優しくて品のある女子はたしかにモテますが、ときには親しみを感じさせることも大切。その点「可愛いプチ意地悪」は、心の距離をグッと近づけるのに良いアプローチになります。そこで今回は、うっとうしく感じさせない程度に男性にウケるイタズラをご紹介。誰にでもできる簡単なものばかりですよ~!■ 写真に落書きしてLINE送信彼と一緒に撮った写真や、彼を撮った写真はありますか?彼の顔に、変な落書きをしてLINEで送信してみましょう。変なセリフを付けてもOK。ヒゲを描いたり、眉毛を描いたり……。「見て! 芸術!」「つい出来心で……(笑)」なんていいながら、彼に送信してみてください。彼との会話のきっかけにもなりますよ。■ 変顔をしたり、しなかったり一緒に写真を撮ることがあれば、ちょっとイタズラをしてみるのもアリ!「一緒に変顔で撮ろ!」と言って、シャッターを押す瞬間に自分だけ真顔になったり、隣の彼を怪訝な顔で見る表情にしてみたり。逆に、「ふたりともキメ顔で!」「ラブラブな感じで!」と言っておきながら、自分だけ変顔をしてみるのもアリ。写真を見たときに「なにこれ!」と笑い合えるはずです。■ 待ち合わせでコッソリ隣に座るデートの待ち合わせをしているなら、プチ意地悪のチャンス!自分とはわからない格好で、彼の隣に座ってみましょう。もちろん恋人の距離ではなく、ちょっと間をあけて……。しばらく彼が気づかないようなら、「実はもう待ち合わせ場所にいるんだ~。コッソリ見てるよ(ニヤニヤ)」なんてLINEを送ってみましょう。彼がキョロキョロしだしたら種明かし!楽しく笑い合えるはずです。■ 自分の髪の毛でくすぐる髪が長いなら、髪の毛でくすぐるイタズラはいかが?ソファで隣にいる彼や、ベッドで隣に寝ている彼に……。首や顎、耳を、髪の毛の先でコショコショくすぐってみましょう。目や鼻、口はイヤがられる可能性が高いので、そこはNG。じ~っと見つめながら、髪でくすぐれば、かまってほしいのを可愛くアピールできます。彼がくすぐり返してくれば、イチャイチャするきっかけにできるかもしれません。■ 服のなかに入れて取ってもらう「そこのペンとって」「ごめん、スマホちょうだい」と言われたら、手に取ってから、それを服のなかに入れたり、谷間に挟んだりして、「はい、どうぞ(笑)」なんていうセクシー系のイタズラはいかが?ほとんどの男性が、「なにしてんの(笑)」と、ニヤニヤしてしまうはず。彼がためらっているなら、「ほら早く~」とおねだりして、彼がとるついでに、イチャイチャタイムにできるかもしれません。ただし、衛生的に問題のないもの限定なのと、彼が急いでいるとき、真面目に他のものに集中しているときはNG。空気を読んで実行しましょう。■ おわりにできそうなプチ意地悪はありましたか?おふざけが許されるタイミングかどうかは、状況をよく見て判断する必要がありますが、たいていの場合は、楽しく、和やかな雰囲気にできるはずです!(橘 遥祐/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年08月18日いつも散らかったリビングにイライラ!原因は?以前のわが家は、リビングの一角と、隣接した部屋におもちゃコーナーがありました。リビングで家事をしながら子どもたちを見守れるため効率的ではあるのですが、気づくと床にはいつもおもちゃが散らかっていて。日に何度も何度も片づけをしたり、時には不快でも散らかったまま過ごしたり…。おもちゃを散らかす子どもに対し、イライラしてしまうことが多くありました。そんなとき、子どもたちを観察していてあることに気づきました。子どもたちは、ちょっとおもちゃで遊んで、すぐ違うおもちゃを出すことが多く、なんとなく「そこにあるから」使っているようなのです。出かける前や食事の前などに片づけの時間を設けても、またすぐ、そこにあるおもちゃを手に取ってしまい、結果いつでも散らかっている状態に。そこで物は試しと、思いきってリビングからすべてのおもちゃを撤去し、別室(専用スペース)に移動することにしました。遊び専用スペースを用意し、集中する&片づけできる工夫を別の部屋におもちゃを移動すると聞いて戸惑う子どもたちでしたが、まず、「子どもだけの部屋ができるんだよ。おもちゃしか置けない特別スペースだからね!」と盛り上げました。同時に、「おもちゃはリビングには持ち出さない」という約束をしました。すると「特別」ということに反応し、「やったー!」と大喜びで承諾してくれました。遊び専用スペースには次のような工夫をしました。【遊びに集中する工夫】・専用スペースだけで遊べるような広さを確保する(わが家は約5畳スペース)・飾り棚やテーブルを用意し、ブロックの作りかけや完成品の一時置き場に。作品を出しておくことで大型のものに取り組んだり、ごっこ遊びにも使える【片づけがしやすい工夫】・ハサミなど危険なものは置かない。文房具類は管理が難しいためリビングに・自分で出し入れができるよう、おもちゃの収納は子どもの手の届く高さのみに・基本的にはおもちゃの種類別に収納ケースを用意。さっと片づけする時のために、ざっくりとなんでも収納できる箱も用意しておくその結果、子どもたち以前よりのびのびと遊びぶようになり、遊びへの集中力が増したように感じます。また、片づけもスムーズにできるようになりました。片づけせずに戻ってきたときも、その様子がリビングから見えないため、「もう!また散らかってる!」と怒鳴ることもなくなり、余裕のある時や来客前に片づければOK!と私自身が柔軟な対応ができるように。そのほか、あえて散らかしっぱなしにさせておくと、遊ぶ時に使いたいものが見つからず、本人がイヤな思いをすることに気づいたよう。この経験を通して、片づけをする大切さを学んでほしいと思っています。リビングで過ごす子どもたちの様子に変化が!リビングにおもちゃが落ちていることが激減し、スッキリしたわが家。さらに、うれしい変化も。リビングにはお絵描きの道具や図鑑、絵本を置くようにしていたため、お絵描きや読書を楽しむ時間が増えました。娘はあまり興味のなかったお絵描きが急に上手になり、息子は昆虫図鑑のなぞり書きにハマり、マイ昆虫図鑑を作りあげるほどに。また、たまりがちだった月に1度届く通信教材にも手が伸びるようになりました。工夫してストレスフリーなリビングに3歳の娘のために、工夫した点がもう1つ。娘は、息子の不在時は、ひとりで別室に行くことをイヤがりました。でも毎回それにつき合っていては家事が進みません。そこで、娘のハマっているおもちゃを1箱だけリビングに置くことに。遊ぶおもちゃにはマイブームがあり、それに合わせて箱の中身を入れ替えすれば1箱で充分ですし、片づけも簡単です。この1箱も娘の成長と共に別室に移動できたらな、と企んではいますが(笑)、今は、スッキリしたリビングをキープしつつ、年少ならではのかわいいごっこ遊びがそばで見られるという貴重な時間も大切にできるこの配置がベスト!と思っています。遊び専用スペースを設けて、改めて感じたのは、子どもはさまざまなおもちゃを組み合わせて、ダイナミックに遊ぶことで、自分自身の世界に入り込むことができるということ。そして、ブロックやパズルの作りかけを出しっぱなしが必要なこともあるということ。あちこちにおもちゃがあると、それに対しイライラしてしまうことがありましたが、今後は専用スペースを上手に活用して、子どもの遊びの世界を大切にしていきたいと思います。1日の中で、長い時間を過ごすリビング。子どもに散らかされがちという場合は、ぜひ環境を見直してみてくださいね。<文・写真:ライターnicoai>
2019年08月10日夏休み真っ最中ですね!うちには小学生(小2・小5)がいるので、宿題管理がなかなか大変です。高校生のお姉ちゃんはさすがに自分でやりますけどね。夏休みの宿題と言えば…自由研究!!今は社会人のお兄ちゃんが小学生の頃…計画性がなさすぎる~~!そんな壮大な自由研究がしたいなら、夏休み入ってすぐ…なんなら休み前からじゃないと間に合わないよ。そんなわけで…早めに自由研究を決定!ちいちゃんはミニキャロット、しょうは枝豆を作ることに。育っていく様子を絵日記形式でまとめるつもりです。さっそく種まきです~。なんと!夏休み中には育てきれないことが判明。私たちもチェックし忘れてました…。なんという単純なミス。そんなこんなでもやしを育てることにしました!!皆さんも夏休みの自由研究は計画的に…。ちなみにもやし2日目はこんな感じです。自由研究がまだ決まってない方、どうですか~?気軽に育てられるのでおすすめですよ。
2019年08月10日「浮気した彼氏が許せない!」そんな世の女性たちは、彼氏にプチ仕返しすることで自身の怒りをしずめ、気持ちを切り替えているようです。今回は、浮気した彼氏へのプチ仕返しがテーマ。経験のある女性たちは、いったいどんな方法で彼氏の浮気を乗り切ったのでしょうか?■ 弁当の中身にトラップを仕掛ける「私は毎日彼氏に弁当を作ってるんだけど、いつも同僚と一緒に食べるから“なるべくおしゃれな見栄えに”と努力してました。でも彼氏の浮気が発覚した次の日は、白米を敷き詰めて割れたハート型にカットした海苔を乗せただけの弁当に。それを見た同僚から総ツッコミされたらしい」(24歳/看護師)浮気がわかっても弁当を作ってくれるなんて……と思ったら中身にトラップが仕掛けられている、という彼氏へのプチ仕返し。いつもおしゃれな弁当を作ってもらっている男性ほど、ギャップによるダメージが大きくなりそうですね。他にも、メッセージ入り弁当やキャラ弁など彼氏が思わず恥ずかしい気持ちになる弁当でプチ仕返しするのもアリ!■ 歯ブラシで家中を掃除する「彼氏は結構ズボラなタイプなので、洗剤とかの消耗品はいつも切れてから買うんです。もちろん歯ブラシのストックはない……私は浮気の仕返しとして、彼氏の歯ブラシで家中を掃除することに。歯ブラシの毛先が開ききって黒ずんだところで撤退しました。その日は夜中に彼氏から謝罪の電話が。近所にコンビニはなくスーパーも閉まっている時間帯……ほんとに困っている様子の彼氏を見て少しすっきりしました!」(25歳/食品メーカー)こちらの女性のように、歯ブラシのストックがない、新しい歯ブラシを買いに行けない、などの情報を事前にゲットしておくと効果大!歯ブラシで掃除したことが一目でわかる状態になっているところは、彼女なりの優しさかもしれませんね……。■ すべての靴下に穴を開けておく「仕事中に靴を脱ぎ履きすることが多い彼氏へのプチ仕返しは、“靴下に穴を開ける”こと。持っている靴下全部に、さらに目立つように両端2箇所に穴を開けました。これならどう工夫して履いても、穴が開いてるのわかるよね!」(23歳/不動産会社)靴下を履かずに仕事へ行くわけにはいかないので、これは効果的なプチ仕返しかもしれませんね。何箇所も穴を開けるなど、どんな履き方をしても穴が開いているとわかるようにする徹底ぶりから、彼女の浮気したことへの怒りが伝わってきます。他にも、下着をすべて白ブリーフに変える、インナーシャツに大きく名前を書くなど衣類系のプチ仕返しはいろいろありますが、さりげなくやるなら靴下が狙い目ですよ。■ 彼氏にプチ仕返ししたいと思ったときは「腹が立つけど今回は許してあげよう……」と思うなら、彼氏がちょっと困る、ちょっと恥ずかしいなど、小さな仕返しになるよう心がけて。浮気したことを反省させるのが目的なので、やりすぎには気をつけてくださいね。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年08月01日夏休みの自由研究、何をするか決まりましたか?私がおすすめしたいのは、「セミの羽化の観察」です。今回は、現在小学5年生の娘が、小学1年生のとき、初めての夏休み自由研究で制作した「セミの研究ノート」を公開します。娘はこの自由研究で、セミの羽化の不思議を体感し、副産物として、時計への理解が深まったのです。時間とともに変化する「セミの羽化」をテーマに決定初めての自由研究。何をすればいいのか見当もつかず、学校からの夏休みのワークショップの案内などを参考にし、自宅でできるものを探していました。そこで気になったのが「セミの羽化の観察」です。羽化は夕方から朝方にかけて行われ、経過によって色の変化などがあるとのこと。娘は小学1年生の1学期、時計の学習についていけず悩んでいたのですが、これなら観察しながら時間の流れの感覚が身につくのではないかと考えました。羽化の様子と時計の絵を組み合わせた観察ノートづくり自由研究として提出するために、観察ノートを作ることにしました。観察ノートには、以下をまとめることに。・セミの幼虫の捕獲方法・羽化するスペースの作り方・羽化の様子と時間の経過スケッチブックに、変化の様子が分かる写真を貼り、その時々の様子をメモします。時間の経過は時計の絵に長針、短針を書き込ませたものを貼って表すことにしました。セミの幼虫を捕まえる方法を検索実際に観察するにあたり、セミの幼虫を捕まえる方法をインターネットで検索しました。ポイントは2つ・時期は7月下旬から8月の上旬・前日に雨が降るか、夕立があった日の18時から19時までの間、土から這い出てくる土から這い出てきたところを捕まえて、自宅へ持ち帰ればゆっくりと観察することができそうです。まずは羽化のスペースづくり捕まえに行く前に、セミの幼虫が羽化する場所として、割りばしとプラスチックのケースで羽が広げられるスペースを作りました。変化の様子がよく見えるように、ケースは透明のものに。セミの幼虫を見つけに行った様子をリポート木の根元に、傘の先で開けたような穴があれば、幼虫が抜け出た場所です。見つけた時刻を時計の絵で表し、メモに記します。私たちが幼虫を見つけたのはマンションの並木道でした。羽化がスタート羽化がスタートしたらその時刻を記入します。羽化は、部屋を暗めにしないと始まりません。捕まえてきたら部屋を暗くしましょう。羽化が始まってしまえば、途中で止まることはないので、部屋を明るくして大丈夫です。羽化してからの変化と時間の流れをまとめるセミは羽化したときは、明るい黄緑色の羽でしたが、その後、こげ茶色の羽へ変化していきました。娘は「幼虫の背中が割れて、黄緑色の虫が出てきた時、また幼虫が出てきたかと思ったけど、本当にセミになったね!すごいね!足もちゃんあるよ!」と興奮しながら話していました。完全に羽化を終えたのは、夜中の1時10分。その間、娘は初めての夜更かしにとても眠そうにしながら「セミさんはみんなが寝てる時に大人になるんだね。」と不思議そうにしていました。そして「夜にも12時があるんだね!」と0時を起きて体験したことで、昼の12時との違いがイメージできた様子でした。リアルな体験はドリルを超える!時間の感覚がすんなりと刻々と変化する羽化の観察をしながら、「今何時?」「何分たった?」と娘自身が時間を書きこんでいた数時間。観察が終わるころには、娘は「さっきより何分経ったね!」「羽が乾くのに何時間かかったよ!」と時計をすっかり読めるようになっていました。ドリルを何冊も購入し、たくさん勉強しても、なかなか時間の感覚が身につかない娘でしたが、羽化の不思議に夢中になりながら、時計を実際に書きこんだことにより、長針、短針がどう動いていくのかすんなりと身についたようです。特に理解しづらかった、昼間の12時と夜中の12時の違いはセミの羽化が夕方から朝方にかけて行なわれたおかげで、スムーズに理解できました。時期さえずれなければ幼虫自体は見つけやすく、取り組みやすい自由研究だと思います。特に昆虫好きな子どもには忘れられない体験になるのではないでしょうか。夜中まで一緒に起きて観察する大変さや、変化の様子を見逃さないように写真におさめるのは気を遣いましたが、親子ともに生命の不思議に夢中になった数時間でした。今の時期がセミの幼虫を見つけるベストシーズンです!ぜひトライしてみてくださいね。<文・写真:ライターあんぱんだYO>========あんふぁん読者限定RIZAPトライアルモニター募集中!「シェイプアッププログラム」を4万9800円(4回・税別)でお試し。さらにモニター謝礼として1万円のキャッシュバック!さらにモニター終了者から抽選でクオカード3000円分を100人にプレゼント。さらに本コースへの入会金5万円無料。店舗により受け入れ制限がかかる場合が想定されますのでお早めにお申し込みください。申し込みはこちら ⇒申し込み〆切:2019年8月31日(土)
