まだ中学生で、生理周期も定まっていなかったころ、友だちの家で突然生理になってしまいました。当時はとにかく恥ずかしい気持ちでしたが、今となっては、後悔もしている出来事です。 次の生理がいつなのか、まだわからない中学2年生くらいのときのことです。まだ、生理周期が定まっておらず、生理不順のような状態だった私は、次の生理がいつくるか、なかなかわかりませんでした。 しかし、ある日、よりによって、友だちの家に遊びに行っていたときに、生理になっていることに気づいたのです。 とりあえずの応急処置で使ったのは…生理になったことに気づいた私は、トイレで大慌て。でも、「来たばっかりの生理なら、そんなに量は多くないだろう」と思い、私はとりあえずの応急処置として、トイレットペーパーをたくさんショーツの上に敷いておくことに。 そして、トイレを出て、何事もなかったように、友人と一緒に、部屋でずっと漫画を読んで過ごしました。 「どうしよう…」動揺した私がとった行動は…しばらくして、帰る時間になりました。立ち上がり、ふと自分が座っていた所を見ると、フローリングに血が…! 先に部屋を出ていた友人は気づかなかったようで、玄関から「お母さが迎えに来てくれるよ~」と呼んでいました。 私は、恥ずかしい気持ちと、汚れてしまってどうしよう…という気持ちとで動揺しました。そして結局、フローリングが経血で汚れてしまったことを、友人に言い出せないまま、友人の家を後にしてしまいました。 自宅に帰ってからも、私は気になって気になって……。結局、帰ってから生理に気づいたことにして、翌日、友人に必死で謝りました。 このエピソードは今でも生理がくるとときどき思い出す出来事です。そして、「あのとき、その場で誤ればよかった」と、今で後悔しています。ただ、その友人は、私の結婚式にも来てくれ、今でも仲良くしてもらっている友人です。 監修/助産師REIKO-----文/ちょこさん
2020年09月12日「この人なら幸せになれそう」。そんな気持ちで恋愛を始めたら全然合わなかった…なんて失敗経験はありませんか?実は頭で相手を選んだ結果、失敗してすぐ別れたという経験はよく聞きますよね。でもそれは、心の仕組みから考えると、当然の部分もあります。本来恋愛をするときは心の満足度を満たした相手でなくては、幸せ感は味わえません。では、その心の満足度とはどこにあるのか。それはその人ごとの「優位な感覚」にヒントがあるかもしれません。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 85「この人なら幸せになれそう」頭で相手を選ぶと恋愛に失敗する女性の特徴「恋愛と結婚は別物」って、よく聞く言葉ですよね。女性の多くは恋をする時、恋もしたいけど、将来も考えたら条件のいい人と恋愛ができればいいなと考えるものです。でも、恋は心でするものなので、いつでもうまく条件の揃った人に恋できるわけではありません。また「この人なら大丈夫だ!」という頭での判断だけで恋愛すると、その後うまくいく人とうまくいかない人に分かれます。ではその違いとはどこにあるのか。実はそれは、人の「優位感覚」の違いにあるんです。恋に“落ちる”人ってどんな人?そもそも人は恋に落ちるとき、その人の見た目、声、雰囲気、匂いなどを総合して恋に落ちていますよね。でも「恋に落ちた」と無意識に判断した理由が何か、考えたことはあるでしょうか。ちょっと専門的な話ですが、人にはその人ごとに「優位感覚」が存在します。いわゆる五感「視・聴・臭・味・触」の中で、どこを判断材料として優先して生活しているかという話です。そして日本人の多くは視覚が優位な人が多いといわれています。この目からの情報を中心に生きている人の多くが、恋に落ちやすい人なんです。目からの情報を中心に判断しているから、パッと見えたものに対して「私この人が好き!」と思えるんですね。一方で、聴くことや匂い、触った感じが優位感覚の人は、相手と一緒にいることで、じわじわとわかってくるため、一目惚れは多くないと言われています。例えば自分は声フェチや臭いフェチだという女性は、実は一目惚れがしにくかったり、好きになるまでに時間がかかったりするのかもしれません。頭で相手を選ぶと失敗する人の特徴恋に落ちやすい人とそうでない人がいるのがわかったところで、今回のテーマ「頭で相手を選ぶと失敗する人」とは、どんな人なのでしょう。それはつまり、先ほどご紹介した「自分の優位な感覚を満たしてないのに頭で相手を選んだ人」です。そもそも優位な感覚の心地よさとは、つまり心の心地よさです。心の心地よさが手に入っていない相手と恋愛をすることは、自分の心に嘘をついて恋愛するのと同じこと。そんな相手に、あなたは自分の素や裸をみせられますか?また「この人が好きかわからない」と迷いがある場合は、自分の優位な感覚に意識をゆっくりと向け、そこを中心に相手を感じてみると良いでしょう。この時いろいろな条件が頭をよぎるかもしれませんが、それは一旦手放します。感覚や心がただその人をどう思うかが、あなたの中の本当の答えなのです。好きじゃないけど逃したらもったいない人はどうしたら良い?心の感覚に頼って相手を選んだとき、「条件はいいけど心が動かない」と悲しい答えが出つつも「でも、どうしよう……もったいないし……」と抵抗感を抱いたりしませんか。筆者は何回も経験があります(笑)。このもったいないという感覚の裏側には、自分の心に3つのネガティブな感情が混ざっています。つまりこの3つの感情を自覚し許してあげることで、無理な判断を避けることができるのです。今後いい人と出会えないかもしれない恐怖恋愛だけでなく、人生はご縁で回っています。このご縁が自分にもう巡ってこないかもと思えてくると、その恐怖から、人は目の前の人に執着します。あんまり好きじゃないけど、彼と縁を切るのがもったいないと感じる人は、今後これ以上の男性との縁が自分に巡って来ないかも……という恐怖が強くでているかもしれません。自分なんかが選んでいいのかという罪悪感いわゆる自己肯定感が低いと、「自分なんて〜」という気持ちから、判断基準を自分の感情ではなく、相手の感情を中心にしてしまいます。そして「自分なんかが好かれるわけないのに」という漠然とした感覚があるから、相手を拒むことに罪悪感が生まれてしまいます。自分の判断が間違っているかもという疑い人は誰しも、判断を間違えたくないものです。でも恋人を選ぶって大きな決断ですから、よりこの「間違えたくない! 間違えたらどうしよう」という気持ちが強まるものです。この間違ったらどうしようという迷いや疑いが強いと、人は逆に判断を謝ります(笑)。残念な仕組みですが、余計な気持ちが無いほうが、結局正しい判断ができるのです。頭で恋愛しようとしたときにネックとなる、3つのネガティブな感情をご紹介しました。ちなみにこの3つの感情が強く発動されるシーンがあります。それはズバリ、失恋後! 失恋後はどうしても傷ついた心をこれ以上傷つけないため、心を頭が守ろうとします。その結果、不安や罪悪感を頭で守ろうとして、誤った相手を選んで恋愛してしまうというわけです。恋愛相手選びはすごく大切ですし、失敗したくない気持ちはとっても分かります。でも、失敗したくない時ほど、心を整え、心の気持ちよさに従うことが重要です。さあ、あなたはそれでも、今迷っている彼を選びますか?おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©PhotoAlto/Frederic Cirou/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Oliver Rossi/Gettyimages
2020年09月03日誰だって愛される恋愛をしたいもの。でも、必ずしもうまくいくとは限りませんし、失敗してしまうこともあります。大切なのは、失敗の原因を見つめ直し、次に活かすことです!そこで今回は、彼にフラれてしまった理由を調査。その理由から愛され女子になる秘訣を考えていきたいと思います。■ 理想の付き合い方を押しつけた「まわりに自慢できるようなデートや記念日など、いろいろと理想を押しつけてしまった結果、『疲れてしまった』とフラれてしまいました」(22歳・大学生)恋人ができたら“やりたいこと”や、“叶えたいこと”などは、誰だって少なからずあるものです。でも、その理想ばかり追い求めてしまうと“愛情を深める”ことよりも“自分の理想を叶える”ための恋愛となるため、相手は疲れてしまいます。理想を叶えることは悪いことではありませんが、せっかくなら2人とも満足な関係を目指したいところですよね。日頃から、彼の意見や気持ちに寄りそうように意識するのも大切です。■ 信頼&安心させる努力を怠った「『浮気じゃないから』と言い逃れしては、彼氏ができてからも飲み会に行ったり男友だちと遊んだりしていた結果、彼から「信用できない」と別れを告げられました」(26歳・アパレル販売)彼氏がいるからほかの男性と関わってはいけないというわけではありません。でも、交際相手の異性関係はどうしても気になってしまうものです。それに、ほかの男性に対して彼氏が嫉妬するのは、あなたを大切に思っている証拠でもあります。自分の行動によって相手の気持ちを乱さないかどうか、一度立ち止まって考えることも大切。とくに異性関係は、恋人との信頼関係を大きく左右させます。お互いの恋愛観や価値観を理解し歩み寄ることで、別れの原因を1つ解消できるはずです。■ 仕事に夢中で放置してしまった「仕事が忙しく、ずっと彼氏をほったらかし……。だいぶ経って彼の寂しさに気づいたときには、彼は心変わりしていました」(27歳・ウェディングプランナー)仕事を頑張るのはとても素敵なこと。でも、連絡すらなおざりにしてしまっては男性も寂しさを感じますし、相手にされていないと思うと心変わりしやすいようです。残業や出張などで直接会って話すのが難しいときは、LINEの通話やメッセージで気持ちを伝えて。会えなくても気持ちがつながっていると感じられれば、不思議と待っていられるものです。仕事が忙しいときこそ、コミュニケーションや思いやりを忘れないでいたいですね。■ 甘えてワガママを言いすぎた「リッチな彼に甘えて、あれこれおねだり。優しい彼に調子に乗ってワガママばかり言っていた結果、『お金がかかりすぎて将来を考えられない』とフラれてしまいました」(24歳・受付)甘えることは悪いことではありませんが、遠慮や謙虚さを忘れてしまうと、“お金目当て” “ワガママ”と思われやすくなります。優しい彼氏だとつい甘えたくなるのは自然ですし、甘やかすのが好きな男性も多いですが、バランスを考えてふるまうのが賢明です。たまにはしっかりした大人な一面を見せることで、かえって一目置かれるようになることも。男性は結婚を考えられる相手かどうかをいろいろな場面で見ているもの。安心して家庭を築けるような堅実さをアピールすることも大切ですね。■ おわりにどの失敗も1回の過ちで別れにつながるというわけではありませんし、早めに気付いて改善していくことで別れの回避につながります。どれも小さなことの積み重ねですから、負の連鎖を断ち切って良い循環に変えられるよう意識してみて。ついやってしまいがちな失敗を忘れずに、愛され続ける恋愛をつかんでくださいね!(白藤 やよ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年08月13日なにかに失敗して、落ち込んでいる子どもの姿を見るのはつらいものです。「こんな思いをさせるくらいなら、失敗しないように導いてあげなければ」と考える親御さんの気持ちもよくわかります。一方で、「これからの人生において、つらいことや苦しいことはたくさんある。いまのうちに失敗を経験させるべき?」と悩むこともあるでしょう。今回は、「失敗したことがない子」にはどのような将来が待っているのか、また失敗することの大切さについて解説していきます。子どもは「失敗する機会」を奪われている!?現代では、「ちょっと壁にぶつかるとすぐに諦める」「打たれ弱い」「失敗を恐れて新しいことに挑戦しない」若者が多い傾向が見られるといいます。その原因として最も大きいのは「幼い頃からの環境」であり、日本の学校特有の教育方針にも問題があるようです。「日本の教育は、子どもたちから失敗の機会を奪っている」と指摘するのは、花まる学習会グループ「西郡学習道場」代表の西郡文啓先生。日本の教育では、失敗を避けて効率的に生きることを子どもたちに教える傾向が強く、社会に出てからもそれを求められるため、子どもたちは自然と「失敗したらいけないんだ」と思い込んでしまうのです。西郡先生は「日本の教育は、自分のやり方ではなく『正しいとされている』やり方を教えられる」と言い、「学校では、成功の方法は教えてもらえるが、失敗したあとの方法は教えてもらえない」と苦言を呈しています。そして、「失敗を奪っているのは教育現場だけではなく、親も知らず知らずのうちに子どもを失敗から遠ざけようとしている」とも話します。子どもから「失敗する機会」を奪い、それが正しいと信じているのが、「ヘリコプターペアレント」と呼ばれる親たちです。ヘリコプターペアレント過保護かつ過干渉な親の総称。わが子が失敗しないように見張り続け、困難に遭遇しようものならすぐさま飛んでいって助ける親を指す。すべての失敗や困難から子どもを遠ざけて、傷つかないように守るヘリコプターペアレント。その過剰な愛情は、子どもの内面的な成長や将来の成功の機会を奪います。「子どものために」失敗から遠ざけた結果、子ども自身の自立を阻んでしまっているのです。失敗しなかった子は「他人の判断に依存する」失敗を避け続けて成長した先に、いったい何が待ち受けているのでしょうか。『メンタルが強い子どもに育てる13の習慣』(講談社+α新書)の著者で、サイコセラピストのエイミー・モーリン氏は、「些細なことまですべて親が決めてしまう “ヘリコプターペアレント” に育てられた子どもは、基本的な意思決定能力すら備わらずに大人になってしまう」と述べています。ヘリコプターペアレントの子どもは、ほかの子どもたちに比べて圧倒的に「決断する機会」が減ります。そのため、ちょっとしたことでも自分では決められず、「ママ、どうしたらいい?」「パパはどう思う?」と、親や他人の判断に強く依存するようになるのです。また、幼少期に失敗を重ねなかったことから、「完璧な自分」しか認められない、自分を好きになれないなどのネガティブな価値観形成が見られるケースも多いそう。実際に、親がヘリコプターペアレントである人はうつ病になりやすく、人生への満足度も低い傾向が見られます。子育ち研究家の長岡真意子さんは、「失敗を恐れる完璧主義の人は、周囲に対しても完璧さを求める傾向が強くなり、相手に対して否定的・批判的になってしまう」と述べています。ゆえに人間関係がうまく築けずに、孤立してしまうのです。さらには、失敗したくないがために挑戦することを避け、自分が確実にできることにしか手を出さなくなることも。これではせっかく成長の機会が訪れても無駄になってしまいます。失敗をしたことがない子や失敗を恐れる子は、一見「おとなしい優等生」のように見えますが、自らの成長の機会を避け続けているため、どんどん周囲との差が開いてしまうのです。失敗は脳にとって最高のエクササイズ!前出の西郡先生は、「これからの時代を生き抜くための力を育てるには、『失敗』が不可欠」と断言しています。そして、「失敗をしたうえでの成功体験をもっている子どもは、わからないことそのものを楽しく感じる。その差が、将来の学力の差になる」とも述べています。できなかったことができたとき、前に失敗したことを克服できたとき、子どもは大きな快感を味わいます。その快感が、学習意欲や、もっと学びたいという向上心にもつながっていくのです。「失敗は脳にとって最高のエクササイズ」と話すのは、性別や年齢別の脳の違いを分析し、独自のマーケティング論を展開している(株)感性リサーチ代表取締役の黒川伊保子さん。黒川さんによると、失敗は脳の “直感力” を高めるそうです。「勘が働き、パッとひらめく脳」は、失敗がつくるものと言っても過言ではありません。また、『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』(文響社)の著者で、進学塾VAMOSの代表である富永雄輔先生は、「親はつい成功体験を重視しがちだが、成功体験と同様に失敗体験も子どもの挑戦力を育てるためには欠かせない」と述べています。富永先生いわく「理想は、成功が51・失敗が49」。49の失敗体験があってこそ、51の成功がより生きるのだと考えましょう。私たち親は、つい「失敗しないように手助けしなきゃ」と考えてしまいますが、「その失敗が子どもの挑戦力につながる」と意識を変えなければならないのかもしれませんね。「あなたなら失敗しても大丈夫!」と励ましてわざと子どもが失敗するように仕向ける親はいませんが、「失敗しそうだな」と察知して事前に止めることを我慢するだけで、子どもにとっては成長のチャンスになることも。前出のエイミー・モーリン氏は、「手を出すことをやめ、『あなたなら失敗に耐えられる』と子どもを励ますことに心を注ぎましょう」とアドバイスしています。大事なのは、子ども自身が「自分で決められる」「失敗しても立ち直れる」という自信を身につけることです。自分で麦茶を入れようとしてこぼしてしまった、ふざけて走っていたら転んでしまった……。そんな子どもの様子を目にすると、とっさに「なにやってるの!」「まったくもう!」「危ないって言ったでしょ!」と強い言葉が出てきがちです。しかし、このような場合に必要以上に叱ってしまうと、子どもは「失敗は恥」だと感じてしまいます。子どもが失敗を恐れなくなるためにも、「次はどうしたらいいかな?」「今度はうまくいくように自分で考えてごらん」と、次のチャレンジにつなげられるような声かけを心がけましょう。また、失敗して落ち込んでいるようなら、親御さん自身の失敗談を話してあげるのも効果的です。失敗からどう立ち直ったのか、失敗しても結果的にはいい方向に物事が進んだ、など子どもの気持ちが前向きになるエピソードを話してあげるといいでしょう。大事なのは成功したかどうかではありません。一生懸命取り組むことや、楽しみながらやり遂げることのすばらしさを、自分の体験を通して学ぶことが、子どもの自信につながるのです。***親御さん自身も、「あのときの失敗があったからこそ、結果的に成功することができた」といった経験はありませんか?失敗を恐れずに、積極的にチャレンジする力を育むことは、お子さんの将来に必ずプラスになるでしょう。(参考)ウーマンエキサイト|なぜ親は子どもが失敗することを恐れるのか?【「ちゃんと失敗する子」の育て方 Vol.2】STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|過保護に育った子どもの恐ろしい将来。我が子の成長を奪う「ヘリコプターペアレント」現代ビジネス|メンタルが強い子の親が、子育て中絶対に「しないこと」があった!STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|失敗を恐れる「完璧主義」の子ども、なぜそうなった?4つの予防・改善方法All About|完璧主義の子供は成長に悪影響を及ぼす?子育てでの対処法PHPのびのび子育て 2020年8月特別増刊号, PHP研究所.STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|“49”の失敗体験が子どもの挑戦力につながる!過干渉にならない会話のコツ『これからの未来を生き抜くできる子の育て方』(2018年), 洋泉社MOOK.
