教育と探求社は、高校の教員や教育関係者を対象としたウェビナー「探求型人材が日本の未来を拓く ―中高から大学、社会へとつながる野性味ある学びとは―」を2023年11月2日にオンラインで開催いたします。このウェビナーでは、教育で日本の未来を変革するための議論と最新情報を提供します。探求型人材が日本の未来を拓く教育と探求社は、19年にわたり、探究学習を開発・普及させてきました。主体性と創造性を育む様々なプログラムを学校現場に届けてまいりました。学習指導要領が変わり、探究学習は着実に広まりつつあります。しかし、大学受験という壁を越えるために、生徒たちがせっかく身につけ始めた野性味ある学びが抑制され、受験のプロセスのなかで、過度に既存のルールや現在の社会に適合した人材が生み出される傾向があります。このシンポジウムでは、中学から高校、大学までの連続性を保ちながら、野性味を失わずに知識と専門性を習得する方法に焦点を当てています。<本ウェビナーのホスト 宮地 勘司のコメント>「失われた30年」と呼ばれる時代を超えても、日本の変革は遅々として進んでいません。世界が急速に変化し、新たなチャレンジに向かう他国と比べて、日本人は変化を恐れがちで、未来への自信を失いつつあります。このウェビナーでは、私たちが内に秘めた「野性味」を取り戻し、よりすばらしい未来を築くためには、教育を変革する必要があるという視点を共有します。■企画概要◯日程2023年11月2日(木)19時00分~20時30分◯形式Zoomウェビナーによるオンラインセミナー◯テーマ探求型人材が日本の未来を拓く ―中高から大学、社会へとつながる野性味ある学びとは―◯対象教育関係者、高校の先生など(約100名)◯内容 (予定)◎キーノートスピーチ「想定外と板挟みの時代における大学教育とは?」登壇者 鈴木 寛氏(東京大学 教授、慶應義塾大学 特任教授、社会創発塾塾長)◎トークセッション「大学における探究学習の今とこれから」モデレーター :鈴木 寛氏パネリスト :伊藤 羊一氏(武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 学部長、Musashino Valley 代表、LINEヤフーアカデミア 学長、Voicyパーソナリティ)パネリスト :岩田 千栄美氏(桃山学院大学 ビジネスデザイン学部 特任講師)パネリスト :早田 吉伸氏(叡啓大学 ソーシャルシステムデザイン学部 教授、産学官連携・研究推進センター長、県立広島大学大学院 経営管理研究科(HBMS) 教授)ホスト :宮地 勘司(株式会社教育と探求社 代表取締役社長、一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ 代表理事)◯主催株式会社教育と探求社このウェビナーは、教育に情熱を持つ方々、探求学習の実践に取り組む教育者、そして教育が未来にどのように影響を与えるかに関心を抱く先生方の参加をお待ちしています。参加登録および詳細情報はウェビナー専用Peatixページでご確認いただけます。 ■教育と探求社の紹介教育と探求社は「自分らしく、生きる。」という理念のもと、さまざまな教育事業を手がける会社です。メイン事業として、現実社会を題材に“生きる力”を育む中高向けの探究教育プログラム「クエストエデュケーション」を提供しています。「クエストエデュケーション」は2004年の創業以来約2,000校で導入され、合計36万人の生徒が学んでいます(2023年3月現在)。代表取締役社長:宮地 勘司創業 :2004年11月資本金 :1億6,338万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月31日インクルーシブ教育システムとはインクルーシブ(inclusive)とは「包摂的な」「包み込む」という意味を持っており、インクルーシブ教育とは「誰も排除せず、すべてを包み込む教育」とされています。現在の日本の学校ではマジョリティ(多数派)の子ども中心のつくりとなっています。例えば、障害のない子ども、シスジェンダー(生まれたときの性別と自分が自認している性別が一致している)の子ども、家庭環境が安定している子どもなどです。しかし、実際の社会の中には障害のある子ども、性的マイノリティの子ども、外国にルーツのある子ども、社会的養護が必要な家庭の子どもなどもいます。そのようなマイノリティ(少数派)の子どもたちが排除されないように、マジョリティ、マイノリティ関係なく誰もが当たり前に通常の学校に通えるように教育システムを変えていくことがインクルーシブ教育においては必要です。日本では、障害者の権利に関する条約を踏まえて、インクルーシブ教育システムの構築が進められています。インクルーシブ教育システムとは文部科学省でこのように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。引用:共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)概要|文部科学省このコラムでは、・インクルーシブ教育って?・インクルーシブ教育の実践例・合理的配慮の手順・インクルーシブ教育の課題・インクルーシブ教育を広めるために保護者ができることなど、インクルーシブ教育についてのギモンから、課題まで専門家の先生のアドバイスを交えてご紹介します。【専門家が回答】メリット、デメリットは?実践例や保護者ができることなどインクルーシブ教育を分かりやすく解説!ここからはインクルーシブ教育・インクルージョン研究者/一般社団法人UNIVA 理事の野口 晃菜先生にインクルーシブ教育についての質問にお答えいただきます。(質問)「インクルーシブ教育」という言葉を最近よく聞くようになりました。「みんな一緒に」という考え方ということなのでしょうか。一体どのようなものなのか分かりやすく教えてほしいです。(回答)多様な子どもがいることを前提とした教育です。教育の形を何も変えずに、ただ多様な子どもが同じ場にいるだけではインクルーシブ教育ではありません。インクルーシブ教育のためには、学校教育の在り方そのもの、例えば先生や子どもの人数、カリキュラム、学校経営や学級経営、授業づくりの在り方などを見直し、変革していく必要があります。Upload By 発達障害のキホン(質問)子どもに発達障害があり、「インクルーシブ教育」について関心があります。今世界や日本で実際に行われているインクルーシブ教育にはどのようなものがあるのでしょうか。(回答)通常の学級における授業のスタイルや学級経営のスタイルを、多様な子どもがいることを前提に変えている学校がたくさんあります。例えば、教科書を使って、先生が黒板に板書をして、一斉指導をするスタイルではなく、一人ひとり自分のペースに応じて学ぶ授業スタイルや、テーマに沿ったプロジェクト型学習を自分で計画して進めるスタイルの授業など。一人ひとりが違う興味関心があり、得意な学び方が異なり、休み時間の過ごし方も異なる、など、多様な子どもがいることを前提とした学級経営や授業づくりをした上で、個々に必要な合理的配慮をすることがポイントです。Upload By 発達障害のキホン(質問)子どもに発達障害があり、特性から学校で苦労していることが多くあります。このような場合インクルーシブ教育のために合理的配慮などをお願いできるのでしょうか。先生への伝え方や手順、あると役立つものなども教えていただけるとうれしいです。(回答)合理的配慮は、障害者差別解消法という法律において義務付けられています。ぜひ合理的配慮を学校に意思表明してください。お子さんの年齢や特徴にもよるかと思いますが、なるべくお子さんとどのような合理的配慮が学校であるとよいか、まずは話し合ってみてください。ポイントは、まずは学校においてお子さんが学ぶ上でのバリアがどこにあるのかを先生と話すこと。その上でそのバリアを解消するための合理的配慮について話し合うことです。もし学校側が保護者の方が提案した合理的配慮が難しいという場合、その理由を聞いてみてください。その上で、どのような合理的配慮であれば可能かを、ぜひ話し合ってみてください。可能であれば、その場に子どもさん自身が参加されることをお勧めします。担任の先生のみでなく、特別支援教育コーディネーターや管理職の先生にも同席をしてもらうと、いろんなアイディアがでてくると思います。「バリアをどう解消するか?」という観点からぶれずにみなさんで対話をしてみてください。学校における合理的配慮の事例は、国立特別支援教育総合研究所のインクルDBにたくさん掲載されています。そのほかにも、私が編著として9月に出版した書籍「LD(ラーニングディファレンス)の子がみつけたこんな勉強法学び方はひとつじゃない! - 合同出版」にも合理的配慮の事例や、そのためのプロセスがたくさん掲載されていますので、参考にしてみてください。参考: インクルーシブ教育システム構築支援データベース(インクルDB)|国立特別支援教育総合研究所参考:LD(ラーニングディファレンス)の子がみつけたこんな勉強法学び方はひとつじゃない!|合同出版Upload By 発達障害のキホン(質問)インクルーシブ教育がもっと日本に浸透すればいいのにと思っています。広めていくためにはどのような課題があるのでしょうか。(回答)インクルーシブ教育は障害のみの話ではなく、子どもたちは多様であることを前提とした教育です。そのためには、障害分野のみでインクルーシブ教育の議論をしたり、制度をつくるのでは限界があります。日本には不登校状態の子どもも、外国にルーツのある子ども、性的マイノリティの子もたくさんいます。学校教育そのものをどのように変えていくのか、より大きな視点での議論が必要です。教育施策の中で優先順位を上げていくために、より多くの人が知り、関心を持てるような工夫が必要です。そもそも教育そのものにもっと予算が割かれることも必要です。Upload By 発達障害のキホン(質問)通っている学校などでもっとインクルーシブ教育を知ってもらうために、保護者としてできることはあるのでしょうか。(回答)上記のご質問への回答とも重なりますが、まずはご自身のお子さんにとって今の学校で学ぶ上でのバリアはなにかを明らかにし、その解消方法として合理的配慮の意思表明を学校にしていただくことができることかと思います。学校はまだ合理的配慮に慣れていません。みなさんの行動により、学校にとって合理的配慮がどんどん当たり前のものになっていくと思います。また、ぜひその経験を周りの保護者とも共有してみてください。Upload By 発達障害のキホンインクルーシブ教育にまつわる関連コラム(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年10月21日殿堂入りが決定2023年10月10日、伊藤超短波株式会社は自社が製造から販売までを手掛ける「LIFTUNE」が、エステティック通信において「ベストアイテム2023」を受賞したことを発表した。この賞は、株式会社美容経済新聞社が発行している情報誌「エステティック通信」のオリジナルアワードだ。同機器は3年連続で受賞しており、今回で「殿堂入り」することが決定している。効果的なホームエステを叶えるLIFTUNEは、家庭用複合フェイシャル美容機器。効果的なホームエステを叶えるトリートメント機能が3種類搭載されている。「ウォーミングサイクロンEMS」は、高周波で首や顔などの筋肉を温めながら、回転刺激とマルチカレントによって表情筋の筋肉運動を行うことができる。「LEDフォトセラピー」では、4色のLEDライトによって、マルチなスキンケアが可能。波長の異なる赤・青・黄のLEDを搭載し、赤と青をミックスしてピンクの波長でのケアもできる。単色だけでなく、4色点滅による総合的なトリートメントも可能だ。「Wパワー導入」は、美容成分を肌になじませる機能。イオン導入では水溶性の美容成分肌に届け、分子量の大きい美容成分はエレクトロポレーションによって角質層まで浸透させる。(画像はプレスリリースより)【参考】※伊藤超短波株式会社プレスリリース
2023年10月16日昭和女子大学(学長 金尾朗:東京都世田谷区)現代教育研究所は、電通「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」と連携して、高校教員や高校教員を目指す学生を対象に「先生による、先生のための、先回り研修会」(略して「先3」)を10月21日(土)から全5回開講します。「先3」は、面白くてタメになる教員研修を目指して昨年度から始まりました。後手に回ることなく、社会で求められることをいち早く察知し、面白くてタメになる先回りの教育を行っていくにはどうすればいいか?対話、論理、批判、創造の4つのチカラを切り口に、教育界以外の異業種の人たちとの先回り対話を通じて、近未来の学びを探究 ⇒ 共創していきます。今年度から三菱みらい育成財団の助成を受けて、本格的にスタートします。先生による、先生のための、先回り研修会(「先3」(さきさん))【日時】[ 第1回 ]10/21(土)14:00 ~ 16:40対話[ 第2回 ]11/25(土)14:00 ~ 16:40論理[ 第3回 ]12/16(土)14:00 ~ 16:40創造[ 第4回 ] 1/27 (土)14:00 ~ 16:40批判[ 第5回 ] 2/24 (土)14:00 ~ 17:00 先生たちのアクティビティデザイン【開催方法】対面(昭和女子大学 東京都世田谷区太子堂1-7-57)またはオンライン【対象】高校の先生(中高一貫校の先生を含む)、高校の先生を目指す学生【費用】各回1,000円【講師紹介・申込】 をご確認ください。【お問い合わせ】昭和女子大学現代教育研究所 E-mail: saki3@swu.ac.jp 本件に関する取材のお申し込み先昭和女子大学広報部03-3411-6597 / kouhou@swu.ac.jp 昭和女子大学ホームページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月12日ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所(所在地:東京都新宿区、所長:大井 静雄、以下:IBS)では、グローバル化社会における幼児期からの英語教育の有効性や重要性に関する情報を、IBSのホームページ上で定期的に発信しています。今回は、ChatGPTなどのテクノロジーを積極的に活用しながら大学英語教育の変革に取り組む山中 司教授(立命館大学)へのインタビュー記事を公開しました。山中教授<インタビュー記事のまとめ>●テクノロジーは、自分の可能性を何倍にも増幅してくれるamplifier(アンプリファイア)として使わせる。そのためには、生徒にとって本当に意味のある課題を与えること、AIの使い方を自律的に考えさせる教育が大切。●誰でもAIに教えてもらいながら自分がやりたいコミュニケーションができ、その経験を繰り返しながら英語を学べるようになった。従来「当たり前」とされてきた基礎積み上げ型の教育や評価のあり方を根本的に考え直す必要がある。●教師は「英語を教える」から卒業し、教室という場の設計やガイドという役割にシフトしなければならない。生徒と一緒に学ぼうとする姿勢や人間力がこれまで以上に試される。■「ズルをするため」ではなく、「発信能力を高めるため」にテクノロジーを使う山中教授は、昨年9月から、学生たちが無制限に利用できる機械翻訳サービスを大学に導入。さらに、ChatGPTのほか、ライティングを剽窃(ひょうせつ)なども含めてチェックしてくれるTurnitin、文法や語彙、スタイルなどをチェックしてくれるe-rater(R)、VRなどのテクノロジーを英語の授業で活用しています。「自分なりのコミュニケーション・パターンや表現方法を見つけて自分をアピールしたりプロモーションしたりできるようになる、もっと本質的に発信力を高める教育をしたい」と話す山中教授。さらに、テクノロジーには、「ズルをするための使い方」と「自分の英語力を高めるための使い方」があるとのこと。「ズルをするために使う学生がいるからといって、使用を禁止することは安易で短絡的すぎると思います」と話します。■AIを活用して、自分が伝えたいことをどんどんコミュニケーションすることで、英語を学習するAIを活用することで、さまざまな学生が成功体験を得られる可能性があります。