俳優の阿部サダヲが主演を務め、瑛太や妻夫木聡らと共演する映画『殿、利息でござる!』(2016年5月14日公開)の第1弾となるポスタービジュアルが6日、公開された。2010年に映画化されたベストセラー『武士の家計簿』などの著作で知られる磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿が描かれる。メガホンを取るのは、『ゴールデンスランバー』(2010年)、『白ゆき姫殺人事件』(2014年)、『予告犯』(2015年)などで知られる中村義洋監督。脚本は中村監督と2016年1月に公開を控える『残穢 -住んではいけない部屋-』を手掛ける鈴木謙一氏が担当する。このたび公開されたポスタービジュアルは、破産寸前、絶体絶命のピンチに陥った町を案じる主人公・十三郎(阿部)の身の程しらずの"ドヤ顔"。十三郎は誰も聞いたことのない妙案で、殿を相手に大勝負に挑み、一発逆転を図ろうとする。それに際してのキメ顔に加え、頭には黄金の"小判"に見せかけた、庶民の"小銭"をマゲに結っている印象的なデザイン。「ゼニと頭は使いよう」とのキャッチコピーのように、"銭"に苦しめられる庶民が、自ら銭をつかって、知恵と工夫でいかに難局を乗り切るかという本作の設定を表現している。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
2015年11月06日バンダイが展開する『機動戦士ガンダム』シリーズのプラモデル「ガンプラ」より、「HG 1/144 モビルワーカー MW-01 01式 後期型(ランバ・ラル機)」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年1月発送予定で、価格は1,944円(税込)。「モビルワーカー MW-01 01式 後期型(ランバ・ラル機)」は、10月31日に公開初日を迎えた劇場版アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』に登場する、ジオン軍の士官「ランバ・ラル」が操る青い人型作業機械。人型機動兵器であるモビルスーツの前身となる汎用作業機械で、ライト、コックピット、ウインチなど建機のようなディテールと独特なプロポーションが特徴となっている。「HG 1/144 モビルワーカー MW-01 01式 後期型(ランバ・ラル機)」は、脚部や胴体部のケーブルに軟質素材を使用することで作業機械ならではの無骨さと質感を演出。さらに各部のフレキシブルな可動により、躍動感あるアクションポーズが再現可能となっている。また、シリーズ屈指の人気キャラクターである「ランバ・ラル」のパーソナルカラー"青"を基調としたカラーリングを成形色で表現するとともに、ナンバリングを収録した専用シールも付属。モビルワーカー初期型が装備している大型のシールドも同梱される。なお、10月31日にはオレンジを基調とした機体カラーの「HG 1/144 モビルワーカーMW-01 01式 後期型(マッシュ機)」(1,944円/税込)が全国取扱店店頭にて発売開始。劇中で「ランバ・ラル機」と「マッシュ機」が繰り広げた模擬戦闘シーンも再現することができる。商品価格は1,944円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は準備数に達し次第終了。商品の発送は、2016年1月を予定している。(C)創通・サンライズ
2015年11月02日140万部を突破した伊坂幸太郎原作のベストセラーの映画化となる『グラスホッパー』。11月の公開を目前にして、本作の挿入歌が伝説的ロック・バンド「ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン」による書き下ろし楽曲「don’t wanna live like the dead」に決定した。ここは世界有数の人口過密都市東京・渋谷。真っ黒に染まった凶悪な街の住人たちは、渋谷スクランブル交差点で起きた事件をきっかけに気弱で心優しい草食男を一斉に標的とする。「元中学校教師」鈴木がこの場違いな黒社会に身を置く目的はたったひとつ。殺された婚約者の復習。組織に追われながら、あの夜の真実に迫っていく鈴木。そこに自らも精神を病む自殺専門の「憂える自殺屋」鯨と驚異的身体能力を持つ孤独な「若き殺し屋」蝉、圧倒的な力を持ちがら闇の中でもがく彼らの生き様が交錯する――。原作は、「重力ピエロ」や「ゴールデンスランバー」など数々の名作を世に出している伊坂幸太郎の“最強傑作”ともいわれる同名小説。主人公・鈴木に『予告犯』でも主演を務めた生田斗真を迎え、「憂える自殺屋」鯨には国内外で幅広く活躍する演技派俳優の浅野忠信、「若き殺し屋」蝉に主演作『暗殺教室』が大ヒットするなど若手注目株の山田涼介。他に麻生久美子、菜々緒、石橋蓮司ら豪華キャストで多彩なキャラクターを熱演する。読者には馴染みの深い架空のアーティスト“ジャック・クリスピン”。蝉の唯一の親友である岩西(村上淳)が敬愛してやまない伝説のロック・ミュージシャンだが、ジャック・クリスピンが歌う劇中挿入歌を書き下ろしたのが「ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン」だ。伊坂さんが兼ねてから本バンドの大ファンだったことから実現。蝉と岩西の友情が感じられるミディアムテンポのロックバラードの歌詞には、作中のキーワードが散りばめられ、本作の世界観を見事に映し出した楽曲に仕上がっている。今回のオファーにあたって「ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロモージョン」は「依頼が来たときは面白い試みだと思ったし、自分にとってもチャレンジングな仕事だと思った。台本とジャック・クリスピンの曲が流れるシーンで登場する岩西と蝉の関係性についての資料、二人が登場している2~3分の映像を見て、それらを参考に作詞作曲をしていったんだ」と作詞作曲の経緯をコメント。さらに「蝉と鯨の関係、ライフスタイルはとてもファンタジックだった。逆に鈴木は誰もが共感できるキャラクターだね。フィルムノワールの典型的な主人公というか、ごく普通の人生を歩んでいた人間がひょんなことから人生を狂わされてしまうわけだからね。蝉は少し若いキャラクターだけどロックンロールで、ロックな部分は少し分かる気がするよ。一番想像つかなかったのは鯨だ。ブルース・ウィリス的な“超”人間的なものを彼から感じたからね」と本作の感想を語った。また今回の企画の実現にあたって伊坂さんは「映画サイドから『ジャック・クリスピンのイメージは?』と聞かれた時、ジョンスペが好きなので名前を上げたんですが、まさかジョン・スペンサーさん本人が引き受けてくれるとは。あまりの嬉しさに、それを知ったとき大声出しちゃいました」と驚きと喜びを語った。生田さんを始め、若手からベテランまで様々な顔ぶれが揃う本作。ストーリーをさらに盛り上げる挿入歌の歌詞にもぜひ注目してみて。『グラスホッパー』は11月7日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:グラスホッパー 2015年11月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015「グラスホッパー」製作委員会
2015年09月25日俳優の阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡が、江戸時代の実話をもとにした映画『殿、利息でござる!』(2016年夏公開)で共演することが4日、明らかになった。阿部が時代劇で主演を務めるのはこれが初となる。2010年に映画化されたベストセラー『武士の家計簿』などの著作で知られる磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿が描かれる。映画化を手がけるのは、『ゴールデンスランバー』(2010年)、『白ゆき姫殺人事件』(2014年)、『予告犯』(2015年)など、今最も注目を集める中村義洋監督。原作を読んで涙したという中村監督は、今回の3人のキャスティングについて、「ここぞという時には必ず呼ぼうと決めていた」と明かす。撮影は7月6日から8月末まで、山形、宮城などで行われる予定。宿場町の行く末を心から憂う主人公・穀田屋十三郎を演じる阿部は、「時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが、そういうのが全く無いのに、すごいかっこいい男達の話で、とても新鮮でした」と作品の魅力を語り、「自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇初めてお撮りになるということで、新鮮な時代劇が生まれるといいなぁと思います」と、新たなチャレンジに前向きのようだ。また、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治役の瑛太は、「中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りをできる事はとても幸せです」と喜びのコメントを寄せる。一方、十三郎の弟・浅野屋甚内を演じる妻夫木は、「ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけていただけて幸せです。今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません」と意気込みを述べた。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
