「小学校」について知りたいことや今話題の「小学校」についての記事をチェック! (1/12)
子供の頃、親が用意してくれた弁当を開ける時は、自然とワクワクしたことでしょう。「中に何が入っているのかな」「自分の好物はあるかな」と考えると、弁当箱には食材だけでなく、夢も詰まっているといえます。母親が苦肉の策で用意した『弁当』に絶賛の声画家として活躍しながら、家庭では3児の母親としても奮闘している、大森亜矢子(@_aya_1011_)さん。2025年4月9日時点でも、次男と三男の通う公立小学校では給食が始まらず、それまでは弁当を用意しなくてはなりません。いくら子供用とはいえ、2人ぶんの弁当を用意するのは、なかなか骨が折れるもの。そこで大森さんは苦肉の策を講じることにします。大森さんの心の叫びとともに、Xに投稿された写真をご覧ください!「くらえ!『ランチパック弁当』だ!」さまざまなおかずとともに、弁当箱に入っていたのは…多くの人が大好きなパンの『ランチパック』シリーズ!大森さんは店で購入した『ハムマヨネーズ』と『いちごホイップ』の『ランチパック』を入れて、弁当の一部にしました。また弁当箱には、市販のものをちぎって作った三色団子も。小さな団子が連なる様子は、大森さん一家の3兄弟にピッタリといえます!春の陽気を感じさせるような『ランチパック弁当』に、ネットでは「この発想はなかった。よすぎる…」や「開けた瞬間ときめくやつ!」といった声が寄せられました。前述したように、弁当作りは基本的に手間のかかるもの。大森さんは「我が家の『簡単弁当』で、少しでも心の負担が軽くなるご家庭があれば嬉しい」と話しています。しかし、子供たちにとって重要なのは、かかった手間ではなく『親が用意してくれた』という背景のはず。親による愛情のスパイスは、より弁当のおいしさを引き立てたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2025年04月10日4月は、各地で入園式、入学式、入社式が行われるでしょう。「まだ小さいと思っていた子が、もう入学!」なんて、子供の成長に驚くこともよくあります。ののちゃん、小学校に入学かわいい振り付けとともに歌った童謡『犬のおまわりさん』がネット上で大反響となり、一躍有名となった、ののちゃんこと村方乃々佳さん。近年では、テレビドラマにも出演しており、子役としても活動しています。『犬のおまわりさん』で注目を集めた当時、まだ2歳の女の子でした。成長してドラマに出演すると「美人になった」「別人級」と話題に。2025年4月8日には、小学校に入学したことを報告し、時の流れの速さを実感する人が続出しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 村方乃々佳/ののちゃん(@nonochannel555)がシェアした投稿 母親と手をつないで小学校まで歩いて行ったという、村方さん。ピカピカのランドセルと、黄色い帽子、上履き、名札…すべてが新しく、これから新生活が始まることを実感したことでしょう。母親によると、学校見学では、抱っこをせがむ場面もあったのだとか。しかし、入学式の帰り道では「明日は自分たちで学校に行きたいから、お母さんはついてこないでね」といわれたことを明かしていました。きっと、小学生になって気持ちも成長したのでしょう。今は、なんでも挑戦したい時期なのかもしれませんね!【ネットの声】・ののちゃん、大きくなったね!感慨深い。・入学おめでとう!小学校生活を楽しんでください。・2歳の頃から応援してきたから感無量です。コメント欄には、英語や韓国語でも祝福の声が寄せられていました。前歯が抜けた小学1年生らしい姿を見せた、村方さん。これから楽しいことが、たくさん待っているでしょう![文・構成/grape編集部]
2025年04月10日・水路がすごいことになっている!・この学校に通いたい!いいな。・子供たちにとっても、いい思い出になりそうですね!そんなコメントが寄せられたのは、げんげん斎(@genkana1)さんが、Xに投稿した、桜の写真です。桜といえば、春の訪れを感じさせるような、満開の桜を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、写っていた『満開の桜』は、木の上に咲いていたものではありませんでした。晩春ならではの、圧巻の1枚をご覧ください!写っているのは、京都府内の小学校と水路。桜の花びらが水面に落ち、『桜のじゅうたん』のようになっているではありませんか!これは『花筏(はないかだ)』と呼ばれる光景で、桜の花びらが水面に敷き詰められ、固まりとなった様子を指す、晩春の季語です。ピンク色の『じゅうたん』は、華やかな雰囲気で、入学や進級したばかりの小学生たちを迎え入れてくれているようですね。満開の時期だけではなく、散り行く中でも素敵な光景を見せてくれる、桜。春の間は、さまざまな姿の桜を楽しんでみるのもいいかもしれませんよ。[文・構成/grape編集部]
2025年04月09日タレントの小倉優子が15日に自身のアメブロを更新。長男が小学校を卒業したことを報告した。この日、小倉は「今週は仕事がバタバタしていて、更新できていませんでした」と切り出し「そして、長男の小学校の卒業式もありました」と報告。「涙が止まらなかった」と述べ「素敵なお友達と先生のお陰で、切磋琢磨しながら充実した毎日を過ごせた長男 私は素敵なママさん達にも出会えて、幸せな時間を過ごしました」とつづった。続けて「感謝でいっぱいと共にまだ寂しさで胸がきゅ~っとしています。ランドセルを背負って『行ってきます!』の姿を見ることがもうないんです。寂しいです 本当に寂しい」とコメント。「中学生になっても素敵なお友達に出会えますように 苦しいことや辛いこと、壁にぶち当たっても頑張って乗り越えてほしいです!」と述べ「私はもうしばらく寂しさが続きそうです笑」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「長男くんのご卒業、おめでとうございます!」「泣きますよね」「中学生になっても、元気で楽しい学校生活になりますように願っています」などのコメントが寄せられている。
2025年03月16日小学校のPTA役員とは?PTAとは、「Parent Teacher Association」の略です。教師と保護者が学校運営に関してさまざまな形で協力をする組織を指します。一般的に、小学校のPTA役員は、全体の方針を取り決める本部役員と、それ以外のクラス役員とで分けられます。それぞれがどのような仕事内容であるかについて詳しく解説していきます。【本部】小学校のPTA役員の種類とは?仕事内容は?本部役員は、組織のイメージとしては、生徒会役員に近いものがあります。一般的に小学校のPTAの本部役員には、どのような種類があるのでしょうか。PTA会長PTA会長は、本部全体の代表というポジションです。小学校全体を統括するだけでなく、学外の行事に参加する機会も多くなる立場です。発言力が高く、地域でも知名度のある方や地元の基盤を築いているような方が担うことも少なくありません。PTA副会長会長の補佐役としての立場にあたるのが、PTA副会長です。仕事内容としては主に、PTA会長のサポートを行います。会長の代理として学外の行事に参加する機会もあり、会長と同じ業務内容をこなすことを必要とされる場合もあります。業務量に関しては、学校によって異なる部分が多いでしょう。書記(庶務)PTA会議の議事録作成や会議書、企画書など各種書類の作成が主な仕事です。書記業務がないときは、庶務や雑務をこなすことも多々あり、仕事内容は多岐にわたるケースが多いようです。あらかじめ雑務込みの場合には、書記ではなく庶務という名称にしている学校もあります。会計(経理)PTA会費の管理を任される立場にあたります。PTA活動における支出などすべてのお金の流れを管理するほか、予算決めや取りまとめなどを行うこともあります。領収書の管理や記帳など、仕事内容は比較的明確でしょう。会計監査会計から上がってくる決算報告に間違いがないかを確認し、問題がなければそれを証明する立場にある役です。会計が合っているかどうか、誤った使い方をしているところがないかなどチェックします。本部役員は比較的活動頻度が多い子どもが通う小学校のPTAは、本部役員、郊外役員、学級委員、給食・文化委員、地区委員がいます。・本部役員…PTA全体の運営が円滑に進むよう活動します。・郊外役員…各地区の青少協とのパイプ役として活動します。・学級委員…PTA会費を徴収したり、担任とPTA会員の交流を深めるため、担任と生徒と保護者を交えた学級活動を行ったりします。・給食・文化委員…より良い学校給食を目指して活動します。・地区委員…子どもの郊外生活が安全で楽しいものとなるように活動します。活動頻度は役員・委員により異なりますが、本部役員は全体を取りまとめているので、活動頻度は多いかと思われます。保護者の職務経験に合った役を選ぶケースも書記の仕事は、自宅に持ち帰って作業できるので、パソコンを用いた作業が得意な保護者が引き受けることが多いようです。会計の仕事は、経理など事務経験がある方が務められるケースが多いようです。【クラス】小学校のPTA役員の種類とは?仕事内容は?本部役員以外は、クラスや学年のお世話係としての仕事が主でしょう。名称などはその学校や地域によって異なりますが、学級委員と専門部(専門役員)などでざっくりと役割別に区分けしている学校が多いようです。一般的な委員会の主な役割について解説します。学級委員(学年委員)PTA本部とつながりをもち、学年全体の活動を取りまとめる役割を担うのが、学級委員の仕事です。学級委員や学年委員など名称はさまざまですが、クラス単位の企画運営というよりは学年全体の行事企画など行う業務が一般的でしょう。広報委員各種PTA活動の内容を伝える広報誌などを作成するのが主な仕事内容です。それらに関わる取材や原稿作成なども行います。広報誌の発行回数は学校によって異なるため、仕事量も左右されるようです。地区委員(校外委員、安全委員)学校内や周辺の安全パトロール、安全看板の設置や安全講習会の企画など、子どもたちの安全に関わる仕事を主に行います。春先に、横断歩道の前で立つ旗当番なども、地区委員が担当していることが多いようです。文化部員(実行委員)読み聞かせ会や文化講演会、人形劇や郊外への見学会などの企画運営を行う委員です。文化教養部や教養委員といった名称で活動している学校もあります。体育委員(保健体育委員)校外マラソン大会やスポーツ親睦会、運動会など、運動にかかわる行事の運営やサポートを行う委員です。企画だけでなく、当日になんらかの当番として参加することも少なくありません。環境美化委員学校周辺の鉢植えやプランターなどに、花を植えたり水や草の手入れを行ったりする委員会です。学校によっては、教育の一環として生徒たちと一緒に美化清掃活動を行っているところもあります。こうした美化清掃活動の企画や運営に携わることもあるでしょう。選考委員次年度の本部役員を推薦するために、どの人が良いのかを選考する役割をする委員です。適任者を選んで推薦するだけでなく、直接電話などで交渉するケースもあります。選考委員の活動内容は学校によって大きく異なるでしょう。ベルマーク委員学校内で集めたベルマークを仕訳して、集計するのが主な仕事です。最近では、ベルマークを集める学校が減ってきているため、ベルマーク委員がない学校もあります。学校によってはこのほかにも、サークル活動や子ども会に関わるPTA委員などが存在する場合もあります。低学年のうちに経験しておくと良い?私は現在、学級委員の副委員長を務めています。月2回の学級委員会と運営委員会の出席にくわえ、委員会準備、各学年の学級活動の連絡係や委員会への出欠確認などをしています。子どもが低学年のうちからPTAを引き受けたのですが、高学年になるほど(6年生は卒業対策委員も選出)大変と聞いていたので、早めに終わらせたかったという経緯があります。学校にもよるとは思いますが、1子1役の場合、楽なのは早く役を終えてしまうことかと思います。人気のある役職は…選出人数がひとりでなく複数の役職や、季節行事などの一発もの系、また、新設の役職も「自由度が高そう」ということで人気があるようです。前年度にどの委員が意外と楽だったか、逆に意外と大変だったか、といった噂によっても人気は変動する気がします。高学年、とくに6年生になると卒業関連もあって仕事の内容が重たくなりがちなので、働いているママを中心に、低学年のうちにやってしまいたいという人が多いですね。高学年になると、立候補者が出ない役員もあり、まだ役員をやっていない人からくじ引きなどで選ばれるようになります。だれがどの学年で役員をやったか、などはリストで一元管理されているようです。小学校のPTA役員の活動頻度は?PTA役員の活動頻度は、学校や役員によって異なります。本部役員や学級委員であれば、月に1回程度が一般的です。