイトン。製作に『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』、近作では『ゲット・アウト』など、革新的なホラー作品を次々と送り出すヒットメイカー、ジェイソン・ブラム。これまでにはない、現代的な要素を取り入れた新たなエクソシト映画として、日本に上陸する。一方、ロシア代表は、19世紀から伝えられた死者を甦らせる恐ろしい儀式を、現在に復活させる『ゴースト・ブライド』。恋人のヴァンヤと婚約した女子大生のナスチャは幸せに満ちあふれていた。2人は結婚式を挙げるためにヴァンヤの実家へと向うが、彼女の実家は不思議な空気に包まれ謎めいている。この家に着いてから、次々と幻想に襲われるナスチャ。彼女は死者を甦らせる惨劇の儀式の幻想を見る。だが、それは幻想ではなく、ヴァンヤの曽祖母オルガを現世に甦らせるため、儀式の生贄として捧げられたナスチャ自身だった。彼女は花嫁=生贄として、この家に迎えられたのだ…。死者を甦らせる儀式には生贄は、その生贄は花嫁(ブライド)。ミステリアスなベールに包まれた帝政ロシア時代の儀式と恐怖を、『ミラーズ 呪怨鏡』(’15)で脚光を浴びホラー映画の演出に定評のあるスヴィヤトスラフ・ポドゲイエフスキー監督が映像化。異様な儀式をさせられそうになる花嫁役に抜擢されたのは、長編映画初主演となるロシアの新星女優ヴィクトリア・アガラコヴァ。古典的なサスペンスの構造と、帝政ロシアの伝承に基づく独自のテーマが組み合わさった本作は、今年に開催された第4回ブライトナイツ・ホロラント映画祭で最優秀撮影賞を受賞。予告編はYouTubeですでに200万回以上視聴され、注目を集めるロシア発の最恐のホラーだ。この2作品は、「ホラーバトル・ウィークス 21世紀の東西冷戦バトルホラー映画編」として上映。ホラーDVDなどの抽選プレゼント企画や相互割引、先行オールナイトなどが予定されているという。秋のホラー映画の“東西冷戦バトル”を見逃さないで。『ドクター・エクソシスト』&『ゴースト・ブライド』は11月25日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて(text:cinemacafe.net)
2017年08月15日サンシャイン水族館では、ホラー水族館「あやかしの人魚」を2017年9月28日(木)から11月5日(日)まで開催。怖い“人魚”をテーマにしたホラー水族館サンシャイン水族館では、2016年10月に第一弾となるホラー水族館「呪いの水櫛」を実施。水族館での新しい恐怖体験が人気を呼び、期間中は約2万人が訪れた。第2弾となる今回も、お化け屋敷プロデューサー・五味弘文とコラボレーション。テーマは、美しさと怖さの2面性を持った「人魚」だ。ある男に恋をした人魚が、一日だけ人間の姿となり陸にあがって 人間との楽しい思い出を手に入れるが、 友人の裏切りによってその思いが激しい怨みに変るというストーリー。水族館の特性を活かした視覚と聴覚で「恐怖」を体験できる内容となっている。ホラーカフェも登場また、ホラー水族館の開催に合わせて、サンシャイン水族館内の「カナロアカフェ」がホラーカフェに変身。赤い真珠の入った貝殻をイメージした「ホラーバーガープレート」や、カルピス味の目玉が入った「人魚の目玉ドリンク」といったメニューが提供される。さらに、ショップの「アクアポケット」では、ショッキングな見た目の「もぎ取る人魚クッキー」が販売される。詳細ホラー水族館「あやかしの人魚」開催期間:2017年9月28日(木)〜11月5日(日)営業時間:18:30〜22:00 ※水族館の通常営業は18:00(最終入場 17:00)まで会場:サンシャイン水族館住所:東京都豊島区東池袋3-1 ワールドインポートマートビル・屋上<チケット>発売日:2017年9月11日(月)~取り扱い:ファミリーマート店内設置の「Fami ポート」価格:大人 2,200円、学生(大学・専門・高校) 1,800円、ペア 3,500円、こども(小・中学生)1,200円、幼児(4歳以上) 700円※こども、幼児料金の方は高校生以上の方の同伴の下入場。また、未就学児の入場は同伴者の同意が必要※ペアチケットは本イベント期間のみの販売※音声ガイド付き※「Fami ポート」販売状況により水族館チケットカウンターで当日チケットを10:00から販売する場合もあり※金額はすべて税込
