病によって声を失した天才オペラ歌手と、彼の歌声を愛した日本人音楽プロデューサーとの絆を描いた奇跡の実話の映画化『ザ・テノール 真実の物語』。このたび、本作で、伊勢谷友介演じる日本人音楽プロデューサー・沢田と共に活躍する新入社員・北乃きいのギター弾き語り映像がシネマカフェに到着した。“アジア史上、最高のテノール”と称され、ヨーロッパのオペラ界で活躍していたベー・チェチョル(ユ・ジテ)。彼が頂点を極めようとしていたとき、甲状腺がんが判明。手術によって声帯の神経を切断することになり、歌声を失ってしまう。歌手として最も過酷な苦難を受ける彼に、日本人音楽プロデューサー・沢田(伊勢谷友介)が手を差し伸べ、音楽を通じて絆が結ばれていく…。今回届いた映像は、NTV系朝の情報番組「ZIP!」で総合司会を務めることも決まり、いま輝きを見せる女優、北乃さんの生歌によるギター弾き語りシーン。本作で北乃さんは、伊勢谷さん演じる沢田のアシスタントとして、オペラ業界の知識や経験はないものの、持ち前の明るさと行動力で沢田をサポートしていく女性・美咲を好演。北乃さんは、映画やドラマで活躍する一方、女優業と並行して音楽活動を行っており、2011年の第25回日本ゴールドディスク大賞では「ザ・ベスト5ニュー・アーティスト」に選出された実力の持ち主でもある。劇中でも、ライブハウスで行ったパーティにて、チェチョルへの歓迎の意をこめてギター弾き語りで1曲披露。歌うのは、ヘンデル作曲の傑作歌劇「リナルド」の最も有名なアリア「私を泣かせてください」のギターアレンジバージョン。まるでチェチョルの運命を憐れむように歌い上げ、観ている人を魅了する。“ギターが弾けて歌える女優”を探していたキム・サンマン監督は、北乃さんはその両方ができて、演技も自然、監督がイメージする美咲の雰囲気にぴったりとのことで、初めて顔合わせをした瞬間に北乃さんで“間違いない”と確信したという。実話を元にしたオペラ歌手を映画を描く中で、音楽は最も重要なシーンとなる。こちらから北乃さんが女優、歌手として魅せた渾身の弾き語り「リナルド-私を泣かせてください-」をチェックしてみて。『ザ・テノール真実の物語』は 10月11日(土)より新宿ピカデリー、東劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月04日多摩大学大学院は「ネオ・リベラルアーツ特別講義」と称した“無料”の公開講座を開講すると発表した。この特別講義は、各分野で活躍する一流のプロフェッショナルを招き「体験的な知」「創造的な知」をテーマに講演してもらうというもの。9月24日(水)には元サッカー日本代表監督の岡田武史氏が、11月19日(水)には俳優の伊勢谷友介氏が登壇。このほか、10月8日(水)に鈴木エドワード建築設計事務所代表の鈴木エドワード氏、10月22日(水)に作家/劇作家/演出家のロジャー・パルバース氏、11月5日(水)に富士通 テクニカルコンピューティング・ソリューション事業本部 科学システムソリューション統括部長の石原康秀氏、12月3日(水)に青森山田高等学校 男子新体操部監督の荒川栄氏、12月17日(水)に理化学研究所 情報基盤センター長の姫野龍太郎氏、2015年1月14日(水)にシンクタンク・ソフィアバンク代表の藤沢久美氏らが、それぞれ講演を行う。ファシリテートを務める田坂広志教授(多摩大学大学院)は、「これら一連の講義を通じて、分野は異なっていても一流のプロフェッショナルが共通に持つ“叡智”を学び、この“叡智”こそが21世紀に求められる『新たな一般常識』、すなわち『ネオ・リベラルアーツ』」だと述べる。各特別講義は、前述したように公開講座のため参加無料となっているが、参加には事前申し込みが必要。9月24日(水)の岡田武史氏の講義は、六本木ヒルズのアカデミーヒルズにて開講となる。詳細および参加申し込みについては、多摩大学大学院ホームページへ
2014年08月26日モデルで女優の高橋メアリージュンらが23日、東京国際フォーラムで開催された映画『るろうに剣心 京都大火編』(8月1日公開)のプレミア試写会に出席し、上映前に舞台あいさつを行った。この日は同作のイベントとしては最多となる総勢10人が出席(佐藤健、武井咲、藤原竜也、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、土屋太鳳、高橋メアリージュン、江口洋介、大友啓史監督)。約4,000人の観客を前に高橋は、「梅雨が明けましたね」と笑顔を見せ、「こんな晴れ晴れとした日にこんな最高の映画を観ることができるので、とってもいい1日になることを約束します」と作品の出来栄えに自信をのぞかせた。高橋が演じたのは、主人公・緋村剣心(佐藤健)の宿敵・志々雄真実(藤原竜也)を心から愛する美女・駒形由美。志々雄の身の回りの世話を一手に引き受けているが、戦いでは役に立てないことを歯がゆく思っている。撮影を終えて以降、周囲から「志々雄は怖くなかったのか」とよく聞かれるそうで、「もともと志々雄ファンというのもありまして、全然怖くなくてとってもかっこよかった」。「クランクアップをした後、"志々雄ロス"というか"包帯ロス"になっちゃって。包帯が恋しくなりました」と語り、会場の笑いを誘った。また、スペシャルゲストとして会場を沸かせたのが熊本の人気ゆるキャラ・くまモン。剣心風の衣装で登場すると、華麗な抜刀術を披露…のはずがうまく鞘に納められずに佐藤がサポートする場面もあった。同作のロケが熊本で行われた縁でポスターに出演。佐藤から緋村剣心の役を奪い取ったことが話題になっていたが、残念ながらエイプリルフール企画だったこともあり、くまモンは「次はぜひ僕、主役やりたいモン」と次回作に意欲を燃やしていた。原作は、漫画家・和月伸宏氏の『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。佐藤が主演を務め、2012年夏に公開された実写映画第1弾の前作『るろうに剣心』は、興行収入30.1億円を超えるヒットを記録した。第2弾となる今作は原作ファンの間で最も人気の高い「京都編」をベースに、「京都大火編」(8月1日公開)と「伝説の最期編」(9月13日公開)の2部作で描かれる。
2014年07月24日声を失った天才オペラ歌手と、彼の歌声を愛した日本人音楽プロデューサーとの絆を描いた奇跡の実話の映画化『ザ・テノール 真実の物語』。このほど、本作のモデルとなったべー・チェチョル氏による、“アジア史上最高のテノール”と称された歌声が入った特別映像が解禁。チェチョル氏と共演したこともある“オペラ界の至宝”ことフィオレンツァ・コッソットからのコメントも到着した。“アジア史上、最高のテノール”と称され、ヨーロッパのオペラ界で活躍していたベー・チェチョル(ユ・ジテ)。彼がまさに頂点を極めようとしていたとき、甲状腺がんが判明、手術によって声帯の神経を切断することになり歌声を失ってしまう。「もう二度と舞台には立つことはできない…」と、歌手として最も過酷な苦難を受ける彼に、一人の日本人音楽プロデューサー・沢田(伊勢谷友介)が手を差し伸べた…。本作は、「NHKドキュメンタリー」「ニュースウオッチ9」「奇跡体験!アンビリバボー」「とくダネ!」ほか、多くのテレビ番組でも取り上げられた実話を基にした物語。彼の壮絶な人生と、彼を信じて支えた日本人プロデューサーの2人の絆がもたらした、世界にも例を見ない奇跡は放送当時、大きな話題を呼んだ。天才オペラ歌手べー・チェチョルを演じるのは、パク・チャヌク監督『オールド・ボーイ』や日本映画『人類資金』などで知られる、韓国の若手演技派ユ・ジテ。そして、チェチョルの才能を信じ、絶望の底にある彼を献身的にサポートする、音楽プロデューサーには『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』の公開を控え、2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」では吉田松陰役を演じる伊勢谷友介。今回届いた映像は、チェチョルに病が分かり舞台を降板、ほかの歌手に自分の役回りを奪われたところから始まる。“もう一度歌声を取り戻したい”と願うチェチョルと彼を心配し、苦悩する家族と友の様子が、本人のダイナミックな歌声と共にドラマチックに展開していき、ユ・ジテ、伊勢谷さんのほか、北之きいの姿も見える。映像中に流れるのは、ヴェルディの傑作オペラ「イル・トロヴァトーレ」第3幕より「見よ、恐ろしい炎を」。この音源は、甲状腺がんを患う前、鮮烈な日本デビューとなった2003年9月、Bunkamuraオーチャードホールで行われたコンサートでチェチョル氏本人が歌ったもの。この楽曲は、嫉妬や怒り、悲しみ、そして希望が渦巻き、彼の心の中の炎が煮えたぎっている状態を表現した曲として、劇中にも使われている。当時、オーチャードホールでチェチョル氏と共演した、“オペラ界の至宝”“メゾの女王”とも呼ばれるイタリアのメゾ・ソプラノ歌手、フィオレンツァ・コッソットは、「彼の声はよく響くすばらしい声でした。マンリーコ(主役)にふさわしい美しく透明感のある声で、高音域も難なく出せるとても見事な声でしたね」と、ふり返り語っている。「イル・トロヴァトーレ」第3幕の「見よ、恐ろしい炎を」で、主役のマンリーコに扮するチェチョル氏のテノールのパートは、楽譜に書かれていない“高音ハイC”を挿入することが慣例になっている。通説では、ロンドン初演時のテノール、エンリコ・タンベルリックが作曲者ヴェルディの許可を得て創始したとされており、以来、テノールのアリアとしては最大の難曲のひとつに数えられている。それゆえに、この“高音ハイC”を失敗することはテノールにとっての恥辱ともいわれており、一流のテノール歌手でも歌いこなすのは難しいとされているが、チェチョル氏は見事に高い旋律を歌い上げ、日本の観客を驚嘆させた。この映像でチェチョル氏の歌声を堪能しながら、2人の男の夢と絆の奇跡の実話に馳せてみて。『ザ・テノール真実の物語』は 10月11日(土)より新宿ピカデリー、東劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月18日『るろうに剣心』といえば、佐藤健演じる主人公・緋村剣心の赤い着物姿に象徴されるように“赤いサムライ”というイメージだが、現在ブラジルで開催されているサッカーワールドカップでは、グループリーグ突破をかけた“サムライブルー”の勝負の一戦が近づいている。その決戦を前に、『るろうに剣心 京都大火編』から“最後まであきらない”「サムライ編」TVスポット映像が到着した。「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で90年代に高い人気を誇った人気漫画を、主演・佐藤健、『プラチナデータ』「龍馬伝」の監督・大友啓史で実写化した『るろうに剣心』の続編となる本作。今回、本作と『伝説の最期編』の2部作で描かれるシリーズは、原作ファンに最も人気の高い「京都篇」がベース。剣心(佐藤健)の後継者として暗殺稼業の“人斬り”となり、やがて剣心の最大の敵となる志々雄真実(藤原竜也)の日本制圧の野望を阻止するため、再び人斬りになる覚悟を胸に因縁の地・京都へと向かう剣心やヒロイン・薫(武井咲)たちを描く。今回到着したのは、“蒼きサムライたち”=サッカー日本代表のグループリーグ突破を賭けた一戦を前に日本中が盛り上がりを見せている中、各局にて21日(土)から放映中のTVスポット映像(※一部地域を除く)。「サムライたちよ戦え」という言葉から始まる映像は、大火の京都を背後にたたずむ宿敵・志々雄の姿や、剣心にも引けをとらない剣の腕を持つ四乃森蒼紫(伊勢谷友介)との壮絶バトルなどが描かれている。もちろん、「ONE OK ROCK」による書き下ろし主題歌「Mighty Long Fall」もさらにドラマチックに映像を盛り上げており、志々雄の部下・瀬田宗次郎(神木隆之介)との一戦では剣心の持つ“逆刃刀”が折れてしまうシーンが、衝撃の余韻を残している。「本当のサムライは最後まで絶対にあきらめない」というセリフが、サッカー日本代表の “サムライ”だけでなく、幕末を生きた“赤いサムライ”とも重なる映像を、まずはこちらから見届けてみて。『るろうに剣心 京都大火編』は8月1日(金)より、『伝説の最期編』は9月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」
