第1子の出産のときの話です。 予定日を10日過ぎても生まれる気配がないので、誘発分娩になりました。 義母が産まれるときに行くと言っていたので、誘発分娩でいつ産まれるかわからないこと、産まれてから欲しいことを何度も伝えていました。お義母さん、本当にやめてー!!誘発分娩のため前日から入院する事が決まっていたため、最後の夜は夫婦2人で過ごす最後の時間という事でゆっくりしようと話していました。 そんな入院前日の午後、義母から「今向かっています」と連絡がありました。あれほど何度も言ったのになぜ来るのか。 当然、我が家に泊まるとのことで、夫婦2人最後の夜はいとも簡単に奪われました。 入院当日も1人で寝れる最後の朝。ゆっくり寝ようと決めていたのに、朝4時からガチャガチャ音を出して家の中をうるさくする義母。もちろん寝ていられず、家で過ごす最後の朝も壊され、精神的に最悪なまま病院へ。 誘発分娩中、陣痛で苦しむ中陣痛室にまで入ってきて助産師も「たまにああいう人いるのよね…」とドン引きしてました。実母より図々しく、本当に嫌でした。 ◇◇◇ 夫婦2人の時間を壊され、出産当日の早朝からうるさくて眠れず。しまいには陣痛室まで押しかけ…。義母には嫌なことなどははっきり言わなくて伝わらないと思い伝えるも、何故か「遠慮しないで」と解釈されその後も難しい付き合いを続けてます。夫を通して伝えてもらうも「そんな事思ってないでしょ?」と言われたり、最悪の場合は「嫁に言わされてるんだろう」と全く伝わらない日々です。 作画/さくら著者:山城早苗30代、3歳と5歳の子どもを育てるパート主婦。趣味はコツコツ貯めるポイ活。
2024年06月24日私の親友の話です。親友は美容や健康やおしゃれに気をつかうタイプ。遠くに住んでいるため、半年に一度旅行を兼ねて会うようにしていました。ある年、待ち合わせ場所に現れた親友はなんとも言えない臭いを漂わせていたのです……。 ニオイの正体は…独特の臭いで少々不快に感じたものの、甘ったるさも感じていたため、はじめのうちは新作の香水かな?と思っていた私。そのときは夏だったこともあり、「きっと香水と汗が混じった臭いなんだろう」と自分を納得させました。 半年後――。 今度は冬に会うことにした私たち。今回は私の運転で出かけることになったのですが、また彼女から以前嗅いだ臭いがするのです。さりげなく窓を開けながら移動し、予約していたごはん屋さんに着くと、彼女はおもむろに口から何かを取り出しました。それは……ガムだったのです。 親友は味のなくなったガムを噛み続けていました。ほのかに残るガムのにおいと、彼女の唾液が混じり合って、あの何とも言えない独特の臭いを生み出していたのです。 親友とはいえ、さすがに「くさい」とは言えなかった私。それからも、親友からあの臭いがするときは、少し離れて話すようにしています。 口臭ケアのためにガムを噛み始めた、と前に言っていた親友。口臭ケアのためのものが、逆に口臭の原因になってしまうこともあるのかと驚きました。 口臭は自分では気づきづらいので、私は歯科の定期検診で相談するようにしています。自覚なく他人を不快にさせることがないように私自身、気を付けようと改めて思った出来事でした。 イラスト/海乃けだま著者:山本典子
2024年06月24日雨の日に、5歳の長女と1歳の子どもを連れ、傘をさして外出しました。長女は自分で傘をさして歩いていたのですが、家について長女を見ると、なんと全身びしょ濡れ! 傘をさしていたはずなのに、どうして!?何が起こったの…!?長女はたしかに傘をさしていたはずなのに、なぜ全身びしょ濡れなのかと私はと焦ります。「どうして全身びしょ濡れになっちゃったの?」と聞きますが、「わかんない……」とのこと。本人にもわからないなんて、どういうことなの……と衝撃を受けました。もしかしたら、5歳なので傘をさすことにまだ慣れておらず、うまくさせていなくて濡れてしまったのかもしれません。また、かなり車の通りが多いエリアの歩道を歩いていたので、車が通ったときにはねた水がかかった可能性も。 濡れた理由がなんであれ、下の子を抱いたまま歩いていて、長女を注意して見てあげることができていなかったことを反省……。 幼いうちは、レインコートと長靴が必要だなと痛感しました。また、ゲリラ豪雨に遭遇することもあるので、幼い子は何かと注意が必要だと改めて感じた出来事です。 作画/さくら著者:月野 ぷんこ
2024年06月24日長男が10歳のころの話です。新学期の保護者会で、クラスの役員を決めることに。しかし、みんなやりたくない様子で、しばらく沈黙が続いていました。しびれを切らしたのか、ひとりのママさんが挙手をしました。そしてそのママさんの発言に保護者会の空気は緊張感に包まれたのです――。 挙手したママは…「私、あの人がいいと思いまーす!」とはっきり名指ししたそのママさん。名指しされたママさんの方は突然のことに驚いた様子で、「えっ!?ちょっと待って!私、物忘れも激しいし!老眼にもなりつつあるし!無理です!」と激しく断るのでした。 すると、名指ししたママさんが別の人を指さし、「じゃあこの人がいいと思いまーす!」とまた言ったのです。次に名指しされたママさんは「私……体調がすぐれないこと多いから……」と困惑気味に拒否。 その恐ろしい名指しはしばらく続いたのでした……。 結局、しぶしぶながらもひとりのママさんが保護者代表を引き受けてくれることに。それまでのなんとも言えない嫌な緊張感と、顔色を伺いあうようなあの空気感、今でも思い出すだけで鳥肌が立ちます。 自分が引き受けたくないからといって、他人に押しつけるのはよくないなぁ、と思いました。ほかの保護者も思うところがあったのか、その後の保護者代表を決めるクラス会では立候補がいないときはくじ引きが導入されるようになりました。 イラスト/海乃けだま著者:加藤尚子
