愛らしさに満ちた“フワぷに”ボディの新キャラクターの魅力で注目を集めている、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ベイマックス』(12月20日公開)。今回、その最新ポスタービジュアルが完成となり、さらに本作の主人公のフルネームが「ヒロ・ハマダ」ということが公式に明らかとなった。本作は、東京とサンフランシスコを融合したかのような架空都市“サンフランソウキョウ”を舞台に、優しすぎるケア・ロボット“ベイマックス”と、最愛の兄を亡くしたばかりの天才少年“ヒロ”が繰り広げる感動アドベンチャー。すでに予告編や関連動画を見た人々の間では、「ベイマックスにハグしてほしい…」「見るたびにベイマックスにハグされたいと思う」と、このディズニーの愛らしい新キャラクターの魅力にハグされたい!という人が続出中。今回発表となった新ポスターも、「ベイマックスの優しさと2人の絆を感じる“ハグ”がもっと見たい」とディズニーへ多くの要望があり、急遽作られたという。“フワぷに”ボディのベイマックスがヒロをハグしている、微笑ましくも温かく、そして何ともうらやましい(?)ビジュアルだ。さらに、併せてフルネームが明らかにされた、本作の主人公ヒロ・ハマダ。幼い頃に両親を亡くしたヒロ・ハマダは「ロボット工学の神童」と呼ばれ、天才的な頭脳を持ちながらも、心はごく普通の14歳の少年。その天才的な頭脳と心のバランスの取れないヒロを幼いころから守り、優しさと愛情を惜しみなく注いでくれた兄のタダシ・ハマダは、謎の爆発事故で帰らぬ人となり、深い悲しみを負ったヒロは心を閉ざしてしまうのだ。その天才頭脳を持ってしても処理できない“悲しみ”を抱えたヒロに寄り添い、心のケアをするために生まれたベイマックスが彼をハグする姿は、とても感動的なカット。そして、「“優しさ”で世界を救えるか?」という本作のテーマに迫ったコピーも印象的だ。また、『シュガー・ラッシュ』『アナと雪の女王』を手がけ、本作ではプロデューサーを務めるロイ・コンリは、本作で日本の要素を正しく描くため訪日し、徹底的なリサーチを重ねてきたという。「僕らはみんな日本に恋しているんだ」と日本への想いを語るロイは、日本の影響を受けながらも、誰も見たことのない架空都市“サンフランソウキョウ”を作り上げ、リサーチ中に出会った日本の鈴にインスパイアを受けて、ベイマックスのデザインを描き上げた。その“日本びいき”の作風は“ディズニーから日本へのラブレター”とも言われるほどで、明らかになった主人公の「ヒロ・ハマダ」という名前も、日本人を連想させるような名前なのは心憎いところ。さらに、ドン・ホールとクリス・ウィリアムズ両監督も、「僕らに影響を与え続ける日本文化へ、この作品でお返しできれば嬉しい」と語っており、その日本びいきな姿勢は相当なもの。世界で初めての公式上映となる東京国際映画祭でのワールド・プレミアも楽しみな『ベイマックス』の“優しさ”に、このビジュアルから触れてみて。『ベイマックス』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月29日村田製作所は9月25日、新型ロボット「村田製作所チアリーディング部」を発表した。自転車型ロボット「ムラタセイサク君」、一輪車型ロボット「ムラタセイコちゃん」に続く4世代目のロボットで、今回は"玉乗り"ロボットとなる。10月7日に開幕する「CEATEC JAPAN 2014」(会場:幕張メッセ)で一般に披露される予定だ。同社はこれまで、1991年に初代ムラタセイサク君、2005年に2代目ムラタセイサク君、2008年にムラタセイコちゃんを開発してきた。2輪→1輪と来て、次は"0輪"ということで、ボールに乗るロボットに挑戦した。"スカート"の内側には3台のオムニホイールが内蔵されており、これで移動したり、バランスを取ったりしている。バランス制御には、いわゆる"倒立振子"の技術が採用されている。内蔵のジャイロセンサで姿勢を監視しており、傾きを検出するとその方向に移動することで、転倒を防止する。常に移動することでバランスを保っているわけだが、チアリーディング部ではこの移動範囲を半径1cm以内に抑えた。ロボットの身長は36cm(ボール含む)、体重は1.5kg(ボール含まず)。ボールは中空のステンレス球で、表面には滑り止めのコーティングが施されている。バランスを保ちながら、全方向へ秒速30cmで移動することが可能だという。なお、肩と頭部にも計4自由度があるが、こちらは演出用でバランス制御には関係しない。4世代目となるチアリーディング部の大きな特徴は、複数ロボットによる協調動作を取り入れたことだ。各ロボットは、ステージ上に設置された発信機から出される超音波と赤外線を頼りに、自分の現在位置を計測。それを無線で外部サーバーに伝え、群制御技術により動きが指示される。これにより、10体のフォーメーションダンスを実現した。ロボットの頭部には、超音波マイクと赤外線センサが内蔵。受信した超音波と赤外線との時間差から、発信機までの距離を計算している。発信機はステージ脇の2カ所に設置されているので、それぞれまでの距離が分かれば、現在位置を4m四方のステージ上の1カ所に特定できるというわけだ。同社の東京支社で開催された発表会には、上席執行役員/技術・開発本部副本部長の小島祐一氏と、チアリーディング部のプロジェクトリーダーである広報室企業広報課担当課長の吉川浩一氏が出席。プロジェクトについて説明した。両氏がともに強調したのは「ソリューション」というキーワードである。これまでのムラタセイサク君、ムラタセイコちゃんは、自社の技術力をアピールするために、センサ部品やロボット設計など、なるべく社内でやることにこだわってきた。しかし今回のチアリーディング部では、京都大学松野研究室(群制御技術)やヴイストン(ロボット本体)など、外部パートナーとの協力を積極的に推し進めた。その理由について、吉川氏は「顧客ニーズの多様化」をあげる。「全ての技術を自分たちだけでは供給できない。スピードを優先する場合には、他社との協業も必要になってくる。チアリーディング部では、様々なパートナーと共同して、最適なソリューションを提供していくことを体現した」と狙いを述べる。ところで、なぜ「チアリーディング」であるのかという点についてだが、「世界中のイノベーターを応援する」というのが開発のコンセプトだったという。小島氏は「このロボットには、当社の技術力とチャレンジ精神が一杯詰まっている。エレクトロニクスの可能性や素晴らしさを感じて欲しい」とアピールした。
2014年09月26日岡山大学は、同大学大学院自然科学研究科の見浪教授の研究グループが、水中探査ロボットなどを手がける広和の協力を得て、「長時間潜航/作業対応自律制御型水中ロボット MOS/AUV(ももたろう岡大1号)」の開発に成功したと発表した。同ロボットは、従来型の遠隔操作水中ロボットにカメラを複眼構成としたロボット制御知能MOS (Move on Sensing)を搭載。同大学が開発したこのMOS制御知能により、水中対象物の3次元位置・姿勢自動認識性能、固定型水中対象物に対する位置安定化制御性能、移動対象物の追尾性能を持ち、自動制御化を実現した。また、自動給電により長時間の自律化連続運転/作業が行えることから、長期間連続航行を要する海底資源探査・回収や海中未確認生物の生物調査のほか、海産物の栽培漁業、人命救助などへの利用が期待されると同大学は説明している。
2014年08月08日“しょこたん”こと中川翔子が6月29日(日)、都内で米映画『トランスフォーマー ロストエイジ』の公開アフレコを行った。東京・中野区生まれの中川さんは「ロボットに変身して逃げてほしい。もったいないもん!」と発表されたばかりの中野サンプラザ解体を嘆いた。中川さんは日本語吹き替え版でヒロイン・テッサ役の声優を務め、ハリウッド映画のヒロイン役に初挑戦。「責任感と緊張感、喜びと興奮が一気にあふれている」とアフレコを前に武者震いだ。もともと『トランスフォーマー』の大ファンだと言い、「オプティマス・プライム様と共演できて、私の“中二脳”が爆発しそう」と興奮しきりだが、「あちらのティーンエイジャーは大人っぽいので、テンションは抑えてクールに大人っぽく…。でも難しいですね」と役作りを語った。また、亡くなった父親の中川勝彦さんは生前、ロボットアニメの声優を務めたことがあるといい「導いてくれた亡き父のDNAに感謝したい」としみじみ語る場面も。映画はスティーブン・スピルバーグ×マイケル・ベイという2大ヒットメーカーが手がけたシリーズ3部作からキャストを一新した最新作。この週末、世界37か国で封切られ、全米では『GODZILLA ゴジラ』のオープニング記録を上回る4,160万ドルを稼ぎ出し、本年度の記録を更新。また、中国で洋画史上最大のオープニング記録を樹立するなど、早くも旋風を巻き起こしている。「宇宙最先端の映像で、未知の興奮に出会うことができる。この映画は人類の進化の形!自分の命や思いを犠牲にしても、大切なもののために戦うオプティマス・プライム様を劇場で応援して。見なきゃ人生、損するよ」と大熱弁の中川さん。すっかり感化されたのか「テッサのように、私も自分で戦う力をもったヒロインになりたい。強くならなきゃ」と話していた。『トランスフォーマー ロストエイジ』は8月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トランスフォーマーロストエイジ 2014年8月8日より全国にて公開(C) 2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年06月30日30日(金)から日本公開になる映画『X-MEN:フューチャー&パスト』の冒頭3分間の映像が、3日(土)から9日(金)までの1週間、全国のTOHOシネマズ58劇場で世界最速上映されることが決定し、約1分間の本編映像があわせて公開になった。『X-MEN:フューチャー&パスト』本編映像本シリーズは、特殊な能力をもって生まれてきた者たちがふたつの勢力に分かれて、人類との共存と人類の破滅を掲げて壮絶なバトルを繰り広げるアクション大作。最新作では未来世界を舞台に、猛威をふるうバイオメカニカル・ロボット“センチネル”の活動を阻止するため、X-MENを率いるプロフェッサーXと敵のマグニートーが結託し、センチネルの開発が始まった1970年代にウルヴァリンの魂を送り込んで、過去と未来の両面で戦いを繰り広げる様を描く。展開の読めないストーリーと壮大なアクションが描かれる本作は一体、どのような映像で幕を開けるのか? 全世界のファンが待ち望んでいる映像を日本の映画ファンが世界で最初に“体験”できることになった。冒頭3分間の映像は、本作を上映予定のTOHOシネマズ58劇場で幕間に上映される。また、1分間の本編映像も公開になった。未来世界で最強の敵“センチネル”とX-MENたちがバトルを繰り広げる短いながら密度の高い映像で、壁などの障害物をすり抜ける、空間を瞬時に移動する、身体を金属化するなど様々な特殊能力をもったキャラクターたちが次々に登場。彼らはみな圧倒的な戦闘能力を誇っているはずだが、公開された映像は冒頭から緊迫した空気が漂う。これまで様々な戦いを繰り広げてきた彼らが“最強”と呼ぶセンチネルとは一体、どんな敵なのか? 間もなく上映される冒頭映像にヒントが隠されているかもしれない。『X-MEN:フューチャー&パスト』5月30日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー※“冒頭3分”の上映劇場は『X-MEN:フューチャー&パスト』上映予定のTOHOシネマズ58劇場(一部劇場/作品を除く)