2017年08月12日カルト的な人気を誇り、1975年に映画化もされたミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』。2011年にはいのうえひでのり演出、古田新太主演で上演、大きな話題を呼んだ。そして今秋、再び古田が『ロッキー~』に帰ってくる。演出を担うのは、いのうえから直々の指名を受けた河原雅彦。さらに新参加となる小池徹平を加えた3人に話を聞いた。ミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』チケット情報元々『ロッキー~』の大ファンだという河原も、前回のいのうえ版を「完璧」と絶賛。だが映画寄りに作られたいのうえ版に比べ、「僕のロッキー体験としては、作り手側が意図しないところで、お客さんが楽しみ方をどんどん発展させていった印象が強い。例えば雨のシーンでは、客席でも新聞紙を傘代わりにして、水鉄砲の水で雨を降らせたり。そういうものが僕の中のロッキーであり、ロッキーの楽しみ方なんです」。古田演じるフランク・フルターは、服装倒錯バリバリのマッド・サイエンティストで、『ロッキー~』の世界観を具現化したような人物。古田は「作品自体がフランクへのお膳立て。要はただのエゴの強い人なんだけど、つまりはそれって舞台上で問答無用に振る舞える役でもある。そういった役は、やっぱりやっていて楽しいし面白いですよ」と笑う。そんなフランクの城へと迷い込んでしまうのが、小池演じるブラッドとソニン演じるジャネットの新婚カップル。「キャスティングされた理由がわからない」と苦笑いを浮かべる小池だが、「第一印象から本当に好きだなって思える作品。テーマパークのような世界観も好きですし、歌もすごくキャッチーで!今回参加出来るのがすごく楽しみで、お話いただいた時からずっとソワソワしていました」と期待を膨らませる。近年注目を集めているダンスチーム“東京ゲゲゲイ”のリーダーMIKEYが振付を手掛け、メンバーも出演もするなど河原版ならではの趣向は随所に。「やっぱり僕は見世物小屋的な、客席に入った瞬間にワクワク出来るような劇場体験が好きですし、かつてはそのために劇場に通っていた。そういう意味でロッキーって、初期衝動に非常に近いんですよね」と河原。するとすかさず古田が、「ある意味古典ともいえる作品なのに、オイラたちの初期衝動に近いってどんだけ初期なんだよ!(笑)」とツッコミ。「でも僕ら世代にも確実に引っかかりますし」と小池が続くと、河原も「どの時代もみんなはしゃぎたいからね。バカは絶えないってことかな(笑)」。思いっきりバカになれる、誰をも魅了する劇場体験がここにある。公演は11月7日(火)から11月12日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木、11月16日(木)から12月3日(日)まで東京・サンシャイン劇場で上演。その後、北九州・仙台・松本・大阪と各地を巡る。東京の2会場と仙台公演については現在、先行抽選プレリザーブのエントリーを受付中。取材・文:野上瑠美子
