どんなカップルの間にも違いがあって、彼氏彼女の間で価値観が同じでないことは当然です。それ自体は何も焦ることじゃありません。そもそも、自分と違うところがあるからこそ、実際お互いに惹かれ合ったはずなんですからね。だけど、いくらふたりが違うと言っても、違ってはいけない大切な部分もあるはずなんです。価値観が違って当然なところ。違うはずのないところ。このふたつの違いについて今日は考えてみようと思います。■譲れる? 譲れない?価値観の違いがあっていいところ、いけないところ、その違いははっきり言ってシンプルで、結局「譲れるかどうか」だと思います。例え恋人が自分以外の人とキスしたり、そういうことをしてもいいのかと聞かれたら、それはいくら何でも、どんな理由があろうと「譲れない」と感じるでしょう。じゃあ、ただのデートはどうかしら? これなら「状況によっては譲れる」という人もいるかも? それでもやっぱり、「どんな理由があろうと譲れない」という人もいるんでしょうね。じゃあLINEだけなら? このあたりから割合が逆転してくるのかもしれませんけど、まあ、周りの意見はいいんです。ようは自分はどうか。どこからなら譲れるか、どこまでは譲れないかという自分なりの線引きをしてみる。その上で、自分が譲れないテリトリーの範囲内で彼との価値観の違いが生まれて「それは人それぞれの考え方あるじゃん。俺には俺なりの・・・・・・」とか言われたら、「それは違うよ。屁理屈だよ」とピシャリとそしてヒンヤリと言っていいはずです。■何でもかんでも「譲れない」は違うよ?私たちにとっての防波堤は「譲れない」というラインでないといけません。よく似てるけど、「嫌なこと」とか「私だったらしないこと」という理由で、彼との違いを拒絶してしまうことはよくあることです。「私がLINEしたら、きちんと返してほしい。あと、ちゃんと自分からもしてほしい」と考えて、彼がそうしてくれないことを「嫌だな」と感じるからと言って、そこまでもが一緒の価値観でないとダメだと言うのは、本当は譲れるはずのことを、譲れないものであるかのように偽っているに過ぎません。繰り返しますが、違いを認めず、「そこは一緒でなくちゃならないでしょ?」と言う権利が私たちにあるのは、「譲れない」とこだけ。そしてそれは、彼の「ずっと守るよ」という告白の言葉の中で約束されていたことだけなんじゃないかと思うんです。きっとあなたの彼の告白には、「浮気をしないよ」とか(直接的には言葉に出てないかもしれないけれど)そういう意味合いが含まれていたはず。「ずっと好きでいるよ」とかもね。でも、「毎日LINEするよ」とか「二度と女子のいる飲み会にいるよ」とか、そんなことはあなたとの約束に含まれていなかったはず。にもかかわらず、付き合った後になって、つけあがって、「好きならわかってくれるでしょ?」と詰め寄るとしたら、彼から「付き合ってから変わったな」とか「こんなはずじゃなかった」と思われて仕方がないんじゃないかと思うんです。こういう観点から、違いを尊重して許すべきところ、同じ価値観を主張すべきところを分けて考えることができれば、ほどよく広い心で、細かいところにこだわり過ぎず、重くも軽くもないバランスのとれた彼女でいられるんじゃないでしょうか。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年05月15日人間関係において「価値観の違い」ってとても大事ですよね。それが恋愛となってくると「自分と同じ価値観の人と付き合いたい!」と思うのは、ごく自然なことだと思います。それに実際、「価値観が合わない」という理由によって恋人と別れる人は多いもの。今回は、価値観が合わないと思う瞬間と、その解決策についてご紹介していきます。■「価値観が合わない」ってどんなこと?「価値観」というのは、ものや行為に対して良い・悪い、好ましいか・好ましくないかを判断するときの根底となるものの見方のことです。そこから考えると、「価値観が合わない」ということは何を良いとするか、悪いとするかの判断が一致しないということを意味します。具体的に見ていきましょう。たとえば、以下のようなことが挙げられます。・彼がゴミをポイ捨てするのが許せない・嫌だと言っても目の前でタバコを吸う・洋服の趣味が合わない・好きな食べ物がことごとく違った・LINEの頻度が違ったこのように本当に人の価値観は様々ですが、価値観が合わないと感じる瞬間は特に男女で違うようでした。そこで続いては、男女別で価値観の違いを感じる瞬間をご紹介していきます。■女性が価値観の違いを感じる瞬間まずは、女性が男性に価値観が合わないと感じる瞬間を見ていきましょう。女性が男性に対して価値観が合わないと感じやすいのは、男性が自分より仕事や趣味を優先するといった優先順位や、「女なんだから家事くらいしろ」など、固定観念にとらわれている女性に対する考え方を目の当たりにしたときです。また、料理を作る機会が多い女性の方は、食べ物の好みに対して価値観の違いを感じることもあるそうです。外食した際の食べ物の好みはもちろんですが、外食では分からない、いわゆる「家庭の味」に関する価値観の違いが気になるということでした。どう頑張っても、たとえば卵焼きには砂糖がいいとか、塩だとか、そういう慣れた味に対する価値観は変えにくいでしょう。■男性が価値観の違いを感じる瞬間それに対して男性は、より生活に近いことがらで価値観が合わないと感じることが多いようです。たとえば、金銭感覚、住居、趣味の時間、結婚に対する考え方などが挙げられます。金銭感覚で価値観が合わないというのは、例として、男性が自分にとって価値のないもの、たとえば彼女の化粧品などに対して、そんなに高いものでなくてもいいのではないかと疑問を呈することが挙げられます。また、同棲するときにどんな部屋に住みたいかや、結婚はいつまでにしたいかなどの考え方で、女性に対して価値観が合わないと感じることが多いようです。■解決策:相手の価値観を否定しない男女の間で価値観が合わないというのはよくあることです。むしろ、お互いの価値観がぴったりと合うなんてことの方が珍しいでしょう。では、長続きするカップルはどうしているのか、男女間で価値観が合わないときの解決策をご提案していきます。相手と価値観が合わないときに一番大切なのは、自分とは違う相手の価値観を否定しないということです。自分と違う価値観の人に出会ったとき、人はしばしば自分の価値観を押し付けたり、相手の価値観を否定したりしてしまいますが、これから長く付き合いたいという相手の場合、相手の価値観を尊重することが大切です。人それぞれなので、「そういう考え方もあるのか」と肯定的に受け止められるようになるとよいでしょう。■解決策:歩み寄る価値観が合わない相手であったとしても、相手の価値観を尊重できるようになったら、次のステップは、お互いの価値観をすり合わせることが大切です。これは恋愛に限ったことではありませんが、何らかの衝突が起こったとき、お互いに譲歩しながら歩み寄るというのは必要不可欠でしょう。歩み寄るためには、あなたが相手の価値観を否定しないだけでなく、あなた自身の価値観を開示し、相手に理解してもらわなければなりません。価値観が合わないときでも、お互いが相手のことを大切にできればその問題は良い方向に向かいます。まずはあなたの価値観を相手に開示し、なぜそういう価値観をもっているのか理由をつけて説明することで、相手はあなたの価値観も自分の価値観と同じくらい大切にしてくれるでしょう。■おわりに現実問題、自分と価値観がぴったり合致する相手に出会えることはないですよね。それなのに全てにたいして「自分の価値観」で相手をはかるのは、ただ意見を押し付けているだけだと言われても仕方ないでしょう。もちろん、人としてNGな行為は許す必要はありません。でも彼氏や彼女の趣味嗜好であるならば、少し許容範囲を広げてみる、もしくはすれ違いがあったときはきちんと話し合うことも時には必要です。目には見えないからこそ難しい「価値観が合わない」問題。でも「価値観が合わないから」とバッサリ切り捨てる前に、「自分は相手を思いやれているか」「なぜ自分がそうしたいかきちんと伝わっているか?」を考えてみる必要がありそうです。
2018年05月08日「私と仕事と、どっちが大切なの?」と言ってしまう女子。困る男子。「彼女の方が給料高いのは我慢できない」と言ってしまう(一見)情けない男子。呆れる女子。この"仕事"を軸にしたすれ違いというのは、男女間ではとてもよくあることですが、それはきっと、その"仕事"というものに対する価値観に両者の間で違いがあるからでしょう。今回は、男子にとって仕事がどんな意味のあるものかというのを彼ら目線で考えてみましょう。■仕事はアイデンティティ?まず驚きなのが、仕事を「自分の生きがい」とか「自分の存在意義」とか感じている男子はとても多いということです。もちろん女子でもこういう人はいるわけですが、いくら男女平等の現代になっても、実際問題として、男子には結婚や出産を理由に仕事をやめるということはほぼなくて、それこそ「一生働く」覚悟を持った人がほとんどです。そうなると当然に、自分がどんな仕事をするか、仕事を通して自分の個性とか魅力とかをどうやって出していくか、仕事によっていかに世の中に貢献するか、みたいなことを考えてる人は想像以上に多いんです。「60歳まで働くんだ」となれば、せっかくなら楽しかったりやりがいがあったりする方がいいですから、彼らがこう考えるのはまあ当然といえば当然かもしれません。繰り返しますが、女子にもこういう人がいるのはわかってますよ。だけど、実際には、ある一組のカップルを捕まえてみたとき、彼氏の方がこう考えてるけど、彼女は違うっていうケースが多いってことで、だから"仕事"にまつわるすれ違いがたくさん起こりがちだということです。■勝ちたいし、比べられないこれがわかってくると、冒頭のすれ違いのカラクリがわかってきます。多くの男子にとって、仕事はアイデンティティであって、それを通じて自分を表現するもの。週に5日、一日の大半を費やすものだから、せっかくならそれを通して自己実現したいと考えるもの。だから、その仕事から得る利益が彼女より少ないというのは、自分の人生の大半の時間を捧げて得ているものが、彼女よりもショボいということ(本当はそんなことなんてないはずですが、お給料という客観的な基準ですから、どうしても比べてしまうんです)。そうなると、まるで自分の人生が彼女の人生よりもショボいんじゃないかと感じられて、彼女と一緒にいる限り、その現実を常に突き付けられているんじゃないかという気がして、耐えられないんです。また、「仕事? 私?」と言われて困るのは、「比べられないから」というよりも、正確に言うなら「仕事の方が大事」に決まっていて、そんなことを正直に言えるはずがないからです。たぶん。男子は仕事から逃げられません。極端な話、彼女がいなくても生きていけますが、仕事がなくちゃ死ぬんです(生活保護とかもあるでしょうけど)。だから、選べと言われたら、当然仕事になってしまうし、おまけに、そんな理不尽な選択を迫ってくるような彼女なら(仕事は命と同じくらい大切だということをわかってくれない彼女なら)、「仕事だよ! 悪い!?」とつい言ってしまいそうになる。とまあ、こんな感じです。たしかに彼女より給料が高くないと嫌な男子とか、「お前の方が大事だよ」と言ってくれない男子は情けないのかもしれませんが、裏返せば、そういう男子は、自分の仕事に対してプライドを持っていて、それを頑張りたいと思っている一生懸命な人なはずです。反対に、「別に働かなくてもいいやー」とか思ってる人なら、むしろ彼女が高給取りなことを喜ぶでしょうし、即答で「お前の方が大事に決まってるだろ!仕事やめるわ!」なんて言ってくれるでしょうけど、私はそっちの方がカッコ悪いって思っちゃいますけどね。みなさんは、どうでしょう。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年03月27日大好きな彼氏と結婚が決まったらとても嬉しいですよね。ですが、結婚は生活であり、好きという気持ちだけでは続けていけるものではありません。結婚したあとに、「しまった、はやまった」と後悔しないためにも、確認しておくべきことを解説します。彼氏と結婚する前に確認しておくべきこと①お金に対する価値観まず確認しておくべきは、お金に対する価値観です。結婚してしまったとに、「実は借金があった」ことが発覚することは思いのほか多いのです。「奨学金」「車のローン」「カードローン」などは、本人に「借金をしている」という自覚が無いことも多く、結婚前に「借金がある」と自己申告してくれないことも多々あります。お金の管理方法や使い方など、お金に対する価値観が違っていては、事あるごとに争いに発展してしまいます。結婚前に借金の有無や貯金額についてそれとなく確認しておきましょう。彼氏と結婚する前に確認しておくべきこと②家事に対する価値観共働き家庭が増えている昨今、家事の分担でもめる夫婦が多いのが実情です。どちらかが専業主婦(夫)として一手に家事を担うのでない限り、家事についての考え方ははっきりさせておいた方がいいでしょう。実家暮らしの男性のなかには、結婚したら妻が家事をしてくれるものと勘違いしている男性もいます。家事の細かい分担を決める必要はありませんが、家事は二人で協力して行うもの、と考えているかどうかは確認しておく必要があるでしょう。彼氏と結婚する前に確認しておくべきこと③宗教に対する価値観自分が何かの宗教を信仰している場合、結婚後も隠しとおすことは困難です。結婚前には打ち明けておきましょう。同様に、彼氏も宗教の信仰をしているか確認しましょう。宗教の違いは、ダイレクトに金銭感覚の違いや、ライフスタイルの違いに直結しています。お互い隠し通すことはストレスになりますので、言いにくいことでも事前に伝えておく必要があるでしょう。さいごに電撃結婚で幸せになる人ももちろんいますが、後悔しないためにも、お金・家事・宗教に対する価値観についてはお互い共有しておいた方がいいでしょう。価値観がまったく同じ必要はありませんが、「この人の価値観は受け入れられない」という人とは、結婚してもうまくいく可能性は低いでしょう。Written by 今来今
