展覧会「アニメージュとジブリ展」が、2023年1月3日(火)から1月23日(月)までの期間、松屋銀座8階イベントスクエアで再開催される。展覧会「アニメージュとジブリ展」松屋銀座で開催1978年5⽉26⽇に創刊した『アニメージュ』は、それ以前は決して脚光を浴びることのなかった、業界内部の作家や制作に関わる⼈々をクローズアップした、⽇本初の本格的商業アニメ雑誌・⽉刊。宮崎駿による連載作品『⾵の⾕のナウシカ』のアニメーション映画化でスタジオジブリ設⽴のきっかけにもなった本誌は、創刊44周年を迎えた今も、アニメとファンをつなぐ橋渡し役だ。スタジオジブリの原点を振り返る本展では、『アニメージュ』の1978年創刊当時から80年代までの歴史に焦点を当てる。まだアニメという言葉さえ一般的ではなかった時代から、『機動戦士ガンダム』の大ヒットともに飛躍するブーム期。そして、後に2代目編集長となる現・スタジオジブリの鈴木敏夫が、高畑勲・宮崎駿の両監督を見出し、『風の谷のナウシカ』が誕生、『天空の城ラピュタ』に向けてスタジオジブリ創設となっていく道のりを辿る。展示・物販内容をアップデート全国6会場の巡回を経て行われる本展では、全体の構成を見直し、紹介する作品数を増やすなど展示・物販内容をアップデート。例えば、展示作品は『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』だけでなく、その後のジブリ作品である『となりのトトロ』のイメージボードや背景美術画、『魔女の宅急便』のキャラクター画も追加で紹介する。さらに、『風の谷のナウシカ』造形コーナーでは、映画の世界観を体感できる会場演出を用意。また、エントランスにはキービジュアルのネコバスのフォトスポットを設置し、場内にも『アニメージュ』の表紙に入り込んだかのような写真撮影を楽しめるフォトスポットが登場する。展覧会オリジナルグッズなど販売会場では、「アニメージュとジブリ展」オリジナルグッズをはじめ、ネコバスのキービジュアル商品や三鷹の森ジブリ美術館のコラボアイテム、スタジオジブリの映画23作品のポスター、上映当時の復刻パンフレットなどを販売。『となりのトトロ』や『天空の城ラピュタ』などの、キャラクターや名シーンをフィーチャーしたフリーカップや豆皿をはじめ、『天空の城ラピュタ』モチーフの刺し子トートバッグや、劇中に登場する「要石」などが展開される。徳島県の藍師・染師 BUAISOUとコラボ、藍染グッズも松屋銀座1階から7階までの吹き抜け空間では、徳島県の藍師・染師 BUAISOUとコラボレーションした、「アニメージュとジブリ展」の巨大藍染暖簾のインスタレーションを2022年12月26日(月)から2023年1月24日(火)まで実施。また、「アニメージュとジブリ展」物販コーナーでは、BUAISOUのコラボレーションによる藍染のバンダナや手ぬぐいなどのグッズも販売される。「アニメージュとジブリ展」コラボカフェメニューもまた、「アニメージュとジブリ展」の開催を記念して、松屋銀座8階レストランシティ内「MGカフェ」ではコラボレーションメニューを提供する。ネコバスをモチーフに、たまごをのせた「元気になれそうなオムカレー」や、海苔をトッピングすると“まっくろくろすけ”が現れる「いなりとトロロ丼」などユニークでチャーミングなメニューが勢揃い。『魔女の宅急便』のキキを彷彿させる「グミチョコパンケーキ」などのスイーツや、物語の世界観を表現したドリンクにも注目だ。開催概要アニメージュとジブリ展開催期間:2023年1月3日(火)〜1月23日(月)会場:松屋銀座8階イベントスクエア開場時間:10:00〜20:00≪日時指定制≫※1月9日(祝・月)、15日(日)、22日(日)は19:30まで。※最終日は17:00閉場、入場は閉場の30分前まで。入場料:[前売]一般 1,300円/高校生 800円/中学生 600円/小学生 400円[当日]一般 1,500円/高校生 1,000円/中学生 800円/小学生 600円※1月3日(火)以降は、全日程、当日料金となる。なお、前売時に完売した場合は当日券の販売は行わない。販売スケジュール:[前売]2022年11月12日(土)10:00~[当日]2023年1月3日(火)0:00~ 各日、各入場開始時間まで※先着順。チケット発売:アソビュー!※展覧会チケット詳細は、アソビューウェブサイトに記載。■グッズ例・フリーカップ 各1,540円・豆皿 各1,320円・アデリアグラス 各1,320円・一重刺し子トートバッグ 天空の城ラピュタ 11,000円・要石 41,800円※購入制限を設ける可能性あり。■コラボレーションメニュー期間:2022年12月28日(水)~2023年1月23日(月)場所:松屋銀座8階レストランシティ内「MGカフェ」営業時間:10:30~22:00 ※ラストオーダー 21:00※12月31日(土) 10:30~18:00 ※ラストオーダー 17:00※1月1日(日) 定休日※1月2日(月) 10:30~20:00 ※ラストオーダー19:00※1月9日(祝月)、15日(日)、22日(日) 10:30~21:30 ※ラストオーダー 20:30※来店状況により、開店時間を早める場合あり。※席の利用は、注文の品が揃ってから30分まで。メニュー例:・天空のカフェモカフロート 1,210円・グミチョコパンケーキ 1,540円・元気になれそうなオムカレー(サラダ付) 1,540円【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(⼤代表)
2022年10月10日京都市京セラ美術館で、ポップ・アート界の巨匠、アンディ・ウォーホルの大回顧展が開催中です。京都だけでしか開かれない今回の展覧会では、200点以上の作品を展示するだけでなく、日本とウォーホルの深い関係も紹介。現地の内覧会やトークイベントを取材してきました。どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 261『アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO』では、ポップ・アートの巨匠として人気を博したアメリカの芸術家、アンディ・ウォーホル(1928-1987)の初期から晩年までの絵画や立体作品など約200点と映像作品15作を展示。そのうち100点以上が日本初公開となっています。今回展示されているものは、すべてアンディ・ウォーホル美術館の所蔵作品。同美術館は、ウォーホルの故郷であるアメリカ・ピッツバーグにあり、世界で最も多くのウォーホル作品と関連資料を所蔵しています。『アンディ・ウォーホル・キョウト』トークイベントの様子本展の開幕に合わせて、同館の館長パトリック・ムーア氏と本展のキュレーターで主任学芸員のホセ・カルロス・ディアズ氏がアメリカから来日。お二人がトークイベントなどで語った解説もご紹介しながら、展覧会の様子をレポートします。大きな自画像からスタート!『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景会場に入ると、まずは大きな自画像がお出迎え。メガネをかけた無表情なウォーホルの顔が大きく描かれています。逆立った髪の毛の部分は光っていますが、顔半分が暗くなり、やや陰うつな雰囲気です。本作品は、ウォーホルが早すぎる死を迎える9か月前に制作されたもの。彼の人生は、これから詳しく紹介していきますが、名声と悪評、光と影に包まれていました。展覧会のイントロダクションで、まず彼の人生を象徴するような自画像と向き合ってから、本格的に作品世界へと入っていきます。ウォーホラからウォーホルに…『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景1章「ピッツバーグからポップ前夜へのニューヨークへ」では、1950年代から60年代にかけて、商業イラストレーターとして活躍した時期の作品を展示。アメリカ・ペンシルベニア州ピッツバーグで生まれ育ったウォーホルは、1949年にカーネギー工科大学(現カーネギーメロン大学)の絵画デザイン学科を卒業。その後ニューヨークに移住し、商業デザインの世界でキャリアをスタートさせます。彼の両親は、東欧の現スロバキア出身。敬虔な東方カトリック教徒の移民家庭で育ったウォーホルは、名前も「アンドリュー・ウォーホラ」でした。館長のムーア氏は、「貧しい家庭で育ったウォーホルには野心があり、何が何でも成功して貧困から抜け出し、金持ちになって有名になりたいと思っていた」と解説。家族の中で唯一大学に行かせてもらえた彼は、母親からも期待をかけられていたそうです。『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景展示されている初期作品のうち、赤い靴が描かれたドローイング作品《ハイヒール》には、ウォーホルのサインが英語名で記入されています。ウォーホラからウォーホルへと名前を変えた彼は、その後商業イラストから本格的なアートの世界へと入っていきます。初の世界旅行へ!『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景続く2章「ウォーホルと日本そして京都」では、初の世界一周旅行で立ち寄った日本で描いたスケッチや、写真、資料などを展示。ウォーホルにインスピレーションを与えた日本の文化や日本との関わりについて、詳しく紹介されています。1956年、ウォーホルは友人のチャールズ・リザンビーと一緒に初めての海外旅行に出かけます。京都、東京、香港などアジアから、ニューデリー、カイロ、ルクソール、ローマなど世界各地を訪問。日本には6月21日から7月3日までの約2週間滞在しました。展示作品のなかには、京都の都ホテルから母親に宛てて出したハガキや旅程表、地図などもあり、ウォーホルの京都旅を追体験できます。本展キュレーターのディアズ氏は、ウォーホルの世界旅行について次のように述べています。ディアズ氏旅でウォーホルが最も印象に残った国は、日本だったとされています。当時アメリカでは日本旅行が人気で、万博や展覧会などで日本文化がたびたび紹介されていました。彼は日本を旅しながら清水寺や舞妓の姿などをスケッチに残し、また旅先で入手した地図やチラシなどの資料もすべて残しています。さらに着物や骨とう品、食器、川端康成の小説など、日本のお土産もたくさん買いました。日本的なものは何でも好き!『アンディ・ウォーホル・キョウト』展示風景会場には、ウォーホルが残した言葉も掲示されています。特に日本への愛を感じられる一文をご紹介。「いま私は日本の花を描き、日本食を食べ、ケンゾーの服を着ている。そして日本製の写真やビデオやハイファイ、その他の電子機器も使っている。日本的なものはなんでも好きだ」また、葛飾北斎の作品からインスピレーションを受けて描いた作品なども見ることができ、ウォーホルの日本愛をたっぷり感じられます。ちなみに、初の海外旅行以降、74年に自身の個展開催のため日本を訪れたウォーホルは、日本のテレビコマーシャルやテレビ番組『徹子の部屋』にも出演。当時の写真も展示されています。Information会期:~2023年2月12日(日)休館日:月曜日(ただし祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日会場:京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※最新情報などの詳細は展覧会公式ウェブサイトをご覧ください観覧料:土日祝一般¥2,200、平日一般 ¥2,000、大学・高校生 ¥1,400、中学・小学生¥800
