○商業エリアには屋内アスレチック施設「トンデミ」が関西初登場! ○京阪グループ企業(京阪ザ・ストア、京阪百貨店)も新たな取り組みで出店決定京阪ホールディングス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:石丸昌宏)、京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪市中央区、社長:平川良浩)、京阪電鉄不動産株式会社(本社:大阪市中央区、社長:道本能久)は、枚方市駅周辺地区市街地再開発組合(理事長:宮田 明)の進める、枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業に組合員の一員としてかねてより参画してまいりました。2024年夏頃から順次開業予定である、京阪グループが区分所有する第3工区の、駅と一体となる商業、オフィス、ホテル、住宅、行政等の機能を備えた複合施設の名称が「ステーションヒル枚方」に決定しましたので、お知らせいたします。また商業エリアには核テナントとして、株式会社バンダイナムコアミューズメントの屋内アスレチック施設「トンデミ」が関西初登場するほか、京阪グループの株式会社京阪ザ・ストアによるスーパーマーケットや、株式会社京阪百貨店によるコスメ専門ショップ「ナナイロボーテ(仮称)」がそれぞれ新たな取り組みで出店します。枚方を住みたいまち、住み続けたいまちとするために、これらの核テナントを軸とした施設全体から新たな価値を提供することで、枚方のまちづくりに貢献し、枚方から京阪沿線全体の魅力向上へと広げていきます。詳細は別紙のとおりです。トンデミ1トンデミロゴ枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発1.複合施設「ステーションヒル枚方」東海道56番目の宿場町として栄えた枚方の京街道と、奈良・大和への磐船街道の分岐点で歴史的にも交通の結節点である枚方市駅前に、様々なヒト・モノ・コトが集まり、周囲に波及していくことを願い、“ステーション”を冠しています。これに、枚方の地形の特徴である「丘」と、駅の位置する町名「岡東町」の「岡」から紐解いた“ヒル”を組み合わせ、枚方を代表する「丘」にきらめくランドマークとなることを願って名付けました。ステーションヒル枚方2.商業施設の核テナント(1)屋内アスレチック施設「トンデミ」㈱バンダイナムコアミューズメントが企画・運営する「トンデミ」は、さまざまな遊び方ができるトランポリンエリア、大人から子どもまで気軽に楽しめるクライミングウォールエリア、ハラハラドキドキのロープウォークエリアなど、ここでしか体験できない新奇性のあるアクティビティを気軽に楽しめる屋内アスレチック施設です。現在、千葉県・東京都・神奈川県・愛媛県の全国4店舗で運営しており、関西には今回初出店します。枚方市駅直結で大阪、京都方面からもアクセスしやすい枚方の「トンデミ」は、大人も学生もおもいっきり楽しめる空間、トランポリン・クライミングウォールなどの本気で遊べるアクティビティを導入します。トンデミ2トンデミ3(2)サステナブルなスーパーマーケット㈱京阪ザ・ストアが新しいコンセプトのスーパーマーケットを出店します。既存のスーパーマーケット「フレスト」のコンセプト「健康・品質・味にこだわった高感度」に、“京阪版SDGs”である「BIOSTYLE(ビオスタイル)」の理念を掛け合わせて、「環境保全・地域経済・文化継承に貢献するサステナブルマーケット」をコンセプトとして、新たに展開します。対面販売の強化に加え、枚方を拠点とした移動車販売の展開、地場商品の取り扱いや地場商品への理解促進を図る農業体験イベントの実施、地元企業とのPB商品開発も予定しております。地域のお客さまとの「つながり」を大切にし、お客さまと地域をつなぐ存在となれるよう取り組みを進めていきます。さらに、環境配慮型の容器包装の導入やオーガニック商品の提案等を通して、サステナブルな価値を提供するスーパーマーケットを目指します。ストア1ストア2(3)京阪百貨店が手掛けるコスメ専門ショップ「ナナイロボーテ(仮称)」㈱京阪百貨店が手掛ける新業態のコスメ専門ショップ。ラグジュアリーコスメ、ナチュラルコスメ、フレグランス、地球に優しい、環境に配慮した化粧品や雑貨を取り扱うコスメセレクトショップ「ボーテ・ド・ブルー」など、百貨店のブランド化粧品を中心に国内・海外の約50ブランドを品揃える沿線最大級のコスメゾーンを展開します。<なりたい私を追求する化粧品セレクトショップ>をコンセプトとして、健康的で美しくクオリティの高いビューティライフを提供。ブランドの垣根を越えて自由に選べるセミセルフ式で、カウンセリングではブランドをミックスしながらお客さまご自身に合わせたご提案をしていきます。3.ホテルの予約開始について「カンデオホテルズ枚方(仮称)」の宿泊の予約を2024年1月中旬から開始予定です。予約開始日時や方法等について詳しくは、㈱カンデオ・ホスピタリティ・マネジメントが後日配信するリリースをご覧ください。4.賃貸住宅の募集開始日について賃貸タワーレジデンスの入居者の募集開始日は年明けを予定しております。申し込み方法等について詳しくは、京阪電鉄不動産㈱が後日配信するリリースをご覧ください。【参考】施設の特徴①世界で唯一無二の“4つ星ホテル”「カンデオホテルズ」が出店。最上階には露天風呂付きの天空のスカイスパを設置、140席規模のレセプションにも対応する宴会場も備え、これまで枚方で味わえなかった価値を提供します。②商業エリアにはさまざまな世代で楽しめる屋内アスレチック施設「トンデミ」が核テナントとして出店。他にも必需品から買回り品まで各種テナントがラインアップし、駅で欲しいものが何でも揃う、地域に役立つ施設が誕生します。③オフィス、賃貸住宅も備え、「職・住・遊」が融合した理想的な郊外における豊かなくらしと働き方を実現する拠点を創出します。これまでの経緯について・「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」に参画します(2020年3月30日) ・「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ(2021年2月10日) ・理想的な「職・住・遊 融合」を実現する郊外拠点、枚方で 新しいまちづくりを本格的にスタートします(2021年4月28日) ・「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」第3工区新築工事 着手(2022年5月16日) ・枚方市駅と一体の商業施設・オフィス・ホテル・賃貸タワーレジデンス2024 年夏頃開業駅を拠点としたウォーカブルなまちづくりを進めます(2022年12月21日) ・駅周辺開発に伴い、枚方市駅をリフレッシュ(2023年10月30日) 以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月13日今回のテーマは「忘年会は必要か?」「子どもの頃虐待された親が頼ってきたら介護する?」など日常生活にまつわるものなど。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、12月5日から12月13日の期間、合計7件のイシューを発行しましたのでお知らせします。話題のイシューをピックアップ!会社の忘年会は必要か?新型コロナウイルスが5類以降、忘年会を復活させる企業・このまま復活させない企業と分かれています。復活させない企業からは「開催ニーズが高くない」「参加に抵抗感を示す従業員が増えた」といった声が集まった調査も。高度経済成長期においては、会社の費用で派手且つ大掛かりな企画が催されるなど、「社員の慰労」や「職場のコミュニケーションの円滑化」に寄与していたと考えられます。しかし現代では「パワハラ・セクハラの温床」「業務外まで上司に気を遣いたくない」といった声もあり、コロナ禍も相まって忘年会を負担に感じる社員もいます。この「忘年会」文化は今後も続けていくことが望ましいのか?意見をひろく集めます。 子どもの頃虐待された親が年老いて頼ってきたら介護する?親子といってもその関係性はさまざま。なかには親から暴力を受けた人や「お前などいなければよかった」と存在を否定され続けた人、自分だけが満足な食事を与えられなかったなど…。親と「絶縁」するといっても法律上の親子関係を解消されない一方で、民法で定められている「扶養義務」は拒絶することもできる。しかし高齢者虐待防止法で禁止されている「介護放棄」は状況によって判断が異なる。このように親が年老いてから頼ってきた場合、特に幼少期などに虐待を受けていた場合、どのように対応することができるか?意見をひろく集めます。 その他12/5~12/13の間に発行されたイシュー・行政事業は入札価格で事業者を決めるべきか? ・現代日本においてリベラルアーツはどんな点で有用か? ・10月よりスタートしたインボイス制度は維持すべきでしょうか? それとも廃止すべきでしょうか? ・インボイス、あなたの仕事への影響は? あなたの意見・投票を社会のために活用しますPolimill社は社会デザインプラットフォーム『Surfvote』を開発・運営しているICTスタートアップ企業です。社会におけるさまざまな課題や困りごとをSurfvoteにイシューとして掲載し、イシューは週におよそ3〜5件発行されています。どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。Surfvoteで集めたみんなの意見や結果は、適宜提言書などに取り纏め、関係省庁や政治家、関連団体に提出しています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で、自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月13日科学者や技術者を支援する株式会社A-Co-Labo代表取締役の原田久美子氏がSurfvoteで意見を募集し、投票結果を公表!SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「ノーベル賞発表週間スタート!あなたの興味関心を教えてください。」というイシュー(課題)について11月30日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。イシュー発行の背景2023年のノーベル賞発表が10月2日(月)からスタートしました。10月2日(月)の生理学・医学賞を皮切りに、3日(火)は物理学賞、4日(水)は化学賞、5日(木)文学賞、6日(金)平和賞、9日(月)経済学賞と続きました。様々なメディアを通して、ノーベル賞受賞の研究内容が取り上げられる1週間。ノーベル賞に対しての皆様の興味関心をSurfvoteを通じて募集しました。投票の詳細イシュー(課題):ノーベル賞発表週間スタート!あなたの興味関心を教えてください。 調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票投票期間:2023年10月12日〜11月30日有効票数:33票投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)ノーベル賞は関心があり、発信情報だけでなく自分でも調べている 39.4%受賞者について取り上げる情報はメディアによって偏りがあり、受賞者の生きざまなどをちゃんと伝えてはいないことがあるから。ノーベル賞は関心があるが、発信情報を見るだけである 48.5%誰が受賞したのか。などニュースでチェックはするが、実際のところその分野の専門知識が必要で、深く探求する余裕がないです。ノーベル賞はあまり関心がないが、発信情報は見ている 9.1%平和賞はタイムリーな話題が多いと思うけど、それ以外は古い研究についての受賞が多いような印象なので、関心度は低い。ノーベル賞に関心がなく、発信情報もみていない 3%今まで特に関心興味を持ったことがない。ただたまにニュースで日本人が受賞すると大きく報道されているので目にしたことがあるくらいです。その他 0%このイシューを執筆した 原田久美子氏島根県生まれ。株式会社A-Co-Labo代表取締役。鳥取大学にて修士号(工学)取得後、化学メーカーで半導体材料の開発に従事。退職後、公立小学校にて理科支援員として社会復帰しながら並行して私立大学の研究員へ。科学をベースとし、ドローンを用いた若年層向けプロジェクト型学習を構築、研究活動を行う。在職中に研究者の置かれている環境に課題を感じ、2020年に元研究者3名で株式会社A-Co-Labo(エコラボ)を設立。研究者が研究を諦めない社会をゴールとし、現役研究者・技術者のスキルを活かした研究開発特化型ナレッジシェアサービスを提供している。あなたの意見・投票を社会のために活用しますPolimill社は社会デザインプラットフォーム『Surfvote』を開発・運営しているICTスタートアップ企業です。社会におけるさまざまな課題や困りごとをSurfvoteにイシューとして掲載し、イシューは週におよそ3~5件発行されています。どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。Surfvoteで集めたみんなの意見や結果は、適宜提言書などに取り纏め、関係省庁や政治家、関連団体に提出しています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォームSurfvoteを運営・開発するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題や困りごとに特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月13日株式会社ドゥ・ハウスは、マーケティングに活かすべきテーマ・課題を直近の社会情勢から考える『月刊よげんの書【12月号】』のセミナーを12月15日(金)にオンラインで開催します。毎月行っているセミナーの12月号となります。よげんの書は、生活の変化や経済・環境の変化など、社会課題を背景に少し先の生活を考えるマーケティングコンテンツです。企業や個人がマーケティングで取り扱うべき時代のトレンド予測を、みなさんと共有するために定期的にセミナーを開催し、毎月10のよげんを発表しています。お申込み : セミナー概要喫緊の社会課題を背景に、少し先の生活を考えるためのマーケティングセミナーです。日本国内に限らず、世界の経済、政治、エンタメなど、多角的な視点とデータで「今」を捉えることで、企業や個人がマーケティングに取り入れるべき時代のトレンドを掴むヒントを得ることができます。2020年9月から毎月定期開催をしており、生活者向けの商品を開発するメーカーのみなさまや、広告代理店のみなさまを中心に、のべ5,000名以上の方にご覧いただいています。事業や商品の次の展開を考える上で、おさえておくべきトピックを確認いただける機会として、ご活用いただいています。10年以上、社会に対する『よげんの書』を書き発表を続けてきた、「ソーシャリング・ラボ 大久保惠司」氏を講師に迎えています。プログラム16:00~17:00月刊よげんの書【12月号】の発表ソーシャリングラボ 大久保氏と、ドゥ・ハウス舟久保より、よげんの書【12月号】を発表します。喫緊の話題をテーマにするため、セミナーで取り上げる内容を随時更新、変更しております。その為、事前に発表するテーマの開示はしておりません。ご了承ください。月刊 よげんの書【2023年11月号】で興味・関心が高かったテーマ先月開催した月刊 よげんの書【2023年11月号】で参加者の興味・関心が高かったテーマは以下でした。●日本人の働く価値観が他国と違うことがわかる●2050年にスマホが消える予測が立てられる●静かな退職者のための力作オフィスが増える参加者からの声(一部抜粋)●社会の事象から身近な課題へ結びつける思考がとても参考になります。●直接関わりがなさそうで見過ごしてしまいがちなテーマに対する気づきを与えてくれたから。