2017年08月02日「ウォーキング・デッド」、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」で製作総指揮を務めたグレッグ・ニコテロが、アメリカのテレビ局AMCで新たなホラー/SFドラマを手掛けるという。「Digital Spy」によると、すでにドラマのタイトルは「Shock Theater」(原題)に決定しているとのこと。「Shock Theater」とは、1948年以前に撮影されたユニバーサル・ピクチャーズ製作のクラシックホラー映画の『魔人ドラキュラ』、『フランケンシュタイン』、『透明人間』などの52本を、1950年代にテレビ向けに放送した番組名。これらの映画は限られた製作期間、低予算、上映時間の制限という厳しい条件の中で製作したものの、現在までホラー映画ファンを引き付けて止まない。グレッグ版「Shock Theater」にも、こういったクラシックホラーのスタイルが取り入れられるそうだ。各エピソードは一話完結。ホラー作品を得意とする「サウス・オブ・ヘル~女エクソシスト」のマット・ランバート(製作総指揮、脚本)、「バフィ~恋する十字架」、「エンジェル」のゲイル・バーマン(プロデューサー)も製作総指揮に名を連ねている。(Hiromi Kaku)
2017年07月31日村上虹郎主演、早見あかり、田中哲司らが共演、テレビ東京系で好評放送中の“テレ東本気の新感覚ジャパニーズ・ホラー”ドラマ25「デッドストック~未知への挑戦~」に、各話ゲストとして注目の次世代俳優たちが出演することがわかった。本作は昨年行われたテレビ東京の新社屋移転を題材にした新感覚オリジナルホラードラマ。物語はテレ東の新人AD・常田大陸が2016年の社屋移転で発掘された大量の番組素材を整理する部署「未確認素材センター」に配属され、そこで先輩ディレクター・二階堂早織やプロデューサーの佐山暁と出会い、VTRを整理するなかで本来映ってはならない怪奇現象が記録されたテープを発見。その続きを取材し番組にしようと思い立った早織に圧されるがまま大陸も怪奇現象の取材に巻き込まれていく…というもの。昨年放送のドラマ「仰げば尊し」や『ディストラクション・ベイビーズ』、先日公開された『武曲 MUKOKU』などに出演し注目度急上昇中の村上さんが大陸に扮し、「スーパーサラリーマン左江内氏」や公開中の映画『銀魂』も大ヒット中の早見さんが早織を、「SPEC」シリーズや「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などの田中さんがプロデューサーの佐山をそれぞれ演じる。脚本に『クロユリ団地』の三宅隆太(兼監督)と加藤淳也というホラー作品のベテランを迎え、ホラーの枠を超えた“新たなジャンルの開発”を目指す本作に、今注目の若手俳優たちの出演が決まった。この度発表されたのは中村倫也、趣里、堀田茜、我妻三輪子の4名。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」や「下町ロケット」、「スーパーサラリーマン左江内氏」でのムロツヨシとの“バディ”ぶりも記憶に新しい中村さん。連続テレビ小説「とと姉ちゃん 」や先日まで放送された「リバース」での演技でも注目される趣里さん、雑誌「CanCam」のモデルとして知られ、「家政夫のミタゾノ」などで女優としての活動も活発化させている堀田さん、こちらも「とと姉ちゃん」や『ヒロイン失格』などで女優としての認知度を急上昇させている我妻さん。次世代のドラマ、映画界を担うであろうこの4人の若手俳優たちがどんな役柄で登場するのか。今後の放送をお楽しみに。7月28日(金)今夜放送の第2話では、夜のお寺の境内での人形供養を取材したテープを発見した大陸らが、映像に映っていた突如姿を消す人形がいまもお寺にあることを知り現場に向かうというストーリーが展開する。「デッドストック~未知への挑戦~」はテレビ東京系で毎週金曜深夜0時52分から放送中。(笠緒)