2014年06月23日(画像は井上真央オフィシャルウェブサイトより)イケメン俳優3人出演決定6月11日、来年放送されるNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の追加出演者発表会見が行われ、松陰役の伊勢谷友介(38)、高杉晋作役の高良健吾(26)、久坂玄瑞(げんずい)役の東出昌大(26)の起用が明らかになった。「女性にうらやましがられそう」主演の井上真央は、追加出演が決まったイケメン俳優3人に囲まれると、「心強い。女性にうらやましがられそう」(サンケイスポーツより)とほほえみながら語った。また、大河ドラマ初出演となる東出昌大は、「歴史が好きなので背筋が伸びる思い。覚悟を持ってやらせていただく」(スポニチアネックスより)と決意を語った。大河ドラマ「花燃ゆ」は、松陰の妹、文(ふみ・のちに美和と改名)の人生を壮大に描いたドラマだ。可愛いルックスの井上真央とイケメン共演の大河ドラマ「花燃ゆ」を今から楽しみにしておきたい。【参考】・NHK大河ドラマ「花燃ゆ」出演者情報・井上真央オフィシャルウェブサイト
2014年06月13日グッチ(GUCCI)は5月30日、東京・青山のフラッグシップショップ(東京都港区北青山3-6-7)をリニューアルオープンした。総売り場面積969.60平方メートルの全3フロアをフルリノベーション。ショップデザインはクリエーティブディレクターのフリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)のコンセプトを体現し、グッチのコンテンポラリーなスタイルを表現。ローズウッドや大理石、アールデコ調のリブガラス、ポリッシュゴールド、スモークエレメントに加え、外光を採り入れるファサードや可動式シェルフ、シースルーのマテリアルを用いている。1階エントランスサイドには、最新コレクションやアイコンを映し出す大型のLEDスクリーンを設置。リブガラスや波板で仕切られた空間に、インターロッキングGが描かれたカーペットが敷かれ、床には白い大理石を使用。ハンドバッグ、レザーグッズ、シルク、ウォッチ、サングラスなどのアクセサリーコレクション及びジュエリーコレクションを取り扱う。2階は、モノトーンの空間にディアマンテパターンのカーペットやクリアガラスのシェルフを配置。ウエアからシューズ、ラゲージ、ベルト、シルクまでメンズがフルラインアップされ、スーツ及びシューズのメイド・トゥ・オーダープログラムを提供。ジャンニーニと、イタリアを代表するファッションアイコンであるラポ・エルカーン(Lapo Elkann)とのコラボレーションによる、メイド・トゥ・メジャーのカプセルコレクション「ラポズ ワードローブ(Lapo’s Wardrobe)」を世界で初めて展開する。クリアガラスのファサードから表参道のケヤキ並木を見渡せる3階は、景観をインテリアとして採り入れた空間で、ウィメンズのウエア、シューズ、ベルトを展開。くつろいでワードローブを選べるVIPルームも併設する。また同階では、30日から6月9日までレッドカーペットを歩くセレブリティのために製作された「プルミエール コレクション」を展示。通常はフィレンツェのグッチ ミュゼオ限定で公開されており、外部での展示は世界初。リニューアルオープンを記念し、ハンドバッグ「レディ ロック」の青山限定カラー(48万円)も用意している。29日に行われたオープニングレセプションでは、エルカーンが来日した他、中田英寿、伊勢谷友介、道端アンジェリカ、武井咲などのセレブリティ、多くのファッション業界関係者が来訪した。0
2014年05月30日『弾丸ランナー』でデビューするや、立て続けに発表した『ポストマン・ブルース』『アンラッキー・モンキー』で圧倒的な人気を博し、独特のスタイルを描いた作風が国内外の映画祭で高く評価され続けるSABU監督の最新作『天の茶助』。このほど主人公に松山ケンイチほか豪華キャストが出演していることが明らかとなった。天界――。そこでは大勢の脚本家たちが、地上で生きる人々の“人生のシナリオ”を書いている。天界でお茶汲みを担当している茶助は、とある脚本家が担当するユリに好意を抱く。ところが、ユリが交通事故で死ぬ運命にあることを知った茶助は、彼女を救いたい一心で天界を抜け出し地上に降り立つことに…。主演に抜擢された松山さんは、SABU監督と『うさぎドロップ』以来2回目のタッグ。ヒロイン・ユリ役には、『高校デビュー』『愛と誠』やNHK「あまちゃん」にも出演し、いま最も注目される若手女優、大野いとが演じる。またSABU組常連キャストでもある大杉漣、寺島進が集結するほか、実力派俳優である伊勢谷友介のSABU組初参加。さらにファッション雑誌「ViVi」でモデルを務める玉城ティナが本作で映画デビューを果たす。茶助役の松山さんは「またSABUさんと一緒に仕事ができる事をとても嬉しく思っています。強さと優しさと可愛さを兼ね備えた役なので、全て表現できる様に突っ走りたいと思います」とコメント。SABU監督は「出来たら凄いけど何やかんや難しいだろうと思っていたのに、松山ケンイチ君の『やります』の一言と オフィス北野の市山さん(プロデューサー)の『やりますよ』の二つ返事に驚愕。間もなく撮影開始です。全編沖縄ロケ。沖縄の凄い協力と凄い応援。凄い映画になります」と意気込みを語った。沖縄県の全面バックアップの下、今夏クランクインへ向けて準備を進めている本作。制作はオフィス北野が手がけ、松竹/オフィス北野の共同配給作品として2015年に全国公開を予定している。(text:cinemacafe.net)
2014年05月21日『(500)日のサマー』でブレイクし、その後も『ダークナイト ライジング』『リンカーン』など話題作に出演し、人気・実力共にハリウッドを牽引する若手俳優ジョセフ・ゴードン=レヴィット。先日日本でも公開された初の長編監督作『ドン・ジョン』は、実現にこぎつけるまで4年の年月を費やすなどかなりの努力家だ。今映画界には俳優業に留まらず、活躍の場を開拓していくイケメン俳優がジョセフのほかにも数多くいる。今回は、そんな多彩なるイケメンたちをご紹介!まずはジョセフから。子役からスタートさせ、クリストファー・ノーランやマーク・ウェブ、スティーブン・スピルバーグなど名だたる監督から熱烈なオファーを受け、役者としての成功は言うまでもない。それもそのはずジョセフは、父親のデニス・レヴィットはパシフィカ・ラジオのニュース・ディレクター、母親のジェーン・ゴードンは映画監督マイケル・ゴードンの娘という芸能家系に生まれたサラブレッド。しかしジョセフはこの状況に満足せず、俳優業の傍ら短編や映像作品を撮り自身のプロダクションも設立。ブルース・ウィリスとの共演『LOOPER/ルーパー』ではプロデューサーにも挑戦し、裏方としてもキャリアを積み上げてきた映画界における秀才だ。『ロード・オブ・ザ・リング』で一躍有名となったイライジャ・ウッドもそんなひとり。『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』で、カフェ80’sの少年役を演じてスクリーンデビューを飾り、『危険な遊び』でサターン賞「若手男優賞」を受賞。そして『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを始め、『エターナル・サンシャイン』『マニアック』と主役から端役まで幅広く演じ、現在も“演奏を一音でも間違えると殺される”という斬新な設定で描かれる、音楽サスペンス・スリラー『グランドピアノ ~狙われた黒鍵~』といったミニシアター系に出演したかと思えば、『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚を描いた『ホビット』シリーズなど“超”がつく大作にも出演する。そんなイライジャは自身で制作会社を立ち上げるなど経営者としての一面。さらに、毎年アメリカのカルフォルニア州で行われている大型野外ロック・フェスティバル「コーチェラ・フェスティバル」では昨年DJとして登場し、そのほかセレブたちのパーティで時折活躍するなど音楽面でも精力的に活躍の場を広げている。そんな多彩なイケメンっぷりを発揮しているのは、海外の俳優だけではない。今週末公開の『神様のカルテ2』で主人公の医師・栗原一止を演じる「嵐」の櫻井翔は日本の代表格といえる。国民的アイドルでありながら、『木更津キャッツアイ』『謎解きはディナーのあとで』など話題作に出演し、実力派俳優として活躍。また映画だけではなく、ドラマ、CM、バラエティ番組、さらには日本テレビで放送されている「NEWS ZERO」でニュースキャスターも務め、政治からスポーツまで多くの知識を持つ秀才だ。いまでは日本の中で最も引っ張りだこのアイドル俳優といっても過言ではないだろう。彼らのほかにも「Dior」の広告などモデルを務めるジェイミー・キャンベル・バウアーや、プロデューサーとしても活躍するチャニング・テイタム、ミュージシャンと並行して先日アカデミー賞で「助演男優賞」を獲得し成功を収めているジャレッド・レト、クリエーターとして「COACH」とコラボイベントを行ったこともある伊勢谷友介などなど…この機会にもうひとつの顔を持つイケメン俳優たちに注目してみて。『ドン・ジョン』は角川シネマ有楽町、シネマライズほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドン・ジョン 2014年3月15日より角川シネマ有楽町、シネマライズほか全国にて公開(C) 2013 Don Jon Nevada, LLC. All Rights Reserved.