2022年10月09日ポメラート(Pomellato)は、展覧会『From Milan to Tokyo Exhibition: A journey through Craftsmanship, Creativity and Design』を、原宿のジング(jing)にて2022年10月21日(金)から30日(日)まで開催する。ポメラートの拠点・ミラノのデザインやクラフトマンシップに着目エキシビション「From Milan to Tokyo Exhibition: A journey through Craftsmanship, Creativity and Design」は、「ミラノから東京へ - クラフツマンシップ、クリエイティビティ、デザインの旅」をテーマにした展覧会。「クリエイティブデザイン」は、ポメラートのシグネチャーピースを讃えるもので、ミラノの3つの家具アイコンを並べる。 「至高の技能」では、ミラノの伝統的なクラフツマンシップ、職人による熟練の技法を紹介。ゴールドを手打ちしている様子を録音したサウンドインスタレーションを行っている。「ミラネーゼエレガンス」では洗練された雰囲気の劇場や庭園空間で、 ポメラート独自のスタイルの華麗なる輝きを体感できる。ポメラートの拠点であるイタリア・ミラノのデザインやクラフトを軸に、華やかなジュエリーの世界を堪能できる内容となっている。【詳細】ポメラート エキシビション〈事前予約制〉『ミラノから東京へ - クラフツマンシップ、クリエイティビティ、デザインの旅』「From Milan to Tokyo Exhibition: A journey through Craftsmanship, Creativity and Design」開催期間:2022年10月21日(金)~30日(日) 10:00~20:00 ※最終入場 19:30場所:ジング住所:東京都渋谷区神宮前6-35-6入場:無料/事前登録制※ポメラート 公式LINEより要予約。※エキシビション 特設サイトは10月3日(月)公開。※予告なく変更・中止になる可能性あり。【問い合わせ先】ポメラート クライアントサービスTEL:0120-926-035
2022年09月30日2022年冬、2023年春に日本初上陸となる、新感覚の没入型展覧会「ゴッホ・アライブ」の開催が名古屋・神戸にて決定いたしました。本展は、真っ暗な広い展示室に設置された様々な大壁と床に大迫力の“ゴッホ”が投影される新感覚のゴッホ展。まるで自分が作品に溶け込んでいくかのような感覚を五感で体験することができます。オーストラリアの企画会社、グランデ・エクスペリエンセズが開発したゴッホ・アライブは、最新技術のマルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響、そして高精細のプロジェクターを組み合わせています。世界を巡回し850万人以上を感動させた展覧会が、日本初開催。来場者をオランダ、パリ、アルル、サン=レミ、オーヴェール=シュル・オワーズを巡る旅に誘い、世界で最も有名な画家、フィンセント・ファン・ゴッホの生涯を称えます。体を包み込むような迫力のクラシック音楽が流れる中、ゴッホ作品3000以上の画像が、壁や柱、床などありとあらゆる場所に最大40台のプロジェクターで映し出される圧巻の展示空間では、鑑賞順路はなく、新たな角度から作品の隅々に触れることができます。ゴッホの芸術、生涯、時代背景を新しい形で感じることができる、今までにない展覧会です。展示室はすべて撮影OK。あなただけのゴッホをカメラにおさめてください!-----------開催概要-----------[名古屋会場][名古屋会場]会 場 :金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)名古屋市中区金山町1-1-1会 期 :2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)休館日 :2022年12月12日(月)、12月28日(水)~2023年1月1日(日)、1月10日(火)開館時間:10:00~20:00(日曜日は18:00まで)※最終入場は閉館60分前まで料 金 :一般/当日2,500円(2,300円)、高大生/当日2,000円(1,800円)、 小中生/当日1,500円(1,300円)( )内は前売料金 ※税込主 催 :中京テレビ放送お問合せ:中京テレビクリエイション 052-588-4477(平日11:00~17:00/土日祝休業)-----------[神戸会場]会 場 :兵庫県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリー神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内)会 期 :2023年3月18日(土)~6月4日(日)休館日 :月曜日開館時間:10:00~18:00料 金 :後日発表主 催 :「ゴッホ・アライブ」神戸会場実行委員会共 催 :兵庫県立美術館協 賛 :非破壊検査後 援 :兵庫県お問合せ:キョードーインフォメーション:0570-200-888(月~土 11:00~18:00)-------------------------------------------※本展の会期や内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。公式HP: ------------------------------------------- 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月29日1984年のデビュー以来、世代を超えた多くのファンを魅了してきた漫画家・楠本まきの仕事を通覧する展覧会が、東京・文京区の弥生美術館で、10月1日(土)から12月25日(日)まで開催される。同展は、2021年の夏に京都国際マンガミュージアムで開催されて話題を呼んだ展覧会の巡回展。東京での待望の開催となる。高校在学中に『週刊マーガレット』でデビューし、「KISSxxxx」「Kの葬列」「致死量ドーリス」「いかさま海亀のスープ」「戀愛譚」「赤白つるばみ」など様々な話題作を発表してきた楠本まき。研ぎ澄まされた線描と選び抜かれた言葉で構成された作品によって、耽美で退廃的、巧緻でスタイリッシュな世界を築きあげ、漫画界のみならず、ファッションや音楽分野などにも影響を与えてきた。同展の魅力のひとつは、その比類なき美学を貫く楠本まき自身が展示構成を監修すること。会場には、作品の原画のほか、エッチング、全書籍、手書き指定の入った校正紙、ファックス、作品内に描かれた小道具なども並ぶ。完璧主義の楠本の精緻な美しい原画を間近で見るのは眼福であり、妥協なく繰り返される校正からは真摯な仕事ぶりが感じられるだろう。美意識に貫かれた書籍の装幀も見どころだ。京都会場には出品されなかった原画や版画作品も追加され、一部は会期中に展示替えが行われる。また「KISSxxxx」の中から1話分全ページの原稿を展示し、原画でストーリーを楽しめるコーナーも登場する。盛りだくさんの内容で、楠本まきの38年に及ぶこだわりの仕事を大公開する同展は、ファンのみならず、多くの来館者の目と心に刺激を与えてくれることだろう。なお、弥生美術館には竹久夢二美術館が併設されている。同会期で『夢二をとりまく人間関係—交流から生まれた美と言の葉—』が開催されているが、同館の「萩原朔太郎大全2022」のコーナーにも、楠本の作品展示がある。かねてより好きな詩人として朔太郎の名をあげていた楠本が、作品内に詩を引用した原稿である。こちらお見逃しなく。「Kの葬列」より(1993) (c)Maki Kusumoto『いかさま海亀のスープ』(1998) (c)Maki Kusumoto SHINSHOKAN「ch-11」より 雑誌『ダ・ヴィンチ』のための描き下ろし(2000) (c)Maki Kusumoto「Two Decades」展のための エッチング (2003) (c)Maki Kusumoto【開催概要】『線と言葉・楠本まきの仕事』展会場:弥生美術館会期:2022年10月1日(土)~12月25日(日)※会期中展示替えあり時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜(10月10日は開館)、10月11日(火)料金:一般1000円、大高900円、中小500円 (竹久夢二美術館も観覧可)公式サイト:
2022年09月29日エスパス ルイ・ヴィトン大阪では、偉大な芸術家アルベルト・ジャコメッティの展覧会を開催します。本展は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが主催する「Hors-les-mur(壁を越えて)」プログラムの一環として開催されます。同プログラムは、東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪に設けられたエスパス ルイ・ヴィトンにおいてフォンダシオンの所蔵作品を展示する国際的なプロジェクトの開催を通じ、より多くの人々に作品に触れる機会を提供することを目指しています。アルベルト・ジャコメッティ 《大きな女性立像 II》 [Grande Femme II] 1960年 暗褐色の緑青を施したブロンズ Susse Foundry(1961年鋳造、エディション1/6) 277 x 29 x 57.2 cm Courtesy of the Fondation Louis Vuitton ©Succession Alberto Giacometti / Adagp, Paris 2022. Photo credits: ©Fondation Louis Vuitton/Marc Domageエスパス ルイ・ヴィトン大阪における第3回目の展覧会となる本展では、フォンダシオンの所蔵コレクションからジャコメッティを象徴する8点の彫刻作品:《棒に支えられた頭部》 [Tête sur tige](1947年)、《3人の歩く男たち》 [Trois hommes qui marchent](1948年)、《よろめく男》 [L’homme qui chavire](1950年)、《ヴェネツィアの女III》[Femme de Venise III](1956年)、《大きな女性立像 II》[Grande Femme II](1960年)、《男の頭部》[ Têtes d’homme](ロタール I )(Lotar I)、(ロタール II)(Lotar II)、(ロタール III)(Lotar III)(1964-1965年)を展示。これらの傑作には、スイスを代表する芸術家ジャコメッティの才能が写し取られています。フォンダシオン ルイ・ヴィトンについてフォンダシオン ルイ・ヴィトンは現代アートとアーティスト、そして現代アーティストのインスピレーションの源となった重要な20世紀の作品に特化した芸術機関です。フォンダシオンが所蔵するコレクションと主催する展覧会を通じ、幅広い多くの人々に興味を持っていただくことを目指しています。カナダ系アメリカ人の建築家フランク・ゲーリーが手掛けた建物は、既に21世紀を象徴する建築物として価値を認められており、芸術の発展に目を向けたフォンダシオンの独創的な取組みを体現しています。2014年10月の開館以来、700万人を超える来館者をフランス、そして世界各地から迎えてきました。フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、本機関にて実施される企画のみならず、他の財団や美術館を含む、民間および公共の施設や機関との連携においても、国際的な取組みを積極的に展開していくことを掲げてきました。とりわけモスクワのプーシキン美術館とサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館(2016年の「Icons of Modern Art: The Shchukin Collection」展、2021年の「The Morozov Collection」展)やニューヨーク近代美術館(「Being Modern: MoMA in Paris」展)、ロンドンのコートールド美術研究所(「The Courtauld Collection. A Vision for Impressionism」展)などが挙げられます。また、フォンダシオンは東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪に設けられたエスパス ルイ・ヴィトンにて開催される所蔵コレクションの展示を目的とした「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムのアーティスティック・ディレクションを担っています。これらのスペースで開催される展覧会は無料で公開され、関連するさまざまな文化的コミュニケーションを通じてその活動をご紹介しています。エスパス ルイ・ヴィトン大阪542-0085 大阪市中央区心斎橋筋2-8-16ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋5F会期:2022年11月17日 - 2023年2月26日開館時間:12:00-20:00休館日はルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋に準じます。入場無料※会場内の混雑防止のため、入場をお待ちいただく場合がございます。事前来館予約も承ります。[11月10日(木)より予約受付開始]#EspaceLV#CollectionFLV#FondationLouisVuitton