2014年05月02日5月公開の映画『X-MEN:フューチャー&パスト』のキャラクタービジュアルが解禁になった。最新作では人類の滅亡を阻止するため、X-MENたちが未来(フューチャー)と過去(パスト)を舞台に壮大な戦いを繰り広げるため、彼らの宿敵“マグニートー”もイアン・マッケランとマイケル・ファスベンダーがひとつの役を演じ分ける。その他の写真本シリーズは、特殊な能力をもって生まれてきた者たちがふたつの勢力に分かれて、人類との共存と人類の破滅を掲げて壮絶なバトルを繰り広げるアクション大作。最新作では未来世界を舞台に、猛威をふるうバイオメカニカル・ロボット“センチネル”の活動を阻止するため、X-MENを率いるプロフェッサーXと敵のマグニートーが結託し、センチネルの開発が始まった1970年代にウルヴァリンの魂を送り込んで、過去と未来の両面で戦いを繰り広げる様を描く。本シリーズには様々なキャラクターが登場するが、X-MENの宿敵マグニートーは極めて重要なキャラクターとして知られている。磁力を制御し、金属を自由自在に操る能力をもつ彼は、ある時期までプロフェッサーXと行動を共にしていたが、袂を分かち、特殊な能力をもつ者は人類を支配するべき、という思想を持つようになる。その後、彼は繰り返し、X-MENたちと対立してきたが、自身の過去に苦しめられ、特殊能力を持つ者たちの行く末を案じており、“完全な悪”とは言い難い側面も持ち合わせている。最新作で彼はX-MENたちと手を組んで“センチネル”に立ち向かうが、その真意は依然、謎に包まれたままだ。本作には他にもヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、ジェームズ・マカヴォイ、ハル・ベリー、エレン・ペイジ、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルトらが再集結。壮大なアクションだけでなく、彼らの描く“ドラマ”も大きな見どころになりそうだ。『X-MEN:フューチャー&パスト』5月30日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2014年04月18日シャープは3月25日、ロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」シリーズの派生プロジェクトとして「プレミアムなCOCOROBO」プロジェクトを開始した。○「べ、べつに、あなたにほめてほしくて掃除したんじゃないんだからね」関連記事【レビュー】会話機能・スマホ連携・クラウドサービスなど全部入り - しゃべるロボット掃除機「ココロボ」最上位機種の「RX-V200」を使ってみたシャープでは同日、「SHARP Cloud Labs(シャープ・クラウド・ラボ)」を開設。同日より運用をしている。これは、大学や他企業、研究機関などと広く共同し、開発を行うことで多様なニーズに対応するクラウドサービスを開発しようというもの。社外のパートナー企業などから提案を受けたニーズや技術によって、トライアル版を開発し、特定ユーザーの体験による意見を反映することで、より良いサービス構築を目指すという。今回発表された「プレミアムなCOCOROBO」プロジェクトは、このSHARP Cloud Labsの一環として実施されるもの。シャープ独自の「ココロエンジン」をベースとして、ユーザーにより親しみやすく、楽しい機能を提供できないかを検討していくという。中でも、本モデルは「かわいらしい妹のようなロボット家電と暮らしたい」「魅力的な声のロボット家電と会話を楽しみたい」というユーザーニーズに応えられる家電製品は作れないかとの模索により誕生した特別なモデルとなっている。ユーザーが「掃除うまいね」と褒めると、「べ、べつに、あなたにほめてほしくて掃除したんじゃないんだからね」などと会話を楽しめるようになっている。会話例ユーザー「かわいい声だね」プレミアムなCOCOROBO「ありがとう。なんか照れちゃうなぁ♪」ユーザー「掃除うまいね」プレミアムなCOCOROBO「べ、べつに、あなたにほめてほしくて掃除したんじゃないんだからね」本モデル自体は非売品だが、ユーザーニーズの調査のためのトライアルテスト参加者を募って4月16日より1カ月間(5月15日まで)利用してもらうという。応募は3月31日から4月7日まで可能で、11名を募集する(応募者多数の場合は抽選)。詳細はシャープのWebサイトを参照のこと。
2014年03月25日東京ソラマチ(東京都墨田区)の8階にある「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」に、「Area II 惑星探査ゾーン」が新設され、2月22日にオープンした。このフロアには、東京ソラマチの開業時から「Area I ロボット技術ゾーン」があったが、これに追加された形。両エリアとも入場は無料だ。千葉工業大学(CIT)は、研究成果を社会に還元する活動の一環として、東京スカイツリータウンキャンパスを開設、一般に開放している。今回新設されたArea IIは、千葉工大・惑星探査研究センター(PERC)の松井孝典所長が監修。オープン前日の21日には、記者会見と内覧会が開催され、内容について、松井所長から説明があった。○隕石から作った日本刀の展示もArea IIがテーマとするのは月惑星探査。845平方メートルの展示エリアには、以下の7つのアトラクションが用意されており、来場者は全て無料で楽しむことができる。アストロゲートステップタップ太陽系グランドツアー天鉄刀ムーンウォーカー300インチ3D宇宙シアター実物大マクロスF「バルキリー VF-25F」注目は大迫力の3D映像が楽しめる「300インチ3D宇宙シアター」だろう。上映されるコンテンツ「宇宙138億年の旅 地球そして生命」の制作には、『ゴジラ』の川北紘一監督が全面協力。「CGだけではなく、ゴジラで培ってきたアナログ技術も多用」(川北監督)した約15分の映像で、ビッグバンから始まる138億年の歴史を振り返る。シアターの上映は、毎週日曜日、14時からの1回のみ。月曜~土曜の上映はないので注意したい。新エリアのコンセプトは、「なるべく本物のデータを使ったこと」(松井所長)だという。なおPERCは今年以降、流星観測用のカメラを国際宇宙ステーションに打ち上げたり、超小型衛星に搭載する予定であるが、こうしたプロジェクトで取得した映像なども、「同日中は無理にしても、すぐに新エリアでお見せできるようにしたい」(同)とのことだ。●実物大のバルキリー VF-25Fが常設展示!!○バルキリーが動くようになる?Area IIの入ってすぐ右側にある「バルキリー VF-25F」は、TVアニメ『マクロスF』に登場する架空の可変ロボットである。この実物大バルキリーはこれまで、「マクロス超時空展覧会」等の期間限定イベントで展示されたことはあったが、常設で展示されるのは今回が初めて。この展示は、千葉工大・未来ロボット技術研究センター(fuRo)と、マクロスFの総監督・メカデザイナーである河森正治氏、アートディレクターの天神英貴氏とのコラボレーションにより実現したもの。今回の展示のほか、本物のロボットを開発する「マクロス feat. CIT」プロジェクトも数年前からスタートしているという。マクロスファンだというfuRoの古田貴之所長は、これについて「今はまだ架空のロボットだが、いつかはこのバルキリーも動くようにしたいという思いを込め、マクロス feat. CITプロジェクトを発動した。皆さんと一緒にマクロス世界のようなロボットを実現して、いつかは宇宙を目指したい」と言及。現在開発しているロボットについては、「すでに河森監督からデザインはもらっていて、プロトタイプができたところ。マクロスの精神が入った"とんがったロボット"を作ろうとしている」(同)とのこと。サイズや機能について、詳細は明らかにされなかったが、2年以内の完成を目指しているそうだ。また展示の実物大バルキリーについてだが、これについても、一部を可動にすることを計画しており、現在、「油圧アクチュエータの選別を行っているところ」(同)だという。今後のアップデートにも注目しよう。
2014年03月07日スイッチサイエンスは、ドライバだけで組み立て可能な人型模型ロボットキット「RAPIRO(ラピロ)」の国内販売を開始したことを発表した。同ロボットの詳細は、企画者である機楽の石渡氏のインタビューを参照していただければ幸いだが、ボディはプラスチック製パーツ30個で構成されており、サーボモーターは片足2個ずつ、片腕3個ずつ、腰1個、首1個の合計12個が用いられている。また、両目部分はフルカラーLEDを採用しており、自由は発色で光らせることが可能だ。さらに、制御基板はArduino互換であるため、ユーザーのプログラミングに対する障壁を下げることが可能なほか、頭部に超小型・低価格Linuxパソコン「Raspberry Pi」を搭載することが可能であり、そちらの機能を活用することでBluetoothや無線LANによる外部接続なども可能となる。加えて、頭部にはRaspberry Pi専用オプションのカメラモジュールを搭載することも可能だ。電源はACアダプタ接続、もしくはニッケル水素充電池(単3形5個)で、ニッケル水素電池では45~90分程度の動作が可能だという。なお、販売は同社Webサイト、アマゾンマーケットプレイスのほか、同社の販売代理店にて取り扱われる予定。価格は4万4100円(消費税5%時)または4万5360円(消費税8%時)で、ロボット工学およびソフトウェアの分野での研究、教育、学習に加え、ホビーとしての使用を想定しているという。
2014年03月04日三栄コーポレーションはこのほど、デンマークの子供家具ブランド「FLEXA」のショップとショールームを、五反田TOCビル(東京都品川区)にオープンした。実際の子供部屋のような店内を早速取材してきた。○変化に対応できるインテリア同ブランドは「子どもたちに夢のある部屋を」をコンセプトにしている。店内には、5台のベッドがシーン別に展示されている。同ブランドでは、「プリンセス」「ナイト」「ジャングル」「ガーリー」「パイレーツ」「ロボット」などのテーマを展開しており、実際の使用例を間近に見ることができる。同ブランドの製品は、一台のシングルベッドを中心に、フレームオプションをプラスすることで、アレンジを加えながら長く使えるのが特徴。ベッドにレッグをつけて高さを変えたり、ハシゴをつけて上り下りしたりできるようになっている。また、すべり台をつけることや、各テーマにあわせたクッションやベッドポケットをつけて雰囲気を変えることも可能。ベッドの下にプレイカーテンを引いて、秘密基地のような遊び場にしてもいいだろう。成長してからは、ベッド下にデスクとチェアなどを置いて勉強スペースにすることも。「ライフスタイルの変化」に対応できるインテリアを提案している。○北欧のパイン材を使用一般のシングルベッドは横幅が95cm~100cmなのに対し、同ブランドのベッドは90cmで作っているため、限られた空間を有効に活用することができる。木材には、北欧のパイン材を使用。同ブランドがエストニアに持つ「FLEXA フォレスト」にて栽培した木材が使われている。同ブランドは、2012年10月~2013年5月に「リビングデザインセンターOZONE」(東京都新宿区)にて期間限定の展示をしていた。商品をゆったり見せられる場が欲しいという理由で、今回のショールームオープンに至ったという。展示は、2~3カ月に1回変える予定。同店店内では、同じく北欧をベースにした子供家具のブランド「Formio(フォルミオ)」の展示もしている。
2014年02月15日NECは11月11日、各種センサを搭載し家庭向けに小型化したロボット「PaPeRo petit」を開発、同ロボットプラットフォームを元にさまざまなアプリケーションを提供するためのクラウド基盤で構成されるパートナー制度「PaPeRo パートナープログラム」を公開した。PaPeRo petitは、従来の「PaPeRo R500」のデザインを踏襲しながらも、一部の機能をクラウド基盤へ移行することで、半分のサイズとなる身長24cm、体重1.3kgを実現。カメラやマイク、高度な人検出センサを備えており、それらのセンサを組み合わせることで、温度や距離、角度から、暗いシーンでの人検出や、近くにいる人の検出などが可能であり、検出後は人の方向を見て話すという自然なコミュニケーションを行うことができるほか、クラウド上の認識技術と組み合わせることで画像認識や音声認識を行うことも可能となっている。また、PaPeRo パートナープログラムは、「アプリケーションパートナー」と「ビジネスパートナー」、ならびにNECの3者が連携し、ロボットとアプリケーションを組み合わせたサービスをエンドユーザに提供する仕組みであり、アプリケーションパートナーは、NECが公開するクラウド連携型ロボットプラットフォームのAPIを活用して、アプリケーション開発を行う法人を対象に募集が予定されており、そうして開発されたアプリケーションはビジネスパートナーを通じてサービスとしてエンドユーザへ販売されることとなる。また、ビジネスパートナーは、セキュリティ、住宅、医療、公共などさまざまな分野に向けてロボット活用サービスを提供する事業者に対して募集を行い、NECと共同でサービスや価格を決定し、エンドユーザにアプリケーションサービスとロボット端末を提供していくことが予定されている。なおNECでは、ビジネスパートナーがエンドユーザ向けの新サービスを検証するためのトライアルサービス(個別見積り、標準期間3カ月)を同日より提供開始したことも明らかにしており、パートナーと連携してエンドユーザへサービスを提供することで、人と人、人と社会をやさしくつなぐ世界の実現を目指すとしている。
