子どもが5歳のころのこと。夜中に突然泣き出したため、慌てて夜間の当番病院に連れて行きました。当直の先生に診察してもらったものの、結局、病名はわからないまま帰宅。風邪だろうと思いつつ、念のためかかりつけの小児科で診てもらおうと翌日受診しました。しかし、思いもよらぬ診断を受けたのです――。 衝撃の診断結果夜間の病院で診てもらったものの、念のためかかりつけの小児科で診てもらおうと翌日受診しました。咳や鼻水がひどいわけでもなく、熱も37.5度だったので軽い風邪とか気管支炎かな?と思っていたのですが……。先生から「レントゲンを撮りましょう」と言われて検査した、その結果……。 なんと「肺炎」ということが判明! 薬をもらって帰るつもりでしたが、「紹介状を書くから大きい病院を受診するように」と言われ、そこまでひどい状態だったことにさらに驚きました。 子どもはその日の午後から大きな病院で5日間入院することに。目に見える症状があまりなく、元気にしていたのでまさかこんなことになるとは……。元気だと思っても素人の判断は危険。念のため病院を受診することの大切さを知った出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/海乃けだま監修/助産師 松田玲子著者:龍﨑 麗華
2024年01月23日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:Kito息子が風邪をひいてしまった出典:愛カツ安心していたが出典:愛カツ症状が悪化出典:愛カツここでクイズその後主人公がモヤモヤする出来事が起きます。それは一体何でしょうか?ヒント!主人公は「こんなに苦しそうなのに」と感じました。[nextpage title="YeQ`%0S:0Y00h"]医師の診断は出典:愛カツ正解は…正解は「夜間救急でも異常なしと診断された」でした。かかりつけの病院で「ただの風邪ですね」と診断された息子。しかし、夜になると「ケホッケホッ!」と苦しそうに咳をして水分もとれないほど症状が悪化してしまいました。心配した主人公は息子を連れて夜間救急を受診したのですが…。そこでも医師の診断は「風邪」だったのです。息子の苦しそうな様子に違和感を覚えた主人公は…。「このまま帰ってはいけない気がする…」と考えてしまうのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月23日空気が乾燥し、風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染症が流行しています。つらい感染症、かかりたくないですよね。どんな対策をすればより効果的なのでしょうか。そこで、中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、体の中から体調をコントロールするための食薬習慣と、危険なNG習慣を教えてくれます!感染症対策、しっかりできていますか?【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 249最近、インフルエンザや新型コロナウイルス、咽頭結膜熱など様々な感染症や体調不良に悩まされる人が増えてきていますよね。乾燥した冷たい空気の中、体調不良が長引きやすい時期だと思います。さらに、忙しく時間を捻出することに集中し、食事の時間や睡眠時間を削った毎日になってはいないでしょうか。感染症が流行る時期だけでも、体を休めることを考えていきましょう。休めるというのは、時間的な問題だけではなく、食事による内臓にかかる負担を軽減するということも一つだと思います。ということで、今週は体の内側から体をいたわり、感染症対策をしていくための食薬習慣を紹介していきます。今週は、感染症対策となる食薬習慣身の回りで体調を崩している人はいないでしょうか?最近、不調の声、増えてきましたよね。ただ、耳にしたときには、可哀そうだな…と思いながらもどこか他人事にしてしまうことが多いと思います。ですが、この乾燥した空気のなか、感染症にかかってしまうことは、誰にでもあり得ることですよね。そして、一度体調を崩すと、喉や胃腸の不調を長期的に引きずり、体調が治りそうだと思った頃に再び違う風邪をひき…と春まで何かしらの体調不良に悩まされる人も少なくありません。どんなに忙しくとも、この時期の体調管理はとても重要です。漢方医学では、防御機能が低下している状態を『衛気』の不足と考え、粘膜が乾燥し炎症を起こしやすい状態を『陰虚』と考えます。そこで、『気陰』を補いバリア機能を強化していくことが必要だと考えられます。さらに、胃腸や血糖コントロールに負担となる食事は『気』を消耗し、夜更かしは『陰』を消耗します。そのため、胃腸や解毒機能である肝臓に優しい食事を腹7~8分目程度に取り入れ、22~24時くらいには眠りにつくような生活をベースとしていくことがおすすめです。今週食べると良い食薬は、【キャベツと鶏ひき肉のジンジャースープ】です。逆にNGな習慣は、血糖値の乱高下をもたらしたり、腸内にダメージを与える【菓子パン・総菜パン】を食事の代わりにすることです。食薬ごはん【キャベツと鶏ひき肉のジンジャースープ】まず、生姜は生と加熱したもので効能が異なります。加熱すると体を温める働きが高まります。味噌汁や煮物やスープに山盛りに入れても意外とおいしく食べられます。そして、消化を助けたり、腸内環境を整えたり、抗菌作用のあるキャベツと、乾燥してバリア機能が低下しやすい粘膜全般を強化するビタミンAを含む鶏肉と合わせたスープで、体の中から優しく感染症対策を行っていきましょう。<材料>生姜を大量に入れるのがポイントです。ひき肉250g水400ml醤油大さじ1みりん小さじ2生姜4片(みじん切り)キャベツ200gくらい(千切り)塩胡椒お好みで<作り方>良く煮込んだら完成。NG行動【菓子パン・総菜パン】体が弱っている時、忙しい時、疲れている時などには、食べる気力も低迷し、何か作業をしながらでも簡単に食べることができる菓子パンや総菜パンなどに頼る人も多いですよね。ただ、菓子パンや総菜パンは食事の代わりとしては、ちょっと弱い食品です。栄養バランスが悪いだけではなく、バリア機能の強化に欠かせない腸内環境を乱したり、集中力やメンタルのコンディションを乱す血糖値の乱高下を起こすことがあるからです。今は、体調を崩すことができない!と強く願うときには、控えるようにしてみましょう。体調管理が難しい時期です。体調を崩してから、あの時もっと養生しておけば…とならないようにしておきたいですよね。また、養生に関する意識を日ごろから持っておくことで、感染症対策になるだけではなく、日ごろの疲れ対策やメンタルのコントロール、生活習慣病対策などにもつながります。不調を感じる前から行動していきましょうね。そのほかにも心と体を強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン®』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち®」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©Dzianis Vasilyeu/Adobe Stock文・大久保愛
2024年01月19日皆さんは、自分の勘が的中したことはありますか?今回は「自分の勘で息子の緊急事態を救ったエピソード」と読者の感想を紹介します。イラスト:Kito風邪のはずが…息子が風邪を引き、かかりつけの病院へ行った主人公。「ただの風邪ですね」と診断され、一安心していたのですが…。夜になると、息子の状態はみるみる悪化するばかりだったのです。緊急事態で夜間救急へ出典:愛カツ息子は「ケホッ!」と咳が止まらず、そのまま夜間救急へ行きます。しかし、そこでも大したことはないと言う医者。「ここで帰ってはいけないような気がする…」と思った主人公は…。「レントゲンだけ撮ってもらえないでしょうか?」と懇願します。医師も快諾し、レントゲンで詳しく診てみると、息子は肺炎にかかっていたことがわかったのです。息子はそのまま入院になり、医師からの謝罪を受け…。あのときの自分の勘を信じてよかったと、ホッとする主人公でした。読者の感想あのまま帰っていたらと思うと、恐ろしいですね…。レントゲンをお願いする主人公の勘には、とても驚かされました。(30代/女性)2回も病院に行って「大したことない」「ただの風邪」と言われても、不安は尽きないと思います。些細なことでも、自分から言ってみることは大切ですね。息子さんの体調不良の原因がわかってホッとしました。(50代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月14日私の子どもが通う保育園で胃腸炎が流行り、わが子も感染してしまいました。看病しているうちに自分にもうつり、下の子にもうつり……体調が悪い中での子どもの看病は本当につらいものでした。ようやく体調も回復して日常生活に戻ったのつかの間、今度はまた上の子が咳(せき)をし始めて……。いつもの風邪だと思っていたら上の子どもの咳症状が出たとき、新型コロナウイルスやインフルエンザなどを疑い、早めに病院に行きましたが、結果はただの風邪。ほっとしたのですが、下の子にも風邪はうつり、あっという間に家族全員風邪症状が出始めました。咳が出始めたころは、またいつもの風邪だと思い、特に気にしていなかったのですが、子どもたちの症状は良くなってきても私だけ咳が止まらず、徐々に「おかしいなぁ」と思い始めました。自宅に常備していた咳の症状に効く漢方薬を飲み続けても、咳は止まらず悪化する一方です。咳症状が悪化し、嗚咽まで子どもの病院通いが落ち着きだしたころ、私の咳症状が悪化し、ひどいときは嗚咽(おえつ)するほどになり、胸に痛みが出始めました。さすがにこれはおかしいと思い、病院に行ったところ、気管支ぜんそく(慢性的に炎症を起こした気管が刺激などで細くなり、呼吸困難や咳といった症状が起こる病気)と診断されたのです。ただの軽い風邪だと思っていたのが、まさかの気管支ぜんそくという病気で驚きました。気管支ぜんそくは幼いころに患ったことがある程度だったので、いまさらかかってしまうとは思ってもいませんでした。私のように克服したと思っていた人でも、体力が低下していたりすると再び症状が出てしまうこともあるようです。自分の体力を過信したらダメ!思い返せば、前回の胃腸炎に続き、下の子の夜泣きなど、いろいろなことが重なっている時期だったので、ちゃんと眠れていない日々が続いていました。そんな体力が低下している中での風邪は、私の弱った体にとって、とどめの一撃くらい重い一発だったのです。家事や育児など体調が悪くてもやらなければならないことが山積みで、自分のことは後回しにしてしまいがちでしたが、体の異変を感じたときは早めに受診する大切さを改めて感じました。まとめ病院ではぜんそく用の吸入薬と風邪薬を処方してもらい、無事回復しました。ただ、また発作が起こってしまっては大変なので、ぜんそくの治療は続けることに。他にも気管支ぜんそくの原因になるダニなどを吸い込まないよう、こまめな掃除や換気など、日ごろからの発作対策に気を配っています。結果的には、日常の対策など気をつかわなければならないことが増えてしまいましたが、日ごろの発作対策は身の回りの環境を整えるだけでなく、気持ちの面でもすっきりとした気分で毎日を過ごすことができるようになりました。