Instagramで3歳上の夫との日常を、エッセイ漫画にして発信しているサクライさん。子宮頸がん検診を受けたところ、医師から「右側の卵巣が7cmくらいに腫れていますね」と告げられ、再検査をすることになり……。 そういえば…!※作中でサクライさんは「らっこ」という名前で描かれています。 子宮頸がん検診で、右側の卵巣が7cmくらいに腫れていると診断されたサクライさん。医師からは、卵巣の大きさから手術をしたほうが良いと言われ、後日婦人科で再検査を受けることになりました。 ※スーちゃんはサクライさんの夫です。 検診後、サクライさんはカフェでしばしの休憩を取りながら、医師に告げられたことを頭の中でグルグルと考えていました。問診中に医師から「頻尿や便秘に悩まされていたり、排便痛や腰痛、生理痛がひどかったりしないか」と聞かれたことを思い出し、最近の生理痛について思考を巡らせます。 10代や20代前半ごろのサクライさんは、生理痛がほとんどなく鎮痛薬を飲まなくても平気だったそう。しかし、最近は生理痛がとても重く、鎮痛薬も以前より効きにくくなったのだとか。 けれど、サクライさんは「年齢によってホルモンバランスにも変化があるだろうし、生理ってこういうものだよね」と、ずっとつらい生理痛に耐えるばかりで、「もっと早く婦人科を受診していたら手術にならなかったのかもしれない」と今になって後悔したそうです。 サクライさんのように、生理痛がひどくても「みんなこのくらいの生理痛に耐えているのだろう」「ホルモンバランスの影響で体調が崩れるのは仕方がない」と思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、中には婦人科疾患が原因で生理痛がひどくなっているケースもあるため、気になる方は婦人科を受診すると良いかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 サクライさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター サクライ
2023年09月24日どうして私はこんなに痛い目に遭わなきゃいけないの…!?ひどい生理痛を患っていたえんさんはピル治療で痛みから解放されるが、今度は卵巣嚢腫破裂を起こしてしまう。救急車で運ばれた病院では、すぐ治療をしてもらえるのかと思いきや医師は朝まで来ず、痛みで一睡もできないまま朝を迎えることに。そして、わけもわからないほどの激痛を感じながらやっと診察してもらい、緊急手術を受けるのだった…。重い生理痛に長年悩まされ、さらに卵巣嚢腫破裂という痛い経験をする女性が、その後結婚。生理と子宮内膜症に不安を抱えながら妊活の末に妊娠、出産をするまでの実体験を綴ります。■前回のあらすじ痛すぎて一睡もできず迎えた朝、痛みはワケがわからないほどひどくなっていて、まともに受け答えすることも動くこともできなくなっていた。そして診察の末、卵巣の破裂が確認され、緊急手術を受けるのだった。■再発の可能性があるの…!?腹腔鏡手術は仕事への復帰も早い(らしい)。私の場合は術後4日目に退院、退院後から4日間の自宅療養でした。しかし実際はヘソは痛いし、体力も落ちて食事もおかゆなど柔らかいものしか受け付けず、気持ち的には1ヶ月くらい休みたかったです…。■結婚を意識する相手ができて…術後の痛みがおさまり、元の日常生活に戻って来た頃、現在の夫・ハト氏と良い関係になり、結婚を意識するように。ハト氏に子宮内膜症であること、手術を受けたこと、薬を飲んでいることなどを話した上で同棲することになり、彼の住む地に引っ越しました。しかしその後、ストレスのせいか不正出血が増え始めました。そこで医師と相談し、少しの間薬をやめて血を出してしまおうということに。その頃は、終わりの見えない通院や薬の服用に不安になることも多かったです…。次回に続く「生理痛・卵巣嚢腫破裂がしんどすぎて出産が〇〇だった話」(全15話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年09月23日どうして私はこんなに痛い目に遭わなきゃいけないの…!?仕事や生活がままならなくなってしまうほどの生理痛を抱えるえんさんは、ピル治療で生理痛がなくなりひと安心。しかし、痛みから解放されたのも束の間、今度は卵巣嚢腫破裂を起こしてしまう。夜遅く救急車で病院に運ばれると看護師から「先生は朝まで来ません」と言われ、痛み止めもまったく効かず…。この激痛に朝まで耐えなきゃいけないの!?重い生理痛に長年悩まされ、さらに卵巣嚢腫破裂という痛い経験をする女性が、その後結婚。生理と子宮内膜症に不安を抱えながら妊活の末に妊娠、出産をするまでの実体験を綴ります。■前回のあらすじ救急車で深夜病院に到着するが、痛みが激しく嘔吐。しかも看護師から「朝まで先生は来ない」と言われてしまう。痛み止めが効かず喉が渇くのでナースコールを押すと「手術の可能性があるから飲食禁止」と言われ…。■早く朝になって…!救急車では手術予定の病院(大きめの総合病院)に運ばれました。「このまま朝までなんて正気か?」とは思いましたが、それが病院の判断だったので命に関わることではないんだろうと思いました。病室での女性の声は断続的にしばらく続きました。看護師さんの「ごめんなさいね」は、声が気になって眠りづらいことを指していたんだと思いますが、痛すぎてどのみち眠れなかったし「謝るところそこじゃなくない?」とは思いました。 病院に着いた後はスマホさえ触れない状態(体が痛すぎて)で、気を紛らわすこともできませんでした。■やっと緊急手術に…漫画では細かい部分は省いています。手術の説明は母も一緒に聞き、母も同意書にサインしました。救急車を呼んだとき上司にも連絡(破裂したら救急車を呼ぶことは事前に上司・同僚にも伝えていた)していて、夜だったので少し離れた所に住む両親には朝になったら連絡しようと思っていました。しかしみるみるうちに痛さが増していき、スマホを触れるような状態ではなくなりました。救急車で病院に着いたとき、上司もすぐに病院に駆けつけてくれて、救急車で運ばれた人がいったん運ばれる場所があり、そこは家族しか入れないらしいのですが、上司が「家族みたいなものだから!」と病院の人を説得して私のところに来てくれました。そこで私の様子を見て状況を察し、私の実家に連絡してくださり、その後母も来てくれていました。 漫画で伝わっているかわかりませんが、言葉にし難い激痛で…、車イスにも内診台にも乗れる状態ではなかったけれど、本当に死ぬ気で少しずつ動いて診察を受けました。 服は本当に切ってほしかった。看護師さん的には私の服を切らずに済むようにしてくれたんだと思うけど…。この漫画を描くにあたって、当時の手術説明書を引っ張り出して読んだら結構怖いことが書いてありました。でも「同意する」以外の選択肢はないよ。本当に生きてて良かったです…!次回に続く「生理痛・卵巣嚢腫破裂がしんどすぎて出産が〇〇だった話」(全15話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年09月22日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回は、まゆんさんの病棟に入院している末期がんを患う加藤さんのお話です。日に日に病状が悪化する加藤さんがやり残したこととは一体……。こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。入院中の加藤さんは物静かでよく本を読んで過ごしていました。あるとき、体調確認を終えて病室を出ようとすると、床頭台(ベッドサイドに置かれているテーブル代わりの収納台)に足をかけて通せんぼしてきたのです。「仕事で各地のうまいもんをたくさん食べてきた」と言った加藤さんは、もう食事も入らない状態でした。その姿に私は何も言えず、ただ加藤さんが教えてくれた信州そばを食べる約束しかできませんでした。その後、加藤さんは自力で起き上がることもできなくなり、私を「五島」の愛称で呼ぶこともなくなりました。