2024年06月24日妊娠中に義姉の結婚式が行われることに。しかし、安定期を過ぎても出血やつわりがひどく、病院へ行く以外家から出ることもできないほどずっと体調が悪かったため、結婚式の1カ月前に義父へ欠席の連絡をしたのですが……。理解をしてくれない義父義父に欠席の連絡をすると、「家族の結婚式なのに、なんで欠席するんだ!」とものすごい勢いでまさかの大激怒。外出ができないほど体調が悪いと説明しても、「式場は貸切だし、招待客も新郎新婦の家族と友人くらいで多くないんだから、体調が悪ければソファーで横になっていればいいだろ」と言われ……。式場は県外で自宅から遠く、何かあったときにすぐ病院に行けないのは困るため、再度断った私。しかし義父は、欠席する私のことをどうしても許せない様子です。 あまりにも話が通じない義父に頭を抱えていると、見かねた夫が「出血とつわりがひどくて大変なんだ! 何かあったら責任をとってくれるのか!?」と一喝! 納得してもらうのにとても時間がかかりましたが、結果的に欠席という話に落ち着きました。義姉をお祝いしたい気持ちはもちろんありましたが、おなかの中の子に何かあってはいけないため、欠席させてもらえてよかったと思っています。もし出席して何かあったらと思うと、ゾッとします。 この件で、義父にはあまり子どもを任せられないかも……と思うように。子どもを守れるのは自分しかいないんだなと思い、義父とは距離を置こうと決めた出来事です。 ◇ ◇ ◇ 妊娠16週ごろになると、胎盤が完成しホルモンバランスが安定してきて、初期流産のリスクが減り、つわりが治まり始める人も多くなることから、「安定期」と言われます。しかし、実は医学的に「安定期」というものはありません。 体調が安定してきても無理はせず、気になることがあれば早めにかかりつけ医に相談し、指示を仰いでくださいね。 作画/森田家著者:山田 二子監修者・著者:助産師 高杉絵理
2024年06月24日参加費が約5,000円の料理イベントをよく個人で開催するママ友。「何度も参加費を捻出するのは難しいから参加できない」と正直に理由を伝えて断ったものの、嫌みなひと言を返されて……? 話と違うんですけど!?ある日、小学3年生の長女と同じ小学校に子どもを通わせているママ友から「クッキングのイベントを開催するから、よかったら参加してみない?」とメールがありました。その日は予定がなかったので参加してみることに。参加費は2,000円と聞いていましたが、当日行ってみると材料費と施設利用費としてプラス3000円も必要だと言われ、合計5,000円をその場で支払うことに……。「話が違う!」と怒りたい気持ちもありましたが、作った料理はおいしかったし、「まあ、ちゃんと確認しなかった私も悪いかな……?」とその場では本音をグッとこらえました。 その後も2週間に1回ほどのペースでイベントの案内メールがママ友から送られてくるので、私は正直に「ごめんなさい。参加費が高すぎるので、何度も参加するのは難しいです」と返信。すると主催のママ友から「え? これくらいの参加費なんて当たり前だよ……?」「貧乏なのかな……。娘ちゃんたち、ごはん食べられてる? イベントに来たらごはん食べられるのに!」と次々に信じられないメッセージが届きます。あまりにも失礼すぎるママ友からの返信に、悲しみや怒りを通り越して、一気に冷めた気持ちに……。これ以上関わると心が疲弊するなと感じたので、返信はしないことに。元々子どもの参観日などでしか会わない関係だったので、連絡先をブロック。すると、モヤモヤした気持ちがスッと晴れました。 相手の気持ちを考えない発言は、簡単に人との繋がりをこわしてしまうものだと実感。私も家族や友だちに対して、自分の気持ちを一方的に押しつけないよう気をつけようと感じた出来事です。 作画/yoichigo著者:佐々木まいか
2024年06月24日次男の1歳の誕生日にプレゼントをくれた友人。私はうれしくて、その場で包みを開けました。すると、友人が思いもよらないことを言い出し……。 失礼だと思わないのかな?息子へのプレゼントは洋服でした。星がちりばめられたデザインのトップスや、スウェット地のセットアップなどが色違いで10枚ほど入っていました。正直、私の好みではありませんでしたが、「ありがとう。うれしい!」と伝えました。 すると、友人から「これ実はもらい物なんだけど、柄がいまいちだから私はこの服着せたくないなと思って。ちょうど誕生日だからあげようと思ったんだ。気に入ってくれて良かった」と言われました。 友だち同士とはいえ、もらい物をラッピングして誕生日プレゼントにすることもあまり理解できなかったのですが、自分の好きじゃない服をプレゼントしようと思う考えも不思議で、不快な気持ちになりました。 その後、プレゼントしてくれた友人宅を訪ねた際にもらった洋服を着せて行きました。友人からは「似合うね。良かった。私はちょっとこの柄着せるのは抵抗あるからさ」と言われ……。「抵抗がある」と言ってる柄の服を「似合う」と言われたことに、複雑な気持ちになりました。 ◇ ◇ ◇ 口は災いの元。自分の発言で相手がどう思うかを考えることも大切ですよね。親しい仲であっても、言動には気をつけたいですね。 イラスト/森田家著者:福山 薫
2024年06月24日当時、保育園の役員会に出席するため、4歳の長女を義実家に預けました。役員会は夕方から始まることを義母に伝えると、それなら夫と長女と一緒に夕飯を食べたいというので、その言葉に甘えることにしました。大人がいるのに!?なんでこんなことに…夜9時ころ、役員会も終わり義実家へ向かい居間に入ると、右手首を押さえた格好で泣きはらした顔の長女と、心配そうに「大丈夫?」と声をかける義母、ばつが悪そうにしている夫、そんな状況を見て見ぬふりの義父がいました。話を聞くと、長女がテーブルに上りそこからジャンプする遊びをしていたところ、テーブルの脚が折れ、右手を下にした状態で落ちてしまったようです。壊れてしまったテーブルを見ると、横幅30cmほどの折り畳み式の簡易テーブルで、とても4歳児の体重に耐えられるようには見えませんでした。話を聞くと、長女がテーブルからジャンプをするたびに、「すごい!すごい!」と皆ではやし立てていたようです。大人が3人もいる中で、危険を予測する人が1人もいなかったことに驚愕しました。その後、すぐに夜間救急へ行き、右手首の骨折と診断されました。 ◇◇◇ 夜間救急受診後、長女は右の肘から手首にかけてギプス生活を経て完治することができました。その後の痛みもなく、現在は何の問題もなく過ごしています。結婚当初から義実家には何度となく違和感を覚えていましたが、この出来事により義実家とはなるべく距離を取って生活しています。 作画/まげよ著者:幸秋子40代、19歳・16歳の二姉妹の母。趣味は家庭菜園とカラオケ。結婚21年目。