2015年07月04日女優・竹内結子が、「十二国記」シリーズで知られる作家・小野不由美氏原作の映画『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』(2016年1月30日公開)で主演を務め、女優・橋本愛と初共演することが20日、発表された。撮影はすでに終え、10月ごろの完成を予定している。本作の原作『残穢』は、小野氏いわく「一生で一度しか使えないアイデア」を用いた、渾身の本格ホラー小説。読者から「あまりにも怖くて最後まで読めない」との声が上がるなど話題になり、第26回山本周五郎賞を受けた。「住んでいる部屋で奇妙な音がする」という女子大生からの手紙をきっかけに、その謎の調査をはじめたミステリー作家の「私」。調べを進めると、過去の住人たちが自殺や心中、殺人など、数々の事件を引き起こしていたことがわかり、やがて「私」たちは驚愕の真実を知ることになる。「私」を竹内が、手紙を送ってきた女子大生・久保を橋本が演じ、中村義洋監督がメガホンを取る。今回のキャスティングについて制作サイドは、「『私』役は、受け身で感情を表面に出さずに物語を推進する難しい役どころなので、かなり高等な演技スキルが要求されます。そういう中で、中村監督が一番初めに提案されたのが竹内さんでした」と竹内の起用理由を明かす。また、久保役については、当初「若くして、竹内さんと真っ向勝負ができる存在感があって、リアルに怪異現象を目の当たりにした人を演じきれる女優はいそうでいない」と難航していたが、「たまたま資料を整理していたら、3年前に発行された雑誌『ダヴィンチ』の原作『残穢』特集号が目にとまり、驚きました。なんとその表紙が橋本愛さんだったのです」と作品と橋本が偶然リンクしていたことを発見。「これは運命だ」という直感に加え、「以前より彼女のリアルな演技に魅了されていた」ことから、オファーした。これまで、湊かなえ原作『白ゆき姫殺人事件』(2014年)、伊坂幸太郎原作『ゴールデンスランバー』(2010年)、海堂尊原作『ジェネラル・ルージュの凱旋』(2009年)など、多くの実写映画でヒットを連発してきた中村監督。「昔は直球で『怖がらせる』ということに照れがあったのかもしれません」と振り返りながらも、「とても背後を気にせずには読めない小野さんの原作を受けて、今回は真っ向勝負。全力でお客さんを怖がらせようと思いました」と意気込んでいる。さらに、「脚本を、超絶怖がりの竹内結子さんが、読み始めては挫折するというのを数週間繰り返した」と明かし、「そしてそんな結子さんと橋本愛ちゃんの美し過ぎる2ショットをモニターで見て、すでにこの映画の成功を確信しています」「こんな美しい2人があんな目に遭うなんて…お楽しみに!」と自信満々に呼びかけた。一方、その中村監督が手がけたOVA『ほんとうにあった呪いのビデオ』(2001年)、『絶対恐怖 Booth ブース』(2005年)のファンだという原作者の小野氏は、「『映画化したいですね』と編集さんに言われたとき、『中村監督ならねー』と夢物語で応じたら、なんと実現してしまいました」とコラボを喜ぶとともに、「それもうれしいけど、中村監督が久々にホラーに戻って来られたのがさらにうれしい。幸せです」とファンならではのコメントで結んだ。(C)「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会
2015年06月20日第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美の最高傑作といわれる小説「残穢(ざんえ)」(新潮社刊)が、『予告犯』、『白ゆき姫殺人事件』を手掛けた中村義洋監督により映画化されることが決定。この度、主演に竹内結子、共演に橋本愛というトップ女優が初共演することが明らかになった。原作は、「十二国記」シリーズ、「屍鬼」など熱狂的なファンを持つベストセラー作家・小野不由美が、「一生で一度しか使えないアイデア」を用いた本格ホラーへと挑んだ渾身の長編小説。女子大生の久保さんという読者から手紙が届く。「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という。好奇心に誘われて調査を開始する久保さんと私。すると、過去にこのマンションに住んでいた人たちが、自殺や心中、殺人など、数々の事件を引き起こしていたことが浮かびあがる。彼らはなぜ、別々の場所で、不幸な末路をたどったのか。女子大生の部屋で聞こえた音の正体は?事件は、「部屋」ではなくその「土地」そのものに原因があるのか?さらに調べを進めていくと、驚愕の真実が明らかになる。すべての事件をつなぐ“残された「穢れ」(けがれ)”、その正体とは――。主演を務める竹内さんと中村監督は、『チームバチスタの栄光』(’08)、『ジェネラルルージュの凱旋』(’09)、『ゴールデンスランバー』(’10)、『ポテチ』(’12)に続き、竹内さんとは今回で5作品目。特に、主演を務めたヒット作、『チームバチスタの栄光』『ジェネラルルージュの凱旋』に続き、8年ぶりの再タッグとなった。中村監督は「昔は直球で『怖がらせる』ということに照れがあったのかもしれません。でも、とても背後を気にせずには読めない小野さんの原作を受けて、今回は真っ向勝負、全力でお客さんを怖がらせようと思いました」と気合十分。さらに「脚本を、超絶怖がりの竹内結子さんが、読み始めては挫折するというのを数週間繰り返したこと、そしてそんな結子さんと橋本愛ちゃんの美し過ぎる2ショットをモニターで観て、すでにこの映画の成功を確信しています。こんな美しい2人があんな目に遭うなんて…お楽しみに!」。原作者・小野氏は「『映画化したいですね』と編集さんに言われたとき、『中村監督ならねー』と夢物語で応じたら、なんと実現してしまいました。それも嬉しいけど、中村監督が久々にホラーに戻って来られたのがさらに嬉しい。幸せです」とコメントを寄せた。『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』は、2016年1月30日(土)より全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年06月20日生田斗真と戸田恵梨香が主演を務める6月6日(土)公開の映画『予告犯』の約1年後を描く「連続ドラマW予告犯ーTHE PAINー」が放送されることが決定。主演をWOWOWドラマ初登場となる、生田さんの事務所の先輩・東山紀之が務めることが分かった。痴漢で逮捕されたウェブライターの水谷(桐谷健太)は裁判で無実を主張したが、有罪判決を下される。水谷は紹介された痴漢冤罪被害者の会に足を運び、素性の知れぬ男・佐久間(東山紀之)と出会う。佐久間は「より開かれた裁判」を提唱し、自身が率いる覆面集団“シンブンシ”のメンバー、沖菜(市川実日子)、田淵(橋本さとし)と共に動画サイト上で身の潔白を改めて世に訴えることを提案。かくして「公開裁判」と称した擬似裁判の予告動画が投稿され、水谷の“裁判”が開廷するが、この公開裁判を取り仕切る佐久間は、なんと現職の裁判官だった。一方、公開裁判を目の当たりにした、警視庁サイバー犯罪対策課・吉野(戸田恵梨香)率いる捜査チームは、“シンブンシ”の身元割り出しを始める。すると、“被告人”としてターゲットにされる人物たちに、ある共通項が浮かび上がり…。新聞紙の覆面マスクをかぶる謎の集団が、動画サイト上で擬似裁判を行ない、闇に葬られかけていた真実を暴いていくクライム・サスペンスとなる本作。映画版『予告犯』のその後を描く形で、原作者・筒井哲也の監修によるドラマオリジナルのストーリーとなっている。今回、東山さんが演じるのは、謎の覆面集団 “シンブンシ”のリーダー、佐久間。「必殺仕事人」や「大岡越前」といったドラマのみならず、舞台、映画でも活躍する東山さんだが、本作ではこれまでにないマッドなキャラクターを演じており、その存在感は圧倒的。そんな東山さんと同じ“シンブンシ”メンバーには、桐谷健太、市川実日子、橋本さとしら実力派キャストが集結。さらに、彼らを追う警視庁サイバー犯罪対策課の吉野刑事として、映画版から引き続き、戸田恵梨香が登場する。また、ドラマのシリーズ構成&チーフ監督には映画版を監督した中村義洋が続投。『白ゆき姫殺人事件』『ゴールデンスランバー』など、映画界をアッといわせる話題作を世に放ち続ける中村監督もまた、WOWOWドラマには初参戦となる。ネットユーザーを巻き込んだ劇場型“裁判”を開き、被告人たちに次々と制裁を加えていく新生シンブンシ”が登場する、映画と連動したオリジナルストーリー。これまでのドラマのセオリーを覆す、新感覚クライム・サスペンスが誕生することになりそうだ。「連続ドラマW 予告犯ーTHE PAINー」は6月7日(日)22:00よりWOWOWにて第1話無料放送(全5話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年04月16日ここ数年、人気の書店男子。雑誌『BAILA』のCMで綾野剛さんが演じた、メガネ姿の書店員も記憶に新しいですよね。でも、そろそろブームも冷めてきたのかな?と思っていたら、今度はバラエティでもちょいちょい見かける千葉雄大さんが、4月スタートのドラマ『戦う!書店ガール』で書店男子を演じるのだそうです。かわいい20代女子(渡辺麻友さん)と麗しい40代女子(稲森いずみさん)の間で揺れるイケメンっておいしい…。ところで、書店サービスの「honto」が月1以上で本を読む男性200人&あまり本を読まない男性200人を対象にアンケートを行ったら、「読書男子は結婚相手に向く」ということがわかったとか。それってどういうことなのでしょうか?≪読書男子はレディファースト!?≫読書男子と非読書男子の恋愛傾向を比較してみると、こんな違いが!