2020年08月11日パパイラストレーターのYUDAI9℃(ユウダイクド)と申します。今回は3歳になる息子の寝かしつけがテーマ。20時には寝かしつけているのですが……。わが家では夫婦そろって子どもを寝かしつけています。 元気があり余っている3歳の息子、毎晩の寝かしつけは一苦労。すんなり寝てくれる日は本当にまれで、大体はこちらが寝たふりを決め込んで、遊び疲れていつの間にか眠りについているというパターンが多いです。 寝たふりをしながら「あの仕事を片付けよう」とか「あのテレビを見よう」とか子どもが寝てからのスケジュールを考え、寝付くのを待っているのですが、大抵僕のほうが先に寝てしまっています。 気が付けば朝、調子が良くて深夜0時……。やりたかったことはほとんど出来ず、ただただ無駄に睡眠時間ばかり増えて行く日々。子育ての時間のやりくりは本当に難しいですね(寝なければいいだけの話なのですが笑)。 著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。
2020年06月26日少子化が進んだいま、限られた数の子どもに愛情をたっぷり注ぐ親が増えていることで、新たな問題が生じています。それは、「子どもが失敗をしないようにする親」の増加です。失敗をしないことは悪いことではないようにも思えますが、いったいなにが問題なのでしょうか。教育ジャーナリストとして活躍する、中曽根陽子さんに教えてもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカット)子どもに失敗させまいとするのは、親が「安心したい」だけ子どもが失敗することがわかっていて、みすみすその道を進ませるのは忍びない――。子どもに失敗させたくないというのは、我が子を思う親として当然の感情であり、親が持つ本能ともいえます。ただ、その感情の裏にあるのはなにかというと、多くは親自身が「安心したい」という気持ちのように思うのです。いまは世の中の先行きが不透明な時代です。だからこそ、自分が受けてきた教育や体験をそのまま子どもに与えるだけでは通用しないということも親は薄々感じています。すると、「学歴をつけておけばいい」というふうに、「これをやらせておけばいい」といった策が見つからないということになる。その不安を解消して自分が安心したいがために、「せめて子どもがなるべく失敗しないですむようにしたい」という発想に至るのだと思います。「わたしの子どもは失敗しないから、子育てや家庭教育がうまくいっている」と感じたいわけです。そう考えると、子どもに失敗させまいとして取っている言動も含め、自分の言動の裏にある親自身の気持ちをときどき振り返ることが大切になってきます。「いまの言葉かけや行動は、本当に子どものためのものなのか?」「そもそも自分が安心したいだけではないのか?」というふうに疑問視するのです。子育てに追われる忙しい生活のなかでは、どうしても目先のことばかりに目が向きがちですが、自分自身を俯瞰することはとても大切です。困難に立ち向かう力は、失敗からしか学べないでも、なぜ親が安心したいがために、子どもに失敗させまいとすることがよくないのでしょうか?親が安心することがよくないわけではありません。子どもに失敗させまいとすることがよくないのです。なぜなら、失敗の経験から子どもは多くのことを学び、たくましさを身につけていくからです。新型コロナウイルス感染の拡大という事態で、世の中は一気に変化を余儀なくされています。変化が加速していく時代のなかを子どもたちはサバイバルしていかなければなりません。思いもかけない事態に直面したときにはなおさら、自分で判断し行動する主体性が必要です。それなのに、まったく失敗を経験しないまま大人になってしまうと、ちょっとした困難にぶつかっただけでも挫折してしまうということになるでしょう。困難にぶつかって一度はしょげてしまっても、そこから学び、再びその困難に立ち向かうようなたくましさは、失敗を乗り越える経験からしか学ぶことができません。そして、その学ぶ場は学校などではなく、多くは家庭生活のなかにあります。だからこそ、親の対応が大切になるのです。考えてもみてください。親元にいるときの子どもの失敗なんて、大人から見れば大したものではないはずです。仮に失敗したとしても、人生が終わるといったことはありません。ですから、どんどん失敗をさせてあげましょう。そのなかで、子どもは失敗を乗り越える成功体験を積むことができる。その体験が、のちに生きる知恵として力を発揮するようになるのです。子ども自身に任せ、子ども自身に解決させる子どもに失敗をさせることが大事だというと、「子どもにどうやって失敗させたらいいでしょうか?」なんて疑問を持った人もいるかもしれません。でも、「失敗をさせる」のではなく、「失敗をさせないようにしない」ことが大切です。言い換えると、いい意味で放っておくのです。たとえば、「子どもが忘れ物をしないか心配だから」と考えて、子どもが小学校に持っていく持ち物をすべて用意しているような人はいませんか?もちろん、子どもが小さいときにはトレーニングとして一緒に持ち物の準備をすることも必要でしょう。でも、いつまでたっても親がすべて用意していると、仮に忘れ物があったときには、子どもは「お母さんがちゃんと用意してくれなかったからだ!」と親のせいにします。そうではなくて、子どもに任せればいい。それで忘れ物をしたとしても、強く叱ってはいけません。なぜなら、叱るだけでは子どもの行動変容につながらないからです。親がやるべきことは、子どもに任せて、失敗したとなったら今後の行動変容を促すこと。「次からどうすればいいかな?」と聞いてみましょう。忘れ物をして恥ずかしい思いをした子どもなら、「忘れ物をしないためにはどうしたらいいか」と自分で必死に考えるはずです。持ち物の用意に限らず、さまざまなことを子どもに任せること。そしてなにか問題が発生したとしても、親はサポートに徹して子ども自身に解決させることを強く意識してほしいと思います。『1歩先いく中学受験 成功したいなら「失敗力」を育てなさい』中曽根陽子 著/晶文社(2016)■ 教育ジャーナリスト・中曽根陽子さん インタビュー記事一覧第1回:親の役目は我が子の「自己探究の力」を育むこと。“理想の子ども像”を押し付けてない?第2回:学歴の価値はどう変わる? 「偏差値の高い大学に行く」ことにしがみつく必要は、もうない第3回:任せて、失敗させて、考えさせる。「困難を乗り越える力」を伸ばすには、放っておくのが◎第4回:自己肯定感が「高い子の親」と「低い子の親」。驚くほど全く違う、それぞれの特徴とは(※近日公開)【プロフィール】中曽根陽子(なかそね・ようこ)1958年生まれ、東京都出身。教育ジャーナリスト。マザークエスト代表。慶応義塾大学大学院システムデザインマネジメント科ヒューマンラボ研究員。出産のために小学館を退職後、1994年、子育て中の母親たちが子どもと一緒にあそび場をチェックし紹介する『子どもとでかける大阪あそび場ガイド』(メイツ出版)を制作。取材から執筆、イラストまですべてを母親たちの手によって作成した同書は、いまなお改定版を重ねるロングセラーとなり、シリーズ累計50万部超。2004年、女性のネットワークを生かした編集・取材活動を行う情報発信ネットワーク「ワイワイネット」を発足。「お母さんと子どもたちの笑顔のために」をコンセプトに、数多くの書籍をプロデュース。2013年、「親を人材育成のプロに」というコンセプトのもと、母親自身が新しい時代をデザインする「マザークエスト」を立ち上げ、アクティブラーニング型のセミナーの開催を中心に活動している。現在は、教育ジャーナリストとして紙媒体からウェブ媒体まで幅広く執筆する傍ら、海外の教育視察も行い、偏差値主義の教育からクリエイティブな力を育てる探求型の学びへのシフトを提唱する。主な著書に『はじめての海外旅行 安心おでかけガイド』(メイツ出版)、『マンガ版 子どもが伸びる! コーチングブック』(合同出版)がある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年05月21日デート中に何か失敗をしてしまうととても恥ずかしいもの。しかし、その“失敗”男性の胸に刺さっているときがあります。「すきを作ることが恋愛の秘訣」とはよく言いますが、実際どのようにそのすきを作ればいいかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は男子に刺さった失敗をご紹介します。■ 「OKグーグル」を「OKぐるぐる」と言い間違い「知り合いの女性が近くの居酒屋を検索するためにスマホの地図アプリを開いたんです。そのときに『OKぐるぐる』って言っていて思わず笑っちゃいましたね。めちゃめちゃ萌えました」(Wさん・26歳男性/会社員)言葉を言い間違えてしまうのも可愛い女性と思われる一つのテクニックです。他にも「資料に書かれていた『云々』を『でんでん』と読んでいて可愛かった」など、ちょっとした間違いを犯すことですきを演出できます。舌足らずな感じで発音すると可愛さアップ。■ 「そんなこと言ってにゃい!」と噛んでしまう「知り合いの女性が『いっぱい』って言ったのをふざけて『おっぱい?』って聞き返したら……『そんなこと言ってにゃい!』ってムキになりながら噛んだのが悶えるほど可愛かった」(Aさん・28歳男性/会社員)ちょっとしたセリフを噛んでしまうのも男性にとっては萌えポイント。他にも「お疲れさま」を「おちゅかれさま」と噛んでしまったり、「これ食べますか?」を「これ食べまちゅか?」と噛んでしまうなど、バリエーションは豊富。噛んだあとに恥ずかしそうに「今のナシ!」と慌てるとさらに好感度アップ。■ 車のライトをつけようとしてワイパー起動「彼女が運転する車の助手席に乗っていたときに、ライトをつけようとしてワイパーを起動させてしまったのは笑いました。ちょっと恥ずかしそうに『今の見てないよね?』と確認してきたのも笑った」(Aさん・27歳男性/会社員)車の運転をするときのちょっとした間違いも萌えポイントになります。しかし、思いっきり間違えてしまうと「運転させて大丈夫か?」と心配されてしまうので、ちょっとした間違いに留めておきましょう。間違ったあとは恥ずかしそうに彼の表情を確認するのも忘れずに。■ LINEで「わたし」と「たわし」の打ち間違い「LINEをしているときに『わたし』を『たわし』と打ち間違いをしてきた子がいて可愛かったですね。『アンパンマン』を『アンマンパン』とか。それはもう普通のパンだって突っ込みました」(Tさん・25歳男性/会社員)LINEでの打ち間違いも男性にはおもしろく映るようです。彼と面と向かって話をしているときにすきを作るのは難しいですが、LINEならちょっとふざけた感じですきを作れます。「予測変換が邪魔をして上手く打てない」とフォローしておくといいかもしれません。■ わざと間違えるのではなく、頭の片隅に入れておくくらいがベストわざと失敗しようと意識しているとあざとさが出てしまうことも。間違えたときの対処法として、頭の片隅に入れておくくらいがいいかもしれません。間違ったあとはフォローを入れるのも忘れずに。(草薙つむぐ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年04月09日子ども教育の現場においては、場面に応じた「言葉がけ」が重要だといわれます。さまざまな場面のなかでも、子どもが打ち込んでいるスポーツの試合、習い事の発表会や昇段試験、あるいは入学試験に臨むといった場面では、持っている力をしっかり発揮できるような言葉がけをしてあげたいものです。その言葉がけは、英語で「ペップトーク」と呼ばれています。その言葉がけによって、子どもはどんな影響を受けるのでしょうか。日本におけるペップトークの第一人者である、日本ペップトーク普及協会代表理事・岩﨑由純さんにお話を聞きました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)ラグビーワールドカップで生まれたペップトークの名言「ペップトーク」は、英語表記で「peptalk」と書きます。ちなみに「pep」は、「元気、活気、活力」といった意味です。それが「話」を表す「talk」と結びつき、日本語では「励ましの言葉、激励演説」というふうに訳されます。このペップトーク、もともとは欧米のスポーツの現場で生まれました。みなさんも、スポーツを題材にしたアメリカ映画のなかで、大事な本番直前のロッカールームで、監督やコーチが熱い言葉で選手たちを励まし、士気を高めるといったシーンを観たことがあるでしょう。その言葉がけがまさにペップトークです。ペップトークはとくにアメリカで発達してきました。というのも、アメリカは、さまざまなルーツや文化的背景を持つ人間が集まる多人種多民族の国家だからです。さまざまなタイプの選手たちをひとつの目標に向かわせるには、できるだけわかりやすく短い言葉で激励のメッセージを送る必要がある。そうして、ペップトークがアメリカで発達することになったわけです。つい最近、同じような力を発揮したペップトークの名言が日本でも生まれました。2019年に行われたラグビーワールドカップで、アイルランド代表との初戦に臨む日本代表メンバーにかけたジェイミー・ジョセフヘッドコーチの言葉です。代表メンバーはそれこそ多人種多民族。そんなメンバーに、彼はこんな言葉をかけました。「誰も勝てると思っていない。接戦になるとさえ思っていない。でも、君たちがどれだけハードワークをしてきたかを誰も知らない。君たちがどれだけ犠牲を払ってきたかも知らない。そして、君たちは自分たちが準備できていることを知っている。わたしもいままさにそのことを知っている。よし、行くぞ!」いま振り返っても感動がよみがえるという人もいるでしょう。そして、選手たちは見事に前評判を覆して勝利した。これが、ペップトークの持つ力なのです。ペップトークの対極にある「プッペトーク」とは?ただ、なにか大事なイベントを前にしてやる気を出したり、その気になる必要があったりするのはスポーツに限った話ではありませんよね。ビジネスの場でもそうでしょうし、子どもたちが習い事の発表会や入学試験に臨むときもそれにあたります。そうして、現在ではさまざまな場にペップトークが広まりつつあるのです。大事なイベントに子どもが臨む直前のことを想像してもらえればわかるかと思いますが、ペップトークに使う言葉は原則として「前向きな言葉」になります。逆のパターンを想像すると、よりわかりやすいかもしれませんね。たとえば、ペップトークという言葉を知らない人も、受験生には「落ちる」「滑る」といった言葉をかけないようにする、あるいは結婚式のスピーチでは「離れる」「終わる」「切れる」といった言葉を使わないということは知っているでしょう。それらのいわゆる「忌み言葉」のようなものが、子どもに対する言葉がけにもあるのです。それは、「短くてわかりやすくてポジティブな言葉」であるペップトークに対して、「長くてわかりにくくてネガティブな言葉」です。そういった言葉を、ペップトークの真反対のものだとして、わたしたちは「プッペトーク」とも呼んでいます。ただ、じつは短い言葉のなかにも、子どもを望ましくない方向に向かわせてしまうプッペトークはあります。たとえば、スポーツの大事な試合に臨む子どもたちに向かって、コーチが「負けたら罰走だぞ!」と声をかけた。もちろん、コーチは勝ってほしいと思うからこそ、厳しい言葉で励ましたつもりでしょう。でも、子どもたちは負けて走らされている姿をイメージしてしまいます。そうして試合前からネガティブになってしまっては、いい結果につながるはずもありません。ネガティブな言葉を浴びせ続けられた子どもの将来こういったプッペトークをかけ続けられた子どもはどうなるでしょうか。先に挙げた「負けたら罰走だぞ!」という言葉は、「脅し」の言葉でもあります。その言葉におじけづいた子どもは、負けまいと必死に頑張った。つまりこれは、コントロールされたわけです。すると、その子が成長したときには、同じように脅しの言葉で人をコントロールするようになる。また、プッペトークのなかには「嘘をつく」というものもあります。夜ふかししている子どもに、親が「夜ふかししているとおばけが出るよ!」といった。でも、夜ふかししてもおばけは出ませんよね。つまり、これは噓です。すると、脅しの言葉のケースと同じように、子どもは平気で噓をつくようになるのです。子どもをそんな大人にしないためにも、脅しや嘘ではない、なるべくポジティブな言葉をかけることが大切です。しかし、子育ての場合には別の視点も必要でしょう。たとえば、小さい子どもが道路に飛び出そうとしたとします。たしかに、スポーツの試合前に「ミスしたら駄目だぞ」なんて言葉をかけることはNGですが、この場合はきちんと「道路に飛び出したら駄目だよ」と教えなければなりません。そのうえで、「手を上げて横断歩道を渡ろうね」と教えてあげるのです。小さい子どもは、やってはいけないことやどうするのがいいのかといった判断がまだできませんから、場面に応じて、それらをセットで教えてあげることが大切なのではないでしょうか。『相手の結果を100%引き出す 実践!ペップトーク』岩﨑由純 監修・浦上大輔 著/フォレスト出版(2019)■ 日本ペップトーク普及協会代表理事・岩﨑由純さん インタビュー記事一覧第1回:子どもの成功も失敗も、親の言葉がけ次第!「ペップトーク」が持つすごい力とは第2回:子どもの夢を断ち切っているのは親かもしれない。注意すべき「ドリームキラー」発言(※近日公開)第3回:「わたしの子=わたしのもの」と思ってはダメ。“傾聴力”で子育てはもっとうまくいく!(※近日公開)第4回:本番に強いか弱いかは価値観で決まる。「緊張を味方につける方法」の教え方(※近日公開)【プロフィール】岩﨑由純(いわさき・よしずみ)1959年10月10日生まれ、山口県出身。