半年前に次男が産まれて、3歳の息子はお兄ちゃんになりました。家事に協力的な夫がいながらも、私は毎日が目がまわりそうな忙しさ!特に長男が幼稚園から帰宅し、夫が帰宅するまでの間は大忙し。そこでトライしてみたのが、3歳児を家事に巻き込む仕組みづくり。ちょっとした工夫をしただけで、3歳児が積極的に家事を手伝ってくれるように。今回はその工夫を紹介します。【工夫1】飲み物、おやつを自分で出せる場所に保管する乳幼児を見ながら、3歳児の「アレやって、コレがほしい」という欲求を満たすのはかなりの手間!たとえばお風呂上がりの授乳タイムに「ノドが渇いた〜」「お腹が空きすぎた〜」なんて言われることもしばしば。そこで麦茶置き場を冷蔵室の扉から、一番下の野菜室へ移動することに。3歳児でも手が届く位置へ移動したことで、ノドが渇けば、自分で麦茶を準備して飲めるようになりました。さらに「ママの分です〜!」と授乳している私へも持ってきてくれるまでに。麦茶は、3歳児でも持ちやすい軽くて割れないタイプのボトルに入れています。それ以外にも、チーズや小魚、ナッツも野菜室へ保管するようにしました。これで、夕飯までのちょっとした腹ごしらえは、私の手を借りることなく、自分でするようになりました。また、夕飯の時に使うキャラクターふりかけも野菜室へ収納。「そろそろパパ帰ってくるよ〜」と配膳開始の合図をすると、テーブルのおもちゃを片づけ、自分でふりかけを準備します。さらに家族分の麦茶とハシを準備するのも息子の役目!コップやハシを息子が取り出しやすい低い移置の引き出しにまとめて入れたことで、進んで準備してくれるようになり、すごく助かっています。【工夫2】食事中のゴミを分かりやすい移置に一時保管させる食事中に出たゴミを回収するのも息子の役目!ティッシュや食べこぼしなど、すべてをまとめて捨ててもらうために、テーブルの上にマスキングテープで仮のゴミ置き場を作ってみることに!テーブルの上であちこちに散らばっていると、つい捨て忘れてしまうゴミが出てきてしまいますが、ゴミが出るたびに、そこに置くようにしたら、3歳児でもキレイにすべてのゴミを片づけられるようになりました。【工夫3】フックの仕様を変えて自分で掛けられるようにする3歳の息子が、食事の際にティッシュボックスをダイニングテーブルへ持ってきてくれ、食後は定位置へ片づけてくれます。しかしティッシュボックスを取ったりかけたりする時に、フックが落ちてしまうことがしばしば。フックが落ちることにストレスを感じ始めた息子は「あ、取り忘れたからママがとってくれると嬉しいな〜」と言い、持ってくるのを渋るようになりました。そこで、ティッシュケースへクリップ付きフックを直接つけ、フックごと移動させる仕組みにチェンジ。これでフックが落ちることはなくなりました。ティッシュの移動にストレスを感じなくなった息子は、毎度、進んでティッシュを移動させてくれるようになりました。この様子から考えると、子どもが帽子やカバンを自分でフックにかけない場合、フックが落ちてしまうストレスが原因の可能性も。大人からすると簡単に思える「フックに引っ掛ける」という行為は、幼児にとっては難易度が高いことも考えられます。その場合は、フックの仕様を変えたり、カゴを準備して投げ入れる収納にしたり、棚へ突っ込む収納にするだけで、自分でやってくれるようになるかもしれませんよ。1つひとつは小さなお手伝いですが、毎日本当に助かっています。ママがひとりですべての家事を抱え込まずに、子どもが動きやすい方法を設定することで、かなりの戦力になってくれるはず。子どももママやパパから「ありがとう」と言われることが自信につながって、もっとがんばろうという意欲につながっていると感じます。これからも、子どもが家事に進んで取り組めるように整えていこうと思います。<文・写真:ライターかつき>
2019年11月08日憧れの彼への片思い、いつまで続けますか?グズグズしてると他の人に取られてしまうかもしれませんよ。早めのアプローチで、彼との進展を目指しましょう!さり気なく連絡先を聞いてみるまず第一歩は連絡先を手に入れる事です。ある程度顔見知りならいいですが、いきなり「連絡先交換してください!」と言っても警戒されてしまう可能性は高いです。共通の話題があるならばさり気なく聞き出すことができます。ペットの話題があるならば「今度可愛い写真送りますよ」などと言えますし、食べ物の話が合うなら、「いいお店見つけたら連絡します!」などと言えますね。ここではぐらかされるようならちょっと進展は難しいかもしれません。その時は執着せずに次のターゲットをみつけた方が無難かもしれませんね。連絡を入れてみる連絡先を手に入れたら、まずは勇気を出してメッセージを送ってみましょう。入手直後なら連絡先を教えたことを向こうも少なからず覚えてはいるはずです。時間がたってしまうと「誰だっけ?」ということにもなりかねません。この時送る内容は、初めは返信が来ても来なくてもいいような内容がいいでしょう。最初から返信を期待するのではなく、自分のことをちょっとだけお知らせするような感じがいいいかもしれません。ある程度返信してくれるようならば、相手の事も聞いてみましょうね。軽くジャブをいれてみる直接的に軽く誘ってみるのもいいかもしれません。言葉にしなくても、瞬間的に相手の顔を見つめるのも結構効果があります。見つめると相手は「ん?なにかあるのかな?」と思いますよね。「何?」と言われたら微笑むだけでもOKです。そこから会話がつながればしめたものです。不審がられる可能性もありますが、やってみると意外とつれるかもしれませんよ。基本的に人間は、自分に好意を持ってもらえるのは嬉しいものです。もし全然脈がなく、会話にもならないときはあきらめて次に行くといいでしょう。行動しなくては始まらないなんにせよ少しでも行動を起こしてみない事には何も始まりません。小さなアクションでしたら、その後の関係で気まずくなることも少ないはずです。片思いを育てるのではなく、両想いに繋がるといいですね。
2019年11月06日元々は夫にいろいろしてあげることが好きだった私。家事は自分のやり方やこだわりがあり、特に家事をしない夫に対して不満はありませんでした。ところが、子どもを出産したことがきっかけで疲労が蓄積し、だんだん家事をしない夫に対してイライラするように……。いかにして夫をイクメンに変えたのか、その方法を紹介します。 まずは真剣に話し合いを女性は出産する前に長い妊娠期間があります。そのため、夫よりも親としての実感や子どもに対する愛情が早く芽生えやすいように感じました。はじめはそれほど感じていませんでしたが、いざ出産を終えると、お互いの家事・育児の認識に対してギャップが生まれることに……。 今までの家事に加えて夜間の授乳や夜泣きの対応など、休む暇もなかった私。そんな私の状況を目にしていながら、特に何も手伝ってくれない夫に嫌気がさすようになりました。「このままでは産後クライシスになる!」と思った私は、夫に自分の気持ちを打ち明けました。少しは子どもの面倒を見てほしい、休日は私も休ませてほしい……。 夫はそこまで私が思い詰めていたとは気づかなかったらしく、素直に謝ってくれました。まずは真剣に今後どうしたいのか、話し合う場を設けることが第一歩だと思いました! とにかく褒める! 褒めまくる!今まで家事・育児を何もしてこなかった夫に、完璧を求めるのは無理な話。そのため、私は夫がすることに寛容でいるよう心がけました。 おむつ替えは私の3倍の時間がかかり、皿洗いは雑で泡がついていることも……。それでも言いたいことをぐっと我慢して、とにかく褒めます! 誰だって褒められて嫌な思いをしませんよね。特に夫は頼りにされると喜ぶタイプなので、「いつもすごく助かる!」「さっすがパパ!」など少々大袈裟に褒めるようにしています。 すると、頼まなくても自らやるべきことに気づいて行動するように。ここまで成長するとは思っていなかったので、本当にうれしい驚きです。 子どもが夫に懐くようになった子どもが生後5カ月になったころ、パパとママの区別がだんだんつくようになったらしく、子どもが夫にも懐くようになりました。喃語しか話さないものの、明らかに夫を意識してニコニコしている子どもを見て、夫はうれしかった様子。子どもフィーバーにはならないタイプだと思っていましたが、子どもの写真を携帯の待ち受けにするほど子ども好きになっていました。 そして、休日はベビーカーで近所を散歩したり、泣いたら抱っこをしてあやしたりするなど、すすんで子どもの世話をするようになりました。今では立派なイクメンになったと思います。 最初はハードルが高いかもしれないと思っていたイクメン。わが家の場合はちょっとした工夫で変わることができました。今後もさらなる成長を期待して、イクメン育成期間をもう少し延長しようと思います! イラスト:sawawa著者:中原けいこ2歳男児の母。妊娠を機に金融機関からライターへ転向。現在第2子妊娠中。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
2019年10月28日セフレや遊びの関係から始まったとしても、その女性のタイプによっては男性がつい本気になってしまうことも。男性がゾッコンになってしまう女性には一体どんな特徴があるのでしょうか。男性側の気持ちに触れて紹介していきます。1、誠実で一途な女性誠実に、一途に自分を思ってくれる女性。例え軽い気持ちで声をかけた相手でも、こんな女性だったらその静かな愛情に男性側もきちんと答えたくなるのではないでしょうか。笑顔の挨拶には自然と笑顔で返事をしてしまうように誠実な思いは相手にも伝染し、しっかりと向き合ってくれるようになるはずです。2、男性に依存しない女性精神的に自立していて男性に頼らない姿勢はかえって男性を奮い立たせるようです。女性に頼られるのを好む男性は多いですが、ハンサムな女性は隙がないように見えるからこそ逆に振り向かせたくなるもの。時折見せる不安そうな顔や悩んでいる時の表情にグッときたり、守ってあげたいと思うようです。男性に頼らないと生きていけない”女の子らしい”女性より、男性に対してサッパリとした態度の女性の方が、男性の本能を刺激するのかもしれません。3、いつも自然体な女性誰に対しても公平で、相手に対して自分を必要以上によく見せようとしない素直な態度の女性には、芯の強さを感じます。裏表がなくいつも自然体な女性であれば、男性も自分の素をさらけ出しやすいのではないでしょうか。「遊びのつもり」という気持ちなど、はなから見透かされていたのかなと思うようになり、徐々に本当の自分を知ってほしくなる。そして相手のことも知りたくなる。恋愛は相手への興味から始まります。一緒にいることで素の自分を引き出してくれる女性は、おのずと深い付き合いに発展しやすいものです。4、いつも笑顔の女性なんといっても、いつも笑顔の女性に男性は弱いです。人間は目から得る情報が8割とも9割とも言われています。目が合うたびにいつも自然な笑顔で返してくれたら男性も自然と笑顔になり、ほっとできるものです。一緒に居て心から安心できる存在だと気づいた時、遊び心は本気に変わるのではないでしょうか。
2019年09月22日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、ズボラ家事クリエイター・めぐさんの“考えない家事”に注目! 「ズボラだけどズボラに見えない生活」をモットーに、Instagramや公式ブログで家事テクや簡単レシピを発信している、ズボラ家事クリエイターのめぐさん(@megumi.kakei)。中高生のお子さんがいる働くママです。今回はめぐさんが実践している、家事がラクになる“考えない家事”のポイントやコツを教えてもらいました! 1.天気の心配はしない面倒くさがりで、考えながら家事をするのが大嫌いだというめぐさん。そこで、考えないで家事ができるような仕組み化を心がけているそうです。 そのひとつが「洗濯物干し」。「晴れた日に外で洗濯物を干そう」と考えて天気を待つのは、フルタイムで働いているめぐさんにとって難しい話。そこで季節を問わず、洗濯物は外に干さないことを決めたそう! “洗濯物は外に干さない”と決めてから、めぐさん宅で活躍しているのが「boltz 除湿乾燥機」。写真のように、部屋に洗濯物を干すスペースをつくり、除湿乾燥機を洗濯物の付近に設置しています。 除湿乾燥機のおかげで、天気を問わず毎日洗濯物が干せるうえに、ジメジメした季節でもカラッと乾くそうです。天気のことを考えながらやっていた洗濯物干しが、見事に“考えない家事”になりました! 2.下着は畳まないもうひとつが「下着は畳まないこと」。シャツは洗って干すときにハンガーにかけ、乾いたらクローゼットに移すだけ。パンツ類はシワになりにくいニット素材のものを選び、乾いたらそのままカゴへポイ! と、投げ入れ収納しているそうです。 なんと、パンツのカラーも「パパ:黒系、長男:紫、次男:青」と決めていて、仕分けの際に考えなくて済むようにしているそう! この方法にしてから、畳みにくいシャツを畳む必要がなくなり、パンツ類の仕分けも簡単になり、ストレスが格段に減ったといいます! また、自分の下着を見つけやすく、誰でも分かる簡単な収納にしたおかげで、家族が自分で収納してくれるようになり、家事分担にも役立ったとか。これはすごい変化ですね! 3.物を増やさない 「物を増やさない」ということも、“考えない家事”への第一歩だというめぐさん。実は、めぐさん宅の脱衣所にはタオルや着替えを置く専用の棚やワゴンがありません。購入を考えたこともあったそうですが、考える家事を減らすために、専用の棚やワゴンではなく「100均で購入したワイヤーネットを使うときに洗面台に置くだけ」にしたそうです。 ワイヤーネットを使用しないときは、洗濯機と壁の隙間に収納。脱衣所の省スペースにもなっていいですね! これが、なぜ“考えない家事”なのかというと、物が多ければ多いほど人は考えることが増えるからだと、めぐさんはいいます。 例えば、家具が増えればどこに何を入れるか、どこに置くのか、掃除の際に邪魔にならないかなど、これだけでも3つも考える必要が出てきます。物が増えれば増えるほど考えることもどんどん増えていく。そこでめぐさんは、考えないで済むように“物をできるだけ増やさない”をモットーに、日々買うものを厳選しているそうです。 思わず「なるほど~!」と言いたくなる、めぐさんの家事テク。いかがでしたか? めぐさんのInstagramや公式ブログには、ほかにも家事をラクにするテクがたくさん紹介されています。ぜひあわせてチェックしてみてください♪ この投稿をInstagramで見る めぐ⌘ズボラ家事クリエイターさん(@megumi.kakei)がシェアした投稿 - 2019年 8月月4日午後7時34分PDT ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 協力:めぐさん(@megumi.kakei)