================◆恋に落ちやすいほうだ読書男子…36.0%非読書男子…27.5%◆ロマンチックなほうだ読書男子…37.0%非読書男子…27.0%◆レディファーストを心がけている読書男子…48.5%非読書男子…42.5%================これ以外も「1人の人を長く愛せる」「好きな人とは会って話したい」などの項目で、読書男子のほうが「Yes」と回答する割合が多い結果に。全体的に読書男子のほうが恋愛向きというか、女性に近い感覚を持っているのかも!?自覚のあるロマンチストなら、記念日のサプライズにも期待が持てますよね。普段からレディファーストしてもらえるなんて気分がいいし。ちなみに「自分は幸せだと思う」というテーマでも、================◆自分は幸せだと思う読書男子…45.0%非読書男子…35.0%================どうやら読書男子のほうが、人生に対してポジティブな考え方をしているケースが多いよう。つらいことがあっても本の世界に逃げ込めるからなのか、それとも想像力が豊かな分、察する能力に長けていてコミュニケーションを上手に取れるからなのか…。そのあたりはわかりませんが、「幸せ」って口に出して言える人ってなんだかステキ!無駄にプラス思考で、頭の中にお花が咲いちゃってるような男性だと困るけど、「自分は不幸だ、不幸だ」と世の中全部を恨んでいるような人よりは、一緒にいてずっと楽しそうだもの。そういう男性と結婚したら、いつもハッピーな気持ちでいられそう。たとえ苦しいことがあっても2人でなんとか乗り越えられるだろうし。≪読書男子に人気の作家は?≫なお、「好きな作家は?」というアンケートで上位を占めたのは以下の10人!◆東野圭吾『容疑者Xの献身』『白夜行』など◆村上春樹『ノルウェイの森』『1Q84』など◆百田尚樹『永遠の0』『海賊と呼ばれた男』など◆池井戸潤『オレたちバブル入行組』『下町ロケット』など◆伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』『ゴールデンスランバー』など◆湊かなえ『告白』『白ゆき姫殺人事件』など◆夏目漱石『こころ』『三四郎』『坊ちゃん』など◆J・K・ローリング『ハリーポッターと賢者の石』など◆貴志祐介『悪の教典』『新世界より』など◆養老孟司『バカの壁』など最近、映像化された作品の原作者が多めですね。今をときめくベストセラー作家が名を連ねる中、王道の夏目漱石が入っているのがちょっと面白いなと思いました。あと、唯一の外国人がJ・K・ローリングっていうのも。ということでみなさん、読書男子(月1以上で本を読む男性)とお近づきになりたいときは、ここら辺の作家の本を押さえておくといいかもしれませんよ。最近はブックカフェや読書バーなども増えているので、2人でそういう場所に行くのも楽しそう。ちょっと知的に読書デートなんていかがでしょうか?(文=Kawauso)あの人が惹かれる異性【無料占い】
2015年03月10日伊坂幸太郎のベストセラー小説を生田斗真主演で映画化する『グラスホッパー』の公開日が11月7日(土)に決定し、ポスター画像が公開になった。本作は、渋谷スクランブル交差点で起きたある事件を機に、心に闇を抱えた3人の男が交錯していく様を描くサスペンスだ。生田が演じるのは、ハロウィンの夜に渋谷スクランブル交差点で起こった凄惨な事故で恋人を亡くし、復讐のため裏組織に潜入する元教師・鈴木。浅野忠信が人の意識を導く力を宿す自殺専門の殺し屋・鯨役を、山田涼介(Hey! Say! JUMP)が驚異的な身体能力を持つ殺し屋・蝉役を演じ、『脳男』で生田とタッグを組んだ瀧本智行が監督を務める。伊坂幸太郎の小説は『アヒルと鴨のコインロッカー』や『ゴールデンスランバー』『重力ピエロ』など映画化される作品が多いが、本作の原作も120万部を突破したベストセラーだけに、公開に向けて映画にも注目が集まりそうだ。『グラスホッパー』11月7日(土) 全国ロードショー
2015年03月06日フランスベッドが取り扱う英国ベッドブランド「スランバーランド」とヒューリックホテルマネジメントが運営するホテル「ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC」は11月1日より、コラボレートし開発した「スランバーランド社製ザ・ゲートホテル雷門オリジナルベッドマットレス」を、「ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC」にて販売を開始した。○「ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC」の客室マットレスを一般販売伝統と格式のある「スランバーランド」のマットレスは、2012年8月より「ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC」に採用され、宿泊者より好評を得ているという。今回、販売を開始する同商品は、客室での寝心地を自宅でも楽しめるオリジナルベッドマットレスとなる。スプリングには、独立したひとつひとつのコイルが体の凹凸に合わせて体圧を支えるポケットコイルスプリングを採用し、体を優しく包み、心地よい眠りを提供する。難燃、防汚、防ダニ加工や、肌触りの良いソフトフォームキルティング加工を施したピロートップには、高耐久ウレタンフォームを使用し、高いクッション性を実現。また、マットレスの端を強化する高炭素鋼のエッジスタビライザーが、へたりや就寝時の揺れを防ぎ、快適に使用できるという。「スランバーランド」は1919年、英国に誕生。1940年代に国王ジョージ6世より英国王室御用達の栄誉を受け、創業以来初の国家的栄誉となりブランドは大きく飛躍した。現在では、高い品質と技術力に定評のあるプレミアムブランドとして、欧州、北アフリカ諸国、さらにアジア全域では20カ国以上の高級百貨店やホテル指定ブランドとしてグローバルに展開している。サイズは、シングル:幅970×奥行き1,950×高さ270mm、セミダブル:幅1,220×奥行き1,950×高さ270mm、ダブル:幅1,400×奥行き1,950×高さ270mm。価格(税別)は、シングル:19万円/セミダブル:21万円/ダブル:23万円。
2014年11月06日新作映画『白ゆき姫殺人事件』の公開を控える中村義洋監督が3月21日、アップルストア銀座にて行われたトークセッションに出席。本作についてはもちろん、自身のキャリアやキャスティングの妙などについても語った。トークセッションの模様映画は、過熱報道、ネット炎上、口コミの衝撃といった現代社会が抱える“闇”に焦点を当てた湊かなえの同名小説を基にしたサスペンス。同僚の美人社員・三木典子を殺害した容疑で“疑惑の人”となった主人公・城野美姫(井上真央)を中心に、噂が噂を呼び、多くの関係者が翻ろうされる姿が描かれる。監督は本作の仕上がりに自信を持っているようで「ここ数年の“元気を与える”といった優しい言葉は置いといて、とにかくおもしろいものを作ろうと思った」と力強く語る。井上真央、綾野剛、菜々緒など旬のキャストが顔を揃えるが「みんな、これまでこういう役をやってないというおもしろさがあった」と監督自身も意外性を楽しんだよう。特に映画初出演の菜々緒については「オーディションなのに、いきなり『この役をやらせてもらうわけですけど』という感じで(笑)、据わってましたね、度胸が」と感嘆する。ちなみに中村監督自身、映画作りにおいて「名匠の方々も言ってますが『演出の8割はキャスティング!』と思ってるし、そこに時間をかけている」と明かす。堺雅人に鈴木福など、中村作品への複数の出演を経てからブレイクする例も数多く、この点については自身の“慧眼”に複雑な思いも?「堺雅人も『ジャージの二人』の時はまだまだで、プロデューサーから『もうちょっと名のある人に…』と言われたんですが公開の頃にNHK大河ドラマ『篤姫』の家定役が話題を呼んだ。被害妄想じゃないけど、『半沢直樹』なんて、堺雅人、香川照之、滝藤賢一も出てて『ゴールデンスランバー』でしょ(苦笑)!起用が早すぎるんです。損してる」と語り笑いを誘った。いまでこそ売れっ子監督として引っ張りだこだが、下積みと言える時代も長く、監督ではなく脚本家として過ごした時期も。「自分が監督するつもりで脚本を書くと『監督は誰にしましょうか?』という話になり、傷ついた(笑)。でも脚本生活が楽しくなって、それを極めようと思ったら、仕事がなくなったり、人生は望んだ通りにならないと学んだ」と語る。「小説の映像化の名人」と称される点についても言及。特に称賛を浴び、注目を集めるきっかけとなった出世作『アヒルと鴨のコインロッカー』について「原作を読んで、これに全てを捧げようと思った」と強い思いを語り、あくまで原作の素晴らしさがあってこその映画化の成功であると持論を口にした。『白ゆき姫殺人事件』3月29日(土)全国ロードショー
