『仮面ライダー』の45周年を記念して製作された映画『仮面ライダー1号』(3月26日公開)の追加キャストが発表され、モデルで女優の岡本夏美が"おやっさん"こと立花藤兵衛の孫を演じることが明らかになった。雑誌セブンティーンの専属モデルを務めるほか、トーク番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)の「ワイドナ現役高校生」としても活躍中の岡本。オーディションでは、監督はじめ製作陣の満場一致でキャスティングが決定したという。岡本が演じるのは、かつて本郷猛/仮面ライダー1号の支援者として、ともにショッカーと戦った立花藤兵衛の孫である立花麻由。「いつも傍にいる」と約束した本郷が3年前、海外での新たな戦いのために去って行ったことに対し、複雑な感情を抱く役どころになるという。撮影にあたって岡本は、「『仮面ライダー』ファンの皆さんにがっかりされないよう、立花麻由ちゃんの心や、気持ちの移り変わりを意識して作品に挑みました。45周年記念作品のヒロインというすごく幸せな環境に、ワクワクとドキドキでいっぱいでした!」とコメント。さらに「少しアクションにも挑戦しています! そこも注目していただけたらうれしいです」と見どころに触れた。映画『仮面ライダー1号』では、長年にわたり、海外で悪と戦ってきた本郷猛が、一人の少女の危機を知り、急遽帰国する。実は、少女の存在が、かつての最高幹部・地獄大使を復活させるための重要な鍵となっていた。ショッカーが少女を狙う理由を探っていた天空寺タケル/仮面ライダーゴーストや、その仲間たちと出会う猛。すでに限界へと近づいている体を顧みず、少女の危機、そして新たな組織・ノバショッカーがもたらす日本の最大の危機に、伝説の戦士・仮面ライダー1号が立ち上がる。(C)「仮面ライダー1号」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2016年02月02日東京糸井重里事務所は2月1日より、新作が加わった4月はじまり版(spring)の「ほぼ日手帳」全87種類を発売する。○新作 7種類が加わり、「ほぼ日手帳」4月はじまり版が登場今回「ほぼ日手帳」の「spring限定カバー」として新たに登場するのは、芸術家・岡本太郎氏、写真家・川島小鳥氏の作品のプリントカバー、「ミナ ペルホネン」の春限定カバーの3シリーズとなっている。芸術家 岡本太郎氏のカバーは、1970年の大阪万博のために制作した高さ70mのモニュメント「太陽の塔」と、岡本氏最大の壁画作品である「明日の神話」がプリントされたもの。写真家 川島小鳥氏のカバーは、川島氏が手掛けた写真集『未来ちゃん』の写真が表紙にプリントされている。デザインは、「バラと空」「屋根うらの空」の2種類で展開している。さらに、ほぼ日手帳のなかでも毎年人気が高いという「ミナ ペルホネン」の「piece,」カバーに春限定の新デザインが登場する。「piece,」カバーは、「布のかけら」を集めパッチワークのように縫い合わせたデザイン。spring版の「オリジナル」(文庫本サイズ)では9種類、「カズン」(A5サイズ)では12種類の布のかけらが使用されている。商品価格は、岡本太郎「太陽の塔」は「オリジナル」のカバー&本体セットが7,992円、カバーのみが5,832円。「明日の神話」は、「オリジナル」のカバー&本体セットが4,752円、カバーのみが2,592円。「カズン」のカバー&本体セットが7,344円、カバーのみが3,564円。川島小鳥「未来ちゃん(バラと空)」と「未来ちゃん(屋根うらの窓)」は、ともに週間タイプの「WEEKS」で2,592円。ミナ ペルホネン「piece.」は「オリジナル」のカバー&本体セットが1万5,120円、カバーのみが1万2,960円。「カズン」のカバー&本体セットが2万1,600円、カバーのみが1万7,820円。(※商品価格はすべて税込)「オリジナル」と「カズン」は「ほぼ日ストア」及び全国のロフトで取り扱う。「ほぼ日手帳WEEKS(週間タイプ)」は、「ほぼ日ストア」と全国のロフトのほか、東急ハンズ、丸善、Amazon、楽天ブックス、ヨドバシ・ドットコムなどで販売している。
2016年01月27日東京都・品川の「原美術館」にて、キュレーターの育成や若手作家の支援を目的に開催する不定期のプロジェクト「ハラドキュメンツ」の第10弾「佐藤雅晴―東京尾行」展が1月23日(土)より開催される。佐藤雅晴は、パソコンソフトのペンツールを用いて実写をトレースして作りだすアニメーション作品に取り組んでいる。 トレースとは、対象を「自分の中に取り込む」ことだと自ら語っている。ビデオカメラで撮影された身近な人々や身の回りの風景をただただ忠実にトレース(写し取る・なぞる)し、何百ものコマを作って仕上げられたアニメーションは、無意味のようにも思えるが、実写とのわずかな差異によって生まれる違和感が、作品を前にした者それぞれの感覚に訴えかけ、さまざまな感情を呼び起こすという。本展では、「Calling」(ドイツ編、2009~2010年)を始め、「トレースとは尾行である」という新たな発想の下、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて変わり行く東京の今を描いた最新のアニメーション作品「東京尾行」(2015~2016年)、さらに平面作品数点を加え、作家の表現の変遷を展観する。佐藤氏が作家として日本で注目されるきっかけとなったアニメーション作品「Calling」のドイツ編(2009-2010 年)では、10年間過ごしたドイツのデュッセルドルフで、12の身近な光景を時間の移ろいも交えて精緻にトレースした作品。一方、ニューヨークで開催された「Duality of Existence - Post Fukushima」展(2014年、Friedman Benda Gallery)の出品作「Calling」の日本編(2014 年)は、ドイツから日本に帰国した直後に遭った東日本大震災、そして間もなく自身と家族を続けざまに襲った病魔との闘いなどを経て生まれた作品だ。今回、ドイツ編と日本編が同時展示されている。同じように周囲の風景をトレースして作り上げられたアニメーションでありながら、映像に浮かび上がってくる表現の違いを見比べることができそうだ。佐藤雅晴は、1973年、大分県生まれ。1999年、東京芸術大学大学院修士課程修了。2000~2002年、国立デュッセルドルフクンストアカデミーにガストシュラー(研究生)として在籍。2009年、「第12回岡本太郎現代芸術賞」にて特別賞を受賞。以後、川崎市市民ミュージアム(2013年、神奈川)やギャラリーαM(2014年、東京)等で個展開催している。ハラドキュメンツは、原美術館賛助会員のサポートの下、1992年の福田美蘭に始まり 2012年の安藤正子まで、過去9回開催されており、美術の範疇に留まらず、着せ替え人形作家の真鍋奈見江など、次代を担う若手の創作を紹介している。本展の開催は、5月8日(日)まで。(text:cinemacafe.net)
2016年01月20日●「緊張」より先に「楽しさ」松本人志の印象を「番組の支配者」と表現して爆笑をさらったのが、モデルで女優の岡本夏美(17)。昨年夏、人気トーク番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に「ワイドナ現役高校生」という特別枠が設けられ、初登場時から"結果"を残した岡本は、その後の出演でも等身大の素直な意見で存在感を示していく。程なくツイッターフォロワー数が急増するなどの反響を呼び、同枠では最多出演を記録するほど欠かせない存在に。こうしたきっかけで、一躍注目される存在になった。業界の内外から熱い視線を集める岡本が、1月16日公開の『ボクソール★ライドショー』で映画初主演を飾る。同作は4DX専用の体感型アクションホラーで、メガホンを取るのは、数々のホラー映画を世に送り出してきた白石晃士監督。岡本は女子高生3人組の一人として本人役で出演し、廃校を舞台に繰り広げられる「狂気の番人」の追跡から、必死で逃れようとする。『ワイドナショー』では絶対に見せることのない、絶叫に次ぐ絶叫。その現場エピソードから、彼女の意外なルーツが見えてくる。――先ほど4DXを体験しました。座席が揺れたり、風や雨にさらされたり、シャボン玉が降ってきたり。ちょっと甘くみていました。まさにテーマパークのアトラクションですよね! 迫力は予想以上でした。ちなみに、私が手に持っている人形は、劇中で追いかけられる「狂気の番人」のマスコットです。こうして見るとかわいいですが、撮影中は驚かされて、結構リアルな悲鳴を上げています(笑)。――本作は、フィクションがドキュメンタータッチで展開していく「モキュメンタリー」作品です。かなりハイレベルな演技力が求められそうですね。実は中学1年生の頃、『カルト』(13年)という作品で白石監督にお世話になったことがありまして、その時もモキュメンタリーでした。初めてのお芝居がモキュメンタリーだったんです(笑)。でも、その時は苦労というよりも、セリフを自分が好きなように崩す作業が楽しかったのを覚えています。台本っぽくならないように、セリフや演技を自由に変えてもいいと言われていて、「今回もそれで頼むよ!」とご指示いただきました。――確かに「いかにもホラー映画」みたいなリアクションはあまり感じませんでした。台本には一応のセリフとして「キャー!」とか書いてありますが、私だったら言わないかもしれないと思ったところは相談させてもらいました。だからこそ、生々しいリアクションのセリフは自然に出てきた言葉なんです。――とにかく走って走って走って、そして逃げ回った撮影だったそうですね。本当にひたすら走っていました! カットがかかるまで走っていても、息使いとかは前後のつながりを考えないといけないので、ある場面では無理やり呼吸を荒くして、それで酸欠状態になったり(笑)。その上、撮影は8月。ロケ地の熱海は日光がすごく強くて、たくさん汗もかきました。――そんな過酷な状況下にもかかわらず、スタッフの評判がすごくよかったみたいですよ! 早朝からでもかなりハイテンションだったと(笑)。うれしいです。何事もすっごく楽しんでしまうタイプで、いつも「緊張」より先に「楽しさ」を感じてしまいます。