映画『十二人の死にたい子どもたち』(1月25日公開)のジャパンプレミアが9日に都内で行われ、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗、堤幸彦監督が登場した。同作は、冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化。廃病院を舞台に、「死に方、タイミングが12人全員一致すること」という集団安楽死をするために集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れ、ミッション達成が崩壊し出す。剥き出しになる12人の死にたい理由と、犯人捜しの追及が同時進行していく。12人のメインキャストが集結したジャパンプレミアでは、監督以外の全員が全身真っ白な衣装に身を包み登場。いくつかの質問が全員になされ、トータライザーに「YES」と答えた人数だけが示されていく。「12人の中に好きな人がいる?」という質問には、9人がYESと答え、真っ先に疑われた坂東は「押した。マッケン」と、あっさり自白。北村も「好きだよなあ、マッケン」と納得していた。「共演者のとんでもない秘密を知っている」という質問には、新田が「セリフ合わせに付き合ってもらってて、(萩原、渕野、坂東が)1週間くらい連続で家に泊まりにきてくれて……」とエピソードを披露。「坂東龍汰が隣に寝てくる。すると、足を絡めてくる」と高杉を使って実践すると、会場もざわつく事態に。坂東は「夏だから、冷房が逆に寒くて!」と弁解していた。また、新田は挨拶の際に「十二人の子どもたち……あれ?」とタイトルをマジボケし、「間違えちゃった」と頭をかく。杉咲は「この映画は、衝撃的な内容なのはもちろんそうなんですけど、ひとくくりにできない。アクションもないし恋愛も描かれてないのに、ハラハラドキドキしたりクスッとしたり、心がキュッとしたり、ひとくくりにできないのがこの映画」と表し、「意外な仕掛けがいっぱいある、秘密箱みたいな映画だと思います」と語った。
2019年01月09日若手オールスターキャストが話題の映画『十二人の死にたい子どもたち』のジャパンプレミアが1月9日(水)、ヒューリックホール東京にて行われ、主人公となった十二人のキャスト陣と堤幸彦監督が勢揃いした。堤監督が命名「十二人の見切った子どもたち…」ジャパンプレミアでは、トータライザーを用いて、キャスト同士の本音を暴く企画が行われた。「堤監督の次回作にぜひ出演したい人はボタンを押して」という問いを受けて、堤監督は「それはもう、ねえ」とホクホク顔だったが、電光掲示板にはなんと「0人」という数字が表示された。愕然とした堤監督は「十二人の見切った子どもたち…」と力なくリアクション。すると、杉咲花が「もうあんな現場耐えられないですよ!…というのはうそです(笑)。監督をだまそうって、みんなでさっき話し合いをしてあえて押さなかったんです」と告白。結果、全員がボタンを押し、堤監督も「大変素敵な役者がそろった!」とご満悦だった。ベストセラー作家・冲方丁による同名原作の実写映画化となった『十二人の死にたい子どもたち』は、安楽死を求める十二人の未成年の登場人物による密室サスペンス・エンターテインメント。ひとりではなく、みんなで楽に死ねることを求めて廃病院に集った彼らだが、すでに十三人目の予期せぬ先客がいて、すでに死んでいた。集まった中に殺人者がいるのではとそれぞれに疑惑の目がいく中、互いの本音がさらけ出される。新田真剣佑、北村匠海の大きな決断とは?登場人物は大きな決断をして集まるが、自分たちの人生の大きな決断について尋ねられたキャスト陣。新田真剣佑は、「僕はロスで生まれ育ちまして、日本で役者をやっていくと決断したのが一番の決断かもしれません。悩みませんでしたね。意外とすんなりサッと決められました」とふり返った。公私共に新田さんと仲良しの北村匠海も、「僕も18のときに、大学か、役者をするかの選択があったので決断でした。芸能一本の決断をしてすぐの作品で、真剣と出会いました。そこから自分にとっては大きな作品にたくさん出られて、いまとなってはすごくいい決断したな、と思います」と感慨深そうに新田さんを見つめる。新田さんは、「いま、初めて知った!」と驚き顔を見せると、北村さんは「そりゃそうですよ。当時は真剣、会話の途中に英語まじりまじりでね」と懐かしそうに思い出話を繰り広げていた。ジャパンプレミアには、そのほか、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗が登壇した。『十二人の死にたい子どもたち』は1月25日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:十二人の死にたい子どもたち 2019年1月25日より全国にて公開©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
2019年01月09日堤幸彦監督が手がける、安楽死志願の未成年12人による密室サスペンス『十二人の死にたい子どもたち』で、マスクとニット帽で素顔が隠されていた4番を演じるキャストが、橋本環奈であることが発表された。11月にキャスト陣が明らかになると、同タイミングでワーナーブラザースジャパン公式Twitterに投稿された特報映像の再生数は瞬く間に増え、24時間600万回を突破、『銀魂』や『ファンタビ』を超え、2018年ワーナー作品におけるNo.1の再生数を記録(ワーナー調べ)。また、公式Youtubeにアップされた新たな予告編は24時間で100万再生を超える大反響に。その波は日本国内に留まらず、中国まで伝染。ショッキングな作品タイトルと共に“未体験リアルタイム型・密室ゲーム”の世界観は海を超えて高い関心を集め、中国公開が決定していない日本映画の予告編・字幕なしの映像にも関わらず、再生回数は200万回を突破する、驚異的な事態となった。未成年12人を演じるのは、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜ら日本映画界を席巻した若手スター俳優5人と、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「SPEC」シリーズで数々の若手俳優を発掘してきた堤幸彦監督にオーディションから選ばれた吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗という新進俳優6人。“全員平成生まれ“の注目の気鋭の俳優12人が凄まじい才能を惜しみなく披露し、”これぞ演技バトルの真骨頂“という熱演を密室の中で繰り広げていく。そしてこの度、橋本環奈が“秋川莉胡”こと「4番 リョウコ」役を演じていることが明らかとなった。彼女は、自らを“大人たちに作られた虚像”であると信じ葛藤を抱える人気女優。劇中では自らを「作られた人間よ!大勢の大人が時間とお金をかけて作った商品よ!」と言い放つ衝撃的な台詞も…。超豪華若手オールスターキャストが連なる中、モザイクを外してもなおマスクとニット帽で顔を隠し、ひときわ異様な雰囲気を醸し出していた“4番”の存在は、さらなる謎を呼び、12月12日より行われたキャスト予想キャンペーン「Guess Who No4 Is」には様々な女優たちの名前が飛び交い、大盛り上がり!その中にはもちろん橋本さんの名前もあった。■橋本環奈、同世代との共演に発奮「ひとりが成長すると、相乗効果がすごくて」このところ、「今日から俺は!!」や『銀魂』シリーズなどでコメディエンヌとしても才能を開花させた橋本さん。今回は弾けるような笑顔を封印しており、本作でのシリアスかつ鬼気迫る迫真の演技、新たな一面に期待が高まる。橋本さんは発表までをふり返り、「緊張しました。逆にここで私だって発表されてがっかりされたら辛いし…」とコメント。だが。「こういう出し方をしたことによって、『4番誰??』っていうことで、SNSでも盛り上がっていただいたみたいで、それがすごくうれしくて」と話す。今回のシリアスな役柄を演じるにあたり、「素を出さないことですかね(笑)っていうのも違うんですけど」と言いながら、「ここに集まってる人たちは、子どもたちはみんな、死が終わりじゃないって思っていると思うんですね。そういった題材のシリアスなものだったので、私自身も死について考えるというよりは、人生について考えるきっかけになった作品だなと思います」と真摯に語った。しかも、本作では同世代の俳優、女優による、白熱の演技合戦も大きな見どころとなる。「めちゃめちゃ刺激受けました」と橋本さん。「ひとりが成長すると、相乗効果がすごくて、それこそ、同世代で集まることによって、そういった化学反応みたいなものが生まれてくるのを、堤さんが予想していたとするならば、怖いです(笑)。たとえばシンジロウ(新田真剣佑)が泣くシーンで、台本には泣くって書いてないのに、全員が泣いちゃったりとか、感情も感染していきました」と、壮絶な撮影現場の様子を明かしている。『十二人の死にたい子どもたち』は2019年1月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:十二人の死にたい子どもたち 2019年1月25日より全国にて公開©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
2018年12月24日堤真一(54)が来年冬公開の映画「決算!忠臣蔵」(中村義洋監督)で主人公の大石内蔵助を演じると、一部スポーツ紙が報じた。記事によると、映画は江戸時代研究の第一人者で東大教授の山本博文氏による著書「『忠臣蔵』の決算書」が原作。「忠臣蔵」といえば、藩主・浅野内匠頭のあだ討ちを果たすべく吉良上野介に討ち入りした赤穂藩士たちの美談として知られてきた。今作ではその討ち入りにかかった費用に焦点を当てることに。現在の価値にして8400万円もの費用をかき集め、何とか予算内で討ち入りしようとする内蔵助らをコミカルに描くという。「討ち入りまでを描いた話は数知れず。内蔵助以外の藩士にスポットを当てた話も多いですが、内蔵助が自ら金策に奔走する姿を描くのは新たな視点です。シリアスな演技からコメディーまで幅広くこなせる堤さんだけに、これまでにない内蔵助を演じてくれることでしょう」(映画業界関係者)同作もそうだが、実は江戸時代の“お金”にまつわる作品は「ヒットが確実なジャンル」として業界内で鉄板ネタ化されているというのだ。「堺雅人さん主演の『武士の家計簿』(10年)、佐々木蔵之介さんの『超高速!参勤交代』(14年、)阿部サダヲさん主演の『殿、利息でござる!』(16年)は藩の財政にスポットを当てた作品ですが、いずれもヒットしています。老若男女いずれも安心して楽しめるので集客しやすいと、映画界でも注目されています。今後も、こうした作品は増えるでしょうね」(映画担当記者)
