2016年6月25日、26日の全国映画動員ランキングは、『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(全国289館)が初登場で首位に立った。その他の画像/動員ランキング本作は、宮藤官九郎が監督・脚本を務め、長瀬智也、神木隆之介らが出演する青春映画。不慮の事故で地獄に落ちた高校生(神木)が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いるキラーK(長瀬)と出会い、ロックバンドを結成。大好きなクラスメイトへ会いたい一心でキラーKと生き返りを目指す。2位は公開10週目にして先週からワンランクアップの『ズートピア』(全国352館)。3位は『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(全国307館)。そのほか初登場8位に『日本で一番悪い奴ら』(全国178館)が入っている。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』2位『ズートピア』3位『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』4位『貞子vs伽椰子』5位『64-ロクヨン- 後編』6位『デッドプール』7位『クリーピー 偽りの隣人』8位『日本で一番悪い奴ら』9位『オオカミ少女と黒王子』10位『64-ロクヨン- 前編』(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月27日修学旅行中の不慮の事故で、なんと地獄に堕ちてしまった高校生・大助が、地獄にある高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーKのバンドに加入し、現世への復活に挑む『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。荒唐無稽なのに、なぜか胸に迫る瞬間がいくつもあるユニークなコメディを作り上げた宮藤官九郎監督、長瀬智也扮するキラーKとの迷コンビぶりが鮮烈な大助を演じた神木隆之介に話を聞いた。「長瀬君とハードロックとかヘビメタとかが、すごいぴったりくるなと思って。日本映画では、ちょっとあり得ないくらいトゥーマッチなキャラクターにしたいなと思ったので、地獄の鬼にしようと思ったんです」と宮藤監督は着想を語る。地獄とロックと長瀬智也。とても収まりのいい完ぺきなトライアングルの調和を乱す者として登場するのが大助だ。「もう1人の主人公である大助は、今の若者の感性で。大仰な地獄に対して『何これ?』って、淡々としてる若者がいるといいなと思って。大助は一貫してチャラい。地獄だっていうのに、全然なめてかかってる感じです。そのとき、『11人もいる!』っていうドラマで一緒に仕事をした神木君を思い出して、彼がいいんじゃないかなと思いました」。劇中の大助の言動1つ1つにイラっとさせられたと伝えると「うれしいです」と笑顔で応える神木さんは、台本を読んだ第一印象を「実は文字だけだと分からないところもいっぱいあったんです。地獄で鬼に吹き飛ばされる大助?どうやってどう吹き飛ばされるんだろう?とか、地獄のセットってどんなものだろう?という疑問が真っ先に頭に浮かびました」とふり返る。「『11人もいる!』のときもそうだったのですが、台本を見ながらたくさん笑って、最後には心が温かくなるような人間味があって。すごく素敵な作品だな、と。強くそう思いました」。2011年のドラマ『11人もいる!』では脚本家と俳優という関係だったが、今回は監督と主演俳優として現場で一緒に仕事した感想は?「本当にチャラい人だと困るけど、そうじゃないのは知ってたんで。『もっとやっていいよ』と言えたのは神木君だからです。どんなにやっても品があるから。逸脱し過ぎたときも『この後の展開があるから、ここはもうちょっと抑えましょうか』と言うと、すっとその微調整ができる。2歳からやってますからね、さすがだなと思いました」という監督の言葉に「いやいや(笑)」と神木さんは謙遜するが、宮藤さんは「それ結構、感心しましたね」と続ける。「神木君はすごく深く考えて、試行錯誤してたのかもしれないんですけど、僕にはそういうふうに見えずに、さらっとやってるように見えた。だけど、さらっとできるって、実はすごいことなんじゃないかなと思ってます」。「大助があまり考えていないような人だと思ったので、同じく考えない方がいいのかなとは思いました(笑)」という神木さん。「例えば、タイミングを狙うことも彼は絶対にしないですし。大助が『こうかな?こうか。ん、違うな。あ、こうか!』という過程があって結論にたどり着くのが、絶妙な瞬間やテンションだったりするのかなと。なので何も考えない方がいいのかなと思っていました」。「良かったです」と宮藤監督。「難しいと思うんです。これをやったら嫌悪感を覚えるぐらいのところを、そうならないっていうのが、すごい。深く役を掘り下げてるからなのかと思ってたんですけど。今、聞いたら何も考えてないらしいので(笑)、なおさらすごいですね」。大助は共学校に通うごく普通の高校生。かっこいいわけでも悪いわけでもなく、好きな女の子と仲よくなりたいのになかなかうまくいかず…という彼の日常は、子役時代から人気者だった神木さんの高校生活とはかなり差がありそうだが、神木さんは「とても普通の男子高校生でした」と言う。「1週間50円で過ごしたこともありますよ」(神木さん)「それは普通じゃないよ(笑)」(宮藤さん)と、やりとりしつつ、「テストも一夜漬けでしたし、文化祭も体育祭も楽しんでいました。モテるために徒競走で一着になりたくて、前日に公園で重りを持って走っていました。たぶん、そこまでみんな掘り下げないんです、文化祭や体育祭を。漫画のような高校生になりたかったです。その方が絶対楽しいと思っていて。恋愛コメディの通りに生きたら、その当事者になったら、絶対楽しいはずなんです」と力説。「その通りに生きてみようと思って。その通りに生きました(笑)」。「普通の高校生からしたら、それをやってくれてるのが神木君だと思うだろうけどね。普通の高校生役をやってる神木君を見て、ああいうふうになりたいなって。それをさらに神木君がやってる、もうわけ分かんないね」と笑う宮藤監督に、神木さんは「曲がってますね」と苦笑。ただ、漫画の世界の高校生に憧れるのは大助の感覚にも通じる。「大助を本当に楽しく演じることができました」。(text:Yuki Tominaga/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月27日HKT48の指原莉乃(23)が、26日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)にゲスト出演し、第8回AKB48選抜総選挙で史上初の二連覇を達成した心境を語った。2位渡辺麻友の17万5,613票を大きく引き離し、過去最多となる24万3,011票を獲得して2年連続の1位に輝いた指原。番組内でコメントを求められると、「こういうふうに取り上げていただく場に自分がいるのがすごく恥ずかしい」と謙遜した。ゲストの宮藤官九郎(45)から「堂々としてましたね」と褒められ、ダウンタウン・松本人志(52)から「なんか慣れてきてる気がする」とイジられると、「慣れてないです!」と反論。ところが、司会の東野幸治(48)の「前日もよく寝られたでしょ?」には、照れくさそうに「はい、いっぱい寝ました」と素直に認める。松本の「今の指原にはライバルがいない。そこがもしかしたら指原のつらいところかも」という意見には「うーん」と口ごもりつつ、「今年は不安もあって。1位になった人は追いかける立場じゃないので、一気に力が弱まっちゃうんですよね」と吐露。「来年どうなるか」と三連覇の自信はないようで、「出るかどうか決めてないんですけど」と次回の出馬は未定であるとの考えを示した。一方、ワイドナ現役高校生としてゲスト出演したタレント・北村優衣(16)は総選挙の開票時に台湾にいたことを明かし、国外でも速報が流れていたことで注目度の高さを実感したという。指原が1位になったことについて周囲に感想を聞き、「女性は『すごい』『かわいいし、なんでもできる』と話してたんですけど、男性は『俺はまゆゆ派かな』とか」と男女で反応が異なっていたことを報告すると、指原は「えっ? なんで余計なこと言うの?」とツッコミながら手をたたいて喜んだ。その後、社会学者・古市憲寿氏(31)が小沢一郎代表(74)を激怒させて"炎上"したことについて「ネットは怖い。守ってくれない」「反応がダイレクトに返ってくる」と振り返ると、指原は「(批判されても)何とも思わないですけど、(総選挙で)1位になったときに『おめでとう』より批判の声が多かった時は傷つきました」と告白した。実際に指原のツイッターに寄せられたコメントを見ると、結果を不服とする声や2位の発表時に喜びを爆発させたことへのクレームが確認できる。そのほとんどが「応援してない」「誰にも投票してない」人だと言い、「それでも自分の方が幸せだと思えるから、最近は大丈夫になりました」「最初のころはすごく嫌だったし傷ついてたんです」と赤裸々に語っていた。
2016年06月26日●クイズで行けるという勝算があったテレビ局が一斉に衣替えを行う春の番組改編。今回も各局、課題の時間帯に新番組を投入したり、リニューアルを図ったりと、録画視聴が増える中でリアルタイム視聴を取り込むためのタイムテーブルを作成した。この戦略を考えるのが、"テレビ局の中枢"とも言われる「編成部」。今回は、民放キー局の「編成部長」に、春改編を総括してもらい、今後の展望についても語ってもらった。まずは、ゴールデン(19~22時)・プライム(19~23時)・全日(6~24時)の視聴率"三冠王"を走る、日本テレビ。プライム帯唯一のバラエティ新番組も堅調に推移し、圧倒的な強さを見せる日曜もさらに好調で、まさに、王者に死角なし!?(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区)――春の改編でプライム帯バラエティの唯一の新番組として『究極の○×クイズSHOW!!超問!真実か?ウソか?』がスタートしました。こちらの手応えはいかがですか?タイムテーブルの多様性を考えて、クイズ番組を置きたいとずっと思っていたんです。私はバラエティ制作出身で、日本テレビは昔から『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』や『マジカル頭脳パワー!!』など、クイズが得意な局と言われて育ってきた世代でもあるのですが、今の日テレのタイムテーブルを見ると実はクイズがない。やはり、いろんな球を視聴者の皆さまに投げないと、1週間を通して日テレを楽しんでもらえないだろうということと、うちの伝統であるクイズで行けるだろうという勝算があったので、企画開発をずっと続けてきました。そして、生まれたのが『超問!』です。ゴールデンタイムの特番で試して視聴率が13.5%とれたので、他局さんのソフトを分析して、このゾーンだったら行けるんじゃないかということで、TBSさんが強い金曜日の20時台に置きました。――スタートして、視聴率的にはいかがですか?1回目で12.2%、2回目も11%と2ケタをキープしたので、一定の成功と捉えています。