●労働に対するお二人の価値観に差が出たことは、非常に参考になりました「月刊:よげんの書」アーカイブ動画 : 「月刊:よげんの書」開催報告 : 開催内容詳細● 日時:2023年12月15日(金)開始 16:00終了予定 17:00● 会場:オンライン開催(Zoomを利用)※申込者にURLをご連絡します。● 定員:300名※ご応募多数の場合はお席をご用意できない可能性があります。● 費用:無料● 締め切り:12月15日(金)AM10時お申込み : 講師紹介●大久保惠司氏大学卒業後、広告代理店にてプランナーとして大手電機メーカー等の広告・販促プロジェクトを手がける。1991年に独立。主にハイテク系企業の広告・PR企画業務に従事。1997年に株式会社ウォータースタジオに取締役チーフプロデューサーとして参画。あらゆる業界のブランディング・商品開発プロジェクトを手がける。2008年、株式会社コプロシステムにおいて、主に商品開発系のマーケティングを支援する「商品計画研究所」を立ち上げ、多数のプロジェクトに参画。その後、ブランドとUX(User Experience)の融合を提案する「コプロシステム Brandux Design」において、携帯電話キャリア、電機メーカー、食品メーカー、住宅メーカー等、様々な企業のブランディング、商品開発、サービス開発に関するプロジェクトを多数手がける。2018年、株式会社コプロシステムの取締役を退任。フリーエージェントとしての活動を開始する。新たな活動拠点として「ソーシャリング・ラボ」を立ち上げ代表となる。2003年、2016年、Good Design賞を受賞●舟久保竜株式会社ドゥ・ハウス 上席執行役員。2001年ドゥ・ハウス入社。クチコミマーケティング、マーケティングリサーチの企画提案・営業に従事。2012年12月より執行役員に就任。広報・生活者ネットワーク事業を担当。現在は主にNBメーカーの商品開発・販促企画のアイデア創出のための調査に関わる。会社概要企業の商品開発や商品育成支援を目的に、マーケティングサービスを提供しています。会社名:株式会社ドゥ・ハウス 設立:1980年7月7日代表者:代表取締役社長小笠原亨 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月11日今回は、物語を元にしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!施設に来た新人が入居者さんに失礼を…主人公の働く老人ホームに、高卒の新人職員が入ってきました。人間的にはとても好感のもてる青年なのですが…。社会的には礼儀も節度もなってなく、言葉遣いも何度言ってもなおりません。そんなある日、100歳を超える入居者の食事介助に入った新人職員。その入居者は肺炎を患ってからというもの、治った後も弱音を吐いていました。すると、それを聞いた新人職員は…。入居者の手を握り…出典:エトラちゃんは見た!尊敬すると…出典:エトラちゃんは見た!ヒヤヒヤする主人公出典:エトラちゃんは見た!ここでクイズ新人職員の話を聞いた入居者の反応は?ヒント!主人公の心配は杞憂だったようです。[nextpage title="Y'{0D0Y0"]大笑いする入居者出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「大笑いした」でした。「どんだけ頑丈で長持ちなんスか!」という新人職員の言葉遣いに…。ハラハラさせられた主人公でしたが、入居者はまさかの大笑い。体が弱ってきて落ち込んでいた入居者を元気づけた新人職員なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月11日晴子は夫の恭介とともに、息子の悠斗がやっているサッカーに夢中になっていました。ママ友の若菜さんとは、幼稚園が一緒で同じサッカー教室に所属している樹くんのことを相談されて以来、仲良しに。困った時はママ友と助け合っていけたら、と思っていた晴子でしたが…!?■いざママ友を助けたら…晴子は、若菜さんの旦那が単身赴任中で、ワンオペ育児は大変だと思い、サッカーの試合がある時は、若菜さんと樹くんを車で送迎することにしました。ところが夫と若菜さんを会わせたことで、とんでもない展開に!■夫に対する距離感が近いママ友若菜さんは次第に、パソコンの設定など夫でないと解決できない頼みごとをするようになりました。そこで週末に家族で若菜さんの自宅へお邪魔すると、樹くんは夫の恭介と遊べると大喜び。若菜さんには感謝されたものの、休日に夫を駆り出したことに、少し申し訳なさを感じる晴子でした。若菜さんから日頃のお礼としてプールに誘われた晴子。当日、若菜さんの大胆な水着に驚愕し、夫が若菜さんを見てドキドキしないか心配になりました。さらに、晴子が悠斗と流れるプールで遊んで戻ると、なんと若菜さんが夫の髪の毛を拭いていたのです。「あまりに距離が近くない?」この時、晴子が感じた若菜さんに対する違和感はこの後、どんどん膨らんでいきます。こちらは投稿されたエピソードを元に10月18日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■嫌悪感しかない呟きサッカーの試合で送迎してもらう最中に「新しいパパ見ーつけた…」と、ボソッとひとり呟く若菜さんに対して、読者から痛烈なコメントが集まりました。若菜さんの夫の単身赴任を疑うコメントも!・こういう女は昔から人の彼氏狙ったりして嫌われてきたんだろうな。友だちとかいなそう。・新しいパパ見ーつけた、の一言で嫌悪感しかない。キライだわぁ。・ってことは単身赴任は嘘なのか?・なんでスゴく感謝してる人の旦那を欲しがるの? 恩を仇で返すタイプ?・いや、誰に狙われてもさ、旦那自身がしっかりしてれば良いのだよね。せっかくママ友の枠越えて仲良くなれそうだったのは残念だし、この女の恩を仇で返す無神経さはヤバいけど。若菜さんには夫がいるはずです。しかし、新しいパパを見つけたとは!? この呟きによって、若菜さんの夫が本当に単身赴任中なのか疑ってしまいますよね。とはいえ、読者のコメントにある通り、晴子の夫がしっかりしていれば、大きな問題にはならないでしょう。続いて、若菜さんを助けすぎて、夫まで巻き込んでいる晴子に対する読者のコメントです。・勝手にヒーロー気分になって旦那巻き込んで ウケる。自分勝手じゃん、嫁。・えー、今時なら遠隔操作で対応してくれるから、メーカーに電話した方がいいよって言うな、私なら。IT系全員がPCの設定に強いわけじゃない。・夫を当然のように他人に差し出してこき使う主人公もどうかと思う。こういう風に境界線がおかしいから変な人からも踏み入られやすい。最後に、みんなでプールに行った際、若菜さんに黙って髪を拭かれる晴子の夫・恭介に対する読者のコメントをご紹介します。・旦那、全力拒否しろよ。・旦那もおかしいぞ。・旦那も受け身すぎ! 断れない時点でダメ!・夫も何も言わないのキモいし、この女も子どもの前で女を出しててキモい。私ならすぐ文句言って今後付き合わない。・おばちゃんもスライダー乗りたーい! じゃパパは息子と流れるプール行ってきて! って問答無用で引き離しちゃえばいいのに。旦那もしっかりしろよ。大人しく拭かせてんな。・旦那が毅然と拒まないのも悪いわね。奥さんがよその男にチヤホヤされてキャッキャしてたら嫌でしょ? まいったなーみたいなデレた態度してたらそりゃ来るよ。「情けは人の為ならず」という言葉があります。しかし、度を越すサポートや甘えは、結果的にお互いのためにならないことも。若菜さんのように、ほかの目的があって敢えて頼ってくる人もいます。さて、夫・恭介との距離を縮めようとしている若菜さんに、晴子はどのように対応していくのでしょうか。▼漫画「ママ友が夫を狙ってる?」
2023年12月07日フェミニンケア商品の開発研究を進める株式会社ハナミスイ(本社:東京都新宿区、代表取締役:方 智煥/以下、ハナミスイ )は、一般社団法人日本視覚障がい者美容協会(所在地:埼玉県上尾市、代表理事:佐藤優子/以下、JBB)の開催する「フェムケア用品勉強会」に参加させていただきました。フェムケア用品勉強会参加の経緯JBBとハナミスイの出会いは、2022年に開催されたフェムテック東京でした。ブースを訪れてくださった代表理事の佐藤さまから、目の不自由な方にも是非弊社の商品、特にインクリアを紹介したいとのご提案をいただきました。2023年11月30日に、フェミニンケアに関しての情報を発信しているOliviAさんのご協力で、「今こそ見直したい! 女性のウェルネスの大切さとインクリアについて」と題したオンラインセミナーを実施いたしました。「今こそ見直したい!女性のウェルネスの大切さとインクリアについて」セミナーについてJBB会員のみなさまはお仕事をされており、セミナーの実施はオンラインで平日の夜9時からという遅い時間からの開始となりました。スタッフをはじめ27名にご参加いただき質疑応答を含め夜11時頃まで約2時間の開催となり、みなさまの勉強意欲の高さにたいへん感銘をうけました。セミナーは、まずOliviAさんから女性の身体の構造について保健体育のようなレクチャーがありました。普段はスライドをもとに説明をされているOliviAさんでしたが、表示されているものについて、参加者のみなさんの想像力を使っていただき、例えば手で触ってわかるようなものを具体例として挙げるなど、佐藤さんの補足が必要なところもありました。商品説明をするOliviAさん商品説明の補足をするJBB代表の佐藤さんインクリア説明書点字実際にインクリアを手にとっていただく使用方法の説明時も、佐藤さんにはレクチャー中、みなさんに分かりやすいように、終始フォローをしてもらいました。インクリアは、ピローケースと呼ばれる紙袋にアプリケーターが入っており、キャップを外して使用しますが、まずは手探りでキャップを探すことの説明から始まりました。普段は目からの情報ありきで商品紹介をしており、目の見えない方への説明が難しいことを改めて実感しました。初めてインクリアをさわる全盲のYさん盲導犬と一緒に参加してくださったIさんセミナーを終えてこの勉強会を通し、普段の生活はほぼ目からの情報に頼りきっている事を実感し、同時に目の見えない方への説明の難しさを痛感しました。目の見えない方の暮らしがどれだけ大変なのかを目の当たりにし、改めてメンバーのみなさまへの畏敬の念を抱きました。フェミニンケアに関しては、視覚障がいの方でなくても話すことがはばかられる内容だったのか、参加者からの反応は静かではありましたが、発言いただいた方からは、こんな商品があったとは知らなかったので、ドラッグストアで聞いてみますとのうれしいお声もいただきました。日常生活をよりよくするための便利アイテムは、インクリア以外にもたくさんあるにもかかわらず、視覚障がいの方にとっては、商品を知らなくては購入することもできない、ないものになってしまっている、ということを聞きました。セミナーでみなさんとコミュニケーションをとらなかったら、恥ずかしながら知ることできない情報でした。セミナーの実施はチャレンジでしたが、「フェミニンケアを世界中の人々へ」をビジョンに掲げるハナミスイとしては、より多くの女性の悩みを解決できるよう積極的に社会貢献をしていきたいと考えています。ご参加いただいた皆様からの貴重なご意見は、今後の商品開発に活かしていきます。ハナミスイはこれからも、すべての女性に寄り添いフェミニンケアのサポートができるよう努力してまいります。OliviAさんからの感想今までに視覚障がいがある方の性の悩み相談を受けたことはありましたが、セミナーという形でフェムケアを紹介するのは初の試みでした。打合せの段階から視覚障がいのある女性の抱える様々な月経や性の課題を教えていただきました。「フェムテック」の盛り上がりとともに、月経期間を快適に過ごせる月経用品やフェムケア用品が色々と登場しているにも関わらず、視覚障がいのある女性たちには、その情報が届いていないという現状も、このような機会がなければ具体的に想像できませんでした。フェムケア用品の情報以外にも性の健康の知識についても健常者と比較して情報が行き届いていないとお伺いしたので、セミナーの中に盛り込みました。視覚障がい者のために「性の健康」セミナーに取り組むのは国内でも初の試みではないかと思います。佐藤代表には、参加者の皆様の理解が深まるように懇切丁寧なサポートをしていただきました。このセミナーが自分の身体への理解を深め、「性の健康」を肯定的に捉えてもらうきっかけになれば嬉しいです。セミナー参加からの感想HKさま:木曜日は女性のウェルネスオンラインセミナーお疲れ様でした。セミナーでは、今までの概念が大きく変わるほどの衝撃を受けたのと同時に、無知な自分を恥ずかしくおもいました。インクリアも早速、購入しました!もっと早くインクリアの存在を知りたかったと思いました。YTさま:30日の講座、ありがとうございました。デリケートゾーンの名称は知っていましたが、機能や必要性などの知識は全くありませんでした。セルフケアの大切さなどもとてもわかりやすくご説明いただき、すごく学びの深い講座でした。また、講座当日までに間に合うように商品を届けていただいたおかげで、取扱方もすっと入ってきました。表にでていない部分にももっと目を向けて、健康や美を更に意識していきたいと改めて感じました。ありがとうございました。MSさま昨日も大変素晴らしいセミナーをありがとうございました。こちらで質問しなくてもいいほどの知識や詳しい内容をご提供いただいたオリビア様にはとても感謝しております。本当に最先端の講座だということをとてもひしひしと感じました。YTさま先日は素敵なセミナーを開催してくださいましてありがとうございました。悩み相談の例を聞いて私だけじゃないんだなと思えました。世代別の悩みや人には聞けない体のことも知れた貴重な時間でした。インクリアはもちろん初めて知りました。慣れてしまえば全盲の私でも使えそうです。膣洗浄は正直してなかったので今後はしてみて悩みが減れば嬉しいです。スイーツみたいに周りも店員さんも新商品を教えることに抵抗もある中、私たちは教えていただけたんだなと感動しております。これからもこのようなセミナーを受講したいです。これからも活動応援しております。今後ともよろしくお願いいたします。このセミナーは、参加者募集の段階で都合がつかない方も多くアーカイブ配信の希望がありましたため、 障害者週間の12/9(土)まで、会員限定で公開されております。一般社団法人日本視覚障がい者美容協会について「いつ見えなくなっても怖くない世界」をスローガンに、美容を通じて視覚障がい者の「こうしてほしい」と企業の「応えたい」という気持ちをつないで形にする団体。視覚障がい者への新たな取り組みとしてフェムケア用品の勉強会も実施中。フェムケア用品勉強会の詳細はこちら↓ 法人名:一般社団法人日本視覚障がい者美容協会所在地:〒362-0015 埼玉県上尾市緑丘5-6-6代表者:佐藤優子(代表理事)OliviAさんプロフィールラブライフアドバイザー。性生活の総合アドバイザーとして2007年から活動を開始し、今年で15年目。カウンセリング、著述、メディア出演、講演、スクール運営、企業研修、商品開発など、多方面で「女性のセクシュアルウェルネス」「コミュニケーションを重視した性生活」の提案を行う。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月07日この犬をここから追い出したい。アメリカの動物保護施設がFacebookに投稿した、ある保護犬の紹介文に反響が上がりました。その犬とは、テキサス州にある『ウィチタ郡ヒューメイン・ソサエティ』にいるエディくん。一般的に保護施設ではそれぞれの動物たちの魅力をアピールします。ところがエディくんの紹介文に書かれていたのは…!ほかの犬が大嫌いなエディは約8.5㎏の体重でロットワイラーに勝つことができます。もしあなたがバーでケンカをしたら、エディはあなたを援護し、5人の男たちの額にタバコの火を押しつけて、その間手にもったビールを1滴もこぼさないでしょう。もしあなたが、彼を養子にできると思うなら、どうぞ遠慮なく。エディはほかの大型犬たちを怖がらせるので、私たちは彼をここから追い出したいのです。Humane Society of Wichita Countyーより引用(和訳)どうやらエディくんはケンカが強くて、自分より体が大きい相手でもものともしない、荒くれ者のよう。しかし、写真ではとってもかわいらしい犬にしか見えません!この投稿を見た人たちは爆笑!たちまち拡散されて「エディが欲しい」という人たちが次々と現れます。そして投稿からわずか8時間後には、エディくんに里親が決まったのです!エディくんは新しい家族にすぐに懐いて、楽しく過ごしているそうです。「人懐っこい」「子供が好き」など、よくある犬のいいところではなく、真逆の内容で人々の興味を引いたエディくんの紹介文。おかげですぐに家族ができて、『ウィチタ郡ヒューメイン・ソサエティ』の作戦は大成功でしたね![文・構成/grape編集部]
