俳優の小池徹平が24日、東京・渋谷MODIのHMV&BOOKS TOKYOで行われた「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」BEST30お披露目イベントに出席した。若手俳優の登竜門的なコンテストとして1988年にスタートした「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」。過去には武田真治や菅田将暉など数々のスターを世に送り出し、ファンはもちろん芸能関係者からも注目を集めている。11月26日に最終選考が開催される今年は、30回目という節目の大会で、過去最高となる17,293人が応募。段階的に審査を行い、勝ち残った10人のファイナリストが最終選考に駒を進め、グランプリを始め各賞が決定する。この日は2001年に行われた第14回の同コンテストでグランプリに輝いた小池徹平が登壇し、今大会のベスト30と敗者復活となる蘇生組の6人がお披露目。小池は「目がみんな輝いているし、夢を見ている感じですよね。眩しすぎますよ」とフレッシュさに目を丸くしながら、「自分をさらけ出す場はなかなかないので、緊張してもいいから悔いが残らないように頑張ってください」とエールを送った。同コンテストでグランプリを獲得し、その後は芸能界で大活躍の小池。応募のきっかけを「その頃から芸能界に興味があり、親に薦められて自分から応募しました」と明かしつつ、グランプリを獲得した同コンテストは「ほとんど覚えてないぐらい緊張していました。とにかく他の受けているメンバーが格好良く見えて、その場にいるのが信じられないぐらいの気持ちでした」と回顧。今回お披露目された36人の中で、1番若いのが中学1年生の男の子だったが、「親子役はありえますね。そういうお仕事がきたらやりたいですよ。子どもはめちゃ可愛いし、友だちの子どもも抱いていますから、慣れていると思いますよ」とその気だったが、自身の結婚について問われると「今はないですね。(時期については)その時が来たらタイミングだと思うので、細かくは決めてないです」と言葉少なに回答していた。
2017年08月24日(写真:AFLO) 8月8日、「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長(41)との破局が伝えられた紗栄子(30)。さらには長男(9)と次男(7)がイギリスの超名門校に合格したため、ロンドンへ移住することも明らかになった。 「一部ではすでに家族でロンドンへ渡ったとも報じられた紗栄子さんですが、実はいったん子どもたちと日本に戻ってきています。帰国後は、地元・宮崎で祖父の四十九日法要に出席。その後もチャリティマーケットに参加していました」(芸能関係者) 紗栄子たちが前澤氏と暮らしていたマンションは、都内にある。8月中旬の朝、紗栄子の子どもたちが迎えの車に乗って習いごとへ出かけた。5分で目的地に到着すると、子供たちは元気よくビルの中へ。お昼過ぎになると迎えの車に乗り込み、マンションへ戻っていった。 「子供たちは前澤さんと暮らしていた都内のマンションで過ごしています。いがみ合って別れたわけではないので、彼も支えてくれるみたいです。マンションは200平米を超える部屋ばかりで、家賃200万円超。前澤さんは紗栄子さんや子どもたちを呼び寄せただけでなく、別の部屋を借りて彼女のご両親も住まわせていました」(プロダクション関係者) 一部では“結婚秒読み”とまで言われていた2人。前澤氏の地元である千葉県には100億円ともいわれる新居が建設中だった。子供たちが名門校に合格したとはいえ、いったいなぜ別れなければならなかったのだろうか。そこにはセレブ界の厳しすぎる洗礼があった。 前澤氏といえば、米経済誌「フォーブス」が発表した「日本の富豪50人」にも選ばれるほどの世界的セレブ。総資産は4千億円ともいわれており、今夏には会社の時価総額が1兆円を突破した。また美術品コレクターでもある彼はアート界でも知られており、昨年にはバスキアの絵画を62億円で落札。今年も同作家の別の絵画を123億円で収集している。 「アート界の人たちはパーティ好き。前澤さんは彼らと親交を深めるため、世界中を飛び回っています。紗栄子さんは前澤さんに『君も同席してほしい』と言われたため、先のスケジュールを押さえる仕事を全て断るようにしていました。茶道教室にも通うなど、社交界で通用する教養を身に着けようと頑張っていました」(前出・プロダクション関係者) セレブたちとのパーティ出席から習い事まで、多忙な生活を送っていた紗栄子。そんななか、彼女の“本音”が垣間見えるときがあったという。 「紗栄子さんが『私はかごの中の鳥だから』と言ったことがあったんです。もちろん彼女も十分稼いでいますが、前澤さんと比べれば“格差”は歴然です。両親もマンションに引っ越してくる生活は、見方によっては“依存”しているようにも見られかねません。紗栄子さんのお母さんは前澤さんに気を使っていたそうです」(前出・プロダクション関係者) だからこそ、彼に見合う女になろうとしていた紗栄子。しかし、周囲からは容赦なく辛辣な言葉が飛び交っていたようだ。 「紗栄子さんは『彼のまわりの人たちが大変』と言っていました。前澤さんの取り巻きはかなりの数。彼らは近づいてきた人を品定めし、気に入らなければ良くない“評判”を流すの。『あの人はやめたほうがいい』と露骨に陰口を叩く人もいるようです。紗栄子さんも例外ではなかったようで、参っているようでした」(前出・プロダクション関係者) 耐え続けた“屈辱の仕打ち”――。そんなとき、イギリスの名門校から息子たちの合格通知が届いた。そして紗栄子は、新天地で子供たちと生活する道を選んだのだ。
2017年08月24日「原作は愛読していて、登場人物の中でL(エル)がいちばん好きですね。出てくるとたちまちヒーローに思えて」(小池徹平・以下同) ’15年にブロードウエーのスタッフとタッグを組んでミュージカル化され、日本・韓国で人気を博した『デスノート THE MUSICAL』が、再演されている。原作コミックは世界中にファンをもち、映画版も大ヒットした。死神と契約を結び、犯罪者のいない理想の世界を目指す高校生・夜神月(やがみライト)と名探偵Lの対決を描く。月と対峙するLを演じるのは、チャーミングなルックスの小池徹平(31)だ。 「ふだんの僕の明るいイメージとはかけ離れていて、面白いと思ったんです。暗くて内面に入り込まなきゃいけない分、演じがいがありそうで」 2年前の出演の動機をこう語った小池。Lの特徴は猫背と鋭い眼光から醸し出される、暗い中にも情熱を秘めた独特な雰囲気。小池は窮屈な姿勢のまま、フランク・ワイルドホーンが書き下ろした楽曲を歌いあげる。 「ストレートプレーだと独白が多いんだろうなと思っていたら、ミュージカル!?と、びっくり。発想が面白いし、楽曲も『ジキル&ハイド』などの名曲を生んだ作曲家の作品で、カッコいい。むしろミュージカルでよかったんです。月との心理戦を言葉をぶつけ合うだけじゃなくて、感情や思考を歌にのせて表現できるから。ゾクゾクする展開や世界観は見事ですよ」 作品が投げかけるのは“正義とは何か”という難しいテーマだがーー。 「国や人、それぞれに定義は違っても、誰もが自分の基準はもっているでしょうね。人間関係でも、ある人にとっては命の恩人でも、別の人にとっては自分を傷つける敵だったりして、複雑になる。人間って感情があるから、同じ価値判断の基準って……ないと思う。だからこそ面白いんじゃないのかな。ん〜、語りきれないよ、深すぎて」 初演時はプレッシャーでげっそり痩せてしまったとか。 「映像と違って舞台って、自分がセンターにいないシーンでもどう見られているかわからない。(Lは)ちょっとした所作がすごく大事な役なんで、頭から爪先までつねに意識しましたから。今回もとても気をつけていますよ」
2017年08月14日モデルや女優として活躍する紗栄子さんが、かねてから交際していた、ファッション通販サイト『ZOZOTOWN』を運営する『スタートトゥデイ』の前澤友作社長と破局したことが明らかになったと『スポニチアネックス』が伝えています。『スポニチアネックス』によると、破局の原因は紗栄子さんが今秋からイギリス・ロンドンへ生活拠点を移すことになり、お互いの意思を尊重し、初夏に別れたといいます。紗栄子さんの二人のお子さんは現在、アメリカンスクールに通っているといいますが、ロンドンへ留学することになったため、イギリスへ住居を構えるということです。なお、紗栄子さんはロンドンへ拠点を移した後も、仕事のために日英を行き来するといいます。紗栄子さんと前澤社長の破局が報じられ、ネット上では紗栄子さんへのある“期待”の声が多くあがっています。●ネット上では「次はどんな金持ちをターゲットにするのか楽しみ」と期待の声紗栄子さんと前澤社長の破局についてネット上では、『イギリスの金持ちを見つけたんじゃない?』『次のターゲットを狙いに海外へ行くのかな?』『紗栄子は賢いから、何か問題があって別れるときはお金をもらっているはず』『仕事で日本と英国を往復って、そのあいだは子どもの面倒を誰がみるの?』『子どもの留学が原因みたいになってるけど、本当はそれ以外に破局の理由があるのでは?』『次はどんな金持ちをターゲットにするのか楽しみ』『きっとタダでは別れないよね』『次の金ヅルは誰?』『次は誰と付き合うのか楽しみ!』『次はどんなセレブを捕まえるのか気になる』『破局の理由を子どものせいにするな。彼氏と海外飛び回ってたくせに』『もっと金持ちを見つけたかな?』『次はアラブの石油王?』『ロンドンでさらにお金持ちを捕まえてステージアップしそう』『次は外国人の彼氏ゲットだね!金持ち見つける天才だもん』など、破局の原因は子どもの留学以外にあるのではないかと勘ぐる声や子どもを心配する声も多くありましたが、一番多かったのはやはり、次の恋人についての期待の声。紗栄子さんといえば、ダルビッシュ有投手に前澤社長と、桁外れのお金持ちと交際してきているため、次の恋人もきっとお金持ちに違いないと皮肉る声が多くあがっているのが印象的です。お金持ち男性のハートを射止めるのが得意な紗栄子さんですが、次はどんな相手とのロマンスが報じられるのでしょうか……。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年08月09日古田新太と小池栄子が“案内人”を務める新ドラマ24「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」。