文/YUKI※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年01月09日皆さんは、夫の行動に困ったことはありますか?今回は「夫に夕飯の手配を頼んだときの話」とその感想を紹介します。イラスト:良丘腹痛に襲われ…主人公と息子が感染症による腹痛に襲われたときの出来事です。この日は義実家に行く予定でしたが、腹痛のため夫に行ってもらうことにしました。主人公は夫に、夕飯の手配を頼みますが…。夫が持ち帰ったのは…出典:Grapps夫が持ち帰った夕飯は、なんと義父母の差し入れのスパイスカレーでした。主人公は「消化にいいものとか知らないの!?」と驚きつつも、夫に腹痛で食べられないと伝えます。主人公と息子が食べられないため、スパイスカレーは夫が食べることになりました。しかしその後、義父から「お礼の電話がない!!」と怒りの電話がかかってきてしまい…。あまりの理不尽さに、怒りが収まらない主人公でした。読者の感想夫にも悪気はなかったのでしょうが…。腹痛のときは、消化にいいものを用意してもらえると助かりますよね。(30代/女性)夫がもう少し気をつかってくれたら…と思わずにはいられませんでした。夕飯を食べられず、義父にも怒られてしまうなんて、散々でしたね…。(40代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2024年01月01日まさかのトリプル感染(※画像は紺野あさ美さんオフィシャルブログより)紺野さんは2017年に日本ハムファイターズの杉浦稔大投手と結婚し、同年9月に第一子となる長女、2019年2月に第二子となる長男、2021年8月に第三子となる次男が誕生しています。幼い三児を育てているとあって、インフルエンザをはじめさまざまな感染症が流行っているこの冬は戦々恐々。感染症の大流行から逃れきることは難しく、紺野さんの家族もバタバタと倒れてしまったといい、闘病の記録をYouTubeチャンネルに投稿しました。まず高熱を出した長女を小児科に連れて行くと、インフルエンザA型、アデノウイルス、溶連菌の3つが同時に陽性となる「トリプル感染」と判明。杉浦さんはインフルエンザA型、長男は溶連菌とインフルエンザA型、次男は溶連菌、紺野さんも最後にインフルエンザA型……と、家庭内で複数の感染症が同時に蔓延する悲惨な事態になっていたといいます。長女は39度以上の高熱で食欲がなく、アイスクリームなら食べられるということで、食事はアイスクリームのみ。紺野さんは「39.7はきついよね」と心配そう。看病に追われるなか、いざというときのためにストックしておいたお気に入りの店の冷凍カレーが他の家族のごはんに重宝したといい、「ほんと、これあって助かった~」と心の声が漏れます。発熱2日目、長女の熱が朝一瞬下がった際にごはんを食べられそうというので準備しますが、食べられたのは一口だけ。その後に粉薬を飲ませようとしますが、溶連菌の抗生剤が苦くて長女がなかなか飲めず、ジュースやゼリーに混ぜるも、苦みは抑えられず苦戦したそう。普通のゼリーだと粉薬が溶け出してしまうも、薬用のゼリー「おくすり飲めたね」はしっかりと粉薬を包み込んでくれて、無事に飲むことができました。発熱3日目になっても、朝はまだ38度8分の長女。しかし「そうめんなら食べたい」と少しずつ食べられるようになってきたようです。しかし今度は次男が38度1分の発熱!少し様子見です。発熱から4日目の朝、長女はまだ38度5分。昨日38度超えした次男も、今朝は37度1分まで下がったそうですが、次に杉浦さんが38度5分の発熱と、家庭内で発熱がどんどん連鎖してしまいます。おかゆを食べてくれない問題【あるある】風邪を引いたときの食事といえばおかゆが定番で、紺野さんもいろんな味のおかゆを作ってきたそうですが、「子どもたちは全然食べてくれない」という悩みも。おかゆが苦手なお子さんは少なくないですよね。子どもが食べてくれることを優先し、紺野さんはコストコのパンとベーグルをフレンチトーストにした食事を作っていました。いまだに溶連菌の抗生物質に苦戦している長女、ココアに溶かして飲んだら今まで1番飲みやすかったそうです。少し体調が良くなった杉浦さんに長女と長男をまかせて、次男を病院に連れて行ったところ、溶連菌のみ陽性でした。紺野さんは「いつかかってもおかしくない状況ですが、私がかかってしまうと我が家が大変なことになってしまうので……」と家族が寝静まった後、限界を迎えていた腰のストレッチをします。家族が病気になっても自分だけは感染できない……母の悲痛な心の叫びに共感するママは多いのではないでしょうか。発熱から5日経っても、長女は38度2分、夫の杉浦さんも38度でまだしんどそう。長女はあさり、豆腐、小松菜の中華スープを飲むことができ、その日のうちに熱が36度9分まで下がりました。紺野さんは看病疲れがあるなか、「でも食べてないからまだちょっと元気ないね。食べられるもの食べよう」とお子さんが食べられるものを一生懸命考えて料理。やさしいお母さんですね。嫌な予感が的中……長女の発熱から6日目になると、パパとお勉強できるぐらい元気に。しかし、午後に長男が熱いなと思って熱を計ったら38度4分。嫌な予感は的中、翌日に紺野さんも発熱し、診察してもらうと長男も紺野さんもインフルエンザA型だったそうです。長女がやっと登園できるか……と思った矢先のことに、「どうするかな。最悪のパターンになってしまった…。来週、東京に行く仕事も入ってるし……」と、さすがの紺野さんもしばし思考停止の状態に。紺野さんもインフルエンザにかかっているものの、まだ動く体力はあるといい、たまった洗い物をこなします。「やっぱりさ、子どもが体調悪くても、自分もちょっと体調悪くても、家事は休みなくあるから主婦は大変ですよね」。もう涙なくしては聞けません。それでも徐々に子どもたちの熱は下がり、長女の発熱から12日後にやっと全員が登園可能な状態にまで回復しました。紺野さんは「やっと日常が戻ってきました。長かった~!」と心から安堵の声!「ちょうど日帰りで東京の仕事があったので、よかった、迷惑をかけることにならなくて」と、なんとか仕事には間に合ったといいます。自身もインフルエンザにかかっていても、家事や子どもの習い事の振替など、休む間もない紺野さん。それでもお子さんが少しでも食べられるようにと料理を工夫したり、やさしい言葉をかけたりする姿に、三児の母の強さが滲み出ていました。
2023年12月27日「この肺炎は、子供から高齢者まで、幅広い世代に感染します。なかでも5歳から15歳以下の子供に感染しやすく、全体の約5割を占めるともいわれています。ただし、子供からの飛沫や接触によって、家庭内感染で大人にうつるケースも多く、65歳以上の高齢者が感染した場合、重症化しやすいので注意が必要です」こう警鐘を鳴らすのは、日本感染症学会専門医で、東京歯科大学市川総合病院呼吸器内科の寺嶋毅教授。全国でインフルエンザが猛威を振るうなか、さらに別の感染症の危険が日本に迫っている。9月以降、中国で“マイコプラズマ肺炎”による呼吸器疾患の患者が急増し、現在も北京などの大都市の医療機関では、病床が不足する事態が続いているという。世界保健機関(WHO)は中国に対し、感染防止策の徹底を呼びかけているが、すでにお隣の韓国でも、“マイコプラズマ肺炎”による入院患者が、この1カ月で2倍以上に増加するなど、世界的な感染拡大も懸念されている。■2~3週間の長い潜伏期間を経て発症“マイコプラズマ肺炎”とは、一体どのような感染症なのか。「肺炎マイコプラズマという病原体によって引き起こされる感染症です。主な症状は発熱、咳、倦怠感など。風邪のような症状にとどまる人から、気管支炎、そして肺炎になる人まで症状には幅があります。成人の場合、基礎疾患がなくても過剰な免疫反応で重症化することがあるので、特に注意が必要です」(寺嶋教授、以下同)“マイコプラズマ肺炎”は、感染してから2~3週間の潜伏期間があるそう。長い潜伏期間を経て突如襲ってくる。また、発症当初は比較的症状が軽く、出歩くことで人にうつしてしまうことが多いことから、“歩く肺炎”と呼ばれている。国立感染症研究所のデータによると、近年“マイコプラズマ肺炎”の国内患者数は、4年に1回、オリンピックが開催される年に増える傾向にあった(ロンドンの2012年、リオデジャネイロの2016年)。2020年に増えなかったのは、より強い感染力を持った“新型コロナ”のパンデミックの影響だといわれている(グラフ参照)。その4年後が、来年2024年なのだが、すでに予兆はあるという。“インフルエンザ”をはじめとする、感染症の罹患者の多さだ。「いま、子供たちを中心に夏に流行するといわれている、アデノウイルスが引き起こす“咽頭結膜熱(プール熱)”、さらに“溶連菌(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)”の感染者が急増しています。今後、中国や韓国のように“マイコプラズマ肺炎”が日本にも広がると、全国の医療機関にも影響が出てくるでしょう。特に発熱外来や小児科の混乱が予想されます」さまざまな感染症の波が押し寄せてきているのはなぜか。寺嶋教授は、コロナ禍の約3年間で、世界中で防疫措置が取られてきた結果、感染症に対する免疫の蓄積が失われてしまったことが原因ではないかと分析している。もし、免疫のない状態で“マイコプラズマ肺炎”の病原体が国内に大量に持ち込まれたら、中国や韓国のように、一気に感染爆発することもありえるという。■新型コロナと同じ予防対策が有効日本でも流行が広がった場合、最も警戒すべきことは、いま猛威を振るっている“インフルエンザ”との同時感染である。「過去に、同時感染したという報告はいくつもあります。当病院で同時感染された患者さんのケースでは、熱が39~40度まで上昇。呼吸が苦しくなり、酸素吸入が必要な状態まで肺炎が広がりました。つまり同時感染すると症状が重くなるということです。最悪の場合、死に至る可能性もあります。それだけに、早期発見と適切な治療が重要となってきます」さらに、コロナ患者の検査をしたら、“マイコプラズマ肺炎”の病原体も見つかったというケースも報告されており、“新型コロナ”との同時感染もある。寺嶋教授は、流行が重なれば“マイコプラズマ肺炎”と“インフルエンザ”、そして“新型コロナ”の“トリプル感染”の可能性も理論的にはありえるという。「日本ではまだ“マイコプラズマ肺炎”は流行していませんが、これからの年末年始、帰省する人や国内外へと移動する人がかなり増えることが予想されます。年末にも日本に上陸すれば、感染リスクが最も高くなる可能性があります」“マイコプラズマ肺炎”は、高齢者が感染すると重症化しやすいリスクがある。さらに“インフルエンザ”や“新型コロナ”との同時感染で、死に至る危険性もある。そうならないためにも、感染対策がより重要となってくる。コロナと同様に、外出時はマスクを着用、手指の消毒。帰宅後には手洗い、うがい。そしてできるだけ人混みを回避することなどが、基本的な感染対策になるという。「実家に帰省されるご家庭も多いと思いますが、もし自分や子供に軽い咳や微熱の症状があった場合は、帰省を控えたほうがいいでしょう。実家の両親にうつす可能性があります。初期症状の場合は、市販の咳止め薬や解熱剤で和らげることはできますが、治療には抗菌薬が必要です。抗菌薬は、医療機関を受診しないと処方されません」少しでも風邪のような症状が出たら、“マイコプラズマ肺炎”を疑い、できるだけ早く医療機関で受診することをお勧めします!
