「私と仕事と、どっちが大切なの?」と言ってしまう女子。困る男子。「彼女の方が給料高いのは我慢できない」と言ってしまう(一見)情けない男子。呆れる女子。この"仕事"を軸にしたすれ違いというのは、男女間ではとてもよくあることですが、それはきっと、その"仕事"というものに対する価値観に両者の間で違いがあるからでしょう。今回は、男子にとって仕事がどんな意味のあるものかというのを彼ら目線で考えてみましょう。■仕事はアイデンティティ?まず驚きなのが、仕事を「自分の生きがい」とか「自分の存在意義」とか感じている男子はとても多いということです。もちろん女子でもこういう人はいるわけですが、いくら男女平等の現代になっても、実際問題として、男子には結婚や出産を理由に仕事をやめるということはほぼなくて、それこそ「一生働く」覚悟を持った人がほとんどです。そうなると当然に、自分がどんな仕事をするか、仕事を通して自分の個性とか魅力とかをどうやって出していくか、仕事によっていかに世の中に貢献するか、みたいなことを考えてる人は想像以上に多いんです。「60歳まで働くんだ」となれば、せっかくなら楽しかったりやりがいがあったりする方がいいですから、彼らがこう考えるのはまあ当然といえば当然かもしれません。繰り返しますが、女子にもこういう人がいるのはわかってますよ。だけど、実際には、ある一組のカップルを捕まえてみたとき、彼氏の方がこう考えてるけど、彼女は違うっていうケースが多いってことで、だから"仕事"にまつわるすれ違いがたくさん起こりがちだということです。■勝ちたいし、比べられないこれがわかってくると、冒頭のすれ違いのカラクリがわかってきます。多くの男子にとって、仕事はアイデンティティであって、それを通じて自分を表現するもの。週に5日、一日の大半を費やすものだから、せっかくならそれを通して自己実現したいと考えるもの。だから、その仕事から得る利益が彼女より少ないというのは、自分の人生の大半の時間を捧げて得ているものが、彼女よりもショボいということ(本当はそんなことなんてないはずですが、お給料という客観的な基準ですから、どうしても比べてしまうんです)。そうなると、まるで自分の人生が彼女の人生よりもショボいんじゃないかと感じられて、彼女と一緒にいる限り、その現実を常に突き付けられているんじゃないかという気がして、耐えられないんです。また、「仕事? 私?」と言われて困るのは、「比べられないから」というよりも、正確に言うなら「仕事の方が大事」に決まっていて、そんなことを正直に言えるはずがないからです。たぶん。男子は仕事から逃げられません。極端な話、彼女がいなくても生きていけますが、仕事がなくちゃ死ぬんです(生活保護とかもあるでしょうけど)。だから、選べと言われたら、当然仕事になってしまうし、おまけに、そんな理不尽な選択を迫ってくるような彼女なら(仕事は命と同じくらい大切だということをわかってくれない彼女なら)、「仕事だよ! 悪い!?」とつい言ってしまいそうになる。とまあ、こんな感じです。たしかに彼女より給料が高くないと嫌な男子とか、「お前の方が大事だよ」と言ってくれない男子は情けないのかもしれませんが、裏返せば、そういう男子は、自分の仕事に対してプライドを持っていて、それを頑張りたいと思っている一生懸命な人なはずです。反対に、「別に働かなくてもいいやー」とか思ってる人なら、むしろ彼女が高給取りなことを喜ぶでしょうし、即答で「お前の方が大事に決まってるだろ!仕事やめるわ!」なんて言ってくれるでしょうけど、私はそっちの方がカッコ悪いって思っちゃいますけどね。みなさんは、どうでしょう。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年03月27日冷やすだけではない冷蔵庫のパワー。いろいろなものを「復活」させた、という人がいます。結果は様々なようですが、どうせ一度はだめになったもの、試してみる価値あるかも、というアレコレを紹介しますその1「割れたファンデーション」復活可能性★★★落としたりしてファンデーションを割れてしまった、こんな経験ある人多いのでは?こんな時は、冷蔵庫で復活させましょう。1)砕けた部分、残った部分、すべてを丈夫なビニール袋に入れます2)袋の上から粉々になるまで粉砕します3)きれいに粉状になったら、ケースに戻し、ラップの上から成形。スプレーの缶や底が平らなモノで押し付けたりするときれいにできます4)冷蔵庫に入れて2〜3時間で復活!その2「かけなくなったフリクションボール」復活可能性★★★パイロットが販売しているペンです。温度の変化で文字を消すことができるもので、専用のラバーで書いた文字を擦ると、摩擦熱で文字を消すことが出来る商品です。ペンなのに文字が消せる、便利なものですが、このペンで書いた紙を車の中や暖房機のそばなど高温な所に置いてしまうと、文字が消えることがあります。こんな時はビニール袋に密閉し一晩「冷凍庫」に入れておくと、復活する可能性が非常に高いようです。その3「うまく再生できないCD、DVDなど」復活可能性★☆☆大きな傷もないのにデータを読み込めないDVD-R、CD-Rの場合、冷蔵庫にいれて直せた、という声が多くありますが、全く駄目だったという声もあります。一方、傷がついたCD、DVDを同じ方法で復活させた、という声もありますが、こちらは稀のようです。ただ、この場合は「自動修復機」というものが販売されています。薄く傷がついた部分を削ることで再びキチンと再生できるようにするものです。その4「湿気てしまったお菓子」復活可能性 ★☆☆これからの季節、湿度が高くなってくると、クッキーやポテトチップをうっかり湿気らしてしまうことありますよね。こんな時は冷蔵庫に一晩入れておくと、庫内が乾燥しているため、湿気を取ることができますよ。ダメになったと諦めないで。冷蔵庫テクニック、ぜひ試してみてくださいね!(文・嵯峨根きよみ)
2018年03月21日深田恭子、松山ケンイチ主演のドラマ『隣の家族は青く見える』。さまざまな価値観を持つ4組のカップルを描く群像劇だ。第3話のサブタイトルは「夫婦の絆!!妻の涙と夫のあふれる想い!!」。物語のメインになったのは、亮司(平山浩行)とちひろ(高橋メアリージュン)の「子どもを作らないカップル」だった。■「父親としての責任」と「婚約者としての責任」亮司はちひろに隠れて、別れた妻の息子、亮太(和田庵)に会いに行っていた。亮太の母親が急死してしまったからだ。亮太の祖母は年老いて、子どもを育てることができない。亮司は亮太を引き取って育てることを決意する。そんな中、亮司が亮太と一緒にいるところを、ちひろが目撃してしまった。ちひろに自分から切り出し、真実を包み隠さず話そうとする亮司。だが、「子どもはいらない」と宣言しているちひろは話している途中、亮司から離れて背を向けてしまう。物理的な距離が、心の距離だ。「おれとしては、亮太を引き取って、この家で暮らしたいと思ってる。だから、もしちひろが嫌なら……」「嫌なら何?引き取るのやめる?それとも、私と別れる?」「亮太を引き取らないっていう選択肢はない。父親としての責任があるから」「婚約者としての責任は?」亮司の言っていることは当たり前のことだ。父親として、生まれた子どもを放っておくわけにはいかない。それは父親として、人間としての義務である。ちひろは「ふたりでしたいことして、死ぬまで一緒に生きていこうって言ったよね!」と迫るが、子どもが苦しんでいるのを放っておいて「したいことをして」生きていけるとしたら、それは鈍感すぎる。結局、亮司はちひろとの別れを決意する。結婚式を解約すると明るく言うちひろにも声をかけない。かける言葉がないのだろう。■亮司とちひろは何が違ったのか?亮司はちひろの価値観を大事にしていた。彼はちひろの考えを無理に自分に都合のいいようにねじ曲げようとしていない。ちひろを「説得」して、妻と息子、両方を手に入れようとする男もいるかもしれないが、亮司はそうはしなかった。実は、ここに悲劇のもとと言ってもいい考え方の差がある。どうやら、ちひろは亮司を「同じ価値観の持ち主」だと考えていた節がある。しかし、亮司は「お互いの価値観を大事にする人」だった。だから、ちひろの価値観を尊重し、事情が変われば、ちひろとの別れを選ぶ。「愛されてなかったことだよね」と話すちひろに、隣人の奈々(深田恭子)は「愛してるからじゃないかな?」と語りかける。「だって、ちひろさんが子どもを持ちたくないってこと、川村さんは誰よりも理解しているんでしょう。ちひろさんのことを思うからこそ、別れを選んだんじゃないかな。好きな人に無理させることほど、辛いことってないと思うから」夫(となるはずだった人)の愛を知ったのに、別れざるを得ないのは辛いことだ。このドラマには「誰でも子どもを持つのが当たり前」「女は子どもを産んで育てるのが当たり前」「子どもは引き取って育てるのが当たり前」などという、これまで社会を覆ってきた無神経な「当たり前」がない。だけど、だからといってすべてがハッピーになるとは限らない。ときには、こんな痛みを伴うことだってある。とはいえ、物語はこれで終わるわけではない。亮司とちひろ、そして亮太が今後どうなるのかに注目したい。■不妊治療とお金の問題一方、子どもが欲しいのになかなか妊娠できない奈々と大器(松山ケンイチ)の夫婦は、不妊治療を継続中だ。これまでかかった不妊治療費を計算している奈々。不妊治療費は家計を圧迫していた。東京都は不妊治療に対する助成金を始めているが、奈々の年齢がネックになって助成金を受け取ることができなかった。「これが体外受精や顕微授精ならもっと大変だよ。1回につき、最低でも4~50万はかかるらしいから」これは事実。体外受精や顕微授精は特殊技術料金などがかさみ、一回でも大変な額になる。ただし、治療費に「成功報酬型」を取り入れている「新橋夢クリニック」のようなクリニックもある。また、「体外受精による妊娠率は、29歳以下で75%、30~34歳で65.5%、35~39歳で46.5%、40歳以上で14.3%」というデータもある(後藤レディースクリニックによる数字。「男性も女性も知っておくべき「妊活」の正しい知識」より)。近年は年齢が若い夫婦にも最初から体外受精や顕微授精を薦めるクリニックも増えているという。不妊治療を考えている方は、助成金ともども、いろいろ調べてみてほしい。それにしても、この夫婦は本当に愛らしい。今回注目したいのは大器の行動だ。声がかかると、大器はすぐに自分の仕事を中断して奈々のもとへ行き、一緒に数字を見るのだが、これってなかなかできないこと。仕事について、妻のアイデアを喜んで取り入れるところ、部下の前で堂々と妻へのスイーツのお土産を選ぶところも素敵。大器は良い夫だなぁ、と思う。奈々と親しくしていたゲイの朔(北村匠海)への嫉妬も、ほのぼのとしたタッチで描かれていた。大器の妹・琴音(伊藤沙莉)の胎動を素直に喜べなかったと涙を流す奈々を、おおらかに受け止める大器。これからも支え合って前に進んでいってもらいたい。素直に応援したい夫婦だ。なお、奈々と大器が訪れていた「御胎内神社」は静岡県御殿場市にある有名な安産・子宝のパワースポット。敷地内には露天風呂もある温泉も!興味のある方はぜひ。温泉、いいなぁ。
2018年02月13日「音楽療法」と「リトミック」の違いっていったいなに?出典 : 昨年の7月に茨城県つくば市で開催された世界音楽療法大会。私はこの大会に参加し、音楽療法が発達障害のある子どもの療育にどのように利用されているのかということを切り口に取材をし、コラムを書きました。結果、実際に音楽療法士として活動されている方々だけでなく、発達障害のある子どもを育てる親御さんからも、さまざまなな反響を頂くことができました。そんな中、読者の方から「音楽療法とリトミックは違うのですか?」「リトミックを習っていれば、音楽療法をやっていることになるの?」というようなご質問を頂きました。これは本当に「なるほど!」と思う質問でした。リトミックの教室を覗いてみると、子どもたちが音楽に合わせて身体を動かしたり、手遊びをしたり、あるいは楽器に触って自由に演奏していたりします。うちの子どもたちも保育園時代は毎週リトミックの時間がありましたが、先生のピアノに合わせてゾウさん歩きやアリさん歩きをしたり、音の強弱に合わせて歩幅を変えたりといったようなことをしていました。一方で、息子が受けている音楽療法でも、一見すると同じようなプログラムが行われているのを目にします。そこで、私自身もリトミックと音楽療法の違いについて調べてみることにしたのです。一見似ているように見えるけれども…出典 : リトミックとはなにか?国際リトミック指導者連盟の日本支部である日本ジャック=ダルクローズ協会のWEBページではこのように説明されていました。全身を使って音楽を動きで表現するリトミックと、音楽を聴く耳を育てるソルフェージュ、即興演奏を組み合わせ、音楽の諸要素を体験する事を教育法の原点に置き、音楽理解を深め、動きによって得た筋肉感覚を生かし、その積み重ねにより自己を開放し、磨かれた感性をもとに、自己音楽表現を可能にする事がこの教育法の目的です。(日本ジャック=ダルクローズ協会リトミックとは)上の定義を読むと、第一の目的としてあるのはやはり音楽的能力の向上におかれているようにとらえることができます。一方、発達障害児向けの音楽療法に携わっている音楽療法士の方に話を聞いてみたところ、「音楽療法」と「リトミック」の一番大きな違いは、セッションの組み立て方にあるとのことでした。