私には、5年経ってもいまだに根に持っている夫の発言があります。それは、「俺、8時間以上寝ないと仕事に支障が出るんだよね」という言葉です。2時間しか寝られない私に向かって…当時0歳だった長男は、本当に寝てくれない子でした。バウンサー等はいやがるので、 一日中立って抱っこ。黄昏泣きもあり、私が寝る時間はほぼありませんでした。唯一寝られるのは、夫に長男を任せている間の夜中の約2時間だけです。本当はもっと寝たかったのですが、夫は平日仕事をしているので、翌日に響いたら悪いと思い、そこはぐっと我慢してました。 それなのに、仕事から帰ってきたら毎日のように「寝不足だ〜」「眠くて仕事が手につかなかった」などと私に向かって言うのです。「いやいや、私は毎日2時間しか寝られないけど、あなたは少なくとも6時間は寝られるでしょ?」と言ったのですが、そこで例の「俺、8時間以上寝ないと仕事に支障が出るんだよね」という発言をされ……。確かにいつもいびきをかいているし、睡眠の質が悪そうでしっかり休めていないのかもしれませんが、2時間しか寝られない私に向かって言う言葉……? とモヤッとして、思わずブチギレた私。しかし、「だってそういう体質なんだから仕方ないじゃん」と不満げに返され、さすがに愛想が尽きそうでした。今になっては1つの思い出ですが、「こんなひどいこと言ってたよね〜」と、たまにチクリと夫に話しています。 とはいえ、生活に支障が出るのは少し心配なので、睡眠外来を受診してもらったところ、「睡眠時無呼吸症候群」だったことが判明。やはり、睡眠の質が悪かったようです。治療の末、睡眠の質が向上し、現在0歳の次男の子育て中ですが、夫は5〜6時間の睡眠でも体がもつようになりました。5〜6時間ではまだ十分な睡眠時間を確保できているとは言えないと思いますが、それでも長男が赤ちゃんだったころのように「寝た気がしなくて子育てに参加できない」という状況は回避できています。夫は子どもたちのお世話をしてくれるようになったし、次男はよく寝てくれるので、私もあまりストレスを感じずに過ごせるように。 「体質だからしかたない」と無理やり納得するのではなく、病院で診てもらうことも大切だと実感した出来事です。 ◇ ◇ ◇ 男性は女性に比べて、「睡眠時無呼吸症候群」やその予備軍等で睡眠の質が悪い人が多いと言われています。「うちの夫ももしかしたら……」という方がいましたら、受診してみてもらうと良いかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/赤身まぐろ著者:山田 有希監修者:医師 高島雅之先生日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本睡眠学会専門医。金沢医科大学医学部卒業。金沢医科大学耳鼻咽喉科で講師を務めたのち、2006年に開院。「病気の状態や経過について可能な範囲でわかりやすく説明する」ことをモットーに地域医療に従事。『宇都宮睡眠呼吸センター』を併設し睡眠医療にも携わる。
2024年06月22日息子が2歳半のころの話です。パートとして働いていた私は、保育園から発熱連絡をもらい、早退することに。直属の50代男性上司に早退の報告をすると、信じられないことを言われ……? 余計なお世話です!パートで働き始めた私。採用の面接時に50代の男性上司から「お子さんのことで休むことがあっても、大丈夫だからね!」と言ってもらえていたので、安心して働いていました。 ある日、息子が38度の熱を出したと保育園から連絡が。私は急いで男性上司に「息子が熱を出したそうなので、早退させていただきます」と伝えます。上司はすぐに了承してくれましたが、早退の準備をする私の背中に向かってニコニコ笑顔で「発熱ねぇ。ちゃんとごはんあげてる? 栄養足りてないんじゃないの?」と言ってきたのです。食べむらがあり、一生懸命作ってもその日の気分で食べてくれないことも多い息子。毎日一生懸命食事の準備をしていることは上司にも話したことがあるのにそんなことを言われ、悲しさを感じると同時にカチンときました。 怒りを堪えて帰る支度を続けていると、男性上司は「うちの犬もさあ、食事の栄養を考えるようになってから風邪引かないよ」と笑顔でアドバイスをしてきたのです……。我慢ならなかった私は「早退するのは申し訳ないですが、私もきちんと栄養バランスを考えてごはんをあげています!」と伝えると「冗談じゃん! 怒らないでよ~」とまったく反省する様子はなし。仕方がないので、その日はそのまま帰ることに。 その晩、上司から言われたことを夫に伝えると「すぐに早退させてくれるのはありがたいけど、そんなことを言うのは確かにひどいね……。次からは何か言われる前に、急いで職場を出ちゃいなよ」とやさしくアドバイスをしてくれました。 冗談の言葉に言い返したのは大人げなかったかも……と私は反省。夫の言うように、早退するときは、できるだけ早く職場を出ることを決意。その後も、息子の体調不良で早退することが何回かありましたが、上司の冗談なのか嫌みなのか分からない妙なアドバイスを聞かずに済んでいます。 作画/Pappayappa著者:阿部花緒里
2024年06月22日結婚して10年。その間に2人の子どもを出産し、体型は昔のままというわけにはいかず。家族でプールへ行くことになったので水着を新調しようとしましたが、直前までバタバタして間に合いませんでした。仕方なく、産前に購入した水着を着ることにしたのですが……。 産前に購入した水着を着てみたら…水着を着てから鏡を見ると、やせていた産前の水着姿より若干ふくよかな姿に。仕方ないな……と思いながら、いざ夫の前へ。すると夫が、「えっ!すごくいい!!」と言ってきたのです。夫曰く、産前のやせ型よりも少しふくよかな今の方が健康的で素敵だと。まさかの言葉でしたが、安心して家族とプールで遊べました。 私の中では、痩せている=美しいと思っており、そしてなにより自分自身に自信がありませんでした。夫の一言がきっかけで、自信があれば明るくなれることを学びました。娘たちには自信を持つことの大切さを教えていきたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 自信がないときや落ち込んでいるとき、パートナーからポジティブな言葉をかけられると、それだけで気持ちが明るくなったりしますよね。いいなと思ったことは口に出していきたいですね。 イラスト/しおん著者:yuna