2024年06月24日長男が8歳、次男が5歳のときに3人目を妊娠。夫と相談し、性別は生まれてからのお楽しみにしようと決めていました。産科の先生にも協力してもらい、できるだけ性別は気にしないようにしていたのに……? 「どっち?」ママ友の質問攻撃にうんざり長男の保育園時代に仲良くなったママ友Aさんには、男の子2人、女の子1人、合計3人の子どもがいます。Aさんにとって3人目は待望の女の子だったこともあり、よく「女の子かわいい! ひとりは女の子いたほうがいいよ」などと言われていました。わが家は上の2人が男の子なので、女の子を望んでいないわけではありません。しかし、私は3人目を妊娠前に一度稽留流産を経験しており、夫とも「元気で生まれてくるなら性別はどっちでもいいね」と話していました。ある日、次男の保育園のお迎えでAさんとばったり。私が妊娠6カ月目だと知るとAさんはすぐに「性別は?」と聞いてきます。生まれるまでの楽しみにしていると伝えても、「そんなもったいぶる必要ないでしょ? 早く知りたいじゃん!」「エコー見たらなんとなくわかるでしょ? やっぱり男の子もいいけど女の子のほうがよりかわいいって感じるよね〜」「末っ子の女の子って本当にかわいくて〜」と性別の話題をやめてくれません。 流産を経験していることはAさんも知っているはずなのに、無事に生まれてくることが当たり前のような態度で、軽々しく性別のことを聞いてくるなんて……とモヤモヤしてしまい、そのやりとりがストレスになった私。「急いでいるから」とその場を離れようとすると、次男が私のおなかに向かって「どっちでもいいけど、お兄ちゃんが待ってるよ!」と笑顔で語りかけました。新しい家族の誕生を心待ちにしている次男の姿を見て、性別はどちらでもいいという自分の気持ちを再確認。その後、Aさんからの質問攻撃は変わらず続きましたが、心に余裕を持ってかわせるように。そして無事、男の子を出産。Aさんからは「男の子かぁ……。これから大変だね~」と笑いながら言われましたが、元気に生まれてくれたことがうれしく、Aさんからの言葉は気になりませんでした。 同じ性別の子を持つ親として、私のことが気になっていたのかもしれないAさん。巷でよく聞く「性別マウント」の始まりかもしれませんが、そんなこと気にせず自分らしい育児をしていきたいと思います。 作画/yoichigo著者:谷 ふみ
2024年06月23日私の義母はとても穏やかでやさしい人です。不妊治療で第1子を授かったときはとても喜んでくれ、私が不調のときに通勤の送迎をしてくれたり食事を作ってくれたりと、たくさんお世話になりました。けれど、初めての出産を経験するにあたり、自分のことでいっぱいになった私は義母に対していろいろと不満を募らせてゆき……。陣痛中に差し入れされた驚きの物!私は出産予定日を過ぎても子宮口がなかなか開かなかったため、入院して陣痛誘発剤を使って出産する予定でした。結局入院予定日の前日に陣痛が来たため、ひとりでそのまま入院したのですが、入院したことを義母に連絡するとまさかのお見舞いに。 何をしにきたのかと思ったら、だるまを届けにきたとのこと。「今のタイミングでだるま!?」 と驚いたのを今でも覚えています。 出産後はほぼ毎日お見舞いに義母の家から病院が近いということもあり、義母と義父は出産直後にお見舞いにきてくれました。そこまではよかったのですが、入院中ほぼ毎日お見舞いに。狭い病室に生まれた直後の娘と義母と私の3人きり……。きてくれてありがたいのに、なぜか産んだ直後は 「起き上がって接しなければならない」 という気持ちのほうが強く、つらく感じてしまいました。 気にかけてもらえることはありがたいけれど、入院中は沐浴実習や母乳マッサージ、友人との面会などいろいろと予定が入っていたため、もう少し休みたいと感じたことを覚えています。 まさか!? バスタオルに文句一番衝撃だったのは、入院中、おくるみ代わりに使っていたバスタオルに文句を言われたことです。私が直接言われたわけではないのですが、病室に来ていた夫の携帯電話に連絡があり、「まだあのベージュのバスタオル使っているの?」 と言われたのです。 バスタオルがベージュだったため、義母にはおくるみとしてふさわしくないと感じたのかもしれません。電話を受けたときは汚れたために白いブランドのバスタオルに交換済みで、そのことを伝えると安心していたようです。なんでそんなことを言うんだろう……と無性に悲しくなって夜中に号泣しました。連日の睡眠不足でネガティブになっていたのだと思います。 初めての出産による不安や睡眠不足で私の気持ちが不安定だったこともあり、普段なら何も感じないことも悪い方向に受け止めてしまう時期でした。4年以上経った今では 「そんなこともあったなぁ」 と思える出来事です。 イラスト/imasaku著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月23日息子の保育園にいた、ひと際若いママ。その奮闘ぶりに感心していたのですが、ある日教えてもらったSNSを見て、驚愕したのです。育児を頑張っている若いママ。感心していたのだけど…長男が幼稚園のころのことです。同じクラスのママ友に、一際若いママがいました。しかも、16歳で産んだ上のお兄ちゃんはすでに小学生、と聞いてびっくりしました。それと同時に、若いのに男の子二人をしっかり育てている姿に、私は尊敬の念を抱きました。そんなある日のこと、同じクラスのママたちで飲み会がありました。そのとき、その若いママさんが、みんなにSNSのアカウントを教えてくれたのです。私は「若いママってどんなことを投稿してるのかなー?」と興味本位でのぞいてみると…。 当然、日常を切り取った微笑ましい投稿もたくさんあったんですが、実は彼女、三人目の妊活中らしく、なんと夜の夫婦生活まで事細かに全世界に発信していたのです。「この行為はちょうど排卵日だった」「周期関係なく仲良しした」などなど。私は「恥ずかしいという感覚が違うんだろうな。価値観の違いだな」とそっとスマホを閉じました。 後日、他のママたちからも、この話題が。やはりみんな一回見てびっくりして、そのまま閉じた…と言っていたので、特に触れずに、スルーしたら良いんだよね?と確認しあい、何もなかったように過ごしました。 世代が違うからなのか、価値観の違いだったのか…。SNSとの付き合い方はよくわからないなと感じました。 作画/きりぷち著者:田中華子
2024年06月23日妊娠中、あるニオイに悩まされたママのお話をご紹介します! どこからにおいが!?私は妊娠中、自分の足の臭いがキツくなるのか、それとも足の臭いがつわり対象だったのか……真実は分かりませんが自分の足の臭いが、本当に無理でした。 どれだけ洗っても臭う気がして、スリッパも臭くて気になると寝られないほどでした。出産が終わると臭いも気にならなくなったのですが、2人目のときも同じように自分の足だけ拒否反応が出てしまいつらい日々を送っていました……。ちなみに、2人目のときも出産が終わったらまったく気にならなくなりました。 作画/きょこ著者:中田音2児の母。育休中。