2019年09月22日「いかに自分がラクできるか」をモットーに、整理収納サポートやセミナーを開催している整理収納アドバイザーの佐野裕香子(@shuikumama)さん。私生活では2人の男の子のママで、子育て中のママ・パパがマネしたい暮らしの工夫を発信しています。今回はラク家事の達人・佐野裕香子さんが、あるものをなくすことで家事がラクになる方法を教えてくれました! 洗濯機の上の収納を見直し!わが家の洗濯機の上には造り付けの収納があります。この収納の扉の中には今までフェイスタオルが入っていました。 でも動線的にココには洗濯洗剤を置きたい! タオルもココだと子どもたちが届かないから、いつも呼ばれてめんどくさい! ということで、見直しすることにしました。 “あれ”をなくすと家事もラクになる!まずは置きたかった洗濯洗剤を置いて、タオルも子どもたちの届く場所に移動。そしたらこの扉がジャマに思えてきたので……外してみました! お試しなので蝶番はそのまま残してしばらく使ってみると、これがまぁ何てラクチンなんでしょう♡ 想像以上に使いやすいということで扉の撤去、決定! でも収納の中が丸見えになったので……*イオン ホームコーディのランドリーボトル(左下)*セリアの詰め替え容器用ラベルシール(左下)*無印良品のポリエステル綿麻混・ソフトボックス(右下)*ダイソーのスチールワイヤーバスケット(左上) で見えてもいい収納にチェンジしました!“見せる”収納ではなく、“見えてもいい”収納。これだとハードルも低めで挑戦しやすいですよね。 使いやすくて、とにかくラクチン! 扉があると中身の出し入れに「扉を開ける閉める」というアクションが追加されるから、ラクチンではなくなる。扉があると隠せてスッキリ見えるけれど、実は中はカオスだったりすることもありますよね。 たかが扉一枚とあなどるなかれ。ラクするためなら、あって当たり前をなくすのもアリだと思います! ぜひ試してみてください♪ 著者:佐野裕香子整理収納アドバイザー。「紡ぐ・暮らし」にて収納サポートサービスや収納関連のセミナーを開催。自身も2人の男の子の子育てをしながら「どこに何があるか誰でもわかる仕組み」「安全で快適なお部屋」「いかに私がラクできるか」を考えて整理収納と向き合う。Instagram:@shuikumama この投稿をInstagramで見る 佐野裕香子 整理収納アドバイザー 大阪|高石市さん(@shuikumama)がシェアした投稿 - 2019年 8月月1日午後5時20分PDT
2019年08月08日家事や育児はまったくしてくれない。けれど、まるで物を欲しがるかのように「子ども可愛いし、2人目欲しいな〜」という夫。自分は一人を育てるだけでも精一杯。そのような夫に対して、どう対処したらいいのでしょうか。 「人は変えられない」が基本心理学的には、残念ながら「人は変えられない」が基本の考え方となります。 いくら、「2人目が欲しいなら家事や育児を手伝ってくれないと困る」と伝えておいたとしても、実際にその状況になった際に手伝ってくれることは稀でしょう。深く考えずに2人目を欲しいと言っている男性は、多くの場合「なんとかなる」「やってみなければわからない」と思っています。自分が家事や育児をしなければならないと現実的に考えていないのです。そして、「現実的に考えて」といくら妻が訴えたとしても、夫の身にふりかかって自身の問題として捉えてくれないかぎり、人は変わらないし、変われないのです。 “なんとかしている”現実をわかってもらう家事や育児に参加していない夫の多くは、「子どもがすくすく育っている」という結果だけを見ています。そして「なんとかなっている」と思っています。その裏に、妻の家計のやりくりや、日々の子どもに対する奮闘があることを微塵も考えずに……。 妻がなんとかしている現実について考えてもいないし、そもそも、そんな大変なことがあることに気付いてもいない場合が多いのが現状です。つまり、無邪気に2人目が欲しいという夫に対しては、妻がなんとかしている現実をわかってもらうことが必要になってきます。伝える際は、決して、「わたしはこんなに大変なのよ!」と感情的にならないようにしましょう。夫は、問題を考える前に「うるさいなあ」と感じて、妻の話を聞くことをシャットアウトしていまう可能性が高くなってしまいます。 現実的に起こり得ることを共有する夫が本当に2人目を欲しいと思っていることがわかったら、現実的に起こり得る問題を2人でしっかり話し合いましょう。何を不安に思っているか、何が大変かを夫婦で共有することが大切です。ここで、共有できないようであれば、いったん2人目は待ったほうがいいかもしれません。そして、なによりも大事なのは、自分が欲しいか否かをしっかり考えること。どうしても、妻の負担が多くなってしまうのを避けられない育児。夫の気持ちよりも自分が欲しいのか、についても考えるようにしてくださいね。 育児は、しっかり考えてもその通りにはいかないこともたくさんあります。あまり考えすぎて不安だけが先走り、欲しい子どもを諦めてしまうことはできれば避けたいものです。人は変わらないということを念頭に、とりあえずの不安をできるだけ取り除けるよう、夫と話し合ってみてください。 著者:ライター カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2019年08月05日整理収納アドバイザー1級をもち、「いかに自分がラクできるか」をモットーに、整理収納サポートやセミナーを開催している佐野裕香子(@shuikumama)さんが、ラク家事テクを紹介してくれました。 小さな子どもがいる家庭では、少しでも家事をラクにしたいと思うものですよね。今回は、米びつの収納場所を工夫することで家事を効率よくする方法を教えていただきました。 米びつの収納場所 お米ってみなさんはどこに保管していますか? お米屋さん的には「お米は生のもの。冷蔵庫に入れてほしい。」そうです。わが家も以前は冷蔵庫に入れていました。でも子どもたちが食べる量が増えてきてキープしたい量が冷蔵庫に入らなくなってきて、考えた結果今はどこに収納しているかというと... ココ!そう、食器棚です! 今は食器棚の1番下の引き出しの中に収納しています。 ちなみに米びつはTOWERのもの。5キロのお米が一度に入ります。ふたにはゴムパッキンがついていて、密閉性が高いので冷蔵庫に入れなくてもいいかなと自己責任で常温保管にしました。 そしてこの収納場所がわが家の家事効率を劇的に改善してくれたのです。 ラク家事のポイントは家事導線にあり!? なぜ効率がよくなったかというと、炊飯器のすぐ横に米櫃を置くことで、ご飯を炊くときの家事導線が良くなったからです。 食器棚だからと言って、食器しか収納してはいけないといことはありません。米びつに限らず、「そこにあったらいいな」を叶える収納、家事導線のよい収納は毎日の家事をラクにしてくれますよ。 みなさんもぜひ、家事導線を見直してみてくださいね! 著者:佐野裕香子整理収納アドバイザー。「紡ぐ・暮らし」にて収納サポートサービスや収納関連のセミナーを開催。自身も2人の男の子の子育てをしながら「どこに何があるか誰でもわかる仕組み」「安全で快適なお部屋」「いかに私がラクできるか」を考えて整理収納と向き合う。Instagram:@shuikumama ※記事の内容は個人の感想です。
2019年07月25日4歳と1歳の兄弟を子育て中のゆきです! こちらの連載では2人目(次男)を妊娠したときのことを書かせていただいてます!■夫の「家事をしない」問題、今までどうにかなっていたけど…突然ですがうちの夫はほぼ家事をしません。家にいるときにお風呂に入ろうかという時間になればお風呂を洗ってくれたり、ご飯の前にテーブルの上を片付ける…など簡単なものをやることもありますが「これは必ずやる」という家事はありません。今まで散々話し合いましが…私がとにかくせっかちということもあり、毎回「もう!私がやる!」という結果にいたります。しかし、自分でやれるのは元気な時の話。それまではゆるく最低限の家事をやっていたのですが、2人目妊娠中はつわり、坐骨神経痛、痔…などなど最低限のことすらやることが難しくなりました。■2人目妊娠中、家事と育児を回すには今まで家事をやっていなかった夫に頼んでも満足のいく家事をしてもらえなかったり、私のやってほしい時間にしてもらえなかったり…。かといって昔からの「家事は私がするべき」という思いも自分の中にあり、強く言うこともできませんでした。家事は頼れませんが、育児に関しては頼れる子煩悩な夫。不慣れな家事を夫が時間をかけてやるよりも、夫と子どもが遊んでいる間に私ができる範囲で家事している方が楽、という気持ちも大きかったので自分でやることを選択しました。そこで…私は便利家電を買うことを選択しました。■家電を買うという選択もともと乾燥機付きの洗濯機を使っていたのですが、シワになるためあまり使ってませんでした。これを機にタオルや下着だけは乾燥機を利用するようにし、他にも新たにハンディ掃除機、食器洗乾燥機、布団乾燥機を購入。さらにこちらは2人目が産まれてからですが、ロボット掃除機と洗濯物を室内干しするために除湿器も導入しました。その結果、妊娠中だけではなく産後も本当に助けられています。初期費用はかかりましたが、産前産後のストレスがかなり軽減され、その価値は十分にあったと思います!こうして見ると全く手伝ってくれないダメな夫のようですが、家事が苦手だからこそ、そのありがたみもわかるようで…と言葉をかけてくれます。また食事が手抜きだったり、2日間同じメニューだったり、掃除ができなかった日があっても全く文句を言いません。産前産後のタイミングで家事の分担を行わないことに賛否両論あるとは思いますが、「家事を自分のタイミングでやりたい」私にとってこの判断はベストだったと思います。家電のおかげもあり我が家は円満、 便利家電の導入はひとつの選択肢としてアリだと感じました。ようやく確立した理想の家事スタイルですが、私はまだ夫に家事をしてもらうことを諦めきれていません。子どもが大きくなったら一緒にご飯を作ってくれないかな~と今から期待しています(笑)
2019年06月27日こんにちは、ちんまいです。皆さまはご夫婦で家事分担などありますか?我が家は私が専業主婦ですので、家事は基本私の仕事でございます!しかし、、、そう、実家の自室は洋服が散らばり本が散らばり、なのに可愛い雑貨達がむやみやたらに溢れ。要するにお恥ずかしながら汚部屋‼︎ 仕事から帰って来て寝るだけの部屋だし!と開き直っておりました。お母さん今日のご飯なにー?お風呂沸けてんのー⁈実家では散々、自堕落な生活を送って参りましたが。そんな私も結婚し、パパに家事のイロハを教わったのでした。これで私も一丁前の専業主婦の仲間入り!嫌な女ですねー(笑)でもでも!自分で仕事ができるようになると、自分なりのアレンジが加わってくるじゃないですか!家事も一緒で、いつのまにか私のルールができてたりするんですよね。そして、私は自分の家事が完璧だと勘違いしていたようです。なぜなら…パパ…いやお師匠おおおおぉぉぉぉー‼︎やっぱり私まだまだ修行が足りませんでした‼︎そうなんです。 パパって私が気がつかない、というか気が回らない所にすごく敏感なんです。たぶん、気になるところが違うのかも?私は部屋を綺麗に保つことに重点を置いてしまうので、例えば引き出しの中はぐちゃぐちゃとか笑要するに見えるとこ重視!対してパパは、少し部屋が散らかってでも気にならない。でも引き出しの中は整理整頓してどこに何があるかキッチリさせときたいタイプ。最初は、私の苦手な部分を突いてくるので「なんなの?嫌がらせ?」とまで思ったんですが、純粋に気になるのでしょう、賞味期限切れたものが冷蔵庫に入りっぱなしとか笑今ではすっかりお願いしちゃってる次第であります笑。●ライター/ちんまい
2019年06月03日男性に尽くすことが、実は男をダメにしてしまうこともあります。良かれと思ってしていることが逆効果になるのは残念ですよね…。では、彼をダメ男にしてしまうのはどのような言動なのでしょうか。何でもしてあげるのはNG!例えば彼が一人暮らしの場合、部屋の片付けから買い出し、料理にお風呂の掃除まで全てをテキパキこなしてしまう女性は意外と多いものです。好きだから何でもしてあげたいと思ってしまうのもあるでしょう。彼がやるよりも、自分がやるほうが手っ取り早いというのも一理あります。けれども何から何まで女性がやってしまうと、男性は自分のことを自分でやるという気持ちがなくなり、すべてのことをやってもらえると甘えてしまいます。その結果、彼は自立心のないダメ男になってしまうのです。手伝うことは悪くありませんが、彼自身でやれることはきちんと自分でしてもらうようにしましょう。すべて許すことと寛容であることは違う男女がうまくいくためには、お互いにある程度は寛容であることも大切です。しかし、彼の浮気や、ひどい言動なども「別にいいよ」と許してしまう女性もいます。あまりにもひどいことをされても許すのは、寛容ということとは違います。あなたが何でもすべて許してしまうと、彼氏はどんどん調子に乗ってしまいます。時には厳しく注意したり、嫌なことは嫌だとはっきり言ったりしなければ、彼はわがまま放題で好き勝手に振舞うようになるでしょう。彼に大切にして欲しいなら、心を鬼にして怒ること、そして自分の意見をしっかり言うことも必要です。お金は貸さないあなたは彼がお金に困っているからと、簡単にお金を貸してしまうことはありませんか?これでは彼氏は、金銭面においても彼女に依存してしまいます。中には女性の財布を頼りにして、働かなくなってしまうというダメ男も実際にいます。男性は自分に気があって、お金を貸してくれそうな女性にお金を借りようとしてきます。男性にお金を貸すことは、プラスに働くケースはほぼゼロだと考えましょう。彼を責める前に自分が変わる!もし、あなたが彼氏がダメ男だと悩んでいるなら、まずは自分の言動を見直してみましょう。あなた良かれと思って尽くしていることが、結局彼をダメにしているケースもありえます。自分が変わることで、彼も良い男に変わるかもしれませんよ!
