女優でフィギュアスケーターの本田望結が、昨年12月9日に東京・明治記念館で行われた、オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」に出席。歌手デビューを果たすなど新たな挑戦もあった2021年を振り返った。――恒例の晴れ着撮影会の日を迎えました。昨年から妹の紗来さんも一緒に参加するようになりましたね。お姉ちゃんとして、いつもよりグッと背筋が伸びるというか、カッコよくいなきゃいけないと思っていたのですが、妹が「お姉ちゃんがいると、心強い」と取材などで話してくれていたので、すごく嬉しかったです。こうして(お仕事でも)一緒にいられることは幸せだなって感じます。――お互いに学業やお仕事が忙しいと会えない日もありますよね。そうですね。最近なかなか帰れていなかったので、昨日久しぶりに会って、最初はちょっと敬語になっちゃいました(笑)、でも、ものの数分で元に戻れたので良かったです。――今日まで敬語を引きずっていたら、周りも心配したかもしれませんね(笑)。「どうしたの……?」ってなりますよね(笑)。――2021年も色々な活動をされましたが、振り返っていかがですか?ターニングポイントとなるような1年でした。高校サッカー応援マネージャーから始まり、歌を出させていただいたり、映画やドラマだったり作品も撮影できました。そしてスケートでは、インターハイ出場も決まり、1月に本戦があります。2022年にまたここで振り返った時に「最高の1年でした」と言い切れるよう、一つひとつ丁寧に向き合っていきたいです。――今年7月に放送された『関西コント保安協会』(ABCテレビ)では、コントにも挑戦されました。すごく楽しかったです! コントもセリフがしっかりと決まっているのですが、芸人さんはアドリブも入れるのかなと思って、あまりセリフをガチッと入れずに挑戦したのが良かったのかなと。家族や友人からも連絡が来ました。恥ずかしかったんですけど、関西人はやっぱりお笑いが好きなんだなと思いました(笑)。――ちなみに、今注目している芸人さんはいらっしゃいますか?小籔(千豊)さんがめっちゃ好きです!――小籔さんですか! 小籔さんとは『こやぶるSPORTS』(関西テレビ)でも共演されていますよね。最初は正直、ちょっと怖いイメージがあって、番組が始まる時も“大丈夫かな……”と不安だったんです。でも、初回の収録の時に小籔さんが現場に入られるのをお待ちしてたら、「望結ちゃん久しぶり! 待ってくれてなくても良かったのに!」と言ってくださった時の笑顔で、“あっ、最高”と思いました(笑)。――笑顔にやられましたか(笑)。はい(笑)。小籔さんは私にとって師匠のような存在です。――では最後に、2022年の抱負を教えていただけますか?来年は高校3年生で18歳になるので、人生の方向性を固める1年にしたいなと思います。■プロフィール本田望結2004年6月1日、京都府生まれ。2008年、4歳のときCMで芸能界デビュー。11年に日本テレビ系ドラマ『家政婦のミタ』への出演で人気を獲得する。女優、タレントとして活動しながら、現役のフィギュアスケーターとしても活躍を続けている。女優としての主な出演作にテレビドラマ&劇場版『コドモ警察』、テレビ朝日系ドラマ『探偵少女アリサの事件簿』、映画『ポプラの秋』など。2021年には「サクラクライ」で歌手デビューを果たした。
2022年01月03日リーガロイヤルホテル(大阪)から、イラストレーター・湯浅望とコラボレーションしたチョコレート「アート ショコラ ギャラリー(Art Chocolate Gallery)」が登場。テイクアウトショップ「グルメブティック メリッサ」ほかにて2022年1月4日(火)から3月31日(木)まで発売する。リーガロイヤルホテル(大阪)×イラストレーター・湯浅望湯浅望は、可愛らしく鮮やかな表現で人気を博すイラストレーター。リーガロイヤルホテル(大阪)と初のコラボレーションとなる今回は、1粒ごとにテーマが異なる9種類のチョコレートを詰め合わせた「アート ショコラ ギャラリー」を展開する。“家具”や“ステンドグラス”を描いたチョコレートチョコレートには、ホテル館内のメインラウンジや緞通など長く愛され続けているデザインをファッショナブルなイラストで表現。たとえば、カプチーノ風味のチョコレートには、“アンティーク”をテーマにレトロな家具をデザイン。“エレガンス”がテーマのフランボワーズフレーバーには、大聖堂「ザ・クリスタルチャペル」のステンドグラスを表現した。その他、シャンデリアを描いたアーモンド風味や、ベルボーイが主役のジャンドゥーヤ、ホテルの庭園で可愛がられていた“あらいぐま”がモチーフのキャラメルフレーバーなどが揃う。見た目も味わいも楽しいチョコレートのアソートボックスは、バレンタインやホワイトデーギフトにはもちろん、自分へのご褒美にもおすすめだ。【詳細】リーガロイヤルホテル(大阪)×湯浅望販売期間:2022年1月4日(火)~3月31日(木)販売店舗:リーガロイヤルホテル(大阪)「グルメブティック メリッサ」、リーガロイヤルホテル オンラインショップ住所:大阪府大阪市北区中之島5-3-68TEL:06-6448-2412(直通)営業時間:10:00~19:00商品:「アート ショコラ ギャラリー」 2,160円内容:Relaxation(バニラ風味)、Elegance(フランボワーズ風味)、Antique(カプチーノ風味)、Hospitality(ジャンドゥーヤ)、Classic(アーモンド風味)、Symbol(ピスタチオ風味)、Luxury(紅茶風味)、Cutie(キャラメル風味)、Specialty(シャンパン風味)※写真はすべてイメージ。※商品は予告なく販売を終了することがある。※販売期間・営業時間は状況により変更する場合がある。【問い合わせ先】株式会社ロイヤルホテル ホテル製品事業部TEL:06-6448-3907営業時間:10:00~16:00(土・日・祝日を除く)
2021年12月13日アスリートの長﨑望未さんと一緒に、新作コスメ情報をお届け!アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!1、amritaraフレッシュな植物の恵みを閉じ込めたカプセルタイプのエイジングケア。ハトムギ種子エキスやローズヒップ油など天然由来の成分を贅沢に配合したオイル美容液。ブースターやパックとしても使える。「夜のお手入れで肌になじませたら朝までうるおいが続いて感動。華やかなフローラルの香りにも癒されます」アムリターラ ビューティエイジ ブルーミングエッセンス 24粒¥4,950(アムリターラ TEL:0120・980・092)2、PAUL & JOEサンタ帽をかぶった猫ちゃんにキュン。うるおいリッチで美発色な神リップ。「トリートメントは唇をうるうるにしながらほんのりオレンジに染めてくれるのでふらっとお出かけするときにピッタリ。リミテッドはテクニックいらずで顔つきを華やかにしてくれる愛らしいピンキッシュレッド」右から、リップスティック トリートメント 001、同 リミテッド 010 各¥2,750 共に限定発売(ポール & ジョー ボーテ TEL:0120・766・996)3、AYURAほっと安らぐハーブの香りに抱かれて極上のボディトリートメントを満喫。軽やかなミルクベースに3種類の植物性オイルをブレンド。「肌の上でスーッとのびてあっという間に肌がもちもちに。お手入れしている間、ローズマリーやカモミールなどハーブの香りに包まれるのも幸せを感じます。プッシュ式のボトルも手軽に使えて便利」アユーラ メディテーションボディミルク 200ml¥3,850(アユーラ TEL:0120・090・030)4、KANEBOビジューをあしらったとっておきのケースにセットされた極上のパウダー。上質なベールをまとったようなキメ細やかな肌へと誘って、明るさや透明感をアップ。「ベースメイクの仕上げになじませるだけで肌がサラサラに。マスクをしていてもテカリ知らずの美肌をキープしてくれる」カネボウ ミラノコレクション フェースアップパウダー2022¥9,900*編集部調べ 数量限定発売(カネボウ化粧品 TEL:0120・518・520)長﨑望未元ソフトボール日本代表。外野手としての実力とともにビジュアルやファッションセンスにも注目が集まる。素顔がのぞけるYouTubeチャンネル「のんストップ」好評更新中。※『anan』2021年12月8日号より。写真・田村昌裕スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈
2021年12月03日女優でフィギュアスケーターの本田望結、タレントでフィギュアスケーターの本田紗来が出演する、エディオンの新CM「エディオン TV! / ポイントドーン!」編が、19日より東海・関西などで放送される。新CMでは、たくさんの家電が並ぶ“YouTube風”セットと共に本田姉妹が登場。望結と紗来が交互に、セール内容が書かれた積み木を「ドーン!」と言いながら積み上げていき、最後は「エディオンへ、よーいドン!」という掛け声を発する。撮影後のインタビューで、「年末に楽しみにしていること」を聞かれ、望結は「毎年クリスマスの期間にフィギュアスケートの全日本選手権大会があって、今年はお姉ちゃん(本田真凜)の出場が決まっているので、お姉ちゃんの応援をします」と回答。一方の紗来は「家族と一緒にゲームをしたり色々なことをして、年越しとかクリスマスを過ごせたらと思います」と答えていた。
2021年11月19日アイドルグループ・日向坂46の影山優佳・高本彩花・河田陽菜・富田鈴花・松田好花・宮田愛萌が、10ANTZのスマートフォン向けゲームアプリ「ひなこい」の新プロジェクトとなるオリジナルドラマ「君と僕の、ひなたの初恋~文化祭マジックは突然に 編~」に出演する。このたび、キービジュアルと予告編が公開された。「ひなこい」は、“日向坂46と全力で恋するスマホゲーム”をコンセプトに2020年11月18日にサービスを開始。東京から片道2時間、のどかな田舎町にある日向坂高校に転校してきた主人公が“アイドル部”の一員となり、アイドルを目指す22名の部員たちと送る青春恋愛ストーリーを描いている。1周年を迎えるにあたり、ユーザーからも要望の声があった映像化の新プロジェクト・HINAKOI FILMS「君と僕の、ひなたの初恋」がスタート。“日向坂46との初恋”をテーマに全4シーズンにわたるショートフィルムを制作し、1年を通じて日向坂46全メンバーの出演を予定している。第1弾作品「君と僕の、ひなたの初恋~文化祭マジックは突然に 編~」は、日向坂高校で開催される文化祭・日向高祭(ひなこうさい)の準備中に起きる恋の始まりを描いた全4話のショートフィルムで、日向坂46メンバーが主人公の同級生・下級生として登場。監督は最新作『サマーフィルムにのって』が世界各国で上映され、日本国内でも高い評価を得た青春映画の新星・松本壮史氏が務める。今作の本編全4話は、14日21時よりひなこいYouTubeチャンネルで4夜連続無料公開(アーカイブあり)される。主演を務めた富田のコメントは以下の通り。■富田鈴花今回、ドラマ形式で初の試みとなり最初は分からない部分もあったのですが、松本監督、スタッフの皆さんが“気持ちを込めて作ってくださっている”という思いが感じ取れて、私達も真剣に作品に取り組むことが出来ました。私は演技経験が多いわけではないのですが、演技指導・アドバイスも細かいところまで分かりやすくしてくださり、チームの方々も温かくて、演技がとてもしやすく、ありがたい環境だなって思いました。私は日向坂46の2期生ですが、日向坂高校では1年生となり、1期生の方々は2年生・先輩という設定です。なので言葉遣いだったり、呼び名だったりが、とてもやりやすくて、撮影をしながらも「学校にみんなでいたらこんな感じなのかな」と感じました。モニターを実際に見ると日向坂のキャラクターとちゃんとリンクしているような映像になっていたので、日向坂46が同じ学校にいたらこんな青春を過ごせるのかなってワクワクしました!このドラマは、私が普段、絶対に見せないような表情をしているような映像になっていると思います。日向坂の一面ってやっぱり結構バラエティで活躍しているメンバーも多いので、面白い・楽しいイメージが強いのですが、「ひなこい」や今回のドラマは逆にそうじゃない面が一番見られるので、日向坂をそこから好きになってくださる方もたくさんいると思います。仕上がった作品が、多くの方に見ていただけたら嬉しいなと思いますのでぜひご覧ください。(C)Seed&Flower LLC/Y&N Brothers Inc. (C)10ANTZ Inc.