あの時間帯にクイズを見たいというお客さんがいるということも再確認できたので、もっとブラッシュアップしながら、戦っていけるという手応えはあります。バラエティが当たると1クールだけじゃなく、長期的に視聴率を稼ぎながら視聴者の方に良いソフトを見てもらえるので、なんとか成功させたいです。――金曜日は今改編で夕方の『女神のマルシェ』『それいけ!アンパンマン』を午前に移して『news every.』を拡大しまたし、ゴールデンは昨年秋改編で、19時台に『沸騰ワード10』を投入していましたよね。夕方を改編して、金曜日の縦の流れ=視聴フローがすごく良くなりました。『沸騰ワード10』も、先日の放送で視聴率を2ケタに乗せましたし、課題の一つである金曜日は、形が見えてきているかなという感じです。――改編が理想的な形で、順調に結果へ結びついていますね。この2つのバラエティは、新しい有望なクリエイターに挑戦させています。『沸騰ワード10』の水嶋陽は、初めてGP(ゴールデン・プライム)帯で自分の企画を演出しているんです。『超問!』の河野雄平は、もともと『高校生クイズ』をやっていて、クイズ番組が得意なディレクターだったんです。構造が複雑ではない「2択」というどこから見てもすぐ入れる形と、プレゼンターが「回答者と視聴者を迷わせる」というところが発明品になり得ると思いまして、そこがうまくハマって2ケタに乗せているのだと思っています。――バラエティ番組の戦力が増えていくのは、心強いですね。「局の中にどれだけ数字がとれる総合演出がいるか」というのは、直接的に視聴率に関わってくるところなので、そういう人物が何人いるかが勝負だと思います。なので、なるべく若手にも勝負させて、その絶対数を増やしていきたいと思います。――ドラマの話も伺いたいのですが、4月クールは嵐・大野智さんの『世界一難しい恋』が好調でしたね。水曜22時台は、女性が共感できるドラマというコンセプトで、4月クールは大野さんがホテル社長を演じるドラマを編成し、最終回は16%を記録するなど高視聴率を獲得しました。7月も王道の"お仕事もの"路線で、北川景子さん主演の『家売るオンナ』をスタートさせます。4月の土曜21時台は、ファミリーで楽しめる『お迎えデス。』でした。7月からは『時をかける少女』で、幅広い年代に知られる有名原作を、黒島結菜さんと菊池風磨さん、竹内涼真さんという若者に人気のフレッシュなキャストが演じます。今クールも家族で楽しめるドラマになれるかなと期待しています。日曜22時30分は、M1(男性20~34歳)・M2(男性35~49歳)といった男性層にも、日曜夜に連続ドラマを楽しんでもらう枠というコンセプトですが、4月期の宮藤官九郎さん脚本『ゆとりですがなにか』は、配信でも相当数の数字になって手応えを感じています。7月は藤原竜也さん主演で『そして、誰もいなくなった』ですが、こちらもエッジの立った企画でスタートします。日曜の枠はまだ1年と少しなので発展途上ではあるのですが、3枠それぞれのブランディングと差別化が進んでいると思っています。――4月クールのドラマは、プロデューサーが初めて3枠とも女性ということで話題になりましたが、次の7月クールもそうですよね。はい。男性のプロデューサーももちろん頑張っていますが、若い女性のプロデューサーが育ってきています。そんな中で、連続ドラマの枠が久々に3枠に増えたので、男女関係なくチャンスが増え、結果的に3人が女性プロデューサーになったということです。(C)NTV●秋以降は"場が荒れる"と警戒――平日朝の情報番組『ZIP!』も、2月から民放横並びトップを続けています。この躍進の背景はどう捉えていますか?朝に明るく気持ちよくというコンセプトを外さずに、4月も「朝だよ!貝社員」という新しいアニメをはじめたり、キャラバンコーナーもセレイナ・アンさんに代わったりと、本当にいい意味でうまく番組内リニューアルを続け、視聴者の皆さんを飽きさせない工夫をちゃんとやっていると、編成としては思っています。――マイナビニュースで連載を持っているテレビ解説者の木村隆志さんが、「ネットサーフィンのようにコーナーがどんどん変わっていくテンポの良さが受けている」と分析しています。スタッフもそこは意識していると思います。長尺物でドーンと見せるだけではなくテンポが良くて、あの明るさもネット世代に親和性が高い。『ZIP!』は、ネットやデジタル展開を見据えて、次の世代の朝の番組をコンセプトに立ち上げたものでもあるので、ネットサーフィンのような見方が生理的に合い始めてきているのかなという感じもしています。――これまでフジテレビが『めざましテレビ』から『とくダネ!』『ノンストップ』への流れで視聴率トップでしたが、『ZIP!』がトップに立ったことで、後の『スッキリ!!』『PON!』への流れも良くなってきていますか?はい。『スッキリ!!』は昨年に演出が代わって、4月から出演者にハリセンボンの近藤春菜さんが加わりましたが、うちの調査で近藤さんの好感度が相当高かったんです。数字的にも好調ですし、まだまだ伸びしろがあると思っています。それと、早朝の『Oha!4 NEWS LIVE』では、お天気テロップを『ZIP!』と共通化しました。世界観を合わせたことで、朝帯の縦の流れも良くなっているという感じです。――日曜の夕方も、『真相報道バンキシャ!』が、2015年度で民放同時間帯トップに立ちました。フジの老舗アニメ『ちびまる子ちゃん』『サザエさん』の牙城を崩したのは、大きいですよね。30日曜夕方は『笑点』からの流れがもちろん良いのですが、関東ではその前の『チカラウタ』という小山慶一郎さんと羽鳥慎一さんの番組が相当良くなってきていて、先日も11.9%を獲得するまでになりました。『笑点』への流れにうまくハマったのではと思います。――その『笑点』は、新司会者に春風亭昇太さん、大喜利の新メンバーに林家三平さんが加入されました。下馬評通りに、三遊亭円楽師匠や小遊三師匠で行くのではなく、ここで昇太さんとなったところに、日テレさんの攻めの姿勢を感じました。「老舗番組のリ・ブランディング」は地上波にとって最重要な事です。歌丸師匠の最後で27.1%をとった5月22日の放送も、昇太さんの初司会で28.1%となった翌週29日の放送も、若い人がすごく見てくれたんです。年配層中心の視聴イメージがある中で、これをきっかけに若い人にも定着してもらい、そのまま『バンキシャ!』『ザ!鉄腕!DASH!!』を見てもらうという形ができてくると、いいなと思っています。現在も6週連続20%を超えています。(※6月20日現在)――金曜日も朝帯も改善して、日曜日もさらに盤石です。もう課題がないように見えるのですが…。テレ朝さんの朝帯も、流れが良くなってきています。『報道ステーション』も富川悠太アナに代わって、これからどう推移していくか。TBSさんの21時またぎ編成、CX(フジテレビ)さんの大幅改編、NHKさんも19時半にあった『クローズアップ現代』が22時に移って、20時またぎの番組ができて、『ニュース7』の層がどう流れていくのか…すごく注目しています。各局が数字を上げる施策を打たれているので、うちももっと良くしていかなければと思っています。――いろいろお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。最後に10月改編に向けての展望を教えてください。8月はリオ五輪がありますし、秋以降はテレ朝さんのスポーツ特番もかなり組まれますので、いわゆる"場が荒れる"予感がしています。10月改編では、さらに縦の流れを良くするための施策や、曜日ごとの各番組の連携などもより意識した「1週間を通して日テレを楽しんでもらう"習慣日テレ"」戦略で、日本テレビを見てもらえればと思っています。(C)NTV
2016年06月26日長瀬智也が6月25日、都内で行われた主演作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の初日舞台あいさつに登壇。公開延期を乗り越え、ついに全国封切りを迎えた本作について「ようやく皆さんに見てもらえることが、非常にうれしいです。こんな作品は見たことがないし、これから先も出会えないはず。皆さんにとっても大切な何かになれば」と感激した。初日舞台あいさつ その他の写真不慮の事故で地獄に落ちた平凡な高校生が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼キラーKと出会い、ロックバンドを結成。現世への転生にチャンスをかける。初日舞台あいさつには長瀬をはじめ、神木隆之介、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古舘寛治、皆川猿時、宮藤官九郎監督が出席。宮藤監督にとっては、4本目となるメガホン作で「これは仏教映画です。お布施だと思って1度より2度、2度より3度と見てもらえれば」とアピールしていた。テーマである転生にちなみ「生まれかわるなら、誰がいい?」の質問に、長瀬は「やっぱり、クドカンさんになってみたい」と即答。「かれこれ15、6年お仕事でご一緒しているので、自分が知らない自分を知っていそうだし、客観的に自分のことが見られるから」と理由を説明していた。また「この中で誰が一番の鬼?」の問いに、桐谷は「神木君かな。ケータリングでカレーを食べるときも、ご飯は普通の量なのに、ルーはティースプーン1杯くらい(笑)。もはや、鬼ですよ。名前、神木ルー之介にしたら?」。この発言に神木は「確かにいつも少なめです」と独特なカレーの食べ方を告白。長瀬も神木の名前を挙げて「地獄の拷問で、縛られたり、吊るされたりしているのに『いや、大丈夫です』って。さては快感を覚えていたんじゃ…」といじられていた。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年06月25日地獄が舞台のロックコメディ『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の初日舞台挨拶が6月25日(土)、都内で行われ、長瀬智也、神木隆之介、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古舘寛治、皆川猿時、宮藤官九郎監督が出席した。修学旅行中の事故で地獄に落ちた高校生が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼キラーKからギターの猛特訓を受け、現世への転生に挑む。公開延期を乗り越えた全国封切りだけに、長瀬さんは「ようやく見てもらえることが、非常にうれしいです。こんな作品は見たことがないし、これからも出会えない」と感無量の面持ちだった。「誰が一番の鬼か?」をテーマに会話が進んだこの日の舞台挨拶。桐谷さんは「やっぱり神木くんかな。みんなでケータリングのカレーを食べていたら、ご飯は普通盛りなのに、ルーがティースプーン1杯分なんですよ(笑)。これは鬼だなと。もう、神木ルー之介に名前、変えたら?」といじり倒し。神木さんが「鬼はやっぱり健兄ぃ(桐谷さん)ですね。とにかくアドリブが多い」と反撃すると、「いや、それはちゃんと(アドリブに)応えてくれるから。本当、ルーのおかげです!」と“口撃”の手を緩めなかった。長瀬さんも「僕も隆(神木さん)かな。地獄の拷問を受けて、縛ったり吊るされたりしているのに『いや、大丈夫です』って。まさか快感を覚えていた?」とこちらも神木さんいじり。誰からも愛されるいじられキャラの神木さんが、本領を発揮していた。