2024年06月23日これは、次女が小学校1年生になったばかりの話です。次女は、誰とでもすぐに友達ができるような、とても明るくお転婆な子です。しかしまだまだ幼く、このまま小学生になって大丈夫なのかなあと不安な面もありました。娘が帰ってこない…!?1年生になって3日間は午前中で授業が終わり、先生と一緒に下校していて私も途中まで迎えに行っていました。しかし、4日目からは給食も始まり、近所の子たちと集団下校することになりました。ちゃんと帰ってくるかドキドキしながら待っていましたが、一向に帰ってくる気配がありません。帰ってくるであろう時間を20分ほど過ぎたので、近くまで探しに行きましたが、他の子も帰ってしまっているのか誰もいません。すぐに学校に電話をかけ、私は学校へ向かいました。着いた途端担任の先生が「見つかりました!」と走り寄ってきて、私も一気に力が抜けたのを覚えています。どうやら校門を出て反対方向へ行っていたようで、「家がない」と近くにいたおじさんに助けを求めたそうです。その方が学校へ電話してくださり、ことなきを得ました。 ◇◇◇ 実はこのとき、クラスメートの男の子も一緒に2人で迷子になっていました。1人ではなかった分、少し心強かったようです。今ではその子のお母さんと、笑い話になっています。その事件後、校門を出てどちらにいくのか、もう一度確認をしました。やはり1年生。入学前に何度も行き帰りの道を教えておくべきだったなと反省しています。 作画/まげよ著者:井上蘭奈30代、5歳、7歳、9歳の3姉妹を育てる母。フリーランス。趣味はアニメ鑑賞。
2024年06月23日子どもたちが小学校に上がる前に、新築の家を建てようと計画していたときの話です。銀行で住宅ローンを組もうとしたところ、夫がローンを組めないことが発覚したのです……。 衝撃の事実実は、夫は借金をしていたのです。そしてそれが一因となり、住宅ローンの審査が通らないという事態に……。夫が借金をしていた事実も、それを隠されていたことも私はとてもショックでした。 このときすでに工務店とも話を進めており、引き返せなくなっていた私たち。仕方なく、私の両親に頭を下げてお金を借り、夫の借金を一括で返済。幸い借金を滞納していたわけではなかったので、その後審査が通り、家を建てることができました。 仕事には真面目に向き合っており、役職にもついている夫。お酒やたばこはなかなか控えてくれませんが、ギャンブルなどに手を出す人ではなかったので、両親は協力してくれました。 これまで夫と私のお財布を完全に別にしていたこともよくなかったと感じた私。夫も反省をしており、今後のお金の管理についてじっくり話し合いました。住宅だけでなく子育てにもお金がかかるので、今回の件はヒヤヒヤしましたがいい機会になったととらえています。 イラスト/海乃けだま著者:鈴木えり
2024年06月23日ある日、子どもが何気なく草むらの草を手で触ったのですが、急に「痛い! 痛い!」と泣いて痛がりはじめました。草むらを触っただけなのに…何事!? と思い急いで手を見てみると、小さなトゲのようなものが指に複数刺さっていて……。抜いてあげたかったのですが、ほとんどが深く刺さっていて指などでは取ることができず、皮膚科を受診することに。 しかし、病院でもその場ですぐにトゲを抜くことはできないと言われました。後日、麻酔テープを貼ってから皮膚の表面を切って、ピンセットで一つ一つ抜いてもらうことに……。かなり広範囲の皮膚を切ったので、とてもかわいそうでした。 私はトゲのある草を触ったのだと思っていましたが、結局病院でもトゲの正体はわからず……。植物かもしれないし、毛虫の毛かもしれないと言われてゾッとしました。 草むらにはどんな危険が潜んでいるのかわからないものだなと、今回のことで実感。子どもが無闇に触らないように、よく注意しようと思った出来事です。 作画/しおん著者:月野 ぷんこ
2024年06月23日うちの子が3歳ごろのことです。ママ友とその子どもと一緒にお出かけすることになりました。目的地が少し遠かったので、私が車を出すことにしたのですが……? ママ友親子が降りた後…ママ友と子どもを降ろし、私も自宅に帰宅。娘を降ろそうと後部座席のドアを開けました。すると驚いたことに、座席シートにも、足元にも、すごい量のお菓子が散乱していたのです!私は思わず悲鳴を上げました。 車の後部座席に乗り込んだママ友と子どもは、断りもなくクッキーなどのお菓子を食べていたのは、私も気付いていました。その時点で嫌だなとは思っていたのですが、まさか散らかしていたとは、そしてそのまま帰ってしまうとは思ってもみませんでした。 しかも、わざとでは?と思うくらい、クッキーやスナック菓子の大きな破片がいくつも残っていました。半泣きで掃除したことは、今でも忘れられません。 自分が人の車に乗るときにはボロボロこぼれるようなお菓子は食べないし、万が一子どもが汚したら綺麗にします。それは人の車に乗る以上、マナーだと思っているのですが、ママ友は違うようです。その後も何度か一緒にお出かけする機会がありましたが、電車移動にしたり、ときには「その日は病院だから」などと何かと理由をつけて断ったりしていました。 子どもを通じて知り合ったママ友。深いところまでお互いを知っているわけではないので、今後もこのように考え方の違いを感じる場面があるのかもしれません。上手にお付き合いしていくのはなかなか難しいなと感じた出来事でした。適度な距離をとって、少しでもストレスのないお付き合いができればと思っています。 イラスト/きりぷち著者:田中さき
2024年06月23日長女が3歳のころの話です。義実家への帰省時に、義両親と夫と一緒に長女を連れてファミリーレストランへ行きました。長女は外出時に気に食わないことがあると、大騒ぎをするタイプ。その日も、何かが気に入らなかったのか、レストランの席で大騒ぎを始めてしまい……。お義父さんの言葉に感謝娘が大騒ぎをしているのに、夫は我関せずという感じで気にせず食事を続けています。ギャーギャー騒ぐとほかのお客さんの迷惑になるので、食事中ではありましたが私は長女を抱っこして一旦店の外に出ました。じっとしているのが嫌なだけだったのか、長女は外に出てしばらくすると静かに。もう大丈夫かなと思い席に戻ると、義父が「まだ小さいから仕方がないね」とやさしく言ってくれました。理解があってありがたいなと思っていると、なんとそのあとに義父が夫を叱り始めたのです! 「小さい子が騒ぐのは仕方ないけど、その対応を全部嫁ちゃんに任せっきりではダメだ! 嫁ちゃんがお世話するのが当たり前だと思っちゃいかんぞ。お前も少しは育児に参加しなさい!」私は長女を連れて外に出てしまったので、せっかくの食事の時間に申し訳ないなと思っていたのですが……。怒られたのは夫だったので、義父のお説教に驚きました。普段から長女の面倒を私に任せっきりにする夫に、義父も思うところがあったよう。私の不満を代弁してくれたような気がして、ますますありがたいなと思った出来事です。 作画/さくら著者:ちゃい