2021年11月10日女優の福原遥が3日、都内で行われたアニメ映画『フラ・フラダンス』(12月3日公開)の完成披露試写会に、共演の美山加恋、富田望生、前田佳織里、陶山恵実里、山田裕貴、ディーン・フジオカ、メガホンをとった水島精二総監督とともに登壇した。本作は、福島県いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム・通称"フラガール"の新入社員・夏凪日羽(福原)と同期の仲間たち、そして彼女たちを取り巻く人々との絆を描く1年間の物語。イベントでは、まずスパリゾートハワイアンズのダンスチームがフラダンスパフォーマンスして会場を温め、その後、登壇した福原は「こういう大変な中で今日という日を迎えられたこと、心から嬉しく思っております。そして、舞台袖でフラガールの方々の踊りを見させていただいて、本当に感動して、フラダンスのパワーと言いますか、人を明るくするエネルギーって本当に素敵だなって感じました」と笑顔で挨拶し、スパリゾートハワイアンズがある福島県いわき市出身の富田は「地元だったり、小さい頃からよく遊んでいたハワイアンズ…、フラガールは私が初めて憧れを持った女性で、こうして注目されるというのは本当に…」と本作が完成したことを涙ながらに喜んだ。続けて、本作で声優デビューを果たしたディーンは「この度、声優デビューしました新人のディーン・フジオカです。永遠のルーキーです」とコメントして会場の笑いを誘い、「僕はここに立っていていいのか不安です。こんな新人がこんな素晴らしい作品にデビューのきっかけを作っていただいて、福島生まれということもありまして、声優キャリア第1歩目、かつ福島生まれの人間としても思い出に残る、意味のある作品に参加できたことを、今日みなさんと一緒にお祝いできることを光栄に思います」と感慨深げに語った。また、新人ダンサーたちが奮闘する本作にちなみ、自身の新人時代の失敗エピソードと、それをどう克服したか尋ねられると、小さい頃は人見知りだったという福原は「小学校1年生のときからお仕事をさせていただいて、スタッフさんの目とかをあまり見られないくらい人見知りだったんですけど、番組をやらせていただいていたときにスタッフのみなさんが人見知りしないようにコミュニケーションを取れる時間を作ってくださって、そこから心を開いてみなさんと話せるようになったので、今はあまり人見知りをしないようになっているんじゃないかなと思います」と当時のスタッフに感謝した。さらに、これまで応援されて元気をもらったことや、大きく人生が変わったエピソードを聞かれると、ディーンは「新人からでいいですか?」とMCに投げかけて観客を笑わせつつ、2005年に香港で俳優デビューをしたことに触れ「自分が演じさせていただいたキャラクターの名前が、日本語で書くと"平安"で、伝わるかわからないんですけど、中国語で"一路平安"は『よい旅を』『よい人生を』という意味で、ここで俳優として新しい人生のスタートを切りましたということで『これからの人生に幸あれ』ということですよね。そういう思いを込めて"平安"という役を演じさせていただいたんだなと、いま改めて身にしみております。新人ディーン・フジオカです!」としみじみと語った。同じ質問に、水島監督のファンだという山田は「僕の人生に関わることなので、このアニメーションの前で違うアニメの話をしますが…」と前置きをし、バイトをしながら俳優の養成所に通い、エクストラなどをやっていた12年くらい前に水島監督の『機動戦士ガンダム00』と出会ったことを明かして観客から拍手を浴びると「主人公が戦いの中で『戦うことは本当に大事なのか』と向き合いながら、戦って未来を切り開いていくアニメがありまして、上京してこれから1人で戦って行かないといけないという力を、魂から燃え上がるようなパワーをいただきました。そして今、僕は水島監督の作品の場に立っているという…」と熱く語り「僕がここまでやってこられたのは水島監督のおかげなんじゃないかと思うくらい、僕の魂を支えてくれているので、常々、未来を切り開くということを思いながら歩んでいます」と目を輝かせた。
2021年11月04日女優の富田望生が30日、東京国際フォーラムで行われた「第34回東京国際映画祭」(TIFF)レッドカーペットに登場した。ジャパニーズ・アニメーション部門に選出された『フラ・フラダンス』(12月3日公開)で声優を務める富田。共演の美山加恋、水島精二監督とともに登場した。福島県いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称・フラガール。本作は、フラガールの新入社員・夏凪日羽(なつなぎ・ひわ)と同期の仲間たち、彼女たちを取り巻く人々との絆を描くオリジナルアニメで、主人公の夏凪日羽を福原遥が務めるほか、山田裕貴、ディーン・フジオカらが声優を務める。富田が演じるのは、日羽の同期となる新人フラガールで、パワフルな踊りと和やかな雰囲気でチームに活気をもたらすムードメーカー・滝川蘭子。福島県出身の富田は「主人公たち・フラガールは私が初めて憧れを持った女性だったので、そんな方の声を担当することができるというのは、1人の憧れを持った女の子としても、地元の1人としてもありがたいお話ですごくうれしかったです」と語った。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。2004年から六本木をメイン会場に開催してきたが、今年から日比谷・有楽町・銀座地区に移し、10月30日から11月8日まで開催する。コンペティション部門は、113の国と地域、1,533本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは松居大悟監督による『ちょっと思い出しただけ』と野原位監督による『三度目の、正直』の2作品が選出されている。撮影:蔦野裕
2021年10月31日舞台『検察側の証人』のフォトコールが28日に東京・世田谷パブリックシアターで行われ、小瀧望、瀬奈じゅん、成河が取材に応じた。同作は世界的な推理小説家アガサ・クリスティによる戯曲で、『ねずみとり』『蜘蛛の巣』などと並んで世界中で上演される法廷ミステリーの決定版。容姿端麗な青年レナード(小瀧)は大富豪で独り身の婦人を撲殺した容疑で起訴され、無罪を主張しているものの、状況証拠は彼に不利なものばかり。レナードはあえなく逮捕され、敏腕検事のマイヤーズ(成河)が事件を担当する。法廷が開かれ、法廷弁護人と検事の答弁が白熱の応酬となる中、唯一のアリバイを妻ローマイン(瀬奈じゅん)が証言するはずだっが、法廷に立った彼女から口を突いて出た言葉は、「彼から『婦人を殺した』と告白された」という「検察側の証人」としてのものだった。主演の小瀧は初日を前に「信じられないというか、本当にギリギリの状態で、毎日のように抗原検査PCR検査をしてたどり着いた」としみじみ。作品での演技については「今もできたりできなかったり、悩みながら試行錯誤している段階ですし、これから進むにつれてお芝居も変わってきたりする」と前置きしつつ、「感情を持ったままセリフを言うという間違った覚え方をしてて、『セリフはプレゼントだから相手にちゃんとあげないと』という言葉をいただいて、頭のど真ん中においてやってます」と明かす。成河は小瀧について「いや、素晴らしいですよ。口だけじゃなくて本当に誰よりもそれを実現していて」と絶賛。「経験があるから出来るわけでなくて、いつでもそこにある躓く石で、(演出の)小川(絵梨子)さんは丁寧丁寧にそこの石を取り除いてくださるし、(小瀧は)『自分の感情に溺れないように、どんどんいく』ということを率先していて、素晴らしい座長」と褒めたが、"座長"という呼び名については「初めて言いました」とニヤリとしていた。今回小瀧と夫婦役となった瀬奈は「ずっとマスクを付けて稽古をしていて、席も隣だったけど私語も慎んでいたし横にビニールもあったので、舞台稽古で初めてちゃんと顔を見て『本当にジャニーズの人だったんだ』と思った」と笑いを誘う。成河については「変態という名の天才なので、いい刺激を受けまくっています。『そこまでやるんだ』というくらい攻撃力がすごくて、マニアックな変態」、小瀧については「頭がいいんだな、この方は、と。読解力であったり表現力であったりがブレてなくて、簡単なようで難しいことだと思うんです。すごくさらっと理解できているので『この方も天才』」と表し、「天才に囲まれてやっております」と語った。第28回読売演劇大賞では杉村春子賞、及び優秀男優賞に輝いた小瀧だが「本当にまぐれというか、皆さんといただいた賞なので、僕自身がどうこうではない」と謙遜する。「森(新太郎)さんからも『賞のことは1回忘れろ』と言われて、でもやっぱどこかにあったんでしょうね。そのプレッシャーを取っ払えたという感じなので、思いっきりぶつかっていきたい」と意気込む小瀧は、「自分で成長を感じることはあんまりなくてわからないですけど、成長という意識は持たずに常に高みを目指していくことなのかなと思いますので、日々日々大切に」と心境を表した。作品にちなみ「最近着いた嘘」について聞かれると、「魚介類が苦手なんですが、息子には食べさせなければいけないんで『アレルギー』と嘘をつきました」(瀬奈)、「40になりましたけど、生まれて40年間嘘をついたことは1度もありません」(成河)、「と、いう嘘かもしれません」(小瀧)と個性的な回答を見せる。小瀧は「まだ見ていない(ジャニーズWESTの)メンバーのドラマとかを『見たよ』と言う……何作かあります。作品名は控えさせていただきたい」と苦笑しつつ、「メンバーは全員基本的には来てくれるので、今回も来られる人は来てくれるかな。今日はメールをもらいましたよ。『初日おめでとう、大変な中やけど頑張ってな』って」と明かした。またジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川さんの姉で、17日に死去が発表された同社名誉会長の藤島メリー泰子さんについて聞かれると、小瀧は「僕は直接会う機会があまり多い方じゃなかったんですけど、グループ全員でお昼ごはんに連れていってもらったことがあります。デビューして2~3年経ったくらいで、光栄でした。優しくお仕事の話を聞いて下さったけど、緊張してたのでメリーさんとはお話できず、ただただおししいごはんを一生懸命食べていました」と振り返る。「毎年僕みたいな人間にまでお年玉をくださるような優しい方で、天国でもエンタメというものを楽しんでいただきたいな。(今作も)観に来て下さると思いますし、全力で最後まで頑張りたいと思います」と気合いを新たにした。作品には他、大滝寛、 浅野雅博、寺西拓人、斉藤直樹、林愛夏、西川大貴、阿岐之将一、那須佐代子、梶原善が出演する。東京公演は世田谷パブリックシアターにて8月28日~9月12日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて9月16日~9月20日、大阪公演は枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホールにて9月23日~9月28日。