2023年12月04日「このタイミングでまた妊活に取り組もうと」(※画像は本並健治さんオフィシャルブログより)丸山桂里奈さんは2020年に本並健治さんと結婚し、今年2月に第一子の女の子を出産。現在は夫婦で育児に仕事に多忙な毎日を過ごしていますが、そろそろ第二子の妊活を考え始めたそうです。丸山さんは自身の実家に暮らし、両親などの温かいサポートもあって、「みんなにサポートしてもらえているのに自分の時間も、本並さんとの話し合いもできている。家族の支えがあるおかげで仕事と育児を両立できていると思う」と感謝。また、「本並さんは私のメンタルや体調のことも気にしてくれるのですごくありがたい」といいます。そして、「このタイミングでまた妊活に取り組もうと、本並さんと話していて。色々準備しながら過ごしている感じです」と、二人目妊活を告白。体調を整えるよう意識することはもちろんですが、「妊活ってなると本当にちゃんと向き合うことが必要だと思うので、妊活期間中はマネージャーさんと一緒にスケジュールを相談したりとか。体に無理がないように行けたらいいなと思うので、今まで以上に話し合えるようにしています」と話しました。今すぐ妊娠したいわけではなく、仕事との兼ね合いも考えて進めていきたいとしつつ、本並さんは59歳、丸山さんは40歳のため「私も年齢的なことがあるのでそんなにゆっくりはしてられないんですけど……」と、丸山さん。第一子も妊活を経て授かっており、「結婚してすぐ子どもができたらいいねと思っていたけど、自然にまかせていた。夫婦で仕事を頑張ろうと言っていて、その中で自然とできたらいいなと思っていたものの、なかなかタイミングを取るのも本当に難しい。最初のうちはうまく妊活できていなかった」「結構考えたりとかいろいろしてたら遅くなっちゃった」と当時を振り返ります。(※画像は本並健治さんオフィシャルブログより)また、子どもがすぐほしい気持ちの一方で、産休などを取ることによって「自分の今までの仕事がなくなってしまうのかという不安もあったし、その後戻れるのかなとか。すごい不安になっていろいろ悩んで」いたとも明かしました。そうした不安もあり、正面から妊活に取り組むまで時間がかかり、何からどう始めるのかもわからなかったという丸山さんですが、動画では妊活グッズとして「妊活タイミングをチェックできるおりものシート」を紹介。おりものがシートの真ん中につくように位置を調整してショーツにつけ、おりものに含まれる物質から妊活に適したタイミングかを判定して線が出る仕組みになっているといいます。丸山さんは、「私は今まで旦那さんに妊活のタイミングはお知らせはしてたんですけど、0~2日前から排卵のタイミングがわかるというのも気持ちの余裕ができると思うし」と、こういったグッズの活用が気負わず妊活を始める良いきっかけになると高評価。自身の今後については、「マネージャーさんと生理周期を共有しているので、いつが生理だとかマネージャーさんはわかってるし、そういう状態の中で妊活に向けて少しずつやりたい」とし、「安心信頼できるアイテムを増やしていくのはそれだけでも妊活の一歩を踏み出していると思う」と締めくくりました。排卵日前後はおりものが変化する?女性の体は女性ホルモンのバランスに伴い一定周期で変化していて、おりものの量や色などの変化もそのひとつです。そのため、月経周期にともなう自分のおりものの変化を把握しておけば、月経や排卵日などを予測しやすくなります。「排卵期」とは成熟した卵胞から卵子が排出される時期、排卵日の前後数日間を指しています。排卵期は精子をスムーズに運ぶために月経周期の中でおりものの量がもっとも多くなり、その期間は約2~3日続きます。つまり、おりものの量が増えるということは、一般的には子宮が精子を迎え入れる準備を始めたということになります。個人差はありますが、色は透明に近くなり、卵の白身のようにとろみのある状態となります。ニオイはそれほど強くありません。自分の排卵期をなるべく正確に知ることは、体調を把握したり、妊活をする上でも大切なポイントとなります。おりものの変化で排卵日を正確に知ることは難しいですが、ある程度の予測の参考にはなるので、普段からおりものをチェックする習慣をつけるとよいでしょう。参照:【医師監修】排卵日前後はおりものが変化する? 注意したい身体のサイン
2023年12月01日1年の中で最も交通事故の多い年末年始、超高齢観測所の斉藤徹氏とともに、高齢者の運転問題を読み解く。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、イシュー「高齢者は何歳まで運転可能とすべきか?」について、11月29日にSurfvoteへ掲載、一般ユーザーの意見投票が始まりましたのでお知らせします。イシュー発行の背景近年、高齢ドライバーによる運転事故増加が社会問題となっています。この20年間で65歳以上の運転免許保有者は約2.3倍に増加。2022年の全事故件数で見ると75歳以上の事故件数は全体の1割程度であるものの、死亡事故の発生確率を見ると75歳以上から上昇傾向にあると斉藤氏は指摘しています。これを受けて国は高齢者の免許更新時に講習会や認知機能検査の実施、自主返納を促進したりサポカー限定免許を導入したりと規制や対策を講じていますが、地域によっては免許返納が日常生活に多大な影響を及ぼす可能性があります。こうした状況から、高齢者の運転についてみんなの意見を聞くため、斉藤氏はイシューを作りました。 このイシューを書いたオーサー 斉藤 徹氏超高齢未来観測所。超高齢社会と未来研究をテーマに活動。 元電通シニアプロジェクト代表、電通未来予測支援ラボファウンダー。国際長寿センター客員研究員、早稲田Life Redesign College(LRC)講師、社会福祉士。著書に『超高齢社会の「困った」を減らす課題解決ビジネスの作り方』(翔泳社)『ショッピングモールの社会史』(彩流社)『超高齢社会マーケティング』(ダイヤモンド社)など多数。あなたの意見・投票を社会のために活用しますPolimill社は社会デザインプラットフォーム『Surfvote』を開発・運営しているICTスタートアップ企業です。社会におけるさまざまな課題や困りごとをSurfvoteにイシューとして掲載し、イシューは週におよそ3〜5件発行されています。どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。Surfvoteで集めたみんなの意見や結果は、適宜提言書などに取り纏め、関係省庁や政治家、関連団体に提出しています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で、自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月01日今冬も箱根と大阪で開催される、サカイクサッカーキャンプは現在申し込み受付中です。参加を迷っている方の参考になるべく、2022年冬と今夏のキャンプに参加した石川メグル君とお母さんにインタビュー。参加の動機やどんな成長実感があったかなどをお話いただきました。キャンプを通して長所をぐっと伸ばしたメグル君のエピソードをご覧ください。(取材・文:小林博子)サカイクキャンプでトレーニングに励むメグルくん<<関連記事:親が遠出してでも「どうしても行かせたかった」キャンプの「体験しないとわからない」魅力とは愛知県に住む小学6年生のメグル君は、地域で活動するクラブチームに所属し、ポジションはセンターバックです。サカイクサッカーキャンプへの参加はこの夏で2回目でした。初参加は2022年冬の大阪会場と、ちょうど1年前。当時のことをまずは振り返ってもらいました。■親が参加を促した理由は「サッカー以外も学べる合宿だから」メグル君がサカイクサッカーキャンプを知ったのは、かねてからサカイクの理念に共感してくれていたお母さんの勧めだったそう。ライフスキル講習など、サッカー以外の学びも多そうなところが魅力だったと話します。そしてもう1つ参加を促した理由は、新型コロナウイルスの影響でチームの合宿を経験しないまま最高学年を迎えることになりそう......という事情もありました。「息子のサッカー生活は、2年生からコロナ禍に突入。学年が上がっても宿泊のある遠征や合宿はなかったので、できれば小学生のうちに1回は経験させてあげたいと思っていたんです。キャンプはチームの合宿と違って周りは知らない子ばかりという心配はありましたが、大好きなサッカーを通して知り合う子たちとならきっと大丈夫なはず。3日間親元を離れて生活することで、今まで存分には体験できなかった社会との関わりに触れ、人生経験をたくさんしてきて欲しいと思いました」(メグル君のお母さん)なお、合宿中の感染対策をきめ細やかにしていることも決め手の1つであったよう。「まだ感染が不安視されていた昨年の冬でも安心して送り出せました」と話してくれました。■他のポジションを経験したことによって「言われる側」の気持ちがわかったメグル君が参加を決意した理由は主に2つありました。まず1つは、ポジション柄試合中にチームに声がけをする場面が多いメグル君が自身の課題を解決するため。「チームでは声を出している方だったけれど、どういう言葉で伝えたらいいのかわからなかった。それを学びたかった」と言います。そんな明確な目標を1つ定めて臨んだ、2022年冬の初めてのサカイクサッカーキャンプ。メグル君は、練習やライフスキル講習を経て、前向きな声がけの必要性を身を持って実感する瞬間があったそうです。「ライフスキルを学んで、前向きな言葉を選んだり、伝え方に気をつけることの大切さを知りました。あと、キャンプ中の試合ではセンターバック以外のポジションをいろいろしたので、声をかけられたり指示されるポジションの大変さや気持ちも経験できました。そんなことを言われても......と思われるような一方的な言葉はよくないってわかりました」ちなみに、もう1つの参加の理由は「チームメイト以外の子どもたちとサッカーができて楽しそう」でした。多くの子どもたちが口にする純粋な動機です。まずは大好きなサッカーを楽しみたい、合宿に行ってみたいという気持ちも大切にしてあげたいところですね。■チームではコーチからも頼られる存在に成長メグル君がキャンプで身につけた声がけの変化は、すぐにチームでも効果を発揮。試合を見てすぐに、お母さんはその変化に気づいたそうです。「声がけの内容や言い方が明らかにポジティブなものになりました。それまでは強い口調で言って、雰囲気がかえって悪くなってしまったり、口喧嘩になってしまう場面もあって観ている私がハラハラすることもあったのですが、一切なくなったんです」と合宿後の試合を振り返ります。今では、失点後にコーチや監督から「メグ!いい声をかけて盛り上げて!」とメグル君の声がけを頼りにされるまでになったそう!キャンプ担当の柏瀬コーチはこう話します。「キャンプでは子どもたちの長所を伸ばすことも意識しています。メグル君は初対面の仲間や低学年の小さな子どもたちに積極的に話しかけたり、2回目のキャンプでは経験者として頼られたりと、リーダー性にもともと優れたお子さんでした。キャンプでの学びや経験をきっかけに長所をさらに伸ばすことができたのはコーチとしても嬉しい限りです。そんな長所は、サッカーだけでなく様々な場面で彼の強みになるに違いありません」■感謝の心がしっかり芽生えたライフスキルの学びの効果はどうだったのでしょうか。メグル君に5つのうちどれが心に残ったかを聞いたところ、「感謝の心」と即答。<5つのライフスキル>考える力リーダーシップ感謝の心チャレンジコミュニケーション「今まで僕がサッカーをするために母ちゃんがやってくれていたことは普通だと思ってたけれど、そうじゃなかった」と知ることができ、道具が揃っているのも当たり前のことじゃなく、家族やコーチに感謝しなくちゃダメだと思ったと言います。ご自宅でメグル君がご両親に感謝の言葉をかけることはあまりないそうですが、感謝してくれるようになったことは、接する時の態度から感じられるようになったとお母さん。親からではなく、第3者から伝えられることで、難しい年頃にさしかかっている子どもでも素直に受け入れられたのではと分析しています。時代の変化やコロナ禍もあり、今は「他者を感じること」が昔より難しくなっていると柏瀬コーチは考えています。サッカーを通じて、チームメイトや家族、指導者など関わってくれる"他者"への気づきや優しさを育むことができるのも、サッカーの醍醐味ではないでしょうか。■2回目の参加は本人も家族も熱望!サカイクキャンプで仲間と喜び合うメグルくん初参加を経て大きく成長したメグル君が2回目に参加したのは今年の夏。リピートの理由は、本人が「また行きたい」と強く希望したことが第一ですが、小学2年生の弟のノゾム君を兄と共に参加させてあげたいという家族の思いもあったそうです。幼いことと、性格的に親と離れて3日間過ごすのはまだ心配なノゾム君でしたが、頼れるお兄ちゃんのメグルとだったら安心して行かせられると考えました。そうでなくても、2回目には2回目の参加メリットがたくさん。メグル君は「2回目は、1回目に注意されたことに気をつけながら生活したり、学んだことを復習できた」と話してくれました。経験者として、よりリーダーシップを発揮できるシーンも多数あったことも、彼の自信につながったはずです。■参加を迷う子へのアドバイス「絶対楽しいから参加して!ごはんも美味しい」最後に、参加検討中の親子に二人からメッセージをいただきました。「迷うなら参加した方がいい!ダメなら2回目は行かなきゃいいだけ。でもきっと2回目も行きたくなるはずだけど。仲間が全国にたくさんできるし、一緒に食べるごはんはとっても美味しいよ。サッカーだけじゃなくて、生活面での振り返りの時間もたくさんあって、パワーアップして帰れるよ」(メグル君)「ぜひどうぞとお勧めしたいです。家庭や所属チームではできない経験や学びがたくさんあり、成長期にまたとない経験をさせてあげられます。メグルは6年生なので次回と次々回がラストチャンス。どちらかには3回目としてまた参加させてあげたいと思うほどです」(お母さん)インタビューにはっきりと受け答えをするメグル君。声がけやリーダーシップについての言葉や様子からは、自己肯定感の高さが伺えました。自信を持って語れる姿は「頼もしい」の一言。中学生になってもチームを率いる素敵なサッカープレイヤーになるに違いありません。他ではなかなかできない経験が3日間に濃縮されたサカイクサッカーキャンプ。この冬、我が子にプレゼントしませんか?自分で考えて行動する力がつくサカイクサッカーキャンプとは>>
2023年11月27日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。ではなぜ宿題ができないのか? いろいろな方法を試すメイさんですが、トールくんの自己肯定感が下がるばかりで…。息子の特性と向き合い、ペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)を取り入れながら試行錯誤した体験談。■前回のあらすじ小2の息子は、自閉スペクトラム症で注意欠陥多動症。学習障害や知的な遅れはないのだが、宿題が何時間かかっても終わらない。どうにかせねばと思った母はいろんな方法を試してみるが、改善されなくて…。■視覚化を宿題に取り入れると…■次は放っておく!今振り返ると「そんなんじゃダメだよー」とわかるのですが、そのときはわからなくて…。というか、やってみたことによってダメなやり方がわかっていって、だんだん正解に近づいていく感じですね。エジソンの名言でそんなのがありましたね。脅し系育児と同様、「宿題をやらないで行ったらいいじゃん」というのも、本意ではありませんでした。「それってどうなの?」と思う気持ちがあるので。だからこのとき一度試して、もうやめました…。次回に続く「小学生男子、宿題の時間かかりすぎる問題」(全5話)は12時更新!
