俳優・高橋一生さんが主演し、齊藤工さんがメガホンをとった長編映画『blank 13』。この作品への思いを、齊藤さんに聞きました。「恥をかきたくないのは人の当然の心理ですが、挑戦しなかったという内なる後悔が続いてしまうのが嫌なんです。怖いという感情より、好奇心やその先の自分に期待する選択肢を選ぶ。今、好奇心を優先せずに保身していたら、その先は細っていくだけ。クリエイターは拡大を続けていくべきだと思うので、恥をかくギアを恐れずに入れて楽しむ。そのほうが40代50代が豊かになるんじゃないかな」そんな思いを持って、いつも何かを決めているという齊藤工さん。「映画を撮ったことも、“よくそんな怖いことしたね”と同業者に言われます。でも、この数年、海外の映画祭に行く機会を頂いて、文化の違いを超える映画の力を感じました。自分もそういう作品を作って海外へ届けたいという憧れがずっとあって。今回、“今だ!”という決断をしたのは大きかったです」結果を恐れない挑戦は、各国の映画祭で高い評価を得ている。「人生が1本の映画だとしたら、自分が主人公じゃないですか。そう考えれば、何でもあり。ただ、自分の心に主軸を置きすぎるとつい保身に走ってしまいますよね。だから傷つきたくないという軟弱な精神をコーティングするんです。そしてそのうえで新たに、どうするかと考えることにしています」雑誌やドラマなどで、思い切った企画や役に挑むときも同じ?「そうですね。そのうえで、僕だからこそ成立するものを何か残したいという気持ちはいつもあります。そうじゃないと選んでくださった人に失礼ですよね」さいとう・たくみ1981年8月22日生まれ、東京都出身。俳優として活躍する一方、監督業にも挑戦。長編初監督作『blank 13』が2月3日シネマート新宿にて公開。2月24日より全国順次公開。高橋さん・シャツ¥77,000パンツ¥97,000ベルト 参考商品シューズ[予定価格]¥115,000(以上ドルチェ&ガッバーナ/ドルチェ&ガッバーナ ジャパンTEL03・6419・2220)サングラス¥35,000(ドルチェ&ガッバーナ/ドルチェ&ガッバーナ アイウエアTEL03・3514・2947)齊藤さん・シャツ¥77,000パンツ¥299,000(共にドルチェ&ガッバーナ/ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)高橋さん・スーツ¥309,000~(オーダー価格)シャツ¥52,000ネクタイ¥20,000シューズ¥78,000(以上ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパンTEL:03・6274・7070)齊藤さん・スーツ¥309,000~(オーダー価格)シャツ¥52,000ネクタイ¥20,000シューズ¥78,000(以上ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)※『anan』2018年1月31日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・田中真維(MARVEE/高橋さん)赤塚修二(メーキャップルーム/齊藤さん)文・杉谷伸子重信 綾
2018年01月30日E-girls兼Flowerのパフォーマー・坂東希(20)が、今年7月公開の映画『虹色デイズ』に出演することが12日、明らかになった。佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星が主演する本作。累計発行部数300万部を突破した同名漫画を原作に飯塚健監督がメガホンを取り、イケメン男子高校生たちの友情と恋を描く。坂東が演じるのは、男子4人のクラスメイトでバレー部の活発女子・千葉ちゃん。4人と一緒に笑ったり、助言したり、彼らの恋や友情を温かく見守る役どころだ。千葉ちゃんを演じる坂東希これまで、ドラマ『GTO』の常盤愛役や『HiGH&LOW』シリーズの伊集院仁花役などで演技経験を積んできた坂東。今回の出演を、「個性豊かなキャラクターの中、千葉ちゃんを演じさせていただきました」と報告し、「女子のバレー部のキャプテンをしていて、男の子の輪でも仲良くできてどんだけバランスのとれたいい子なんだ!とすごく思います。とにかく、誠心誠意頑張りました!」と撮影を振り返る。また、「男子4人を取り巻く日々を描いていますが、1人1人に時間というものがちゃんとあって、学生生活がすごく愛おしい日々だったんだなと感じました」と自身の青春時代も思い出したようで、「撮影していて、本当の学生生活のように気付かされたり、学んだりすることが多くて、本当にこの作品に携われてよかったです!とてもドキドキしますが、完成がすごく楽しみです!」と心境を語っている。そのほか、佐野玲於演じるなっちゃんが片想いする"杏奈"を吉川愛、杏奈の親友で大の男嫌い・毒舌な"まり"を恒松祐里、高杉真宙演じるつよぽんの彼女でコスプレ好きな女子高生"ゆきりん"を堀田真由が演じる。(C)2018「虹色デイズ」製作委員会(C)水野美波/集英社
2018年01月12日映画『パディントン2』日本語吹き替え版の完成披露試写会が12月18日(月)に開催。松坂桃李、古田新太、三戸なつめ、斎藤工という、本国のオリジナル版に負けない個性派の吹き替えキャストが爆笑トークを繰り広げた。パディントン吹替役の松坂桃李、パンダのシャンシャンをライバル視?松坂さんは「世間はシャンシャンで盛り上がっていますが…」と上野動物園での一般公開が始まったジャイアントパンダのシャンシャンをライバル視!パンダの次はモフモフのクマの時代が来ると力強く語った。一方、古田さんは「世間では大相撲の問題で盛り上がっていますが…」と松坂さんに乗っかる形でいきなりきわどいネタをぶち込み笑いを誘い「そういう問題も全て、パディントンが吹き飛ばしてくれます」と気ままに宣言した。斎藤工、落ち目の俳優の吹替役の自虐連発!斎藤さんは、ヒュー・グラント演じるパディントンの敵役である、落ち目の俳優・ブキャナンの吹き替えを担当したが、さっそく自己紹介から「どうも、落ち目の俳優の斎藤工です」と自虐挨拶。さらに「上がったと思わなければ落ちていかないという、強いマインドを手に入れました。そもそも、上がってないと戒めております」と“セクシー俳優”として一気にスターダムに持ち上げられた自らのここ数年のフィーバーぶりを念頭に置いたような意味深な言葉を漏らし、会場は笑いに包まれる。松坂桃李、人生初のスーパーの青果コーナーでの神対応(?)告白また斎藤さんは映画の中でパディントンがバイトにいそしむシーンをお気に入りのシーンにあげ「バイトするなら僕に聞いてほしい」とバイト探しのCMに出演中の自らの強みをアピール!松坂さんからパディントンがバイトするなら何がいいか?と相談されると「体毛は活かしたい。ヌルヌルプロレスとかどうでしょう?野獣VS女子レスラーとか?」と斜め上のコンサルティングで会場は爆笑に包まれる。古田さんからは「洗車のバイトはどうかな?」と提案があり、斎藤さんも「いいですね、モップとして。来日したらしてほしい」と乗り気だった。また、松坂さんは自身のバイト経験について尋ねられ「スーパーの青果コーナーで野菜を売ってました」と驚きの告白。ただ「全く料理もしないので知識がなくてお客さんに『この野菜、どう調理したらいい?』と聞かれるたびに『煮たらいいんじゃないですかね?』『この野菜は煮た方がいいですね』『これは煮る野菜です』と言って乗り切っていました」と明かしていた。『パディントン2』は2018年1月19日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月18日Amazonプライム・ビデオ製作の恋愛リアリティ番組として話題を呼んでいる「バチェラー・ジャパン」。数々の芸能人もハマったというシーズン1、そして来年から配信がスタートするシーズン2の見どころを徹底解説する特別番組「ナインティナインのバチェラー大予想スペシャル!~禁断の裏トーク」が本日12月15日より無料公開された。「The Bachelor」(原題)とは、全米で2002年の放送開始以来、最も愛される国民的人気番組で、現在全世界225か国以上で放送されている恋愛リアリティ番組。今日まで世界中の40か国以上で撮影、また30か国以上の国でローカル版が制作されており、「バチェラー・ジャパン」はその日本版。ある1人の幸運なバチェラー(独身男性)が、女性たちと様々なデートを繰り返しながら、運命の相手となる最後の1人の女性を選び出していくという“恋愛サバイバル”で、最終話で見事バチェラーから選ばれた女性には、結婚を前提とした交際の申し込みが行われる。■大ファン・岡村は“オカチェラー”に!柳原可奈子&高橋真麻と過激トーク!?今回の「大予想スペシャル!」では、シーズン2配信開始を前に「ナインティナイン」の2人がバチェラー特別編をお届け。岡村さんと矢部さんに加え、バチェラーファンを公言する柳原さん、高橋さんがシーズン1、シーズン2の見どころを徹底解説、禁断の予想トークを繰り広げる。4人はシーズン2のバチェラーと女性参加者20名を徹底プロファイリング、女性たちの裏の顔を探り、分析する毒舌トークを展開、最後に残る女性は誰なのかを大胆に予想していく。バチェラー上級者を名乗り、自身のラジオ番組「岡村隆史のオールナイトニッポン」の結婚相手募集企画「オカチェラーJAPAN」でバチェラーの疑似体験をした岡村さんが、いったいどのようにシーズン2の女性参加者を見るのか。“オカチェラー”独自の視点や解釈と、柳原さん、高橋さんの女性ならではの鋭いチェックポイントにも要注目。「バチェラー・ジャパン」 シーズン2は、バチェラーにIT企業勤務・小柳津林太郎を迎え、坂東工が進行、トークセッションには今田耕司、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、指原莉乃(HKT48)が出演し、 2018年春より配信される。「ナインティナインのバチェラー~禁断の裏トーク~」はAmazonプライム・ビデオ、および公式YouTubeチャンネルにて無料公開中。「バチェラー・ジャパン」シーズン2はAmazon プライムビデオにて2018年春、配信。(text:cinemacafe.net)