一般社団法人日本ペップトーク普及協会代表理事。NECレッドロケッツ・コンディショニングアドバイザー。日本体育大学体育学部体育学科卒業後に渡米し、米シラキューズ大学大学院体育学専攻科修士課程修了。日本初の「アスレチックトレーナー」として数々のスポーツ現場で活躍。アメリカ留学中に、ペップトークの迫力・思い・魅力を体感し、現在はスポーツの他、教育・ビジネスの世界にペップトークを普及するため精力的に講演活動を行っている。主な著書に『子どもの心に響く励ましの言葉がけ「ペップトーク」』(学事出版)、『想いが伝わるペップトーク』(いまじにあ出版)、『やる気をなくす悪魔の言葉VSやる気を起こす魔法の言葉』(中央経済社)、『心に響くコミュニケーション ペップトーク』(中央経済社)、『子どものココロを育てるコミュニケーション術』(東邦出版)などがある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年01月26日子どもにはお手伝いをさせた方がいいと分かっていても、子どもにやらせると時間がかかったり、失敗したり、散らかったり…と面倒がっていませんか。でも、未就学児に「お手伝いをさせる大きな意味」があると知ったら、積極的にやらせてみようと思えるかもしれません。今回は、未就学児のお手伝いが、未来にどうつながるのかということをお話ししたいと思います。「働くことへの意識づけと経験」は幼少期から育まれる先日、私自身の働き方について、キャリアコンサルタントに話を聞いていたときに、「社会人となり、働きづらさを抱えている人の中には、幼少期から思春期にかけて、家庭や学校生活の中で養うべき力や経験が不足している」というお話がありました。詳しく聞いてみると、これは「幼少期に、働くことへの意識づけと経験」が足りなかったということだそう。この「働くことへの意識づけと経験」はどうすればいいか。それが「家庭でのお手伝い」です。お手伝いは何から始める?ママが目的を持ってさせるお手伝いであれば、何でもOK。その目的とは「人のために働ける喜び」を知ること。家族の一員としてのお手伝いを通して「楽しい」「幸せ」など、子どもが人のために動ける喜びを感じられるように働きかけていくのがママの役割です。手伝ったことに対して「ありがとう」「助かった」という言葉に、子どもは喜びと、頑張ろうという気持ちが芽生えます。お母さんや家族のために何かしようと思えるようになったら、心が成長している証拠です。ここで、失敗したり、思うような結果が得られなかった時は、問題解決能力を親子で高めるチャンス。どうしてうまくいかなかったのか、という原因は本人が不慣れなためだけではなく、環境整備にも問題があったのかもしれません。お片づけなら、入れ物や場所をどのように決めるのかを話し合うことも大事なポイントです。家の中でたくさん「話し合う」経験を積んだ子どもは、友達や先生とも話し合って解決する力が身につくそう。他者へのアプローチは、友達とケンカしてしまった時などにも通じ、ひいては仕事を円滑に進めるための重要なスキルになっていくとのこと。段階的なステップアップ大きな困難に立ち向かう!リジリエンスという言葉があります。「回復力」と訳されることが多く、「折れない心」と解釈できます。幼少期に小さな失敗をした時、内省から次のアクションを起こし、乗り越えるという一連の経験を、人に支えられてできたという経験がある人は、自分ならやれるという自己効力感が働くのだそう。その積み重ねで、自分の経験から立ちはだかる困難にも挑戦してみようと思えるのだそうです。このお話から、お手伝いをさせる中で、まだ早いかな?と思えるような家事にも、段階的にトライさせていきながら、できなかったことが、できるようになる過程の中に親子の成長の種を見つけていきたいと思いました。「お手伝いを通して、誰が見ていなくても、お礼を言われなくても、家事の一部を担ってくれるようになったら、その子は、家族の中で自分の役割を見出し、人のために働くことが身についている」という話を聞きながら、そんな日はわが家にもやってくるのかしらと遠い目をしてしまう私…。そんな私に、有効な言葉がけを教えてくれました。「あなたが〇〇をしてくれたから、パパ/ママは〇〇(仕事・趣味など)ができた」と、「あなたの存在によって助けられた」ということをきちんと伝えることが大事なのだそうです。『お手伝いは、将来わが子が「働く」ことをとらえるために必要なこと』。そう思えるようになってから、私はちょっと前向きにいろいろなことを「やらせてみよう」と思うようになりました。幼稚園や小学校は冬休みを迎え、年末年始はイベントが盛りだくさん。わが家は、家族の時間も増え、新しい年をどんな一年にしていこうかとワクワクしています。まずは、毎年恒例のおせち作りを子ども達と一緒に楽しみたいです!<文・写真:ライターよしだひろこ>
2019年12月28日人生と同じように、恋愛も失敗を積み重ねて、自分なりのやりかたを身につけていくもの……。しかし、恋愛においての失敗は“二度と思い出したくない”と思うようなことも多いです。今回は、世の女性たちに“思い出したくない恋愛の失敗談”を聞いてみました。ご愁傷様なものから、思わず吹き出してしまうようなものまで、さまざまな失敗談が登場します。■ 付き合ったばかりの彼氏の誕生日に手作りのアルバムを渡した付き合いたての彼氏へ、手作りのものをプレゼントしてしまうのは、少し重すぎるのではないでしょうか。「付き合って2週間ほどの彼へ、手作りのアルバムを渡したことがあります。まだ恋人になって間もないので、アルバムの内容は2人で映っている写真よりも私の写真が多め……。自分の顔を切り取って吹き出しをつけたりして……。今考えても、ありえないほどサムい行動だなと思います」(28歳女性/レセプション)相手を好きなあまり取ってしまった行動でも、自分アピールが度を過ぎると相手に引かれてしまうことも……。後々思い返しても恥ずかしすぎる思い出になってしまうので、特にまだお互いに深く知り合えていない付き合いたての時期は、プレゼント選びを慎重に行いましょう。■ お金目当てで付き合った男性に何股もかけられたお金目当てで恋人を選んでしまうと、思わぬ失敗をしてしまう可能性もあります。「結婚相手にも収入の高い人を選びたい私は、恋人選びの段階でお金持ちの人を、選ぶようにしていました。当時付き合っていたのも、開業医の先生。お金持ちで顔も良くて、最高な彼だと思っていたんです。でもそんなおいしい話があるわけもなく、4股をかけられていたことが明らかに……。当然私は捨てられ、今となっては良い経験になったと思っています」(29歳女性/アイリスト)愛だけじゃ、生活できないのは事実。しかし、お金をパートナー選びの第一優先項目にしてしまうと、痛い目にあう可能性もアップしてしまいます。自分だけを見てくれる人と出会うためにも、身の丈にあった男性を選ぶようにしましょう。■ 付き合いたての彼に、部屋にあった「結婚系の雑誌」を見られた女性から結婚の言葉を出すのは、彼にとってプレッシャーとなってしまうことも……。でも、バレてしまえばしょうがない……ということもあるようです。「過去に結婚をチラつかせてフラれた経験がある私は、当時付き合いたてだった彼には、結婚の二文字を絶対言わないようにしていました。とは言え、いつかはお嫁さんになりたいという強い憧れがあった私は、密かに結婚情報誌を買って予習をしていたんです。ある日彼が私の家に遊びにきたのですが、私がトイレへ行っているすきに隠し持っていた結婚情報誌を見つけてしまいました。トイレから出て、まず私の視界に入ってきたのが結婚情報誌を眺めている彼の姿。“終わった”と今にも崩れそうになっている私を見て、彼に大笑いされたのを昨日のことのように覚えています」(30歳女性/歯科衛生士)結婚情報誌を密かに買っているという女性は、意外といるもの。でも、予定もないのに買っているなら、彼にバレてしまうのは完全アウトです。こちらの彼のように笑い飛ばしてくれたらいいのですが……。彼が自分の部屋へ来るときは、絶対にバレない場所へ隠しておきましょう。■ 失敗を繰り返して女性は美しくなる恋愛においての失敗は、女性を成長させ美しくするためのエッセンスとも言えます。できれば失敗を避けて通りたいものですが、あまり用心しすぎるのもNG。少し思い切りを持って恋愛にトライするくらいが、ベストだとも言えます。素敵な恋愛に、繋げていってくださいね。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年11月12日「これからの時代を生き抜くための力を育てるには、『失敗』が不可欠なんです」と言うのは、花まるグループ「西郡学習道場」代表の西郡文啓(にしごおり ふみひろ)さん。そう言われても、そもそも論として、「失敗が怖い」筆者は、わが子に失敗をさせてあげる胆力(心の余裕)がありません。どうしたら良いのでしょうか? 「Vol.1 “良い大学”では生き抜けない時代。子育ての新しい道筋は?」 の続きです。「いまの学校教育が育てているのは、“受験に合格する力”です」と語る「花まる学習会」グループの西郡さん。AIが進化して答えのない時代に、いま、子どもに、本当に必要な力を、どう育てていけば良いのでしょうか?■“成長”の前には、必ず失敗や困難がある「みなさんも、自分の人生を振り返ってみれば、『自分が成長したな』『壁を乗り越えたな』と感じたときには、その前に必ず失敗があったのではないでしょうか?」と西郡さんは言います。たとえば、部活動で試合に負けて、その悔しさをバネに練習をがんばったとき、大人になってからは、お客様に叱られる、大きなミスをする。そうしたことを乗り越えて、何かを成し遂げたとき。「そんなとき、自分の成長を感じた方も多いのではないでしょうか?」(西郡さん) 成長は、失敗や困難の先にある。失敗ではなく、その先にある成長の方に意識を向けられるようになってくると、いま、目の前にある「失敗」は、成長のためのジャンプ台に見えてくるのかもしれませんね。…と、そんなことを書いてみてはいる筆者ですが、じつは最近、仕事で大失敗をして、ただいま激しく落ち込んでいます。そんななか、「失敗は、ジャンプ台」なんていう気分には、じつは、まったくなれません(涙)。■「失敗」を避ける日本の教育失敗恐怖症ともいえる筆者。「なぜ、自分はこれほどまでに失敗が怖いのか?」ということを理論的に知ることも、失敗恐怖症を和らげるのに役立つかもしれません。従来の日本の教育では、なるべく「失敗」を避けて効率的に生きることが良しとされています。良い大学に入れるように、テストで良い点を取るための勉強をする。「成功の方法は教えてもらえますが、失敗したあとの方法は教えてもらえないのです」(西郡さん)そこには、「失敗」をして遠回りする時間の余裕がないという、致し方ない側面もあります。試験で点数を取るためには、知識を効率よく詰め込む必要があります。「そのため、自分のやり方ではなく、『正しいとされている』やり方を教えられるのが日本の教育なのです」(西郡さん)現在の教育のあり方そのものが、「失敗」を排除する方向にいきがちである。そういった認識を持っておくことが、子どもの失敗を許容できる母への第一歩なのかもしれませんね。■なぜ、うちの子は「失敗」を嫌がるのか?しかし、西郡さんは「『失敗』を奪っているのは教育現場だけではありません。親も、知らず知らずのうちに、子どもを失敗から遠ざけようとしています」とも、言います「親の接し方で、子どもは違ってきます。たとえば、子どもに対して『これはこうでしょ!』と上から目線で伝えるのではなく、『もっとよく見て、これはどうなると思う?』と、示唆的に考えさせるような会話をすることが大切です」(西郡さん)問題を解けなければ、叱る。正解すれば、褒めるという教え方では、子どもはできないことに焦りや不安を感じてしまいます。「失敗をした上での成功体験を持っている子どもは、わからないことそのものを楽しく感じます。その差が、将来の学力の差になるのだと思います。『わからないからおもしろいんだよ』と、繰り返し伝えてあげてください」(西郡さん)。■「できちゃった」が「またやりたい」を生む西郡さんがおっしゃる、「わからないからおもしろいんだよ」と子どもに言える母である、という境地。母であるなら、ぜひとも辿り着いてみたいものです。けれども、現在の筆者は辿り着けていません(涙)。どうしたら良いのでしょうか? 「そもそも、学習とは、ひと言で表せば、『できなかったことをできるようにすること』なんです。『できなかったこと』が、『できちゃった』とき、子どもは大きな快感を味わいます。そして、より勉強をおもしろいと感じるようになり、明日もやりたいという『学習意欲』が生まれます」(西郡さん)やはり、その根底には、『失敗』があります。たとえば、問題が解けなかった。その後、どうすれば解けるようになるか考えて試行錯誤し、最終的に正解を導き出すことで、「やった!」「解けた!」という大きな達成感が生まれるのですから。「その感覚が楽しいから、また勉強をがんばります。そして、もっともっと学びたい、いろいろなことを知りたいという『向上心』が生まれるのです」(西郡さん)■子どもが「明日またがんばろう」と思えるためには「『学習意欲』と『向上心』。この2つを得ることができれば、どんな子も伸びていきます」(西郡さん)。「学習意欲」と「向上心」と書くと難しく感じるかもしれませんが、要するに「明日またやろう」「より良くしよう」という気にさせることだそうです。そのために大切なことは、大人が「できなかったことができるようになっているか」という部分に着目してあげること。「つまり、他人ではなく、以前のその子自身と比べて伸びているかどうかが重要なのです」(西郡さん)昨日の自分にはできなかったことができちゃった。それが楽しいから明日もまたやりたい。「この連鎖が、何よりも子どもを成長させていくのです」(西郡さん)<「失敗する子」の育て方>1)これからの時代を生き抜く子を育てるためには、「失敗」が不可欠2)「できちゃった」が「またやりたい」を生む3)その子自身の成長に注目してあげると、学習意欲と向上心が育つ■花まる学習会/西郡学習道場代表 西郡文啓さんの新著 『ちゃんと失敗する子の育て方』 高濱 正伸、西郡 文啓 (著)/総合法令出版 1,300円(税抜き)●高濱 正伸さん花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長・算数オリンピック委員会理事。1959年熊本県生まれ。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳パズルなぞぺー』など、著書多数。花まる学習会公式サイト: ●西郡文啓(にしごおり ふみひろ)さん1958年生まれ。熊本大学教育学部卒業。花まるグループ内に「子ども自身が自分の学習に正面から向き合う場」として「西郡学習道場」を設立。現在「官民一体型学校」として指定を受けた小学校「武雄花まる学園」にて、学校の先生とともに、小学校の中で花まるメソッドを浸透させていくことに尽力中。高濱さん曰く、「私が経営者という立場で運営部分に頭を働かせているときも、彼はただただ、子どものことだけを考えてきた人間です。頭のてっぺんから足のつま先まで、根っからの教育者で、どんな子でも一度も見放したことはありません」。
2019年08月19日好きな人と結婚をしたはずなのに、日々ストレスだらけ。「こんなつもりじゃなかったんだけどな……」「幸せそうな友人夫婦が羨ましい」と、後悔が生まれるでしょう。場合によっては離婚まで発展するケースも……。そこで今回は、「『この人と結婚したのは失敗だったな』と思った瞬間」について、女性陣にリサーチしてみました。趣味に没頭しすぎる・「旦那は結婚前から多趣味な人でした。それは個人の自由だし、否定するつもりもなかった。でも結婚してからも、休日は趣味のために出掛けてばかり。しかも出費が結構かかって、やりくりが大変なんです。その上最近では『子どもがいると時間もお金も取られるから、当分はいらないかな~』と言い出した。『え?私の気持ちや年齢は考えてくれないの?』と怒りを通り越して呆れました」(31歳/通信)趣味があるのは悪いことではないですが、独身気分が抜けずに没頭している旦那は厄介なもの。ハマり具合によっては、金銭面や夫婦の時間に支障が出てきます。しかも「趣味が一番だから子どもはいらない」なんて、まるで奥さんの体を全然考えられていないですよね。こういう男に限って、40代以降になって急に「子どもが欲しい」なんて言い出すもの。もし旦那との価値観が合わないのなら、いますぐにでも手を打つべきかもしれません。せっかちすぎる・「旦那は自他ともに認めるせっかちタイプ。私はテキパキしているほう好きなので、交際中はあまり気にしていなかったのですが、最近度が越えてきて。私が出掛ける支度をしていても『遅いよ!早くしろよ!』とイライラしています。もちろん食事やお風呂も、彼の行動に合わせて準備していないと不機嫌に。毎日追い立てられている気がして、疲れてしまいました」(29歳/IT)せっかちでも自分のことは自分でしてくれればいいのですが、奥さんに押し付けるタイプだと困りますよね。「女は家事をするのが当たり前だろ!」なんて言い出しかねません。またせっかちは、子どもへの扱いにも影響が及ぶことも。子どもがなんて泣いているのか、何を訴えているのかを読み取る前にイライラ。「いちいち泣くんじゃねぇよ!」と自分の言いなりにさせようとする旦那もいます。そうすると父と子どもの関係も、うまくいきませんよね……。やたら体調不良をアピールする・「毎日のように『頭痛い』『肩が痛い』『仕事行きたくない~』と言ってくる旦那。最初は甘えているのかと思い、肩を揉んであげたりしていましたが、さすがにウンザリ。私だってあちこち痛くても頑張っているんだから、お前も黙って働けよ!」(35歳/パート)これはもう「頭痛い」などのグチがクセになっているんでしょうね。でもどうせ仕事に行くのであれば、余計なことは言わなくていいのに……と思ってしまいます。それに本当に体調が悪いときの、判断も付きにくいですよね。毎日ネガティブなセリフを聞かされていると、こっちまで気持ちが沈んでいきます。「もっと明るい人と結婚したかったな」と思うのも無理はないかも。夫婦生活、常に順風満帆とはいきません。そのためお互いさまだしと、うまく付き合っていけるなら問題はないでしょう。しかし子どもなど第三者に被害が及ぶようであれば、離婚もひとつの選択肢なのかもしれません。
