休校延長が決定された自治体も多くなってきましたね。私が住む地区も5月末までの休校が決定しました。休校になってから、子どもの友達のママからは学力についての心配をよく聞きます。学校から宿題や課題が出され、取り組んでいる人も多いと思いますが、小学校の新1年生に関しては具体的に学習を進めるような宿題はあまり出ていないのではないでしょうか。今回は、元小学校教諭で、小学1年生の担任をしていた経験から、この時期に取り組めることを紹介します。これらは、今わが家の新小1の娘がやっていることです。1学期にコツコツと積み上げるものから9月新学年スタートの案もあるそうですが、現段階で考えると、私は夏休みの短縮や土曜授業で補填(ほてん)をしていく可能性が高いのかなと思っています。であるならば、やるべきことは、最初の1学期にコツコツと積み上げる形で身につけるはずだった学習と夏休みの先取りではないかと。そこで、まずはコツコツ系から紹介します。国語:音読と先生あのね毎日短時間でも音読を早い段階で毎日の宿題になるのが音読です。音読が上手な子ほど文章の読み取りが上手だった印象があります。同じ文章を繰り返し読むことで、だんだんスラスラと読めるようになっていきます。音読をやったことがない子や苦手な子は、まず短い文章から始めましょう。国語の教科書がもう手元にある人は、その中から選ぶとよいと思います。お気に入りの絵本を選んでも楽しいですね。全部読むのが大変だったら読むページを区切って、上手になったら次のページへ…と進んでいくとよいと思います。読むのが上手な子、音読を楽しめる子はお母さんと交代で一文ずつ交代で読んでみたり、一緒に声を合わせて読んでみたりして変化をつけるのもおすすめです。テーマを決めて書いてみようひらがながおおむね書けるようになっていれば、作文や日記に挑戦すると書く力がつきます。1年生はよく、「せんせい、あのね」という作文の宿題が出されます。「せんせい、あのね~」から始める作文で、その日にあったことや自分のことで先生に知らせたいことを書いていくものです。「〇〇くんとあそんだよ」「ゆうごはんは〇〇だったよ」などと、先生に話しているように書いていきます。書くテーマはなんでもOKですが、なんでもよいと言われると意外と書くのが難しいという場合もあるので、いくつか提案してみましょう。《テーマの例》・自分の好きなもの(食べ物・スポーツ・歌・人・花・動物など)・今日食べたもの(夕ご飯のおかずでうれしかったもの・おやつで食べたものなど)・今日遊んだこと(どんな遊びをしたのか・どんなことをしてみたいかなど)・学校で楽しみにしていることわが家では「お父さんに伝えたいこと」を書いています。娘は、ですます調で書くほうが書きやすいということなので、そのように書いています。書き終わったものは、父親の前で実際に読んでみます。声に出して読むことで、文章におかしいところがないか、確認にもなります。最初はどんな内容を書きたいのか聞き出して、一緒に文を考えてあげましょう。書き始めのころは自分で文を考えるのは難しいですが、だんだんと慣れていきますよ。算数:計算練習百マス計算にゲーム性をもたせて算数で身につけておきたいのは計算力です。学校で習っていなくても、簡単なたし算、引き算ならできるという子は多いと思います。計算は速くできたほうが、算数が楽しくなります。市販のドリルやダウンロードできるワークシートを使うのもよいと思います。ただひたすら計算するのはちょっと…という子は百マス計算の簡単なものを使ってタイムを計測してゲーム性をもたせるのも手です。手元に算数セットがあるのであれば計算カードも使ってみてください。意外と答えの数字を書くのに手間取ってしまい、それがもとで計算がイヤになってしまうこともありますので、口頭で答えを言っていくだけでもいいと思います。繰り上がりのない足し算、繰り下がりのない引き算なら授業で習っていなくてもできる子が多いと思います。全部やるのが大変だったら、最初はカードの数を減らしたり、簡単なものだけ集めたりして、楽しんでやってみましょう。わが家ではタイムを計測したり、今日は何周やった!なんて言いながら取り組んでいます。生活科:植物の観察とお手伝い植物観察でたくさんの発見をみつけよう以前の記事()でも紹介しましたが、種をまいて、芽が出てきたり、葉っぱが増えてきたりしたら観察をしてみましょう。葉っぱの数はどうかな?大きさは?形は?植物によってそれぞれ違うので見比べてみるのも楽しいです。最初に出てくる葉と次に出てくる葉の形も違います。たくさんの発見をみつかるはずですよ。食事の配膳、雑巾絞りの練習生活科の単元の中にはお手伝いもでてきます。時間のある今、できることは積極的にやってもらえるといいですね。給食当番での食事の配膳や、掃除の時間の雑巾絞りなどは家庭での経験の差がかなり出てくるものです。家の仕事にはどんなものがあるかを一緒に考え、できそうなものを一緒に探してみてください。夏休みの先取り:自由課題夏休みが短くなるかも!?今から準備するのも◎次に、わが家では夏休みの先取りを考えています。夏休みの宿題でよく出されるのが自由課題です。自由研究と言っている学校もあると思います。自由課題ってなにをすればいいの?とよく聞かれますが、低学年のうちは工作・絵画などをやってくる子が多いです。いろいろな材料を準備して、自由に工作をしてみる、日曜大工が趣味のおうちの方がいればパチンコや箱を作ってみる、紙粘土で人形を作る、ビーズでマスコットを作ったり、アイロンビーズでままごとセットを作ったり、フェルトでカバンを作ったりなど手芸もいいですね。作った料理の写真を集めてレシピブックを作ったり、好きな恐竜の絵を描いて手作りの図鑑を作ったりするのも立派な研究です。夏休みが短くなりそうなので、今のうちにいろいろ取り組んでみるのもいいかなと思います。いろいろ挙げてきましたが、1年生は長時間集中するのはまだ難しく、最初のうちは15分続けばよいと言われています。一つの取り組みに関してそんなに長い時間をかけなくて大丈夫です。これからしばらく続きそうな休校期間。子どもたちそれぞれが、好きなこと・夢中になれることをいろいろ見つけられる時間にできればなと思っています。わが家の日々の学習カード。毎日全部はできていませんが、少しずつ取り組んでいます!<文・写真:ライターHIDE>
2020年05月10日学童1日目はあいにくの雨Upload By taeko4月1日、小学校の入学式はまだですがこの日から学童がスタートしました。同じ保育園のお友達が3人いるけれど、あとは初めてのお友達や職員さんばかり。昨年末に1回見学に行っていましたが、やっぱり不安でした。朝から冷たい雨。今まで傘を持つのを嫌がって、持っても手に力が入っていなくてグラグラするので、ずっとカッパを着せていましたが、試しに傘を持たせてみたら...しっかり持てました!あきらめていたことができてびっくり。Upload By taeko学童は、小学校の中の一室にあります。学童に到着すると、すでに畳に置かれた机で子どもたちが遊んでいて、すぐにミミも加わりました。自治体の就学支援シートを活用Upload By taeko学童の面談の時に、ミミがASDであることを職員さんに伝えていました。たくさんの子どもがいるので、埋れてしまわないように何度も伝えていこうと思っています。ミミは就学準備として、自治体が役所や幼稚園・保育園・療育機関などで配布している「就学支援シート」を作成しました。「就学支援シート」には、得意なこと、好きなこと、苦手なこと、配慮してほしいことなどを記入します。保護者記入欄だけでなく、「就学前機関記入欄」があるので、ミミの保育園や療育での成長の様子をそれぞれの担任の先生に書いてもらいました。先生方が枠からあふれるほど詳しく丁寧に書いてくれて感動...!ミミの小学校には特別支援学級とミミが利用する特別支援教室があり、この学童はすべての生徒が利用することができます。基本的にはどの子どもにも同じ様に接し、配慮が必要な際は職員さんが協力し合って対応してくれるそうです。私は「就学支援シート」と診断書のコピーを小学校の担任の先生だけでなく、学童の職員さんにもお渡しして読んでもらい、ミミへの配慮をお願いしました。Upload By taeko学童に持って行く物はけっこう多いです!小学校の授業がお休みの時はお弁当も必要です。偏食のミミのお弁当はいつも同じ内容だから、私はラクかも。嬉しい関わりと勉強も...充実した1日Upload By taekoトイレの場所を確認しようと職員さんに聞いたら、近くにいた年上の子が聞いていて、ミミを案内してくれました。こういう関わりってありがたい!安心して私は仕事へ行くことができました。Upload By taeko仕事を終えて迎えに行くと、ミミは体育館で伸び伸びと遊んでいて、私を見つけるとニコニコ顔で走ってきました。楽しんでいたみたいで良かった!学童では勉強をする時間もあり、ドリルが数ページできていてびっくり。ミミ、初日からバッチリだね。
2020年04月24日編集部:学研キッズネット編集部株式会社 学研ホールディングスは、【Gakken家庭学習応援プロジェクト】ウェブサイトにて春休み・新学期に、ご家庭で学習できる教材の無料提供を行っています。このウェブサイトにて、音で聞いて音で学ぶ小学1年生向け学習ドリル「おとらんど」の音声配信を、音声配信プラットフォームを運営するRadiotalk株式会社の協力のもと、無料で提供いたします。音で聞いて音で学ぶ学習ドリル「おとらんど」お子様がご家庭にいながらでも先生から語りかけられているように学習を進めることができる音声教材です。音声は問題・解答どちらもございます。パソコンやスマートフォンを利用して、音声の問題を聞き→ノートに答えを書き→音声で答えを聞き→答え合わせする、というスタイルで学習を進めることができます。お子様はアクセスいただいたページ・紙・鉛筆の3点セットがあれば学習することが可能です。対象学齢: 小学1年生対象科目: さんすう(全3回)、こくご(全3回)■ 配信開始スケジュール4月20日(月):さんすう第1回4月21日(火):さんすう第2回4月22日(水):さんすう第3回4月23日(木):こくご第1回4月24日(金):こくご第2回4月25日(土):こくご第3回※配信開始日以降も各回へアクセスすることができます■利用方法以下URLより、記載の「学習方法」に従って学習を進めてください。学研プラス刊のドリル「おとらんど」音で楽しむ、音で学ぶをコンセプトとした学習ドリルです。従来の読み書きに、音の学習を加えることで、視覚系学習と聴覚系学習を合わせた、楽しみながら高い効果のある新しいタイプのドリルです。学研プラス「おとらんど小学1年さんすう」学研プラス「おとらんど小学1年こくご」「Radiotalk」とは?2017年8月に「だれでも簡単にトークを配信できる音声CGMアプリ」として公開開始。誰でも今すぐ1タップで始められる無料の音声配信サービスです。 効果音の追加や編集・変声、ポッドキャストへの自動配信まで、スマホ1台で簡単に行うことができます。■「Gakken 家庭学習応援プロジェクト」とは?学研グループが、新型コロナウイルス感染拡大防止のための小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の一斉臨時休校を受け、子どもたちの家庭学習への不安解消と学力維持に貢献するコンテンツ・サービスを提供するプロジェクトです。2020年3月2日(月)から公開しているWEB版に加え、4月16日(木)よりLINE上で利用できる公式LINEアカウントの公開も開始しています。【WEB版へ「応援リンク」ご協力のお願い】当プロジェクトの趣旨に賛同いただき、子どもたちの家庭学習への不安解消と学力維持への貢献にご協力いただけるメディア・WEB・ブログ・SNSの運営者の方は、当WEBサイトへの「応援リンク」にご協力をお願いします。詳しくは以下ページを参照ください。【Gakken 家庭学習応援プロジェクト WEB版】【Gakken 家庭学習応援プロジェクト 公式LINEアカウント】■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年04月22日編集部:学研キッズネット編集部ピープル株式会社は、17年間培ってきたノウハウを生かし独自設計により誕生した、小学1年生から6年生まで長く乗れる自転車「いち・ろく自転車」の入学お祝いキャンペーンを実施することを発表しました。「いち・ろく自転車」を購入いただき、SNSにご投稿いただいた方にもれなくAmazonギフト券(Eメールタイプ)1,000円分をプレゼントします。「いち・ろく自転車」の特徴いち・ろく自転車は、小学1年生でピッタリ足がついて、6年生まで長く乗れる唯一のジュニアサイクルです。マルチアジャスト機構によって、大きくなってもピッタリを実現しています。通常のジュニアサイクルでは買い替えが必要になってしまいますが、いち・ろく自転車は身長約115~150㎝(約20インチ~26インチ)に対応しているので、買い替えることなくお使いいただけます。キャンペーン概要2020年4月9日~5月31日までに「いち・ろく自転車」をご購入いただいた方(旧モデル※も対象です)※旧モデルとは、20・22インチの「インディゴブルー」と「ローズピンク」になります。また、InstagramもしくはTwitterアカウントをお持ちの方で、いずれもPeopleじてんしゃ公式アカウントをフォローして頂けることことが応募条件になります。■期間:2020年4月9日(木)~5月31日(日)■選べる2カラー:シーブルーメタリック、コーラル■応募の詳細は公式HPをご覧ください。【people公式インスタグラム】【people公式ツイッター】【商品詳細ページ】■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年04月11日編集部:学研キッズネット編集部株式会社受験ドクターは小学5・6年生向けの無料学習動画「無料でオンライン」を2020年4月3日に公開しました。公立小学校の生徒から中学受験生まで、単元の基礎学習に役立つ内容となっており、新型コロナウイルスの影響による休校が長引く中、子どもの自宅学習に悩むご家庭に向けての提供となっている。「無料でオンライン」とは中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験ドクターが、小学5・6年生向けの無料学習動画「無料でオンライン」を4月3日に公開しました。新型コロナウイルスの影響で小学校の臨時休校が長期化する中、受験ドクターは全国の小学生の【学びを止めない】ために、各教科の単元の基礎を学べる「根本原理学習動画」を提供。動画は5分~15分程度のコンパクトな長さなので、まとまった時間がなくても空いた時間にパッと見て学習することが可能となっている。公立小学校の生徒から中学受験生まで、これからの学習の土台作りや過去に習った単元の基礎の確認などに役立てほしいと考えている。現在公開している動画・6年生 国語「あっという間!? 小学校6年間の漢字1026字が覚えられる!」・6年生 算数「つりあいのとれた図形~線対称と点対称~」・5年生 算数「少数のかけ算 ~小数点の動きに注目~」・6年生 理科「ものが燃えるしくみを理解しよう!」・5年生 理科「覚えておこう!植物の発芽と成長」・5年生 社会「地図で世界のすがたを知ろう!」今後も随時、各教科の動画を追加・公開予定。■受験ドクターについて「受験ドクター」は【目の前の1人を勝たせる!】をモットーに、お子さん一人ひとりの性格や学習状況に合わせたオーダーメイド授業の「個別指導塾」「プロ家庭教師の派遣」のサービスを提供しています。開成合格者数は2018年度~2020年度の3年連続で10名以上となり、個別指導No.1の高い合格実績を達成しています。【「無料でオンライン」公式サイト】【中学受験公式サイト】■「学研キッズネット」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年04月07日編集部:学研キッズネット編集部ランドセル素材などに幅広く使用される人工皮革〈クラリーノ®〉を製造・販売する化学メーカーの株式会社クラレは、この春に小学校に入学する子どもとその親を対象にアンケートを実施し、「将来就きたい職業」「就かせたい職業」の調査結果を発表しました。2020年男女別「就きたい職業」1位は子どもが将来就きたい職業の1位は、調査開始以来22年連続で男の子「スポーツ選手」、女の子「ケーキ屋・パン屋」となった。男の子の「スポーツ選手」の内訳は、サッカー、野球に続き、ラグビーが人気を集めた。一方で「スポーツ選手」の比率は2007年をピークに減少傾向にあり、2012年から9年連続2位の「警察官」がさらに差を詰め、「ユーチューバー」は初のトップ10入り、「宇宙関係」(宇宙飛行士など)も過去最高の11位となった。女の子は「ケーキ屋・パン屋」が26.0%で2位以下を大きく引き離してトップに。内訳は、ケーキ屋とパティシエが約8割を占めた。2位にはアイドル人気を背景に「芸能人・歌手・モデル」が入り、上位の職業に大きな変化はないものの、「看護師」「保育士」など、子どもたちにとって身近な職業が比率を伸ばす結果となった。【調査概要】[調査対象]2020年4月に小学校に入学する子どもとその親[調査方法]〈クラリーノ〉製ランドセルを購入した方にアンケートを実施2019年7月~2019年12月のインターネット回答分から有効回答を抽出[有効回答]子ども4,000名(男女各2,000名)、その親4,000名※子どもの調査は1999年から2020年まで通算22回目、親の調査は1992年から2020年まで通算29回目男の子が「将来就きたい職業」なりたい「スポーツ選手」ラグビーが急上昇男の子は、22年連続で「スポーツ選手」が1位に。内訳では「ラグビー」が急浮上し、「サッカー」「野球」に続いた。昨年来の盛り上がりを受け、子ども向けのラグビースクールも活況のようで、なりたいスポーツ選手として注目が集まっているようだ。「警察官」過去最高15.1%で「スポーツ選手」に迫る「警察官」は2012年から9年連続の2位となった。比率は過去最高の15.1%で、1位の「スポーツ選手」との差は3.7ポイントに(下グラフ参照)。警察が啓蒙・PR活動の一環で行っている子どもの職場訪問・見学などがきっかけで、制服や白バイにあこがれる男の子が増えているのが一つの理由になっていると考えられる。「ユーチューバー」、なりたい職業に定着2016年に54位(0.1%)で初登場して以来、2017年は25位(0.6%)、2018年は15位(1.4%)、2019年は12位(1.8%)と順位を上げ、今年は初めて「芸能人・歌手・モデル」も追い抜き、トップ10入りを果たした。今やネットやスマホの有名人は、芸能人以上にあこがれの存在になりつつあるのかもしれない。