朝が早い撮影の日は朝日がめちゃくちゃきれいで、そっちに感動して夢中で写真を撮ってしまったり、逆に夜遅くまでの撮影でも、終わって入れる温泉が待ち遠しかったり(笑)。――仕事に関して負担を感じることがあっても、それを補う部分を自然に見つけてられるわけですね。そうですね、基本的にプラスに考えることが多いんだと思います。「大変」よりも「結果的に楽しかった」と感じることがほとんど。保育園のころから、例えば劇をやることになった時に「はい! 主役やります!」というタイプなので、最近ではお母さんから「この仕事に巡り合えてよかったね」と言われるようになりました(笑)。――共演した渡辺恵伶奈さん、松本妃代さんは年上ですが、二人とも岡本さんのことを「しっかり者」と言っていましたよ。全然そんなことありません! プールに飛び込むシーンが怖すぎて、最初は行きづらいなと思っていたら、妃代ちゃんが先に行ってくれて。恵伶奈ちゃんも次に行くよと続いてくれたので、そういうところとかお姉さんに助けられたと実感します。それから、朝起きるのも恵伶奈ちゃんに頼りっ放しで……。全部起こしてもらったんです(笑)。――互いの距離が近い証拠ですね。初対面でもすぐに仲良くなれるタイプですか。はい! 人見知りをまったくしないので、初めて会った時から、積極的にしゃべっていました。――今まで『ラブベリー』、『nicola』、『seventeen』の3誌でモデルをやられていて、その経験が生かされているのでは?仕事上の経験というよりは、もっと幼い頃から人見知りをまったくしないんです。本当に騒がしい子どもだったんみたいですよ(笑)。目立ちたがり屋で、友だち大好きみたいな。知らないおじさんにホイホイついていっちゃうくらい、全く人見知りしませんでした。――それはやめてください(笑)!はい(笑)! 今回の撮影は特に構えることもなく、とにかく皆さんと一緒に楽しく撮影できればなと思って臨みました。●『ワイドナショー』は「とんでもない番組」――最近は『ワイドナショー』の出演でも話題になっていますね。こうしてお話しすると、また印象が違いますね(笑)。『ワイドナショー』は、私としては珍しいくらい緊張しています。出演者の方々が大御所の方ばかりの中、そこで発言させていただけることにまず緊張しますし、どんな話題を振られるのかも分からないので、それもすごくドキドキします。最初の収録は涙目になるぐらい緊張していましたが、最近は緊張しつつもちゃんとゲラゲラ笑えるぐらい、楽しめるようになりました。――いつも冷静に、落ち着いて話しているように感じていました。あれでも結構舞い上がっています(笑)。初回の前日は興奮状態でもあったのか、あまり眠れませんでした。――このように取材の機会で聞かれることも増えたと思いますが、反響はどのように伝わってきていますか。数字として明らかに分かった変化がツイッターでした。今はフォロワーが11万人ぐらいなんですが(1月時点で12万人突破)、『ワイドナショー』に出演させていただいてからすごく増えて。たしか、初回の出演で5,000人以上は増えたと思います。回数を重ねるごとにケタ違いに増えていくんです! そういうところでも、「とんでもない番組」であることをいつも感じています。それから、私に関連のことをつぶやいてくださる方がすごく多くなりました。――ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんともツイッター上でやりとりなさっていますが、それは『ワイドナショー』つながり?あれは何がきっかけだったんでしたっけ……たしか番組でご一緒させていただく前にフォローしてくださったのがきっかけだと思います。『ワイドナショー』の収録があったことを報告した時には、「いいなー」みたいにコメントをくださって(笑)。「今度ご一緒できるようにがんばります」という話をさせていただいてたんですが、その後の『ワイドナショー』でご一緒させていただきました。こんなペーペーに気を使っていただいて、うれしいです。――初めて出演した時、松本人志さんの印象を「番組の支配者」と表現して、スタジオが盛り上がりましたね。リアルタイムで見て爆笑してしまいました(笑)。あんなに笑っていただけると思っていなくて(笑)。結構素で答えたんです。――その後の共演を経て、松本さんの印象は変わりましたか?いえ、私の中では変わらず「支配者」です(笑)。緊張してなかなかお話しする機会もありませんが、オンエアで使われることのないオープニングトークでも話題を振ってもらって、すごく気を使っていただいています。あとは、「『痛快TVスカッとジャパン』のドラマに出てたよね?」とか言ってくださったり、そうやって私のことを覚えて気にかけてくださることがすごく幸せです。――ただ、その振られたチャンスでしっかり素直な意見を言えていることが、何度も呼ばれている理由だと思います。例えば学校でも、率先して意見するタイプですか。そうですね。私のクラスは発言する子が多くて、みんな積極的に手を挙げています。あとは話し合いの場でも自分の意見を言う子は多いです。私は中学生の時に学級委員をやったこともあって、もともとみんなで話し合うことが好きだったんです。そういうところでも、とにかくでしゃばり(笑)。「何かあればやらせてください」みたいなタイプです。――本当に天職ですね。どうでしょう(笑)。お母さんは全く逆のタイプなので、時々「本当に私の子?」「なんでそんなにグイグイいけるの?」と心配されます(笑)。――親がそういうタイプでもないとなると……一体何が原因なんでしょうか。どうしちゃったんでしょう(笑)。でも、おばあちゃんがボランティアや司会をやる姿を見ていたので、そういう血を受け継いでいるのかもしれません。――なるほど。こうして多方面で活躍されていますが、それぞれに力を注いでいくというスタンスですか。そうですね。今は経験させていただけることがあれば、全部やりたいです。それがちょっとでも武器になったり、経験になっていけたらなと思います。――そういう気合のもと、今回の作品にも挑まれたわけですね。はい! 普通の映画館で見るのとは違っていろいろな仕掛けがありますので、きっと楽しんでいただけると思います。そんな作品のスクリーンに自分の顔が映し出されるなんて……何よりもそれをすごく幸せなことだと感じています。■プロフィール岡本夏美(おかもと・なつみ)1998年7月1日生まれ。神奈川県出身。身長160センチ。2011年に『ラブベリー』(徳間書店)のモデルオーディションでグランプリを受賞し、芸能界デビュー。その後、『nicola』(新潮社)を経て、現在は『seventeen』(集英社)の専属モデルを務めている。これまで映画『カルト』(13年)のほか、TBS系『夜行観覧車』(13年)、フジテレビ系『GTO』(14年)、日本テレビ系『地獄先生ぬ~べ~』(14年)などのドラマに出演。(C)「ボクソール★ライドショー」製作委員会
2016年01月17日東京都・木場のgallery COEXIST-TOKYOにて、 彫刻家・小林耕二郎氏による展覧会「小林耕二郎 Concave」が開催される。会期は2016年1月16日~2月28日(月曜休廊)。開場時間は11:00~19:00。同展は、立体や映像、ドローイングなどを用い、総体として彫刻の制作を中心に活動している小林耕二郎氏による個展。彫刻を自然界の偶然の形として捉え、幼い頃、純粋な気持ちで自然現象を楽しんだ原点に立ち返り、イメージを膨らませようという小林氏の試みが公開される。展覧会名の「Concave」とは「凹状の」という語。で、下方に上がって窪んだ状態を指す。なお、小林耕二郎氏は2003年 多摩美術大学大学院美術研究科了の彫刻家。近々の活動としては、個展 [ 低地 | HOLLOW ] (会場: gallery COEXIST-TOKYO)、タマビ映像祭(会場: 3331 ARTS CHIYODA アキバタマビ21)、「構想計画所」 第18回 岡本太郎芸術賞展(会場: 川崎市岡本太郎美術館)などがある。
2015年12月18日『ワイドナショー』(フジテレビ系)で注目を集めているモデルで女優の岡本夏美(17)らが1日、東京・豊島園で行われた4DX映画『ボクソール★ライドショー』(2016年1月16日公開)のプレミア試写会に出席し、舞台あいさつを行った。日本初の4DX専用映画として制作された本作は、『シロメ』(10年)などで知られる白石晃士監督がメガホンを取った体感型アクションホラー。岡本のほか、渡辺恵伶奈、松本妃代が本人役の女子高生3人組を演じ、白石監督もディレクター・田代役で出演。4人は廃校でバラエティ番組の生中継を行うはずが、狂気の番人の登場により恐怖のどん底へと突き落とされていく。岡本といえば、ファッション雑誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルを務め、ツイッターのフォロワーを約11万人かかえるなど、人気沸騰中の17歳。『GTO』(14年・フジテレビ系)、『地獄先生ぬ~べ~』(14年・日本テレビ系)などのドラマで女優としても活躍する一方、今年8月からはダウンタウン・松本人志らの人気トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)に"ワイドナ現役高校生"として度々出演し、端麗な容姿と共に落ち着いた素直な発言で注目される存在となっている。そんな岡本にとっての初主演映画となる本作。この日は、共演の2人も登壇し、舞台あいさつの後には報道陣の取材に応じた。岡本は、初出演映画が白石監督の『カルト』(12年)であることに触れ、「初主演でもお世話になるという、そのご縁がすごくありがたい」と感謝。さらに、「すごく楽しい現場で、スタッフさんともワイワイ撮影することができました。本当に良い現場で主演をやらせていただけてよかったと思います」と重ねて謝意を示した。渡辺は18歳、松本は20歳で岡本より"お姉さん"だが、その存在を「しっかり者」と太鼓判。テンションを上げることが難しい早朝からの撮影でも、岡本は現場の盛り上げ役となっていたようで、渡辺は「年下と思えないくらいしっかりしてて明るい」、松本は「すごく周りも見えてて」「2人ともしっかりしててすごいなと思うことばかりでした」とそれぞれ絶賛の言葉を送った。4DXシアターは、座席が大きく振動したり、雨が降ったり、香りが漂ったり、風が吹き付けたりとさまざまな特殊効果が特徴の体感型上映システム。観客の心をつかむためには演技の臨場感も肝となるが、岡本は「本当に体を張りました」と胸を張る。そんな岡本の姿を目の当たりにしたスタッフも、「周りを気遣い、現場を盛り上げようとするまさしく主演女優の存在感」とたたえている。