加藤さんは「人生悔いなし」と言った後、私がおすすめした五島の冷やしうどんを食べていないのが悔いだと笑いました。加藤さんは、今でも忘れられない患者さんです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2023年09月22日どうして私はこんなに痛い目に遭わなきゃいけないの…!?年齢を重ねるにつれひどくなっていく生理痛に苦しんでいたえんさん。ピルを服用し始めて激痛から解放されるが、今度は右側の卵巣がパンパンに腫れてしまう。病院で手術することになるが、予約が混んでいて2ヶ月先に。しかし、手術まで1ヶ月という時期に、卵巣が破裂してしまったようで…!?重い生理痛に長年悩まされ、さらに卵巣嚢腫破裂という痛い経験をする女性が、その後結婚。生理と子宮内膜症に不安を抱えながら妊活の末に妊娠、出産をするまでの実体験を綴ります。■前回のあらすじ手術を受けることにするが、予約が混んでいるため手術は2ヶ月先に。手術まであと1ヶ月というある日、友人と食事をしていると突然お腹が痛み出し…。先生のアドバイス通り、すぐに救急車を呼ぶのだが…。■病院に着くなり嘔吐救急車が到着したときの「助かった感」からの地獄…!■痛み止めが効かない!救急車で運ばれたのにすぐに診てもらえないなんて、おかしかったのかも? と、今さらながら疑問に思うのですが(ちなみに5年前の出来事です)…。 喉がカラカラで、うがいだけでもと思いましたが、ちょっと動くだけでそれはそれは激痛で。うがいをするという行為もとんでもなく難しいことに思えて諦めたのでした…。次回に続く「生理痛・卵巣嚢腫破裂がしんどすぎて出産が〇〇だった話」(全15話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年09月21日どうして私はこんなに痛い目に遭わなきゃいけないの...!?年齢を重ねるにつれひどくなっていく生理痛に苦しんでいたえんさん。ついに生理痛のせいで生活や仕事に支障が出るようになったため、ピルを服用することに。すると毎月の激痛から解放されて、気分は最高! しかしそんな幸せを噛みしめていたある日、右側の卵巣がパンパンに腫れていることが発覚し...!?重い生理痛に長年悩まされ、さらに卵巣嚢腫破裂という痛い経験をする女性が、その後結婚。生理と子宮内膜症に不安を抱えながら妊活の末に妊娠、出産をするまでの実体験を綴ります。■前回のあらすじ会社の定期健診で行った婦人科でピルの服用を勧められ治療を開始すると、生理痛から解放される。しかし数ヶ月後内診を受けると、医師から右側の卵巣が腫れていて、いつ破裂してもおかしくない状態だと言われ…。■手術することにしたけれど…この時点では「子宮内膜症」とは言われていませんでした。 生理痛で婦人科に行っていたときに「右側の卵巣がちょっと腫れている」と言われたこともありましたが、「ストレスなどで腫れることもあるから休憩してください」で終わっていたので、この破裂するほどの腫れもその延長かな~と、深く考えていませんでした。■お腹の爆弾が…!?この頃は、パニクって119という番号をうっかり忘れないように「119」という画像をスマホの待ち受け画面にしていました。次回、救急車で運ばれます…!次回に続く「生理痛・卵巣嚢腫破裂がしんどすぎて出産が〇〇だった話」(全15話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年09月20日どうして私はこんなに痛い目に遭わなきゃいけないの...!?年齢を重ねるにつれひどくなっていく生理痛に苦しんでいたえんさん。ついに生理痛のせいで生活や仕事に支障が出るようになり、病院で検査してもらうことに。しかし、どこの病院へ行っても結果は「異常なし」。「こんなに痛くて異常がないなんてことある?」と、えんさんは納得できず。しかし、救世主が現れて...!?重い生理痛に長年悩まされ、さらに卵巣嚢腫破裂という痛い経験をする女性が、その後結婚。生理と子宮内膜症に不安を抱えながら妊活の末に妊娠、出産をするまでの実体験を綴ります。■前回のあらすじ年々悪化する生理痛に薬も効かなくなり、「この痛みは普通じゃない」と思って病院に行くことにするが「異常なし」と言われてしまう。その後も生理痛はひどくてほかの病院でも検査を受けるが、結果はどこも同じで…。■初めてピルを提案され…■卵巣に問題が…!?毎月の生理痛が本当に苦痛だったので、私はピルを飲むことでかなり楽になりました。しかし、ピル服用のための診察でときどき内診を受けていたのですが、ある日内診を受けると突然先生の口調が変わり…。何が起こったのかドキドキしていると、先生から「右側の卵巣がパンパンに腫れている」と。「いつ破裂してもおかしくない」ってどういうこと!?次回に続く「生理痛・卵巣嚢腫破裂がしんどすぎて出産が〇〇だった話」(全15話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年09月19日Instagramで3歳上の夫との日常を、エッセイ漫画にして発信しているサクライさん。子宮頸がん検診を受けたところ、医師から「右側の卵巣が7cmくらいに腫れていますね」と告げられて……。 ねじれる?激痛?※作中でサクライさんは「らっこ」という名前で描かれています。 右側の卵巣が7cmくらいに腫れていると診断されたサクライさん。医師から「手術を受けたほうがいいですね」と言われてしまい……。 ※卵巣捻転→卵巣嚢腫茎捻転 「手術を受けたほうがいい」と言われ、頭が真っ白になってしまったサクライさん。さらに、医師からは茎捻転(けいねんてん)の恐れがあり、茎捻転が起きてしまうと激痛で緊急オペになる可能性が高いということを聞いて、不安が募り放心状態に……。 ※茎捻転とは、卵巣嚢腫が大きくなり、重くなった影響で卵巣を支えている靭帯ごとねじれてしまうこと。強い下腹部痛を感じることが多く、緊急手術となる場合が多いです。 一般的に、卵巣の大きさが5~6cmくらいになってくると茎捻転を起こす可能性が高くなるため、手術をしたほうがよいとされています。このとき、サクライさんの卵巣は7cmほどということで、茎捻転を起こす可能性も高く、手術をすすめられたのだと思います。 そして、その場で紹介状を書いてもらい、サクライさんは婦人科で検査を受けることとなりました。激痛を伴う茎捻転を起こす可能性があると言われたり、手術を受けたほうがいいと言われたりと、不安な気持ちでいっぱいですよね。婦人科の検査で、サクライさんの不安が少しでも解消されることを願います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 サクライさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター サクライ
2023年09月18日どうして私はこんなに痛い目に遭わなきゃいけないの...!?年齢を重ねるにつれひどくなっていく生理痛に苦しんでいたえんさん。ついに生理痛のせいで生活や仕事に支障が出るようになり、病院で検査してもらうことに。しかし、どこの病院へ行っても結果は「異常なし」。「こんなに痛くて異常がないなんてことある?」と、えんさんは納得できず…。重い生理痛に長年悩まされ、さらに卵巣嚢腫破裂という痛い経験をする女性が、その後結婚。生理と子宮内膜症に不安を抱えながら妊活の末に妊娠、出産をするまでの実体験を綴ります。こんにちは、えんです。生理痛や子宮内膜症の話です。痛がる場面多めなので、苦手な方はご注意ください。■生理痛がひどすぎて…■ついに病院へ行くことに年を重ねるにつれて、どんどん痛みがひどくなって薬も効かなくなってきた生理痛。日常生活や仕事にも支障が出てきました。「この痛みは普通じゃない」と思った私は病院に行くことにするのですが…。生理痛に良しとされるいろいろ(体をあたためるとか食事に気をつけるとか)では、もはやどうにもならない痛みだったので絶対に病気だと思っていました…。次回に続く「生理痛・卵巣嚢腫破裂がしんどすぎて出産が〇〇だった話」(全15話)は12時更新!