この度、7月21日(金)の第1話放送に先駆け、本作のスピンオフとなる“特別編エピソード0”が、テレビ東京YouTube公式チャンネルほかにて期間限定で配信されることが決定した。「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」は、現在小劇場界の最先端で活躍する人気劇作家11人が書き下ろす、小劇場の聖地・下北沢を舞台にした“人生最悪の一日”を、気鋭の映像作家たちが映像化するオムニバスドラマ。古田さんと小池さんが、町のうらぶれたスナックの常連客とお店のママに扮し、2人が下北沢で起きた“人生最悪の一日”を語り始めるところから物語がスタート。毎回設定も登場人物も変わる1話完結型のコメディー・ドラマとなっている。そして今回、本作の第1話放送に先駆け配信される特別編は、古田さんと小池さんはもちろん、蛭子能収、角島美緒らが出演。古田さん演じるジョン幕練が、ある朝ひどい二日酔いで目を覚ますと、自宅の押し入れには何故か縛られた美女が入っていた。だが、ジョンには昨夜の記憶がない。ふと美女の携帯に非通知からの留守電が13件も入っていることに気づいたジョンは、恐る恐る再生してみると、ジョン自身が彼女を脅迫していた…。果たして、この女は誰?一体、ジョンは何をしたのか…というストーリー。プロデューサーは「11分にわたる1シチュエーションが、ほぼ古田新太さんの一人芝居!1日前の古田新太が現在の古田新太を追い詰める、とても斬新な内容になっており、改めて 古田新太という俳優はすごい!と実感しました」とスピンオフについてコメント。なお、脚本は現在人気急上昇中の劇団、玉田企画の玉田真也が書き下ろし、監督は本編の総合演出の関和亮。プロデューサーも「本編に負けない高いクオリティのショートドラマになりました」と自信を見せており、ぜひ本編と併せて楽しんで欲しい。また来週の第1話では、神保悟志、吉沢亮、村杉蝉之介、桜井ユキ、柳ゆり菜、高橋ひとみが出演する「裸で誘拐された男」を放送。SM好きという秘密を持つ、選挙を間近に控えた国会議員・渡部修(神保さん)は、女王様・麗奈(柳さん)に全裸でスーツケースに入れと命令される。そしてそのまま下北沢を歩くというプレイが始まり興奮する修だったが、思わぬ事態が発生。なんと見知らぬ人物にスーツケースを取り間違えられてしまう!しかもその人物(吉沢さん)は誘拐犯で、どうやら身代金を運んでいるつもりらしい。一体、全裸議員が入ったスーツケースはどこへ行ってしまうのか?「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」特別編エピソード0はテレビ東京YouTube公式チャンネル、ひかりTV、GYAOにて無料配信中。ドラマ24「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」は7月21日(金)深夜0時12分よりテレビ東京にて放送開始(テレビ大阪は24日(月)深夜0時12分から)。(cinemacafe.net)
2017年07月14日天海祐希、大泉洋、吉田羊、小池栄子ら錚々たる顔ぶれが集結する「子供の事情」が7月8日、新国立劇場中劇場で開幕した。舞台「子供の事情」チケット情報物語の時代背景は、実際に、三谷幸喜が10歳だった1971年が舞台。東京・世田谷の、とある小学4年生の教室で繰り広げられる複雑な人間関係に、思わず、「子供だって子供なりに大変だったんだよね」と観る側も、妙にうなずいてしまう三谷ワールドが描かれている。東京・世田谷の小学校4年3組の教室。いつも放課後に残っているのは、だいたい同じ顔ぶれ。アニキ(天海祐希)、ホリさん(吉田羊)、ゴータマ(小池栄子)、ヒメ(伊藤蘭)、ジゾウ(春海四方)、ドテ(小手伸也)、リピート(浅野和之)に、彼らのあだ名をつけたホジョリン(林遣都)たち8人。スーパーエイトと呼ばれる彼ら8人には、学級委員のソウリ(青木さやか)がいつも目を光らせている。と、そこへ、ちょっとミステリアスな転校生ジョー(大泉洋)が現われたことで、クラスのパワーバランスが……。ゲネプロ終了後の出演者コメント。天海「今回、子供時代を振り返り、自分を愛おしんであげたい気持ちになりました。きっと懐かしい気持ちになると思いますよ」、大泉「子供の気持ちで読むとグッとくる部分と大人の世界と変わらない怖さもあって、三谷さんらしさと同時に、新たな一面も感じさせる面白さがありますね」、吉田「大人顔負けの裏切りや駆け引きも繰り広げられていますが、三谷さん流のファンタジーで“こんなこと言っててもみんな10歳なんだよね”とニヤニヤと観ていただけると思います」、小池「私の小学生時代を覗かれていたのか!?と思う場面があるんです(笑)。あまり10 歳を意識しなくても、三谷さんの台本そのままにやっていたら面白くなった、という実感ですね」、伊藤「子供なりに悩みがあり、傷ついたり、笑い合ったりしながら、いつの間にか大人になってしまう。“自分もそうだったなあ”と思い出しながら観ていただけたら嬉しいですね」とそれぞれに感じたところを来場者へ向けたメッセージとして語った。公演は8月6日(日)まで。
2017年07月12日『最後の命』の松本准平が監督を務め、実話を基に型破りな究極の愛の物語を描く『パーフェクト・レボリューション』。リリー・フランキーと清野菜名がW主演を務めた本作から、この度「銀杏BOYZ」の峯田和伸がナレーション務める本作の予告編が到着した。泣いてもいい、笑われてもいい。障害なんて2人で超える。革命は起こせる――。クマは幼少期に脳性麻痺を患い、手足を思うようにかせず車椅子生活をしている。ただし彼はセックスが大好き。身体障碍者にとっての性への理解を訴えるために活している。そんな彼がある日、美少女・ミツと出会う。障害者であるにもかかわらず生き生きと生きているクマに、ミツは「あなたとわたしみたいなのが幸せになれたら、それってすごいことだと思わない?」「それを世界に証明するの!」。どんな不可能も可能にする、ハチャメチャだけど純粋な、クマとミツの“最強のふたり”のラブストーリーがいま始まる――。本作は、障害のあるふたりがまわりに立ちはだかる壁をぶち壊して、“完全なる革命”を成し遂げようとする物語。重度の身体障害があり、車いす生活を送りながら障害者への誤解を解くために活動を行う主人公のクマをリリーさん、クマと恋に落ちる美少女・ミツを清野さんが演じるほか、2人の恋を見守る共演者に、小池栄子、岡山天音、余貴美子が出演している。このほど到着した予告編では、講演会でクマと運命の出会いを果たしたミツが、彼に大胆告白するシーンが描かれる。恋愛に臆病になっていたクマは、当初ミツを相手にしなかったが、それでも諦めないミツからの猛アプローチに徐々にふたりは想いを通じ合わせていく。そして2人のほかにも2人を見守る登場人物たちも登場。また、峯田さんが本作に寄せた「ちいさな星のちいさなふたりが大っきいLOVEを抱きしめる」というコメントが印象に残る予告編となっている。今回峯田さんがナレーションを担当するに至った経緯は、リリーさんが「クマとミツの関係性にピッタリの曲だから『BABY BABY』を使わせてほしい」と直々に峯田さんにオファーしたことから始まる。峯田さんも本作のクマとミツの“最強のふたり”に惚れ込み、リリーさんからのオファーを快諾。そして、峯田さんの本作への熱い想いが伝わる、コメント付きナレーションも作成され、前代未聞のコラボレーションとなった。『パーフェクト・レボリューション』は9月29日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月07日「築地は守る、豊洲を活かす。これを基本方針の【1】とさせていただきますーー」 6月20日、100人以上の報道陣が詰めかけた都庁での緊急会見で、小池百合子都知事(64)は、築地市場の豊洲移転問題について「3つの基本方針」を発表(次は要点)した。 【1】築地市場を5年後を目途に再開発。2020年東京オリンピック・パラリンピックでは輸送拠点として活用し、その後、「食のテーマパーク」機能を有する拠点に。【2】豊洲市場は冷凍冷蔵などの機能を強化し総合物流拠点に。【3】築地・豊洲の利用具体案を広く情報公開して検討、失った信頼回復に徹底努力する。 都知事の口から初めて方向性が示された発表だったが、《二兎追う小池プラン》《具体性なし》などとネガティブな報道も一部ではあった。また、築地市場の業界団体からは「近距離で2つの市場はありえない」「築地か豊洲かの二者択一を求めていたのに」と批判の声も。そもそも、都知事がかねて公言してきた「食の安全・安心」は守られるのか。本誌が都知事に独占直撃した。 ーー「近距離で2つの市場はありえない」という批判も一部ではありますが。 「築地と豊洲とで性質、性格が違ってきますので、私は“共存共栄できる”と。むしろ呼応し合って、東京の“食”が支えられると考えています。まず、築地の土地は売却せずに、民間で活用して、“食のテーマパーク化”などで収入を増やしていきます。一方、豊洲はこのまま開場してもフツーに赤字(年間約100億円と試算)。よほどテコ入れしないといけない。むしろ『豊洲に移転ありき』だけの方たちには、『どういう対策をお持ちですか?』とお聞きしたいですね」 ーー築地のある仲卸業者さんは、お客さんから「豊洲に行ったら買わないよ」と言われることがかなりあるそうです。そんな業者の不安に対して、どう答えますか? 「豊洲市場が中央卸売市場という冠をうたうためには、“安全宣言”が必要です。そのために、例の“盛り土がなかった”地下空間に蓋をしたり、まだ十分機能していない地下水管理システムを機能強化してフルに動かし、安定化を図ります。これらの対策を施すのに約8カ月かかり、その後、環境アセスメント(公害などの防止のための事前調査・評価)で確認して、農水省に許可をお願いする流れになります」 ーー都知事は、移転には「安全のうえに安心が必要」とおっしゃってきましたが、“無害化できない”状態でも移転するのでしょうか? 「“無害化”を約束したのはかつての都知事や都ですが、“無害=ゼロリスク”という設定がそもそも無理です。ですので、私が求めるのは“環境基準以下を達成する”ということです」 ーー環境基準以下に抑えられなければ移転はしないということでよろしいですか? 「それを基本的に確保するために、今回の追加対策をするわけです。そのうえで調査と情報公開をつづけます。物事を隠そうとするから、みなさんが不安になるんです。隠さず情報公開し続けることで“不安”を裏返し、総合的な“安心”にしなければいけないと思っています」 ーー「築地を守る」という基本方針に安心した業者も多いと思いますが、もし“市場がない築地”だったら“築地ブランド”にならないのでは? 