2021年08月28日女優でフィギュアスケーターの本田望結が7日、自身2作目の楽曲「Dilemma」を配信リリースする。デビュー曲「サクラクライ」 で、17歳の等身大の淡く切ない恋心を表現する美しい歌声を披露した本田。今回の第2弾楽曲「Dilemma」は、本田自身が「いつか自分でチャレンジしてみたかった」と常に思い描いていたダンスパフォーマンスをイメージ。クールな世界観のサウンドで、彼女の中に秘めたエネルギッシュでエモーショナルな感情を表現した楽曲になっている。また、7日の配信リリース日には、YouTubeチャンネル『本田姉妹やで』にて同作のMVも公開される。本田が全編にわたってダンサブルに踊るこのMVは、2016年リオオリンピック閉会式ダンサーをはじめ、BoA、三浦大知、EXILE THE SCOND、木村拓哉など、数多くの有名アーティストのダンサーとして、またコレオグラファーとしてもその名を広く知られる女性ダンサー・KANATAによる振り付け。さらに、同じく数々の有名アーティストのライブツアーやMVにも出演する、今最も勢いのある若手実力派ダンサーが集結し、楽曲に込めたメッセージを表現している。刺激的な力強さを表現した楽曲には、日本を代表する音楽プロデューサーのUTA氏が参加。歌の中では、自分の中にあふれ出した感情を“正直に”、“大切に”、“強さ”を持って前に進んでいくという熱い思いが込められている。特に楽曲冒頭の「All the girls listen up What’s your dilemma?」は、等身大でありながらも決して媚びることのない本田の決意表明であり、同時に多くのリスナーの背中を後押しするメッセージにもなっている。また、同作の初披露は、7日、8日に開催予定の「プリンスアイスワールド 2021-2022 Brand New StoryII〜Moving On!〜大分公演」にて行われる予定。
2021年08月05日小瀧望(ジャニーズWEST)、瀬奈じゅん、成河らが出演する舞台『検察側の証人』が8月28日(土)より、世田谷パブリックシアターで開幕する。この度、出演の小瀧望(ジャニーズWEST)や瀬奈じゅん、成河らの姿を収めたメインビジュアルが発表された。ミステリーの女王と呼ばれる世界的な推理小説家アガサ・クリスティは、演劇の造詣も深く、戯曲作家としても傑作を残した。本作『検察側の証人』は『ねずみとり』や『蜘蛛の巣』などと並んで世界中で上演され、舞台劇の最高峰と称賛される法廷ミステリーの決定版である。“これは私が描いた戯曲の中でも、お気に入りのひとつであった”と、クリスティ自身も自伝の中で語る、緊迫感の応酬と観客の度肝を抜く展開は必見だ。この不朽の名作を、読売演劇大賞 優秀演出家賞など数々の演劇賞を受賞、いま最も注目を集める演出家に数えられる小川絵梨子が翻訳から手がけ、新たな『検察側の証人』が生み出される。主演はジャニーズWESTの小瀧望。『エレファント・マン』で第28回読売演劇大賞 杉村春子賞及び優秀男優賞を受賞後、本作が初の舞台出演となり、婦人殺しの容疑をかけられ法廷に立つ青年・レナード役に挑む。その妻のローマイン役には、ミュージカルからストレートプレイまで多彩なステージで活躍し、常に高く評価される瀬奈じゅん。検事・マイアーズ役には、抜群の演技力で作品の芯となる実力派・成河。そして大滝寛や浅野雅博、寺西拓人、斉藤直樹、林 愛夏、西川大貴、阿岐之将一、さらに那須佐代子に梶原善と、不朽の名作に相応しい俳優陣が集結。どんな演技が繰り広げられるのか、期待して待とう。■公演情報『検察側の証人』作:アガサ・クリスティ翻訳・演出:小川絵梨子出演:小瀧望(ジャニーズWEST)、瀬奈じゅん、成河 ほか<東京公演>8月28日(土)~9月12日(日)会場:世田谷パブリックシアター料金:S席10,500円 / A席8,000円 (全席指定・税込)※未就学児入場不可発売日:7月17日(土)<兵庫公演>9月16日(木)~9月20日(月・祝)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール料金:10,500円(全席指定・税込)※未就学児入場不可<大阪公演>9月23日(木・祝)~9月28日(火)会場:枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール料金:S席10,500円 / A席8,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可
2021年07月20日先日、最終回が放送され幕を閉じた、広瀬すず×櫻井翔共演ドラマ「ネメシス」。この度、早くも本作のBlu-ray&DVD BOXがリリースされることが決定した。本作は、探偵事務所「ネメシス」に集まる事件を、天才的ヒラメキを誇るが無鉄砲なアンナと、ポンコツだが人望に厚い自称天才探偵の風真が解決していく、入江悠が総監督を務めた新時代の探偵物語。超大豪邸で起きた「磯子のドンファン殺人事件」、目撃者がたくさんいるのに“犯人がいない”「女子高怪奇殺人事件」、証拠も目撃者も何も無い「天狗殺人事件」など、様々な事件をどうやって解決していくのか。そんな中、2人には失踪したアンナの父を探すという目的もある。これらの事件を解決し、父に繋がるヒントを見つけ出そうとする度に、また新たな謎が生まれてしまう。全ての謎を解く鍵は、闇に葬られた20年前の“ある事件”…。一話一話の事件を解決することで、20年前の謎の断片が明らかになっていき、物語が進むにつれて、驚愕の真実が浮かび上がる。2人のほかにも、江口洋介が探偵事務所のボス、勝地涼、中村蒼、富田望生が刑事を演じ、奥平大兼、橋本環奈、大島優子らも出演している。今回のディスクリリースでは、そんなドラマ本編を余すことなく収録するのはもちろん、特典映像には、撮影の裏側に迫った超貴重映像を収録予定。また先着購入者特典として、オリジナルクリアファイルがついてくる(※一部取扱の無い店舗も※なくなり次第終了)。「ネメシス」Blu-ray&DVD BOXは10月27日(水)リリース。(cinemacafe.net)
2021年06月14日フィギュアスケート選手、俳優、タレントとマルチな活躍を見せる、本田望結さん。当時6歳で出演したテレビドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で、一躍、人気子役の仲間入りを果たしました。そんな本田さんも、2021年6月1日で17歳に。誕生日当日、『美人3姉妹』とたびたび話題になる、姉・真凛さんと妹・紗来さんらとの3ショットを公開しました。17歳になり、すっかり大人びた現在の本田さんの姿に「もう大人だ…!」「かわいすぎる」と、大きな反響を呼んでいます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 本田望結(@miyu_honda_official)がシェアした投稿 カメラに向かって、さまざまな表情を見せる本田さん。まだ17歳ということもあり、あどけなさは感じるものの、どこか大人びた雰囲気もただよわせています。【ネットの声】・もう17歳だと…!?時の流れの早さに驚く。・子役時代に比べると、すっかり大人の女性ですね!・相変わらず、かわいい!また、誕生日当日にシングル『サクラクライ』で歌手デビューを果たすことも分かった本田さん。フィギュアスケート選手、俳優、さらに歌手と今後も多方面に活躍する本田さんから、目が離せません![文・構成/grape編集部]
2021年06月06日アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が、舞台『検察側の証人』に主演することが30日、明らかになった。同作は世界的な推理小説家アガサ・クリスティによる戯曲で、『ねずみとり』『蜘蛛の巣』などと並んで世界中で上演され舞台劇の最高峰と称賛される法廷ミステリーの決定版。容姿端麗な青年レナード(小瀧)は大富豪で独り身の婦人を撲殺した容疑で起訴され、無罪を主張しているものの、状況証拠は彼に不利なものばかり。レナードはあえなく逮捕され、敏腕検事のマイヤーズ(成河)が事件を担当する。法廷が開かれ、法廷弁護人と検事の答弁が白熱の応酬となる中、唯一のアリバイを妻ローマイン(瀬奈じゅん)が証言するはずだっが、法廷に立った彼女から口を突いて出た言葉は、「彼から『婦人を殺した』と告白された」という「検察側の証人」としてのものだった。クリスティ自身が「これは私が描いた戯曲の中でも、お気に入りの一つであった」と自伝の中で語るほど、緊迫感あふれる応酬と観客の度肝を抜く展開が見所に。翻訳・演出は、読売演劇大賞 優秀演出家賞など数々の演劇賞を受賞し、今最も注目を集めている演出家の一人・小川絵梨子が務める。意外にもクリスティ作品を手がけるのは初めてだという。第28回読売演劇大賞 杉村春子賞、及び優秀男優賞を受賞の小瀧望が容姿端麗な青年・レナードを演じ、瀬奈じゅん、成河と実力派が揃う。他、大滝寛(ウィルフリッド卿役)、 浅野雅博(首席秘書カーター・判事役)、寺西拓人(ハーン警部・警官役)、斉藤直樹(ワイアット博士役)、林愛夏(グリーダ役)、西川大貴(クレッグ・看守役)、阿岐之将一(裁判書記・廷吏役)、那須佐代子(ジャネット・マッケンジー)、梶原善(事務弁護士メイヒュー役)が出演する。