宝塚歌劇 月組東京宝塚劇場公演ミュージカル『フリューゲル-君がくれた翼-』、東京詞華集(トウキョウアンソロジー)『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』千秋楽の模様が、全国各地の映画館にてライブビューイングされることが決定した。『フリューゲル-君がくれた翼-』は、1988年のドイツを舞台に、東西に隔てられた国で育った男女が、最初は反発しながらも音楽を通じて初めて心を交わし、次第に惹かれ合っていく姿を描く、コミカルでハートウォーミングなミュージカル作品。“東京”を舞台にした『万華鏡百景色』は、刻一刻と景色を変えてきた万華鏡(ばんかきょう)の如き街“東京”で生きた人々の様々なドラマを映し出す現代的かつレトロなレヴュー作品となる。<配信情報>宝塚歌劇 月組東京宝塚劇場公演『フリューゲル-君がくれた翼-』『万華鏡百景色』千秋楽ライブ中継11月19日(日) 13:30 開演会場:全国各地の映画館※開場時間は映画館によって異なります。『フリューゲル-君がくれた翼-』作・演出:齋藤吉正東京詞華集(トウキョウアンソロジー)『万華鏡百景色』作・演出:栗田優香出演:宝塚歌劇団〈月組〉月城 かなと、海乃美月 ほか料金:4,700円(全席指定 / 税込)※3歳以上有料 / 3歳未満で座席が必要な場合は有料となります。■先行抽選販売10月23日(月) 12:00まで※お申込みは、おひとり様につき4枚まで。■一般発売11月11日(土) 11:00~11月17日(金) 12:00※お申込みは、おひとり様につき4枚まで。チケットはこちら:宝塚歌劇公式ホームページ:
2023年10月14日宝塚歌劇団 月組が9月24日(日) に宝塚大劇場で上演するミュージカル『フリューゲル-君がくれた翼-』、東京詞華集(トウキョウアンソロジー)『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』千秋楽の模様が、全国各地の映画館でライブ・ビューイングされることが決定した。冷戦下の東西対立により国が分断されていた1988年のドイツ。『フリューゲル-君がくれた翼-』は、東西に隔てられた国で育った男女が、考え方の違いから最初は反発しながらも次第に惹かれ合っていく姿を、ベルリンの壁崩壊へと向かう激動のドイツを舞台に描くコミカルでハートウォーミングなミュージカル作品だ。そして同時上演される『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』は、江戸・明治・大正・昭和・平成・令和と、刻一刻と景色を変えてきた万華鏡(ばんかきょう)の如き街“東京”を舞台に、そこで生きた人々の様々なドラマを映し出す現代的かつレトロなレヴュー作品となっている。チケットの先行抽選販売は、本日8月11日(金・祝) 11時より実施される。<公演情報>宝塚歌劇 月組宝塚大劇場公演『フリューゲル-君がくれた翼-』『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』千秋楽 ライブ中継9月24日(日) 開演13:00※開場時間は映画館によって異なります。【チケット料金】全席指定4,700円(税込)※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料となります。■先行抽選販売:8月11日(金・祝) 11:00~8月28日(月) 12:00まで公式サイト:
2023年08月11日男性が心を許す女性には、特別なサインがあることをご存知でしょうか?今回は、男性が本当に心を許している女性に送るサインをランキング形式でご紹介します。■第3位:自分の趣味や興味を共有したがる男性が心を許す女性には、自分の趣味や興味を共有したがる傾向があります。彼らは、自分が好きなことに興味を持ってくれる女性に対して、心を開きやすくなるのです。彼の趣味や興味に対して、積極的に関心を示してみましょう。■第2位:自分の弱みを打ち明ける男性が心を許す女性には、自分の弱みを打ち明ける傾向があります。彼らは、自分の弱みを受け入れてくれる女性に対して、本当の自分を見せることができます。彼の話を聞いて、共感や理解を示してあげましょう。■第1位は...第1位は、自分の家族や友人に紹介する男性が心を許す女性には、自分の家族や友人に紹介する傾向があります。彼らは、自分の大切な人たちに紹介することで、女性に対して本気で付き合いたいという気持ちを表現するのです。彼の家族や友人との交流を大切にし、彼との関係を深めていきましょう。■まとめ以上が、男性が心を許す女性に送る特別なサインのランキングでした。彼のサインを見逃さず、素敵な恋愛を楽しんでください。(Ianoiton/ライター)(ハウコレ編集部)
2023年04月09日お笑いコンビ「XXCLUB」の大島育宙と脚本家・高野水登による考察系ユニット・無限まやかし。彼らに“ドラマ”のトレンドを大予測してもらいました。ストロングポイントのある、個性豊かなドラマが残っていく。大島育宙:2022年は「火曜のTBSのラブストーリーは絶対見る」「深夜ドラマは欠かさない」みたいに、人によって見るものが全然違う、ガラパゴス化が加速したと思います。作品ごとに色が違って、TBSの深夜枠「ドラマイズム」のように、クールに縛られず全5話程度で完結する実験的なドラマも。映画監督や映像ディレクターの起用にも積極的で、『ロマンス暴風域』も『生き残った6人によると』も良かった。高野水登:僕、その枠で書きました。『賭ケグルイ』とか『映像研には手を出すな!』。確かに話数は流動的です。大島:「ここがストロングポイントです」「実験ポイントです」という強い個性がないと残れない。『赤いナースコール』は考察ドラマというよりラストのクリフハンガーのホラー描写を楽しむ作品だった気がするし、『親愛なる僕へ殺意をこめて』もグロテスクに攻めてきていた。高野:『初恋の悪魔』は素晴らしいドラマでした。大島:あの作品で仲野太賀さん演じる主人公って、刑事ではなく警察行政職員だったでしょ。主役の仕事がマニアックになってきてる気がする。『競争の番人』は公正取引審査官。『オールドルーキー』はスポーツマネジメント。ドラマに欠かせない職業といえば医者、弁護士、警察の王道3本柱だけど、そこに頼らず様々な仕事を描いていて、ある意味豊かな一年だったな。高野さんは脚本まわりの変化は感じます?高野:10年前からスター選手は変わってない気がします。野木亜紀子さんも古沢良太さんも坂元裕二さんもずっと第一線。20代、30代の脚本家はほぼいない。若者はテレビを見ないから脚本家になりたいと思わない。だから『silent』の脚本家に29歳の生方美久さんが抜擢されたのは、本当にすごいことなんです。若い人がオリジナル脚本を書いているというだけで注目していい。大島:『silent』はドラマの裏側やスピンオフをTVer独占配信したのが興味深かったです。2022年はTVerがひとつの数値基準になったような雰囲気があった。今後どうなるかは未知数だけど。高野:やっと視聴率から解放される時が来たのかも。スポンサーも広告費を出せない今、どうお金を集めるか、各局が真剣に考え始めてる。大島:最近の日曜劇場はゲームクリエイター系の職業が多いなと思ってたら、『Get Ready!』には天才ハッカーが登場するみたい(笑)。高野:(笑)。大石静さん脚本の『星降る夜に』も注目されてますね。大島:大石さんは吉高由里子さんと2024年のNHK大河ドラマでタッグを組むので、本作も見ておきたいところ。そう、大河といえば『どうする家康』も始まるね。『鎌倉殿の13人』の三谷幸喜さんから古沢良太さんへのコメディ作家ラインも、引き続き盛り上がると思うな。『星降る夜に』テレビ朝日の新ドラマ枠に大人のピュアラブストーリー。“ラブストーリーの名手”と呼ばれる脚本家・大石静による10歳離れた男女の恋愛物語。吉高由里子、北村匠海出演。2023年1月17日スタート。『Get Ready!』次の日曜劇場の主役は、天才執刀医と国際弁護士。多額の報酬と引き換えに患者を救う闇医者たちを描く。妻夫木聡、松下奈緒、日向亘、藤原竜也ほか出演。2023年1月8日スタート。『どうする家康』徳川家康の人生を、新感覚で描くNHK大河。室町時代後期から江戸時代の徳川家康を描く大河ドラマ。主演は松本潤。脚本は『コンフィデンスマンJP』の古沢良太。2023年1月8日スタート。生方美久さんドラマ『silent』で大抜擢。29歳の新星脚本家。第33回フジテレビヤングシナリオ大賞にて大賞を受賞。ドラマ『silent』の脚本を手掛け、同作はTVer再生回数で歴代最高を記録した。無限まやかしお笑いコンビ「XXCLUB」の大島育宙(左)と脚本家・高野水登(右)によるユニット。映画やドラマ、漫画、小説などのフィクション=まやかしを無限に食べ、感想や考察を無限に話す。SpotifyとYouTubeチャンネルで「無限まやかし」配信中。※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真・五十嵐一晴ヘア&メイク・松橋亜紀取材、文・飯田ネオ(by anan編集部)
2022年12月30日お笑い芸人のなかやまきんに君と俳優の寺田心が出演する、ブックオフの新CM「ふらっと行くなら」編が、29日より放送される。新CMには、寺田が店長役、きんに君が客役で登場。寺田店長が店の外で叫びながら、大きな動きでお客さんを呼び込む。きんに君も店内が気になる様子で、覗いていると突然、稲妻が落下。きんに君がタンクトップ姿の寺田に変わってしまう。■なかやまきんに君&寺田心インタビュー――本日の撮影はいかがでしたか?寺田:このタンクトップとショートパンツがお気に入りというか、結構攻めた感じもいいなと思って。きんに君:初めて心くんのこういうタンクトップ姿を見たんですけれども、めちゃくちゃ素晴らしい筋肉をしているなと思ったんですよ。タンクトップなので、もちろん上半身の筋肉に目がいきがちですけれども、僕は心くんの太ももの筋肉“大腿四頭筋”が素晴らしいと思ったんですよ。寺田:大腿四頭筋(笑)。きんに君:特にね、外側広筋。大腿四頭筋って4つあるんですけれども、内側広筋と大腿直筋、中間広筋、外側に外側広筋。外側広筋が素晴らしいです! 撮影をしていて、“あれ! ”っと思って、筋肉を見たときに心くんに質問しましたからね。「短距離タイプですか、長距離が得意ですか?」とか色々聞いて。それで、速筋と遅筋っていう2つの繊維があるんですけれども、心くんの筋肉のそれの割合を頭の中で、おそらくこうだろうなって想像しながら、撮影に挑みました。――CM、イベントと、3回目の共演となりましたが、いかがでしたか?寺田:筋肉のお話だったり、ご一緒させていただいてすごく楽しいなって思いました。今「パワー!」ってめちゃくちゃ流行ってるんですよ。みんな知ってるぐらい学校でも普通に、部活中とかでも「パワー!」って叫んだりするんですよ。だから、本物に会えたっていう。僕たちがいつも「パワー!」って言ってる本家と何回もお会いできるっていうのは、ちょっと身近な感じで嬉しくて、自慢できます友達に。きんに君:嬉しい! すごい嬉しいね。色んな心くんの成長と共に、変化も見させていただいているという感じですね。次は、もしあったら、どんな心くんになっているのかね。――年末年始は何をして過ごしたいですか?寺田:初詣には行きたいなって思います。和歌山県の熊野本宮大社っていうところに行きたいなっていうのと、あと、2023年の干支がうさぎ年だから、うさぎにゆかりのある神社に行きたいなって。それがたしか、出雲大社が境内の中にうさぎの石像みたいなものがたくさんあるらしいんですよ。だから、行きたいなって思ってます。きんに君:僕は、もうね普通と言いますか、皆さんと同じ答えになってしまうんですけれども、(1月)1日からジムに行ってトレーニングですよね。だから皆さんと同じ。僕が行ってるジムが、お正月は特別営業なので、お昼の12時から夕方6時までなんですよ。だからそこに行って、普通に筋トレをするという。だから本当、ありふれたお正月の過ごし方になりますよね。――今年の漢字を1文字で表すとしたら何でしょうか?寺田:いきます! せーの! (甘という文字)今年の1月後半から料理教室に通い初めまして。それで、スイーツを作ることにハマってしまって、今年はそういう年だったなって。すごくたくさんスイーツを作ってすごくたくさん食べたなって思ったので今年は甘いという字にさせていただきました。きんに君:ちなみに、よく作ったというか、得意なスイーツは何ですか?寺田:ホールケーキとかそういうのだったら全般作れます。ショートケーキとかカシスのケーキとか、色々作れます。自分の誕生日も自分でケーキ作ったので。きんに君:あら。そのときは何ケーキを作ったんですか?寺田:普通のショートケーキで、母親の誕生日には栗のテリーヌみたいなものを作りました。きんに君:私はこちらです。(力という文字)パワーでございます。今年1年はですね、私お仕事色々させてもらいましたけれども、そのお仕事の9割以上が「パワー!」と言うだけ。基本的には。たまに「ヤー!」って言うっていう。だからもう、今年に限らず20年ぐらいそうなんですけれども、特にパワーはね、今年に限っては色々言ってきたということなんで、そのパワーを漢字にすると“力”ということで。今年は色んなところで、色んな種類のパワーをやらしていただきましたね。パワーはですね、僕はもう22~3年ぐらいは言っておりますので、色んなお仕事の現場で、「こういうパワーできますか?」と色々言われました。「パワー!」って1つのような感じがするじゃないですか、言ってるだけの。全然違うんですね。悲しいときとか、ちょっと怒ってるときとか、嬉しいときとか、全部できますから。寺田:あの、悲しいときのパワーってやってもらってもいいですか?きんに君:いいですよ、やりますよ。普通のレギュラーのパワーからいきますね。パワー! …ハッ(笑顔)、これがレギュラーのパワー。で、悲しいときのパワー、いきます。パワー! ……ハッ(笑顔)、他何かありますか?寺田:(笑)。えっと、じゃあ怒ったときの……。きんに君:怒ったときの。はい、いきますよ。パワー! ……ハッ(笑顔)。はい、これが怒ったときで、何でもできるようになったんですよ。