2023年11月24日設計図面から精巧に再現したリアリティに注目!株式会社ゼロ・コーポレーション(本社:京都市中京区、社長:菊本雅幸、以下「ゼロホーム」)は、この度、「VR住宅展示場プロジェクト」をスタートし、VRChatのメタバース空間にある「ワールド」として住宅業界初の試みとなる「ゼロホームVR住宅展示場」を、2023年11月20日より公開いたしました。本VR住宅展示場は、ゼロホームが現実に公開しておりますモデルハウス4棟をメタバースプラットフォーム「VRChat」内に精巧に再現し、架空の京都風のまちなみを巡りながらご覧いただける「ワールド」として構築され、ご自宅のパソコンで24時間365日楽しんでいただくことが可能です。建築条件が厳しく、狭小敷地の多い京都だからこそ培われた、ゼロホームならではのプランの工夫やアイデア満載の住宅をご覧いただけるほか、「ワールド」内のショールームでは、ゼロホームの住宅づくりのポリシーもご確認いただけます。また、本VR住宅展示場は、京都タワーや五重塔などを配置した、他にはない特徴のある京都風のまちなみでの展開となっており、建築エリア外である関西以外や海外の方にもお楽しみいただける「ワールド」となっております。ゼロホームVR住宅展示場ワールドのまちなみゼロホームVR住宅展示場・モデルハウスのご紹介ゼロホームは、2023年現在、京阪神エリアにて単独展示場を4ヶ所、伊丹、草津の総合展示場2ヵ所にて、合計15棟のモデルハウスを公開しております。このうちの4棟のモデルハウスを設計図面より精巧に再現し、メタバース上にも建築いたしました。採用したモデルハウスは以下の通りです。(起動環境は後述)伊丹展示場BASE3 styleN住所:兵庫県伊丹市奥畑4-33ABCハウジング伊丹・昆陽の里住宅公園内2023年8月5日オープン。“N”は“Natural”や“New”という言葉をあらわし、光や風、自然をふんだんに取り込み、斬新で新しいデザインを実現しています。水回りのカジラク動線や機能的なキッチン、開放感あふれるアウトドアリビングなど、時代のニーズをふんだんに取り入れた間取りは、誰もが憧れる生活空間をイメージしていただけます。(実物)BASE3 styleN(VR)BASE3 styleN草津展示場BASE3 FAMILY住所:滋賀県草津市木川町77ABCハウジング草津住宅公園内2023年9月2日オープン。1棟の建物の中にリアルサイズな住宅部分と、構造モデルや打合せスペース等の店舗部分を共存し、外観はインパクトを重視した大きな建物でありながら、内部は現実的なサイズで体感していただける仕様となっております。2列型キッチンやランドリールーム、ファミリークローク等、家事や育児を夫婦や家族でシェアしやすい工夫をふんだんに取り入れた他、シアタールームやインナータイプのテラスなど、空間を楽しむアイデアも盛り込んでいます。(実物)BASE3 FAMILY(VR)BASE3 FAMILY守口展示場IoTで便利に暮らすカジラクの家住所:大阪府守口市河原町5-10京阪百貨店守口店駐車場内2020年7月3日オープン。「IoT」などのトレンド要素を取り入れ、家族それぞれに新しくて便利な暮らし方をご提案しています。洗面室や家事室、パントリー、サービスデッキをキッチンまわりに集約し、スタディスペースを配置したリビングは、家族それぞれが「仕事」「勉強」「遊び」「趣味」といった充実した時間を過ごしながらも、関係を育んでいける多機能なスタイルです。(実物)カジラクの家(VR)カジラクの家京都南インター展示場BASE3 マチナカ住所:京都市伏見区竹田西小屋ノ内町502023年6月24日オープン。建坪18坪、間口5.46メートルの狭小地で健康な暮らしと省エネルギー化を実現する、ゼロホームならではのまちなかモデルハウスです。水回り動線や家族とのコミュニケーションにこだわったオリジナルキッチンや床座スタイルのリビング、テラスを眺めるワークスペース、屋上にはスカイリビングやジャグジー、家庭菜園スペースを設けるなど、おうち時間を様々に演出するアイテムが満載です。(実物)BASE3マチナカ(VR)BASE3マチナカなお、ゼロホームVR住宅展示場は、ゼロホーム伊丹展示場および草津展示場でもお楽しみいただけるよう、専用機器を設置しております。ご来場の際には、ぜひご体験ください。ゼロホームVR住宅展示場起動環境URL: プラットフォーム:VRChat (PC)ワールド名:ゼロホームVR住宅展示場 – ZERO HOME Virtual Housing Exhibition –対応ハードウェア:WindowsPC(Steam)PC接続型VR HMD(SteamVR/Quest Link PC VR/VIVEPORT)SteamDeckVRChatとはVRChatは、PC接続型VRゴーグルやMeta Questシリーズで無料でご利用いただける、2023年現在世界最大のソーシャルVRプラットフォーム(メタバース)です。数百万人もの人々が、ユーザーや企業が制作した仮想空間に思い思いのアバターで集まり、コミュニティを掲載しています。なお、ゼロホームVR住宅展示場は、PC接続型VR専用です。URL: 株式会社ゼロ・コーポレーション概要※「ゼロホーム」は、株式会社ゼロ・コーポレーションのブランドネームです京都を基盤に大阪・兵庫・滋賀を主たる事業エリアとし、仕入れから設計・建築施工・アフターサービスまで自社一貫で行う総合住宅会社。高い品質と正しい施工、継続したメンテナンスサポートにより、木造住宅であっても100年の寿命が実現できるという理念のもと、「ゼロホームの100年住宅」を主力商品として販売する。2017年より京阪ホールディングス傘下。2022年度の売上高は約167億円、創業以来の累計建築棟数(新築戸建て)は9000棟を超える。2023年現在、不動産販売店舗は京阪神に5店舗、注文住宅展示場は、総合住宅展示場内への出展含み6展示場を展開。ブランドサイトURL: 企業情報URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月24日株式会社ドゥ・ハウスは、マーケティングに活かすべきテーマ・課題を直近の社会情勢から考える『月刊よげんの書【11月号】』のセミナーを11月22日(水)にオンラインで開催します。毎月行っているセミナーの11月号となります。よげんの書は、生活の変化や経済・環境の変化など、社会課題を背景に少し先の生活を考えるマーケティングコンテンツです。企業や個人がマーケティングで取り扱うべき時代のトレンド予測を、みなさんと共有するために定期的にセミナーを開催し、毎月10のよげんを発表しています。お申込み(無料) : セミナー概要喫緊の社会課題を背景に、少し先の生活を考えるためのマーケティングセミナーです。日本国内に限らず、世界の経済、政治、エンタメなど、多角的な視点とデータで「今」を捉えることで、企業や個人がマーケティングに取り入れるべき時代のトレンドを掴むヒントを得ることができます。2020年9月から毎月定期開催をしており、生活者向けの商品を開発するメーカーのみなさまや、広告代理店のみなさまを中心に、のべ5,000名以上の方にご覧いただいています。事業や商品の次の展開を考える上で、おさえておくべきトピックを確認いただける機会として、ご活用いただいています。10年以上、社会に対する『よげんの書』を書き発表を続けてきた、「ソーシャリング・ラボ 大久保惠司」氏を講師に迎えています。プログラム16:00~17:00月刊よげんの書【11月号】の発表ソーシャリングラボ 大久保氏と、ドゥ・ハウス舟久保より、よげんの書【11月号】を発表します。喫緊の話題をテーマにするため、セミナーで取り上げる内容を随時更新、変更しております。その為、事前に発表するテーマの開示はしておりません。ご了承ください。月刊 よげんの書【2023年10月号】で興味・関心が高かったテーマ以前に開催した月刊 よげんの書【2023年10月号】で参加者の興味・関心が高かったテーマは以下でした。●2030年の働く環境が見えてくる●生産性を下げる方法が明らかになる●メンタルヘルスには心地よい言葉が必要であることがわかる【2023年10月号】で興味・関心が高かったテーマ:2030年の働く環境が見えてくる【2023年10月号】で興味・関心が高かったテーマ:生産性を下げる方法が明らかになる参加者からの声(一部抜粋)●メンタルヘルス、オフグリッドなどの話題がとても興味深かった。●日本だけでなく世界をふくめた動きが分かって非常に勉強になった。また、堅い話だけでなく、心の健康を維持するネタのようなものもあり良かった。●キーワードのピックアップと解説がユニークかつ明解でわかりやすく、仕事に応用できると思った。「月刊:よげんの書」アーカイブ動画公開中 : 「月刊:よげんの書」開催報告 公開中 : 開催内容詳細● 日時:2023年11月22日(水)開始 16:00終了予定 17:00● 会場:オンライン開催(Zoomを利用)※申込者にURLをご連絡します。● 定員:300名※ご応募多数の場合はお席をご用意できない可能性があります。● 費用:無料● 締め切り:11月22日(水)AM10時お申込み(無料) : 講師紹介大久保惠司氏大学卒業後、広告代理店にてプランナーとして大手電機メーカー等の広告・販促プロジェクトを手がける。1991年に独立。主にハイテク系企業の広告・PR企画業務に従事。1997年に株式会社ウォータースタジオに取締役チーフプロデューサーとして参画。あらゆる業界のブランディング・商品開発プロジェクトを手がける。2008年、株式会社コプロシステムにおいて、主に商品開発系のマーケティングを支援する「商品計画研究所」を立ち上げ、多数のプロジェクトに参画。その後、ブランドとUX(User Experience)の融合を提案する「コプロシステム Brandux Design」において、携帯電話キャリア、電機メーカー、食品メーカー、住宅メーカー等、様々な企業のブランディング、商品開発、サービス開発に関するプロジェクトを多数手がける。2018年、株式会社コプロシステムの取締役を退任。フリーエージェントとしての活動を開始する。新たな活動拠点として「ソーシャリング・ラボ」を立ち上げ代表となる。2003年、2016年、Good Design賞を受賞舟久保竜株式会社ドゥ・ハウス 上席執行役員。2001年ドゥ・ハウス入社。宮城大学非常勤講師。クチコミマーケティング、マーケティングリサーチの企画提案・営業に従事。2012年12月より執行役員に就任。広報・生活者ネットワーク事業を担当。現在は主にNBメーカーの商品開発・販促企画のアイデア創出のための調査に関わる。会社概要企業の商品開発や商品育成支援を目的に、マーケティングサービスを提供しています。会社名:株式会社ドゥ・ハウス 設立:1980年7月7日代表者:代表取締役社長小笠原亨 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月20日学生時代ずっとサッカーをしていて、JFA(日本サッカー協会)のライセンスも取得して指導の勉強はして挑んだが、いざ現場に出ると状況が全然違った!というコーチ。低学年や未就学児はそもそもおとなしく話を聞いてくれない。技術指導どころじゃない......。と悩む指導者は、実は多いのでは?ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、海外の育成や、いつからどんな練習をすればいいかをアドバイスします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<動きながらボールを受けてパス、海外選手のように流れるようなプレーを身に付けるには、どんな指導が必要なのか教えて<お父さんコーチからの質問>はじめまして。田舎の少年団で教えています。担当はU-8です学区に1校しかなく、保育園から中学までメンバーが変わらないような地域です。専任の指導者がいるクラブチームなどは車で2時間以上の距離にある都市部にしかありません。そんな感じなので、小学校の少年団ですが未就学児の兄弟も参加することもあります。私自身大学までサッカーをしており指導ライセンスも取得しておりますが、現場に出ると技術の指導以前の問題で、まずおとなしく話を聞いてくれません。身体を動かして遊ぶのは好きなので、遊びを取り入れながらサッカーの要素を学んでいけばいいかと思っていますが、指導歴が浅いのでバリエーションが少ないのです。ミニゴール(※)は2台あります。低学年&一部未就学児に、あまり長い説明が要らず楽しめるような方法があれば教えていただきたく思っています。※編注:E-3ショップで販売、JFA100周年記念として全国の保育園幼稚園に配布している本格的なミニゴール。Jクラブもトレーニングに使用<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。基本的に、スポーツはその語源通り「遊び」です。その理解をまずはしていただけたらと思います。■スポーツは「遊び」、では「サッカーを象徴する遊び」とは?スポーツが遊びであれば、サッカーを象徴する遊びは何でしょうか。そう、試合ですね。うまく試合をやらせてあげると、当然ながら子どもは楽しくなります。私のスクールでは、1回の練習は90分。そのなかで50~60分は試合に費やします。保育園や幼稚園の小さい子や、小学生でもまだサッカーに興味がない子は、ほかのところに興味を示しがちです。トンボが飛べばトンボを追いかけるし、友達同士で遊び始めたりします。そうなるのは当然です。子どもなのですから。おとなしくしてくれないとこぼす大人たちも、子ども時代は同じ姿だったはずです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■サッカーにのめり込んでない子たちにもボールが集まるようなルールにしてみてでは、どうするか。小学生と幼稚園生が一緒にやっていると、どうしても学年や月齢が上の子どもがボールを持ちがちです。ドリブルしたり、シュートしたり。そういう子どもたちだけで盛り上がってしまうので、下の子どもたちは楽しくありません。ですので「今はサッカーをする時間だよ」と言い聞かせたりせずに、有効なルールに変えてあげてください。例えば「幼稚園の子にパスを出さないと、シュートが決まっても得点になりません」というルールを作ります。得点までのプロセスで幼稚園児がさわったらゴールにするというものです。もしくは、小さい子たち、学年が下の子が入れると10点にします。小さい子が貢献できるよう、ゴルフのハンディのような要素を入れてみてください。このように、サッカーはボールへのかかわりが増えると、一気に楽しくなります。サッカーにまだのめり込んでない子どもたちにも同じように、彼らにボールが集まるようなルールをつくることをお勧めします。■上手い子たちが注目される場面もつくるこのとき気をつけなくてはいけないのは、少しサッカーがみんなよりもできる子の扱いです。飽きてしまうと、ルールを無視してひとりでドリブルしてシュートを決めて喜ぶ、といった子どももいます。そんなときは「点にならないのにどうして楽しいの?」と尋ねます。「今のルールは幼稚園生にパスをしなくてはいけないルールだね。それはファウル(反則)がダメなのと一緒だよ。君がやっているのはずっとファウルしているのと同じじゃないかな」そういう話をします。また、自分勝手にシュートを打った後に「今のどう?得点になるの?」と質問してみます。すると「だって面白くないもん」と返ってくることがあります。そこで「じゃあさ、どうしてこのルールがあるかわかる?」と問いかけます。全員が楽しむことの大切さを味わってもらうことが重要です。