2013年11月11日(デザイン Tシャツ ストア グラニフより)グラニフとのコラボで誕生した、セクシーな女性ロボットのTシャツグラニフ(graniph)は、イラストレーターの空山基(Sorayama Hajime)とコラボして、ロボットがデザインされたユニークなTシャツを発表した。(10月25日から各グラニフで発売)。有名な空山基はイラストレーター界で日本を代表する一人だ。3点のセクシーなロボットレディをプリントしたユニークなTシャツだ。さりげなくロボットにはブランドのロゴが入っている。グラニフ原宿の店内のギャラリーで見られる、空山基の作品また発売日と同じ日から開催されたアートイベント「企業コラボアート東京2013」で、グラニフ原宿の店内のギャラリーに、空山基の作品(原画)が販売、展示される。企業コラボアート東京2013は、アーティストたちをサポートする企業コレクターという分野を育て、啓発することを目的としている。コラボレーションTシャツをグラニフ原宿で購入された方に先着でポスターがもらえる(コラボレーションTシャツ、ポスターは数限定。売り切れ次第、終了)。空山基とグラニフの展示会期間2013年10月25日から11月4日まで。時間11:00から20:00まで。(デザイン Tシャツ ストア グラニフより)【参考】▼デザイン Tシャツ ストア グラニフ▼空山基(Sorayama Hajime)
2013年10月29日パナソニックは10月24日、2010年の第4回ロボット大賞で「日本機械工業連合会会長賞」を受賞した「注射薬払出ロボットを起点とした薬剤業務支援ロボット群」に属する医療用ロボットで、病院内の薬剤や検体をスタッフに替わって全自動で搬送する「HOSPI(ホスピー)」(画像1・2)の販売を2013年10月より開始することを発表した。日本の人口構造の高齢化が進む中で、医療現場となる病院では経営の健全化と医療看護サービスの質の維持・向上が強く求められているのは、多くの人がご存じのところだ。同社は、病院の本来の業務である医療・看護業務を阻害する間接的な業務の効率化に着目。具体的には、系列の松下記念病院(大阪府守口市)と、埼玉医科大学が運営する埼玉医大国際医療センターにおいて医療・看護業務の調査・分析が行われたというわけだ。これまで病院では、薬剤や検体の搬送については、主にカルテの随時搬送用として導入されたエアシュータや天井近傍を走らせる軌道台車などが利用されてきた。ただし、カルテは電子カルテが導入されることで、カルテの搬送は量・頻度ともに激減。その一方で、薬剤や検体などの搬送はカルテのように電子化ができないため、当然搬送するしかなく、ミスの許されない手段について、改めて模索されることになったのである。この薬剤や検体の搬送は、病院の運営状況にもよるよるが24時間365日発生し、これを看護師や検査技師が行うわけだが、それは本業を妨げることとなっている。しかし、人手による代替は妥当ではないとの見方も強くあった。そのような事情から、人手による搬送に近い特性を持ち、エアシュータなど従来の搬送装置よりも導入費用や維持費用が安価な「ロボット」を利用することへの期待が高まってきたというわけだ。このような背景の下、同社は長年蓄積してきた自律移動ロボットの技術を適用した搬送ロボットを開発し、先行して強い関心を同社に寄せたという松下記念病院と、埼玉医大国際医療センターにおいて実証試験がスタートしたのである。実証試験の結果、従来の搬送機械設備(エアシュータや軌道台車)に比べ、導入費用が1/4~1/2程度、メンテナンス費用が1/5程度に抑えられる(松下記念病院の事例から試算)ことが判明。また、従来の搬送機械設備のように、経路上で搬送物の上下姿勢を変化させることがないため、検体や発泡性の高い抗がん剤の搬送が可能なこと、薬の臨時処方で期待される搬送時間(地下1階から6階の場合で5~6分)内の搬送を安定して実現できるといった、病院の経営や日々の運営に大きなメリットがあることが明らかになったのである。それを受けて、今回、HOSPIの販売を開始することになったというわけだ。そしてHOSPIの特徴だが、大きく5点ある。1つ目は、走行経路ガイドが不要なこと。2つ目は、自律制御機能を搭載していること。3つ目は、自律制御機能と関係するが、エレベータへの自動乗降機能が実現していること。4つ目は、重要な薬剤・検体を守る収納部が備えられてセキュリティを確保していること。そして5つ目が、そのセキュリティに関係するが、院内LAN(有線・無線)による、運行監視システムが用意されていることだ。走行経路ガイドが不要なことにより、従来の自動搬送設備と比較して導入費用と維持費用の面で大きなメリットがあることは前述した通り。HOSP走行経路ガイドが不要なため、従来の自動搬送装置が必要とした走行経路を決めるためのテープや軌道(レール状のもの)を施工する必要があり、そのために病院業務の改善やレイアウト更新の都合で、経路や目的位置を変更する際には、これらテープや軌道の施工をし直す必要があったのである。こうしたテープや軌道を必要としなくなったため、それらによって患者やスタッフが歩行を妨げられることもなくなり、また床面の美観を損ねることもなくなったのである。導入費用と維持費用が安価なのは、こうしたインフラを床面に対して設置する工事をホコドス必要がないためで、さらに導入工事期間も短縮できるというわけだ。2つ目の自律制御機能については、1つ目のテープや軌道などを必要としない理由である目的地を指定されたHOSPIは、事前に入力された病院建物の地図情報を基に、適切な走行経路を自分で計画し、走行を完遂する機能を持つ。途中で患者や車椅子などによって走路をふさがれてしまう場面に遭遇しても、レーザーレンジファインダーを活用した障害物検知センサシステムにより安全に回避して目的地に向かえるのである。3つ目は、自律制御機能と関連するが、HOSPIはエレベータへの自動乗降機能を有しており、多層階の病院内でも職員の手を煩わせることなく搬送できることだ。エレベータのケージにHOSPIが乗り込んでくることに対して不安を感じる患者はお見舞客などもいる可能性があるため、HOSPIがエレベータを利用する場合は、エレベータがHOSPI乗り込み専用モードとなり、患者などは利用できなくなる。そしてHOSPIが降りると、即座に人が利用できる通常モードに戻るという仕組みだ。エレベータの利用効率と安全・安心な運用が両立されているのである。さらにオプションではあるが、HOSPIやエレベータ装置からの音声案内やサイネージにより、一時的にHOSPIがエレベータを利用することを映像と音声で知らせることも可能だ。患者やお見舞客などの快適性を損なわないようにも配慮されているのである。続いて4つ目は、重要な薬剤・検体を守る収納部が備えられている点(画像3)。これは、つまりセキュリティが確保されているということだ。HOSPIはスタッフが送り出した後は、基本、スタッフの目を離れて病院内を目的地に向かって移動することになる。すると当然、見た目もかわいかったり物珍しかったりすることから、下手したら子どもたちが遊んだりしてしまうかも知れないし、中には収納部を開けてようとする子どもだって出てくるだろう(何が入っているか、子どもにとってはとても気になることだろう)。さらには、いい大人のくせに、人の目がない場所でHOSPIと出会った時に、搬送物を取り出したりイタズラしたりするようなたちの悪い者や、明らかに中のものを盗もうとする人だって現れる可能性もある(病院の患者もお見舞客も、残念ながら善人ばかりではない)。そうしたリテラシーの低い人や犯罪者からのトラブルを防ぐため、HOSPIの収納庫はIDカードによるセキュリティを確保しており、スタッフのみが収納庫を開錠することができるようになっているのである。さらに、安定した姿勢で搬送することで液体の泡立ちを少なく抑えることができ、一般薬品に加え、血液検体、尿検体などを搬送することができるというわけだ。5つ目は、有線・無線を問わない院内LANによる、運行監視システム。いくらセキュリティがしっかりしているとはいっても、中にはHOSPIそのものを盗み出そうとする者もいるかも知れないし、人の目がないのをいいことに破壊行為をされてしまうようなことだってあるかも知れない。そのため、走行中の状態や、到着したことをわかりやすく伝えるために、院内LANを活用した運行監視システムが備えられているのである。またHOSPIは、すべての操作や走行経路を記録することはもちろん、オプションだが走行前方のカメラ画像を記録する機能も装備。そのため、誰がいつHOSPIにどのような搬送をさせたかの記録を残せるだけでなく、走行中に例えば子どもがHOSPIと遊んでいた事象や、HOSPIに対する器物破損行為(もので叩く、わざと倒すなど)、HOSPI到着位置にほかの機器が置かれてしまっているようなことなど、運用にまつわる改善点を明確にすることができ、正確で効率的な院内搬送を維持するというわけである。スペックは以下の通りだ。サイズ:全幅630mm×奥行き725mm×全高1386mm質量:約170kg*連続運転時間:約7時間(運用方法、走行環境によって変動)充電時間:フル充電まで約8時間最大移動速度:1.0m/s搬送能力:最大20kg搬送収納スペース:A3サイズ薬剤トレー6段相当搬送物:一般薬品、要管理薬品、検体、カルテなどの文書類通信機能:無線LAN IEEE802.11a/b/g/nセキュリティ機能:IDカードによるユーザ認証自律走行機能:地図情報と環境認識に基づく自律走行センサ:レーザーレンジファインダーによる環境認識エレベータ乗降機能:エレベータの自動呼び出し、乗り降り記録機能:操作者、操作内容、走行位置映像記録(オプション):走行前方映像を撮影可能なカメラを追加可能なおHOSPIの開発・製造については、系列のパナソニック プロダクションテクノロジーが、販売についてはパナソニック システムネットワークス システムソリューションズジャパンカンパニー関西社がそれぞれ担当する。