2015年12月01日東京都・末広町のBambinart Galleryは、彫刻という領域を出立点とし、作品制作に取り組む4人のアーティストによるグループショウ「3/2, 4」を開催している。会期は12月13日まで(月火休廊)。開場時間は12:00~19:00。入場無料。同展は、彫刻という領域を出立点とし、作品制作に取り組む熊谷卓哉、謝花翔陽、永井天陽、宮坂直樹の4名のアーティストを紹介するもの。アーティストによって名づけられた同展のタイトル「3/2,4」(3もしくは2、そして4)のうち、3と2は、三次元と二次元を意味している。彫刻家にとって立体作品(3D)と平面作品(2D)を、同時に展示する目的で制作することによって負荷をかけ、可能性としての4=四次元的表現への憧憬と探索に取り組むことを示しているということだ。同展は、それぞれの作家による彫刻と絵画に対するアプローチのコントラストを通し、彫刻という領域の境界線を越え、また新たな側面が観られる構成となっている。■熊谷卓哉「人間の意識/無意識、常軌を逸した状態に興味がある。最近は世代やリアリティ、自分に最も卑近な所からあらゆる人々に共通する感覚について考察し、"現代の彫刻"を成立させるためのアプローチを試みている」武蔵野美術大学彫刻学科卒業、京都にてアーティスト・ラン・スペース「波さがしてっから」を共同運営。■謝花翔陽「人間の仕組みそのものの複雑性、矛盾をとりあげる。意思はどこにあるのか。意思は愛によって照らされるだろう。愛の不自由さ、一日一日死に近づいている感覚、憧れの対象に手を伸ばし掴もうとする行為。人が原初、造形上真っ先に目指したであろう、人の形の模倣と、生命感を描きださんとする行為を私も追体験したいと試みる。」東京藝術大学彫刻科卒業、東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻修了、アートアワードトーキョー丸の内にてグランプリ・小山登美夫賞をそれぞれ受賞。第18回岡本太郎現代芸術賞展ほか多数参加。■永井天陽「日常の中にあたりまえのようにあるもの。出来事、行為、ルール、名前、生まれることや死ぬことなど。 私はそれらの見方や在り方を少しズラして、もう一度自分の目で確かめてみたい。物事の境界や輪郭に向かって、石を投げるような具合で」武蔵野美術大学彫刻学科卒業、武蔵野美術大学大学院彫刻コース在学、奈良美智氏をディレクターに迎え青森県立美術館八角堂で開催されたプロジェクト「PHASE 2014」にて個展を開催。■宮坂直樹「認識の方法によって様々に現れてくる空間」という空間概念を基に、空間構成の研究をしている」Academie royale des Beaux-Arts de Bruxelles修士課程修了、Ecole national superieure des Beaux-Arts de Paris研修、東京芸術大学大学院先端芸術表現専攻博士課程在籍、ブリュッセル、パリなどでグループ展に多数参加。
2015年11月30日大阪府・万博公園の千里バンパクロフト(ららぽーと EXPOCITY内)は、「ほぼ日手帳」の「ことば」を、さまざまなテーマで集めた展示イベント「手帳のことば展 This is my LIFE.」を開催している。会期は11月25日まで。開場時間は10:00~21:00。入場無料。同イベントは、東京糸井重里事務所が販売する「ほぼ日手帳」を、2002年版の誕生から15年間支えてきた「ことば」を、さまざまなテーマで集めたもの。渋谷・福岡・金沢を回った展示は、同会場が最後の開催地となる。会場では、ほぼ日手帳の1ページごとに毎日書かれている「日々のことば」の展示のほか、手帳のことばを大きく手帳に写せる「日々のことばスタンプ」や、「日々のことば」おみくじなど、心に響く「ことば」を読んで、触れることができる。また、会場限定のオリジナルグッズとして、「セフティ・マッチ金の言葉」や過去の「日々のことば」をさらに選りすぐり、そばに置いておきたい「ことば」をスーパーボール(350円)と特製缶マグネット(250円)にしたものが販売されるということだ。そのほか、会場であるEXPOCITYのオープンを記念して、千里バンパクロフトでは岡本太郎関連のアイテムを取り扱う。そのなかで、「ほぼ日手帳2014」で販売された手帳カバー、岡本太郎「TARO/建設」が特別に再販売される。1956年に旧東京都庁舎の壁画として描かれた「建設」を、手帳カバー全面にプリントしたもので、同店でのみの販売となるということだ。
2015年11月20日今や名所ともなっている「横浜外国人墓地」など、東京周辺にはじっくりと巡ってみたい墓地がある。今回はそんな、休日にわざわざ行ってみたくなる神奈川県と埼玉県の墓地を紹介しよう。○異国情緒たっぷり「横浜外国人墓地」墓地でありながら、横浜の観光名所のひとつともなっているのが「横浜外国人墓地」(神奈川県横浜市)。洋館を思わせる重厚な門と、そこに並ぶ十字架がいかにも異国を思わせる。ここは1800年代に開かれた外国人のための墓地。亡くなった水兵を埋葬するため、あの黒船のペリーが埋葬地を江戸幕府に要求したことが始まりだったという。それから現在までに埋葬されたのは40カ国以上、4,400人ほどの外国人とのこと。通常は公開されていないが、3月~12月の土曜・日曜・祭日の12:00~16:00には一般人でも立ち入ることができる。入場の際は200~300円の募金が必要。ただし、雨の日は入れないので注意しよう。墓石は十字架だったり、石に名前などが刻まれていたりするものがほとんどだが、いつの時代のものなのか、大きな石の棺桶のようなものもある。十字架であっても国によって違う形のものが集まっており、時代や国を超えたお墓がこの墓地にはあるようだ。なぜか墓地には猫が多いが、ここも同様。特に入り口付近の資料館あたりのお墓には猫がたくさんいる。どうやら猫にも気に入った場所があるようで、細い墓石の上に器用にのってはしっぽをゆらゆら揺らしている。その表情がいかにも「これは私のだ」と言っているようで、相手が猫といえども「そうですか」と言って引き下がるしかなさそうに思える。場所は元町中華街と港の見える丘公園のあたりにある。墓地散策後の楽しみには事欠かないだろう。アクセスは、横浜高速鉄道みなとみらい線「元町・中華街駅」よりアメリカ山公園経由で徒歩3分となる。○英国庭園を思わせる「英連邦戦死者墓地」あまり知られていないが、横浜にはもうひとつ、ぜひ訪れてみたい外国人墓地がある。それが、「英連邦戦死者墓地」(神奈川県横浜市)。ここは兵士のための墓地で、第二次世界大戦時に日本で亡くなった兵士ら約1,700人が埋葬されている。エリザベス女王など英国の要人が来日の際に訪れる場所でもあり、過去には故ダイアナ妃、2015年2月にはウィリアム王子が訪問。黙祷を捧げたという。13ヘクタール(東京ドーム約2.7個分)もの広大な敷地は美しく整えられ、ところどころにはベンチが置かれている。まるで英国の庭園のような風景だ。大きな十字架の碑の前には芝生が広がり、低い墓石が丁寧に並べられている。厳かでありながらほっとひと息つけそうな墓地となっている。ここにはイギリスだけでなく、アメリカやオランダ、インドの兵士も眠っおり、各国の碑はそれぞれ形が異なる。参観時間は8:00~17:00まで。広いうえに階段や坂道もある。歩きやすい靴で行った方が良さそうだ。アクセスは、JR横須賀線/湘南新宿ライン「保土ヶ谷駅」よりバス「児童遊園地前」下車となる。○あの著名人がここに!「狭山湖畔霊園」東京からそう遠くない墓地ながら、話題に上がることはまずないであろう「狭山湖畔霊園」(埼玉県所沢市)。ここには、誰もが知る著名人のお墓がある。特に有名な人としてはシンガーソングライターの尾崎豊、絵本作家のいわさきちひろなど。実は尾崎豊のお墓の中には遺骨は入っていないという。盗難防止のため、東京都内の某所に移されたとのこと。しかし、亡くなってから20年以上経った今でも、彼のお墓にはファンからの花が絶えることはない。湖畔の霊園というだけあって、ここは狭山湖と多摩湖に挟まれた小高い丘の上にある。豊かな緑に囲まれ、秋には紅葉、春には桜の名所となる。アクセスは西武線各線「西武球場前駅」より徒歩10分となる。○古いけどお墓「吉見百穴」同じく埼玉県に、ちょっと変わったお墓がある。「吉見百穴」(よしみひゃくあな)(埼玉県吉見町)だ。お墓というより遺跡なのだが、なかなか面白いので紹介したい。吉見百穴は6世紀~7世紀に造られたといわれているお墓で、こんもりとした丘に無数の穴が開いているというもの。現在は遺体などはないが、入れそうな位置にあるものは実際に入ってみることができる。広めの穴には削って作られたベッドらしきものがあり、おそらくそこに遺体が安置されたのだろうと想像してみると少々背筋が寒くなったりするかもしれない。また、ここには第二次世界大戦中に軍需工場として使われるはずだった巨大な洞窟も残されている。薄暗い電球を頼りに中を進んで行くのだが、ほのかに照らされている岩肌を見ているだけでも結構不気味。洞窟は奥へと長く続いているものの、途中から格子があって入れないようになっている。その先には一切電気がないため、まさに闇といったところだ。アクセスは東武東上線「東松山駅」からバス「百穴入口」下車。なお、入園には300円が必要となる。お墓は亡くなった人の眠る場所だが、生きている人が憩いを感じられる場所であってもいいかもしれない。あくまで故人を尊重しつつ、散策を楽しんでみたい。このほか、東京都内の墓地を巡ってみたくなったら「東京都にある霊園探訪! ハチ公に寄り添われた上野博士にアートな岡本太郎も」もあわせてどうぞ。○筆者プロフィール: 木口 マリ執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。
