高畑充希、井浦新、北村匠海が出演し、岡田惠和がスーパードクターじゃない3人の笑って泣ける物語を描く「にじいろカルテ」が現在放送中。この度、3月4日(木)今夜放送の第7話から、なぜか粉まみれになっているオフショット写真がひと足先に到着した。第7話は、認知症を抱える雪乃(安達祐実)に再び症状が出始め、またいつ“0”の状態に戻るか分からないと不安を抱えた雪乃を、真空(高畑さん)が気分転換に往診に誘う。そして佐和子(水野久美)の家で、虹ノ村に古くから伝わる“虹ノ洞穴”の伝統的な婚礼の写真を発見。自分の結婚式の記憶がなく表情を曇らせる雪乃を見た真空は、結婚式を挙げることを提案するのだ。婚礼式の復活に大張り切りの村人たち。村を上げて準備に取り掛かるが、その内容はなにやら怪しげ。村の男たちは、晴信(眞島秀和)を捕らえて山奥のお堂に幽閉したり、イノシシ狩りを敢行したり、太陽や朔、じじーず(泉谷しげる・モト冬樹・半海一晃)たちが上半身裸で全身粉まみれになりながら、謎の雄たけびもあげながら暴れ狂う!?そんな真っ白になった男たちを写したオフショットが先行公開。撮影後は、粉まみれになった村人たちを、スタッフがひとりひとり台車で運搬し、お風呂にお連れしたそう。スタジオでは「ロンドンハーツ」と勘違いされたとか。また婚礼式には、ほかにも様々なしきたりがあり、真空は馬(!?)のコスプレを披露するという。「にじいろカルテ」は毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送中。(cinemacafe.net)
2021年03月04日お笑い芸人のバカリズムと俳優の井浦新がW主演を務めるサスペンスコメディ『劇場版 殺意の道程』がきょう5日、全国の劇場で公開され、同時にauスマートパスプレミアムとTELASAで独占配信を開始する。脚本家としても高い評価を得るバカリズムが、復讐というシリアスな設定の中で、普通のドラマでは省略されがちな部分を細かく描いたWOWOWオリジナルドラマ『殺意の道程』。2時間の劇場版として再編集され、帰ってくる。取引先の社長・室岡義之(鶴見辰吾)の裏切りに遭い自殺した父の仇を取るため、復讐を決意した窪田一馬(井浦新)と、いとこの吾妻満(バカリズム)。キャバクラ嬢・このは(堀田真由)、ゆずき(佐久間由衣)らの協力を得ながら完全犯罪を企てるが、復讐の果てには衝撃の結末が待っていた。バカリズムの作品を多数手掛けてきた住田崇監督のもと、ドラマでは1話ごとにクリアしていたミッションが 1本のジェットコースタームービーとして生まれ変わる。劇場版のために新たな編集演出も加わり、ドラマ版の視聴者も再度楽しめる作品となった。脚本家・バカリズムが紡ぐ独特の世界観の中で、遺憾なく発揮されている主演2人の絶妙な空気感に注目だ。(C)2021『劇場版 殺意の道程』製作委員会
2021年02月05日岡田惠和が描く、スーパードクターじゃない3人の笑って泣ける物語「にじいろカルテ」より、高畑充希、井浦新、北村匠海をはじめ6種類のキャラクタービジュアルが公開された。完成したビジュアルには、高畑さんが演じるある“秘密”を抱えるぽんこつドクター・紅野真空、井浦さん演じる外科医・浅黄朔、北村さん演じる看護師・蒼山太陽をはじめ、村唯一の食堂「にじいろ商店」の看板娘であり、認知症を患う雪乃(安達祐実)とその夫・晴信(眞島秀和)。村役場の職員・霧ケ谷桂(光石研)とその妻・氷月(西田尚美)、自分を捨てた夫の父親と愛娘と、いびつな3人家族で暮らす緑川嵐(水野美紀)と、娘の日向(中野翠咲)、義父・日出夫(泉谷しげる)というメインキャストたちが写し出されている。キャラクターの個性がそのままビジュアルに投影された本ビジュアル。それぞれの背景は、ドラマに登場する実在のスポットとなっており、虹ノ村診療所、シェアハウスのリビング、畑などが確認できる。さらに、意味深なキャッチコピーも添えられている。“医者であり患者。だからわかる痛みがある。”“善い人も悪い人も、誰だって救うさ。医者は患者を選ばない。でもー。”“普通で、つまらなくて、悪かったな。でもこれが僕。”――これらの笑顔と対象的な心のつぶやきは、ドラマで徐々に明かされていくキャラクターたちの隠された秘密の伏線となっている。「にじいろカルテ」は1月21日より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送(初回拡大スペシャル)。(cinemacafe.net)
2021年01月14日お笑い芸人のバカリズムと俳優の井浦新がW主演を務めるサスペンスコメディ『劇場版 殺意の道程』が2月5日、全国劇場公開と同時にauスマートパスプレミアムとTELASAで独占配信をスタートする。取引先の社長・室岡義之(鶴見辰吾)の裏切りに遭い自殺した父の仇を取るため、復讐を決意した窪田一馬(井浦新)と、いとこの吾妻満(バカリズム)。キャバクラ嬢・このは(堀田真由)、ゆずき(佐久間由衣)らの協力を得ながら完全犯罪を企てるが、復讐の果てには衝撃の結末が待っていた。フジテレビ系ドラマ『素敵な選TAXI』、日本テレビ系ドラマ『住住』、そして第36回向田邦子賞を受賞した『架空OL日記』など、多彩な作品を手がけるバカリズム。オリジナル脚本をWOWOWで連続ドラマ化した『殺意の道程』が、再編集劇場版として帰ってきた。バカリズムの作品を多数手掛けてきた住田崇監督のもと、ドラマでは1話ごとにクリアしていたミッションが 1本のジェットコースタームービーとして生まれ変わる。劇場版のために新たな編集演出も加わり、ドラマ版の視聴者も再度楽しめる作品となっている。脚本家・バカリズムが紡ぐ独特の世界観の中で、遺憾なく発揮されている主演2人の絶妙な空気感に注目の作品だ。(C)2021『劇場版 殺意の道程』製作委員会
2021年01月08日今回、ご紹介するのは、WOWOWオリジナルドラマ『殺意の道程 』(さついのみちのり)。脚本を手掛けたバカリズムさんが、井浦新さんとW主演を務める、サスペンスコメディです。バカリズムさんと井浦新さんにお話をうかがいました。写真・中川容邦 文・田嶋真理 スタイリスト・高橋めぐみ(バカリズムさん) 上野健太郎(井浦新さん)ヘアメイク・鈴木海希子(バカリズムさん) 山口朋子(井浦新さん)【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 71「窪田一馬役は井浦さんしかいないと確信しました」『殺意の道程』は、亡き父親の復讐のため、窪田一馬と彼のいとこの吾妻満が手を組み、初めての殺人に挑む物語です。『素敵な選TAXI』『住住』『架空OL日記』など、多彩な作品を手掛けてきたバカリズムさんのオリジナル脚本により、本格サスペンスと新感覚コメディが融合した、独特の世界観が展開されます。一馬役の井浦新さんと、満役のバカリズムさんは、本作がドラマ初共演。『住住』『架空OL日記』やバラエティ番組でバカリズムさんと多くのタッグを組んだ住田崇さんが全7話の監督を務めています。ーーバカリズムさんに質問です。サスペンスコメディというジャンルに挑戦された理由を教えてください。バカリズムさん ここ数年、脚本を手掛けた作品は、日常を描いたものでした。もっと振り返ると『素敵な選TAXI』のようにSFチックなものもありましたが、サスペンスはやったことがないなとふと気づきまして。やったことがないので、どこかに苦手意識はあったんですが、サスペンスの空気感で緊張と、笑いという緩和をやったら面白いかもしれないと思い、挑戦してみることにしました。ーーこの作品でご一緒する前と後で、お互いの印象は変わりましたか?バカリズムさん 脚本が完成する前の企画書の段階に、この作品のスタッフさんが井浦さんのお名前を挙げてくださって。お名前を聞いた瞬間から、窪田一馬役は井浦さんしかいないと確信しました。その後、井浦さんのイメージで初稿を書いたので、引き受けてもらえなかったら、どうしようと心配していました。初めて井浦さんと顔合わせをした際は、思わず「一馬が来た!」と嬉しい気持ちになりました。印象が変わった点は、井浦さんがコメディや面白いことにどん欲なこと。井浦さんはシリアスで寡黙な方だと思っていたのですが、たくさんお話をしてくださる、楽しい方で。僕がもっとふざけたセリフを書いたとしても、演じてくれたかもしれないと思いました(笑)。井浦さん このお話をいただいたとき、バカリズムさん脚本で、さらに共演すると聞いて、「絶対にやらせてください!」と即答しました。バカリズムさんのコントや作品、番組には、日ごろから接していて。その世界観と、実際にお会いしたバカリズムさんにブレがないところが素晴らしいなと思いました。ありがたいことに僕らは同世代なので、波長が合わせやすくて、一緒にいて疲れない。そういうところは、演じた役にも投影されていると思います。バカリズムさん カラオケのシーンでの、井浦さんのはじけっぷりにはびっくりしました。歌っている人を盛り上げるシーンだったんですが、盛り上げる範ちゅうを超えて、ご自身が楽しんでいるという。僕が抱いている井浦さんのイメージになかったテンションが新鮮で面白かったです。井浦さん 現場で感じた楽しさが、お芝居を超えた気持ちとして、思わず出てしまったんだと思います(笑)。ーー撮影中に、印象に残っていることは?バカリズムさん 住田監督作品にありがちなことなんですが、本番中に住田さんの笑い声が入っちゃうんです。井浦さん (笑)。バカリズムさん 住田さんは、もともとバラエティ番組の監督なので、現場でガンガン笑うんですよ。笑ってくれるとこちらのモチベーションは上がるし、いまやっていることの面白さの確認にもなるから、嬉しいし気持ちが良いんです。ただ、音声さんからは「いま、監督の笑い声が入りました」とNGが出されてしまう(笑)。井浦さん 本番中に監督さんの笑い声が聞こえるというのは、初めての体験でした(笑)。音声さん的には困ったことかもしれませんが、こちらとしては演者の背中を押してくれる、ありがたいものでした。ーー最後に、この作品の見どころをお願いします。井浦さん 1話30分が、言葉で埋め尽くされている会話劇です。何気ない言葉でも、後になって響いてくるものもあるので、豊かな会話のやり取りを存分に味わっていただきたいです。バカリズムさん このドラマは30分全7話の復讐劇ですが、本当に必要な部分だけを集めたら、20分ぐらいで終わる話なんです(笑)。ほとんどが無駄なやり取りだからこそ、緊張感のあるサスペンスの部分が生きてくると思います。長い緩和を楽しんでいただけたら嬉しいです。インタビューのこぼれ話「住田さんが一番笑ってくれるんです。これまでの作品でも、じっくり確認すると笑い声が入っているかもしれません」(バカリズムさん)。「僕らが笑いを必死にこらえているシーンや、思わず笑ってしまったシーンもあります」(井浦さん)。鑑賞の際、バカリズムさんと井浦さんが素で笑っているシーンや住田監督の笑い声を見つけることができるかも!?InformationWOWOWオリジナルドラマ『殺意の道程』11月9日より毎週月曜日深夜0時~WOWOWプライムにて放送(全7話/第1話無料放送)。第1話の本編とビジュアルコメンタリーが公式サイト・YouTubeで無料配信中。出演:バカリズム、井浦新ほか©1996-2020 WOWOW INC.