2019年05月16日デートの時には特に気合を入れてオシャレをするという女性も多いですが、実はその気合が空回りしているかもしれません。女性がオシャレなつもりで着ているファッションが、実は男性をドン引きさせていることもあるのです。どんなファッションに注意するべきかをみていきましょう。オーバサイズ・ビックシルエットの服近年、オーバーサイズやビックシルエットなどが流行していますが、デートの時にはあまり向いていないアイテムもあります。デートファッションではサイズ感を重視することが大切です。オーバーサイズやビックシルエットの服だと体のラインが美しく見えなかったり、メンズ物でコーデした時に男性っぽいファッションになっていないかは意識するようにしましょう。TPOに合わせた女性らしいファッションを!デートでは、女性らしいスカートやワンピースなどが男性ウケもよくオススメです。しかしガーリーすぎるデザインや、派手すぎる柄などは避けた方が無難です。また、大人の女性であれば、スカート丈は短すぎないものを選ぶなど、大人の女性にふさわしいのファッションを意識するのも、男性を引かせないために重要です。どんなデートかによって、TPOに合わせたファションにすることも忘れないようにしましょう。とくに靴もTPOに合わせて考えてコーディネートすることも大切です。服はオシャレなのに靴が合っていないのもNGですが、例えばアウトドアに行くのに高いヒールを履いていては男性も困ってしまいます。女性に人気のオシャレアイテムも注意女性のファッションで可愛いとされていても、男性にはどこがいいのかわからないというファッションもあります。特にガウチョパンツやサロペットなどは、女性の間ではおしゃれなアイテムでも、男性には不人気なようです。また、チュニックなどもおばさんくさく見えてしまったり、体型を隠していると思われて男性ウケはよくありません。デートの時には男性目線でファッションを選ぶ男性が思うオシャレと女性が思うオシャレではズレがあるということを意識することは大切です。男性は凝ったファッションよりも、シンプルながらも女性らしい印象のアイテムを好む傾向にあります。そのことを意識して服装などを考えることがオススメです。
2019年05月10日せっかく理想に合った男性を見つけても、相手が彼女を作る気がまったくない場合には、その男性に合った独自の攻略方法を見つける必要があります。彼女を作りたがらない男性理想の男性と付き合うためにまず確認しなければいけないのが、相手につき合っている彼女がいるかどうかです。交際している女性がいなければアプローチもしやすくなるのですが、男性の中には交際している女性がいないのに、彼女を作りたがらない人も中にはいます。このようなタイプの男性を好きになって、自分の彼氏にしたいと考えても、通常のアプローチの方法では上手くいかないようなことが多いのも事実です。恋愛より趣味を優先するタイプの男性彼女がいないのに、彼女を作りたがらない場合には、男性によってさまざまな理由が考えられます。こうしたタイプの男性に多いのが、恋愛よりも自分の趣味のほうに、より多くの時間やお金を使いたがる性向です。女性に関心がないわけではないのですが、趣味に時間を費やすことにより楽しい時間を過ごせるので、彼女は必要ないと考えているようです。こうした男性を恋愛の対象として攻略するためには、特別なアプローチが必要になります。共通の趣味を持つ趣味に熱中している男性に興味を持ってもらうためには、その男性と同じ趣味を持つことも一つの方法です。たがいに共通の趣味を持つことで、相手との話のきっかけを見つけることもできます。つまり、彼女として交際するよりもまず、共通の趣味を持っている友達として相手と親しくなることが重要です。相手の好きな趣味を通して、相手とより多くのコミュニケーションをとることで、二人の仲をしだいに親密なものにすることができます。その際ポイントとなるのが、あせらないで、時間をかけてゆっくりと関係を深めることです。恋愛の楽しさを教える彼女を作りたがらない男性の中には、女性と交際することに何の楽しみがあるのかわからないと感じている人もいます。こうした男性を攻略するために重要なのが、恋愛をすることの楽しさをその男性に教えてあげることです。その男性に女性と交際している友達がいる場合には、その友達の協力を得ることも一つの方法です。恋愛をすることの楽しさを友達との会話から聞くことで、女性との交際に興味を持ってくれる場合もあります。
2019年04月16日結婚するつもりはない、とはっきり公言している彼氏と結婚に漕ぎ着けるためにはどんな行動をとるべきでしょうか。彼氏をその気にさせる方法についてチェックしてみましょう。相手に不安や疑念を抱かせない彼氏が結婚について前向きでない理由として、責任が重いと感じている、将来に不安があるといったことが考えられます。結婚をすると経済的に依存されてしまうのでは、と疑念を感じる男性もいるでしょう。あまりストレートに結婚を迫ってしまうと、こうした不安や疑念をより大きくしてしまうかもしれません。まずは結婚についてネガティブなイメージを持たせないよう、気をつける必要があるでしょう。あなたの生活力をアピールしよう結婚した相手とは、一緒に生活をしていく関係となります。恋愛関係だった頃とは異なり、現実的な部分での関わりが多くなっていくのです。仕事に収入、そして家事や料理など生活にまつわる物事は数多くあります。生活力がない相手との結婚に不安を感じる、というのは性別にかかわらず共通した感覚だといえるでしょう。結婚を考えているのなら生活力をアピールして、この人となら一緒に生活をしていけると相手に思わせることが大切だといえます。彼氏が体調不良の時にはしっかりとサポートを結婚にメリットを感じてもらう方法の一つとして、看病等を積極的に行う、ということが挙げられます。一人暮らしに慣れている人でも、風邪をひいたり体調を崩すと不安を感じるものです。そうした時に積極的にサポートをしてあげれば、彼氏は結婚についてポジティブなイメージを持つようになるでしょう。気弱になっている時、疲れているときに癒やしを与えられる存在になれば、自然と結婚というゴールが近づいてきます。相手の家族を味方につける彼氏本人に強く結婚を求めてしまうと、逆に拒否感を強めてしまうことにもなりかねません。しかし色々とサポートしてあげても全く彼氏に変化がない、という場合には周囲の人間を取り込むことから始めてみましょう。彼氏の母親、兄弟等と親交を持っておけば、程よい圧力になってくれるかもしれません。上手く周りを味方につけることができれば、彼氏の気持ちを変えることができるでしょう。
2019年04月16日自分では普通に接しているつもりなのに、なんだか周りの男性がよそよそしい。そんな経験をしたことはありませんか?それは、気付かない間に周りから「性格の悪い女」認定されているのかもしれません。自分でも意識していない言動で、男性にイヤな思いをさせていることがあるのです。悪口や噂話を話のネタにする女子会や仕事の休憩中などで、女性同士で誰かの噂話や悪口をネタに盛り上がることはありませんか?女性同士ではありがちな光景かもしれませんが、男性相手に同じように話してしまうと、「性格の悪い女」と認定されても仕方ありません。男性にグチを聞いてもらう程度ならまだ許容範囲ですが、男性との会話の糸口として「ねえ、知ってた?○○さんって…」などと話題を振るのはやめた方がいいでしょう。男性から「この女、いつもこんな話ばかりしているのか?」と人間性を疑がわれるばかりか、「くだらない女」と思われてしまいます。また自分もこんな風にどこかで悪口を言われると考えたら、一緒にいるのも嫌になってしまいます。好きな男性にだけ態度が違う誰でも好意を持った相手に対しては親切にしたいと思うものです。あわよくば、彼に「もしかしてオレに気があるのかな?」と気付いて欲しいというのも本音でしょう。彼が好きだから親切にしたいという気持ちは悪いことではありませんが、あまり露骨に「彼だけ」に親切にしたり、態度を変えたりするアピールはかえって逆効果かもしれません。彼と話す時だけ感じよく可愛く話しているけれど他の人には無愛想、彼にだけ毎日笑顔で挨拶するけれど他の人は無視、等々…たとえ自分に好意があると分かっても、それでは男性に「人によって態度を変える性格の悪い女」と思われてしまうでしょう。優遇されるのが当然と思っている合コンやデートなどでは、女性だけ支払いを少なくしてもらったり、時にはご馳走してもらったりと、男性にお金を多く負担もらうことも少なくないのではないでしょうか。それを女性側が「当たり前!」という態度でいると、男性はその態度に不満を感じているかもしれません。また、男性に何かしてもらった時にも当然と思って、「ありがとう」とお礼を言わないのもNG。男性に「高慢な女だな…」と思われてしまいます。普段から自分の言動に気を付けよう自分では無意識にとっている言動で、男性から「性格の悪い女」と思われるのは損ですよね。もし、ここに紹介しているような行動をとっていた場合には改善し、普段から「誰かにイヤな思いをさせていないかな」と時々自分の行動を振り返る習慣をつけるといいでしょう。
2019年03月06日料理に洗濯、掃除にアイロンがけなど、日々の家事はやることがいっぱい。頭の中でしっかり段取りを組んだつもりでもなかなか予定通りに事が運ばず、終わった時にはもう寝る時間、、ということもよくあります。「いつも時間に追われている感じがする」「最近、家でゆっくり過ごせていない」「もう少しラクできないかなあ」そんな時に知ったのが「家事の断捨離」。余計な家事を手放すことで、心をホッと緩める自分の時間を作ることができますよ。100%完璧な家事なんて存在しない家事に正解なんてなく、あるのは自分が納得できるかどうかだけ。それなら、完璧を追うのはいったん止めて、「暮らしがだいたい整って、おいしくご飯が食べられたらOK」くらいにハードルを下げれば、気持ちが軽くなりませんか?家事のいちばんの目的は「家族が心地よく暮らせる場を作ること」。ここでいう家族には、もちろん自分も含まれます。家事がストレスになっているのなら、負担を減らせばいい。省略できる家事は省略し、作業をできるだけ簡単に。そのための「家事の断捨離」です。家事を断捨離するための5つのSTEP<STEP1本当に必要かどうか見直す>家事には本当に必要なものと、そうでないものがあります。たとえば、掃除の理想は毎日することですが、しない日があっても、それですぐに暮らしが滞るわけではありません。お弁当にしたって、作ることは必要でも、キャラ弁は時間がある時だけでいい。こんな風に、習慣としてやっていることや、オーバーワークになっているものを省けば、家事がずいぶんスリム化できます。<STEP2回数や手間を減らそう>STEP1で残った家事については、まとめて行えないか考えます。毎日の買い物を週1回にまとめる。休日に常備菜を作って忙しい平日に備える。乾いた洗濯物は、畳まずにハンガーのままクローゼットに収納する。同じ家事をするにしても、回数や手間を減らして時短を狙う作戦です。<STEP3収納はできるだけ簡単に>散らかった部屋は掃除が面倒。必要なものを探す手間もかかります。とはいえ、服や子どものおもちゃなど、よく使うものをその都度きちんと片付けるのは大変ですよね。そこで便利なのが、カゴやBOXを使った「入れるだけ収納」です。モノの定位置を決めてしまえば、あとはそこにポイッと放り込むだけ。中が乱雑でも外からはスッキリ見えるので、簡単に収納上手になれますよ。<STEP4自分以外に家事を割り振れない?>自分の手が足りない時は、誰かに頼って負担の軽減を。簡単なものなら子供だってお手伝いできますし、家事が苦手な人にお願いする場合は、任せきりにしないで一緒にやって負担を半分にするというのもアリ。また、食洗機やお掃除ロボットといった働く家電もたくさんあります。家庭円満のためなら、思い切って奮発してもいいのでは?<STEP5家事にも休日があったっていい>ヘトヘトに疲れている日は家事どころじゃないですし、疲れていなくてもどうしても気が乗らない日だってあるもの。そんな時は無理をせず、思い切ってお休みを取りませんか?家事の代行サービスを利用したり、料理は外食やケータリングで済ませてしまう。それが明日からの元気につながるなら、後ろめたい気持ちには目をつぶってもいいはずです。家事のゴールは上を見たらキリがありません。余裕のある時とない時でメリハリをつけるのが、家事を楽しむためのコツ。断捨離を活用して、上手にリフレッシュしていきましょう。 文・池田奈未好きなものは、まち歩き、カメラ、淹れたてコーヒー。収納の少ない家で3人暮らし。すっきり心地よい暮らしを目指しています。 ■暮らしのはなし 連載:ありきたりな日常を楽しむためのヒント