寺田:本当にすごいですね! バリエーションが。きんに君:すごい難しいのでもいいですよ。初めてこういう景色を見た、とかなんかこういう時のこういう時とか、シチュエーションが細かくあればあるほど、僕はよしやるぞってなりますから。寺田:なるほど、じゃあ、“新しく買ったズボンにお茶をこぼしてしまったときの(パワー)”。きんに君:なるほど! 自分のね、新しく買って……お気に入りで、初めて穿いたときこぼしてしまった。はい、いきます。パワー! ……ハッ(笑顔)……はい。寺田:本当にすごく感じられましたね。――来年の抱負を教えてください。寺田:料理教室の料理のライセンスを取りたいなと思っていて。今年の夏休みに一つ取らせていただいたんですけど、たくさんジャンルがあるので、その他も来年というか中学2年生を卒業するまでに一つは取りたいなって思っています。きんに君:夏に一つ取ったっていうのは、その料理教室の中で?寺田:料理の部門を取りました。料理全般の部門。きんに君:なるほど! そこからまた細かく色々あるわけですか。寺田:そうです。スイーツとかパンとか、色々分けられていくんです。きんに君:今まで通り変わらずになってしまうんですけれども、やはり来年も色んなパワーのバリエーションが増えたらいいなって思いますよね。寺田:今ちなみにどのくらいバリエーションが?きんに君:今ですか? 1つか2つ……。寺田:さっきのお題……(笑)。きんに君:さっきはちょっと言い過ぎたかもしれない。できるって、人前だったからつい言ってしまったけど、本当は1つか2つしかないかもしれないんだ。ちょっと良く見せようとして、すみません。来年はもうワンパターンぐらいパワーのパターンが増えたらいいなとは思います。――もうすぐ中学3年生になり学校ではいちばん年上の代になる寺田さんですが、理想の先輩像はありますか?寺田:やっぱり後輩とか、そういう厳しい関係がないような優しい先輩でいたいなと思います。後輩とも一緒に釣り合えるような先輩でいられたらなって思います。――実際に、部活などの後輩たちからどういったイメージを持たれていますか?寺田:よく喋るって言われるのと、普通にすごい後輩の子たちとも、後輩って感じじゃないんですよ。2年生の教室に遊びに来てくれて、「おはよう~」みたいな感じ。普通にため口でちゃんと話しているので、意外に身近な感じで。きんに君:そういう先輩嬉しいですよね。寺田:多分友達って感じって思ってくれてたらいいなって思っています。“先輩”とかじゃなくて、「おはよう」みたいな、普通に名前で「心、元気?」「元気元気」みたいな。――年始に実施する「ウルトラセール」ではブックオフにふらっと訪れていただき、良い本との出会いをしてほしいと考えています。これまでで人生を変えた本との出会いはありますか?寺田:歴史の本ですかね。小学生の頃に僕歴史が大好きだったんですよ。なんで好きになったかというと、母親が歴史の本を1冊渡してくれて。子どもが読むような漫画みたいだったのですが、どんどんハマって、文字がたくさん書いてある歴史本を読んだりとか。おかげで歴史がちょっと得意になったりとかしたので、ちょっと変わったなって思いました。きんに君:やはり筋トレ関係の本になるんですけれども、19歳の頃に初めて読んだ筋トレ本がありまして。その雑誌が、アメリカのロサンゼルス、ベニスビーチっという“筋肉の聖地”って言われているところの特集をやっていたんです。ヤシの木があって青い空で、海沿いでローラーブレードをしているような、その一角にあるビーチ沿いに、ジムがあるんですよ。それを初めて見たときが19歳のときで、ここにいつか住みたいなって思ったのがきっかけで、筋肉留学ということで実際にそこに住んで……。――2022年は「パワー!」「ヤー!」が大流行しました。来年流行らせたい新ギャグがあれば披露お願いいたします!きんに君:大爆笑ギャグでいいですか。(立ち上がって、自分の腕に向けて)おい! おい俺の筋肉! 本当に大爆笑ギャグできるのかい? できないのかい? どっちなんだい? ……でーきない!! パワー! ハッ(笑顔)……あれ? できない……。できるって言って、そのあとやろうと思ったけど、筋肉に聞いたらできないって。あれ……? 本当はできなかったんだ。でもできるって言ったら本当にやる流れになってしまった。すごく怖かった。僕は、“じゃあお願いします”って言ってるときすごく怖かった。そして、カメラマンさんが角度を変えるために三脚の脚を伸ばしてるとき逃げようと思った。でも僕は逃げなかった。僕は逃げない! 来年もギャグはなくても、いいんじゃないのか! ヤー!! ハッ(笑顔)。(笑顔で拍手する寺田。きんに君が吹き出し、寺田は笑って椅子から転げ落ちてしまう)きんに君:大丈夫? あの、心くん一緒に最後またパワーで締めて。じゃあ最後は、もう新ギャグは特にありませんでしたので、これで締めさせてもらっていいですか。一緒にやるバージョンを。このタンクトップで、デニムパンツ、一緒のバージョンを是非見てください。それでは心くんいきましょう。きんに君さん・寺田:せーの。パワー! ハッ(笑顔)。
2022年12月22日山田涼介が二重人格者の主人公を演じる「親愛なる僕へ殺意をこめて」の第8話が11月23日放送。次回予告に映し出されたテロップに視聴者の考察合戦が過熱、SNSには「タイトルから普通に考えたら」「犯人エイジだったら泣く」など様々な投稿が寄せられている。講談社「ヤングマガジン」、WEBコミック配信サイト「コミックDAYS」で連載された人気同名コミックのドラマ化となる本作は、山田さんが6年ぶりにフジテレビ系ドラマ主演を務め、連続殺人犯の息子として辛い人生を送ってきた主人公の復讐の物語が繰り広げられてきた。実の父である八野衣真が5人の女性を殺害した犯人“LL”だとされたが、本当の“LL”を探して来た浦島エイジ役で山田さんが主演するほか、エイジに力を貸すナミに川栄李奈。“LL”に姉を殺されたが、そのことで虐待から逃れられた雪村京花に門脇麦。エイジの実の父親で連続殺人犯“LL”だと言われてきた八野衣真に早乙女太一。15年前八野衣の保護司をしていたことから、残されたエイジを引き取り育てた浦島亀一に遠藤憲一といったキャストも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。“B一エイジ”はエイジの人格が6日以上、表に出てきていないことを不審がる。“B一エイジ”は10月30日の時点で京花がLLを八野衣だと信じ込んでいたが、11月3日になると「LLが生きていた」と言い出したことから、その3日の間に京花が何かを知ったのではないかと推測、彼女の足取りを調査しようと考える。京花のマンションに侵入し“B一エイジ”は彼女の部屋で車のキーを見つけ、カーナビの履歴から11月1日に京花がとある町を訪れていることを知る。そしてナミとともにその町へと向かう…というのが今回の物語。そんななか何者かに刺され入院していた京花が再び病院内で襲われる。“B一エイジ”は病室に仕掛けた監視カメラの映像で、ナミは怪しい後ろ姿を追いかけて、それぞれ京花を襲った犯人の正体を知る…それはエイジの姉、乙(夏子)だった。1人娘として亀一らに溺愛されてきたが、エイジが家に迎えられた途端、両親はエイジにばかり目を向けるように。さらに幼いエイジから脅されて引きこもるようになった乙は、エイジが恋人として京花を連れてきたことで、エイジの一番大切なものを奪い取ろうと京花を狙ったという。SNS上では夏子さんの演技に「夏子さんの演技ちゃんと見たの初めてだったんだけどすごすぎた」「浦島乙役の夏子さん演技上手すぎたな」「乙姉さん役の夏子さんの演技も凄いわ。良いわ」など絶賛の声が上がる。その後、エイジは亀一のもとを訪れ、そこで彼が“LL”であることが明かされる…のだが、次回予告には「もう1人の真犯人」のテロップが。Twitter上には「タイトルから普通に考えたら親愛なる僕(エイジ)へ殺意をこめてになるから真犯人はエイジ?」「犯人エイジだったら泣く...でもそうじゃないと、このタイトルの意味とは...」「やっぱこれもう1人の人格(A)が殺してるからこういうタイトルとか」「タイトルの意味はエイジ→B一って意味だと思ってたけどもしかして逆…?」など、タイトルの意味を絡めて“真犯人”を推測するツイートが多数投稿されている。【最終回あらすじ】浦島家のリビングで亀一は“B一エイジ”が真実にたどり着いたことに感心しながらも「まだ満点はやれないな」と告げる。そして亀一は八野衣が売春組織から少女たちを救ったのは、人のためや罪滅ぼしのためではなく、女性を食い物に仕事をしなければならない惨めな現実から目をそらしたかっただけだと言い、殺人鬼・LLがどのようにして生まれたのかを話し始める…。「親愛なる僕へ殺意をこめて」は毎週水曜22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月24日船越英一郎、山村紅葉、西村まさ彦、高島礼子、名取裕子、内藤剛志ら豪華キャストが集結するドラマ「警視庁考察一課」に、柳沢慎吾、藤井流星(ジャニーズ WEST)、徳永えり、北野日奈子が出演することが分かった。本作は、事件の考察を専門とした部署「警視庁考察一課」を舞台に繰り広げられる、ベテラン刑事たちの考察劇。考察一課の船越慶一郎(船越さん)と同期で、何やら因縁の仲らしいが、難事件が起こるたびに考察一課を頼りにする捜査一課長・柳沢慎三役の柳沢さんは「『船越慶一郎』と、僕が演じる『柳沢慎三』は同期で、1人の女性を取り合った過去があり、ライバル視している関係性も注目ポイントですね!毎回どのように展開していくのか、凄くワクワクしているのでそこに注目して頂けたらと思います!コミカルであり、パロディ要素も満載なので、子供から大人まで老若男女問わず楽しめるドラマです」とアピール。捜査一課志望だが、なぜか考察一課に配属された新米考察官・藤井龍役の藤井さんは、「僕は新人の役なので、ピュアなところやリアクションを見てほしいです。そして、ベテラン考察官達とのギャップが生まれる会話なども楽しんでいただければと思います。ベテラン俳優さんのファンの方たちは僕のことを知らない方も多いと思うので、これを機に、僕のことを覚えていただきたいです」とコメントしている。また、個性豊かなベテラン刑事たちを取りまとめる考察一課の管理官・徳永りえ役の徳永さんは、「恐れながらも私の役職が考察一課の中で1番位が高いので、学校の先生になった気持ちで皆さんをまとめたり、それぞれの特徴を掴んで接し方を変えたりしながら、粒揃いの考察一課を繋ぐ役割になれたらと思っています」と意気込む。そして、大東京警察署の庶務係・北野美奈子役の北野さんは「スーパースターの皆様とご一緒させて頂けることに感謝をしながら、たくさんのことを吸収できるように一生懸命頑張りたいと思います」と話している。「警視庁考察一課」は10月17日より毎週月曜日23時6分~テレビ東京ほかにて放送。地上波放送終了後Paravi&ひかりTVにて配信。(cinemacafe.net)
2022年10月03日過去の恋愛で、「あのときの自分おかしかったかも…?」「当時は辛かったけど今思うと笑える…!」のように思い返すと笑えてしまう経験はありませんか? 今回は、そんな体験エピソードをご紹介します!待ち合わせ場所に来たのは…?私が高校生のときの話です。当時私には、A君という好きな人がいました。意を決して彼に告白しようとした私は、そのA君の友達のB君に、放課後呼び出してもらえるようにお願いしました。そして放課後、待っていた場所に来たのはA君ではなくB君。一瞬わけがわからなかったのですが、なんとなくのノリで告白したらまさかのOKでした。そのままその人とお付き合いすることになったのですが、今考えると、なんだかんだ青春していたなと、笑えるエピソードです。(女性/主婦)においフェチの私…私はにおいフェチで、いろいろなにおいをかいでしまいます。以前付き合っていた彼氏が好きすぎて、彼が使っている柔軟剤やシャンプー、ボディソープをついついチェックしたりすることも。好きな人のにおいをかいでいると、とても落ち着く感じがするのです。そのため会えない時は、寂しさを埋めるために、同じ柔軟剤を使って洗濯したりしていました。今思うと、やりすぎだなと反省…。今もにおいフェチなのは変わりませんが、昔のような行動はしないように気をつけています。(女性/主婦)好きな人を追いかけているときは真剣でも、今思い返すと笑える出来事は少なくないようですね。また、当時は普通に思っていた彼氏彼女の言動が、後から思い返すとおかしいこともあるかもしれません。今回は「今だから笑える恋愛体験談」をご紹介しました。※こちらはクラウドソーシングサイトにて実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています"
