有村架純と菅田将暉が、脚本家・坂元裕二による初のオリジナル恋愛映画『花束みたいな恋をした』(2020年冬公開)でW主演を務めることが30日、明らかになった。同作はドラマ『東京ラブストーリー』『最高の離婚』『カルテット』『anone』など、各時代において連続ドラマの金字塔を数多く手掛けてきた脚本家・坂元裕二が書き下ろした恋愛映画。坂元が映画でラブストーリーの脚本を手掛けるのは『世界の中心で愛を叫ぶ』(2004年・共同脚本)以来であり、オリジナル作品としては初となる。有村と菅田は初のダブル主演による共演が実現した同作。現在の「東京」を舞台に、2000年代を生きる若者へ贈るラブストーリーで、執筆段階から坂元が主役に想定していたという有村と菅田が、東京・井の頭線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まる物語となる。時代、時間、場所、すべての偶然が運命のようにシンクロしてゆくひとつの恋の5年間の行方と、子供でも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく2人のリアルな姿を描く。監督を務めるのは『罪の声』(出演:小栗旬、星野源)の公開も控える土井裕泰。『いま、会いにゆきます』『ハナミズキ』『映画 ビリギャル』など多くの大ヒット映画を手がけて来た土井は、ドラマ『カルテット』で坂元と組んで以来、映画では初のタッグとなる。○有村架純 コメント・坂元裕二オリジナル脚本による映画の主演に起用されたことに関して率直に言いますと、とても光栄です。坂元さんが描くあの空気や言葉たちをまた、自分の中に落とし込めると思うと。別次元で存在しているかのようなファンタジー性も感じながら、どう呼吸出来るのかとにかくやり尽くすのみです。・菅田将暉との共演に関してこれまで感じてきたこと、互いにあると思います。そんな瞬間に再び菅田さんとお芝居させていただくことは意味があるのではと感じています。敬意を持ちながら思うものを提示していくことが出来ればと思います。とても楽しみです。・撮影に向けての意気込み土井監督とも5年ぶりにご一緒するので、この時間をしかと焼き付けたいと思います。濃い日々になりすぎて胸焼けすることを期待して、皆さんと同じ方向を目指して頑張ります。○菅田将暉コメント数年前に坂元さんにラブストーリーをやりたいと唐突に想いをぶつけた事がありました。待って、待って、待ち焦がれた本。自分の大事にしてきたものや好きなものを共有できた時の心の喘ぎ。そこから始まる繊細すぎるというと肥大し過ぎですが、現代人のナイーブな部分がリアルに描かれていて、すごく好きな脚本です。同じ関西人の有村さんには馴染みやすさと柔らかさとクレバーな幹の太さを感じています。土井監督のもと、有村さんと始まる僕らの物語。今はただ楽しみです。浮かれず一つ一つ丁寧に作っていけたらと思います。○坂元裕二 コメント憧れでもなく、懐かしむのでもなく、今を生きる人のための、今のラブストーリーを作りたいという思いでいます。22歳で出会った二人の恋の5年間に?が混ざらないようにと、ただただ真っ直ぐに映し出しました。それこそが何よりせつなくもあり、コミカルでもあり、美しく、心を震わせてくれるものと信じています。主人公二人がただ恋をするだけの映画です。お楽しみに。
2019年10月30日脚本家・坂元裕二のオリジナル脚本を、有村架純と菅田将暉が初のダブル主演で映画化する『花束みたいな恋をした』の製作が決定した。併せて、本作の主演2人と脚本担当の製作発表コメントが解禁となった。坂元裕二オリジナル脚本を映画化本作は、現在の「東京」を舞台に、2000年代を生きる若者へ贈るラブストーリー。脚本を担当するのは、ドラマ「東京ラブストーリー」「Mother」「最高の離婚」「Woman」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「カルテット」「anone」など、各時代において連続ドラマの金字塔を数多く手掛けてきた坂元裕二。坂元さんが映画でラブストーリーの脚本を手掛けるのは『世界の中心で愛を叫ぶ』以来であり、オリジナル作品としては初めてのことになる。監督を担うのは、『罪の声』の公開も控える土井裕泰。『いま、会いにゆきます』『ハナミズキ』『ビリギャル』など多くの大ヒット映画を手掛けてきた土井監督は、ドラマ「カルテット」で坂元さんと組んで以来、映画では初のタッグとなる。主演を務めるのは、『ストロボ・エッジ』『ナラタージュ』『コーヒーが冷めないうちに』『フォルトゥナの瞳』など多くのヒット映画で主演やヒロインを演じ、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」『ビリギャル』でも主演を務めた有村架純。そして、『溺れるナイフ』『キセキ -あの日のソビト-』『帝一の國』『あゝ、荒野』『アルキメデスの大戦』など個性的な話題作から大作まで幅広く主演を務め、『何者』でも有村さんと共演している菅田将暉。本作で描くのは、執筆段階から坂元さんが主役に想定していたという有村さんと菅田さんが、東京・井の頭線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まる物語。時代、時間、場所、全ての偶然が運命のようにシンクロしてゆくひとつの恋の5年間の行方と、子どもでも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく2人のリアルな姿を描く。撮影開始は2020年を予定。時代の先端を疾走する2人の実力派俳優の初のダブル主演による共演が本作で実現する。■キャストコメント有村架純●坂元さんのオリジナル脚本による映画の主演に起用されたことに関して率直に言いますと、とても光栄です。坂元さんが描くあの空気や言葉たちをまた、自分の中に落とし込めると思うと。別次元で存在しているかのようなファンタジー性も感じながら、どう呼吸出来るのかとにかくやり尽くすのみです。●菅田さんとの共演に関してこれまで感じてきたこと、互いにあると思います。そんな瞬間に再び菅田さんとお芝居させていただくことは意味があるのではと感じています。敬意を持ちながら思うものを提示していくことが出来ればと思います。とても楽しみです。●撮影に向けての意気込み土井監督とも5年ぶりにご一緒するので、この時間をしかと焼き付けたいと思います。濃い日々になりすぎて胸焼けすることを期待して、皆さんと同じ方向を目指して頑張ります。菅田将暉数年前に坂元さんにラブストーリーをやりたいと唐突に想いをぶつけた事がありました。待って、待って、待ち焦がれた本。自分の大事にしてきたものや好きなものを共有できた時の心の喘ぎ。そこから始まる繊細すぎるというと肥大し過ぎですが、現代人のナイーブな部分がリアルに描かれていて、すごく好きな脚本です。同じ関西人の有村さんには馴染みやすさと柔らかさとクレバーな幹の太さを感じています。土井監督のもと、有村さんと始まる僕らの物語。今はただ楽しみです。浮かれず一つ一つ丁寧に作っていけたらと思います。坂元裕二(脚本)憧れでもなく、懐かしむのでもなく、今を生きる人のための、今のラブストーリーを作りたいという思いでいます。22歳で出会った二人の恋の5年間に嘘が混ざらないようにと、ただただ真っ直ぐに映し出しました。それこそが何よりせつなくもあり、コミカルでもあり、美しく、心を震わせてくれるものと信じています。主人公二人がただ恋をするだけの映画です。お楽しみに。『花束みたいな恋をした』は来冬、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年10月30日映画『罪の声』が、2020年10月30日(金)に全国東宝系にて公開される。小栗旬、星野源が映画初共演を果たす。ベストセラーのミステリー小説を映画化『罪の声』塩田武士の小説「罪の声」は、2016年「週刊文春」ミステリーベスト10で国内部門第1位を獲得したベストセラー。多くの謎を残したまま未解決となった「グリコ・森永事件」。会社施設へ放火、お菓子に毒物混入、そして企業を脅迫と、身代金取引の電話では子供の声が使われ、挑戦状が送りつけられるという事件だった。小説「罪の声」は、これをモデルにしたフィクションだ。それでも、作者の綿密な取材と着想が織り混ぜられており、“これが事件の真実だったのではないか?”と思わせる程のリアリティが話題を呼んでいる。登場人物(キャスト)小栗旬×星野源が主人公に物語の主人公は、2人。すでに時効を迎えた昭和最大の未解決事件の真相を追う新聞記者・阿久津英士と、父から受け継いだテーラーを営み、平凡な毎日を過ごす中で、偶然にも幼少時の自分が知らないうちにこの昭和最大の未解決事件に関わっていたことを知ってしまう男・曽根俊也だ。映画では、『銀魂』シリーズや『君の膵臓をたべたい』『人間失格』など、話題作への出演が絶えない小栗旬と、園子温監督『地獄でなぜ悪い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、俳優・音楽家・文筆家として幅広く活躍している星野源が、運命が交錯する2人の男たちの姿を演じる。阿久津英士(小栗旬)大日新聞・文化部記者。社会部に駆り出され、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれる。曽根俊也(星野源)京都で、亡くなった父から受け継いだ「テーラー曽根」を営む二代目店主。父の遺品の中にカセットテープを見つける。2人を取り巻く登場人物(キャスト)運命が交錯する2人を取り巻く、登場人物たちは以下の通り。曽根亜美(市川実日子)曽根俊也の妻。娘の亜美と俊也を温かく見守る。曽根真由美(梶芽衣子)/若き日の曽根真由美(阿部純子)俊也の母。病気のため、手術を受け、病院で療養中。医師から余命宣告されている。曽根達雄(宇崎竜童)俊也の叔父(父の兄)。30年以上前にイギリスで消息を絶っている。水島洋介(松重豊)大日新聞の広告子会社社長。元は社会部記者で、事件当時、自らが取材した事件の資料を英士に提供する。鳥居雅夫(古舘寛治)大日新聞・社会部事件担当デスク。昭和最大の未解決事件を追う特別企画の発案者。生島千代子(篠原ゆき子)阿久津と俊也が事件を追う中でたどり着く、事件に深く関わるが、消息を絶った生島一家の母親。生島望(原菜乃華)生島一家の娘。将来、映画の翻訳家を夢見るが、事件に巻き込まれる。河村和信(火野正平)俊也が父親の代から懇意にしているスーツの仕立て職人。須藤みち(正司照枝)阿久津と俊也が事件を追う中で出会う麻雀店の元オーナー。監督に土井裕泰監督は、『いま、会いにゆきます。』『涙そうそう』『ハナミズキ』『麒麟の翼~劇場版・新参者~』『ビリギャル』など幅広いジャンルを手掛ける土井裕泰。脚本は、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「重版出来!」「アンナチュラル」「空飛ぶ広報室」、『図書館戦争』シリーズなどの野木亜紀子が担当する。主題歌はUru書き下ろし楽曲「振り子」本作の主題歌は、ドラマ「テセウスの船」で話題を呼んだUruが担当。本作のために書き下ろした「振り子」は、映画を何度も鑑賞し、幾度となく訂正を加えて書き下ろしたという。映画の世界観を盛り上げるUru渾身の楽曲にも注目したい。あらすじ平成も終わりを告げようとするとき、昭和最大の未解決事件に翻弄される2人の男がいた。新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる毎日を過ごしていた。そして30年以上前の事件の真相を追い求める中で、どうしても気になることがあった。なぜ犯人グループは、脅迫テープに男児の声を吹き込んだのか。京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。何となく気に掛かり再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは30年以上前に複数の企業を脅迫して、日本中を震撼させた昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった!やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かうのだった――。詳細映画『罪の声』公開日:2020年10月30日(金) 全国東宝系にて公開出演:小栗旬、星野源脚本:野木亜紀子監督:土井裕泰原作:塩田武士『罪の声』(講談社)配給:東宝