「音楽療法」では、1. まず診断を受ける(診断)2. 診断やその子の特性に基づいて個別に目標を設定する(目標設定)3. その目標を達成するためにセッションを組み立てる(実践)4. 目標がどの程度達成できたかを評価する(評価)という「診断」→「目標設定」→「実践」→「評価」のプロセスを対象者ごとに回していくのだそうです。このプロセスは、こちらの記事でも「音楽療法の流れ」の項目で紹介されています。日本本学療法学会のWEBページでも、音楽療法の定義について「音楽を意図的、計画的に使用すること」と触れられていることからも、こういったプロセスが大切にされていることが伺われます。音楽療法とは「音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、 心身の障害の軽減回復、機能の維持改善、生活の質の向上、問題 となる行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること」と定義します。つまり、音楽療法は、個人の特性に基づき、オーダーメイド様式で行われるというのです。確かに息子の音楽療法のセッションも、親と音楽療法士が話し合って、一定期間で到達すべき「目標」を設定しています。そして、セッションは設定した目標に応じて毎回組み立て直され、使用する楽器や音楽や、その配置まで、常時検討が加えられるのです。さらにセッションが終わるたびに振り返りの時間を設け、目標が達成できているかどうかを親と音楽療法士が話し合っています。目標の設定はその子によって違います。息子の場合は、「アイコンタクトが取れるようにする」「先生の真似をする」といった簡単な指示に従うことから始め、設定する目標の難易度を少しずつ上げていっています。息子の場合現在では、「お友達と協力する」「お友達と役割分担をする」といったソーシャルスキルの獲得を目指しています。このように、「実践」だけではなく、個々人の目標達成のためのプロセスを回していくところが「リトミック」と「音楽療法」の大きな違いであり、「音楽療法」が「療法」と呼ばれる所以なのだそうです。もちろん、音楽療法やリトミックは実施してる人によって異なる考え方やアプローチを行っている場合もあると思います。それでも、対象者の課題解決のためにプロセスを回してゆくというアプローチは、とても理にかなったものだと納得することができました。「療法」であることの意味出典 : また、音楽療法士は「音楽療法」を受けさせることについて、必ずしも「音楽を楽しんで欲しい」ということを主目的としているわけではないそうです。「その子の現状に応じて設定した目標(例えば、言語能力の向上や社会性の獲得など)をクリアして欲しい」ということを目的としている場合も多いといいます。ここに、「音楽」と「音楽療法」の大きな違いがあるのでしょう。しかしこれは、音楽療法だけの話ではないかもしれません。園芸療法、箱庭療法、動物療法など、世の中には多くの「療法」という名前のつくものがあります。それらは「診断」→「目標設定」→「実践」→「評価」のプロセスをそれぞれの困難や特性に応じて回していく、という点で、「ただ楽しければ良い」という考え方とは一線を画しているのだと思います。パッと見、同じように見えるアクティビティでも、その奥に横たわる「目的」の部分が異なっている場合、参加する当事者たちにとっては全く別の意味を持つものなのかもしれません。私自身も特に深く考えずに「音楽療法」「言語療法」「作業療法」といった療法を子どもに受けさせてきましたが、こういったアプローチの奥深さをまたひとつ理解できた気がします。
2018年01月11日日本って日常の中に、多くの国や地域の文化が根づいている国ですよね。1月のお正月にはじまり、成人式、節分、ひな祭り…。バレンタインもあるし、年末に向かうと、ハロウィンやクリスマスなど西洋のイベントも増えてきます。こうしたイベントに無関心な彼と結婚した場合、あなたは楽だなと感じるタイプですか?それとも物足りなくなりそう?■イベントにまつわる既婚者の考え方筆者(バツイチ再婚、子あり)はミーハーなので、基本的に「おもしろそう」なイベントにだけ参加するタイプです。結婚すると、こうしたイベントや子どもの成長に伴う行事などに対する、価値観を問われるシーンが訪れます。そこで、イベントについてどう考えているか、既婚者に意見を聞いてみました。■クリスマスもスルーで寂しい派結婚3年目のS夫妻は、交際中からイベントごとといえば、お互いの誕生日だけを祝っていたそうです。結婚後も、クリスマスやバレンタインはスルー。ご主人が、手間暇かける必要はないし、外食もお出かけも、どこも混んでいて嫌だと言うからだとか。でも、奥様はちょっと寂しいと感じています。「世間がバレンタイン、クリスマスと盛り上がるから、ちょっとくらい味わいたいし、カップルっぽいこともしたいですね」まだ20代の夫婦なので、各シーズンのイベントの良い雰囲気に浸りたいとのこと。マンネリ予防のためにも、ちょっとくらいは付き合ってほしいというのが本音でしょうね。■イベント皆無で将来が心配派奥さまが妊娠中のA夫妻は、お正月やクリスマスなど、年間イベントを一切行いません。「お正月だからといって初詣に行くわけでもないし、厄年とかも関係ない、クリスマスにプレゼントやケーキを用意する意味もわからないって言うの。わたしは楽でいいなと思うけど、子どもが生まれたら、形だけでもやったほうがいい気がしています」彼女はお子さんの成長の過程で、イベントを通して季節感や文化を覚えたり、お友達との交流を楽しめたりすることがあるはずだと考えているよう。それゆえご主人の無関心ぶりを心配しています。「七五三とか、写真だけでもいいから残してあげたいし、ちょっとは考えてほしいです」お子さんのために、重い腰を上げてくれるといいですね。■記念日を忘れられガッカリ…お怒り派T夫妻は結婚10年目のベテラン夫婦。でも、なにやら奥様は不満があるようです。それは誕生日も結婚記念日も、自己申告しないとスルーされてしまうこと。「来週、わたしの誕生日だよ、結婚記念日だよって自分から言う虚しさ、わかります?別にプレゼントが欲しいわけじゃないんです。ただ、覚えてくれてるだけでいいのに、言わないと本当に忘れるの」誕生日は「おめでとう」って言ってもらえるだけでうれしいし、覚えてくれているって事実は大事ですよね!女心なのでしょうか…?申告しなかった年は完全にスルーだったそうで、いえば何かしらやるというのは、自主的ではない!と、奥様はお怒りでした。■終わりに生まれ育った環境や地域の風習、親と本人の宗教など、さまざまな影響により、イベントへの考え方は変わってくるでしょう。でも、結婚後の生活は夫婦二人のもの。カルチャーショックを最小限に抑えるためにも、折々に訪れるイベントごとについて、ある程度「これはやる、これはやらなくてもいいかな」と、折り合いをつけたほうがよさそうです。それにしても…価値観の違いって、こういうところにも現れるのですね。そういう意味では、出会ってすぐに結婚するより、丸1年以上お付き合いして、価値観のすり合わせをしてからのほうが安心できるかも?ライタープロフィールsakiたまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。
2018年01月07日こんにちは、あなたの恋愛をアップデートするコラムニスト、川口美樹です。本日のテーマは「価値観の相違について」です。■「普通」が価値観を形成している突然ですが、「普通」ってなんでしょう。普通の恋愛、普通の仕事、普通の人生、、、普通ってよく使う言葉ですけど、すごく曖昧な言葉です。デートするなら「普通」こういうところを選ぶよね、「普通」掃除する時ってこういう風にやらない?、男性だったらこれぐらいやるのが「普通」だよね。普通、普通、普通。結構使いますよね。私たちの価値観ってこの「普通」の集合体だと思うんです。人生を通じて体験したきた様々な背景からその人の「普通」が作られて、その「普通」が色々重なり合って、自分なり価値観が形成されて行くんじゃないかと思うんですね。価値観が合うということはその「普通」の基準が合うということですし、価値観が合わないということは「普通」の基準が合わないということです。■価値観が合わないと「敵」だとみなす日本人私たちは人とお付き合いするとき、その「普通」の基準で仲良くなったり、ならなかったりしています。そこで価値観の合わない人に出会うと、多くの人(主に日本人)はその人を「敵」だとみなすような傾向にあります。恋愛の話で言うならば、例えば「デートの行く先なんてオトコにスパッと決めてもらいたい」と普通に思っている女性と、「デートの行くさきは相手とじっくり話し合って決めたい」と普通に思っている男性は、価値観が違うため衝突が起こります。「普通」の押し付け合いが始まると喧嘩になり不満が生まれます。つまり価値観の合わない相手を、自分のことを理解しない敵だと判断しているわけです。■なぜ恋人のとの価値観の相違が許せないのか?さてさて、ところで、私たちは価値観の違う人とは分かり合えないのでしょうか?そんなことないですよね。ストレート、レズ、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、ポリアモリーと様々な恋愛観がある中で、自分と違う価値観の人とは仲良くなれないか?と言えば、全然そんなことありませんよね。でも、なぜ恋人になるとそれがゆるせないのでしょう?これは仮説ですけれど、恋人のことを「自分のことをわかってくれる味方」だと思ってるからじゃないでしょうか。それゆえに自分との価値観のズレが生じた時に、期待を裏切られた感じがしてしまう。だから不平・不満が出る。でもですよ、ちょっと思い返してしまうんですけど、恋愛ってそもそも「味方を作る為にする」んでしたっけ?人のこと好きになるって、価値観が合わないとできないことでしたっけ?■恋愛って「価値観の違い」も好きになるってことじゃなかった?人を好きになるって、そういう価値観の違いとか、相手の欠点とか、至らないところも含めて全て「愛おしいな」って思えるってことなんじゃなかったでしたっけ?でもどうせ人を好きになるなら、自分の「普通」をいい意味で壊してくれるような、全く新しい自分の「普通」に出会えるな、そんな恋愛にしたいと思いませんか?人それぞれ価値観って違うのですし、そういったものを飛び越えて人を好きになることができるのが、恋愛のすごいところなんじゃないかと思うんですよね。いえ、これは僕にとっての普通、ですので、あなたにとって人を好きになることの普通の基準が違うかもしれません。それはそれでいいのです。恋愛に正解なんてないのですし。違いを楽しむ、これが恋愛の面白いところだと思うんですけど、皆さんの価値観としてはどう思いますか?(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年12月22日こんにちは、恋愛デトックスカウンセラーの下村さきです。「価値観が違うから別れよう」と、フラれた経験がある人もいるのではないでしょうか。でも、よく考えてみたら「価値観が違ったって、具体的にどういうこと?」って思いませんか?今回は、「価値観の違いで別れる」ことの真意について掘り下げます。■「価値観が違う」ことが原因では別れません実は、人は「価値観が違う」ことが原因では別れません。そもそも、価値観という言葉自体、とてもあいまいなもの。お金の価値観だったり、仕事に対する価値観など、さまざまなものを指します。だから、価値観がすべて一致する人なんていないわけです。家族だって「お金の価値観は一緒だけど、趣味の価値観は違う」だったり、親友だって「趣味の価値観は同じだけど、恋愛の価値観は全く違う」というのは、よくありますよね。でも、それだけで「もう、この人と一緒にいるなんて無理!」ってならないはずです。■「価値観が違う」の真実では、なぜ「価値観が違って別れる」ことになるのかというと、「価値観が違うことが気になる。気に障る」から。つまり、相手との違いがあるかないか、ということではなく、その違いに対して「この人のここが嫌い」「この人のこれが理解できない」と思う気持ちこそが、別れの原因。たとえば、自分は毎日でも連絡をとりたいのに、彼は必要事項でしかLINEも電話もしてくれないだとか、逆に自分は友達との時間や趣味の時間も必要なのに、彼は休日は恋人同士で過ごすものだと決めつけていていつもケンカになってしまうだとか、そうした違いによる「すれ違い」こそが「価値観が違うから別れよう」のもとなのです。■「価値観が違う」のに別れないカップル「違うな」と思うことがまったくないカップルっているんでしょうか。おそらく、ほぼゼロだと思います。それなら、「価値観が違うから別れる」カップルと「価値観は違うけど幸せ」カップルの違いは何なのか疑問に思う人もいますよね。その答えは、「価値観の違いが気にならないくらい、相手のここが好き」ポイントがあるかどうか。趣味の価値観が違うけど、優しい彼が大好き!お金の価値観は違うけど、頼りになる彼が大好き!こんな風に思えるカップルは、価値観の違いなんて簡単に乗り越えられるんです。■彼に「価値観が違う」と言われたら彼に「価値観が違う」と言われた人は、自分のすべてを否定されたように感じてしまうかもしれません。でも、落ち込まなくて大丈夫。