2022年10月03日純烈のシングル『君を奪い去りたい』Cタイプ、Dタイプのリリースを記念して、純烈メンバーが購入者の名前を呼ぶボイスメッセージ付きの『君を奪い去りたい -スペシャル配信パッケージ-』の配信が、本日6月8日よりスタートした。表題曲「君を奪い去りたい」は、許されない愛をテーマにしたミディアムテンポのラブソング。Aタイプのジャケットを漫画家・東村アキコ、Cタイプのジャケットを漫画家・原哲夫が描き下ろしたことも話題となっている。『君を奪い去りたい -スペシャル配信パッケージ-』は、日本クラウンのデジタル直販ショップ、クラウン ミュージック ストア限定販売商品として、本日6月8日12時30分から6月30日23時59分までの期間限定配信となる。酒井一圭、小田井涼平、白川裕二郎、後上翔太のメンバー別配信パッケージが用意されており、「君を奪い去りたい」に加えて同シングルA、B、C、Dタイプの各カップリング曲を含む全5曲を収録(全バージョン共通)。購入者は、購入したメンバーから任意の名前を含む「(任意のお名前)◯◯、君を奪い去りたい」という個別のボイスメッセージが後日、購入者特典としてプレゼントされる。今回の配信企画についてリーダーの酒井は「初めての試みです!あなたの名前を心を込めて呼ばせて頂きますね!」とコメントしている。<配信情報>『君を奪い去りたい -スペシャル配信パッケージ-』各1,500円(税込)販売期間:2022年6月8日(水) 12:30〜6月30日(木) 23:59『君を奪い去りたい -スペシャル配信パッケージ-』配信ジャケット一覧●君を奪い去りたい -スペシャル配信パッケージ- (酒井一圭バージョン)特典:酒井一圭オリジナルボイスメッセージ●君を奪い去りたい -スペシャル配信パッケージ- (小田井涼平バージョン)特典:小田井涼平オリジナルボイスメッセージ●君を奪い去りたい -スペシャル配信パッケージ- (白川裕二郎バージョン)特典:白川裕二郎オリジナルボイスメッセージ●君を奪い去りたい -スペシャル配信パッケージ- (後上翔太バージョン)特典:後上翔太オリジナルボイスメッセージ【収録曲】※全形態共通1. 君を奪い去りたい2. 来た道行く道3. 愛は大丈夫4. 本牧マーメイド5. ためいきエレジー【購入者特典】■オリジナルボイスメッセージ2022年6月8日(水) 12:30〜6月30日(木) 23:59の期間中に、スペシャル配信パッケージをご購入いただいた方、全員に純烈メンバーが貴方のお名前を呼ぶをプレゼント。購入バージョンのメンバーが、購入者別に「◯◯、君を奪い去りたい」と言うボイスメッセージを個別に収録してお届けします。※〇〇に、貴方のリクエストしたお名前が入ります。購入URL:<リリース情報>純烈 シングル『君を奪い去りたい』発売中●Aタイプ:1,350円(税込)純烈『君を奪い去りたい』Aタイプジャケット1. 君を奪い去りたい作詩・作曲:幸 耕平編曲:萩田光雄2. 来た道行く道作詩:及川眠子作曲:幸 耕平編曲:坂本昌之3. 君を奪い去りたい(オリジナル・カラオケ)4. 来た道行く道(オリジナル・カラオケ)●Bタイプ:1,350円(税込)純烈『君を奪い去りたい』Bタイプジャケット1. 君を奪い去りたい作詩・作曲:幸 耕平編曲:萩田光雄2. 愛は大丈夫作詩:及川眠子作曲:幸 耕平編曲:坂本昌之3. 君を奪い去りたい(オリジナル・カラオケ)4. 愛は大丈夫(オリジナル・カラオケ)●Cタイプ:1,350円(税込)純烈『君を奪い去りたい』Cタイプジャケット1. 君を奪い去りたい作詩・作曲:幸耕平編曲:萩田光雄2. 本牧マーメイド作詩:松井五郎作曲:幸耕平編曲:坂本昌之3. 君を奪い去りたい(オリジナル・カラオケ)4. 本牧マーメイド(オリジナル・カラオケ)●Dタイプ:1,350円(税込)1. 君を奪い去りたい作詩・作曲:幸耕平編曲:萩田光雄2. ためいきエレジー作詩:松井五郎作曲:幸耕平編曲:坂本昌之3. 君を奪い去りたい(オリジナル・カラオケ)4. ためいきエレジー(オリジナル・カラオケ)配信リンク:純烈「君を奪い去りたい」MV<コンサート情報>2022年純烈コンサート 心・技・体※終了分は割愛6月8日 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール6月13日 ウェスタ川越 大ホール6月16日 市川市文化会館 大ホール6月18日 東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)6月19日 やまぎん県民ホール6月22日 よこすか芸術劇場6月29日 旭川市民文化会館 大ホール6月30日 カナモトホール(札幌市民ホール)7月7日 とうほう・みんなの文化センター(福島県文化センター)7月10日 いわき芸術文化交流館アリオス8月26日 川口総合文化センター・リリア9月16日 習志野文化ホール10月6日 宇都宮文化会館11月1日 神奈川県民ホール11月7日 高崎芸術劇場 大劇場純烈 オフィシャルウェブサイト
2022年06月08日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。仕事において相手が信用できるかどうかは最も大切なことだろう。『正直不動産』第8話では、信じることについて描かれた。誰かに仕事を任せるとき、多少金額は上がっても、多少時間はかかったとしても、信用できる人に任せたいと思うのは当然だろう。またその額が大きくなればなるほど、取引は慎重になり、本当に信じることができる人に頼みたいと思う。今回、永瀬財地(山下智久)と月下咲良(福原遥)は、300坪・5億円の土地売買を扱うことになった。大型案件なだけに、まずはこの話を持ってきた人物の信用度が問われる。しかし、今回は永瀬の知り合いが紹介してくれたということでその点はクリアした。登坂不動産の社長(草刈正雄)は「永瀬を信じる」との一言で、後の判断はすべて永瀬に託されることに。永瀬と月下が交渉を進める中、ミネルヴァ不動産の横槍が入るも、なんとか契約を勝ち取ることができた。しかし、なんだか様子がおかしい。永瀬は一人、悶々としていた。なぜなら、取引相手の交渉術が、かつて嘘をついていた自分と重なったからだ。もしかしたら、『地面師』ではないのか。永瀬の脳内に不安が過ぎる。地面師とは土地の所有者になりすまして売却をもちかけ、多額の代金をだまし取る詐欺師のこと。そこで永瀬は信頼できる元同僚・桐山(市原隼人)に相談をすることに。桐山は、相変わらずの素っ気なさだったが、自分は過去にその相手と交渉をしたが、すぐに手を引いたと言っていた。理由は「似合わないスーツを着た人と仕事をしたくない」から。「スーツに着られている」なんてことを時々言うが、今回の取引相手は、思い返せばサイズの合っていないスーツを着用していた。普段からスーツを着ている人なら、自分に合うサイズや身の丈にあったブランドに精通していくだろう。この状況において、桐山の判断は正しいのだと悟った。ブカブカのスーツはおそらく取り急ぎで用意したのではないか。もしそうでなかったとしても、桐山の言葉を聞いたビジネスマンは、身だしなみで取引が判断されるという事実を痛感させられたであろう。あなたも良い取引をしたければ、身だしなみは整えよう。上級な相手ほど、そういったところまで見られているということである。相手は怪しいが決定的な証拠がないため、永瀬と月下は再び取引相手の事務所を訪れた。しかし、ここで永瀬の祟りが発動!「あなたたち、本当は地面師なんでしょ」と言い放つ。もはや冗談では片付かない状況に困り果てる月下。相手を激怒させてしまったため、一度帰社し、再びお詫びの品を持っていくと事務所はもぬけの殻に。永瀬の不安は的中した。やはり相手は『地面師』だったのである。危機一髪のところで地面師の被害から免れることができた登坂不動産。これまで不動産屋で成果を出してきた永瀬の勘や経験は確かだった。登坂は、会社員時代、地面師に騙された過去があった。永瀬の「『あなたたち、本当は地面師なんでしょ』という言葉をあの時、自分も言えていたならば…」そう言って悔んでいた。信頼していたからこそ、永瀬にすべてを任せた社長の判断は間違っていなかった。もし、永瀬が地面師に引っかかっていたとしても、それは永瀬を信じた自分の責任である、そう語る登坂は結果がどうあれ永瀬を守ってくれていたに違いない。今回の件で、永瀬と登坂社長の信頼関係はさらに強固なものになっただろう。やはり経験はものを言うし、不安な時は信頼できる誰かに相談することが大切だ。また身だしなみも見られているし、取引で相手を信用して任せたのならそれは自分の責任だ。今回の正直不動産も教訓がたくさん詰まっていた。生きる上、仕事をする上で大切なことを物語にして分かりやすく教えてくれる。こんな奥深いドラマはめったにない。また山下智久が永瀬を演じることで、仕事のできる営業マンな一面、正直に言葉を放ってしまう危なっかしい一面、元同僚や後輩に対しても情に厚い一面、といったメリハリの効いた様々な永瀬を楽しむことができる。そして純粋で新人目線でものを言う月下は視聴者代表と言ってもいいだろう。無知な彼女が我々の疑問を代弁してくれるし、我々の思いをツッコミとして入れてくれる。この塩梅もちょうどいい。正直不動産の心地よさは物語の構成とキャストの演技、そして存在感のある小田和正によるエンディングテーマソング『so far so good』による相乗効果が起こっているように思える。いよいよ残り2話となったが、このドラマは最終回まで安心して見ることができるとあえて言い切ろう。なぜなら、ここまでの8話分において圧倒的な『信頼』があるからだ。[文・構成/grape編集部]
2022年05月30日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。桐山(市原隼人)のスパイ疑惑が浮上。そんな矢先、社長の命令で永瀬と桐山はペアを組み、大型案件を任されることに。一緒に仕事をする中で、永瀬は桐山の壮絶な過去と仕事に対する想いを知ることになる。桐山の不審な行動桐山の不審な行動は、以前から見られた。ライバル会社であるミネルヴァ不動産の社長との密会や、深夜に会社のパソコンにアクセスしていた痕跡などがある。また月下(福原遥)が挨拶をしていた近所の優しいおばあちゃん・衛藤明子さん(松金よね子)の家についてもそうだ。月下の調べた限りでは1億円の価値があるところを桐山は7500万円で売ろうとしていたのである。どうして2500万円も下げているのか不審に思った月下は桐山に問いかけるも、答えてはもらえなかった。ますます怪しさのます桐山。しかし、これがきっかけで我々も『本当の桐山』を知ることになる。永瀬が物にした正直営業スタイル永瀬と桐山がペアを組み、今回担当したのは『建築条件付き土地』。あまり聞き慣れない言葉だが、土地を買って、そこに家を建てる場合、特定の建設業者と契約を結ぶことが条件となる土地である。しかし、問題なのはその建築を担当する竹鶴工務店だった。竹鶴工務店は下請けに安い金額で建築を丸投げし、無茶な工期を要求する。さっそく永瀬と桐山が二人で挨拶に行くも、社員の士気は低く、雰囲気は最悪だった。金額に見合った材料と無茶な工期で建てた場合、欠陥住宅となるのは明らか。この状況を変えるべく、プランの見直しを求めて下請けの秋川工務店へと足を運んだ。しかし、なかなか取り入ってもらえず、永瀬は信頼してもらうため作業を手伝うことに。桐山は呆れたように永瀬のお得意の嘘で信じてもらえばいいじゃないですかと皮肉を言うも、永瀬ははっきりと「もう嘘はつかない。営業スタイルを変えた。顧客一人ひとりに正直に営業する」と反論。これまで嘘がつけない正直との戦いに苦戦していた永瀬だが、ここに来て顧客にも感謝され、会社にも貢献できたという経験がさらに強い彼の信念を生み出していた。それから永瀬は顔や服を汚しながら、毎日作業場へ通い、熱心に作業していた。その姿は心を打たれるものがある。営業は信頼を得るために足繁く顧客のところへ通ったり、お手伝いに行ったりするということを耳にするが、スマホやパソコンなどの電子機器が主流になった現在、対面で一生懸命に何かをしてくれるのはさらに重みがあるように思える。めげずに真摯に向かい合う、この姿勢は我々も見習わなければならない。永瀬の努力の甲斐あり、ようやく秋川工務店の棟梁がプランの見直しを検討することに。またも永瀬は『正直』で信頼を勝ち得るこができた。桐山の壮絶な過去と想い月下は近所の明子との会話を重ねる中で、桐山の過去を知ることになる。それは14年前、川崎のマンションが新築なのに壁にヒビが入って傾いたことで問題になっていた『サンフラワー建材問題』。最後には下請けの現場責任者が自殺したのである。その自殺した人が桐山の父だったのだ。秋川工務店が欠陥住宅を建てようとすることにすごい剣幕をしていた桐山。欠陥住宅を作らされた桐谷の父親は元請けや会社から全ての責任を押し付けられ、トカゲの尻尾切りのような状態にあっていたのだった。桐山が欠陥住宅を建てようとする工務店に敏感なのも腑に落ちる。やはり桐山は不正をするような人間ではなかった。明子の家についても、すぐに売りたいという明子自身の希望から、価格を下げてより買い手が早く見つかるよう、しっかりと練られたプランだったのである。仕事をする理由って何?これまで桐山が営業成績にこだわっていたのは、ここで実績を作って会社を興し、父親のような真面目な社員が報われる職場をつくりたいという想いからだった。桐山の過去と仕事に対する姿勢を目の当たりにした永瀬は「張り合ってた俺がバカみたいじゃん」と、冗談混じりに話す。仕事をする理由は人それぞれ。桐山のように明確な目的がある人もいれば、そうでない人もいるだろう。金のために仕事をしていた永瀬だが、今は何のために働いているのか。桐山に聞かれた永瀬は答えに詰まる。彼がその答えを見つけるのはもう少し先になりそうだ。今回はかなり胸が熱くなるシーンも多く、せっかく良い相棒になれそうだった二人だが、ラストで桐山が退職願を提出するという衝撃展開。『正直不動産』は、まだまだ目が離せない![文・構成/grape編集部]