2017年12月15日1月2日(火)より大阪松竹座にて上演される「坂東玉三郎初春特別舞踊公演」に向けて、玉三郎が記者会見を行った。「坂東玉三郎 初春特別舞踊公演」チケット情報玉三郎が大阪松竹座の初春公演を勤めるのは4年ぶりで、今回は中村壱太郎とふたりで「なるべく彩りに富んだ舞踊をお見せしたい」と語る玉三郎。新年の挨拶と自身の思いを伝える『口上』から始まり、元禄期の華やかな花見の風情を描いた『元禄花見踊(げんろくはなみおどり)』、美しい秋の情景を歌った長唄の名曲と、季節感あふれる舞踊が楽しめる『秋の色種(あきのいろくさ)』、女方の魅力が詰まった冬の名作『鷺娘(さぎむすめ)』、美しく気品にあふれた吉原絵巻『傾城(けいせい)』を上演。春夏秋冬の美しさを感じられる演目が堪能できる。また、共演の壱太郎については「近年はすっかり大人になられて、いろんな役に挑んでらっしゃる。大変勉強家で、分からないところがあればたびたび聞きにこられます。ゆだねられるところもあり、頼れる存在です」と信頼を寄せ、「以前博多座で演じられていた『芸道一代男(げいどういちだいおとこ)』では、裾をからげて芝居をしているときの足元がとてもきれいだったのが印象的でした。かなり踊りの勉強をされているのだろうと思いました」とコメント。壱太郎が勤める『鷺娘』についても高い期待を寄せた。「劇場ではお正月らしくにぎやかにお迎えしたい」と、獅子舞をはじめ、ロビーを華やかに飾るとのこと。新年の幕開けに、美しいふたりの共演を堪能したい。公演は1月2日(火)から26日(金)まで大阪松竹座にて。チケットは12月5日(火)より発売開始。
2017年12月05日俳優の斎藤工が、今年最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」に選出され22日、都内で行われた授賞式に出席。同じく受賞した元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による共同コミュニティ「新しい地図」が製作する映画について、「オファーをお待ちしたい」と出演に意欲を見せた。男性向けファッション・カルチャー誌『GQ JAPAN』が選出する同賞は、生き方、仕事、スタイルにおいて、読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞。今年で12回目となる。映画監督としても活躍する斎藤は、多面的な才能を全面的に開花させたとして「アウトスタンディング・アーチブメント賞」を受賞。「『MEN OF THE YEAR』に憧れを抱きながら生きてきました」と同賞への憧れを明かし、「いつか呼ばれる日が来るのかなと思っていたんですけど、僕の場合は貯金残高を絶叫したり、いろいろなコスプレをして歌を歌ったり、ちょっと取っ散らかって遠のいたかなと思ったんですけど」と笑った。続けて、「実は水面下で映画をつくっていたり、ライフワークである移動映画館をアフリカや南米、日本の被災地でやったり、表に出ない時間が長かったんですけど、そこを評価していただいたことを心より光栄に思っています」と感激。「映画をつくったり届ける中で、僕一人の力は微力なんですが、心をあわせて共にものをつくり、届ける作業をしてくださった方の賜物だと思います」と語った。2018年に公開予定の初の長編監督作『blank13』にも触れ、「低空飛行でゆっくりじっくり映画を届けるという作業を、しっかり立ち会って責任もってお届けすることをしたい」とコメント。さらに、稲垣ら3人の"新しい地図"が製作する映画『クソ野郎と美しき世界』(2018年春公開)について、「オファーをお待ちしたいなと思っています」とアピールして笑いを誘った。今年は斎藤、稲垣、草なぎ、香取のほか、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨、RADWIMPS・illionの野田洋次郎、俳優の長谷川博己、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が受賞し、授賞式に出席した。
2017年11月23日日本の音楽シーンを引っ張り続ける松任谷由実と、人間国宝でもある歌舞伎俳優、五代目・坂東玉三郎の対談で話題になった「SWITCHインタビュー達人達」(NHK・Eテレ)。ふたりが初めて“共演”した番組が11月10日(金)深夜に再放送される。『朝陽の中で微笑んで』チケット情報異なる分野で活躍するふたりの“達人”が、互いにインタビュアーとゲストを「スイッチ」して語り合う番組。4年前の番組開始以来、番組がオファーを繰り返していたというふたり。今回が初対談となるが、お互いに「坂東玉三郎さんであればぜひ」「松任谷由実さんであればぜひ」と実現したのだそう。「玉三郎さんの何かまだ誰も触れたことのない部分を引きずり出せたらなと思って、意欲満々で歌舞伎座に向かいたい」と語る松任谷がインタビュアーを務める収録では、まず歌舞伎俳優としての玉三郎を「孤高の美意識の持ち主で、良い意味でみんなを寄せ付けないようなオーラがある」と評す。これに対する玉三郎の「お客様に夢のような時間というのを見ていただかなければならない、その夢を壊さないようにという気が、被害妄想的にあるんです」という言葉には松任谷も共感。「本当に華やかな舞台を大勢のお客様の前でやりながら、部屋にこもってポツンとする時がある」という玉三郎に松任谷も「選ばれし者の孤独みたいなものにちょっと酔っちゃう時もあります」と、長年第一線で活躍するふたりならではの思いも語り合った。玉三郎がインタビュアーを務める収録では、「私は意識していないんですけどね、『私自身はユーミンの奴隷なの』って言ってるんですよ」という発言も。「今、時々悲しいときもあるけど、ユーミンはどう考える?」と尋ねた玉三郎に対し「牛乳瓶に生けた1本の野の花がね、カサブランカよりも豊かかもしれないじゃないですか」「物量でお金をかけてしつらえをすごくしたということではなく、受け手のイマジネーションにどれぐらい訴えられたか、そういう魔法をかけるのが音楽の役目かなと思います」と松任谷は想いを語る。また、夫でありプロデューサーの松任谷正隆との作業について、玉三郎が「これは譲れないというところはあります?」と尋ねると「たいてい私、折れちゃいます」。「ゼロを1にした段階で、どういじられても変わらない」「歌手の場合は100%もう声で運命が決まっていると思うんですよ」と明かした。再放送は11月11日(土)午前0時(金曜深夜)、同じくNHK・Eテレにて。また松任谷由実は11月、自ら主演する舞台が控えている。作・演出を松任谷正隆が手掛ける舞台シリーズ第3弾・ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』で、11月27日(月)から12月20日(水)まで東京・帝国劇場にて上演。番組で興味を持った人はぜひチェックして!取材・文:中川實穗