2020年11月08日永作博美、井浦新、さらに注目の若手・蒔田彩珠らが共演する河瀬直美監督の最新作『朝が来る』。この度、井浦さんが役を生きた壮絶ともいえるシーンの本編映像が解禁、その撮影秘話も明らかとなった。今回解禁となる本編映像は、栗原清和(井浦新)が無精子症で不妊治療をしていることを同僚(山本浩司)に告白し、明るく話しながらもその苦悩が伝わってくる居酒屋でのシーン。実はこの撮影時、リアルを追及する河瀬組のもと、井浦さんは実際にお酒を10杯以上飲んで撮影に挑んだといい、サラリーマンが同僚と居酒屋に飲みに行き、昔話に花を咲かせたり、悩みを打ち明けたりする様子を体現。少しうつろな表情を見せたり、言葉につまったりする姿は自然に表れてきたものだ。妻の栗原佐都子(永作博美)と休みを合わせて札幌に行っていることを明かした清和は「子供をつくりに行ってんのよ」と明るく話す。「顕微授精をしてんのよ。俺な…精子がいい状態じゃないんだわ」と自身に不妊の原因があることを告白。つらいがゆえに笑い話にしようとするが、表情が徐々に曇っていく井浦さんの表情が実にリアル。最後に、2人の子を授かっている同僚に対して、「奇跡だよ…」と何度も繰り返す。これは無精子症の検査から診断結果が出るまでの過程全てを実際に経験した井浦さんが、役を生きたゆえの台本にはなかった“本物”の言葉。不妊治療は女性ばかりではなく、男性側が苦悩するケースがあることを気づかされる本シーン。“本物”を求める河瀬監督と、それに応える井浦さんに“その人その者”が宿ったシーンとなっている。『朝が来る』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:朝が来る 2020年10月23日より全国にて公開©2020『朝が来る』Film Partners
2020年10月29日バカリズムと井浦新がW主演するWOWOWオリジナルドラマ「殺意の道程」が、初回放送に先駆けて第1話本編を先行無料配信、コメンタリー企画も実施されることが分かった。本作は、バカリズムさんによるオリジナル脚本作品。“復讐”というシリアスな設定の中で、普通の映画やドラマでは省略されるであろうどうでもいい部分を、やたら細かくリアルに描く新感覚サスペンスコメディだ。今回決定した第1話の先行無料配信は、ドラマ公式サイト及び、WOWOW公式YouTubeにて期間限定の配信。また、バカリズムさんと井浦さんによる、第1話ビジュアルコメンタリーの無料配信も行われ、こちらもドラマ公式サイト及び、WOWOW公式YouTubeにて期間限定で視聴が可能となる。さらに、主演の2人をはじめ、ほかキャストや監督、スタッフによる、第2話から最終話までのオーディオコメンタリー付きの本編の放送&配信も決定した。WOWOWオリジナルドラマ「殺意の道程」は11月9日より毎週月曜日深夜0時WOWOWプライムにて放送(全7話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年10月25日役に真摯に向き合う。井浦新ほど、その言葉にぴったりハマる役者はいないだろう。作品ごとに監督と対話をし、役への理解を深めると同時に、どのようにその役に染まっていくかを組み立てていく。ときに感情的に、ときに身体的に。「役や作品・監督によって当然、求められるものは違ってきますが、毎回、同じ熱量でぶつかっていく構えでいます。“てにをは”含め、すべて台本通りにやってほしいと、テクニカルなものを求められるときもあるし、台本より心をそのまま表現してほしいと言われるときもある。僕はどれでも完全燃焼ですし、毎回、同じではないから楽しいんです」。観客と作品を共有することは「奥行きを知れる機会で、僕にとっても喜び」自身の引き出しをフル活用して、役に捧げる。井浦さんの出演作の多彩さは、フィルモグラフィーを見れば一目瞭然だが、思いの深さこそ胸を打つ。作品公開前の精力的なプロモーション活動はもとより、公開後の活動にも熱心だ。様々な地域への舞台挨拶およびティーチインに出席したり、コロナ禍ではSNSでのライブやオンラインイベントに参加するなど、作品の盛り上げに一役買っている。例えば、こんなことも。2018年に出演し、好評を博したドラマ「アンナチュラル」で演じた法医解剖医・中堂系になりきった、9月10日のツイートも話題を呼び、ファンを喜ばせた。そんな小粋な演出も、井浦さんならではの計らい。本人は「時間があるときにやってるだけなんですけどね(笑)」と照れ笑いだったが、プロモーション活動への信念は強固だ。「本来、映画やドラマは観てもらうだけで完結しますけど、味わい方や楽しみ方って、いろいろな形があると思っているんです。参加した作品については、役の大小問わず、あまり厚かましくならなければ、とことん関わらせていただきたいんです。演じるだけでなく、観客の方たちに伝えていく作業も、俳優の仕事のひとつだと僕は思っているので。観る環境をさらに楽しめたり、喜んでいただけるのであれば、別に、それは労力でもないですし」。作品公開後も行うプロモーション活動は、「作品への感謝の表し方」という表現をする一方で、「自分自身が知りえなかった奥行きを知れる機会であり、一体感を共有できることは、僕にとっても喜びなんです」と、井浦さんは目を細めた。「嘘や虚構が本当になる」初の河瀬組/理想的な撮影現場を体験して井浦さんの最新出演作『朝が来る』は、『殯の森』や『あん』などで知られる河瀬直美監督が脚本・撮影を務めた。「特別養子縁組」という制度のもと、実の子を持てなかった夫婦と、実の子を育てることができなかった14歳の少女、それぞれの視点で命と家族を描き出している。井浦さんの役どころは、一度は子どもを持つことを諦めた栗原清和。清和は特別養子縁組制度を知り、妻の佐都子(永作博美)と、男の子を迎え入れることを決意する。「作品に入る前、監督からは“あれをやっといて”“これを知っといて”と指示がきましたし、実際、永作さんとふたりで特別養子縁組のご夫婦に面会させていただいて、お話も伺いました。朝斗(息子)役のオーディションには、僕らも参加して3人でセッションをしたり。映画作りというものに、河瀬監督が巻き込んでくれたんです。役を積んでいくという“役積み”をしてから初日を迎えるのは、本当にありがたいことでした」。撮影はすべて順撮り。シーン1から始まり、「嘘のない」状態で挑んでいった。「この映画を観ていると、誰かの生活をちょっとのぞき見しているかのような生々しさを感じるんです。河瀬組の撮影現場では、演じる俳優たちに嘘がなくなってしまう。嘘が、虚構が、本当になるんです。それがちゃんと画に映っているんだなと、完成したものを観て思いました。僕にとっては一番理想で、目指している映画の作り方なんですね。きっと、どの監督もスタッフさんたちも、できるならばそうしたいと思っているでしょう。そのことをやってのける、本当にたくましい監督だなと思いました」。贅沢な、理想的な現場に身を置いて、全力を注ぎ込んだ撮影期間。初の河瀬組でのオールアップは、抜け殻のようになったのかと問うと、「うーん…」と思案した後、「言葉では言い表せないんですけど、」と切り出した。井浦さんの作品愛がこだまする。「撮影は生命そのものを作品にぶつけていくから、本当に魂をすり減らすので、すごくきついんです。なので“早く終わって楽になりたい”気持ちもどこかにはありながら、真逆で“終わりたくない”気持ちも、もっと大きくありました。こんな純粋な現場にずーっといられたら、なんて幸せなんだろうと思いながらも、早くうちに帰って自分の家族と過ごしたい気持ちもありましたし(苦笑)、様々でした。…打ち上げのときが一番きつかったかな。“ここにいると本当に終わっちゃうんだ”と思って、ひとりで外に出て呆然としていたり。いろいろな感情がありました」。井浦新の思い「夢中になれるものがひとつでもあると、命が救われる」物語内、「特別養子縁組」で朝斗を授かった栗原夫婦は、家族3人で幸せな日々を送っていた。しかし、6年後のある日、朝斗の産みの母親を名乗る女性から、「子どもを返してほしい。それが駄目ならお金をください」という1本の電話がかかってくる。血のつながりと魂のつながり、異なる立場からの強い感情が絡み合い、子どもをめぐる葛藤に胸をえぐられる。それでも、『朝が来る』のタイトルの通り、やがて来る朝が微かな希望を照らし、力をもたらしてくれる。今現在、「生きる」ことに活力が見出せないと感じる人にとっても、何らかのメッセージを受け取れる作品かもしれない。「みんなが強いわけじゃないですからね。僕は…好きなもの、夢中になれるものがひとつでもあると、命が救われるんだなと思うんです。自分にとって夢中になれるものって、やっぱり俳優の仕事で。撮影現場で本当に一瞬記憶がなくなってしまう、もしくは、この芝居をしながら気絶するぐらい、ギリギリのせめぎ合いをした日の帰り道とか、疲弊して動けなくなってはいるけれど、確かに“生きている”実感があるんです」。だから、井浦新は今日も現場に立ち続ける。(text:赤山恭子/photo:You Ishii)■関連作品:朝が来る 2020年10月23日より全国にて公開©2020『朝が来る』Film Partners
2020年10月19日バカリズムと井浦新がW主演し、バカリズムさんが脚本も手掛ける新感覚サスペンスコメディ「殺意の道程」より、ポスタービジュアルと予告編が到着した。小さな金属加工会社の社長・窪田貴樹は、取引先の社長の口車に乗せられ、多額の負債を抱えて全てを失い、絶望して自ら命を絶った。遺族たちの訴えもむなしく、一切罪を問われずに暮らすその社長の復讐を心に誓う貴樹の息子・窪田一馬(井浦さん)。一馬はいとこの吾妻満(バカリズムさん)と共に殺害の完全犯罪を企てるが…。到着した予告編では、復讐の衝動に駆られる一馬と、「やるなら手伝うけど」「やるなら完全犯罪じゃないと」と冷静を装う満が、共謀し初めての殺人を成し遂げようと試行錯誤する姿が描かれていく。またその過程で、キャバクラ嬢このは(堀田真由)とゆずき(佐久間由衣)の助けも得る様子が映し出されている。さらに、ポスタービジュアルは一馬と満がじっとこちらを見つめ、静かに燃え上がる殺意が感じられる仕上がりとなっている。WOWOWオリジナルドラマ「殺意の道程」は11月9日より毎週月曜日深夜0時~WOWOWプライムにて放送(全7話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年10月03日子供ユニット・Foorinの新津ちせ、池下リリコ、俳優の井浦新が1日、都内で行われた映画『ウルフウォーカー』(10月30日公開)の公開アフレコ&合同取材に出席した。アニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」最新作となる本作は、中世からアイルランド・キルケニーで伝えられてきた伝説で、眠ると魂が抜け出しオオカミになる“ウルフウォーカー”を題材にした物語。