2019年07月28日ADHD息子、小学3年生で学校生活のストレスが溜まりはじめて...Upload By かなしろにゃんこ。ADHDと広汎性発達障害がある息子リュウ太が小学校3年生のとき。リュウ太は、学校でイライラすることが多くなりました。そして周囲とケンカになる、机に伏せて授業が受けられないなど、学校生活を送る上での問題が目立ってきたのです。担任の先生との一学期の面談では、「リュウ太くんは他の子よりも心の成長が遅いのかもしれません。教育相談所に相談してみたらどうでしょう?」と言われました。Upload By かなしろにゃんこ。私もリュウ太は年齢よりも幼いし、気性も激しくて育てにくいと感じていたので、やっぱり何か発達に問題があるのかもしれない…と思い、担任の先生が勧めてくれた教育相談所に連絡してみようと思い始めました。とはいえ私はそれまで、教育相談所という機関の存在なんて気にしたことすらありませんでした。それに当時は今から12年前。スマホで手軽にネット検索できる時代ではありませんでしたから、教育相談所がどんなところなのか何も情報がない状態で不安な気持ちなこともあって、すぐに問い合わせる勇気はありません。どうするか悩んでいた夏休みの前、リュウ太のストレスはピークに達してしまいました。家に帰ってきてもイヤなことを引きずって物にあたり散らす日々…そのうち「お腹が痛い」と言うようになりました。どのあたりが痛いのか聞くと、胃のようでした。イライラや心の問題が体にも不調となって表れていたのです。これはもう私一人ではどうしようもない…勇気を出して、教育相談所に連絡してみることにしました。担任の先生は教育相談所について、「育児の悩み相談もできるところだから何でも相談してみるといいですよ」と教えてくれましたが、私の中では「ザーマスタイプのおっかない教育熱心な指導者に『あなたの育児は間違っています!そんなんじゃダメですよ!』と怒られるのかも…」そんなイメージばかりが膨らんで(笑)、面談に行く前はドキドキだったことを今でも思い出します。勇気を出して教育相談所へ!そこは母も息子も安心できる場所だったUpload By かなしろにゃんこ。しかし、実際は違いました…!私よりも少し若い男性相談員の方が私のカウンセリングをしてくれる間、息子には若い女性の指導員の先生がついてくれるのだといいます。息子はオモチャがたくさん置いてある畳の部屋に誘導され、指導員の先生と一緒にさまざまなオモチャで遊びました。息子は自分の好きなオモチャもそうでないものも、片っ端から引っ張り出しては触って試して遊んだそうです。ここでの狙いは、遊びの中で「この遊び方をしていいんだ、ぼくはぼくのままでいいんだ!」という自己肯定感を育むことなのだと教えてもらいました。ですから、息子がどんな遊び方をしても指導員の先生は怒ったり注意したりすることはなく、息子は楽しみながら自己肯定感を高めることができたのです。Upload By かなしろにゃんこ。私も小さな相談室に促され、相談員の先生に子育ての様子や困っていることを打ち明けました。これまで誰にも子育ての困り事を相談したことがなかった私。聞いてくれる人がいる、なんでも話していい。それだけでとても嬉しく、心が軽くなる感じがしました。それまでは、親など身近な人に話しても「言い聞かせが足りない」「躾ができていない」などと言われて、「もっと厳しくしないといけないんだ…私の育児は甘いんだ」と落ち込むばかり。息子に対して厳しくすればするほど反発され暴れられるということを繰り返し…いつからか誰にも相談しなくなっていたのです。「一人でなんとかしなくちゃ!」と頑張りすぎていたその頃の私は、「厳しさが足りないんだ」と思い込んで、軍隊のような礼儀・作法・規則を厳守させたりする指導が必要なんじゃないか、とまで考えていました。でも、教育相談所に通った2年の間、毎回少しずつ困り事を話していくうちに、私が困っていることの要因やどうしたらいいのかが、整理できてきました。〇ただ厳しく育てるだけでは逆効果で、息子は変わらないこと。〇息子は周りからちょっかいを出され、やめてと言ってもやめてもらえずに学校でイライラしていること。〇息子は学校でイヤなことがあると、そのストレスを家で爆発させていること。整理されて気づいたのは、私が困っていることは息子も困っていることだということです。Upload By かなしろにゃんこ。一人だと悩みをまとめることができなくて「自分はとにかく息子のことで困ってる!問題がいろいろありすぎて何に困っているかは分からない?考えるの面倒だから全部に困ってる!」となるんですが、人に話すことで見えてくるんですね。なんとか変えていきたいことについては、できることから取り組むようにアドバイスしてもらいました。〇息子の場合は、一人でできないことはできるようになるまで注意しないで待ってあげる方がよいこと。(例えば時間割に合わせた持ち物の準備や、提出物の準備など)〇学校で起こったイヤな出来事の話も含めて、家でたくさん息子の話を聞くこと。アドバイスを受けて、「息子が一日のうちで体験するイヤなことを、家では減らす」ということかな?と思いました。学校で起こることは親にはどうにもできないこともあります。その分、家の中では子どもの思いを受け止めて、楽しく過ごさせてあげたいなと思ったのです。家でも学校でもイヤなことがあったらたまりませんもんね…。悩みを吐き出したら、息子にとってより良い環境づくりに前向きになれたUpload By かなしろにゃんこ。躾が足りないと思って厳しくしていた私は、逆のことをやっていたんだ――そう気がついたのは、通い出して半年後のことです。相談員の先生は私に「こうしなさい」「ああしなさい」とは言いませんでした。「こうしてみるのもいいかもしれないですね」とあくまで提案のかたちでした。提案された方法の中から、息子に合ったものを考えて自分で選んでいくプロセスが、私には必要だったんだと思います。相談員の先生は、そこまで分かった上で話してくれていたのでしょう。息子が変わるには、まず私が変わることが先で、私が変わるには考え方を変えていかないといけない。考え方を変えるには、私の中に新しい情報が入るように空欄を作ること、空欄を作るために私の悩みや苦しいものを外に出さないといけなかったんですね。そして新しい情報が入ると共に、こだわっていた考え方が柔らかくなってきて「新しい方法を試そう!」という気持ちになってくる。Upload By かなしろにゃんこ。育児を注意されないように、甘やかしていると思われないように、相手に攻撃されないように…絶えずそんな気持ちでバリアを張っていたら、新しい有力な情報をはじいてしまいますもんね。でも、以前の私はそんなふうに生きていたんでしょう。そんな私の姿を学校の先生も分かっていて、教育相談所を紹介してくれたんだと思います。そして教育相談所とつながれたから、発達が気になる子の診断をしてくれるクリニックも紹介してもらい、小学4年の頃に受診、ADHDと広汎性発達障害と診断され、特性による困りごとにも早め早めに対応できるようになったのです。おかげで、後に訪れる反抗期の息子と大喧嘩はしても大きくこじれることもなく乗り越えることができました。必要なときに必要な支援に出合えたことが、大人になった息子とのイイ感じの親子関係にもつながっています。いまもし悩んでいるママがいたら、一人で抱え込まずに、支援機関につながって悩みも不安も全部相談してみてほしいなと思います。
2019年07月22日夏休み宿題の自由研究、子どもになにをさせたらよいか悩ましいですよね。生き物が大好きなうちの息子は小学1年生。この夏、初めての自由研究に挑戦します。息子は、すでにいろいろな生き物を捕まえてきていて、準備万端!どんな研究をしようかとワクワクしています。今回はわが家で飼育中の生き物の中から、子どもが捕まえられる、身近な生き物の飼い方や自由研究としてまとめるときのポイントを、難易度とともに紹介します。難易度★【カタツムリ】は食べ物でフンの色が変わる!捕まえ方ジメジメしたところ、草むらや植木の葉にいます。ちょっぴり生き物が苦手な子どもも、殻を持てば簡単に捕獲できます。飼い方乾燥に弱いので時々霧吹きをしましょう。エサは雑食で、野生では葉っぱや茎、なんとコンクリートも食べるとも言われています!家庭では野菜くずをあげるとよいでしょう。殻をつくるためのカルシウム補給に、時々卵の殻も与えるとよいそうです。自由研究のポイントカタツムリと言えば、歌でもおなじみの角や頭をひっこめる動き。「角」はなんの部位なのか調べてみましょう。また雑食性なのでいろいろなエサをあげてみましょう。食べたものによってフンの色の違いを観察するのもおもしろいです。驚きなのは、性別がないこと(雌雄同体)。2匹以上一緒に飼育すると卵を産むことがあるかもしれません。その場合は、産卵ができるように、ケース内に土を用意しましょう。難易度★★【ザリガニ】は反応があって、観察のしがいあり!捕まえ方公園などのちょっとした水辺の岩影にいます。ヒモに吊るしたスルメイカで釣るのが定番で、スルメイカでおびき寄せたら小さな網ですくうとスムーズに捕獲できますよ。飼い方水を入れた水槽やプラスチックケースに大小の石を入れます。隠れ家になるような植木鉢やコップなどを設置しましょう。エサはしらす干しやスルメイカなども食べますが、市販の「ザリガニのエサ」は水が汚れにくいのでオススメです。自由研究のポイントザリガニのおもしろさは「反応があること」。手を近づけるとハサミを振り上げ「ファイティングポーズ」で身構えます。また、たくさんの足がありますが食べる時に使うのはどの足?口はどこ?など、改めて観察すると、いろいろな発見があります。年に2回ほど脱皮をするのでその様子を観察するのも楽しいです。難易度★★【アリ】は巣作りやエサの運び方にワクワク捕まえ方アリは巣ごと、集団で捕まえましょう。アリの巣を見つけたら、巣の周りから掘って土と一緒にプラスチックケースや深い瓶などにいれます。もしくは本屋さんなどで売っている市販のアリ観察キットを買ってくるのもいいですね。飼い方アリが抜け出してしまわないよう、プラスチックケースのふたに目の細かいネットを挟んで使用します。瓶の場合は空気が入るようふたを少しだけゆるめます。エサは時々砂糖などの甘いものを巣の横に置きます。自由研究のポイント捕まえてすぐのアリは混乱していますが、数日そっとしておくと、みるみる巣ができあがっていきます!うまくいけば、エサの部屋、ゴミの部屋、女王アリが捕まえられていれば女王アリの部屋など、役割ごとの部屋があることが確認できます。甘いものならだいたいなんでも運んでいくので、エサとして子どもが自分のおやつをちょっぴりお裾分けしても。クッキーなどを砕いて入れると、大きさによる運び方の違いを観察できます。難易度★★★【カナヘビ、ヤモリ、ニホントカゲ】は捕食シーンがだいご味捕まえ方草むらなどの日陰にいます。すばしっこいので、網や素手で素早く捕まえましょう。飼い方虫かごに枯れ葉や石などを敷いて隠れ家を作ってあげましょう。ペットボトルのふたなどで水のみ場をつくり、時々霧吹きでも水を与えます。カナヘビなどの飼育が難易度★★★の理由は、生きた昆虫がエサというところ。数日おきに小さなバッタ、コオロギなどを捕まえてくる必要があります。大変ではありますが、育て甲斐があるので、生き物が大好きな子にオススメです!自由研究のポイント最大の見所はやはり捕食シーン。虫かごに小さな昆虫を入れると、生き物たちの弱肉強食の世界をリアルに感じることができます。慣れてくると人間の手で与えても、ぱくっと食べてくれることも。体が大きくなると脱皮をする姿も観察できます。また、トカゲは日光浴が大好き。暑すぎない時に、太陽が当たるところに出して観察しましょう。ただ、夜行性のヤモリは、あまり紫外線を必要としないそうです。高学年では日光浴が必要な理由も調べてみるとよいですね。飼育を通して学んでほしい“命を大切にすること”自由研究としてまとめるときには、図をたくさん書く場合はスケッチブックに書く方法、観察日記として日記形式で書く方法、写真を撮ってアルバムにコメントを書き込んで行く方法などがあります。また、大きな模造紙に写真やイラストを載せて、わかったことをまとめるという方法も。息子は、したことや気づいたことをノートに書きためているので、最後に親子で模造紙にまとめようと思います。どの生き物を飼う場合でも気をつけてほしいのは、炎天下に置きっぱなしにしないこと。そして、腐敗したエサを入れたままにせず、ケース内を清潔にしておくこと。真夏は日陰や室内で飼育しないと生き物は死んでしまいます。身近な生き物は気軽に捕まえることができますが、どれも1つの小さな命。飼育を通して、命を大切にすることを学ぶ機会にもなってくれるといいなと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2019年07月18日最近、「ユーチューバー」や「インスタグラマー」など、一昔前までは耳にしなかった新しい職業が続々と誕生しています。イマドキの小学生の将来の夢は、どんなふうに変化しているのでしょうか。株式会社クラレが行った小学6年生の「将来就きたい職業」と、親が思う「就いてほしい職業」の調査結果をご紹介します!■ 「就きたい職業」はどう変わった?注目のランキング結果!2019年3月に小学校を卒業した子どもを対象に、「将来就きたい職業」を尋ねた結果がこちら。男の子は1位が「スポーツ選手」(18.0%)、2位が「研究者」(7.2%)、3位が「医師」(5.2%)。女の子は1位が「教員」(6.9%)、2位が「保育士」(6.7%)、3位が「看護師」(6.4%)でした。MakiEni / PIXTA(ピクスタ)ぱっと見ると、やはり子どもらしい回答結果だなあという気もします。しかし、よく見ていくと、最近の世の中の動きを子どもが敏感に感じ取っている様子が浮かび上がってきました。さて、一体それはどういう点なのでしょうか。男の子と女の子、それぞれについて詳しくみていきましょう!■ 男の子の1位には最新の職業が含まれている!男の子の方で注目したいのは、1位のスポーツ選手の競技内容です。「サッカー選手」や「野球選手」など、定番の職業が多く票を獲得する中で、今年初めて「eスポーツ選手」に票が入りました。eスポーツの正式名称は「エレクトロニック・スポーツ」。オンラインなどで複数の人と一緒に行う対戦型スポーツゲームのことです。あんころもち / PIXTA(ピクスタ)国内でもプロリーグが発足し、10月には全国初の都道府県対抗eスポーツ大会が開催される予定で、まさにこれからどんどん注目度が上がる職業です。また、4位には「ゲームクリエイター」(4.7%)、5位には「エンジニア」(4.7%)もランクイン。6位の「大工・職人」(3.9%)は、ブロックを積み上げて仮想空間を設計・建築するゲームが発売された影響からか、昨年度の16位から大幅に人気がアップ。このことから、IT系の職業への注目度の高さが伺えます。■ 女の子のランキングは大変動。その理由はあのニュース!女の子のランキングでは、定番ともいえる人気の職業がずらりと並んでいます。しかし、実は9位の「医師」(3.8%)は昨年度1位だった職業です。Mugimaki / PIXTA(ピクスタ)人気が急降下した理由は、おそらく、2018年に発覚した医学部の不正入試問題でしょう。複数の医学部で、女子に不利な条件で入試が行われていたことが明らかになり、大きな社会問題となりました。受験生はもちろん、将来医師を志していた小学生の女の子にとっても、きっと大きなショックだったことでしょう。この騒動を受け、受験方法を見直した一部の医学部では、今年、女子の合格率が男子を上回ったところもあったそうです。今後、すべての大学で公平な入試が行われることを願ってやみません。■ 保護者が「就いてほしい」職業とは?新しい職業の登場や、時代の流れに、保護者はどんな思いなのでしょうか。親が子どもに就いて欲しい職業のランキングがこちら。男の子は1位が「公務員」(13.1%)、2位が「会社員」(8.1%)、3位が「研究者」(7.3%)となりました。女の子は1位が「看護師」(12.5%)、2位が「医療関係」(7.5%)、3位が「薬剤師」(7.2%)でした。男の子には“安定した職業”を求める声が強く、また、女の子には子育てをしながら働き続けられる“専門職”が上位を占め、どちらも親心が反映される結果となりました。8×10 / PIXTA(ピクスタ)技術の発展が目覚ましい今、新しい職業の開拓や、起業のチャンスもこれまで以上に恵まれた環境となっていくかもしれません。ニュースや新聞で世の中の動きをチェックしながら、親子で将来の夢について語り合うのも良さそうですね!【参考】小学6年生の「将来就きたい職業」男の子1位「スポーツ選手」~競技に“eスポーツ”が初登場女の子1位「教員」~「医師」は順位落とす
