「皇后さまからは『介護の現場では、みなさんが頑張っていらっしゃったのですね』と、労いのお言葉をいただきました」そう話すのは、「全国老人保健施設協会」会長の東憲太郎さん。6月23日に天皇陛下と雅子さまに、コロナ禍における老人介護の現状をご説明した。「3,600ほどの施設が当協会に加盟していますが、新型コロナウイルスの感染者が出たのは16カ所、クラスターの発生は5カ所でした。多くの施設では職員たちがたいへんな努力で感染を防いだこと。そしてクラスターとなった施設では、感染を逃れた数少ない職員で泣きながら介護をしていたことなどをお伝えしました。そのときの両陛下はとてもおつらそうなご表情を浮かべられ、現場の職員たちを真剣に心配してくださっていると感じました。『ご苦労されたのですね』と現場の職員たちを労う天皇陛下のお言葉に続いて、皇后さまから『日本の高齢者の方々をみなさんが守られているのですね。お体を大切になさってください』と励ましのお言葉をいただきました」4月10日、政府の専門家会議で副座長を務めた尾身茂氏に始まり、陛下と雅子さまがマスク姿で臨まれたご進講・ご接見は7月までに15回。医療関係団体から児童福祉や老人福祉、生活困窮者支援まで、その分野は多岐にわたる。NPO法人「キッズドア」理事長の渡辺由美子さんも、7月21日に両陛下にご接見をたまわった。コロナ禍における、生活困窮世帯の子供たちへの支援状況などをご説明したという。「実は当初、予定時間は10分だったのですが、事前に侍従の方から『両陛下はとてもご関心をもっていらっしゃるので、(予定より)ゆっくりお話しください』と伝えられていました。熱心にメモを取られる両陛下のお姿から、子供たちを心配されるお気持ちが伝わってきました。皇后さまからは『どういうボランティアの方がいらっしゃるの?』『お母さまたちの様子はどうですか?』とさまざまな質問をいただきました。『本当にたいへんな活動をなさって。ありがとうございます』ともおっしゃってくださいました」コロナ禍の外出自粛を機に「キッズドア」では、それまで行っていなかったオンラインの学習支援への取り組みを開始した。渡辺さんとともに2つの団体の代表が、コロナ禍で生まれた工夫やつながりを、子供たちを地域で支える社会へと変えるきっかけにしたいと説明した。すると陛下は「ピンチはチャンスになりますね」とおっしゃったという。7月下旬から再び全国各地で感染者数が急増。両陛下と国民の直接的なご交流は途絶えたままだ。「前例踏襲にこだわる宮内庁は、ビデオメッセージやSNSの活用といった試みにも及び腰です。お出ましにもなれず、メッセージを発信される手段も極めて限られている……。皇室の存在意義が問われる“危機的状況”といっても過言ではありません。そういった状況下でもなんとか国民を励ましたいという両陛下の思いが、15回にも及んだご進講とご接見に表れているのではないでしょうか」(皇室担当記者)毎週のように行われたご進講・ご接見には、どのような意味があるのだろうか。象徴天皇制を研究する歴史学者で、名古屋大学大学院人文学研究科准教授の河西秀哉さんはこう語る。「両陛下には、子供・老人・生活困窮者など、感染拡大によって間接的に影響がある人々の状況まで知りたいという思いがあるのではないでしょうか。認知症や知的障害に関する取り組みをしている方にも話を聞いているのは、そういった社会的に弱い立場の人々への影響をとくに心配しているようにも受け取れます」4月の尾身茂氏のご進講後には、天皇陛下による冒頭のあいさつが公表されている。「あいさつの公表は異例のことで、非常に驚きました。とくに《私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら》という文言は、ビデオメッセージが出せないなかで、かなり強いメッセージ性を込めたものに感じました。また日赤社長のご進講にあたっては、雅子皇后のあいさつも公表されました。これは、天皇皇后が心を合わせて国民のことを心配しているという姿を示そうとしたのではないかと思います」(河西さん)雅子さまはこのとき、医療の最前線で働く医師や看護師、その家族や関係者の苦労や頑張りへの理解を示され《陛下とご一緒に心からのお礼の気持ちをお伝えしたい》と述べられている。天皇皇后というお立場ゆえに極めて制約が多く、できないことだらけであっても、工夫をこらして国民に思いを届けたい――。15回のご進講とご接見には、まさに両陛下の“ピンチを希望に!”という切なる願いが込められているのだろう。今年4月、天皇陛下の即位に当たり、両陛下から「子供の未来応援基金」に5千万円が寄付された。その一部が新型コロナへの緊急支援に使われ、「キッズドア」のオンライン学習支援にも使われている。前出の渡辺理事長が言う。「ご接見の終わりに、両陛下からご寄付とお気持ちを寄せていただいていることを、子供たちや保護者に伝えたいと申し上げました。すると皇后さまから『ぜひ、どんどん伝えてください。子供たちに私たちも応援していることや、頑張ってほしいと願っていることを伝えてください』とのお言葉をいただきました。コロナ禍でなければ、現場に行って励ましたいと思っていらっしゃるように、強く感じました」再び国民と触れ合える日がくるまで、希望に向かって、天皇陛下と雅子さまのご奮闘は続く――。「女性自身」2020年8月18・25日合併号 掲載
2020年08月12日和菓子の老舗「両口屋是清(りょうぐちやこれきよ)」から“フルーツフレーバー”の和菓子「夏ささらがた」が2020年8月下旬まで期間限定発売される。名古屋の老舗和菓子屋として知られる、両口屋是清から夏限定の和菓子「夏ささらがた」が登場。寒天と水を煮溶かし、砂糖を加えた錦玉羹(きんぎょくかん)をイエローやグリーン、ピンクなどカラフルに色付けし、フレッシュな果物のフレーバーに仕上げた。ラインナップは全4種。すっきり爽やかな「れもん」、本物そっくりなビジュアルの「すいか」、旬のおいしさを詰め込んだ「白桃」、新登場となるトロピカルな味わいの「鳳梨(パイナップル)」が揃う。目にも楽しく涼やかな和菓子は、冷やして食べるとよりおいしく味わうことができる。【詳細】両口屋是清「夏ささらがた」発売期間:~2020年8月下旬※なくなり次第終了価格:5個入り 1,404円(税込)、10個入り 2,754円(税込)、15個入り 4,104円(税込)取り扱い店舗:両口屋是清「夏ささらがた」取り扱い店舗、公式オンラインショップ【問い合わせ先】TEL:0120-052062
2020年08月10日「両想いかも!」……そう感じた瞬間のドキドキワクワク感は、なんとも言えませんよね。もちろん、男性にもそう感じる瞬間があります。そしてあなたのアプローチ次第では、男性からの好感度をさらにアップさせることも!そこで今回は、そんな出来事を参考に、両想いからより確実に恋人になるためのヒントを探ってみました!■ 相談後、ずっと心配してくれた「友人と少しギクシャクしていたときでした。思い切って以前から気になっている同僚に相談してみることに。軽くアドバイスをもらうだけのつもりが、かなり親身になって、彼女は話を聞いてくれたんです。相談してからずっと『どうだった?』『あれからどう?』と、心配してくれて、いつのまにか彼女が心の支えになっていましたね」(27歳・男性・会社員)片思いだと思っていても、思っていた以上に自分のことを大切に想ってくれているとわかれば、男性は両想いを感じるようです。男性からの好感度をさらに上げたいなら、相手のことを大切にしているというアピールを何度もしてみましょう!■ 「来年も誘って」と言われた「年に一度のライブイベントがあったので、ネットで知り合った友人を何人か誘って行きました。男女混合グループだったんですが、みんなと何度か会っているうちに、そのなかのひとりの子が気になる存在になっていたんです。その日も楽しい1日を過ごした帰り道でした。なんとその子が、『また来年も誘ってね』と、コッソリ言ってくれたんです。みんなで? それともふたりきり? と内心気になっていると、『○○くんと一緒だとすごく楽しいから!』と言われて、期待度MAXになりました!」(22歳・男性・大学院生)いきなりデートに誘うのは、勇気が必要かもしれません。まずは、自分に興味があるか、恋愛対象かをハッキリさせたいところ。好印象を持っていることを伝えたうえで、特別な感情を彼に伝えるなら、一気に恋の雰囲気が盛り上がりそうですね!■ 私服が可愛い&隣りに座ってくれた「仲のいい同僚みんなで、新しくできたお店で飲み会をすることになりました。週末だったのでみんな私服だったんですが、以前から気になっていた子の私服が可愛くて、一目見たときからドキドキが止まりませんでした。しかも嬉しいことに、お店に行くまでずっと隣りを歩いて話してくれたうえ、お店でも自然に隣りに座ってくれたんです。帰宅してからも、ずっと彼女のことが頭から離れませんでした」(25歳・男性・会社員)ちょっとした飲み会などは、意中の人と一緒に時間を過ごすチャンスです。なるべく近くで会話を続けるというのも、自然な好意のアピールにつなげやすくなりますよ。初めて私服を彼に見せるなら、帰宅後のLINEで感想を聞いたり、話題を広げてデートに発展させたりするのもおすすめです!■ おわりに彼と両想い、さらに好感もUPしてもらうには、やはり、たたみかけて聞くことがポイントのようです。親身になって話を聞いたり、感謝を伝えたりしたときも、できるだけ継続して、あなたの個人的な関心をアピールすることが大切。「もしかして?」から、「これならやっぱり両想い!」という方向へ、男性の気持ちを揺れ動かしていきましょう。(橘 遥祐/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年08月06日「天皇皇后両陛下には、この度の大雨災害で多数の方々が犠牲となり、また、依然として多くの方の安否が不明であること、数多くの方々が被災されていることに大変心を痛めておられます」7月6日、宮内庁の池田憲治次長は会見でこのように述べ、天皇陛下と雅子さまのお見舞いの気持ちを明らかにした。7月に入ってから続いている長雨は九州や島根県、岐阜県、長野県などで豪雨災害を起こし、多くの犠牲者、行方不明者を出している。皇室担当記者は次のように話す。「両陛下は昨年12月26日、昨年10月の台風19号で大きな被害が出た宮城県と福島県の被災地を訪問され、被災地の方々に直接話しかけられてお心を寄せられています。また両陛下は被災の現場をご覧になり、痛ましい状況を理解されているだけに、今回の豪雨被害についてもたいへんに心配されていることと思います」両陛下の被災地でのお姿には、常にお二人で力を合わせ、国民のことを思い、お心をお寄せになっているという姿勢が感じられる。そのスタイルが被災地ご訪問で色濃く出て、印象に残った場面があった。平成も残り少なくなった’18年9月、両陛下は’17年7月の九州北部豪雨で最も被害が大きかった福岡県朝倉市の復興状況を視察されている。この時、約100人の被災者が暮らしていた朝倉市杷木地区の仮設住宅「林田団地」をお訪ねになった。この仮設住宅の入り口で両陛下のご到着を待っていた人々の中にいたのが、当時97歳の古賀チトセさんだった。お車から降りられた雅子さまはすぐに車椅子に座っていた高齢の女性に気づき、チトセさんの前で膝を折られ話しかけられたのだ。雅子さまはチトセさんの手を両手で包み込むようにして「冷たくなっていますね」と温められ、「長生きしてくださいね」と声を掛けられた。