2018年12月14日俳優・堤真一主演の映画『決算!忠臣蔵』が2019年冬に公開されることが14日、明らかになった。ナインティナインの岡村隆史が共演する。同作は山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』をもとに実写化。赤穂藩藩主・浅野内匠頭の切腹とお家断絶により、筆頭家老・大石内蔵助(堤)は、勘定方・矢頭長助(岡村)の力を借り、リストラに励む。さらに、江戸の庶民による討入りの期待を受けるが、討入りするには8,400万の予算が必要だった。誰もがよく知る忠臣蔵の物語を、現代の会企業倒産やプロジェクトになぞらえ、『殿、利息でござる!』『忍びの国』等、時代劇でヒットを飛ばす中村義洋監督がメガホンを取る。また、岡村は『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(2014)以来の映画出演で、時代劇には初挑戦となった。関西出身の2人が、現在の兵庫県に位置する赤穂藩で、ナチュラルな関西弁の芝居を繰り広げる。○堤真一 コメント映画では初めての「忠臣蔵」、そして「大石内蔵助」役に挑みます。中村義洋監督とは初めてですが、お話をいただき、あまりにも面白い脚本ですぐお受けすることにしました。誰もが知る有名な物語ではありますが、立場によって見方は変わり、あの時代に命をかけて忠義を尽くしただけの話ではなかったのです。面白いだけではなく繊細な一面もお持ちの岡村さんと一緒に、関西弁で、誰も見たことのない「忠臣蔵」を皆さまにお届けいたします。ご期待ください。○岡村隆史 コメントまた映画に出たいとずっと思っていました。普段はなかなかお会いできない役者の皆さんとご一緒する、緊張感のあるプロフェッショナルな現場が好きです。今回僕が演じるのは、貧乏なそろばん侍。減量し、小4でやめてしまった嫌いなそろばんも頑張ります!なので、2020年の日本アカデミー賞では僕に、スピーチのリベンジをさせてください。応援よろしくお願いします!○中村義洋監督 コメントまさか自分が忠臣蔵を!? というのが最初にお話を頂いた時に思った率直なところです。かつて作られてきた映画、ドラマなど、あまたの『忠臣蔵』(三百本!?)の名に恥じぬよう、と思うとあまりのプレッシャーに脚本が一文字も書けなくなってしまったので、決して構えず、極力軽やかに、と心がけていたら、いつのまにか赤穂浪士は関西弁になり、「それ、なんぼ?」が口癖になった大石内蔵助をあの手この手で困らせることに夢中になっておりました。撮影に入っても堤さんと岡村さん演じる赤穂藩経理担当の面々を困らせ、追い込み、右往左往させていきたいと思います。これまで忠臣蔵モノをご覧になってこられた方々も、そうではない皆様も、そんな赤穂浪士を「はよ討入らんかい!」とツッコミながら応援して頂けたら嬉しいです。
2018年12月14日『殿、利息でござる!』や『忍びの国』などの監督で知られる中村義洋の最新作、『決算!忠臣蔵』の公開が2019年冬に決定。また、主演に堤真一、「ナインティナイン」岡村隆史の共演が発表された。■あらすじ元禄14(1701)年。赤穂藩藩主・浅野内匠頭は、高家である吉良上野介の悪行に堪え兼ね、江戸城松の廊下で吉良に斬りかかった。幕府は内匠頭に即日切腹を言い渡し、浅野家はお取り潰し、赤穂藩士たちは突如路頭に迷うこととなる。事態に嘆く暇もなく、筆頭家老・大石内蔵助(堤真一)は勘定方・矢頭長助(岡村隆史)とともに、藩士のリストラに励む日々。一方世間では、赤穂藩士による吉良上野介への仇討ちが熱望されていた。しかし、討入りに必要な予算はなんと8400万!果たして、大石内蔵助は“予算内”で討入りを成功させることができるのか…!?■“忠臣蔵”の裏側が描かれる!原作は東大教授でもある山本博文による話題作「『忠臣蔵』の決算書」(新潮新書)。監督は、『殿、利息でござる!』や『忍びの国』など時代劇映画を続けてヒットさせている中村義洋。本作で描かれるのは、あの誰もが知る“忠臣蔵”の裏側。これまでに“忠臣蔵”を元に数々の創作作品が生み出され、その数は映像化だけでも300を超えるという。『決算!忠臣蔵』では、いままで誰も知らなかった“忠臣蔵”の裏話が明らかとなる。■関西弁の”忠臣蔵”!?主人公である赤穂藩筆頭家老・大石内蔵助を演じるのは、中村組初参加となる堤真一。日本を代表する名俳優が、新たな大石内蔵助を見せてくれるだろう。また、大石内蔵助を支える勘定方・矢頭長助をナインティナインの岡村隆史が演じる。『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(2014)以来、約5年ぶりの映画出演、初めての時代劇となる。赤穂藩は現在の兵庫県ということもあり、全編関西弁の本作。関西出身のふたりのナチュラルな関西弁も見所のひとつだ。■キャスト&スタッフからコメントも到着!大石内蔵助役・堤真一映画では初めての「忠臣蔵」、そして「大石内蔵助」役に挑みます。中村義洋監督とは初めてですが、お話をいただき、あまりにも面白い脚本ですぐお受けすることにしました。誰もが知る有名な物語ではありますが、立場によって見方は変わり、あの時代に命をかけて忠義を尽くしただけの話ではなかったのです。面白いだけではなく繊細な一面もお持ちの岡村さんと一緒に、関西弁で、誰も見たことのない「忠臣蔵」を皆さまにお届けいたします。ご期待ください。矢頭長助役・岡村隆史また映画に出たいとずっと思っていました。普段はなかなかお会いできない役者の皆さんとご一緒する、緊張感のあるプロフェッショナルな現場が好きです。今回僕が演じるのは、貧乏なそろばん侍。減量し、小4でやめてしまった嫌いなそろばんも頑張ります!なので、2020年の日本アカデミー賞では僕に、スピーチのリベンジをさせてください。応援よろしくお願いします!中村義洋監督まさか自分が忠臣蔵を!?というのが最初にお話を頂いた時に思った率直なところです。かつて作られてきた映画、ドラマなど、あまたの『忠臣蔵』(三百本!?)の名に恥じぬよう、と思うとあまりのプレッシャーに脚本が一文字も書けなくなってしまったので、決して構えず、極力軽やかに、と心がけていたら、いつのまにか赤穂浪士は関西弁になり、「それ、なんぼ?」が口癖になった大石内蔵助をあの手この手で困らせることに夢中になっておりました。撮影に入っても堤さんと岡村さん演じる赤穂藩経理担当の面々を困らせ、追い込み、右往左往させていきたいと思います。これまで忠臣蔵モノをご覧になってこられた方々も、そうではない皆様も、そんな赤穂浪士を「はよ討入らんかい!」とツッコミながら応援して頂けたら嬉しいです。池田史嗣プロデューサー今も昔も、予算は大事。誰もが知る忠臣蔵の、誰も知らないお金の話を良質なコメディとして描けるのは「殿、利息でござる!」でご一緒した中村義洋監督しかいないと思い立ち、そのオファーに応えてくれた監督が自ら書き上げた面白過ぎる脚本のもと、堤真一さん、岡村隆史さんという理想的な芸達者お二人が揃いました。共に関西出身の二人による凸凹コンビぶりは爆笑必至。女好きでボンボン育ちの大石内蔵助、ワーキングプアで神経質な矢頭長助。全くキャラの違う二人の丁々発止の掛け合いが、この作品の肝になります。このチームなら、新しい国民的エンターテイメントとして“誰も見たことがない忠臣蔵“を皆様にお届けできるはず。どうぞご期待くださいませ。『決算!忠臣蔵』は2019年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年12月14日俳優の堤真一と、アイドルグループ・A.B.C-Zの橋本良亮が、俳優とオーケストラのための戯曲『良い子はみんなご褒美がもらえる』に出演することが14日、明らかになった。同作は舞台『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『アルカディア』、映画『恋に落ちたシェイクスピア』等で、日本でも多くのファンを持つ英国劇作家の巨匠トム・ストッパードが、俳優とオーケストラの為に書き下ろした異色作。独裁国家の精神病院で誹謗罪でつかまった政治犯のアレクサンドル・イワノフ(堤)と、自分はオーケストラを連れていると主張する妄想に囚われたアレクサンドル・イワノフ(橋本)が同室となり、想像することの自由と言論の自由を主張する2人を通して、「自由な世界」が故に他人と異なることへの「不自由さ」を感じる現代社会の皮肉を描いていく。原題の「Every Good Boy Deserves Favour」は、五線譜を覚えるための英語の語呂合わせであり、例えるならルート2を「ひとよひとよにひとみごろ」などと覚えるような言葉だという。「とにかくそういうものだから、覚えれば良いのだ」と言われ、確かに他人との共通の正解を共有することも可能にする"語呂合わせ"だが、一個人の思いや考え、好きなもの、嫌いなものまでこの語呂合わせのように正解を求められたら、どうなってしまうのか……という問いかけも込められている。演出には英国ロイヤルバレエを中心に世界的に活躍、2014年R.オリヴィエ賞受賞のウィル・タケットを迎え、35人のオーケストラが参加する。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて2019年4月20日~5月7日、大阪公演は大阪フェスティバルホールにて2019年5月11日~5月12日。○堤真一 コメントトム・ストッパードの作品は2年前の『アルカディア』に続いて2度目となります。今回はストッパードならではの知的な台詞に加えてオーケストラが奏でる音楽とともに表現していきます。僕にとってもオーケストラと一緒に芝居をするのは初めての挑戦となります。「アレクサンドル」は政治犯にも関わらず精神病院に収監されてしまいます。「社会の常識」から外れているとレッテルを貼られてしまった男がどのように自由を手にするのか、ストッパードが皮肉も込めてつくったこの作品をぜひ堪能してもらえたら嬉しいです。○橋本良亮 コメント35人のオーケストラと舞台上で同じ空間に存在するというのがどんな感じになるのか、まだ想像があまりつかないですが、凄い事だなって思うし、嬉しい気持ちと緊張感が非常にあります。舞台でオーケストラというと、どうしてもオーケストラピットでの演奏や伴奏をイメージしますが、この戯曲はそうではなく、芝居に参加している感じ。要するに役者とオーケストラのメンバーのみんなが主役なんだと思います。僕が演じるのは、堤さんが演じる「アレクサンドル」と同じ精神病棟に収容され、自分の目の前に常にオーケストラが存在し、演奏していると妄想する「イワノフ」という役で、とても起伏の激しい役柄です。今回、大先輩である堤真一さんとご一緒できることは非常に光栄で楽しみで仕方ありません。難しい題材ではありますが、堤さんの胸を借りて良い芝居が出来るように、自分を信じて頑張りたいと思います。ぜひ多くの皆さんに劇場でこの舞台をお楽しみいただきたいと思います。○ウィル・タケット(演出) コメント今は『Every Good Boy Deserves Favour』を上演するのにパーフェクトな時ではないかと思います。われわれが信頼を置くべき当局が、ますますわれわれが真実ではないと分かっていることを受け入れ、信じろと言い、権力者とわれわれの間の関係はますます張り詰めたものになっています。今日の政治状況は、この芝居が書かれた1970年代の状況とは非常に異なるものかもしれませんが、われわれと真実との間の関係、われわれ個人としての自由、自由であるという感覚は、これまでになく複雑になってきています。ストッパードの辛辣なウィットと、プレヴィンの親しみやすいが曲想的には難解な音楽の組み合わせが複雑な雰囲気を醸し出し、演劇構造の中で音楽とテキストが同じ重みをもって絡み合っています。本作の設定は架空の、典型的な絶対主義国家ですが、自由のためにわれわれは何を放棄する心の準備があるのかについて、場所と時間の間を揺れさまよいながらじっくりと考えることができます。
2018年12月14日マンガアプリ「GANMA!」にて連載中の「リセット・ゲーム」が、新田真剣佑主演、堤幸彦監督で実写化。今回その映像が公開された。吉開かんじによる「リセット・ゲーム」は、主人公の聖一を中心に、閉じ込められた密室で数々の試練をくぐり抜けながら、登場人物たちが抱く想い、葛藤、本性などの人間ドラマを描いたサスペンスストーリー。累計読者数は750万人、累計PV数は77億を超える人気作だ。「GANMA!」5周年記念プロジェクトの一環で制作された今回の特別実写化映像。『ちはやふる』シリーズや『パシフィック・リム:アップライジング』、「トドメの接吻」などに出演、来年には堤監督作『十二人の死にたい子どもたち』への出演も発表された新田さんが主人公・聖一を演じ、映像には出口のない場所に戸惑う様子や涙するシーンも。マンガの世界観を忠実に再現し、CG技術によってリアルに描かれている。今回主演を務めた新田さんは、「原作がすごく面白くて、一気に読んでしまいました」と原作の印象を語り、「役づくりについては、監督と話し合いながら、聖一を作り上げていけたと思います。よくわからない箱の中にいれられ仲間とともに成長していく聖一、仲間を大事にしながら、自分でも気づいていない力をつかって戦っていく、そういった部分を意識しながら演じました」とコメント。企画の話を聞いて、“原作の吉開さんから映画界への挑戦状だ”という気持ちになったという堤監督は、「原作を忠実にそのまま映像化した『完コピ』を目指しました。原作ファンの皆様にも確実に喜んでいただけるものができたと思います。もちろん、原作を知らない方にも楽しんでいただける、何か新しい映像の息吹みたいなものを感じていただける作品になったのではないでしょうか」と自信を見せている。さらに、この映像のほかにも、堤監督と新田さんのインタビュー映像やCGメイキング映像も公開。ぜひ併せて見てほしい。(cinemacafe.net)