2014年03月19日佐藤健を主演に迎え、2012年に公開され大ヒットした映画『るろうに剣心』の続編となる、映画『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』の2部作。先日の京都に続き、今回潜入したのは神奈川県南東部に位置する三浦半島でのロケ。2部作では、“志々雄真実”を演じる藤原竜也や“四乃森蒼紫”を体当たりで作り上げた伊勢谷友介、“瀬田宗次郎”役の神木隆之介、さらには十本刀の面々など新キャストたちが登場するが、今回の撮影現場で話を聞いたのは前作から剣心を支え続ける仲間たち。“神谷薫”役の武井咲、“相楽左之助”役の青木崇高、そして今作から新たに“明神弥彦”役に抜擢された大八木凱斗くん――“緋村剣心”役の佐藤さんとの再会、2年ぶりの『るろうに』ワールドへの帰還、その胸の内を語ってもらった。――今回の撮影に入った心境は?武井さん:「前作をやっていたときから、また会えるだろうなと感じていました。劇場公開中もみなからの評判や感想をたくさんいただけて…。前作チームとも『また会おうね』とお別れしていましたから、今回現場で再会できた時は何かホッとするような気持ちでした。また、前作を超えるものを作ろうという勢いをすごく感じました。前回は大友さんとも初めてだったので、今回は思い切りぶつかっていけたらいいなと思っています。剣心や左之助、薫さんだったり自分的にも慣れた環境で、本当の家族ではないけどそういう距離感でいられたので、すごく現場が楽しかったです」。青木さん:「海外の映画祭も監督と一緒に行きましたけど、これは続きを絶対やるだろうと、スタッフや自分たちだけでなく、世間も完全に志々雄の部分を期待しているだろうっていうのがあったので、自分としても前作終了時点からその心の準備はしていました」。大八木くん:「僕は初めてでしたので、最初は緊張していました。楽しみな部分もありましたが、みんなとうまくできるかな、という不安もありました。(共演の俳優さんは)優しすぎるくらい優しいです(笑)」。武井さん:「そう思ってたんだ(笑)」。――2年ぶりの『るろうに剣心』ということで、今回改めて感じるこの現場の魅力を聞かせてください。青木さん:「大友監督の現場はとにかく本当に刺激的・挑発的です。台本はあくまでも設計図で、僕たちがキャラクターをどれだけ輝かせられるか、その役として生きることができるのかという事を見せないと監督的にはOKにならないんです。それができない役者ははじかれてしまう。そういう危険な組ではあるんですけど。ただ、だからこそ中毒性がありますね。衣裳一つにしても実は前作と裏地が違っていたり、ルーティンワークをしているような人はこの現場には一人もいません。一人一人が自分の役割を最大限見つめ直しています。だから前作よりもだいぶ飛躍しているんじゃないかと思いますね。どのシーンも基本的には長回しで撮るんで、どういうことが起きてもいいように、何が起きても自分たちがどう用意して動けるかっていうのがすごく面白いです」。武井さん:「大友さんは、その作品の世界で生きていないと許してくれないんですよね。そのヒントはくれるけれど、答えは絶対に教えてくれない。自分で見つけて感じて、それをその場で表現しないとダメな現場」。青木さん:「ほかの役者に食われちゃう」。武井さん:「そう!消えちゃう!自分が思った通りに動いても許してもらえる現場はなかなかないのですが、逆に前作ではその環境に慣れなくてもったいなかったなという気持ちもありました」。青木さん:「前作の公開のときに小耳に挟んだんだけど、“悔しい思いをしている”っていうのを聞いた」。武井さん:「そうそう!本当にキャラクターが強いし…それだけじゃないんですけど。自由に動いて、それをいろんな角度から撮っていてもらえるのでちょっと舞台で演じているような感覚ですし、『るろうに剣心』の世界で生きている気がするので本当に楽しいです」。青木さん:「思いがけない表情を撮られている事もあるね」。武井さん:「どこを撮られているか、全然わからないです(笑)」。――続編となりますが、前回演じたキャラクターに戻るのに時間はかかりましたか?青木さん:「前作では役へのアプローチを、フィジカルなところから作っていったんです。だから今回もアクションの稽古に入ったらキャラクターに戻れる構造になっていました。実際、体を動かしたらすぐでした。頭で気持ちをイメージするのではなくて、体を動かしてそのリズムで役に入る、そんな回線ができていたんですね。キャラクターについて言うと、もちろん原作はありますが、そこをいかに膨らませるか、語弊はあるかもしれませんが“オレたちのるろうに剣心”がちゃんとできるかどうかが重要だと思っています。原作ではこうだからこっちじゃないといけない…という事ではなくて、こいつだったら絶対こうするなというかもう体が動いているというような直感を信じていいレベルには来ていると思います。オレが左之助だから、と信じて疑わない状態になっています。ほかのキャラクターに対しても同様です。そこは前作があってこその強みでしょうね」。武井さん:「私は前回と比べてビジュアルが…。前髪をちょっと横に流していて…(笑)。ちょっと大人っぽくなっているんです。前はパッツンだったんですけど(笑)」。青木さん:「気付きました?イメチェン全然気づかれてない…(笑)」。武井さん:「『ちょっと成長した薫』と監督からは言われていました。だから着物も少し雰囲気が変わっているんです。今回は薫も戦う場面があって、アクション練習をする時間もいただいていました。そこから薫の健気さや、気の強さのような感覚が勝手に出て来た気がします。監督もアクション監督も、前回からの私の弱点をよく分かってくださっていて、自分でも今度こそはアクションしっかりやりたいなという気合もあり、気持ちは最初からできていました」。――新しく参加された、伊勢谷さんや神木さんの印象はいかがですか?青木さん:「神木君はちょうど大河ドラマ『平清盛』で一緒に仕事をしていて、それをやっている頃から『剣心いいなあ』って言っていました。やるなら宗次郎ってずっと話していましたし。アクションも相当モチベーション高くやっている。僕は『竜馬伝』では伊勢谷さんと一緒の場面はないのですが…。この作品では共演していて、ちょっとパラドックス的な楽しさがありました。また別の役でご一緒できたらなと。やっぱりみなさんカッコいいですよ。アクションで『誰々が良かったよ』と聞くと、ちょっと嫉妬しますね」。武井さん:「あまり一緒の場面はないのですが、神木さんに連れ去られる場面がありました。アクションを部活並みにやっているという噂を聞いていたので、どんな感じに連れ去られるんだろうと…(笑)。もう気合が凄すぎて、いなくても感じるくらい、名前聞いただけでも気合を感じるレベルでした!」。青木さん:「瀬田隆之介ね(笑)」。武井さん:「そんなにも役を愛して、自分のものにしてしまうのは凄いなと思いました。伊勢谷さんとは戦うシーンはなくて、ご一緒するのはもう今日が初めてなんです。お話がすごく面白くて、私に『オレたちイオンチームだから』って(笑)。なんていうか、カッコいいですよね」。――伊勢谷さんは積極的にカメラの外でもいろんな方に話しかけられている印象ですが、チームワークはどうですか?青木さん:「心強いですよ。もしかして新キャストということでプレッシャーとか感じる部分もあるかもしれませんが、表には一切出さずに同じ撮影のチームとしてスッと入って来られました。それは大友さんの力かもしれません」。――前作を踏まえて、今回に活かそうと思っている事があれば教えてください。青木さん:「日本だけではなくて、海外の人にもたくさん観てもらいたいんです。海外ですごくウケている、という事実をあまり知られていないのが悔しくて。だから公開されたら、監督や共演者と海外にたくさん行きたいと思っています。この映画って、コンテンツとしてはすごく特殊だと思うんです。時代劇でコミック原作で、アクションもしっかりある。さらに西洋と東洋が入り混じった時期という特殊な時代背景でもある。ほかのコミック原作の実写化映画と比較しても、『るろうに剣心』は頭一つ突き抜けていると自負しています」。武井さん:「私は前作からの“続き”だと思っています。剣心とは離れている時間が多かったのですが、描かれていない部分を監督と話して気持ちを作って挑みました」。――最後に、今回の“剣心”はいかがでしたか?武井さん:「佐藤さんが剣心にしか見えなくなりました」。青木さん:「さっきのシーンでも、誰も左之助を心配してくれていなかった…(笑)」武井さん:「とにかく佐藤さんが演じる剣心が大好きなんです。今回、戦っているところを見ることができず、練習の部分しか見られなかったのですが…殺陣が好きなんです。惚れます!殺陣をやっている男子サイコーですね。めっちゃカッコいいです」。青木さん:「男から見ても殺陣やってる人はカッコいいと思う」。武井さん:「アクションチームのみなさんは本当にカッコよかったです。和服も似合うんですよね。素敵だなって思います。この人助けてくれそうだなって分かるんですよね。あ、この人はちょっと遅れそうだなとか(笑)。その人のセンスが見えたりして」。『るろうに剣心 京都大火編』は8月1日(金)より、『るろうに剣心 伝説の最期編』は9月13日(土)より、丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年03月12日日本を代表する世界的デザイナー山本耀司のデザイナーとしての足跡をたどる新刊「山本耀司。モードの記録。」(2,835円)が、1月24日文化出版局より発売となった。本書は、文化出版局の雑誌「装苑」「ハイファッション」「ミスター・ハイファッション」の3誌で長年取材、掲載してきた、山本耀司の膨大な記事の中から、テーマを厳選し再構成したものが中心。山本耀司の長年のファンの方はもとより、ファッションを学ぶ人や、クリエイティブな仕事の現場にいる人にも、クリエーションとは何かを、上質で美しい写真とテキストでインスピレーションをもたらしてくれるおすすめの一冊に仕上がっている。トピックスの中には、1991年に東京で開催された「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」との合同ショー「6・1 THE MEN」やパリコレでのバックステージ写真、ヨウジヤマモトの30年間の全コレクションアーカイブの他、ヨウジヤマモトを着る男たちとして、西島秀俊、伊勢谷友介、大沢たかお、市川海老蔵、吹越満ら9人の旬な男たちも登場。また山本里美との対談、ヨウジヤマモトを着たピナ・バウシュのポートレートなど貴重な記録に加え、現在の山本耀司がクリエーションと社会についての思いを語った約1万字の最新インタビューなどが、240ページに渡って展開される。(text:Miwa Ogata)