2024年06月22日現在、賃貸アパートで暮らしています。私自身は維持費がかからない賃貸暮らしが好きで、今の生活に満足していましたが、夫が「毎月の家賃を考えたら、家が買える!」と言い出しました。借金があるなんて聞いてない!!「自分の家が手に入るなら、声の大きさや物音に気をつけなくて済むかも。」と思い、話を進めていく中で、夫の借金額が明らかになっていきました。バイクのローンのみかと思っていたら、銀行のローン数件、消費者金融からの借り入れなど数百万円の借金が発覚しました。支払の滞りがなかったことだけが唯一の救いでしたが、中古物件購入でも1500万。建売は2700万。注文住宅はそれ以上の金額がかかります。ネットバンクで一度仮審査を通してみたところ、3000万のローンが通らず、愕然としました。 ◇◇◇ 近所の工務店さんがとても親身になって資金繰り計画を立ててくれ、注文住宅が建てられることになりました。ただ、夫は借金返済のため、貯金も全く無かったので、私が土地代の一部を現金で用意しなければならなくなった事が痛手でした。この借金がなければ、私の貯金を使わずに済んだのに……。と思いました。 作画/まげよ著者:田中恵子40代、8歳・10歳の兄弟を育てるアラフォー母。趣味は読書と韓流ドラマ鑑賞。
2024年06月22日私は7歳と3歳の息子を持つ父親です。長男は家ではとてもおしゃべりで活発なのですが、外に出ると、家にいるときとは別人のようになり、感情を出さずしゃべりません。そんな長男は保育園でどうしているのだろうと心配して、私は先生に聞いてみることにしました。すると、驚く返答があったのです……。典型的な内弁慶で保育園生活が心配家ではとてもおしゃべりで常に何か話している長男。しかし、外ではびっくりするほどおとなしく、ほとんど話しません。家族以外の人と話すのが恥ずかしいようです。 保育園での生活はどうしているのか心配になって先生に聞いたところ、家にいるときのように感情を出して自分から話すことは少ないようでした。誰でも家と外での違いはありますが、長男の場合、差が大きいので私と妻は心配していました。 何も話さない長男に保育園での生活を見る機会があり、長男には内緒で行きました。長男からバレないように教室をのぞくと、友だちの輪からはずれてひとりで遊んでいる姿が見えました。 やっぱり輪に入れずにいるのか……とショックを受けつつそのまま見ていると、やがてひとりの子どもが何も話さない長男に話しかけてくれていました。しばらく見ていましたが、その後も友だちに声をかけられたりしていてどうやら信頼関係はある様子。しゃべらないのになぜだろうと思い先生に聞くと、思いがけない答えが返ってきて驚きました。 思わず涙が…先生のお話では、長男はとても気が利いてやさしい面を持っているとのことでした。保育園でプール遊びをしたある日、具合が悪くてプールに入れず先生と過ごす子がいたそうです。そのとき、長男もプールへ入らずにその子と遊んで一緒に過ごしたと先生は言っていました。 また、給食の時間にひとりでテーブルに座って食べている子がいたときも、その子がひとりにならないように自分もそのテーブルに移動して一緒に食べたそうです。人見知りでおしゃべりできない長男が、なぜ友だちから信頼を得ているのかがわかり、涙が出ました。 私は外で話せないことを叱ったときもありましたが、長男なりにコミュニケーションを図っていたことがわかり、叱ったことを反省しました。思い返してみると私も幼いころは人見知りで内弁慶だったため、長男も似たのだなと感じています。家にいるときと保育園にいるときのギャップはいまだに大きいですが、人見知りなのは長い目で見守ろうと思います。著者:佐藤 稜7歳と3歳の2児の父。サラリーマンとして働きながら副業としてライターを目指す他にブログ記事も執筆中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月22日現在2歳の息子の離乳食が始まったときのことです。まだ1回食で食べる量も少ない時期でしたが、私は非常食の意味としてもベビーフードをストックしておくことにしました。お店に行き、ベビーフードを持ってレジに並んでいたのですが、そこで少しショックな言葉を言われたのです……。ベビーフードをまとめ買い「非常事態に備えられるように」と、息子を連れて子ども用品を扱うお店に出向いた私。その日はベビーフードがお得に買える日だったのでラッキー♪ と思いながら、カゴにたくさんベビーフードを入れていました。 余裕があるときは手作りもしますが、面倒なことの多い離乳食作りは頑張りすぎないことを信条にしていた私。市販のものにも積極的に頼って手抜きしなければと思っていました。そしてたくさんのベビーフードが入ったカゴを持ってレジへ向かったのですが……。 それを見ていたプレママ&パパの苦い顔レジでは私の前に夫婦が並んでおり、女性のほうは妊婦さんでした。その妊婦さんが後ろにいる私のほうをチラッと見て、旦那さんに目くばせ。そして旦那さんも私のほうを見て苦い顔。すぐにはその行動の意味がわからず「何かな?」と思っていましたが、コソコソと話している声が聞こえて驚きました。 「あんなに買ってるよ。自分で作る気ないのかな?」「子どもが食べるものを手作りしない母親ってどうなの?」「私、絶対無理。この子にはちゃんと作ったものをあげたい」などと話していました。 この会話が聞こえてきて「ああ、なるほど」と納得。 その考え、逆に心配……「赤ちゃんが食べるものを手作りしないダメな親」として見られたことは多少ショックだったものの、私はすぐに「いや、そんなことよりもこの夫婦が心配だな」と思ってしまいました。夫婦から漏れ聞こえてきた会話によると、おなかにいる子が第1子の様子。きっとこれからの子育てに希望や理想がたくさんあるのでしょう。 けれど私自身、長女を育ててきて理想だけでは苦しくなってしまうことを知りました。特に長女はアレルギーがあったので、離乳食からおやつまでほとんど手作りで、料理が嫌いになるくらい大変だった時期がありました。 私のほうを見て苦い顔をしていた夫婦。言われたことに対して怒りの気持ちは湧かず、むしろ心配になりました。願わくば、この夫婦が子育てのなかで苦しくなったとき、頑張りすぎずに頼れるものには頼って自分たちを大切にできますようにと思ってしまいました。著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2024年06月21日家族の日常を公開しているYouTubeチャンネル『ぽるぽるふぁみりー』。パパ・りょうたさん、ママ・みきさん、長女・みゆちゃん、次女・ふわちゃんの仲良し4人家族です。 パパのアメリカ転勤が決まった、ぽるぽるふぁみりー。準備のために、パパだけ3カ月先にアメリカへ行くことになりました。 今回は、視聴者から「何回観ても泣ける」と反響の大きかった、単身赴任前のパパとの最後の晩ごはんの様子をご紹介します。 娘からのサプライズにパパ号泣……パパの渡米前夜、家族最後の晩ごはんを食べている、ぽるぽるふぁみりー。手巻き寿司パーティーをして楽しく過ごしていましたが、「ごちそうさま」をしたあとに、みゆちゃんとママがサプライズでケーキをプレゼント! 最初はケーキを見て喜んでいたパパですが……。 みゆちゃんがメッセージカードを出した瞬間に、パパは号泣……! 感情が溢れ出る娘に……ニコニコだったみゆちゃんも、パパがカードを読み出すと、泣き出してしまいました。 「おとうさん いつもありがとう いつもありがとう。みゆより」カードにはメッセージとともに、家族4人の似顔絵が描かれていました。 