「私は『市場機能を持たせるべきだ』と言っています。そのうえで、築地と豊洲の共存共栄が大事だと。根本的な話になりますが、卸売市場法がいま改正の対象になっています。流通が多様化している昨今ですが、卸売市場はあまりにも規制が多い。もっと機動的なものにしようという流れがあるんです。“市場を残す”だけではなく“市場を機能させて存続する”ことを目的にしなければいけません」 ーーそのための具体的なプランはあるのでしょうか? 「豊洲でいえば、脱フロン対応の冷凍冷蔵倉庫があります。’20年にフロン規制が厳しくなり、冷凍冷蔵倉庫は脱フロン対応が必要となりますが、多くが老朽化し、建て替えも追いつかない。豊洲はその受け皿となりうるんです」 ーー’20年には東京オリ・パラもありますし、大きな転換期になりそうですね。 「冷凍技術とオリ・パラにも関係があります。以前、私は一流ホテルのシェフたちに話をうかがったんですが、冷凍食品の技術は’64年の東京オリンピックで進んだと。限られた期間に大量の食材が必要ですが、天候によって品薄になるリスクを分散するために一気に進歩したんですね。つまり、“’64年のレガシー=冷凍技術”だと聞いて、『なるほど!』と思いました。’20年以降、高齢化、単身世帯化がさらに進むと“レンチン”需要も増すはずです」 批判も悲観もあった「市場問題の基本方針発表」だったが、インタビューでの都知事の回答は明瞭で、“視える化”への期待も信頼も抱かせた。そして「築地の守り方」と「豊洲の活かし方」プランが想像以上に積極的であったことが、リーダーとしての都知事の“本気度”を、あらためてうかがわせてくれたーー。
2017年06月29日リリー・フランキーと清野菜名が、実話を基にした型破りな究極の愛の物語に体当たりの演技で挑む『パーフェクト・レボリューション』。この度、本作のポスタービジュアルと場面写真が公開された。泣いてもいい、笑われてもいい。障害なんて2人で超える。革命は起こせる――。クマは幼少期に脳性麻痺を患い、手足を思うようにかせず車椅子生活をしている。ただし彼はセックスが大好き。身体障害者にとっての性への理解を訴えるために活している。そんな彼がある日、美少女・ミツと出会う。障害者であるにもかかわらず生き生きとしているクマに、ミツは「あなたとわたしみたいなのが幸せになれたら、それってすごいことだと思わない?」「それを世界に証明するの!」。どんな不可能も可能にする、ハチャメチャだけど純粋な、クマとミツの“最強のふたり”のラブストーリーがいま始まる――!脳性麻痺を抱えつつ、障害者の性への理解を訴える活動家・熊篠慶彦の実話に基づく物語を映画化した本作。重度の身体障害があり、車いす生活を送りながら障害者への誤解を解くために活動を行う主人公のクマをリリーさん、そんな彼と恋に落ちる人格障害を抱えた風俗嬢の美少女・ミツを清野さんが演じるほか、小池栄子、岡山天音、余貴美子らが出演している。このほど到着したポスタービジュアルでは、クマとミツ2人のキスシーンと、初めて出会った瞬間が切り取られ、「無謀だなんて、誰が決めた?」 「泣いてもいい、笑われてもいい。障害なんて二人で超える。革命は起こせる。」というコピーが、クマとミツ“最強のふたり”のラブストーリーを予感させる一枚となっている。また同時に公開された場面写真では、リリーさんが幼い頃に患った脳性麻痺の影響で手足を思うようにかせず、車椅子生活を送りながらも障害者の性への理解を訴えつづける活家・クマを、繊細な表情とリアルな感情で見事に表現。そして、長年にわたってクマをサポートしてきた介護士・恵理役の小池さん、恵理とクマの関係を遠くから見つめる恵理の夫・悟役の岡山さん、ミツの病状を理解して彼女の親代わりに世話する占い師・晶子役の余さん、クマを密かに楽しませる書店員役の石川恋らも写し出されている。『パーフェクト・レボリューション』は9月29日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月29日とある誘拐事件に関わった3人の女性が、それぞれ「母になること」の喜びと痛みを知り成長していく姿を描く、沢尻エリカ主演ドラマ「母になる」が、先日ついにクランクアップを迎えた。現在、日本テレビ系で放送されている水曜ドラマ「母になる」。沢尻さん演じる生みの母・柏崎結衣と、小池栄子演じる育ての母・門倉麻子の対立や、そんな2人の思いを飛び越えるような息子・広(道枝駿佑/関西ジャニーズJr.)の恋や成長など、毎週予想を超える展開で大きな話題を呼んでいる本作。クランクアップの前に撮影されたのは、レコード会社でのシーン。板谷由夏演じる西原莉沙子がヘアメイクを担当するバンド「ツーオク」が所属するレコード会社に、結衣と広、莉沙子と繭(藤澤遥)の2組の母子が集まる。母・莉沙子を思う娘・繭の気持ちが溢れ出す感動のシーンが撮影された。ここで一足先に板谷さんと藤澤さんがクランクアップ。板谷さんには沢尻さんから、藤澤さんには道枝さんからそれぞれ花束が手渡され、“娘”とのクランクアップに板谷は「娘が“女優”になることができました」と絶賛し、「またいつか違う現場で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています」と笑顔を見せた。一方、沢尻さんと道枝さんの最後の撮影シーンは、親子が仲睦まじくレコード会社を後にするシーン。肩やおしりでつつき合いながら歩き、ニコニコ笑いあう姿はまさに“親子”そのもの。沢尻さんには中島悟監督から、道枝さんには櫨山プロデューサーからそれぞれ花束が渡され、沢尻と道枝は固く握手を交わすと、スタッフから大きな拍手が送られた。2月にクランクインしてから約4か月の撮影を終えた沢尻さんは、「長かったようであっという間でした。とても楽しかったです。現場のスタッフの方々、キャストの皆様に支えられ、乗り切ることができました。この役に挑戦できてよかったと思っています。この作品を通して、ひとつ成長できたかなと思います。またどこかで皆さんと会える日を楽しみに頑張っていきます。本当にありがとうございました」と挨拶。本作がドラマ初挑戦となった道枝さんは、「こんなに沢山の方々に囲まれてのお芝居はとても良い経験になりました。最後までやりきることができました。本当にありがとうございました」と感謝を述べていた。そしていよいよ6月14日(水)、最終回を迎える本作。麻子が東京を去ったことで、結衣はもう気持ちを切り替えると陽一(藤木直人)に宣言。そかし、やはり麻子への気持ちに決着をつけられずにいた結衣は、マラソン大会のお知らせを麻子に送ってしまう。しかし、広は桃に大学生の彼氏がいることを知り意気消沈、マラソン大会には誰も見に来ないで欲しいと言いだし、再び家族会議が開かれることに。迎えたマラソン大会当日、広はだれからの応援もなくスタートするのだが、結衣は家にいても落ち着かずにいた。そんな中、麻子はお知らせの紙を手にゴール地点に現われ…というストーリー。一体どのような結末を迎えるのか、最後まで見逃せない。「母になる」最終回は、6月14日(水)22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年06月12日「築地市場の豊洲移転問題で移転を延期したまではよかったのですが、その後『移転』か『中止』かの判断をせず、『総合的な判断をする』と述べるにとどめた小池都知事。東京オリンピック・パラリンピックの費用分担の問題においても、各自治体分の350億円の割振り先については先送りになりました。“決められない都知事”というレッテルを一部で貼られ、『進退伺』を出していた自民党からも『離党できないだろう』というのが、大筋の見方でした」(全国紙政治部記者) 6月1日、自民党の二階俊博幹事長に「離党届」を提出し、そんな大方の予想を覆した小池百合子都知事(64)。さらに同日、自身が最高顧問を務める会派「都民ファーストの会」の代表に就任することを発表。同会の総決起大会が行われた東京都目黒区の「ホテル雅叙園東京」は、2,000人近い支持者と報道陣でごった返した。 都知事はこの日に自民党から“独立宣言”することを、かねて決めていたようだ。同日の午後に都庁で行われた定例記者会見でも、小池都知事はこう語った。 「総決起大会の開かれる6月1日を、(自民党を離れる)節目として前々から決めておりました」 これを受け、「都知事は昔から変わらず、つねに一貫性がある」と説くのは、社会福祉法人恩賜財団済生会理事長の炭谷茂さん。 「20年以上に及ぶお付き合いのなかで、私は小池さんが嘘をついたのを一度も見たことがありません。前言撤回もないし、答えにくい質問にも逃げたりしないんです」(炭谷さん) 炭谷さんは、自身が総務庁の官僚だった’93年に小池議員(当時)と出会い、’03年からの彼女の環境大臣時代に“事務方トップ”である事務次官として支えた人物だ。 「環境大臣時代の’05年、地球温暖化対策の軽装化キャンペーン“クールビズ”の構想を、小池さんに『どうかしら?』と相談されました。『面白い!』と思ったんですが、同時に、私には『世のビジネスマンがすんなりノーネクタイを受け入れられるかな!?』という不安も正直あったんです……」(炭谷さん) ところが、彼女は炭谷さんに何度も言い聞かせるようにこう語ったという。 「まずは“大義”が重要です。そして、国民の“共感”が得られれば成功します。絶対に成功させましょう!」 炭谷さんは懐かしそうに目を細めて振り返る。 「あのとき小池さんの発想があったからこそ、いまこの時期に街を歩くビジネスマンは胸元のボタンを外して通勤することができているんです。その成功体験が、“退路を断つ”という今回の彼女の決意に隠れた自信の裏付けでしょうね」(炭谷さん) 都知事が環境大臣を務めていた時代、抵抗勢力の存在に苦労もしたという。 「小池大臣と事務次官の私だけが同じ意見で、ほかは省庁の内外すべてが『反対』というような事案も、かなりありました。そんなとき、小池さんはいつも役所の論理より国民の利益優先で行動していたんです」(炭谷さん) そして炭谷さんは、今回の離党の決意に、都知事の「総理大臣就任への希望がある」と強く語る。 「政界はつねに激変しますから、いまの情勢が明日にはまた変化するかもしれない。小池さんは自民党を出ることで、新しい支持層も得て新基盤を築けると思います。東京都で『都民ファースト』を掲げてやっていることを、日本全国に拡大すればいいのですから」(炭谷さん) 炭谷さんは、小池都知事の姿を“鉄の女”と呼ばれたイギリスの名宰相、マーガレット・サッチャーに重ねる。 「サッチャーは、選挙区を変わったり、厳しい状況下で結果を出したりして、“孤軍奮闘”で国民の支持を得た。そして、イギリス初の女性首相となったんです。小池さんにも険しい道が待っているとは思いますが、彼女の政治的力量を考えても、彼女にとっての最終キャリアが都知事であるとは思えません」(炭谷さん) 幾多の劣勢を切り抜け、一国のトップに立つのがサッチャー流――。小池都知事の目指す先は、そんな総理大臣なのかもしれない。 「いま世界を見渡せば、トランプ米国大統領が世界の平均気温上昇を防ぐための『パリ協定』から脱退することを表明するなど、小池さんと私が尽力してきた地球温暖化対策の取り組みが、危機に陥っていく恐れがあります。本人の口からは出ませんけれども、都政で『都民ファースト』の公約を遂行した先には――、彼女の視野には、地球規模の問題解決まで入っていると思うんです」(炭谷さん) 4月、都民ファーストの会の事務所にて、小池都知事と話したという炭谷さん。近況報告から未来についてまで、会話は1時間に及んだ。 「小池都知事は、都政の真の問題点をつかみかけているようです。『いよいよそれを解決していく時期が来る。環境大臣は3年務めて成果がやっと出た。都政改革も一朝一夕にはできないし、半端で終わらせたら、都民に申し訳ない』と語る彼女には強いやる気を感じました」(炭谷さん) 「国民ファースト」を実現する“鉄の女”になるためには、7月2日の都議選の戦局を、小池都知事は冷静に見つめなければならないだろう。