2014年01月28日俳優の伊勢谷友介が代表を務めるリバースプロジェクト(REBIRTH PROJECT)は、環境に配慮された「エシカル素材」で日本の制服を製作し再資源化できるシステムを導入するために、全日本制服委員会を発足する。メンズストリートブランド「デラックス(DELUXE)」のデザイナー・ヒュー(HUE)を起用し、伊藤忠商事と協業して繊維メーカーの協力を得つつ、エシカル素材製制服のプロデュースを行う。第1弾として、伊藤忠エネクスのガソリンスタンドの制服を刷新。「スポーティー(SPORTY)」と「クラシック(CLASSIC)」の2タイプ4カラーをデザインし、1月31日より全日本制服委員会のホームページにて一般投票を受け付け、その結果により新モデルを決定する。新制服は今年秋頃より順次導入予定。全日本制服委員会では、参画する各企業と共に、再資源化できるスタイリッシュな制服作りを通じて企業社員のモチベーション向上を図り、企業のCSR活動をサポート。再生ポリエステルなどのリサイクル素材やオーガニックコットンなどの天然素材を活かしたスタイリッシュな制服を製作し、東京五輪開催までに1,000万人の制服をエシカル化することを目指す。リバースプロジェクトは、伊勢谷のもとにアーティスト、クリエーター、プロデューサーが集結して2009年に設立。「人類が生き残るためにはどうするべきか?」という命題のもと、これまでに人類がもたらした環境や社会への影響を見つめ直し、未来における生活を新たなビジネスモデルと共に創造していくために活動。最終的には、衣食住や教育・芸術などのプロジェクトを統合し組織化することで「リバースヴィレッジ」という名の村を形成し、世界各地で展開することを目指す。
2014年01月26日家族や恋愛、お金や仕事など、日常における悩みは多いもの。ここでは、心理学者の平松隆円さんがマイナビニュースのQ&Aコーナーに寄せられた悩みにお答えします。今回のお悩みタイトルは、「リヴァイ兵長が好きすぎてカリアゲにしたら彼氏に振られた」です。■質問リヴァイ兵長が好きすぎてカリアゲにしたら彼氏に振られました。女性がカリアゲにするのはやっぱだめでしたかね…。ちょっと反省していますが…。カリアゲ女子が急増というメディアの情報に踊らされた自分が情けないです。メディアリテラシーを身につけたいんすけど、いい本あったら教えてください。新書というよりも、大学院でメディア社会学を専攻する人が読むレベルの学術書がいいです。とりあえずマクルーハンの論文は全部読み終わりました。⇒この質問にアドバイスをする場合はこちらから。■回答メディアリテラシーの問題ではないのかも。ハーバート・マーシャル・マクルーハンは、英文学が専門でしたが、のちにメディアに関する理論で有名になる研究者ですよね。彼の論文を全部読んだ、というのはすごいことだと思います。なかなかメディア研究を専門とする大学院生でも、全部は読んでいないのではないでしょうか。立派です。さて、「リヴァイ兵長が好きすぎてカリアゲにしたら彼氏に振られました」というご相談ですね。カリアゲ=刈り上げ、つまりツーブロック(頭頂部から耳の上ぐらいまでの髪は長めに残し、そこから下の部分はかりあげにしている髪型)の髪形が男女とも、けっこう流行っているのは間違いないでしょう。女の子の場合は、たとえば木村カエラさんなどの影響が強いのでしょうか。男性であれば、伊勢谷友介さんかも知れませんね。流行しているのはまちがいないのですが、ツーブロックをあまり好まない方もいらっしゃるのも事実です。女性のツーブロックにたいして、男性からは普通のストレートや巻き髪がいいという声が聞かれます。男性のツーブロックも、以前マイナビニュースが女性会員を対象にアンケート調査をおこなったところ、よさがわからないという声が上がっていました。異性からのうけが悪いにもかかわらず、ツーブロックの髪型にする。これは、ツーブロックの方が髪の手入れが簡単だったり、異性は別として、同性からの評価が悪くないからなどの理由が影響しているかも知れません。ところで、質問者様は「カリアゲ女子が急増というメディアの情報に踊らされた自分が情けない」と考えているようですが、そもそもは「カリアゲ女子が急増」しているからツーブロックにしたわけではないですよね。あなた自身が、好きなアニメのキャラクターに影響されてツーブロックにしたんですよね。だとすると、あなたは「メディアの情報に踊らされた」わけではありません。あなた自身が主体的にリヴァイ兵長のような髪形をし、その髪形を彼氏は好きではなかったというだけなんです。おそらく、今のあなたはメディアリテラシーに関する知識は、じゅうぶんに備わっていると思います。もしなにか知識を身につけたいというのであれば、彼氏がどういう感情だったのかを理解するための「対人コミュニケーション」に関する論文や書籍の方がいいかもしれません。しかし、髪はいずれ伸びるもの。ツーブロックというだけで恋人をふるような彼氏は、どうなんでしょうかね。(イラスト: のでこ)○著者プロフィール平松隆円…化粧心理学者 / 大学教員1980年滋賀県生まれ。2008年世界でも類をみない化粧研究で博士(教育学)の学位を取得。国際日本文化研究センター講師や京都大学中核機関研究員などを経て、現在はタイ国立チュラロンコーン大学講師。専門は、化粧心理学や化粧文化論など。よそおいに関する研究で日本文化を解き明かしている。NTV『所さんの目がテン! 』、CX『めざましどようび』、NHK『極める 中越典子の京美人学』など番組出演も多数。主著『化粧にみる日本文化』(水曜社)は関西大学入試問題に採用されるなど、研究者以外にも反響をよんだ。ほかに『黒髪と美女の日本史』(水曜社)など。
2014年01月08日2009年に第30回吉川英治文学新人賞受賞を始め、数々のエンタテインメント書籍ランキングを席巻し日本最高峰のスパイ・サスペンスものとして絶大な人気を獲得した柳広司の「ジョーカー・ゲーム」(角川文庫)を、『SR サイタマノラッパー』シリーズで注目を集める新鋭・入江悠監督によって映画化されることが決定。メインキャストに「KAT-TUN」の亀梨和也、伊勢谷友介、深田恭子が出演することが明らかとなった。現在シリーズ累計70万部のセールスを記録する大人気小説を原作に描かれる本作。舞台は架空の第二次世界大戦前夜、陸軍士官学校。嘉藤(亀梨和也)は上官の命に背き、規律違反で極刑となる直前に中佐の階級章を付けた謎の男に助けられる。結城(伊勢谷友介)と名乗るその上官は、かつて国際諜報員として活躍し、今後の軍事外交のためには国際諜報員=スパイの存在が不可欠として陸軍内に諜報組織“D機関”を設立した人物であった。嘉藤が諜報員としての初めてする任務は、米国大使・グラハムが本国へ帰国する前に彼から「ブラックノート」と呼ばれる機密文書を奪取すること。その文書には人類の歴史を変えることができるある開発の秘密が隠されていた。“魔の都”と呼ばれる国際都市に潜入した嘉藤の前にグラハムの愛人・リン(深田恭子)が大きな障害となって立ちふさがる――。本作で天才スパイとして本格アクションに挑むことになった亀梨さんは、「もともと原作を読んでいて映像化するならぜひ参加したいと思っていたので、本当に嬉しかったです。スパイ役ということで学ぶことは沢山あるのですが、しっかり準備して撮影に挑みたいと思います。海外での撮影や、海外の方とのアクションシーンが初めてなのでとても楽しみにしています」と意気込みを語った。グラハムの愛人・リンに抜擢された深田さんは、今回のアクションシーンについて新たな発見もあったよう。「こんなに動くアクションを私は経験したことがないのでリハーサルをしたときの自分の画を見たときに、いままでの自分にはないテンポで動いていたので驚きました。セクシーさやアクションを全身で表現できたらと思います」。さらに「亀梨さんは私がお芝居やアクションで飛び込んで行っても力強く受け止めてくれる方だという印象を受けました」と共演者との息もぴったりのようだ。そして結城役に抜擢された伊勢谷さんは、役柄に合わせて「今回は杖を使う役どころなので、役作りで杖を使って街を歩いたりもしています」と結城に近づくように私生活でも取り入れているそうだ。また、「亀梨さん演じる嘉藤をカッコよく見せるためにも、私も脇でしっかり頑張っていきたいですね」とコメントした。撮影は国内だけでなくシンガポールや、インドネシアのバタム島など国外でもロケが行われ、今秋に完成を予定している。生と死が紙一重で隣り合う「究極のスパイゲーム」に亀梨さん、深田さん、伊勢谷さんがどう絡んでいくのだろうか。期待が高まる。『ジョーカー・ゲーム』は2015年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年01月06日佐藤健・主演で大ヒットを記録した映画『るろうに剣心』の続編として、2014年夏に2部作で連続公開される『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』。