「ポイントは、AIの力を借りれば、自分が本当にやりたいコミュニケーションを誰でもできるようになったことなんです。自分が本当に伝えたい内容をどう言えばいいかAIに教えてもらいながらどんどんコミュニケーションして、その経験を何度も繰り返していけば、少しずつそこから学んで英語力が上がっていくと考えています。これは、英語教育においてとても革命的で、従来はあり得なかった学び方です。 -(中略)- 現実的に考えると、TOEICやIELTSなどのテストはなくならないでしょうし、受験者がテストで機械翻訳を使えるようにはならないと思います。何らかの形で生身の英語力を確かめようとするテストがある限り、『知識を学ぶ』ということはある程度必要なのかもしれません。そうすると、自分が本当にやりたいコミュニケーションをするためにAIをうまく使いながら『こうやって言えばいいんだ』と学んだり『自分で考えて言ってみよう』と挑戦したりしているうちに、10年、20年経っていつの間にか使える知識が自分にも備わっていた、という学び方は理想的だと思います。」と山中教授。取材後記:AI使用を「前提」にすることで英語教育が変わるAIは人間の能力を高めるamplifierである、という山本教授の考え方は、ニューヨーク市の公立学校がChatGPT使用禁止の方針を撤廃したことも考えると、今後の教育現場でますます重要になっていくと思われます。生徒がAIを使うことを前提にして教育のあり方や教師の役割を考え直すことは、AI使用を禁止するよりも大変かもしれません。しかし、AIをうまく活用すれば、知識や能力、時間などの制約によって諦めていたことに挑戦できるようになる、将来本当に必要となることを学んだり教えたりできるようになる、まさに夢のある時代です。教育現場がAI活用を躊躇している間にも、テクノロジーは急速に発展して普及していきます。それならば、自分の能力を高めるための使い方を教師と生徒が一緒に考えたほうがAI時代を生き抜く人材を育てることにつながるのではないでしょうか。(取材:IBS研究員 佐藤 有里)【山中 司教授Profile】立命館大学 生命科学部 生物工学科 山中 司 教授専門は、言語コミュニケーション論、英語教育政策・教授法、言語哲学(プラグマティズム)。主に、プロジェクトの手法を用いた大学英語教育の有効性とその評価、機械翻訳や生成AIなどのテクノロジーを活用した授業について研究し、大学英語教育の改革に取り組む。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 修士課程・博士課程修了。博士(政策・メディア)。立命館大学 生命科学部 生物工学科 准教授などを経て、2019年より現職。そのほか、立命館大学OIC総合研究機構 稲盛経営哲学研究センター研究員、「プロジェクト発信型英語プログラム(PEP)」Research Group研究主幹なども務める。※詳しい内容はIBS研究所で公開中の下記の記事をご覧ください。前編: 中編: 後編: 【ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所(IBS)について】所長 : 大井 静雄脳神経外科医・発達脳科学研究者ドイツ・ハノーバー国際神経科学研究所(INI)小児脳神経外科名誉教授・医学博士所在地 : 〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-15-7パシフィックマークス新宿パークサイド1階設立 : 2016年10月事業内容 : バイリンガリズムや英語教育に関する調査及び研究ホームページ : 公式X(Twitter): 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月06日道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」とは?麗澤大学大学院(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)学校教育研究科は、2023年12月3日(日)に「道徳教育学セミナー」をオンラインで開催します。本大学院学校教育研究科は、日本において初めて道徳教育に特化した大学院として2018年に設立。小中学校の教員でも教育現場を離れることなく、道徳教育の理論と実践を学ぶことができることが特徴の大学院です。道徳教育の理論と実践の融合を通じて、「特別の教科道徳」に精通した教員や専門研究者の養成に取り組むとともに、教育学における新領域「道徳教育学」の開拓に向けた研究と教育を日々行っています。学校教育研究科では毎年、道徳教育学の最新の動向と論点を概観し、今後の研究に新たな視野を開くことを目的に、道徳教育学セミナーを一般公開形式で開催しています。7回目の開催となる今年度のテーマは『道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」』。本セミナーは2部制で開催されます。第1部では、前文部科学省道徳教科調査官で十文字学園女子大学教授の浅見哲也(あさみ てつや)氏による講演を実施。第2部では、本大学院修了生で、現在、東京都公立中学校道徳指導教諭として活躍中の三浦摩利(みうら まり)氏と千葉県公立中学校教諭で、千葉県長期研修生(道徳)として本大学院に所属する田中大輔(たなか だいすけ)氏も加わり、浅見講師とディスカッションを行います。第2部終了後には、参加者を交えた全体討議を予定いたしております。本セミナーの概要と講師のプロフィールは以下をご確認ください。【道徳教育学セミナー】■日時:2023年12月3日(日曜日)9時〜11時20分■場所:オンライン(Zoom)※参加者は、自由に入退室可能■テーマ:道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」とは?■講師:浅見 哲也(十文字学園女子大学教授、前文部科学省道徳教科調査官)■主催:麗澤大学大学院学校教育研究科■対象:参加自由■参加費:無料■申込方法:申込フォームより要申し込み申込フォームはこちら : 【講師プロフィール】浅見 哲也埼玉大学教育学部卒業。埼玉県深谷市教育委員会課長補佐、深谷市藤沢小学校校長等を経て、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官を歴任。現在、十文字学園大学教育人文学部教授。主な著書に『道徳科授業構想グランドデザイン』、『こだわりの道徳授業レシピ』など。2007年文部科学省優勝教員表彰。麗澤大学について麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。「知徳一体」という教育理念のもと、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指し、教育改革を進めています。「THE 日本大学ランキング」の国際性分野では2017年から連続して千葉県1位の評価を受けています。【プレスリリース】麗澤大学学校教育研究科による道徳教育学セミナー開催.pdf : 麗澤大学WEBサイトはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月05日「インクルーシブ教育」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶ2022年に国連から日本へと推進が通達されたこともあり、昨今大きな注目を集めている「インクルーシブ教育」。インクルーシブ教育とは、文部科学省で下記のように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そんな中でも、すでにインクルーシブ教育を先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育をどう捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そんな彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで推進のヒントとなる”指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第一回は、神奈川県葉山町教育委員会の教育長である、稲垣一郎氏にお話を伺いました。Upload By 発達ナビ編集部プロフィール:稲垣一郎 氏東京目黒生まれ。早稲田大学を修了後、私学の教員、その後に県立高校の教員を経て、特別支援学校の高等部で3年間知的部門に勤めた後に、県の教育委員会で教育行政に12年携わる。教頭、副校長として通信制、専門学科を経て横浜北部学区の荏田高校で校長職、湘南高校で5年間校長職、2021年4月から葉山町の教育長に就任。Upload By 発達ナビ編集部インクルーシブ教育という言葉すらない、多様な人が自然に共にいる未来を目指すーー本日はよろしくお願いいたします。稲垣さんのご経歴を拝見したのですが、特別支援学校での指導経験もあるそうですね。はい、当時は養護学校と呼ばれていましたね。その前にいた学校で、下肢に障害がある生徒を担任した時に、障害のあるお子さんについてもっと知らなければいけないなと感じまして。インクルーシブなんて概念はない時代でしたけど、希望を出して知的障害のあるお子さんが通われる特別支援学校へ赴任することになりました。ーーそれまで指導してきた生徒とは、接するうえで異なる部分もあったのでは?そうですね、そこで自閉的傾向のあるお子さんのいるクラスを受け持ったんです。その子は自分の殻に閉じこもる傾向のあるお子さんで、入学式の日は体育館にすら行ってくれなかったんですよね。「そろそろ行ってみねえか?」なんて2人で話して、それで私たちの入学式は終わりましたよ(笑)。ーー前途多難なはじまりを経て、そこでの経験はどのような糧となったのでしょうか。そんな子どもたちと接することで気付かされたのは、「教師の意思で何かを無理矢理してもらう考え方は、この子たちには通用せんな」ということでしたね。でも、一人ひとりスピードは違えどちゃんと成長していくので焦る必要はなくて、保護者の方と小さな成長の喜びを共有することが大切。教育とは常に待つことである、そんなことを学ばせてもらいました。Upload By 発達ナビ編集部ーー以降のキャリアでは教育行政などに関わられた後に、名門と名高い湘南高校の校長に就任されます。湘南高校は中学校でオール5の生徒が集まるような学校だったのですが、当然ここに来ると順位がついてしまうんですよね。でもそこで見た光景は、成績上位の子どもが下位の子どもを馬鹿にしない風景でした。ーーなぜそのような風景が見られたのでしょうか。成績が下位の子でも、歌が上手かったりバスケが上手かったり、誰しも特別に得意なことがあるんです。それを認め合う姿を見て、これこそ完全にインクルーシブでオルタナティブなんだと感じましたね。葉山でもその姿を現場で何度も伝えているんです。ーーなるほど。一方で湘南高校の例とは異なり、日本の教育はこれまで「分断」の道を辿ってきたかと思います。障害があれば、特別支援学級や通級に行くものだと捉えている人が多いですよね。そうですね。例えば欧米では当たり前に、街で目が見えない人がいたら手を差し伸べるなど、誰かが困っていたら誰かが支援することが自然と根付いているように思います。でも、日本では障害がある人とない人で、そもそもの教育の場から区別してきてしまった。最近やたらとインクルーシブ教育という言葉を聞くようになったのは、そんな日本の分断されてきた背景があるからこそ。だから、インクルーシブ教育なんて言葉がいつか存在しなくなるほど、ごく自然に多様な人が一つの場所に混ざり合う社会にしていくことが求められているんだと思います。Upload By 発達ナビ編集部進む方向を示して目線を合わせ、取り組みを常に見える化し不信感を取り除くーーそして、現在に繋がる葉山町教育長としての取り組みが始まります。葉山に来て3年目ですが、人的な配置も含めて教育への支援が非常に手厚いと感じています。特に小・中学校に入っている教員ではない支援員さんはその多くが町の保護者の方で、葉山の教育に何らかの形で参画をしたいと思ってくれていることを非常に有り難く感じますね。元々PTAの役員をしていた方が集まってできた、学校を支援する組織もあります。そういう方々の個別の相談にもいつでも乗るように意識しています。ーー町の人が主体的に教育に参加されているのは素敵です。葉山町に来られてから、具体的にはまずどのような課題に取り組まれましたか?この町は先生も教育委員会もみんな熱心なので全方向に一生懸命取り組まれていて、その反面でどこに向かっているのかが見えないところがありました。だからまず、選択と集中をしていくために指針をつくったんです。これを見れば葉山の教育方針が分かるというものをつくりました。葉山町支援教育推進指針「葉山町支援教育推進指針」共生社会の実現に向けたインクルーシブな環境づくり 、社会情勢や教育的ニーズを踏まえた継続的な「あり方」の検討をベースに、 「すべての児童・生徒ができるだけ共に学び共に育つ仕組みづくり」、「多様かつ個別の教育的ニーズに合わせた連続性のある教育の実現」、「切れ目ない支援体制の構築」について示したもの。ーー指針をつくるうえで、特に意識されたことはあるのでしょうか。指針の受け手である子どもたちと保護者の方にとって、どういう教育理念を持っていたとしても反対するレベルのものは入れないようにしています。町や子どもたちに対する眼差しを持って、誰もが根本で共感できて目線を合わせることができるラインで選定しています。議論や対話をする必要があるのは教員ですが、そこはちゃんと議論をして解決していきますね。ーー誰もが共感できる指針。その後はどうしたんですか?指針はスタートラインでしかないので、その後に会議体を持つことにしました。各学校の支援担当の先生や校長先生、加えて外部の識者を呼んで、何が課題で今後はどこに進んでいくかを現場と識者が融合して話す場を年3回つくっています。ほかにも毎月校長会議があって、そこでディスカッションもしますし、校長先生や現場の先生を個別に呼んで話すこともしょっちゅうあります。教育長室の扉は常に町に対して開いているんです、もちろん飲みの場も多いのですが(笑)。Upload By 発達ナビ編集部ーー教育長と現場の距離が近いんだなと感じます。さて、インクルーシブ教育という視点でのテーマとなりますが、葉山町として具体的に取り組まれていることを教えてください。私が就任する以前からあるのですが、不登校のお子さんが小学生も中学生も通うことができる「ヤシの実教室」という教育支援教室がありますね。小学校の一部の場所を活用していて、自由をモットーに自分たちのやりたいことをして良い場なんです。通った時間については、所属する小・中学校の出席にあてられるようになっています。この教室に通って、気付けば学校に戻っているお子さんもいますね。また、「ことば・きこえの教室」という場もあります。言葉や聞く力、コミュニケーションについて心配のあるお子さんと保護者の方から相談を受け、必要な指導や支援を行う教室です。特別支援学級の対象ではないけれど、課題を抱えているかもしれないお子さんが通って、適切な個別指導が受けられるようになっています。個別課題がクリアできればこの教室からは卒業します。Upload By 発達ナビ編集部ーー分断ではなく、支援が必要な子どもたちのための場が設けられていると。さらに、どの学校にも支援級があります。土地柄オルタナティブスクールも多くて、年に1回程度お互いの活動を報告する会議で連携を取りながら、町全体として子どもの居場所づくりに取り組んでいるんです。ーー葉山町の特長の一つとして、教育長はSNSでの発信も多くされていますよね。そうですね。組織として動くだけではなく、それを町の人々に届けることも大切と思っています。だからSNSを通しても、私の考えは常にオープンにするようにしていますね。新しいことに取り組む際に、見えないことが不信感につながると考えているので、発信は大事なことです。結局のところ私たちがやっていることに革新的なことはなくて、進むべき道を明確にし、そして教育現場で今何が行われているかをちゃんと見える化していく地道な作業をしているだけ。でも、それこそがきっと推進のためには必要なことなんですよね。