「宇宙関係」、過去最高の11位宇宙飛行士や宇宙関係の団体職員などの「宇宙関係」が過去最高の11位に。JAXAのはやぶさ2や国内初の民間ロケットの打ち上げ成功など、日本人が活躍するプロジェクトの話題が増え、宇宙を舞台とする仕事はぐっと身近なものになりつつあるようです。女の子が「将来就きたい職業」4人に1人は「ケーキ屋・パン屋」になりたい女の子の1位は、調査開始以来22年連続で「ケーキ屋・パン屋」となった。全体の26.0%と絶大な人気で、2位以下を大きく引き離した。内訳では「ケーキ屋」「パティシエ」が約8割を占める結果に。同じくスイーツ系の「アイスクリーム屋」も比率を伸ばし、昨年に続き6位と入った。3位返り咲きの「看護師」など、身近な職業への関心高まる10位までの顔ぶれは、昨年と同様となった。しかし、上位2つの比率が微減であったのに対し、過去最高タイの3位に返り咲いた「看護師」をはじめ、「保育士」「医師」「教員」「警察官」といった子どもたちにとって身近な職業が比率を伸ばした。「医師」、「警察官」が過去最高比率で順位上げる過去最高比率となった7位「医師」。女性医師の数も年々増加しており、人々の健康を守る凛々しい仕事ぶりに女の子は心惹かれているようだ。同じく過去最高比率で1つ順位を上げた「警察官」は男の子で15.1%(2位)、男の子の親で6.7%(5位)、女の子の親で1.4%(15位)と、いずれも過去最高の比率となり、性別や世代を問わず注目を集めている。男の子の親の「就かせたい職業」「スポーツ選手」が初めてのトップ3落ち、安定感のある職業に人気集まる調査開始以来、毎年3位内をキープしていた「スポーツ選手」が今年初めて4位となり、トップ3は安定感のある職業が占めた。「公務員」が1位から落ちたのは、「スポーツ選手」が1位となった2009年の一度だけ。「医師」は昨年初めて3位内から落ちたが、今年は2位に返り咲き。「医療関係」も初めてトップ10入りを果たした。女の子の親の「就かせたい職業」今年も続く医療系人気、「医療関係」は過去最高比率に調査開始以来連続1位の「看護師」ほか、3位に「薬剤師」、4位に「医師」、5位に「医療関係」と、医療系の職業が引き続き人気を集めた。「医療関係」は過去最高タイ順位、過去最高比率に。内訳では、「助産師」「歯科衛生士」「検査技師」「臨床心理士」といった職業が挙がった。※出典:厚生労働省 「平成30年(2018年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」■株式会社クラレ公式ホームページ学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年04月04日あんふぁんWebのアンケートで「子ども同士のトラブル」について聞いたところ、150件の回答が寄せられました。今回は3歳〜中高生までの中で一番書き込みが多かった、小学1年生の子ども同士のトラブルとそれに対する親の対応の6つのケースを紹介します。小学1年生は卒園してまだ1年。子どもの様子をみて話を聞きだしたり、先生へ相談したり、親がどう行動するかが大切ですね。※2019年12月25日~2020年1月15日、あんふぁんWebでアンケートを実施。回答数:150件いじめ?悪ふざけ?カサが壊れていた・どんなトラブル?カサを1週間で3回も壊してきたことがありました。破けて使えないほどで、さすがに悪ふざけで遊んでいたにしてもケガにつながると思いました。・どう対応しましたか?担任の先生に相談しました。双方の意見(子ども、親の見解)も食い違ってすごく疲れました。本人たちに聞いても、悪ふざけなのかそれともいじめの領域なのかが分からず。そして上級生も一緒だったりしたので、相手の親が先輩ママさんでもあり、すごく精神的に疲れました。・親として感じたことは学校に報告や相談をすることが大事だなと、つくづく思いました。(たか、44歳)荷物を持たされて帰宅した・どんなトラブル?子どもが同じマンションの子に、学校の帰りに荷物を持たされたと言って帰ってきました。いじめではないかと心配しました。・どう対応しましたか?本人がイヤだったと話をしたので、担任の先生に報告しました。本人にもまたされたら言うようにと伝えました。それからはなかったようなので安心しました。・親として感じたことは?イヤなことはイヤだと言うように伝えるのが大事。解決できなければ大人が中にしっかり入りたいと思いました。(みい、40歳)仲間外れにされ、悪口を言われるように・どんなトラブル?同じグループの同級生数人から、突然仲間外れにされたり、悪口を言われるようになった。本人が「学校に行きたくない」と言ってきたので理由を聞いて知った。・どう対応しましたか?担任の先生に連絡帳を通して相談。その日のうちに、本人と同級生を集めて「なぜいじめるのか」を聞きだしてくれたらしく、夕方には担任から電話連絡があった。同級生はいじめというより遊びの延長でからかっている認識だったようだが、それはダメだとしっかり言い聞かせてくれ、問題はなくなった。・親として感じたことは?異変に気づいたら、とにかくすぐ担任の先生に相談すること。悩む時間がムダと思えるほど、早く解決できた。一度相談しておくと、先生も様子を気にしてくださるので、安心できる。(マッキー、41歳)「〇〇ちゃんの方が大事」と言われて・どんなトラブル?「明日友達と遊ぶ約束をした」とうれしそうに話をしていて、翌朝も「今日遊ぶんだ~」と張り切って登校したのですが、泣きながら帰ってきました。しばらく泣きじゃくって落ち着いてから聞くと、「今日は〇〇ちゃんと遊ぶ、〇〇ちゃんの方が大事だから」と言われたそう。・どう対応しましたか?その子と〇〇ちゃんは同じ幼稚園で、以前から仲良しだったよう。娘だけ違う幼稚園だったため「仕方ないよ、幼稚園からのお友達なんだし、あなたもこれから一緒に仲良くなっていけば大丈夫」となぐさめました。 次の日には元気に登校し、その子とも今では他の子も交えて公園で仲良く遊んでいます。・親として感じたことはまだ小学1年生だったので、すぐ立ち直ってよかったです。親が思うより子ども同士で解決することもあるので、見守ることも大事だと思いました。ただ高学年になると簡単には解決できないことも増えるので、親としての見極めを誤らないよう気をつけていきたいと思います。(あゆママ、45歳)違うルートで下校しようと誘われる・どんなトラブル?帰りが遅いので理由を聞いたところ、新しく友達になった子が、「登下校コースではない道を帰ろう」と言っていたみたいで、知らない人の敷地にも勝手に入っていたことが分かりました。わが子には「それはダメだよ」と言い聞かせたのですが、友達は聞く耳を持ってくれないようで、何度か私が途中まで迎えに行って、ダメな理由を説明しにいったことがありました。・どう対応しましたか?私もお迎えに行ったりしましたが、なかなか話を聞いてくれないので担任の先生に相談しました。相手のお母さんにもお伝えしてもらうことにしました。・親として感じたことは幼稚園では顔見知りの子がほとんどなので、親もなんとなくわかるけれど、小学校に入ると知らない子も多く、情報が少なくていろいろ大変だなと思いました。(おまみ、33歳)娘とだけ仲良くしないように、まわりに言う・どんなトラブル?仲良くしていた3人組の中、1人だけ仲間外れに。中心の1人が「〇〇ちゃん(娘)と仲良くしたら許さないからね」と言っていたらしく、無視されたりしたようです。・どう対応しましたか?娘本人が担任の先生に相談し、間に入って話をしてもらいました。謝罪されたそうで、一応仲直りはしましたが、2年生になり別のクラスになったこともあり、ほとんど交流はなくなったようです。・親として感じたことは一方的に解決しようとせず、担任の先生に任せた方がいいと思います。性格的に合わない場合などは、自然に離れていくので(似た性格の子で集まりだすので)あまり心配する必要はないのかなと思います。(マム、39歳)<あんふぁんWeb編集部>
2020年01月26日小学1年生になり、ひらがな、カタカナ、漢字と勉強が進んでいくなかで、字がきれいに書けなくて苦戦していた息子。小学2年生になってからの個人面談で先生に「文字の書き方に気になるところがある」と指摘されたことに衝撃を受けて、練習をスタート。字がきれいに書けるようになるまでのわが家の対策を紹介します。文字の大きさ、バランスが悪いのは雑だからと思っていたら…小学1年生のときは、学校で大きなマスの中にはみでないように字を書く練習をしていきます。そのときも上手に書けているとは思いませんでしたが、まだ1年生だし、これから練習を続けていけば大丈夫だと思っていました。2年生になると、1年生のときよりも教わる漢字が難しくなり、書くマスが小さくなりました。先生のチェックも、はねやはらいなど、厳しくなります。画像は2年生の1学期後半のもの。文字がマスからはみ出しそうになっていたり、大きさのバランスが悪かったりしています。私は、息子が宿題を早く終わらせたくて雑に書いているのではないかと思い、いつも「もっとていねいに書くように」と言っていました。しかし、個人面談で先生に「今はチェックもあまくして丸をつけていますが、厳しくチェックしたら点数をつけられない字です。ですが、字を雑に書いているのではなくて、きっと書けないのだと思います。図工の時間などでハサミを使う作業のときも、手の動き方が気になるので練習してみてください」と言われて、はっとしました。手先の動かし方に問題があり、書く技術がついていっていないということだったのです。先生から、「鉛筆を思った通りに動かせるようになるために、まっすぐな線や丸を書くなどの練習を家でやってみてください」というアドバイスをいただき、家で運筆の練習をはじめました。直線、曲線、丸を書くという運筆の練習をスタート保育園のころに家でやっていた、直線、曲線、丸を書くという運筆の練習ドリルを遊び感覚でおさらいすることにしました。実際にやっているところを見ると、直線を書くことが苦手なようで、書くときに力を入れすぎていることにも気がつきました。はじめは、「こんなの簡単だよ」と言っていた息子も、きれいにはみださないように書くということは、思っていたよりも簡単ではないということに気がついたようで、やりはじめたら集中して練習するようになりました。はじめは3歳になる妹と同じ内容のドリルをやることに抵抗がないかと心配していたのですが、「妹の見本になる」という意気込みで頑張って毎日1ページを1か月間続けました。字を書くときの筆圧に注意しながら、1週目は少しだけ苦戦して、2週目からは慣れてきて、3週目以降には手首や指をやわらかく動かせるようになりました。文字のバランス、筆圧の感覚もつかめるように線を書くドリルと並行して、小学校で教わってきた漢字もマス目があるノートで練習していきました。すると、少しづつ字がきれいに書けるようになっていきました。画像は運筆の練習をはじめて2週目のもの。はじめのころと比べると、全体的な字のバランス、熟語も2文字のバランスが揃うようになり、マスからもはみ出さないで書けています。筆圧の感覚もつかめるようになり、はね、はらいもきちんと書けるように。書くスピードも速くなってきて、学校でも先生に「字がきれいに書けるようになったね」とほめられるようになって自信もついてきたようでした。線がうまく書けるようになると、絵も前より上手に描けるようになりました。また、面談のときに先生に指摘されたハサミの使い方も気になっていたので練習したところ、字を書くときと同じく手に力が入りすぎているということがわかりました。運筆の練習でつかんだ感覚で、ハサミの使い方も以前よりよくなりました。もし、個人面談のときに先生にきれいに字が書けないということを指摘されなかったら、私は「きれいに書きなさい!」と注意ばかりしてしまい、子どもが書くことへの苦手意識が強くなってしまっていたかもしれません。文字をきれいに書くということだけでなく、それぞれ苦手なことには、きっとなにか理由があります。それを、親子で一緒に探して、練習して、克服していくことが大切なのだと感じるできごとでした。忙しい毎日を過ごしているとつい見落としてしまいがちですが、これからもそれを意識して子どもと一緒に成長していきたいと思っています。<文・写真:ライターやまさきけいこ>
2019年12月16日そろそろ年賀状の準備をし始める時期。小学校3年生になる子どもたちの年賀状事情を紹介します。■お友達に年賀状を出したい!と言うけれど…クリスマスばかりに気を取られてると、忘れてしまいがちになる年賀状の話です。こんな状況が2年続いてるもんで、今年もきっとこうなるだろうなと予想してる。保育園時代は親どうしが繋がってたから、お友達の親から「年賀状出したいから住所教えて~」ってメールやラインがきてたけど、小学校になると親どうしの交流がほぼ皆無なので、子供に任せるしかないのよね。でもクリスマスや冬休みがわくわくすぎて、年賀状まで思考が回らない8~9歳児。手紙やハガキで交流を持ち始めるのは高学年くらいなのかな~?と考えています(汗)。
2019年12月14日来年度小学1年生になるから、そろそろ入学用品の用意をしようかなと考えている人に伝えたいことがあります。実は、早めに用意しておいても「使えなかった」とムダになってしまう可能性も。私が早めに用意して失敗だったものを紹介します。1.学習机わが家では、息子がまだ4歳のころに、いずれ使うようになるからと学習机を購入。ですが、小学校に入学してから実際に勉強する場所はリビングでした。学習机は子ども部屋に置いてありますが、教科書の準備もリビングでするので、結局、学校用品はすべてリビングに置いてあります。学習机は部屋で勉強する年齢になってからでよかったと思っています。2.算数セットのお名前シール小学校入学前に大変になると聞いていた、算数セットのお名前書き。そのため、算数セットのお名前シールを用意しておいたのですが、息子の学校では算数セットが貸し出し制だったため、必要ありませんでした。ほかの学校に通う子をもつママに聞いたところ、算数セットを購入した人も、子どもの名前入りシールが付いてきたので、購入する必要はなかったそうです。3.ランドセルカバー息子の通う小学校では、入学すると黄色いランドセルカバーがもらえます。しかし必ず黄色いカバーをつけなければいけないというわけではなく、好きなカバーをつけてもOK。実際に自分で用意したカバーをつけている子も目立ちました。そこで、わが家では事前に透明なカバーを購入していたのですが、黄色いカバーで十分。購入する必要はなかったと思いました。ちなみに今は、カバーをつけたくないと言って、カバーなしで通っています。ランドセルは頑丈な造りなので、そうそう傷はつきませんし、もし傷がついてもそれはそれで思い出になるのでいいかな感じています。入学準備のタイミングは説明会が終わってからがおすすめ年が明けて1月〜2月に行われる入学説明会の際に、準備するものが書いてあるプリントを渡されます。また、説明会できょうだいがいる先輩ママにいろいろ聞くこともできます。私は、息子の習い事が一緒の同じ学校の先輩ママにいろいろ教えてもらいました。筆箱や下敷き、鉛筆など授業中に使うものはキャラクターNGなのは知っていたのですが、「秋の発表会のために豆絞りが必要になるから、販売している夏の間に購入しておいた方がいい」という学校独自の必要なものも教えてもらい助かりました。入学準備に関わらず、入園準備も同じで、絵本袋も大きさが指定されていたり、手提げ、肩掛けなどの違いもあります。確認せずに作ったり購入しても使えない場合も。そんな失敗がないように、説明会が終わってから準備することをおすすめします。<文・写真:ライター三浦麻耶>
2019年12月13日最近、次女ちい(2年生)の態度がひどいのです。例えば…ちょっと注意すると、天使の笑顔は消え去り悪魔となるのです。大体、不満を口にしながら足をどんどん!!!と踏み鳴らしながら歩きます。宿題しなさい~。もう寝なさい~。などなどを言ったときも、こうなるわけですご~く態度が悪い!何度注意しても直らず、頭を抱えています。すでに自立した社会人の長男は、中学~高校時代は荒れておりました~。やるべきことはせず自分のしたいことだけをし、注意すると文句を言うか無視。深夜にこっそりスマホをいじり、翌日はもちろん遅刻…などなど。なんど学校の呼び出しを受けたことか…!その長男が「自分にそっくり」と言っているー!!!長男のときと同じてつを踏まないように、対策を考えたいと思います…。
2019年12月07日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! 8歳と4歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。2020年から小学3年生での英語が必修化されます。長男は来年小学3年生、英語に興味を持ってくれたら嬉しいなと思い、あるものを取り入れてみました。■お風呂でアルファベット学習我が家では、2年くらい前からお風呂にアルファベット表を貼っています。最初は全然読めませんでしたが、毎日のようにクイズ形式で教えていたらいつの間にか全部読めるようになりました。でもアルファベットを覚えても、英会話を習っているわけでもないのまだまだ活かすことができず「覚えてるまま」の状態が続いていました。しばらくすると長男が「英語で俺の名前ってどれとどれ?(アルファベットの組み合わせ)」と聞いてきたので教えてあげることに。まだ書くことはできないですが、自分の名前がどのアルファベットでできているかはばっちり覚えてくれました!■パソコンでローマ字を打てるようになりたい!うちはリビングにパソコンがあるんですが、たまに触らせてあげています。触らせてあげるといっても主にYouTube(視聴制限有り)や、時々ゲームをする程度で、それ以外はさせないとルールは作っています。長男は見たい動画を自分で検索できるようになりたかったらしく、「ママみたいに文字が打てるようになりたい!」と言い出したのでローマ字を教える事にしました。勉強場所は主にお風呂で、お風呂に貼ってある「あいうえお表」と「アルファベット表」を使っています。あ行以外は2つ以上のアルファベットで1つの文字になるんだよと教えましたが、なかなかそこが理解できず…。ちょっと難しかったかな? と思ったのですが、最近少しずつ理解してきたのか「さ行はSから始まるんだね!」などとわかるようになってきました。キーボードもタイピング練習ゲームをさせてみましたが、それはまだまだ難しいみたいでした(笑)。無理に教えても頭に入らないと思うので本人のやる気に任せています。一応PCの前にもローマ字一覧を貼っていて、見たい動画はそれを見て検索しているようです。この学習方法が合っているのかはわかりませんが、好きな事、したいことの為に勉強したいと思えるのは良い事かなと思って長男のペースに合わせて一緒に勉強しています!