2022年05月15日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。2022年5月3日、山下智久が主演を務めるNHKドラマ『正直不動産』の第5話が放送された。ライバル会社であるミネルヴァ不動産との全面対決に、スパイの正体発覚と、これまでと違って少し不穏な空気の漂う『正直不動産』。しかし、見ている間も不思議と安心感があるのはなぜだろう。怪しい、危ない、そんな状況下でも絶対的な安心をくれる理由は、紛れもなく主人公・永瀬にあった。5話で見えてきた山下智久演じる永瀬の魅力を紐解く。安心をくれる永瀬の魅力ピンチの時、すぐに自分より前に出てきてくれる上司がいたら、きっと心強い。場合によっては、自分だけでは対処できない時もあるだろう。永瀬はきっと、そんな時にすぐさま最前線へと出てきてくれるタイプだ。開始早々、受付嬢から店の前に不審な人物がいるとの報告を受けた永瀬。すぐさま「私が対応しましょう」と店前で怪しい行動を取る男性に声をかける。ナチュラルなトーンで「物件をお探しですか?」と切り出し、客ではないことを察すると、単刀直入に社員が怖がっていることを伝える。堂々とし、冷静に対処する様子はまさにスマートそのもの。もし何かあってもこの人なら守ってくれそう、彼のたたずまいはそんな安心感をくれた。後方から見ていた受付嬢もきっとホッとしたに違いない。不審な男は、月下を訪ねてきたということで店内へ通し、部下である月下咲良(福原遥)と対面。ここでも永瀬はしっかりと部下を守る。「咲良」と言いながら近寄ろうとする男との間にすぐさま入り「近づかないでください」と一喝。そして続けて「後輩が嫌がっています。警察呼びます」と徹底防衛。これまたイケメンすぎる対応。月下の動揺に気付く察しの良さと、即座に部下を守る姿勢は尊敬に値する。不安がる社員を守る真摯な対応に、心を掴まれた視聴者も多いのではないだろうか。これは経験を積んでいるからこそ見せる冷静さ、それに加え、山下智久が持つ、クールで淡白な印象が掛け合わされ生まれているものだと思う。頼れる男性の象徴だと言える永瀬。この何があっても動じない態度と守ってくれる姿勢が、ドラマ全体に絶対的な安心感を与えてくれていたのである。月下が父親についた「優しい嘘」第4話では、月下がメインのストーリーとなっており、彼女の優しさ溢れる数々の場面も今作の見どころとなった。悪徳不動産に無謀なローンを組まされ、両親が離婚した過去を持つ月下。不審な男の正体は当時、家族を置いて蒸発した父親だった。最初は動揺するも、月下は父親を問い詰めることもなく、「自分もずっと会いたかった」と胸の内を伝える。その後、数年来のわだかまりも解け、月下は父親のため、物件を探すことに。父親の「3LDKで広いキッチンがいい」という要望を聞いて、彼女はどこか嬉しそうな表情を見せていた。いつにも増して懸命になっていたのは、また家族3人で過ごせるのではという淡い期待があったからなのかもしれない。月下の紹介を待っている間、ミネルヴァ不動産から強引な営業を掛けられた父親はまんまと契約させられそうになる。しかし、そこは築5年でリノベーションされているという疑わしいタワーマンションだった。永瀬と月下の介入のおかげで、第三者によるホームインスペクション(建物状況調査)を受けることになったが、永瀬の読み通り、欠陥住宅だということが発覚する。改めて月下が家を探そうとするも、何か言いたそうな素振りを見せる父親。それは自身の再婚についてだった。新しい家族と住む家を娘に探させることに申し訳なさを感じていたのである。なかなか言い出せない彼に代わって永瀬がそのことを伝えると、淡い期待を抱いていただけに月下は動揺を隠せない様子。しかし、父親に私たちのことは気にせず幸せになってほしいという想いから目を潤ませながらも「(再婚のこと)知ってたよ」と告げた。これが月下がついた『優しい嘘』である。「正直」と向き合うはずのドラマが、時には相手を傷つけないための優しい嘘も必要なのだと教えてくれた瞬間だった。月下の優しい嘘に気付いた永瀬は声を掛けるも、強がる彼女を優しい目で見つめている。部下と上司の関係にすぎないが、確実に二人の間に強固な信頼関係が築かれていることを噛み締めるラストとなった。信頼でき、頼れる上司がいれば、部下もきっとたくましく成長するだろう。スパイの正体も明らかになり、ドラマに不穏な空気が立ち込める。しかし、私たちには永瀬がついている。まだ見ぬ次回も、どんな展開になろうと永瀬がいればきっと大丈夫。そんな約束をしてくれたような第5話に思えた。[文・構成/grape編集部]
2022年05月09日小芝風花主演の「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」第4話が4月30日放送。妖怪たちの“闇落ち”に対し「現代社会のストレスは妖怪にもストレスってこと?」など考察する声多数。澪を助ける妖怪たちの優しさに触れる声も数多く投稿されている。男性に騙されすべてを失いボロボロのどん底に陥っていた主人公が、シェアハウスで暮らす妖怪たちに助けられ、妖怪たちと暮らしながらトラブルや悪い奴らを成敗、成長していく姿を描く異色のホラーコメディとして人気を博した前作から2年、再び帰ってきた本作。キャストは再びシェアハウスの妖怪たちの世話になる目黒澪役の小芝さんをはじめ、人間界では弁護士兼経営コンサルをしているぬらりひょん=沼田飛世に大倉孝二。こちらも人間界ではナースをしているお岩さん=四谷伊和に松本まりか。人間界ではオークション会社勤務の酒呑童子=酒井涼に毎熊克哉。シェアハウスの寮母でもある座敷童子=和良部詩子に池谷のぶえ。またシェアハウスの引っ越し先である閻魔寺の住職・生臭和尚=佐藤周に池田成志。その息子で澪を何かと気にかけ心配する交番の巡査・佐藤満に豊田裕大といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。澪は外資系IT企業で働く小暮梢(武田梨奈)を助けたことがきっかけで彼女の会社に雇われるが、配属先である出版部門の編集長・上竜樹(安井順平)は、以前澪が小説を売り込んだ際にろくに読まずに酷評、原稿を目の前でゴミ箱に捨てた男だった。その出来事がショックで澪はそれ以来角が生えず、原稿を書こうとしても紫の“何か”が手を覆って書けなくなっていた。編集者の小豆沢流(岩崎う大)が優しい印象だったことに安堵する澪。翌日、上が小豆沢にAIをテーマにした記事のライターへの発注を澪に手伝わせたらと提案。それを聞いた澪が自ら書くことを志願、妖怪たちの力を借りて記事を書き上げるが、その記事が作家の機嫌を損ねたと上が激昂、小豆沢と澪にクビを宣告する…というのが4話のストーリー。すると小豆沢が“豹変”、妖怪の姿へと変化。自分が貯めて数えていた小銭を投げつける。その小銭は書類棚に突き刺さるほどの勢いで…「小豆洗いが小銭洗いに闇落ちか…?」「闇落ちして小豆じゃなくて小銭数えるよーになってしまったのかな」などの声が上がるとともに、「今期は皆基本的には無害な妖怪なんね。でもそれが現代社会に揉まれて闇堕ちして人間を呪い出すという 現代社会のストレスは妖怪にもストレスってこと?」「"闇落ち"は、意図的に何かを仕掛けられるのではなく…「他者の悪意」や「ストレス」で変貌するってこと!?」など“闇落ち”について考察する投稿も。また安井順平演じる上に「じゃあ、あんたが書けよパワハラ上司めー」など怒りの声も多数。一方で呪いで原稿が書けなくなった澪の代わりに口述筆記で手伝ったり、目を引くタイトルを考えるなど、澪を手助けする妖怪たちには「それにしても妖怪のみんなほんとに優しい。澪の背中を押すのんべさん!!!」「妖怪さんたち皆んな優しすぎて澪が羨ましいなぁ」などの感想も寄せられている。(笠緒)
2022年05月01日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。今、春ドラマの中でも特に注目を集めているといっても過言ではない『正直不動産』。スカッとする展開と、テンポの良い会話劇はCMなしの45分間もあっという間に感じさせるパワーを持つ。第3話は新人・月下(福原遥)の過去が明らかになり、主人公・永瀬財地(山下智久)との信頼関係がより深まった重要な回となった。また、山下智久という素晴らしい俳優が持ち合わせるクールでドライな顔と優しくソフトな顔の二面性が、このドラマにさらなる深みを与えていることを確信した回でもあった。山下智久といえば、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)などが有名だが、クールで感情表現が少ない役の印象が強い。当ドラマの主人公・永瀬財地も同様に、クールでスマートな不動産営業マンである。喜びや怒りが全面に出ないシンプルな役柄だからこそ、一つひとつの仕草やちょっとした表情に心情の変化が宿る。これはとても難しい役柄に違いないが、山下智久はそんな役をも器用にこなして見せる。『正直不動産』では特に皮肉めいた毒舌が視聴者の笑いを誘うのだが、そんな毒舌キャラに時折見せる厳しくも頼れる上司の顔、お客様を想う優しい表情が掛け合わさることで素晴らしい相乗効果を発揮する。これが山下智久が演じてこそ生まれた『正直不動産』の強みだと思う。毒舌なのに愛おしい、永瀬の本音が与える魅力とある謎の祠(ほこら)を破壊してしまったことで嘘がつけなくなる祟(たた)りに遭ってしまった永瀬は、商談中だろうと契約が吹っ飛んでしまうようなデメリットや本心が口から溢れ出てしまう。しかも丁寧な接客とは一変、心の声はいつも毒舌である。第3話では夫の退職金で商店街に駄菓子店を開こうとする夫婦が登場。しかし、希望あふれる二人に永瀬の水を差す一言が…。「甘い。甘すぎます。駄菓子屋で買った水あめに練乳かけたくらい甘すぎます。そんな年寄りのノスタルジーだけでお店の経営ができると思ってるんですか?」正直不動産ーより引用どストレートすぎる…!確かに駄菓子店は客単価も低い。今の時代、「都会で経営は厳しいのでは…」と誰しもが思うだろうが、客となればはっきりと言えないことの方が多い。それを何のオブラートにも包まず、放ってしまうのが当ドラマの見どころでもある。客だろうと上司だろうと、この祟りは止まらない。永瀬の恋愛事情に切り込むシーンでは、彼女は作らないという永瀬に月下が「そうなんですか?えっ、でも永瀬先輩、めっちゃモテそうなのに」と上手にヨイショする。いつもなら謙虚にかわすはずの永瀬だが、ここでも祟りの力が発揮されてしまう。「いや、そんな全然もうモテ…て、モテてしょうがねえわ。誰に向かって言ってんだ、おい」正直不動産ーより引用おっしゃる通りだ。誰もが認める国宝級イケメンにこんなことまで言わせてしまうのだから、このドラマは素晴らしい。毒舌なのに何だかとても愛おしく、嫌味に聞こえないトーンもまた山下智久の魅力である。このような随所にあふれるコミカルなシーンに、気付けば誰しもが魅了されているのだった。信頼できる部下の存在、永瀬の心の変化嘘がつけていた頃は金を稼ぐことにしか興味がなかった永瀬だが、カスタマーファーストにこだわる新人の月下と接することで、少しずつ心境に変化が起こっていた。先述した商店街に駄菓子店を開きたい夫婦だが、月下は商店街を活性化させるためにも良い案だと前向きに捉えていた。彼女は駄菓子店を子供が気軽に通えて、仕事で家にいない親たちが安心できる場所にしたいと語る。そんな月下とは対照に市原隼人演じる桐山は、荻窪の喫茶店を契約後、上司に、もし店が潰れてもすぐに次の借主を見つけ、これを続ければ仲介手数料を延々と稼げると話していた。両者の話を聞いていた永瀬はなんだか腑に落ちない表情を浮かべる。そこに言葉はなかったが「不動産を売る」という意義を自らに問いかけているようにも見えた。契約時の利益だけを目的に、後先を考えていない営業は果たして善と言えるのか。これまで部下の指導でも、どこか億劫な一面が見られた永瀬だが、最後に月下に投げかけた言葉は視聴者の心をグッと掴んだ。「今度は一人で行ってきな」正直不動産ーより引用これはカスタマーファーストで見事に気難しいオーナーの心を掴んだ月下へ送る、永瀬なりの愛情表現である。トゲのある言葉から一変、柔らかく優しい演技で第3話のラストを包み込んでくれた山下智久の演技に私たちがどっぷりとハマっているのはこれで明らかとなった。信頼できるパートナー・月下と共に奮闘する姿をこれからも見守っていきたい。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年04月25日子役の寺田心とお笑い芸人のなかやまきんに君が出演する、ブックオフコーポレーションの新CM「好きなのあるじゃん! GW」編、WEBCM「好きなのあるじゃん! (寺田心さん生歌ver.)」が、27日より公開される。新CMでは、シリーズでおなじみの店員役・寺田に加え、きんに君が来店客役で登場。店内で好きな本を見つける喜びを情熱的な口パクで表現する寺田に対し、タンクトップ姿で現れたきんに君はキャンペーン内容を大声で叫ぶ。また、同日に公開されるWEBCMでは、本編で口パクだったオリジナルソングの歌唱に寺田が挑戦し、歌声を披露している。■寺田心&なかやまきんに君インタビュー――本日の撮影はいかがでしたか?寺田:今日初めて、きんに君さんとご共演させていただき、少し質問したことがあって。うちの祖母が足腰が痛いということで、少しでも鍛えられるような方法を聞いてみたりとかしました。(その方法を)祖母に教えてあげたいです。きんに君:そういう会話があったのですが、今回心君と初めて共演させてもらうことになりまして。皆さん(先に)撮影されていて後から僕は入ったので、自分のシーンになった時に「初めまして」と挨拶しました。周りに出演者やスタッフの方がたくさんいて緊張感があったのですが、心君からいきなり「すみません質問があります! うちの祖母に良いトレーニングありますか?」と聞かれたので、人生で初めて初対面の人に「今!?」ってツッコみました。その会話があったおかげですごくリラックスできて、楽しい雰囲気で撮影させていただきました。――息ピッタリですね!きんに君:勝手にですが、皆さん「心君」って言うじゃないですか。僕も「きんに君」と呼ばれているので、親近感が湧いていました。――お2人は初共演とのことですが、お互いの印象について教えてください。寺田:筋肉がすごくある方だなと思っていました。実際にお会いすると、体育の先生みたいなお優しい感じで、ハキハキとされている感じでした。きんに君:心君に体育を教えて筋肉ムキムキにしたいですよね。(スタッフに向かって)すごくシーンとされていますけど……もうちょっと笑ってもらえるかと思ったのですが……(笑)。結構な大人の方がいらっしゃいますけど。(寺田に向かって)ごめんね心君、すべったみたいな感じになって。真剣に皆さん聞いてもらっているということでね。(寺田の印象について)画面で見させていただいていますが、そのままという感じです。裏でもお話させていただきましたが、このままです! 礼儀正しくて、言葉遣いも丁寧で、優しい感じで僕にもお話ししてくれて。気さくに会話させていただける感じでしたね。――動画では、寺田さんが感極ったかのように熱いパフォーマンスを続けるシーンが印象的です。感情がたかぶり、思わず涙してしまったことはありますか?寺田:バスケットボールをしていた時に、なかなかシュートが入らなくて、悔しくてボールに八つ当たりしてしまったんです。八つ当たりして投げたボールが自分の顔に跳ね返ってきて、当たって「痛―っ」と、思わず泣いてしまった思い出があります。きんに君:それは何歳くらいの時ですか?寺田:かなり最近です。中学1年生の夏とか後半くらいからバスケ部に入って、バスケするようになって、たまに公園とかでバスケをしていたら入らなくて。やだな悔しいなと思ったら……。痛っと思って。きんに君:結構バスケットボールも硬いですからね。寺田:7号使っているので。きんに君:中学生サイズが7号ですか?寺田:7号はMAXです。大人が使うやつ。きんに君:僕も実はバスケットボールをやっていまして。