その子たちにとってはハードルが低くなり過ぎて楽しくなくなることもあります。よって、小さい子のためのルールを入れた試合はずっと続けるのではなく、みんなが楽しくなり始めたらまたルールを変えてください。そうすると、出来る子たちが注目される場面が出てきます。行きつ、戻りつでいいのです。それぞれの子どもたちが楽しめる機会を創出しながら、月日が経つと「いつの間にかみんな上手くなったね」とか「みんなで普通に試合できるようになったね」と言えるようになります。■サッカーの要素を「止める・蹴る」に限定しないこと講習会などに出かけると、そこで出会うのは初めて指導する子どもばかりです。初めましての関係なので、その子たちの様子みながらどうオーガナイズすればいいかを考える。どんなメニューが合うかな?どうルールを変えてあげればいいかな?と観察しながら考えます。しかし、ご自分のチームであれば普段から見ているから子どもの特徴がわかるはずです。練習の途中で遊ぶこともあるけれど、こんな遊びを入れるとまた熱中し始める。さまざま試せばうまくいったオーガナイズの引き出しは増えていきます。前述したルール変更同様、試合をする人数を減らして小さいコートでやるのもいいでしょう。環境をさまざま調整します。もうひとつ大事なのは、指導者がサッカーの要素を「止める・蹴る」に限定しないことです。サッカーで遊びたい子どもたちは、そんな練習に興味はありません。楽しくなさそうな話です。よって「楽しくないこともやらないとうまくならないよ」などと言わずに、勝ち負けがあるようなサッカー遊びをどんどん提供しましょう。■池上さんが実際に2年生対象に行っている練習メニュー(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)私のスクールの話をしましょう。私のスクールは2年生がすごく多いです。しかも元気で、練習があまり好きではありません。先日、ミニゲームの合間に20分練習をしました。2人組をつくってドッジボールみたいなコートに、3つの2人組、つまり計6人が入ります。1組はディフェンスになります。中央のライン付近でしか動けない決まりです。そこで二つの2人組がパス交換をします。2年生でも理解できます。取られないよう、うまくパスを通さなくてはいけません。24人いるので4コート作れば同時に行えます。遊びのメニューはネット上でもたくさん見つけられます。私の著書にも載っているので検索してみてください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年11月17日障がいのある方が絵を描くことを仕事としている就労継続支援B型iroasobiでは、この度障がいのあるアーティストたちによる初の「絵の展示会2023」を令和5年11月22日より開催いたします。この機会にぜひiroasobiの活動を広く知っていただきたいと存じます。【「障がいのあるアーティストたちによる絵の展示会2023」概要】主催 :就労継続支援B型iroasobi(株式会社ティーサービス)連絡先 :054-654-3516(榊原 太田 吉澤)静岡市駿河区曲金6-11-19展示会タイトル:障がいのあるiroasobiアーティストたちによる絵の展示会2023展示会開催日 :令和5年11月22日(水曜)~11月25日(土曜)11:00~16:00展示会開催会場:ギャラリー悠静岡市葵区鷹匠2-6-17【就労継続支援B型iroasobiのご紹介】●事業所紹介iroasobiは障がいがある方が絵を描くことを仕事とする就労継続支援B型の事業所です。お題として出されたテーマや、その時に自分が描きたいと思ったものを思い思いに絵で表現をしています。描いた絵は、タオルハンカチに刺しゅうをして商品として販売しています。そのため、所属している利用者様は、iroasobiブランドの“タオルハンカチアーティスト”として活躍しています。作業中の様子●アーティスト(ご利用者様)現在、32名のアーティスト(ご利用者様)が所属しています。(精神障がい24名 知的障がい8名)iroasobiの仕事である絵を描く作業は、静かな環境にて個々で取り組め、コミュニケーションを主としません。そのため心に不安を抱えている方の居場所として選ばれ結果多くの精神障がいの方が所属しているのが特徴です。実際に作業中はイヤホンで外の音を遮断している方もいらっしゃいます。また、在宅支援も取り入れており、家から出ることが困難な引きこもりの方や公共の交通機関を使うことを苦手とする方なども利用しています。感じたまま自分らしく表現をすることができる絵は、障がいの有無関係なくできるためアーティストたちは生き生きと活動をされています。<年齢や男女比>男性9人(20代4人、30代4人、40代1人)女性23人(20代11人、30代8人、40代4人)<通所と在宅>在宅23人/通所9人●タオルハンカチiroasobiが作っているハンドタオルは、アーティストが描いた絵の雰囲気をそのままに、タオルハンカチに刺しゅうしています。ハンカチを収めているケースにはアーティストが描いた絵も入れ“絵を楽しむ”ことを大事にしています。タオルハンカチ●会社紹介<株式会社ティーサービス>iroasobiの他、多機能こころ彩(就労A型・B型)と就労継続支援B型まめったいを運営しています。こころ彩やまめったいの施設外就労先には、「本格讃岐うどん こころ彩」があり、飲食店の厨房やフロア、シフォンケーキ製造(うどん粉シフォン)部門でたくさんのご利用者様が活躍しています。iroasobiのタオルハンカチは飲食店のこころ彩で販売しています。「本格讃岐うどん こころ彩」静岡市駿河区高松2576本格讃岐うどん こころ彩の販売コーナータオルハンカチ【絵の展示会2023】●初の展示会開催<開催の理由>設立(令和3年5月)当初より、アーティストの作品をたくさんの方に見ていただきたいと思っておりました。より多くの方に見てもらうことで絵を描いているアーティストたちが、やっている仕事を誇りにおもい、モチベーションの向上や仕事の継続につながると考えました。所属のアーティストのご家族や知人だけでなく、今まで障がい者に触れてこなかった人にも活動や成果をみていただきたいとおもいます。また今回の展示会を通じて普段の活動を知っていただくきっかけになってほしいとおもいます。●アーティストたちの声今まで一生懸命作品制作に取り組んできたので、その成果をたくさんの方に見てもらえると嬉しいです。絵そのものを展示し販売することは初めてなので、新しい自分の可能性を見つけられそうでモチベーションが上がります。今から展示会の開催がとても楽しみです。作業中の様子●展示会と普段の制作活動iroasobiはタオルハンカチに刺しゅうされるデザインを描くことが普段の業務です。描く題材やテイスト書き方は自由ですが、絵には制限もあります。例えば、刺しゅうでは細かい表現が難しい、背景を自由に描くことができない、色の種類もあまりに多いのは難しい、などです。今回は、「タオルハンカチへの刺しゅう」という制限を取っ払い、アーティストが描きたかったことを表現してもらいました。<タオルハンカチ 一部紹介>タオルハンカチ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月17日兵庫県神戸市の強豪街クラブ、センアーノ神戸は2022年春、使用するサッカーノートを市販のノートからサカイクサッカーノートに切り替え、サッカー面だけでなく生活面でも選手と指導者間のコミュニケーションの円滑化に成功しています。これまで使用開始後1カ月、半年という2回お話を伺ってきましたが、1年経過したタイミングで、さらにどんな変化や成長が感じられたかを6年生の選手たちと担当コーチにお聞きしました。(取材・文:貞永晃二写真:浅尾心祐)サカイクサッカーノートを1年間使ってみてどんな変化、成長を感じるかセンアーノ神戸の4年生に伺いました子どもたちも成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>関連記事:書き続けたら「シュートを落ち着いて蹴れるようになった」センアーノ神戸6年生がサッカー上達を実感したサッカーノートの使い方■最初は難しかったけど、慣れると簡単に書けるようになった川﨑真くん(かわさきしん・4年生)―――サッカーノートを使うのはサカイクノートが初めてですか?1年生でセンアーノに入ってから普通のノートを使っていました。サカイクノートは3年生の初めぐらいからです。最初はちょっと分からなかったけど、今は簡単に書けます。難しかったのは(叶えたいことに近づくために今日できることを書く欄の)オンザピッチ、オフザピッチのところが難しかったです。でも今はもう慣れて15分くらいで書けます。―――最初に目標を書くところには、例えばどんなものを書きましたか?相手に抜かれた時に食らいつくとか、声を出すとか、です。そのためにどんな工夫をするかも思い浮かぶので書きやすいです。――今のサッカーノートを書いてみて良かったなと感じる点は?僕は試合前と試合後にサカイクノートを書いていて、試合前には例えば守備は最後まで粘るなどの目標を立て、その目標を達成するにはどうしたら良いかを書いています。試合にはその目標を意識して臨んでいます。試合後は目標を達成できたかどうかを書き、できなかったらなぜできなかったか振り返っています。どうすれば良くなるかを書いておいたら、うまくいったところが、次の試合のときに活かせます。――抜かれても食らいつくという目標を立てた時はどうでしたか?食らいつくのは結構できました。工夫は相手に抜かれてもすぐ追いかけると書きました。――ノートに書かれたコーチのコメントを読んでどんな感想を持ちましたか?コーチや監督から、怖がらずにプレーする、ミスしたら嫌やなと思いながらじゃなくて、ミスを怖がらずにプレーするようにというアドバイスをもらって、次はそうしてみようと思いました。サッカーノートを書くことは僕のサッカーの成長に役立っています。――試合後の自己採点はどんなつけ方ですか?目標は高いので、採点は厳しめにつけて、もっと上手くなろうと思っています。▼センアーノ神戸選手達のコメントはこちら!■書くことで直感ではなく考えてプレーできるようになった木村孝太くん(きむらこうた・4年生)―――サカイクサッカーノートを書き始めたのは?去年の冬ぐらい3年生の冬です。最初ちょっとつまずくところがあったけど、普通に書けました。10分くらいで書いています。難しかったのは「もっと探求したいこと」です。―――サカイクノートを書き続けてきて、よかったなと感じる点はありますか?「どのプレーが記憶に残っていますか?」という項目で、自分の記憶の中以外のプレーとかも、思い出すことが勉強になるので、いいところだと思います。―――目標ができるようになったとか、こういう部分が改善できたっていうことで、思い出せるようなことありますか?周りを見て、状況を確認するというのを目標にしました。前はなかなか見れなかった。でも、今は、前よりも意識して見れるようになっています。―――ノートが返ってきてコーチのコメントを読んで何か感じましたか?僕ができていることやできていないことをはっきり書いてくれてるから、そのことを次回の試合とか練習に活かそうと思って読んでいます。覚えているのは、怖がらずにプレーをするとか、もっと勇気を持ってプレーしようって書いてありました。相手が来てパスコースとかシュートコースが消されてボールを奪われることを恐れずにパスを出そうということです。―――サカイクノートを書いてきて、見直したときどう感じましたか?たまに見直します。書き始めた頃はプレーも直感でやってたけど、今はしっかり考えるようになって、サッカーでも考えてプレーできています。■ノートに書いた目標を試合で実践できた。前よりクロスや縦パスが上手くなったと実感荒木皇俄くん(あらきおうが・4年生)―――サカイクノートはいつから使い始めましたか?去年の7月ぐらいです。サッカーノートは初めてでしたが、簡単でした。でもどうすればうまくいくかの「工夫」のところは難しかった。でも今は慣れました。15分くらいで書いています。―――サッカーノートに目標を書いて、試合でできたと思い出せることがありますか?最近では、縦パスを(タッチラインを出ないように)カーブさせて出すという目標です。右サイドバックで、普通に縦に出すとインターセプトされるけど、曲げたら相手の届かないところへ出せて、最後は足元に届くからです。―――ノートが返ってきてコメントを読んで、感じたことを教えてください。適当に出すパスは良くないと書かれていました。あと、逆サイドのスペースへ出したロングボールが良かったと書かれたのは全然気づかなかったことでした。―――書き始めて1年ぐらい経って、自分は変わったなと思いますか?最初の頃よりはクロスとか縦パスとか上手くできていると思います。■ノートに書いたことを試合中のプレーに活かせるようになった取材場所に同席した他の選手たちも答えてくれましたので、その声を紹介します。―――サカイクノートを使ってから、良くなったと思うことは?・サカイクサッカーノートを使ってから、目標がはっきりした。・サカイクノートを使って、うまくいかなかったところとかを読み返して、次はうまくいかなかったところを意識しようとするようになった。・サカイクノートを書き始めてから、試合が終わった後に書いて、その次の日にまた振り返って、次の試合に活かせるようになった。・目標は一番最初に書くから頭に残って、試合中にも思い出して次のプレーに活かせるようになった。■ノートを通じて個人個人に課題や改善方法をアドバイスできるサカイクサッカーノートを使う姿を間近で見ているコーチたちも、変化を感じています。4年生担当の高橋和久(たかはしかずひさ)コーチに、約1年ノートを使ってみての選手の変化、成長などを伺いました。―――サカイクノートを1年使ってみてどんな変化、成長がありましたか?この学年を見始めたのは4月からなのですが、最初から「課題にちゃんと向き合いなさい」と話はしています。試合中や練習中にも課題、アドバイスなどを伝えるんですけど、それ以外のところとか、試合が始まったらずっと全員に個別のアドバイスを伝え続けるわけにいかないので。個々に対してはサカイクサッカーノートを通じて課題を伝えてあげて、改善の方法も伝えられるので、プレーがかなり大きく変わる子が増えてきたかなと思います。使用開始から1年以上経過して、選手もコーチも確実に成長を感じているようです。何となく頭の中で考えるだけでは、試合や練習に夢中になると忘れてしまうこともノートに書いておけば、目標も課題も明確になるのでどうしたらできたのか、どうしてできなかったのかを振り返り考えることも習慣になっているよう。目標を立て、振り返りを行うことで課題が明確になり、サッカーの成長にも寄与しているサッカーノートの活用法を、みなさんのチームでも参考にしてみてください。子どもたちも成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>