パパとみゆちゃんがあまりにも早く泣き始めたので、ママはうしろで笑ってしまいます。 「パパ行かないで。大好き」と泣きながらパパに抱きつくみゆちゃんに視聴者さんからは、 <「みゆもアメリカ行きたい。アメリカ行かないで大好きなお父さん」 みゆちゃんの本音に涙が止まらないよ> <号泣してるみゆちゃんに「頑張ってたんだね」っていう言葉が出てくるお母さん、マジで尊敬しかない> <みゆちゃん、泣く寸前まで平然を装ってて、急に流れ出た涙に感情が溢れ出たのがわかった。そして私も泣いた> など、みゆちゃんの素直な行動や、ママの素晴らしい対応に共感コメントが多数寄せられました。 小さな体でいろんな感情が交差する様子に…… 最後は泣きつつも、話しながらケーキを食べるみゆちゃん。 寂しいけれど、パパとの最後の会話を楽しみたい健気な様子に視聴者さんからは、 <お母さんがこのとき泣きたいのを抑えて気丈に振る舞ってるのが素晴らしいと思う> <みきちゃんの素敵さが溢れてました。 絶対不安で、寂しくて、子どもの気持ちに寄り添って泣きたいはずなのに。 絶対泣かないで笑顔で居続けるみきちゃんのやさしさと強さを、女性として母として妻として本当に尊敬します。 みきちゃん!いつも応援してます!> <なにごとやって顔してたふわちゃんが、泣き止んで喋りだしたお姉ちゃんの顔覗き込んで安心して笑うところかわいい> <この動画やばいわ… これだけ純粋な子どもがわんわん泣くってことは、もうどれだけいいお父ちゃんかの証明になってるな……家族っていいなぁ> などと家族みんなへの賞賛コメントなどであふれていました。動画からは、みゆちゃんとパパがお互いを大好きな気持ちがあふれるほど伝わって来ました。その様子を見守るママと次女ちゃんにもほっこりさせてもらえます。 YouTubeチャンネル『ぽるぽるふぁみりー』では、その後、家族一緒にアメリカで過ごす動画が投稿されています。ぜひ、チェックしてみてくださいね。著者:ライター 廣瀬尚子
2024年06月21日一番上の子が生後8カ月のころ前の話です。ある日、洗濯を干している間、息子を見ていてほしいとお義母さんに頼んだところ、思わぬことが起こっていたのです――。 ちょ…お義母さん!?息子は私が離れると、すぐに泣き始めてしまいました。まだ洗濯物は干し終わっていないけれど、お義母さんが大変だろうと思ったのもあり、いったん息子のところに戻ることに。すると、お義母さんが甘い乳酸菌飲料を息子に与えようとしているではありませんか! 慌ててお義母さんを止めた私。というのは、甘い物は虫歯や味覚の観点で、あまり早いうちに与えないようにしようと夫と話していたのです。また初めて口にする物なので、アレルギーの心配もあります。そのことをお義母さんに伝えると、「泣き止むと思って……」と言いつつもなんとか理解してくれました。 義母曰く、おっぱいを飲みたいのかなと思ったから、代わりに上げようと思ったとのこと。私が引き返していなければ、息子はその甘い乳酸菌飲料を飲んでいたことでしょう。 家族ではありますが、まさか義母が私や夫に確認せずに、まだ赤ちゃんである息子の口に入れようとするとは思いもしませんでした。自分の常識が他人にとっては常識ではないのだと痛感した私。家族であっても、日ごろから食への考え方や、何を与えているかなどの情報共有をしておくことが大切なのだと学んだ出来事でした。今後はもっと義母ともコミュニケーションをとって、ささいなことも共有していこうと思います。 イラスト/まげよ著者:さや監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月21日ある日、義実家へ遊びに行ったときのことです。 そんなこと言われるなんて…!当時息子は2歳になったばかりでしたが、発語が早く、すでにいろいろ話すことができる子でした。よく「おしゃべり上手ね」と褒められていました。そんな息子をみた義母が、「〇〇ちゃん(私)の子育てが上手だからお話するのもなにをするのも早いね!」と言ってくださりました。 今まで息子の成長を褒められることはあっても、自分自身の子育てを褒めてもらう経験は初めてでとてもびっくりしましたが、心底うれしい気持ちになりました。 義母は普段から尊敬できる人で、何事にもプラス思考で明るく、お話していてとても気持ちがよくなる人です。出産してからより義母の凄さを実感し、距離感も心地よく義母のことが大好きです。私もこんな義母さんになりたい、と思っています。 作画/きょこ著者:井上はるか2歳の男の子の母。医療事務としてパート勤務。海外ドラマが大好き。
2024年06月21日息子が幼稚園に通っているときのことです。ある朝、息子の幼稚園の支度が終わり、いつもの様に息子はリビングでテレビを見ていました。その隙に私は、幼稚園に送るため洗面所で自分の身支度をしていました。ほんの一瞬目を離したら…身支度が終わりリビングに戻ると息子がいません。トイレやお風呂場、2階など探してもどこにもいません。焦った私は外かもと思い飛び出そうとしたとき、息子のお友達のお母さんから電話がかかってきたのです。「息子くん、うちに来てるよ。びっくりしたよ!」と。息子は近所のお友達の家にいたのです。その日、なかなか片付けない息子に対し叱ってしまったことが原因で家を出てしまったのでした。息子が1人で外を歩いている姿を思うとゾっとしました。 ◇◇◇ もう2度とこのような事をおこさないために、玄関ドアのドア鈴を購入し取り付け玄関を開けたかわかるようにしました。そして、息子への叱り方も変えました。この出来事をきっかけに、子どもは何をするかわからないものだと改めて思いました。 作画/てる子著者:林さくら子どもはもう社会人になり子育ては一応終了ですが、いくつになっても子どもは子どもで手助けしている母です。
2024年06月21日息子が7歳のころ、義母を運動会に呼んだときに起きたエピソードです。義母が息子の顔と小学校の校門前で撮影した写真をSNSに載せていたのです。勝手なことを…私は焦ってすぐに消してもらいましたが、数件コメントがついていてとっても不気味でした。校門前なので学校の名前も書いてありますし、顔も一切隠してない!スクショされてなければいいなと思いながらも。ネットに関する知識があまりない人は本当に怖いなと思いました。義母は「??」というかんじで何が悪いのか分からない様子でした。 その後、夫からも義母にやめて欲しいと言ってもらいました。世の中には色々な人がいて、個人情報を発信すると特定に繋がってしまう可能性があると伝えました。義母はその言葉にビックリしていたようです。 ◇◇◇ 誰がみているかわからない、また知人であっても家族の情報を知られるのは少し怖い気もしますよね。孫かわいさに載せたくなる気持ちもわかりますが、まずは家族にひと言相談するようにしてもらうと良いかもしれません。SNSなど取り扱いにはじゅうぶんに注意して欲しいですね。 作画/犬野ぽよ彦著者:山崎友40代、12歳の息子を育てています。今はフリーランスで収入アップを目指していますよ!