あ、バスケットボールのエピソードはないのですが(笑)。丁度1年前ですね。1年前の2021年のゴールデンウィーク、ボディビルの大会に出場しまして。ずっとその大会に出ていたのですが、6年越しに優勝することができました。ずっと2位が続いていたので涙しました。さらに最近その動画を見まして。自分で編集をしているのにも関わらず、もう一回泣いてしまいました。それくらい頑張ったことがありました。――実際に熱唱される動画も公開予定ですが、歌ってみていかがでしたか?寺田:あまり歌が得意な方ではないので、ノリに任せて。今回のロックな感じを、こんな感じの(大きな動きで)、やりきろうと思って鏡の前で必死に練習しました。――出来栄えはいかがですか?寺田:動き過ぎると顔が映りにくかったりとか、そういうところがあって。もう少し鏡の前で顔をブラさないようにといったところも気を付けて、今後頑張っていきたいなと思います。――新年度が始まって約1カ月が経ちますが、今後新たに挑戦したいことはありますか?寺田:毎年というかずっと言っていると思うのですが、今年こそは目を付けているマラソン大会で走りたいなって。ぜひ走ったら報告させていただきたいなと思います。今年こそは出たいです。頑張ります。きんに君:毎年ボディビルの大会に出ているのですが、今年はアメリカとか海外の大会にも出てみたいなと思っています。トレーニングや体脂肪を落としていくというのは(日本の大会と)一緒ですが、会場がビーチ沿いなど面白い場所にあったり。ジムも野外にあってその前がステージになって、ビーチに来ている人にも見てもらえるような、そういった面白い大会もあるので、そういうところに挑戦したいなと思います。――今回の動画ではなかやまきんに君さんが、いきなり「パワー!」ならぬ「20ッパワー」と割り込むシーンも印象的です。なかやまきんに君さん、動きのコツはありますか?きんに君:コツは、腕の筋肉をしっかり見せるということなのですが、肩を上げたりするとあまりカッコ良くない。胸を張って、肩を落とした状態で、腕を軽く曲げる。これ(肘)も角度が狭すぎると良くありません。丁度Vになるような感じで。(実践する寺田に対し)心君すごく良いですね! もうちょっとじゃあ上腕二頭筋に力を入れて、上腕三頭筋。そして腹斜筋にもちょっと力を入れて、菱形筋とか広背筋もちょっと広げるような感じで。それでOKです。――寺田さん、是非なかやまきんに君さんと一緒に「パワー」の動きをお願い致します!2人:パワー! ……ハッ。きんに君:素晴らしい! 心君、初めてじゃないでしょ? もしかしたら学校で「パワー」の授業やってる?寺田:……はい!きんに君:ごめんね。寺田::でも初めてです。きんに君:心君を困らせるようなことを。僕もすごく良い思い出になりました。
2022年04月22日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。第8話では、ついに今作最大の謎であった鍵のありかと瀬能(横浜流星)の父親について明らかに。そこには海上保安官となった瀬能の原点がありました。どんな時も頼もしい真子さん極秘捜査のため、新婚旅行を装い、総合レジャー施設へとやってきた新名(阿部寛)。事情を知らない妻・真子(市川実日子)は夫の粋な計らいに疑いながらも大喜びしていました。しかし、事態は一変。新名が施設の支配人・戸塚明男(田辺誠一)に接触した直後、これ以上詮索されたくなかった戸塚は新名を殺害しようと温泉に硫黄を使用します。狙われたのは新名のはずでしたが、捜査で一人現地入りしていた西野がその被害に遭ってしまったのです。なんとか一命を取り留めましたが、ここで出てきたのは真子。「ちゃんと説明して」明らかに何かを隠している夫、何故かここにいる副隊長・西野(高橋光臣)、そして殺人未遂事件まで。真子が怒るのも当然です。だってこれは新婚旅行のはずなのに…。新名は渋々事情を説明。そして警察は呼ばず、真子にこの事件の立証を頼みます。「夫の命が狙われたってのに黙ってろって…」真子が怒っていたのは、捜査を隠していたことよりも新名の命が狙われたことでした。彼女は恋人であった成合(吉川晃司)を失ったことが一つのトラウマになっていたのです。もう大切な人を失いたくない、そんな想いから溢れた怒りだったのでしょう。しかし、さすが真子さん。切り替えは早かったです。「とりあえずお湯採取してくる」そう言って早速、捜査を開始します。これまで新婚旅行気分で楽しんでいたのに、目つきは一気にお仕事モード。危険な事件にも関わらず、夫のために即行動してくれます。これまで、新名夫婦の日常を見ることはありましたが、今回は特に二人の絆と、妻であり、仕事のパートナーである真子さんの頼もしさを見ることができました。自分の過去と向き合う瀬能新名から鍵を受け取った瀬能は、鍵のありかを探すため、父の思い出を探しに行きます。これまでドラマ内で瀬能のプライベートはさほど扱われてきませんでしたが、今回は実家が登場。これまで瀬能情報は少なかっただけに、なんだか実家というのも新鮮で、幼い頃の家族写真など、瀬能というキャラクターが歩んできた人生を垣間見ることができました。そして、数々の父との思い出に触れる中、彼はある日の事を思い出します。それは父親が頑張ったご褒美にプール帽子をくれた日でした。幼い瀬能はそのプール帽子を宝物入れにしまっていたのです。そして瀬能の父は生前、こんな言葉を残していました。「とても大切なものをお前の宝物入れにしまっておく。だからその時が来たら、お前が一番信頼できる人に渡すんだぞ。」これまでずっと謎に包まれていた鍵の場所が、ついに明らかになりました。瀬能の宝物入れ、そこには瀬能の父親が残した大切なフロッピーディスクがありました。今まで誰を信じればいいのか分からなくなっていた瀬能は一体誰にこのデータを渡すのか?この瞬間は今回一番の盛り上がりで視聴者を沸かせました。そして瀬能が最終的に選んだ相手は、やはり新名だったのです。父との思い出を巡る中、自分に泳ぎを教えてくれ、海上保安官という夢を与えてくれた新名との記憶も蘇った瀬能。彼は自分の原点を見出してくれた新名を信じることにしたのです。「海上保安官になるという夢を与えてくれたのは隊長です。今まで疑って、さんざんなこと言ってホントすみませんでした」瀬能の言葉で、ようやくわだかまりが解けた二人。これまで彼らの衝突や事件での助け合いを見守っていた視聴者には、とても目頭が熱くなるシーン。ここは本当によかった…!次回ついに最終回!瀬能の父親はテロリストではなかったことが判明しましたが、残る謎は、やはりテロリストと通じる内通者と成合についてです。内通者は一体誰なのか。なぜ成合は『ブラック・バタフライ』の一員になってしまったのか。ラストならではのダイナミックな演出にも期待。ハラハラドキドキな最終回は3月20日(日)夜9時から。是非、リアルタイムで結末を見届けましょう!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年03月19日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。第7話では、成合(吉川晃司)と繋がる謎の女性・根岸(明日海りお)の正体が明らかに。そこには彼女の後悔と母としての苦渋の決断がありました。容赦ない『ブラックバタフライ』木見は口封じで殺害されたのか根岸がプロデュースしたリモートダイビングVRのお披露目イベントが病院で開かれました。遊びに来ていた子供たちも大興奮。しかし、事態は一変、海中のリモートカメラが乗っ取られてしまい、水上バイクが爆破されました。DCUはリモートダイビングVRを開発した人物である、東都重工海洋研究所の笠原英伍(岡田浩暉)の協力も仰ぎ、事件の解明に取り組みます。そんな中、前回の水族館殺人事件で犯人となった木見一郎(加藤雅也)が自殺したという情報が。新名と副隊長の西野(高橋光臣)はこれが何者かによる口封じであると察します。木見はダイヤの密輸にも関わっていましたが、それらは全て指示でやったと言っていました。おそらく木見の情報を知られてはまずい人物が口封じで殺したということなのでしょう。留置所にいる人物を殺害できるということは、内部の人間の可能性が高いです。そしてリモートカメラの乗っ取りと爆破は、木見の死亡を知った根岸が企てたものでした。彼女はテロリスト集団・ブラックバタフライの一員だったのです。口封じに木見が殺されたのだとしたら、次は自分の番だと恐怖に怯えた根岸は、「やられる前にやってしまおう」と自分に指示を出していた成合を事故を装って殺害しようとしました。しかし成合は爆破の寸前で水上バイクから飛び降り、生きていたのです。計画が失敗した根岸は成合との電話で「どうしてもブラックバタフライを抜けたくて…」と声を震わせながら訴えますが、それはどうも許されない様子。この時、根岸は成合を「ゴースト」と呼んでいましたが、この『ゴースト』というのは、おそらく成合が『死んだことになっている』からでしょうか。本当は『いないはずの人物』ですからね…。根岸の母親として苦悩根岸は再び、成合の殺害を企てますが、まんまと爆弾は根岸の娘のいる水族館へと向けられてしまいます。刻一刻と迫る爆破時刻にDCUが駆け回り、危機一髪のところで回避することができました。「女手ひとつであんな大金稼ぐには、こうするしかなかった」彼女がブラックバタフライに入ってしまった理由は、心臓病である最愛の娘のためだったのです。しかし、もう娘に会えないこと、自分の母親にも迷惑をかけてしまったことを涙ながら後悔するシーンは、自責の念とこれまで押しつぶされそうになっていた重圧から解放された安堵の表情も垣間見えました。子供を救いたい一心で悪事に手を染めてしまった母親の末路。そんな姿を見た新名は、ゴースト(成合)の情報を渡すことを条件にこの件をDCUで預かることを提案。「隊長、そんなことできるんですか!?」と言いたくなってしまいましたが、今回は幸い、死人も出ていないので大事にはならずに済むのかもしれません。瀬能のさりげない気遣いに涙これまでの『DCU』での横浜流星の繊細な演技には何度も魅せられてきましたが、今回もまた思わず胸がグッとなるシーンがありました。それは、根岸が逮捕された直後のシーン。手錠をかけられた彼女の前に偶然、娘が通りかかります。しかし、母親が手錠をかけられている姿なんて、まだ幼い娘には決して見られたくないはず。何もできない根岸に、すぐに状況を察知した瀬能(横浜流星)は「萌ちゃん、帰ろうか」とすぐさま子供に駆け寄り、子供から根岸の姿が見えないようにしてあげたのです。娘に駆け寄るまでの間、瀬能の台詞はありませんでしたが、視線のみですべてを表現する横浜流星と、その後ただ遠くから娘を悲しげに見つめる明日海りお、二人の演技は本当に見事でドラマに深みを与えてくれました。最大の敵であるブラックバタフライ、そして事件の核心へと徐々に近付きつつあるDCU。瀬能の父はテロリストに設計図を渡し、高額な報酬をもらっていたというのは事実なのか?また、成合は瀬能自身にその事実を確かめるよう促しますが、この真意は何なのか。ここに来てようやく新名の持っていた鍵が瀬能の手に渡りました。もしかすると鍵のありかは案外、瀬能の身近にあるものかもしれません。次回は、早くもクライマックス突入!舞台は温泉施設ということで阿部寛ゆえに映画『テルマエ・ロマエ』が頭をよぎりますが、どんな展開が待っているのか。日曜日の放送が楽しみです!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年03月11日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。ついに成合(吉川晃司)が瀬能(横浜流星)に接触。肝となる今作最大のミステリーが本格的に動き始め、どんどん目が離せない展開になってきました!第6話の見どころと、動き出した成合の行動について考察していきたいと思います。今回の舞台は水族館DCUは水に関わる事件・事故を解決する組織ということでしたが、水=海、川、湖とは限らないのです。今回はなんと水族館!溺死した身元不明の女性の遺体が横浜の港で発見され、調べていくうちに殺害現場は、ある水族館であることが判明しました。そこで働く、魚サプライヤーの木見一郎(加藤雅也)と水族館プロデューサー・根岸那由(明日海りお)はいかにも不審な動きを見せますが、事件の証拠はどこにもなく頭を抱えるDCU。しかし、水族館のアクリル板に入っていた傷が、被害者の身に付けていた婚約指輪によってできた傷だと判明し、被害者の婚約者であった木見が犯人が逮捕となりました。指輪のダイヤが外れ、水槽の中のエイが食べてしまっていたというのは水族館ならではのトリックでしたね。水族館プロデューサー・根岸那由は何者?宝塚歌劇団の元花組トップスター・明日海りお演じる、水族館プロデューサーの根岸。凛としていながらも裏があり、ミステリアスな雰囲気を醸し出す彼女の演技は、劇中においても並々ならぬ存在感を発揮していました。根岸は新名(阿部寛)が去った後、とある人物と電話をします。その相手はなんと成合だったのです。第6話のみのゲストかと思いきや、まさかの展開!その後もバーですれ違いに成合と情報交換をしていたり、どうやら密に連絡を取り合っているようでした。瀬能の自宅に手紙が届いていたのも、成合本人がやったとは考えにくいので、彼の指示で根岸が動いていた可能性も考えられます。水族館プロデューサーとは表の顔にすぎず、姿を現せない成合に代わって活動しているのかもしれません。次回も彼女がキーパーソンとなり、ストーリーが展開されそうです。成合は悪じゃない?瀬能の信じる道とは新名(阿部寛)への不信感が拭えないまま、副隊長の西野(高橋光臣)が新名に協力し始めたこともあり、瀬能は一人モヤモヤを抱えていました。そんな彼に、ついに成合が接近します。瀬能は動揺しながらも、成合にさまざまな疑問を問いかけますが、詳細は何も答えてくれません。成合は自分を死んだことにし、15年間生きていました。そこにはきっと何か理由があります。ドラマ上、こういった場合に考えられるのは「何者かに命を狙われていた」ということです。成合は何者かに命を狙われていたため、自分を死んだことにし、身を隠していた。そう考えると成合もまた事件の黒幕を追っているのではないでしょうか。「私を信じられないのはもっともだ。