2018年12月12日映画『十二人の死にたい子どもたち』が2019年1月25日(金)に公開されます。ベストセラー作家・冲方丁さんの同名作を実写映画化した作品です。『劇場版SPEC』シリーズや『20世紀少年』などを手掛けた堤幸彦さんがメガホンを取り、12人の新進気鋭の俳優陣が主要キャストとして登場します。話題沸騰中の映画『十二人の死にたい子どもたち』本作は、情報解禁前に出演者全員の顔が塗りつぶされたポスターと、「死にたい」と言い放つ衝撃的な映像のみが発表され話題となっていた作品。巷ではキャスト予想などで盛り上がり、注目度の高さがうかがえました。集団安楽死をすべく廃病院に集まった12人の未成年者たちだが、13人目の生あたたかい死体が現れ状況は一変。12人の中に人殺しがいるのでは、と疑心暗鬼に陥っていくというサスペンス映画です。人気急上昇中の若手オールスターが集結杉咲花さん/アンリ役杉咲花さん『杉咲花のFlower TOKYO』より杉咲花さんは、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞や新人俳優賞受賞など数多くの賞を受賞する実力派女優です。映画やドラマ数々の作品に出演し、コミカルな掛け合いやシリアスな台詞まで幅広い演技で人々を魅了しています。本作の役柄は、17歳の女子高生“7番”の「アンリ」。全身黒づくめで知的な女性を演じます。インスタグラム:hanasugisaki新田真剣佑さん/シンジロウ役新田真剣佑さん (C)神藤剛アメリカでの映画出演を経てから日本での活躍を始めた新田真剣佑さん。舞台やCM、ドラマ、映画とマルチに活動し、テレビではバラエティー番組に出演するなどさまざまな一面を見せています。新田真剣佑さんは、薬や医療機器に詳しい高校生“5番”「シンジロウ」を演じます。推理好きな17歳がどのような活躍をするのか注目です。ツイッター:新田真剣佑 Mackenyuインスタグラム:mackenyu.1116北村匠海さん/ノブオ役「DISH//」ワンマンライブ中の北村匠海さん音楽ユニット「DISH//」のメンバー北村匠海さんは、音楽活動だけでなく俳優としても積極的に活動をしています。映画『君の膵臓をたべたい』や『君は月夜に光り輝く』では主演を務め、高い演技力と独特の雰囲気に注目を集めています。本作で北村匠海さんは、爽やかな青年で学校の人気者“9番”「ノブオ」を演じます。インスタグラム:take_me_1103高杉真宙さん/サトシ役「めちゃコミック」のインタビューを受ける高杉真宙さんまもなく芸歴10周年を迎える高杉真宙さん。中学生の頃より舞台などで活躍し、2012年に映画で主演を務めました。『仮面ライダー鎧武』では、2面性のある難しい役を演じ切り、スタッフなどから演技力を高く評価されています。高杉真宙さんが演じるのは、15歳の冷静沈着な高校生“1番”「サトシ」。死に憑りつかれ、安楽死の集いを主催した青年を演じています。ツイッター:高杉真宙【公式】インスタグラム:mahirotakasugi_黒島結菜さん/メイコ役黒島結菜さん「野菜生活100 Peel&Herb」より朝ドラや大河ドラマに出演経験のある黒島結菜さんは、繊細な表情づくりで脚光を浴びています。沖縄出身でくっきりとした目鼻立ちながらも透明感があり、多くの作品で強い存在感を放っています。黒島結菜さんは、18歳の女子高生“6番”「メイコ」を演じます。利己主義でクールな役どころをどのように演じるのか、期待が高まっています。インスタグラム:yuinakuroshima公開が待ちきれないネット上の声人気急上昇中の若手俳優たちが集う本作は、11月21日の情報解禁日にはツイッターのトレンド1位になるほど注目されています。ツイッター上の声「原作を読んでから見るか、読む前に見るか迷う。」「メンツ強すぎ!」「見たことのない真剣佑!予告だけで高まる!」「大きなスクリーンで花ちゃんの演技を見れるのが楽しみ!匠海くんとの共演もヤバイ」インスタグラム上の声「今回の真剣佑は、雰囲気が違って初めて見る感じ」「原作と違うのか、同じなのか楽しみ」「誰が出るのか気になってたやつ!」「好きな女優さんが共演してくれて泣ける」謎の“4番”とは誰なのかキャスト発表したものの1人だけ正体不明の“4番”が誰なのか、推測が飛び交っています。公式サイトでは、「秋川莉胡/リョウコ」という人物が載っていますが、本当に存在する人物なのかさえも分からないのです。「秋川莉胡」という俳優なのか「リョウコ」が役名なのか、なにも分からない謎だらけの人物“4番”。役原作中では中盤で容姿が明らかになるとのことですが、本作がどのような展開になるのか大注目です。飛び交うネット上の声「秋川莉胡って何者?」「一番知りたかったリコことリョウコ役がまだ謎」「橋本環奈さん?広瀬すずさん?」映画『十二人の死にたい子どもたち』詳細情報公開日2019年1月25日(金)スタッフ監督:堤幸彦脚本:倉持裕音楽:小林うてなキャスト杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗原作冲方丁『十二人の死にたい子どもたち』(文春文庫)詳細公式HP:映画『十二人の死にたい子どもたち』オフィシャルサイト公式ツイッター:映画『十二人の死にたい子どもたち』公式インスタグラム:shinitai12movie(C)2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
2018年12月05日安楽死志願の未成年12人による密室サスペンス映画『十二人の死にたい子どもたち』。この度、堤幸彦監督が描く本作のキャストがついに解禁され、本予告と死にたい子どもたち”の顔が明らかになった本ポスタービジュアルも公開された。その日、12人の未成年たちが安楽死を求め廃病院の密室に集まった。「みんなで死ねば、怖くないから」。ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇。突然の出来事にはばまれる彼らの安楽死。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々起こる奇妙な出来事。彼らだけしか知らない計画のはず。まさかこの12人の中に殺人鬼が…?死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられいく――。先日、出演者の顏が塗りつぶされたポスタービジュアルが発表された本作。今回到着したポスタービジュアルでは、ついにその顔が明らかに。ビジュアルには、『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞と新人俳優賞をW受賞した杉咲花、『ちはやふる』シリーズや『OVER DRIVE』の新田真剣佑、「DISH//」のリーダーで『君の膵臓をたべたい』で注目を集めた北村匠海、続編や映画化も決定した「賭ケグルイ」での演技が話題となった高杉真宙、そして「時をかける少女」『サクラダリセット』の黒島結菜といった、ドラマや映画で活躍中のいま話題の若手俳優。さらに、子役時代に数々の話題作に出演した吉川愛、7月期のドラマ「グッド・ドクター」にも出演していた萩原利久、舞台「ハイパープロジェクション演劇ハイキュー!!」の渕野右登、2020年公開予定の『峠 最後のサムライ』への出演が決定している坂東龍汰、「部活、好きじゃなきゃダメですか?」の古川琴音、『リベンジgirl』で桐谷美玲の妹役を演じた竹内愛紗といった将来の活躍が期待される6人が抜擢。そして、モザイクを外してもなおマスクと深めに被ったニットで顔が見えない秋川莉胡役は一体誰なのか…続報に期待したい。同時に公開された本予告映像では、12人が演じる廃病院に集団安楽死をするために集まった未成年たちに加え、想定外の13人目の死体が…。そして、杉咲さんや北村さんらが「死にたい」と口にしたり、誰かが突き落とされたり…意味深なシーンが散りばめられた映像となっている。なお、主題歌は「The Royal Concept」の「On Our Way」に決定した。<キャストコメント>1.台本を読んだときに感じた感情とその理由2.もし、自分がこの集団安楽死というミッションに参加することになったら、自分はどうなると思うか選択(集団安楽死を全うする/殺されてしまうかも/生きのびる)◆杉咲花1.虚無感に襲われながらもどこかにある光を探し続けている自分がいた。2.該当なし理由:自殺願望がないからです◆新田真剣佑1.また新しい役柄で、人の闇を映し出す作品だと感じました。2.参加しない。◆北村匠海1.タイトルのインパクトから入り、この物語をこのメンバーでやれることがとても嬉しかったです。選択することの自由みたいなものを改めて考えました。2.僕は全うしたい。自分の選択した意思には、負けたくないから。◆高杉真宙1.衝撃的。SNSなどで知らない人と繋がり良い意味でも悪い意味でも影響されることの出来る今だからこそ観て欲しいと感じました。2.生きのびたい。自信はないですが、、、殺されたりはしたくないです。◆黒島結菜1.これはある意味面白くなる作品になるのではと感じました。2.集団安楽死を全うする。相当な覚悟をもって参加していると思うから。◆吉川愛1.読み進めていくうちに色々な感情が生まれて、撮影がとても楽しみになりました。2.生きのびる。死ぬなら寿命を全うして死にたいと思っているので、ミッションに参加することになっても生きのびたいです。◆萩原利久1.とても興奮しました。同世代の皆さんとエネルギーをぶつけ合いながらお芝居するのが楽しみでした。2.騙されやすいのでそんな状況に追い込まれたら殺されてしまうかも。◆渕野右登1.集団安楽死というワードに衝撃を受け、読んでいくうちに人間の本質が見えてきて、鳥肌が立ちました。2.生きのびるいざ、実行する。となったら、絶対に躊躇してしまうし、なんでみんなは死にたいのか聞いてから、みんなが生きのびるようにひたすら話し合い、説得をすると思います。◆坂東龍汰1.個性豊かなキャラクターとのリアルな子供達の感情が描かれていて撮影が楽しみでした。2.生きのびる。死のうとする瞬間こそもっと生きたいと思う気持ちが強くなると思うから。◆古川琴音1.驚愕。興奮。想像を超える数々の出来事や真相に手に汗握りながら読みました。2.集団安楽死を全うする。幸いにもこれまで死を思ったことが無いので、そう決めたら揺らがないと思います。◆竹内愛紗1.面白かったです。個性豊かな12人の目線でそれぞれの時間を追う展開に夢中になりました。2.私は生きのびると思います。話し合って他の人の事情を聞いたり、同じく悩んでいる人に出会うことで自分の心は死ではなく生の方に動くと思ったからです。『十二人の死にたい子どもたち』は2019年1月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:十二人の死にたい子どもたち 2019年1月25日より全国にて公開©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