2019年11月28日ウーマンエキサイトでも人気連載中のちひろさんの書籍 『子育て1年生~初めての育児3人家族の慌ただしい日常』 が発売されました。Instagramで人気のコミックエッセイに、書き下ろし漫画も多数収録された充実の内容です。妊娠がわかった瞬間の感動から、予定通りにはいかない出産を経て、初めての育児に四苦八苦する様子…。ちびたろくんの成長を一緒に見守っているような暖かな気持ちになれる本です。<ちひろさんプロフィール>一児の母でイラストレーター。何事にも前向きな性格に育ててくれた母親をお手本に初めての育児に奮闘している。育児疲れは絶大なヒーリング効果を持つ息子のむちむちに癒してもらう自給自足的な毎日。Instagram: ■予定日超過に会陰切開…初めての出産はどうなる?初めての妊娠・出産は楽しみな反面、不安もつきものです。著者のちひろさんも例外ではなく、妊娠初期の出血が心配になったり、中期には胎動を感じなくて怖くなったり…。第1章では妊娠中の繊細な気持ちの変化が描かれ、多くのママや子育て世帯から共感が寄せられています。そして、里帰り出産を選択したちひろさん。ちひろさんを支えてくれるのは実家の家族のほか、助産師をしている伯母(父の姉)さま。親族の勤める病院で出産できるなんて、心強くていいなあと思ったのですが…。予定日を超過したと思ったら、陣痛が始まるとあっという間に分娩室へ…と、予想外の事態の連続だったそう。もしかしたら、全部が予定通りにいく出産なんてひとつもないのかもしれません。いきみ逃しがつらく夫に理不尽になってしまったり、会陰切開するもなかなか産まれず、意識を失いそうになったり(しかし痛みですぐ覚醒!)ちひろさんの持ち味であるかわいいイラストながら、出産時のリアルな様子が伝わってきます。体力の限界が近づいたころ、無事、息子のちびたろくんが誕生! 赤ちゃんが生まれる瞬間って、いつだって奇跡的でとても心動かされますね。■初めての育児は思った以上にわからないことだらけ産後、スクスク成長するちびたろくん。第2章では、ちひろさんの育児の戸惑いが素直に描かれています。初めての授乳や沐浴に苦戦する様子に、赤ちゃんの育児あるあるが満載。息子くんは平均より大きめの赤ちゃんだったようで、ムチムチベビーならではのエピソードも…。さらに新生児期のエピソードには、産まれてすぐに風邪をひいてしまった話や鼻涙管が詰まっていて片目が目ヤニで開かなくなってしまった話など、赤ちゃんの症状についてもまとめられていて、ためになる情報もたくさん!初めての子育てでは、赤ちゃんの様子がいつもと少し違っただけでもハラハラしてしまうものです。こうして実際の例を事前に知っておくと、少し気持ちがラクになるかもしれません。ここでご紹介するのは、乳幼児に多いと言われている肌トラブル「乳児湿疹」のエピソード。このときちひろさんは「薬でキレイにしたほうがいいのか」「キレイにしたいというのは親のエゴか」、なにが子どものためになるのかとっても悩んだそう。当たり前ですが、赤ちゃんはまだ自分で選択することができません。親が悩んで悩んで出した答え…。きっとそれこそが「正解」なのだとちひろさんは考えます。生まれたばかりの赤ちゃんと過ごして、たくさんお世話をして、そしてずっとその子について考えている。だから、親になると「急に世界が変わった」と感じる人は多いのではないでしょうか。ちひろさんは書籍内のコラムで「母になると強くなるというけれど、明らかに弱くなった」と明かしています。だけどそれが新しい「幸せ」だとも…。もしかしたら、ちひろさんと同じように感じるママも少なくないんじゃないかなと思います。子どもの成長の機微に一喜一憂して、車の運転や外出など日常生活にも慎重になって…。でも、それがなぜかイヤじゃない。初めての子育てに向き合うちひろさんが、少しずつ気持ちを「赤ちゃんのいる生活」に対応させていく。その姿は本書のタイトルそのもの「子育て1年生」の姿なのだろうなと思います。■子どもの成長は寂しさもうれしさも半分ずつ初めてのハイハイ、つかまり立ち、ヨチヨチ歩き…。赤ちゃんの成長ってとってもかわいくて、それを近くで見守れる親という立場はとても幸せだと思います。だけど、子どもの小さな時期って本当にあっという間で、ちょっと寂しい気持ちがあるのも確か。ちひろさんは、そんな気持ちを「すこし寂しくて、すごくうれしい」と表現しています。なにげない言葉ですが、10数年続く「子育て」を言い表すのに、とても的確な表現だなあと思いました。きっと親になると、この気持ちとずっとつき合っていくことになるんでしょうね。また、子育てのちょっとしたうれしさを夫婦で共有する微笑ましい場面のイラストも収録されています。「こんにち歯」は、ちょこんと小さい歯が生えてきたときのこと。赤ちゃんの成長は目まぐるしくて、ついつい見逃してしまうこともあるけど…。こんなふうにひとつひとつ大切にできたらステキですね。「共有したいの」は、ラブラブ夫婦なちひろ家ならではのエピソード。息子のことを一番に報告したいのは「大好きな夫」とのことですが、うんちのことまで電話で共有しようとするちひろさんに、クスッと笑ってしまいました。 初めての育児をちひろさんの感性で綴った記録。共感するところが多いのはもちろんですが、「そんな見方や考え方があったんだ!」と発見もたくさんあると感じました。■美しいだけの子育てなんてない…だけど幸せ子育てのことだけでなく、子どもが生まれてからの夫婦の関係の変化にもエッセイでは触れられています。ちひろさんは、その微妙な変化についても、どちらかというと「当たり前」と前向きに捉えている印象。忙しく家事育児に多く関わることができない旦那さんですが、それでも、夫婦での育児の乗り越え方などがまとめられています。一筋縄ではいかない子育ての大変さや、ちひろさんが良い夫婦関係を保つための努力がイラストやコラムから感じられますが、それらは決して悲観的には語られていません。ちひろさんのコミックエッセイでは、「美しいだけの子育てなんてきっとない」としながらも、前を向いていこうという気持ちが伝わってきます。子育ては長く長く続く道だと思います。実際に育児中は先が見えなくて落ち込むこともあるかもしれません。だけど、きっと子どもが大人になるのは思っているよりも早いんだと思います。だから、子育て中にずっと笑顔でいることはできないかもしれないけど、できるだけたくさん笑顔でいられるように奮闘することはできる。そんなちひろさんの姿に勇気をもらえる一冊だと思いました。 『子育て1年生~初めての育児3人家族の慌ただしい日常』 ちひろ著(主婦の友社)1,000円(税抜) 初めての育児は不安なことばかり。でもだからこそ、大切な家族と過ごすなにげない日常が幸せに感じるのかもしれません。Instagramで大人気のコミックエッセイがついに書籍化しました。●ちひろさんのウーマンエキサイトの連載: ちひろの親子成長記録
2019年11月24日小学生の息子に発達障害のこと、伝えるべき?Upload By かなしろにゃんこ。息子がADHDと広汎性発達障害の診断を受けたのは小4の春でした。発達障害の検査や医師との面談に何度もクリニックに通いました。その度に息子は「ぼく何で病院に行くの?」と謎に感じていたようでした。「発達障害の検査をするからだよ」と言っても理解できないかもしれないな~と思って、その頃人間関係からくるストレスで胃痛があった息子だったので、とっさに「お腹の検査だよ」と言って誤魔化しました。子どもに発達障害について伝えるときって、どう言えばいいんだろう?…というか、伝えていいんだろうか?その頃はまだ何も分からない発達障害の子の母1年生の私でした。Upload By かなしろにゃんこ。診断を受けたクリニックの先生や心理士さんに「子どもには発達障害のことを話した方がいいですか?」と聞いたところ、「子どもにカミングアウトをする時期は物事の道理が理解できるようになってきた中学~高校生頃が良いです。また受験のシーズンと重なって気持ちが揺れ動くのを避けるために、受験の前か後がいいですよ」とアドバイスされました。しかし私は反抗期を前に、いやすでに始まっていた反抗期の中、発達障害があると分かった息子にさまざまなことを伝えていかなければならないのに、発達障害のことに触れないでいくことはできないな~と感じました。発達障害の特性によって、周囲の人たちと考え方の違いが生まれていることが息子には多くあったため、一般的にはこうするよ!こう考えるよ!と教えたり話し合ったりした方が良い、そのためには発達障害があることを隠すのはどうなんだろう?とも考えました。息子小5の冬、発達障害について本人に伝えることに。息子の反応は...Upload By かなしろにゃんこ。「発達障害が悪いわけではないし、発達障害があることは強みでもある!」そう言って伝えようと、リュウ太小5の冬のある日、学校から帰ってきたリュウ太に話をしたのでした。なんともいえない複雑な、悲しそうでもある表情で息子は黙って聞いていました。「障害」という言葉がとてもショックだったのだと思います。言わないほうがよかったかな…とも思いましたが、息子の表情をみて、「発達“障害”という名称だけれど、個性だし、脳の機能が他の人と少し違うだけ。ほら障害物レースってあるでしょう!何かに邪魔されてうまく走ってゴールできないやつ!」と、障害という言葉についてフォローをしました。Upload By かなしろにゃんこ。“障害=悪い”というイメージではなく、一つの特性として考えてくれたんじゃないかなと思います。また、リュウ太はADHDだけれど、嫌なことは早く忘れてワクワクすることにすぐシフトできたり、思いついたヒラメキをすぐに形にしようと行動したりするところが、起業する社長さんのような能力なんだとポジティブな面についても話しました。ADHDとは何かなんてよく分からなくても、僕は僕のままでいいんだって思ってくれたら嬉しいなと思いました。そこからは息子に「ADHDの特性で足元を見ないで歩いてケガしやすいから、オモチャはこまめに片づけようね」とか、「忘れやすい特性があるから持ち物はドアノブに引っ掛けるようにしようね」、「思ったことをそのまま友だちに話すと本当のことでも友だちが傷つくから、黙っていたほうがいいこともあるよ」など、原因と結果と工夫の提案を伝えやすくなったのでした。Upload By かなしろにゃんこ。こうして早い段階で発達障害について本人に伝えたわが家でしたが、本人が自分の特性について理解できるようになったのは、中学生のときに学校の図書室にある発達障害の本を読んだときだそう。「コレ、オレと同じだ」と実感したと言います。手に取った本に載っている注意欠陥や衝動性についての解説を読んで「こういうことか~!」と納得したんだとか。そこから自分の特性を受け入れていこうと変わったのかもしれません。中学のときには発達障害やADHDといった単語に対して悲しそうにすることもイヤそうにすることもありませんでした。「ADHDだから楽しいと思ったらすぐやるんだよな、オレ」と、発達障害について受け入れている言葉も発していました。発達障害の告知は専門家に任せたほうがいい場合も!フライング気味で伝えたわが家だったけれど...Upload By かなしろにゃんこ。息子の言葉を受けて私も「そこがADHDのイイところ!どんどんオモシロイことに興味を持って冒険してネ!」と言います。この言葉を額面通りに受け取って本当に遠くに遊びに行っちゃう子です、ハラハラ(汗)ただ…私の本に監修をしてくださった児童精神科医の田中康雄先生は「子どもに障害名を伝えるのは医師の役目」とおっしゃっています。そうか!「あなたには発達障害があります」と告知するのは専門家の仕事だったのか!と、あとから気がついた私。幼児・児童期に診断を受けたとしても、大きくなってから告知する際は子どもと一緒に医師のもとで告知を行ったほうが子どもも理解しやすいでしょうし、親が勘違いしていたりうまく説明できなかったりすると、混乱させてしまうかもしれませんからね。わが家は告知がちょっと早すぎだったかもしれませんが...コレでよかったかな(笑)と、今は笑って息子と話せています。
2019年09月26日宿題・明日の準備までおわったら、ゲームOKが我が家のルールです。しかし楽しい時間はあっという間…。私もゲームするのでわかるのですが、30分は厳しいですよね~。せめて1時間は遊びたい!そんな気持ちはわかるのですが、約束の30分を過ぎても、だらだらとゲームを続ける次男に喝!フラグ!?よく映画にあるシーン「この戦いが終わったら…俺、結婚するんだ…」みたいな!?思わず笑っちゃいました~~。とは言えルールは守って欲しいところ。戦いの途中とか、セーブポイントじゃないからと言って、そのまま続けてることが多いですもんね~。セーブすることも考えて遊んでほしいもんです!