稲垣教育長のnote短期的ではなく、中・長期的な視点で、一人ひとりの学びと成長に向き合うーーインクルーシブ教育を推進する中で、具体的にどんな困難がありましたか?困難……。家が少し遠いので、毎日通勤するのが大変なことくらいですかね(笑)。というのは半分本気で半分冗談で、物事を推進する中でハードルがあったり人と人との軋轢が生まれたりするのは当たり前のことなので。だから、ハードルがあるから推進できないとあきらめるのではなく、そういうものだと開き直ってでも力強く進めることが必要なんだと思います。Upload By 発達ナビ編集部ーーそれでも、組織の中の一部には不安な空気もあったかと思います。それは当然あると思うので、だから単純に言うと「稲垣があれだから仕方ないよね」と私を悪者にしてあきらめてもらって、それで進んでいけばと。結果それが町のためになったら何よりです。ーーインクルーシブ教育推進のために、今まさに取り組んでいることも教えてください。実証実験として、LITALICOの教育ソフトの導入を進めています。誰もが凹凸があり、好き嫌いがあり、勉強の得意苦手があるので、自分をどう活かしていくかを子どもたち自身が理解していくことが大切だと考えているんです。支援が必要なお子さんの指導においても、教員の経験や感覚だけではなく、明確な軸を持てるのが良いと思います。Upload By 発達ナビ編集部ーー先生や生徒にとって必要な体制を揃えていかれるのですね。はい。そして今年、この3年間で各校の校長先生とも話し練ってきた葉山町としてのスクールミッションを出します。これは教育委員会が葉山の学校に対しての指針となる3本柱と考え方を明確にしたもので、このミッションを受けて各学校がスクールポリシーを出す計画になっています。各学校での個性を最大限活かしながら、目線の先はしっかりと葉山町全体で足並みを揃えていくための取り組みです。Upload By 発達ナビ編集部ーーなるほど。「楽校」という言葉からも葉山町の目指す方向がイメージできます。そして、インクルーシブ教育の考え方にも繋がるのですが、葉山の長柄小学校と南郷中学校を小中一貫校として統合します。昔から中1ギャップという考え方がありますが、葉山でも例外ではなく中学から学校に行かなくなる子たちが増えてしまう現状があるんです。だから、義務教育の6年+3年を一連の流れで考えることで、中・長期的な視点で少しでも成長を滑らかに支援していきたいと思っています。9年間で同一の指導方針を持てることは、子どもたちが夢を見つけて進路を決めるうえでも良いことです。それに、中学校の先生が小学校に来てもいいし、小学校の先生が教えた子がどうなったか見に行く、そんな交流も生まれると思います。何より生徒も喜ぶし、先生も喜ぶ、それが日常化していってほしいですね。ーーなるほど。それではインクルーシブ教育を推進する中で、変わってきた印象はありますか?一番変わったのは組織だと思います。結局教育長としての仕事も組織論として捉えることが多くて、どう職員室をマネジメントするかが大切だと捉えているんです。インクルーシブはもちろんですが教育には答えがないので、仕事においてたとえしくじってしまっても挑戦してもらうことを大切にしています。成功することが至上命題という考え方を捨てて、結果が元々目指していた場所から変わってしまってもそれで良いとすることが必要。当初はネガティブな捉え方もあったかと思うのですが、前向きな発言が波及してきて組織全体として挑戦を積み上げられているという実感がありますね。Upload By 発達ナビ編集部ーーさまざまな視点でお話をいただきありがとうございました。最後に、今後のビジョンを教えてください。ポリシーをつくることでブレない教育理念がちゃんとあって、そこに向けてきちんと学校が自走していくことが今後の理想だと思っています。そしていつか、子どもたちがこの町に戻ってきてもらって、新しいサイクルを生んでくれたら理想です。子どもたちが成長して20年後に振り返った時に、小・中学校の大切な時間を葉山で過ごせてよかったなと思ってもらえたら、それ以上のことはありません。この連載を重ねることで、皆さまの中でインクルーシブ教育への解像度が上がりますように稲垣さんは謙遜をされていましたが、隣に寄り添っていた教育委員会の課長は「今の教育長ほど一人ひとりの声に耳を傾け、寄り添っている人を見たことがない」とおっしゃっていました。その姿勢こそが先生方や保護者の方の教育へのモチベーションにも繋がり、同じ目線で進んでいくための原動力になっているようにも感じられました。Upload By 発達ナビ編集部これから全国の教育リーダーズの話を取材し、皆さんにお伝えしていきます。インクルーシブ教育の取り組みを知ることで指針を集め、今まさに実践されている、実践しようとしている方のヒントになりますように。ここまで読んでいただきありがとうございました。
2023年09月20日吹奏楽部大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部(大阪府守口市、学長:宮本郁夫)のクラブの学生達が、4年ぶりに開催された守口市立よつば小学校の校庭キャンプに協力しました。本学からは、吹奏楽部、ダンス部、チアダンス部がボランティアとして参加し、パフォーマンスを行いました。主催:よつば校区青少年育成指導員会対象:守口市立よつば小学校5・6年生日程:2023年8月5日吹奏楽部は、トトロのメドレーや小学生に人気のJポップ等の演奏、各楽器がワンフレーズを演奏する楽器紹介を行いました。緑黄色社会の「Mela!」では、チアダンス部とコラボレーションをしました。チアダンス部がポンポンで作った「ヨ・ツ・バ」に、みんな驚いていました。子ども達が楽しそうに手拍子を打ちながら参加してくれたため、学生達は思う存分に力を発揮することができました。吹奏楽部の演奏では、チアダンス部やダンス部の学生が大きな手拍子や歓声で、子ども達と一緒に盛り上げていました。ダンス部は、子ども達に質問をする等の掛け合いをしながらパフォーマンスを行いました。YOASOBIの「アイドル」では特に盛り上がり、学生と子ども達が一体となったパフォーマンスとなりました。暑い中でしたが、学生達も子ども達もみんな笑顔になっていました。どのクラブも普段パフォーマンスを行う環境とは全く異なるため、当日までは不安もありました。しかし、小学生の笑顔を見たり小学生が学生達にたくさん話しかけてくれたこと、また、よつば小校区の育成会の方が温かく迎えてくださったことにより、とても良い雰囲気の中で楽しく活動をさせていただくことができました。校庭キャンプは、別々に活動しているクラブが互いの頑張りや活躍を知ることができる貴重な機会となりました。このような形でボランティアを行うことは、学生達にとって大きな学びになったことと思います。吹奏楽部&チアダンス部ダンス部ダンス部大阪国際大学 大阪国際大学短期大学部 【本件に関するお問い合わせ】大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部玉井久実代 准教授住所: 大阪府守口市藤田町6-21-57TEL: 06-6902-0791(代) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月14日明治学院大学では教育研究の成果を社会に還元するため、毎年、公開講座を実施しています。横浜キャンパスで開催する公開講座「2023年度明治学院大学公開講座」は「企業は社会にどう貢献すべきか」をテーマに、法と経営学研究所が企画しました。企業の代表的な形態である株式会社は、営利を追求し、収益を株主に還元することを目的としていますが、企業はもはや自らの利益のみを追求すればよいという存在ではなく、何らかの形で社会に貢献することが期待されます。企業の社会的責任はCSR(Corporate Social Responsibility)と名を変えて今も盛んに議論されていますし、ESG経営なる言葉も登場し、環境(environment)・社会(social)・企業統治(governance)を重視した経営に取り組む必要性も強調されるようになってきました。また、株式会社形態で社会的課題の解決を目指す事業(ソーシャルビジネス)も増えており、企業は消費者の利益にも配慮し、消費生活の向上に寄与しなければなりません。そこで、企業の社会貢献のあり方を多面的に検討していきます。【本セミナーのポイント】・どなたでもご参加できる公開講座です。・経営学、法学の専門家が分かりやすく講義します。明治学院大学 横浜キャンパス【プログラム詳細】■タイトル :企業は社会にどう貢献すべきか■日時 :10月21日(土) 14:00~15:30、15:45~17:1510月28日(土) 14:00~15:30、15:45~17:15■開催方法 :横浜キャンパスにて対面開催■受講料 :2,000円(2日間全4回分)■申し込み方法:メールにてお申し込み下さい。2023年9月4日(月)より受付開始(1)氏名(フリガナ)(2)年代(3)住所(郵便番号)(4)電話番号定員100名になり次第締め切りとなります。■明治学院大学公開講座の申し込み等に関する問い合わせ明治学院大学 総合企画室社会連携課〒108-8636 港区白金台1-2-37TEL : 03-5421-5247E-mail : ykoukai@mguad.meijigakuin.ac.jp Webサイト: 明治学院大学公開講座 ポスター■参考:明治学院大学公開講座内容は以下のとおりです。1-(1) 10月21日(土) 14:00~15:30ソーシャルビジネスはなぜ日本で必要とされるのか?講師:菅 正広 本学法学部教授〈プロフィール〉東京大学卒。専門は、公共政策、財政金融政策、国際金融論、国際開発論、社会起業論、マイクロファイナンス、ソーシャルビジネス。大蔵省(現財務省)入省後、相馬税務署長、主計局主査、国際局課長、大臣官房参事官、OECD(経済協力開発機構)税制改革支援室長、アフリカ開発銀行日本政府代表理事、世界銀行日本政府代表理事などを歴任。主著に、『マイクロファイナンス』(中公新書)、『構想グラミン日本』(明石書店)などがある。1-(2) 10月21日(土) 15:45~17:15企業経営におけるESG視点と企業の責任講師:河村 寛治 本学名誉教授、(一社)GBL研究所代表理事 ・会長、東証プライム上場会社社外取締役(監査等委員)〈プロフィール〉早稲田大学法学部卒。専門は、企業法務、国際ビジネス法。伊藤忠商事(株)法務部、ロンドン大学大学院キングスカレッジ留学を経て、伊藤忠欧州会社勤務。1998年から明治学院大学法学部および法科大学院教授を歴任、学長補佐を経て2017年3月定年退職。法と経営学研究科創設メンバー。主著に、『契約実務と法』(第一法規)、『企業法務の仕事』(第一法規)などがある。2-(1) 10月28日(土) 14:00~15:30企業のステークホルダーとしての消費者の権利と役割 ―ESG消費の模索―講師:松本 恒雄 一橋大学名誉教授、本学客員教授〈プロフィール〉京都大学法学部卒。専門は、民法、消費者法、サイバー法。一橋大学法学部教授、内閣府消費者委員会初代委員長、独立行政法人国民生活センター理事長などを歴任。主著に、『企業の社会的責任』(勁草書房)、『消費者からみたコンプライアンス経営』(商事法務)、『グローバリゼーションの中の消費者法』(信山社)などがある。2-(2) 10月28日(土) 15:45~17:15企業の社会的責任とリスクマネジメント講師:神田 良 本学名誉教授、(一財)リスクマネジメント協会理事長、米国RIMS日本支部支部長〈プロフィール〉一橋大学商学部卒。専門は、経営戦略論、経営組織論、労務管理論。明治学院大学経済学部専任講師、助教授、教授を経て、2022年3月定年退職。法と経営学研究科創設メンバー。主著に、『老舗の教え』(日本能率協会マネジメントセンター)、『経営をしっかり理解する』(日本能率協会マネジメントセンター)などがある。□■明治学院大学について■□創設者は“ヘボン式ローマ字”の考案や和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂、聖書の日本語訳完成などの業績があるヘボン博士。建学の精神である「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、ヘボン博士が貫いた“Do for Others(他者への貢献)”を教育理念としています。広く教養を培うとともに、各学部学科において専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身につけた人間の育成を目指します。2023年である今年創立160周年を迎え、2024年には本学初の理系学部「情報数理学部」を設置します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月01日通信制の大学「放送大学」、学びの特徴や障害学生支援は?発達障害があるお子さんの大学選びについて、・通信制のほうがわが子に合うかもしれない・通信制の場合、どのような合理的配慮や支援を受けられるの?・通信制でも、スクーリングやサークル活動はあるの?など、通信制の大学が気になっている保護者の方もいるのではないでしょうか。放送大学は、8万人を超える学生が在籍する通信制の大学です。入学の機会は4月と10月の年2回、学力試験はなく書類による選考のみとなります。学生は主にBS放送やインターネットなどで学習を行いますが、全国に57ある最寄りの学習センターやサテライトスペースに所属し、職員に相談などをすることができます。今回は、放送大学の学びの特徴と障害学生支援についてお聞きしました。発達ナビ編集部(以下、――)放送大学では、どれくらいの障害学生が学んでいるのでしょうか。障がいに関する学生支援相談室(以下、学生支援相談室):2023年1学期の学生の在籍数は85,057人(学部、大学院合計)で、そのうち合理的配慮(本学では特別措置と言っています。以下、特別措置)を申請している学生は862人います。障害別の割合は、肢体不自由、精神障害、発達障害がそれぞれ22~23%、視覚障害17%、聴覚障害、病弱がそれぞれ6%程度となっています。発達障害の診断名として出ているものは、自閉スペクトラム症16%、注意欠如多動症4%、学習障害・書字障害0.7%程度となっています。ただし、これはあくまで特別措置を申請した学生の数字です。ここ数年の傾向としては、精神障害、発達障害が増えており、5年で2倍、10年では約4倍にもなっています。――特別措置を申請した学生が増えているということですが、どのように学生支援を行っているのでしょうか。学生支援相談室:実際に支援を行うのは学習センター、サテライトスペースの職員ですが、少人数で通常の業務をこなしながらの対応なので課題は多く、本部の「障がい学生支援係」「障がい学生支援相談室」と連携して行っています。係長と係員の2名で、実質的な障害学生支援、合理的配慮に関する実務を行っています。障害のある学生一人ひとりのニーズに基づいた支援が行えるよう、合理的配慮に関する情報を集約し、実際に支援を行う学習センター、サテライトスペースと連携しながら具体的な修学に関わる仕事をしています。印刷教材のテキストデータやラジオ講義原稿の提供、字幕制作の関係部署との調整、支援機器の整備、試験や授業の際の学習センター、サテライトスペースや関係部署との調整、日常の支援の内容や方法に関する相談や情報提供などを行っています。室長と専任教員1名、兼任教員3名で構成されています。主に専任教員が日常的に「障がい学生支援係」と連携しながら一緒に問題を考え、対処しているほか、教職員からの障害や修学に関する相談に対して、メールやZoom、対面での相談を行っています。特に必要がある場合は学生本人の相談を受けることもあります。また教職員への理解啓発を目的とした研修会の実施や研修動画配信、ガイドブックの作成などにも力を入れています。なお、相談室教員には精神科の医師、臨床心理学や情報アクセシビリティの専門家、特別支援教育の経験者などがおり、必要に応じて適切な支援への助言を行っています。――全国57ヶ所にいる職員のみなさんを本部からサポートされているのですね。具体的な支援内容について、入学前・入学後に分けて教えていただけますか。Upload By 発達ナビ編集部放送大学|教養学部大学案内学生支援相談室:入学を検討する方には、入学相談の機会を設けています。