2024年06月21日生後5カ月の息子と、初めて家族3人で迎えたクリスマスの日の出来事です。義父から「今から家に行く」と連絡がきた事を、夫から伝えられました。「急に言われても困るなぁ」と思ったものの、どうしてもとの事で義父を自宅で待ったのですが……。どうしてこれを選んだの…?義父はどうやら息子にクリスマスプレゼントを持ってきてくれたようで、息子は大きな袋を見て大はしゃぎ。私も何を用意してくれているのか知らなかったので、袋の中身が気になりました。 開けてみると、中から国民的アニメのキャラクターで、紫色のトゲトゲとしたフォルムのぬいぐるみが出てきました。え? まだ1歳にもなってない息子に、なんでこのキャラクターを選んだんだろう? 息子にはこのアニメを見せていないので、もちろんこのキャラクターが好きだと義父に伝えたことはないはずです……。プレゼントしてくれる気持ちはありがたいけれど、一体どうして……? と不思議に思っていると、義父が「これ面白いだろ、俺が好きだから買った」とひと言。息子へのプレゼントに、自分が欲しい物……!? とビックリ。もちろん、純粋に息子が喜ぶと思って選んでくれたのかもしれませんが……。 息子はまだ小さいし、それが何なのか理解していない感じ。義父には申し訳ないのですが、少し気になっているようではあるものの、あまり喜んではいませんでした。そしてすぐに興味を失い、遊ぼうとしなくなり……。貰い物なのでどうしようか悩みましたが、ひとまず棚にしまって、もっと大きくなったころに「息子くんが0歳のときに、おじいちゃんがプレゼントしてくれたんだよ」と言って渡すことにしました。そのぬいぐるみに罪はありませんが、息子へのプレゼントにはやはり、息子が喜びそうな物を贈ってほしかったのが本音です。 この件があったことで、誕生日や二度目のクリスマスは、夫が息子と義父を連れてプレゼントを買いに行ってくれるようになり、息子も喜んでくれています。自分の好みだけで選ぶのではなく、贈る相手がどんな物なら喜んでくれるのかリサーチすることも大切だと改めて感じた出来事です。ただ、プレゼントをクリスマス当日に息子へ直接渡そうとしてくれる、孫を思う義父の気持ちは、とてもありがたいと思いました。 作画/さくら著者:佐藤 かよ
2024年06月21日長男が3歳のときの話です。初めての子育てに不安を抱えていた私は、育児書などを参考にしながら、自分なりに一生懸命やっていました。しかし、3歳児健診で保健師さんにあからさまにため息をつかれてしまって――!? 動揺してしまった保健師さんの対応自分の子育てについての試験を受けるような気持ちで、3歳児健診へ向かった私。緊張しながら、保健師さんとの面談に臨みました。 保健師さんと私の間にはテーブルがあり、そこには積み木がいくつかありました。私が保健師さんの話を聞いている間、長男はその積み木を積み上げて遊んでいました。すると、その様子を見た保健師さんはイライラしたように「触らないで!」と言ったのです。 その後、保健師さんがいくつかカードに描かれた絵を見せて、息子が答えることに。サルの絵が描かれたカードを見た長男は「おサルさん!」と答えました。 すると保健師さんは、呆れたように「これは『サル』です」と言いました。 保健師さんは終始こんな調子だったため、私は唖然としてしまいました。そして最終的に、ため息交じりに「息子さん、多動気味ですね」とひと言。始終イライラしていて、最後はため息交じりの言葉を吐いた保健師さんに、私は動揺を隠せませんでした。 不安になった私は、かかりつけの小児科で長男のことを相談することに。「とくに発達に問題は見られないので、今は子育てを楽しみましょう」と医師に言ってもらって、少し不安がなくなりました。 幼稚園に入園後、ふと思い出してママ友たちに3歳児健診時のエピソードを話してみました。すると、「うちも同じようなこと言われた!」というママ友がちらほら。どうやらいつもイライラしていることで有名な保健師さんのようでした。 イライラしている姿は、私の子育てを否定されているような気持ちになる悲しいものでした。私のように、とくに自分の子育てに関しては他人の言葉に敏感になってしまう人も多いのではいかと思います。私もイライラしてしまうことはありますが、どんなときも相手を思いやって、自分の言葉で誰かを傷つけることのないようにしたいと改めて感じた出来事でした。 イラスト/はたこ著者:山本みなみ
2024年06月21日私は0歳の娘を育てています。ある日の夜、授乳を終えて娘をベビーベッドに寝かせ、自分も就寝しました。しかし、しばらくしてまさかの事態に……。「うっかり」に気をつけて…就寝してしばらくすると、急に「ピー!!」と大きな音が! ベビーベッドに取り付けていた、赤ちゃんの無呼吸などを知らせてくれるセンサーが発動したようです。慌ててベビーベッドを覗き込むと、なんと首にかけていたスタイが顔を覆っていました! 急いでスタイを取ると、「ぷは〜」と呼吸をしてくれて、その後も異常はなかったので安心しましたが、もしセンサーがなく気づかないでいたらと思うと、ゾッとします……。 いつもスタイをつけて授乳をしているのですが、今回は寝かせる前に外し忘れてしまいました。この一件から、寝かしつける前はスタイの外し忘れがないかきちんと確認するようにし、ベビーベッドのセンサーも必ずつけるようにしています。ほんの少しの油断が思いがけない事故に繋がる可能性もあると学び、しっかり気をつけていこうと強く思った出来事です。 ◇ ◇ ◇ お子さんが無事で本当によかったです。スタイは外すのを忘れてしまう可能性が高いため、ガーゼハンカチなどを利用するとよいでしょう。 ただ、寝ている赤ちゃんの顔や頭の周りに、ガーゼハンカチのような布やぬいぐるみなどを置くのは窒息の恐れがあるため、絶対にしないようにしてください。赤ちゃんを寝かせて離れる際は、周りにそういった物がないか確認してくださいね。 作画/しおん著者:萩原 里々愛監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月21日大学時代からの友人Aとは、お互い子どもが生まれてからも時々遊ぶ関係でした。しかし子連れでキッズスペースのあるカフェに行った日、Aの子どもが私の娘を突き飛ばしてきて……? わざと突き飛ばしたよね…?当時、Aの娘は3歳。私の娘は1歳でした。この日はキッズスペースのあるカフェに集合。しかし会った瞬間から、Aの娘は明らかにイヤそうな顔。さらに娘がAの娘に近づくと、わざと避けているようでした。嫌がられている理由がわからなかったものの、「まぁ、なんとなく機嫌が悪い日だってあるよね」とあまり気にをせず見守っていたのですが……。Aの娘は、私の娘がおもちゃを手にとった瞬間、ドン! とわざと背中を突き飛ばしたのです。Aはたまたま現場を見ておらず、娘の大泣きで「何かあった!?」と気づいた様子。 幸い娘にけがはありませんでしたが、私が経緯を説明しても、Aは「そうなんだ~、ごめ~ん」と軽く謝るだけ……。Aの娘も黙ったままでした。私は泣いている娘をなだめつつ、Aの娘に「おもちゃがほしかったのかな? 『ごめんね』できる?」とやさしく声を掛けましたが、「知らない」とひと言。するとAがすかさず「わざとじゃないから、謝りたくないのかもね」と言ってきたのです。現場を見ていないAに、わざとかどうかわかるはずがないとモヤモヤする私。強く言い返したい持ちを抑え、「わざとでもわざとじゃなくても、ぶつかったら謝らないといけないと思う。子どもたち同士の気持ちの整理にもなると思うし……」と伝えました。しかしそれでもAは納得いかない顔。すると、私とAの話を聞いていたAの娘が、私の娘に小さな声で「ごめんね」と謝ったのです。Aはその姿を見てばつが悪そうにうつむきます。私とAとの間にはわだかまりは残りましたが、Aの娘と私の娘は仲良く遊び始め、その日は解散したのでした。 人にぶつかってしまったら謝るということを伝えたかっただけなのですが、結果Aとはわだかまりが残ってしまう形に。自分の考えと相手の考えが必ずしも同じとは限らないと再認識した出来事でした。 作画/yoichigo著者:星野みさこ