2023年11月14日あべのハルカス近鉄本店では、盲導犬の育成や補助犬として引退した犬の支援を行う「縁活ワンワンプロジェクト」をスタートします。近鉄百貨店では、ESG 方針として「地域に寄り添い、地域と生きる」を掲げ、重要課題に「地域共創の実現」を掲げています。「縁活(エンカツ)」とは、百貨店・市民活動団体・地域の皆様が、楽しくて日々の暮らしや地域、そして「社会をちょっとよくする」プログラムを展開することを目的に活動している百貨店初のプロジェクトで今年6月に10周年を迎えました。今回は、盲導犬育成支援(店内歩行訓練)や盲導犬を含む補助犬の引退支援プログラムを実施します。事前に一般社団法人フクシスタイルの学生ボランティアの方に盲導犬に関する勉強会を実施し、プログラムにも参加いただく予定です。「縁活ワンワンプロジェクト」を通して、学生や百貨店に来店するお客様が盲導犬育成や引退犬支援について考えるきっかけ作りとなることを目指すとともに、支援団体同士の繋がりを創出してまいります。【プロジェクト概要】プロジェクト名:「縁活ワンワンプロジェクト」実施予定のプログラム:■ ■盲導犬歩行訓練日時11月11日(土) 9:00~9:30場所あべのハルカス近鉄本店内参加団体社会福祉法人日本ライトハウス盲導犬訓練所×一般社団法人フクシスタイル内容盲導犬を目指すパピー犬が店内にて歩行訓練を行います。2024年以降、営業時間中の歩行訓練も実施予定です。■ ■引退補助犬支援プログラム「きとひとともうどうけんとひろば」子どもたちをはじめ様々な世代に対して、木の良さやその利用の意義を学ぶ活動である「木育」の普及・推進を行うNPO法人木育フォーラムによる人気プログラム「きとひろば」とコラボした特別プログラムを実施します。日時12月23日(土) 11:00~16:00場所あべのハルカス近鉄本店 ウイング館8階街ステーション参加団体NPO法人日本サービスドッグ協会×社会福祉法人日本ライトハウス盲導犬訓練所×NPO法人木育フォーラム×一般社団法人フクシスタイル×縁活事務局内容(1)盲導犬やパピー犬、キャリアチェンジ犬(適性評価もしくは訓練中に盲導犬には向いていないと判断された犬)が登場し、お客様と触れ合います。(2)事前の勉強会に参加した学生ボランティアが考案・製作したチャリティーグッズを募金にご協力いただいた皆さまにお渡しします。(3)間伐材を使った「ワンワンワークショップ」を開催※引退犬イメージ表1: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月10日兵庫県神戸市の強豪街クラブ、センアーノ神戸は2022年春、使用するサッカーノートを市販のノートからサカイクサッカーノートに切り替え、サッカー面だけでなく生活面でも選手と指導者間のコミュニケーションの円滑化に成功しています。これまで使用開始後1カ月、半年という2回お話を伺ってきましたが、1年経過したタイミングで、さらにどんな変化や成長が感じられたかを6年生の選手たちと担当コーチにお聞きしました。(取材・文:貞永晃二写真:浅尾心祐)サカイクサッカーノートを1年間使ってみてどんな変化、成長を感じるかセンアーノ神戸の6年生に伺いました子どもたちも成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>関連記事:「ノートを見返すことで周りを見る習慣がついた」センアーノ神戸の選手に聞いたサッカーが上手くなるサッカーノートの使い方■「シュートは落ち着いて蹴る」とノートに書き続けた天野陽真くん(あまのはるま・6年生)初回から取材にも回答してくれた選手で、1年使ってみての成長を語ってくれました。―――サカイクサッカーノートを使った最初と今ではどれくらい成長したと思いますか?サカイクのノートを使い始める前より、シュートの打ち方やフリーキックの壁の枚数など、理解できるようになりました。―――試合や練習で気づいた、自分のいいところ、反省点などをサカイクノートに書けていますか?また、書くのが難しいと思ったことはありますか?書けています。難しいと思ったことは、あまりないです。――サカイクノートを書いて良かったなと思うところはどこですか?以前はゴール前でのシュートを最後まで落ち着いて決められなかったんですけど、「落ち着いて蹴る」っていうのを忘れないように書き続けて、意識し続けたので、今はゴール前で落ち着いてシュートを決められるようになりました。――立てた目標でできるようになったことはありますか?あります。体の向きや、(ポジションの)落ち方、ビルドアップの立て直しとか、です。――コーチに質問できなかったことを、ノートで意見を伝えたり、質問したりしたことはありますか?たくさんあります。フリーキックの蹴る位置、コーナーキックの蹴り方、オフザボールの動き方などです。――サカイクサッカーノートを書きだしてから、自分の成長具合はどのぐらいですか?80ぐらい変わりました。そう思うのは、前のサッカーノートは小さくて、探究の項目とかは無かったんですけど、サカイクサッカーノートは探求や良かったところなどを書くスペースがいっぱいあって、すごくいいです。――サッカーノートを見直すことはありますか?それがプレーの改善につながったことはありますか?試合の前日や試合の日の朝などに見直します。サイドの仕掛け方やパスを出す位置が改善できました。――1年間サッカーノートを書いてきて、もう少しこういうことを書けたらいいなと思うことはありますか?悪かったところをもっと書きたいです。理由は、自分の悪かったところをもっと見つけて、それを活かして頑張りたいからです。――ノートをチームメイトや親に見せたことはありますか?チームメイトにはないですけど、親にはあります。コーチのコメントをしっかり見て、それを次の試合で頑張って、みたいなことを言われました。▼センアーノ神戸選手達のコメントはこちら!■コーチのアドバイスをしっかり意識してプレーできるようになった大谷飛翔くん(おおたにつばさ・6年生)―――サカイクノートを使ってみて、どのくらい成長したと思いますか?成長したところは、サッカーノートに書いて、コーチからアドバイスをもらったことを(試合で)しっかり意識してできるようになったことです。―――最初はサッカーノートを書くのは難しかったですか?最初はどんな内容を書いたらいいか、正直あんまり分かってなかったけど、使っていたらだんだん分かってくるようになってきました。―――どういう項目が書きにくかったですか?「探究」のところにどういうことを書いたらいいのか分からなかったので、そこは苦戦しました。―――ノートは試合の日、練習の日どちらで書いていますか?試合の日を基本的に書いています。―――サッカーノートに忘れずに書いていることはありますか?自分の成長したところをしっかり毎日書くようにしています。■ノートに書くことで、コーチへの質問がしやすくなったファンハースト尚哉(ふぁんはーすと なおや・6年生)―――最初、どういう項目が書きにくかったですか?「探求」に何を書いたらいいか分からなかったけど、今はもう慣れました。―――サカイクサッカーノートに書いている、練習や試合で気づいた自分のいいところ、課題は何ですか?課題は、ちょっと慌ててしまうところや、あとはパスの精度がまだまだだなと思うところです。―――サカイクサッカーノートを書いてみて、良かったなと思うところ、成長したなと思うところは?試合中に意識してプレーするようになったところです。前よりかなり意識できるようになったと思います。―――サカイクサッカーノートを書き始めて、立てた目標ができるようになったところはありますか? あります。ゴール前での落ち着きです。―――コーチがノートに書いたコメントを読んでどう感じますか?ああ、ここ駄目だったなとか、自分の課題が多くなる感じがします。―――サッカーノートにコーチへの質問を書いたことはありますか? はい。練習の前後に個人個人が細かく質問する時間を取るのはかなり難しいので、ノートだと聞きやすいという感じがします。―――サカイクサッカーノートを使ってみて、自分の成長具合はどれくらいだと思いますか?80点ぐらいです。課題は意識しているんですけど、たまに忘れてしまうことがあるからです。―――サッカーノートを見直すことはありますか?それがプレーの改善につながったことはありますか?はい。自分が今日は駄目だったなというときどう改善したらいいかなと思ってノートを見ます。―――サッカーノートを書いてきて、もう少しこういうことを書けたらいいなと思うことはありますか?コーチがどう思っているかとか、コーチがやりたいサッカーとかが書いてあったら、もっと何か頑張れるかなと思います。―――ノートをチームメイトや親に見せたことはありますか?お母さんには見せたことがあって、もっとここを頑張ろう、みたいに言われました。■選手たちの意欲、やる気の変化を感じるサカイクサッカーノートを使う姿を間近で見ているコーチたちも、変化を感じています。6年生担当の前泊璃音(まえどまりりお)コーチにも伺いました。―――この1年サッカーノートを使ってみて、選手にどんな変化、成長がありましたか?1年前と比べて、やっぱり学ぶ姿勢っていうのが第一に変わってきて、サッカーへの意欲、姿勢もやる気が出て、真剣に取り組んでくれています。―――プレー面での成長はありましたか?はい。例えば(選手が)分からないこと、技術とかをサッカーノートに書いてくるので、それに対して回答をしています。例えばこうしたらいいよというアドバイスもサッカーノートを通じて行っていて、やっぱりプレー面でもだいぶ戦術も変わってきていますし、すごく役に立っています。自分の意見を言語化することができる6年生は、サカイクサッカーノートが選手とコーチとのコミュニケーションツールとして機能しているようです。普段の練習時間だけではコーチと1対1の対面で話す時間をとるのが難しいため、サッカーノートを通じて質問し、コーチはじっくり考えて様々なアドバイスを書いてあげられるので、疑問や悩みの解消にも役立っていることがわかりました。選手の本音、今考えていることを知ることで指導のアプローチも変わります。コミュニケーションを深め、サッカーの理解を高める。選手の成長にとってサカイクサッカーノートは大変重要な役割を果たしています。子どもたちも成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>
2023年11月09日映画ライターの安藤エヌ氏がSurfvoteで意見を募集し、投票結果を公表!SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「俳優へのカミングアウト強要、どう対処すべきか?」というイシュー(課題)について10月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。Polimill社は社会デザインプラットフォーム『Surfvote』を開発・運営しているICTスタートアップ企業です。社会におけるさまざまな課題や困りごとをSurfvoteにイシューとして掲載し、イシューは週におよそ3〜5件発行されています。どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。Surfvoteで集めたみんなの意見や結果は、適宜提言書などに取り纏め、関係省庁や政治家、関連団体に提出しています。投票の詳細イシュー(課題):俳優へのカミングアウト強要、どう対処すべきか? 調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票投票期間:2023年8月18日〜10月31日有効票数:65票投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)配信企業や映画制作会社が率先して俳優のプライバシーを守るべき 29.2%社会全体が意識を持ち、「受け手側の意識を変え、プライバシーの尊重に対する意識を高めるべき」という選択肢につながっていくと考えます。SNSを取り締まるのは、もはやモグラ叩き状態。SNSでの俳優に対するプライバシーの詮索を厳しく取り締まるべき 24.6%俳優に限らずSNS全般でプライバシー詮索には厳しく対処してほしい。受け手側の意識を変え、プライバシーの尊重に対する意識を高めるべき 24.6%自分にセクシャリティーな悩みがあるとしたら、自分の気持ちに整理がついたときに自らカミングアウトしたい。理想的な社会はこれです。社会に、周りに、理解があれば恐れるものはないと思うからです。現時点では何も言えない(具体的な対処法が思い浮かばない) 9.2%選択肢にあったように、SNSでプライバシーの詮索を厳しく取り締まるとあるが、そんなことが可能なんだろうか。メディアに出る人だから、ある程度の詮索や憶測、誹謗中傷は仕方ないと思うが、限度があると思う。その他 9.2%配信会社が俳優のプライバシーを守ったとしても、私たち受け手の意識が変わらなかったら、事態は良くならないと思います。発信する側も、受け取る側も、どちら側にも変化が必要だと思うのでその他にしました。わからない 3.1%カミングアウトしたところで、配信企業のメリットはあるのか疑問です。このイシューを書いたオーサー 安藤エヌ氏日本大学芸術学部文芸学科卒。フリーランスライターとして2019年から活動。現在は主に映画ジャンルでの執筆を行っている。これまでの掲載先は Real sound、rockin’on、マイナビウーマン、ダ・ヴィンチ、主婦と生活社など。セクシャルマイノリティ/ジェンダー分野に興味を持ち、クィア映画を積極的に鑑賞し、自費出版でオリジナルクィア小説を発行するなど、常に多角的な視点を持ち自分の言葉で発信することを信条としている。Surfvoteとは?Polimill社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューはPolimill社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォームSurfvoteを運営・開発するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題や困りごとに特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月09日サッカー大国として知られるドイツ。ワールドカップ優勝4回、ブンデスリーガも隆盛を誇っています。最近の対戦では日本代表が2勝していますが、歴史と実績のあるドイツサッカーから学び、参考にできることはたくさんあります。2023年8月、サカイクキャンプ、シンキングサッカースクールでチーフコーチを務める菊池健太コーチが、ドイツのグラスルーツ年代を視察に行ってきました。ドイツでは子どもたちのサッカーに「フニーニョ」が導入されていますが、その有効性について、菊池コーチに話をうかがいました。(取材・文鈴木智之)フニーニョをする子どもたちとピッチのそばで見守る保護者達<<視察レポート②:「子どもの試合はワールドカップではない」各地のグラウンドに設置されたドイツサッカー界で有名な標語の意味サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■ドイツサッカー協会主導で導入している「フニーニョ」とはドイツの育成年代で導入されている「フニーニョ」。英語のFun(楽しむ)とスペイン語の「子ども」(Niño)をあわせた言葉で、「3対3の4ゴールゲーム」を指します。菊池コーチによると、「ドイツは協会主導でフニーニョが導入されている」そうで、各クラブには、フニーニョ用のミニゴールが常備されているようです。赤い丸で囲ったミニゴールを使ってフニーニョを行う「コートはフルピッチを4分割して作るので、大人用のグラウンドで4面作ることができます。3対3なのでボールに関わる回数、シュートの場面も多いです。ゴールが2つあるので、コーチが指示しなくても『人が少ない、空いている方へ行こう』と考えることができるのも、フニーニョの良いところです」フニーニョ関連記事:サッカー強国ドイツが導入を決めた3vs3のミニゲーム「フニーニョ」とは■U-6でも結果は協会のホームページに掲載、更新しないと罰金も菊池コーチが視察したのはU-6の試合で、フニーニョの結果は協会のホームページに掲載されるそうです。