古代エジプトやギリシアから、時代を超えて世界中で楽しまれてきたボードゲーム「バックギャモン」。日本でも、「西洋すごろく」「盤すごろく」の名で奈良時代から親しまれてきました。実は、大河ドラマ・平清盛の画面にも頻繁に登場しています。ネットゲームの普及もあり、新たなブームの兆しです。バックギャモンの歴史や楽しみ方などを日本バックギャモン協会の林昌昭さんにお聞きしました。■知る人ぞ知る、頭脳派ボードゲーム――世界で最も遊戯人口が多いボードゲームであるバックギャモン。その数は3億人と言われいます。皆さん、ご存じでしたか?かく言う筆者も、最近までその存在を知りませんでした。バックギャモンとは一体どんなゲームなのでしょう?「バックギャモンは2人で遊ぶボードゲームです。すごろくのようにサイコロの目によって動くので、ゲームに弱い人でも勝つチャンスがあることが特徴です。マス目の数は全部で24。自分の15個のコマを全部先にゴールさせた方が勝ちになります」(林さん)――囲碁や将棋、あるいはオセロと似ているのでしょうか?「頭で戦略を組み立てながら遊ぶボードゲームという意味では一緒ですね。実際、バックギャモンの愛好家には、将棋や囲碁の棋士も多くいます。例えば、将棋の羽生善治九段や囲碁の武宮正樹九段。また、芸能人の楠田枝里子さんや石田純一さんもバックギャモンをされます」筆者も実際に遊んでみて以来、かなりハマっています。動画サイトでもゲーム風景が公開されていますので、チェックしてみてください。■古代エジプトのクレオパトラや、平清盛、清少納言も遊んでいた!――大河ドラマ・平清盛の画面にも、バックギャモンが登場します。日本にも、昔からあったということですよね?「日本には、『盤すごろく』という名称で飛鳥時代に入ってきたようです。枕草子にもゲームに興じる場面が登場しますし、徒然草に至っては、ゲームの名人に人生哲学を教わるくだりまであるんです」――バックギャモンの起源はどこなのですか?「古代エジプトのセネトと呼ばれる遊戯盤が起源と言われています。カエサルとクレオパトラが遊んでいたという記録も残っているのですよ。ちなみに、バックギャモンに欠かせない道具のダイス(サイコロ)。これはバックギャモンのために作られたと言われています」カエサルがローマ進軍時に発した名ぜりふ、「賽(さい)は投げられた!」はバックギャモンがルーツだったのですね。なんとも壮大な話です。■2009年、2011年の世界選手権では日本人が優勝――日本では、まだ認知度が高くないバックギャモン。実際のところ、日本にはどのくらいの遊戯人口がいるのでしょうか?「日本バックギャモン協会の会員数は400人くらいです。しかし、オンラインゲームの普及もあり、プレーしている人は増えているでしょう。毎年7月にモンテカルロで開催される世界選手権では、2009年、2011年と日本人が優勝しています。日本人はこれからもっと強くなると思います」ブームの兆しのバックギャモン。今から始めれば、みんながやり始めるころには相当強いプレーヤーになれるかもしれません。バックギャモンを楽しめるネットゲーム、アプリ、およびイベントの情報はすべて日本バックギャモン協会のウェブサイトに載っているとのこと。皆さんも一度、遊んでみてはどうでしょうか?取材協力日本バックギャモン協会林昌昭さん 臼村さおり)
2012年09月27日化粧品会社に勤める男を演じたが、本音では「ナチュラルな方がいい」と“ノーメイク派支持”を明かす岡田将生。ちなみにこの言葉、男性からしたら100%褒め言葉なのだが、女性の中には「せっかくいつも時間をかけてキレイになってるのに…」と受け取る人もいる“男性の無意識な無神経要注意ワード”なのだとか。それを伝えると「そうなんですか!?」と驚愕しつつ、「そう言われても…」と子供のように口をとがらせる。岡田さんにそんな表情でそう言われたら大方の女性が「しょうがないなぁ」とメロメロになること間違いないと思うが…。まもなく公開の『映画 ひみつのアッコちゃん』はアッコちゃんという“子供”の視点を通して、仕事とは何か?大人とは何か?をユーモラスに描き出す。岡田さんにとってその答えとは?言わずと知れたギャグ漫画の巨匠・赤塚不二夫の原作コミックを現代風にアレンジした本作。魔法のコンパクトで22歳に成長した自分に変身したアッコちゃんが、思いもよらない発想で傾きかけた化粧品会社の復活に力を注ぐ。岡田さんが演じた尚人は、若くしてヒット商品を開発したこともあるエリート社員。デパートの化粧品売り場で偶然出会ったアッコちゃんを企画開発室のバイトとして採用する“王子様”的存在である。「アッコちゃんに説明するセリフが多くて大変でした(苦笑)。アッコちゃんから見て、尚人の佇まいや話し方を情熱的に魅せるということは一番気をつけていたところですね」。精神年齢10歳のアッコちゃんの“正論”が、会社という組織の歪んだ“常識”を打ち破っていく様は痛快。アッコちゃんのような女性に惹かれるか?と聞いてみると「常に物事を新鮮に捉える女の子っていいなと思います。子供だからこその発想ですが、一緒にいて飽きないでしょうね」と肯定的な答えが返ってきた!そのアッコちゃんを演じた綾瀬はるかとは『プリンセス トヨトミ』に続く共演。「小学生の役ということで子役の(吉田)里琴ちゃんと話をしてしゃべり方や動きについて勉強していて、そういうところは尊敬してます」と持ち上げつつも、「やっぱり綾瀬さんは、綾瀬さんでした(笑)」と撮影現場での様々なエピソードを明かしてくれた。「朝、撮影が始まってもお昼のことしか考えてないんですよ。『今日のご飯どうしよう?A定食にしようか?B定食にしようか?』って(笑)。それから尚人がアッコちゃんに母親の話をするシーンで、アッコちゃんがイスをクルクル回しながら近づいてくるんですが、勢い余って僕にぶつかって、後ろのテーブルの物も全部落としちゃったんです。以前から知っているので何となく『やりそうだな』と思っていたら、『やっぱり』という感じで。スタッフさんも多分やるだろうと思ってたみたいで、対応がすごく早かったです(笑)。これはもう何度も紹介されている話ですが、『プリンセス トヨトミ』のときも大阪城のことを“お寺”と言ったり…そういうのが忘れられないんです。もうそれが当たり前のような感覚になっていて(笑)。アッコちゃんに似てる?そういうところはあると思います、全部じゃないですが」。一方で、岡田さんも自らについて「まだまだ大人とは言えない」と言う。「僕、短気なんですよ。だから自分の思い通りに行かないと自分自身にイラッとしてしまいます。タイムスケジュールをしっかり決めたりするんですが、30分以内に掃除しようと決めたのに40分かかったらイラッとします(苦笑)。そういうところは本当に子供です」。さらりとなかなか想像できない素顔を明かしてくれたが、仕事において「常に100%に近づこうとする」という姿勢に繋がっているポジティブな部分と言えそう。改めて俳優という仕事をする上での原動力を尋ねると「出会い」という答えが返ってきた。「まだ出会っていない監督やスタッフさん、俳優さん…まだまだ知らないことがたくさんあります。『この人と一緒にやれたら』と思うとその場を一生懸命頑張れます。それから何より、芝居をしていて楽しいと思うことが多いです。その分、挫折も多いですが…。今回もみんなが100%を目指す現場で、僕もその思いで付いていくという感じですごく刺激的でした。昔は集中力を持続できなくて、台本を読み始めても、飽きてしまって最後まで読めなかったんです。そう考えると少しは大人になったのかな(笑)」。いま現在、一緒に仕事をしたい監督、気になる同世代の俳優を尋ねるとしばし思案――。「つい最近『桐島、部活やめるってよ』を観たんですが、吉田大八監督とお仕事させてもらいたいと思いましたね。同世代の俳優については…うーん、あまりそういうことを考えることがないんですよね。意識はするけど“ライバル”という風にも思わないし。強いて言うなら三浦春馬くんですかね。よく一緒に飲むんですが、まだ共演経験はなくて『やってみたいね』ということは時々、話題にのぼります」。今年は2クールにわたって連続ドラマの主演を務めたのに加え、1年を通じて放送されるNHKの大河ドラマ(「平清盛」)にも出演し、ナレーションまで務めた。「1年を通してということで、意気込みも含めてこれまでとは違う思いはあります。ただ、いまのところ自分の中で何か変わったということは感じてないですね。終わった後に気づくのかもしれないですね」。自分でも測りきれないような変化を待つ――そんな静かな笑みが浮かんでいた。Hairmake:TOKI(fleuRir)/Stylist:Yusuke Oishi(DerGLANZ)(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年08月30日広島県竹原市高崎町のJPOWERグラウンド沖で花火大会が開催される。3,201発の花火を30分の間に一気に打ち上げる。日時は8月25日、20:00~20:30だ。竹原の花火大会は「夢花火」と題され、花火にメッセージを託して打ち上げようというものだ。結婚、出産、起業、新築、またプロポーズなど大切な人へ伝える内容を40文字以内で花火に貼り付ける。また、メッセージは打ち上げ前にアナウンスされるので来場した人へのPRにもなる。「夢花火」の種類は、7号玉(21cm)、8号玉(24cm)、10号玉(30cm)の3種類。7号玉は打ちあがった花火の大きさは直径170m、価格は25,000円。8号玉は直径200m、47,000円、10号玉は直径300m、62,000円だ。また、スターマイン(連発花火)も打ち上げることができる。希望する場合は事務局に連絡が必要だ。参考価格は50連発で174,000円となる。「夢花火」のメッセージ申し込み締め切りは8月15日(水)だ。竹原は「安芸の小京都」言われ、重要文化財「春風館」や県史跡である頼惟清旧宅などの文化財が多く、町並地区が「都市景観100選」に選定されている。歴史は古く、室町時代から瀬戸内海の要港として栄え、江戸時代には酒造、塩田により発展した。今でも当時の町並みを色濃く残しており、国指定伝統的建造物保存地区にも指定されている。また、平清盛ともかかわりが深く、清盛の父、平忠盛が海賊を退治したのがこのあたりの海だと言われ、忠海という地名で今に伝わる。さらに平清盛が娘徳子の安産を祈念して作ったと言われる地蔵も残っている。アクセス 山陽自動車道河内ICから国道432号・185号経由で三原方面へ約18km JR呉線大乗駅から徒歩10分(臨時電車増発予定) 前回開催時より駐車場が縮小されているので公共の交通機関の利用が勧められている 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日『映画 ひみつのアッコちゃん』の完成披露試写会が7月24日(火)、都内で開催され主演の綾瀬はるか、岡田将生、川村泰祐監督が舞台挨拶に登壇した。過去3度にわたってアニメ化されてきた赤塚不二夫の国民的漫画を、現代風にアレンジして実写化。魔法のコンパクトで心は10歳のまま、22歳の女性に変身したアッコちゃんがOLとして大活躍する。綾瀬さんと岡田さんは夏らしく涼やかな浴衣姿で登場。