そのほかの専門部の場合には、企画運営する行事や運営内容によって活動頻度が大きく変わってきます。行事を行うタイミングで集中して活動することもあれば、数ヶ月に1回といったペースで活動することもあります。小学校のPTA役員決め!選出方法は?小学校のPTA役員はいったいどのようにして決めるのでしょうか。立候補によってすべての役員が決まるのであればスムーズで良いのですが、現実的になかなかそうもいきませんよね。PTA役員の主な選出方法をいくつか紹介します。立候補を募る小学校のPTA役員の選出方法は、その学校によってさまざまです。保護者会当日に希望を募るケースもありますが、事前に保護者に対して紙が配られ、できる役員に「○」をつけて提出するよう求める学校も増えてきているようです。立候補の場合であれば希望する役を優先的に行うことができるという制度を設けている学校が多いようです。一方で人気の役に希望が集中する場合は、抽選を行うこともあるようです。選考委員による推薦で決める本部役員や学級委員などの場合は、選考委員による推薦で決めるケースが多いようです。推薦といっても役員決めをするときに急に名前をあげるのではなく、事前に相手に了承をとる形が一般的でしょう。役員選出期限までに、選考委員が推薦候補者に対し、電話などで丁寧に説得を行うことも少なくありません。くじ引き最近では、トラブルを防ぐために最初からくじ引きで決めるという学校もあります。公正を期すために最初からすべての役員をくじで決めるケースも多いようです。専門部(専門委員)などは比較的立候補する方が多いため、まずは立候補を募った上で、残った役員に対してくじ引きをするということもあるでしょう。役員選出の保護者会を欠席する場合役員を決める保護者会に、仕事や家庭の都合でどうしても参加できない方もいますよね。欠席することが事前にわかっている場合、立候補する役員を提出するよう求められることがあるでしょう。くじ引きで決める学校の場合は、代わりの人にくじを引いてもらい、決まったらそれに従うことを表記した委任状などを提出するよう求められることもあるようです。無断で欠席する場合や、本人と連絡が取れない場合には、どの委員にも振り当てられないケースもあるようです。こうしたことが不公平だという声も多く、しばしばトラブルに発展しているケースもみられます。子どもの学校生活に関わることなので、極力役員選出に協力することをおすすめします。最低限のマナーを守ることが、トラブルを避けるポイントでしょう。立候補がない限りくじ引き我が子が通う小学校では、各運営委員の委員長・副委員長は立候補がない限りくじ引きで決めます。特に子どもが一人目かつ1年生のママが委員長を引き当ててしまうと、本当に大変そうでかわいそうでした。くじ引きやじゃんけんで選出PTA選出の仕方は、立候補者を募り、複数いる場合はくじ引きやじゃんけんで決めていきます。立候補者がいない場合も、くじ引きで決めていきます。現在ではほとんどのお母さんが仕事をしているので、仕事を理由に免除することはできません。他学年の子どもの分で役員や委員を務めている場合は、同じ年度に重ならないようにしてもらいます。本部役員は一度経験すると次年度からの候補者から外れることができるので、やっておくと次年度から楽という声もあります。実際、私は上の子で学級委員を務めていますが、下の子の分では本部役員の候補者のひとりになるので、上の子で本部役員をしたほうが良かったのかなと思うところもあります。学年によって役員の決め方が異なります事前に希望を聞かれたうえで、立候補者多数の場合は上の子の学年はくじ引き、下の子の学年はじゃんけんで決定しています。年度初めに役員決めの集会があるのですが、欠席する場合は委任状で「集会に欠席した場合、そこでの全決定に従います」と同意させられます。現役員が、年度末までに次年度の役員を推薦するという動きもまれにあります。小学校のPTA役員でありがちなトラブル小学校のPTA役員と聞いただけで、気が重く憂鬱に感じてしまうという方も多いのではないでしょうか。学校によって保護者会の雰囲気は大きく異なりますが、お互いがけん制し合ったり、重い空気が流れたりすることもあるでしょう。PTA役員がなかなか決まらず、押しつけ合うことでその後の人間関係のトラブルに発展してしまうこともあります。役員が決まった後も、業務量が多く、役員会や打ち合わせに参加したくないと感じる方も少なくないようです。理由をつけて参加しない方がいると、不公平感から人間関係がこじれてしまうというケースもよくみられます。常識の範囲で活動をPTA活動というとさまざまなトラブルを耳にしますが、私自身はトラブルに巻き込まれたことはありません。強いてあげれば、フルタイム勤務の保護者が一度も会議に出席しなかった、お酒を飲んで会議に出席し決まったことに対して茶々を入れる人がいた、といったことが過去にあったようですが、PTA活動のトラブルというより、常識の問題という気がします。小学校のPTA役員の免除規定はある?PTA役員は任意参加としている学校がある一方、子どもひとりあたり1回は在学中に役につくよう制度化している学校も存在します。学校ごとの規定にもよりますが、以下のような場合は、PTA役員につくことを免除されるケースがあるようです。すでにPTA役員を経験済み在学中の6年間のうちに1回でも役員を務めた経験がある方は、その後は免除とされるケースがあります。ただし役員経験後2~3年などの期限つきで免除となる場合もあるなど、適用規定は学校によってさまざまです。父子家庭または母子家庭父子家庭や母子家庭など、子どもの預け先がなく現実としてPTA活動が難しいという環境を配慮して、PTA役員を免除となることがあります。ただし、父親や母親のひとり親世帯であっても、祖父母などの親族が身近にいて子どもを預けられる環境の場合には免除にならないことが多いようです。妊娠中もしくは未就学児がいる妊娠中の方や未就学児がいる家庭の場合、免除になるケースが多くみられます。ただし、免除対象となる未就学児の年齢は、学校によって異なるでしょう。介護が必要な家族がいる家族の中に要介護者がいるような場合、家を空けられないといった事情から、PTA役員を免除されることがあります。ただし、ひとり親世帯と同様に、近くに頼ることができる親戚や家族がいる場合には、免除対象とならないケースがあるようです。引っ越しの予定がある役員を決める時点で転勤や引っ越しなど、通っている学校を離れることがわかっている場合は、免除対象となることがあるでしょう。ただし、「引っ越しするかもしれない」というような、あいまいな状況ではその対象となりません。「子どもひとりにつき役員を1回」が原則ルール子どもが通う小学校では、基本的に子どもひとりにつき1回役員を引き受けなければいけません。さらに、小学校のPTAとは別に地区の役員も、基本的に子どもひとりにつき1回引き受けなければいけないため、我が家のように子どもが3人いると計6年間は小学校のPTAに属することになります。そこで、役員会(本部役員)になることで、子どもが何人いても2年間の任期を終えるとPTA役員が免除になると聞き、引き受けることにしました。実際に本部役員の活動が始まると思いのほか忙しく、週に2回程度は必ず学校へ行っています(各運営委員は月に1~2回程度だと思います)。忙しいとはいえ、子どもたちの学校での様子を間近で見られたり、先生方と近しくなれたりすることから、考えようによってはさまざまなメリットがあるなと感じていますよ。また、PTA役員を子どもひとりにつき一回引き受けるという決まりがあるとはいえ、1回も引き受けない(役員に決まっても定例会や活動に参加しない)まま卒業をしていく方もいるようですね。小学校のPTA役員の断る方法は?拒否しても良いの?昨今は共働き世帯が増え、フルタイムで働くママも珍しくはなくなりました。そのような環境に置かれていても、働きながらPTA役員をこなしているママが多いのが現状です。フルタイムの共働き世帯というだけではPTA役員を断ることが難しいかもしれませんが、勤務時間が極端に長い場合などは事情を理解してもらえることもあるでしょう。やむを得ない事情がありPTA役員を引き受けられない際は、その旨を選考委員や現在PTA役員をしている方に丁寧に説明するしかありません。伝え方がとても難しいですが、自分勝手な思いでやりたくないというのではなく、努力をしたもののどうしても引き受けることができない、という旨を伝えることが重要です。トラブルに発展することがないよう、偽った理由で回避しようとすることはやめておいたほうが賢明でしょう。フルタイムママも協力し合って参加PTA役員を務めている方の中にはフルタイムで働くお母さんもいます。仕事でどうしても委員会に出られない場合は、ほかの役員の方と交代で出席するなど、役員同士フォローし合いながら活動しています。PTA総会や保護者会はどんな服装が良い?会長や副会長などの役員や、保護者会で司会を受け持つ方の場合には、あらかじめドレスコードが伝えられることが多いようです。一方で、一般の保護者の服装について詳しく伝えられることはないため、何を着ていけば良いのか迷ってしまうママも多いのではないでしょうか。小学校にもよりますが、PTA総会や保護者会などでは比較的フォーマルに近い服装をしてくる保護者が多いでしょう。スーツで身を固めるほどまでのきちんと感は必要ありませんが、ジャージやスウェットなどの極端にラフすぎる格好は周囲からの印象を悪くしてしまうためおすすめできません。清潔感を重視したシャツブラウスとスカートのコーデや、ワンピースにジャケットスタイルなど、いわゆるオフィスカジュアル風の服装であれば問題ないでしょう。PTA役員になったときにどんな挨拶をしたら良い?PTA役員になると、PTA総会などで挨拶を求められることがあります。こうした場面で自己紹介などをする際には、短く簡潔にまとめ、明るく話すことがポイントです。挨拶に決まりはありませんが、基本的には「自己紹介+簡単な挨拶+決意+締めの挨拶」程度で十分でしょう。「初めてのことで至らない点も多いかと思いますが、皆様のお力をお借りして頑張りたいと思います。」といった簡単な挨拶でかまいません。ネガティブな印象を与えないよう、できるだけ前向きな言葉で締めるようにすると良いですね。小学校のPTA役員に関する体験談ままのて編集部に寄せられた、PTA役員に関する先輩ママの体験談を紹介します。ママ友からの情報が役職選びの鍵1年生と3年生の母です。PTAの役員はまだやったことがありません。我が子たちの小学校は全校生徒900人超で、子ひとりにつき在学中に1回以上は役員をやる決まりです。役員は学年委員、推薦委員などぜんぶで7種類あります。学校からの配布物だけでは、本当の中身はわかりません。なので年度替わりの前後に、おもに低学年かつ第一子のママたちが、高学年ママに話を聞いたりして情報収集することが多いようです。この時期は公園でママが集まると、「PTAの希望、どれにする?」とよく話題になります。年度ごとにメンバーが変わるため、仕事のやり方と効率の良し悪しが毎年変わるようです。「長」になる人が積極的で気が利く人だと、それだけでその役職はみんな楽だといいます。フルタイムで働いていても精力的に参加する人もいれば、立候補してなったわりには仕事を理由に定例会などにほとんど顔を出さないで終わる人もいるようです。ボランティア活動だけに、温度差はかなりあると聞きます。それゆえに、私のまわりではお友だち同士で前もって話をつけておき、一緒に立候補する人が多いですね。実際にお友だち同士で同じ役員をやっている人たちは、とてもやりやすそうです。PTA本部役員で書記を務めています私は現在、PTAの役員会(本部)に所属して書記を引き受けています。仕事内容は、役員会(本部)は、運営委員会(各委員会)の総括や、保護者へのお手紙作成、PTA会費などの集計、PTAサポーター(保護者が協力する環境整備や白衣修繕など)の振り分けなど、いわゆるPTAの運営といった活動でしょうか。各運営委員(地区や学年、広報など)は、それぞれ決められた内容に準じて活動しています。さまざまな考えや価値観の保護者の団体であるということからも、とても難しい組織なのでは…と活動を通して痛感しています。PTA活動の一年を振り返ってPTA活動全般で気になっているのは、情報共有の在り方です。PTAでは1年単位で人が変わっていくため、仕事の手順を記したマニュアルが存在しません。前任者の引継ぎがすべてで、横の連携もないことから、情報の伝達漏れがあったり、解釈が変わっていたりすることがありました。結果的に、別部署に同じ説明を繰り返す場面がたびたびあります。みんなが共通で知っておくべきことについては情報を一元化したり、基本的なマニュアルを作ったりしてもよいのではないかと感じています。情報ツールが一致していないことも、PTA活動をやりにくくしている要因になっています。