「ホームページにスコアまでは載せないそうですが、コーチが投稿して更新しないと、罰金があるそうです。それも厳格なドイツらしいですよね」シュート意識を高めるのにぴったりな2m×1mのアルファゴールはこちら>>■原則的にはロングシュートは禁止フニーニョでは「シュートゾーン」が設けられていて、ロングシュートは原則なしになっていますが「試合によってはアレンジしていて、ロングシュートを打っている子もいました」とのこと。「ロングシュートが決まったら、コーチも『ナイスゴール!』と褒めていて、そのあたりの運用は柔軟にしている印象を受けました」■2対1を作りやすく、局面を打開する練習になるコートは25m~30mのサイズで、菊池コーチは「パスやドリブルが無理なくできる、絶妙なサイズ感」と評していました。「1チーム3人なので、ボールを持っている人に対して、他の2人がサポートする形が自然とできます。基礎である三角形も作りやすいですし、相手にマンツーマンでつかれたときに、どこかで2対1を作ることで、局面を打開する練習になります」■サカイクキャンプやシンキングサッカースクールでも変則的なフニーニョを導入菊池コーチがメインコーチを務める、サカイクキャンプやシンキングサッカースクールでは、変則的なフニーニョを導入しているそうで「コーンを3つ立てて3ゴールにしてて、真ん中のコーンに当てたら2点というルールでやっています。ゲーム形式なので、子どもたちも楽しそうにやるんですよね」と笑顔を見せます。■人数の少ないチームでも簡単に取り入れやすいトレーニングといえる昨今の少年団には、所属選手の人数が少ないクラブもありますが、フニーニョであれば6人からできるトレーニングなので、導入しやすいのもメリットです。「ドイツでは小さなゴールを使っていましたが、ゴールがなければコーンでもいいと思います。学校の校庭の限られたスペースやフットサルコートでもできるので、取り入れやすい練習だと思います」■スペースや味方を見つけやすい、指導者にとっては褒めるポイントが増えるのも良いところ菊池コーチはフニーニョについて「シュートチャンスが多いので、指導者からすると、褒めるポイントが増えるのも良いところ」と話します。「ナイスシュート! ナイスチャレンジ! と声をかけやすいので、子どもたちのモチベーションアップにもつながります。ゴールが2つなので、シュートチャンスが多く、ゴールを決める喜びを感じやすいのもいいですよね」低学年の場合、上手な子がドリブルで突き進み、シュートを打つ場面がよくありますが、フニーニョはゴールが2つあるので、スペースや味方が見つけやすいのもポイントのひとつ。「ドリブルで相手を引き付けておいて、空いているスペースにいる選手にパスを出すとか、『なんのためのドリブルなのか』を、考えなくても自然とできるような設定です」■低年齢から「どうやって相手を崩すか」を理解できるドイツでU-6のフニーニョを視察した菊池コーチ。印象的だったのが「みんなが楽しんでいたこと」と語ります。「日本の場合、ボールを持ったら離さずに、1人でゴリゴリ行くような子もいるのですが、そのような子はほとんどいませんでした。もちろんチャンスにはドリブルで仕掛けますが、ただドリブルしていくような選手は少ないように見えました。どうやって相手を崩していくかを、この年代から考えてやっているんだなという印象です」ルールや設定によって、低学年で身につけておきたいサッカーの原理原則を体感できるフニーニョ。ミニゴールがなければコーンでも代用できるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?きっと新たな発見や気づきが得られることでしょう!サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年11月06日サッカーのユニフォームをファッションとして取り入れ、英国のフットボールファンを彷彿とさせる「ブロークコア」をご存知ですか?これまで、お気に入りのサッカーチームのシャツを着るのは、おそらくサッカーファンだけでしたが、昨今では世界中のファッショニスタ、海外スターたちがこぞってユニフォームをファッションとして取り入れるようになりました。ここでは、ストリートでキャッチした「ブロークコア」なおしゃれさんをお届けします。そもそも「ブロークコア」って何?2021年12月にアメリカのTikToker、ブランドン・ハントリーによって生まれた「ブローク・コア」スタイルは「ブローク(Bloke)」という、イギリス英語で一般男性や奴を意味するスラングから成り、英国のフットボールファンを彷彿とさせるファッションのことです。代表的なスタイルは、80〜90年代のレトロなサッカーユニフォーム、ナンバリングTシャツ、ジャージ、サッカーソックスなど、本気度の高いサッカーアイテムをデイリーに取り入れるのが特徴です。昨年からSNSを通じて欧米で人気が急上昇し、リアーナやヘイリー・ビーバーをはじめ、多くのおしゃれアイコンたちが「ブロークコア」を堪能中とか。さらに、2023年夏以降、ロマンティックでガーリーな「コケット(Coquette)」ファッションと合わせた「ブロケット・コア(Blokette Core)」もZ世代を中心に人気爆発中。デニムスカートと合わせた最旬「ブロークコア」今季のパリファッションウィークにて、モデルのミア・リーガンをキャッチ。パッと目を引くエミレーツと書かれたTシャツは、アディダス×アーセナル・ウィメンFC(ロンドンのフットボールクラブ)×ステラ・マッカートニーのトリプルコラボ。トレンドのデニムスカートを合わせてレディにシフトした、今っぽ「ブロークコア」ファッションがお見事。ダークカラーでまとめて大人の「ブロークコア」を堪能古着風のグリーンのユニフォームをプレーンなブラックのロングスカートと合わせることで、カジュアルにまとまりがちな「ブロークコア」を大人っぽい雰囲気に昇華しました。トップスをクロップド丈にアレンジしてお腹をチラ見せすれば、今っぽさとこなれ感も漂います。リアーナはグレーのバギーを合わせてデイリーに世界の歌姫、リアーナも「ブロークコア」を堪能。スポーティなアイテムを取り入れるのが得意な彼女は、ナンバー入りのシルバートップスにディーゼルのグレーバギーを合わせたスタイルを披露してくれました。ネックレスもシルバーで統一してスパイにシーに仕上げるのがリアーナらしい。ユニフォームにジョーツを合わせた新鮮な雰囲気コペンハーゲンファッションウィークでは、イタリアのクラブチーム、ユベントスを連想させるブラック&ホワイトのユニフォームに、トレンドのジョーツを合わせた彼女をキャッチ。デニムやナイロンパーカーでマニッシュにまとめつつ、足元はレディなブーツをON。プリーツスカートを合わせた「ブロケット・コア」モデルのリンジー・ヴルコヴニークは、ITALIAと書かれたピンクのジャージに、ガーリーなプリーツスカートを合わせて、最旬の「ブロケット・コア(Blokette core)」をお披露。まるでキャンディのような可愛らしさ溢れるピンクのユニフォームとタイツで気分も上がりそう。ここ数年、スポーティなアイテムを取り入れるスタイリングに注目が集まっていましたが、サッカーユニフォームやジャージなど、より本気度の高いスポーツアイテムを取り入れる「ブロークコア」が人気を集めています。さらにガーリーなアイテムとスタイリングする「ブロケット・コア」からも目が離せません。あなたもデイリーユースとしてトライしてみてはいかが。Senior Writer:H_aco
2023年11月05日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「岸田内閣副大臣・政務官女性ゼロ」です。地域の女性議員を増やすことから。意識の変革を望む。9月13日に第2次岸田第2次改造内閣が発足されました。副大臣26名、政務官28名全てが男性議員。副大臣・政務官制度が導入された2001年から、女性がゼロだったのは初めてのことです。今回の内閣改造では5人の女性閣僚が生まれ、過去最多に。しかし、首相含め20人の大臣のうちの5人ですから、日本のジェンダーギャップは、ますます世界から後れをとるということが明らかになりました。政治は、多様な背景を持つ当事者たちが関わることが大切だと思います。暮らし方や働き方、人生経験など、バックグラウンドが多様であれば、さまざまな政策を実現可能にします。こども家庭庁を作っていながら、子ども中心の政策がなかなか見えてこないのは、政治の中枢が多様ではなく、当事者たちの声が届いていないせいでしょう。今回の人事は自民党が抱える構造的な問題もありますが、実は自民党内部からも「女性候補者が足りない」という声はよく聞かれます。党内の女性局と青年局の討論会では、地域の女性候補者の掘り起こし支援に力を入れてほしいという要望が上がっていました。地域が変わらないと中央も変わっていきません。地方議会は男性中心で、古くからの地元の名士に支えられ、地盤のある候補者に代々引き継がれていくケースが少なくありません。令和3年12月末現在、地方議会の女性の割合は特別区議会で30.7%、政令指定都市の市議会が20.7%、市議会全体では16.8%、都道府県議会で11.8%、町村議会で11.7%でした。かつて、熊本県議会で、乳児を連れて議会に入ろうとしたら止められバッシングを受けた女性議員がいました。一方、オーストラリア連邦議会では、議場で授乳することも認められています。声を上げて自分たちの権利を勝ち取り、社会を変えていくパワーが諸外国にはありますが、日本はどうしても「仕方がない」と呑み込んでしまうことが多い。ジェンダーギャップの問題は日本経済の衰退や政治の硬直化、政策の非多様性などを生んでいます。今年の統一地方選挙の女性候補者は前回よりも500人増えました。この変化の兆しを伸ばしていけたらと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年11月8日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年11月03日日本には「Ballgewinnspiel:ボールを 奪うプレー」が圧倒的に足りていない!株式会社カンゼンは、ドイツ・ブンデスリーガの名門シュトゥットガルトで指導者、スカウトを歴任した著者が、日本のサッカーの現状を直視しながら、「BoS理論」におけるボール非保持時の部分、「Ballgewinnspiel:ボールを奪うプレー」の道筋をつける『サッカー「BoS理論」』を11月6日に刊行いたします。『フットボール批評』での人気連載が遂に書籍化!酒井高徳(ヴィッセル神戸)推薦「ドイツでの革命。『守る守備から攻める守備』が自分を変えた」サッカー「BoS理論」 書影日本には「Ballgewinnspiel:ボールを奪うプレー」が 圧倒的に足りていない‼「ボールを中心に考えていない」日本のサッカーと、「ボールを中心に考えている」世界のサッカーは「違う競技」である――。いまだ、日本のサッカー界には、ボールを中心に考え、ゴールを奪う方法論「BoS(ベーオーエス)理論」(Das Ballorientierte Spiel:ボールにオリエンテーションするプレー)が足りていないのが現状だ。本書では、ドイツ・ブンデスリーガの名門シュトゥットガルトで指導者、スカウトを歴任した著者が、日本のサッカーの現状を直視しながら、「BoS理論」におけるボール非保持時の部分、「Ballgewinnspiel:ボールを奪うプレー」の道筋をつける。サンプルページBoS理論1「BoS理論」2「Ballgewinnspiel:ボールを奪うプレー」3敵陣における「Ballgewinnspiel」4敵陣における「Ballgewinnspiel」不成立時の移行5「Der Kreislauf des Ballgewinnspiel:ボールを奪うプレーの循環」6中盤における「Ballgewinnspiel」7自陣における「Ballgewinnspiel」8その他の「Ballgewinnspiel」Contentsサッカー「BoS理論」Contentsはじめに1「BoS理論」2「Ballgewinnspiel:ボールを奪うプレー」3敵陣における「Ballgewinnspiel」4敵陣における「Ballgewinnspiel」不成立時の移行5「Der Kreislauf des Ballgewinnspiel:ボールを奪うプレーの循環」6中盤における「Ballgewinnspiel」7自陣における「Ballgewinnspiel」8その他の「Ballgewinnspiel」おわりに本書に登場するドイツ語一覧プロフィール河岸貴(かわぎし・たかし)1976年7月25日生まれ、石川県出身。金沢大学卒業、同大学大学院修了。ドイツ・シュトゥットガルト在住。高校の講師を経て2004年にプロサッカー選手を目指し単身ドイツへ 。度重なる病気と怪我もあり、06年から指導者修行のためブンデスリーガの名門シュトゥットガルトの育成組織で研鑽を積み、09年から正式な指導者に。11年1月に岡崎慎司のシュトゥットガルト移籍と同時にトップチームに昇格(11年12月に酒井高徳も加入)。13年8月まで監督とコーチをサポートし、ブンデスリーガ1部を4シーズン、DFBポカール準優勝、2回のUEFAヨーロッパリーグ出場を経験。その後、スカウトと日本プロジェクトのコーディネーターを歴任し、15年6月に退団。その後、サッカーコンサルティング会社「KIOT CONNECTIONS GbR」を設立。14年から16年までJ SPORTSでブンデスリーガの解説を担当。また、学校、企業、行政での講義・講演活動および、19年に故郷の石川県で海外を目指す若手Jリーガーのトレーニングキャンプ、21年に同県でドイツサッカーに基づく指導者講習会を開催。21年から23年まで『フットボール批評』で「現代サッカーの教科書」を連載。ドイツサッカー協会B級指導者ライセンス、日本サッカー協会A級指導者ライセンスを保持。書誌情報書名:『サッカー「BoS理論」ボールを中心に考え、ゴールを奪う方法』ISBN:978-4-86255-702-5著者: 河岸貴ページ数:200P判型:四六判定価:1,980円(本体1,800円+税)発売日:2023年11月6日出版社:カンゼンAmazon : Rakutenブックス : 商品ページ : 【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン宣伝プロモーション部担当:伊藤真TEL:03-5295-7723MAIL: ito@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月02日放課後児童健全育成事業や各種保育施設の新規開設・運営受託を行う株式会社アンフィニ(本社:茨城県つくばみらい市、代表取締役:片山 章彦、以下 アンフィニ)は、委託を受け運営している茨城県の守谷市放課後児童クラブの登録児童を対象にした「親子サッカー教室」を、2023年11月26日(日)に開催します。茨城県守谷市にて「親子サッカー教室」を開催決定!アンフィニの運営する放課後児童クラブは、月に1度サッカー教室を開催していますが、サッカー教室の回数も時間も少ないめ、子どもたちからは「もっとやりたい!」という声をもらっていました。今回はそんな子どもたちの願いを叶え、そして日頃アンフィニの運営にご理解とご協力をいただいている保護者様にも楽しんでいただくため、守谷市放課後児童クラブの登録児童を対象に親子で楽しめるイベントを開催いたします。準備運動中もプレーアドバイザーが気になってしょうがない子どもたち♪少しずつボールに慣れていきます!