心は10歳のアッコちゃんを演じるにあたり、綾瀬さんは「10歳の頃、どうだったかを思い出そうとしても思い出せなくて、(10歳のアッコちゃん役の)吉田里琴ちゃんとお話しして『こういうとき、どうリアクションするの?』とか教わりながらやりました」と明かす。アッコちゃんは化粧会社のOLになるが、綾瀬さん自身、10歳のときは「お化粧のことなんてまだ興味がなかった」と告白。「アッコちゃんはおませさん。女子力高いですね」と感心した様子だった。岡田さんは、アッコちゃんの“白馬の王子様”とも言えるエリートサラリーマン・早瀬尚人を演じるが、心は10歳のアッコちゃんを相手に丁寧にしゃべらないといけないシーンが多く、「セリフが多かったです」と苦笑い。サラリーマン役も「ネクタイがきつくて大変だなと思いました。僕には絶対になれないですね」と音を上げていた。2人の共演は一昨年撮影が行われた『プリンセス トヨトミ』以来。岡田さんは自らの演技について「背伸びしながら演じてるところがありました。演じながら『ムリしちゃってるな、おれ』と思ってました(苦笑)」とふり返る。綾瀬さんは、そんな岡田さんの背伸び具合について「気づいてました。でも遠くから見守ってました」と余裕の表情で語り笑いを誘った。そんな2人に監督は「日本広しと言えども、アッコちゃんを演じられるのは綾瀬さんだけだし、尚人を演じられるのも岡田くんだけ」と称賛を送った。また、もしも魔法のコンパクトで変身できるなら?という質問に、岡田さんは「歴史が好きなので」ともっともらしい前置きを挟みつつ「源頼朝になりたい」と出演中のNHK大河ドラマ「平清盛」で演じている頼朝への変身を希望。すかさず綾瀬さんは、自身が主演を務める来年の大河ドラマ「八重の桜」を念頭に、「八重さんになりたいですね。そろそろ撮影に入るので(笑)」とすでに新作のことで頭がいっぱいの様子?さらに綾瀬さんは「それ以外では恐竜になりたいです。空が飛べて首が長いのがいいです」といきなり人間以外の変身願望を吐露。監督に「鳥じゃダメなの?」と聞かれると、「ダメです。質感的に恐竜じゃないと」と妙なこだわりを見せ、会場は笑いに包まれた。『映画 ひみつのアッコちゃん』は9月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年07月24日NHK大河ドラマ「平清盛」の前半戦の山場となる第27回「宿命の対決」のマスコミ向け試写会7月3日(火)に行われ、松山ケンイチと玉木宏が報道陣の質問に答えた。7月1日(日)放送の「平治の乱」と7月8日(日)の「宿命の対決」の2回にわたり、清盛(松山さん)率いる平氏と義朝(玉木さん)が棟梁の源氏が対決する“平治の乱”の模様が描かれる。特に「宿命の対決」ではこれまでライバルであり良き友でもあった清盛と義朝がそれぞれの家の命運を背負って1対1で戦うシーンも。松山さんは「この2回に関しては、さだめを背負っていかねばならない苦しみと悲しみを感じながら演じた」と語る。一方の玉木さんも「演じながら悲しさを感じていました。義朝は強くあることが武士の真(まこと)と信じて生きてきたので、その気持ちを持って臨んだ」と複雑な思いを明かした。一騎打ちのシーンでは鎧を身に着けた状態で数分におよぶ殺陣を披露しているが、松山さんは「鎧をつけての殺陣はやはり特殊で、斬っても斬れないし突いても突ききれないところがある。理にかなった動きをしないと説得力がない」と語り、入念に話し合いを重ねて作り上げていったことを明かす。その甲斐あって「全てがうまくいったと思います。僕の中では一番、心が震えた回です」と手応えを語った。玉木さんはすでに全てのシーンの撮影を終えているが、清盛との対決シーンでは「撮影が終わる寂しさが込み上げてきました。『また会おう』と言うんですが、もう会えないと思うと寂しかった」と心境を明かす。本作への出演を通して自らの成長を実感しているようで、「この作品が終わって、全力でやらせてもらった作品だったのでいまはポワーっとしてます(笑)。いい現場だったんだと感じてますし、全力で没頭できる場所があることの幸せを感じています」としみじみと語った。また主役として現場を引っ張る松山さんを、玉木さんは「役への姿勢が素晴らしい」と絶賛。「誰よりも役のことを考える姿は刺激だったし、その姿勢が僕を動かしてくれた」とライバルの存在の大きさを語る。この戦いののち、清盛はいままで以上に政治家として活躍していくことになるが、松山さんは「武門の棟梁といよりも政治家の立場が色濃くなっていきますが、それは『民が笑える世の中を作る』という夢があるから。でも根は“武士”です」と新たな展開への意気込みを語った。この「宿命の対決」の放送では、2回目となるTwitterによる番組解説を行なうことも決定(@nhk_kiyomori)。時代考証の東京大学史料編纂所准教授・本郷和人を迎え、時代背景の解説やスタッフによる撮影の裏話などのツイートが行われる。大河ドラマ「平清盛」NHKにて毎週日曜20:00~放送中(全50回)公式サイト:大河ドラマ「平清盛」公式Twitterページ■関連作品:マダガスカル3 2012年8月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2012年07月03日再スタートを切った彼女の輝きのもと?昨年の2011年9月でハロー!プロジェクト、モーニング娘。のメンバーを卒業した高橋愛。女優として積極的に活動を続けており、先日はNHK大河ドラマ「平清盛」への出演も決まったことが発表され、次回放送の17日から経子役で登場することとなっている。そんな高橋愛に、熱愛報道が発覚した。15日発売の写真誌「フライデー」が報じたもので、ピン芸人として人気のお笑いタレント・あべこうじと交際中だという。舞台以来?所属事務所は否定現在同棲中とも報じられており、それぞれが同じマンションを出入りしている姿や、ともに車で移動する様子などが激写されている。また同誌は、知人の話として、高橋がモーニング娘。を卒業するのを待ってから、2人は交際を始めたのだという証言も掲載した。接点としては、昨年5月に舞台「ハムレット」で共演している2人。その際高橋は、舞台は稽古中からとても面白かったと大満足のコメントを出していた。この頃から仲を深めていったのではと見る向きもある。所属事務所は今回の熱愛に関する報道内容を否定しているが、恋は卒業後の彼女の輝きの源にもなっているのかも。今後の行方が注目されるところだ。元の記事を読む
2012年06月16日本年度のカンヌ国際映画祭でも大歓声で迎えられ、6月6日を皮切りに公開された28か国で興業収入No.1スタートという好発進となった『マダガスカル3』。日本では今夏、公開を迎える本作で主演の声優を務める俳優の玉木宏が6月8日(金)、前作から3年ぶりとなるアフレコ収録に臨んだ。前作でアフリカに迷いこんでしまった都会育ちのライオンのアレックスと仲間たちは、ついにニューヨークへ帰ることを決意。サーカス団の動物たちとの交流やカジノでの大騒動など、世界的な“迷子”となった彼らのドタバタ劇がコミカルなタッチで描かれる。玉木さんは現在放送中のNHK大河ドラマ「平清盛」を始め、自身初の外国語作品となる日中韓合作映画『銅雀台』など硬派な歴史大作への出演が続くが、久しぶりとなるコメディタッチの作品への出演に「久しぶりで感覚を戻すのが大変でした。意外とセリフも多く、早口で大変でした」と苦労した様子。さらに、声優キャストのメンバーの中で“一番指名手配されそうな人”を尋ねられたところ、シマウマのマーティ役の柳沢慎吾さんの名前を挙げ「自由な方なので…」と苦笑する一幕も。ちなみに、玉木さんのお気に入りシーンは「今回初登場した、サーカス一座のジャガーのジアに(アレックスが)恋心を抱くところ」だそう。本作の登場キャラクターの中での好みのタイプは?と聞くと、アレックスたちを追い回す動物公安局・デュボア警部だと言い「表は冷酷非道だけれど、その皮を剥がしてみたら違うのかな」とS気な一面を垣間見せた。『マダガスカル3』は8月1日(水)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:マダガスカル3 2012年8月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2012年06月11日みなさんは、毎回欠かさずに見ているテレビ番組はありますか? 私の場合は『世界ふしぎ発見!』と『笑点』が毎週欠かさず見る番組なのですが、やはりこういうのは人によってさまざまでおもしろいですよね。今回はそんな「毎週欠かさず見ているテレビ番組」について、読者にアンケート調査を行いました。調査期間:2012/4/3~2012/4/7アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)Q.毎週欠かさず見ているテレビ番組がありますか?はい……476人(47.6%)いいえ……524人(52.4%)「欠かさず見ている番組はない」という読者が過半数を上回る結果になりました。しかしながら「欠かさず見ている番組がある」と答えた読者も半数近くおり、小差となっています。次に「毎週欠かさず見ているテレビ番組がある」と答えた476人の読者に、どんな番組を見ているのか聞いてみました。1位アメトーーク!……40人2位大河ドラマ「平清盛」……23人3位ロンドンハーツ……19人4位世界!弾丸トラベラー……16人5位ほんまでっか!?TV……15人6位めざましテレビ、モヤモヤさまぁ~ず2……14人8位しゃべくり007、マツコ&有吉の怒り新党……11人10位秘密の嵐ちゃん、嵐にしやがれ……9人※複数回答可 11位以下省略476人の回答をまとめた結果、ランキング上位はこのような形に。抜けた1位に輝いたのは、雨上がり決死隊がMCをつとめる人気番組『アメトーーク!』。さすが、業界内視聴率ナンバー1とうたわれているだけあります。次にランクインしたのは松山ケンイチ主演のNHK大河ドラマ『平清盛』です。視聴率の低下ばかりが報道されていたりしますが、読者の中ではかなり人気があるようです。3位には10年以上続いている人気バラエティ『ロンドンハーツ』。PTAによる「子供に見せたくない番組」の調査で毎年挙げられるなど、なにかと話題になる番組ですが、大人の支持は厚いようです。4位以下は人気バラエティ番組や朝のニュース番組が並びましたが、注目は8位の『マツコ&有吉の怒り新党』。深夜番組ながら、いくつものゴールデン番組を押しのけてのランクインです。これは相当おもしろい、ということなのでしょうか。要チェック番組になりそうです。そのほか、ランク外では『世界の果てまでイッテQ!』や『めちゃ×2イケてるッ!』などの人気バラエティ番組だけでなく、『ガイアの夜明け』、『カンブリア宮殿』といった経済を扱った番組が多数挙げられました。社会人になると、経済の流れやトレンドなどは気になる所ですね。さて、さまざまな番組が挙げられましたが、みなさんが見ている番組はありましたか? 最近テレビ番組をあまり見ていないなぁ……という人は、このランキングを参考にしてみてはいかがですか? もしかしたらハマってしまうものがあるかもしれませんよ!(貫井康徳@dcp)