また、映画が描く“転生”に話題が及ぶと、長瀬さんは「やっぱ、クドカンさんになりたいです」。そのこころは「かれこれ15~6年、お仕事をご一緒しているので、自分が知らない自分を知っていそうだから」だといい、「いつか俳優同士として、共演もしたい」と再タッグに意欲を燃やした。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は全国ロードショー中(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月25日アイドルグループ・TOKIOのメンバーで俳優の長瀬智也と、俳優の神木隆之介が25日、都内で行われた主演映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(6月25日公開)初日舞台挨拶に、共演の尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古館寛治、皆川猿時、宮藤官九郎監督とともに登場した。同作は、不慮の事故によって地獄に送られてしまった普通の高校生・大助(神木)が、地獄農業高校軽音部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬)に導かれ、現世に転生するチャンスを狙って地獄めぐりをするというコメディ。宮藤が監督・脚本を務めた。映画にちなんだ「誰が一番鬼か?」という質問に、桐谷と長瀬は神木を指さした。桐谷が「リュウ(神木)はカレーのごはんに対して、ルーをティースプーン1杯しかかけない」というエピソードを披露し、「変態鬼」と命名すると、神木は「ごはんに染み込んでいるルーが好きで」と弁解。長瀬は、神木が地獄で拷問を受けて吊るされるシーンでスタッフに気遣われるも「『いや大丈夫です~』ってすごい爽やかな笑顔で言う」と神木の様子を語り、「最後の方は快感を覚えていたんじゃないかと」と疑惑を話した。相次ぐ"変態"疑惑に、長瀬と桐谷は「みんなからキャーキャー言われるかわいい変態の鬼」(桐谷)「そんなリュウも好きだから」(長瀬)「神木ルーのすけ」(桐谷)と、”神木いじり”が止まらなくなった様子。神木は「鬼ってつけ足しただけでしょう!」「カレー屋さんじゃないし!」と全ての球を打ち返し「ツッコミの鬼」と呼ばれた。また、神木が話し出すと長瀬が急に「お前かわいい顔してるなあ。みんなかわいいって言ってるぞ」と言い出し、客席からも「かわいい!!」と悲鳴が上がる一幕も。2001年に放送されたフジテレビ系ドラマ『ムコ殿』以来の共演となる神木に、長瀬は「本当久しぶりだったので、大人になったな、なんて思いもありましたね。僕も人間じゃなくなって鬼になっちゃったんで。あの頃はまだ人間で一緒にお風呂に入るシーンもあったんですけど」と、しみじみと振り返っていた。
2016年06月25日●地獄のヒントは居酒屋のテレビ6月19日に最終回を迎えた日本テレビ系ドラマ『ゆとりですがなにか』。「ゆとり第一世代」と呼ばれる1987年生まれの男女が、友情に、恋に、仕事に生きる姿を描いた。その脚本を担当したのが宮藤官九郎(45)。彼が『週刊文春』で連載している「いまなんつった?」の2016年3月3日号では、「問題は教育制度そのものではなく、それを受けた彼らが社会に出て感じている負い目の方じゃないか」と疑問を投げかけている。一方で、映画監督として4作目となる『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(6月25日公開)で選んだ舞台が"地獄"。17歳でこの世を去った大助(神木隆之介)は、赤鬼キラーK(長瀬智也)率いるロックバンド"地獄図"に参加し、地獄からの生還を目指して奮闘する。宮藤監督の過去作を振り返ると、時代劇コメディーの『真夜中の弥次さん喜多さん』(05年)、パンクバンドをテーマにした『少年メリケンサック』(09年)、中学生の妄想を描いた『中学生円山』(13年)。ドラマを含めても、"宮藤監督ワールド"こそ独創性に優れているといえるのではないか。ゆとり世代から地獄のことまで。作品作りにおける彼の頭の中は、一体全体どうなっているんだろう。今回は、『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の話題を中心に、「宮藤官九郎の映画脳」という一点に絞って彼の頭に"メス"を入れた。――いよいよ公開ですね。業界内での反響はいかがですか。まぁ、あの……関係者の方やスタッフは良いことを言ってくださるので(笑)、本当の評価は公開するまで分からないと思ってます。一般の人に観てもらった時にどこまでこの世界を楽しんでいただけるのか。気になりますね。――私が観た時の試写室は満員。補助席まで出る盛況ぶりでした。そうですか。よかったです。――個人的にツボだったのが、中村獅童さんのシーン。思わず吹き出してしまいました。役柄が明かされていなかったので……まさかあんな役だったとは(笑)。ありがとうございます(笑)。獅童さんから直接メールをいただいて、「精いっぱいやらせていただきます!」と。獅童さんにお願いして良かったです。――『週刊文春』の連載「いまなんつった?」を昨年から読んでいるのですが、今回の映画の話もたくさん取り上げていらっしゃいましたね。そうですね。去年はほとんど映画がメインになっていて、春から秋ぐらいまではずっと映画のことばかり考えていました。――今回は連載に書かれていた内容に沿って、お話をうかがいたいと思います。よろしくお願いします。――脚本を手掛けられた『GO』(01年)と『ピンポン』(02年)で、映画のスタンスが決まったそうですね。「原作と脚本」の関係性について書かれていたのですが、今回はオリジナル作品です。その点はどのように受け止めていらっしゃいますか。オリジナルの場合、いちばん必要なのは「説得力」です。企画を成立させるにあたり、協力してもらういろいろな人を説得しなければなりません。興味を持ってもらうために、自分のやりたいことをスタッフやキャストに伝えていくのですが、もし原作があれば「この本、面白いから読んでください!」で済むというか、だいたい共有してもらえますよね。でも、オリジナルはそれができない。僕のオリジナル作品では、大抵の人の興味はギャグやコメディ要素。ただ、作品を作っていく中でそれだけではないテーマが見えてきます。オリジナルだからこその難しさもありますが、好きなように作れる強みもあって。もともとの発想「0→1」は自分の中にあるもの。だから、僕にとってはとってもやりやすいんです。原作がある場合は、原作と映画の違いを意識しなければなりませんから。脚本だけを依頼される時は、また事情が変わってきます。原作があると進むべき方向が決まってやりやすい。ところが監督をやるとなると、今度はオリジナルの方がやりやすくなります。「この世で1つしかない」ものを作り出せるのは、オリジナル作品の監督だけなんで。――正直に打ち明けます。映画化決定のニュースを書いていた時点では、「この映画は大丈夫なんだろうか」と不安になるほどイメージをつかめていませんでした。「聞こえないふり」をする人はどのあたりから減っていきましたか。(1月の完成披露試写会にて「(周囲を説得する中で)聞こえないふりをする人が多かった(笑)」と発言)(笑)。皆さんちゃんと聞いてくださっていましたが、やっぱりキャストが決まってから反応は変わってきたんじゃないですかね。長瀬(智也)くんと神木(隆之介)くん。オリジナル作品で大事なことなんですけど、解釈の違いとか誤解から生まれるものも絶対にあると思います。原作を映画化するのは楽な部分もありますが、そういう発想の原点となる「誤解」はない。オリジナルは解釈の違いから「そういう見方もあるのか」という発見につながって、そこから僕もまた広げられる。「そっちの方が面白い!」と飛びつくことができるし、やっぱり僕はオリジナルの方がやりやすいですね。――企画したのが2012年で、脚本を書き始めたのが2014年。"地獄"の撮影場所を悩んだ末、近所の居酒屋のテレビで『楢山節考』(58年)を見て閃きがあったと。ええ。ヒントとなった木下惠介さんの『楢山節考』。これは地獄の話ではなく、姨捨山をモチーフにした話なんですが、今から60年前くらいの作品です。すべてセットで撮っていて、昔はオールセットで撮影している作品が結構あった。地獄の映画をやることをは決めていたんですが、そのビジュアルまでは自分の中で見えていなかったんですよね。ロケで撮るのか、あるいはグリーンバックで合成で撮るのか。でも、どちらも何かしっくりこない。それはそれで見たことある感じになりそうだし、それをやるのであれば僕よりも上手な映画監督がいっぱいいると思ったので、何か面白いアイデアないかなと思った時に、『楢山節考』を見て、大きなスタジオに地獄のセットを作れば、珍しい映画になるんじゃないかと思ったんです。●書かないと思い出せないアイデアはいらない――いろいろな作品を並行して進めていらっしゃいますが、そういうアイデアの管理は? 居酒屋での偶然の出来事も、何かに書き留めているとか。メモることはあまりないです。並行してやっている期間が長い時、例えば再来年、来年、今年の作品を同時に進めている時とかは、整理しないといけないから後で思い出せるように必要なことを書き出すことはあります。でも、書かないと思い出せないようなことであれば、それだけひらめきのインパクトとしては弱いんだろうなと思うので、よっぽど忘れちゃいけないことだけメモったりしています。あとは打ち合わせ中に、後で絶対に必要になることなどは書いておくようにしたり。でも、今回の作品ではほとんどありませんでした。――五感を通して伝わってきたものが、自然と脚本や映画の世界観に生かされているわけですね。そうですね。脚本は考える時間がいくらでもありますけど、現場での撮影はその日その場の判断でしかできないこと。そこで監督はジャッジしなきゃいけないから、決断力を強いられる時は、やっぱり今までの自分の経験しかないですよね。経験をもとに、瞬間的に判断する。だから、忘れないように書き留めておくことはあまり意味がない。やっぱり、その場その場で変わっていきます。今まではカット割りを考える時に楽しい時ときつい時がありました。そうすると大体スタッフの方が「現場で役者の芝居を見てから考えてもらって全然いいですよ」と言ってくださるのでお言葉に甘えて臨んでいたんですが、現場で何も思いつかない時もあるんですね。でも、今回は全カット絵コンテを書いたんです。全シーン全カット絵コンテを書いたら、現場で全く悩みませんでした。なおかつ、違和感があった時に絵コンテがあると、それを壊すこともできる。前もって考えていたビジュアルが1つあると、そこから変化させることもでできる。それに気づけたのは発見でしたね。――今後も同じような方法でやっていくつもりですか?うーん、分からないですね(笑)。今回は、たまたまビジュアルにすごく頼る作品だからそうしましたけど……今後それをずっとやるのか(笑)。できればやったほうがいいんだとは感じました。――最初は2時間33分の作品だったそうですが、最終的には2時間5分に。率直にどちらの方が気に入っていますか?それはもちろん2時間5分です。もちろん諦めたシーンとかあるし、その30分をカットしたんですけど、台本上大きくカットしたシーンはありません。だから、出てない役者さんもいない(笑)。これも絵コンテ書いていてよかったなと思うところで、多めに素材を撮っていったんです。今までは「撮ったつもり」になっていたこともありました。