2022年09月22日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」を11月23日(水・祝)まで開催しています。六甲高山植物園とROKKO森の音ミュージアムでは9月23日(金・祝)からの土日祝日限定で夜間営業を行い、夜間作品を公開するとともに一部作品のライトアップを行う「ひかりの森~夜の芸術散歩~」を開催します。『六甲ミーツ・アート芸術散歩2022ひかりの森~夜の芸術散歩~』開催概要【会期】2022年9月23日(金・祝)~11月23日(水・祝)の土日祝日【開催時間】17時~20時(19時パスポート販売終了、19時30分最終入場)【会場】ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園【出展アーティスト】高(※1)橋匡太、Videokaffe with C.A.P.、三木祐子+金崎亮太studio ART MANAGEMENT 他【料金】ナイトパス 大人 1,600円、小人 800円ナイトパス付鑑賞パスポート 大人 3,300円、小人 1,400円※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場≪自然体感展望台 六甲枝垂れ、六甲高山植物園、ROKKO森の音ミュージアム、風の教会エリア(六甲山芸術劇場・芸術センター)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)≫への入場と、夜間作品を期間限定で公開する「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。出展アーティスト及び作品について[1]高(※1)橋匡太≪ひかりの実in SIKIガーデン≫ROKKO森の音ミュージアム本作品は笑顔が描かれた果実袋の中に、LEDの小さな光を入れて膨らませて作る光の作品で、今年は約2,500人の≪ひかりの実≫を樹木に取付けて飾ります。一人ひとりが参加することによって夜景が作られ、沢山の笑顔と癒やしの風景を創る展示作品です。会場には音楽も流れ、光と音に包まれる空間を作ります。アーティスト高(※1)橋匡太氏の≪ひかりの実≫への思いひかりの実が作り出す情景が、こんなにも心に染みて、暖かい気持ちにさせてくれるのは、一つひとつに「笑顔の物語(ストーリー)」があふれているからなのです。一つひとつに「笑顔の物語(ストーリー)」があふれており、一人の命があり、大切な気持ちがあって、それを支えるささやかな暮らしがあることに想いをはせてほしい。そしてどうか、あなたと同じように、たくさんの人が「笑顔の物語」を心に持って生きていることを感じて欲しいです。[2]高(※1)橋匡太≪キラ★キラ★キラリー~夜の絵具を探せ!~≫六甲高山植物園植物園では、来園者が園内を巡って、キラキラ光る色のかけらを集める体験型の新作を展示します。園内にある5箇所の「光の泉」を全て周り、ゴール地点である休憩所へ行くと、特別な光の演出が鑑賞できる仕掛けになっています。来園者が能動的に作品と関わることで、より印象的な体験ができる作品です。上記両施設の作品は音楽家のmica bandoが作曲したオリジナル曲と共に楽しめます。アーティスト名:高(※1)橋匡太1970年 京都府生まれ・在住1995年 京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など幅広く国内外で活動を行っている。京都市京セラ美術館、東京駅100周年記念ライトアップ、十和田市現代美術館など建築物へのライティングプロジェクトは、ダイナミックで造形的な光の作品を創り出す。多くの人とともに作る「夢のたね」、「ひかりの実」、「ひかりの花畑」など大規模な参加型アートプロジェクトも数多く手がけている。[3] Videokaffe with C.A.P.≪Fungi Luciferin≫ROKKO森の音ミュージアム北欧では再生の象徴とされる菌類(キノコ)が池に刺さった車から育ち、岸辺の小さなキノコに鑑賞者が話しかけると車のキノコが光と音で応えます。アーティスト名:Videokaffe with C.A.P.〈略歴〉Videokaffe 2011年設立C.A.P.(特定非営利活動法人 芸術と計画会議) 1994年設立。フィンランドを拠点に活動するアーティストネットワーク「ビデオカフェ」を神戸のアーティスト集団「C.A.P.」がサポートして実現したアートプロジェクト。[4] 三木祐子+金崎亮太studio ART MANAGEMENT≪Study.RMA_0001≫ROKKO森の音ミュージアムROKKO森の音ミュージアムの建物外壁に抽象化された水面や植物的なイメージをモチーフとしたプロジェクションマッピングを展開します。アーティスト名:三木祐子+金崎亮太studio ART MANAGEMENT〈略歴〉2011年三木祐子(作曲家/ピアノ)と金崎亮太(電子音響音楽家/コンピューター)により結成。サウンドアートを軸として映像とともに楽しめる作品を制作。(※1)高ははしごだか六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月15日展覧会「理外の理」が、京都・千總(ちそう)本店内の千總ギャラリーにて、2022年9月10日(土)から12月12日(月)まで開催される。美術・工芸作品における「理」秋と冬の景物が混在した空間、不自然な遠近表現に見える景色、あるいは実在しない生き物──美術や工芸の作品のなかでは、現実では起こりえない事象や光景が描かれることがあり、いわば現実とは異なる「理(ことわり)」に従っているといえる。このような作品世界は、現実の世界を描きだそうとする試みや鑑賞する環境からの影響、あるいは独特の美意識の表れなど、さまざまな背景のもとで生まれるものである。展覧会「理外の理」では、絵画や工芸などの作品に現れる「理」に着目。木島櫻谷《猛鷹図》や菱川師宣工房《江戸風俗図》をはじめ、屏風や小袖、掛軸といった千總の所蔵品を通して、こうした表現の理由を探ってゆく。展覧会概要展覧会「理外の理」会期:2022年9月10日(土)〜12月12日(月)会場:千總ギャラリー ギャラリー1住所:京都府京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 千總本店開館時間:11:00〜18:00休館日:火・水曜日※開館日および開館時間は千總本店の営業時間に準ずる入場料:無料【問い合わせ先】千總本店TEL:075-253-1555
2022年09月12日マカロニえんぴつの結成10周年を記念した展覧会「マカロニの穴展」が、2022年9月22日(木)から10月5日(水)まで、東京・渋谷パルコのギャラリー エックスにて開催される。マカロニえんぴつ結成10周年記念 「マカロニの穴展」マカロニえんぴつは、メンバー全員が音大出身の次世代4人組ロックバンド。「恋人ごっこ」「ブルーベリー・ナイツ」「なんでもないよ」がストリーミング1億回再生を突破し、2022年9月からは全国ツアーを控えている。そんなマカロニえんぴつが、バンド結成10周年を記念した展覧会「マカロニの穴展」を開催する。“歌詞”モチーフのオリジナルグッズも「マカロニの穴展」は、バンドやメンバーの歴史・内面を“のぞき見る”ことができる展覧会。マカロニえんぴつの楽曲から抜き出された印象的な言葉たちで構成された空間の中、会場内に多数存在する「穴」を通して様々な秘蔵アイテムを見ることができる。また、10周年記念企画として制作されたショートフィルム「あこがれ」を会場内で先行上映。展覧会のキービジュアルや歌詞をモチーフにしたオリジナルグッズも販売される予定だ。なお、本展のデザインおよびアートディレクションは、グラフィックデザイナーの佐々木俊が担当する。【詳細】マカロニえんぴつ 10周年記念 「マカロニの穴展」会期:2022年9月22日(木)~10月5日(水)会場:渋谷パルコ B1F「GALLERY X BY PARCO」住所:東京都渋谷区宇田川町15−1営業時間:11:00~20:00※入場は閉場時間の30分前まで。最終日は18:00閉場。入場料:500円※入場は予約制。未就学児無料。
2022年09月08日人気漫画『美少女戦士セーラームーン』連載30周年を記念した大展覧会「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」のVol2の展示が、2022年9月10日(土)から11月6日(日)まで、六本木ミュージアムにて開催されます。「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」のVol2が開催「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」は、原作者の武内直子が描き下ろした新作イラストや、初展示を含むカラー原画などを展示する展覧会。貴重な作品を通して、『美少女戦士セーラームーン』の30年間の軌跡を辿ることができます。セーラー10戦士のカラー原画が登場Vol2となる今回は、原作第3部・第4部を中心としたカラー原画60点が登場。「セーラーウラヌス」、「セーラーネプチューン」、「セーラープルート」、「セーラーサターン」の外部太陽系4戦士が加わった、セーラー10戦士の鮮やかなカラー原画を鑑賞することができます。600点以上の貴重なグッズを展示会場では、アニメ資料やグッズ、ミュージカルで使用された衣装など、600点以上の貴重なアイテムが”過去最大規模”で一堂に集結。さらに、映像や特殊効果を用いて、4.5×8メートルの大スクリーンにセーラー戦士達を映し出す没入型体験シアターや、漫画の名シーンをきらびやかに振り返るホログラム原稿なども展示されます。70種以上の新作グッズ&新カフェメニューまたVol2のスタートに伴い、70種類以上の新グッズがお目見え。セーラー10戦士を描いたポストカードセットやクリアファイルに加え、セーラームーン&タキシード仮面のペアぬいぐるみ、守護星マークの刺繍を施したルームソックスなどがラインナップします。さらに、六本木ミュージアム内の特設カフェ「美少女戦士セーラームーン ミュージアム カフェ」では、新カフェメニューが登場。セーラー戦士のイメージカラー2色を組み合わせた「セーラー戦士のペアソーダフロート」や、外部太陽系4戦士をイメージした、鮮やかなプレートなどを用意。【詳細】「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」Vol2会期:2022年9月10日(土)~11月6日(日)場所:六本木ミュージアム住所:東京都港区六本木5-6-20時間:10:00~18:00(最終入場 17:30)※土日祝は、10:00~20:00(最終入場 19:30)料金:・前売 一般 2,000円、中学・高校生 1,200円、小学生 600円・当日 一般 2,200円、中学・高校生 1,400円、小学生 800円※日時指定制。前売券はイープラスにて販売。当日券はイープラスまたはミュージアムの窓口にて館内の滞留人数に余裕がある場合のみ販売。■オリジナルグッズ例ポストカードセット 880円セーラームーン&タキシード仮面 ペアぬいぐるみ 6,600円ふわもこソックス(スーパーセーラームーン) 1,540円■美少女戦士セーラームーン ミュージアム カフェ場所:六本木ミュージアム内 特設カフェ営業時間:11:00~20:00(L.O.19:00)メニュー例:セーラー戦士のペアソーダフロート 950円外部太陽系4戦士のアソートプレート 1,560円