だが、多くの人の命の関わることだ。今はそれしか言えない」成合が瀬能に伝えたこの言葉。多くの人の命を救うため、彼もまたテロリストと戦っている…?15年経った今、彼が動き出したのは何かまた大きな事件が起こる予兆なのかもしれません。新名が身に付けている鍵のありかに、多くの人の命に関わる重要な何かが隠されているのは確かです。瀬能は成合の言葉を信じるのか?彼の今後の行動にも要注目です!笑いが止まらない!まるでコントのようなワンシーン緊迫したシーンの多い『DCU』ですが、今回はコントのようなワンシーンが見られました。それは水中でのアクリル板での実験シーンです。証拠再現のため、交代でアクリル板に傷を入れていくのですが、水しぶきが飛んで、盛大に横浜流星の顔にかかったり、終いには指輪からダイヤモンドが無くなり、焦ってみんなで探すというもの。高額なダイヤだっただけにヒヤヒヤしていた阿部寛の表情も見ものでしたね。いつもの真面目な雰囲気とのギャップも相まって、出演者らの楽しそうな様子が伝わる、お茶目なワンシーンにほっこり。そんな意外な一面も見せてくれた『DCU』。しかし、来週はさらに大きな事件が待ち受けていそうです。今後の展開から目が離せません!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年03月04日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。ゲストに藤井流星を迎え、横浜流星との『W流星』の初共演が話題となった『DCU』第5話。今回は国土交通省副大臣の長男・木下裕司(三浦獠太)が海上で行方不明になり、DCUに捜索命令が出されました。『W流星』が魅せた、息の合った再会シーン聞き込みで立ち寄ったサーフショップにて、学生時代の先輩、中林(藤井流星)と再会した、瀬能(横浜流星)。久しぶりの再会に感動し、抱き合うシーンは「この二人、本当に初共演なの?」と思わせるような息の合った演技っぷり。また、瀬能はとても中林を慕っており、中林が営むサーフショップの店内をキラキラした目で見渡していたのが印象的でした。回想シーンこそ無かったものの、親しげに話す二人の様子は、本当に昔からの仲の良さ、部活動にて苦楽を共にしたことを感じさせます。しかし、再会に気持ちが高まり、中林の不審な行動に気が付かなかった瀬能は新名に注意されてしまいます。捜査に私情を持ち込んではいけない、これは刑事ドラマの掟ですが、瀬能は理解していながらも慕っていた先輩を疑うことすらしていませんでした。瀬能は少年マンガの主人公!中林との再会で、学生時代、部室にタバコの吸い殻が見つかった不祥事を中林が顧問に告発したことで部の結束が強まったというエピソードが出てきました。正義感の強い瀬能は、当時の中林の行動を賞賛します。当時の中林は瀬能にとってヒーローのように見えたのかもしれません。また今回、海上で行方不明になっている木下裕司。実は誘拐され、2億円の身代金を要求されていることがわかりました。裕司は危険ドラッグに手を出していたということで、麻薬取締部と公安からの要請で、DCUは捜査中止命令が下されますが、助けられる命があるのに捜査ができないもどかしさに瀬能は「命を見捨てるなんて、なんのためのDCUか分かんないっすね」と不満を漏らします。曲がったことが大嫌いな性格、真っ直ぐなゆえ、時には命令に背き、感情的になるところ。瀬能はまるで少年マンガの主人公のようなキャラクターです。助けを求めている人を見てみぬフリをすることはできません。ここでも誰よりも強い正義感を見せてくれました。瀬能がそんな王道なキャラクターだからこそ、真実を隠し、目的のためなら、どんな手段もいとわない新名は対照的で、お互いがより引き立って見えるのだと思います。新名が隠していた新事実。瀬能の父はテロリストだった?前回からコソコソと怪しい行動を見せていた副隊長・西野(高橋光臣)でしたが、今回ついに新名と衝突。15年前の事件、新名の首の鍵について、問いただします。そこで新名はついに真実を明かしました。それは瀬能の父と成合がテロリストとグルだった可能性があるということです。この事実が明らかになると、瀬能は間違いなく海保から外されます。そのため、新名は一人で極秘で捜査を進めていたのです。新名宅には捜査情報をまとめた壁がありましたが、そこには成合や瀬能・父との関係、また鍵についても、形などから何の鍵なのかを調べている痕跡がありました。新名の明かす真実に驚いた様子の西野でしたが、彼は新名を信じてみることに賭けたのです。水の中の結束力がDCUに活きるのはこれから誘拐事件の黒幕は、瀬能が慕っていた先輩・中林でした。私情を持ち込んでしまったため、中林の犯行に終始気が付かなかった瀬能は今回もまた新名に助けられる形となりました。共に新名のことを探っていた西野は瀬能にこう告げます。「俺達ダイバーは危険と常に隣り合わせだ。だから水の中にいる時、俺達の間には奇妙な結束力が生まれる。あの人(新名)は水の中の結束力をDCUでもやろうとしているのかもしれない」新名のことを信じたいけど信じることができない瀬能。西野が新名サイドについた今、このモヤモヤが晴れる日もそう遠くはないでしょう。水の中で数々の事件を解決し、結束したDCUなら15年前の事件の真相を明らかにできるかもしれません。これからの展開にますます期待です!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年02月27日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。隆子(中村アン)の殉職という悲劇の展開となった前回でしたが、第4話では、仲間思いなチームが犯人逮捕に総力を尽くしました。しかし、今回またも衝撃のラストを迎え、ますます続きが気になる展開となった『DCU』。解決したかのように思えた隆子の事件は、今作最大のミステリーの序章に過ぎなかったのです。今回のコラムは第4話で浮かび上がった謎をまとめました。犯人、まさか領海まで泳いで来た?隆子を殺害した犯人、それは司法解剖を行っていた医師・真鍋(角田晃広)でした。しかし、彼はあくまで実行犯に過ぎません。彼は多額の報酬のためにテロリストからの命令に従っただけだと言うのです。そして捕まった真鍋の口から、犯行の手口が明らかになりました。ドラマの視聴者の間で話題になったのが「そもそもどうやって船まで辿り着いたのか?」です。ここに関して、ドラマ内では言及がありませんでした。隆子が殺されたのは領海を超えた陸からかなり遠い場所です。まさか解剖医の真鍋が泳いで行ったということは、ないでしょう(もしそうだったら超人ですが)。この状況で考えられるのは、手を貸した人物がいるのではないかということです。犯行を指示した人物は真鍋とコインロッカーでやりとりする距離ですから、もしかすると黒幕は意外と近くにいるのかもしれません。もしそれが、海保内部の人物だったらどうでしょう?そう仮定すると、真鍋は別の船に乗ることも可能です。ロペスを殺した犯人は?まだ解決していないのは、ロペスを殺害した人物です。真鍋が船に乗り込んだとき、すでにロペスは死亡していたと言っていました。やはりロペスを殺したのは『ブラックバタフライ』というテロリストの可能性が高いと思います。彼は何らかのミスを犯し、海保にも追われていたので、トカゲの尻尾切りに遭ったと言えるでしょう。では真鍋同様、ロペスを殺した人物はどうやって逃げたのか?犯人はずっと船に隠れていて、隆子が乗ってきた船で逃げたということは考えられないでしょうか。あえて隆子の船は映っていなかったようにも思えます。また考えられるのは、ロペスはもっと早い段階で殺害され、船に死体として乗せられていたということです。隆子が追っている最中、異様に船のスピードが遅かったのもこれだと納得がいきます。怪しい西野(高橋光臣)、その目的は?幸せなムードに包まれていた新名の結婚パーティーの合間、陰でコソコソと連絡を取っている西野がいました。その電話の相手は早川次長(春風亭昇太)です。西野は早川次長から何らかの指示を受けており、その報告の電話のようでした。そして、新名に恐ろしい眼差しを向けながら「実はもう次の手を考えてあります。」と次長に告げます。この『次の手』とは、一体なんなのか…。チームでは新名とよく衝突する西野。彼は少なからずDCUから新名を外したいと考えているのでしょう。隊長に相応しいのは自分と考えているのですから。前回、新名は隊長から外されたものの、上からの指示で今回再び捜査に関わることができました。この『次の手』というのは新名を退けるための一手かもしれません。しかし、隆子の件で仲間思いな一面も見せてくれた西野。彼が新名の敵であることは、できればあってほしくないというのが本音です。成合(吉川晃司)は生きていた?第4話、最も衝撃を受けたのはラストです。隆子の遺品であるスマホにはなんと、死んだはずの成合の写真が入っていました。『DCU』の初回で一部が明らかになった15年前の水難事件。これは、このドラマ最大のミステリーとなっています。成合は当時、殉職したはずでした。しかも新名の目の前で。亡くなったはずの人物が生きていた…。隆子は最期にこの事実を伝えたかったのでしょう。今まで隠れて生きていた理由、死んだことにされた理由、ここが最も気になるところです。隆子の写真はロペスのスマホを撮影したものでした。もし成合を撮ったのがロペスだとすれば、成合とロペスは繋がっていたことになります。やはり黒幕は内部に…?成合は黒幕の指示で、死んだことにされ、隠れて生きていたのかもしれません。あの水難事故は海保が関わった事件ですから、死亡を隠蔽できるのはやはり内部の人間ではないかと思います。隆子が残してくれたヒントを鍵に物語が一気に動き出しそうな予感。今回はドラマであえて描かれていない部分について考察してみました。ますます謎が深まる縦軸のストーリーに、これから要注目です!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年02月18日好きな男性の本命になりたいけど、相手が心を開いてくれない場合は難しいですよね。本命女性になるには、やはり相手と心の距離を縮めたいもの。そこで今回は、「男性の心を開く」カンタンな方法をご紹介します。男性へのアプローチで悩んでいる方は必見ですよ!■ 質問をする「会話をしようと頑張っても変な間が開いちゃったりして……。気まずくなるのが耐えられないので、女性にアプローチがなかなかできません。でも、相手の女性から質問をたくさんしてもらったときは、会話が途切れることなく過ごせた記憶があります。ありがたいです」(25歳/教師)「女性から質問をされて話が盛り上がったことが何度かあります。趣味とか深く掘り下げてもらえると、いつも以上に話が盛り上がりますね」(24歳/商社勤務)やっぱり質問をすることで、会話が盛り上がるようです。プロフィールのような基本的な質問はもちろん、趣味や仕事など共通点があれば深く掘り下げることで、男性からの好感度がアップすることも!事前にいくつか質問を準備しておくといいでしょう。■ 自己開示する「女性と話すのが苦手なんですけど、自分の話をたくさんしてくれる人とはスムーズに話せます。相手のことを最初に知ると安心するんですよね」(26歳/公務員)「合コンで一目惚れした女性がいて、自分からは話できなかったんです。でも彼女から、自分の好きな食べ物とか好きな映画とかたくさん話しかけてきてくれて楽しく話ができました!」(28歳/薬剤師)人に心を開いてほしいときには、まず自分の話をすると打ち解けやすいでしょう。あなたから積極的に話しかけたり、自己開示したりすることで、男性の警戒心を解くことができるかもしれません。相手も心を開いてくれるかもしれませんよ。■ LINEを使う「ずっと男子校だったせいか女性と直接会話をすることが苦手なんですよね……。まずはLINEで会話をして、相手の女性のことを知ると安心しますね」(27歳/IT)「今の彼女は、付き合う前に口下手な自分と気長にLINEをしてくれました。LINE交換をした日から毎日のようにLINEをして、少しずつですけど仲を深められたと思います」(25歳/飲食店勤務)目の前に女性がいるだけで、緊張して会話ができないという男性もいるようです。そんなときは、LINEで会話をすることから始めるのがおすすめ。口下手な男性も本音で話すことができそうです。相手のペースに合わせてLINEをすることで、男性との距離を縮められるかもしれません。■ あなたから行動をしてみて男性が心を閉ざしていたように感じても、単に緊張しているだけかもしれません。好きな男性がなかなか会話をしてくれない場合は、自分から積極的に行動することがおすすめです。あなたから歩み寄ることで男性も心を開いてくれるかもしれませんよ。(大木アンヌ/ライター)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年02月12日周囲に馴染めない人、馴染まない人。孤独な心を温めてくれる、寺地はるなさんの初短篇集『タイムマシンに乗れないぼくたち』。「一篇一篇が独立した話の短篇集を読むのがすごく好きで、自分でも書いてみたかったんです」と、寺地はるなさん。そんな希望が叶ったのが、新作作品集『タイムマシンに乗れないぼくたち』だ。「書き終えて、どれも孤独な人の話になったなと思いました。孤独や不幸って“その程度ならたいしたことない”などとランク分けされがちですが、比べる必要はないんじゃないかと感じていました」他人から理解されなかったり、疎外されている人々が登場する本作。巻頭の「コードネームは保留」は、心の中で“自分は殺し屋”などと設定を作っている女性の話。「現実に向きあって生きるのは正しいと思いますが、やり過ごす方法があってもいいかなと思うんです」表題作は古生代好きの少年が博物館でお喋りな男と出会う話だ。「子どもの頃って学校と家がすべてだった。別の世界があるんだって知る話にしようと考えました」他の短篇でも、主人公が接点のなかった相手と交流を持ったり、相手の意外な一面を知る場面が描かれる。「相手を深く知ったり親しくなったりしなくても、幸せを願うことはできる。それくらいの関係が書けたらいいなと思いました。ちょうど森川すいめいさんという精神科医の『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』という本を読んだんです。