2024年06月23日義実家は片づけが行き届いておらず、義父の私物が散乱状態。夫が「片づけて」と頼んでも聞き入れてくれません。そんな中、ある出来事が起こるのです……。 片づけは大事義母に用事があったため、当時4歳の長男と1歳の次男を連れて義実家を訪れました。義母は外出中で、帰りを待つため少しの間お邪魔することに。義父は息子たちをかわいがってくれますが、物が溢れた部屋では、まだ小さい次男がけがや誤飲をしないか私はヒヤヒヤしてしまいます。何か事故が起こらないように次男のそばについていましたが、突然長男が「トイレ行きたい!」と騒ぎ始めます。次男からを離れるのは心配でしたが、義父が「見ているから大丈夫」と言うので任せることに。 なんとか長男のトイレを済ませ、私がリビングに戻ると、義父はなんと野球中継に夢中です。次男に目をやると、クッションを足場にして、机の上に置かれた義父愛用のタバコとライターと取ろうとしていました! 慌てて「次男くん、だめ!」と私が叫ぶと、義父はびっくりした様子。事の重大さを理解した義父は「すまん」と謝り、危なそうな物はその場ですぐに片づけてくれました。義父は「もう片付けたから大丈夫」と自信満々でしたが、それでも義父の食べかけの菓子パンが投げ出されていたり、交換した乾電池が置きっぱなしだったり……。「ありがとうございます」と義父の気持ちには感謝しつつ、義父の「大丈夫」をもう信用しないことにした私。義母に事情を説明して、「すみませんが、私たちが来る前にお義母さんの最終チェックをお願いします」とこっそり頼みました。義両親ともに事の重大さを理解してくれたため、息子たちが遊びに来る間だけは部屋の掃除を徹底してもらえるようになったのです。 私たちが「片づけて」と言っていた理由を身をもって知ることになった義父。今では息子たちのために片づけの習慣をつけるなど、少しずつ変わろうと努力してくれています。これからも育児に関する情報を共有しながら、息子たちに危険が及ばないようにみんなで気をつけていきたいです。 作画/Pappayappa著者:谷 ふみ
2024年06月23日息子が5歳ぐらいのとき。息子と私の母と3人で、ショッピングモールへ行きました。途中で息子が「トイレに行きたい」と言ったので、男子トイレの入り口付近で待っていました。ですが、待てど暮らせど息子は出てこず。心配になったときに……。 これは遅すぎる…と心配になったときあまりに出てこないので、私は従業員の方に声をかけて見に行ってもらおうと考えました。そして、私の母はトイレの周辺を探すことに。そのとき、迷子の店内放送が……息子でした。 サービスカウンターへ迎えに行って話を聞いてみると、どうやらトイレは左右対称の造りになっており、逆側の通路から出てしまったとのこと。そのショッピングモールは左右対称にモールが分かれており、その真ん中にトイレが配置されていました。 トイレから出てみると景色が違ったのでパニックになり、モールのなかを動き回ってしまったとか。少ししっかりしてきたなと思い、出入口が2つあることを説明していませんでしたが、かわいそうな事をしてしまったと反省しました。 この出来事から5年たった今でも外出先のトイレは何かと心配です。1人にさせるときは油断せず、気をつけるようにしています。 ◇ ◇ ◇ 子ども1人でトイレに行かせるのは不安ですよね。念のために防犯ブザーを持たせておいたり、小さなトイレであれば出入り口付近で話しかけたりするのも子どもを犯罪から守ることにつながります。また多機能トイレは誰もが使用できるので、心配なときは利用するのもおすすめです。 イラスト/森田家著者:日向 日向子
2024年06月23日離婚してすぐ、子どもたちはまだ8歳と3歳で学校行事など親の出番が多いため、休みの融通を優先してパートで短時間の仕事をしていました。収入に不安を感じ…しかし、収入に不安を感じ同居していた両親に子どもたちを任せ、夜勤の仕事とダブルワークをはじめました。子どもたちが帰ってくる時間に、1つ目の仕事を終えて1度家に帰り、少し子どもたちと遊んだりしてから、夕方からまた2つ目の仕事へ出掛け、子どもたちが寝ている23時位に帰宅する日々でした。両親がいるから大丈夫だと思い、私はお金を稼ぐことを第一に考えてシフトをたくさん入れ仕事をしていました。仕事を終え帰宅すると、子どもたちが起きていたり、泣いていたり、便秘をすることも多くなってきました。子どもたちは自分からさみしいとは言いませんでしたが、ゆっくりと話をしてみると「さみしかった!」と言われてしまいました。そして、ストレスがたまり便秘など体に異変が起きていたようです。子どもたちとの時間よりお金を稼ぐことを優先していたことを後悔しました。 ◇◇◇ その後、働き方を変え子どもたちとの時間を優先するようにしました。母親がいるというだけで、子どもたちの安心感は大きく、体調も良くなりました。子どもたちとの時間はお金では買えません。お金の勉強を始め、少ない収入でも貯金出来るよう頑張っています。 作画/いずのすずみ著者:りたまたり40代、15歳男子と10歳女子の母。現在は事務の派遣社員。両親と同居中。
2024年06月23日第2子不妊治療を始めてから約3年のときを経て、2人目を妊娠した私。妊娠が判明したとき、長女は4歳で不妊治療にも付き添ってくれていたため、赤ちゃんがおなかにきてくれたことを一緒に喜んでくれました。ところが、妊娠判明から1カ月経ったころに長女の様子が変わり始め……。やっと赤ちゃんが来てくれた!長女が1歳2カ月のころからスタートした第2子不妊治療。第1子不妊治療のときに、「顕微受精でないと妊娠は難しいでしょう」 と先生に言われていた私。けれど、奇跡的に3回目の人工授精で長女を授かったため、2人目も治療をすれば1年くらいで授かるだろうと安易に考えていました。 ところがなかなか赤ちゃんを授からず、やっと来てくれたのが治療を始めて3年が経ったころ。治療のための通院に何度も付き添ってくれた長女に赤ちゃんができたことを伝えると、「赤ちゃんきてくれてよかったね!」と一緒になって喜んでくれました。 なんだか落ち着かない妊娠が判明してから1カ月が経ったある日、昼寝から起きた長女をお風呂に入れようとしたところ泣き叫び始め……。たいていお風呂に入り始めれば泣き止むのに、この日はどんどん激しさを増して浴室で暴れるのを必死で抑えるほどに。 30分以上泣き叫んだあとに少しだけ落ち着いたので話を聞いてみると、「なんだか落ち着かない!」と泣き続けるのです。私が「赤ちゃんができてうれしいけれど、ママをとられちゃうみたいで寂しい?」と聞いてみると「うん」と教えてくれました。