2014年03月22日『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』などの中村義洋監督最新作『みなさん、さようなら』の試写会が1月10日(木)に都内で行われ、主演の濱田岳を始め、共演の倉科カナ、波瑠、ベンガル、中村監督が舞台挨拶に登壇した。12歳にして団地の敷地内だけで生活していくという決意をした悟。17年に及ぶ年月の中での彼の団地内だけで繰り広げられる生活が描かれると共に、彼がそう決意するに至った理由などが明かされていく。5作目の中村作品出演となった濱田さんだが、今回は主人公・悟の12歳から30歳までを全てひとりで演じている。「鈴木福くんがちょっと大きくなったくらいですからね…(笑)。僕がそう見えるか不安はありました」と明かす一方で「母親役の大塚寧々さんが『私、岳ちゃんより老けた小学生見たことあるから大丈夫。全然かわいいよ』と言ってくださったので、じゃあやってみようと。寧々さんがそう言ってくれたんだからと(笑)」とふり返った。物語の舞台は80年代。この時代に青春を過ごした中村監督は「80年代は本当にダサいんですよ!シャツはインするしメガネは太いし、変なパーマかけるし『何やってたんだろう?』という年代」と自虐的に語るが、当然、倉科さんらも劇中では80年代モードに変身している。倉科さんは悟の恋人・早紀を演じたが「80年代ってこんな感じなんだ!という感じで楽しかったです」と語るが、濱田さんは「倉科さんの衣裳は見どころです。笑わないように気を付けてください!」とニヤニヤと笑みを浮かべて太鼓判(?)を押す。倉科さん曰く「現場ではあまり喋らなかったけど、撮影後に別の現場で一緒になることが多くて、ちょいちょい嫌味を言われたりしてます(笑)」と明かした。悟の良き相談相手となる隣人・有里役の波留さんも80年代ファッションについて「レンズしかないメガネでおでこを出して“メガネザル”ってあだ名にされる女の子はこういうコかと思いました(笑)」と述懐。大人になってからは当時、一世を風靡したボディコンスーツにも身を包んでおり「衣裳やメイクに手助けしてもらいました」と楽しそうに語った。団地の敷地から外に出ない、現代で言うところの“引きこもり”の悟だが、早紀や有里などなぜか異性からは好意を持たれることが多い。そんな悟の魅力について聞かれ、倉科さんはしばしの思案の後「セリフで『女は私にしか分からない魅力に弱い』ということを言いますがそれは分かりますね」と分析。波瑠さんは「何ですかね?安心感みたいな…(笑)。どこにも行かなそうで安心するのかも」と語る。演じた濱田さん自身は「一貫した真っ直ぐさ、滑稽なほどの純粋さは同性にモテると思う。男として惹かれましたね」と語った。ベンガルさんは団地内のケーキ屋の職人を演じたが、ベンガルさん自身もお子さんが小さい頃「誕生会でケーキとかプリンとか作ってた」そう。濱田さんと一緒にお菓子作りの練習に臨んだそうだが「元々、天才筋というかやればできちゃうんだね。うまいんですよ!」と自画自賛で会場の笑いを誘っていた。登壇陣はそれぞれ、タイトルにちなんで今年“さようなら”したいことを発表したが、倉科さんは「休みの日は病院に行くか日本舞踊以外、外に出ないのでインドアにさようならしたい。まずは免許を取りたい!」と目標を掲げる。濱田さんは「次の日に影響するほど深酒しないようにしたい。前に三日三晩飲み続けたことがあって、4日目に鏡を見たらトム・ハンクスがいたんです(笑)。むくむってこういうことかと」と語り、客席は笑いに包まれた。これまで数々のヒット作を手がけてきた中村監督だが、本作に関して「いままでで一番、納得できる作品になりました。こんなによくなると思わなかったです」と強い思い入れと自信を口にした。『みなさん、さようなら』は1月26日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:みなさん、さようなら (2013) 2013年1月26日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2012「みなさん、さようなら」製作委員会
2013年01月10日テレビドラマや映画などで、たびたびお笑い芸人が役者として出演することがあります。なかには「俳優としても活躍できるんじゃないか」と思えるほど、高い評価を受ける芸人さんもいますね。そこで、お笑い芸人の誰の演技が好きか、調査してみました。調査期間:2012/10/30~2012/11/4アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■「ドランクドラゴン・塚地武雅さん。安定感がある芸人だし、20年30年たったときには大俳優になっていると個人的には思うぐらい、期待を寄せているし大好き」(24歳/男性)ダントツで高評価が多かったのが塚地さんでした。「失礼かも知れませんが、二枚目俳優さんのように現実離れしたルックスではなく、こういう人いる!という実際に存在してそうな感覚で見ることができて好きです」(23歳/女性)といった意見も。■「いかりや長介さん。『踊る大捜査線』の和久さんの演技が好き。優しさが出ている」(22歳/女性)ベテランで味がありましたよね。これ以外の作品も必見です。■「笑福亭鶴瓶さん。『ディアドクター』や『夢売るふたり』での演技に感心した」(28歳/女性)テレビでは見せない、哀愁漂った演技に魅了された方は多いようです。■「カンニング・竹山隆範さん。渋くて落ち着きがあって安定しているから」(28歳/男性)「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)では俳優業をイジられていますが、やはり世間の評価は高いです。■「劇団ひとりさん。名前からして、もともとコントが劇っぽかったし、演技も個性的で面白くてうまいと思う。特に『ゴールデンスランバー』が好き」(27歳/女性)どことなく感じられる品の良さがありますね。小説家としての一面なども含め、多才ですよね。■「芸人さんかどうかわからないが、堀部圭亮さん。濃い目のルックスが生かせていていい」(32歳/男性)個性的な演技が高評価です。狂気の表現が上手ですよね。■「バナナマン・設楽統さん。色んなドラマに出演しているのを今まで見てきたが、結構役になじんでいて違和感がないので、役者に向いていると思う」(31歳/女性)■「バナナマン・日村勇紀さん。10月に始まった『イロドリヒムラ』(TBS系)が凄い!毎回まったく違うストーリーなのに、うまく演じ分けている」(54歳/男性)バナナマンはコンビ両者とも声が挙がりました。コントで培った演技力がドラマや映画でも生かせているのですね。■「山口智充さん。元気があるし、演技が自然。笑顔もよい」(34歳/女性)ぐっさんは好感度がありますよね。イメージの良さが雰囲気を作っている気がします。■「ネプチューン・原田泰造さん。演技が役に合っていてわざとらしくなく、上手だと思う」(29歳/女性)ぐっさんと少し似ていますが、飾らない良きパパ的なポジションにいますよね。いかがでしたか? 最近はあまり見られる機会がありませんが、ダウンタウン・浜田雅功さんや明石家さんまさんもかつてドラマや映画に出演していました。お笑い芸人とは到底思えないその演技力に、驚くこと請け合いです。みなさんには、好きなお笑い芸人さんの演技はありますか?(くわ山ともゆき+プレスラボ)
2012年12月10日本田技研工業は11日、SUV「CR-V」のマイナーモデルチェンジを行ったほか、20Gおよび24Gタイプに「レザーパッケージ」追加して発売した。価格は、20Gが250万円、20G・レザーパッケージが300万円、24Gが277万円、24G・レザーパッケージがが327万円。今回のマイナーモデルチェンジでは、前席用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)とサイドカーテンエアバッグシステム(前席 / 後席対応)を全タイプに標準装備。また、ボディカラーに「オブシダンブルー・パール」などを採用して、全6色のカラーバリエーションとしている。20Gおよび24Gタイプに追加された「レザーパッケージ」は、Honda インターナビ+リンクアップフリーや、センターディスプレイ、ETC車載器(ナビゲーション連動)のほか、本革シート(運転席&助手席シートヒーター付)や運転席8ウェイパワーシート、運転席ランバーサポートを標準装備としながら、手頃な価格設定を行ったとのこと。20Gは、エンジンに2.0L i-VTEC(SOHC)、トランスミッションにCVT、駆動方式にFFを採用。24Gは、エンジンに2.4L i-VTEC(DOHC)、トランスミッションに5AT、駆動方式に4WDを採用する。いずれも乗車定員は5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月11日第1回パピルス新人賞を受賞した久保寺健彦氏の同名小説を映画化した『みなさん、さようなら』の完成披露試写会が9月25日(火)、都内で行われ、主演を務める濱田岳を始め、倉科カナ、波瑠、中村義洋監督が舞台挨拶に登壇した。小学校卒業をきっかけに「団地から一歩も出ずに生きる」と決めて大人になった主人公の孤独、葛藤、成長を描く本作で、濱田さんは主人公・渡会悟の12歳から30歳までを演じている。「ちっちゃい小学生に見えるか不安だった」と濱田さん。これに対して中村監督は「いや、実際ちっちゃいよ。ヒゲが伸びるのは早かったけど」とツッコミを入れ、丁々発止のやり取りを披露した。濱田さんと中村監督がタッグを組むのは『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』『ポテチ』に続き、これで5度目。「毎回楽しいです」(濱田さん)、「悟を演じられるのは、岳だけ」(中村監督)とさすがの信頼関係だ。中学校には通わず、団地内のパトロールを日課に、毎日自分が作ったスケジュール通りに日々を過ごし成長していく主人公・悟。小学校の同級生たちの帰宅を出迎え、団地内のケーキ屋に就職し、同級生と婚約もし、精一杯に青春を謳歌するが、時代の移り変わりと共に、同級生の数は減っていき、ついに悟はある重大な決断を迫られる。倉科さんは団地内のマドンナ的な存在を演じ「プレッシャーもありました。監督とも相談し、ウィスパーボイスでしゃべることを意識しました」とふり返る。主人公のように団地のみで生活を送る男性は「好きになりません!」と断言し、濱田さんは「うわー」とガッカリ顔。また、主人公の隣室に暮らす優等生を演じる波瑠さんは「クールだけど、嫌な女には見えないようにしたかった」と役づくりを語った。映画の中にはそんな倉科さん&波瑠さんの胸を、濱田さんが揉むシーンがあるといい「悟としてなのか、本人の性格なのか、衝動的に胸を揉む感じが素晴らしかった」(中村監督)と絶賛のコメント。当の濱田さんは「台本に書いてあるからじゃないですか!」とタジタジだった。『みなさん、さようなら』は1月、全国にて公開。■関連作品:みなさん、さようなら (2013) 2013年1月、全国にて公開© 2012「みなさん、さようなら」製作委員会