今はスマホ、ガラケー、PCと使用しているツールがバラバラなため、全員同じタイミングで資料、メッセージ、スケジュールを共有できていません。みんなが全体の動きを見通せないまま、手探りで作業をすすめている現状です。そのせいでモチベーションもいまいち上がらないところがある気がします。ほかの学校ではPTA独自のホームページなどを作っている事例もあるようです。こうした良い事例を参考にしながら、スマートな運営ができればPTA活動の悪い面も少しは払しょくされるのではないでしょうか。PTA活動は忙しい、トラブルが起こる、活動に意味がない…などどデメリットが強調されがちですが、放課後や登校時の見守り、学校備品の整備、学校行事のサポートなど、PTAの活動自体はなくてはならないものです。また、空調設備が壊れるなどの学校の困りごとに対して「PTAが言っている」というと、教育委員会や行政が早く対応をしてくれるというメリットもあるようです。「PTAをなくす」という風潮ではなく、活動を効率化するための方策を考える風潮であってほしいなと思います。仕事をしている保護者が多いのが現状です子どもが通う学校では、PTA組織が常任委員と全体委員に分かれています。全体委員は学年委員、事業部、選考委員会で構成されています。専門部には広報部、総務部、保健環境部、交通部、地域安全部などの部が設けられています。常任委員は学年委員長、専門部部長、執行部、学校長が務めます。PTA役員として保護者に求められるのは全体委員、つまり学年委員と事業部の活動です。役決めは年度初めの懇談会で希望者を募り挙手制で行われます。PTAへの加入は任意ということですが、加入意思を問われることはありませんでした。PTA活動全般の取りまとめは、常任委員の中の執行部です。全体委員とは別組織として活動しています。役決めは選考委員や現執行部の推薦で行われます。各部門で行われる仕事の割り振り、PTA活動の配布資料作成、近隣住民との調整、PTA主催のイベントの運営、PTA連合会や自治体関連行事への参加などが主な業務です。活動任期は2年です。ママ友とのトラブルなど、経験者から大変だったと話を聞くことはありますが、私自身はまだ始動したばかりで大変さを感じることはありません。仕事をしているお母さんが多いことから、なかなか連絡が取れないということはあります。また、役員や委員を経験している保護者は、どの役職が楽なのか知っているので、自分からすぐに楽な役職に立候補する人がいると聞いたことはあります。PTA役員は貴重な経験のひとつPTA役員や委員というと、大変な仕事といったイメージや、人間関係などが複雑で面倒なものといったイメージを持っている方も少なくありません。必然的に人との関わりが増えるため、憂鬱で仕方がないという方もいるでしょう。しかし、PTA役員を担う時期は、子どもの人生に置き換えると長いようで短く感じられるかもしれません。「子どもや先生との関わりが増える」「我が子や学校について知ることができる」「仕事を楽しむ」といったポジティブな気持ちをもって関わることができると良いのではないでしょうか。幼稚園や保育園・小学校の保護者との関わりワーキングママ
2025年03月11日「小学校英語の授業って、実際どんなことをするの?」2020年度から本格的に始まった小学校英語。特に入学を控えた新1年生の保護者からは「ALTの先生との授業はどんな感じ?」「授業内容についていけるか心配」といった悩みの声がよく寄せられます。近年では、英語教育に力を入れている学校では1年生から授業を実施するケースも増えています。英語が苦手だった親世代にとって、子どもの英語学習に戸惑いを感じるのは自然なことかもしれません。しかしじつは、現在の小学校の英語教育カリキュラムは、初めての子どもでも無理なく取り組めるように工夫されています。3・4年生の「外国語活動」から始まり、5・6年生で教科としての「外国語科」へと段階的に進んでいく授業内容は、子どもの発達に合わせて丁寧に組み立てられているのです。本記事では、小学校教員として12年以上の経験を持ち、英語科専科教師としても現場で指導してきた筆者が、最新の小学校英語事情を徹底解説。授業の実態から育みたい力、具体的な学習内容まで、これからの小学校英語教育で保護者が知っておきたい情報を完全網羅します。小学校英語に対する不安を少しでも解消するヒントとなれば幸いです。なぜ小学生から英語?3つの大切な理由小学校英語教育が導入された背景には、主に3つの重要な理由があります。*11. グローバル化する社会で必要な力を身につけるため社会のグローバル化が進むなか、英語でのコミュニケーション能力の重要性が増しています。仕事や旅行だけでなく、さまざまな場面で英語を使用する機会が増えており、将来に向けた準備として、小学生の段階から英語を学ぶことが求められています。2. 子どもの柔軟な適応力を活かすため小学生の時期は、新しい言葉や文化を自然に受け入れられる柔軟性が高い時期です。この特性を活かして、英語を楽しみながら学ぶことで、より効果的な学習が期待できます。また、早い段階で英語に触れることで、異文化への理解も自然に深まっていきます。3. 音声面での習得に適した時期だから小学生の年齢は、英語の発音やリズムを自然に身につけやすい時期とされています。耳が敏感なこの時期に英語に触れることで、正確な発音やイントネーションを習得しやすいという利点があります。文部科学省が考える「小学校英語のゴール」とは?2020年度から小学校英語は、3・4年生では「外国語活動」として週に1回程度(年間約35時間)、5・6年生では「外国語科」という正式な教科として週に2回程度(年間約70時間)、必修科目として行なわれています。3・4年生では友だちと英語で話すことを楽しみながら、コミュニケーションの土台をつくります。5・6年生では、これに基礎的な英語力も加わり、中学校での本格的な英語学習につなげていきます。授業で育む「4つの力」小学校の英語教育では、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの力を、段階的に育んでいきます。以下に、学年ごとの目標をご紹介します。*1【聞く力】音声や基本的な表現に慣れ親しむ中学年:ゆっくり話された簡単な単語や表現を聞き取る。高学年:日常生活に関する具体的な情報や短い話を理解する。【話す力】やり取りと発表中学年:基本的な挨拶、実物を見せながらの簡単な発表をする。高学年:自分の考えや気持ちを整理して伝える、その場でやり取りをする。指示や依頼。実践的なコミュニケーション場面での対応をする。【読む力】アルファベットや簡単な語句に親しむ中学年:文字の音を聞いて認識する程度。高学年:活字体の文字を識別して読む。音声で慣れ親しんだ表現の意味を理解する。【書く力】なぞり書きから始める中学年:文字は補助的な扱い。なぞり書きから始める。高学年:大文字・小文字を書く。語順を意識しながら書き写す。例文を参考に簡単な表現を書く。重視されるポイント小学校英語で最も重視しているのは、英語の知識や技能だけではありません。「英語を使ってコミュニケーションをとろうとする気持ち」や「異なる文化への興味・関心」を育てることを特に大切にしています。なかでも重視されているのが、「間違いを恐れずに英語を使ってみよう」という態度です。完璧な英語を目指すのではなく、相手に自分の思いを伝えようとする気持ちを育んでいきます。実際の英語授業ではこんなことをしています3・4年生:英語の音と会話を楽しく学ぶ時期3・4年生の外国語活動では、英語の音やリズムに親しみながら、簡単な挨拶や自己紹介などの基本的な会話を学びます。英語の歌やゲーム、友だちとの会話を通じて、楽しみながらコミュニケーションの基礎を身につけていきます。この時期は特に「聞く」「話す」活動を中心に、間違いを恐れずに英語を使う態度を育てることを重視しています。 3年生の学習内容場面・目的学ぶ表現例あいさつHello. Hi. I’m (Hinata). Good bye. See you. など気分How are you? I’m (happy). など数How many (apples/balls/circles)? (Three) apples. Yes./No.That’s right. Sorry. など好きなものI like (blue/soccer/onions). Do you like (blue)?Yes, I do./No, I don’t. I don’t like (blue). など何が好き?What do you like? What (sport/food/fruit) do you like? など大文字アルファベットA to Z, The “A” card, please. Here you are.You’re welcome. などカードWhat do you want? (A pink star), please. This is for you.Thank you. You’re welcome. などこれなあに?What’s this? Hint, please. It’s a (fruit/green/big).That’s right. など絵本Are you a (dog)? Yes, I am./No, I’m not. Who are you?I’m (a dog). Who am I? など4年生の学習内容場面・目的学ぶ表現例世界のあいさつHello. Good morning/afternoon. Finland(Terve), China(你好).Good morning. など天気How’s the weather? It’s (sunny). Let’s (play cards).Yes, let’s. など曜日What day is it? It’s (Monday).I play (soccer) on (Sundays). など時間What time is it? It’s (6) o’clock. It’s (8:30).How about you? など文房具・もちものDo you have a pen? I have (three) (pencils).This is for you. など小文字アルファベットa to z, How many letters? Do you have (a ‘b’)?That’s right. などほしいものWhat do you want? I want (potatoes). How many?(Two), please. などお気に入りの場所Go straight. Turn right/left. This is my favorite place.I like (music). など一日の生活I wake up (at 6:00). I eat breakfast (at 7:00).I go to school. など 5・6年生:少しずつ読み書きも始まる時期5・6年生では、アルファベットの読み書きや600-700語程度の語彙を学びながら、身近な話題について英語で伝え合う力を育てます。自己紹介や日常会話、時刻や値段の読み取りなど、実践的な場面を想定した活動が増えていきます。「聞く」「話す」に加えて「読む」「書く」も少しずつ始まり、学校生活や地域に関することなど、より幅広い話題について自分の考えや気持ちを英語で表現できることを目指します。