2023年09月18日20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)により子宮全摘出をした菜留子さん。その経験をマンガにされています。子宮筋腫を取る手術後、無事に退院した菜留子さん。経過も順調で、病院での診察は終了に。手術について友人に報告すると、落ち込んでいないか心配されることもありましたが、生理のない快適な暮らしは菜留子さんにとってはメリットだらけでした。婦人科ってできれば行きたくないけど…手術をしてよかったと感じたことは、貧血や動悸の改善はもちろん、生理に関するあれこれからの解放。生理痛は個人差がありますが、菜留子さんははかなり重いほうだったようで、毎月の憂うつな気分からも解放されたと言います。そして、温泉や旅行の計画も立てやすくなった! と振り返ります。手術を受けたことで、激痛との闘いになる子宮がん検診を受けなくてよくなったのも、私にとっては大きなメリットでした。でも、やはり自分の体の状態を知るために、しっかりと検査は受けておいてほしいと思っています。とは言っても、他の診療科と違って婦人科はちょっと行くのに勇気が必要だという声も多いですよね。そんな人に、以前ネットで見たこの言葉を伝えたいです。「先生は何千何万とアソコを診ているんだから、あなたのアソコはそのうちの1つだから大丈夫だよ」ズルズル引き延ばしていて病気になってしまったら、結局病院に行くことになります。それなら、早めに受診して体の変化をいち早くキャッチしておくのがおすすめです。-----------------------婦人科に初めて行くとなると、どんなことをされるのか不安という方もいると思います。でも、菜留子さんの言うように、先生や病院のスタッフたちはそういう患者さんに慣れているもの。不安な気持ちを伝えればきっとわかってもらえるので、早期発見のためにもぜひ定期的に検査するようにしてくださいね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/菜留子20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)で全摘出。現在は、更年期障害でいろいろなことが面倒くさいアラフィフ独身、高齢の母と暮らしている。
2023年09月17日Instagramで3歳上の夫との日常を、エッセイ漫画にして発信しているサクライさん。子宮頸がん検診を受けたところ、医師から「右側の卵巣が腫れていますね」と告げられて……。その症状も?!※作中でサクライさんは「らっこ」という名前で描かれています。 検診中に、「右側の卵巣が腫れているね」と告げられたサクライさん。大したことはないだろうと思っていたのですが、検診後に医師から……。 検診後、サクライさんは医師から「右側の卵巣が7cmくらいに腫れている」と告げられます。サクライさんは、よくわからず聞いていたのですが、「通常親指くらいの大きさの卵巣が、みかんくらいの大きさになっています」と医師から説明され、自分の卵巣の大きさにびっくり。 医師から「生理痛がひどくなったり、頻尿や便秘、排便痛があったり、腰痛があったりしていないか」と症状を聞かれ、サクライさんはすべて当てはまっていることに気がつきました。まさか、卵巣の腫れが原因でこのような症状が起きているとは、なかなか思いませんよね。 そして、ひと通りの問診が終わったあと、医師はさらっと「この大きさだと手術をしたほうがいいです」と言ってきたのです。「手術」と言われたサクライさんは、頭が真っ白になってしまいました。 「卵巣が7cmに腫れている」と言われて驚いているときに、さらに「手術をしたほうがいい」なんて言われても頭が追い付かないですし、漠然とした不安に襲われてしまいますよね……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 サクライさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター サクライ
2023年09月16日20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)により子宮全摘出をした菜留子さん。その経験をマンガにされています。子宮筋腫を取る手術後、無事に退院した菜留子さん。経過も順調で、病院での診察は終了に。入院する際は、限度額適用認定証をもらっておくなど、病気をきっかけに得た知識もたくさんあり、金銭的に大きな負担を抱えずに治療を進められました。生理に関するあれこれから解放!手術をすることを友人に報告すると「ショックじゃない?」なんて声をかけられたりもしましたが、なによりも体調不良が改善するほうがメリットだと感じていたため、そこまで落ち込むことはなかった菜留子さん。実際によかったと思うことも多いようで……!?手術をしてよかったと感じたことは、貧血や動悸の改善はもちろん、生理に関するあれこれからの解放です。生理痛は個人差がありますが、私はかなり重いほうだったので、毎月憂うつでした。あと、これも個人差があるかもしれませんが、私の場合は子宮摘出から頻尿がなくなりました。何より、温泉や旅行の計画も立てやすくなったのもラクになった点です。そして当たり前ですが、子宮を失った代わりに子宮がんや子宮脱(子宮を支えている筋肉などが緩んで子宮が下がってくる病気)といった子宮の病気にかかるリスクもなくなります。そこも、メリットかなと思っています。-----------------------温泉や旅行の予定を立てるとき、やっぱり気になってしまうのが生理周期ですよね。そろそろかな? と思うと、どこに行くにも生理用品が必須で気分も憂うつになりがち。菜留子さんの観点からすると、たしかにそれらから解放されるのはメリットと言えそうですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/菜留子20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)で全摘出。現在は、更年期障害でいろいろなことが面倒くさいアラフィフ独身、高齢の母と暮らしている。
2023年09月16日Instagramで3歳上の夫との日常を、エッセイ漫画にして発信しているサクライさん。子宮頸がん検診を受けたところ、医師からあることを言われて……。検診中に医師から…※作中でサクライさんは「らっこ」という名前で描かれています。 サクライさんは、年に一度の健康診断に行きました。子宮頸がん検診は、今まで何度か受けたことがあったそうですが、エコーを使っての検査は初めてだったと言います。サクライさんが検診を受けていると、医師が突然……。 子宮頸がん検診を受けたサクライさん。エコーでの検査中、医師から「右側の卵巣が腫れているね」と告げられました。サクライさんは「腫れている? どういうこと?」と、医師が言っていることがよくわからず、このときはそんな大したことじゃないかなと思っていたそうです。 「卵巣が腫れている」という状態は、自覚症状がない場合がほとんどと言われています。そのため、サクライさんのように健康診断の際や、他の症状で内科を受診した際などに見つかるということが多いようです。 早期に発見できるよう、定期的に婦人科を受診することが大切ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 サクライさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター サクライ