2012年09月25日トヨタ自動車は21日、ハイブリッドシステム搭載の5ドアハッチバック「レクサス CT200h」に、特別仕様車”Creative Textile Interior”を設定して10月9日に発売すると発表した。価格は406万円。今回発表された特別仕様車は「CT200h標準仕様」をベースとし、”version C”の装備を採用。シートには、ブラックの専用エルテックスシート(本革に近い風合いの合成皮革)を特別装備して、ブルーもしくはレッドのステッチカラーを選択可能としている。また、ミディアムシルバーのオーナメントパネル(専用メタリックフィルム)、専用17インチアルミホイール(ハイグロス塗装)、LEDヘッドランプとヘッドランプレベリングシステム、雨滴感応式間欠フロントワイパー、サイドターンランプ・ヒーター付ドアミラー、運転席8Way調整式パワーシート(電動ランバーサポート付)&助手席4Way調整式パワーシートなどを装備。外板色には、専用色スターライトブラックガラスフレークを含む全10色を設定している。ハイブリッドシステムはリダクション機構付のTHS II、駆動方式は2WD(FF)を採用。乗車定員は5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月21日ドラマや映画とは違う新たな魅力が発見できそうマンガが原作となったドラマや映画が大ヒットを飛ばすことは、そう珍しいことでもなくなってきましたが、昨今では漫画のみならず、小説を原作としたマンガやアニメも増えてきています。そこで今回は、男性296名に「マンガ化、アニメ化してほしい小説」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.マンガ化、アニメ化してほしい小説は?(複数回答)1位『ガリレオ』シリーズ 東野圭吾20.3%2位『1Q84』村上春樹19.6%3位『ノルウェイの森』村上春樹11.2%4位『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎8.4%5位『加賀恭一郎』シリーズ 東野圭吾5.7%■番外編:この小説をマンガ化、アニメ化してほしい・『IN』桐野夏生:「実写だとキツそうなのでマンガだとちょうどよさそう」(33歳/機械・精密機器/営業職)・『ジェノサイド』高野和明:「自分のイメージとどれだけ違うか見てみたい」(48歳/食品・飲料/経営・コンサルタント系)・『八日目の蝉』角田光代:「映画が面白かったから」(41歳/情報・IT/技術職)・『プリンセス・トヨトミ』万城目学:「発想が面白いと思ったので。マンガやアニメなら実写では難しいことも描けそう」(28歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)・『三匹のおっさん』有川浩:「面白い小説だったからマンガ化されたらいいと思う」(27歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)■『ガリレオ』シリーズをマンガ化、アニメ化してほしい・「アニメの方が小説の世界観を表しやすいのでは?」(40歳/電機/技術職)・「このタイプの小説ならマンガ化、アニメ化しても違和感なく見られそう」(32歳/情報・IT/技術職)・「ドラマや映画との違いを見てみたい」(29歳/その他/技術職)・「難しい理論もマンガならとっつきやすそう」(25歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「ドラマが面白かったので、アニメでも違う魅力が出せそう」(28歳/情報・IT/販売職・サービス系)■『1Q84』をマンガ化、アニメ化してほしい・「話題作なので興味はあるが、あまり文字を読みたくないから」(34歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)・「どんな世界観が表現されるのか気になる」(25歳/食品・飲料/技術職)・「難しそうで読めないけどアニメなら……」(25歳/電力・ガス・石油/技術職)・「大好きな小説だけど実写化は難しそうなので」(31歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)■『ノルウェイの森』をマンガ化、アニメ化してほしい・「映画化されたので次はマンガやアニメで見たい」(26歳/機械・精密機器/営業職)・「世界に認められた名作だから」(33歳/その他/その他)・「実写よりもアニメ向きだと思う」(31歳/電機/営業職)・「春樹ワールドがどこまで広がるのか楽しみ」(25歳/金融・証券/専門職)■『ゴールデンスランバー』をマンガ化、アニメ化してほしい・「アニメ化されたらぜひ見たい!」(30歳/機械・精密機器/技術職)・「マンガ化されてカタカナで効果音が入ると、どんな感じになるのか見てみたい」(22歳/自動車関連/事務系専門職)・「映画も面白かったから」(23歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)■『加賀恭一郎』シリーズをマンガ化、アニメ化してほしい・「このシリーズが大好きだから」(24歳/情報・IT/技術職)・「東野圭吾はハズレがないから、アニメもシリーズ化できそう」(22歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)■総評1位は福山雅治さん主演のドラマ、映画でも人気を集めた『ガリレオ』シリーズです。5位には同じく東野圭吾さんの作品『加賀恭一郎』シリーズがランクインしています。ドラマを見て「面白い!」と思った人たちが、実写とは違った魅力が見られそうなアニメ化、マンガ化を支持しました。ドラマ化、映画化された作品が並ぶ中、2位の『1Q84』だけは映像化されていません。春樹ファン待望の長編小説として2009年に発売されたこの作品は、今年2012年に文庫化され再び注目を集めています。「まだ読んでいない」という人たちが、マンガやアニメでの再現を望んでいるようです。村上春樹さんは作品の映像化をなかなか許可しないことでも知られていますが、いつかアニメやマンガ版の『1Q84』が見られるといいですね。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年6月8日~6月11日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性296名(その他と回答した26.6%を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】絶対に実写化してほしくないマンガ【ランキング男性編】マンガの実写化に乗り気ではない理由【ランキング男性編】マンガのドラマ版(2000年~2009年)で面白かったもの完全版(画像などあり)を見る
2012年08月05日部屋に入るとボウズ頭で「こんにちは!」と快活な一声。劇中で見せる平凡で気弱なキャラクターとは異なるその素顔に驚かされる。人気作家・東野圭吾が手がけたブラック・コメディ“笑”シリーズをドラマ化した一篇「モテモテ・スプレー」では、まったく“モテない”男の役で見事なハマりぶりを見せる、濱田岳。『アヒルと鴨のコインロッカー』や『ポテチ』など伊坂幸太郎原作の作品を始め、『宇宙兄弟』、『永遠の0(ゼロ)』と話題作に引っ張りだこの24歳。この男の本当の素顔とは?ミステリー小説の名手・東野圭吾の一味違った側面が楽しめるコメディ要素の強い本作。これまでにないテイストを濱田さんはどう楽しんだのだろうか?「“東野圭吾さんと言えば”っていうイメージが映画だったりドラマだったりを通して僕の中にもあって、東野圭吾エッセンスはあるんだけど、ひと毒盛ってあるような感じがしてすごく新鮮でした。今回のものにはそういったスパイスも入っていて、コメディってふざければいいっていうわけではないんだなと勉強になりました。そのコミカルなシーンをいかに本気でやるかっていうことなんだなと。どちらかというと僕は面白いことが好きなので楽しんでやるタイプなんですけど、倉科(カナ)さんは一瞬現場がピリッとするくらいの真剣なお芝居をされていて、もう“すいません…”って感じでした」。「男として理解できてしまう僕もどうなのかな…」“モテモテ・スプレー”なる必殺アイテムを使って意中の乙女(倉科さん)を振り向かせようと奔走する主人公・タカシを演じた濱田さん。役づくりは「ほとんど必要なかった」とふり返る。「僕は中学・高校と男子校だったんですよ。参観日にお母さんたちが集まったときに、ちょっとチヤホヤされるぐらいで(笑)、モテたっていう実感もあんまりなかったです。だから、男ばっかり集まってバカみたいな妄想ばっかりが膨らんじゃってましたね。“モテてぇ~!”っていう気持ちは一緒なので、もう“分かるよ、モテたいよね!”っていう一心で演じきりました。まぁ、言ってみれば一種の“高嶺の花”の子がモテモテ・スプレーを使えば振り向いてくれるわけですから。タカシはそれで気持ちよくなってしまって、そんな時間が続けばいいなって思うんですよね。でも、そこを理解できてしまう僕もどうなのかなと思いますけど…。もし僕がこの話を中学生の頃に見ていたら、おかしなことになってたと思います(笑)」。しかしこのモテモテ・スプレー、やや難あり。持続時間は短く、効果が切れてしまえば、またモテない男に逆戻りしてしまうのだ。だが、濱田さんはここにも男として共感。「いままでニコニコしてくれたのに、いくらお芝居と分かっていても(スプレーの効果が切れて)『あぁ、もうダメ。