京極夏彦原作による小説『鉄鼠の檻』が、6月14日(金) から24日(月) にかけて紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA、6月28日(金)・29日(土) にサンケイホールブリーゼにて、ミュージカル化され上演されることが決定した。『鉄鼠の檻』は、京極夏彦による「百鬼夜行」シリーズ第4弾として刊行された長編推理小説。本作の演出を担当するのは、同じ京極原作のミュージカル『魍魎の匣』を手掛けた板垣恭一。作曲、音楽監督は演劇『ハイキュー!!』『僕のヒーローアカデミア The“Ultra”Stage』、舞台『鬼滅の刃』ほか数多くの舞台音楽を手掛ける和田俊輔が務める。出演は、主人公・中禅寺秋彦役に前回のミュージカル『魍魎の匣』から続投の小西遼生。探偵の榎木津礼二郎役も前作から引き続き北村諒と、さらにMANKAI STAGE『A3!』、ミュージカル『刀剣乱舞』で注目された横田龍儀がダブルキャストで演じる。小説家の関口巽役も前作同様、イッツフォーリーズの神澤直也が務める。また、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』やミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』でシン役を演じた上田堪大や、舞台『刀剣乱舞』の数珠丸恒次役を演じた高本学、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage-New Encounter-の神宮寺寂雷役などで活躍する小波津亜廉、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞した伊﨑右典、イッツフォーリーズ公演には3度目の出演となる畠中洋らが新たに参加する。<公演情報>ASPイッツフォーリーズ公演 ミュージカル『鉄鼠の檻』『鉄鼠の檻』ビジュアル原作:京極夏彦『鉄鼠の檻』(講談社文庫)上演台本・作詞・演出:板垣恭一作曲・音楽監督:和田俊輔■出演小西遼生北村諒(Wキャスト) 横田龍儀(Wキャスト) 神澤直也上田堪大高本学小波津亜廉大川永宮田佳奈伊﨑右典森隆二吉田雄近藤萌音小原悠輝藍実成岡田翔大郎山下真人身内ソラ光由志賀遼馬宮村大輔松原剛志福本伸一内田紳一郎 / 畠中洋 ほか【東京公演】6月14日(金)〜24日(月)会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA■チケット料金前売:9,000円当日:9,500円U25:7,000円(25歳以下、後方指定、当日要年齢証明)HC割:5,000円(障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名まで)※全席指定・税込 ※未就学児童入場不可 ※U25、HC割は前売のみ※HC割、U25は一般発売日(4月19日11:00)より取扱い※HC割はオールスタッフ電話受付のみ ※U25はオールスタッフ(WEBまたはお電話)のみ一般抽選先行:4月1日(月)~7日(日)一般発売:4月19日(金) 11:00〜【大阪公演】6月28日(金)〜29日(土)会場:サンケイホールブリーゼ■チケット料金全席指定:9,800円U25:4,500円(25歳以下、座席当日指定、当日要年齢証明)※全席指定・税込 ※未就学児童入場不可一般発売:4月19日(金) 11:00〜チケット情報:()公式サイト:
2024年03月18日京極夏彦原作の舞台『死ねばいいのに』が、2024年1月に紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演されることが決定した。『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』『百鬼夜行シリーズ』や『巷説百物語シリーズ』など、数々のベストセラー作品を生み出してきた京極夏彦。その京極作品の中でも異色で究極のミステリーとの呼び声高い本作は、他に類を見ない人間の内面を炙り出した作品だ。上演台本・演出は、2023年7月に座・高円寺の芸術監督に就任したシライケイタ。原作をもとに描いた上演台本・演出やオリジナルの劇作を得意とし、劇団のみならず外部での演出も数多く手がけている。人間の本質を追求し、メリハリのある演出手腕が注目されているシライが、『死ねばいいのに』が炙り出す人間の本質をどう具現化するのか期待が高まる。主人公・渡来健也を演じるのは新木宏典。40歳の誕生日を機に、「荒木宏文」改め「新木宏典(あらきひろふみ)」として心機一転。舞台を中心にテレビでも活躍してきた新木が、これまでの経験を活かし、本格的なセリフ芝居への挑戦として新たな境地を切り拓く。そして、主人公と対峙する六人には、津村知与支、宮﨑香蓮、伊藤公一、阿岐之将一、魏涼子と福本伸一といった実力派のメンバーたちが集結し脇を固める。上段左より)新木宏典、津村知与支、魏涼子、福本伸一下段左より)宮﨑香蓮、阿岐之将一、伊藤公一■新木宏典 コメントこの度、京極夏彦先生の『死ねばいいのに』の舞台化にあたり、出演させて頂く事になりました。現実と虚構の境目がなくなってしまいそうになるこの世界感に恐怖を感じながら、魅了されたこの感覚を、板の上でも丁寧に表現出来るよう、精一杯努めて参ります。■シライケイタ コメント誰もが本心を隠しながら生きていける時代に、これほど正直な人間を描いた物語は珍しく、原作を読んで驚きました。言葉と俳優の存在だけで真っすぐ、愚直に作ろうと思います。「死ねばいいのに」という言葉が反転して客席に深く突き刺さる。そんな芝居を作るつもりです。<公演情報>『死ねばいいのに』2024年1月20日(土)~28日(日)会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA原作:京極夏彦『死ねばいいのに』(講談社文庫)上演台本・演出:シライケイタ出演:新木宏典、津村知与支、宮﨑香蓮、伊藤公一、阿岐之将一、魏涼子、福本伸一関連リンク公式サイト:公式X(旧Twitter):
2023年09月08日京極夏彦の小説「百鬼夜行」シリーズの世界観を表現した「羽根ペンネイルポリッシュ」が登場。文喫 六本木にて2023年9月17日(日)まで、文喫 福岡天神にて8月31日(木)まで開催の、「『指先に文学を纏う』展 -京極夏彦-」にて先行販売される。尚、一般発売は8月21日(月)から。京極夏彦の小説「百鬼夜行」シリーズがネイルポリッシュに!「百鬼夜行」シリーズは、京極夏彦のデビュー作である小説『姑獲鳥の夏』から連なる代表的なシリーズ。2023年9月14日(木)には、「百鬼夜行」シリーズの新作として17年ぶりの書き下ろし長編となる『鵼の碑』が発売される。『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』など5作品をモチーフにそんな「百鬼夜行」シリーズの物語の世界観を、色・質感・ビジュアルで表現した「羽根ペンネイルポリッシュ」が、台湾の文学ネイルブランド「エセク(et seq.)」と文喫のコラボレーションにより登場。『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』『狂骨の夢』『鉄鼠の檻』『絡新婦の理』といった5作品をモチーフにしたネイルポリッシュが展開される。「羽根ペンネイルポリッシュ」の制作にあたり、それぞれの小説の作品のタイトルになっている、妖怪の逸話や芸術作品を紐解きながら色のイメージを構築。さらに、印象的なシーンや台詞を吟味し、ネイルに落とし込んだ。色はもちろん、流砂やマグネット、石目などの質感にもこだわり、小説の妖しい世界観を投影している。「羽根ペンネイルポリッシュ」カラー詳細『姑獲鳥の夏』カラー:紅の八潮(くれないのやしお)『魍魎の匣』カラー:柴染(ふしぞめ)『狂骨の夢』カラー:金色(こんじき)『鉄鼠の檻』カラー:鉄御納戸(てつおなんど)『絡新婦の理』カラー:滅紫(めっし)“羽根ペン”ブラシやインク瓶ボトルなどこだわりのデザイン尚、ネイルポリッシュそのものだけでなく、羽根ペンをかたどったブラシやインク瓶のようなボトルなどのデザインも「羽根ペンネイルポリッシュ」の魅力。「百鬼夜行」シリーズのパッケージには、作品を象徴する印象的なフレーズから、京極作品を読んだことのない人でも思わずその美学に目を留めてしまうような「言葉」をあしらった。さらに、作品を想起させる「鏡」や「妖怪」をモチーフにしたビジュアルをデザインした栞も付属。全5色セットを購入すると、重厚な本のようなギフトボックスも付いてくる。六本木・福岡で宮沢賢治&太宰治のネイルシリーズも販売尚、文喫 六本木・福岡で開催される「『指先に文学を纏う』展 -京極夏彦-」では、文喫による独自の選書とともに「百鬼夜行」シリーズの「羽根ペンネイルポリッシュ」を先行販売。また、文喫と「エセク」が手掛けた、「宮沢賢治」「太宰治」のネイルシリーズもあわせて販売する。【詳細】羽根ペンネイルポリッシュ 京極夏彦「百鬼夜行」シリーズ先行販売:2023年8月1日(火)~先行発売場所:「文喫 六本木」「文喫 福岡天神」店頭、各オンラインストア一般発売:2023年8月21日(月)予定価格:単品 1,580円、『鉄鼠の檻』(マグネットスティック付き)のみ 1,680円/5本セット 8,000円※オンラインストアにて購入の場合は別途送料がかかる。※オンライン販売に関しては、文喫 六本木・文喫 福岡天神のオンラインストアにて8月4日(金)~再入荷予約の受付を予定。■「『指先に文学を纏う』展 -京極夏彦-」・文喫 六本木会期:8月1日(火)~9月17日(日)住所:東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビルディング 1F営業時間:9:00~20:00(不定休)・文喫 福岡天神会期:8月1日(火)~8月31日(木)住所:福岡県福岡市中央区天神2-5-35 岩田屋本店本館 7F営業時間:10:00~20:00(不定休)