ハンター見習いの少女ロビンの吹き替えを新津、“ウルフウォーカー”の少女メーヴを池下、ロビンの父でウルフハンターのビルを井浦が担当。この日は、ロビンとメーヴ、ロビンとビルのシーンのアフレコを報道陣の前で披露した。新津は「リリコちゃんとは同じ劇団なので3歳頃から一緒にレッスンを受けたりしていてもともと仲良くて、今も仲良しなので、共演できるって聞いたときはうれしかったです。リリコちゃんの声のお芝居は迫力があって大好きです。声の仲良さも見ていただけたらうれしいです」と池下との共演を喜び、池下も「ちせとは前からすごく仲良くて、アフレコをしているときも隣にいるだけで安心して、ロビンと演じるところもすごく楽しかったです」と笑顔で話した。井浦は「初めてお二人のそれぞれの役の声を聞かせてもらったんですけど、自分が恥ずかしくなるくらい満点」と2人のアフレコを絶賛。「『ウルフウォーカー』の世界の中に僕はまだ立ってないんじゃないかという不安とか、その世界の中に生きるために何をつめていったらいいのかという段階なんですけど、お二人は『ウルフウォーカー』の世界に生きていたので本当に素晴らしいなと思いました」と語った。また、新津は「いつもテレビとかたくさん出ている井浦さんと親子役というので、聞いたときはうれしさと喜びと、一緒に会えるんだという楽しさがこみあげてきました。お会いしてみたらすごく優しくてうれしかったです」と父役の井浦との共演も喜び、井浦は「ありがとうございました」と照れ笑い。そして井浦は「すごいなと思いました。アフレコは、声でその世界の中に生きなければいけない。技術的にも心の構え的にも違うと感じている。それをなんなくやってのけている姿を見てすごいなと思いました」と改めて称賛していた。
2020年10月01日映画監督の中田秀夫氏が27日、ツイッターを通じ、同日に亡くなった女優・竹内結子さん(享年40)を追悼した。中田氏は、「竹内結子さんの訃報を知りました」の書き出しから、「『リング』の冒頭女子高生役オーディションでお会いした途端、彼女で決めようと思いました」と、自身の監督作『リング』(98)で起用したきっかけを回顧。「煌めいていました」と在りし日の姿を思い出し、「その後、再びお仕事することが叶いませんでした。とても残念です。心よりお悔やみ申し上げます」とつづった。この日、所属事務所は公式サイトで、「本日9月27日、弊社所属の竹内結子(享年40)が、自宅で亡くなりました」と報告。「詳しい状況は現在確認中」とし、「マスコミの皆様におかれましては、ご家族、ご親族の深い悲しみにご配慮いただきますよう、切にお願い申し上げます」と呼び掛けている。悩んでいる方の相談窓口があります。下記の公式サイトをご覧ください。・電話:よりそいホットライン・SNS:生きづらびっと・いのちと暮らしの相談ナビ(相談窓口検索サイト)
2020年09月27日俳優の井浦新(いうら・あらた)さんが、2020年9月10日にツイッターを更新。2018年に出演したドラマ『アンナチュラル』(TBS系)で演じた法医解剖医・中堂系になりきったツイートが多くの反響を呼んでいます。井浦新のつぶやきに「懐かしくて涙出た」この日、井浦新さんは自身が出演していた『アンナチュラル』と同じく、野木亜紀子(のぎ・あきこ)さんが脚本を担当するドラマ『MIU404』(TBS系)に対し、物申したいようで…。何かがあると「クソが!」と毒づく、中堂系になりきったつぶやきを投稿しています。なんかこないだMIUてのがUDIをうろちょろしてたらしいな。まったく仕事の邪魔だ......オイ坂本!メロンパン買ってる場合じゃねーぞ!クソがっ!— 井浦 新 | ARATA iura (@el_arata_nest) September 10, 2020 このつぶやきに登場する『坂本』とは、お笑いコンビ『ずん』の飯尾和樹(いいお・かずき)さんが『アンナチュラル』で演じた、臨床検査技師・坂本誠のこと。飯尾和樹さんは『アンナチュラル』と同じ役でドラマ『MIU404』第8話にサプライズ出演しており、このツイートに対し、「あっ!罰金1000円!」と中堂系との掛け合いの中でのお約束のセリフで反応しています。あっ!罰金1000円! — 飯尾 和樹 (ずん) (@peccori_45) September 11, 2020 この2人のやりとりにドラマを見ていた人からは「懐かしい!」「最高すぎる」とたくさんの反響が。「この絡み、嬉しすぎて泣いた」と熱心なファンからのコメントも寄せられています。・中堂さんだ!!これは、めちゃくちゃ嬉しすぎます。・懐かしのお2人…。最高です!・大好きなドラマでした。中堂さんの「クソがっ!」をもっと浴びたい!ちなみにこの日は『中堂系』の誕生日。井浦新さんの粋な計らいに多くのドラマファンが喜びを爆発させています。アンナチュラル8話では、ふたたび中堂&坂本が解剖室でコンビを組む⁉クソ対決が繰り広げられますよーこのやりとりは見逃せません✨金曜日の放送まであと3日 #tbs #金曜ドラマ #アンナチュラル #石原さとみ #井浦新 #窪田正孝 #市川実日子 #松重豊 #飯尾和樹 pic.twitter.com/qUlq95cSqd — アンナチュラル【TBSドラマ公式】 (@unnatural_tbs) February 27, 2018 また、ドラマ『アンナチュラル』の続編を望む声もたくさん寄せられており、いつの日か実現することを期待したいですね。井浦新の妻とのエピソードが笑えてカワイイ!子供の『趣味』に苦笑いした理由は?[文・構成/grape編集部]
2020年09月17日俳優の井浦新(いうら・あらた)さんが、2020年8月6日にインスタグラムを更新。ハードボイルドなビジュアルを公開し、「かっこいい!」と話題になっています。井浦新のインスタは魅力的な写真がいっぱい!井浦新さんはお笑いタレントのバカリズムさんが脚本を手掛ける、2020年11月から放送のドラマ『殺意の道程』(WOWOW)に出演することが決定しています。同作のタイトルのハッシュタグとともに、クールなスーツ姿をインスタグラムで公開しました。 View this post on Instagram レザボア的ハードボイルド❓ #殺意の道程 A post shared by 井浦 新 | ARATA iura (@el_arata_nest) on Aug 5, 2020 at 7:20pm PDT投稿を見たファンは「やばい、かっこよすぎる!」「素敵!」とメロメロに。「楽しみが増えました」と、ドラマへの期待の声も寄せました。・新ドラマでの活躍が楽しみすぎます!!・スーツがとっても決まってる!ずっと大好きです!!・新さんは本当にかっこいい!無造作ヘアも好き。同投稿のほかにも、インスタグラムにさまざまな写真を投稿している井浦新さん。プライベートを写したものや撮影のオフショットなど、魅力にあふれた写真でファンの目を釘付けにしています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram 日本の 世界の 子どもたちへ物語を セーブ・ザ・チルドレンが贈る セーブ・ウィズ・ストーリーズに参加して 「てんぐのかくれみの」の絵本を朗読しました @savethechildren_japan のアカウントからご覧になれます どうぞお楽しみください 最後の最後まで セーブ・ザ・チルドレンでは、日本、そして世界で子どもたちのための支援活動に取り組んでいます。★新型コロナウイルス感染症 緊急子ども支援へのご寄付(募金)にご協力ください →詳しくは @savethechildren_japan のプロフィールから #SaveWithStories #セーブウィズストーリーズ #絵本 #読み聞かせ #新型コロナウイルス #COVID19 #SavetheChildren #セーブザチルドレン #てんぐのかくれみの #森のえほん館 A post shared by 井浦 新 | ARATA iura (@el_arata_nest) on Jul 1, 2020 at 3:27am PDT View this post on Instagram KYRA @kyra_japanの スタッズリストバンドが素材もつくりも極上 見ればわかる 使えばアガる #kyra #punk A post shared by 井浦 新 | ARATA iura (@el_arata_nest) on Aug 5, 2020 at 6:47am PDT View this post on Instagram 新しいTシャツおろして 新鮮な気持ちで 新たな現場へ 本日撮影初日 #験担ぎ #VINYLJUNKIE A post shared by 井浦 新 | ARATA iura (@el_arata_nest) on Jul 26, 2020 at 1:50am PDT View this post on Instagram 目覚めたら別世界 今日も歩きます #歩くひと #谷口ジロー A post shared by 井浦 新 | ARATA iura (@el_arata_nest) on Jul 2, 2020 at 4:09pm PDT View this post on Instagram 俳優が何人か集って 映画館に 映画に 映画に関わる人たちについて話していれば そこがどんな場所だろうと ミニシアターパークになるよね 撮影:渡辺真起子さん #minitheaterpark おはよーさん今日も善き日を A post shared by 井浦 新 | ARATA iura (@el_arata_nest) on Jun 30, 2020 at 4:14pm PDT View this post on Instagram 撮影の合間に #民生炒飯 でランチ あぁ美味しかった〜頑張れる A post shared by 井浦 新 | ARATA iura (@el_arata_nest) on Jun 28, 2020 at 2:16am PDT井浦新ってどんな人?井浦新さんは1974年9月15日に東京都で生まれ、現在まで俳優として活躍しています。芸能界に入ったのは、学生時代、ファッションブランドのモデルをした時に受けたスカウトがきっかけ。その後、『MEN’S NON-NO』や『smart』などのファッション雑誌で活躍し、パリコレなど名だたるファッションショーにも出演しました。自分のファッションブランドも立ち上げ、デザイナー兼ディレクターとしても活動をスタート。そんな中、演技の世界に出会い、映画『ワンダフルライフ』に主演として俳優デビューをしています。その後、一時、俳優業を休止した時期もありましたが、現在に至るまで数々のドラマや映画に出演。たぐいまれなる才能と存在感で多くのファンを魅了しています。井浦新さんのさらなる活躍に注目です!井浦新の妻とのエピソードが笑えてカワイイ!子供の『趣味』に苦笑いした理由は?[文・構成/grape編集部]