2019年08月08日好きな相手でも、気持ちが冷めてしまえば一緒にいる理由は無くなりますよね。別れ話はきちんと会って話したいと考える人もいますが、対面だと案外失敗するリスクもあるのです。相手の気持ちに流されてしまう一般的に女性は情が深い分、気持ちが冷めてしまうと切替も早く未練も断ち切りやすい傾向があります。とはいえ、一度好きになった相手に別れ話を切り出すときには、情に流され簡単に別れられない場合もあります。対面で直接別れ話をすると、彼氏に泣かれたり感情的な姿を見てしまうことになり、なかなかはっきりと自分の気持ちを伝えられなくなるのです。好きという気持ちは無くても、相手の気持ちに流されることできちんと別れられなくなるリスクがあります。男性に強引に引きとめられてしまう別れ話を切り出すときにお互がどのような感情であるかによって、その反応にも違いがあります。お互いに冷めていればあっさりと別れられるケースがほとんどですが、男性に大きな未練がある場合は注意が必要です。対面で話をして誠実に別れようと考えていたとしても、男性が恋人関係を続けたいと考えていれば、男性の元を去ろうとする女性を無理矢理引き留める場合もあります。力では女性はかなわないために、男性の状況によっては電話で会わずにきっぱりと別れる方がよいケースもあるのです。感情的になって余計に傷つけ合ってしまう電話などで別れ話をする事は簡単ではありませんが、言葉でしっかりと伝えないといけない分、自分の気持ちを冷静に端的に整理して話す事ができます。対面で顔を突き合わせて話をしていると、つい気持ちが高ぶって感情的になってしまうケースもあるのです。お互いの表情や仕草が分かるからこそ、お互いに自分の感情がコントロールできなくなり酷い言葉を発して余計に傷つけてしまうリスクがあります。できるだけ綺麗に別れたいのならば、感情的になりにくい電話などでさっぱりと話す方がよいのです。未練が断ち切れずになかなか踏ん切れない一度は好きになった人と別れるときには、自分が思っている以上に情が移っている場合もあります。顔を合わせて話をしていると、楽しかったことの思い出や記憶がリアルに蘇ってくることも少なくありません。彼氏に情がある部分に自分の心が引きずられてしまうのです。別れようと決心していたはずなのに、自分自身の気持ちが分からなくなってしまうなど迷いが生じてしまいます。自分自身の気持ちにきちんと区切りを付けて別れを決意したときには、情に流されないような方法を選んできっぱりと別れることも大切になります。
2019年06月22日結果はどうあれ、失敗を恐れずなにごとにも意欲的に挑戦できる人間になってほしいと親は子どもに願います。その願いをかなえるためのアドバイスをしてくれたのは、発達臨床心理学、保育学、児童学を専門とする東京都市大学人間科学部教授の井戸ゆかり先生。井戸先生は「親が子どもの『安全基地』になり、子どもに『失敗してもいい』と思わせることが大切」だといいます。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)親が子どもの「安全基地」になる自己肯定感の低下に伴って、いまの子どもたちは挑戦意欲も失っているように感じます。自己肯定感が低ければ、「どうせ自分にはできない……」と思ってしまって、なにかに挑戦することができません。あるいは、自己肯定感が低いがために、まわりの目を気にすることも子どもが挑戦意欲を失う要因でしょう。友だちや親の前で失敗して恥ずかしい思いをしたくない――。その気持ちが、挑戦から子どもを遠ざけてしまうのです。逆にいえば、自己肯定感が高い子どもには挑戦意欲も備わっているといえます。自分に自信があり、「たとえ失敗してもいい」となにごとにも前向きに取り組むことになりますからね。その、「失敗してもいい」という気持ちを子どもに持たせてあげるには、親が子どもと信頼関係をしっかり築いておく必要があります。どういうことかというと、「失敗してもいい」という気持ちの裏には、なにか問題が起きても「お父さんとお母さんのところにいけば大丈夫」という思いがあるのです。これは、親子が強い信頼関係で結ばれていて、子どもが親を「安全基地」だと感じているということ。その安心感が子どもの挑戦意欲を高めるのです。ときにはおだて上手になって子どもに挑戦させる子どもの挑戦意欲を高めたいと思うのなら、日頃の親子の対話によって信頼関係を築くことがもっとも大切となります。もちろん、なにかに挑戦して子どもが失敗したときにも親がするべきことはあります。そこできちんと対応しておかないと、子どもが「次の挑戦」をしなくなってしまう可能性もありますからね。親がすべきこととは、子どもがどこでどうつまずいたかという分析をすること。たとえば、子どもが目玉焼きをつくろうとして失敗したのなら、そのプロセスを分析するのです。フライパンの熱し方や油の引き方、卵の入れ方はどうだったのか、火の加減や焼き時間は適切だったのか。そういった子どもが行ったプロセスを分析し、つまずいた箇所を発見できれば、そこだけを手伝ってあげればいい。そうすれば、失敗を乗り越えて成功体験を得ることができ、次の挑戦につなげることができます。気をつけてほしいのは、あくまで「失敗した部分」だけを手伝ってあげること。全部を親が手伝ってしまうと、子どもは「お母さんにやってもらえばいいや」と思ってしまって、挑戦しない子どもになってしまうからです。また、なにかがうまくいかなくて子どもが困っているときは、上手に「おだてる」ことも効果的でしょう。わたしが自分の子どもによく使ったのは「格好いいところ、見てみたいな」という言葉です。幼い子どもがうまく着替えができなくてまごまごしているなら、「格好良く着替えるところ、見せてほしいな!」というふうに声をかけるのです。そういう言葉で、子どもは途端にやる気を出します。それでうまく着替えられたら、「格好良かったね」「すてきだね!」というふうに、ちょっと「オーバーアクションかな」と思うくらい大げさに褒めてあげましょう。「格好いい」というと、男の子に向けての言葉のようですが、女の子にもこの言葉は有効であることが多いので、ぜひ使ってみてください。「親だってスーパーマンじゃない」と子どもに教えるそして、親御さんには「失敗してもいいんだ」ということを子どもに教えてあげることも強く意識してほしい。先にお伝えしましたが、親との信頼関係があって「失敗してもいい」と思える子どもはなにごとにも前向きに挑戦できます。もっといえば、失敗した経験がない子どもは、失敗を乗り越える経験もできないのですから、失敗経験がある子どもと比べて弱い人間になってしまいます。そういう意味では、失敗してもいいというより、「失敗する経験も大切」といったほうが正しいかもしれません。その意識を子どもに伝えるためには、きちんと子どもに挑戦させたうえで、ときには親御さん自身の失敗経験を教えてあげることもおすすめです。たとえば、食後の食器の片づけを子どもが手伝ってくれようとしたとします。共働き家庭が増えているいまの忙しい親なら、「子どもが失敗してお皿を割ったりしたら面倒だな」なんて思って、つい自分でやってしまおうとするかもしれません。それでも、まずはきちんと子どもに挑戦させてあげましょう。そして、子どもがお皿を割るなど失敗したときを「チャンス」ととらえるのです。そのとき、頭ごなしにお皿を割ったことを叱ったりしてはいけません。子どもは二度と自分からすすんでお手伝いをしようとは思わなくなるでしょう。そうではなくて、まずは「ケガしなかった?」と子どもを心配してあげる。それから、「お母さんも小さいときにお皿を割っちゃったの」というふうに自分の失敗談を話してあげるのです。子どもからすれば、お父さんやお母さんはなんでもできるスーパーマンのように見えています。でも、そのお父さんやお母さんも失敗したことがあると知れば、たとえ失敗しても挑戦を続けることで、「いつかお父さんやお母さんのような人間になれる」と失敗を恐れない力を得ていくはずです。『保育の心理学 実践につなげる、子どもの発達理解』井戸ゆかり 編著/萌文書林(2019)■ 東京都市大学人間科学部教授・井戸ゆかり先生 インタビュー一覧第1回:あなたの子どもは大丈夫?絶対に見過ごしてはいけない「自己肯定感」低下のサイン第2回:「失敗を恐れない力」の育て方。子どもに「挑戦したい!」と思わせる、効果抜群な言葉かけ第3回:「辛抱強い子」を育てるヒント。「我慢する力」を伸ばすのは“○○上手な親”だった!(※近日公開)第4回:「先生に言いつけるよ」がダメな理由。自己主張できない子が育つ“4つのNGなしつけ”(※近日公開)【プロフィール】井戸ゆかり(いど・ゆかり)東京都出身。東京都市大学人間科学部教授。専門は発達臨床心理学、保育学、児童学。学術博士。横浜市子育てサポート研修講師、渋谷区子ども・子育て会議会長などを務める。二児の母。著書に『子どもの「おそい・できない」にイライラしなくなる本』(PHP研究所)、『「気がね」する子どもたち-「よい子」からのSOS-』(萌文書林)、編著に『保育の心理学Ⅱ 演習で学ぶ、子ども理解と具体的援助』(萌文書林)』、監修書に『1さいのなあに? のびのび育つ! 親子ふれあい絵本』『2さいのなあに? 「知りたい」がいっぱい! であい絵本』(ともにPHP研究所)などがある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年06月13日結婚式を成功させるためには、まず式場選びから気を使うことが大切です。しかし、式場といっても様々な式場があるため会場選びのポイントを踏まえて選んでいくことが重要となります。結婚式場を選ぶ前に行うこと失敗しない結婚式をあげるためには、結婚式場選びを慎重に行うことが必要です。そのためには、まず自分たちの理想の結婚式とはどんなものかを話し合うことが大事です。話し合いがきちんとできなければ「こんなはずじゃなかった」なんて後悔してしまう可能性もあります。そんな状態を避けるためにも、二人で「理想の結婚式」をイメージして話し合うことから始めていきます。結婚式の主役は女性だからといって、男性と話し合いをしないということは絶対に避けるようにします。話し合いをせずに準備を進めてしまうと、いざ式の準備を始めてみると男性が意見を出してきて、考えのズレが喧嘩につながってしまうこともよくあります。喧嘩を避けるためには喧嘩を避けるためには、式場準備が本格化する前に二人でこだわりたいポイントやどんな式場で行いたいかを事前に共有しておきます。お互いに譲れないポイントを聞いておけば意見も譲歩しやすく、結婚式場選びもこだわりにあった式場を選べるようになります。結婚式は二人で行うものだ、ということをお互いに認識し合います。式場準備も手伝ってあげているという意識ではなく、二人で行うものだということを認識して、役割分担と期限を決めて共同作業で行なっていきます。式場選びのポイント意識を共有したら、こだわるポイントの優先順位をつけていきます。ガーデニングで挙式をしたいホテルで挙式をしたいなどの場所、着てみたいドレスの種類はどんなものか、どんな雰囲気の式場が良いのかなどを書き出します。そうすることで、式場が比較しやすいため自然に条件にあった式場を見つけやすくなります。マストなチェックポイント必ずチェックしておきたいマストなポイントとしては、まず挙式スタイルが挙げられます。自分はどんな挙式をしたいのかを考えていきます。教会式や神前式などスタイルは様々なものがあります。ゲストが全員入れるキャパシティがあるかも重要です。招待したい人数に見合った式場があるかもチェックします。また、料理の内容もチェックします。和食洋食、和洋折衷などメニュー構成や味付け、盛り合わせなども結婚式を成功させるポイントになります。そのほか、駐車場など設備が充実しているか、交通アクセスは良いか、スタッフは丁寧な対応をしてくれるかなどをチェックすることが結婚式場選びの決め手の一つです。実際に見に行きましょう結婚式で叶えたいことがある程度決まったら、理想に近い式場に実際に足を運んで見ましょう。 最近は、フルコースで実際の料理を食べられたり、チャペルを歩かせてくれる式場も増えていますので、雑誌で見ているよりもイメージが格段に上がります。また、式場紹介サイトを上手に活用すると、式場を訪れるとポイントや金券がもらえるなどもサービスが受けられる場合もあるので、上手に活用してみるのもおすすめです。
2019年05月26日アラサー世代の女性は、一番頻繁に合コンに行っているかもしれませんね。週末ごとに髪を巻いて合コンに行ってる女性、ハイクラスの合コンが開催されると聞けばどんなに疲れていても参加している女性、仕事より合コンに熱が入った女性・・・。あなたもそんな合コン大好き女性だったりして?でもこんなに頑張っているのにどうも合コンで彼氏がゲットできない・・・。好きな人にこっちを向いてもらえない・・・そんな嘆きを持っているかもしれません。そんな女性のために「彼をゲットする絶対失敗しない合コン必勝法」をお伝えいたします!1. 合コン前驚かれるかもしれませんが、実は合コンが開催される前から合コンは始まっています。ただ男性が好みそうな服やメイクをするばかりが準備じゃない!合コンスタート前の「仕込み」を見ていきましょう。(1) 人数は4:4で合コンのベスト人数をご存知ですか?男女同率にしないといけないのは当たりですが、人数も実は大事。3:3では2人で話したくても会話が筒抜けだし、5:5だと1人1人の印象が薄まってしまいます。団体プレーも個人プレーも楽しめる4:4が合コンの黄金律なのです!ここでもうひとつ人数にまつわるマメ知識。女子チームにもし初顔合わせの人がいた場合、お店集合でなく最寄りの駅集合にしておきましょう。駅からお店までの道すがら、軽く挨拶&自己紹介をしておくと後の展開がスムーズですよ。合コンは彼氏をゲットするのが目的ですが、女性チームの連携も大事。男性陣と会う前にしっかり打ち解けておきましょう。(2) 合コン受けする見た目ポイント合コン受けする見た目ポイントも今一度おさらいしておきましょう。まず肌。男性は肌を見て無意識に若さを確認しています!少しでも肌コンディションを整えて美肌にしておきたいところですが、緊急の合コンの場合はデコルテの開いた服を。デコルテに光が反射してレフ版効果になり、ツヤ感がUPしますよ。ファッションですが、色気は出し惜しみしましょう。一晩だけのアバンチュールを楽しみたいのであれば色気全開でもいいのですが、そうでない場合はあくまで控えめに。「知的な雰囲気の下に妄想を掻き立てる妖艶さ」を漂わせましょう。肌を見せずにボディラインを強調するのは大人の戦略の大きなポイントです。視線を集めるポイントで「ユラユラ揺れるピアス」をするのはもう定番ですね。(3) 男性のレベルチェック合コンのお店選びは男性に任せましょう。そこで男性のレベルを推し量ります。お店のランクや価格帯で、男性の経済力をある程度はかり知ることができますし、セレクトしたお店の洗練具合で、男性のセンスを推し量ることもできます。2. 合コン中合コンスタート!ゴングが鳴ります。さてどんなふうに振舞ったらいいのでしょう?何をしたら好かれ、何をしたら嫌われてしまうのでしょう。詳しく見ていきましょう。(1) 合コン歴、恋愛経験はシラをきるよく男の人はこれを聞きますよね。「合コン、月にどの位行ってるの?」絶対に馬鹿正直に答えてはいけません!アラサー女性ともなれば、合コンに月何度も行く人がいて当たり前。でもそこはシラを切ります。男性は自分より経験豊富な女性を嫌う生き物。たとえ月に20回合コンに行っていても「3か月ぶりです~」「今年初めてです~」と言い切りましょう。男性と付き合った人数も同じですよ!(2) 食べもの・飲み物系・お酒関係お酒が飲めなくても最初の乾杯は頼みましょう!飲めなければ、2口、3口で狙った男性に「飲んで下さ~い」と渡してしまうという手もありです。・料理は取り分ける?これは気を遣いますよね!男性陣も評価がわかれる「取り分け問題」。気配りをアピールするチャンスではありますが、最初から最後までずーっと取り分けてたら、ただのウェイトレスになって損。前菜かパスタが大皿で出てきた時くらいにとどめておきましょう。男性が取り分けてくれたら、にっこり微笑んで「ありがとう」を忘れずに!・料理はきちんと食べよう料理を遠慮してなかなか箸をつけない女性もいます。奥ゆかしい女性の演出だったとしたら、逆効果。男性は温かい食べ物を温かいうちに、おいしそうに食べてくれる女性を好むものなんですよ。(3) 会話で気をつけること車・年収・学歴は男性側から話す(自慢する)ことがない限り、自分から聞くのはダメ。たとえ条件のいい男性を探す目的で来てたとしても、それは胸の奥にしまっておきましょう。ステイタスの高い男性やハイクラスの男性ほど、そんな女性を嫌いますし、条件目当てとバレたとたん、条件やお金をちらつかせて、本命ではなく遊びの女にされてしまいますよ。また、相手がバツイチと分かった途端しらけるのもNG。既婚者が混じっていたとしても、その場は楽しくふるまいましょう!いい人がいてもガツガツしないことも忘れずに!3. 合コン終わり合コンも終わり、連絡先などを交換できたかもしれません。さてそこからうまくつなげていくにはどうすればいいのでしょうか?これも詳しく見ていきましょう(1) 目当ての人がいたら一緒に帰る合コンもお開きになり、帰る時に目当ての男性がいたら、一緒のタクシーに乗ってしまいましょう。そこでちょっと肩に寄りかかっても可。でもそこまでにします。そこでサヨナラしたら、次の日に必ず連絡があるはずです。(2) 引き際が肝心 賢い女性は引くときは引くもの。目当ての男性といい雰囲気になってもここはグッと我慢しましょう。また会話の途中に「今の季節だったら鍋ですよね」「○○の紅葉が見ごろみたいですよね」などと伏線を貼っておくと、あなたを狙っている彼であれば、誘いやすくなります。合コン必勝法まとめいかがでしたか?ポイントをまとめてみますね〇 合コン前人数は4:4ファッションは露出しすぎず、肌コンディションを整えて男性のやる気とレベルチェックはシビアにしておく〇 合コン中お酒は飲めなくても乾杯だけはする料理の取り分けはポイントでするその場を楽しむ会話を〇 合コン後目当ての人とは一緒に帰る深い仲にはならないいろいろなポイントがありますが、「あざとくならない、いかにも狙った」感を出さないことが大事。男性はこれをとても嫌います。ポイントを自然にふるまえるようにしましょうね。Written by 婚活小町
