俳優の中川大志が20日、都内で行われた「第86回日本ダービーPR発表会」に、女優の葵わかなと共に出席。デニムスーツ姿でランウェイを歩いた。5月26日に東京競馬場で開催される「第86回日本ダービー」。2019年JRA年間プロモーションキャラクターである中川と葵が、「おしゃれをして、ダービーに行こう!」というダービーの楽しみ方を発信するため、おしゃれな衣装で発表会に登場した。中川はデニムスーツを着こなし、「夏らしい感じで。形はきれいめなんですけど、素材でカジュアルに、かわいらしさを出してみました」と説明。「すっごい動きやすいです。体を使って応援できる!」とその場で体を動かしてアピールした。日本ダービーでは2017年より、洋服や髪につけておしゃれを楽しむ「ダービーリボン」(全8色)を当日来場者にプレゼントしているが、今年は「ダービーリボン」を事前に配るイベントを5月21日~25日にZeroBase表参道にて開催。会場では、カラー診断の専門家の監修に基づいて似合う色を診断する「ダービーリボンカラー診断」を体験した後、自身に合ったカラーの「ダービーリボン」がもらえる。発表会では、中川と葵が「ダービーリボンカラー診断」を体験。中川は「ブルー」と診断され、蝶ネクタイのようにつけてワンポイントに。そして、ハローキティとともにランウェイを歩き、続いて葵との2ショットランウェイを披露した。途中、おちゃめな馬ポーズなども決めた中川だったが、「大体こういうの歩くとき『キャー!』って。今日はなかったので恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべていた。
2019年05月20日中川翔子(34)が5月7日にTwitterを連続で更新。映画館で理不尽な怒りを買い、恐怖を覚えたと報告。その驚きの内容に、ネットが揺れている。中川は《映画館って、席がうっすら揺れるときあります?》とフォロワーに問いかけると、ある映画の鑑賞中に揺れを感じていたと明かした。《地震かな?または近くの劇場で4d的な?》と中川は考えていたようだが、いきなり前の座席の観客が振り向くと《足やめろ!揺れてんだよ!》といって中川にジュースをかけたという。中川は《え?て、あまりのことに呆然。まだ上映中だし足を前にぶつけたり一切してない》と当時の心境を明かした。さらに《あまりにもびっくりしたけど、上映中だし黙ってそのまま映画みてましたがショックで内容が頭に入らなかった》とつづった中川。《終わったらその人たちはサッとすぐに出ていったけど、全く意味不明すぎる出来事》とショックが隠せないようだ。《こんなおかしな事が、ないように。席が揺れることがあるとしたら、注意書きしておいてほしいです》と呼びかけながらも、《すごい怖い》と結んだ。一連のツイートは大きな反響を呼び、なかにはツイートから1日足らずで4万7,000回のリツイートと7万4,000回の“いいね”を記録したものも。さらにTwitterでは《我慢したの凄い》《警察に通報していいと思います。あまりにも理不尽すぎますね》と中川に同情する声が上がった。中川が推測するように、4D上映が行われると近隣のスクリーンで揺れを感じることがあるTwitterでは中川の発言をキッカケに、それぞれの体験談が明かされている。《4Dや大音響の影響で別のスクリーンの座席も揺れる件、上映中イライラするだけでなく、慣れてしまうと本物の地震の時が心配だったりもする》《地震なら震度1か2程度の小刻みな揺れです。4D上映してても他の全ての館に伝わるわけではないようで、近くの館や真下の館などにいると体験します》《私がよく行く映画館では、わざわざ注意喚起で「隣のシネマが4DXなので揺れることがあります。それでもよろしいですか」みたいな案内をわざわざしてくれてます》また、映画館に対策を呼びかける声も上がった。《映画館って防音には特化してるのかもしれないけどほんとに振動に弱いんよね。うまいこと上映時間ずらすとかの対策につながるといいね》《4D上映の振動が他のスクリーンに伝わっちゃうようなところは対策しておいて欲しい。せめて教えといてくれ》《揺れを抑える対策や、揺れへの注意喚起を怠った映画館も悪いと思います。これまでも揺れに対する意見を運営に送ってますが全く改善も返答もないので、この事件を機に改善されると嬉しいです》もちろん映画館が対策を講じるのが望ましいかもしれない。しかし突然ジュースをかけるのは、言語道断だ。
2019年05月08日俳優の神木隆之介、中川大志、女優の松本穂香が出演するauのテレビCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの「真剣勝負」篇が、7日から放送される。「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの「真剣勝負」篇より同CMは、高杉くん(神木)と細杉くん(中川)がau WALLET ポイントを使ってどちらがゆで卵をおごるかを賭け、あっち向いてホイで真剣勝負をするストーリー。コンビニの前で、「あっち向いてーそい」という高杉くんの掛け声とともに、高杉くんが指差した方向へ細杉くんが「あぁっ」っと叫びながら飛び上がる。コンビニから出てきた松本さんが2人に「何してるの?」と声をかけると、「au WALLET ポイントで、どっちが奢るか勝負してたんだ」と高杉くんが返答。au WALLET ポイントやau WALLET アプリの説明をしてお勧めする。そして、高杉くんとの真剣勝負に負けた細杉くんが、店員さんに指で“3”を作りながら「ゆで卵3つください」と注文。続いて高杉くんが「袋は結構です」と、身体を反らしながらにこやかに店員さんに伝える。会計後、コンビニのベンチへ。食べる前に高杉くんが「親鳥に感謝!」と言うと、いつものように「意識高すぎ高杉くん」と心の中でつぶやく松本さん。そんな松本さんが突然自分のおでこでゆで卵を割る姿を見て、高杉君と細杉くんは「おでこで割るのね松本さん」とびっくりする。
2019年05月07日内村光良率いるNHKのコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」。その5月6日(月・祝)放送回に、音楽アーティストのジェジュンがゲスト出演することが決定。また俳優・伊藤健太郎に「乃木坂46」生田絵梨花らも出演する。「東方神起」としてデビュー、韓国はもちろん日本でも「どうして君を好きになってしまったんだろう?」「呪文-MIROTIC-」などのヒット曲を連発し「紅白」にも出場するなど大人気に。その後ソロ活動も開始、2017年には韓国、日本だけでなくアジア各国をめぐるツアーを開催。最近ではバラエティでもそのキャラクターが愛されているジェジュンさん。ジェジュンさんは今回、コント「刑事シンガー」で刑事ドラマの撮影現場に現れる本人役として登場する。ムロツヨシ演じる相棒の刑事が撃たれるクライマックスシーンから撮影することになったジェジュンさんだが、内村さん演じる監督がだんだん暴走し始める…という展開。収録について「みんなでアドリブを出し合ったりして、とても楽しかったです!」と語るジェジュンさん。座長である内村さんや共演のムロさん、塚地武雅さんらも大絶賛した熱演ぶりをお楽しみに。またトークコーナーでは謎に包まれたプライベートを大放出、こちらもご期待あれ!また、伊藤さんはコント「ご隠居!私は助さんです」に出演。黄門さま(内村さん)に長年仕えている助さん(伊藤さん)。ある日「もしや黄門さまは自分と格さん(中川大志)の区別がついていないのでは?」という疑念をもつ。その日から助さんの悩める日々が始まった…というストーリーだ。本格的なソロ活動で改めてその魅力に注目が集まるジェジュンさんだが、4月10日にはニューアルバム「Flawless Love」をリリース。「TYPE A」「TYPE B」「FC限定盤」「通常盤」の4パターンがリリースされる同作をひっさげて敢行されている「JAEJOONG ARENA TOUR 2019~Flawless Love~」も、6月15日(土)、16日(日)に神戸で、6月18日(火)、19日(水)には横浜で追加公演が決定。ソロ活動がさらに加速中のジェジュンさんが、コントでもその魅力を爆発させる「LIFE!~人生に捧げるコント~」は5月6日(月・祝)21時~NHK総合で放送。(笠緒)
2019年05月06日俳優・伊藤健太郎が、5月6日(月・祝)放送のコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」に出演することが決定した。すでに本番組には2回登場し、「名物 極厚ステーキ」や時代劇コメディー「忍べ!右左ヱ門」に出演した伊藤さん。今回はコント「ご隠居!私は助さんです」に出演。水戸黄門さまと旅を共にする“助さん”を演じ、また格さんは中川大志が扮する。黄門さま(内村光良)に長年仕えている助さん(伊藤さん)。ある日「もしや黄門さまは自分と格さん(中川さん)の区別がついていないのでは?」という疑念をもつ。その日から助さんの悩める日々が始まった…というストーリーだ。なお、番組公式ウェブサイトほかにて、シソンヌじろうの「一見、悪徳に見えて、ただジョギングを勧めているだけの男」を公開中。前作2本も併せてお見逃しなく。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は5月6日(月・祝)21時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2019年04月23日タレントの中川翔子、お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄が10日、都内で行われた「Disny DELUXE」サービス開始記念イベント「Celebration Night」に出席した。ディズニー作品の中で『塔の上のラプンツェル』でヒロインのラプンツェルの声を担当した中川は「ラプンツェルの声を演じさせていただけたなんて、本当に最高の人生の宝物です。今でも夢みたいですね」と公開から8年が経過した現在でも信じられないようで、オファーがあった当時を「本当にビックリどころか、ドッキリかと思いカメラを探しました。世界のディズニーだから信じられなくて、リアルに座っていた椅子から落ちて尻もちをつきました」と当時の慌て振りを告白。続けて「子どもの頃は母がずっと働いていて、裕福じゃなかったんですが、父が亡くなってから大変だった時に貯金をはたいてフロリダのディズニーランドに連れてってくれたんです。小学校5年生の時かな。そこで見たディズニーの世界に感動しました。母に報告ができて嬉しかったです」と幼少期の思い出を明かしていた。サービス提供を開始した「Disny DELUXE」にちなみ、「最近起きたデラックスな体験は?」という質問に、中川は「昨日ついに運転免許をとることができました。めっちゃうれしいです。ずっと教習所に通って仮免から学科、本免まで全部一発でとれました。免許証をいただいてTwitterにあげたらすごい反響で、16万近くイイねを押してもらいました」とご機嫌。また、本名についても触れて「親が届ける時に使いたかった漢字が使えなくて、平仮名でいいですと言って殴り書きで出したら"よ"が大きく登録されて"しようこ"で入っちゃったんです。免許証で改めて見たら"しようこ"になっていたので、色んな人に『えっ?"しようこ"だったんだね』と話しかけられてデラックスな日になりました(笑)」と話していた。