5年生の学習内容場面・目的学ぶ表現例自己紹介・好きなものMy name is (Hayashi Natsuki). Please call me (Natsu).I like (baseball). What (sport) do you like? など誕生日・欲しいものMy birthday is (January 1st).What do you want for your birthday? I want (shoes). など教科・時間割What do you have on (Mondays)? I have (Japanese).I want to be (a teacher). などできること・人物紹介[I/You/He/She] can/can’t (play soccer).Can you (run)(fast)? This is (Aya). など道案内・位置Where is (the station)? Go straight. Turn (right).It’s (in) (the park). などレストラン・注文What would you like? I’d like (pizza). How much is it?It’s (600) yen. など町紹介We have/don’t have (a restaurant).We can enjoy (watching games). I love my town. など憧れの人Who is your hero? My hero is (Otani Shohei).He/She is good at (playing baseball). など6年生の学習内容場面・目的学ぶ表現例自己紹介・宝物I’m (Chiba Haruhi). Where are you from?I live in (Tokyo). My treasure is (this bag). など日本文化紹介Welcome to my town. We have (hanami) in (Japan).What do you like about Japan? など日常生活・頻度What time do you (usually) (get up)?I (always) eat (apples) for (breakfast). など思い出・過去形What did you do (last weekend)?I went to (the beach). It was (fun). など行きたい国・場所Where do you want to go?I want to go to (Italy). You can see (the leaning tower). など世界とのつながり(New Zealand) is in Oceania.Where is it from? Can you guess? など動物・環境問題What do (pandas) eat? Let’s save the (sea turtles).We can (use eco-friendly bags). など将来の夢What do you want to be? I want to be (a vet).I want to study (English) hard. など 授業ではこんな工夫がいっぱい!実際に使える!コミュニケーション重視の学習スタイル小学校の英語授業では、単なる暗記や機械的な練習ではなく、実際のコミュニケーションの場面を想定した活動を重視しています。特に中学年では、音声を中心とした活動を行ない、高学年で徐々に文字を導入しながら、相手を意識して伝え合う活動を重視。ジェスチャーなども活用しながら、ペアワークやグループワークを通じて、実践的なコミュニケーション能力を育てていきます。ALTの先生と過ごす、生きた英語の時間小学校の外国語教育では、子どもたちをよく理解している学級担任または英語科専科教師が中心となって授業を進めることが基本となっています。そのうえで、子どもたちが生きた英語に触れる機会を確保するため、ALTなどのネイティブスピーカーや地域の英語人材との連携を図っています。学級担任や英語科専科教師は英語を第二言語として話すロールモデルとして、ALTなどのネイティブスピーカーは発音や表現技法の見本として、それぞれ役割を果たします。また、実際のコミュニケーション活動をデモンストレーションすることで、よりわかりやすく示すことが可能です。なお、ALTが来校する頻度は自治体により大きく差がある状況となっています。デジタル教材で、楽しく分かりやすく現在、小学校で使用されている6社の教科書には、すべて指導用・学習用デジタル教科書が付属しています。教師はこれらのデジタル教材を活用して授業を進めており、音声や映像を通じて英語圏の文化や英語の発音や表現を学びます。実際のコミュニケーション場面のモデル提示や、ネイティブスピーカーの音声教材としても活用し、より実践的な学習環境をつくっています。また、子ども自身もタブレットを操作しながら、発音の確認やクイズ形式の問題に取りんだり、また自身の発表のツールとして使ったりすることができます。子どもの成長を支える3つのポイントここまで見てきたように、小学校英語では「コミュニケーションをとろうとする気持ち」「異なる文化への興味・関心」、そして何より「間違いを恐れずチャレンジする態度」を大切にしています。では、保護者としてどのようにお子さんの学びを支えていけばよいのでしょうか。現場の教師たちの実践から見えてきた、効果的な3つのサポートポイントをご紹介します。1. 「伝えたい!」という気持ちを大切にもし子どもが「うまく言えないかも……」と躊躇していたら、「完璧な英語」は必要ないことを伝えてあげてください。大切なのは「伝えようとする気持ち」です。間違いを恐れずチャレンジする姿勢を、温かく見守ってあげましょう。2. 世界への好奇心を育む英語の学習を通じて、お子さんが「外国ってこんなふうなんだ!」「日本と同じところもあるんだね」など、新しい発見をする場面があるはずです。そんな気づきや感動に共感し、世界への興味を一緒に広げていってください。3. 「楽しい!」という体験を大切に小学生のうちに言葉を学ぶ楽しさを体験することで、中学校以降の本格的な学習への意欲が育ちます。これは英語だけでなく、新しいことを学ぶ際の大切な土台となります。子どもが感じる「楽しい!」という気持ちを、ぜひ一緒に喜んであげてください。***小学校英語は、子どもたちの発達段階に応じて丁寧に設計されています。歌やゲーム、友だちとの会話を通じて、自然に英語に親しみ、コミュニケーション力を育んでいきます。この時期の英語との出会いは、子どもの視野を広げ、新しい世界への扉を開くすばらしい機会となるはずです。英語を通じた学びが、グローバルな視野を育む楽しい経験となるよう、温かく見守っていきましょう。(関連記事)StudyHackerこどもまなび☆ラボ|鉛筆の「持ち方」と「筆圧」に要注意!入学後の学力を左右する意外な理由を小学校教師が解説StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「自分の名前だけ書ければいい」はウソ?12年間の教室で見てきた入学準備の大切さStudyHackerこどもまなび☆ラボ|小学校英語、うちの子ついていける?学年別”家庭でできること”ガイド(参考)文部科学省|小学校学習指導要領外国語活動・外国語編【ライタープロフィール】未来先生(みらい・せんせい)小・中学校の教員免許をもち、公立小学校で12年間、担任や英語の英語専科教員として2,000人以上の子どもたちと関わってきました。英や米への留学経験あり。これまでの経験や2人の男の子の育児をもとに、子どもたちが輝くヒントをお届けします。
2025年02月15日先日、とあるメッセージが届いたのです……。通知の段階で読める文章で判読できたのは、どうやら「来年度の地区の役員をやってほしい」という内容。春に今の家に引っ越してきたのですが、それ以前住んでいた場所では、子ども会などが存在せず、地区の役員などはなかったので、人生で初めての地区役員……!まだ全然地区に慣れてないし、土地勘もないのに……。果たして自分に務まるのか? 不安……。正直イヤすぎる……!一度スマホから離れてお風呂に……。お湯に温まりつつ、決意を固め(大げさ)。決意が鈍らないうちに、一気に返信しました!!!一度返事をしたら「やるしかない」という気持ちに。このことを旦那に話したら……。「どうせOKならすぐ返事しなよ」と言われましたが、ちょっとね、ちょっとだけ考える時間がほしいのよ~。これって自分の中では“あるある”なのですが、皆さんはどうですか?ともかく来年度から初地区役員、がんばります。
2025年02月15日話題のドキュメンタリー『小学校~それは小さな社会~』よりメイキング映像が解禁された。本作は、イギリス人を父に、日本人を母に持ち、日本の公立小学校に通った山崎エマ監督が小学校に密着したドキュメンタリー。また、本作から生まれた短編版『Instruments of a Beating Heart』がアカデミー賞「短編ドキュメンタリー部門」のショートリストに入った。日本人監督による日本題材の作品がこの部門で候補に入るのは初である。この度解禁されたメイキング映像では、山崎エマ監督が日本の公立小学校に1年間密着し、コロナ禍での教育現場を撮影する様子が捉えられている。撮影は2021年4月から1年間、150日、700時間にわたり行われ、監督自身の小学校滞在時間は4,000時間に及んだ。主に1年生と6年生を追った映像には、子どもたちの生き生きとした学校生活や、困難な時期に教育に悩む教師たちの姿が収められている。山崎監督は「日本の教育に光を当てたいと思い続けて10年、このような形で作品が注目を浴び、感無量です」とコメントし、「社会の未来を作ってくださっている教育関係者の皆様に敬意を表します」と語った。12月13日(金)より公開後、山崎監督は毎日舞台挨拶を行っており、連日盛況が続いている。山崎エマ監督コメント日本の教育に光を当てたいと思い続けて10年、このような形で作品が注目を浴び、感無量です。世界中の教育現場で、日々次世代の育成に向き合い、社会の未来を作ってくださっている教育関係者の皆様に敬意を表します。これは、中学生の頃から映画監督を目指し、情熱と覚悟をもって音と映像で何かを伝える自分流のドキュメンタリー制作と向き合ってきたご褒美と思いつつも、これからさらに精進していきたいと思います。今の自分を作ってくれた家族や仲間、撮影時はお腹の中にいて日々もっと良い未来に貢献していきたいと思わせてくれる息子、本作を一緒に制作したチーム、そして撮影にご協力頂いた多くの方々に感謝申し上げます。『小学校~それは小さな社会~』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:小学校〜それは小さな社会〜 2024年12月13日より公開© Cineric Creative / NHK / Pystymetsä / Point du Jour
2024年12月21日小学生や中学生の頃に、学校の課題などで、自分の将来の夢を考える時があるでしょう。子供からすると、現実味のない遠い先の話。特に興味のあることがないと、何を書けばいいのか迷ってしまいますよね。小学1年生の将来の夢に、感動する人が続出小学1年生の息子さんを持つ、父親の@b767777787797さんは、ある1枚をXに投稿しました。投稿者さんが写真に収めたのは、息子さんの将来の夢が書かれた、学校の課題プリント。そこに書いてあった息子さんの夢は、父親である投稿者さんにとって、とても喜ばしい内容だったのです。感動の声が続出した、息子さんの将来の夢が、こちら。「ぼくのしょうらいのゆめは、パイロットです。こうど10000フィートでとんでみたいです」投稿者さんの職業は、息子さんの夢と同じパイロット。そう、息子さんはパイロットである父親に影響され、自分もパイロットになりたいと書いたのです!家にいる時は、優しい父親。しかし、仕事をする時は、多くの人の命を預かり、飛行機を操縦して大空を駆け巡る、パイロットです。息子さんには、そんな父親が輝いて見えていたのでしょう。小学1年生の『将来の夢』に、ネットでは称賛の声が相次ぎました。・素敵なお話に心が温まりました。・これは泣ける。・立派な後継ぎができましたね。・陰ながら2人を応援させてください!息子さんのプリントを見た投稿者さんは「この仕事をしていてよかった、この子の父親を精一杯やっていてよかった、これからも仕事を頑張ろうって心底思った」と、想いをつづっています。もしかしたら近い将来、親子で飛行機を操縦する日が来るかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年12月06日子供が幼いうちは、親のサポートが必須ですが、いつか逆転する日が来ます。力仕事やスマートフォンの設定など、親側が成長した我が子に頼ることもあるでしょう。親の相談に応えた結果?完成した箱に反響地域住民の援助などを行う、民生委員の母親から「小学校の行事でクジ入れを作るんだけど…」と相談された、井上嘉和(@inoue_yoshikazu)さん。「ダンボール箱に穴を開けるだけ」といわれたのですが、工作が得意な井上さんからすると、それだけでは気が済みません。張り切って制作に取りかかった結果、完成したクジ入れがこちら!「2時間ほどで『悪いクジ入れ』を作ったので、仕事に戻ります」ダンボールに顔が付いて、今にも動き出しそうなクジ入れになっていました…!実は、カメラマンを生業としながら、ダンボールでお面を制作し、ワークショップも開催している井上さん。節分の時期に、ダンボールと画用紙で鬼の顔を作ったのをきっかけに、フルフェイス型のお面の工作に、夢中になっていったといいます。制作したお面をInstagramなどで公開しており、中にはこんな迫力のあるお面も!技術力が高い井上さんに任せたからこその結果には、吹き出した人々から多数のコメントが寄せられました。・食われそうでドキドキ。これは小学生が盛り上がる。・2時間でこれを作ったの!?すばらしいボランティア精神。・イタリアの教会にある、石版の『真実の口』みたい。子供たちが手を入れやすいよう、下の前歯がないのが優しいね。・なんて悪い顔をしたクジ入れ。お母様に怒られていないといいな~。・大人の本気、大好き。子供たちがキャーキャーいいながらクジ引きをしている光景が頭に浮かんだ。今まで見たことがないタイプのクジ入れに、子供たちは目を丸くしたことでしょう。クジの結果以上に、心が揺さぶられる箱だったかもしれません![文・構成/grape編集部]