2023年09月15日20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)により子宮全摘出をした菜留子さん。その経験をマンガにされています。子宮筋腫を取る手術後、無事に退院した菜留子さん。経過も順調で、病院での診察は終了に。退院後は様々な体の変化に戸惑いつつも、ネットで見付けた情報などをうまく活用しながら、自分らしい生活を送っています。特に落ち込んだりすることはなかった同じ病気・症状でも、入退院の日程によって自己負担額が変わるなど、手術をきっかけに知ることもたくさんありました。手術のことを友人に報告すると、心配されることもありましたが、特に落ち込んだりすることもなく、いたって平常心で……!?子宮を摘出するのは、女性じゃなくなるような気がしてショックだという声も耳にしますが、私の場合は特にそういった思いはありませんでした。結婚前だったり、今よりもずっと若いとかなら、また違ったのかもしれませんが、とにかく当時は体調が悪すぎて、私にとってメリットのほうが大きく感じました。ただ、出産を経験していないため、今までのつらい生理は何のためだったんだろう? とぼんやり考えたことはあります。それでも、手術は体から臓器がなくなる、くらいのイメージです。生物学上は死ぬまで女性ですし、結果的に自分の選択でよかったと思っています。-----------------------子宮は女性にしかないものなので、摘出するとなると抵抗を感じる人も多いでしょう。菜留子さんのエピソードを通して、「もし自分だったら……?」と、自分事に考えるきっかけになりますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/菜留子20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)で全摘出。現在は、更年期障害でいろいろなことが面倒くさいアラフィフ独身、高齢の母と暮らしている。
2023年09月15日20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)により子宮全摘出をした菜留子さん。その経験をマンガにされています。子宮筋腫を取る手術後、無事に退院した菜留子さん。経過も順調で、病院での診察は終了に。退院後、傷のくっ付き方の違い、体毛の変化、尿漏れなど、戸惑うことは多々ありましたが、元気に過ごしています。調べないと損をするかも!?最近増えてきた尿漏れも、ネットで見つけた運動によって改善し、お出かけも安心です。そして今回は、入院生活を振り返ってみて、広く知られてほしいと思った制度についてお届けします。緊急入院など、日が選べない場合はどうしようもないですが、もし入院の日が選べるのなら、限度額適用認定証について調べておくといいと思います。この制度は、所得によって決められた額以上の支払いはしなくていいという、とてもありがたい制度です。清算は月ごとになるため、同じ月で入退院をするのと、月をまたいで入退院するのでは、同じ条件で入院しても倍近くの費用がかかってしまうこともあるんです。マイナンバーカードを保険証として使用している場合は、もっとスムーズにこの制度が利用できるようなので、入院が決まったら調べてみるのがおすすめです。-----------------------入院時、いろいろと病院側から説明を受けると思いますが、情報量が多くて聞き逃していることもありますよね。費用負担に直結する制度なので、入院する予定がある人はぜひ知っておきたい内容ではないでしょうか。厚生労働省や区市町村のホームページなどで確認できるようです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/菜留子20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)で全摘出。現在は、更年期障害でいろいろなことが面倒くさいアラフィフ独身、高齢の母と暮らしている。
2023年09月14日現在、2児のお子さんを育てるすぶたろうさん。独身だった24歳のころ、5cmと8cmの卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかり、腹腔鏡手術を受けることに。手術は無事終了し、術後のつらい時間を過ごしていましたが……。 つらい時間を乗り切ったあとは… なんとか術後のつらい時間を乗り切り、消灯時間を迎えると、すぶたろうさんはしっかり眠れたよう。手術翌日からは飲水が可能になり、歩行練習も始まりました。そして術後2日目には点滴も外れ、シャワーを浴びることもできたとのこと。術後1日目から上半身を起き上がらせることができたということと、医師の判断で退院も1日早められたとのことで、すぶたろうさんの場合は、回復が早かったのかもしれませんね。 とはいえ……腹腔鏡手術は、開腹手術に比べて術後の回復は早いとされているものの、無理は禁物。無理をしない程度にゆっくり散歩することからスタートするなど、少しずつ日常生活に体を慣らしていくことが大切です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 すぶたろうさんは自身のイラストをX(旧Twitter)などにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター すぶたろう2児(3歳と0歳兄弟)の母。 いぬとろというキャラクターの絵日記と、日々の育児絵日記を描いています。
2023年09月13日オンライン診療サービスなどを手掛けるMICIN(マイシン)の子会社・MICIN少額短期保険は9月4日、女性向けのがん保険「乳がん・子宮がん・卵巣がん経験者専用がん保険」を販売開始しました。■局所再発もカバーする、女性向けの新しいがん保険同商品は、女性特有のがんを経験した人を対象とした、手術後6カ月で申込みができる保険「がんを経験した女性を支えるがん保険」の保障範囲を拡大した新商品。がんが再発した場合や新たながんに罹患した場合、給付金を一括で受け取れる、女性特有のがん(乳がん・子宮がん・卵巣がん)を経験した人専用のがん保険です。これまで、経験したがんの局所再発は給付金の支払い対象外でしたが、今回、局所再発も支払い対象とし、より多くの人の不安に寄り添えるよう保障範囲を拡大します。(※1)また、保険料の払込経路はクレジットカードのみでしたが、ユーザーからの要望に応え、口座振替も可能になります。■開発の背景同社では、がんを経験した人の声を聞きながら保険を開発し、2021年8月、日本で初めて、がんの手術後6ヶ月で申込みができる、女性特有のがんを経験した人専用のがん保険「がんを経験した女性を支えるがん保険」の提供を開始しました。その後も、「卵巣がんを経験された方も入れるようにして欲しい」、「死亡保険金・高度障害保険金の保障の無いプランを追加して欲しい」という声に応え、リニューアル(2022年11月)を行ってきました。(※2)一方、同社が実施したアンケートでは、2割の人が同社の保険を見送る理由として「経験したがんの局所再発が保障対象外」であることが挙げられていました。乳がんの場合、乳房温存手術を選択する割合は6割と言われ(※3)、局所再発への備えを重視する人も多く、既に加入しているユーザーからも「局所再発も不安なので保障があれば……」という声が多く寄せられていました。そこで今回、局所再発も保障の対象とする商品の開発に至っています。※1:局所再発とは経験したがんと同じ場所やすぐ近くで、がん細胞が再び出現することをいいます。同社では、例えば、乳がんの場合は治療を受けた側の乳房や、周囲のリンパ節に再発した場合を「局所再発」として取り扱っています。※2:2022年11月11日MICIN少額短期保険プレスリリース※3:日本乳癌学会:全国乳がん患者登録調査報告 2011年次症例■新商品のポイント経験したがんの「局所再発」も保障対象に従来の商品では経験したがんの局所再発は保障対象外でしたが、新商品では局所再発を含むがんの再発や新たながんに罹患した場合、がん診断給付金(80万円・1回限り)を支払います。保険料の払込方法として口座振替が選択可能に従来の商品では保険料払込方法はクレジットカードのみでしたが、新商品では口座振替も選択ができます。※上皮内がんや悪性黒色腫以外の皮膚がんは保障対象外です。※新商品では全てのがん種・ステージで保険料が変更となります。※従来の商品に加入済で新商品を希望する場合は、所定の手続が必要です(自動では切り替わりません)希望の場合は、カスタマーセンター(0120-851-007(平日10~18時、土日祝・年末年始を除く))まで連絡してください。「乳がん・子宮がん・卵巣がん経験者専用がん保険」(エボル)