2020年08月11日WOWOWでは、バカリズムのオリジナル脚本ドラマ「殺意の道程」を放送することが決定。テレビドラマ初共演となるバカリズムと井浦新がW主演を務め、復讐を描く新感覚サスペンスコメディに挑戦する。小さな段ボール加工会社の社長・窪田貴樹が自ら命を絶った。彼を自殺に追い込んだのは、貴樹の会社が下請けをしていた取引先の社長・室岡義之。室岡の口車に乗せられた結果、貴樹は多額の負債を抱え、会社は倒産。絶望した貴樹はビルの屋上から投身した。室岡は、その後ものうのうと裕福な生活を続けており、貴樹の息子・一馬は司法では裁かれない室岡への復讐を心に誓う。そして、貴樹が息子のように可愛がっていた一馬の従弟・吾妻満と室岡殺人の完全犯罪を企てる――。本作は、「素敵な選TAXI」「住住」「架空OL日記」など、脚本家としても多彩な作品を手掛けるバカリズムさんのオリジナル脚本ドラマ。復讐を目的に“初めての殺人”に挑む従兄弟同士という役で、バカリズムさんと井浦さんがW主演する。普通の映画やドラマでは省略されるであろう、どうでもいい部分をやたら細かくリアルに描く本作。脚本を手掛けたバカリズムさんは「普通のサスペンスドラマでは省略されるような部分を、細かく描いたら意外と面白いんじゃないかと思って書いてみました」とコメント。また「企画書の段階で一馬役は井浦さんにやっていただきたいと思っていて、正式に決定する前から勝手に当て書きで脚本を書いていたので、引き受けていただいてほっとしています」と明かしている。脚本を担当するだけでなく、全てを失い自ら命を絶った貴樹が息子のように可愛がっていた吾妻満役として出演もするバカリズムさん。「井浦さんとは年齢も近いので、空き時間に漫画やテレビの話をしたり、とても楽しく撮影しています」と撮影の様子も語った。貴樹の息子・窪田一馬役の井浦さんは「最後までひたすら楽しんで読ませていただきました」と脚本を読んだ感想を語り、「基本ベースにシリアスさがありながら、二人がどんどんズレていって、どこまでも転がっていきます。満を演じるバカリズムさんのぶれない独特なテンポを一馬として、どう受け止めてキャッチボールしていくかを楽しみながら演じています」と撮影について明かす。そして「生きる喜びや目的をどこかに置き忘れてしまった男たちが、復讐を通して知らず知らずのうちに少しずつ『人生のきらめき』を取り戻していく物語でもあります。最後まで観終わった後に、登場人物から『小さな喜びや希望』を感じ取っていただける作品になれたならと思います」とメッセージを寄せている。なお、「住住」「架空OL日記」でもバカリズムさんとタッグを組んだ住田崇監督が演出を手掛ける。WOWOWオリジナルドラマ「殺意の道程」は11月9日より毎週月曜日深夜0時~WOWOWプライムにて放送(第1話無料放送/全7話)。(cinemacafe.net)
2020年08月02日千葉雄大主演『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』のBlu-ray&DVDが、10月14日(水)にリリース。これに先駆け、千葉さん、白石麻衣、中田秀夫監督からコメントが到着した。今回リリースされる中でも、Blu-ray(豪華版、通常版)には、3人によるオーディオコメンタリーを収録。公開後、久しぶりに集まった3人が、本編を観ながら撮影秘話や裏話を語る貴重な音声特典だ。この収録が行われた日、本編を鑑賞し撮影当日をふり返った3人。前作で事件解決に導いた刑事・加賀谷役を演じ、今作では主演を務めた千葉さんは、「DVDやブルーレイでは、気になるシーンや台詞を何度でも見返し、映画の色々な見方ができます。さらにこの作品は犯人を知ったうえで最初から見返すと、また違った楽しみ方ができると思います」とディスクでの楽しみ方を語る。そして「中田監督、白石さんと収録したオーディオコメンタリーでは、今だから明かせる撮影の裏エピソードからプライベートな話まで、2時間語り尽くしました!こちらもご期待ください」とアピール。加賀谷の恋人・美乃里を演じた白石さんも「DVDやブルーレイでも、絶対見てほしい!何回見ても面白い作品です」と話し、「私自身、見直すことで新しい発見がたくさんありました。いろいろ伏線が張り巡らされているので、映画館でご覧頂いた方は、真実を知ったうえで、各キャラクターの細かい表情などに注目してもう一度見て欲しいです」と見どころを語る。さらに「オーディオコメンタリーでは、私も知らなかった『衝撃の事実』が監督と千葉さんから明かされています!私たちも初めて映画を見るお客さんのようにリアクションをたくさん取っているので、一緒に映画を見ている気分を味わって頂けると思います」とコメントしている。中田監督は「本作は非常に重層的なストーリーになっています。主人公とヒロインの繊細なやり取り、彼等を取り巻くキャラクターがそれぞれに秘めた思惑、さらに前作から続く親子関係の変化など、映画館でご覧頂いた方は、人間ドラマの部分に注目してもう1回観てほしいです。また、『フードを被った男』は撮影でこだわった部分の一つです。『このフードの人物は演じているのは誰か?』の正解を探しながら見ると、さらに楽しんで頂けると思います」と話している。(cinemacafe.net)■関連作品:スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 2020年2月21日より全国東宝系にて公開©2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会
2020年07月22日8月29日(土)スタートの“オトナの土ドラ”シリーズ第29弾は、ジャパニーズホラーのレジェンド・中田秀夫が演出する「恐怖新聞」に決定。連続ドラマ初主演の白石聖、キーパーソン役で黒木瞳が出演する。本作は、『リング』で世界中を震撼させた中田監督が、70年代にオカルトブームの火付け役となったつのだじろうによるオカルトマンガの金字塔「恐怖新聞」をドラマ化。「オトナの土ドラ」シリーズ初のホラー作品となる。京都市内の大学に通う女子大生・小野田詩弦は、念願の一人暮らしを始めた途端に、恐怖新聞が届くように。最初はイタズラだと思っていたが、次々と新聞に書かれた通りの事件が起こってしまう。そしてこの恐怖新聞は、1日読むごとに100日ずつ寿命が縮まるのだ――。そんな次々と身に降りかかる不条理な恐怖の中で、自身が存在していることへの不安と向き合うことになる詩弦を演じるのは、「I"s」「絶対正義」などに出演する白石さん。「オファーをいただいた時は、素直にすごく嬉しかったです。ただ、連続ドラマ初の主演で、ホラー作品も初めてなので不安もあります」と話し、「台本を読んだ印象は、つのだじろうさんの原作とはまた違う新しい『恐怖新聞』に仕上がっていて」とまた新たな形になっていると明かす。また「見どころはたくさんありますが、詩弦が『自分が存在している意味は何だろう』と葛藤しながら成長していく姿もその1つです」とアピールし、「最終的には共感してもらえるような、目が覚めるようなお芝居ができればと思っています。そして『毎週怖いけどなんか見ちゃうんだよなぁ』と言われるような作品にしていきたいです」と意気込んでいる。さらに本作に深みを与えるのが、詩弦の母・歌子役の黒木さん。陽気で前向きだが、その実は正義感に熱く、不条理なことは許せない性格。恐怖新聞の存在を知ることにより、独自の思惑で動き出すことに…。「今回で中田監督とご一緒させていただくのは4作目になるので、もう台本を開く前にOKを出しました(笑)」と監督に厚い信頼を寄せる黒木さんは、「私の演じる母親の歌子は、たぶん一筋縄ではいかないお母さんなんだろうなと思います(笑)。最初の印象はよくつかめなかったのですが、『ここはどういう意味なんだろう?』というたくさんの謎をひとつずつ謎解きしていくと、私の歌子という役が浮かび上がってきたという感じです。きっとご覧になる視聴者の方も、『なんだろうこのお母さん?』という風に思っていただくと、より面白くなると思いますので、いろいろ想像しながら役を広げている最中です」とコメントしている。なお、シリーズ構成は小説家・乙一。猟奇的でグロテスクな作品から物悲しく感動的な作品まで、幅広く手掛ける乙一さんが、未だかつて誰も体験したことがない驚愕の展開の波状攻撃で、視る人を感情のジェットコースターに導き入れる。「恐怖新聞」8月29日(土)~10月10日(土)23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送(全7回予定)。(cinemacafe.net)
2020年07月21日『あん』『光』の河瀬直美監督が永作博美、井浦新ら実力派キャストを迎えて辻村深月のベストセラー小説を映画化した『朝が来る』の公開日が6月5日(金)に決定。この度、特報・ポスタービジュアル・追加キャストも解禁された。本作は、実の子を持てなかった夫婦と、実の子を育てることができなかった14歳の少女を繋ぐ「特別養子縁組」によって、新たに芽生える家族の絆と胸を揺さぶる葛藤を描くヒューマンミステリー。この度解禁となる特報は、実の子を持てなかったが特別養子縁組によって新たな希望と出会った夫婦と、実の子を育てることができず悲しみに暮れる少女の対比を、まず映し出す。胸を締めつけられるような、栗原佐都子(永作博美)や清和(井浦新)の苦悩する姿や、ひかり(蒔田彩珠)の哀切この上ない表情も切り取られている。特別養子縁組で男の子を家族に迎え、3人で幸せな生活を送っているかと思えば、一転して「子どもを返してほしいんです」と謎の女からの電話で不穏な空気が漂い始める。「あなたは一体、誰ですか」と深刻な表情で問いただす佐都子や、「お母さんはあなたではないと思います」と真剣に訴えかける清和と、家族に迫る危機も映し出されている。果たして突然現れた女は何者なのか、一体何が目的なのか?あわせて解禁となるポスタービジュアルには、「あなたは、誰ですか。」という意味深なコピーと、謎の女を怪訝そうに見つめる栗原夫婦のただならぬ様子が収められている。そのほか、子どもを大事そうに見つめる栗原夫妻、温かいまなざしを注ぐひかり、優しく微笑む浅見(浅田美代子)の表情も切り取られ、ひとすじの希望の光も垣間見えるが…。また、新たに追加キャストとして、山下リオ、森田想、堀内正美、山本浩司、三浦誠己、池津祥子、若葉竜也、青木崇高、利重剛の出演も明らかになっている。『朝が来る』は6月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:朝が来る 2020年初夏、公開予定©2020『朝が来る』Film Partners