2019年02月26日こんにちは、3人育児真っ最中いとよです!今回第3話は、夫による家事育児の実践編です^ ^産後1ヶ月間は、保育園の送り迎えの時間に合わせて勤務時間を調整してもらうことができたため、それが夫婦で乗り切れた大きなポイントとなりありがたかったです….!朝に家事を多めに持ってきた夫。しかし….普段の朝は、夫は早く家を出るので子供達の準備をすることがありません。今回、朝子供達を起こしてから保育園に送るまでの流れの中で、「忙しい朝+仕事を増やす2歳児+スムーズに動いてくれないマイペースな娘」の大変さを身に染みて実感した、と言ってました。ギャーギャーしているリビングの声が、授乳している寝室まで毎日聞こえてきました。わかるよーわかる….。そうそう、長女は朝弱いからなかなかスイッチ入らず、上を着替えて一休み、ズボン履いて一休み….てな具合で時間がかかる。2歳児なんかは牛乳に手を入れてみたりパンほじくって延々と遊んでるし、、、自分が育児してると子供に口うるさくなるくせに、人がやってるのを見てると妙に落ち着ける不思議。サンキュー・夫….!枕を濡らす私でありました。(嘘)次回、産後1ヶ月が経ちいよいよ床上げ!夫の様子は….?●ライター/いとよ
2019年02月21日ウーマンエキサイト読者のみなさん、こんにちは! 今年の節分は日曜日でしたね。皆さんのおうちにもこわ~~い鬼がやってきてお子ちゃまはパニーックでしたか(笑)?? うっふっふっふ。かわいいですよね。我が家は今年は神社の節分祭に出向いて餅まきに参加してきました! さて、今日は私が鬼になった日の話を書きたいと思います。ちなみに節分の話ではありません。結婚して9年。私が初めて夫にブチ切れて言い返した日の話です。 この頃の夫婦の関係に比べると今はかなり平等になって、家事も育児も率先してフォローしてくれる夫にかわりました。どのようにして変わって行ったのかはあいまいなのですが、私の中ではこの日がひとつの突破口だったような気がします。 そのあたりを含めて2話に渡って書いていきたいと思っています。 ■私が仕事をスタートさせたころ…私と夫は同じ年齢です。結婚したら私は専業主婦になりたいと思っていましたし、夫も妻には専業主婦でいてほしいというタイプだったので当初はお互いの価値観が合っていました。 そして専業主婦&子ども3人を出産して過ごすこと8年。三男が1歳になった頃に、急に自営業を始めたくなったのです。働き始めるのは子どもが中学生になってからかな? とか思っていたので、まさか三男が1歳で仕事を始めるとは夫も私も予想していませんでした。 ですが、自分も30代に突入して念願の3人目を出産したと同時に、自分の人生が子育て一色で終わってしまってもいいのかな? という疑問も湧いてくるようになったのです。子育ても大事な仕事だけれど、子どもの事だけを見つめて暮らす生活に少し疲れてきて、子育て以外で自分自身が打ち込めるものが欲しくなったのです。そう思った時が始め時ということで、見切り発車感は否めませんでしたが思い切って仕事をスタートさせました。そして1年経った頃、とある喧嘩が勃発したのです。■ついに喧嘩が勃発!この日は土曜日でした。私は仕事が入っていたので夫に子ども3人の子守を頼んでありました。 休みの日に子どもを預けられることを、夫がよくは思っていないということを知っていたので、預けるこちらとしてもすごく気を使っていたのですが、前日になって夫から「足にバイキンが入って腫れてしまいろくに歩けない」とかいう報告が入りました。(いや、正直心の中では、なんでこのタイミングやねん…! ほんまに歩かれへんくらい足痛いん!? 仮病ちゃうん!? とか思いましたよ(笑)) でも足が痛かろうが、体自体は元気なんだから、と約束通り子ども3人を夫に託して私は仕事へ向かいました。そして仕事を終え家に帰ろうとしたのですが、本来であれば17時には帰れるはずが予定してた時間よりすっかり遅くなってしまい、結局家に着いたのは18時でした。 帰りの道中では家に帰ってからの段取りや、夫と留守番している子どもたちのことで頭いっぱいです。夫の機嫌も悪くなってるんじゃないかとか、さらにこの日は帰ってから花火大会に行く予定にしていたので、尚更気が焦っていました。しかし、息をきらして家に着いてみるとどうでしょう。 散らかった部屋に、放たれた3兄弟。そしてソファで寝ている夫。 ドォォオオオオーーン。 ただいまっ…え…もしかして、ずっとそこで寝てたの??? 子どもたち:「パパ、1日中そこで寝てた」 え……。 夫:「だって足が痛いんだからしょうがないじゃないか」 え…。 女性の皆さんならこの時の私の気持ちが手に取るように分かってくれると思います。 いくら不本意な子守とはいえ、妻が仕事に行っている間せめて子どもの相手ぐらいはしてくれてもいいと思いません!?仮に私が足の爪が痛くたって、歯を食いしばって歩きますよ。 それがどうでしょう。 家の中は散らかり放題。乾いてる洗濯物はそのまま。…はぁ…。正直悲しかったですよ。 いえ、百歩譲って家事は別にいいんです。1日中家の中で漫然とほったらかしにされていた3人の子どもたちが気の毒でぐっと歯を食いしばりました。 しかし、働きたいと言い出したのもこの私。別に今働かなくてもいいんじゃないかと夫が思っていることも分かるのであまり強くは出れず、今日1日子どもたちが安全に過ごせてただけでオッケーと思うしかないと自分に言い聞かせて、夫には苦言も呈しませんでした。 そして玄関を開けた瞬間から飛びついてくる3人の子どもたちの相手をしながら晩ご飯を作り、食べさせ、喧嘩を仲裁し、子どもたちの話に耳を傾け、文字通りてんてこまいですよ。 その間夫は何をしていたのかというと…ソファに寝転んでくつろいでたんですよ!!一歩も動きません。 まるで「オレの任務は終わった」とでも言いたいかのように。 任務もなにも日中からずっとそこに寝てたのにですよ!? 端で必死になってる私の姿が確実に視界に入っているのに、何ひとつ手伝ってくれないなんて…ひどい!!でも…でもでもでも…と必死に自分に言い聞かせ、子守り苦手な夫が1日面倒みたんだから仕方がないかと思って耐えました。がしかし、ご飯食べさせ終えて、後片付けをしはじた頃にようやく起き上がって夫が台所にやってきました。 そしてハムの空き箱を見つけてきました。「これ、なに?」って聞くから、「実家から送ってきたハム」って答えたんですよ。そしたらそれが気に食わなかったみたいで、そこからいつもの説教モードに突入してしまったのです。夫の怒りポイントは以下3つです。ハムが届いたことを知らされてなかった。俺だって食べたかった。てか、そもそも届いたってこと報告してないってこと自体俺に対して失礼だろ!たとえ嫁の実家からであろうが、俺の実家からであろうが、届いたよってことぐらい報告するべきだろ! 俺に対して失礼だーーー!!!!と、大変お怒りでして、、。 これ、妻側と夫側では意見が割れると思うのですが、私からしたら別に隠してたわけじゃなくて、普通に言うの忘れてただけで、そもそも平日は帰ってくるの遅いし、ろくに顔も会わさないし家でご飯も食べないし出す機会もなかったんですよね。黙って食べてやろうって思ってなんかなくて、ほんと、普通に忘れてただけだったんですよ!でも、夫からしたら知らない間にハム届いてて、知らない間に全部食べられていて、せめてひと言ぐらい報告があってもよかったのにという主張で…。今までだったら私はひたすら黙って聞いてたはずなのですが、この日はもうさすがに我慢できませんでした。結婚9年で初めて。ついにキレました。私だって毎日一生懸命生きてるんだよ!それが仕事から帰ってきたら、あに!?晩ごはんを食べさせるのも1人でやって、やれ洗濯物が畳めてないだとかほったらかしだとか、あげくにはハムひとつでごっちゃごっちゃごっちゃごっちゃ説教され、しまいには俺に失礼だとか言われて、はぁ!?じゃあ、あなたは私に対して失礼なこと一切してないわけぇぇぇぇ!!!!?キレましたぁぁぁぁぁーーー!!!!パンパカパーーーン!!!! 夫も平静を装っていましたが、私が爆ギレしてきたので面食らってる風でした。 こうして言い返せるようになった事自体大進歩なんです。今までは自分の中のどこかで外で夫が働いてくれてるおかげで私は専業主婦として生活できてるんだから夫の言うことには従わないと、っていう意識がどこかにあったんだろうけど、自分自身も働き始めたことによって少し言い返せる自信がついたんだと思います。あ、本人の名誉のために言っておきますが夫から直接そんな風にしろって言われたことは一度もありません。私が勝手に思ってただけ。ですが、口では言わないけれどそう感じさせられるような態度はよくとっていました。反逆し始めた私に対して夫は、私がキレてるポイントと夫がキレてるポイントが違うってことを主張していていました。いや、それは分かってますて。ハムこときでごちゃごちゃ言ってるんじゃなくて俺に対して失礼やろってことで怒ってるんですよね??でもさ、よく考えてみて? じゃああなたのその態度は私に対して失礼じゃないの??私、あなたが仕事から帰ってきたら、これみよがしにソファーでくつろいで「私、1日子守りしたんだから後はあなたが全部やってよね!?」みたいな態度とったことあります!? ないですよね?私だってソファーで横になりたいよ! 休憩したいよ!色々と家の事が回ってないのも申し訳ないよ!!でーーもーーーさーーーー!!!!私が失礼なんだったら、あなたもだいぶ失礼!!!!くわーーーーーっ!!!!そして険悪な雰囲気のままお互いそっぽ向いて花火大会へーー。しかし子はかすがいとはこのこと。喧嘩しても子どもとは喋りますし、パパもママも一緒にいかないと子どもが悲しむから一緒に行動せざるをえません。花火会場に着いたらもうお互いケロっとしてて、お互いの言い分を言い合ったらそれでサクっと終了しました。ほんと、心底思うけどこの人と暮らせるのは私しかいないと思うと同時に、よくここから今の関係まで持ってこれたな…と今あらためて思いました(笑) さて次回は実際、夫はどのように思っていたのか、そしてどのようにして変わっていったのかを書いていけたらと思います。 つづく。【お知らせ】 第107話 の記事下アンケート「Q. 育児について『過去の自分に言いたいこと』を教えてください。」のアンケート結果はこちら↓≫ 「今、育児がつらいママへ「あなたががんばったから、10年後のこの子がある」」
2019年02月07日旦那が家事をしてくれない…と、モヤモヤしてしまうことってありすよね。いくら結婚しているからとはいえ、心で思っているだけでは、相手にあなたの気持ちは伝わりませんよ。そこで今回は、夫が家事をする気にさせるためのコツを3つご紹介いたします。1. して欲しいことは明確に女性に「洗濯しておいて」と伝えると、洗濯をまわして干すというところまでしてくれますが、男性にそれを伝えても洗濯をまわすだけで終わっているということがよくあります。また、「ご飯できるから片付けて 」と言っても、テーブルの上を片付けてはくれても拭くことまではしてくれないなど、女性と男性では感覚が違うようです。そこで、「どうして拭いてくれないの!」と怒ると、「せっかく片付けたのに!」と逆に怒らせてしまい、もう家事の手伝いをしてくれなくなってしまうということもあります。旦那に家事をお願いしたいときには、「テーブルの上を片付けて拭いて欲しい」といった、細かいところまで明確に伝えることが大切なのです。2. 「ありがとう」を伝える旦那に家事をしてもらったら「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。とはいえ、女性は家事をするのが当たり前。毎日休みなく家事をしていても誰にもお礼を言われないのに、なぜ旦那が家事をしたらお礼を言わなければいけないのか…と、正直思ってしまいますよね。しかし、旦那にお願いして家事をしてくれたのなら、それが当たり前なことでもお礼は伝えておくことが、その後の家事にも参加させるために必要です。お礼をされれば「俺がしてやったことに感謝された」と誰でも嬉しくなるもの。やり方がどうとか、もっとこうして欲しいというのはひとまず置いておいて、「ありがとう、助かったよ」を忘れないようにしましょう。3. 一緒にする「お皿洗ってくれない?」と旦那にお願いしておいて、自分はソファーでゴロゴロ…。それでは旦那に文句を言われても仕方がありませんよね。「俺だって疲れてるんだ!」と言わせないためにも、2人で家事をするようにしましょう。と言っても、2人でお皿を洗うわけではありません。「わたしはお皿を洗うからあなたはお風呂掃除お願いね」と、役割分担を決めるのです。お互いに何かをするのであれば、文句を言う旦那さまはほとんどいないでしょう。そして、終わったあとは、「ありがとう!2人でやったらやっぱり早いね!」と嬉しそうに伝えることで、また手伝ってくれようと思わせられるのです。いかがでしたか?「旦那が家事をしてくれない」と外で愚痴を言っても、心の中で思っていてもダメ。空気を読んで家事をすすんでしてくれる男性はまずいないと思って、こちらからアクションをかけましょう。“お礼とお願い”をうまく使えば、上手に旦那を手のひらで転がすことができますよ。