2019年09月07日新学期がスタートすると、「また毎日宿題の心配をしなければいけないな…」と少し気の重い人もいるのではないでしょうか。私の息子は現在小学2年生。1年生の1学期は毎日宿題について頭を抱えていましたが、2学期に入り、自ら宿題に取り組むようになりました。悩んでいた日々と、声をかけなくても宿題をするようになった経緯をお伝えします。宿題に口出しをしていた日々入学した当初は、「宿題はやったの?」「夜になると疲れちゃうから、今のうちに宿題終わらせようよ」と、私が宿題に取り組むように促していました。素直に宿題に向かうこともあれば、「うーん、あとで」と動く様子がなく、いつやるのかとイライラすることもありました。子どもには自ら宿題に取り組んでほしいと思っていたので、口出しはしたくなかったのですが、親としてはついつい口をはさみたくなります。個人面談の際に、どうしたら自主的に宿題に取り組むか、担任の先生にも相談してみました。そこでわかったことは、・小学校低学年のうちは、時間の感覚があまりないので、時間管理を自分でするのは難しいこと・学校から帰ってすぐに宿題に取り組ませている家庭が多いことということでした。そこでひとまず、まわりの家庭を見習い、わが家でも「帰宅後遊びに行く前に宿題をする」というルールを息子と一緒に決めました。しかし、このルールは早々に撤廃。学校で帰宅時間が決められていることにより、先に宿題をすると、外遊びの時間が短くなってしまうことに、私が抵抗感を覚えたからです。わが家では「子どもには、勉強よりも遊びを優先させること」を重要視しています。遊びのなかで何かに夢中になったり、自分で想像したり、友達と関わったり、そういったことが生きる力になると考えているからです。そこに立ち返ると、私たち夫婦にとって、子どもの宿題は二の次であることを改めて感じました。また、宿題をしなくて困るのは子ども本人ですから、その状況をどうするか、どう考えるかもまた、子どもが考えて学べばいいと思ったのです。宿題をするための環境を整えることに自分自身の考えが整理できたことで、少し気持ちがラクになりました。とはいえ、宿題をすることに越したことはなく、しないことで授業についていけなくなり、勉強が面白いと思えなくなるのは望ましくありません。そこで、息子自身が宿題があることを忘れないようにするための環境作りをすることにしました。1:声かけの方法を変えた前述したような「宿題はやったの?」という声かけは、「宿題をまたやってないでしょ!」という気持ちが含まれていて、子どもを信頼していないように感じます。そこで、「今日は音読と何だっけ?」「ダイニングテーブル片づけたから、ここで宿題やってもいいよ」と、宿題をやる意思があることはわかっているという、親から子どもへの信頼のメッセージを含んだ声かけにしました。信頼しているのなら声かけは不要なのでは?と思われるかもしれませんが、遊びに夢中で本当に宿題のことを忘れていることがあるので、その確認の意味の声かけです。2:声をかけるタイミングを変えた遊びに夢中になっていたり、何かを作っている最中など、何かに集中しているときに、宿題についての声かけすることをやめました。何かに没頭しているときは声をかけたところでムダですし、集中力を削ぐことにもなってしまいます。子どもの様子を観察し、キリのいいところや、子どもが少し集中力を切らしたタイミングなど、隙間を狙って声をかけるようにしました。3:宿題置き場を作った宿題の存在自体を「忘れてた!」ということがしばしばあったので、忘れないように常に目につく場所に、宿題置き場を作ることにしました。わが家の場合は、「ダイニングテーブルの上に100均のトレイを置く」というシンプルなもの。学校から帰ってきたら、そこに宿題を置くという流れは自然とできあがりました。なお、1、2の“声かけ”についてですが、声をかけたタイミングで宿題をしなくても何も言わないようにしました。親が何か言ったところで、やる気のないときにはしませんし、やるタイミングは本人に任せました。わずか1週間!自分で決めた時間に宿題をするように環境を整えてから、子どもが自分で宿題に取り組むようになるまでに、1週間もかかりませんでした。わが家は平日パパの帰りが遅いので、夕食を済ませた後は私と子ども3人でお風呂に入ります。私と1歳児がお風呂に入り、体を洗い終わったら小学生の息子と当時4歳の娘の2人を呼び出す、という流れです。いつものように上の子2人を呼んだら、娘ひとりしか入ってこなかったので「おにいちゃんは?」と娘に尋ねたところ、「今宿題やってるから、もうすぐ来るよ」と答えが返ってきました。私と1歳の息子が入ってから呼び出すまでの時間は、およそ20分。この時間を生かして、小学生の息子はお風呂に入る前に宿題をやる、というリズムを自分で作りだしたようです。もともと宿題をするのがイヤだったわけではなく、遊びに夢中になって宿題を先送りしているだけだったため、宿題に気づくタイミングと取り組めるタイミングが合えば、すんなりと宿題に向かうことができるのだと、初めて気がつきました。日によっては違うときに取り組んでいますし、金曜日に出た宿題はその日のうちにやらないことも多いです。しかし、どこかで宿題に取り組む時間を自分で作っています。宿題をやったかどうか不透明な日については、「宿題は終わってるんだよね?」とやはり信頼を込めた言葉で確認を行うようにしています。今回の宿題の件でわかったのは、子どもを変えようとするより、子どもの環境や親の意識を変えるのが大切だということ。また子どもは自分の時間の流れやタイミングがうまく合えば、自ら動き出すということです。これからの成長過程でもそれを忘れずに見守っていきたいと思います。<文・写真:ライター沖田かへ>
2019年08月30日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは。ちょっ子です。今回は 「小さな恋のものがたり」 特集ということで、息子・きゃん太が一年生の時の出来事をお話ししたいと思います。幼稚園までは恋多き男だったきゃん太。クラスの女子、全部俺の女。くらいの勢いがあったものですが小学校に入ると落ち着いたのか、どの子が好きだとかそういう話をすることがめっきりなくなり、私は少し寂しく思っていました。そんなある日…。学校から帰ってきたきゃん太が「同じクラスのあいちゃん(仮名)からもらった」と言い、手紙を見せてきたのです。それは「結婚しよう」という旨の熱烈なラブレター。その手紙を皮切りに、「あいちゃん」からのラブレターが続々と届くようになりました。その中には「きゃん太くんも私のことが好きなら返事を書いて欲しい」という切ない乙女心をつづった内容もあり「ちょっとちょっと、どうすんのよ。はっきりしてあげた方がいいんじゃないの?」ときゃん太に聞いてみましたが「あいちゃんのことは友達だと思ってるけど、よくわからない」とのこと(全部俺の女だった幼稚園時代と比べるとえらい成長ではないですか…)。はっきりと返事はしないままになっていました。そして後日、きゃん太の同じクラスの親友・きみたん(仮名)のママと話していたとき…。 きみたんも「あいちゃん」から手紙を受け取っていたことが判明。あいちゃん、君、きみたんにもラブレターを?そりゃきゃん太は明確な返事してないかもしれないけど…何!?この感情!!…複雑!!色んな想いが頭を駆け巡りました。しかし…まさかの「きゃん太が好き」報告でした。実はきみたんがあいちゃんのことを好きだと言っていて、それに対しての「私はきゃん太くんが好きだからその気持ちに応えられない」という返事かなとも思いましたが、きみたんのママの話ではそういうことではないとのこと…。純粋に友達であるきみたんに自分の気持ちを報告したかっただけのようです。情熱的でちょっと不思議な女の子、「あいちゃん」。二年生になりクラスが分かれた今でも友達関係は続いているとのこと。きゃん太との進展は今後あるのか、ないのか。小さな恋のゆくえを静かに見守りたいと思っています。
2019年08月27日夏休み終盤になると、始まるのが…!?宿題の丸つけです!夏休み前の個人面談で「宿題は丸つけまでお願いします」と答えをもらっているんですよねえ…。やり直しをするってことは…丸付けもやり直しです!やり忘れた箇所、間違っていた箇所を何度も何度も…全問正解するまでやり直し~~!小学生の次男次女の2人分…。お父さんも家にいるときは、時々丸つけはしてくれますが、ほとんどは私の役目になっております。丸つけしつつ、わからない箇所を教える…。しかもなぜか仕事中に限って「丸つけ~!」とやってくるのです…。この丸つけ地獄、早く終わらせたいです!
2019年08月24日夏休みの自由研究、何をするか決まりましたか?私がおすすめしたいのは、「セミの羽化の観察」です。今回は、現在小学5年生の娘が、小学1年生のとき、初めての夏休み自由研究で制作した「セミの研究ノート」を公開します。娘はこの自由研究で、セミの羽化の不思議を体感し、副産物として、時計への理解が深まったのです。時間とともに変化する「セミの羽化」をテーマに決定初めての自由研究。何をすればいいのか見当もつかず、学校からの夏休みのワークショップの案内などを参考にし、自宅でできるものを探していました。そこで気になったのが「セミの羽化の観察」です。羽化は夕方から朝方にかけて行われ、経過によって色の変化などがあるとのこと。娘は小学1年生の1学期、時計の学習についていけず悩んでいたのですが、これなら観察しながら時間の流れの感覚が身につくのではないかと考えました。羽化の様子と時計の絵を組み合わせた観察ノートづくり自由研究として提出するために、観察ノートを作ることにしました。観察ノートには、以下をまとめることに。・セミの幼虫の捕獲方法・羽化するスペースの作り方・羽化の様子と時間の経過スケッチブックに、変化の様子が分かる写真を貼り、その時々の様子をメモします。時間の経過は時計の絵に長針、短針を書き込ませたものを貼って表すことにしました。セミの幼虫を捕まえる方法を検索実際に観察するにあたり、セミの幼虫を捕まえる方法をインターネットで検索しました。ポイントは2つ・時期は7月下旬から8月の上旬・前日に雨が降るか、夕立があった日の18時から19時までの間、土から這い出てくる土から這い出てきたところを捕まえて、自宅へ持ち帰ればゆっくりと観察することができそうです。まずは羽化のスペースづくり捕まえに行く前に、セミの幼虫が羽化する場所として、割りばしとプラスチックのケースで羽が広げられるスペースを作りました。変化の様子がよく見えるように、ケースは透明のものに。セミの幼虫を見つけに行った様子をリポート木の根元に、傘の先で開けたような穴があれば、幼虫が抜け出た場所です。見つけた時刻を時計の絵で表し、メモに記します。私たちが幼虫を見つけたのはマンションの並木道でした。羽化がスタート羽化がスタートしたらその時刻を記入します。羽化は、部屋を暗めにしないと始まりません。捕まえてきたら部屋を暗くしましょう。羽化が始まってしまえば、途中で止まることはないので、部屋を明るくして大丈夫です。羽化してからの変化と時間の流れをまとめるセミは羽化したときは、明るい黄緑色の羽でしたが、その後、こげ茶色の羽へ変化していきました。娘は「幼虫の背中が割れて、黄緑色の虫が出てきた時、また幼虫が出てきたかと思ったけど、本当にセミになったね!すごいね!足もちゃんあるよ!」と興奮しながら話していました。完全に羽化を終えたのは、夜中の1時10分。その間、娘は初めての夜更かしにとても眠そうにしながら「セミさんはみんなが寝てる時に大人になるんだね。」と不思議そうにしていました。そして「夜にも12時があるんだね!」と0時を起きて体験したことで、昼の12時との違いがイメージできた様子でした。リアルな体験はドリルを超える!時間の感覚がすんなりと刻々と変化する羽化の観察をしながら、「今何時?」「何分たった?」と娘自身が時間を書きこんでいた数時間。観察が終わるころには、娘は「さっきより何分経ったね!」「羽が乾くのに何時間かかったよ!」と時計をすっかり読めるようになっていました。ドリルを何冊も購入し、たくさん勉強しても、なかなか時間の感覚が身につかない娘でしたが、羽化の不思議に夢中になりながら、時計を実際に書きこんだことにより、長針、短針がどう動いていくのかすんなりと身についたようです。特に理解しづらかった、昼間の12時と夜中の12時の違いはセミの羽化が夕方から朝方にかけて行なわれたおかげで、スムーズに理解できました。時期さえずれなければ幼虫自体は見つけやすく、取り組みやすい自由研究だと思います。特に昆虫好きな子どもには忘れられない体験になるのではないでしょうか。夜中まで一緒に起きて観察する大変さや、変化の様子を見逃さないように写真におさめるのは気を遣いましたが、親子ともに生命の不思議に夢中になった数時間でした。今の時期がセミの幼虫を見つけるベストシーズンです!ぜひトライしてみてくださいね。<文・写真:ライターあんぱんだYO>========あんふぁん読者限定RIZAPトライアルモニター募集中!「シェイプアッププログラム」を4万9800円(4回・税別)でお試し。さらにモニター謝礼として1万円のキャッシュバック!さらにモニター終了者から抽選でクオカード3000円分を100人にプレゼント。さらに本コースへの入会金5万円無料。店舗により受け入れ制限がかかる場合が想定されますのでお早めにお申し込みください。申し込みはこちら ⇒申し込み〆切:2019年8月31日(土)
2019年07月28日夏休みの宿題、最大の難関!?夏休みの宿題の中で「読書感想文」は、親にとっても一番の難関とも感じられる宿題のひとつなのではないでしょうか。特に小学1年生にとっては初めての経験。これは、親が「やりなさい」と言っても、なかなかひとりでは難しい宿題ですよね。今回は、これまで3人の子どもたちの読書感想文の宿題につきあってきた私の経験から見つけた、「文章を書くのが苦手な小学1年生でも書ける」という方法をお伝えします。指定図書なし、時数制限なしという設定の場合で考えます。ステップ1:本選びは、お気に入りを確認しなおすまずは何を読めばいいのか。全国学校図書館協議会の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書部門に応募するつもりではなく、この本の感想文を書きなさいという指定がない場合は、何を読んでもいいわけです。実は、それがまた難しいですね。簡単に言うと、子どもが読みたいと思う本を選びましょう。子どもは、図書館や本屋さんに行って、漠然と「どれがいい?」と聞いても、なかなか答えられるものではありません。そんな時は、例えば、昆虫が好きな子なら虫が出てくるおはなしや科学絵本、ピアノを習っている子ならピアノが出てくるおはなし、といったように、興味がありそうな分野の本をあらかじめいくつかチョイスしたうえで、「こんなのどう?」と、ある程度の選択肢の中から選ばせましょう。また、新しい本を読んでほしいという親心はありますが、私のおすすめは、今まで読んだおはなしの中から、子どもの好きなものを選ぶことです。読んだことのあるものだと、ストーリーがわかっているので、確認のために再読するだけで、感想文そのものに時間をかけることができるからです。ステップ2:一度「読み聞かせ」でストーリーを頭に入れる次は当然ながら、「読む」のですが、やっとひらがなが読める・書けるようになったばかりという子もいます。「読みなさい」と言えば、読めないことはない、でも自分で読みながら、文章を理解して、ストーリーに気持ちをもっていくところまでできる子はなかなか少ないように思います。自分で読んで理解するのは難しいかな、と思った場合は、一度「読み聞かせ」するのもひとつの手です。文字を追うのがやっと、という子には、読み聞かせる方が内容がすんなり頭に入ってきます。一度読んであげると、ページをめくって振り返りながら、自分の頭の中でイメージを作っていくことができます。子ども自身が読む場合でも、一度親が目を通しておくと、このあとのステップが進めやすいので、親もぜひ読んでみましょう。ステップ3:質問してメモをする読み終えたら文章化していくのですが、いきなり原稿用紙に向かって書くことは難しいです。「思ったことを書けばいいよ」と言っても、それもなかなかできません。そこで、書くべきことを質問しましょう。質問しながら、答えを紙に書いて並べていきます。書くべきことは、この3点。1.選んだ理由2.本の概要3.感想この3点の答えを導き出すような質問をします。「どうしてこの本にしたの?」