2019年02月17日京都サンガでは「サンガに関係する全ての人々の心を明るくすると同時に、サッカーを通じて地域を振興し、連帯を深めること」を理念としています。この理念をもとに「子ども」に焦点を当て、「子どもまんなかプロジェクト」と題し、2012年から「サンガつながり隊」という活動を行っています。これまで福中善久コーチの「エガオノミカタ」としてお送りしてきたコラムがリニューアル。よっしぃコーチの「みんながつながり隊っ!」としてお送りしますのでお楽しみに。第五回目のコラムをどうぞ。「サンガつながり隊」では最後にゲームを行っています。私も中に入って子どもたちと一緒にプレーすることがあるのですが、私が得点したら「大人なのに本気でゴールしてズルイ」と言う子が多いです。確かに子どもがゴールできるように、大人がお膳立てしてあげるのもひとつの接し方ですが、本気でプレーした先に真の楽しさや喜びがあったり、選手が本気でプレーする姿に見る人が心打たれたりするのがスポーツの本質。そして、子どもたちにとって、スポーツは大人が真剣に取り組んでいる姿を見たり、大人の力を体感できる良い機会です。「大人ってすごいんだ」、「本気ってすごいんだ」という姿を見せるのも大切な学びのひとつだと私は考えています。<<前回:口に出す、誰かに教えることで伝える力がつく!サッカーで体験するアクティブラーニング大人が真剣な姿を見せることも大事。子どもの興味関心を広げたいなら大人がその姿を見せましょう。■①学びの原点は模倣にあります例えば今ほど便利なものであふれていなかった時代、火を起こしたり、食料となる動物を狩ったりすることを、人はどうやって学んだのでしょう?大人が火を起こしたり、狩りをしたりする姿を見た子どもが真似しながら学んでいったのではないでしょうか?「いいか、よく見とけよ」と言いつつ得意げにナイフで鉛筆を削る父親の姿を見て、「大人ってカッコいいな」とか「お父さんってスゴイな」と思った経験をひとつやふたつお持ちの方もきっと多いはずです。現代の日常生活の中であれば、「あいさつをしなさい!」と言って聞かせるのではなく、大人が率先してあいさつする。あるいは「千ャレンジしなさい!」ではなく、大人がいろんなことに興味を持って実践する姿を見せることが大切です。■②大人であっても完璧ではありません大人が子どもの前で何かをやって見せようとする時、どうしても完璧にこなす姿をお手本として見せようとします。でも、大人といえども何事も成功するとは限りませんよね?子どもは大人の失敗からも多くのことを学ぶことができます。「大人も失敗するんだから、子どもの自分が失敗しても大丈夫なんだ」とか、「失敗した時はこうやってフォローすれば大丈夫なんだ」と子どもに感じてもらうことができれば、それは素晴らしい学びの機会になったということです。■③本気で取り組める環境設定をしてあけましょう大人が子どもたちに混じってサッカーをすると「どうせ大人にかなわないんだ」とあきらめる子がいます。でも、「大人がゴールしたら1点、子どもがゴールしたら10点」というルールがあれば大人が3点取っても子どもは全力でゴールを目指します。以前、子どもチーム、大人の女性チーム、男性チームが参加する「田んぼラグビー」を見学する機会がありました。大人の方が技術や力では勝るものの、体の重みでぬかるみに足を取られてしまいますが、子どもは大人たちの間を軽快にすり抜けることができるので、おのずと皆が全力でプレーしないといけない環境がありました。また真剣に取り組むほど勝ちたい気持ちが強くなるのが人間です。大人も子どもも本気でプレーし、その先にある勝利の喜びを爆発させていた田んぼラグビーを見て、スポーツの中にある学びを改めて感じました。<<前回:口に出す、誰かに教えることで伝える力がつく!サッカーで体験するアクティブラーニング福中善久(ふくなか・よしひさ)大阪体育大学卒業後、大阪YMCAで幼児~小学生を中心に様々なスポーツやキャンプ指導にあたった。また、大学生の指導者育成や高齢者スポーツなど幅広く活動。京都サンガでは未来を担う子どもたちに、スポーツを通じて「人と人がつながっていくことの大切さ」を伝える「サンガつながり隊」のコーチとして活動。地域の小学校を中心に年間2万人の子どもと関わっている。
2019年01月31日「子どものために」と思えば思うほど干渉してしまう、失敗しないようにとつい手を差し伸べてしまう……とお悩みの親御さんも多いのではないでしょうか。「子どもを立派に育てなければ」「きちんとしつけしなければ」というプレッシャーは、親ならば誰もが感じているはずです。しかし、これからは「子どもが自分で考える力」や「自分で選ぶ力」がますます求められる時代です。いつまでも先回りして手助けしていては、それらの力を伸ばしてあげることはできません。手を出さずに見守ることは、手を出すことより忍耐が必要です。子どもの自立心を育むためにも必要な「親の忍耐力」。今回は「親の意識を変えるとグンと楽になる子どもとの関わり方」についてお話します。親がガミガミ言ってしまうのは理由がある!そもそも、なぜ親は子どもに対してガミガミ言ってしまったり、行動を先読みして口出ししてしまったりするのでしょう。40年以上にわたりモンテッソーリ教育を実践している『愛珠幼稚園』の園長・天野珠子先生は、インタビューで「育児中、親の思い通りに進まなくてイライラしてしまうのは原因がある」と述べています。トイレトレーニングが進まない、飲み物をよくこぼす……など、子どもがうまくできないことに対して、親は「やっぱりまた失敗した!自分でやったほうが早いしイライラしないのに」と思いがちです。しかし天野先生は、「肉体的にきちんと発達していないのでできないことが当たり前なのに、やれと要求して親が勝手にイライラしている」ことが根本的な問題だと説きます。たとえば、子どもが「できない」ことには、手が届かない、場所が高すぎるといったいくつかの要因が重なっていることもあります。その場合は、少し補助してその要因を取り除いてあげればできるようになるのです。そして、親は一歩引いた場所から子どもを観察して、「今何ができているのか、何ができていないのか」という“発達の様子”を見極め、指導ではなく適切なアドバイスをするように心がけましょう。「何度言ってもおもちゃを片づけない」ことを悩んでいるのなら、子どもがおもちゃで遊んでいる様子をよく観察してみてください。すると、子どもは全部のおもちゃを使って遊んでいないことに気づくはずです。夢中になって遊んでいる数個だけを出してあげて、しまう場所を決めてあげれば、子ども自身も混乱せずにスムーズに片づけられるようになるでしょう。先回りする親のもとで育った子どもはどうなる?脳科学者の茂木健一郎氏は、「日本の子どもは“自分で決める力”が絶対的に欠けている」と警鐘を鳴らしています。自分で決めることを恐れ、選択する能力が磨かれないまま成長すると、自分の失敗を人のせいにしたり、親から自立することができなかったりするので、これは深刻な問題です。リスクを恐れて自分で決められない子どもたちが増えていることに対して、「むしろリスクを取れる子になることが大切」と茂木氏。なぜなら、リスクを取るときには、やる気のもとになるドーパミンという物質が分泌されるからです。その結果、もし失敗しても、それは成功と同じか、あるいはそれ以上の学びを得られるとのこと。だからこそ、親は積極的に「子どもが自分で決める体験」をさせてあげるべきでしょう。また、日本メンタルアップ支援機構で代表理事を務める大野萌子氏によると、先回りしすぎる親の影響は、子どもが成長してからも色濃く表れるといいます。「親の言うことを聞いていればよい」と支配的な親に育てられてきた子どもは、自分で考えるということを放棄しがちです。親の圧力が強いと、それをはねのけることにエネルギーを費やすよりも、迎合することで丸く収めることができ、家庭内での生きやすさを獲得してきたからです。(引用元:東洋経済ONLINE|「子どもを潰してしまう親」には共通点がある)これからの時代に確実に求められる「自分で考える力」「自分で選ぶ力」を身につけるためにも、親子の関係性や接し方は非常に重要なのですね。失敗こそが学びのチャンス!親の意識改革が子どもの自主性を伸ばす近道最近の子が挑戦したがらないのは、負けることや間違えることへの恐怖心が高まっているからだと言われています。『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』(文響社)の著者で、進学塾VAMOSの代表である富永雄輔先生は「親はつい成功体験を重視しがちですが、成功体験と同様に失敗体験も子どもの挑戦力を育てるためには欠かせません」と述べています。富永先生によると、「理想は、成功が51・失敗が49」とのこと。そのことを頭の片隅に入れておいて、49の失敗体験があってこそ51の成功がより生きるのだと考えることが大切です。「失敗しないように手助けしなきゃ」ではなく、「できなくてもいい」「その失敗が子どもの挑戦力につながる」と、意識を変えてみませんか?「親がやってあげようとしたら拒否するようなことは、どんどん子どもにやらせてあげればいい」とは、前出の愛珠幼稚園園長・天野先生の言葉です。子どもが「自分でやる!」と言い張って聞かないことはよくありますよね。そのこだわりこそが、子どもの自主性を育てる鍵になるのです。ただし、自分ひとりでレインコートを着た子どもを前にして、たとえボタンがずれていたとしても、親が勝手に外して直してはいけません。その場合はまず鏡の前へ連れて行き、子どもが自分の姿を見て自己訂正する機会をつくることが大切です。人がやってくれたら、どこが間違っていたのか気づくことなく終わってしまいますが、自分で気づき、間違いを正すことができれば、子どもにとって大きな自信につながります。子どもが自発的にやりたくなる工夫とは?モンテッソーリ園の指導方法は、命令口調ではなく、子どもたちが自発的にやりたくなるような雰囲気をつくることを重視しています。その手法を参考に、ご家庭でも取り入れてみてはいかがでしょうか。■子どもになにか聞かれたとき、「こうすればいい」と答えをすぐに教えることはせず、「あなたはどうしたいの?」「どうすればいいと思う?」と聞き返す。■子どもが「こうだと思う」と言ったことがもし違っていても、すぐに間違いを指摘せずに、「そうかな?ほかにないかな?」と問いかける。■なんでも自分で考えさせて、大人はお手伝いをするだけ。このように、自分で考えて、失敗しながらも解決することを繰り返すと、子どもたちは物事に柔軟に対応できるようになります。「吉祥寺こどもの家」の百枝義雄園長も、子どもの能力を伸ばすために親は「教えない」ことが大切だと述べます。誰だって、一生懸命やっている横で「違うよ」「間違ってるよ」「こうするんだよ」と言われ続けたら、せっかくのやる気も失われてしまいますよね。それは子どもも同じです。やる気と自信は、子どもの試行錯誤の経験の中から生まれてくるもの。大人が先回りして教えても、結果的には何もいいことはないのです。上手な声かけと自主性を育む会話のコツ最後に、『「自分で考える力」が育つ親子の対話術』(朝日新聞出版)の著者・狩野みき先生が提案する、子どもの「伝える力」を磨くための環境づくりについてご紹介します。「伝える力」とは、子どもが自分で答えを見つけ、言いたいことを言えるということ。それは子どもの自主性を育むことにも直結します。1.子どもが何を言っても受け止める「何を言っても否定しない」と子どもに伝われば、安心して話すことができます。2.子どもと対等な関係になる子どもと同じ目線に立ち、ときには子どもを頼って相談してみてもいいでしょう。3.子どもの意見を聞く「どこに行きたい?」「何をしたい?」と聞いて子どもの意見を尊重しましょう。「立場の強い人の意見が通る」という認識が変わります。4.「親と話すと楽しい」と思わせる一見くだらない子どもの発言に対して、否定したり呆れたりせずに前向きな質問を返すようにします。するといざというときに「親に話したい」と思ってくれるでしょう。5.親も理由を考えて口にする子どもにばかり考えさせずに、親も一緒に「考える仲間」になりましょう。親「どうして○○なのかな?」、子「△△だからじゃない?」という会話ができるのが理想です。6.「あなたの味方」と安心させるたとえば意見がぶつかり合ったとしても、「何があってもあなたの味方」という絶対的な信頼があれば安心して話せます。「議論はするけど敵じゃない」と伝えましょう。***先回りや干渉は子どもへの愛情があってこそ。しかし、いずれ子どもは成長し、親の元から巣立っていきます。そのとき子ども自身が困らないように、小さいうちから自主性や自立心を育むことが大切です。そのためにも、親自身が「見守る」忍耐力を身につける必要がありますね。(参考)Study Hacker こどもまなび☆ラボ|自分でできるという自信が学習意欲につながる。「モンテッソーリ教育」成長のためのヒント【愛珠幼稚園園長天野珠子先生】『これからの未来を生き抜くできる子の育て方』(2018年),洋泉社MOOK.東洋経済ONLINE|「子どもを潰してしまう親」には共通点があるStudy Hacker こどもまなび☆ラボ|子どもの自主性を尊重し、集中力と柔軟な対応力を育む「モンテッソーリ教育」【愛珠幼稚園園長天野珠子先生】東洋経済ONLINE|家でもできる「モンテッソーリ教育」のコツ
2019年01月31日「すべての子どもが豊かに遊べる東京」をコンセプトに、2010年に設立された「一般社団法人TOKYO PLAY」。その代表理事・嶋村仁志さんは、子どもが子どもらしく遊び、心身ともに健全に成長できるようにと、遊びを大事にする大人を増やそうと奮闘しています。そんな嶋村さんは、遊びが子どもにもたらしてくれるもっとも重要なものは、「自主性と安心感」だと語りますが、それを得る機会を奪われている子どもも少なくないのだそう。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹(ESS)写真/玉井美世子(インタビューカットのみ)冒頭写真提供:嶋村仁志遊びで子どもが得るのは「自主性」と「安心感」遊びのなかで子どもが得られるものとしては、まず「体力」が挙げられるでしょう。最近は、体力は「行動体力」と「防衛体力」にわけて考えられています。行動体力とは、行動を「起こす」筋力などの能力、行動を「持続する」持久力や柔軟性などの能力、行動を「調整する」素早さや器用さ、バランス感覚などの能力のことです。一方、防衛体力は、寒さや暑さ、振動、化学物質など「物理化学的ストレス」に対する抵抗力、細菌など「生物的ストレス」に対する抵抗力、空腹や口の渇き、疲労といった「生理的ストレス」に対する抵抗力、不快、苦痛、恐怖など「精神的ストレス」に対する抵抗力が挙げられます。これらが強くなれば、当然、子どもは健康に育つと期待できます。とはいえ、わたし自身は、遊びが子どもにもたらすものとして、なにより「自主性」と「安心感」が重要だと思っています。遊びとは、自分がやりたいと思うことを主体的にやること。やりたくないことは絶対にやらなくてもいい。遊びとは、そういう「自主性」の塊なのです。でも、いまの子どもは自主的に遊ぶ権利を奪われつつあると見ています。幼い子どもでも、毎日がスケジュール漬けになっていることも少なくないですよね。何時に起きて保育園に行き、午前はなにをしてお昼ご飯を食べて、お昼寝をして迎えに来てもらってあれこれ習い事をして、家に帰ったらご飯を食べてお風呂に入って歯を磨いて……。やることもやる時間も決まっています。そういう生活のなかで、子ども自身が「いま」を決めている時間ってどれくらいあるのでしょうか?本来、それは遊びの時間として残されていた部分です。そういう時間を積み重ねて大人になれば、たとえお金持ちにはならなかったとしても、本人が面白そうだと思ったことは積極的にやるし、ひとりでやるのは難しいことなら遊びのなかで培った力によって他人を頼って協力することもできる。それこそ、自ら考えて行動できる「21世紀型」といえる人間になれるのではないでしょうか。「面白そうだからやってみる」というマインドが人生を豊かにする他人と比較されない、他人に評価されない、自分で決めて、失敗も含めて「自分で自分の人生を手づくりできる時間」が生活のなかで確保されている。その「安心感」が、チャレンジ精神にあふれ、適応力や柔軟性や発想力を備えた人間に子どもを育ててくれます。