2019年04月21日2016年に週刊文春ミステリーベスト10で国内部門第1位を獲得し、第7回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得た塩田武士の同名小説『罪の声』が、小栗旬と星野源主演で映画化決定。この度コメントが公開された。フィクションでありながら、昭和最大の未解決事件をモチーフに、作者の綿密な取材と着想が織り混ぜられ、事件の真相と犯人像が“本当にそうだったのではないか”と思わせるリアリティに溢れた物語が話題を呼んだ『罪の声』。主人公の新聞記者・阿久津英士を演じるのは小栗。これまでも数多くの話題作に出演し、今年は蜷川実花監督最新作『人間失格』で太宰冶を演じ、来年2020年は満を持して『ゴジラVSコング(原題)/GOZILLA VS. KONG』(邦題未定)でハリウッド映画進出が決定している。そんな小栗が、30年以上前に起き、すでに時効となっている昭和最大の未解決事件の真相を追う新聞記者を、その圧倒的な存在感で演じる。もうひとりの主人公・曽根俊也を演じるのは星野だ。俳優・音楽家・文筆家として幅広く活躍している彼が、父から受け継いだテーラーを営み、平凡な毎日を過ごす中で、偶然にも幼少時の自分が知らないうちにこの昭和最大の未解決事件に関わっていたことを知ってしまう男を繊細に演じる。監督は、『いま、会いにゆきます。』『涙そうそう』『ハナミズキ』『麒麟の翼~劇場版・新参者~』『ビリギャル』など幅広いジャンルを手がける土井裕泰。脚本は、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』『重版出来!』『アンナチュラル』『空飛ぶ広報室』、『図書館戦争』シリーズなどの野木亜紀子が担当する。撮影は既に3月末にクランクインし、6月にクランクアップ予定。公開は2020年を予定している。公開された、小栗、星野らのコメントは以下。■塩田武士(原作)“平成”が幕を引き、新しい時代を迎えると、歴史に刻まれる“昭和”の皺が、またひとつ深まる。『罪の声』はフィクションであるが、モデルにした警察庁広域重要指定114号は、昭和史最大の未解決事件である。犯人グループは、関西弁のユニークな挑戦状をマスコミに送りつけ、街のあちこちに指示書を貼って身代金を運ばせるという、史上初の劇場型犯罪を起こした。21歳のとき、私は事件に子供の声が利用されていることを知った。犯人グループは身代金受け渡しの指示書代わりに、子供の声が入った録音テープを流したのだ。一説には3人の子供が関わっているとされるが、私は最年少の未就学児と同世代で、しかも同じ関西に育った可能性が極めて高い。どこかですれ違っているかもしれない……そう思った瞬間、全身に鳥肌が立ち、どうしてもこの子供たちの物語を書きたくなった。それから『罪の声』を完成させるまで、15年の歳月を要した。映像化は容易ではない、と考える自分がいるのは事実だ。しかし、阿久津英士役に小栗旬さん、曽根俊也役に星野源さんと伺ったとき、自分のイメージを超える配役だと膝を打った。その後、キャストとスタッフを聞くにつれ、考えうる限り最高のプロが集ったと興奮した。映画化の依頼を受けてから、プロデューサー陣の本気を感じる機会が幾度もあった。その表れのひとつが、硬軟自在に物語を紡ぎ出す野木亜紀子さんによる脚本だ。この映画は総力戦になる、という予感がある。また、そうでなければ戦後最大の未解決事件に立ち向かえはしない。新しい時代を迎える日本で、映画が持つ大きな力を信じて、大作の完成を待ちたい。■那須田淳(プロデューサー)昭和最大の未解決事件の犯人からの脅迫テープに使われた“子供たちの声”。その声の持ち主たちは今どこでどうしているのか?そのひとりが、35年後、録音された記憶はないが確かに自分の声だと知ってしまったことから始まるこの物語の“着想の凄み”に心を掴まれました。そこから紡ぎ出され織りなされていく物語の数々とその深いテーマ性に、映画作品にしたい、しなければならないと奮い立ってしまいました。フィクションとはいえ、そこに宿る悲しみや切なさを、映画を通して救ってあげたいと心から思いました。人生と世界には自分では抗することのできない宿命があり、人はそれに向き合い、立ち向かい、乗り越えていくしかありません。そのなかで自分の大切なものを知り救い出していかなければいけません。この物語の中でその使命を託すべくふたりの人物、阿久津英士と曽根俊也は、今回この役柄を引き受けてくださった小栗旬さんと星野源さんだと、原作小説を読み終えるまでにすでに頭の中に立ち上がっていました。おふたりとはこれまでにドラマ作品でご一緒したことがあります。それぞれが、当代きっての俳優であり表現者だと、心の中でずっと多大なリスペクトと憧れを持ってきました。長い人生の中でも大切なことを知り向き合う年代である30代後半の彼らとともに、今の彼らだからこそ表現できる人生の大切な物語を作りたいとずっと思ってきました。おふたりだからこそ、そして、ふたりでだからこそ、普通の市井に生きる人にも立ちはだかる宿命と悲劇、そこから救い出してくれる物語をこの映画を通して生み出せると確信を抱かせてくれます。私たち制作チームは奮い立っています。是非ご期待ください。■小栗旬(阿久津英士役)原作を読み終えたあと、開けてはいけないと言われている扉をあけてしまったような興奮と不安を持ったことを覚えています。この作品を映画化するのか、これは覚悟のいることだなと思いましたが、制作チームにお会いし、皆さんの揺るぎない覚悟を伺って、その覚悟の一員にさせてもらうことを決意しました。素晴らしいスタッフ、キャスト、そして独特の存在感を持ち、物腰が柔らかく、私自身、時折ただのファン目線で一緒に撮影していることを喜んでしまう、星野源という素晴らしいアーティストと共に作れること。そして、阿久津という人間を通して、数々の声と向き合い、寄り添い、反発しながら、真実の声を聞き逃さないように真相にたどり着けたらと思います。時代が変わろうとしている今、それでも忘れ去ってはいけない小さな小さな声がある。ご期待下さい。■星野源(曽根俊也役)3年前、とある作品の撮影中にプロデューサーの那須田さんと雑談していた時。この作品のストーリーを聞き、その発想と恐ろしさに激しく鳥肌が立ったのを今でも覚えています。「この役を源ちゃんでイメージしているんだ」と言って頂いた時から長い年月を経て、その役・曽根俊也を演じられることを感慨深く、嬉しく思います。そして、随分前から知り合っていた小栗くんと初めてじっくりとお仕事できること、心から信頼し、尊敬している土井監督、野木さんとまたご一緒できることも本当に嬉しく、幸せに思います。悲劇でありながらも、人間がこの社会で生きる上でとても大切なメッセージが込められたこの作品の中で、曽根俊也の悲しみと共に生き、演じていきたいと思います。■土井裕泰(監督)“平成”から“令和”へと時代をまたいでゆくこの春に、小栗旬、星野源という今を代表するふたりの表現者とともに、この“昭和”の未解決事件の物語に挑める幸せと責任を感じながら日々現場に立っています。『罪の声』2020年、全国公開
2019年04月18日小栗旬と星野源が、現在18万部を超えるベストセラー小説の実写化『罪の声』で映画初共演を果たすことになった。原作は、2016年「週刊文春」ミステリーベスト10で国内部門第1位を獲得し、第7回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得た塩田武士の同名小説。フィクションでありながら、警察庁広域重要指定114号に指定され別名「グリコ・森永事件」や「かい人21面相事件」とも呼ばれた昭和最大の未解決事件をモチーフに、作者・塩田氏の綿密な取材と着想が織り混ぜられ、事件の真相と犯人像が“本当にそうだったのではないか”と思わせるほどリアリティに溢れた物語が紡がれている。主人公の新聞記者・阿久津英士を演じるのは、これまでも数多くの話題作に出演し、近年では『銀魂』シリーズでのコミカルな演技から『追憶』『君の膵臓をたべたい』での繊細な演技まで幅広く披露する小栗旬。今年は蜷川実花監督最新作『人間失格』で太宰冶を演じ、来年2020年には『ゴジラVSコング/GODZILLA VS. KONG』(原題、邦題未定)でハリウッド映画進出も決定している小栗さんが、30年以上前に起き、すでに時効となっている昭和最大の未解決事件の真相を追う新聞記者を、その圧倒的な存在感で演じる。もう一人の主人公・曽根俊也を演じるのは、映画初主演の『箱入り息子の恋』、園子温監督『地獄でなぜ悪い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、俳優・音楽家・文筆家として多彩な活躍を見せる星野源。父から受け継いだテーラーを営み、平凡な毎日を過ごす中で、偶然にも幼少時の自分が知らないうちにこの昭和最大の未解決事件に関わっていたことを知ってしまう男を繊細に演じきる。監督は、『いま、会いにゆきます』『涙そうそう』『ハナミズキ』『映画 ビリギャル』など幅広いジャンルを手掛ける土井裕泰。脚本は、星野さん主演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」をはじめ「重版出来!」「アンナチュラル」「空飛ぶ広報室」、『図書館戦争』シリーズなどで知られる野木亜紀子が担当する。小栗旬「星野源という素晴らしいアーティストと共に」「原作を読み終えたあと、開けてはいけないと言われている扉をあけてしまったような興奮と不安を持ったことを覚えています」と小栗さん。「素晴らしいスタッフ、キャスト、そして独特の存在感を持ち、物腰が柔らかく、私自身、時折ただのファン目線で一緒に撮影していることを喜んでしまう、星野源という素晴らしいアーティストと共に作れること。そして、阿久津という人間を通して、数々の声と向き合い、寄り添い、反発しながら、真実の声を聞き逃さないように真相にたどり着けたら」と星野さんとの共演についても語り、「時代が変わろうとしている今、それでも忘れ去ってはいけない小さな小さな声がある」と作品への思いを込めている。星野源「小栗くんと初めてじっくりとお仕事できる」「3年前、とある作品の撮影中にプロデューサーの那須田(淳)さんと雑談していた時。この作品のストーリーを聞き、その発想と恐ろしさに激しく鳥肌が立ったのを今でも覚えています」と星野さん。「『この役を源ちゃんでイメージしているんだ』と言っていただいた」と明かす。さらに「随分前から知り合っていた小栗くんと初めてじっくりとお仕事できること、心から信頼し、尊敬している土井監督、野木さんとまたご一緒できる」喜びに触れつつ、「悲劇でありながらも、人間がこの社会で生きる上でとても大切なメッセージが込められたこの作品の中で、曽根俊也の悲しみと共に生き、演じていきたい」と意気込みを語っている。原作・塩田武士「自分のイメージを超える配役」原作者の塩田氏は、「関西弁のユニークな挑戦状をマスコミに送りつけ、街のあちこちに指示書を貼って身代金を運ばせるという、史上初の劇場型犯罪」の映像化は「容易ではない」としながらも、「阿久津英士役に小栗旬さん、曽根俊也役に星野源さんと伺ったとき、自分のイメージを超える配役だと膝を打った」と明かす。そして「プロデューサー陣の本気を感じる機会が幾度もあった。その表れの一つが、硬軟自在に物語を紡ぎ出す野木亜紀子さんによる脚本」と語り、「考えうる限り最高のプロが集ったと興奮した」と並々ならぬ期待をコメントしている。あらすじ平成も終わりを告げようとするとき、昭和最大の未解決事件に翻弄される2人の男がいた。新聞記者の阿久津英士(小栗さん)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる毎日を過ごしていた。そして30年以上前の事件の真相を追い求める中で、どうしても気になることがあった。なぜ犯人グループは、脅迫テープに男の子の声を吹き込んだのか。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野さん)は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。何となく気に掛かり再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは30年以上前に複数の企業を脅迫して、日本中を震撼させた昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった!やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かう――。『罪の声』は2020年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月18日TBS日曜劇場にて7月から放送が始まる「この世界の片隅に」キャスト発表取材会が5月3日(木)、緑山スタジオにて行われ、ヒロイン北條すずを演じる松本穂香、すずの夫・周作役の松坂桃李が舞台となる古民家のオープンセット前に登場した。呉市から移築した古民家に「再現度がすごい!」74年前の佇まいを忠実に再現するため、呉市に実在していた古民家を、わざわざ緑山スタジオの敷地内に移築したという気合いの入りよう。絶賛建築中の古民家を前に、ふたりは「すごかった!」