2013年10月25日「インド」と聞いて“美的”女子のみなさんが真っ先に頭に思い浮かべるのはヨガやアーユルヴェーダ、無難なところでやっぱりカレーライスでしょうか?いやいや、いまは俄然「インド映画」です。今年5月に日本で公開された『ロボット』は「なんだかよく分からない“しっちゃかめっちゃか”な展開」が受け、久しぶりにインド映画で大ヒットを記録。そんな『ロボット』と同じ製作チームが手がけた『ボス その男シヴァージ』も、『ロボット』のさらに上をゆくハチャメチャ度満載。『ムトゥ踊るマハラジャ』(’98)、『ロボット』の主演俳優・ラジニカーントが序盤から逮捕され、踊りまくり、宙を飛び、肌の色を変え、気づけばなぜかツルッパゲ…という奇想天外、摩訶不思議なパラレルワールドに誘ってくれます。そんなラジニ扮する強引&積極的なシヴァージのテンポに観客同様、惹きこまれていくのが古風で奥ゆかしい性格の女性・タミルを演じた、シュリヤー・サラン。今回、初来日を果たした彼女に同性ながらまず目がいってしまうのは、やはりその肉感的なボディー。しかし、インタビューではラジニへの称賛、尊敬を表しながらも自身に関する考えはなんとも男前。「ぶっとび映画」に真面目にぶっとんだ、ラジニカーントの新ミューズ、シュリヤー・サランの心意気をご覧あれ。――インドの超ビッグスター、ラジニカーントさんとの共演はいかがでしたか?「ラジニと共演して、本当に学ぶことが多かったわ。彼は、あれだけ多くのことを経験しているにも関わらず、未だに努力し続けているの。読書が好きな方なので、普段から本を読んで勉強してたわね。そんな勉強熱心な彼を尊敬してるわ。独学でスーパースターの座まで上りつめたんですもの。質素で貧しい家の出身であったけど、自力で地位を築いた彼は、本当に素晴らしいと思う。そして彼にはユーモアがあるの。周りを笑わせるのが好きな人だから、私もたくさん楽しませてもらったわ。彼は私の目標よ。彼のように私もなれたらいいなと思うの」。――どのシーンもインパクトが強烈ですけど、その中でも特に印象的だったシーンはありますか?「今回の映画で一番印象に残っているのは、美しいロケ地と素晴らしいセットね。トーダ・タルニーさんの美術、そしてオスカー受賞者であるラフマーンの音楽も素晴らしかった。そしてやっぱり、ラジニカーントという非常に謙虚でインドで一番有名と言ってもいい俳優と共演できたということね。この映画はミュージカルシーンが本当に美しく素晴らしいの。監督たちが準備した完璧な土台に乗って、私は演じるだけで良かった。とてもやりやすかったわ。いままでのキャリアをふり返る中で、この作品は私のハイライトと言えるかもしれないわね。そのくらい素晴らしい作品であり、参加できたことにいまでも感謝しているわ」。――大変だったけど、俳優としての「学び」もあったんですよね?「そうね。今回一度だけ体調を崩したときがあったの。本当に気分が悪かったんだけど、撮影せざるを得ない状況で…。そんなときに、ラジニが『僕のシーンを先に撮って、その間彼女を休ませてあげて』と言ってくれたの。そのときに学んだことが、“Show must go on”。『演技は止められない、撮影は続けなければいけない』ということ。俳優である以上、オフ日以外は撮影をしなければいけない。しかも、そのときは200名もの俳優がいたので、撮影せざるを得なかった。だから、『ギブアップしてはいけない』ということを撮影で学んだわ。何事もそうよね」。――ところで今、日本の男子は「草食系」、「ロールキャベツ男子」などと言われているんですが、インドの男性はシヴァージのように超積極的にアタックしてくる「肉食系」の方が多いのでしょうか?「そうねぇ…私も“真の男”という人にいままで会ったことがないのよ。そういう人に会えたらいいわね。どんな国でも追いかけるタイプの男性もいれば、女性が追いかけなきゃいけないタイプの男性もいるわよね。インドでも日本でも同じね(笑)」。――シュリヤーさんの衣装を始め、劇中衣装がどれも色鮮やかで素敵でしたが、インドの女性たちの間でいま流行っているファッションはありますか?「私が着た赤や青の目が覚めるような衣装は本当に素敵だったでしょ(笑)?今回は、マニーシュ・マルホトラさんと、ニータ・ルーラさんというインドでとても優秀なデザイナーの2人が衣装を担当してくれたの。彼らの衣装が素晴らしすぎて、今回は何も言うことがなかったわ。インド女性のファッションについては世界の流行とあまり変わらないと思うわ。インドの女性でも、世界中を旅している人はいるから、ファッションに敏感な人も多いの。インドの伝統的な服を着る人もいれば、世界のファッションを楽しんでいる人もいる。インドにおいて、ファッションはとても大切なものだから、ファッション業界においてもインドは強いといえるんじゃないかしら」。――シュリヤーさんのしなやかなダンスとグラマラスなスタイルに同じ女性ながら見とれてしまったんですが、日頃からどのようにして見事な体型を維持されているんですか?「できるときは、1日40~45分くらい運動してるの。ジムでトレーニングしたり、ヨガをしたり。泳げるときはできるだけ泳ぐようにもしてるわ…あ、あと、瞑想もするわね」。――外見的な美しさはもちろんですが、シュリアさんは慈善団体での活動もされていますよね。今後「女性」としてどんな生き方を目指していますか?どんな女性になりたいですか?「どんな女性…。ん~…分からないわね。というのも、人間というのは変わっていくものよね。様々な環境の中で生きているわけだし。でも、人間の、その人の“核”というのは同じであるべきだと思うわ。私はこれからもできる限りチャリティ活動を続けていきたいし、人の助けになるような事をしていきたい。そして何よりも幸せになりたいと思う。ジョン・レノンが子供のときに、学校で先生に『将来、何になりたい?』と聞かれて、『僕は幸せになりたい』と答えたら、先生が『質問の意味を理解してないわね』と彼に言ったんだけど、彼は『いや、先生の方こそ人生を理解してないね』と言ったの。彼のように、私も自分自身、そして周りも幸せにしたいと思って生きていきたいわ」。(text:Tomomi Kimura)photo:Tsuyoshi hashimotoHairmake:Noriko Aizawa(Kamidoko)■関連作品:ボス その男シヴァージ 2012年12月1日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開© 2007 Ayngaran International (UK)Ltd. All Rights Reserved.
2012年11月27日「海のすべてを楽しめる」をコンセプトにする、横浜・八景島シーパラダイスでは、「ドルフィンクリスマス’12」を11月10日から12月25日まで開催。期間中、イルミネーションをはじめ、特別イベントや企画が実施される。アクアミュージアムの4階で行われている「アクアイルミリウム」では、8メートルの「ジンベイザメ ロボット」が光と音の演出に合わせて動く「マジックタイム」ショーのクリスマスバージョンを開催。また、アクアミュージアム1階では、クリスマスソングに合わせてイワシたちが泳ぐ「白銀のクリスマスツリー」が楽しめる「クリスマス スーパーイワシ イリュージョン」を実施する。アクアミュージアム前広場には、ハートをあしらった「ドルフィンツリー」が登場。同パークで撮影された映画「今日、恋をはじめます」の公開を記念して、イルカとジンベエザメが彩るシーパラダイスオリジナルのクリスマスツリーで「恋がはじまるイルミネーション」を演出する。そのほか、海に面しているボードウォークで行われる「クリスマス花火シンフォニア」、アトラクション「バイキング」前やパラダイスクルーズ「パラダイス号」のイルミネーション装飾、ベイマーケットでは、イルミネーションイベントにちなんだフェアを行う。なお、期間中の土日祝の16時45分からは、アクアミュージアム前広場にて、動物たちがパフォーマンスをしながら島中のクリスマスイルミネーションをともす「ツリー点灯式」を実施するとのこと。詳細は、同パーク公式サイトで確認することができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日初めて「ボンクラ男子」という言葉を耳にしたのは、ラジオ番組『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』でした。しかし、特定ジャンルの映画や音楽などを好む人々らしいという漠然とした印象だけで、今一つ輪郭がはっきりしません。オフ会でリアルにボンクラ男子を目にしても、正体はつかめずモヤモヤが募るばかり。こうなったら本丸に切り込むしかない!■セクシャルじゃなくてソーシャルです――覚悟を決め、件(くだん)のラジオ番組の構成作家にして、ボンクラ男子のバイブルとの呼び声も高い名著『ブラスト公論誰もが豪邸に住みたがってるわけじゃない』を制作した、古川耕氏に「ボンクラ男子」について伺いました。「ボンクラ男子」とは、どんな人なのでしょうか?「ホモソーシャル的な趣味趣向・世界観、もしくは価値観を持ち、時にはその価値観を優先させるがあまり、社会性に欠ける振る舞いや言動を見せることがある……。そんな、少しだけ歪なバランス感を持つ人。また、男性に限らず『ボンクラ女子』も存在すると思っています」(古川氏)ここで登場するホモソーシャルとは、主に社会学の分野で使われる用語で、ホモフォビア(同性愛嫌悪)とミソジニー(女性嫌悪)を基本的な特徴とする、男性同士の強い連帯関係を表します。そこに性愛の入り込む余地はありません。ものすごく雑にまとめると、ホモソーシャル=熱き男たちのきずなということになるでしょうか。■『ランボー』を馬鹿にするやつは死ぬべき(あるボンクラ男子談)古川氏は「世間ではこう認知されているはず」という注釈付きで、ボンクラ男子の趣味趣向を挙げてくれました。・映画:SF、アクション、ホラーなど。いわゆるB級と呼ばれる作品も好む。・プロレス・格闘技・アニメ:SF、アクションもの、ロボットものを好むイメージ。・マンガ:少女マンガやオシャレ系は除く。過去の名作と呼ばれる作品もちゃんと押さえている。アメリカン・コミックも好む。・テレビゲーム:FPS(First Person Shooting、プレイヤーの一人称視点で進めるアクションゲーム)や洋物ゲーム、モンスターハンターなど。「あとは銃器・ミリタリー・ヘヴィメタル・SFあたりでしょうか。いずれにせよ、より懐古的かつ男のコっぽいものという印象があります」(古川氏)見事な男くささ、全体的に女性の影が薄い傾向がうかがえます。■ボンクラ男子はぬるく見守るべしボンクラ男子について考えた始めた時、趣味趣向の側面から切り崩そうとしましたが、範囲が広すぎるあまりに全体像が見えてきませんでした。それが、古川氏の示してくれた「ホモソーシャル」というファクターを通すと、ボンクラ男子が特定の趣向を持つ背景を、ざっくりではありますが理解することができたのです。ホモソーシャルは男性同士の連帯を基盤にした同質性が特徴で、異質なもの、すなわち「おれたち」でないものは排除されます。とりわけ性を排除する傾向が強いことから、女という異質な存在は忌み嫌われるのです。それも人によって程度がありますが、嫌悪とはいかないまでも、ボンクラ男子は心のどこかで女性を別世界の住人だと思っている模様。女の立場からすれば、勝手だなぁと思います。ただ、ボンクラ男子本人も、そこは自覚しているでしょう。ゆえに「ボンクラ」という言葉は自嘲気味に語られるのです。その含羞(がんしゅう)があればこそ、ボンクラ男子は憎みきれないロクデナシたりえているわけです。古川氏いわく「ボンクラには『甲斐性はないけどイイやつ』『ダメ人間なんだけどチャーミング』というようなニュアンスも含まれているはず」とのこと。なるほど、ボンクラ男子とは「歪(ゆが)んでいると知りながら愛に殉じる人々」と心得ました。愛とは総じて愚かなものだが、貫く姿勢は美しい……かな?愛戦士、ボンクラ男子に幸多かれ!私も『ランボー』は名作だと思います。(OFFICE-SANGA 服田恵美子)