2017年06月08日イラストレーターで俳優としても活躍するリリー・フランキー(53)の主演映画「パーフェクト・レボリューション」が9月29日から公開される。 作品は熊篠慶彦氏(47)の実話にもとづく物語。熊篠氏は脳性まひのため車いす生活を送りながら、「障がい者の性への理解」を訴えてきた活動家だ。そんなリリー演じる主人公が清野菜名(22)演じる人格障がいを抱える風俗嬢と恋に落ち、立ちはだかる壁と闘いながら幸せを証明しようとするラブストーリーが描かれている。 「リリーはここ数年、名脇役として抜群の存在感を発揮。数々の映画賞を受賞してきました。『パーフェクト・レボリューション』は、そんなリリーが何としても映画化したいと自ら売り込んだ企画。そのためギャラも、売れっ子のリリーにしては破格の安さだったといいます」(映画業界関係者) また相手役の清野は若手の中でも演技派として注目を浴びている女優。そのほか小池栄子(36)、余貴美子(61)らが脇を固めているだけに良作に仕上がったという。だが公開までは多くの苦難もあったようだ。 「撮影自体は昨年の2月に終了しました。しかしそこからとんとん拍子で公開にこぎ着けると思われていたのに、『作品のテーマがなかなかきわどい』として配給会社がなかなか決まらなかったそうです。そんななか製作を担当した大手配給会社が自社で配給することを決め、ようやく公開日が決まった。渾身の作品とあって、早くもリリーは宣伝活動に意欲満々だといいます」(前出・映画業界関係者) 同作で映画賞を獲得できれば、俳優としてのリリーにとって本望なはずだ。
2017年06月07日リリー・フランキーと清野菜名が共演する『パーフェクト・レボリューション』が、9月29日(金)より公開されることが決定。本作は、『最後の命』松本准平が監督を務め、実話を基に型破りな究極の愛の物語を描く。クマは身体障害者。幼少期に脳性麻痺を患い、手足を思うように動かせず車いす生活をしている。ただし、彼はセックスが大好き。身体障害者にとっての性への理解を訴えるために活動している。そんな彼が、ある日美少女・ミツと出会う。障害者であるにもかかわらず、生き生きとしているクマに、ミツは「あなたとわたしみたいなのが幸せになれたら、それってすごいことだと思わない?」「それを証明するの!」ふたりの究極の恋愛が始まった。果たして、ふたりのこの革命の行方は――?本作は、自身も脳性麻痺を抱えつつ、障害者の性への理解を訴える活動家・熊篠慶彦の実話に基づく物語を映画化したもの。重度の身体障害があり、車いす生活を送りながら障害者への誤解を解くために活動を行う主人公のクマを演じるのは、『そして父になる』『シェル・コレクター』『美しい星』などの話題作に出演するリリーさん。そして、そんな彼と恋に落ちる美少女・ミツ役には、『TOKYO TRIBE』のヒロイン役で脚光を浴び、『東京無国籍少女』『暗黒女子』などに出演する清野さん。今回は人格障害を抱えた風俗嬢を演じる。「生まれも性別も、職業も能力も、お金も年齢も、幸せには関係ない。世界に証明するの。本当の幸せを!」と障害のあるふたりは、周りに立ちはだかる壁をぶち壊して“完全なる革命”を成し遂げようとしていく。リリーさんは、「友人の熊篠のいままでの活動と生き様が映画になると聞き、どんなカタチでも参加したいなと思いました。主人公は障害者でも、この映画は全ての人々が持つ障害と愛の物語です」とコメント。清野さんは、「役としてはとても難しさを感じましたが、松本監督と熊篠さんに色々聞きながら、自分が感じたまま思い切り演じました。このとき、ミツとあたしは一心同体だったと言い切れます」と話し、「リリーさんとはすごくナイスなコンビだったと思います。あんなに自分が一直線に突き進んでるのは初めての感覚でした」と語っている。また、5年前に障害者の映画を作れないかと熊篠さんに相談されたことから今回の製作が始まったと明かす松本監督は、「障害を題材にするなら、明るく、楽しい、ポップな希望あふれる映画にしたい。難しい作業でしたが、ご本人の実話を基にすることにした途端、物語が勝手に紡がれていくのを感じました。大切な友人から預かった特別なラブストーリーを、最高のキャスト・スタッフで届けられることに歓びを感じています」とコメントを寄せている。そのほか、ふたりの恋をそばで見守る仲間たちを、小池栄子、岡山天音、余貴美子らが演じる。『パーフェクト・レボリューション』は9月29日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月05日公開初日を迎えた映画『ちょっと今から仕事やめてくる』の舞台あいさつが27日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、福士蒼汰、工藤阿須加、小池栄子、吉田鋼太郎、成島出監督が出席した。公開初日を迎えたこの日は、第1回目の上映後に主演の福士蒼汰らキャスト陣と成島出監督が登壇して舞台あいさつ。タイトルにかけて「俳優を辞めたら何をする?」という質問に、小池は「私は人と話すの好きなので、カウンターだけのスナックのママをやってみたいですね。色んな人生相談とか受けてみたいです」と回答すると、福士は「毎日行って人生相談したいと思います(笑)」といい、自身については「(俳優の)仕事を辞めたら、海外を回るのが好きなので、世界一周をすると思います」と答えると、横にいた吉田から「貯金あるんだ?」と質問されると「ある程度は(笑)」と応じて会場の笑いを誘った。終始笑いが絶えない舞台あいさつだったが、最後に成島監督が「この2人(福士と工藤)と撮影の5カ月前に初めて会いましたが、正直最初はキツいかなと思いました。そこから5カ月間、1日も休まず僕にしごかれながら、青山くん(工藤)のように潰されそうになったけど、本当に頑張りました。真面目に褒めたことがなかったので、皆さんの前でお礼を言いたいと思います」と福士と工藤に労いの言葉を掛けると、2人は感極まって涙した。成島監督の言葉を受けた福士は「厳しくご指導していただいて大変だと思いましたが、やり甲斐があって楽しかったから、自分も辞めずに走っていけたと思います。僕を役者として育ててくれたのは成島監督。これからの役者人生、今の気持ちは一生忘れないと思います。成島監督に出会えたことは大きな財産になりました」と感謝し、工藤も「監督は役者としてどうすればいいのか、愛を持って教えてくれました。次に監督の作品に出してもらう時は、監督を助けられる役者になって恩返しがしたいです」と成島監督に約束した。長時間労働やパワハラ、自殺といったテーマを扱い、社会人の共感を誘った北川恵海の同名小説を映画化した本作。ナゾの男・ヤマモトに福士蒼汰、ブラック企業に勤めるサラリーマンの青山に工藤阿須加が演じたほか、青山を追い詰めるパワハラ上司役に吉田鋼太郎や黒木華ら実力派俳優が勢揃いして現代社会の闇を描き出す。
2017年05月28日映画『ちょっと今から仕事やめてくる』の初日舞台挨拶が5月27日(土)、都内にて開催され、主演の福士蒼汰、工藤阿須加、成島出監督らが登壇。福士さんと工藤さんが成島監督からのサプライズに感極まり、涙を流した。同作は、累計70万部を突破した北川恵海氏による同タイトルの小説を原作とするヒューマンドラマ。『八日目の蝉』で「日本アカデミー賞」最優秀監督賞、最優秀作品賞を受賞し、『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』でも高い評価を受けた成島さんが監督・脚本を務めた。原作とはまた異なるクライマックスが用意され、いま社会でもがいている若者、そしてその親たちに贈りたい“希望”の物語を描く。トークが終わったあと、MCから、成島監督から特別に福士さんと工藤さんの2人に伝えたいことがあると告げられた。成島監督はマイクを持つと「初日を迎えることができました」と言葉にし、2人とは、撮影開始の5か月前に初めて会ったことを振り返った。続けて、「正直、最初は、無理、…きついかなと思ったのです」と、当時の2人には同作への参加が厳しいのではと感じたエピソードを紹介した。成島監督は「2人を相当、追い詰めました」といい、撮影が始まるまでの5か月間、恐らくは1日も休まずにしごいたことを回顧。「潰れそうになったこともあったと思います」といい、「本当に頑張ってくれました。今日、ようやくみなさんが目にしたものは、それの成果です」とファンに誇らしげに呼び掛けた。さらに、成島監督は「我々の世界では、ひと皮むけると“俳優が脱皮する”というのですが、この2人にとって、この作品がそういうものになったと思います。それは僕のおかげということではなく、本当に2人の努力だと思います」と2人を称えた。「これから日本映画界を背負っていく俳優が今日ここに誕生したと僕は思っています」とも。「息子みたいな年なので、親バカみたいなことを言っちゃいましたけど」と照れていたが、2人と熱い抱擁を交わした。成島監督の言葉を受けた福士さんは、マイクを持つも、こみ上げてくる思いが大きく、言葉が見つからない様子。会場からは「がんばれ!」、「ファイト!」