前述したように、「価値観が違う」というのは、「〇〇なところが合わない」ということ。あなたのことが嫌いという意味ではありません。彼に「価値観違うよね」と言われたら、「具体的にどんなところ?」と聞いてみましょう。そして、「確かにそれは違うかもしれないけど、〇〇なところは私たちそっくりだよね」と答えればOK。ふたりの中に「違うところはあるけれど、しっくりくる」という意識が育っていきます。■おわりに「価値観が違う」ことは、当たり前。その上で、「でも、〇〇が好き!」に気づけるカップルは、違うからこそ補い合うこともできる、長く付き合えるカップルになれますよ。(下村さき/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年12月15日「価値観を変えたくて」の旅行者に思うことby rawpixel「価値観を変えたくて、一人旅しているんですよ」と言われて、「またか」と思った。インドに行くと、この価値観を変えたくて旅行している就職活動前の大学生と出会い、話す機会が必ずある。インドには、野良牛がいて、大きな道路や路地裏、店の前、至るところで姿を見ることができる。その野良牛に出会うのと同じくらいの確率で、価値観を変えたいと話す大学生に会っている気がする。以前もお伝えしたように、この前まで有給休暇の消化期間をいただいて、2週間ほどインドのラダック地方を見て回った。タクシーをたまたまシェアしたハンガリー人から、少し離れた村で祭りがあることを聞き、急遽スケジュールを変更して「デスキット」という村に向かった時の話だ。こんな時期の、こんなところに何故日本人が…と思って話かけてみると、どうやら就職活動前に大学を休学して、約4か月間で世界を旅しているらしかった。「価値観を変えたくて」「何かを吸収したくて」と普通の顔をして言えてしまう大学生に出会う度に、不思議な気持ちになる。価値観が変わるのは、結果の話であって、目的にするにはなんだかおかしい気がして。自分の中身を変えるためだけに、こんな僻地にまで足を伸ばせるのも、なんだか違和感を覚える。こんなことを言うのは少し恥ずかしい気もするけれど、私の安い価値観は、間違いなく旅行で激変したと思っている。大学生の言葉に、おかしさみたいなものを感じながら、私だって同じようなものだった。私の旅行の目的は特になくて、「なんとなく楽しそうだから」「行ってみたいと思ったから」程度だし、意識も低ければやる気もない。価値観を変えたくて日本国外に出ている人と比較すると、きっと頭に詰め込んでいる情報量も少ないだろうし、全然何の役にも立たないようなことばかりを覚えて帰国している気すらする。「旅行に行くと価値観が変わる」という言葉に対して、「そんな価値観しか持っていないのかよ」と毒づく人がいるけれど、大抵はあまり国外に出たことのない人が言っているように思う。私の人生観や性格は、旅行中に色々な人に出会い、たくさんの場面で少しずつ決断し、変化していった。旅行は、間違いなく人の価値観を変えると思っている。今までにないものに触れた瞬間、価値観は少しずつ変化していく人が考えを変えるきっかけや自分を客観視する時間、自分の常識が覆される機会というのは、そう滅多に訪れるものではない。例えば、知らなかった世界に飛び込んでみたり、人と出会って会話をしたり、新しいことをはじめてみたりと、今まで自分の持ち合わせていなかったものに触れた瞬間に、価値観は少しずつ変化していくのだと思っている。絶対に海外である必要はないけれど、旅行は歩いているだけで衝撃を受けることがある。今回の野良牛だってそうだ。日本では見られるものではない。人間としての扱いを受けていない物乞いの人達、当然のようにポイ捨てをする人、目や耳に入る全てが真新しい環境で、自分に何の変化も訪れないだなんてありえないんじゃないだろうか。6時間くらいバスに揺られながら、隣の席に座った地元の女の子とポテトチップスを分け合ったこと。チャイ屋で知り合ったネパール人の女の子に日本の文化を説明したこと。現地でできた友達にバイクの後ろに乗せてもらって、綺麗な景色を見ながらドライブをしたこと。文字にすると大したことないのかもしれないけれど、色々なところで偶然出会った人に優しくしてもらったり、話をしたりすることによって、気づかされることがたくさんある。山道を歩いていると、たまたま僧侶に声を掛けてもらって、一緒にクリケットをしにいく機会があった。その中に一人、とても流暢な英語を話す方がいて、ラクダを見に行くことになった。歩きながら、ラダックのことや僧侶の生活など、色々なことを教えてもらう。その会話の中で、「僕は国外に行ったことがないんだ。日本は、とても大きな国なんだよね?旅行には行けないから、想像するんだ」と言われた。さり気無い一言だったけれど、衝撃を受けたのをよく覚えている。何が幸せで、どんな人生が一番いいんだろう、と思った。どこへも行けない僧侶の彼は、気軽にどこにでも行ける外国人の私を、どう見ているんだろう。おそらく自分よりもお金を持っていて不自由していないであろう外国人の私に対して、優しく接してくれるのはなぜなんだろう。決して尋ねたりはしないけれど、数日程ずっと考えていた。今回あったことも、色々なことを考えるきっかけになったし、おそらく忘れることはないんだろう。何かふとした瞬間に思い出して、「あんなこともあったんだし、また仕事を頑張ろう」と思う日も来るかもしれない。旅行にでることを「面倒くさいなあ」「死んだらどうしようかなあ」と考えることもあるけれど、その不安を吹き飛ばすくらい楽しい面が大きい。色々な人たちとの出会いや今まで気が付かなかった発見、自分の知らなかったことに驚き、感動するために、多分私はこれからも時間を見つけて様々なところに行くのだろうと思う。Text/あたそ<私たちには時間がない!「誰かを誘いたい」のに気が引ける理由>もチェック!誘いたい、だけど面倒くささが勝ってしまう。本当にしたいことをするだけでも、私たちには時間がないのだから。
2017年11月07日価値観の違いで起こる様々な問題僕の兄は、6年間付き合った元カノとの同棲生活を振り返って、「食事の時に、箸の持ち方を逐一修正される」「シャンプーなどの小物の置き場所を、彼女が思うのと違う順番に並べると怒られる」などの精神的な拘束がとんでもなく耐えられなかった、と言っていました。同棲経験者に、同棲して嫌だったことを尋ねると、「お金」「家事」「食事」「一人の時間の確保」「夜のコミュニケーション」のどれか、またはいくつかでのすれ違いを経験していることがわかります。それが原因で同棲解消し、大体の場合別れることになっているようです。これらの問題のほとんどは、価値観の不一致によって起こっています。兄の例の場合、元カノはきっとマナーにうるさい家庭で育ったのだと思います。しかし、我が家はマナーよりも、食事中の会話を楽しむことにうるさい家庭だったので、起こるべくして起こった価値観の不一致だったと言えるでしょう。■自分以外の人間は誰であっても「他人」である価値観の違いで同棲解消をしてしまうカップルの話を聞くと、多くは「相手がこちらの価値観を理解してくれなかった」ことを原因にあげています。しかし、価値観の違いでカップルを解消してしまうのは、とてももったいないことなのではないか思うのです。そもそもそういう理由で別れてしまう人は、「恋人が他人である」という前提を忘れている可能性があります。何十年間も住まいを共にしてきた家族でさえ、完全には分かり合えないのですから、ここ数年付き合った恋人なんて何をか言わんやです。価値観が違って当たり前、すれ違って当たり前。相手は自分とは全く異なる環境で育ってきた人間なのですから、同じであるはずがないんですね。それを「理解してくれよ!」と嘆くのは、正直あまり生産的な行為と言えます。価値観の不一致が起こった時に大切なことは、相手にこちらの価値観を理解してもらうことではなく、価値観の違いを楽しむことです。■価値観の違いが、その人をより深く知るきっかけになるこれは正確には同棲ではなく、僕がシェアハウスをしていた時の話なんですが、友人AがBに向かって「なんでそんなネガティブな言葉ばかり使うの?聞いてるこっちが暗くなるからやめてほしいんだけど」と指摘したことがありました。Bは別にその日がたまたま愚痴を言いたかったタイミングだっただけで、普段から「ネガティブな言葉ばかりを使って」いたわけではありませんでした。この時僕は、(きっとAはネガティブなことをいう人に対して嫌悪感を覚えるような体験があったんだろうな)と思ったわけです。後日詳しく聞いてみると、予想通り彼のアイデンティティに関わる深いエピソードを知ることができました。これは同棲しているカップルにも同じことが言えるのではないかと思います。相手の価値観に違和感を抱いたということは、そう感じるだけの過去があるはずなんです。そのエピソードを聞けば、相手の人間性を深く知るきっかけになります。そうすればお互いの理解も深まり、相手のことをもっと好きになることができるんですね。つまり、価値観の違いは、同棲解消の原因ではなく、絆を深めるための第一歩なんです。だからこそ、価値観の不一致は楽しむ必要があるのです。これから同棲を始めようとしている人も、もうすでにしている人も、それだけは忘れて欲しくないなと思います。え、それでも価値観の不一致は解消しなくていいのかって?いいんですよ。心配しなくても、お互い理解が深まればそんなことは気にならなくなりますから。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)(鈴木凪沙/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年11月05日NHKの連続テレビ小説『わろてんか』の3週目で、ついにてん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)が駆け落ちしてしまいました。紆余曲折をへて、互いに惹かれ合っていった2人。ようやく藤吉の口から「俺の嫁はんになってくれ」のひと言が出ました!鳴かず飛ばずの旅芸人だったはずの藤吉ですが、じつは米問屋の跡取り息子でした。どっちにしても分が悪い。老舗薬種問屋「藤岡屋」を継ぐべき長女・てんとは絶対に結ばれない運命です。この時代、商家の跡を継ぐぼんぼんやお嬢様はほぼ見合い結婚が当たり前。本作を見ていると、あらためて「結婚=幸せ」という価値観について考えさせられることが多いです。■ロミジュリ効果? 障害があるほど恋は燃えるけがをした藤吉をかくまったことが父・儀兵衛(遠藤憲一)にばれて、蔵に閉じ込められたてん。毎夜てんのもとに通う藤吉は、ロミオとジュリエットばりにロマンティックで、朝から視聴者の胸は高鳴りました。その後、てんに求婚した藤吉は、予想どおり父・儀兵衛(遠藤憲一)の逆鱗(げきりん)にふれますが、これはまあ、予想どおりの展開です。『あさが来た』のあさと新次郎のように、許嫁(いいなずけ)と互いに惹かれ合うのが理想的だけど、『わろてんか』の場合、そうはいかず。実際、ロミジュリのように、恋は障害があるほど燃え上がるものですから。しかしロミジュリだとその先にあるのは悲劇。もちろん本作ではそうはならないと思いますが、“障害の恋”がどのように“生涯の愛”へと変化していくのかが楽しみです。■結婚するのなら濱田岳や高橋一生がおすすめ?藤吉の恋の好敵手というべき存在が、縁談の相手・伊能栞(高橋一生)と、てんの幼なじみ武井風太(濱田岳)。最初は外見や身分をどう見積もっても勝ち目がなさそうな風太でしたが、ふたを開けてみれば、意外と男らしく、てんへの愛は誰よりも深そうで高感度大です。3週目までは、風太の一途な思いがかなり視聴者の心を揺さぶったのではないかと。ただし、てんのハートはまったく揺さぶられてなかったのは残念なところ。藤吉の胸ぐらをつかんで激怒したり、伊能のもとへ走り、てんとの縁談をまとめようとしたり、風太の行動力も心を打つものでした。第三者から見れば、風太のような人と結婚すればきっと幸せになれるのに…と思えてしまうのに、そうは事が収まらないところに、「結婚=幸せ」価値観の不思議さがあります。また、ただの噛ませ犬に終わらないであろう伊能が、今後てんと藤吉のカップルにどこまで食い込んでくるのかも興味津々です。■まずは結婚してみる。てんの母・しずの結婚観鈴木保奈美演じるてんの母・しずは、強面の儀兵衛に寄り添いつつも、けっしてでしゃばらない良妻賢母。しずと儀兵衛は、絵面的に見れば“美女と野獣”ですが、じつにバランスの取れた夫婦です。しずがてんの縁談について儀兵衛と話し合っていたとき、自分も結婚する前は儀兵衛の堅物ぶりが心配だったことを本人の前で語っていました。その発言に少しショックを受けた様子の儀兵衛が何とも可愛らしかったです(笑)。しずの「不安はあったけど、一緒に暮らしているうちに、愛情っていうのはこうやって育まれるんやとしみじみ思ってなあ」と言ったときの満ち足りた表情からは、夫婦として刻んできた年輪を感じました。いろんな夫婦像がじつに味わい深いです。4週目では、てんにさらなる障害が! 駆け落ち後、ふたりは藤吉大阪にある藤吉の実家に身を寄せますが、藤吉の母・啄子(鈴木京香)は二人の結婚を認めずに猛反対。てんはいわゆる姑いびりを受け、お嬢さまなのに女中扱いされてしまいます。これまた、いばらの道となりそうですが、愛する2人で乗り越えていってほしい。そしてこれからも毎日わろてんか!