と声を合わせた。松本さんは「オープンセットを初めて見ました!本当に家、住める家!」と感激の様相。松坂さんも、「原作の家の作りとか、木の植え方とか、段々畑とか…再現度がすごかった。作品への愛情の注ぎ方が細かいところに出ていて、こっちにも伝わってやばい、頑張ろう、と(笑)」と決意新たにしていた。「この世界の片隅に」は、累計120万部を超えるこうの史代の同名漫画の連続ドラマ化。太平洋戦争の最中、広島の江波から呉に嫁いだすず(松本さん)が、嫁ぎ先の北條家で暮らす、かけがえのない日常を丹念に描いていく。物資が不足し、家族や友達が戦場に送られていくという不安と戦いながらも、前向きに健気に生きるすずや北條家の暮らしを通して、自分の隣にある幸せに気づけるような内容となっている。ヒロイン決定に「正直“うれしい”とかよりも“ポカーン…”という感じ」一次審査からオーディションに参加し、並み居る強敵3,000人の中から見事すず役を勝ち取った松本さん。決まったときの気持ちについては、「正直“うれしい”とかよりも“ポカーン…”という感じ。事務所の方にも“よかったね”と言われるんですけど、あまり入ってこない、信じられない気持ちでいっぱいです」と、心境を吐露。しかし「オーディションの時点から、すずさんをもっと知りたいし、本当にやるんだという気持ちで受けていました。後からじわじわと、すずさんになれるんだっていううれしさが(こみ上げ)、すごく大きかったです。すずさんのように明るく前向きに精いっぱい楽しんで、最後まで頑張りたいと思います」と松本さんは熱い想いを明かした。ふたり以外の主な出演者として、周作の姉役に尾野真千子、周作の父に田口トモロヲ、母に伊藤蘭と演技派が構える。脚本は「最後から二番目の恋」の岡田惠和、演出とプロデュースは「カルテット」で組んだ土井裕泰と佐野亜裕美が名を連ねており、強力なスタッフ陣が集結。さらに、音楽を担当するのは民放連続ドラマ登板は24年ぶりとなる久石譲と、これ以上ない布陣。松坂さんの本音「“どんなもんじゃい”というプレッシャーも感じている」期待が高まるチームについて、松坂さんは「岡田さんとは5~6年ぶり、土井さんも7年ぶりで、本当に久しぶりです。すごくお世話になっていて好きな方で、このタイミングで呼ばれてご一緒するのは、すっごくうれしい」と爽やかな笑顔を見せつつ、「けど、すごく緊張すると言いますか。この歳月の中で“どんなもんじゃい”というプレッシャーも感じながら、いい緊張感でお芝居をしながら作品をしっかりと届けていきたいと思います」と高い志を掲げた。松本さん&松坂さん、初共演の印象は?なお、松本さん&松坂さんは初共演。互いの印象を聞けば、松坂さんは「衣装合わせのとき、僕の前に(松本さんの)写真が置いてあって、見たときに雰囲気がすずさんにぴったりだなって。ちょいちょい“緊張します”と言うんですけど、その感じが見えなくて肝が据わっている女性だと感じています」と隣に座る松本さんに微笑むと、松本さんは「ありがとうございます」とソワソワ。松本さんは「周作さんにしか見えないというか。“周作さん、誰だろう?”と思ったとき、本当に松坂桃李さんが絶対に合うと勝手に思っていたんです。本当に、お母さんと話していて」と現実に叶ったことを伝えると、松坂さんは「キャスティングしていただいて、ありがとうございます(笑)」と御礼を告げ、雰囲気を和ませていた。「この世界の片隅に」はTBS7月期日曜劇場にて放送開始予定。(cinamacafe.net)
2018年05月05日綾野剛主演の金曜ドラマ『コウノドリ』第2シーズン。先週放送された第8話のテーマは「医師の決意選ぶべき道」。小児科医の白川(坂口健太郎)が直面する試練と、サクラ(綾野剛)の同僚の産科医・四宮(星野源)と父の物語が描かれた。■自信過剰だった坂口健太郎、彼の最大のミスとは?「俺はもっと最先端の医療に携わりたいし、技術だってもっと身につけたいわけ。じゃないとワンランク上の新生児科医になれないからさ」「私は患者さんが助かればそれで十分だよ」「医者ならもっと上を見ろ、上を」白川と救命科に移った下屋(松岡茉優)の会話だ。いつもは軽口を叩き合う仲だが、白川は本気だ。学会にも参加し、成長著しい白川は、助産師長の小松(吉田羊)にも「頼りになる」と言われるようになる。白川は難産だった赤ちゃんを新生児遷延性肺高血圧症だと診断する。赤ちゃんの肺に血液が流れづらい状態が続き、血液中の酸素が足りなくなる症状だ。一酸化窒素吸入療法を選択した白川は、「この治療に関して言えば、僕はこの病院で一番経験もあります」と自信満々に告げる。しかし、その自信があだとなる。3日間続けた一酸化窒素による治療は功を奏さず、赤ちゃんの症状は良くならなかった。それもそのはず、原因は肺ではなく、重症の先天性心疾患だった。白川は自分の小さなプライドを守るため、先輩の今橋(大森南朋)にも相談していなかった。今橋に相談しなかったのが白川の最大のミスだ。■「自分の過ちから逃げるんじゃない」「それって、医療ミスですよね!」と激昂する父親(高橋努)。白川は立ちすくむだけで、まったくリカバーにも動けない。大学病院に搬送するとき、思わず同僚に頼もうとする白川を今橋は見逃さなかった。「風間さんの担当医は誰だ?」「自分です」「だったら、最後まで責任をとって見届けなさい!」「自分の過ちから逃げるんじゃない」と今橋に諭される白川。白川は夫婦と一緒に大学病院に向かう。赤ちゃんの手術は成功したが、白川の心は休まらない。白川の気持ちを優しく受け止めるのは、過去に早産だった赤ちゃんを助けることができず、バーンアウトしてしまった経験を持つ新井(山口紗弥加)であり、新井を差し向けたサクラであり、悔し涙を流す白川に優しく声をかける今橋であり、いつものように軽口を叩き合う下屋だった。うらやましくなるぐらいのチーム感だ。以前も書いたが、普通のサラリーマンもののドラマや学園ドラマなら失敗を糧にして成長する登場人物を描くことはできるが、産科医や小児科医に失敗は許されない。赤ちゃんの命は何ものにも代えがたい尊いものだ。だから、このチーム感は失敗が許されない現場だからこそ醸成されたものだと言うこともできる。やみくもに厳しく失敗を責めるのではなく、許し、人の成長を促す。すべての現場がそうではないと思うし、そんなに甘いものではないという人もいるだろう。でも、そうやって赤ちゃんの命を守るチームを作っていく。それがサクラたちペルソナのやり方ということだろう。■星野源が考えたセリフ「だったら、生きろよ!」四宮の父(塩見三省)が倒れたという知らせが入った。父は街で唯一の産科医だった。故郷に帰ってみると、父は診察を続けていたが、実はステージ4の肺がんに蝕まれていた。地域のために産科医を続けると主張する父に、四宮は「地域医療には限界がある」と説く。人口が減っている地方で病院が減るのは仕方のないことであり、集約化することでハイリスクな妊婦に対応できる高度な医療も可能になると語る四宮。だが、父はこう言う。「だったら、リスクの低い妊婦はどうなる?」。人口減による病院の減少や集約化による高度な医療の実現は、あくまで医者側の論理だ。四宮の父は、人々の暮らしに寄り添おうとしている。その姿勢は『コウノドリ』がサクラたちの行動を通して、一貫して主張してきたことだ。「俺は、この街を、子どもの産めない街にはさせない」「……だったら、生きろよ!」このやりとりが大変熱い。実は台本では「治療してくれよ」というセリフだったが、現場で四宮役の星野源が土井裕泰監督と話し合って、「だったら、生きろよ!」に変更したのだという。四宮は「町の妊婦たちを守る」という父の考えを理解しながら、同時に息子として「死なないでくれよ父さん」という気持ちも強かった。その両方が重なり、このセリフになったのだという(オフィシャルサイト星野源インタビューより)。星野源の父親役の塩見三省は4年前に脳出血で倒れ、昨年仕事に復帰したばかり。病を押して産科医の仕事を全うする父親役にリアリティを与えていた。ふたりの顔立ちもどことなく似ている。四宮の父のエピソードは、白川のエピソードと関連している。高度な医療を追い求めるばかりでは、大切なものを見落とすことがあるということだ。四宮の父は、最期のときまで力を振り絞って妊婦たちに寄り添うことを選んだ。「父さん、この街のお産を守ることが使命だと思っている。だから最後までやらせてくれ」という彼の言葉のとおりだ。父が四宮に送ってきたカードには「一日一生」と書かれていた。■母親に寄り添うことを忘れない『コウノドリ』“医師の成長物語”だけに終わらないのが『コウノドリ』である。子どもを産んだ母親に寄り添うことを忘れない。健康な赤ちゃんを産めなかったのは自分のせいだと自責の念にさいなまれる母親(芦名星)は、NICUで管につながれている我が子を直視することができていなかった。「私、赤ちゃんを見たとき、胸がキューッってなって。心の中で何度も謝ってるんです。ごめんね、ごめんね、って」涙をはらはらと流す彼女に寄り添うサクラは優しい。というか、いつも優しい。「じゃ、今度赤ちゃんに会うときは、こう声をかけてあげてください。“すごいね、頑張ってるね”って。赤ちゃんにつながれているたくさんの管は、赤ちゃんが今、一生懸命頑張っている証です。お母さんが引け目に思うことは何ひとつないし、むしろ、頑張り屋さんの赤ちゃんを誇りに思ってください」産科医にこう言われて、安心しない母親はいないんじゃないだろうか。お母さんは頑張った。赤ちゃんも頑張っている。お父さんも頑張ろう。
2017年12月08日3月2日(木)より開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」。いよいよ開催間近となった本映画祭において、恒例となった「京楽ピクチャーズ.PRESENTS ニューウェーブアワード」の受賞者が発表。男優部門には駿河太郎、女優部門には足立梨花、クリエイター部門にはアニメーション監督・映像演出家の静野孔文が決定した。同賞は、輝かしい活躍を見せる俳優やクリエイターに対し「新しい波(ニューウェーブ)を起こして欲しい」という気持ちを込めて表彰するものとして設立され、今年で4回目の開催を迎える。過去には東出昌大や勝地涼、松岡茉優や杉咲花、クリエイター部門では宮藤官九郎や土井裕泰らヒットメーカーが受賞。若手もベテランも新たな魅力・才能を見出される貴重な機会として、業界内外から熱い注目を集めている。男優部門で受賞した駿河さんは、シンガーソングライターtaroとしてメジャーデビューし、音楽活動を経て俳優活動もスタート。連続テレビ小説「カーネーション」や「半沢直樹」などへの出演で注目を集め、最近では『湯を沸かすほどの熱い愛』など話題作にも出演。バイプレーヤーから主演までオファーが絶えない俳優ながら、新しい挑戦を続けていることからさらなる活躍を期待して本賞が贈られることとなった。受賞決定に対し駿河さんは、「39歳にもなろうという私にこの賞を贈ってくれるなんて、なんと有難いことでしょうか。これもゆうばり映画祭のチャレンジ精神の現れなのでしょうか」と喜びのコメントを寄せ、「この賞に恥じぬよう常に挑戦し続ける役者でいれるように、改めて気を引き締め役者道に精進したい」と決意を新たにした。女優部門で受賞した足立さんは、「営業部長 吉良奈津子」「地味にスゴイ!校閲ガール河野悦子」や『好きっていいなよ』『劇場霊』などに出演し、主演映画『傷だらけの悪魔』ではいじめに立ち向かう女子高生役を熱演。女優としても様々な役に挑戦し着実に幅を広げつつあることから、この度本賞の受賞が決定。足立さんは「こんな私が!?というのがこの賞をいただけると聞いたときのリアクションです」と驚き、「こうなったからには、みなさんに認めていただけるよう日々精進してまいります!ライバルや嫌われ役もどんとこいです!あ…たまには普通の役もやらせてください(笑)」とコメントしている。また、クリエイター部門の受賞者は、最新作『名探偵コナン から紅の恋歌』を始め、数々の劇場版「名探偵コナン」シリーズの監督を手掛ける静野さん。今回は、特にアニメーション分野での活躍を評価され受賞が決定。静野さんは、これまで海外向けタイトルをメインに活動してきたが、「受賞を機に国内作品にも力を入れ、映像演出家としてニューウェーブを巻き起こせるように努力していきたい」と新たな意気込みを語っている。なお、今回の受賞者3名は3月2日(木)映画祭オープニングセレモニー内で行われる表彰式に参加予定となっている。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」は3月2日(木)~6日(月)の期間で開催。(cinemacafe.net)