2019年01月24日女性の中には、不倫相手にされやすい女性、されにくい女性がいます。できることなら、不倫相手としてではなく、1人の女性として愛されたいと思いますよね。では、不倫相手の候補になりやすい女子の共通点を3つご紹介いたします。1. 大人しく真面目大人しく、誰かの言う事に素直に従ってしまうタイプの女子は、不倫相手の候補となってしまいます。良いなと思う男性から誘われるとイヤとは言えず、そのままズルズルと不倫関係に陥っていってしまうのです。相手にいいように利用されるのがイヤな人は、「不倫だけは絶対にしない」と心に決め、どんなことがあっても流されないようにしましょう。2. 恋愛経験が少ない恋愛経験が少ないという人も、不倫相手の対象となってしまうため注意が必要です。恋愛経験が少ないと、告白されるということ自体が大イベント。相手の男性の気持ちが嬉しくて、舞い上がってしまうのです。恋愛経験がないからといって焦って誰かと付き合う必要はありません。本気であなたのことを好きになってくれる男性からしたら、恋愛経験が少ないあなたに、さらに愛しさを感じてくれますよ。3. 容姿端麗見た目も良い、性格も良いという女子、あなたならどう思いますか?きっと「友達になりたい」、「彼女のようになりたい」と思うことでしょう。しかし、男性からは「俺なんか釣り合わない」、「キレイすぎて食事に誘えない」などと思われてしまい、“高嶺の花”扱いでなかなか恋愛には発展しません。そのため、キレイな人ほど奥手であるといえます。そんな容姿端麗な女子も、不倫相手の候補となってしまうため、注意しておきましょう。いかがでしたか?不倫の恋愛では、絶対に幸せなんかにはなれません。いつかは絶対に壊れてしまうもの、それが“不倫”なのです。自分を支えてくれている家族を裏切って、他の女性に好意を示すなんて、飽きたらまた他の女性にいってしまうに決まっています。不倫常習犯である男性の「妻とは別れる」は、絶対にありえないと思っておきましょうね。あなたのもとにも、ステキでピュアな恋愛が訪れますように…。
2018年12月07日毎日意識しているのに、なかなか片付かないリビング。ついつい買いすぎてしまう日々の食材買い出し。なぜかモノであふれかえってしまうクローゼット…。家事をしていると、「こんなはずではなかった…」と、理想と現実のギャップに頭を抱えるシーンが少なくありません。でも、がっかりしないで! 悩みはみんな同じです。実は、ちょっとしたコツさえつかめば、不思議と家事がスムーズに動き出し、ムダな労力を使わなくても心地よい暮らしを送ることができるのをご存じですか?今回は、そんな“がんばりすぎない”家事のコツを一冊にまとめた書籍 『すっきり暮らすための家事の仕組みづくり』(主婦の友社) をご紹介します。仕事や育児に忙しいワーキングママでもすぐ実践できる、手軽な家事ルールが網羅(もうら)されています。 『すっきり暮らすための家事の仕組みづくり』 1,404円(税込) 主婦の友社人気のインスタグラマーさんやブロガーさんが登場する「すっきり暮らす」シリーズの第4弾。今回は“家事の仕組みづくり”をテーマに、暮らしがラクにまわりだす家事のルールを特集。ルーティン家事をストレスなく習慣にする方法や無駄のない食材の買い出し法、家族のクローゼット管理法など、どれも実用的ですぐ実践できるものばかり。クリスマスやお正月、桃の節句といった季節行事の楽しみ方も紹介しています。■がんばりすぎない29人の実例集「家族の数だけ、家事のルールがある」これまですっきり暮らすためのコツや習慣、収納法などを紹介してきた「すっきり暮らす」シリーズ。4作目となる同書は、衣食住についての家事ルールがテーマです。掃除の回数や収納方法など、家事のルールは家庭によって異なります。夫婦共働きの家なら、休日に集中して掃除をするかもしれませんし、子どもがまだ幼い家庭なら、おもちゃなどよく使うものはリビングにざっくり収納しているかもしれません。そのくらい、家事のルールに決まりはなく、またライフスタイルの変化によっても変わってきます。同書では29人のインスタグラマー&ブロガーの家事にまつわるルールを実際の写真とともに紹介。ペットを飼っていたり、食べ盛りの子どもがいたり、なかにはすでに子どもたちが独立して夫婦2人で暮らしていたりと、家族構成やライフスタイルも千差万別!だからこそ、一つのルールに縛られることなく、さまざまな実例のなかから、自分にぴったりの家事のヒントを探すことができます。ただ一つ共通していえるのが、同書に登場してくる方々の自宅はシンプルでセンスがよいのに、とても自然体であるということ。そんな理想の空間をつくる秘訣は、日々のがんばりすぎない家事にあるようです。実際にどんなルールを設けているのでしょう? さっそくご紹介です。■「あえて完璧を目指さない?」ゆる~く続ける“すっきり空間”家の中でも、家族が集まるリビングはとくに散らかりやすい場所です。「自分のものは自分の部屋に持っていって!」と家族に声を荒げても、効果のほどは…あまり期待できそうにありません。 maさん (Instagramアカウント:______________.ma)は、リビングに一時収納場所を設けて散らかりを防止しています。帰宅後、そこへバッグやコートなどを一時かけておけば、2階にわざわざいく手間が省け、リビングもすっきり。収納場所を特定するのではなく、一時的に収納するという考え方が柔軟で、これなら家族もストレスなく片付けができそうですね。家事といえば掃除も外せません。仕事や育児に追われていると、なかなか掃除をする時間を確保できませんが、できればきれいな住まいをキープしたいところです。 leafさん (Instagramアカウント:leaf_asch)の掃除は“ちょこちょこ派”。とくにキッチンは、排水口やレンジフードなどを使った後のついで掃除を欠かさないそう。どれも30秒ほどで終わる簡単な掃除ですが、続けることでぴかぴか空間を保つことができるそうです。そのほか、月曜日に週末の汚れを一気に掃除する家庭や、家族の汚れが落ち着く夕方〜夜にかけて拭き掃除をする家庭など、さまざまな実例が紹介されています。みなさん、無理なくできる範囲の掃除を楽しくされていて、本書の写真を眺めているだけで、なんだか掃除がしたくなってきます!■園・学校のプリントは〇〇の裏側にまとめて隠す子育て世代のリビングは、意識していないとすぐに子どものものであふれかえってしまいます。すっきりとした空間を保つために、みなさんどんなルールを設けているのでしょう? ka_nagoさん (Instagramアカウント:ka_nago)は、リビングにお子さん4人分の個人ロッカーを設けて対処しています。「娘たちの持ち物はカラフル。個人ロッカーに大切なものをしまうようにしたらすっきりした空間に」。おかげでリビングはいつでもモデルルームのような美しさです。保育園や小学校の予定表など、子ども関係の書類の保管場所に困ったことはありませんか? 書類は目につく場所に貼っておきたいけれどインテリアの邪魔になってしまうし、かといってしまい込んでしまうと、重要なことを見落としがち。前述のmaさんは、キッチンの裏にあるパントリーが書類の定位置。パントリー近辺で作業をすることが多いため、ここならよく目につくうえに、扉を閉めてしまえば見えません。ほかにも、子どもひとりずつクリアファイルに分けて、収納扉の内側に貼って管理したり、ダイニングテーブルの引き出しにまとめて整理するなど、みなさん、インテリアに配慮したうえで、実用的な保管をされています。■子ども部屋「片づけの仕組み・ルール」は子ども目線でつくる子どもの成長とともに活躍し始めるのが子ども部屋です。子どもの独立心や自主性を尊重してなるべく自分で管理させようとしても…散らかっている部屋を目の前にしたら、つい片付けに入ってしまうのが母心というもの。子ども部屋の散らかりをできるだけ食い止めるにはどうしたらいいか? __kayo__さん (Instagramアカウント:muno_home)のお宅では、ベッド下の収納ケースを活用。習字道具や鍵盤ハーモニカなど、学用品はすべてケースに収納することで散らかることがなく、「あれどこ?」と子どもに聞かれることもありません。子ども部屋以外の実例も参考になります。例えば、ロフト下に専用クローゼットを設けて自分たちで洋服を管理させたり、おもちゃはキッズスペースに、文具はリビングにと、種類と使用頻度に合わせて収納場所を分散させるなど、子どもも把握・管理できる収納法が印象的でした。忙しくて家事がスムーズに回らないと思っていたら、もしかしたらやり方が間違っていたのかもしれません。固定観念にとらわれず、一度頭の中をまっさらにして、ぜひ本書を一読してみてください。ページをめくっているうちに、「これだっ!」と思えるルールやヒントに出会えるかもしれませんよ。文/長谷部美佐
2018年12月06日モチベーションを高める音楽が家事を楽しくする 仕事や家事に追われて毎日忙しい日々を送る世代のために、家電に家事をシェアしてゆとりを作る“家事シェア”を提案するパナソニック。実は、30代~40代に向けたアンケートによると、家事の悩みは「やる気」や「気分」などのモチベーション低下に関するものが一番多かったそう。その解消のためには、「音楽をかけながら家事を行う」という意見が男女ともに集まったことから、今回の“家事がはかどる音楽”の構想が生まれ、CHAIとのコラボレーションが誕生しました。 環境音楽家・小松正史さんのアドバイスとともに完成した「GREAT JOB」は、面倒だったりしんどかったりというネガティブなイメージのある家事を、ポジティブに変えるためのオリジナル楽曲。毎日当たり前にこなしているすべての家事に向けて、「GREAT JOB=よくやった!」というエールがタイトルに込められています。自分自身のコンプレックスをアートに変換してきたCHAIのエネルギーは、まさにこのコンセプトにぴったり。MVでは、「家事を楽しく!」をテーマに、ゴーストバスターズのようなコスチュームを着たCHAIが歌とダンスで楽しませてくれます。 「家事お助け隊」に扮したCHAIのメンバーが、さまざまな家事を特徴的な振付とともに表現苦労の末に習得した圧巻のダンスパフォーマンスと、息ぴったりのチームワーク “家事シェア”を実現する現代の三種の神器って? 「家事からの解放」を叶えてくれる現代の「新・三種の神器」として支持されているのは、「洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機、ロボット掃除機」の3つ。パナソニックのおすすめ商品をご紹介します! ロボット掃除機 RULO MC-RS810 ※オープン価格 さらに進化したおまかせロボット掃除機 パナソニック独自の三角形状&集塵性能とAIを取り入れた学習機能で部屋の隅々までしっかり掃除できるロボット掃除機「RULO(ルーロ)」。3種類の障害物検知センサーで、家具にぶつからずにキワまで丁寧にゴミを取り除いてくれます。スマートフォン専用アプリの「RULOナビ」を使えば、外出先から掃除結果を確認したり、掃除したくないエリアやスケジュール設定も自由自在。家にいない時間も、“家事シェア”を進めてくれる頼れる一台なんです。在宅時は音をひかえめに設定できるので、ゆっくりと過ごしながら掃除を進めてくれるのも嬉しいポイント。 ななめドラム洗濯乾燥機 Cubel NA-VG2300 ※オープン価格 自動で洗剤投入までしてくれる洗濯乾燥機 洗濯から乾燥までを自動で行ってくれる「ななめドラム洗濯乾燥機」がさらに使いやすくアップデート。洗剤と柔軟剤を事前にタンクに入れておけば、「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能で、衣類のボリュームやコースに応じてベストな量を使用してくれるのです。さらに、「スマホで洗濯」アプリと連携して、帰宅時間に合わせて効率よく洗濯をすませられるので、天候やスケジュールを気にせず衣類を洗えるのが嬉しい。タンクの洗剤などが減ってきたら、スマホにプッシュ通知で知らせてくれます。温水泡洗浄のコースを使えば、黄ばみや汚れ、臭いまで洗い落として大切な衣類をしっかりケア。忙しい人にぴったりなので、一度体験すればもう他の洗濯機は使えないかも? 食器洗い乾燥機 NP-TZ100 ※オープン価格 手洗いを超えた食器洗い乾燥機 「高い水温」「高圧の水流」「強力な洗剤」を使い、手洗い以上にしっかりと洗浄してくれるうえ、使用する水の量は手洗いに比べて約1/6まで軽減してくれるというエコな食器洗い乾燥機。疲れて帰ってきた夜、買い物と料理をすませて夕食を終えたあとに、食器まで洗うのはかなりのストレス。これがなくなるだけで、家事はかなり楽になるのではないでしょうか?新搭載の「ナノイーX」でまとめ洗い時の気になる臭いや菌を抑え、洗浄後の食器を清潔に保管。寝る前の大切な時間にゆとりを生んでくれる一台です。 「音楽」と「家電」のパワーで、毎日の家事を少しでも楽に、少しでも楽しく。パナソニックの“家事シェア”が提案するテクノロジーとカルチャーの融合は、私たちの毎日をより豊かなものにしてくれるはず。まずはCHAIのミュージックビデオをチェックしてみてください! パナソニック0120-878-691panasonic.jp/wash/kajishare text:坂崎麻結