2015年11月05日墓地というと、「お寺の裏手などにあってどちらかというと陰気な場所」というイメージがあるかもしれない。実は東京にある大きな霊園は緑豊かで美しく、わざわざ訪れる価値のあるようなものも多い。また、夏目漱石や岡本太郎など、たくさんの著名人は東京の墓地で眠っている。そういった過去の偉人に出会う楽しみもある。今回はそんな、秋の休日に行ってみたくなる東京都内の霊園を紹介しよう。○夏目漱石の眠る猫がいっぱい「雑司ヶ谷霊園」東京の墓地といったら外せないのは「雑司ヶ谷霊園」(池袋)。ここには夏目漱石や小泉八雲といった文豪、そして竹久夢二、ジョン万次郎など、数多くの歴史的人物のお墓がある。木々が茂り、ちょっとした山あいにでも来てしまったかのようなこの霊園は特に秋がいい季節。イチョウやケヤキなどが豊富で、紅葉が楽しめる名所となっている。約10ヘクタールもの広大な墓地のため、まずは迷子になる前に地図を手に入れたい。雑司ヶ谷霊園のような都立の霊園では、著名人の墓所が記された「霊園マップ」が置かれている。管理事務所に立寄って入手しよう。霊園内の「いちょう通り」にほど近い、夏目漱石のお墓にはぜひ立ち寄りたい。墓石は大きな肘掛けイスのような形をしていてユニークだ。しかも、この霊園には猫がとても多い。「吾輩は猫である」とでも言わんばかりにイス型墓石にちょこんと座っている場面に遭遇するかもしれない。アクセスは、東京メトロ有楽町線「東池袋駅」もしくは東京メトロ副都心線「雑司ヶ谷駅」より徒歩10分。または、東京に唯一残る路面電車「都電荒川線」を利用してトコトコ行く霊園散歩も面白い。過去の偉人に出会う旅には都電のレトロな雰囲気が似合いそうだ。この場合は「都電雑司ヶ谷駅」で下車。そこから霊園までは徒歩5分ほどでたどり着く。○上野博士withハチ公がある「青山霊園」六本木にほど近い「青山霊園」(南青山)もぜひ訪れてみたい墓地。憩いの場とでも思えるほど緑豊かな霊園で、雑司ヶ谷霊園などと共に日本初の"公営の墓地"として明治7年(1874)に開かれた。ここに眠るのは、明治維新の中心人物である大久保利通や、「乃木坂」の由来にもなっている明治時代の軍人・乃木希典など。特に面白いのは大久保利通の墓石。見上げるほど巨大で、しかも亀に乗っている。そのほか、大日本帝国時代に消息を絶った軍艦「畝傍(うねび)」と沈没した「千島(ちしま)」の乗組員のための慰霊碑や大砲の砲身などが設置されている。いずれも明治時代の風情があり、歴史好きにはたまらないだろう。そして忘れてはならないのは忠犬ハチ公の主人・上野博士がここに眠っているということ。竹の柵に囲まれた素朴なお墓のかたわらにはハチ公の碑が置かれている。ハチ公の骨はここに納められていないものの、主人に会いたいと願っていた気持ちはその碑の中にあるのかもしれない。桜の名所として知られる青山霊園だが、園内に植えられたエンジュの葉が紅葉し、墓地を真っ赤に染めていくのも美しい。特に上野博士のお墓のような、古き良き日本を思わせる風景は郷愁を感じさせるものがある。ここも雑司ヶ谷霊園同様、管理事務所にマップが置かれているが、お目当ての人物がいる場合は事務所の「著名人墓所検索システム」を利用しよう。お墓といえども意外とハイテクなのだ。アクセスは東京メトロ銀座線「外苑前駅」より徒歩7分、東京メトロ各線「青山一丁目駅」より徒歩9分となっている。○岡本太郎のアートな墓石がある「多磨霊園」東京のローカル線・西武多摩川線でアクセするような場所にある、本当にのどかだと感じさせてくれる霊園が「多磨霊園」(府中市)。海外の森林墓地を参考に日本初の公園墓地として造られたもので、広さはなんと128ヘクタール(東京ドーム27個分)!ここに眠るのはサザエさんの作者である長谷川町子や、作家の江戸川乱歩、北原白秋、三島由紀夫、歌人の与謝野晶子など。映画にもなったドイツのスパイ・ゾルゲもここに眠っている。霊園の形態は、通常のお墓のほか芝生墓地や壁墓地などもあり、巨大な噴水塔もあるというユニークなもの。その中でも特に注目したいのは芸術家である岡本太郎のお墓。生前の作品がそのまま墓石になっているのである。墓石のタイトルは「午後の日」。楽し気な笑顔の彫刻のため、お墓なのに思わずつられてニッコリしてしまうかもしれない。さらに、その前には父・岡本一平のお墓も。これまた墓石は岡本作品で、タイトルは「顔」。そしてその隣には母・岡本かの子のお墓があるのだが、墓石はなぜか観音像。楽しい家族風景が見られるお墓なのだ。アクセスは西武多摩川線「多磨駅」より徒歩5分。武蔵野の地で四季折々の自然を満喫する墓地散策ができるだろう。東京の墓地は「ここに入ってもいいかも」と思えるくらい心安らぐ景観のものが多い。「秋晴れの日はお墓で」というのはいかがだろうか。また、墓地には亡くなった人を悼んでいる人もいる。静かに過ごす、ゴミを持ち帰るなど、マナーを守って霊園散策を楽しみたい。※写真はイメージで本文とは関係ありません○筆者プロフィール: 木口 マリ執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。
2015年10月29日海洋堂は、岡本太郎記念現代芸術振興財団公認商品として「1/144スケール 太陽の塔 塗装済み完成モデル」の再販売を10月17日に開始した。希望小売価格は14,980円(税込)。1970年に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会のシンボルとして建造され、45年たった今もなお根強い人気を誇る、岡本太郎氏の代表作「太陽の塔」を1/144スケール(全高:約500mm)で立体化。「黄金の顔」「避雷針」「はしご」「背部接続パーツ」など、精密さが求められる部分はABSを使用したインジェクション成型にて再現されている。■金メッキをほどこした「黄金の顔」 - 左右の瞳には発光ギミックを採用塔の頂部に位置する未来をあらわす「黄金の顔」は、より実物に近い質感を表現するために金メッキを使用。顔パーツの裏側と本体との接合部を正確に再現した立体模型は少なく、資料としての側面も持ちあわせている。瞳にはLEDライトを使用し、スイッチで点灯することが可能。「黄金の顔」のパーツを前後に分け、磁石で固定することで、電池交換も容易に行うことができる。■過去を象徴する背面に描かれた「黒い太陽」黒色陶器(信楽焼)のタイルを貼り付けて描かれた「黒い太陽」。そのディテールは3つの顔の比較をより強く際立たせる。■コンクリート造りの質感が表現されたボディ部分本体および腕部分は、鉄筋コンクリートおよびショットクリートの質感、腕部分の付け根や背面上部の扉をも再現。胴体部分と、胴体正面の現在を表す「太陽の顔」部分の素材感の違いまでこだわったつくりになっている。なお、海洋堂では12月に1/350スケールの発売も予定。そのほか詳細は海洋堂の詳細ページをチェックしてほしい。※岡本太郎記念現代芸術振興財団公認商品(C)Taro Okamoto
2015年10月20日東京都・南青山の岡本太郎記念館では、太陽の塔と対峙する建築、空間のアイデアを募集して選ばれた7点の入選作品、および応募作品の一部を展示する企画展「太陽の塔に対峙せよ」を開催する。開催期間は10月28日~2016年2月28日(火曜休館、ただし祝日の場合は開館/年末年始(12月28日~1月4日)は休館。開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。入場料は一般620円、小学生310円。今回のアイデアコンペ「太陽の塔に対峙せよ!」は、9月7日~9月16日の期間に作品募集が行われ、16歳~67歳という幅広い年齢層から計150点もの応募があったという。その中から2日間にわたる一次審査によって7点の入選作品が選出され、10月28日~2016年2月28日の期間中、岡本太郎記念館に他の一部の応募作品とともに展示される。また、11月26日には入選者のプレゼンテーションと最終審査が公開で行われ、その場で最優秀賞と特別賞が発表されるということだ。最終審査の詳細については、後日岡本太郎記念館のWebサイトで発表されるという。ちなみに、最優秀賞(1名)には賞金50万円と岡本太郎記念館での作品展示権が、特別賞(1名)には賞金20万円とパリ往復航空券が贈呈されるとのことだ。なお、審査員は、建築批評家/東北大学教授の五十嵐太郎氏(審査委員長)、美術批評家/多摩美術大学教授の椹木野衣氏、建築家の藤本壮介氏、空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長の平野暁臣の4名が務める。
2015年10月02日東京・六本木の国立新美術館にて9月2日から14日まで、「第100回記念 二科展」が開催される。1914年、文部省美術展の洋画部に対して新進作家たちが“第二科”の新設を働きかけたが実現できなかったことから、有志が日本洋画の革新をめざして集結して始められた「二科展」。“流派にとらわれず、新しい価値を尊重し、創造者の制作上の自由を擁護する”を信条とし、洋画界の黎明期に多くの著名な芸術家を輩出してきた。これまでの参加者は、安井會太郎、熊谷守一、東郷青児、岸田劉生、梅原龍三郎、小出樽重、中川一政、林武、佐伯祐三、宮本三郎、岡田謙三、藤田嗣治、岡本太郎など。海外からもジェレニェフスキー、マチス、ドラン、ピカソ、デュフィ、ブラック、モネ、ボナール、ブールデル、ゴヤ、ルオー、ロダン、モディリアーニなど、数多くの著名作家の作品が出品された。「第100回記念 二科展」では、同展に多大なる功績を遺した洋画家、彫刻家たちの作品を特別展示。歴代理事長の作品や、デザイン部と写真部の会員による同展に向けた作品も展開される。また、国立新美術館2階にある休憩室A、B、C、Dでは、絵画、彫刻、デザイン、写真の4部の会員有志によるコラボ展を実施。メインテーマは“あそび”、サブテーマは“ネコ100態”と設定され、様々な“ネコ”作品が展示される他、講演会やギャラリートーク、ミニコンサートなども予定している。また、二科の100年の歴史を一覧出来る「伝説の洋画家たち 二科100年展」が現在、東京都美術館で開催中。9月12日から11月1日まで大阪市立美術館、11月7日から12月27日まで福岡・石橋美術館でも行われる予定だ。【イベント情報】「第100回記念 二科展」会場:国立新美術館住所:東京都港区六本木7-22-2会期:9月2日~14日時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)※金曜日は20:00まで入場は19:30まで、最終日は14:00までで入場は13:00まで休館日:9月8日料金:一般1,000円、高大学生800円、中学生以下無料