2012年10月10日子供のころにレゴブロック(R)で遊んだことのある人は多いでしょう。大人になってもレゴブロックが大好きな人は世界中にいるとのことです。大人をも夢中にさせるレゴブロックの魅力とは何でしょうか?「レゴブロックの匠」として世界的に有名な五十川芳仁(いそがわよしひと)さんにお話を伺いました。五十川さんはレゴブロックに関する著述も多い、その世界では大変に有名な人です。――ホビーとしての「レゴブロックの世界」について知りたいのですが。レゴブロックを趣味としている人はどんなタイプに分かれるのでしょうか。五十川さん大きく2つに分かれると思います。1つはモデラー系の人。もう1つはコレクター系の人です。モデラー系の人というのは、自分の作りたい物を自分の手で制作する人。コレクターの人というのは、レゴブロックのキットを集めて飾っておくことに喜びを見い出す人ですね。レゴブロックのグッズ、Tシャツを集めたりする人もコレクター系に入るでしょう。――モデラー系の人たちに何か特徴はあるでしょうか。五十川さん専門としているシリーズ、好きなシリーズと言ってもいいかもしれませんが、それによって分かれると思います。システム系、テクニック系、マインドストーム系の3つですね。システム系というのは、みなさんがよくご存じの、普通のレゴブロックのことです。テクニック系になると、特殊なパーツが入ってきます。例えばデフギア、ステアリングシステムやモーターなどの「仕組み」、さまざまな「動き」を実現するための「ギミック」が使えます。機械を作るのが好きな人は「テクニック系」ですね。マインドストーム系では、さらにコンピューターの要素が入ってきます。CPU、メモリーが組み込まれたパーツがあって、これにセンサーなどのパーツを組み合わせると自律的に動作する「ロボット」だって作れます。このマインドストームは、最初のバージョンが出た時(1998年)には「レゴブロックの新時代を拓いた」として世界的に大評判になりました。マインドストームは今でも進化を続けています。――五十川さん自身はどのタイプなんですか?五十川さん私は、テクニック系、マインドストーム系の「動くモノ」を中心に制作をしています。――レゴブロックのマニピュレーターを動かして、ルービックキューブをすごいスピードで解くビデオがネットに上がって評判になったりしましたが。五十川さんあれは8年前ぐらいにもうあったんですよ。――えっ、そうなんですか?五十川さんそうなんですよ(笑)。もちろん当時は動きがもっとゆっくりだったりしましたが。最近話題になった物は、計算の部分は全部アンドロイドでやってますよね。パーツはレゴブロックのものですけどね。――レゴブロックが好きな先人たちの積み上げがあってここまだたどり着いたんですね。五十川さんそうですね(笑)。レゴブロックを使うとああいうことまでできるという、いいデモになってるとは思います。■レゴブロックの魅力は「試行錯誤」にあり――五十川さんはいつからレゴブロック好きなんですか?五十川さん私は5才ぐらいの時に親が買ってくれたのがレゴブロックに触れた最初で、それからずっと45年ぐらいレゴブロックが好きです(笑)。――レゴブロックの魅力はどんな点にあると思いますか?五十川さんそれは「試行錯誤できること」だと思います。ああでもない、こうでもないと、自分であれこれ試しながら物を作れる。これが最大の魅力だと思います。子供に「壊して遊ぶ」楽しみを提供できるのも、知育玩具として優れている点ですね。――壊して遊ぶ?五十川さん「壊して遊ぶ」ことは子供にとって重要なことだと思うんですよ。壊して、また作って、その中で学べることがあるんです。私の子供のころには、身の回りにたくさんの「機械」がありました。例えば(機械式の)時計。子供のころにはそれを分解して気の済むまで遊んだものです。そうして機械の仕組みなどを理解します。でも、今は時計を分解してもICと液晶しか出てこないでしょう?――ゲームマシンを壊しても同じですね。五十川さんそうです。子供の周りに「壊して遊べるもの」がない。こういう楽しさを与えてくれるのはレゴブロックしかないと思います。なので私は子供たちに、ぜひテクニック系のレゴブロックを触ってほしいと思っているんです。――五十川さんはレゴブロックに関する本をたくさん書かれていますが、その動機もそのあたりにあるのでしょうか?五十川さん私が最初に書いたレゴブロックの本は『レゴのしくみで遊ぶ本』というもので、1999年のことでした。この本は絶版になってしまって。それでも「同じような本が欲しい」という声が多かったので、新たに『レゴテクニック虎の巻』というPDF版の電子書籍を作ってシェアウェア的に公開しました。――布教活動のような熱心さですね(笑)。五十川さん……(笑)。そうこうするうちにアメリカの出版社からオファーが来て『The LEGO Technic Idea Book』というシリーズで3冊本を出しました。これには説明文がまったくないんですよ(本のページをめくる)。――本当ですね。五十川さんどんな国の人でもわかるように、その人が何歳でもわかるように説明文を一切入れていません。その代わり、本に出てくるレゴブロックのパーツはひとつひとつ色分けをして、理解しやすいように心がけました。ちなみに、作例の制作、撮影、フォトショップでの加工、ページデザイン、表紙デザインなど、全部私がやっています(笑)。――1人何役なんですか(笑)。最近ではどんな活動をしていますか?五十川さん『ブロック・からくり・けんきゅうじょ』という企画のために、企画立案、テキストブック・モデル制作をやっています。子供たちを20~30人集めて行う、テクニック系のキットを使った知育教育ですね。――子供たちの評判はどうでしょうか?五十川さんすごくいいですね。先ほども言いましたが、レゴブロックは非常にいい知育玩具なんです。■レゴブロックに興味を持った人は……――レゴブロックに興味を持って「始めたい」と思った人は、何から始めて、何を買えばいいでしょうか?五十川さん売り場に立ってレゴブロックのキットを見渡してみて、「これが欲しい」と思ったものを買って、それで始めればいいと思います。安いものは1,000円ぐらいですし、高価なものでも2万円ぐらいです。マインドストームになると4万円ぐらいはしますけれども。でも、それだけ出せば買えますので。――大人にとってはそれほど高価でない趣味ですか。五十川さんそうでしょう。それに、お子さんをダシにハマっているお父さんも随分おられると思いますね(笑)。小1時間ほどお話を伺っただけでも、レゴブロックの世界の奥深さの一端を知ることができました。みなさん、お子さんにはレゴブロックを買ってあげてはいかがでしょうか? もっとも親が虜になってしまうかもしれませんが。(高橋モータース@dcp)五十川芳仁さんのサイトルービックキューブを最速で解くマシン
2012年10月08日アニメや漫画で子供のころからロボットに親しんでいるので、日本人ほどロボットが好きな国民はいないでしょう。ロボコンやロボカップなど、自作ロボットの性能を競う大会も頻繁に行われています。ホビーとしてのロボットについて、ヴイストン株式会社、代表取締役の大和信夫さんにお話を伺いました。ヴイストン株式会社は2000年に設立されたホビーロボット開発の老舗であり草分け的存在です。現在でも教材用ロボット、二足歩行ロボットなどの開発、販売を行い、またホビーロボットの流通業者として日本一を誇る会社です。――ホビーとしてのロボットの世界について知りたいのですが。大和代表取締役そうですね。みなさんがロボットとして想像されるのは二足歩行のロボットだと思いますが、ホビーとしてのロボットというとそればかりではないんですよ。多足歩行のもの、台車型のもの、アーム型ロボット、教材ロボットなど、多種多様なんです。■ロボットホビーは「深化」している――ロボットバトル大会などは今でも盛り上がってるんでしょうか。大和代表取締役今では落ちついていますね。最盛況だったのは2005年~2006年にかけてだと思います。そのころは10万円以上もするロボットキットが年間10万台以上は売れていたんじゃないでしょうか。――スゴイですね。今、大会が落ち着いているというのはなぜなんでしょうか?大和代表取締役ひとつはユーザーの深化だと思います。技術を高めたい人はどんどんそれを突きつめていきますし、初めて参加する人が普通のキットで入って来ても予選突破できないような状況になってしまいました。で、初心者に優しくしようとすると、技術を突きつめている人は満足できない。また、どちらも満足するような大会にしようとすると、レギュレーション(大会ルール)を設定するのがとても難しくなる、と。こういうことが起こってるんですね。――なるほど。ではホビーとしてのロボットの世界は初心者が入りにくいんでしょうか?大和代表取締役誤解しないでほしいんですが、ホビーとしてのロボット工作は一般に浸透していっていると思います。事実、『ロボカップ』*ジュニアの部などは回を追うごとに参加人数が増えています。なので将来のロボット業界を担う人達は広がってきてるんです。――では単純にロボット大会などを目的とした時代が過ぎたということでしょうか。大和代表取締役そういう見方もできるでしょうね。なので「深化」と言えるんではないでしょうか。二足歩行型ロボットばかりが売れる時代ではないと言いますか。弊社では、研究、教育、ホビー、エンターテイメント、この4つの分野でロボットを開発、販売しています。■教材用ロボットがヒット!――ヴイストンさんで売れているヒット作のロボットというと何になるのでしょうか。大和代表取締役みなさん意外に思われるかもしれませんが教材用のロボットなんですよ。『ビュートレイサー』(2,940円)という商品です。センサーが地面のラインを読んで、その通りに走るというクルマ型ロボットです。付属ソフトもGUIで、ブロックを組むように簡単にアルゴリズムを作成できます。中学校の技術家庭科の授業に対応したものですね。――これは売れているんですか?大和代表取締役おかげさまで年間に数万セットを販売しています。■多足歩行ロボットにマジのアーム型ロボット――ほかに売れている製品はありますか?大和代表取締役多足歩行ロボットも最近人気なんですよ。近藤科学株式会社さんの『KMR-4』(49,875円)は売れていますね。これは4足歩行ロボットです。六足歩行ロボット『KMR-M6』も出ています。4足歩行のKMR-4に方が人気がありますかね。――みなさん二足歩行にこだわらないんですね。大和代表取締役二足歩行の場合はですね、例えばカメラを乗せたり、背中に何か背負わせたりするとバランスが悪くなったり、動きが悪くなったりしがちなんですよ。何でも二足歩行ロボットでやるんじゃなくて、やりたいことによってロボットを選んでいるということでしょうね。ほかにもですね、なんとあのデンソーウェーブさんが出したアーム型ロボットがあるんですよ。――デンソーウェーブさんと言いますと?大和代表取締役一般の方はあまりご存じないかもしれませんが、デンソーウェーブさんは本当の産業用ロボット、産業用コントローラーなどを製造しているメーカーです。そのデンソーウェーブさんがホビー用のアーム型ロボットを出されたんです(笑)。――では本域の製品なんですか?大和代表取締役面白いのは、このアーム型ロボットを動かすためのソフトを作るとですね、そのプログラムは本当の産業用ロボットアームも動かせるんですよ(笑)!なので研修にもそのまま使えるという注目の製品なんです。205,800円なんですが、こうした商品としては画期的に安いと思います。そのリーズナブルな点がウケているんですね。――産業用ロボットアームのシミュレーションができるというのはスゴイですね。大和代表取締役しかも注目を浴びて売れていますから(笑)。なのでホビーとしてのロボットは深化して、かつ本物志向になっていると言っていいかもしれないです。■初心者にお薦めのロボットは?――まったくの初心者が「二足歩行ロボットを趣味で始めたい!」と思ったとすると何を買えばいいでしょうか?大和代表取締役そうですね。弊社の製品でしたら『ロボビーナノ』はどうでしょうか。49,350円でリーズナブルな価格だと思います。――作るための工具などは要らないのでしょうか。大和代表取締役ドライバーがあれば大丈夫です。ただハードだけ組みあげても動きません。ソフトを作ってやらないといけませんのでパソコン(Windowsマシン)が必要です。手足を動かしたりするモーションはフローチャート形式で簡単にできますので、楽しんでいただけると思います。■これからのロボットホビーの世界はどうなる!?――これからの「ロボットホビー」はどうなっていくと思われますか?大和代表取締役2つの方向性があると思います。1つはより自律化していく方向。つまりロボットが自分で判断して自分で動く。そうなると人間がやることはあまりないんですが、そのソフトを作り進化させていく方向ですね。それを趣味とする方向。もう1つはレギュレーションがしっかり決められた中で作られたロボットを「操縦すること」に楽しみを見いだす方向。クルマもそうだと思うんですが、クルマが勝手に自分で走りだしたら人間はちっとも面白くないと思うんですよ。『リアルスティール』っていう映画があったじゃないですか。――近未来にロボット同士の格闘が興業になっている世界の話ですね。大和代表取締役あれは1つのロボット趣味の到達点だと思いますね。レギュレーションがしっかりしている中での技量の競い合い、これが達成されると趣味としてのロボットはまたもう一段階上のステージに上がるような気がします。ロボコンばかり見ていたらホビーとしてのロボットの発展を見失うということが取材によってよくわかりました。大和代表取締役のお話によれば、最近ではホビーロボットの世界に入門する女性も増えているようです。あなたものぞいてみませんか?(高橋モータース@dcp)*……『ロボカップ』は人工知能、ロボット工学の発展のために提唱され、運営されているロボットの祭典。2050年に「自立型ロボットのチームを作って、世界チャンピオンチームにサッカーで勝利すること」を目標としている。そのため、年に2回ずつロボットの大会が開かれている。詳細は公式ホームページを参照のこと。ヴイストン株式会社のサイトロボカップ日本委員会公式ホームページ