2023年08月06日女優の香音、石井杏奈、俳優の井上想良、山下幸輝、松本大輝が27日、岩手・一関市総合体育館で開催された「TGC teen ICHINOSEKI 2023」に出演した。5人は、3人組人気動画配信グループ・コズミックのメンバーに“ガチ恋”している女性ファンの物語を描く現在放送中のドラマ『ガチ恋粘着獣』(テレビ朝日毎週土曜26:30~、ABCテレビ毎週日曜23:55~※最新話をTVerで配信中)のスペシャルステージに登場。「ヒナだけを見てほしいの。スバルくんの一番にしてください」「コスモくんに彼女ができても応援します。だってそれが本当のファンでしょう」という劇中の台詞が流れ、まずは主演を務める香音と石井が真っ白な衣装でランウェイを歩いた。続いて井上・山下・松本も同じく白を基調としたコーディネイトで現れ、観客に笑顔を振りまく。5人が集合すると、ステージ上で客席をバックに自撮り撮影。井上が「今日はまだまだたくさんの方が出てくると思うので、1日全力で楽しんで帰ってください」と観客にメッセージを送るもカミカミで、山下から「大丈夫!? 緊張してる!?」とツッコミが入っていた。「TGC teen」は、SNSやYouTubeでティーンに絶大な影響力のあるモデルやタレント、YouTuberたちが出演する“令和teen”のためのガールズフェスタ。トレンドを発信するファッションショーをはじめ、アーティストライブなどを開催するイベント。今回が東北初開催となった。(C)TGC teen ICHINOSEKI 2023
2023年05月28日演劇集団円主催による円・こどもステージNo.39『河童の三平』(原作:水木しげる、脚本:京極夏彦)が2021年12月17日 (金) ~2021年12月26日 (日)にシアターX(シアターカイ)(東京都墨田区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティでチケット発売中 公式ホームページ 円・こどもステージ40周年を記念して「ゲゲゲの鬼太郎」でお馴染みの漫画界の巨匠水木しげるさんの『河童の三平』を初舞台化!河童と人間の少年が体験する魂の冒険は、今ここにいる私たちの物語です。少年三平は、山奥の家でおじいさんと二人で暮らしている。小学校では河童に似ているといじめられたりするが逞しく生きている。ある日、三平とそっくりな河童のカン平が現れ、三平を仲間だと勘違いして河童の世界へ連れ帰ってしまう。人間が破壊的な存在であると聞いていた河童たちは、はじめ三平を危険視するも彼の純真さに触れ理解を示すようになる。そこで、河童の長老はカン平に三平と一緒に人間社会を学ぶよう命じる。二人は上手く入れ替わりながら生活を始めるが・・・★12月20日(月)16:00公演後、京極夏彦氏のアフタートークが急遽決定!★12月21日(火)18:30 公演後、水木ファンとしても知られる坂本頼光さんのアフタートーク有り原作河童の三平は今年で60周年です!1961年に貸本漫画として発表された「河童の三平」。『少年サンデー』や『ぼくら』といった人気雑誌でも連載され、「ゲゲゲの鬼太 郎」と並ぶ水木しげるの代表作となりました。日本の原風景を思わせる山里を舞台に織りなす、どこか不思議でどこか懐かしいその物語は時代を超えて愛され、2021年の今年、60周年の節目を迎えました。演劇集団円1975年に故・芥川比呂志を中心に劇団雲から独立、今年46年を迎えます。円が目指しているのは、東西を問わず最大級の古典から今日の最新の作品までを広く視野に収め、そこに通底するはずの真に劇的なものとは何かを自由に柔軟に問い続けるということです。古典から最新作までの翻訳作品の上演のほか、現代劇作家の書き下ろし作品にも意欲的に取り組んでおり、そのレパートリーの多様さには定評があります。公演概要円・こどもステージNo.39『河童の三平』公演期間:2021年12月17日 (金) ~2021年12月26日 (日)会場:シアターX(シアターカイ)(東京都墨田区両国 2-10-14両国シティコア内)■出演者丸岡奨詞 / 山崎健二 / 佐々木睦 / 上杉陽一 / 馬渡亜樹 / 手塚祐介 / 相馬一貴 / 野上絵理 / 庄司悠希 / 古賀ありさ / 中田翔真 / 中野風音■スタッフ原作: 水木しげる脚本: 京極夏彦演出: 内藤裕子美術・衣裳: 大島広子照明: 佐々木真喜子音響: 穴沢淳音楽: 蔵田雅子■公演スケジュール12月17日(金) 18:3012月18日(土) 11:00 / 15:0012月19日(日) 11:00 / 15:0012月20日(月) 16:00★ 公演後、アフタートーク有り12月21日(火) 18:30★ 公演後、アフタートーク有り12月22日(水) 16:0012月23日(木) 18:3012月24日(金) 16:0012月25日(土) 11:00 / 15:0012月26日(日) 11:00※開場は、開演の30分前■チケット料金指定席:4,800円自由席(おとなさじき):3,800円※ おとな=高校生以上(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月03日吉高由里子主演「最愛」の7話が11月26日オンエア。優を演じる高橋文哉の包丁さばきに感嘆の声が上がるとともに、梨央、大輝、優が3人で食卓を囲むシーンにも「こんな幸せな光景ある?」「この時間のまま止まって欲しい」といった感想が続々と上がっている。15年前の失踪事件と現在の連続殺人事件が繋がっていく完全オリジナルストーリーとなる本作。キャストは15年前、高校生だった頃に弟が自分を暴行した相手を刺し、その後父が亡くなり母のもとに引き取られ上京。「真田ウェルネス」の代表取締役として新薬開発に邁進するなか、15年前に自分を暴行した相手の父親が突如現れ、その後謎の死を遂げた事件の重要参考人になってしまう朝宮梨央に吉高さん。15年前、白山大学の陸上部エースで梨央に想いを寄せていたが、彼女が上京したことで離れ離れに。その後刑事となった宮崎大輝に松下洸平。梨央の母・梓の指示で彼女を東京に連れてきて、見守り続けてきた「真田ホールディングス」の弁護士・加瀬賢一郎に井浦新。幼い頃の事故で脳に障害を負い、梨央が新薬開発をするきっかけとなった弟の優に高橋文哉。梨央と同じ15年前の暴行事件の被害者でもあり、大手新聞社の記者を辞めフリーライターに転身、真田グループの闇を追っている橘しおりに田中みな実。また梨央の母・真田梓に薬師丸ひろ子(特別出演)。15年前亡くなった梨央の父親・朝宮達雄に光石研。「真田ウェルネス」専務の後藤信介に及川光博。岡山天音、佐久間由衣、酒向芳、奥野瑛太、津田健次郎といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。優の昭(酒向芳)殺害疑惑が晴れ、15年前の康介に関する件でも立件されないことになり、優は梨央のマンションで一緒に暮らすことに。そこにしおりが現れる。一方、大輝はしおりに疑惑の目を向け、周辺の聞き込みを始める。だが桑田仁美(佐久間由衣)の報告によって大輝は捜査を外され、所轄に異動となることに。そのことを知った優は大輝に自分の部屋で一緒にご飯を食べようと言って、梨央と暮らす部屋に連れて行こうとするが、優が自分と梨央を会わせようとしていることに気付いた大輝は踵を返す。そんな大輝に優は「大ちゃん、逃げたってなんも変わんないぞ!そう言ってくれたのは大ちゃんやろ」と叫ぶ…。その言葉で再び優の方を振り向く大輝。結局大輝は梨央の部屋に上がり、優が料理を始める…調理シーンで見せた優の包丁さばきに視聴者からは「最愛の優役の高橋文哉さん、調理師目指されてただけあってめちゃくちゃ料理がお上手だ」「高橋文哉くんの料理上手がドラマで生かされてる…」など感嘆の声が殺到。その後梨央と大輝、優の3人が食卓を囲むと「ねぇ優が包丁握るのを左右から見守る梨央と大輝とか一緒にご飯食べる3人とかこんな幸せな光景ある?」「穏やかな時間が永遠に続けばいいのに…と思いながらにやにやしていました」「最愛が良すぎてやばい何この幸せな3人の空間」「この時間のまま止まって欲しいよ」などの感想も続出。そんな中しおりは後藤が寄付金詐欺を行っていることを突き止め、梨央も彼女のことを思い出す。暴行されて人生が変わったと話し、梨央に対し恨み節を語ったあと、昭を殺害したことをほのめかすしおりだが、その後しおりは転落死を遂げることに。SNSではしおりを演じる田中さんの演技に「田中みな実すげー演技上手くなってない?影の有る役すげーハマってる」「こんな「諦観」を色濃く出せる俳優さん、そうは居ないよ」「田中みな実は本当に上手い!そしてはまり役じゃない?」「田中みな実をこの役柄にキャスティングした人にみんなで賞をあげよう」と絶賛の声が上がっている。(笠緒)