第1弾の神木隆之介ver.“瀬田宗次郎”、第2弾の伊勢谷友介ver.“四乃森蒼紫”に続いて、ビジュアル解禁第3弾となったのは、若手女優・土屋太鳳演じる“巻町操(まきまち みさお)”だ。今回、2部作として描かれるのは原作ファンに最も人気の高い「京都篇」。剣心(佐藤健)の後継者であるにもかかわらず最大の敵となる宿敵・志々雄真実(藤原竜也)の日本制圧の野望を阻止すべく、剣心やヒロイン・薫たちの活躍を描く。本作で土屋さんが扮するのは、御庭番衆先代御頭(四乃森蒼紫の師匠)の孫娘である巻町操。殺伐とした裏の世界で生きてきた操は男勝りな性格ながら、蒼紫に恋心を寄せる乙女な一面も持つ少女だ。土屋さんは、これまで『映画 鈴木先生』での女子高生・小川蘇美役を始め、優等生や美少女を演じることが多かっただけに、本作で挑んだ初の本格的なアクションは、女優として新境地と言える役柄となる。操というキャラクターについて、土屋さんは「ふざけることもすごく好きで、操ちゃんに近い部分が多い」とコメント。初挑戦となるアクションに関しては、「演技をしながらアクションするのが難しかった」と語るが、幼いころから日本舞踊やクラシックバレエを嗜んでいたそうで、その身体能力の高さには大友啓史監督始め、スタッフも舌を巻くシーンが多かったそうだ。土屋さん自身、「この役を取らなかったら自分がいままで踏ん張ってきた意味がない」と熱い想いを抱えてオーディションに臨んだそうだが、今回公開されたビジュアルでは、その気迫がそのまま乗り移ったかのような鬼気迫る表情を見せている。原作コミックスでは、飛んで・走って・ボロボロになって…と、剣心たち男性キャラに負けず劣らずのアクションが描かれているが、女優・土屋太鳳が初めて見せるアクションにも注目が集まりそうだ。『るろうに剣心 京都大火編』、『るろうに剣心 伝説の最期編』は2014年夏、全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2013年12月12日バーチャル・フィッティングやデジタル・ファッションショーなど、最新ITファッション技術を駆使し「ファッション・オン・デマンド」を推進してきたデジタルファッション株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:森田修史)が、10月1日より共同購入サイト「リアコレ・プロジェクトショップ」を開設した。既製品を販売する一般的な通販サイトとは異なり、デザイナーやクリエイターがデザイン画など自らの作品やアイデアをサイト上に公開して購入者(バイヤー)を募り、一定数以上の購入者が集まった時点で商品を製作、販売するというもの。プロジェクト形式の、いわばクラウド・ファンディングだが、商品をファッションに特化したものは今までになかったという。出品者(オーナー)が納品時期や数量を設定、製造から購入者への配送までを担うが、商品生産はプロジェクト成立後となる受注生産。在庫リスクを回避できる上、購入予約・決済代行サービスも提供される。大量生産の難しい先端的な作品の発表の場としても魅力的だ。またバイヤーにとっては、「他では買えないもの」「だれも着ていない服」を手に入れることができ、出資者として将来有望なクリエイターを支援する機会が与えられる。出品には作品審査があり、会員登録が必要。サービスの一環として、生産ラインを持たないデザイナーへのオンデマンド受注生産サービスの提供、サプライチェーン等への自社製デザイン・パターン作成ソフト「DressingSim LSX」の貸出や独自のCG技術を使った衣服完成イメージ画像の提供など、デジタールツールを利用した生産の効率化やプロジェクト運営サービスも行なっていく。今後、一般のデザイナーやクリエイターから広く出品者を募るが、サイト開設のキックオフ・プロジェクトとして、10月1日のスタート時には下記、3ブランドが他では買えないレアアイテムを出品する。デヴォア(DEVOA)/元レスリング選手、メディカルトレーナーという経歴を持つ西田大介が起ちあげたブランド。人体構造をふまえた着心地の良さ、シルエットや縫製の美しさで多くのファンを魅了する。今回は、アーティストの作業着に着想を得たカスタムメードのコート&ジャケットを出品。パイドパイパー・リバースプロジェクト(PIED PIPER REBIRETH PROJECT)/かつてメンズ・ストリートファッションを席巻したショップPIED PIPERが、俳優・監督の伊勢谷友介率いるREBIRTH PROJECTと共に復活。その世界観はそのままに「エシカル素材」「国内生産」にこだわり、今回は、車のエアバッグ素材を使ったダウンアイテムを提供。エーディグリーファーレンハイト(A DEGREE FAHRENHEIT)/2004年にNYへ渡り、ザック・ポーゼンやフィリップ・リムを輩出した「GEN国際デザインコンテスト」で2年連続グランプリを受賞したデザイナー、天津憂によるブランド。素材やディテール、パターンにこだわり、芸術的でエモーショナルな美を追求する。
2013年10月02日「GUCCI(グッチ)」が、俳優・映画監督の伊勢谷友介氏が代表を務めるREBIRTH PROJECT(リバース・プロジェクト)とコラボレーションしたエキシビジョン「全動説 Meoncentric theory」展をスタートした。会場となっているグッチ新宿3階のイベントスペースには、「GUCCI」の印刷物やパンフレットなどを再生し、素材として利用した巨大オブジェ「全動説Meoncentric Model」を展示している。「全動説」とは、「天動説」という一点中心型の地球像に対し、社会、価値基準そのものが全て動的な状態であるという仮説に基づいた、観念的に地球を表しており、REBIRTH PROJECTの視点から「現代の地球像」が表現されている。アートディレクションは、アーティストの藤元 明が担当。全長36mに及ぶ巨大な8の字型の「Meoncentric Model」は、宙に浮いているかのように展示されているのが特徴。チューブ状のオブジェクトの中では複数の光源と音源が走り、「GUCCI」の印刷物を再利用した細かい素材が光の影となって空間の壁や床、天井を複雑に照らしていく。また、会場にはレーザープロジェクションにより、光の線で描き出される絵画作品を展示。一定の形を留めない「全動説」のコンセプトが表現されている。【GUCCI】1921年フィレンツェで創設されたグッチは、世界有数のラグジュアリーブランド。グッチの理念であるクオリティ、クリエイティビティ、熟練したアルチザンによるイタリアンクラフトマンシップを大切にするとともに、人、環境そして地域社会を尊重し、企業として責任ある活動を重んじている。■REBIRTH PROJECT 「全動説 Meoncentric theory」展会場:グッチ新宿 3階イベントスペース新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル会期:2013年9月14日(土)~10月6日(日)11:00~20:00※入場無料・会期中無休元の記事を読む
2013年09月18日今年3月に熱愛報道が出たビッグカップル、長澤まさみさん(26)と伊勢谷友介さん(37)。その後、6月には都内のマンションで同棲を始めたと週刊誌で報じられていましたね。長澤さんは現在、月9の『SUMMER NUDE』(フジテレビ系)に出演中。一方の伊勢谷さんも俳優業はもちろん、起業家・クリエイターとして活躍するなど順風満帆です。そんなお2人は、周囲から「ラブラブだね」と冷やかされるほどの仲良しっぷりで、お互いに結婚願望を漏らしているなんて噂も。公私ともに順調な人気者カップルの今後は?歯に衣きせぬトークで人気の占い師・魚ちゃんが鑑定しました!-----------------------------------------■魚ちゃんが大予言!今後のお2人は…「マサミサンとユースケサン、相性バッチリバッチリデス!!!結婚しマス!!!!熱愛どころか、何か大きいイベントが起こりそうな気がします!できちゃったってコトが起きてもおかしくナイ!もう完全決まりデスネ!来年中には結婚まで行くと思いマス。おめでとうございます!結婚式に呼んでクダサイ!そうしたら、うれしいって思いマス!基本的に、卯年はもともと性欲があって浮気をしてしまうっていうコトがあるんデス。マサミサンは卯なんデスね。これを抑えてくれるのがユースケサンの辰。それに年の差があるのもとっても良い。やっと出逢ったという感じデス!!!それに、ユースケサン、すっごいイイ男です!見た目が(笑)男らしくて、勇ましい。少しきつい所もあるけど、マサミサンは強い男がイイんデス!ついて来い!っていうくらいじゃないとダメ! マサミサンにとっては本当にイイ相手デス。マサミサンもちゃーーんと尽くしマス! 結婚決定!ユースケサンがSの代表。マサミサンがMの代表。そんな関係デス!イイ相性として出てきていマス!おめでとうございますーーー!」-----------------------------------------激辛鑑定で知られる魚ちゃんが「バッチリ」と言うのだから、お2人の相性は完璧なのかも!?結婚報道が今から楽しみですね。魚ちゃんといえば…恋愛と占いをテーマとしたポータルサイト≪cocoloni PROLO≫では、1周年を記念して8月29日(焼肉の日)に魚ちゃんのお店「韓国家庭料理魚の三姉妹」で焼肉パーティーを開催することになりました!日頃はめったにお店に顔を出さない魚ちゃんが抽選で数名を特別に占ってくれるほか、人気ライターの雨宮まみさん、少年アヤちゃんのスペシャルトークイベントを行う予定です。占いと焼肉(食べ放題)とおしゃべりを目いっぱい楽しむ一夜かぎりの女子会に、あなたも遊びに来ませんか?お申込みはコチラ!(文=Kawauso)長澤さんと伊勢谷さんの今後を占った魚ちゃんの辛口占いを体験するなら!