東京公演は世田谷パブリックシアターにて8月28日~9月12日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて9月16日~9月20日、大阪公演は枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホールにて9月23日~9月28日。○小瀧望 コメント作品のお話を聞いて、ぜひ! やりたいと思いました。改めて読んで、書かれたクリスティ自身も気に入っている作品というのも納得のとても面白い作品だと思いました。演出の小川さんと稽古場で、色々話しながら作り上げていければと思います。小川さんとご一緒できる時間を楽しんで、また先輩方との芝居のコミュニケーションも楽しみです。僕の演じる青年・レナードについては、節々に狂気的な愛を持った人物だな、と感じました。僕自身、知らない自分に出会えそうです。全く違った僕をお見せできると思います。まだまだ、気の抜けない状況で、我慢をしていただくところもありますが、生で感じるエンターテイメントのすばらしさを伝えていくことも、僕の使命だと思っています。生の演劇に触れて、生の役者のパワーに触れて欲しいと思います。劇場では、傍聴席にいるような気持ちで、ぜひ傑作ミステリーを楽しんで下さい。○瀬奈じゅん コメントこのお話を頂いた時、とにかく興奮しました。出演するのが夢であった『検察側の証人』という作品である事。そして何より、小川絵梨子さんの演出であるという事。今はまだその興奮が収まりきっていない状態ですが、共演者の皆様と共に、しっかりと誠実に稽古を重ねて参りたいと思います。このような状況下ではありますが、足をお運び頂けたら嬉しく思います。○成河 コメント心から信頼する小川絵梨子さんの演出、頼もしく力強い共演者の方々と一緒に、新しい時代の『検察側の証人』を創れることを嬉しく思います。時代を経ても決して古びることのないアガサ・クリスティのこの法廷ミステリーを、さらに今回新翻訳で、より今の私たちに近しいエンターテイメントとして甦らせる事が出来るのではないかと期待しています。出口の見えない不安な日々に少しでも、上質な娯楽、前向きで建設的な思考を、皆さんと共有出来るよう、気を引き締めて稽古に臨みたいと思います。お楽しみにお待ちください。
2021年05月30日作家・宮部みゆきによるミステリーの金字塔を、WOWOW開局30周年記念として完全ドラマ化する連続ドラマW「ソロモンの偽証」。この度、新たなキャストとして、宮沢氷魚や山本舞香、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、モトーラ世理奈、映画版で一躍注目された富田望生らが出演することが分かった。主人公で、前代未聞の“学校内裁判”を主導する高校生・藤野涼子役には連続ドラマ初主演となる上白石萌歌が決定している本作。他校の生徒でありながら、亡くなった柏木卓也の友人として裁判に積極的に参加する謎の高校生・神原和彦役を演じるのは、昨年公開の映画『his』で報知映画賞新人賞をはじめ数々の映画賞を受賞した宮沢氷魚。ひどいニキビや学校でのいじめに思い悩む三宅樹理役には、デビュー10周年を迎え、映画やドラマなどに引っ張りだこの山本舞香。涼子の良き相談相手で幼なじみの野田健一役に、6月公開の映画『胸が鳴るのは君のせい』で初主演を果たす浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)。さらに、物語の発端となる謎の転落死を遂げる柏木卓也役には、野村萬斎の長男で本作が映像作品への初出演となる狂言師・野村裕基。柏木卓也を殺したと告発される不良高校生・大出俊次役に、『ハニーレモンソーダ』『スパイの妻』など多くの話題作に続々出演し期待の集まる坂東龍汰。大出俊次と関係を持ち行動を共にする勝木恵子役に、モデルとして活躍しながら、出演映画『風の電話』でキネマ旬報新人賞を受賞したモトーラ世理奈。そして三宅樹理の親友で唯一の理解者である浅井松子役には、『ソロモンの偽証』映画版でも中学生の同役に抜擢され、注目を集めるきっかけとなった富田望生が決定。一人の転落死からはじまる不可解な出来事。動揺する生徒、困惑する保護者、体裁を気にする教師、騒ぎ立てるマスコミやSNS…。舞台をSNSが普及する現代の私立高校に置き換え、描いていく。WOWOW開局30周年記念 連続ドラマW 宮部みゆき「ソロモンの偽証」は今秋放送・配信スタート(全8話、第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2021年05月25日ヒューストン・バレエの元プリンシパルで、シャネルのビューティー・アンバサダーを務めるなど、ファッション業界からも熱い注目を集める飯島望未がKバレエ カンパニーに初登場! 8月の正式入団を前に、間もなくBunkamuraオーチャードホールで開幕する熊川哲也版『ドン・キホーテ』にて、日髙世菜・小林美奈・毛利実沙子と並んで主役のキトリを務める飯島に、帰国の経緯や舞台への意気込みを聞いた。「思い立ったら即行動!みたいな性格なんです(笑)」――まずは、約15年ぶりに日本に拠点を移された理由と、Kバレエ カンパニーに入団することになった経緯などお聞かせいただければと思います。いずれは日本に帰って踊りたい、という気持ちは元々ありました。コロナ禍によってヒューストンでは全く踊れなくなってしまったことや、バレエ以外のお仕事が増えてきたことなどが重なって、タイミング的に今かなと。Kバレエさんの公演は、私がバレエを始めた日本の教室の先輩が何人か所属していたこともあって、小さい頃からよく観ていました。バレエ団としても会社としても、唯一無二のスタイルを築いている素晴らしいカンパニーだと思っていたので、私のほうから入団したいと連絡して、運良く迎え入れていただいたという流れです。――ご自分から連絡されたって、すごい行動力ですね!思い立ったら即行動! みたいな性格なんです(笑)。2016年にも一度ヒューストン・バレエを離れているのですが、その時も次のカンパニーが決まっていたから辞めたということではなくて。いったんリセットして自分がどういうダンサーになりたいか考えよう、という感じだったので、チューリッヒ・バレエへの入団が決まるまで1年くらい“ニート”でした(笑)。モットーと言うと大げさですが、ずっと学んでいたい、挑戦していたいといつも思っています。――正式な入団を前に、『ドン・キホーテ』のキトリという大役が舞い込んだ時のお気持ちは?私、『ドン・キホーテ』を全幕で踊ったことがないんです。ヒューストン・バレエのレパートリーにもあるのですが、むこうではしっとりした役をいただくことが多かったので、私は踊ったことがなくて。明るくて活発な役にはずっと憧れがあって、私が『白鳥の湖』に主演しているのと同時期にキトリを踊っていた子を見ながら、「羨ましいなあ、私も人間になりたい!」と思っていたくらい(笑)。ですのでお話をいただいた時は、「できるかな?」「大丈夫かな?」という気持ちもどこかにはありましたが、やっぱり「楽しみ」が一番でした。――実際にリハーサルが始まって、手応えなどはいかがでしょうか。悪戦苦闘しています(笑)。熊川ディレクターの振付って、本当に難しいんです! ステップが多くて速いのでまず体力的に大変ですし、音の取り方が独特なので、熊川ディレクターのミュージカリティ(音楽性)を自分の中に取り入れるのもとても難しい。熊川哲也 Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』メインビジュアル“音にハメる”というのはヒューストンの芸術監督からも求められたことではありますが、この音にこのステップという決まりが熊川ディレクターほど明確ではなかったので、ある程度は自分のミュージカリティで踊っていたんですよね。でも、一度取り入れてしまえば、あとはのびのび踊れるのではないかと感じています。悪戦苦闘はしていても、ずっと学んでいたい私の性格からすると、とてもありがたい環境ですね。――ざっくり、どんなキトリになりたいと思っていらっしゃいますか?お客様に共感してもらえるような、人間味あふれるキトリを演じたいなと思います。私は自分ひとりで考えるのではなく、共演者との掛け合いの中でキャラクターを作っていきたいタイプ。パートナーの山本雅也さんや皆さんとのリハーサルが始まって、私自身本当に楽しく踊ることができているので、自然とそんなキトリになっている……と願いたいですが、そう“見える”かどうかは私には分からないので、そこはどうぞ皆さんで評価してください。「バレエって本当に、努力することが尽きないなと思います」――熊川哲也さんは、飯島さんからご覧になってどんな芸術監督ですか?リハーサルは基本的に舞踊監督が見てくださっているのですが、熊川ディレクターにパ・ド・ドゥを見ていただいた時に、「こうしたほうがいいよ」という言葉通りにやってみたらすぐにうまくいったんです。ダンサーとして素晴らしいのは分かっていましたが、パートナリングもアドバイスもすべてが的確だなんて、「まさに天才だ」と思いました。――では、パートナーの山本雅也さんの印象は。踊ると変わる人、という感じです(笑)。普段はかわいらしいのですが、どこにスイッチがあるのか、踊ると本当にカッコ良くなるんです。パートナーとしても、「僕が合わせるから何でも言ってください」と言ってくれるからとても踊りやすいですね。初めて組むのに、ずっと前から一緒に踊ってきたような感覚になっています。――ちなみに飯島さん自身は、ご自分をどんな特性のあるダンサーだと思っていますか?踊る際に大事にしていることなどと併せてお聞かせいただければと思います。バレエの玄人ではない、一般の方が観ても共感できる演技をしたい、というのは常に思っています。前に観てくださった方から、「あのマイムはどういう意味だったの?」と聞かれたことがあって、伝わってないのは果たして良いのかなって。それ以来、手の出し方や振り向く時のスピードや首の角度など、本当に1ミリ単位で気にするようになりました。そのためか、良いか悪いか分からないですが(笑)、“バレエっぽくない動き”とよく言われます。たとえば手を差し出す時、肘を上げたほうがバレエらしくて美しい動きにはなるけれど、肘を落としたほうが意味は伝わりやすいのかなと思うんですよね。