2017年10月24日「つきあって3ヵ月で別れました」という話を、ときどき聞きます。3ヵ月って・・・・・・いわば「お試し期間」だから、お試し期間中に別れることができてよかったね、ということになるのか?はたまた「3ヵ月しか恋を続けられないわたしって」と、自責の念にかられている女子に優しいコメントをすべきか、悩ましいところです。■■長さじゃなかったら、なんなのか?恋愛って「長さ」ではない、と、よく言われます。長さじゃなかったら、なんなのか?濃さ、ということになるでしょう。密度が濃い恋愛、つまりたとえばたった3ヵ月の恋であっても、すごく充実した時を彼と過ごすことができた、お互いに一所懸命愛しあった、ということ。この「一所懸命」の基準はつねに、その恋愛を通してじぶんの価値観が変わったかどうか、というところにあります。**「いい勉強」の定義とおなじです。今の世の中、一所懸命勉強した、というのは、すなわち希望の学校に(少しばかり自分の実力より上の学校に)入ることができた、イコールいい勉強をした、という考え方が、おそらく一般的だろうと思います。でも、本当にいい勉強というのは、学校がどうとか関係なく、勉強する前と、した後で、じぶんの価値観がまるっきり変わってしまった、こうなってはじめて「いい勉強をした」となります。こういうことを昔の人はごくシンプルに「朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」と言いました。朝とか道とか、よくわからなくて、とてもシンプルな表現とは思えない人もいると思うので、解説を加えるなら、朝から勉強を始めました、夕方まで勉強をしました、勉強の結果、夕方には大切なことを悟ることができました(つまり朝と価値観が変わりました)、ああわたしは死んでもいい、こう思えるくらいわたしにとっては劇的な価値観の転換でした、ということを短く言えば「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」ということ。まあ、短いとは言いがたいかもしれませんが。■■それがたとえ3ヵ月の寿命であったとしてもいい恋!恋愛だって、まったくおなじです。恋愛って、恋愛単体で存在するものではなくて、あなたの人生と彼の人生が、そのベースにありますよね。あなたは彼の存在を知らないままこれまで生きてきた。彼もあなたの存在を知らないまま生きてきた。この2つの人生が幸運にもまじわった場所、それが恋愛のスタート地点ですよね。言うまでもなく、人はいろんな価値観を持っています。彼はあなたとはまた別の価値観を持っているし、あなたは彼とはちがう価値観を持っている。2つの価値観が惹かれあったりぶつかりあったり、食われあったりしながら、互いにじぶんの価値観の修正(や、上書きなど)をする。その結果、価値観が変わる。**だから彼とつきあっても、かたくなに「わたしはこういう価値観を持っているのだから、彼にはわたしの価値観に合わせてもらわないと、絶対にイヤ」と言っている女子の恋って、すごく短命です。あるいはお互いにじぶんが持っている価値観を、(たとえば恥ずかしさゆえ)隠して交際しても、恋は長持ちしません。心を開くことで、すごくいい恋が生まれます。それがたとえ3ヵ月の寿命であったとしてもいい恋!(ひとみしょう/文筆家)(ハウコレ編集部)(あかねぴ@akanepi0426/モデル)(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)
2017年10月16日ひとえに男友達といっても、「顔見知り程度の友達」「大切な友達」「ちょっと気になる友達」など、頭の中でカテゴリー分けしている人がほとんどだと思います。「顔見知り程度の友達」くらいならケンカになっても「まぁフォローしなくていいっか」と思っちゃいますが、それが「ちょっと気になる友達」の場合、何とか和解したいと気持ちが焦ってしまいますよね。そこで今回は「ちょっと気になる男友達とケンカをしてしまったときの対処法」についてご紹介します。■1.潔く謝る「片想い中の男友達を、仕事の価値観の違いで怒らせてしまって・・・。そのときはすぐに『私の考えが甘かった!ごめん!』と謝りましたね」(25歳/一般事務)自分が悪いと思ったら潔く謝るべきなのはもちろん、彼の性格的にも絶対に自分を曲げないタイプなのであれば、女性のほうから謝っちゃったほうが良いかも。口先だけでも「ごめんね」と言っておけば、きっと彼もグチグチ言ってこないはずですし。彼のことがちょっとでも気になっているのであれば、気まずいケンカは早めに終わらせちゃいましょう!■2.時間を空けてから連絡する「ゼミの飲み会中に、ちょっとしたことで男友達と言い合いになってしまった。すぐに謝ろうとも思ったんだけど、またケンカになっても嫌だったので、数日空けてからLINEをしました。彼も『俺のほうこそすまん!』と言ってくれましたよ」(22歳/大学生)彼と仲直りしたいからといってあまりしつこくし過ぎてしまうと、「いちいちウザい・・・」と思われてしまう危険性が。もともと友達関係なわけですし、お互いに気持ちが落ち着いたところで、改めて連絡をしたほうが、関係修復もしやすいはず。もしかしたら彼のほうから「俺も色々言いすぎたし・・・」と折れてくれるかもしれませんよ。■3.周囲の人に集まる機会を作ってもらう「昔男友達のAが告白してくれたんだけど、恥ずかしくてその場から逃げてしまったことがあって・・・。そこから関係が気まずくなってしまって、何年も喋っていなかったんです。でも事情を知らない友達が『せっかくだから○○も呼ぼうか!』とAを集まりに呼んだんです。最初はどうしようと思ったけれど、会ってみたら意外と話ができて。そのまま彼と付き合うことになりました」(21歳/大学生)自分から彼に接触するのが怖いという人は、友達の力を借りるのも方法です。気まずくなってしまった女友達が飲み会や集まりにいたら、彼だって気になって仕方がないはず。それに周りの目もあるので、彼もギクシャクして「あいつら何か訳アリ?」と思われるくらいなら、普通に接してもらいたいと思っているでしょう。彼のその気持ちを読み取って、何事もなかったように話しかければ、きっと元通りになれるはずですよ。■4.付き合う前でよかったと割り切る「小学校からの友達なんだけれど、最近になって『ひとり暮らし始めたからうちこない?』などと誘ってくるようになった。さすがにイラっとして『気持ち悪いんだけど』と言っちゃったんだけど、私は間違っていないと思います」(20歳/大学生)「傷つくことを言われた」「セフレにされそうになった」など、いくら友達とはいえ許しがたいこともありますよね。彼とケンカになった内容によっては、無理に仲直りしようとするのではなく、「ここで彼の性格が知れて良かったわ~」と前向きにとらえるべき。ここで友情関係を修復しようとしたら、もっと都合よく利用されてしまうかもしれません。友達だからといって何でも許すのではなく、人を取捨選択する勇気も大切でしょう。■おわりに仲直りには、まず「仲直りしたい姿勢」を示してみましょう。そうすることで彼自身も「俺も悪かった」と、仲直りに向けて動いてくれるかも。仲直りした際には、きっともっと、仲が深まるはずです。でも、ケンカ内容がどうしても許せないものなら、無理して和解する必要はありません。彼の性格やケンカの理由によって、仲直り方法も選択していきましょう!(和/ライター)(ハウコレ編集部)(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)
2017年09月04日男性と女性っていろいろな違いがありますよね。中でも、会話にまつわる意識には、かなりの差があるようです。もちろんそこには、脳の働きや使い方の違いが関係してきます。今回は、どのあたりがどんなふうに違うのか?という点を、くわしく解説していきましょう。◆男性はおしゃべりが大の苦手◎女性の場合一般的に女性はおしゃべりが大好き。特に用事がなくても、友達同士でカフェに行くと何時間でも話し続けられるし、その時間をすごく楽しいと感じます。おしゃべりすることで、ドーパミン(やる気や意欲と深い関係を持つ脳内物質)がたくさん分泌されるので、元気が出て、ストレス解消にもつながるんです。また、おしゃべりするのに目的を必要としないため、問題が解決しなくても問題なし。ただペチャクチャ話すだけで満足できるでしょう。◎男性の場合一方、男性は基本的に、目的なくおしゃべりをするのは大の苦手と言われています。なぜなら、男性は主に理論を司る左脳を使って会話するから。多くの情報を処理したり、文脈と関係のないことを考えたりするのに向いていないのです。きちんとしたテーマがあれば、それについて深い話をすることはできますが、左右の脳を使って、さまざまな情報を広く浅く捉えながら話す女性のおしゃべりを理解するのは苦手…。脳の違いによって得手・不得手があるということを理解しましょう。◆男性は不必要なことは話したくないみんながみんなそう、というわけではありませんが、女性ってそこまで深く考えずに、思いついた言葉をポンポン口に出す人が多いですよね。これは上述したように、左右の脳を同時に使いながら話せるからです。また、言語能力が発達していることも影響しています。しかし、男性は、頭の中で考えていることがあっても「今は話す必要がない」「不必要な情報だ」と思ったら、わざわざ言葉にすることはありません。もちろん個人差はあるので、やたらと何でも口に出す男性もいますが…。この感覚って、女性からしたらピンと来ないのではないでしょうか。男性ってすごく冷静なんだ…という感じがしますが、実は冷静というより、言葉にするのが「めんどくさい」といった感覚のようです。なお、特に日本人の男性に多いのですが、「いちいち言わなくても、わかってくれてるだろう」と自分勝手な解釈をしていることも。この微妙なすれ違いが原因でケンカするカップルは、後を絶ちません。◆男性はアドバイスしたがる生き物男性はほとんどの場合、「ただ話したいから電話した」なんてことはしないそうです。でも、女性は特別な用事がなくても電話したり、声を聞きたいと思ったりすることがあるでしょう。女性は会話すること自体を楽しめるので、話を聞いてもらえばそれで満足することが多いんですよね。そして、そういうときは基本、答えやアドバイスは望んでいません。けれども、男性は電話した理由を知りたがったり、ちょっとした愚痴なのに、深く掘り下げてアドバイスしてきたりと、余計なお世話お焼きがち。ここにも男女の脳の違いが出ています。女性の脳は共感することを優先して働きますが、男性は問題を解決することを優先して働くので、会話が噛み合わないのは仕方ないのかもしれませんね。◆男女の違いを理解して男性はこれまでの歴史の中で、常に戦うことを余儀なくされていました。脳の働きや男性ホルモンも、その行動・環境に順応して、現在のように変化してきたのでしょう。上手にコミュニケーションを取れず、腹立たしく感じることもあると思いますが、男女の違いを認識していれば、彼とのケンカはグッと減るかもしれません。男性ならではの考え方があるということを、わかってあげてくださいね。ライタープロフィールバニラメンタルセラピスト&占い師&フリーライター美容とメンタルの仕事を30年以上!現在は、経験を活かしてタロット占いとメンタルセラピーを組み合わせたメール鑑定を行いながら、フリーライターとして活動中!Twitter:バニラ@vanilla0717
2017年08月03日正義と正義。信念と信念。想いと想い。価値観と価値観。それぞれが痛ましいほどぶつかり合う『東京喰種トーキョーグール』で、鈴木伸之はその片側を象徴するような役どころに扮した。物語の舞台は、人間を捕食する“喰種(グール)”と人間が共存する世界。鈴木さん演じる人間の喰種対策局の捜査官・亜門鋼太朗は、人類に危険をもたらす喰種を駆逐しようと日々奔走している。「亜門はとにかく真っ直ぐ、喰種の駆逐に命を懸けています。だから、僕も役に対して真っ直ぐ、彼のことだけを考えて撮影に臨みました。原作コミックからヒントをもらったり、あとは萩原(健太郎)監督に勧められて、ドキュメンタリー映画の『アクト・オブ・キリング』を観ました。信じているものが違うと、物の見え方も全然違う。それを感じさせる内容の映画なんですが、それって『東京喰種 トーキョーグール』に通ずるものがありますよね。ただし、亜門には“気づき”があり、喰種と戦う中で考え方に少しずつ変化が現れる。その葛藤を抱えながらも、信念を曲げずに進む彼を演じられればいいなと思いました」。こう語る姿には熱があり、おそらく亜門と鈴木さん自身を重ね合わせる者も多いだろうが、演じるにあたっては「共通点を見出すというよりは、亜門に必死についていくイメージ」だったそう。「だって、原作の亜門は腹筋がありえないくらいに割れていますから!」と笑う。「僕もわりと鍛えている方ですけど、どう頑張っても限界はあります。アクション監督の横山(誠)さんにはしごかれました。これまでもトレーニングが必要だった作品はありますが、断トツでキツかったです。週4日、1日3~4時間ほど体育館に集まり、まずはランニングから。後ろ向きにも横向きにも走った後、今度は柔軟に入って股関節が張り裂けそうな思いをし。パンチやキック、ジャンプはもちろん、受け身の練習もしました。体育館の壇上からバク宙し、背中で着地するんです。なかなかの高さでした(笑)。でも、その甲斐あって撮影はスムーズでした。ワイヤーアクションのハーネスも最初は怖かったけど、練習の段階で克服できたので、仕上がりを見たときも満足できました」。確かに、華麗なアクションを繰り広げながら任務を遂行する亜門はとても格好いい。パンチをするたび、キックをするたびに翻るロングコートもヒーローのようだ。「あのコートは『クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)』さんが特注で作ってくださったもの。格好いいですよね。くるぶしが隠れるくらいの丈だから、あれを着て走ったり、キックするだけで格好よく見えるんです。ただ、すごく格好いいけど、すごく暑い(笑)。コートの下はスーツだし。真夏の撮影だったから、周りの人たちはみんなTシャツで…。でも、原作にも忠実な1着ですし、あのコートのおかげで『東京喰種 トーキョーグール』の世界観が際立った気がします。白いロングコートと言えば、『遊☆戯☆王』の海馬瀬人か僕かってくらいに思われたい(笑)」。ロングコートを翻して戦う亜門を含め、登場人物たちは戦わざるを得ない状況にある。人間を食すことでしか生きられない喰種は生きるため、喰種から身を守る人間もまた生きるため、戦わなくてはならない。では、鈴木さんにとっての“戦い”は?と訊くと、「毎日って、戦いの連続ですからね。疲れてお風呂に入らず寝たいときでも、自分に打ち勝たないと。次の日は次の日で、『昨日は頑張ってお風呂に入ったから、今日はまあいっか。いや、駄目だな』って。やっぱり戦い(笑)」。こう冗談めかしたかと思えば、次の瞬間、「それは冗談として」と表情を引き締める。「亜門みたいな役を依頼していただいて、原作を見たら腹筋がバキバキで…。そうなったら、まさか1パックで撮影現場に行くわけにはいかないですよね。『いやあ、僕なりに鍛えたんですけど』なんて言えない。それこそ、僕の戦いはそこから始まるわけで、いま戦わなければ意味がない。