満島ひかりと佐藤健がW主演する究極のラブストーリー「First Love 初恋」より、宇多田ヒカルの「初恋」が彩る特別映像の全貌が公開。豪華キャストが集う台本ナシのスペシャル対談の公開も決定した。宇多田ヒカルの「FirstLove」と「初恋」にインスパイアされ、90年代後半とゼロ年代、そして現在の3つの時代が交錯し、20年余りに渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどる一組の男女を描いた本作。配信開始から約1か月、日本の今日のシリーズTOP10で24日間連続1位を獲得し、話題に。作品と合わせて、楽曲もアジア各国・地域で話題、続々とチャートインしている「初恋」の特別映像ロングバージョンが公開となった。主人公・也英(満島さん)と晴道(佐藤さん)の運命の再会から、再びの“初恋”の軌跡がひとつひとつ丁寧に紡がれ、「初恋」の歌詞に沿って楽曲の世界観と作品の世界観がリンクし、涙なしでは観られない映像となっている。そして明日より、満島さんが役さながらにタクシードライバーに扮し、共演者を迎えたスペシャルトーク映像が、Netflix Japan公式YouTube上で公開。満島さんがホストを務め、車内に乗客として共演者を迎え入れ、台本なしのトークを展開。キャスト同士だからこそ語ることの出来る自然体なトーク、ここでしか聞くことのできない貴重な撮影裏話は必見。「The Taxi Talk」と題された本映像は、佐藤さんと小泉今日子を迎えたEpisode.1、木戸大聖と荒木飛羽を迎えたEpisode.2、八木莉可子とアオイヤマダを迎えたEpisode.3と、全3回構成となっている。「First Love 初恋」スペシャルコンテンツ「The Taxi Talk」は12月23日(金)正午Netflix Japan公式YouTubeにて公開。Netflixシリーズ「First Love 初恋」はNetflixにて独占配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年12月22日2023年1月に上演されるオフ・ブロードウェイ・ミュージカル『悪魔の毒毒モンスターREBORN』の記者会見風動画「悪魔の毒毒モンスター トンデモ記者会見!?」が公開された。本作は、1984年に公開されたアメリカのカルト・ムービー『悪魔の毒々モンスター』を、『メンフィス』でトニー賞を受賞したジョー・ディピエトロが脚本、ボン・ジョヴィのキーボード、デヴィッド・ブライアンが音楽を手がけ、2009年にオフ・ブロードウェイで上演された“ぶっ飛んだコメディミュージカル”。2020年に日本初演となる東京公演が上演されたものの、新型コロナウイルスの影響を受け、予定していた大阪公演は中止に。今回待望の再演となる。公開された動画は、「毒毒モンスター」の見どころや爆笑ポイントをキャストと演出の池田テツヒロ自ら紹介する動画のダイジェスト版。初演での手応えや、“REBORN”となる今作のパワーアップポイント、さらに主演・福田悠太(ふぉ~ゆ~)が演じるモンスターの姿を見ることができる。なおモンスターのマスクはまだ仮のマスクとのことだ。また、12月17日(土) 28時5分より放送の『イベ検』(関東ローカル)では、テレビ朝日の本間智恵アナウンサーが稽古場に潜入。独自の目線で作品の魅力をキャストたちにインタビューする模様がオンエアされる。悪魔の毒毒モンスター トンデモ記者会見!?<公演情報>『悪魔の毒毒モンスターREBORN』脚本:ジョー・ディピエトロ音楽:デヴィッド・ブライアン演出:池田テツヒロ翻訳・歌詞対訳:可児理華音楽監督:岡崎司振付:足立夏海/原田薫【出演】福田悠太(ふぉ~ゆ~)平野綾 林翔太 宮原浩暢(LE VELVETS)霧矢大夢【東京公演】2023年1月14日(土) ~22日(日) EX THEATER ROPPONGI(全12回)■アフタートークショー1月15日(日) 17:30公演(福田悠太・林翔太・宮原浩暢)1月19日(木) 13:00公演(福田悠太・霧矢大夢・平野綾)【大阪公演】2023年1月27日(金) ~29日(日) サンケイホールブリーゼ(全4回)■アフタートークショー1月27日(金) 18:30公演(福田悠太・霧矢大夢・宮原浩暢)【チケット料金】全席指定11,500円(税込)※未就学児入場不可チケット情報はこちら:<番組情報>テレビ朝日『イベ検』12月17日(土) 28:05~放送(関東ローカル)『悪魔の毒毒モンスターREBORN』稽古中の現場にテレビ朝日の本間智恵アナウンサーが潜入。キャストへのインタビューの模様をオンエア関連リンク公式サイト:公式Twitter:
2022年12月12日俳優の佐藤健と女優の満島ひかりがW主演を務めるNetflixシリーズ『First Love 初恋』の本編映像を使用した、宇多田ヒカルの「First Love」特別映像が9日、公開された。宇多田ヒカルが1999年にリリースした「First Love」とその19年後にリリースした「初恋」にインスパイアされ、誕生したNetflixシリーズ『First Love 初恋』。佐藤と満島をW主演に迎え、90年代後半からゼロ年代そして現在と、20年にわたる忘れられない“初恋”の記憶をたどる男女の物語を描いている。公開後、日本の「今日のシリーズTOP10」で12日間連続1位を記録。現在も連続1位を更新し続け、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)では先週に続きTOP10入りの第5位を獲得したほか世界11の国・地域で「 今日のシリーズTOP10」に入り、台湾では7日間1位獲得するなど国内外で注目を集めている。宇多田のデビュー日である9日に公開された特別映像は、若き日の主人公・也英(八木莉可子)と晴道(木戸大聖)を中心に描写。20余年にもわたる“初恋”のはじまりを映した淡いシーンに、宇多田の楽曲が響き渡っている。
2022年12月09日満島ひかりと佐藤健が主演を務める究極のラブストーリー「First Love 初恋」が、11月24日(木)本日「Netflix」にて配信開始。これを記念して、本編映像で構成された宇多田ヒカルの楽曲「First Love」「初恋」のスペシャルコラボ映像のショート版が先行公開された。1999年に発表され大ヒットした宇多田さんの珠玉の名曲「First Love」、その19年後に発表された「初恋」。この2つの楽曲にインスパイアされ、新しいストーリーを紡ぎ出す本作。今回公開された「First Love」の特別映像では、八木莉可子と木戸大聖が演じる若き日の也英と晴道の初恋のはじまりが垣間見え、初々しくて、甘酸っぱくもほろ苦い、あの頃の記憶が思い出されてしまいそうな映像となっている。そして、「初恋」の特別映像では、満島さんと佐藤さんが演じる、約20年の時を経て別々の道を歩むこととなった現在の2人の“大人の初恋”を映し出す。「First Love」で紡がれた、淡く煌めくような初恋の記憶たちがより切なさを引き立たせるかのように、胸が締め付けられるシーンの数々が登場する。なお、7インチアナログ盤「First Love/初恋」のリリースを記念したPOPUP企画が、タワーレコード渋谷店、タワーレコード梅田NU茶屋町店、HMV札幌ステラプレイスの3会場で12月8日(木)より開催。さらに、開催地ではDJイベントが再び開催されるほか、企画に合わせて全国5都市のソニーストアにて、試聴イベントが行われる。Netflixシリーズ「First Love 初恋」はNetflixにて独占配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年11月24日女優の満島ひかり、俳優の佐藤健らが21日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われたNetflixシリーズ『First Love 初恋』(11月24日配信開始)の配信記念プレミアイベントに登場した。宇多田ヒカルの名曲「First Love」「初恋」からインスパイアされた究極のラブストーリーを描く本作は、90年代後半とゼロ年代、そして現在の3つの時代が交錯し、 20年余りに渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどる男女の物語。CAを目指すも不慮の事故で運命に翻弄される野口也英を満島、航空自衛隊のパイロットになるも、現在は別の道を進む、一途でまっすぐな性格の並木晴道を佐藤が演じた。イベントではリムジンに乗ってキャストが登場。満島と佐藤が最初に姿を現すと会場から歓声が起こり、八木莉可子、木戸大聖、夏帆、中尾明慶、荒木飛羽、アオイヤマダ、向井理、小泉今日子、寒竹ゆり監督も続き、会場を華やかに彩った。その後、ステージにキャストと監督が登壇。満島は「胸を張っていろんな方に見ていただきたい作品です」と自信をのぞかせ、佐藤は「僕が思う見どころはアクションです。走ったりするのではなくて、監督から何回も『体温が2度くらい高い感じで』って言われていたんですけど、好きな人のことを考えているときに体内の細胞が暴れまわって体温が上がる、登場人物たちの細胞のアクションを注目して見ていただけたらと思います」と語った。