嫌いになりそう』って言われたとき、グサっとくるものがありましたね。女性から『嫌い』って言われるのは、なかなかつらかったです(笑)。タカシとしてというよりも濱田岳として、ちょっと傷つきました…。ガラスのハートなんですよ(笑)。僕自身は脈がなければ諦めるタイプなので、あんなに脈がない女性に対してはなかなか行けないですね」。“振り回される男”濱田岳濱田さん演じるタカシは劇中ずっと振り回され続ける。依存してしまったスプレーの効果に振り回され、スプレーを開発した謎の博士(津川雅彦)による謎の理論によって丸め込まれ振り回される。“振り回される男”が似合うと言っていいのか…。だが、芸暦10年以上、彼の演じてきた役は数知れず。そのたびに自在に異なる“濱田岳”を見せてきた。「僕は、とにかく振り回される役が多いですね(笑)。眉毛が八の字に下がってて困ってる風な顔だからかな?でも、どんな役も僕自身なんですよね。今回の役も僕と言えば僕だし、殺人鬼・キルオ(『ゴールデンスランバー』)も僕と言えば僕なんです。殺人鬼にしても情けないヤツ、喧嘩早いヤツにしても、演じるキャラクターの要素は僕の中に少なくとも0.0001%はあると思うんです。僕はその部分を100%に引き伸ばしたり、逆に縮めたりして役のサイズに合わせて、毎回カメラの前に立つんです。だからそれは当然、僕にしかできないものになるんだけど、別の人がやれば僕には絶対できないものになるとも思ってます。でも、それがいいか悪いかは他人が決めることなので、ダメって言われてしまえばそれまでだし。だから、いままでのやり方に縛られててもいけないのかな」。最後に一問、濱田岳は実際にモテモテ・スプレーがあったら使いたい?「使っちゃうだろうなぁ。絶対使っちゃう!奥さんがいるので使い方は秘密ですけど(笑)」。「東野圭吾ドラマシリーズ“笑”」、第1笑「モテモテ・スプレー」は8月1日(水)より、第2笑「あるジーサンに線香を」は9月1日(土)、第3笑「誘拐電話網」は10月1日(月)よりJ:COMオンデマンドメガパックにて、またauスマートフォンスマートパス・ビデオパスにて配信予定。(stylist: Katsumi Norihito/Koa hole inc.)■関連作品:永遠の0(ゼロ) 2013年、公開予定© 2013「永遠の0」製作委員会
2012年07月26日二転三転していくストーリーで観る者を翻弄していく内田けんじ監督の最新作『鍵泥棒のメソッド』。立場がまるっと入れ替わったことで生まれる奇妙な人間模様を見せる堺雅人、香川照之、広末涼子の3人の主要キャストの“何とも言えない顔”が印象的な本作のポスターがこのほど公開された。ある日、銭湯で転倒し記憶を失った伝説の殺し屋と、たまたまそこに居合わせた一人の売れない貧乏役者、2人の男の人生が入れ替わるところから始まる予測不能なストーリー。転倒した男の持っていた大金に目がくらみ、彼に成りすます貧乏役者・桜井に堺さん、記憶を失い自分が桜井だと思い込んでいるコンドウに香川さん、役者として努力するようになるコンドウに恋する女性編集長・香苗に広末涼子が扮する。先日閉幕した第15回上海国際映画祭で日本映画史上初となる最優秀脚本賞を受賞するなど、その独特の笑いがファンの心を捉えている本作。今回届いたポスターにも、内田作品に通低する「笑い」、「ハラハラ・ドキドキ」、「トキメキ」の要素がたっぷり詰め込まれている。中でも目を引くのが堺さんの“困った顔”である。これまでの出演作『ゴールデンスランバー』や『ツレがうつになりまして。』などでも“困った顔”で女性たちの母性本能をくすぐってきた堺さんだが、本作ではどうやら少し事情が異なるよう。ポスターの中央にいる彼の心を占めるのは“バレる”ことに対する不安なのか、何かを思案する“なんとも言えない顔”を見せている。その右側で、殺し屋よろしくこちらを睨みつけるのはコンドウ役の香川さん。眼光の鋭さと真剣味を帯びた表情がかえって滑稽さを醸し出している。ピリリと刺すような視線はさすが、念願の歌舞伎界入りを果たした男の目ならでは?そして左側では婚活中女子・香苗役の広末さんが静かに獲物(未来のだんな様)を見定めるような表情を浮かべており、香川さんとは異なる女の凄みを出している。記憶喪失をいいことに成り代わりでコンドウを“騙す”桜井、そのことを知らずに桜井に“翻弄される”香苗…。果たして真実が明かされたときに起こるファンタジーとは?三者三様の表情も去ることながら、彼らのバックに散りばめられたそれぞれの“手書きメモ”やワイルドな雰囲気を漂わせる荒川良々、細かいシーンのビジュアルなど至るところに本作を紐解く“鍵”が隠れているよう。あなたはどこまで読み解ける?『鍵泥棒のメソッド』は9月15日(土)よりシネクイントほか全国にて公開。■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会
2012年07月06日プジョー・シトロエン・ジャポンは7月6日、プジョーのフラッグシップモデル「508」の日本導入1周年を記念した特別仕様車「508 1st Anniversary」を発売する。「508」は1.6リットルの直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンを搭載したプジョーのフラッグシップモデルで、セダンとステーションワゴンがある。日本では昨年7月11日から販売開始された。日本導入から1周年を記念して登場したのが「508 1st Anniversary」だ。ベースは最上級グレードのGriffeで、特別装備されるのはインテリアが中心。とくにナッパレザーインテリアの採用が目玉となる。プジョーではRCZのみに採用されている高品質なナッパレザーをシート、センターアームレスト、ドアトリムに採用した。このレザーはカラーも通常モデルにはないブラウン系を採用し、プレミアム感を演出している。その他、運転席ポジションメモリー、アクティブランバーサポート、リバースギア連動チルト機構付ドアミラー、それにドライバーが乗り降りしやすいようにシートが自動的に動くウェルカム機能が追加装備される。エクステリアにおいては、17インチアルミホイールが装着されるのが唯一の変更点となる。価格はGriffeのわずか10万円アップで、セダンが424万円、ステーションワゴンが447万円。それぞれ80台と120台の限定販売となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日公開中の映画『ポテチ』が好評を集めている。伊坂幸太郎氏の同名小説を、中村義洋監督が映画化した本作は、公開前から評価が高く、一般試写会のアンケート調査では95%の満足度を記録したという。本作がここまでの好評を集めるカギはどこにあるのだろうか?そのほかの情報『ポテチ』は、空き巣を生業とする主人公(濱田岳)が、目に見えない奇妙な縁で周りの人たちと繋がっていく姿を描いたヒューマン・ドラマ。昨年の東日本大震災に際して、中村監督が被災地を勇気づけようと、仙台で執筆活動を続ける伊坂氏と企画し、仙台のボランティアスタッフと市民エキストラ約1000人の協力のもと、完成させた作品だ。68分の中編で、仙台で先行上映を実施した後、全国に上映劇場を拡大している。その多くがベストセラーになっている伊坂氏の作品だけに映画化も多いが、中村監督は『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』を手がけ、映画ファンだけでなく、伊坂氏のファンからも厚い信頼を集めている。ちなみに一般試写会で、映画化された伊坂氏の作品の人気投票を行ったところ、ベスト3に“伊坂氏×中村監督”コンビの作品が2作もランクイン(『ゴールデン…』と『アヒルと鴨…』。もう1作は森淳一監督の『重力ピエロ』)しており、本作も“信頼のタッグ”の最新作として観客から好評を集めているようだ。ちなみに本作で主演を務めた濱田、音楽を手がけた斉藤和義も“伊坂氏×中村監督”作品に繰り返し参加している常連組で、どちらも伊坂氏、中村監督から信頼を寄せられているという。これまでも作家と映画監督がタッグを組んで新作を発表するケースはあったが、近年でここまでの成功を収めている組み合わせは少なく、今後、ふたりがどのような新作をおくりだすのかも気になるところだ。『ポテチ』公開中
2012年05月23日「ぴあ」調査による5月11日、12日公開の映画・満足度ランキングは、松雪泰子主演、大林宣彦監督の新作『この空の花 長岡花火物語』がトップに輝いた。2位に伊坂幸太郎の小説を中村義洋監督が映画化した『ポテチ』が、3位に知られざる児童養護施設の日常を映し出した『隣る人』が入った。その他の写真1位の『この空の花…』は、“復興、追悼、祈りの花火”として打ち上げられる長岡花火に込められた人々の想いを描く人間ドラマ。出口調査では「半ドキュメンタリーでリアリティがあって、考えさせられる」「大林監督の新しい一面が観られ、良い意味で期待を裏切られた」「監督の考え方に感銘を受けた。自分の人生のターニングポイントになる映画となった」「私は戦争を知らない世代なので、こういう作品を作ることのできる監督や俳優の存在はとても貴重だと思う」「平和への強い願いを感じることができた。若い人たちに観てほしい」など、10代から80代までの観客から高い満足度を集めた。2位の『ポテチ』は、『ゴールデンスランバー』など伊坂幸太郎作品を多く映画化してきた中村義洋監督が濱田岳を主演に迎えて描くヒューマンドラマ。アンケート調査では「舞台となった仙台の雰囲気や風景がとてもよく、自分の地元である元気な仙台が観られてうれしい!」「ストーリーに派手さはないが、展開が上手いので引き込まれ、最後には涙が出てしまった」「震災の影響を受けて作られた映画の中で一番腑に落ちた。なぜ“ポテチ”なのか、謎解きが感動を呼ぶ。