2017年11月10日第15回ウラジオストク国際映画祭「長編コンペティション部門」にて、齊藤工監督の映画『blank13』から、主演の高橋一生を始め、リリー・フランキー、斎藤工の3人が“最優秀男優賞”を受賞したことが分かった。なお、同映画祭での最優秀男優賞受賞は日本人として初となり、トリプル受賞は映画祭史上初となった。本作は放送作家のはしもとこうじの実話を基に、13年前に突然失踪した父が余命3か月で見つかったことから始まるある家族の物語を描いたもの。主人公・コウジを高橋さんが、彼女役を松岡茉優、失踪した父親役をリリーさん、母親役を神野三鈴が務め、斎藤さん自身も主人公の兄役で出演。さらに製作には、福山雅治も名を連ねている。ワールドプレミアとなったゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて“最優秀作品賞”にあたる、ゆうばりファンタランド大賞の受賞を皮切りに、第20回上海国際映画祭「アジア新人賞部門」では、日本人俳優として初となる最優秀監督賞を受賞するなど、映画祭を席巻中の『blank13』。そして、今回のウラジオストク国際映画祭「最優秀男優賞」トリプル受賞で計5冠を数え、今後もインドネシアで開催される第11回バリ国際映画祭「コンペティション部門」、イギリスで開催される第2回ロンドン・イーストアジア映画祭「コンペティション部門」へ正式出品されることが決定しており、こちらの受賞にも期待がかかる。『blank13』は2018年2月3日(土)シネマート新宿にて限定公開。(cinemacafe.net)
2017年09月19日坂東玉三郎が太鼓芸能集団鼓童と出会って17年。2006年に上演された音楽舞踊劇『アマテラス』に続く共演2作目となる「幽玄」。東京、新潟、名古屋に継ぐ博多座公演の開幕直前、玉三郎と太鼓芸能集団 鼓童のメンバーに話を聴いた。【チケット情報はこちら】鼓童代表・船橋裕一郎は「玉三郎さんからは『お客様がどう感じるか』をまず考えなさい、と言われ続けました。太鼓は演者が出したい音で演奏する事も多くて、そこは大きな課題でしたね。稽古、公演を重ね、これまでとはひと味違うお客様の反応を感じた時、自分たちが太鼓の新しい領域に入っていけたのかなと感じました」。鼓童入団2年目の大塚勇渡は、今回が初めての玉三郎との共演。「ソロで玉三郎さんと共演するシーンがあるんですが、初めて冷や汗というか脂汗を体感しました(笑)。同じ舞台に立ちながら、日々玉三郎さんの存在の大きさを実感しています」と緊張感を感じながらも楽しんでいる様子。そして『アマテラス』では音楽監督・スサノオ役を務めた石塚充は「鼓童の舞台では、人間の汗とか息遣いを感じるような生活に即した民俗音楽を題材にすることが多かったんです。でも能楽は人間を超越していて、自分というものを排除しているイメージ。大きなハードルでしたが、修行のような稽古を重ねるうちに段々と“自分じゃないもの”に突き動かされているような、自分というものが離れていくような感覚に出会えるようになりました」この“自分から離れる”という事は、今作のテーマのひとつであった、と玉三郎が続けて語る。「人間の肉体とか直接の表現、自分たちが太鼓を叩くことを楽しむだけでは、舞台芸術として幅や奥行きが出ない。叩くということを見せるだけじゃなくて、お客様が違う世界にまで飛んでいけるような音楽を作らなければならない。そこは本当に考えましたね」。能の代表的な演目「羽衣」「道成寺」「石橋」を題材にしている本作。なんとなく敷居が高いイメージだが、玉三郎は「夕焼けが綺麗だな、というような心地よい時間を自由に楽しんで欲しい」と語る。「私たちは能そのものを演じることはできません。様式は生かしながら楽しんでもらえる演奏にして、お客様には自由に空間とか時間を遊んでいただきたいですね。舞台の基準というか到達点もその時々によってずれていきます。だからきっと初演のオーチャードホールからも変わっているんじゃないでしょうか。そうじゃなきゃ芸能じゃないんです。今回、幽玄という言葉では表現しづらい世界ですが、実際に観ていただければ、劇場の空間全体の音や雰囲気を楽しんでいただけると思います」と、新たな挑戦に自信を覗かせた。博多座公演は9月18日(月・祝)まで上演中、ロームシアター京都メインホール公演は9月21日(木)から23日(土・祝)まで。チケットは発売中。
2017年09月04日現在放送中の話題作、連続ドラマW「アキラとあきら」に出演する人気俳優の斎藤工が、「齊藤工」名義で長編監督デビューを果たした『blank13』が、9月15日(金)より開催される「第10回したまちコメディ映画祭in台東」のオープニング作品に選出されることが決定。また16日(土)には、齊藤工監督と主演の高橋一生が登壇することも明らかになった。13年前に突然失踪した父が余命3か月で見つかった。借金を残し消えた父に母と兄は会おうとしなかったが、キャッチボールをしてくれた優しい父の記憶が忘れられないコウジは病院へ向かい再会を果たす。しかし、2人の間にある13年間の溝は埋まらないまま、父はこの世を去ってしまう。果たして、父は13年間なにをしていたのか?もう取り戻せないと思っていた13年間の空白が、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく…。本作は、放送作家・はしもとこうじの実話を基に、13年前に突然失踪した父が余命3か月で見つかったことから始まるある家族の物語を、監督独自の世界観で描いた映画。主人公・コウジ役を人気俳優の高橋さんが務め、さらに彼女役を松岡茉優、失踪した父親役にリリー・フランキー、母親役を神野三鈴が演じ、そのほか伊藤沙莉、村上淳、福士誠治、金子ノブアキ、佐藤二朗ら多彩な俳優陣が集結。そして、斎藤さん自身も主人公の兄役で出演している。また、音楽監督は金子さん、スチール撮影はレスリー・キーが務めた。すでに本作は、本年度の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」にて、観客賞にあたるゆうばりファンタランド大賞<作品賞>を受賞、「第20回上海国際映画祭」(アジア新人賞部門)では最優秀監督賞も受賞。そして、今回選出されることがが決定した「したまちコメディ映画祭in台東」は、東京随一の下町の魅力をコメディ映画を通じて存分に味わってもらうことを目的とした、いとうせいこう総合プロデュースのコメディ映画祭。「映画(Cinema)」「したまち(Down town)」「笑い(Comedy)」という3つの要素を掛け合わせることで、映画人、喜劇人、地元民、映画・喜劇を愛する人々が一体となって盛り上がれる、住民参加型の映画祭となっている。『blank13』は2018年2月3日(土)シネマート新宿にて限定公開。(cinemacafe.net)
2017年08月01日「『あっ、斎藤工がいる!』と思った瞬間、その隣に30代くらいに見える女性がいて『誰かしら?』と思ったら聖子ちゃんでした。シンガポールに来る前に怪我をしたと聞いていましたから、驚きました」(在シンガポール駐在員の妻) 7月中旬、シンガポール市内を流れるシンガポール川の堤防から川面に足を投げ出すカップルがいた。松田聖子(55)と斎藤工(35)だ。聖子といえば7月8日・9日におこなわれた日本武道館公演直前に転倒し、背中と腰を強打。それでもファンのためにと椅子に座ったまま上半身を精いっぱい使い、本番を乗り切っていた。 そんなコンサートが終わった直後、夫に車いすを押されシンガポールへと旅立った。聖子が怪我を押してでも行きたかったのも無理もない。“抱かれたい男ランキング”で1位に君臨する斎藤が主演をつとめる、シンガポールと日本の共同製作映画『ラーメン・テー』の撮影に臨んでいたのだ。世界のスターへという夢を見て日米を往復してきた聖子。彼女の野心をくすぐったのは、監督のエリック・クー氏が世界の名だたる映画祭の常連なのだ。 映画のストーリーはこうだ。斎藤が演じる主人公・マサトは、群馬県高崎市内のラーメン店で働く料理人。日本人とシンガポール人のハーフで、10歳のときに亡くなったシンガポール人の母親の思い出を追いかけ母の故郷にやって来る……というものだ。 聖子がシンガポール入りをしてから4日後の14日、シンガポールの新聞で『ラーメン・テー』クランクインが報じられた。聖子と斎藤の他に日本からは別所哲也(51)や伊原剛志(53)も参加。聖子は撮影の合間に斎藤と談笑し、監督と英語で打ち合わせをしたという。気になる聖子の役だが、公式リリースには書かれていない。 「主人公の工さんともっとも共演シーンが多いのが、聖子さん。主人公は聖子さん演じる女性と現地で知り合い、一緒にさまざまな料理を食べ歩きながら、亡き母の思い出を探します。とても重要な役柄です」(芸能事務所関係者) まだ聖子の体調は本調子ではないようす。だが、魔性の魅力は健在のようだ。 「聖子さんと工さんは今回の映画が初共演です。初対面のとき、工さんを聖子さんに圧倒されたそうです。現地の取材に『会った瞬間、心臓が止まるかと思った』とコメントしたほどです。バーで号泣する工さんを聖子さんが慰めるというシーンがあるんですが、聖子さんは実際に目に涙が浮べて優しく話すんです。見ていてドキドキしてしまうくらいでした」(前出・芸能事務所関係者) 現地での撮影を終えた2人は別々の便で21日の夜に帰国した。映画の公開は来年の初夏ごろの予定だ。腰痛をおして駆け付けた甲斐があったか。それは、どこかの映画祭でレッドカーペットを歩く聖子の姿が見られるかにかかっている。