今回は撮れてないカットが1つもなかったので、そういった意味では最初に思い描いていたとおりの映画に近づいたんじゃないかなって思います。編集の方がつないだ2時間30分を見た時に、意外と完成度が高かったことがちょっとショックでした。そこからカットしないといけないのかと(笑)。でも、今まで4本撮って、現場がいくら楽しかったり盛り上がったりしても、日が経ってその映画を見た時に、「このカットはいらないな」とか「この間は必要?」とか、そういうところが出てきて。今回はそこを意識して、2時間5分にまとめました。だから、「尺の都合」で泣く泣くカットしたシーンはありませんし、短くしたことで良くなっているところはたくさんあります。――その話にも関連するのですが、映画の尺がだいたい2時間前後であることについてどう思いますか? 連載でも書かれていました。先日、『ストレイト・アウタ・コンプトン』(15年)というラッパーの映画を観ました。2時間47分の作品なんですが、全然退屈しなかったんですよね。やっぱり時間は関係ない。1時間半の映画でも退屈する時はします。きっと人それぞれの好みや思考があると思いますが。昨年公開された『ハッピーアワー』は5時間17分。まだ観ることはできていないんですが、もしかしたらそのくらいの方が気持ちのいい時間なのかもしれない。誰が「映画は2時間」と決めたのかなとは思います。きっと、座って1つのものを観てられる時間はそのくらいなんでしょうね。『七人の侍』(1954年)も途中に休憩が入っていましたし、インド映画で長いものは3日に分けて観るものもあります。そんな作品がある中で「2時間」は1つの基準になってるんだろうなと思います。――これまでの作品は達成感があり、今作は「挑戦」でもあったと聞きました。次作でなんとなくイメージしていることはありますか。この方向でもう1本やっても、もうこれを超えることはないと思うので、次はもうちょっと現実的な世界でやりたいです(笑)。淡々とした映画。やっぱり、振り幅が大きい作家でいたいという思いがあるんですよね。いつやっても「宮藤官九郎っぽい」になっちゃうというのは、みなさんが観たらそう思うのかもしれませんが、僕の中では全然違うものを作りたいという思いが毎回ある。この映画は地獄が舞台で、現実感のない世界。今度は、また別の世界の作品を作っていきたいです。■プロフィール宮藤官九郎1970年7月19日宮城県生まれ。1991年より大人計画に参加。TBS系ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(00年)で脚本家として脚光を浴び、行定勲監督の映画『GO』(01年)で第25回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。映画監督デビュー作となった『真夜中の弥次さん喜多さん』(05年)で新藤兼人賞金賞を受賞し、本作は『少年メリケンサック』(09年)、『中学生円山』(13年)に続く4作目の監督作品。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月24日松田龍平が主演を務める最新作『ぼくのおじさん』。この度、本作の特報映像がついに到着。併せてペアルックに身を包んだ“ぼく”と“おじさん”2人の場面写真も解禁された。学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男(大西利空)。「自分のまわりにいる大人について」というのがテーマ。公務員の父(宮藤官九郎)と専業主婦の母(寺島しのぶ)では面白いものが書けそうにない。居候しているぼくの“おじさん”(松田龍平)は、大人のくせに万年床に寝転がってマンガばかり読み、時にはぼくをダシにお母さんからお小遣いをもらうこともある大人。雪男は、そんなおじさんを題材に作文を書くことにする。そんなある日、おじさんにお見合い話が持ち上がった。乗り気でないおじさんだったが、目の前に現れたお見合い相手はハワイの日系四世で絶世の美女・稲葉エリー(真木よう子)。ぼくの心配をよそにおじさんはエリーに一目惚れ!だが、エリーは祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためにハワイへ帰ってしまう。エリーに会いたい一心で、あの手、この手を駆使してハワイへ行く策を練るおじさんだが、ことごとく失敗。だが、奇跡が訪れ、ハワイに行けることに。おじさんと雪男はエリーを追いかけてハワイへ行くが、なぜか和菓子屋の御曹司、青木(戸次重幸)もやってきて――!?原作は「夜と霧の隅で」「揄家の人びと」など、日本純文学を代表する作品を発表する一方で、マンボウシリーズといった児童エッセイ・小説などで絶大な人気を誇った北杜夫のユーモアセンスを遺憾なく発揮し、和田誠のイラストと共にいまもなお幅広い世代に愛され続ける同名作。監督は、『天然コケッコー』で「報知映画賞」最優秀監督賞を最年少で受賞して以降、『苦役列車』など話題作を手掛け、独特な作風で映画ファンを魅了してきた山下敦弘が務めている。そしてキャストには、親戚の家に居候し万年床で暮らすおじさん役の松田さんをはじめ、おじさんと同居し見守る甥っ子・小学4年生の雪男役には、度重なる選考を見事勝ち抜いた大西利空。おじさんが一目惚れするヒロインに真木よう子が好演。さらに、戸田恵梨香、宮藤官九郎、寺島しのぶ、戸次重幸、キムラ緑子、銀粉蝶ら、実力派豪華キャストが脇を固めている。このほど完成したのは、一目惚れしたエリー会いに行くために、ハワイに飛んだおじさんとぼくが描かれる特報映像。映像では、普段万年床で過ごすおじさんが初の海外にどうしてよいかわからずに戸惑い、“おかけになった電話番号は…”と話す電話口に「また同じ女の人にかかっちゃった」と勘違いし電話も出来ず。そして、現地の人に声をかけるも相手にされず…そんなあたふたする姿を原作のユーモアを取り入れながら小気味よい音楽と共に独特の山下タッチで描かれている。『ぼくのおじさん』は11月3日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月24日プラスワンゲストを加えた「嵐」チームとゲストチームが、体感型ゲームで対戦するバラエティ「VS嵐」の6月23日(木)放送回に、長瀬智也ら映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』チームがゲストとして参戦する。今回ゲストとして出演するのは長瀬さんのほか、宮藤官九郎、桐谷健太、皆川猿時、古舘寛治、ゴンゾーといった面々。今年1月以来、約半年ぶりの登場となる長瀬さんが“肉体派”アイドルの本領を発揮して嵐メンバーを追い詰めるほか、松本潤が映画撮影現場で目撃した地獄の“マル秘”裏側を明かす。今回の嵐チームのプラスワンゲストはおかずクラブ。即興芝居で宮藤さんに熱烈アピールするゆいPにも注目だ。今回ゲストチームとして登場した長瀬さんらが出演する映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』は、宮藤さんの脚本・監督最新作となり、長瀬さんが『ヘブンズ・ドア』以来7年ぶりに映画主演を務めるほか、共演には神木隆之介、尾野真千子、森川葵、清野菜名、そして今回長瀬さんと共にゲストとして出演した桐谷さん、古舘さん、皆川さん、ゴンゾーさんらが出演する。不慮の事故で17歳にして命を失った高校生・大助(神木さん)を待ち受けていたのは、まさかの“地獄”!たいして悪いこともしてないのに、大好きなひろ美ちゃん(森川さん)とキスもしていないのに、このまま死ぬには早すぎる!地獄でロックバンドを率いる赤鬼キラーK(長瀬さん)と出会った大助は、彼から地獄のしくみを学び、ひろ美ちゃんとキスをするために現世へのよみがえりを目指して大奮闘する!?…というストーリー。6月25日(土)より全国にて公開される。「VS嵐」は6月23日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月23日脚本家の宮藤官九郎が、きょう22日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』(レギュラーは毎週水曜19:00~19:56)の3時間スペシャルに出演。番組史上初めて、同級生同士の論争が発生してしまう。ゲストの学生時代の同級生の"今"を調査していく同番組。宮藤は、高校での修学旅行中に同級生とナンパし、その相手の女子と同級生で文通を始めたというが、相手側から終了を告げられてしまったというエピソードを紹介する。文通終了の通告後、ナンパグループ全員が、学校にハガキを持ち寄って報告し合ったそうだが、その中に1人だけ、封書の手紙を受け取っており、そこには「好き」という文字も書かれていたという。宮藤はその彼が「モテるタイプじゃなかったから、悔しかった」と振り返る。番組では、その"勝ち組"同級生の今を調査。宮藤の地元・宮城県を訪ねるが、宮藤と同様に当時を思い出して悔しさをにじませる"ハガキ組"の同級生たちに対し、"勝ち組"の彼の発言をきっかけに、番組史上初めて、同級生同士の論争が勃発してしまう。今夜の放送では他にも、高嶋ちさ子の「天才的にバイオリンがうまかった」同級生の男子や、浜口京子と一緒に茶道のお稽古をしていた女の子、浅香唯に「好きやじ」と告白してきた男子、サバンナ・高橋茂雄と両思いだったはずの女子などの今が調査される。
2016年06月22日バイオリニストの高嶋ちさ子が、あす22日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』(レギュラーは毎週水曜19:00~19:56)の3時間スペシャルに出演。「天才的にバイオリンがうまかった」という同級生の現在が明かされる。ゲストの学生時代の同級生の"今"を調査していく同番組。プロのバイオリニストとして活躍する高嶋だが、同級生に「天才的にバイオリンがうまかった」という男子がいたという。その子は、有名バイオリニストの演奏をコピーし、自分で作曲したオリジナル曲をテストで披露するほどの腕の持ち主。高嶋から次々に天才的なエピソードが語られるが、その彼の現在がVTRで判明する。ほかにも、高嶋の桐朋女子高等学校音楽科の同級生の中で、将来の疑問を感じて音大から医大に入り直したという女性も登場。当時から「音楽療法の時代が来る」と予言したそうだが、その後医者にになったのかが、明らかになる。この日の放送ではほかに、浜口京子、浅香唯、高橋茂雄(サバンナ)、宮藤官九郎も登場。浜口は一緒に茶道のお稽古をしていた女の子、浅香は「好きやじ」と告白してきた男子、高橋は両思いだったはずの女子、宮藤は高校の修学旅行で一緒にナンパした同級生の今が調査される。