2023年12月27日RSウイルスとは?症状や完治までの期間などRSウイルス感染症とは、「RSウイルス」による呼吸器の感染症のことです。ほとんどの場合は乳幼児期に発症するといわれており、実際に1歳半までに50%以上、2歳までにほぼ100%の子どもが感染するとされています。RSウイルスに感染した場合、軽い症状の場合は発熱や鼻汁などの風邪と似通ったものから、重い場合は肺炎のような症状が表れることもあります。RSウイルスは何度も感染を繰り返しますが、初回感染時に症状が重い傾向があり、特に生後6ヶ月未満の子どもが感染した場合は細気管支炎、肺炎につながるなど重症化する可能性もあります。また、場合によっては高熱による熱性痙攣を起こす可能性があります。熱性痙攣は、通常、38度以上となる急激な体温上昇時に発生し、意識障害や痙攣を起こします。典型的な症状は全身性で、手足をガタガタさせる間代性痙攣であることが多く、数分ののちに意識が回復するとされています。もし痙攣が長時間続く場合などは、医療機関に相談をするようにしましょう。RSウイルスは主に飛沫に触れることや直接接触することで感染するとされています。感染してから2~8日の潜伏期があり、多くの場合は4~6日頃に発熱や鼻汁などの上気道炎症状が表れてきます。その状態が数日続いた後に下気道症状といわれる、息苦しさや喘鳴(ぜんめい:息を吐く時にゼーゼー音がする) などが表れることもあります。RSウイルス感染症は症状が出てから通常は数日から1週間くらいかけて、徐々に快方に向かっていきます。ただし、重症化のリスクもあり、気管支炎や肺炎などの症状が表れる方や、まれに呼吸困難を起こして入院に至る場合もあります。RSウイルス感染症は基礎疾患があると重症化のリスクも高まります。影響する基礎疾患としては先天性心疾患、ダウン症候群などがあり、ほかにも早産や低出生体重、生後6ヶ月未満の赤ちゃんも重症化のリスクが指摘されています。重症化のリスクが高い子どもにはRSウイルスに対する特異的抗体であるシナジス(一般名:パリビズマブ)接種が行われます。RSウイルス感染症の流行期に1ヶ月に1回筋肉内注射という形で使用することで、感染予防と重症化防止の効果があります。シナジス接種の対象となるのは現在のところ、以下にあてはまる子どもです。・在胎期間28週以下の早産で、12カ月齢以下の新生児及び乳児・在胎期間29~35週の早産で、6カ月齢以下の新生児及び乳児・過去6カ月以内に気管支肺異形成症の治療を受けた24カ月齢以下の新生児、乳児及び幼児・24カ月齢以下の血行動態に異常のある先天性心疾患の新生児、乳児及び幼児・24ヵ月齢以下の免疫不全を伴う新生児,乳児および幼児・24ヵ月齢以下のダウン症候群の新生児,乳児および幼児引用:RSウイルス感染症Q&A|厚生労働省ウイルス感染症Q&A|厚生労働省ウイルス感染症とは|国立感染症研究所ウイルス感染症にご注意ください!!|国立成育医療研究センター熱性痙攣|MSDマニュアルプロフェッショナル版RSウイルスに効く薬はある?治療方法などRSウイルスに感染した場合の特効薬などは現在のところありません。治療方法としては、対処療法といって表れている症状に合わせて、内服薬、酸素投与など呼吸管理を行い症状の緩和を目指します。ウイルス感染症Q&A|厚生労働省子どもがRSウイルスに感染したらRSウイルスに感染しているかは、鼻粘膜を綿棒で擦り、検体を採取し、迅速診断で分かります。症状からRSウイルス感染が疑わしく、重症化のおそれがあり、診断を必要とする場合に検査を行います。RSウイルス感染症は感染症法上で5類感染症に分類されており、決められた医療機関から毎週患者数を保健所に報告する義務があります。RSウイルスの感染は一度だけでなく、生涯にわたって感染を繰り返していきます。子どもが再感染して症状が出ることもありますが、その多くは軽症といわれています。大人に感染することもありますが、発症しても鼻水、咳、だるさなどの風邪と似た症状が表れるだけです。しかし、呼吸器疾患などの基礎疾患がある高齢者が感染すると肺炎につながるリスクも指摘されています。子どもがRSウイルスに感染した場合は、まずは通っている幼稚園や保育園を休み、医療機関を受診するようにしましょう。治療して症状が落ち着いたあとの登園の目安ですが、咳や痰などの呼吸器症状がなくなり、食事がとれて、活気があり、全身状態が良好になってからとされています。RSウイルスの感染を防ぐために、家庭内でできる予防法がいくつかあります。主な予防法として、・日常的に触れるおもちゃや手すりなどはアルコールの消毒薬で消毒する・外出後はせっけんを使って流水で手洗いをする・アルコール製剤を用いて手指の消毒を行う・家族に咳や鼻水など呼吸器症状がある場合はマスクを着用するなどがあります。日常的に予防することも大事ですが、2歳までの子どもが発症する確率がとても高い感染症なので、鼻水、熱に続き、呼吸が苦しそうなど、気になり症状が出たら、 医療機関を受診するようにしましょう。ウイルス感染症Q&A|厚生労働省ウイルス感染症Respiratory syncytial virus infection|東京都感染症情報センター保育所における感染症対策ガイドライン(2018 年改訂版)|厚生労働省まとめRSウイルス感染症は呼吸器における感染症のことです。主に発熱や鼻水などの症状が表れ、数日~1週間で症状は治まっていくことが多いといわれています。しかし、初回感染時や生後6ヶ月未満の赤ちゃん、基礎疾患のある子どもなどは重症化する可能性も指摘されています。家庭内で手洗いや消毒など予防することもできますが、感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診し、治療を行うようにしましょう。
2023年12月25日新型コロナウイルス感染症、5類移行後初の冬到来!新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけが5類に変わり、初めての冬。様々な場面で個人の判断が大切になる中、新型コロナウイルス以外にもインフルエンザやかぜ等、症状が似ている別の感染症も流行しており、見分けがつかない場面も増えてくることでしょう。抗原検査キット(市販の一般用抗原検査キット)の使い方や判定結果の見方に不安がある……という人も多いのでは?大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)が運用する健康情報サイト「大正健康ナビ( )」では、季節やトレンドに合わせて、あなたのお役に立つコラムを随時更新しています。12月6日に新着公開した「抗原検査キットの使い方と感染予防の基本をおさらい。新型コロナウイルス感染症、5類移行後初の冬到来!」では、舘田一博先生監修のもと、いざという時に役立つ抗原検査キットの使い方のポイントと、改めて見直したい感染予防とケアの基本についてお聞きしました。◆新着情報コラム「抗原検査キットの使い方と感染予防の基本をおさらい。新型コロナウイルス感染症、5類移行後初の冬到来!」 目次1. そもそも「抗原検査」とは、どんな検査?2. 一般用抗原検査キットを使う時のポイントを紹介3. 「5類」になっても、新型コロナウイルスが弱毒化したわけではない4. 外出を控えたほうがよいのは、何日間?5. 治療薬(抗ウイルス薬)は後遺症の発現を抑えるという報告も6. 新型コロナとインフルエンザの同時感染に注意。これまでの経験を活かし、感染予防を5類移行後、新型コロナウイルスに対する様々な対応は個人の判断に任されましたが、基本の感染予防策や感染を広げない配慮に変わりはありません。これまでの経験を活かして、この冬を乗り切っていきましょう。大正健康ナビは、生活者の日常生活に寄り添い、「人生100年時代をサポートする健康情報発信基地」として、みなさまの健康の維持・増進にお役立ていただけるサイト運営を目指しております。当社は、これからも健康と美を願う生活者に納得していただける優れた医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを、社会から支持される方法で創造・提供することにより、社会へ貢献してまいります。【監修者プロフィール】東邦大学 医学部 教授舘田 一博(たてだ・かずひろ)先生医学博士。1985年長崎大学医学部卒業、長崎大学医学部附属病院(現 長崎大学病院)第二内科に入局。90年東邦大学医学部微生物学講座助手。99年米国ミシガン大学呼吸器内科に留学。2005年東邦大学医学部微生物・感染症学講座准教授。11年より同講座教授、東邦大学医療センター大森病院感染管理部部長。日本感染症学会理事長(17~21年)、日本臨床微生物学会理事長(18~22年)、ICD制度協議会議長(17~21年)等を歴任。■ご参考●大正健康ナビ 大正健康ナビでは、お悩みの原因、症状、対策や予防法などをご紹介しています。いろいろな疑問に専門家が分かりやすくお答えしています。抗原検査キットの使い方と感染予防の基本をおさらい。新型コロナウイルス感染症、5類移行後初の冬到来!.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月06日新型コロナウイルスの大流行が終焉を迎え、一安心…と思いきや、インフルエンザ流行の早期化、帯状疱疹罹患者の急増、秋口のアデノウイルス流行と、従来とは異なる感染症傾向が見られた2023年。大正製薬株式会社(東京都豊島区/代表取締役社長 上原 茂)は、2023年11月に、日本全国の20代~60代の男女1000人を対象に「昨年末と比較して、2023年末は自身の免疫対策(マスク着用・手洗いやうがい・栄養や休養等、感染症対策)をどれくらい意識しているか?」に関するアンケート調査を実施、2023年12月5日に結果を公開しました。調査の結果、全体では「昨年よりも意識が高い人(※)」が訳4割弱(37.9%)を占めましたが、「昨年よりも意識が低い人(※)」も約3割(全体の28.8%)を占め、「昨年と同程度の人(※)」がちょうど3割(33.3%)と、免疫対策への意識は全年代を総合的にみると維持、ないしは向上している方が7割いることがわかりました。※アンケート調査では、2022年末の免疫対策への意識を「5」とした場合に、2023年末の免疫対策への意識が「0~10」(5=昨年と本年が同程度)のうちどの数値かを選択。0~4を選択=「昨年よりも意識が低い人」、5を選択「昨年と同程度の人」、6~10を選択=「昨年よりも意識が高い人」とします。