2022年11月21日配信開始が迫る満島ひかり×佐藤健W主演のNetflixシリーズ「First Love 初恋」より、本予告編とキーアートが公開された。本作は、宇多田ヒカルの楽曲「First Love」と「初恋」の2曲にインスパイアされた物語。90年代後半とゼロ年代、そして現在の3つの時代が交錯し、20年余りに渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどる男女の究極のラブストーリー。今回公開された映像は、満島さん演じる也英の「誰かが言った。人生はまるでジグソーパズルだと」というセリフからスタート。若き日の也英(八木莉可子)と晴道(木戸大聖)が織りなす初恋のはじまりの物語、そして也英と晴道(佐藤さん)の現在の2人を映し出す。映像では、約20年が過ぎて再会した2人だったが、也英からの「初めまして」という一言に、晴道が涙を流すシーンや、「もしもあなたに出逢わずにいたら、私はどんな今を生きているのだろう」というセリフが登場。運命の因果に翻弄されながら、もがき生きていく2人の姿が初恋の記憶を辿るように描かれている。そして合わせて公開されたキーアートは、第1弾、第2弾に続く美しい世界観の中で、也英と晴道の距離がまたさらに近づいた、目が離せない一枚となった。また明日からは、JR山手線をフルラッピングでジャックする「First Love 初恋」トレインがスタート。車内では、也英と晴道のビジュアルが埋め尽くし、映像モニターではこれまでに発表された本作の予告映像の放映など、車両全体が作品の世界観一色に染められる(11月16日から30日まで運行)。Netflixシリーズ「First Love 初恋」は11月24日(木)Netflixにて独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年11月15日満島ひかり×佐藤健W主演で贈る、宇多田ヒカルの楽曲にインスパイアされたNetflixシリーズ「First Love 初恋」より、佐藤さんが表現する“大人の初恋”10余年の月日を写した場面写真が公開された。90年代後半、ゼロ年代、現在と、3つの時代が交錯し、20年余りに渡る忘れられない初恋の記憶をたどる本作。佐藤さん演じる並木晴道は、航空自衛隊のパイロットを目指し夢を叶えたが、現在は自衛官を退官、セキュリティ会社で働いている。今回到着した場面写真では、セキュリティ会社の制服姿でうたた寝をするカットや、航空自衛隊の制服を身に纏った真剣な顔つきのカット。また、晴道の妹・優雨の結婚式で手話を交えながらスピーチをする姿や、雪景色の中で神妙な表情を浮かべる様子、満島さん演じる也英との急接近カットも公開。佐藤さんの自衛官としての所作は、現役航空自衛隊パイロットにも絶賛され、さらに繊細な手話の表現といった新たな挑戦も自分のものにしている。今作では、20代前半から30代までの年月を、時代に応じて演じ分けることが求められた佐藤さん。登場人物の心情の波と彼がそのときまで経験してきた人生を確認しながら、緻密で繊細な表現で見事に演じ上げた。Netflixシリーズ「First Love 初恋」は11月24日(木)Netflixにて独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年11月10日宇多田ヒカルの楽曲「First Love」「初恋」にインスパイアされ新しいストーリーを紡ぎ出す、満島ひかりと佐藤健をW主演に迎えたNetflixシリーズ「First Love 初恋」より、ティーザー予告とティーザーアートが公開された。今回の映像は、第1弾の予告映像の雰囲気とは打って変わり、主人公・也英と晴道が人生を変えてしまうような運命の出会いを果たす1998年からゼロ年代、そして現代までの20年余りのストーリーが、「Automatic」、「First Love」、「初恋」の3曲とともに紡がれる、“初恋”の記憶をたどる内容だ。またラストは、大人になった也英の「いつかくるその日に、また会いたい人は、誰か――」という印象的なセリフで締めくくられている。併せて公開されたティーザーアートは、第1弾ビジュアルと同じく、雪景色の中のカット。也英と晴道が寄り添い合い、イヤホンを共有しあう姿が写し出された。Netflixシリーズ「First Love 初恋」は11月24日(木)Netflixにて独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年10月30日満島ひかりと佐藤健共演の「First Love 初恋」、鬼才ティム・バートンが贈る「ウェンズデー」など新作シリーズをはじめ、ミリー・ボビー・ブラウン主演の『エノーラ・ホームズの事件簿2』、ジェイソン・モモア主演の『スランバーランド』など新作映画も勢ぞろい。韓国の人気WEB漫画のアニメ化「外見至上主義」や新ドラマ「ザ・ファビュラス」なども配信スタートする。「First Love 初恋」11月24日独占配信満島ひかり×佐藤健、そして宇多田ヒカルの楽曲という奇跡のタッグが紡ぎ出す究極のラブストーリー。3つの時代が交錯し、20年余年に渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどる一組の男女の物語。「ウェンズデー」11月23日独占配信鬼才ティム・バートンが贈る「アダムス・ファミリー」の長女“ウェンズデー”を主人公にした推理ミステリー。ティーンになり学生生活に奮闘するウェンズデー(ジェナ・オルテガ)に、一族にまつわる殺人事件が巻き起こる。「わが愛しのブロックバスター」11月3日独占配信注目の新シットコムシリーズ。アナログ人間のティミーが経営するレンタルビデオ店は、ついにアメリカ最後の1店に。愛する店を存続させることはできるのか?「ブルックリン・ナイン-ナイン」のメリッサ・フメーロと『アントマン&ワスプ』「ワンダヴィジョン」のランドール・パークが共演。「外見至上主義」12月8日配信開始グローバルで累計閲覧数87億回以上を記録している、韓国人気Webコミックがアニメ化!見た目重視の社会でのけ者にされてきた高校生パク・ヒョンソクは、ある日、もうひとつの超絶イケメンの体を手に入れる。もうひとりの“自分”を手に入れたヒョンソクは、昼はその姿で学校に通い、夜は元の姿でバイトに勤しむという、奇妙な二重生活を始めることになる。2つの視点から見えてくる人々、社会を通じて、ヒョンソクは多くのことを学んでいくが……?「ザ・ファビュラス」12月23日配信開始チェ・スビンとチェ・ミンホ(SHINee)ら共演のリアルロマンス。華やかで、し烈なファッション業界に生きる4人の若者が、エリートたちの傍らでそれぞれの夢を追っていく。「ザ・クラウン:シーズン5」11月9日独占配信人気シリーズがキャストを新たにシーズン5へ。対立を深めるダイアナとチャールズ、そして君主制をめぐる議論の高まり。エリザベス女王にとって最大の試練が待ち受ける。「サムバディ」11月18日独占配信キム・ヨングァン、カン・へリムら出演のスリラー。出会い系アプリを開発したソムは、自分のアプリを通じてユンホと出会うが、彼はとてつもない秘密を隠していた。『エノーラ・ホームズの事件簿2』11月4日独占配信ミリー・ボビー・ブラウン主演の人気ミステリー・アドベンチャーの続編。探偵となったエノーラ・ホームズだが依頼はない。ある日、ついに行方不明の少女を探してほしいという依頼が舞い込むが…。『スランバーランド』11月18日独占配信ジェイソン・モモア主演のファンタジー映画。最愛の父をなくした少女ニモ(マーロウ・バークリー)の前に現れたのは、どんな夢でも叶う"夢の国"へのヘンテコな案内人フリップだった――。「アラバマ州対ブリタニー・スミス -正当防衛法とは何か?-」11月10日独占配信ひどい暴行を受け、身を守るために加害者を射殺したアラバマ州の女性。正当防衛法をめぐる、ひとりの女性の過酷な闘いに迫るドキュメンタリー。【11月1日更新】11月4日に配信を予定しておりました「ザ・ファビュラス」「外見至上主義」は配信日が延期となりました【12月16日更新】「外見至上主義」は12月8日より配信中、「ザ・ファビュラス」は12月23日より配信開始されます(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年10月28日2023年1月、東京・大阪にて『悪魔の毒毒モンスターREBORN』が再演されることが決定した。本作は、1984年に公開され伝説となったアメリカのカルトムービー『悪魔の毒々モンスター』のミュージカル化作品。『メンフィス』でトニー賞を受賞したジョー・ディピエトロが脚本を書き、ボン・ジョヴィのキーボード、デヴィッド・ブライアンが音楽を手掛け、2009年にオフ・ブロードウェイでコメディミュージカルとして誕生した。日本では、池田テツヒロ演出、福田悠太(ふぉ~ゆ~)主演で2020年3月に東京で上演された。今回の公演も引き続き池田テツヒロが演出を担当。キャストは福田に加え林翔太、宮原浩暢(LE VELVETS)、霧矢大夢が同じ役で続投するほか、新たにヒロイン・サラ役に『モーツァルト!』『レ・ミゼラブル』などに出演し、確かな歌声で観客を魅了する平野綾が参加する。■福田悠太 コメント正義と思ってかかげているものは、もしかしたら誰かに植え付けられた偽物の正義の可能性はありませんか? 悪魔は悪い者というイメージはいつから持っていますか? 毒とは何にとっての毒ですか? あなたのイメージを壊せるチャンスがこの舞台にはあるのかも知れませんし、ないかも知れません。それは観てみないとわかりませんし、僕もやってみないとわかりません。『悪魔の毒毒モンスター REBORN』超ド級コメディミュージカル。どうかよろしくお願いします。ふぉ~ゆ~の福田悠太こと悪魔の毒毒モンスターより■平野綾 コメント今回の再演から初参加になります!とても緊張していますが、サラの圧倒的パワーに助けてもらいながら、少しでも早く作品やキャストの皆さんと馴染めるように頑張りたいです。バカバカしすぎて最早カッコイイ!と思ってしまうとんでもない展開しかないこの作品の中で「やっぱりこの子もとんでもなかったー!」と楽しんでいただける役作りができたらと思っております。一緒にたくさん笑って、2023年の良いスタートを切りましょう!■林翔太 コメント毒毒モンスターが帰ってきました!今回もまた出演させていただけることがとても光栄です。前回の公演は、残念ながら地方公演が中止になってしまいました。今回はそんな悔しい気持ちを晴らすかのように、前回以上に暴れまくりたいと思います!前回観た方も観ていない方も、絶対に楽しめる作品です!なんていったって座長が福ちゃんだから。是非お楽しみに!!!■宮原浩暢 コメントあの悪魔の毒毒モンスターが帰ってきます!初演を思い返すと、汗だくで劇場を走り回ったり、必死でいくつものキャラクターを演じたりと、大変だったはずなんですが……、本は面白いし楽曲はカッコいいしと、良い思い出しか浮かんできません。今回も5人のキャストで、前回以上に舞台上を暴れまわり、B級ホラーコメディならではの笑いとわくわくドキドキするエンターテイメントの舞台をお届けします!■霧矢大夢 コメントぶっ飛んだ登場人物、ストーリー、あのオフ・ブロードウェイ・ミュージカルが帰ってきます!!新型コロナウィルスがまだ未知の感染症だった2020年3月、東京公演はなんとか乗り切りましたが、大阪公演中止という事態になり、なんだか消化不良のままでした。出演者はたった5人でも、中身はボリュームたっぷり、楽しさたっぷり。2023年幕開けミュージカルは『悪魔の毒毒モンスター』で決まりです!!■演出:池田テツヒロ コメントコロナ禍のはじまりに、ひっそりと終わってしまった感のある、ミュージカル『悪魔の毒毒モンス ター』……ああ、せっかく傑作だったのに、とショボーンとしていたら、「ふざけんじゃねえっ!」とモンスターがヘドロの海からリボーン。スケールも笑いもノリも悪ノリも、すべてパワーアップした毒毒モンスターの世界にドボーンしに来ませんか?期待して貰って全然かまいません!劇場へカモーン!<公演情報>『悪魔の毒毒モンスターREBORN』脚本:ジョー・ディピエトロ音楽:デヴィッド・ブライアン演出:池田テツヒロ【出演】福田悠太(ふぉ~ゆ~)平野綾 / 林翔太 / 宮原浩暢(LE VELVETS)霧矢大夢●東京公演2023年1月14日(土)~22日(日) 全12回公演会場:EX THEATER ROPPONGI●大阪公演2023年1月27日(金)~29日(日) 全4回公演会場:サンケイホールブリーゼ【チケット料金】※東京・大阪公演共通11,500円(税込・全席指定)※未就学児入場不可■チケット一般発売2022年12月10日(土)10:00~問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(平日・土曜 11:00~18:00)公式サイト:公式Twitter:
2022年10月14日女優の満島ひかりと俳優の佐藤健がW主演を務めるNetflixシリーズ『First Love 初恋』が11月24日より全世界独占配信される。このたび場面写真7点が公開された。宇多田ヒカルの名曲「First Love」「初恋」からインスパイアされた究極のラブストーリーを描く本作は、90年代後半とゼロ年代、そして現在の3つの時代が交錯し、 20年余りに渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどる一組の男女の物語。CAを目指すも不慮の事故で運命に翻弄される野口也英を満島、航空自衛隊のパイロットになるも、現在は別の道を進む、一途でまっすぐな性格の並木晴道を佐藤が演じる。也英(満島)と晴道(佐藤)が互いに異なる方向を向きすれ違う様子や、笑みを浮かべる也英と、花束を手に物憂げな表情を浮かべる晴道の対比が気になるカットが写されており、ふたりが織りなす“初恋”の物語の行方に思わず思いを馳せてしまうような場面写真となっている。また本作において重要な役割を担う、八木莉可子と木戸大聖が演じる若き日の也英と晴道の“初恋”の始まりも捉えており、20余年の時を紡ぐ壮大な愛の物語にますます期待が膨らむ。さらに、光瞬く夜景の中で会話する也英と晴道や、ライラックの木の下で手紙を読む也英、雪景色の中抱擁する若き日の也英と晴道の姿を切り取った場面写真からは、寒竹ゆり監督が細部までこだわり抜いた色彩の映像美も垣間見ることができる。
2022年10月12日宇多田ヒカルの2つの楽曲にインスパイアされ、新しいストーリーを紡ぎ出す、満島ひかりと佐藤健がW主演する「First Love 初恋」より、場面写真が初公開された。本作は、90年代後半と、ゼロ年代、現在と3つの時代が交錯し、20年余りに渡る忘れられない初恋の記憶をたどる、一組の男女の物語。公開された場面写真では、CAを目指すも不慮の事故で運命に翻弄される、満島さん演じる也英と、航空自衛隊のパイロットになるも、也英とは別の道を歩む、佐藤さん演じる晴道が、異なる方向を向いてすれ違う場面、笑みを浮かべる也英と、反対に物憂げな表情を浮かべる晴道の姿も写し出され、ますますふたりが織りなす初恋の行方が気になる。また、光の中で会話する2人や、ライラックの木の下で手紙を読む也英。さらに、若き日の也英(八木莉可子)と晴道(木戸大聖)の初恋の始まり、雪の中で抱き合うシーンも。こだわりの色彩の映像美も垣間見える。Netflixシリーズ「First Love 初恋」は11月24日(木)よりNetflixにて独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年10月12日男性をドキッとさせるには、ときに計算することも必要になります。なにげない会話で、少し工夫をしてみませんか?今回は、男性をドキッとさせる「小悪魔な一言」を4つご紹介します。できることから試してみてくださいね!■ 「○○くんがいないとダメかも」「よく遊んでいた女友達から相談をされたときに、『あなたがいないとダメかも』って言われてドキッとしました。それって俺のこと好きってこと?ってずっとソワソワしてます(笑)」(27歳男性/メーカー)真剣な相談に乗ってもらったときには、「○○くんがいなきゃダメかも」と伝えるのが効果的なようです。ハードルが高いように感じる場合は、「こんな話○○くんにしかできない」や「本当に頼りにしてるよ」など特別感のある一言を伝えるのがポイント。ある程度の信頼関係がある状態だと、この言葉にさらに説得力が増すはずですよ。■ 「もし私たちが付き合ったら…」「女友達と電車で飲み会に向かってたときの、突然『もし私たちが付き合ったらビックリするかな?』って言ってきたんです!驚いて固まってたら、すかさず『なんてね~』って笑われたけど、普通にそこから意識してますね」(22歳男性/大学生)「もし」という仮定の話なら、冗談っぽく言いやすいかもしれませんね。しかし言われた側には効果抜群の言葉でもあるようです。突然仮定の話を持ちかけ、彼の心を揺さぶってみましょう。■ 「なんで好きってわかったの?」「友達と旅行したときにちょっと気になる子にお土産を買ったら、『なんでこれが好きってわかったの?』って言われてうれしかったです。相性がいいなって思いましたね」(25歳男性/広告)彼がなにかをしてくれたり、お誘いをされたときなどに、「なんでこれが好きってわかったの?」や「なんでそこ行きたいってわかったの?」などと聞くのは上級テク。この一言があるだけで、相性のよさを実感するという男性もいます。ただ喜ぶだけでなく、「彼がお見通し」であることを伝えてあげるのもいいかもしれませんね。■ 「○○くんがそう言うなら」「2人で遊びに行ったときとかに『なに食べる?』って話になるじゃないですか。俺は肉、彼女はピザがいいって言ってて意見がわかれたとき『○○くんが食べたいのにしよう』って言ってくれて。ただ『じゃあお肉にしよ』って言われるより尊重してくれた感があってうれしかったですね」(25歳男性/不動産)デートの行き先や食べるものを決めるとき、お互いの意見を出し合うこともあるでしょう。話し合ったりそのときの気分で決めたりするのもいいですが、「○○くんがいいって言うから」を、彼の気持ちを尊重する一言を伝えるのもいいかもしれません。ただ、何度も使いすぎると遠慮がちな子だと思われる可能性があるので、ここぞというタイミングを見計らうのがよさそうです。■ ちょっとの勇気を振り絞るだけ♡ささいな会話でも、一工夫するだけでドキッとさせられるかもしれません。まずは冗談っぽく言ってみて、いい感じになったら真剣な表情で伝えるなどギャップを演出するのも効果的。彼を意識させられるよう、できることから試してみてくださいね。(草薙つむぐ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年10月08日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年7月スタートのテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。孤独からやってきた男は、ひとときの喧噪の後、再び孤独な暮らしに戻っていった。誰かと笑い、食べて暮らす楽しさを経験した分だけ、失った悲しみは避けられないけれども、痛みをまるごと抱え込んで生きる姿は、前より美しく、強くなったように見えた。罪の概念が壊れた殺人犯に対峙したとき、「悪魔を殺せるのは悪魔だけだ」と言って、自分自身もその境界線に足を踏みこんだけれども、結局彼は悪魔にはなれなかった。大切な人を殺されたかもしれない怒りで、暴力的に殺人犯を裁くことも出来たのだろうけれども、その間際に友人が大声で知らせた大切な人は生きているという言葉が、彼を紙一重で悪魔にしなかった。悪魔にはならず、愛する人は消えて、スプーン一杯分の思い出と耳かきひと匙分の願いが残った。『初恋の悪魔』は、失った痛みと孤独をなぞり続ける物語だった。変わり者の刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)、うだつのあがらない警察署の総務課職員・馬淵悠日(仲野太賀)、皮肉屋の経理課職員・小鳥琉夏(柄本佑)、そして二重人格の生活安全課の刑事・摘木星砂(松岡茉優)。うまく組織にハマれない4人が、勝手な『捜査会議』をきっかけに、少年連続殺人事件の謎に巻き込まれるというサスペンス・コメディ『初恋の悪魔』(日本テレビ系土曜22時)。最終回、少年連続殺人の犯人は、警察署長・雪松鳴人(伊藤英明)の息子の弓弦(菅生新樹)だったことが明かされる。雪松は警察官として息子の殺人を隠蔽しつづけ、そのために殺人と二つの冤罪をおこしてしまったのだった。雪松が息子の罪を告白する最中にも、ひっきりなしに鳴る弓弦からのメッセージの乾いた着信音が何ともおぞましい。まるで幼子のように、弓弦は父親に「どうしたらいいの」「まだ?」「早くきて」と短文で懇願し続ける。父親としての愛情ゆえにそれを無視できず、絶望する雪松に鈴之介がかけた「終わりませんよ。あなたが死刑になっても、そのメールは届きますよ。ずっと続くんですよ」という淡々とした言葉に慄然とさせられる。それを信じる人々にとって、何もかもを解決する親の愛のように解決と意思決定は序列の上から降りてくる。そこに疑いも間違いも、罪悪感も存在しない。そして枠組みから外れている人々への無関心が、錆になって思考を止めてしまう。理由など考えないまま、少年は最初に万能たる父親に指示された通りに、繰り返し殺した相手の靴を脱がせて捨てる。盲信と無関心は弱い人々を押しつぶし、大きな問題を先送りにして、いずれ手遅れにする。それはこの物語を終始貫いていた警告だったと思う。極上のエンターテインメントの中で深く静かにその描写を繰り返し、見ている私たちに訴えかけたその根気に、惜しみない賞賛を贈りたい。こうして事件はほろ苦く解決し、鈴之介と悠日の間で二つの人格を行き来していた星砂は刑事の星砂に戻る。解決後しばらく悠日と星砂は鈴之介の家に居候しているがおそらく悠日と星砂は蛇の星砂を失った鈴之介の喪失感を、鈴之介は事件が引き起こした暴力や兄の死で傷ついた2人を思いやって共に生活しているのだろうけれども、傷がある程度癒えたであろうタイミングで鈴之介は2人を突き放し、2人もまた踏ん切りをつけて鈴之介の家を出ていく。居候中は、食事は出されるまま、終日パジャマ、靴下は脱ぎっぱなしという緩さがリアルで可笑しい。テレビドラマ『カルテット』(TBS系)でも真紀の失踪した夫が脱ぎ散らした靴下が繰り返し描かれるが、坂元作品の中で脱ぎ散らした靴下は家庭のくつろぎや人の体温、気配を表象しているのかもしれない。