鏡を見ながら研究したり、人間観察をして気付いたことを自分の中に落とし込んだり……バレエって本当に、努力することが尽きないなと思います。――そこまで細かく研究していらっしゃる飯島さんのキトリ、本当に楽しみです! 今回は配信もあるということで、より多くの“一般の方”に観ていただくチャンスでもあると思います。そんな方向けに、改めて熊川版『ドン・キホーテ』の見どころを紹介していただけますか?まず『ドン・キホーテ』という作品自体が、本当に陽気でコミカルで誰が観てもハッピーになれて、しかもバレエのテクニックも満載なので、初めて観るバレエにもぴったりだと思います。そして熊川版は、踊りはもちろんですが、お衣裳やステージセット、それに生のオーケストラ演奏と、総合的な意味で一番豪華な『ドン・キホーテ』。私自身、何度観ても飽きることがありません。バレエの醍醐味はやっぱり劇場で観てもらうことなので、この配信をきっかけに、次は劇場で観たいと思っていただけたら一番うれしいです。――では最後に、これから日本でやっていきたいこと、今後の目標をお聞かせください。私はSNSにも力を入れているのですが、本当にいろんなフォロワーの方がいて、私がきっかけでバレエに興味を持ったと言ってくださる方も多いんです。そういうきっかけ作りを、今後はKバレエ カンパニーとともにもっとしていきたい。日本でもアメリカみたいに、「今日『白鳥』やってるみたいだから観に行こうか」くらいの感覚で、家族の週末の行事とか、あとはカップルのデートなんかにも、バレエを取り入れてもらえるようになったらいいなと思います。バレエという芸術を身近にするために、バレエもSNSもさらに頑張っていきたいですね。取材・文:町田麻子撮影:藤田亜弓公演情報Daiwa House PRESENTS熊川哲也 Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』Spring2021演出:熊川哲也振付:マリウス・プティパ / アレクサンドル・ゴールスキー指揮:井田勝大管弦楽:シアター オーケストラ トーキョー出演:<キトリ>飯島望未、 日髙世菜 、 小林美奈、毛利実沙子<バジル>堀内將平、山本雅也、髙橋裕哉、 杉野 慧 他 K バレエ カンパニ ー※公演日時により出演者が異なります。2021年5月19日(水)~5月23日(日)会場:Bunkamuraオーチャードホールチケット情報オンラインライブ配信が決定<配信日時>2021 年 5 月 23 日(日)13:00キトリ:飯島望未バジル:山本雅也エスパーダ:杉野 慧 ほか K バレエ カンパニー詳細は下記よりご確認ください。
2021年05月18日女優の黒木華と、アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔がDISCOVER WORLD THEATRE vol.11『ウェンディ&ピーターパン』でW主演を務めることが2日、明らかになった。同作はイギリス・スコットランドの作家、ジェームス・マシュー・バリーが20世紀初頭に書いた世界的傑作戯曲『ピーターパン』をロンドンで注目の若手作家であり演出家でもあるエラ・ヒクソンが新たにウェンディの視点から翻案した作品。2013年に英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの新作公演『WENDY&PETER PAN』として上演された。台詞に加えてダンス、フライングや、小道具、美術、映像などを駆使した“フィジカルシアター”のスタイルと、スペクタクルとマジカル満載の美しい舞台が話題となり、2015年にはウエストエンドでの再演も果たした。待望の日本初上演となる今回、演出を手掛けるのは『るつぼ』(16年)、『民衆の敵』(18年・ともにBunkamuraシアターコクーン)で社会的テーマを力強く描き、日本の観客を魅了したジョナサン・マンビィ。ロンドンでの初演・再演でも演出を務めた同氏が世界的に有名な「ピーターパン」のファンタジックな世界観から現代社会に通ずるテーマを浮き彫りにする。タイトルロールであるウェンディとピーターパンを演じるのは、今回が初共演となる黒木華と中島裕翔。近年注目の話題作に多数出演し、各方面で高い評価を得ている黒木は、16年の『るつぼ』以来となるマンビィ演出作への出演となる。またアイドルとしての活動に留まらず、映像を中心に俳優として活躍する中島は、19年の『WILD』以来2年ぶりの舞台出演に。更に、ジョンには舞台・映像と幅広く活躍する平埜生成、マイケルには近年活躍めざましい前原滉、ティンクには若手実力派女優・富田望生、タイガー・リリーには映画『モンスターハンター』でハリウッド作品に出演を果たした山崎紘菜、海賊・スミーには小劇場に留まらず数多くの作品に出演する玉置孝匡、ミセス・ダーリングにはドラマ・映画を中心に活躍し定期的に舞台にも出演している石田ひかり、そしてフック船長とミスター・ダーリングには『るつぼ』『民衆の敵』とマンビィ演出作で続けて主演を務め演出家からの信頼も厚い堤真一と、若手からベテランまで多彩な魅力を持つキャストが結集した。公演はBunkamuraオーチャードホールにて8月13日~9月5日。○演出:ジョナサン・マンビィ コメントこの作品は、RSCのストラットフォード・アポン・エイヴォン(シェイクスピア生誕地)の劇場のクリスマス演目として、新しいバージョンの『ピーターパン』を上演し非常に高い評価を受けました。ストラットフォードでのRSC公演史上、最も人気の高い作品となり、2年後には再演、完売公演となりました。そして今年、このスペシャルな作品を東京で上演できることを嬉しく思っています。本当に素晴らしい俳優である(黒木)華さんとの『るつぼ』でのワークは、そのすべてが本当に楽しく、今回も彼女ならではの魅力、ウィット、そして知性をもって、素晴らしいウェンディを見せてくれるでしょう。(中島)裕翔さんとは初めてご一緒しますが、すでに裕翔さんの才能、魅力、そして温かさとウィットは見せていただいており、成熟さと少年の純粋無垢な要素をあわせもつ、まさに今回の新しい、現代的で洗練された解釈のピーター役にぴったりだと思っています。今日本で最もエキサイティングな若いパフォーマーの一人である裕翔さんは、きっと伝説に残るようなピーターパンを創り出してくれることでしょう。(堤)真一さんとは今回で3度目のコラボレーションになりますが、世代を代表する素晴らしい俳優のお一人であり、彼の技術と俳優としての幅と深みで、真一さんだけの特別なフック船長を創り出してくれると思います。この作品は、とても楽しくて爽快であるというだけでなく、命・生とどう向き合うのか、大人になるとはどういうことかといったとても重要な問いかけを私たちに投げかけていると思います。喪失感や絶望の暗闇から、幸せと喜びへ進んで行く道を示してくれているのです。そして、命には限りがあるということへの恐怖、いつまでも子供のままでいたい、大人になりたくないという人間が生まれ持った願望についても大切なことを教えてくれます。なぜなら、私たちは誰もが、ピーターパンのように、いつまでも子供のまま、そして永遠に生きていたいと心の中で願っているのですから。○黒木華 コメント出演が決まって、ジョナサンとまた一緒にお仕事をしたいと願っていたので、私にとっては本当に待望でした。ジョナサンは、役者それぞれの良さを見つけだしてくれ、それを倍以上に膨らませる手伝いをしてくれます。その上で作品の広がりや、観客に対する愛があるので、お稽古の時から毎日凄く楽しく参加させていただいていた印象です。作品のキャラクターや背景を皆で話し合う時間をとても大事にされていて、取り組み方一つ一つに、作品に対するリスペクトを感じます。とても有名なピーターパンですが、エラさんが描かれるこの『ウェンディ&ピーターパン』がどんな舞台になるのかとても楽しみです。色々な不安が漂う今だからこそ、夢や、想像力が必要なのではないかと感じます。皆さんに、ティンクからの魔法の妖精の粉を届けられるよう頑張ります。○中島裕翔 コメント出演が決まったときは、まさか自分がピーターパンを演じる事ができるとは思ってもみなかったので驚いたのと同時に、演出のジョナサン氏からも、この戯曲を日本で公演したらどうなるか、日本人の私たちが参加したらどうなるかという、この作品に起こる異文化間の反応をとても楽しみにしている様子が伝わり、チャレンジングな事ができるのでとても楽しみな気持ちになりました。作品は、笑いあり涙ありのエンターテイメントです。……と一言で表すのは難しい内容ですが、切ない笑いや、嬉しい涙、ほろ苦さも感じられる、大人が楽しめるピーターパンという印象ですね。ピーターパンと言えば「子供のままでいたい」と願う、天真爛漫な男の子のイメージなので、その中にある大人になる事や、大人そのものに対する彼の複雑な経験、葛藤、彼なりの現実との向き合い方を考察して、童心に返って演じたいです。見てくださる皆さんにも、ネバーランドに来る際は”大人な事”を忘れて、童心に返って楽しんでほしいです。○堤真一 コメント演出のジョナサンから、「ピーターパンでやってほしい役がある」と聞いた時は、てっきりミュージカルかと思って「絶対無理!」と(笑)。でもミュージカルではないとわかってホッとしました。『ピーターパン』は子ども向けの物語の印象がありますが、この戯曲には、むしろ大人こそ見るべき要素が多くて、「ピーターパンって、こんな話だったっけ?」と新鮮な驚きがありました。ジョナサンは、全員が共通認識を築くための作業を大切にする人です。彼とまた一緒に作品に向き合えることが本当に嬉しいですね。それに、まさかオーチャードホールに立つとは思ってもいなかったので、あの空間にどんなセットが建ち、ト書きの描写が実際にどう立ち上がってくるのか、僕自身も楽しみなんです。この作品は、子供が楽しめるのは勿論ですが、大人の胸に突き刺さる内容でもあるので、お子さんの付き添いという感覚ではなく、大人の皆さんも一緒に楽しみに来ていただきたいですね。○ストーリー1908年のロンドン。ダーリング家の子供部屋。ウェンディ(黒木華)、ジョン(平埜生成)、マイケル(前原滉)、そして体の弱いトム(下川恭平)は戦争ごっこをしながら部屋中を飛び回っている。そこへ両親であるミスター&ミセス・ダーリング(堤真一、石田ひかり)が入ってくる。家族が揃った姿は幸せそのもの。その晩熱を出したトムを医者に診てもらうも、診立てはあまりよくない。やがて皆が寝静まった遅い時間に子供部屋の窓からピーターパン(中島裕翔)がやってきてトムを連れ去っていく……。それから1年後のある日の夜、子供部屋の窓が開き、再びピーターパンが現れる。驚くウェンディはジョンとマイケルを叩き起こし、トムを探すためにネバーランドへとピーターパンたちと共に旅立つのだった。