2019年07月15日春休み。進級に伴って変化する環境に息子が適応できるのか、不安を抱える私。そんなある日、息子が1枚のチラシを差し出した担任・N先生の寄り添いに心を動かされたこともあり、3年生の後期が終わるあと1週間のところで、通学を始めた息子。とはいえ、学校で起こる不便や不快感など、根本的な問題が解決したわけではない。そして転出により児童数が減少したため、新学年からは2クラスが統合されて1クラスになるという。全校生徒の顔をなんとなく把握できるような、田舎の小さな小学校だ。「教室に見たことない子がいる」というようなことはないだろうが、1つの教室で過ごす人数が変わることで、人間関係はもちろん、室内に響く音声が、聴覚過敏もある息子の耳にどう響くかも変わってくるだろう。となると、これまでとは違った問題が発生する可能性もある。本人も不安があるのか、「新学期になったら、また毎日行けるか分からない」と言っている。まあ、考えてみたらここまでが余りにも順調すぎたのだ。本人だって「いきなり毎日最初から最後まで、というのはできないかもしれない」と言いながら、3年生のラスト1週間の毎日、始業から終業までを学校で過ごすのには、かなりのエネルギーを要しただろう。短い春休みの間で、身心両面のリカバーができるかどうかは分からない。仕切り直しだと考えて、過度な期待をせず様子を見ることにした。そんな構えで春休みを迎えようとした私に、息子が1枚の紙を差し出した。「これ、行ってきてもいいかな」それは小学校で行われている、放課後と週末のレクリエーション会の予定表だった。息子が通う小学校では毎週水曜日の放課後と土曜日の午前中、地域ボランティアの方と提携して行われるレクリエーションの時間が設けられている。会場は校舎の中。その春休み特別企画として、プログラミング体験講座が開催されるのだとか。そのころ息子は、いくつかの要素を組み合わせてオリジナルゲームを簡単に作れる、という携帯ゲーム機のソフトに夢中になっていて、それをきっかけにプログラミングに興味を示していた。何年か前に私は障害者向けの就業研修で、プログラミング言語のJavascriptを学んではいたが、きれいさっぱり忘れてしまっていたし、覚えていたとして(あと、JavaScriptが最新ではないことはさておいても)、彼の興味を引きつけるように教える自信は一切持ち合わせていない。レクリエーションでは、現役のSE兼プログラマーの方が、小学生が楽しく、分かりやすく学べるように指導してくださるようだ。徒歩で出かけられる場所で、しかも無料である。反対する理由はない。「いいじゃんいいじゃん、行ってきなよ!」「レクリエーション、3年生は対象外だったの!?」冷や冷やしながら迎えに行くと、満足そうに微笑む息子。なぜ?当日息子は冷えたルイボスティーを自分で水筒に詰め、張り切って出かけた。レクリエーションが終了するお昼近くなったら迎えに行くから、と息子の後ろ姿に声をかけ、私は仕事の作業に取りかかった。合間にふと「今ごろ楽しんでいるかな」と、レクリエーションのスケジュール表に目を向けた私はすぐさまフリーズ。そこにははっきりと「対象:4年生~6年生※3年生以下は見学」と印字されているではないか。そのときはまだ3月、息子は3年生なのだ。プログラミングを体験したくてわくわくで出かけた息子が、「3年生だから、見学ね」と言われてその状況を受け入れられるだろうか。そこで不満とともに「自分も参加させろ」と申し立てるようなタイプではないが、かなりのフラストレーションを募らせることは想像に難くない。(こりゃもしかしたら途中で帰ってくるかもしれないな…)などとぼんやり考えながら作業を再開したが、昼近くなっても帰宅する気配はない。意外にも見学を楽しんでいるのか。私は、身支度をして小学校へと向かった。待合室になっている教室で待機して、どれくらい経ったころだろうか、「お待たせしてすみません!みんなで盛り上がってしまって、ついつい長くなってしまいました!」と、レクリエーション担当の教員・K先生と、参加した児童たちが戻ってきた。もちろん、息子もおり、満足そうに微笑んでいる。「ごめん、私、チラシの説明をよく読んでいなくて…」「あ、それなんだけどね」私の言葉を受けてこちらを見上げた息子は、K先生に向き直った。「あの、本当は対象外なんですけど、見学になる参加者が息子さん1人で。ほかの児童たちも“ハルくんならきっとできるよ”と言うので、一緒に参加してもらったんです」「そうなんだよ!上級生のみんなが仲間に入れてくれたんだよ!それで、分かりにくいところは教えてくれてね!マイコン制御のロボットを(プログラミングで)操作したんだけど、あまり上手くできなくてもみんなが“最初からこんなふうにできるなんてすごいよ!”ってさあ!」K先生が説明してくださったあと、息子は目を輝かせながら、何があって、それがいかに楽しかったり嬉しかったのかを早口でまくし立てた。私が心配するまでもなく、息子は充実した時間を過ごしていたのだった。K先生にお礼を申し上げて帰ろうとしたら、K先生がこうおっしゃった。「息子さん、いろいろ学校が不便をかけて、ずっとお休みをしていたので、楽しんでもらえるか心配だったんですけど…プログラミングやものづくりが得意で大好きなのでしょうね、いきいき楽しそうに取り組んでいましたよ」私はもう一度お礼を申し上げ、息子とともに学校をあとにした。「今日から新学期だよ!」やりたいことが見つかった息子は、ランドセルを揺らしながら学校へさて、気づけば4月。まもなく新学期に突入というある朝、朝食を終えて食器洗いやらなんやらをしている私を尻目に、息子がなにやら慌ただしい。「どしたの?今日なんかあんの?」「なんかあんの?じゃないよ!今日から新学期だよ!!」新学期、間もなくではなく完全に突入していた。数日前に支度はしてあったものの、「また毎日行けるか分からない」という息子の言葉が頭に残っていたからか、私は完全に油断し日付の感覚がおかしくなっていた。「お、おう。そうだった、ごめんごめん」「のん(私の呼び名)が忘れちゃダメでしょう。じゃ、行ってきます!」息子は笑いながら靴を履き、「うおおおお!小学4年生!!!」という雄叫びとともに、集団登校の集合場所へ走り去って行ったのだった。完全に、予想外の光景である。もちろん、登校すると想定していなかったわけではない。とはいえ、約1年半の不登校生活を過ごし、1週間登校をしたものの、春休みをはさんで「また毎日行けるか分からない」と懸念していた9歳児が「うおおおお!小学4年生!!!」という雄叫びを上げながら学校に向かう姿なんぞ、誰が想像するものか。「のんが小学生のころには、コンピューター室ってあった?」春休みのレクリエーションを終えてからの帰り道、同じ小学校の卒業生でもある私に、息子は聞いた。「ないない。30年以上前は、こんなにコンピューターが普及していなかったもん。PCなんて、学校にも家にもなかったよ」「ふーん…コンピューター室が学校にあるのは知ってたけど、今日初めて入ったよ。楽しかった。でね、またプログラミング教室をレクリエーションの会でもやるし、学校でも、まあ毎日だったりしょっちゅうは無理かもしれないけど、PCを使ってプログラミンクとか、いろいろ勉強できるんだって!」普段、私が使用しているスペックの低いPCをたまにいじる程度しかできなかった息子は、比較的新しくてスペックの高いPCを、時間の限り思う存分使用できたことが本当に嬉しかったようだ。「携帯ゲーム機でオリジナルゲームを作るのも楽しかったけどさ…自分が入力した文字や数字が言葉になって伝わって、ロボットが作動したり、静止画だと思っていたものが動画になるってすごいよ!だから、すぐでなくてもいいから、ああいう勉強をしていきたいなって思ったんだよね」話しながら進む息子の足取りは、まるでステップを踏むように軽やかだった。「また毎日学校に行けるかは分からないけど、これからも勉強はしていきたいなって思う」私に向けているとも、ひとりごととも取れるような口調で、息子がつぶやいていたのを思い出す。「やりたいことがあるっていうのは、外野があれこれいう言葉より心に響くもんだね…」ランドセルを揺らして駆けていく息子の背中を眺めながら、今度は私がベランダでつぶやいていた。児童数が増えたことに伴う困難なども、特別支援学級の利用で万事解決!ではなかった…しかし、やはりというべきか、問題が浮上した。元々黒板にチョークで文字を書くカツカツという音が息子は苦手だったのだが、教室内にいる児童数が増えたことで、音の響き方がますます苦痛に感じられるようになったらしい。加えて、「班ごとで相談」という場面では、大声ではないとはいえ、たくさんの話し声が耳に届いてしまい、「自分の班の人の声を聞き取るのも大変だし、頭がちゃんと働かなくなる感じがする」と訴えた。在籍は通常学級のままではあるが、様子を見て特別支援学級の利用も可能であるという話を、以前校長先生から聞いている。特別支援学級では黒板とチョークは使わずにホワイトボードで授業を進めるらしいし、人数だってかなり少ない。今息子が抱えている困難は、解決すると思われる。そこで息子に「どうする?特別支援学級で授業を受けてみる?」と問うてみたところ、「是非そうしたい」と返ってきた。私は連絡帳を開き、息子が感じている困難と、特別支援学級での授業を希望しているということを、担任の先生に宛てて書いた。息子が連絡帳を持参したその日に担任の先生から電話をいただき、いくつかの授業を特別支援学級で受けることになった。2つの教室を行き来することで不快感が軽減され、快適に学習できるようになった息子は、毎日嬉しそうに登校。帰宅したらすぐ友達の家に出向いて一緒に宿題をしたり遊ぶなど、「本当にあなたは少し前まで不登校だった人なのですか?」と疑いたくなるほど、いきいきと過ごしていた。「特別支援学級は嫌な音がしないから、勉強も楽しくできるんだよ。休み時間に中庭や体育館でみんなと遊ぶのも楽しい。土日にのんとどこかに出かけるのも楽しいけど、今はそれと同じくらい学校が楽しいんだ!」などと申し、ゴールデンウィークの10連休については「半分でいいのに」とぼやいていたほど、学校が大好きになっていた。これで万事解決、めでたしめでたし…で、収まれば良かった。収まってほしかった。ゴールデンウィークが終了し、私の仕事が忙しくなってきたある日の午後、息子はえらく憤慨した様子で学校から帰宅した。「もうやだ!また学校行くのが嫌になって来たよ!!」えっ、ちょっと待って、今の時期に家にいられると困る…とうっかりこちらの都合による本音が出そうになったが、息子だって辛いことがあったのだから、とぐっと堪え、「どうした?何かあった?」とだけ、どうにか口にできた。この前まであんなに楽しそうだったのに、何があったんだ…。<第3回に続きます>
2019年07月08日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは。ちょっ子です。小学二年生の息子・きゃん太はちょっと大人びたところがある子で、子どもなんだからそんなことに気にしなくていいのに…と思ってしまうほど人を気づかった発言をすることがあります。今回はきゃん太のそんな気づかい発言の中から、私に向けられたものをピックアップしてみましたのでご覧ください。ママを傷つけてしまったのではないか?と思ったのか、チャンバラの手を一旦止めてまで釈明。当の私はそんなことは全く気にも留めていなかったのに、なんという気の回しようなのでしょうか…。 またある日、きゃん太が通う学童保育の話を聞いていたときのことです。「ママ=おばさん」と言っていることになってしまう、と気づいて即座に表現を「お姉さん」に訂正してきたのです。優しい。優しいんだけどそこに気をつかわれてしまうと余計にむなしい…!!優しいのはいいことですが、気をつかいすぎていつか彼自身が疲れてしまわないか、おばさんは少し心配に思ったりもするのでした。
2019年06月29日意欲的に、家庭学習に取り組む息子。一方、在宅ワーカーの私はストレスを蓄積させ…登校渋りを幾度も繰り返し、8歳の誕生日を迎えたその日に「もう学校には行かない」と宣言した息子は、この4月で小学4年生になった。不登校開始1週間の時点で、「行かない気持ちに変わりはない。万が一気が変わったら申告するから、そちらからは一切聞いてくれるな」との旨の申し出があったので、私から働きかけることは避けていた。根性論にて復学を強く勧める学校側に辟易しつつ、息子の意思を尊重すると決めた私。それが2年生後期までの話である。それが1年前、3年生に進級したとき、風向きが一気に変わった。息子たちのクラスを受け持つことになった担任の先生、そして新しく着任した校長先生と教頭先生は、息子の自宅学習に協力的だったのだ。月に一度、担任の先生が課題を持ってきてくれ(もしくは私が受け取りに行き)、息子が1ヶ月かけてこなす。翌月に終了した課題と新しい課題を交換、さらに翌月には先生が添削した課題をまた持ってきてくれる、ということを繰り返すのだ。通学するのと全く同じペースとはいかないし、教科の偏りは出てしまうが、大幅な遅れを取ることはない。エネルギー出力にムラはあるが、息子はもともと知識欲が強い、勉強の好きな人間だ。学校からいただいた課題以外にも、自ら所望した問題集などにも取り組むほどで、家庭学習はとても順調に進んでいくように見えた。しかし、問題が発生した。息子ではなく、私に。フリーランスのライターである私の仕事は、ほぼ在宅にて行われている。だから打ち合わせ等がない限り、四六時中息子と同じ空間で過ごすことになる。1人の時間が持てないだけでも息苦しいというのに、集中力が途切れやすい私は、自分のペースで作業を進行できない状況にいらだちを募らせていた。分かっている、息子は悪くない。しかし、例年であれは冬季うつの時期にしか服用しない抗うつ剤が、春になっても手放せなくなっていた。些細なことで腹を立て、そんな自分を呵責し、深夜に眠れず涙すること連日。数ヶ月に1回、1泊2泊の出張や1人旅をしたところで、蓄積されたストレスは解消しきれなくなってきたのだ。そんなある日のことだった。平日の午後、小学校が終わるころを見計らって公園へ出向くことが増えていた息子が、帰宅後にこう申し出たのだ。「文化祭の日、学校に行ってみようと思う。同じクラスのJ君に誘われたから。行ってもいい?のん(私の呼び名)も付き合ってくれる?」久しぶりに登校し、文化祭を楽しんだ息子の口から出た意外な発言。しかし、いつ気が変わるかも知れず…出典 : 文化祭のスケジュールは、午前中が体育館で行われる音楽発表会、正午手前に各々の教室で帰りの会を行い解散、あとは自由見学となっていた。いつごろ行きたいのかと息子に聞くと、音楽発表会の時間から行きたいのだという。私の都合で朝一番からの見学は叶わなかったが、それでも早いうちに学校にたどり着けた。実のところ、体育館のような空間に響く音声というものは、聴覚過敏を持つ私が苦手とするものだった。両耳から勢いよく水を流し込まれるような痛みと不快感で、めまいと吐き気を催してしまうのだ。デジタル耳栓を用意していなかったことを激しく悔やみつつ会場に入ると、存外辛くない。不快感がゼロというわけではないのだが、幾分か楽だ。