2013年08月09日“コクのあるタイプのウイスキーを楽しみたい”“ウイスキー本来の味わいを楽しみたい”というニーズにアサヒビールが応えたウィスキー「ブラックニッカ リッチブレンド」が、本日より全国にて発売されることが決定し、同日よりモデル出身で映画監督でもある俳優、伊勢谷友介を起用した新CM「ブラックニッカ リッチブレンド『クールな男たち』篇」が放送されることが明らかになった。「ブラックニッカリッチブレンド」は、日常的に気軽に楽しめて飲みやすい味わいでありながら、味わいが濃く、まろやかな口当たりに仕上げられたウィスキー。ウィスキー本来の華やかな香りと芳醇なコクが楽しめる、まさに「クールでかっこいい男たち」のためのウィスキーだ。CMは、黒に演出された世界に伊勢谷友介とかっこいい男たちがグラスを持ちながら登場。仕事を成功裏におさめたのかその表情には自信に満ち溢れ、伊勢谷さんはグラスを片手に華やかな香りと深いコクを満足げな表情で味わっている様子。そしてダンスをかっこよく決める男たちとグラスを見つめ、ポーズをとるというものだ。自らも映画監督としても活動している伊勢谷友介は、CM監督のイメージのとおりに動きやタイミング、表情などを見事に演じ分け、監督も「流石!」の一言。中でも、CMで目指していくかっこよさを演出する上で、歩いたり、ダンスをしたり、ポーズを決めたりと、様々なシーンを積極的にトライして、監督と議論をしながら一緒に作り上げていく非常にクリエイティヴな撮影現場となったとのこと。ラストのダンスに合わせて伊勢谷さんがポーズを決めるシーンでは、カットの声がかかると同時に、スタッフから拍手が巻き起こったのも当然のことだったのだろう。果たして本CMで伊勢谷さんはどのような表情、そしてポーズを見せるのだろうか?「ブラックニッカ リッチブレンド『クールな男たち』篇」CMは、本日より全国にて放送。(text:cinemacafe.net)
2013年03月26日「ツッコミ上手で、たのしい会話ができる女性」というのは、男性受けが抜群。とくに性格が良く仕事もできる「イイ男」は、こういった頭の回転が速い女性を好みます。「ただのかわいい子」は一般的にはモテるかもしれませんが、イイ男をゲットすることはできないのです。今回は「だめんず・うぉ~か~」の作者・倉田真由美さんの著書を参考に、OKツッコミとNGツッコミをお教えします。この人こそ!というイイ男に出会ったときのためにしっかり学んでおきましょう。OK「かなりヌケてますね~」「あれ?メガネがない!」とポケットにメガネを入れたまま慌てている彼。仕事のできるイイ男で、リーダーシップにも富んでいます。そんな彼がちらっと見せたこんな「ボケ」を決して見逃してはいけません。「○○さんってヌケたとこありますよね~」とすかさずツッコミましょう。倉田さんいわく「私はそのツッコミの中に「本当はすごく頼れる男なのに、たまにヌケてるんですよね」というニュアンスを込めているんです。「ヌケている」と言いつつ「すごく頼れる」という真逆の意味を込める。」とのこと。彼が完全に間の抜けた人間ではないことは、本人含め周知の事実。つまりこのツッコミは、けなしているように見せて実はホメているのです。OK「伊勢谷友介に似てるよね。でもサルっぽい要素もあるかも」これは、イケメンだと認めてから、落として笑いに持っていくというワザ。倉田さんいわく「自信を持ってる部分なら自尊心も頑丈だから、多少のけなしが絶妙なくすぐりになる」んだとか。「○○さんってイケメンですよね」と言っても、彼の印象には残りません。それよりも「サルだと!?この女、なかなかやるな~(笑)」と思わせたほうが勝ちなのです。OK「さすが高卒!暗算に弱い!」これは成功者の彼に使いたい一言。「学歴がないのにここまで成功することができた」ということに誇りをもっている彼に効くツッコミです。「自信を持っている部分の中でも「コンプレックスを努力して克服した」と自負しているところをツッコんであげるのが、どうやらとくに効くみたい」と倉田さん。「さすが高卒!」という一言は、彼が内心「俺すごいだろ?」と思っている点を、おもしろおかしく、でも的確にホメたツッコミなのです。NG「さすが元貧乏!味音痴ですね」前述の「さすが高卒!」と似ていますが、こちらは完全にNG。「生まれや育ちに関しては、いくら今成功を収めていても克服しづらいタイプのコンプレックスなんです。生まれや育ちを悪く言われるということは、親を悪く言われているようなもの。そこはアンタッチャブルなポイントなんです」と倉田さん。これは気を付けたいですね。NG「おじさんみたーい」男性がついやってしまったオジサンっぽい言動に対して、愛をこめてツッこんでいるように見えるこの一言。でも「「老けた」とか「ハゲてきた」とかどうしても人間が抗うことができない部分は、努力してどうこうなるものではないので、ツッコミとしてはNG」なんだそう。たとえ冗談であっても、触れてはいけない部分なのです。NG「〇〇さんならこんなドジ踏まないですよ~」男性がついやってしまったオジサンっぽい言動に対して、愛をこめてツッこんでいるように見えるこの一言。でも「「老けた」とか「ハゲてきた」とかどうしても人間が抗うことができない部分は、努力してどうこうなるものではないので、ツッコミとしてはNG」なんだそう。たとえ冗談であっても、触れてはいけない部分なのです。さいごにイイ男には「ホメ」よりも、「気の利いたツッコミ」のほうが効くということがおわかりいただけたでしょうか?NGセリフを見るとわかるように、この種のツッコミは、見誤ると地雷になってしまうこともあります。イイ男の機嫌を損ねることがないよう、普段から様々な男性にツッコミを試してみて、見極め上手になっておきましょう。(ハウコレ/小嶋もも)参考文献:倉田真由美「いい男には恋のルールは通じない!」青春出版社
2013年01月29日映画製作発表記者会見で初披露数々のドラマ・CM出演などで、いまや引っ張りだこの存在となっている、ファッションモデルで人気女優の剛力彩芽が20日、映画「清須会議」の制作発表記者会見で、初の引眉姿を披露した。この映画「清須会議」は、三谷幸喜監督の最新作で、監督自身の書き下ろし小説が原作。織田信長が明智光秀に討たれた本能寺の変ののち、尾張の清須城で実際に行われたといわれる領地分配を議題とする会議をモチーフにしたもので、三谷ワールドならではの人間喜劇が繰り広げられる、新感覚の時代劇映画となっている。剛力はこの作品の中で、織田信忠の妻・松姫役を演じている。古の雰囲気を感じさせるやわらか和美人引眉とは、奈良時代から江戸時代にかけて行われた化粧法で、眉を剃ったり抜いたりして、もとの眉位置よりもかなり高い位置に、墨などで薄く特有の長円形に眉を描くもののこと。時代劇には欠かせないスタイルのひとつでもある。眉が変わると印象はがらっと変わりやすいものだが、やはり普段の剛力とはまったく異なった魅力のある姿。別人のようで、新鮮な印象をうける。あまり時代劇の経験はないという彼女だが、引眉に豪華な時代衣装という姿は、違和感なくはまっていて、やわらかな古の和美人といったところだ。この映画「清須会議」には、剛力彩芽の他、役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香、妻夫木聡、中谷美紀、浅野忠信、伊勢谷友介、寺島進ら豪華キャストが出演している。公開は2013年11月、全国東宝系にて行われる予定だ。元の記事を読む
2012年12月21日三谷幸喜監督の最新作で現在撮影中の『清須会議』の製作発表会見が12月20日(木)、東宝スタジオ(東京)にて行われ、三谷監督に主演の役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香、妻夫木聡、中谷美紀、浅野忠信、伊勢谷友介、剛力彩芽ら総勢16名が出席。俳優陣は劇中の衣裳とメイクのままで、大泉さん(秀吉)はほとんどハゲのようなカツラ、妻夫木さんは(織田信雄)は付け鼻、女優陣は一瞬、誰なのか分からないほどまゆ毛を剃ったり、描き加えるなどの“大変身”を遂げて登場した。織田信長の死後、その後継者や仇である明智光秀の遺領の配分について話し合われた清須会議。歴史上、初めて会議によって歴史が動いたと言われるこの史実に基づいて柴田勝家、秀吉ら信長の配下の者たちの人間ドラマを三谷監督自身が書き下ろした小説を原作に描き出す。小学生の頃にこの史実に触れて以来、いつか作品にと思い続けてきたという三谷監督は時代劇ファンとして本作で「一番に意識したのはビジュアル」と語る。例えば、秀吉のハゲ上がった頭について「信長は秀吉のことを“ハゲネズミ”と呼んでたと史料にもありますが、過去に大河ドラマも含めてハゲネズミと言える秀吉はいなかった。これまでビジュアルに凝った時代劇がなかったのはファンとしてもどかしかった」と史実を意識したビジュアルを強調し、自身初の時代劇について「手ごわい相手ですが、自分なりの時代劇ができるんじゃないかと思ってます」と手応えを口にした。役所さんは『THE 有頂天ホテル』以来、7年ぶりの三谷作品。主人公で織田四天王の一人である柴田勝家を演じ「(三谷監督に)見捨てられてなかったんだなと思った」とニッコリ。「三谷さんの本(=脚本)は読んでても面白いので、実写で面白くなくなったらどうしようかと不安です」とも。対峙する秀吉役の大泉さんのきらびやかな衣裳と自らの地味な衣裳を見比べ、「制作費のほとんどが秀吉の衣裳になってるらしいです(笑)。監督からは『体臭と口臭のひどい男』と言われてますが、最近、臭うようになってきました」と笑いを誘った。その大泉さんは、三谷監督の“秀吉=ハゲネズミ”の説明に「何となく起用の理由が分かってきました」と苦笑。