2012年06月02日『容疑者Xの献身』、『白夜行』、『麒麟の翼』など、原作小説&映画共にヒットを飛ばし、いまや国民的ミステリー作家となった東野圭吾。そんな東野さんの裏のライフワークとも言えるのが「毒笑小説」や「歪笑小説」(共に集英社刊)といったブラックユーモアあふれる短編集“笑”シリーズだ。そのうちの3編が、KDDIとJ:COMによる新サービス「ドラマJoker<ジョーカー>」内でドラマ配信されることがこのほど決定、豪華全キャストと主題歌が明らかとなった。今回ドラマ化が決定したのは、「モテモテ・スプレー」(「黒笑小説」所収)、「あるジーサンに線香を」(「怪笑小説」所収)、「誘拐電話網」(「毒笑小説」所収)の3編。第1笑となる「モテモテ・スプレー」は、告白しても成功しない青年・タカシが、ある怪しげなサイトで出会った博士から絶対モテるというスプレーを受け取ったことをきっかけに物語が展開する。本作でタカシを演じるのは、2012年に入ってから映画『ロボジー』や『宇宙兄弟』、『ポテチ』と話題作への出演が続く濱田岳。タカシが想いを寄せるあゆみ役に倉科カナ、そしてタカシに秘密のアイテムを提供する博士役に津川雅彦が扮する。山田雅子プロデューサーも「あの年代の俳優の中では唯一無二の『天才』」と太鼓判を押す濱田さんが、本作で魅せる快演にも期待がかかる。また、「老い」をテーマとした第2笑「あるジーサンに線香を」で若返りの実験に参加する「ジーサン」を演じるのは、日本映画界きってのバイプレイヤー、笹野高史。ジーサンの若返り役となる2人1役にはいま最も注目される若手俳優・菅田将暉、2人が想いを寄せる千春役に、アイドルグループ「AKB48」の宮澤佐江が扮する。続く第3笑「誘拐電話網」は子供のいない蕎麦屋の夫婦の元に、身代金要求の電話がかかってくるという奇想天外なストーリー。『貞子3D』の英勉監督がメガホンを取り、蕎麦屋の店主をNHK大河ドラマ「平清盛」の鳥羽上皇役でも好評を博す三上博史、三上の妻役をミムラが演じる。豪華キャストが集結したドラマにさらにスパイスを加えるのが、トータス松本が歌う主題歌「笑ってみ」。トータスさんは「なかなかうまく笑えないとき、笑いを誘う何かに触れれば少し笑えるかもしれない。この歌がそんな何かになれば嬉しい」とコメントを寄せている。「今回、東野さんの『笑』をやるにあたっての裏テーマの一つは“メインキャストを芸人さんにしない”ということでした。登場人物は決して“自発的に人を笑わせる”とか、“面白い”という要素を持たないのが理想的だったから」と語る山田プロデューサー。ミステリー作家・東野圭吾の知られざる「笑い」の世界を、独特な味わいを持つ俳優陣がどのように表現してくれるのか楽しみだ。ドラマ「モテモテ・スプレー」は8月1日(水)より、「あるジーサンに線香を」は9月1日(土)、「誘拐電話網」は10月1日(月)よりJ:COMオンデマンドメガパックにて、またauスマートフォンスマートパス・ビデオパスにて配信予定。■関連作品:容疑者Xの献身 2008年10月4日より日劇PLEXほか全国にて公開© 2008 フジテレビジョン/アミューズ/S・D・P/FNS27社白夜行 2011年1月29日より全国にて公開© 2011 映画「白夜行」製作委員会 麒麟の翼~劇場版・新参者~ 2012年1月28日より全国東宝系にて公開© 2012映画『麒麟の翼』製作委員会■関連記事:TBS4月連ドラ&スペシャルドラマに中居、錦戸ら主演!18年ぶり映画枠も復活スーツ男子1位は藤木直人!向井理、G・クルーニーら色気と知性を備えた俳優たちも向井理「場違い承知」と恐縮しきり 『麒麟の翼』ヒット御礼にサプライズ登壇阿部寛、客席の父への思いを吐露『麒麟の翼』監督、続編に意欲も溝端淳平は降板!?『麒麟の翼』阿部寛インタビュー刑事・加賀を通して見る父への思い、後輩への思い
2012年05月19日卒業後初のドラマレギュラー元モーニング娘。のメンバーで、タレントとして活躍する高橋愛が、NHK大河ドラマ「平清盛」に出演することが分かった。6月からの新キャストとして5日、発表されたもので、6月17日放送分から登場するという。10年1カ月という長きにわたり在籍したモーニング娘。を昨年の9月末で卒業し、女優業を本格化させていた彼女。卒業後としては、初のドラマレギュラーとなる。ハロプロ史上としても初の快挙!高橋自身、初の大河出演となることはもちろん、「ハロー!プロジェクト」アイドル史上でも、出演を決めたのは初めてのことであり、注目を集めそうだ。高橋は、主人公の松山ケンイチ演じる清盛の嫡男、平重盛の妻の経子を演じる。平氏に一目置く貴族の藤原家成の娘として生まれ、平家へ嫁ぐ女性だ。貴族衣装に身を包んだ姿も必見となるだろう。視聴率の低迷に苦しむNHK大河ドラマ「平清盛」の起爆剤となることも期待される新キャストに名を連ねた彼女。新たな“高橋愛”としての魅力を、おおいに発揮してくれることを期待したい。元の記事を読む
2012年05月07日成海璃子が武井咲に続いて「大河ドラマ・平清盛」に登場女優、成海璃子(なるみりこ、19歳)が4月に初登場した武井咲に続いて5月13日放送分から「平清盛」に登場する。大河初出演の成海は、松山ケンイチ演じる清盛の妻・時子(深田恭子)の妹、平滋子を演じる。滋子は幼いころから絶世の美女と知られ、松田翔太演じる後白河上皇に嫁ぐ。また、滋子は、後の高倉天皇を産み、若くして亡くなるが平家の盛衰のカギを握る重要な人物。天然パーマで大酒飲み天然パーマで大酒飲みという設定の滋子は、変わり者の後白河天皇に対しても、はっきり自分の気持ちを言い、これからの二人のやり取りが楽しみだという。清盛は人間味のある人初出演を楽しみにしていたという成海は、「清盛はとても人間味のある人物なので、松山さんにしか出来ない役です。松山さんについていこうと思います」と撮影に臨んだという。(オリコンスタイルより)元の記事を読む
2012年05月03日フォルクス ワーゲン ジャパンは20~22日の3日間にわたり、東京・丸の内ビルディング「MARUCUBE(マルキューブ)」にて、「The Beetle PARADE」を開催している。20日に行われたオープニングイベントでは、俳優・クリエイターの井浦新さんが登場した。日本における「The Beetle」デビュー(4月20日受注開始、6月1日発売)を前に開催されたこのイベントでは、会場に実車を展示したほか、9mの巨大モニターで多彩な映像演出も展開。さらに、半年間にわたって実施されたデザインコンテスト「THE HEART BEETLE」の応募作品の中から、井浦さんが選んだデザインが実車となり、オープニングイベントで披露された。井浦さんらによるアンベールとともに、葛飾北斎の「富嶽百景」をほうふつとさせるデザインのラッピングカーが姿を現した。「波をファイヤーパターンで表現したところが好きでした。数ある作品の中でもデザインが個性的で、展示用として『見る楽しさ』という点で一番光っていました」と井浦さん。ビートルは幼少期から間近に見てきたとのことで、「フォルムやデザインの美しさに魅せられ、僕にとって”好きなクルマの象徴”のような存在。『ザ・ビートル』はさらに進化していて、重厚さが増しながら現代的でもあり、男らしいデザインになったと思います。本当にかっこいい」と語った。井浦さんは現在、NHK大河ドラマ『平清盛』に崇徳上皇役で出演中。これにちなみ、「『平清盛』出演者を『ザ・ビートル』にたとえるなら誰?」との質問も。しばらく考えた後、井浦さんは「信西役の阿部サダヲさん」と答え、「阿部さんが持つ唯一無二の個性と、ビートルの唯一無二のデザイン、あとはギュッと詰まったサイズ感も、両方重なるものがあるかも……」と理由を述べていた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月21日フォルクスワーゲンは4月20~22日の3日間、新型ザ・ビートルの実車展示イベント「The Beetle PARADE」を開催する。会場は東京都千代田区の丸の内ビルディング内「MARUCUBE(マルキューブ)」で、多数のプログラムが予定されている。同イベントでは、「タッチ The Beetle」と題してザ・ビートルの実車が時間限定で解放されるのをはじめ、さまざまなプログラムが企画されている。ザ・ビートルの日本でのデビューを記念し、今年3月15日まで実施されていたデザインコンテスト「THE HEART BEETLE」の応募作品6,000点以上からセレクトした作品が9メートルの巨大モニターで発表される。ザ・ビートルのボディに作品を映し出すプロジェクションマッピングも行われる。イベント初日には、映画『ワンダフルライフ』やNHK大河ドラマ『平清盛』などで俳優として活躍し、モデル、クリエイターでもある井浦新さんを迎えてオープニングイベントが開催される。同時に、井浦さんが応募作品から選んだデザインを実車に施したデザインカーも披露されるという。その他、会場に設置されたパソコンでオリジナルのザ・ビートルをデザインできる「デザインラボ」、井浦さんの選んだデザインカーと写真撮影ができる「ザ・ビートル フォトセッション」なども実施される。開催時間は20日が13時から、以降は11:00~22:00で入場料は無料。同イベントのスペシャルサイトも公開されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月09日“左手のピアニスト”として世界的に活躍する舘野泉が、今年5月から来年11月にかけて開催する全16回のプロジェクト「左手の音楽祭」の記者会見が、3月21日に行われた。「舘野泉」の公演情報2002年、リサイタル中に脳溢血で倒れ、右半身不随となるも、2年余の闘病を乗り越えて、左手での本格的な演奏活動を開始した舘野泉。2010年の演奏活動50周年を経て、75歳の今もなお現役ピアニストとして精力的に活動中だ。構想に約3年をかけたという本音楽祭では、日本人作曲家たちによる作品がひとつの軸になるという。「左手ピアノの音楽についての著作も手がけるウィーンのサスマン教授が『日本の左手ピアノのための作品は、個性的で素晴らしい。とても自由で、我々西洋の人間が想像もつかない作品で非常に興味深い』と評しています。私も同感。日本人が手がけた素晴らしい作品をたくさん演奏したい」とその理由を語る。「プログラムを組んでいくうちに、ソロも室内楽コンチェルトもやりたい、と色気が出てきて...(笑)」と話すように、取り上げるプログラムは多岐にわたるため、音楽祭は4つのシリーズに分けて構成。ソロ・室内楽・オーケストラとの共演「左手の世界シリーズ」(全7回)、演奏者の息遣いも感じられるリサイタル「響きあう小さな部屋で」(全4回)、演奏機会の少ない名曲にも焦点を当てる室内楽公演「坂の上のコンサート」(全4回)。そして井上員男の版画『平家物語』とNHK大河ドラマ『平清盛』の音楽などを併せて鑑賞する「光が丘美術館コンサート」(全1回)。全16回が約2年をかけて開催される。記者会見には、舘野泉と東京芸大の同級生で、長年の友人でもある作曲家・末吉保雄も同席。「舘野さんの演奏は今まさに熟練の域。左手で演奏する時に、鍵盤を折り返してくる時のテクニックなど、新しい世界、地平が開いているのを感じます」と舘野を称賛。「取り上げる作品、共演者は、非常に多岐多様。さらに委嘱作品の世界初演もある。時代、国境、世代を越えた音楽は、新たな指標を示してくれることでしょう」と期待を寄せる。音楽祭完結後には77歳を迎える舘野泉。「いずれは左手のピアニストや作曲家たちのための左手ピアノのコンクールをやりたい」と、まだまだ新たな夢にも思いを馳せる巨匠が贈る「舘野泉フェスティヴァル ―左手の音楽祭 2012-2013」。第1回公演は、5月18日(金)に第一生命ホール(東京都)で開催。チケットは発売中。★「舘野泉フェスティヴァル ―左手の音楽祭 2012-2013」の詳細はコチラ