どうやら私は「体育館のような空間で、“複数の人が雑談している声”の響き」が苦手であり、音楽だとそこまでではないようなのだ(体育館や音楽にもいろいろあって、どこでもそうとは言い切れないが)。さて、私自身が特性について再発見をし、1人密かに感激していたところ、担任の先生が私たち親子の姿に気づいた。息子をクラスメイトたちが並ぶ列へ、そして私も発達障害の当事者であり、聴覚過敏を持っているとご存知の先生は、私を保護者席から離れた職員席へと、それぞれ誘導してくださったのだ。息子は列の最後尾についたのだが、前にいた子が気配を感じたのか、振り向いた。更に前の子が何かを察して振り向き、また更に前の子が…というように次々とみんなが息子の存在に気づいて、声こそ出さないし、振り返るのもそれぞれ1、2回であったものの、そわそわとした雰囲気になるのが、見ていておかしいやら微笑ましいやら。演奏が終わり、一旦休憩になった途端、「ハルくんだ!」「ハルくんだ!」「ハルくんがいる!」「ハルくん、久しぶり!」と、たくさんのクラスメイトが一斉に息子に駆け寄ってくれた。詳しい会話の内容までは聞こえない。息子本人はとても照れくさそうな、でも確実に嬉しそうな表情で応対しているのが分かった。それから息子は音楽会だけでなく、終わりの会にも参加し、クラスの友達に誘われて、自由見学にも出向いた。途中でパニックを起こして、途中で何も言わずに帰宅してしまったのだが、後日会ったときにそれを責めることもせず、むしろ心配してくれたのだという。彼らを含む、息子の存在を受け入れてくれたクラスの児童たち、息子だけではなく、私の特性にもご配慮くださった先生方には心から感謝している。その数日後、「行事のときとか、たまには学校に行ってみようかな」と息子がひとりごちた。正直、とても驚いた。とはいえ、いつ気が変わるとも知れない。私はさしたる期待をせずに聞いていた。限界を迎えていた私。約束を守りたい気持ちと復学を促したい気持ちの間での葛藤案の定、「たまに」は年をまたいでも訪れることはなく、私は出張や旅行で息抜きをしつつ、ギリギリのところで踏みとどまっていた。いや、すでにおかしくなりかけていた。寝入る直前に「何か食べたい」と申し出た息子に「もう寝る前だし、牛乳ぐらいにしておこうか」と言葉を返し、寝つかせたあとに「あれはネグレクトではないか?ネグレクトに違いない」と自責を始め、夜半を過ぎるまで泣きとおすなど、精神のバランスも生活のリズムも著しく乱れていた。仕事も思うように進行させられず、「もう私にはコラムなど書けないかもしれない」と、『発達ナビ』の牟田編集長に宛てて、泣きながらメールを打ったのもこのころだ。とにかく、限界だった。「フリースクールや放課後デイ施設などがあるではないか」とおっしゃる方もいるだろうか。もちろん視野に入れ、自分なりに調べた。しかし私たち親子は、施設数が都会に比べて圧倒的に少ない地方に住まう身である。学費や立地など、条件に見合う場所を見つけられなかったのだ。そして3月の半ばになって、「たまに」がようやく訪れた。とても興味を引かれる学習内容ばかりの時間割で、給食は好物ばかりの献立の日があるから、というのだ。息子はその日、朝の会から終わりの会まで学校で過ごし、「音が辛いこととかちょっとあったけど、勉強は面白かったし、みんなと遊ぶのも楽しかった!次はいつ行こうかな?」と笑顔で帰宅し、私に話してくれた。(次の「たまに」はまたしばらく来ないのかな…)と考えるだけで胃から何かがせり上がる。楽しいのなら、もっと高い頻度で登校して欲しい。できれば毎日。でも、私から登校を促す働きかけをしない約束を、息子とは交わしている。だから言えない。私を信頼してくれるこの人との約束を破りたくない。破りたくはないのだが…。約束を破り、私は切り出したさて、話は前後するが、以前のコラムにも書いた、息子が3年生になってすぐの面談で、「息子さんとの(登校を促さない)お約束もありますし、もし学校に行きたいという話を息子さんがしたら、というつもりで聞いていただきたいのですが」という前置きのあと、校長先生がこんな話をしてくれた。「教科書を使って、みんなと同じペースで学ぶ、という学習方法が、向いている児童と向いていない児童がいます。すでにお渡ししている教科書よりも使いやすいと息子さんが思える教材があれば、それを使って児童の数が少ない特別支援学級や、もしくは別の学習室で学ぶという方法もあります。特性の関係で疲れやすいでしょうから、そんなときは遅れてきても構いませんし、早退しても構いません。息子さんが無理をせず、のびのびと学校生活を楽しめるように、私たちはできる限り協力します」フリースクールを検討して調べたことは前項で述べたが、私が調べた限りの、どのフリースクールよりも手厚い。これが公立の小学校である。しかも、身心ともに疲弊しきった息子が不登校を決めたときに、「苦手を克服するということから逃げ続ける息子さんを容認して、成長の機会を奪ってもいいんですか?」と私を叱責し、これは書いたことがなかったが、特別支援学級の利用や、進級を期にした転籍を願い出た際、「息子さんは頑張れば通常学級でもやっていけますから必要ありません」と跳ね除けた公立小学校と、同じ公立学校なのだ。知識欲の強い息子はいずれ、私の学習サポートでは物足りなくなるだろう。現状だって、私は自分の仕事と家事に手一杯で、十分な時間を割けているわけではない。そして条件に合うフリースクールは見当たらない。しかし、フリースクール以上に手厚い、すでに息子が在籍している小学校がある。もう、これは言うしかなかろう。「ごめんなさい、私は今からあなたとの約束を破ります」そう、私は切り出した。何事かと表情を引き締めた息子に向かって、続けた。「約束を破るわけだから、あなたが怒ったとしても無理はない。でも、最後まで聞いてほしい。正直、私は今の生活が限界。仕事をしながらあなたの学習をサポートするのはとても大変だし、正直ちゃんとサポートできているかも自信がない。これからあなたがさらに多くのことを、深く学びたいと願うときが来るかもしれない。そうなったら学力面と知識面、時間の面でも私の手には負えなくなると思う。あなたの学びの妨げを、もし自分がしてしまったら、私は悔やんでも悔やみきれない。それから、仕事の効率が確実に落ちているなと感じている。これは私の気が散りやすいというのが問題であって、あなたが悪いわけではないから、気に病んでほしくない。とはいえ、もっと仕事に集中する時間がほしい。そうした私の勝手な事情で約束を破ることを、本当に申し訳なく思っている。許さなくてもいい。…いきなり、毎日、最初から最後まで、とは言わない。でも、もう少し学校に行く頻度を高くしてほしい」そして、面談で校長先生が話してくれたことを、息子に伝えた。息子は何も言わずに聞いていたが、私の言葉が途切れたのを見計らってか、ゆっくりと口を開いた。「今の学校だったら、行くのは嫌じゃないよ。でも、ずっと家にいたし、のんが言ったように、いきなり毎日最初から最後まで、というのはできないかもしれない」「うん、それは仕方ない。ありがとう、聞いてくれて、怒らずに受け入れてくれて、本当にありがとう」「うん。だって、のんが仕事をできなくなったら、まだ働ける年齢じゃない自分だって困るし」「いきなり毎日最初から最後まではできないかもしれない」などと申していた息子だったが、土日をはさんだ週明けから春休みに突入するまでの1週間、毎日最初から最後まで、つつがなく登校し、帰宅すると、学校での様子を楽しそうに伝えてくれたのだった。「学校に行ってみよう」と息子が思えるきっかけとなった、N先生の寄り添い出典 : 年生の中盤過ぎから始まった息子の不登校生活は、3年生のラスト1週間で、ひとまず終わりを迎えた。ここで私の頭に疑問が浮かぶ。そもそもどうして「学校に行ってみよう」と息子は思えたのか。本人に質問をしてみたところ、このような答えが返ってきた。「(担任の)N先生、学校に来てねみたいなことを一度も言わなかったから」そうなのだ、N先生は「息子さんの顔が見たいのでお構いなく」とおっしゃって、ほぼ毎月わが家にご足労くださっていたのだが、ただの一度も登校を促すような発言はなさならかったのだ。2年生のころ、当時の担任の先生が、クラス全員からの手紙を持って、わが家にいらしたことがある。「早く学校に来てね」との旨の内容がそれぞれの文字と言葉で綴られていたそれに、息子は一瞥もくれなかった。「あなたはこんなに必要とされているんだよ」ということを伝えたい、先生の愛情と善意であることは理解できる。でも、そこに息子はいないのだ。学校に行くことが辛くてたまらない息子の気持ちが、まるで「改めるべきもの」として扱われているように、私には見えてしまったのだ。「助けてってお願いしているのに、無視されているような気持ちになった」と、後日息子も述べている。「N先生って、元気?とか、最近好きな遊びはある?とかは聞いてくるけど、学校に来てねとかは言わなかった。なんかそれが、こっちの気持ちを大事にしてくれているように思えたから」思いやりや寄り添いは、なにも気遣うような優しい言葉をかけることだけではない。言葉少なであるからこそ、自分が尊重されていると感じられることは、大人にだってある。イソップ寓話『北風と太陽』を私は思い出し、次年度もN先生が担任であったらいいなと願いつつ春休みを迎えた。いや、担任がどなたになるかという話の前に、休みが明けたら「やっぱり学校に行きたくない」と息子が言い出す可能性は、なきにしもあらず。心の準備を、私はした。《次回に続きます》
2019年06月25日家でのくつろぎ時間もキレイをサポート株式会社ダイアナは、プチ補整ができる下着とルームウェアのブランド「Relitis by Supreme.La.La.」を2019年6月21日(金)から同社オンラインショップ等で発売する。外出時だけではなく家でくつろぐリラックスタイムもキレイなボディラインをサポートしてくれる。同ブランドは、リラックスタイムや眠っている間も、自分の身体を自分でメンテナンスして、女性の体型維持のサポートしたいという思いから生まれた。下着やトレンカ、ルームウェアまで揃うリバーレースを贅沢に使用したブラジャーのLift Up Seriesは、洋服を着た時のシルエットが360度キレイに見える。1/2カップブラジャーのStrap Less Seriesは、デコルテがふっくらしバストを上向きシルエットへ導いてくれる。編み圧にこだわったトレンカ、ドロップショルダーでボリューム袖がポイントのガウンまで揃う。オリジナル柄の肌に優しい生地を使用したソフトタッチなワンピースやチュニックは、女性らしい花柄でリラックスタイムをより楽しめそうだ。ワンピースやチュニック、ガウンはフリーサイズでゆったりしたデザインになっている。プチ補整にはかかせないガードルは、ロングタイプとショートタイプの2種類の長さから選べる。(画像は「Supreme.La.La.」公式サイトより)【参考】※Supreme.La.La.公式サイト
2019年06月19日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 279話からパピーちゃんと産後初モメしたお話を描かせて頂いておりますが今回もその続きでございます。 長女N子が生まれる前は、ケンカをしたらキレたいだけキレてスッキリしていたと思うのですが、いかんせん、カリスマ級にダメ母だった私は2000%の体力を余すとこなく育児に注いでいたので、キレる気力も体力も皆無、クソむかつく気持ちを持ったままN子の散歩に出かけました。 散歩しながら人生初の家出を思いついたのですが、よくよく考えてみたら……。 N子も連れて行かないといけない↓N子の荷物も用意しないといけない↓家出先でも一人でN子の世話をしないといけない 想像しただけでゲボー!でした。 私は高校2年生までは数学が得意な理系だったのでこの気持ちを数式に表してみたいと思います。 クソむかつくパピーちゃんがおる家に帰る嫌さ < N子を連れて家出をするめんどくささ こんな感じでしょうか? てな訳で初めての家出は実現しませんでした〜。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年06月12日登下校のひとり歩きが心配で用意したのは…我が家の息子は4月からピカピカの小学1年生。息子の入学に備え、ランドセルとともに用意したものがあります。それは「見守りAIロボット」といわれる「GPS BoT」。 わが家は学童にお迎えに行くことも多いですが、基本的にはひとりで登下校することになるので、行き帰りが心配だったのです。入学前から使い始めて2カ月ほど経ったので、その使い勝手をレポートします。位置情報から子どもを見守るAIロボット「GPS BoT」は日本中をカバーする携帯電話回線などに自動接続し、子どもの現在地を専用アプリで見守れるというもの。公式HPによると「一般的なGPSの電波だけでなく、周辺のWiFiアクセスポイントの電波や、携帯基地局の電波もセンシングするため、一般的なGPS端末では難しかった、屋内や地下での位置特定も可能」とのことです。大きさは5cm四方×厚さ19mm、重さは46g。契約手数料や契約手数料、契約年数しばりなどが一切なく、端末は4800円(税別)、月々の利用料は480円(税別)という料金設定、シンプルなデザインと機能が気に入り、夫と相談して購入しました!ランドセルにつけるにはAirPods用のケースがオススメコンパクトな大きさと、スッキリとしたデザインがかわいいBoTですが、本体にはバッグなどに装着できる器具は付いていません。ランドセルのポケットにポンと入れておく分にはいいのですが、習い事やそのほかの外出時にバッグを変えるときはちょっと面倒。また、2~3日に一度充電が必要なのですが、その後ランドセルに入れるのを忘れがち!公式でケースも販売されていますが、まあまあお高いですし、デザインも好みではなくて…。どうしようか悩んでいたら、ネットでAppleのワイヤレスイヤホン・AirPods用のケースに入るとの情報が。早速試してみたら、結構力がいりますが(笑)なんとか入りました!ケースを付けたまま充電もできます。わが家ではランドセルサイドのフックにこのケースつきのBoTを引っ掛けています。ちゃんと持ったかどうか確認しやすいし、ランドセルからほかのバッグへの移動もラクチンです。GPSの精度とエリア設定についてさて、実際の使用感はどうでしょう?BoTでは、専用アプリで表示されるマップ上に今どこにいるか表示されます。誤差は数m~数十mほど(場所によってはそれ以上も)。場所を指定して登録しておくと、そのエリアに着いた時には「つきました」、エリアから離れた時には「出発しました」と通知が来る仕組みです。とても便利なのですが、少し問題も。実はわが家は小学校から割と近く、自宅と学校両方を設定すると、お互いのエリア(約100mの円形)が被ってしまい、登下校時に「到着」と「出発」が同時に通知されてしまうのです…。これは今のところ、誰もいない家に子どもが帰るということがないので、自宅の設定を消去して対応。だいぶ使いやすくなりました。遠足の足どりは夫婦2人でチェック今まで使っていた中で、一番役に立ったのは遠足の時でした。痛ましい事故が多い最近、学校から徒歩で駅に向かい、電車に乗って移動するという遠足は不安でしかなかったです。でも、移動しているであろう時間にGPSを見ると、「あ、今ここにいるな」、「ちゃんと着いたみたい」と移動の様子がわかり、安心することができました。横断歩道の手前でしばらく動かなかったときはドキドキしましたが(笑)。移動履歴も時間も表示されるので、どういうルートで動いているのかもわかります。GPS1台につき、何台もの端末で見守れるのも大きな魅力で、遠足中はパパも仕事中に見ていたそうです。これからどんどん行動範囲が広がり、ひとり行動も増えるであろう小学生。「GPS BoT」のおかげで私自身は少し不安が払拭でき、何かあった時も対処がしやすいので、これからも使い続けたいと思います。<文・写真:ライター清宮(clabocco)>