2022年08月30日“茶の湯”をテーマにした特別展「京(みやこ)に生きる文化 茶の湯」が、10月8日(土)より京都国立博物館にて開催される。特別展「京に生きる文化 茶の湯」 チケット情報いまに繋がる茶の湯の原形は、平安時代末頃に中国からもたらされた。茶の湯は、鎌倉時代、南北朝時代、室町時代と時代が進むなかで徐々に和様化し、現在では日本文化を象徴するものとして世界で認知されている。現在でも、茶道の家元や茶家の多くが京都を本拠としており、京都はそうした茶の湯の歴史のなかで、中心的な役割を果たしてきた。本展では、京都にゆかりのある各時代の名品を通して、今なお茶の湯が生きる、千年のみやこ・京都を中心とした茶の湯文化を紹介する。中でも、茶の湯の茶碗の最高位ともよばれる、国宝「大井戸茶碗 銘喜左衛門」の展示や、喜左衛門と並び称され、秀吉が愛用したとされる重要文化財「大井戸茶碗 銘筒井筒」の数十年ぶりとなる関西での公開は見逃せない。また、400年、禅の心をもって守り伝えられてきた名碗。世界に三碗現存するうち、京都・龍光院所蔵の国宝「曜変天目」が10月8日(土)から23日(日)まで公開。さらに、宋の皇帝・徽宗(きそう)筆とつたわる宮廷絵画の傑作、国宝「桃鳩図」が11月3日(木・祝)から6日(日)の4日間、期間限定で公開される。豊臣秀吉の「黄金の茶室」や千利休の「わびの茶室」が再現展示されるので、時代ごとの喫茶の場をぜひ体感してほしい。なお、本展と京都国立博物館での呈茶サービスがセットになった観覧券も販売。表千家不審菴、裏千家今日庵、武者小路千家官休庵、藪内家燕庵の協力を得た呈茶が楽しめる。お土産に、京都国立博物館公式キャラクター・トラりんとコラボした京都・老松の和菓子もプレゼント。チケットは発売中。
2022年08月29日人気漫画『美少女戦士セーラームーン』連載30周年を記念した大展覧会「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」のVol2の展示が、2022年9月10日(土)から11月6日(日)まで、六本木ミュージアムにて開催される。「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」のVol2が開催「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」は、原作者の武内直子が描き下ろした新作イラストや、初展示を含むカラー原画などを展示する展覧会だ。貴重な作品を通して、『美少女戦士セーラームーン』の30年間の軌跡を辿ることができる。セーラー10戦士のカラー原画が登場Vol2となる今回は、原作第3部・第4部を中心としたカラー原画60点が登場。「セーラーウラヌス」、「セーラーネプチューン」、「セーラープルート」、「セーラーサターン」の外部太陽系4戦士が加わった、セーラー10戦士の鮮やかなカラー原画を鑑賞することができる。600点以上の貴重なグッズを展示会場では、アニメ資料やグッズ、ミュージカルで使用された衣装など、600点以上の貴重なアイテムが”過去最大規模”で一堂に集結する。さらに、映像や特殊効果を用いて、4.5×8メートルの大スクリーンにセーラー戦士達を映し出す没入型体験シアターや、漫画の名シーンをきらびやかに振り返るホログラム原稿なども展示する。70種以上の新作グッズ&新カフェメニューまたVol2のスタートに伴い、70種類以上の新グッズがお目見え。セーラー10戦士を描いたポストカードセットやクリアファイルに加え、セーラームーン&タキシード仮面のペアぬいぐるみ、守護星マークの刺繍を施したルームソックスなどがラインナップする。さらに、六本木ミュージアム内の特設カフェ「美少女戦士セーラームーン ミュージアム カフェ」では、新カフェメニューが登場。セーラー戦士のイメージカラー2色を組み合わせた「セーラー戦士のペアソーダフロート」や、外部太陽系4戦士をイメージした、鮮やかなプレートなどを用意している。【詳細】「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」Vol2会期:2022年9月10日(土)~11月6日(日)場所:六本木ミュージアム住所:東京都港区六本木5-6-20時間:10:00~18:00(最終入場 17:30)※土日祝は、10:00~20:00(最終入場 19:30)料金:・前売 一般 2,000円、中学・高校生 1,200円、小学生 600円・当日 一般 2,200円、中学・高校生 1,400円、小学生 800円※日時指定制。前売券はイープラスにて販売。当日券はイープラスまたはミュージアムの窓口にて館内の滞留人数に余裕がある場合のみ販売。■オリジナルグッズ例ポストカードセット 880円セーラームーン&タキシード仮面 ペアぬいぐるみ 6,600円ふわもこソックス(スーパーセーラームーン) 1,540円■美少女戦士セーラームーン ミュージアム カフェ場所:六本木ミュージアム内 特設カフェ営業時間:11:00~20:00(L.O.19:00)メニュー例:セーラー戦士のペアソーダフロート 950円外部太陽系4戦士のアソートプレート 1,560円
2022年08月27日展覧会「響きあうジャパニーズアート―琳派・若冲 × 鉄腕アトム・初音ミク・リラックマ―」が、2022年9月6日(火)から12月4日(日)まで京都の細見美術館にて開催される。リラックマや鉄腕アトム、初音ミクをモチーフにした現代日本画展覧会「響きあうジャパニーズアート―琳派・若冲 × 鉄腕アトム・初音ミク・リラックマ―」は、細見コレクションの琳派や伊藤若冲作品とともに、日本のポップカルチャーを代表するキャラクターをモチーフにした現代の日本画プロジェクト「琳音(りんね)」を紹介する展覧会。「琳音」とは、細見美術館の館長である細見良行監修のもと、京都の呉服屋であり日本画工房でもある豊和堂のアートディレクター・山田晋也、友禅絵師・平尾務が日本画を制作するプロジェクト。2021年秋から2022年新春にかけては、ドイツのミュンヘン五⼤陸博物館にて展覧会「RIMPA FEAT. MANGA:Japanische Malerei aus der Sammlung Hosomi」を行っており、本展はその帰国記念展となる。若冲の鶏×初音ミク、富士山×鉄腕アトムなど展示作品では、琳派や若冲などによる江戸時代の名画の一場面を借り、モチーフの一部を現代的なキャラクターに変更。例えば若冲が墨で鶏を描いた《鶏図押絵貼屛風》には初音ミクを大胆にフィーチャーしている。孤を描く鶏の尾羽と呼応するかのように描かれた、ミクの髪の流れに注目だ。また、富士山と鉄腕アトム、磯馴松(そなれまつ)とリラックマ、業平東下りとリボンの騎士など、意外性のあるモチーフ同士のマッチングの妙を楽しめる作品が勢揃い。背景もメインのモチーフもすべて手描きで描写した絵師の筆技も見所となっている。【詳細】「響きあうジャパニーズアート―琳派・若冲 × 鉄腕アトム・初音ミク・リラックマ―」会期:2022年9月6日(火)~12月4日(日)前期 9月6日(火)~10月10日(月・祝)/後期 10月12日(水)~12月4日(日)会場:細見美術館住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)入館料:一般 1,400円、学生 700円※状況により、会期・営業日時などは変更となる場合あり。最新情報は公式ホームページにて告知。【問い合わせ先】細見美術館TEL:075-752-5555
2022年08月26日NIGO秘蔵のヴィンテージコレクションを紹介する初の大型展覧会「未来は過去にある“THE FUTURE IS IN THE PAST”- NIGO’s VINTAGE ARCHIVE展 -」が、2022年9月14日(水)から11月13日(日)まで、東京の文化学園服飾博物館にて開催される。NIGO企画・秘蔵ヴィンテージアイテムが揃う初の大型展覧会「未来は過去にある“THE FUTURE IS IN THE PAST”- NIGO’s VINTAGE ARCHIVE展 -」は、ヒューマンメイド(HUMAN MADE)を手がけ、ケンゾー(KENZO)のアーティスティック・ディレクターとしても活動するNIGOのヴィンテージコレクションを紹介する展覧会。NIGO自らが企画を手がけ、少年期より収集してきたヴィンテージアイテムの数々を展示する。展示を通してファッション愛好者やヴィンテージフリークをはじめ、様々な人々に向けてヴィンテージファッションの楽しさや奥深さを伝えるイベントだ。会場には、1940年代のN-2フライトジャケットや1920年代リーバイス(Levi’s)のデニムプルオーバー、1950年代のスーベニアジャケットなどが登場。ヴィンテージアイテムならではの風合いや、多彩なデザインを間近に目にすることができる。厳選ヴィンテージアイテム収録の図録&限定Tシャツを販売また、展示に加え、会場では厳選したヴィンテージアイテムを収録した図録や、Tシャツなどの限定グッズも販売。本展でのみ入手可能となっており、展示とあわせて要チェックだ。【詳細】未来は過去にある“THE FUTURE IS IN THE PAST”- NIGO’s VINTAGE ARCHIVE展 -会期:2022年9月14日(水)~11月13日(日)場所:文化学園服飾博物館住所:東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1階営業時間:10:00~18:00 ※金曜は20:00まで開館、入館は閉館の30分前まで休館日:月曜 ※9月19日、10月10日は開館入館料:一般500円、大高生300円、小中生200円※いずれも税込/障がい者とその付添者1人は無料【問い合わせ先】TEL:03-3299-2211