2017年07月25日向井理と斎藤工がW主演を務めるWOWOW「連続ドラマW アキラとあきら」の完成披露試写会が6月26日(月)に開催。向井さん、斎藤さんに共演の石丸幹二、田中麗奈、賀来賢人が舞台挨拶に登壇した。「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」などで知られる池井戸潤の小説を全9話で実写化。生まれも境遇も違う階堂彬(向井)と山崎瑛(斎藤)という2人の“あきら”が運命を交錯させながら激動のバブル時代を生きていくさまを描く。過去に何度も共演経験がある向井さんと斎藤さん。斎藤さんが向井さんについて「このドラマの対比と似ているところがあって、すごくスマートでインテリジェンスで、でも温かくて男の理想です」と言えば、向井さんは「同級生ということもあり、親近感がわきます。いきなり家に来たりして、気心が知れています。同じ時代を生きてきて、深く話すことがなくとも深くわかり合っている気がします」と関係性の深さを口にする。作品に合わせて、登壇陣はそれぞれ“運命を感じた瞬間”を告白したが、斎藤さんは、向井さんが先日、出演したサッカー番組で横浜Fマリノスの大ファンだと語っていたことに触れ「僕も昔からずっと応援してました。(向井さんは)スタジアムでボールボーイもしていたそうですが、僕もそのスタジアムに行ってるので、同じ空間にいたと思います」と向井さんとの深く結ばれた“運命”を明かした。向井さんは、自身の理という名前について「理科の“理”で、理系の道に進んでいました」と自らの運命を語ったが、これにも斎藤さんがすぐに反応!現場での向井さんの様子について「スケジューリングに無駄がない。理科の実験をするには何よりも準備が大事で、ちょっとでも狂うと何時間もが無駄になるんですが、彼の仕事への姿勢が表れてて、運命そのものだと思います」と熱く語っていた。WOWOW「連続ドラマW アキラとあきら」は7月9日(日)より放送(毎週日曜22時~/全9話※1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年06月26日斎藤工は食虫植物のような俳優だ。以前、そう書いたことがある。食虫植物は、動かずじっとしていても、獲物がやって来て、それを確実に捕獲して生きていく。その植物なのに肉食という奇妙な感じを、斎藤工に重ねてみたのだ。というのは、彼は、申し分ないビジュアルをしている。いわゆるイケメンだ。一般的にはイケメン俳優と認識されていて、俳優として、わかりやすい演技の特性は未だ明らかにされていない。例えば、長谷川博己のように滑舌のいい発声をするわけではないし、香川照之のようにものすごく表情が豊かなわけでもない、堺雅人のように論理的に役や作品に関して分析することもあまりない(しているかもしれないが、それが一般に広く披露されることは少ない)、藤原竜也や小栗旬のように巨匠(蜷川幸雄)から学んだという後ろ盾があるわけではない。ましてや伝統芸能のように子供の頃から芝居しているわけでもない(ただ、父親が映像関係で、本人も映画がずっと好きで、映画制作に熱心であるということは語られている)。にもかかわらず、不思議な存在感で役を成立させている。現在公開中の映画『昼顔』のような恋愛ものから、シュールな世界を描いた『団地』(16年)や、時代劇コメディの『虎影』(15年)などで幅広い役を演じている。自然に役に馴染むというのが斎藤工の特性だと思ったとき、食虫植物が思い浮かんだのだった。○欲望を、無欲に演じる才能とりわけ、食虫植物の喩えが似合うと思うのが、『昼顔』の北野先生だった。2014年に放送されて話題になったドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』で斎藤工が演じたヒロインの相手役・北野先生は、いわゆる、いまどきの草食系男子的なキャラクターだった。彼の人生で最優先されるのは、生物の研究で、それ以外のことをあまり構わない。でも、結婚はしていて(女性のほうが積極的だった)、ヒロイン・紗和(上戸彩)と不倫までしてしまう。この不倫劇が盛り上がって、視聴率も後半ぐいぐい上がっていった。北野先生の、草食系のような雰囲気を漂わせながら、動物的にやることはやっているという矛盾を、ごく自然に成立させているところが、斎藤工の巧みたるところであろう。まさに食虫植物である。今回、映画になった『昼顔』を見ていて、斎藤工は食虫植物だが、北野先生は昆虫だと感じた。よく、何を考えているかわからない人のことを、「あの人、昆虫のようだ」というが、そんな感じがする。北野先生は、昆虫の研究に余年のない人物で、映画ではホタルに夢中になっている。その一点に集中して他を見ず、ぶれないところが昆虫のイメージぴったりだ。北野先生の場合、昆虫に注がれていたエネルギーが、紗和に切り替わってしまったとしか思えない。眼鏡越しの、斎藤工の瞳も、虫みたいにギョロッとしている。ドラマ『フランケンシュタインの恋』の、死者蘇生させ不死身にした研究者・深志博士を演じているときも、同じ瞳をしていることに注目したい。ドラマ版で、妻の逆鱗に触れ、法的に別れさせられた北野先生と紗和が、3年後、偶然再会、再び燃え上がるというのが映画の概要だ。北野が夢中になるホタルが映画の重要なファクターになっている。まず、再会のきっかけがホタル。そして、ホタルは一夫一婦制なのか、という子供の疑問に、北野がそうではないと答えるのも皮肉だ。人間社会では、法や愛情という概念によってセーブされているけれど、そもそもの生物のオスとメスが結びつくのは、遺伝子を残すためだ。そのため、動物や昆虫は一夫一婦制などと一匹だけに操を立ててはいられない。真面目でおとなしい北野先生が、結婚しているにもかかわらず、紗和に夢中になってしまうのも、身も蓋もないが、こう思えばナットクできる。オスとしての刹那の人生を、斎藤工は過度な自己主張なく演じきっていた。そう、斎藤工は欲望を、無欲に演じる才能がある。彼があくまで淡々と、目の前の女性を愛する姿を演じているからこそ、生き物の無常観が立ち上るのだ。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2017年06月18日上戸彩が6月10日(土)、斎藤工らと共に主演映画『昼顔』の初日舞台挨拶に登壇。斎藤さんからの言葉にこらえきれず涙を流した。主婦と教師の不倫を扱い、大きな話題を呼んだ連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の劇場版。ドラマから3年後を舞台に紗和と北野の再会、その後を描く。この日は上戸さん、斎藤さんに、北野の妻を演じた伊藤歩、映画からの参加となる平山浩行、西谷弘監督が登壇した。ドラマから3年を経ての映画公開となったが、上戸さんは「この3年、しんどかったし、つらかった。(紗和として)不倫であること、これだけ苦しいものを背負わないといけなかった3年でした。それでもせめて、もう1度、紗和と北野に会いたいと思った」と「決して、もう2度と。せめて、もう1度。」という映画のキャッチコピーを引用しつつ、胸の内を明かした。そんな上戸さんについて、斎藤さんは「決して短くない時間をかたわらで過ごして、上戸さんの覚悟、背負ったものがあり、紗和として十字架を背負って、この作品が成り立ってると思った」と称賛。上戸さんは、紗和について「周りにどう思われても自分を貫く女性」と語ったが、斎藤さんは「現場での上戸さんは、それとは逆で、周りに尽くす方。一番大変な立場でこの作品を背負っているにもかかわらず、疲れているスタッフにも気さくに声を掛けていた」と明かし「みんなでここにたどり着けて幸せです」と語った。上戸さんは斎藤さんの言葉に思わず声を詰まらせ「不倫というテーマに対して毎日考えさせられました。今日で紗和とお別れするのが寂しいし、『昼顔』と出会えて幸せでした。たくさんの人に愛してもらいたい映画じゃないかもしれないけど、心に残る映画になれば」と語った。上戸さんが涙をぬぐうと一斉にカメラマンのシャッターが切られたが、上戸さんは「そういうとこばっかり撮らないで…」と苦笑。斎藤さんにハンカチが手渡された上戸さんは、後ろを向いて涙をぬぐう間、「工くんが脱ぎます」とこの状況でまさかの無茶ぶり!斎藤さんもすぐさまこれに応え「脱ぎます!」と上着を脱ぎ始めるなど、こんな場面でも2人の息はピッタリ!会場はまさに笑いと感動に包まれていた。『昼顔』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開昼顔 2017年6月10日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年06月10日上戸彩との共演作『昼顔』の公開を控える斎藤工が、「齊藤工」名義で長編映画監督デビューを果たした『blank13』。この度、本作が6月17日(土)より開催される「第20回上海国際映画祭」のアジア新人賞部門に選出され、齊藤監督が「新人監督賞」にノミネートされたことが分かった。突然蒸発し、13年間行方不明だった父親の消息が判明。