長時間外で待っていたチトセさんの体が冷えているのを、雅子さまは気遣われたのだ。雅子さまのご様子を隣でご覧になっていた天皇陛下も、思わず手を伸ばされて、チトセさんの手を握られた。古賀さんは「天に昇るような気持ち。私は本当に幸せ者です」と、喜びを語っていた。「この時のご様子から、これがご即位された後の国民との触れ合いのスタイルとなると感じられました。雅子さまの国民への寄り添い方を陛下が理解され、ともに国民を励ましたいというお気持ちがはっきりと出ていたのです」(前出・皇室担当記者)古賀チトセさんは、今年5月14日に亡くなったという。享年101だった。三女の公子さんが、チトセさんの気持ちを話してくれた。「母は、3年前に雅子さまとお会いしたことを支えにして生きてきたと思います。『雅子さまはお車を降りられて、まっすぐ私の方に歩いてきてくれました。この嬉しい気持ちがわかりますか?』と、なんどもなんども口にしていました。戦前生まれの母にとって、天皇陛下と雅子さまに励ましていただいたことは、きっと天にものぼるような気持ちだったのだと思います。高齢になって、先祖代々300年以上住んできた家が流され、避難生活を送ることになった母にとって、雅子さまの励ましは本当にありがたかったのです」亡くなった当日の5月14日は、チトセさんの80回目の結婚記念日でもあった。結婚式の写真は’17年7月の豪雨で自宅が水害で全壊した時に行方不明になっていたが、偶然にも亡くなる1週間前に見つかったのだ。チトセさんの遺骨は、その結婚式の写真と、両陛下と一緒にチトセさんが写っている写真とともに、納骨堂に置かれている。葬儀の日、チトセさんの孫(公子さんの息子)は、参列者への挨拶にこう述べた。「祖母は両陛下に励まされたことを生きがいとして、今日まで頑張ってきたと思います……」これまで両陛下がお見舞いに訪れた被災地の人たちのなかには、チトセさんのように天皇陛下と雅子さまと触れ合ったことで、全てを失っていてもこれから頑張らないといけないと、生きる力が湧いてきたという人もいる。公子さんはこう気持ちを話す。「今年も災害が続き、雅子さまはお辛い気持ちでいらっしゃることでしょう。このコロナ禍が終わったのちに各地にお出かけになり、母を励ましてくださったように、被災者に寄り添って欲しいと思います」「女性自身」2020年7月28日・8月4日合併号 掲載
2020年07月21日告白は男性からしてほしいという女性は多いですよね。両思いだとは思うけど、なかなか告白してくれない男性は数多くいます。そのようにグズグズしている男性に告白してもらう方法を紹介します。告白しない男性の心理好きだけどなかなか告白してこない男性は数多くいます。そのような男性は、なあなあで女性と付き合っていこうと考えているというよりも、告白する勇気がないというだけのことが多いです。グズグズしている男性の多くは「告白すること自体が恥ずかしい」といった感情を持っているほか、「もっと相手のことを知ってから告白したい」、「告白して失敗したら怖い」、「今の関係を壊したくない」といった心理状態でしょう。そのため、これらの男性の心配をできる限りなくし、背中を押すような行動をすれば告白してもらえる可能性がアップしますよ。好きだとアピールしよう告白してもらいたいのならば、まずは女性が男性を好きだと思っているとアピールしてみるとよいでしょう。女性側の好きという気持ちが伝われば、「振られるかもしれない」、「今の関係が壊れるかもしれない」といった男性の不安な気持ちを抑えることができますよね。男性に向けて明るく笑顔で接することを心掛け、手を繋いだり、肩や背中に軽く触れたりといったスキンシップを多めに取り入れてみるとよいかもしれません。袖をつかむ、上目遣いをするなどのモテテクニックを使用すれば、相手の男性がドキドキして、勢いで告白してくることもあります。好きな人や彼氏がいないとアピール告白してこない男性の中には、女性にすでに相手がいるのかもと勘違いしていることもあります。そのような勘違いをなくすと、告白もしやすくなりますよね。特定の相手がいないこと、好きな人もいないということをアピールしてみましょう。直接伝えても、友人伝いに伝えてもいいですよ。自分から「彼女いるの?」と恋バナを仕掛けて、「今彼氏いないんだよね」などと話を持っていけば、男性側はドキドキして告白してくるかも。さりげなく好きと伝える女性からの好意がわかっていれば、男性も不安なく告白することができます。好きという言葉を伝えることがなくても、さりげなく好意をアピールすれば、告白の可能性が高まりますよ。男性をところどころで褒めてみたり、一緒にいると落ち着くといった気持ちを伝えてみたりしてみると、男性も脈ありと判断して告白してくるかもしれません。告白にぴったりの雰囲気を作る告白にはムードが重要ですよね。男性の中にはこのムードに強いこだわりを持つ人もいるので、告白しやすい雰囲気を作ってあげると告白してくれるかもしれません。二人っきりの時間を増やしてみたり、夜景を見に行ったり、だれもいない公園へ行ってみたりすると、告白のきっかけとなります。告白のきっかけを作ってあげよう告白は男性にとって非常に緊張するものです。たとえ両思いに思えても、恥ずかしがっていたり、不安を感じたりしているとなかなか告白してもらえません。女性がきっかけを作るだけで大きく変わります。好意をさりげなく伝え、告白の雰囲気づくりをして、きっかけを作り、男性を促してみてください。
2020年07月17日両思いだとお互いが確信できるような状況なのに、なかなか告白してくれない男性っていますよね。毎日LINEをして、デートも盛り上がって、たまに電話もしているのに、一体なぜ……?今回は、両思いなのになかなか告白してくれない男性の気持ちを解説していきます。■ 冷静に考える時間が欲しい両思いとわかりきっている相手がいると、毎日ウキウキしていて、ちょっと浮かれている状況でもありますよね。過去の彼女選びで、大きなトラウマを抱えている男性は、「浮かれている状況で付き合う相手を決めたくない」「冷静になって考える時間がほしい」と、思ってしまうこともあるそうです。このタイプの男性は、告白してこないことに対して怒って急かしたり、不満を漏らしたりすると、「やっぱりこの子と付き合うのは不安だな」と感じてしまうことも……。二人きりではなく周りを巻き込んで遊ぶ、話をしっかり聞いてあげるなど、自分の信頼度を高める努力をしたほうが近道ですよ。■ 自分の生活が変わってしまうのが怖い彼女ができることで、自分の生活が変わってしまうのが怖いため、なかなか告白に踏み切れない男性もいます。とくに働き盛りの年代だと、「彼女ができて、仕事が失速してしまわないか不安」と思っている人も多いようです。たしかに、恋人がいると少なからず時間もお金もかかるので、そのぶん仕事に使える時間や、勉強に使えるお金は減ってしまうでしょう。そんな彼には、「束縛しないアピール」や「奢らせないアピール」、「あなたの仕事を応援しますアピール」が効果的。懸念されている点を徹底的に払拭していきましょう。■ 現状で満足しているいまのラブラブな状況に満足しており、それ以上を望んでいない……つまり「付き合いたい」と思っていない可能性もあります。それは、決してあなたのことが好きじゃないとか、浮気をしたいというわけではありません。ただ単に、今を楽しんでいるので、「付き合う」という選択肢が思いついていないだけなのです。そんな彼には、思い切って「彼氏と呼んでいい存在がいてほしい」「〇〇くんみたいな人の彼女になりたい」とアピールしてみましょう。■ なかなか告白してこない男性の背中をそっと押してあげて!なかなか告白してこない男性は、決してチャラいわけではありません。逆に付き合うことに覚悟がいると思っているタイプなので、晴れて恋人になれた際には、きちんと大切にしてくれるでしょう。彼の心境に合わせて、そっと背中を押してあげてください!(オルカ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年07月14日天皇皇后両陛下は7月6日、九州の大雨による被災者にお見舞いの気持ちを表された。宮内庁によると両陛下は大雨により多くの人が犠牲になり、いまだに安否のわからない人がいることにたいへん心を痛めていらっしゃるという。新型コロナの感染拡大が国民的な危機となっている一方で、国民の声を直接聞く機会を作ることは難しく、天皇皇后両陛下にとっても、もどかしい日々が続く。そんな中、両陛下の“側近”が一新される人事が発表された。天皇家の相談役とされる宮内庁参与が、6月18日付で交代となったのだ。上皇ご夫妻の御代から参与を務めてきた4人は退任し、兵庫県立大学理事長の五百旗頭真氏、元宮内庁長官の風岡典之氏、前最高裁判所長官の寺田逸郎氏が就任した。宮内庁参与とはどのような役割を担う存在なのだろうか。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんに聞いた。「参与は天皇の個人的な相談相手という位置づけになります。上皇陛下が退位について参与に相談されたという報道もありましたが、そのように天皇が方針や意向を決める前の段階で、まだ胸の内にあるような事柄を参与に相談されることが多いと思われます」つまり、宮内庁参与は天皇家の意思決定をサポートする、重要な立場にあるのだ。参与の選任について前出の宮内庁関係者に聞くと、「宮内庁長官や侍従長は国家公務員であり、人事権は内閣が持っています。天皇陛下はその人事について希望を言うことはできません。一方で、私的なアドバイザーである宮内庁参与は、内閣の関与を受けることなく、天皇陛下が唯一、最終決定権を持っている人事なのです。候補者は宮内庁がリストアップし、最終的には天皇陛下の了解があって初めて決まります。平成以降は皇后陛下もこの人事に関わるようになったといわれていますので、雅子さまのご意見も人選に反映されているはずです」宮内庁参与の交代は、今後の皇室にどのような変化をもたらすのだろうか。「今回就任した3人の参与の中で、とくに注目すべきなのが五百旗頭氏です」そう語るのは皇室担当記者。日本政治外交史を専門とし、神戸大学教授、防衛大学校長などを歴任してきた五百旗頭氏だが、「実は、五百旗頭氏は過去に、女性天皇を認めるべきという趣旨の発言をしているのです」’06年2月12日の『産経新聞』への寄稿で、戦後日本における昭和天皇の功績に触れた上で、五百旗頭氏は次のように綴っている。《国民の幸せを切に願う天皇制の伝統は今も変わっていないと思う。性別にこだわって廃絶の危険を冒すのではなく、男女いずれであれ、おだやかな敬愛を集め国民とともにある天皇制を望みたい》’06年2月といえば、紀子さまの悠仁さまご懐妊が公表されたことで、小泉純一郎政権下で国会提出直前まで進んでいた、女性天皇を認める皇室典範改正案が見送られたとき。だがそのさなかに五百旗頭氏はあえて“女性天皇容認発言”をしていたのだ。産経新聞は6月20日「小紙『正論』欄で、女性天皇実現の可能性に言及したこともある」とし、「宮内庁が天皇陛下の相談役に選んだ意図が分からない」と批判的に取り上げていた。男系男子による皇位継承の維持を主張する産経新聞に“女性天皇推進派”とみなされている五百旗頭氏だが、なぜ宮内庁参与に抜擢されたのだろうか。「実は3年前、天皇陛下と雅子さまはそろって五百旗頭氏と面会されているのです」(宮内庁関係者)’16年の熊本地震のあと、’17年1月に皇太子ご夫妻だった陛下と雅子さまは、「くまもと復旧・復興有識者会議」で座長を務めていた五百旗頭氏を東宮御所に招いて、約1時間半にわたって説明を受けられた。