2017年07月28日一気に気温も上がり、昼間はもう夏の様相を呈している。夏といえば、やはり「ホラー映画」が見たくなる季節!今年の夏は、見逃せない恐怖映画が続々と日本に上陸するということで、今回は暑い夏にピッタリの作品をピックアップ。ホラー映画好きな人はもちろん、苦手な人も気になる作品をチェックしてみて。■その名前を知るだけで呪われる…“実話”を基にしたホラー映画『バイバイマン』(7月8日公開)全米公開3日間で製作費の2倍近くを稼ぎ出す大ヒットを記録し、『ソウ』『死霊館』シリーズのジェームズ・ワン監督に「近年、最も怖くて、面白いホラー映画!この監督に嫉妬する」と言わしめた話題作だ。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海』のダグラス・スミスらが出演するほか、劇中で謎の怪人“バイバイマン”を『パンズ・ラビリンス』『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』のダグ・ジョーンズが扮し、192cmという身長と細長い手足を生かして怪演する。■“魔女”がテーマ!第31回サンダンス映画祭監督賞を受賞作『ウィッチ』(7月22日公開)ホラー映画の古典的名作『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922年)のリメイク版監督に大抜擢されたロバート・エガースがメガホンをとった本作は、赤子をさらわれた家族が次第に狂気の淵へと転落していく姿を描くファンタジーホラー。主演には英国アカデミー賞(英国映画テレビ芸術アカデミー)において若手の俳優・女優に送られるライジングスター賞にノミネートされたアニヤ・テイラー=ジョイ。今後もM.ナイト・シャマラン監督の次回作への出演や、X-MENのスピンオフ映画『New Mutants』(原題)への出演も決定しており、彼女の演技にも注目だ。■トム・クルーズ主演、ユニバーサル・スタジオの超巨大プロジェクト「ダーク・ユニバース」シリーズの第1弾!『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(7月28日公開)「ハムナプトラ失われた砂漠の都」でもリブートされた1932年のホラー映画「ミイラ再生」を新たに生まれ変わらせたホラーアクションアドベンチャーで、2000年の眠りから目覚め、人類への復讐を開始した古代エジプトの王女と、飛行機事故による死からよみがえり世界を救うべく立ち上がった男の戦いを描いている。主演のトムが強大な敵に立ち向かう主人公・ニック演じるほか、王女アマネット役をソフィア・ブテラ、物語の鍵を握るジキル博士役をラッセル・クロウ、ニックと行動を共にする考古学者ジェニー役をアナベル・ウォーリスが扮している。■ハリウッドリメイクも決定している韓国発のゾンビ映画『新感染ファイナル・エクスプレス』(9月1日公開)第69回カンヌ映画祭の「ミッドナイト・スクリーニング部門」にてプレミア上映され絶賛。すぐさま20世紀FOXやソニーなど名だたる映画スタジオがリメイク権の争奪戦を繰り広げた本作は、高速鉄道車内で発生したパンデミックの恐怖を描いた、超ド級ノンストップ・サバイバル・スペクタクル・アクション。また、主演は「コーヒープリンス1号店」『トガニ 幼き瞳の告発』の人気韓流スター、コン・ユが務めている。ホラー映画と一口に言っても、謎の怪人、魔女、感染爆発など要素は様々。この夏は、お気に入りのホラー映画を見つけて涼んでみては?(cinemacafe.net)
2017年07月01日俳優の古田新太が主演を務める舞台『ロッキー・ホラー・ショー』のビジュアルが21日、公開された。同作は1973年にロンドンで初演を迎え、世界的な人気を誇るミュージカルで、1975年に映画化もされている。2011年には、演出家・いのうえひでのりと古田のタッグによって上演され、今回河原雅彦の演出で復活することとなった。今回公開されたのは、古田が演じるフランク・フルターのビジュアル。全性愛、異性装のマッドサイエンティストであり、変態度パワーアップで異質な世界を作り上げる。古田も「オイラはこのカツラとボンテージを着たらフランクになっちゃうので、みんなもコスプレして一緒に騒ぎましょう」とファンへメッセージをおくった。同作には他、小池徹平、ISSA、ソニン、上木彩矢、アヴちゃん(女王蜂)、吉田メタル、東京ゲゲゲイ(BOW・MARIE・YUYU・MIKU)、ROLLY、武田真治が出演する。