しかし、家族との溝が埋まらないまま、その3か月後にガンでこの世を去ってしまう。取り戻せないと思っていた13年間の空白が、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく…。本年度のゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて観客賞にあたる、「ゆうばりファンタランド大賞(作品賞)」を受賞している本作は、放送作家のはしもとこうじの実話を基に、13年前に突然失踪した父が余命3か月で見つかったことから始まるある家族の物語。主人公・コウジ役には高橋一生、彼女役に松岡茉優、失踪した父親役にリリー・フランキー、母親役を神野三鈴が務めるなどそのほか実力派、個性派俳優陣が集結。斎藤さん自身も主人公の兄役で出演している。さらに、音楽監督は俳優・ミュージシャンとしても活躍中の金子ノブアキ、スチール撮影はレスリー・キーが務めるなど豪華揃いだ。「上海国際映画祭」は1993年から行われ、世界12大映画祭の一つにも数えられているアジア圏最大規模の映画祭。今回本作が選出された「アジア新人賞部門」は、アジア圏の新人監督作品を対象とし、アジア各国からこれからの映画界を担う才能が集結。映画祭は17日(土)に華々しいオープニングセレモニーで開幕し、26日(月)に閉幕。本作の上映は18日(日)、齊藤監督と神野さんの舞台挨拶を予定。受賞発表は23日(金)となっている。■齊藤工監督コメント『blank13』は日本特有の埋葬・葬儀身内の死に纏わる家族の距離を描いた作品だと思っていますそもそも企画段階から海外の方々からの目線を意識して切り取った作品でもあります。無理を言って火葬場の裏側の作業にもカメラを向けさせて頂いたり我々の疑問すら持たなく“そう言うもの”とやり過ごす当たり前の風習こそが作品の味わいになればと作りましたなので海を渡った反応は本作の大きな“目的”です。世界12大映画祭の一つにも数えられる権威ある上海国際映画祭<アジア新人賞部門>新人監督賞へのノミネート心から光栄に思います。『blank13』は2018年2月3日(土)、シネマート新宿にて限定公開。(cinemacafe.net)
2017年06月08日映画『blank13』が、2018年2月3日(土)に東京・新宿シネマートで公開され、2月24日(土)より全国で順次公開する。本作で、俳優・斎藤工が「齊藤工」名義で長編監督デビューを飾る。放送作家・はしもとこうじの実話を基にしたヒューマンドラマ放送作家のはしもとこうじの実話を基にした本作は、13年前に突然失踪した父が余命3カ月で見つかったことから始まる、ある家族の物語を描いたヒューマンドラマ。家族との溝が埋まらないまま、ついにはガンでこの世を去ってしまう父親。しかし、取り戻せないと思っていた13年間の空白は、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく。高橋一生など豪華俳優陣キャストは、主人公・松田コウジ役を高橋一生が務めるほか、その彼女役の松岡茉優、失踪した父親役のリリー・フランキー、母親役の神野三鈴ら、実力派・個性派俳優陣が集結。斎藤工自身も主人公の兄役である松田シユキ役で出演している。また、俳優・ミュージシャンとしても活躍中の金子ノブアキが音楽監督、写真家のレスリー・キーがスチール撮影を務め、製作には福山雅治も名を連ねる。齊藤工、長編監督デビュー長編監督デビューを果たした齊藤工は、本作について次のようにコメントを残している。「オブラートくらいペラッペラな私には、“監督”と言う重厚な響きが未だしっくり来ませんが、この作品への関わりとしてそれ以外の役職名が今の所無いので、偉そうに名乗ってしまっています。私がこの作品に対してした事と言えば、はしもとこうじ氏のとっておきの物語を映画にしたいと言い、身に余るスタッフ方・キャスト方に集まって頂き、それをワクワクしながら特等席で見ていた、ただの我儘おっさん傍観者です。映画とは、やはり映らない部分にも沢っ山のドラマがある事を、身を以て体感しました。派手にではなく、じっくりと手渡しの様に劇場にてこの作品を届けて行きたいと思っています。」主題歌は笹川美和「家族の風景」『blank13』の主題歌は笹川美和の「家族の風景」。笹川の最新アルバム「新しい世界」に収録される同曲のプロモーションビデオは、映画と連動した仕上がり。楽曲について齊藤工は、「『blank13』は笹川さんの“家族の風景”が最後に流れるイメージで、生命線でした。ロケハン先でも笹川さんの歌声をその場で流して相応しい場所を選びました。そのくらい作品のコアになって下さっています。」とコメントしている。ヒットを受け累計105の映画館にて異例の拡大公開当初は都内のシネマート新宿1館のみでの公開であったが、連日満席、立ち見が出る程の盛況ぶりや口コミを受け、徐々に上映する映画館を増やしていった。結果、46都道府県・累計105館での公開に拡大し、異例の拡大公開となっている。また、国内に留まらず台湾でも上映されている。その他「くまもと復興映画祭」や、6月に開催されるトロント日本映画祭にも出品される等、注目度の高さが窺える。ストーリー13年前に突然失踪してしまった父が余命3カ月で見つかった。借金を残して消えた父に母と兄は会おうとしなかった。それでも、昔、キャッチボールをしてくれた優しい父の記憶を忘れることができないコウジ。彼は病院へ向かい再会を果たす。しかし、2人にの間にある13年間の溝は埋まらないまま、父はこの世を去ってしまう。父は消えた13年間なにをしていたのか?もう取り戻せないと考えていた13年間の空白が、葬儀で参列者たちが語る父親のエピソードで、家族の知らなかった父親の真実とともに空白が埋まっていく…作品情報映画『blank13』公開時期:2018年2月3日(土)よりシネマート新宿にて公開※2月24日(土)より全国順次公開監督:齊藤 工原作:はしもとこうじ脚本:西条みつとし音楽:金子ノブアキ主題歌:笹川美和「家族の風景」cutting、edgeスチール:LESLIE KEE出演:高橋一生、松岡茉優、斎藤工、神野三鈴【少年期】大西利空、北藤遼織本順吉、村上淳、神戸浩、伊藤沙莉、川瀬陽太、岡田将孝(Chim↑Pom)、くっきー(野性爆弾)、大水洋介(ラバーガール)、昼メシくん、永野、ミラクルひかる、曇天三男坊、豪起、福士誠治、大竹浩一、細田香菜、小築舞衣、田中千空、蛭子能収、杉作J太郎、波岡一喜、森田哲矢(さらば青春の光)榊英雄、金子ノブアキ、村中玲子、佐藤二朗、リリー・フランキーほか製作:「blank13」製作委員会(ひかりTV / EAST GROUP / クロックワークス / TBSサービス)&福山雅治配給:クロックワークス(C)2017「blank13」製作委員会
2017年06月03日俳優の斎藤工が「齊藤工」名義で監督を務め、高橋一生が主演を務めた映画『blank13』が、シネマート新宿にて限定公開されることが31日、わかった。公開日は2018年2月3日。同作は放送作家のはしもとこうじの実話を基に、長編監督デビューとなる齊藤がメガホンをとった。本年度のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で、観客賞にあたるゆうばりファンタランド大賞 作品賞を受賞。主人公・コウジ(高橋)の、13年前に失踪した父(リリー・フランキー)が、余命3カ月で見つかったことから話が始まる。コウジの恋人役を松岡茉優、母親役を神野三鈴が務めたほか、音楽監督に金子ノブアキ、スチール撮影にレスリー・キーと実力派のスタッフ陣が集った。主役の高橋は「作品作りというものに、撮影前からこれほど参加させていただいた経験は、はじめてのことでした。幸せな時間でした」と撮影を振り返る。そして齊藤監督について「映画に向ける静かな熱情を常に現場で感じていました。お芝居をしっかり見てくださっていたので、技術的な事を敢えてしない臨み方が出来たと思っています」と信頼を語った。○齊藤工監督コメントオブラートくらいペラッペラな私には、"監督"と言う重厚な響きが未だしっくり来ませんが、この作品への関わりとしてそれ以外の役職名が今の所無いので、偉そうに名乗ってしまっています。私がこの作品に対してした事と言えば、はしもとこうじ氏のとっておきの物語を映画にしたいと言い、身に余るスタッフ方・キャスト方に集まって頂き、それをワクワクしながら特等席で見ていた、ただの我儘おっさん傍観者です。映画とは、やはり映らない部分にも沢っ山のドラマがある事を、身を以て体感しました。まだ先ではありますが、皆様のお陰で無事に来年公開が決まりました。本当にありがとうございます。派手にではなく、じっくりと手渡しの様に劇場にてこの作品を届けて行きたいと思っています。同時にここから公開までが最も大事な時間です。恩着せがましいですが、この作品を一緒に育てて頂きたいです。かつて映画少年だった私には、この瞬間も含め、夢の様な映画の時間の進行形を過ごしています。