2017年02月27日2017年に入り、早いものでもう2月になりましたが、段々とドラマが面白くなってきましたね。2016年に大流行した『逃げるは恥だが役に立つ』のような名作ドラマは今年も生まれるのでしょうか。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに、「2017年1月の新ドラマで一番面白いと思うドラマ」についてアンケートを取ってみました!あなたはどのドラマが一番好きですか?●2017年1月の新ドラマで一番面白いと思うのは?・1位:嘘の戦争……27%(29人)・2位:カルテット……23%(24人)・3位:東京タラレバ娘……15%(16人)・同率4位:A LIFE~愛しき人~……6%(6人)・同率4位:スーパーサラリーマン左江内氏……6%(6人)・6位:お母さん、娘をやめていいですか?……5%(5人)・7位:大貧乏……4%(4人)・同率8位:おんな城主直虎……3%(3人)・同率8位:嫌われる勇気……3%(3人)・同率8位:視覚探偵 日暮旅人……3%(3人)※10位以下は省略※有効回答者数:106人/集計期間:2017年2月1日〜2017年2月3日(パピマミ調べ)●1位:嘘の戦争『つよぽんのSMAP解散後初の主演ドラマとあって、もともと注目度は高かったけど、実際に見てみたらつよぽんの演技力に圧倒されました。やっぱり俳優としての力がすごい です。ドラマの内容も面白く、これからも見続けたいドラマナンバー1です』(45歳女性/主婦)『配役が抜群。草なぎ剛のつかみどころのないキャラが詐欺師の役とうまくマッチしてるし、水原希子のうさんくさい役もばっちり。これは普通に楽しめるドラマ』(37歳女性/販売)第1位に輝いたのは、『嘘の戦争』で27%(29人)という結果になりました。草なぎさんのSMAP解散後の初主演ドラマであるため、ドラマが始まる前からなにかと話題になっていましたね。現在では4話まで放送されていますが、すべて視聴率が10%を超えており、役者の演技・脚本ともに評価されています。ネット上ではとくに草なぎさんの演技力に感嘆する声が多く聞かれ、普段バラエティで見せる“ゆるい姿”とは全く別の顔にドキッとする人が続出しているようです。SMAPの看板を外したことで視聴率が取れないのではないかという懸念もありましたが、見事に前評判を跳ね返しましたね。物語はこれから中盤戦へ入っていきますが、今後の展開に期待したいです。●2位:カルテット『とにもかくにも高橋一生を見たくてドラマ見続けてます笑 。他のキャストも演技派ばかりだし、安心してみれる数少ないドラマ』(34歳女性/事務)『嘘の戦争みたいな展開早いドラマも好きだけど、カルテットみたいなゆったりしたドラマの方が好き。満島ひかりの演技やっぱうまいな〜』(39歳女性/飲食)第2位にランクインしたのは、『カルテット』で23%(24人)という結果になりました。キャストが松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平という実力派揃いであること、演出が『重版出来!』『逃げるは恥だが役に立つ』を担当した土井裕泰さんであることなどから前評判は良かったですね。実際にドラマが始まってみると、先の読めないストーリー展開に釘付けになったという人が続出。今期最も“クセになる”ドラマとして注目されています。人間関係のもつれを描くのがうまく、“逃げ恥”のような万人受けするドラマではないものの、一度ハマると抜け出せないような魅力があります。また、ストーリーそっちのけで高橋一生さんに癒やされるために見ているという人も少なくないようです。現状では回を重ねるごとに視聴率が下がってしまっているカルテットですが、中盤以降で巻き返すことはできるのでしょうか。●3位:東京タラレバ娘『私自身“タラレバ”で生きている人間だから、倫子たちの気持ちが痛いほどわかる。ときどき見るのがツラくなるけど、なんだか最後まで見たいと思える不思議なドラマ 』(33歳女性/通信)『原作のような悲壮感が足りないけど、今期ドラマの中では東京タラレバ娘が一番面白いかな。自分にも思い当たるところがあって共感できるし』(38歳女性/主婦)第3位は『東京タラレバ娘』で15%(16人)という結果になりました。東京タラレバ娘といえば、『海月姫』などで有名な人気漫画家・東村アキコさんの漫画が原作ということもあって一部で注目を集めていましたが、主要キャストの3人の実年齢が皆20代であることから批判の声が上がっていました(原作では30オーバーの設定)。前評判としてはあまり良くなかったですが、実際に始まってみると視聴率は10%超えをキープ。原作に親しんでいた人たちからは批判の声があがる一方、初見の人たちからは好評価のようです。とくに一番のミスキャスティングと言われていた大島優子さんが意外と役になじんでいて評判となっています。タラレバ娘たちの今後の活躍に要注目ですね。----------いかがでしたか?現時点では2017年の一番面白いドラマは『嘘の戦争』となりました。草なぎさんがSMAP解散後、ソロとしてしっかりと活躍しているのがうれしいですね。今後の展開によっては順位が変動することも十分あり得るので、どのドラマもしっかりとチェックしておくようにしたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜14位)】2017年1月の新ドラマで一番面白いと思うのは?()●文/パピマミ編集部
2017年02月06日有村架純を主演に、伊藤淳史、野村周平、吉田羊ら豪華キャストでベストセラー原作を実写化した映画『ビリギャル』が、受験シーズンも佳境となる年末の特別企画として、ノーカット地上初放送されることが決まった。2015年、有村さんの金髪ギャル姿も話題を呼び、大ヒットを記録した本作。塾講師・坪田信貴氏によるベストセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を、『いま、会いにゆきます』『ハナミズキ』などで知られる土井裕泰監督が映画化。有村さん演じる、偏差値30で学年成績ビリのギャル・さやかが、偏差値70の難関・慶應義塾大学への現役合格に挑む姿を描き出す。キャストには、有村さんをはじめ、さやかと苦楽を共にし、超前向きに慶應現役合格へと導く坪田先生役に伊藤さん、さやかの受験を応援する母親役に吉田さん、さやかと対立する頑固な父親役に田中哲司、学年ビリのさやかに冷たくあたる高校の担任役に安田顕、同じ進学塾に通い、さやかのよき理解者となる森玲司役に野村さんと、実力派人気俳優が集結。主演を務めた有村さんは、本作で第39回日本アカデミー賞の優秀主演女優賞と新人俳優賞をダブル受賞、また、第58回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞した。興行収入28億円超え、観客動員数230万人突破の大ヒットとなり、アジアを中心に海外でも続々と上映された本作が、受験シーズン真っただ中の年の瀬に、ついに地上波に初登場。本放送では、新たに収録した有村さんのスペシャルコメントもたっぷりとお届けするという。また今回、土井監督からも、「映画『ビリギャル』の初めての地上波での放送が、ラストスパートを迎えたすべての受験生とそのご家族の力になりますように!」との力強いエールが到着。受験生とその家族が笑い、涙した青春サクセスストーリーを楽しみに待っていて。映画年末特別企画『ビリギャル』は12月26日(月)21時~TBS系列にて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビリギャル 2015年5月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ビリギャル」製作委員会
2016年11月24日女優の有村架純が主演を務めた大ヒット映画『ビリギャル』のノーカット版が、12月26日(21:00~23:19)にTBSで地上波初放送されることが22日、明らかになった。累計発行部数120万部突破の原作『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』を実写映画化した本作。偏差値30で成績は学年ビリ、学校からは人間のクズと罵られていたある女の子が、ひとりの塾講師に出会い、偏差値70の超難関・慶應義塾大学現役合格に挑む姿を描いた感動の実話だ。2015年5月の公開後、興行収入28億円超え、観客動員数230万人突破と大ヒットし、アジアを中心に海外でも続々と上映され話題となった。主演の有村架純は、本作で第39回日本アカデミー賞の優秀主演女優賞と新人俳優賞をダブル受賞、また、第58回ブルーリボン賞の主演女優賞を受賞している。なお、映画年末特別企画として放送される今回、新たに収録した有村のスペシャルコメントも放送する。土井裕泰監督は「映画『ビリギャル』の初めての地上波での放送が、ラストスパートを迎えたすべての受験生とそのご家族の力になりますように!」とコメントを寄せている。(C)2015映画「ビリギャル」製作委員会
2016年11月24日NHKと民放キー局などが主催する「東京ドラマアウォード2016」の授賞式が7日、東京・EXシアター六本木で行われ、作品賞のグランプリには、連続ドラマ部門でNHKの朝ドラ『あさが来た』、単発ドラマ部門でTBS『赤めだか』が受賞した。また、主演男優賞はTBS『下町ロケット』の阿部寛、主演女優賞は『あさが来た』の波瑠が受賞。『あさが来た』からは、ディーン・フジオカが助演男優賞を受賞しており、3冠となった。受賞一覧は以下の通り。●作品賞(連続ドラマ部門)グランプリ『あさが来た』NHK優秀賞『ゆとりですがなにか』日本テレビ優秀賞『民王』テレビ朝日優秀賞『下町ロケット』TBS優秀賞『釣りバカ日誌』テレビ東京優秀賞『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』フジテレビ優秀賞『沈まぬ太陽』WOWOW●作品賞(単発ドラマ部門)グランプリ『赤めだか』TBS優秀賞『経世済民の男シリーズ』NHK優秀賞『この街の命に』WOWOW●ローカル・ドラマ賞『三つの月』CBC『インディゴの恋人』NHK岡山放送局●個人賞主演男優賞:阿部寛『下町ロケット』主演女優賞:波瑠『あさが来た』助演男優賞:ディーン・フジオカ『あさが来た』助演女優賞:木村佳乃『僕のヤバイ妻』脚本賞:野木亜紀子『重版出来!』演出賞:石井裕也『おかしの家』演出賞:土井裕泰『重版出来!』『コウノドリ』プロデュース賞:伊與田英徳『下町ロケット』『赤めだか』●主題歌賞手嶌葵『明日への手紙』(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』)●海外作品特別賞『六龍が飛ぶ』韓国『憎しみと愛の物語』タイ『魅惑』ベトナム
2016年11月08日母として妻として、仕事では責任ある立場として。朝から晩までフル稼働なはずなのに、なぜか魅力的に映る女性がいます。そんな気になるあのヒトの「きれいの裏舞台」に迫ります。第7回目は、ウーマンエキサイトの公式読者モデル「ママリーダーズ」の土井地恵理子(どいじ・えりこ)さん。ネイリストやバッグブランド「HAVEFUN」のディレクターを務める土井地さんは、10歳になる双子の女の子のママ。いったい、どんなきれいの秘訣をお持ちなのでしょうか。土井地恵理子さん1980年生まれ。25歳で出産後ネイルスクールに通い、産後1年半で自宅サロンを開業。3年前にバッグブランド「HAVEFUN」を立ち上げ、ディレクターを務める。プライベートでは、10歳になる双子の女の子のママ。Instagramでも多くのフォロワーを持つ。Instagram: @ericodoiji Facebook: Blog: HAVEFUN: HAVEFUN Instagram: @havefun_vtg Article: MAMA LEADERS メンバーインタビュー お子さん : 娘2人(10歳の双子)運動など : サーフィン、ピラティス。筋肉をつけて体のゆがみを治したい食生活 : 朝はグリーンスムージーにしたり、夜の炭水化物はとりすぎないようにしたりと、その日の自分の体調を考えながらとり入れたり減らしたりしているお悩み : 海に行くので、日焼けとそのあとの肌荒れ、O脚や骨盤の開き■土井地さんの一日(平日)7:00 : 起床8:00 : 子どもたちを送り出す9:00 : 掃除、洗濯 夫を送り出す10:00 : 仕事(家での作業や打ち合わせ or ネイル)。1~2週に一度はサーフィンをしに海へ15:00 : 子どもたちが帰宅16:00 : 子どもたちをお稽古に送り出す17:00 : 仕事18:00 : 夕飯づくり19:00 : お稽古のお迎え、夕飯22:00 : 子どもたち就寝、片づけなど23:00 : 仕事or自分時間1:00 : 就寝お子さんが小さい頃はなかなか自分の時間が持てなかったそうですが、時間に余裕ができてきた近年は、ピラティスや整体をする時間がお気に入り。「体のケアをしていると自分の自信にもつながるし、精神的にも落ち着く」と気づき、子どもが小さいころも、もう少しがんばって時間をつくればよかった…と振り返る瞬間もあるのだとか。そして今の暮らしに欠かせないのが、趣味のサーフィン。