遊びというものは、じつはここでいう「安心感」を得るためにあるものだと思っています。ところが、いまの子どもの多くは自分自身でやることを決められず、大人の誰かが決めた基準で比較、評価され続けられています。すると、子どもはその基準に自分が見合っているか、他人に劣っていないかと気になり成果ベースでものごとを考えるようになる。そうなると、本当なら持っているはずの力を十分に発揮できません。できることはやるけれど、できないかもしれないことはやらないという選択肢をチョイスするようになるからです。それでは、将来社会に出て仕事をするにも、ちょっと問題がありますよね。できないかもしれないけれど、やっていくなかでなんとかする。そういうことも仕事には必要な力です。仕事に限らず、やってみたことはないけれど面白そうだからやってみようというマインドを持っているほうが、きっと豊かで楽しい人生を送れるはずです。失敗する経験を奪われつつある子どもたち大人って、つい子どもに口を出してしまうものですよね。でも、それではよくない。子どもの自主性を尊重し、大人が口をつぐむ。まずはそこからはじめてはどうでしょうか。わたしがあるプレーパークで見た子どもたちは、ベンチを一生懸命につくっていました。使っていたのは薄っぺらの廃材だし、足は細くて長さもバラバラで心もとない。それでも、子どもは「完成した!」と、平気で座るわけです。どうなるかはわかりますよね?当然、グラグラと揺れるし、すぐに壊れてしまいそうになる。でも、それでいいんですよ。子どもたちにとってのドラマと学びはそこにあるわけですから。ところが、大人によっては「ここに筋交いを入れよう」なんてアドバイスをする、さらには「貸してみろ」なんて道具を取り上げてしまうような人もいます。また、プレーパークとちがって、すでに立派な工作キットが用意されている「ベンチをつくろう」というような体験プログラムの場合は、ただ説明書のとおりにつくらされるだけ。絶対に失敗しない代わりに、子どもには面白くもないし、なにももたらしてはくれません。いまは、一度の失敗もなく最短の時間で「体験」できるパッケージ化された商品があふれています。子どもが思ったとおりにやって、失敗する経験を手に入れる機会が本当に少ないのです。この時代に生きる大人の役割は、そのような機会を子どもに保障してあげることなのではないでしょうか。失敗も含めた「偶発的な学び」を得る機会を大切にしてあげてください。『子どもの放課後にかかわる人のQ&A50 子どもの力になるプレイワーク実践』嶋村仁志 他 著/学文社(2017)■ TOKYO PLAY代表理事・嶋村仁志さん インタビュー一覧第1回:遊具なし、プログラムなし。異例だらけの“ガラクタ遊び”が欧州で大人気の理由第2回:大切にしたい遊びの“リスク”。子どものチャレンジを支える遊びのルールとは?第3回:子どもの工作が“失敗作”でも、親はアドバイスしてはいけない第4回:中高生では遅い。子どもが体験すべき「小さな危険」と「小さないたずら」(※近日公開)【プロフィール】嶋村仁志(しまむら・ひとし)1968年8月6日生まれ、東京都出身。子ども時代は野球と自転車と缶けりざんまいの日々を送る。英国・リーズ・メトロポリタン大学社会健康学部プレイワーク学科高等教育課程修了。1996年に羽根木プレーパークの常駐プレーリーダー職に就いて以降、プレイワーカーとして川崎市子ども夢パーク、プレーパークむさしのなど各地の冒険遊び場のスタッフを歴任。その後フリーランスとなり、国内外の冒険遊び場づくりをサポートしながら、研修や講演会をおこなう。2010年、「すべての子どもが豊かに遊べる東京」をコンセプトにTOKYO PLAYを設立。2005年から2011年までIPA(子どもの遊ぶ権利のための国際協会)東アジア・太平洋地域副代表を務め、現在はTOKYO PLAY代表理事、日本冒険遊び場づくり協会理事、大妻女子大学非常勤講師。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年01月14日編集部:学研キッズネット編集部学研キッズネットfor Parentsの記事からわかった、すくすく伸びる子どもたちのために本当に大切なことをふり返る特集第3回のテーマは「学び」です。毎日の学校生活で、子どもたちはさまざまなことを学んできます。「学ぶことは楽しいよ!」自信をもってそう伝えられれば良いのですが、実際の生活では宿題をやらない子どもにヤキモキ、なかなか「やる気」を出さない態度にモヤモヤ、この子の興味はどこにあるの?なんて思うこともしばしば。子どものやる気スイッチを押すのは何なのでしょうか。そもそも「学ぶ」って何なのでしょう。毎日の学習の中に少しでもワクワクした要素が加わるのなら、子どもだってきっと日々が前向きなものになるはず。そのためにわたしたちには何ができるのでしょうか。このページの目次「学び」とは、なんだ?失敗なくして成長せず。失敗は学びの醍醐味「体験」と「待ちの姿勢」で子どものやる気スイッチを探そう親も好きな世界に没頭しよう!1.「学び」とは、なんだ?ひと口で「学び」と言っても、その形や解釈はざまざま。でも、授業で先生の話を聞いてノートをとる、知識をためていくような学びとは違ってきているようです。「遊びのなかでも何かに気づいて、結果として何かを学び身につけてほしい」。東京都港区にある学童保育「クランテテ三田」の校長を務める温井伸明さんは「学び」とは〈「遊び」×「気づき」〉だと考えます。「気づきを得るには、たくさんの失敗と成功が欠かせません。失敗することを嫌がって成功できそうなことしかしないのはもったいない。子どもたちが挑戦したくなるような工夫を遊びのなかに紛れ込ませて『たくさん失敗したけど面白かった』と言わせたい」■遊びの中に気づきを!子どもたちの頭を刺激するサイコロゲーム「子どもがやる気になる学童教室メソッド」(温井伸明さん)次は「探究学舎」の塾長宝槻泰伸さんの言葉。「驚きと感動は子どもだけではなく、大人も、もっと言うと人類の心に火をつけると思っています。人類は驚きと感動にうえているんです(笑)。でも、驚きと感動だけだとエンターテインメントになってしまいますから、教育として間違いないという、共感とか確信が必要です」。こうして授業で心を動かされた子どもは、家に帰ったあとも自分で学んだことを自分なりに追及していくようになると言います。■驚きと感動の種をまき、子どもの知的好奇心に火をつける 探究学舎第2回探究学舎塾長・宝槻泰伸さんインタビューより「相互に影響を受けて仲間とディスカッションすることによって、自分の殻を破ることができ、良い学びを得る」ことができると言うのは株式会社ドコモgacco代表取締役社長 伊能美和子さん。■「オープンなオンライン教育で新しい学びを創造する」株式会社ドコモgacco代表取締役社長 伊能美和子氏インタビュー第3回学びが遊びの発展形ともいえること、学びには人を夢中にさせる何かがあるということはよくわかりました。それでも日々の学習のすべてにドキドキわくわくするのは難しい。いやいや勉強する(あるいはしない)子どもに保護者はどう接したらよいのだろうと考えるとき、松井美香先生のこの見方は、1つのヒントになるのではないでしょうか。「アドラー流で考えるのであれば、『勉強は本人の課題であって、親の課題ではない』のです。親が肩代わりするものではないと考えます。勉強するかしないかを最終的に決めるのは、あくまでも子ども本人。そしてその結果の責任を負うのも本人。勉強しないで将来困るのは本人であって、保護者ではありません。」■自ら勉強する子になってほしいのなら・・・前編■自ら勉強する子になってほしいのなら・・・後編「くやまない、悩まない、自分を責めない――心がラクになるアドラー流子育て」(松井美香先生)2.失敗なくして成長せず。失敗は学びの醍醐味先ほど登場した温井伸明さんが「失敗することを嫌がって成功できそうなことしかしないのはもったいない」と言うのはなぜでしょうか。それは、「成功」だけでは「気づき」に結び付きにくいからといえます。「気づき」に結び付かなければ、「成長」もしません。大事なのは「成功」ではなく「成長」。成長し続ければそのうち成功します。だから「失敗を悪いもの、嫌なものと思わないで下さい」と宮本哲也先生は言います。■挑戦するということ「賢い子どもの育て方」(宮本哲也先生)そもそも「失敗」か「成功」かにこだわるのは、結果に注目しているから。挑戦したからこそ失敗したのだと考えれば、子どもの「失敗」に対する見方も変わるはず。「挑戦した、そのこと自体に価値があるのです」と語るのは松井美香先生です。■失敗を恐れずチャレンジする心を大切「くやまない、悩まない、自分を責めない――心がラクになるアドラー流子育て」(松井美香先生)失敗を恐れずチャレンジする力を『失敗力』と定義するのが中曽根陽子さん。将来のAI時代を生き抜くためには絶対に必要な力だと言います。■失敗できない人は、成功できません「AI時代を生き抜くために 『失敗力』を育てる6つの栄養素」(中曽根陽子さん)3.「体験」と「待ちの姿勢」で子どものやる気スイッチを探そう「うちの子はなんにも興味を持たない」「いつになったらやる気になるの?」そんな悩みをもつ保護者も多いことと思います。子どもの「好き」がわからない、そんなとき保護者ができることの1つは体験させること。もう1つは待ちの姿勢に徹すること。まずは「本物の体験」の大切さを説く言葉から紹介します。写真提供:国立天文台2016年撮影「子どもにとって『興味のある・なし』というのは、『知っているか・いないか』とほぼ同じ意味なので、まずは実際に自分で体験して知ることが、興味をもつことへの第1歩になります。」「子どものころになにを経験するかというのはとても大事だと思います。できる限り本物や、自然現象に接する機会をつくり、どれだけ子どもの興味や可能性を引き出せるかが、保護者や大人たちの務めだと思います。」と語るのは国立天文台の縣秀彦准教授。■星空は科学への入り口国立天文台が伝える星の魅力第3回国立天文台縣秀彦准教授インタビューより「お子さんを連れてきたときに、保護者の方もいっしょに体験してほしいと思います。子どもだけに『やってごらん』とやらせるのではなく、保護者もいっしょにやってみる。そのときに「おもしろいね」と声をかけるだけでなく『なんでだろう』と子どもに伝えてほしいと思います。」■体験が科学する心をはぐくむ板橋区立教育科学館にきく科学館の楽しみかた第4回板橋区立教育科学館持永雅之館長インタビューより「グリコードに夢中になっている姿を目の当たりにして思ったんです。好きなことをやっているときの子どもって、本当に夢中にやるんだなって。そういう瞬間が、もしかすると学びにつながるのではないかと思います。……『ご飯だよー』と言っても無視してなにかやっているようなときがヒントになるんじゃないでしょうか。」■お菓子でプログラミング!?次世代の遊びで子どもたちの想像力をはぐくむ――玉井博久さんインタビュー第4回江崎グリコ株式会社・玉井博久さんインタビューより「子どもを信じて待つことが大事」というのは探究学舎の塾長、宝槻泰伸さん。「子どもの成長には個人差があるので、待つということがとても大切なんです。なにか投げかけたけれど全然反応がなくても、すぐにダメなのかなと思わずに、いつかは絶対に子どもの心に火がつくと信じて待つことが大事だとわたしは思います。」■驚きと感動の種をまき、子どもの知的好奇心に火をつける 探究学舎第3回探究学舎代表取締役社長・宝槻泰伸さんインタビューより人はいつか必ずやる気スイッチを押すときが来るから、それまで自己肯定感を育てながら待つように説くのは親野智可等先生です。「待てる親であってください。待てない親は子どもができないことに目を瞑ることができずに、毎日ガミガミ叱り続けます。それによって、子どもは自己肯定感が持てなくなり「ぼくはダメな子だ」と思い込むようになります。すると、やる気スイッチが入りそうなときにも、「これをがんばってみたい。でも、どうせぼくはダメだろうな」となって、今ひとつスイッチが入らないままになってしまいます。」■やりたいことが見つかってスイッチが入ると人は変わる「子どもが伸びる親力」(親野智可等先生)4.親も好きな世界に没頭しよう!子どもに夢中になれる世界を持ってほしいと強く願っておぜん立てしても、わたしたちが遠巻きに見ていたら、子どもはその冷めた気持ちを感じ取ってしまいます。結局は、親の背を見て子は育つということで、親が楽しく夢中になって学んでいれば、子どももなんだかわくわくして引きこまれてしまうようです。「わたしが最近気になっているのは、自分が試さないで子どもにだけやらせる保護者が増えていることです。(家庭でできる最良の方法は)子どもが『なんで?』と聞いてきたら、保護者の方が『なんでだろうね』と答えてあげること。『そうだね』『どうしてだろうね』『じゃあ、ちょっといっしょに考えようか』という会話があるかどうかが大切です。可能であれば親子で発見や知識を共有する時間をつくってあげて欲しいですね。」■科学教育で子どもの創造性と社会性をはぐくむ サイエンス倶楽部第4回株式会社サイエンス倶楽部専務取締役・広永雅史さんインタビューより「ぼくたちは経験上、保護者が前のめりに学んでいるほうが、子どもは学びに積極的になると感じています。大人が『えっ、なにこれ!?』と夢中になっていて、保護者の背中から子どもがのぞきこんでいるくらいのほうが、子どもはぐっと興味を持つんです。どんな体験でもいいところはたくさんあると思うので、そのいいところを保護者が積極的に見つけていくと、子どもも、『ああ、そんな面白いこともあるんだ』と自分で考えて、気づいてくれるのではないかと思います。」■ワクワクの学び体験が子どもの未来を変える。 Gifte!がプロデュースする本物体験とは第2回Gifte!菅野高広校長インタビューより「いっしょにやることも大事です。保護者の方がおもしろいと思っていることを、子どもがおもしろいと思えばいっしょにやればいいと思います。もし子どもが興味をもたなくとも次から次へと出していけば、どこかで食いついてくることがあるでしょうし。■驚きと感動の種をまき、子どもの知的好奇心に火をつける 探究学舎第3回探究学舎代表取締役社長・宝槻泰伸さんインタビューより自身の経験から保護者が楽しむことをすすめるのは、ねんど造形作家でありエデュテインメントアーティストの岡田ひとみさん。「わたしが物づくりに興味を持ったきっかけは母の影響が強いと思います。母は洋裁が得意で、わたしとおそろいの服をわたしのお人形用にも作ってくれるような人でした。母が楽しそうに作っている姿をそばで見ていて、自然とわたしもやってみたいなと思うようになったのです。子どもって大人が何か楽しそうにやっていると、とても興味を示します。ですから『今年の自由研究は何にしようか』というとき、親もいっしょに楽しめるものを探すといいのではないでしょうか。たとえば親が昆虫好きなら、いっしょに森へ昆虫採集に行ってみるとか。親が目をキラキラさせて昆虫を追いかけている姿を見たら、子どものほうもきっとワクワクしてくると思います。」■親もいっしょに、子どもと自由研究を楽しんで!岡田ひとみさん(ねんど造形作家/エデュテインメントアーティスト)「まずは親自身がいろいろな世界をひらいて、そこに子どもを連れて行くことだと思います。自分の趣味でもいいですし、なんでもいいと思います。大切なのは、親自身が自分の世界を持つことです。」■つながり依存研究の第一人者にきく、子どもとSNSのリアルな関係 筑波大学土井隆義教授インタビュー第4回子どもの成長に必要な親の姿勢は、外界に対する好奇心に満ちた幼少時こそ思う存分遊ばせ、それなりに成長して身近な外界に好奇心の対象がなくなってくる頃にこそ、大人もいっしょになって子どもと遊びや学びの世界を広げ、体験するというものであるように思います。さて、次回は「子どもとICTのふさわしいつきあい方」に焦点をあてていきます。次のページスマホやデジタル。依存を防ぎうまく付き合うにも「自己肯定感」と「親子の会話」がカギ学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2018年12月21日子どもが好きなこと、やりたいことをやっていたら、親としてはぜひ応援してあげたいものですよね。たとえ失敗して、できなかったとしても「大丈夫だよ」「次はできる!」と声をかけ、見守ってあげることが大切です。けれどなかには、子どもが失敗したとき「どうして?」「こんなにがんばったのに!」と本人以上に親が動揺してしまうケースがあるようです。子どもはすぐに立ち直りケロッとしているのに、親である自分が気にしてしまう。今回は「子どもの失敗。必要以上に動揺してしまう親」について考えていきましょう。■わが子以上に落ち込んでしまう「子どもの失敗」とは?親、特にママが落ち込みやすい子どもの失敗には、どんなものがあるでしょうか?例えば、幼稚園や小学校の受験。もしお子さんが合格できなかったとしたら、親子一丸となって取り組んできたことがすべて無にされてしまったような、自分の子育てそのものが否定されてしまったような、そんな絶望感を感じてしまうかもしれません。あるいは「園のお遊戯会で希望した役に選ばれなかった」「仲良しの子が、ある日急に、わが子に冷たくなった」というようなことから「バレンタインデーのチョコレートの数がいつもよりも少なかった」というものまで。ささいなことに思える出来事にも、子ども以上に親が傷ついてしまうことがあるようです。■子どもより親が落ち込んでしまうのはなぜ?失敗して落ち込んでも翌日には案外ケロッとしている子どもに対し、いつまでも悲しい気持ちを引きずってしまう自分。このような状態になってしまうのは、なぜなのでしょうか?その理由に「子どもと自分が同化している」ということが考えられます。