2018年12月01日新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研 調べ)によると、新婚夫婦の夫の家事負担率が5割以上の男性は、2割も満たないそうです。「夫って家事を手伝わないよね」という妻の声が聞こえてきますね。しかし本当に、この数字は悪いことなのでしょうか。むしろ当たり前なのでは?とすら思うほどです。夫の家事負担率が5割以上が当たり前なのか、パピマミ編集部と一緒に考えていきましょう。働いている夫に家事を5割も手伝わせるの?新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研 調べ)「共働き夫婦の家事は外注と分担?価値観に合った解決が大事!」にも書いたように、フルタイムで仕事をしている方は物理的に時間がありません。たとえば、1日の家事が合計3時間分あったとします。1日の家事の半分は1.5時間です。睡眠時間を8時間、仕事に使う時間を10時間だと考えると必然的に使える時間は減りますよね。百歩譲って、共働き夫婦であれば納得できます。しかし、妻が専業、もしくは育児中であれば、働いている夫に手伝ってもらうのは無理があるでしょう。もしそれでも家事を手伝わせたいなら、家事の合計時間を減らす努力をする必要があります。家事の合計が1時間と、3時間ではワケが違いますよね。●仕事に悪影響が出たら出世に関わる当たり前の話ですが、1日のやることが多ければ生産性は下がります。そして、睡眠時間が短ければ短いほど、人生の質は下がっていきます。家事や育児は重要視されるのに、仕事の重要性は見落とされがち。家事や育児の質を上げるのに必須なのは、お金なのにも関わらずです。家事や育児もやりながら、仕事もがんばるよね?という前提で、話が進むことに疑問を抱きませんか?愛や思いやりだけですべてをやり切れるなら、自己啓発本やビジネス書の類はすでに廃れているでしょう。家事をやらないという選択肢「家事を減らして時間を最大化!外注と項目分けを賢く使おう!」では、共働き夫婦でも夫が家事をしないケースが多々あることを紹介しました。お互いがフルタイムに近い労働をしているのであれば、夫と妻が同じ量の家事をやるのは頷けます。しかし家事に使う時間がないのに、自分で家事をやらなくてはいけない、という価値観を持っている夫婦が多くいるのも事実です。●家事を外注できるならしてしまおう食器乾燥機があるのに、手で洗う必要があるでしょうか。家事を自動化している夫婦で、家事を最小限にする努力をせずに、家事を手伝ってくれない夫を非難するのは早計だと言えませんか?新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研 調べ)でも、1000人以上の夫婦を調査していますが、共働きなのか専業主婦なのかは、細かく載っていません。7人に1人の夫は、最大限の自動化を図った家事の5割をこなしていることもあり得るのです。家事を「やる/ やらない」よりも大事なこと夫が家事をやってくれない、と嘆く前に、やるべきことがあります。それは、「なぜ家事をやるのか?」という問いです。家族が幸せになるために家事をやる人もいれば、ただの仕事だと思ってこなす人もいるでしょう。ここで大切なのは、目的意識を持っているかどうかです。「夫婦のすれ違いを徹底解析!原因と対策を8つに分けてご紹介! 」にもまとめましたが、夫婦の目的意識をすり合わせることは、何よりも大切です。自分たちの行動の意図をしっかりと把握し、お互いが理解して家事をやれるといいですよね。まとめ夫が家事をやってくれない!と嘆きたくなる理由もわかります。しかしそもそも、家事をやらなくていい方向に持っていったり、物理的に無理な要求をしていたりしないか、考えてみましょう。世の中の流れに引っ張られるのではなく、自分たちで決めたルールの元、夫婦仲良く暮らしていけるといいですよね。
2018年11月19日今どの主婦の家事事情は、どうなっているのでしょうか。主婦の方がパピマミで書かれた「家事」の記事をまとめたのでご紹介します。あなたの家事事情と比べるなり参考にするなり、ぜひ使ってみてください。家事の大惨事毎日家事を行っていれば、失敗の1つや2つありますよね。パピマミに寄せられた主婦からの投稿でも、失敗談を多くいただきます。例えば「共感率120%! ママたちがやらかした“家事の失敗”あるある16選」のような頻繁にやってしまう失敗について書かれているので、同じ失敗をしないためにも読んでおいてください。失敗から学べることはたくさんありますが、失敗は最小限で抑えたい。先人からの知恵を拝借するのは大切なことです。家事の大惨事と言っても、「ありがた〜い「家事休みの日」に起きた、わが家の事件簿 」のような少しほっこりするような記事も。人の振り見て我が振り直せと言いますが、他人の失敗を見ると引き締まる思いがしますよね。ただ、失敗だらけを経験しているとストレスを感じてしまいます。そんなときは、「家事に育児に介護まで?現代ストレスを解消する5分の技」を活用してください。イライラしていては、失敗も楽しめません。夫婦で家事をこなす方法共働き夫婦で家事を両立するのは至難の技。とくにフルタイムで働いてくれている夫の家事参加率を上げる方法が気になりますよね。そんなときは、「共働き夫婦の我が家が家事分担ができていなかった理由とは?」で夫と家事分担ができない理由を考えてみましょう。理由がわかり傾向がつかめてきたら、「共働きでも大丈夫!旦那さんと仲良く家事分担する方法」や「あなたは知っている? 夫婦で上手に家事育児を分担する方法とは」を読んで、夫への家事参加率をあげる試みを試してみてください。ただ、どうしても夫がやる気を出してくれない…と思ったりしますよね。であれば、「家の隅に”あれ”を置くことが効果的?旦那に家事をやる気にさせるコツ体験談 」に書かれているコツを実践してみましょう。参考になるはずです。家事あるある恋愛あるあるがあるように、家事にもあるあるがあります。例えば、「意外とシェアしない方が楽?夫婦のリアルな家事シェア事情」のような夫婦のリアルな現状など、それって当たり前だったの?という話が意外と多いもの。他にも、「お金で解決もアリ! 共働きママが家事を上手に“手抜き”するコツ 」や「家事を時短でラクに! 共働き世帯が「買ってよかった」と思う家電4選」もあります。この2つの記事の特徴は、「やっぱり手抜き大事だよねー」という主婦の声が多大に漏れていること。最初は一生懸命で完璧にこなそうとしているのですが、やはり惰性が働いてしまいます。ただ、それもあるあるなのです。家事テクニック家事はスピードが命です。毎日の反復作業になるからこそ、時短は心がけなければいけません。「面倒な家事を少しでも時短したい人向け! ユニクロ式綺麗なシャツのたたみ方 」や「毎日キレイ! “予防家事”で掃除の手間を減らすためのコツ」のような細かいテクニックもあれば、「「できた!」を育ててあげたい…ちいさな”お手伝い上手さん”におすすめの家事 」のように子どもをお手伝いさんに変身させてしまう方法なども紹介されています。テクニックとは少し外れますが、「明日も明後日も…やってみたい「ノー家事デー」のメリットデメリット」や「時短家事の究極形?私がいくつかの家事をやめた日 」なども、家事を減らすという意味では役に立ちます。家事をいかに楽しんで終わらせるのか、その点を踏まえて一読してみてください。まとめ主婦が家事に対して抱えそう問題とその解決策をご紹介しました。今の自分に合った解決策を参考にしてみてください。あなたの生活がより良くなることを願っています。
2018年11月14日男性(夫)が家事をやってくれない…という妻や女性の声に対し、「こっちはやってるつもりなんだけど…」と落ち込んだりしますよね。男女間で問題が起こる理由はどこにあるのでしょうか?パピマミ編集部と一緒に、具体的に考えていきましょう。男性の家事は家事じゃない?共働き夫婦の「家事」に関する意識調査TRY家コラムの共働き夫婦の「家事」に関する意識調査によると、夫の家事を家事だと思っていない妻が多いことがわかります。「名もなき家事」と呼ばれる隠れ家事も存在するほどです。夫が「今日も家事やったなー」と思っていても、妻は不満に思っているのです。では、なぜ不満を抱くのでしょうか?●女性の主張のウラを読むクセをつける「毎日すれ違い! 子育てママの「夫婦のコミュニケーション」のとり方3つ 」で説明した「男性脳」と「女性脳」の話につながってきます。男性脳は、相手の言葉を言葉通りに受け取るのに対し、女性脳は、相手の言葉の裏を読み取ろうとするのです。例えば、「大丈夫だよ」と女性に言われて素直に信じたら、「なんで気づいてくれないの!」と怒られて困惑した男性も多いはず。この現象が、男性脳と女性脳の違いを雄弁に語っています。女性の「大丈夫だよ」の裏には、(そんなわけないでしょ。助けなさい)という気持ちが込められています。もちろんすべての状況に当てはまるわけではありません。ただ、そういう傾向があるという話なので、どうぞよしなに。家事の可視化、分担化がカギ家事をやっていると思っている夫が、自分は家事を思ったよりもやれていないと認知できたのであれば、次にやるべきは家事の可視化と分担化です。家事を仕事に例えることが多いと思いますが、家事は一緒に消化していくタスクと言えるでしょう。つまり、仕事と同じ要領でやれば、問題はなくなっていきます。●家事を認識すれば問題は激減する詳しくは、「家事を減らして時間を最大化!外注と項目分けを賢く使おう!」を読んでもらうと理解度が増すはずです。ざっくり説明しますと、家事を可視化しましょうということ。人は、目に見えていないものを管理するのが苦手です。クレジットカードだとお金を使いすぎてしまいますよね。まずは、自分たちが何をどれだけこなせばいいかを把握します。すると、名もなき家事もなくなり、抜け漏れなく家事に専念できるのです。●認識した家事を分担すれば効率的に次に、家事の重要度と期間を上手に分けます。「30分でできる!家事を重要度と期間で分けて賢くやる方法」で紹介したように、仕事にもタスクの重さや簡単さがあるにも関わらず、家事は重さや簡単さが見落とされがち。そうではなく、行おうとしている家事に、何分かかっているのか正確に把握しましょう。そうすることで、家事をやる/やらない問題から、解放されやすくなります。最後は家事を数字で管理する家事を可視化し分担化するだけでも、今までのモヤモヤがスッキリするはずです。しかしもっと厳密に管理したいのであれば、数字でゴリゴリに管理するのが良い方法です。例えば、習慣化アプリなどを使って、やった回数をスマホに記録していくやり方です。エクセルで表にして、ノルマのような仕組みを作ることもできます。しかし家事を仕事のように捉えるのは、ちょっと息苦しいですよね。この方法は、最終手段として参考にしてみてください。まずは、夫婦で話し合うことが大事です。まとめ男性は家事をやれているようでやれていない、という話をしました。そして、女性との家事の行き違いを克服する方法として、家事の可視化や分担化が大事だと提案しています。男性(夫)が家事をやってくれる!と妻に言ってもらえると、男性も毎日が楽しくなりますよね。ぜひ、試してみてくださいね。
2018年11月14日みなさんの家では、家事の負担割合はそれぞれどのくらいですか?そもそも家事とはどのような作業のことと考えていますか?私たち夫婦は高校時代から付き合っていることもあり、大学時代の課題への取り組む姿勢や、就職活動、仕事をがんばっている様子を互いにずっと見てきた仲。そんな私たちだから「2人で働くから、2人で家事をするの当たり前」の認識はぶれていない。それなのに息子が産まれてから、なんとなく私の家事負担が大きく感じてしまうことがしばしば。そんなモヤモヤが続く日々に嫌気がさし、改めて夫婦で家事について話し合ってみました。話し合ってわかった衝撃の事実改めて話し合うことで、夫と私の間で『家事』のとららえ方が違うことを知りました。なんと夫は育児も家事の一部ととらえていたのです。つまり私が夕飯の洗い物をせっせとやっている横で、ゴロゴロしながら息子と遊んでいる時間も、夫からすれば家事をしているという考え。私のモヤモヤの原因がわかったできごとでした。それを踏まえ、お互いが「家事」と思っていることを抽出し、タスクボードを作って見える化することにしました。タスクボード制作費は800円!私たち夫婦がタスクボードを作成するにあたって大切にしたことは、お互いの仕事の忙しさやライフスタイルの変化に合わせて柔軟に家事分担を変更できること。そこで思いついたのが、マグネットにタスクを記載し、マグネットのつくボードに夫エリアと私エリアを作って、自身のタスクをそれぞれのエリアにくっつけるという方法。この方法だと柔軟に家事分担を変更することができ、マグネットの数で家事の負担割合が一目瞭然に。タスクボードは100円ショップの木製マグネットとマグネットボードを少しアレンジして作成。タスク分のマグネットを用意して、油性ペンでタスクを書込み、マグネットボードは「朝タスク」「夜タスク」「休みの日タスク」分の3枚を準備して、エリア分けすれば完成!タスクボード作成後の夫婦の変化タスクボード作成後、夫が頻繁にタスクボード前に立つように。何をしているのかと思い聞いてみると「手があいたから、何かしようと思って」とのこと。タスクを見える化することで、夫も何をすればよいかがわかりやすく、手伝いやすくなったとのこと。私自身の大きな変化は、「ありがとう」と素直に言葉で伝えられるようになったこと。タスクボードがなかったころは、洗い物をやってもらっても「いつも私ばかりに負担がきているのだから、それくらいやってくれて当たり前」という気持ちが多かったのでお礼を言うことなんてありませんでした。タスクボードを作成することで、夫が担っている家事がはっきり分かり、感謝の気持ちが生まれるように。家族での時間がより有意義なものになったと感じています。いずれは息子エリアを作って、息子への家事の完全委託を目論んでいます(笑)。<文・写真:フリーランス記者かつき>