ギュッとして娘のことを大好きだと伝えると、落ち着きを取り戻しましたが、長女もいろいろと感じていたようです。 夜中に突然泣き叫ぶ娘長女がお風呂で暴れてから数日。落ち着いたと思ったら夜中に突然「ねぇママ、一緒に死のうよ! まだ一緒にいたい! 私が死んだらおなかの赤ちゃんに私の名前をつけて育ててあげて!」と泣き叫んだのです。あまりにも衝撃的な言葉で私もパニックになり、そのときは抱きしめて「ずっと一緒だよ、おなかの赤ちゃんは赤ちゃんだし、あなたはあなただよ」と伝えるのに精いっぱいでした。 翌日娘と話してみると、赤ちゃんができてから一緒に走り回ったり、自転車に乗ったりということができなくなり、「ママは自分よりも赤ちゃんのほうが大事なんだ」と思って寂しかったようでした。 長女の不安を知ってからは、何度も繰り返し「長女も赤ちゃんもどちらも大切」ということを伝えて、抱きしめるようにしました。現在おなかの赤ちゃんは6カ月。今では娘も赤ちゃんの誕生を心待ちにしてくれています。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:ライター 吉川麻和
2024年06月23日長女が産まれたときの話です。産院に入院中、私と娘に会いに義母が面会に来てくれました。そのことはありがたかったのですが……。予想もしなかった義母の発言に、夫婦で凍り付いた体験です……。 義母のトンデモ発言義母はバッグの中から1枚の紙を取り出しました。そして、「娘の名前を考えたの」と言って3つの候補を見せてきたのです。夫婦ですでにほぼ決めていた名前がありましたが、義母はこの3つの中から決めなさいと言わんばかりの圧をかけてきて、私はとても驚きました。 退院後、義父母に夫婦で決めた名前を伝えると、義母はとても不機嫌に。義母が考えた候補の名前ではなかったことがお気に召さなかったのです。 名前は娘への最初の贈り物だと考えていた私たち夫婦。悩みに悩んで決めた名前でした。この子が幸せになれるように、健やかに育ちますように、などさまざまな願いを詰めこんで、名前を決めたのです。 とはいえ、義母の気持ちも無下にはできないと思い、「最後までお義母さんがすすめてくれた名前と悩んだんですよ~」と伝えました。すると、ようやく義母は機嫌を直し、「もし次の子が生まれる時は私に決めさせてね!」と言っていました。 もし次の子を授かれたとしても、子どもの名前は夫婦で決めると思います。ただし、夫と話して、義母との関係にひびを入れないよう今の時点ではこのことは伝える必要はないという判断に。時がきたら、次は義母が暴走してしまう前に夫から釘をさす予定です。夫と話し合いながら、義母とは良好な関係を築けたらと思っています。 イラスト/まげよ著者:佐々木はな
2024年06月22日うちの近所には、娘と同い年の女の子を育てるママ友がいます。サバサバしていて明るい人柄が好きだったのですが、会うたびにファッションチェックをしてくるのです。ついには娘の服装にも口出しされ……!? マウントを取ってくるママ友ご近所のママ友は、いつもブランドもののおしゃれな服装をしており、持っているバッグも高級そう。対して私は、ファッションにこだわりがないので、いつもプチプラファッションに身をつつんでいました。 ママ友はサバサバした明るい性格なのですが、ファッションのこととなると、私に対して口出ししてきます……。同じ洋服を何度か着ていると「いつも同じの着てるね。そんなにお気に入りなの?」と嫌み。少し肌寒い日には「やっぱ安物の生地って薄いよね〜。それ寒くないの?」とまた嫌み。さらに「うちは夫が『いい素材を使っている服装が好き』ってタイプだからうるさくって〜。私や娘へのお洋服のプレゼントはいつも海外の高級ブランドなの。私は国内ブランドのほうが好きだって言ってるのに、困るよね」と自慢のような話までしてくるようになり、私はモヤモヤが止まりません。 ある日、2歳の娘を連れて保育園に登園中、同じく登園中のママ友とバッタリ。その日は絵の具遊びをすると聞いていたので、娘には汚れてもいい着古した半袖シャツを着せていました。相変わらず、ハイブランド服に身を包んだママ友とその娘。ママ友は私の娘をチラッと見て「ふふっ。“蛙の子は蛙”ってヤツ?」と鼻で笑ってきたのです。娘のことまで口出しされて、私はさすがにイラッ。「あなたこそ、娘ちゃんがマネしちゃうから、あんまり嫌みを言わないほうがいいんじゃない?」と笑顔で伝えると、ママ友は言い返されたことに驚いたのか、ポカン顔。その後はあいさつのみの関係になり、ファッションについてあれこれ言われることはなくなりました。 ハイブランドを着ていようが、プチプラブランドを着ていようが、大切なのはその人の心持ち。娘には人を見た目で判断しないように育ってほしいなと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:沢田 かほ
2024年06月22日子育て中、夫への不満を抱いたことはありますか? 特に産後間もないママは、ホルモンバランスの影響や慣れない育児のストレス、眠れないことによる疲労などで、心身ともにボロボロに……。夫の行動や言動が目について、思わずイラッとしてしまうことがあるでしょう。子育て中、思わず夫にイラっとしたエピソードを3つ紹介します。ケース1:「眠れてる?」心配してくれた友人に夫は… 息子が生後3、4カ月のころの話です。寝る時間が少しずつ長くなり、夜間授乳の回数は減ってきたものの、私はたまりにたまった寝不足と疲労でクタクタ……。 久しぶりに会った友人は私の疲れ切った顔を見て「夜は眠れてる?」と心配してくれました。 友人の質問に答えたのは、まさかの夫。「よく寝てくれて助かってるよ!」と言いましたが、彼は産後すぐから7時間しっかり寝ていて、息子が泣いても起きません。 「夜1回も起きてないだろー!」と、イライラしました。 友人と別れてからも怒りがおさまらず、夫と2人になったときに「夜あなたは起きてないよね?」と言わずにいられませんでした。夫からは、「そうだね。今度から俺は答えないよ」という返答。 私がイラッとした意味を理解しておらず、呆れてしまいました。 ◇ ◇ ◇ 睡眠不足は本当につらいもの。妻がどれだけ大変で、疲れが溜まっているか、夫にこそ気にかけてほしいですね。産後の寝不足にまつわるエピソードはほかにもあってーー。 ケース2:寝不足の私に夫がかけたひと言 第二子である娘が生まれたばかりのとき、夫は仕事が忙しく、私はワンオペの生活を送っていました。日中は上の子の相手をし、夜は下の子のお世話をする、寝不足の日々……。 毎日の睡眠は30分×3セットが通常モード。深く眠れた途端に起こされるので、トータルで4時間寝られれば「よく寝られた!」