「天皇陛下と雅子さまは五百旗頭氏と直接会話を交わされる中で、五百旗頭氏が信頼できる人物だとお感じになったからこそ、参与就任につながったのでしょう。宮内庁は当然、参与の候補者が皇室についてどのような考えを持っているか、過去の発言などを確認しています。両陛下も、女性天皇についての五百旗頭氏の考え方は宮内庁からの説明で把握されているはずです。今後は皇位継承問題、愛子さまの将来についても、五百旗頭氏に助言を求めることになるでしょう」(前出・宮内庁関係者) 精神科医で立教大学教授の香山リカさんは、皇后になられてからの雅子さまに考え方の変化があるのではないかと語る。「雅子さまは皇室に適応できないストレスが原因で、長い間療養生活を続けてこられました。ご体調が芳しくなかった時期は、愛子さまにはご自身のように皇室の中で重圧を感じることなく、人生を自由に過ごしてほしいと思われていたのではないでしょうか。しかし、昨年、皇后となったことをたくさんの国民に祝福され、その声がご自身の励みとなり、ご回復の力にもなっていると思います。皇室への愛着も、この1年でいっそうお強くなったはずです」この春に大学生となられた愛子さまにも、皇室の一員としての自覚が芽生えつつある。「雅子さまは愛子さまの将来に関しても、愛子さま自身の意思を尊重されつつも、女性天皇という道を選択肢の一つとしてお考えになっているかもしれません。愛子さまご自身も、皇室の歴史についても学ばれ、皇室の一員としての役割を受け入れていらっしゃるように感じます。両陛下とお話しになる中で、将来はご自身が天皇になる可能性があるということを、少しずつお考えになっていることでしょう」(香山さん)雅子さまのご覚悟が、愛子さまの未来を切り拓いていく――。「女性自身」2020年7月21日号 掲載
2020年07月11日「令和という新時代を迎えた日本。第126代の天皇として陛下が即位されました」天皇皇后両陛下が“主役”となった初めてのDVD『天皇皇后両陛下-令和を迎えて-』は、流麗なナレーションで幕を開ける。宮内庁の企画によるこのDVDは6月23日に発売。同じ映像は政府インターネットテレビでも配信されており、全世界で視聴できる。宮内庁総務課報道室に編集意図について質問すると、「国民の幸せを祈っておられる天皇皇后両陛下のご姿勢やお人柄を感じていただけるのではないかと考え製作しました」映像を見た皇室ジャーナリストは、気になることがあったという。「上皇陛下と美智子さまのお姿がほとんど映っていなかったのです。天皇皇后両陛下が”主役”とはいえ、逆に少し不自然というか……」美智子さまは3月31日に東京・高輪の仙洞仮御所にお引っ越しされて以来、約3カ月にわたりいっさい外出されていない。一方で上皇陛下は、緊急事態宣言解除後の5月28日、引っ越し後初めて皇居内にある「生物学研究所」を訪問された。その後も週に1度のペースで同研究所を訪れ、ライフワークのハゼの研究を続けられている。仙洞仮御所に“おこもり”になって3カ月の美智子さまは、現在どのような生活をされているのだろうか。宮内庁関係者が明かす。「上皇侍従次長が、引っ越し前後から美智子さまに微熱のご症状が続いていることを公表したのは、5月14日の記者会見でした。それから1カ月半たった現在も、美智子さまの微熱のご症状は続いているようです。ただ、微熱の頻度は徐々に低下傾向にあるそうです。伏せていらっしゃるわけではなく、上皇陛下とお二人で毎朝欠かさず、ときには夕方も仮御所内の敷地を散策されているそうです」そんななか宮内庁職員たちは、ご高齢の上皇ご夫妻が新型コロナウイルスに感染することのないように、日ごろの生活にも細心の注意を払っているという。折を見て美智子さまと電話で話をするご友人で、美智子さまの著書も編集した元編集者の末盛千枝子さんは、以前から美智子さまの健康状態を心配していたと明かす。「御代替わり以降、いろいろと気にされていた時期がありました。電話では弱々しいお声で、あれこれ考えておられるご様子でした。そうした上皇后さまの言葉を、心配な思いでお聞きしたこともありました。どれほど、つらく思われていたでしょうか」雅子さまに皇后のお役目を引き継がれ、表舞台を退かれたのち、美智子さまはそういった“懊悩”をご友人に明かされていたのだ。そして末盛さんは、2週間ほど前にも、美智子さまと電話でお話ししたという。「昨年の御代替わり前の忙しさでお痩せになり、手術やご体調の不良、さらにお引っ越しのお疲れもあり、上皇后さまはこのところお声も弱々しく元気がないようでした。私もずっと心配していたのですが、前回お話ししたときには、お声に元気が戻ってこられたような気がして、とてもホッといたしました」今年の6月23日は、太平洋戦争末期の沖縄戦終結から75年。上皇陛下と美智子さまは仙洞仮御所で静かに黙?を捧げられた。美智子さまは現在、新型コロナウイルスの情報にも強く関心を寄せられているという。「やはり国民の健康と生活をとても心配されているのだと思います。新型コロナに関するニュースは、注意深くご覧になっています。疑問があったり、詳しくお知りになりたいときは、侍従らに質問されているようです」(前出・宮内庁関係者)「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年07月03日宮内庁は6月12日、天皇皇后両陛下の長女、愛子さまがお住まいの赤坂御所で飼われている蚕の写真を公表した。桑の葉に白い蚕が群がっている様子などを、愛子さまご自身が撮影されたものだ。学習院初等科3年生のときに授業の一環として教室で蚕を育て、それを持ち帰った愛子さまは蚕の世話を続けてこられたのだという。宮内庁関係者は、適応障害のご療養を続けられていた当時の雅子さまが、体調の波に悩まされていたと語る。「愛子さまが蚕の飼育を始められた’10年ごろ、雅子さまにはまだまだご体調に大きな波があり、ご公務を休まれる日々でした。加えて、愛子さまが初等科2年生の終盤から登校不安になられたために、毎日のように学校に付き添われていたのです。そういった状況もあり、天皇ご一家は上皇ご夫妻とのご交流ができていないといわれていました」そのため御代替わり前、雅子さまはご養蚕を継承されないのではないか、という見方も一部にはあった。「皇后になられる前、一部では『雅子さまは蚕に触るのがお嫌いで、ご養蚕を継がれる意思はない』などと報じられることもありました。しかし、そういった報道は的外れだったのです」皇室担当記者はそう指摘する。「雅子さまは小学校で生物部に所属され、爬虫類の解剖をなさったこともあり、ご友人からは『動物博士』と呼ばれていました。ですから、雅子さまも愛子さまを手伝われて、一緒に蚕をお育てになってきたはずです。もともと美智子さまはご養蚕の継承についても『過度な精神的負担とならないよう、可能な範囲でなされば』とのお考えでした。つまり、ご養蚕を引き継がれたのは、雅子さまの強い意志があってのことなのです。愛子さまとご一緒に蚕と触れ合うなかで、雅子さま自身もご養蚕に携わりたいというお気持ちを強められたのではないでしょうか」御代替わり前年の’18年5月、雅子さまは天皇陛下、そして愛子さまとご一緒に紅葉山御養蚕所を訪問される。作業について美智子さまからじかに説明を受けられ、雅子さまはご養蚕を継承されたのだ。精神科医で立教大学教授の香山リカさんは、蚕の飼育が母娘の絆をより強めたのではないかと話す。「雅子さまは長くご療養が続き、愛子さまも登校不安が何度かありました。生き物を育てることは責任が伴いますが、それでも雅子さまと愛子さまは力を合わせ、命を繋がれたのです。10年間も蚕に愛情を注ぎ続けてこられたことは、おつらい時期を過ごしたお二人にとって、励みにも、支えにもなったはずです。また、ご養蚕という大切に守られてきた皇后のお務めが雅子さまに受け継がれたことで、美智子さまも安心されたと思います」「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年06月24日気になる男性と一緒に過ごしていても、相手の気持ちが分からない場合はあるものです。意中の男性がどう思っているか気になり、どう接して良いか悩んでしまう方に、相手の気持ちを確かめる方法を紹介していきます。自分の変化に気がついてくれる意中の男性が自分に気持ちを持っているかを確かめるには、自分の変化に気がついてくれるかを試してみましょう。普段から接する機会が多い人であっても、普通に会話をするだけでは、友達や知り合いの粋を出ていないこともあります。一緒に飲みにいったり、仲間内で出かけた際に、いつもとは違う感じの髪型やメイクで行ってみてはどうでしょうか。気になる男性が、自分の変化に気が付き、話しかける機会が増えてくるのであれば、脈はあるでしょう。男性が自分に興味を持っているかを確かめるために、ファッションや髪型を変えて反応を確かめるのは、古臭い手法ではありますが、男性にとっては、気になる女性の雰囲気が変わることは、意外と大きな問題だったりするものです。どうして、急に感じが変わったかが気になることにより、話しかけてくる機会が多くなってきた場合は、彼のなかのあなたの存在が大きい可能性があるのです。どうでもいい話をしてくる男性が女性に対し、どうでもいい話をしてくる場合は、あなたに興味を抱いている場合が多いものです。くだらない話題でも、何か話すきっかけが必要という男性の心が言動から伺える瞬間でもあるのです。仕事の話や、趣味の話などのお互いの共通の話題の場合には、単なる仲間意識という部分もあり、深い関係になりたいとは考えないケースも多いものです。話さなくても良いような、くだらない会話をしてくる場合には、男性があなたのことを特別視している可能性が高いのです。目を見て近くで話す自分と会話するときに目を見て話すかは、当たり前のようですが、男性の気持ちを確かめるには有効な方法なのです。近くで話すといっても、目を見ずに、漠然と顔を見て話す男性は、どこかで冷静な心で話しかけているものです。近い距離で目を見て話すことで、あなたへの気持ちがあるのかを確かめることができるのです。男性が近距離で目を見て話すのは、自分のなかにあなたを受け止めたいという心の表れなのです。気になる彼の気持ちを確かめるには?意中の男性の自分に対しての気持ちを確かめるには、ファッションや髪型を変えたときに気がつくかや、何気ないことでも話してくれるか、近くで目を見て会話をするかなどがあります。あなたが男性にとって気になる存在であるかや、受け止めたいと感じられているのかを知ることができるでしょう。