2012年03月23日松山ケンイチ、「ウイダーinゼリー」の新CMキャラクターに19日、俳優の松山ケンイチ(27)が森永製菓の「ウイダーinゼリー」の新CM発表会に登場した。小学校の頃から「ウイダーinゼリー」を飲んでいたと話す松山の新CMが全国オンエアーされるのは25日、「走る男篇」。撮影では200回も走ったと言い、車の速度に合わせて走るのに必死で過酷な撮影だったと振り返った。松山の健康の秘訣スポニチによると「なんだかんだと肉体労働なので、ちゃんと食べないとダメですね。朝ご飯も食べてますし、偏りなく食べることかな」と話し、現在撮影中のNHK大河ドラマ「平清盛」の現場でも、食べる間も無いスタッフにゼリーを配っているという。また、新米パパのイクメンぶりを尋ねられると「仕事の方が大変」と答えイクメンの方は「何とか」と笑顔で答えた。面白くなってきたと評判の大河ドラマ「平清盛」だが、先は長い。「ウイダーinゼリー」の力も借りて、イクメンも仕事もしっかり一年間乗り切れるように頑張って欲しい。編集部日野涼香元の記事を読む
2012年03月21日昨年12月に急逝した森田芳光監督の遺作となった『僕達急行 A列車で行こう』のプレミア先行上映会が2月19日(日)、東京・品川プリンスシネマで開催され、“鉄ちゃん”こと熱狂的な鉄道マニアの主人公を演じた松山ケンイチと瑛太、ヒロイン役の貫地谷しほり、会社社長役で共演するピエール瀧が舞台挨拶を行った。大手企業に勤めるマイペース男子・小町圭(松山さん)と実家の鉄工所で働く小玉健太(瑛太さん)。性格は違えど“鉄道好き”という共通の趣味をきっかけに出会った2人が、鉄道愛ゆえの騒動を巻き起こしながら、いつしか周りをハッピーにしてしまう青春コメディ。森田監督によるオリジナル脚本で、構想には10年以上の歳月が費やされた。今回、初の共演が実現した松山さんと瑛太さん。以前から共演を待ち望んでいたと言い、松山さんは「瑛太さんが持っている柔らかい雰囲気のおかげで、自然に演技ができた」。瑛太さんも「もっと(役者として)にらみ合ったり、エネルギーをぶつけ合う現場になると思ったが、その真逆で松山くんと一緒にいると優しい気持ちになる」とお互いをベタ褒め。「例えば小町と小玉がケンカしたらどうなるんだろうとか、色々考えると、また瑛太さんと一緒に何かできればって思う」(松山さん)、「うれしいですね。松山くんは天才で秀才、尊敬しているので」(瑛太さん)と再共演を誓っていた。松山さんと瑛太さん、そしてピエールさんがジオラマ模型の中で電車を走らせるシーンは、マニアならずとも鉄道の楽しさを感じられる瞬間だ。撮影は博多のホビーショップで行われ「あの空間に入ると電車好きじゃなくても、電車好きになりますよ。模型のクオリティも素晴らしかったし、車庫にはSLが入っているんですよ」(松山さん)。そんな趣味に生きる男たちに対し、貫地谷さんは「私は趣味がないので、うらやましい」。森田監督との仕事は「監督のおかげで、現場はほわっとした雰囲気だった」とふり返る。また、ピエールさんも「これが森田演出かと、やってる僕らも度肝を抜かれることが多くて、非常に楽しかった」と撮影を存分にエンジョイしたようだ。“同じ趣味を通して、人とのつながりを持ち、人生を豊かにする”。そんな森田監督のメッセージが込められた本作が、ついに“発進”した。『僕達急行 A列車で行こう』は3月24日(土)より全国にて公開。■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2011『僕達急行』製作委員会■関連記事:岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表北川景子、恩師・森田芳光との別れに号泣織田裕二らも参列森田芳光監督の訃報に、松山ケンイチ「やっぱり寂しいです」松山ケンイチ、大河ドラマ「平清盛」放送目前で気合を注入!松山ケンイチ、中井貴一演じる父親が理想の父親像?
2012年02月20日深田恭子、演じる「時子」同様に夢の見過ぎで結婚できない発言12日放送のNHK大河ドラマ「平清盛」に女優の深田恭子が後に清盛の妻となる時子として初登場。深田が演じる時子は、光源氏のような「みめ麗しい男性」の出現を待つこがれるうちに婚期を逸し、周囲から押し付けられる形で平清盛(松山ケンイチ)と結婚させられる女性の役どころだ。深田のコメント深田は自分も結婚に関しては時子と同様に、夢見ている所があるからお嫁に行けていないと、話し周囲を笑わせた。11歳から50代半ばまでの、清盛亡き後の平家一門を率いて、安徳天皇を抱き、壇ノ浦に没するまでの時子の一生を演じ通す深田は「一年間も同じ役と向き合うのは『平清盛』が初めて。自分の気持ちがどう時子に寄り添って、変化していくのか、すごく楽しみにしています。」と、時子役に意欲を見せている。(オリコンスタイルより)深田は撮影に入る前には、母親とともに広島県廿日市市の平家ゆかりの厳島神社へ参拝に出かけ1年間、無事に時子を演じ切ることが出来るように願かけしたという。元の記事を読む
2012年02月13日ゲームでも大人気のあの武将が1位2012年のNHK大河ドラマは『平清盛』が1月8日にスタートしました。主役の松山ケンイチさんをはじめ、松田翔太さん、玉木宏さん、岡田将生さん、大東駿介さんなどイケメン若手俳優が多数出演するので、時代劇に興味がない人も気になる人が多いのではないでしょうか。戦国時代を生きた武将たちの中にも、彼らのようにきっとすてきな男性が多かったのではないでしょうか。そこで今回は、434名の女性に合コンしたいと思う戦国武将についてお聞きしました。>>男性編も見るQ.合コンしてみたいと思う戦国武将を教えてください(複数回答)1位伊達政宗31.1%2位織田信長24.7%3位真田幸村15.4%4位豊臣秀吉14.7%5位上杉謙信13.8%■伊達政宗……・「ゲーム『戦国BASARA』の伊達政宗が大好き。さりげなく気を使ってくれそう」(23歳/食品・飲料)・「もう少し早く生まれていれば天下をとれたと言われているので、その知性を感じたい」(26歳/そのほか/専門職)・「客人に対しての礼儀を重んじた人と言われているので、快適な合コンができそう(笑)」(25歳/建設・土木/事務系専門職)・「自分も宮城出身なので、仙台藩について語り合いたい」(27歳/医薬品・化粧品/技術職)・「格好良い印象があるからです。でも物静かそう」(24歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■織田信長……・「人柄がとても良さそうだし、豪快な男性だけど優しさや人情があふれていると思う」(25歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「オレさま系で怖そうだけどちょっと会ってみたい。でも、機嫌を損ねたら殺されそう」(27歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「お酒はどれくらい強かったのか気になるので、どんどんお酒をつぐと思います!(笑)」(22歳/医薬品・化粧品/クリエイティブ職)■真田幸村……・「イケメンだったらしいと本で読んだことがあるので会ってみたい」(30歳/情報・IT/技術職)・「長野県の真田幸村の生誕地に行ったとき、お土産の包装紙に描かれた幸村はめちゃカッコ良かったので、合コンしてみたい」(32歳/自動車関連/事務系専門職)・「かっこいいと聞いたことがあるので。仲間も硬派な人が集まりそう」(22歳/機械・精密機器/事務系専門職)■豊臣秀吉……・「『人たらし』と言われているので、その場を盛り上げるのがうまそう。その場にいた全員が楽しくなる合コンになりそう」(27歳/食品・飲料/秘書・アシスタント職)・「金遣いが荒そうなので、何でもオゴってくれそう」(31歳/建設・土木/事務系専門職)・「天下統一の話を聞きたい」(22歳/学校・教育関連/事務系専門職)■上杉謙信……・「イケメンだと有名なのでぜひお会いしたい」(21歳/そのほか)・「なんとなくいいイメージがある。ちょっとハラハラとした合コンになりそう」(23歳/医療・福祉/営業職)・「好きなので。でも、話がはずまなそう」(24歳/医薬品・化粧品/技術職)総評1位は伊達政宗でした。ゲームなどでも超イケメンに描かれているので「どのくらいイイ男なのか確かめてみたい」など、そのルックスに期待をふくらませる女性が多いようです。また、「伊達男」という言葉の語源にもなっていることを理由に挙げる人もいました。「伊達男」とは、粋な男や派手な男という意味ですが、政宗の家臣が華美な服装で人目をひいたことに由来するという説が有力のようです。たしかに伊達政宗の鎧兜はカッコイイですよね!2位は、織田信長でした。戦国を代表するオレさま系の彼にリードされた合コンをしてみたいという女性が多いようです。現代の男性にはない、強さやたくましさを求めている人が多いのでしょうか。3位は、真田幸村がランクイン。1位の伊達政宗同様、ゲームで人気に火がつき女性ファンを増やしているようです。コメントを見ると、誠実で人柄が良いというのが女性の持つ幸村のイメージのようです。ランクインした武将たちと合コンを実現するのは不可能ですが、ゆかりの地に行ったという女性もいましたので、彼らの足跡をたどる旅を楽しんではいかがでしょうか。(文・ペンダコ)調査時期:2011年11月9日~11月20日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性434名(その他と回答した195人を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】最も好きな戦国武将【ランキング女性編】どんな顔か見てみたい戦国武将【ランキング女性編】タイムマシーンを使って目の当たりにしたい歴史的瞬間完全版(画像などあり)を見る