、「深呼吸して!」などの温かい声援が飛んだ。福士さんは、「確かに、5か月前から指導していただいて、大変だなとはもちろん思っていましたが、やりがいがありましたし、楽しかったので、止まらずに走って行けたのだなと思いました」と回顧。「僕を役者に育ててくれたのは成島監督だなと思います。これからも、僕は役者人生を歩んでいくと思いますが、今の気持ち、今の役者としての心というものはたぶん一生、忘れないのだろうなと思います。10年、20年たってもずっと役者を続けている中で、今回の作品で成島監督に出会えたことは僕の大きな財産になったと思います。ありがとうございます」と涙をこぼしながら、感謝を言葉にした。工藤さんも、ゆっくりと言葉を噛み締めるようにして、「最初にこのお話を頂いたときに、正直、不安しかなく、本当に自分の中でもどうしてよいのか分からないときに、最初から最後まで僕と福士君のお父さんのようにずっとそばにいてくれ、そして、役者として生きていくためにどうすればよいかということを、本当に愛を持って教えてくれました」と成島監督との日々を回顧。涙を見せながら、「本当に感謝の気持ちしかありません」といい、「でも、これから、この映画で成島監督に引っ張って頂いて、助けて頂いたので、2人で前に話したことがあると思いますが、次に、成島監督の作品に出させて頂くときは、僕らが、監督を助けられるような役者になって、いつか必ず、成島さんに恩返ししたいと思っています。本当にありがとうございました」と感無量の様子で語った。イベントには共演の小池栄子、吉田鋼太郎も出席。映画『ちょっと今から仕事やめてくる』は全国にて公開中。(竹内みちまろ)■関連作品:ちょっと今から仕事やめてくる 2017年5月27日より全国東宝系にて公開(C) 2017 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会
2017年05月27日シンガーソングライターのピコ太郎と小池百合子東京都知事が、世界的ヒット曲「PPAP」の替え歌でコラボレーションする動画が26日、公開された。東京都では7月10日から、「家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業」のキャンペーンを実施。今回の動画は、PPAPの替え歌で「I have a 電球、I have a 電球、Uh! LED電球」と、キャンペーンをPRする内容だ。2人の共演は、東京都からのオファーで実現。ピコ太郎のインパクトや幅広い人気に加え、PPAPの歌詞が、2つのもの(=白熱電球)が1つのもの(=LED電球)に換わるというキャンペーン内容にぴったりだったことで、白羽の矢が立った。撮影当日、小池知事は、ピコ太郎とおそろいのヒョウ柄のストールを着用。「大阪のおばちゃんみたいやね」とノリノリでスタジオ入りし、最初はダンスに戸惑っていたものの、ピコ太郎がコツを伝授すると、次第にPPAPらしい動きになった。テイクを重ねるごとに、2人の息も合ってきて、最後にはスタジオ内から拍手が沸き起こるほど盛り上がる撮影となった。小池知事は、26日に行われた定例会見で「(この動画を)ジャスティン・ビーバーにも送ろうと思います」と、世界的拡散へ冗談を交えながら意気込み。ピコ太郎も「ゆり太郎さんこと、小池都知事のレアなPPAPがとても素晴らしいですピコ! みんなも『ヴぅーーん!』してLED化しましょピコ!」とアピールしている。
2017年05月26日今週末より公開される映画『ちょっと今から仕事やめてくる』で主演を務める俳優の福士蒼汰と、同作で共演している工藤阿須加が、5月25日(木)今夜放送のTBS系「櫻井・有吉THE夜会」にゲストとして登場。「嵐」櫻井翔と有吉弘行の2人のMCとトークを繰り広げる。“夜会掲示板”に寄せられたゲストの願望や疑問、悩みを、櫻井さんと有吉さんが視聴者と共に解決、実現していく同番組。「仮面ライダーフォーゼ」に主演して大きな注目を集めると2013年にはNHK連続TV小説「あまちゃん」に出演、昨年末公開の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』に続き木村拓哉と共演した『無限の住人』が現在大ヒット公開中。今後も続々と出演作が控える超人気俳優の福士さん。そんな福士さんのお悩みは「一人で服を買いに行ったことがなく最近知ったMA-1を買いたい」というもの。そこで芸能界でのオシャレだと名高い芸人のアドバイスを受け原宿でお買い物ロケ。果たして大人気俳優は無事原宿で買い物を終えることができるのか?また「ルーズヴェルト・ゲーム」や連続テレビ小説「あさが来た」などに出演、映画『百瀬、こっちを向いて。』では第24回日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞した工藤さん。工藤さんは福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督を父に持ち、妹もプロゴルファーという超スポーツ一家の生まれ。今回はそんな工藤さんが育った工藤家の秘密を大公開。さらに把瑠都、瑛茉ジャスミンとともに向かったホテルビュッフェでのロケにも注目だ。映画『ちょっと今から仕事やめてくる』は「第21回電撃小説大賞」メディアワークス文庫賞を受賞した北川恵海による人気小説の映画化作品。主演の福士さんが3年前に死んだはずの謎の男・ヤマモト役に、就職した会社の厳しいノルマとパワハラに心身ともに疲弊した若者・青山役に工藤さん、そのほか黒木華、小池栄子、吉田鋼太郎らが共演する。『八日目の蝉』『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』の成島出が監督・脚本を手掛けており、原作とは異なるクライマックスにも期待だ。『ちょっと今から仕事やめてくる』は5月27日(土)より全国東宝系にて公開。「櫻井・有吉THE夜会」は5月25日(木)21時57分~TBS系で放送。(笠緒)■関連作品:ちょっと今から仕事やめてくる 2017年5月27日より全国東宝系にて公開(C) 2017 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会
2017年05月25日沢尻エリカ主演の連続ドラマ『母になる』(日本テレビ 毎週水曜22時~)。本作では、生みの親と育ての親の両者の生々しい葛藤が丁寧に描かれていますが、同じようなテーマをつむいだ映画『光をくれた人』(2017年5月26日公開)も、多くの女性客から涙をしぼり取る内容となっています。2作に登場する母親4人の共通項は、子どもを心から愛していること。そして「母になりたい」という切なる願いです。「母になる」ということはどういうことなのか? その言葉の重みをあらためて感じさせられます。■血のつながらない子どものために殺人を犯すことができるか?『母になる』『母になる』のヒロイン・結衣(沢尻エリカ)は、3歳のときに誘拐された息子・広(道枝駿佑)と再会し、ようやく一緒に暮らし始めました。そんな結衣たちに横やりを入れていくのが、9年間母として広を愛した育ての母・麻子(小池栄子)です。第6話で、麻子の悲しい過去が明かされます。心ならずも子どもをおろした経験があった麻子。最後の可能性となる命を授かりますが、男には捨てられてしまい…。それでもシングルマザーとして育てる決意をしますが、流産という悲劇に見舞われます。絶望のふちにいた麻子が、たまたまマンションの隣の部屋で虐待を受けていると思いこんだ広を見つけ、「私がこの子の母にある」と決意。さらに麻子は広をかばうために、殺人まで犯していたことが判明…!真実が明るみに出てからは、納得して広を手放そうとした麻子でしたが、結局は諦めきれない様子。今週は麻子が結衣に「あなたより私の方が母親としてふさわしいことはわかっています」と強気の発言をし、2人は取っ組み合いになってしまいます。■過ちと知りつつ子どもを育てる夫婦×実の親の運命の物語『光をくれた人』映画『光をくれた人』は、M・L・ステッドマンのベストセラー小説「海を照らす光」の映画化作品。『スティーブ・ジョブズ』のマイケル・ファスベンダーが誠実な夫・トム役を、『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデルが妻・イザベル役を、『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズが夫と娘を失った女性ハンナ役を演じています。余談ですが、マイケルとアリシアは、この共演作の後、実生活でも交際をスタートさせたので、夫婦間のやりとりがなんともリアルで艶めかしいです。トムを愛するイザベルは、心から彼の子どもを産むことを熱望しますが、『母になる』の麻子(小池栄子)と同じような地獄を味わうことに。麻子とは違い、トムとの夫婦愛が深いイザベルですが、度重ねる悲劇から立ち直れないでいました。そんなとき、トムが小舟で流れついてきた男と赤ん坊を助けます。すでに天に召されていた男を埋葬し、赤ん坊はそのまま2人の実子として育てることに。繰り返しますが、女性たちの願いはひとつ。「母になりたい」それだけです。立場は違えど、彼女たちの子を思う心はそれぞれに深く、その嘆きが痛いほど伝わってきます。また、ドラマ『母になる』では結衣と並行し、仕事と家庭の両立に悩む結衣の親友・莉沙子(板谷由夏)の奮闘も描かれていきます。第7話では、莉沙子の夫で教授の太治(浅野和之)が、妻を見て「母性本能なんて、社会が女性に対して都合よく作った幻想につきない」と吐き捨てますが、ここでもあらためて“母性本能”についても考えさせられますね。ということで、女性ならきっと琴線だけではなく、涙腺をも刺激されるであろう『母になる』と『光をくれた人』。母の愛と多様性についての深いメッセージがきっと心に刺さります。『光をくれた人』5月26日(金)TOHOシネマズ シャンテ 他にて公開配給:ファントム・フィルム