そのうえで合理的配慮を希望する場合は全員、学習センター、サテライトスペースの所長との面談(特別措置面談)を実施し、特別措置に関して相談を行っています。入学後は、学習センター、サテライトスペースで学習相談を実施しており、履修の仕方や単位修得に関する相談に対応しています。障害特性などに関する専門的な相談は本部の専任教員が受けています。事例を挙げると、発達障害の学生の書くことや文章構成に関すること、面接授業でのコミュニケーション、学習障害の学生へのICT活用など多岐にわたりますが、いずれも学習センター、サテライトスペースの職員を通じての学生への支援(助言)という形で行われます。試験については、試験時間の延長、(学習センター、サテライトスペースでの受験の場合は)別室での受験、文字や用紙の拡大など、障害の状態に応じてさまざまな配慮を行っています。――就職支援もあるのでしょうか。学生支援相談室:一般学生も同様ですが、特に行っていません。――学習センター、サテライトスペースの所長と合理的配慮に関する面談をする前に、どのようなことを準備しておくとスムーズでしょうか。学生支援相談室:あらかじめ自分にどのような特性があり、修学をするうえでどのような配慮が必要かを整理しておくことをおすすめします。特別措置を申請するには根拠資料が必要になるので、障害者手帳や診断書を始め、中学・高校時代に支援を受けていたことが分かる資料などを用意しておくことが必要です。――入学直前に焦らなくて良いように、早めに準備しておきたいですね。学生支援相談室:放送大学は放送授業やインターネットの利用を中心とした通信制の大学であり、他大学のような対面の支援は受けづらいことや、特別支援教育で受けたような個別の手厚い支援を受けられるわけではないことを十分理解していただくこと、そのうえで修学に当たって家族や周囲の人からどのような、どの程度の支援が受けられるかについても、あらかじめ検討しておくことが必要になると思います。障害の有無にかかわらず、放送大学のような学習形態や試験のシステムなどが適している人もいれば適していない人もいると思われるので、自分の性格や障害特性と照らし合わせて考えたり、自分をよく知る人と相談してみたりしてはいかがでしょうか。こんなときは?集中力が続かない・タスク管理が苦手・友達関係を広げたい…続いて、発達が気になる学生や、その保護者の方からよく聞かれるお悩みをもとに、ご質問してみました。Upload By 発達ナビ編集部学生支援相談室:放送授業及びオンライン授業は学生専用サイトでインターネット配信されており、集中力が持続しにくい場合は数回に分けて視聴したり、繰り返して学習したりすることが可能です。多くの授業に字幕が付与されており、また再生速度を調整することも可能ですから、発達の特性やご自身の学習のしやすさに応じて学習することが可能です。Upload By 発達ナビ編集部学生支援相談室:学習センター、サテライトスペースの限られた職員ではそうした個別の配慮は難しいですが、学習相談の中で、携帯のリマインド機能を使うことやカレンダーにチェックするなどの助言を行っています。そのほか、大学本部の学生サポートセンターから入学当初の学生(入学1学期目と2学期目)を対象に、通信指導や単位認定試験のご案内の架電をしています。また、除籍にならないように3学期連続及び4学期連続科目未登録の学生には架電をしています。Upload By 発達ナビ編集部学生支援相談室:全国の学習センター、サテライトスペースでは年間3,000もの面接授業(スクーリング)が開講されており、学生の交流の場ともなっています。また、各学習センター、サテライトスペースではさまざまなサークルもあります。年齢層が10代から90代までと幅広いという特徴があります。自分に合った学び方を選ぶために一人ひとり、学びたいことや自分に合った学び方が異なります。「日本における生涯学習の拠点」として、多彩な授業スタイル・コース・プログラムを用意している放送大学。ホームページでは、「障がいのある方への修学支援」の詳細や、10代・20代の方に向けた特設ページが用意されいるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。放送大学|修学上の特別措置について(サポートメニュー)放送大学|10代・20代の方々へ
2023年09月01日株式会社プレマシード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:岩田 彰人)は、通信制高校比較・資料請求ポータルサイト「Go通信制高校」( )を2023年8月7日(月)にリニューアルしました。Go通信制高校_トップページ通信制高校の生徒数はコロナ禍で19万人から24万人に急増しています。理由は、学校に行かなくても勉強できることに多くの生徒が気付いたからです。同時に、不登校になった生徒の受け皿にもなっています。多くの生徒が通信制高校やサポート校に魅力を感じて入学していますが、一方で通信制高校にはネガティブなイメージがつきまとい、入学を躊躇する生徒もいます。これは通信制高校のイメージが30年前から変わっていないためです。また、生徒一人ひとりの課題を解決する多様性のある学びや生活の支援を受けられることが通信制高校とサポート校のメリットですが、各学校の特徴が明確に伝わっておらず学校選びでミスマッチも起きています。このような現状を踏まえ、プレマシードはサイトをリニューアルして誰もが自分に合っている学校を選べる仕組みを整えました。学校や専門家に取材して得た「通信制高校のリアル」を伝えると共に、サイト内の利便性を向上させ最適な学校探しを実現しています。■「Go通信制高校」リニューアルのポイント1. テーマ別通信制高校まとめGo通信制高校_テーマ別まとめこのコンテンツでは(1)中高生の悩みや疑問、(2)学校生活や学び方、(3)やりたいこと、という3つのカテゴリーを設け、計80テーマの記事を掲載しています。それぞれの記事から夢を叶えられる学校や相談に乗ってくれる学校への導線をつくっており、将来的には100テーマ以上に更新する予定です。(1) 中高生の悩みや疑問「不登校だけど高校に進学して大学を目指したい」「今すぐ転入したい」「学費が高くなく、サポートが充実した学校に行きたい」など、中高生が目の前にある問題や将来への不安を解決するためのテーマをまとめています。(2) 学校生活や学び方「通信制高校に入って友達をつくり、恋愛もしたい」「通学したいけど、体調に不安があるから自分のペースで通える学校を探したい」など、学校生活や学び方に関するテーマをまとめています。(3) やりたいこと通信制高校に通いながら留学やダンス、プログラミングを学びたいという学生に向けたテーマをまとめています。好きなことを学ぶと前向きになり、共通の好きなことがあれば友達もできやすくなります。将来の夢も具体化するため、高校時代から専門的なことが学べる学校の取り組みやサポートを紹介しています。2. 通信制高校からのメッセージGo通信制高校_通信制高校からのメッセージこのコンテンツでは通信制高校やサポート校の学校長やキャンパス長、教員の方々にそれぞれの学校の理念(ビジョン)、使命(ミッション)、価値(バリュー)、文化(カルチャー)を語ってもらっています。学校選びでは学校の雰囲気や環境が重要なポイントになります。雰囲気や環境を知るには学校に訪問することが望ましいですが、興味のある学校すべてを訪問するのは大変です。そこで、学校の雰囲気や環境を形成している先生たちの想いを知り、各学校の特色を把握できるようになっています。3. 通信制高校の疑問や悩みGo通信制高校_通信制高校の悩みや疑問このコンテンツでは20名の専門家に協力してもらい、約50の疑問や悩みに対して解決方法や手順を提示しています。専門家が監修した正確な情報を届けることで緊急性の高い悩みにも明解な回答を用意している点が特徴です。まだまだ多くの疑問や悩みに応えていく必要があるため、今後も拡充を予定しています。<おわりに>今回のリニューアルでは、これら3つのコンテンツをすべてTOPページの目立つ位置に配置しました。専門家の協力のもと学生たちの知りたいことや悩みに答え、いまの通信制高校の取り組みを知ってもらうことで従来のイメージからの改善を図っています。また、各学校の特色や雰囲気を把握してもらい、ミスマッチなどの学校選びにおける課題解決を目指しています。Go通信制高校では今後もさまざまな情報を追加・更新しながら通信制高校とサポート校の認知拡大に努め、誰もが自分らしく学べる環境づくりを推進していきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月30日明治学院大学では教育研究の成果を社会に還元するため、毎年、公開講座を実施しています。白金キャンパスで開催する公開講座「2023年度みなと区民大学」は「関東大震災100年」をテーマに、本学教養教育センター付属研究所が企画しました。2023年は関東大震災が起こってから100年です。震災のような非常時には、昔も今も、社会の歪みと希望が同時に現れることがあります。そこで本講座では、流言扇動による虐殺、日記にかかわる人々の心、ボランティアの起こりなどに触れながら、震災が社会に与えた影響について考えます。また、首都直下地震に備えた港区の対策についてもお話しします。明治学院大学 白金キャンパス【みなと区民大学のポイント】・明治学院大学と港区Kissポート財団共催による公開講座です。・社会的ボランティア学、自治体の防災担当など各分野の専門家が講演します。【プログラム詳細】■タイトル:関東大震災100年■日時 :10月3日(火)、10月5日(木)、10月10日(火)、10月17日(火)、10月19日(木)18時25分~19時55分(※初回10月3日(火)は開講式のため約10分延長予定)■開催方法:白金キャンパスにて対面開催■受講料 :2,500円(全5回分)■募集対象:原則、港区に「在住」「在勤」「在学」いずれかの方■申込方法:メールにてお申込下さい。2023年8月24日(木)より受付開始(1)氏名(フリガナ)(2)年代(3)住所(郵便番号)(4)電話番号定員100名になり次第締め切りとなります。■みなと区民大学講座の申込に関する問い合わせ明治学院大学 総合企画室社会連携課〒108-8636 港区白金台1-2-37TEL : 03-5421-5247E-mail : skoukai@mguad.meijigakuin.ac.jp Webサイト: みなと区民大学講座 ポスター■参考:みなと区民大学の講座内容は以下のとおりです。<第1回> 10月3日(火) 18時25分~19時55分関東大震災時の朝鮮人虐殺と「否定論」の諸問題講師:鄭 栄桓 本学教養教育センター教授〈プロフィール〉明治学院大学法学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。専門は朝鮮近現代史、在日朝鮮人史。立命館大学コリア研究センター専任研究員、明治学院大学教養教育センター専任講師、准教授を経て現職。主著に、『歴史のなかの朝鮮籍』(以文社)、『忘却のための「和解」 『帝国の慰安婦』と日本の責任』(世織書房)、『朝鮮独立への隘路 在日朝鮮人の解放五年史』(法政大学出版局)などがある。<第2回> 10月5日(木) 18時25分~19時55分大震災とボランティア ―行為が現実を発見し、現実が行為に迫る―講師:池田 浩士 京都大学名誉教授〈プロフィール〉1968年:慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。1968~2004年:京都大学在職(教養部のち総合人間学部/大学院人間・環境学研究科。2004~2013年:京都精華大学在職(人文学部)。専門分野は現代文明論・ファシズム文化研究。主な著書:『虚構のナチズム』(人文書院)、『ヴァイマル憲法とヒトラー』(岩波現代文庫)、『ボランティアとファシズム』(人文書院)、『池田浩士コレクション』全10巻(インパクト出版会)。近刊:『福澤諭吉』(人文書院)<第3回> 10月10日(火) 18時25分~19時55分日記・手記の語りから考える災害経験とその継承講師:田中 祐介 本学教養教育センター専任講師〈プロフィール〉中央大学文学部卒業、国際基督教大学大学院比較文化研究科博士後期課程修了、博士(学術)。専門は、日本近代文学、思想史。現職は明治学院大学教養教育センター専任講師・国立歴史民俗博物館特別客員准教授。主要業績に田中祐介編『無数のひとりが紡ぐ歴史』(文学通信、2022年)、同編『日記文化から近代日本を問う』(笠間書院、2017年)などがある。<第4回> 10月17日(火) 18時25分~19時55分阪神・淡路/東日本大震災と日本に暮らす外国人 ―社会の担い手として―講師:長谷部 美佳 本学教養教育センター准教授〈プロフィール〉明治学院大学教養教育センター准教授。「ボランティア学」「多文化共生論」担当。東京都立大学社会科学研究科博士課程満期取得退学、社会学博士。研究の中心は、結婚移住女性のジェンダー分析、インドシナ難民のライフストーリーの収集。また20年近く、外国人集住地域で支援活動にも参加。3.11の発災時にはこの集住地区にいて、その後の「外国人住民」による支援活動の形成を目の当たりにする。<第5回> 10月19日(木) 18時25分~19時55分首都直下地震に備えた港区の防災対策講師:鳥居 誠之 港区防災危機管理室防災課長〈プロフィール〉1989年4月、港区役所入庁。教育委員会事務局みなと図書館管理係配属。区政情報課、会計室、保健所などへの配属を経て、2018年4月、管理職昇任、保健福祉支援部国保年金課長。2020年4月、高輪地区総合支所協働推進課長、防災住民組織の支援、防災知識の普及啓発、地域防災訓練の実施などに携わる。2022年4月より現職。□■明治学院大学について■□創設者は“ヘボン式ローマ字”の考案や和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂、聖書の日本語訳完成などの業績があるヘボン博士。建学の精神である「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、ヘボン博士が貫いた“Do for Others(他者への貢献)”を教育理念としています。広く教養を培うとともに、各学部学科において専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身につけた人間の育成を目指します。2023年である今年創立160周年を迎え、2024年には本学初の理系学部「情報数理学部」を設置予定です(設置認可申請中)。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月29日東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 高橋 将記准教授、広島大学大学院 医系科学研究科 田原 優准教授、太陽化学株式会社(本社:三重県四日市市、代表取締役社長:山崎 長宏)らによる研究グループは、グアーガム分解物のセカンドミール効果として、朝食・昼食時の摂取による夕食時の食後血糖値の上昇抑制作用を明らかにし、第10回日本時間栄養学会学術大会で発表します。学術大会開催日:8月26日(土)発表演題:「グアーガム分解物の摂取による夕食時の血糖値抑制効果に関する研究」酒井 哲志(*1)、藤平 杏子(*2、*5)、大橋 海音(*1)、福家 冴佳(*1)、WANG CHUNYI(*1)、FEI WEI(*1)、安部 綾(*3)、田原 優(*4)、高橋 将記(*1)(*1:東京工業大学 環境・社会理工学院、*2:日本学術振興会特別研究員、*3:太陽化学株式会社ニュートリション事業部、*4:広島大学大学院 医系科学研究科、*5:東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院) 1. 研究背景について生活習慣病の1つである糖尿病は日本では国民病とも言われており、「糖尿病が強く疑われる者」の割合は男性で約2割、女性で約1割に上ります。糖尿病のリスクを高める原因の1つが食後高血糖で、糖尿病だけではなく血管系疾患の発症進展リスクにもつながることが示されています。