2022年08月21日NIGO®が少年期より収集してきた秘蔵のヴィンテージコレクションを紹介する初の大型展覧会を、9月14日から母校である文化服装学院の付属機関、文化学園服飾博物館で開催いたします。ヴィンテージファッションの楽しさや奥深さを伝え、母校をはじめ日本から世界を魅了する若いファッションデザイナーが数多く誕生することを願い、NIGO®自らが企画しました。世界中のファッション愛好者やヴィンテージフリークも楽しんでいただける内容になっています。 展示会場でのみ入手可能な、厳選したヴィンテージアイテムを収録した図録や、Tシャツなどの限定グッズも販売いたします。■NIGO®1991年、文化服装学院卒業。 在学中からDJ、ライター、スタイリストや編集者としてのキャリアをスタートさせる。 現在は自身のブランド「HUMAN MADE」のデザインをはじめ、「Cyber Agent」など企業のクリエイティブディレクションも手がける。「LOUIS VUITTON」からも二度のカプセルコレクションを発表。2021年9月には、LVMH傘下「KENZO」のアーティスティック・ディレクターに就任。未来は過去にある”THE FUTURE IS IN THE PAST”- NIGO’s VINTAGE ARCHIVE展 -文化学園服飾博物館〒151-8529 東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1階 TEL.03-3299-2387アクセスマップ 会期:2022年9月14日(水)~ 2022年11月13日(日)営業時間:10:00~18:00 ※金曜は20:00まで開館、入館は閉館の30分前まで休館日:月曜 ※9月19日、10月10日は開館入館料:一般500円、大高生300円、小中生200円※いずれも税込/障がい者とその付添者1人は無料問い合わせ:03-3299-2211主催:学校法人文化学園 文化服装学院共催:オツモ株式会社協力:文化学園服飾博物館、文化学園ファッションリソースセンター1940s TEST SAMPLE PERSONAL EQUIPMENT LABORATORY N-2 FLIGHT JACKET1920s Levi❜s 211 DENIM PULLOVER JACKET1950s SOUVENIR JACKET1920s-1930s WABASH STRIPE COVERALL1930s-1940s LETTER JACKETNIGO展オリジナルTシャツNIGO展オリジナルTシャツ
2022年08月18日展覧会「ちひろ美術館コレクション 絵本画家の絵の具箱展」が、2022年9月10日(土)から12月4日(日)まで、長野・安曇野ちひろ美術館の展示室3にて開催される。個性豊かな絵本を生む“画材”に注目世界の絵本画家の作品を展示する絵本美術館・安曇野ちひろ美術館では、“画材”に注目した展覧会「絵本画家の絵の具箱展」を開催。個性豊かな作品世界観を構築する油彩、水彩、アクリル絵の具、パステル、マーカーなどの画材や、作家・作品によって異なる技法に焦点を当てる。色彩豊かな油彩作品例えば伝統的な<油彩>の技法で描かれた作品は、イタリアの画家キアラ・ラパッチーニによる『ねえこっちむいて!』を紹介。油彩の発色の良さを生かした、鮮やかな画面が特徴だ。マーカーで描く『すみっこのおばけ』速乾性が高くカラー展開が豊富な<マーカー>に着目するパートでは、子どもに人気の絵本を多く手掛ける武田美穂の作品などを展示。はっきりした線で描かれた親しみやすいキャラクターが登場する『すみっこのおばけ』などを鑑賞できる。画家独自の混合技法もさらに、石膏ボードに<テンペラと油彩>で描く混合技法を用いたチェコ在住の出久根育による『マーシャと白い鳥』など、画家独自の手法も紹介する。【詳細】展覧会「ちひろ美術館コレクション 絵本画家の絵の具箱展」会期:2022年9月10日(土)~12月4日(日)時間:10:00~17:00会場:安曇野ちひろ美術館 展示室3住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24休館日:水曜日(祝休日開館、翌平日休館)※11月23日(水)は開館、24日(木)は休館出展作品数:約23点料金:大人900円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者20名以上)、65歳以上、学生は700円※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料※年間パスポート3,000円
2022年08月12日展覧会“ちひろからの定期便「子どものしあわせ」と「こどものせかい」”が、2022年9月10日(土)から12月4日(日)まで、長野・安曇野ちひろ美術館の展示室1・2にて開催される。展覧会“ちひろからの定期便「子どものしあわせ」と「こどものせかい」”絵本画家・いわさきちひろの作品や世界の絵本画家の作品を紹介する長野・安曇野ちひろ美術館。展覧会では、いわさきちひろが多くの表紙を担当した月刊雑誌「子どものしあわせ」「こどものせかい」にフォーカスし、いわさきちひろの想いと画風の変遷、印刷技術の発展を辿る。代表作が生まれた月刊雑誌「子どものせかい」「子どものしあわせ」は、1963年から没する1974年までの12年間、いわさきちひろが表紙を描いた月刊雑誌。“子どもを題材にすること以外どのように描いても構わない”という出版社の依頼から、のびのびと自由に筆を振るい、「木の葉の精」や「スイートピーとフリージアと少女」といった名作が誕生した。印刷技術と共に辿る絵雑誌「こどものせかい」1958年から取り組んだ至光社の絵雑誌「こどものせかい」の仕事からは、編集者・武市八十雄が追求した“絵の再現性”が見て取れる。「ぶどうを持つ少女」など、淡く繊細な絵の質感に忠実な印刷技術は、彼女の代表絵本「感じる絵本」シリーズにも応用された。展覧会では、絵雑誌や絵本『ことりのくるひ』の原画も公開される。初期作品や歴代「おやゆび姫」もさらに、駆け出しの画家だった1940年代後半の新聞カットや、絵雑誌のための原画、1950年代の“描き版”による紙芝居の仕事、2色刷りによる『あいうえおのほん』などの作品を展示するほか、繰り返し描いた「おやゆび姫」を年代順に並べて公開。ときどきの印刷技術と、いわさきちひろの画風の関連を紹介する。【詳細】ちひろからの定期便「子どものしあわせ」と「こどものせかい」会期:2022年9月10日(土)~12月4日(日)時間:10:00~17:00会場:安曇野ちひろ美術館 展示室1・2住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24休館日:水曜日(祝休日開館、翌平日休館)※11月23日(水)は開館、24日(木)は休館出展作品数:約90点料金:大人900円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者20名以上)、65歳以上、学生は700円※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料※年間パスポート3,000円
2022年08月12日近鉄グループの文化事業である大和文華館では、2022年8月19日(金)から10月2日(日)まで、展覧会「一笑(いっしょう)一顰(いっぴん) ~日本美術に描かれた顔~」を開催いたします。“一笑一顰(いっしょういっぴん)”とは、微笑んだり眉を顰(ひそ)めたりといった、ちょっとした表情の変化のことを指します。人物の喜びや不快感を、顔や仕草であからさまに描き出した絵画がある一方で、描かれた表情だけではその思いを読み取ることが難しい作品もあります。展覧会では、大和文華館所蔵の人物画の数々に、印象的な顔の描かれた作品を加えて展示します。作品の背景となる物語や解釈もあわせてご紹介しながら、日本美術に描かれた人びとの表情にあらわれた美しさや魅力に迫ります。顔や仕草に注目して鑑賞することで、彼ら彼女らがより身近に見えてくるのではないでしょうか。一笑一顰を見逃さないように目を凝らしながら、名品の数々をお楽しみください。重要文化財 佐竹本三十六歌仙絵断簡小大君像 鎌倉時代重要文化財 維摩居士像文清筆 室町時代重要文化財 中村内蔵助像尾形光琳筆 江戸時代中期※作品はいずれも部分画像です。<1> 展覧会詳細について1.名称 一笑一顰 ~日本美術に描かれた顔~2.会期 2022年8月19日(金)~10月2日(日)3.休館日 毎週月曜日(ただし、9月19日〈祝〉は開館し、翌20日〈火〉が休館)4.開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)5.入館料 一般 630円、高校・大学生 420円、小学・中学生 無料6.主催 大和文華館7.出陳品数 46件主な展示作品すべて大和文華館蔵●=国宝、◎=重要文化財、○=重要美術品【物語絵】●寝覚物語絵巻(平安時代後期)◎源氏物語浮舟帖(鎌倉時代)伊勢物語図色紙六段芥川 伝俵屋宗達筆(江戸時代前期)【歌仙絵】◎佐竹本三十六歌仙絵断簡小大君像(鎌倉時代)三十六歌仙絵敦忠像 伝岩佐又兵衛筆(江戸時代前期)三十六歌仙図屏風(江戸時代中期)【道釈画】◎維摩居士像 文清筆(室町時代)◎呂洞賓図 雪村筆(室町時代)寒山図 俵屋宗達筆(江戸時代前期)【肖像画】一休宗純像 伝曽我蛇足筆(室町時代)龍湫周沢像 古幢周勝賛(室町時代)◎中村内蔵助像 尾形光琳筆(江戸時代中期)【美人画】◎婦人像(桃山時代)舞妓図(江戸時代前期)○美人図 宮川長春筆(江戸時代中期)<2> 展覧会会期中のイベントについて1.特別講演「王朝歌人の表情―佐竹本三十六歌仙絵『小大君』から―」(1)日時・場所 8月28日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 京都国立博物館研究員 井並林太郎氏2.日曜美術講座「館蔵品に見る『引目鉤鼻』で描かれた顔」(1)日時・場所 9月18日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 大和文華館学芸員 仁方越洪輝3.講座 美術の窓 連続講座「写楽―美醜を超えて―」第2回「第2期以降の写楽の役者絵~寛政6年(1794)7月から退場まで」(1)日時・場所 9月4日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 大和文華館館長 浅野秀剛4.列品解説(1)日時・場所 毎週土曜日午後2時から展示場にて(2)解説 大和文華館 学芸部※新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、列品解説がスライド解説になる可能性があります。※何れのイベントも参加は無料ですが、入館料が必要です。※講堂の最大定員は100名です(先着順)。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月12日動物が登場する浮世絵を集めた人気の展覧会『浮世絵動物園』が、5年ぶりに始まった。「浮世絵のあらゆるジャンルには、動物の姿が描かれています」と学芸員の赤木美智さん。例えば美人画は猫との組み合わせが多い。「着替えの途中に猫にじゃれつかれて『困ったな』という顔をしていたり、猫が女性の仕草、表情を引き出すパートナーとして描かれることが多かったようです」ペットだけでなく、街中に動物がいることが日常だった江戸の町。名勝を描いた風景画には、雨上がりに遊ぶ子犬、宿場町で荷車を引く牛や馬がごく自然に描き込まれている。一方で擬人画を見ると、鋭い風刺に筆の冴えを見せる個性派絵師たちも。「遊女を浮世絵に描いてはいけないという禁令が出たときには、雀を遊女になぞらえ吉原の様子が描かれましたし、明治の初めに空前のうさぎブームが起こると、その狂乱ぶりを揶揄する風刺絵も描かれました」擬人画が得意だった歌川芳藤(よしふじ)、ずば抜けたユーモアセンスを持つ歌川芳員(よしかず)など、魅力的な絵師に出会えるのも本展ならでは。「そのほかにもミミズクを描いた『疱瘡(ほうそう)絵』と呼ばれる疫病よけに用いられた浮世絵を見ると、動物が祈りの対象でもあったことがわかります。浮世絵はただ鑑賞するだけでなく暮らしのあらゆるシーンに活用するものだったからこそ、そこに描かれる人間と動物とのディープな関係が見えてくるのだと思います」歌川国芳「木菟と春駒」(前期)流行り病の疱瘡にかかった子どもを慰めた「疱瘡絵」。当時は失明の危険もあり、ミミズクの丸い目に回復を託した。月岡芳年「風俗三十二相うるささう寛政年間処女之風俗」(後期)かまう飼い主にそっけない猫の今も変わらない関係。「うるささう(うるさそう)」というタイトルも秀逸。歌川芳員「東海道五十三次内大磯をだハらへ四リ」(前期)恋人を思う虎御前という遊女が姿を変えた「虎子石」。本来は石なのだがキャラ造形に漫画的センスが。