2018年11月21日映画『十二人の死にたい子どもたち』(2019年1月25日公開)の主要キャストが21日、明らかになり、特報が公開された。同作は、冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化。廃病院を舞台に、「死に方、タイミングが12人全員一致すること」という集団安楽死をするために集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れ、ミッション達成が崩壊し出す。剥き出しになる12人の死にたい理由と、犯人捜しの追及が同時進行していく。上映決定の報とともに、モザイク状態のポスター画像が公開されたが、今回モザイクが外れたポスターから顔を出したのは、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜という、若手オールスターキャスト。更に堤幸彦監督から白羽の矢が止まったのは、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗という、将来の活躍が期待される6人の俳優となった。さらにもう1人、モザイクを外してもマスクと深めに被ったニットで顔が見えない12人目のキャスト・秋川莉胡とは一体誰なのか、未だ明らかになっていない。主題歌にはThe Royal Concept「On Our Way」が決定。飯沼伸之プロデューサーは、「この映画は未成年の若者たちの一瞬の心の機微を捉えているものです。よってそんな若者たちの代弁者となるような曲を選びました。我々が映画で表現したかったもの、そのものを歌ってくれている。素晴らしい楽曲です」と語る。本予告では、キャスト全員がぶつかり合い、感情剥き出しで繰り広げられる圧倒的演技バトルが繰り広げられた。○キャストコメント(1)台本を読んだ時に感じた感情とその理由。(2)もし、自分がこの集団安楽死というミッションに参加する事になったら、自分はどうなるか:集団安楽死を全うする/殺されてしまうかも/生きのびる■杉咲花(1)虚無感に襲われながらもどこかにある光を探し続けている自分がいた。(2)該当なし 理由:自殺願望がないからです。■新田真剣佑(1)また新しい役柄で、人の闇を映し出す作品だと感じました。(2)参加しない。■北村匠海(1)タイトルのインパクトから入り、この物語をこのメンバーでやれることがとても嬉しかったです。選択することの自由みたいなものを改めて考えました。(2)僕は全うしたい。自分の選択した意思には、負けたくないから。■高杉真宙(1)衝撃的。SNSなどで知らない人と繋がり良い意味でも悪い意味でも影響されることの出来る今だからこそ観て欲しいと感じました。(2)生きのびたい。自信はないですが、、、殺されたりはしたくないです。■黒島結菜(1)これはある意味面白くなる作品になるのではと感じました。(2)集団安楽死を全うする。相当な覚悟をもって参加していると思うから。■吉川愛(1)読み進めていくうちに色々な感情が生まれて、撮影がとても楽しみになりました。(2)生きのびる。死ぬなら寿命を全うして死にたいと思っているので、ミッションに参加することになっても生きのびたいです。■萩原利久(1)とても興奮しました。同世代の皆さんとエネルギーをぶつけ合いながらお芝居するのが楽しみでした。(2)騙されやすいのでそんな状況に追い込まれたら殺されてしまうかも。■渕野右登(1) 集団安楽死というワードに衝撃を受け、読んでいくうちに人間の本質が見えてきて、鳥肌が立ちました。(2)生きのびるいざ、実行する。となったら、絶対に躊躇してしまうし、なんでみんなは死にたいのか聞いてから、みんなが生きのびるようにひたすら話し合い、説得をすると思います。■坂東龍汰(1)個性豊かなキャラクターとのリアルな子供達の感情が描かれていて撮影が楽しみでした。(2)生きのびる。死のうとする瞬間こそもっと生きたいと思う気持ちが強くなると思うから。■古川琴音(1)驚愕。興奮。想像を超える数々の出来事や真相に手に汗握りながら読みました。(2)集団安楽死を全うする。幸いにもこれまで死を思ったことが無いので、そう決めたら揺らがないと思います。■竹内愛沙(1)面白かったです。個性豊かな12人の目線でそれぞれの時間を追う展開に夢中になりました。(2)私は生きのびると思います。話し合って他の人の事情を聞いたり、同じく悩んでいる人に出会うことで自分の心は死ではなく生の方に動くと思ったからです。
2018年11月21日様々な人物に密着、その中から“深くてイイ話”をVTRで紹介していく「人生が変わる1分間の深イイ話」の11月19日放送回は俳優の西島秀俊らをゲストに迎え、“いいところのお嬢様は本当に幸せか?”SPと題してオンエアする。「あすなろ白書」などでみせたフレッシュなイメージから映画中心の活動期を経て、大人の俳優へと成長を遂げると連続テレビ小説「純情きらり」や映画『CUT』で実力派俳優としての地位を築き、大河ドラマ「八重の桜」などで広い世代に知られるように。『MOZU』『クリーピー 偽りの隣人』「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」シリーズなどではハードなアクションと渋みを感じさせる演技で見る者を圧倒する一方、放送中のパナソニックCMシリーズでは優しいパパ像を、『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』ではコメディの才能もみせるなど多彩な表情を使い分ける西島さん。今回は西島さんのほか井上咲楽、大久保佳代子、荻野目洋子、谷まりあ、「チュートリアル」福田充徳がゲスト。80年代に一世風靡した伝説のアイドルと反抗期真っ盛りの美人すぎるハーフ娘による「THE昭和ママ VS THE USA娘」サンディエゴ生活や、超ネガティブな有名アナウンサーの夫を持つ元ミステリーハンター・川幡由佳の性格真逆夫婦に密着。「有名人ご家族クイズ!」では元おはガール!・井上さんの妹が登場。本物を当てるのだが、スタジオが驚愕した西島さんの意外な目の付けどころにも注目。今回ゲスト出演する西島さんは現在公開中の映画『人魚の眠る家』で、脳死状態に陥った子供の父親役を熱演している。同作は「ガリレオ」シリーズや『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などの人気作家・東野圭吾の原作を「SPEC」『天空の蜂』などの堤幸彦監督が篠原涼子を主演に迎え映画化。篠原さんと西島さんが夫婦役で共演、愛する娘が突然意識不明のまま病院に搬送され、医師から「脳死の可能性が高く、回復の見込みはない」と宣告を受ける。状況を受け止めきれず奇跡を信じる夫婦は、ある決断を下すことにするが、その行為こそが次第に運命の歯車を狂わせていく…というストーリーが展開する。「人生が変わる1分間の深イイ話」は11月19日(月)21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年11月19日映画『人魚の眠る家』の公開記念舞台あいさつが17日、都内で行われ、篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、松坂慶子、斎藤汰鷹、稲垣来泉、堤幸彦監督が出席した。前日に公開初日を迎えた映画『人魚の眠る家』を記念し、主演の篠原らキャスト陣と堤監督が登壇して舞台あいさつ。タイトルにちなみ人魚をイメージしたというドレス姿で登壇して篠原は「娘が人形なのに私が人形になっちゃって……。間違えちゃったなと正直思っています(笑)」と苦笑いも、客席からの「キレイ~!」という黄色い声援に「ありがとうございます。自信を持ってここに立ちたいと思います」と満面の笑顔を浮かべた。篠原は、完成したものを観て5分で涙が流れたといい、「堤監督がスタッフの方と強く作ってくださった作品で、こんなに素晴らしい作品に参加できて奇跡なぐらいです。芸能生活を30年近くやらせていただいていますが、本当に初めての作品だなと思っていますし感謝しています」と感激しきり。また、ドラマで何度か共演している西島について「撮影中はものすごい吹きます。笑い上戸! あとは仕事っぽくないんですよね」と明かすと、横にいた西島は間を入れずに「仕事ですから」と反応するなどまるで夫婦漫才のように息の合った掛け合いも。対する西島は「篠原さんは元気ですね。元気がない時なんてありません。『今回はこの映画のために私抑えなきゃ。真剣に見てもらいたいので』と言っていてこんな感じなので」と暴露すると、篠原は「本当に隠れていいですか。顔だけひょっこりはんみたいに出そうかな。今日は控えめにしなきゃ」と照れ笑いを見せた。舞台あいさつ後半には西島と篠原が演じた夫婦の子供でもある長男・生人役の斎藤汰鷹と長女・瑞穂役の稲垣来泉がサプライズで登壇。斎藤が家族の絵を、稲垣が手紙を読むと篠原は号泣して「涙が出ちゃった。ごめんなさい。すごくうれしいです。(斎藤の絵を見て)撮影の時を思い出しちゃいました。爽やかで元気な感じがあってすごく上手く描けたね。来泉ちゃんもありがとう。私も幸せだったし、来泉ちゃんとお仕事ができて本当に良かったです。また遊ぼうね」と約束すると、隣にいた稲垣の誘いで歌と踊りを一緒に披露するなど、終始和やかの舞台あいさつだった。東野圭吾の作家デビュー30周年小説『人魚の眠る家』を堤幸彦監督が映画化した本作。娘(稲垣来泉)がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦・薫子(篠原涼子)と和昌(西島秀俊)が下す決断と苦悩を描く。
2018年11月17日女優の篠原涼子が11月17日(土)、都内で行われた主演作『人魚の眠る家』の公開記念舞台挨拶に登壇した。この日は、娘を演じた子役の女の子がサプライズ登壇し、感謝の手紙を朗読。感極まった篠原さんは「私も一緒にお仕事できて幸せだった」を感涙していた。■西島秀俊さんも感涙…と思いきや「涙が引っ込みました」理由は?舞台挨拶には篠原さんをはじめ、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、松坂慶子、堤幸彦監督が出席。そして、子役の稲垣来泉ちゃん、斎藤汰鷹くんもサプライズで駆けつけた。「将来は篠原さんみたいに、いつも楽しく笑っていて、お料理が上手なかわいい女優さんになりたい」と手紙を読み上げた来泉ちゃん。父親を演じた西島さんについては「たれ目でスーツが似合う面白い人」と評したが、当の西島さんは「泣きかけたんですけど、(涙が)引っ込みました」と“娘”の評価に苦笑いだった。ちなみに篠原さんが涙を流した際、隣に立つ坂口さんがそっとハンカチを手渡す場面もあった。■篠原涼子さん“人魚ドレス”に恐縮「出しゃばっちゃって、申し訳ありません」この日、ゴールドのスパンコールがまぶしい“人魚ドレス”に身を包んだ篠原さんは、「私が人魚ってわけじゃないのに、なんでかこうなってしまって。出しゃばっちゃって、申し訳ありません」と主演女優なのに恐縮しきり。それでも、客席から「かわいい!」と歓声があがると、「せっかくすてきなお召し物を用意していただき感謝です。今日は自信をもってここに立っていたい」と背筋を伸ばした。■「出会えたことが奇跡」篠原さんの熱演が大きな話題!東野氏の作家デビュー30周年を記念して執筆され、発売からわずか1か月で27万部を超えるベストセラーとなった同名小説を堤幸彦監督が映画化。すでに離婚が決まっていた薫子(篠原さん)と、会社経営者の夫・和昌(西島さん)のもとに、娘の瑞穂(来泉ちゃん)がプールで溺れ、意識不明になったという知らせが届く。医師から脳死を宣告されるなか、夫婦は「脳死を受け入れ臓器を提供するか、心臓死をただ待つか」という究極の二択を迫られる。