2017年05月31日映画『昼顔』、WOWOWの連続ドラマW「アキラとあきら」などが控える人気俳優の斎藤工が、「齊藤工」名義で長編監督デビューを果たし、本年度ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて観客賞を受賞した『blank13』が、2018年2月、劇場公開されることが決定。齊藤監督と、主演を務めた高橋一生からコメントが到着した。突然蒸発し、13年間行方不明だった父親の消息が判明。しかし、家族との溝が埋まらないまま、その3か月後にがんでこの世を去ってしまう。取り戻せないと思っていた、父との13年間の空白。だが、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく――。放送作家・はしもとこうじの実話を基にした本作は、13年前に突然失踪した父が余命3か月で見つかったことから始まる、ある家族の物語。3月に開催された「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」にて観客賞にあたる、ゆうばりファンタランド大賞(作品賞)を受賞した。13年間行方不明だった父と向き合う前に、父を亡くしてしまう主人公・松田コウジ役には、ドラマ「カルテット」の好演も記憶に新しく、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも出演中の高橋一生。その彼女役に「ウチの夫は仕事ができない」『勝手にふるえてろ』の松岡茉優、さらに失踪した父親役に『美しい星』のリリー・フランキー、母親役を『光』『武曲 MUKOKU』の神野三鈴が務め、そのほか、村上淳、伊藤沙莉、佐藤二朗ら、いずれも実力派、個性派俳優陣が集結。“俳優・斎藤工”自身も主人公の兄役で出演しており、音楽監督は俳優・ミュージシャンとしても活躍中の金子ノブアキ、スチール撮影はレスリー・キーが務めるなど、スタッフ陣にも注目。主演を務める高橋さんは、“齊藤監督”について「映画に向ける静かな熱情を常に現場で感じていました。お芝居をしっかり見てくださっていたので、技術的なことを敢えてしない臨み方が出来たと思っています」と、撮影をふり返ってコメント。「作品作りというものに、撮影前からこれほど参加させていただいた経験は、はじめてのことでした。幸せな時間でした」と吐露する。さらに、映画公開を待つファンに向け、「人生の愛しさも、滑稽さも、絶望も、少しの希望も感じられる映画になっていると思います。是非ご覧になっていただいて、少し忘れてしまっていたかもしれない、自分の身近に居る好きな人たちのことを思っていただけたら嬉しいです」とコメントした。また、齊藤監督は、「オブラートくらいペラッペラな私には、“監督”と言う重厚な響きが未だしっくり来ませんが、 この作品への関わりとしてそれ以外の役職名がいまの所ないので、偉そうに名乗ってしまっています。私がこの作品に対してしたことと言えば、はしもとこうじ氏のとっておきの物語を映画にしたいと言い、 身に余るスタッフ方・キャスト方に集まっていただき、それをワクワクしながら特等席で見ていた、 ただの我儘おっさん傍観者です」と謙遜。「かつて映画少年だった私には、この瞬間も含め、夢の様な映画の時間の進行形を過ごしています」と語り、映画を愛してやまない監督らしい素顔がちらり。「映画とは、やはり映らない部分にも沢っ山のドラマがあることを、身を以て体感しました。まだ先ではありますが、皆様のお陰で無事に来年公開が決まりました。本当にありがとうございます。派手にではなく、じっくりと手渡しの様に劇場にてこの作品を届けて行きたいと思っています。同時にここから公開までが最も大事な時間です。恩着せがましいですが、この作品を一緒に育てていただきたいです」と、観客に向けてメッセージを贈っている。『blank13』は2月3日(土)よりシネマート新宿にて限定公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月31日女優の桐谷美玲が31日、都内で行われた「ワイモバイル」新CM発表会に俳優の斎藤工、吉田鋼太郎とともに出席した。桐谷がイメージキャラクターを務める同社のCMシリーズに斎藤と吉田が新たに加入。"ズキュン"をキーワードに3人のオフィスでの日常を描いており、今回はおなじみのふてニャンもネクタイを着用し、いつもと違う装いに。桐谷は「ネクタイ姿をがすごくかわいい」とメロメロで、ふてニャンと初共演となった吉田も「撮影中おとなしくて。こんな優秀な猫ちゃんはじめて」、斎藤も「待ち時間、僕は心の中で文句を言っているんですが、ずっとじっと待っていてプロだなと。見習わないと」と感心した。イベントで3人はアーチェリーにチャレンジ。見事的を射抜くと"ご褒美"が与えられるというゲームに挑み、桐谷は、斎藤から頭ポンポンをしてもらえるという権利が与えられることに。斎藤は仕事でミスした後輩を元気づけるという設定で、「次はミスるなよ」と頭に手を添えた。桐谷は「世の中の女子はズキュンですよ。世の女性の理想。得した気分」と喜んだ。また、吉田からは壁ドンをされた桐谷。「CM撮影の時、何気ない顔していたけど、ドキドキしていた。もっと一緒にいたかった」と至近距離で告白されると、桐谷も「私もです」とうっとり。最後に思わずキスをしそうな仕草をみせ、「吸い寄せられてしまいました…。甘いささやき、たまらないですね」と照れ、壁ドンをしたことがないという吉田も「ちょっと顔が赤くなっちゃった。ドキドキしました」とはにかんだ。「私へのご褒美祭りですいません」と赤面した桐谷だったが、プライベートで"ズキュン"したことを聞かれると「最近、親友に赤ちゃんが産まれた。また会いに行けてないけど、送られてくる写真や動画がかわいくて。早く会いに行きたい」とにっこり。将来、自身も母親に「いつかなりたい」と明かし、「予定は全然ないけど、あこがれはある。夢はあるのでかなえたい」と語っていた。
2017年05月31日6月10日公開の映画『昼顔』の女性限定特別試写会が30日、都内で行われ、試写会後の舞台あいさつに上戸彩、斎藤工、吉瀬美智子が出席した。2014年夏にフジテレビ系で放送されたドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』。平日の昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる人妻の人生を狂わせる内容で、流行語大賞にノミネートされるなど、大きな話題を集めた。そんな同ドラマの劇場版となる本作は、ドラマの叙情的な世界観を映画ならではの美しい映像と音楽、深く綿密に紡がれた物語のカタルシスで描き出す。主演の上戸は「この映画を一番初めに工くんと見たんですが、映画が始まる前はいつも通りオチャラケ話をしていたんです。でも見終わったら無言でお尻が重い感じでした」と独自の表現で感想を述べ、斎藤も「この作品は贖罪がテーマになっていると思うので、それなりの締めくくりをしたんじゃないかと思っています」と作品の出来には満足げ。また、この日は本作に出演していないもののドラマ版でもう一人の主人公・利佳子を演じた吉瀬美智子がサプライズゲストで登場し、「この映画に利佳子が出ていなくて寂しい…。今彩ちゃんと工くんにお会いしたら、紗和(上戸)と利佳子のコンビが見たくなっちゃった(笑)」と続編に期待を寄せた。上戸が演じる紗和が惹かれた相手・北野の魅力について「母性をくすぐる子供っぽさがある人」と回答した上戸は、北野を演じた斎藤の魅力について「変態です。さらっと爽やかな変態で(笑)」と即答。吉瀬も「さわやかな変態(笑)。やっぱりそこは変態だよね」と同調した。また、この日は3人の「愛の依存度診断心理テスト」を実施。斎藤が愛の依存度40%で「スイッチオンで暴走特急」の乃里子(伊藤歩)タイプ、吉瀬が愛の依存度10%で「引っ込み思案な冬眠中の熊さん」の紗和タイプ、上戸が愛の依存度90%で「自分本位で貪欲な愛のハンター」の利佳子タイプと診断され、上戸は「これ本当? 当たってるのかな?」と納得いかない様子だったが、斎藤と吉瀬は「ご飯に関してはそうかもね。尋常じゃないぐらいハンターですから」(斎藤)、「ちょっと逃げだすところがあるよね」(吉瀬)と納得顔だった。映画『昼顔』は、6月10日より全国公開。