2019年04月11日松本穂香が主演を務める、前作『四月の永い夢』で世界的に注目を集めた中川龍太郎監督の最新作『わたしは光をにぎっている』が公開決定。さらに、中川監督としては2作品連続でモスクワ国際映画祭の特別招待作品として正式出品されることも決まった。物語宮川澪は、20歳。両親を早くに亡くした彼女は、長野・野尻湖のほとりのこじんまりした民宿を祖母と2人で切り盛りし、淡々とした日常を送っていた。しかし祖母の入院を機に民宿を閉めざるを得なくなり、父の親友であった京介を頼って上京、彼がひとりで経営する都内の銭湯の元で居候をすることになる。職を探すが、都会の空気にうまくなじめない澪は、徐々に銭湯の仕事を手伝うように。映画監督の夢を持つ銀次や会社員の美琴など、銭湯にたむろする常連客たちと次第に親密になる澪。銀次の映画を観たり、美琴に飲み会に誘われたりと、東京での日々が少しずつ楽しくなっていく。しかし、区画整理のため銭湯が近いうちに閉店する運命にあることを知った澪は、ある決断をするのだが…。2019年飛ぶ鳥を落とす勢いの松本穂香、主演映画が海外初出品主演を務めるのは、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロイン(有村架純)の同僚・澄子役を演じ、TBSドラマ日曜劇場「この世界の片隅に」では主人公すず役を務め上げ、一躍脚光を浴びた松本穂香。映画『チワワちゃん』『君は月夜に光り輝く』から『酔うと化け物になる父がつらい』『おいしい家族』、声優として『きみと、波にのれたら』など出演作が絶えず、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの実力派若手女優。また今回、本作は第41回モスクワ国際映画祭への正式出品も決定。メガホンをとった中川龍太郎監督といえば、1990年生まれの29歳の新進気鋭監督。東京国際映画祭の公式部門のひとつで、日本のインディペンデント映画を積極的に紹介する「日本映画スプラッシュ」部門で『愛の小さな歴史』、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』と2年連続出品を最年少で果たし、注目を浴びた。今回は、第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した前作『四月の永い夢』(’17)に続いて2作品連続での出品。さらに、松本さんは主演映画の海外映画祭上映は初めてとなり、大きな期待が寄せられている。松本穂香「監督が紡ぐセリフは優しくて、映画の中に溢れる光はとても美しい」松本さんは本作に参加し、「私たちの暮らす世界はとても儚くて、だからこそ美しいのだと、映画を通して改めて感じました。中川監督が紡ぐセリフは優しくて、映画の中に溢れる光はとても美しいです。色んな視点から楽しんでもらえる映画になっていると思います」と心を込めてコメント。この度のモスクワ国際映画祭出品については「海外での上映はひとつの目標でもあったので、とても嬉しくもあり、海外の人に受け入れてもらえるのかという不安もあり、ドキドキでいっぱいです。堂々と自信を持って参加したいと思います」と期待を寄せている。中川監督「ささやかな『魔女の宅急便』になっていますように」「祖母の代からずっと通っていた近所のお豆腐屋さんが潰れた。学生時代にいつも通っていた銭湯も潰れた。伝統的なものが高級な文化としてしか残らないのだとしたら、日本に暮らしている多くの高級なものとは無縁の僕たちは、この国で生まれ、生きていることの思い入れをどうやって守ったらいいのでしょうか。そんな想いをきっかけに、“子供のまんまでいたい”女の子が、自分の力でどうやって新しい居場所をつかみとるのかを描きました」と、中川監督は作品の経緯をコメント。「この小さな物語が現代日本を舞台にした、ささやかな『魔女の宅急便』になっていますように」と思いを込める。モスクワ国際映画祭については、「モスクワの皆さんと再会できることが楽しみです。今の日本以上に先の見えない世情にあって、ロシアは街の様相も刻々と変わっていると聞きます。この映画が、まさに激動の隣国・ロシアの人々にどう受け止められるのか、ドキドキしています」と言う。「この映画が、これまでの映画のように1つでも多くの文化で生きる人々に届きますように。そして、その声を養分にして、日本の観客の皆様と豊かなコミュニケーションがとれたら嬉しい」と語っている。『わたしは光をにぎっている』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月03日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「パイセン金太郎」篇が、29日から全国で放送される。今回は、金太郎(濱田岳)が生徒会長の高杉くん(神木隆之介)と副会長の細杉くん(中川大志)に、「君たちの改革はゼロを強調してるだろ」「本来は学生におトク!を主張すべきだろ!」と先輩風を吹かせながら説教。そんな金太郎を見て、桃太郎(松田翔太)は「選挙負けたのに…」、浦島太郎(桐谷健太)も「先輩ヅラしてるよ」とあきれ気味だ。金太郎は「学食でも行くか!」と呼びかけ、「今日は、俺のおごりだ!」と調子がいいが、浦島が「金ちゃん!」と呼び止め、桃太郎が「学食ゼロ円だよ!」とツッコミ。その声かけに金太郎はピタッと止まり「ゼロ円だっけ?」としらばっくれるが、高杉くんは「カッコよかったです!」、細杉くんも「憧れです!」と必死にフォローし、できる後輩ぶりを見せつける。撮影は、先輩ヅラをするために濱田の履いている下駄がいつもより高くなっていたりと、演技だけでなく衣装などに小さなこだわりを施している。
2019年03月29日浜辺美波が演じる謎多き最強JKギャンブラーを中心に繰り広げられる、極上のギャンブル・エンターテインメント「賭ケグルイ」。まもなくドラマ「season2」が放送スタート、5月3日(金・祝)には『映画 賭ケグルイ』が公開される本作では、若手俳優・高杉真宙がテンションMAXのヘタレ役を続投。さらに、今回のドラマ内ではキレッキレの“オタ芸”を披露するシーンもあるという。浜辺さんが主人公の蛇喰夢子(じゃばみ・ゆめこ)役を演じるほか、森川葵や池田エライザ、中川大志など最旬キャストが集結したギャンブラーを中心に繰り広げられる、極上のギャンブル・エンターテインメントで、愛すべきヘタレキャラ・鈴井涼太を演じているのが高杉真宙。「仮面ライダー鎧武/ガイム」で温厚だが、したたかな一面も併せ持つ優等生役を演じて注目を集め、不良役からNHKキャラクター「どーもくん」の実写化まで、幅広い演技力を持つ若き人気実力派だ。映画『十二人の死にたい子どもたち』ではクールでミステリアスな役を演じたばかりの高杉さんが、ドラマ&映画「賭ケグルイ」で演じる鈴井涼太は、本作の登場人物の中で唯一“普通”といえるキャラクター。season1では、クラスメイトの早乙女芽亜里(森川さん)とのギャンブルに負け、人としての権利を失う家畜の“ポチ”に陥落してしまう。しかし、突如転校してきた夢子(浜辺さん)が芽亜里を破り、鈴井に500万円を与え、家畜から救い上げる。それ以来、夢子に頭が上がらない鈴井だが、夢子と晴れて友達となり学園に君臨する生徒会との様々なギャンブルに巻き込まれていく。原作漫画では引っ込み思案で大人しい性格で描かれている鈴井だが、ドラマ版ではテンションMAXで夢子のギャンブルを応援したり、心配したり、変幻自在の顔芸を披露したりとなかなか騒がしいキャラクターとして高杉さんが熱演。これは英勉監督が、原作より饒舌ですぐにテンパる“マイケル・J・フォックス感”溢れる解説キャラとして、ひとスパイスを加えたため。コミカルな演技でseason1では視聴者に大好評だった高杉さんだが、season2ではなんとオタ芸を披露!夢子に勝負を仕掛けてきた生徒会役員・夢見弖ユメミ(松村沙友理)のライブで、両手に握りしめたサイリウムを楽しそうに振る鈴井こと高杉さんの姿が映し出されている。そして、その隣には真顔でステージを見つめる芽亜里と皇伊月(松田るか)の姿。season1では夢子に敗れた伊月が、なぜ芽亜里たちと一緒にいるのか?そして、鈴井は夢子ではなく、アイドルのユメミ側についてしまったのだろうか!?クールから、半グレ、可愛い系まで網羅する唯一無二の俳優・高杉真宙。彼が全力で披露するオタ芸に、ぜひ注目してほしい!『映画 賭ケグルイ』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。「賭ケグルイ season2」は3月31日より毎週日曜日24時50分~MBSにて、4月2日より毎週火曜日25時28分~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 賭ケグルイ 2019年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会
2019年03月25日上田晋也、藤木直人、森泉の3人のMCがゲストとトークに華を咲かせる日本テレビ系「おしゃれイズム」。3月17日(日)放送回のゲストは「King & Prince」平野紫耀が番組初登場。バラエティで話題の“天然キャラ”炸裂にMC陣の反応やいかに!?小学生時代からダンスを習い、高校1年生のときにジャニーズ入り。名古屋在住のまま関西ジャニーズJr.で活動を開始すると、2014年に「SHARK」でTVドラマ初出演にして初主演を果たすと、翌年「Mr.King vs Mr.Prince」のメンバーに抜擢、「Mr.King」として活動を続け「ジャニーズ・フューチャー・ワールド from帝劇to博多」では博多座最年少座長を務めるなど着実に実績を積み重ねた平野さん。グループが「King & Prince」となり2018年にドラマ「花のち晴れ」の主題歌「シンデレラガール」でCDデビューすると同楽曲が爆発的にヒット。平野さんはドラマにも出演、杉咲花、中川大志、今田美桜らと共演し大きな話題となったほか、平祐奈、横浜流星、佐野岳らと共演した『honey』や、桜井日奈子、伊藤健太郎、磯村勇斗らと共演した映画『ういらぶ。』などの作品もヒットさせている。そんな平野さんだがバラエティでの“天然キャラ”も人気。今回も天然ぶりが炸裂し藤木さんが思わず涙する一幕も。また平野さんが会いたかったという女性芸人もサプライズ登場するほか、念願の“火起こし&調理体験”にも挑戦。さらにキンプリメンバーからも衝撃エピソードの数々が公開される。“男気が凄すぎる”“メンバーに騙される”“いなり寿司はデザート”“買い物には最低5人で出かけたい”など平野さんの天然語録が大公開される。また私生活の悩みも告白してくれる。今回番組初出演となった平野さんがメンバーの「King & Prince」だが、彼らが出演するCMソングとしても話題の3rdシングル「君を待ってる」が4月3日(水)に発売。作詞に高橋優を迎えた同作は、フォトカード付属の初回盤Aに、ステッカーシート付きの初回盤B、クリアポスター付属の通常盤と3種がリリースされる。「おしゃれイズム」は3月17日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年03月17日菅田将暉、神木隆之介、野村周平、福士蒼汰、竹内涼真など1993年生まれ俳優の豪華な顔ぶれ、層の厚さはよく知られており、“イケメン黄金世代”とも呼ばれている。そのすぐ下には山崎賢人や吉沢亮、志尊淳らがひしめき、さらに今クールのドラマ「初めて恋をした日に読む話」で大ブレイク中の横浜流星、「賭ケグルイ」2ndシーズンと劇場版が控えている高杉真宙、『十二人の死にたい子どもたち』の新田真剣佑らの96年生まれ組に、北村匠海、中川大志、伊藤健太郎といった成長著しい面々が連なっている。しかし、いま、そんな年下たちの躍進に「待った」をかけるように、新たな“黄金世代”の代名詞となりそうな93年生まれの俳優たちが、その実力を容赦なく発揮してきている!成田凌、鬼才や気鋭監督からのラブコール相次ぐ埼玉県出身。予想外に(?)大ヒット中の『翔んで埼玉』では現代パートに出演し、「え、そこで?」という絶妙な登場の仕方をして笑いをさらっている成田凌。2013年より「MEN’S NON-NO」専属モデルを務めているが、もともとは俳優志望。これまで『キセキ‐あの日のソビト‐』やNHK連続テレビ小説「わろてんか」、「逃げるは恥だが役に立つ」などに参加し、着実に成長を見せてきた。伊藤さんや中川さん、吉沢さんらと肩を並べた第42回日本アカデミー賞新人俳優賞の受賞作である、『スマホを落としただけなのに』から『ビブリア古書堂の事件手帖』までの振り幅は圧巻のひと言。加えて、かなた狼(ウルフ)初監督の『ニワトリ★スター』、大ヒット作『劇場版コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐』など、2018年は6本もの映画に出演した。そして2019年は、さらなる飛躍の年になりそうだ。今泉力哉監督『愛がなんだ』(4月19日公開)では、主人公のOL・テルコ(岸井ゆきの)に一方的に惚れられるイケメンで、優しいが基本ダメ男、なのに憎めないマモルを好演。2人がイチャつくシーンはいまから話題を呼んでおり、背後から女の子の肩に顎を乗せて甘える“肩トン”は壁ドン、顎クイなどに続く予感!?「サイテー男の無自覚の酷さを観客の皆さんと是非共有したい(笑)」と自信を覗かせるキャラで、見事に今泉ワールドにハマっている。さらに、『抱きしめたい真実の物語』『黄泉がえり』などの塩田明彦が原案・脚本・監督の『さよならくちびる』(5月31日公開)に加え、『舞妓はレディ』『それでもボクはやってない』の周防正行監督『カツベン!(仮)』(12月公開)では映画が活動写真と呼ばれ、サイレントでモノクロだった時代を舞台に待望の映画初主演。行定勲監督が手掛ける大倉忠義とのラブストーリー『窮鼠はチーズの夢を見る』(2020年公開)を楽しみにしている人も多いはず。ちなみに、人気少女コミックの実写化『ホットギミック』の劇中で“成田凌”(注:なりた しのぐ)という名前の役を演じているのが、同じく93年生まれで『翔んで埼玉』にも出演している間宮祥太朗。今年は山戸結希監督×「乃木坂46」堀未央奈主演の『ホットギミック』(6月28日公開)、SNS漫画の実写化『殺さない彼と死なない彼女』(秋公開)といった新感覚の恋愛物で魅せてくれそう。竜星涼、新たな“カメレオン俳優”降臨!3月24日に26歳の誕生日を迎えるのが、竜星涼。