海で心をリセットすることが、「自分を保つための大事な時間」となっているそうです。しかし海に行くとなると、気になるのは日焼けやその後の肌荒れ問題。どんなスキンケアをされているか、気になります!▼diptyque(ディプティック)アールデュソワン フェイシャルゴマージュ クレイマスク / ラディアント クレンジングパウダー「パリのブランドで、キャンドルでも有名な「diptyque」のスキンケアグッズです。クレイマスクは、肌表面の古い角質を除去してくれます。なめらかなテクスチャーで肌に優しく、流したあとの“つるっと感”がたまりません。使用後の化粧水の入りが全然違うので、週に2~3回の頻度で使うようにしています。クレンジングはパウダー状で泡立ちがよく、マイルドな洗い心地です。」▼メソシューティカル VC22 セラム「こちらは、針も電気も使わない次世代型導入美容液。日本最高濃度のビタミンCが入っているのが特徴です。水も保存料も全く含まない“純ビタミンC”が肌の深部まで浸透していくので、たった3滴で肌のキメ・つやが劇的に変わります。やけどの専門家の方が開発した商品だそうで、傷やトラブルを治す効果も期待できます。日焼けでダメージを受けた肌を修復してくれるので、手放せない商品です!」▼NUXE(ニュクス) プロディジュー オイル「こちらもフランス発のブランドで、美容室ですすめられた商品です。顔にも体にも使える万能オイルですが、私は主に髪に使用しています。クセとダメージで広がりがちな私の髪をまとめてくれる、お気に入り商品です。粒子が細かく、しっかり内側まで浸透してくれる感覚があり、いろいろなヘアオイルを試しましたが、これが一番まとまります。お風呂上がりは、タオルドライした髪につけてから、ドライヤーを。熱からも守ってくれますし、海で傷んだ髪にはマストなアイテムです!」サーフィンをされているだけあって、すらりとしたスタイルを維持されている土井地さんですが、ときには朝食をグリーンスムージーにしたり、夕食の炭水化物を減らしたり。その日の自分の体調を考えながら、食生活も適度に気をつけているそうです。海でたくさんのお日様を浴びて健康的に過ごしている分、入念なケアも欠かさない。「人生の楽しみ」と「美」を両立されている姿勢が、とてもすてきだなと感じさせられました。人気のバッグが手に入る「Designers Market」開催!「友人のブランドと一緒に、年に数回開催している「Designers Market」というPop Up Shopを、12/2(金)・3(土)の2日間開催します。人気のカゴバッグや巾着バッグをはじめ、2016AWの商品から定番アイテムまで、取りそろえてお待ちしております。今回は子供服のフリマも予定していますので、是非遊びに来てください」「Designers Market」date...12/2(FRI) 3(SAT) 11:00~18:00 place…Pamina 渋谷区神宮前4-13-1(表参道ヒルズ裏)参加ブランド…HAVEFUN Lily’s Handmade elims Lucolla・diptyque ・メソシューティカル ・NUXE(ニュクス)
2016年10月31日料理研究家の土井善晴が、関西テレビ・フジテレビ系トーク番組『さんまのまんま』に初出演し、司会の明石家さんまに料理を細かく指南して困惑させる。関西テレビは30日(13:56~14:25)に放送。フジテレビは未定。土井に自炊事情を尋ねられたさんまは「片付けが面倒」と言いながら「木村(拓哉)くんに教えてもらった料理をたまに作る」と回答。そんなさんまに、土井は簡単に作れるという「土井オリジナル・そうめんイタリアン」のレシピを持参して「さんまさんでもおいしく作れます」と促し、実際にさんまが料理に挑戦することになる。さんまが手際よく調理を進めていくと、土井は「小ざかしい技知ってますね。何もできない人やと思ってました」と感心。しかし、両手で食材を触ると「それはダメです」と説明しだすなど、土井があれこれ指示を出すのにうんざりしたさんまは「嫁さんの気持ち分かるわ。苦労してはるんでしょうね。絶対こんな旦那イヤ!」と、土井の妻に同情する。
2016年04月28日「世界で一番、楽しい映画祭」をキャッチコピーに掲げる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」が2月25日(木)に開幕!オープニングセレモニーに勝地涼、杉咲花、オープニング作品『エヴェレスト 神々の山嶺』の平山秀幸監督らが登壇した。1990年に始まり、クエンティン・タランティーノをはじめ、多くの才能ある映画監督を発掘するも、2006年に夕張市の財政破綻で開催が中止。その後、有志による「ゆうばり応援映画祭」(’07)を経て復活し、今年で通算26回目の開催となる。昨年までメイン会場として使用されていた旧市民会館の「アディーレ会館」が、老朽化のため使用不可能となり、今年から学校の校舎を改築し、現在は宿泊所として使用されている「合宿の宿ひまわり」を利用。バスケットボールのゴールが残っており、かつての体育館の建物をメイン会場として使用する稀有な国際映画祭となっている。目覚ましい活躍を遂げ、今後、さらなる“新たな波”を起こすことが期待される映画人に贈られる「ニューウェーブアワード」では勝地涼が男優部門、女優部門には杉咲花、そしてクリエイター部門に『ビリギャル』のヒットが記憶に新しい土井裕泰監督を選出した。勝地さんは2010年以来の夕張再訪となるが「以前参加したとき、温かく迎えていただいたことをいまでも覚えていて、今日も、空港からの道中、みなさんが手を振ってくださり、『おかえり』と声を掛けていただき感動しました!このような形で帰ってこられて嬉しいです」と喜びを語る。歓迎の市民の中に、今年出品される『セーラー服と機関銃 -卒業-』に合わせて、セーラー服を着用し、機関銃を持ったおばあちゃんを見つけたそうで「本当に、映画が好きな人たちの街なんだなと思いました」とニッコリ。そして「今年で30歳になりますが、節目の年で賞をいただき、身が引き締まる思いです。これからも新しい波を起こし、自分にしかできない芝居を見つけていけたらと思います」とさらなる飛躍を誓った。杉咲さんは昨年の「日経トレンディ」の「2015年の顔」に選出され、ドラマ「学校のカイダン」、映画『トイレのピエタ』、『劇場版MOZU』など、期待にたがわぬ存在感を見せつけ、今年は朝ドラ「とと姉ちゃん」への出演も控える。杉崎さんは尖ったトロフィーを受け取ると「かわいいトロフィーですね」とニッコリ。「ここに向かってきている時、寒い中、みなさんが待っていてくださり、手を振ってくださって嬉しかったです。私が関わらせていただいた作品をみなさんに観ていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。土井監督は、最近ではドラマ版「コウノドリ」の演出を手掛けるなどTV、映画で活躍。「いままでで最年長のニューウェーブかと」とおどけつつ「ドラマの演出は20年以上、映画を始めて10年ちょっとになりますが、映画は僕にとって特別な存在であり、永遠の憧れ。ゆうばり映画祭は、映画を愛している人たちが作っている映画祭であり、そこで評価されることは光栄です。新たな波を起こせるように精進したいです」と受賞の喜びをかみしめていた。また、岡田准一主演でヒマラヤの標高5200メートルの地点での撮影した『エヴェレスト 神々の山嶺』をオープニング作品として携え、約10年ぶりに夕張の地を踏んだ平山監督は「バスから降りて『おかえり』と声を掛けていただいた方の中に顔見知りがいっぱいいました」としみじみ。「10年ぶり、それも新作を持って帰ってこられて嬉しいです」と顔をほころばせた。過酷な自然の中で、岡田さん、阿部寛らの雄姿をヒマラヤでカメラに収めたが、平山監督は「最初に岡田さん、阿部さんと話をした時『ほっといてくれ』『かまわないでください』と言われたんです。山の上に行くと自分のことは全て自分でやらないといけない。手がかからない俳優さんたちでした」と振り返る。迫力の映像については「スタントを使っておりません!全カット本人がやってます!」とこれから映画を鑑賞する観客を前にその出来栄えについて自信をのぞかせていた。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭は2月29日(月)まで公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月26日12月18日(金)に遂に最終回を迎える綾野剛主演のドラマ「コウノドリ」。12月15日(火)、綾野さんが扮する天才ピアニスト“BABY”の楽曲とピアノ演奏を務めた清塚信也のコンサートが開催され、原作者の鈴ノ木ユウ、脚本を手がけた山本むつみ、 演出の土井裕泰らが登壇し、対談が行われた。累計300万部を超えるヒット作となった鈴ノ木氏による同名のヒューマン医療漫画を原作に、出産に向き合う母親や家族の姿、そして懸命に寄り添う医療チーム姿を丁寧に描く本ドラマ。主人公・鴻鳥サクラを演じる綾野さんの、心優しき産婦人科医である一方、すべての感情をピアノにぶつける情熱的で謎多き天才ピアニスト“BABY”としての顔も持つ役柄における幅広い表現力も大きな話題となっている。スペシャルライブ&トークショーとして開催された清塚さんのコンサートは、劇中でBABYがライブを行い、清塚さんがライブハウスマネージャー・滝賢太郎役で登場した撮影が行われた東京・目黒の「BLUES ALLEY JAPAN」を会場に、昼と夜の2回の公演を実施。事前に番組ホームページの告知を通して抽選で選ばれた各回およそ100名の観客が集い、清塚さんの演奏を堪能した。公演は、ドラマの第1話の冒頭のBABYのライブで披露された「Throb~My Baby~Minor Heart」から始まり、「Over The Rainbow」「Twinkle Twinkle Little Star」「Maze, Blaze & Raze」の3曲を演奏。MCで清塚さんは、BABYのオリジナル曲は綾野と一緒に相談して作り上げてきたというエピソードや、ピアノテーマ・監修・音楽を務めた本ドラマの中でも、撮影中に綾野の演奏シーンを監修するのが辛かったと吐露。「自分だけがミスに気付いて、“もう1回”と言い出すのが本当に辛かった」と語り、一音でもミスがあったら指摘して欲しいと言われたという、綾野さんの完璧主義がうかがえる裏話を明かしていた。昼の部のライブ途中には、原作者である鈴ノ木氏と脚本を手がけた山本氏が登場。対談では、BABYの曲を実際の音にしたときに、原作と脚本のイメージを壊さないか不安だったという清塚さんに対して、二人は絶賛の言葉で返す。山本さんは、「最終回では、サクラから皆さんへクリスマスプレゼントをあげたいと思いそんなシーンを描いたが、清塚さんのピアノがそれを実現してくれた。最終回ではそのピアノシーンにも注目して欲しい」と熱弁した。さらに、夜の部に登場した演出の土井さんも、演奏シーンは衝撃を受けるくらい素晴らしかったと賞賛した。コンサート後半では、BABYのテーマ曲である「Baby, God Bless You」「Brightness」「Sound Seeker」の3曲に続き、山本さんと土井さんが絶賛した「きよしこの夜」のメロディーに乗せた「Baby, God Bless You -holy night」、最後に主題歌の「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」が披露され、会場からは大きな拍手が沸き起こった。会場には赤ちゃんや小さな子ども連れも多く、ドラマでの情景を解説しながら繰り広げられる清塚の軽快なトークが笑いを誘う、終始和やかな雰囲気のライブとなった。金曜ドラマ「コウノドリ」最終回第10話は、TBSにて12月18日(金)22時から15分拡大放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月16日清純派女優の有村架純が“金髪”“ミニスカ”ギャル役に挑んだことで大きな注目を集めた『ビリギャル』。この度、現在公開中の香港に有村さんが初訪問し、舞台挨拶に登壇。香港のファンへ感謝のメッセージを送った。120万部を突破したベストセラー書籍「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を、『いま、会いにゆきます』『ハナミズキ』など数々のヒット作を生み出している土井裕泰が実写映画化する本作。有村さん扮するさやかと苦楽を共にし、慶應義塾大学現役合格へと導く坪田先生役に伊藤淳史。そのほかキャストに吉田羊、田中哲司、安田顕、野村周平らが顔を揃えた。香港では10月22日(現地時間)より劇場公開がスタートいる本作。これに合わせ、主演の有村さんが香港を初訪問。香港国際空港の到着口に有村さんが現れると、空港に駆けつけた約200人を超える現地のファンから一斉に歓声が起こり、有村さんも驚きの様子。現地メディアのフラッシュを浴びながら、ファンに囲まれた有村さんは、終始笑顔でファンからの握手やサインに応じた。24日(現地時間)には『ビリギャル』にちなみ、現地の予備校「Modern Education’s Centre」を訪問。大学受験を目指す香港の学生たちに激励のメッセージを送った。その後、『ビリギャル』上映中の現地マスコミ向けのトークショーが行われ、「さやかは一生懸命になることによって、知らず知らずのうちに、みんなの心が動かされて味方になってくれているという、まわりにすごく恵まれている女の子です。自分がやりたい、なりたいと思うことに一生懸命になっていれば、まわりのみんなが知らない間に力になってくれるって、そう信じて頑張ってもらえたら嬉しいです」とこれから試験を受ける人たちを応援した。さらに25日(現地時間)の舞台挨拶では、映画上映後に有村さんが登場すると、観客は大興奮!有村さんは「大家好,我系有村架純」(こんにちは、有村架純です)と広東語で挨拶し、温かい拍手に包まれた。また、有村さんは「日本を飛び出して海外でもこの映画が愛されたらいいなと思います。日本ではいよいよ11月にBlu-ray&DVDがリリースされます。これからもっともっとたくさんの方にまだまだ観ていただきたいので、是非ご覧ください」と日本のファンへもメッセージを送った。『ビリギャル』Blu-ray&DVDは11月18日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビリギャル 2015年5月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ビリギャル」製作委員会