年代別に見ると、「昨年よりも意識が低かった人」の比率が突出して高かったのが20代(36.0%)、対し、50代(22.0%)と30代(25.0%)においては他年代よりも「昨年よりも意識が低かった人」の比率が下がっており、全体的に免疫対策への意識が昨年よりも顕著に向上している傾向がうかがえます。【調査概要】調査名称:自身の免疫対策(マスク着用・手洗いやうがい・栄養や休養等、感染症対策)への意識に関するアンケート調査機関:Freeasy調査対象:全国の20代~60 代の男女1000人(年齢・性別均等割付)調査方法: Webアンケート調査日:2023年11月29日〜2023年11月30日インフルエンザウイルスが猛威を振るう中、宴会シーズンも控え、復習しておきたい免疫対策。多忙で体力も消耗する年末。感染症予防のために心がけている免疫対策を、感染症に詳しい医師の久住英二先生に聞きます。内科医・血液専門医久住英二先生【監修】内科医・血液専門医久住英二先生1999年新潟大学医学部卒業。内科医、とくに血液内科と旅行医学が専門。虎の門病院で初期研修ののち、白血病など血液のがんを治療する専門医を取得。血液の病気をはじめ、感染症やワクチン、海外での病気にも詳しい。免疫対策のポイント1)腸内環境を整える2)血流やリンパの流れをよくする3)自律神経を整える免疫対策として有効な、注目栄養素●腸内細菌叢を育てるβ-グルカン●免疫細胞を活性化させるタウリン●免疫細胞自体を作るタンパク質●骨(骨髄)づくりにかかわる栄養素1)腸内環境を整える人間には1.8兆個もの免疫細胞があり、病原体から身を守るために働いています。好中球やNK細胞は、病原体と認識したら即座に攻撃する“自然免疫”を司ります。ワクチン接種が有効なのは、病原体を記憶するメカニズムがあるから。樹状細胞とリンパ球のT細胞が司令塔となって、B細胞が抗体というタンパク質を作って感染を防ぎ、感染した細胞をT細胞が攻撃して殺します。これを“適応免疫”と呼びます。免疫細胞はほぼすべて骨髄で作られ、リンパ節や脾臓といったリンパ組織や、胸腺で教育を受け、さまざまな担当部署に配属されます。消化管は口から食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、そして肛門と1本の管であり、口と肛門は開いていることから、消化管の中はある意味体外ともいえます。食べ物にはウイルスや細菌、真菌(カビ)などの病原体が付着しています。栄養素と一緒に病原体を取り込んでしまうと病気になるので、消化管には表面を覆う粘液、そして様々な免疫細胞や抗体が存在し、防衛しています。これを「腸管免疫」と呼びます。小腸にはパイエル板と呼ばれる免疫器官があり、そこにはT細胞やB細胞、NK細胞など多くの免疫細胞が集結して、病原体やウイルスと戦っています。大腸には膨大な腸内細菌叢(フローラ)があり、病原体が増殖するのを妨げ、消化を助けるほか、人体に必須の栄養素を作り出すなど、人体に有益な働きをしています。フローラは免疫にも大きく関係しており、そのバランスが良いと免疫が適正に働き、フローラが乱れると自己免疫疾患が引き起こされ、体に良くない反応が起きます。腸内環境を整えることは健康を維持する上でとても大切です。2)血流やリンパの流れをよくする血液やリンパの流れが良くなると、リンパ球などの免疫細胞が体内を移動しやすくなります。結果として病原体を発見し、働きかける反応が向上します。そのためにおすすめなのが、軽い運動を行うこと。運動による体温上昇も免疫細胞の活性化に役立ちます。毎日なるべく湯船に浸かって血行を促し、身体を温めてから就寝するのもおすすめです。身体の細胞を酸化させてしまうおそれがあるタバコは、免疫細胞の働きを抑制し、血管が収縮して血流が悪くなり、血管壁を傷つけることで血管を老化させます。さらに、煙に含まれる一酸化炭素は、体内で酸素を運搬する役割のヘモグロビンと強く結合して酸素運搬能力を奪い、体内を酸欠状態にしてしまいます。“3)自律神経を整える自律神経は免疫細胞にも働きかけ、その機能を制御しています。よって自律神経を整えることは免疫を健やかに保つ上で重要です。睡眠不足や体内時計の攪乱は自律神経の機能を低下させます。毎晩、なるべく決まった時間に寝て起きる。そして成人では7時間ほどの睡眠時間を確保し、良質な睡眠をとることが望ましいです。運動習慣は自律神経の働きを正常化する上で役立ちます。運動というと、マラソンやジムでの激しいトレーニングが必要では?と考えがちです。健康に良い運動は、例えばジョギングであれば、一緒に走る人と会話が出来るくらいのスピードで、また時間も30分以内が良いとされています。筋トレも自分の体重を使った自重トレーニングで十分です。また、運動は睡眠の質を向上させる効果もあります。飲酒も自律神経を整える上で要注意です。お酒を飲むとよく眠れると思っている方は少なくありませんが実は逆で、アルコールは睡眠の質を低下させます。過度な飲酒では睡眠時間が短くなる可能性もあり、疲労や自律神経の乱れにつながる可能性もあります。アルコールの分解では、免疫細胞にとって重要なアミノ酸であるタウリンが消費されます。タウリンを奪ってしまうという点においても、過度な飲酒は免疫対策として推奨できません。精神的なストレスも免疫機能を低下させる非常に大きな要因になります。ストレスによって交感神経が優位になり、血管が収縮させ、血流が悪化します。さらに、交感神経が優位な状態が続くと、リンパ球など免疫のキーとなる細胞の働きが低下します。逆に、リラックスした精神状態で副交感神経が優位になると血管が弛緩し、血行もスムーズに。心身ともに無理をしすぎず、リラックスできる時間を意図的に作るようにしましょう。免疫対策として有効な、注目栄養素●腸内細菌叢を育てるβ-グルカン大麦やキノコなどに含まれる水溶性食物繊維のβ-グルカンは、腸内細菌による発酵を介して短鎖脂肪酸の産生を促します。短鎖脂肪酸が免疫系を刺激することで、腸管免疫を強化するといわれています。短鎖脂肪酸は、酢酸、酪酸、プロピオン酸などの総称で、大腸のぜん動運動のエネルギー源になり、腸内環境を弱酸性化し、腐敗物質をだす悪玉菌の繁殖を抑える作用があります。さらに、短鎖脂肪酸には制御性T細胞の増殖が促進する作用があります。このリンパ球は、免疫が暴走して自らの体を傷害するサイトカインストームを抑制します。サイトカインストームは、新型コロナウイルス感染症が重症化するメカニズムの一つであり、コロナウイルスに限らず様々な感染症に合併します。β-グルカンを積極的に摂るために、食事の際の白米を大麦ごはんにするのがおすすめです。●ビタミンB群食べ物をエネルギーとして代謝し、細胞の活動エネルギーを作る栄養素。ビタミンB群は病原体から体を守るタンパク質である抗体産生にも必要です。ビタミンB1が不足するとパイエル板(免疫細胞が多く集まる器官)は小さくなり、感染症にかかりやすくなる可能性が示唆されています。ビタミンというと野菜や果物に多い印象ですが、実はB群のビタミンは豚肉、魚介類に多く含まれています。お肉を食べてB群のビタミンを常に補充しましょう。●免疫細胞自体を作るタンパク質すべての細胞は、タンパク質が主成分。ウイルスと戦う免疫細胞や抗体もタンパク質からできているので、タンパク質は必須。タンパク質はドカ食いが効かないため、食事で常にとり続ける必要があります。朝昼晩の食事には、かならず卵、肉、魚、大豆などタンパク質を多く含む食材を取り入れましょう。●骨(骨髄)づくりにかかわる栄養素造血細胞を持つ骨髄では、好中球、マクロファージ、リンパ球〈B細胞とT細胞〉、NK細胞、形質(けいしつ)細胞などほぼすべての免疫に関わる細胞が生まれます。骨を丈夫にするカルシウムに加え、骨を強化することに関わるビタミンDなども免疫に関与していると言えます。ビタミンDはきくらげ、鮭などに含まれますが、日光浴をして手のひらに紫外線を浴びると自分の体内で生成することもできます。大正製薬修正レター★久住先生解説【免疫のために意識すべきこと】.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月05日今回は、物語を元にしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!風邪で寝込んでいると…主人公は風邪で寝込んでいました。するとバイト先の女性社員がやってきて、勝手に看病を始めます。主人公が女性社員を帰らせようとしていたそのとき…。「ピンポーン」とインターホンが鳴り、今度は付き合っている彼女がやってきました。彼女がやってきた出典:エトラちゃんは見た!女性社員が出て…出典:エトラちゃんは見た!ここでクイズ彼女と鉢合わせた女性社員のセリフとは?ヒント!それを聞いた彼女は怒り出しました。[nextpage title="Ys`'y>T0o…"]勝ち誇る女性社員出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「私のほうが先なんだけど」でした。女性社員の言葉を聞いた彼女は、すぐに主人公を問い詰めます。主人公は事情を説明しますが、彼女の怒りは収まらないのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月04日2歳になる前の子どもを実家に預けたある日、迎えに行くと顔が赤く発熱している様子。そのまま病院に連れていくと、とんでもない事実が判明したのです――。 風邪かと思ったらまさかの…!?子どもが保育園に通う前は、時々私の実家に子どもを預けて見てもらうことがありました。 ある日、いつものように用事を済ませて実家に子どもを迎えに行くと、子どもの顔がほんのり赤くなっていて、体温も高いように感じました。「きっと風邪をひいて、熱が出たのだ」と思い、その足で小児科へ。 診察を受けると、病院の先生から驚きのひと言。 「お酒飲ませなかった?」と想定外の質問をされたのです。実家の母に電話をかけて確認すると、お酒はもちろん飲ませていないものの「おやつに頂き物のフルーツゼリーを2つ食べた」と返答がありました。 もしかしたらと気になって、ゼリーの原材料を調べてもらうと、やはり洋酒が入っていたことが判明。味見をせずに子どもに食べさせ、子どもも喜んで食べていたので、まさかアルコールが入っているとは思わなかったとのこと。重症ではないものの、軽い急性アルコール中毒になっていたようで、本当にびっくりしました。 この出来事があってから、小さい子どもに食べさせるものは、油断せず何でも原材料を確認して気を付けるようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/海乃けだま監修/助産師 松田玲子著者:トッティママ美