2018年11月13日家事を項目にすると、家事の負担が減ります。しかし項目にしただけで家事負担のバランスが取れるほど甘くありません。家事を項目化するのはいいですが、「あること」もプラスしなければ項目化の効果は薄いでしょう。そこでパピマミ編集部が、家事を項目化して家事負担を減らせる「あること」についてご説明します。家事を項目にしていれば、この作業は30分もあればできるので、ぜひ試してみてくだい。家事を項目にすると生産性が上がるそもそも、なぜ家事を項目にするのでしょうか。理由は3つあります。●タスクの可視化でやるべきことを理解できる1つ目が、タスクの可視化です。自分が何をすればいいかわからないと、どんな有能な人でも行動に移せません。車の知識がない人に、「車を組み立てて」とだけ言っても、組み立てられないのと同じです。抽象的な話をするのではなく、手を動かせるまでの具体案に落とし込まなければいけません。これは、家事でも同じです。● 可視化したタスクから全体を把握できる2つ目が、タスクの全体像の把握です。家事を細かく要素分解したタスクを確認すると、今まで見えてこなかった視点で家事を俯瞰できます。例えば、「ゴミ捨て」と「ゴミ箱掃除」というタスクがあるとしましょう。この2つのタスクを別々にこなしてもいいのですが、ゴミ捨てをすると同時にゴミ箱も掃除してしまおう、という考え方もできますよね。家事を具体的なタスクにまで落とし込めると、それだけで効率は上がっていきます。●タスクを上手に分別できる3つ目が、タスクの分別です。家事のタスクを可視化して俯瞰できれば、あとは振り分けるだけ。「あなたも家事やってよ!」と頭ごなしに要求するのではなく、「あなたはゴミ箱掃除とゴミ捨てをお願い」と言った要求ができるようになります。さらに言えば、全体を把握している分、自分が何のためにしているかも理解できるでしょう。頼まれた方も、「このタスクはコレのためだな」と自分で考えられるため、自主的に行動しやすくなります。項目の家事は「重要度」と「期間」で分別するタスクを項目にして振り分けるのは、賢い夫婦なら当然やっていますよね。しかし、振り分け方に問題のあるケースが多いと言えます。なぜなら、そのタスクの重要度と期間が明確になっていないからです。そのタスクに、どれだけのコストと労力と時間がかかるのか、すべて把握しているでしょうか?20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査大和ハウス工業株式会社による20代から40代までの共働き夫婦の男女100人に聞いた「20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査」の調査結果です。ここに記されているのは、家事を要素分解したものです。ただ、コレだけでは重要度と期間がわかりませんよね。家庭によってルールはあれど、玄関の靴を揃えるのは毎日だとしても、郵便物を毎日チェックする必要はないかもしれません。たとえば、毎日のタスクで、しかもそのタスクが最低でも30分かかるものを5個お願いされた夫は、そのタスクをつねに達成できるでしょうか。まずムリです。このように、そのタスクの標準時間を理解し期間を明確にしなければ、家事を項目にしても負担は減りません。「このタスクは重いしめんどうだから外注しよう。その分の時間を他に当てた方がいい」のような考え方もできないのです。●家事の期間と重要度を見極める家事の分け方はざっくり分けると4つになります。・毎日やる家事×重要度・週一でやる家事×重要度・隔週でやる家事×重要度・月一でやる家事×重要度週に2.3回や月に2.3回などでもOKです。あなたがお持ちの家事項目を期間と重要度で分けていきましょう。できれば、所要時間も記録すると、家事がしやすくなるはずです。新宿から東京駅まで行きたいときに、何分で着くかを調べない人はいませんよね。同じように、所要時間の把握は大切です。重要度と期間を分別したら後は振り分けるだけ重要度と期間を分別できましたか?分別できたら、あとは正しく振り分けるだけです。共働きの夫婦であれば、妻の働いている時間と夫の働いている時間から逆算し、労力と時間に見合った家事を振り分ければいいのです。たとえば、「毎日ゴミ捨てに行くのがめんどう。そうだ、夫は朝早くから家を出るからついでに捨ててもらおう」というように。もしそれでも妻の負担が大きいのであれば、その分お小遣いを増やしたり家事を外注したりすることもできますよね。なぜなら、タスクの重さを夫婦共々がキッチリ理解しているからです。大変なのがわかっているのに、「それでもがんばれ!」とは言いづらいはず。相手に自分の意見を要求するのも、楽チンになるのです。まとめ1、家事を項目にする2、項目の家事を「重要度」と「期間」で分別する3、分別した家事を正しく振り分ける今回お話した内容は、この3ステップです。1をクリアしていれば、2と3は30分もあれば形になるはずです。ぜひ試してみてください。
2018年11月12日疲れる家族…そんな言葉をよく見かけます。家事の負担が夫婦の片方に集中してしまい、疲弊してしまう現象です。なぜ、家事の負担に疲れてしまうのでしょうか。その原因と対策をパピマミ編集部がご紹介します。家事の負担率は妻が9割の現実20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査大和ハウス工業株式会社による20代から40代までの共働き夫婦の男女100人に聞いた「20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査」によると、約5割の女性が家事を9割以上負担していることがわかりました。とくに40代女性に至っては、6割以上が家事を9割負担しています。共働きにも関わらず、この負担量では疲弊するのも無理はないでしょう。もちろん仕事量は夫の方が多いケースが多いですが、9割はバランスがおかしいと言えるのではありませんか?夫は「家事」への意識がズレがち20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査「名もなき家事」という言葉を知っていますか?上の図は、上記の項目を家事だと思うかをアンケートしたもの。「これは家事なの?そもそも家事とは?」という妻の叫びから、このような言葉が生まれたと言われています。夫が家事だと認識していないけれど、妻は日常的にサクッと終わらせている作業のことです。サクッと終わらせられる分、負担になりづらいのも事実。しかし塵も積もれば山となるように、ジワジワと負担が積み重なっていくのです。その証拠に、靴を磨いたり町内の会合に出たりする行為を男性は家事と見なしている率が低い。もちろん、認知できていないだけで、言われればやるのに…と思っている夫もいっらしゃいますよね。ただ、妻が負担に思っているのも事実なのです。20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査男性・女性の全体の数字を見てわかるように、妻と夫の「名もなき家事」の分量にズレがあります。妻の言い分がすべて正解とは言いがたいですが、夫自身が家事をしていると思っている量は数字ほど多いとは言えないでしょう。でなければ、妻からの悲痛な叫びが、ここまで表面化しないはずだからです。家事の負担を減らすために妻にできること20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査ここまで、妻と夫の意思疎通のズレによる家事負担の問題について紹介してきました。しかしここで疑問なのが、夫が家事をしてくれないと嘆く妻は、夫に家事をしてもらうための努力をしているのでしょうか?上の図を見てみましょう。7割以上の妻が、「直接依頼する」か「会話の中でそれとなく伝える」だと回答しています。具体的にどのように直接依頼しているのか、内容も気になります。ご存知の通り、伝える内容よりも伝え方の方が何倍も大切だからです。●会話の中でそれとなく伝えてもわからないそしてもう1つの「会話の中でそれとなく伝える」は、夫に家事を負担させる方法としては悪手だと言えるでしょう。なぜなら、それとなく伝えても行動に繋がらなければ無価値だからです。例えば、あなたが好きな人にそれとなく行為を伝えたとします。しかし相手は気づきません。あなたはイライラします。「なんでわかってくれないの?」と愚痴をこぼします。さて、誰に問題があるか、すぐにわかりますよね。●大事なのは他者視点大切なのは、自己満足ではなく他者満足であり、「私をわかってほしい!」ではなく、「相手は何を考えているかな?」と思いやることです。「夫が家事をするのは当たり前!」という声が飛んできそうですが、その意見も怪しいと言えます。なぜなら、統計的に見ても女性より男性の年収が高い傾向にあり、年収が低い女性が家事をするべきといった価値観が世の中に広まっているからです。昭和の価値観を受け継いでいる夫もいらっしゃいますが、家事は妻が負担するもの、という思考はまちがいなく刷り込まれています。そんな夫たちに、なんの戦略も持たずに想いだけを伝えても動いてはくれません。好きな人に向かって、「好きです。付き合ってください」と10回以上言ったところで付き合えないのと同じこと。やり方も考えなければいけません。外注or家事分担表をつくるでは、具体的にどのように家事の負担を減らせばいいのでしょうか。ここでは2つのやり方を紹介します。●外注で家事をやらない選択を取る1つ目が、外注です。「いや、それじゃ意味がない」と思われますか?本質的な解決にはならないでしょうか?そもそも、なぜ家事をやらなければいけないのでしょう。家事をサボってはいけない、という価値観でもあるのでしょうか?数年前に道端アンジェリカさんが、ベビーシッターに子どもを預けて夫とデートに行ったことをSNSで投稿したところ、炎上騒ぎになりました。この炎上騒ぎからもわかるように、家事はやらなければいけないもの、という常識が刷り込まれているのがわかります。言うまでもありませんが、アンジェリカさんに心無い言葉を投げかけていた大半は、女性です。しかし本質的に考えれば、道端さんは何も間違っていませんよね。家事をサボっているわけではありません。有効に利用したまでです。経済的な面も考慮する必要がありますが、ルンバや乾燥機付き洗濯機を買うのも1つの外注です。家事をやることに価値があるのではなく、価値をやった先の大切な人の喜びが何よりも大切なはずです。家族が円満に生活できるために家事があるのであって、家事をやることが幸せに繋がるわけではありませんよね。●家事分担表を作ってタスクを可視化2つ目が、家事の可視化です。数学の問題を解くときに、計算式を紙に書いて書き出す方が、頭の中で計算するよりも的確に解けます。同じように、タスクやお願いも、目に見える状態にしておくことが大切。目に見えず、存在がわからないモノは、すぐに目に見える形にしましょう。仕事にもマニュアルがテキストで保存されているように、表や言葉にすることは、家事の負担を減らす役に立つはずです。20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査家事分担表の作るのがめんどくさいのであれば、こちらの図のように行動を言語化しましょう。それだけでも、自分たち夫婦が何をすればいいのかわかりますよね。あとは、夫と妻でタスクを振り分けるだけですから楽チンです。まとめ共働き夫婦でも妻が9割以上の家事を負担している家庭が多く、妻のイライラは溜まっています。しかしそのイライラは、妻にも問題があると言えるでしょう。他者視点を持ち、相手を思いやりながら、お互いが満足いく生活を送りましょう。応援しています。