2020年06月16日美智子さまから引き継がれたご養蚕の作業のため、お車で皇居へ向かわれる雅子さま。その隣には天皇陛下のお姿が――。6月2日、天皇陛下は雅子さまとご一緒に皇居・紅葉山御養蚕所へ。陛下は「かわいいね」と雅子さまに声をかけながら、成長した蚕の世話をされたという。皇室担当記者は驚いた様子でこう語る。「上皇陛下も何度か、美智子さまと繭を収穫されたことはあります。ただ、繭ができる前から一緒に作業をされることはほとんどなかったと思います。今回の“夫婦共同作業”は、異例のことでした」6月9日には、ご結婚27周年を迎えられた天皇皇后両陛下。緊急事態宣言は解除されたが、まだまだ新型コロナウイルス感染症の拡大は予断を許さない状況だ。「皇后となられた令和元年、雅子さまのご活躍ぶりは目覚ましいものでした。世界約190の国や機関から賓客を招いた『即位の礼』でも堂々たるお振舞いで、世界の王族と親交を深められました。卓越した語学力を生かした国際親善など、皇后としての2年目は、さらに雅子さまらしさが発揮されるはずでしたが……」そう語るのは前出の皇室担当記者。突如やってきたコロナ禍という“逆風”は、雅子さまにもショックを与えているという。「名誉総裁として臨まれるはずだった、5月の日本赤十字社の全国赤十字大会が中止になりました。さらに、5月ごろに予定されていた、天皇皇后となられて初の海外ご公務となるイギリスご訪問も延期に。東京五輪も1年延期となり、海外に行くことも、日本に賓客を招くこともいっさいできなくなりました。気丈に振る舞われている雅子さまですが、皇后として大きな目標とされてきた大切な行事や、国際親善の場が次々となくなり、沈みがちな日もあるという話も聞こえてきます」実際に5月18日には、ご養蚕作業を当日直前になってキャンセルされたことも。ご体調が整わなかったことが原因とみられている。「今回、天皇陛下が蚕の世話を雅子さまとご一緒になさったのは、陛下たってのご希望だったと聞いています。できるかぎり近くにいて、見守りたい――。そういった陛下の深いお気持ちを感じる出来事であったと思います」(宮内庁関係者)天皇陛下は今年2月の誕生日会見でも《できる限り雅子の力になり、支えていきたい》と語られていた。陛下が《雅子さんのことは僕が一生全力でお守りしますから》とプロポーズされたのは28年前のこと。にこやかな養蚕作業には、雅子さまを「私が守る!」という陛下の今も変わらぬ強いご意志が滲んでいたのだ。精神科医で立教大学教授の香山リカさんもこう言う。「イギリスご訪問などは、長い時間をかけて、以前からしっかりと準備されていたと思います。そのぶん、突然のコロナ禍での延期は、雅子さまにとって大きなストレスにもなりえます。そんなときに天皇陛下がご養蚕に同行されたことは、雅子さまにとっては陛下のお気持ちを感じて、とても心強かったはずです」しかし、世界を覆うコロナ禍は、いまだ皇室の活動にも暗い影を落としている。「2月23日の天皇誕生日の儀式および一般参賀がお取りやめになったのを皮切りに、ご公務は次々と中止されて、皇族方のスケジュールは白紙状態が続いています。天皇皇后両陛下のお出ましは、8月15日の『全国戦没者追悼式』までないのではないでしょうか。このまま皇室と国民の触れ合いや交流がない状態が続くと、皇室に対する国民の敬愛が薄れて、存在意義を失ってしまうのではないかと宮内庁内でも危惧されています」(前出・宮内庁関係者)そんななか、すでに両陛下は前例なき「皇室改革」へ向けて一歩踏み出されているとみるのは、皇室ジャーナリスト。「陛下と雅子さまが、5月20日、日本赤十字社の社長と副社長を赤坂御所に招いてご進講をお受けになりました。翌日、そのときの両陛下のお言葉が、それぞれ宮内庁のホームページで公表されたのです。誕生日のご感想以外で“皇后のお言葉が単独で”公表されるのは異例のことです」両陛下は6月3日にも、全国保健所長会の副会長ら保健所関係者3人と面会し、現場の状況などについて懇談された。「宮内庁は新型コロナウイルスをめぐり、両陛下が専門家から説明を聞くご進講や面会に関して、その場でのご発言内容をこれからも公表していくとしました。そして、公表は天皇陛下のご意向を踏まえたものであると明かしたうえで、『その時々にでき得る、最大限のお気持ちの発信の形』と説明したのです」つまり陛下と雅子さまは、前例を打破し、現場の医療関係者に労いのお言葉、国民へのメッセージを発信したのだ。海外渡航が制限されているコロナ禍の状況では、雅子さまが皇室に入られたときから望まれている国際親善もままならない。しかし、前出の皇室担当記者によれば、その状況だからこその“ステイホーム外交”を両陛下が始められているのだという。「陛下は4月、スペイン国王フェリペ6世と両国の状況について電話会談されています。また、カナダのジュリー・ペイエット総督から見舞いの電報が寄せられたのをきっかけにして、電報でのやり取りをされ、コロナ禍に協力して立ち向かうことを確認されています。両陛下が特に親しくされている海外王室といえばオランダとベルギーの王室が筆頭に挙げられますが、それ以外の王室とも緊密なお付き合いがあります。今後、スカイプやズームを使ってのオンライン交流が行われていく可能性も高いのです」前出の香山さんも、両陛下の挑戦に賛成だという。「陛下と雅子さまが現在学ばれている新型コロナの知識を生かして、オンラインで病院の関係者を励まされるなどの新しい活動は、近い将来実行なさる可能性があるのではないでしょうか。過去の慣例から脱却して、新しいスタイルで国民に寄り添われることも素晴らしいと思います」逆境の中、二人三脚で進められている改革――。皇室と国民の距離は、さらに近づいていくはずだ。「女性自身」2020年6月23・30日号 掲載
2020年06月09日好きになった相手とは、両思いになりたいですよね。しかも、できれば男性の方から告白してほしいと思う女性も多いでしょう。そこで今回は、好きな人と両思いになるコツをご紹介します。両思いかどうかわからなくて不安……。という人も、彼を振り向かせたい!と思っている人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。■ 自分から話しかける回数を増やすあなたがどんなにシャイで受け身な性格でも、好きな人から話しかけられるのを待っているだけでは、関係はなかなか進展しません。彼と両思いになりたいなら、自分から話しかける回数を増やしましょう。「直接話しかけるのはハードルが高い」と感じる人は、LINEでもOKです。雑談がてら、「いま何してる?」などの一言を送ってみましょう。なにか悩みごとや気になることがあるなら、彼に相談に乗ってもらうのもオススメ。大事なのは、自分から行動を取ることです。そうでないと、彼はいつまでも受け身なあなたの姿勢に、「脈がないのかも……」と思ってしまうかも。意外と、彼もあなたの気持ちがわからず、ヤキモキしている状態かもしれませんよ。あなたから積極的に話しかけたり、メッセージを送ったりして、適度に好意を示していきましょう。■ 相手に視線を送ってみるいざ好きな人を前にすると緊張してしまい、いつもどおりに振る舞えない……そんな女性は多いのではないでしょうか。中には、好き避けをして、わざとそっけない態度を取ってしまう女性もいるかもしれません。でも、それでは彼の方から「脈なし」と判断されてしまう可能性大。彼にさりげなく好意を示すコツは、あなたから視線を送ることです。たとえば、話すときはしっかりと彼の目を見るとか、遠くから彼のことを見つめてみるとか。「目は口ほどに物を言う」と言われるように、視線一つで彼が両思いを感じる瞬間があるかもしれません。恋は駆け引きです。お互いのドキドキ感を、視線と態度で上手に高めましょう。■ 相手の行動を真似してみる彼と両思いになるための有効なテクニックの一つは、「相手の行動を真似してみる」ことです。たとえば、飲み会で彼と同じ飲み物を注文してみたり、彼がハマっている音楽を自分も聴いてみたり。会話のなかでも、「私も〇〇したことありますよ!」と共通点をアピールしてみましょう。「なにか、ほかにもオススメありますか?」など聞いてみるのもいいですね。彼と同じ行動を取ることで、彼への好意がさりげなくアピールできます。彼も、自然とあなたのことを意識するようになるはず!また、彼の行動を真似することで、共通点が生まれるので、話がはずむこと間違いなしです。両思いへの近道ですよ。■ あなたからもアピールしてみて両思いになるためには、あなたからのアプローチも重要です。とくに、男性からのアプローチを待っていることが多い受け身タイプの女性は、あなたからの好意がうまく伝わっていない可能性があります。彼に自信を持って積極的にアプローチしてもらうためにも、あなたからの適度な好意アピールは大切ですよ。まずは一歩、自分からアクションを起こしてみては?今回ご紹介したコツを使って、両思いの関係に近づいてくださいね。(柚木深つばさ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年05月19日「現状、皇族方のご公務の予定はまったくの白紙状態です。国事行為として天皇陛下が臨まれる国務大臣らの『認証官任命式』さえも、今月から実施が見送られています」宮内庁関係者は、皇室にも重くのしかかる新型コロナの影響をそう語った。天皇皇后両陛下は4月28日に公益社団法人日本経済研究センターの岩田一政理事長を赤坂御所に招き、新型コロナが経済に及ぼす影響などについてご進講を受けられた。両陛下はこれまでにも、4月10日に新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の尾身茂副座長、15日には厚生労働省の鈴木康裕医務技監からご進講を受けられてきた。「ひとつの事象に関して、さまざまな立場にある専門家の人たちから多角的に知見を聴取するのが皇室流の学習の在り方なのです。陛下と雅子さまのご意向を受けて、宮内庁は現在、看護協会関係者や薬剤の研究者、WHOの関係者などからのご進講も調整しているそうです。今後もさまざまな分野の専門家が次々と皇居に招かれることになるでしょう」(皇室担当記者)天皇陛下と雅子さまは、現場の最前線で新型コロナに立ち向かう医療従事者たちを、とくに深く案じていらっしゃるという。専門家会議の尾身副座長によるご進講の際には、陛下が「日夜、現場で医療などに携わってこられている多くの関係者のご努力を深く多としています」と、医療関係者に感謝の言葉を述べられた。尾身副座長が保健所職員や医療関係者が毎日不安の中でオーバーワークしていると話すと、両陛下は「大変ですね」と、現場の医療従事者への共感を表明されたという。雅子さまは、日本赤十字社の名誉総裁に就任されてからまもなく1年になる。「実は、4月23日には日本赤十字社の大塚義治社長からのご進講が予定されていたのです。直接患者の治療をしている現場である病院側の声をお聞きになりたいという天皇陛下と雅子さまのご希望で設定されたものですが、現在のひっ迫した状況を鑑みて、一時延期ということになりました」(前出・皇室担当記者)日本赤十字社に状況を尋ねると、多忙を極めるなかで答えてくれた。「新型コロナウイルスという未知のウイルスへの対応は大変ではありますが、全関係者が患者さんの命を救いたいと願う一心で当たっているという状況です」毎年5月に開催される日本赤十字社の全国赤十字大会だが、今年はすでに中止が発表されている。「雅子さまは日本赤十字社の名誉総裁職を美智子さまから引き継がれました。いまご自分が何をするべきなのか、一生懸命に思案されているはずです。震災や水害のお見舞いのように、現場に足を運んで被災者に寄り添うことはできません。皇室の存在意義が問われていると言っても、過言ではありません」(前出・宮内庁関係者)この状況下で、直接会うことのできない国民にどう寄り添っていけばいいのか――。「美智子さまは『皇室は祈りでありたい』とおっしゃいました」皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんはこう語る。平成の御代、災害や苦しみがないときも国民の生活の安寧を願い、上皇陛下は国民のために祈りを続けられてきた。「上皇陛下のそのお気持ちを理解され、ご一緒に祈りを続けられたのが美智子さまです。たしかに、祈りとともに行動を起こされるのも美智子さまらしさでした。