2024年06月21日子を捨て、子どもが同じ保育園に通う保護者と不倫し、再婚したママ友。小学校で、実子と連れ子にトラブルが起きて…自分が犯した罪で、子に大きな心の傷が…。不倫ママ友の衝撃の末路子どもが同じ保育園に通う保護者と不倫していたママ友がいました。 彼女は結局、当時の夫とは離婚し、その不倫相手と結婚することに。離婚にあたって、自分の子は元夫が育て、新しい夫の子(連れ子)を育てることになったのですが…。 なんと子どもたちが小学校にあがり、連れ子と自分の子が同じ小学校の同じクラスに。トラブルにならなければいいと心配していましたが、ある日、クラスのみんながいる前で、連れ子が実の子に向かって、「Aちゃんのお母さん、私のお母さんになったんだ~」と言ったそうなのです。この話を聞き、私はママ友の実の子がかわいそうで仕方ありませんでした。 このことがきっかけなのかわかりませんが、ママ友家族は引っ越し、連れ子も実子も別々の小学校に通うようになったそうです。 ママ友の実子が本当にかわいそうだったので、引っ越してくれて本当によかったと感じました。それと同時に、改めて不倫は人を不幸にすると感じました。自分は絶対に不倫をしたくないと思います。 作画/きりぷち著者:田代亜弓
2024年06月21日初めて妊娠した10年前、当時は知らないことばかりで雑誌やインターネットの情報を見たり、友人に聞いたりして知識を増やしていました。しかし、里帰り出産で転院するまで知らなかったことで、ちょっと大変な思いをした妊娠時の経験談です。マイナートラブルがなかった妊娠初期私は妊娠中、つわりがありませんでした。病院から妊娠初期に体重について説明されたことはなく、もともと食べることが好きな私は「赤ちゃんも含めて2人分!」と言い訳をつけて、いつもよりたくさん食べたりすることも……。 やがて妊娠中期には体重が8kgほど増加していましたが、それでも産院で注意されることはありませんでした。雑誌やインターネットの記事には「出産に向けて、たくさん歩きましょう!」と書かれていたので、できる限り毎日30分以上散歩をしていたこともあり、私自身も体重について気にしていなかったのです。 そして妊娠8カ月になり、里帰り出産のために地元の産院へ転院。そこで先生に言われたことは、「体重が増え過ぎている」だったのです! 転院先の産院では、BMI23だった私の場合、出産時までの体重増加を10kg以内に留めることが理想だったようです。 ※2021年3月に「妊産婦のための食生活指針」が改定され、妊娠期における望ましい体重増加量については、新たに「妊婦の体重増加指導の目安」が公表されています。参考:こども家庭庁「妊娠中と産後の食事について」(外部サイト)※2024年6月20日 参考リンクを訂正何をしても増える体重……要注意妊婦に!?体重を指摘された私は毎日歩き続け、ときには1時間以上歩いたこともありました。食事の内容を気にしたり、量を減らしたりしたのですが、体重は右肩上がり! 臨月になるころには12kg増加していて、母子健康手帳には赤いペンで体重を書かれる“要注意妊婦”になってしまいました。 出産自体は、たくさん歩いていた成果もあったのか安産でしたが、産後に体重を減らすことがとても大変でした。歩いているから大丈夫! という勝手な思い込みから、食べ過ぎてしまった過去の自分に怒りたくなったほどです。 周りに出産経験がある友人が少なかったこともあり、妊娠中の体重管理が大事だとは知らなかった私。その結果、マイナートラブルの少ない妊娠中に調子に乗ってしまい、あとで苦しい思いをすることに……。今では、街でスラッとした妊婦さんを見かけるたびに、うらやましくも感じます。妊娠中は自分の勝手な思い込みで行動してはいけないと感じた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※2024年6月20日 参考リンクを訂正著者:高山ななみ2013年、2015年、2018年、2020年生まれの4人の子どたちと夫との6人暮らし。医療系の資格を保有。医療の知識や子育ての経験をもとに、ライターとして活動中。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月21日YouTube「suisui-Project 〈車椅子ライフスタイル〉」は、パパとママ、そして息子のあおとくん、ワンちゃんとの日常をご覧いただけるチャンネルです。育児についてや、車椅子ユーザーのパパならではの様々な発信をご覧いただくことができますよ。今回は、あおとくんとおばあちゃんの久しぶりの再会の様子をご紹介します。初めは少し人見知りで、塩対応気味のあおとくんでしたが……一体どうなるかな?おばあちゃんがお家に来るよ! この日はおばあちゃんがお家に遊びに来るようです。あおとくん、おばあちゃんと久しぶりの再会です! お昼ご飯を食べていると……「ピンポーーン!」 おばあちゃんがやって来ました! おばあちゃんが到着♪ おばあちゃんがお家に到着しました。おばあちゃんは早速、あおとくんにごあいさつ♪ しかし…… あおとくん、おばあちゃんよりもお昼ごはんに夢中です(笑)。 久しぶりで、少し緊張もしているのかな? 家族みんなでお昼ごはん おばあちゃんが無事到着したので、みんなで昼食をいただきます。 おばあちゃんと乾杯できるかな……!? まだ、人見知り中のあおとくん。 おばあちゃんの「カンパイ〜♪」にも塩対応(笑)。 少しずつおばあちゃんと仲良しに♡食事を終えて、あばあちゃんと遊びタイムです。 すると…… 少しずつ、おばあちゃんにも慣れてきた様子です。 「あーん」とご機嫌♪ ニコッと、とびきりな笑顔が増えてきました。 あおとくんの素敵な笑顔をたくさん見ることができて、おばあちゃんもうれしいですね。 にっこり笑顔のあおとくん。家族みんなを幸せな気持ちにしてくれていますね。 おばあちゃんと離れない! すっかりおばあちゃんに懐いたあおとくん。おばあちゃんにベッタリで離れません(笑)。お家の中を少し移動するだけでも、常に一緒です♪ この様子、ぜひ動画でもご覧くださいね。緊張気味だったあおとくんが、おばあちゃんに心を開いていく様子がよく伝わってきますよ。 絵本タイムも満喫 おままごとだけでなく、絵本も読んでもらいます。 おばあちゃんが読んでくれている絵本に夢中ですね♡ 楽しい時間はあっという間 楽しいひとときを過ごす、あおとくんとおばあちゃん。しかし、そろそろバイバイの時間が近づいてきました。 楽しい時間はあっという間ですね。 おおとくんとわんちゃんで、おばあちゃんのお荷物運びも手伝います。 またすぐ遊びにきてね。 はじめは緊張気味だったあおとくん。しかし、おばあちゃんと一緒に時間を過ごしていく中でとっても仲良くなりました♪次にまた会える日が楽しみですね。 【祖母と孫】60代ばあちゃんに久しぶりの再会!! 1歳児のリアクションが可愛すぎるのでお裾分けします【車椅子パパの日常】| suisui-Project 〈車椅子ライフスタイル〉 画像提供・協力/suisui-Project 〈車椅子ライフスタイル〉