2018年03月26日冷やすだけではない冷蔵庫のパワー。いろいろなものを「復活」させた、という人がいます。結果は様々なようですが、どうせ一度はだめになったもの、試してみる価値あるかも、というアレコレを紹介しますその1「割れたファンデーション」復活可能性★★★落としたりしてファンデーションを割れてしまった、こんな経験ある人多いのでは?こんな時は、冷蔵庫で復活させましょう。1)砕けた部分、残った部分、すべてを丈夫なビニール袋に入れます2)袋の上から粉々になるまで粉砕します3)きれいに粉状になったら、ケースに戻し、ラップの上から成形。スプレーの缶や底が平らなモノで押し付けたりするときれいにできます4)冷蔵庫に入れて2〜3時間で復活!その2「かけなくなったフリクションボール」復活可能性★★★パイロットが販売しているペンです。温度の変化で文字を消すことができるもので、専用のラバーで書いた文字を擦ると、摩擦熱で文字を消すことが出来る商品です。ペンなのに文字が消せる、便利なものですが、このペンで書いた紙を車の中や暖房機のそばなど高温な所に置いてしまうと、文字が消えることがあります。こんな時はビニール袋に密閉し一晩「冷凍庫」に入れておくと、復活する可能性が非常に高いようです。その3「うまく再生できないCD、DVDなど」復活可能性★☆☆大きな傷もないのにデータを読み込めないDVD-R、CD-Rの場合、冷蔵庫にいれて直せた、という声が多くありますが、全く駄目だったという声もあります。一方、傷がついたCD、DVDを同じ方法で復活させた、という声もありますが、こちらは稀のようです。ただ、この場合は「自動修復機」というものが販売されています。薄く傷がついた部分を削ることで再びキチンと再生できるようにするものです。その4「湿気てしまったお菓子」復活可能性 ★☆☆これからの季節、湿度が高くなってくると、クッキーやポテトチップをうっかり湿気らしてしまうことありますよね。こんな時は冷蔵庫に一晩入れておくと、庫内が乾燥しているため、湿気を取ることができますよ。ダメになったと諦めないで。冷蔵庫テクニック、ぜひ試してみてくださいね!(文・嵯峨根きよみ)
2018年03月21日付き合いたいと思えるような男性の特徴はいくつかあります。ルックスの良さ、優しさ、経済力や社会的ステータスの高さ、いずれも女性が好きになるに値する特徴ですし、これらの特徴を持つ男性と出会えたら付き合うことを考えるでしょう。しかし、「付き合うことを考える」ではなく「絶対に付き合った方がいい!」と断言したいほどの特徴を持った男性もいます。もしそんな男性と出会うことができた時は迷わずアプローチすべきです。趣味が同じ男性付き合うからには気が合うわけですから、必ずその男女には何らかの共通点があります。しかし、その共通点が趣味であるケースはごく稀です。同じ趣味を持っていれば2人が一緒に楽しめることが最低1つは保証されるため、長く付き合うことでのマンネリを防げます。また、趣味が同じであればその趣味に費やすお金や時間も理解し合えます。これは結婚生活を視野に入れた時のプラス要素になり、「そんなことにお金を使うなんて勿体ない!」…なんてありがちなケンカも起こらなくなります。味覚が合う男性女性に結婚願望があるなら、味覚が合う男性と出会った時には絶対に付き合うべきでしょう。結婚すれば二人で家事をしていくことになりますが、その家事のメインとなるのは料理です。その点、味覚が同じならお互いに作った料理をおいしく食べるでしょうし、美味しそうに食べる相手を見れば家事にも張り合いが出てきます。家事を毎日こなすのは想像以上に大変ですが、味覚が同じ相手と結婚すれば家事にもやりがいを感じられますし、ストレスが少なく済みます。誰にでも優しい男性女性に優しいからと言ってその男性が本当に優しいとは限りません。好きな女性に優しくするのは男性として当然の心理ですし、この場合は性格そのものが優しいとは言い切れないのです。一方、老若男女誰にでも優しい男性は本当に心優しい性格をしています。周囲の全ての人に優しくするのは演技ではとてもできないことです。真の優しさを持った男性は、付き合う前はあんなに優しかったのに付き合い始めた途端、彼が急に冷たくなった…なんてこととは無縁です。もちろんこれらの特徴だけで男性の全てを評価できるわけではないですし、場合によってはその男性が致命的な短所を持っている可能性もあるでしょう。しかし、これらの特徴を持つ男性は他の男性に比べて希少価値があることに間違いありません。また、中にはどんなタイプの男性と付き合えばいいのか分からないと悩む女性がいますが、その場合はこれらの特徴を持った男性を視野に入れてみてはいかがでしょうか。written by Ryuka
2018年02月26日深田恭子、松山ケンイチ主演のドラマ『隣の家族は青く見える』。さまざまな価値観を持つ4組のカップルを描く群像劇だ。第3話のサブタイトルは「夫婦の絆!!妻の涙と夫のあふれる想い!!」。物語のメインになったのは、亮司(平山浩行)とちひろ(高橋メアリージュン)の「子どもを作らないカップル」だった。■「父親としての責任」と「婚約者としての責任」亮司はちひろに隠れて、別れた妻の息子、亮太(和田庵)に会いに行っていた。亮太の母親が急死してしまったからだ。亮太の祖母は年老いて、子どもを育てることができない。亮司は亮太を引き取って育てることを決意する。そんな中、亮司が亮太と一緒にいるところを、ちひろが目撃してしまった。ちひろに自分から切り出し、真実を包み隠さず話そうとする亮司。だが、「子どもはいらない」と宣言しているちひろは話している途中、亮司から離れて背を向けてしまう。物理的な距離が、心の距離だ。「おれとしては、亮太を引き取って、この家で暮らしたいと思ってる。だから、もしちひろが嫌なら……」「嫌なら何?引き取るのやめる?それとも、私と別れる?」「亮太を引き取らないっていう選択肢はない。父親としての責任があるから」「婚約者としての責任は?」亮司の言っていることは当たり前のことだ。父親として、生まれた子どもを放っておくわけにはいかない。それは父親として、人間としての義務である。ちひろは「ふたりでしたいことして、死ぬまで一緒に生きていこうって言ったよね!」と迫るが、子どもが苦しんでいるのを放っておいて「したいことをして」生きていけるとしたら、それは鈍感すぎる。結局、亮司はちひろとの別れを決意する。結婚式を解約すると明るく言うちひろにも声をかけない。かける言葉がないのだろう。■亮司とちひろは何が違ったのか?亮司はちひろの価値観を大事にしていた。彼はちひろの考えを無理に自分に都合のいいようにねじ曲げようとしていない。ちひろを「説得」して、妻と息子、両方を手に入れようとする男もいるかもしれないが、亮司はそうはしなかった。実は、ここに悲劇のもとと言ってもいい考え方の差がある。どうやら、ちひろは亮司を「同じ価値観の持ち主」だと考えていた節がある。しかし、亮司は「お互いの価値観を大事にする人」だった。だから、ちひろの価値観を尊重し、事情が変われば、ちひろとの別れを選ぶ。「愛されてなかったことだよね」と話すちひろに、隣人の奈々(深田恭子)は「愛してるからじゃないかな?」と語りかける。「だって、ちひろさんが子どもを持ちたくないってこと、川村さんは誰よりも理解しているんでしょう。ちひろさんのことを思うからこそ、別れを選んだんじゃないかな。好きな人に無理させることほど、辛いことってないと思うから」夫(となるはずだった人)の愛を知ったのに、別れざるを得ないのは辛いことだ。このドラマには「誰でも子どもを持つのが当たり前」「女は子どもを産んで育てるのが当たり前」「子どもは引き取って育てるのが当たり前」などという、これまで社会を覆ってきた無神経な「当たり前」がない。だけど、だからといってすべてがハッピーになるとは限らない。ときには、こんな痛みを伴うことだってある。とはいえ、物語はこれで終わるわけではない。亮司とちひろ、そして亮太が今後どうなるのかに注目したい。■不妊治療とお金の問題一方、子どもが欲しいのになかなか妊娠できない奈々と大器(松山ケンイチ)の夫婦は、不妊治療を継続中だ。これまでかかった不妊治療費を計算している奈々。不妊治療費は家計を圧迫していた。東京都は不妊治療に対する助成金を始めているが、奈々の年齢がネックになって助成金を受け取ることができなかった。「これが体外受精や顕微授精ならもっと大変だよ。1回につき、最低でも4~50万はかかるらしいから」これは事実。体外受精や顕微授精は特殊技術料金などがかさみ、一回でも大変な額になる。ただし、治療費に「成功報酬型」を取り入れている「新橋夢クリニック」のようなクリニックもある。また、「体外受精による妊娠率は、29歳以下で75%、30~34歳で65.5%、35~39歳で46.5%、40歳以上で14.3%」というデータもある(後藤レディースクリニックによる数字。「男性も女性も知っておくべき「妊活」の正しい知識」より)。近年は年齢が若い夫婦にも最初から体外受精や顕微授精を薦めるクリニックも増えているという。不妊治療を考えている方は、助成金ともども、いろいろ調べてみてほしい。それにしても、この夫婦は本当に愛らしい。今回注目したいのは大器の行動だ。声がかかると、大器はすぐに自分の仕事を中断して奈々のもとへ行き、一緒に数字を見るのだが、これってなかなかできないこと。仕事について、妻のアイデアを喜んで取り入れるところ、部下の前で堂々と妻へのスイーツのお土産を選ぶところも素敵。大器は良い夫だなぁ、と思う。奈々と親しくしていたゲイの朔(北村匠海)への嫉妬も、ほのぼのとしたタッチで描かれていた。大器の妹・琴音(伊藤沙莉)の胎動を素直に喜べなかったと涙を流す奈々を、おおらかに受け止める大器。これからも支え合って前に進んでいってもらいたい。素直に応援したい夫婦だ。なお、奈々と大器が訪れていた「御胎内神社」は静岡県御殿場市にある有名な安産・子宝のパワースポット。敷地内には露天風呂もある温泉も!興味のある方はぜひ。温泉、いいなぁ。
2018年02月13日「音楽療法」と「リトミック」の違いっていったいなに?出典 : 昨年の7月に茨城県つくば市で開催された世界音楽療法大会。私はこの大会に参加し、音楽療法が発達障害のある子どもの療育にどのように利用されているのかということを切り口に取材をし、コラムを書きました。結果、実際に音楽療法士として活動されている方々だけでなく、発達障害のある子どもを育てる親御さんからも、さまざまなな反響を頂くことができました。そんな中、読者の方から「音楽療法とリトミックは違うのですか?」「リトミックを習っていれば、音楽療法をやっていることになるの?」というようなご質問を頂きました。これは本当に「なるほど!」と思う質問でした。リトミックの教室を覗いてみると、子どもたちが音楽に合わせて身体を動かしたり、手遊びをしたり、あるいは楽器に触って自由に演奏していたりします。うちの子どもたちも保育園時代は毎週リトミックの時間がありましたが、先生のピアノに合わせてゾウさん歩きやアリさん歩きをしたり、音の強弱に合わせて歩幅を変えたりといったようなことをしていました。一方で、息子が受けている音楽療法でも、一見すると同じようなプログラムが行われているのを目にします。そこで、私自身もリトミックと音楽療法の違いについて調べてみることにしたのです。一見似ているように見えるけれども…出典 : リトミックとはなにか?国際リトミック指導者連盟の日本支部である日本ジャック=ダルクローズ協会のWEBページではこのように説明されていました。全身を使って音楽を動きで表現するリトミックと、音楽を聴く耳を育てるソルフェージュ、即興演奏を組み合わせ、音楽の諸要素を体験する事を教育法の原点に置き、音楽理解を深め、動きによって得た筋肉感覚を生かし、その積み重ねにより自己を開放し、磨かれた感性をもとに、自己音楽表現を可能にする事がこの教育法の目的です。(日本ジャック=ダルクローズ協会リトミックとは)上の定義を読むと、第一の目的としてあるのはやはり音楽的能力の向上におかれているようにとらえることができます。一方、発達障害児向けの音楽療法に携わっている音楽療法士の方に話を聞いてみたところ、「音楽療法」と「リトミック」の一番大きな違いは、セッションの組み立て方にあるとのことでした。「音楽療法」では、1. まず診断を受ける(診断)2. 診断やその子の特性に基づいて個別に目標を設定する(目標設定)3. その目標を達成するためにセッションを組み立てる(実践)4. 目標がどの程度達成できたかを評価する(評価)という「診断」→「目標設定」→「実践」→「評価」のプロセスを対象者ごとに回していくのだそうです。このプロセスは、こちらの記事でも「音楽療法の流れ」の項目で紹介されています。日本本学療法学会のWEBページでも、音楽療法の定義について「音楽を意図的、計画的に使用すること」と触れられていることからも、こういったプロセスが大切にされていることが伺われます。