子どもがしてしまった失敗は、自分の失敗。だから、自分が悲しくなってしまうのです。子どもと同化している親は、自分が子どものときにやりたかったこと、こうでありたいと思ったことがあったけれどかなわなかったことを「子どもを通してやり直している」状態です。わが子の置かれた状況に自分を重ね合わせ、「子どもと同じ世界で生き直している」感覚があるんですね。わが子の失敗=自分の失敗だから、子どもの失敗を目にすると「またできなかった…」と深く失望してしまうのです。悲しくなるのは、わが子に「あの日の自分」を重ね合わせているからといえるでしょう。また「良い母親はこうあるべき」」という思い込みが強すぎるケースもあります。例えば、小学校受験で「希望校に縁があるのは正しい子育てをしている証拠」など、1つの視点で物事をとらえている可能性があります。自分のなかの「良き母」像が偏りすぎていることも、子どもの失敗に動揺してしまう理由のひとつといえるかもしれません。■子どもは「別人格」、切り離すための“心のスイッチ”子どもの失敗に気持ちが乱れてしまうなら「子どもと私は別の人間だ」と認識する必要があります。けれど、「子どもと自分は別」とすぐに頭を切り替えられる程度なら、そもそも苦労はありません。うまく感情がコントロールできないからこそママは悩むのです。そこで、子どもを「別人格」と思えるようになるための練習を少しずつしていきましょう。まず、気持ちの面でやってみてほしいのは、自分の抱く思いを「それは本当?」と別の角度から問いかけてみることです。例えば、子どもの学芸会の役決めが投票制でおこなわれたとしましょう。そこで、わが子は主役に選ばれず、「選ばれないのはわが子に人気や人望がないせいだ」「うちの子はダメなんだ」と落ち込んでしまったとします。それは自分のなかに「主役になれる子=人気者=自分にとって望ましい子」という思いがあるからでしょう。では、その自分の思いを、別の角度から分析・解釈してみます。「わが子が選ばれないのは、大勢に良い顔するのではなく、自分と合う友だちを選んで付き合っているから。つまり、自分の考えが明確にある子なんだ」「選ばれないのは、わが子が『やりたい!』という意欲をアピールしなかったから。いつもまわりに愛されている実感を持っている子だから、大勢の人に注目されたい承認欲求がないのね」「選ばれないのは、演技がうまくなかったからじゃない。表舞台に立つより、大道具をつくるなど裏方仕事で力を発揮できる子なんだ」子どもが主役になれなかったという事実は変わりませんが、とらえ方を変えるだけでいろいろな解釈ができ、決してネガティブなことばかりではないことに気づきますね。落ち込んだときには一旦、外側から自分をのぞきこむようなイメージで「それは事実なの?」と自分に問いかける習慣をつけてみましょう。そうすることで、子どもと同化してしまった自分の気持ちを徐々に切り離すことができるようになります。■子どもの人格を認める「書く、聞く、努力する」実際、行動することによって、子どもと自分の人格を切り離す作業もできます。・子どもと自分の性格をそれぞれ紙に書き出し、違いを見つけてみる。・普段から「どう思った?」など子どもの意見を聞くようにし、自分とは考えや感想が異なることを知る機会を持つ。・落ち込んでいる事実に対し、親としてできる限りの努力をしてみる。上記の行動があげられます。3つ目の「できる限りのこと」とは、例えば、運動会でビリになったら一緒に走る練習をしたり、かけっこ教室を探したりする。小学校受験がうまくいかなかったら、中学受験を見据えて学習を始めさせるといったことです。そうしているうちに「自分ができること」の限界に気づく人もいるかもしれません。結局のところ、子ども本人の行動や意欲がともなわなければ親の思い描く結果を導くことはなかなか難しいのです。「私ができることには限りがある」と気づけば「自分と子どもは別の人間なんだ」と実感できるようになるのではないでしょうか。■「何事も100%の失敗などない」そこから得られるのは?「こんな子どもに育てたい」という思いを抱くのは自然なことです。小さなうちは興味を示すものや好きなことが分かりにくいため、親主導でさまざまな経験を与えてあげることもあるでしょう。ただ、親のコントロールがきく小さな子どもでも、持って生まれた性格や能力と合致しないことがたくさんあるでしょう。そこで無理強いをしてしまうと、いつかその反動がやってくるのではないかと思います。子どもが興味を抱く波は、突然やってきて、過ぎ去っていくものです。様子を見守りながら、その都度、軌道修正をかけて進んでいくのが親の役割でしょう。もちろん、いきなり発想を変えるのは難しいですよね。でも「何事も100%の失敗などない」と思うのです。子どもが失敗したからといって、すべてがダメだったわけではありません。その失敗から得られたものが、必ずあるはずです。子どもの失敗で「もっとフィットする道があるのでは?」という気付きになった、そう思うことでママの動揺も少なくなるのではないかと思います。
2018年11月27日彼と好きな所に気楽にいけるドライブデート。眺めのよい景色を見に行ったり、山や海に行ってみたりと、行き先は様々ですが、以外に悩むのがファッションですよね。気合が入りすぎて、行き先と場違いなコーデをしてしまえばデートも台無しです。そこでドライブデートで、彼ウケ間違いなしのモテファッションのテクニックをご紹介していきます。1. ドライブデートの王道な服装といえば?ドライブデートのファッションと言えば、ワンピースやスカートが男性の憧れみたいなものです。機能性よりも、可愛さや清楚感を出したい女性もいると思います。女性だったら、助手席に座った自分を十分に彼にアピールしたいですよね。フリルがついたトップスに、リボンが付いた花柄のスカートは、若い女性が着るから可愛く見えるのです。大人な女性であれば、年齢、季節感、色など考慮してセンス良く着こなしたいですよね。ドライブデートでのモテファッションポイントは、若さをアピールするよりも、大人な女性を演出していくべきでしょう。 (1) 大人な女性を演出できる色をチョイス色で迷っているのであれば、スモーキーカラーを取り入れてみましょう。ベースとなる色にグレーを混ぜたような色で、濁りのある色合いが特徴です。トップスは明るめで、ボトムス、スカートに落ち着きのあるスモーキーカラーを取り入れると良いでしょう。大人っぽい印象を与える「ネイビー」もオススメです。全てネイビーにしてしまうと重く見えてしまうので、強調するのはインナーだけにしてみるなどギャップが大切です。「白シャツ×ネイビーのフレアスカート」「ネイビーのトップス×花柄のひざ丈スカート」などがオススメです。ドライブデートは狭い空間に座っている時間が長いので、自分の武器をフル活用するチャンスでもあります。ここは身体のラインを隠さずに、男性がドキドキする服にトライしても良いでしょう。 (2) 行く場所を考えてコーデを考えてみるデートコースにあわせたコーデ術は大前提です。山や海に向かうのに、ヒールやスカートはやはりNG。Tシャツ、パンツ、スニーカーなどのカジュアルな服装を心がけたいものです。暑さや寒さを調節する為に、カーディガンやパーカーなどをチョイスし、さらにインナーを工夫するようにしましょう。身体にフィットしたインナーを着れば、脱いだ時に彼がドキッとするのは間違いなしです。ドライブデートの場合は、運転を代わる可能性もあるので、フラットなシューズが良いでしょう。2. 機能性を考えたモテファッションを選ぶドライブデートは座っていることが多いので、お尻や背中にシワが出来やすくなります。シワ加工がされている服もありますが、安物の印象も与えます。できるだけ、シワになりにくい生地を選ぶように心がけましょう。また夏の場合は、汗をかきやすくなるので、吸水性のあるインナーを着るなど工夫も大切です。グレーのTシャツはワキ汗の部分が目立つので、シミになりやすい色素材は避けるべきです。昼間は明るめの色を選び、夜はクラシックに暗めな色を選ぶなど、時間に合わせたコーデ力も身につけましょう。 (1) サテン生地で履き心地抜群のアイテム●ロングスカート・ワイドパンツ・ガウチョパンツシルエットもゆったりとしていて、丈の長さも幅広く、色も豊富なために女性の間では人気のアイテムです。立っている時はスタイルが良く見えるのですが、問題はしゃがんだ時。座っている時間も長いし、大丈夫でしょ?と安心してはいけません。ドライブデートの場合は、公衆のトイレに行くことが多くなります。つまり、しゃがむ頻度が多いのです。為の長いボトムスやスカートは、裾が広がっているため、床についてしまう確率が高く衛生的によくありません。ですので、可愛いアイテムではありますが、裾が長いボトムスは避けましょう。 (2) カッコよく見えるけどホコリがつきやすい素材● 黒い色の服静電気が発生しやすい車。黒い服はホコリがつきやすく、一度ついてしまうとなかなかとることは難しいです。エチケットブラシを持ち歩くなどをして対策をするしかありません。服が傷む可能性があるので、ガムテープやコロコロで取るのは、やめましょう。どうしても黒を着たい人は…素材を工夫すると良いでしょう。アクリル、ポリエステル素材は、ホコリがつきやすいので避けて、ナイロンやレーヨン素材を選択すると良いですよ。 (3) 女性をキレイにみせるアイテムには注意● パンティストッキング20代であれば、カラータイツをオシャレとして履いたり、ストッキングに靴下を重ねたり、自由な履き方を楽しんでいる人います。問題は、肌を露出することに抵抗があるために、スカートとプレーンストッキングを組み合わせている人は要注意。光沢があるストッキングや、白目の色をチョイスしてしまうと、一気に「ミセス臭」がでてしまうので気をつけたい所です。さらに、ドライブデートの場合、座っていることが多いので伝線や蒸れなどを考えるとオススメしません。生足に抵抗があるのであれば、思い切ってパンツスタイルにチェンジしましょう。3. まとめ座っていることが多いドライブデート。少しだけ機能性を重視すれば、違和感のない自然な着こなしができるでしょう。いかにも「デート!」といった違和感ある服装では、大人の女性として痛いです。場所をきちんと見極めて、彼と楽しいドライブデートをしてくださいね。written by キララ
2018年09月08日私は子どもを4人育ててきて、何度もママ友付き合いが面倒だと思うことがありました。そんなときは「ママ友はいらない」と消極的になりましたが、さまざまな失敗を経験したことで、今は適度で良好なママ友関係を築くことができています。 合わないと感じたら無理に付き合わない第一子出産後は近くに友人がおらず、私はとにかくママ友が欲しいと思っていました。産院が一緒というだけで積極的に友人になり、まだ幼い子どもを連れて遊びに行くこともありました。 初めて一緒に外出した先では習慣の違いからか違和感を覚え、「楽しくないな」と思う瞬間も。それでも「お友だちだから……」と無理に合わせていましたが、帰宅してグッタリしてしまいました。自分と合わないと感じたら、無理に付き合わない決断も大切だと感じました。 ママ友との関係は対等に!以前の私は誰かに甘えるということができず、ママ友関係を負担に感じることもありました。たとえば、自分の子どもが多いにもかかわらずお友だちの子どもを預かり、昼食を作ってご馳走したりするなど、自分に負担があることを自分から引き受けてたように思います。 そのときは感謝され、達成感もあって楽しかったのですが、夕方にはグッタリです。第4子が生まれようやくお友だちのご厚意に甘えることができるようになってからは、「困ったときはお互いさま」を合言葉にすることで、いい関係が続いています。 信頼できるママ友とうれしい関係また、実家から食べきれないほど、特産品を送ってもらったときには、近所のママ友におすそ分けをしています。以前は「あげたら迷惑かな?」と下手に遠慮していたのですが、思い切って信頼できるママ友に聞いたところ、「もらえたらうれしい!」という反応だったので、おすそ分けをすることにしました。 今ではご近所に信頼できるママ友が数名いるので、お互いにおすそ分けしたり、いただいたりと、持ちつ持たれつなうれしい関係が続いています。 保育園や幼稚園などに通うと、どうしても苦手なママもいますが、私の場合、苦手だと感じるママとの関係はあいさつ程度にとどめ、無理に付き合わないほうがベターでした。無理をせず、自然と仲良くなったママ友と付き合うことで精神的にラクになったので、これからも自分の負担がかからないように、ママ友付き合いを続けていければと思います。 監修/助産師REIKOイラストレーター/星田つまみ著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2018年08月16日「小さい子どもだけでも、料理はできるんですよ」と語るのは、2歳から通える料理教室「Little Chef Cooking」を主宰する武田昌美さん。前回は、大人と一緒に同時進行で作る「 ちらし寿司 」を教えていただきました。今回は、すべての工程を子どもが一人で作れる「ブルーベリーカップケーキ」のレシピを教えていただきます。武田さんが、子どもだけで作れるよう工夫を凝らした失敗知らずのレシピは必見です!武田昌美さん子供料理研究家。フランスで料理の修行をしていた父の影響を受け、幼少の頃から料理に興味を持つ。航空会社にて客室乗務員をしながら、各地の料理や文化に触れ、知識を深める。2人の子どもの親となり、多くの子どもたちに料理の楽しさ、食の大切さを伝えていきたいと強く願い、2歳児から始められる料理教室を主催する。保有資格は、フードコーディネーター、スパイスマイスター、食品衛生責任者。HP: instagram: @littlechefcooking , @masamis__kitchen ブログ: 「全部子どもだけにさせるのは、なかなか勇気がいると思うのですが、意外と子どもはできちゃうんですよね。お母さんが心配するほど、子どもはめちゃくちゃにはしないで、自分のものを大事に作ります。料理教室では、おへその高さにテーブルが来るように、座って調理します。大人も子どももその高さがちょうど作業しやすく、落ち着いてできます。どんなにやんちゃな子でも、一度卵を割ると全然遊ばなくなりますよ」(武田さん)「見守る・声かけ」など、武田さんが料理教室で気をつけているポイントもあわせてご紹介します。それでは「ブルーベリーカップケーキ」作りスタートです!■子どもがひとりで作れる「ブルーベリーカップケーキ」のレシピ【材料】(直径4cm型4個分)<カップケーキ>・薄力粉…大さじ3・バター(マーガリンでも)…15g・ブルーベリージャム…小さじ1・砂糖…大さじ1・卵…1個・ベーキングパウダー…小さじ1/2<デコレーション用>・いちご・生クリーム・アラザンやドライフルーツなどのお好みの飾り【作り方】1)バターを耐熱皿に入れてふわっとラップをかけて、600wのレンジで20秒チンする。(取り出して溶けきれていなかったら、スプーンでかき混ぜる。)2)大きいボウルに卵を割りいれ、泡立て器で混ぜる。「分量よりも多く並べた卵から、好きなものを選んでもらいます。「卵はどんな感じがする?」と聞いて、子どもたちの興味を引き出してみてください。卵を割るのも任せて。できたらとにかく褒めます」(武田さん) 3)ボウルに溶かしバター、砂糖、ジャムを入れて泡立て器で混ぜる。「カップケーキは、そんなに神経質にならなくても作れます。小麦粉は振るわずにそのままで。このレシピのポイントは、ジャムなんです。本来カップケーキは、バターを柔らかくして泡立て、空気を含ませて倍の量にするんですよね。このレシピは溶かしバターを使って、混ぜ方も中途半端。アラが目立つのですが、ジャムを入れると色が入って、そのアラが消えるんです」(武田さん)4)小麦粉、ベーキングパウダーを入れて泡立て器で混ぜる。「小麦粉とベーキングパウダーはあらかじめ混ぜておくと、入れ忘れを防げます。粉が完全に混ざりきっていなくても大丈夫。きれいに成型できることよりも、子どもがひとりで全部作ったことが大事。だからこぼしたり、飛ばしたりしても全然いいんです」(武田さん)すべての材料を混ぜたら、スプーンで2つのカップに入れます。“こぼしそう”と思いきや、子どもたちは慎重に、きれいに入れることができました。5)スプーンでカップの7分目まで入れる。6)180度に予熱したオーブンで15分焼く。180度に予熱したオーブンに入れたら、あとは焼き上がりを待つだけ。大人はここまで、いっさい手を出さずに見守ります。驚くほど簡単なレシピなので、本当に子どもたちだけで作ることができました。年齢の違う子どもが集まって一緒に料理していると、上の子が下の子に教えてくれることも多いそう。7)焼きあがったカップケーキに、お好みでトッピングをする。 「生クリームを泡立てた状態で用意しておきます。ペットボトルに入れてカシャカシャ振るだけで、子どもでも簡単に泡立てることができます。トッピングは工作感覚で楽しめて、どうやってもかわいく仕上がります。楊枝に好きなシールを貼ってピックを作って刺すのもおすすめ。誕生日パーティーにもぴったりですよ」(武田さん)完成!かわいいカップケーキの完成です!■すべて任せることが、信頼に繋がる子どもでも失敗しづらい、簡単ステップで構成されたレシピを使って “子どもだけで完成させること” も、食育では大切だと武田さん。「子どもは一人で達成することで自信がつき、それを家族に食べてもらって「ありがとう」と言われて、お料理が大好きになると思います。だから、手を出さず、大きな気持ちでドンと構えてください。子どもの目を見れば、どんなに楽しい気持ちで料理をしているかわかります。 例えばピアノや水泳は、できたかできないかがその日のうちにわからないですが、料理は一度やればできるし、作ったら感謝してもらえるし、達成感もあって子ども自身も楽しい、といいことづくめ。自信を養うのに、ぴったりだと思います」子どもたちはまかせてもらったことが嬉しくて、集中して作っていました。できあがったカップケーキを食べる顔も、ご覧の通り、ニコニコ笑顔です。武田さんのレシピは、手に入りやすい材料で、自宅ですぐに試せる手軽さも嬉しいところ。ぜひ試してみてください。「食育」と難しく考えず、遊びの延長として捉えると、おおらかな気持ちで子どもを見守ることができそうです。レシピ提供: Little Chef Cooking(リトルシェフクッキング)武田昌美 【子どもに料理を教えたい!】