2017年05月24日現在の小劇場界の最先端で活躍する人気劇作家たちが集結し、小劇場の聖地・下北沢を舞台に“人生最悪の一日”をテーマに書き下ろしたパニック・コメディー作品「下北沢ダイハード」が、テレビ東京金曜深夜のドラマ24にて7月より放送されることが決定。また案内人として、下北沢とゆかりのある舞台人、古田新太と小池栄子を迎えることも分かった。本作は、毎回設定も登場人物も変わる1話完結型のコメディー・ドラマ。古田さんと小池さんが、町のうらぶれたスナックの常連客とお店のママに扮し、2人が下北沢で起きた“人生最悪の一日”を語り始めるところからドラマがスタート。「違法風俗店で警察のガサ入れにあった俳優」「SMプレイでスーツケースに全裸で入ったまま、誘拐事件に巻き込まれた政治家」など、11通りのダイハードは本人にとっては大事件なのに、傍から見ていると爆笑必至のエピソードが繰り広げられる。そんな本作の脚本を手掛けるのは、映画『夜は短し歩けよ乙女』の脚本も手掛ける上田誠をはじめ、えのもとぐりむ、喜安浩平、西条みつとし、柴幸男、根本宗子、細川徹、福原充則、松井周、丸尾丸一郎、三浦直之といった11人の劇作家。また演出は、星野源の「SUN」のMVや、「Perfume」の作品を多く手掛ける関和亮、「マキシマムザホルモン」「でんぱ組.inc」などもMVを手掛けるスミス、『傷だらけの悪魔』の監督を務めた山岸聖太が担当する。今回案内人を務めることになった古田さんは、「おいらは(下北沢には)ほぼ毎日いるからね。ロケ地が全てわかるでしょ。絶対に聖地にならない所を狙って欲しいですね」と期待を抱き、撮影での楽しみを問われると、「終わってからの飲みですかね。いい作家が集まっています。ぜひご期待ください」とコメント。また小池さんは、「チャレンジングな企画に呼んで頂けるのは興奮しますね。色の違う11本の作品の良いスパイスになれるよう頑張りたいです」と意気込み、「皆が下北沢にもっともっと興味を持ってくれるキッカケになって欲しい」とメッセージ。さらに古田さんとの共演に「夢のよう」と話す小池さんは、「番組名物になるような、楽しいかけ合いが出来たら嬉しいです」と撮影を楽しみにしているようだ。各話の出演者には一体誰がキャスティグされるのか、そちらも期待だ。「下北沢ダイハード」は7月より毎週金曜深夜0時12分~テレビ東京にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年05月23日「小池さんが求められているのは、普通の女性らしさを持った女性議員が、もっともっと増えることだと思います」 こう語るのはシンガー・ソングライターのleccaこと、斎藤れいなさん(38)。早稲田大学政経学部在学中から音楽活動を始め、’06年にメジャーデビュー。、’12年には日本武道館での単独公演も。デビュー10周年という節目を迎えた昨年には、自身初となるベストアルバムもリリースするなど、順風満帆な音楽活動を続けてきた。 ところが、昨年秋、彼女は小池百合子東京都知事(64)が設立した政治家養成の塾「希望の塾」に加入。そして先月には、7月の東京都議選に、都民ファーストの会からの出馬を表明した。斎藤さんは、その心の内をこう語った。 「小池さんのような、信じることをひとりででも進めていく方が都知事になって、政治のあり方が変わる、人々の意義が変わるいいきっかけになると思ったんです。そして、それまでは誰か信頼できる方にお任せしよう、と思っていた私自身も変わりました。もし自分にできることがあるなら、お手伝いしたい、そう思うようになったんです」(斎藤さん・以下同) 6歳の男の子と1歳の女の子の2児の母でもある斎藤さんは、子育てをしながら、レコーディングやライブといった音楽活動を続けるなかで感じた正直な思いを、以前からインタビューで語っていた。 「同じミュージシャンでも男性は子どもができても変わらずに歌っていて、女性だけなぜ妊娠すると引きこもらなきゃならないの?」 近年、安倍政権では女性の社会進出が主要な政策になっている。それでも、斎藤さんはこう語る。 「女性ばかりにしわ寄せがくるという、当時抱いた思いは、変わっていないというか、いまも強く感じています」 それは、音楽業界に限った話ではない。斎藤さんの友人に、金融関係で働く女性がいる。結婚後も仕事を続け、いまや重要なポジションに就く、周りがうらやむようなキャリア女性だったが……。 「夫より年収が高く、家計の大黒柱は彼女でした。だからこそ彼女は『子どもをつくるということはリスクでしかない』と言ってました。以前、夫婦で子づくりについて話し合ったものの、『あなた、育休取れる?』と聞いた彼女に夫は『取れるわけない』と即答したそうです。つまり、男女とも取れる育休制度はあっても、実際にはうまく使われていない実情もあります。友人女性は社会の第一線で頑張ってきた結果、子どもを産まない選択にたどり着いたようです」 冒頭で、小池都知事の考えを挙げて、議員にも普通の女性らしさが必要だと語った斎藤さんは、現代の男女平等のあり方にも疑問を呈する。 「20代で男性に負けないようにガムシャラに長時間労働して30代になって結婚しても、若いころに体を酷使したことが影響して女性特有の病気になることもあります。私自身も26歳で子宮内膜症、33歳で異常妊娠の胞状奇胎を患っています。不規則な生活とストレスによって男性ホルモン過多になっていると医師に言われ、ピルを処方されました」 彼女が所属している「都民ファーストの会」でこんな発言があった。女性活躍推進本部の会合で、野田聖子代議士の政策秘書だった日本政策学校の島桜子理事が「(女性を社会で本当に活躍させたいのなら)女性ホルモンの理解を高め、政策に反映させていくことが大事」だと語ったのだ。 「驚きました。うれしい驚きでした。これまで私は、強い女性が求められるいまの社会では女性の体調を左右する『女性ホルモン』なんて言葉は口にしてはいけないものだと思っていましたから。まして政治家を志すような女性は男性と同等かそれ以上に働けることを証明しないといけないのではと。女性ホルモンに対する理解が広がると、働き方も含めて、本当の意味で女性の個性を生かす社会に近づけるのでは」
2017年05月19日(撮影/松蔭浩之) 「数日前、小池百合子東京都知事(64)と東京都議選の広報用の撮影でお会いしたときのこと、都知事はこうおっしゃいました。『力を合わせて頑張りましょうね!やるからには全力で。選挙は大変だけど、最後に“グリコポーズ”のようなガッツポーズをしている自分の姿を描きながら、頑張ってね!!』。このお言葉で、『ああ、ついに勝負が始まったんだな』と、思いました」 大きな瞳と、とびきりのスマイルでこう話すのは、元・テレビ朝日アナウンサーで1児の母・龍円愛梨さん(40)。4月末、小池都知事の会派「都民ファーストの会」(野田数代表)が東京都議会議員選挙(7月2日投開票)の公認候補予定者として、龍円さんを渋谷区選挙区で抜擢することを発表したのだ。 ’77年3月、スウェーデン生まれの龍円さんは’12年に局を退職後、米国に渡り、現地で活動する実業家と結婚。’13年5月5日に待望の第1子・ニコくん(4)を出産したが、生後1カ月でダウン症があることがわかる。龍円さんはもちろん、四六時中離れずにニコくんの育児に専念。幸いニコくんは大きな手術をすることなく順調に育ってきた。そして’15年、互いのライフスタイルの変化から離婚を選び、シングルマザーになった龍円さんは、帰国して、高齢の両親のいる都内の実家で、ニコくんと暮らしてきた。 そんな彼女に再びスポットが当たったのは、今年1月、小池都知事の政治塾「希望の塾」が東京都議選の候補者を絞り込むための試験を開催し、龍円さんも受験していたことによる。その龍円さんが、わずか2カ月足らずのあいだに、都議選に出馬することを決めた。つまり一般の市民から“政治家”になる決意をしたのだ。本誌はさっそく、東京都内の同会派の事務所に龍円さんをたずね、その“翻意”の経緯を確かめた--。 「2月の初めのことになります。『都民ファーストの会』の野田代表から『お話があります』と呼ばれたんです。都議選の行方などが報道され始めた時期でしたので、『もしや出馬の打診?』と思ったのですが、『希望の塾』に入ったときの私の気持ち=政策面で意見をお伝えすることで都知事をお手伝いしたい、ということを申し上げるチャンスだと思い、お会いしたんです」(龍円さん・以下同) 龍円さんがそこで話したことは、スペシャルニーズ、つまり特別な支援を必要とする子の、保育や学習に関する行政のサポート体制の向上についてだった。それを話すと、野田代表に「やりたいことがあるのなら、自分でやってはどうですか」と言われる。龍円さんはできない理由を「子どもがいるので、帰らなければいけない。公務を全うできそうもないんです」と伝えた。すると代表は「やりたいことが明確にあることが素晴らしい。できる範囲でやってみたらいいのではないでしょうか――」と話してくれたという。とりあえずその日は、態度を保留して持ち帰ることに。 そして、3月のある日、野田代表と飲食店の個室で打ち合わせしているときのことだ。店員の「到着されました」という声に振り向くと、あのスマイルをたたえた女性――いまや東京都だけでなく、日本中の女性の関心をあつめる――小池都知事が、さっそうとあらわれたのである。 「もう、私は直立不動ですよね(笑)、都知事は『こんにちは』とおっしゃったあと、お座りになって、私の目をじっと見ていただいて……。『龍円さん、やりたいことがあるんだったら、自分の手でやるのがいちばん早いわよ。都政はスピード感があるから、具体的に、実際に、早く変えていけるわよ。私は都知事になってよかったと思っています。東京が変われば、日本が変わるよ!』と」 それまでは、ダウン症をはじめ、さまざまな障害のある人に対する施策について、行政機関などに「やってください」と訴える立場だった龍円さんに、「やるのは自分なのだ」というモチベーションが生まれた瞬間だった--。 「当選できたら、まずは待機児童問題に着手したい。制度としてはあるけれど、あまり活用されていないシステムに『保育ママ』というものがあります。保育士などの資格のある方が、自宅などでお子さんを預かるサービスです。ただ、これを活用できるのが、現状では『3歳未満』なので、せめて『未就学児』までに引き上げたい。これがもっと普及すれば、お金をかけて新たな施設を建設する必要も少なくなると思うんです」 その瞳は、都政を変える熱い思いで満ちていた。