2015年08月24日バンダイが展開するダイキャストを含む複合素材を使用した玩具「超合金」シリーズより、サンリオの人気キャラクター「マイメロディ」が商品化され、同キャラクターの誕生日2016年1月18日に発売されることが決定した。昨年で生誕40周年を迎えた「超合金」シリーズは、第一弾として1974年に商品化された『マジンガーZ』が、アニメの中で"超合金でつくられた"という設定から、商品名にも冠している。『超合金 マジンガーZ』は発売初年度に50万個を販売する大ヒット商品となり、その後もさまざまなキャラクターを商品化。最近では、サンリオの「ハローキティ」、『妖怪ウォッチ』の「ジバニャン」や「ロボニャン」、岡本太郎の「太陽の塔」など規格外の商品化で話題となっている。今回発表された『超合金 マイメロディ(あか)』は、同キャラクターの40周年を記念して、誕生日にあたる2016年1月18日に発売。昨年発売され話題となった『超合金 ハローキティ』に近いギミックが内蔵され、通常モードのほか両耳を180度回転させて首を可動させると宇宙に飛び立つための「宇宙巡航モード」へ変形する。さらに、マイメロディの「おねがいパワー」で両耳からハート型のパンチ「おねがいパンチ」も発射可能。しっぽを回すとコクピットが出現し、付属するマイメロディ本人のミニフィギュアを搭乗させることもできるという。このミニフィギュアは、かわいい「おねがいポーズ」に。商品価格は5,832円(税込)で、2016年1月18日に発売される。(C)1976,2014 SANRIO CO.,LTD. APPROVAL NO.S562481
2015年08月21日「伝説の洋画家たち二科100年展」が上野公園の東京都美術館で7月18日に開幕、17日には開会式が行われ、本展覧会の音声ナビゲーターを務める石坂浩二(74)らが出席した。「伝説の洋画家たち二科100年展」チケット情報本展覧会は、1914年に結成された二科会主催の美術展覧会である「二科展」が、今年で第100回を迎えたことを記念し、開催される。安井曾太郎、東郷青児、小出楢重、林武、村井正誠、吉原治良、吉井淳二、織田廣喜、鶴岡義雄、佐伯祐三、藤田嗣治、岡本太郎など、名だたる画家たちが研さんを積んだ時期の画壇デビュー作が一堂に会するほか、東北から九州まで70を超える全国の美術館や所蔵家が所蔵する約120点の名品を鑑賞することができる。常に時代を先取りしてきた二科展の100年の歩みを「草創期」、「揺籃期」、「発展そして解散」、「再興期」の4期に分けた本展は、日本近現代美術史における二科会の意義が浮き彫りになるような仕組みとなっている。日本を代表する画家・彫刻家による二科展出品作を紹介、100年続く二科展の気風を体感できる「伝説の洋画家たち二科100年展」は東京都美術館にて、9月6日(日)まで開催。当日券は一般 1,500円、学生 1,200円、高校生 800円、65歳以上1,000円。
2015年07月30日彼に対する愛情がどんどん強くなると、「私だけが好きなのかも」と感じることもありますよね。本当に愛してくれているのかが不安になり、「私のこと、好き?」と聞いて、「重たい女だ」「面倒くさいな」と思われて、悪循環に陥ってしまうこともあるでしょう。彼との温度差に不安・不満を感じている人は、少し違った観点から恋愛関係を見てみると良いと思います。今回は「芸術は爆発だ」が流行語にもなった、芸術家 岡本太郎さんの名言から、心に余裕をつくる方法を考えてみましょう。■同じ愛情を注ぐのは難しい“相思相愛と一口にいうが、お互いが愛しあっているといっても、その愛の度合いは必ずしも同じとは限らない。いや、どんな二人の場合だって、いつでも愛はどちらかの方が深く、切ない。つまり、男女関係というのは、デリケートにみていくと、いつでもどちらかの片想いなのだ。”(『自分の中に毒を持て』p144から引用)両想いでも片想いでも、共通して言えるのは、「どちらかの愛情が深く、辛い想いをしている」ということ。「私だけが悲しいはず」「私だけが必死になっている」と思うのは、恋愛関係では当然のことだと、岡本太郎さんは言っています。■小さな変化を察知しよう「私と同じくらい愛情を注いでほしい」というのは難しいので、お互いの愛情を測るのはやめたほうがいいでしょう。愛情を天秤にかけることで、余計に虚しさや切なさを感じてしまう可能性があります。そうするよりも、相手の小さな気遣い、些細な表情の変化などを察知するように意識して、彼の気持ちを再確認しようとした方が、愛情を感じやすいと思います。「愛してる」「大好き」という言葉を表現してくれなくても、心では深い愛情を感じているというケースもありますよ。ストレートに気持ちを表現してくれないからといって、「私の方が…」と嘆かないようにしましょう。不安を感じたとき、彼の気持ちが見えなくなったときは「いつでも愛はどちらかの方が深く、切ない」という言葉を思い出してみて! 「恋をしているから当たり前なんだ!」と前向きにとらえることで、不安を払拭して前に進んでいく気持ちが持てるようになるはずです。ネガティブをポジティブに変換させられる、岡本太郎さんの名言はたくさんあります。この機会に、岡本太郎さんの書籍に触れ、今までとは違った世界観に浸ってみませんか? 自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか(著:岡本 太郎)
2015年05月23日東京都・南青山の岡本太郎記念館は、昨年の第17回岡本敏子賞を受賞したサエボーグによる新作展示「HISSS」を開催する。会期は5月27日~6月14日火曜休館(祝日は開館)。開館時間は10:00~18:00。観覧料は一般620円、小学生310円。同展は、記念館内に巨大な蛇と、蛇からうまれた"火ぐるみ"を表現したラバースーツを展示する、若手アーティスト・サエボーグの特別展示。岡本太郎賞および岡本敏子賞の副賞として、同記念館での展示機会を与えられたことにより実現したもので、企画展「岡本太郎の『生命体』」内にて開催される。火をモチーフとした今回の作品では、いのちのあり様を追い続けた岡本太郎の館にあらわれる、生物を超えた生命体を表現しているということだ。また、5月27日および展示期間中の土日はサエボーグによるパフォーマンスが予定されている。開催時間等の詳細は後日岡本太郎記念館HPで発表されるとのこと。同展の開催に際し、作家・サエボーグは次のようにコメントを寄せている。「サエボーグの名前はサイボーグ的な身体と重ねて合わせています。人工的な皮膚を身につけ、自分の性別や年齢、様々な枠組みを超越した、人ではない何かになることに憧れているのです。ゴム製のスーツは汗だくになり、つらく息苦しいですが、パンパンに膨らんだゴムが隙間なく本来の身体を圧迫し、自分の体そのものになる感覚を得ることが出来ます。自己を超越したものに憑依することができるのです。今回のスーツは蛇からうまれた「火ぐるみ」です。「世界のはじまりの蛇」からうまれてきた生物を超えた生命体です。かつて蛇には手と足がありました。蛇は土をくらい、地べたを這いずりまわるようになり、一方で龍は強大な力をもちます。誰が蛇の手足を奪ったのでしょうか。その問いかけを今回は作品にしました。」
2015年05月13日奇譚クラブは4月29日、カプセルトイ「コップのフチの太陽の塔」の追加販売を開始した。同商品は、カプセルトイ「コップのフチ子」シリーズのひとつ。岡本太郎記念館にて行った先行販売では1時間たらずで完売し、2月下旬の一般発売でも1週間以内に完売。今回、全国のガチャガチャにて追加販売する。ラインアップは「乗り越え太陽の塔」「ふりむき太陽の塔」「腰かけ太陽の塔」「ひっかかり太陽の塔」「逆さひっかかり太陽の塔」のほか、若かりし岡本太郎氏を完全再現したという「コップのフチの太郎」と"ファン必見のとんでもないマル秘シークレット"の全7種類となる。価格は1回400円(税込)。
2015年04月29日東京都・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYにて、「第18回 岡本太郎現代芸術賞」への入選を果たした、"赤い△のアーティスト"金藤みなみの映像作品上映会「あ・る・く」が開催される。会期は4月4日~4月5日。開場時間は11:00~20:00。入場料は500円(バッチ付き、再入場可)。同上映会は、赤い三角形の被りものを象徴とするアーティスト金藤みなみの、新作を含む5本の映像作品を上映するもの。「岡本太郎現代芸術賞」出展のインスタレーション作品でも上映されている「SHIN-OKUBO Boomerang」をはじめ、金藤みなみを象徴する赤い三角形の被りものが登場する「Achela」、「Reverce2」、女子美術大学在籍時に制作された「Haita」のほか、本上映会に向けて制作された新作「受精告知」が上映される。なお、金藤氏はこれまでに、映像作品に限らず、消費によって削られる装いを反映させたパフォーマンスやインスタレーション、絵画などを制作。多彩な表現手段を用いる作家だが、すべてに通底する自身の作家ステートメントについて「"スクラップされた痛みを着る"をテーマに、他者の身体イメージを恣意的に置換することによって、パブリックイメージがいかに切り刻まれ、構築されるのかをアートによって確かめます。身体は血がめぐるのと同様に日々消失し生まれ変わります。"痛みを着る"ことによって、身体は私たちに私たちの抱える問題の重みを思い出させ、私たちの美意識がどのように生まれ、どのように変化していくのかを確かめる装置なのです」と語っている。また、関連企画として、金藤氏が学生時代にバーテンを務めていた「芸術公民館」の館長だった会田誠との対談が開催される。開催日時は4月4日18:00~19:00。そのほか、「第18回 岡本太郎現代芸術賞」にて、岡本太郎賞を受賞したYotta氏、岡本敏子賞を受賞した久松知子との座談会が開催される。開催日時は4月5日19:30~20:30。いずれも、上映会入場料のみで参加することができるとのことだ。