「秀吉は策士でヒールと言ってもいい役で、カッコいいところはカッコいいので、そういう秀吉を想像してたらこのビジュアルで愕然としました…。ぬらりひょんみたい」と自虐的に語る。初共演となる役所さんについて「史実では秀吉が勝つけど、役所さんの姿を見たときに100%負けると思った。『北斗の拳』世代としてはラオウがやってきたかと思うくらいのオーラ、闘気があった」と圧倒されたようだ。三谷作品常連の佐藤さんは、信長の重臣である池田恒興を演じるが「とにかく勝ち馬に乗ろうとする男」という設定。「監督はあて書きをされてるそうですが、この男はオレのことをそういう風に思っていたのかとショックです」とニヤリ。眉毛の濃い秀吉の妻・寧役の中谷さんは劇中で使う尾張弁で「どえりゃーうれしいがね!」と挨拶し、「大泉さんと一緒に人心を掌握するための踊りに励んでおります」と楽しそうに語った。剛力さんは、中谷さんとは正反対にほとんど眉毛のない姿で登場し「時代劇に憧れていたので、掛も着させていただきウキウキしながら撮影に臨んでいます」と満面の笑み。お市の方を演じた鈴木さんも同じく眉なしで、シーンによってはお歯黒も施しているそう。「秀吉に対抗するくらい派手な衣裳を着させていただき、眉やお歯黒も楽しんでます」とうなづく。三谷監督は「最初は心配でしたが、やってみたらすごく似合ってて怖いけど美しい!ほかの仕事もこのままで行った方がいいと思います」と大絶賛だった。三谷作品ということで歴史物とは言えコミカルな作品と捉えられがちだが、監督は「コメディじゃない。人間喜劇で笑いはあるけど、なるべく真面目にオーソドックスな時代劇として作ってます」と語る。三谷流の時代劇で歴史の鳴動がどのように描かれるのか完成が待たれる。会見には寺島進、でんでん、坂東巳之助、梶原善、市川しんぺーらも出席。ほかに中村勘九郎、松山ケンイチ、染谷将太、天海祐希、西田敏行らも出演している。『清須会議』撮影は12月下旬まで行われ、2013年の8月の完成、11月の公開が予定されている。■関連作品:清須会議 2013年秋より全国東宝系にて公開© 2013フジテレビ東宝
2012年12月20日南極と北極の大自然とそこに住まう生き物たちの姿を描いたドキュメンタリーシリーズ「フローズンプラネット」のコンサートが、2013年に日本初上陸。1月12日(土)に大阪公演、1月13日(日)・14日(月・祝)に東京公演が行われる。「フローズンプラネット in コンサート」の公演情報「フローズンプラネット」は、「プラネットアース」に続く、英国BBC・NHKの国際共同制作テレビシリーズで、制作期間4年、総撮影日数2356日にも及んだ大作。氷の躍動、ホッキョクグマやペンギンたちのドラマなど、極地で起こる命の奇跡や、温暖化により失われつつある大自然の姿を、迫力の映像と美しい音楽とともに描いている。日本では、NHKBSで2012年4月から全6本シリーズで、NHK地上波で8月にスペシャル版として放送された。この壮大な南極と北極の映像を大スクリーンに上映し、シリーズの音楽を担当したジョージ・フェントン自らの指揮、フルオーケストラの生演奏で贈るのが「フローズンプラネット in コンサート」だ。2012年7月にアメリカ、ロサンゼルス、ハリウッドで初演。今回の日本公演は、アメリカ外では初めての公演となる。また、この度、日本公演のライブナビゲーターが発表。東京公演には、俳優・映画監督でリバースプロジェクト代表の伊勢谷友介、大阪公演には写真家の石川直樹が登場し、北極、南極の世界へと観客をナビゲートする。「フローズンプラネット in コンサート」は、1月12日(土)にNHK大阪ホール(大阪府)、1月13日(日)・14日(月・祝)にNHKホール(東京都)にて開催。チケットは発売中。
2012年12月12日Yahoo! JAPANを運営するヤフー株式会社は12月4日、11月26日に公開した「2012検索ワードランキング」に新しい特集ページ「検索で見る有名人の結婚模様」を追加した。同調査は1月1日~10月31日の期間中に結婚発表があった有名人を対象に実施した。今年、結婚した有名人の検索数ランキングで1位となったのは「上戸彩(EXILE・HIRO)」だった。2位は「黒木メイサ(赤西仁)」、3位は「小栗旬(山田優)」という結果に。また、「上戸彩」とともに検索されているワードの1位は「結婚」で、検索数が増加する大きな一因となり、世間の注目度が高いことが分かった。次に、結婚で急上昇した有名人の検索急上昇ランキングを発表。これは前日の検索数と比較して算出した点数でランキングしたもの。1位は「小野ゆり子(大森南朋)」、2位は「中村瑠衣(黒田勇樹)」、3位は「三村恭代(鹿島アントラーズ・山村和也)」だった。前日と比べ、急上昇したワードほど点数が高くなるので、注目度が低かった人ほどランクインしている。「結婚」のワードとともに検索される有名人のランキングでは、1位となったのは「伊勢谷友介」、2位は「長友佑都」、3位は「加藤あい」だった。結婚発表はされていないが、過去に結婚のうわさがあった人物から、恋愛報道が出ない人物など、様々な人がランクインしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日来年秋に公開予定の三谷幸喜監督の新作『清須会議』に出演する総勢26名のキャストが発表され、役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市からコメントが届いた。その他の写真“清須会議”とは、安土桃山時代、1582年6月27日に開かれた、織田氏の継嗣問題と、明智光秀の領地配分を議題にした、尾張国・清須城(愛知県清須市)で行われた会議のこと。映画は、信長の没後、彼の跡取りに名乗りをあげたふたりの男の息つまる頭脳戦を描くもので、信長の重臣・柴田勝家を役所、羽柴秀吉を大泉、丹羽長秀を小日向、池田恒興を佐藤が演じる。三谷作品には『THE 有頂天ホテル』以来となる役所は、「久しぶりの三谷作品への参加、とても楽しみです。戦国武将の中で地味な印象の“勝家”ですが、きっといい奴だったんだろうなぁと思います。愛すべき男、勝家を楽しんで演じたいと思います」。昨年、三谷監督が演出した舞台『ベッジ・パードン』に出演し、監督作品には初出演となる大泉は、「尊敬する三谷さんの映画に出演し、本当に豪華な出演者の皆様の中で“秀吉”という大役を演じる事に大変緊張しています。また監督の『今回の秀吉は本当の猿みたいな見た目です』という言葉にいささかの不安を感じております(笑)」。小日向と佐藤は、「三谷さんの演出にしっかり応えられる様、気合を入れて挑みます」(小日向)、「三谷さん自身の原作から自身の台本へ、同じ二次元なれど脚本は三次元な広がりを持ち、一人の人間の所業とは思えぬ裁きに舌を巻く作品、今から楽しみです」(佐藤)とコメントを寄せている。その他、妻夫木聡、坂東巳之助、伊勢谷友介、中村勘九郎、篠井英介、鈴木京香、中谷美紀、剛力彩芽、浅野忠信、寺島進、阿南健治、松山ケンイチ、でんでん、市川しんぺー、浅野和之、染谷将太、瀬戸カトリーヌ、近藤芳正、戸田恵子、梶原善、天海祐希、そして、同時代を生きていた『ステキな金縛り』の更科六兵衛役で西田敏行が出演する。撮影は11月よりクランクインし、公開は2013年秋の予定。『清須会議』2013年秋、全国東宝系超拡大ロードショー
2012年10月22日映画監督・劇作家・脚本家として絶大な人気を集める、日本が誇る喜劇の名手・三谷幸喜が、昨年行った「三谷幸喜生誕50周年大感謝祭」の締めくくりとして発売した小説「清須会議」(幻冬舎刊)。その映画化にあたり、このほど役所広司や大泉洋ら豪華なキャスト陣の参加が発表された。三谷監督の第6作目となる『清須会議』は、自身初となる“時代劇”。天下統一を目前にしながら、明智光秀の謀反によって、本能寺で命を絶った織田信長。その信長亡き後、織田の継嗣問題と明智光秀の領地配分を議題に、日本史上において初めて会議の席上で歴史が動いたと言われる「清須会議」をテーマに、猛将・柴田勝家vs羽柴秀吉の頭脳戦を軸にそれぞれの思惑の中、絶妙に絡み合う人間模様を三谷監督ならではのコメディタッチで描き出す。今回、発表されたキャスト陣は三谷監督の意気込みが伝わる超豪華な面々。織田信長の筆頭宿老にして羽柴秀吉との織田家後継争いを繰り広げる実直な猛将、主人公・柴田勝家役には、『THE 有頂天ホテル』以来7年ぶりの三谷映画となる名優・役所広司。その敵役となる、巧みな人心掌握術で勝家に相対する羽柴秀吉役に三谷映画は初出演となる大泉洋が扮する。さらに、勝家&秀吉と共に清須会議に出席する織田四天王の策士・丹羽長秀役に小日向文世、会議の行方を左右する池田恒興役に佐藤浩市と日本映画界を支える主役級の俳優たちが集結。しかし、もちろんそれだに留まるはずもなく、信長の跡継ぎ候補になる次男・織田信雄役には妻夫木聡、三男・信孝役に坂東巳之助。信長の弟・三十郎信包役に伊勢谷友介、長男・信忠役に中村勘九郎という奇跡のようなキャスティングが実現した。一方の女優陣には、信長の妹・お市様役に鈴木京香、秀吉の妻・寧役に中谷美紀、信忠の妻で未亡人の松姫役に剛力彩芽と、もはや映画版“大河”(?)の様相だ。このほかにも、浅野忠信、松山ケンイチ、でんでん、寺島進、篠井英介、梶原善、染谷将太、近藤芳正、戸田恵子、瀬戸カトリーヌ。そして“忍びの者”役に天海祐希、また奇しくも同時代を生きていた『ステキな金縛り』の更科六兵衛を演じた西田敏行も登場し、劇中では濃密なドラマが展開すること必至だ!日本映画・ドラマ・演劇・歌舞伎界から結集した、まさに“鉄壁の布陣”で挑む本作だが、今回の撮影にあたり、スタジオセットでハリウッド顔負けのスタジオセットが話題となった『ザ・マジックアワー』を上回る大規模なセットを現在制作中だという。果たして、三谷監督の新境地はどんな笑いと感動を見せてくれるのか?期待して続報を待ちたい。『清須会議』の撮影は11月よりクランクイン、公開は2013年秋を予定している。■関連作品:清須会議 2013年秋より全国東宝系にて公開© 2013フジテレビ東宝