2016年06月21日宮藤官九郎監督最新作で長瀬智也(TOKIO)主演の『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』の試写会が6月20日(月)に開催。宮藤監督、長瀬さんに共演の神木隆之介、桐谷健太、清野菜名が舞台挨拶に登壇した。好きな女の子にキスもできぬまま死んで、地獄に落ちてしまった高校生が、地獄専属のロックバンド地獄図(ヘルズ)に強制加入!?閻魔の裁きを受けて現世に転生するチャンスをつかもうと奮闘するが…。長瀬さんは、撮影中に最も笑ったエピソードとして「隆(=神木さん)の顔色が、地獄に落ちたばかりということで(メイクで)すごく悪かったんですが、本当に悪いのかと思った」と述懐。桐谷さんも「背中をさすってあげたりした」とふり返るが、心配する長瀬さん、桐谷さんらが地獄の“鬼”役ということで全身赤、緑のメイクを施されており、桐谷さんは「(神木さんに)『自分らに言われたくないよ!』『顔色どころじゃないじゃん!』と突っ込まれた(笑)」と明かし、会場は笑いに包まれる。現場ではたびたび、このやり取りがネタとして繰り返されたそうが、長瀬さんは「顔色がグレーで、スタジオの壁もグレーだったから…」と壁の色と区別がつかなかったとまで言い、桐谷さんは「君たちに言われたくない!」とそのときの神木さんの口調をモノマネで再現。神木さんは「そんな言い方してない!」と苦笑しきりだった。ちなみに、その桐谷さんも撮影以外の場でたびたび、長瀬さんにムチャぶりをされていたようで、神木さんは「健にい(=桐谷さん)は、長瀬くんにラップのムチャぶりされてて面白かったです」と証言。桐谷さんは、焼肉屋で長瀬さんにラップのムチャぶりをされたことをふり返り「うまいこと返したら、長瀬さんに『お前、やっと汚名を返上したな』と言われて、なんでそんなこと言われなくちゃいけないの?と傷ついた!基本、(長瀬さんは)ムチャクチャやで!」と苦笑交じりに訴える。清野さんは飄々とした口調で「基本的に、桐谷さんがすごく面白かったです」とざっくりした感想で現場の様子をまとめ、会場は再び笑いに包まれていた。『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』は6月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月20日アイドルグループ・TOKIOのメンバーで俳優の長瀬智也と、俳優の神木隆之介が20日、都内で行われた主演映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(6月25日公開)公開直前イベント試写会に、共演の桐谷健太、清野菜名、宮藤官九郎監督とともに登場した。同作は、不慮の事故によって地獄に送られてしまった普通の高校生・大助(神木)が、地獄農業高校軽音部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬)に導かれ、現世に転生するチャンスを狙って地獄めぐりをするというコメディ。宮藤が監督・脚本を務めた。作品に合わせて、出演者たちは今までに自分が行った悪事を懺悔。神木は高校生の時に学級委員長だったが「つまんなそうに授業を受けている人たちを盛り上げようと思って、馬の被り物をかぶって授業を受けたり、全力疾走したりしてた」と明かした。神木は「当時はすごく楽しくて『みんな見てくれてる、思い出に残ったんだ』と思ってたんですけど、今考えたら悲鳴が多くて。『うわ! なんだあいつ!』みたいな。怖がらせてたかなあ、申し訳なかったのかなあと思って……」と懺悔すると、長瀬も思わず「馬をかぶって、勉強が身につくの!?」と正論でツッコミ。神木が「英語の授業だったけど、86点だったので大丈夫です」と胸を張ると、長瀬は「かぶってなかったら、100点だったかも」と可能性を示し、神木には地獄行きの判定が下された。また、撮影中の長瀬は「リュウ(神木)が、顔色悪いメイクをしてたんですね。それを健太と俺は本当に顔色が悪いのかといって『大丈夫か!?』と」神木のメイクをいじっていたエピソードを披露。桐谷も「背中さすろうか?」といじるも、2人は鬼の扮装だったために、神木から「自分らに言われたくないよ! 顔色どころじゃないじゃないか!」と反論を受け、そのやりとりが定番になっていったという。桐谷は「リュウの顔色をいじるのは大好物だったんです。毎回同じテンションで突っ込んでくれるので」と楽しそうに振り返っていた。
2016年06月20日6月25日(土)より全国公開される『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の脚本・監督を務める宮藤官九郎と、来年公開の人気コミック実写映画化作品『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』に出演する本郷奏多が、6月20日(月)今夜放送の「有吉ゼミ」に出演する。同番組は有吉弘行を司会に迎え「アブない芸能人のリアルな実生活から現代社会を学ぶ」新・知的エンターテイメント。毎回出されるテーマについて実生活で体験がある芸能人たちを密着ロケ。リアルな実体験を基に日本社会を分かりやすく学んでいく。今回ゲスト出演する宮藤さんは劇団「大人計画」に所属しながらバラエティ番組で構成作家を務め、脚本家としてドラマ「池袋ウエストゲートパーク」で注目を集めると、その後『GO』、『木更津キャッツアイ』シリーズをはじめ数多くの人気作を手がけ、13年には連続テレビ小説「あまちゃん」を大ヒットに導いた。今期も岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥の3人が“ゆとり世代”を演じたドラマ「ゆとりですがなにか」が好評を博した。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は宮藤さん4作目の長編監督作。「TOKIO」長瀬智也と神木隆之介を主演に迎えている。神木さん演じる普通の高校生・大助(神木さん)が不慮の事故で“地獄”に堕ち、そこで待ち受けていたのがキラーK(長瀬さん)らの鬼たち。しかし、大好きな女の子のにまた会うために、えんま様の裁きで現世に転生するチャンスをはかる。また今夜の放送では俳優の本郷奏多もゲスト出演。本郷さんといえばキッズモデル時代から映画、ドラマに出演。昨年は『ストレイヤーズ・クロニクル』『進撃の巨人』2部作に『シネマの天使』と立て続けにメインキャストを張った作品が公開。17年公開予定の実写版『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』にも出演が決定している今夜の同番組は「梅雨をぶっ飛ばせ!潔癖イケメン祭!」ということで、“菌が怖い”というキレイ好きイケメンの本郷さんが“汚い”(?)宮藤さんと「対決」するという。対称的な2人にも注目だ。「有吉ゼミ」は6月20日(月)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月20日宮藤官九郎が脚本を手がけ、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥が“ゆとり第一世代”と呼ばれる1987年生まれのアラサー男子を演じる「ゆとりですがなにか」の最終回となる第10話が6月19日(日)今夜放送となる。連続テレビ小説「あまちゃん」をはじめとした数々のヒット作で知られる宮藤官九郎が、2002年の教育改正による“ゆとり教育”のもとで成長し社会に出た“ゆとり第一世代”と呼ばれる1987年生まれのアラサー男子3人の仕事、家族、恋、友情を笑いあり涙ありのヒューマンドラマに仕立てた本作。食品会社勤務の坂間正和を岡田さんが、小学校教師・山路一豊を松坂さんが、“11浪中”の風俗店客引き・道上まりぶを柳楽さんが演じるほか、正和の後輩・山岸に太賀、正和の同期・宮下茜に安藤サクラ、正和が出会うフリーカウンセラー・麻生厳を吉田鋼太郎と個性派キャストが脇をかため、「AKB48」の島崎遥香や4人組ダンスロックバンド「DISH//」のメンバー、北村匠海などバラエティに富んだキャストも話題を呼んだ。最終回となる第10話では正和と茜の結婚式が近づくなか、茜は正和に結婚生活への不安を口にする。茜の態度に不審を抱いた正和が彼女に早川(手塚とおる)との関係を尋ねると、早川と一夜を共にしたことを告白する茜。その告白に正和は激しく動揺する。その頃、山路は児童たちへの性教育の授業を間近に控え、どんな授業をすればいいのか悩んでいた。そして気付くと奈々江(石橋けい)にラブホテルへ連れ込まれる…。一方、恐喝未遂で逮捕されたまりぶは執行猶予となり、再び植木職人の見習いとして働き始める。まりぶは正和から結婚式の招待状が届くも欠席するつもりだった。そして迎えた結婚式当日、正和と茜は神社へ向かうが、その道中突如、正和が逃げ出してしまう…。時代に翻弄されて大人になった“ゆとり世代”の正和、山路、まりぶの3人の行く末は…!?最後まで目が離せない展開になりそうな今夜の「ゆとりですがなにか」最終回は6月19日(日)22時30分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月19日宮藤官九郎が完全オリジナルで臨む待望の監督・脚本最新作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。本作の舞台となる“地獄”で、最も「原型が分からない」「素顔を想像できない」ほどに豹変している、“赤鬼”邪子を演じる清野菜名のギャップに注目した。不慮の事故で17歳にして命を失った高校生・大助(神木隆之介)を待ち受けていたのは、まさかの“地獄”!たいして悪いこともしてないのに、大好きなひろ美ちゃん(森川葵)とキスもしていないのに、このまま死ぬには早すぎる!地獄でロックバンドを率いる赤鬼キラーK(長瀬智也)と出会った大助は、彼から地獄のしくみを学び、ひろ美ちゃんとキスをするために現世へのよみがえりを目指して大奮闘する!?そんな本作で清野さんが挑むのは、なんと赤鬼役。真っ赤な顔面、ヘヴィーメタル風メイク、おでこには生えかけの角…。90分がかりの特殊メイクを施された彼女は、もとの面影は一切見られないほどの変身っぷりだ。清野さんといえば、園子温監督の『TOKYO TRIBE』、金子修介監督の『少女は異世界で戦った』、押井守監督の『東京無国籍少女』とビッグネームに愛され、さらには映画のみならず、「RIP SLYME」の最新曲「POPCORN NANCY」にも出演するなど、これまで数多くの作品に出演し活動の幅を広げてきた。しかし、もともとはローティーン向けのファッション誌でモデル活動をしていたという経歴を持っており、自身のInstagramでは私服や私物など、オシャレ好きの女子の目に留まる写真だけでなく、キレッキレなアクションからは結びつかないような可愛らしいオフショットが満載。Instagramのフォロワー数は18万人と急上昇中。また、野村周平と共演したCMでは、“Softbankの美女”としてもネットで話題に。そして、『呪怨』清水崇監督のもとでホラー映画初挑戦となった主演作『雨女』が、現在公開されている。本作では、そんな素の彼女から醸し出される、ほんわかした雰囲気からは似ても似つかないほどに変貌を遂げた清野さん。長瀬さん演じる赤鬼・キラーK率いる「地獄図」のベース担当という役どころで、これまでの彼女とはまったく結びつかない姿を見ることができる。今回、ベースは人生初挑戦だったという清野さん。撮影初日、音が出ず絶望からのスタートだったと明かしていたものの、先日は長瀬さんや神木さん、桐谷健太とともに「地獄図」メンバーとして「メトロック」に参戦、「ミュージックステーション」にも出演することが分かっている。劇中では、敵対するじゅんこ(皆川猿時)率いるガールズバンド「デビルハラスメント」のベーシスト、鬼姫(清)とのベース対決も必見だ。吉高由里子、満島ひかり、二階堂ふみに続く、“園組”出身者の清野さんのブレイクに注目していて。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は6月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月18日タレントの石塚英彦が、15日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』(毎週水曜19:00~19:56)に出演し、中学時代の同級生に「当時から笑いの天才」と絶賛された。学生時代から「笑いを取ることに命をかけていた」という石塚。番組には、中学時代の「缶蹴りの際に転んで鎖骨を折った同級生」がVTRで登場し、勉強ができたので一流企業で出世しているのではないか…と石塚が予想していた通り、気象庁で地震の研究者になっていた。そんな彼が、当時に石塚とやっていたというギャグを再現。さらに、石塚について「当時から笑いの天才で、体を使って笑わせたりして天性の勘を持っていた」と証言し、「ウケがイマイチだった時のリアクションまで考えていた」というエピソードも明かした。次週22日の放送は3時間スペシャルで、浅香唯、宮藤官九郎、高嶋ちさ子、高橋茂雄(サバンナ)、浜口京子の5人がゲスト。宮藤は、修学旅行先の京都で一緒にナンパしたという同級生のエピソードを明かし、あることがきっかけで絶縁してしまったという友人も登場する。