2012年01月28日映画で大活躍する演技派女優が1位着物の似合う女性ってすてきですよね。成人式・卒業式・結婚式といったイベントで着物を着た女性を見かけると、「やっぱり日本人は着物が一番」なんて思ってしまいます。そこで今回は、日本の伝統服・着物が似合う女優さんは誰なのか男性332名にアンケートを実施。どんな着物を着てほしいかも併せて聞きました!>>女性編も見るQ.着物が似合うと思う女優を教えてください(複数回答)1位蒼井優14.2%2位綾瀬はるか13.3%3位仲間由紀恵11.4%4位檀れい10.5%4位小雪10.5%5位天海祐希9.9%(敬称略)■蒼井優……・「地味な顔のほうが、着物が似合うと思うから。大人っぽい着物を着こなしてほしい」(25歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「古風な日本女性という感じだから着物が似合いそう」(36歳/医療・福祉/事務系専門職)・「『龍馬伝』での着物姿がとても良かった」(28歳/商社・卸/営業職)・「紺色のつむぎの着物が似合いそう」(24歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)・「着物姿がすぐにイメージできる。地味な色合いの着物を着てほしい」(30歳/機械・精密機器/技術職)■綾瀬はるか……・「『JIN-仁-』のイメージが強いから。ピンク系の着物がいい」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「『JIN-仁-』での着物姿が似合っていたからです。派手な着物を着てほしい」(25歳/そのほか)・「振り袖が似合いそう」(24歳/情報・IT/技術職)■仲間由紀恵……・「普通に着るだけで十分似合うと思うので、日常でも着られる柄のものを着てほしい」(25歳/機械・精密機器/技術職)・「とても着物が似合うと思うので、きらびやかなものを着てほしい」(31歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)・「『ごくせん』の時にすごく着物が似合っていた」(23歳/学校・教育関連/専門職)■檀れい……・「時代物の映画の印象が残っている」(29歳/ソフトウェア/技術職)・「浴衣がとても似合うので、着物もきっとすてき」(36歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「テレビでよく着ているイメージ」(28歳/商社・卸/営業職)■小雪……・「旅館のおかみ風に着こなしてほしい」(29歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「藤の花の小袖を着てほしい」(31歳/医療・福祉/専門職)・「日本の女性という感じで清らか。着物も似合いそう」(25歳/ソフトウェア/技術職)■天海祐希……・「黒などの着物をカッコよく着てほしい」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)・「和な感じがする。緑や紫の着物が似合いそう」(25歳/金融・証券/営業職)・「落ち着いた着物を着てほしい」(25歳/金融・証券/営業職)総評1位は若手演技派女優の蒼井優さんでした。NHK大河ドラマ『龍馬伝』ですてきな着物姿を披露していた蒼井さん。白い肌と黒い髪、すっきりとした顔立ち、日本美人の要素をいくつも備えているので、着物が似合う女優ナンバーワンに輝いたのもうなずけます。彼女には紺などの大人っぽい色の着物を着てほしいというリクエストが寄せられました。2位は、ドラマ『JIN -仁-』での演技が光っていた綾瀬はるかさんです。毎回、彼女の着物姿を楽しみにしていた男性も少なくないのではないでしょうか。ドラマの中では、大沢たかおさん演じる医師を支える看護師役だったので、控えめな着物を着ることが多かったですが、ピンクや振り袖、華やかな着物を着てほしいという声が寄せられています!3位と同率4位には仲間由紀恵さん、檀れいさん、小雪さんがランクイン。この3人もドラマや映画で着物姿を披露しており、その印象が強いようです。檀れいさんは2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』に出演するようですので、ファンの方はぜひチェックしてください。(文・ペンダコ)調査時期:2011年11月9日~11月20日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性332名(その他と回答した39名を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】上司になってほしい女優【ランキング男性編】一目ぼれしてしまう異性の格好旬なランキング一覧はこちら完全版(画像などあり)を見る
2012年01月26日CBCが毎年制作している、地球の豊かな自然・様々な国の文化を紹介する紀行番組「地球大紀行スペシャル」。昨年放送された「情熱カリブ躍動紀行」でカリブ海の島々を旅した玉木宏が、再び“旅人”として挑んだ、アジア極東の地・日本から“アジアの西の果て”トルコ・イスタンブールにあるボスポラス海峡までの旅を収めた「世界海峡イスタンブール~玉木宏アジア紀行最果ての海へ!~」が1月28日(土)よりTBS系全国28局ネットにて放送される。これに先駆けて、玉木さんからのコメントがシネマカフェ独占で到着した。西洋と東洋の交差点であり、東ローマ帝国、オスマントルコ帝国の首都として栄えた古都・イスタンブール。そこにはアジアとヨーロッパ、東洋と西洋を隔てるようにボスポラス海峡が横たわり、東からはシルクロードを通って、西からは古くはギリシャ・ローマの時代から現代まで、様々な人、モノ、思想、哲学が運ばれてきた場所である。今回、玉木さんの旅は、キリスト教の伝説「ノアの箱舟」が漂着したとの言い伝えがあるトルコ最東部の町・ドウバヤズットから始まり、遊牧民の姿やトルコが誇る世界遺産・カッパドキア、さらに宗教をめぐる歴史などに触れながら未だ見ぬ世界の文化を探っていく。“アジアの果て”のボスポラス海峡に辿り着いた玉木さんが見たものとは――?長い旅路を終えた玉木さんは、「いろんなものを感じさせてもらった旅でした。いま、日本でも海外のモノを簡単に手に入れることができたり、世界中の見たいモノを見ることができて、すごく便利な時代で、海外との隔たりというものがだんだんなくなってきていると思います。その中で大事だなと思ったのは、それぞれの“ルーツ”。シルクロードがあって、伝統的な文化が混ざり合いながらトルコの東から西の都・イスタンブールへ、アジアからヨーロッパへとモノ、人、文化が流れていくルーツ。先代が築きあげたモノやカッパドキアの遺跡では、生き抜くために必死で生活していたものを垣間見ることができて、いまだにそこを守ろうとしている人たちがいて、だからこそ“今”が成り立っている」とコメント。アジアの果てに流れる文化の源流に心打たれたようだ。さらに、「全然違う文化だと喧嘩してしまいそうだけど、イスタンブールはアジアの果てで、アジアとヨーロッパをつなぐ場所。いろんな伝統的な文化が何十年、何百年も混ざり合って仲良く共存してる、そんな穏やかなものを感じられる場所でした。ただイスタンブールを旅するだけではきっと感じられなかったことが、今回の旅では体感できたと思っています」と充実感あふれる感想を寄せている。『聯合艦隊司令長官山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』や大河ドラマ「平清盛」など、俳優としても過去から現代へと繋がる根源を探るような役柄に挑戦している玉木さん。俳優・玉木宏のルーツをめぐる旅もまだまだ続きそうだ。紀行ドキュメンタリー「世界海峡イスタンブール~玉木宏アジア紀行最果ての海へ!~」は、TBS系にて1月28日(土)14:00~放送。番組公式サイト:■関連作品:聯合艦隊司令長官山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実― 2011年12月23日より全国にて公開© 2011「山本五十六」製作委員会■関連記事:玉木宏インタビュー「平清盛」を通して久しぶりに芽生えた“ライバル心”役所広司、共演陣の愛の告白に「来年も『好き好き』言われたい」とニンマリ玉木宏&袴田吉彦インタビュー歴史に向き合い、歩み続ける2人が感じた“時代”役所広司、同郷の故・市川森一の思い出を語る役所広司「魂安らかになれば」五十六の故郷・長岡“冬花火”に感激
2012年01月24日1位は老若男女、みんなのアイドル!NHKの朝の連続テレビ小説は1961年に放送が始まり、「カーネーション」で85作を数えます。歴代のヒロインには今をときめく女優陣が名を連ね、次回作の「梅ちゃん先生」では堀北真希さんが主役を演じます。では、近いうちにヒロインを演じそうな若手女優は誰だと思いますか。男性323名に聞きました。>>女性編も見るQ.近いうちNHK朝ドラマの主役を演じそうな若手女優を教えてください(複数回答)1位芦田愛菜13.0%2位武井咲12.1%3位上戸彩11.1%4位蒼井優10.2%5位新垣結衣9.3%(敬称略)■芦田愛菜……・「最近の人気はスゴイ。脚本を書いてから俳優を考えるのではなく、芦田愛菜ちゃんに主役を決めてから脚本を書きそう」(32歳/情報・IT/技術職)・「幅広い年代に受け入れられそう」(23歳/学校・教育関連/専門職)・「主役もできるくらい性格が大人びている」(25歳/医療・福祉/技術職)・「今一番、視聴率を取っていると思う」(25歳/小売店/販売職・サービス系)・「人気に乗っかってNHKも手を出しそう」(22歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)■武井咲……・「最近、急激に伸びている女優の代表格」(26歳/そのほか/事務系専門職)・「最近、よくテレビで見かける」(29歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「若手で実力がある」(25歳/そのほか)■上戸彩……・「人気女優で年齢的にもいい時期だと思う」(29歳/医療・福祉/専門職)・「人気、好感度も高い」(23歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「個人的に好き」(23歳/医薬品・化粧品/技術職)■蒼井優……・「しっとりしていてNHK向きな気がする」(26歳/機械・精密機器/技術職)・「朝の顔が似合いそう」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「演技がうまいと思うので」(27歳/金融・証券/販売職・サービス系)■新垣結衣……・「大人の魅力があって落ち着きもあるし、朝ドラに合いそう」(27歳/運輸・倉庫/技術職)・「人気があるし、NHKのイメージに合っていると思う」(32歳/情報・IT/技術職)・「さわやかな感じがするから」(25歳/情報・IT/技術職)総評1位は、今をときめく子役の芦田愛菜ちゃん。2011年の顔ともいえる愛菜ちゃん旋風はまだまだ続く気配。「主役もできるくらい性格が大人びている」というコメントもあり、朝ドラ史上最年少主役が誕生するのかも!?2位は武田咲さん。「最近、急激に伸びている女優の代表格」のコメントのとおり、2011年大ブレイクした女優の一人。今年のNHK大河ドラマ『平清盛』でヒロイン級の役に抜てきされたこともあり、今後朝ドラデビューということもありそうです。3位の上戸彩さん、4位の蒼井優さん、5位の新垣結衣さんは、いずれも主役のドラマは数あれど、NHKの出演は少ない模様。3人とも、「朝の顔に似合うさわやかさがある」とのコメントが多いことからも、朝ドラの主役にぴったりといえそうです。(文・ペンダコ)調査時期:2011年11月9日~11月20日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性323名(その他と回答した48人を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】主人公の配役がバッチリだった大河ドラマ【ランキング男性編】ハマった「月9」ドラマ旬なランキング一覧はこちら完全版(画像などあり)を見る