2020年02月28日映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2月21日公開)の完成披露試写会が29日に都内で行われ、千葉雄大、白石麻衣、成田凌、鈴木拡樹、井浦新、中田秀夫監督が登場した。同作は、志駕晃のデビュー作で、北川景子主演による実写映画(18)が興行収入19.6億円を超える大ヒットを記録した『スマホを落としただけなのに』のシリーズ第2弾『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』を実写化。前作の連続殺人事件が幕を閉じてから数カ月後、同じ事件現場から新たな身元不明の死体が発見され、真相を探るため刑事・加賀谷(千葉)は、かつて自分が逮捕した連続殺人鬼・浦野(成田凌)のもとへ行く。主演の千葉が「まさかの、という感じでびっくりしましたし、前作に続いて監督・キャストと新たな作品を作れるんだという喜びがありました。キャストにも白石さん、鈴木さん、井浦さん、素敵なメンバーで……」と挨拶を始めると、会場はざわざわ。名前を呼ばれなかった成田に、千葉は「違う、この人は前にやってるからさ」と苦笑し、「新しいキャストのみなさんともお芝居できて嬉しく思いました」と振り返った。今作では新たな犯人・Mが登場するということで、イベントでは男性キャストが「自分こそが犯人だ」とプレゼンし、白石が一番プレゼンを頑張ったキャストを判定することに。トップバッターの成田は千葉に左胸を触らせ、千葉は「鼓動が早いです」と緊張を報告する。成田はステージ上を動きながら「僕、1で言いました。『ぜ〜んぶ、僕です!』と言いました。今回の題名『囚われの殺人鬼』つまり、僕です!!」と目を見開きながら叫んだ。「動けばいいっていうもんじゃないから。動かないとやってらんなかったんだろうな」と、成田の様子を落ち着いて評した井浦は、「どう考えても僕。犯人だからオファーを受けてるという前提があって参加してるんです」とリアルな語り口で翻弄する。「ポスターに出ないようにしたかったけど、出てしまった」「フードをかぶっているのも僕が撮っています」と淡々とプレゼンし、「本当のことをそのまま言っただけです」とにやりとした。続く鈴木はいい発声で「役のことを知っていただくと、皆さんに納得していただけると思います」と、加賀谷(千葉)と立ち上げた会社の社長で、美乃里(白石)と働いていることから「もし僕が美乃里ちゃんを奪いと思っているのだとすれば? そしてもう一つ、会社の屋台骨となっている加賀谷くんのソフトの権利も奪いたい、そう思ってるとしたら、動機は十分じゃないですか?」と説得力抜群のプレゼンを披露。最後の千葉は「まあ、みなさんね、がんばってらっしゃいましたけど、お疲れ様でしたって感じでしたね」と上ずった大声で入り、会場も驚き。「主演が犯人、新しくないですか?」「あのフード(の写真)、かわいらしい輪郭のフォルム、僕しかいないじゃないですか」「役を降りても、誰よりも二面性があるのは、僕です!」と成田のモノマネを交えながらのプレゼンに会場も笑いに包まれる。最終的には白石が「一言目の声の出方が良かった」と千葉を選び、千葉は「正直、自分でもびっくりしました。何年やってんだって。もうすぐ10年なんですけど、失礼しました」と苦笑していた。
2020年01月29日辻村深月原作、『あん』『光』の河瀬直美監督最新作の『朝が来る』に永作博美と井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子らが出演することが決定。併せて、主要キャストコメントも解禁となった。実の子を授かることが叶わず、特別養子縁組により、男の子を家族に迎えた夫婦。中学生で妊娠し、断腸の思いで子どもを手放すことになった幼い母。両者が再び交差したとき、物語は大きなうねりを見せる――。本作は、日本ではタブー視されがちなセンセーショナルなテーマを題材にした感動ミステリー。様々な母と子のかたち、絆、それぞれの葛藤を実力派キャスト競演で描く。永作博美&井浦新が夫婦役、共演に実力派俳優が集結心から望みながらも、実の子を授かることができなかった栗原夫妻。ヒロインである妻の佐都子を演じるのは、『人のセックスを笑うな』『ソロモンの偽証』などに出演し、『八日目の蝉』で日本アカデミー賞をはじめ様々な賞を受賞した永作博美。夫の清和役には、是枝裕和監督の『ワンダフルライフ』で映画初主演を果たし、『止められるか、俺たちを』『嵐電』「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」と話題作への出演が続く井浦新。まだ生理も来る前に同級生に本気の恋をし、望まぬ妊娠をしてしまった少女・片倉ひかり役を、『海よりもまだ深く』『三度目の殺人』『万引き家族』などに出演し、17歳にして“是枝裕和作品の常連”と称される女優・蒔田彩珠が演じる。そして、栗原夫婦と片倉ひかりを引き合わせた人物・浅見静恵役を演じるのは、『エリカ38』「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」などに出演し、河瀬監督作としては『あん』以来の出演となるベテラン女優浅田美代子。そのほかにひかりの家族として母親を中島ひろ子、父に平原テツ、姉に駒井蓮らが出演。さらにひかりの恋人役に田中偉登、佐藤令旺がひかりの実子にして永作さん演じる佐都子の養子・朝斗として参加している。■キャストコメント永作博美(栗原佐都子役)自らの人生の中でも岐路というのは本当に究極の選択の様なものばかりでいつも「試されてるな…」と感じる。それをフィクションの中でフルに実践している河瀬監督の撮影手法に驚き、いつ撮影は始まったのか…何が本当なのか…現場で1つになった心臓の音がいつもドックンドックン響いていた。皆がその静寂にどう在るのか考えただけでまた心臓が鳴ります。井浦新(栗原清和役)12年程前に、奈良から京都への電車の中で河瀬直美監督と初めて出逢いました。柔らかくも鋭く自分の内側に語りかけ、眼差しは心の中を見つめられてるようで、電車に揺られ話した時間は今も鮮烈に記憶に残っています。今回、河瀬組への初参加の機会をいただき、あの日から積みあげられた想いを全開で挑みました。河瀬監督の現場は、どう芝居をするかではなく、どう“生きるか”が求められます。それができる環境を監督を始めスタッフの方々皆が徹底して作り上げてくれました。その中で俳優部は魂を擦り減らしながら生をぶつけ合う。このように作品への、人間への、深い愛に溢れた現場で生きることで、生命を育む地球の記憶についてまで再発見する事ができ、とても感動しました。12年前に河瀬監督から聞かれた「あなたはどんな人間ですか?」この問いに少しでも答えられるよう全身全霊の日々でした。今もその言葉は自分を突き動かす原動力となっています。蒔田彩珠(片倉ひかり役)原作を読んだ時、ひかりに起こった事は、誰に起こってもおかしくない事だと、感情移入しすぎてしまい、辛かったです。私がひかりの気持ちを背負うことで、ひかりを傷つけてしまうんじゃないかと不安にもなりましたが、撮影が進む中で、自分がひかりになったと感じた瞬間があり、とても強い心を持つことができました。この映画を通して、私と同世代の方々をはじめ多くの人に、人間の強さや弱さ、優しさ、命について深く考えるきっかけになれば、嬉しいです。浅田美代子(浅見静恵役)久しぶりに河瀬組...正直怖かった。何故なら河瀬監督には嘘(お芝居)は通用しないから。『その役に生きる!!』撮影期間中はずっと「浅見」で過ごした…そしてクランクアップ、「浅見」が私の中から出て行った時、新しい私が生まれた瞬間だった。縁というものにより河瀬監督と出会えたこと幸せだと心から思う。『朝が来る』は2020年初夏、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年11月22日ゲームデザイナー・小島秀夫の新作PlayStation(R)4用ソフトウェア「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」の発売を前に、本ゲームにも登場する俳優マッツ・ミケルセンと小島監督との対談が実現。「『DEATH STRANDING』スペシャル対談:Talk Stranding vol.1 監督と出演者 マッツ・ミケルセン」の映像が公開された。本映像は、“Talk Stranding”と題し、各界のトップランナーたちと小島監督の対談を通じて「DEATH STRANDING」の魅力を掘り下げる企画の第1弾映像。今回は“監督と出演者”という関係性にフォーカスし、「DEATH STRANDING」で謎の男・クリフを演じるマッツと小島監督が、2人で共に「DEATH STRANDING」の世界を作り上げていった過程を、貴重な撮影エピソードとともに語り尽くす。2人の交流の始まりには、マッツと何度もタッグを組んでいるデンマークの鬼才監督ニコラス・ウィンディング・レフンの存在があったことが明かされ、ほとんどゲームをプレイしないというマッツが本作の出演を快諾した理由も明らかに。映画とまったく違う撮影現場でマッツが驚いたこととは?小島監督が収録中に「さすがマッツ!」と感動したこととは?などなど、貴重なコメントが次々に飛び出す内容となっている。“北欧の至宝”とも呼ばれ、日本でも人気の実力派俳優マッツは「DEATH STRANDING」では謎の男・クリフを演じており、主人公サム・ブリッジズ役のノーマン・リーダスをはじめ、レア・セドゥ、リンゼイ・ワグナーら世界的名優たちも出演。対談企画“Talk Stranding”は vol.2以降も近日公開予定という。PlayStation(R)4用ソフトウェア「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」は11月8日(金)より発売。マッツ・ミケルセン主演『残された者-北の極地-』は11月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月25日賀来賢人、広末涼子、井浦新らの出演でおくる「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」の2話が10月20日放送。今回は井浦さん演じる才門の“愛読書”に注目する声や、エンディングの“謎”を考察する視聴者が続出している。賀来さんが目的のためには手段を選ばない超エキセントリックな刑事・遊佐清春を演じ主演を務める本作。森の中で目を覚ました主人公・遊佐清春は右手に拳銃を握り、横には上司だった女性刑事が死んでいた…。