2015年10月27日パイロットコーポレーションは、画家・土井宏之氏の個展「土井宏之展 ペン&アート2015」を開催する。会期は10月5日~11月28日(日曜日・祝日は休館)。ミュージアムの開館時間は、平日9:30~17:00/土曜日11:00~17:00。会場は東京都・京橋のペン・ステーションミュージアム&カフェ(パイロット本社ビル 1・2階)。入場無料。同展は、ドローイングペンを用いた絵画を制作する画家・土井宏之氏の個展。2013年秋に「パイロット創業95周年記念展」として開催して以来、今回で3回目となる同展では、同社のドローイングペン(油性・黒)を用いて、手すきの和紙に無数の小さな丸を描いてイメージを創り上げた大小16点のファインアート作品が展示される。なお、土井宏之氏の作品は、2001年にニューヨークのアウトサイダーアート国際展に展示されて以来、ニューヨークの老舗の画廊フィリスカインドギャラリーでの個展、アメリカンフォークアート美術館(ニューヨーク)、パリ市立美術館(パリ)、トーマスウィリアムファインアート(ロンドン)など、欧米を中心に多くの国で展示されている。ニューヨークタイムスのロベルタスミス氏は、"その緻密なドローイングは見るものを魅了し、目を離すことができないほど美しい"と高く評価しているという。2011年には、東日本大震災に哀悼の意を込めた作品「地球への希望(Hope for the Earth)」を描いた。
2015年10月06日俳優・綾野剛が、産婦人科医と天才ピアニストという2つの顔を持つ役柄を演じることで話題のTBS10月期の金曜ドラマ「コウノドリ」。この度、第1話のメインゲストに朝ドラや数々の映画に出演する若手女優・清水富美加が妊婦役で出演することが明らかになった。都内のとあるライブハウスでは、謎の天才ピアニスト「BABY」がライブ演奏中。だが、開演10分でライブは突如終了してしまう。「BABY」の正体は、ペルソナ総合医療センターの産科医・鴻鳥サクラ(綾野剛)。実は、妊婦の救急受け入れ要請の連絡が入り、戸惑う新米産科医の下屋(松岡茉優)が彼を呼び出していたのだ。受け入れ要請の妊婦・夏希(清水富美加)は、産科検診を受けず妊娠週数も不明の「未受診妊婦」。極めてリスクが高い患者ながら、サクラは「未受診なのは母親のせいで、お腹の赤ちゃんに罪はない」と、新生児科にも受け入れ体制を組むように要請。新生児科のリーダー・今橋(大森南朋)が、躊躇する新米新生児科医の白川(坂口健太郎)らを抑えて受け入れを決め、ベテラン助産師の小松(吉田羊)も駆けつける。果たして、緊急搬送された未受診妊婦・夏希は無事に出産できるのか――。講談社「モーニング」で連載中の人気漫画を原作に、『ビリギャル』で大ヒットを飛ばした土井裕泰が監督を務める。キャストには単独初主演となる綾野さんをはじめ、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、平山祐介、清野菜名、豊本明長(「東京03」)、浅野和之、江口のりこ、山口紗弥加、星野源、大森南朋と最旬俳優からベテランまで顔を揃えている。今回ゲスト出演する清水さんが演じるのは、妊娠をしてから一度も病院の健診を受けてこなかった“未受診妊婦”矢野夏希。NHK連続テレビ小説「まれ」の主人公の親友・蔵本一子役で出演しているほか「となりの関くんとるみちゃんの事象」(MBS・TBS)などさまざまな役に挑戦する清水さんだが、妊婦役は今回が初めて。清水さんは役柄について「自信はまったくないのですが、自分が演じることができるならこのドラマを見た人たちが子どもを作るということはどういうことなのか、子どもを産むということの大変さを少しでも伝えられたらいいなと思いました」と真摯にコメント。本作のプロデューサーを務める峠田浩は「清水さんは、どんなシーンでも、自らの居場所をそこに作ることができる女優さんだと思います。何よりその存在感に惚れてオファーしました」と起用理由を話す。「清水さんと言えば、屈託のない笑顔をまず思い出しますが、同時に憂いや悲しみの目もすごく印象的で、その振り幅が今回の矢野夏希に深みを出していただけると思っています」と語った。「コウノドリ」は10月16日(金)22時よりTBSにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年09月15日綾野剛が、講談社「モーニング」で連載中の人気漫画を原作にしたTBS10月期の金曜ドラマ「コウノドリ」で、連続ドラマ単独初主演を果たすことが決定。あるときは冷静な判断力を持ち患者に寄り添う産婦人科医、またあるときは、情熱的で謎多き天才ピアニストという2つの顔を持つ、ミステリアスな役柄を演じることが分かった。都内のとあるライブハウスでは、謎の天才ピアニスト「BABY」がライブ演奏中。だが、開演10分でライブは突如終了してしまう。「BABY」の正体は、ペルソナ総合医療センターの産科医・鴻鳥サクラ(綾野剛)。実は、妊婦の救急受け入れ要請の連絡が入り、戸惑う新米産科医の下屋(松岡茉優)が彼を呼び出していたのだ。その妊婦は、一度も妊婦検診を受けておらず、妊娠週数も不明のいわゆる「未受診妊婦」。極めてリスクが高い患者ながら、サクラは「未受診なのは母親のせいで、お腹の赤ちゃんに罪はない」と、新生児科にも受け入れ体制を組むように要請。新生児科のリーダー・今橋(大森南朋)が、躊躇する新米新生児科医の白川(坂口健太郎)らを抑えて受け入れを決め、ベテラン助産師の小松(吉田羊)も駆けつける。果たして、緊急搬送された未受診妊婦・夏希は無事に出産できるのか――。赤ちゃんが無事に生まれてくることは当然ではなく、実は妊娠・出産にはさまざまなリスクやアクシデントがあること、無事に赤ちゃんが生まれてくることは奇跡の連続であること、そして“命”の現場には、さまざまな葛藤があること…。こうした“命”に関わる奇跡の物語と、主人公が属する産婦人科に加え、新生児科、小児科、救命救急、病院外のスタッフなど、チーム医療で“命が誕生する現場”に関わる人たちを丁寧に描き出していく医療ヒューマンドラマとなる本作。原作は、1児の父である鈴ノ木ユウが、わが子の出産を通して知ったリアルな産科医療の現場を描き、男性誌では異色の産婦人科が舞台でありながら、コミック累計部数100万部を超えるヒット作に。監督を、今年『ビリギャル』で大ヒットを飛ばした土井裕泰が務めている。主演は、『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』『天空の蜂』『ピース オブ ケイク』と、幅広い役柄を演じ分ける若手実力派にして、意外にも本作が連ドラ単独初主演となる綾野さん。彼が演じる鴻鳥サクラは、生まれてすぐ母を亡くし、乳児院と児童養護施設で育ちながら、「生まれてきたすべての赤ちゃんに“おめでとう”と言いたい」と願う愛情深い産科医となり、時には「BABY」の名で、感情のすべてをピアノにぶつけ情熱的な演奏をする謎多き天才ピアニスト。相反する2つの顔を持つミステリアスな役柄を綾野さんがどう演じるのかが、見どころのひとつとなる。チーム医療を担う共演陣には、実力派に加えフレッシュな顔ぶれも集結。サクラ率いるチームの下で奮闘する産婦人科研修医に、話題の映画・ドラマへの出演に加え、バラエティでも活躍する松岡茉優。また、サクラの研修医時代を知るベテラン助産師には、“最旬”の人気女優・吉田羊、新生児科の研修医には、「メンズノンノ」の専属モデルにして連ドラ初出演となる注目の若手、坂口健太郎が抜擢。さらに、救急救命医を平山祐介、若手助産師を清野菜名、麻酔医を「東京03」の豊本明長、サクラが「BABY」であることを知る院長を浅野和之、孤立する妊婦と社会をつなぐメディカルソーシャルワーカーを江口のりこ、新生児科の医師を山口紗弥加が演じる。そして、サクラの同期で冷徹な理論派、良きライバルでもある親友の産婦人科医をアーティストとしても人気の星野源が演じ、新生児科の部長であり、産科も含めた周産期センターのセンター長役の大森南朋が、物語に深みを与えていく。製作陣が、このサクラという役の魅力を最大限引き出してくれるのは綾野さんをおいてほかにはいないと、超売れっ子の彼に1年以上前からオファーしていたという本作。すでに本格的なピアノの特訓もしているという綾野さんは、「医者も、ピアニストも演じるのは初めてです。どちらも演じてみたいと思っていた役柄ではありましたけど、2つ一緒に来るとは思っていませんでした(笑)」とコメント。「10代の方が演じるのは現実的ではないし、20代でも違ったのかもしれない。というところで、30代の役者に目を向けた時に、僕にお話をいただけたことは大変光栄です。きっと、僕が思う以上に周りの方々が僕を支えてくれるはずなので、みなさんの気持ちを見逃さないようにしっかり受け止めながらこの作品に挑もうと思っています」と、意気込みを語っている。【主演・綾野剛コメント】サクラは、ライトな雰囲気でありつつも、きちんと相手に接することをモットーとした産科医です。自分の感情を表に出さない分、ピアニストの「BABY」としてピアノの音に感情を託している。だからこそ、「BABY」の演奏シーンは非常に高度なテクニックを要する楽曲が必要なのではと思います。ピアノテーマ・監修の清塚信也さんとフュージョン(融合)して、最高のピアニストを作ろうと思っています。「コウノドリ」は、医療に関わるすべての人を描く作品。産科医・助産師・救命救急といった医療チーム全般もそうですが、そこに関わるご家族のみなさんや生まれてくる赤ちゃんも一緒に描かれます。そういった人々との関わりの中から、生と死をきちんと受け止め、未来を紡いでいくことができる作品にしたいです。【原作・鈴ノ木ユウコメント】白衣を着て鴻鳥サクラに扮した綾野剛さんを見て、漫画を描いていくうえでの刺激を頂きました。漫画「コウノドリ」をこれからも頑張って描いていきますので、ドラマ「コウノドリ」をどうかよろしくお願いします。応援しています。金曜ドラマ「コウノドリ」は10月、金曜22時よりTBS系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年08月10日中国・上海にて、第18回となる「上海国際映画祭」が6月13日~21日まで開催されている。日本の映画も「2015上海・日本映画週間」という枠の中で7本、この枠の他にも8本が上映される。中国では日本映画が上映される機会は少なく、この映画祭を楽しみにしている人も多いのだという。○「今日はどのくらい高く飛ぶかな? 」上海・日本映画週間では毎年豪華なゲストが日本から訪れる。今年のオープニングセレモニーにも、俳優として栗原小巻さん、戸塚祥太氏、イーキン・チェン氏のほか、監督として土井裕泰氏、三島有紀子さん、深川栄洋氏、小林聖太郎氏、鈴木舞さん、そして、2015上海・日本映画週間の親善大使を務めるふなっしーが登場した。その中でも、中国版ツイッター「ウェイボー」をのぞいてみると、人気を二分したのは戸塚祥太氏とふなっしーだったことがうかがえた。戸塚祥太氏に関しては、「戸塚祥太に会いたい、なんで映画祭は夏休みにやらないの? 」「戸塚くん単独で見たのは初めて。まつげがすっごい長い~」「舞台挨拶があるって知らなかった。