このため、食後高血糖を抑制する食物繊維やポリフェノールなどの食品成分が注目されています。さらに、食事成分の吸収や代謝には体内時計が大きく影響するという時間栄養学の研究が進み、食べるタイミングも重要であることが明らかになりつつあります。例えば、朝食時よりも夕食時の方が食後高血糖を引き起こしやすいことや、あらかじめ血糖値の上昇を緩やかにする食事を摂ると、その後の食事での急激な血糖値の上昇が抑えられるという、セカンドミール効果などが明らかにされています。また、食品機能性成分の食後血糖値上昇抑制作用も食べるタイミングにより異なる可能性があります。グアーガム分解物※1(Partially Hydrolyzed Guar Gum、以下 PHGG)は、グァー豆由来の水溶性食物繊維で、グア豆食物繊維とも呼ばれる食後の血糖値上昇抑制作用を持つ素材の1つです。そこで、本研究では、PHGGのセカンドミール効果として、朝食と昼食時におけるPHGGの摂取が夕食時の血糖値に及ぼす影響を検証しました。2. 研究方法について健常若年男性9名を対象として、PHGGを摂取する試行(PHGG試行)、プラセボを摂取する試行(プラセボ試行)の2試行を行うダブルブラインド・クロスオーバー試験※2を実施しました。対象者には朝食時、昼食時に規定食とともにPHGGあるいはプラセボをそれぞれ5gずつ、夕食時には規定食のみを摂取させました。持続型血糖測定器※3を用いて朝食、昼食、夕食時それぞれの食前、食後30分、60分、90分、120分の血糖値を測定しました。また、各食後における曲線下面積(AUC)※4ならびに最大値を算出し、群間比較を実施しました。3. 主な研究結果についてグルコース濃度、AUCならびに最大値について、朝食時ならびに昼食時の全てのタイムポイントで、両試行に有意差は認められませんでしたが、夕食時において、プラセボ試行と比較してPHGG試行では食後60分後の血糖値が有意に低く抑えられ、また、血糖値の最大値も低く抑えられる傾向が認められました。4. 考察と今後の展望本研究では、朝および昼にPHGGを摂取することで、夕食時の食後血糖値の上昇が抑制されるという、セカンドミール効果が明らかになりました。問題になりやすい夕食の食後高血糖のコントロールにPHGGが活用できる可能性が考えられます。PHGGは、腸内細菌叢による短鎖脂肪酸※5産生促進、糖の吸収抑制などの機序で血糖値上昇を抑制させる可能性が示されています。これらの作用は、摂取数時間後におこるため、この作用時間の差異が朝食・昼食時の摂取で夕食時の血糖値上昇抑制がみられた理由だと考えられます。今後は個人差も含め、詳細なメカニズムを明らかにするため、研究を継続して参ります。■用語説明※1 グアーガム分解物インド・パキスタン地方に生育するグァー豆の種子に含まれる高分子食物繊維グアーガムを分解した水溶性食物繊維。グァー豆の食物繊維やグア豆食物繊維とも呼ばれる。善玉菌の餌になりやすく、優れた腸内環境改善作用を有する。※2 ダブルブラインド・クロスオーバー試験被験者、評価者の両方が、被験者がどの群に割りつけられているかを知らない状態で、被験者を異なる群に割りつけ、各群に試験食品かプラセボ(見た目や味などは試験食品と区別がつかないが、機能性成分を含まないコントロール食品)を一定期間摂取させた後、休止期間を経て、もう一方の食品を摂取させ、試験食品の有効性や安全性を比較する試験。被験者、評価者の思い込みや先入観の影響を排除でき、被験者の個人的な変動要素も排除できる、質の高い試験方法とされている。※3 持続型血糖測定器センサーを腕に取り付けることで24時間、数日間連続して血糖値を測定できる測定器。※4 曲線下面積(AUC)AUC(Area Under the Curve)は、グラフの曲線の下に含まれる面積を指す。血糖値のAUCは、血糖値の時間経過に対する曲線の下の面積を計算したもので、血糖値の総合的な変動を表す指標として使われる。※5 短鎖脂肪酸食物繊維やオリゴ糖などを腸内細菌が発酵してつくる有機酸。消化管のエネルギー源となり、バリア機能を強化し、消化管の運動を調節するなど、腸内環境の維持に重要な役割を果たす。また、全身のエネルギーとして使われたり、糖代謝・脂質代謝を調節したりとさまざまな機能を有する。■太陽化学株式会社概要商号 : 太陽化学株式会社代表者 : 代表取締役社長 山崎 長宏所在地 : 〒512-1111 三重県四日市市山田町800番設立 : 1948年1月事業内容: 乳化剤、安定剤、鶏卵加工品、機能性食品素材等の開発、製造。資本金 : 77億3,062万円URL : 伝統的な天然素材から、最先端技術を応用した新規素材まで様々な食材・工業用途向素材を取り扱うと共に、研究開発型企業として、無限の可能性を秘めた機能性食品素材の創造に取り組んでいます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月17日八洲学園大学国際高等学校(広域通信制課程普通科、本校:沖縄県)は、株式会社サイルビジネス学院(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松下 雅征)が運営する「サイル学院高等部」と学習提携し、資格取得・専門コースの1つとして「ビジネス・起業コース」を開始しました。■中高生の半数が「将来に不安」。国際競争力の低下が影響かかつて世界1位だった日本のIMD世界競争力ランキングは34位にまで低下。失われた30年を通じた日本経済の低迷は、中高生にも少なからず影響を与えているはずです。例えば、ソニー生命保険の調査では、中学生の46%、高校生の48%が「10年後は不安」と回答。ソニー生命保険「中高生が思い描く将来についての意識調査2021」近年の生活環境・社会経済の激しい変化に直面し、明るい見通しや将来像を描けない中高生は多いのではないでしょうか。■起業家教育で国際競争力の向上に繋げる経済不況を打破し、国際競争力の向上に繋げることを目的として、政府によるアントレプレナーシップ教育の推進など、中等教育からの起業家教育に注目が集まっています。VUCAの時代には、将来を憂うことなく社会変化を受容し、新たな価値を生み出す力、精力的に経済活動を行う力が求められます。そして、この力こそ「起業家精神」だと考えます。しかし、経済産業省の調査(*1)によると、高校の約57%が起業家教育を実施できていないのが現状。中高生・社会の両方にとって、起業家教育の推進は優先事項だと言えます。経済産業省「生きる力」を育む起業家教育のススメ指導事例集■ビジネス・起業コースの提供を開始八洲学園大学国際高等学校は「広域通信制」のパイオニアです。通信制高校の需要の高まりを受け、複数の都道府県から入学できる仕組みをいち早く提供してきました。今、中等教育からの起業家教育が求められています。そこで、ビジネス・起業に特化したカリキュラムを提供する「サイル学院高等部」と提携し、専門コースを開始しました。八洲学園大学国際高等学校ビジネス・起業コースの紹介本コースを通し、自らの力で将来を切り開く力・自信を育むとともに、その力を社会に送り出し、国際競争力の向上にも繋げていきます。■学校紹介学校法人八洲(やしま)学園 八洲学園大学国際高等学校学校長: 中村 成希所在地: 沖縄県国頭郡本部町備瀬1249開校 : 2000年4月URL : ■学習提携先紹介:サイル学院高等部についてサイル学院高等部は、ゼロから起業・ビジネスを学びながら高校卒業できる通信制オンラインスクールです。起業のやり方も、仕事に直結するビジネス資格も、みんなで学ぶから続けられます。知識や経験がゼロの高校生でも学びやすいように、ビジネスと教育の専門家が開発したサイル独自のカリキュラム。起業家から話を聞いたり、みんなでビジネスコンテストに参加したり。起業やビジネスに関連する課外活動も充実しています。学院名 : サイル学院高等部学院長 : 松下 雅征創立 : 2022年4月校舎 : オンライン上に整備(全国から通学可)公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月01日子どもの性教育はいつから始めるべき……?昨今、諸外国に比べ遅れているといわれる日本の『性教育』。我が子への性教育に関する体験談を描く漫画家ちり(@chiri_chi_ld)さん。今回は、ちり(@chiri_chi_ld)さんの『3歳から性教育を始めた結果』を紹介します!どうやって教える……?子どもの頃、“性教育”について教えられなかったちりさん。3歳の娘がいるちりさんは、『子どもの性教育』を早いうちから教えようと決意しました。調べた結果……少し抵抗感……とりあえず読ませてみる……この漫画を読んだ読者は『娘さんがまだよく判断できないので読ませるのに抵抗があるし、まだよく判断できないからこそ読ませるべきでもある。性教育をいつから始めるのか、どのように進めるのかは難しい問題だと思いました。とりあえず読ませてみる決断をしたのは正しいと思います。』『子どもの教育のためとはいえ絵本の内容に抵抗を持ってしまう気持ちはよくわかります。子どもがきちんと理解できているのかも含め慎重な教材選びが必要だと思いました。子どもの理解度や様子を見つつ自分たちに合った方針の絵本を探していきたいと思います。』『日本の性教育は本当に遅れていると思うので、その中から子供に合った、自分が教えたいと思うような良い絵本を探してくることが良いと思います。主人公が絵本を買ってきたのはすごく良いことだと思います。』など、娘のために性教育を早期で取り入れようとする主人公の姿勢には、共感と称賛の声が多く集まりました。性教育への考え方はさまざま……大人からすると抵抗感のある内容でも、子どもは純粋に知識の習得をするようですね。絵本での“性教育”は娘にどんな変化をもたらすのでしょうか……また皆さんは、幼いお子さんへの性教育をどのように考えていますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@chiri_chi_ld)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月24日子どもの性教育は何歳から始めるべき?日本の『性教育』は世界と比べ遅れているといわれている中、娘への性教育に関する体験談を描く漫画家ちり(@chiri_chi_ld)さん。今回は、ちり(@chiri_chi_ld)さんの『3歳から性教育を始めた結果』を紹介します!3歳の娘がいるちりさん。『子どもの性教育』をいつから始めるべきか悩んでいました……。誰も教えてくれなかった過去なんで教えてくれないの……?そして母親になり……娘の性教育を決意……この漫画に読者からは『性教育を受けたことで興味を持ちすぎて早熟してしまわないかが心配になりますが、昨今の小児の性被害の報道を見るとある程度は性教育の必要性を感じます。』『3歳にはまだ早いと思います。小学生になってからでもいいのではないでしょうか。』『ネットから中途半場な情報を得て間違った知識を得るより、ずっといい!』『同じように興味を示した段階で正しい知識を教えてあげたいです。そして、自分を大切にすることを学んで欲しいです。』と性教育に関して賛否両論の声をいただきました。性教育の必要性……子どもの身を守るためにも、性教育は大切だといえるでしょう。しかし、性教育は何歳からが好ましくて、いつからだと遅いだなんて教えてもらう機会などなく、“正解”がわからない方も多いでしょう。“正解”を気にするのではなく、我が子が傷つくことがないようにと行動することが重要なのかもしれませんね。あなたが子どもに性教育をする立場になったら、どう対応しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@chiri_chi_ld)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月20日株式会社教育新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大林 洋介)の広告企画部門教育新聞ブランドスタジオが主催する大学/研究機関向け無料フォーラムを2023年7月27日(木)福岡、西南学院大学 コミュニティセンターにて開催いたします。大学や研究室において先進的なクラウド技術を活用した研究DXを推進されている教授や研究者の方々を講師として招き大学教育研究分野におけるDXの最新事例などが紹介されます。無料で参加いただけます。基調講演 国立情報学研究所 副所長/学術基盤チーフディレクター 安浦 寛人応募ページ: 【クラウド技術を使ったDXによる課題解決、活用法を学ぶ】基調講演で登壇するのは、国立情報学研究所の安浦 寛人副所長。「オープン・サイエンス時代の学術所法基盤」をテーマに、日本のオープン・サイエンスに対応する学術基盤の整備、特に研究データの管理と公開に関する学術基盤の開発状況についてお話しいただきます。さらに、九州大学 生体防御医学研究所附属高深度オミクスサイエンスセンターの長崎 正朗教授による講演のほか、AWS Academyを活用して実践的なデジタルスキル教育を進める麻生情報ビジネス専門学校の事例、九州大学発のスタートアップとして創業し病理分野のデジタル化を推進するメドメイン株式会社の取り組みなども紹介いたします。大学・研究機関においては、本来科学研究費助成事業による各研究分野で、機械学習、デジタルツイン、ゲノム解析、HPC、量子コンピューティングなど、クラウドテクノロジーとの親和性が高いにも関わらず、その利用方法、調達方法が浸透しておらず、クラウド技術を活用した研究DXの普及に課題がある状況です。そうした中、クラウドを活用した大学、研究室での効果的な活用方法やDX化について興味のある学校関係者は注目のフォーラムとなっています。「競争的研究費でクラウドを利用することが可能」になった背景もあり(※)、研究領域でのクラウド利用方法に関するベストプラクティスをお伝えします。(※)競争的研究費における各種事務手続き等に係る統一ルールについて(令和5年5月24日改正) 特別協賛社であるアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社協力のもと行なう本フォーラムは、クラウド最前線の情報収集、情報交換の場としてご利用いただけます。【開催概要】福岡会場(大学/研究トラック)■日時2023年7月27日(木) 午前10時30分~午後5時■場所西南学院大学 コミュニティセンター■参加対象大学関係者、研究室関係者■当日スケジュール・ご挨拶・登壇10時30分~(オンライン登壇)文部科学省 研究振興局参事官(情報担当) 工藤 雄之・基調講演10時35分~11時15分オープン・サイエンス時代の学術情報基盤九州大学名誉教授 国立情報学研究所 副所長/学術基盤チーフディレクター 安浦 寛人・講演11時15分~11時45分九州大学 生体防御医学研究所附属高深度オミクスサイエンスセンター バイオメディカル情報解析分野 教授 長崎 正朗・協賛社セッション11時45分~12時15分オープンサイエンスを支えるクラウド認証基盤 Exticエクスジェン・ネットワークス株式会社 マーケティング部長 前田 祐一郎・講演13時15分~13時45分AWS Academyを活用した実践的なデジタルスキル教育麻生情報ビジネス専門学校 教員 久保山 大地・協賛社セッション13時45分~14時15分タイトル未定株式会社Fusic・講演14時15分~14時45分研究発の医療AIスタートアップの創業と経営メドメイン株式会社 CEO 飯塚 統・協賛社セッション15時15分~15時45分調達も運用も「安全」に ~大学・研究機関でのクラウド活用によるDXの最初の一歩をお手伝いします~MEGAZONE株式会社 営業統括本部 マネージャー 長谷川 和利・協賛社セッション15時45分~16時15分教育DXを加速するID管理とアプリケーション管理のモダナイゼーションOkta Japan株式会社 エンタープライズ営業本部 伊藤 大輝/シニアソリューションエンジニア 及川 大樹・参加者交流会■詳細・申込: ※小中高向けトラックも同時開催なお、8月24日東京、8月28日大阪でも登壇者を変え「教育と研究のDXフォーラム」を実施いたします。