2017年05月31日歌舞伎俳優の坂東巳之助が、窪田正孝主演の映画『東京喰種トーキョーグール』(7月29日公開)に出演することが26日、わかった。同作は、石田スイによる同名コミックの実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種に襲われたことで、半喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田)が自分自身と向き合っていく。坂東が演じるのは、マスク屋を営むウタ役で、原作でも人気キャラクターのひとり。多くの喰種のマスクを作成し、半喰種となってしまったカネキのためにもマスクを作る。スーパー歌舞伎II『ワンピース』でのボン・クレー役がはまり役と話題になった巳之助だが、今回は頭の左半分を大胆に刈り上げたワンサイドのツーブロックという髪型に、ピアス、全身タトゥー、パンク・ファッションという個性的な見た目に挑んだ。○坂東巳之助コメント正直、最初にお話を頂いた時はすごく迷いました。ウタさんと自分の共通点なんて、眉毛がない事とサイドが刈り上げな事くらいなので…。ですが、タトゥーにピアス、服装から常時赫眼に至るまで、スタッフの皆様が完璧なウタさんセットを用意して下さったので、腹を括って演じさせて頂きました。僕自身が原作の大ファンなので不安もありますが、同じ原作ファンの方々にも受け入れて頂けるウタさんになれていたら幸いです。(C)2017「東京喰種」製作委員会(C)石田スイ/集英社
2017年05月26日上戸彩と斎藤工の共演で、2014年夏に放送された連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」。その3年後を描く映画『昼顔』の公開に先立ち、主人公たちの運命の出会いから惹かれ合う様子までドラマ魅力が凝縮されたふり返り映像がこのほど公開された。平日昼間に、夫以外の別の男性と恋に落ちる主婦のことを指す造語「平日昼顔妻」をテーマにした、道ならぬ恋に人生を狂わせてしまった女性を描いたドラマ「昼顔」。主人公・笹本紗和を上戸さん、紗和と愛し合う北野裕一郎を斎藤さんが演じ、この年の流行語大賞にノミネートされるなど、社会現象にまでなった本作が、6月に映画化。ドラマから3年後、再び出会ってしまった2人の物語を描き出していく。2人がきつく抱きしめあう艶美なビジュアルや、1日で約100万回再生と驚異的な数字をたたき出した予告編など、新情報が解禁される度に大きな注目を集める本作。主にドラマファンからの期待値が高まっている中、今回「昼顔」流行の原点となったドラマのふり返り映像が解禁!上戸さん演じる紗和と斎藤さん演じる北野の運命の出会いから、2人が惹かれあう過程が凝縮されており、ドラマを観ていない人でも「昼顔」の世界観を感じることが出来きるよう。また、名シーンも散りばめられており、ドラマファンももちろん楽しむことができる。さらに、4月22日(土)より全国劇場にてドラマふり返り小冊子の配布が決定。本映像と併せて、公開前にぜひチェックしておきたい。『昼顔』は6月10日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開
2017年04月20日上戸彩と斎藤工が出演する映画『昼顔』(6月10日公開)のドラマ振り返り映像が20日、公開された。同作は2014年夏に放送された連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の続編。”平日昼顔妻”として社会現象にもなった主人公・紗和(上戸)と、不倫相手の高校教師・北野(斎藤)は、ドラマ版の最終回で引き裂かれたが、映画で再び出会ってしまうこととなる。2人がきつく抱きしめ合うビジュアルや、予告映像が話題となった同作だが、今回は原点となるドラマ版の振り返り映像を公開。2人の出会いや、流行語にもなった”昼顔妻”誕生の瞬間など、惹かれ合う過程を凝縮し、映画公開前に名シーンを復習できる映像となっている。(C)2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年04月20日4月8日公開の映画『ブルーハーツが聴こえる』の公開直前プレミア上映会舞台あいさつが15日、東京・新宿バルト9で行われ、尾野真千子、市原隼人、斎藤工、豊川悦司、飯塚健監督、井口昇監督、清水崇監督、工藤伸一監督、李相日監督が出席した。本作は、パンクバンド・THE BLUE HEARTSの曲をテーマに、6人の監督が自由な解釈で映像化したオムニバス映画。同バンドが発信し続けた恋愛や友情、喪失や再生といった人生の普遍的な営みや感情の機微を歌にしたように、明日への一歩をそっと後押しするような珠玉の物語を名曲とともに描く。飯塚健監督の『ハンマー(48億のブルース)』に出演した尾野真千子は、劇中で彼氏の浮気を目撃して心を落ち着かせることができないアラサー女性を好演。「共感できると思います。飯塚監督は流石だな~と思いました」と女性の心理を的確に描写した飯塚監督を絶賛し、「本読みの時に(共演者の)皆さんや監督と話し合い、練習を重ねて本番で『じゃあこういう感じで動いてみよう』という感じでした。意外と仲がいい感じで、今でも1カ月に何回か飲みますね」と共演者と交流が続いているという。李相日監督とは2006年公開の映画『フラガール』以来のタッグで、『1001のバイオリン』に出演した豊川悦司は、福島原発の元作業員・達也役。「本当に緊張感の連続でした。毎回OKを出してくれない監督で有名ですから(笑)」と李監督の厳しさを明かしつつも「原発事故を扱っていて、最初脚本を読んだら映画でしかできない話だと思いました。現実に達也さんのような方はたくさんいらっしゃるので、普段以上に緊張感を持って演じさせてもらいました。ただ、正直こういう形の企画が来るとは思いませんでしたね」と本音も漏らした。斎藤工が出演した井口昇監督の『ラブレター』は、井口監督の初恋エピソードが詰まった青春ファンタジー。それにちなみ、「自身の初恋は?」という質問に斎藤は「高校の頃はエッチなことばかり考えていて、『ホットドッグプレス』を愛読していました」と笑いを誘い、「(高校が)男子校だったので、映画の中のヒロインに恋したりして。ブレッソンの『スリ』に出ていたマリカ・グリーンや『月曜日のユカ』の加賀まりこさんに恋してました。だから井口さんの気持ちはわかりましたね」と話していた。映画『ブルーハーツが聴こえる』は、4月8日より全国公開。
2017年03月16日俳優としての人気はもちろんのこと、最近ではバラエティ番組での体を張ったパフォーマンスが話題となり、活動の幅とファン層を広げている俳優・斎藤工。この度、彼の新たな魅力が詰まった2作品が3月2日(木)より開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」にて最速上映されることが決定。斎藤さん自身も本映画祭で舞台挨拶に登壇するという。『高台家の人々』『シン・ゴジラ』『映画妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』など幅広い役柄で活躍する斎藤さんの、次なる活躍の場として注目されているのが映画監督。かねてより映画好きとしても知られる斎藤さんだが、今回、『blank13』で満を持して「齊藤工」名義で長編映画監督デビュー。本作は、13年間失踪していた余命わずかな父親をめぐる実話を基にした家族の物語で、高橋一生を主演迎え、リリー・フランキー、松岡茉優など豪華キャストが出演することでも話題だ。さらに彼の飛躍はとどまるところを知らず、新進気鋭のアニメーション作家・秦俊子が手掛けた人形アニメーション『パカリアン』では、声優にも挑戦。物語は、地球に不時着したロメロスが、人間の脅威に怯えながらも戦って難を逃れようとする姿を、キュートな人形で描いた独特なトーンのアニメーション。 斎藤さんが演じるのは、アルパカにそっくりな容姿をした宇宙人調査員・ロメロス役。まさかの役柄に、どんな演技を披露しているのが気になるところだ。この2作品は、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」で最速上映が決定しており、斎藤さんも映画祭での舞台挨拶が予定されている。斎藤さんはこれまでも“ゆうばり映画祭”に参加したことがあり、思い入れも相当なもの。斎藤さんを堪能するのにぴったりな本映画祭で、どこよりも早く、斎藤さんゆかりの注目作品をチェックしてみて。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」は3月2日(木)~6日(月)の期間で開催。(cinemacafe.net)