キャスティングも最高だった」など、原作ファンからも太鼓判を押す声があがった。(本ランキングは、2012年5月11日(金)、12日(土)に公開された新作映画12本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年05月14日伊坂幸太郎の同名短編小説を映画化した『ポテチ』で、竹内結子がワンシーンのみのエキストラとして出演を果たしていることが明らかに!5月12日(土)に全国公開を迎え、新宿ピカデリーで濱田岳、木村文乃、中村義洋監督が舞台挨拶を行なったが、そこで濱田さんの口から明かされた。伊坂さんの短編集「フィッシュストーリー」(新潮社刊)に収められた一編を映画化した本作。全く同じ日に同じ病院で生まれ、全く違う人生を歩むことになった2人の男の運命を独特のタッチで描き出す。竹内さんは伊坂さん原作で中村監督がメガホンを取った『ゴールデンスランバー』に出演したほか、同じく中村監督の『チーム・バチスタ』シリーズに主演しており、本作のクランクイン時に別の映画のプロモーションでロケ地の仙台を偶然、訪れていたことから、本人の希望でエキストラ出演することになった。本作では中村監督も泥棒の“親分”役を自ら演じており、その出演シーンで後ろにいる通行人のひとりが竹内さん。仙台のご当地キャラの絵柄のトートバッグを持参しスッピンで現場に来たそうで、濱田さん曰く「イスも出さず、完全にエキストラ扱い」。中村監督によると「1回エキストラをやってみたかったらしいので、気を遣おうとするスタッフに『ほっとけ!』、『待たせておけ!』って言いました。あまり(竹内さんの訪問を周囲に)言ってなかったので、スタッフが機材を運びながら『えっ!』って二度見する感じでした」とおかしそうにふり返った。仙台での先行上映に続いて全国公開を迎えたが、満員の客席に濱田さんは「こんなにいっぱいにしてくれてありがとうございます」と感激の面持ち。木村さんは、印象深いシーンとして濱田さんと木村さんと大森南朋の車中での会話シーンを挙げ「炎天下での撮影で、ちょっとでも(タイミングが)ずれたら合わなくなるシーン。時間がかかってしまい印象に残ってます」と明かす。濱田さんはこのシーンで涙を流すが「一生懸命やったんですが、出来上がったのを見て『こんなブサイクなんだ!?』ってビックリしました」と苦笑い。中村監督は「撮影のときから『武田鉄矢さんでこの芝居見たことあるな』って思ってました」と感想を漏らし笑いがわき起こった。この日は、仙台在住の原作者の伊坂さんからもサプライズで手紙が届き「去年のいまごろ『ポテチ』の映画が観たいと監督に話しましたが、その日がこんなに早く来るとは思いませんでした」という喜びの声が伝えられ、濱田さんらは感激していた。『ポテチ』は全国にて公開中。■関連作品:ポテチ 2012年4月7日より仙台にて先行公開、5月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2007伊坂幸太郎/新潮社 © 2012『ポテチ』製作委員会■関連記事:濱田岳、ミス・ユニバース・ジャパン原綾子との対面に「キレイすぎてアタマ真っ白」中村義洋監督×濱田岳の最強タッグ再び!『ポテチ』試写会に10組20名様をご招待満席御礼!濱田岳&中村義洋監督が『ポテチ』を引っさげ、仙台に凱旋伊坂幸太郎の『ポテチ』をオール仙台ロケで映画化!濱田岳、斉藤和義らが再集結
2012年05月14日映画『ポテチ』の全国公開を前に4月25日(水)、都内で特別試写会が行われ、主演の濱田岳を始め共演の木村文乃、物語の舞台・仙台出身でミス・ユニバース・ジャパンに選ばれた原綾子が舞台挨拶を行なった。仙台在住の人気作家・伊坂幸太郎の人気短編を、過去に『ゴールデンスランバー』など伊坂作品の実写化を手がけてきた中村義洋監督が、斉藤和義を音楽に迎えて映画化。奇妙に交錯する人生を歩む、生年月日が同じ2人の男の運命を独特の切り口で描き出す。全国に先駆けて仙台では既に封切られ、大ヒットを記録している本作だが、この日の会場にも仙台から足を運んだという観客の姿も。濱田さんは夏の暑い盛りに行われた仙台でのロケに思いを馳せ「仙台のサポートメンバーのみなさんがいなかったら出来なかった作品です。現場って本当に酷くて、朝から晩までやることがある。昨日までお母さんをやってたような方に任せられるような仕事ではないんですが、それでもみなさん本当に一生懸命やってくださった。それを見て僕らも気が引き締まりました」と深々と頭を下げた。母親役を演じた石田えりについて濱田さんは「原作を読んでイメージしていたお母さん像があったんですが、お会いしたら『この人だ!』って思えました。すごい素敵なお母ちゃんで、どこかでえりさんに『お母ちゃん!』と甘えています」とふり返った。濱田さんが伊坂×中村作品の常連であるのに対し、木村さんは初めて。そんな中、濱田さんの存在に大いに助けられたようで「中村組がもう出来上がってるので『大丈夫かな?』という思いがあったんですが、(濱田さんは)本当にこのままの感じで(笑)、何も気にせずに入れました」と明かした。原さんは映画について「生まれ育った仙台の見たことある風景が出てきて、他人事とは思えず、映画の中に入り込んでるかのような気持ちで観ました。人を『何とかして助けたい』という気持ちが伝わってきました」と絶賛。濱田さんは原さんのあまりの美しさにポカンとした表情で「キレイすぎて頭が真っ白になりました」と照れくさそうな笑みを浮かべていた。中村監督はこの日、新作の撮影のため欠席となったが手紙で挨拶。「俺も原さんに会いたかった」、「岳ちゃん、原さんにくれぐれもよろしく」と未練たっぷりの様子が伝えられた。濱田さんは中村監督から具体的なメッセージがなかったことに「何だよそれ。一応、主演だよ?」とムクれて会場は笑いに包まれた。濱田さんは改めて「この映画のスタートのきっかけにはあの日のことがあります」と震災について触れつつ「でも、自分たちはどうすべきかとみなさんも考えたと思いますが、中村組は『僕らは面白い映画を作ることしかできない』と考えました。タイトな撮影でしたが、仙台で毎日楽しく作った映画。作り手がこんなに楽しんだんだからきっと楽しい映画になっています」と力強く呼びかけた。『ポテチ』は仙台にて先行上映中。5月12日(土)より全国にて公開。■関連作品:ポテチ 2012年4月7日より仙台にて先行公開、5月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2007伊坂幸太郎/新潮社 © 2012『ポテチ』製作委員会■関連記事:中村義洋監督×濱田岳の最強タッグ再び!『ポテチ』試写会に10組20名様をご招待満席御礼!濱田岳&中村義洋監督が『ポテチ』を引っさげ、仙台に凱旋伊坂幸太郎の『ポテチ』をオール仙台ロケで映画化!濱田岳、斉藤和義らが再集結
2012年04月26日『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』に続き、作家の伊坂幸太郎氏と中村義洋監督が再びタッグを組んだ映画『ポテチ』。5月12日(土)の全国公開を前に、本作の舞台となった仙台にある5つの劇場で7日に上映され、濱田岳、木村文乃、中村監督による舞台挨拶が行われた。その他の写真本作は、プロ野球のスター選手・尾崎と、空き巣を生業とする今村が運命に翻弄される中で、大切な人たちと絆を深めていく姿を描いた人間ドラマ。伊坂氏と中村監督の「これまでと変わらず、もう一度仙台で映画を」という思いから、仙台駅や勾当台公園、仙台市民球場など、市民の協力を得て仙台オールロケで撮影が行われた。『アヒルと鴨の…』の撮影で何度も仙台を訪れ、本作では今村役を演じた濱田は、「(仙台は)何度来ても楽しい。色々なことがあったけど、僕らに出来ることは楽しい映画を作ることしかないと思った」と、企画立ち上げから1年足らずで公開に至った本作への熱い思いを語った。また、本来泣かないはずのシーンなのに思わず涙が止まらず、逆にそれがOKテイクとして採用されたという撮影秘話も明かされ、彼の仙台への愛着ぶりが垣間見れた。一方中村監督は、「『アヒルと鴨の…』の時は、初日舞台挨拶をしてもなかなか満席にならなかった。今回はどの劇場でも満席でとにかく嬉しい」と、全回満席となったことを喜んだ。中村監督やキャストから、「仙台の地元スタッフやエキストラの存在なくしては撮影は不可能だった」と語られる本作は、“サポートメンバー”と呼ばれる地元ボランティアと市民エキストラら延べ1000人に支えられ、わずか8日間の撮影で制作されたという。それに対して木村は、「エキストラの方たちが落ち着いて励ましあうことで撮影が無事に進められた。そういう部分も映画から伝われば嬉しい。仙台はどこにいても人の温かさを感じる」と感謝の気持ちを伝えた。本作は現在、宮城県内7劇場にて公開中、5月12日(土)より全国公開される。『ポテチ』5月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国公開