2024年11月30日たくさんの生徒たちに学校で勉強を教えている、教師たち。しかし、それだけが仕事ではありません。生徒たちに寄り添い、人生の先輩として笑顔を守ってくれているのです。…そして時には、その保護者にも笑顔を届けてくれているようです!小6の『理科のテスト』に、教師がひと言小学6年生の我が子を育てる、母親の@jp164cmさん。ある日、子供が持ち帰ってきた理科のテストを確認したところ、学校の先生に対して心からこう思ったといいます。「先生、ツッコミをありがとう…!」我が子と小学校の先生は、決して漫才をしていたわけではありません。しかし、水溶液が何かを当てる問題を見ると、先生は愛と優しさのあふれるツッコミを入れてくれていたのです…!「食べたいの?寒い日はおいしいよな!」リトマス紙の変化や蒸発させた結果、匂いなどの情報から、子供が導き出した答えは…なんと『雑炊』!小学校の理科の実験で、雑炊を使用することはないでしょう。なんとか解答欄を埋めるべく、頭の中に浮かんだものを記入したのかもしれません。採点をした先生も、なぜその解に至ったのかを考えた模様。そして、こう思ったようです。「雑炊で頭がいっぱいだったんだろうなあ」と…!子供はたくさん食べて寝るのも仕事のうち。結果的にバツではありますが、「今後もすくすく育ってくれるだろう」という安心感はありますね![文・構成/grape編集部]
2024年10月29日YouTubeの視聴者からの悩み相談が好評な、タレントの藤本美貴さん。毎回、さまざまな悩みが寄せられ、藤本さんの爽快な回答が評判です。子供と接する職業の人から悩みを募集したところ、小学校の教師や保育士などから相談が届きました。その中でも、藤本さんが「えっ…」と不快感をあらわにした、驚きの相談がこちらです。小規模な公立小学校に勤務しています。保護者の宿題の要望が強いことに困っています。通常の宿題に加えて、親御さまがお子さまに秘密で担任に渡してきた問題集があり、「それを宿題としてうちの子に渡してください」という要望がありました。一度宿題を渡し忘れた時に、その親御さまからクレームのお電話がありました。採点と指導は担任の仕事になっています。「今日も21時まで働きます」と送ってきた相談者は、「塾や家庭教師などの選択肢がないような場所なので、多く勉強するには学校か家庭学習しか選択肢はない」と勉強環境について補足。今まで、担任の先生たちがずっと続けてきたことなので、「やめる」とはいいづらく、先輩たちは「問題になるから続けましょう」といっているそうです。親目線でのアドバイスを求められた藤本さんは、このように返しました。その子に合わせてっていうのは学校がやることじゃないじゃん。オーダーメイドみたいな。それは塾か家庭教師なのか、親がやるしかないよね。それはしんどいですね。でも先輩もよくないよね。「問題になるからやりましょう」ってさ、それが問題ですよって感じだよね。強い気持ちでやめますっていえるかどうかだよね、あとは。子どもと接する職業の方からのお悩み集めてみました!!【ミキティ人生相談】ーより引用藤本さんは「そんな人いるんだって感じ。意味が分からないもん」と、保護者の勝手な注文に嫌悪感を示します。そして、学校内で新たな問題点となるのではと、心配をしました。ほかの子には教えてないわけじゃないですか。それはそれで「差別になるんじゃないですか」っていう親が出てきても今度はおかしくないですよね。学校で話し合って一斉にやめたほうがいいですよね。やるならほかの子にもやってあげるかだよね。子どもと接する職業の方からのお悩み集めてみました!!【ミキティ人生相談】ーより引用この相談には、コメント欄でもさまざまな声が上がっていました。・本当にそんな人いるんだ…。校長先生とかから禁止令などを出してほしい。・小規模な学校だからといってラクではないし。ミキティに管理職になってもらいたい。・教員の仕事だけでも大変だろうと思うのに、秘密の宿題だなんて…。・そんな親がいるとはびっくり。絶対に断ったほうがいいと思う。・親の怠慢でしかない…。その子だけ特別扱いにするのはおかしい。「私だったら最初からやらないですけどね」と話していた藤本さん。環境の違いはあれど、改めて学校という場はどのようなことを目的としているのかを見直してもらいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年10月16日小学校の先生として働く日々を、漫画に描いている、あみたろう(amitaro_t)さん。ゆるいイラストで描かれた、あみたろうさんと児童たちとの日常に、多くの人が癒されています。『自分の分身』ある日の、図工の授業で行われたのは、人型の用紙に絵を描いて、自分や家族の分身を作るというものでした。児童はそれぞれ、自分や家族などの絵を自由に描き、あみたろうさんに提出します。すると、ある女の子は自分だけでなく、あみたろうさんの分身も作ったのだとか。喜ぶあみたろうさんは、自分の分身を受け取ろうとするも、女の子は「あみ先生のほうは、お家に持って帰ってもいい?」と切り出します。あみたろうさんが、理由を聞くと…。「お家でさびしくなった時、いつでも先生に会えるでしょ」あみたろうさんの分身を持ち帰りたい理由は、家でのさびしさを紛らわすためだったのです!女の子の、純粋でかわいらしい理由に、あみたろうさんも思わず感激。きっと大声で、「尊い!」と叫びたかったことでしょう。さびしくなった時に、会いたいと思われるような、あみたろうさんの人柄も素敵ですよね。図工の時間に起きた、心温まるエピソードに、ネットではこのようなコメントが寄せられています。・世の中、天使だらけなんですね!・え、小学1年生ってこんなにかわいいの…。・家でも先生に会いたいだなんて、先生冥利に尽きますね。・素敵すぎる!子供の、純粋な気持ちが尊いですね。あみたろうさんは、女の子の言葉を聞いて「発想が実に『尊』でした」とつづっていました。これほど愛されているのも、あみたろうさんが日頃から、児童たちに愛情をもって接しているからなのでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年10月08日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です。2018年にドイツで誕生したわが家の一人息子、フリッツ君。早いもので……。2024年2月に6歳になり、同年9月から小学校に通い始めました! ご存じの方も多いと思いますが、日本と違ってドイツでは入学式が9月です。小学校生活の基本的な情報や保護者同士の顔合わせなどがありましたが、その中でも印象的だったのは担任の先生による「児童たちの遺失物」についての説明でした。「どうしてそんなものを失くしちゃうの?」なんて責めることはできません。私も子どもの頃、身に着けていたものを本当にうっかり失くしていましたので…。しかし、この続きの説明にそんな私もびっくり。いくらなんでもそんなこと、ありえる!?(笑)ちなみに「ランドセル」は日本独自の文化ですが、ドイツにも「スクールリュックサック(意訳)」という専用のカバンがあり、いろいろなデザインのものが売られています。イラストのように大きくてポケットがいっぱいあって、子どもたちのスクール用品がなんでも入るようになっています。そして最大の謎は、持ち主が現れないこと……。フリッツ君は今のところリュックサックや外靴を忘れたことはありませんが、きちんと毎日チェックしています。何をどこでいつ失くすか、子どもたちは大人の想像の範囲を軽々と超えてきますからね!(笑)
2024年10月01日多くの小学生が夏休みに取り組む、自由研究。子供が興味の赴くままに、好きなことや気になることを探求する姿は、見ているだけで頼もしく感じるものです。小1の自由研究が「将来有望すぎる」2024年9月1日、いもす(@imos)さんは、息子さんの自由研究の写真をXに投稿。その内容に驚かされる大人が相次ぎました。小学1年生の息子さんが、この夏初めて取り組んだ自由研究のテーマは『強い橋を作る』というもの。ブロック玩具の『LaQ(ラキュー)』を使って、いろいろな形の橋を作成。どんな形にすると頑丈な橋になるのかを、検証をしたそうです。まず最初に息子さんが作った橋が、こちら。三角形の組み合わせたような構造の『トラス橋』!トラス橋は、橋桁(はしげた)を三角形の集合体のような『トラス構造』で補強した橋で、鉄道橋などによく見られますよね。このままでも十分にすごいのですが、息子さんの目標は『1kgの重さに耐える軽い橋』というものでした。そこで、夏の間は毎朝学童保育に行く前に橋を作り続け、最終的に『普通には見ない橋』を作り上げたといいます。息子さんがたどり着いた『強い橋』が、こちら!実験を重ね、ついに目標の『1kgに耐える軽い橋』を作ることができた、息子さん。1kgの重さにも耐えるだけでなく、最初に作ったトラス橋の半分以下の軽さを実現したそうです。息子さんの柔軟な発想と探求心に、多くの人が感心した模様。投稿には称賛の声が続々と寄せられていました。・初手でトラス橋はすごい。将来有望すぎる。・これは大学の建築学科で出題される課題レベル…。・素晴らしい探究力!小学生でここまでの挑戦をするのはすごいです。いつの日か、息子さんのデザインした建築物が、世界のどこかに建設され、人々をつなぐ架け橋になる…かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年09月03日近年は、「(地元の)学校に通うことだけが選択肢ではない」といった視点が主流になりつつあると話すのは、花まるエレメンタリースクールの校長“はやとかげ”こと、林隼人先生。子どもが学校に行かなくなった時に親がどうすればいいのかお話を伺います。■子どもが学校に行かないのは母親のせい?楢戸:子どもが「学校に行きたくない」と言いはじめたとき、ママは「私の育て方が悪かったからではないか」とか「辛い気持ちに気がついてあげられなかった私が悪い」と、自分を責めてしまうことも多いと思います。はやとかげ:そんなことは、全然思わなくていいですね。まったく‼ こう僕が声を大にして伝えたいのは、「学校に行けない子どもに遠慮している親御さん」に数多く出会ってきたからなんです。「学校に行きたくない」と言われれば、誰もが不安になるでしょう。でも「学校に行けない」という問題はあるかもしれないけれど、卑屈になる必要はまったくありません。「そうか、学校に行きたくないんだね」と、落ち着いて事実を受け止めて欲しいと思います。不登校の根底の原因は、多くの場合は人間関係です。人間関係での傷は、人間関係でしか癒やせないんです。だから、お母さんひとりだけで抱え込んでどうにかなる話ではないということは、心しておいて欲しいと思います。楢戸:では、親は何もできないのでしょうか?はやとかげ:何かできるとすれば、お母さんの失敗談や辛かったときのことを話すのがいいと思います。たとえば、「お母さん、小学校のときにグループのなかで仲間外れにされたことがあってね。そのことを高校生のときまで誰にも言えなかったんだ」。こんな話をしてあげられたら、子どもは安心して、もしかしたら本音が出てくるかもしれません。■不登校の理由に嘘をつく子どもはやとかげ:一方で、もうひとつお伝えしたいことがあります。それは、子どもの言うことをすべて真に受けないということです。楢戸:子どもが言うことを真に受けてしまうのは、良くないのでしょうか?はやとかげ:時にはクリティカルシンキング(批判的思考)も必要だという話です。たとえば、不登校の「表向き」の理由で多いのは、「うるさい音が苦手」や「先生と合わない」といったことです。音に対しての感覚過敏や先生という理由は、子どもにとって言いやすいんです。「何と言えば大人が納得するのか」ということを、子どもは真剣に考えています。僕らは子どもたちと接するときに多大なリスペクトを持っていますが、「子どもは嘘をつく」という大前提も忘れてはいません。だから、「これは、嘘だな」とわかるんです。楢戸:子どもは嘘をつく!?はやとかげ:僕も「元・子ども」なので、よくわかります。子どもの頃は、その場逃れの大嘘をよくついていました。僕の周囲にいた友だちだってそうです。そして、(嘘をついていることを)気づいてもらえると、じつはホッとしたりもしていました。だから僕らは子どもと接するときに、本当にド直球で「それ、違うだろ」と真実を突いて、彼ら・彼女らを解放してあげることもあるんです。これは、子どものためです。子どもの側も、嘘を見抜いてもらえないと大変です。最初は少しごまかすつもりが、気づいてもらえないと、雪だるま式に嘘をつき続けなければなりません。想像してみてください。嘘に嘘を重ねていく時間の重さを。