音楽療法とは「音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、 心身の障害の軽減回復、機能の維持改善、生活の質の向上、問題 となる行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること」と定義します。つまり、音楽療法は、個人の特性に基づき、オーダーメイド様式で行われるというのです。確かに息子の音楽療法のセッションも、親と音楽療法士が話し合って、一定期間で到達すべき「目標」を設定しています。そして、セッションは設定した目標に応じて毎回組み立て直され、使用する楽器や音楽や、その配置まで、常時検討が加えられるのです。さらにセッションが終わるたびに振り返りの時間を設け、目標が達成できているかどうかを親と音楽療法士が話し合っています。目標の設定はその子によって違います。息子の場合は、「アイコンタクトが取れるようにする」「先生の真似をする」といった簡単な指示に従うことから始め、設定する目標の難易度を少しずつ上げていっています。息子の場合現在では、「お友達と協力する」「お友達と役割分担をする」といったソーシャルスキルの獲得を目指しています。このように、「実践」だけではなく、個々人の目標達成のためのプロセスを回していくところが「リトミック」と「音楽療法」の大きな違いであり、「音楽療法」が「療法」と呼ばれる所以なのだそうです。もちろん、音楽療法やリトミックは実施してる人によって異なる考え方やアプローチを行っている場合もあると思います。それでも、対象者の課題解決のためにプロセスを回してゆくというアプローチは、とても理にかなったものだと納得することができました。「療法」であることの意味出典 : また、音楽療法士は「音楽療法」を受けさせることについて、必ずしも「音楽を楽しんで欲しい」ということを主目的としているわけではないそうです。「その子の現状に応じて設定した目標(例えば、言語能力の向上や社会性の獲得など)をクリアして欲しい」ということを目的としている場合も多いといいます。ここに、「音楽」と「音楽療法」の大きな違いがあるのでしょう。しかしこれは、音楽療法だけの話ではないかもしれません。園芸療法、箱庭療法、動物療法など、世の中には多くの「療法」という名前のつくものがあります。それらは「診断」→「目標設定」→「実践」→「評価」のプロセスをそれぞれの困難や特性に応じて回していく、という点で、「ただ楽しければ良い」という考え方とは一線を画しているのだと思います。パッと見、同じように見えるアクティビティでも、その奥に横たわる「目的」の部分が異なっている場合、参加する当事者たちにとっては全く別の意味を持つものなのかもしれません。私自身も特に深く考えずに「音楽療法」「言語療法」「作業療法」といった療法を子どもに受けさせてきましたが、こういったアプローチの奥深さをまたひとつ理解できた気がします。
2018年01月11日日本って日常の中に、多くの国や地域の文化が根づいている国ですよね。1月のお正月にはじまり、成人式、節分、ひな祭り…。バレンタインもあるし、年末に向かうと、ハロウィンやクリスマスなど西洋のイベントも増えてきます。こうしたイベントに無関心な彼と結婚した場合、あなたは楽だなと感じるタイプですか?それとも物足りなくなりそう?■イベントにまつわる既婚者の考え方筆者(バツイチ再婚、子あり)はミーハーなので、基本的に「おもしろそう」なイベントにだけ参加するタイプです。結婚すると、こうしたイベントや子どもの成長に伴う行事などに対する、価値観を問われるシーンが訪れます。そこで、イベントについてどう考えているか、既婚者に意見を聞いてみました。■クリスマスもスルーで寂しい派結婚3年目のS夫妻は、交際中からイベントごとといえば、お互いの誕生日だけを祝っていたそうです。結婚後も、クリスマスやバレンタインはスルー。ご主人が、手間暇かける必要はないし、外食もお出かけも、どこも混んでいて嫌だと言うからだとか。でも、奥様はちょっと寂しいと感じています。「世間がバレンタイン、クリスマスと盛り上がるから、ちょっとくらい味わいたいし、カップルっぽいこともしたいですね」まだ20代の夫婦なので、各シーズンのイベントの良い雰囲気に浸りたいとのこと。マンネリ予防のためにも、ちょっとくらいは付き合ってほしいというのが本音でしょうね。■イベント皆無で将来が心配派奥さまが妊娠中のA夫妻は、お正月やクリスマスなど、年間イベントを一切行いません。「お正月だからといって初詣に行くわけでもないし、厄年とかも関係ない、クリスマスにプレゼントやケーキを用意する意味もわからないって言うの。わたしは楽でいいなと思うけど、子どもが生まれたら、形だけでもやったほうがいい気がしています」彼女はお子さんの成長の過程で、イベントを通して季節感や文化を覚えたり、お友達との交流を楽しめたりすることがあるはずだと考えているよう。それゆえご主人の無関心ぶりを心配しています。「七五三とか、写真だけでもいいから残してあげたいし、ちょっとは考えてほしいです」お子さんのために、重い腰を上げてくれるといいですね。■記念日を忘れられガッカリ…お怒り派T夫妻は結婚10年目のベテラン夫婦。でも、なにやら奥様は不満があるようです。それは誕生日も結婚記念日も、自己申告しないとスルーされてしまうこと。「来週、わたしの誕生日だよ、結婚記念日だよって自分から言う虚しさ、わかります?別にプレゼントが欲しいわけじゃないんです。ただ、覚えてくれてるだけでいいのに、言わないと本当に忘れるの」誕生日は「おめでとう」って言ってもらえるだけでうれしいし、覚えてくれているって事実は大事ですよね!女心なのでしょうか…?申告しなかった年は完全にスルーだったそうで、いえば何かしらやるというのは、自主的ではない!と、奥様はお怒りでした。■終わりに生まれ育った環境や地域の風習、親と本人の宗教など、さまざまな影響により、イベントへの考え方は変わってくるでしょう。でも、結婚後の生活は夫婦二人のもの。カルチャーショックを最小限に抑えるためにも、折々に訪れるイベントごとについて、ある程度「これはやる、これはやらなくてもいいかな」と、折り合いをつけたほうがよさそうです。それにしても…価値観の違いって、こういうところにも現れるのですね。そういう意味では、出会ってすぐに結婚するより、丸1年以上お付き合いして、価値観のすり合わせをしてからのほうが安心できるかも?ライタープロフィールsakiたまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。
2018年01月07日出会ったときには「この人だ!」と感じていたはずの彼なのに、付き合いだしてみると価値観が合わないところが次々と出てきた経験はありませんか? 価値観が合わないとケンカが増えたりなど、あまり良いことがないと思いますよね。 しかし、彼とのお付き合いを諦める必要はありません。今回は彼と価値観が合わないと感じたときの対処法をご紹介します。価値観は違って当たり前!どれだけ気の合う人だろうと、自分と全く同じ価値観の人は存在しません。そのため、彼と付き合っていく中で、価値観の違いを感じるのは当然のことなのです。問題は合わないと感じたときに、どのように対処するかです。その対処法を間違えてしまうと、彼と良い関係を築くことが難しくなってしまいます。価値観の違いを感じたら、どちらかに合わせるのではなく、お互いの価値観をすり合わせていくことが何よりも大切。そうすることで二人だけの新しい価値観をつくっていくことができます。まずは相手の価値観を理解しようまずは彼の価値観についてきちんと理解しましょう。相手を正しく理解できていない状態ですり合わせようとしても、結局お互いの価値観を押し付け合うだけで終わってしまいます。自分と違う価値観を受け入れられないのは、その裏にある背景を理解できていないから。彼がなぜそのような価値観を持つようになったのかが分かれば、「そういうことならしょうがないな」と思える部分も出てくると思います。そうなれば自然とあなたの方から譲ってあげても良いと思えるでしょう。「本当にゆずれないもの」を見極めよう彼の価値観を理解するのと一緒に自分の価値観についても見直してみましょう。彼の価値観を理解していく中で、当たり前だと思っていたことがそうでないこともあるのだと気づけたと思います。自分の価値観を見直していく中で、「ここだけはゆずれない」という部分が出てきたら、それを彼に正直に話してみましょう。あなたが彼の価値観の背景を知ることで「しょうがないな」と思えたように、彼もきっと「しょうがないな」と思ってくれるはずです。価値観が合わないからと諦めないで!価値観が合わないからと簡単に別れてしまうのはとても勿体ないことです。お互いの価値観について理解していくことで、二人の新しい価値観をつくっていくことは可能です。もし彼と価値観が合わないと悩んでいるなら、ぜひ彼と話し合ってみてください。
2017年12月28日長く付き合っているカップルには安定した関係を築いているカップルと、マンネリしてしまっているカップルの2パターンがあります。2つのパターン共に、相手のことをより深く理解していることには違いないのですが…その関係性には大きな違いがあるんです!では、似ているようで全然違う安定とマンネリの違いをご紹介してみましょう!感謝の言葉安定とマンネリは、共通して2人でいることが当たり前で違和感がなくなる状態になります。ですが、決定的に違うことは当たり前となった相手の行動に対して感謝の気持ちをちゃんと伝え続けているか忘れてしまっているか、という点です。相手の小さな思いやりにも"ありがとう"と伝え合っているのが安定、感謝してない訳じゃないけど…言葉にすることをスルーしてしまっているのがマンネリ。と、言えます。喜ばせたい!という気持ち相手の喜ぶ顔が見たい!付き合った当初はそんな気持ちで毎日ワクワクしていなかったでしょうか?その気持ちを持ち続けていられるかも安定とマンネリの違いと言えます。日常生活でもですが、セックスのマンネリを感じたときもコレが原因かもしれません。付き合いが長くなれば新鮮なドキドキは無くなって当たり前です。ですがその中でも新しいことや相手の好きなことを探し続ける"努力"も、マンネリにはない安定の特徴と言えます。信頼関係信頼関係は、付き合いが長いからといって必ずしも築けるものではありません。付き合ったばかりは知らないことが多く不安や心配から束縛しちゃう…なんてこともありますよね。ですが、付き合っていくうちに連絡頻度が減ったり、会わない時間が増えたりします。その理由が"相手を心から信頼できるようになったから"なら安定の証拠。"心配することに疲れちゃった…"ならマンネリです。信頼できるかどうかはその人との未来を考える上でとても重要なことです。マンネリを感じるなら早めに対策をした方がいいでしょう。いかがでしょうか?安定を手に入れるにはお互いの努力も必要ですよ!written by aya
2017年12月23日こんにちは、あなたの恋愛をアップデートするコラムニスト、川口美樹です。本日のテーマは「価値観の相違について」です。■「普通」が価値観を形成している突然ですが、「普通」ってなんでしょう。普通の恋愛、普通の仕事、普通の人生、、、普通ってよく使う言葉ですけど、すごく曖昧な言葉です。デートするなら「普通」こういうところを選ぶよね、「普通」掃除する時ってこういう風にやらない?、男性だったらこれぐらいやるのが「普通」だよね。普通、普通、普通。結構使いますよね。私たちの価値観ってこの「普通」の集合体だと思うんです。人生を通じて体験したきた様々な背景からその人の「普通」が作られて、その「普通」が色々重なり合って、自分なり価値観が形成されて行くんじゃないかと思うんですね。価値観が合うということはその「普通」の基準が合うということですし、価値観が合わないということは「普通」の基準が合わないということです。■価値観が合わないと「敵」だとみなす日本人私たちは人とお付き合いするとき、その「普通」の基準で仲良くなったり、ならなかったりしています。そこで価値観の合わない人に出会うと、多くの人(主に日本人)はその人を「敵」だとみなすような傾向にあります。恋愛の話で言うならば、例えば「デートの行く先なんてオトコにスパッと決めてもらいたい」と普通に思っている女性と、「デートの行くさきは相手とじっくり話し合って決めたい」と普通に思っている男性は、価値観が違うため衝突が起こります。「普通」の押し付け合いが始まると喧嘩になり不満が生まれます。つまり価値観の合わない相手を、自分のことを理解しない敵だと判断しているわけです。■なぜ恋人のとの価値観の相違が許せないのか?さてさて、ところで、私たちは価値観の違う人とは分かり合えないのでしょうか?そんなことないですよね。ストレート、レズ、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、ポリアモリーと様々な恋愛観がある中で、自分と違う価値観の人とは仲良くなれないか?と言えば、全然そんなことありませんよね。でも、なぜ恋人になるとそれがゆるせないのでしょう?これは仮説ですけれど、恋人のことを「自分のことをわかってくれる味方」だと思ってるからじゃないでしょうか。それゆえに自分との価値観のズレが生じた時に、期待を裏切られた感じがしてしまう。だから不平・不満が出る。でもですよ、ちょっと思い返してしまうんですけど、恋愛ってそもそも「味方を作る為にする」んでしたっけ?