早くも篠原さんの熱演が高く評価されており、本人も「現場の皆さん、そして東野圭吾さんの熱量が詰まったこの作品に出会えたことは、私にとって奇跡のようなこと」と誇らしげだった。『人魚の眠る家』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年11月17日「ケイゾク」「SPEC」に続く“SPECサーガ”の完結編として、木村文乃と松田翔太の新コンビで始動した配信ドラマ「『SICK’S恕乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」が、2019年春にParaviで独占配信される「覇乃抄」、続く「厩乃抄」の3部作で完結することが分かった。■「SICK’S」は恕(じょ)・覇(は)・厩(きゅう)の3部作!今年4月1日から動画配信サイトParaviで配信された「『SICK’S恕乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」。「内閣情報調査室」の中にあるスペックホルダー対策の特務事項専従係、通称「特務」に所属する御厨静琉(木村さん)と高座宏世(松田さん)、そして、「SPEC」で殉職した野々村光太郎の双子の弟・光次郎の戦いが描かれた。多くの謎を残したままだった「恕乃抄」に続く「覇乃抄」では、総理大臣や自衛隊を動かそうとする会議体の存在、某超大国の思惑、宗教団体の台頭が、スペックホルダーをめぐる三つ巴の権力闘争を激化させることに。コンビとしての絆を強める御厨と高座、それを支える光次郎の葛藤も深まっていく…。「SICK’S覇乃抄」は2019年春にParaviで独占配信。最終章にして“SPECサーガ”の完結となる「SICK’S厩乃抄」については、配信時期も含めて後日詳細が発表される予定だ。■松田翔太さん、再共演の木村文乃さんと「だいぶ距離が近づいた」10月15日にクランクインし、順調に撮影が進むなか、木村さんと松田さん、光次郎を演じる俳優の竜雷太さん、堤幸彦監督が取材に応じ、「SICK’S」3部作、そして1999年放送開始の「ケイゾク」から20年の時を経て完結する“SPECサーガ”への思いを語った。木村さん演じる御厨はIQ230、ハーバード大学卒業の天才だが、精神的に不安定で自傷癖があるという役どころで「人格がどれだけあるか分からず、『す』『なのよ』『だ』といった語尾やテンションを使い分ける必要があり、それをひとりの人間だと理解するのが大変」と苦労を語った。さらに「そうしないと、現場での無茶ぶりに応えきれないので」と明かすと、堤監督からは「そう?(笑)」とツッコミが入った。松田さんは、スペックホルダーが絡む事件がきっかけで公安部を追われる高座を演じる。木村さんとの共演、そして堤監督とのタッグは、映画『イニシエーション・ラブ』以来となり「木村さんはあの頃に比べたら、だいぶ距離が近づき、仲良くなれた」のだとか。チームワークも強固なものになり「自分としてもとても馴染んできて、毎日が楽しい幸せな現場」と手応えを示す。■「SICK’S」が描くテーマとは?シリーズ全作に出演する竜雷太さんが語る「ケイゾク」「SPEC」「SICK’S」と全てのシリーズ作に出演している竜さんは、「これをやっていると、幸いなことにボケません。いつ監督からのツッコミが来るかわかりませんので、とても楽しくやっています」と和やかに挨拶。野々村光太郎の名台詞「心臓が息の根を止めるまで、真実に向かってひた走れ」を引き合いに、「今回はささやかな命でも、何かの意味があり、何かの役に立つということを描いている」と「SICK’S」が訴えるテーマを語った。20年の歳月を経て“SPECサーガ”の完結に着手した堤監督は「人生の何分の一かをこのシリーズと過ごしている」としみじみ語る一方、「先延ばしにしたい」「結論を見たくない」「命がある限り続けたい」と未練も?これには木村さんも「きちんと風呂敷をたたむ覚悟で臨んでいるが、また広げられそう」と期待と不安(?)を漏らしていた。「『SICK’S覇乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」は2019年春からParaviで独占配信予定。(text:cinemacafe.net)
2018年11月16日「嵐」櫻井翔と有吉弘行の2人が話題の人物、一流芸能人の願望・疑問・悩みを出演者、スタッフ、視聴者の力を借りて解決・実現するバラエティ「櫻井・有吉THE夜会」。その11月15日(木)今夜の放送に女優の篠原涼子がゲスト出演する。1990年に「東京パフォーマンスドール」のメンバーとしてデビュー、現在のライブアイドルの先駆けともいえるライブメインの活動で着実に人気を獲得しつつ、1991年「ダウンタウンのごっつええ感じ」に出演するようになると、体当たりでコントに挑む姿が話題を呼んで注目の存在となった篠原さん。1994年、「篠原涼子 with t.komuro」名義でリリースしたシングル「恋しさと せつなさと 心強さと」が200万枚を超えるメガヒット、同年には紅白出場も果たすなど、一気にトップアーティストの階段を駆け上がるとその後は女優へと軸足を移し、『下妻物語』でのヤンママ役や「光とともに…~自閉症児を抱えて~」では自閉症児を抱える母親役を演じ、「アンフェア」シリーズや「ハケンの品格」などの作品で演じた女性像が視聴者から熱い支持を受け、女優としても高く評価されるように。昨年の月9「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」では主婦から議員を目指す主人公を演じたほか、自身もプロデュースを受けた小室哲哉の楽曲と共に90年代の青春を描いた『SUNNY 強い気持ち・強い愛』もヒット。現在も一線で活躍し続ける篠原さん。そんな篠原さんが今回、新橋のガード下で“はしご酒”。ほろ酔いで超ハイテンションになった篠原さんがカラオケで歌うのはまさかのあの歌!? また“あまり語らない”という篠原さん流子育て術なども明かしてくれる。今年は春に『北の桜守』が公開され、夏には先述の『SUNNY』とすでに2作もの映画が公開された篠原さんだが、11月16日(金)からは最新作『人魚の眠る家』が全国公開となる。同作は「ガリレオ」などの人気作家・東野圭吾の原作を「SPEC」や『真田十勇士』などの堤幸彦監督が映像化。西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈らを共演に迎え、愛する娘が突然、意識不明のまま病院に搬送され、医師から「脳死の可能性が高く、回復の見込みはない」と宣告されてしまった母親と夫、それを取り巻く人々の苦悩と、そこから生まれていく狂気を描いていく。「櫻井・有吉THE夜会」は11月15日(木)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2018年11月15日毎年恒例となったクリスマスイベント「MIDTOWN CHRISTMAS 2018」点灯式が11月13日、六本木・東京ミッドタウンの芝生広場(「スターライトガーデン2018」会場)で行われ、映画『人魚の眠る家』に出演する篠原涼子、西島秀俊、子役の稲垣来泉ちゃんが登場した。■平成最後、今年のスターライトガーデンの見どころは?広大な芝生広場を彩る「スターライトガーデン2018」では、ガーデンに広がるLEDに加え、初登場する約100個の光るバルーンが「宇宙」をテーマに、立体的で壮大なイルミネーションを展開。また、12月16日までの特別演出として、1日約45万個のしゃぼん玉が登場する「しゃぼん玉イルミネーション」が、星々の誕生から輝き、それらが爆発して星くずになるまでの宇宙の姿を表現する。■篠原さん&西島さん、今年のクリスマスはどう過ごす?篠原さん、西島さん、そして来泉ちゃんの3人が揃って、点灯ボタンを押すと、あたり一面をイルミネーションの光が青く照らし、周囲で見守るファンからも思わずため息が。クリスマスが近づくと、必ず東京ミッドタウンに足を運ぶという篠原さんは「いつもは遠くから見ているので、この場に立っていられるのは、とても贅沢ですね」とうっとりした様子。しゃぼん玉が飛ぶ演出についても「メルヘンチックですね」と声を弾ませた。西島さんも「星空と宇宙という感じで、感動しました。本当にきれいですね」と感激しきり。ちなみに今年のクリスマスの予定を聞かれると、篠原さんは「お友だちや家族、みんな集めてパーティを計画しています」。西島さんは「さっき、マネージャーに確実に仕事だと言われたので(笑)、帰り道にミッドタウンの前を通って、クリスマス気分を味わいたい」のだとか。来泉ちゃんは、姉と一緒にクリスマスケーキを作るのが楽しみだといい「サンタさんには、キラキラした文房具をお願いしたい」と話していた。■篠原さんの熱演が話題集める『人魚の眠る家』がいよいよ公開!東野氏の作家デビュー30周年を記念して執筆され、発売からわずか1か月で27万部を超えるベストセラーとなった同名小説を堤幸彦監督が映画化。すでに離婚が決まっていた薫子(篠原さん)と、会社経営者の夫・和昌(西島さん)のもとに、娘の瑞穂(来泉ちゃん)がプールで溺れ、意識不明になったという知らせが届く。医師から脳死を宣告されるなか、夫婦は「脳死を受け入れ臓器を提供するか、心臓死をただ待つか」という究極の二択を迫られる。西島さんは、3度目の共演となる篠原さんの熱演を「圧倒されました」とふり返っていた。『人魚の眠る家』は11月16日(金)より全国にて公開。「MIDTOWN CHRISTMAS 2018」は12月25日まで開催される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年11月13日「2018年は挑戦の年であり、転機の年でした」と語った女優・篠原涼子。その言葉通り、夏には13年ぶりとなる舞台「アンナ・クリスティ」で主演を務めると、映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』でも存在感ある演技を披露し、大きな話題を呼んだ。そんな彼女の2018年を締めくくる作品が、映画『人魚の眠る家』だ。本作で篠原さんは、愛娘が不慮の事故で意識不明になってしまう母親役を熱演。劇中で見せた鬼気迫る芝居は、観ている人の心を大きく揺さぶるほど圧倒的だった。自身も2児の子を持つ母親だけに「オファーには躊躇した」と胸の内を明かした篠原さんが、女優として、母親として本作から得たことについて語った。演じるのではなく、役として生きた現場愛する娘が突然、意識不明のまま病院に搬送され、医師から「脳死の可能性が高く、回復の見込みはない」と宣告されてしまう――。東野圭吾の原作を手にした篠原さんは、あまりにシビアな展開に、娘の母親・薫子役のオファーをすぐに受け入れられなかった。「私自身にも子どもがいるということもあり、この作品に携わったことで、息子たちになにか起こったらどうしようという気持ちがぬぐえなかった。どうしても躊躇してしまう弱い自分がいました」。一方で、原作のなかに描かれている薫子は、難易度は高いものの、母親としてさまざまな感情を表現できる、非常にやりがいのある人物だ。篠原さんも「こんなに素晴らしい原作の映画化。しかも薫子という女性には強さも弱さもあり、表現方法は無限にあると思えるほどの役柄。女優という仕事をやらせていただいているうえで、飛び込むべき作品だなと思った」と、長い女優人生のなかでも、なかなか巡り合えない役柄だということは、本能的に感じていたという。多くの葛藤のなか出演を決心した篠原さん。台本を読んでいる段階から、涙が止まらなくなることが多く、リハーサルでも感情が抑えられなくなるほど、薫子という女性に感情移入した。以前から篠原さんは“演じようと思って演技をすること”が嫌いだと話していたが、本作では「演じているというより、薫子さんを生きていた」という感覚に陥ったという。