2021年05月02日本作は、NHK仙台放送局が東日本大震災から10年が経過する今年、時間と共に一体何が変わったのか、ドラマという形で揺れ動いてきた被災者の心のリアリティを見つめたいと企画・制作。映画『病院へ行こう』『僕らはみんな生きている』などで知られる一色伸幸による群像劇で、主人公の夫婦を大河ドラマ「青天を衝け」でも話題の草彅剛、「生きるとか死ぬとか父親とか」(テレビ東京)に出演する吉田羊が演じるほか、國村隼、矢田亜希子、富田望生らが出演。音楽は連続テレビ小説「べっぴんさん」や映画『リバーズ・エッジ』『日日是好日』世武裕子が担当した。営んでいたイタリアンレストランを津波で失い、失意のなかアルコールに溺れたオーナーシェフの小野寺潔。その後、潔は新しく店を建て直し、震災から10年の3月11日に友人を招き、ある宴席を企画する。潔は突然の招待に戸惑う友人たちに、その意図を語り始める。そして、宴会が進むなか、発災から10年間のそれぞれの秘めた物語が浮かび上がってくる…。草彅さんは「被災した人物を演じることは、すごく難しかったです。プレッシャーもありました」と語りながら、「今でも心に傷を負って治っていない方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、心の役に立てるようなキャラクターがたくさん出てきます。それぞれの役者さんが本当に真心を込めて演じているので、伝わるかなと思っています」と語る。「クランクアップしたとき、最後のあいさつでちょっと涙が出てきて、ドラマの撮影が終わったときに泣いたのは何年ぶりかなと。羊さんもあいさつされているときちょっとほろっとされていて何かお互いの夫婦間がもうすごいできあがったんだなと思って」と打ち明けた。また、吉田さんも「俳優は、ミュージシャンやお笑い芸人さんと違って、ぱっと行って人を笑顔にしたり、癒やしたり、笑わせたりすることができる職業ではない、一人では何もできなくて。この10年間も決して胸を張って被災地支援をやってきたとは言えるものではなかったので、今回、俳優として必要としていただいて、今、持てる限りを注ぎ込んで、しっかりと務めあげたいなという気持ちでした」と並々ならぬ思いを明かす。「草彅さんが演じた潔さんと、私の演じた灯里さんは、おしどり夫婦。草彅さん演じる潔さんが温かいまなざしで灯里さんを見てくださると本当にいとおしくて、胸がキュッとなって幸せな気持ちになりました」と言い、「今回、意識して笑顔の灯里さんを演じるようにしました」と語っている。宮城発地域ドラマ「ペペロンチーノ」は4月17日(土)17時~NHK総合テレビにて全国放送。(text:cinemacafe.net)
2021年04月14日勝地涼、中村蒼、富田望生が、日本テレビ春の新日曜ドラマ「ネメシス」に出演することが決定した。入江悠が総監督を務める本作は、広瀬すず演じる天才助手・美神アンナと、櫻井翔演じるポンコツ探偵・風真尚希の凸凹バディが、探偵事務所「ネメシス」に舞い込む難事件を次々と解決していく極上のミステリー・エンターテインメント。そんな2人といつも現場ではちあわせ、犯人捜しのバトルを繰り広げる神奈川県警捜査一課の刑事を演じるのが、今回出演が明らかになった3人だ。勝地さん演じる千曲鷹弘(通称:タカ)と、中村さん演じる四万十勇次(通称:ユージ)は、あの伝説的刑事に憧れているキャラクター。タカは、正義感と男気に溢れているが、少し抜けており、一方ユージは、タカを陰ながらサポートする冷静沈着な男。仕事終わりには、横浜のBARに出向いてマティーニで乾杯する、という完全にあの世界にどっぷりとはまっている2人は、簡単に銃を抜きぶっ放すという豪快な一面も。そして、富田さん演じる同僚・小山川薫が、破天荒なタカ&ユージの子守役としてしっかりと刑事の仕事をこなすという、絶妙なバランスのとれたトリオとなっている。「まさか自分も大好きな、“あの刑事”に憧れている刑事役をやるとは」と語った勝地さんは、「かなりぶっ飛んだキャラクターで不安でしたが、初日の登場シーンで櫻井さんが笑って見てくれていたのでほっとしました!ユージとタカは2人でワンセット。中村君との掛け合いは楽しいです」とコメント。「個性的なキャラクターが多くてコメディ要素もありながら、本格的な謎解きというギャップが魅力」と本作をアピールした中村さんは、「あの伝説の刑事に強い憧れを持つ刑事ということで、バディを組む勝地さんと共に作品を盛り上げられたらと思ってます」と意気込む。そして富田さんは「好き勝手やってくる先輩タカ&ユージに、薫はどれだけ真面目に突っ込んでいけるか。本番では笑わないように必死でポーカーフェイスを演じています」と役柄について話し、「アンナも風真も自由な人たちで、私たちとは対立しているんですが、どこかまとまりもあって。この先どうなっていくのか楽しみです」と今後の展開を期待している。また、現場では対立しがちな捜査一課のトリオと探偵事務所ネメシスとの関係が、少しずつ変化していくのも見どころのひとつだ。「ネメシス」は4月11日より毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年03月08日昨年8月の公演が好評を博した舞台『知恵と希望と極悪キノコ』が2021年2月に再演される。出演する富田翔と十碧れいやに話を聞いた。『知恵と希望と極悪キノコ』は、人情喜劇を得意とする大浜直樹が主宰する劇団LIVESにて初演した作品で、売れない俳優が俳優生活最後に挑む映画の撮影現場を舞台にした人情喜劇。出演は、富田、十碧のほか、佐藤弘樹、山沖勇輝、古賀成美、末永みゆ、雑賀克郎、三浦ゆうすけら。主演の富田は「この作品で描かれる、夢とか希望とか挫折とかそういうものは、普段は少し気恥しいものですが、今の時代ならひねらずにまっすぐに届けられるのではないかと思いました。というのも、このコロナ禍で、どの業界もそうですが、エンターテインメントの世界も厳しくなって。諦める人や辞める人も多かった。そういう今だからこそ届けたいメッセージが、この作品にはあると思ったので。それをコメディでやれるのは最高です」と語る。富田は主人公の売れない俳優“戦闘員A”を演じることが決定しているが、それ以外の役は読み合わせをしてから決まるという。十碧は「いろんなキャラクターが登場しますし、どの役が演じられるんだろうなと楽しみにしつつも、それぞれキャラが濃いので、どの役でどうキャラを出していけるかなといろいろ想像しています」と楽しみにしているそう。気になる役は?と尋ねると「監督と大御所俳優さん(笑)。自分と全然違う役は、やっぱり惹かれますね」。富田はかつて『爆竜戦隊アバレンジャー』でアバレブルー/三条幸人役という“戦闘員A”とは真逆の役を演じた経験も。「この舞台で描かれている状況のリアルなところも知っているし、“戦闘員A”のような役で登場し、爪痕を残してやろうとしている人たちの気持ちもわかります。だからこそエネルギッシュに演じたいです」。富田も十碧も初共演のキャストだらけという座組。作・演出の大浜とも初めてだそうで、「身ひとつで臨める感じが楽しみ」(富田)「いい緊張感がありそう」(十碧)と新鮮な芝居になりそう。「今はコミュニケーションを取るのが難しい状況になっちゃいましたが、それでもできるだけコミュニケーションを大切にしたい作品だなとは思っています。それができれば本当の撮影現場を観ているような作品になるんじゃないかな」(富田)十碧が「温かい気持ちになる」と語る舞台『知恵と希望と極悪キノコ』は2021年2月23日(火・祝)から28日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて。文・中川實穂
2021年01月15日日本テレビ系『家政婦のミタ』や映画『コドモ警察』など多数の作品に出演する、女優でフィギュアスケーターの本田望結(16)。オランダのデンハーグで開催された「チャレンジカップ2019ノービスA女子」で優勝し、数々のCMに出演しているタレントでフィギュアスケーターの本田紗来(13)。兄に本田太一選手、姉に本田真凜選手を持つ「フィギュアスケート一家」として有名な2人が、昨年12月2日のイベント「オスカープロモーション2021年新春晴れ着お披露目」に出席し、2020年の振り返りと2021年の抱負を語った。2020年のステイホーム期間について望結は、「姉や妹とたくさん一緒にいられて、YouTubeを始めたりして楽しみを見つけられて、高校生としての学習面でも普段以上に沢山吸収出来たと思います」とポジティブなコメント。また、一人部屋になったことを明かし「まだまだ寂しく感じますが1人で本を読んだり、映画やNetflixを観たり、お一人様も頑張れるなと」と、自らの新たな発見を語った。紗来も同じく2020年の嬉しかったことを「姉妹で一緒にいられる時間が増えたこと」だと話す。また新たな発見については「家族の中でも、親戚の中でも末っ子で優しくされたり、かまってもらえたりが当たり前でしたが、子犬が生まれて、お姉さん気取りができている自分を発見しました。自分の事をねーねと呼んでいて家族が笑ってきます」と、本田家の微笑ましいエピソードが飛び出した。「今、この瞬間を大切にする」が信条の望結。2021年は17歳になるが「幼少期からなぜか17歳に憧れを持っていました。何、というわけではありませんが、自分に期待しています」と意気込む。一方「生きる事を頑張る」を心掛けているという紗来は、「2020年はやり残した事が自分の中で目立ちました」と反省しながら、「2021年、それら全てを、そのままにせずに、しっかりやり遂げたいです」と初志貫徹を誓った。