切ないし寂しく見えるけれども、それは互いを思いやりながらも、依存はしない『風通しのいい』関係の当然の帰結なのだと思う。1人で淡々と暮らす日々の夜、鈴之介は最後に蛇の星砂と出会う。「これが最後になるから会いに来ました」と語る蛇の星砂は、鈴之介の夢だったのか、それとも星砂は本当に来たのか。解釈は見た人それぞれだと思うけれども、個人的には本当に星砂はやってきたのだと思いたい。自転車が倒れる音で振り向いて、そのまま小走りに駆けていく姿は蛇のほうの星砂に見えた。彼女は最後の時間でリサ(満島ひかり)に会い、そのあと本当の最後として鈴之介のところにやってきたのだと思いたい。大型犬に吠えられること、共同生活の朝はトイレが混んで困ること。日常の他愛もないこと、楽しいこと、愛しいことを語り合って言葉で残し、彼女は去った。言葉にすることは、流れゆく膨大な感情を切り取って残すことだ。死んだ兄に携帯越しに語りかけた悠日の言葉も、刑事の星砂が悠日に書いた手紙も、リサが刑事の星砂を通して蛇の星砂に語りかけた言葉も、誰しも別れ、何かを失う人生を生きていくための、小さな縁(よすが)だ。1人、2人の友人であっても、価値観を共にできる誰かがいれば、孤独の悪魔からは逃げられる。でも、そんな誰かが今はいなくても、慈しまれた記憶と言葉がスプーンひと匙あれば、きっと人は悪魔にならないでいられる。そして耳かきひと匙分の希望を抱いて、その時が来れば誰しもが誰かの『思い出のひと匙』になれるのだと思う。偏屈だが、常に切なさが全身に詰まった鈴之介を演じた林遣都、穏和だけれども情熱を秘めた包容力のある悠日を演じた仲野太賀、二つの人格をシームレスに往来する難役を2人分以上に魅力的に演じた松岡茉優、弱く見えるけれどもしなやかで、息詰まる展開の癒しになった小鳥琉夏を演じた柄本佑。メインの4人もバイプレーヤーもゲストも、終始『この人でなければできない』に満ちていて、素晴らしい見ごたえだった。今のご時世、これだけの複雑さを提示して、集中力を保って見なければ追えないドラマは、決して多数派のものではないのだろう。また、この稀代の名脚本家にとって、今のテレビドラマは媒体として制約が多すぎるのではないかと杞憂めいた思いもある。それでも、誰かの孤独な夜に、泣きたくても傍らに誰もいないようなその時に、この人の紡ぐ言葉が福音のように届くその可能性があるとしたら、やはりテレビドラマなのだろうと思う。この次に脚本家・坂元裕二が私たちにどんな未知の世界を切り開いて見せてくれるのか、もちろんそれも待ち遠しいけれども、今はもう少しこの『初恋の悪魔』の美しい余韻に浸っていたいと思う。人生の一里塚のような素晴らしい作品を、本当にありがとうございました。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年09月27日林遣都、仲野太賀、松岡茉優、柄本佑が共演した「初恋の悪魔」最終話が9月24日放送。鈴之介と“ヘビ女”星砂の最後の別れのシーンに「夢だったってことだよね??」「あれは夢じゃないよ」「どっちでも素敵だなあ」など様々な反応が寄せられている。林遣都演じる鹿浜鈴之介。仲野太賀演じる馬淵悠日。松岡茉優演じる摘木星砂。柄本佑演じる小鳥琉夏を中心に、森園真澄役の安田顕。雪松鳴人役の伊藤英明。雪松の息子・弓弦役の菅生新樹。淡野リサ役の満島ひかりらも共演した本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。雪松のもとに鈴之介と悠日は小鳥からの着信履歴に気付き折り返すが、一向につながらない。嫌な予感がした2人はすぐさま鈴之介宅に引き返す。到着した2人は玄関先に散らばる血痕を見つけ固まるが、そのときドアが開いて、おにぎりを頬張った弓弦が現れる。その頃弓弦から「またやっちゃったんで、お願い」とメッセージを受け取った雪松も鈴之介宅に向かっていた。鈴之介に嘘を見抜かれた弓弦は部屋に立てこもり、そこに現れた雪松は弓弦が少年たちを殺したことを認め、自分が罪を被ると言うが、鈴之介は拒否し、弓弦を逮捕する…というのが最終回のストーリー。星砂、森園、小鳥ともに無事回復するが、意識が戻った星砂は“スカジャン”星砂だった。それから1か月、連続殺人事件の真相が判明したことでリサも釈放される。迎えに現れた星砂が“別人”だと気づくリサだが、喫茶店でナポリタンを食べるうちに2人は打ち解けていく…。“スカジャン”星砂に「目を、つむってもらってもいいかな?聴いてないふりして、2人きりにしてもらってもいいかな」と頼むリサ。そして「ただいま、星砂…ありがとうね、待っててくれて。私もさ、あんたに会いたかったよ」と頬を触り、涙を浮かべながら「これからはさ、ずっと一緒だよ…また夜お散歩して帰ろうな。遠回りして帰ろうな」と“ヘビ女”星砂への想いを伝える…。そんなリサに「リサと星砂がごはん食べるシーン、それだけで泣けた」「喫茶店のリサの表情とか、一生忘れない」「目を瞑って、傍らで聞いててと違う星砂に話しかけるなんて素敵」「満島ひかりの呼びかけが夢のように美しいシーン」などの声が送られる。その後、鈴之介宅に居候していた悠日と星砂が引っ越していく。再び1人になった鈴之介は自宅のミニチュアを作り、その中に鈴之介と悠日、星砂、小鳥らのフィギュアを配する…。そのまま眠りに落ちた鈴之介だが深夜に目覚め、何かの気配に気づき外に出ると、そこには“ヘビ女”星砂が。“ヘビ女”星砂は今日で会えるのが最後かもしれないから、別れを言いに来たと切り出し「鈴之介さん、あなたに会えてよかったです。あなたの事好きになりました」と“告白”。両手を顔を覆って号泣する鈴之介に「あなたはとても素敵な人です。これからもあなたのことを思ってます」と続ける…。翌朝、深夜に目覚めた時と同じようにテーブルの上で眠っていた鈴之介のもとに、悠日、星砂、小鳥が押しかけてきて“捜査会議”を始めると言い出す。混乱していた鈴之介だが、野球場の模型と事件の概要を聞くと、以前のように「マーヤのヴェールを剥ぎ取る」と、再び4人で推理を始める…というラストだった。「鈴之介、あんな手で顔覆って、指の間から涙が溢れるくらい泣くなんて、切なすぎ」「そんな泣き方せんといてーー!!!!!」「鈴ちゃんより私が泣いてる、当事者でもないのに」など、号泣する鈴之介に共感した多くの視聴者からの投稿がSNSに殺到。また“ヘビ女”星砂が鈴之介のもとを訪ねた際と、翌朝目覚めた鈴之介が同じ姿勢、服装であることから、2人の別れのシーンに「やっぱり会えたのは夢だったってことだよね??」「最後のはもしかしたら鹿浜さんの切ない夢だったのかもしれないなぁ…」「最後は夢オチだったのか 本当だったのか…」「誰がなんと言おうとあれは夢じゃないよ」「どっちでも素敵だなあと思わせてくれてとても綺麗だった」など様々な反応も寄せられている。(笠緒)
2022年09月25日キル フェ ボン(Qu’il fait bon)は、特選タルトにも使用されている「白イチゴ“初恋の香り”」を使用したフルーツブランデー、オー・ド・ヴィ「WHITE STRAWBERRY Finest Candy Bouquet White Jewel」を2022年10月1日(土)にグランメゾン銀座店・グランフロント大阪店などにて発売する。“白イチゴ”香るフルーツブランデー、「mitosaya」とコラボ新作フルーツブランデーのオー・ド・ヴィ「WHITE STRAWBERRY Finest Candy Bouquet White Jewel」は、キル フェ ボンと「mitosaya 薬草園蒸留所」とのコラボレーションによるスペシャルな1品。季節や旬に合わせた原料を使用した「mitosaya」の蒸留酒は、素材の風味を生かした香りや味わいが魅力。発売と同時に即完売になるほどの人気を集めている。白イチゴを丁寧に発酵、フレッシュさを残して蒸留オー・ド・ヴィ「WHITE STRAWBERRY Finest Candy Bouquet White Jewel」の主役となるのは、キャンディのように甘い香り、穏やかな甘味、酸味が特徴の「白イチゴ“初恋の香り”」。摘みたての白イチゴのへたを丁寧に取り、粗く潰して発酵させ、発酵が落ち着いた2週間後にフレッシュさを残したまま蒸留した。白イチゴの香りを引き出すため、じっくりとライススピリッツに漬け込んだ後に蒸留したパートとブレンド。より一層白イチゴの風味が際立つ仕上がりとなっている。グラスに注ぎ、ダイレクトに白イチゴの風味を味わうのはもちろん、デザートに加えて豊かな香りを楽しむのもおすすめだ。【詳細】オー・ド・ヴィ「WHITE STRAWBERRY Finest Candy Bouquet White Jewel」発売日:2022年10月1日(土)販売店舗:キル フェ ボン(グランメゾン銀座・グランフロント大阪店)/ キル フェ ボン公式WEBストア※WEBストアでは、10月中旬ごろ販売予定 ※数量限定のため、無くなり次第終了価格:100ml / 2,420円、500ml / 10,120円※購入数の制限あり(100mlは2点まで、500mlは1点まで)※WEBストアでは、100mlのみの販売
2022年09月23日満島ひかりと佐藤健がW主演、宇多田ヒカルの楽曲にインスパイアされた新しいストーリーを紡ぎ出す、Netflixシリーズ「First Love 初恋」からスーパーティーザーアートが初解禁となった。1999年に発表され大ヒットした宇多田ヒカルの「First Love」、その19年後に発表された「初恋」にインスパイアされた本作。90年代後半と、ゼロ年代、そして現在の3つの時代が交錯し、20年余りに渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどる1組の男女の物語を描く。「First Love」「初恋」満島さんが演じるのは、フライトアテンドを目指すも不慮の事故で運命に翻弄される野口也英。佐藤さんは、航空自衛隊のパイロットになるも現在は別の道を進む並木晴道を演じる。解禁されたスーパーティーザーアートでは、佐藤さん演じる晴道が満島さん演じる也英をおんぶし、幸せそうに笑い合う印象的なカット。一面の雪景色と相まって、全体的にブルーで統一された世界観は温かくもどこか儚げな雰囲気を感じさせる1枚となっている。また、9月25日(日)に開催されるNetflix最大のグローバルファンイベント「TUDUM Japan」にて、本作初公開となるスーパーティーザー映像も解禁予定となっている。さらに本作の配信にあわせ、宇多田さんにとってデビュー24周年となる記念日(12月9日)にドルビーアトモス版「First Love(2022 Mix)」「初恋」の配信、ならびに「初恋(2022 Remastering)」の配信、そして「First Love(2022 Mix)」と「初恋(2022 Remastering)」の2曲を収録した7インチアナログ盤「First Love/初恋」の限定発売が決定。