原作、脚本、堤幸彦監督、現場スタッフ、共演者の熱い魂が、いい意味で篠原さんに“圧力”としてのしかかってきた。「こんな現場ははじめてかもしれません」と撮影を振り返っていた。見事なまでに薫子を演じ切った篠原さん。自身の役への理解度はもちろんだが、「とにかくたくさんの角度から料理していただきました」と語っていた堤監督の丁寧な演出、夫役として対峙した西島秀俊、さらには薫子を支える技術者・星野を演じた坂口健太郎ら共演者の存在も、難役をまっとうするうえでは大きな支えとなった。「西島さんとは過去に何度も共演しているのですが、とても明るくチャーミングな方。年齢も近いですし、どちらも子を持つ親として、今回はいろいろな話をさせていただきました。仕事に向き合う姿勢にカリスマ性があって、とても素敵です。坂口さんは弟のような可愛らしさがある男性ですね。彼が現場に入ると雰囲気が変わる。肉眼で見る坂口さんも素敵なのですが、映像として映る彼は、どこの角度から撮っても大丈夫な人。オーラのある俳優さんです」。子どもと過ごす当たり前の日常の大切さを実感究極の母の愛が描かれている本作。自身も2児の母である篠原さんにとって、子どもの存在とはどんなものなのだろうか――。「勇気をもらえますね。自分と血の繋がった存在ができたということで『一人じゃないんだ』と思えるようになりましたし、見本にならなければいけないという思いから、他者との接し方も変わってきました。仕事に対して湧き出てくる気持ちが、独身時代とはまったく違います」。特に本作では、実生活に近い役柄を演じているため、過去のどの作品よりも、自身の感情とシンクロする部分は多かった。映画を通して“当たり前”だと思っていたことが「そうではないんだ」と痛感したという。「この役を演じてみて、いま自分が子どもを育てている環境が、いかに幸せなことなんだと実感しました。うちの子は朝になれば目を覚ますし、元気でご飯も食べます。わんぱく過ぎてわがままを散々言うので『うるさい!』と思うこともありますが、(篠原さんの娘役の)瑞穂は目を覚まさないし、会話もできないんですよ。なにかと比較することではありませんが、日々の日常に感謝する気持ちが強くなりました」。劇中の薫子は、シビアな現実に対して、やり方について賛否はあるかもしれないが、ある信念のもと突き進む芯の強さを見せる。堤監督からも薫子を演じる際、「芯の強さ」を意識するように声を掛けられた。「私自身は、困難があっても『これが人生なんだな』と思い、前向きに発想を転換していくタイプなんです。もちろん、劇中の薫子のような厳しい立場を経験したことはありませんけど」。こうした篠原さんのパーソナルな“強さ”が薫子というキャラクターの節々に垣間見えるからこそ、観ている方はしっかりと感情移入できるのだろう。45歳篠原涼子、まだまだ挑戦物語のスタートから、クライマックスまで、スクリーンには常に張り詰めた空気が漂っているが、篠原さんが演じた薫子からは、希望や絶望、母性、狂気…という感情が見え隠れする。これまで数多くの作品に出演し、多くの評価を受けてきた篠原さんだが、本作は確実に彼女の代表作の一本となるだろう。前述したように、2018年は非常に質の高い作品が続けて公開、上演された。本人は「たまたまタイミングが重なった」と偶然性を強調していたが「40代になって、自分のなかで表現したいと思っていることが、多くの人に感じとってもらえるようになった」と手ごたえを感じている部分はあるという。それでも満足することは決してない。「まだまだ挑戦したいことはたくさんあります。歌でもトークでも、絵でも踊りでも…。なにかをやることが次のなにかに繋がる。自分を掻き立てて、身につけることで、もっと多彩な表現していきたい」と貪欲に未来を見据えていた。(text:Masakazu Isobe/photo:You Ishii)■関連作品:人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年11月12日上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務める日本テレビ系「おしゃれイズム」の11月11日(日)今夜放送回に、女優の篠原涼子がゲスト出演。意外なプライベートなどを語ってくれる。歌手から女優へと転身。「アンフェア」シリーズや「ハケンの品格」などで同世代のシンボリックな存在となると、最近は一人二役で親子を演じた「愛を乞うひと」や主婦から議員になっていく女性を演じた月9「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」などでさらなる進化をみせ、この夏には自身がメガヒットアーティストとなるきっかけとなった小室哲哉プロデュース楽曲をふんだんに使用し、90年代に青春を謳歌した女子高生の仲良しグループを描いた『SUNNY 強い気持ち・強い愛』が公開され、25年以上にわたるその業績が改めて脚光を浴びた篠原さん。そんな人気女優の篠原さんが今回は、“大食い動画でダイエット”“わんぱく盛りの息子たちとケンカの日々”など意外な休日の過ごし方を公開。こだわりの“洗濯モノのたたみ方”や“インスタ映え必至手料理”なども紹介されるという。また11月16日(金)に公開を控える『人魚の眠る家』で俳優・西島秀俊が篠原さんに勘弁して欲しいことを暴露するほか、番組MC・藤木さんとの爆笑ドライブデートなど、篠原さんの素顔が満載の30分になっている。篠原さんが主演を務め、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈ら豪華キャストを共演に迎える『人魚の眠る家』は11月16日(金)より全国にて公開。「ガリレオ」シリーズや『ナミヤ雑貨店の奇蹟』など、数多くの作品が映像化されている人気作家・東野圭吾の原作小説を「トリック」「SPEC」シリーズなどで知られる堤幸彦監督がメガホンをとって映画化。愛する娘が不慮の事故に遭い、回復の見込みのない深い眠りについたことから当たり前の日常が一変する、ある家族の過酷な運命の物語を描くもので、篠原さんと西島さんが演じる夫婦の娘役で「この世界の片隅に」の晴美役も記憶に新しい子役・稲垣来泉が出演しているのも注目のポイントだ。「おしゃれイズム」は11月11日(日)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年11月11日日本を代表するミステリー作家であり、ヒットメーカーである東野圭吾。2018年上半期には、阿部寛が主演を務める人気シリーズ「新参者」の完結作『祈りの幕が下りる時』、櫻井翔が主演を努めた『ラプラスの魔女』が公開された。今後も累計100万部を突破した禁断のヒューマンミステリー『人魚の眠る家』(11月16日公開)、『マスカレード・ホテル』(2019年1月18日公開)、『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日公開)と、実写映画の公開を予定している。なぜここまで多くの東野圭吾作品が実写化されるのか、『人魚の眠る家』、『パラレルワールド・ラブストーリー』の両プロデューサーに話を聞いた。○ポイントは、描写の"イメージしやすさ"『人魚の眠る家』は、東野圭吾の作家デビュー30周年小説を堤幸彦監督が映画化。「娘の小学校受験が終わったら離婚する」と約束した仮面夫婦(篠原涼子、西島秀俊)の元に、ある日突然、「娘がプールで溺れた」という悲報が届く。意識不明の娘を前に、奇跡を信じる夫婦はある決断を下すが、そのことが次第に運命の歯車を狂わせていく。同作の新垣弘隆プロデューサーは、東野作品が多くの人の心を掴む理由として「観客や読者を惹きつける魅力的な主人公や登場人物、誰もが共感しやすい普遍的なテーマ設定、新鮮かつ斬新なオリジナリティ、先の読めない展開の連続、想像を超える結末……」と魅力を羅列。「どの作品においても120分の映画が必要な要素を全て兼ね備えているだけでなく、情景描写や心情描写が非常にリアルかつ繊細なので、読みながら映像として読者がイメージしやすく映像化を期待したくなる、さらなる知的好奇心を刺激する表現方法が、小説でも映像でも愛され続ける理由の一つではないかと考えます」と答える。一方、『パラレルワールド・ラブストーリー』は、敦賀崇史(玉森裕太)を主人公に、憧れの女性・津野麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの三輪智彦(染谷将太)と付き合う世界と、麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進む。崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく……という、ファンタジックな設定だ。同作の石田聡子プロデューサーは「誰もが惹きつけられるような魅力的なキャラクターに、思いがけない展開、右脳と左脳が同時に刺激されるような圧倒的なエンターテイメント性」と、新垣プロデューサーと同様に東野作品の魅力を挙げる。「中でも作り手を引きつける大きな理由の一つとして、作品を読んでいるうちに自然とその世界に入り込み、その光景・情景を思い浮かべることができるリアルさ、という点があげられるのではないかと感じる」と、やはり描写のイメージしやすさがポイントとなっているようだ。しかし、石田プロデューサーは「だからこそ、読者が小説を読んだ際に思い描く【リアリティ】に負けないように、そこに更なる【映像ならでは】の新しい提案ができるかどうか、というところが、映像化する上での大きな挑戦であり、作り手側の楽しみと勝負のしどころではないかと思う」と、難しさとやりがいについても語った。『人魚の眠る家』新垣プロデューサーはまた、「原作は本当に緻密に計算された上で、物語やキャラクターが構成されているので、原作が持つ大切なテーマやエッセンスをしっかりと包含しながら、小説だからできること(活きること)を映像的な表現方法に効果的に落とし込んで、魅力を足していくことを心がけました」と、映像化ならではの見どころを語る。さらに「実は、映画『人魚の眠る家』には、東野先生と相談する中で、アイディアをもらい創作した原作にはないシーンがあります。映画ならではの映像美を活かしたオリジナルシーンが撮影できました」と、自信を見せた。
2018年11月09日日本テレビ開局65年記念舞台『魔界転生』が東京・明治座にて11月27日(火)まで上演中。その開幕に先がけ、11月1日に囲み取材、2日にゲネプロが行われ、取材には出演者の上川隆也、溝端淳平、高岡早紀、浅野ゆう子、松平健と演出の堤幸彦が出席した。【チケット情報はこちら】本作は、山田風太郎の人気小説を原作に、マキノノゾミが脚本、堤幸彦が演出を手掛けるエンターテインメント時代劇。堤は「斬新な試みも多々入れ込み、役者の皆さんには相当な負担をおかけしたかと思いますが、皆さん軽々と乗り越えまして。非常に楽しい、見応えのある舞台になっております」と話した。約1か月に渡る福岡・博多座での公演を終え、明治座での開幕を目前に控えた主演の上川は「博多座での勢いはそのままに、この物語を育んでいきたい。笑いあり、涙あり、アクションありの舞台を、ぜひ劇場で体感してください」と意気込んだ。「島原の乱」で敗れた16歳の総大将・天草四郎(溝端)が“魔界転生”という死者再生の術によって蘇り、剣豪・柳生十兵衛(上川)らと戦いを繰り広げていく物語。堤ならではのつくり込まれた映像や、豪華な舞台装置、ワイヤーアクションも盛り込まれた殺陣も華やかで、エンターテインメント性の高い作品だが、それと同時に、会見で上川が「私の演じる十兵衛をはじめ、人間らしさに溢れたキャラクターが数多く登場する舞台です。笑いもあれば涙もある、そんな物語に仕上がっています」、溝端も「天草四郎という少年が現世に蘇った最終的な目的は何だったのか、四郎は何を求めていたのかというのは作品のキーだと思います。彼の人となりが出るところは、ぜひ注目していただけたら」と語ったように、人間ドラマもしっかりと見せる作品に仕上がっている。また、浅野が「上川さんと松平さんのクライマックスの殺陣が素晴らしい。1番の見どころだと思います」と絶賛する、ふたりのひと振りひと振りに込められた想いも伝わる美しい殺陣をはじめ、豪華キャスト陣のここでしか見られない競演もぜひ注目したい。さらに、この中では若手となる村井良大や松田凌、玉城裕規、木村達成らもそれぞれが存在感を放ち、テンポのいい掛け合いや、笑いのシーン、アクションシーンなど好演。登場人物ひとりひとりが魅力的に描かれ、物語がより深まっていた。松平が「上川さんを筆頭として一座のチームワークも固まってきたと思います。その成果をこの明治座で観ていただきたい」と語る本作は、11月27日(火)まで東京・明治座にて上演中。取材・文:中川實穗