2016年06月15日宮藤官九郎監督が放つ最新作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。この度公開を記念して、今月20日(月)、「LINE LIVE」にて本作に出演する神木隆之介、桐谷健太、清野菜名、皆川猿時、そして宮藤監督が生出演することが明らかとなった。フツーの高校生・大助(神木隆之介)は、同級生のひろ美ちゃん(森川葵)のことが大好き。修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは深紅に染まった空と炎、ドクロが転がり、人々が責め苦を受ける、ホンモノの“地獄”だった!!なんで俺だけ!?まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる!! 慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬智也)。キラーKによると、なんと、えんま様の裁きにより現世に転生するチャンスがあるという!キラーKの“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた、大助の地獄めぐりが幕を明ける――!キャストには、地獄専属ロックバンド“地獄図”のボーカル&ギターで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK役に長瀬智也、高校生・大助役に神木さん。さらに、尾野真千子、森川葵、桐谷さん、清野さん、古舘寛治、皆川さん、古田新太、宮沢りえら豪華キャストが名を連ねる。いよいよ公開まであとわずかとなった本作を記念して今回、「LINE LIVE」の公式アカウント(@LIVE)に、神木さんら出演者たちが生出演するという。“『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』公開特番 地獄巡り@LINE LIVE”と題した番組内では、キャストらを苦しめる様々な“地獄”が用意。ここでしか聞けない撮影秘話やマル秘エピソードが飛び出すかも?さらに、これまでの常識とイメージを覆す地獄の世界を作り上げた宮藤監督と、個性豊かなキャスト陣との掛け合いは、日本中が予想不可。生放送や、アプリ連動企画ならではのハプニング、爆笑必至の化学反応に期待が高まるようだ。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』公開特番 地獄巡り@LINE LIVEは6月20日(月)22時15分~「LINE LIVE」にて配信。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月14日松田翔太が主演を務め、本日6月14日(火)深夜に最終回を迎えるドラマ「ディアスポリス-異邦警察-」に続き、9月3日(土)には映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』がスクリーンに登場する。その劇場版のテーマソングを、大阪で活躍する“平成のゴッド姉ちゃん”こと、大西ユカリが務めることが決定。安藤サクラ演じるオリジナルキャラクターの、登場の合図となることが分かった。東京在住の密入国異邦人たちが自らを守るために作った秘密組織、裏都庁の警察組織「ディアスポリス」。ある日、裏都民のマリアの誘拐事件が発生。異邦警察の警察官・久保塚早紀(松田翔太)は相棒の鈴木(浜野謙太)と共に捜査に乗り出し、監禁先を突き止めるもひと足遅く、マリアは殺されてしまう。マリアの殺害現場から逃げた若者たちは、留学生崩れのアジア人犯罪組織「ダーティイエローボーイズ」の周(須賀健太)と林(NOZOMU)だった。その情報を久保塚にもたらしたのは、黒金組の若頭である伊佐久。さらに、日本国内に点在する地下教会の存在が周と林を追う唯一の手掛かりだと知る。周と林の足取りを辿り、西へ西へと移動する久保塚と鈴木。そこに付きまとう伊佐久らヤクザたち。周と林が西へ向かう目的とは?伊佐久の思惑とは?異邦人誘拐事件は、いつしか壮絶な三つ巴戦となり…。松田さんが、長年熱望していたという本作。ドラマ、映画で主演を務めるほか、浜野謙太、柳沢慎吾、康芳夫、須賀謙太、さらに安藤さんといった個性豊かな豪華キャストが集結する。そんな本作で、テーマソングを務めることになったのが、大西さんだ。自身が務めるレギュラー番組、FM大阪「GOOD MORNING OSAKA」で、テイチクレコードへの移籍第1弾シングル「大阪に雨が降れば/ユカリ☆EXPLOSION」を7月20日(水)にリリースすることを発表したばかり。そのシングルに収録の「ユカリ☆EXPLOSION」は、宮藤官九郎が作詞、横山剣(クレイジーケンバンド)が作曲・アレンジという豪華コラボ実現の楽曲で、映画の世界観に“どうしても必要”でテーマソングとしてオファーしたという。本作のプロデューサーは、劇場版は「久保塚署長(松田さん)が外国人犯罪集団『ダーティイエローボーイズ』を逮捕するため、東京から神戸までひたすらチェイスする作品」と説明。「東西をまたにかけたチェイスを描く中で、大阪は事件の重要なターニングポイントとなる場所。そこには、ひと声で大阪の景色に変えてしまう大西ユカリさんの力強い楽曲がどうしても必要でした。『ユカリ☆EXPLOSION』の流れるシーンは実写版唯一のオリジナルキャラクター・夢子(安藤さん)の登場の合図でもあります」とコメント。映画の中でも「際立つ異色のシーン」となるという、安藤さん演じる夢子の登場シーンには注目だ。『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』は9月3日(土)より全国にて公開。ドラマ「ディアスポリス-異邦警察-」最終回は6月14日(火)深夜25時28分~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月14日直木賞作家・石田衣良原作の「娼年」と続編「逝年」を、朝井リョウの小説「何者」の映画化に挑む三浦大輔が脚本・演出を手掛ける舞台「娼年」。この度、松坂桃李、高岡早紀ほか全出演キャストが決定し、メインビジュアルとイメージ動画が解禁された。森中領(松坂さん)は、ごく普通のフリーター。毎日を無気力に送っていた。ある日、友人の進也(米村亮太朗)が40代半ば綺麗な女性を連れてきた。御堂静香(高岡さん)である。「女性なんてつまらない」という領に静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは静香が経営するボーイズクラブ“クラブパッション”に入るための試験であった。最初こそ戸惑うが、領は娼夫の仕事にやりがいを見つけていく。それは、女性ひとりひとりのなかに隠されている原始的な欲望を見つけ、それを心の陰から実際の世界にひきだし実現していくこと。領と出会い、彼との時間を過ごすことによって、彼を買った女性たちは自分を解放していけるのだ。領と静香は次第に惹れあっていく。静香に褒められたくてずっとこの仕事を頑張ってきたという領。その思いを受け止めることを決めた静香であったが…。主演に長瀬智也、脚本に宮藤官九郎を迎え大ヒットを記録した人気ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の原作小説でデビューし、ドラマ化&漫画化もされた「4TEEN」で第129回直木賞受賞した作家・石田氏。本舞台は、彼が2001年に発表し、第126回直木賞候補作となった「娼年」と、その7年後に出した続編「逝年」をもとに舞台化。脚本・演出を務めるのは、演劇「ユニットポツドール」主宰の三浦さんだ。三浦さんといえば、第50回岸田國士戯曲賞を受賞した舞台作品を自ら脚本・監督を手掛け、池松壮亮、門脇麦を迎え実写映画化した『愛の渦』で大きな話題に。さらに今秋には、佐藤健をはじめ有村架純、菅田将暉、岡田将生、山田孝之ら豪華俳優陣で朝井リョウ・原作小説を映画化する『何者』でも監督・脚本を務める。主人公の森中領(リョウ)を演じるのは、「侍戦隊シンケンジャー」主演で一躍人気を博し、『ツナグ』『日本のいちばん長い日』「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」「ゆとりですがなにか」…と話題作に立て続けて出演する人気俳優・松坂さん。ボーイズクラブのオーナー・御堂静香には、数々の映画・ドラマで活躍する高岡さん。2人は2012年の映画『今日、恋をはじめます』にて母子役で共演しており、今舞台上では濡れ場シーンもあるという。そして今回、メインビジュアルが公開。渋谷の街を背景に、上半身裸の松坂さんと艶やかな表情の高岡さんが抱き合っている構図が、人生を浮遊しているかのような男女2人をイメージして作り上げられている。併せて公開されたイメージ動画でも、松坂さんと高岡さんが色か漂う本舞台の雰囲気を醸し出している。そのほかキャストには、主人公・リョウの“情熱の試験”の相手をし、彼の才能を一番初めに見出す御堂咲良(サクラ)役に佐津川愛美。またリョウの客となる女性役の村岡希美(ヒロミ)、安藤聖(ミサキ)、良田麻美(チサト)、須藤理彩(イツキ)、リョウの先輩・アズマ役の猪塚健太、そして三浦作品常連の米村亮太朗(シンヤ)、古澤裕介(泉川氏)が出演。さらに追加で、リョウのお客様の1人、老女役に江波杏子。リョウの友だちのメグミ役に樋井明日香、またリョウのお客様の1人泉川紀子役に遠藤留奈の2人がオーディションにより決定した。石田氏の「娼年」「逝年」を、豪華キャスト陣で情熱的で官能的に舞台化した本作に期待だ。舞台「娼年」は、8月26日(金)より東京芸術劇場プレイハウスにて上演。ほか、9月7日(木)より梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、9月14日(水)&15日(木)には久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて上演。なお、本作はR-15指定。(text:cinemacafe.net)