宇多田さんにとってドルビーアトモス配信、および7インチアナログ盤を発売するのは初のこととなる。Netflixシリーズ「First Love初恋」は11月24日(木)よりNetflixにて全世界独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年09月23日ついにテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)が最終話を迎えます。雪松(伊藤英明)の息子・弓弦(菅生新樹)から星砂(松岡茉優)をかばい、背中にハサミを刺されて倒れる森園(安田顕)の姿が映し出されて終わった第9話。連続殺人事件の犯人が雪松であると確信を持たせる展開だったものの、弓弦が事件にどう関わっているのか、最終話まで謎は続きます。『初恋の悪魔』最終話あらすじ父親・雪松(伊藤英明)の犯罪を告発した弓弦(菅生新樹)を鈴之介(林遣都)宅に保護し、雪松のもとへ向かう鈴之介と悠日(仲野太賀)、そしてその留守を預かる星砂(松岡茉優)と琉夏(柄本佑)。途中、鈴之介と悠日は琉夏からの着信履歴に気付き折り返す。しかし一向につながらない。嫌な予感がした2人は、すぐさま鈴之介宅に引き返す。到着した2人は玄関先に散らばる血痕を見つけ固まる。そのとき、ドアが開き、中にはおにぎりを頬張る弓弦が一人待ち受けていた。『驚愕の結末』という文字が緊張感をあおる最終話の予告編。『初恋の悪魔』最終話は、2022年9月23日放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年09月22日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年7月スタートのテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。「君は知っているか。この世には知らない方が良かったことがある」鈴之介(林遣都)と悠日(仲野太賀)の最初の出会いのとき、鈴之介はそう言った。恋は(とりわけ失恋は)分かりやすく、その最たるものだ。世の中には頑張っても尽くしてもわめいても報われないことが存在すると身にしみたとき、人は確かに世の中の見方が変わる。そして、親であったり先輩や上司であったり、自分が盲目的に崇拝する相手が実は凡庸な人物であると、何かのきっかけで見抜いてしまうこと。凡庸ならまだいいけれども、社会的・倫理的に悪いところを見抜いてしまうことさえあって、それもまた人にとっては人生の境界線だと思う。でも『知らない方が良かったこと』という表現には、結局のところ人はそれを知って、それでも人生は続くというニュアンスがあらかじめ含まれている。『知らないほうがよかった』の後にあるのは、どんな人生だろうか。最終話まであと1話、『初恋の悪魔』(日本テレビ土曜22時)の9話を見ながら考えずにはいられなかった。優秀だが変人の刑事・鹿浜鈴之介、お人好しの元総務課職員・馬淵悠日、二重人格に揺れる生活安全課の刑事・摘木星砂(松岡茉優)、そして図らずも三角関係になってしまった3人を繋ぐ経理課職員・小鳥琉夏(柄本佑)。警察組織の主流に乗れない4人は、勝手に自己流の『自宅捜査会議』を繰り返すうちに、5年前から続く少年連続殺人事件に巻き込まれてしまう。かつての依頼人の冤罪を確信して事件の調査を続けている元弁護士で、現在は作家の森園(安田顕)を加え、面々は連続殺人犯として警察署の署長である雪松鳴人(伊藤英明)への疑念を深めていく。思えば、第1話の事件(病院内の不審死)の被害者は十代の少年たち。第2話の事件(団地内の空白の殺人)は兄と弟のすれ違い。第3話の事件(万引きの未遂)は、内部の偽証。第4話の事件(世界英雄協会と名乗る動画)は、公権力を介さない私的な制裁。『自宅捜査会議』を行っていた前半のエピソードは、5~9話までの少年連続殺人事件にループするように繋がっている。前半と後半を貫いているのは、効率重視で拙速に結論を出そうとする多数派の流れが、ともすれば問題の根源を見逃し、更なる悪を蔓延させるという警告である。連続殺人の犯人だという確証を掴むために雪松を尾行する悠日と琉夏は、雪松の息子の弓弦が古い靴を廃棄しようとする現場を抑え、それがきっかけで連続殺人事件の真相を聞くことになる。息子の雪松弓弦を演じる菅生新樹(すごう・あらき)は、今や日本のエンタメを代表する俳優の1人である菅田将暉の実弟とのこと、確かに遠目には兄の面影を彷彿とさせるものがある。父の犯罪に巻き込まれた息子の悲痛さから一転して、おにぎりを口にしながら刃物を振るい、襲撃者に転じるさまは、見ていて恐怖で肌が粟立つようだった。『あの』菅田将暉の弟であるというあおりを、最大限に逆手に取った鮮烈な地上波作品デビューである。その大胆さ、覚悟。これからのキャリアが楽しみだ。それにしても、これが最初の頃の鈴之介ならば、ひとり猟奇犯罪の本を読み漁って、エキセントリックに研ぎ澄まされていた鈴之介なら、家族の犯罪を告発しているということを差し引いても、刃物のある部屋に事件がらみの青年を一人で放置したりしないのではないかと思ってしまう(5話で描かれたが、そもそも鈴之介の自宅には地下室もある)。おそらく星砂への想いと惑乱が、一連の事件の中でその判断の切れ味を狂わせたのだと思う。友人を得て、恋をして、それがきっかけで友人との関係が互いに微妙なものになり、もがくうちに彼らは最初に持っていた「マーヤーのヴェールを剥ぎ取る」ための第三の目を曇らせてしまう。そして、毛布を与え、温かな善意で差し出したおにぎりが、底知れぬ害意の呼び水になってしまう展開は、人の善を前提とする繋がりが、その居心地の良さで悪も同様に培養してしまう現実を反映しているようでやるせない。それでも、禁断の実の林檎を口にすることが無垢の喪失で、苦しみの始まりなら、せめて大切な人と上手に剥いて分かち合い、その記憶とともに生きて死にたい。その優しさが時に悪を引き入れる可能性があるとしても、居場所のない絶望する誰かのために、優しくてでたらめなお伽話を口にして、風の吹く夜を遠回りをして歩きたい。物語の最後に、私たちは何を見つけるだろうか。優しきマイノリティの4人それぞれに、風の吹く日が来てくれるといいなと願う。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年09月20日少しのワガママやたまに出る生意気な言動は、魅力的な小悪魔っぷりと言えます。でも、あまりにも意識しすぎた駆け引きは、男性を困らせてしまうかも。そこで今回は、男性が引いてしまう「小悪魔な言動」をご紹介します。■ ズボラなだけ小悪魔な女性の最大の魅力は、甘えるのが上手で、隙があることです。小悪魔な女性は、男性が入り込みやすい隙を見せるのがうまいもの。けれどそれは、「ズボラ」とはちょっと違います。スケジュール管理が苦手、時間にルーズ、化粧が適当……というのは、単にだらしないだけ。小悪魔女性の作る隙は、あえて自立した面を見せず、男性がとっつきやすい振る舞いを見せることです。男性が思わず手を貸したくなり、デートに誘いやすい雰囲気を漂わせているのが、真の小悪魔的魅力だと言えるでしょう。■ 依存する本当の小悪魔な女性は、適度に甘えてちょうど良いおねだりができます。男性が実現可能なお願いしかしませんし、基本的に精神的に重く頼ることはしません。しかし、「一人では決められないから、決めてくれない?」と全部丸投げしたり、不安にさせるだけの言葉で男性を繋ぎとめたりするのは、依存と受け取られてしまいがち。小悪魔を気取って甘えるなら、ちょっとしたプレゼントなど、物質的なものに限定するのが良いでしょう。精神的にすがるようでは、男性は離れていくはずです。■ バランスのおかしいツンデレ男性の「付き合ってる人いるの?」「日曜はなにしてるの?」という質問に、「なんでそんなこと知りたいの?」と、質問で返す女性がいます。聞かれる内容にもよりますが、あまりに聞き返す回数が多いと、男性は質問をすることすらやめてしまうかも。関わってほしくないんだなと感じて、距離を置くようになるのだとか。「ツン」は「デレ」があってこそ生きるんですね。寂しさや心細さ、甘えを適度に見せないと、男性はやっぱりイラッとしてしまうでしょう。■ 魅力的な小悪魔女子になんでも言うとおりにする女性は物足りなく、まったく思い通りにならない女性も手が出ないと思います。だから、手が届きそうで自分のものにはならず、手強そうに見えて意外とコントロールしやすい……という女性が魅力的だと好かれるのです。男性のストライクゾーンを狙っていくのが良いでしょう。(沙木貴咲/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年09月20日「初恋の悪魔」第9話が9月17日放送。雪松の息子・弓弦に語りかける星砂が話す内容と口調に「口調が混ざってるよね」「2つの人格が混ざり合ってきたみたい」「星砂の人格は1つになりはじめてるかも?」などの指摘が続出している。鹿浜鈴之介を林遣都が、馬淵悠日を仲野太賀が、摘木星砂を松岡茉優が、小鳥琉夏を柄本佑が演じる本作。共演には森園真澄に安田顕。雪松鳴人に伊藤英明。雪松の息子・弓弦に菅生新樹。淡野リサに満島ひかり。馬淵朝陽に毎熊克哉。服部渚役の佐久間由衣といった顔ぶれが揃った。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。悠日と琉夏が雪松を調べ始める。2人が雪松の家の前で張り込んでいると息子の弓弦がコンビニに行くと外出。小鳥は弓弦に疑いの目を向ける。一方、鈴之介、星砂、森園も手分けして捜査を進める。鈴之介は3年前に朝陽が転落死したホテルへ向かい、聞き込みをしていると事件当日のことを覚えているという従業員が見つかる。その従業員は事件の前に雪松が屋上に来ていたことを証言。森園は3人の被害者の家族を訪ね、殺された3人の少年がかつて同じアウトドアクラブに所属していたことを突き止める。3つの事件が連続殺人で、雪松がその真犯人だと確信する鈴之介と森園だが、雪松を早く告発したい森園は、彼が少年たちを殺した動機や理由は後からでいいと主張。それに対し鈴之介は、それでは雪松がリサにしたことと同じになると意見が衝突する。その頃、悠日と琉夏は弓弦が被害者のスニーカーを捨てようとしているところを確保。すると弓弦は「父が望月君たちを殺しました」と雪松が連続殺人犯だと証言。その後森園も雪松を問い詰め「私が3人の子どもたちを殺害しました」と雪松に“自供”させる。