2021年11月27日吉高由里子主演のTBS金曜ドラマ「最愛」が10月15日から放送開始。吉高さん演じる主人公が“事件”に巻き込まれていく展開に「怖い」の声が続出。松下洸平演じる大輝の「好きやよ」に絶賛の声が集まるとともに、松下さんの“方言演技”も反響を呼んでいる。殺人事件の重要参考人となった女性実業家と、かつて彼女に恋した刑事、彼女を支える弁護士の3人を中心にして、15年前のある失踪事件と現在の連続殺人事件、そこに潜む謎に迫るサスペンスラブストーリーが展開する完全オリジナルドラマとなる本作。本作で吉高さんが演じるのは父が寮夫を務める白山大学陸上部の看板娘的な存在で、事故に遭った弟のために新薬開発のため薬学部を志望する高校3年生の朝宮梨央。梨央はその後東京の母親のもとに引っ越し現在は「真田ウェルネス」の社長となっている。また梨央が恋心を抱く白山大学陸上部のエースで、その後刑事となって彼女と再会する宮崎大輝には松下さん。梨央を見守っている「真田ホールディングス」の弁護士、加瀬賢一郎には井浦新。3人を取り巻く人々として、白山大学陸上部寮の寮夫で部員の父親的な存在でもある梨央の父親、朝宮達雄に光石研。梨央が3歳のときに達雄と離婚し、「真田ホールディングス」を成長させてきたやり手社長で梨央の母親、真田梓に薬師丸ひろ子(特別出演)。大輝の後輩の陸上部員で、その後刑事となった藤井隼人に岡山天音。白山大学の大学院生でたびたび寮に遊びに来る渡辺康介に朝井大智。康介の父親で失踪した息子を探し続ける昭に酒向芳。また現代でフリーのノンフィクションライターをしている橘しおりに田中みな実。「真田ウェルネス」の専務・後藤信介に及川光博といった顔ぶれが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話は2006年、梨央がある夜、達雄が留守にしていた寮で“事件”に巻き込まれる。その記憶を失い家で目覚めた梨央は自分の手に出血痕があるのに驚き、さらに帰宅した達雄の様子がおかしいことに気付く。その後達雄が亡くなり、梨央は家で黒いビニール袋の中から血だらけの服を見つける。その後梨央は東京の母親のもとに引っ越すが15年後、昭が遺体として発見され、梨央と大輝は事件の参考人と刑事として再会する…というストーリーが展開。視聴者からは「最愛…怖かったなぁ。じわじわくる」「まさかこんなちゃんと怖いとは思わんかった」「もう雰囲気演出から最高!!!めちゃくちゃ面白い超サスペンス」など“怖い”という反応が続出。達雄の葬儀の後、梨央のもとを訪ね「俺、梨央の事が好きやよ」と告白する大輝に「松下洸平の言い方最高!そして別れせつない。」「松下洸平さんの「好きやよ」の破壊力ったらない」「松下洸平さんの「好きやよ」二回も!!には参りました」といった声が続出。また「絶妙なほどの自然な演技!東京出身の方なのに方言が素晴らしい上手すぎる」「松下洸平くんの演技で引きこまれたよー!方言がたぶんめっちゃうまかった…」など、松下さんの“方言演技”を讃える声もSNSに多数投稿されている。(笠緒)
2021年10月16日ジャニーズJr./7 MEN 侍の本高克樹と今野大輝が、『Rock Reading「ロビン」~「ロビン・フッドの愉快な冒険」より~』に出演することが21日、明らかになった。アメリカ人作家のハワード・パイル原作『ロビン・フッドの愉快な冒険』を題材にした同作。10月に上演された『幸福王子』に続く、朗読とロックバンドの生演奏という新しいスタイルを用いた“Rock Reading”第2弾となる。主人公のロビン・フッドを演じるのは、『幸福王子』で主演・王子役を務めた本高。そして、ロビンの片腕リトル・ジョンは『幸福王子』でツバメ役を務めた今野が演じる。このたび、往年のロックミュージシャンを思わせるようなメインビジュアルも公開された。前作でも大好評だったミュージシャンが再集結し、音楽ライブのようなリーディングを展開。上演台本・演出は、前作に続き鈴木勝秀氏が務める。東京公演はヒューリックホール東京で10月21日~31日に、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで11月5日~7日に上演される。
2021年07月21日京極夏彦原作の人気長編推理小説『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』がミュージカル化。主演に小西遼生を迎えて、2021年11月10日(水)から11月15日(月)まで東京・オルタナティブシアターで上演される。京極夏彦の人気長編推理小説『魍魎の匣』『魍魎の匣』は、京極夏彦による百鬼夜行シリーズ第1弾『姑獲鳥の夏』に続く第2弾として刊行された長編推理・伝奇小説。第49回日本推理作家協会賞に輝き、コミック化、アニメ化、映画化され、2019年には舞台化もされた人気作品だ。戦後まもない昭和27年を舞台に、古本屋「京極堂」を営む、宮司にして陰陽師の“拝み屋”中禅寺秋彦が複数の事件を解き明かしていく物語が描かれている。イッツフォーリーズによってミュージカル化そんな複雑で怪奇な物語『魍魎の匣』が、ミュージカルカンパニー・イッツフォーリーズによって初めてミュージカル作品として上演されることに。上演台本・作詞・演出は、日本版脚本&歌詞・演出を担当した『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』で第27 回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した板垣恭一が担当する。主人公・中禅寺秋彦に小西遼生主人公・中禅寺秋彦役には、テレビドラマのアクション作品からブロードウェイミュージカルまで、映画、テレビ、舞台と幅広く活躍を続ける小西遼生を抜擢。また、正義感が強く、暴走しがちな刑事・木場修太郎役は、ミュージカル『見上げてごらん夜の星を』や『おれたちは天使じゃない』など、イッツフォーリーズの名作舞台に出演する吉田雄が演じる。さらに、私立探偵・榎木津礼二郎役には「『刀剣乱舞』大坂夏の陣」などの北村諒を、中禅寺秋彦の幼馴染で小説家の関口巽役にはミュージカル『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の神澤直也を起用。その他、熊谷彩春、加藤将、池岡亮介、イッツフォーリーズ出身のベテラン実力派俳優・駒田一などがキャストに名を連ねる。<配役>中禅寺秋彦…小西遼生木場修太郎…吉田 雄榎木津礼二郎…北村 諒関口巽…神澤直也鳥口里美…大川 永久保竣公…加藤 将楠本頼子…熊谷彩春青木文蔵…池岡亮介柚木加菜子…德岡 明柚木陽子…万里紗福本郁雄…横田剛基中禅寺敦子…宮田佳奈楠本君枝…米谷美穂、金村 瞳(Wキャスト)増岡靖子…神野紗瑛子須崎太郎…堀内俊哉雨宮典匡…浅川仁志寺田兵衛…森 隆二美馬坂幸四郎…駒田 一ミュージカル『魍魎の匣』あらすじ戦後復興たけなわの昭和27年8月15日。暗い性格で友達も少ない14歳の少女、楠本頼子と、頼子のクラスメイトで秀才だが、同じく親しい友人がいない柚木加菜子。ある日加菜子は、自分たちは互いが互いの生まれ変わりだ、と頼子に声をかける。やがて2人は親交を深め、最終電車で湖を見に行こうと約束するが、中央線の途中で加菜子がホームから転落し電車に轢かれてしまう。たまたま乗り合わせていた刑事の木場修太郎は現場に駆けつけ、頼子と共に病院へと向かった。そこで加菜子の姉の柚木陽子と出会う。重体の加菜子を救える可能性のある病院を知るという陽子の話から、窓のない建物で、周辺住民からは「匣(はこ)」と呼ばれている相模原の研究棟に加菜子を転院させ、そこで治療を受けさせることになった。一方、小説家の関口巽は、知り合いの雑誌記者、鳥口と、出版社社員の中禅寺敦子と共に、武蔵野の連続バラバラ殺人事件を追っていた。その最中、道に迷って「匣」のような建物にたどり着いてしまう。そこは「美馬坂近代医学研究所」で、加菜子が入院している研究棟だった。その後、厳戒態勢の中で加奈子が失踪し、姉の陽子宛に脅迫文が届く。鳥口は新興宗教「穢封じ御筥様」の調査をしている中、関口を通して「京極堂」と呼ばれる拝み屋、中禅寺秋彦に相談を持ち掛ける。そこに私立探偵の榎木津礼二郎が加わり、行動を共にすることになった。バラバラ殺人事件、加菜子の誘拐、穢れた金を浄化のために教祖に集める新興宗教。異なる事象がやがて一つに集束していく。事件の裏に渦巻く「魍魎」とは何なのか。そして、京極堂の過去の秘密とは。作品詳細イッツフォーリーズ公演ミュージカル『魍魎の匣』原作:京極夏彦「魍魎の匣」(講談社文庫)上演台本・作詞・演出:板垣恭一作曲・音楽監督:小澤時史出演:小西遼生、吉田雄、北村諒、神澤直也、大川永、熊谷彩春、万里紗、德岡明、加藤将、池岡亮介、横田剛基、宮田佳奈、米谷美穂、金村瞳、神野紗瑛子、堀内俊哉、浅川仁志、森隆二、駒田一、ほか<公演情報>上演期間:2021年11月10日(水)~11月15日(月)※楠本君枝役Wキャスト・金村瞳:10日、12日、13日18:30、14日13:30・米谷美穂:11日、13日13:30、14日18:30、15日会場:オルタナティブシアター住所:東京都千代田区有楽町2丁目5番1号 有楽町マリオン(有楽町センタービル)別館 7Fチケット料金:前売8,800円、当日9,300円、土日ソワレ割7,500円、S70 7,500円(70歳以上、当日要年齢確認)、他、割引有※全席指定チケット一般発売日:2021年8月20日(金)11:00~(ぴあのみ10:00~)チケット窓口:・オールスタッフTEL:03-5823-1055(平日11:00~18:00)、公式サイト・ぴあTEL:0570-02-9111(Pコード:507-688)、公式サイト・イープラス:公式サイト・カンフェティチケットセンター:公式サイト主催・企画・制作:オールスタッフ、ミュージカルカンパニーイッツフォーリーズ※未就学児童入場不可<追加公演>上演日程:2021年11月11日(木)14:00開演■先行抽選期間:2021年10月6日(水)12:00~12日(火)23:59取扱:オフィシャルサイト■一般発売発売日:2021年10月20日(水)11:00~チケット窓口:・オールスタッフTEL:03-5823-1055(平日11:00~18:00)、公式サイト・ぴあTEL:0570-02-9999(Pコード:509-078)、公式サイト・イープラス:公式サイト・カンフェティチケットセンター:公式サイト【問い合わせ先】オールスタッフTEL:03-5823-1055(平日11:00~18:00)