2019年06月08日瞑想というと、お坊さんや難しいスピリチュアルなイメージを持たれがちですが、実はずっと簡単で、自分の気持ちを整えるのに最適です。恋愛についてあれやこれやと悩み続けたら、少し立ち止まって、自分を見つめ直しましょう。大事なのは自分を整えること恋愛は人間同士の付き合いです。自分が相手に対して上手くいかないことにもやもやしていると、些細なことでもうまくいかなくなってしまいます。他人は自分を映す鏡といいますし、自分が落ち着いて過ごしていると、一緒にいる人も落ち着くことができます。プチ瞑想は呼吸法の一種で、なるべく静かな空間で目を閉じ、ゆっくりと5秒ほどかけて深呼吸をします。できれば何も考えないことを心がけ、ただ呼吸をすることだけに集中しましょう。自分と向き合い、不安やイライラを呼吸と一緒に吐ききるイメージです。イライラや不安があると、人は交感神経が働き興奮状態になっています。それを呼吸で整えてあげることで、副交感神経へ切り替わりリラックス状態になるのです。プチ瞑想でゆとりをもつ癖をつけるプチ瞑想が習慣になると、自分にも時間にもゆとりが生まれます。そのゆとりを癖にすることが出来れば、ちょっとしたトラブルや言い合いに発展しそうな雰囲気でも、一歩立ち止まって冷静にふるまうことができます。つい思い込みで突っ走ってしまいがちな方にはぜひおすすめです。イライラや不安に飲まれると、よけいドツボにはまってしまい、良いことは一つもありません。いつでもどこでも!手軽にできるのがプチ瞑想のメリットプチ瞑想には、特別な道具や場所も必要ありません。一番良いのは夜寝る前のリラックスした時間ですが、デートの最中にちょっとお手洗いに行った時など、ほんのわずかな時間でも行うことが出来ます。人の怒りは6秒ほどがピークと言われており、プチ瞑想を心がければ、ついカッとなってしまうことも少なくなります。目を閉じないまでも、呼吸法だけであればこっそり行うこともできますし、イライラに流されやすい方はぜひ試してみてください。恋の秘訣、ゆとりある落ち着いた時間を重要なのは、「今自分がイライラしている」と客観的に気付くことです。イライラしそうになったらプチ瞑想する、を習慣にしてしまえば、今自分がイライラしているな、と事前に察知し、余計な一言や些細なケンカに繋がることもぐっと減ります。人は誰でも、落ち着いた雰囲気を好みます。瞑想自体が恋に効くのではなく、プチ瞑想をすることによって、自分自身の精神的な安定をもたらし、ゆとりのある落ち着いた関係を築く事ができるのです。
2019年05月23日4年生にもなると学習内容はぐんと難しくなり、保護者の方も教えるのに四苦八苦するような問題がたくさん出てくるようになります。3年生まではなんとかついていけていたお子さんも、隠れた苦手ポイントが表面化する時期でもあるので、学習に取り組む姿勢から見直さなければならないことも。今回は、3年生から4年生に進級したお子さんが学習面で陥りがちがな苦手ポイントや、家庭でできるフォローの方法などを詳しく見ていきましょう。4年生、学習面での不安はどんなこと?進研ゼミの保護者を対象にベネッセがアンケートを実施したところ、3年生から4年生に上がる際に学習面で準備しておいた方がいいことや、親が注意深く見ておくべきことについて、次のような回答が得られました。□学年が上がるにつれて家庭学習の時間の確保が難しくなる。生活習慣を整えて、勉強時間をきちんと決めておくことが大切。□低学年で学んだ基本ができていないと、どんどん難しくなる勉強に対応できなくなる。わからない問題をそのままにせずに、しっかりと復習して理解するように心がけさせる。これまでのように、わからない問題にじっくり取り組む余裕がなくなってくるのが4年生からです。4年生に進級するまでの積み重ねが表面化される時期でもあるので、各教科の基礎的な部分がきちんと理解できているか改めて確認する必要があるようですね。その際には、テストの点数だけで判断するのではなく、ノートに書かれている内容も確認してみましょう。本人も気づかないような苦手ポイントが見つかるかもしれません。4年生の国語。学習のポイントは?4年生で習う漢字は3年生と同じく200字です。「養」「熱」「議」など、難しい文章の中で出てくるような複雑な漢字も出てきます。また低学年のときと比べて、格段に長く難しい文章を扱うようになり、登場人物の気持ちの深い部分まで読み取る問題も増えてきます。音読の宿題はなくなっていても、読解力を深めるためにも声に出して文章を読む習慣は続けましょう。さらに、作文や読書感想文では書く内容の中心を明確にし、内容のまとまりで段落をつくったり段落相互の関係に注意したりして、文章の構成を考える能力が求められます。最終的には自分の考えとそれを支える理由や事例との関係を明確にして、書き表し方を工夫する必要も出てくるため、普段から文章の構成を意識しながら本を読むようにするといいでしょう。また、ことわざや慣用句、故事成語などの意味を知り、使えるようになることも求められます。子どもから意味を聞かれてもすぐには答えずに、漢字の意味から読み解かせたり、辞書を引かせたりしましょう。自分で考えて調べることで、より記憶に残ります。4年生の算数。学習のポイントは?教育評論家の親野智可等先生は、4年生の算数について「基本的な四則計算が身についていないと授業でつまずくケースが多い」と指摘します。そして一度苦手意識を抱いてしまうと、それ以降積極的に授業に関わりにくくなるため、これまで以上に注意深く見てあげる必要があるとのこと。とくに気をつけてあげるポイントは次の2点です。■四則計算、基礎はできている?たとえば「612÷27」の場合、612は約600で27は約30だから、答えはだいたい20いくつになるな、と実際に計算をする前に答えの見当をつけることを「四則計算の結果の見積もり」といいます。これができるかできないかで、今後の算数の授業への理解度は大きく変わってきます。■図形の構造、理解できている?立方体、直方体の見取り図と展開図はかなりの苦戦が予想されます。平面図形に比べて、立体図形はスムーズに理解することが困難なので、親御さんの協力が必要になるでしょう。たとえばいらなくなった空箱を分解したり、展開図を作成して組み立てたりと、工夫次第で家庭でも図形を構成する要素について学ぶことができるはずです。4年生の理科。学習のポイントは?4年生の理科では「空気と水の性質」「金属、水、空気と温度」「人の体のつくり」などについて学習します。その中でもつまずきやすいのは次の単元です。■水の三態変化は台所で学べ!水が温度によって固体、液体、気体と変化することを意味する「水の三態変化」。これは中学で習う物質の状態変化につながる重要な内容ですので、習い始めのこの段階でしっかりと理解を深める必要があります。そこで役に立つのは「料理を手伝うこと」だと親野先生は説きます。なぜなら氷を作ったりお湯を沸かしたりする台所は、「水の三態変化」を実体験するのにうってつけの場所だからです。料理をするときは必ず火を使ったり、水を容器に移したりしますよね。その一連の作業は理科の実験と非常に似ているため、家で料理のお手伝いをしている子どもは、学校での理科実験にも積極的になる傾向があります。理科的思考を身につけるためにも、お手伝いは有効だというわけです。■数字と天気と肌感覚を結びつけるまた、「天気による1日の気温の変化」も苦手とする子どもが多いとのこと。天気を観察して気温を測り、その変化をグラフにして天気と気温の関係を理解することが求められるこの単元は、算数的要素も含まれます。算数でも出てくるグラフに対する苦手意識がつまずきの元になっているのでしょう。「自然現象を数値化する」という考え方は理科の基本的なスタンスであり、今後学年が上がるにつれてもっと複雑になる内容でもあります。朝は1日の天気予報を確認して、「気温が○度なら昨日よりも少し寒いね」「湿度○%なら雨が降るかもしれないね」と、数字を絡めて会話をするように心がけましょう。4年生の社会。学習のポイントは?4年生の社会は、3年生より広い範囲の地域や環境に目を向けた学習をします。その目的は、社会的事象への理解を通して地域社会に対する誇りと愛情、地域社会の一員としての自覚を養うこと。つまり、4年生からは広い視野で物事を見て、自分なりの理解を深めることが重要視されるのです。身近なところでは、飲料水や電気・ガスを供給する事業が、安全で安定的に供給できるように進められていることや、地域の人々の健康な生活の維持と向上に役立っているということも学びます。毎日当たり前のように使っている水や電気も、それを安全に行き渡らせてくれる人や仕組みがあってこそ。家庭における親からの教えも社会科の勉強として充分に役立ちますね。身近な生活の中で生じた疑問は、そのまま社会科の調べ学習につなげることができます。ガス会社や電力会社のホームページにも、子ども向けにわかりやすく説明しているページがあるので、親子で一緒に調べてみましょう。□東京ガスホームページ|キッズ東京ガス□東北電力ホームページ|でんきアドベンチャー***まだまだ小さな子どものように見えて、4年生ともなれば学習内容もかなり難しくなります。そんなとき「うちの子、ちゃんと勉強についていけるかしら……」と不安になるのではなく、子ども自身の“学ぶ力”を信じて見守ってあげることも大切です。また、家庭の中でも学びにつながる機会はたくさんあります。子どもの勉強の「苦手」をちょっとでも「好き」にさせるヒントは、家の中にもあるのです。(参考)Benesse 進研ゼミ保護者通信|新学期準備「コレ重要!」先輩保護者ランキング~高学年(小4ー6)編~文部科学省|小学校学習指導要領(平成29年告示)親力講座|小学4年生の勉強のポイントは?子どもはどこでつまずく?その対策とは?東京ガスホームページ|キッズ東京ガス東北電力ホームページ|でんきアドベンチャー
2019年05月23日2年生から3年生に進級するとき、学習面での不安を抱える保護者の方がとても多いそうです。算数がぐっと難しくなる、理科・社会が教科に加わるなど、2年生までと比べて3年生からは高学年につながる学習のベースを作らなければならなりません。そのため「つまずき」を感じる子どもがぐんと増えるのです。ここでつまずくと、高学年になって取り戻すことが難しくなります。だからこそ、勉強に対する「劣等感の芽」は早めに摘んでおかなければなりません。今回は、2年生から3年生に進級したお子さんが学習面で陥りがちがな苦手ポイントや、家庭でできるフォローの方法などを詳しく見ていきましょう。3年生、学習面での不安はどんなこと?進研ゼミの保護者を対象にベネッセがアンケートを実施したところ、2年生から3年生に上がる際に学習面で準備しておいた方がいいことや、親が注意深く見ておくべきことについて、次のような回答が得られました、□3年生になると授業の進み方も早く、内容が難しくなる。家で軽く予習復習ができるといいと思う。□理科・社会という単元が増え、覚えることも多くて大変。その結果余裕がなくなり、得意だった漢字や計算を間違えるなど他の教科にも影響が出てきた。□6時間授業も増えてくる。忙しさで余裕がなくなる。3年生からは本格的に勉強との向き合い方を見直さなければならない様子がうかがえますね。授業数が増えて放課後の自由な時間が減ることで、忙しさから余裕がなくなる子どもたちが多くなるとのこと。子どもが不安を抱えているのなら、親は安心できる居場所を作ってあげなければなりません。家庭での学習はもちろん大切ですが、まずは生活習慣や平日の時間の使い方、休日の過ごし方について、3年生に進級したタイミングで見直すことをおすすめします。3年生の国語。学習のポイントは?学習指導要領によると、3年生からは「筋道を立てて考える力や感じたり想像する力を養い、考えをまとめる力や伝える力を養う」ことに注意しながら国語の学習を進めるとのこと。その一歩として、主語と述語の関係、修飾と被修飾との関係、指示する語句と接続する語句、段落の役割についての理解を深めることを目標としています。さらに、文章の構成力をつけるだけではなく正しい文法を学び、ことわざや慣用句を使った表現力を身につけることも求められるようになるのです。■覚える漢字は200字に「漢」「業」「筆」など何通りもの読み方がある漢字や、漢字の組み合わせによっては日常的に使わないような単語を覚えることも。普段からいろいろなジャンルの本を読んだり、テレビのニュースで映し出される字幕を意識させたりすると、子どもの記憶に残りやすくなります。■国語辞典を家庭でも活用しよう3年生からはいよいよ国語辞典を学習に取り入れます。できればもっと早いうちから辞書に親しんでおくといいですね。文章力養成コーチの松嶋有香先生は、こどもまなび☆ラボで連載中の『国語辞典の世界へようこそ』の中で、学校の授業以外でも辞書を活用することをすすめています。辞書を引くことで調べ学習の基本動作が身につきます。そして、わからないことをそのままにしない姿勢は他の教科でも役に立つだけではなく、「生きる力」を子どもに与えるのです。ぜひご家庭のリビングにも一冊国語辞典を置いておき、いつでも調べられる準備をしておきましょう。3年生の算数。学習のポイントは?よく聞くのは「3年生から算数につまずく子が増える」ということ。しかし、決して急に学習内容が難しくなるわけではありません。実は、2年生のうちにマスターしておくべき基礎ができていなかったために「つまずき」が生じてしまう子も多いのです。■3ケタ、4ケタの計算が子どもを混乱させるまず、多くの子どもが4ケタの足し算・引き算でつまずきます。たとえば「3007ー2258」といった繰り下がりが2回ある引き算で混乱してしまい、計算に時間がかかって次第に授業についていけなくなることも。さらに「307×57」のように、3ケタ×2ケタで0が入るかけ算でつまずく子もたくさんいます。教育評論家の親野智可等先生は「このような計算は算数の基礎。つまずくようであれば、できるだけ早い段階で修復できるようにしましょう」と注意を促しています。算数は「積み上げ」の教科です。テストの点数だけで判断せずに、毎日使っているノートをチェックして、ちゃんと理解できているか確認しましょう。■図形の学習は作図がネックになることも3年生からは三角定規やコンパスを使いますが、作図する作業が難しくて算数が苦手になる子も多いといいます。どうしても苦手なら、家でコンパスを使って模様を描いて遊ぶといいでしょう。できあがった模様に色を塗ってみると、楽しみながらコンパスの使い方に慣れることができますよ。■表とグラフを積極的に生活に取り入れる親野先生は、数値や項目などの複合的な情報を関連づけて読み取る勉強を苦手としている子どもが多いと指摘します。その理由として「普段の生活の中で馴れ親しむ機会のないまま、教科書で初めて表とグラフに出会うから」と述べています。確かに日常的に家庭の中でグラフなどに触れる機会は少ないですよね。では、日頃から表やグラフに馴れ親しむにはどうしたらいいのでしょうか。親野先生おすすめの方法をご紹介します。□カレンダーに毎日の天気を書き入れる。毎日コツコツ続けることで、立派なデータとして活用することができます。体重や気温などの数字を入れるのもいいですね。□親子でじゃんけんなどのゲームをしてその勝ち負けを表にする。タテ軸とヨコ軸の組み合わせで表を作ります。「2回目と4回目はぼくが勝った」というように、表から情報を読み取る訓練になりますよ。□表に慣れたらグラフの基本である棒グラフを作成してみる。夕食のおかずを棒グラフにするのも面白いですね。1ヶ月集計した結果、「一番多いメニューはカレーだね」「お魚のおかずが少なかった」など、驚きや発見が出てくるかもしれません。3年生の理科・社会。学習のポイントは?いよいよ始まる理科・社会。これから学び始める教科なので、できるだけ苦手意識を持たせないように、楽しく学ぶ姿勢を身につけるための工夫が必要です。■理科:疑問が芽生えたときがチャンス!3年生で学ぶ理科の内容は、「物質、エネルギー」「光と音の性質」「磁石の性質」「電気の通り道」「電気の通り道」などです。とくに子どもたちがつまずきやすいのは「物の形や体積と重さの関係」について。ですから「材料・体積が同じなら、物の形が変わっても重さは変わらない」「体積が同じでも重さが違う物がある」、この2点を理解できるかがポイントになります。