主催 :株式会社教育新聞社 教育新聞ブランドスタジオ特別協賛:アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社協賛 :キヤノンITソリューションズ株式会社、エクスジェン・ネットワークス株式会社、株式会社Fusic、ライフイズテック株式会社、MEGAZONE株式会社、Okta Japan株式会社後援 :文部科学省、一般社団法人 ICT CONNECT 21、株式会社科学新聞社 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月20日~FPがつくったゲーム型教育ツール『LIFE PLAN(ライフプラン)』を直に体験~課題解決型ファイナンシャルプランナー事務所『FP Office』を運営するFP Office株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:中村達矢、以下 FP Office)は、2023年6月14日(水)国立大学内ボードゲームサークルにてオリジナルボードゲーム(試作)で学べる現代版金融経済教育を開催いたしました。◆ゲーム型教育ツール『LIFE PLAN(ライフプラン)』についてゲーム型教育ツール『LIFE PLAN(ライフプラン)』は、人生における様々なライフイベントや経済情勢に対応しながら「資産形成」と「人生の謳歌」の両立を目指す方法を学べるコンセプトのもと誕生した、オリジナルのボードゲーム(試作)です。ゲーム参加者一人一人が主役となって、将来のライフプランや資産形成を疑似体験しながら、ゲームを通して金融や経済における基礎的な知識が分かりやすく学べる内容となっています。今回開発の背景として、金融教育に興味を持つ方が増える一方でなかなか資産形成のアクションに移せない方が多いという現実を、開発者であるファイナンシャルプランナーの景山氏は日々の相談から感じておりました。『より経済や金融をもっと身近に感じられるような取り組みをしたい』『ゲーム形式で楽しみながら資産形成を体感してもらいたい』という想いが、このボードゲーム開発のスタート地点にあります。現在は試作段階ですが、今後もイベント開催を実施しながら開発を重ね、より使いやすく内容をブラッシュアップさせていく予定です。◆イベント報告と参加者の声埼玉大学のボードゲームサークル(代表 :渋谷さん他7名)にてテストプレイを実施しました。『LIFE PLAN(ライフプラン)』のゲーム時間は約2時間、4名1卓でプロのFPから資産形成のレクチャーを受けながら進行しました。序盤はルールを確認、金融用語の意味や使い方をFPに確認しながらのプレイでしたが、中盤からはスムーズな展開となりました。参加した大学生はプレイを通し、一通りの資産形成方法とその落とし穴、メリットデメリットなどを学びました。参加者である大学生にとって、これからの人生の船出の準備として将来をイメージし、時に大きく資産を増やし、時には株の暴落から大きく資産残高が目減りする、のような展開で、人生山あり谷ありといったお金における人生模様を体感することができ、将来に向けての資産形成を体感していただきました。『金融用語は難しくて理解に時間がかかる印象があったが、ゲームの中で楽しく金融用語が学べました!』『ボードゲームで金融を学ぶことで、資産形成や資産運用にもより興味を持ちました』といった参加者の声をいただき、大盛況で閉幕いたしました。◆講師紹介景山 一輝(かげやま かずき)FP Office ファイナンシャルプランナー大学卒業後、証券会社、外資系生命保険会社を経て,15年以上金融実務経験のあるFPとして子育て世帯を中心に年間150件以上の相談を対応。資産形成や資産運用を得意とし、住宅・教育資金・老後設計や相続などの相談に対応。また、新聞やWEBの記事の執筆、セミナー講師、金融教育向けのボードゲーム作成なども行う。▼メディア実績幻冬舎資産形成ゴールドオンライン by 幻冬舎ゴールドオンライン・世帯年収2,000万円の「勝ち組夫婦」…誰もが羨む贅沢生活から一転、老後破産の危機マイナビウーマン・ふるさと納税は節税になる?どれくらいお得?申請方法も解説◆本件に関するお問い合わせ先FP Office事務局TEL:0120-527-887(受付時間:10:00~18:00)URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月19日オンライン大学進学塾を経営する株式会社ポラリスが、子供の教育に不安を感じているという保護者からの相談が増えていることから、夏休みに向けて保護者向けのオンライン個別相談会を2023年7月14日から7月31日まで開催します。農村地域、遠隔地などの教育格差が深刻化現在、親ガチャが話題となっており、共通テストでも想起させる問題が出題されました。親ガチャとは、生まれもった容姿や能力、暮らしている地域によって人生が大きく左右されるという認識に立ち、「生まれてくる子供は親を選べない」ことをスマホゲームの「ガチャ」に例えての表現です。その親ガチャにより教育の格差が広がっています。教育格差については経済的な面に話題が集中していますが、実は都市部と地方、農村地域、遠隔地などの教育格差が深刻化しています。また、教育機関へのアクセスの不均衡や、学校の質の違いが地域間で存在します。特に、農村地域や遠隔地などの地理的に不利な場所では、過疎化の進行により社会教育施設や学習塾が維持できず、学びの場が急速に失われつつあります。背景は指導人材不足や住民環境全国を対象にオンライン大学進学塾を行う当社では、地方に住まれている保護者からのオンライン相談数が増えており、個別相談の3件に2件が地方にお住まいの保護者となっています。その背景には、教育環境が整っていない、情報交換など相談できるママ友がいないという状況があります。子供に勉強してもらうにはどうしたらいいかという全国共通の相談が多いですが、中には地方ならではの「塾はあるけど先生が高齢で頼りない」「偏差値の高い大学卒の講師がいないので心配です」という相談などがあります。当社では受験生の母親を対象にしたコーチング事業を行っており、そのノウハウを活かし、保護者向けの個別相談を行っています。1回60分間、勉強内容に関する事実確認、問題点の特定、解決策のアイデアを出し合います。【地方の受験生は不利だと思われがちですがあきらめないでほしい】「親の私が合格のためにできることを知りたい」という子供と二人三脚で勉強に取り組みたいという保護者が増えてきた中で、特に地方にお住まいの場合には相談できる人がいないのではないか、と考え当社は個別相談会を開始するに至りました。相談会に参加した保護者からは、「田舎には志望校を卒業した先生がいない、オンラインで相談できる先生がいてよかった」「首都圏の学校に通学している人とは学習の選択肢の幅も大きく変わります、オンラインで相談できることは本当に助かります」といった声をいただいています。代表の吉村は、「地方の受験生は不利だと思われがちですがインターネットを活用したり学校の先生に相談したりと工夫次第でなんとかなります。地方出身だからといって、志望校をあきらめたりしないでください。」と話しています。《保護者向け、オンライン夏の個別相談会》日時: 2023年7月14日~7月31日料金: 無料場所 : Zoom開催申し込み方法: 定員: 先着20名受験勉強や参考書選び、子供に対する声かけや関わり方、志望校選び、受かる夏休みの過ごし方、などの相談に対応させていただきます。(画像はプレスリリースより)
2023年07月13日オンライン大学進学塾を経営する株式会社ポラリス(本社:大阪市中央区、代表:吉村 暢浩)が、子供の教育に不安を感じているという保護者からの相談が増えていることから、夏休みに向けて保護者向けのオンライン個別相談会を2023年7月14日から7月31日まで開催します。ポラリスアカデミアの講師陣【農村地域、遠隔地などの教育格差が深刻化】現在、親ガチャが話題となっており、共通テストでも想起させる問題が出題されました。親ガチャとは、生まれもった容姿や能力、暮らしている地域によって人生が大きく左右されるという認識に立ち、「生まれてくる子供は親を選べない」ことをスマホゲームの「ガチャ」に例えての表現です。その親ガチャにより教育の格差が広がっています。教育格差については経済的な面に話題が集中していますが、実は都市部と地方、農村地域、遠隔地などの教育格差が深刻化しています。また、教育機関へのアクセスの不均衡や、学校の質の違いが地域間で存在します。特に、農村地域や遠隔地などの地理的に不利な場所では、過疎化の進行により社会教育施設や学習塾が維持できず、学びの場が急速に失われつつあります。【背景は指導人材不足や住民環境】全国を対象にオンライン大学進学塾を行う当社では、地方に住まれている保護者からのオンライン相談数が増えており、個別相談の3件に2件が地方にお住まいの保護者となっています。その背景には、教育環境が整っていない、情報交換など相談できるママ友がいないという状況があります。子供に勉強してもらうにはどうしたらいいかという全国共通の相談が多いですが、中には地方ならではの「塾はあるけど先生が高齢で頼りない」「偏差値の高い大学卒の講師がいないので心配です」という相談などがあります。当社では受験生の母親を対象にしたコーチング事業を行っており、そのノウハウを活かし、保護者向けの個別相談を行っています。1回60分間、勉強内容に関する事実確認、問題点の特定、解決策のアイデアを出し合います。【地方の受験生は不利だと思われがちですがあきらめないでほしい】「親の私が合格のためにできることを知りたい」という子供と二人三脚で勉強に取り組みたいという保護者が増えてきた中で、特に地方にお住まいの場合には相談できる人がいないのではないか、と考え当社は個別相談会を開始するに至りました。相談会に参加した保護者からは、「田舎には志望校を卒業した先生がいない、オンラインで相談できる先生がいてよかった」「首都圏の学校に通学している人とは学習の選択肢の幅も大きく変わります、オンラインで相談できることは本当に助かります」といった声をいただいています。代表の吉村は、「地方の受験生は不利だと思われがちですがインターネットを活用したり学校の先生に相談したりと工夫次第でなんとかなります。地方出身だからといって、志望校をあきらめたりしないでください。」と話しています。《保護者向け、オンライン夏の個別相談会》日時 : 2023年7月14日~7月31日料金 : 無料場所 : Zoom開催申し込み方法 : 定員 : 先着20名受験勉強や参考書選び、子供に対する声かけや関わり方、志望校選び、受かる夏休みの過ごし方、などの相談に対応させていただきます。【会社概要】会社名 : 株式会社ポラリス代表 : 吉村 暢浩本社 : 〒542-0076 大阪市中央区難波5-1-60なんばスカイオ27階WeWork内事業内容: 受験コンサルティング・コーチング事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月07日三谷商事株式会社(所在地:福井県福井市、代表取締役社長:三谷 聡)は、無料セミナー「『ICT+教育最前線2023』 ―これからの教育の“姿”―」を、2023年7月14日(金)より全国4か所で開催いたします。メイン画像【本セミナーについて】新型コロナの流行により、教育現場は大きな変革を余儀なくされました。しかし、その一方で、新たな教育の可能性が開花しました。教育関係者には、未来志向のもと、新たな教育手法の探求が求められています。今回のセミナーでは「未来」をテーマに掲げています。未来を切り拓くためには、VRやARなどの仮想現実、AI、データ利活用など、先進的な技術を教育活動にどのように生かすことができるかが重要です。本セミナーでは、新たな教育ICT環境で成果を上げている教職員の方にご登壇いただき、最先端技術の取り組みやその実践例をご紹介いただきます。《対象》全国大学、大学院、専門学校、K12、教育委員会《参加費用》無料■開催日時・場所《大阪》開催日時:7月14日(金) 13:00~17:15開催場所:TKPガーデンシティ新大阪 6B大阪府大阪市淀川区宮原4-1-4 KDX新大阪ビル 6階《福岡》開催日時:7月21日(金) 13:00~17:15開催場所:リファレンス大博多ビル貸会議室 1109福岡県福岡市博多区博多駅前2-20-1《広島》開催日時:7月28日(金) 13:00~17:00開催場所:TKPガーデンシティPREMIUM広島駅前広島県広島市南区大須賀町13-9《東京》開催日時:8月4日(金) 12:55~17:25開催場所:アルカディア市ヶ谷 7F琴平東京都千代田区九段北4-2-25※12時30分から受付を開始します。※プログラムは開催地ごとに異なります。下記よりからご確認ください。 ■登壇予定者 / 講演内容〇学校法人 大阪成蹊学園 大阪成蹊大学 / 鎌原 淳三 氏「大阪成蹊大学データサイエンス学部におけるNVIDIAとの連携と教育研究への活用」〇京都大学 / 梶田 将司 氏「京都大学における教育情報環境のBYOD化とクラウド化」〇近畿大学 / 矢藤 邦治 氏「KDIXにおけるブランドコミュニケーションについて~esports編~」〇久留米工業大学 / 小田 まり子 氏「久留米工業大学における「地域課題解決型AI教育プログラム」」〇学校法人昭和学院 昭和学院中学校・高等学校 / 榎本 裕介 氏「生徒のICT利用規制を厳しくしたり、先生がクラウドを利用して家でも仕事したりするのはやめませんか?」〇電気通信大学大学院 / 柏原 昭博 氏〇電気通信大学 / 島崎 俊介 氏「UEC-eDXシステム〜先進的ハイブリッド教室と高度個別学習支援の実現に向けて〜」〇学校法人東洋大学 / 藤原 喜仁 氏「結果を出すDX推進とこの先に向けての未来構想」〇日出学園中学校・高等学校 / 武善 紀之 氏「あなたにとって、ICTは単なる道具ですか?~ICT「で」教えるから、ICT「を」教えるへ 情報科的ICT教育の捉え方~」〇国立大学法人和歌山大学 和歌山大学教育学部附属中学校 / 矢野 充博 氏「タブレット端末によるAR等を活用したPBL型の理科の授業」★最新の教育研究設備も併設展示予定です。※学校名の50音順で記載しています。※開催会場によっては、展示がない場合もあります。■参加方法下記URLをご参照ください。URL: リーフレット表面リーフレット裏面【会社概要】商号 : 三谷商事株式会社代表者 : 代表取締役社長 三谷 聡所在地 : 〒910-8510 福井県福井市豊島1-3-1設立 : 1946年3月20日資本金 : 50億869万円URL : 事業内容 : 各種コンピュータシステム・ネットワーク・ソフトウエアの設計・開発・運用・サポートを含めたトータルソリューションを中心としたシステムインテグレーション(SI)事業及びそれに伴うコンピュータ機器の販売。特に全国200校以上の教育機関様にコンサルティングから運用支援まで総合的なソリューションを提供。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月13日新しい学びに対応し、学び直しから国公立大学進学まで力強くサポートする東京都立小台橋高等学校は、開校2年目を迎えて、いよいよ待望のゼミ教育がスタートしました。課題研究作成のための情報活用の授業ではChatGPTのメリットデメリットも学びました。中学生対象の学校見学会の受付は6月22日(木)スタート(予定)です。学校見学会では校舎見学、及びチャレンジスクールについての説明を主として説明会も実施します。「東京都立小台橋高等学校」URL: 現在の仮設校舎外観■「ゼミ教育」ChatGPTの授業本校の進路活動は「フューチャーデザイニング(未来設計)、以下FD」と称して、1年次から卒業年次まで計画的、効率的に運営が行われています。このFDの幹となるのが「ゼミ教育」です。課題研究作成を目指したFDでの学びの第一単元は情報の集め方です。2年生全員が同じ内容で学びます。第一回はフェイクニュースの見分け方や第一次情報を扱うこと、第二回はネット上の情報について、第三回は図書館の活用と引用文献の表し方、第四回は言葉の定義と続きます。第二単元は各自の問立ての練習になり、さらに後期に入ると各ゼミの独自性を発揮しつつ課題研究に取り掛かります。去る5月19日にはネット上の情報活用について学び、その中で、ネット上の情報の集め方の一つとして、ChatGPTを取り上げました。