と感じていました。 夫はというと、平日は仕事でクタクタだったので、子どものお世話は任せられず、休日は趣味の映画鑑賞で夜更かしをしていましたが、夫にもリフレッシュは必要だと思い、翌朝遅くまで寝ていても文句は言わずにいました。 ある休日、子どもたちが同時に昼寝をしたので、チャンス! と思った私は、夫に「私も少し寝ていい?」と聞いて横になることに。20分ほど寝たのち目を覚ました私は「よかった〜少しは寝だめできた!」と言いました。 そんな私に夫は「いいね、寝だめできて。俺は何時間寝てもずっと眠い。どんなに寝ても眠いほうがよっぽどつらいよ」と言い放ったのです。 悪気はなかったものの、私にはその言葉がひどく心に刺さりました。 その後、育児に慣れてきたころ、このときの話を話題にすると、夫は何が悪いのかわかっていませんでした。それでも「傷つけるつもりはなかったんだよ〜!ごめん!」と謝ってくれたので少しは気落ちが楽になりました。 結果的に笑い話になったものの、あのときの言葉は一生忘れないと思います。 ◇◇◇ 育児でも仕事でも、相手がどれだけつらいかは計ることができません。相手への思いやりを持ち、相手の置かれている状況を考えて、声かけをしたいですね。 ここまでは子どもが赤ちゃんのときの話。大きくなっても、パパが引き起こすトラブルはあるようでーー。 ケース3:生きた気がしない…パパに娘を任せたら…? スーパーに行くと、いつも走り回ってしまう3歳の娘。私が注意をしてもまったく聞いてくれず、最後は私が娘を無理やり抱っこするというのがお決まりのパターンです。 夫からも注意してほしいとお願いしても、頼りになりません。「元気でいいじゃん! 体力があり余ってるんだろうね~」と呑気に構えていました。 そんなある日の出来事です。 いつもとは違う大きなスーパーに行った私たち家族。私は買い物に専念したく、夫に娘を任せることにしました。もちろん、娘をきちんと見ていること、走り回ったら注意をすることを、キツく伝えたつもりです。夫は「おっけ~」と軽く返事をしました。 しかし、私が買い物をしていると夫から着信が。「娘を見失った! 走っている娘の後ろをゆっくりついて行ってたら、思ったより足が早くて……。一緒に探してほしい」とのこと。 必死に娘を探すこと数分、従業員さんに抱っこされた娘を見つけました。私はひら謝り。娘は出口付近にいたようで、車の出入りもあるので目を離さないようにとキツく注意を受けました。 夫に頼んだはずなのに……怒りを抑えきれません。さすがの夫も深く反省したようです。そして娘にも、ママとパパがどれだけ心配したかを伝え、二度と走り回らないよう真剣に訴えました。 今思い返しても、娘とはぐれた数分は生きた心地がしませんでした。夫も同じ気持ちだったようで、今では娘に危ないことはきちんと注意をしてくれるようになりました。 ◇ ◇ ◇ 子どもと関わる時間や密度が違うと、すれ違いや認識のズレが生まれがち。夫婦で話し合ったり、子どもの様子を共有しあったりし、協力して子育てをしたいものです。
2024年06月22日元気に登園したはずのこども園から、ある日、長女を緊急搬送するという電話が!病院へ駆けつけると、医師から衝撃の診断結果を聞き…長女が救急搬送!?通っていたこども園から緊急電話があり…今から3年前、長女がこども園の年長のときのことです。 運動会の練習を日々頑張っていた9月のある日、通っていたこども園から 「長女ちゃんが急に腹痛でのたうち回り、嘔吐しました。これから救急車に乗ってA病院に向かいます。お母さん、すぐ来られますか?私は一緒に救急車に同乗します!」 と緊急の電話がありました。 大きなA病院へ搬送、救急性を匂わす発言…。健康体だったはずの長女に何が起こったのかわからないまま、私はとにかく入院や手術も覚悟し、病院へ向かう準備をしました。 しかし、電話から3分もしないうちに 「もしもし、お母さんですか?あの…ゆっくり来ていただいて大丈夫ですよ。気をつけて来てくださいね」 と、やや歯切れが悪い電話がきたのです。私は頭にハテナがいっぱいになりながらもA病院へ。 病院に到着し長女のいる診察室へ向かうと、「あ、お母ちゃん!」 とケロッとした声で反応する長女がいるではありませんか! 診察台に横たわっている長女は、普段と変わらない様子でした。 医師の診断によると、「便秘とガスだまりですね。子どもが腹痛で運ばれてくる原因の7割は便秘で、今すごく多い症状なんですよ」とのこと。「そんなことで救急車で運ばれることがあるの?!」と思いましたが、長女は元々便秘持ち。最近は自力排便できていますが、2才ごろは自力排便する力が弱く、おしりが切れ、便を出しやすくする薬にお世話になったこともありました。 驚きとともに、私は「あぁ〜…」と納得。同時にやっと安心できたのです。その後、浣腸をしてもらい、車椅子でトイレに移動、難なく排便ができました。 それにしても、人生初の救急車&車椅子が便秘とは…。私はホッとして何だかおかしくなり、不謹慎かもしれないですが、車椅子姿を写真に撮り、2人で笑いました。今回のようなことが起きたのは、長女が自分でおしりを拭き取りができるようになってから、便の確認をしていなかったのが原因だったと感じています。そのため、今ではトイレタイムが長かったときは便秘か下痢がないか聞くようにしています。 また、水分や野菜が不足すると長女は便秘気味になりやすいので、暑さと運動会練習により水分不足になっていたのかもしれません。長女には再度水分・野菜の必要性を伝え、私も摂取量に気をつけるようにしています。 ちなみに、翌日にはこども園に元気に登園し、運動会も無事参加できました。 今回の事で便秘の怖さを実感し、いつもと変わらない当たり前の日々を改めて嬉しく思っています。 長女もあの腹痛には相当懲りたようです。 作画/きりぷち著者:星 あきら
2024年06月22日娘が2歳になったばかりころの話です。お昼前に、近所のファミレスに娘を連れていきました。娘ははじめてのファミレスで、ニコニコしながらもなんだかそわそわ。自分にはランチを、娘にはアイスを頼んで待っていたのですが、娘が突然店内を走り回り始めました。慌てて止めましたが、泣きわめく娘。私は周囲の視線を感じてどうにかしなくてはと焦っていました。すると少し強めの口調で見知らぬ女性に声をかけられたのです――。 見知らぬ女性の言葉娘を必死に追いかけ、なんとか捕まえた私。娘は席に戻るのを嫌がり、床に寝そべって泣き喚き始めました。 すでに周囲の目が気になっていた私。「もうすぐアイス来るからね~」などと言いながら娘を抱きかかえてなだめすかしていました。 すると、60代くらいの女性がつかつかとこちらへ近づいてきたのです……! その女性は少しきつめの口調で「この子、おいくつ?」と娘の年齢を聞いてきました。怒られる……と思い、「に、2歳です……」と震えながらも声を絞り出した私。 すると、女性は目尻を下げ、「5歳くらいには落ち着きますよ。今が大変な時期よね、うちの娘も、孫もそうだったからわかるわぁ。うるさいなんて思わないから、安心してね」と言ってくださったのです。 女性との話が終わるころに、娘のアイスが運ばれてきました。娘は泣いておなかが空いたのか、その後は黙々と食べてくれていたのでほっと胸をなでおろしました。 気分転換にファミレスへ来たのですが、まさかあんなあたたかい言葉をもらえるとは思いませんでした。たしかに今は毎日大変ですが、あの女性の言葉を信じてがんばろうと思います。 イラスト/きりぷち著者:山本みなみ