2012年09月22日最近はインド映画がきてます! ボリウッド映画と言って、ハリウッドよりもお金を投入する映画も少なくありません。37億円を投入したインド映画『ロボット』は日本でも話題でした。しかし!お金をかけたからと言ってイイ映画ができるとは限りません。■『クレオパトラ』の転落人生映画史に残る失敗映画と言えばこの『クレオパトラ』です。主演は、当時絶世の美女とされたエリザベス・テイラー。エリザベス・テイラーに世界三大美女のひとり、クレオパトラを演じさせて、華麗なる史劇を展開しようという企画です。企画自体は悪くないですよね。彼女は100万ドルのギャラで契約。映画が企画されたのは1958年、予算は300万ドル(当時の換算で約14億円)でした。この時点で破格の予算です。■脚本なし!予算は倍の600万ドルに!ところが、ここからがいけません(笑)。撮影開始時に脚本ができあがっていませんでした。仕方がないので、撮影しながら脚本は作るという場当たりな対応で、取りあえずゴー。まずはハリウッドに撮影セットの建て込みを始めます。しかし! 「海外にセットを作った方が税金が安く済むよ」という余計なアドバイスをした人がいて、作りかけだったセットを捨ててロンドンに移動します。ロンドンに行ってみると、セットの建設予定地が「これ狭くて入らないかも」ということが判明。前もって土地の広さを確認していなかったことにも驚きますが、その後の対応にはのけぞります。「でも、まあやってみるか」とセットを建て始めたのです。ここまでのくだりで1960年になっており、予算は倍の600万ドルに上方修正(笑)。ちなみに脚本はまだできていませんでした。■予算を3倍の900万ドルに!1960年の夏に脚本が完成して秋から撮影開始。ところが主演女優のエリザベス・テイラーが高熱でダウン。進まなくなります。そうこうするうちに「やっぱり狭くてダメだ」ということになって、ロンドンから撤収決定!予算は3倍の900万ドルに上方修正(笑)。ついでに監督もクビになって、新しくジョゼフ・マンキーヴィッツが監督に就任します。この監督のすえられ方も大問題でした。エリザベス・テイラーのお気に入りだったのです。いわゆる情実人事ってやつですね。結果から言えば、マンキーヴィッツは監督を引き受けるべきじゃなかったのです(笑)。マンキーヴィッツ新監督は「ゼロからやり直しだ」と考えたので脚本もやり直しになりました。ここでエリザベス・テイラーが肺炎で痛恨の入院! 撮影期間がめちゃくちゃになったので、押さえていた他の俳優の契約拘束期間が終了。エリザベス・テイラー以外の配役が全とっかえになります。■さらに1,400万ドル追加!仕方がないので、予算を新しく1,400万ドル積むことになりました。もちろん20世紀FOXはこれで倒産寸前に転落。いやあ映画制作って怖いですね。で、1961年の秋から撮影を始めようとしましたが、今度も脚本が間に合いませんでした。仕方がないので監督のジョゼフ・マンキーヴィッツが撮影しながら脚本を書きました。死ぬほど働いたマンキーヴィッツは何度もぶっ倒れます。脚本がないので、場当たり撮影のため、進行はオシにオシて、結局750万ドルも余計にかかりました。これでも制作は終わらなかったのです。原因は恋です(笑)。エリザベス・テイラーが俳優のリチャード・バートンとつき合い始めたのです。これは「世紀の恋愛」と言われました。制作終盤のこの時期に、恋に落ちたエリザベス・テイラーが撮影所に来なくなってしまいます。監督は心労でドラッグに逃げるようになりましたが最後までなとか踏ん張りました。ここでプロデューサーのウォルター・ウェンジャーがクビになります。彼はそれまではハリウッドを代表するプロデューサーでしたが、この映画でキャリア終了。■ついに完成! 結局10倍のコスト(涙)そして1962年夏についにクランクアップ!企画がスタートしてから4年。最初は300万ドルでスタートして結局総製作費3,111万5,000ドル(当時換算で約150億円)で完成!なんと最初の予算の10倍のお金を突っ込んだのです!映画の神様はこの映画にほほ笑みませんでした。お客さんが来なかったのです。濃い映画ファンなら知ってる話なんですが、このクレオパトラの転落は映画史にさんぜんと輝いています。■コッポラの転落制作『地獄の黙示録』あんまり完成しないので、現場で監督が気がヘンになりそうだった映画というと『地獄の黙示録』があります。監督は『ゴッドファーザー』シリーズで有名なフランシス・フォード・コッポラ。ちなみに地獄の黙示録はベトナム戦争の映画ですが、撮影自体はフィリピンで行われました。企画が企画なので、米軍がまったく協力せず、仕方がないのでフィリピン軍に協力を頼みました。せっかく作ったセットが台風の直撃でぶっ壊れて立て直し。主役のマーロン・ブランドが言うことを聞かないので全然撮影が進まず。コッポラは脚本を毎日書き直しつつ撮影。ついに倒れます。結局1,200万ドルの予算で始まった企画なのに3,100万ドルもかかりました。コケたら映画会社もコッポラも破産でおしまい!でした。ところが映画の神様はコッポラを見放しませんでした。死にそうになりながらコッポラが撮ったフィルムには、物語はよくわからないながらも異様な迫力が宿っており、興行成績は世界的な大ヒット!とにかくヒドイ目に遭う映画というのは一定のパターンがあるようです。●脚本もできてないのに撮影を始める●とにかく大規模なセットを建てる●しかもそのセットを何度も建てる●かつそのセットにはあまり意味がない●主役の俳優(女優)がビッグ●しかも言うことをきかない●監督に妙な自信がある●しかもその自信がおかしい最近ではCG技術が発達し、大規模セットを建てるなんてことはあまりありません。すごい予算をかけた映画がなくってちょっと残念ですね(笑)。(谷門太@dcp)
2012年09月08日『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』の矢口史靖監督最新作『ロボジー』のブルーレイとDVDがこのほどリリースされた。数々のヒット作を飛ばしてきた矢口監督が「ここ数作とは違う映画になった」という本作の誕生過程と、ソフト化に際して新たに製作した新作短編について語った。その他の写真本作の舞台は、弱小家電メーカー。二足歩行ロボの開発を命じられた窓際社員たちが、その場にしのぎでロボットの中に“73歳のおじいちゃん”を入れることから始まる騒動を描く。ここ数作、学校や空港などを舞台に懸命に行動する人々の活き活きとした(そして少しマヌケな)姿を描いてきた矢口監督だが、「誤解を恐れずに言えば、ここ数年は“健康的な映画”を作り続けていたんですけど、僕は元々不健全なものが好きですので、不健全な主人公の話をやってみたかった」と振り返る。そこで矢口監督はかねてから興味のあった“ロボット”と“おじいちゃん”をひとつの物語の中に投入する奇想天外なアイデアを思いつく。「ハリウッドでもロボットものはたくさん作られているので、同じものを作っても仕方がない。そこで何ができるか考えたときに“ロボットとは何か、ということにまったく触れずに人間を描く”という話にたどり着いたんです」。その結果、本作は“ロボット”を話の中心に据えながら、老体にムチうって奮闘する老人、その周囲でオロオロするダメ社員たち、ロボット好きの女子学生など個性豊かなキャラクターが描かれる作品になった。「まぁ、イケメンが出るわけでもないし、主人公はおじいちゃんだし、ヒットする要素が何もない映画なんですけど、今回も題材に忠実に脚本を書いて、キャストもすべて“役にあう人”をオーディションして……今回もよくヒットしたなぁ」。矢口監督はそう笑顔を見せるが、映画は公開時に大ヒットを記録した。「どんな時代に観ても楽しめる映画を作りたい」と語る矢口監督にとって、ブルーレイ/DVDも “作品”のひとつ。映画本編だけでなく、特典映像なども自身で徹底的にこだわったそうだ。特に『アニメカ』は矢口監督初のアニメ作品。劇中に登場したロボ“ニュー潮風”が主人公の短編アニメだ。「アニメ化は、企画会議でのパッとした思いつきだったんですけど、自分で監督もすることになってしまって(笑)。実写だと“これ以上のウソをついてしまうとお客さんが離れちゃうよ”ということも、アニメだったら許される。だから実写ではできないこと、アニメなら可能なことを試せたので面白かったですね」。ちなみに、昔からアニメが大好きという矢口監督。インタビュー中にボソッと「いつか長編アニメもやれるのなら楽しそうだなぁ」とコメント。いつか矢口監督の長編アニメ映画が完成する日が来るかもしれない。ブルーレイ&DVD『ロボジー』 発売中発売元:フジテレビジョン/アルタミラピクチャーズ/電通販売元:東宝
2012年08月09日アラレちゃん開発者も脱帽の才能便利なアイテムが数多く出てくるマンガやアニメの世界。現実でもぜひ開発してほしいですよね。そこで男性439名に「実在していてほしい!!発明家・科学者キャラ」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.実在していてほしい!!発明家・科学者キャラは?(複数回答)1位ブルマ『DRAGON BALL』35.1%2位則巻千兵衛『Dr.スランプ』18.9%3位阿笠博士『名探偵コナン』18.4%4位お茶の水博士『鉄腕アトム』17.1%5位木手英一『キテレツ大百科』12.5%■番外編:この発明家・科学者キャラに実在していてほしい!!・キュービック・G『ファイ・ブレイン 神のパズル』:「あの若さですごい発明力だから、将来が期待できる」(25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・アイザック・ギルモア博士『サイボーグ009』:「加速装置を発明してほしい」(47歳/機械・精密機器/技術職)・笛吹和義(スイッチ)『SKET DANCE』:「すごいけど役に立たない感じがいい」(29歳/その他/専門職)・李紅蘭『サクラ大戦』:「光武を作ってほしい」(23歳/学校・教育関連/専門職)・はかせ『日常』:「かわいいし、頭もよくて最高」(28歳/機械・精密機器/技術職)■ブルマに実在していてほしい!!・「ブリーフ博士と一緒にカプセルシステムを確立してほしい」(27歳/その他/販売職・サービス系)・「ホイポイカプセルは便利そうなので実際にあってほしい」(29歳/医療・福祉/専門職)・「実は役に立つものばかり作っている」(33歳/機械・精密機器/営業職)・「生活に密着したものを作ってくれそう」(40歳/機械・精密機器/技術職)・「設備が整っていれば何でも作れそう」(32歳/情報・IT/技術職)(評)有り合わせの材料で偵察カメラを作ってしまうほどの才能に、則巻千兵衛も感服していました。■則巻千兵衛に実在していてほしい!!・「ものすごくくだらないものでも一生懸命作ってくれそう」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「普通にすごい発明をしているし、気軽に貸してくれそうだから」(45歳/団体・公益法人・官公庁/その他)・「1度会ってみたいと思う。アラレちゃんを作ってほしい!」(41歳/電機/技術職)・「愉快なものをたくさん作ってくれそうだから」(48歳/金融・証券/専門職)・「夢のあるものを作れるから」(31歳/機械・精密機器/技術職)(評)アラレちゃんを極度の近眼に設計してしまった自称天才科学博士。意外にも宇宙船やタイムマシンなどかなりすごいものを発明しています。■阿笠博士に実在していてほしい!!