そのなかに、人間関係がわりと希薄な街の話があって。仲良しになる一歩手前の関係があるのっていいなと思ったので、その影響もあるかも」他には、見下していた隣人に対する見方が変わる話や、いつも誰かの人生の脇役的存在になる女性を主人公にした話、変人扱いされる叔父を持つ青年の話など。また、「深く息を吸って、」は自身が書いたエッセイが出発点にあったという。「中学生の頃にリヴァー・フェニックスが好きだったことを書いたら、編集者に“これで短篇を書かないか”と言われて。個人的な思いが強すぎてなかなか書けなかったんですが、“きみ”という人称を使ってやっと書けました」好きなものについてからかわれ、周囲に理解されずにいる少女に語りかける文体は、孤独を経験した人の心にも深く響くはず。自分を励まし、他人が愛おしくなる一冊だ。『タイムマシンに乗れないぼくたち』著者初の短篇集。同世代の同僚と馴染めない女性や、友達ができない少年ら孤独な人々が、ちょっとした視点の変化を迎える姿を描き出す。文藝春秋1650円てらち・はるな2014年「ビオレタ」でポプラ社小説新人賞を受賞してデビュー。’20年、若手芸術家に贈られる「咲くやこの花賞」、’21年『水を縫う』で河合隼雄物語賞受賞。著作に『ガラスの海を渡る舟』など。写真提供・読売新聞社※『anan』2022年2月9日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2022年02月09日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。事件の重要な証拠品をロドリゴ・サンチェスによって奪われたところから始まった『DCU』第3話。今日こそ事件解決に導かれるかと思いきや、予想もしなかった衝撃の結末に視聴者は唖然。DCU唯一の華、隆子(中村アン)のまさかの退場。「まだ3話目ですが!?」と、そのショックを大きくさせたのは、隆子の人物像を作り上げた数々の伏線にありました。歳の差の恋を予感させた中村アン&横浜流星職場の先輩・後輩であり、水難事故で殉職した成合の妹であった隆子と、その事件に関わっている瀬能(横浜流星)の関係は、他より少し特別なものだったのかもしれません。「自分のせいで成合・兄(吉川晃司)は命を落としてしまった」そう責任を感じていた瀬能は、成合の妹である隆子に申し訳ない想いを打ち明けていました。しかし、「そんな責任を感じる必要はない」と笑顔で瀬能を励ます隆子。彼女の人としての優しさに瀬能はさぞかし救われたことでしょう。これをきっかけに二人の距離は縮まります。サンチェスの件で捜査から外された隆子を、やたら気にかける瀬能。二人きりの職場で笑い合い、彼女に差し入れを持って行く場面は、緊迫するドラマで唯一、頬が緩む瞬間でした。ちなみに劇中だけでなく、番組の公式SNSにも中村アンと横浜流星の仲睦まじい2ショットが掲載されており、二人の関係にドキドキした方もきっと少なくないでしょう。この急激に発展した関係と見事な演出は、完全なる『死亡フラグ』だったのです。瀬能に死体を発見させた『鬼脚本』サンチェスを逃した隆子は、責任を感じ、挽回しようと必死でした。もともと隊長・新名(阿部寛)に恩返しがしたいと言っていた彼女ですから、自分が足を引っ張ってしまったことに、ひどく負い目を感じていたのかもしれません。捜査を外されてもなお、上司の命令を無視し、空回りする始末。そしてその暴走はついに度を超えてしまいました。そこまでするのかと驚かされたのは領海侵犯。危険だとわかりきっている敵陣の船に丸腰で乗り込む。どれも絶対にアウトです。案の定、隆子は何者かによって殺害されてしまいました。さらにむごいのはここからです。船に乗り込み、彼女を最初に発見したのは、瀬能。途端に目から涙が溢れ、パニックに陥る横浜流星の演技が緊迫した状況に拍車をかけます。これまで二人の微笑ましいシーンを見せられてきた成れの果てがこれです。他の隊員ではなく、何故よりによって瀬能に…。正直やられたと思いました。二人の距離が縮まる様子を見ていたからこそ、あまりに残酷すぎる伏線回収。第2話から少しずつ作り上げられた私たちの淡い期待は見事に裏切られました。あの『匂わせ』がこんな形で回収されるなんて、容赦なさすぎる脚本。こちらも瀬能に感情移入してしまっていたため、かなりのダメージを受けることになりました。それと同時に日曜劇場の視聴者には、過去のあるトラウマが蘇ります。日曜劇場のトラウマは『TOKYO MER』にあり日曜劇場では、過去にも『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年放送)にて主人公・喜多見(鈴木亮平)が最愛の妹・涼香(佐藤栞里)を突然の爆破テロで亡くすという異例の展開で視聴者に衝撃をあたえました。愛されキャラである涼香のまさかの退場に、視聴者は放心状態。妹の死を目の当たりにした鈴木亮平の泣きじゃくる演技がさらに涙を誘いました。あまりにむごく、メンタルをえぐるそのシナリオは「鬼脚本」と言われ、SNSでも悲しみにくれる視聴者が続出。この鬼脚本によってもたらされる視聴者への心のダメージは計り知れません。ましてや多くの人が明日から仕事始めである日曜日の夜に、こんな壮絶な展開を作り上げる制作陣の方々、お願いなので手加減してください…ほんの少しでいいので…!しかも『TOKYO MER』はまだしも『DCU』はまだ3話目です。このペースで行くと、その他の隊員まで殉職してしまうのではないか?むしろ生き残るのは誰?といったデスレースになるかもしれません。ましてやテロリストまで絡んできましたから、ただのミステリーでは収まらないでしょう。感情でぶつかり合う男同士の職場で、良い仕切り役だった隆子の死により、DCUはどう変化するのか。責任をとる形でDCU隊長から外されることになった新名。『DCU』はこれからまだまだ怒涛の展開が待ち受けていそうです!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年02月05日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。「この人、悪い人じゃないな」と、一緒にいてそう思わされる相手っていませんか?言動に気遣いがある人、どことなく雰囲気が良い人、周囲からの信頼が厚い人。無意識に入ってくる情報で人への印象が決まることがあります。新名(阿部寛)を見ていると、そのような人に出会った時と同じような感覚に陥りました。15年前の事故の真相を巡り、激突した前回でしたが、第2話では、新名の様々な一面を目の当たりにした瀬能陽生(横浜流星)の表情に注目します。瀬能の心を動かす新名の人間性瀬能は事故の記憶が蘇り、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、水に入ると当時の記憶がフラッシュバックし、恐怖で身動きが取れなくなります。早くもそれに気付いた新名は、焦る瀬能に自分も同じ過去があったことを告白。瀬能のダイバー生命が絶たれることがないよう、彼を潜水業務から外します。新名が水を恐れたのは15年前の事件の後でした。これは彼にとってあの日が『トラウマ』であることを示しています。やはり事件の黒幕ではないのか?そう思わされる一言に瀬能もかなり驚いた表情でした。また、成合隆子(中村アン)との会話で、瀬能はまたしも新名への厚い信頼を目の当たりにします。隆子は亡くなった兄が作りたかった組織『DCU』を実現してくれた新名に恩返しがしたいと語りました。自身の複雑な心境とは対照的な隆子。スパイ(悪者)かもしれないと思っている相手に、ここまで尽くそうとしている人もいる。瀬能のその表情には葛藤が感じられました。第2話では、海で発見された変死体の犯行現場や遺留品を探すことになります。捜査の中で、私たちは『DCU』のスペックの高さに驚かされました。潜水の技術だけでも長けているのに、刑事としての勘や捜査能力、海流・海洋生物の豊富な知識まで持ち合わせているのです。今回の漁師殺害事件の共犯者は警察関係者でした。逮捕後、瀬能は新名に、いつから刑事の怪しさに気付いていたのか問います。それは死亡推定日を7~10日だと伝えた冒頭部分の時でした。サンチェスの供述で7日前まで被害者は生きていたとわかっているはず。なのに刑事はあえて日数を濁したのです。初見でそれに気付いた新名の洞察力を、瀬能も認めたことでしょう。日曜劇場では、よく巨大な組織との対立があります。そして裏切り者は内部にいたりもします。現時点でまだ動きはないものの、15年前の真相に近づくに連れ、海上保安庁や警察内部にきっと黒幕が浮かび上がってくるでしょう。身内であろうと疑う。今回の事件で、新名の「先入観にとらわれず、真実を見つけ出す力」を知ることができました。瀬能は、これらを通して前回の衝突から少しだけ新名を見る目が変わったように思えます。絶妙に変化する心情を、横浜流星は1時間強のドラマの中で見事に演じて魅せました。『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)、『あなたの番です』(日本テレビ系)、『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)、『着飾る恋には理由があって』(TBS系)等、これまで数々のヒット作に出演している彼ですが、『DCU』でもその存在感は抜群です。新名・瀬能バディの衝突は私たちの不安を煽りましたが、お守りを渡し、自信がなかった森田七雄(岡崎体育)に活躍の場を与えるなど、今回、視聴者も感じたであろう新名に対する「この人、悪い人じゃないな」という感覚はおそらく間違いではないでしょう。瀬能のモヤモヤがなくなる日も近いのではないかと思います。伏線を見逃さない!サスペンスドラマの見方事件は解決したかのように思えたラストで衝撃の展開が待っていました。それは釈放されたサンチェスが事件の証拠品であるスマートフォンを持って逃亡したのです。彼はなぜ逃げたのか?殺害された漁師・島田への想いや外国人としての偏見に苦しむサンチェスに終盤は視聴者も同情してしまう程でしたが、見事に裏切られました。おそらく関わっているのは、サンチェスの病室にいた外国人女性でしょう。捜査の段階で島田のスマートフォンには、密漁業者の写真が入っていると言っていました。外国人女性は何らかの形で密漁に関わっており、その証拠が警察に渡るのをサンチェスは恐れたのではないかと思います。第2話もさまざまな伏線が散りばめられていました。サスペンスドラマを楽しむ要素は、伏線を見つけることも一つです。登場人物の何気ない行動や言葉に何かヒントが隠れています。このシーン必要ある?そんな場面が後に回収されたりするのです。また、瀬能と隆子の他愛もない会話からも、どこか恋愛に発展しそうな雰囲気は視聴者に淡い期待を持たせます。巧妙な物語の作りを見ながら、3話以降もぜひ『DCU』を楽しんでみてください。DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年01月29日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。水をテーマにしたドラマはこれまでにもありました。パッと思い浮かぶのは、かの有名な『海猿』。海上保安庁の潜水士が題材となったレスキューものです。しかし、TBS系で2022年1月から放送を開始した『DCU』と『海猿』が決定的に異なる点。それは、本作が水中の事件や事故を捜査する、水中を舞台としたサスペンスドラマだということ。これは、今まで数多くのドラマを見てきたであろう視聴者に「まだ未踏のジャンルがあったのか…!」と衝撃を走らせました。さらに映像を見ればその凄さがわかるはず。TBSがハリウッドの大手制作プロダクションと共同制作し、海外展開も見据えた気合いの入りようです。『DCU』とは、『Deep Crime Unit』の略称で、海に限らず河川や湖など、あらゆる水中の捜査に特化したスペシャリスト集団を指します。水中事件の予想もできないトリックに今からワクワクが止まりません!ダークヒーローな阿部寛と忠犬のような横浜流星日曜劇場の主人公と言えば、信念を持ち、仲間を鼓舞しながら、熱く弁論する姿をイメージさせられますが、本作の主人公、阿部寛演じる新名正義(にいな・まさよし)は「目的を達成するためなら手段は選ばない」と傲慢な態度で、時に警察やチーム仲間との対立も辞さない姿勢が印象的です。そして、そんなワンマンタイプの新名を慕うのが、横浜流星演じる瀬能陽生(せのう・はるき)。彼が新名を慕うのには、特別な理由がありました。15年前、瀬能は水難事故で新名に命を救われたのです。命の恩人である新名の背中を追い、海上保安庁(以下、海保)に入り、キラキラした目で業務を全うする瀬能。新名を慕うその様子は、生き生きとし誠実で、過去に悲惨な事故に遭ったとは微塵も思わせない姿でした。瀬能は、海保でもエリートと言われる副隊長・西野(高橋光臣)ですら、おじけずいてしまう危険な水深120メートルの捜査にも率先して手を挙げるほど。「俺が行きます!俺に行かせてください!」こんな頼もしい部下がいてくれたら…そう思わされるほどの、威勢の良さでした。冒頭の15年前と瀬能の記憶の異なる点記念すべき初回は、群馬県のダムが舞台となり、25分拡大スペシャルな上に、目まぐるしい展開と随所に散りばめられた伏線に、終始、目が離せない回となりました。海外逃亡を図ろうとする犯人を、離陸寸前で逮捕するまでの一連の流れは手に汗握るものでした。さらに、このドラマには縦軸となる最大のストーリーが存在します。それは、15年前の水難事故を巡る謎。番組冒頭で流れたのは、新名は海上で幼い瀬能を救い、成合(なりあい)と呼ばれる男と、ある鍵を巡って争うシーン。この『ある鍵』というのは、瀬能の父が残したものでした。「そうか、お前がスパイだったのか」荒波の中、新名は成合に、間違いなくこう言い放ちました。その瞬間、船のコードが足に絡まり、成合は新名の助けも虚しく、暗い海の底へと沈んで行くのです。ここまでが冒頭のシーンでした。当時、幼かった瀬能は事故の記憶がありません。それなのにラストの思いがけないタイミングで、すべての記憶が蘇ります。