2021年07月16日噂の“美容男子”に会いた~い!各所で「超絶美」と話題沸騰中の美容男子の一人、小林大輝さんにインタビューしてきました。指先や髪の毛など、先端が美しい人に見惚れちゃいます。「中学の頃にニキビができ始めて、外に出るのもイヤになったことがあったんです。それで当時、母親と一緒に百貨店のコスメカウンターに行き、スキンケアシリーズをそろえてお手入れを始めたのが、美容に目覚めたきっかけ。肌もキレイになって気持ちが前向きになれたことが嬉しかったですね」だから今でもデパートのコスメカウンター巡りは大好きだそう。「今はこういうご時世なので控えていますが、BAさんにも相談したり、どんな商品が出ているのか、どの色が売れているのかなと、自分の足で調べています。美容に詳しい人が多い職場ですけど、異業種の友達と情報交換することも多くて、コスメが好きな男性が増えているなと感じています」こだわりパーツは、眉マスカラだけで仕上げる左右対称に美しく整えられた眉毛。男性が装うということに、今でこそ好意的にとらえてくれる人が増えたが、学生時代には悔し涙を流した日々も。「僕はフェミニンな顔立ちだし、高校生のときから眉毛も手入れしていたから、同性から気持ち悪いとか、そこまでやるなよとか、何万回と言われてきました。否定的な言葉をかけられ落ち込んで、トイレの個室で声を殺して、涙の跡がつかないように泣いたことも。まぁ、今は何を言われてもビクともしなくなりましたけど(笑)。何でも認めることが正義だとは思わないけど、みんな価値観が違っていいし、その違いをポジティブに認め合える社会になればいいな」スキンケアは自社製品を愛用。「乾燥肌なのでもっちりとしたとろみのあるテクスチャーが好み」。「ポーチにはメイク道具一式入れています。万が一に備えてお泊まり用スキンケアセットも。でも使うシチュエーションになったことはないです(笑)」。週2ペースでジムへ。「太りやすい体質なので、20時以降は水以外の飲食をしないと決めています」。一人クルマを走らせ、お気に入りスポットの静岡県富士市の工場地帯へ。「工場夜景を見ながらドライブデートしたいです」小林大輝さん20代前半にしか見えない奇跡の31歳。スキンケア、メイク全般の商品企画を担当。より良い商品作りのために、研究所とやりとりしたり、自らコスメをお試しする毎日。※『anan』2021年3月3日号より。写真・小笠原真紀取材、文・岡井美絹子(by anan編集部)
2021年02月28日福本伸行の人気漫画『賭博黙示録カイジ』の舞台化が決定。主演に山崎大輝を迎え、『舞台「賭博黙示録カイジ」』として2020年12月に京都劇場とヒューリックホール東京にて上演する。『賭博黙示録カイジ』舞台化決定講談社「ヤングマガジン」にて1999年まで連載されていた『賭博黙示録カイジ』は、続編である『賭博破戒録カイジ』、『賭博堕天録カイジ』などとともに「カイジ」シリーズとして知られる人気漫画。最新作「賭博堕天録カイジ 24億脱出編」は現在も連載中であり、シリーズ累計2,100万部発行の大ヒットを記録している。1998年には第22回講談社漫画大賞も受賞。2007年10月には『逆境無頼カイジ』と題してテレビアニメ化もされ、2009年には映画シリーズもスタートした。主人公の伊藤開司役は山崎大輝主人公の伊藤開司に扮するのは山崎大輝。山崎は、『宇宙戦隊キュウレンジャー』のナーガ・レイ / ヘビツカイシルバー役として出演しているほか、多くの2.5次元舞台にて多彩なキャラクターを演じてきた。また、脇を固める役者陣も個性溢れる面々が揃っている。限定ジャンケンの参加者として開司を苦しめた船井譲次役に鯨井康介、「カイジ」シリーズの中でも善人として知られ、開司に強い影響を与えた石田光司になだぎ武が起用されている。さらにアニメ版と同じく、立木文彦がナレーションを担当する。原作に忠実な展開で物語が進む舞台版では、原作に忠実な展開で物語は進行していく。エスポワールでの限定ジャンケンや鉄骨渡りなどの名シーンがどのように舞台上で蘇るのか、期待したいところだ。脚本は「キャラメルボックス」の真柴あずき、脚本監修は成井豊、演出は劇団「悪い芝居」の山崎彬が手掛ける。【詳細】舞台「賭博黙示録カイジ」公演場所 / 公演日程:・京都劇場日程:2020年12月4日(金)~6日(日)住所:京都府京都市下京区東塩小路町901 京都駅ビル・ヒューリックホール東京日程:2020年12月10日(木)~13日(日)住所:東京都千代田区有楽町2丁目5−1 有楽町センタービル 11F原作:福本伸行(講談社「ヤングマガジン」連載)演出:山崎彬脚本:真柴あずき脚本監修:成井豊キャスト:伊藤開司:山崎大輝/船井譲次:鯨井康介北見:馬場良馬/石田光司:なだぎ武佐原誠:綾切拓也/安藤守:宮下雄也古畑武志:佐奈宏紀杉田(バランス理論):松田岳/遠藤勇次:兼崎健太郎利根川幸雄:森山栄治兵藤和尊:村田充/他/ナレーション:立木文彦
2020年10月03日映画『弱虫ペダル』(8月14日公開)の公開感謝特別舞台挨拶が5日に行われ、永瀬廉(King&Prince)、山下大輝(アニメ版『弱虫ペダル』小野田坂道役)が登場した。同作は累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画の初実写映画化作。連載は今年で12年を迎え、アニメ・アニメ映画・舞台・小説・ドラマなど様々なコンテンツでメディアミックスされている。地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(永瀬)が、あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会ったかけがえのない仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていく。今回のイベントでは実写版・坂道とアニメ版・坂道の夢の共演が実現し、会場のボルテージが高まる中、永瀬は過酷だった撮影について振り返りつつ「映画を観てくれたみなさんから面白かった! と言っていただけて…本当に頑張って良かったです!」と喜ぶ。映画の感想を聞かれた山下も「走ってる時の必死な姿と楽しそうに走る姿は、まさしく坂道でした!」と永瀬が演じた坂道を絶賛した。原作者・渡辺航からのメッセージビデオが流れ、「このCG全盛期にCGを一切使わない、キャストの本気の演技に感動しました!」とお墨付きのコメントに加え「残念ながら今日は会場には行けませんが楽しんでください! 僕も客席でお二人の弱ペダ愛を感じたかった!」と熱い心境の吐露も。続いて同作の魅力を聞かれた永瀬が「キャラクターが良く作りこまれていて、レースでも敵も味方も両方応援したくなりますよね! 人間味が溢れている!」と熱いコメントを述べると、山下も「観たら観た分だけ新しい魅力を感じられる作品。友情と努力を体現する姿が本当にカッコいいですよね!」と応えた。アフレコ企画では、事前にSNSでの投票で決定した劇中の永瀬の台詞に山下が声を当てる(※台詞は1年生ウェルカムレースの時に坂道が言った「今泉君、鳴子君、追いついたよぉぉ!! 一緒に走ろう!!」)。永瀬「本当にアフレコしてもらっていいんですか!? 見るだけなのに緊張してます!」と始まる前から興奮気味だったが、山下が生アフレコを終えると「ほんとにやばい……全身で感じました! 今日、僕あまりお金持ってきてないですけど大丈夫ですか!?」と、さらにヒートアップする。山下も「心臓がバクバク……ハイケイデンスです……!」と興奮した様子で、「このセリフはアニメの坂道のオーディションの時から言っていたセリフで思い入れがあります。再びこのような場でこのセリフを言う日が来るとは思ってなかったです」と思い出を振り返った。さらにお互いの溢れんばかりの弱ペダ愛をあいうえお作文で表現することに。テーマは映画にちなみ「さ・か・み・ち」に決定。司会者から二人が作ったあいうえお作文のどちらが良かったかを会場の観客からの投票で決めることが明かされると永瀬は「先日の川柳対決で痛い目を見ているので…仲良くいきません?」と後ろ向きな様子に。先日の川柳対決では罰ゲームで苦いセンブリ茶を飲まされ文字通り苦汁をなめさせられた永瀬であったが、今回は勝利したほうに高級お肉セットがプレゼントされることが発表されると、表情が一転。「マジですか! どの部位ですか!? 選べるんですか!?」と今日一番の笑顔を見せた。お互いの作文を発表し、観客からの投票を待っている間には9月7日に誕生日を迎える山下のためにサプライズケーキが登場。突然のサプライズに驚きながらも山下は「坂道君らしく逆境を乗り越える1年にしていきたいです!」と抱負を語る。また、あいうえお作文対決永瀬の勝利となり、永瀬が「山下さん! 一緒に肉食べましょう!」と誘うと、「本当ですか! タンにします?それともハラミ?」と山下も嬉しそうに返事。舞台挨拶中であることを忘れてどの部位のお肉にするか真剣に相談する流れになり、流石に司会者からも「後にしてください!(笑)」とストップが入る事態となった。