弓弦を鈴之介の自宅に匿い、鈴之介と悠日は雪松を逮捕するため家を出る。残った琉夏もレンタカーを移動させるために家を空け、星砂は弓弦がいる部屋に食事を持っていくが、そこで弓弦の腕に傷跡があるのを見て、彼が“真犯人”だと気づくのだが、逆に襲われてしまう…というのが今回のストーリー。襲われる直前、弓弦に対して語りかける星砂が口にした「こないだ、ある人から言われたの。根拠のない大丈夫は優しさでできてるんですって」という言葉に「悠日の家でカーテンをつけていて、ちょうど星砂の人格が入れ替わるタイミングで悠日が言った言葉だった。だからどちらの人格も覚えてても不思議では無いけど気になる」「星砂が覚えてたのは、カーテン付け替えてて入れ替わる時に悠日が話していた言葉。入れ替わる直前は、どっちの星砂の記憶にも残るのか?」といったコメントが。また、この時の星砂の口調にも「ラストは星砂さんの口調だった」「ヘビとトラの星砂の口調が混ざってるよね。語尾が」「いつから「家出星砂」から「警察星砂」に変わってた?」などの指摘が。SNSでは「星砂の人格は1つになりはじめてるかも?」「二人がなんか融合してきてるの??勘違いかな」「なんか2つの人格が混ざり合ってきたみたいだった……」という声も多数寄せられている。【最終回あらすじ】雪松のもとへ向かう鈴之介と悠日は琉夏からの着信履歴に気付き折り返すが、一向につながらない。嫌な予感がした2人はすぐさま鈴之介宅に引き返す。到着した2人は玄関先に散らばる血痕を見つけ固まる。そのときドアが開き、中にはおにぎりを頬張る弓弦が一人待ち受けていた…。「初恋の悪魔」は毎週土曜22:00~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月18日謎が謎を呼ぶ、テレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)もいよいよ最終回目前。2022年9月17日放送の第9話では、連続殺人事件の犯人が雪松(伊藤英明)であることを確信した鈴之介(林遣都)たちが、ついに動き出します。『初恋の悪魔』第9話あらすじ独自に雪松(伊藤英明)の周辺を調べ始めた、悠日(仲野太賀)と琉夏(柄本佑)。一方、鈴之介、森園、星砂(松岡茉優)は、手分けして捜査を進め、鈴之介は、3年前に朝陽(毎熊克哉)が転落死したホテルへ向かいます。悠日(仲野太賀)と琉夏(柄本佑)は、独自に雪松の周辺を調べ始める。2人が雪松を尾行し家の前で張り込んでいると、帰宅する雪松とちょうど出かける息子・弓弦(菅生新樹)の会話が聞こえてくる。ふたりの様子はごく普通の家庭に見える。事件は家族には関係ないと主張する悠日に対して、琉夏は息子に疑いの目を向ける。鈴之介、星砂、森園は、手分けして捜査を進める。鈴之介は、3年前に朝陽(毎熊克哉)が転落死したホテルへ向かった。鈴之介が聞き込みをしていると、事件当日のことを覚えているという従業員が見つかる。森園は3人の被害者の家族を訪ね、3人の被害者にある共通点を見つける。3つの事件が連続殺人であり、雪松がその真犯人と確信する鈴之介と森園。森園は雪松の告発を急ぐべきだ、動機や理由はあとからでいいと主張するが、鈴之介はそれでは雪松署長が淡野リサにしたことと同じになる、とぶつかってしまう。業を煮やした森園はその場を飛び出してしまう。一方、雪松の家の張り込みを続けていた悠日と琉夏は、家を出る弓弦を尾行し、弓弦のある行動を目撃する…![文・構成/grape編集部]
2022年09月16日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年7月スタートのテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。仕事絡みの知人が亡くなって通夜に行く。ご親族に挨拶をするけれども、その人について語れる思い出は多くないから、少し居心地が悪い。外に出て会葬のお礼状を読み、こんな人だったのかと驚く。書かれた趣味や家族への愛情は職場で見た印象とは随分違う。人ってやっぱり複雑なものだなと思う。スマホの手がかりから兄・馬淵朝陽(毎熊克哉)の意外な生前の姿を追っていく悠日(仲野太賀)の姿を見ていて、ふとそんな自分の最近のほろ苦い思いが浮かんでくる。悠日がスマートなエリートだと思っていた兄・朝陽は、『七転び八起き』という言葉を必死で抱きしめて生きていた。弱さも悩みも、悠日の知っている朝陽とは違っていた。脚本家・坂元裕二の紡ぐ言葉はフィクションの中からするっと這い出してきて、見ている私たちの人生に忍び込んでくる。一度箱に詰めた過去の感情が、軽妙なセリフや磨き抜かれた言葉が鍵になって不意に開く。最終章が始まる第8話は、そんな坂元脚本の醍醐味が詰まった回だった。凶悪事件マニアで変人の刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)、兄の不審死を調べた結果、上司に疎まれ退職に追い込まれた総務課職員の悠日、生活安全課の刑事だが、二重人格でその不審死の真相の鍵を握る摘木星砂(松岡茉優)、警察署にいながら警察組織が嫌いな経理課の小鳥琉夏(柄本佑)。上下関係の堅固な組織の中にありながら、そこに馴染めないまま生きている4人が連続殺人事件の謎を追う『初恋の悪魔』(日本テレビ土曜22時)。刑事の星砂は悠日と、もう一人の人格の星砂は鈴之介と、それぞれに惹かれあっているため、3人は奇妙な三角関係になっていて、小鳥が飄々と立ち回って4人が空中分解しないように絶妙にバランスを取っている。坂元脚本といえば、テレビドラマ『カルテット』(2017年 TBS系)の3話の名セリフ「泣きながらご飯食べたことある人は生きていけます」が有名(今回、そのシーンと同じ定食屋らしき店が登場していた)だが、今作でも食事の場面は印象的で8話はとりわけそれが際立っていた。冒頭、鈴之介はいちごとマスカットのショートケーキを一つずつ買って帰り、まず星砂にどちらか好きな方を選んで食べてほしいと思っている(残った方を自分が食べるという目論見で、そんな無垢な浮かれ方が鹿浜鈴之介というキャラクターの何ともいえない魅力である)。「同じケーキを二つ買う」でも十分愛情表現として良いと思うが、あなたが楽しそうに選ぶ表情が見たいという高揚が恋の純度だと思う。結果として星砂も同じ二種類のケーキを買っていて鈴之介に選んでほしいと待っていたというオチで、キスよりもハグよりも、恋としてより深いものを示唆する描写はさすがである。この時、鈴之介がもう1人の星砂に対して、この先離れていても会えなくても、どこかで生きてほしいと願う言葉が切なくて印象深い。もう一つ、印象的なシーンは、星砂が悠日から渡されたカレーを食べる場面だった。鈴之介と惹かれあうもう1人の星砂がレンジで温めておいたカレーを、入れ替わりの直後になぜそこにカレーがあるのかよく分からないままに刑事の星砂は食べる。一口食べて、それは恋人が作った味だとすぐに気づいて涙が溢れてくる。食べ終えてから星砂はタッパーに貼られたメモで、悠日が自分を案じてくれていること、一緒にいられないならばとせめてもの思いでカレーを託したことを察して、悠日の元に帰ろうと雨の中を走り出す。「食べてください」は「生きてください」だと、そして理屈やどうしてよりも前にある無条件の愛おしさが満ちて溢れだす、胸にせまる美しい場面である。ロマンチックなラブストーリーとして、切れ味ある社会派のドラマとして、謎が混迷するサスペンスとして、自在に魅力を変えていくこの複雑なドラマを成立させるための根幹にして、かつ一番の難関は『ヒロインが記憶喪失を伴う二重人格』という設定だと思う。そこに揺るがないリアリティを得るために、松岡茉優の卓越した演技力が必須だったのだと改めて痛感する。宅配便を受け取りサインを書く。その瞬間に星砂の人格は入れ替わる。ためた間があるから、もしやと見ている私たちは固唾をのむわけだが、星砂が宅配業者に「あぁ」と短く低い声で答えるそのとき、その声のトーンだけで既に私たちはわかってしまう。これまで緻密に積み上げた松岡茉優の演技が、私たちを鳥肌が立つようなその瞬間に連れて行ってくれるのである。最終章の皮切りになるこの回で、初めて『初恋』というタイトルに絡む言葉が提示された。悠日の兄の朝陽が発したその言葉の意味は、崇拝であり盲信なのだろう。そこに連なる『悪魔』は、どんな姿をしているだろうか。おそらく多面的で、複雑で、やるせないものになるのだと思う。そんな複雑さごと私たちはこのドラマを愛している。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年09月13日林遣都、仲野太賀、松岡茉優、柄本佑らが出演する「初恋の悪魔」第8話が9月10日放送。雪松と息子・弓弦とのやり取りに「揉み消してくれてありがとねって意味に聞こえてしょうがない」「そういう意味だったらヤバすぎる」などの声がSNS上に殺到している。推理マニアの刑事と兄が殉職した総務課、2つの人格を持った生活安全課の刑事。そして新人刑事に恋する会計課…この4人が独自に事件を解決していくというストーリーが展開してきた本作。“ヘビ女”星砂に想われるようになったことで悠日と険悪になった鹿浜鈴之介に林さん。雪松を殴って総務課をクビになった馬淵悠日に仲野さん。スカジャン姿で乱暴な言葉遣いの人格と、悠日の兄の流れ弾で負傷した“ヘビ女”の人格を持つ摘木星砂に松岡さん。刑事たちの精算に非常に厳しい会計課の小鳥琉夏に柄本さん。少年殺害事件の謎を追い続ける鈴之介の隣人・森園真澄に安田顕。謎の転落死を遂げた悠日の兄・馬淵朝陽には毎熊克哉。朝陽の上司だった今は署長の雪松鳴人に伊藤英明といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。“第3の事件”の容疑者・菜々美に逮捕状が出るが、森園はこのままでは事件がもみ消されると鈴之介に話す。森園は雪松を疑っていた。一方、クビになった悠日のもとを両親が訪れる。両親の期待に沿えなかったことを謝罪する悠日だが、両親は「失望なんかするわけない」と答え、そこで朝陽のスマホのパスワードを教えてもらうとともに、雪松が朝陽のことで偽証しているのでは?と疑問を投げかけられる。朝陽のスマホのロックを解除した悠日たちは発信履歴をもとに聞き込みを進める…というのが今回の物語。悠日は発信履歴にあった“みぞれ”なる人物と接触することに。それは朝陽と半年ほど一緒に働き、その後所轄に異動した余命いくばくもない元刑事で、彼は朝陽が雪松から淡野リサ(満島ひかり)を撃つよう命じられたと話していたことを明かし、雪松がリサを殺すために朝陽に撃たせようとしたのではと話す。死の前日、朝陽は「雪松さんは、初恋の人のようなもの」と語っていた…このセリフを聞いた視聴者からは「初恋の人。