2023年11月30日皆さんは、子どもの学校の行事に参加したことはありますか?今回は、子どもの学校の行事で驚いたエピソードを紹介します。イラスト:いのくち感染症対策でやっと娘の出番[nextpage title="}Bv0k]0Wc0K0c0_"]突然の大声!?注意されても止まらない子どもの学校の行事で、大声で騒いでいた保護者。周囲への気遣いを忘れず、マナーを守った行動を心がけたいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月29日子どもの爪噛み、爪を噛む癖、原因は?子どもの爪を噛む癖を止めさせたいと思っている保護者の方は、たくさんいます。爪噛みをするようになるのは、6〜12歳が最も多く、男児よりも女児にやや多いといわれています。大半は、子どものうちに治りますが、大人になっても治らない人もいます。どうして爪噛みをするのでしょう?爪噛みには、さまざまな原因が考えられます。1つ目は、ストレスや緊張、不安があること。子どもは成長過程で、さまざまな変化に気持ちを対応させる必要があります。入園や入学など、環境が変わって寂しい思いをしたり、つまらないと感じていたりするかもしれません。先生や友だちとの人間関係が思いどおりにいかず、イライラしたり、悩んだりしていることもあります。家族や保護者との関係が、関わっていることもあります。家庭内での頻繁なケンカ、保護者からの愛情不足や過保護・過干渉などがストレスとなり、爪噛みなどの身体的サインとして表れることがあるといわれています。しかし、爪噛みの原因はストレスによるものばかりとは限りません。2つ目は、本人が几帳面だったり、デリケートな気質であること。爪の長さが気になったら、噛んででも短くしないと気が済まなかったり、指のささくれが気になって、噛んで取っているうちに、爪も噛んでしまっていたりすることもあります。3つ目は、手持ち無沙汰のときに刺激を得る行為のひとつであること。何もすることがなく暇なときに、爪を噛んで得る刺激によって、脳を覚醒させたり、情緒を保ったりしています。これを自己刺激といいますが、刺激への欲求が強くなると行為が過剰になり、指から出血することもあるので注意が必要です。ここにあげた原因はごく一部で、爪噛みがある人すべてにストレスがあったり、几帳面な気質だったりするわけではありません。まったく原因がないのに、爪噛みをする人も多くいます。爪噛みを続けていると、爪や指から出血して雑菌などが入ったり、爪の雑菌が口から体内に侵入したりして、感染症にかかるリスクがあります。また、爪や指の変形や、歯並びが悪くなる、あごの骨が変形するなどのリスクも考えられます。参考:新家庭教育手帳・家庭教育ビデオ 家庭教育手帳<ドキドキ子育て>3.しつけ 正しいしつけは子どもへの大切な贈り物。|文部科学省参考:一般小児科医のための子どもの心の診療テキスト|厚生労働省雇用均等・児童家庭局子どもの爪噛み、爪を噛む癖は治るの?対処法などはある?爪噛みがひどく困っている場合は、かかりつけ医に相談するのもひとつの方法です。爪噛み癖のことを「咬爪症」といい、爪と歯の形状で診断します。形状を調べることで、症状のレベルが分かるのです。爪や指から出血している場合は、塗り薬を塗布します。また、かかりつけ医から心療内科を紹介されることもあり、そこでは、より専門的な検査を行います。爪噛みは、大半が幼少期の一時的なもので、大人になると自然と治ることがほとんどです。「爪の形が変形してしまう」「痛みや炎症につながる」などの理由から心配する保護者の方も多くいると思いますが、本人は、爪を噛むことで心のバランスを保っていることがあるので、無理やりやめさせるのは、逆効果になる可能性があり、おすすめしません。子どもが爪を噛んでいるのを見たとき「やめなさい!」と叱ったり、逆に「爪を噛まなかったら〇〇していいよ」と、ご褒美でやめさせようとしている場合も注意が必要です。爪噛みや注意や叱咤、我慢の強要では治るとはかぎりません。家庭でできることのポイントは、次の4つです。1.刺激している部分をブロックするつねに爪を短く切り、物理的に噛めないようにします。それでも指先を噛んだりする場合は、手袋をしてもいいでしょう。爪噛み防止のための専用マニキュアも販売されています。安全性は高いですが、治療中の病気がある、常用している薬があるという場合は、主治医と相談してください。2.別の行動に促す手持ち無沙汰にしていて、爪噛みをしそうなタイミングが分かるときは、「〇〇ちゃん、お片付けのお手伝いしてほしいな」「△△くん、これ、運んでくれる?」などと声がけし、別の行動をするように促してみましょう。3.代わりの刺激に置きかえる勉強をしているときに爪噛みをするという子どももいます。そんなときは、トゲトゲのついたゴムボールを持たせたり、グミやガム、スルメイカを与えたりして、別の刺激に置きかえてみましょう。効果のある方法は一人ひとり異なるので、子どもにあった代替刺激を探してみるといいでしょう。4.リラックスできる環境をつくる不安や緊張感が爪噛みに表れていることがあります。笑える動画を見たり、思う存分好きなマンガを読んだりするのも、ひとつの方法です。ホッとできるぬいぐるみと一緒に寝たり、触り心地のいいタオルケットを使ったりすることで、心が安らぐこともあります。爪噛みは、ストレスや手持ち無沙汰が原因のことも。やめさせるのに、きつく叱ると逆効果爪噛みは、不安やストレスが原因のこともあれば、単に手持ち無沙汰で癖になっていることもあります。障害がある子どもの場合は、自己刺激行動のひとつのこともあります。どの場合も、きつく叱ったり、注意したりして、無理にやめさせることは控えましょう。さらにストレスがたまり、爪噛みがよりひどくなる場合も考えられます。本人が安心できる環境づくりを意識したり、ガムやスルメイカを噛むなど別の行動に置き換えたりして、爪噛み癖と上手に付き合っていくことが大切です。子どもの爪噛み、爪を噛む癖は発達障害と関係ある?爪噛みがやめられないのは、なにか障害が関係しているのでは?と考えることがあるかもしれません。発達障害などがある人にみられる、自己刺激行動の一つに爪噛みがあります。自己刺激行動とは、自ら刺激を求めにいく行動のことで、五感から受け取る刺激を過剰に感じてしまう「感覚過敏」や、反対に刺激を受け取りにくい「感覚鈍麻」があると、出ることがあります。また爪噛みは、チック症や強迫症の関連疾患である身体集中反復行動症がある場合も表れるといわれています。しかし、爪を噛むからといって、必ずしも障害や疾患があるわけではありません。単なる癖の場合も多く見られます。爪が変形するほど噛み続けたり、爪噛みがやめられなくて外出できない、など、日常生活に影響を及ぼしたりする場合は、かかりつけ医に相談してみましょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年11月29日舌ブラシのトップブランドであるSHIKIEN株式会社(本社:新潟県新潟市、代表取締役:田中 克弥)では、口臭予防のみならず、冬から早春に向けて感染が拡大する「風邪」や「インフルエンザ」、さらに「新型コロナウイルス」などの感染症予防のためにも、舌ブラシの活用オススメサイトをシリーズで提案していきます。お口のケア オススメサイトURL: 歯科検診の義務化が2025年に予定されるなど、口腔衛生への関心が一気に高まりを見せています。歯科医師や歯科衛生士など多くの歯科医療専門家が、通常の歯磨きだけでなく「舌ブラシ」の使用も1つの選択肢として推奨しており、口腔ケアとしての歯磨きだけでなく、口腔環境を清潔に保ちたいという大人には、口腔内の雑菌などを除去する「舌ブラシ」の使用習慣を持つ人が増えています。■口臭の約90%は「舌苔」に原因があることをご存じですか?口臭は、口の中の疾患の他、耳鼻科的疾患や、消化器官内科疾患などが原因となり発生しますが、その約90%は舌苔が元となっていると言われています。舌苔(ぜったい)とは、舌の表面に付着した古くなった粘膜や、食べ物のカス、細菌などから出来る白や黄色の苔状の“汚れ”のこと。口臭成分の多くが、舌に溜まった食べカスのタンパク質が口の中の細菌で分解されて発生する「揮発性硫化物」で、これこそが、いわゆる生ごみや卵の腐乱臭のような悪臭=口臭を引き起こしているのです。舌苔が増えると口臭の原因になることはもちろん、感染症のリスクが高まることも・・・。口内には細菌がいっぱい■様々な疾患や感染症予防のためにも、舌磨きをおすすめします。口腔内には、数百種類の細菌が生息し、5千億個以上の細菌が存在しています。舌に付着した食べカスをエサとする虫歯菌・歯槽膿漏菌・カンジタ菌・肺炎菌・緑膿菌などが生息しており、呼吸器疾患・心臓疾患・脳疾患・感染症・アレルギー疾患などのトラブルの原因になるといわれています。また、私たちの口の中には免疫機能が備わっており、侵入する細菌やウイルスなどから体を守ってくれていますが、口腔内の状態が悪くなり免疫機能が低下してしまうと、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症に罹患するリスクが高まってしまうのです。舌を適切にケアして舌苔を除去、舌表面を清潔に保つことで免疫力を維持して、様々な疾患や感染症から身を守りましょう。■舌のケアにおすすめなのが「舌ブラシ」による舌磨きです!日本では、まだ“舌のケア”というと歯磨きのついでに歯ブラシで舌を磨く方が多いのではないでしょうか?舌はとてもデリケートなので歯ブラシのような毛先の固いブラシでゴシゴシ磨くと舌を傷つけてしまいます。結果、口腔内の状態が悪化することで口臭がさらに強まり、健康にも影響をおよぼしかねません。そこで、舌苔を優しく効果的に除去することを可能にする「舌ブラシ」での舌ケアをおすすめいたします。舌のケアにおすすめなのが舌ブラシ口臭予防をはじめ、あなたの健康を守るためにも、ぜひ「舌ブラシ」をご活用ください。◎専門家コメント井上 誠氏(医学博士:新潟大学大学院医歯学総合研究科摂食嚥下リハビリテーション学分野)は、「全身の健康はお口から。将来の健康寿命延伸や健康管理の上で、むし歯や歯周病の予防に加えて、舌を清潔に保つことも大事です。」