曖昧だった景色が、少しずつ鮮明になり、その輪郭がはっきりとした瞬間、瀬能は全てを悟りました。しかし、その記憶はなんと、冒頭のシーンと真逆の構造になっていたのです。記憶の中で彼を救助してくれた相手は、驚くことに新名ではなく成合にすり替わっていました。「まさか、お前がスパイだったのか!」という意味深な台詞も、成合から新名に向けて放たれるものとなっています。新名がスパイ…?なぜこのように記憶が改ざんされてしまったのか、おそらく鮮明に見えて、瀬能の記憶はまだ曖昧なのかもしれません。15年間、自分の思い込んでいた事実が間違いだったと気付いた瀬能は、命の恩人だった新名に突然、牙を剥きます。自分にとってヒーローのような存在だった相手に裏切られ、ショックが大きいのは当然です。それと同時に父親の形見を奪い、成合を海に沈めた新名を『裏切り者(スパイ)』であると考えた彼は、怒りの感情で震えていました。これまでキラキラとしていた瀬能の瞳は一変し、もの凄い形相で新名を睨みつけ、声を荒げます。このときの横浜流星の一瞬にしてドラマの空気を変えてしまう演技には、思わず息を忘れて見入ってしまう程でした。1話はここで終了します。本編も濃い内容だったうえに、これ以上ない掴み。その他キャストも、クセはあるが頼れる刑事・清水健治(山崎育三郎)や男気あふれる成合隆子(中村アン)など個性的なキャラクターが勢揃いです!瀬能の記憶と、15年前の事故の真相は一体何なのか。「真実は必ず水の中にある」という、このドラマの名言通り、最大のミステリーはこれからDCUとともに徐々に明らかになっていくのでしょう。DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年01月22日ガリガリ君40周年記念アイス「ソフト君伝説のプレミアムミルク」が、2021年12月28日(火)から全国発売となる。ガリガリ君から“ソフト食感”の濃厚ミルクアイス40周年を迎える人気のアイスシリーズ「ガリガリ君」から、プレミアムアイスクリーム級の濃厚な味わいが楽しめる新作「ソフト君伝説のプレミアムミルク」が登場。ガリガリ君特有の細かな氷を濃厚なミルクアイスクリームに混ぜ込むことで、ソフトな食感を叶えた。ミルクの味が口いっぱいに広がる新作は、「ガリガリ君リッチミルクミルク」を越える濃厚な味わいを楽しむことができる。パッケージには、ガリガリ君のいとこである「ソフト君」のイラストをオン。この「ソフト君」が登場するのは約30年ぶりとなっており、アニバーサリーに相応しいスペシャルなデザインとなっている。【詳細】ソフト君伝説のプレミアムミルク 194円発売日:2021年12月28日(火)発売エリア:全国【問い合わせ先】赤城乳業株式会社 お客様相談室TEL:0120-571-591(9:00〜17:00 土日、祝日、年末年始を除く)
2021年12月24日2021年10月から毎週金曜に放送されているテレビドラマ『最愛』(TBS系)。スリリングで衝撃的な展開の連続に、ネット上では考察が盛り上がっています。grapeでも、Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さんがコラムを連載中。独自の視点からの考察に反響が上がっています。過去の『最愛』ドラマコラムはコチラから同月29日に第3話を迎える『最愛』。このドラマは、殺人事件の重要参考人となった女性実業家・真田梨央(吉高由里子さん)と、彼女を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平さん)、彼女を支える弁護士・加瀬賢一郎(井浦新さん)の3人を中心に、15年前のとある失踪事件から現在の連続殺人事件へと繋がる謎に迫る、完全オリジナルのサスペンスラブストーリーです。放送終了後は、毎回Twitterのトレンドワードに入るほど人気を見せる『最愛』ですが、スペシャル座談会の配信が決定!同日21時30分~、お笑いコンビ『フルーツポンチ』の村上健志さんと、同じくお笑いコンビ『3時のヒロイン』のかなでさんが、TBSの公式YouTubeチャンネルで『最愛』について語るスペシャル座談会が配信されます。2人がこれまでの『最愛』を分かりやすく紹介し、さらに考察も展開するのだとか。また、第3話の放送終了後の同日22時54分から、ドラマ好きには嬉しい企画を実施します。Twitterで『#最愛ドラマ』のハッシュタグを付けてドラマに関する疑問を投稿すると、本作のプロデューサーである新井順子さんが返信してくれるかもしれません!返信は同日23時30分まで行われるといいます。『最愛』第3話の放送、そして2人の考察を含むスペシャル座談会が楽しみですね!【『最愛』第3話あらすじ】大輝(松下洸平さん)から「友達として話をしたい」と言われた梨央(吉高由里子さん)は、近所の馴染みの鉄板焼き店へ。ぎこちないながらも昔のような空気が2人の間に流れ、梨央は事件当夜に昭(酒向芳さん)に会ったことや、遺留品のお守りに見覚えがあることを打ち明ける。署に戻った大輝は、梨央の足取りを付近の防犯カメラで確認。彼女の話に矛盾はなく、相棒の桑田(佐久間由衣さん)も梨央は犯人ではないと感じるが、同時にどこか煮え切らない大輝の態度がひっかかる。そんな折、『真田ウェルネス』に一通の脅迫メールが届く。後藤(及川光博さん)は事業説明会の中止を進言するが、新薬開発をなんとしても成功させたい梨央は「中止はしない」と断言。説明会がアナリストやメディアに評価されて新薬が承認されれば、自分の前から突然姿を消した弟の優が戻ってきてくれるかもしれないという思いもあった。物々しい警備体制のなか、事業説明会が始まる…。[文・構成/grape編集部]
2021年10月29日昨年、視聴者を巻き込み“考察合戦”を白熱させた「あなたの番です」の制作スタッフが再び仕掛けるノンストップ考察ミステリーや、ドラマ「リバース」のスタッフが再結集したサスペンスラブストーリー、テレビ朝日×ABEMA共同制作による地上波初の禁断のホラーなど、この秋、完全オリジナルのサスペンスやホラードラマが目白押し。恐怖の根源は何なのか、真実は一体どこにあるのか、眠れない夜にオススメの作品をピックアップした。西島秀俊のかつてない姿が見られる!?「真犯人フラグ」企画・原案は秋元康、「あなたの番です」スタッフが新たに贈る、“2クール”半年間のノンストップ考察ミステリー。西島秀俊を主演、宮沢りえ、芳根京子、佐野勇斗、田中哲司、桜井ユキ、生駒里奈、柄本時生ら各世代のクセ者キャストたちが集結。ある日突然、妻(宮沢さん)と2人の子どもが失踪した主人公・相良凌介(西島さん)は、当初の“悲劇の夫”から一転、SNSをきっかけに「家庭崩壊」「DV夫」「サイコパス説」などあらぬ噂が立ち、“疑惑の夫”へ。社会的に追い詰められながらも真実に迫っていく。部下の二宮瑞穂(芳根さん)、週刊誌編集長の河村俊夫(田中さん)、YouTuber・ぷろびん/徳竹肇(柄本さん)ら劇中の登場人物たちと一緒に考察合戦に参加してみてほしい。■日曜ドラマ「真犯人フラグ」は毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送中。吉高由里子×松下洸平×井浦新のラブサスペンス「最愛」吉高由里子が演じる殺人事件の重要参考人となった女性実業家・真田梨央と、初恋の人でありながら彼女を追う刑事(松下洸平)、彼女を支える法務部の弁護士(井浦新)の3人を中心に、15年前の失踪事件から現在の連続殺人事件へと繋がる謎に迫る、完全オリジナルドラマ。大ヒット作「アンナチュラル」「MIU404」などのプロデューサー・新井順子と演出・塚原あゆ子、そして2人と2017年の「リバース」でタッグを組んだ奥寺佐渡子と清水友佳子が脚本、主題歌は宇多田ヒカルと“ハズレなし”の要素ばかり。物語と宇多田さんによる主題歌「君に夢中」がシンクロし、心に響く瞬間は見逃せない。■金曜ドラマ「最愛」は毎週金曜22時~TBS系にて放送中。言葉が現実に!女性限定アパートで起こる恐怖…西野七瀬主演「言霊荘」テレビ朝日×ABEMA共同制作で贈る本作は、とある女性限定アパートで放った言葉が現実となり、“言霊”という“人ならざる者”に住人たちが次々と苛まれていく、かつてないホラードラマ。西野七瀬が演じる主人公・コトハの周りでは“言霊”によって奇怪な出来事が次々に起こり、コトハと自称・霊能者の中目零至(永山絢斗)、作詞家の阿木紗香(三吉彩花)、議員私設秘書・丸山栞(中村ゆりか)、フリーアナウンサー・小宮山綾子(堀田真由)、医師・菊川麻美(森田望智)、小学校教師・林原早紀(石井杏奈)、編集者・渡邊瞳(内田理央)が恐怖に巻き込まれていく。なお、ABEMAではドラマ本編とは別視点で、住人女性たちに毎回フォーカスを当てたオリジナルドラマ「ある視点~もう一つの言霊荘~」が独占配信されている。西野さんが「地上波ドラマのエピソードとエピソードの間をつなぐストーリーで、ドラマと2層になってより楽しめる」と語っていたが、確実に本編よりも恐ろしい。■土曜ナイトドラマ「言霊荘」は毎週土曜23時~テレビ朝日系24局にて放送、毎週日曜21時~ABEMA SPECIALチャンネルにて配信中。■「ある視点もう一つの言霊荘」は地上波放送終了後からABEMAにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年10月22日心を許せる相手と一緒にいると、居心地がいいですし、信頼関係も築くことができるもの。それは恋心を抱きやすい相手でもあるでしょうから、男性が自分に心を許してくれるかどうかを見極めることが大事です。そこで今回は、男性が「心を許している」サインを紹介します。■ あなたに意見を聞いてくる仕事のアイデアなどについて、「この案どう思う?」と意見を求めてくるなら、あなたに心を許している可能性が高いでしょう。男性は仕事へのプライドがとにかく高い傾向があるので、どちらかというと、女性には教えてあげるような立場に立ちたいと思う人が多いもの、しかし、相手の男性が、素直に意見を聞こうとしたり、アドバイスや教えをもらおうとしてくれたりするなら、あなたへの信頼も厚いのでしょう。そんなときは、きちんと自分の意見を述べて、男性が何を求めているのかを察するようにできると、大きな力になれるはずですよ。■ あなたの前で「オフモード」になるやはり女性の前では、男性はできるだけカッコイイ姿を見せようとする傾向があります。しかし、本当に心を許す女性には、素の姿やオフモードの姿を見せられるのです。それは、いい部分ばかりを見せ合う期間はもうとっくに過ぎ、ダメなところも受け入れられる関係性になれた証でもあるのかも。ただ、あまりにも彼がボロボロなところまで見せるのなら、恋愛対象からは外れている危険性があるので、要注意ですよ。■ 悩みを打ち明けてくれる男性は自分の弱い部分を見せたがらない傾向があります。とくに女性に対してはカッコをつけたいという気持ちも働くので、なおさらその傾向は強くなるものです。しかし、本当に信頼している女性や大事な存在である女性には、そういった面を見せられます。悩みを打ち明けたり、グチをこぼしたりするのは、その裏に大きな信用を寄せているからこその行動。きちんと向き合って受け入れてあげながら話に耳を傾けるようにすると、あなたに相談してよかったとも思ってもらえるはずですよ。■ 将来について話す自分の将来の夢や目標は、誰にでも話すものではないでしょう。少し恥ずかしかったりもするので、真剣なトーンで話すのは本当に大事な人にだけのはず。また、自分の未来設計図を語るというのは、アピールのひとつである可能性があります。「こういう考えだからついてきてほしい」という思いが、そこには隠されているケースもあるので、そのサインは見逃さないようにしてくださいね。■ 彼が見せるサインを見抜こう!心を許している女性は、男性にとって、他の女性よりも大事な存在ではあるはず。それはもちろん、恋愛に発展しやすいという要素も秘めているので、恋人になれる確率も高くなるはず。今回ご紹介した内容を参考に、気になる彼の本当の気持ちを探ってみて下さいね。(山田周平/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年10月21日2人の関係をよりよいものにするには、お互いが心を開ける存在になることが欠かせないでしょう。彼が心を開いてくれているのがわかったら、安心しますよね。今回は、男性が心を開いているときに見せる言動をご紹介します。■ 頼みごとをする男性は、プライドが高い人が多く、人に頼るのを嫌う傾向があります。とくに女性には、弱っている姿を見られたくないと思っている人も。そんな男性が「これ教えて」や「話聞いてほしい」などと言ってきたら、それは心を開いているサインかもしれません。本当に信頼している相手には、素直に頼れるのでしょう。■ 他愛のないLINEを送る男性は、LINEを単なる連絡ツールとしてとらえている人が多いようです。そんななか、心を開いた相手には、他愛のない内容のLINEを送ることがあるよう。何気ない日常の報告や、今の心情などを送ってくるようなら、それは信頼の証拠かもしれませんね。好意を寄せた相手には、いろいろな姿を知ってほしいと思っているはずです。■ なにかとからかう好きな女性をからかいたくなるのは、男性が幼いころから変わっていないのかもしれません。からかうことで相手との接点を持ち、自分だけが見れる表情を楽しんでいるのでしょう。「嫌われてるのかな」と思うこともあるかもしれませんが、それはあなたと関わっていたい気持ちの表れなはず。本当に心を開いた相手だけに見せる姿なようですよ。■ どんなことでもすぐ報告する心を開いた相手には、どんなことでも報告したくなる男性が多いようです。うれしいことや楽しいことだけでなく、悲しいことや失敗したことまで報告してくれるなら、かなり心を開いてくれていると考えられるでしょう。その報告に一緒に喜んだり、ときにははげましたりして彼に寄り添ってあげましょう。■ 心を開いて仲を深めよう男性が心を開くのは、それだけ特別に思っているサイン。よりよい関係を築くためにも、お互いが深く信頼し合えるようになるといいでしょう。あなたも彼に心を開いてみてはいかがでしょうか。(山田周平/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年10月20日