そんな……。初恋の人に裏切られて殺されたと言うの。なんてこと」「初恋の悪魔」ってお兄ちゃんにとって署長が初恋の相手かつ悪魔ってこと???」「「初恋の悪魔」...タイトル回収?やっぱり署長なのか」などの反応が続出。終盤では悠日と小鳥が雪松を尾行する。帰宅した雪松は入れ違いに自宅から出てきた雪松の息子・弓弦(菅生新樹)に「行ってらっしゃい」と声をかける。すると弓弦は「ありがとね」と返事をしてコンビニに向かう…という展開に。このやり取りに「この「ありがとね」は息子の犯した殺人を、父がまた別の犯人に仕立て上げてくれたからありがとうってことなのか??」「息子のありがとねが揉み消してくれてありがとねって意味に聞こえてしょうがないんですが…」「息子だったか…。ありがとね。ってそういう意味だったらヤバすぎるんだが?」などの声が続々とSNSに投稿されている。【第9話あらすじ】服役中のリサと面会した鈴之介は、リサが一言も話をしてくれなかったことを星砂に報告。「リサを苦しめた人間を殺したい」と口にし心を乱す星砂。連続殺人事件の調査が進展し、雪松がその真犯人である裏付けが揃い始めると、すぐにでも雪松を告発すべきだと主張する森園だったが、なぜか慎重な姿勢を見せる鈴之介とぶつかる…。「初恋の悪魔」は毎週土曜22:00~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月11日2022年9月10日放送のテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の第8話に、俳優の菅田将暉さんの弟・菅生新樹(すごう・あらき)さんが出演すると、同月7日、発表されました。菅生さんの役は、伊藤英明さん演じる雪松署長の息子、雪松弓弦。第7話の終盤、雪松が、『きょうこ』という人物に「やっと終わったんだ」と泣きながら電話をかけるシーンがあっただけに、菅生さん演じる息子が物語にどう関わってくるのかにも注目が集まります。『初恋の悪魔』第8話あらすじそんな第8話では、『第3の事件』の容疑者・菜々美は冤罪と踏んだ鈴之介(林遣都)、星砂(松岡茉優)、森園(安田顕)は、雪松(伊藤英明)にターゲットを絞り調べることに。一方で、悠日(仲野太賀)の兄であり、殉職した朝陽(毎熊克哉)のスマホのパスワードが判明し、物語が大きく進みます。『第3の事件』の容疑者・菜々美に逮捕状が出る。冤罪の可能性が高いと考えた鈴之介、星砂、森園は、雪松にターゲットを絞り調べることに。雪松は、菜々美の逮捕に疑念を抱く鈴之介に、昇進をちらつかせて近付いてくる。一方、免職となった悠日(仲野太賀)は、警察署を去る。寄り添ってくれたのは、琉夏(柄本佑)だけだった。署から荷物を持ち帰った悠日の元に両親が訪れる。悠日は、失望させてしまったことを両親に謝る。そして思いがけず、朝陽(毎熊克哉)のスマホのパスワードが判明する。鈴之介、悠日、星砂、琉夏は、スマホの中身を確認。最も疑われる雪松との通話記録は残っていなかった。朝陽と所縁のあった人々から話を聞くと、朝陽の意外な一面が見えてくるものの、彼の死に関する有力な情報は得られない。自分の知らなかった兄の思いに、悠日は動揺。そんな折、発信履歴にあった「みぞれ」という人物から悠日に電話がかかってくる。彼は朝陽のことを知る元刑事だった。みぞれは余命わずかで「死ぬ前に話しておきたかった」と、朝陽との思い出を話し始める。みぞれが語る朝陽の死に関わる新たな事実とは…!?[文・構成/grape編集部]
2022年09月08日俳優・菅田将暉の実弟、菅生新樹(すごう・あらき)が、ドラマ「初恋の悪魔」第8話から雪松署長(伊藤英明)の息子・雪松弓弦役で出演することが分かった。それぞれワケありの警察署勤務の4人、ヘマをしての停職処分が解けた刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)、総務課職員・馬淵悠日(仲野太賀)、生活安全課の刑事・摘木星砂(松岡茉優)、会計課職員・小鳥琉夏(柄本佑)。この4人を中心に、まさに脚本家・坂元裕二の世界観である、テンポよく、繊細、軽妙かつ重厚で、思わず引きこまれてしまうセリフの掛け合いが展開されていくミステリアスコメディーとなる。最終章へと突入する本作。第7話では、新たな殺人事件が発生する。被害者は20歳の大学生、望月蓮。遺体は水に濡れていて無数の刺し傷があり、靴を履いていなかった。この手口は、5年前に起きた15歳の少年・塩澤潤殺害事件、そして3年前に起きた17歳の少年・吉長圭人殺害事件にそっくりだった。さらに、悠日(仲野太賀)の兄、朝陽(毎熊克哉)の不審な死…。全ての謎が未だ闇に包まれている中、物語のラストで雪松署長が、“きょうこ”という人物に「やっと終わったんだ」と泣きながら電話をかけるシーンがあり、これが何を意味するのかと話題騒然となっている。はたして、菅生さんが演じる雪松署長の息子・弓弦は、今後の物語にどう絡んでくるのか。最終章から登場する、日テレ系ドラマ初出演となる菅生さんに注目だ。菅生新樹コメント坂元裕二さん脚本の作品が凄く好きで、今回参加できると聞いた時は、緊張と興奮と喜びが溢れ出しました。今作の撮影中に僕が意識していることは瞬発力。その場で反応する力、あまり考え込みすぎず、そこに自然に存在するということを念頭に置いて演じていきたいと思っています。出演者の方々とどう絡んでいくのか、ストーリーがどう変化するのか、早くこの先の台本が読みたい!そんな気持ちでいっぱいです。監督の指揮のもと頑張ります。みなさまには放送を楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです!「初恋の悪魔」は毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2022年09月07日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年7月スタートのテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。時々、いくつも同時進行するSNS上の自分に疲弊する。トラブルが起きたらもちろんだし、トラブルがなくても理由のない倦怠感に襲われる。「もうこれ終わりにしたらどうなのかな、アカウントごと消して寂しくはなるだろうけど少しは救われる部分だってあるんじゃないかしら」ほとんどの人がおそらく、多少なりともそんな誘惑にかられたことがあると思う。アカウントごと消したら、それまでネットの空間にいた私の分身は、言葉のかけらは、声の切れ端は、どこに沈んでいくだろうと漠然と思う。その断片の中に『本当の自分』はどのくらい含まれているのだろう。社会と自分の境界線は案外脆くて複雑だ。何が『本当の自分』か。それを決めるのは投稿か思い出の数か、あるいはそこで生きるための執着か。2つの人格を彷徨う摘木星砂(松岡茉優)の手紙に、そんなことを考えていた。休職があけた変わり者の捜査一課の刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)、穏和だが自己主張できない警察署の総務担当・馬淵悠日(仲野太賀)、優しいが目ざとくてちょっと面倒くさい経理担当の小鳥琉夏(柄本佑)、そして二重人格で2つの生活を彷徨う生活安全課の刑事・摘木星砂。組織からはみ出している4人は『自宅捜査会議』と称して、勝手に捜査一課の事件を推理するうちに、やがて5年前に起きた少年殺人事件にたどり着く。更にその事件は、悠日の兄で刑事だった馬淵朝陽(毎熊克哉)の3年前の殉職事故に加え、もう1人の星砂の恩人・淡野リサ(満島ひかり)が犯人として逮捕された殺人事件と一本の線で繋がっていた。そして今、更なる類似の殺人事件が発生し、過去と同様に不自然なほど証拠が揃いすぎている容疑者が浮かび上がる。このドラマの中で、主要部署の捜査一課は、権力と治安であり、社会の多数派を現すものとして描かれる。彼らは少しでも早く順当な落とし所を見つけ、そこに向けて効率よく事件を解決しようとするため、時折こぼれ落ちている、自分たちの仮説に相反する真実の欠片は見てみないふりをする。今回の殺人事件の容疑者は殺された青年の恋人だが、おそらく社会一般的に見てあざとすぎて無言のまま反感を買うタイプの女性である。見ていて薄ら寒くなるのは、容疑者の彼女にとっては無実になるかどうかの重要なアリバイを、容疑者の知人や店員が自分たちの不都合(未成年への飲酒を容認したという)を隠蔽するために迷わず黙殺する部分である。それを小鳥は「罪と罰が釣り合わないでしょ。嫌われるとは恐ろしかね」とあきれたように呟く。自分たちの価値観では好ましくない人間にも同じように生身の人生があって、その人生が軽いはずなどないのに、とても容易く人はそれを失念する。そんな社会の薄情さと、効率よく治安を保とうする権力が同調するとき、滑り落ちるように冤罪が起きて本当の犯人は見逃される。事件はドラマの中のことだけれども、私たちはその無責任さを薄めたものを日々どこかしらで見ている。そんな社会の『凡庸な悪』を、坂元裕二はそっと極上のエンターテイメントに差し込んでくる。今回、悠日は星砂の小さな仕草ひとつから、恋人だった星砂を諦めきれない想いがあふれ出て、激しい言葉でもう1人の星砂の存在を否定してしまう。その身体から出て行ってほしいと詰め寄ってしまう。それは、かつて婚約者からオープンマリッジ(他に恋愛関係を持ってもいい婚姻関係)を持ちかけられても、愛想笑いしながら承諾した物わかりの良すぎる男らしからぬ言動である。そして鈴之介は「この人に触るな、触るな。触らないでくれ」と毅然とした言葉で悠日を拒み、傷つくもう1人の星砂をひたすらに守ろうとする。それもまた、他人との関わりを諦めて、常に孤独を良しとして、恋愛は自分の人生にはいらないと割り切っていた男らしからぬ言動である。それぞれに友情と恋を得て、扉を開いて一歩を踏み出したからこそ、悠日と鈴之介は正面からぶつかりあってしまう。誰かが何かを失わねば決着のつかない3人の関係に胸がひりひりする。そして今回のラストで見つかる星砂の手紙は、その痛みに呼応するかのようだ。自身の存在が失われる覚悟とともに、星砂は手紙で悠日に語りかける。思い出は必要なものだ。でも慎ましくスプーン一杯くらいあればいい。それはホットドッグからはみ出すキャベツであり、シャツがまくれて見えるヘソであり、キスの直前に鳴るアラームであり、起き抜けに分けあう一杯の水であり、普段の暮らしの中のものだ。そんな特別でない、等身大の自分を覚えていてほしい。これは、愛おしい恋人への言葉であり、同時にすべての人の喪失の痛みに寄り添うものだ。