役のために取り入れられる情報はなるべく取り入れたいし、できることは何でもしたいです」。俳優としてのモットーは「ひたむきに」。その一方、「俳優さんってすごい職業だなって、俯瞰で見ちゃうことがあります」とも語る。「だって、作品ごとに違うんです。『はい、次は戦争の特攻兵、はい、次はお医者さん』って。それって面白いし、すごいなと思います。ただ、その点、僕はちょっと悪役やクズの役が多いんです(笑)。爽やかな役を求めてオーディションに臨んでも、敵対する悪役で受かったりする。『ルーズヴェルト・ゲーム』のときがそうでした。それを評価していただいて悪役のオファーが続くのも本当にありがたいことですが、いろいろな役をやりたいという点で言えば亜門という役には別の喜びがありました。撮影の順番は逆ですけど、『あなたのことはそれほど』で話題にしていただいた後に公開されるのもありがたい。いろいろやりたいし、いろいろできる俳優になりたいから。衣装と台本と監督と現場が違うだけで、同じ僕が違うものになれる。それがお芝居の面白さだと思うし、だからこそ見たいと思わせるものを作らなければいけない。そこは大事に、突き詰めていきたいです」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年7月29日より全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年07月26日「婚約中の彼氏と大ゲンカをした」という女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。30代前半のトピ主さんは、交際中の彼が年に一度の旅行のためにすら十分な休暇を取ろうとしないことに不満を抱いています。「30代にもなれば正直、仕事は自分で調整するものだと思っている」というトピ主さん。彼の“計画性のない仕事ぶり”が理解できず、「皆さんの意見を聞かせてほしい」と読者に問いかけています。優先順位は人それぞれだけど…トピ主さんが勤めているのは、外資系企業。「むやみにただ会社に行くよりも、計画をもって仕事をする方が、結果、仕事ができる人が回りに多い」環境ということもあり、彼のような「社長や後輩が言い出すまで(夏休みは)まだわからない、決められない」スタンスが理解できない様子。休めないというより、「休もうとしないタイプ」だと分析しています。これまで何度か一緒に旅行しており、とても楽しかったため、「彼も少しは休暇を重視してくれるようになったらいいなと思っていた」とトピ主さん。ご自身は、年に一度の旅行を励みに、日々の仕事を頑張っているそうです。しかしながら、彼のほうは「プライベートは仕事の二の次、三の次」という態度。現時点で、トピ主さんとは仕事への考え方やスタンスが違っているのは確かなようです。働きかけ続けるもよし、「いつも彼と一緒でなくてもいい」という考え方も企業や部署の雰囲気にもよると思いますが、制約をくぐり抜けながら、自分のスケジュールをうまくやりくりする……というのは、確かに社会人として大事なスキルですよね。今後については、以下に挙げる3つの方向性があるかと思います。1)根気強く、彼に働きかけ続けるトピ主さんは今回、この態度で臨んだことで喧嘩になった様子。でもそれでよかったと思います。交際では「譲り合い」も必要ですが、それと同じくらい、ご自身の思うことをきちんと伝えていくのも大切な態度です。彼はその後、「(休暇を)5日とるから行くところ決めよう」と言ってきたとか。彼なりに「トピ主さんとのプライベートを大切にしたい」と思ったからこそ、足並みを揃えようとしてくれたのでしょう。主体性には多少欠ける性格なのかもしれませんが、他人から強く働きかけられることで、自分の行動を決めていくのが性に合っている、という人もいます。今後もそのようにして、足並みを揃えていくことはできるようにも思いました。2)考え方の違いを受け入れ、「自分は自分で休暇を楽しもう」と考えるカップルだからと言って、「休暇は一緒にいなければならない」というルールはありません。普段からしっかり一緒の時間を作れているならば、年に数日の休暇を揃って過ごせなかったとしても、二人の絆が消えてしまうことはないはず。「休暇は、友達や親と過ごす時間に充てよう」「今しかできないだろうし、一人旅も楽しいかも!」などと頭を切り替えてみるのもひとつです。旅行に関しては「行けるときだけ一緒に行く」といった“ゆるいルール”のほうが、今後も無理なく足並みを揃えていきやすい気もします。「無理ならいいよ、私は行ってくるからね〜」と好きなように旅行を満喫していれば、彼のほうが寂しくなってきて、そのうち自ら進んで休暇を取ってくるようになる、なんてこともあるかもしれません。3)彼と別れ、価値観の近い相手を探す極論ですが、彼との婚約を解消して、別の男性を探す、という選択もあります。「本当に彼のことが好きではないのでは?」という読者の意見に対し、「そうなのかもしれない」「ちょっと立ち止まって考えたいと思う」と答えているトピ主さん。そもそも彼への思いに迷いがあったのならば、今回の喧嘩はいい“きっかけ”と言えそうですね。結婚前に、よく考えておくといい問題かも?お二人とも30代。ここまで自分のやり方で働いてきたと考えると、仕事への姿勢や価値観は、今後もお互い大きくは変わらないかもしれません。となれば、トピ主さんは将来、「家庭を顧みてくれない」「彼とでは、一緒に人生を楽しめない」などと不満を募らせることも考えられます。いずれお互いに考え方が変わる日が来るかもしれませんが、それは未知数。トピ主さんにとって、今の彼は「これから人生を一緒に歩いていきたい」と思える相手なのかどうか。じっくり考えてみましょう。もちろん、どんな相手との間にも価値観の違いはあります。ただ、それが簡単には見過ごせない違いだと気付いた場合には、「離れる」あるいは「結婚は即断せず様子見をする」といった決断をするのもひとつの方法です。先々の将来もイメージしながら、自分なりの答えを導き出していきましょう。(外山ゆひら)
2017年07月19日2016年度の離婚原因のトップは価値観・性格・金銭感覚の違いだそうです(参照:株式会社リクルートマーケティングパートナーズの調査)。具体的にはどんなところをチェックしておけばいいのでしょうか。「結婚前は良かったのに」というあるあるを、みなさんが無事に回避できるよう、お嫁さんステータスから独身に舞い戻ったことのあるわたしが、経験を交えながら語ります。金銭感覚はここを見よ!あの支払い状況パートナーの金銭感覚って、どんなポイントでチェックしますか?デートやショッピングの傾向でつかめるという人がいますが、それはまだまだ「よそ行き」の顔だと思います。実際の金銭感覚は、生活資金のやり繰りで見定めるベし!彼の家のポストはキレイですか?光熱費のコンビニ支払い用紙や督促状が溜まっているタイプは、結婚後も家計を把握できない可能性を秘めています。いつから支払っていないのか、把握していない人は危険度アップ。いくらデート中の羽振りが良くても、生活費をうまく回せていない可能性が濃厚です。実際に、結婚して同居する前の元旦那さんはこの手のタイプでした…。あの頃はわたしも若くて見る目がなかったのです。口座引き落とし、カード引き落としでスッキリ決済している人は金銭管理ができるタイプ。実際、現状の生活費を当月分として回せているのか、結婚前に把握しておきましょう。聞いたときに言葉を濁すのは、ちょっと怪しいサインです。モラハラ注意!趣味、嗜好の容認度お互い様ですが、ファッションや美容、娯楽に対する関心度など、趣味を尊重できないと生活を一緒にする中で不満が募ります。金銭的な制限はある程度必然かもしれませんが、ジャンルを問わずあなたの嗜好そのものを否定するタイプは、結婚後に趣味断ちを強要される可能性があります。日頃から「おいしい、キレイ、楽しい、面白い」などのプラスの情報提供に対し、「どこが」「つまらない」といった否定的なコメントを返すパートナーとは、そもそもの価値観の違いを感じます。ひどいと「そんなものに興味を示すなんて知性を疑う」だなんて、人格否定に近いモラハラ発言も飛び出すことがあるかもしれません。特別おかしな趣味でもないのに、やることなすことを否定する要素を持ったパートナーは、早めに行く末を見極めておきましょうね。うちはウチ、よそはヨソが通じない?結婚生活は、お互いの習慣や好みを調整しながら、ふたりの暮らし方を見出していきたいものです。どちらか一方が「ウチではこう育ってきたから」と、過去の生活習慣を貫き通そうとすると、間違いなく亀裂が生じます。文句を言わなくても、心にモヤがかかっていることでしょう。こうした我の強さは、パートナーの家族関係も関わってきます。いわゆる「義実家問題」です。新婚夫婦の生活にやたらと口を出してきたり、ものを押し付けてきたり、行事に強制参加させたり。義実家トラブルはパートナーに言い出しにくいため、我慢しすぎて疲れてしまうことがあります。また、パートナーに訴えても、そうした環境で育ったため、何が不満か伝わりにくく、協調できないほうが悪いと突っぱねられてしまうことも。こうなると、味方がいないので最悪の環境です。義実家の考えやパートナーの傾向は、交際中から義理家族との接触があるとわかりやすくなります。ご挨拶をしなければならない、ハードルの高さはありますが、本気で結婚を視野に入れているならばしっかりとチェックしておきましょう。パートナーの、母親との電話や行き来の頻度に不満はないか。義実家でのパートナーの振る舞いはどうか。とても大切なヒントが隠れています。義実家との距離感や習慣が結婚生活を丸呑みするケースもあるので、可能な限りパートナーが抱く家族像と実際の家族像を目で見て、肌で感じておいてくださいね。ライタープロフィールsakiたまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。
2017年06月05日冬の軽井沢を舞台に弦楽四重奏団を組んで共同生活を送る4人の男女が繰り広げる、大人のラブストーリー×ヒューマンサスペンスで話題のドラマ「カルテット」(火曜22時~)。松たか子さんと宮藤官九郎さんの夫婦のすれ違いを日常生活の中に織り交ぜ、静かに心が離れていく(松たか子さんの一方通行になる)状況が描かれた第6話が既婚女性の間で、「切ない!」「共感できる!」「恐ろしい!」と話題になっています。夫婦の価値観は合わないのが普通多くの夫婦が離婚の原因に挙げているのが「価値観の違い」です。しかし、どんなに愛し合った二人でも、価値観が同じなんてことは稀。少しずつ価値観のすり合わせが、夫婦にとって一番大切になってくるのです。例えば、作中で遠慮なく唐揚げにレモンをかける妻、しかし、夫は唐揚げにレモンをかけてほしくない派なのですが、夫はそれを伝えることが出来ない。好きな映画を楽しみたいのに、横でストーリーを聞こうする妻、そして最終的には眠ってしまう。夫が結婚する前、お気に入りの詩集をプレゼントしたのに、最終的にはその本が鍋敷き代わりにされていた。このように、日常のひとコマに描かれる夫婦の価値観のズレ。これ自体は決して珍しいものでありません。それまでの人生、別々に生きてきたので、違って当然なのです。しかし、そこですり合わせる作業をしなかった夫婦は、当然うまくいかなくなってきます。頑張りどころを間違えると夫婦はダメになるドラマの中で、「夫さん」こと宮藤官九郎さんは「いつまでの恋人のような夫婦でいたい」と言っていました。それに対して妻である松たか子さんは「結婚して家族になれた」と喜んでいました。人は「結婚」に対して理想を持ちます。そして、それは必ずしも夫婦間で一致しているとは限らないものです。いつまでも恋人のような関係を願う人もいれば、家族として大切にしたいと考える人もいるため、その理想を維持しようと頑張ってしまいます。言ってしまえば恋人への愛情と、家族への愛情。同じ愛でも形は全く違います。そのため、そこの価値観が異なるとどうしても頑張るポイントがズレてしまうのです。変えてほしい部分があっても、恋人になると言えなくなってしまうことってありますよね。嫌われないように言わない我慢、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。自分の理想より、ふたりの理想しかし、夫婦になると、言わなくても良い部分と長く続けるために言わなければいけない部分があります。自分が理想とする関係を維持するための我慢は、後で自分の首を絞める結果になります。夫婦と言うのは、ひとりでは成立しません。だからこそ、自分の理想でもなく相手の理想でもない、ふたりの理想を見つける必要があるのではないでしょうか。すれ違っても戻れる夫婦になるためにどんなにすれ違っても、元に戻れる夫婦になるために、どうしたら良いのでしょうか。それは、相手を知ることです。松たか子さんの演じる妻の場合「無理しないでいられる」ことへの喜びを愛に変えていました。ありのままの自分を大切にしてもらえると感じると、受け入れられた気持ちになります。それ自体は間違っていませんが、それに甘んじてはいけないのです。自然体でいられるのは、あくまでも自分自身だということを忘れてはいけません。そう、相手が無理をしてくれているからこそ成立している心地よさもあるということです。相手のことをしっかり見て、知ろうとすることは夫婦にとって、新しい関係を作り上げるためにとても大切なことではないでしょうか。「カルテット」最終章:人生は上り坂、下り坂、そして「まさか!」ドラマ「カルテット」もいよいよ最終章へ突入しました。最後の最後に明かされる秘密とは? 4人の関係はどうなる? と気になるポイント目白押しです。劇中に散りばめられた伏線とウィットに富んだ台詞を、また1話から見直すのも面白そうです。松たか子さん演じる真紀が口ずさむ謎の歌に秘められた「まさか」の真相も気になります。結婚式のスピーチによく聞くこのフレーズですが、よく言われるほどに夫婦関係では人生の3つの坂「上り坂」「下り坂」「まさか」が大きなキーポイントになりますね。すれ違いや「まさか」を乗り越えて、夫婦ふたりの理想の姿を見つけることができたら幸せですね。