2021年01月03日ジャニーズWESTが11日から13日、無観客の生配信LIVE『ジャニーズWEST LIVE TOUR 2020 W trouble』5公演を開催した。当初3月から開催予定だったツアーをベースに、メンバーの藤井流星を中心にじっくり話し合い、配信ならではのパフォーマンスを詰め込んだ今回のライブ。アルバムリード曲「W trouble」の特典映像ショートムービーの世界観を再現し、メンバーが演じた“芸術が禁止された世界に抗うグラフィックアート集団”が生きるドラム缶やハシゴが無造作に置かれたセットで幕を開けた。階段やポールを配した、海外の街の裏路地のような舞台で披露された「Try me now」では縦横無尽に動き回りながら、全員でのパルクールを初披露。神山智洋が作詞・作曲、振り付けを担当した「Survival」では躍動感あふれるダンスを、「Special Love」では7人のアカペラを響かせ、2020年を代表する楽曲「証拠」ではジャニーズWESTのライブ初となる生バンドを背負って熱唱。進化を遂げてきた姿を見せていく。また、2021年1月13日にリリースの、桐山照史が主演を務めるテレビ東京系ドラマホリック!『ゲキカラドウ』(2021年1月スタート 毎週水曜24:12~24:52)の主題歌「週刊うまくいく曜日」を初パフォーマンスし、画面を通して新たな応援歌をファンへ届ける。最後の挨拶で小瀧望は「エンタメを皆さんに届けられる幸せを噛みしめて、夢のような気持ちです」と久々にステージに立つ喜びを伝え、“ジャニーズWESTらしさ”を体現した生配信LIVEは幕を下ろした。
2020年12月14日映画化&TVドラマ新シリーズの公開・放送が発表された「バイプレイヤーズ」より、第2弾出演キャストが明らかになった。元祖バイプレイヤーズの田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一をはじめ、「民放連ドラ群雄割拠編」に登場する41名の出演者がすでに明らかになっている本作。今回発表されたのは、「妖怪シェアハウス」の座敷童子役が記憶に新しい池谷のぶえ、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「美食探偵 明智五郎」の富田望生、「ディアスポリス」「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の浜野謙太、主演を務める「コールドケース」の最新作が放送中の吉田羊、「あのコの夢を見たんです。」の本人役での出演も話題となった芳根京子。さらに、宇梶剛士、岡田浩暉、小木茂光、菅田俊、高畑淳子、波岡一喜、西村まさ彦、本田博太郎、本田望結、升毅、利重剛と、物語をさらに盛り上げる16名が決定。ドラマと映画合わせて、超主演級キャストから超曲者役者まで老若男女総勢100名以上が出演する本作。現在、57名のキャストが発表されたが、まだ半分。キャスト発表はまだまだ続く。<キャストコメント>池谷のぶえ憧れの作品に呼んでいただき、嬉しいです。宇梶剛士撮影現場で、知らず青年になっている自分に気づきました。岡田浩暉参加させて頂き、ありがとうございました。自分の名前の役というのも新鮮でしたが、何よりこのお話が映像としてどんな風に仕上がるのかが楽しみで仕方がありません。小木茂光沢山の学びがありました。沢山の悩みが増えました。沢山の希望が見えました。菅田俊バイプレイヤーズに光を当ててくれたのは確かに大杉漣と言う1人の怪優だった。高畑淳子バイプレイヤーズの一人として作品に参加できてすごく嬉しいです。富田望生富田望生役の富田望生さんです。と、紹介された時、あああ…バイプレイヤーズの一員になれたあああ…!と、とても興奮しました!お楽しみに!波岡一喜念願の、待ちに待った出演。漣さんとの約束がやっと果たせました!西村まさ彦ちょっと不思議な設定ドラマで、やっている方も面白かったけど、観ている方はもっと面白いと思います。浜野謙太念願のバイプレイヤーズに出られて嬉しかったです。動物園の動物になった感じで燃えました。本田博太郎好きな作品に参加させていただき嬉しいです。本田望結再び登場…やりたい放題舞台裏 お楽しみに~升毅バイプレイヤーズの世界に入れて頂き光栄に思います!今後も精進してまいります!吉田羊壮大な"お祭り"に参加させて頂き、終始楽しかったです。わっしょい!芳根京子やったー!!家族も大喜びでした!ありがとうございました!利重剛みんなとおしゃべりしに行くような毎日ですっごい楽しかったなあ。ドラマ24「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」は2021年1月8日(金)深夜0時12分~テレビ東京系にて放送。映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』は2021年春公開予定。(cinemacafe.net)
2020年12月09日女優でフィギュアスケーターの本田望結(16)と妹の紗来(13)が2日、東京・明治記念館で行われた「オスカープロモーション2021年新春晴れ着お披露目」に出席した。芸能事務所・オスカープロモーションが毎年12月に開催しているマスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」。今年は新型コロナウイルス感染予防対策を重視し、撮影会形式ではなく、同事務所による撮影素材がマスコミ各社に配布された。同イベントでの姉妹共演は今回が初。望結は「初めて参加させてもらったのが9歳」と振り返り、「その時はまさか妹の紗来と一緒に晴れ着お披露目に臨むなんて思ってもいなかったので、横に妹がいるのがお仕事モードの私を見られているような気がして恥ずかしいです」と苦笑する。『第99回全国高校サッカー選手権大会』(日本テレビ系で放送)の応援マネージャーに抜てきされたこともあり、今年の漢字一文字は「蹴」。「まさに高校サッカー応援マネージャーとして選手の蹴る姿を目に焼き付けたい気持ちと今年はコロナ禍で世の中が困ってしまっているので蹴ってしまいたい気持ちからこの一字にしました」と“蹴”に込めた思いを語った。一方、初参加となった紗来は、「お着物を着るのがいつも楽しくて、すごい今日が来るのが楽しみでワクワクしていました」と心待ちにしていたようで、「初めてなのでお姉さん方のきれいさというか、ずっと緊張していて。でもお姉ちゃんと一緒に晴れ着お披露目に参加できるのがすごい嬉しいです」と二重の喜びを実感。「YouTubeでお姉ちゃんのはじめての撮影会の動画を見たのですが、すごく小さくてその時からお姉ちゃんは色々なドラマや映画に出ていたのだなと思うと、すごいなーと思いました」と姉の偉大さも肌で感じたようだ。この日は本田望結・紗来のほか、小芝風花、吉本実憂、高橋ひかる、尾碕真花、井頭愛海、井本彩花、宮本茉由が参加した。
2020年12月03日長岡弘樹の小説シリーズを原作に、木村拓哉が最恐の教官・風間を演じ主演する「教場II」。この度、前作に登場した“198期の生徒たち”が出演することが明らかになった。これまで、濱田岳、上白石萌歌、福原遥、矢本悠馬、杉野遥亮、戸塚純貴ら若手キャストの出演が発表されている本作。そして今回、彼らに加え、前作に登場した198期の生徒たち、工藤阿須加、川口春奈、葵わかな、富田望生、味方良介、村井良大、大島優子、そして三浦翔平の出演が決定。198期として無事に卒業できた者と、途中退校となった者がいるが、今作で彼らがどのような形で出演するのかは明らかになっていない。さらに、今作のポスタービジュアルが完成。恐怖を感じる鋭いまなざしを向ける風間と、その後ろには、濱田さんが演じる鳥羽暢照、上白石さん演じる石上史穂、戸塚さん演じる吉村健太ら200期の生徒らが写し出されている。また年末には、1月に放送された前作のSP編集版を放送することも決定した。「教場II」は2021年1月3日(日)・4日(月)21時~フジテレビにて2夜連続放送。前作「教場」SP編集版は前編:12月29日(火)21時~、後編:12月30日(水)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2020年11月26日映画『HiGH&LOW THE WORST』に登場した幼なじみたちのその後を描く新作スピンオフドラマ「6 from HiGH&LOW THE WORST」に森崎ウィンの参加が決定した。映画に引き続き、川村壱馬、中務裕太、小森隼、白洲迅、富田望生、矢野聖人らが出演し、幼い頃に交わした約束を胸に、“曲がったきゅうり”たちの揺れ動く気持ちを繊細に描き出す。『レディ・プレイヤー1』『蜜蜂と遠雷』などに出演する森崎さんが演じるのは、楓士雄(川村さん)のことを探し回る謎の男・坂田基晃。前作でのアクションが話題となった楓士雄との熱いバトルを予感させる場面写真も到着した。ほかにも、尾々地真也(中務さん)&正也(小森さん)のオロチ兄弟に深く関わっていく女子大生・市川真歩を、昨年デビューした見上愛。オロチ兄弟の母親役は美保純が演じることも決定。さらに、「DOBERMAN INFINITY」の「6 -Six-」「SO WHAT」が本作の挿入歌に起用されることも分かった。「6 -Six-」は12月リリースとなる10枚目のシングルで、本作のための書き下ろし楽曲だ。そして、初回放送直前の11月19日(木)19時より、幼なじみキャスト6人と一緒に第1話をオンラインで鑑賞する「オンライントークイベント」を開催。本日よりチケット販売もスタートした。「6 from HiGH&LOW THE WORST」は11月19日より毎週木曜日24時59分~日本テレビにて放送。※関東ローカル(cinemacafe.net)