被災地にお見舞いされ、被災者に寄り添い、現地を支えているボランティアの方々に感謝や激励をされてきました。コロナ禍の現在、同じように現場に足を運ぶことはできません。しかし、本当に大事なのは『祈り』の心なのではないでしょうか」(渡邉さん)イギリス王室では、ウィリアム王子とキャサリン妃が、医療従事者や救急隊員らに感謝の言葉を伝える電話をしているそうだ。また、医療従事者らの子どもたちにもビデオチャットで励ましの言葉をかけている。「美智子さまと同じ形である必要はありません。イギリス王室のように、インターネットを通じて励ましのメッセージを送るという方法もあります。雅子さまなりのやり方で、医療従事者や子どもたちに寄り添い、命を守る支えになるというお気持ちを示していただければと思います」(渡邉さん)雅子さまのお気持ちが、命をかけてコロナと闘う医療従事者に届く日も近いはずだ――。「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月01日共同通信社は4月25日、3~4月に実施した皇室に関する世論調査の集計結果を発表。女性天皇を認めることに関し「賛成」「どちらかといえば賛成」のいずれかを選んだのは合計85%に上った。また、女系天皇の容認にも賛成が79%だった。昨年10月に同じく共同通信社が実施した世論調査では、女性天皇容認への賛成は81%だった。半年もたたずに4ポイントも上昇したのだ。また天皇陛下に対して「親しみを感じる」が58%、「すてきだと思う」が17%と、合計75%が好意的な印象を持っていることもわかった。「令和になってから、愛子さまが天皇皇后両陛下と一緒にお出ましになる機会も増えました。また、学習院大学文学部に進学された愛子さまの今後について、国民の関心も高まっています。両陛下と愛子さまに親しみを感じる国民が増えたことが、女性天皇容認に賛同が広がった要因ではないでしょうか」(皇室担当記者)現在の皇室には、皇位継承資格者が3人しかいない。皇嗣である秋篠宮さまと、秋篠宮家の長男・悠仁さま、そして上皇陛下の弟で84歳の常陸宮さまだ。安倍首相は過去に《皇室の歴史と断絶した「女系天皇」には、明確に反対》《女性宮家を認めることは、これまで百二十五代続いてきた皇位継承の伝統を根底から覆しかねない》と述べており(『文藝春秋』’12年2月号)、皇室典範の改正には消極的だ。このまま皇室典範が改正されなければ、近い将来、愛子さまは結婚に伴って皇室を離れる可能性が高く、悠仁さまが天皇となられる。ただ、女性天皇をめぐる問題は必ずしも「愛子さまか、悠仁さまか」という問題ではないという。「このまま女性・女系天皇が認められなければ、いちばん苦しむのは悠仁さまと、悠仁さまの将来のお妃です。若い男性皇族が悠仁さまお一人しかいない以上、悠仁さまに男性のお子さまが生まれなければ皇室は途絶えます。お妃となった女性は男子を産むことが絶対の使命となり、想像もできないほどのプレッシャーに苦しむことになるでしょう。そもそも、このような状況で”お妃”となってくれる女性を見つけることさえ難しいと言えます」(前出・皇室担当記者)安倍政権は4月に予定されていた立皇嗣の礼を延期し、もともとは昨年5月の御代替わり後すぐに開始される予定だった安定的な皇位継承策の議論を、またも先延ばしにしてしまった。新型コロナ対策が最優先されているとはいえ、女性・女系天皇容認を先延ばしすればするほど、皇室が途絶えてしまう危機が近づくばかりではないか――。「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月01日天皇陛下が、社会福祉に取り組む2団体に計1億円を寄付することになった。宮内庁が4月6日、発表した。即位に伴う寄付で、子供の貧困対策に取り組む「子供の未来応援基金」とNPO法人「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク」に5,000万円ずつ寄付される。「天皇陛下による財産の贈与は、日本国憲法や皇室経済法などにより特定のケースに制限されています。しかし先日、即位から1年間のみ1億円以内の寄付を可能とする国会議決が行われ、2つの団体への寄付が実現することになりました」(皇室担当記者)天皇陛下は子供の貧困問題や、ボランティアの被災者支援に対する国民の理解が深まることを願っており、私費から支出されるという。寄付金はどういった事業に生かされることになるのだろうか――。全国災害ボランティア支援団体ネットワークの広報担当者は次のように語る。「私たちは災害時に、ボランティアと行政や協力企業などとの連携や調整を行っています。災害時はもちろんですが、災害に備えて平時から各都道府県で人材育成するなど事前の準備が必要です。そういった用途に使わせていただくことになると思います」天皇陛下は雅子さまとともに、昨年12月にも台風19号で甚大な被害を受けた宮城県丸森町と福島県本宮市を日帰りで訪れ、被災者を見舞われている。被災地に足を運び、被災者を励まされることは、両陛下がご公務の中でもっとも大切にされていることの一つだ。もうひとつの寄付先である「子供の未来応援基金」に携わる独立行政法人福祉医療機構の担当者は「貧困状態にある子どもを草の根で支援するNPOなどを対象に支援を行っています。子ども食堂や学習支援などは大きな対象になっています」と語る。同じく「子供の未来応援基金」に携わる内閣府子供の貧困対策推進室の担当者にも話を聞くと、「宮内庁から、どういった基金なのかという問い合わせはありました。子ども食堂や、居場所のない子どもたちの居場所づくりを支援しています。18歳になり児童養護施設にはいられなくなり、親元にも帰れない人への支援なども含まれます」天皇陛下は今年2月の誕生日会見でも《近年の子供たちをめぐる虐待の問題の増加や貧困の問題にも心が痛みます。次世代を担う子供たちが健やかに育っていくことを願ってやみません》と話されていた。雅子さまも一昨年12月の誕生日に発表されたご感想で《国内では、子供の虐待や子供の貧困など、困難な状況に置かれている子供たちについてのニュースが増えているように感じており、胸が痛みます》と綴られていた。天皇陛下と雅子さまが長年にわたり関心を持ち、応援されてきた被災者支援と子供の貧困対策。寄付金も有意義に生かされることだろう――。「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月01日制服姿で、ご学友と模擬店の食事を召し上がる天皇陛下(写真左から2番目)。’75年、学習院女子中・高等科の文化祭、八重桜祭での1枚だ。このときの様子を、学習院幼稚園からのご学友・速水敏昭さんが教えてくれた。「高等科1年の秋でした。陛下が『僕も女子部の文化祭に行こうかな』とおっしゃったので、それではご一緒しましょう、と友人たちと見学して回りました。展示や催しを見て、模擬店のカフェで食事をして、ジュースを飲みました。カレーライスや焼きそばを食べたように思います」普通の男子高校生らしい、青春の思い出。一方で、陛下は若いころから国民への優しさ・思いやりもしっかりとお持ちだったという。速水さんがその“才覚”を目の当たりにしたのは、1年生の夏休み。2人が所属していた地理研究会で旅した、金沢・能登でのことだった。「地理研究会の旅行では、陛下は一部員としてみんなで囲炉裏を囲み、おやすみになる際も部員たちと一緒に布団を敷いてお休みになっていました。それでも昭和の御代です。その旅では、大勢の歓迎を受け、道路に土下座して迎える人もいました。今でも覚えているのは、陛下がその地べたに座っている方たちの前に膝をつき、丁寧に挨拶されていたことです。天皇陛下は、高校時代には、将来のお立場への自覚をはっきりとお持ちだったのです」即位から1年。今でも、地方ご訪問やご静養の際に駅頭に集まった人たちには、丁寧に、時には気さくに話しかけられている陛下。雅子さまとともに、<国民の中に入っていく皇室>の姿を、これからも国民に示し続けられていくことだろう――。「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年05月01日「感染症拡大は人類にとって大きな試練。今後、皆がなお一層心を一つにして力を合わせ、難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています」天皇陛下は、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長の尾身茂氏に、そう述べられた。天皇皇后両陛下は4月10日、お住まいの赤坂御所で、新型コロナウイルスの感染状況などについて尾身氏からご進講を受けられた。マスク姿で距離をとって座った両陛下は熱心に説明を聞かれ、「オーバーシュート回避には何が必要なんですか」「医療現場は本当に大変ですね」などと話された。「両陛下は、かねてから専門家から現場の状況を聞くことを望まれていました。この日は上皇ご夫妻の61回目の結婚記念日で、本来であれば天皇陛下と雅子さまの主催でお祝いの夕食会が開かれるはずでした。しかし、緊急事態宣言を受けて、お祝いのごあいさつも電話で済まされたそうです。いま皇室にできることをしなければ――。両陛下も上皇ご夫妻も、同じ思いを抱かれていたはずです」(宮内庁関係者)同じ日、政府は19日に予定されていた「立皇嗣の礼」を延期する方針を明らかにした。国内の新型コロナ感染者は日々増え続け、皇室のご公務も、延期や中止を余儀なくされている。皇室ジャーナリストが言う。「天皇陛下と雅子さまは昨年の12月26日に、多忙を押して台風19号で甚大な被害を受けた宮城、福島をお見舞いされました。大きな災害が起きれば、苦しむ被災者のもとに足を運び、悲しみに寄り添い、励ます――。これこそが上皇ご夫妻が実践された“平成流”の皇室のあり方です」天皇皇后両陛下もその精神を受け継ぎ『国民と苦楽をともにする』という皇室の役割を重んじてこられた。「しかし今回の敵は新型ウイルスです。罹患した国民をお見舞いするわけにも、最前線で奮闘する医療関係者に面会して励まされるわけにもいきません。陛下と雅子さまは一刻も早いコロナ災禍の終息を願いながらも、国民に寄り添うことのかなわない状況に、忸怩たる思いを抱かれているに違いありません」(前出・皇室ジャーナリスト)「女性自身」2020年4月28日号 掲載