2010年、上野樹里主演「素直になれなくて」でドラマデビューし、2013年「獣電戦隊キョウリュウジャー」の桐生ダイゴ/キョウリュウレッド役でまず注目された。183cmという高長身と爽やかなルックスを生かし、2016年、2017年と2年連続でパリコレのステージに立ったこともある。「GTO」「ごめんね青春!」「桜蘭高校ホスト部」などの話題のドラマはもちろん、土屋太鳳×山崎賢人コンビの映画『orange-オレンジ-』、『泣き虫ピエロの結婚式』『君と100回目の恋』などに出演してステップアップしてきた竜星さん。ダイゴ/キョウリュウレッドのような、明るく、真っすぐで、純粋、天然、ムードメーカー、あるいは主人公のよき理解者や“二番手男子”、といったイメージが強い人も多いかもしれない。ところが、キラキラした青春映画のみならず、R15+指定の問題作『シマウマ』ではこれまでと180度異なるハードな世界へ飛び込み、また、WOWOW連続ドラマW「賢者の愛」では谷崎潤一郎の「痴人の愛」の逆をいく物語で中山美穂の相手役を務め、一糸まとわぬ姿で濃厚シーンに挑戦。2017年には朝ドラ「ひよっこ」、日曜劇場「小さな巨人」への出演でその名前と顔が広く知られるようになったが、映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』と合わせ、ほぼ同時期の3作品で実直・クール・熱血と、異なるタイプの警察官を演じていた。「アンナチュラル」では中堂(井浦新)と関わる、この上なく胡散くさい葬儀社の社員・南雲を怪演、Amazonプライムオリジナルの「極道×学園×美食」の異色ドラマシリーズ「紺田照の合法レシピ」では身体能力の高さや妄想力、食べっぷりを披露し、「昭和元禄落語心中」でも確かな印象を残して、目の肥えたドラマファンからもお墨付きを得ている。そして3月15日に最終回を迎える「メゾン・ド・ポリス」では、ただの“買い物係”じゃなかった瀬川草介役は、これまでの彼の活躍を知れば知るほどニヤニヤしてしまうキャラだ。高遠建設常務の野間(佐野史郎)の周到な策略で、ひより(高畑充希)とおじさまたちはバラバラになってしまったが、最後は一体どうなるのか…?何を考えているのか分からない、味方なのか敵なのか、善なのか悪なのか、天然なのか計算なのかも読めない絶妙な雰囲気を醸し出せるのは、竜星さんの持ち味といえるかも。新たなカメレオン俳優のこれからが楽しみだ。清原翔、朝ドラ&王子&執事でブレイク必至!“塩顔”のクールな佇まいとギャップのある“きよたんスマイル”を武器にする清原翔。成田さんと同様、「MEN’S NON-NO」モデルとして活躍しながら、2016年「レンタルの恋」での俳優デビューを皮切りに映画『HiGH&LOW』シリーズ、『リベンジgirl』、ドラマ「警視庁いきもの係」「いつまでも白い羽根」などに出演してきた。劇場版『PRINCE OF LEGEND』(3月21日公開)にドラマと同じ“美容師王子”・嵯峨沢ハル役として出演し、色気を振りまくうえ、4月1日スタートの連続テレビ小説100作目「なつぞら」にて朝ドラ初出演!戦災孤児のなつ(広瀬すず)を受け入れる北海道の酪農一家・柴田家の長男・照男役という“注目株”枠だ。さらに「King & Prince」永瀬廉が映画初主演を務め、同・神宮寺勇太も出演する『うちの執事が言うことには』(5月17日公開)も待機。仏頂面であまり感情を表に出さない烏丸家の執事・衣更月(きさらぎ)を演じ、若き当主・花穎(永瀬さん)と“一触即発”不本意コンビで挑むミステリーでさらにファン層を拡大させるはず。コンビといえば、2.5次元ミュージカル界のトップランナー、鈴木拡樹とW主演するオリジナルドラマ「虫籠の錠前」(3月22日~)にも期待が膨らむ。吉村界人、唯一無二の個性で走り続ける!今年2月15日をもってデビューから所属していた事務所を退社し、今後の活動に注目が集まっている吉村界人もまた93年生まれ。彼のインスタグラムに連なる投稿は唯一無二の彼の個性や信念を映し出し、どこか尖っているようで繊細さも感じさせている。2014年に自主制作映画『ポルトレ-PORTRAIT-』で映画主演デビューを飾り、『百円の恋』『ちはやふる』『ディストラクション・ベイビーズ』、「お前はまだグンマを知らない」ドラマ&映画、主演作『太陽を掴め』、『獣道』『関ヶ原』など出演作は数多い。昨夏から秋にかけては「花のち晴れ~花男 Next Season~」からの「GIVER 復讐の贈与者」「グッド・ドクター」「健康で文化的な最低限度の生活」、そして「獣になれない私たち」と人気ドラマに掛け持ちでゲスト出演して驚愕のカメレオンぶりを発揮。主演作『サラバ静寂』と共演の樹木希林にも絶賛された『モリのいる場所』の演技により、第10回TAMA映画賞・最優秀新進男優賞に選ばれている。現在公開中の『ハッピーアイランド』は福島県出身の新人監督・渡邉裕也の思いに共鳴して、3.11後の福島で農業を営むことに真摯に向き合う主人公を演じた意欲作。「銀杏BOYZ」峯田和伸と脚本家・岡田惠和がタッグを組んだ映画『いちごの唄』にも出演する。稲葉友、SNSで話題の「花にけだもの」続編に参加!北村さんや小関裕太、磯村勇斗、杉野遥亮らと共演した『春待つ僕ら』の稲葉友は、2009年、16歳のときに第22回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞してデビュー。竹内さん主演「仮面ライダードライブ」に詩島剛/仮面ライダーマッハ役でレギュラー出演して以降、ドラマ・映画、舞台出演からラジオDJなどまで幅広く活躍中。特に『HiGH&LOW』シリーズではチーム「White Rascals」のキジー(KIZZY)役として知られ、身体は男性だが、性自認は女性というトランスセクシャルのキャラクターを熱演。2017年には千葉雄大、竜星さんの“谷口兄弟”に続くヒーローの3代目『N.Y.マックスマン』にも起用された。この3月23日からは、新キャストとして加わる「花にけだもの~Second Season~」が配信開始に。SNS世代から圧倒的な支持を得た前作キャストも続投する本作で、カンナ(入山杏奈)に好意を抱き、竜生(甲斐翔真)の恋敵となる芦田俊役を演じるというから楽しみ。黒羽麻璃央、“3次元”進出で注目度急上昇中!“2.5次元の王子様”と呼ばれる黒羽麻璃央も93年生まれ。第23回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリに輝き、芸能界入り。2012~14年、ミュージカル「テニスの王子様2ndシーズン」で青学・菊丸英二役を好演して話題を呼び、ミュージカル「刀剣乱舞」や舞台「黒子のバスケ」、TVドラマとの連動企画「男水!」などに多数出演。「刀剣男士」のひとりとしてNHK紅白歌合戦に出演したことも記憶に新しい。しかも、近年は映画『宇田川町で待っててよ。』『アヤメくんののんびり肉食日誌』『Sea Opening シー・オープニング』『ラーメン食いてぇ!』ほか、ドラマ「レンタルの恋」「監獄のお姫さま」「プリティが多すぎる」など映像作品でも活躍が目立っており、この1月には岡田結実の初主演ドラマ「私のおじさん~WATAOJI~」にゲスト出演。さらに毎週金曜に晩ごはんを持ち寄る男子たちを描いた「広告会社、男子寮のおかずくん」では連続ドラマ初主演を務めたばかり。3月19日からは、“イケてる”ゲストとバトルを繰り広げるAbemaTVの新番組「イケてるヤツならアソバナイト」がスタート。天才心理学者を演じるサイコホラー『鹿沼』、「NON STYLE」石田明が脚本、井上裕介が初主演するラブコメ『耳を腐らせるほどの愛』が待機中。“3次元”の黒羽さんも見逃せない!(text:Reiko Uehara)
2019年03月15日竹内結子、水川あさみ演じる危機管理専門の弁護士コンビが活躍する「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」が3月14日の放送で最終回を迎えた。追い詰められた氷見、与田とのコンビは復活するのか!?ラストの大逆転劇に視聴者から喝采の声が集まっている。危機管理専門の異色弁護士で天才トラブルシューター・氷見江を竹内さんが演じ主演。氷見の右腕にして親友のような関係の与田知恵に水川さん。この2人のコンビを中心に物語は展開。そのほか、ハーバード出身とは思えない“ドジっ子”ぶりを見せる駆け出し弁護士・藤枝修二に中川大志、バツイチ子持ちの凄腕ハッカー・真野聖子に斉藤由貴、氷見らが働く大手法律事務所の副所長・鈴木太郎にバカリズム、氷見と互いにネタを探り合う関係の週刊誌記者・東堂裕子に泉里香、5年前まで氷見が政策秘書をしていた政治家・吾妻涼介に山本耕史らが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。氷見が5年前に行ったとされる選挙法違反疑惑の記事が週刊誌に掲載された。与田は氷見を叩くため公の場を用意したいと吾妻ら明時党の幹部に提案。吾妻と林総務大臣(山田明郷)は五十嵐幸夫(小野武彦)に相談、調査会を開くことを決める。そして氷見を召喚しての調査会が開かれた。林は茂呂裕也(佐野岳)らを証人に招き、氷見がシンクタンクから個人情報を不正に入手、フェイクニュースで選挙工作を行ったと責めたてる。もはやここまでかと思われたところで氷見の反撃が始まった。実は林や五十嵐らの不正を暴くために氷見、吾妻らは5年間もの間、この時を待っていたのだった…というのが最終回の展開。亀裂が走ったと思われた氷見と与田の関係だが、実は2人はグルだった。調査会の途中で目を合わせた2人が笑顔をみせた瞬間からネットには「氷見さんと与田ちゃんコンビは切れてなかった」「コンビ復活!くぅ~!」「も~!ふたりで笑うとこ最高」などの声が溢れていく。また今回は大臣らの密談を盗撮するため藤枝が大活躍。スパイ映画のような動きで大臣らの車に近づく藤枝に「今の前転いらんやろwww」「無意味な前転が可愛い」「でんぐり返しの必要あった??」などのツッコミが相次ぐ。放送後も「氷見与田の絡みがたまらんかった!」「3ヶ月間ありがとうございました!」「終わってしまった…さみしい」など、感謝とロス両方の感想がSNSに続々と寄せられ続けている。(笠緒)
2019年03月15日俳優の伊藤健太郎が12日、東京・表参道のベーカリーカフェ426表参道で行われた「三井住友銀行アプリ新動画&ミドすけカフェ」お披露目イベントに出席した。三井住友銀行は、マスコットキャラクターのミドすけをテーマにした「ミドすけカフェ」を3月11~17日の期間にベーカリーカフェ426表参道でオープン。それに伴い、イメージキャラクターを務める伊藤健太郎が出演するWEB限定動画を3月12日よりYouTube公式チャンネルにて公開される。それを記念したイベントがこの日行われ、伊藤がエプロン姿で登壇。同店舗では伊藤がデザインしたラテアートも提供されることになり、「もうちょっとちゃんと描けば良かったなと後悔しています。たくさんのカメラに撮られるとは思わなかったので」と苦笑い。「僕もタイミングが合えば行くので、『伊藤健太郎ラテアートください!』と言ってみようかな。是非店頭に遊びに来て楽しんでいただけたらと思います」とアピールした。この日から公開されるWEB限定動画の撮影については「思い出す限りではそんなに(テイクを)やった感じではないですけど、楽しかったです。中々あのスーツを着て会社に行こうとは思わないですけどね(笑)」とコメント。また、この春から放送されるCMでは吉高由里子の後輩役として出演したが、「吉高さんとは今回初めてお会いしたんですが、すごくフランクに接してくださいました。ご一緒にいる時間はあまりなかったんですけど、撮影で天丼を食べている時は隣が席だったので、スタンバイ待ちしている時は指スマやったりしていました。じーっと(笑)」と緊張することなく楽しい撮影だったという。伊藤は、第42回日本アカデミー賞で新人俳優賞と話題賞の俳優部門を受賞。授賞式の時は同じく新俳優賞を受賞した中川大志、成田凌、吉沢亮と入場する際に一人で飛び出してしまったが、「登場のシーンでやっちゃったんですけど、それを一番言われます。わざとやったでしょと(笑)。本当にやっちゃった、という感じです」と頭をかき、受賞には「賞をいただくことは今まで考えていなかったんですけど、うれしかったですね」と笑顔。今後について「たくさんお褒めのお言葉をいただいたので、これからも変わらず頑張っていきたいです」と意欲を見せ、「まだ学生の役が多いので、職業というものに憧れがありますよ。宇宙飛行士とかレーサーとか、職業をやってみたい気持ちはあります」と具体的に演じたい役柄もあげていた。