真実を突いてもらえれば、そんな時間からは解放されます。だから、僕らが気づいてあげて、「いや、お母さん。これはそんな大きな話ではなくて、シンプルな話です」と実情を話しつつ、状況を整理していくこともあります。昔は、子ども同士で結構そういうことをやっていたんです。リーダー格の子が、「お前、嘘つくなよ」などと言ってくれた。それに似た感覚で、真実を突き、本人を解放してあげることで状態が良くなる子もいます。■学校を休む目安は?楢戸:今みたいなエピソードを伺うと、「たしかにママだけでは難しいな」と感じます。「(学校以外の)他の選択肢を探す」という段階と、「ちょっと学校を休ませて、少し様子をみてみる」という段階。この時期の見極めは、どうしたらいいでしょうか? はやとかげ:1ヶ月半をひとつの目途にしてください。学校を休んでゆっくりさせたのは良かったけれど、1ヶ月半を過ぎてくると、「ここからはコンディションが下がってしまう一方」みたいな段階が来ます。楢戸:学校に行かない期間が長引くと、保護者にも焦りが出てくると思います。はやとかげ:1ヶ月半が経ってしまう前から、(学校以外の)他の選択肢に目を向けはじめるという感覚を持てていると、楽ですね。「地元の学校に通う」ということが野球だとしたら、スポーツはサッカーやバスケット、バレーやテニスなどいろいろある、そんな感覚です。継続的に通うかどうかは一旦置いておいて、学校以外の居場所に見学に行ってみることもおすすめしています。学校に「行く」「行かない」という2択の中で子どもを追いつめるのではなく、他の選択肢があることを知るだけで、「やっぱり学校に行くわ」と言い出す子どももいます。「海外に行ってみたら、日本の良さがわかった」というのに似たイメージかもしれません。 視野を広げるという意味でも、家に閉じこもりっきりになるのではなく、さまざまな教育機会に触れるのは良いことだと思います。【POINT】不登校はけっして本人やママのせいではない! 学校に行きたくない理由は嘘をつくこともあるので、クリティカルシンキング(批判的思考)も忘れずに。最初の1ヶ月半の間に学校以外の居場所を探してみよう!経験値に基づいたはやとかげ校長の言葉には、説得力がありました。次回は、ママやパパがテンパらないために大切なことをまとめてご紹介します。【花まるエレメンタリースクールとは?】花まるエレメンタリースクール(通称・花メン)は、学校に行かない選択をした子どもたちのためのフリースクールです。写真は実際の花メンの子どもたち。全員が不登校の経験があるとは信じがたい、生き生きと自信にあふれた表情です。●「花メン」の日々の様子: インスタグラム 林 隼人(はやし はやと)プロフィール花まるエレメンタリースクール校長、ファッションブランド「ノットイコール」代表、農業×ビジネス教室「みんなビレッジ」主宰。元中学校教諭、サッカー日本代表 川島永嗣と立ち上げたグローバルアスリートプロジェクト学長を経て、高濱正伸との運命的な出会いがあり現在に至る。親と離れて暮らす社会的養護の子どもの人権活動にも取り組んでいる。
2024年08月29日夏休みも終わりが見えてきました。お子さんは、2学期を楽しみにしていますか? じつは、この時期は「学校に行きたくない」と言いはじめる子どもが多い時期でもあるのです。 もし、子どもから「学校に行きたくない」と言われたら、どうしたらいいのでしょうか? 学校に行かない選択をした子が通うフリースクール「花まるエレメンタリースクール」の校長“はやとかげ”こと、林隼人先生にお話を伺いました。林 隼人(はやし はやと)プロフィール花まる学習会の30年のノウハウが詰め込まれた「花まるエレメンタリースクール」校長で、ファッションブランド「ノットイコール」代表、農業×ビジネス教室「みんなビレッジ」主宰。元中学校教諭、サッカー日本代表 川島永嗣と立ち上げたグローバルアスリートプロジェクト学長を経て、高濱正伸との運命的な出会いがあり現在に至る。親と離れて暮らす社会的養護の子どもの人権活動にも取り組んでいる。【花まるエレメンタリースクールとは?】花まるエレメンタリースクール(通称・花メン)は、学校に行かない選択をした子どもたちのためのフリースクールです。写真は実際の花メンの子どもたち。全員が不登校の経験があるとは信じがたい、生き生きと自信にあふれた表情です。花メンでの学びについては、連載3本目でご紹介します。●「花メン」の日々の様子: インスタグラム ■「学校に行きたくない」は誰にでも…!? 不登校の現状楢戸:子どもに「学校に行きたくない」と突然言われたら、保護者は驚きます。そんなとき、まずはどんな声かけをするのがいいのでしょうか?はやとかげ:大前提として最初に知っておいて欲しいことは、「学校に行きたくない」という状態は、誰にでも起こりえるということです。近年、不登校は増加の一途で、社会的認知も進んできました。楢戸:たしかに、そうですね。内閣府の資料(※1)にもあるとおり、不登校の子どもたちは約30万人に達しており(令和4年度)、前年度から約22%も増加しています。小学校35人学級で考えてみると、不登校・不登校傾向の子は4.5人、約12%を占めることになります(※2)。特別支援教育が必要な子どもたちよりも数としては多いのですが、これまでは可視化されてきませんでした。はやとかげ:大人は、子どもが「学校に行きたくない」と言いはじめたら、理由を探したくなりますが、本人も理由が言語化できていない場合も多々あります。「社会に出たら、嫌なことはいっぱいある。頑張って学校に行きなさい」などと励ますお父さんもお見受けしますが、いまの時代、(地元の)学校に通うことだけが学びの選択肢ではないということは知っておいて欲しいと思います。■国が認めてる「学校以外」の選択肢楢戸:国の方向性を知っておくことも大切ですね。少し難しい話となりますが、大切な部分なのでご紹介すると、2017年に施行された通称「教育機会確保法」(※3)では、国や自治体に下記の措置を求めています。●学校以外の場における不登校児童生徒の学習活動、その心身の状況等の継続的な把握に必要な措置●学校以外の場での多様で適切な学習活動の重要性に鑑み、個々の休養の必要性を踏まえ、不登校児童生徒等に対する情報の提供等の支援に必要な措置要は、教育機会確保法成立以後は、国の登校支援の考え方が「学校復帰が前提」から、「学校に行けない子どもに休養を与え、学校以外の場での学びの重要性を認識していく」という方向に変化しているんです。【POINT】(地元の)「学校に行く」一択ではなく、「いろんな場での学び方を試してみる」という選択肢を国が認めていることを知っておく。■学校を休ませたら癖にならない?楢戸:国の方向性を理解した上で、具体的なケースで考えてみます。「おなかが痛くて学校を休みたい」と本人が言っていても、親なら明らかに仮病だと気づく場合もあります。そんなとき、「1回休ませたら、それが連続するんじゃないか」という不安はあると思います。はやとかげ:ひとつ言えるのは、「おなかが痛いから休みたい」と言っているときは、子どもにとってはすでに結構ギリギリのSOSだということです。「仮病でしょう」などと言って本人の気持ちを真っ向から否定するのではなく、まずは「どうしたの? 何があったの?」と聞いてみて欲しいと願います。■不登校の理由を一番知られたくないのは?はやとかげ:たくさんの不登校だった子どもと出会ってきた肌感覚から話をさせてもらいます。最初の面談で、「どうして学校に行きたくないの?」と聞いたときと、子どもが元気になってから本音を聞けたときとでは、学校に行きたくない理由が違うんです。本音を聞いている僕らからすると、学校に行きたくない理由の根底には、人間関係の問題があります。でも、子どもの立場からすると、人間関係で苦しんでいることを一番知られたくないのが、お母さんなんです。自分がいじめられている、仲間外れにされているということを、子どもは隠します。楢戸:本当の理由を言ってくれない場合もあるのですね。はやとかげ:当初は、言ってくれない場合の方が多いかもしれませんね。だからこそ、子どもに「学校に行きたくない」と言われたら、ひととおり理由を聞いたあと、いい意味で深追いはせず「うん、じゃあ、今日は休もうか」。最初のひと言は、これがいいと思います。【POINT】子どもが「学校に行きたくない!」と言ったら、「どうしたの?」と理由をひと通り聞いたあと深追いはせず、「今日は休もうか」と第一声は子どもの気持ちを受け止める。今回は、国の登校支援の方向性を理解した上で、初動について伺いました。次回は、百戦練磨のはやとかげ校長に、子どもの心の内を伺います。※1:出典 文部科学省「 令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果 」※2:出典 内閣府「 総合科学技術・イノベーション会議 資料 」※3:出典 文部科学省「 教育機会確保法 」
2024年08月28日休み時間や放課後に遊んだり、体育の授業で運動したりと、子供たちにとってさまざまな活動の場となっている、学校のグラウンド。多くの人たちにとって、懐かしい思い出の場所でしょう。しかし、2019年11月、楽しい場所であるはずのグラウンドで痛ましい事故が発生しました。当時小学生の2人に賠償命令、ネットでは賛否サンケイスポーツによると、滋賀県草津市立の小学校のグラウンドで、集団下校の指導を受けていた当時小学6年生の児童2人が、グラウンドゴルフ愛好会に参加するため、グラウンドに来ていた80代の女性とぶつかり、女性は転倒して太ももの骨を折る事故が発生したとのこと。女性は、児童2人と草津市に対し、約725万円の損害賠償を求め、2024年7月25日に大津地方裁判所(以下、大津地裁)が児童2人に約88万円の賠償を命じ、話題となりました。なお実業家の、ひろゆきさんが今回の件についてXで「小学生がグラウンドを走るのは当たり前。子供が校庭を自由に走り回ることより、高齢者を優先するのか」とコメントしたこともあり、さらに波紋が広がった模様。大津地裁の判決に対して、ネット上では賛否の声が巻き起こっています。・学校のグラウンドなんだから、子供が追いかけっこするのは当たり前。・子供に公園であれもこれも禁止して、校庭でさえ高齢者を優先?気分が悪い。・子供はトラウマになるだろうな。誰のための学校なの?・みんなの意見も分かるけど、子供に責任がないとしたら、女性は泣き寝入りするしかないの?・年配女性が批判されている意味が分からない。最悪歩けなくなるケガなのだから判決は妥当でしょ。・走ってもいいけど、周りには気を付けて遊んでほしい。また、「グラウンドを管理していた大人の責任だろ」といった意見や「子供の注意不足による事故だけど、高齢女性も子供がいなくなるまで待てなかったのかな…。どちらも擁護したいけど、どちらも注意したい」といった声もありました。日本は法治国家なので、当事者は裁判所の判決に従う義務があります。しかし今回、議論が巻き起こったのは、『大人の都合』により、公園に設置されている遊具が撤去されたり、ボール遊びが禁止されたりするケースが増加し、子供たちの『居場所』が少なくなっていることも背景にあるのかもしれません。とはいえ、今回の事故はあくまで児童2人と高齢女性による個人間の問題なので、上記の事例と絡めすぎても、複雑化してしまう恐れがあります。今回のような事故を防ぐためにも、大人と子供の両者の意見を聞き、地域全体で協力して取り組むことが必要でしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年07月30日小学校もいよいよ夏休みに突入! 夏休みの宿題の定番『自由研究』、みんなは何する? 今回は、小学校低学年におすすめの自由研究アイディアをご紹介。ものをつくったり動画編集をしたり料理をしたり……。子どもたちがこだわって研究したアイディアを参考にしてみて!自由研究アイディア#01『お父さんの顔のモビール』Creator_田中 日和ちゃん(8歳)「娘が1年生のときに制作した、『お父さんの顔のモビール』。この頃、工作したさまざまな物をぶら下げるモビールづくりにはまっていた娘。次は顔をつくりたい! と言い、お父さんの顔をつくることに。ダンボールに紙粘土を薄く伸ばすことに苦労していましたが、絵の具で塗るところや毛糸で髪の毛を付けるところ、完成したお父さんの顔が回るのを見て楽しそうでした」自由研究アイディア#02『愛猫の等身大ぬいぐるみ』Creator_KOTOHAちゃん(9歳)「小学2年生のときに、愛猫“プティ”の等身大ぬいぐるみをつくりました。娘はぬいぐるみや可愛いものが大好きなのですが、飽きてしまってずっと遊んでない&使っていないものがたくさんあります。そこで『もっとものを大切にして欲しい』『命(時間)をかけてものはつくられている』ということを知って欲しくて、つくり終わったあとでも大切にできるぬいぐるみづくりを提案。