2023年09月13日20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)により子宮全摘出をした菜留子さん。その経験をマンガにされています。子宮筋腫を取る手術後、無事に退院した菜留子さん。経過も順調で、病院での診察は終了に。退院から3週間ほどたつと、傷の痛みはだいぶ引いていましたが、赤みが残っているところもあり、くっ付き方のムラや体毛の変化などが少し気になっていました。最近尿漏れが増えているような…?ムラがある傷のくっ付き方を気にしていると、今度は傷周りの毛が濃くなっていることに気付きます。よくよく観察すると、鏡越しでもわかるくらい腰周りの毛もフサフサに……。いろいろな考えが頭をよぎりますが、結局原因はよくわからないまま、しばらくすると元に戻っていてひと安心。しかし、気になる症状は次から次に現れ……!?退院後、いつのころからか尿漏れするようになりました。くしゃみや歩いているときなど、シチュエーションはさまざま。術後はもうナプキンとおさらばできると思っていたのに、尿漏れパッドのお世話になるかもしれないなんて……。でも、ネットで検索してみると、同じ症状に悩む人が他にもいて、簡単な運動で改善したという情報も見つかりました。運動で改善するなら、私もやってみよう! と早速チャレンジしてみたのでした。運動は、主に肛門様を締めたり緩めたりするだけで、大がかりなものではありません。しばらく続けてみたら、私にも効果抜群。尿漏れに悩んでいる人は、試してみるといいかもしれません。-----------------------尿漏れは、インナーマッスル(骨盤底筋)を鍛えるといいみたいですね。尿漏れが改善されれば外出時の心配も減り、心も軽やかになりますよね。ぜひアクティブな日々を楽しんでほしいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/菜留子20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)で全摘出。現在は、更年期障害でいろいろなことが面倒くさいアラフィフ独身、高齢の母と暮らしている。
2023年09月13日現在、2児のお子さんを育てるすぶたろうさん。独身だった24歳のころ、5cmと8cmの卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかり、手術を受けることとなりました。大きな病院に移り、迎えた手術当日。麻酔の影響で一瞬で眠りにつき、少しずつ意識が戻ってくると……? 目を覚ましたとき、どんな状態だったかというと… 無事、腹腔鏡手術を終えたすぶたろうさん。病室へ移り、次第に意識も戻ってきました。すぶたろうさんにとって、この術後すぐの時間が精神的にも一番つらかったとのこと。 痛みもありますし、息苦しく、たくさんの管につながれ、体は自由に動かせない状態。また、全身麻酔後は、舌根沈下を防ぐため枕が使用できなかったり、誤嚥を防ぐために飲水はできなかったりと、術後は制限も多くあります。これまでムーンカレンダーで紹介してきた全身麻酔での腹腔鏡手術をおこなった方々も、「この術後の時間がつらかった」と言われる方が多い印象です。思うように動けないため時間も長く感じますし、回復のためと思いじっくり耐える時間なのかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 すぶたろうさんは自身のイラストをX(旧Twitter)などにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター すぶたろう2児(3歳と0歳兄弟)の母。 いぬとろというキャラクターの絵日記と、日々の育児絵日記を描いています。
2023年09月11日2児のお子さんを育てるすぶたろうさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、24歳だった2016年6月のことでした。左右の卵巣に1つずつ見つかり、このときすでに左が5cm、右が8cmの大きさに。手術を受けることにし、大きな病院に移って検査をすることになりました。 手術の日を迎え… 手術のため、すぶたろうさんは大きな病院へ移りました。手術前の検査を終え、いよいよ入院となりましたが、入院日が金曜日、手術が月曜日だったため、日曜日の夕方までに病院に戻ってくれば外出は可能だったそう。そのため、絶食となるまで好きな物をめいっぱい食べて心を満たされたようです。基本的に入院日から病院食になることが多いため、入院日前日は好きな物を食べておこうという方も多いようですね。 そして、いよいよ手術当日を迎えました。すぶたろうさんが受けるのは腹腔鏡手術。腹腔鏡手術はおなかに小さな穴を複数個所空け、その穴から器具を入れて卵巣嚢腫を切除する方法で、開腹手術に比べて手術痕が小さく術後の回復も早いため、体への負担が軽いとされています。 そして全身麻酔でおこなわれるため、眠っている間に終わっていることがほとんど。「一瞬で終わった」と思う方もいれば、すぶたろうさんのように「長く眠っていたな」と感じる方もいて、手術の体験談を1つとっても感じ方はそれぞれなのがわかりますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 すぶたろうさんは自身のイラストをX(旧Twitter)などにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター すぶたろう2児(3歳と0歳兄弟)の母。 いぬとろというキャラクターの絵日記と、日々の育児絵日記を描いています。
2023年09月10日ご自愛行動は気分がいいぞ!いつでもお互いの心身の健康を心配できるように「子育てが忙しいから」と理由をつけて、自治体から届いた”がん検診のお知らせ”を無視しようとした私に、夫は「がん検診には行ってほしい」と強く言いました。夫が私に検診を必ず受けるように言う理由……それは健康の大切さを知っているから。夫は、今は寛解しているものの、過去に若くして大病(がん)を患ったのです。最初は、少し体調が悪くて、便秘がひどいという状況でした。そのため、夫は「仕事が忙しいから」「面倒だから」「こんなことはよくあることだから」と心の中で言い訳して、しばらく病院には行かなかったのです。その後、私のすすめで検査を受けたところ、大腸がんが見つかりました。あのまま「忙しいから」と病院に行かなかったら、命を落とす可能性があったのです。私にだって、誰にだって、同じようになる可能性はあります。今まで元気でも、まだ若くても、大病はすることはある。大病じゃなかったとしても、発見が早ければ早いほど治療の手段は増えますし、治療にかかる時間も費用も少なくて済むことが多いはずです。いよいよ体調がどうにもならなくなったときに病院に行くのでは遅いのです。そうなってから治療と育児を両立するのは超大変!「私が病院に行くために、夫にふーみんをみてもらうのも悪いな~」などと言っていられないぐらいの負担がかかります。だから、どれだけ忙しくても、検診には行かなければいけないと思い直しました。実際に検診を受けたら、不安に思っていたことなどをしっかり相談でき、安心できました。数カ月前にあった不正出血も、私は「よくあることだろう」と思っていたのですが、婦人科の医師に「子宮頸がんの可能性などもありますし、不正出血があったらすぐに受診してくださいね」と言われて、ビックリ!なんでもなくて本当によかったですが、私の認識が甘かったと思います。夫は「検診に行ってくれてありがとう。僕も安心できるよ」と言ってくれましたが、私自身も本当に検診に行って安心できてよかったなと思いました。以後、体調不良時、検診や健診を受けるときなどは、夫婦でスケジュールを調整するようにしています。そうやって、自分の心身の調子を考えられるようにするのも、お互いに大切にし合うことだと思いました。ちなみに、「健診」と「検診」が違うのをご存じでしょうか。