2018年05月31日着替えや食事の仕方、歯磨きなど、育児には子どもに教えなければならないことが数えきれないほどありますよね。とくにトイレトレーニングに関しては、「失敗続きで何をどうすればいいのかわからず、お手上げ状態になってしまった」というママもいるはず。とはいえ、ひと口にトイトレの失敗といっても、「漏らしたあとに教えてくれる」や「トイレに入りたがらない」など、さまざま。最近筆者がママ友から聞いたのは、「子どもがトイレを怖がる」という話。子どもがトイレを怖がる理由がわからない…ママ友の話によると、「子どもがトイレを怖がっているのは確かだけど、なぜ怖がっているのかはわからない」とのこと。そこでネット上でママたちの声を調べてみたところ、ママ友と同じように“明確な理由はわからないけど、子どもがトイレを怖がってトイトレが思うように進まない”というママたちの悩みがちらほら。トイトレをいったんやめてみるのがいい?では、トイレを怖がってしまう子どもとのトイトレはどうすればいいのでしょうか。先輩ママたちのアドバイスを見てみると…?そもそも子どもがトイレを怖がる原因は、「狭くて怖い」、「便座に座ると足が床につかないから怖い」、「穴の開いた場所(便座)に座るのが怖い」、「トイレ内の雰囲気が怖い」など、いろいろあるそうです。そこで、試してみたいのは、トイレの環境を子ども向けにすることなんだそう。子どもの好きなキャラクターやおもちゃを飾ったり、補助便座や踏み台を設置したりして、トイレを子どもが安心して楽しめる空間にしたら、怖がらなくなったという声がありました。他には、「子どもがトイレに慣れるために、親が実際にトイレを使用している姿を見せる」や「最初のうちはトイレのドアを開けておき、子どもがトイレに慣れたらドアを閉める」など、みなさんいろんな工夫をしている様子。でも、もっとも多かった意見は、「子どもがトイレを怖がっているなら、いったんトイトレをやめたほうがいいかもしれない」という声。怖がる子どもに無理やりトイトレをさせると、余計にトイレ嫌いになってしまう可能性があるから、一度お休みすることがいいそうです。また、育児書やネット上では、「トイトレは●歳●カ月から始める」なんてことが書かれていることもありますが、そういった情報は目安程度に留め、焦らずのんびりと子どもの成長に合わせながらトイトレをするのがコツだといいます。同じくらいの月齢の子たちが順調にトイトレをできていると、なんだか気持ちが焦ってしまうものですが、焦りは禁物。周りは気にせずに、子どもと二人三脚でがんばりましょう。(文・山手チカコ/考務店)
2018年05月22日好きな男性にもう一度振り向いてもらいたい!そう思って復縁をがんばる女性は多いでしょう。ですが、愛されることばかり考えていると、どこかで「ここまでやったんだから」と自分の努力に対して元を取りたい気持ちが生まれます。復縁の成功は、ヨリを戻すことだけではなく、以前より幸せなお付き合いができてこそ。方向を間違えないために何を心がければ良いか、お話します。復縁はあなたの選択好きな人と関係が終わってしまい、諦めきれずにヨリを戻したいと思う。それはあなたが決めたことです。誰かに強制されたり、それしか道がないわけではありません。彼の心を取り戻すために努力するのは良いことですが、それはあくまで自分のため。報われないときに「わかってくれない男性が悪いんだ」など相手を責めるのは間違っています。元を取りたい気持ちは、その努力が相手のためと思ったときに生まれます。ですが、復縁への道を選んだのは自分であることを、まずは忘れずにいましょう。彼の気持ちを決めることはできないダイエットしたり、欠点を改めようと自分を見つめ直したり。復縁をがんばっていると、「ここまでやったんだから」と自分の努力を正当化したくなりますよね。ですが、それが彼に受け止められるべきだ、と思っても、人の気持ちを決めることはできません。あなたの努力が伝わっても、彼の気持ちが動かない可能性は消えないのですね。彼の気持ちは彼自身が決めること。それを理解できれば、努力は自分のためであると思えます。新しい絆ができてこそ復縁は成功といえるヨリを戻すことは、ふたりの関係がもう一度生まれ変わることと同じです。以前と同じ付き合いではまた失敗を繰り返します。新しい絆を手にするためには、あなた自身が変わることが必要です。「元を取りたい」という気持ちは、あなたの成長を邪魔します。復縁の成功に重要なのは、彼を愛している素直な心であることを、忘れないでくださいね。自分の頑張りが報われたいと願うのは、誰もが同じですよね。だからこそ、努力は自分のためであることを忘れずにいることが、2人のヨリを戻したあとも幸せな関係を続けるためには大切です。Written by ひろた かおり
2018年03月01日お互い愛し合って結婚へと進んだはずなのに、どうしてか離婚は絶えません。現代では3組に1組は離婚してしまうというほど、結婚がうまくいかない夫婦が多いのです。 そこで今回は、実際に離婚歴のある女性達に聞いた、交際時から感じていた相手への違和感について紹介していきます。どんな違和感が危険なのでしょうか。1.パートナーの仕事に対する理解、関心がない生涯仕事を続ける人も増えている近年、女性が働き続けることは珍しいことではなくなりました。良い意味でも悪い意味でも、仕事と人生を切って切り離せなくなってきたからこそ、結婚する相手には仕事に対する理解をしてもらう必要があります。また、無関心であるということも問題であるようです。相手の仕事への取り組み方、どう考えているかなど、「干渉し過ぎない」よう気遣うのは良いこと。しかし、干渉しない=興味がないとなってしまっては大問題!いざ結婚、そしてその後…と、いきなり仕事に対する価値観の押し付け合いになって、もめる原因になってしまいます。2.「幸せ」だと思うことがお互いにズレている皆さんは一体、どんなことを幸せだと考えますか?お金を貯めるのが幸せだという人がいれば、スポーツをして楽しむことを幸せだと感じる人もいますね。幸せの定義、交際相手としっかり合っていますか?「幸せにするから」と言われても、彼とあなたの幸せの定義が違えば、あなたにとっての幸せにはなれないでしょう。なにに喜びを感じるか、どんなときに幸せを感じるかが同じでないと、結婚してもうまくいかないのです。3.金銭感覚が似通わないお金の使い方も大事なポイント。夫婦別のお財布でやっていくにしろ、金銭感覚が違い過ぎると大きな問題になってしまいます。自分にとって大事な買い物でも、相手にとっては有意義でもなんでもない…なんてことがあった場合は、一度金銭感覚についてすり合わせたほうが良さそうです。結婚してからは、収入も増えますが出費も多くなります。その際に、必要な買い物かどうかを吟味していくとなるとかなりの労力を費やしてしまうので注意が必要です。4.家族計画が合わない子どもはいつ頃欲しい、何人くらい欲しい…そんな理想を掲げている人であればあるほど、交際相手と考えていることが同じか、はたまた真逆かを知っておく必要があります。「子どもが5人は欲しいという彼。わたしは子どもを産まず、夫婦2人でずっと暮らしていたいという気持ちでいました。だからこそ、なにかと話しが合わず結局離婚。家族計画が合わないとずっとケンカし続けることになりますよ」(30代女性・営業)解決の糸口が見えない、不毛なケンカの素となってしまいますので、家族計画については結婚を意識しはじめたあたりでしっかり話し合っておくべきかもしれませんね。5.交際相手の両親との関係が疎遠彼の両親と顔を合わせたことはありますか?もしも顔合わせをしておらず、彼からも細かなことを聞いていないなら黄色信号。結婚すれば家同士の関わり合いは避けられません。だからこそ、相手の両親との関係が疎遠であると、そのたびに険悪なムードとなって離婚へと発展してしまうのです。いかがでしたか?実際に離婚をしている女性達だからこそ、気付けたという点がありましたね。普段、「今が楽しければいい」という気持ちで交際をしていても、結婚となると話は別!いかに2人の間のすれ違いを無くしておくか、価値観を合わせておくかが大切なのです。Written by みっこ
2018年02月24日年末に行うはずだった大掃除。「思ったほどできなかった」「もっと計画的にやればよかった」「年始までかかってしまった…」と失敗を悔やんでいる方はいませんか? 実は、年始のバタバタからひと段落したこの時期こそ、大掃除をするには絶好のタイミングです。大掃除は、子どもと一緒にやることで、楽しみながら掃除の習慣も身につけさせるチャンスでもあります! ある程度準備は必要ですが、子どもたちにやってもらうことで大掃除の負担も軽くなるので、計画的に進みやすいのもポイントですよ。子どもと一緒に掃除をするメリットや、しておきたい準備などをご紹介します。■子どもと一緒の大掃除、そのメリットは?大掃除を子どもと一緒にやるメリットは大きく2つあります。どれも普段の掃除に取り入れられるものなので、大掃除に限らず一緒にお掃除してみましょう!「キレイ=気持ちいい」が体感できる自分で掃除をすると、「キレイになると気持ちいい」ということを、子どもは体感できます。特にオススメなのが窓掃除。子どもがいると、どうしても手あかや指紋で真っ白な状態になりがちな場所ですね。汚ければ汚いほど、キレイにしたときのギャップが味わえるので、掃除を楽しむにはもってこいです。掃除した前と後とで見比べられるよう写真を撮っておくのもいいですよ。家を大事に使う心を育てられる掃除は、家と向きあう作業です。いつもは壁に物をぶつけたり、床を傷つけたりしても平気な子どもも、掃除をするとそうした細かな傷は元に戻らないことがわかり「悪いことをしたな」と感じてくれることも期待できます。汚してしまうと、キレイにするのにどれだけの労力がかかるのかを実感することで、子どもは、次から少し考えて行動するようにもなります。そんな子どもの成長が垣間見られるのも、掃除を一緒にするメリットだといえるでしょう。 ■ひと工夫でぐっとラクに、子ども用の掃除アイテムで準備万端「子どもに掃除を手伝ってもらうと、結果的に手間が増えて面倒になるからさせたくない」。そういった声も聞かれますが、これは準備を万端にしておけば防げます。実際に、わが家でも子どもに窓掃除をさせたら、はじめは余計に汚くなり結局手間が増えていました。でも、子どもでもカンタンに掃除できるようスクイジーなどの道具をそろえて再挑戦したらキレイに掃除をしてもらえました。子どもの年齢に合わせて、やり方を工夫したり、道具をそろえたりという手間はかかりますが、掃除を手分けできるラクさを体験すると、そのくらいの手間は惜しまなくてもいいと思えるようになります。わざわざ子ども用の掃除道具を購入しなくても、家にある古布を子どもが使いやすいサイズにカットして雑巾をたくさん用意するだけでも、子どものやる気スイッチを押してあげられます。■1日にまとめてはNG! こまめ掃除で子どもの集中力をキープ子どもを巻き込んだ掃除は、1日にまとめて大掃除、と決めるよりも、何日かに分けてこまめにやっていくのがおすすめです。子どもはすぐに飽きてしまうので、1日がかりの掃除は、午前中もてばいいほう。お昼を食べたあとは、もう期待ができませんから…(苦笑)。「今日は窓」「明日は床」「◯日は子ども部屋」と日を決めて、家族みんなで一気に取りかかれば1〜2時間で掃除が終わり、あとの時間は自由に使えるようになります。買い忘れた大掃除道具があっても、別の日に回して違うことをすればいいので、気もラクです。掃除をすると気持ちいいということがわかると、大掃除の時だけではなく、日々の掃除習慣が自然と身についていきます。また、「窓をピカピカにできた」「床がキレイになった」という成功体験を作ることで、子どものやる気や自信にもつながり、汚れているのに気がつくと「掃除しようか?」と言ってくれるようになることも!「キレイは気持ちいい」ことに気がついてもらい、掃除の仕方を覚えてもらうきっかけとして、まずは子どもと一緒に、年末の大掃除で手が回らなかったところを挑戦してみませんか?
2018年01月22日素敵な彼氏と長く付き合える人といつもあっけなく恋が終わってしまう人。違いはどこにあるのでしょうか。せっかく大好きな彼ができたなら、長く深く付き合っていきたいものです。束縛をしすぎないいくら相手の事が大好きでも「今どこにいるの?誰と会ってるの?」「女の子のアドレスは全部消してね」など執拗に束縛をするのはNGです。最初は言う事を聞いてくれたとしても、爆発するのは時間の問題。次第に彼女にうんざりしてきて、他の女性へと逃げたくなることもあるでしょう。彼のことをある程度自由にしてあげる、大人の女性になることが必要です。自分らしくいられる互いが自然体で、無理をせずにいられる関係を築くことも大切です。会う度に緊張したり、自分をよく見せようと見栄をはるようでは長続きはできません。嘘のないありのままの姿でいて心地のよい状態が理想です。但し、少しの恥じらいや女性らしさは忘れずにいましょう。彼に幻滅されないように気を付けて下さい。一人時間も大切に会っていない時でも、互いが充実した時間を過ごしましょう。仕事でも趣味でも何でも構いません。満たされた一人時間を過ごすことで自分磨きができます。魅力的な人へと成長できるよう、努力をしましょう。感謝と思いやりの心を持つ彼氏に何でもやってもらう事が当たり前だと思ってはいけません。「ありがとう」を意識して伝えましょう。相手を敬うことも忘れずに。時には意見を言い合う少しのストレスだと思っても、積み重なると大きな不満となって爆発してしまいます。大喧嘩になる前に、思ったことがあれば冷静に話し合える関係がベストです。話し合った後はいつもより意識してスキンシップをはかり、ラブラブモードになると良いでしょう。彼に敬意を払いながらも、一緒にいると落ち着ける関係でいることが、長く付き合えるカップルの共通点だと言えます。大好きな彼氏の事となると何かと心配になることもありますが、多少は目をつぶれるようになって下さい。彼に手放したくないと思われるような、素敵な女性になることを目標にしましょう。
2017年12月20日ウーマンエキサイトで人気連載中のじゃがいもころりんさんの記事 「クリスマス親の失敗エピソード3選!」 で実施したアンケート。その結果は、なんと30%の人が失敗した経験があるそうです。楽しいクリスマスにするためにも、失敗談を読んで参考にしてみてくださいね。Q. 子どもとのクリスマスで失敗した経験はありますか?1. ある 31%2. ない 69%アンケートに寄せられたエピソードによると、プレゼントでの失敗談が多いようです。■欲しいものがコロコロ変わって大惨事「子供たちが大きくなってくると、だんだんプレゼントの内容にも困ってきます。しかも毎年何をあげたので全て覚えてはいません。ある年娘が欲しいだろうなと思うゲームソフトをサンタさんからとあげたのですが、それは数年前に弟がもらっていたものと同じものでした。ちょっとがっかりしたそうです。 またある年は、起きたときにはすぐには見つからずに、探して見つかったら嬉しいかなと思い、ちょっとわかりにくいところに置いておいたら、思惑がはずれ、全く探そうともせず、サンタが来なかったと文句を言っていました」「長男が年長の時に、近所の友達がDSでポケモンをしてるのが羨ましく『サンタさんポケモンのゲームおねがいします』と、頑張って拙い字で手紙を書きました。が、私としてはDSはまだ早いなあ~と、ポケモンのゲーム絵本をプレゼント。ショック受けてました…」「早々プレゼントを用意したら、まさかの変更! 我が家は欲しいものを手紙に書いてツリーに吊るしていたのですが、ある日手紙が変わってる… お店で事情を話して、取り替えてもらいました!」「サンタさんからのプレゼントを見た後、『●●のキッチンセットが欲しかったのに…』と不満顔。だいぶ前からプレゼントを用意していたので、今欲しいモノが変わっていた…!動画でおもちゃ紹介などを見ていたりするので、どんどん欲しいモノが更新されるようです…」子どもは欲しい物が変わりがちなので、あまり早くプレゼントを用意するより、直前がいいかもしれないですね。直前だと欲しかった物が買えない、高くなるなどの問題もあるので、タイミングが難しいのですが…。■クリスマスは家族で事件勃発「2歳下の次女が、長女がもらったプレゼントを欲しがる事態に…! 普段なら優しい姉も、この時ばかりは『ダメ! 絶対貸さない』とかたくなに言い張り次女は大号泣。クリスマスの朝から大騒ぎでした」「息子がどうしてもサンタさんに会いたかったらしく、ツリーの下に罠(ベトベトするゼリーみたいなモノ)をしかけてました。夫が知らずに踏んで転んでしまい、足を痛めてしまいました…」「夜中にトイレに行きたいと起きてしまった息子。プレゼントをセッティングしているところを見られてしまい…サンタさんに頼まれたことにしたんですが、不審がられました」サンタさんの真実を伝えるタイミングは難しいですね…! 子どもが全力でサンタさんを待ち続けるワクワク期間は実は短いのかも。そんな時間を大切に、家族で楽しく過ごして、素敵な想い出をたくさん作りましょう!
2017年12月09日