東京公演は11月7日~12日にZeppブルーシアター六本木、11月16日~12月3日にサンシャイン劇場。さらに北九州公演、仙台公演、松本公演、大阪公演を予定している。○古田新太コメント全国の「ロッキー・ホラーショー」ファンの皆さんに嫌われないように今回も皆さんが楽しめるような作品にしたいですね。前回は映画へのオマージュ色が強かったですが、今回はライブのノリで、お客さんと一緒に盛り上がれる、レスポンスを楽しめるような作品になるかと。作品を知らない人にも楽しめると思いますが、DVDなどで予習してきてもらえると、もっと楽しめると思います。これまでとは全く違う「ロッキー・ホラー・ショー」になります! オイラはこのカツラとボンテージを着たらフランクになっちゃうので、みんなもコスプレして一緒に騒ぎましょう○河原雅彦コメント「ロッキー・ホラー・ショー」には、お客さんが一緒になって騒いで盛り上げて、能動的に楽しむことで、作品としてのオリジナリティが構築された背景があると思います。今回はその空気感を持ち込んで、今まで以上にお客さんが参加して楽しめる仕掛けを作りたいと思っています。出演には音楽的な香りがする、もの凄く濃いメンバーが集まりました。クリエイティブスタッフには、日本の「ロッキー・ホラー・ショー」の伝説的存在であるROLLYさんが音楽監督でも入ってくださいますし、振付は僕も大ファンである 東京ゲゲゲイのMIKEYさんに声をかけさせてもらいました。絶対に刺激的な 「ロッキー・ホラー・ショー」ができると確信しています。「ロッキー・ホラー・ショー」を僕たちもめちゃくちゃ楽しんで創るので、イベントや ライブ、時期的には忘年会に参加するような気持ちで劇場に来て一緒に楽しんでもらえたらと思っています。
2017年06月21日観客参加型のホラー映画祭「夏のホラー秘宝まつり2017」が、キネカ大森にて2017年8月19日(土)から9月1日(金)まで開催される。「ホラー秘宝」とは、日本のレコード会社・キングレコードが贈る傑作ホラー映画レーベル。そのセレクションの質は、ホラーファンや映画ファンから一目を置かれる存在となっている。今年で4回目を迎える本イベントでは、ホラー作品を洋画・邦画共に一挙上映。また、グランプリ作品がアンコール上映される「ホラー総選挙」、コスプレありの上映日「パリピ上映」など、ユニークな参加型の企画が実施される。また期間中は、5本鑑賞すると1本無料となる特典や、ゲストによるトークショーも開催。上映作品は1981年に公開され、狼男映画の金字塔と言われるジョー・ダンテ監督の『ハウリング』や、ホラー映画界の巨匠ジョン・カーペンター監督による『ザ・フォッグ』、そして巨匠フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮の都市伝説ホラー『ジーパーズ・クリーパーズ』。さらに、『キャリー』『シャイニング』などで知られるホラー小説界の巨匠スティーヴン・キングの短編小説「人間圧搾機」をトビー・フーパーが映画化した『マングラー』も。また、オープニング上映にはアイドルグループ「夢みるアドレセンス」が主演を務める映画『「超」怖い話2』が選ばれているほか、『怪談新耳袋G メン 復活編』や『血を吸う粘土』といった邦画ホラー映画もラインナップする。【詳細】夏のホラー秘宝まつり2017期間:2017年8月19日(土)〜9月1日(金)場所:キネカ大森住所:東京都品川区南大井6−27−25 西友大森店5階料金:新作 1500円、旧作 1100円■上映作品『ハウリング(原題:The Howling)』『ザ・フォッグ(原題:The Fog)』『ジーパーズ・クリーパーズ(原題:Jeepers Creepers)』『マングラー(原題:The Mangler)』、『「超」怖い話2』、『怪談新耳袋G メン 復活編』、『血を吸う粘土』
2017年06月05日