健診は「健康状態を調べる」1次予防(病気にならないように予防すること)を目的としていて、検診は「特定の病気を早期発見する」2次予防(特定の病気になってしまった人を早期発見・早期治療すること)を目的としています。どちらかを受けたら安心というものではないので、ぜひ「けんしん」は定期的に両方とも受けてくださいね!(健診・検診の頻度は年齢で違います。国や自治体の推奨頻度で受けるのがいいと思います。)<追伸>当時、同棲中の恋人だった夫ががんになった経験については、漫画『今日から第二の患者さん』(現在の取り扱いは電子書籍のみ)にまとめています。がん患者さんご自身が大変なのはもちろんですが、家族もまた「第二の患者」と呼ばれるほど、様々なつらさに直面します。ぜひ一度、お読みいただけたら嬉しいです。青鹿ユウ『今日から第二の患者さん』(小学館)「今日から第二の患者さん がん患者家族のお役立ちマニュアル (ビッグコミックススペシャル)」¥ 916投稿募集忙しい子育て中、ご自身の心身の調子はどうやって整えていますか?朝ランニングに行く、月数回マッサージに行くなど、やっていることがあれば教えてください!#育児中の心身のケア#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、9/17(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2023年09月10日定期的に子宮頸がんの検診を受けている方も少なくないでしょう。子宮頸がん検診では、がんの早期発見はもちろんですが、中には他の婦人科系の疾患が見つかる方もいるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Kさんの場合……子宮筋腫で手術を受けました。子宮頸がんの検診に行った際に子宮筋腫が見つかり、そこから大きな病院へ行くことになりました。検診に行った日も不正出血がありましたが、生理が終わってすぐだったので不正出血かどうかもよくわからないままの検診でした。そのため、子宮筋腫があると聞いたときは驚きました。どんな治療を受けましたか?職場の近くに比較的新しい病院があったので、そこで受診しました。1週間程度の入院になるということだったので、新しい病院であれば設備がしっかりしているだろうと思い、その病院を選択しました。治療に関しては、筋腫を小さくする薬を半年間服用。その薬は6ヶ月間しか飲めないという決まりがあったため、半年間の服用後に手術となりました。世の女性陣へ伝えたいことは?振り返ると「あれ?いつもと違う」と思うような症状がありました。しかし、ネットで同じような症状を検索した結果、自分が安心する情報だけを鵜呑みにし病院を遠ざけていました。今回も子宮頸がん検診のお知らせと不正出血のタイミングが合わなければ行かなかったかもしれません。少しでも「何かおかしい」と思う点があったら婦人科で受診してください。婦人科受診というのは抵抗があるのはわかりますが、それ以上に得られる安心感は大きいです。今ではSNSなどで実際に婦人科で受診した動画をあげている方もいて、不安を拭える情報があるので、それを参考にしてみてください。(40歳/主婦)この記事に読者は『初期の自覚症状で気づきやすい病気と、無症状のままひそかに進行していく病気があると思いました。いずれにしても定期健診や異変を感じたら早めに受診に行く事だ大事だなと改めて感じました。』『私も子宮頸がん検診で筋腫が見つかりました。振り返れば自覚症状を見逃していると感じ、日常生活に支障がないと婦人系の病気に繋がらない怖さを感じました。気づくきっかけを逃してはいけないと感じました。』『ネットで検索しても自分が思うような結果しかピックアップしないので、本当に安心したいなら受診するべきだと思った。』など、さまざまな声が寄せられました。違和感があったら……子宮頸がんの検診に行ったら子宮筋腫が見つかりました。皆さんも定期的な婦人科検診を心がけて、早期発見につなげてください。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年09月09日2児のお子さんを育てるすぶたろうさん。独身だった24歳のころ、婦人科を受診すると卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかりました。しかも左右の卵巣に1つずつあり、2つの卵巣嚢腫はすでに左が5cm、右が8cmの大きさとなっていて……。 手術が必要なレベル ※皮様嚢腫(ひようのうしゅ)とは:卵巣嚢腫の一種で、腫瘍の中に髪の毛や骨、歯などが含まれています。若年の女性に多く、良性である場合がほとんどです。 お股のかゆみを覚えて婦人科を受診したすぶたろうさん。検査を受けたところ、かゆみに大きな異常はなかったものの……卵巣嚢腫があることがわかりました。しかも、左右の卵巣に1つずつ、2つの腫瘍があることが明らかに。そしてこのとき、5cmと8cmほどの大きさになっていたと言います。 作中の医師が語っているように、卵巣嚢腫が5cmほどの大きさになっていると、時に破裂をしたり、腫瘍の重さで周囲の血管や組織を巻きこむようにして捻じれてしまう茎捻転(けいねんてん)を起こす可能性が高まります。破裂したり茎捻転を起こすと強い激痛が生じ、緊急手術となることがほとんど。そのため、卵巣嚢腫が大きくなっていると手術をすすめられます。 嚢腫が小さいうちは自覚症状がないことが多いため、すぶたろうさんのように婦人科を受診した際に卵巣嚢腫があることを告げられ、驚いてしまった……という方も多いようです。小さいうちは経過観察であることがほとんどですが、自分の体の状態を把握するという意味でも、定期的な婦人科検診は大切なことですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 すぶたろうさんは自身のイラストをX(旧Twitter)などにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター すぶたろう2児(3歳と0歳兄弟)の母。 いぬとろというキャラクターの絵日記と、日々の育児絵日記を描いています。
2023年09月08日婦人科系の検診を定期的に受けていますか?中には、何気なく受けた子宮頸がん検診で、複数の疾患が見つかった方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……20歳を迎える年に、住んでいる市から子宮頸がん検診の案内が届きました。生理痛で痛み止めを服用する程度でとくに困った症状はなかったのですが「無料なら……」と思って病院を予約。子宮頸がん検査と、超音波検査の結果、5cmほどの卵巣腫瘍が見つかりました。どんな治療を受けましたか?腫瘍の大きさが5cmあったので、腹腔鏡手術で摘出してもらいました。手術の際に、別の場所に1cmほどの水疱と卵巣にチョコレート嚢胞があることもわかり、同時に治療を行いました。大きな病院を選んでいたので、安心して手術を受けられました。世の女性陣へ伝えたいことは?大きな自覚症状はありませんでしたが、薬を飲む程度の生理痛でも病気が隠れていることがあります。腫瘍もそのまま放置していたら捻転して激痛が走ることもあると聞き、早期発見できてよかったと思いました。婦人科には抵抗がある方も多いとは思いますが、勇気を出して受診してほしいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。この話を見た読者は『やはり検診は大事ですね。大きくなってからでは手術も身体に負担がかかるものになるので、面倒くさがらずに足を運ぶことが大切だと思いました』『重大な疾患もあるので、症状がなくても定期的な検診は必要だと感じました。』『5cmというとかなり腫瘍で、そのまま放置していたらどうなっているのかと不安になりました。』『命にかかわりますね。人生計画が狂う可能性もある怖い病気ですから見つかってよかったです。』『これを読んでやっぱり定期検診の必要性を感じました。なかなか自身も怖くて毎年行けてないことが多いです。