人のこと好きになるって、価値観が合わないとできないことでしたっけ?■恋愛って「価値観の違い」も好きになるってことじゃなかった?人を好きになるって、そういう価値観の違いとか、相手の欠点とか、至らないところも含めて全て「愛おしいな」って思えるってことなんじゃなかったでしたっけ?でもどうせ人を好きになるなら、自分の「普通」をいい意味で壊してくれるような、全く新しい自分の「普通」に出会えるな、そんな恋愛にしたいと思いませんか?人それぞれ価値観って違うのですし、そういったものを飛び越えて人を好きになることができるのが、恋愛のすごいところなんじゃないかと思うんですよね。いえ、これは僕にとっての普通、ですので、あなたにとって人を好きになることの普通の基準が違うかもしれません。それはそれでいいのです。恋愛に正解なんてないのですし。違いを楽しむ、これが恋愛の面白いところだと思うんですけど、皆さんの価値観としてはどう思いますか?(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年12月22日こんにちは、恋愛デトックスカウンセラーの下村さきです。「価値観が違うから別れよう」と、フラれた経験がある人もいるのではないでしょうか。でも、よく考えてみたら「価値観が違ったって、具体的にどういうこと?」って思いませんか?今回は、「価値観の違いで別れる」ことの真意について掘り下げます。■「価値観が違う」ことが原因では別れません実は、人は「価値観が違う」ことが原因では別れません。そもそも、価値観という言葉自体、とてもあいまいなもの。お金の価値観だったり、仕事に対する価値観など、さまざまなものを指します。だから、価値観がすべて一致する人なんていないわけです。家族だって「お金の価値観は一緒だけど、趣味の価値観は違う」だったり、親友だって「趣味の価値観は同じだけど、恋愛の価値観は全く違う」というのは、よくありますよね。でも、それだけで「もう、この人と一緒にいるなんて無理!」ってならないはずです。■「価値観が違う」の真実では、なぜ「価値観が違って別れる」ことになるのかというと、「価値観が違うことが気になる。気に障る」から。つまり、相手との違いがあるかないか、ということではなく、その違いに対して「この人のここが嫌い」「この人のこれが理解できない」と思う気持ちこそが、別れの原因。たとえば、自分は毎日でも連絡をとりたいのに、彼は必要事項でしかLINEも電話もしてくれないだとか、逆に自分は友達との時間や趣味の時間も必要なのに、彼は休日は恋人同士で過ごすものだと決めつけていていつもケンカになってしまうだとか、そうした違いによる「すれ違い」こそが「価値観が違うから別れよう」のもとなのです。■「価値観が違う」のに別れないカップル「違うな」と思うことがまったくないカップルっているんでしょうか。おそらく、ほぼゼロだと思います。それなら、「価値観が違うから別れる」カップルと「価値観は違うけど幸せ」カップルの違いは何なのか疑問に思う人もいますよね。その答えは、「価値観の違いが気にならないくらい、相手のここが好き」ポイントがあるかどうか。趣味の価値観が違うけど、優しい彼が大好き!お金の価値観は違うけど、頼りになる彼が大好き!こんな風に思えるカップルは、価値観の違いなんて簡単に乗り越えられるんです。■彼に「価値観が違う」と言われたら彼に「価値観が違う」と言われた人は、自分のすべてを否定されたように感じてしまうかもしれません。でも、落ち込まなくて大丈夫。前述したように、「価値観が違う」というのは、「〇〇なところが合わない」ということ。あなたのことが嫌いという意味ではありません。彼に「価値観違うよね」と言われたら、「具体的にどんなところ?」と聞いてみましょう。そして、「確かにそれは違うかもしれないけど、〇〇なところは私たちそっくりだよね」と答えればOK。ふたりの中に「違うところはあるけれど、しっくりくる」という意識が育っていきます。■おわりに「価値観が違う」ことは、当たり前。その上で、「でも、〇〇が好き!」に気づけるカップルは、違うからこそ補い合うこともできる、長く付き合えるカップルになれますよ。(下村さき/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年12月15日「価値観を変えたくて」の旅行者に思うことby rawpixel「価値観を変えたくて、一人旅しているんですよ」と言われて、「またか」と思った。インドに行くと、この価値観を変えたくて旅行している就職活動前の大学生と出会い、話す機会が必ずある。インドには、野良牛がいて、大きな道路や路地裏、店の前、至るところで姿を見ることができる。その野良牛に出会うのと同じくらいの確率で、価値観を変えたいと話す大学生に会っている気がする。以前もお伝えしたように、この前まで有給休暇の消化期間をいただいて、2週間ほどインドのラダック地方を見て回った。タクシーをたまたまシェアしたハンガリー人から、少し離れた村で祭りがあることを聞き、急遽スケジュールを変更して「デスキット」という村に向かった時の話だ。こんな時期の、こんなところに何故日本人が…と思って話かけてみると、どうやら就職活動前に大学を休学して、約4か月間で世界を旅しているらしかった。「価値観を変えたくて」「何かを吸収したくて」と普通の顔をして言えてしまう大学生に出会う度に、不思議な気持ちになる。価値観が変わるのは、結果の話であって、目的にするにはなんだかおかしい気がして。自分の中身を変えるためだけに、こんな僻地にまで足を伸ばせるのも、なんだか違和感を覚える。こんなことを言うのは少し恥ずかしい気もするけれど、私の安い価値観は、間違いなく旅行で激変したと思っている。大学生の言葉に、おかしさみたいなものを感じながら、私だって同じようなものだった。私の旅行の目的は特になくて、「なんとなく楽しそうだから」「行ってみたいと思ったから」程度だし、意識も低ければやる気もない。価値観を変えたくて日本国外に出ている人と比較すると、きっと頭に詰め込んでいる情報量も少ないだろうし、全然何の役にも立たないようなことばかりを覚えて帰国している気すらする。「旅行に行くと価値観が変わる」という言葉に対して、「そんな価値観しか持っていないのかよ」と毒づく人がいるけれど、大抵はあまり国外に出たことのない人が言っているように思う。私の人生観や性格は、旅行中に色々な人に出会い、たくさんの場面で少しずつ決断し、変化していった。旅行は、間違いなく人の価値観を変えると思っている。今までにないものに触れた瞬間、価値観は少しずつ変化していく人が考えを変えるきっかけや自分を客観視する時間、自分の常識が覆される機会というのは、そう滅多に訪れるものではない。例えば、知らなかった世界に飛び込んでみたり、人と出会って会話をしたり、新しいことをはじめてみたりと、今まで自分の持ち合わせていなかったものに触れた瞬間に、価値観は少しずつ変化していくのだと思っている。絶対に海外である必要はないけれど、旅行は歩いているだけで衝撃を受けることがある。今回の野良牛だってそうだ。日本では見られるものではない。人間としての扱いを受けていない物乞いの人達、当然のようにポイ捨てをする人、目や耳に入る全てが真新しい環境で、自分に何の変化も訪れないだなんてありえないんじゃないだろうか。6時間くらいバスに揺られながら、隣の席に座った地元の女の子とポテトチップスを分け合ったこと。チャイ屋で知り合ったネパール人の女の子に日本の文化を説明したこと。現地でできた友達にバイクの後ろに乗せてもらって、綺麗な景色を見ながらドライブをしたこと。文字にすると大したことないのかもしれないけれど、色々なところで偶然出会った人に優しくしてもらったり、話をしたりすることによって、気づかされることがたくさんある。山道を歩いていると、たまたま僧侶に声を掛けてもらって、一緒にクリケットをしにいく機会があった。その中に一人、とても流暢な英語を話す方がいて、ラクダを見に行くことになった。歩きながら、ラダックのことや僧侶の生活など、色々なことを教えてもらう。その会話の中で、「僕は国外に行ったことがないんだ。日本は、とても大きな国なんだよね?旅行には行けないから、想像するんだ」と言われた。さり気無い一言だったけれど、衝撃を受けたのをよく覚えている。何が幸せで、どんな人生が一番いいんだろう、と思った。どこへも行けない僧侶の彼は、気軽にどこにでも行ける外国人の私を、どう見ているんだろう。おそらく自分よりもお金を持っていて不自由していないであろう外国人の私に対して、優しく接してくれるのはなぜなんだろう。決して尋ねたりはしないけれど、数日程ずっと考えていた。今回あったことも、色々なことを考えるきっかけになったし、おそらく忘れることはないんだろう。何かふとした瞬間に思い出して、「あんなこともあったんだし、また仕事を頑張ろう」と思う日も来るかもしれない。旅行にでることを「面倒くさいなあ」「死んだらどうしようかなあ」と考えることもあるけれど、その不安を吹き飛ばすくらい楽しい面が大きい。色々な人たちとの出会いや今まで気が付かなかった発見、自分の知らなかったことに驚き、感動するために、多分私はこれからも時間を見つけて様々なところに行くのだろうと思う。Text/あたそ<私たちには時間がない!「誰かを誘いたい」のに気が引ける理由>もチェック!誘いたい、だけど面倒くささが勝ってしまう。本当にしたいことをするだけでも、私たちには時間がないのだから。
2017年11月07日価値観の違いで起こる様々な問題僕の兄は、6年間付き合った元カノとの同棲生活を振り返って、「食事の時に、箸の持ち方を逐一修正される」「シャンプーなどの小物の置き場所を、彼女が思うのと違う順番に並べると怒られる」などの精神的な拘束がとんでもなく耐えられなかった、と言っていました。同棲経験者に、同棲して嫌だったことを尋ねると、「お金」「家事」「食事」「一人の時間の確保」「夜のコミュニケーション」のどれか、またはいくつかでのすれ違いを経験していることがわかります。それが原因で同棲解消し、大体の場合別れることになっているようです。これらの問題のほとんどは、価値観の不一致によって起こっています。兄の例の場合、元カノはきっとマナーにうるさい家庭で育ったのだと思います。しかし、我が家はマナーよりも、食事中の会話を楽しむことにうるさい家庭だったので、起こるべくして起こった価値観の不一致だったと言えるでしょう。■自分以外の人間は誰であっても「他人」である価値観の違いで同棲解消をしてしまうカップルの話を聞くと、多くは「相手がこちらの価値観を理解してくれなかった」ことを原因にあげています。しかし、価値観の違いでカップルを解消してしまうのは、とてももったいないことなのではないか思うのです。そもそもそういう理由で別れてしまう人は、「恋人が他人である」という前提を忘れている可能性があります。何十年間も住まいを共にしてきた家族でさえ、完全には分かり合えないのですから、ここ数年付き合った恋人なんて何をか言わんやです。価値観が違って当たり前、すれ違って当たり前。相手は自分とは全く異なる環境で育ってきた人間なのですから、同じであるはずがないんですね。それを「理解してくれよ!」と嘆くのは、正直あまり生産的な行為と言えます。価値観の不一致が起こった時に大切なことは、相手にこちらの価値観を理解してもらうことではなく、価値観の違いを楽しむことです。■価値観の違いが、その人をより深く知るきっかけになるこれは正確には同棲ではなく、僕がシェアハウスをしていた時の話なんですが、友人AがBに向かって「なんでそんなネガティブな言葉ばかり使うの?聞いてるこっちが暗くなるからやめてほしいんだけど」と指摘したことがありました。Bは別にその日がたまたま愚痴を言いたかったタイミングだっただけで、普段から「ネガティブな言葉ばかりを使って」いたわけではありませんでした。この時僕は、(きっとAはネガティブなことをいう人に対して嫌悪感を覚えるような体験があったんだろうな)と思ったわけです。後日詳しく聞いてみると、予想通り彼のアイデンティティに関わる深いエピソードを知ることができました。これは同棲しているカップルにも同じことが言えるのではないかと思います。相手の価値観に違和感を抱いたということは、そう感じるだけの過去があるはずなんです。そのエピソードを聞けば、相手の人間性を深く知るきっかけになります。そうすればお互いの理解も深まり、相手のことをもっと好きになることができるんですね。つまり、価値観の違いは、同棲解消の原因ではなく、絆を深めるための第一歩なんです。だからこそ、価値観の不一致は楽しむ必要があるのです。これから同棲を始めようとしている人も、もうすでにしている人も、それだけは忘れて欲しくないなと思います。え、それでも価値観の不一致は解消しなくていいのかって?いいんですよ。心配しなくても、お互い理解が深まればそんなことは気にならなくなりますから。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)(鈴木凪沙/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年11月05日"お金"の話ってとてもデリケート。でも、この価値観が合っていないと破局率はグンっと上がります。昔は男性が全て支払うのが主流でしたが、今は本当に人それぞれ…。あなたはどのタイプですか?そしてあなたの価値観に合う男性ってどんな人?大きく3つのタイプに分けてご紹介していきます。