授業では、まず、ChatGPTとは何か解説があり、会話や創作、翻訳や文章要約、文書校正、プログラミングなどができると紹介されていました。「公開されるとマズイものは、送信しない!」「個人情報は送信しない!」「回答内容はきちんと自分の目で確認する!」などの使用上の注意があり、生徒たちは真剣に聞き入っていました。各授業担当の先生のスライドには、「メブクロウ」という学校のマスコットの名前を使って主人公の物語を考えさせた文章や、「メブクロウって何?」と尋ねて「メブクロウとは、鳥類の一種で、日本に生息するフクロウの一種です」と「嘘」の情報に行き着いた文章が紹介されていて、生徒が実感しやすい授業となっていました。この授業を企画担当者の一人である学習進路部の柴田有歌理先生は「ChatGPTを知っている生徒がたくさんいるので、最新のツールを紹介すると同時に、十分注意して活用してほしいと考えて授業を構成した。生成AIに頼っていたら何もできない人になってしまう。課題研究は学びを身に付けてもらうことこそが課題です」とお話ししていました。■小台橋高校 学校見学会今回の学校見学会では、校舎見学、及びチャレンジスクールについての説明を主とした説明会を実施します。中学生の生徒の皆さんとその保護者の皆さんを対象としたご説明になりますが、中学校・塾の先生、広く教育関係者の方々にも来ていただき、開校間もない都立小台橋高校のことを知っていただければと思います。事前予約はWebページで受け付けます。開催日 :令和5年7月22日(土)第1回 09:30開始(受付09:00~、個別相談10:30~)第2回 12:15開始(受付11:45~、個別相談13:15~)第3回 14:30開始(受付14:00~、個別相談15:30~)会場名 :小台橋高等学校3階視聴覚室アクセス :JR田端駅から都営バス10分(小台橋バス停下車すぐ)、都電荒川線小台駅徒歩8分、日暮里舎人ライナー足立小台駅徒歩11分対象 :中学生とその保護者、教育関係者申し込み方法:学校Webページ「事前予約フォーム」より申し込みください■「学校見学会」内容(1) チャレンジスクールの高校です。チャレンジスクールは東京都立の昼夜間定時制総合学科高校で、不登校を経験した生徒や中途退学者等を主に受け入れる高校の名称です(不登校経験のない生徒も多くいます)。●チャレンジスクールの特徴・学力選抜がなく、面接・作文・書類で選抜・朝昼夕の三部制で、一人一人の生活・健康に配慮・所定の単位が取れると卒業できる単位制で、多様で柔軟なカリキュラム・キャリア教育が充実した総合学科で、多彩な選択科目から自分の時間割を作成(2) 学び直しから国公立大学進学まで学習面を支援する高校です。オンライン学習を授業に組み込んで積極的に活用し、自習時間や長期休業での補習や補講の体制を整備して、学び直しから国公立大学進学まで生徒の多様な学習ニーズに対応します。●幅広い学習ニーズに対応・学び直しから国公立大学進学まで授業でオンライン学習・ラーニングコモンズやゼミ室を活用して自習・キャリアサポートコーナーで履修や進路の相談・職員室カウンターやゼミ室で勉強の質問(3) 新しい学びに対応する高校です。課題研究や本物体験を学習活動の中心と位置づけてゼミ教育を実施し、地域との連携を通して新しい学びに対応し、総合的な学力を身に付けていきます。●まるで大学のような学習環境・自分の興味関心や将来像に合わせて学ぶ・履修登録をして自分の時間割を作る・授業に組み込まれたキャリアガイダンスを受講・ゼミナールに所属して課題研究を作成(4) 心の健康面を支援する高校です。教科を横断して教育活動全体で交流プログラムを実施し、相談体制や問題解決体制を整備することで、一人一人の心の健康面を支援します。●面倒見の良いサポート体制・少人数クラスや時差通学で密にならない学校生活・交流プログラムを授業で学ぶ・相談室やカウンセリング室で悩み相談・学校医、産婦人科医、スクールカウンセラー、ユースソーシャルワーカーなどの支援(5) 施設・設備が充実した高校です。令和6年4月から新校舎で授業開始。東京都教育委員会指定のTOKYOデジタルリーディングハイスクール研究指定校としてデジタル環境を整備、校内居場所カフェを設置するなど、施設・設備が充実しています。●新校舎は最先端の設備・全教室が空調・Wi-Fi完備、デジタル対応・協働学習にぴったりなラーニングコモンズ・動画スタジオや3Dプリンターなど最新デジタル対応のPC室・相談にも対応できる居場所カフェ●東京都教育委員会の指定事業・TOKYOデジタルリーディングハイスクール研究指定校TOKYO教育DX推進校(AI教材を活用する学校)先端技術推進校(VR等を活用する学校)・校内居場所カフェ設置校(令和6年度)【学校概要】学校名 :東京都立小台橋高等学校所在地 :東京都足立区小台2-1-31課程・学科・部:定時制課程総合学科。午前部・午後部・夜間部の三部制。校長 :杉森 共和設立 :令和4年4月開校「都立高校改革推進計画・新実施計画(平成28年2月東京都教育委員会)」により計画された都立高校で6番目のチャレンジスクール。東京都教育委員会TOKYOデジタルリーディングハイスクール研究指定校、校内居場所カフェ設置校(令和6年度)。【チャレンジスクール】東京都立高校の校種の一つ。小・中学校時代に不登校経験を持つ生徒や長期欠席等が原因で高校を中途退学した者等を主に受け入れる総合学科・三部制(午前部・午後部・夜間部)の高校で、他部履修により3年での卒業も可能とする。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月06日明治学院大学では創設者J.C.ヘボン博士が生涯貫いた精神“Do for Others”を教育理念のもと、教育と研究を発展させ、社会貢献を積極的に進めています。地域や社会に開かれた大学を目指して、2018年より生涯学習講座として白金キャンパスを拠点に「プラチナカレッジ」を開講し、今年で6年目となりました。2023年度は5月より開催し、6月は第2シリーズとして「明治期の西洋音楽史を知る体験型レクチャーコンサート」を実施します。会場となるチャペルは1916(大正5)年、W.Mヴォーリズによって設計され港区指定有形文化財にも指定されており、歴史的にも価値のある建築のため、歴史を感じながら体験をしていただけます。【ポイント】(1) 本学でオルガン演奏しているオルガニストが講師を担当(2) 足鍵盤付き大型リードオルガンとバロック時代の製法を完全再現したパイプオルガンの試奏が可能(3) 昔ながらの足踏みふいごによる送風を体験。送風によって奏でられるパイプオルガンの音色を聞くことができます明治学院大学 白金キャンパス明治学院チャペル内【プログラム詳細】■タイトル明治期の西洋音楽史を知る体験型レクチャーコンサート■コーディネーター・講師長谷川美保(本学音楽主任者)・梅干野安未(本学協力オルガニスト)■講座内容(1) リードオルガンとパイプオルガンを通じて西洋音楽史を学ぶ(講義)(2) リードオルガンを試奏する(体験)(3) パイプオルガンを試奏および足踏みふいご(体験)■日時2023年6月24日(土)第1回(10:30~12:00)第2回(13:00~14:30)■場所白金キャンパス■定員各回30名■参加費3,600円■申込み期間6月16日(金)正午まで■申込み方法メールにてお申込みください。以下(1)から(6)について明記の上、社会連携課 mpc@mguad.meijigakuin.ac.jp へお送りください。メールのタイトルを「2023年度明治学院プラチナカレッジ第2シリーズ申込み」としてください。(1)氏名(フリガナ)(2)郵便番号・住所(3)電話番号(4)年代(5)参加を希望する回について第1希望、第2希望を記載(第2希望がない場合は、第1希望のみ記載)(6)明治学院大学の卒業生か否か定員になり次第締め切りとなります。申込み確認後「受講料お振込みのご案内」をお送りします。■プログラム詳細は以下よりご確認いただけます。 □■明治学院大学について■□創設者は“ヘボン式ローマ字”の考案や和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂、聖書の日本語訳完成などの業績があるヘボン博士。建学の精神である「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、ヘボン博士が貫いた“Do for Others(他者への貢献)”を教育理念としています。広く教養を培うとともに、各学部学科において専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身につけた人間の育成を目指します。2023年である今年創立160周年を迎え、2024年には本学初の理系学部「情報数理学部」を設置予定です(設置認可申請中)。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月30日HOSEIミュージアムは、法政大学市ケ谷キャンパスにて2023年度春学期企画展示「都市と大学―法政大学から東京を視る―」を開催します。本ミュージアムでは、2020年4月の開設にあわせて開設記念特別展示「都市と大学―法政大学から東京を視る―」を開催しましたが、新型コロナウイルス感染症の発生・拡大による緊急事態宣言下となり、多くの皆さまにご来館いただく機会とはなりませんでした。そこで、このたび、ミュージアム開設準備募金をもとに制作された映像シリーズ「法政大学の歴史・個性・文化」の公開開始と連動して、リニューアル展示を開催します。本展示では、都市空間として発展・変容していった近現代の東京の姿を法政大学の歴史のなかから捉え直すとともに、東京という空間の観点から本学の歴史を再考します。ミュージアム・サテライト市ケ谷も併せてご観覧ください。HOSEIミュージアム2023年度春学期企画展示「都市と大学―法政大学から東京を視る―」【「都市と大学―法政大学から東京を視る―」の開催概要】■会期2023年5月12日(金)~2023年8月25日(金)■会場HOSEIミュージアム ミュージアム・コア(東京都千代田区九段北3-3-5 法政大学九段北校舎1階)■展示内容1. 「腕力世界」から「法律世界」へ―東京法学社の創立―・東京法学社の創立法政大学の起源の一つである東京法学社と当時の最先端の「法学知」を求めて東京に集う3名の創立者を紹介します。・神田地区の法律学校明治初頭に神田地区に集った私立法律学校を大きな地図で紹介し、神田学生街の形成について考えます。2. 「自由と進歩」の精神―法政大学における学風の形成―現在の学風でもある「自由と進歩」の精神が育まれた1930年代、この市ケ谷の地で花開いた学生文化を紹介します。※展示の詳細は下記ウェブサイトをご確認ください。HOSEIミュージアムウェブサイト ※ミュージアム・サテライト市ケ谷は、市ケ谷キャンパス外濠校舎6階およびボアソナード・タワー26階にございます。【HOSEIミュージアム映像シリーズ「法政大学の歴史・個性・文化」について】HOSEIミュージアムでは、デジタル・コンテンツによる事業を一層積極的に展開するため、本ミュージアム開設準備募金を活かして映像シリーズ「法政大学の歴史・個性・文化」(10本を予定)の制作を開始しました。このたび2022年度制作分2本を、ミュージアム・コアで映写するとともに、HOSEIミュージアムYouTubeチャンネルにて公開しておりますので、併せてご覧ください。(1)「法政大学の歴史・個性・文化」vol.1(約8分)「腕力世界」から「法律世界」へ―東京法学社の創立― (2)「法政大学の歴史・個性・文化」vol.2(約8分)「自由と進歩」の精神―法政大学における学風の形成― 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月12日サイアンスアカデミーは、2023年6月3日(土)の20時より冨田 勝 慶應義塾大学名誉教授の教育セミナー「AI時代における人間の役割と教育とは」をオンラインライブで開催いたします。AI時代における人間の役割と教育とは「ねじり鉢巻きで教科書を勉強して難関校を目指す」そんな入試の常識が、chatGPTの台頭によって覆され、「それって本当に人間がやることなのか」と多くの人が疑問を持ち始めています。「教科書を勉強して試験で良い点を取る」「過去のデータを分析してビジネスプランを立案する」「万人が高く評価する優秀な文章を創作する」これら優等生的なことは、AIが最も得意とするところであり、将来着々とAIに置き換わるでしょう。だとすると、人間としての自分の価値をどこに見つけどう育むのか。それをアピールして総合型選抜入試か、それとも大学入学共通テスト等による一般入試か。冨田教授は「それは最終的には自分で決めること」としつつも、未来を見据えて良く考えることがとても重要だと言います。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)元学部長の冨田教授が語る本音を聴き逃さないようにしましょう。■開催概要セミナー名 : AI時代における人間の役割と教育とは開始日時 : 2023年6月3日(土) 20時講師 : 慶應義塾大学名誉教授 冨田 勝ナビゲーター : 出野 泉花セミナー視聴申込: ■冨田 勝(とみた まさる)1957年東京生まれ。慶應義塾大学工学部卒業後渡米。Carnegie Mellon University コンピュータ科学部でAIを専攻し修士課程(1983)と博士課程(1985)修了。CMUの助手、助教授、准教授歴任。1990年に帰国し、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)開設と、日本初のAO入試の導入に関わった。生命科学に転身して、環境情報学部助教授、教授、学部長を歴任。詳しい経歴: 冨田 勝 慶應義塾大学名誉教授 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月09日体のことや子どもがどのように産まれてくるのかなど、性教育についていつ教えるかは家庭によりタイミングがあると思います。そこで今回MOREDOORでは「性教育はいつからはじめていますか?」とアンケートを実施!なぜそう思うのか、理由も一緒に聞いてみました。気になる結果は……「子どもから性に関する質問をされたら」と答えた人は全体の4割と最も多い結果に。なお、「年長さんになってから」と答えた人は3割、「小学校入学してから」と答えた人は3割で、意見が分かれているようですね。「年長さんになってから」と答えた理由は?「小学校入学してから」と答えた理由は?「小学校高学年から」と答えた理由は?「子どもから性に関する質問をされたら」と答えた理由は?「その他」と答えた理由は?タイミングや考え方は家庭によってそれぞれ「子どもから性に関する質問をされたら性教育を始める」と答えた方が4割を占めた今回の調査。一方で小学校低学年からなど時期を明確に決めて教育をおこなっている家庭もありました。繊細な体に関わることをいつ教えるかは、本当に家庭によってそれぞれです。あなたはこの結果を、どう感じましたか?調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2023年03月29日~30日有効回答数:50名の男女(MOREDOOR編集部)