自分だけではなく周りの家族のことも考えてと改めて感じました。』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。自覚症状が無いにも関わらず…………複数の疾患が何気なく受けた子宮頸がん検診によって見つかったというAさん。疾患は、自覚症状がなかったとしても自分の体に隠れていることもあるようです。手遅れにならないためにも、定期検診を受けて早期発見することが大切なようですね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年09月07日みなさんは、婦人科系のがん検診を定期的に受けていますか?疾患が見つかったことにより、定期検診の大切さに気づかされた方もいるようです。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Sさんの場合……子宮腺筋症でした。生理痛やPMSを緩和させるための低用量ピルを処方してもらおうと婦人科で受診。エコーをした結果、子宮が肥大していることがわかり、疾患が判明しました。診断されるまでまったく気がつきませんでしたが、思い返してみたら生理痛の腰痛が重くなっていたような気がしました。どんな治療を受けましたか?低用量ピルの服用して定期的に通院しながら、経過観察しています。受診した婦人科の医師は無知な私にもわかるように丁寧に説明してくれました。経過観察で問題ない状態でしたが、症状や現状を細かく説明してくれたことで、とても安心できました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛が重い人や異変を感じた人は、すぐに婦人科で受診することをおすすめします。また、子宮頸がん検診などの婦人科の検診を定期的に受けておくと安心かと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。このお話に読者からは『子宮筋腫であることが分かったので不幸中の幸いでしたね。』『ピルをもらいにいってよかったですね。もし行ってなかったら症状は進行していたわけです。経過観察とはいえ、症状を理解しているのとしていないのでは心の持ちようも違いますし。』『大きな自覚症状がなくても病気が潜んでいることがあるので、検診を受けることが大切だと思いました。』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。定期的に検診を……低用量ピルを処方してもらうために受けた検査で子宮腺筋症が見つかったSさん。自覚症状がなくても、疾患が隠れていたということがあるようです。早期発見のためにも、定期的に検診を受けておくといいかもしれませんね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年09月05日「そんな暇はない」と思ってしまいがち今までどんなに体が強くても、明日は違うかもしれない妊娠中は、なんやかんやと産院で細かく診てもらったり、少しの不調でもちゃんと病院に行っていました。しかし、子どもを産んでからというもの、毎日が慣れない赤ちゃんのお世話で手一杯!お世話をして日が暮れて、環境の変化に対応できず倒れるように寝る毎日、圧倒的に足りない時間。私は、産後しばらくしてから不正出血があったのですが「これは悪露なのかな?産後ってこんなもん?」とスルーしてしまったことがあります。また、体がしんどいけど、夜泣き対応で寝不足だからしょうがないと気にしないようにしたことも。体調の変化やふとした疑問も「産後だから」「今は忙しいから」「赤ちゃんがいるから」を理由に誰にも相談せず、病院にも行かなくなっていたんです。そんな中、自治体からがん検診のお知らせが届きました。でも、ちょうど私は仕事を再開し、仕事も家事も育児も忙しい。土曜日なら検診へ行けるんですが、ふーみんを連れて行くのは無理だし面倒だと思い、夫にもそう伝えたんです。すると、夫は強めに「ふーみんは、僕が面倒をみてるよ!だから検診には絶対行ってほしい」と言いました。そして育児中だからこそ、よりきちんと検診を受けて、なんらかの病気が見つかれば早めに対処してほしいこと、どんな年代でも健康は当たり前ではないことを伝えてくれました。「今までどんなに体が強かったとしても、明日は違うかもしれないよ。僕がそうだったでしょ……」そう、現在は寛解しているものの、夫はふーみんが生まれる約5年前に、若くしてがんを患った経験があるのです。(続く)<追伸>当時、同棲中の恋人だった夫ががんになった経験については、漫画『今日から第二の患者さん』(現在の取り扱いは電子書籍のみ)にまとめています。がん患者さんご自身が大変なのはもちろんですが、家族もまた「第二の患者」と呼ばれるほど、様々なつらさに直面します。ぜひ一度、お読みいただけたら嬉しいです。青鹿ユウ『今日から第二の患者さん』(小学館)「今日から第二の患者さん がん患者家族のお役立ちマニュアル (ビッグコミックススペシャル) 」¥ 916投稿募集子育てが始まると、時間的に子育て前にできていたことが一時的に難しくなることがありますよね。病院の受診もそうですが、気軽にできなくなってしまったことがあれば教えてください。私は深夜のお散歩です!#育児中にしづらいこと#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、9/10(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2023年09月03日「嚙むと歯が痛いする」と言い出した息子。けれども歯は黒くなっているところもなく、幼稚園の検診で「異常なし」という結果をいただいた直後だったため様子をみることに。しかしその2週間後、私は息子の歯に黒い点ができていることに気が付いたのです……。幼稚園の歯科検診は「異常なし」息子が6歳のころ、ある日「噛むと歯が痛い気がする」と言い出しました。息子の歯の痛みは弱く、痛くない日もあるようで、私は歯を見てみたのですが、黒い箇所は見つかりませんでした。 また息子は幼稚園での歯科検診を受け、異常なしと報告されたばかりだったので様子をみることに。しかしその2週間後、私は息子の歯に黒い点ができていることに気づき、慌てて歯医者へ連れて行きました。 歯医者を受診するとまさかの事実が!息子が歯医者で検査をした結果、なんと虫歯が4本もあったのでした。先生に詳しく聞いてみると、子どもの虫歯は初期では黒ではなく半透明のような色になることが多く、大人に比べて進行するスピードも速いとのこと。私はこれらについて初めて知りました。 また幼稚園などでおこなわれる集団の歯科検診では、小さい虫歯まで見つけることは難しいそうです。私は息子の虫歯に対して、大丈夫だろうと軽く考えていたことを後悔し、息子に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。治療後に痛がる息子に胸が痛む息子の虫歯治療が始まり、治療後麻酔が切れると痛みが出るようで、帰宅後に「痛い!」 と泣いてしまうことがありました。 痛がる様子を見て私は胸が痛み、息子に「ママがもっと早く歯医者さんに連れて行ってあげればよかったのに、本当にごめんね」 と何度も謝りました。そして6回ほど通院して、息子はようやくすべての虫歯を治療することができたのです。 私は子どもの虫歯に対して、知識不足のために対応が遅れてしまったことや、息子に歯医者の定期検診を受けさせていなかったことを心から後悔しました。そしてこれからは必ず定期的に検診へ連れて行き、虫歯ができないように努力しようと決心しました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ふくふく監修/助産師 松田玲子著者:水沢 雫