2020年09月06日人気コミックを実写映画化する『弱虫ペダル』が、8月14日(金)に全国公開される。この度、永瀬廉×声優・山下大輝のW坂道スペシャル対談映像が公開され、あわせて、原作・渡辺航書き下ろしイラストのクリアファイルが入場者プレゼントとして配布されることが決定した。主人公・アニメ好きの高校生・小野田坂道役をKing & Prince の永瀬廉が務めるほか、坂道の良き仲間で期待の新人エース・今泉俊輔役に伊藤健太郎、自転車競技部のマネージャー・寒咲幹役に橋本環奈。そして、同じ自転車競技部の仲間として、坂東龍汰、竜星涼、柳俊太郎、菅原健、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、幹の父親役に皆川猿時と、個性豊かな俳優陣が集結した。この度、本作主演の永瀬と、アニメ「弱虫ペダル」シリーズで同じく主人公・小野田坂道を5年に渡り演じている声優・山下大輝の”W坂道”スペシャル対談を実施。その内容のあまりの熱さに、PART1からPART3の3部作となり、今回はPART1のみが公開された。PART2は8月4日、PART3は8月5日に公式サイトおよび公式SNSにて順次公開予定となっている。対談を通して、初対面となった永瀬と山下。お互いの印象について、山下は「(永瀬は)テレビの中にいる人で、その人が横にいて会話をしている今の時間は夢なんじゃないかと思った……。似たようなものが好きで、同じ人間なんだと感動しました!」と興奮して語り、永瀬も「(山下の)出演作品をいくつか拝見していたので、同じ感情です!この声の人だ!と思った。感動しますね。感無量です!」と感動を噛みしめる一面も。お互いが坂道を演じた感想や、「弱虫ペダル」のストーリー展開の面白さ、キャラクターの魅力などを熱くトークし、一部本編を鑑賞した山下は「弱虫ペダルの熱いところがぎゅーっと詰まっている映画になっていると思いました。ぜひ僕と一緒に劇場で弱虫ペダルの熱さを体験しましょう!」と語り、永瀬も「坂道もそうだったように、みなさんが普段当たり前にやっていた思いもしないことが、他の道への才能を開く鍵になっている可能性もあると思います。色々なことにチャレンジしたくなる映画になっていると思います!」と自信を持ってコメントした。また、原作者・渡辺航が今回のためだけに描きおろしたイラストと、映画のビジュアルを組み合わせたコラボクリアファイルを入場者プレゼントとして配布することも決定。チーム総北の6人と、マネージャーの幹がさわやかに描かれたオリジナルイラストとなっている。8月14日(金)の初日に数量限定で全国の映画館にて配布予定(※先着順での配布のため、なくなり次第終了)。※配布劇場・スクリーンは、映画公式サイトをご確認ください。※新型コロナウイルスの感染状況により急遽配布を中止する可能性もございます。映画『弱虫ペダル』8月14日(金)全国公開※柳俊太郎の「柳」は旧字体が正式表記
2020年08月03日ヒーローを目指す高校生たちの成長と葛藤、熱いバトルを描く『僕のヒーローアカデミア』。主人公の緑谷出久(みどりや いずく)、通称“デク”を演じる山下大輝さんに、劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』の見どころを伺いました。つい応援したくなる一生懸命さが、デクの魅力。僕が演じる緑谷出久、デクと呼ばれている彼は、夢に向かってまっすぐ突き進む力を持った強い子です。心が折れそうになることはあるけれど、ヒーローになりたいという夢は絶対に揺るがない。僕も、いつも彼からパワーをもらっています。今回、僕は爆豪勝己(ばくごう かつき)役の岡本信彦さんと劇場版オリジナルキャストの4人で一緒にブースに入り、10時間かけて一気に収録したんですが、後半はデクとかっちゃん(爆豪)が叫びっぱなし。喉が潰れるのでは、と心配もしましたが、リアルタイムで収録したからこそ生々しさが出せたと思います。そして何といっても今回は、作者の堀越耕平先生が原作の最終回のために考えていたという、とっておきのアイデアのひとつがストーリーの大きな鍵になっています。僕も台本を初めて読んだ時に、衝撃を受けました。ドラマティックな展開をぜひ劇場で味わってください。僕自身の“熱狂”といえば、猫!子どもの頃から兄弟のように育ってきたので、筋金入り。一番好きなのは鼻をツンツンして遊ぶことでしたが、最近猫にとってあまりよくないと聞いてショック。可愛いんですけど、早朝に暴れだすのだけはやめてもらいたいです(笑)。『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』No.1ヒーロー、オールマイトの後を継ぐ“次世代のヒーローを育成するプロジェクト”の一環として、とある島でヒーロー活動をすることになった、雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒たち。そこへ、突然謎の敵が島を襲撃。敵の目的は一体何なのか。デクをはじめとする1‐Aの生徒は、島の住民を守るための戦いに挑む。©2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会©堀越耕平/集英社やました・だいき9月7日生まれ、静岡県出身。2012年より声優活動をスタート。『弱虫ペダル』の小野田坂道役で’14年に声優アワード新人男優賞を受賞。※『anan』2019年12月18日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・アートメイク・トキ取材、文・尹 秀姫(by anan編集部)
2019年12月15日京極夏彦の人気小説を原作にした舞台「魍魎(もうりょう)の匣(はこ)」が6月21日に開幕、それに先がけ公開ゲネプロと囲み会見が行われ、会見には、主演の橘ケンチ、内田朝陽、高橋良輔、北園涼、高橋健介、紫吹淳、西岡徳馬と演出の松崎史也が登壇した。【チケット情報はこちら】原作は、京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」の中でも特に最高傑作の呼び声が高い作品。戦後間もない昭和20年代後半を舞台に、癖のある魅力的な登場人物と、民俗学や論理学、妖怪などさまざまな分野の薀蓄(うんちく)がぎっしりと詰め込まれた不思議な世界観が人気のミステリーとなっている。会見では、演出の松崎が「フィクションやエンターテインメントが担う役割のひとつに“現実世界を生きる支えや備えになること”があると思っているのですが、この作品によってお客様の中に支えや備えがひとつ加わればいいなと思います。俳優・橘ケンチの代表作になると思っていますし、役者がみんな素晴らしい」とコメント。中禅寺秋彦役の橘ケンチは「京極夏彦先生はこの舞台化を喜んでくださって、いろいろな言葉をいただいたのですが、特に感動したのは“皆さんの思う「魍魎の匣」をやってください。それがおもしろければ僕は何も言うことはないです”という言葉です。それでものすごい責任とプレッシャーを感じたのは正直なところですが、先生に託していただいたということで、改めて気合いが入りました」と明かした。木場修太郎役の内田は「残酷な表現もホラーな部分もありますが、とても文学的。役者が色っぽい作品だと思います」、関口巽役の高橋(良)は「たくさん素敵な台詞を言うので、ひとつひとつ大切にお届けできれば」、榎木津礼二郎役の北園は「身近に起こり得る話だと思うので、お客様が観て何を思うのか、すごく楽しみです」、鳥口守彦役の高橋(健)は「言葉だけでの闘いの作品で、それが魅力のひとつ。その楽しさを皆さんにも味わっていただけたら」、柚木陽子役の紫吹は「今までは“愛”をテーマにしたハッピーな作品が多かったのですが、今回は愛は愛でも“歪んだ愛”で、こんな愛の表現もあるんだなと私自身も新たな扉を開きました」、美馬坂幸四郎役の西岡は「さっき北園くんは“身近に起こり得る話”だと言ったけど、こんな話が起きたら困るな」と笑いつつ「(原作が)人間の発想としてなかなかない仕組みで、それがすごく力強く大きいので、俳優たちはそこに負けないように芝居しないといけない。そんなエネルギーのある演技を皆さんにお届けできたら」とそれぞれ語った。舞台「魍魎の匣」は6月30日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、7月4日(木)から7日(日)まで兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeにて上演。取材・文:中川實穂※「西岡徳馬」の「徳」は旧漢字が正式表記です。