2019年03月12日ジャンルにとらわれずに多方面で活躍する3人のゲストが、それぞれの立場から自由気ままに語り合う「ボクらの時代」。その3月10日(日)放送回に放送中のドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」で共演中の竹内結子、水川あさみ、斉藤由貴が登場する。連続テレビ小説「あすか」のヒロインに抜擢されると『黄泉がえり』『チーム・バチスタの栄光』「ストロベリーナイト」などの作品で大人の魅力を放つ女優へと成長。最近も大河ドラマ「真田丸」に「A LIFE~愛しき人~」『旅猫リポート』などで活躍する竹内さん。「医龍-Team Medical Dragon-」シリーズに「のだめカンタービレ」などで注目されると大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の初役や「シェアハウスの恋人」などではメインキャストとして作品を引っ張る存在に。大河ドラマ「西郷どん」も好評だった水川さん。初代「スケバン刑事」麻宮サキを演じ主演、『トットチャンネル』『恋する女たち』でアカデミー賞を受賞。「火曜サスペンス劇場」などでの活躍を経て近年も「カンナさーん!」『氷菓』『いぬやしき』などコンスタントに出演を続ける斉藤さん。今回は3月14日(木)の放送で最終回を迎える「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」で共演中の3人が、ドラマに関する事柄はもちろん、デビュー当時の思い出から女優という職業について、プライベートの話までを語り合う。「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」は危機管理専門の弁護士チームの活躍を描く作品で、竹内さんが危機管理専門の異色弁護士・氷見江を、水川さんが氷見の右腕にして友人のような存在でもある与田知恵を、2人を支える弁護士事務所のバツイチ子持ちの凄腕ハッカー・真野聖子を斉藤さんが演じている。そのほか中川大志が端麗な容姿と華麗な経歴を持ちながら“ドジっ子”な駆け出し弁護士・藤枝修二役で、バカリズムが氷見らが所属している大手法律事務所の副所長・鈴木太郎役で、泉里香が氷見とネタをやり取りし合う週刊誌記者・東堂裕子役で、山本耕史が氷見と親しい間柄な模様の政治家・吾妻涼介役で出演。前々回のラストで視聴者に愛された“氷見与田コンビ”が崩壊、3月7日放送の9話では吾妻の疑惑を巡り両者が対決する展開に。注目の最終回は3月14日(木)22時~フジテレビ系で放送。「ボクらの時代」は3月10日(日)7時~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年03月09日竹内結子主演、危機管理専門弁護士たちを描く「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」の第9話が3月7日放送。過去が暴かれ自らが叩かれる側に回ってしまった氷見とそんな氷見を追い詰める与田。友情で結ばれていたはずの2人の“戦い”に視聴者が釘付けになった。危機管理専門の異色弁護士にして天才トラブルシューター・氷見江を竹内さんが演じ主演。氷見の右腕にして親友のような関係“だった”与田知恵を水川あさみが、かつて氷見が政策秘書をしていた政治家・吾妻涼介を山本耕史が、アメリカ最難関ロースクール出身の“ドジっ子”駆け出し弁護士・藤枝修二を中川大志が、バツイチ子持ちの凄腕ハッカー・真野聖子を斉藤由貴が、氷見らが働く大手法律事務所の副所長・鈴木太郎をバカリズムが、氷見と互いにネタを探り合う週刊誌記者・東堂裕子を泉里香がそれぞれ演じる本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。氷見が案件を吾妻と懇意にする企業の利益になるよう誘導してきたことを見抜いた与田。2人の友情には修復不能な亀裂が入り、さらに東堂が吾妻のスキャンダルをすっぱ抜く。そのなかには吾妻と氷見の不倫疑惑も含まれており、ネットは大きく炎上する。そして氷見は与田にも連絡しないまま退職。氷見の件で対応に追われる鈴木法律事務所に吾妻がクライアントとして来訪。氷見を徹底的につぶすよう求められる。そして明かされていく氷見の過去。氷見は5年前に死亡事故を起こし逮捕されていた。しかも氷見と吾妻、鈴木は同じ大学に在学していたことも判明する。与田の作戦で吾妻は妻と記者会見、TV報道の効果もあり、吾妻の印象は回復していくが、氷見も反撃動画を公開。さらに氷見が5年前、秘書時代にフェイクニュースを流していたという疑惑も報じられる…というのが今回のストーリー。これまで視聴者に好評だった氷見与田コンビの“解消”と“対決”という急展開に衝撃を受けた視聴者が続出。「氷見さんピンチな状態で終わってしまった…」「氷見さんが苦しんでるの見ると私まで苦しくなっちゃう」などの声が殺到。同時に「氷見与田はハッピーエンドがいいぜったい!」「すべては氷見さんの手の上で転がされてたんだやられた~!っていう最終回だといいな」という“希望の声”も多数寄せられる。そんななか番組公式インスタグラムには撮影中の竹内さんの姿がアップ。これに「公式さんに救われた」「公式様!!最高の写真をありがとうございます」「氷見さん、笑ってておくれよ」などの反応が続々と集まっている。(笠緒)
2019年03月08日ドラマ「賭ケグルイ season2」の放送開始に先駆け、3月4日、東京・神楽座にて本作の完成披露試写会が行われ、主演の浜辺美波をはじめ、高杉真宙、森川葵、松村沙友理(「乃木坂46」)、中川大志ら若手俳優が登壇した。本作は、月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)にて連載中、シリーズ累計500万部突破の大人気漫画の実写化。アニメ化に引き続き、2018年1月に実写ドラマ化され、この春、「賭ケグルイ season2」が放送。そして、5月には『映画 賭ケグルイ』が公開されることも決定している。再集結に喜ぶ俳優陣イベントでは、まず“賭ケグルイ”の蛇喰夢子役を演じた主演の浜辺さんが「前作からの引き続きのメンバーはより仲良くなって、笑いの絶えない現場でした。皆さんが普段から面白い方ばかりで、高杉さんがひたすらにいじられ役を買って出てくれて、現場のキューピット的存在でいてくれた」と現場での様子をふり返り、そんな高杉さんは「そう言っていただけて、いじられ役で良かった。でもこんな風に冒頭からバラされるとは思わず…」と照れ笑い。そして、森川さんは「演技も顔芸も、みんな格段にレベルが上がっている」とアピールし、中川さんも「帰ってきたという感じがある。前作では高みの見物で“賭ケグル”うことはなかったので、溜まっていたものがようやく発散できた」とコメントしていた。思い出のシーンをふり返る…また思い出のシーンについてトークが展開されると、アイドルコスプレをして松村さんとアイドル対決をする場面を挙げた浜辺さんは、「現役のアイドルさんと並ぶのはプレッシャー。衣装合わせの時からXデイだと思っていた」と言いつつも、「中途半端な気持ちでやるとダメだと思ったので、心の底から成り切りました」と語る。一方、松村さんは「私からしたら、急に本当のアイドルが出てきた感があってプレッシャーが凄かった」と話していた。また、松村さんが選んだシーンも浜辺さんと一緒にアイドルになりきって歌って踊る場面と答え、ダンスは苦手だという浜辺さんだが、松村さんは「完璧でした。レッスンの時に今までダンスをやっていたのでは?と思うくらいの完璧さがあった。アイドル性も出ている」と太鼓判を押す。中川さんは、浜辺さんとのギャンブル対決シーンをチョイス。「蛇喰夢子を目の前にして『わー!本物だ~』と思っているところ。ようやく会えたという緊張の戦いシーンなので、喋らないようにと思ったけれど、本物を目の前にして『可愛い~』となった」と告白。高杉真宙を欺けるのか!? ロシアンルーレットに挑戦ギャンブルの強さが全ての私立百花王学園を舞台に、リスクを負うことに快感を覚える“賭ケグルイ”の転校生・蛇喰夢子が、学園を支配する生徒会が送り込む百戦練磨の刺客たちと様々なギャンブルで死闘を繰り広げる物語を描く本作。イベントでは、ドラマの内容にちなみ、たこ焼きでロシアンルーレットに挑戦する“ポーカーフェイスを保て!”ゲームを行う場面も。5つのたこ焼きの中に4つのからし入りたこ焼きが入っているというもので、くじ引きの結果、普通のたこ焼きを食べている人を高杉さんが当てることに。残りのキャストたちは、からし入りたこ焼きを食べたとしても、ポーカーフェイスを保って高杉さんを欺かなければいけないというルールだ。そして、たこ焼きを口にしたキャスト陣。浜辺さんは苦悶の表情を浮かべ、中川さんは涙目に…。“普通のたこ焼き”を食べた人物に森川さんを選んだ高杉さんだったが、残念ながら不正解…実は松村さんだったのだ。「私の芝居力なめんじゃないよ!」と森川さん。罰として高杉さんは、“からし2倍”のたこ焼きを食べる羽目に。男らしく一口で頬張ったものの、「うっ!鼻にくる~!」と悶絶、会場は大盛り上がりとなっていた。「賭ケグルイ season2」は3月31日より毎週日曜日24時50分~MBSにて、4月2日より毎週火曜日25時28分~TBSにて放送。『映画 賭ケグルイ』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年03月05日第42回日本アカデミー賞の授賞式が1日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、受賞者が一堂に会した。一流の女優・俳優陣が集まっただけあり、授賞式では、祝いの場で談笑する姿も多く見られた。OPの入場時には、俳優の伊藤健太郎がフライングして歩き出してしまい、同賞の中川大志、成田凌、吉沢亮が笑顔を見せる場面も。優秀助演女優賞・優秀主演女優賞に輝いた松岡茉優も、レッドカーペットを歩きながら深田恭子や吉永小百合と談笑する。司会を務めた蒼井優とプレゼンターを務めた広瀬すずも、仲良さげに話しながら登場した。式開催中は、同じテーブルだった二宮和也、西島秀俊、岡田准一がステージを見ながら笑顔を見せたり、メニュー表を見ながら話し込んだりと終始リラックスして楽しそうな様子。菅田将暉と二宮が握手する場面もあった。また体を近づけて笑顔を見せる深田と広瀬など、意外な交流も見られた。常連も多い同賞なだけに、受賞者たちによるまた新たなヒット作も期待できそうだ。
2019年03月02日第42回日本アカデミー賞の授賞式が1日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、様々な男性俳優がスーツ&タキシード姿で登場した。『空飛ぶタイヤ』で優秀助演男優賞を受賞したディーン・フジオカは、エンポリオ・アルマーニのスーツとシューズで決め、ジャガー・ルクルトの時計を身につける。司会の西田敏行から「非の打ち所がない」と絶賛され、照れを見せる場面もあった。『坂道のアポロン』『覚悟はいいかそこの女子。』で新人俳優賞を受賞した中川大志は、スーツ、シューズ、アクセサリー全てイブ・サンローランで固める。『孤狼の血』で最優秀主演男優賞に輝いた役所広司は、最優秀助演男優賞を受賞した昨年と同じく、スーツ・シューズ・アクセサリーをジョルジオ・アルマーニで揃えた。■最優秀賞受賞リスト作品賞…『万引き家族 』監督賞…是枝裕和(『万引き家族』)主演男優賞…役所広司(『孤狼の血』)主演女優賞…安藤サクラ(『万引き家族』)助演男優賞…松坂桃李(『孤狼の血』)助演女優賞…故・樹木希林さん(『万引き家族』『日日是好日』)アニメーション作品賞…(『未来のミライ』)脚本賞…是枝裕和 (『万引き家族』)音楽賞…細野晴臣 (『万引き家族』)編集賞…上田慎一郎 (『カメラを止めるな!』)録音賞…浦田和治 (『孤狼の血』)照明賞…藤井勇(『万引き家族』)撮影賞…近藤龍人(『万引き家族』)美術賞…今村力 (『孤狼の血』)外国作品賞…『ボヘミアン・ラプソディ』
2019年03月02日第42回日本アカデミー賞の授賞式が1日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、俳優の伊藤健太郎が、話題賞 俳優部門、および新人俳優賞に輝いた。映画『コーヒーが冷めないうちに』の演技が評価された伊藤。オープニングの入場では、1人フライングで歩き出してしまい、一緒に新人俳優賞を受賞した中川大志、成田凌、吉沢亮から爆笑される場面も。話題賞のプレゼンターを務める菅田将暉は「おめでとうございます。僕の周りでも伊藤健太郎って、いっぱい聞くので、間違いなく話題になっていると思います。そして、たくさん作品を拝見しています」とエールを送る。しかし、降段する菅田を遮って司会の西田敏行が伊藤に話しかけてしまったために、西田は「菅田くん、怒った?」と訪ねる場面も。菅田が生声で「怒ってないです!」と応え、笑いが起こっていた。西田は改めてドラマ『今日から俺は!!!』で共演した時のことを思い出し、「髪の毛、すごい扮装してたね。地毛だって自慢げに話してたよね。絶対俺にはできないことを……」と伊藤の毛量を羨ましがる。「そんな言い方はしてないと思います!」と焦る伊藤に、「健太郎くんのそういう柔らかい感じがとってもとっても好きです。どんどんこれからキャリア広げてってね。髪の毛もどんどん上げてってね」と声をかけていた。新人俳優賞でも登場した伊藤は、「初めて試写室でこの映画を観たとき、監督からお手紙をいただいて、『あなたは本当に人を幸せにする役者さんになれます』という言葉がすごく嬉しかった」と明かす。「これから役者をやっていく上で、その言葉を一番大事に、心の中に留めて、しっかりとこれからも役者として、いい映画を作っていきたいと思います」と喜びを見せた。マネージャーから「重大発表があります」と、受賞を知らされた伊藤は「パニックで、あまりその時はわからなかったんですが、超やべえと思いました」と苦笑する。その伊藤の様子に西田が「ご両親は優しくあなたを育ててくれたんじゃないですか」と言うと、伊藤は「そうですね、ご両親もそうですし……」と語り始め、「ご両親……」と笑いが起こる。「あっ」と気づいた伊藤は「両親もそうですし」と言い直し、「おばあちゃんも僕のことをしっかり育ててくれて、今日来てくれてるんですけど、温かい人たちに囲まれて、人に恵まれてるなと思います」と周囲に感謝していた。