そして遊佐は直前数か月の記憶を失っていた。女性刑事を殺したのは俺か、それとも罠か…という物語で、上司の女性刑事・碓氷薫に広末さん。清春に刑事のイロハを叩き込んだ公安部の超有能刑事・才門要に井浦さん。また清春らの上司で捜査一課長の南武修介に北村一輝。工藤阿須加、立花恵理、杉本哲太、夏帆、佐久間由衣、笹野高史らも出演。さらに「3年A組」から警視庁捜査一課理事官・本城役で篠井英介。細田善彦、栄信らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。清春の自宅に本城らが家宅捜索に入るが、薫殺害の証拠は見つからず撤退。警察内部の何者かが10億円強奪事件の黒幕で、その証拠を見つけた薫を殺し、自分を犯人に仕立てようとしている――清春は身内であるはずの警察関係者すべてが怪しく見えるよう。清春は薫の息子・克喜(田野井健)とともに薫が隠した十億円強奪事件の証拠を追うが、その捜査のなかで本城の娘・芹奈(佐久間由衣)に辿りつく。芹奈に話を聞くと彼女は薫にすべてを話したと言う。芹奈の“仕事部屋”に向かった咲良(夏帆さん)と克喜に本城が襲いかかり、克喜がさらわれてしまう。清春や才門らの活躍で克喜は助け出されるが、本城は清春の銃弾で死亡、しかも本城を脅していたのは才門だった…というのが2話のストーリー。今回は井浦さん演じる才門に注目する視聴者が続出。才門がデスクで読んでいた本が縄文式土器に関する本であることに気付いた視聴者からは「才門要(井浦新さん)、縄文式土器の本よんでるやん」「才門さんが読んでいた本は新さんご自身の愛読書ですか?」「もう1冊も勝手に私物だと思ってみてる」など役柄と本人の趣味のシンクロに注目する投稿が。また今回はエンディングが“才門バージョン”となったのだが、先週の薫から才門へと出演者が変わったことと、2人とも電話をしていることに注目した視聴者からの「エンディングの電話が気になる…なにかに繋がってるのかな」「もしかして碓氷が才門に電話してその才門が他の人に電話してるとか…?」といった“考察ツイート”も寄せられている。(i)
2019年10月21日「ぐるぐるナインティナイン」の2時間スペシャルが10月3日(木)今夜オンエアされ、日曜ドラマ「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」に出演する賀来賢人、井浦新のほか、『HELLO WORLD』で声優を務める俳優の北村匠海らがゲスト出演する。『斉木楠雄のΨ難』や「今日から俺は!!」への出演でそのコメディセンスが爆発、いまや大人気俳優となった賀来さん。連続テレビ小説「なつぞら」や声優として出演した『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』など多彩な活躍をみせる井浦さん。2人は番組人気の「ゴチバトル」に参戦、今回は高級イタリアンで美食バトルが展開する。賀来さんの発言が意味不明な食リポに、セクシーサンキューゲームで井浦さんによる大爆笑“予想外セクシー”も注目。大爆笑自腹に泣くのは一体誰か!?また「アウトドア即興ルーレットクッキング」企画には、『十二人の死にたい子どもたち』や主演作『君は月夜に光り輝く』などで話題を振りまく北村さんのほか、池田美優、花田虎上、「バイきんぐ」西村瑞樹、杉浦太陽、辻希美、ダレノガレ明美、瑛茉ジャスミン、渡辺美奈代、たけだバーベキュー、浜内千波らも参加。こちらもお楽しみに。今夜「ゴチバトル」で熱戦を繰り広げる賀来さんと井浦さんが出演する新日曜ドラマ「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」は、あの「3年A組」の半年後から始まる物語。賀来さん演じる主人公・遊佐清春が森の中で目を覚ますと、右手に拳銃を握っていて、横には上司だった女性刑事が死んでいた。彼は直前数か月の記憶を失っており、彼女を殺したのは自分か、それとも罠なのか、何もかもが分からなくて…という謎めいたストーリー。清春の上司だった女性刑事・碓氷薫には広末涼子。井浦さんは事件を捜査する公安部の超有能刑事・才門要を演じる。北村さんが声優を務めた劇場アニメ『HELLO WORLD』は、2027年の京都を舞台に10年後の未来から来た自分だという青年と出会った主人公の男子高校生・直実が、将来結ばれるがその後命を落としてしまう少女・瑠璃を救おうとするなかで、この現実世界に隠された秘密を知る…という物語。北村さんが直実を、松坂桃李が10年後の直実であるナオミを、浜辺美波が瑠璃をそれぞれ演じている。「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」は10月13日より毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送開始。『HELLO WORLD』は全国東宝系にて絶賛公開中。「ぐるぐるナインティナイン」2時間スペシャルは10月3日(木)19時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年10月03日秋放送の新ドラマ「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」に俳優・井浦新が出演することが決定。「観て下さる方々の心に爪跡をのこす作品にしてゆきたい」という意気込みのコメントも到着した。本作は、森の中で目を覚ました主人公・遊佐清春(賀来賢人)は右手に拳銃を握り、横には上司だった女性刑事が死んでいた…。しかし、遊佐は直前数か月の記憶を失っていた。女性刑事を殺したのは俺か、それとも罠か?全ての人間が疑心暗鬼の中、騙しだまされのストーリーが展開していく究極のアンストッパブル・ミステリーだ。今回井浦さんが演じるのは、第1話の冒頭で亡骸として発見される女性刑事・碓氷薫(広末涼子)の死に対して、事件捜査に緊急招集される公安部の超有能刑事・才門要。かつては新人時代の遊佐に刑事のイロハを叩き込んだ男だ。また、場の空気を切り裂くような言葉を放てば、時折ユーモアを交えるセンスも持ち、時には禅問答のように物語のカギとなるセリフを吐く才門。雲のような存在感で異才を放つ。本作が日本テレビドラマ初出演となった井浦さんは「物語の全容を初めて聞いた時、大好物のヤバい香りがプンプンしました。台本を読んだ時にそれは確信に変わり、読み終えた時には身体が2話を欲してました」と作品をとても気に入った様子。さらに「設定も展開も斬新で挑戦的かつ曲者しかいない登場人物たち。きっとつくり手たちも先の見えない展開に翻弄され暗黒の中を手探りで彷徨うことになりそうな予感。そんな状況下で才門要という役に挑戦し育てていけることは大きな演り甲斐です」とコメントしている。「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」は10月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年09月02日山崎まさよし主演、映画『影踏み』が2019年11月に公開される。横山秀夫の人気ミステリー小説を実写化原作は、『64 ロクヨン』『クライマーズ・ハイ』を代表作にもつ推理小説作家・横山秀夫作の人気小説『影踏み』。警察小説の旗手である横山作品の中でも“犯罪者側”を主人公にした異色の物語で、忍びのプロ・通称「ノビ師」と言われる泥棒の目線から物語が描かれる。犯罪小説ならではの<謎解き>と、登場人物に隠された<秘密>、人間の奥深い<心理>を複雑に重ね合わせたストーリーは、やがて思いも寄らない予想外な結末へと進んでいくー。主演・山崎まさよし実写化に当たり主演に抜擢されたのは、シンガーソングライターや俳優として活躍する山崎まさよし。長編映画の主演を務めるのは、『8月のクリスマス』以来約14年ぶりとなる。そんな山崎が務める真壁修一役は、他の泥棒とは一線を画すスゴ腕のノビ師。とある事件をきっかけに、一度は逮捕された真壁が、探偵さながらに<事件>と封印された<過去>を解き明かしていく。豪華キャストが集結またそんな修一を取り巻く登場人物達には、豪華キャストが集結。修一の相棒であり弟でもある啓二役に『君の膵臓をたべたい』の北村匠海、修一と恋仲の関係にある久子役に『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の尾野真千子、またそんな久子に想いを寄せる謎の男・久能役に滝藤賢一が抜擢された。そのほか映画の中には、中尾明、大竹しのぶ、竹原ピストル といった豪華な顔ぶれが連なる。監督に篠原哲雄メガホンを握るのは、篠原哲雄監督。群馬県のとある映画祭で運命的な再会を果たした篠原監督と山崎まさよしは、すっかりと意気投合。監督作品『月とキャベツ』以来、約22年ぶりに山崎とタッグを組み、『影踏み』の実写化に踏み切った。山崎まさよしによる主題歌「影踏み」主題歌「影踏み」は、主演の山崎まさよしが書き下ろした一曲。撮影中に役を演じながら制作を始めたいうこの曲は、主人公の揺れ動く繊細な感情や、奥深い人間ドラマを連想させるミディアムバラードとなっている。【詳細】映画『影踏み』公開時期:2019年11月出演:山崎まさよし、尾野真千子、北村匠海、中村ゆり、竹原ピストル、中尾明慶、藤野涼子、下條アトム、根岸季衣、大石吾朗、高田里穂、真田麻垂美、田中要次、滝藤賢一、鶴見辰吾、大竹しのぶ原作:横山秀夫「影踏み」(祥伝社文庫)監督:篠原哲雄