2020年04月17日天皇陛下は4月6日、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長を務める尾身茂氏から進講を受けられる予定だったが、延期となった。宮内庁は尾身副座長の業務に支障がないよう予定を調整していたが、ここ数日の急速な感染拡大を鑑みて、ご進講は見送られることになった。拡大を続けるコロナ禍の影響で、「全国植樹祭」や「園遊会」をはじめ、4~5月に予定されていた皇室行事は相次いで中止や延期が決まっている。5月に開催予定の日本赤十字社の全国大会にも、名誉総裁である雅子さまのご出席は見合わせられる見通しだ。その一方で、天皇陛下は執務を続けていらっしゃる。「毎週火曜日と金曜日には、内閣から送られてくる法令などへの署名・捺印があります。これを実行しないと法律が施行できませんから、このご執務は欠かせません。そのため職員との接近、多くの人間が触れた書類との接触などがどうしても発生してしまいます」(皇室担当記者)さらに陛下は3月だけでもパナマ、スーダン、タイ、キューバ各国の新任駐日大使との「信任状捧呈式」に臨まれている。また、4月にも信任状捧呈式は予定されていたが、4月9日に天皇陛下が臨まれるはずだった新任駐日大使の信任状捧呈式は、緊急事態宣言を受けて延期となった。「式そのものは10分くらいで、以前から3メートル以上離れて話す形式です。しかし信任状を渡すときには大使が前に進み出て陛下に直接手渡します。国と国との約束事なので儀式を省略することはありません」(前出・皇室担当記者)3月30日には、検事長ら8人の認証官任命式も行われた。31日には、宮内庁職員の人事異動者が、赤坂御所を訪問して陛下に拝謁している。時期が時期だけに儀式や面会で、陛下がマスクを着用されることもあるのだろうか?「人に会われるときに、皇族方がマスクを着用されていたという前例は聞いたことがありません。とくに公務の場合、相手に対して失礼というか、現状でしたら相手の感染を疑っているようにも取られかねませんので、現在もご接見のときにマスクはされていないのではないでしょうか」(宮内庁関係者)それを裏付けるように、前出の宮内庁関係者がこんなエピソードを聞かせてくれた。「つい先日、秋篠宮さまに面会した方は、ふだんよりやや離れて座ったものの、お互いにマスクなしでの会話となったそうです。秋篠宮さまも、気にされるご様子はなかったといいます」もし、天皇陛下や雅子さま、そして皇族方が新型コロナウイルスに感染したとしたら、日本の国民に与えるショック、ダメージは計り知れないだろう。職員からの感染を予防するために、具体的にはどのような対策をとっているのか――。本誌は4月3日、宮内庁の報道室に質問状を送った。すると、次のような回答が届いた。《政府の基本的対処方針や専門家会議の見解等を踏まえ、また、皇室医務主管や側近の侍医による対応により、対策を講じてきているところ。引き続き、適切な対策を講じることで、天皇陛下お始め皇室の皆様方のご健康の保持に万全を期してまいりたい》さらに職員に対しては、以下のような注意喚起を随時、行ってきたという。・外出後・食事前に、石けんやアルコール消毒液などによる手洗いの徹底・咳エチケット(マスクやハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)の実施・発熱等の風邪の症状が見られるときは休暇を取得し療養に専念する・時差出勤の推奨、休みやすい環境整備・海外渡航の自粛、海外出張計画の自粛・換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所及び間近で会話や発生をする密接場面の3つの条件が同時に重なる場を避けることしかし、本誌が質問状に記載した天皇陛下のマスクご着用状況、職員との接触頻度といった点には回答が得られなかった。「雅子さまは海外メディアの報道などをご覧になり、新型コロナウイルスに関する世界の現状をいち早く把握されていると思います。日本のために陛下をお守りしなければと、心中穏やかではないはずです」(前出・皇室担当記者)現状では万全とは言い難い「宮内庁の危機管理」を、雅子さまも憂慮されているに違いない――。「女性自身」2020年4月21日号 掲載
2020年04月11日天皇陛下を乗せた車が半蔵門から皇居に入っていったのは、4月3日午前9時過ぎのことだった。その日は宮中祭祀「神武天皇祭皇霊殿の儀」が行われ、陛下は装束姿で儀式に臨まれた。皇居に入られる際、沿道の人々に会釈された陛下の顔半分が大きなマスクで覆われていた。「これまで、公の場でマスクを着用された陛下の姿は見たことがありませんでした」驚きを口にする皇室担当記者。「ただ、後部座席の陛下の隣には侍従が座っていました。マスクをされているとはいえ、車内はまさに新型コロナの感染リスクが大きいとされる密閉・密接空間。護衛のために皇宮警察護衛官は同乗しても、侍従は別の車に乗るなど、柔軟な対応をしてもよかったのではないでしょうか」皇族方が新型コロナに感染するとすれば、宮内庁職員を経由して感染する危険性が高いといえる。宮内庁関係者によれば、感染拡大を受けて庁舎内の様子にも変化があるという。「庁舎の入口や食堂にはアルコール消毒液が常設してあって、通るたびに使っている職員も多いです。地下1階の食堂では、テーブルと椅子をすべて学校の教室のように前向きに配置し直しました。感染リスクが高い対面での食事を避けています」幸い現時点では、地方機関を含めて宮内庁の職員に感染が疑われるような症状が現れたり、PCR検査を行ったりする事態にはなっていないというが……。すでに報道されているように、ヨーロッパの王室は深刻な“コロナ危機”に襲われている。スペインのマリア・テレサ王女が新型コロナウイルスに感染して、パリで死亡したのは3月26日。86歳だった。イギリスでは王位継承者第1位のチャールズ皇太子が感染。回復したものの、自主隔離生活を続けている。また、エリザベス女王の側近にも感染が発覚した。そんな中、皇室周辺でもヒヤリとする出来事があったという。「三笠宮家の彬子さまが専任研究員を務められている京都産業大学の学生を起点としたクラスター(集団感染)が発生して、感染者が50人以上(4月4日時点)にまで広がっています。彬子さまは研究室へ通われていただけで、学生と接触はなかったと確認されましたが、身近に感染危機が迫っていたことは間違いありません」(前出・宮内庁関係者)天皇陛下と雅子さまは、愛子さまの学習院女子高等科卒業に際したご感想の中で、感染拡大に憂慮を示されていた。《現在、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを案じ、我が国の国民、そして世界の多くの人々が直面している様々な困難や苦労に深く思いを致しています。この感染の広がりが早く終息に向かうことを心から願っております》コロナ禍の1日も早い終息、そして皇族方が感染する事態とならないことを願いたい――。「女性自身」2020年4月21日号 掲載
2020年04月10日2020年4月6日、天皇陛下が私的なお手元金から1億円を2つの団体に寄付されることを、宮内庁が発表しました。5千万円ずつの寄付を受けるのは、政府が創設した『子供の未来応援基金』と、NPO法人『全国災害ボランティア支援団体ネットワーク』。どちらも社会福祉事業の団体です。宮内庁の発表によると、天皇陛下と皇后陛下は子供の貧困問題とボランティアによる被災者支援に、国民の理解が深まることを願われているそうです。憲法では皇室が寄付をする場合、国会の議決が必要とされています。今回、即位をされた天皇陛下が1億円の寄付を行うための議決案が、同年3月13日に閣議決定されたのです。ちなみに、明仁上皇陛下が天皇陛下に即位された際も、児童福祉や障がい者支援に計1億円の寄付が行われています。この件が報じられると、ネットからは「天皇陛下が寄付をされるなんて知らなかった!」「ありがとうございます」といった声が上がりました。天皇陛下が寄付された1億円は、困っている人たちを助けるために使われることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年04月07日《女性・女系天皇、議論せず》2月16日付の『読売新聞』には、こんな見出しが躍った。驚くべきことに安倍政権が、女性・女系天皇について議論しない方針を固めたというのだ。公の場で議論を行うための有識者懇談会すら設けない方向だという。「昨年10月に実施された共同通信の世論調査で、女性天皇容認への賛成は8割を超えています。歴史上も女性天皇は存在しました。このまま“男系男子”に固執すれば、もっとも重要な伝統である世襲による皇位継承が危うくなるのは明らかです。皇室の存続を真剣に考えるならば、女性・女系天皇についての検討は避けて通れないはずです」(皇室担当記者)天皇陛下も’18年2月の誕生日会見で《その時代時代で新しい風が吹くように、皇室の在り方もその時代時代によって変わってきていると思います》とおっしゃり、伝統を重んじつつも、時代に応じて皇室のあり方は変わるとのお考えを示されている。04年12月に薨去された宣仁親王妃喜久子さまも、『婦人公論』(’02年1月22日号)で、次のように綴られていた。《女性の皇族が第127 代の天皇さまとして御即位遊ばす場合のあり得ること、それを考えておくのは、長い日本の歴史に鑑みて決して不自然なことではないと存じます》愛子さまがお生まれになった当時、皇室からも「愛子天皇」を期待する声があったのだ。さらに、雅子さまの祖父・江頭豊さんにも、愛子さまにまつわる”秘話”があるのだという。江頭豊・寿々子夫妻を知る人物が語る。「江頭夫妻は、愛子さまのご誕生をたいへん喜んでいました。あるとき豊さんが『愛子さまが天皇になる夢を見たんだよ』と、とてもうれしそうに話していたことがありました。雅子さまも、お祖父さまの夢のことはご存じだと思います。豊さんは、愛子さまの聡明さがもっと世間に伝わってほしいという気持ちも抱いていたようです」豊さんが亡くなったのは’06年9月。愛子さまがお生まれになったのは’01年12月であるから“夢”はその間に見たことになる。「ちょうど15年ほど前は、女性天皇容認へという機運が高まっていた時期でもありました。’05年、小泉内閣のときに『皇室典範に関する有識者会議』が招集されて、愛子さまが皇位継承者となられるように、皇室典範が改正されようとしていました。豊さんは、もしかしたら自分の夢が正夢になると思われたのではないでしょうか」小泉内閣が’05年11月24日に国会に提出した有識者会議の報告書では《我が国の将来を考えると、皇位の安定的な継承を維持するためには、女性天皇・女系天皇への途を開くことが不可欠》と、明確に結論づけられていたのだ。しかし、この翌年に紀子さまが第3子をご懐妊。皇室にとって実に40年ぶりの男子となる悠仁さまがお生まれになったのは、’06年9月6日のことだった。江頭豊さんは、それからほどなくして、同じ月の24日に亡くなったのである。愛子さまは4歳でいらした。悠仁さまご誕生まで雅子さまは、愛子さまを“将来の天皇”としてお育てになるつもりだったのだろうか。「小泉政権は皇室典範の改正案提出直前までこぎつけていました。当時の雅子さまも政府や国会の動きを注視されていたでしょう。愛子さまが将来天皇になることも、ある程度想定していらしたと思います」(前出・宮内庁関係者)初等科の一時期は雅子さまが登下校に付き添われるなど、登校できない時期もあった愛子さま。しかし、たくましく成長された現在は、皇族としての自覚も芽生えているという。「’17年に東宮御所にデンマークやスウェーデンの王族が招かれたときには、愛子さまもご懇談に同席されたのです。愛子さまは通訳を介さず、英語で会話されました。愛子さまの語学力は、天皇陛下がご自身以上の実力だと話されているほどです。東京五輪では皇族方が各国要人を接遇することになります。愛子さまがお迎えにあたることも十分に考えられます」(皇室担当記者)4月、愛子さまは天皇陛下と同じ学習院大学文学部へ進学される。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、今後の皇位継承の議論において重要となるのは“両陛下のご意向”だと語る。「平成の天皇退位の特例法は、上皇陛下のお気持ち表明が発端となり、そのご意向を尊重した国民の声によって成立しました。皇位の継承についても、国民は当事者である天皇陛下や皇族方のご意向を知りたいと思うでしょう。