・「腕時計型麻酔銃のようなちょっと便利で科学的な感じがいい」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「アニメのようなあんな素晴らしいものを開発してほしいです」(26歳/情報・IT/技術職)・「実用的な発明をしているから」(32歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「日用品で発明品を作れるところが画期的」(28歳/その他/事務系専門職)・「コナンの道具を使ってみたいから」(28歳/情報・IT/技術職)(評)ちょうネクタイ型変声機やキック力増強シューズなど日常生活で使っているものが発明品になっています。■お茶の水博士に実在していてほしい!!・「悪いことをしなそうだし、楽しい発明をしそうだから」(25歳/食品・飲料/クリエイティブ職)・「ロボットと人間が共存できる時代がきそう」(25歳/団体・公益法人・官公庁/その他)・「役に立つ発明をしてくれそうだから」(25歳/学校・教育関連/事務系専門職)(評)アトムの生みの親と誤解している人も多いようですが、正確には「保護者」。妹として作られたウランちゃんを作りました。■木手英一に実在していてほしい!!・「小学生で発明ができるのはいろんな意味ですごい」(28歳/ソフトウェア/技術職)・「コロ助を作ってほしい」(25歳/小売店/販売職・サービス系)(評)意思と感情を持ってしゃべることができるロボット、コロ助を開発した小学生のキテレツ。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年3月30日~4月4日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性439名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】現実に「あったらいいな」と思うアニメ・マンガのロボット【ランキング男性編】いざというときに使える!?防犯グッズになりそうなマンガ・アニメに出てくる武器【ランキング男性編】これぞ名作!!タツノコプロ作品完全版(画像などあり)を見る
2012年06月29日公開中のインド映画『ロボット』の大ヒットを記念して6月1日(金)から公開される『ロボット』完全版のWEB限定予告編がこのほど公開された。WEB限定予告編本作は、自身を開発した博士(スーパースター、ラジニカーント)の恋人サナに恋をするも拒絶され、悪徳工学者の手によって冷酷な殺人兵器に変身した超高性能ロボット、チッティ(スーパースター、ラジニカーント:二役)と、人間たちの戦いを描いたエンターテインメント大作。インド映画史上最高額の製作費を投じて製作され、興行収入100億円を超えるメガヒットを記録。日本でも好調な動員を記録していることから、本国インドで公開されていた177分のオリジナルにして完全バージョンの公開が決定した。現在、劇場で上映されているものよりも38分も長い完全版には、世界遺産マチュピチュ、ブラジルのレンソイス・マラニャンセス国立公園でのダンスシーンを収録。歌って踊るスーパースター、ラジニカーントが主演を務める作品だけに、踊りと音楽のクオリティ、物語の設定や脈略と関係なく登場するミュージカルシーンのインパクトはインド映画界でも最高峰。すでに『ロボット』を観賞した観客も見逃せないシーンになっている。『ロボット』公開中『ロボット』完全版6月1日(金)より渋谷TOEIほか全国順次公開
2012年05月31日世界有数の技術大国であり映画大国である、インドからまた注目の一作が日本上陸!今月12日(土)より公開されヒットを記録している映画『ロボット』に続き、本作に準じる30億円という巨額の製作費が投じられたSF超大作『ラ・ワン』がこの夏、日本で公開されることが決定した。現在公開中の『ロボット』では、とある天才博士と彼が創りだした自分そっくりの高性能ロボットとの間で勃発する恋のバトルが描かれ、その斬新な展開とアクションが話題を呼び世界各国で大ヒットを博した。これに次ぐ巨額の製作費、そしてハイレベルのCGを多用した本作の題材となるのは、バーチャルゲームの世界。「Ra.One」と冠したゲームの主人公と怒りに燃える悪役“ラ・ワン”が現実世界に飛び出して戦いを繰り広げていくのだが、その怒りの発端が、プレイヤーである子供がゲームを途中で中断したことにあるというのが何とも可笑しい。この危険なゲームを生み出してしまった主人公を演じるのは、世界一ギャラの高い俳優と言われるボリウッド・スター、シャールク・カーン。また、インド映画といえば欠かせないのが、賑やかな音楽とそれに合わせた煌びやかなダンスだが、本作の劇中曲を手がけるのはレディー・ガガのプロデューサーとしても知られるアーティスト、エイコン(AKON)。日本では本国で公開された踊りたっぷりの2時間43分にわたる“ダンシング・バージョン”を中心に上映されるという。1998年に空前の“インド映画ブーム”を巻き起こした『ムトゥ 踊るマハラジャ』の公開から早14年、さらに進化したハイテク・ムービーを持して、この夏、ブーム再来となるのか?『ラ・ワン』は8月、東京都写真美術館ほか全国にて順次公開。■関連作品:ラ・ワン 2012年8月、東京都写真美術館ほか全国にて順次公開
2012年05月21日映画大国・インド発、アメリカやイギリスなどで公開され興収100億円を超えるメガヒットを記録しているアクション大作『ロボット』の大ヒット祈願イベントが、5月10日(木)に都内にて開催。ゲストとして登壇した元プロレスラーのアントニオ猪木からおなじみの掛け声と共に、本作に闘魂が注入された。インドが誇る“スーパースター”ラジニカーントを主演に迎え、国内史上最高額となる37億円の製作費をかけた国内史上最高のヒットを記録している本作。人間の女性に恋をしたロボットが、失恋の傷心から街で大暴走する姿を描いたラブロマンス・コメディ、さらにダンスにハリウッド最新VFX技術を駆使した奇想天外なアクションが展開する。おなじみのリング入場曲で登場した猪木さんは、開口一番「元気ですか!」と集まった取材陣に闘魂を注入、試合さながらのテンションで会場は一気に熱気に包まれた。司会者にキラキラな銀色の衣裳について指摘されると「恥ずかしいんだよ…」と照れ笑いを見せる猪木さん。本作で暴走するロボットをすっかり気に入ったようで「いいですねぇ、日本の国の政治もぶっ壊してほしい」と不安定な日本政治の再生を願いつつエールを送った。過去には力道山らとの数々の名勝負を経て、日本の国民的スターとなった猪木さん。インドの“スーパースター”であるラジニカーントについて聞かれると、「“カレー(彼)”は素敵」とインドにちなんだジョークも飛び出した。そして、最後に「1、2、3、ダーッ!」とおなじみの掛け声で映画に闘魂を注入。「迷わず行けよ、観れば分かるさ」と本作をPRし、イベントは興奮冷めやらぬうちに幕を閉じた。『ロボット』は5月12日(土)より渋谷TOEIほか全国にて公開。■関連作品:ロボット 2012年5月12日より渋谷TOEIほか全国にて公開© 2010 SUN PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.
2012年05月10日パナソニックは、既に開発・発表している「洗髪ロボット」の頭皮ケア機能を充実した「ヘッドケアロボット」を使用し、4月11日から約2カ月間、兵庫県西宮市の理容店「スーパーヘアーセオ」で試行運用を開始する。今回の試行運用では、同店に「ヘッドケアロボット」を1台設置し、同社スタッフが常駐のもと、希望者に体験をしてもらう。日常的な生活行動である洗髪は、入浴の難しい入院中の人や障がいのある人々からの強い希望にもかかわらず、介護者の労働負担の大きさなどからきめ細かな対応が困難であるという実態がある。同社はその現実を踏まえ、介護施設や病院での洗髪を、施設スタッフの負担を軽減しながら快適にサポートする「洗髪ロボット」の開発を進めてきた。これまでに、2010年の第37回国際福祉機器展に開発1号機を、2011年の第38回の同展に改良を加えた2号機を参考出展・発表し、商品化への期待とともにさまざまな意見・要望が寄せられたという。それらの意見も踏まえ、障がいのある人だけでなく一般の人々に対しても快適なくらしの実現に役立つとの発想のもと、「洗髪ロボット」は洗髪時の手もみ動作による頭皮ケアの機能に改良を加えた。介護はもとより、理美容分野への応用も視野に入れた「ヘッドケアロボット」として、実用化に向けての試行運用を開始することとなった。ヘッドケアロボットは、ロボットハンドの技術を応用し、頭の形に添って計24本の指先で洗浄を行う。ムース状の泡を用い、シャンプーからハーフドライまでをロボットが支援する形となる。同時に指先で包み込むように頭皮を揉むといったケアも行うことも可能。頭の形状や好みの洗い方をデータとして登録することもでき、毎日の洗髪ニーズや頭皮ケアにも対応することを想定されているという。試行運用の概要は以下の通り。場所:理容店「スーパーヘアーセオ」住所:兵庫県西宮市甲子園5番町15-14期間: 4月11日~6月10日時間: 10:00~12:00、13:00~17:00休止日: 毎週月曜日、火曜日、および4月28日~5月6日対象:「スーパーヘアーセオ」の利用者で体験を希望する人【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日「ヘッドケアロボット」理美容分野で試行運用開始パナソニックは4月9日、既に開発発表している「洗髪ロボット」の頭皮ケア機能を充実した「ヘッドケアロボット」を使用し、4月11日から約2か月間、兵庫県西宮市の理容店「スーパーヘアーセオ」で試行運用を開始することを発表した。*画像はニュースリリースより個人の頭の形状や好みの洗い方のデータも登録パナソニックでは、これまで介護施設や病院での洗髪を、施設スタッフの負担を軽減しながら快適にサポートする「洗髪ロボット」の開発を進めてきたが、洗髪時の手もみ動作による頭皮ケアの機能に改良を加え、介護はもとより、理美容分野への応用も視野に入れた「ヘッドケアロボット」として実用化に向けての試行運用を開始するもの。「ヘッドケアロボット」は、ロボットハンドの技術を応用し、頭の形に沿って、ハンドに搭載された指先で、泡洗浄、コンディショニングなど、一連の洗髪動作を行い、頭皮ケアも行うことが可能。個人の頭の形状や好みの洗い方のデータも登録でき、毎日の洗髪ニーズや頭皮ケアにも対応することを想定しているという。元の記事を読む
2012年04月10日メガネ女子ですけど……萌えないかもオシャレアイテムとして注目のメガネを、うまく使いこなしたいと思ったことはありませんか?アニメにはメガネがよく似合っている女子キャラがたくさん登場します。そこで女性482名に「アニメのメガネ女子といえばこのキャラ!」というアンケートを採ってみました。結果は、「萌え」とは無関係な、あの有名メガネキャラがトップに!>>男性編も見るQ.アニメのメガネ女子といえばどのキャラ?(複数回答)1位則巻アラレ『Dr.スランプ アラレちゃん』57.5%2位みぎわ花子『ちびまる子ちゃん』17.0%3位たしぎ『ONE PIECE』8.1%4位真希波・マリ・イラストリアス『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』5.6%5位東城綾『いちご100%』5.2%■メガネ女子といえば則巻アラレ!!・「彼女がかけているようなメガネを形容するのに『アラレちゃんみたい』と言って多くの人に通じるくらい、広く世間に認知されている」(25歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「メガネといえばアラレちゃん。アラレちゃんの登場によって、メガネ=恥ずかしいという感覚がなくなったと思う」(38歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)・「はるか昔の作品なのに、いまだにアラレちゃんメガネは存在するし、街角でかけている人もよく見掛けるから」(44歳/建設・土木/事務系専門職)・「アラレちゃんメガネという言葉までできたほど定着しているから」(39歳/生保・損保/事務系専門職)・「メガネを取った姿が想像できない、元祖メガネキャラ」(26歳/マスコミ・広告/事務系専門職)■メガネ女子といえばみぎわ花子!!・「たぶん物心ついて初めて見たメガネ女子はみぎわさんだったと思う。