2012年04月09日『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』など仙台を舞台とした名作を多く送り出してきた中村義洋監督×原作・伊坂幸太郎の強力タッグが贈る最新作『ポテチ』が、5月12日(土)の全国公開に先駆けて4月7日(土)、オールロケが行われた仙台にて公開され、仙台市内の劇場で主演の濱田岳、木村文乃、中村監督が舞台挨拶に登壇した。昨年3月に起きた東日本大震災を受け、伊坂さんと中村監督が「これまでと変わらず、もう一度仙台で映画を」という思いから、3度目となるオール仙台ロケでの撮影を実現させた本作。プロ野球界のスター選手と凡人、全く同じ日に生まれながらも全く異なる人生を送ることになった2人の男を中心に、目に見えない絆で結ばれた人々が運命に翻弄されつつも強く生きていく姿を描く。撮影期間わずか8日間という過酷な撮影となったが、中村監督含めキャスト陣らが「彼らの存在無くしてはこの撮影は不可能だった」と語るのが、“サポートメンバー”と呼ばれる約1,000人に及ぶ地元ボランティア・スタッフと市民エキストラの方たち。主演を務めた濱田さんは「『アヒルと鴨のコインロッカー』の撮影で初めて来て以来、仙台には何度来たか分からないけど、何度来ても楽しいし、嬉しい。いろいろなことがあったけど、僕らにできることは楽しい映画を作ることしかないと思った」と真摯に胸中を明かした。さらに濱田さんは撮影中、地元エキストラの熱気に押され、本来泣かないはずのシーンで感極まって涙が止まらなくなり、さらにそのカットが本編で使用されたという撮影秘話を披露し、“地元”仙台での公開に感動もひとしおといった様子。この日、仙台市内の5つの劇場で行われた舞台挨拶の回は全て満席となった。この最高のスタートに中村監督は「『アヒルと鴨のコインロッカー』のときは初日舞台挨拶をしても、なかなか満席にならなかった。今回はどの劇場も満席でとにかく嬉しい」と喜びの胸中を明かし、温かい拍手に包まれながら“地元愛”に満ちた舞台挨拶は盛況のうちに幕を閉じた。『ポテチ』は仙台にて公開中、5月12日(土)より全国にて公開。■関連作品:ポテチ 2012年4月7日より仙台にて先行公開、5月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2007伊坂幸太郎/新潮社 © 2012『ポテチ』製作委員会■関連記事:伊坂幸太郎の『ポテチ』をオール仙台ロケで映画化!濱田岳、斉藤和義らが再集結
2012年04月09日絶対不可能と言われていた“リンゴの無農薬栽培”を実現させたリンゴ農家・木村秋則氏の挑戦を描いた著書『奇跡のリンゴ』が、阿部サダヲと菅野美穂主演で映画化されることが決定した。その他の写真日本最大のリンゴ生産地である青森県を舞台に、一人の農家の挑戦を描いた本作。『ゴールデンスランバー』『チーム・バチスタの栄光』で知られる中村義洋が監督を務め、阿部と菅野が夫婦役を演じる。極貧に耐え、自殺に追い込まれるほど過酷な状況になっても、11年もの年月をかけてリンゴの無農薬栽培を実現させた木村氏。今回キャスティングされた阿部は、「『世界で初めて(リンゴの無農薬栽培)』を成功させて今現在もご活躍中の方を演じるなんて、今までそんな経験はなかった。ステキな秋則を作りたいと思っています」と意気込みを見せている。両親が岩手県のリンゴ生産地の出身ということもあり縁を感じているという菅野は、「農薬アレルギーのある妻を苦しみから解放してあげたいという愛情が(無農薬リンゴ栽培の)きっかけだなんて、なんと素直で優しいんでしょう。猪突猛進の主人を温かく見つめるのが妻の務めでは」と、その献身的な役柄を振り返った。また中村監督は、「あらゆる仕事においてチャレンジを続ける人々の普遍的な物語。今まさに何かを諦めかけている人が見て、この家族に比べたら自分の方が恵まれているな、もう少し頑張れるな、なんて思っていただければ」と語っている。木村氏本人の、「一つのものに狂えばいつか答えは見つかる。とにかく諦めないで」という強いメッセージが込められた本作は、弘前市全面協力のもと、4月中旬からオール弘前ロケを敢行し、2013年に公開される予定だ。『奇跡のリンゴ』2013年ロードショー
2012年04月06日絶対不可能と言われていた、りんごの無農薬栽培。この不可能への挑戦から足掛け11年、不可能を覆したひとりの男の感動の実話「奇跡のリンゴ」(幻冬舎刊)が、阿部サダヲ、菅野美穂を主演に迎え、『ゴールデンスランバー』の中村義洋監督の指揮のもと映画化されることが決定した。学生時代までは機械いじりに夢中で、青森・弘前の一面を覆うリンゴ畑や農業そのものへの興味は皆無だった秋則。しかし、お見合い結婚を機に、秋則はりんご農家・木村家に入ることになる。農業もりんごも初めての秋則にさらなる衝撃が走る。何と農薬の恩恵を受けずして生産不可能な果実、りんごに使用されていた農薬が妻の体を蝕んでいたのだった――。『岳 -ガク-』や『Life 天国で君に逢えたら』の吉田智子と中村監督が共同脚本を手がけた本作。喫茶店で原作本と脚本を読んで号泣したという中村監督は、「あらゆる仕事においてチャレンジを続ける人の普遍的な物語であると感じた」と語る。そんな監督から「劇中の『バカだからなーんもわかんねぇのよ!』というセリフにあるような“底抜けのリンゴバカ”を演じていただくには、この人の持っているワケの分からない力強さしかない」と熱烈ラブコールを受け、主人公・秋則を演じることとなった阿部さん。「あの木村さん(主人公のモデルとなった木村秋則さん)の雰囲気…そう簡単に出せるものではないと思っております。たくさん研究して試して、素敵な『秋則』をつくっていきたいです」と気合十分!また、秋則の妻・美栄子役の菅野さんは、ご両親が岩手県でりんご作りをしているそうで、今回の出演には不思議な“縁”を感じたよう。「津軽魂ではありませんが、東北魂で頑張りたいと思います」と作品への意気込みを語った。2人のほかに山崎努や原田美枝子、池内博之といったベテラン俳優陣の出演もすでに決定している本作は、今月中旬にクランクインし、オール弘前ロケを敢行予定。音楽を担当する久石譲の美しいメロディと、厳しくも美しい青森の大地が奏でるハーモニーにも期待が高まる。最強のスタッフが贈る感動作の公開を楽しみに待ちたい。『奇跡のリンゴ』は2013年、全国東宝系にて公開。■関連作品:奇跡のリンゴ 2013年、全国東宝系にて公開
2012年04月06日『アヒルと鴨とコインロッカー』『ゴールデンスランバー』チームの最新作『ポテチ』が、第4回沖縄国際映画祭・長編プログラムPeace部門でワールドプレミア上映され、キャストの濱田岳と木村文乃が舞台あいさつを行った。その他の写真本作は、東日本大震災直後に企画・製作され、震災後の仙台でオールロケを敢行した映画。主演の今村を演じた濱田は「僕たちはいつもどおり、面白い映画を作ることしかできないと思ったんです。震災後の仙台が舞台ですが、元気な仙台、ほっとできる映像をカメラにおさめています」。あたたかな気持ちになれるはずと、笑顔でコメントした。また、「中村組は僕にとって居心地のいい場所。この映画は一週間で撮ったんですが、一週間ふざけどおしました(笑)」と語るように、濱田は中村監督作品にはお馴染みの俳優。一方、共演の木村は今回が中村組に初参戦となり、「本当に素敵なチームです。お互いが励ましあって、笑いあっている楽しい現場でした」と印象を語った。この映画の原作は、伊坂幸太郎の13冊目の中短編集『フィッシュストーリー』のなかの中編『ポテチ』。同じ生年月日に生まれた今村と尾崎は、26年後、空き巣を生業とする凡人とプロ野球のスター選手という別々の道を歩いていたが、見えない力によって引き寄せられていく。そんな同じ誕生日という設定について濱田は、「僕はまだ同じ生年月日の人に会ったことはないんですが、出会ったら飲みに行きますね(笑)」。木村は「誕生日が同じというだけで距離が近くなりそう。私は誕生日が10月19日なんですけど、10時19分とか、自分の誕生日の数字を偶然目にするとうれしくなったりします」。女性の感性が垣間見られる木村の発言に、濱田は苦笑いだった。そして、舞台あいさつの最後には「いろいろな想いがギュッと詰まった作品」と2人それぞれがメッセージを送る。木村の「誰かのためを思って行動することにムダなことはひとつもない、そんな想いが込められている映画です。観た後に、行動してみようかな、一歩すすんでみようかなと思ってもらえたらうれしい」という言葉にうなずきながら、濱田は「中村監督からの伝言をあずかってきました。68分という短い映画なのでトイレの心配は全くない、安心して観られるということをしっかりと言うんだぞ!と言われたので、安心して楽しんでください(笑)!」。あたたかさとユーモアに満ちた映画同様に、舞台あいさつも終始なごやかだった。『ポテチ』は7日から仙台先行公開され、5月12日(土)から全国公開される。取材・文・写真:新谷里映
2012年04月02日トヨタ自動車は29日、ステーションワゴン「アベンシス」をマイナーチェンジして、4月16日に発売すると発表した。同車は、欧州の道で鍛え上げた走りとプレミアム感にあふれたスタイルが特長という本格ステーションワゴン。今回のマイナーチェンジでは、流麗でダイナミックなスタイルや質感の高い内装を継承しつつ、内外装のさらなるプレミアム感を追求したとのこと。また、継続グレードの「Xi」に加えて、より質感の高い内装デザインと装備を充実した上級グレードの「Li」を追加設定している。価格は、Xiが250万円、Liが275万円。主な変更点は、LEDクリアランスランプ(車幅灯)を追加したヘッドランプ、中央部の押し出しを強めたフロントグリルとフロントバンパー、開口部を強調したフロントロアグリルなどにより、精悍でダイナミックなフロントビューへと進化。インテリアは、シート表皮柄の変更および、ドアグリップ、サイドレジスター(両サイドの空調吹き出し口)、センタークラスター、ドアスイッチベースに、加飾の追加や変更を施すことで質感を向上したとのこと。上級グレードのLiは、フロントフォグランプと17インチのタイヤ&ホイールを専用装備したほか、アルカンターラ+本革の専用シート表皮、センタークラスターおよびドアスイッチベースに木目調加飾を採用。運転席電動ランバーサポートやクルーズコントロールなどを専用装備として、利便性や機能性の向上も図られている。XiとLiともに、エンジンは2.0Lの直列4気筒DOHC(3ZR-FAE)、トランスミッションはSuper CVT-i、駆動方式は2WD(FF)を採用する。乗車定員は5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月29日