と語っています。また、SHIKIENの開発担当の宮永氏は、「この3年間の新型コロナが猛威を振るう中、口腔ケアが見直されてきており、歯ブラシ+舌ブラシで口腔ケアをされる方が急増しました。2019年のコロナ前から比べると、舌ブラシ市場が急拡大しており、コロナ前は「口臭予防」としての購買だったのが、コロナ禍という影響もあり、「健康管理」で舌ブラシを購入する、という方が増加しています。さらに、このような背景により個々への「口臭予防」としてのアプローチではなく、家族みんなで「健康管理」に舌ブラシを使用していこうという事を主眼に、2023年6月、子供用も開発いたしました。子供のころから、「舌みがき習慣」をつけてもらい、井上教授の「舌を清潔に保つことは、全身の健康につながる」という健康習慣を身に着けてもらいたいです」と語っています。■ソフトな素材にこだわり、実証実験に基づいて開発されたSHIKIENの舌ブラシSHIKIENは、新潟大学大学院医歯学総合研究科との共同研究により舌専用の舌磨きスムーザー「W-1」を開発。舌の微細構造に対して歯ブラシでは取り除きにくい食べカスや舌苔を効果的に除去するために設計されています。舌をなでる様にやさしく磨くだけで驚くほど汚れがよく落ち、お手入れも簡単です。断面 極細ナイロン繊維がより細かく、柔らかくなりました。【主な商品紹介】<舌みがきスムーザーW-1 PREMIUM>全4色 希望小売価格 各638円(税込)・大人用の舌ブラシです。・特殊加工された極細ナイロン繊維が片面に約8,000本!・フック形状の極細ナイロン繊維が舌乳頭の間にあらゆる角度で入り込み舌苔を絡め取ります。舌みがきスムーザーW-1 PREMIUM子ども用 (2023年6月新発売)<舌みがきスムーザーW-1 PREMIUM for Kids>全2色 希望小売価格 各638円(税込)・ハンドル部に柔らかな樹脂素材を使用しており、お子様でも安心安全に使用できます。・W-1シリーズ中でも舌に優しく舌触りが気持ち良い舌ブラシです。・フック形状の極細ナイロン繊維が舌乳頭の間にあらゆる角度で入り込み舌苔を絡め取ります。子ども用「舌みがきスムーザーW-1 PREMIUM for Kids」※SHIKIENの全商品に関しましては、以下「SHIKIENオンラインショップ」にてご確認ください。URL: ■会社概要会社名 : SHIKIEN株式会社所在地 : 〒956-0057 新潟県新潟市秋葉区新津四ツ興野1735TEL : 0250-23-0141代表者 : 代表取締役 田中 克弥業務内容: 舌ブラシの製造販売HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月24日皆さんは、家族の看病をしたことはありますか?今回は、義母が風邪をひいたときのエピソードを紹介します。イラスト:夢鳥ねむ義母の風邪義母の友人に自慢まったくのデタラメを…ひどい仕打ち…褒めてくれるのかと思いきや、まさかの嫁イビリで傷ついてしまった主人公。嫌な気持ちにならないよう、お互いに配慮することができたら理想ですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年11月21日風邪やインフルエンザなどの流行が気になるこれからの季節、なるべく体調を崩さないで過ごしたいですよね。風邪予防には免疫力を下げないことが大切ですが、実は、朝ごはんの選び方によっては免疫力を下げてしまう可能性があるのです。そこで今回は、管理栄養士の筆者が免疫力を下げてしまう朝ごはんについてお伝えします。免疫力アップのためのポイントもお伝えしますので参考にしてください。免疫力を下げる食事とは免疫力が下がると、風邪をひきやすくなったり、回復が遅くなったりとさまざまな不調の要因となります。では、免疫力を下げてしまう食事にはどのような特徴があるのでしょうか。たんぱく質が不足しているたんぱく質は、細胞や免疫物質をつくるために重要な栄養素です。慢性的に不足すると、免疫力が下がる要因となります(※1)。そのため、なるべく毎食たんぱく質を意識して摂れるといいでしょう。また、三大栄養素である糖質・脂質・たんぱく質のなかでも、たんぱく質はより多くの熱を産生する栄養素なので、朝ごはんに取り入れることで体温アップも期待できます(※2)。たんぱく質は肉・魚・たまご・大豆製品などに多く含まれているので、毎食偏らないように様々な食品を取り入れるとよいでしょう。朝ごはんなら、たまご焼きや納豆を食べる、みそ汁に豆腐をプラスするなどの工夫もおすすめです。腸内環境が悪化しやすい食事免疫力をアップさせるには腸内環境を整えることも重要といわれています。腸内環境を整えるためには、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を増やさないための工夫が大切。善玉菌を増やすためには、善玉菌そのものが含まれている発酵食品(ヨーグルトや納豆など)、善玉菌を増やす働きのある食物繊維やオリゴ糖を含む食品(野菜・果物・大豆製品など)を食事に取り入れることが有効です。また、悪玉菌が増える要因として脂質が多い食事が挙げられます。油が多く使われている食事は摂りすぎないように気を付けましょう(※3)。免疫力を下げやすい朝ごはん3つここからは、免疫力を下げないために、なるべく避けたい朝ごはんメニューを3つ紹介します。ただし、絶対に食べてはいけないわけではありません。食べすぎに注意したいものとして参考にしてください。カップ麺これからの季節は気温も下がってくるので、温かい麺類が欲しくなることもあるでしょう。しかし、カップラーメンやカップ焼きそばなどには脂質が多く含まれているため、食べすぎると腸内環境を悪化させる可能性があります。また、たんぱく質や野菜が不足し栄養バランスが偏りやすいため、毎日のように朝ごはんとして食べるのは控えたほうがいいでしょう。麺を食べたいときは、ノンフライ麺の活用や、野菜やたまごをプラスするなどのアレンジがおすすめです。菓子パン菓子パンは手軽に摂りやすいため、朝ごはんに取り入れている人もいるかもしれません。しかし、菓子パンは糖質や脂質が多く含まれていて、栄養バランスが偏りやすい食べ物です。そのため、ごはんというよりはおやつとしてたまに楽しむ程度がよいでしょう。朝ごはんでパンを食べたいときは、食パンにたまご・野菜を組み合わせるなど、たんぱく質や食物繊維もしっかり摂れるメニューがおすすめです。また、パンのなかでもライ麦パンや全粒粉パンなどには食物繊維が多く含まれていますよ。加工肉加工肉とは、ハム・ベーコン・ソーセージなどです。これらは朝ごはんに取り入れやすい食品ですよね。もちろん少量なら問題ありませんが、脂質が多く含まれているため、摂りすぎは腸内環境を悪化させる要因となります。加工肉のほかにも脂身の多い肉・揚げ物・スナック菓子・洋菓子などには脂質が多く含まれています。朝ごはんだけでなく、ほかの食事でも摂りすぎには気を付けましょう。免疫力アップには和食がおすすめごはんを主食とした和食は、野菜・豆類・魚なども摂りやすく、免疫力アップに大切なビタミン・ミネラル・食物繊維の摂取量も増やしやすいといえます。さらにごはんはパンや麺に比べて食物繊維や水分を含み、便通を整えやすい食べ物です。主食の中でもごはんは脂質が少ない食品であり、和食は洋食と比べても脂質が少ないメニューが多いため、朝ごはんには和食を選ぶとよいでしょう(※4)。朝ごはんはバランスよく食べて免疫力アップ免疫力アップを目指すための朝ごはんは、できるだけバランスよく摂ることが大切です。腸内環境を整えるための食物繊維や発酵食品、たんぱく質が摂れるメニューをぜひ意識してみてください。また、今回ご紹介した「免疫力を下げやすい朝ごはん」も、摂りすぎなければ大丈夫。朝ごはんをしっかり食べて、これからの季節も元気よく過ごしましょう。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネットたんぱく質※2 厚生労働省.e-ヘルスネット食事誘発性熱産生 / DIT※3 厚生労働省.e-ヘルスネット腸内細菌と健康※4 農林水産省.お米と健康・食生活©GrandJete/PIXTA(ピクスタ) ©buritora/AdobeStock ©polkadot/AdobeStock筆者情報寺内麻美管理栄養士を取得後、病院での給食や栄養管理、クリニックで生活習慣病予防のための食事指導に携わる。現在はダイエットサポートやレシピ制作、根拠のあるデータをもとに食や健康コラムの執筆などを行なっている。文/管理栄養士・寺内麻美
2023年11月19日皆さんは、パートナーの言動に不満をもったことはありますか?今回は、夫の文句にモヤモヤした女性のエピソードを紹介します。イラスト:mizukusan感染症にかかった夫数日後に妻が…夫からの小言…まさかの文句!?夫が感染症にかかり、看病していた主人公にもうつってしまったようです。ところが、夫からの心無い文句にモヤモヤしてしまいました…。困ったときこそ、夫婦で助け合っていきたいですね。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年11月15日皆さんは、家族の行動にショックを受けたことはありますか?今回は、風邪を引いた妻に冷たい夫と義母のエピソードを紹介します。イラスト:うおこ風邪をひいた主人公子どもの面倒を見ない夫…夫は遊びに行ってしまい…義母に連絡すると…主人公が風邪をひいても、自分の都合を優先する夫。義母に責められてしまった主人公は、ショックを受けたことでしょう…。困っているときこそ、家族で助け合っていきたいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年11月12日数年前に未知の病として恐れられていた新型コロナウイルス感染症も、今は一般的な病気になりつつあります。新型コロナウイルス感染症は後遺症があることが知られていますが、実は更年期に起こる体調不良の症状とよく似ています。そこで、それぞれどんな症状があるのか、見分けることはできるのか、改善策はあるのか、産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。【チェック】今あなたがつらい症状は?コロナ後遺症と更年期症状には共通する症状があるまず、コロナ後遺症にはどんな症状が出るとされているのでしょうか。