2015年03月30日奇譚クラブは、ディズニーとコラボしたコップのフチ子シリーズ最新作「コップのフチのあの子」を発売する。発売日は3月27日。販売店舗はヴィレッジヴァンガード各店。価格は各490円(税別/全3種)。「コップのフチ子」は、マンガ家や映像作家などとして活躍中のタナカカツキ氏と同社が共同開発した、コップの"フチ"で遊べる人気カプセルトイ。これまでもハローキティやふなっしーなど他のキャラクター、さらには岡本太郎の代表作「太陽の塔」とのコラボアイテムなど、多様なバリエーションがリリースされている。今回のコラボでは、ディズニーキャラクターのコスプレをしたフチ子を展開。ミッキーの耳や服を身につけた「座るあの子」、ミニーマウスのコスチュームの「ひっかかりあの子」、ドナルドダックの帽子などを着た「乗り越えあの子」といった全3種となっている。通常時とは異なりフチ子が金髪碧眼だが、同社は「アメリカのフチ界を吟味し尽くした『あの子』がカリフォルニアから緊急来日!」と解説している。また、同製品と合わせて、ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダックの全3キャラクターをコップのフチにかけられる「コップのフチのディズニーキャラクターズ」も同時に発売。それぞれのキャラクターのポーズが「コップのフチのあの子」に対応しており、並べて飾ることで映えるデザインとなっている。
2015年03月27日東京都・南青山の岡本太郎記念館では、岡本太郎の「生命体」展を開催している。開催期間は6月14日まで(火曜休館、祝日の場合は開館)。開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。入場料は一般620円、小学生310円。同展は、一般公開されていない「生命の樹」の模型をはじめ、岡本太郎が手掛けた作品の中でも特に生命のエネルギーにあふれる油彩など約30点を展示し、太郎が表現しつづけた"いのちの強さと尊さ"に迫っている。岡本太郎は、生涯にわたって"いのち"を描きつづけてきたが、その代表的な作品が、太陽の塔の胎内に内臓されている「生命の樹」。太陽の塔を構想したとき、太郎はその胎内に"生命体"を内蔵しようと考え、アメーバから人間にいたるすべての生き物が一体となって組織する一つの"樹"を創り出した。それは動脈となり、リンパの流れとなって太陽の塔に生命を吹きこんでいる。さらに会期半ばより、第17回岡本太郎現代芸術賞で太郎賞を受賞したアートユニット「キュンチョメ」と、敏子賞を受賞した「サエボーグ」による新作の特別展示も行われる。4月1日~20日に開催するキュンチョメの「もう一度太陽の下でうまれたい」展では、太郎作品の中でも太陽をモチーフにしたものをとりあげ、新たな解釈とともに状況に抗おうとする意欲的な展示となる。なお、今年度の受賞作品を紹介している「第18回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」展も、4月12日まで川崎市岡本太郎美術館にて開催されている。
2015年03月20日神奈川県・川崎市岡本太郎美術館では、芸術の新しい可能性を切り拓く受賞作品を紹介する「第18回岡本太郎現代芸術賞展」を開催している。開催期間は4月12日まで(月曜休館)、開場時間は9:30?17:00(入館は16:30まで)、入場料は一般600円、高大学生・65歳以上400円、中学生以下は無料。同展は、たえず新たな挑戦を続けてきた芸術家・岡本太郎の精神を継承し、自由な視点と発想で、現代社会に鋭いメッセージを突きつけるアーティストを顕彰する「岡本太郎現代芸術賞」を受賞/入賞した作品が一堂に会する展覧会。今年で18回目をむかえる同賞には672点の応募があり、Yottaのデコラティブな焼き芋販売カー「金時」が岡本太郎賞を受賞。そのほか、岡本敏子賞の久松知子「レペゼン 日本の美術」、特別賞(4点)など27点の作品が選出されている。Yottaは授賞式にて「美術の人にやっと認められた、安心したという気持ちです。すごく素晴らしい賞をいただいて光栄です」とコメントしている。なお、Yottaによる「金時のおいしい石焼き芋販売」(限定缶バッジ付きで700円、1日限定100本)は土、日、祝日の12:00~17:00、特別賞を受賞した藤村祥馬によるパフォーマンス「どれいちゃん号を漕ぐ!」は土、日、祝日の12:30~14:30、15:00~16:30に行われている。
2015年03月12日神奈川県川崎市には、縄文時代の息吹を感じられる施設がある。しかもそこでは、地下1,300mから湧き出た天然温泉を堪能できるという。○黒川温泉がモデル施設の名前は「縄文天然温泉 志楽の湯」。2002年、この地にあった半導体工場が閉鎖したことをきっかけに、原点である縄文時代にまで時代を戻してみようと地面を掘ったところ、40度近い高張性の天然温泉が噴出したのがそのはじまりだ。地中深くに眠っていた"化石海水"と呼ばれる太古からの海水を生かして、「この場所に現代人の生きる力を呼び起こすための温泉を創ろう」と思い立ったんだとか。そこでまずは日本全国の秘湯を巡り、とりわけ惹かれた黒川温泉をモデルとすることを決意。縄文文化の栄えた信州八ヶ岳から230tの安山岩を運び、九州飛竜野山頂からコナラなどの自然木を運んで植樹し、露天を創ることからスタートした。なんせ、はじめに掲げたモットーが「ここにくると、ほっとする。都会に古里を……」。一人ひとりの生命力を取り戻せるような場所になればとの想いから、素材一つひとつにこだわり、素朴でダイナミックな風呂創りに挑んだのだ。○蔵石風呂や味噌樽風呂、海底洞窟蒸し風呂もいうまでもなく、お風呂はこだわり満点。露天風呂を筆頭に、蔵石風呂(女湯)、味噌樽風呂、海底洞窟蒸し風呂(女湯)など、コンセプトも見た目もユニークなものだらけ。加えて、身体への浸透圧が高い"高張性"の源泉は、身体を芯から温めるので毒素排出にもうってつけ。美容や健康への効果も期待できる。「"化石海水"は、岩のミネラルや草木の成分、繊維が溶け込み、温泉成分が濃いのが特徴です」とスタッフさんが教えてくれたが、事実、ナトリウムやカルシウム、炭酸水素などの成分を豊富に含んだ湯は健康維持にも非常に役立つ。神経痛や筋肉痛、疲労回復のほか、慢性婦人病なども適応症に含まれるそうだ。高い効果を肌で実感することができるためかリピーターも多く、中には夜勤明けに訪れる人や泊まりがけで利用する人もいる(宿泊施設完備)。朝風呂は露天風呂のみ8時からオープン。回数券(30回・20回・10回)を利用するとお得に入浴できるのもポイントだ。それでも疲れを取りきれないという人は、温泉でしっかり温まった後に館内でエステを利用するのも一手。リンパドレナージュなどの人気メニューで、「本来の"げん氣"を取り戻してくださいね」とスタッフさんからのメッセージも。○マクロビオティックをおいしく楽しむまた、志楽の湯利用後に館内着のまま利用できるレストラン「マクロビ茶カフェ」では、厳選素材の無農薬有機野菜や玄米を使用した「玄米げん氣プレート」(税込770円)をはじめとする、肌にも身体の内側にもうれしいマクロビオティックメニューを楽しむことができるのもポイントが高い。マクロビオティックとは穀物菜食中心の生活法を指すが、これを続けることによって身体も頭もスッキリして、日々の生活をより幸せに生きていくことが可能なのだとか。これは日本独自の食事法なのだが、数年前、アメリカのセレブの間でこの食事が流行したことがきっかけで、日本でもブームになったのだ。志楽亭では、焼きドーナツやゼリー、ケーキ、タルトにいたるまでのスイーツもマクロビ仕様。身体への負担を気にせず食欲を満たすことができそうだ。料理に使用されている食材の一部は、毎週木曜日から日曜日にかけて、館内の売店横で開催される「縄文げん氣市」でも販売。こちらには、無農薬、減農薬の野菜や、あいがも有機農法の玄米、たまねぎ茶、昔ながらの製法で作られた調味料、蓼科ハーブティなど、地球環境にもやさしいこだわりの商品が数多く並ぶので、眺めるだけでも楽しい気分になること請け合い。○岡本太郎×縄文土器も同施設で丸一日ゆったり過ごしたことで"古里にいるようなスローライフ"が気にいったら、食材を買って帰って自宅で再現するのも良さそうだ。また、売店には、日本の情緒を堪能できる江戸染め手拭いや杉で作られた手作り下駄のほか、炭グッズなど、心安らぐ商品がずらり。お土産を選ぶ時間もたっぷり楽しんでほしい。最後に、現代アート好きの方には特に耳よりな情報をひとつ。施設のフロント前には、なんと故岡本太郎氏による「縄文人」が設置されている。施設を運営する「グループダイナミックス研究所」所長と親交があったという岡本氏は、「この国で唯一の優れた芸術性と独創性は、縄文中期の日本人によって作られた縄文土器のみだ」と発言したというが、その発想のもと創られた作品はどのようなパワーを秘めているのか、自らの目でしかと確認してみてほしい。
2015年02月26日2月8日に千葉県・幕張メッセで開催された世界最大級のガレージキットイベント「ワンダーフェスティバル2015[冬]」にて、バンダイの超合金シリーズより『超合金 連装砲ちゃん』が参考出品としてお披露目されている。「連装砲ちゃん」は、『艦これ』に登場する艦娘・島風が連れている「主砲塔」を模したデフォルメキャラクターで、マスコット的な立ち位置としても人気を集めている。今回は、昨年で生誕40周年を迎えたバンダイの「超合金」シリーズでの参考出品で、「超合金」シリーズらしく各部にダイキャストを使用した豪華な「連装砲ちゃん」の立体化が期待される。参考出品のため、価格、発売時期、ギミックなどは未定。バンダイの「超合金」シリーズは、昨年で生誕40周年を迎え、人気の『妖怪ウォッチ』から「ジバニャン」、岡本太郎氏の代表作品「太陽の塔」、サンリオの「ハローキティ」、ドラえもん、パーマン、コロ助など藤子・F・不二雄氏が生み出した人気キャラクターたちが合体ロボットになる『超合金 超合体!SF ロボット 藤子・F・不二雄キャラクターズ』など、さまざまなキャラクターを商品化。これまでに約500種類の商品が発売されている。(C)2015 DMM.com/KADOKAWA GAMES All Rights Reserved.