2024年06月20日娘がまだ2歳前のときの出来事です。当時私は息子を妊娠中で、夏休みを利用して実家に帰省していました。 どうしよう…娘は日中ベランダでプールをして遊んだりとても元気で、特に変わった様子はありませんでした。しかし、夜中に突然「うぉー」という唸り声のような声が聞こえたのです。 隣に寝ている娘を見ると、けいれんし白目をむいて倒れていました。驚きながら必死で呼びかけましたが返事はなく、寝ていた両親を起こしすぐに夜間救急にかけつけました。医師によると「熱性けいれん」とのことで、「5人に1人くらいの子は経験します、何度も繰り返さなければ心配ないですよ」と言われ、すぐに家に帰りました。 その後朝になり、容態も落ち着いたので家族で横になっていると、またしても白目をむいてけいれんし始めたのです。1回目よりも長く様子がおかしいように見えたので、2回目は救急車を呼んでくださいという医師のアドバイスに従い、救急車を呼びました。 その後の検査で特に脳波などに問題はないことがわかり、けいれんもそれ以降は1度も起こっていません。初めての子どもで、「熱性けいれん」ということ自体知らなかったので、本当に動揺しました。私も娘も人生初めての救急車、6年たった今も独特の空気感は覚えていて、思い出すと胸が苦しくなります。 ♢♢♢ 初めて経験した熱性けいれん。ママにとってはとても心配な出来事だったでしょう。小児科医によると、熱性けいれんは生後6カ月以上の赤ちゃんが38度以上の発熱をしたときに起こりやすいのだとか。けいれんが起きたときは、赤ちゃんの衣服を緩め(特に首周り)、横向きに寝かせる。嘔吐をしたら喉に詰まらせないよう拭き取り顔を横に向ける(慌てて口の中に指やタオルを入れないようにする)。また、けいれんを起こしたときの状況(体温・発症時間・けいれんの持続時間など)をメモしておくこと。タオルケットなどをかけている場合は減らしたりし、クーリング(氷まくらなどで首や脇、太ももの付け根を冷やすこと)を開始することが対処法として挙げられます。突然のことでパニックになってしまうこともあるかと思いますが、落ち着いて状況を観察することを意識しておきたいですね。 作画/大福著者:さとうまみ2児の母。家事・育児・管理栄養士の仕事に励むかたわら、在宅にて記事執筆やデータ入力などにも挑戦中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月20日産後数カ月経ったころのことです。それまで夫には、休日にオムツ替えを頼むことはあっても基本的に24時間体制で私が育児をしていました。何もしてくれない!!どうしても私の体調が悪くなり、夫に夜間のミルクを1回分だけ頼んで寝かせてもらうことにしました。ふと起きたら時間はとっくに過ぎているのにミルクを上げた形跡はなく肝心の夫は寝ているのです。夫を起こし確認すると、やはり寝過ごしたと言うのです。たった1回のミルクさえあげることができない無責任さに呆れました。 ◇◇◇ その後、どんなに高熱がでてもぎっくり腰になっても私が対応しました。夫は育児をしてるつもりですが、子どもの体調に関わらない様なことだけしてもらっています。もう数年経ちましたが今も夫は自分が眠いときには自分の睡眠を優先させるので何も期待していません。 作画/いずのすずみ著者:遠藤かな40代、2歳の子どもと3人で暮らしています。出産を機に退職。現在は主婦。
2024年06月20日私の友人は無添加や健康食品が大好き。彼女は子どもが生まれて、無添加へのこだわりがエスカレートしていきました。そんな彼女の行く末とは……!? 無添加を愛しすぎて…私の高校時代の友人は、学生のころから無添加にこだわりがありました。肌もきれいで髪の毛もサラサラ。彼女が素敵なのは、きっと無添加へのこだわりのたまものなんだろうと勝手に思っていました。 社会人になって、自然と彼女とは連絡を取らなくなってしまったのですが、私が第1子を出産後、突然SNSのDMを通して久しぶりに連絡がきたのです。その内容は……。 「ベビーフードを食べさせてるよね? 赤ちゃんに添加物を食べさせてかわいそうだからやめたほうがいいよ」といった内容でした。そのときは私も育児に必死で、子どものためなら無添加を学びたい! と彼女にいろいろと勉強させてもらうことに。 しかし、何度かカフェで会ううちに、彼女は大きなパンフレットや雑誌で私にこの健康食品がいい、この調理器具は便利だとすごく営業トークをしてくるように……。私は異変を察し、紹介された健康食品や調理器具を調べてみると、なんと彼女はネットワークビジネスに手を出していたのです。 勧誘にあったのは私だけではありませんでした。その後、彼女は仕事を辞め、ネットワークビジネスを本業にしてしまったため、私を含め、他の友人たちもSNSのフォローも外し彼女とは距離をおくことに。 無添加生活がエスカレートし、ネットワークビジネスの沼に陥った彼女。私の知っている限りでは、高校時代の友人はもう誰も彼女とは関わっていないようです。素敵な知識を持っているのだから早く目を覚まし、違う方向で活かしてほしいと、友人の私としては思わずにはいられません。イラスト/きりぷち著者:なかまる あゆみ
2024年06月20日四男を妊娠中だったときの話です。義父母との関係は良好で、わが家に来てくれている間は義母が家事を担当してくれるため、年末年始などはいつものんびり過ごさせてもらっていました。そんなある日のことです……。なんて報告をしてるの…!そのころ私は妊娠8カ月目で切迫気味ということもあり、公園に子どもを連れて行って遊ばせる役目を義父母が積極的にしてくれて、今まで以上に息子たちとおじいちゃんおばあちゃんの関係性が深まったように感じていました。 そんな中、私の調子がいい日にみんなで公園へ遊びに行くことに。9歳の長男と7歳の次男、義父母は、少し離れたところでベンチに座ってランチタイム。私と夫は3歳の三男の遊びに付き合っていて、ランチにはあとから合流しました。すると長男と次男がなぜかニヤニヤ。そして、「パパとママのこと言っちゃったもんねー!」と言うのです。「何を話したのー?」と聞くと、義母が「パパとママはいつもチューしたりお膝に座ったりしてるんだよって教えてくれたのよ」とにっこりと笑いながらひと言。なぜ公園でそんな話を……! 不仲だと言われるよりはよかったですが、義母の口からその話をされるのは、なかなか恥ずかしかったです。 いつも息子たちも交えてチューしたり、膝に座りあったりとじゃれあいをしているのですが、まさかこんな風に伝えられるとは……。慌てて否定するのも余計に変かなと思い、「そういう話好きだねー」と気にしてない風を装い、別の話題にさりげなくチェンジ。1月で寒いはずが、変な汗をかいてしまいました。 作画/森田家著者:杉田 菜々
2024年06月20日広い義実家の敷地の中には昔からの門や蔵、家屋があります。今はもう使われておらず、中は埃まみれ。ある日、蔵に探し物に行く義母について行くと、一緒に入った息子が突然、不思議なことに、蔵にはまだ入っていないのに人形を怖がったのです……。 お人形って…?ある日、義母が蔵に探し物に行くと言うので、子どもたちとついていくことにしました。蔵の重い扉を開けると、6歳の娘は「暗い!こわーい」と言いながらも楽しそう。2歳の息子はおびえながらも、私に抱っこされながら中に入りました。ほんの少し中に進むと顔を上げた息子が急に「やだ!入らない!出る!こわい」と泣き始めました。 外に出ると息子は「お人形こわい……」と言うのです。「お人形なんてあったか?」と思いながら、中にいる義母に「そこに人形ってありますか?」と聞いてみました。 すると、「あるんだけど……おかしいわね…」と首をかしげながらごそごそしだしました。しばらくすると、「あったあった」と言って小さな日本人形を持ってきました。 息子はそれを見て「やだ!」と大泣き。「蔵の中でそれを見て怖かったみたい」と言うと、義母は顔を曇らせて「え、これ、籠の奥の箱の中にあったやつだけど……」と言いました。籠の中の人形が、一瞬蔵に入っただけの息子に見えるはずもなく、私も義母も首をかしげました。しかし息子はその人形を指して「それやだ!どっかやって!」と怖がるのです。 ひとまず人形はしまい直し、義母がアルバムを見つけたので、私と子どもたちは外で眺めていました。その中の1枚に、先ほどの日本人形と思われるものが写っていました。しかし、写真の人形は髪が短く、さきほどの人形は長髪……。霊感の強い息子が怖がっていた様子と合わせて、何だかゾッとするものを感じ、あわててアルバムを閉じました。 写真や息子の反応から良くないもののような気がして、日本人形は義母が神社に持っていき供養して処分されました。あの日本人形がどのようなものかはわかりませんが、妙に背筋が寒くなる出来事でした。イラスト/まげよ著者:山口花