「現在まで、コロナ後遺症として厚生労働省が報告しているのが疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、痰、息切れ、胸の痛み、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下などです。コロナ後遺症については、今も世界的に調査研究が進められている段階であり、まだ不明な点が多いのが現状です」(駒形先生)一方の更年期症状には、どんなものがあるのでしょうか。「更年期症状は多岐にわたります。大きく3つ『血管運動症状』『精神的症状』『身体的症状』に分けられます。まず『血管運動症状』には、のぼせ、顔のほてり(ホットフラッシュ)、動悸、息苦しさ、疲労感、頭痛、肩凝り、めまいなどがあります。次に『精神的症状』には気分の落ち込み、倦怠感、イライラ、意欲の低下、不眠、食欲低下などがあります。そして『身体的症状』には腰痛、関節・筋肉痛、冷え、しびれ、疲れやすさ、湿疹、かゆみ、頻尿などがあります」(駒形先生)コロナ後遺症と更年期症状を比較してみると、動悸、息苦しさ、疲労感、倦怠感、頭痛、関節・筋肉痛といった症状が共通しているようです。あなたの一番つらい症状は、これらに含まれるでしょうか?どちらが不調の原因か見分けはつく?すぐに見分けはつかないが長引くなら更年期症状の可能性大コロナ後遺症と更年期症状には共通する症状がありますが、見分けはつくものなのでしょうか。「残念ながら、すぐに見分けるのは難しいです。ただ、厚生労働省の報告によれば、コロナ後遺症は時間経過とともに症状が改善することが多い、とされています。一方の更年期症状は閉経を挟んだ前後5年、10年ほど続くのが一般的ですので、なかなか改善されない場合は更年期症状の可能性があります。ただしその場合も、更年期症状以外の疾患による症状の可能性もあります。気になる症状が続く場合は婦人科を受診しましょう。医療機関では、コロナ後遺症か更年期症状か診断がつかなくても、各症状に応じた対症療法がおこなわれるので、問題はないと考えます」(駒形先生)どちらであっても症状を緩和する対策はある?漢方学における「気」「血」の改善で対策コロナ後遺症も更年期症状もあまりはっきりしない症状が多いようです。自分でできる改善策はあるのでしょうか。「コロナ後遺症と更年期症状の共通症状である、動悸、息苦しさ、疲労感、倦怠感、頭痛、関節・筋肉痛などは、漢方学の基本概念のうち「気」「血」「水」の「気」と「血」が不足している状態にあります。女性は生理があるので、コロナ後遺症や更年期症状とは関係なく基本的に「血」が滞る「お血(おけつ)」の状態です。閉経をしても上半身と下半身の血流バランスは乱れたままなので、「お血」の改善には有酸素運動と筋トレが効果的です。筋トレというとつらいイメージがあるかもしれませんが、まずは普段動かしていない筋肉を気が付いたときに動かすようにするだけでも全然違います。例えば、パソコン仕事をしている人は脚を使わないので休憩時間に足踏みするとか、肩を動かしていないなら回してみるとか。できることから始めれば良いと思います。そして「気」は酸素が足りない「気虚」の状態なので、深呼吸が有効です。深呼吸をするとき大切なのは、横隔膜をしっかり動かしているかどうか。ポイントは以下の通りです。息を吐くことに重点を置きましょう。深呼吸であれば10秒かけて吸って、30~40秒かけてゆっくり吐くのが理想的です。吸うときは、胸とおなか、両方を膨らませてもOK。体幹や四肢の筋肉に力が入り体に無駄な力がかからなくなります。猫背や反り腰にならないよう、「正しい姿勢・体幹」を意識。横隔膜を動かすことで自律神経を刺激し、バランスを整える効果もあります。横隔膜には自律神経が密集しています。心臓や腸とは違い、自分でコントロールできる唯一の臓器なのです。まずは1日に数回、全力で呼吸する時間を取ってみましょう。最初は1日1回でも良いと思います」(駒形先生)まとめ体調が悪いと原因を知りたくなりますが、コロナ後遺症についてはまだわからないことが多いということ。これから明らかになるでしょうが、まず私たちができるのは不調をいかに改善できるかということでしょう。体をできるだけ動かすこと、意識的に深呼吸をおこなうことなど、できることから始めてみてはいかがでしょうか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(51歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年11月11日例年12月後半頃から流行するインフルエンザですが、今年はすでに流行が始まっています。毎年感染症にかかってしまう人や免疫機能の低下が気になる人は、今すぐ対策を始めることをおすすめします。そこで、中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、インフルエンザに感染する原因となるNG習慣と、すぐにできる対策を教えてくれます!免疫機能の低下が気になっていませんか?【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 239コロナ渦の3年間は、インフルエンザに感染する人はかなり減っていましたが、今年は非常に増えてしまっていますよね。それに加え、また新型コロナウイルスに感染する人が増えてきてしまったら、免疫機能が低下している人は何度も様々な感染症にかかってしまうかもしれません。そうなれば、つらい日々を過ごすことになり、心も体も疲弊してしまうでしょう。そうならないようにするためには、体の基礎作りがとても重要です。もうインフルエンザにかかってしまった人も、毎年感染症にかかってしまう人も、食事・睡眠・運動のレベルをワンランクアップしていく必要があるのではないでしょうか。ということで今回は、インフルエンザにかかりやすいタイプ、そして、その対策について、食事の観点から解説し、効果的な食薬習慣を紹介していきます。今週は、インフルエンザ対策のための食薬習慣例年であれば、年明け頃からインフルエンザが流行するとされていますが、今年は一足早く流行が始まっています。また、インフルエンザは経験されているかたも多いと思いますが、ワンシーズンに何度もかかってしまうかたもいらっしゃいます。その一方で、一度もかかったことのないかたも一定数いますよね。あなたはどちらでしょうか。この違いは免疫機能の違いですが、漢方医学では『気虚』や『腎虚』の人が感染しやすいとされています。たとえば、朝、昼の食事を適当に済ませ、夜だけがっつり食べたり、ストレスが多く、日中クッキーやスナック菓子や菓子パンなどを食べたりしている人、また、毎日晩酌で気分転換したり、会社やスーパーの往復など最低限の運動量で毎日過ごしていたり、深夜までSNSや動画などを見ている人などがこれに当たります。自身の食事・運動・睡眠・ストレスなどの状態に配慮しておらず、自己管理ができていない人が『気虚』や『腎虚』になりやすく、インフルエンザにかかりやすいタイプと考えられます。ということで、今回は『補気』と『補腎』のために役立つ食薬をおすすめします。今週食べるとよい食薬は、【牡蠣と玉子のチゲスープ】です。逆にNGな習慣は、腸内環境を乱す【気分転換のクッキーやスナック菓子】です。食薬ごはん【牡蠣と玉子のチゲスープ】『腎』や『気』のサポートとなる亜鉛やマグネシウムなどミネラルを豊富に含む牡蠣の料理を取り入れましょう。そして、体を温めるカプサイシンを含み、免疫の要となる腸内環境を整える発酵食品であるキムチを合わせ、アミノ酸スコア100のフワフワ玉子を加えることで『補気』できるスープがおすすめです。<材料>トマト1個(さいの目)キムチ60g豆腐半丁(スプーンですくって一口大)水400ml牡蠣6個味噌大さじ1~2すりゴマ大さじ1溶き玉子2個<作り方>味噌と溶き玉子以外の材料をお鍋に入れ、ひと煮たちさせる。味噌をとき、溶き玉子を加え、玉子が固まったら完成。NG行動【気分転換のクッキーやスナック菓子】市販のクッキーやスナック菓子は、砂糖や異性化糖、人工甘味料×小麦粉×酸化した油などでできているものが多いです。習慣が体を作ることは、皆さんご存じだと思いますが、毎日の気分転換やストレス発散として、そういったものを食べる習慣を身に着けていたら、健康から遠ざかってしまうことはイメージしやすいのではないでしょうか。これらは、免疫機能を整える上で大切な腸へのダメージを与える食材です。そのため、口内炎やヘルペス、ものもらい、カンジダ膣炎などになりやすく、最近免疫が低下しているのではないか…と考える人は、控えることがベターです。人の往来が増え、忙しい年末年始へと向かっていきます。ウイルスと出くわす機会も多く、生活習慣が乱れる機会も多くなる時です。自分の体は自分で守ることができるように、家庭でのご飯は、体をいたわるご飯になるようにしたいですね。そのほかにも心と体を強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン®』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち®」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©akaricream/Adobe Stock文・大久保愛
2023年11月10日皆さんは、夫の行動にため息がもれたことはありますか?今回は、風邪で寝込んでいたときのエピソードを漫画で紹介します。イラスト:いのくち風邪で寝込んでいたとき夫の言葉に甘えて美味しそう!キッチンを見にいくと…体調を崩した妻を心配して料理をしてくれた夫。後片づけまでしっかりとしてくれたら、より嬉しかったですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年10月31日今回は、自分の勘で息子の緊急事態を救ったエピソードを紹介します。ある日、息子が風邪をひいたので病院に連れていくことにした主人公。しかし、夜になっても息子の体調は悪化するばかりでした…。息子が風邪をひいてしまい…大したことはないはずが…[nextpage title="T0L`S0W…"]咳が悪化し夜間救急へ!しかし医師の対応は…体調が悪化していく息子に、主人公は不安が募るばかり。医師の言葉にも、モヤモヤしてしまいますね…。はたして、息子は無事に回復できるのでしょうか。作画:Kito原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年10月29日子どもと一緒に、風邪をひいてしまったママ。そのときの夫とのエピソードをご紹介します。 こんな夫だとは思わなかった…子どもが保育園から風邪をもらってきてしまい、私も風邪をひいてしまい 2人でダウンしてしまったときがありました。夫はちょっとイライラした様子でコンビニで買ったお弁当などを食べて過ごしていました。 その後、 こちらが治ったことに関して「治って良かった!」などの気遣いの言葉は一切なく「あのときのコンビニ弁当は本当にまずかった。最悪な気分だったよ」と言われ、私が家事をしてくれなかったことを根に持つような発言までされました。夫の言葉に私は驚愕。当時の夫の言葉は、今でも忘れることはできません。 作画/miyuka 著者:田中 さおり1児のママ。食べ盛りの息子のために在宅ワークにて奮闘中。