喪失とすべての解決の予感をはらんで物語は最終盤に向かう。4人の友情と愛情がどのように着地するのか、しっかり見届けたいと思う。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年09月06日「初恋の悪魔」第7話が9月3日放送。“スカジャン”星砂が悠日に残したメモの「スプーン一杯くらいの思い出」というワードに「スプーン1杯くらいの思い出が多すぎる」「素敵な素敵な恋だったんやな…」などの声が視聴者から殺到している。推理マニアの刑事と、兄が殉職した総務課、二重人格の生活安全課、片思い中の会計課の4人が難事件に挑むストーリーが展開してきたが、そこに連続殺人の謎が絡んで新展開を迎えている本作。“ヘビ女”の星砂に頼られる刑事・鹿浜鈴之介に林遣都。スカジャン姿の星砂と恋人関係になった馬淵悠日に仲野太賀。悠日の兄・朝陽の流れ弾で負傷したこともある二重人格の摘木星砂に松岡茉優。鈴之介、悠日らと友情をはぐくむ会計課・小鳥琉夏に柄本佑。前回悠日を侮辱して殴られた署長の雪松鳴人に伊藤英明。鈴之介の隣人で雪松が担当した事件の弁護を担当したこともある森園真澄に安田顕。悠日の兄で殉職した馬淵朝陽には毎熊克哉。撃たれた星砂を助けたこともある監察医の小洗杏月に田中裕子といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。悠日は鈴之介の家で星砂と再会するものの、彼女は悠日に対して警戒心をあらわに。悠日は別人格の星砂なのだと察する。そんななか殺人事件が発生。被害者は大学生の望月蓮でその手口は、森園が裁判を担当した5年前の事件、朝陽(毎熊克哉)がリサ(満島ひかり)を逮捕した3年前の事件とそっくりで、森園は今回の事件が連続殺人の“第3の事件”だと考え、星砂も真犯人を見つければリサの無実が証明できると意気込む。鈴之介も森園と星砂の勢いに押され、3人で捜査をすることに…というのが7話のストーリー。杏月のもとを訪ねた悠日は、“変わってしまう”前の星砂が書き記したメモを渡される…。そこには自分がどうしてこうなったのかと考えたり、過去を掘り返すのはやめて欲しい。私は今の自分が好き、悠日と出会った自分が好き。自分がいなくなっても悲しむのはほどほどにして欲しい。悲しいとか辛いとか、私は置いていきたくないなど、彼女の想いが綴られていた。「スプーン一杯ぐらいの思い出があれば、それでいいのだ」という一文に続き、悠日との思い出を書き連ねる“スカジャン”星砂。このシーンに「スプーン一杯くらいの思い出をいくつも重ねた素敵な素敵な恋だったんやな…」「スプーン一杯分からなんてとうに溢れ出すぐらいの、思い出」「スプーン1杯くらいの思い出が多すぎるんよ……」などの声が視聴者から殺到する。一方、森園は雪松のもとを訪ねる。将棋をしながら森園はリサが逮捕され朝陽が殉職した3年前の事件で、雪松が家宅捜索の指揮を取ったことを指摘。その後雪松は誰かに電話をかけ「なんとか片付いたよ」と言って泣きだし、「やっと終わったんだ。気をつけて帰るから」と続ける…。このラストに「署長やっとナニが終わったの??」「片付いたって何。森園さんの生存確認~!」「えー森園さんやられてないよね」など、森園の消息を心配する声が続出している。【第8話あらすじ】“第3の事件”の容疑者・菜々美に逮捕状が出る。冤罪と踏んだ鈴之介、星砂、森園は雪松にターゲットを絞り調べる。一方、免職となり署から荷物を持ち帰った悠日の元を両親が訪れ、意外にも朝陽のスマホのパスワードが判明。スマホに残された発着履歴にあった「みぞれ」という人物から悠日に電話がかかってくる。彼は朝陽のことを知る元刑事だった…。「初恋の悪魔」は毎週土曜22:00~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月04日物語のカギをにぎる、淡野リサ(満島ひかり)が登場し、物語が大きく動いたテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)第6話。第7話では、物語を通して描かれる悠日(仲野太賀)の兄・朝陽の殉職の謎に加え、悠日、鈴之介(林遣都)、星砂(松岡茉優)、琉夏(柄本佑)の関係性が変化します。『初恋の悪魔』第7話あらすじ雪松(伊藤英明)を殴ったことで自宅謹慎の身となった悠日。鈴之介の家で星砂(松岡茉優)と再会するも、自分に対して警戒心をあらわにする星砂にショックを受けてしまいます。そんな中、森園(安田顕)が弁護士だった時代に裁判を担当した5年前の事件と、朝陽がリサ(満島ひかり)を逮捕した3年前の事件とそっくりな殺人事件が発生。森園は、今回の事件が5年前、3年前の事件に続く連続殺人の『第3の事件』だと鈴之介に詰め寄り、星砂もまた、ここで真犯人を見つければリサの無実が証明できると意気込むのでした。雪松(伊藤英明)を殴ったことで自宅謹慎の身となった悠日は、鈴之介宅で星砂(松岡茉優)と再会した。星砂は、悠日に警戒心をあらわにする。ショックを受ける悠日は琉夏(柄本佑)に励まされる。そんな中、殺人事件が発生。被害者は二十歳の大学生・望月蓮。森園(安田顕)は、殺害の手口から5年前、そして3年前の事件との共通点を見つけ、この事件が『第3の連続殺人事件』だと鈴之介に詰め寄る。星砂も、真犯人を見つければリサ(満島ひかり)の無実が証明できると意気込む。鈴之介は森園と星砂の勢いに押され、3人で捜査をすることに。やがて望月の恋人・桐生菜々美が容疑者として浮上。警察も菜々美をマーク、そして彼女の逮捕が決定的となるが…。『初恋の悪魔』第7話は、2022年9月3日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年09月01日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年7月スタートのテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。このドラマで、何気ないけれど、ふと目について覚えている場面がある。2話、鹿浜鈴之介(林遣都)の家でいつもの4人が大福を食べながら話すシーンだ。摘木星砂(松岡茉優)は、残った大福を持ち帰るためなのか、大事に紙に包んで手元に置く(結局は忘れて帰るが)。そういえば、星砂は馬淵悠日(仲野太賀)相手にも最初に会ったとき、「食べるものを持ってないか」と問いかけていた。どちらも食べることに対する切迫感が透けて見える。用心深いけれども、安心して受け取れる相手からは食べ物をもらって、その時食べられるだけ食べて、すっと離れるさまは誇り高い野良猫のようだ。誇り高く生きることと引き換えに、暮らしの基盤は脆いけれども、常に相手の本質を真っ直ぐに見据える星砂のまなざしは美しい。大福をみんなで食べた時に「おまえら、粉、こぼさずに食えねえのか」と、少年のように乱暴な言葉とともに、口の端に粉をつけて笑った顔も忘れがたく素敵だった。優秀だが変人の刑事課の刑事・鈴之介(林遣都)、真面目で優しいが平凡な警察署の総務担当・悠日(仲野太賀)、愚痴っぽいが友達想いで、一途に刑事課の新人刑事に片思いしている経理担当・小鳥琉夏(柄本佑)、そして二重人格により途切れる自分の記憶に悩む生活安全課の刑事・星砂(松岡茉優)。組織からはみ出して生きる4人が事件を追う『初恋の悪魔』(日本テレビ系土曜22時)。前回5話から、物語はおそらくストーリー全体の核になるだろう悠日の兄・馬淵朝陽(毎熊克哉)の3年前の殉職と、5年前の少年拉致殺害をめぐる謎に踏み込んでいる。更に今回、6話ではそれらの事件と星砂の二重人格の、別の人格が深く絡んでいるさまが提示される。正直、1~4話までは、いつもの坂元脚本と変わらずセリフもキレキレだし、コメディの部分もさすがの匙加減であるけれども、それでも物語がどこに向かっているのかは全く見えず、心許ない感じが消えなかった。だが、5話から6話にかけた怒濤の展開に、ここまでのばらばらに散りばめられたエピソードは、織り上げる前の『糸』の準備だったのだと痛感する。今回、鈴之介は『もう一人の星砂』と出会い、互いに心を寄せあって彼女の過去を知る。学生の頃に、心無いいたずらで傷ついた鈴之介の思い出に、真剣に怒る『もう一人の星砂』のしなやかな正義感と、つらい過去を語ろうとして中断する星砂に「途中でやめようとした話こそ、いちばん話したい話です」と気遣う鈴之介の、傷ついて生きてきた者特有の優しさが呼応する会話は、見ていてじわじわと熱量が上がっていくような見事さだった。刑事の星砂は、傷つきながらも綺麗ごとを抱えて誰かの居場所であろうとする悠日に惹かれていく。けれども、もう一人の星砂は、過去に『頭がよくて、正しくて、近道が好きな』人々(おそらく良識を振りかざす人々ということなのだろう)に、大切な人である淡野リサ(満島ひかり)との居場所を奪われた記憶から、綺麗ごとを語る悠日には警戒心を抱いて相容れない。今回のラストシーン、悠日を拒んで鈴之介の服の肩口を掴む『もう一人の星砂』の手に、見ている私たちも胸がぎゅっと痛む。これは、異形ゆえに傷ついてきたひとりと、凡庸ゆえに踏み付けにされてきたひとりと、転落の危機を持ちこたえながらぎりぎりで生きているひとりが、互いの欠けたところを補うように惹かれ合う恋の物語だ。坂元裕二の作品の魅力は、もちろん洒脱な言葉を選りすぐって磨かれたセリフ群ではあるけれども、更にそのセリフを対話としてふんだんに積み重ねた末に見えてくる『名づけられない関係』にあると思う。例えば、家出少女のたまり場と言えば一般的には不穏な響きしか残らないそれを、風の強い日に髪をなびかせてみんなで道草をして、ただ「おかえり」と「ただいま」を大切にして、それ以上を求めない風通しのよい何かに描きだすこと。例えば、男社会の横暴にしなやかに抗いながらレストランを営む女たちの繋がりを、単に職場の同僚という枠におさめずに豊かに鮮やかに描きだすこと。(テレビドラマ『問題のあるレストラン』2015年フジテレビ系)例えば、3回の結婚を経た女社長と夫たちの関係を、白黒ありがちな名前の感情にとどめずに、繊細なグラデーションの日々として描きだすこと。(テレビドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』2021年フジテレビ系)精緻に染めた感情の糸で、社会のいまを通して、未知の布を織りあげていく。彼が描き出す『今は』名前のない関係は、私たちが半歩先、いつか未来で見つける何かだと思う。今作ではどんな色の、そしてどんな手触りの布に、私たちは触れることが出来るだろうか。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年08月23日