2012年01月17日NHK大河ドラマ「平清盛」の放送が先日より始まった。900年前の平安末期、己が何者なのかを問い続け、世界と向き合い、武士の世を切り拓いていく平清盛(松山ケンイチ)の人生を綴った本作。清盛の親友であると同時にライバルであり、やがて互いの一族を背負い、刃を交えることとなるのが源義朝である。演じるのは「功名が辻」の主人公・山内一豊の弟・山内康豊、「篤姫」の坂本龍馬に続いて3度目の大河ドラマ出演となる玉木宏。のちに平家一族を打ち滅ぼす源頼朝、義経兄弟の父親であり、非業の最期を遂げるこの武士を玉木さんはどのように演じているのか――?まもなく放送の第2回(1月15日)から登場する義朝は、源氏一族の御曹司。当時は武家が“朝廷の番犬”と蔑まれていたが、朝廷のために働けど報われぬ父・為義(小日向文世)の姿を目にしつつ、清盛との出会いなどをきっかけに、自分なりに武士としての生き方を模索し、熱き思いを心に宿していく。玉木さんは、義朝という男の心の内についてこう語る。「義朝自身、平家に憧れる部分が強いんじゃないかと思います。忠盛(※平家の棟梁で清盛の育ての父/中井貴一)のような父親像を求めていて、自分の父親の為義が情けないところもあるので、それを反面教師に『武士とは何ぞや?』という思いや『武士が朝廷を守ってやっているんだ』という信念を持つ。そうした(義朝の)思いが清盛を動かしていくんじゃないかと思ってます」。清盛とは心を通わせつつも、のちに覇権を争うことになる義朝。劇中、「義朝がいなければ清盛はあり得なかった」と語られるほどの人物であり、清盛と同等か、時にそれ以上の魅力が要求される。「そこはやりがいを感じるところでもあります。2人の対比がしっかりしていないと視聴者を引っ張ることが出来ないと思うので、ちゃんとそこは見せたい」と意気込みを明かす。若かりし頃の清盛が己の数奇な運命にいらつき、無頼の道を歩む熱い男として描かれるのとは対照的に、義朝は内に熱い思いを秘めつつもクールな性格の持ち主。玉木さんは自身の青春時代をふり返り「きっと義朝に近かったと思います」と明かす。「僕自身は割と若いときから、お芝居をしたいという意欲があって、そのためにオーディションを受けたりしていました。もちろん、自分が何者なのかというのは若い頃は見えにくいものですが、僕は自分なりの目標や夢が明確にありましたね」。さらに義朝にとっての清盛のように、青春時代から現在に至るまで、歩みを続ける中で互いを成長させ、やる気を奮い立たせてくれるライバルの存在についても言及。「10年ほど前に『ウォーターボーイズ』という映画に出たときに、自分と同じようにバイトをしながら役者を続けている同年代の役者がたくさんいて、『こいつだけには負けたくない』と思える現場でした。だんだん同い年の俳優が少なくなっていて、『ウォーターボーイズ』当時の俳優でいまも続けているのは3分の1くらいになってしまい、最初は張り合うような気持ちでやっていたのに、いつの間にかライバル心というのが薄れているところもあった。今回、松山くんの姿を見て久しぶりに“張り合いたい”という気持ちが芽生えてきて、僕自身、ギラギラしてきた感じがあります」。松山さんとの共演は今回が初めて。5歳年下の後輩について玉木さんは「ずっと彼の作品を観てきて、いつか一緒にできたらという思いがあった」と明かす。「最初にお話が来たときは嬉しかったです。現場でどんなスタンスでお芝居するのか、すごく興味がありました。彼の作品を見ていて、いつも全然違う姿かたちで映像の中にいる印象があったので、どんな風に現場にいるのか見たかった。準備をしている段階から、会うたびに“キラキラ”が“ギラギラ”に変わっていくのを感じます。いまはもう清盛にしか見えませんね。大河の主演を務めるからといって、彼には気負いもないように見えるし、その堂々とした姿が現場を動かしているように思えます。5歳離れててもそんな感じは全然しなくて、すごく大きく見えます」。第3話では玉木さん自身が「序盤の核となる」と語り「良いシーンに仕上がっていると思います」と自信をのぞかせる、清盛と義朝の“競べ馬(くらべうま)”のシーンが放送。キャスト陣が自らこなしている乗馬や流鏑馬(やぶさめ)、さらには合戦のアクションシーンなども見どころである。また、男たちだけでなく、絶世の美女と言われる静御前(しずかごぜん)などの女性陣も今後、登場する。源氏の棟梁としてのみならず、“夫”、さらには“父”としての義朝の姿にもぜひ注目したいところだ。清盛、そして義朝が持つ「若さゆえの不器用さ」が自身にも重なるという玉木さん。改めて「いま、普通に生きるということが難しい時代なのかとも感じますが、見失いがちだからこそ人と人との繋がりや、自分の力で生きていくということを感じていただけたら。生きることに対するパワーを伝えたい」と作品が持つメッセージを語る。変革の時代を駆け抜ける男たちの姿は、我々に何を問いかけるのか?900年前の“生の息吹”を感じてほしい。(text:Naoki Kurozu)大河ドラマ「平清盛」NHKにて毎週日曜20:00~放送中(全50回)公式サイト:■関連作品:聯合艦隊司令長官山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実― 2011年12月23日より全国にて公開© 2011「山本五十六」製作委員会■関連記事:役所広司、共演陣の愛の告白に「来年も『好き好き』言われたい」とニンマリ玉木宏&袴田吉彦インタビュー歴史に向き合い、歩み続ける2人が感じた“時代”役所広司、同郷の故・市川森一の思い出を語る役所広司「魂安らかになれば」五十六の故郷・長岡“冬花火”に感激役所広司、山本五十六を演じ「どうして戦争が起こったのか考えるきっかけになれば」
2012年01月13日松山ケンイチ立ち合いの元に小雪が男児を無事出産1月5日、女優の小雪が、第1子となる男児を出産したことを所属事務所からマスコミに向けたファクスで8日、発表した。小雪は「おかげさまで母子ともに元気で過ごしております。これからは仕事と育児と頑張ってまいりますので今後とも温かく見守っていただけますよう、よろしくお願い申し上げます」とコメントしており、一方出産に立ち会った夫の松山は「改めて私たち家族をよろしくお願いいたします」とコメントし、一児の父となった重みを噛みしめている。松山、新年の挨拶松山の公式サイトによると、1月8日にNHK大河ドラマ「平清盛」がスタートする事に触れ「皆様の前へ進んで行く気持ちをバックアップ出きる大河ドラマに出来あがった。」と公私ともに充実した1年を迎えている。元の記事を読む
2012年01月09日12月20日に急性肝不全のため急逝した森田芳光監督(享年61)の葬儀ならびに告別式が12月24日(土)に行われ、織田裕二、北川景子、黒木瞳、三田佳子ら監督の作品を彩った俳優陣や映画関係者ら400名が参列した。23日の通夜に続いて多くの映画関係者や一般のファンが葬儀場に足を運び、監督に最後の別れを告げた。黒木さんは弔辞で、大ヒットした『失楽園』での監督との初対面を「初めてお会いしたとき、私は『この役は私でいいんですか?』と尋ねましたよね?監督は『あなたがいい。あなたじゃなきゃいけないんです』とおっしゃってくださり、そのまっすぐな瞳を見て『私の女優人生をこの監督に賭けてみよう』と思いました」とふり返り、「今日の日は、映画のワンシーンだとおっしゃって下さい」といまだ信じられぬ、監督の早逝の悲しみを語った。三田さんは、『おいしい結婚』での監督との初めての仕事について「新鋭監督らしいオーラが素敵でした。若い監督からのオファーは新鮮で私もウキウキしていました」と懐かしそうに述懐した。『間宮兄弟』で映画デビューを飾った北川さんは突然の訃報が信じられない様子で、泣きじゃくりながら報道陣の前に姿を現した。「最初にオーディションでお会いしたとき、監督に『私が誰か分かりますか?』と聞かれたのですが、新人で緊張していて『すいません、分かりません』と答えたら笑顔で『監督の森田です』と言ってくださったのを思い出しました。恩師のような人でお慕いしてきたので」としゃくり上げた。監督から「ありのままの北川さんが素敵だと思うので、やめないで女優を続けてほしい」と言われたと明かし「その言葉通りに続けてきたので本当に大きな存在です」と悲痛な思いを語った。同じく『間宮兄弟』に出演した「ドランクドラゴン」の塚地武雅は「映画の仕事をさせてもらっているのも監督のおかげ。感謝してもしきれない」と思いを吐露。「照れ屋でこっちにイタズラを仕掛けてきて『ヒヒヒヒ』って笑ってた顔が浮かんできます」と思い出を語った。法名は故人の名前と映画から一文字ずつ取った常然院釋芳映(じょうねんいんしゃくほうえい)。遺影の周りには監督が好んだ白い花が供えられた。棺には参列者がつづった監督への手紙が入れられ、森田組のスタッフたちに抱えられて午後1時、出棺となった。喪主を務めた妻で森田作品のプロデューサーでもある和子さんは「映画関係者のみなさまで(思いを)引き継いでやってほしい」と参列者に向かい思いを語った。■関連作品:わたし出すわ 2009年10月31日より恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© 2009アスミック・エースエンタテインメント武士の家計簿 2010年12月4日より全国にて公開© 2010「武士の家計簿」製作委員会僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2011『僕達急行』製作委員会■関連記事:森田芳光監督の訃報に、松山ケンイチ「やっぱり寂しいです」松山ケンイチ、大河ドラマ「平清盛」放送目前で気合を注入!第36回報知映画賞、『八日目の蟬』が作品賞&主演女優賞の2冠!松山ケンイチ、中井貴一演じる父親が理想の父親像?松山ケンイチが船上で加藤浩次と死闘!「平清盛」呉ロケを公開