2019年03月01日第42回日本アカデミー賞で、伊藤健太郎、中川大志、成田凌、吉沢亮、上白石萌歌、趣里、平手友梨奈、芳根京子が新人俳優賞を受賞し、3月1日(金)に行われた授賞式に臨んだ。受賞の第一報を受けたときのことを聞かれ、伊藤さんは「ちょっとパニックでわからなかったんですけど、とにかく“超やべえ!”と思いました(笑)」とフレッシュに、温かい笑いを振りまいた。もともとモデルとして活躍していた伊藤さんは、2014年にドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で俳優デビューを飾った。『俺物語!!』や『ミュージアム』で注目を浴びながら、2017年『デメキン』で映画初主演を果たす。翌2018年からは、さらに頭角を現し、『ルームロンダリング』、『ういらぶ。』など立て続けに出演、ドラマ「今日から俺は!!」でコミカルながら硬派なツッパリを魅力的に演じ、中高生を中心に絶大なる支持を集めた。受賞対象作『コーヒーが冷めないうちに』では、唯一の映画オリジナルキャラクターを担当。過去に戻る不思議な喫茶店の女主人に、まっすぐな想いを寄せる大学生を等身大で演じた。そんな伊藤さんと『覚悟はいいかそこの女子。』で共演を果たした中川さんは同作と『坂道のアポロン』で受賞。『坂道のアポロン』では、ジャズドラムを叩く日米ハーフの高校生・千太郎演じるために10か月のハードなドラム練習を積み、原作者・小玉ユキも大絶賛のキャラクターを果せた。ブロンズ像を手にした中川さんは、「自分にとって憧れの場所だったので、この景色を見て、この先も映画作りの世界に携わり続けたいと改めて強く思いました」と、心の内を明かす。「MEN’S NON-NO」の人気モデルでありながら、『スマホを落としただけなのに』から『ビブリア古書堂の事件手帖』まで振り幅の広さを見せつけた成田凌は受賞を受け、「映画の現場に未熟さを感じるんですけどこのよなしょうをいただけてありがたくほっとしたのが正直な気持ちです」と安どの表情で語った。また、芳根さんは、これまでの明るくピュアな印象を覆す、欲と嫉妬にかられるダークな役柄で圧倒した『累-かさね-』と、初の時代劇に挑戦した『散り椿』という力作においての受賞。両作品において、「どちらも自分では逃げたくなるような高い壁だなと感じておりました」と芳根さんはふり返りながら、「あのとき真っすぐ、真正面からぶつからせてもらえたので、ここに立てていると思うと、これからもいろいろな人生に挑戦したいです」と意気込む。さらに、目標の女優を「篠原涼子さんです。大好きです」と、会場にいる篠原さんに向かって告げると、篠原さんは、「芳根ちゃんは、謙虚で明るくて現場を和ませてくれるキラキラしている存在。これからもエネルギーをたくさんいただきたいと思います」とチャーミングに視線を絡ませ合っていた。(cinamacafe.net)■関連作品:坂道のアポロン 2018年3月10日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 小玉ユキ・小学館/映画『坂道のアポロン』製作委員会リバーズ・エッジ 2018年2月16日より全国東宝系にて公開© 2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会累-かさね- 2018年9月7日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018映画「累」製作委員会 ⓒ 松浦だるま/講談社響 -HIBIKI- 2018年9月14日より全国東宝系にて公開Ⓒ2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会Ⓒ柳本光晴/小学館コーヒーが冷めないうちに 2018年9月21日より全国東宝系にて公開©2018 映画「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会散り椿 2018年9月28日より全国東宝系にて公開Ⓒ2018「散り椿」製作委員会覚悟はいいかそこの女子。 2018年10月12日より全国にて公開©椎葉ナナ/集英社©2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会
2019年03月01日第42回日本アカデミー賞の授賞式が1日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、俳優の中川大志が新人俳優賞に輝いた。映画『坂道のアポロン』『覚悟はいいかそこの女子』の演技が評価された中川。「この場所は自分にとっては憧れの場所だったので、この景色を見て、この先も映画作りの世界に携わり続けたいなと改めて強く感じました」と熱弁する。「いつかお仕事ご一緒したい先輩の皆さんがいっぱいいますので、監督、プロデューサーのみなさんはもし僕のことを思い出していただければ、オーディションに読んでください!」とアピールした。また、「母親とは、いつぶりかわらかないんですけど、すごく久しぶりにハグをしました。恥ずかしかったですけど、両親も喜んでくれて、良かったです」と明かす。「今日も来てるんですけど、本当に、両親の支えがなければやってこれなかったと思うので、感謝しています」と喜びを表した。一方成田は「映画の現場に行くたびに自分の未熟さを痛いほど感じるんですけど、このような賞をいただけて、ありがたく、正直ホッとしたというのが正直な気持ちです」と真摯に語る。「またこの場に帰ってきたいので、帰ってこられる時がきたら、自信を持って立っていられるようになりたいと思います」と心境を明かし、今度は「司会やりたいですね」と野心を見せた。しかし、司会の西田敏行は「アメリカのオスカーは、司会者がいなかったんだよね。多分来年、司会者がいなくなるんじゃないかな」と予想し、会場の笑いを誘っていた。
2019年03月01日竹内結子、水川あさみ、中川大志、斉藤由貴、バカリズムが危機管理専門の弁護士チームを演じる「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」の第8話が2月28日オンエア。多くの視聴者から支持されてきた“氷見与田コンビ”決裂の危機に視聴者はどんな反応をみせた?竹内さんが危機管理専門の異色弁護士・氷見江に、水川さんが氷見の右腕にして友人のような存在でもある与田知恵に扮し、2人のほか、中川さんが端麗な容姿と華麗な経歴を持ちながら“ドジっ子”な駆け出し弁護士・藤枝修二を、斉藤由貴がバツイチ子持ちの凄腕ハッカー・真野聖子を、バカリズムが氷見らが所属する大手法律事務所の副所長・鈴木太郎を、氷見と“持ちつ持たれつ”な関係の週刊誌記者・東堂裕子に泉里香といったキャストが出演。“氷見与田コンビ”コンビが法廷ではなくスキャンダルの裏側で活躍する姿を描いてきた本作だが、前回のラスト、与田が氷見の裏の顔に気付いたことで2人の関係は不穏に。ついに今回の8話でその関係性に決定的な亀裂な走ることになる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。医療ベンチャー「フィニシス」を立ち上げ画期的な疾病検査キットを開発、注目を集める和久井純菜(森矢カンナ)に過去の論文不正疑惑が持ち上がり、「フィニシス」の研究にも疑いの目が向けられる。出資も断られ窮地に立たされた純菜が鈴木法律事務所にやってくる。大学に研究をつぶされたという純菜の話を聞いて、氷見たちは理事長の楽山大作(長谷川初範)に話を聞きに行くと、大作は男尊女卑の塊のような人物。氷見の作戦は、純菜に謝罪会見を開かせ、そこで東堂に純菜を追及させいったん追い込む。そして研究を実質的に担っていた純菜のパートナー・柏木さつき(伊藤麻実子)をアメリカの大学に引き抜かせ、純菜には大学の差別や不正を告発させることで大学の理事の座につかせる…というものだった。ラストはついに氷見に対し“反旗”を翻した与田。さらに東堂も氷見の“元カレ”吾妻亮介(山本耕史)のスキャンダルを暴こうとして、氷見が窮地に陥る…というものだった。これまで「可愛い」など視聴者から大好評だった“氷見与田コンビ”の決裂に「氷見さんと与田ちゃんがいちゃこいてるのがすきだったから、この展開はちょっと残念」「仲違いしちゃうのヤダーーー」などの声や「あんなに楽しげで可愛らしい氷見与田を見てきたから寂しい」といった感想が続出。一方で「氷見さんの過去も気になるし来週も楽しみ」「氷見さんの過去が来週から少しずつ分かるのか!」など氷見の“過去”が明かされていく“最終章”に期待する視聴者からのツイートも多数寄せられており、来週の9話に向け多くの視聴者が改めて“氷見与田コンビ”の今後に注目が集まっている模様だ。(笠緒)
2019年03月01日米国アカデミー賞が世界最高峰の映画の祭典ならば、日本最高峰の祭典となるのが「日本アカデミー賞」。先日、第42回の各優秀賞および新人俳優賞などの発表記者会見が行われたが、日本のアカデミー賞は米国や他国とどう違うのか、改めて紹介していこう。1.米国アカデミー賞との関係は?米国の映画芸術科学アカデミー(AMPAS:Academy of Motion Picture Arts and Science)の正式許諾を得て日本アカデミー賞協会が1978年に発足、米国と同様に映画人が選ぶ映画賞として日本アカデミー賞が誕生した。米国アカデミーから正式許諾を得ているのは、世界で日本と英国のみ。記念すべき第1回授賞式は1978年4月6日、帝国劇場にて開催。授賞式の模様は日本テレビで放送され、現在も毎年、同局で放送されている。第2回目から日本アカデミー賞協会会員による現在の投票方式となり、第4回から1次選考のノミネート5作品および5人全てを“優秀賞”とし、授賞式ではその中から“最優秀賞”を競うことになった。2.対象となる作品は?第42回日本アカデミー賞は、2017年12月16日~2018年12月15日に東京地区の商業映画劇場にて有料で初公開された、40分以上の新作劇場用劇映画及びアニメーション作品であり、同一劇場で1日3回以上、かつ2週間以上継続し上映された作品が対象。そのため、映画祭のみの上映作品や2週間限定公開作品、イベント上映作品、モーニング、レイトショーのみの上映は除かれる。3.どうやって決める?国内の映画関係者によって構成される日本アカデミー賞協会会員(下記参照)の投票によって行われる。作品賞・アニメーション作品賞・監督賞・脚本賞・主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・助演女優賞・外国作品賞などの正賞15部門と新人俳優賞を含む全16部門を投票で行い、郵送された投票用紙は公正なる第三者機関によって集計され、正賞15部門の優秀賞受賞者・受賞作品(各5名または5作品)と男女各3~5名の新人俳優賞が決まる。さらに、この15部門優秀賞受賞者及び受賞作品を対象に最終投票を行い、郵送された投票用紙は公正なる第三者機関によって集計され、最優秀賞が決定する。なお、日本アカデミー賞で唯一、一般の映画ファンが参加できるのが話題賞。ニッポン放送「オールナイトニッポン」の番組を通じ、一般リスナーがその年の映画界で最も話題を集めたと思われる作品と個人に投票し、決定される。たとえば、いまなお実写邦画歴代第1位の興収記録を持つ『踊る大捜査線THE MOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ!』は第27回(2003年度)優秀作品賞・優秀監督賞などに選ばれていたが、結果的に話題賞・作品部門を獲得。また、第40回(2016年度)は最優秀アニメーション作品賞を『この世界の片隅に』、話題賞・作品部門を『君の名は。』が受賞したことも記憶に新しい。4.日本アカデミー会員の構成は?米国アカデミーの場合、本年度は史上最多で928人が会員に招待され、会員総数は約8,200名にのぼる。