①全部彼氏に払ってもらいたい女男性に全て支払ってもらいたいタイプの女性。一緒に遊んで一緒に食べているのに、自分の分も支払いたくないのか、と突っ込まれると少し傲慢な女性に思えるかもしれませんね。しかし、このタイプの女性にも言い分はあります。「自分で支払わないといけない相手なら、一緒にいたくない」んです。イメージ悪く聞こえるかもしれませんが、(全て支払って面倒を見てくれる)男性を尊敬し、感謝し、相手の世話を文句ひとつ言わずできる女性とも言えますよね。だからこそ、自分の面倒ひとつ見られない男性にはそもそも"男"としての魅力すら感じません。このタイプの女性が選ぶべきなのは、"男らしい男性"です。お金持ちな男性を狙っても、その男性が男らしいかどうかはわからないからです。自分の趣味には使ってもデートにはケチだとか、全て支払ってくれているとしても"俺が面倒みてやっているんだ感"を前面に出してきたりする心がちっちゃい男性は合いませんよね。そうではなく、少し自分がキツくても彼女の前ではかっこつける、彼女の前では"男の中の男"からブレない、そして"精神的に支えてくれていつもサポートてくれてありがとう"と彼女に対して(金銭面以外で)前面的に感謝して尊敬してくれる男性。それこそがこのタイプの女性の運命の相手です。②時と場合によって多少負担しても良い女現代のカップルにはこのタイプが1番多いのかもしれません。3回に1回は支払うとか、7:3の割合で支払うとか。このタイプの女性はとても現実的なので、イマドキ男子からの支持率は高そうですね。男と女、性別の違いや男のプライドを考慮し、その上で現実的に収入の違いなどの観点から無難な落とし所を見つけて、それに納得できている"現代女性"という感じ。このタイプの女性には、同年代の男性がオススメ。自分の知らない世界を知っている、もっと高みへ引き上げてくれるというワンランク上の大人な男性とは、もしかしたら相性が悪いかも。ちょっと彼氏に頼りつつ、だけど自分も1人前、仕事も辞めたくないという気持ちがある。先ほどの①タイプの女性と比べると男性への感謝・尊敬の気持ちが薄くなってしまうんです。お金の負担度合いによって感謝や尊敬の気持ちが変わるの?と思うかもしれませんが、人間って単純ですから少なからず変わります。私は違う!と思っている方でも、自分でも気づいていないだけだったり…。だからこそこのタイプの女性は、お互いがお互いに感謝、尊敬し合える関係、"いつも助けてくれてありがとう"と思ってくれる、二人三脚で歩いていける男性がベスト。"俺の方が多く支払っている"とか"俺が!俺が!"タイプの男性だと、あなたの"気持ち"が伝わることがない上、"俺"を受け入れてくれないなら1円たりとも払わなくて良いと、根本的に合いません。③自分の分は自分で、きっちり割り勘する女真面目、デキる女、自立している…または相手に仮を作りたくない、男性と対等でいたいというタイプ。ちょっと強めな女性、このタイプは年下男子、子犬系男子との相性が良い…のではなく、意外にもバリバリ仕事がデキる男性(そこそこ年上)がぴったりです。"仕事がデキる男性=そこそこお金持ち"男性は①タイプの女性に、そこそこモテてきた経験アリ。そのまま①タイプの女性と上手くいってゴールインすればそれまでなんですが、上手くいかなかった場合、①タイプの女性は遊ぶ分には良いけれど、なにかがちょっと違う、全面的に寄りかかられるのは良いとしても時が経つにつれて感謝・尊敬の気持ちが薄れてくると、ちょっと…と自立している女性に憧れる傾向にあります。だからこそ、この先もずっとバリバリ働いていたいという女性にはぴったり。自分が仕事命で生きてきたからこそ、仕事を優先しても理解があり、付き合いに関しても"仕事"なら、と受け入れる心のスペースが広いのです。我慢しないで済む相手は必ずいる!3つのタイプに分けてご紹介しましたが、どのタイプが良くて、どのタイプが悪いか、ではありません。でもタイプが合わない男性とお付き合いして、お互いがお互いの意見を主張すればぶつかります、喧嘩になります。自分のことだけでも金銭面の悩みは大きなストレスになりますよね。それがパートナーとの間での不満となると、それはそれは大きなストレスになります。決して自分がおかしい訳ではなく、相手が正しい訳でもありませんから、ただ合わなかったんだなと考えて速やかにお別れするのがベスト。どんなタイプにだって必ず合う人はいます。将来を考えてお付き合いする大人女子世代だからこそ、金銭面での価値観は早々に確認しておきたいポイント。ぴったり合うのか、時間と共にすり合わせられるのか、それとも無理なのか。デリケートな話題かもしれませんが、向き合わないでいると後々大変なことに…。ストレスが溜まらないタイプを見つけましょう!
2017年10月25日NHKの連続テレビ小説『わろてんか』の3週目で、ついにてん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)が駆け落ちしてしまいました。紆余曲折をへて、互いに惹かれ合っていった2人。ようやく藤吉の口から「俺の嫁はんになってくれ」のひと言が出ました!鳴かず飛ばずの旅芸人だったはずの藤吉ですが、じつは米問屋の跡取り息子でした。どっちにしても分が悪い。老舗薬種問屋「藤岡屋」を継ぐべき長女・てんとは絶対に結ばれない運命です。この時代、商家の跡を継ぐぼんぼんやお嬢様はほぼ見合い結婚が当たり前。本作を見ていると、あらためて「結婚=幸せ」という価値観について考えさせられることが多いです。■ロミジュリ効果? 障害があるほど恋は燃えるけがをした藤吉をかくまったことが父・儀兵衛(遠藤憲一)にばれて、蔵に閉じ込められたてん。毎夜てんのもとに通う藤吉は、ロミオとジュリエットばりにロマンティックで、朝から視聴者の胸は高鳴りました。その後、てんに求婚した藤吉は、予想どおり父・儀兵衛(遠藤憲一)の逆鱗(げきりん)にふれますが、これはまあ、予想どおりの展開です。『あさが来た』のあさと新次郎のように、許嫁(いいなずけ)と互いに惹かれ合うのが理想的だけど、『わろてんか』の場合、そうはいかず。実際、ロミジュリのように、恋は障害があるほど燃え上がるものですから。しかしロミジュリだとその先にあるのは悲劇。もちろん本作ではそうはならないと思いますが、“障害の恋”がどのように“生涯の愛”へと変化していくのかが楽しみです。■結婚するのなら濱田岳や高橋一生がおすすめ?藤吉の恋の好敵手というべき存在が、縁談の相手・伊能栞(高橋一生)と、てんの幼なじみ武井風太(濱田岳)。最初は外見や身分をどう見積もっても勝ち目がなさそうな風太でしたが、ふたを開けてみれば、意外と男らしく、てんへの愛は誰よりも深そうで高感度大です。3週目までは、風太の一途な思いがかなり視聴者の心を揺さぶったのではないかと。ただし、てんのハートはまったく揺さぶられてなかったのは残念なところ。藤吉の胸ぐらをつかんで激怒したり、伊能のもとへ走り、てんとの縁談をまとめようとしたり、風太の行動力も心を打つものでした。第三者から見れば、風太のような人と結婚すればきっと幸せになれるのに…と思えてしまうのに、そうは事が収まらないところに、「結婚=幸せ」価値観の不思議さがあります。また、ただの噛ませ犬に終わらないであろう伊能が、今後てんと藤吉のカップルにどこまで食い込んでくるのかも興味津々です。■まずは結婚してみる。てんの母・しずの結婚観鈴木保奈美演じるてんの母・しずは、強面の儀兵衛に寄り添いつつも、けっしてでしゃばらない良妻賢母。しずと儀兵衛は、絵面的に見れば“美女と野獣”ですが、じつにバランスの取れた夫婦です。しずがてんの縁談について儀兵衛と話し合っていたとき、自分も結婚する前は儀兵衛の堅物ぶりが心配だったことを本人の前で語っていました。その発言に少しショックを受けた様子の儀兵衛が何とも可愛らしかったです(笑)。しずの「不安はあったけど、一緒に暮らしているうちに、愛情っていうのはこうやって育まれるんやとしみじみ思ってなあ」と言ったときの満ち足りた表情からは、夫婦として刻んできた年輪を感じました。いろんな夫婦像がじつに味わい深いです。4週目では、てんにさらなる障害が! 駆け落ち後、ふたりは藤吉大阪にある藤吉の実家に身を寄せますが、藤吉の母・啄子(鈴木京香)は二人の結婚を認めずに猛反対。てんはいわゆる姑いびりを受け、お嬢さまなのに女中扱いされてしまいます。これまた、いばらの道となりそうですが、愛する2人で乗り越えていってほしい。そしてこれからも毎日わろてんか!
2017年10月24日「つきあって3ヵ月で別れました」という話を、ときどき聞きます。3ヵ月って・・・・・・いわば「お試し期間」だから、お試し期間中に別れることができてよかったね、ということになるのか?はたまた「3ヵ月しか恋を続けられないわたしって」と、自責の念にかられている女子に優しいコメントをすべきか、悩ましいところです。■■長さじゃなかったら、なんなのか?恋愛って「長さ」ではない、と、よく言われます。長さじゃなかったら、なんなのか?濃さ、ということになるでしょう。密度が濃い恋愛、つまりたとえばたった3ヵ月の恋であっても、すごく充実した時を彼と過ごすことができた、お互いに一所懸命愛しあった、ということ。この「一所懸命」の基準はつねに、その恋愛を通してじぶんの価値観が変わったかどうか、というところにあります。**「いい勉強」の定義とおなじです。今の世の中、一所懸命勉強した、というのは、すなわち希望の学校に(少しばかり自分の実力より上の学校に)入ることができた、イコールいい勉強をした、という考え方が、おそらく一般的だろうと思います。でも、本当にいい勉強というのは、学校がどうとか関係なく、勉強する前と、した後で、じぶんの価値観がまるっきり変わってしまった、こうなってはじめて「いい勉強をした」となります。こういうことを昔の人はごくシンプルに「朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」と言いました。朝とか道とか、よくわからなくて、とてもシンプルな表現とは思えない人もいると思うので、解説を加えるなら、朝から勉強を始めました、夕方まで勉強をしました、勉強の結果、夕方には大切なことを悟ることができました(つまり朝と価値観が変わりました)、ああわたしは死んでもいい、こう思えるくらいわたしにとっては劇的な価値観の転換でした、ということを短く言えば「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」ということ。まあ、短いとは言いがたいかもしれませんが。■■それがたとえ3ヵ月の寿命であったとしてもいい恋!恋愛だって、まったくおなじです。恋愛って、恋愛単体で存在するものではなくて、あなたの人生と彼の人生が、そのベースにありますよね。あなたは彼の存在を知らないままこれまで生きてきた。彼もあなたの存在を知らないまま生きてきた。この2つの人生が幸運にもまじわった場所、それが恋愛のスタート地点ですよね。言うまでもなく、人はいろんな価値観を持っています。彼はあなたとはまた別の価値観を持っているし、あなたは彼とはちがう価値観を持っている。2つの価値観が惹かれあったりぶつかりあったり、食われあったりしながら、互いにじぶんの価値観の修正(や、上書きなど)をする。その結果、価値観が変わる。**だから彼とつきあっても、かたくなに「わたしはこういう価値観を持っているのだから、彼にはわたしの価値観に合わせてもらわないと、絶対にイヤ」と言っている女子の恋って、すごく短命です。あるいはお互いにじぶんが持っている価値観を、(たとえば恥ずかしさゆえ)隠して交際しても、恋は長持ちしません。心を開くことで、すごくいい恋が生まれます。それがたとえ3ヵ月の寿命であったとしてもいい恋!(ひとみしょう/文筆家)(ハウコレ編集部)(あかねぴ@akanepi0426/モデル)(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)