2011年12月25日人は誰しも“いま”を生きることしかできない。その中で役者という人種は、時に時空を超えて過去の歴史の中に身を投じ、他人の人生を生きることが出来る例外的存在である。羨ましくも思えるが、もちろん過去の歴史とは輝かしいものばかりではない。映画『聯合艦隊司令長官山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』で玉木宏、袴田吉彦が生きた70年前は、ちょうど日米間の緊張が高まりを見せ、やがて開戦へと突入していく激動の時代。映画では当時の世の空気に抗い、戦争を回避すべく孤高の戦いを繰り広げつつも、時代に押し流されていく男の姿が描き出される。玉木さんと袴田さんが演じたのは、山本五十六(役所広司)とは正反対に日米開戦を強く主張し世論を煽り続けた「東京日報」に所属する記者の真藤と秋山。共にこれまで、この時代の軍人を演じたことはあるが、今回の役は軍人でも単なる民間人でもない、報道に携わる立場の人間。どのような思いであの時代に身を置き、山本五十六の言葉や時代の空気から何を感じたのか――?玉木さんが演じる真藤は「東京日報」主幹の宗像(香川照之)の鞄持ちとして山本への取材に同行していくうちに、山本の不思議な魅力に触れ、徐々に戦争を煽り立てる新聞社の姿勢に疑問を持ち始める。「軍人でも民間人でもなく、その間に立って両方が見えるという立場。台本をいただいて読んだときに、真藤はセリフが少ないこともあって、僕自身、客観的に読み進めていた部分がありました。この真藤の目線で物語を見ていくというのが最も分かりやすくもあり、また新しい描き方だとも感じました。演じる上でその立ち位置を守り、間に挟まれる人間として“グレー”でいなければいけない、という点を意識しましたね」。加えて玉木さんはナレーションも担当。劇中、決して出番が多くはない中で自分が出演していないシーンに“ストーリーテラー”として存在するということが本作での大きな挑戦だったとふり返る。「面白くもあり、難しくもありました。邪魔にならないように存在感を残す…。それが“どこ”なのかを探りつつやっていました。ナレーションは最初に一度、全て録ったんですが感情が強すぎて、距離感が近くなってしまっていたんです。そうなるとみなさんの芝居の中で邪魔者になってしまう。実は淡々と読んでいくことが観る人の耳に最もスムーズに入っていくんだというのを感じました」。以前、特攻隊員の役も演じたことがある袴田さんだが、今回は新聞社の喧騒の中でのシーンが中心。世論を誘導する新聞記者の役に「ふと素に戻ったときにこれまでにない“怖さ”を感じました」と告白する。「最初は戦争の最前線とは違う場所にいる当時の人間というのがなかなか想像できなかったんです。監督からは『新聞社の熱気とスピード感を出してくれ』と言われ、普段よりも早口でセリフを回していきました。もちろん、演じているときにあれこれ考えていたら、あの東京日報の記者の役はできないから、理性を消してその場にいるんですが、ふとしたときに『こんなことしていいのかよ?』と感じて、これまでに戦争作品に出演したときとはまた違った視点で考えさせられました」。袴田さんが何より強く感じたのが、戦場ではなく、人と情報と怒号が入り乱れる狭い新聞社の喧騒の中で“時代”や“世論”が動かされていくということへの違和感。「僕も、もしあの時代にあの立場にいたら、決して『反対』なんて言えずに流されていたと思う」と真摯に語りつつ、こんな思いを明かす。「この時代に限らず、時代劇の台本をいただいて読んでみると『もしかしたら今とあまり変わりないのかもしれない』と考えさせられることは多いですよ。今回で言うと、新聞社のシーンは『スタート!』の声と共に一斉に30人くらいが動き出すので現場のエネルギーがものすごいんです。それは、戦争に行かないあの狭い建物の中の人間が世論や時代を動かしたというのと重なるようにも感じられて…。普段はそんなことあまりないんですが、今回は5日間ほどの新聞社での撮影が終わった後も熱気が取れずに興奮してる感覚が残ってたんです。でも一方で、いま思い返しても今回の撮影の間、僕は“戦争”というものを全く身近には感じてないんです。ラジオや電話で情報が流れるだけで、戦争に携わっているという感覚がないんです。ひょっとしたら、当時の人もそういう感覚だったのかもしれないですね。だからこそ五十六さんはすごい人だったんだなとも思いました」。ここ数年、クールな男や堂々としたタイプの役柄を演じることが多かった玉木さんだが、役所さん演じる山本と香川さん扮する宗像の間に挟まれるシーンでは、これまでにないオドオドとした表情を見せている。実際に2人の大先輩に挟まれての感想は?「セリフが多くない分、気分的には楽でしたよ(笑)。お二人の芝居を一番近いところでしっかり見せてもらいました。改めて2人のパワーやオーラ、存在感の凄さを感じました。香川さんの芝居は、当時の新聞記者ってこういう風だったんだろうなという説得力にあふれているし、それを受ける役所さんは、言葉数は多くなくて一言、二言で返していくんだけど全く動じずに堂々とされてる。この中で真藤ができるのはメモを取ることぐらいだろうと思って試みたんですが、全然、書けなかったです(苦笑)。出会いというのはどの作品でもありますが、やはり先輩方のお芝居を見るといずれこういう立場になりたいって思わされます。今回、役所さんや香川さんとご一緒できたのは本当に刺激的な経験でした」。最後に玉木さんは、今年一年をふり返りつつ、過去の時代に身を置くということの意味についてこんな言葉を。「今年の僕はドラマの『砂の器』に始まり、本作や『平清盛』とほとんど現代劇をやらずに来たんですが、過去の時代の物語だからこそ明確なメッセージが詰まっていると思うんです。今回の映画で言うと、やはり戦前、戦後の日本の姿が震災後の日本とリンクする部分は確実にあると思います。やっぱりそこをしっかりと伝えたいと思ったし、『どう伝えたいか?どう伝えるべきか?』と考える中で僕自身が、常に感化されていることも演じながら強く感じました」。歴史に向き合い、歩みを続ける2人。彼らが生きた70年前からいまを生きる我々が受け取り、生かすことが出来ることは決して少なくないはずだ。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:聯合艦隊司令長官山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実― 2011年12月23日より全国にて公開© 2011「山本五十六」製作委員会■関連記事:役所広司、同郷の故・市川森一の思い出を語る役所広司「魂安らかになれば」五十六の故郷・長岡“冬花火”に感激役所広司、山本五十六を演じ「どうして戦争が起こったのか考えるきっかけになれば」
2011年12月22日『家族ゲーム』や『失楽園』、『阿修羅のごとく』などシリアスドラマからヒューマンコメディまで、数多くの名作を世に送り出した名匠、森田芳光監督。昨日、12月20日(火)に急性肝不全のため急逝された森田監督の訃報を受け、『失楽園』で主演を務めた役所広司、そして森田監督の遺作となった来年公開の『僕達急行 A列車で行こう』でW主演を務める松山ケンイチ、瑛太の両名よりお悔やみのコメントが届いた。渡辺淳一原作の男女の不倫ドラマを映画化し、社会現象となるヒットを記録した『失楽園』(’97)。本作で森田監督と共演した役所さんは、このたびの訃報を故・市川森一の告別式のときに知ったといい、「ショックです。自分にとって大切な監督でした。また、森田監督作品に参加するのを楽しみにしていたのに、残念でたまりません」と悲痛な胸の内を打ち明けた。また、公開を待たずして遺作となってしまった『僕達急行 A列車で行こう』。本作は幼い頃から好きだった鉄道を題材に、森田監督がオリジナル脚本で挑んだ渾身の一作である。主演の松山さんは、「いままで毎年のようにオリジナル作品を精力的に作られてきた偉大な監督。そのどれもが監督独特の台詞回しや笑い、思わずニヤリとしてしまうキャラクターに、いつも暖かい気持ちと前向きな気持ちをいただいていました。もう森田監督の新作を観ることができないこと、森田監督と一緒に仕事ができなくなること、もう世の中を独特な視線から見て話している森田監督の言葉が聞けなくなること、そんなことが頭いっぱいに広がってきて、悲しくなります」とあふれる気持ちを吐露。さらに、本作の撮影当時をふり返り「森田監督は、趣味を持たない人間の怖さという話をしていました。趣味を持つことで繋がりができ、つながることで様々な障害やジャンルを越え助け合うことができると解釈しました。その繋がりというものがいま、僕の人生のテーマでもあるし、僕が演じるキャラクターに込めたい想いでもあります。森田監督から沢山のモノをいただきました。これからも森田作品からたくさんのモノをいただくと思います。でも、やっぱり寂しいです。心から監督のご冥福をお祈り申し上げます」とコメントを寄せた。瑛太さんは、「突然の知らせにびっくりしています。『僕達急行 A列車で行こう』の公開時には松山くんを交えていろいろとお話をしたいと思っていました。初めてお会いしたときから、映画を愛し、人間を楽しむという森田監督独自の世界観に心を強く揺さぶられていました。監督の作品に携われたことを自分の胸に深く刻んで、これからも俳優として歩んでいきます。心よりご冥福をお祈り致します」と故人を偲んだ。映画『僕達急行 A列車で行こう』は2012年3月24日(土)より全国にて公開予定。ご冥福をお祈りいたします。■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2011『僕達急行』製作委員会■関連記事:松山ケンイチ、大河ドラマ「平清盛」放送目前で気合を注入!松山ケンイチ、中井貴一演じる父親が理想の父親像?松山ケンイチが船上で加藤浩次と死闘!「平清盛」呉ロケを公開深田恭子、平清盛の妻に抜擢!大河ドラマ「平清盛」女性キャストついにお披露目逆境に強そうな俳優ランキング1位は水嶋ヒロ!結婚、独立…逆風でのパワーに共感
2011年12月21日松山ケンイチが主演する2012年度の大河ドラマ「平清盛」の初回試写会が12月12日(月)、NHK放送センター(東京・渋谷)で開催され、松山さんを始め、共演する中井貴一、松田聖子が初回の感想や今後の意気込みなどを語った。いまから900年前、王家と貴族が対立し、混迷を極めた平安末期を舞台に、本当の親を知らぬまま、武士の新興勢力・平氏のもとで育てられた清盛(松山さん)が、義父・忠盛(中井さん)と共に海賊退治を行い、一人前のサムライに鍛え上げられる。「平家物語」ではアンチヒーローとして描かれた平清盛に、新たな視点でスポットを当てる。大河ドラマの放送開始から50年、51作目の作品として2012年1月8日(日)から全50回にて放送スタートする。初回は清盛の幼少期が描かれているが、松山さんの出演シーンはわずかだそうで「1分くらいしか出演していないので(笑)、みなさんどこに出ているか分からなかったと思いますが、2話からはしっかり演じさせていただいている」とアピール。「武士、天皇家、貴族。いろんな立場の人が苦しみながら生きている時代。どうせ生きるなら、清盛のように無邪気に遊ぶように生きることが大切なんじゃないかと感じさせる」と語り、「心を動かせるお芝居を改めて頑張りたい」と自分自身に気合を入れた。清盛の養父・忠盛を演じる中井さんは「松山ケンイチという俳優が持つ朴訥さやまっすぐさが、そのまま清盛像に投影されている。松山くんにぴったり」と松ケン版“清盛”に太鼓判。中井さん自身も昭和63年に放送された大河ドラマ「武田信玄」で主演を務めており「当時は多くの先輩方に優しく包んでいただいた。今度は自分が包まなくちゃいけない。松山くんに最高の形で大河をバトンタッチするのが自分の役目だし、1年後、大河をやって良かったと思ってもらいたい」と熱いエールを送った。そして、大河初出演となる松田さんは「本当に素晴らしい経験をさせていただいた」と感無量の面持ち。幼い頃の清盛の成長を見守る祇園女御役を演じ、「とても魅力的な女性。舞いや歌に長けていて、賢く母性があふれている」。成長後の清盛の良き相談相手という顔も併せ持ち、「清盛にとってはもう一人の母親。スタッフから『松田さんの前で、変なことするな』ってプレッシャーをかけられたが、松田さんは母性や大らかな空気感を完璧に表現されていた」(松山さん)、「松山さんの清盛に圧倒されたり、感動したり…。本当に素敵」(松田さん)と互いを称え合っていた。NHK大河ドラマ「平清盛」は2012年1月8日(日)より毎週日曜20:00~放送(全50回)。初回「ふたりの父」は74分拡大版で放送される。■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2011『僕達急行』製作委員会■関連記事:松山ケンイチ、中井貴一演じる父親が理想の父親像?松山ケンイチが船上で加藤浩次と死闘!「平清盛」呉ロケを公開深田恭子、平清盛の妻に抜擢!大河ドラマ「平清盛」女性キャストついにお披露目逆境に強そうな俳優ランキング1位は水嶋ヒロ!結婚、独立…逆風でのパワーに共感松山ケンイチ主演『うさぎドロップ』主題歌にPUFFY業界初、アニメ版も同楽曲使用