2024年06月20日次女が3歳だったころ、保育園の入園式で体験したお話です。当時、主人の転勤でとある港町に転居し、知らない土地での入園式となりました。とはいえ入園式の雰囲気はどこの地域でも同じだろうと思い、私たち夫婦はスーツを着てフォーマルな雰囲気で参加したのですが……。「ドリフト上等」って!?入園式の会場前で夫と話をしていると、突然ものすごい轟音が! 一体何事なの!? とびっくりして振り返ると、そこにはなんと「ドリフト上等!」と書かれた改造車が乗り付けられていて、中からはヤンキー風のママさんが現れました。入園式はフォーマルな格好で参加するという印象があった私たち夫婦は、その光景に驚愕してしまい……。しかしよく周りを見てみると、比較的ラフな格好やホステス風のヘアスタイルをしたママたちもちらほらと見受けられ、感覚の違いを実感。 その後もこの地域の人たちとは感覚が合わないなと思う出来事が度々あり、子どもの進学はもっと落ち着いた雰囲気の別の場所でしようと決意。小学校に通う年齢になる前に転居し、今はのびのびと暮らしています。 作画/赤身まぐろ著者:藤ヶ谷 はるか
2024年06月20日週末に行きたいところ、したいことが異なる5歳の息子と2歳の娘。週末はいつも兄妹喧嘩ばかりで私も疲れてしまいます。そんなある日、外出中の夫にワンオペの現状を伝えると、信じられない言葉を返されて……? 家は朝からぐちゃぐちゃだよ…息子は週末になると「公園で自転車に乗りたい」「虫を捕まえに行きたい」と希望を言ってきます。そして娘はイヤイヤ期真っ只中。息子の希望に合わせて2人を連れ出そうとしますが、娘は地面に這いつくばって動こうとしません。息子は「妹ちゃんのせいで、好きに遊べない!」とかんしゃくを起こし、私はすっかり疲れていましたが、夫は「僕の言うことは聞かないから」と子どもたちを注意しようとせず、仕方なくひとりで頑張ることに。 そんなある日の週末、夫は午前中美容院に出かけていきました。私は家で子どもたちと過ごしていたのですが、その日は雨が降っており、外で遊べないストレスで息子はイライラ。そして娘の遊んでいたおもちゃを息子が取り上げて投げ散らかすので、娘も大騒ぎ。息子を注意する元気すらなかった私は、家の中の状況を写真に撮り、夫に「家は朝からぐちゃぐちゃだよ……」というメッセージと共に送信しました。しかし、夫からの返事は「部屋を掃除したら気分もすっきりすると思うよ。頑張って」と他人事。つらい気持ちに共感してもらいたかっただけなのに、夫の返事に私はすっかり落ち込んでしまいました。それと同時に、夫はもしかして子どもたちが週末どう過ごしたいのかわかっていないのでは? と思い、帰宅した夫にどうして家が散らかっているのか順を追って説明することに。 「息子は外で遊べないイライラで、妹のおもちゃを取って投げる。娘もそれで大泣きして喧嘩が始まるの。注意しても余計刺激してしまうだけで、さらに大騒ぎになるんだよ! 子どもの相手や家事もあって、片づけまで手が回るわけないでしょ」と伝えました。夫は「ごめん……そんなに大変だって思ってなかった」と反省した様子です。そして、土曜日は夫と息子、私と娘がペアで、日曜日は夫と娘、私と息子がペアで過ごすことを提案してくれました。 子どもたちは両親それぞれが自分に向き合ってくれていると感じた様子。息子のかんしゃくも娘のイヤイヤも少なくなったのです。週末に子どもと1対1でじっくり向き合えて、子どもたち同士も仲良くできる時間が増えてきました。これからも成長に合わせて、家族に合った週末の過ごし方を見つけていきたいと感じた出来事です。 作画/yoichigo著者:井島りほ
2024年06月20日まだ預けるのは早いと思いながらも、仕事復帰と第4子の妊娠を機に、生後6カ月で保育園に入園させたわが家の次男。罪悪感を抱きながらも、娘を預けてみることにしたのですが……?まずは支援センターへ!次男を入園させた保育園は、わが家の長女と長男が通っていた保育園でした。先生方もわが家のことを知ってくれているし、わが家の家族も先生方をみんな知っています。 まずは保育園が併設している支援センターへ遊びに行き、次男の様子を見つつ、先生に自身の状況を説明しました。先生方は私の体を気づかってくれると同時に、「次男の入園を心待ちにしている」と言ってくれたのです。温かい言葉を受け、生後6カ月で預けるという罪悪感を抱きながらも、思い切って保育園にお願いすることを決めました。 保育園で大人気の次男くん!いざ登園の日。ドキドキしながら保育園へ行くと、次から次へと次男に黄色い声が飛んできました。「やだ~! かわいい~!」「抱っこさせてください」など、園で最年少となる次男は先生たちから歓迎を受けました。それだけでなく、園内ですれ違う園児たちからも「赤ちゃんだ!」「赤ちゃんおはよー!」と、たちまち在園児たちに囲まれていました。 当の本人も最初はきょとんとしていたものの、初めて見る大勢のお兄さん、お姉さんたちにニコニコ。これまで家族としか過ごしていなかったので、次男にとっては新鮮だった様子でした。 「小さいうちに預けるとラクよ」のひと言登園して1カ月ほど経つと、次男は全園児から名前を覚えてもらえるようになっていました。本人もお兄さんやお姉さんたちに遊んでもらえるのがうれしいのか、登園するとニコニコしています。 ある日の登園時、たまたま主任の保育士さんに会い、自分が抱えていた罪悪感を打ち明けました。すると保育士さんは、「何言っているの! 小さいうちのほうが、子どもは抵抗なく保育園に馴染めるからラクなのよ。子どもを預かるのは私たちの仕事。お母さんたちは安心して、お仕事してね」と言われました。その言葉を聞き、今まで抱えていた罪悪感が軽くなりました。保育園と保育士さんを、とても心強い存在に感じた瞬間でした。 保育士さんからも、園児からもかわいがられている次男。毎日ニコニコ登園し、お迎えのときもご機嫌です。生後6カ月で預けたことに罪悪感を抱いていましたが、次男の様子、保育園の雰囲気、先生の温かい言葉を聞き、気持ちがだいぶラクになりました。心にも余裕ができ、余計に次男を愛おしく思うようになりました。 イラストレーター/大福 著者:ライター 木村なち