→「好きだから」「前はいつ読んだの?」→「保育園の時」「保育園の時から好きだった?」→「うん」「どんなおはなし?」→「一寸法師がおにをやっつけた」「一寸法師ってだれ?」→「小さい男の子」答えからさらに質問を重ねていって、それぞれの答えをメモします。[caption id="attachment_721185" align="aligncenter" ]長女の時はこの段階を自分でメモを書かせてみましたが、なかなか進まず…、長男の時は親がやることにしました[/caption]ステップ4:メモを並べて口頭で確認しながら文章にひととおり答えが出てきたら、メモを並べなおしながら、口頭で「〇〇がこの本をえらんだのは、保育園の時から好きだったからなのね」「このお話は、一寸法師っていう小さい男の子が鬼と戦って……」と確認しながら、文章化していきます。ステップ5:並べたメモをもとに原稿用紙へ書く最後まで確認ができたら、「じゃあ、書いてみようか」と、横にメモをおいて原稿用紙に向かわせます。この方法で、当時小学校1年生の長男に書かせてみたら、下のような原稿用紙1枚がちょうど埋まりました。原稿用紙2枚と指定されていたら、これにさらに質問を加えていきましょう。「鬼は何人いた?」「お姫様は一寸法師のことどう思ってた?」「〇〇ならこういう時どうするかな?」「うちでのこづちがあったら何につかいたい?」…。息子は、一寸が3cmだと知り、アリと一寸法師が並んだ絵を見て、「3cmのアリ、おっきい!」ということに気づいたところで目がキラキラ!大人からしたら、本文とは関係ないような気もしますが、それが本当に子どもがこの本を読んで感じたことなので、そこはしっかり残しました。「うまい文章」「いい感想文」を書かせようとしすぎると、子どもの素直な感想が出てこなくなってしまいがちなので、子どもが口走ったものを親の意見を入れずにそのままメモに残してあげると、子どもらしい瑞々しい感想文ができあがります。問いかけても、「わからない」「忘れた」などという答えが返ってきたりすることもあるので、親にとっては根気のいる作業です。実際やってみると、とても大変ですが、最初から最後まで横についてあげるのが一番の近道だと思います。この時は、朝から始めてお昼をはさんで夕方近くまで、途中おやつタイムなどを入れながらほぼ丸1日がかりでした。親にとってもなかなか重労働ですが、1つのおはなしを共有して話をする時間は、親子のコミュニケーションを深める絶好のチャンスでもあります。がんばって、早めに取りかかりましょう。<文・写真:ライター鳥山由紀>
2019年07月21日夏休み宿題の自由研究、子どもになにをさせたらよいか悩ましいですよね。生き物が大好きなうちの息子は小学1年生。この夏、初めての自由研究に挑戦します。息子は、すでにいろいろな生き物を捕まえてきていて、準備万端!どんな研究をしようかとワクワクしています。今回はわが家で飼育中の生き物の中から、子どもが捕まえられる、身近な生き物の飼い方や自由研究としてまとめるときのポイントを、難易度とともに紹介します。難易度★【カタツムリ】は食べ物でフンの色が変わる!捕まえ方ジメジメしたところ、草むらや植木の葉にいます。ちょっぴり生き物が苦手な子どもも、殻を持てば簡単に捕獲できます。飼い方乾燥に弱いので時々霧吹きをしましょう。エサは雑食で、野生では葉っぱや茎、なんとコンクリートも食べるとも言われています!家庭では野菜くずをあげるとよいでしょう。殻をつくるためのカルシウム補給に、時々卵の殻も与えるとよいそうです。自由研究のポイントカタツムリと言えば、歌でもおなじみの角や頭をひっこめる動き。「角」はなんの部位なのか調べてみましょう。また雑食性なのでいろいろなエサをあげてみましょう。食べたものによってフンの色の違いを観察するのもおもしろいです。驚きなのは、性別がないこと(雌雄同体)。2匹以上一緒に飼育すると卵を産むことがあるかもしれません。その場合は、産卵ができるように、ケース内に土を用意しましょう。難易度★★【ザリガニ】は反応があって、観察のしがいあり!捕まえ方公園などのちょっとした水辺の岩影にいます。ヒモに吊るしたスルメイカで釣るのが定番で、スルメイカでおびき寄せたら小さな網ですくうとスムーズに捕獲できますよ。飼い方水を入れた水槽やプラスチックケースに大小の石を入れます。隠れ家になるような植木鉢やコップなどを設置しましょう。エサはしらす干しやスルメイカなども食べますが、市販の「ザリガニのエサ」は水が汚れにくいのでオススメです。自由研究のポイントザリガニのおもしろさは「反応があること」。手を近づけるとハサミを振り上げ「ファイティングポーズ」で身構えます。また、たくさんの足がありますが食べる時に使うのはどの足?口はどこ?など、改めて観察すると、いろいろな発見があります。年に2回ほど脱皮をするのでその様子を観察するのも楽しいです。難易度★★【アリ】は巣作りやエサの運び方にワクワク捕まえ方アリは巣ごと、集団で捕まえましょう。アリの巣を見つけたら、巣の周りから掘って土と一緒にプラスチックケースや深い瓶などにいれます。もしくは本屋さんなどで売っている市販のアリ観察キットを買ってくるのもいいですね。飼い方アリが抜け出してしまわないよう、プラスチックケースのふたに目の細かいネットを挟んで使用します。瓶の場合は空気が入るようふたを少しだけゆるめます。エサは時々砂糖などの甘いものを巣の横に置きます。自由研究のポイント捕まえてすぐのアリは混乱していますが、数日そっとしておくと、みるみる巣ができあがっていきます!うまくいけば、エサの部屋、ゴミの部屋、女王アリが捕まえられていれば女王アリの部屋など、役割ごとの部屋があることが確認できます。甘いものならだいたいなんでも運んでいくので、エサとして子どもが自分のおやつをちょっぴりお裾分けしても。クッキーなどを砕いて入れると、大きさによる運び方の違いを観察できます。難易度★★★【カナヘビ、ヤモリ、ニホントカゲ】は捕食シーンがだいご味捕まえ方草むらなどの日陰にいます。すばしっこいので、網や素手で素早く捕まえましょう。飼い方虫かごに枯れ葉や石などを敷いて隠れ家を作ってあげましょう。ペットボトルのふたなどで水のみ場をつくり、時々霧吹きでも水を与えます。カナヘビなどの飼育が難易度★★★の理由は、生きた昆虫がエサというところ。数日おきに小さなバッタ、コオロギなどを捕まえてくる必要があります。大変ではありますが、育て甲斐があるので、生き物が大好きな子にオススメです!自由研究のポイント最大の見所はやはり捕食シーン。虫かごに小さな昆虫を入れると、生き物たちの弱肉強食の世界をリアルに感じることができます。慣れてくると人間の手で与えても、ぱくっと食べてくれることも。体が大きくなると脱皮をする姿も観察できます。また、トカゲは日光浴が大好き。暑すぎない時に、太陽が当たるところに出して観察しましょう。ただ、夜行性のヤモリは、あまり紫外線を必要としないそうです。高学年では日光浴が必要な理由も調べてみるとよいですね。飼育を通して学んでほしい“命を大切にすること”自由研究としてまとめるときには、図をたくさん書く場合はスケッチブックに書く方法、観察日記として日記形式で書く方法、写真を撮ってアルバムにコメントを書き込んで行く方法などがあります。また、大きな模造紙に写真やイラストを載せて、わかったことをまとめるという方法も。息子は、したことや気づいたことをノートに書きためているので、最後に親子で模造紙にまとめようと思います。どの生き物を飼う場合でも気をつけてほしいのは、炎天下に置きっぱなしにしないこと。そして、腐敗したエサを入れたままにせず、ケース内を清潔にしておくこと。真夏は日陰や室内で飼育しないと生き物は死んでしまいます。身近な生き物は気軽に捕まえることができますが、どれも1つの小さな命。飼育を通して、命を大切にすることを学ぶ機会にもなってくれるといいなと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2019年07月18日最近、「ユーチューバー」や「インスタグラマー」など、一昔前までは耳にしなかった新しい職業が続々と誕生しています。イマドキの小学生の将来の夢は、どんなふうに変化しているのでしょうか。株式会社クラレが行った小学6年生の「将来就きたい職業」と、親が思う「就いてほしい職業」の調査結果をご紹介します!■ 「就きたい職業」はどう変わった?注目のランキング結果!2019年3月に小学校を卒業した子どもを対象に、「将来就きたい職業」を尋ねた結果がこちら。男の子は1位が「スポーツ選手」(18.0%)、2位が「研究者」(7.2%)、3位が「医師」(5.2%)。女の子は1位が「教員」(6.9%)、2位が「保育士」(6.7%)、3位が「看護師」(6.4%)でした。MakiEni / PIXTA(ピクスタ)ぱっと見ると、やはり子どもらしい回答結果だなあという気もします。しかし、よく見ていくと、最近の世の中の動きを子どもが敏感に感じ取っている様子が浮かび上がってきました。さて、一体それはどういう点なのでしょうか。男の子と女の子、それぞれについて詳しくみていきましょう!■ 男の子の1位には最新の職業が含まれている!男の子の方で注目したいのは、1位のスポーツ選手の競技内容です。「サッカー選手」や「野球選手」など、定番の職業が多く票を獲得する中で、今年初めて「eスポーツ選手」に票が入りました。eスポーツの正式名称は「エレクトロニック・スポーツ」。オンラインなどで複数の人と一緒に行う対戦型スポーツゲームのことです。あんころもち / PIXTA(ピクスタ)国内でもプロリーグが発足し、10月には全国初の都道府県対抗eスポーツ大会が開催される予定で、まさにこれからどんどん注目度が上がる職業です。また、4位には「ゲームクリエイター」(4.7%)、5位には「エンジニア」(4.7%)もランクイン。6位の「大工・職人」(3.9%)は、ブロックを積み上げて仮想空間を設計・建築するゲームが発売された影響からか、昨年度の16位から大幅に人気がアップ。このことから、IT系の職業への注目度の高さが伺えます。■ 女の子のランキングは大変動。その理由はあのニュース!女の子のランキングでは、定番ともいえる人気の職業がずらりと並んでいます。しかし、実は9位の「医師」(3.8%)は昨年度1位だった職業です。Mugimaki / PIXTA(ピクスタ)人気が急降下した理由は、おそらく、2018年に発覚した医学部の不正入試問題でしょう。複数の医学部で、女子に不利な条件で入試が行われていたことが明らかになり、大きな社会問題となりました。受験生はもちろん、将来医師を志していた小学生の女の子にとっても、きっと大きなショックだったことでしょう。この騒動を受け、受験方法を見直した一部の医学部では、今年、女子の合格率が男子を上回ったところもあったそうです。今後、すべての大学で公平な入試が行われることを願ってやみません。■ 保護者が「就いてほしい」職業とは?新しい職業の登場や、時代の流れに、保護者はどんな思いなのでしょうか。親が子どもに就いて欲しい職業のランキングがこちら。男の子は1位が「公務員」(13.1%)、2位が「会社員」(8.1%)、3位が「研究者」(7.3%)となりました。女の子は1位が「看護師」(12.5%)、2位が「医療関係」(7.5%)、3位が「薬剤師」(7.2%)でした。男の子には“安定した職業”を求める声が強く、また、女の子には子育てをしながら働き続けられる“専門職”が上位を占め、どちらも親心が反映される結果となりました。8×10 / PIXTA(ピクスタ)技術の発展が目覚ましい今、新しい職業の開拓や、起業のチャンスもこれまで以上に恵まれた環境となっていくかもしれません。ニュースや新聞で世の中の動きをチェックしながら、親子で将来の夢について語り合うのも良さそうですね!【参考】小学6年生の「将来就きたい職業」男の子1位「スポーツ選手」~競技に“eスポーツ”が初登場女の子1位「教員」~「医師」は順位落とす
2019年07月15日意欲的に、家庭学習に取り組む息子。一方、在宅ワーカーの私はストレスを蓄積させ…登校渋りを幾度も繰り返し、8歳の誕生日を迎えたその日に「もう学校には行かない」と宣言した息子は、この4月で小学4年生になった。不登校開始1週間の時点で、「行かない気持ちに変わりはない。万が一気が変わったら申告するから、そちらからは一切聞いてくれるな」との旨の申し出があったので、私から働きかけることは避けていた。根性論にて復学を強く勧める学校側に辟易しつつ、息子の意思を尊重すると決めた私。それが2年生後期までの話である。それが1年前、3年生に進級したとき、風向きが一気に変わった。息子たちのクラスを受け持つことになった担任の先生、そして新しく着任した校長先生と教頭先生は、息子の自宅学習に協力的だったのだ。月に一度、担任の先生が課題を持ってきてくれ(もしくは私が受け取りに行き)、息子が1ヶ月かけてこなす。翌月に終了した課題と新しい課題を交換、さらに翌月には先生が添削した課題をまた持ってきてくれる、ということを繰り返すのだ。通学するのと全く同じペースとはいかないし、教科の偏りは出てしまうが、大幅な遅れを取ることはない。エネルギー出力にムラはあるが、息子はもともと知識欲が強い、勉強の好きな人間だ。学校からいただいた課題以外にも、自ら所望した問題集などにも取り組むほどで、家庭学習はとても順調に進んでいくように見えた。しかし、問題が発生した。息子ではなく、私に。フリーランスのライターである私の仕事は、ほぼ在宅にて行われている。だから打ち合わせ等がない限り、四六時中息子と同じ空間で過ごすことになる。1人の時間が持てないだけでも息苦しいというのに、集中力が途切れやすい私は、自分のペースで作業を進行できない状況にいらだちを募らせていた。分かっている、息子は悪くない。しかし、例年であれは冬季うつの時期にしか服用しない抗うつ剤が、春になっても手放せなくなっていた。些細なことで腹を立て、そんな自分を呵責し、深夜に眠れず涙すること連日。数ヶ月に1回、1泊2泊の出張や1人旅をしたところで、蓄積されたストレスは解消しきれなくなってきたのだ。そんなある日のことだった。平日の午後、小学校が終わるころを見計らって公園へ出向くことが増えていた息子が、帰宅後にこう申し出たのだ。「文化祭の日、学校に行ってみようと思う。同じクラスのJ君に誘われたから。行ってもいい?のん(私の呼び名)も付き合ってくれる?」久しぶりに登校し、文化祭を楽しんだ息子の口から出た意外な発言。しかし、いつ気が変わるかも知れず…出典 : 文化祭のスケジュールは、午前中が体育館で行われる音楽発表会、正午手前に各々の教室で帰りの会を行い解散、あとは自由見学となっていた。いつごろ行きたいのかと息子に聞くと、音楽発表会の時間から行きたいのだという。私の都合で朝一番からの見学は叶わなかったが、それでも早いうちに学校にたどり着けた。実のところ、体育館のような空間に響く音声というものは、聴覚過敏を持つ私が苦手とするものだった。両耳から勢いよく水を流し込まれるような痛みと不快感で、めまいと吐き気を催してしまうのだ。デジタル耳栓を用意していなかったことを激しく悔やみつつ会場に入ると、存外辛くない。不快感がゼロというわけではないのだが、幾分か楽だ。どうやら私は「体育館のような空間で、“複数の人が雑談している声”の響き」が苦手であり、音楽だとそこまでではないようなのだ(体育館や音楽にもいろいろあって、どこでもそうとは言い切れないが)。さて、私自身が特性について再発見をし、1人密かに感激していたところ、担任の先生が私たち親子の姿に気づいた。息子をクラスメイトたちが並ぶ列へ、そして私も発達障害の当事者であり、聴覚過敏を持っているとご存知の先生は、私を保護者席から離れた職員席へと、それぞれ誘導してくださったのだ。息子は列の最後尾についたのだが、前にいた子が気配を感じたのか、振り向いた。更に前の子が何かを察して振り向き、また更に前の子が…というように次々とみんなが息子の存在に気づいて、声こそ出さないし、振り返るのもそれぞれ1、2回であったものの、そわそわとした雰囲気になるのが、見ていておかしいやら微笑ましいやら。演奏が終わり、一旦休憩になった途端、「ハルくんだ!」「ハルくんだ!」「ハルくんがいる!」「ハルくん、久しぶり!」と、たくさんのクラスメイトが一斉に息子に駆け寄ってくれた。詳しい会話の内容までは聞こえない。息子本人はとても照れくさそうな、でも確実に嬉しそうな表情で応対しているのが分かった。それから息子は音楽会だけでなく、終わりの会にも参加し、クラスの友達に誘われて、自由見学にも出向いた。