2018年11月05日その衝撃的な内容に話題沸騰となり、累計100万部に迫るベストセラーとなっている東野圭吾原作の小説を映画化した『人魚の眠る家』。西島秀俊は、現在公開中の『散り椿』、『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』に続いて、11月16日(金)に公開を控える本作で過酷な運命に翻弄される父親を演じており、出演作品の公開ラッシュとなっている。■北野武、黒沢清、堤幸彦…名だたる映画監督から熱視線!9月には、木村大作監督の『散り椿』で岡田准一演じる主人公の親友であり、かつての恋敵でもあった頭脳明晰な侍、10月には、波多野貴文監督の『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』で笑顔全開、“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ遊園地スタッフに、そして『人魚の眠る家』では妻(篠原涼子)との夫婦仲が冷え切っている中、最愛の娘が不慮の事故で意識不明になる父親を演じており、3作品すべてで異なる顔を見せている。繊細な演技、かつストイックな役作りには定評があり、若手の頃から実力派として活躍してきた西島さん。『ニンゲン合格』(99)で初主演として起用されてから4度もタッグを組んでいる黒沢清監督や、主演を務めた『Dolls(ドールズ)』(02)の北野武監督など、世界的監督からの信頼も厚い。そして本作『人魚の眠る家』でメガホンをとるのは、『TRICK』シリーズや『SPEC』シリーズなどエンターテイメント作を放つ一方、『天空の蜂』など骨太な人間ドラマも手がける堤幸彦監督だ。先日の東京国際映画祭で開催されたワールドプレミアでは、堤監督自ら、「本来なら監督という立場上、客観的に冷静にみないといけないと思っていますが、この作品はお芝居を見るなり、冷静に見ることはできなくなりました。それほど人の心を動かす力があると思います」と主演の篠原さんをはじめ鬼気迫る演技を披露した俳優陣に賞賛のコメントを寄せており、彼らの熱演ぶりには多くの期待が寄せられている。■篠原涼子、お互い親になったからこそ「入り込めるのかな」娘が意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦が下す決断と苦悩を描く、衝撃と感涙のヒューマンミステリーである本作。西島さんが演じる播磨和昌は、篠原さん演じる薫子の夫であり、IT機器メーカーの2代目社長であり、子を想う親として妻の常軌を逸した姿に苦悩していく父親という役まわり。本作のプロデューサーである新垣氏は、「オーナー企業の社長としての風格とインテリジェンスを持ち、篠原さん演じる薫子の行動に翻弄されながらも、それをしっかりと受け止め、さらに孤独な人間の苦悩を演じられるのではないか」と、年齢を重ねてますます深みを増す西島さんの演技がキャスティングにつながったことを明かしている。さらに、ドラマも含めると3度目の共演とある篠原さんは、本作での西島について「今回、シーンごとに涙を流しながら演技に臨まれていて。私もですが、西島さんも実際、親になられたので、そんな気持ちで入り込めるのかな」と語る。実際に家庭を持った西島さんが子を守りたい父親として、妻の行動に翻弄され、困惑し、苦悩しはじめる夫としてスクリーンで見せる演技は必見だ。特に完成披露挨拶でも度々話題にあがった、本作のクライマックスシーン。感情を爆発させ、衝撃の行動に出た薫子を圧倒的な迫力で演じた篠原さんに、西島さん演じる和昌はどのように向き合うのか。ますます深みを増した西島さんの熱演にも注目していて。『人魚の眠る家』は11月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年11月03日10月6日から公演している日本テレビ開局65年記念舞台『魔界転生』の記者会見が11月1日、東京・日本橋浜町の明治座で行われ、上川隆也、溝端淳平、高岡早紀、浅野ゆう子、松平健、演出の堤幸彦らが出席した。日本テレビ開局65周年、読売テレビ開局60周年記念として公演される同舞台の原作は、 これまで何度か映像化されてきた山田風太郎の伝奇小説『おぼろ忍法帖』。島原の乱で殺された天草四郎(溝端淳平)が死者再生の術によって蘇り、現世での怨念を晴らそうとする歴史上の人物たちと幕府滅亡を図るが、彼らの野望を阻止すべく柳生十兵衛(上川隆也)が立ち向かう、というストーリーとなっている。11月3日から東京・明治座でスタートする東京公演を前に、この日は報道陣向けの公開舞台稽古が披露された。座長の上川は「福岡や九州の皆さんに歓迎と温かい歓待をいただき、お喜びいただけたという実感が持てた1カ月でした。その勢いを東京に持ち込みつつ、よりこの物語を育んでいきたいと思います」と意気込み、天草四郎役の溝端も「歴史ある明治座の舞台に出ることは非常に光栄なことです。日々成長して変化を恐れず、きっちりと締めて良いものをお客さんに届けたいですね」と気合十分。淀殿役の浅野は「私は魔物役で、リアクションをいただくと魔物力が増していき、メイクも魔物的になってきました。『淀殿は化けて出てきそうな方だから』というセリフがあるんですけど、そのセリフで初日から笑っていただけました」と満足そうで、「淀殿というより浅野ゆう子が化けて見えるイメージで魔物力に力が入っています。明治座ではさらに魔物を極めていきたいですね」とさらなる"魔物力"に意欲を見せていた。座長の上川は、意外にも松平健とは同舞台が初共演となる。「懐の深さやお芝居の変幻さも含め、僕が想像していた以上のものがあります。松平さんとご一緒させていただく時間は一秒でも色んなものを吸収して背中を見ていこうと思っています」と尊敬の眼差し。対する松平は「上川さんを筆頭にチームワークが固まってきましたよ」と手応えを掴んでいるようで、「その成果を明治座で見ていただきたいですね」と東京公演が待ち遠しい様子だった。舞台『魔界転生』は、11月3~27日(7・14・21日は休演)に東京・明治座、12月9~14日に大阪・梅田芸術劇場メインホールでそれぞれ上演される。
2018年11月02日元AKB48で女優の川栄李奈が29日、第31回東京国際映画祭の新設部門「GALAスクリーニング」作品として東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでワールドプレミア上映された映画『人魚の眠る家』(11月16日公開)のレッドカーペットイベントと舞台挨拶に、主演の篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、山口紗弥加、田中泯、堤幸彦監督と共に登壇。デコルテと背中部分がシースルーになった黒いドレスで上品に肌見せした。東野圭吾の作家デビュー30周年小説『人魚の眠る家』を堤幸彦監督が映画化した同作。娘がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦・薫子(篠原)と和昌(西島)が下す決断と苦悩を描く。六本木ヒルズアリーナで行われたレッドカーペットイベントでは、ステージ上の大スクリーンに予告編が流れた後、スクリーンが開いてキャストが登場。駆け付けた観客から大歓声が沸き起こった。和昌が経営する会社に勤務する研究員・星野祐也(坂口)の恋人・川嶋真緒を演じた川栄は「私自身、この映画を見て本当に号泣してしまって、こんな素晴らしい作品に自分が交じってみなさんとお芝居できたことを本当に光栄に思います」と感慨深げに語り、「クライマックスのシーンでは、みなさんの熱量がスクリーンからも伝わってきて、涙腺が崩壊するっていうのはこういうことなんだと思って泣いてしまいました」と大号泣したことを明かした。川栄があいさつすると観客から「かわいい!」という声援が。ステージでのトーク終了後には、ほかのキャストとともにファンが待つエリアに移動し、熱い声援が飛び交う中、サインなどファンサービスを行ってファンを喜ばせた。ステージ降壇時には、恋人役の坂口がエスコート。「キャー!」という悲鳴のような歓声が上がった。31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木などで開催。今年新設された「GALAスクリーニング」は、オープニング、クロージング作品と並び、映画祭のハイライトとして注目してほしい作品をセレクトしたもの。GALA(ガーラ)には「祝祭」「特別な催し」という意味がある。
2018年10月30日第31回東京国際映画祭の新設部門「GALAスクリーニング」作品に選出された映画『人魚の眠る家』(11月16日公開)のワールドプレミア・レッドカーペットイベントと舞台挨拶が29日、東京・六本木で行われ、主演の篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、田中泯、堤幸彦監督が出席。篠原は、胸元が開いたセクシーなドレスで観客を魅了した。東野圭吾の作家デビュー30周年小説『人魚の眠る家』を堤幸彦監督が映画化した同作。娘がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦・薫子(篠原)と和昌(西島)が下す決断と苦悩を描く。お披露目を迎え、篠原は「すごくこの日を楽しみに待っていました」と感激。「本当に感動できる作品。自分で言ってしまうのはあれかもしれないですが、自信をもってお届けできる、涙が止まらなくて嗚咽になってしまうくらい衝撃的な作品」と熱くアピール。「前の日にセリフの練習をしようと台本を開くんですが、本当に涙が出て感情移入しちゃって、涙を出し過ぎると翌日目が腫れてしまうので抑えめにしたりして、そういうところが難しかったです」と打ち明けた。夫役の西島とは、ドラマ『溺れる人』『アンフェア』に続いて3度目の共演。お互い結婚してからは初の共演となり、篠原は「お互いがプライベートで本当に家族を持って夫婦の役をやるのは初めて。内容も実生活と重なるので、いろんな話をしましたし、すごく考えさせられるものがありました」と話した。また、西島について「深みが増してますますダンディになって色気がムンムンで、日比谷にすごい素敵な(西島の)写真があるんですけど、ずっと見ちゃいました! でも近々会えるから生でいっぱい見てやろうと思いました」と色気を絶賛すると、西島は照れ笑い。一方、西島は篠原について「篠原さんがご結婚されてお子さんが生まれて、実人生で積み重ねてきたことでの重みというか、演技の深さはすごく感じました」と語った。31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木などで開催。今年新設された「GALAスクリーニング」は、オープニング、クロージング作品と並び、映画祭のハイライトとして注目してほしい作品をセレクトしたもの。GALA(ガーラ)には「祝祭」「特別な催し」という意味がある。