俳優部門の会員が最も多く、短編及び長編アニメ部門、プロデューサー部門、監督部門と続く。日本アカデミー賞協会は、2018年度で会員数3,960名。会員の資格は、日本の映画事業に現在も含め3年以上従事していることが前提で、運営・実行委員会または賛助法人より推薦され認められた者となる。内訳は東宝、松竹、東映、KADOKAWAの大手映画製作配給会社(映連)4社で985名となり、俳優/マネージャーが132名、監督が117名。さらに映画関連企業やプロダクション関係、テレビ局、出版社などの賛助法人の社員が多数。その中には声優事務所の青二プロダクションや映像配信サービスNetflixなども名を連ねている。5.女性の司会は前年の最優秀主演女優賞受賞者第42回授賞式で総合司会を務めるのは、日本アカデミー賞協会・組織委員会副会長でもあるベテラン俳優の西田敏行。6年連続9度目となり、それ以前は関根勉が4年連続、その前は関口宏が12年連続で務めていた。注目なのは、女性の司会は前年度の最優秀主演女優賞受賞者が務めること。今回の第42回は、昨年『彼女がその名を知らない鳥たち』で同賞を受賞した蒼井優が人生初の司会に挑戦する。「去年の私にとって、そうであったように、どなたかにとって忘れられない1日になるはずなので、皆さんの喜びを感じつつ、楽しんで司会ができれば」と蒼井さん。同業者の司会となれば、共演経験者や親交の厚い人が壇上に上がることも多く、思いがけない振りがあったり、ツッコミがあったり、思い出話に花が咲くことも。第32回(2008年度)授賞式では、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で前年、最優秀主演女優賞に輝いた故・樹木希林さんが司会に。その年は、米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した“婿”・本木雅弘主演『おくりびと』が主要賞をほぼ総なめにするという巡り合わせが実現。樹木さんのマイペースな司会ぶりには会場が何度も沸いた。今回は『日日是好日』『万引き家族』の2作品で優秀助演女優賞に選ばれている樹木さん。優秀助演女優賞の歴代最多受賞者だ。追悼セレモニーの中で、そんな在りし日の姿が取り上げられるかもしれない。なお、最優秀賞のプレゼンターは前年度の受賞者が行うことになっており、蒼井さんはじめ、菅田将暉、広瀬すず、役所広司、是枝裕和監督、湯浅政明監督らが務める予定。オスカー像の代わりとなるのが、第1回授賞式より受賞者に贈られている「最優秀賞・優秀賞ブロンズ」だ。その制作者で日本アカデミー賞協会の創設メンバー・流政之氏も2018年に亡くなられた。6.一般客も観覧できるディナー形式レッドカーペットが敷かれた授賞式会場に、華やかなドレスやタキシードなどに身を包んだ最旬の俳優・女優たちが集う様はやはり壮観。また、「ぴあ」会員限定だが、ディナー付授賞式観覧チケットも販売され、一般客も観覧できる。その雰囲気はハリウッドスターがパーティ形式で一堂に会するゴールデン・グローブ賞に似ている、ともいえるかも?7.アニメーション作品賞が独立へ第30回(2006年度)からアニメーション作品賞が独立した部門に。初めての受賞作品は、本年度の米アカデミー賞長編アニメ部門に『未来のミライ』がノミネートされている細田守監督の『時をかける少女』だった。なお、同賞設立以前に、宮崎駿監督の『もののけ姫』(第21回)、『千と千尋の神隠し』(第25回)の2作品が実写作品を抑えて最優秀作品賞に選ばれている。8.新人俳優賞から羽ばたくスター俳優たち新人俳優賞は、劇場映画で主演・助演クラスの役を演じ、印象を与えた俳優が対象。原則として映画初出演ではなくともこれまで日本アカデミー賞の受賞歴がない者、となっている。かつて同じ年(第13回)に新人俳優賞に選ばれた本木さんや深津絵里は、後に主演賞クラスの俳優となり、海外でも評価を受けるまでになった。第37回(2013年度)『共喰い』で選ばれた菅田さんは昨年度、第41回にて『あゝ、荒野』で見事、最優秀主演男優賞を受賞、さらに全くタイプの違う『帝一の國』で話題賞・俳優部門にも選ばれた。同年の新人俳優賞には綾野剛や黒木華らがおり、黒木さんは続く『小さいおうち』(第38回)、『母と暮せば』(第39回)で2年連続の最優秀助演女優賞を受賞。また、広瀬さんは『海街diary』で新人俳優賞を受賞して以来、翌年は『ちはやふる上の句』『怒り』で優秀主演女優賞と優秀助演女優賞、さらに昨年は『三度目の殺人』で最優秀助演女優賞を獲得。『湯を沸かすほどの熱い愛』の杉咲花などのように、最優秀賞(助演女優)と新人俳優賞を同年にW受賞した快挙も。本年度は上白石萌歌、趣里、平手友梨奈、芳根京子、伊藤健太郎、中川大志、成田凌、吉沢亮と、すでに映画・テレビでお馴染みの顔ぶれがずらり。彼らの晴れ舞台にも注目だ。第42回日本アカデミー賞授賞式は3月1日(金)、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールにて開催される。(text:Reiko Uehara)
2019年02月26日内村光良率いる、“人生”をテーマとするコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」。この度、3月15日(金)放送回に、女優・吉岡里帆が初登場することが分かった。今回出演が発表された吉岡さんは、近年「ごめん、愛してる」「きみが心に棲みついた」「健康で文化的な最低限度の生活」など、立て続けにドラマにメインキャストとして出演。5月には東野圭吾のベストセラー小説の実写映画化『パラレルワールド・ラブストーリー』が公開を控えており、今年も引き続き注目を集めている女優だ。この春の「LIFE!」は、2週連続で放送。第1弾に出演する吉岡さんは、コント「みんな大好き!バカヤロわかな先生」と「テスト」の2つのコントに挑戦する。「みんな大好き!バカヤロわかな先生」では、吉岡さんは不思議な魅力をふりまく養護教諭役で出演。ムロツヨシ、中川大志ら男性陣を翻弄する。一方、「テスト」では、内村さんとの二人芝居で、キュートなアンドロイド役を演じる。今回、コント番組初出演となった吉岡さん。「笑いのポイントをはずさないようにみなさんと息を合わせて演じるという緊張感はあったけど、すごく楽しかったです!」と収録をふり返っている。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は3月15日(金)&21日(木・祝)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2019年02月22日竹内結子が危機管理専門の弁護士を演じる「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」の第7話が2月21日放送。竹内さん演じる氷見と水川あさみ演じる与田の“氷見与田コンビ”に「可愛いすぎ」などの声があふれる一方、時事問題を盛り込んだ脚本も「攻めてる」と好評だ。危機管理専門の異色弁護士にして天才トラブルシューター・氷見江を竹内さんが演じ、氷見の右腕にして親友のような関係の与田知恵に水川あさみ、ハーバード出身の“ドジっ子”駆け出し弁護士・藤枝修二に中川大志、バツイチ子持ちの凄腕ハッカー・真野聖子に斉藤由貴、氷見らの勤務する法律事務所の副所長・鈴木太郎にバカリズム、氷見と互いにネタを探り合う週刊誌記者・東堂裕子に泉里香といったキャストが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。スマホ決済サービス「ペイグッド」でクレジットカード不正利用が発覚、藤枝も被害に遭っており憤るが、その原因として「ペイグッド」のシステムエンジニア、芦原江梨子(西山繭子)がネットで特定され叩かれ出す。しかし江梨子は与田の大学生時代の先輩であり、与田をセクハラから救ってくれた恩人でもあった。江梨子によれば「ペイグッド」の決済システムは自分が育休を取っている間にリリースされたもので、自分にも責任があるが自分だけがやり玉に挙がることに江梨子は悩んでいた。氷見らはマタハラも視野に「ペイグッド」を調査、するとパワハラやセクハラなどブラックな実態が浮かび上がる。与田に証拠を突きつけられた工藤はすんなり社長を辞任することを受け入れるが、辞任前に会社を「マネークアミューズメント」に売却。この結末に納得いかない与田だが、江梨子によれば工藤は売却地にマネークから譲渡された株が暴落し大損、ペイグッドの社員たちは労働環境が改善されたという。実はマネークにペイグッドの買収を提案したのは氷見で、マネークと氷見の元カレだった吾妻議員は裏で深いつながりがあり、氷見は吾妻やマネークの村西社長のために動いていた…というラスト。氷見と与田の“バディ”ぶりが評判の本作だが、今回もその仲睦まじい姿に「今週のひみよだありがとうございます!!!」「氷見与田コンビ可愛いすぎ」「氷見さん与田ちゃん2人とも可愛い」「この2人のコンビずっと見たい」などの声が殺到。一方でスマホ決済アプリの不正利用というタイムリーなテーマとマタハラなどの問題を絡めてきた脚本にも「脚本めちゃくちゃ攻めてるね!?」「かなり、ノンフィクションに近い内容だけど大丈夫なのか??」「現実と錯綜する内容」などの感想が数多く寄せられている。(笠緒)
2019年02月22日男たちがひとつのゴールを目指して戦う姿というのは、思わず惚れ惚れしてしまうものですが、そんな熱気が堪能できる注目作といえば、まもなく公開の『サムライマラソン』。その名の通り「侍がマラソンをしていた」という驚きの史実をもとに描かれた本作には、豪華なキャストが勢揃いしていますが、今回はそのなかでもこちらの方にお話を伺ってきました。それは……。写真・大内香織(小関裕太)人気若手俳優の小関裕太さん!【映画、ときどき私】 vol. 214昨年も主演映画『わたしに××しなさい!』をはじめ、『春待つ僕ら』や連続テレビ小説『半分、青い。』といった話題作への出演が続いている小関さん。本作では、佐藤健さん演じる主人公の敵側に属する青年の三郎というキャラクターを熱演しています。そこで、撮影現場の裏話からこれから挑戦したいことなどについて語ってもらいました。―まずは、ご自身の役どころについてはどのような思いを持って挑まれましたか?小関さん僕の演じた三郎にフォーカスしてみると、作品のなかで訴えているさまざまなメッセージにおいて、核となっている人物。「生きることと死ぬこと」そして「戦うということとは何か?」といったことの象徴みたいなところもあったので、「そのなかで役を生きなきゃいけない」という責任も感じました。―現場はどのような雰囲気でしたか?小関さんいろんな意味で、とにかくカオスでした(笑)。「台本はあるけど、君がその役であれば台本通りじゃなくてもいいよ」と監督にも言われていたので、試されている感じはものすごくあったと思います。僕だけではなく、先輩の役者さんたちもみんな燃えていたので、アドリブ合戦でバチバチしていましたね。―本作を手掛けているのはイギリスのバーナード・ローズ監督ですが、海外の監督とご一緒されてみて、日本の現場との違いを感じたところはどんなところですか?小関さん全部ですね(笑)。でも、一番驚いたのはカメラの存在を感じずに演じる環境だったこと。たとえば、すごく重要なセリフを言っているとき、「ここは絶対に寄りで撮るだろう」と思っていても、寄りじゃないし、最初はカメラが見当たらなくてどこに向かって発信したらいいのか悩みました。でも、そういう考え自体が違っているんだと気がついたんです。つまり、表情を見せたり、セリフを聞かせたりというよりも、この物語のなかにたまたまカメラが入り込んでいる感覚でいるべきだということ。だからこそ、重要なセリフのときに背中しか映されていなくてもいいんだというのを改めて理解しました。とにかく刺激的な現場だった―役者としては、やりがいを感じる部分も多かったのではないでしょうか?小関さんとにかく刺激的でした。現場に入ったら、ほかのスタッフさんはいなくなってすぐにカメラを回していましたし、監督もある程度説明したら「じゃあ、あとはよろしく」みたいな感じでしたから。役者たちにとっても「この現場にどうやってなじんでいくか?」「どういう人として存在していくか?」といった言葉にはされていないプレッシャーを与えられているような現場でした。そういったことを知りながら観ると、役者さんたちの目がいい意味で違うことに気がつくと思います。―だからこそ、みなさんが本気で戦っている気迫も伝わってきましたが、ご自身のなかでチャレンジだったシーンもありますか?小関さん僕もいろいろと試してみようと思いましたが、そのひとつは乗馬のシーン。馬はこちらの緊張感が伝わるくらい繊細な生き物なので、それまで全然言うことを聞かなくても、本番になった瞬間に整列しだしたりするんですよね。でも、緊張しすぎると逆に興奮し始めて扱いが大変。あるシーンでは音にびっくりしたのか、馬がそっぽ向いて逃げようとしたんです。