途中でパニックを起こして、途中で何も言わずに帰宅してしまったのだが、後日会ったときにそれを責めることもせず、むしろ心配してくれたのだという。彼らを含む、息子の存在を受け入れてくれたクラスの児童たち、息子だけではなく、私の特性にもご配慮くださった先生方には心から感謝している。その数日後、「行事のときとか、たまには学校に行ってみようかな」と息子がひとりごちた。正直、とても驚いた。とはいえ、いつ気が変わるとも知れない。私はさしたる期待をせずに聞いていた。限界を迎えていた私。約束を守りたい気持ちと復学を促したい気持ちの間での葛藤案の定、「たまに」は年をまたいでも訪れることはなく、私は出張や旅行で息抜きをしつつ、ギリギリのところで踏みとどまっていた。いや、すでにおかしくなりかけていた。寝入る直前に「何か食べたい」と申し出た息子に「もう寝る前だし、牛乳ぐらいにしておこうか」と言葉を返し、寝つかせたあとに「あれはネグレクトではないか?ネグレクトに違いない」と自責を始め、夜半を過ぎるまで泣きとおすなど、精神のバランスも生活のリズムも著しく乱れていた。仕事も思うように進行させられず、「もう私にはコラムなど書けないかもしれない」と、『発達ナビ』の牟田編集長に宛てて、泣きながらメールを打ったのもこのころだ。とにかく、限界だった。「フリースクールや放課後デイ施設などがあるではないか」とおっしゃる方もいるだろうか。もちろん視野に入れ、自分なりに調べた。しかし私たち親子は、施設数が都会に比べて圧倒的に少ない地方に住まう身である。学費や立地など、条件に見合う場所を見つけられなかったのだ。そして3月の半ばになって、「たまに」がようやく訪れた。とても興味を引かれる学習内容ばかりの時間割で、給食は好物ばかりの献立の日があるから、というのだ。息子はその日、朝の会から終わりの会まで学校で過ごし、「音が辛いこととかちょっとあったけど、勉強は面白かったし、みんなと遊ぶのも楽しかった!次はいつ行こうかな?」と笑顔で帰宅し、私に話してくれた。(次の「たまに」はまたしばらく来ないのかな…)と考えるだけで胃から何かがせり上がる。楽しいのなら、もっと高い頻度で登校して欲しい。できれば毎日。でも、私から登校を促す働きかけをしない約束を、息子とは交わしている。だから言えない。私を信頼してくれるこの人との約束を破りたくない。破りたくはないのだが…。約束を破り、私は切り出したさて、話は前後するが、以前のコラムにも書いた、息子が3年生になってすぐの面談で、「息子さんとの(登校を促さない)お約束もありますし、もし学校に行きたいという話を息子さんがしたら、というつもりで聞いていただきたいのですが」という前置きのあと、校長先生がこんな話をしてくれた。「教科書を使って、みんなと同じペースで学ぶ、という学習方法が、向いている児童と向いていない児童がいます。すでにお渡ししている教科書よりも使いやすいと息子さんが思える教材があれば、それを使って児童の数が少ない特別支援学級や、もしくは別の学習室で学ぶという方法もあります。特性の関係で疲れやすいでしょうから、そんなときは遅れてきても構いませんし、早退しても構いません。息子さんが無理をせず、のびのびと学校生活を楽しめるように、私たちはできる限り協力します」フリースクールを検討して調べたことは前項で述べたが、私が調べた限りの、どのフリースクールよりも手厚い。これが公立の小学校である。しかも、身心ともに疲弊しきった息子が不登校を決めたときに、「苦手を克服するということから逃げ続ける息子さんを容認して、成長の機会を奪ってもいいんですか?」と私を叱責し、これは書いたことがなかったが、特別支援学級の利用や、進級を期にした転籍を願い出た際、「息子さんは頑張れば通常学級でもやっていけますから必要ありません」と跳ね除けた公立小学校と、同じ公立学校なのだ。知識欲の強い息子はいずれ、私の学習サポートでは物足りなくなるだろう。現状だって、私は自分の仕事と家事に手一杯で、十分な時間を割けているわけではない。そして条件に合うフリースクールは見当たらない。しかし、フリースクール以上に手厚い、すでに息子が在籍している小学校がある。もう、これは言うしかなかろう。「ごめんなさい、私は今からあなたとの約束を破ります」そう、私は切り出した。何事かと表情を引き締めた息子に向かって、続けた。「約束を破るわけだから、あなたが怒ったとしても無理はない。でも、最後まで聞いてほしい。正直、私は今の生活が限界。仕事をしながらあなたの学習をサポートするのはとても大変だし、正直ちゃんとサポートできているかも自信がない。これからあなたがさらに多くのことを、深く学びたいと願うときが来るかもしれない。そうなったら学力面と知識面、時間の面でも私の手には負えなくなると思う。あなたの学びの妨げを、もし自分がしてしまったら、私は悔やんでも悔やみきれない。それから、仕事の効率が確実に落ちているなと感じている。これは私の気が散りやすいというのが問題であって、あなたが悪いわけではないから、気に病んでほしくない。とはいえ、もっと仕事に集中する時間がほしい。そうした私の勝手な事情で約束を破ることを、本当に申し訳なく思っている。許さなくてもいい。…いきなり、毎日、最初から最後まで、とは言わない。でも、もう少し学校に行く頻度を高くしてほしい」そして、面談で校長先生が話してくれたことを、息子に伝えた。息子は何も言わずに聞いていたが、私の言葉が途切れたのを見計らってか、ゆっくりと口を開いた。「今の学校だったら、行くのは嫌じゃないよ。でも、ずっと家にいたし、のんが言ったように、いきなり毎日最初から最後まで、というのはできないかもしれない」「うん、それは仕方ない。ありがとう、聞いてくれて、怒らずに受け入れてくれて、本当にありがとう」「うん。だって、のんが仕事をできなくなったら、まだ働ける年齢じゃない自分だって困るし」「いきなり毎日最初から最後まではできないかもしれない」などと申していた息子だったが、土日をはさんだ週明けから春休みに突入するまでの1週間、毎日最初から最後まで、つつがなく登校し、帰宅すると、学校での様子を楽しそうに伝えてくれたのだった。「学校に行ってみよう」と息子が思えるきっかけとなった、N先生の寄り添い出典 : 年生の中盤過ぎから始まった息子の不登校生活は、3年生のラスト1週間で、ひとまず終わりを迎えた。ここで私の頭に疑問が浮かぶ。そもそもどうして「学校に行ってみよう」と息子は思えたのか。本人に質問をしてみたところ、このような答えが返ってきた。「(担任の)N先生、学校に来てねみたいなことを一度も言わなかったから」そうなのだ、N先生は「息子さんの顔が見たいのでお構いなく」とおっしゃって、ほぼ毎月わが家にご足労くださっていたのだが、ただの一度も登校を促すような発言はなさならかったのだ。2年生のころ、当時の担任の先生が、クラス全員からの手紙を持って、わが家にいらしたことがある。「早く学校に来てね」との旨の内容がそれぞれの文字と言葉で綴られていたそれに、息子は一瞥もくれなかった。「あなたはこんなに必要とされているんだよ」ということを伝えたい、先生の愛情と善意であることは理解できる。でも、そこに息子はいないのだ。学校に行くことが辛くてたまらない息子の気持ちが、まるで「改めるべきもの」として扱われているように、私には見えてしまったのだ。「助けてってお願いしているのに、無視されているような気持ちになった」と、後日息子も述べている。「N先生って、元気?とか、最近好きな遊びはある?とかは聞いてくるけど、学校に来てねとかは言わなかった。なんかそれが、こっちの気持ちを大事にしてくれているように思えたから」思いやりや寄り添いは、なにも気遣うような優しい言葉をかけることだけではない。言葉少なであるからこそ、自分が尊重されていると感じられることは、大人にだってある。イソップ寓話『北風と太陽』を私は思い出し、次年度もN先生が担任であったらいいなと願いつつ春休みを迎えた。いや、担任がどなたになるかという話の前に、休みが明けたら「やっぱり学校に行きたくない」と息子が言い出す可能性は、なきにしもあらず。心の準備を、私はした。《次回に続きます》
2019年06月25日こんにちは!イラストライターのかままです。我が家には今年小学一年生になった6歳の娘がいます。4月から新しい環境に飛び込んだ我が子に、「学校生活上手くやれているかな?」「お友達できたかな?」と心配が尽きない毎日です。理想としては、親としてどっしり構えて見守ってあげたいけれど、 もともと心配性の私は、つい先手を打って娘の世話を焼きたくなってしまうことが多く、 「これではいけないなぁ…過保護かなぁ…」と反省することも少なくありません。先日も、こんなことがありました…。目次 1 娘のお友達が我が家へ遊びに来た時のこと…2 お友達が娘のおもちゃを壊してしまった!3 フォローは必要とされた時に! 娘のお友達が我が家へ遊びに来た時のこと…小学校に入学して初めて、娘のお友達が我が家へ遊びに来てくれました。お友達は我が家にあるミニチュアのお家とお人形でおままごとをするのを楽しみにしてくれていて、 早速2人で小さい家具や食器、食べ物のおもちゃで遊び始めました。そのおもちゃは、大人が見てもびっくりするくらい細かく精巧に作られており、私自身とても気に入っていたものでした。そんなおもちゃで遊ぶ娘たちを、私も近くで微笑ましく見守っていたのです………が!!お友達が娘のおもちゃを壊してしまった!パキッ なんと遊んでいた拍子に、ミニチュアの食器のトングを、娘のお友達が真っ二つに割ってしまったのです!!いや、子どもが遊んでいればこんなこと日常茶飯事。いちいち気にしていたらお友達と楽しく遊ぶことなんてできないというのは百も承知です。ただ、…ただ一瞬。 私を含め、その場にいた全員が一瞬フリーズ。 1秒か2秒の間に、私はついつい、 「ああー!それバラ売りしてないよな…買い直すならセットで買い直さなきゃ…」とつまらないことを考えてフリーズしてしまったんです。やってしまったお友達は、明らかに申し訳なさそうな、ショックな表情をしたまま、何も言えずおもちゃを見つめていました。そんなお友達の様子を見て我に帰った私は、 咄嗟に「気にしないで!!大丈夫だから!!」と声をかけようとしたのです。と、その時。 娘が落ち込むお友達に向かって、 「これ、レストランにあるお料理切るやつに似てない?ナイフだっけ?」と、 トングが割れてしまったことを悲しむでもなく、お友達を責めるでもなく楽しそうに話しかけたのです。私は思わず勝手に口から出かかった 「気にしないで!」という言葉を飲み込みました。娘の反応を受けて、お友達は心底ホッとしたように笑って、そのままおままごとは再開。割れたトングをナイフに見立てて楽しそうに遊びだしました。一瞬、「おもちゃを壊してしまったことについて、お互いあまり気に留めていないのかな?」と思ったのですが、 遊びが軌道に乗ったところで、コソっと小さい声でお友達が娘に謝ってくれていました。娘も「分かってるって」というような笑みを返しながらコソコソとお返事していて、 「あぁ…彼女たちには彼女たちなりの仲直りの仕方があるんだなぁ…」と思わず感心してしまいました。 フォローは必要とされた時に!私はそんな2人の様子を見て、 「あぁ…さっき咄嗟に『気にしないで!大丈夫だよ』と言わなくて本当に良かった…」と思いました。娘の気持ちも確認せず、私が横から口を出すことではなかったということに、後から気付いたのです。大人はついつい遠慮とか気遣いを真っ先に口にしたくなりますが、 子どもたちにはそれぞれの人間関係があって、無闇に大人がフォローする必要はないんだと痛感しました。ついつい手取り足取りお節介を焼きたくなってしまう私ですが、 今回のことで、口や手を出す前に、「これって必要とされてるのかな?」と一呼吸置くことを心掛けるようになりました。これから思春期に向かって成長していく娘と、良い距離感を持って付き合っていくために、 私ももっと子どもを信頼してあげないといけないなと思った出来事でした。●ライター/かまま
2019年06月19日登下校のひとり歩きが心配で用意したのは…我が家の息子は4月からピカピカの小学1年生。息子の入学に備え、ランドセルとともに用意したものがあります。それは「見守りAIロボット」といわれる「GPS BoT」。 わが家は学童にお迎えに行くことも多いですが、基本的にはひとりで登下校することになるので、行き帰りが心配だったのです。入学前から使い始めて2カ月ほど経ったので、その使い勝手をレポートします。位置情報から子どもを見守るAIロボット「GPS BoT」は日本中をカバーする携帯電話回線などに自動接続し、子どもの現在地を専用アプリで見守れるというもの。公式HPによると「一般的なGPSの電波だけでなく、周辺のWiFiアクセスポイントの電波や、携帯基地局の電波もセンシングするため、一般的なGPS端末では難しかった、屋内や地下での位置特定も可能」とのことです。大きさは5cm四方×厚さ19mm、重さは46g。契約手数料や契約手数料、契約年数しばりなどが一切なく、端末は4800円(税別)、月々の利用料は480円(税別)という料金設定、シンプルなデザインと機能が気に入り、夫と相談して購入しました!ランドセルにつけるにはAirPods用のケースがオススメコンパクトな大きさと、スッキリとしたデザインがかわいいBoTですが、本体にはバッグなどに装着できる器具は付いていません。ランドセルのポケットにポンと入れておく分にはいいのですが、習い事やそのほかの外出時にバッグを変えるときはちょっと面倒。また、2~3日に一度充電が必要なのですが、その後ランドセルに入れるのを忘れがち!公式でケースも販売されていますが、まあまあお高いですし、デザインも好みではなくて…。どうしようか悩んでいたら、ネットでAppleのワイヤレスイヤホン・AirPods用のケースに入るとの情報が。早速試してみたら、結構力がいりますが(笑)なんとか入りました!ケースを付けたまま充電もできます。わが家ではランドセルサイドのフックにこのケースつきのBoTを引っ掛けています。ちゃんと持ったかどうか確認しやすいし、ランドセルからほかのバッグへの移動もラクチンです。GPSの精度とエリア設定についてさて、実際の使用感はどうでしょう?BoTでは、専用アプリで表示されるマップ上に今どこにいるか表示されます。誤差は数m~数十mほど(場所によってはそれ以上も)。場所を指定して登録しておくと、そのエリアに着いた時には「つきました」、エリアから離れた時には「出発しました」と通知が来る仕組みです。とても便利なのですが、少し問題も。実はわが家は小学校から割と近く、自宅と学校両方を設定すると、お互いのエリア(約100mの円形)が被ってしまい、登下校時に「到着」と「出発」が同時に通知されてしまうのです…。これは今のところ、誰もいない家に子どもが帰るということがないので、自宅の設定を消去して対応。だいぶ使いやすくなりました。遠足の足どりは夫婦2人でチェック今まで使っていた中で、一番役に立ったのは遠足の時でした。痛ましい事故が多い最近、学校から徒歩で駅に向かい、電車に乗って移動するという遠足は不安でしかなかったです。でも、移動しているであろう時間にGPSを見ると、「あ、今ここにいるな」、「ちゃんと着いたみたい」と移動の様子がわかり、安心することができました。横断歩道の手前でしばらく動かなかったときはドキドキしましたが(笑)。移動履歴も時間も表示されるので、どういうルートで動いているのかもわかります。GPS1台につき、何台もの端末で見守れるのも大きな魅力で、遠足中はパパも仕事中に見ていたそうです。これからどんどん行動範囲が広がり、ひとり行動も増えるであろう小学生。「GPS BoT」のおかげで私自身は少し不安が払拭でき、何かあった時も対処がしやすいので、これからも使い続けたいと思います。<文・写真:ライター清宮(clabocco)>