2023年08月31日20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)により子宮全摘出をした菜留子さん。その経験をマンガにされています。子宮筋腫を取る手術後、無事に退院した菜留子さん。経過も順調で、病院での診察は終了に。ところが、退院から2カ月くらいたったころに毛が濃くなっていることに気付きます。★前の話なんか毛深くなった…?退院から3週間後、このころになると痛みはだいぶ引いていましたが、傷を留めていたテープが剥がれていた箇所を見てみると、まだ赤みがあるところがあって……。「傷のくっ付き方にムラがある?」と気になっていました。数年後、傷痕は目立たなくなりましたが、今度は毛深さが気になり始めます。退院から2カ月がたったころ、今度は傷周りの毛が濃くなっていることに気付いた私。最初は気のせいかと思っていましたが、やっぱり毛深くなっている! しかも、それからしばらくして今度は腰周りの毛もフサフサに……。手術をする前は、おなかにこんなに毛は生えていなかったはず。腰周りの産毛は当初から結構生えていたとは思うのですが、これほどではなかった……。手術で卵巣の片方を摘出したことで、ホルモンバランスが崩れたのかなとか、弱い部位を本能的に守るために毛深くなったのかなとか、いろんな思いが頭をよぎりました。以前、医師から卵巣を摘出した後の影響を聞いたときに、「ホルモンの量は個人差があるから、すぐ影響が出るかわからない」と言われてましたが、自分では判断できず……。結局、しばらくすると濃い毛がなくなった感じがありました。原因はわからないけど、元に戻ってよかったです!-----------------------女性ホルモンバランスの変化と言えば、妊娠した際に体毛や産毛が濃くなる妊婦さんもいるようですね。これは一時的なもので、ホルモンバランスが元に戻ると体毛も目立たなくなることが多いようです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。★関連記事:「私のせいで無理しているんでしょ」やさしいめいっ子にかける言葉は #40代独身で突然母になる 17★関連記事:「自分の時代は終わった…?」わが子を品定めする視線に嫌悪感を抱き #おばさんってダメですか? 8★関連記事:「事故で出血したらすぐ死ぬくらい悪い」経血量の多さを医師に相談したら #子宮筋腫で開腹手術 1著者/菜留子20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)で全摘出。現在は、更年期障害でいろいろなことが面倒くさいアラフィフ独身、高齢の母と暮らしている。
2023年08月31日20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)により子宮全摘出をした菜留子さん。その経験をマンガにされています。子宮筋腫を取る手術後、無事に退院した菜留子さん。経過も順調で病院での診察は終了となりました。開腹手術後の傷の痛みもだいぶ軽減してきて……!?★前の話痛みはだいぶ軽減したけれど退院2週間後くらいのとき、お風呂に入って体を洗っていると背中に違和感を抱いた菜留子さん。鏡越しに確認すると、腰あたりに硬膜外麻酔の際に貼ったと思われるテープが付いているのが見えました。これは床擦れ防止テープだったようで、硬膜外麻酔をする際に貼ってもらっていたものでした。退院から3週間後、傷の具合はと言うと……。退院から3週間後、傷を留めていたテープが剥がれてきました。つい傷口を観察してしまう私。このころになると痛みはだいぶ引いていましたが、まだ赤みがあるところがあって「傷のくっ付き方にムラがある?」と気になっていました。どのくらいで赤みが消えたか、もう覚えていないのですが、数年たった現在では赤みはすっかり消えました。ただ、入院時より4kgほど太ったのもあり、おなかを上から見ると傷の部分が食い込んだ感じに見えます……。でもまぁ、ビキニになるわけでもないし、最近は温泉にも行かないし、「別にいっか!」ぐらいで考えていました。あとで知ったんですが、術後に傷に塗るクリームがあるようで、できることなら傷口もきれいに治したいと思っていたので、傷痕が目立たなくなるなら使ってみたかったなぁというのが本音。病院で取り扱っていないとか、私には適用しないとかなら仕方ないと思うんですけどね……!-----------------------開腹手術後の傷に赤みが出ていると、元に戻るのか不安になってしまいますよね。ただ、菜留子さんは「早く手術がしたかった」とのことで、後悔はしていない様子。今では傷痕は目立たなくなり経過も順調のようで、本当によかったですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。★関連記事:最後のメッセージになるなんて!採用先に連絡したらまさかの展開! #50歳からのアルバイト大作戦 16★関連記事:「頭に何かついてる?」疎開の子どもたちの食事の会で見たものは #親に捨てられたおばあちゃんの話 50★関連記事:「事故で出血したらすぐ死ぬくらい悪い」経血量の多さを医師に相談したら #子宮筋腫で開腹手術 1著者/菜留子20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)で全摘出。現在は、更年期障害でいろいろなことが面倒くさいアラフィフ独身、高齢の母と暮らしている。
2023年08月30日グラフィックデザイナーであるやまざきももこさんが子宮筋腫の手術をしたのは2021年のこと。婦人科へ行くと子宮筋腫が子宮から飛び出してしまった状態であると告げられ、その場で切除することに。その後、大きな病院で改めて検査をしたところ「筋腫の残骸がある」とのことで手術することとなりました。緊張の入院当日…※子宮筋腫は、子宮にできる良性の腫瘍です。30~40代の女性に多く、生殖年齢にある女性の20~30%にみられると言われています。子宮筋腫は良性の腫瘍ですが、大きくなると過多月経、月経困難症、不妊、圧迫症状など、さまざまな症状が現れるため、早めに診断・治療を受けることが大切です。 ※点滴の際、輸液容器から滴下筒、クレンメと繋がっていますが、イラストでは省略されています。 子宮筋腫の残骸があるとのことで、手術を受けることとなったやまざきさん。子宮の入り口から器具を挿入して切除する子宮鏡下手術でおこなわれることとなりました。子宮鏡下手術の場合、子宮の入り口から器具を挿入するため、子宮頸管拡張器(やまざきさんの場合は、ラミナリア桿を用いたとのこと)と呼ばれる細い棒状の医療器具を用いて子宮口を広げていきます。子宮頸管拡張術は出産の際に用いられることもあり、実際やまざきさんの母も経験したことがあったそう。母から「痛かった」という感想を聞き、手術のことよりも「子宮の入り口を広げる痛さ」のほうに恐怖や不安を抱いていたそうです。 この子宮頸管拡張術の痛みも人それぞれで、何かが挟まっている違和感程度の方もいれば、チクリとしたりズーンとしたりといった痛みを感じる方もいるそう。やまざきさんの場合は、「何をされているかわからなかった」とのことでしたが「何かが入っている異物感はすごかった」とのことで強い痛みはあまり感じなかったようですね。 その後、全身麻酔で眠っている間に手術は終わり、経過も良好で無事に退院。手術の際、子宮内にポリープの見つかり併せて切除されたとのことでした。そして、子宮筋腫がもう2つあることもわかったそうですが、手術が必要な大きさではなかったことから現在も経過観察中とのことです。 子宮筋腫の場合、小さく無症状の場合は手術などの必要はないとされています。ただ、だからこそ自分の体の状態を把握しておくためにも早期発見は大切なこと。やまざきさんもこの経験を通して、改めて早期発見や検診の大切さを実感されたそうです。自分の体とは長く付き合っていくからこそ、健康の「ありがたみ」もいっそう強く感じられたのではないでしょうか。 監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 やまざきももこさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター やまざきももこグラフィックデザイナー/イラストレーター。創作マンガや心に残しておきたいことをエッセイマンガにしてSNSに投稿しています。ラジオとアイスとかわいいものが好き。
2023年08月29日