2024年06月22日親族で食事をする事になり、大人数人と子供3人(2歳.1歳.0歳)で事前にレストランを予約したときのことです。 どうしよう…!私は予約時に子ども椅子が必要なことや、ベビーカーを持参することを事前に伝えていました。しかし、当日に案内された席は、子どもの補助席が使えない場所。さらにベビーカーは置いてきてほしいと言われてしまいました。 混乱する私たちに店員さんは「早く座っていただけますか?」と言い、メニューと水を置いて去っていってしまいました。 そして、ベビーカーで寝ていた1歳の男の子を下ろした際に、ギャン泣きを始めてしまい、周りのお客さんにも迷惑をかけてしまう事態に……。 しかし、その声のおかげか、別の店員さんが現れ、その状況をすぐに理解してくれて、別の席に案内してくれました。そこでは、子ども椅子が使えて、問題なく食事を済ませることができ、一安心しました。 作画/きょこ著者:西尾えり2児の母。育休明けに家事と仕事を両立できるか不安。
2024年06月22日マンモス幼稚園に入園した3歳のわが子がもうすぐ春休みを迎えようとしていたころ、事件は起こりました。夏休みごろから仲良くなりだしたA子ちゃんとの間にトラブルが起きたのです。幼稚園の先生方もしっかりと解決に向かって対応してくださったのですが……。 ※訂正:(誤)わが子の手→(正)わが子の指 娘の指に切り傷が幼稚園に入園し、早くももうすぐ春休みというころ、娘の指の内側に切り傷があることがわかりました。切り傷の理由を聞いたところ、ハサミを使っているときに間違って自分で切ってしまったというのです。 しかし、切り傷の状態を確認すると、自分で切ってしまった傷にしては不自然なかたちの傷だと感じ、娘に再度、聞いてみることにしました。 お友だちにハサミで切られたという娘娘にどのようにハサミを持っていたら傷ができたのか聞いてみたところ、お友だちのA子ちゃんにハサミで切られたと言われました。娘の指の傷の状態を見ると、自分で作った傷というよりも他人から切られたと言われて納得ができるものでした。 けれども、幼稚園の子ども同士がハサミで相手を傷つけるというのも理解できるものではありません。刃物で切られるという体験は今後のことを考えても良くないと思い、思い切って幼稚園へ相談してみることにしました。 幼稚園で子ども同士から事実を確認することに娘がハサミで指を切られたことを幼稚園に伝え相談したところ、幼稚園側も驚いてすぐにA子ちゃんへ事実を確認してくれることに……。先生方が慎重に確認した結果、A子ちゃんが娘の指を切ってしまったとのこと。 そこで幼稚園側と話し合いの機会を持ち、大ケガに至らなくてよかったけれど、刃物でケガをしないようよく見ていてほしいと伝えました。不安な気持ちは残りましたが、幼稚園の先生方にお願いするしかないと考えました。 予想外の気まずい出来事私としては娘がケガをしてしまい放っておくわけにもいかないので幼稚園の先生に相談したのですが、A子ちゃんの保護者からすれば大変ショッキングな出来事のようでした。 その後、A子ちゃんの保護者が幼稚園の登園場所で待っていて、私と娘に泣いて謝る騒動に……。今回のことはA子ちゃんの保護者が悪いわけではないので、A子ちゃんの保護者に今後様子を見ていただけたらと伝えました。 娘の通っている幼稚園は、子どもの面倒や様子をよく見てくれていると感じていますが、全員に目が行き届いている状態ではありません。親としては娘に対して、嫌なことをされたらやめてほしいことを伝えるなど、ケガをする前に逃げるという当たり前のことも教えていかなければと、育児の難しさを痛感した出来事でした。 作画/はたこ著者:坂本ひろ子1児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月22日ある日、全然連絡をとってない知り合いから、「旅行いってたんだね!」や、「旦那さん協力的で羨ましい!」などと言われ不思議に思っていました。嘘でしょ…!何と、私の知らぬ間に、夫が何の相談もなくSNSで家族の写真を公開していたのです。しかも、夫が自分がよく見えるように内容を少し盛って、プライベートな情報を全世界に向けて公開してるのが判明。私は身勝手な行動が許せず、ケンカへと発展!特定されて何かトラブルが起きても嫌だし、勝手に写真含めて投稿しないでとお願いして、なんとかやめてもらいましたが、納得いってないようで不機嫌になられて困りました。しかし子どもの安全のためには、伝えて良かったと思っています。 ◇◇◇ 楽しかった思い出や嬉しいことなど、SNSへ公開し楽しむことは良いと思います。しかし、プライバシーや個人情報の管理などについては、夫婦で話し合い線引きをすると良いかもしれませんね。気持ちよくSNSを活用するためにもルールを決めることをおすすめします。 作画/てる子著者:柏木由紀子30代、2歳息子と現在臨月で育休中の母です。
2024年06月22日娘を妊娠していたころ、友だちとランチに行ったときの話です。おなかの中の子どもの性別がわかったことを伝えると、名前の話になったのですが――!? 性別を知った友人は…女の子だったことを伝えると、「じゃあこんな名前はどう?」と提案してくれました。友だちが挙げてくれたのは、かわいらしい名前ばかり。そして、その中に、私が娘につけてあげたいと思っていた名前があったのです……。 友だちの影響を受けて名付けたと思われたくなくて、私はモヤモヤした気持ちに。結局その名前は諦めることにしました。 最終的に娘は別の名前になりましたが、娘にぴったりでとても気に入っています。 今、娘につけた名前には後悔はまったくありません。ただ、名前を言われたときは何とも言えない複雑な気持ちになったので、それからは、私は友人が妊娠しても子どもの名前の候補を挙げないように気をつけています。 イラスト/海乃けだま著者:松原珠子
2024年06月22日