家庭でできる簡単な方法として、空のペットボトルに砂を詰めて量り、今度は同じペットボトルに水を入れて量ってみましょう。「同じ大きさの入れ物に入れても、重さが違うよね」と親子で確認し合えば、理解を深めることにつながります。例えば、親子で散歩や買い物に出かけた際には、ただ漫然と歩くのではなく、目にする草花や虫、その日の気温や風の向きなど、様々なことに子どもの関心を向けさせてあげて下さい。日々の生活の中で子どもを意識的にリードしてあげることが大切なのです。(引用元:親力講座|小学3年生の勉強のポイントは?子どもはどこでつまずく?その対策とは?)理科の学習において効果的なのは、実際に体験すること。家の中や近所の道端にも、理科を好きになる要素はたくさん潜んでいます。■社会:身の回りの環境が学びにつながる3年生の社会の授業では、「身近な地域や市区町村の様子を大まかに理解する」ことを目的としています。理科と同じように、実際に見て、感じることでスムーズに理解できるようになるでしょう。たとえば、散歩のときや車や電車でお出かけしたときに「この畑では何が取れるんだろう?」「この川はどこからどこまで流れているんだろう?」などと意識づけしてあげたり、街角に設置されている看板に目を留めたりすることで、自分の住む街や身近な環境への興味が高まります。また、観察・調査した内容を白地図などにまとめる力も求められます。日頃から地図に慣れ親しんでおくために、リビングやお風呂に貼っておいてもいいですね。***3年生では1、2年生のときとは違って「勉強」への意識を高めていく必要があります。遊びの延長のように楽しみながら学ぶよりも、自分なりの学習姿勢をしっかりと固める時期に入っていきます。そのためにも、日常生活の中から学習につながるヒントを見つけて関連づけてあげるのも、親としてぜひやってあげたいことですね。(参考)Benesse 進研ゼミ保護者通信|新学期準備「コレ重要!」先輩保護者ランキング~低学年(小1ー3)編~文部科学省|小学校学習指導要領(平成29年告示)Study Hacker こどもまなび☆ラボ|ゆか先生の国語辞典の世界へようこそ|たった5歳の子どもにも国語辞典を与えるべき理由。“辞書を引く”ことの莫大なメリット親力講座|小学3年生の勉強のポイントは?子どもはどこでつまずく?その対策とは?親力講座|算数の表とグラフの勉強は生活の中で慣れ親しんでおくことが大切
2019年05月17日進級準備で息子が選んだ筆箱はUpload By アマミモヨリお母さんになって10年になりますが、わたしは息子(ヒルマ)のことがよくわかりません。それはきっとヒルマが赤ちゃんの頃から、何かと予想通りに行かず、途方に暮れてきた実績があるからだと思います。だから息子が選んだ真っ黒なだけの筆箱の、カッコよさがわからなかったときも、特に気にしなかったのです。その筆箱がカッコいい意外な理由「カッコいい理由」がわかったのは、筆箱についている帯を外して、名前を書こうとしたときでした。あわててヒルマが言ったのです。Upload By アマミモヨリおどろきました。ヒルマは筆箱についていた、紙製の帯が気に入っていたのです。「いや、これね、フツーは外して使うやつだから~」そう言って笑い飛ばせたらどんなに楽でしょう。発達凸凹さんのヒルマにとって、こんな風に思っていたのと違うってことが、ひどく受け入れ難いことのようなのです。思っていたのとちがう!そのとき母は…こんなとき、わたしの頭はフル回転します。ヒルマの地雷を踏まないように、動揺を悟られないように、慎重に考えます。Upload By アマミモヨリヒルマがシールと思っている帯は、実際には紙を巻き付けてあるだけなので、すぐに外れてしまいます。透明なフィルムで、筆箱ごと包んでしまおうかとも考えました。でも…。と、そのときふいに思ったのです。それってやっぱり違うかも。とにかく説明してみよう冷静に思い直したわたしは、とにかく説明してみることにしました。Upload By アマミモヨリ筆箱の帯は、お店で目立つために付いていること。このまま使ってもいいけれど、すぐにやぶれてしまうこと。そしてこれからは買う前に、「この部分は外して使うよ」って教えるねと約束しました。すると──思いがけない息子の反応Upload By アマミモヨリ説明を聞いたヒルマは、「はずしていいよ」とすんなり納得。「はずしてもカッコいいから」と笑顔です。その反応にわたしはビックリ!だって筆箱を買い替える覚悟でしたから。その夜、さっそく夫に報告しました。Upload By アマミモヨリゆずれない困りごとが減っていく。出来なかったことが、出来るようになる。小さな一歩がこんなにもたくさんあるから、これってラッキーだなあって、今ではおだやかにそう思えます。進級準備もあと少しさて、進級準備も残すは赤白帽に名前を書くだけというときのことです。帽子から値札を取ろうとすると、すかさずヒルマが言いました。Upload By アマミモヨリえ!値札も!?いやいやいや、赤白帽に値札つけたままかぶっている子、見たことないから!Upload By アマミモヨリ「¥700」と印字されただけのシールのどこが、息子を魅了するのでしょう。筆箱のときと同じ説明をくりかえしながら、わたしはやっぱり息子のことが、さっぱりわからないと思うのです。生後から小学校入学までの葛藤の日々と、実体験を通して学んだ、親子が笑顔でいられる習慣や暮らしの工夫を伝えるエッセイ。発達障害、グレーのお子さまを持つママはもちろん、すべてのママにすぐに役立つヒントが満載。
2019年05月14日発達障害の娘が小学5年生から始めた、進路選び主治医から、小学校卒業後の進路選択についての話をされたことをきっかけに、いろんな可能性、選択肢を広げるためにも、調べて・考えておこうと決心しました。でも、いろいろと調べるうちに、頭の中は疑問でいっぱいに…。そこで、実際に学校を訪れてみよう、この目で見てみようと考えるようになりました。地元の公立中学の見学に行く主治医から進路について聞かれて暫くしたころ、近隣の公立中学校の文化発表会がありました。私たちの住む地域では小・中学校一貫カリキュラムの一環として、高学年になると校外学習で近隣中学の文化発表会を見に行くことになっています。中学校の部活の様子や有志生徒による舞台パフォーマンスを見た娘は「小学校との違いに驚いた!中学生ってスゴイ」と楽しそうに話しました。当時、家庭や学校での娘の障害に対する認識不足と、クラスメイトからのいじめなどで辛い毎日を送っていた娘が「中学は楽しそう」と前向きな気持ちになってくれたことを私は嬉しく思いました。また、私たちの住む地域では「学校へ行こう週間」というものがあり、期間中は公立校の生徒や保護者に限らず、地域の住民、これから入学を考えている子どもや保護者などが、学校を見学できるようになっています。これは教育委員会が「保護者や地域の住民の学校に対する一層の理解と支援の醸成を図り、開かれた学校づくりの推進に向けた、各学校の主体的な取組を充実するため」に設定したものです。娘の話を聞き、ちょうどその時期に実施されていた「学校へ行こう週間」を利用し、私も近隣中学校への見学に行ってみることにしました。生徒達の「普段の様子」を見る最初に訪れた公立中学校は、こぢんまりとした学校で、学年により多少の差はあれど比較的落ち着いた雰囲気でした。生徒が来校者に自然と挨拶する休み時間に、廊下に設置してあるベンチで生徒がくつろいでいるちょっとしたことですが、このような風景は実際足を運んでみないと分からないことです。特別支援学級を見学中学1年生から3年生までのクラスを一通り見学した後、私は特別支援学級の教室を訪ねました。担任の先生に見学できるか確認すると、大丈夫とのことだったのでしばらく授業の様子を見学しました。見学の後、先生は私とのお話(特別支援学級の説明)の時間を取って下さいました。その対応からも、その学級が落ち着いていることが見てとれました。私は「入級するかどうかは分かりませんが」と前置きをして、娘の様子を先生にお伝えしました。先生は「中学生は自我に目覚める時期なので、通常学級にするか特別支援学級にするかは本人の意思を大切にした方がいい」と仰いました。通級指導教室も併設されていた学校見学を終え、帰ろうとしたとき、私はある教室に気がつきました。そこは『通級指導教室』でした。「ここが、主治医が話していた”通級指導”をしてくれるところだ…!」地元の中学に通級指導教室があることを、このとき私は初めて知りました。「せっかく来たんだし」と私はダメもとで通級指導教室の職員室のドアをたたきました。特別支援学級見学のときと同様に、入級するかどうかは分からないのですが、と前置きをした後「学校に行こう週間」を利用して見学に来た事を伝えると、一人の先生が面談の時間を取って下さいました。知識と経験豊かな、通級の先生通級の先生とほんの少し話をしただけで、先生の「一を聞いて十を知る」様子に私は衝撃を受けました。私は娘の小学校入学時に今の地域に引っ越してきてから、療育センターの心理士さんや相談員さんをはじめ、担任の先生、スクールカウンセラー、校長先生などさまざまな人に娘について相談をしてきました。それでも娘の状態は悪化する一方でした。そのため、この頃私は「公的機関や教育の場では娘のようなグレーゾーンと言われる子どもの対応は限界があるのだ」と感じていたのです。でも通級の先生は初対面にも関わらず娘や私の悩みと苦労をすべて分かっていました。そこに高い専門の知識と長年培われた経験があることを感じ、私は(こんな近くにプロフェッショナルがいたなんて!)と心底驚きました。そして20分ほどの面談の間に(こんな先生がいる学校なら安心して任せられそう)そんな希望を抱いたのでした。娘の特性を考えると、通級教室はきっと対象外だろう…。そう思ってはいても、帰り際に言われた「いつでも相談にいらしてくださいね」という声掛けに安堵感を得ることができました。そしてまた、特別支援学級の先生に言われたのと同じく、「中学生は自我の目覚めの時期なので、進路は本人の意思を大切にした方がいいですね」という先生の言葉を重く受け止めたのでした。教育委員会の教育相談へ秋の公立中学見学から半年がたち、小学6年生になった娘は教育相談に行きました。学校の所属や進路を決める目安になるものに、教育委員会で行われる発達検査と教育相談があります。翌年の中学進学の参考にするため、数年ぶりの発達検査と教育相談を受けることにしたのです。検査後の教育相談時、私は相談員の方に「娘のようなタイプは中学卒業後、どのような進学先がありますか?」とたずねました。Upload By 荒木まち子主治医に「通級」という言葉を初めて聞いたときと同じように、私は最初「手帳」の意味がわかりませんでした。そして私の住んでいる地域では、特別支援学校は療育手帳がないと入学できない(※)ことを初めて知ったのです。※療育手帳の所持が特別支援学校入学のために必要な条件かどうかは、地域によって異なります。特別支援学校高等部は見学できず…「現時点で療育手帳は取得できないとしても、高校入学の頃は療育手帳が取れるようになっているかもしれない」そう考えた私は、相談員さんから聞いた特別支援学校高等部の見学に行こうと思いました。でも当時、特別支援学校高等部では、小学生の保護者対象の学校見学会は行っていませんでした(現在は小学校高学年の保護者向けの見学会を行っているようです)。それでも「軽度の知的障害がある生徒が対象」といっても実際はどのようなタイプの学生が通っているのか、生徒達は何を目標にしているのか、娘に合いそうな学校なのかなど、少しでも情報が欲しかった私は、その学校が「地域支援・センター校の活動」として行っている「教育相談」を受けることにしました。娘がいきいきと過ごせる場所のイメージが、まだわかない私は特別支援学校の「教育相談」で、相談担当のコーディネーターの先生に、娘の中学について迷っている旨を伝えました。「中学から特別支援学級に入級した場合、そこでリーダー性を発揮していきいきと過ごす生徒さんと、自分の居場所は特別支援学級ではないと感じて嫌がる生徒さんがいます」それは通級教室の先生と同様、多くの困り感を抱えている生徒達を見てきた先生の経験に基づいた言葉でした。娘はどちらのタイプだろう?それまで通常級で過ごしてきた娘が「周りのみんな」と一緒が良いと思っているのは確か――。でも「みんな」との違いを感じ悩んでいるのも確か――。娘がいきいきとを過ごせる場所はどこなのか、その時点ではやはりまだ判断ができませんでした。コーディネーターの先生に「この特別支援学校高等部では、小学生対象の見学会は行っていません。でも、「学校に行こう週間」であれば来場者の制限はしていませんので、ぜひお子さんと一緒に見学にいらしてくださいね」と言われた私は、それまでの半年の間に、近隣の私立中学と私立・公立の高校の見学することを決めたのでした。次回のコラムでは、私立中学や高校の見学で感じたことについて紹介したいと思います。
2019年05月09日ゴールデンウィーク真っ只中!まだまだお休みもあるし、プチDIYしてみませんか?でも、いきなり「よし!DIYしよう!」と思っても、普段やっていないと何の工具をそろえたら良いのか、どんなものから作れば良いのかわかりませんよね。そこで、LIMIAの記事の中から気軽に始められて、お部屋をおしゃれにしてくれるDIYアイデアをまとめてみました!まずは卓上から♪子どももよろこぶ収納ドレッサー!普段DIYしない方にもおすすめなのが、ノープラン生活さんのDIYアイデア。電動工具は必要なく、100円ショップでそろうアイテムを使ってできるのがうれしいところ!収納ケースを組み合わせることで、ドレッサーのようになりますよ♪毎日使う鏡が使いやすいとうれしいですよね!生活をちょっと便利にしてくれる楽しさが詰まったDIYアイデアです。▼詳細はこちらの記事をチェック▼コンパクトで簡単!即出来100均卓上ドレッサーの作り方カラーボックスを可動式で使いやすくリメイク!続いて紹介するのは、yokochinさんのカラーボックスを使ったDIYアイデア。色を塗って、キャスターをつけるだけで便利でおしゃれな家具に大変身しますよ♪暖かくなってきた時期だからこそ、外でお子さんと一緒に色を塗るのも楽しいかもしれませんね。▼詳細はこちらの記事をチェック▼【カラボリメイク】リメイクして再利用♬結束バンドを使ってインテリアにもなるラックが作れるアイデア♪GWの時間を使って、掃除や整理収納をすると「ここに収納する場所があったら……」と思う方も多いのではないでしょうか?そんなときは、花宮令さんのアイデアを参考にしてみてください♪100均のアイテムで作れて、組み合わせ次第でインテリアにもなるラックを紹介してくれていますよ!▼詳細はこちらの記事をチェック▼【100均アイテム】たった5分でシューズスタンド完成!すのこを使っておしゃれなミニシェルフをDIY!汎用性抜群でありながら、100均で手に入るすのこを使ったDIYアイデアを紹介してくれているのはak3さん。すのこを使うからこそ、隙間を生かしてフックをかけたりアレンジが楽しめるのもうれしいポイント。ちょっとした観葉植物を飾ったり、季節にあった小物を置くスペースとしても活躍しそうなアイテムですよね。▼詳細はこちらの記事をチェック▼初心者さんにお勧めしたい!セリアで作る10分DIY!簡単シェルフを作ってみよう!生活が便利に♪収納つきタオルハンガー!最後に紹介するのは、wagonworksさんのDIYアイデア、収納がついたタオルハンガーです。毎日使うタオルは、取り出しやすいのが一番ですよね。暮らしやすくするための空間を自分でつくるDIYの醍醐味が味わえるアイデアです!▼詳細はこちらの記事をチェック▼100均アイテム足しがポイント!タオルもオシャレに収納できるタオルハンガーの作り方はプチDIYにチャレンジ♪こんなに長い連休だと、予定を組むのも戸惑うことがありますよね。でも、そんなときだからこそ普段やらないことに挑戦してみるのも楽しいかもしれません!少しやり始めると意外とはまってしまうかも?みなさん、良い連休をお過ごしくださいね!