2019年06月26日原作は京極夏彦の小説、主演はEXILE/EXILE THE SECOND の橘ケンチが務める舞台「魍魎(もうりょう)の匣(はこ)」が6月21日に開幕。開幕前、その稽古場を取材した。【チケット情報はこちら】原作は、京極夏彦「百鬼夜行シリーズ」の2作目。戦後間もない昭和20年代後半を舞台に、「憑物(つきもの)落とし」を副業にする古本屋、鬱気味の冴えない小説家、推理をしない探偵などの癖のある登場人物と、民俗学や論理学、妖怪などさまざまな分野の薀蓄(うんちく)がぎっしりと詰め込まれた不思議な世界観が人気のシリーズで、発行部数は累計1,000 万部を突破。本作はその中でも最高傑作との呼び声が高い作品で、日本推理作家協会賞を受賞したほか、映画化、コミック化、アニメ化もされている。舞台版では脚本を畑雅文、演出を松崎史也が手掛ける。この日は最初から最後までの通し稽古が行われていた。物語は、元女優の陽子(紫吹淳)の娘・加菜子(井上音生)が電車に轢かれるという事件から始まっていく。加奈子は重体となり、とある研究所に入院するも、陽子や、研究所所長の美馬坂(西岡徳馬)、刑事の木場(内田朝陽)らの前で忽然と姿を消してしまう。同じ頃、バラバラ遺体が次々と見つかるニュースが世間を騒がせていた。それらの出来事に思わぬ方向から関わることになっていくのが、小説シリーズでお馴染みの登場人物、鬱気味の冴えない小説家・関口巽(高橋良輔)、「推理をしない」探偵・榎木津礼二郎(北園涼)、編集記者兼カメラマン・鳥口守彦(高橋健介)ら賑やかな面々。彼らのやりとりは軽快で、作品をテンポのいい観やすいものにしていた。そんな彼らが集めてきたヒントを、その蘊蓄とセンスで鮮やかに解決へと導くのが、古書店「京極堂」の店主で神主にして陰陽師でもあり「憑物落とし」を副業にする、橘演じる中禅寺秋彦だ。中禅寺が登場すると一気に空気が動き出し、爽快感すら感じるほど。どんなときでも飄々としているのが魅力だが、クライマックスの瞬間は違う表情を見せ、印象的だった。冒頭から謎が散りばめられ、京極作品ならではの印象的な台詞、ドキッとするような演出が続いていく本作。衣裳などビジュアルの完成度も高く、文学的な空気の漂う美しい舞台となっている。花王おさむや坂井香奈美ら脇を固めるキャストにもぜひ注目してほしい舞台「魍魎の匣」は、6月21日(金)から30日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、7月4日(木)から7日(日)まで兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeにて上演。取材・文:中川實穂※「西岡徳馬」の「徳」は旧漢字が正式表記です。
2019年06月25日京極夏彦の小説“百鬼夜行シリーズ”の中でも特に傑作との呼び声が高い『魍魎の匣』が、初の舞台化。個性的な登場人物と、民俗学や論理学、妖怪など様々な分野の知識が詰め込まれた不思議な世界観を、豪華な役者陣が“生”の演技で再現し、京極ワールドに新たな命を吹き込む。本作で主人公・中禅寺秋彦を演じるのは、EXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチ。舞台の出演は2017年の『幽劇』以来、約2年ぶりとなる橘に、6月21日から東京・天王洲 銀河劇場にてスタートする本公演の意気込み、そして日本酒や読書など様々なフィールドで活躍の場を広げる彼が今もっとも関心を抱く物事について話を聞いた。取材が行われたのは、GW明けの5月中旬。中禅寺のイメージに寄せるべく、トレードマークの青髪を黒に染めて現れた橘。今回の取材の2日前に本作のビジュアル撮影のため髪も染め直したという。久しぶりの黒髪について触れると「3年ぶりくらいに黒くしたので、新鮮な感じはありますね」と、このときはまだ橘自身も慣れない様子。舞台が終わったらまた黒に戻すのか尋ねると「う~ん、どうだろう?まだ考え中です」とニコリ。その流れのまま『魍魎の匣』について話が及ぶと、台本はこの日届いたばかりで、今は稽古に入る前の下準備の段階だと明かす。「台本は今日いただいたのでまだ数ページしか目を通せていないですし、稽古ももう少し先なので役をどう膨らませるのか、演技のプランも決まっていません。ただ、これは演出家の松崎(史也)さんとも話していたんですが、舞台の良さってお客様に躍動する役者の熱量を、直接届けられることだと考えていて。今の段階では舞台がどんな雰囲気になるのか、はっきりしたことは分からないですが、観に来てくれた方々の心にグサッと刺さるような作品にしたい、という気持ちは一貫しています。小説の世界観を大事にしつつ、そこに舞台化したことによって生まれる新たな“気づき”も見せられるように仕上げていきたいです」近年、不特定多数に向けたテレビなどのメディアでは、コンプライアンスの厳しさから守りに入った表現をする作品も少なくない。それによって娯楽としての面白さがぼやけてしまうのは、エンタテインメント界に身を置く者にとっては何とも歯がゆいところだ。しかし、舞台であればコンプライアンスのハードルも低くなる。人間の生死を扱った『魍魎の匣』では、どこまで印象的なシーンが表現されるのか気になるところだが……?「おっしゃるとおり、舞台は“生もの”の表現だからこそ、許されることもたくさんあると思っています。僕としては、物語を象徴するような衝撃的なシーンは、できる限り表現していきたい。稽古に入ったらどんな方法でどこまで表現していくのか、僕からも提案しながら、その“形”を模索していくつもりです」『魍魎の匣』は日本を代表する作家・京極夏彦の名作。舞台化にあたり京極から特別なオーダーがあったのか尋ねると、「それがビックリするくらい何もなくて(笑)」と明かしてくれた。「“舞台では好きに描いてもらって構わない。中禅寺が犬でもいいくらい”というくらい、京極先生は自由な考えをお持ちの方。あと、“舞台のグッズができたら事務所用を含めて3セット”とおっしゃっていたみたいで、それも想像とギャップがあって可愛らしい方だなと感じました(笑)」自身も大の読書家で、自ら本を通して人々と交流するプロジェクト“たちばな書店”を立ち上げている橘だが、京極にはまだ対面できていないという。しかし、後日、京極の自宅に足を運ぶ予定があるそうで、そこで密かに楽しみにしていることを教えてくれた。「京極先生のご自宅は書斎がすごいとお聞きしているので、そのお部屋を拝見するのがとっても楽しみです。まだお会いしていないだけに、作品や本を通じてどんな話が展開されるのかワクワクしています」橘の肩書きはアーティスト、役者だけではない。前述したように“たちばな書店”の店主、日本酒の魅力を伝える“酒サムライ”の活動、さらにはLDH ASIAの取締役など、様々なジャンルで華々しい活躍を見せている。本人曰く、自身を取り巻く環境について「いろいろやらせていただいていますが、5、6本くらいある線がうまいこと絡み合い、その相乗効果によって1本1本の線がさらに太くなっているイメージ」とのこと。枠にとらわれず活動している橘が、今気になっているものは?そんな質問をぶつけると「めっちゃあるんですよね~(笑)」と満面の笑みを浮かべながら今後の展望についてこう明かす。「お茶や日本酒の器についてもっと知識を深めていきたいですし、最近は飲食店のプロデュースも気になっています。でも、もっと言えば、僕は日本文化全体に興味があって。日本の良い物を応援して、それを世界に向けて発信していきたい。だけど、僕自身に説得力がないとそういう想いも実現しないので、まずはその世界で活躍されている方と渡り合える力を付けるのが、今の課題かもしれません」飲食店のプロデュースに興味があると言うが、具体的な構想はあるのだろうか。「最近、立ち飲み屋が面白いなと思っているので、そこに日本酒を絡めたお店とかいいんじゃないのかなと。僕はいろんな飲食店に行くのが好きなのですが、素敵なお店はお客様を楽しませるために、いろんな工夫を凝らしたり、常に努力しているなと感じます。おもてなしもエンタテインメントのひとつだと思いますし、2020年は東京オリンピックもあるので、これからは日本文化がもっと世界から注目されるようになる。そんなときに海外の方もフラッと入れて気軽に日本酒が楽しめる立ち飲み屋があったら、いろんな国の人同士の交流の場になるし、そこで日本文化の素晴らしさも伝えられる。こういう想いが実現するように、頭の中でいろんな案を巡らせています」。ひとつの肩書きにとらわれず、グローバルな視点を持ち、日本文化やそこに従事する人々への感謝やリスペクトを忘れない橘ケンチ。日本が誇る作家・京極夏彦原作の舞台で、これまでに培ってきた経験を作品でどう生かし、昇華させていくのか、その詳細はぜひ劇場に足を運んで確かめてほしい。取材・文:近藤加奈子撮影:源賀津己スタイリスト:jumbo(speedwheels)、ヘアメイク/MAKOTO (juice)舞台『魍魎の匣』東京2019年6月21日(金)~6月30日(日)天王洲銀河劇場神戸2019年7月4日(木)~7月7日(日)AiiA 2.5 Theater Kobe
2019年06月14日ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの工藤大輝がパーソナリティを務めるTBSラジオ『TALK ABOUT』(毎週土曜 22:00~24:00)が、BS-TBSで連動番組をスタートさせることが13日、明らかになった。『TALK ABOUT』がラジオブースから飛び出し、テレビ進出。『TALK ABOUT+』(毎月最終日曜 10:30~11:00)と題して、BS-TBSで5月5日から放送される。また、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも配信予定だ。番組では、ラジオの生放送で盛り上がった特集を深掘りし、その後を独自で取材する。今後は、これまでの番組ゲストを迎えた公開録音や、イベントも展開予定だ。