ジャニーズの人が来るなんて! 」などとコメントする人が見受けられた。一方、ふなっしーの人気も負けず劣らずである。「ふなっしーが上海の日本映画週間にやってきた。今日はどのくらい高く飛ぶかな」「かっこいいイーキン・チェンとかわいいふなっしーが同じ舞台に。でも少しも違和感なかった」「ファンが争ってふなっしーとツーショット写真を撮るから、一時会場が混乱してた」。ふなっしー自身もきっと、中国にたくさんファンがいることを実感できてうれしかったに違いない。○「『ビリギャル』を見てから中毒みたいに」もちろん、映画そのものも話題にのぼっている。「『予告犯』のチケットは1,200枚あったんだけど、12分で売り切れたらしいよ」という噂もあるように、映画のチケットを入手するのはかなり大変だったよう。実際、ウェイボーでチケットを譲ってくれる人を探す人も多いようだ。運良くチケットを手に入れることができた人が映画の感想を述べている。「『恋するヴァンパイヤ』を見たけど、私の桐谷美玲さんはやっぱり美しいと再確認した」「有村架純の『ビリギャル』を見てから中毒みたいになっちゃった。日本映画週間の映画、全部見ちゃいそう」「『トワイライトささらさや』の新垣結衣の人妻役がすごくいい! 」「映画を見て泣くなんてあまりなかったけど、『トワイライトささらさや』では泣いちゃった。おすすめ」。上海国際映画祭は今週末の6月21日まで続く。日本映画が楽しめる貴重なチャンス、ぜひたくさんの中国人に見てもらえればと思う。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年06月19日映画『ビリギャル』の大ヒット御礼舞台あいさつが5月17日に、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の有村架純をはじめ、共演する伊藤淳史、吉田羊、土井裕泰監督が出席した。公開16日間で観客動員120万人、興収14億7000万円を突破。感謝の意を込めて、4人はファンに直接“大入り袋”を手渡した。舞台あいさつの模様塾講師・坪田信貴によるベストセラー『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』を映画化。学年成績ビリの金髪ギャル・さやか(有村)が、ひとりの塾講師と出会い、慶應大学現役合格という無謀とも言える目標にチャレンジする姿を描く。主演の有村は、本作の大ヒットについて「撮影中はこれほど多くの皆さんに観ていただけるとは、想像もできずにいた」そうで、「きっとクチコミで広がっていたんだと思います。幅広い世代にご覧いただいていると聞き、皆さんのコミュニケーションのお役に立てているなら嬉しい」と感無量の面持ちだった。共演陣も「ゴールデンウィークに家族で観に行ったが、どの回も満席で大変だった」(伊藤)、「友だちはもう5回も観たと言っている」(吉田)と嬉しい悲鳴。この日は「観客が流した涙が、お風呂3杯分に達した」という配給側の独自調査も発表され、ステージに特製のバスタブがお目見えする場面もあった。「外国のお姫様の映画ではなく、日本のビリギャルを選んで、劇場に足を運んでくださり、本当にありがとうございます」と感謝を語るのは、メガホンをとった土井監督。現在、ディズニーの『シンデレラ』もヒットを記録し、国内の映画興行は女性を主人公にした作品が強さを発揮している。有村は「ビリから(邦画)トップになることができました。でも、まだまだ走り出したばかりの作品。私も日々、頑張りたいと思います」と背筋を伸ばした。『映画 ビリギャル』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年05月18日女優の有村架純が5月17日(日)に行われた主演作『ビリギャル』のヒット御礼舞台挨拶に出席した。公開16日間で早くも動員120万人を突破。有村さんは「これほど多くのみなさんに観ていただけるとは、撮影中は想像もできずにいた」と感激しきりだった。塾講師・坪田信貴のベストセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を映画化。有村さん演じる学年成績ビリのギャル・さやかが、わずか1年で難関である慶応大学への現役入学を目指す青春サクセスストーリーで、興収は14億7,300万円を突破している(動員・興収とも5月16日現在)。若い世代に限らず、家族連れやシニア層の観客も足を運んでいると言い、有村さんは「この映画がみなさんのコミュニケーションに一役買ってくれるなら。まだまだ、走り出したばかりなので、今後もいろんな世代のみなさんに届けば」とアピールしていた。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた舞台挨拶には有村さんを始め、共演する伊藤淳史、吉田羊、土井裕泰監督が出席。伊藤さんは新宿の劇場で、本作を家族一緒に鑑賞したそうで「どの回も満席で大変でした」とうれしい悲鳴。吉田さんは「ある知り合いが、もう5回も観ている」と大喜びだった。この日はヒット御礼の定番であるくす玉に加えて、なぜかバスタブが登場!なんでも、配給側が「これまでに映画を鑑賞した人が流した涙」を独自計算し、その結果が456リットル=お風呂3杯分だったのだとか…。若干ピンとこない演出に、有村さんらは目を白黒させたが、写真撮影では伊藤さんが急遽、バスタブに入って見せ、会場を沸かせた。また、感謝の意を込めて、登壇者4人が客席通路で、来場者に大入り袋を配る一幕もあった。『ビリギャル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビリギャル 2015年5月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ビリギャル」製作委員会
2015年05月17日女優の有村架純、土井裕泰監督が2日、東京・TOHOシネマズ渋谷で行われた、映画『ビリギャル』の渋谷キャンペーンイベントに出席した。本作は、実話を元にした書籍「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(坪田信貴著)が原作の青春サクセスストーリー。金髪ギャルのさやか(有村)は、学年ビリの成績から、偏差値70の難関大学合格を目指す――というストーリーで、映画は全国公開中。主演の有村は、この日、渋谷各所で行われたイベントに登場。ギャルの聖地とも言える渋谷でのキャンペーンを終え、「親近感を持ってくれたらうれしい」とはにかんだ有村は、「親の気持ち、子どもの気持ちが分かる作品なので、家族を想うことのきっかけになれば。私も自分を信じることは大切なんだと感じたので、まだまだこれから頑張っていきたい」と笑顔でアピールした。また、自身のキャラクターとは程遠い金髪、ミニスカート、へそ出しに挑んだ有村だが、撮影時は「新鮮な気持ち」だったそう。カラオケやプリクラなど、女子高生の遊びを一通り経験し、「プリクラは一生分撮ったんじゃないか(笑)。大変だったけど楽しかった」と振り返りつつ、初めてのクラブには戸惑いもあったようで、「行ってる風に見えます? 踊り方が分からなくて、適当に腕を振ってジャンプしてました」と打ち明けていた。
2015年05月03日ベストセラー書籍「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を、有村架純を主演に迎え実写映画化した『ビリギャル』。公開翌日となる5月2日(土)にギャルの聖地・渋谷にある映画館にて主演の有村架純が、舞台挨拶を実施。土井裕泰監督と共に登壇した。本作では、学年最下位の壊滅的な学力のギャルが、ひとりの塾講師と出会い、母の愛や友情に支えられ、現役で慶應大学に合格するまでを描き出す。この日、有村さんと土井監督はGW初日の『ビリギャル』上映後に登場。多くの観客からあたたかい拍手で迎えられた。本作でミニスカート、へそ出しという「ギャル」を演じた有村さん。この日舞台挨拶に登壇したのは有村さんと土井監督の二人だったが、話は、有村さんを含めたギャル三人でのカラオケやクラブといった“ギャルならでは”の撮影シーンについて及んだ。有村さん自身はクラブに「一度も行ったことがない」そうで、「クラブってどうやって踊るんだろう?とみんなで話して、とにかくもう腕を振ってジャンプしてました」と話すと、土井監督は「みんな基本的に踊っているというより飛び跳ねてるんだけど、それはそれで楽しそうなんだよね(笑)」と撮影をふり返った。あまり有村さんと“ギャル”のイメージとは結びつかないようにも思えるが、土井監督は「“ギャル”と言っても、それはさやかちゃんの一部。架純ちゃんのかわいいんだけど芯の強そうなところがかぶると思った。有村架純の頑張りが、さやかの頑張りとして形を変えて映画に残っていると思う」と冬でも生足ミニスカ姿で撮影に挑んだ有村さんに賞賛を送った。有村さんは、この日ギャルの聖地・渋谷で大規模キャンペーンを実施。渋谷パルコで“ギャルコアラ”と対面、タワーレコード渋谷店にて現役タワレコ店員&歌手のSakuと即席トークショーを実施、紀伊国屋書店渋谷店にて原作モデル・小林さやかの原作本サイン会に整理券を持って「(サインを)ください!」と飛び入り参加したという。ラストポイントとなるのがTOHOシネマズ渋谷であり、有村さんは土井監督から「お疲れ様でした」と達成シールを渡されると、渋谷ジャックスタンプラリーボードに貼り付けた。「買い物でたまに(渋谷に)来ます」という有村さんは、「パルコやセレクトショップに行ったりします」とプライベートでも渋谷という街が馴染み深いことを明かしていた。舞台挨拶の最後では、ギャルの聖地でキャンペーンをしたということもあり、渋谷の“ギャル”に向けて「親近感をもって観てもらえたらうれしい」とメッセージを送った。『ビリギャル』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビリギャル 2015年5月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ビリギャル」製作委員会
2015年05月02日映画『ビリギャル』が5月1日(金)に公開を迎え、舞台挨拶に有村架純を始め、伊藤淳史、吉田羊、田中哲司、野村周平、安田顕、松井愛莉、土井裕泰監督が登壇。有村さんにはサプライズで登壇陣から寄せ書きがプレゼントされた。90万部突破のベストセラーとなった「学年ビリのギャルが偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を実写化。小4並みの学力の高校生がある塾講師と出会い、周囲の愛に支えられ、慶應大学合格を果たすまでを描き出す。有村さんが映画を観終わったばかりの観客に「楽しかったですか?」と尋ねると客席からは大きな拍手が沸き起こり、有村さんは「よかったです」とホッとした表情。自身が演じたギャルのさやかという役柄について「まさか金髪ギャルになると思わなくて、どうして私?とも思いましたが、台本を読んですぐに演じたいって思いました」と明かす。さやかが、坪田先生との出会いをきっかけに学力を上げていくという部分だけでなく、家族、特に吉田さん演じる母親のああちゃんとのシーンは大きな感動を呼んでいるが、有村さんも自身の母親に思いをはせたよう。「うちの母は怒るときは怒ってくれる人で、私が女優になりたいと言ったときも、背中を押してくれたし、オーディションに落ちてばかりでやる気をなくしたときも『あんたがそんなんでどうするの?』と怒ってくれました」と母親とのかけがえのない思い出を明かした。真っ白いドレスで登場した吉田さんは、登壇の際に靴が脱げてしまい「慣れないドレスなので…」と苦笑い。さやかの母親を演じる上で、実際に名古屋に暮らすさやかさんの母親を訪ねたという。「お会いして話をする中で、心を見透かされているようで『お芝居でうそをついてはいけない』と真っ白な気持ちでお芝居に臨みました」と語る。また不器用な父を演じた田中さんは、自身で作品を観て何度も泣いてしまったそう。特に最後の最後でさやかと父が触れ合う感動シーンに至っては「気持ち悪いんですけど、そのシーンの前から先取りして泣いちゃうんです」と世の父親の思いを代弁するかのように語った。安田さんは、さやかをクズ呼ばわりする教師役で、逆にさやかから汚い言葉を浴びせらえるシーンもあるが「普段はひどい言葉を浴びせられる方が好きなので、役とはいえ有村架純ちゃんにひどい言葉を浴びせかけられるのは役得でした」とニンマリ。さらに、さやかの髪をわしづかみにするシーンについて司会者からそのときの思いなどを尋ねられると「これは謝罪会見ですか?『ごめんなさい』と謝ればいいんですか?」といら立ちを露わにしつつ語り、場内は笑いに包まれた。そして舞台挨拶の最後に、有村さんにはサプライズで、登壇陣の寄せ書きをプレゼント。ひとりずつその内容を読み上げた。特に吉田さんは、有村さんの母親を演じることへの不安、それが撮影初日で杞憂に終わったことなどを愛情こもった言葉で伝え、これには有村さんのみならず、会場全体が感激!有村さんは「みんなが愛してくれていることを実感できて幸せです」と語り、改めてこの作品で「自分の中で大きな一歩を踏めました」と特別な思いを口にした。『ビリギャル』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビリギャル 2015年5月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ビリギャル」製作委員会