2019年06月08日4年生にもなると学習内容はぐんと難しくなり、保護者の方も教えるのに四苦八苦するような問題がたくさん出てくるようになります。3年生まではなんとかついていけていたお子さんも、隠れた苦手ポイントが表面化する時期でもあるので、学習に取り組む姿勢から見直さなければならないことも。今回は、3年生から4年生に進級したお子さんが学習面で陥りがちがな苦手ポイントや、家庭でできるフォローの方法などを詳しく見ていきましょう。4年生、学習面での不安はどんなこと?進研ゼミの保護者を対象にベネッセがアンケートを実施したところ、3年生から4年生に上がる際に学習面で準備しておいた方がいいことや、親が注意深く見ておくべきことについて、次のような回答が得られました。□学年が上がるにつれて家庭学習の時間の確保が難しくなる。生活習慣を整えて、勉強時間をきちんと決めておくことが大切。□低学年で学んだ基本ができていないと、どんどん難しくなる勉強に対応できなくなる。わからない問題をそのままにせずに、しっかりと復習して理解するように心がけさせる。これまでのように、わからない問題にじっくり取り組む余裕がなくなってくるのが4年生からです。4年生に進級するまでの積み重ねが表面化される時期でもあるので、各教科の基礎的な部分がきちんと理解できているか改めて確認する必要があるようですね。その際には、テストの点数だけで判断するのではなく、ノートに書かれている内容も確認してみましょう。本人も気づかないような苦手ポイントが見つかるかもしれません。4年生の国語。学習のポイントは?4年生で習う漢字は3年生と同じく200字です。「養」「熱」「議」など、難しい文章の中で出てくるような複雑な漢字も出てきます。また低学年のときと比べて、格段に長く難しい文章を扱うようになり、登場人物の気持ちの深い部分まで読み取る問題も増えてきます。音読の宿題はなくなっていても、読解力を深めるためにも声に出して文章を読む習慣は続けましょう。さらに、作文や読書感想文では書く内容の中心を明確にし、内容のまとまりで段落をつくったり段落相互の関係に注意したりして、文章の構成を考える能力が求められます。最終的には自分の考えとそれを支える理由や事例との関係を明確にして、書き表し方を工夫する必要も出てくるため、普段から文章の構成を意識しながら本を読むようにするといいでしょう。また、ことわざや慣用句、故事成語などの意味を知り、使えるようになることも求められます。子どもから意味を聞かれてもすぐには答えずに、漢字の意味から読み解かせたり、辞書を引かせたりしましょう。自分で考えて調べることで、より記憶に残ります。4年生の算数。学習のポイントは?教育評論家の親野智可等先生は、4年生の算数について「基本的な四則計算が身についていないと授業でつまずくケースが多い」と指摘します。そして一度苦手意識を抱いてしまうと、それ以降積極的に授業に関わりにくくなるため、これまで以上に注意深く見てあげる必要があるとのこと。とくに気をつけてあげるポイントは次の2点です。■四則計算、基礎はできている?たとえば「612÷27」の場合、612は約600で27は約30だから、答えはだいたい20いくつになるな、と実際に計算をする前に答えの見当をつけることを「四則計算の結果の見積もり」といいます。これができるかできないかで、今後の算数の授業への理解度は大きく変わってきます。■図形の構造、理解できている?立方体、直方体の見取り図と展開図はかなりの苦戦が予想されます。平面図形に比べて、立体図形はスムーズに理解することが困難なので、親御さんの協力が必要になるでしょう。たとえばいらなくなった空箱を分解したり、展開図を作成して組み立てたりと、工夫次第で家庭でも図形を構成する要素について学ぶことができるはずです。4年生の理科。学習のポイントは?4年生の理科では「空気と水の性質」「金属、水、空気と温度」「人の体のつくり」などについて学習します。その中でもつまずきやすいのは次の単元です。■水の三態変化は台所で学べ!水が温度によって固体、液体、気体と変化することを意味する「水の三態変化」。これは中学で習う物質の状態変化につながる重要な内容ですので、習い始めのこの段階でしっかりと理解を深める必要があります。そこで役に立つのは「料理を手伝うこと」だと親野先生は説きます。なぜなら氷を作ったりお湯を沸かしたりする台所は、「水の三態変化」を実体験するのにうってつけの場所だからです。料理をするときは必ず火を使ったり、水を容器に移したりしますよね。その一連の作業は理科の実験と非常に似ているため、家で料理のお手伝いをしている子どもは、学校での理科実験にも積極的になる傾向があります。理科的思考を身につけるためにも、お手伝いは有効だというわけです。■数字と天気と肌感覚を結びつけるまた、「天気による1日の気温の変化」も苦手とする子どもが多いとのこと。天気を観察して気温を測り、その変化をグラフにして天気と気温の関係を理解することが求められるこの単元は、算数的要素も含まれます。算数でも出てくるグラフに対する苦手意識がつまずきの元になっているのでしょう。「自然現象を数値化する」という考え方は理科の基本的なスタンスであり、今後学年が上がるにつれてもっと複雑になる内容でもあります。朝は1日の天気予報を確認して、「気温が○度なら昨日よりも少し寒いね」「湿度○%なら雨が降るかもしれないね」と、数字を絡めて会話をするように心がけましょう。4年生の社会。学習のポイントは?4年生の社会は、3年生より広い範囲の地域や環境に目を向けた学習をします。その目的は、社会的事象への理解を通して地域社会に対する誇りと愛情、地域社会の一員としての自覚を養うこと。つまり、4年生からは広い視野で物事を見て、自分なりの理解を深めることが重要視されるのです。身近なところでは、飲料水や電気・ガスを供給する事業が、安全で安定的に供給できるように進められていることや、地域の人々の健康な生活の維持と向上に役立っているということも学びます。毎日当たり前のように使っている水や電気も、それを安全に行き渡らせてくれる人や仕組みがあってこそ。家庭における親からの教えも社会科の勉強として充分に役立ちますね。身近な生活の中で生じた疑問は、そのまま社会科の調べ学習につなげることができます。ガス会社や電力会社のホームページにも、子ども向けにわかりやすく説明しているページがあるので、親子で一緒に調べてみましょう。□東京ガスホームページ|キッズ東京ガス□東北電力ホームページ|でんきアドベンチャー***まだまだ小さな子どものように見えて、4年生ともなれば学習内容もかなり難しくなります。そんなとき「うちの子、ちゃんと勉強についていけるかしら……」と不安になるのではなく、子ども自身の“学ぶ力”を信じて見守ってあげることも大切です。また、家庭の中でも学びにつながる機会はたくさんあります。子どもの勉強の「苦手」をちょっとでも「好き」にさせるヒントは、家の中にもあるのです。(参考)Benesse 進研ゼミ保護者通信|新学期準備「コレ重要!」先輩保護者ランキング~高学年(小4ー6)編~文部科学省|小学校学習指導要領(平成29年告示)親力講座|小学4年生の勉強のポイントは?子どもはどこでつまずく?その対策とは?東京ガスホームページ|キッズ東京ガス東北電力ホームページ|でんきアドベンチャー
2019年05月23日2年生から3年生に進級するとき、学習面での不安を抱える保護者の方がとても多いそうです。算数がぐっと難しくなる、理科・社会が教科に加わるなど、2年生までと比べて3年生からは高学年につながる学習のベースを作らなければならなりません。そのため「つまずき」を感じる子どもがぐんと増えるのです。ここでつまずくと、高学年になって取り戻すことが難しくなります。だからこそ、勉強に対する「劣等感の芽」は早めに摘んでおかなければなりません。今回は、2年生から3年生に進級したお子さんが学習面で陥りがちがな苦手ポイントや、家庭でできるフォローの方法などを詳しく見ていきましょう。3年生、学習面での不安はどんなこと?進研ゼミの保護者を対象にベネッセがアンケートを実施したところ、2年生から3年生に上がる際に学習面で準備しておいた方がいいことや、親が注意深く見ておくべきことについて、次のような回答が得られました、□3年生になると授業の進み方も早く、内容が難しくなる。家で軽く予習復習ができるといいと思う。□理科・社会という単元が増え、覚えることも多くて大変。その結果余裕がなくなり、得意だった漢字や計算を間違えるなど他の教科にも影響が出てきた。□6時間授業も増えてくる。忙しさで余裕がなくなる。3年生からは本格的に勉強との向き合い方を見直さなければならない様子がうかがえますね。授業数が増えて放課後の自由な時間が減ることで、忙しさから余裕がなくなる子どもたちが多くなるとのこと。子どもが不安を抱えているのなら、親は安心できる居場所を作ってあげなければなりません。家庭での学習はもちろん大切ですが、まずは生活習慣や平日の時間の使い方、休日の過ごし方について、3年生に進級したタイミングで見直すことをおすすめします。3年生の国語。学習のポイントは?学習指導要領によると、3年生からは「筋道を立てて考える力や感じたり想像する力を養い、考えをまとめる力や伝える力を養う」ことに注意しながら国語の学習を進めるとのこと。その一歩として、主語と述語の関係、修飾と被修飾との関係、指示する語句と接続する語句、段落の役割についての理解を深めることを目標としています。さらに、文章の構成力をつけるだけではなく正しい文法を学び、ことわざや慣用句を使った表現力を身につけることも求められるようになるのです。■覚える漢字は200字に「漢」「業」「筆」など何通りもの読み方がある漢字や、漢字の組み合わせによっては日常的に使わないような単語を覚えることも。普段からいろいろなジャンルの本を読んだり、テレビのニュースで映し出される字幕を意識させたりすると、子どもの記憶に残りやすくなります。■国語辞典を家庭でも活用しよう3年生からはいよいよ国語辞典を学習に取り入れます。できればもっと早いうちから辞書に親しんでおくといいですね。文章力養成コーチの松嶋有香先生は、こどもまなび☆ラボで連載中の『国語辞典の世界へようこそ』の中で、学校の授業以外でも辞書を活用することをすすめています。辞書を引くことで調べ学習の基本動作が身につきます。そして、わからないことをそのままにしない姿勢は他の教科でも役に立つだけではなく、「生きる力」を子どもに与えるのです。ぜひご家庭のリビングにも一冊国語辞典を置いておき、いつでも調べられる準備をしておきましょう。3年生の算数。学習のポイントは?よく聞くのは「3年生から算数につまずく子が増える」ということ。しかし、決して急に学習内容が難しくなるわけではありません。実は、2年生のうちにマスターしておくべき基礎ができていなかったために「つまずき」が生じてしまう子も多いのです。■3ケタ、4ケタの計算が子どもを混乱させるまず、多くの子どもが4ケタの足し算・引き算でつまずきます。たとえば「3007ー2258」といった繰り下がりが2回ある引き算で混乱してしまい、計算に時間がかかって次第に授業についていけなくなることも。さらに「307×57」のように、3ケタ×2ケタで0が入るかけ算でつまずく子もたくさんいます。教育評論家の親野智可等先生は「このような計算は算数の基礎。つまずくようであれば、できるだけ早い段階で修復できるようにしましょう」と注意を促しています。算数は「積み上げ」の教科です。テストの点数だけで判断せずに、毎日使っているノートをチェックして、ちゃんと理解できているか確認しましょう。■図形の学習は作図がネックになることも3年生からは三角定規やコンパスを使いますが、作図する作業が難しくて算数が苦手になる子も多いといいます。どうしても苦手なら、家でコンパスを使って模様を描いて遊ぶといいでしょう。できあがった模様に色を塗ってみると、楽しみながらコンパスの使い方に慣れることができますよ。■表とグラフを積極的に生活に取り入れる親野先生は、数値や項目などの複合的な情報を関連づけて読み取る勉強を苦手としている子どもが多いと指摘します。その理由として「普段の生活の中で馴れ親しむ機会のないまま、教科書で初めて表とグラフに出会うから」と述べています。確かに日常的に家庭の中でグラフなどに触れる機会は少ないですよね。では、日頃から表やグラフに馴れ親しむにはどうしたらいいのでしょうか。親野先生おすすめの方法をご紹介します。□カレンダーに毎日の天気を書き入れる。毎日コツコツ続けることで、立派なデータとして活用することができます。体重や気温などの数字を入れるのもいいですね。□親子でじゃんけんなどのゲームをしてその勝ち負けを表にする。タテ軸とヨコ軸の組み合わせで表を作ります。「2回目と4回目はぼくが勝った」というように、表から情報を読み取る訓練になりますよ。□表に慣れたらグラフの基本である棒グラフを作成してみる。夕食のおかずを棒グラフにするのも面白いですね。1ヶ月集計した結果、「一番多いメニューはカレーだね」「お魚のおかずが少なかった」など、驚きや発見が出てくるかもしれません。3年生の理科・社会。学習のポイントは?いよいよ始まる理科・社会。これから学び始める教科なので、できるだけ苦手意識を持たせないように、楽しく学ぶ姿勢を身につけるための工夫が必要です。■理科:疑問が芽生えたときがチャンス!3年生で学ぶ理科の内容は、「物質、エネルギー」「光と音の性質」「磁石の性質」「電気の通り道」「電気の通り道」などです。とくに子どもたちがつまずきやすいのは「物の形や体積と重さの関係」について。ですから「材料・体積が同じなら、物の形が変わっても重さは変わらない」「体積が同じでも重さが違う物がある」、この2点を理解できるかがポイントになります。家庭でできる簡単な方法として、空のペットボトルに砂を詰めて量り、今度は同じペットボトルに水を入れて量ってみましょう。「同じ大きさの入れ物に入れても、重さが違うよね」と親子で確認し合えば、理解を深めることにつながります。例えば、親子で散歩や買い物に出かけた際には、ただ漫然と歩くのではなく、目にする草花や虫、その日の気温や風の向きなど、様々なことに子どもの関心を向けさせてあげて下さい。日々の生活の中で子どもを意識的にリードしてあげることが大切なのです。(引用元:親力講座|小学3年生の勉強のポイントは?子どもはどこでつまずく?その対策とは?)理科の学習において効果的なのは、実際に体験すること。家の中や近所の道端にも、理科を好きになる要素はたくさん潜んでいます。■社会:身の回りの環境が学びにつながる3年生の社会の授業では、「身近な地域や市区町村の様子を大まかに理解する」ことを目的としています。理科と同じように、実際に見て、感じることでスムーズに理解できるようになるでしょう。たとえば、散歩のときや車や電車でお出かけしたときに「この畑では何が取れるんだろう?」「この川はどこからどこまで流れているんだろう?」などと意識づけしてあげたり、街角に設置されている看板に目を留めたりすることで、自分の住む街や身近な環境への興味が高まります。また、観察・調査した内容を白地図などにまとめる力も求められます。日頃から地図に慣れ親しんでおくために、リビングやお風呂に貼っておいてもいいですね。***3年生では1、2年生のときとは違って「勉強」への意識を高めていく必要があります。遊びの延長のように楽しみながら学ぶよりも、自分なりの学習姿勢をしっかりと固める時期に入っていきます。そのためにも、日常生活の中から学習につながるヒントを見つけて関連づけてあげるのも、親としてぜひやってあげたいことですね。(参考)Benesse 進研ゼミ保護者通信|新学期準備「コレ重要!」先輩保護者ランキング~低学年(小1ー3)編~文部科学省|小学校学習指導要領(平成29年告示)Study Hacker こどもまなび☆ラボ|ゆか先生の国語辞典の世界へようこそ|たった5歳の子どもにも国語辞典を与えるべき理由。“辞書を引く”ことの莫大なメリット親力講座|小学3年生の勉強のポイントは?子どもはどこでつまずく?その対策とは?親力講座|算数の表とグラフの勉強は生活の中で慣れ親しんでおくことが大切