2012年10月22日東京都内のルミネ4館(池袋店・立川店・新宿店・有楽町店)は、若手アーティストを起用したアートイベント『LUMINE meets ART 2012(ルミネ ミーツ アート 2012)』を2012年10月1日(月)~11月11日(日)の期間中開催する。今年で3回目の開催となる「LUMINE meets ART」は、現代アートギャラリー「hpgrp GALLERY TOKYO」の戸塚憲太郎をディレクターに迎え開催する。自由にアートに触れてほしいという思いから、各方面で活躍する13人のアーティスト作品を都内4店舗にて展示。池袋店と新宿店では、気軽に生活の中にアートを取り入れられるよう、手ごろな価格で作品を購入できる「MY First ART」企画を実施する。地球環境・社会環境を見つめなおし、未来における生活を新たなビジネスモデルと共に想像していくプロジェクト「REBIRTH PROJECT(リバース・プロジェクト)」所属のアーティスト 横田光隆の作品をルミネ新宿店にて、今回の注目作品として展示され、同時にスペシャルイベントとして、同プロジェクトの代表を務める俳優 伊勢谷友介を迎えたトークショーも開催される。【伊勢谷友介×横田光隆トークショー概要】日時:2012年10月28日(日)場所:ルミネ新宿 ルミネ22F 横田氏作品展示スペース【ルミネ池袋店】開催期間:2012年10月1日(月)~11月11日(日)[参加アーティスト]・ハセチヨ・3(three)・飯沼 英樹【ルミネ立川店】開催期間:2012年10月1日(月)~10月31日(水)[参加アーティスト]・D[di:]ライブペインティング2012年10月7日(日)14:00~、15:00~【ルミネ新宿店】開催期間:2012年10月11日(木)~11月11日(日)[参加アーティスト]・横田 光隆・加藤 豊・篠原 奈美子・松山 智一・足立 喜一朗・東恩納 裕一【ルミネ有楽町店】開催期間:2012年10月19日(金)~11月7日(水)[参加アーティスト]・真鍋 大度+比嘉 了・ena・鳥羽 史人ルミネ公式サイト:href="リバースプロジェクト公式サイト:元の記事を読む
2012年10月06日STUDIOUS(ステュディオス)とREBIRTH PROJECT(リバース・プロジェクト)のコラボによるショップインショップが、2012年9月9日(日)までの期間、STUDIOUS原宿店に期間限定でオープンしている。REBIRTH PROJECTは、「人類が地球に生き残るためのプロジェクト」と題し、伊勢谷友介が代表を務める『これまでの我々人間の「生活」がもたらした地球環境や社会環境を見つめ直し、未来における生活を新たなビジネスモデルとともに創造していく』を掲げるプロジェクト。今回はSTUDIOUSとのコラボレーションで、SHOP IN SHOPの開催が決定し、9月9日(日)までの期間限定で展開する。ショップインショップでは、地球環境に配慮した素材などで作られたファッションがSTUDIOUS風にアレンジされ店頭に並ぶ。また、完全別注のTシャツも販売される。STUDIOUSが掲げるコンセプトである”日本発を世界へ”と、REBIRTH PROJECTのミッションのひとつである、”日本発のクリエイティヴィティ”の強化・推進という点において、今回のコラボレーションが決定した。両者の持つそれぞれの特徴である、『エシカルファッションへの気づき』『ジャパニーズブランドの今』を感じることのできるショップスペースとなっている。STUDIOUS原宿店東京都渋谷区神宮前4-26-32 吉田ビル 1FTEL:03-5785-1864元の記事を読む
2012年09月02日演劇界を牽引するふたりの怪優、生瀬勝久と古田新太が、“本気の劇団”立ち上げに挑んだドキュメンタリードラマ『勝・新(KATSUARA)』(現在WOWOWでシーズン2の第2回まで放送)。その最終回公開収録が、8月27日、東京・CBGKシブゲキ!!にて行われ、出演者の生瀬、古田、オーディションを勝ち抜いた12名の劇団員が囲み取材に応じた。シーズン2に入り、劇団として本格的なスタートを切った「勝・新」。旗揚げ公演としてふたりは、劇団名にちなみ、“勝新(かつしん)”こと勝新太郎の代表作『悪名』に挑戦すると決めた。本作は1961年から上映された人気任侠映画シリーズで、劇団「勝・新」ではその第1作を中心にしたダイジェスト版を上演する。演出を手がけるのは生瀬。「相手とちゃんと会話して」「起きている事象への芝居をしっかり」など、生瀬は舞台で演じる上での意識を若い劇団員たちに叩き込んでいく。そんな生瀬の演出に対し古田は、「非常に分かりやすい。ご本人も役者さんだから、その人が今どういう気持ちになっているのか細かく説明してくれます」と厚い信頼を寄せる。勝新太郎の当たり役、河内の暴れ者・八尾の朝吉に挑むのは古田。自身「オイラなりの朝吉を」と語る古田の芝居は、演出の生瀬から見ても「素晴らしい。やっぱり舞台での古田くんはピカ一です」と言わしめるほど。また時に古田は、劇団員たちのために手本を見せることも。そんな古田の芝居を見て、「完全にインプットしました!」と息巻くのは劇団員のイマニヤスヒサ。だがイマニの芝居を見た生瀬から、「全然出来てないじゃん!(笑)」とストップがかかると、スタッフや共演者からは爆笑が巻き起こっていた。また、WOWOW放送の『勝・新(KATSUARA)』では毎回豪華なゲストも話題で、シーズン1では伊勢谷友介、吉高由里子、藤原竜也などが登場。最終回にはなんとあの長澤まさみが出演しており、劇団「勝・新」の旗揚げを大いに盛り上げる。生瀬が「大人のバラエティって感覚で始まった番組ですが、みんなと稽古をしている今、真面目な気持ちでこの12人と向き合っていると自負しております」と語ると、その横では古田が力強く頷く。若い才能に触れ、舞台への思いを新たにしたふたり。今後、生瀬はケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出の『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹』(12月より東京・シアターコクーンにて上演)に、古田は自身が所属する劇団☆新感線の新作、SHINKANSEN☆RX『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』(12月より東京・東急シアターオーブにて上演)への出演が決まっている。映像から舞台へと、怪優ふたりの快進撃はまだまだ止まることを知らなそうだ。取材・文:野上瑠美子
2012年08月28日“編集者が泣ける本”オールタイムベスト10に選ばれた、辻内智貴のベストセラー小説を映画化した『セイジ -陸の魚-』。監督・脚本を務めた伊勢谷友介が、東日本大震災を受けて主人公・セイジの行動の“意味”がより深く届いたことを回想するともに、『CASSHERN』(04)の続編などエンタメ色濃厚な新作構想を複数練っていることも明かした。その他の写真伊勢谷監督独自の思想と解釈で映画化された本作は、旧道沿いにあるドライブインの寡黙な店主セイジ(西島秀俊)、彼に惹かれ住み込みで働く“僕”(森山未來)が平和な日常を破壊する凄惨な事件に直面して、“人を助けるということが何を持って助けることになるのか?”という命題に衝撃的な回答を示す野心作だ。「宣伝に信じられないくらいの時間を割きました」と公開時を回想した伊勢谷監督は、構想段階以後に発生した東日本大震災を受け、主人公セイジの行動の“意味”がより深く届いたことを実感したという。「その命題に答えを出すセイジのアプローチは確かにとても極端でした。でも、震災以後、僕たちは次のアクションを考える必要があって、若い人を中心に深いレベルで理解していただけたようです」。広い世代に好評を得たものの、「西島さん、森山さんという映画が大好きな役者さんに集まっていただいて完成して、僕自身とても愛している作品なので多くの人に観てほしいと言っているけれど、その作品の入口がジェントルじゃない(笑)」と課題が残っているとも。「意外でしょうけれど、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)や『パルプ・フィクション』(94)みたいなエンターテインメント超大作が大好きと言っているわりに自分は…という事実があります(笑)。まだまだ僕には勉強や技術が必要」といったことも撮影中に考えていたという。「『セイジ -陸の魚-』を撮って気づいた事ですが、僕の中には巨大なバジェットでエンターテインメント作品を撮りたい気持ちもあるような気がしています」。実現の可能性の是非はともかく、すでにアイデアそのものはいくつもあるともいう。「第二次世界大戦がなかった日本の話や、『CASSHERN2』も考えています(笑)」と期待を煽るアイデアを温めている伊勢谷監督。『セイジ -陸の魚-』では、若い映画人が“次へつなぐ”ためにも奮闘したそうだが、伊勢谷監督の次回作がなによりも気になる!『セイジ -陸の魚-』2012年8月15日(水)、Blu-ray&DVDリリース
2012年08月15日