2023年10月26日皆さんは、義家族の発言に驚いたことはありますか?今回は「義父が結婚式に口出しした理由」を紹介します。イラスト:ジョアン口出ししてきた義父世間で感染症が流行しているころに結婚した主人公と夫。夫が結婚式に祖母を呼びたいと言ったので、感染症の流行が収まってから結婚式を挙げようと考えていました。しかしそれを知った義父が「なるべく早くに挙げろ!」と言ってきて…。義父の企みにびっくり出典:lamire主人公夫婦は急遽、結婚式を挙げることになりました。その後も結婚式場やご飯など、いろいろなことに口を出す義父。こうして主人公夫婦の結婚式準備は、義父の言いなり状態で進んだのです。結婚式の日付けを決めようとしていたときのこと。ここでも義父は口を出してきます。日付けは自分たちで決めたかった主人公夫婦は、義父に何日か候補をあげました。しかし、義父は主人公夫婦の案をすべて却下し、義父の誕生日に結婚式をするよう言ってきたのです。このままでは、結婚式ではなく義父の誕生日会にされてしまうと気づいた主人公は、慌てて抵抗。そして初めに主人公夫婦が希望していた日で、押し進めることにしたのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(lamire編集部)
2023年10月25日来年から小学校に通う5歳のもちおくん。ある日、風邪を引きますが、数日間熱が下がらず、さらに足に痛みが出て歩けなくなってしまいました。病院で診察を受けた結果、医師の診断はねんざ。また足に発疹のようなものがあり、違和感を覚えたママですが、医師に虫刺されと言われてしまい……。もちおくんはある病気に侵されていたのです。 「ただの風邪…じゃない?」病院へ行ってみると 来年から小学生になるもちおくんですが、鼻水が止まらず数日間微熱が続いていました。すると、体調不良に加えてアキレス腱の周辺に痛みが出てきたのです。 いつもと様子が違うと感じ、心配になったママが病院へ連れて行くと、医師は「ねんざかな。湿布を出しますので様子見してください」と言います。赤い発疹のことも伝えますが、虫刺されとのこと。 医師にそう診断された以上、何も言えないのでこの日は帰宅することに。しかし、どこか腑に落ちないママでした。 微熱に加えて、足の痛みや発疹など異変に気が付いたママでしたが、医師にねんざと診断されれば、それ以上言いにくいですよね。納得のいく診断や治療法が見つかるように、他の病院を受診することも一つの手です。もちおくんの体調が心配ですが、はっきりとした病名などが判明することを願うばかりです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年10月24日完全には防げないけどラクになった!一家揃って倒れないよう家庭内の感染対策は大事娘・ふーみんは保育園に通い始めてからよく風邪をひくようになり、私にも毎回うつってしまうようになりました。最初は「産後は体が弱ってるから仕方ないのかな」と思っていたのですが、夫もよく風邪をひいていて、しかも二人とも以前より治りが遅いことに気づいたんです。もしかして産後ってだけじゃなく、風邪をひきやすく治りにくくなった理由が他にもあるのではと思って夫婦で考えてみたところ、心当たりがたくさん!・子育て中は、常に子育てと家事と仕事で疲れていて、体力も気力も不足しがちだから。・子どもは風邪をひくと不快感からぐずったり夜泣きをしたりしてしまうため、普段以上に手がかかって親はより疲れたり睡眠不足になったりするから。・子ども相手だと距離を取れないので、親は近距離から咳などによって飛沫を浴びてしまうから。・子どもを連れて小児科に行くことも多く、そこからもらってしまうこともあるから。・小さな子どもはまだトイレで排泄することができず、親は排泄物のついたおむつを処理するから。また、抱っこしている時などに嘔吐してしまうから。・子どもが風邪をひいているときに感染すると、親は子育てや看病、家事を休めないため、自分の回復が遅れるから。つまり、親はもともと疲れ気味のところに、子どもの看病というタスクが増えて疲弊し、子どもと距離を取ることもできず飛沫などを浴びるため、感染待ったなしだからか〜と納得!大体の理由がわかったら対策も取れるので話し合って、以下のような工夫をすることにしました。・風邪の気配を察知したら家の中でもマスクをし、こまめに手洗いをする。・娘が風邪をひいたら早めに生活エリアをわける。とはいっても住んでいる場所はマンションのワンフロアで完全隔離できるほどの広さはないため、寝室や居場所を分ける程度。・看病するのは私か夫の片方だけ。もう片方は、交代に備えて家事をしながら仕事を進めておく。・小児科に行く時は、発熱外来にかかる時以外は、なるべく空いている時間帯に行く。マスクをする。・娘と一緒に食事をとらない。娘の食事が終わってテーブルを消毒してから、私たち親が別々に食事をとるようにする。・同じタオル、コップや食器類などを共用しない。娘の食べ残しは捨てる。・嘔吐物や排泄物は、手袋とマスクをして片付けたり、必要な場合はハイター等で消毒する。・何らかの感染症が流行している時には、なるべく外出を控えて家で過ごす。「できるだけ風邪を持ち込まない!」がスローガン。これによって、ふーみんと同時期に親も風邪をひくようなことは激減。しかし、どうしても看病していると感染することはあります。でも、そうなったとしても、もう一人とバトンタッチできるので安心です。今では家庭内の感染対策は大切だなと思うようになりました。投稿募集子どもってめちゃくちゃ風邪をひきますよね。家でやっている感染対策、看病中に気を付けていることなどがあれば教えてください。#我が家の感染対策と看病の心得#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、10/29(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2023年10月22日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。感染症が流行り出して…感染症が流行り出したころのこと。普段、夫は食堂を利用していた夫ですが、食堂に人がいっぱい集まることを気にしていたようで、お弁当を作ってほしいという依頼が。夫の弁当を作ることに出典:CoordiSnap主人公は仕方なくお弁当を作ることを承諾しましたが、ある日、疲れてお弁当が作れず、夫に相談することにしました。すると夫は…。問題さあ、ここで問題です。この後、夫はなんと言ったでしょうか?ヒント夫は、お弁当を作ってもらえることが当たり前だと思っていたようです。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:CoordiSnap正解は「別にいいよ」でした。主人公が明日のお弁当はなしにしてもいいか聞くと、夫から「あー別にいいよ」と、言われてしまいます。悪気はなかったのかもしれませんが”別に”という言い方にモヤっとしてしまった主人公は、苦笑いを浮かべたのでした…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年10月19日体力おばけだった夫も風邪っぴきに夫も私と同様に娘から風邪をもらって寝込んでいた!集団生活を始めて最初に受ける洗礼……それは「風邪をめちゃくちゃもらってくること」!ふーみんも入園直後から毎月のように風邪をひくようになりました。最初の頃は、1カ月の半分くらいは休んでいるんじゃないかといった感じで、登園した日を数えたほうが早いほどお休みが続きました。それからは少し頻度は落ちたものの、やはりまだまだ風邪をひきやすい。クラスのお友達の誰か一人が風邪をひけば、もれなくもらってくるほどです!そして、ふーみんが風邪をひくと、ものすごい高確率で私たち夫婦にもうつってしまいます。私自身、産前は数年に一度程度しか風邪をひかず、仮に少し風邪っぽいかなと思ったとしても、一晩寝れば次の日には全快しているほど風邪知らずな生活でした。よく”出産後の女性は疲れやすくなる”、”出産は身体的なダメージが大きい”と聞いていたので、風邪をもらいまくるのも「出産のダメージってすごいんだな。子どもからの風邪も毎回うつってしまうほど、体がずっと疲弊しているのか」と思い、仕方がないことだと諦めていました。しかし、ある日ふと気づいたのです。夫も私と同様に娘から風邪をもらって寝込んでいたことに!夫は、私に輪をかけて風邪をひかないタイプです。夫とは同僚だったので(漫画家さんのアシスタントとして)付き合う前から知っていたのですが、風邪で休んでいるところを1度も見たことがありません。本人に聞いてみたところ、子どもの頃からあまり風邪をひいたことはなく、体調がよくないなと思っても一晩寝れば完全復活していたそうです。がんを患った経験はあれども、日頃の風邪はほぼ皆無の体力おばけの夫。その夫も、毎回高確率でふーみんの風邪をもらって寝込んでいる。私はてっきり「産後だから風邪をひきやすい」と思っていたのですが、もしかしてそれだけではないのかな、と思いました。(続く)投稿募集「産後すぐに動くと更年期が重くなる」など、産後にまつわる迷信って多いですよね。何か知っているものがあれば教えてください!#産後にまつわる迷信#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、10/22(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2023年10月15日