2017年02月12日歌舞伎俳優の坂東玉三郎と太鼓芸能集団・鼓童の共演作『坂東玉三郎×鼓童 特別公演幽玄』が5月に上演される。その制作発表会見が行われ、坂東玉三郎、鼓童の石塚充、中込健太、北前船代表取締役社長の青木孝夫が登壇した。『坂東玉三郎×鼓童 特別公演 幽玄』チケット情報2000年に初めて鼓童の演出を手掛け、12年からは鼓童の芸術監督も務める玉三郎。その玉三郎と鼓童の共演作は『アマテラス』(06年・13年)に次ぐ2作目。本作では世阿弥が見た世界を「羽衣」「道成寺」「石橋」などの能の代表演目を題材に表現し、不世出と評される玉三郎の優雅な舞と世界の絶賛を浴びる鼓童の太鼓に、花柳壽輔をはじめとする花柳流舞踏家の舞踏が華を添える。玉三郎が「“鼓童とも歌舞伎とも違った世界に”という意味で、『幽玄』を題材にさせていただきました」と話す本作は、鼓童創立35周年記念ツアーの締めくくりの公演でもある。「『みんなどんなものが創りたいの?』という話になったときに『“日本のもの”をやりたい』と。それからいろいろ考えて、一昨年から“日本のもの”に向かって創りはじめました。もちろん和太鼓は日本のものなのですが、日本の様式のものをやるというのは大変難しい。和太鼓の世界であればそれなりのものができますが、“日本の様式を持った美しさ”のある舞台を創るのは大変なことだと思っています」と、一つの挑戦であることを明かす。今回は鼓童のメンバーが謡(うたい)をうたうなど、今までにない演出も。玉三郎は「能楽の楽器を使うわけではなく、ひとつの様式というものを学んで、鼓童の楽器あるいは演奏法に翻訳していくわけですから、そこが大変ですね」。石塚も「演奏や音楽の形式として日本のものを扱うのは初めてです。普段、鼓童は人間が生活の中で自然に歌うように出てきた音楽を土台にすることが多かったのですが、今回はなにか人間じゃないところにいく、ということをすごく要求されている。お能のお囃子の間の取り方、声の出し方、先生方の呼吸の仕方も、人間であるというところを超えているような印象がありまして、そこを目指しているのがすごく大変なことです」、中込は「例えば音と音の間が尋常じゃないくらい長く感じたりとか、自分たちにないテンポ感とか音楽の形を耳で聴いて解読するところから始まりました。能は物語があるということで、音の出し方も違うと感じています。能の謡を合わせたとき、自分たちの太鼓の音が全然違う風に聞こえてきたところは驚きでした」と話すなど、玉三郎と鼓童の新たな姿を楽しめる公演になりそうだ。公演は5月16日(火)から20日(土)まで、東京・Bunkamuraオーチャードホールにて上演後、新潟、愛知、福岡、京都を巡演。取材・文:中川實穗
2017年02月03日上戸彩と斎藤工が出演する映画『昼顔』(6月10日公開)のポスターと特報がこの度公開され、インターネット上で話題を呼んでいる。同作は2014年夏に放送された連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の続編。”平日昼顔妻”として社会現象にもなった主人公・紗和(上戸)と、不倫相手の高校教師・北野(斎藤)は、ドラマ版の最終回で引き裂かれたが、映画で再び出会ってしまうこととなる。斎藤の出世作ともなった同作だが、映画版のポスターも大きく話題となった。上戸の上気したような表情と、上戸を包み込む斎藤のたくましい肉体、そして絡み合った手というビジュアルがTwitterなどのSNSで好評を呼んでいる。SNSでは「色気がしんどすぎる」「えっろ……」「これは絶対観に行く」「ポスター欲しい!!」と大絶賛。一方で、斉藤が2016年の大晦日に出演した、日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンガキの使いやあらへんで!!』特番『絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』で披露した”サンシャイン池崎”キャラの影響も。「ポスターにサンシャイン池崎の言葉を足したい」「さすが全てのセクシーの生みの親」「イエェェェーイ!」「空前絶後のポスター」とネタにされながら愛されていた。
2017年01月31日俳優・斎藤工が、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)2017-18年秋冬メンズコレクションでランウェイに登場。パリ・ファッション・ウィークにモデルとして参加した。現在、俳優として活躍の場を広げている斎藤だが、実は学生時代は雑誌『MEN’S NON-NO』や『POPEYE』にモデルとして参加し、ファッションシーンで輝く姿を見せていた。2017年1月19日(木)に行われた、ヨウジヤマモト2017-18年秋冬ランウェイショーでは、斎藤のモデルとしての顔に再び出会える。登場はホワイトのロングコートを纏ったルック。ブラックシャツに黒いレザーブーツ、そこにエプロンのようなドレス風ウェアをレイヤードした複雑なスタイリングを披露している。さらにショー後半では、迷彩模様を全面に描いたロングコートに、ハットを重ねたスタイルで再びランウェイに舞い降りた。なお、斎藤は女優・上戸彩との共演作『昼顔』映画版の公開を2017年初夏に予定している。2016年にはタエ アシダ(TAE ASHIDA)デビュー25周年を記念するショートフィルムの監督を務め、動画作品の制作にも携わる姿もみせていた。
2017年01月23日アメリカでの放送以来、大人気となり全世界225か国以上で放送されている恋愛リアリティーショー「The Bachelor」(原題)。このたび、その日本版「バチェラー・ジャパン」がAmazonプライム・ビデオにて独占配信されることが決定。お笑いタレントで司会者としても活躍する今田耕司が、総合プロデューサーおよび本編終了後の「プレミアム・トークショー」の進行役を務めることになった。「バチェラー(bachelor)」とは、独身男性のこと。本シリーズでは、ある1人の幸運な独身男性が真の愛を見つけ出すまでを追い、25人の女性たちが彼の心を勝ちとるために競い合う。バチェラーはグループ・パーティーや2人きりのデートを経て、最後に自分に一番相応しいと思うたった1人の女性を決めることになる。本国の「The Bachelor」は全世界225か国以上で放送されており、今日まで40か国以上で撮影が行われ、また30か国以上の国でローカル版が制作、合計で125シリーズと1,000話以上が世界で放送されている。新たにスタートする日本版「バチェラー・ジャパン」は、Amazon、ワーナー・ブラザース・インターナショナル・テレビ・プロダクションとYDクリエイションが共同制作する、アメリカのオリジナル番組初となる正式なローカル版。全12話で構成される本シリーズは、毎週金曜日に配信される予定で、一足先に予告編映像も到着している。今回その“バチェラー”に選ばれた幸運な独身男性は、成功を収めたIT企業の元社長で、素顔は気さくな久保裕丈氏(35)。趣味はキャンプとキックボクシング、音楽フェスに参加すること。久保氏は先ごろ、自身が立ち上げたミューズコー株式会社を売却し、現在は次なる冒険と、そして理想の女性を追い求めているという。総合プロデューサーと「プレミアム・トークショー」の進行役を務める今田さんは、「リアルな恋愛の駆け引き、ドロドロしたものを見せていただきたいです。僕もプライベートではリアルバチェラーですが、昨今、結婚に対する条件がとても厳しく、女性が望んでいることを満たす男性がなかなかいない状況で、久保さんはほぼパーフェクトの印象なので、25人の女性たちもバトルを繰り広げる甲斐があるんじゃないかと思います」と大いに期待を寄せる。また、司会進行役を務めるのは俳優の坂東工。日本国内の活動のみならず、クリント・イーストウッド監督作『硫黄島からの手紙』でメインキャストとしてハリウッド進出を果たし、現在公開中の『土竜の唄~香港狂騒曲~』にも出演している。「バチェラー・ジャパン」は2月17日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年01月13日俳優の斎藤工(35)が、12日に放送された日本テレビ系情報番組『PON!』(毎週月~木10:25~11:30)にVTR出演し、お笑い芸人・サンシャイン池崎(35)との共通点について語った。昨年大みそかに放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の特番『絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』で、「サンシャイン斎藤」として池崎のパロディネタを全力で披露した斎藤。10日、東京・赤城神社で行われた、映画『アサシン クリード』(3月3日公開)大ヒット祈願イベントに出演した際には、どこへ行っても「サンシャイン斎藤」キャラを求められると語っていた。同イベントの斎藤を、池崎の事務所の後輩であるモノマネ芸人・丸山礼(19)が直撃。『ガキ使』に出演した理由を聞かれた斎藤は「大ファンな番組。世代的にもドンピシャ」と話し、「リスペクトを込めて、やるならば番宣っぽく参加するのではなく」「タマ(命)を取りに行く気持ちがないと失礼と思った」と当時の覚悟を振り返った。また、本番に備えて練習を重ねたと言い、「本当は倍くらいあったんですよ」「放送では短くなっていたみたいで」と説明。「池崎さんと同い年なんです」「本人は結構大人しい方」と語り、丸山の「オフの池崎さんは死んだ目をしています」という証言に笑いながら「僕も死んだ目をしています」と明かした。「他人とは思えないくらい」シンパシーを感じているという斎藤。「僕は池崎なんじゃないか?」「斎藤はどっちだ?」と自問し、「僕は池崎なのかもしれない」と結んで笑いを誘っていた。
2017年01月12日