2019年05月17日小学校に入学して1年も過ぎると、生活面や学習面でさまざまな悩みが出てくるのではないでしょうか。お子さん自身は学校生活に慣れるのに精一杯ですが、ずっとそばで見ている親御さんは、我が子の “苦手” に気づき始めているころだと思います。今回は、1年生から2年生に進級したお子さんが学習面で陥りがちがな苦手ポイントや、家庭でできるフォローの方法などを詳しく見ていきましょう。2年生、学習面での不安はどんなこと?進研ゼミの保護者を対象にベネッセがアンケートを実施したところ、1年生から2年生に上がる際に学習面で準備しておいた方がいいことや、親が注意深く見ておくべきことについて、次のような回答が得られました。□先生の言うことを一方的に聞くことが多かった1年生のころと違い、自分たちで話し合ったり計画したりして授業や行事の計画を進めていく機会が増える。自分のことは自分でするように親子で一緒に確認するなどサポートが重要。□教科書にざっと目を通しておくなど、習うところを保護者が把握しておき、子どもの質問にすぐに答えられるようにする。□生活の中で学習のヒントになるようなことがあれば、積極的に話題に出す。1年生のころは、勉強といっても、言葉や数字に親しんだり、読み書きの基本を学んだりするくらい。子どもたち個人個人の能力に大きな差が生まれることはありませんでした。しかし2年生からは、覚える漢字は倍になり、計算問題は複雑に、さらに2学期からは九九をマスターしなければなりません。より難しくなる授業内容を理解するためにも、家庭における学習サポートはまだまだ必要になるでしょう。2年生の国語。学習のポイントは?文部科学省の学習指導要領によると、1年生と2年生で学ぶ国語の目的は「日本語の言語文化に親しむことや理解する」「伝え合う力を高める」「自分の思いや考えをもつ」こと。つまり、1年生と2年生では内容の難しさに違いはあるものの、その目的は共通しています。1年生で学んだことをさらに深掘りするイメージですね。■覚える漢字の量は2倍!2年生の国語の授業における最大の難関は「漢字」です。1年生では80字の漢字を覚えなければなりませんでしたが、2年生になるとなんと倍の160字に!しかも「顔」「線」「曜」など画数が多く、バランスを取るのが難しい漢字もたくさん出てきます。家庭学習のときには、姿勢や筆記用具の持ち方、筆順に従っているかなど、注意深く見てあげるといいでしょう。基本をしっかりと身につけるまで、何度でも繰り返し教えてあげるのがポイントです。■正しい文章を書く基礎をかためる2年生では文章の組み立てを考えて書くことが求められます。・「はじめ」に何を知らせたいかを書く・「中」に知らせたいことを詳しく書く・「おわり」にまとめのことばを書くこの決まりを守って文章を書くのは意外と難しく、とくに日頃から本を読む習慣がない子どもはつまずきやすいといいます。学年が上がるにつれて文章がより長く複雑になるため、順序を整理して、構成を考えながら文章を作成する力を身につけましょう。普段から家族で短い手紙のやり取りをしたり、映画や本の感想を短い文章にまとめるなど、日常の中で「文章を組み立てる」訓練をするといいですね。2年生の算数。学習のポイントは?1年生の算数の目的は「数や図形に親しみ、算数の楽しさを感じること」とされています。数を正しく数えることや時刻と日常生活を関連づけるなど、身近な数について学ぶことが学習のメインでした。2年生ではさらに進んで、「数の概念についての理解を深める」ことを目的とします。たとえば「買い物に行ってすばやく計算できると便利!」というように、数理的な処理を生活や学習に活用しようとする意識を求められるのです。■基礎の基礎を再確認する東京大学名誉教授で教育学者の汐見稔幸先生は、算数こそ最初につまずかないように家庭で見てあげるべき、といいます。たし算のルール、ひき算のルール、さらに九九といった基礎の基礎のところがきちんとわかっているかどうか、とても大切なので、ここは家庭で意識的にみてあげてください。この基礎部分ができていないと、2ケタや3ケタのたし算、ひき算、やがてわり算などのステップに進むことができなくなります。(引用元:汐見稔幸(2008年),『汐見先生の素敵な子育て「子どもの学力の基本は好奇心です」』,旬報社.)算数は積み重ねていく勉強です。一度つまずくと取り戻すことが難しいからこそ、低学年のうちに理解を深める必要があるのです。■ぐんと複雑になる計算問題2年生では、足し算・引き算・かけ算の3つが計算問題に上がります。進級した時点で「繰り上がり・繰り下がり」をしっかりとマスターできていないと、筆算でつまずいてしまうでしょう。「アメが3つの箱に6つずつ入っています。3つ食べたら残りはいくつ?」このような文章問題では、どの計算からやるのかを考える必要があります。つまり文章問題の読解力も求められるため、複合的な考える力をつけておかなければなりません。■油断しているときにこそ九九の確認を九九が始まる2年生の2学期ごろには、家庭でも毎日くり返し練習をして応援してあげることが大切。夕食後、ホッと一息ついているときやお風呂に入っているときに「九九、忘れていないよね?7の段は?」と突然聞いてみるなど、フォローしてあげるといいでしょう。■基本的な図形の概念を理解する2年生では図形を構成する要素に着目し、身の回りのものの形を図形として捉えることが求められます。日頃から「まっすぐ」「てっぺん」ではなく、「直線」「頂点」といった用語を用いることを心がけましょう。文章問題がすんなり理解できるようになります。理科・社会のベースになる「生活科」2年生までは1年生と同様に「生活科」の授業があります。これは3年生から本格的に始まる理科・社会のベースとなる教科です。たとえば次のような内容の学習をしていきます。□まちたんけん□野菜を育てよう□身近な生き物、小さな虫□廃材を使った遊び、動くおもちゃを作る□赤ちゃんのころの話を親から聞き、“自分新聞”をつくる□これからの自分、目標や夢についてまとめる(光村図書の教科書『せいかつ 下 みんなともだち』を参照)このように生活の授業では、地域の生活に関わることを通して身近な人々や社会、自然との関わりについて考えることを目的としています。また、自分自身を見つめることを通して、自分の生活や成長、身近な人々の支えについても考えます。生活科とは、まさに家庭でも一緒に学べる「生きた学習」です。身の回りの物事に関心を持ち、普段見過ごしているようなことに目を向けると、たくさんの発見があるのだということを知ってもらいましょう。***1年生ほど簡単でもなく、3年生ほど複雑にはなっていない2年生こそ、しっかりと基礎を固める大切な時期です。「ちょっと苦手かも」「よくわかってないけど、なんとなく点数が取れているからいいか」と思っていると、3年生以降のつまずきに直結します。苦手の芽は早め早めに摘んでおきましょう。(参考)Benesse 進研ゼミ保護者通信|新学期準備「コレ重要!」先輩保護者ランキング~低学年(小1ー3)編~文部科学省|小学校学習指導要領(平成29年告示)汐見稔幸(2008年),『汐見先生の素敵な子育て「子どもの学力の基本は好奇心です」』,旬報社.『せいかつ 下 みんなともだち』,光村図書.
2019年05月16日発達障害の娘が小学5年生から始めた、進路選び主治医から、小学校卒業後の進路選択についての話をされたことをきっかけに、いろんな可能性、選択肢を広げるためにも、調べて・考えておこうと決心しました。でも、いろいろと調べるうちに、頭の中は疑問でいっぱいに…。そこで、実際に学校を訪れてみよう、この目で見てみようと考えるようになりました。地元の公立中学の見学に行く主治医から進路について聞かれて暫くしたころ、近隣の公立中学校の文化発表会がありました。私たちの住む地域では小・中学校一貫カリキュラムの一環として、高学年になると校外学習で近隣中学の文化発表会を見に行くことになっています。中学校の部活の様子や有志生徒による舞台パフォーマンスを見た娘は「小学校との違いに驚いた!中学生ってスゴイ」と楽しそうに話しました。当時、家庭や学校での娘の障害に対する認識不足と、クラスメイトからのいじめなどで辛い毎日を送っていた娘が「中学は楽しそう」と前向きな気持ちになってくれたことを私は嬉しく思いました。また、私たちの住む地域では「学校へ行こう週間」というものがあり、期間中は公立校の生徒や保護者に限らず、地域の住民、これから入学を考えている子どもや保護者などが、学校を見学できるようになっています。これは教育委員会が「保護者や地域の住民の学校に対する一層の理解と支援の醸成を図り、開かれた学校づくりの推進に向けた、各学校の主体的な取組を充実するため」に設定したものです。娘の話を聞き、ちょうどその時期に実施されていた「学校へ行こう週間」を利用し、私も近隣中学校への見学に行ってみることにしました。生徒達の「普段の様子」を見る最初に訪れた公立中学校は、こぢんまりとした学校で、学年により多少の差はあれど比較的落ち着いた雰囲気でした。生徒が来校者に自然と挨拶する休み時間に、廊下に設置してあるベンチで生徒がくつろいでいるちょっとしたことですが、このような風景は実際足を運んでみないと分からないことです。特別支援学級を見学中学1年生から3年生までのクラスを一通り見学した後、私は特別支援学級の教室を訪ねました。担任の先生に見学できるか確認すると、大丈夫とのことだったのでしばらく授業の様子を見学しました。見学の後、先生は私とのお話(特別支援学級の説明)の時間を取って下さいました。その対応からも、その学級が落ち着いていることが見てとれました。私は「入級するかどうかは分かりませんが」と前置きをして、娘の様子を先生にお伝えしました。先生は「中学生は自我に目覚める時期なので、通常学級にするか特別支援学級にするかは本人の意思を大切にした方がいい」と仰いました。通級指導教室も併設されていた学校見学を終え、帰ろうとしたとき、私はある教室に気がつきました。そこは『通級指導教室』でした。「ここが、主治医が話していた”通級指導”をしてくれるところだ…!」地元の中学に通級指導教室があることを、このとき私は初めて知りました。「せっかく来たんだし」と私はダメもとで通級指導教室の職員室のドアをたたきました。特別支援学級見学のときと同様に、入級するかどうかは分からないのですが、と前置きをした後「学校に行こう週間」を利用して見学に来た事を伝えると、一人の先生が面談の時間を取って下さいました。知識と経験豊かな、通級の先生通級の先生とほんの少し話をしただけで、先生の「一を聞いて十を知る」様子に私は衝撃を受けました。私は娘の小学校入学時に今の地域に引っ越してきてから、療育センターの心理士さんや相談員さんをはじめ、担任の先生、スクールカウンセラー、校長先生などさまざまな人に娘について相談をしてきました。それでも娘の状態は悪化する一方でした。そのため、この頃私は「公的機関や教育の場では娘のようなグレーゾーンと言われる子どもの対応は限界があるのだ」と感じていたのです。でも通級の先生は初対面にも関わらず娘や私の悩みと苦労をすべて分かっていました。そこに高い専門の知識と長年培われた経験があることを感じ、私は(こんな近くにプロフェッショナルがいたなんて!)と心底驚きました。そして20分ほどの面談の間に(こんな先生がいる学校なら安心して任せられそう)そんな希望を抱いたのでした。娘の特性を考えると、通級教室はきっと対象外だろう…。そう思ってはいても、帰り際に言われた「いつでも相談にいらしてくださいね」という声掛けに安堵感を得ることができました。そしてまた、特別支援学級の先生に言われたのと同じく、「中学生は自我の目覚めの時期なので、進路は本人の意思を大切にした方がいいですね」という先生の言葉を重く受け止めたのでした。教育委員会の教育相談へ秋の公立中学見学から半年がたち、小学6年生になった娘は教育相談に行きました。学校の所属や進路を決める目安になるものに、教育委員会で行われる発達検査と教育相談があります。翌年の中学進学の参考にするため、数年ぶりの発達検査と教育相談を受けることにしたのです。検査後の教育相談時、私は相談員の方に「娘のようなタイプは中学卒業後、どのような進学先がありますか?」とたずねました。Upload By 荒木まち子主治医に「通級」という言葉を初めて聞いたときと同じように、私は最初「手帳」の意味がわかりませんでした。そして私の住んでいる地域では、特別支援学校は療育手帳がないと入学できない(※)ことを初めて知ったのです。※療育手帳の所持が特別支援学校入学のために必要な条件かどうかは、地域によって異なります。特別支援学校高等部は見学できず…「現時点で療育手帳は取得できないとしても、高校入学の頃は療育手帳が取れるようになっているかもしれない」そう考えた私は、相談員さんから聞いた特別支援学校高等部の見学に行こうと思いました。でも当時、特別支援学校高等部では、小学生の保護者対象の学校見学会は行っていませんでした(現在は小学校高学年の保護者向けの見学会を行っているようです)。それでも「軽度の知的障害がある生徒が対象」といっても実際はどのようなタイプの学生が通っているのか、生徒達は何を目標にしているのか、娘に合いそうな学校なのかなど、少しでも情報が欲しかった私は、その学校が「地域支援・センター校の活動」として行っている「教育相談」を受けることにしました。娘がいきいきと過ごせる場所のイメージが、まだわかない私は特別支援学校の「教育相談」で、相談担当のコーディネーターの先生に、娘の中学について迷っている旨を伝えました。「中学から特別支援学級に入級した場合、そこでリーダー性を発揮していきいきと過ごす生徒さんと、自分の居場所は特別支援学級ではないと感じて嫌がる生徒さんがいます」それは通級教室の先生と同様、多くの困り感を抱えている生徒達を見てきた先生の経験に基づいた言葉でした。娘はどちらのタイプだろう?それまで通常級で過ごしてきた娘が「周りのみんな」と一緒が良いと思っているのは確か――。でも「みんな」との違いを感じ悩んでいるのも確か――。娘がいきいきとを過ごせる場所はどこなのか、その時点ではやはりまだ判断ができませんでした。コーディネーターの先生に「この特別支援学校高等部では、小学生対象の見学会は行っていません。でも、「学校に行こう週間」であれば来場者の制限はしていませんので、ぜひお子さんと一緒に見学にいらしてくださいね」と言われた私は、それまでの半年の間に、近隣の私立中学と私立・公立の高校の見学することを決めたのでした。次回のコラムでは、私立中学や高校の見学で感じたことについて紹介したいと思います。
2019年05月09日新1年生の娘がいる整理収納アドバイザーのたがわ みどりです。入学に伴い、学習机を購入するか検討していました。リビングで宿題をするので使わないよ、というママ友の話もチラホラ聞いていました。でも、早いうちから机に向かって座る習慣をつけるために、自分のスペースをつくってあげたかったので、我が家は学習机を購入することに。無印良品のオーク無垢材デスク(引出・足元棚付)を学習机として購入したのですが、大正解でした。実際に使い始めてみて、特に良かったと感じている3つのポイントを紹介します。■ 1. 成長しても使えるシンプルなデザイン学習机は、機能がたくさんあっても、子どもの成長に伴って邪魔になってくる場合もあります。筆者は小学校入学時に学習机を購入してもらいましたが、「大きすぎる」「かわいくない」「質感が好みではない」といった理由で、高校の途中で机を買い替えてもらいました。そのため、学習机はシンプルで飽きのこないデザインのものを購入しようと考えていました。無印良品のデスクなら、子どもが成長しても使えるし、もし子どもが飽きても、親である私の机としても使用できます。■ 2. 上置き棚が使いやすい無印良品で購入した商品は以下になります。オーク無垢材デスク(引出・足元棚付)オーク無垢材デスク用上置き棚ワーキングチェア・ガススプリング昇降式(ベージュ)オーク無垢材デスクキャビネット(ワイド引出2段)ちょうど椅子とセットで購入すると15%オフだったので、ワーキングチェアは予定しておりませんでしたが、購入しました。デスクキャビネットはデスクの中に収納すると座りにくいようなので、キャビネットは私が仕事用に使うことにしました。上置き棚は教科書の収納に。出し入れしやすそうなので、購入して良かったなと感じています。また、足元棚付きのなので収納量が確保できるのも嬉しいポイントです。■ 3. フレキシブルな使い方ができるこの机は同じ幅の引き出しが2つついています。100円ショップの仕切りケースと空き箱を利用して、文具や学校で使うものを分類。右下の空白スペースは名札を収納するようにしています。もう1つの引き出しは、色鉛筆やカラーペンの収納に。仕切りケースもスタンバイさせています。新1年生は、思っているほど物が多くないようです。これから物が増えても、上置き棚へ収納できます。以前から家にある無印良品のスチールユニットシェルフとの相性もよく、ランドセルはこちらの上に置いています。■ まとめ新1年生の娘は、まだまだ無印良品のデスクを本格的に使いこなせていませんが、自分のスペースができたことは嬉しいようです。翌日の準備や習い事の宿題など、面倒な作業は床に広げず机の上で準備したり、机に向かって学習している姿を見ると、少しずつ自分でできるようになったんだなーと娘の成長を感じます。まだ早いかな?とは思いましたが、子どもの自立を意識して、新1年生になるタイミングで購入して良かったなと思います。
2019年04月22日