ユザワヤで生地選びをして、わが家の猫をメジャーで計測して、型紙をつくって……完全にオリジナルでつくりました」「今年は“自分らしさ”をテーマに、娘の自己肯定感が上がるような自由研究を提案したいと思っています! 例えば『やりたいことリスト100を全部叶える夏休み』『将来の夢研究(パティシエ)』などがいいかな? と計画中です」自由研究アイディア#03『じいじのお家のジオラマ』Creator_ひなたくん(9歳)「息子が小学2年生のときに制作した自由研究は、じいじの家のジオラマづくり。『木で動くものをつくりたい』という本人の希望で、じいじの家で見つけたそうめんの木箱をもらって帰り、何をつくるか相談した結果、動くものではないけれど、『じいじの家のジオラマをつくりたい』という本人の意見でつくることに。Googleマップで見たじいじの家の地図を参考に、川の水をキラキラさせるためにボンドを塗ったり、橋をつくるために公園で木の枝を拾ったりしました。完成品を見たじいじも喜んでいました!」自由研究アイディア#04『キャンプの動画編集』Creator_あらたくん(10歳)「小学3年生のときに、いつも見ているYouTubeの動画が、どうやってつくられているか知りたいというところから動画編集を題材に。家族で行ったキャンプ中に動画や写真を自分で撮影して、その素材を使い編集まで行いました。音楽をつけたり、効果音をつけたりいろいろ試していく過程はとても楽しそうでした。この音楽はあの動画で使われてた! とか、ここにはあの音を入れたいなど考えてやっている姿はまさに動画クリエイター! 夏休みの思い出が形として残せたのもよかったです」自由研究アイディア#05『たまご焼きの研究』Creator_たまごだいすきくん(9歳)「料理をつくることや食べることが好きなので、小学1年生の自由研究は、『たまご焼きの研究』に。毎日朝食につくるたまご焼き。しょうゆ味や塩味だったり、オムレツにしてケチャップをかけたりと、同じたまご焼きでも少しずつ味が違うので、いろいろな種類をつくりたくなったのがきっかけです。メニュー考案や写真と文章をレイアウトして冊子にまとめるのに苦労したようですが、さまざまなたまご焼きをつくれて楽しそうでした」「こし器で2回こす『なめらかなたまご焼き』は、息子がオリジナルで考えたメニュー。母はつくったことがなかったのですが、クレープのようになめらかでとてもおいしかったです。今年の自由研究は、プログラミングを習っているのでロボットをつくりたいそうです」自由研究アイディア#06『宝石せっけん』Creator_オウくん(7歳)「鉱物や原石が大好きな息子がつくってみたい! と興味を持ったのがきっかけで一年生のときに宝石せっけんづくりに挑戦。グリセリンソープと着色液を使ってつくるのですが、本物の鉱物みたいにしたいということで、色の合わせを親子で考えました。宝石によって削り方を変えたところも楽しかったみたいです。家族の誕生石をつくって、標本みたいに木枠に入れてリアルな石鹸ができました!」「つくっただけよりも、つくり方や石の特徴を辞典など使って知った方がより興味がわくかなと思い、レポートにもまとめました。今年はレジンを使ったリングをつくってレジンとは何か、なぜ紫外線で固まるのかなど素材の疑問を一緒に調べようかと話しています」自由研究アイディア#07『紙飛行機の研究』Creator_いちとくん(10歳)「1年生のとき虫図鑑をつくった息子。2年生のときは、紙飛行機をつくることにハマっていたので、『紙飛行機をつくってどれがいちばんよく飛ぶか』の研究をしました。折り紙の本を見たり、タブレットで調べたりしてつくり、力作が完成。つくったあとはどんな風に飛ぶか試して、それぞれの特徴を画用紙にまとめました。折りたためて持ち運びしやすいようにしましたが、大きい作品なので学校に持っていくのが少し大変だったみたいです」「先生や友だちに『すごい!』と言われたようで、35人クラスのうちの2人に選ばれていました! 今年は、生活のちょっとした豆知識をまとめる、もしくは『これなんて名前!?』 と知っているようで知らない名前を調べる、のどちらかで悩んでいるみたいです」自由研究アイディア#08『トンボの刺しゅう』Creator_檸檬くん(11歳)「シュタイナーの幼稚園で刺しゅうを経験していて、とても好きな活動のひとつだったようで、2年生の自由研究は刺しゅうに。図鑑から刺しゅうが映えそうなきれいな色のトンボを選び、手持ちの古いシーツに刺して仕上げました。刺しゅうは難しそうに見えますが、布に針を刺していくだけの単純作業なので、子どもにもぴったりだと思います。持ち帰ったあと部屋に飾れるところもいいですよね。今年の自由研究は草木染の予定。庭にあるさまざまな樹木やハーブを使って、どの植物からどんな色がとれるか、いろいろ検証するそうです」自由研究アイディア#09『夏休み中に読んだ本ベスト30ランキング』Creator_キハルくん(7歳)「1年生の夏休みに本を読むことが多く、せっかく読んだのなら読んだ本を記録しておこう! から数が増え、それならランキングにしてまとめて自由研究にしようという流れになり、こちらのテーマに決まりました。苦労した点は、『かいけつゾロリ』シリーズが大好きなのですが、似たような題名で借りるときにどの本を読んだか忘れてしまうこと(笑)。読んだ本の数が目に見えて増えていくのは達成感がありました!」番外編ちょっと変わったアイディア集まわりの子どもたちは一体何をやっているの? みんなの自由研究の発表や展示会に行った際、気になったテーマを教えてもらいました! どんな結果になるのか、わくわくする研究内容が目白押し!炊いたお米に『ありがとう』と『バカ』を1ヵ月言い続けたらどんな変化があるか。わらしべ長者のようにものを交換したら最後何になるのか。夏休み初日にパパのヒゲをツルツルにして、毎日写真を撮り、ヒゲの伸び具合を観察。身近な植物をチェキで撮影してまとめる。ひたすら電車に乗って、旅した記録をレポートにまとめる。万華鏡をつくっていろいろなものを見てみる。一色のレゴを使って、30パターンの形をつくる。絵本に出てくる料理をつくり、レポートにまとめる。ピタゴラスイッチのようなものをつくり、iPadで動画編集をする。何かの研究をするもよし、思い出に残る作品をつくるもよし、ユニークでクリエイティブな自由研究は、まだまだたくさんあるはず。個性豊かな自由研究のアイディアをヒントに、子どもが楽しく取り組めるテーマを親子で探してみて!\公式SNSをフォローして最新情報をCHECK!/
2024年07月20日幼い子供を持つ親の日常は、いつも大忙し。なにせ、いくら我が子とはいえ、何をするかはまったく予測できません。いつ、何が起こるかが分からない日々の中で、世の中の親は我が子のサポートをすべく奮闘しているのです…。子供の個人面談後、母親が「恥ずかしかった」理由小学生の我が子を育てる、ひつじ(@hitsuji_shika)さん。ある日、教員と情報交換や相談を行う個人懇談会に参加したところ、赤っ恥をかく展開になってしまったといいます。決して教員から、子供について厳しい言葉を投げかけられたわけではありません。ひつじさんが顔を赤くした理由は、ほかにあったのです。「とても恥ずかしかった!」という心の叫びとともに公開された1枚を見れば、誰もが原因を理解することでしょう!自転車のカゴに入っているのは、とてつもなく立派に成長したヒマワリ!きっと、自らの小学生時代を振り返り、大半の人が事情を察したことでしょう。そう、ひつじさんは我が子の育てたヒマワリを持ち帰ることになったのです!教員からは「これ、持って帰れますか?」と聞かれたという、我が子のヒマワリ。これを目にした時のひつじさんの気持ちは、容易に想像できます…。こんなにも立派なヒマワリを運んでいたら、注目の的になるのは必至。移動するたび、ひつじさんの周囲では驚きと爆笑の渦が巻き起こったといいます。幼い我が子を持つ親ならではの『試練』に、ネットからは多くの人が激励の声を寄せました!・確かに、こりゃ二度見するわ!育てたお子さんも、すごい。・戦国武将ののぼり旗かな?自分がこの光景を見たら、ほほ笑ましくて笑っちゃう。・声を出して笑った。これが街中で移動しているのを想像すると、腹が痛い!子供の育てた植物を持ち帰るのは、もはや『夏における親の洗礼』といえるでしょう。我が子に『植物を育てる才能』があると、時には親の羞恥心と引き換えに、笑顔を咲かせることもできるようです![文・構成/grape編集部]
2024年07月13日息子が小学校3年生になっても相変わらず我が家は慌しい。学年が上がるにつれてやることは増えても減ることはないのが小学生。毎年ながら4、5月はあっという間というか、いつの間にか溶けてなくなっていた…という感覚である。2ヶ月の月日が体感的には1週間くらいしかない。そしてそんな体感1週間の4、5月を終え、あっという間の6月も半ばなのだが…衝撃しかない。きっと私のインスタグラムやあっちこっちの記事を見てる方は「ユキミ毎年同じことしてるなぁ…、適応能力低すぎるだろう」と思うだろうが、毎年同じことしているように思えて同じ1年なんかないのよ…!「小学生の1年なんかそんな毎年変わらなくない?」と思うだろうが、毎年毎年子どもの成長と同じで一度だって同じ4月も5月もないのよ…!!その時ハマっているものや勉強の理解度、子の体調によって全然違う。特に4、5月は新しいクラスになったということで、クラスの雰囲気や先生によって子どもも大きく変わると思う。そんな子の様子を見て母も一喜一憂するよね。そして4、5月を経てやっと落ち着いた6月…と思ったらもう夏休みよ。つくづく育児…、一息つく間がないなぁ…と思う。そんな来たる夏休み。夏休みの宿題が1、2年生ともに毎日コツコツやらないと終わらないレベルくらいには多かったので、日々の宿題量が1、2年生からはるかに増えた3年生の夏休みの宿題の量を想像するとただただ怖い。そんな小学生の夏休み3回目にして学んだこと、それは…夏休みだからといって決して「休み」とは思ってはいけない!!やることは山ほどある。これだけは毎年変わらないので肝に銘じようと思う。もういっそのこと夏休みなんて甘い響きではなく「夏季自宅学習期間」と名前を変えてほしい。そうしたら母も子もちょっと気が引き締まるから。
2024年07月07日10歳の息子さんを育てる、サリー・チャン(@m_hariqmaharita)さん。Xに投稿した、息子さんのエピソードが話題を集めています。息子「ママ、もしかしたら…」ある日、神妙な面持ちの息子さんから話しかけられた、投稿者さん。息子さんは「ママ…学校の体育館に、もしかしたらエンジェルみたいなやつが住んでいるかも」といってきたそうです。その証拠となる『ある物』を渡してきたのですが、それを見て投稿者さんは「マジか…」と驚き、笑ったといいます。息子さんは、一体、何を見て体育館に天使が住んでいると信じたのでしょうか。「誰にも見られないように拾ってきた」という『ある物』がこちら!これは、バドミントンのシャトルに付いている羽…!「ママにあげるよ。みんなはまだ気付いていないみたい。秘密にしておいた方がいいよね?」といって、渡されたという、投稿者さん。いたって真剣な息子さんに、『羽の正体』はいえなかったようです。【ネットの声】・国宝級のピュアなハートの持ち主!感動しました。・かわいすぎて、尊い。息子さんこそ『エンジェル』だ!・笑った。「エンジェルみたいなやつ」ってなんやねん。大人になって、いろいろなことを知ると、子供の頃の純粋な気持ちを忘れてしまうものです。『エンジェル』を信じて、こっそり母親に伝えた、息子さんの行動に多くの人が和んだことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年07月02日今年、小学校に入学したわが家の6歳の長男。毎朝、義母と一緒に見送るのが日課となっています。ある日、出発直後に転んでしまった長男を目撃した義母の行動に、イラッとしてしまい……。学校へ向かう長男が転んだ!義実家で敷地内同居をしているわが家。もともと過保護、過干渉なところがある義母は、毎朝長男の様子を見に来て、門扉付近で私や3歳の次男と一緒に長男を見送ります。 ある日、家まで迎えに来てくれた近所のお兄ちゃんの後について、早歩きで集合場所へと向かっていた長男。私たちのほうを振り返りながら歩いていたためか、家から40mほどのところで転んでしまいました。 お兄ちゃんは転んだ長男を気にしながらも歩き続けており……。転んだ恥ずかしさもあったのか、長男はサッと立ち上がり、涙を手で拭いながらお兄ちゃんの後を追ったのです。 聞く耳を持たない義母が…義母は長男の名前を叫びながら「大丈夫~?」と何度も大声を出していました。一方私は、痛いのを我慢して立ち上がり、一生懸命お兄ちゃんの後をついて行こうとする長男の姿に感動しながら、心の中で「頑張れ」と応援していました。 すると義母が「ちょっと見てくるわ!」と言い出したのです。私はすかさず「いや、本当に痛かったら保健室に行くから大丈夫! 行かなくて大丈夫だと思います!」と義母に訴えました。私としては、長男が小学生になったことから、過度にフォローするのではなく、少し距離を保ちながら成長を見守りたいと思うようになったからです。 しかし、義母は私の言うことを聞かず、自転車にまたがり様子を見に行ってしまいました。戻ってきた義母いわく、長男は幸い手のひらを少し擦りむいた程度で、出血もしていなかったそうです。 正直なところ、義母には様子を見に行ってほしくありませんでした。義母からしたら私は厳しい母親だと思われているかもしれませんが、このときばかりは親である私の意見を尊重してほしいと思いました。 とはいえ、孫のことを心配する義母の気持ちも理解しなければならないという思いもあります。敷地内同居をしている分、関係がこじれないよう義母の思いを受け止めつつ、自分の意見を主張していくことを心がけています。 イラスト/ミロチ著者:鬼頭いちか