2016年06月10日俳優・生田斗真が9日、都内で行われた主演舞台『SHINKANSEN☆RX Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』の製作発表に、共演の小池栄子、中村倫也、神山智洋(ジャニーズWEST)、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、篠井英介、演出のいのうえひでのり、脚本の宮藤官九郎とともに出席した。同作は宮藤が生田のために書き下ろし、劇団☆新感線作品の中でも「メタルマクベス」「五右衛門ロック」のように生演奏による楽曲を多く披露する「R」シリーズとして公演。生田は平安時代から生きるヴァンパイア役として、ヴィジュアル系ロックバンドのボーカルとして想い人の生まれ変わりを探す。生田は「お芝居に進むきっかけを作ってくれたのが劇団☆新感線の皆さんで、僕が17歳、高校2年の時でした。いつか僕もこういう人たちみたいになりたいなと思って、今日まで頑張ってきています」と気合十分。演出のいのうえは、「10年前に漠然としたアイディアを持ってたけど、斗真が『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』でブレイクしてしまい、なかなかできずに。もしかしたら城田優くんがやってるかもしれないと話していました」と明かし、「実現できて本当に良かったと思います」と喜びを語った。劇中で披露する楽曲は「十数曲はあると思います」と言うと、出演者一同驚いた様子だった。小池は「斗真くんに言い寄られて、神山くんを選ぶというぜいたくな役だなと。ファンの方に嫌われないように頑張ります」と役柄について語る。稽古後の"飲み番長"に立候補し、「若い男の子たちを引き連れて、週刊誌に撮られないように守ります!」と力強く宣言した。ずっと新感線舞台に立たいと思っていたという中村は半グレ組織の”ナメクジ連合”リーダーという役柄で、「ナメクジの身体模写から始めたい」と苦笑。生田と会うのが2回目だという神山は「あいさつした際に、メイク中なのにたってくださって『イケパラや!!』と思った」と先輩の印象を語っていた。
2016年06月09日TOKIO・長瀬智也が主演し、宮藤官九郎監督がメガホンを取る映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(6月25日公開)とコミック『土竜の唄』のコラボレーション漫画が制作されることが9日、発表された。コラボ元となった映画は、地獄が舞台。地獄専属バンド・地獄図のフロントマンで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK(長瀬)と、17歳の若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイト・ひろ美(森川葵)に会いたい一心で生き返りを目指す、関大助(神木隆之介)の地獄めぐりの様子を描く。一方の『土竜の唄』は、高橋のぼる氏が漫画誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載しているコミック。署内一の問題児だった元警察官・菊川玲二が、凶暴なヤクザ集団「数寄矢会」の会長・轟周宝を摘発するため、潜入捜査官(通称:モグラ)となって追っていく様を描いている。今回のコラボは、このコミックを実写化した『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(14年)の脚本を宮藤監督が手掛けたこともあって実現。高橋のぼる氏による「もしも玲二が、映画内の地獄の世界に落ちたらどうなるのか!?」との発想から、26ページにわたる特別読切『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ~菊川玲二編~』が執筆された。コラボ漫画では、キラーKをはじめ、桐谷健太演じるCOZY、清野菜名演じる邪子など映画のキャラクターたちが勢ぞろい。3人は、地獄図として活動しているが、そんな彼らと玲二が出会い、競演していく。これを読んだ長瀬は、「ものすごい臨場感で、映画にはない、漫画でしか表現できないものもあり、嫉妬すら覚えました」と大満足の様子。「キャラクターの顔も似ていて雰囲気までそっくりで驚きです。最後までくぎ付けでした。そしてもっと見たくなっている自分がいます」と絶賛した。このコラボ漫画は、20日発売の『週刊ビッグコミックスピリッツ』30号に掲載されるほか、『土竜の唄』コミックス49巻への収録も決定。さらに同誌30号には、宮藤監督と高橋氏のスペシャル対談も掲載される。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation (C)高橋のぼる/小学館
2016年06月09日TOKIO・長瀬智也、神木隆之介出演の映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(6月25日公開)が東京・立川シネマシティにて、極上音響上映されることが8日、わかった。映画は宮藤官九郎監督の完全オリジナル作品で、舞台に選ばれたのは地獄。地獄専属バンド・地獄図(ヘルズ)のフロントマンで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK(長瀬)と、17歳の若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイト・ひろ美(森川葵)に会いたい一心で生き返りを目指す、関大助(神木隆之介)の地獄めぐりの様子を描く。このたび立川シネマシティにて、極上音響上映されることが決まったが、これは通常の映画上映音響とは異なり、音楽ライブ用の音響セッティングを用いて上映するもの。作中の地獄専属ロックバンド"地獄図"では、長瀬演じるキラーKがボーカル&ギターを担当し、神木演じる大助がギター、ほか邪子(清野菜名/ベース)、COZY(桐谷健太/ドラム)というメンバーで活躍するため、ライブシーンも生に近い状態で体感できる。宮藤官九郎監督は「爆音上映会発祥の地、吉祥寺バウスシアターが健在だった頃は、いろんな映画を爆音で観ました。ブルースブラザーズ、ファントムオブパラダイス、キャリー、暴走パニック大激突など、中には大林宣彦監督『HOUSE』のように、これ爆音で観るべきか? というのも見ました」と、爆音上映会の思い出を語る。更に宮藤は、「撮ってる最中から『これは爆音で観たいなあ』と思っていたのが今回の『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』です。まさに両思い。立川での極音上映興奮しています。よろしくお願いします」と期待を寄せた。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月08日データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」は31日、脚本家別に集計した満足度データを発表。2012年4月期から16年1月期の地上波連続ドラマを対象とした結果、フジテレビ系『リーガルハイ』などを手がけた古沢良太氏がトップだった。テレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。脚本家別1位となった古沢氏の対象作品は『リーガルハイ』(12・13年)、『デート~恋とはどんなものかしら~』(15年、いずれもフジテレビ系)で、これらの平均満足度は3.967に達し、同社が高満足度と位置付ける3.7以上を大きく上回った。次いで2位は、ヒットメーカーの宮藤官九郎氏。この5年弱で地上波の連ドラは『あまちゃん』(13年・NHK)、『ごめんね青春』(14年・TBS系)と2本にとどまるが、古沢氏に僅差で迫る3.956を記録した(現在放送中の日本テレビ系『ゆとりですがなにか』は対象期間外)。3位には、『HERO』(14年・フジ系)、『DOCTORS』シリーズ(13・15年テレビ朝日系) の福田靖氏。今クールではテレ朝系『グッドパートナー 無敵の弁護士』を担当しているが、こちらも第6話まで平均3.82と、高い数値で推移している。○脚本家別満足度トップ10●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年05月31日脚本&監督を宮藤官九郎が務める“超絶地獄コメディ”、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』。この度本作に登場する長瀬智也、神木隆之介、桐谷健太、清野菜名が組む地獄専属バンド “地獄図(ヘルズ)”が6月、「ミュージックステーション」に登場することが明らかになった。同級生のひろ美ちゃん(森川葵)に思いを寄せる平凡な高校生・大助(神木隆之介)は、修学旅行中のある日、不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは深紅に染まった空と炎、ドクロが転がり、人々が責め苦を受ける“地獄”だった!「なんで俺だけ!?まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる!!」…慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬智也)。キラーKによると、なんと、えんま様の裁きにより現世に転生するチャンスがあるというのだ。キラーKの“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた、大助の地獄めぐりが幕を明ける――!本作は、日本のエンタテインメント界を牽引する宮藤監督の完全オリジナル作品。キャストには、“地獄図”のボーカル&ギターで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK役の長瀬さんをはじめ、17歳という若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイトへ会いたい一心でキラーKと生き返りを目指す高校生・大助役の神木さん、さらに、尾野真千子、森川葵、桐谷さん、清野さん、古舘寛治、皆川猿時、古田新太、宮沢りえら豪華俳優陣が出演している。そしてこの度、「ミュージックステーション」へ出演することとなったのは、キラーKの長瀬さん、ギター・関大助役神木さん、ドラム・COZY役桐谷さん、ベース・邪子役清野さんと、本作品でしかありえない豪華メンバーが劇中から人間界の人気音楽番組に出演!先日、野外ロックフェス「TOKYO METROPOLITAN ROCK FES TIVAL」(通称「METROCK」)にオープニングアクトとして出演し、メインステージである会場約1万人の観客の前でパフォーマンスした彼ら。それをうけてWeb上ではファンの間から「Mステに出演して欲しい!」「今度はテレビで演奏して!」との声が集まり、「Mステ」の6月中の放送回にて一夜限りの出演が決定した。一度見たら忘れられないド迫力なビジュアル、そして一度聴いたら病み付きになる”地獄ロック”な楽曲とパフォーマンスでメトロックを盛り上げた”地獄図”。今度は”地上波”の大舞台で大いに盛り上げてくれること間違いなしだ。