2017年10月16日離婚原因の上位にランクインする価値観の不一致。結婚前に分かっていれば…と思いますが、そうもいかないのが価値観のすり合わせ。とは言え、独身女性たちが結婚前に彼の価値観を確認しておきたい!と思うのは当然ですよね。そこで価値観の不一致で離婚しないために、結婚前に確認すべきポイントをご紹介します。①結婚後の家について確認する同棲カップルが増えているとはいえ、やはり結婚してから同居するというのが一般的。結婚が決まり、新居を探し始めてからでは時すでに遅し…まず第一の大きな壁、家についての価値観の不一致が浮き彫りになりかねません。結婚前に確認しておくべきことのひとつが新居について、なのです。家を決める際の条件として、間取りや賃料、場所、通勤時間など様々なポイントがあり、この優先順位がマッチしないとどちらかが折れなければいけない形になります。ちょっと狭くても築年数が新しい方が良いのか、ちょっと古くても広い方が良いのか…家が全てだから妥協せずに少し賃料が高くても良いのか、それとも多少妥協しても賃料を抑えて金銭的にゆとりを持ちたいのか、など。結婚後、共働きの場合はお互いの通勤時間や経路も問題点のひとつ。また、専業主婦になる予定であっても、彼が何にお金をかけるのかのポイントを把握しておかないと将来的に金銭面で揉める要素にもなってしまう恐れがあります。②妻に対して何を求めているか確認する彼女には顔やスタイルを第一に求める男性が、妻には癒しを第一に求める…というように、彼が結婚相手に何を一番に求めているのかを確認しておきましょう。女性がずっと働き続けたいと思っていたとしても、男性側は結婚後、自分の経済力に自信が持てたら家庭に入ってもらいたいと思っているかもしれませんし、子育てや家事は女性がするものという亭主関白な思考の持ち主かもしれません。カップルから夫婦になる過程で段々とお互いの価値観が合っていけば良いですが、そうならなかった場合も想定して結婚後のお互いの在り方については確認しておくべきだと言えます。③真の性格を確認する最後は最も価値観のズレが生じやすい細かい部分、真の性格についてです。カップル時代は相手に良く見られたくて、もっと好きになってもらいたくて…と相手に合わせている部分がどんな人にも少なからずあるはず。交際期間が長くとも、同棲していない限りは猫をかぶり続けることだって出来てしまいます。結婚したからといって、四六時中一緒に過ごす訳ではありませんが、結婚前に1週間以上共に生活してみることがオススメ。これでもか!という位、一緒にいれば長年付き合ってきた二人でも、まだお互いに知らなかった部分が必ずあります。他人が聞いたら「え?そんなこと?」と思うような細かい部分が当人にはどうしても無理!なポイントという場合も少なくありません。細かい部分、ONではなく完全にOFFの相手の姿と性格は、結婚前に必ず確認しておくべきです。まとめ結婚前に確認しておくべき部分をご紹介しましたが「あ、ちょっと無理かも…」と思う部分を見つけてしまっても、すぐに答えは出さないこと。大人女子のみなさんなら気づいてるかもしれませんが、価値観がぴったり合う相手なんてこの世に存在しません。それでも価値観が近い相手はいますから、価値観が近い相手を探すか、もしくはあなたが妥協できる範囲に収まっている位であればOKと、ボーダーラインは低めに設定しておくべきです。ただ、結婚前に相手との違いを知っているか知らなかったかは大きな違いになりますので、確認しておくことは必要でしょう。そして恋愛経験が少なかった頃のように、変なこだわりやプライドは捨てて「あなた色に染まれるよ」位の余裕を持っておくことも"幸せな"結婚への近道となるのかもしれません。
2017年09月27日「束縛する女としない女は、どっちが良い?」って、ありがちな話ですよね。どっちか考えるなら、そもそも両者はどう違うのかっていう根本的な違いを押さえておかないと混乱しそう。そこで今回はトータルして「幸せ」について考えていきましょう。愛したい女性は束縛しない愛したい女性とは、相手の幸せが自分の幸せと考える人です。優先順位が「相手がどう思うか、相手が幸せを感じているのか」という思考回路を持つ人のこと。一般常識として「束縛することが必ずしも相手を幸せにするとは限らない」ということが理解さえできれば、束縛という手段に固執する理由はありません。どうすれば相手が幸せを感じるかの追求が最大の目的なのですから、束縛なんて、するもしないも、どうでも良いことなのです。愛されたい女性は束縛する愛されたい女性は、自分の幸せこそが第1の人です。「相手の幸せが自分の幸せ」ではなく「自分が幸せだから相手も幸せ」という思考回路の人のこと。束縛していないと自分が不安で幸せを感じられないというのなら、束縛という手段を止めることは考えられません。むしろ、束縛をされて幸せを感じないというなら、それは感じない相手の方がおかしいということになるのです。根本的な違いは思考回路の違いこれらのことから、束縛しない女性とする女性の根本的違いは、その人の幸せの感じ方にあることがわかります。人の幸せを自分に投影する間接的な思考回路がある人と、まず自分が幸せを感じたいという直接的な思考回路の人と言えるのでしょう。まとめ束縛しない女性もする女性も、それを自分が幸せを感じる手段のひとつとして、そうしていることに変わりはありません。「幸せになるんじゃない!」と言える権利など誰も持っていません。そうなるとこれはどちらが正しいとかの話ではないのだろうし、これで困ったらどうしようというのなら、これはもう、束縛されないのを良しとする相手、されるのを良しとする相手を見つけるほかはないのでしょう。いずれにしても、できる限り他人の迷惑、社会の迷惑になることだけは避けたいものですね。
2017年09月05日ひとえに男友達といっても、「顔見知り程度の友達」「大切な友達」「ちょっと気になる友達」など、頭の中でカテゴリー分けしている人がほとんどだと思います。「顔見知り程度の友達」くらいならケンカになっても「まぁフォローしなくていいっか」と思っちゃいますが、それが「ちょっと気になる友達」の場合、何とか和解したいと気持ちが焦ってしまいますよね。そこで今回は「ちょっと気になる男友達とケンカをしてしまったときの対処法」についてご紹介します。■1.潔く謝る「片想い中の男友達を、仕事の価値観の違いで怒らせてしまって・・・。そのときはすぐに『私の考えが甘かった!ごめん!』と謝りましたね」(25歳/一般事務)自分が悪いと思ったら潔く謝るべきなのはもちろん、彼の性格的にも絶対に自分を曲げないタイプなのであれば、女性のほうから謝っちゃったほうが良いかも。口先だけでも「ごめんね」と言っておけば、きっと彼もグチグチ言ってこないはずですし。彼のことがちょっとでも気になっているのであれば、気まずいケンカは早めに終わらせちゃいましょう!■2.時間を空けてから連絡する「ゼミの飲み会中に、ちょっとしたことで男友達と言い合いになってしまった。すぐに謝ろうとも思ったんだけど、またケンカになっても嫌だったので、数日空けてからLINEをしました。彼も『俺のほうこそすまん!』と言ってくれましたよ」(22歳/大学生)彼と仲直りしたいからといってあまりしつこくし過ぎてしまうと、「いちいちウザい・・・」と思われてしまう危険性が。もともと友達関係なわけですし、お互いに気持ちが落ち着いたところで、改めて連絡をしたほうが、関係修復もしやすいはず。もしかしたら彼のほうから「俺も色々言いすぎたし・・・」と折れてくれるかもしれませんよ。■3.周囲の人に集まる機会を作ってもらう「昔男友達のAが告白してくれたんだけど、恥ずかしくてその場から逃げてしまったことがあって・・・。そこから関係が気まずくなってしまって、何年も喋っていなかったんです。でも事情を知らない友達が『せっかくだから○○も呼ぼうか!』とAを集まりに呼んだんです。最初はどうしようと思ったけれど、会ってみたら意外と話ができて。そのまま彼と付き合うことになりました」(21歳/大学生)自分から彼に接触するのが怖いという人は、友達の力を借りるのも方法です。気まずくなってしまった女友達が飲み会や集まりにいたら、彼だって気になって仕方がないはず。それに周りの目もあるので、彼もギクシャクして「あいつら何か訳アリ?」と思われるくらいなら、普通に接してもらいたいと思っているでしょう。彼のその気持ちを読み取って、何事もなかったように話しかければ、きっと元通りになれるはずですよ。■4.付き合う前でよかったと割り切る「小学校からの友達なんだけれど、最近になって『ひとり暮らし始めたからうちこない?』などと誘ってくるようになった。さすがにイラっとして『気持ち悪いんだけど』と言っちゃったんだけど、私は間違っていないと思います」(20歳/大学生)「傷つくことを言われた」「セフレにされそうになった」など、いくら友達とはいえ許しがたいこともありますよね。彼とケンカになった内容によっては、無理に仲直りしようとするのではなく、「ここで彼の性格が知れて良かったわ~」と前向きにとらえるべき。ここで友情関係を修復しようとしたら、もっと都合よく利用されてしまうかもしれません。友達だからといって何でも許すのではなく、人を取捨選択する勇気も大切でしょう。■おわりに仲直りには、まず「仲直りしたい姿勢」を示してみましょう。そうすることで彼自身も「俺も悪かった」と、仲直りに向けて動いてくれるかも。仲直りした際には、きっともっと、仲が深まるはずです。でも、ケンカ内容がどうしても許せないものなら、無理して和解する必要はありません。彼の性格やケンカの理由によって、仲直り方法も選択していきましょう!(和/ライター)(ハウコレ編集部)(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)
2017年09月04日男性と女性っていろいろな違いがありますよね。中でも、会話にまつわる意識には、かなりの差があるようです。もちろんそこには、脳の働きや使い方の違いが関係してきます。今回は、どのあたりがどんなふうに違うのか?という点を、くわしく解説していきましょう。◆男性はおしゃべりが大の苦手◎女性の場合一般的に女性はおしゃべりが大好き。特に用事がなくても、友達同士でカフェに行くと何時間でも話し続けられるし、その時間をすごく楽しいと感じます。おしゃべりすることで、ドーパミン(やる気や意欲と深い関係を持つ脳内物質)がたくさん分泌されるので、元気が出て、ストレス解消にもつながるんです。また、おしゃべりするのに目的を必要としないため、問題が解決しなくても問題なし。ただペチャクチャ話すだけで満足できるでしょう。◎男性の場合一方、男性は基本的に、目的なくおしゃべりをするのは大の苦手と言われています。なぜなら、男性は主に理論を司る左脳を使って会話するから。多くの情報を処理したり、文脈と関係のないことを考えたりするのに向いていないのです。きちんとしたテーマがあれば、それについて深い話をすることはできますが、左右の脳を使って、さまざまな情報を広く浅く捉えながら話す女性のおしゃべりを理解するのは苦手…。脳の違いによって得手・不得手があるということを理解しましょう。◆男性は不必要なことは話したくないみんながみんなそう、というわけではありませんが、女性ってそこまで深く考えずに、思いついた言葉をポンポン口に出す人が多いですよね。これは上述したように、左右の脳を同時に使いながら話せるからです。また、言語能力が発達していることも影響しています。しかし、男性は、頭の中で考えていることがあっても「今は話す必要がない」「不必要な情報だ」と思ったら、わざわざ言葉にすることはありません。もちろん個人差はあるので、やたらと何でも口に出す男性もいますが…。この感覚って、女性からしたらピンと来ないのではないでしょうか。男性ってすごく冷静なんだ…という感じがしますが、実は冷静というより、言葉にするのが「めんどくさい」といった感覚のようです。なお、特に日本人の男性に多いのですが、「いちいち言わなくても、わかってくれてるだろう」と自分勝手な解釈をしていることも。この微妙なすれ違いが原因でケンカするカップルは、後を絶ちません。◆男性はアドバイスしたがる生き物男性はほとんどの場合、「ただ話したいから電話した」なんてことはしないそうです。でも、女性は特別な用事がなくても電話したり、声を聞きたいと思ったりすることがあるでしょう。女性は会話すること自体を楽しめるので、話を聞いてもらえばそれで満足することが多いんですよね。そして、そういうときは基本、答えやアドバイスは望んでいません。けれども、男性は電話した理由を知りたがったり、ちょっとした愚痴なのに、深く掘り下げてアドバイスしてきたりと、余計なお世話お焼きがち。ここにも男女の脳の違いが出ています。女性の脳は共感することを優先して働きますが、男性は問題を解決することを優先して働くので、会話が噛み合わないのは仕方ないのかもしれませんね。◆男女の違いを理解して男性はこれまでの歴史の中で、常に戦うことを余儀なくされていました。脳の働きや男性ホルモンも、その行動・環境に順応して、現在のように変化してきたのでしょう。上手にコミュニケーションを取れず、腹立たしく感じることもあると思いますが、男女の違いを認識していれば、彼とのケンカはグッと減るかもしれません。男性ならではの考え方があるということを、わかってあげてくださいね。ライタープロフィールバニラメンタルセラピスト&占い師&フリーライター美容とメンタルの仕事を30年以上!現在は、経験を活かしてタロット占いとメンタルセラピーを組み合わせたメール鑑定を行いながら、フリーライターとして活動中!Twitter:バニラ@vanilla0717