2017年05月19日沢尻エリカが母親役として主演を務める日本テレビ系ドラマ「母になる」。この度、5月10日(水)今夜放送の第5話に、ICONIQという名でアーティスト活動を行っていた伊藤ゆみが自身初となる“母親役”で出演することが決定した。本ドラマは、息子を誘拐された過去がある沢尻さん演じる主人公・柏崎結衣をはじめ、結衣のもとに戻ってきた息子が母と慕う女性・門倉麻子(小池栄子)、結衣のママ友・西原莉沙子(板谷由夏)が、それぞれ「母」として成長していく物語。再び施設で暮らすことになった広(道枝駿佑)が、戻る途中に姿を消してしまったところで終了した前回。第5話では、結衣(沢尻エリカ)は広が麻子のところに行ったのではないかと不安を抱くが、木野(中島裕翔)から今偉(望月歩)と一緒にネットカフェにいるのを見つけたと連絡がくる。「僕に任せて下さい」という木野の言葉を信じることにしたものの、結衣は心配で落ち着かない。広は、行方不明になっている今偉の母親がネット上の地図に写りこんでいるのを知り、居場所探しで結託していた。木野が立ち会う中、ようやくヒントを掴んだ広たちは母親に逢いにいくが…。同じ頃、麻子は一緒に飲みに行って意気投合した琴音(高橋メアリージュン)から、新しい仕事を紹介してもらっていた。それが柏崎オートの仕事とは知らないまま、里恵(風吹ジュン)にも会い、気に入られる。しかし里恵から、可愛がっている孫だと広の写真を見せられ――というストーリー。今回出演が明らかになった伊藤さんは、韓国でスカウトされ「sugar」として韓国デビュー。解散後はAhyoomee名義でソロとしての活動を経て、拠点を日本に移し、伊藤ゆみとしてCMや映画、ドラマに出演。さらに、留学後はICONIQとして再デビューし、その前には自分を変えようとする意気込みを形にするため長い髪を切り、ベイビーショートにしたことでも話題になった。本作で伊藤さんが演じるのは、結衣の息子・広の施設の先輩にあたる田中今偉の母・田中舞子役。公開された写真からわかるように、メイクも薄く、なにか深い理由があるような雰囲気…。その理由はドラマの中で徐々に明かされるという。3年ぶりとなるテレビドラマ出演に伊藤さんは、「初めての母親役に挑戦させて頂き、とても緊張しましたが、演じさせて頂く中で様々な母の愛のカタチが存在するんだなと深く考えさせられました。とてもいい経験をさせて頂きました」とコメントを寄せている。「母になる」は毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月10日俳優の福士蒼汰が5月9日(火)、主演作『ちょっと今から仕事やめてくる』の完成披露試写会に出席。「自分が木だとしたら、根っこが全然ないまま育ってしまった」と葛藤を明かし、「今回、根っこを伸ばす方法を教えていただいた」と成島出監督に感謝を示した。さらに「役者として育てていただき、(現場が)楽しいなと思えるようになった。自分にとって、ターニングポイントになった作品」と強い思い入れ。劇中では関西弁にも挑戦しており、「普段の自分とはかなり違う役柄。根底にある明るさやエネルギーをいかに表現するか悩みましたね」とも語っていた。都内で行われた完成披露試写会には、福士さんと成島監督をはじめ、共演する工藤阿須加、黒木華、小池栄子、吉田鋼太郎が出席。第21回電撃小説大賞・メディアワークス文庫賞に輝いた北川恵海氏の同名小説を映画化し、原作とは異なるクライマックスで、働く人すべてにエールを送る。上司のパワハラに悩まされ、疲労のあまり、電車にはねられそうになった若手サラリーマンの隆(工藤さん)は、幼なじみを名乗る関西弁の男・ヤマモト(福士さん)に救われる。ヤマモトの温かな人柄に接し、持ち前の明るさを取り戻した隆は、ある日、墓地行きのバスに乗るヤマモトを目撃。不審に思い調べると、ヤマモトが3年前に自殺していたことが判明し…。福士さんと工藤さんは、今回が初共演で「さわやかで元気。ハキハキしていて、イメージ通り」(福士さん)、「すてきな笑顔を拝見して、『こりゃ、女の子はやられるなあ』と思った」(工藤さん)とお互いの印象をコメント。親睦を深めるため、工藤さんの家で“たこ焼きパーティー”が開かれたそうで、工藤さんは「たこ焼きを作る役目ですか?あっ、僕です」と即答。福士さんは「僕はそれを見ていました」とふり返っていた。『ちょっと今から仕事やめてくる』は5月27日(土)から全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちょっと今から仕事やめてくる 2017年5月27日より全国東宝系にて公開(C) 2017 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会
2017年05月09日俳優の小池徹平が28日、東京・如水会館で行われた第四十二回菊田一夫演劇賞授賞式に出席し、神田沙也加の結婚を祝福した。授賞式には他、麻実れい、中川晃教、新橋耐子、藤田俊太郎、勝柴次朗が出席した。同賞は、演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。小池は、ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』『キンキーブーツ』2作での演技が評価され、菊田一夫演劇賞を受賞した。受賞作となった『1789』で恋人役を演じた神田沙也加が26日、俳優・村田充との結婚を発表したが、小池はテレビで知ったという。「びっくりしました。僕、何も知らなかったので。聞いてもなかったので」と驚いた様子を見せた。公私共に交流がある神田に「連絡はさせてもらいました、『おめでとう』と。返事はシンプルに『ありがとう』だけ」と明かし、「『それどころじゃねーんだな』という感じ」と笑顔を見せた。同作は2018年春に再演を控えているが、小池は「恋愛での絡みもあるので、ちょっとやりづらいかな」と苦笑しながら、「そういうのも含めて楽しみにしてますので、本当にお幸せに」と改めて神田に祝福のメッセージを贈った。
2017年04月28日沢尻エリカ主演の連続ドラマ「母になる」(日本テレビ 毎週水曜22時~)の3話が4月27日に放送された。沢尻が切ない母親役で新境地を開拓したことでも話題のドラマだが、今後彼女と対峙していく役どころになりそうな小池栄子の目力にも注目したい!目力というか、大きな“目玉力”が今週も圧巻だった。沢尻演じる主人公の柏崎結衣は、3歳の時に誘拐された息子・広(道枝駿佑)と9年ぶりに再会を果たす。今週は事件後に離婚した夫・陽一(藤木直人)と共に心機一転し、広との3人暮らしを始めていく。そんな中、広を7年間育てていたというもう1人の母親・門倉麻子が遂に結衣の前に現れる!広は、結衣から誕生日プレゼントとしてもらったケイタイで、麻子にこっそり連絡を取ったり、写真を送ったりしている。広は麻子のことが大好きなようで、児童福祉司の木野愁平(中島裕翔)に「2年間俺を施設に預けたのは何か事情があったんです。俺は捨てられたわけじゃありません」と言い切る姿も印象的だった。麻子は結衣と対面すると、当時広が虐待され、マンションに閉じ込められていたところを自分が救ったと説明する。麻子は「私は置き去りにされた子を救ったつもりでいました。あの時、私が助けなかったらあの子は死んでいました」と訴え、結衣も心を揺さぶられる。この回では、なるべく平静を装い、凛とした立ち振る舞いを見せる麻子だったが、彼女の大きな眼は常に潤み、悲しみをたたえていた。それにしても小池栄子って目玉自体が大きいのか、それとも白目の面積が大きいのか、その両方なのか?とにかく目は口ほどに物を言うという言葉どおり、澄んだ目玉から溢れる思いが伝わってくる。小池栄子といえば、映画の代表作としてよく『接吻』が挙げられる。第30回ヨコハマ映画祭主演女優賞、第63回毎日映画コンクール女優主演賞など、数多くの主演女優賞に輝いた秀作だが、この映画のヒロインもかなりすさまじい内容だった。会ったこともない猟奇犯罪者をテレビで観て強烈な恋愛感情を抱き、その後彼に会って獄中結婚をするというOL役。一見理解不能なヒロイン像も小池が演じることで生々しさと人間くさい魅力が加わり、どこか説得力を帯びていく。その分、ラストで味わう衝撃度もハンパない。また、「母になる」と少し似た設定で、少女を誘拐した女と少女の逃避行を描く映画『八日目の蝉』では、ルポライターの安藤千草役を演じ、第35回日本アカデミー賞優秀助演女優賞や第85回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞を受賞。この千草もエンジェルホームという特殊な施設で純粋培養されて育ったせいで、男性と接触したことがなく、上手く人と関われないという難解なヒロイン像だった。また、小池は『パコと魔法の絵本』の強面ナースや『パーマネント野ばら』のフィリピンパブのママ役など、強烈な色ものの役どころでも存在感を発揮できるし、アクション映画や舞台では男顔負けのキレキレのスタントもこなせる。まさにマルチな活躍ぶりだ。第3話の最後には、麻子が広に「もう会わない」と別れを告げ、結衣のことも「新しいお母さんじゃなくて本当のお母さんだよ」と念を押す。麻子が1人帰ったインターネットカフェの個室で、広との思い出の写真データをケイタイから削除する姿は何とも涙を誘う。果たしてこのままフェイドアウトしてしまうのか。いや、そんなはずはない。きっとこの先、あの目玉力を駆使し、沢尻と火花を散らす展開が見られるに違いない。このドラマはその最終決戦に期待したい。母になる|日本テレビ 文/山崎伸子※文章に一部誤りがありましたので修正しました。2017年4月27日 15:50時点
2017年04月27日第1話ではほとんど出ていなかった麻子(小池栄子)が、一気に存在感をあらわした第2話。そんな女をママとして愛しているようすの息子・広と、「せっかく会えたのに私の存在って……」と絶望に突き落とされる結衣に親子としての絆は生まれるのだろうか。育ての親である麻子が登場9年ぶりの再会を果たした結衣(沢尻エリカ)と広は徐々に距離を縮め、結衣の自宅で手料理を食べたり、泊まったりするようにまでなった。このまま一緒に住めたら、幸せな母子の暮らしが待っているかのように思えたのだが、そこへ現実が突きつけられる。実は会えない9年間のうち、約7年は麻子と広が親子として暮らしていたことを知る結衣。それだけでもショックなのに、広が持っていた麻子の手紙の内容は凄まじいものだった。クライマックスは麻子の手紙手紙の内容は、育ての母がいることをほのめかした上で、その母親と会ったときの対処法が事細かく指示されていた。初めて会ったとき、一緒に暮らそうと言われたとき、手料理を食べたとき、そのときどきにすべきことを伝えるものだった。それだけではない。本当の母親のことを「あなたのことは何も知らないおばさん」と言い、自分だけが本当の母親だということを確固たるものにするため、二人だけしか知らない思い出を書きつづったものだった。小池栄子が存在感をあらわしたと言ったが、今回も登場シーンは少ない。だが、この手紙の朗読だけで狂気を感じた人も多いのではないだろうか。息子への愛情だけでなく、産みの母親への蔑みのオンパレード。正直大好きなママからでも、こんな手紙をもらったら、子どもとしては戸惑うのではないだろうかと思ったほどだ。産みの母のプライド「私はあの子の誕生日を知っている」結局、結衣は広と一緒に暮らすという決意表明をする。知らないおばさんでもいい、お母さんと嘘で呼ばれてもいい、過去はすべて笑って吹き飛ばしてスタートすると陽一に告げる。広のすべてを知っていると言う麻子に対して、結衣が「私はあの子の誕生日を知っている」「あの子を産んだのは私」と言う産みの母の強さを見せつけた決断だった。次回、いよいよ結衣と麻子が対面を果たす。今は余裕で「コウが会いたいと願えば、ママは会います」と言っている麻子が、産みの母に取られそうになって半狂乱になるところも見てみたい。