そこで僕もがんばって違う方向に行こうとしたら、うまく行かなくてぐるぐる回っちゃったんですよ(笑)。そもそも僕の演じた役は空回りしている役でもあったし、監督もおもしろいと思ってそこを採用していましたが、そういうリアルな瞬間も捉えられていました。そんなふうにその場で起きる化学反応も含めて、本当に新鮮な現場でしたね。撮影後の日課は温泉でのひとり反省会―今回は佐藤健さんや森山未來さんをはじめ、豪華なキャストも話題となっていますが、ご一緒されてみてどうでしたか?小関さんもちろんみなさんを尊敬する気持ちはあるものの、同じステージに立たせてもらっているなら、引いちゃいけないなという思いがありました。「僕も負けずに生きなきゃ!」というパワーをたくさんいただくことができたと思います。―撮影現場以外ではどのように過ごしていましたか?小関さん山形に泊まり込みで行っていたんですが、監督が1日にワンシーンしか撮らなかったりするので、ホテルに帰ってもすることがなくって。なので、毎日温泉に浸かりながら、その日の反省会をしていましたね(笑)。―カオスな現場とのギャップがすごいですね。とはいえ、本格的な時代劇には初挑戦ということで準備なども大変だったのではないでしょうか?小関さん乗馬では下手な乗り方をしていたせいで、とにかくお尻の皮がむけました(笑)。しかも、短い期間にたくさん乗っていたので大変でしたね。でも、それがきっかけで最近は趣味として乗馬を楽しんでいますが、いまはちゃんと基礎から習っているところです。―作品の舞台は1855年の幕末ということですが、この時代についてはどのような印象ですか?小関さん僕は歴史のなかでも、実はペリーが来航した1853年がすごく好きなんですよ。というのも、中学2年生のときに歴史の先生が最高の先生で、まるで実際にその時代にいたかのように教えてくれたからなんです。そのおかげもあって、1853年は僕が初めて歴史を好きになった時期なので、今回の作品でこの時代に入り込めるというのは、すごく楽しみでした。当時のリアルな感覚みたいなものを先生に教えてもらったのもあって、この時代にいた青年として、「どんな思いで日常を送っていたんだろう」「どんな稽古にはげんでいたんだろう」といったことを考えながら演じていたのは、自分的にはすごくおもしろかったです。演じてみたい意外な役どころとは?―歴史がお好きということなので、今後も時代劇には興味があると思いますが、歴史上の人物でやってみたい役などはありますか?小関さんたとえば、猿人類のアウストラロピテクスとかやってみたいですね(笑)。縄文時代とかは、学校でみんなが一番初めに気合いを入れて勉強するところだと思うので。―おもしろそうですが、なかなかその題材で映画を作るのは難しそうですね(笑)。小関さん確かに、自分で企画しないとできないかな……。あと、この作品でいうなら長谷川博己さんが演じる藩主に仕えている武士の小姓の役もやってみたいですね。特に、今回は最後にある展開もあっておもしろかったので、もし僕があの役を演じるならどうするだろうと思いながら見ていたんです。ひとひねりある役のほうが惹かれるんですよね。―劇中では250年以上も戦がなく、いまの私たちと同じような “平和ボケ” していたときという表現もされていますが、現代と通じるところも感じましたか?小関さんこの作品に挑むにあたって、時代劇というのを最初はすごく意識していましたが、考えるほど、現代と共通している部分がけっこうあると感じていました。だからこそ、等身大で演じていてもいいのかなと思うようになったんです。昔も今もつねに生きようと戦っているパワーはすごいですし、尊重し合う世界というのも素晴らしいことなので、「平和ボケというのも悪い言葉ではないのかもしれない」と感じているところです。仕事がご褒美だからつらいと感じない―「優勝すれば何でも願いを叶えてもらえる」というのが劇中のマラソン大会の設定でもありましたが、小関さんは忙しい毎日のなか、「このご褒美のためならがんばれる」と思うものはありますか?小関さん僕は仕事をしているときがご褒美なので、あんまりつらいと思うことがないですし、つらいと思うのが楽しかったりするんですよね。でも、もしスティーヴィー・ワンダーさんと会えるのがご褒美だったら、がんばって走って1位を取ります!―去年は憧れの方にたくさんお会いできたそうですが、印象に残っていることは?小関さん『ファンタスティック・ビースト』のキャストのみなさんと一緒にご飯を食べたり、J・K・ローリングさんとお会いできたりしましたが、ほかにも、高橋優さんからギターをいただいたり、朝ドラに出演できたり、たくさん夢が叶いました。1番を選ぶのはなかなかできないですが、強いて言うなら、『ファンタスティック・ビースト』でエディ・レッドメインさんとジュード・ロウさんにインタビューして、レッドカーペットも歩けたというのが去年のベストワンかなと思います。―では、2019年に叶えたい夢はありますか?小関さん去年より小さい話にはなりますが、スキューバダイビングの免許が欲しいです。自分のためというだけではなく、今後ダイバーの役もあるかもしれないので、そういう意味でも資格を取りたいなと思います。―海外の作品に出たいといった願望などもあれば教えてください。小関さん『ハリー・ポッター』や『ロード・オブ・ザ・リング』のようなファンタジーものが大好きなので、海外でそういった作品に携わって内側から作品を見るような感覚も味わってみたいです。ただ、僕の目標としては、海外の作品に出るというよりも自分が出た作品を英語の通訳さんを介さずに自分の言葉でプロモーションすること。それが、一番したいことかもしれないですね。インタビューを終えてみて……。インタビュー中も撮影中も、明るい笑顔が印象的な小関さん。歴史好きという意外な一面も教えてくれましたが、役者としてのまっすぐな思いは、まるで侍のようにも感じました。今回のカオスな現場を乗り越えた小関さんの今後がますます楽しみです。ひと味違う時代劇を体感する!アクションや人間ドラマなど、あらゆる要素が満載の幕末エンタテインメント。家族や仲間の命を守るため、激しい戦いを繰り広げながら走り続ける男たちの思いに、思わず胸が熱くなるはず。ゴールの先に見える未来を一緒に切り開いてみては?ストーリー江戸時代、幕末。260年に渡って行われてきた鎖国もアメリカからやってきたペリーによって、終わりを迎えようとしていた。そんななか、安中藩主は藩士たちの心と体を鍛えるため、約58㎞に及ぶ遠足(とおあし)を行うことを宣言する、優勝者の望みは何でも叶えられると聞き、それぞれの願いを胸に走り始める侍たち。しかし、その裏では恐るべき陰謀が進められていたのだった……。走り出したくなる予告編はこちら!作品情報『サムライマラソン』2月22日(金)TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー出演:佐藤健小松菜奈森山未來染谷将太青木崇高木幡竜小関裕太深水元基カトウシンスケ岩永ジョーイ若林瑠海/竹中直人筒井真理子門脇麦阿部純子奈緒中川大志andダニー・ヒューストン豊川悦司長谷川博己監督:バーナード・ローズ配給:ギャガ©“SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partnersスタイリング:吉本知嗣ヘアメイク:MIZUHO
2019年02月20日第42回日本アカデミー賞で新人俳優賞に輝いた8名の撮りおろしビジュアルが、西武渋谷店A館 井の頭通り沿い壁面ウィンドウにて本日より掲出スタート。SNSでは早くも「美しすぎ」「最高」と話題になっている。優秀作品賞には『カメラを止めるな!』『万引き家族』、優秀主演男優・女優賞には、岡田准一や安藤サクラなどが選ばれ、今年も賑わっている日本アカデミー賞。今回新人俳優賞には、『羊と鋼の森』の上白石萌歌をはじめ、『生きてるだけで、愛。』趣里、『響 -HIBIKI-』平手友梨奈、『累-かさね-』『散り椿』芳根京子、『コーヒーが冷めないうちに』伊藤健太郎、『坂道のアポロン』『覚悟はいいかそこの女子。』中川大志、『スマホを落としただけなのに』『ビブリア古書堂の事件手帖』成田凌、そして『リバーズ・エッジ』吉沢亮の8名が選ばれた。そして今回、この8名を撮り下ろした企画「New Cinema Face2019」が始動。日本アカデミー賞協会の公式アカウントが投稿したツイートには「ポージングも、表情も全てにおいて最高」「うわー素敵ですね」「躍動感半端ない!そのまま出てきてー」と絶賛の声が寄せられている。また、「てちヒールとか履いてないのに美脚」「改めててっちゃんのスタイルの良さハンパない」「萌歌姫が姫してる」「趣里ちゃーん 見てきたよ、、、 可愛い可愛い可愛い、、、 はぁ、美しい、、、、」「どんどん新しい吉沢さんが見れて嬉しい」「大志くんめちゃカッコいい」と、普段とはまた違ったビジュアルの俳優陣を絶賛するコメントも。さらに、話題賞にも選ばれた伊藤さんは「真似してみた」と、自身の撮りおろしビジュアル前でポージングをとり、撮影した写真をSNSにアップ。まさかのコラボにファンからは、喜びの声と受賞を祝うリプライが続々。ほかにも、「ポスターにするか雑誌広告につけてほしい」「一家に一枚ポスターあったほうがいい」「ポストカードにして売ってくれ」「ポスターとかにしてもらえんだろーか」と、どうにか手元に残したい人たちや、実際に見に行ってきた人たちなどのツイートもあり、賑わいをみせている。なお、本ビジュアルの掲出期間は3月4日(月)まで。第42回日本アカデミー賞の授賞式は3月1日(金)にグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、各部門の最優秀賞が発表される。(cinemacafe.net)
2019年02月19日竹内結子、水川あさみ、中川大志、斉藤由貴らのチームプレイと映画のような映像美で話題の「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」。2月14日放送の第6話は注目の若手俳優・杉野遥亮がゲスト出演、今人気急上昇中の杉野さんに多くの視聴者から反応が寄せられている。法廷ではなくスキャンダルの裏側で活躍する弁護士たちの活躍を描くノンストップ・エンターテインメントである本作。竹内さんが危機管理専門の異色弁護士にして天才トラブルシューターの氷見江を、水川さんが氷見の右腕にして友人のような関係でもある与田知恵をそれぞれ演じ、2人のコンビネーションも見どころの1つになっている。2人の同僚として、中川さんが端麗な容姿と華やかな経歴ながら“ドジっ子”な駆け出し弁護士・藤枝修二を、斉藤さんがバツイチ子持ちの天才ハッカー・真野聖子をそれぞれ演じ、このチームが様々な案件を解決していく。さらにバカリズムが氷見らが所属する大手法律事務所の副所長・鈴木太郎役で、泉里香が氷見と持ちつ持たれつな関係の敏腕週刊誌記者・東堂裕子役でそれぞれ出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。鈴木法律事務所に大物小説家・浮田千代子(真野響子)に関する危機管理の依頼が。千代子は秘書へのパワハラ疑惑で糾弾されていた。千代子のもとに出向いた氷見たちを迎えたのは千代子の若きイケメン秘書、若月礼二(杉野さん)。礼二にフォーカスした番組で世論の疑惑を収束させる氷見たちだったが、礼二は元ホストで千代子の財産目当てだった。一転バッシングの対象になる礼二、そして千代子がガンで亡くなると、辞めたはずの秘書たちが資産管理の会社を立ち上げる動きを見せる…というのが今回のストーリー。万能で優秀な秘書ながら強い野心を抱く裏も顔も持ち、最後には小説家として千代子の後を継いでいく…ドラマティックな役どころを演じた杉野さんは「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」や『キセキ -あの日のソビト-』『覆面系ノイズ』などで今急伸中の若手俳優。SNS上では「杉野遥亮くんのお顔がずっと綺麗な1時間でした」とそのイケメンぶりについて触れた投稿はもちろん、「杉野くんの演技やっぱり好きだな」「表情の演技がとてつもなく上手い」など演技力を讃えるツイートも多数。「ゴールデンのドラマに出演するなんて人気者になったなと実感」「杉野くんの人気が上昇していくのを感じます」と杉野さんのブレイクぶりに感慨を覚える視聴者の声も多数寄せられている。(笠緒)