葛飾北斎「狆」(後期)武家や遊郭の女性に人気だった日本固有種の狆(ちん)。歌川芳藤「兎の相撲」(前期)力士や行司、観客もすべてうさぎの「うさぎ相撲」の図。うさぎの表情がちょっと怖い?『浮世絵動物園』太田記念美術館東京都渋谷区神宮前1‐10‐10前期:開催中~8月28日(日)後期:9月2日(金)~9月25日(日)※前後期で全点展示替え10時30分~17時30分(入館は17時まで)月曜(9/19は開館)、8/30~9/1、9/20休一般1200円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2022年8月10日号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2022年08月08日展覧会「à mains levées シャネルを紡ぐ手 アンヌ ドゥ ヴァンディエール展」が、銀座のシャネル・ネクサス・ホールにて2022年8月31日(水)から10月2日(日)まで開催される。シャネルのアトリエを撮影、職人の“手”にフォーカス「à mains levées シャネルを紡ぐ手 アンヌ ドゥ ヴァンディエール展」は、フランスの写真家、アンヌ・ドゥ・ヴァンディエールがシャネルのアトリエを取材した写真展。パリ・カンボン通り31番地に位置するシャネルのオートクチュールのアトリエや、高度な手仕事によりそのクリエーションを支えるメティエダールの13のアトリエを撮影した写真と、職人たちの“手”にまつわる言葉を紹介する。アンヌ・ドゥ・ヴァンディエールは、長きにわたり、都市化、工業化、グローバリゼーションによって消滅の危機に瀕したノウハウや文化を記録し続けてきた中で、技術や文化、芸術を生み出す“手”に魅せられ、1999年より“手”に焦点を当てた作品を生み出してきた写真家。そんなアンヌ・ドゥ・ヴァンディエールが今回着目したのは、シャネルのアトリエで日々芸術ともいえるクリエーションを生み出す職人たちの“手”だ。アトリエを取材し、職人たちの繊細な手仕事に光を当てることで、これまでは公開されることがほとんどなかった、シャネルのきらびやかなファッションの舞台裏を写し出している。シャネルのアトリエが集う「le19M」など撮り下ろし注目は、シャネルのメティエダールの中心を担う場所として、またその継承を目的に2021年にパリ郊外に誕生した「le19M」の写真だ。「le19M」には刺繍を担う「ルサージュ」「モンテックス」、羽根・花細工の「ルマリエ」、帽子の「メゾン ミッシェル」、プリーツの「ロ二オン」、靴の「マサロ」、金細工の「ゴッサンス」といったアトリエが集っており、アトリエの様子を撮り下ろしている。また、「le19M」の他にも、手袋の「コース」、コスチューム ジュエリーの「デリュ」といったアトリエの様子も撮影。写真作品の数々を通して、シャネルのメティエダールの精神と職人たちの情熱、職人の“手”が紡ぐ物語を浮かび上がらせる。【詳細】à mains levées シャネルを紡ぐ手 アンヌ ドゥ ヴァンディエール展会期:2022年8月31日(水)~10月2日(日)※会期中無休・入場無料・予約不要開館時間:11:00~19:00(最終入場 18:30)会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F【問い合わせ先】シャネル・ネクサス・ホール事務局TEL:03-6386-3071All photos ©Anne de Vandière
2022年08月05日末次由紀による漫画作品『ちはやふる』の展覧会「ちはやふる展」が、2022年8月10日(水)から29日(月)まで、松坂屋名古屋店 本館7階の大催事場にて開催される。漫画『ちはやふる』の展覧会が松坂屋名古屋店で開催“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける、高校生達の友情・恋愛・成長を描いた人気漫画『ちはやふる』。3期にわたるアニメ化や豪華俳優陣による実写映画化、長期連載を経て物語はクライマックスへと突入し、2022年8月1日、千早・太一・新の3人と個性豊かなライバルたちの物語はついに完結を迎えた。500点以上の原画や初公開のカラー原稿など展示本展では、その青春ストーリーを振り返る、総数500点以上におよぶ原画を中心に展示。描き下ろし作品、本展初公開となるカラー原稿、貴重な設定資料や調査メモ、末次の制作風景や作品にかける思いを語った映像などを通して、その魅力のすべてに迫る。展覧会オリジナルグッズもまた、会場では展覧会オリジナルグッズも販売。ダディベア&スノー丸、クイーン位に挑む千早・詩暢と序歌をイメージした桜と梅をデザインした橋本漆芸製「蒔絵爪切り」、オリジナル柄の巾着がセットになった「御朱印帳」など、ここでしか手に入らない多彩なグッズが用意されている。開催概要「ちはやふる展」開催期間:2022年8月10日(水)〜29日(月)時間:10:00〜18:00※最終日は17:00閉場。場所:松坂屋名古屋店 本館7階 大催事場入場料:一般・大学生 1,300円、中高生 800円、小学生以下 無料©末次由紀/講談社
2022年08月05日「Gallery Feles Omotesando(ギャラリーフェーレス表参道)」は、写真展、絵画展、展覧会、美術展などの個展や、ポップアップストア、展示会、物産展、企画展などに幅広くご利用いただけるギャラリー兼レンタルスペースです。この度2022年8月8日(月)にオープンいたします。表参道レンタルスペース「Gallery Feles Omotesando」表参道ヒルズの裏側、キャットストリート沿いに面していて明治神宮前駅から徒歩約4分の好立地となっております。東京のファッション、アートやカルチャーを世界に向けて発信する表参道、渋谷、原宿エリアにて、皆様のお力添えができるよう、素敵な空間を準備してまいります。上品なエントランスが特徴的な外観に、細部まで計算された内装。無駄を削ぎ落とし、シンプルながらエレガントな空間に仕上がりました。そんなこだわりの空間に加え、大切な作品や商品を照らすスポットライトが、最後にその価値を引き立ててくれる大切なアイテムだと当ギャラリーは考えております。大切に愛情を注ぎ混んだ作品をより良い状態で見ていただくために、 色の再現性と機能を兼ね備えたスポットライトをご用意させていただきました。更に、立体的に展示が出来るように、天井から作品や商品、洋服を吊るすことができるスペースもご用意させていただきました。合同展示会やグループ展のEXHIBITION開催もお待ちしております。■Gallery Feles Omotesandoの公式ホームページはこちら また、同じ場所で撮影スタジオ「Cat Street Studio表参道」も同時オープンさせていただきました。 ■施設概要施設名 : Gallery Feles Omotesando所在地 : 渋谷区神宮前3-18-26利用可能時間: 10:00-20:00(時間外対応可能)お申込み方法: URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月04日画家、熊谷守一の旧宅跡地に建つ豊島区立 熊谷守一美術館で、同館のある池袋エリアにアトリエを構える画家・現代美術作家の松井えり菜が新作絵画作品を発表。ミニ展覧会『画家のおたく』を8月16日(火)より開催する。変顔をした自画像や自身の分身ともいえるウーパールーパーをモチーフにした作品を制作する松井は、2004年に自画像《エビチリ大好き》で「GEISAI ♯6」金賞を受賞。同作品はパリ・カルティエ現代美術財団のコレクションに収蔵され、これまで、カルティエ現代美術館(フランス)や大原美術館、鹿児島県霧島アートの森など、国内外の美術館で作品を発表。精力的に活動を続けている。約90年前、池袋には「池袋モンパルナス」と名付けられたアトリエ村が存在。松井は近年、そこからインスピレーションを受け、過去と現在の観念が混ざり合う作品を制作している。昨年、松井が在籍する芸術家ユニット「パルナソスの池」の作品公開制作イベントが熊谷守一美術館の近くで開催され、同館スタッフがそのイベントを見にいったことから交流がはじまり、今回展示を開催することとなったという。同展では、生前に熊谷守一が45年間暮らし、制作を行っていた旧宅跡地に建つ熊谷守一美術館を舞台に、新作絵画作品を公開。守一や松井が実際に使用した画材や松井のおもちゃコレクション、お気に入りの雑貨なども展示される。【アーティストステートメント】かつて家族団らんがあった熊谷邸跡地に建つ特異な存在である熊谷守一美術館。本展では、家族をテーマにした新作絵画作品に加え、守一さんと私が実際に使用している画材やモチーフのおもちゃなど、私が思わず集めてしまう家族に似ている”何か”を展示いたします。8月20日(土)、27日(土)に開催するワークショップは、名村大成堂さんの筆をモチーフに行います。同社は、かつて『池袋モンパルナス』と言われた地域の一部(雑司ヶ谷)に創業しました。ここ数年で何種類もの天然毛を素材とした筆が動物保護条約等により使えなくなりました。ハブとマングースのショーでお馴染みだったマングースも世界的に保護が進められています。その一方で、奄美大島では外来種として殺処分されています。人間の介入によりバランスを崩した生態系はじわじわと私たちの生活に影響を及ぼしつつあります。使える毛がどんどん少なくなっていく中で、いろいろな動物の毛を配合して理想のこしに近づける様子は、小さな筆の中に見たことのない動物を創り上げているように見えました。それではその動物はどんな姿でしょう?想像して描いてみましょう!!!身近なところから環境問題を考え、何気ない絵筆にも沢山の工夫が込められおり、大切に使ってみようという想いを込めています。近隣作家によるミニ個展とワークショップ、どうぞお気軽にお立ち寄りください。【開催概要】松井えり菜meets豊島区立熊谷守一美術館 ミニ展覧会&ワークショップ『画家のおたく』会期:2022年8月16日(火)~2022年8月28日(日)会場:豊島区立 熊谷守一美術館 3Fギャラリー時間:10:30~17:30(入場は17:00まで)休館日:8月22日(月)料金:無料(常設展観覧の場合は一般500円)公式サイト: ※ワークショップは定員に達しました。 キャンセル等による空きが出た場合は、美術館公式Twitter アカウント にてお知らせします