2019年05月02日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、3つのプチ時間でストレスが解消され、気持ちがラクになったというママの体験談です。 初めての子育てで毎日子どもとべったり過ごしていると、自分だけの時間がまったくなく、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていました。子どものことは無条件にかわいいと思いながらも、どうしてもイライラしてしまうことがありました。私の育児をラクにしたのは、自分のためのプチ時間を持つことでした。どんなことをおこなったか、その内容をお伝えします。 その1.ひとりお風呂タイム子どもが生まれてから、ひとりでゆっくりお風呂に入る時間がありませんでした。そこで、夫に子どもを見てもらってひとりでお風呂に入る時間を設けてみたのですが、これがとても良かったのです! 週に1度のたった20分くらいの時間ですが、自分のためだけに使えるお風呂タイムはとてもリラックスでき、リフレッシュにもなります。 子どもが1歳を過ぎたころには、一緒に入ってもある程度ゆっくりお風呂タイムを満喫できるようになりました。しかし、ひとりお風呂タイムはその後もずっと続けさせてもらっています。 その2.ひとり趣味タイム私のひとり趣味タイムは、読書です。子どもが寝ている時間はとても貴重で、今のうちに家事を済ませておかなくては!と思っていましたが、そのうちの数分~十数分を自分の趣味にあてると、驚くほど充実した1日になることがわかりました。 じっくり読書するのもいいですが、短い時間に少しずつ読んでいくのもメリハリがあってなかなかいいものです。1カ月で文庫本1冊を目標に、無理せず気楽に楽しんでいます。 その3.自宅で“ながらカラオケ”わが家の場合、誰かに子どもを預けてひとりで外出できない状況だったため、出産前までのストレス発散法だったカラオケにもずいぶん行けていませんでした。そこでやってみたのが、スマホアプリを使って自宅で“ながらカラオケ”をすることです。 カラオケ屋さんほど大きな声を出すことはできませんが、抱っこで子どもを寝かしつけながら子守歌代わりに歌ってみたり、家事をしながら歌ってみたり、採点もできて大満足! 予想以上にストレス発散になりました。 子どもとの時間はかけがえのないものですが、自分の時間が持てなかったことで知らず知らずのうちに心に余裕がなくなっていました。ほんの少しですが、自分のための時間があること、自分の心を穏やかにできる時間があることは、子育てするうえでも大切なんだということに気付きました。著者:長濱 ともこ一女の母。妊娠・出産を機に保育や児童教育を勉強。現在第二子妊娠に向けて妊活中。育児や子どもの成長、二人目妊活に関する体験談を執筆中。
2019年04月29日息子と初めて遠くまで旅行に行ったのは、息子が3歳になる直前でした。その理由はもちろん…!一般の航空会社だと国内線は2歳まで無料なんです!■このチャンスは逃すな!準備万端で挑んだ親子旅大人が膝の上に抱えて乗る感じですね。2歳での飛行機には不安があったのですが、このタダというチャンスを逃すまいと旅行にチャレンジしたのです。あまりフライト時間が長いとぐずる可能性も高いので、1時間くらいで行ける場所を選びました。もちろん1時間でも不安だったので(笑)、あやす準備万端で飛行機に乗りました!ぬいぐるみもお気に入りの中でも小さいのを選びました。お菓子は食べたらゴミとして捨てられるし、おもちゃも最悪捨ててもいいように百均で買いました。初めて飛行機の中に入った息子は閉鎖空間が嫌だったのか、最初こそくずっていましたが… ■すべては運任せの親子旅…徐々に慣れてきたのか…子どもと窓際に一緒に座り、外の景色を楽しむのが1番ですね。1時間ほどのフライトでしたが、ほとんど泣くこともなく無事に旅行先に着くことができました。2歳児との旅行で感じたのは、当たり前ですが『計画通りにはいかない』ということ。わたしは運よく飛行機はうまくいきましたが、やっぱり旅行中は思い通りに進まないことも多々ありました。あまり計画を練りすぎると、うまくいかないときに…すごくイライラしてしまうので(笑)、ほどほどに計画を立てるべきだと思います。何パターンか考えるのもアリですね。小さいお子さんと旅行を楽しむには「柔軟性」が大事です!!
2019年04月28日小5なのに、もう中学校のことを考えるの?娘が小学5年生の秋のことです。その頃娘は、通常学級に在籍していましたが、主治医から「小学校卒業後の進路についてどう考えているか」と問われたのです。Upload By 荒木まち子それまでわが家では、毎年度末に「来年は通常学級にするか?特別支援級にするか?」ということを、本人も含めた家族で話し合って決めていました。そのため、主治医からこの話をされた当初は「まだ小5なのに、今から中学校のことを考えるなんて早すぎるのでは?」と思ったのです。でも…よく考えてみると、すぐに「決める」というのではなく、早いうちから「調べて」「考えておく」ことは、娘の将来の選択肢を広げる上で確かに大切なことかもしれないと思うようになりました。発達障害の子どもの進路は「分からないこと」だらけ!この出来事をきっかけに、発達障害がある娘の進路についてあれこれ考えてみました。すると、たくさんの疑問が浮かんできたのです。・中学校から特別支援学級に入級すると、特別支援学校高等部しか選べないの?・知的・身体障害がない場合、中学で特別支援学級に通っていても、特別支援学校高等部には入れないの?・特別支援学級に在籍していても公立高校を受験できるの?(内申書はどうなるの?)・地元の中学校に進学しない場合、その他の選択肢は、私立中学やフリースクールになるの?・高校ではなくフリースクールに進学する場合、高校卒業資格は取れる?取れない学校もあるの?・高校卒業後の進路ってどうなるんだろう?考えれば考えるほど、疑問は増していきます。そして小学校卒業後に通う中学校を決めることは、その先の高校や、さらに先の進路にも影響してくるのだということに気づきました。娘がこれからどう成長していくのかはまだイメージできないけれど、とりあえずどうなっても対応できるように、たくさん情報を集めよう。そして選ぶのは子ども自身だとしても、親がある程度は情報整理しておくようにしよう。私は、そう考えるようになったのです。いざ、情報収集スタート!当時娘は小学校の通常学級に在籍していたため、障害のある子どもに配慮された中学や高校の情報は入手することが難しく、自分たちで積極的に調べて探すしかありませんでした。そこで、娘の学習支援とSST(ソーシャルスキル・トレーニング)をしてくれていた家庭教師の先生に、中学や高校について尋ねてみたところ、さまざまな資料を持ってきてくださいました。そして、私が思っていた以上に多様な学校があることを知ったのです。例えば、通信制高校は学校教育法により「高等学校」と定められているので、一定の条件を満たせば高校卒業資格を取得することができます。でも似た名前の「通信制サポート校」は、通信制高校に通う生徒に対して勉強や精神面での支援を行っているので、通信制サポート校で勉強したとしても、高校卒業資格を取得することはできません。東京都の例だと、小・中学校で不登校になったり、高校を中退したりした子どもを受け入れる総合学科・定時制の「チャレンジスクール」や、小・中学校で十分能力を発揮できなかった生徒が、社会生活を送る上で必要な基礎的・基本的学力を身に付ける「エンカレッジスクール」という取り組みもあります。「え?通う日数を選べるの?」「受験に内申書が不要の学校もあるんだ」「芸術に特化した学校?」「そういえば、こっちの学校はテレビ番組で見たことがあるかも」資料を読みながら、私は自分の知識の無さを改めて感じました。こうした取り組みをしている学校は首都圏に多く、わが家からは距離的に厳しいケースもしばしばありましたが、それでも障害のある子どもにもさまざまな可能性や選択肢がいろいろあることを知り、驚いたのです。参考:これまで設置してきた多様なタイプの学校|東京都教育委員会資料やネットの情報では分からないこともあるこうした学校で、障害がある子どもにどのような配慮や支援をしているのか、具体的な内容を知りたいと思い、ネットのクチコミなども調べてみました。でも、ネットには「偏差値は〇〇」「芸能人の△△が通っている」「設備が充実している」「制服がかわいい」といった表面的な情報しかなく、私が本当に知りたかった情報を得ることはできませんでした。その学校が自分の子に合うかどうかは、やはり直接学校見学や説明会に行って、自分の目で確かめるしかない。そう感じた私は、早すぎるかもしれないと思いつつも、少しずつ学校見学をスタートすることにしたのです。次回コラムでは、実際に学校見学をして感じたことや、私たち親子が大切にした視点などについて紹介したいと思います。
2019年04月22日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。いよいよ新年度が始まりましたね。入園、入学、新学期…新生活に戸惑っているお子さんもいらっしゃることと思います。親としては心配ですよね。私も娘の幼稚園入園のときは、とても心配でした。でも、子供の適応能力はすごい!! 案外すぐ慣れるものです。親と離れて他者と触れ合う中で、戸惑ったり泣いたり笑ったり怒ったり…そんなことを繰り返しながら、子供たちは少しずつ成長していくんですよね。娘も年長になり心も体も大きく成長したように思います。娘だけでなく下の息子もここ最近、大きな成長を遂げました。「卒乳」です。■おっぱい星人の息子がついに卒乳!娘が2歳で卒乳したので、息子も2歳で卒乳しようと決めていました。なので、先日2歳の誕生日を迎えたことをきっかけに卒乳をスタート。今日は息子の「卒乳エピソード」について書きたいと思います。これから卒乳予定のご家庭の参考になれば幸いです。そしていよいよ緊張の卒乳チャレンジ1日目がスタートしました…予想通り、諦めずに1時間泣き続けていました。娘の時は、「おっぱいバイバイね」と言い聞かせて、少し泣いただけであっさりと卒乳できたのですが…息子はそうはいきませんでした…。 ■2〜3日目は夜中に1回だけ授乳実は卒乳直前まで、多い日は昼夜合わせて4回くらい授乳していたので…急に授乳をやめたことにより、おっぱいがカチカチになってしまいました。痛くて痛くて…なので夜中に息子が起きた時、1回だけ授乳することを2日間続けました。これ以降は、おっぱいがカチカチになることはなくなりました。少しずつですが泣く時間が減っていきました。■そしてついにこの時が!!ついに!!!!卒乳チャレンジ9日目(途中2回授乳したけれども…)にして、目標達成しました。あまりにも息子が泣くので、途中主人に「まだ卒乳しなくてもいいんじゃないの?」なんて言われたけど…歯のことを考えると、頑張って良かったと思います。明けない夜はない!乳離れしな子はいない !!!さすが男子。卒乳してもおっぱい大好き星人は変わらずです。今でも隙あらばおっぱいを吸いたがります(笑)余談ですが、娘は卒乳したその日から夜中1回も起きなくなったものの、息子の場合はそうはいきませんでした。今でも夜中起きることがあります。まだ完全に卒乳できていないのかな?夜中起きて泣かれるのつらい…息子よ、朝までぐっすり寝てくれ〜これから卒乳を予定しているお母さん・お父さん、頑張ってください!コツは「卒乳するぞ!という強い意志」これだけです。
2019年04月17日わが家には小学6年生、4年生、1年生の娘がいます。4年生の次女が小学校で1/2成人式を終えた2月のある週末、次女と二人きりで初めての2泊3日の旅にでかけました。子どもと1対1の時間、そこから親の私が学んだこととは…。母をひとり占め、特別な時間かなり前からこの旅を楽しみにしていた次女。出発の金曜日は学校を早退して帰ったので、特別感が5割増しです(笑)。そして三姉妹のわが家は、当然ですが母を独り占めする時間はゼロ。きょうだいの多い子どもたちにとって、この“自分だけの特別な時間”、“特別あつかい”はとても心に残るようです。ちょうど4年前、長女と2人旅をしたときに彼女が発した、「今の私は、一人っ子に見えているのかな~?」。このフレーズが今でも印象に残っています(笑)。いつも上と下に挟まれている次女、今回の旅では自分のペースを貫くことができました。見たいもの、食べたいもの、歩くスピードや食事のペースも、この旅の間は完全にマイペース。親の私も、次女のペースを改めて知るよい機会になりました。娘のリクエストに応えた旅プラン・観光「まだ行ったことのない、四国に行ってみたい」という次女のリクエストに応え、行き先は愛媛県松山市。山口県柳井市から愛媛県まで船の旅、娘は初めてのフェリーです。私も車の運転から解放され、2人でゆっくり話ができるので、この選択はナイスチョイスでした。宿は旅気分を味わうために、あえて道後温泉のど真ん中にとり、浴衣姿で商店街を歩いたり、温泉を楽しむことができました。・食「珍しいものを食べたい」、「おいしいスイーツを食べたい」と言っていた次女の旅のテーマは“グルメ”でした。愛媛といえば“みかん”。大好きな柑橘系の生ジュースやジェラートもはずしません。その他、ご当地グルメの三津浜焼き(お好み焼き)など、食べたいものをひとつずつ制覇しました。・カメラそしてもうひとつのお楽しみがカメラ。わが家は2人旅の際には、娘にもカメラを1台持たせるようにしています。今回は絞り、露出、被写界深度を手元で簡単に調整できるコンパクトデジタルカメラを持たせました。最初に必要最低限の操作方法を教え、その後は自由に撮りたいものを撮りました。道後温泉や松山城などを“観光”しながら、歩いては撮って、食べては撮って(笑)。親子の旅というよりは、“女子旅”。こうして一緒に楽しめるまで成長したんだなと、感慨深いものがありました。この旅で親の私が学んだことは…このような特別な旅には何らかの意味や、子ども自身にも変化を求めたくなるのが親心。私にも“娘と向き合う時間にしたい“という気持ちが、なかったわけではありません。東京から田舎へ引越し、いろいろなことがとあった1年だからこそ、聞きたいことや話したいことがたくさんありました。いつ話そうかとタイミングを見計らっていましたが、結局話を切りだしませんでした。というのも、次女が彼女のペースで旅を楽しんでいたから。日常の話をして、現実に引き戻すのはかわいそうだと思ったからです。「この際、私も純粋に旅を楽しもう!」 と、話したい気持ちを封印したのでした。今回の旅で母親の私が一番学んだのは、毎日見ているはずの娘なのに、知らない部分があるんだなということ。要するに、「親だから分かっている、知っているという思い込みがある」ということでした。子どもは常に成長し、変化しています。しかしその変化は、毎日見ているからこそ見逃してしまったり、気づかないことがあるのかもしれない…。私自身の視点を省みる機会にもつながりました。そして「最近の次女はパステルピンクが好き」「こんなテーマで写真を撮るなんて面白い!」と、彼女の趣味や趣向にフォーカスすることができたのも、新鮮な発見でした。松山城や道後温泉の商店街など、訪れたところで撮った2人のセルフィーには、次女らしい笑顔がたくさん。彼女が何を考え、何を感じていたかは分かりませんが、記憶に残ったことは間違いないでしょう。母の私が楽しかったので、きっと次女も楽しかったはず。それでよしです。“子育ては思い出作り”、どこかで聞いたこのフレーズを思い出しながら、現在、旅の写真と記録をまとめているところです。