2017年03月14日育った環境、周りの環境によって、人の価値観って違ってきて当然ですよね。ですが、大好きな彼とそれが大幅に違ってしまうと、お付き合いに支障が出てくるのも無理ありませるにはどうしたらいいのか、うまく関係をつくる心がけをお教えします!■1.会うのは時々にする価値観の違いは、一緒にいれば居るほど大きく感じるようになります。ですから、会う頻度を減らせば、大きな価値観の違いは感じにくくなります。また、会うのが久々であれば、お互いに思いやりを持った行動ができて、愛情もうまく育めるはず。価値観のズレが気にならないだけでなく、会えない期間で好きな気持ちを高めることができるので、一石二鳥です。うまくやるためには、お互いに居心地のいい距離をあえてとる、ということも必要なのかもしれません。■2.価値観の違いを楽しむ食べ物の趣味が合わない、お金の価値観が合わない、趣味嗜好が合わない、など違いの種類には色々あるでしょう。そのすべてを無理に合わせようとするから、些細なことにもイライラするようになってしまうのです。お互いの価値観をつぶしてまで合わせようとするのではなく、その違い自体を楽しむ工夫ができると心地よい関係を築くことができるでしょう。たとえば映画の趣味が違うのならば、映画を見終わったあとに感想を述べあって彼の新しい意見を発見したりすれば、楽しく過ごせますよね。価値観が違うということは、ふたりで2倍の考えを持てるということ。うまく活かせるとお互いを高め合えるでしょう。■3.お金や生活の価値観は埋めておこう長いスパンで彼と一緒にいることを考えるならば、お金の使い方や生活に関わる部分の価値観は埋めておかないと後になって確実に困ります。特に生活をするうえでの大切になってくる価値観は、何としても折り合いをつけておきたいものです。付き合いはじめから無理に価値観をあわせようとすると、楽しい恋愛期間が訓練のようになってしまいますから、長い付き合いの中で徐々に、さりげなく自分の価値観を伝えていきましょう。何か違いを感じたなら、「こうしてくれたら嬉しいな」など、彼の価値観に気を配りつつも、あなた自身の意見を伝えるような言い回しをすることが重要です。■4.全面的に彼を受け入れるのもアリ「恋愛は惚れたもんが負け!」という言葉があるように、好きなら主導権を握るのを諦めるのもひとつの手。彼のどんな価値観も、甘んじて受け入れることが解決につながるかもしれません。「我慢」と言うと一方的に強いられている感じがしますが、他人を変えるのは、時間と労力さらに気苦労も増えるもの。他人を変えるより、自分を変える方があなたにとって楽な場合もあるのです。無駄なケンカを増やすようなことはせず、彼に合わせてみるのもアリでしょう。■価値観が違うのは当然価値観がはじめから全く一緒!というカップルは稀でしょう。価値観が違うから得られることもあります。その違いも含め、可愛いなと思ってあげられればうまく付き合っていけるはずです!(odango/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月01日「オレたち、合わないのかもね」とカレに言われて落ち込んだ経験はありませんか?こんにちは、ライターのともしどです!男性は、恋愛において「フィーリングが合うこと」を重要視する傾向が強いようです。ただそれは感覚的なものなので、ちょっとしたきっかけで「合わない」と思われてしまうこともあるでしょう。そこで、男性に「合わない」と思われないために、今回は“男子が価値観のちがいを感じる瞬間”についてリサーチしてきました!■1.笑ってくれない「笑いのツボが合うと、価値観が近いのかなって思えますよね。たとえば、お笑い番組を見ているときとかに、ぜんぜん違うところで笑ってるのを見ると、『フィーリングが合わないのかな』と思ってしまいます。」(ゲームデザイナー/28歳/男性)笑いのツボは、まさに感覚的なものです。そのため、面白いと思うポイントが似ていれば「感覚的に合う」と思ってもらえるようですね。「笑いのツボ」をアピールするには、カレが笑っているときに一緒に笑うようにすることが効果的だと思います。とくに、お笑い番組などを見てカレが楽しそうに笑っているときには、一緒になって笑うように意識してみてください。■2.会話が途切れがち「一緒にいるときに会話が途切れがちになって沈黙が長くなると、感覚的に合わないのかなと思っちゃいます。」(美容師/25歳/男性)会話のレベルや内容が合うかどうかは、付き合う上での相性の良さにも関わるもの。知り合ったばかりの人との会話では、お互いに気を遣ってしまうとはいえ、、ネガティブなイメージを持たれるのは避けたいところですよね。そこで、会話が途切れてしまわないように、「相手の話を掘り下げる」、「関連する話題を振る」、「質問をする」といった方法で、会話をつなげることを意識してみてください。■3.友達のタイプが合わない「女の子の友達にどういう人が多いのかは気にします。類は友を呼ぶといいますし、ボクの苦手なタイプの友達が多いと、本質的には合わないのかなと思っちゃいんすね。」(営業/25歳/男性)長く付き合う友達には、自然と似た性格の人が集まることが多いものです。自分の性格を盛るために、相手の男性に合わせて「紹介する友達を選ぶ」というのは考えものですよね。ふたりの相性の問題であれば、あなた自身の努力で何とでもすることができるはず。交友関係に関わらず、あなたの良い部分をカレに見てもらえるようにしましょうね。■4.味の好みがちがう「自分が美味しいと思うものを『美味しい』と言ってくれる女の子には興味が湧きます。感覚的に近いのかもしれないと思えるからですね。」(整備士/23歳/男性)味覚も感覚のひとつです。そのため、味の好みが合う人に対して親近感を抱く男性が多いようですね。「これ美味しいね。」と言われたら、「だよね!私も思った!」などと答えて味覚が合うことをアピールすれば、相手の男性に「合うのかも」と感じてもらえるはずです。また、カレの味の好みを覚えて、それに沿う料理を作ってあげるのもいいですね。男性の胃袋を掴むと同時に、「フィーリングが合う」と感じてもらえれば一石二鳥です♪■おわりに男性に「フィーリングが合うこと」をアピールしたいときには、同調してあげれば簡単に伝えられるでしょう。ですから、カレの好きなこと、嫌いなことに「わかる!」と肯定的な姿勢を見せると、カレの心をグッと近づけることができるかもしれません。また、「相性が合う」ことを感じさせるには、「より多くのものが合う」と感じてもらうことが効果的です。気になるカレに、2つでも3つでもアピールして、「相性良いな」と感じてもらいましょう!(ともしど/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年02月08日女優の香里奈と、アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが、1月4日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ特番『ホンマでっか!?TV 2017年チン初め 運気爆上がり4時間スペシャル』に出演し、価値観の違いが次々に明らかになる。2人は1月12日スタートの新ドラマ『嫌われる勇気』(毎週木曜22:00~)で共演するが、「取り扱い説明書を読む派? 読まない派?」という質問に対し、香里奈が「説明書を全く読まず使いながら覚えていく派」だという一方、加藤は「説明書をきちんと読んで故障したときなどにもちゃんと理論武装ができるようにする派」で意見が対立。香里奈は「私たち正反対のタイプなんですよー」と言い、2人の価値観の違いが明らかになっていく。この日の放送では、『大貧乏』(1月8日スタート、毎週日曜21:00~)から小雪と伊藤淳史、『嘘の戦争』(1月10日スタート、毎週火曜21:00~)から藤木直人、安田顕、水原希子、山本美月も登場。ある言葉を言われると体温が上昇するということで、藤木がマツコ・デラックスの耳元でささやいて検証する。ほかにも、堤真一が「車や新幹線で長時間移動するときの楽な姿勢が知りたい」と人生相談。新春スペシャル恒例の番組祈願ツアーでは、明石家さんまらレギュラーメンバーや、評論家軍団たちが、富士山周辺のパワースポットを訪れる。
2016年12月23日彼氏は途切れないけれど、付き合って3ヵ月未満で振られてしまう・・・。そんな「いつも彼と長続きしない」女性はいませんか?もしかしたら男性から「この子とは付き合えない・・・」と思われてしまう決定的な理由があるのかもしれません。そこで今回は「彼氏と長続きしない女性の特徴」について20代男女にリサーチしてみました。■1.SNSに何でも載せる「エッチが終わったあとに、俺の寝顔をSNSに投稿していたときはドン引きした。この子とは価値観が合わないと思って、速攻別れました。」(23歳/男性/サービス業)彼との思い出を収めておきたいという気持ちはわかりますが、SNSにさらけ出しすぎるのはNG。プライバシーがなさすぎて、彼も窮屈さを感じてしまうでしょう。またラブラブネタをアップするだけでなく、彼とのケンカやグチなどを詳細に書くのも嫌がられる要因です。SNSはほどほどに利用するようにしましょう。■2.毎日デートをする「彼氏ができたことが嬉しすぎて、毎日ふたりで色々なところへ行っていた。でも3ヵ月ぐらい経ったころに彼から『もう疲れた。別れて』と言われてしまったんです・・・。」(21歳/女性/大学生)デートも最初から飛ばしすぎてしまうと、気持ちが急速に冷めてしまう原因となってしまいます。まだ付き合って間もないのに彼から「飽きた」なんて言われてしまったら、立ち直れませんよね・・・。彼に「早く会いたいな」と思わせるくらいが、長続きする秘訣なのかも。■3.愛情確認をしたがる「『私のこと好き?』『元カノとどっちが好き?』としつこく聞いてきていた彼女。『そんなに何回も聞かないでよ』と言ったら逆ギレ。これがずっと続くのかと思うと恐ろしくて別れちゃいましたね。」(27歳/男性/営業)たまに「私のこと好き?」と聞かれるぶんには、男性も負担は感じないはず。でも毎回愛情確認をされていては、彼もウンザリしてしまいます。それに彼からすると「こんなに愛情確認されるってことは俺は信用されてないんだ」と思ってしまうはず。「好き」と言葉にするだけがすべてではありません。彼の行動から愛情を感じられるのであれば、それで十分でしょう。■4.「結婚前提」を強調する「付き合ったばかりなのに『絶対結婚しようね!』を連呼していた彼女。お互いにアラサーだったこともあり、余計にプレッシャーに・・・。これは早めに手を引いたほうがいいと思い、すぐに逃げ出しました・・・。」(28歳/男性/製造)「彼女はほしいけれど結婚はまだしたくない」と考えている男性は多いもの。ある程度付き合いが長くなってきて結婚を意識するならわかりますが、初っ端から「結婚前提」を強調するのは良くないかも・・・。まずはカップルとしての時間を楽しむべきでしょう。その上でタイミングを見計らって、結婚について持ちかけてみるのがベストだと思いますよ。■おわりに相手の気持ちもお構いなしに、何でも自分ペースで進めようとするのが破局につながる原因なのかも。付き合いたてのころは、彼の行動も注意深く読み取るようにしましょう。(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年12月20日トラブル発生、親としてわが子にどう向き合うか 「間違ったらやり直せばいい」と、親が言えるか? 「怒られずに済んだ」という成功体験をつくらない 大人は正解を言ってはいけない 自主的に学ぶ子は、こうやってできる の続きです。「親が自分の子どもを見ようとしていないだけ」と、木村先生。そう言われると、「もやっ」とするのは、なぜだろう? それは心当たりがあるからだ…。■その子が思っていることを、その子がわかるように通訳する―― 親は、ついつい、子どもを自分の思う通りに動かしたくなります。「これは、こういうことでしょ」と整理したくなります。それが「教育」だとすら思っています。木村先生(以下、木村):整理というよりも、その子が思っていることを、その子がわかるように通訳することね。整理っていうのは、大人がやってしまうことが多い。でも、大人がやってしまったら、子どもは大人の整理に乗らないといけなくなります。―― 子どもが一番できていないことは、「自分との会話」ということですか?木村:大人が整理して、そこに子どもをのせようとしてしまう。その子だけを見たらいいんですよ。でも親は、周りを見たり、学校を見たりするじゃないですか。―― あと、親自身の価値観というのもありますよね。「この枠内でないとダメ」という思い込みというか…木村:そんな迷惑なことはありません。親の価値観を押し付けられるほどに、子どもは親を信頼しなくなる。信頼しなくなるだけじゃなくて、親のために仮面をかぶって生きようとする。それは 子どもの権利条約 違反。条約違反ですよ?親は自分の価値観を子どもに当てはめたい。でも、親の価値観は、自分がこれまで生きてきた中で培った価値観でしょ?子どもに必要なのは、この先、10年、20年、30年、40年、50年、60年後を生きるための価値観。親の価値観なんて過去の化石や。そんなもん、どれだけ子どもに与えても、子どもは時代を逆戻りするだけです。■親が子に望むべき価値観とは?―― 親が自分の価値観を子どもに押し付けないようにするには、どうしたらいいんですか?木村:勉強してほしい、いい大学に行ってほしい。安定した職業に就いてほしい。親が子どもにこうしたことを願うこと自体は、何も悪くない。でもこれは、親が子どもに望んでいい価値観の2番目です。そんな価値観を持ってはいけないことはない。なんぼでも持っていたらいいんです。でもそれは、あくまでも2番目。―― では、1番目は?木村:その子が「僕は(私は)、これで幸せだ」と思ってくれることでしょう。いい大学に行って、いい会社に行ったとしてもね、何かにぶつかって閉じこもったとしたら?「そこまでは親の価値観を見事に果たしてくれたけど、この先、どうすんねん!」みたいな子が、山ほどいる。―― もしもそうなってしまったら、どうしたらいいんですかね?木村:何かにぶつかったとしても、その子が自ら、「自分がやっていることは、自分にとってためになることなんだ。幸せなことなんだ」と思えば、なんとかなると思います。どんないい大学に行っても、「自分の意志に反している」「やらされている」と思ったら幸せではないはず。大事なのは、子どもが自ら選択するということです。―― 考えとしてはわかるのですが、「そこまでユルくはなれない」という抵抗感があるのですが…木村:親も、ただ子どもを放っておくだけではだめです。子どもが自分でした選択を後悔しないように、いろんなアドバイスをシャワーのように入れてあげる。「大学卒業するのとしないのとでは、変わってくることもあると思うで」「大学で得た経験が、社会に出て役立つこともあるで」と、親は情報のシャワーを浴びせたらいいんです。そして、最後に一言「ま、大学、行きたくなったら、いつでも行けばいいやん」という可能性を言ってあげれば、子どもは迷わず自分の道を選べるでしょう?周りに動かされたわけではなく、すべては自分が決めたこと。それを自分の力でやる。失敗しても落ち込まなくていい。やり直せばいい。この生き方を身につけさせる。それが、学歴がどうのとか会社がどうのとか言う前に、一番大事な力なんです。今回は、ここまで! この記事は木村先生の取材の、ほんの一部分だ。また機会があれば、ぜひこの続きも書いてみたい。■次の世代に必要な教育ところで、この記事を書いている私は今、3人の男児を育てている母親で、長男は高校1年生、次男と三男は小学校6年生の双子だ。彼らを育てながら漠然と「学歴なんて、もはや、ほとんど意味がないのではないか?」とか「これからは生きる力が必要だ。その力って、どうすればつけてあげられるんだろう」そんなことは考えてはいるが、いかんせん「次の世代に必要な教育」の具体的な姿が見えなかった。見えなかったからこそ、「今の教育」にしがみついてしまっていたのかもしれない。けれども今回、木村先生の話を伺って、その姿がようやく見えてきた気がする。木村先生の実践されてきた教育こそ、これからの日本にとって必要な教育だと感じている。たとえるなら、「あっちに、行けばいいんだ!」という未来の灯のようなものだ。今後、この灯りの姿を私自身がもっともっと知りたいし、ほかの親御さんたちともシェアしていきたいと思っている。■今回取材にご協力いただいた木村泰子先生の著書 『大人がいつも子どもに寄り添い、子どもに学ぶ!「みんなの学校」流 自ら学ぶ子の育て方』 (木村泰子・著/小学館 本体1,500円+税)