2019年07月22日「博多華丸・大吉」とNHKアナウンサー・近江友里恵が司会を担当するNHKの朝の情報番組「あさイチ」。6月14日の放送に俳優の井浦新がゲスト出演。連続テレビ小説「なつぞら」のOPアニメ制作現場でのインタビュー姿や“コレクター”ぶりに様々な反応が集まっている。自身がデザインした服で出演した井浦さん。現在出演中の連続テレビ小説「なつぞら」で経験したという、俳優人生20年で初となる“池ポチャ”シーンとそのメイキング映像や、出演初日の収録シーンも紹介。井浦さんの池ポチャに萌えたという共演者の小手伸也がVTR出演、コメントを寄せた。井浦さんは役柄によってまとう香りや聴く音楽のプレイリストも変え役作りを行っているそう。「なつぞら」で演じる仲努の“香り”は「フランキンセンスと何種類かのエッシャンセルオイルをブレンドして自分で作った」とのことで、視聴者からは「仲さんはフランキンセンスの香りなのか、井浦新…言うこと言うことカッコよすぎる」「浄化作用が強いので仲さんのイメージにピッタリ」「仲さん役フランキンセンス使ってるそうで、ぴったり。」などの反応が集まる。続いては井浦さんが「なつぞら」のOPアニメを制作したスタッフを取材した映像へ。90秒のタイトルバックは2か月の期間と2,100枚以上の作画枚数を費やして制作されたもの。監督に抜擢されたアニメーター歴3年、現在22歳の刈谷仁美さんと、刈谷さんと彼女を起用した館野仁美プロデューサーに井浦さんがインタビュー。このインタビューを経た事で井浦さんは館野さんが演じている仲に共通項を見出し「これからの仲さんの芝居変わるかも」とコメント。「インタビュアーとしても優秀すぎる」「本当にご自身が聞きたいこと、心からの好奇心というか興味からの質問をされていて、とても良い」と視聴者もその真摯なインタビュアーぶりに感心した様子。さらに縄文文化が大好きだという井浦さんが自宅に所蔵する土偶など縄文土器の写真が紹介され、続けて小学生の頃から少年時代にかけ集めていたという“ビックリマンシール”がスタジオに登場。静かな口調ながら少年のような熱さを秘めて自らのコレクションについて語る井浦さんの姿に視聴者からは「縄文文化について熱く語る井浦新さんがツボすぎる」「優しげで品良い物越し。言葉を選んでいるし、発される言葉が大事に掬いたい感じ」「縄文以外では何が?美術品?て身を乗り出したらビックリマンシールで、ギャップで萌え殺されそう」「ビックリマン。。。めっちゃ、集めてた。。。親近感」などの反応が殺到中だ。井浦さんが出演している連続テレビ小説「なつぞら」は9月までNHKにて放送中。(笠緒)
2019年06月14日井浦新主演『嵐電』(鈴木卓爾監督)の評判がいい。嵐電とは京都の西を走る路面電車。北野白梅町駅から出る北野線と四条大宮駅から出る嵐山本線が、帷子ノ辻駅で一本になり嵐山まで行く。風光明媚な嵐山、映画撮影所や映画村、京都最古の寺・広隆寺、世界文化遺産の仁和寺など観光名所がたくさんある電車の沿線を旅する者とそこで生活する者の一瞬とも永遠とも言える不思議な邂逅を描く、鑑賞後の余韻が深過ぎる映画。井浦が演じる平岡衛星は嵐電にまつわる不思議話の取材に訪れたノンフィクション作家。彼が取材の途中、出会った8ミリで嵐電を撮る少年・有村子午線(石田健太)と、修学旅行中に子午前に一目惚れして追いかける津軽から来た女子高生・北門南天(窪瀬環)、撮影所のそばのお弁当屋さんで働く地元の女性・小倉嘉子(大西礼芳)と京都に撮影に来た若手俳優・吉田譜雨(金井浩人)。彼らを乗せて嵐電は走る。通常の線路だけでなく不思議な時空までも……。京都で俳優として仕事をしたことははじめて、と映画に関するインタビューで語っている井浦。だが、井浦新は京都に縁がある(はず)。2015年には下鴨神社を撮影した写真展を下鴨神社で行っていたし、大河ドラマ『平清盛』(12年)では戦に敗れ京都を追われる悲劇の人・崇徳院を演じている。崇徳院に関しては京都とは相性が良いとは言えないのかもしれないが、北野線の仁和寺は崇徳院に関わりのある寺である。『嵐電』で彼が御室仁和寺駅に行かないことが惜しくもあり、意味深でもあり。○人間の肉体と精神のありようを演じるまた、『嵐電』と同じく京都造形芸術大学が制作に関わっている映画『彌勒 MIROKU』(林海象監督 13年)にも出番はかなり少ないが鬼の役で出ている。怨霊になる人とか鬼とかこれまで京都に関する映画ではいささか情念あふれる役をやってきた井浦新が、『嵐電』ではアウトドアファッションに身を包んだ自然体な四十代のおじさん役だ。映画の中で高校生に「おじさん」と呼ばれているが、少年性を失わない素敵なおじさんだからご安心を。なお、手帳とペン以外の服や靴や持ち物は私物だそうだ。底冷えのする冬の京都にやって来た衛星がアパートを借りて取材していると、妻・斗麻子(劇団・地点の安部聡子)と京都に来た思い出が蘇る。斗麻子は旅先で寝込んでしまい衛星は看病していた。無理に立ち上がろうとする妻に介添する井浦新の口調や仕草にほっこりするも、その妻との関係に謎が……。衛星が京都に来たわけは……。この謎をどう解釈していいものか思案に暮れる。この映画は、理屈で考えられない部分が多く、その分、自由に妄想を膨らませることができる。井浦新の居住まいが、見た人にどうにでも解釈できるような透明感を保っている。とはいえ決してふわふわした感じはなく、ちゃんと地に足つけて現実を生きている人間に見える。にもかかわらず、ある瞬間、透明になるような、あの世の人なのかこの世の人なのかわからなくなる。何を食べたらそんな半透明な人になれるのか。映画の謎以上に気になってならない。でもそれこそが人間なのかもしれない。それまで生きていた人がある瞬間、消えてなくなる。命とはそういうもの。そして思い出には実体はないが、像としていつまでも残る。そんな人間の肉体と精神のありようを井浦新が演じている。○優秀な「ご奉仕系俳優」井浦新はかつてARATA という名で活動していた。02年ARATA 時代、松本大洋の漫画の映画化『ピンポン』のスマイル役のメガネ男子っぷりが受けてブレイクしたが、そのまま、いわゆるイケメン街道を走らず、若松孝二作品などの商業映画とは趣を異にする作品に出た。それこそNHKの大河に出ても壮絶なメイクで怨霊を演じたことも挑戦的だった。とはいえ、その同じ年、月9『リッチマン、プアウーマン』(12年)でIT起業家を演じるなどもしていた。崇徳院とベンチャー起業家を同じ年にやっていたかと思うと、やはりあの世とこの世を行き来しているなあと思う。ARATAから井浦新になったのもその年、若松監督の『11・25自決の日三島由紀夫と若者たち』で三島由紀夫を演じたことがきっかけだった。あの世とこの世の半透明感が顕在化したのは、IT 実業家、三島由紀夫、崇徳院を同じ年にやった12年が大きかったのではないだろうか(『三島由紀夫〜』の撮影は11年)。2012年の“いま”を生きる人物と、すでに亡くなった、でも生きてたときに強烈な意思をもった人物の思想をこの身に宿したときに。その後、映画『悼む人』(15年)では新興宗教の教祖という、まさにあの世なのかこの世なのかわからない人物を演じて、「僕を愛しているなら殺して」と石田ゆり子(演じる信者)に迫っていた。このように俗世間にまみれた役とどこか超越した役を交互に演じたり、自身のファッションブランドを立ち上げたり、『日曜美術館』で司会をやったり、とらえどころのない存在感を醸してきた井浦新だったが、もともとスマイルのとき発揮された女子の心をわしづかむポテンシャルを存分に発揮したのが、連ドラ『アンナチュラル』(18年)。変わり者の解剖医・中堂系でセカンドブレイク。でもやっぱりいわゆるイケメン枠には収まらず、解剖台の上で眠る姿、舞う雪の中佇む姿に、やはりあの世の者かこの世の者かわからない、どちらにもいけない宇宙にさまよっているようなそんな孤独が胸に強く刺さってきた。現在、『平清盛』と同じチーフプロデューサー磯智明が手がける朝ドラ『なつぞら』に名アニメーター・仲努役で出演中。こちらはこちらで、四六時中絵を描いている職人のリアリティーをみごとに演じている。ぶ厚いメガネをかけた瞳の表情、机に向かって根を詰めて描くときの丸めた背中、どうしてこんなに実際にいる人みたいになれるのだろう。憑依型俳優という言葉があるが、井浦新はほんとうに恐れも欲もすべて放棄して自分の肉体に役の魂を期間限定で貸すことのできる俳優のように思う。別の人格が井浦新の肉体と肉声を自由に支配するのでまるで違う佇まいや声になる。「コミックシーモア」という電書コミックのCMで、女性にかしずくどMの男を、なんのてらいもなく自然に演じている姿も注目に値するが、井浦新とは、このキャラのようにすべてを作品に委ねることのできる極めて優秀なご奉仕系俳優なのに違いない。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP』 など。5月29日発売の蜷川幸雄『身体的物語論』を企画、構成した。
2019年06月04日井浦新さんの最新主演作は、京都の四条大宮、嵐山、北野白梅町を結ぶ路面電車「京福電気鉄道嵐山線」、通称“嵐電(らんでん)”を舞台に繰り広げられる物語。学生たちとひとつの映画を作り上げた経験が一番の宝物。メガホンを取ったのは、映画『楽隊のうさぎ』でも井浦さんとタッグを組んだ鈴木卓爾監督。「僕は卓爾監督の作品と人柄の一ファン。京都は仕事でも旅でもよく行っていた場所でしたし、もともと僕は電車に乗るのも見るのも撮るのも大好きなので、京都に行くたびに嵐電にもよく乗っていたんです。そんなこともあって、卓爾監督からこういう映画を撮りたいんだというお話をいただいた時に、ぜひ参加させてくださいとお返事しました」井浦さんが演じるのは、鎌倉から来たノンフィクション作家・平岡衛星。物語はこの衛星を中心に、嵐電の街に紛れ込んで、まるで出られなくなったような男女3組の恋が互いに共振を起こすように進んでいく。「この映画は鈴木卓爾監督作品なだけあって、結構緻密にいろいろなレイヤーがかけられているんです。なので、きっと観る人の年齢やその時の状態などによっても、捉え方は変わってくるだろうと思います。素直にキラキラした恋愛映画としても楽しめるでしょうし、見方によっては人間の生と死について考えさせられるような作品にもなっている。僕は個人的に、完成した作品を初めて観た時、3組それぞれの命のきらめきを感じたので、大切な人の手をしっかりと握りしめたくなる、そんな映画だなと。電車が好きな人、京都が好きな人はもちろん、そうでない人も自分が大切に思っている人と一緒に観に行って、お互いにどう感じたか、何を思ったか、語り合っていただけたらいいなと思います」映画『嵐電』には鈴木監督が教鞭を執る、京都造形芸術大学の学生たちがキャストや制作スタッフとして参加。この学生たちとひとつの映画を作り上げた経験こそが「作品に参加して得た一番の宝物」だと井浦さんは言う。「映画を作りたいという純粋さや情熱、思いの強さは、年齢が若ければ若いほど、予算をぎゅっと絞っていけばいくほど、凄まじいものがあるなと感じました。学生たちは素直で無垢で不器用。とくに地元の少年・子午線役の石田健太くんの芝居は、そばで見ていて心が動かされました。何色にも染まっていなくて、頭で考えていることと心と体が全部バラバラで。でもそれが、とても人間らしくて。まるで、デビュー当時の自分と対峙しているような感覚でした。キャリアを積んでいくと、必然的にいい意味でも悪い意味でも器用にならざるを得なくなってきます。でもそういう不器用さは、やっぱり絶対に忘れてはいけないなと思いました。まさに、汚れのない水をバサーッと頭から浴びて、知らず知らずのうちにこびりついてしまったものが洗い流されたような感覚。この経験は、僕にとって宝物になりました」『嵐電』衛星は京都に来て嵐電に関する取材を始めるが、そこにはかつて妻・斗麻子(安部聡子)と経験したある出来事を呼び覚ます目的があった。監督/鈴木卓爾出演/井浦新、大西礼芳ほか5月24日(金)より全国順次公開。