それがわからないままですと、どういう結果であろうとも、わだかまりが残るだろうと思っています」雅子さまは最愛の祖父の“夢”を胸に秘められたまま、女性天皇問題が本格的に審議される日を待ち続けていらっしゃるのだろうか――。「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月16日東日本大震災から9年が経った。痛ましい記憶を風化させないことが課題となるなかで、皇室は被災者の心に寄り添い続けている。雅子さまも、天皇陛下とご一緒に、被災者のもとを繰り返し訪問されてきた。2017年11月には、東日本大震で甚大な津波被害に見舞われた宮城県・閖上地区へ。復興公営住宅「名取市閖上中央第一団地」の被災者と懇談された際には、一人ひとり丁寧にお声がけされたために、15分の予定が25分と大幅に延びてしまった。その後、団地から車で2分の東日本大震災慰霊碑に供花する際には、あるサプライズが。団地では動きやすいパンツスーツだった雅子さまが、慰霊碑の前に立たれた際にはお帽子をかぶり、スカート姿に着替えられていたのだ。そこには、限られた時間の中でも場にふさわしい装いを、という最大限の心遣いが表れていた。翌年の歌会始で、雅子さまは《あたらしき住まひに入りて閖上の人ら語れる希望のうれし》とこのときの喜びを詠んだ歌を披露された。この歌を刻まれた歌碑が、昨年3月に閖上地区の「震災メモリアル公園」に建立されている。「雅子さまは、過去の誕生日の際のご回答でも、折に触れて繰り返し《被災地に永く心を寄せていきたい》と東日本大震災の被災者を思いやられてきました。皇后となられても、そのお気持ちは変わっていません」(皇室担当記者)昨年12月、皇后として迎えられた初めての誕生日に際しても、《東日本大震災で被災した釜石市でこの大会の試合が行われたことも喜ばしいことでした》と岩手県・釜石鵜住居復興スタジアムで開催されたラグビーワールドカップの試合を振り返られた。時が経っても忘れない――。雅子さまの愛のメッセージが、被災者の心を照らし続ける。「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月11日東日本大震災発生から9年を迎えた。死者・行方不明者が1万8千人を超えた未曾有の大災害。当時、被災者を励ますため、上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)はいち早く動かれた。震災発生から19日後には被災者が避難してきた東京武道館をご訪問。武道館の床に膝をつきながら一人ひとりに声をかけ、激励された。この日から、両陛下は7週間連続で福島・宮城・岩手の東北3県や茨城などの被災地へ。被災地に負担をかけないよう、すべて日帰りという過密スケジュールだった。その年、美智子さまの誕生日の際に公開された写真にも、被災地を励ます思いが込められていた。皇居でたたずむ両陛下のそばには、真っ白なハマギクの花が咲いていたのだ。この花は、1997年に両陛下がお泊りになった、岩手県大槌町にある「浪坂観光ホテル」から贈られたものだった。岩手県大槌町には22mもの津波が襲い、『浪坂観光ホテル』も営業停止に追い込まれた。両陛下へハマギクの苗を献上した社長の山崎龍太郎さんも、行方不明となってしまう。社長の弟・千代川茂さんは悲嘆に暮れていたが、美智子さまの誕生日写真を見て、「兄が贈った花を両陛下が大切に育ててくださっていた」と感激。ハマギクの花言葉でもある、“逆境に立ち向かう”精神で、ホテルの再建を決意した。そうして再建された「三陸花ホテルはまぎく」に、上皇陛下と美智子さまが宿泊されたのは2016年のことだった。平成最後の東日本大震災被災地の訪問は、2018年6月の福島県。震災後、両陛下が福島県を訪れるのはこれが6度目だった。「スパリゾートハワイアンズ」では、避難生活を送る被災者を元気づけるとともに“復興のシンボル”となったフラガールたちのダンスをご鑑賞。美智子さまは、1曲目の『花は咲く』のときに、“花は咲く”の歌詞に合わせるように、胸元に両手で小さな花を作られた。そのお姿を見たフラガールは、踊りながら涙がこぼれそうになったという。震災から時が経っても、被災者へ心を寄せられてきた美智子さま。癒しと労いのメッセージは、これからも被災地に希望の花を咲かせ続ける。「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月11日4月に予定されていた中国の習近平国家主席の来日が、延期される見通しとなった。日中両政府は3月上旬のうちに延期を正式に発表する方向で検討を進めているという。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらぬなか、来日に向けた環境が整っていないと、両国政府が判断したとみられる。習氏は’09年12月に来日した際には上皇陛下(当時の天皇陛下)と会見している。「宮内庁は天皇陛下との会見について”1カ月ルール”を要請しています。しかし、このときは中国政府の正式な申請が遅れ、来日まで1カ月を切っての申請となったため、特例での対応となり物議を醸しました」(皇室担当記者)今回の来日は、昨年6月に安倍首相が「来年の桜の咲くころ、習氏を国賓として日本にお迎えし、日中関係を次の高みに引き上げたい」と直接呼びかけたものだった。「習氏は国賓としての来日となるため、天皇皇后両陛下を中心とする歓迎行事が開かれる予定でした。また、天皇陛下は習氏と初めて会見される予定となっており、雅子さまが同席される可能性もありました。しかし、来日は東京五輪後の秋以降に延期となる見込みです」(前出・皇室担当記者)天皇誕生日の一般参賀が取りやめになったことをはじめ、皇室関連行事の中止も相次いでいる。天皇陛下は天皇誕生日に際しての記者会見で《感染の拡大ができるだけ早期に収まることを願っております》と、新型コロナウイルスの影響を憂慮されていた。4月19日に予定されている秋篠宮さまの「立皇嗣の礼」と関連行事についても、政府は一部縮小を検討しているという。新型コロナウイルスの感染拡大は、国際親善を含めた皇室のご活動にもしばらく影響を与えそうだ。
2020年03月03日好きな人ができたら、「両思いになりたい!」「相手のことをもっと知りたい!」と思うものです。でも、相手にどう接近してどんな行動をとったらいいの?と悩むこともありますよね……。そこで今回は、恋愛成就を願う女性たちに、両思いの近道となる行動についてお伝えします。■ 「○○したい・好き」を発信そもそもふたりのあいだに接点がなければ、両思いにはなれません。まずは、接点を増やして距離を縮めましょう。つまり、「デートのチャンスをつくる」ことが重要なのです!……とはいえ、いきなりデートに誘えるならこの記事はたぶん読まないでしょう。デートに誘う前に、まずは「映画が好き!」「ダーツしたい!」など、自分の好きなことやしたいことを積極的に発信してみてください。彼の趣味や好きなことに関連したものなら、彼もあなたの話に食いついてくるはずです。「じゃあ一緒に行く?」という流れで、お誘いのきっかけにつなげられるかも!誘われやすい環境をつくりながら、彼との接点を増やして距離を縮めていきましょう。■ 好きバレ厳禁!もしや……?を演出好きな人に対して好意的に接することはとても大切です。でも、彼を「恋愛対象として好き」なことは、彼にバレないようにしたほうが正解かもしれません。男性のなかには「追われたら逃げたくなってしまう」という人も多いですし、「いい子だけど気持ちに応えられないかも……」と距離を置こうとする男性もいます。好き好きアピールは控えて、最初は「友達として好き」というスタンスでいったほうが、距離は縮まりやすいでしょう。友達の距離感のなかで、ほかの男性との温度差をつける、彼の好きなことに興味を持つなど「もしかして?」と匂わせつつ、あなたを意識させる方向へもっていくことが大事です。■ 感受性豊かな仕草を見せる自分から直接アプローチしなくても、「この子、気になるな」と思ってもらえるように振る舞えると、距離が縮まることもあります。そこでおすすめなのは、感情豊かになること。喜んだり悲しんだり、表情が豊かな女性は記憶に残ります。物語に感動したり、他人の痛みに敏感になったりと感受性を磨くことで、見ていて飽きない子を演出できますし、心が温かい女性だと印象アップにつながります。■ 友人を介して彼を褒める共通の友人がいるなら、あえて友人を介して彼を褒めるのもひとつ。第三者から褒め言葉を聞くことで、お世辞くさくならず、信憑性も高まります。ほめてくれた相手のことを意識するきっかけになるので、日ごろから彼の長所や好きなところをチェックしておくといいかもしれません。ただ、「かっこいい」「素敵」といった恋愛感情を連想する言葉は、逆効果になることも。「話が面白い」「仕事に一生懸命で刺激をもらえた!」など、彼の内面や行動を褒めるような内容がおすすめです。彼も自分では気付けなかった一面をほめることができれば、さらに嬉しいと感じてくれるでしょう。■ おわりに好きな人と近づくためになにかしたい!と思う前向きな気持ちは、とても素敵なことだと思います。その気持ちを原動力に、今回紹介した行動をトライしてみてはいかがでしょうか?きっと1歩前進するきっかけになるはずです。(白藤 やよ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年03月02日恋する女子にとって両想いは憧れ。しかし、小さなことで幸せを感じられる片想いの時間も楽しいですよね。今回は片想い女子にとって最高の瞬間をご紹介します。彼の姿が見える例えば意中の彼が違う部署にいたり、住んでいる場所が遠かったり、好きな人となかなか会えない状況なら、姿を見ただけでときめきますよね。今日も素敵!かっこいい!なんて気分はアイドルのおっかけのよう。見るだけで幸せな気持ちになれるなんて片想いならではです。今日は1日頑張ろう!と思えたり、今日は運がいいかもしれない!と思えたり、気持ちが前向きになって気分が盛り上がるという効果もあります。自分を認識される姿を見られるだけで幸せな状態から少しレベルアップした幸せが、彼に自分を認識されることです。「あ、○○じゃん」なんて声をかけてもらえようものなら、スキップし始めたくなるほど嬉しいですよね。好きです!ということが態度でまるわかりにならないよう、平静を保ちながら彼と話す、なんて行動も片想いの最中しかできない行動です。何気なくボディタッチされる例えば肩をポンポンとたたかれたり、頭をポンッとたたかれたり、何気なくボディにタッチされたときも片想いならではの最高の瞬間です。嫌いな人にボディタッチする人はいません。また、そこまで仲が良くない人にもボディタッチはしません。つまり、ボディタッチされるということは、少なくとも彼にとっては知人以上の距離感ではあるということになりますよね。彼にふれられた!という事実はもちろん嬉しいことですが、ボディタッチできるような間柄ということにときめきを感じられます。悩みや相談を打ち明けられる好きな男性に悩みや相談を打ち明けられたとしたら、それはすごく信頼されているということになります。「こんなこと話せるの、○○だけだよ」などと言われようものなら、叫び出しそうなほどキュンキュンするに違いありません。どんな悩みや相談も、例えそれが彼女に関することであっても、親身になって聞いてあげましょう。何でも打ち明けられる女友達としての位置を確立できたら、片想いからいずれ両想いまでステップアップできるかも?