2019年02月15日竹内結子主演で危機管理専門の弁護士たちの“影の活躍”を描く「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」。その第5話が2月7日放送。今回は遠野なぎこ、デビット伊東らをゲストに迎え意外な“不倫の真相”を描く物語が展開。俳優陣の演技力に大きな賞賛が集まっている。危機管理専門の異色弁護士で、知る人ぞ知る天才トラブルシューター・氷見江を竹内さんが演じ主演。氷見の右腕にして親友のような関係でもある与田知恵に水川あさみ。アメリカ最難関ロースクール出身ながら“ドジっ子”な駆け出し弁護士・藤枝修二に中川大志。バツイチ子持ちな凄腕ハッカー・真野聖子に斉藤由貴。氷見らが働く大手法律事務所の副所長・鈴木太郎にバカリズム。氷見と互いにネタを探り合う関係の週刊誌記者・東堂裕子に泉里香といったキャストで贈る本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回、氷見らのクライアントとなるのは、経済評論家で鬼嫁コメンテーターとしてTVで活躍する木村よう子(遠野さん)。離婚したいが夫が拒否しており、拒否する夫に離婚に応じさせて欲しいというのがよう子の依頼だった。よう子の夫はかつては人気だったが今は落ち目となったタレントの中山昌平(デビット伊東)。おしどり夫婦として知られた2人の意外な夫婦仲に驚く氷見たちだが、よう子はDVを受けているとアザをみせてきた。氷見たちは東堂に中山のDV疑惑をリーク、中山は世間から大バッシングを受けるが中山は生配信でDVは事実無根と釈明。よう子が何かを隠していると感じた氷見らはさらに調査を進めると、中山が“拝み屋”の神田貴理子(冨樫真)に洗脳され金を貢いでいたことがわかる。氷見はよう子の不倫スキャンダルをでっち上げ、社会的地位や仕事を失わせることで、中山と神田を引き離そうとする…というのが今回のストーリー。視聴者からは「今週もめちゃくちゃいい回です……脚本家さんすごい」「不倫回とは思えないくらい良い回だった」などストーリー展開を賞賛する声が多数寄せられているほか、竹内さん、水川さんらレギュラー陣の演技にも「竹内結子ってホントいい表情するよね」「水川あさみの1人芝居にツボる」「中川大志の表情がカッコよすぎる」といった反応多数。またゲストの遠野さんの演技に「泣くときの演技すごいな…あの手が震える感じとか」「やっぱり女優だ」「女優力爆発でしたね」などの感想が相次いでいる。(笠緒)
2019年02月08日俳優・高杉真宙といえば、どんなイメージが浮かんでくるだろう?現在大ヒット中の『十二人の死にたい子どもたち』の冷静沈着なメガネ男子、いくえみ綾・原作の『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』の“ゆるふわ系”王子…。「勝手にキャラ決めないでください」――そんなセリフを放った『虹色デイズ』の“つよぽん”は、マイペースなオタク男子でもあった。2018年はアニメ映画も含めると6作の映画が公開された高杉さんは、まもなく公開される歯科技工士を演じた『笑顔の向こうに』が第16回モナコ国際映画祭で最優秀作品賞(エンジェルピースアワード)を受賞したばかり。3月スタートのFODオリジナル連続ドラマ「高嶺と花」では、超ハイスペックなのに性格が残念な“御曹司”を演じるという。いったい彼はいくつの顔を持っているのか。あなたはどんな高杉真宙が好きですか?「ファブリーズ」の爽やか男子や「仮面ライダー鎧武」の熱演で注目を集める1996年7月4日生まれ、福岡県出身の高杉さん。舞台「エブリ リトル シング’09」で俳優デビューし、大河ドラマ「平清盛」やCM「ファブリーズ」ほか、菅田将暉や野村周平、山崎賢人らと出演した「35歳の高校生」(13)、そして「仮面ライダー鎧武/ガイム」(13~14)の仮面ライダー龍玄/呉島光実役でまず注目を集めた。その後、アニメやゲーム好きのオタクを演じた初主演映画『ぼんとリンちゃん』(14)で第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞し、中島哲也監督『渇き。』(14)ではロン毛&金髪の不良役に。2015年の連続ドラマ初主演の昼ドラ「明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン~」では“プリンス”を、「表参道高校合唱部!」では引きこもり男子を、「スミカスミレ 45歳若返った女」(16)ではダンスが得意なお調子者のお寺の息子を演じ分け、連続ドラマW「東野圭吾カッコウの卵は誰のもの」(16)では“高い運動能力の遺伝子”を持つクロスカントリースキー選手にもなった。翌2017年は『想影』(SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016上映作品)、『逆光の頃』と2本の主演映画ほか、『ReLIFE リライフ』『PとJK』『トリガール!』『散歩する侵略者』とさらに加速度を上げて大活躍を見せ、第9回TAMA映画賞の最優秀新進俳優賞を受賞。池松壮亮×菅田将暉×中条あやみという豪華な3人で映画化された「セトウツミ」のドラマ版では、クールなメガネの内海役を好演。瀬戸役は葉山奨之で、マドンナ・樫村さんは清原果耶とニューパワーを見せてくれた。2018年もドラマ「賭けグルイ」「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」から『虹色デイズ』『ギャングース』ほか、アニメ版『君の膵臓をたべたい』では実写映画で北村匠海が演じた“僕”の声を務める。さらに舞台でも、その確かな演技力を培ってきた高杉さん。2度の「里見八犬伝」に主演舞台「TRUMP」、横浜流星と共演した「闇狩人」ほか、2018年は劇団☆新感線の「新感線☆RS『メタルマクベス』」disc3にも出演したところだ。WEBムービーでも多彩な男子に!アニメ版『君の膵臓をたべたい』への起用は、高杉さんがナレーションを務めるWEBムービーをプロデューサーが目にしたことがきっかけだったとか。確かに高杉さんの優しい声質と演技力は、何度も繰り返し観られるWEBムービーによって存分に生かされている。2017年から始まったブルボンの限定WEBムービー「甘杉くん」シリーズは、クラスメイト・甘杉くんの様々な胸キュンシーンを描いた第1弾、王道イケメン、チャラ男、ヤンキーなどタイプの違う男子に扮した第2弾に続いて、第3弾では「PとJK」の漫画家・三次マキとコラボし、球技大会や進路相談などのシチュエーションで贈る新任教師編「ズルイよ、甘杉先生」が登場。先生になっても大好評で、「結婚して」とのコメントが後を絶たない。なお、ドラマ「スミカスミレ」と同時期に撮影していた「adidas bag」オリジナルWEBムービーの双方で、“ダンスに夢中になる”役柄を演じた高杉さん。「仮面ライダー鎧武」にもダンスを踊るシーンがあるが、徐々に“リンちゃん”や“つよぽん”のようなキャラを地でいく(?)高杉さんの人となりが見えてくるに連れ、「実はダンスが苦手」という発言にも「うん、分かる」と思わず納得の声をあげてしまう。異彩を放つ“闇落ち”した仮面ライダー「仮面ライダー鎧武/ガイム」では、仮面ライダー龍玄に変身する“ミッチ”こと呉島光実を演じた。頭脳明晰で常に冷静な優等生男子は、正義感によって暴走しがちな主人公・葛葉紘汰(佐野岳)とやがて決別、兄・貴虎(久保田悠来)への葛藤なども抱える複雑なキャラクターとして放送を重ねるごとに言動、顔つきまでも変化し、“黒ミッチ”とも呼ばれることに。この闇落ちの演技は、当時から高い評価を得ている。『PとJK』札付きのワルの素顔を繊細に表現『渇き。』以来、人生2度目の金髪となり、何度も警察官の功太(亀梨和也)に補導されている札付きの不良・大神平助。実は家庭では母親の交際相手からDVを受け、すさんだ生活を送っていた彼。仲間とは縁を切り、声をかけてくれたカコ(土屋太鳳)への優しさに応えようとする繊細な大神役は、鮮烈な印象を放った。『トリガール!』自覚なしの“人たらし”に高杉さんの“メガネが最高に似合う代表作”の1つ。新入生のゆきな(土屋さん)を人力飛行サークルにスカウトする部長・圭先輩は時に子どものように無邪気で爽やかなので、ついつい騙されてしまう。だが、100人近い部員をまとめる統率力や情熱もあり、坂場(間宮祥太朗)とゆきなの双方を煽り、奮起させるような役回りで、実はなかなかの策士!?『散歩する侵略者』地球を学習する宇宙人第72回毎日映画コンクール「スポニチグランプリ新人賞」を受賞した『散歩する侵略者』では、週刊誌記者の桜井(長谷川博己)と出会い、地球を“ガイド”してもらう宇宙人・天野役に。桜井と行動をともにするうちに、地球人に関心を持ちはじめ心を通わせていく、かつてない役柄を熱演。黒沢清監督も絶大な信頼を寄せていたらしく、再タッグが待ち遠しい。『虹色デイズ』リア充のコスプレ男子がかわいい!佐野玲於、中川大志、横浜流星という個性豊かな若き実力派たちが男子高校生を演じる中にあって、ひとりだけ、同じコスプレの趣味を持つ彼女(堀田真由)がいるリア充で、飄々としたオタクに。もともと原作ファンで「共感する部分がかなりある」というだけに、やはり素の高杉さんに最も近いのかも!?また、初共演だった佐野さんと特にウマが合った様子で「真宙とは沈黙が嫌じゃなくて、『黙っていてもオッケー』みたいな感じ」(佐野さん)、「落ち着いて一緒にいられる」(高杉さん)とシネマカフェのインタビューでも息の合ったところを見せていた。『世界でいちばん長い写真』引っ込み思案のヘタレ、変身!本名は内藤宏伸だが、引っ込み思案で「イケメンの持ちぐされ」と言われるほどのヘタレ男子のため、“のろぶー”と呼ばれる写真部員に。だが、そんな彼も、360度撮影できる古いパノラマカメラを手にしたことで、パノラマ写真に魅せられ、のめり込んでいく。作品自体もみずみずしい感性とすがすがしい青春の成長を描いており、出演作の中でもオススメの1本。『君が君で君だ』“羽生結弦”に任命されるクズ彼氏!?好きな女の子のために、池松壮亮が「尾崎豊」、満島真之介が「ブラピ」、大倉孝二が「坂本龍馬」になりきる、という松居大悟監督による衝撃のオリジナルストーリー。クセがありすぎるこのメンバーに「姫」(キム・コッピ)の彼氏ゆえに「王子」と呼ばれ、果てには「羽生結弦」と命名される羽目に。チャラいどころか口先だけのクズ彼氏で、ちょっとした“制裁”も加えられる。『ギャングース』いまを必死で生きる半グレ加藤諒、渡辺大知とトリプル主演した『ギャングース』では、少女漫画の金髪の不良よりも断然汚い(すみません)ロン毛と細眉というかつてないルックスで、裏組織からの窃盗を繰り返すサイケ役を務めた。少年院上がりで職ナシ、学ナシ。這い上がりたくても這い上がれない、“裏にも表にも行けない”哀しみや焦燥をにじませる若者たち。この役をいま演じることができる、高杉さんに拍手。『十二人の死にたい子どもたち』真意が読めないクールなメガネ男子「こんなにまじめな人がこの世にいるのか。実直を絵に描いたような俳優」と堤幸彦監督に評された高杉さん。本作で演じた“安楽死の集い”の主催者である1番・サトシは、ハプニングや諍いが起こっても積極的に収めようとはせず、静かな笑みをたたえたまま1歩引いたところで全体を見ている。そんな高杉さんは「現場の妖精」と呼ばれていたらしく、共演者からは妖精を超えて「神様みたい」(黒島さん)、「雲の上の存在」(北村さん)といった声までも!?番外編・“実写どーもくん”は癒し系男子誕生20周年を迎えたNHKのキャラクター・どーもくん。あの四角くて茶色い、もっさもっさのどーもくんの実写版(?)がなんと高杉さん!人間の街を好奇心いっぱいに見て回り、みんなから挨拶されてニコニコする姿は細胞の活性度を上げてくれる。一転、2月15日より公開の『笑顔の向こうに』では、技術が高く容姿端麗ゆえ“王子”と呼ばれるも、壁にぶち当たっていく歯科技工士役に初挑戦。3月にスタートする「高嶺と花」は、ここまでツンデレなキャラはおそらく彼史上初で、「自分が演じるのを想像できない」と語る高杉さんのまた新たな一面を見ることができそう。さらには浜辺美波、森川葵、中川大志らお馴染みのメンバーに加え、ついに生徒会長役として池田エライザが登場する「賭ケグルイseason2」がこの春に帰ってくる!高杉さんは学園で唯一まともな(?)神経の持ち主、“ヘタレポチ(時々変顔)”の鈴井涼太役を続投。5月には『映画賭ケグルイ』も公開される。そして江戸川乱歩「少年探偵団」を原案にした映画『超・少年探偵団NEO -Beginning-』では、「仮面ライダー鎧武」の佐野さんと“親友”役として5年ぶりに共演することでも話題!高杉さんは今年23歳になるが、もしかしたら、記念すべきこの共演が最後の学生服姿になるのかもしれない。(text:Reiko Uehara)■関連作品:十二人の死にたい子どもたち 2019年1月25日より全国にて公開©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会笑顔の向こうに 2019年2月15日より全国のイオンシネマにて公開©公益社団法人日本歯科医師会映画 賭ケグルイ 2019年5月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定©2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・ドラマ「賭ケグルイ2」製作委員会 ・MBS
2019年02月06日