2015年05月01日女優の有村架純が主演する映画『ビリギャル』(5月1日公開)が、全国に19店舗を展開している商業施設「PARCO」の公式キャラクター「パルコアラ」とのコラボレーションを、23日からスタートした。今回のコラボでは、有村演じる主人公をまねて「パルコアラ」が金髪、ミニスカの「ギャルコアラ」に変身。一方の有村もミニスカに"コアラ"の耳を付けて対抗する。ポスターのサブタイトルには「ゆるキャラグランプリで1401位だったパルコアラが日本一を目指す話」とされており、本物のサブタイトル「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」のパロディーになっている。さらに、「この奇跡は、コアラにも起こる」とキャッチコピーも「パルコアラ」仕様に置き換えられている。パルコ関係者は、「今回のコラボレーションを機に、『ビリギャル』と『パルコアラ』が持っている魅力をより多くの方に知ってもらえたら幸いです」とコメント。このコラボビジュアルは、東京・渋谷のスペイン坂スタジオ横の壁面に3m×3mという特大サイズで4月23日~5月21日まで掲出されるという。また、渋谷パルコ含む全国15店舗で、各種抽選会の景品等として同ビジュアルのクリアファイルの配布も行われる。本作は、60万部を突破した話題の実話本『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』を原作に、『いま、会いにゆきます』の土井裕泰監督、『テルマエ・ロマエII』の脚本・橋本裕志がタッグを組んだ作品。成績学年ビリで金髪ギャルのさやかが、進学塾の教師・坪田との出会いによって「慶應義塾大学現役合格」という目標に向けて奮闘する姿を描く(C)2015映画「ビリギャル」製作委員会
2015年04月23日新年度・新学期が始まって早半月。少しずつ、新しい生活のリズムに慣れてきた人も多いのでは?映画界ではアカデミー賞受賞の話題作が公開されたり、ゴジラが“襲う”TOHOシネマズ新宿がオープンしたりと、ゴールデン・ウィークへの準備は着々。ただ、ゴールデン・ウィークといえば、気になるのが“5月病”…。そんなちょっぴり不安を抱えたあなたに、“現実”を乗り越える元気をもらえる、3作の新作映画をご紹介!■いまの自分を超え、壁をぶち破る映画…『ビリギャル』もしいま、“何だか、やる気が出ない”“こんなはずではなかった…”と、やる気不足や後悔の気持ちの中、新生活を送っているのなら、こちら。『ビリギャル』(公開:5月1日)は、ご存知、ベストセラーになった原作「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を、『テルマエ・ロマエll』の橋本裕志が脚本、『いま会いにゆきます』の土井裕泰が監督を務めて映画化。「聖徳太子」を「せいとくたこ」と読み、“太った女の子”と勘違い、東西南北も知らず、日本地図を書かせたらまん丸…という金髪&ミニスカギャルの工藤さやか(有村架純)が、1人の塾教師・坪田(伊藤淳史)との出会いから「慶應大学への現役合格」という無謀ともいえる目標に挑戦していく、ユーモアと愛たっぷりの青春物語。なぜ、その学校、あるいはその職場に入ったのか。なぜ、学ぶのか。なぜ、その場にいるのか。初心を思い出させてくれる映画であると同時に、さやかにとっての坪田先生や両親のように(本作では吉田羊&田中哲司が好演!)、いつも支えとなり、見守ってくれる存在のありがたさをそっと気づかせてくれるはず。そして、壁をぶち破り、自分を取り巻く“世界”を変えていくのは、ほかならぬ自分自身であることを改めて思い至らせてくれる1本だ。■誰かがやらぬなら、自分が動く!…『ソロモンの偽証後篇・裁判』納得できないことが多すぎて、モヤモヤした気持ちを抱えたまま、なかなか前に進めない。そんな一生懸命で真っ直ぐなあなたには、宮部みゆき原作の長編ミステリーを映画化した『ソロモンの偽証後篇・裁判』(公開中)。大雪が降ったクリスマスの朝に見つかった、同級生・柏木卓也の転落死体。学校や大人たちが何もしてくれないなら、自分たちで真実を暴こうと立ち上がったのは、藤野涼子を中心とするクラスメートと他校生の神原和彦。前代未聞、生徒だけの校内裁判は、この後篇でついに開廷。被告は、告発状によって柏木くん殺害の嫌疑がかけられた問題児・大出俊次。涼子は検事として彼の有罪を追及、和彦は彼の弁護を担当する。だが、その裁判で、思いもよらぬ人物の“偽証”が明かされ…。「何があっても、最後までやり抜くって決めたから」という強い決心とは裏腹に、時に傷つき、涙する涼子たち。たとえ、受け止めるのがつらい現実であったとしても、過ちを犯してしまったとしても、それもひっくるめて自分自身。きっと、これまで“見て見ぬふり”してきたことにきちんと向き合うことができたなら、いまよりずっと地に足つけて生きていけるに違いない。■狂気の指導にプライドずたずた、でもその先に…『セッション』先輩にしろ、上司にしろ、自分にとって厳しいことを言ってくれる存在は、実は本当にありがたいもの。そうは言っても、なかなか素直になれないあなたには、本年度アカデミー賞3部門受賞の『セッション』(公開中)がオススメ。名門音楽大学に入学したニーマン(マイルズ・テラー)は、ある日、伝説と呼ばれる教授フレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドにスカウトされ、歓喜する。だが、フレッチャーは、ほんのわずかなテンポの違いも許さない超完璧主義者、というより狂気の鬼教師だった!次第に追い詰められ、恋人や人生さえも投げ打ち、ドラムに打ち込んでいくニーマン。だが、フレッチャーの狂気は加速する一方。ニーマンは彼が目指す“極み”へ少しでも追いつこうと、文字通り血のにじむ努力を重ねていくのだが…。「才能がある」と持ち上げたかと思えば、次の瞬間には椅子が投げつけられるスパルタ・レッスン。原題の「Whiplash」=“ムチで打つこと”さながらに、ムチを打ちまくるフレッチャーは、その都度、天狗になりかけたニーマンの鼻をへし折っていく。そんな本作の衝撃のラストは劇場で確認いただくとして、オスカー受賞の夢にまで出てきそうな鬼教師には、自分のプライドは自分で守る、ということを教えてもらえそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソロモンの偽証前篇・事件 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会ソロモンの偽証後篇・裁判 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会ビリギャル 2015年5月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ビリギャル」製作委員会セッション 2015年4月17日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2013 WHIPLASH, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年04月19日有村架純が金髪ギャル女子高生に扮する『ビリギャル』の完成披露試写会が4月6日(月)に開催され、有村さんをはじめ、共演の伊藤淳史、吉田羊、田中哲司、野村周平、安田顕、松井愛莉、土井裕泰監督が舞台挨拶に登壇した。高2の時点で小4レベルの学力しかなく、学年最下位だったギャルが、ある塾講師との出会いをきっかけに学力を伸ばし、慶應大学に現役で合格したという実話を映画化。今年の1月から2月にかけて撮影され、先週末に完成したばかりの本作を有村さんは昨日、鑑賞したが「感動して泣きました」と明かす。以前から映画の元になった原作の本の存在を知っていたそうで、オファーが届いたときは「まさか自分がやることになるとは…」と驚いたという。「“金髪ギャル”という言葉が頭にこびりついてて、イメージでガサツで男っぽい(口調の)ギャルかと思ってたんですが、脚本を読んで、そう思ってた自分が恥ずかしくなるくらい、こんな魅力的な女の子がいるのか!演じたい!と思いました」と明かす。ビジュアル面ではすっかり金髪ギャルになりきっているが「鏡で初めて(自分の姿を)見て『誰、あなた?』と思いました(笑)」と告白。「『超ヤバくねー?』とか『まじイミわかんねーんだけど』というギャル口調はなじみがなくて(慣れるのに)時間はかかりましたが楽しかったです」と振り返る。会場に用意された、等身大の自身のギャル姿のボードを見ながら、超ミニの制服のスカートについてあまりの短さに「履いている感覚がなかった」と述懐。「布を巻いたような感じで、スースーしちゃって、見えそうで撮影中もヒヤヒヤしました。まあ、見えてもいいんですけど(笑)」とあけすけに語り、周囲を慌てさせていた。松井さんも、有村さんの親友役でギャルに扮したが「(自身が通っていた)学校にはギャルはいなかったので、新鮮でした!違う自分になれた気がして楽しかったです。深夜の繁華街を走ったのが、印象に残ってます。寒かったのを忘れるくらいみんな、ハシャいでました」とニッコリ。有村さん、松井さんは撮影初日にカラオケのシーンやクラブで踊るシーンの撮影が行われたそう。有村さんは「クラブに行ったことがないから、どうやったらいいんだろう?という感じで、飛び跳ねてました(笑)。あれが初日でよかったなと思います」と和気あいあいとした撮影現場の雰囲気をうかがわせた。『ビリギャル』は5月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビリギャル 2015年5月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ビリギャル」製作委員会
2015年04月06日女優・有村架純が金髪ギャルに変身することで話題を集めている『ビリギャル』が5月1日(金)より公開される。この度、本作の劇中歌を、現役のタワーレコード渋谷店スタッフとして働く22歳のミュージシャン、Saku(サク)が担当することが明らかになった。60万部を突破したベストセラー書籍「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を、『いま、会いにゆきます』『ハナミズキ』など数々のヒット作を生み出している土井裕泰が実写映画化する本作。キャストには、主演を務める有村さんを始め、さやかと苦楽を共にし、慶應義塾大学現役合格へと導く坪田先生役に伊藤淳史。さやかの受験を応援する母親役に吉田羊。娘であるさやかと対立する頑固な父親役に田中哲司。学年ビリのさやかへと冷たくあたる高校の担任役に安田顕。同じ進学塾に通い、さやかのよき理解者であり、さやかに思いを寄せる森玲司役に野村周平と実力派俳優陣が集結している。今回発表された劇中歌は、現役タワーレコード店スタッフの顔を併せ持つSakuさんの新曲「START ME UP」。有村さん扮するさやかの力強く夢に立ち向かう姿勢を後押しする様に、「新しいあたしすきですか?」とエモーショナルに歌い上げる高揚感抜群なギターロックが印象的。すでに公開されている本作の予告編にも劇中歌が使用されており、予告編解禁時には「このきれい歌声は誰?」を話題になったほど。Sakuさんは、「この度、映画『ビリギャル』の劇中歌を担当させて頂き本当に光栄です。映画を観て共感するところが沢山あり、タワレコバイトをしながらミュージシャンデビューを夢見た日々を思い出して5回も泣いてしまいました」と喜びを語った。主演の有村さんは「今回Sakuさんに劇中歌を歌ってもらえて、私自身よりこの映画に親近感を覚えました。私とSakuさんは偶然にも年が同じで、お互い道は違えども、頑張りたいと思う気持ちにすごく似ているものを感じました。そんなSakuさんとお仕事が出来て、本当に嬉しく思っております」と語り、「この曲はきっと皆さんの耳に残る曲で、そして聴いた方の背中を押してくれる作品だと思います。Sakuさんの人柄も表れている優しい歌なので、劇中でも注目して聞いてみて下さい」とメッセージを送った。『ビリギャル』は、5月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月31日