2015年02月08日カプセルトイ「コップのフチ子」で知られる奇譚クラブは、「コップのフチ子」×岡本太郎のコラボアイテム『コップのフチの太陽の塔』を、2月下旬より発売する。価格は1回400円。これまでに「HELLO KITTY」や「ふなっしー」、「魔法少女まどか☆マギカ」や「艦隊これくしょん -艦これ-」などさまざまなキャラクターとコラボしてきた「コップのフチ子」だが、第6弾のコラボは、芸術家である故・岡本太郎氏が作り上げ、現在も大阪・万博記念公園のシンボルとなっている「太陽の塔」。かつて岡本氏は、1976年に放映されたテレビCMで「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」という名言を残したが、今回はコップのフチに縦横無尽に引っかかる『コップのフチの太陽の塔』が発売されることになる。種類は、「ひっかかり太陽の塔」「乗り越え太陽の塔」「腰かけ太陽の塔」「ふりむき太陽の塔」「逆さひっかかり太陽の塔」、そして若かりし岡本氏を立体化した「コップのフチの太郎」、そしてシークレットとなる「ないしょの太陽の塔」の全7種類。本商品は、東京・青山にある岡本太郎記念館にて、2月11日より数量限定で先行販売。一般販売は2月25日から行われる。価格は1回400円。「コップのフチ子」原案者のタナカカツキ氏は、『コップのフチの太陽の塔』について「ひさびさに太郎さんがお茶の間にやってきてくれます。それもいびつにねじまがった新造形でコップのフチにひっかかります」と解説しつつ「そもそもコップといえば太郎さんです。名言"グラスの底に顔があってもいいじゃないか"。フチ子さんよりずいぶん先に舞い降りてたのが岡本太郎です」とアピール。そして、「公共の立体作品にしろ、太郎鯉(岡本氏がデザインした鯉のぼり)にしろ、ぼくらの生活空間まで降りてきてくれたこと、ご本人がテレビに出たり、お茶の間まで降りてきてくれたことが重要なんです。ガラスケースに収まった気取った作品じゃなかったから、当時子供だったぼくも「なんだこれは!」って思えたんですよね」と同氏の作品の思い出を語っている。「コップのフチ子」は、奇譚クラブとマンガ家のタナカカツキ氏が共同開発し、2012年7月に発売されたカプセルトイ。"OL風の女性フチ子をコップのフチに腰掛けさせたりぶら下げたりして遊ぶ"という斬新なコンセプトと、その光景を写真に撮ってSNSに投稿する遊びで話題となり、シリーズ累計700万個を超えるヒット商品となっている。現在も関連グッズやタイアップ商品が続々とリリースされ、社会現象と言える展開を見せている。(C)岡本太郎(C)タナカカツキ/KITAN CLUB
2015年01月28日奇譚クラブは、同社のカプセルトイの新作「コップのフチの太陽の塔」を、2月下旬の一般発売に先駆け、数量限定にて先行発売すると発表した。先行発売日は2月11日。東京・青山「岡本太郎記念館」にて数量限定で先行発売される。価格は各400円(税別/全7種/内シークレット1種)。「コップのフチ子」は、マンガ家や映像作家などとして活躍中のタナカカツキ氏と同社が共同開発した、コップの"フチ"で遊べる人気カプセルトイ。これまでもハローキティやふなっしーなど他のキャラクターとのコラボアイテムがリリースされており、芸術家・岡本太郎の代表作「太陽の塔」とのコラボとなる同製品は第6弾となる。また、ラインナップは「ひっかかり太陽の塔」、「乗り越え太陽の塔」、「腰かけ太陽の塔」、「ふりむき太陽の塔」、「逆さひっかかり太陽の塔」、「コップのフチの太郎」、そしてファン必見だというシークレット「ないしょの太陽の塔」の全7種となっている。なお、ガチャガチャに同封のミニパンフレットに、タナカカツキ氏の書き下しイラストが収録されるということだ。原案者であるタナカカツキ氏は、今回のコラボレーションについて次のようにコメントを寄せている。『岡本太郎の作品って、公共の立体作品にしろ、太郎鯉(太郎がデザインした鯉のぼり)にしろ、ぼくらの生活空間まで降りてきてくれたこと、ご本人がテレビに出たり、お茶の間まで降りてきてくれたことが重要なんです。ガラスケースに収まった気取った芸術作品じゃなかったから、当時子供だったぼくも「なんだこれは!」って思えたんですよね。「コップのフチの太陽の塔」はひさびさに太郎さんがお茶の間にやってきてくれます。それもいびつにねじまがった新造形でコップのフチにひっかかります。そもそもコップといえば太郎さんです。名言「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」。フチ子さんよりずいぶん先に舞い降りてたのが岡本太郎です』
2015年01月28日松田翔太さんが桃太郎、桐谷健太さんが浦島太郎、濱田岳さんが金太郎を演じる新CMが話題になっていますね。昔話の人気キャラ3人が実は友達だった――というストーリー、これからどんなふうに展開していくのかとワクワクしている人も多いのでは?筆者が見ていて特に気になったのは、桃ちゃん(桃太郎)が彼女持ち、しかも相手は「かぐや姫」だったというところ。「俺は桃から。彼女、竹から。それつながり」って…。どちらかというと、瓜から生まれた「瓜子姫」のほうが近いんじゃ?とか余計なことを考えてしまいました。さておき、あの3人って実際にお付き合いしたらどんな感じなんでしょう?cocoloni PROLOでは以前、「桃太郎はブラック彼氏!?」なんて記事も公開しましたが…。誰と付き合ったら一番幸せになれるか、というのを独断と偏見で分析してみようと思います。≪恋人を一番幸せにしてくれる太郎は?≫◆桃太郎:恋人の提案を却下する男鬼ヶ島の鬼が人々を苦しめていると聞き、退治に向かった桃太郎。まさに正義の味方!という感じですが、実際に鬼の暴れっぷりを見たわけではなく、村人の話を鵜呑みにして戦いに行ったのはやや軽率だったかも。相手がどの程度強いのかもわからないのに、犬・猿・キジだけを連れて出かけた無鉄砲さも、若さゆえという印象です。勝ちたいなら、まずは敵を知ることが大事。状況も知らぬまま乗り込んで行き、一方的にたたきのめした男といったら、英雄どころかちょっとひどい奴にも感じられます。こういう男性は自分が一番偉いと思っていて、周りの意見に耳を貸さない可能性大。女性とデートをする際も、自分が行きたい所にばかり連れて行き、相手が退屈していても気づいてくれないかもしれません。もしくは恋人が、「あそこに行きたい」「あれ面白いよ」と自分の知らないことについて話しても「くだらない」と却下したり。ちなみにCMでは、桃太郎は犬・猿・キジとは「団子コミュニケーション」を取っていて、団子がない日は相手にされていない様子。とりあえず、「何があってもこの人のために尽くしたい」と思わせるほどの人物ではないみたいです。◆浦島太郎:いい人すぎてだまされる男子どもたちにいじめられていた亀を助け、そのお礼として竜宮城に連れて行かれた浦島太郎。弱い者いじめが許せない心優しい青年であることは間違いありません。ただ、もしかしたら子どもと亀がグルの詐欺師だったかも、という可能性を考えることもなく、軽い気持ちで行ってしまったのは怖いもの知らずというか何というか…。良くも悪くもだまされやすい人なんじゃないでしょうか。しかも乙姫さまが「決して開けないで」と言った玉手箱を開けてしまった、約束を守れない男でもあります。こういう男性は、作り話にコロッとだまされるタイプ。恋人がいても、美女が猫をかぶって泣きついてきたら、「かわいそう」という理由で受け入れ、簡単に浮気してしまいそうです。「あの子を助けたいから」とデートの約束をドタキャンしたり、恋人からお金を借り、なかなか返してくれなかったり…優しさは大きな魅力ですが、人がよすぎるのも考えものですよね。CMでは、竜宮城に連れて行ってくれるはずの亀が驚くほど小さかったことから、桃太郎に「だから浦ちゃんモテないんだよ。彼女とかいないから乙姫にだまされるんだ」と言われていた浦島太郎。だまされやすいという解釈は間違っていないようです。◆金太郎:タフで包容力のある男毎日、山の動物たちと相撲を取り、大きなクマと戦っても負け知らずの金太郎。ある日、谷間に橋がなくて向こう岸に渡れないと困っている動物たちのため、巨大な木を倒して橋をかけてあげたそう。金太郎の歌にも「気は優しくて力持ち」という歌詞がありますが、文字通り、包容力があって頼りになる人なんですね。ちょっと若すぎる(むしろ子ども?)のと、ほとんど動物としかコミュニケーションを取っていなそうなのが気になりますが、年下&女慣れしていない男性が好きな人には合っているんじゃないかと。橋がないなら作ればいい、という柔軟な発想も素敵です。こういう問題解決力のある人って、女性としては一緒にいて安心できますよね。サバイバルスキルも高いだろうから、もしものときにも助けてくれそうだし。なので、何を考えているかサッパリわからない男性より、ピュアで単純明快な男のほうが好み!という女性には自信を持ってオススメします。あまりにもわかりやすい男は退屈でイヤという人はやめておいたほうがいいと思いますが。CMでは、桃太郎や浦島太郎と比べて「俺ってイケてない」といじけていた金太郎。でも、最終的に一番いい女を捕まえるのは、かっこいい桃太郎や、ひたすら優しい浦島太郎ではなく、地味だけど実はすごい彼のような気がします。ということで、桃太郎・浦島太郎・金太郎の中で、最も恋人を幸せにしてくれそうなのは、CMではいじられキャラの金ちゃんこと金太郎でした。…なんて妄想を繰り広げつつCMを見たら、また別の楽しみ方ができるかも!?(文=編集J)※画像はau「 あたらしい英雄、はじまるっ」よりあの人がこれまでにしてきた恋愛のすべて【無料占い】