2020年02月28日お互い両思いのはずなのに、なかなかそこから先へ進めずにもどかしい想いをしている女性は少なくありません。そこで次の段階へ進む方法について解説します!他の男性に好意を持たれている事をほのめかす彼がなかなか関係を先に進めないのはもちろん万が一両思いでなかった時の事が怖いというのもありますが、今のままでもあなたと一緒に居続けられる事からくる安心感もあります。彼との会話の中でそれとなく、他の男性と話したことやその男性を褒めような事を言ってみましょう。あなたが他の男性からアプローチを受けていたり、あなたが他の男性に悪くない感情を抱いているという不安は彼の行動を後押ししてくれるかもしれません。あなたを奪われたくない彼は思い切って告白に出るかもしれません。しかしこれをやる上で忘れてはならないのが、あくまで他の男性を褒めるのは異性としてではなく人としての部分で褒める事です。異性として魅力的に感じているという風に勘違いされる言い方をすると、彼は「この娘が好きなのは俺じゃなくあいつなんだな」と勝手に決めつけて諦めてしまうかもしれません。どちらかの家で宅飲みに誘う彼の態度がなかなか煮えきらない時は、少し勇気を出して宅飲みに誘ってみてはいかがでしょうか。家で呑まない?とそのまま誘うのは直接的すぎて恥ずかしい場合は、仕事での愚痴を聞いて欲しいだとか、パソコンやゲームの事を教えて欲しいなどの理由をつけると良いでしょう。宅飲みでお酒が入れば人は素直になりやすいですし、家というプライベートな空間ならひと目を気にすることなく素直な気持ちが言えるでしょう。彼からの告白があるのが理想的ですが、あなたから好きだと言ってしまってもOKです。お酒が入った状態でプライベートな空間に二人きり、その上で好意を伝えあえば一気に二人の仲が進展する事も珍しくありません。私達付き合ってるよね?と言う普段から二人で遊びにいったり呑みに行くなどして付き合っているも同然という程に仲良くしているなら、いっそのこと既成事実にしてしまう方法もあります。いつもより雰囲気のある場所に二人で遊びにいったり夜静かな場所で二人きりになった時に、私達付き合ってるよね?と確認するように聞いてみましょう。男性は突然のことに驚くかもしれませんがあなたのことが好きなら、それもいいかな?と考えてYESと答えてくれるかもしれません。もしそうでなくてもお互いの好意がちゃんとあれば、じゃあ今から付き合おう、と言ってくれる可能性は多いにあります。曖昧なままにしないためにもしっかりアプローチしよう!曖昧なままだと恋人らしい事や恋人でないと出来ないことなどができず、もったいない時間を過ごしてしまいます。思い切って彼にアクションを起こして関係を次のステップに進めてみましょう!
2020年02月27日《一つ一つの公務に真摯に向き合い、心を込めて大切に務めを果たすべく努めてまいりました。天皇の一つ一つの公務の重みと、それらを行うことの大切さを感じております》天皇陛下は2月23日、60歳の誕生日を迎えられた。21日には誕生日に際して、令和となって初めて記者会見に臨まれ、昨年5月に即位されてからの約10カ月について振り返られた。《常に私の傍らに寄り添い、相談に乗り、公務に共に取り組みながら支えてくれている皇后雅子に、感謝しております》天皇陛下は会見の中で、実に13回も雅子さまのお名前を出されて、繰り返し感謝を述べられた。皇太子妃時代は適応障害によりご公務に出席できない時期もあった雅子さま。しかし皇后となられた昨年は何度も地方にも足を運ばれ、即位関連の儀式にも出席された。そうした皇后としてのご活動について、天皇陛下は《雅子は、種々の工夫を凝らしつつ一生懸命に努力を積み重ね、幸いにして、令和元年は、即位に係る全ての儀式・行事に出席することができました。このことを私も雅子もとてもうれしく思っております》と語られた。一方で《雅子はいまだ快復途上にあり、昨年12月の誕生日の際に医師団が見解として述べているとおり、体調には波があり、大きい行事の後や行事が続いた場合には、疲れがしばらく残る傾向があります》と、雅子さまのご体調についてお気遣いの言葉も。そして《近くで見ていると、とてもよく頑張っていると思いますが、決して無理をすることなく、これからもできることを一つ一つ着実に積み重ねていってほしいと思います》とエールを送られるとともに、《私も今後とも、できる限り雅子の力になり、支えていきたいと思っております》と述べられた。「天皇陛下は昨年の誕生日にも《雅子を支えていきたいと思っております》とおっしゃっていました。お二人が互いに支え合うという夫婦像は、即位されてからも変わらない天皇陛下の信念なのでしょう」(皇室担当記者)
2020年02月24日宮内庁は2月21日、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが学習院大学の推薦入試に合格されたことを発表した。愛子さまが進学されるのは、学習院大学の文学部日本語文学科。WEB女性自身ではすでに今年1月10日、「愛子さまの進学先が内定!学習院大学の日本語日本文学科へ」と報じている。学習院大学はホームページで、この学科について次のように紹介している。《本学科では、古代から現代に至る日本語・日本文学を中心とする日本の文化(日本語日本文学系)、及び日本語教育(日本語教育系)に関心のある学生を受け入れ、研究と教育を行っています》天皇陛下と同じ学習院大学文学部への進学となったが、その背景には古典文学への関心があったという。本誌は’14年3月、愛子さまが初等科卒業直前に書かれたレポートについて報じている。タイトルは「藤原道長」。執筆理由について愛子さまは次のようにつづられていた。《授業で藤原道長について学習している時に、「御堂関白記」(※道長の日記)に少し触れ、また、学習する前にも新聞で「御堂関白記」がユネスコの記憶遺産に登録されたという記事を見たので、一度実物を見てみたいと思った。それで、夏休みに、東京国立博物館で開催された特別展「和様の書」に行き、「御堂関白記」を見て、これほど古い日記がよく残っているものだと驚いた》天皇陛下は大学時代に、文学部史学科で中世の水運の歴史を研究されている。「天皇陛下が旅や交通の歴史に関心を持たれたきっかけは、美智子さまとともに松尾芭蕉の『奥の細道』を読まれたことだったそうです。愛子さまが天皇陛下と同じく文学部を選ばれた背景には、日本の古典文学へのご関心があったのでしょう」(宮内庁関係者)当初、愛子さまの志望学部は国際社会科学部とみられていた。「将来の”皇室外交”を見据えれば、語学や海外留学に力を入れた学部はぴったりのはずでした。ただ、雅子さまもハーバード大学留学中に『日本文化クラブ』を設立し、当時はあまり知られていなかった日本の言葉や伝統、音楽や食文化を伝える活動をされていました。国際社会で活躍するには、まず自国の文化を知らなくてはーー。お若いころの雅子さまと同じように、愛子さまはそうお考えになったのかもしれません」(皇室担当記者)愛子さまは現在、卒業リポートの作成に取り組み、忙しい日々を送られているという。雅子さまは、昨年12月9日の誕生日に際して発表されたご感想で、愛子さまの今後についても綴られていた。《これから高校を卒業しますと、今まで以上に、様々な経験を積み重ねながら視野を広げていく時期になると思いますが、これからも感謝と思いやりの気持ちを大切にしながら、いろいろな方からたくさんのことを学び、心豊かに過ごしていってほしいと願っています》天皇陛下と雅子さまのご期待を胸に、愛子さまは新たなステージで輝かれるだろうーー。
2020年02月24日「とてもつやがありますね。明るい色ですね」鮮やかな黄色と白の、美しいらんの花をご覧になり、そう感想を話された雅子さま。バレンタインデーでもあった2月14日、天皇陛下とご一緒に「世界らん展」をご覧になったのだ。「両陛下は最近、ご夫婦そろってお出ましになる機会がさらに増えています。10日にも皇居・三の丸尚蔵館でご即位記念の特別展をお二人でご覧になりました。天皇陛下は23日に誕生日を迎えられます。還暦を迎える陛下をいつも近くでお支えしたいという思いが、雅子さまにはおありなのかもしれません」(皇室担当記者)昨年、史上2番目の高齢となる59歳で即位された天皇陛下。日ごろからご健康にも気を使っていらっしゃるという。天皇陛下の知人が語る。「陛下は油断するとお太りになりやすい体質とのことで、実は甘いものはあまりお召し上がりになりません。また陛下は、以前は日本酒がたいへんお好きでしたが、最近は特別な場合以外ではほとんど飲まれないそうです。いまは、お飲みになるのはもっぱら焼酎なのだと伺っています」醸造酒である日本酒が糖質を含む一方、蒸留酒である焼酎は糖質ゼロ。ダイエット中に飲んでも太りづらいとされている。こうした健康管理の陰には、雅子さまのご助言があると語るのは宮内庁関係者。「ご一家のお食事は、雅子さまと“料理番”である大膳が協議しながら決めています。雅子さまは愛子さまを懐妊された際、専門書を隅々まで熟読され、主治医を驚かせたこともあったといいます。栄養管理についても、熱心に勉強されていると思います」天皇陛下は’07年6月、十二指腸にできた良性のポリープを除去するために手術を受けられている。その際、雅子さまは入院された陛下を毎日お見舞いされた。一方、上皇ご夫妻はこのポリープを深く憂慮。天皇陛下が長らく検査を受けられていなかったことに強い不安を抱かれたと、上皇ご夫妻は当時の宮内庁長官を通じて異例の“苦言”を呈された。「上皇陛下は美智子さまのお支えもあり、85歳まで天皇としてのお務めを続けられました。健康を維持することも天皇の義務であると伝えるため、あえて天皇陛下に厳しい姿勢を見せられたのでしょう。それ以来、両陛下は定期健診を欠かさず、雅子さまもご家族の健康管理に、いっそう責任感を持って取り組まれているようです。日本酒を焼酎に切り替えるという“糖質制限”のアドバイスも、雅子さまが提案されたのでしょう」(前出・宮内庁関係者)雅子さまの“愛の懇願”が変えた天皇陛下の食生活。これからも長く続く激務の日々を、夫婦愛で乗り越えられていく――。「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月21日