2019年04月13日吉岡里帆が演じる新人ケースワーカー・義経えみるの成長を描くヒューマンお仕事ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」。8月21日(火)放送の第6話は、田中圭演じる京極大輝が中心の回ということで、田中さんのコメントと共に見どころをチェック!生活保護受給者と向き合う激務必至の「生活課」を舞台にした本作は、えみるが毎回受給者たちの壮絶な人生に直面し困惑しながらも、目の前で困っている誰かのために汗をかきながら自立への手助けをしていく…というストーリー。第6話、親子に一体何が…第5話では、自分がうつ病であること以外何も語らない島岡光(佐野岳)をえみるが担当することに。親族による援助が可能かを確認する“扶養照会”もかたくなに拒否したため、仕方なく家族のことを調べると、島岡雷(小市慢太郎)という総合病院の院長の息子だったことが判明。えみるは、京極(田中さん)の指示で扶養照会を強行すると早速、行方知れずの息子を心配していた父・雷が上京。しかし、島岡は宿泊施設から逃走、自殺未遂を起こしてしまう…。そして、京極は自らの判断が受給者の命の危険を招いたと感じ、「この件は、すべて自分の責任で対処する」と宣言した。後日、病院から面会できるようになったと連絡を受けたえみると京極は早速、島岡の元を訪ねるが、主治医から島岡親子について衝撃の事実を聞かされる――。ついに“京極”田中圭出動!えみるの上司でお金にシビアな係長・京極大輝が中心となっていく今回。そんな第6話について、京極を演じる田中さんは「京極が現場に出たよー!田中圭がロケしたよー!」と、これまで区役所を一歩も出ていなかった京極がいよいよ出動することを明かす。また、「6話は結構ヘビーなのです。それでヘビーなことを生活課として、どうにかしなきゃいけないので、どうにかするんです、って話です」とざっと第6話について説明し、「見どころはやっぱり、管理職の京極が、自分の判断ミスからえみると一緒に現場に立つ、というところ」と見どころをアピール。そして第6話にして初めてのロケと言うことだが、「暑かったです!」と感想をひと言。京極×えみる、「ムフフな関係も」!?今回もまた、えみるに上司として優しさを出すシーンがあるそうだが、「優しさを出そうとすると、なんかかわいらしくなってしまうんですよね。何でしょうかね?あの京極の照れは」と田中さん。続けて、「演じていて、あれ?と思ったので、セリフを変えたりもしているんですけど。『義経ちゃんになんか特別な想いを抱いてるの!?京極、もしかしていけないことを考えてるの』って、そういうムフフな関係も…!?」とおどけて見せる一幕も。さらに、「きっと、京極自身も反省したり、現場から学ぶことだったり、いま現場にいるえみるから感じることがあったと思う。逆に、先輩(京極)が現場に出て来たことに対して、えみるが感じることもあっただろうし。どういう決着をつけるのか、ぜひ見てください。見てもらえることがすごく大事です」と視聴者へ呼びかけている。いま大注目の田中さん演じる京極が大活躍の第6話。そして、第5話から続く「島岡親子編」後編は、このドラマ史上最大の衝撃展開でクライマックスを迎える!父親への連絡をかたくなに拒む親子の間に隠された“謎”とは?最後に迎える絶体絶命のピンチ、えみると京極はどう救うのか、注目だ。「健康で文化的な最低限度の生活」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2018年08月18日ドラマや映画の公式SNSが、番宣の告知や撮影裏話、オフショットなどを随時アップするのは、いまや通例となっている。その波にうまく乗り、ファンの心をとらえた顕著な例が、世界トレンド入りまで果たした「おっさんずラブ」。同ドラマ公式インスタのフォロワー数は33万9,000人、公式“裏アカウント”黒澤部長のインスタにいたっては48万4,000人。話題のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」が36万3,000人なので、これは驚異的数字だ。また、今年1月期のドラマで大好評を得た「アンナチュラル」の公式ツイッターは、同時期のほかの連続ドラマと比べてもフォロワー数が格段に多く、約28万人と桁が1ケタ違う(いずれも7月27日現在)。それぞれの人気の立役者となったのは、「おっさんずラブ」“春田創一”こと田中圭、「アンナチュラル」“中堂系”こと井浦新。この2人がそろって出演している新火9ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」も、そのインスタがなかなかに熱いのだ。「健康で文化的な最低限度の生活」、略して「ケンカツ」は「週刊 ビッグコミックスピリッツ」で連載中の柏木ハルコによる同名漫画が原作のヒューマンお仕事ドラマ。主演を務めるのは、健気にがんばる姿をつい応援したくなってしまう吉岡里帆。彼女が演じる主人公・義経えみるは、大の映画好きで映画監督を夢見ていたが、安定を求めて公務員に。“生活保護受給者”を支援する部署・生活課に配属される。重要な社会問題の1つである生活保護について、受給者との関係作りや“距離感”、不正受給から法制度としてのあり方などに鋭く斬り込んでいく模様だ。前回演じたキャラと、まるで真逆な2人に注目!内容はシリアスではあるが、いま視聴者をザワつかせているのが、そのキャスティング。吉岡さん演じるえみるの指導係で、穏やかな人柄の先輩ケースワーカー・半田明伸を井浦さんが、彼らの上司で、常に冷静で厳しい指導を行う係長・京極大輝を田中さんが演じている。すでに放送を見た視聴者から、「ドSの中堂先生と違いすぎ」「仕事が出来そうなはるたん」といった声が上がっているとおり、井浦さん、田中さんの2人が本ドラマで演じるのは「アンナチュラル」や「おっさんずラブ」で人気を拡大させたキャラとはまるで正反対!しかも、このギャップが大きな話題を呼ぶ中、「ケンカツ」公式インスタはそれぞれのファンを「アラタ-」「タナカー」、両者をまとめて「アラタナカー」と呼び、ファン心をさらにくすぐっている。例えば、7月22日にアップされたのは、その前日の半田さん(井浦)&京極係長(田中)の2ショットの別バージョン。「アラタナカーの皆さまへ。昨日の写真のセクシーバージョン某雑誌の表紙をイメージしているそうです」と投稿されたが、そのタイトルは「女性をとろけさせる。大人の男2018」なのだそう。ハッシュタグには「 #色気ダダ漏れ #ワイルドだろお #圭さんの左手ピース気になる #新さん欲しがり隊でごめんなさい #アラタナカー」といった言葉が並び、2万あまりの「いいね」が押されている。コメント欄には「アラタナカー!最高ですっ」「アラタナカーっすね。自分」「2人ともやばっす!」といった声や、「京極先輩ちょっとはるたんの面影が」「カッコイイのに、笑ってしまうのはなぜだろう(笑)」という愛溢れる指摘も。また、先日7月10日の“誕生祭”のように田中さんが登場すると、「いいね」やコメントはグンと伸びる傾向にある。ちなみに「アラタ-」の皆さんには、吉村界人が出演する「チェインストーリー 2.5話」がオススメ。本ドラマでは“ゆるキャラ”に徹するという、“半田”井浦さんのコミカルな一面が覗ける。さらに本作には、えみるの同期・七条竜一役で山田裕貴、同じく栗橋千奈役で川栄李奈、えみるが担当し生活保護から卒業した第1号・阿久沢正男役として遠藤賢一など、個性豊かな俳優陣が揃っており、投稿のネタには事欠かない。いまのところはフォロワー数は5万7,000人あまりだが、今後の投稿やドラマの展開次第で、“バズる”可能性は大いにありそうだ。「健康で文化的な最低限度の生活」は毎週火曜21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(text:Reiko Uehara)
2018年07月27日吉岡里帆主演、井浦新、川栄李奈、山田裕貴、小園凌央、田中圭、遠藤憲一らが共演する新ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」が7月17日(火)から放送スタート。第1話を見た視聴者からは様々な声が寄せられている。本作は「週刊 ビッグコミックスピリッツ」で連載中の柏木ハルコによる同名漫画をドラマ化した作品。吉岡さん演じる義経えみるは映画監督を夢見ていたが安定を求め公務員に就職。いきなり“生活保護受給者”を支援する部署「生活課」に配属される…という物語だ。吉岡さんの先輩ケースワーカー・半田明伸を井浦さんが、上司の係長・京極大輝を田中さんが、福祉専門職として採用された同期の新人ケースワーカー・栗橋千奈を川栄さんが、同じく同期の新人ケースワーカー・七条竜一を山田さんが、後藤大門を小園さんが、第1話でえみるが初めて深く関わることになる生活保護受給者の阿久沢正男を遠藤さんがそれぞれ演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第1話では、えみるが生活課に配属、担当する受給者の1人の電話を受けると「今から死ぬ」と言われ、周囲からは気にするなと言われた矢先、本当に自殺してしまう。落ち込んでいたえみるだが阿久沢と出会い、寄り添うなかで阿久沢の過去のことなどを知り、阿久沢が15年にわたり返済していた借金問題を解決…というストーリーが描かれた。生活保護の現場を舞台にしたドラマということで「リアルな視点で自分の経験とドラマを振り返りました」「リアルで納得の出来.法テラスは私もよくご案内しますが,こういう制度を知っていただけるのすごく大事」「嫁はリアルケースワーカー経験有りなんだけど、話としてはだいぶリアルだと言ってる」などケースワーカーや近い場所で働いている視聴者からの“共感”の投稿が数多く見受けられた。またキャスト陣への反応では主演の吉岡さんに「吉岡ちゃんが可愛すぎてこれ見るために毎週頑張るって心に決めた」「吉岡里帆ちゃんが可愛すぎるので毎週見ます」などの声が。さらに井浦さんには「アンナチュラルのときのドSの中堂先生と違いすぎてびっくり!優しい!」「普通の良い人を演じていたのは意外だった」。田中さんにも「田中圭、今度はしっかりした役」「仕事が出来そうなはるたんが出てる」など、2人の新たな一面に触れたファンからの反応が多数寄せられている。(笠緒)