2015年01月23日青森県八戸市で現代アートの展覧会「インシデンツ2015(INCIDENTS 2015)」が開催される。期間は1月24日から2月21日まで。この展覧会は八戸酒造の酒蔵にて、国内外で活躍するアーティストの作品を展示するもの。岡本太郎現代芸術賞などの受賞経験を持つ彫刻家の飯田竜太、新宿サザンビートプロジェクトでウォールグラフィックを手掛けたイラストレーターの黒田潔、那須国際短編映画祭などに作品を発表するダンサーで映像作家の吉開菜央などが参加する。更に、地元八戸からも造形家の伊藤二子、画家の佐貫巧などが作品を出品しており、バラエティーに富んだ展示となりそうだ。展覧会のオープンを記念して、1月25日にはアーティストによるトークイベントが行われる他、酒蔵見学などの催しを開催。2月21日には参加アーティストの1人、ダンサーの嶋崎綾乃がコンテンポラリーダンスを披露する。更に、1月31日からの毎週土曜日には、幼児や小学生を対象としたワークショップを全4回に渡って開催。「酒蔵で模様を探そう ―フロッタージュ―」や「作品に洋服を着せよう ―彫刻作品を一緒に考える―」など、ジャンルも講師も様々にユニークな講習が行われる予定だ。なお、展覧会の期間中には、八戸市で様々なアートイベントが行われる。八戸ポータルミュージアムはっちでは1月24日から2月22日まで、田附勝の写真展「魚人」を開催。1月25日には南郷文化ホールで森下真樹のダンス公演「これって、ダンスなの?」が、2月1日にはジャズの館南郷で映画「あなたとわたし、ワルツ」の上映会が催される。【イベント情報】インシデンツ2015INCIDENTS 2015会場:八戸酒造住所:青森県八戸市湊町本町9会期:1月24日から2月21日時間:10:00から17:00休館日:日曜日(1月25日は開館)
2015年01月16日江戸一は1月31日まで、食べ放題レストラン「すたみな太郎」「すたみな太郎NEXT」「すたみな太郎NEO」にてお笑いコンビ「日本エレキテル連合」とのコラボレーションキャンペーンを実施している。「すたみな太郎」は、焼き肉・寿司・デザートを中心としたメニューを提供するバイキングレストランで、2014年7月現在で国内に129店舗を展開している。このほど行われたキャンペーンの記者発表会では、同社代表取締役社長兼CEOの小澤和貴氏が登壇し、「お客さまのニーズに対応するため、常にすたみな太郎は革新的でなければならない、変化し続けなければならないと思っています。そこで今回は、エンターテインメント界の革新的存在であるエレキテル連合のお力を借りました」とコラボレーションについて語った。今回のキャンペーンでは、日本エレキテル連合とのコラボレーションメニューを販売するほか、音声ポスターの設置やコラボレーショングッズのプレゼントなどを行う。コラボレーションメニューは「朱美ちゃんの白湯豚しゃぶしゃぶ」「細貝さんの昭和あったかおでん」の2種類で、どちらも食べ放題となる。「朱美ちゃんの白湯豚しゃぶしゃぶ」は、同コンビが演じるキャラクター「朱美ちゃん」の白い顔をイメージした白湯ダシを使った豚しゃぶしゃぶで、鶏ガラを使用した濃厚な旨みが特長。「細貝さんの昭和あったかおでん」は、同コンビが演じる「細貝さん」の"昭和っぽい風貌"をイメージしたおでんとなる。「白湯豚しゃぶしゃぶ」は「すたみな太郎」「すたみな太郎NEXT」、「昭和あったかおでん」は「すたみな太郎」のディナーのみでの提供で、いずれも「すたみな太郎NEO」では提供しない。発表会には「朱美ちゃん」と「細貝さん」に扮(ふん)した日本エレキテル連合の2人も登場し、「細貝さん」を演じる中野聡子さんは自身とコラボレーションした同社について「攻めた会社だと思いましたよ。私たちを広告に持ってきてくださるこの英断! 」とコメント。コラボメニューのおでんについては「オヤジ1人でもよし、家族でもよし。古き良き日本を思い出す素晴らしい一品でございます」と語った。「朱美ちゃん」を演じる橋本小雪さんはコラボメニューの豚しゃぶしゃぶについて「朱美とろけちゃう! 」と一言。独特の世界観を披露していた。他にも同店では、店舗のQRコードから日本エレキテル連合出演の限定ムービーにアクセスできるほか、店内のパスワードを入力することで公式WEBページからカレンダーなどのコラボグッズもダウンロードできる。また、バスタオルやちゃぶ台セットなどのグッズが抽選で当たるプレゼントキャンペーンも展開する。店頭にはボタンを押すと同コンビの音声が流れるポスターを設置し、小学生以下の子どもがいるグループには「朱美ちゃん」をモチーフにした福笑いもプレゼントする(なくなり次第終了)。また、1月12日までは「すたみな太郎」「すたみな太郎NEXT」にてディナー限定の食べ放題メニュー「熟成黒毛牛中落ちカルビ」も提供。40日間熟成させた豪州産の牛肉で、なくなり次第終了となる。
2015年01月08日厳選! 冬の屋内デートに使える美術館のおしゃれカフェカレとのデートも、女友達とのおでかけも、寒さがツラくなってくるこの時期。だからといって、ショッピングや映画はマンネリだし…。そんなときこそ、美術館はいかが?じっくり作品を鑑賞したあとは、アートの香り漂う併設カフェで語らえば、いつもとはひと味ちがった時間を過ごせるはず。●明治の“粋”が詰まったラグジュアリーな空間まずは、東京駅ほど近くにある「Café1894」。「三菱一号館美術館」内に併設されたコチラは、1894年(明治27年)に英国人建築家ジョサイア・コンドル氏によって設計されたオフィスビルを可能なかぎり復元したもの。当時は銀行の営業室として使われていたそうです。高い天井などの各所に施された意匠や、重厚感たっぷりの建築は、まさに「素晴らしい」の一言。現在、美術館では「ボストン美術館 ミレー展」が開催中で、カフェではミレー展にちなんだタイアップメニューが用意されています(展示、メニューとも2015年1月12日まで)。17時からはアルコールメニューも充実し、レストランとしても利用可能。イイ女風スタイルで、ばっちりキメて行きたいカフェです。Café1894営業時間:11:00~23:00(L.O.22:00)、金曜日のみ~26時(L.O.23:00※23:00以降はバータイム)休業日:不定休※カフェ利用のみ可●「芸術は爆発だ!」の息吹を感じる続いては、青山の骨董通り裏に位置する「ア・ピース・オブ・ケーク」。同店は、天才芸術家・岡本太郎氏が「太陽の塔」などを生み出した自宅兼アトリエ跡でもある「岡本太郎記念館」内にあります。ここを訪れたなら、ぜひ、テラス席へ。オールシーズン開け放たれているテラス席からは岡本太郎記念館の庭園が眼前に広がり、奇妙でかわいい岡本作品のオブジェが目を楽しませてくれます。カフェメニューでは、まずは定番のパンケーキがおすすめ。とくに第1、第3水曜日は「パンケーキ感謝デー」として、パンケーキが100円OFFに!マンネリ気味のカップルも、“岡本太郎パワー”でテンションが上がっちゃうかも!?ちなみに、お店から徒歩2分の場所には姉妹店「パンケーキハウス APOC」もあります。ア・ピース・オブ・ケーク営業時間:11:00~19:00(L.O.18:30)休業日:火曜日、年末年始※カフェ利用のみ可●食べるのがもったいない! アートなスイーツ最後に紹介するのは、高級住宅街で知られる御殿山に位置する「原美術館」内の「カフェ ダール」。こちらのカフェでは、展覧会に合わせた「イメージケーキ」をぜひご賞味あれ。“お皿の上のアート”と呼びたくなるその完成度は、フォークで崩すのがはばかられるほど。気品と高尚さを漂わせる一品で、その味を楽しむのはもちろん、ドヤ顔でブログにアップできること間違いナシです。現在、美術館では開館35周年を記念した「原美術館コレクション展」を開催中(2015年1月12日まで)。現代美術の名作とともにアーティなスイーツを頬ばれば、目の前の彼氏も霞んでしまうほどの多幸感に包まれそう。カフェ ダール(原美術館公式サイト)営業時間:11:00~17:00(L.O.16:30)、水曜日のみ(祝日を除く)~20:00(L.O.19:30)休業日:月曜日(祝日の場合は営業、翌日休)、原美術館休館期間※カフェ利用には美術館入館料が必要<文:小泉なつみ>
2014年12月03日