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月27日TOKIO・長瀬智也の主演映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(6月25日公開)の劇中ロックバンド・地獄図(ヘルズ)が、6月(放送日未定)にテレビ朝日系の音楽番組『ミュージックステーション』(毎週金曜20:00~20:54/以下『Mステ』)に出演することが26日、明らかになった。映画は宮藤官九郎監督の完全オリジナル作品で、舞台に選ばれたのは地獄。地獄専属バンド・地獄図のフロントマンで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK(長瀬)と、17歳の若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイト・ひろ美(森川葵)に会いたい一心で生き返りを目指す、関大助(神木隆之介)の地獄めぐりの様子を描く。地獄図は、キラーK(ボーカル&ギター)、大助(ギター)、邪子(清野菜名/ベース)、COZY(桐谷健太/ドラム)らで構成。劇中だけでなく5月22日には、野外ロックフェス「TOKYO METROPOLITAN ROCK FES TIVAL」(通称「METROCK」)の東京メインステージに、オープニングアクトとして出演し、約1万人の観客を動員した。この反響を受け、ネットではファンによる「『Mステ』に出演してほしい!」「今度はテレビで演奏して!」との声が高まっていた中、今回、実現に至った。迫力のある"鬼"たちのビジュアルと共に、激しい"地獄ロック"やパフォーマンスを展開する。さらに同月22日は、サウンドトラック『TOO YOUNG TO DIE! 地獄の歌地獄』をリリース。メンバーが劇中で演奏する楽曲をはじめ、THE MAD CAPSULE MARKETS(活動休止中)のKYONOが手がけた映画主題歌や、ZAZEN BOYSの向井秀徳が作曲しパンクバンド・グループ魂の一員としても知られる宮藤監督が作詞した劇中の重要な楽曲「天国」などが収録される。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年05月27日児童文学の金字塔、北杜夫の同名児童書を原作に、松田龍平主演で贈る『ぼくのおじさん』。この度、本作の共演者に、戸次重幸、寺島しのぶ、宮藤官九郎、戸田恵梨香ら、豪華キャスト陣が集結していることが明らかになった。学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男(大西利空)。「自分のまわりにいる大人について」というのがテーマ。公務員の父(宮藤官九郎)と専業主婦の母(寺島しのぶ)では面白いものが書けそうにない。居候しているぼくの“おじさん”(松田龍平)は、大人のくせに万年床に寝転がってマンガばかり読み、時には僕をダシにお母さんからお小遣いをもらうこともある大人。雪男は、そんなおじさんを題材に作文を書くことにする。そんなある日、おじさんにお見合い話が持ち上がった。乗り気でないおじさんだったが、目の前に現れたお見合い相手はハワイの日系四世で絶世の美女・稲葉エリー(真木よう子)。ぼくの心配をよそにおじさんはエリーに一目惚れ。だが、エリーは祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためにハワイへ帰ってしまう。エリーに会いたい一心で、あの手、この手を駆使してハワイへ行く策を練るおじさんだが、ことごとく失敗。だが奇跡が訪れ、ハワイに行けることに。おじさんと雪男はエリーを追いかけてハワイへ行くが、なぜか和菓子屋の御曹司、青木(戸次重幸)もやってきて――!?原作は、「夜と霧の隅で」「揄家の人びと」など、日本純文学を代表する作品を発表する一方で、マンボウシリーズなどの児童エッセイ・小説で絶大な人気を誇る北氏が、ユーモアセンスを遺憾なく発揮し、和田誠のイラストも併せて、いまなお幅広い世代に愛され続ける同名作。メガホンを取るのは、『苦役列車』『味園ユニバース』などの話題作を手掛けた山下敦弘監督だ。松田さん演じる、親戚の家に居候し万年床で暮らす”おじさん”をはじめ、おじさんと同居し、見守る甥っ子・雪男役の大西利空、おじさんが一目惚れするヒロインとして真木よう子の出演が明かされていたが、今回新たに共演者が発表された。雪男の担任・みのり先生役には、『デスノート Light up the NEW world』にて続投が決定した戸田さん。おじさんと同居している雪男の父・定男役に脚本家・作詞家・監督・などなど幅広く活躍する宮藤さん。母・節子役に、映画やテレビだけでなく舞台でも活躍する寺島さん。ひょんなことからおじさん、雪男と知り合う創業200年の老舗和菓子屋の御曹司・青木役に、現在放送中のドラマ「昼のセント酒」で主演を務める戸次さんが配役。撮影を終え、「結局僕の演じた青木っていいやつ」と語ったのは戸次さん。松田さん演じる“おじさん”については、「おじさん役が松田龍平くんか?」と最初は驚いたと言いながら、「利空くんとペアルックで並んでいる姿を見たら、妙な説得力があって、おじさんぷりがしっくりきていて驚きました」と見事なハマリっぷりだったと話す。一方の宮藤さんは「おじさんは、自分に近いというか、ああゆう生き方ができたらいいですよね」とうらやましそうに話していた。今回、先生役初挑戦となる戸田さんは「こうゆう雰囲気の衣装自体、いままで着ていなかったので、とても新鮮でした。逆に女の子ぽくて、こっぱずかしい感じ」と照れた様子。また寺島さんは撮影をふり返り、「龍平くんに『何、いつも笑ってんですか?』と言われました。自分では意識していませんでしたが、ギスギスしていない精神が健全でいられる役だったので、いつも朗らかな気分で現場に居られました」と現場も和やかに進んでいたようだ。この4人に加えて、雪男の親戚でおせっかいな智子おばさん役をキムラ緑子、エリーの母・稲葉キャシー役に銀粉蝶ら、実力派豪華キャストが脇を固める。『ぼくのおじさん』は11月3日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月25日女優・戸田恵梨香や脚本家で俳優の宮藤官九郎らが、松田龍平主演の映画『ぼくのおじさん』(11月3日公開)に出演することが24日、明らかになった。原作は作家・北杜夫による、和田誠氏のイラストが添えられた同名児童書。貧乏で兄の家に居候し、へりくつばかりこねる"おじさん"(松田)が主役であるものの、物語は一貫して兄夫婦の妹=おじさんの甥・雪男(大西利空)の目線で描かれる。メガホンを取るのは、『天然コケッコー』(07年)の山下敦弘監督。一目ぼれした女性・エリー(真木よう子)を追いかけるために、ハワイ行きを画策しつつ、そのどれもが周囲をあてにするか運任せなのに、どこか憎めないおじさんの姿を映す。新たに発表されたキャストは、雪男の担任・みのり先生で教師の役に初挑戦する戸田と雪男の父・定男役の宮藤に加え、寺島しのぶ、戸次重幸、キムラ緑子、銀粉蝶の6人。寺島は、雪男の母・節子を、戸次は創業200年の老舗和菓子屋の御曹司・青木を、キムラはおせっかいな智子おばさんを、銀粉蝶はエリーの母・稲葉キャシーを、それぞれ演じる。戸田は、初の小学校教師役に「こういう雰囲気の衣装自体、今まで着ていなかったので、とても新鮮でした」とうれしげ。続けて、「逆に女の子ぽくて、こっぱずかしい感じでした」とも口にする。松田演じるおじさんは、「とてもかかわいらしい人」という印象で、「実際できあがったものを楽しみにしています」と期待を寄せる。一方、宮藤も付けひげをあしらっている。それを「つけた途端に、『少し変な人なのかなあ?』って思った」とも語るが、「『おじさん役の龍平君が変に見えればいいな』と、自分はなるべく自然に自然にしようと思いました」と裏側を明言。山下監督からは、威厳のある父役を強く求められたようで、「ひげつけると顔って変わるんですよね」と演技面の難しさを話す。そんな山下監督は、脇を固めるキャラクターたちについて、「共通して言えるのは、龍平くん演じるおじさんに対して"ちゃんとした大人"に見える、という所」と説明。しかし、宮藤が感づいたように、「皆さんどこか妙にズレて」いる。それを踏まえておのおのが、キャラの持ち味が出るように演じたことで、「"いそうでいない"映画独自の魅力的なキャラクターになりました」と自信を見せた。(C)1972北杜夫/新潮社 (C)2016「ぼくのおじさん」製作委員会
2016年05月25日4月から日本テレビでスタートした「ゆとりですがなにか」。毎回ゆとり世代の個性的なメンバーが、世間にゆとり世代の心の叫びを代弁してくれているようなドラマであり、ゆとり世代には嬉しい限りです。そんな「ゆとりですがなにか」の中でのセリフが「名言過ぎる」と話題となっているのだとか。今回は「ゆとりですがなにか」の心に刺さる名言3つをご紹介します。■「入れそうな大学入って、入れそうな会社入って辞めずに続けてんだよ。すごくね?」「入れそうな大学入って、入れそうな会社入って辞めずに続けてんだよ。すごくね?」「ゲームでいったらレベルアップしないで何回も何回も同じこと繰り返してるわけじゃん、余裕でクリア出来るステージを。無理だわー、ないわーその才能。だから(自分は)こんな暮らしなんだな!!」(第2話/道上まりぶ)柳楽優弥さん演じる道上まりぶが社会人7年目の板間正和(岡田将生さんと小学校教師の山路一豊(松坂桃李さん)に対して言ったセリフ。東大目指して11浪中の道上まりぶならではの言葉です。この言葉にハッとさせられたゆとり世代も多いのではないでしょうか。無難に毎日を過ごしている事に、違和感を感じているゆとり世代もいるかも知れません。できることなら、日々なにかに挑戦をして、レベルアップしていけたら良いものです。■「叱られた経験のない人間が、部下を叱れるわけがない」「叱られた経験のない人間が、部下を叱れるわけがない」(第1話/板間正和)板間正和が山路一豊に嘆いた一言。部下である太賀さんの態度に疑問を覚えながらも、自分が叱られた経験がないがために、叱り方が分からない板間の苦悩が伺えます。たしかに、ゆとり世代は「みんな違ってみんないい」と教わってきた世代。上司や先生も怒ることに躊躇し、叱られた経験が少ないと言えます。上司にこう叱られてきたから、自分もこうしよう!という感覚がないので、ゆとり世代は部下を育てるのに、どうしても苦労してしまうのではないでしょうか。■「みんなクズだけど、それぞれ違うクズなんです。だからゆとりなんて言葉でくくらないでください」「みんなクズだけど、それぞれ違うクズなんです。だからゆとりなんて言葉でくくらないでください」(第2話/岡田将生)最後も板間正和の言葉。甘やかされてきたという印象の強いゆとり世代は、時々「ゆとりだから」という言葉でひとくくりにされて「クズ」扱いされてしまうときも。しかし、それは果たしてゆとり世代が悪いからなのでしょうか。国が制定した教育制度を、たまたま受けてきた世代というだけで蔑視されてしまうのは納得がいかないゆとり世代も多いはず。個人個人、もがきながら生きているにも関わらず「ゆとりだから」とひとくくりにするのではなく、一個人として見てもらいたいものです。ゆとり世代だけでなく、それ以外の世代の心にも刺さるであろう「ゆとりですがなにか」の名言。宮藤官九郎監督の社会に対するメッセージが、これからも名言としてドラマ内にちりばめられていくのではないでしょうか。
2016年05月08日