2018年07月17日5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの工藤大輝がパーソナリティを務めるTBSラジオ『TALK ABOUT』(毎週土曜 22:00~24:00)。16日の「CULTUREコーナー」では、「乃木坂46 楽曲特集」が放送される。「乃木坂46 楽曲特集」には、オリコン年間ランキングで年間TOP10入りを果たしたシングル「今、話したい誰かがいる」(6位・15年度)、「ハルジオンが咲く頃」(8位・16年度)、「いつかできるから今日できる」(7位・17年度)をはじめ、乃木坂史上最多の作曲数を誇る音楽家・Akira Sunsetが登場する。また6月のゲストとして、2日に4人組ロックバンド・KANA-BOON、9日に声優・入野自由、16日に武道館単独公演も決定している歌い手・天月、23日にAAAのメンバーとしても活動するラッパー・SKY-HIがそれぞれ出演する。さらに、6月の「マンスリーTALK ABOUTコーナー」は、先日に横浜アリーナでのワンマンライブも成功させたBiSHが担当する。
2018年06月03日テレビ朝日系「宇宙戦隊キュウレンジャー」にナーガ・レイ/ヘビツカイシルバー役で出演し話題を呼んだ俳優の山崎大輝(22)が「Taiki」名義でリリースした1stシングル「Imagenerations」。その発売記念ライヴが5月26日、東京・ニューピアホール竹芝で開催された。 14時開演と18時開演の2回公演で行われた発売記念ライブは、約1,300人の観客を動員するほどの大盛況。初の単独ライブを迎えたことについて「1stシングル『Imagenerations』発売から約4カ月、みなさんにやっとお披露目できることがとても嬉しく思います」と語った。 楽曲製作にも関わったTaikiは 「爽やかさもありつつパンチのある曲になりました」と満足の様子。今後について「2ndシングル発売に向けて試行錯誤していきたい」したうえで、「今回はしっとりした曲が多かったので、次回はライヴで盛り上がる楽曲を歌ってみたい!」と意気込みも語った。 また記者から「オーダーメイドで作った衣装のこだわりは?」と質問されると、「えんじ色の生地にワンポイント ゴールドのボタンが付いているのがこだわり」と回答。「キリッとした衣装とフワッフワッとした衣装の2種類をみなさんに見ていただきたいです」とコメントした。 そして役者としても「現実離れした役が多かったので、学生役に挑戦してみたい!」と意欲をみせた山崎。アーティストとして役者として、さらなる飛躍を遂げそうだ。
2018年05月26日星野源が主題歌と挿入歌を担当することでも話題の『映画ドラえもんのび太の宝島』。この度、本作に山下大輝、折笠富美子、大友龍三郎、早見沙織ら人気声優陣が参加することが明らかになった。第38作目となる本作は、夢とロマン溢れる大海原を舞台に、太平洋上に突如現れた謎の島に隠された宝を巡って、大冒険を繰り広げる物語。俳優・大泉洋がのび太たちを襲う海賊船の船長キャプテン・シルバー役、既に発表された謎のオウム型ロボット・クイズを人気声優の悠木碧が演じることが決定しているが、このほど新たに本作に参加する声優陣が一挙発表!のび太たちが海で出会う宝島の重要な秘密を知る少年・フロックを演じるのは、「僕のヒーローアカデミア」「弱虫ペダル」など人気作に出演し、いま注目を集める若手声優の山下大輝。また、しずかちゃんにそっくりなフロックの妹・セーラを、「銀魂」「BLEACH」の折笠富美子。キャプテン・シルバー率いる海賊船の一味で、二丁拳銃で戦うガガを、俳優としても活躍する大友龍三郎。そして、女海賊・ビビを、公開中の『劇場版 はいからさんが通る』や、歌手としても活躍し、透明感のある癒し系ボイスで人気を博す早見沙織が演じることが決定した。そして、海賊衣装に身をつつんだのび太やドラえもんたちが写し出されている劇中カットも到着した。『映画ドラえもんのび太の宝島』は2018年3月3日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月15日人気声優の前野智昭と山下大輝が、本日5月9日(火)より発売、いま話題のPERSONの素顔に迫るPHOTOマガジン「TVガイドPERSON vol.57」に登場。この度、本誌から未公開カットが公開された。「TVガイドPERSON」では、昨年8月より“男性声優”のシリーズ連載「VOICE PERSONS」がスタート。大好評により今年3月には“こんな声優、見たことない!”を標榜した男性声優だけのグラビア誌「TVガイドVOICE STARS」も創刊され話題を集めた。そして今回、声優特集に登場するのが、「暁のヨナ」「不機嫌なモノノケ庵」などのアニメ作品はもちろん、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのピーター・パーカー/スパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド)、『ハンガー・ゲーム』シリーズのフィニック・オデイル(サム・クラフリン)などの吹き替えも担当する前野さんと、「弱虫ペダル」「僕のヒーローアカデミア」や現在放送中の「覆面系ノイズ」「Re:CREATORS」に出演する山下さんだ。本誌では、昨年公開されスクリーンに向かって声援を送る“応援上映”というスタイルで大反響を巻き起こした劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の最新作『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』が6月10日(土)に公開されるということで、そのキャストを代表して“速水ヒロ役”の前野さんが、8Pグラビアを飾っている。全身白い衣装に身を包んだ前野さんは、満開の桜の木の下で美しく舞うほか、憂いを帯びた表情に超接近した写真には思わずドキッ。また、ロングインタビューでは本作でも共演し、デビュー前の養成所で同級生だったという声優・柿原徹也を「“戦友”と呼べる数少ない仲間」と称えるほか、「生活的には落ち着きたいけど、声優としては落ち着きたくない」といった決意、さらには“結婚観”なども打ち明けている。そして、現在放送中のTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」で主人公の緑谷出久役を演じているほか、様々な作品でメインキャストを務めるいま注目の若手声優の山下さんは、普段の声の印象からは少年っぽさを感じさせつつも、8Pにわたるグラビアでは大人っぽい表情も垣間見える。「僕のヒーローアカデミア」にちなんだインタビューでは、番組名にかけて自身にとってのヒーローは誰か直撃。すると、まさかの「ハンバーグ」と回答。その理由とは…?また、好きなタイプとして「自分というものを確立した真っすぐな人」を挙げるなど、“理想の女性像”も語っている。なお、今号の表紙を飾るのは5月28日(日)から上演の舞台「俺節」で主演を務める「関ジャニ∞」安田章大。そのほか、福士蒼汰、「A.B.C-Z」、「劇団EXILE」青柳翔、淵上泰史、永野芽郁らが本誌に登場する。「TVガイドPERSON vol.57」は5月9日(火)より発売中。(cinemacafe.net)
2017年05月09日京極夏彦の小説「豆富小僧双六道中ふりだし」(角川文庫)が『豆富小僧』というタイトルで、3Dアニメーション作品として映画化されることになり、深田恭子と武田鉄矢がボイスキャストで出演することが発表された。ワーナー・ブラザース映画製作による本作。時は江戸時代、まだ人間と妖怪が共に暮らしていた頃。豆富小僧は豆腐をお盆に載せて持つことだけが取り柄の妖怪で、ちょっぴり間の抜けた外見と気の弱さで人間を怖がらせることができない。父親で妖怪の総大将である見越し入道からは怒られてばかりで、ほかの妖怪たちからはからかわれ、慰めてくれるのは目付け役の達磨だけ。豆富小僧はまだ見ぬ母親に会うため、達磨と共に旅に出るが、途中でだまされてお堂に閉じ込められてしまう。ようやく外に出たと思ったら、2人の目の前には見たこともない世界が広がっている。そこは、現代の日本だった――。豆富小僧の声を務める深田さんからは「アフレコは、声の出し方や声だけの演技が難しく、苦戦していますが、自分の声でスクリーンを動き回る豆富小僧を見るのがいまから楽しみです。観終わった後に、この町のどこかに妖怪たちがいるような気持ちになる心温まる作品になることを期待しています。そして、3Dで見る妖怪たちの迫力もすごいと思いますので、ぜひたくさんの方に映画館で観ていただきたいです」とのコメントが届いた。そして目付け役の達磨の声を演じる武田さんは「今も昔も変わることなく、魑魅や魍魎が跋扈する世間です。こやつら妖怪の面々は、人間界を憎しみ怒りそして呪ってはおりますが、今度あらわれましたる豆富小僧ばかりは誠に異色。ほかの妖怪の面々が心の迷いから化成した“変化(へんげ)”ならば、豆富小僧は心の内の優しさの滲み。私の務めは、こやつを天下一の人気者にすることと思い定めております。豆富小僧よ、人の世と美しき天地を結ぶ架け橋となれ。生物多様性こそ我らが願い、妖怪も多様でなければ、地球は守れん!」と独特の言い回しで、力強く豆富小僧のサポートを約束してくれた。監督を務めるのは「タッチ」、「キャプテン翼」、『銀河鉄道の夜』、『あらしのよるに』など数々のTVや映画作品を手がけてきた杉井ギサブロー。プクッとかわいらしい豆富小僧が迷い込んだ現代日本でどんな冒険を繰り広げるのか――?『豆富小僧』は2011年ゴールデンウィーク全国にて公開。■関連作品:豆富小僧 2011年GW全国にて公開© 2011「豆富小僧」製作委員会
2010年11月19日