2016年11月12日生涯を共にするパートナーや、自分以上に大切な我が子。最も愛する彼らだからこそ「違う価値観でも全て受け入れたい」と思うもの。とはいえ「相手の気持ちが理解できない…」なんて悩んでいませんか。理解できないあなたは、それが正解。たとえパートナーでも我が子でも、違う価値観を理解したり、受け入れる必要はないのです。自分を押し殺すのが本物の愛情?「相手を理解したい、受け入れたい」と思う気持ちはとてもステキですし、自然な感情でしょう。愛情が強くなるほどそう思いますよね。とはいえパートナーも我が子も結局は他人。性格・価値観・趣味嗜好は違って当たり前ですし、「違う相手を理解できるか、受け入れられるか」というと難しく、ほぼ無理です。それは「受け入れよう」とすると必ず自我が出てくるから。たとえば朝食はパン派のあなたに、ご飯派の夫の場合。夫のために和食を作り続けたとしても、「和食って作るの大変だし、朝から重いんだよね。美容のためにも軽くパンとフルーツで済ませたい」という自分の気持ちはいずれ出てきます。「そんなの本当の愛情じゃない」なんて意見も出てきそうですが、自分の気持ちを押し殺し、相手に従うのが本物の愛情でしょうか。お互いが自分らしく生きるのを見守ることこそ、本物の愛情だと私は感じています。最初は相手を受け入れようとしても、必ず自分の気持ちが出てきて、受け入れられないと悩むことになるのです。「受け入れる」の主役は自分、決定権も自分では、なぜ愛する相手なのに違う価値観を受け入れられないのか。それは「理解しよう、受け入れよう」とする時点で「自分本位」になっているからです。理解や受け入れるという行為は、相手を思っているようで、実際は「自分というフィルター」を通して行われます。あくまで主役は自分、決定権も自分。そこに違う価値観を通せば、どうしても自我がストップをかけます。相手を理解しようとして悩み苦しみ、「やっぱり理解できない!」となるのですね。見守り、信じようほんとうに相手のためを思うなら、「見守り、信じる」しか私たちはできません。見守り、信じる行為は、自分フィルターを通しません。相手のありのままをそのまま尊重することになります。これもまた難しいことではあります。つい口を出したくなっても、自分は何もできないからです。一見「諦め」にもみてとれるでしょう。ただ「諦める」とは仏教用語で、「明らかに見る」という意味。結局はありのままの相手を見守り、信じるのが本物の愛情ではないでしょうか。見守ることは相手のためだけでなく、自分のためにもなります。先ほどの例のように、無理して自分を押し殺す必要もないからです。自分も相手も、その人らしい人生を100%生きるために。「見守る」訓練を今から少しずつ始めてみませんか。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月01日保育園に預けることに対する世間の意見は賛否両論。たしかにマイナス面もあるかもしれませんが、いいこともあるんです!!保育園にお子さんを預けることで悩まれている乳児のママさんに、プラス面を再確認して前向きになってほしい!!ということで、「保育園はかわいそう」と言われることに悩み苦しんでいるママさんの気持ちが軽くなるエピソードをご紹介します。今回は保育園に通ったことで子どもの価値観が広がったエピソードです。「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所第2回:保育園で 「たくましい先輩ママに学ぶ」ことがあるママの知らないお歌も唄えるようになる子どもってうたうのが好きですよね。うちの子はことばが話せるようになる前から、保育園の帰り道に「●×△○~♪」と何かを唄っていました。はっきりしない造語だったのが、みるみるうちにことばになっていき、あるとき「いーおーまいまい、いーおーまいまいー、とんとんとんっ」と発音したときの感動は今でも忘れられません。うちの子はそれをきっかけに、どんどん他のお歌もうたうようになりました。洋楽を聴いているとしゃべれるわけじゃないのに英語を覚えていることがあります。中学校の英語の授業でビートルズやカーペンターズの歌を唄ったという人も多いと思います。音楽にのせるとことばの習得が早くなるような気がしませんか!?子どもも同じように、音楽に合わせてことばを習得しているのかもしれません。あっという間にレパートリーが増えて、それとともに発音がしっかりしていきました。保育園に行かさずにひとりで子育てをしていたら、どうしても同じようなお唄ばかりを聴かせてしまいます。保育園に行くことで、昔ながらの動揺から流行の幼児曲まで幅広く耳に触れることができるようです。ママのチョイスとはちがう絵本に触れる子どもに読み聞かせる絵本にこだわっている人は多いと思います。絵本は子どもにとってまだ知らない体験を、物語を通して学ぶ大切な機会です。「やさしい子に育てたい」「道徳を教えたい」という想いで、少しでもいい絵本を読み聞かせたいと思いますよね。それはいいことなのですが、どうしてもママの価値観にしばられがちになってしまいがち。絵柄も気づけば似たり寄ったりになりがちです。保育園には流行のものからスタンダードなものまで、絵本のレパートリーがさまざまです。「わたしなら絶対に買わないな」という絵本もあります。お金を出して買うほど自分の価値観と合っていない絵本も、子どもにとってはすべてが刺激になります。ママのチョイスとはちがう価値観に触れることで、新しい世界を与えることができるのです。家族や親しい友人のコミュニティ内で子育てをしていると、どうしても似たようなモノに囲まれて育ってしまいます。それは安心でいいことではありますが、保育園では先生の人数だけ多種多様な価値観に育てられます。ママとは違う価値観に触れることがいい刺激になり、学びにつながるのではないでしょうか。「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所第2回:保育園で 「たくましい先輩ママに学ぶ」ことがあるライター:金延さえ
2016年08月17日生まれ育った時代の違いから、「ゆとり世代」と「バブル世代」では、考え方に大きな違いがあると言われています。では、就職を決める際の理由に、世代の違いはあるものなのでしょうか。今回、株式会社ヴォーカーズが「『ゆとり』と『バブル』の入社理由ランキング」を発表。 「ゆとり世代」と「バブル世代」が会社を選ぶ際に、何を重視しているのか、その大きな違いが明かとなりました。■ゆとり世代の入社理由1位は「自分の成長・キャリア」ゆとり世代の入社理由で最も多かったのは「自分の成長・キャリア」。 この結果から、ゆとり世代の多くは、会社に対して自分の成長環境を求めている、ということが読み取れると思います。好景気だったバブル世代と比較すると、大企業のリストラや倒産を目の当たりにし、先行きが不透明な中で育ったゆとり世代は「若いうちからスキルを身につけ、自分の市場価値を高めたい」という意志が強いようです。また、ゆとり世代は会社選びにおいて“ネームバリュー”や“会社の規模”にとらわれなくなってきたと言われています。 「良い会社に入って、どのような人生を歩むか」という会社軸の考え方が強かったバブル世代。それに対し、ゆとり世代は「自分の人生において、この会社で何が出来るか」という自分軸の考え方に変わってきているのかもしれません。■ゆとりとバブル世代の決定的な違いこの結果を見てみると、ゆとり世代とバブル世代には決定的な違いがあるようにも思えます。それは、ゆとり世代は「ワークライフバランス」を視野入れて会社を選んでいる人が2.9%もいるということ。このワークライフバランスというのは、バブル世代には全くない考え方なのではないでしょうか。ワークライフバランスというのは、仕事とプライベートのバランスを大切にするということ。最近では、「ゆとりは上司の飲みの誘いも断る」「残業をせず、定時になったらすぐ帰る」などと言われていて、あまり良い印象を持たれていないように聞こえますが、「プライベートを大切ししたい」「仕事は仕事、プライベートはプライベート」としっかり分けている人が多いということなのです。バブル世代からしてみると「仕事を甘く見ている」などという厳しい意見が聞こえてきそうですが、これは世代性の違いなのかもしれません。また、バブル世代では7.4%を占めていた「学校推薦」も、ゆとり世代ではランキング圏外。60年代~70年代以前の大卒者は学校推薦で就職を決めるのが主流だったことからの結果かもしれませんが、学校推薦でさえ落とされてしまう現代から考えると、なんだか羨ましい気もしますね。■「人」を重視するゆとり、「会社特徴」を見るバブルゆとり世代の入社理由として、こんなコメントも見られました。 「人事担当者の方が熱心に私の話を聞いてくれて、アドバイスを送ってくれたことがきっかけです」(証券/男性) 「面接官や人事の方など、全員気さくで働きやすいと感じたから」(生命保険/女性) 「実際に働いている先輩を見て決めました」(航空/男性)インターネットの発達、SNSの普及と共に、様々なコミュニティや個々の「つながり」をもつゆとり世代。そんなゆとり世代は多くの人の意見を理解、吸収できる「共感力」が高く、物欲(モノ)よりもコミュニケーション欲(人間関係)を大事にする世代とも言われています。「面接官や人事担当の人の印象がよかった」という理由で入社を決める人も多いということから、バブル世代よりも就活における情報量が圧倒的に多いゆとり世代は、実際に会う先輩社員の生の姿に強い影響を受けるのかもしれません。これから一緒に働くであろう先輩や同僚と上手くやっていけるのか?それがゆとり世代の就職活動における大きなキーポイントとなりそうですね。
2016年08月16日キャリアや仕事に関する価値観が大きく変わるなか、ぜひ読んでおきたいのが、る『WORK MODELS 世界で働く日本人から学ぶ21世紀の仕事論』(太田英基著、いろは出版)。世界を旅しながら「サムライバックパッカープロジェクト」という試みを通じ、世界を舞台に奮闘する人たちと出会ってきたという著者が、新たなワークスタイルを実践する13人にスポットを当てた書籍です。その根底に根ざすのは、「世界と時代の最先端で働く彼らの仕事観やキャリア観には、これからの時代を生きていく日本人にとっての多くの学びがあるはずだ」という思い。そもそも著者本人がグローバルの「グ」の字も持たないような、「海外」や「世界」という言葉とは遠い場所で生きてきた人間だったと言いますが、だからこそ、「彼らの生き方からは、きっと多くのものが学べるはずだ」と確信しているのだそうです。きょうはそのなかのひとり、Amazonブラジルでプロダクトマネージャーを務めているという石丸浩司さんのケースから、年齢に関する2つの質問をピックアップしてみましょう。妻と子ども3人を残し、40歳でブラジルに単身赴任したという人物です。■1:転職のデッドラインは何歳でしょうか?石丸さんは、35歳までに転職を経験しないと、とても環境の変化にはついていけないと考えていたのだそうです。なぜなら、新しい職場に対応する能力は、年齢とともにどんどん低下していくから。また同時に、「unlearn(アンラーン=過去に学んだことを壊す)」には年齢の限界があるともいいます。著者が35歳で転職したコンサル会社では、徹底的に経験や実績を「ゼロ」にするように仕込まれたのだとか。なぜなら、「昔はこうやっていたんで、こういうのがいいと思います」「私の経験上、こういうのがいいと思います」といったことは、コンサルの世界では通用しないから。そして、いまブラジルという異国の地でどんなことにも対応できているのは、35歳で「unlearn」の機会があったからだといいます。また注目すべきは、Amazonもほとんどの社員が35歳以下で転職してきているという点。それを踏まえたうえで著者は、世界的に見れば「日本は転職をしなさすぎている」と指摘します。清い転職であれば、それはキャリアを形成するうえでとても重要なステップだというのです。ただし、日本でキャリアを積むうえでも、ひとつだけ重要なことがあるとも主張します。それは、35歳までに転職経験を持つこと。次の職場が海外であるか日本であるかは関係なく、35歳を超えても転職のないキャリアでは、新たな職場で成功するためには苦労が多くなるというのです。■2:40歳までのキャリアをどのように描いてきましたか?40歳までのキャリアをどう描くべきか?この点については、ポイントが2つあると石丸さんはいいます。まずひとつは、「自分のものさしはなにか」ということ。もうひとつは、「自分の給料は自分で決める」ということだとか。石丸さん自身は、キャリアを描く際には、直感ではなく、ものすごくいろいろな選択肢を考えるのだそうです。そのとき忘れてはならないのが、「自分のものさしはなんだろう?」ということ。たとえば、それまで勤めていた公団を辞めてコンサルに転職する際、「お前は残っていれば20年後には社長になれるのに」と多くの人にいわれたのだといいます。ところが、20年後に社長になるということは、自身の価値基準(ものさし)においては高いものではなかったというのです。そもそも、20年後に会社があるかどうかもわからない。だったらそれよりも、別の可能性にかけることを選んだというわけです。一方の「自分の給料は自分で決める」は、当たり前のようで、しかし日本人があまり意識できていない点だと指摘します。大学の同期で公務員として働いている人と話すと、来年の給料がどうなのかをすごく心配しているのだそうです。公務員の場合、翌年の給料は人事院の勧告で決まりますが、キャリアを自分でしっかりと描くことができれば、自分の給料を自分で決めることは可能。もちろん実際は自分が決めたり、自分で交渉したりするわけではありませんが、いまの職場の待遇に満足できないのであれば、他に移ればいい。つまり、「いつだってもっと高いところにステップアップすることを選べる」という意味においては、自分で給料は決められるということになるという考え方です。そして給料だけではなく、海外に住むかどうか、はたまたいつ帰ろうかなど、さまざまな選択もまた、自分で決められるということです。*こうした考え方からもわかるとおり、本書に登場する13人の生き方には、ひとつの共通項があります。日常的に世界と対峙しているからこそ、揺るぎない自信を身につけているということ。そしてそれこそが、本書の提示する「ワークスタイル」の本質なのかもしれません。だからこそ本書は、読者の知的好奇心を強く刺激してくれることでしょう。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※太田英基(2016)『WORK MODELS 世界で働く日本人から学ぶ21世紀の仕事論』いろは出版