©Migrant Birds/Omuro/Kyoto University of Art and Designいうら・あらた1974年9月15日生まれ、東京都出身。俳優。NHK連続テレビ小説『なつぞら』に出演中。主演映画『こはく』は6月21日より長崎先行、7月6日より全国順次公開。※『anan』2019年5月29日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2019年05月24日井浦新と石川恋が出演する“奇妙な男女の関係”を描くコミックを実写化した予告編風ウェブ動画「コミックシーモアこの男は人生最大の過ち篇」が本日より公開された。奇妙な男女の関係を描く予告編風動画今回のウェブ動画は、電子書籍サイト「コミックシーモア」で配信中のソルマーレ編集部オリジナル作品「この男は人生最大の過ちです」のワンシーンを、映画の予告編風に実写で映像化したもの。井浦さん演じる天城恭一と石川さん演じる佐藤唯が、謎めいたやり取りを繰り広げる本動画。モーツァルトの「レクイエム」が流れる中、天城が突然、「僕を奴隷にしてください。これからは僕を、あなたの犬にしていただきたい」と唯に歩み寄り訴える…。すると、怯えた表情を浮かべていた唯だが、彼を床へ押し倒し、「ねえ、馬鹿にしてる?」と言い放つ――。2人の関係性とは?この後どうなるのか…?奇妙で不思議な動画が完成した。「不思議な感じ」「面白かった」メイキング&インタビュー本動画と併せて、メイキング動画も公開中。石川さんが井浦さんの顔のすぐ横を踏んづけ、ネクタイを掴み引き寄せるシーンで、カットがかかると思わず笑いが起こる一幕など、舞台裏を覗くことができる。撮影を終え、井浦さんは「すごく楽しくやらせて頂きました。いろんな感覚が台詞の魔法にかかって、麻痺していく感じがすごく不思議な感じを得ました」と普段とはまた違った体験だった様子。一方、石川さんは「結構、漫画に寄せて今回撮影していたんですけど、それがすごく難しく感じたり」と言いつつも、「事務所の大先輩でもある新さんとこうやってご一緒出来て、先輩に土下座をさせたり(笑)、顔の脇を踏んづけたり、なかなかできない経験だったので、面白かったです(笑)」と貴重な時間を楽しんでいたようだ。「この男は人生最大の過ちです」とは?コミックシーモアのオリジナル作品「この男は人生最大の過ちです」は、九瀬しきによる漫画作品。高校・大学・社会人と癒やしの存在だった愛犬を亡くしたばかりでバーで悲しみに打ちひしがれ、ヤケ酒をあおっていた製薬会社のOL佐藤唯の前に現れたのは、高級スーツに身を包んだセレブ風のメガネ男子。イヤミばかり言う男に、唯は怒りに任せて男の足を引っかけて転ばせてしまう。次の日、唯の会社に現れたソイツは、あろうことか自社の社長だった!?呼び出され、クビを覚悟した唯だったが、「…僕を奴隷にしてください」と社長が言い放ち…。予告編風動画「コミックシーモアこの男は人生最大の過ち篇」は公開中。(cinemacafe.net)
2019年03月15日映画『貞子』が、2019年5月24日(金)より全国の劇場で公開される。『リング』シリーズ最新作、中田秀夫が恐怖の“原点”を描く“見た者は1週間後に呪い殺される”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を、実写映画化したホラー映画『リング』(1998)。当時誰もが日常生活の中で使う「ビデオテープ」という媒体を介して呪いが拡散されていくという衝撃的な設定で恐怖を掻き立て、興行収入20億円を超える大ヒットを記録、社会現象までも巻き起こし、のちに続くJホラーブームの火付け役となった作品だ。映画『貞子』は、伝説的ホラーシリーズの幕開けとなった同作で監督を務めた中田秀夫が再びメガホンを取り、恐怖の“原点”を描くシリーズ最新作。『リング』公開から20年、『スマホを落としただけなのに』(2018)のヒットも記憶に新しい中田監督が、オリジナルチームを率いて、時代の変化と共に恐怖の形状を変えてきた貞子を再び世に送り出す。あらすじ病院で心理カウンセラーとして働く茉優(池田エライザ)は、警察によって保護されたひとりの少女を担当する。一切の記憶をなくし、自分の名前すら言えない少女と向き合う茉優だったが、次第に彼女のまわりで奇妙な出来事が起こり始めるー。一方、WEB マーケティング会社に勤める祐介(塚本高史)の薦めでYouTuberとなった、茉優の弟・和真(清水尋也)は再生回数の獲得に焦るあまり、心霊動画を撮ろうと、死者5人を出したある団地の火事跡に忍び込むが…。新ヒロインに池田エライザ本作で新ヒロインに抜擢されたのは、映画『みんな!エスパーだよ!』(15)以降、『ルームロンダリング』(18)、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(18)、『億男』(18)と話題作に立て続けに出演し、若手実力派女優として躍進著しい池田エライザ。松嶋菜々子(『リング』)、中谷美紀(『らせん』)、仲間由紀恵(『リング0 バースデイ』)、石原さとみ(『貞子 3D』)など、錚々たる女優が代々演じてきた本シリーズのヒロインのバトンを受け継ぐ。池田演じる心理カウンセラーの秋川茉優と共に事件に巻き込まれていく石田祐介役には、『木更津キャッツアイ』シリーズなどで活躍する塚本高史。また、貞子の呪いを呼び起こすきっかけとなるYouTuber秋川和真役には『渇き。』『ソロモンの偽証』に出演し、ドラマ「インベスターZ」で初の連続ドラマ主演を果たした清水尋也が選ばれた。記憶を無くし茉優の病院で保護される謎の少女役には、新人子役・姫嶋ひめか。茉優の同僚の精神科医・藤井稔は『新宿スワンⅡ』『曇天に笑う』の桐山漣、少女の母親、祖父江初子役には女優のともさかりえが担当する。また、1998年の初代『リング』で貞子と遭遇しながらも奇跡的に生き残る女子高生・倉橋雅美を演じた佐藤仁美が、同役で再登場する。映画『リング』の主題歌、女王蜂によるカバーで再び映画『リング』の主題歌であり、貞子の代名歌となった「feels like “HEAVEN”」が、人気アーティスト・女王蜂によるカバーで映画『貞子』のプロモーション使用楽曲に起用。“踊りたくなるくらいお洒落な音楽”との声もSNSであがるほど、現代風にアレンジされたメロディが特徴となっている。女王蜂のボーカル・アヴちゃんは、「彼女の生い立ちやカリスマ性にリスペクトを込めて、アートワークを作成し、代表曲をカバーしました。 貞子の呪いを拡げる為の、お手伝いをはじめます。」とコメント。白髪×黒衣装という“逆貞子”に扮した強烈なビジュアルも披露している。【作品情報】映画『貞子』公開日:2019年5月24日(金)原作:鈴木光司「タイド」(角川ホラー文庫刊)監督:中田秀夫脚本:杉原憲明出演:池田エライザ、塚本高史、清水尋也、姫嶋ひめか、桐山漣、ともさかりえ、佐藤仁美
2019年02月17日Jホラーブームの火付け役となった『リング』の最新作『貞子』が池田エライザ主演で5月24日(金)より公開されることが決定。中田秀夫監督が再びメガホンを取り、恐怖の原点を描く。■ストーリー病院で心理カウンセラーとして働く茉優は、公団住宅にある自宅が火事になり、警察によって保護されたひとりの少女を担当する。一切の記憶をなくし、自分の名前すら言えない少女と向き合う茉優だったが、次第に彼女のまわりで奇妙な出来事が起こり始める――。■社会現象を巻き起こした『リング』シリーズ1998年、“見た者は1週間後に呪い殺される”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を、中田監督が映画化した『リング』。興行収入20億円を超える大ヒットを記録し社会現象となった。また『リング』と同時上映された『らせん』に続き、1999年には続編『リング2』が公開され興行収入42億を記録、2000年には原作エピソードに映画独自の設定を盛り込んだシリーズ3作目『リング0 バースデイ』が公開され、映画に登場する怨霊・貞子は恐怖の象徴として知られるようになった。さらに2012年以降、現代版貞子として蘇り、3Dとなってスクリーンから飛び出す『貞子3D』や、ユーザーのスマホと本編を連動させた『貞子3D2』、2大ホラーキャラクターが共演した『貞子vs伽椰子』が製作された。■中田秀夫監督で新たな恐怖が誕生…そんな『リング』シリーズの最新作は、その名も『貞子』。『リング』公開から20年、再び中田監督がメガホンをとり、鈴木氏の「タイド」を原作に、この新時代に恐怖の原点を描く。同シリーズはハリウッド版『ザ・リング2』以来、14年ぶりの監督となる中田監督。「今回の『貞子』では、今、純粋に私自身が『イケてる』と思うホラー表現をシンプルに、がむしゃらに追求したつもりだ」と明かし、「『リング』を同時代で観てくれた世代にとっては、『そうそう!』と肯いてもらえるものを、観てはなくとも貞子の風貌、動きは知っているティーンたちには、『今度の貞子はここが違う、スゴい!』と驚愕してもらえるものを目指した」と幅広い世代が楽しめる作品になっていると語っている。■新ヒロインは池田エライザ「この映画、容赦ない」そして、松嶋菜々子(『リング』)、中谷美紀(『らせん』)、仲間由紀恵(『リング0 バースデイ』)と、豪華女優陣が演じてきたヒロインのバトンを今回受け取ったのは、『みんな!エスパーだよ!』『一礼して、キス』『億男』などに出演する池田エライザ。心理カウンセラーとして働く秋川茉優役で出演する池田さんは、喜ぶと同時に「『貞子』というタイトルを私が背負っていいものか不安な気持ちになりました」とコメント。「平穏な世界にじわじわと迫り来る恐怖…。現場は穏やかに見えて、いつも何処か張り詰めていました」と撮影の様子を明かした彼女は、「生唾を飲んで、身を硬直させ、冷や汗をかき…最後にはそこが映画館である。ということに安堵していただける…のかな。保証はできませんが、1つ言えるのはこの映画、容赦ないです。どうか楽しみに待っていてください」とメッセージを寄せている。■「きっと来る~」超特報公開実は、今回の公開発表を前に、第1弾映像となる超特報が劇場とウェブで限定公開されていた。不気味な洞窟や響く水滴音、そして頭の集合体が映し出されたと思いきや、髪の長い女が登場と、緊張感溢れる場面が続くこの映像。最後にはお馴染みのフレーズが流れるが、その歌声はゴスペル調でどこか新しさも感じる。またすでに映像を見た人たちからは「とうらぶの映画の予告で貞子出てきて会場ざわついた」「映画が始まる前に貞子の予告流れてすごく怖くて泣きそうになった」「観たい!!!貞子!!!」「めっちゃ怖くてびっくりしたwwwwww」と早くもSNS上で話題になっている。『貞子』は5月24日(金)より全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年02月08日