2018年11月09日総務省の調べによると、日本国内で男性が最も家事を負担している都道府県は「島根県」だという。しかし、家事の分担率はそれでも20%程度。共働き世帯が圧倒的多数を占めているにも関わらず、家事全体の85%以上を女性が行っているのが現状だ。ちなみに海外では、30%~40%程度の家事を男性が担うのはごく当たり前のこととなっていて、日本男性の家事分担率は「世界最低」レベルをマークしている。なぜ、日本男児は家事ができないのか上に挙げた調査によると、最も男性が家事をしない都道府県ワースト3は、「大阪府・和歌山県・福岡県」だという。中でも抜きんでて家事をしないのが大阪府で、分担率はわずかに6.7%。手伝い程度の家事しかしていないという結果が出ている。なぜ、日本では男性の家事分担が少ないのだろうか? その理由のひとつは、「家事のやり方を習ってきていない」ことにあるだろう。現在でこそ、中学・高校で習う「家庭科」の授業は男女共修であるが、1993~94年までは、男女別の履修科目とされ、これ以前に中等教育を受けてきた人は、小学校でごく簡単な調理を習う程度。つまり、そもそものスキルが無い・または低いのである。中には「掃除や炊事、洗濯は、女がやるもの」などと、理想の妻論を展開する、「古き良き時代」を啓蒙する男性もいまだちらほら存在する。これでは、家のことに手を出されたところで即戦力とはならず、帰って妻に手間をかけさせてしまうことも……。家事とは何を意味するものなのかそもそも「家事」とは何なのだろうか。それはずばり「快適な生活を送るにあたり、必要な用事」だ。毎日の暮らしのために必要な栄養素を”食べやすく消化しやすい”状態にする「料理」。生活を営む上で生成されるホコリや紙くず、抜け毛、排泄物による汚れなどを排除する「掃除」。身体を清潔に保つために着替える衣服を洗う「洗濯」。夫婦の間に生まれた生命を、独り立ちするまで責任をもって養育する「育児」。この基本の4つの「家事」に付帯し「ごみの収集・排出」「生活品や食品の購入」「裁縫」「家計の切り盛り」なども家事に含まれる。細分化すればさらに細かく様々な家事が存在するわけで、人々が快適に住まうために、道路を造ったり家を建てたりお金を稼いだりすることも大切だが、それと同様に、”家事”を行うことも必要なのだ。どこまでやれば家事になる?では、どこまでが「お手伝い」の範囲で、どこからが「家事」になるのか。これは、会社での役割分担と重ねてみれば自ずとわかることだろう。例えば、「あの書類まとめておいて」「これコピーしておいて」と、誰かに指示されて行う業務は「お手伝い」の範疇であり、自分の「仕事」ではない。つまり、誰かに「言われないとしない・できない」のであれば、それは「家事」ではなく、ただの「お手伝い」なのだ。妻やほかの誰かに言われることなく、掃除、炊事、洗濯、育児、それらに付帯したことを行って初めて「家事をしている」と胸を張って言えるのである。むろん、妻のサポートが無いと出来ない「家事」もまた「手伝い」の範疇でしかない。「洗濯しようとしたけど、洗剤がなかったからできなかった!」……そんな無能な言い訳が、会社で通るか否か、一度会社での業務に置き換えてみると分かりやすいだろう。いかがだろうか。これまで家事をしているつもりで、ただの「手伝い」しかしてきていないようであれば、今すぐにでも「家事」に昇格させることをおすすめする。でなければ、孤独な老後が待っているかも……。PHOTO/Fotolia
2018年09月12日「家事育児に非協力的」「イラッとする余計な一言が多い」など、日々の暮らしで、夫に対するイライラをつのらせている妻は多いよう。離婚するほど深刻ではないけれど、だったらなおさら、この先の夫との長い生活に、少しでもストレスなく暮らしたいものです。そこで、夫に対するイライラの原因&解消法ついて、「HaRuカウンセリングオフィス」代表、夫婦問題カウンセラー・高草木陽光さんにお話をうかがって来ました。お話をうかがったのは…高草木 陽光(たかくさぎ はるみ)さん「HaRuカウンセリングオフィス」代表、夫婦問題カウンセラー。7年間で約7,000人のカウンセリングを行い、夫婦問題・家族問題で悩む人の心に寄り添いながら解決に向けてのお手伝いをしている。美容師、育毛カウンセラーを経て、その後結婚して専業主婦となったが、夫の束縛や価値観の押しつけに違和感を覚え、「結婚生活とは何か」ということを深く考え始める。その後、「離婚カウンセラー」という職業があることを知り、自分たち夫婦のため、夫婦関係で悩んでいる人たちのために必ず役に立つと確信し、2009年に「NPO法人日本家族問題相談連盟」の認定資格を取得し、夫婦問題カウンセラーとなる。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など幅広いメディアで活躍中。■プチモラハラ系夫の対処法1:「子どもだけでなく夫も?」ほめて伸ばすが基本――第2回は、 前回 に続き多かった、「プチモラハラ系の夫」に対する悩みです。深刻なモラハラとまでいかなくても、「イラッとするいやみが多い」とか「家事は妻がやって当然だと思っている」など、不満の声が多数集まりました。下記に一例を紹介しますが、そもそも、こういう男性の意識を変えるのは難しいのでしょうか?・「〇〇さんの奥さんは一流企業で働いてて、超稼いでるのに、家事も完璧なんだってよ」などと、よその奥さんと比較する発言は、中小企業で働く私へのいやみ!? としか思えない。(40歳・子ども2人)・そもそも、旦那が「家事を手伝う」と表現すること自体にムカつくし、ごくたまに手伝う時は、えらそうなドヤ顔。共働きだというのに!(38歳・子ども1人)・自分には甘いくせに、人の失敗にうるさい夫。私がちょっとでもミスると、「それでよく仕事できるよな~」とか「社会人としてありえなくない?」とか、いちいちうるさい。(39歳・子ども3人)・2人目を生んで間もない頃、私がやっとの思いで夕飯の準備を終えた時、晩酌しようとした夫が、のんきに「ん? ワイングラスがくもってるな~」とボソリ。じゃあ、自分でふけ!(33歳・子ども2人)高草木陽光さん(以下、高草木さん):女性の社会進出が進んでも、男性の家事育児に対する協力の意識はなかなか追いついていないですよね。こういうタイプの夫は、いくら言っても聞く耳を持たないでしょうから、家事育児に少しずつ参加させたりして、どんどんこちらのペースに巻き込み、自然に意識を変えていくしかないと思います。――上手な巻き込み方はありますか?高草木さん:全部任せるのではなく、一部を手伝ってもらったり、妻と一緒に協力してやってもらったり。そして、夫が何かしてくれたら、もう大げさなくらいにほめることがポイントです。たとえ、心の中では「この程度のことで…」とか「やって当然でしょ?」と思っていても、そこは顔に出さず。今まで何もしなかった夫がようやくここまで進歩したと思って、「すごく助かった! 本当にありがとう!」などというふうに盛大にほめてあげましょう。もう、このタイプの夫は、調子に乗せてしまうに限りますよ。■プチモラハラ系夫の対処法2:「イライラする…」夫婦ケンカのパターンを知る――「夫を調子にのせるなんてムカつく」という声も聞こえてきそうですが…?高草木さん:私が受けてきた相談事例でも、妻のそういった声はとても多いですよ。でも、妻の最終的な目的は、夫の行動を変えることですよね? だったら、小さなプライドは捨てることです。それでも、どうしてもプライドが許さない場合は、ゲーム感覚にして挑んでみてはどうでしょうか? 例えば、夫がイラッとするひと言をしかけてきたら、「あ、挑発してきてる。なるほどね~、そう来たか。でも、私はあんたの誘いにはのらないよ」というふうに。夫と同じ土俵にのってはいけないのです。――なるほど、ゲーム感覚で。高草木さん:例えば、この「一流企業で働いて、稼いでて、家事も完璧の〇〇さんの妻はすごいな~」という夫の発言について。私だったら、「へ~そうなんだ」といったん受け止めて、その後「すごいね! その旦那さん!」って返しますね。――なぜ、相手の夫を?高草木さん:「だって、夫が妻に感謝したり、しっかりサポートしてくれているから、妻がそれだけ頑張れるわけでしょう? 私ももっとサポートしてもらえれば、もっと頑張っちゃうんだけどな~と。「完璧な妻を求めるなら、あなたも完璧に妻をサポートしなさいよ」とやんわり夫に伝えますね。――なるほど…! 私だったら、「はぁ? なにが言いたいわけ?」って言い返しちゃいそうなところ、ステキな切り返しです。高草木さん:夫婦ケンカは、否定的な言葉を返すなど、最初のひと言でぶつかり合ってしまうパターンが多いので、まずは、いったん受け取るクセをつけると良いと思います。その後は、何も言わなくてもいいし、何か言い返したいなら、 前回 ご紹介した「YOU」メッセージではなく、「I」メッセージで伝えるのがポイントです。「夫にそう言われてイラッとするのはなんでだろう? 私はどうしたいんだろう?」と考えて、「あ、そう言われて私は悲しいんだ」と思ったら、その気持ちを素直に伝えればいいのです。長年夫婦をやっていると、ケンカが勃発するようなパターンって、もうなんとなくわかると思うんですよね。言い返してスッキリしたいのだったら、それでもいいですけど、それでは進歩ないと思いませんか? 同じパターンを繰り返すのはもうイヤだなと思ったら、自分が工夫するしかないわけです。――確かに、ケンカになるパターンはいつも同じような気がします。高草木さん:夫婦問題は突きつめると、すべてコミュニケーション問題なんです。みんな「自分は間違っていない」とか「なんで私が変わらなくちゃいけないの? 悪いのは夫なのに!」と思いがちだけど、その考えを一度ストップしましょう。だって、自分の伝え方を変えることによって、自分の望みがかなえられる確率が高くなってくるのですから。そうすればムダなケンカやストレスが減って、結果、自分にとってお得なワケですよね?小さなイザコザで夫を言い負かせて、ちょっとスッキリするけど何も変わらない生活を選ぶか、最終的に夫が変わってくれるという生活を選ぶか、どちらの生活を選ぶかは、実はあなた次第なのです。■プチモラハラ系夫の対処法3:「いざという時“酸素マスク”は自分から」高草木さん:また「いちいち細かいことにうるさい夫」、もう、これはスルーでしょうね。先のお母さんたちの不満事例にもありましたが、ワイングラスがくもっているのが気になるなら、「じゃあ、次からあなたが洗ってね」とサラっと返しちゃえばいい。こういうことに、過剰反応してキレて、エネルギーを注ぐことの方がもったいないと思いますよ。――スルーできずにキレてしまうのは、妻がそれだけ追い込まれた状態にいるのかもしれませんね。高草木さん:本当に、まず自分に余裕をもたせておくことが第一。例えば、お母さんと子どもが飛行機に乗っていて、酸素マスクが出てくるような状況になった時、先にお母さんが酸素マスクをつけてから、その後に子どものマスクをつける、という決まりがありますよね? これは、お母さんが気を失ってしまう危険性があり、そうすると親子とも倒れになってしまうから。まずは、自分がしっかりした状態でないと、子どもを助けることはできないというわけです。――確かに…。まずは自分を第一に。高草木さん:今の時代、大事なのは「いかに頑張るか」ではなくて、「いかに手をぬくか」だと思いますよ。ただでさえ、女性はさまざまな役割を求められて大変なのですから。常に、自分の心の栄養を補充できる方法を用意しておきましょう。お友だちとのおしゃべりでもいいし、スポーツでも何でもいいんです。よく「忙しくてそんなことしている余裕ない」という方もいるのですが、まず「できない」と決めつけないこと。決めつけてしまうと、すべてのことに余裕がなくなってしまい、抜け出せなくなりますから。今の時代、ベビーシッターや家事代行のハードルがだいぶ低くなってきましたから、そういうのを上手に利用するなどして、自分のための時間を確保しましょう。――そばにいる夫は、妻の限界に気づかないものなのですかね…?高草木さん:残念ながら、夫は妻がそこまで限界になっていることに気づいていないことも多いです。妻が倒れてから、平気で「早く言ってよ」とか「言われればやったのに」とか言いますから。何度も言いますが、「私がこんなに大変なのに察してよ」と夫に期待するのはダメ。男性は、察することはできない生き物だから、しっかり伝えましょう。そして、伝える時はYOUメッセージで「あなたもやってよ!」と責めるのではなく、Iメッセージで「私もう限界だから助けて」などと伝えましょう。もしそれでも、「は? それはおまえの仕事だろ?」などと言うような夫だったら、もう実家に帰ってしまって良いと思いますよ。――本当に(笑)。高草木さん:相手に感謝する気持ちは大切ですが、妻の方も、古い価値観にしばられたり、「私は夫より稼いでないから…」などとヘンな遠慮をする必要はありませんよ。夫婦は、ともに協力してひとつの家庭を築き、子どもを育てあげていくもので、どっちがえらいなどという問題ではないのですから。そして、最後に私がみなさんに伝えたいのは、もしあなたが今の生活に変化を求めているなら、「知っている」だけではなにも変わらないということ。「実行」に移して、「継続」していくことで、初めて夫婦でともに成長できるのだと感じています。夫をどうにかしたいと思ったら、まず自分を変えるのが、一番の近道なのかもしれません。※なお、この記事で扱っているのは、あくまで軽いレベルのもので、悪質で重度のモラルハラスメントには別の対処方法が必要となります。参考図書: 「なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか」 (左右社)高草木 陽光著 1,836円(税込) 夫婦問題カウンセリング7000件の実績をもつ著者が、これまでの相談内容から導き出した解決方法を紹介。具体的な事例をあげ、「夫と妻の考え方の違い」「夫と妻の受け取り方の違い」「問題になりやすい事柄」「改善策につながるヒント」「考え方のポイント」を、家事、育児、会話など38のテーマ別にアドバイス。何らかの問題を抱えている夫婦にも、ひとり頭を抱えて悩んでいる夫・妻にも、「うちは問題ない」と思っている人にも役立つ一冊。取材・文/まちとこ出版社N
2018年08月12日