2022年08月04日HRD Artist Label(以下、HRD)は、展覧会「MOMENT to LAST」を2022年8月9日(火)から8月21日(日)まで、代官山ヒルサイドフォーラムにて開催します。会場では、日本と中国の若手人気アーティストの作品約50点を展示します。初日の8月9日(火)には、16時から20時までオープニングレセプションを開催予定ですので、奮ってご参加くださいませ。展示イメージ(夜)■出展作品は、アジア圏で圧倒的な人気を誇る丸山純奈、金田涼子、Yokoteenの新作数点、アジア圏で人気の高まりつつある黒木美都子、安藤万実、朱仲魚、鄒雅琦、許嘉維らアーティストの新作数点、さらに最近HRDと新たに契約を結んだ気鋭のアーティスト、スズキエイミ、林果林、新海至人の作品を展示します。その他、中国の若手作家の作品は日本初披露(※)となります。※ 当社調べ■展覧会コンセプト朝、昼、夜。1日の中には大きな変化があります。芸術家の表現もそれぞれのステージで変わっていきます。変化の中にある“瞬間”は2度と訪れません。本展では、日本と中国で活躍する気鋭芸術家たちの瞬間の輝きに着目し、エネルギーあふれる作品を展示しました。 会場のBGMはコアな音楽ファンに人気のウェブメディア「AVYSS」が担当。2組の音楽アーティストに依頼し、時間帯に応じて変化する装飾に合わせプレイリストを作成しました。■開催概要展覧会名 :「MOMENT to LAST」開催日時 :2022年8月9日(火)から8月21日(日)まで。各日10時から20時まで(最終日のみ17時まで)オープニングレセプション:2022年8月9日(火)16時から20時まで会場名 :代官山ヒルサイドフォーラム(代官山ヒルサイドテラス内)主催 :HRD Artist Label出展予定アーティスト:丸山純奈、金田涼子、黒木美都子、Yokoteen、スズキエイミ、安藤万実、林果林、新海至人、工藤時生、Ashu Pine、朱仲魚、鄒雅琦、許嘉維、叢浚楓ほか■HRD Artist Label(HRD)についてHRDは、中国で急速に人気が高まっている現代アート市場での5年間にわたる運営によりアーティストの海外展開を支援してきました。具体的には、美術館やギャラリーでの作品展開催や作品のライセンス展開、ファッションブランドや映画俳優とのコラボレーション等により、アーティストのファン層の裾野を広げ、認知拡大を進めてきました。■アートを通じた文化交流と経済活性化今年は日中国交正常化50周年にあたる節目の年です。中国本土でも日本について紹介するイベントが開催されており、今展は50周年記念行事として認定されています。今後の日中間での文化交流の一助となることを願っています。また、経済産業省は新たに「アートと経済社会について考える研究会~クリエイティブ産業政策の新展開~」を設置し、第1回が6月30日に開催されました。近年、アートの経済への活用が注目されており、これまで以上にアート領域への需要は増大するといわれています。日本を代表する展示会場のひとつといえる代官山ヒルサイドフォーラムで開催することは大きな意義があると考えています。日中国交正常化50周年認定事業■出品作品(一部)丸山純奈金田涼子Yokoteenスズキエイミ林果林鄒雅琦許嘉維叢浚楓【会社概要】会社名 : HRD ART株式会社所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目13番16号 銀座wallビル UCF5階設立 : 2021年9月E-mail : info@hrdart.co.jp URL : Instagram: 事業内容 : アーティスト関連業務の代理運営、プロモーション、作品展の開催、その他関連業務 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月29日7月23日(土)から大阪中之島美術館で『展覧会岡本太郎』が始まった。岡本太郎と言えば、万博記念公園内にある《太陽の塔》の作者として、大阪人にとってはなじみ深い芸術家だ。【参考図版】岡本太郎《太陽の塔》1970年(万博記念公園)Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団しかし岡本太郎は、大阪出身のアーティストではない。しかも実は、大阪で岡本太郎の作品を幅広く紹介することさえ、初めてに近い。この展覧会は、「何かと不安を感じざるを得ない今だからこそ、何か漠然としたものに対して戦い続けてきた、エネルギーあふれる岡本太郎を見せたい」という思いから、企画された。そもそも岡本太郎とは何者だろうか? 6章立ての展覧会場を通して、私たちは知ることができる。岡本太郎《空間》1934/54年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団岡本太郎(1911~1996)は、漫画家の父・岡本一平と歌人で小説家の岡本かの子の長男として生まれる。1930年から、両親とともにフランス・パリに渡り、《空間》シリーズや《傷ましき腕》を制作し、現地の展覧会で発表した。岡本太郎《傷ましき腕》1936/49年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団第1章では、岡本のパリ時代の作品を紹介。新たに発見された、パリ時代に制作したと思われる作品3点も見ることができる。展示風景より左から、推定岡本太郎《作品C》、《作品B》、《作品A》、いずれもca.1931-33年ユベール・ル コレクション(パリ)蔵戦後、岡本太郎は日本に戻った。第2章、第3章では、岡本が改めて日本を見つめる中で、つくられた作品が並ぶ。展示風景より左から、岡本太郎《娘と犬》1953年 株式会社 大林組蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団、岡本太郎《森の掟》1950年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団、岡本太郎《重工業》1949年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団これらの作品は、日本の戦後まもない1940年代後半から50年代に描かれている。作品と向き合うと、その力強い色や筆づかい、表現された形に圧倒されるだろう。岡本はどれだけあふれるエネルギーを持っていたのだろうか。展示風景岡本太郎は、絵画や立体といった表現形態にとらわれることなく、文章を書いたり、書籍の装丁をするなど、さまざまな活動をしていた。展示風景第3章を見終わると、いったん美術館の通路へ。岡本太郎のフィギュア、天井から吊られた《光る彫刻》、実際に座れる《坐ることを拒否する椅子》などが置かれて、また違う岡本ワールドを体感できる。展示風景第4章からさらに、岡本ワールドは進化(あるいは深化)していく。大きな画面の絵画、FRPの立体やモザイク・タイルをつかったパブリックアート、家具やインテリアといったプロダクトまで、他ジャンルの表現者と交流しながら、世界を広げていった。展示風景また、大阪ならではの展示もなされている。あの近鉄バファローズのロゴマークが、岡本太郎デザインだったなんて!展示風景より、中央 岡本太郎《みつめあう愛》1990年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団、右 岡本太郎《近鉄バファローズ関連資料》ドローイング 1959年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団そして第5章では、皆さんご存じの《太陽の塔》と東京渋谷駅にある《明日の神話》についての展示空間が広がっている。模型、ドローイングや映像資料で、作品の制作背景も理解できるようになっている。展示風景《太陽の塔》の展示空間を抜けると、《明日の神話》の空間だ。岡本太郎《明日の神話》1968年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団太陽の塔が1970年、岡本太郎が亡くなったのは1996年。その間の岡本太郎は何してたの?というのが、最後の第6章でギュッと分かる。たえず探求を続けた岡本太郎の姿勢が、作品となって表れている。岡本太郎《娘と犬》1953年(その後加筆) 岡本太郎記念館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団注目したいのは、過去の作品に上描きされた作品群だろう。会場のキャプションでは、元の作品と今見える作品の両方を紹介。元のものに加筆しただけなのか、まったく別のものとして上描きしたのかなど、研究はこれからだというが、とても興味深い。岡本太郎 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団展覧会場には、約300点の作品や資料が並んでいるが、岡本太郎の画業だけを紹介する内容ではない。作品の背景には、岡本太郎が実際に足を運んだ場所、彼の行動力、考え、思い、さらに多くの人たちとの関わりが含まれている。展覧会を見終わった後、私たちは岡本太郎がどういう人間であったか、ということを改めて知ることができるだろう。なお、この展覧会は東京都美術館(2022年10月18日~12月28日)、愛知県美術館(2023年1月14日~3月14日)に巡回される。それぞれの会場でしか見られない作品もあるので、チェックしてほしい。取材・文:藤田千彩【開催概要】『展覧会 岡本太郎』会期:2022年7月23日(土)~10月2日(日)会場:大阪中之島美術館4F展示室時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(9月19日は開館) *日時指定制料金:一般1,800円、大高1,400円公式サイト:
2022年07月25日上野の国立西洋美術館で、リニューアルオープン記念となる展覧会『自然と人のダイアローグフリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで』が開催中です。本展では、自然と向き合った芸術家たちのさまざまな作品を展示。プレス内覧会で取材したおもな見どころや展示風景をご紹介します!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 251『自然と人のダイアローグ』では、ドイツ・ルール地方の都市エッセンにあるフォルクヴァング美術館と国立西洋美術館のコレクションから、印象派とポスト印象派を軸にした作品100点超を展示。ドイツロマン主義の画家フリードリヒをはじめ、モネ、セザンヌ、ゴッホや20世紀絵画、そして現代ドイツを代表する画家リヒターの作品まで見ることができます。二人のコレクターが受けた苦難…フォルクヴァング美術館と国立西洋美術館は、いくつか共通点があります。まずは、設立者の熱い思い。両美術館とも、同時代を生きたコレクターのカール・エルンスト・オストハウス(1874-1921)と松方幸次郎(1866-1950)の個人コレクションをもとに設立されました。オストハウスは、地元の人々に美を提供するため美術館を建設したいと願い、松方も日本の画学生たちに本物の西洋画を見せてあげたいという熱い思いから作品を収集していました。また、第二次世界大戦により苦難を受けた点も似ています。フォルクヴァング美術館は、ナチス政権時代、「退廃芸術キャンペーン」により1,400点以上の近代美術作品が押収されました。いっぽう、松方のコレクションも戦争末期、フランス政府に多くの作品を接収され、1951年にそれらはフランスの国有財産となってしまいました。しかしその後、フランス政府は多くの作品を日本に返還することを決定。寄贈返還された松方コレクションを基礎に誕生したのが、国立西洋美術館です。1959年に完成した国立西洋美術館・本館の建物はル・コルビュジエの設計によるもので、2016年には国立西洋美術館を含む「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献 ―」が世界文化遺産に登録されました。リヒターとモネ、夢のコラボでは、本展の見どころ作品をいくつかご紹介します。まずは、現代ドイツを代表するアーティスト、ゲルハルト・リヒターの《雲》と、印象派の巨匠クロード・モネ《舟遊び》のコラボ。リヒターの作品は写真をもとに描いたもので、一見するとリアルなのですが、じっと見つめていると写真とは違う独特の空気が漂っているように感じられます。一緒に展示されているモネの絵にも空が描かれていますが、こちらは水面に反射した空と雲です。同じ空でも、画家によって表現の仕方はさまざま。この二人の作品を隣り合わせで見られる機会はほとんどないと思いますので、かなり貴重な鑑賞体験ができます。ゴッホ初来日の代表作も!本展では、ゴッホが最晩年に取り組んだ風景画の代表作、《刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン=ポール病院裏の麦畑)》が初来日。こちらは、展覧会のメインビジュアルにもなっている注目作品です。ゴッホは、麦を刈る人物に「死」を、刈り取られる麦のなかに「人間」のイメージを見たといわれています。本作品が描かれたのは、1889年。当時サン=レミの精神療養院に入院していたゴッホは、その翌年の1890年に麦畑で自分の腹をピストルで撃ち、亡くなりました。リニューアルした美術館にも注目!