2011年12月12日映画『ワイルド7』の男性限定試写会が12月7日(水)に開催され、出演者のひとり、宇梶剛士がトークイベントに登場し、“ワイルドな男”になるべく特別講座を開講した。望月三起也の人気漫画を瑛太、丸山隆平(関ジャニ∞)、椎名桔平らを迎えて映画化。元凶悪犯罪者によって組織された超法規的組織“ワイルド7”の面々が、国家をも敵に回して豪快に暴れまくる姿をダイナミックに描き出す。男だらけの会場に入るや宇梶さんは「よく来てくださいました」とニッコリ。「よくよく考えるまでもなく、(自分がゲストで)“女子限定試写会”というのはあり得ないですからね」と語り、笑いを誘った。「ワイルドとは何か?」という問いに、宇梶さんは「野心」をキーワードにこんな話を。「以前『宇梶くんは野心あるね』と言われ、人を出し抜いたりするさもしい奴って意味かなと思ったりしてずっと引っかかってたんです。アフリカの草食動物が草を食べ尽くして新しい地に移るとき、高台からその地を見下ろして『ここで生き抜けるか?』と考えるそうです。それが“野心”というものだと聞いて『それだ!』って思いました」。宇梶さんの出身校に通う高校生が「国家を敵に回しても守りたいものは?」と尋ねると、「子供たち。まだ生きるってどういうことなのか分からない、ほろ苦さや忘れられない感動を知らない子供たちを守りたい」と回答。さらに現在、彼女と「ワイルドな感じで」交際中という男性には「長く付き合うと相手の方がワイルドになっていくよ(笑)。『おらぁ!』とか言われて『キャイン、キャイン』って働かなくちゃいけなくなることもあるけど頑張って!」と自らの体験を交えて(?)アドバイスを送っていた。ここ数年、“草食男子”の存在が取りざたされているが「肉食でも草食でもいいから、好きになったら相手を抱きしめなくちゃいけない」と語り、「まあまずは野菜炒めに徐々に肉を入れてみたら?」とワイルドな生き方を説いた。『ワイルド7』は12月21日(水)より公開。■関連作品:ワイルド7 2011年12月21日より全国にて公開© 2011『ワイルド7』製作委員会■関連記事:日本警察“最凶”の切り札『ワイルド7』試写会に30組60名様ご招待関ジャニ丸山、金色シャツのタキシードで登場映画初出演でワイルドな魅力を発揮?ワイルドな瑛太にキュン!『ワイルド7』カップル限定試写会に30組60名様ご招待ワルが悪を裁く!『ワイルド7』ジャパン・プレミア試写会に25組50名様ご招待玉木宏、大河ドラマ「平清盛」で源義朝役!早くも清盛にライバル心メラメラ!?
2011年12月07日天性の才能なのか、それとも生まれ育った環境がそうさせるのか、世の中にはなぜか母性がくすぐられる、ついつい応援してあげたくなる男子がいる。そんな“ほっとけない男子”は映画の中、そして映画の世界で活躍する男優の中にもちらほら。みなさんの心の内を調査するシネマカフェのランキング企画「シネマカフェゴコロランキング5」ではこの1か月間、ずばり「“ほっとけない男子”俳優」をテーマに投票を実施。みなさんから寄せられた投票の結果をここで発表します。熱い接戦を見せたトップ3には、いま旬の若手男優3名が僅差で並んだ。その中で1位に輝いたのは、先日公開された映画『アントキノイノチ』や来年正月より放送されるNHK大河ドラマ「平清盛」など幅広い役柄に挑戦し、目覚しい活躍を見せる岡田将生。意外にも(?)男性票が多く、「あの“ほわほわ”した感じがどうにも気になって、ほっとけない。でも、いろいろな役どころをすんなりこなしているところを見ると、意外と器用な人なのかも…」(30代男性)、「トーク番組とかを見ていると、とても純粋で素直でチャーミング」(40代男性)との声が集まった。女性からは「寂しそうな瞳がほっとけない」(30代女性)とのコメントも。2位には、女性票を多く集めた小池徹平がランクイン。『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』や『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』など、新人サラリーマンのイメージが定着してきている彼だが、年齢を重ねても変わらぬフレッシュさからか「何だか世話を焼きたくなるタイプ」(30代女性)、「ちょっと頼りないところがほっとけない」(20代女性)といった母性本能くすぐられる年上女性たちの票を獲得した。続いて3位には、ランキング史上最年少の男優、鈴木福が登場!いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの売れっ子子役だが「年齢を超えてこの子は世の女性の母性本能をくすぐり続けるでしょう」(40代男性)との太鼓判も。アニメーションの日本語吹替えに初挑戦した『ハッピー フィート2踊るペンギン レスキュー隊』では、飛ぶペンギンに憧れて大冒険に出る子ペンギン・エリック役でそのキュートな魅力を、声だけで余すところなく放っている福くん。やんちゃなエリックも福くん同様、“ほっとけない”愛すべきキャラクターです。そして、同率で4位に並んだのがしっかり者のイメージが先行しているようにも思えるふたり、向井理と水嶋ヒロ。向井さんに対しては「しっかりしていそうなイメージだけど、理系特有の世間知らずな面がありそう」(50代女性)、水嶋さんについては「完璧なイケメンだけど、実は天然?」(50代女性)との鋭い分析がなされた理由が寄せられた。そのほか、海外の俳優を挙げる声には、『ニューイヤーズ・イブ』でベテラン女優のミシェル・ファイファーを相手に“尽くす”年下男性を演じるザック・エフロンや、俳優業から学業まで多才ぶりを発揮するジェームズ・フランコまで、意外な顔ぶれが並んだ。中でも意表をついたのは、元祖“ほっとけない男子”でいまや名匠のウディ・アレン監督。その理由は「情けなくて強がっていても哀愁があるところ」(20代女性)とのこと。衰えを知ることなく多くの女性から愛される映画を作り出せるのは、実は“ほっとけない男子”の才能に秘密があるのかも?「ほっとけない男子俳優」ベスト51位:岡田将生2位:小池徹平3位:鈴木福4位:向井理4位:水嶋ヒロ次回の「シネマカフェゴコロランキング5」のテーマは「理想のコンビ俳優は誰?」。こちらも是非、応募ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.ハッピー フィート2踊るペンギン レスキュー隊 2011年11月26日より全国にて公開© 2011 Warner Bros. Ent. All Rights ReservedサラリーマンNEO 劇場版(笑) 2011年11月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:ハリウッドスター大集結!『ニューイヤーズ・イブ』試写会に15組30名様ご招待鈴木福の生歌に“父”劇団ひとり「涙が出てきそう」劇団ひとり&鈴木福インタビュー“ペンギン親子”を演じたふたりが憧れる人物とは?子供に大人気のハッピーセット『ハッピー フィート2』のおもちゃを3名樣にプレゼント鈴木福、本物のペンギンに「可愛い!」ひとり&クリスタル・ケイ“父母”も目を細める
2011年11月28日映画『ワイルド7』のジャパン・プレミアが11月28日(月)に都内で開催され、主演の瑛太を始め、椎名桔平、丸山隆平(関ジャニ∞)、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実、深田恭子に羽住英一郎監督が舞台挨拶に登壇した。1969年から79年にかけて「週刊少年キング」に連載された望月三起也の人気漫画を実写化した本作。7人の元犯罪者で構成される警察内の超法規的武装集団“ワイルド7”がウイルステロを始めとする数々の凶悪犯罪に立ち向かうと共に、その裏に存在する陰謀を暴いていく。けたたましいバイクのエンジン音と共に幕が開くと、そこにはバイクにまたがったワイルド7の面々が!劇中のワイルドな様相とは打って変わった、それぞれ個性を反映させたタキシード姿に客席からは大歓声が贈られた。瑛太さんは「やっとみなさんに観ていただけるんですね…嬉しいです」と感無量といった表情。「震災が起きて撮影もどうするのかというとき、プロデューサーから『日本中を勇気づけるためにも撮ろう』と言われ、その言葉を肝に銘じてここまで来ました」と本作に込めた熱い思いを語った。椎名さんはメンバーの中でも冷静沈着なセカイを演じている。現在放送中のドラマ「謎解きはディナーのあとで」(フジテレビ)ではコミカルな魅力を存分に見せているが、本作に関しては「ちゃんとワイルドです!」としっかりアピールした。映画初出演となった丸山さんはタキシードにゴールドのシャツを着こんで登場。「これだけ豪華な俳優さんたちと一緒に、初めて映画に出させてもらって幸せを実感しています。あまり男っぽくなく、ワイルドさに欠けるところがあったので、この作品で素敵なギフトをいただきました。アイドルとして生活してきた中でこんな撮られ方をしたことがなかったです。生まれて初めて『フォトジェニックだね、丸ちゃん』と言われました」と嬉しそうに明かした。深田さんはまさに紅一点!真っ赤なドレスに身を包み、客席からは「かわいい!」と歓声が飛んだ。“ワイルド”な本作について「男の人のための映画だと思ってましたが、観たら気持ちが変わりました。ときめきながらワクワクできます」と魅力を語ってくれた。司会者からメンバーの中で一番ワイルドなのは誰?と聞かれると「あまりみなさんとご一緒する時間がなかったので、それぞれのワイルドなところを目撃する機会がなかったです。でも作品を観たらどの方もワイルドでした(笑)」と“模範解答”で切り抜け、会場の笑いを誘っていた。羽住監督はキャスト陣を見やり「7人ともワイルドです。夜も酒飲んでワイルドでした」と撮影を述懐。平山さんが「僕は夜はマイルドです」と混ぜっ返すと会場は再び笑いに包まれた。『ワイルド7』は12月21日(水)より全国にて公開。■関連作品:ワイルド7 2011年12月21日より全国にて公開© 2011『ワイルド7』製作委員会■関連記事:ワイルドな瑛太にキュン!『ワイルド7』カップル限定試写会に30組60名様ご招待ワルが悪を裁く!『ワイルド7』ジャパン・プレミア試写会に25組50名様ご招待玉木宏、大河ドラマ「平清盛」で源義朝役!早くも清盛にライバル心メラメラ!?『ワイルド7』男心をくすぐる瑛太らのアジトに潜入!アクションの一端も明らかに瑛太、深キョンを乗せてバイク疾走も“ドS”監督から「もっと出せ」と非情命令
2011年11月28日