2017年08月03日正義と正義。信念と信念。想いと想い。価値観と価値観。それぞれが痛ましいほどぶつかり合う『東京喰種トーキョーグール』で、鈴木伸之はその片側を象徴するような役どころに扮した。物語の舞台は、人間を捕食する“喰種(グール)”と人間が共存する世界。鈴木さん演じる人間の喰種対策局の捜査官・亜門鋼太朗は、人類に危険をもたらす喰種を駆逐しようと日々奔走している。「亜門はとにかく真っ直ぐ、喰種の駆逐に命を懸けています。だから、僕も役に対して真っ直ぐ、彼のことだけを考えて撮影に臨みました。原作コミックからヒントをもらったり、あとは萩原(健太郎)監督に勧められて、ドキュメンタリー映画の『アクト・オブ・キリング』を観ました。信じているものが違うと、物の見え方も全然違う。それを感じさせる内容の映画なんですが、それって『東京喰種 トーキョーグール』に通ずるものがありますよね。ただし、亜門には“気づき”があり、喰種と戦う中で考え方に少しずつ変化が現れる。その葛藤を抱えながらも、信念を曲げずに進む彼を演じられればいいなと思いました」。こう語る姿には熱があり、おそらく亜門と鈴木さん自身を重ね合わせる者も多いだろうが、演じるにあたっては「共通点を見出すというよりは、亜門に必死についていくイメージ」だったそう。「だって、原作の亜門は腹筋がありえないくらいに割れていますから!」と笑う。「僕もわりと鍛えている方ですけど、どう頑張っても限界はあります。アクション監督の横山(誠)さんにはしごかれました。これまでもトレーニングが必要だった作品はありますが、断トツでキツかったです。週4日、1日3~4時間ほど体育館に集まり、まずはランニングから。後ろ向きにも横向きにも走った後、今度は柔軟に入って股関節が張り裂けそうな思いをし。パンチやキック、ジャンプはもちろん、受け身の練習もしました。体育館の壇上からバク宙し、背中で着地するんです。なかなかの高さでした(笑)。でも、その甲斐あって撮影はスムーズでした。ワイヤーアクションのハーネスも最初は怖かったけど、練習の段階で克服できたので、仕上がりを見たときも満足できました」。確かに、華麗なアクションを繰り広げながら任務を遂行する亜門はとても格好いい。パンチをするたび、キックをするたびに翻るロングコートもヒーローのようだ。「あのコートは『クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)』さんが特注で作ってくださったもの。格好いいですよね。くるぶしが隠れるくらいの丈だから、あれを着て走ったり、キックするだけで格好よく見えるんです。ただ、すごく格好いいけど、すごく暑い(笑)。コートの下はスーツだし。真夏の撮影だったから、周りの人たちはみんなTシャツで…。でも、原作にも忠実な1着ですし、あのコートのおかげで『東京喰種 トーキョーグール』の世界観が際立った気がします。白いロングコートと言えば、『遊☆戯☆王』の海馬瀬人か僕かってくらいに思われたい(笑)」。ロングコートを翻して戦う亜門を含め、登場人物たちは戦わざるを得ない状況にある。人間を食すことでしか生きられない喰種は生きるため、喰種から身を守る人間もまた生きるため、戦わなくてはならない。では、鈴木さんにとっての“戦い”は?と訊くと、「毎日って、戦いの連続ですからね。疲れてお風呂に入らず寝たいときでも、自分に打ち勝たないと。次の日は次の日で、『昨日は頑張ってお風呂に入ったから、今日はまあいっか。いや、駄目だな』って。やっぱり戦い(笑)」。こう冗談めかしたかと思えば、次の瞬間、「それは冗談として」と表情を引き締める。「亜門みたいな役を依頼していただいて、原作を見たら腹筋がバキバキで…。そうなったら、まさか1パックで撮影現場に行くわけにはいかないですよね。『いやあ、僕なりに鍛えたんですけど』なんて言えない。それこそ、僕の戦いはそこから始まるわけで、いま戦わなければ意味がない。役のために取り入れられる情報はなるべく取り入れたいし、できることは何でもしたいです」。俳優としてのモットーは「ひたむきに」。その一方、「俳優さんってすごい職業だなって、俯瞰で見ちゃうことがあります」とも語る。「だって、作品ごとに違うんです。『はい、次は戦争の特攻兵、はい、次はお医者さん』って。それって面白いし、すごいなと思います。ただ、その点、僕はちょっと悪役やクズの役が多いんです(笑)。爽やかな役を求めてオーディションに臨んでも、敵対する悪役で受かったりする。『ルーズヴェルト・ゲーム』のときがそうでした。それを評価していただいて悪役のオファーが続くのも本当にありがたいことですが、いろいろな役をやりたいという点で言えば亜門という役には別の喜びがありました。撮影の順番は逆ですけど、『あなたのことはそれほど』で話題にしていただいた後に公開されるのもありがたい。いろいろやりたいし、いろいろできる俳優になりたいから。衣装と台本と監督と現場が違うだけで、同じ僕が違うものになれる。それがお芝居の面白さだと思うし、だからこそ見たいと思わせるものを作らなければいけない。そこは大事に、突き詰めていきたいです」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年7月29日より全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年07月26日男性の女性の好みのタイプは、だいたい「美人」か「かわいい」かの2つに絞られると思います。女性としても、自分は美人寄りなのか、かわいい寄りなのか、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。ただ、実際に美人とかわいいって何が違うのかちょっと疑問に感じることも。それに実際のところ、どっちがモテるのかも気になりますよね。今回は、その2つの疑問に対してご説明します。1. 美人とかわいいは何が違うの?まず、改めて美人とかわいいの明確な違いについてです。美人とは、世間一般的に言うところで言うと、「大人な色気を感じさせる、顔立ちの整った女性」のことを指します。また切れ目であるとか、身長が高いと言うことから、美人と称されることもあります。一方で、かわいいとは、美人とは対照的に「幼さの残る、小動物のように愛らしい、童顔女性」のことを指します。また背が小さくて、丸顔なクリクリっとした目をしている女性に対してもそう呼びます。日本の女性は、欧米の女性などと比較すると年齢の割に幼さが残る顔立ちをしており、そう言う意味でも日本の女性は全体的にかわいい部類に属する女性が多いでしょう。2.実際のところどちらがモテるの?一昔前の好きな女性のタイプは「美人」と言う男性も多かったのですが、最近では「かわいい」寄りの女性に軍杯が上がっています。女性アイドルブームが長く続いていることや、「ブスかわ」とか「きもかわ」のような言葉が出てくるように、かわいいはちょっとしたブームでもあります。また、かわいい系の女性には、気軽に声がかけやすいとか、甘えてくれそうとか、広く男性の心を掴む要素が詰まっているため、男性としても美人より気軽に誘いやすい、付き合える確率が高そうと言うのが率直にあるようです。もちろん美人が好きな男性も当然いるのですが、どちらがモテるのかと言われると、傾向としてはかわいい系の女性になります。3.最終的にどちらを目指すべき?かわいい方がモテるから、かわいい系を目指すべきなのかと言われると、そうではないです。むしろ「かわいいはちょっと…」と考えている女性が、無理にそれに合わせようとしても、気持ちと見た目のギャップにツラくなると思いますし、その人本来の良さが出せなくなってしまいます。それに、男性はほぼ9割、外見から相手を判断します。そして、顔が整った美人に対してほぼ間違いなく注目しますので、そう言う意味でも美人はお得です。ただし注意したいのが、美人は外見から注目を集めても、中身的に「怖そう」だとか「壁がある」などと多少警戒されがちです。一方で、かわいい女性は、雰囲気がどこか抜けており、男性心理で「守ってあげたい」と言う父性本能が働くため、比較的モテやすいのです。そのため、純粋に男性にモテようと思うのなら、かわいい系を目指す方がいいですし、可能であるなら、相手によってかわいいと美人を使い分けることができる女性になることです。平均的にかわいい方がモテる傾向にありますが、美人が好きな男性もわんさかいることは確かです。私の周りにも、「かわいい系はあざとくて無理。美人が一番!」と答える男性もいます。人によって好みは分かれますが、それに対してあなたはどちらを目指すのか、是非とも参考にしていただければと思います。
2017年07月25日「婚約中の彼氏と大ゲンカをした」という女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。30代前半のトピ主さんは、交際中の彼が年に一度の旅行のためにすら十分な休暇を取ろうとしないことに不満を抱いています。「30代にもなれば正直、仕事は自分で調整するものだと思っている」というトピ主さん。彼の“計画性のない仕事ぶり”が理解できず、「皆さんの意見を聞かせてほしい」と読者に問いかけています。優先順位は人それぞれだけど…トピ主さんが勤めているのは、外資系企業。「むやみにただ会社に行くよりも、計画をもって仕事をする方が、結果、仕事ができる人が回りに多い」環境ということもあり、彼のような「社長や後輩が言い出すまで(夏休みは)まだわからない、決められない」スタンスが理解できない様子。休めないというより、「休もうとしないタイプ」だと分析しています。これまで何度か一緒に旅行しており、とても楽しかったため、「彼も少しは休暇を重視してくれるようになったらいいなと思っていた」とトピ主さん。ご自身は、年に一度の旅行を励みに、日々の仕事を頑張っているそうです。しかしながら、彼のほうは「プライベートは仕事の二の次、三の次」という態度。現時点で、トピ主さんとは仕事への考え方やスタンスが違っているのは確かなようです。働きかけ続けるもよし、「いつも彼と一緒でなくてもいい」という考え方も企業や部署の雰囲気にもよると思いますが、制約をくぐり抜けながら、自分のスケジュールをうまくやりくりする……というのは、確かに社会人として大事なスキルですよね。今後については、以下に挙げる3つの方向性があるかと思います。1)根気強く、彼に働きかけ続けるトピ主さんは今回、この態度で臨んだことで喧嘩になった様子。でもそれでよかったと思います。交際では「譲り合い」も必要ですが、それと同じくらい、ご自身の思うことをきちんと伝えていくのも大切な態度です。彼はその後、「(休暇を)5日とるから行くところ決めよう」と言ってきたとか。彼なりに「トピ主さんとのプライベートを大切にしたい」と思ったからこそ、足並みを揃えようとしてくれたのでしょう。主体性には多少欠ける性格なのかもしれませんが、他人から強く働きかけられることで、自分の行動を決めていくのが性に合っている、という人もいます。今後もそのようにして、足並みを揃えていくことはできるようにも思いました。2)考え方の違いを受け入れ、「自分は自分で休暇を楽しもう」と考えるカップルだからと言って、「休暇は一緒にいなければならない」というルールはありません。普段からしっかり一緒の時間を作れているならば、年に数日の休暇を揃って過ごせなかったとしても、二人の絆が消えてしまうことはないはず。「休暇は、友達や親と過ごす時間に充てよう」「今しかできないだろうし、一人旅も楽しいかも!」などと頭を切り替えてみるのもひとつです。旅行に関しては「行けるときだけ一緒に行く」といった“ゆるいルール”のほうが、今後も無理なく足並みを揃えていきやすい気もします。「無理ならいいよ、私は行ってくるからね〜」と好きなように旅行を満喫していれば、彼のほうが寂しくなってきて、そのうち自ら進んで休暇を取ってくるようになる、なんてこともあるかもしれません。3)彼と別れ、価値観の近い相手を探す極論ですが、彼との婚約を解消して、別の男性を探す、という選択もあります。「本当に彼のことが好きではないのでは?」という読者の意見に対し、「そうなのかもしれない」「ちょっと立ち止まって考えたいと思う」と答えているトピ主さん。そもそも彼への思いに迷いがあったのならば、今回の喧嘩はいい“きっかけ”と言えそうですね。結婚前に、よく考えておくといい問題かも?お二人とも30代。ここまで自分のやり方で働いてきたと考えると、仕事への姿勢や価値観は、今後もお互い大きくは変わらないかもしれません。となれば、トピ主さんは将来、「家庭を顧みてくれない」「彼とでは、一緒に人生を楽しめない」などと不満を募らせることも考えられます。いずれお互いに考え方が変わる日が来るかもしれませんが、それは未知数。トピ主さんにとって、今の彼は「これから人生を一緒に歩いていきたい」と思える相手なのかどうか。じっくり考えてみましょう。もちろん、どんな相手との間にも価値観の違いはあります。ただ、それが簡単には見過ごせない違いだと気付いた場合には、「離れる」あるいは「結婚は即断せず様子見をする」といった決断をするのもひとつの方法です。先々の将来もイメージしながら、自分なりの答えを導き出していきましょう。(外山ゆひら)
2017年07月19日男女平等と言われ始めて長い時間が経っていますが、現実的に考えても男性と女性は決定的な違いが多くあります。その違いとは何かを説明しながら、どうやったらうまくつきあえるのかについて説明します。男性と女性の違い身体的な違いだけでなく考え方の違いに如実にあらわれています。本来男性は本能的に作物を収穫したり、獲物を狩ることを得意とするような身体的特徴と考え方をしています。できるだけ多くの遺伝子を次に伝えていくという役目からも、外に出て多くの人と交際する事が主体となっています。反対に、女性の場合は受け取った遺伝子を大切に育み、成長させる、或いは住んでいる場所をできるだけ快適にするという基本的な特徴を本能的に持っています。どちらかが悪いという事ではないこのように、男性と女性は根本から役割と本能が異なります。つまり男性が浮気をするのは本能的な欲求という側面があり、一概に悪いと断定する事はできない為、双方の理解と認識の一致が必要です。また、女性ができるだけ良い遺伝子、或いは自分と系統の異なる遺伝子を独占したいというのも本能的な欲求ですので、当然これに対しても良い悪いという単純な境界線を引くことはできないのです。では、この違いをどうやって埋めていけばうまくいくのでしょうか。本能的な感覚の違いを理解する単に性別で分けるのではなく、個人個人の経験や感情に照らし合わせて、その人が持つ浮気の境界線と付き合う相手が持っている浮気の境界線をしっかりと理解する事が大切です。どんなに相性が良くても、この考え方が一致していなければ長くは続きませんし、相手が自分の事を理解してくれていない、軽く扱っている等と誤解して別れてしまう羽目にもなるかもしれません。ですが、相手の考え方と自分の考え方が完全に一致しなくても、譲歩し合えるような関係であれば、少なくともこの件に関して大きく揉めたり、時間が経つにつれて違いや違和感を感じることはないはずです。まとめ人間は縛られれば縛られるほど、そこから逃げ出したくなるものです。本能的な欲求がある事を認識した上で、先ずは相手の状態を認めて少しだけ互いに譲歩します。どちらかが更に譲歩できるのであれば、そこが1番折り合いがつき、長く一緒にいられるポイントになります。