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2019年03月22日子どもの習い事は、ママ同士の話題にもよくあがります。4歳から小学2年生までの4年間、7つの習い事にトライしてきた息子。現在は、3つの習い事に落ち着きました。子どもの関心、親の期待、どちらもキーとなる習い事選び。今回は筆者の失敗談から、自信につながる習い事についてお話しします。失敗談1.レッスンについていけず、すぐ「辞めます」宣言…息子が4歳のとき、普段から、音楽に合わせて楽しそうに踊っていたので、習い事としてダンスをすすめてみました。ダンススタジオを探し、体験レッスンでの「楽しかった!」との一言に、迷わず入会を決めました。しかしその後、振り付けの難しさについていけず、息子は恥ずかしそうに見学するだけ。できない→恥ずかしい→参加したくない、という気持ちを言葉で伝えられなかったようです。そこをうまく汲み取ってあげられず、筆者はレッスン中に「やりたくないなら、いつでも辞めていいんだよ」と言ってしまいました。すると、息子はすぐさま「先生、ぼくは今日で辞めます」と、いきなりの「辞める宣言」。結局3か月も続きませんでした。そんな息子ですが、小学1年生の運動会では、リズムダンスのリーダーを務めました。本人は「ダンス習ってたもん!」と誇らしそうでしたが、親としては、あの時きちんと息子と話し合いができなかったことを反省しています。その反省は、「子どもの習い事の意思決定は、親子でよく話し合った上で行う」というわが家のルールになっています。失敗談2.習い事が多いと家計を圧迫息子が年長の時に、下の娘が入園。2人とも園の課外教室に通っていました。息子には小学校入学前に、大の水嫌いを克服させたく、水泳を習わせたいと思うように。対象年齢やレベルによってクラスが分かれていることもあるので、2人同時に通えるよう、幼稚園児クラスを探しました。正直なところ、2人分の入会金や月謝は、負担がありました。それに加えて、娘はバレエとチアダンスに興味があり、全部やらせてあげるには、スケジュール管理と月謝が悩みの種に。2人分の保育料だけでも家計を圧迫していたからです。充実のレッスンが安く受けられる「キッズプログラム」の利用そんな時に見つけた、区営スポーツセンターの「キッズプログラム」。ジャンルが幅広く、どれも3か月ワンクール。都度申し込みができることが何よりの魅力でした。入会金はなく、3か月分をまとめて支払いますが、1回当たりのレッスン料は1000円前後。この「キッズプログラム」を利用し、幼稚園児クラスのスイミングに入会。別の曜日に息子は器械体操、娘はチアダンスを。夏休みや春休みには、数日間の短期コースも設けられていたので、娘はバレエ初級にもトライ。気軽にお試しができたので、子ども自身がやりたいこと、やれることを考えることができました。市町村や区でいろいろなプログラムがあるので、試してみたい習い事を探してみてはいかがでしょうか。習い事が自信につながる息子が小学2年生、娘が年長に進級するタイミングで引っ越ししたため、一旦2人とも習い事をすべて辞め、新生活に慣れるまでは、と見守っていました。転校から間もなく、息子はPTAのイベントで誘われた、ソフトボールチームに入部。キャッチボールもできない状態で、ついていけるか心配しましたが、夫のサポートもあり、上達しています。その後も、息子は計算好きを生かしてそろばん教室に、また、お友達に誘われて、テニススクールに通い始めました。新しい環境で自分の世界をどんどん広げているようです。特にそろばんでは、検定試験に毎回合格できることが、自信につながっている様子。夏休み、絵画にチャレンジした際、頑張っていることを描くように促すと、そろばんを題材に選びました。今でも習い事選びは難しいと感じていますが、その習い事を通して子ども自身の成長があり、親としての喜びや感動を味わうことができます。これからも、子どもたちがいろいろな世界を広げたり、深めたりできるものを探していきたいと思っています。 <文・写真:フリーランス記者よしだひろこ>
2019年03月15日最近はプチ整形も敷居が低くなってきました。もっとかわいくなりたいと、プチ整形に踏み切るかどうか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。しかし、プチ整形で気になるのは男性目線の意見ですよね。女性のプチ整形に関する男子の本音を探ってみましょう。■ OK意見『かわいくなるならいいじゃん!』「プチ整形でコンプレックスが解消できて前向きになれるならいいんじゃないでしょうか。むしろ、かわいくなるための努力の1つの形だと思います。メイク?プチ整形?くらいの程度なら問題なし!男子目線でも女子目線でも、かわいいに越したことはないはず。プチ整形でも何でもかわいくなるならOKかな」(25歳/運送業)自信がなくてうつむいているよりは、プチ整形で自分に自信を持った女子の方が魅力的です。プチ整形でコンプレックスを解消でき、ポジティブになれるならいいと思う!という男性意見も多いよう。卑屈になるくらいならプチ整形で自信をつけるのも一つの方法です。■ プチ整形ならギリギリセーフ!「鼻にシリコン入れたり輪郭を削ったりの『顔変わった?』というレベルの整形は抵抗があるけど、プチ整形ならギリギリセーフ。むしろアイプチよりはプチ整形で自然な二重にしている方が好印象です」(27歳/メーカー勤務)がっつりの整形には抵抗のある男性も多いようですが、『プチ整形ならOK』という声も多数。アイプチで二重にしているよりも、プチ整形で自然にしている方がいい!という意見もありました。また、そもそもプチ整形って何?言われてもよくわからない!なんて意見も。ヘアスタイルの変化も気が付きにくい男性には、正直なところどちらでもいいのかもしれません……。■ NG意見『そのままで十分魅力的なのに…』「プチ整形とはいえ、だまされているようで何となく嫌。お付き合いする女性にはありのままを見せて欲しい!彼女がしたいって言ったら『俺がいいって言ってるのになんで?』ってちょっと思うかな。プチ整形で無理に顔を変えるより、そのままの姿で勝負して欲しい。個人的には二重よりも一重の方が好みです」(25歳/運送業)プチ整形そのものが嫌、というよりは、素顔のままでいてほしい、素顔が魅力的なのにもったいない!という理由から反対する男性もいるよう。また、1度プチ整形するとだんだんエスカレートするんじゃないかと不安……。なんて声もありました。もしも特定の相手がいるならば、きちんと相談してからにした方がよさそうです。■ まずは彼のタイプを確認してみてコンプレックスでどうしても前向きになれない!という人はプチ整形に頼るのもあり。しかし、プチ整形に否定的な男性もいるので、その意見を踏まえた上で検討しましょう。そのままのあなたに魅力を感じてくれている可能性も十分。彼に思い切って聞いてみるのもひとつの方法ですよ。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年03月08日小学1年生のちいちゃんが「友達と遊んでくる~!」と公園に出かけたのですが、すぐに帰ってきました。その理由を尋ねてみると…。いつもは仲が良い〇ちゃんに「遊ばない!」と言われたらしい。私「〇ちゃんいつも意地悪なの?」娘「ううん、いつもはやさしい」いつもは仲良しなので、〇ちゃんも大きな理由はないんだと思いますが、悲しむ娘…。 私がした声かけは…いつまでも意地悪に付き合うよりは気分を切り替えて違う遊びをしたほうがいい。私「〇ちゃんがまた優しい子に戻ったら、そのとき遊べば?」子ども(特に小学生低学年)は気分もコロコロ変わります。特に理由はないけどちょっとだけ意地悪しちゃうなんてよくあることです。翌日は仲良く遊んでたりするのもあるあるです。みんなで仲良くできるのが一番だけど子どもだって、そういう気分のときもあるんだと思います。ちいも私が見てないときに、意地悪モードのときがあるのかもしれません。しかし意地悪がエスカレートしそうなときは公園に顔を出して「見てるよ」アピールします。大人がいると、ちょっとした抑止力にもなりますしね。ちなみに〇ちゃんは翌日にはいつもの優しい子に戻ったそうです。その後は仲良く遊んでいます。気を付けないといけないのは、毎日、特定の子に意地悪が行われる場合。これはいじめにつながる可能性があるので要注意なので、続くようなら早めに担任に相談すべきだと思っています。
2019年03月02日ー雪香さん!最近、足のむくみが取れづらく身体も重だるいです。何かいい解決方法はありませんか? デスクワークで立ち仕事でも、日中ずっと同じ体勢という方も巡りが悪く老廃物がたまりがちですよね。 前編では、お酒の飲みすぎによるむくみ対策として、肝臓のケアをご紹介しました。今回のテーマは腎臓。デトックスという意味では一番大切な臓器です。むくみを流してデトックスする簡単セルフリフレクソロジーをご紹介しましょう。 ※リフレクソロジーとは足うらにある、内臓に反応するスイッチ(反射区)刺激してあげることで、内臓を活性化し健康を導く自然療法のひとつ。この連載では、リフレクソロジーを自分で実践する、セルフリフレクソロジーをご紹介しています。詳しくは連載第1回目をご覧ください。 排出の臓器”腎臓”を刺激してむくみを撃退 ー腎臓のケア、一度も考えたことがありませんでした!! 腎臓って普段あまり意識していない人がほとんどだと思います。 でも実は、デトックス=身体にとって不要なものを体外に排出するために1番重要な臓器です。 老廃物(不要なもの)をろ過して尿として体外にだし、血液をキレイにしてくれます。 排出の臓器”腎臓”の反射区を刺激し、デトックスしましょう。 毒素を流す!腎臓から膀胱をケアするセルフリフレ法腎臓から膀胱にかけてのセルフリフレクソロジー方法をご紹介します。 体内の血液や水分の循環を高めてあげる事で1日の 疲れもその日のうちに解決です!腎臓、輸尿管、膀胱、尿道の順番に流してあげま しょう。 両足の中央部にあります。人差し指と中指の間をたどった先にある、ペコっとしてる部分をぐっと押します。 そこから輸尿管を通って足の内側、土踏まずの下あたりにある膀胱の反射区までぐっと流します。 膀胱はくるぶしの下にあるプニュっとした部分。輸尿管は、腎臓から膀胱をつなぐパイプの役割をしています。 輸尿管が詰まると、腎臓がしっかり働いていても膀胱に老廃物を送れないため、むくみの原因に。 ―ブチブチしている、これが”つまり”ですか?? そのとおり。ブチブチとつまっている感覚がある方はしっかり流してあげましょう。 そして最後に尿道へ。 尿道は、くるぶしの後ろあたり。なでるようにさすってあげましょう。 身体を温め、意識的にトイレにいく習慣をセルフリフレクソロジーで活性化させてあげることも大切ですが、日頃から腎臓の働きを活発に、負担をかけない生活を心がけることも大切です。 ・身体を温める・温かい飲み物を飲む(白湯が一番良い:一番腎臓に負担がない)・トイレにたつ時間を意識する さらに、女性のほうが尿道が短いので、排出されないで尿がたまっていることで菌が繁殖しやすく膀胱炎になりやすいのです。 ―たしかに私、朝から夕方家に帰ってくまで一度もトイレに行ってない日があります。。。身体に毒素や菌を溜め込んでいる状態ということですね。おそろしい!!! 仕事や家事に追われていると、どうしてもトイレに行くタイミングを逃しがちですが、意識的に手を休めて、トイレに立つことを心掛けてくださいね。 DreamCraftセラピスト雪香さん総務省所管(一財)生涯学習開発財団認定マスターアートワークセラピストキッズアートセラピスト 日本若石マスターズ協会会員 国際若石認定プロリフレクソロジスト NPO地球足もみ健康法実践普及協会会員 MSJ認定講師リフレクソロジスト公益財団法人日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団賛助会員 日本死の臨床研究会正会員 元昭和女子大学社会人メンタリスト
2019年02月28日発達障害のある長女と5歳年下の長男、どこが違う?広汎性発達障害のある7歳(小2)の娘には、2歳の弟がいます。おしゃべりも上手で、着替えや食事といった自立も早い息子。5歳の歳の差がある二人ですが、息子がすごい勢いで娘に追いつきつつあります。同じことを何度も教える必要がある娘と、気がついたらできるようになっている息子…。Upload By SAKURA何故ここまで違うのか…普段の過ごし方に、何か基本的な違いがあるのではないか…そこから娘に何か活かせることはないか…。そう思い、現在7歳の娘と、2歳の息子の違いを、よく観察してみると、あることに気がつきました。マイワールド全開な娘、一方息子は?普段娘は…Upload By SAKURA目線は、テレビや本、ゲーム機にあり、用事があるときか、呼ばれた時しか私のことを見ません。さらに、何かを教えている時も私の手元を見ていなかったり、違う方を見ているので、「こっちを見ないとわからないよ?」と促さなければいけません。一方息子は…Upload By SAKURAテレビがついている時も絵本を読んでいる時も、私をチラチラ確認していて、私が何かを始めると「なにしてるの?」と聞いてきます。そして私の動きをじーっと見つめるのです。そうやって息子は、吸収しているのです。わからない言葉に出会った時、二人の反応はさらに言葉に関しても二人には大きな違いがありました。Upload By SAKURA娘は、質問しても聞くまでで満足しているのか、私の答えをほとんど聞いていないことがあります。結局、教えた言葉は使うことはなく、その後もまた同じことを聞かれることもよくあります。Upload By SAKURA一方息子は、教えた言葉を必ず繰り返し、その説明を最後まで聞きます。そして教えた言葉を、不確かな状態でも使おうとします。そこで私がまた訂正して教えることで、息子はどんどん言葉を覚えていくのです。コミュニケーションが苦手な娘に、ちょうどいい見本娘は、人とのコミュニケーションや言葉が苦手な特性があります。自分以外の人の動きに目を向けないのも、説明を最後まで集中して聞くことができなかったり、教えた言葉をなかなか覚えられないのも、その特性からくるところなのでしょう。それは十分理解している私ですが、だからと言ってこのままでいいというわけではありません。他の人がなぜ、色んなことを自分よりも覚えるのが早いのか…それを意識させ、学ばせる必要があります。その他の人…として、身近で、ちょうどいい見本になるのが息子です。Upload By SAKURA今はなるべく意識して、息子の行動を見せるようにしています。「あぁ!そうやるんだ!」と思ったり「悔しい!私もできるようになりたい!」という気持ちが生まれたり、少しでも成長する刺激になるかもしれない…と思ったのですが…きっといい影響がある!今はきょうだいの成長が楽しみ今はまだ、弟の行動を見ても悔しいという気持ちにはならない様子の娘。これからどんどん息子の言葉が成長して、もしかしたら娘の言語能力を追い抜く日も来るかもしれません。でも私はその日が怖いとは思っていません。私は、息子の存在はきっと、娘に必ずいい影響を与えてくれると信じています。だから、追い抜かれそうになった娘がその時どう感じるのか、ちょっと期待しているのです。姉として弟の見本になろう!って思ったり、弟の行動からヒントをもらえたりする関係になればいいな~と思っています。今は娘同様、息子の成長も楽しみにしています。
2019年02月27日