2024年06月30日小学1年生の次女のお友だちが、うちに遊びに来るたびに娘の物をうらやましがってきます。子ども同士によくあることだと思っていたら、お友だちのママから思いもよらない難癖をつけられて……!? 思いもよらない難癖をつけられ…何度かわが家に遊びに来たことがある小学1年生の次女の同級生Aちゃん。Aちゃんは家に来るたびに「その服かわいいね」「そのおもちゃ、ほしいな」「そのゲームいいなぁ」と何かしらをうらやましがっていました。次女も持ち物を褒められたと感じているのか、うれしそう。私は小学生ならよくあることだと思い、特に気にしていませんでした。後日、学校参観でAちゃんママに会います。私よりも一回り年上で、会うたびに「今の若い子は」「私より若いんだから」と、少し高圧的な態度をとることがあり苦手意識がありました。そんなAちゃんママは私の姿を見つけると、「娘がいつもお邪魔しているようで……」と話しかけてきました。「あれ? いつもよりやさしい雰囲気だな」と感じた矢先、Aちゃんママの声が急に低くなります。「あなた……うちの子に見せつけるために、服もおもちゃもゲームも買ってますよね? なんでも見せつけるために物を買うのはやめたほうがいいんじゃないですか?」とぼそり。Aちゃんママの思わぬ態度に私はあ然。「お言葉ですが、今言ったものはすべて娘が小学校入学前に買ったもので、Aちゃんと出会う前から持っているものです」とあくまで丁寧に言い返したのですが、Aちゃんママはフンと鼻を鳴らして「親子そろっていやらしい態度ね」と私のことをにらみつけてきます。話が通じないことに恐怖を感じたので「気に入らないのであれば、もうわが家には遊びに来させなくて結構です」と、はっきり感情をぶつけてしまいました。すると、Aちゃんママは「そこまで言ってないじゃない。娘はこれからもお邪魔させていただきますね」としれっと言ってさっていきました。私は図々しさにイラッとしましたが、子どもたちには関係のないことだと思い、ぐっとこらえることに。その後もAちゃんは度々わが家へ来ては楽しそうに遊んでいますが、うらやましいと言うことはほとんどなくなりました。Aちゃんママに抱いていた苦手意識は今回の出来事でさらに大きくなり、今では学校参観であっても会話はありません。しかし、娘とAちゃんが遊ぶ姿を見て、とっさに言ってしまった「来させなくていい」という発言は子どもたちを巻き込むかもしれなかったものだったと反省しました。今までのAちゃんママの態度にはモヤッとしていますが、今後は大人の事情で子どもたちに我慢させることがないよう気を付けようと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:佐々木まいか
2024年06月30日息子が小学校に登校した初日。近所の高学年のお兄さんと一緒に通学班の集合場所まで歩いてい行く息子の姿を感慨深く眺めていると、同居中の義母が大慌ててでやってきました。義母は何かに気付いた様子なのですが――!? 集合場所を見てきた義母どうやら義母は、集合場所へ先回りしており、そこでほかの小学生たちが皆マスクをしていることに気付いた模様。長男は普段からマスクをしたがらず、この日も着用していませんでした。 義母は「皆マスクつけてるからさせたほうがいいわ!」と言うのです。私は長男から事前に「マスクはしたくない」と確認を取っていることを義母に説明。それでも義母は「マスクどこ?届けてあげるから早く出して」と強引にマスクを届けようとしました。 私は以前長男がマスクをつけて頭痛を起こしたことや、マスクをしていると息がしづらく慣れない登下校で息があがってしまうかもしれない、と義母を説得。なんとか義母に理解してもらえました。 コロナ禍で登下校時にマスクを着用する習慣になっていた上級生たちは今でもマスクをしている子が多かったそうです。義母はマスクをしていない長男が逆に目立ち、変な目で見られるかもしれないと心配したのかもしれません。 ですが、帰宅した長男曰く、1年生のほとんどはマスクをしていなかったとのこと。そのことを聞いた義母は少し反省した様子。今後は長男の意見にも耳を傾け、意思を尊重してくれるといいなと思っています。また何かあったときは、少しでも理解してもらえるよう、小さなことでも義母とは話し合いを重ねていこうと思った出来事でした。イラスト/まげよ著者:鬼頭いちか
2024年06月30日さまざまな児童が集まる、小学校。おとなしい児童もいれば、元気がよく、時に『問題児』と呼ばれる児童もいるでしょう。『暴れん坊将軍』が先生に向かって…小学校で教師として働く、わかめ(@senseiwakame)さん。Xに投稿した、職場でのエピソードが話題になりました。ある日、「先生にどうしてもいいたいことがあるんだけど…」と、クラスで一番の『暴れん坊将軍』にいわれたそうです。わかめさんが『暴れん坊将軍』と表現する、小学校3年生の児童。明るく、時には、周りに迷惑をかけてしまうような児童なのかもしれません。そんな児童からの問いかけに「はい。なんでしょうか」と耳を貸した、わかめさん。児童からいわれた言葉というのが…。「もしも、先生が同じ3年生だったら、友達になりたかった」※写真はイメージ先生にとって、とても嬉しい発言でした!わかめさんと児童は、その後、お笑いコンビ『オードリー』の漫才のように「エヘヘへ」と笑い合ったそうです。「今日のMVP」と、振り返ったわかめさんのエピソードには、さまざまなコメントが寄せられています。・児童から、めっちゃ慕われてるじゃん!・素敵な話!いい先生なんだろうな~。・先生も児童も、2人ともかわいらしくて、和んだ。わざわざ「伝えたいことがある」といって、気持ちを伝えた児童は、わかめさんのことが大好きなのでしょうね。わかめさんのみならず、投稿を見た多くの人たちにとっても、『MVP』級のほほ笑ましいエピソードでした![文・構成/grape編集部]
2024年06月29日多くの学校で、生徒たちが使用している上履き。毎日使うものであるため、しばらくすると汚れてしまいますよね。週末に洗うように指導されるケースも多いですが、持って帰るのを忘れて、きれいにできない…と悩む親もいるでしょう。これでもう忘れない?上履きに書かれたメッセージとは…タナボタばんざい(@Ankosri)さんは、子供がなんと1年間も上履きを持って帰るのを忘れていることに困っていました。そこで『あるアイディア』を考えたのですが…こちらをご覧ください!「金曜には持ち帰れ」「土曜には洗え」タナボタばんざいさんのアイディアとは、上履きの中にメッセージを書き記すこと!これならば、学校で靴を履き替えるたび、子供は持ち帰ることを思い出すことができます。投稿を見た人からは、「効果がありそう」「我が家でも試してみたい」といったコメントが寄せられていました。・アイディアが天才的…!口でいっても忘れちゃうしね。・これだったら忘れることなく、子供が持って帰ってきそう!・うちの子もよく忘れるので、さっそく書いてみた。多くの子供は、学校で使う上履きを持って帰るようにいわれても、つい忘れてしまいがち。上履きの中敷きにメッセージを残しておくと、日頃から意識できるので、悩んでいる人は試してみてはいかがですか!grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2024年06月26日長男が10歳のころの話です。新学期の保護者会で、クラスの役員を決めることに。しかし、みんなやりたくない様子で、しばらく沈黙が続いていました。しびれを切らしたのか、ひとりのママさんが挙手をしました。そしてそのママさんの発言に保護者会の空気は緊張感に包まれたのです――。 挙手したママは…「私、あの人がいいと思いまーす!」とはっきり名指ししたそのママさん。名指しされたママさんの方は突然のことに驚いた様子で、「えっ!?ちょっと待って!私、物忘れも激しいし!老眼にもなりつつあるし!無理です!」と激しく断るのでした。 すると、名指ししたママさんが別の人を指さし、「じゃあこの人がいいと思いまーす!」とまた言ったのです。次に名指しされたママさんは「私……体調がすぐれないこと多いから……」と困惑気味に拒否。 その恐ろしい名指しはしばらく続いたのでした……。 結局、しぶしぶながらもひとりのママさんが保護者代表を引き受けてくれることに。それまでのなんとも言えない嫌な緊張感と、顔色を伺いあうようなあの空気感、今でも思い出すだけで鳥肌が立ちます。 自分が引き受けたくないからといって、他人に押しつけるのはよくないなぁ、と思いました。ほかの保護者も思うところがあったのか、その後の保護者代表を決めるクラス会では立候補がいないときはくじ引きが導入されるようになりました。 イラスト/海乃けだま著者:加藤尚子
2024年06月24日息子が7歳のころ、義母を運動会に呼んだときに起きたエピソードです。義母が息子の顔と小学校の校門前で撮影した写真をSNSに載せていたのです。勝手なことを…私は焦ってすぐに消してもらいましたが、数件コメントがついていてとっても不気味でした。校門前なので学校の名前も書いてありますし、顔も一切隠してない!スクショされてなければいいなと思いながらも。ネットに関する知識があまりない人は本当に怖いなと思いました。義母は「??」というかんじで何が悪いのか分からない様子でした。 その後、夫からも義母にやめて欲しいと言ってもらいました。世の中には色々な人がいて、個人情報を発信すると特定に繋がってしまう可能性があると伝えました。義母はその言葉にビックリしていたようです。 ◇◇◇ 誰がみているかわからない、また知人であっても家族の情報を知られるのは少し怖い気もしますよね。孫かわいさに載せたくなる気持ちもわかりますが、まずは家族にひと言相談するようにしてもらうと良いかもしれません。SNSなど取り扱いにはじゅうぶんに注意して欲しいですね。 作画/犬野ぽよ彦著者:山崎友40代、12歳の息子を育てています。今はフリーランスで収入アップを目指していますよ!
2024年06月21日4月は小学校のクラス役員決めの季節。役員決めの会議は立候補がおらず難航していました。そこで私が立候補をすることに。すると、予想しなかった展開になったのです……! コロナ禍があけて役員にコロナ禍の約3年間は保護者の小学校来校が認められず、実際の活動はない名ばかりの役員を毎年順番で回していました。子どもの学校は少人数のため、クラス役員はすぐに回ってきます。 私は子どもが2年生のときに役員になりましたが、活動はできませんでした。やっとコロナ禍が収束し5類感染症に移行となった年に、私は4年生になった子どものクラス役員になりました。 コロナ禍があけPTA活動が再開されたとはいえ、コロナ禍前のような活動はできず、だからといって何もしないわけにはいかず。小規模な活動実施やオンラインでの役員会の参加など、手探りの中進めていったのです。 立候補なし、からの…私は1年間の役員任期を終え、翌年の役員決めの4月になりました。 今までの小規模な活動と違い、本格的な活動が伴うとなるとみな難色を示すように。いざ役員決めとなると、仕事や家庭の事情など、みな自分がいかに忙しいかを訴え、役員はできないという保護者ばかりだったのです。 にっちもさっちもいかなくなり、「それなら私が2年連続でやります。ただ、来年は遠慮させていただきます」と立候補しました。すると、今までできないと言っていた保護者たちが一斉に立候補。どうやら来年は6年生で行事が増えるので、6年生で役員をするのを避けたかったのが理由のようでした。 結局全員が立候補という展開になったのですが、私が初めに「2年連続でやるので」と宣言した手前、立候補を取り下げることはしませんでした。そして全員立候補となったので、結局くじで決めることに。結果、なんと私はまた役員となったのです。小規模活動とはいえ、去年の実績がまったく考慮されない結果は悔しいですが、もう決まったのだから文句は言いません。昨年の経験を活かしつつ、今年も役員を全うしたいと思います。イラスト/まげよ著者:新谷けご
2024年06月19日