2020年11月09日アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が26日、東京・世田谷パブリックシアターで行われた主演舞台『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』の公開ゲネプロ・取材会に、演出の森新太郎氏、共演の近藤公園、高岡早紀、木場勝己とともに出席した。膨張した頭部と著しく変形した身体から“エレファント・マン”と呼ばれた、19世紀の英国に実在した青年ジョン・メリックと、彼をとりまく人々を描いた傑作戯曲を、演出家・森新太郎氏が新たに立ち上げた同舞台。異形な見た目と無垢な心を併せ持つジョン・メリックを演じる小瀧は「森さんとキャストの皆さんと何カ月もかけて稽古をしてきたので、本番1カ月弱ありますが、ケガなく全力でこの作品に挑みたいという思いです」と心境を告白。「実在した人物を演じるのはあまりないのですごく緊張しますし、ジョン・メリックさんに失礼のないようにということを意識しながら演じさせていただいています」と語った。そして、「仮台本にも戯曲にも書かれていましたが、『ジョン・メリックという役をやる役者は必ず医師の相談を受けてほしい。腰に病気を持つものは腰がダメになるから』と。まずそれに驚きました」と打ち明け、「トレーナーさんと森さんと話しながら、体を歪めた体勢を作りながらポスター撮りをして、そこから稽古に向けて、口を歪めていったり、体をもうちょっと歪めようとか、細かい微調整をしていって今の形になっています」と説明。「体の四肢全体が厳しいです。やっているときは気にならないですけど、終わったときにイタタタっていうのはあります」と明かすも、「ジョン・メリックという役を演じさせていただけているとすごい感じますし、この役でしか味わえない経験だと思うので全然苦じゃないです」と話した。小瀧の演技について、森氏は「あんまり褒めてもしょうがないですけど、大したもんですよ、小瀧は。バッチリなんです。小瀧よくここまで来たなと。褒めてもしょうがないですけど、小瀧えらいなと」と、「褒めてもしょうがない」などと前置きをして笑いを誘いつつ絶賛。木場も「ナイーブでとてもいいと思います」と太鼓判を押し、「僕は小瀧さんが好きです」と告白まで。高岡は「顔とか声の出し方を研究していたのをずっと目の当たりにしてきて、私の見る限りでは真面目でピュアですごく素敵だなと思います」と称賛した。森氏と共演者から絶賛された小瀧。「俳優人生のターニングポイント、大きな節目になるような役になると思います」と手ごたえを口にし、「初日を迎えられることに喜びを感じています。ロングスパンになりますが、キャスト一丸になって、スタッフの皆さんと走り抜けたいと思います」と意気込みを語った。舞台『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』は、10月27日~11月23日に世田谷パブリックシアターにて上演。撮影:篠塚ようこ
2020年10月28日『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』の開幕を前にリハーサルの模様が報道陣に公開され、上演後には主演の小瀧望(ジャニーズWEST)をはじめ、近藤公園、高岡早紀、木場勝己、そして演出の森新太郎が会見に臨んだ。生まれつきの肥大化した頭蓋骨など、異形の外見から“エレファント・マン”として見世物小屋で好奇の目にさらされてきた青年ジョン・メリック。苦難の人生を歩みつつ、その無垢な心が人々の心を惹きつけていく姿を描く。今回も使用されているバーナード・ポメランスの戯曲には、メリックを演じる役者に対し、医師やトレーナーと相談することや腰に持病を抱える者が演じるべきではないといった注意書きが記されているという。 にて
2020年10月28日2020年10月1日、声優の富田耕生さんが亡くなっていたことが分かりました。84歳でした。富田さんの所属事務所『ぷろだくしょんバオバブ』によると、富田さんは同年9月27日に脳卒中のため、息を引き取ったそうです。訃報弊社所属俳優富田耕生儀(享年84)令和2年9月27日 脳卒中のため急逝いたしましたここに生前の皆様からの御厚誼に心より深謝いたします株式会社ぷろだくしょんバオバブーより引用葬儀や告別式は、親近者で行ったとのこと。富田さんといえば、テレビアニメ『ドラえもん』(日本テレビ系)で、初代『ドラえもん』役、同じくテレビアニメ『天才バカボン』(フジテレビ系)に登場する『バカボンのパパ』など、数々の作品に携わっていました。突然の訃報に、ネット上では「さびしい…」「平成バカボンのパパの声、好きだった」「もうあの声が聞けないなんて」など、悲しみの声が広がっています。富田さんはこれからも、数々の作品の中で生き続けるでしょう。ご冥福をお祈りします。[文・構成/grape編集部]
2020年10月01日2019年、最終興収12.5億円の大ヒットを記録した『HiGH&LOW THE WORST』のその後の世界を描く新作スピンオフドラマ「6 from HiGH&LOW THE WORST」が、11月19日(木)より日本テレビにて放送決定。さらに『THE WORST』を含むシリーズ全7作が世界62の国と地域にてネット配信されることが決まった。「HiGH&LOW」シリーズ史上「いちばん泣けた!」との声が聞かれた『THE WORST』。その中でも、“希望が丘団地・幼馴染”の絆の物語とそのクライマックスに流れる数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)のソロバラード「Nostalgie」は感動の渦を巻き起こした。今回のスピンオフドラマでは、同作に登場した希望が丘団地・幼馴染6人のその後が全6話で描かれる。出演は、映画に引き続き、勢いを感じさせる川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、同作で銀幕デビューを果たした中務裕太・小森隼(ともにGENERATIONS from EXILE TRIBE)。さらに、いま映画・ドラマに引っ張りだこの白洲迅、富田望生、矢野聖人ら、映画公開当時より一層成長したキャスト陣と、「HiGH&LOW」シリーズを手掛け日本映画界に新たな旋風を巻き起こしている巨匠・久保茂昭監督が再集結。脚本は「クローズ」「WORST」の原作者・高橋ヒロシが担当し、日本中の人々の心に届く温かい友情物語を紡ぐ。加えて、『THE WORST』が9月20日(日)よりHuluとNetflixでの国内ネット配信が決定。Netflixでは世界62の国と地域に『HiGH&LOW』映画シリーズ全7作が配信される。企画プロデュースのEXILE HIROは、「2020年。『HiGH&LOW THE WORST』のその後の世界を描く、新作スピンオフドラマを高橋ヒロシ先生を筆頭に制作し、満を持して皆さんにお届けすることができます。新たな『HiGH&LOW THE WORST』の世界、そして作品の中で描かれる仲間との友情や絆を楽しみにしていただければと思います」とコメント。また、シリーズがNetflixを通じて国内のみならず全世界にも配信されることに「世界中の方がLDHのエンタテインメントに触れる機会があることにとてもワクワクしています」と期待を寄せている。新作ドラマ「6 from HiGH&LOW THE WORST」は11月9日(木)24時59分~日本テレビにて放送開始。※関東ローカル※高橋ヒロシの「高」は、正しくは「はしごだか」(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミングHiGH&LOW THE WORST 2019年10月4日より全国にて公開Ⓒ2019「HiGH&LOW」製作委員会
2020年09月18日眞島秀和主演、今井翼、桐山漣、藤原大祐の共演で贈る「おじさんはカワイイものがお好き。」の最終回が9月10日深夜オンエア。小路とケンタ、鳴戸と真純、それぞれの“友情”を讃えるともに続編を希望する声がSNSにあふれている。原作は「COMICポラリス」連載中のツトムによる同名コミック。渋く紳士的、容姿端麗、仕事もデキるイケオジだが実は「カワイイものが好きすぎる」というヒミツを抱える43歳の小路三貴を眞島さんが演じる。また小路が初めて出会ったカワイイもの好きという気持ちを共有できる相手、デザイナーの河合ケンタには今井さん。小路の同僚で会社では“ワンレンメガネ”と言われ嫌われているが、実は大の猫好きで小路の甥・真純と親交を深めていく鳴戸渡には桐山さん。少女漫画家になるという夢を抱いて日本に帰ってきた大学生で、小路の家に居候している仁井真純役に藤原さん。また小路の部下として富田望生、愛加あゆ、水間ロン。小路と鳴戸の上司・古宇東二に佐藤正和といったキャストも出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では小路とケンタが一緒に進めていたオフィスリニューアルが施工を迎えようとするなか、ケンタから「しばらく小路さんと会えないです」と告げられた小路は心が晴れず、ケンタと行こうと考えていた“パグ太郎ドリームショー”のことを考えて悩む日々を過ごしていた。一方、真純のもとには出版社から漫画家デビューの話が舞い込む。鳴戸に嬉しくも不安な胸の内を明かすと、鳴戸は「俺は君の漫画をとても面白いと思った」と真純を勇気づける。会社でも鳴戸は変わりつつあった。施工当日、突如ケンタが現場に現れる。驚く小路はケンタについ意地を張ってしまい、そんな2人の様子を見て鳴戸も調子が狂う。意気消沈した小路はケンタからもらったパグ太郎のメガネ拭きをオフィスで落とし、清掃員に拾われたことから再び“ヲタバレ”のピンチに陥るが、危機を救ったのは鳴戸だった…というのが今回のストーリー。ケンタから「いつもの場所で待ってます」と連絡を受け、自らの“想い”を伝えるために走る小路。グッズショップで再会した2人は公園へ。「小路さんに嫌われたくなくて…」と自らの内に秘めた想いを明かすケンタに、「嫌いになったりしない!俺はケンタ君が好きだから」と返す小路。そんな小路にケンタも「俺も、小路さんが好きです」と答え、2人は固く握手を交わすとパグ太郎ドリームショーへ向かう…。2人の熱い“友情”に「私もあんな風な同じ熱量持った同志が欲しすぎる…」「価値観が一緒ってやっぱり良いな。俺もそんな人に出逢いたい」「小路課長とケンタ君の友情に涙だよー私もこんな素晴らしい友達がほしい」とSNSには感動の声が続々と上がる。一方、鳴戸と真純の“友情”には「桐山漣、可愛すぎる………wwwそれを見守るますみちゃんも可愛かった」「鳴戸さんと真純ほわほわでかわいいよ」など“かわいい”という反応が多数。「是非またおじかわ続編製作して欲しい」「あと30話位やって欲しい」といった続編を希望する投稿とともに、カワイイもの好きなおじさんたちの友情を讃える声がネットに満ち溢れていた。(笠緒)
2020年09月11日