2016年07月22日昔から「十人十色」と言うように、人の数だけそれぞれの個性や価値観があります。だからこそ、ママ友と関わって行く中でも違和感を感じたり、「合わないな」と感じたりしてしまうのは当然のことです。とは言っても、思わず「なんでそうなるの!」と憤りを感じてやるせなくなることもありますよね。そこで今回はストレス発散も兼ねて、保育園・幼稚園に通うお子さんをお持ちのママたちに、ママ友との価値観の違いを実感したエピソードについて語ってもらいました。●(1)食べ物や飲み物のシェアはアリかナシか『うちの保育園では、感染症の予防のために、食べ物や飲み物のシェアを禁止しています。でも、近所のママさんとそのお子さんと近所に出かけたとき、うちの子が食べていたものやジュースを「一口ちょうだい 」と言ってきたんです。子どもは日頃からのしつけで「ダメ」と答えましたが、「一口くらいいいでしょ、うちの子のもあげるから」と言って聞きませんでした。私から、ダメな理由を説明しても、「神経質すぎ!そんなこと言ってるから子どもが弱っちくなっちゃうんだよ! 」と抗議してくる始末。あれは困りましたね。結局、あげましたけど、向こうのはもらいませんでした』(20代/1児のママ)●(2)子どもの声は騒音か否か『うちにママ友とその子ども数人を招いてホームパーティーをしていたときのことなんですけど。子どもたちがはしゃいでいて、注意はしていたんですが、わりと騒がしくなってしまっていたんです。そしたらマンションの下の階に住む年配の女性がやってきて、「うるさいので静かにさせてください」と注意されてしまいました。その後のママ友たちの言動に唖然。「何あの人?おかしいんじゃないの?」「うるさいって言われるほどじゃない よね」「気にしちゃダメよ」なんて、注意しに来た女性を非難し始めたんです。私は、「いや、けっこううるさかったと思うよ?」「子どもの声って響くし、周りは騒音に感じるもんなんだよ」と言ってなだめ、子どもたちを注意しましたが、それ以来なんだかおかしな空気に……』(30代/2児のママ)●(3)叱らない育児を勘違い『幼稚園でできたママ友と子どもを連れてちょっとお出かけしたとき、電車に乗ったんです。そのとき、ママ友のお子さんが靴を履いたまま電車の座席に乗って、窓から景色を眺め出して……。それでも全然叱ろうとしない姿に、ヤキモキしてしまいました。その後も、ママ友は子どもが公共施設で騒いでも走り回っても全く叱ろうとしなくて。うちの子にも悪い影響がありそうだったので、「注意しないの?」と聞いてみたら、「うちはのびのび育ってほしいから、叱らない育児をしてるの 」って。叱らない育児の意味を勘違いしてますよね』(20代/1児のママ)●(4)金銭感覚がおかしい『下の子の保育園で仲良くなった専業主婦のママ友がいるんですが、だんだん価値観の違いから距離を置くようになりました。うちは共働きで、けして裕福ではないけれど、そこそこ経済的に余裕があります。とはいえ、子どもが高価なオモチャをねだっても、お誕生日やクリスマスなどの特別な日にしか買いません。でも、そのママ友は子どもが「欲しい」と言えばポンポン買ってしまうんです。よほどお金に余裕があるんだろうなと思っていたら、毎月赤字なんだとか……。しかも、足りない分はおじいちゃん・おばあちゃんからもらっている とのこと。ビックリしました』(30代/2児のママ)----------いかがでしたか?私が子どもの時代には、「一口ちょうだい」は当たり前のように行われていましたが、今はダメなんですね。子どもの教育や金銭感覚については他人事なだけに何も言うことはできませんが、あまりにその価値観が違うと、やはり友達関係を維持していくのはストレスがたまってしまうでしょう。無理して付き合い続けても疲れるだけなので、適度に距離を置いて、できればあまり関わらないようにしたほうが身のためかもしれませんね……。●文/パピマミ編集部
2016年07月21日みなさん、夫婦喧嘩してますか?結婚7年目の筆者もよくします。子どもの前でしてはいけないと頭では分かっていても、イラっとするつい口が出てしまいますよね。人間は感情の生き物ですから難しいものです。何年も夫婦喧嘩を重ねていると、正直飽きます。「またこの話題か」「またあのセリフがくるぞ」とパターンが見えるんですね。そこで考えたのが、夫婦喧嘩における価値観の違いを子どもにうまくアピールする方法はないかということ。不思議なもので、「子どもに喧嘩を見せる」と考えると、喧嘩自体も変わってくるのです。正しい喧嘩の流れ「こんなケンカならしてもいいよ。夫婦げんかを見る子どもの気持ち」でもご紹介した通り、子どもに夫婦喧嘩を見せるのは良くない面もありますが、内容によっては良い面もあります。言いたいことをガマンして押し黙るより、お互いの意見を言い合うのは子どもにとっても大人にとっても、ごく健全なこと(言いかたがありますが)。「喧嘩になっても自分の意見は言って良い」と子どもが知ることが大切です。喧嘩はお互いの価値観の違いから起こるもの。正しい喧嘩の仕方は「自分の意見を言う→相手の意見を聞く→お互いの意見を合わせてどうするか考える」という流れ。ただ自分の意見を言うだけで相手の意見を聞かないことが多いので、こじれてしまうんですね。頭に血が上ると、相手の話は入ってこないですから。「子どもに見せる」と考える場合、正しい喧嘩の流れを守りましょう。忘れがちな「相手の意見を聞く」を意識すれば大丈夫です。その上で、以下のステップに沿って喧嘩をアピールしてみましょう。ステップ1:仕分けるさて、実際に喧嘩に入ります。まずお互い言いたいことを言いますよね。お互いの意見が出たところで、「あなたはこう考えるけど、私はこう考えるのね」とお互いの意見をハッキリ仕分けましょう。ここで「価値観の違いはパパとママでもある」と子どもは知ります。「友達とも先生ともあって当たり前」と知る前段階となります。ステップ2:違いを面白がる次に相手の意見を否定したり、けなさないことです。意見に優劣はなく、違いがあるだけ。むしろ「そういう視点もあるんだね〜人間って面白いね」と面白がりましょう。そうは言えない時も多々ありますが…けなすのは止めましょう。こうすると、子どもも価値観の違いから逃げるのではなく、面白く捉えるでしょう。ステップ3:妥協案を考えるor尊重する最終的に妥協案を考えるか、それともお互いの意見を尊重して平行線のまま終わらせるかになるでしょう。すり合わせ方法まで子どもに見せたら喧嘩終了です。ステップ4:いつもより仲良く喧嘩が終わった翌日からでもいいですから、いつもより仲良くしてください。いつもより笑顔で楽しそうに夫婦で会話をしている姿を見れば、子どもも希望を抱くでしょう。「言いたいことを言って喧嘩しても、仲良しに戻れる」と。片方が冷静なら、相手も冷静にもちろん難しいときもありますが、ふとした時に「子どもはどう見てる?」と考え、アピールする方向に持っていくのはお勧めです。それは喧嘩自体にも効果があるから。片方が冷静になると、相手も冷静になるのです。片方が歩み寄り、聞く耳を持てば、相手も聞く耳を持ちます(逆もまた然り)。そう、一石二鳥なんですね。ぜひ参考にしてみてください。ライター:宮野 茉莉子
2016年06月27日恋人同士では気づけなかったことも、夫婦になると気づくものがあります。意見や考え方の食い違いが目立つようになり、やがてお互いの価値観がズレていることに気づくのです。育った環境も経験も違う男女が出会い結婚するわけですから、完全に価値観が一致することは難しいでしょう。しかし、あまりにも価値観が合わなければ様々な場面で支障が出ます。「コミュニケーション」「食の好み」「金銭感覚」「ライフスタイル」など一緒に生活していくうえで価値観の違いが生じると、結婚生活を継続できなくなる大きな問題に発展するからです。■離婚の3大要因とは?離婚裁判において最も多い理由が「性格や価値観の不一致」。次に「DV」、その次が「浮気」や「金銭問題」となっています。(裁判所の統計)【夫に対する妻の離婚理由】1位 性格や価値観の不一致2位 パワハラ・肉体的なDV3位 浮気4位 カジハラ・モラハラ5位 生活費を払ってもらえない結婚する前に見抜けていればそんな男性とは結婚しなかったでしょうし、ストレスを抱えることもなかったはず。とは言っても、簡単に見抜くことができないから厄介なんですよね。そこで今回は離婚理由として最も多い「価値観の不一致」について、どのような“ズレ”を確かめておくべきか具体的にチェックしていきたいと思います。■価値観のズレ その1 <金銭感覚のズレ>ユタ州立大学の研究によると、お金のトラブルで7日間に1回ケンカする夫婦はケンカしない夫婦に比べて離婚する確立が30%も多いことが判明。恋人同士のときはそれぞれ個人で管理しているので大して気になりせんが、結婚すると直接生活に関わってくる問題となります。そのため、結婚する前の段階で彼の金銭感覚に狂いがないかをチェックし、金銭感覚にズレがないかを注意深く観察しておく必要があるでしょう。 ■価値観のズレ その2 <食生活のズレ>食の好みや食べ方など、食生活でズレを感じるのも価値観の不一致に当てはまりますね。いつも顔を合わせて食事するわけですから、金銭感覚のズレと同じくらい重要な問題。たとえば食べ方が汚い、マナーが悪い、好き嫌いが多いなど一緒に食事をしていてストレスになると、状況が悪化すれば同じ空間にいるのが苦痛になってくるわけです。すでに食生活の違いを感じているようなら、今のうちに改善しておきたいところ。結婚してからでは手遅れになってしまい、夫婦の間に溝を生むおそれもありますよ。■価値観のズレ その3 <協力性がない>協力的じゃない男性との結婚は、正直なところ疲れます。まったく家事や育児を手伝ってくれないとなれば、毎日の生活でストレスが溜まるのは確実です。もし共働きなら、さらに事態は深刻ですね。小さなことでも頼みごとをしたら積極的にやってくれる彼氏か、せめてそのくらいはチェックしておきましょう。明らかに非協力的で「自分でやれよ」というような態度を見せる男性であるならば、結婚後も家事に協力してくれない可能性が高いです。価値観のズレを放っておくといずれ大きな壁となり、そのまま結婚すると離婚理由になるおそれもあります。特に、金銭感覚のズレや協力性がない男性には要注意。「大丈夫! 結婚したら直るよ」なんて安易に考えていると痛い目に遭います。注意深く彼を観察してみると、今まで気づけなかったいろんな“ズレ”に気づけるかもしれません。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。
2016年06月21日“ツラい恋”をテーマに読者アンケートを実施したところ、約7割が経験アリ、と回答。パートナーの有無や年齢、国籍、価値観の違い…その障害に、多くの女性が悩みを抱える。「このまま好きでいてもいい?」「何かを犠牲にしても好きでいつづける意味はある?」…人にはなかなか話せない恋の深いお悩みに、アドバイザーが親身になって答えてくれました。■CASE1好きになる人は、いつも既婚者か彼女がいます(28歳・営業)好きになる人は、大抵彼女がいるか結婚しています。なぜそういう人にばかり魅力を感じてしまうのか…いつも悲しい思いをするのに、懲りずに好きになってしまいます。今も、恋の相手は仕事関係の男性で既婚者。たまにごはんにも行くし、酔ってキスしたことも。私の気持ちには気づいているし、相手から誘ってくれることもあるのに、思わせぶりなだけで進展しません。会っている間は気持ちを抑えるのが苦しいです。でも、自分が最終的に何を望んでいるのかもわかりません。・ADVICE1他に女がいるから、素敵に見えるんです既婚者や彼女持ちの男性が素敵に見える気持ちはよくわかります。だって、彼らは“人を愛すること”に関しては現役だから、恋人がいない男とはフェロモンが違うもの。でも、男性の魅力はフェロモンだけかしら?自分の五感をもっと敏感にできれば、別の男性の思わぬ魅力に気づくことができるはずよ。まずはそこから始めてみたらいかが?(エッセイスト・高山 真さん)・ADVICE2思わせぶりな彼は、本当にイイ男?イイ男って、たいてい違う女のニオイがするものなんですよね。とはいえ、あなたの気持ちに気づきながらも、思わせぶりな態度をとり続ける男性は、果たして本当に“イイ男”といえるのでしょうか?たとえ今の奥さんと別れたとしても、ずーっとセカンドであり続ける可能性だって、あるわけですよね…。酔ってキスしている場合じゃありませんよ!(恋愛アドバイザー・DJあおいさん)・ADVICE3自分の恋愛パターンを見つめ直すことも必要自分の恋愛がパターン化していると感じているのなら、今までの恋愛傾向を紙に書き出してみるのも手。出会ったきっかけ、アプローチの方法など…。客観的な視点に立つことで、自分が相手に何を望んでいるかが見えてくるはず。「好きになる人が既婚者か彼女持ち」なのではなく、「ハードルのある恋愛そのものに惹かれているだけ」という可能性も…?(恋バナ収集ユニット・桃山商事)■CASE2彼が有名になるほど、遠く感じます(26歳・販売)彼は俳優をやっています。私は学生時代から知っている仲ですが、気の合う友人から彼女に昇格しました。最近はだんだん人気が出て、何本もドラマに出たり、特集が組まれることも。前ほど会えなくなり、遠い存在になってきました。よく考えたら、自分はちっとも華やかな業界にいないし、彼とは生きる世界が違うのかも。これから色々な障害が出てきたとき、乗り越えていけるのか自信がなくなってきました。私はただ、普通に街をデートできる二人でありたかっただけです。・ADVICE1変わらないための“変わる努力”も必要彼の夢が叶うほど、彼女の夢からは遠ざかってしまうなんて、いちばん悲しいことよね。でも、一人の相手と長い時間を共にする中で、二人を取り巻く環境が変わっていくことは必ずあること。それは彼が俳優という職業じゃなくても同じ。変わりゆく状況に対して、お互いのスタンスを一定にするためにも、アナタ自身が新しい視点を持つこともそろそろ必要なんじゃないかしら。(高山さん)・ADVICE2そのままのあなたでいてください私、あなたは偉いと思いますよ。ちょっと頭の弱い彼女だったら、自分も便乗して芸能人気取りになってしまうもの(笑)。こういう場合、普通は男性側が彼女を不安にさせない努力をするべきです。だから、あなたに非は100%ありません!たとえ今の彼との将来がどういう結果になったとしても、イイ女であり続けた自分自身を褒めてやってほしいと思います。(DJあおいさん)・ADVICE3自分しか知らない彼の一面に自信を持って彼が遠い存在になってしまった…と、せつなく思う気持ちもわかりますが、このままだと卑屈の沼にハマってしまう危険性が。彼はこれから絶世の美女と出会ったり、ドラマでキスシーンを演じるかもしれないけれど、学生時代から知っている関係というのは、あなたにしかない二人の歴史。周囲の雑音に惑わされず、二人の過ごし方を工夫することに目を向けてみては。(桃山商事)◇たかやま・まことゲイのエッセイスト。フリーランス編集者としても活躍。著書に『恋愛がらみ。~不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ~』(小学館)など。◇DJあおい謎の主婦。恋愛アドバイザー。Twitterで独自の恋愛観を綴り、ブログは月間600 万PV を誇る。著書は『DJ あおいの恋の悪知恵』(KADOKAWA)。◇ももやましょうじ清田代表&佐藤広報らが所属する、恋バナ収集ユニット。恋愛相談やコラム連載などを行う。著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)が。※『anan』2016年5月25日号より。文・瀬尾麻美(C)andrej_k
2016年05月18日