本展で美術館を訪れたら、ぜひリニューアルした国立西洋美術館もご覧ください。同館は1年半の休館中に、創建した当時の姿に近づける工事を行っていました。前庭にある目地や西門の位置、囲障など、デザイン上も大きな意味をもつ部分が変化しています。世界遺産の美術館に足を運んで、ぜひ巨匠たちの名画を楽しんでみてください。Information会期:~9月11日(日)※休館日は毎週月曜日 (ただし、8月15日(月)は開館)会場:国立西洋美術館開館時間:9:30〜17:30毎週金・土曜日:9:30〜20:00※入館は閉館の30分前まで※日時指定制※最新情報などの詳細は展覧会特設サイトをご覧ください。お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年07月24日少女画家・高橋真琴の展覧会「『百花繚乱』展〜少女画の巨匠が描く「美」の全てが、室町の地で華ひらく〜」が、2022年7月20日(水)から25日(月)まで、日本橋三越本店にて開催される。少女画家・高橋真琴の展覧会が日本橋三越本店で19歳で漫画家としてデビュー以来、約70年間に渡って、あこがれのお姫さまや名作物語のヒロインをテーマにした作品を世に送り出している高橋真琴。昭和期は、少女雑誌の表紙や生活雑貨、文具類の少女のイラストで一世を風靡。近年では、コム デ ギャルソン 2018年春夏コレクションでその作品が大々的にフィーチャーされるなど、88歳の米寿を迎える現在も第一線で活躍する少女画の巨匠だ。これまでで最多の原画コレクション約40点を展示販売高橋の米寿を記念して開催される本展では、1990年代の作品から2022年の最新作までをカバーする秘蔵の原画コレクション約40点を展示販売。展覧会のたびに完売する原画作品が、これまでで最多点数と豊富なバリエーションで集結する。初公開作品「ひまわりの祈り」見どころの一つとなっているのが、高橋が本展のために描き下ろした初公開作品「ひまわりの祈り」。いまだ多くの困難がある現代に、平和への願いを込めて、民族衣装に身を包むウクライナの少女を描いた作品だ。懐かしのイラストを使用した新作グッズもまた、本展の開催を記念して、70年代に少女雑誌の表紙や文房具、布製品などの原稿として描かれたイラストを使用した新作グッズが登場。中でも「ロープハンドルクリアバッグ『花帽子の少女』(グッズセット付)」は、約35点のグッズがセットになったファン垂涎のアイテムとなっている。このほか、米寿を記念して刊行される画集『高橋真琴のお姫さまとヒロインたち Etoile』も、先行発売される。開催概要「『百花繚乱』展〜少女画の巨匠が描く「美」の全てが、室町の地で華ひらく〜」開催期間:2022年7月20日(水)〜7月25日(月)会場:日本橋三越本店 本館7階 催物会場営業時間:10:00〜19:00※最終日18:00終了。<作家来場サイン会>開催日:7月23日(土)時間:1 回目 13:00〜14:00、2回目 15:00〜16:00※7月20日より、額装品の購入者先着50名にサイン会整理券を配布。
2022年07月17日枢やなによる漫画作品『黒執事』の展覧会「黒執事展 -Rich Black-」が、2022年7月20日(水)から8月8日(月)まで、松坂屋名古屋店で開催される。『黒執事』連載15周年を記念した展覧会「黒執事展 -Rich Black-」19世紀末の英国を舞台にした『黒執事』は、孤高の少年貴族と契約した“悪魔兼執事”が繰り広げる物語を描いた漫画作品。全世界累計3,200万部を突破しているコミックスのみならず、TVアニメ、劇場アニメ、ミュージカル、実写映画と、様々なメディアミックスが展開されている人気作品だ。約350点の展示作品で名シーンを振り返るその連載15周年を記念して開催される本展では、連載原稿の原画や資料を展示。枢やな自筆の美しいイラストや、「赤執事編」「サーカス編」 「豪華客船編」などの人気エピソード、最新の「青の追憶編」まで、約350点の展示作品を通して名シーンの数々を振り返る。ストーリーや衣装、製作プロセスなど様々な展示テーマ会場には様々なテーマの展示エリアを設置。直筆の生原稿や多彩なカラーイラストと共に『黒執事』のストーリーを辿っていく「ストーリー展示」、本展のメインビジュアルで描かれたセバスチャンとシエルのファッションを忠実に再現した「衣装展示」、枢やなの作画工程とその変遷に焦点を当てた「製作プロセス展示」と、ファン垂涎の展示が用意されている。セバスチャンとシエルが案内する音声ガイドまた、展覧会をさらに深く楽しめる音声ガイドを販売。セバスチャン(CV:小野大輔)とシエル(CV:坂本真綾)が、完全録り下ろしの音声で会場を案内してくれる。グッズショップも併設併設のグッズショップでは、貴重なサイン入り複製原画や展覧会パンフレットなどがラインナップ。枢やなプロデュースによるブランド「黒執事 Black Label」の新作アイテムも販売予定だ。開催概要「黒執事展 -Rich Black-」開催期間:2022年7月20日(水)〜8月8日(月)時間:10:00〜18:00(最終入場は17:00まで)場所:松坂屋名古屋店 本館7階大催事場※最終日は17:00閉場(最終入場は16:00まで)入場料:一般・大学生 1,300円(1,100円)、中高生 900円(800円)、小学生 500円(500円)※()内は前売り料金。※一部日程日時指定制入場。
2022年07月15日展覧会「脚本家 黒澤明」が、東京・京橋の国立映画アーカイブにて2022年8月2日(火)から11月27日(日)まで開催される。黒澤明の“シナリオ術”にフォーカス「脚本家 黒澤明」は、映画監督・黒澤明のシナリオ術に焦点を当てた展覧会。幾多の名脚本家たちとともに次々傑作映画を生み出した黒澤明は、自身もシナリオを執筆することで映画監督としての成長を遂げてきたのだった。「脚本家 黒澤明」では、黒澤明の“シナリオ作家”としての側面から、『七人の侍』(1954年)をはじめとする名作脚本の生成・変更の過程を分析し、他の監督たちに提供した脚本や、新たに発見された未映像化脚本について解析。黒澤明にインスピレーションを与えてきた文学作品など、“書く人”黒澤明の修業時代から後期作品までを紐解いていく。会場には、国立映画アーカイブの所蔵品に加え、黒澤資料の収集家、各地の資料館や黒澤作品の元スタッフ関係者などから貸与された資料が一堂に集結。新発見の脚本『ガラスの靴』をはじめ、映画化が実現しなかった幻の脚本や、黒澤自身で監督をせず、他の監督に提供した執筆脚本の数々も目にすることができる。『七人の侍』ストーリーはいかに構築されたのか?世界映画史において最高峰の1つである映画『七人の侍』のシナリオは、黒澤と橋本忍、小國英雄の3名による合作だった。侍たちそれぞれのキャラクターはどのように構想され、肉付けされていったのか、また、ストーリーの構造はいかに構築されたのかを、資料を通して解明。アイデアの源泉として注目されるソビエトの文学者ファジェーエフの小説にも触れながら、解説する。ドストエフスキーやシェイクスピアなど影響を与えた文豪たちまた、『白痴』のドストエフスキーや、『蜘蛛巣城』『乱』のシェイクスピア、『椿三十郎』『赤ひげ』『どですかでん』の山本周五郎など、黒澤の映画世界に大きな影響を与えた文学者たちの存在にも注目だ。文豪たちが生み出した物語や人間観は、黒澤映画の中にどのような影響をもたらしていたのかを考えるとともに、彼らと並び強い影響を与えたバルザックの小説についても、新たな考察を加える。【詳細】脚本家 黒澤明会期:2022年8月2日(火)~11月27日(日)会場:国立映画アーカイブ 展示室(7階)住所:東京都中央区京橋3-7-6休室日:月曜日および9月6日(火)~9日(金)、9月27日(火)~10月2日(日)は休室。開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)※毎月末の金曜日のみ開室時間を20:00まで延長。※入室は19:30まで■チケット料金:一般 250円(200円)/大学生 130円(60円)※65歳以上、高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料。※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含む。※( )内は20名以上の団体料金。※学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズ対象者は入室の際、証明できるものの提示が必要。※国立映画アーカイブが主催する上映会の観覧券(オンラインチケット「購入確認メール」)を提示すると、1回に限り団体料金を適用。※2022年11月3日(木)「文化の日」は、無料で観覧可能。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年07月15日愛媛県西予市立美術館 ギャラリーしろかわ(所在地:愛媛県西予市)は、第27回全国「かまぼこ板の絵」展覧会を令和4年7月23日(土曜日)から令和4年12月4日(土曜日)まで開催いたします。応募者数6,402人が描いた6,148作品(板の枚数11,065枚)を全て展示いたします。チラシ平成7年に始まった全国「かまぼこ板の絵」展覧会も、今回で27回目となりました。今回のテーマは「感動でつなぐ、未来へつなぐ。」です。森の中の小さな美術館に届いた作品たち、その日本一小さなキャンバスから湧き出てくる心揺さぶる感動、込められた想いを皆さんとともに未来へつないでいきたいと願っています。ぜひともご来館いただき、「かまぼこ板」という限られたスペースに凝縮された想いを味わってみてください。チラシ(裏面)■展覧会概要展覧会名:第27回全国「かまぼこ板の絵」展覧会期間 :令和4年7月23日(土曜日)~令和4年12月4日(土曜日)時間 :09:00~17:00(受付は16:30まで)休館 :毎週火曜日(祝日の場合は翌日が休館)主催 :愛媛県西予市主管 :西予市立美術館 ギャラリーしろかわ後援 :日本郵便株式会社四国支社、愛媛県、愛媛県教育委員会、愛媛県市長会、愛媛県町村会、坂井市(福井県)、公益財団法人丸岡文化財団(福井県)、公益財団法人愛媛県文化振興財団、愛媛新聞社、NHK松山放送局、南海放送、テレビ愛媛、FM愛媛、あいテレビ、愛媛朝日テレビ、愛媛CATV、愛媛県農業協同組合中央会、愛媛県森林組合連合会、伊予銀行、愛媛銀行、愛媛信用金庫、宇和島信用金庫、コープえひめ、宇和島蒲鉾協同組合、伊予蒲鉾、大一ガス、ポストのある風景フォトコンテスト実行委員会、東宇和農業協同組合、「小さな親切」運動愛媛県本部、西予市議会、西予市森林組合、西予市商工会、西予市文化協会、西予CATV、四国西予ジオパーク推進協議会■審査員のご紹介(敬称略)審査員長 車 だん吉(タレント)審査員 折笠 勝之(洋画家)、神山 恭昭(絵日記作家)伊東 正次(日本画家)、夏井 いつき(俳人)審査会の模様■主管概要館名 : 西予市立美術館 ギャラリーしろかわ(せいよしりつびじゅつかん ぎゃらりーしろかわ)所在地: 〒797-1717 愛媛県西予市城川町下相680番地営業 : 09:00~17:00(毎週火曜日休館、祝日の場合はその翌日)入館料: 一般420円、高校・大学生310円、小・中学生100円(20人以上の団体は2割引)代表者: 市長 管家 一夫、館長 小田原 誠開館 : 1993年7月30日床面積: 1041.2平方メートル収蔵品: 横山 大観、片岡 球子、マリー・ローランサン、北村 西望、ミロ、ロダンほか500点以上URL : 【本イベントに関するお客様からのお問い合わせ先】西予市立美術館 ギャラリーしろかわTel : 0894-82-1001Fax : 0894-82-0756E-Mail: s-gallery@city.seiyo.ehime.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月13日