2018年10月30日元AKB48で女優の川栄李奈が29日、第31回東京国際映画祭の新設部門「GALAスクリーニング」作品として東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでワールドプレミア上映された映画『人魚の眠る家』(11月16日公開)の舞台挨拶に、主演の篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、山口紗弥加、田中泯、堤幸彦監督と共に登壇。坂口の恋人役として「菩薩のような優しさ」を意識したことを明かした。東野圭吾の作家デビュー30周年小説『人魚の眠る家』を堤幸彦監督が映画化した同作。娘がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦・薫子(篠原)と和昌(西島)が下す決断と苦悩を描く。川栄は「この作品を見て号泣してしまった。それと同時に、こんなに素晴らしいキャストのみなさんと一緒にお芝居をできたことを本当に光栄に思います」と感慨深げにコメント。また、「お母さんに絶対に見てほしいと思って『見てね』と連絡し、今日お母さんも来ているので、泣いて帰ってくれたらうれしいです」と少し照れながら母親が来ていることを明かし、「私が出た映画を完成披露で見せるのが親孝行だとマネージャーさんに言われたので毎回呼んでいます」と話した。川栄が演じたのは、和昌が経営する会社に勤務する研究員・星野祐也(坂口)の恋人・川嶋真緒。和昌から最先端技術を娘の治療に活かせないかと相談を受け、前例のない延命治療に没頭していく星野を心配する役どころだが、「監督に『菩薩のような優しさの人間。優しさを持ってください』と言われたので、そこは意識していました」と演じる上で意識していたポイントを語った。恋人役の坂口については「ちょっとおちゃめなんです。第一印象だとクールなのかなと思っていたんですが、しゃべっていくと…。すごい話しやすかったです」とコメント。また、2人でもんじゃ焼きを食べるシーンの裏話として「坂口さんがガチでめちゃめちゃ食べていました。カットかかっても食べていました」と暴露すると、坂口は「おいしくて」と笑っていた。左から堤幸彦監督、田中泯、坂口健太郎、篠原涼子、西島秀俊、川栄李奈、山口紗弥加31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木などで開催。今年新設された「GALAスクリーニング」は、オープニング、クロージング作品と並び、映画祭のハイライトとして注目してほしい作品をセレクトしたもの。GALA(ガーラ)には「祝祭」「特別な催し」という意味がある。
2018年10月29日東野圭吾の作家デビュー30周年を記念し、出版されたベストセラーの映画化『人魚の眠る家』のGALAスクリーニングが10月29日(月)、「第31回東京国際映画祭」内にて行われ、主演の篠原涼子、西島秀俊らが舞台挨拶に登壇した。■篠原涼子、西島秀俊は「ますますダンディになって、色気がむんむん」映画では初共演だが、これまで二度、作品で共演している篠原さん&西島さん。お互いが結婚し、家庭を持ってからは初めての共演となった。「変わったな」と思うところはあるかという問いに、「実際、篠原さんがご結婚されてお子さんが生まれて、実人生で積み重ねてきたことでの重みというか、演技の深さはすごく感じました。特に今回は家族、子供についての話なので、篠原さんの実人生ごと役に向かっていったのかなと個人的に感じています」と真剣に語った西島さん。一方、篠原さんは「西島くん、深みが増して、ますますダンディになって、色気がむんむんで!日比谷にすっごい素敵な(西島さんの)写真があるからずっと見ちゃったんです。でも近々、会えるから生でいっぱい見てやろう、と思いました(笑)」と、宣言通り西島さんを“ガン見”。西島さんはTIFFの英語通訳者に向かって、「訳さなくていいですよ(笑)!」と慌て伝えながらも、大笑いで応えていた。『人魚の眠る家』は、篠原さんと西島さんが映画初共演で夫婦役に挑む、衝撃と感涙のヒューマンミステリー。離婚寸前の夫婦(篠原さん・西島さん)のもとに、「娘がプールで溺れた」と突然のしらせが届く。急いで病院に駆けつけるも、愛する我が子は意識不明のまま回復の見込みはないと医師に告げられる。状況を受け止めきれず、奇跡を信じる夫婦は、ある決断を下すことにするが、その行為こそが次第に運命の歯車を狂わせていく。■坂口健太郎も、西島秀俊に陶酔!?シリアスなシーンが展開される映画の内容だが、撮影の中で楽しい思い出があるかと聞かれた登壇陣。坂口健太郎は、「家の中でのシーンのときに、子役の子たちがいて。カットがかかると、篠原さんと西島さんが実の親のように、子役の子たちと一緒にはしゃいだり、ダンスしたりしていた。僕は見ているのが楽しくて」と微笑む。さらに、「西島さんはお父さん(役)だし、僕も西島さんになついてる!」と篠原さんばかりか、坂口さんからもラブコールを受け、照れっぱなしの西島さんだった。GALAスクリーニングには、そのほか、川栄李奈、山口紗弥加、田中泯、堤幸彦監督が出席した。『人魚の眠る家』は11月16日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年10月29日第31回東京国際映画祭の新設部門「GALAスクリーニング」作品に選出された篠原涼子主演の映画『人魚の眠る家』(11月16日公開)のワールドプレミア・レッドカーペットイベントが29日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催され、篠原、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、堤幸彦監督が登場。篠原は、夫で俳優の市村正親の一言に背中を押されて同作への出演を決めたことを明かした。東野圭吾の作家デビュー30周年小説『人魚の眠る家』を堤幸彦監督が映画化し、篠原と西島が映画初共演で夫婦役に挑んだ同作。娘がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦・薫子(篠原)と和昌(西島)が下す決断と苦悩を描く。篠原は「とても切ない話。東野圭吾さんのミステリー小説ということで、謎めいたミステリアスなところが描かれたハラハラドキドキする、最後まで緊張感漂う見応えのある作品になっています」と作品の魅力をアピール。「ぜひ期待してご覧になっていただきたいと思います」と呼びかけた。また、夫・市村正親の一言で出演を決意したことを告白。「いろんな思いがありましたけど、最後は主人が背中を押してくれて、『こんなに素晴らしい作品は読んだことがない。こんないい作品をやらないのは損だよ』と言われて、その一言で心が揺れ動かされてやってみようと思った」と明かした。左から堤幸彦監督、山口紗弥加、西島秀俊、篠原涼子、坂口健太郎、川栄李奈31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木などで開催。今年新設された「GALAスクリーニング」は、オープニング、クロージング作品と並び、映画祭のハイライトとして注目してほしい作品をセレクトしたもの。GALA(ガーラ)には「祝祭」「特別な催し」という意味がある。
2018年10月29日篠原涼子と西島秀俊が映画初共演となった『人魚の眠る家』のワールドプレミア・レッドカーペットイベントが10月29日(月)、「第31回東京国際映画祭」内にて行われ、篠原さん&西島さん、堤幸彦監督らが華やかな装いで歩いた。■篠原涼子が告白「主人が背中を押してくれた」全編、娘を想う篠原さんの迫真の演技が光るが、特にクライマックスシーンでは狂気にも似た様相に圧倒される。オファーされたとき、躊躇したという篠原さんは、「いろいろな想いがありました。一番最後は、主人(市村正親)が背中を押してくれた。“こんなに素晴らしい作品は読んだことがない。こんないい作品をやらないのはすごい損”と言われて、心が揺り動かされて」と出演の経緯を明かし、「自分でもいいチャンスに出会えた、この作品を逃したら大変もったいないと思ったので、逆にやらせていただきたいと思いました」と話した。『人魚の眠る家』は、作家生活30年を経て、東野圭吾がたどり着いた同名ミステリーを映画化。離婚寸前の夫婦(篠原さん・西島さん)のもとに、「娘がプールで溺れた」と突然のしらせが届く。急いで病院に駆けつけるも、愛する我が子は意識不明のまま回復の見込みはないと医師に告げられる。状況を受け止めきれず、奇跡を信じる夫婦は、ある決断を下すことにするが、その行為こそが次第に運命の歯車を狂わせていく。■篠原さんの演技に各キャスト絶賛!篠原さんの怪演に負けず劣らず、各キャストも渾身の芝居を見せた。しかし、口を開けば、篠原さんへの賛辞が止まらない。旦那を演じた西島さんは、「最初の段取りの段階で篠原さんがずっと号泣していて。篠原さんをはじめ、みんな本当に集中力がすさまじく、子役の子もカットがかかっても泣きっぱなしで。みんなで慰めるくらい、異様なのめり込んだ現場になっていました」と、その熱気を伝える。共演の坂口健太郎は「現場がすさまじく濃かった。どんどん精神が没入していく不思議な現場でした」とし、川栄李奈は「クライマックスのシーンでは、皆さんの熱量がスクリーンから伝わってきて、“涙腺が崩壊する”のはこういうことかってくらい、本当に泣いちゃいました」とそれぞれの演技を絶賛。篠原さんの妹役となった山口紗弥加は、「薫子さん(篠原さん)のためにため込んだ感情の爆発を見て、息ができなくなった瞬間があって…くらくらして、めまいすら起こしちゃうような。とにかく素晴らしくて、今思い出しても目頭が熱くなる感じでした」と、じっと篠原さんを見つめ微笑み合った。『人魚の眠る家』は11月16日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年10月29日第31回東京国際映画祭の新設部門「GALAスクリーニング」作品に選出された映画『人魚の眠る家』(11月16日公開)のワールドプレミア・レッドカーペットイベントが29日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催され、篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、堤幸彦監督が登場。坂口に対して「健ちゃーん!」と大歓声が沸き起こった。東野圭吾の作家デビュー30周年小説『人魚の眠る家』を、堤幸彦監督が映画化した同作。篠原涼子と西島秀俊が映画初共演で夫婦役に挑み、娘がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦・薫子(篠原涼子)と和昌(西島秀俊)が下す決断と苦悩を描く。スクリーンに予告映像が流れた後、6人がステージに姿を現すと、会場の熱気は一気にヒートアップ。特に、「健ちゃーん!」「健太郎!」と坂口への歓声がすごく、MCを務めたフジテレビの笠井信輔アナが、「すいません、ちょっと黙ってもらっていいですか。先に進めたいので」と優しくお願いする場面もあった。坂口があいさつする場面でも、再びファンから「健ちゃーん!」「かっこいい!」と大声援が送られ、坂口は「ありがとうございます」と照れ笑い。そして、「今回ワールドプレミアということで、みなさんにこの作品が届けられてすごくうれしいです」と喜びを語り、「この作品を見たときにいろんな感情が自分の中に残って、みなさんにもいろんな感情で見ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木などで開催。今年新設された「GALAスクリーニング」は、オープニング、クロージング作品と並び、映画祭のハイライトとして注目してほしい作品をセレクトしたもの。GALA(ガーラ)には「祝祭」「特別な催し」という意味がある。左から堤幸彦監督、山口紗弥加、西島秀俊、篠原涼子、坂口健太郎、川栄李奈
2018年10月29日