キャラクターの性格もあってすごく目立つと思います」(28歳/医療・福祉/販売職・サービス系)・「自分によく合う形、色のメガネをしていると思います」(31歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「メガネをはずした姿が逆に想像できなくて怖い」(25歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「どの世代でもピンとくるメガネ女子だと思うから」(23歳/情報・IT/営業職)■メガネ女子といえばたしぎ!!・「メガネを取ってもかわいいのですが、しているとまた違ったよさがあるので」(25歳/金融・証券/専門職)・「萌えキャラではないけれど、効果的にメガネで魅せるメガネっ子だから」(23歳/ソフトウェア/技術職)・「なくしたときの探し方がメガネっ子な感じがする」(25歳/その他/事務系専門職)■メガネ女子といえば真希波・マリ・イラストリアス!!・「トレードマークになっていてかわいい。コンタクトはしないでほしい」(25歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「メガネっ子といって、真っ先にあの赤いメガネが思い浮かんだ」(26歳/情報・IT/技術職)・「メガネをしていても活発でいい」(23歳/金融・証券/専門職)■メガネ女子といえば東城綾!!・「ちょっとダサいメガネだけど、はずすととてもかわいいから」(25歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「はずすとかわいいというベタなところが好きだから」(29歳/小売店/販売職・サービス系)・「メガネっ子の特性を如実に表していると思う」(24歳/金融・証券/事務系専門職)■番外編:メガネ女子といえばこのキャラ!!・猿飛あやめ『銀魂』:「視力が悪くてメガネを取ったらダメダメ人間になるところに親近感がわくし、かわいい」(25歳/情報・IT/事務系専門職)・二階堂頼子『逮捕しちゃうぞ』:「萌ぇ~な感じが一番似合う」(25歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・山中さわ子『けいおん!』:「どんなメガネだったかすぐに思い出せるから」(24歳/その他/販売職・サービス系)・武嶋蔦子『マリア様がみてる』:「行動力のあるメガネっ子が好きなので」(28歳/商社・卸/事務系専門職)・長門有希『涼宮ハルヒの憂鬱』:「不思議ちゃん系で好き」(36歳/金融・証券/営業職)総評『Dr.スランプ アラレちゃん』の則巻アラレが見事ナンバーワンメガネ女子の称号を獲得。アラレちゃんメガネがオシャレアイテムとして使われているほどの定番メガネキャラです。ロボットですが、千兵衛さんの設計ミスで強度の近視になったそう。2位のみぎわ花子に対しては、「メガネをはずした姿が想像できない」という意見が出ていました。また、「よく似合っている」と評価する声もありました。『ONE PIECE』のたしぎは3位にランクイン。戦闘中のかっこいい姿と、メガネをなくすドジな部分のギャップがたまりません。メガネをはずした姿がかわいいところもポイントです。4位は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のオリジナルキャラ、真希波・マリ・イラストリアスです。シンプルなメガネをかけている上位3名とは違う、オシャレな赤縁メガネを着用しています。メガネを取ったら美少女という定番萌えギャップキャラの東城綾は5位でした。57.5%もの支持を得たアラレちゃんは、「メガネ=ダサい」というイメージを一新した、当時の伝説的なメガネキャラです。まさにメガネっ子の元祖キャラと言ってもいいでしょう。アラレちゃんに次ぐ2位はみぎわ花子でしたが、男性編ではメガネ美少女の東城綾でした。やはり男性は萌えギャップが好きな人が多いようです。目がいい人も悪い人も、メガネを使ってギャップを演出してみるのもいいかもしれませんよ。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月10日~2月14日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性482名(その他と回答した9.3%を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】少女マンガの男性キャラといえば【ランキング女性編】マンガのキャラのうらやましいところ【ランキング女性編】メガネ男子といえばこのキャラ完全版(画像などあり)を見る
2012年04月06日歌って踊るインドのスーパースター、ラジニカーントの主演作『ロボット』が日本公開されるのを記念して、16日(月)からインド料理店ムンバイで本作とコラボしたオリジナルカレーが発売されることが決まった。その他の写真ムンバイは、インド大使館御用達のインド料理店で、アクションとダンスが次々に登場する映画をイメージして、パンチの効いたブラックペッパーチキンカレーを開発した。ムンバイの代表取締役の黒田ポピー氏は「日印国交樹立60周年という記念すべき年に、日本でインド映画が公開されてうれしいです。『ロボット』を日本のみなさんが観たら、インド映画はこんなに進化していたのかとビックリされると思います。カレーを食べて『ロボット』を観たら、元気に踊りだしたくなるはずです!」とコメント。ちなみに、記事画像はプロモーション用に撮影されたイメージ写真で、実際の店舗ではお皿に盛られて提供される。映画『ロボット』の主人公は、超高性能ロボット、チッティ(スーパースター、ラジニカーント)。人間の感情を理解するほどの性能を持つチッティは、自身を開発した博士(スーパースター、ラジニカーント:二役)の恋人サナに恋をするも拒絶され、悪徳工学者の手によって冷酷な殺人兵器に変身。映画は恋に破れて暴走した冷酷非情なマシーンと人間たちの闘いを、壮絶なアクション、豪華なVFX、勢い余ったダンス&ミュージックを交えて描く。ちなみに本作はインド映画史上最高額の製作費を投じた作品で、スーパースター、ラジニカーントが主演を務めるだけでなく、米アカデミー賞を受賞したA・R・ラフマーンが音楽を、『ターミネーター』『アイアンマン』のスタン・ウィンストン・スタジオ(現レガシー・エフェクツ)が視覚効果を、『マトリックス』のユエン・ウーピンがスタント・コーディネーターを担当。インド映画史上最高のスクリーン数で公開された超大作だ。『ロボット』5月12日(土) 渋谷TOEIほか全国ロードショーインド料理ムンバイ×『ロボット』コラボメニューブラックペッパーチキンカレー(ナンorライス、サラダ付き)料金:990円(ナン・ライス お替り自由)実施店舗:インド料理ムンバイ各店(九段・銀座・神楽坂・四谷・錦糸町・本郷・町屋・ボンディシェリ)実施日程:4月16日(月)~6月中旬まで(予定)ランチタイム※映画『ロボット』の半券をお持ちのお客様、ディナータイム10%割引!※他の割引サービスとの併用不可※半券1枚につき1回限り有効
2012年04月03日「ぴあ」調査による1月13日、14日公開の映画・満足度ランキングは、『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』の矢口史靖監督最新作『ロボジー』がトップに輝いた。2位に古谷実の同名コミックを園子温監督が映画化した『ヒミズ』が、3位に理容美容専門学校の教師と生徒たちの姿を描いた『はさみ hasami』が入った。その他の写真1位の『ロボジー』は、ミッキー・カーチスこと五十嵐信次郎を主演に迎え、“ロボット”の中に入ることになった老人が巻き起こす騒動を描いたコメディ。出口調査では「ユーモアとペーソスがふんだんに盛り込まれた期待以上の作品」「高齢化社会である現代にあったテーマで、心が温かくなった」「生きがいってなんだろう、と考えさせられた」「ロボットの動きと老人の動きをマッチさせた五十嵐信次郎の表現は凄い」など、幅広い世代から好評だった。2位の『ヒミズ』は、どん底の家庭環境にいる少年と少女がある事件をきっかけに変わっていく姿を描いた異色の青春ドラマ。アンケート調査では「主演の染谷将太はずば抜けて凄い!」「二階堂ふみの本気の演技に圧倒された」など、主演のふたりに対するコメントが目立ち、「原作を園子温監督が上手く料理していて、ラストは圧巻」「とても重いストーリーで震災のことも取り上げていて、いろいろと考えさせられた」など、若者を中心に高い評価を集めた。(本ランキングは、2012年1月13日(金)、14日(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年01月16日『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督最新作『ロボジー』が1月14日(土)に公開を迎え、主演の五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)、吉高由里子、濱田岳、川合正悟(Wエンジン/チャンカワイ)、川島潤哉、矢口監督とロボット“ニュー潮風”が舞台挨拶に登壇。劇中に登場するニュー潮風のライバルロボットたちも駆けつけ、会場は盛り上がりを見せた。大破したロボットの代役として偏屈な老人をロボットの中に入れてロボット展に出展したことから巻き起こる大騒動を描き出す本作。この日は映画の上映後、舞台上にニュー潮風が登場。五十嵐さんの声で「明けましておめでとうございます。司会を務めさせていただくニュー潮風です」と挨拶をして喝采を浴びた。矢口監督は「2006年に最初の台本を書いて、そこからコツコツと積み重ねて作った映画です」と公開を迎え感慨深げ。73歳にして主演を飾った五十嵐さんは「クソ寒い中、早くから来てくれてありがとうございます!」と感謝の思いを口にした。このメンバーの中でロボットに入れてみたい人は?という質問に五十嵐さんは一年前の冬に氷点下で行われた撮影の恨みを込めて「監督をロボットの中に閉じ込めたい」とポツリ。濱田さんは五十嵐さんのロボットぶりについて「この窮屈なロボットスーツを73歳に着せるって快感でした。中から小声で『頸動脈が…』って聞こえてきて、あれほど驚いたことはなかったですね(笑)」と現場での五十嵐さんの苦労を明かした。吉高さんにロボットスーツを着せるという案については、その場の全員が全力で即否定。監督が「吉高さんを入れたらより制御不能になる。ほかのロボットを踏み潰しそう」と言えば、濱田さんも「考えたくない」。川合さんが「ロボット戦争映画になりそう」と言ったところで吉高さんが冷たい笑顔で「川合さん、今日はTVも来てるので」とやんわりと警告し、会場は笑いに包まれた。矢口監督の口からは、この舞台挨拶の最後の記念撮影用に用意されたお祝いのくす玉を、説明を受けている最中に吉高さんが割ってしまったことまで暴露されたが、当の本人は「条件反射で、糸が垂れていたら引っ張りたくなる」と弁解し笑いを誘った。この日は、劇中にも登場する本物のロボット、ムラタセイサク君(村田製作所)、ヴイストンティクノ、オムニゼロポイント7、オムニゼロポイント9、アルクノン?(以上、ブイストン株式会社)も公開のお祝いに駆けつけ、それぞれ一芸を披露。その動きに吉高さんが「50年後、100年後がどうなるか楽しみですね」と目を輝かせたが、矢口監督が「その頃には五十嵐さんは見られなくて残念ですね」と毒舌のコメントで、再び会場は笑いに包まれた。『ロボジー』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ロボジー 2012年1月14日より全国東宝系にて公開© 2012 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ■関連記事:矢口監督待望の最新作『ロボジー』プレスシート&“カレンジー”を5名様プレゼント『ロボジー』五十嵐信次郎×吉高由里子50歳差なんて何のそのの通じ合う“熱さ”“年男”でもうすぐパパの濱田岳、去年は「グイグイ行かせてもらった」吉高由里子、70代チアリーダーに「女子高生みたい!」と喝采73歳ミッキー・カーチス、懐かしの日劇に凱旋し生演奏!
2012年01月15日