2017年04月26日女優・沢尻エリカが“母親役”に挑戦。小池栄子と板谷由夏らを共演に迎え、3人の女性が傷つきながらも「母になる」までを描いていく新水曜ドラマ「母になる」が、4月12日(水)今夜から放送開始となる。2001年春、両親を亡くし北海道から単身上京した主人公の柏崎結衣は、勤め先の書店で大学講師の柏崎陽一と出会い、やがて結衣が息子をお腹に宿したことをきっかけに2人は結婚する。結衣は陽一の母、里恵からも温かく迎えられ、陽一の上司である西原太治教授もキャリアウーマンの莉沙子とできちゃった結婚すると宣言。結衣と莉沙子は母親になる不安を抱えつつ励まし合う。そして、連続幼児連れ去り事件が世間を騒がしていた2008年、息子・広が3歳の春。いつものように幼稚園へ迎えにいったある日、目を離した一瞬の隙に広は姿を消す。同じころとあるアパートに暮らすOLの門倉麻子は隣の部屋の様子に不審を抱き、ドアを開けてのぞきこむと…。沢尻さんが演じる主人公・柏崎結衣は、北海道出身で19歳で上京、勤め先の書店で出会った大学講師との間に息子“広(コウ)”を宿したことをきっかけに結婚するが、その後、息子が誘拐され夫とも離婚、いまは一人でひっそりと暮らしている。そして9年間の空白を経て結衣のもとに戻ってきた息子が母と慕う女性・門倉麻子を小池さんが、結衣と同じくできちゃった結婚したキャリアウーマンで、結衣の息子が行方不明になった後も結衣を励ますママ友の西原莉沙子を板谷さんが演じる。人工知能の研究をしている大学の准教授だったが、息子の誘拐事件後ひきこもってしまう結衣の元夫・柏崎陽一には藤木直人。広と結衣が親子であることを突き止め再会に尽力する児童福祉士の木野愁平に中島裕翔。13歳になって母の元に帰ってくる結衣の息子・広には関西ジャニーズJr.の道枝駿佑。そのほか高橋メアリージュンらが出演する。また主題歌を安室奈美恵が担当。「かけがえのない存在を想う無償の愛、そしてその愛から芽生える真の強さを歌いました」という主題歌「Just You and I」にも注目だ。誘拐され一度は離れ離れになった家族。9年の月日を経て13歳になった息子が再び現れたとき、一度壊れた家族は再生できるのか?母親になるとは?家族になるとは?「母になる」は4月12日(水)22時~日本テレビ系で放送開始。(笠緒)
2017年04月12日明石家さんまが毎回大勢のゲストを迎えトークを繰り広げる「踊る!さんま御殿!!」の2時間スペシャルが4月11日(火)今夜放送され、女優の沢尻エリカが同番組初参戦!“お笑い怪獣”対“エリカ様”の爆笑トークバトルが繰り広げられる。今回のスペシャルは「話題の有名人」「毒舌サバサバ女子VSアナウンサー、キャスター軍団」の2本立てとなり、「話題の有名人」パートには沢尻さんのほか小池栄子、板谷由夏ら水曜ドラマ「母になる」のメインキャスト3人も登場。「最近ストレスに感じていること」や「私が出会った無神経な人」といったテーマでトークを展開する。今回が同番組に初登場となる沢尻さんは「最近、知らないうちにどんどん下着が無くなっている」とまさかの衝撃告白するほか、「母になる」で共演している子役に“股間目指して突撃された”際のリアクションなど、子役との爆笑エピソードも披露。さらに最近は「おとなしくて沢尻らしくない」と煽るさんまさんと沢尻さんのトークバトルも!?放送をお見逃しなく。おなじく「母になる」に出演している小池さんは泣く芝居を撮影するため気持ちを作っていた時に、助監督にまさかの行動をとられて台無しにされたエピソードを告白。板谷さんも撮影現場でスタッフに大声で叫ばれた無神経な言葉について明かす。そして独特の日本語が話題の滝沢カレンのゲストに登場。最近のストレスは“布団乾燥機を買ってからぐっすり寝てしまうこと”だという滝沢さんだが、実は女優志望とまさかの告白。果たして沢尻さんの反応やいかに。今回さんまさんと爆笑トークを繰り広げる沢尻さん、小池さん、板谷さんが出演する「母になる」は4月12日(水)22時~日本テレビ系で放送スタート(初回10分拡大)。本作で沢尻さんは息子を誘拐されてしまう母親・柏崎結衣を演じており、9年後、13歳になって結衣のもとに戻ってきた息子が母と慕っている女性・門倉麻子役で小池さんが、結衣のママ友である西原莉沙子役で板谷さんがそれぞれ出演している。また結衣の元夫・柏崎陽一に藤木直人、そのほか中島裕翔、関西ジャニーズJr.の道枝駿佑、高橋メアリージュンらが共演、母親になるとは?家族になるとはどういうことなのか?という物語が展開する。「踊る!さんま御殿!!」2時間スペシャルは4月11日(火)19時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年04月11日日テレの人気バラエティが合体した「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話 合体SP」が4月10日(月)今夜放送され、この春スタートする新水曜ドラマ「母になる」から沢尻エリカと小池栄子をはじめ、豪華出演者がゲストで登場する。様々な人物に密着して“深くてイイ話”を1分間のVTRで紹介する「人生が変わる1分間の深イイ話」と、「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組の芸人がMCを務めゲストとトークや企画を繰り広げる「しゃべくり007」。今回も日本テレビ系の月曜夜に放送される2つのバラエティが合体、2時間スペシャルとして放送される。沢尻さんと小池さんが出演するのは「しゃべくり007」パート。今回のドラマで初共演、初対面だったという2人が、この番組をきっかけに仲を深めたいということでお互いの印象や趣味などを語り合う。サバサバしたイメージがある2人だが実は苦手な女性のタイプがあるということで、今回の企画は「ちょっと苦手なX(エックス)な女007」と題し、2人がちょっとイラッとしてしまう女性や苦手な女性のタイプに迫る。そのほか「しゃべくり007」パートにはお笑いコンビ「ピース」がコンビとしては最後となるテレビ出演をするほか、「人生が変わる1分間の深イイ話」パートでは大ブレイク芸人・サンシャイン池崎、ハリウッド女優・祐真キキへの密着、バイリンガルタレント服部真湖&娘・エマに密着する。今回ゲストで登場した沢尻さんと小池さんが出演するドラマ「母になる」は4月12日(水)22時~日本テレビ系で放送開始。初回10分拡大。3歳の春、愛する息子が誘拐された。いつもの幼稚園の帰り道。繋いでいた手を離した、ほんの一瞬。目を戻すと、そこに息子はいなかった――。そして9年の月日を経て、13歳になった息子が現れる。空白の9年間を埋められるのだろうか?一度壊れた家族をもう一度取り戻せるのだろうか?母親になるとは?家族になるとはどういうことなのか?本作は誘拐事件に直面した家族を通して、3人の女性が傷つきながらも「母になる」までの物語…。息子を誘拐された“母”柏崎結衣を沢尻さんが、結衣のもとに戻ってきた息子が“母”と慕う女性・門倉麻子を小池さんが、結衣のママ友・西原莉沙子を板谷由夏が演じ、誘拐をきっかけに離婚した結衣の元夫・柏崎陽一を藤木直人が演じる。豪華なゲストのトークや密着映像が楽しめる「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話 合体SP」は4月10日(月)21時から日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年04月10日上田晋也、藤木直人、森泉の3人が司会を務め、旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫る日本テレビ系トークバラエティ「おしゃれイズム」の4月9日(日)放送回に、タレントで女優の小池栄子がゲスト出演、プライベートトークで盛り上がる。カリスマ的グラビアアイドルとしてブレイクした小池さんは、その後サザンオールスターズ「涙の海で抱かれたい」のPV出演や「爆笑問題の検索ちゃん」のアシスタント、総合格闘技イベント「PRIDE」のメインキャスターなど活躍の場を広げ、2000年代半ばを境に女優業に本格進出。中島哲也監督の『下妻物語』や『パコと魔法の絵本』を始め『20世紀少年』シリーズや最近では『テラフォーマーズ』『彼らが本気で編むときは、』などの映画はもちろん、「リーガル・ハイ」やNHK連続テレビ小説「マッサン」、昨年放送された「嵐」の大野智主演作「世界一難しい恋」などドラマまで様々な作品で活躍中。また2007年には長らく交際していた格闘家の坂田亘と結婚している。そんな小池さんが今回「おしゃれイズム」に登場。昨年末に行われた夫・坂田さんの引退試合の真相を告白するほか、母と夫とともにハワイ家族旅行した際の写真や実家の愛犬との“おバカ映像”などプライベートを大公開。また大物芸人や人気俳優など関係者がその素顔について語るほか、愛用の最新調理器具による簡単レシピなども紹介するという。女優として成長し続ける小池さんだが、この春から放送がスタートする日本テレビ系新水曜ドラマ「母になる」に出演する。3歳の春、愛する息子が誘拐された。いつもの幼稚園の帰り道。繋いでいた手を離した、ほんの一瞬。目を戻すと、そこに息子はいなかった。そして9年の月日を経て、13歳になった息子が現れる。空白の9年間を埋められるのだろうか?一度壊れた家族をもう一度取り戻せるのだろうか?母親になるとは?家族になるとはどういうことなのか?…という物語。沢尻エリカが息子を誘拐されてしまう母親・柏崎結衣を演じるほか、結衣のもとに戻ってきた息子が母と慕う女性・門倉麻子役に小池さん、結衣のママ友・西原莉沙子役に板谷由夏、結衣の元夫で息子の誘拐後、結衣と別れてしまう柏崎陽一に藤木直人といったキャスト。「母になる」は4月12日(水)22時~日本テレビ系で放送スタート(初回10分拡大)。「おしゃれイズム」は4月9日(日)22時~放送。(笠緒)
2017年04月09日