2023年05月07日ChatGPTなど生成AIを正しく効果的に教育現場で活用することを目的に設立した「教育現場AI活用フォーラム」が、2023年5月2日、オープン記念セミナー・イベントの開催を発表しました。教育現場AI活用フォーラムのオープン記念イベント■オープン記念セミナー・イベント1. 教育現場AI活用アイデアソン @東京・大阪・名古屋教育現場でChatGPTなど生成AIをどう活用するか、アイデアを出し合うワークショップ、アイデアソンを開催します。※アイデアソン(Ideathon)とは・・・アイデアを生み出すためのイベントやワークショップです。これは、参加者が集まって、限られた時間内に新しいアイデアや解決策を考え出し、アイデアを競い合うイベントです。アイデアソンの目的は、新しいアイデアを発見し、創造力やイノベーションを促進することです。参加者は、ディスカッション、ブレインストーミングなどの活動を通じて、問題解決や新しいアプローチに取り組みます。・日程:□ 名古屋:5月13日(土)15時~17時(名古屋駅近隣の会議室)□ 東京 :5月27日(土)15時~17時(東京駅近隣の会議室)□ 大阪 :5月28日(日)15時~17時(新大阪駅近隣の会議室)・当日フロー:(1) ChatGPTの教育現場での活用事例をまとめて紹介(2) チーム発表・自己紹介(3) いくつかのワークを通じて、ブレインストーミング・ディスカッション(4) 各グループでのアイデアの共有・発表・表彰・参加費:フォーラム参加者:無料、一般者:1,000円(税込・会場費)▼詳細・申込URLはこちら 2. 「初心者歓迎!ChatGPT教育活用の教科書」@オンライン勉強会教育現場でこれからChatGPTを活用していく先生方向けの勉強会です。・日程:□ 5月17日(水)11時~12時(Zoomウェビナー)□ 5月28日(日)10時~11時(Zoomウェビナー)・このセミナーで分かること:(1) ChatGPTの概要と最新情報(2) 教育現場でChatGPTを活用するための心得(3) 先生が使う場合の事例共有(4) 生徒が使う場合の事例共有(5) 既に発表されているChatGPTが組み込まれた教育サービス一覧の紹介(6) ChatGPTを教育現場で利用する時の注意点(7) まとめ(ChatGPTの登場で、教育現場はどう変わるか)・参加費:フォーラム参加者:無料、一般者:500円(税込・運営費)▼詳細・申込URLはこちら ■教育現場AI活用フォーラムの概要<フォーラム名称>「教育現場AI活用フォーラム」~ChatGPTなどAIを、正しく効果的に教育現場で使うために~<公開>2023年4月25日<参加条件>Facebookアカウントを持っていること。教育現場でAIを活用することに関心があり、前向きに建設的なマインドを持ち合わせていること。<後援>エデュマッチ(教育ICTサービス紹介サイト)、教育DXラボ<主な対象者>・学校の先生・塾・習い事スクールの先生・教材会社・EdTechサービス関係者・教育業界を目指す人※その他、最先端のテクノロジー/教育に精通している多数の専門家も、既に参加してくださっています。<5月に予定しているコミュニティ参加者限定のイベント(一部抜粋)>・大AI時代における“先生”の役割とは何か(オンライン勉強会)・教育業界における「マーケティング×ChatGPT」の可能性(オンライン勉強会・領域別分科会)・英語指導での実践事例7選@オンライン勉強会(オンライン勉強会・科目別分科会)・教育ICTサービス展示会ツアー&情報交換ランチ会(オフラインイベント)▼ホームページ・お申込みURL 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月02日学校法人立命館 起業・事業化推進室では、立命館における一貫教育型アントレプレナーシップ教育の促進に向けて、同推進室「教育プロデューサー」に、立命館小学校の正頭英和教諭が就任したことをお知らせします。これを機に、立命館各附属校の児童・生徒の成長に資するアントレプレナーシップ教育コンテンツの開発や仕組みづくりをさらに展開してまいります。起業・事業化推進室は、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、5つの附属校(立命館中学校・高等学校、立命館宇治中学校・高等学校、立命館守山中学校・高等学校、立命館慶祥中学校・高等学校、立命館小学校)を有する立命館学園における起業・事業化を総合的に推進する役割を担っています。文部科学省「大学発新産業創出プログラム(START)」の一環である「起業家層の拡大に向けたアントレプレナーシップ教育の高校生等への拡大EDGE-PRIME Initiative」事業においても、関西の小中高生に向けたアントレプレナーシップ教育充実のため積極的にプログラム提供を行うなど、京阪神におけるスタートアップエコシステムのグループリーダーとして取り組みを展開しています。正頭教諭は、立命館小学校において英語の授業でゲームのマインクラフトを活用したPBL(Problem Based Learning)授業を展開。2019年には、イギリスの国際教育機関「バーキー財団」が設立した、教育界のノーベル賞と言われる「Global Teacher Prize 2019(グローバル・ティーチャー賞)」トップ10に、世界約3万件以上の中から、唯一の日本人教員(小学校教諭としては日本初)として選ばれました。今後は、正頭教諭とともに、立命館小学生を中心に、附属中高や関西エリアの小中高生を対象としたアントレプレナーシップ教育や児童・生徒の特性にあわせた教育コンテンツ、教育手法・制度等の共同研究・開発を加速させ、社会に新たな価値を生み出す人材の育成を目指してまいります。■概要対 象 者 : 立命館小学校教諭正頭 英和(しょうとうひでかず)職 名 : 学校法人立命館起業・事業化推進室 教育プロデューサー主な職務 : 起業・事業化推進室の一貫教育型アントレプレナーシップ教育に伴う活動(1)立命館小学生を対象としたアントレプレナーシッププログラムの企画・実施(2)児童・生徒の発達段階・特性にあわせた教育コンテンツや教育手法・制度等の共同研究・開発■正頭 英和教諭コメントアントレプレナーシップ教育において、「起業すること」だけがゴールだとは考えていません。ただ、子どもたちの選択肢は多い方が良く、起業という選択肢を持つことは大切なことだと思います。そして、初等中等教育段階でたくさんの体験をすることで、子どもたちの興味関心の間口を広げることが大事だと考えています。社会に出るときに夢や希望、そして「やりたいこと」を持っている。そんな教育を提供していきたいです。■起業・事業化推進室について 起業・事業化推進室は、本学園に関わる多様な人材を横断的に連携させ、さまざまな社会課題解決に貢献する起業・事業化の促進と、既存の取り組みを学園規模で⾶躍的に前進させるしくみを構築するため、2021年6月1日に設置されました。一貫教育型のアントレプレナーシップ教育プログラムの提供や研究シーズ型ベンチャーの創出支援、学園独自のファンド投資先との連携など、立命館が目指す「社会共生価値」の創造を事業化を通じて実現すべく、プラットフォーム「RIMIX(リミックス)」の名称で全学にワンストップで展開・推進しています。立命館学園の起業・事業化をワンストップでデザイン・推進 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月01日2023年4月25日、教育ICTサービス紹介サイトのエデュマッチが後援となり、ChatGPTなど生成AIを正しく効果的に教育分野で活用することを目的としたオンラインサロン「教育現場AI活用フォーラム」が設立・公開されました。1週間前に運営代表の知人のみに公開した先行オープンの段階で、既に80人以上の方が参加しています。学校・塾・教材会社の関係者だけでなく、教育×AIのテーマに興味を持つエンジニア・大学教員・海外テックVC・テクノロジー系Youtuberなど多様なバックグラウンドを持つ皆様にご参加いただいています。教育現場AI活用フォーラム■概要<オンラインサロン名称>「教育現場AI活用フォーラム」~ChatGPTなどAIを、正しく効果的に教育現場で使うために~<公開>2023年4月25日<参加条件>Facebookアカウントを持っていること。教育現場でAIを活用することに関心があり、前向きに建設的なマインドを持ち合わせていること。<後援>エデュマッチ(教育ICTサービス紹介サイト)、教育DXラボ■主な対象者・学校の先生・塾・習い事スクールの先生・教材会社・EdTechサービス関係者・教育業界を目指す人※その他、最先端のテクノロジー/教育に精通している多数の専門家も、既に参加してくださっています。・大学教員/研究者(教育分野やAI研究分野など)・学校の教科書の著者・ChatGPTをメインテーマにした人気チャンネルのYoutuber・現役エンジニアなど■コミュニティの運営目的・生成AI(特にChatGPT)を活用した教育事例の共有と学び合い・新しい教育手法やツールの開発アイデアを発掘・教育分野でのAI活用のリスクと可能性を一緒に模索■目指すコミュニティの方向性・ChatGPTを教育に活用する情報交換が活発・建設的な議論ができるポジティブな雰囲気・学校、塾、習い事スクール、教材会社など、分野を越えた連携■活動内容・活用事例・体験談投稿による学びの共有・テーマ別のオンライン勉強会の実施・ゲストスピーカーによる講演やQ&A・オンラインだけなく、オフラインイベントも開催・AIを活用したAIサービスや教材、最新情報や研究成果の共有<5月に予定しているイベント(一部抜粋)>・教育現場AI活用アイディアソン(東京・名古屋・大阪・オンラインでそれぞれ開催予定)・教育ICTサービス展示会ツアー&ランチ会・「ChatGPT教育活用の教科書」(オンライン勉強会)・「英語指導でのChatGPT活用事例7選」(オンライン勉強会)■参加費用◇活用事例・体験談投稿者プラン:無料既にChatGPTなど生成AIをお使いで、活用事例・体験談を発信していただける方は、無料とさせていただきます。(情報発信は、1か月に1回以上をお願いしておりますが、発信情報は「ちょっと試したみたこと」・「AI失敗談」・「AIについての考え」・「子供たちがAIをどう捉えてるか」など、気軽な投稿で全く問題ございません)◇一般参加者プラン(特別オープン割引):コミュニティ運営費として月額2,000円(税込)※2023年5月31日までにお申込みの方限定(通常価格は、月額・税込3,300円)割引対象期間:お申込月~2023年12月末まで※最初は一般参加者プランでご入会いただき、その後、投稿できる状況になりましたら、プラン切り替え・変更いただくこともできます。■ホームページ・お申込みURL 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月25日国立音楽大学(読み:くにたちおんがくだいがく、所在地:立川市、学長:梅本 実、以下「本学」)は、2023年度の演奏会のラインナップを発表しました。同大学では、教育成果の発表の場として、現代曲を含む意欲的なプログラムで構成される演奏会や世界的なマエストロ、ソリストを招いての演奏会など、年間を通して数多くの演奏会を開催しています。また、一流の音楽家、教育家から直接指導を受けたり、自作品についてのレクチャーを行う「国際マスタークラス」も実施しており、注目を集めています。同大学は、個々の自主性を重んじつつ、仲間とともに共創する教育文化が根付き「アンサンブルのくにたち」と呼ばれます。演奏会はまさにその教育を体現する場であり、「良識ある音楽家、教育家の育成」という教育理念が息づいています。オーケストラ定期演奏会の様子■国立音楽大学の演奏会の特徴<委嘱作品等の新作の世界初演、編曲作品を取り上げる意欲的なプログラム>本学では毎年、所属教員への新作の委嘱が行われています。教員にとっては自作を発表する場として、学生たちにとっては同時代音楽に触れ、新しい奏法、表現に挑戦する機会となっています。2023年度は、NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』の映像音楽も記憶に新しい作曲専修講師の富貴晴美が「打楽器アンサンブル定期演奏会」で新作を発表します。また、現代音楽シーンで活躍の目覚ましい川島素晴、渡辺俊哉がそれぞれ「シンフォニック ウインド アンサンブル定期演奏会」と「聴き伝わるもの、聴き伝えるものー20世紀音楽から未来に向けてー」にて新作を発表します。また、「夏のコンサート2023」では、ソロで歌われるイタリア古典歌曲を男声のアンサンブル(オリジナル編曲版)で奏でます。<著名な音楽家との共演により教育効果を最大限に引き出す>本学では、さまざまな指揮者の客演により、世界のクラシックの潮流を体感する機会を設けています。2023年度は世界の名だたるオーケストラで指揮を務め、同大学の招聘教授でもある準・メルクル、びわ湖ホール芸術監督に就任した阪哲朗、日本人作曲家の初演にも力を入れる藤岡幸夫が客演します。それぞれタイプの異なる一流の指揮者と共演することで得られる経験は、学生たちにとって何ものにも代え難いものです。指揮者のカラーによって引き出される学生たちの可能性を楽しむことも、学生オーケストラの醍醐味といえます。また、一流のソリストとの共演も学生にとって大きな糧になります。サクソフォーン専攻の教授に就任した田中靖人を筆頭に、雲井雅人、坂東邦宣、佐藤渉のサクソフォーンカルテットの競演は必聴。10月には毎年恒例の「大学院オペラ」を開催します。本格的な舞台セットとフルオーケストラによるオペラ公演ができるのは本学の充実した設備ならでは。本学卒業生で新進気鋭のソリストとの共演も聴き応えがあります。12月にはベートーヴェン《交響曲第9番》の演奏会も予定され、ソリストは本学教員の石上朋美、与田朝子、与儀巧、成田博之が務めます。ソリストとの共演だけでなく、学生たちは主に在京のオーケストラに所属する教員、卒業生とともに演奏する機会を得ます。学生たちは、日頃からプロフェッショナルの演奏家と近い距離で一緒に演奏し、その技巧や表現を間近で見聞きする経験によって、大きく成長を遂げるきっかけをつかむことにもなります。その教育効果は計り知れないものがあります。<オーディションで選ばれた学生たちによる演奏>学内オーディション選抜学生による「ソロ・室内楽演奏会」、「作曲作品展」は才気あふれる演奏家、作曲家による演奏会です。日頃の成果を発揮し、自らの演奏表現を追求する機会は、学生たちにとって何よりの勉強の場です。<演奏に加え、多彩な講座、プレトークでさらに演奏を楽しむ>同大学では演奏会をさらに楽しむために、教育機関ならではの教員による特別講座やプレトークの機会も用意しています。演奏作品のより深い理解のための講座、演出家や学生の指導にあたる教員が上演作品について語るプレトークなど、多岐にわたります。また、国際マスタークラスでは、世界で活躍するゲスト講師を招いて学生への公開レッスンも行っています。世界的に活躍する音楽家がどんな指導を行い、学生たちにどんな反応があるのかをつぶさに見ることもできます。<世代を超えて楽しめる、参加できる>毎年人気を集める「親子で楽しめる国立音楽大学ファミリー・コンサート」は幼児音楽教育専攻を擁する本学ならではの未就学児から入場できるコンサート。指揮者からレクチャーを受けて憧れのオーケストラ指揮を体験できる指揮者体験は世代を超えた人気企画です。その他、毎年人気の「ミュージカル公演」や、気軽にオーケストラの名曲を楽しめる「Basicオーケストラ・コンサート」は無料で開催し、地域のみなさまにも楽しんでいただいています。いずれの演奏会もプログラムの妙、多彩な客演などの魅力が満載です。ぜひこの機会に「アンサンブルのくにたち」のサウンドをお楽しみください。本学ではこれからも、音楽の専門教育機関として質の高い、そして意欲的な演奏会プログラムを提供し、本学の基本理念である「日本及び世界の文化の発展」に寄与してまいります。■国立音楽大学公式Webサイト(コンサート・イベント情報) ※やむを得ない事情により、曲目・出演者・会場・日時等が変更、演奏会が限定公開となる場合がございます。予めご了承ください。演奏会等に関する最新情報は、本学Webサイトにてご案内いたします。■主なチケット取り扱い(公演により異なります)・国立音楽大学書籍売店(宮地楽器) 042-537-8200・宮地楽器ららぽーと立川立飛店 042-540-6636・宮地楽器小金井店ショールーム 042-385-5585・ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200※ミューザ川崎シンフォニーホール公演のみ取り扱い・東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296※東京芸術劇場公演のみ取り扱い・サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017※サントリーホール公演のみ取り扱い 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月25日