2017年06月19日2016年度の離婚原因のトップは価値観・性格・金銭感覚の違いだそうです(参照:株式会社リクルートマーケティングパートナーズの調査)。具体的にはどんなところをチェックしておけばいいのでしょうか。「結婚前は良かったのに」というあるあるを、みなさんが無事に回避できるよう、お嫁さんステータスから独身に舞い戻ったことのあるわたしが、経験を交えながら語ります。金銭感覚はここを見よ!あの支払い状況パートナーの金銭感覚って、どんなポイントでチェックしますか?デートやショッピングの傾向でつかめるという人がいますが、それはまだまだ「よそ行き」の顔だと思います。実際の金銭感覚は、生活資金のやり繰りで見定めるベし!彼の家のポストはキレイですか?光熱費のコンビニ支払い用紙や督促状が溜まっているタイプは、結婚後も家計を把握できない可能性を秘めています。いつから支払っていないのか、把握していない人は危険度アップ。いくらデート中の羽振りが良くても、生活費をうまく回せていない可能性が濃厚です。実際に、結婚して同居する前の元旦那さんはこの手のタイプでした…。あの頃はわたしも若くて見る目がなかったのです。口座引き落とし、カード引き落としでスッキリ決済している人は金銭管理ができるタイプ。実際、現状の生活費を当月分として回せているのか、結婚前に把握しておきましょう。聞いたときに言葉を濁すのは、ちょっと怪しいサインです。モラハラ注意!趣味、嗜好の容認度お互い様ですが、ファッションや美容、娯楽に対する関心度など、趣味を尊重できないと生活を一緒にする中で不満が募ります。金銭的な制限はある程度必然かもしれませんが、ジャンルを問わずあなたの嗜好そのものを否定するタイプは、結婚後に趣味断ちを強要される可能性があります。日頃から「おいしい、キレイ、楽しい、面白い」などのプラスの情報提供に対し、「どこが」「つまらない」といった否定的なコメントを返すパートナーとは、そもそもの価値観の違いを感じます。ひどいと「そんなものに興味を示すなんて知性を疑う」だなんて、人格否定に近いモラハラ発言も飛び出すことがあるかもしれません。特別おかしな趣味でもないのに、やることなすことを否定する要素を持ったパートナーは、早めに行く末を見極めておきましょうね。うちはウチ、よそはヨソが通じない?結婚生活は、お互いの習慣や好みを調整しながら、ふたりの暮らし方を見出していきたいものです。どちらか一方が「ウチではこう育ってきたから」と、過去の生活習慣を貫き通そうとすると、間違いなく亀裂が生じます。文句を言わなくても、心にモヤがかかっていることでしょう。こうした我の強さは、パートナーの家族関係も関わってきます。いわゆる「義実家問題」です。新婚夫婦の生活にやたらと口を出してきたり、ものを押し付けてきたり、行事に強制参加させたり。義実家トラブルはパートナーに言い出しにくいため、我慢しすぎて疲れてしまうことがあります。また、パートナーに訴えても、そうした環境で育ったため、何が不満か伝わりにくく、協調できないほうが悪いと突っぱねられてしまうことも。こうなると、味方がいないので最悪の環境です。義実家の考えやパートナーの傾向は、交際中から義理家族との接触があるとわかりやすくなります。ご挨拶をしなければならない、ハードルの高さはありますが、本気で結婚を視野に入れているならばしっかりとチェックしておきましょう。パートナーの、母親との電話や行き来の頻度に不満はないか。義実家でのパートナーの振る舞いはどうか。とても大切なヒントが隠れています。義実家との距離感や習慣が結婚生活を丸呑みするケースもあるので、可能な限りパートナーが抱く家族像と実際の家族像を目で見て、肌で感じておいてくださいね。ライタープロフィールsakiたまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。
2017年06月05日恋には年齢や状況に応じた目的があります。人によっては結婚を前提にしていることもありますし、趣味や仕事を通じた充実を求めていることもあるでしょう。いずれにしても、何かを得たり感じたりすることが重要なのです。しかし場合によって、その恋がどちらかだけの都合によるものだったりして、付き合わされている方は時間的にも精神的にも無駄が多いことがあります。一緒に過ごす価値を見直そう要求に応じることが優しさだと思い込んでしまうタイプの人は、時に相手から都合の良い存在になったりします。そうならないためには、その恋が自分にとって、どんな意味を持つのか考えることです。まずは2人の将来でも精神的な満足でも良いでしょう。いずれにしても、時間をかけて一緒に過ごす価値を見直すことです。若い頃は特に時間は永遠にあるように感じますが、どの年代であっても人生にとっては一度しか過ごすことが出来ません。何年も無駄に過ごせば、その後の生き方にも影響を与えてしまいます。信頼できる人に巡り合うために恋愛において、完成された関係はありません。そんな恋愛は面白みもなく、つまらなく感じてしまうでしょう。しかし、本当に意味ある相手に巡り合うことができれば、互いに未熟でも助け合って成長していけます。時にはケンカもあるかもしれませんが、それでも相手の存在を思うことが出来るはずです。良い意味で緊張感があることは良いのですが、相手の要求に応じるだけの優しさは、自分が求めている恋ではありません。寂しさや孤独さから安易に無駄な恋を続けるのではなく、自分にとって欠かせない相手と過ごしましょう。そのためには自分から積極的になり、相手の人柄を注意深く観察します。その人が他人をどう扱うのか見れば、今は違っていてもいつかはその扱いも他人と似てくるはずです。この人と過ごすことに心の充実さがあるのか、振り返ることで未来を一緒に過ごす価値があるのかも判断が出来るようになります。
2017年04月06日冬の軽井沢を舞台に弦楽四重奏団を組んで共同生活を送る4人の男女が繰り広げる、大人のラブストーリー×ヒューマンサスペンスで話題のドラマ「カルテット」(火曜22時~)。松たか子さんと宮藤官九郎さんの夫婦のすれ違いを日常生活の中に織り交ぜ、静かに心が離れていく(松たか子さんの一方通行になる)状況が描かれた第6話が既婚女性の間で、「切ない!」「共感できる!」「恐ろしい!」と話題になっています。夫婦の価値観は合わないのが普通多くの夫婦が離婚の原因に挙げているのが「価値観の違い」です。しかし、どんなに愛し合った二人でも、価値観が同じなんてことは稀。少しずつ価値観のすり合わせが、夫婦にとって一番大切になってくるのです。例えば、作中で遠慮なく唐揚げにレモンをかける妻、しかし、夫は唐揚げにレモンをかけてほしくない派なのですが、夫はそれを伝えることが出来ない。好きな映画を楽しみたいのに、横でストーリーを聞こうする妻、そして最終的には眠ってしまう。夫が結婚する前、お気に入りの詩集をプレゼントしたのに、最終的にはその本が鍋敷き代わりにされていた。このように、日常のひとコマに描かれる夫婦の価値観のズレ。これ自体は決して珍しいものでありません。それまでの人生、別々に生きてきたので、違って当然なのです。しかし、そこですり合わせる作業をしなかった夫婦は、当然うまくいかなくなってきます。頑張りどころを間違えると夫婦はダメになるドラマの中で、「夫さん」こと宮藤官九郎さんは「いつまでの恋人のような夫婦でいたい」と言っていました。それに対して妻である松たか子さんは「結婚して家族になれた」と喜んでいました。人は「結婚」に対して理想を持ちます。そして、それは必ずしも夫婦間で一致しているとは限らないものです。いつまでも恋人のような関係を願う人もいれば、家族として大切にしたいと考える人もいるため、その理想を維持しようと頑張ってしまいます。言ってしまえば恋人への愛情と、家族への愛情。同じ愛でも形は全く違います。そのため、そこの価値観が異なるとどうしても頑張るポイントがズレてしまうのです。変えてほしい部分があっても、恋人になると言えなくなってしまうことってありますよね。嫌われないように言わない我慢、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。自分の理想より、ふたりの理想しかし、夫婦になると、言わなくても良い部分と長く続けるために言わなければいけない部分があります。自分が理想とする関係を維持するための我慢は、後で自分の首を絞める結果になります。夫婦と言うのは、ひとりでは成立しません。だからこそ、自分の理想でもなく相手の理想でもない、ふたりの理想を見つける必要があるのではないでしょうか。すれ違っても戻れる夫婦になるためにどんなにすれ違っても、元に戻れる夫婦になるために、どうしたら良いのでしょうか。それは、相手を知ることです。松たか子さんの演じる妻の場合「無理しないでいられる」ことへの喜びを愛に変えていました。ありのままの自分を大切にしてもらえると感じると、受け入れられた気持ちになります。それ自体は間違っていませんが、それに甘んじてはいけないのです。自然体でいられるのは、あくまでも自分自身だということを忘れてはいけません。そう、相手が無理をしてくれているからこそ成立している心地よさもあるということです。相手のことをしっかり見て、知ろうとすることは夫婦にとって、新しい関係を作り上げるためにとても大切なことではないでしょうか。「カルテット」最終章:人生は上り坂、下り坂、そして「まさか!」ドラマ「カルテット」もいよいよ最終章へ突入しました。最後の最後に明かされる秘密とは? 4人の関係はどうなる? と気になるポイント目白押しです。劇中に散りばめられた伏線とウィットに富んだ台詞を、また1話から見直すのも面白そうです。松たか子さん演じる真紀が口ずさむ謎の歌に秘められた「まさか」の真相も気になります。結婚式のスピーチによく聞くこのフレーズですが、よく言われるほどに夫婦関係では人生の3つの坂「上り坂」「下り坂」「まさか」が大きなキーポイントになりますね。すれ違いや「まさか」を乗り越えて、夫婦ふたりの理想の姿を見つけることができたら幸せですね。
2017年03月14日育った環境、周りの環境によって、人の価値観って違ってきて当然ですよね。ですが、大好きな彼とそれが大幅に違ってしまうと、お付き合いに支障が出てくるのも無理ありませるにはどうしたらいいのか、うまく関係をつくる心がけをお教えします!■1.会うのは時々にする価値観の違いは、一緒にいれば居るほど大きく感じるようになります。ですから、会う頻度を減らせば、大きな価値観の違いは感じにくくなります。また、会うのが久々であれば、お互いに思いやりを持った行動ができて、愛情もうまく育めるはず。価値観のズレが気にならないだけでなく、会えない期間で好きな気持ちを高めることができるので、一石二鳥です。うまくやるためには、お互いに居心地のいい距離をあえてとる、ということも必要なのかもしれません。■2.価値観の違いを楽しむ食べ物の趣味が合わない、お金の価値観が合わない、趣味嗜好が合わない、など違いの種類には色々あるでしょう。そのすべてを無理に合わせようとするから、些細なことにもイライラするようになってしまうのです。お互いの価値観をつぶしてまで合わせようとするのではなく、その違い自体を楽しむ工夫ができると心地よい関係を築くことができるでしょう。たとえば映画の趣味が違うのならば、映画を見終わったあとに感想を述べあって彼の新しい意見を発見したりすれば、楽しく過ごせますよね。価値観が違うということは、ふたりで2倍の考えを持てるということ。うまく活かせるとお互いを高め合えるでしょう。■3.お金や生活の価値観は埋めておこう長いスパンで彼と一緒にいることを考えるならば、お金の使い方や生活に関わる部分の価値観は埋めておかないと後になって確実に困ります。特に生活をするうえでの大切になってくる価値観は、何としても折り合いをつけておきたいものです。付き合いはじめから無理に価値観をあわせようとすると、楽しい恋愛期間が訓練のようになってしまいますから、長い付き合いの中で徐々に、さりげなく自分の価値観を伝えていきましょう。何か違いを感じたなら、「こうしてくれたら嬉しいな」など、彼の価値観に気を配りつつも、あなた自身の意見を伝えるような言い回しをすることが重要です。■4.全面的に彼を受け入れるのもアリ「恋愛は惚れたもんが負け!」という言葉があるように、好きなら主導権を握るのを諦めるのもひとつの手。彼のどんな価値観も、甘んじて受け入れることが解決につながるかもしれません。「我慢」と言うと一方的に強いられている感じがしますが、他人を変えるのは、時間と労力さらに気苦労も増えるもの。他人を変えるより、自分を変える方があなたにとって楽な場合もあるのです。無駄なケンカを増やすようなことはせず、彼に合わせてみるのもアリでしょう。■価値観が違うのは当然価値観がはじめから全く一緒!というカップルは稀でしょう。価値観が違うから得られることもあります。その違いも含め、可愛いなと思ってあげられればうまく付き合っていけるはずです!(odango/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月01日