2024年06月20日少し過干渉なところがある私の義両親。トラブルは、妊娠報告をしてから起こるようになりました…。妊娠報告後、最初のプレゼントに喜んでいたら…私の義両親は、少し過干渉なところがあります。 妊娠報告をしてからすぐのことです。義実家に行くと、お祝いとしてベビー服をプレゼントされました。それは有名ブランドのベビー服でとてもセンスがよく、かわいらしいもの! 服は何枚あってもよいので私もとても嬉しく、喜ぶ私の姿に義両親も満足気でした。 しかし、これが事の始まりだったのです。 それからというもの、義両親はベビーバスやメリーなどの大型グッズを次から次へと勝手に買ってくるようになりました。私は、初めての妊娠ですし、SNSや雑誌等でいろいろと調べてから自分の気に入ったものを買いたかったのですが、違うものを勝手に買って来られるのです。 これには私は不満が募るばかり…。すると、義両親も夫も「別にこれを使わなくてもいいからね?」と言うのです。そんなことを言われたって、ベビーバスもメリーも一つあれば十分ですし、だったら勝手に買って来ないでよ!と正直ありがた迷惑…。苦肉の策として、いただいた大物ベビーグッズは里帰り中に私の実家で使うようにし、頻繁に使う自宅では自分好みのものを買い直すことにしました。 この経験をきっかけに、ベビーグッズはそれぞれママのこだわりがあるので、出産祝いをプレゼントする際はいくつあっても差し支えのないものを贈ろうと思いました。 作画/きりぷち著者:けい
2024年06月19日わが家の近所に住む男性のAさん。Aさんは夫の親戚で、出産前は会っても軽くあいさつするくらいの関係でした。子どもが生まれてからは道端で会うたびに少し話すようにはなりましたが、それでも世間話程度。ある日公園で遊んでいるとAさんがやってきたのですが、Aさんの突然の行動にギョッとした体験談です。 公園で会ったAさん当時4歳の娘と生後半年の息子を連れて行った近所の公園。楽しく遊んでいると親戚のAさんが公園にやってきました。軽くあいさつし、散歩中だった様子のAさんはベンチで休憩。公園で遊ぶ私たちを見ていました。時間はお昼前。私たちはたっぷり遊んだあとで、もうそろそろ家に帰ろうかという時間でした。 私は娘に「そろそろ帰るよ」と声をかけましたが、遊び足りない娘は「やだーまだ遊ぶー」と言って走り回っています。私もすぐに娘が応じると思っていないので、段階的に声をかけるつもりでいました。 ゴツン!! いきなりげんこつ「最後にこれだけする!」を何度も繰り返し、なかなか遊び終わらない娘。私が「もう終わりにするよー!」と強めに言うと、Aさんがツカツカと娘に近づきました。急に動いたAさんに驚いた次の瞬間、Aさんは娘の頭にゴツン!といきなりげんこつをしたのです! 娘は一瞬驚いた顔になり、一呼吸おいてわんわん泣き始めました。 Aさんはそんな娘に向かって「母親の言うことを聞かないか!」と怒鳴ったのです。普段はおだやかな印象のAさん。その方がまさかいきなりげんこつをするとは思わず、私もかなり驚きました。 しつけが甘い!と一喝娘は私にしがみついて大泣き。唖然としている私に、Aさんは「俺が子どものころはこうやってしつけられたんだ! そんな甘いやり方でどうする!」と一喝。そのままの勢いで後ろを向き、「気分が悪い!」と言いながら公園から去っていきました。 私は「だからっていきなり殴っていいわけないでしょ!」と娘に手を挙げられたことで怒りMAX。げんこつされた頭をさすりながら精一杯娘を抱きしめました。しばらくして娘が落ち着いてから帰宅することに。娘はショックだったのか、何度も思い出しては泣くのを繰り返しながらの帰路となりました。 本気でされたげんこつは相当痛かったと思いますし、怖かったと思います。確かに昔はげんこつも当たり前だったのかもしれませんが今は今。自分の常識を押し付けないでほしいと思いました。これ以降Aさんに会ってもおびえてあいさつをしなくなった娘。しかしげんこつをした本人は何も気にしていない様子です。親戚である以上、適度に距離をとりながら良好な関係を続けていかなければと思っています。 イラストレーター/あさうえさい著者:山口花
2024年06月19日息子がまだ3歳のころ、息子の通う保育園に仲の良いママ友がいました。お互い男の子のママで年齢が近かったこともあり、私たちはすぐに意気投合。子どもたちも仲が良く一緒に過ごす時間が増えていきました。そんなときに突然起こったトラブル……。ママ友との関係に溝ができてしまいました。 息子を連れて保育園に登園したら…いつもどおりの朝。私は息子を連れて保育園に登園しました。門をくぐったところで「おはよー」という声。振り向くとママ友とその子どもが後ろから歩いてくるところでした。ママ友の子どもは無言で近づいてくると……、突然「バシッ!」っと息子の背中を強く叩いたのです! 痛みとショックで泣き出す息子。一瞬何が起きたかわからずフリーズする私……。「ごめん! 大丈夫だった!?」。ママ友が慌てて私たちのほうへかけ寄ってきました。ママ友は息子の様子を気にかけてくれましたが、自分の子どもに注意する様子はなく、「あの子、今日は朝から機嫌が悪いのよ」。そう説明するママ友。息子はすぐに泣きやみましたが、私の中でモヤモヤした気持ちが膨らんでいきました。 ママ友の態度に怒りがおさまらない「どうして、叩いたことを子どもに注意しないのだろう……」。その後も私の中でママ友に対する疑問がわいてきて、怒りへと変わっていきました。その日の保育園の帰りにママ友親子にばったり再会。「朝はごめんね。最近よく叩くのよ。この前も遊び場で他の子を叩いちゃって……でも子どもだから仕方ないよね」。 そう話すママ友の言葉に「子どもだから仕方ない? どういうこと?」と、怒りが増していく私。子どもたちは何事もなかったかのように楽しく遊んでおり、朝の出来事を引きずっているのは私だけでした。 ママ友に自分の気持ちを伝えてみた気持ちが晴れないまま時は過ぎ、私はママ友親子と過ごすことがだんだん苦痛になっていきました。このままではいけないと思い、思い切って「その場で子どもにきちんと注意してほしかったこと」をママ友に伝えたのです。 私の言葉に驚くママ友でしたが素直に聞き入れてくれて、その日から子どもが手を出すと注意してくれるようになっていきました。態度を変えてくれたことがうれしかった反面、一度覚えた不信感を消すことはできず、そこへママ友家族の引っ越しも重なり私たちは疎遠になっていきました。 あれから5年以上たち、私は3人の子どもの母親になりました。今でもママ友に自分の気持ちを伝えたことが果たして正しかったのだろうかと考えることがあります。しかし、自分の子どもが暴力を受ける姿を見るのは悲しいですし、「子どもだから暴力をふるっても仕方ない」というママ友の考え方を受け入れることは私にはできませんでした。仲の良いママ友でも関係が壊れてしまうことがあるということを身をもって経験した出来事でした。私も自分の言動に気を付けていこうと思います。 イラストレーター/miyuka著者:小林ゆかこ
2024年06月19日子どもが3歳になったころ、子どもと二人で近所の公園に遊びに行ったときのことです。 まさかの展開に…公園に親子で遊びに行った日。子どもは公園が好きで、遊具であそびながらとても楽しんでいました。そのとき、娘と同年代くらいの見知らぬ女の子が近寄ってきたのです。うちの子と女の子は、意気投合し一緒に遊びだしました。しかし、女の子のお母さんはママ友との話に夢中で、まったく子どもたちのことは見ていません。結局、私がそこから2時間二人のことを見守り続けることに……。 しかし、3歳になると行動範囲も広がり、少し危険なことにも挑戦しようとする年ごろ。2時間見守りつづけ疲労もピークになり、私たちは帰ることにしました。しかし、女の子のお母さんからは、お礼の一言もありませんでした。 このエピソードの後日談ですが、この親子は、この後入園した保育園で一緒になりました。私はこのエピソードがあり距離を置いていましたが、子どもたちは仲良しになり、現在、子どもたちは成人しましたが親友となっています。 作画/大福著者:東京花子子ども2人を育てる母。趣味はおいしいものを食べ歩きと温泉。
2024年06月19日