◆開催日 :2023年11月26日(日)◆時間 :午前の部 9:30~11:00/午後の部 13:30~15:00◆場所 :つくばみらい市総合運動公園(茨城県つくばみらい市小張1770)◆参加対象者:守谷市放課後児童クラブ登録児童・守谷小学校児童クラブ・御所ケ丘小学校児童クラブ・松ケ丘小学校児童クラブ・郷州小学校児童クラブ・黒内小学校児童クラブ・高野小学校児童クラブ・大井沢小学校児童クラブ・大野小学校児童クラブ・松前台小学校児童クラブ【親子サッカーについて】放課後児童クラブは、集団で時間や体験を共有する場所です。登録児童本人はもちろん、保護者や兄妹の参加も可能です。未就学児の場合は年中さん以上が参加可能となります。元Jリーグの選手やコーチ経験者の在籍するプレーアドバイザーは、子どもたちの「楽しい!」を引き出すプロ集団。運動が得意な子もそうでない子もどちらでも楽しめる工夫や、子どもたちの心を引き寄せるためのアイディアが沢山あります。【アンフィニ 今後の展開】アンフィニは「体験する」ということを大切にしており、サッカー教室を始めバスケットボール教室、ダンス教室、英語教室、理科実験教室などを様々な「体験」を実施しています。今後は開催エリアを広げていき、子どもたちの「楽しい!」を作り出したいと考えています。参加する子どもたち全員が楽しめる時間となるよう工夫しています子どもたちの「楽しかった!」の笑顔は宝物です【アンフィニについて】名称 : 株式会社アンフィニ所在地 : 〒300-2307 茨城県つくばみらい市板橋1812-16代表者 : 代表取締役 片山 章彦事業内容: 放課後児童健全育成事業の新規開設・運営受託、認可保育園・その他各種保育施設の新規開設・運営受託URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月02日今や、サッカープレイヤーの必須アイテムの1つとされる「サッカーノート」。多くの子どもたちが上達のためのツールとして日々記入していることでしょう。せっかく書くなら本当にサッカーが上手くなるように活用してもらいたいものですが、それを叶えるためにはどうしたらいいのでしょうか。今回はサッカーノートを子どもたちのために自作しているというJACPA東京FCの鈴木宏輝コーチと、サカイクサッカーノートの監修者である藤代圭一さんの対談をお届けします。(構成・文:小林博子)JACPA東京FC強豪チームでも使用中!練習の質が上がる「サカイクサッカーノート」■独自のサッカーノートを自作して選手に使わせている理由鈴木さんのサッカーノートの歴史は、自身が選手時代から今も継続中です。今は選手としてではなく「指導者ノート」に変わり、子どもたちへの日々の指導に役立てています。指導者ノートは現在17冊目。ノートを大切そうに手にとり、ページをめくりながら鈴木さんはこう話します。「選手時代のサッカーノートも、今の指導者ノートも、後から見返して気づきがたくさんある"財産"になっています。書かなかったら忘れて流してしまったかもしれないことがしっかり残っていますし、何気なく書いたことが後から重要な発見につながることも多々あります。また、これまでのノートを見返すと、"指導者として成長している"と感じることもでき、自信にもつながっています」指導する選手に配っているサッカーノートは、鈴木さんが自作した独自のノート。子どもたちに問いかける形で、練習前や練習後のその日の目標や反省が記入できたり、サッカーだけでなくメンタルや生活習慣面の記入ができたりする箇所も。どの項目も質問形式になっていて、文章を書くことが苦手な子どもでも無理なく書ける工夫が施されています。「一般的なノートをサッカーノートにしても、真っ白なページには何も書けない子がたくさんいます。何かを書かなくちゃと頑張ってくれても『今日の天気は晴れでした』など意味のないものになりがちです。うちのチームはノートの提出を義務づけていないのですが、そうはいっても何か書いて出さなくてはと思って頑張ってくれるんです。意味のない内容のものだと書く方も見る方も無駄な時間になってしまい、お互いのストレスになります。子どもたちのためにもそれではいけないという思いから自作のノートをつくるようになりました」実は鈴木さんの自作サッカーノートは、サカイクサッカーノートの監修もしてくださっている藤代圭一さんのメソッドが取り込まれたものなのだとか。というのも、鈴木さんは藤代圭一さんの著書を読み込み、そのメソッドに強く共感しているためです。そんな鈴木さんと藤代さんにサッカーノートを書くことや、サッカーにおける「質問」の大切さについて語り合っていただきました。■自分自身と向き合うこと、習慣づけの大切さ、自信など子どもたちに伝えたいことを盛り込んだ藤代さん(以下、藤代)鈴木さんのサッカーノート、拝見させていただきました。「すごい」のひとことです。僕が作ったノートよりいいのではないかと思ったほどです(笑)鈴木さん(以下、鈴木)藤代さんの書籍を何冊も読んで、しつもんメンタルトレーニングを勉強して作らせていただきました。藤代僕が伝えたいことが伝わっていてむしろ嬉しくなりました。現場で日々子どもたちと向き合っている方が作ったノートだからこその魅力もありますよね。僕が監修したサカイクサッカーノートは、レベルや環境に関わらず多くの子どもに使ってもらいたいので、ベーシックな項目が中心です。鈴木さんのノートは、チームの方針がノートで体現されているところがさすがだと思うんです。鈴木ありがとうございます。自分自身と向き合う選手に成長してほしい思いや、習慣の大切さ、そして何かで1番になることで育まれる自信など、僕が子どもたちに伝えたいことをたっぷり盛り込んでみました。■サッカーノートを作ったきっかけ藤代さんとサカイクが開発したサカイクサッカーノート鈴木ところで、藤代さんがサッカーノートを作ったきっかけを教えていただけますか?藤代サッカーの指導者だった頃、僕も子どもたちにサッカーノートを書くように指導していたんです。でも鈴木さんもおっしゃっていたように、白いノートに何かを書くのは子どもたちにはハードルが少し高いんですよね。やっとの思いで一生懸命書いても、「こんなことを書くな」「誤字脱字が多い」などの理由で親御さんに叱られてしまったりする子も......。それを見ていて、かわいそうだぞと思いました。鈴木さんがサッカーノートを自作した理由と全く同じです。鈴木わかります。本当にそうなんですよね。■しつもん形式にすることで自分と向き合う時間に!自分で決めると意志を強く持って行動できるようになる藤代人は質問されると答えを探したくなるという性質をもっているから、しつもん形式にすることで、子どもはその答えを無理なく紡ぎ出してくれるんです。ナチュラルに「自分の言葉で書く」ことができる。ノートを書く時間が、自分と向き合う時間になります。鈴木「自分としっかり向き合うことができる」は、僕が子どもたちになってほしい姿そのものです。藤代さんそういった「考えるきっかけ」を自然に与えられるのはしつもん形式のノートの良いところです。しっかり自分と向き合って思いや考えを整理してアウトプットすることができます。人から言われたことではなく、自分で決めたことになるので、さらに意志を強くもてるのも大きなメリットです。ちょっと難しい表現にはなりますが、思考を整理して言語化することで自分自身を認知し、行動につながるわけです。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■サッカーノートは記憶の外部メモリ。先週の内容をノートで思い出すだけで練習の濃度がぐっと上がる鈴木ちなみに藤代さんの影響で僕の自作ノートにも「練習前」の項目ができました。練習は土日しかないこともあり、この1ステップがとても効果的です。先週のことを練習前に思い出してもらって、その日の課題を意識して練習に来てくれるようになりました。それだけで練習の濃度はぐっと上がりますから。藤代それがノートのもう1つの魅力である「記憶の外部デバイス」なんですよ。人間は2日で60%は忘れる生き物と言われています。(※エビングハウスの忘却曲線下記イラスト参照)先週末のことを翌週まで全て覚えているのは誰にもできないことだからこそ、サッカーノートに記憶してもらうことは有効な手段です。エビングハウスの忘却曲線復習しないとどんどん忘れる■サッカーノート会話だけでは知れない相手の心を知る、他者とのコミュニケーションツールでもある鈴木僕は藤代さんの本を読んで、子どもへの質問の仕方にも変化がありました。昔はつい、期待する答えを求めるための質問になってしまっていたと思うのですが、今は答えを誘導しないようにしています。そして答えが出るまで黙って待てるようになりましたし、どんな答えがきても正解にしています。藤代素敵ですね!鈴木サッカーノートに関しても、子どもがどんなことを書いてもネガティブな言葉がけをしないことを僕は意識していますし、保護者のみなさんにもそうしていただけるようにお便りなどで伝えています。それを続けるうちに子どもは自由に書くようになり、指導やコミュニケーションもしやすくなりました。藤代サッカーノートは「自分と向き合う(=自分とのコミュニケーション)」のほかに、コーチや保護者にコメントを返してもらうなど、「ノートを通してお互いのことを知り合える(=他者とのコミュニケーション)」ツールにもなっています。子どもの頭の中にあることが明確になるほど寄り添った会話ができますし『こうしなさい』ではないアプローチが可能になり子どもの主体性や自主性も伸ばしてあげられます。子どもは『わかってくれる大人がいる』と感じ、コーチや親との信頼関係が強固なものになります。鈴木本当にそうだと思います。ノートをみていると「この子はこんなところまで気づけているんだ」と驚くことも。会話だけではそこまでの発見は難しいでしょうね。藤代どんなことを書いても一方的な評価されることのないノートだという安心感があればこそです。そこがうまくできているのはジャクパさんはさすがだと思います。■サカイクサッカーノートをチームに導入藤代さんのメソッドを取り入れたサッカーノートの手応えが上々なこともあり、JACPA東京FCではこの秋から2、3年生にサカイクサッカーノートの導入を開始しました。それによる子どもたちの成長や、まわりの大人たちの関わり方の変化について1年間の成長を追っていきます。お楽しみに。鈴木宏輝(すずき・ひろき) 昨年、全国大会に出場した「JACPA東京FC」U-11コーチ。株式会社ジャクパスポーツクラブ東京第一支部 支部長。幼稚園・保育園・こども園において体育指導を行っている幼児体育のプロ。アンブロの「はじめてシューズ」を開発したり、幅広く活躍している。自身による自作サッカーノートを選手たちに配り、指導ツールとして活用している。藤代圭一(ふじしろ・けいいち)一般社団法人スポーツリレーションシップ協会代表理事。サカイクサッカーノート監修者。スポーツスクールのコーチとして活動後、教えるのではなく問いかけることで子どものやる気を引き出し、考える力を育む「しつもんメンタルトレーニング」を考案。全国優勝チーム、日本代表チームなどさまざまなジャンルのメンタルコーチをつとめる。子どもや選手に「やらせる」のではなく「やりたくなる」動機付けを得意とし、全国各地の指導者のコーチとしても活躍。2023年からはオンラインのメンタルトレーニングスクールを開校。著書に「子どものやる気を引き出す7つのしつもん」(旬報社)、「教えない指導―子どもの主体的な学びを引き出すしつもんメンタルトレーニング」(東洋館出版社)など。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年10月31日パンダは動物園の人気者でかわいいイメージがありますよね。そんな愛される動物にたとえられた「パンダ系女子」という言葉をご存じでしょうか?きっとあまり聞きなじみのない人が多いかもしれません。そこで今回は、パンダ系女子の特徴や恋愛傾向について詳しく解説します。■パンダ系女子とは「パンダ系女子」とは、おっとりしていてマイペースな女性のこと。動物のパンダと同じように、見ている人が自然と笑顔になってしまうような魅力があります。彼女たちのゆっくりとした口調やマイペースな動作が、周囲に癒やしと愛嬌を感じさせるのでしょう。ただ、おっとりとした雰囲気に反して内面は正義感が強く、アグレッシブで頑固な一面も。パンダの模様のように「白黒はっきりさせたい!」と考える人が多いでしょう。見た目と内面にギャップがあるのがパンダ系女子の特徴ともいえるかもしれません。■どんな性格?パンダ系女子の5つの特徴では、パンダ系女子はどんな性格なのでしょうか。まずは、彼女たちの特徴を見ていきましょう。◇(1)おっとりしているパンダ系女子はおっとりした性格で、動作や話し方もゆっくりな傾向があります。彼女たちのマイペースで柔らかい雰囲気に思わず笑顔になり、癒やされる人も多いでしょう。また、その様子から天然に見られることも。周囲はそんな彼女を放っておけず、つい構ってしまったり、助けたくなったりするのでしょう。◇(2)繊細で優しいパンダ系女子は優しい性格の持ち主であるため、困っている人がいたら積極的に手助けをする傾向があります。マイペースな印象が強いですが、周囲をよく見ていて、他者の気持ちをよく理解できる人が多いでしょう。しかし、優しいからといって何でも笑って許すわけではありません。意外と傷つきやすく、1人で悩んでしまうような繊細な一面もあるのです。◇(3)正義感が強い正義感が強いのもパンダ系女子の特徴です。自分のペースを大事にする性格ゆえに迅速さには欠けるかもしれませんが、与えられた課題や仕事はきちんとこなすでしょう。◇(4)白黒はっきりさせたいタイプパンダ系女子は曖昧で適当に濁すのを好まず、白黒はっきりさせたいタイプの人が多いです。自分の意見をしっかり持っており、納得できない時は反論することも。時には、自身の主張を譲らない頑固な一面が垣間見えるかもしれません。しかし、基本的にけんかや衝突は好まない性格のため、彼女たちが反論するのはよほど納得できない時なのでしょう。◇(5)インドア派パンダ系女子は、インドア派が多いのも特徴です。激しいスポーツなどアクティブに行動することをあまり好まず、家にこもりたがる傾向があります。寝ることが好きという人も少なくないでしょう。■パンダ系女子の恋愛傾向では、パンダ系女子はどのような恋をするのでしょうか。ここからは、彼女たちの恋愛傾向を紹介します。◇(1)一途パンダ系女子は、「この人が好き」と感じたら周囲を気にせず、一途に相手のことを愛するタイプが多いでしょう。中には、場所を選ばずイチャイチャしたがる人も。彼女たちは好きな人ができると、とことん尽くしたくなってしまうようです。◇(2)好みがはっきりしているパンダ系女子は、好き嫌いがはっきりしている傾向にあり、妥協して誰かと付き合うことは少ないでしょう。こだわりが強く自分軸があるので、少しでも気に入らない点がある異性とは交際に発展しにくいです。◇(3)恋人に対しては気が強いパンダ系女子は、恋人に対して強気な態度を取る傾向があります。価値観の相違があった場合や意見がぶつかった時は、曖昧に濁してスルーするようなことはしないでしょう。そのため、彼女たちは男性の言いなりになるタイプではなく、自分を尊重してくれる人を好む傾向があります。主体性があり、意見をはっきり言ってくれる相手であれば、なお相性が良いでしょう。■パンダ系女子は見た目によらずアグレッシブな一面もパンダ系女子は見た目がおっとりしていて癒やし系に見えますが、アグレッシブな一面も持ち合わせています。また、言われたことをコツコツこなす正義感の強さや、マイペースで優しい性格から、男女問わず人気があるでしょう。愛されキャラとしての地位を確立している人も多いかもしれません。そんなパンダ系女子と仲良くなりたい場合は、彼女の特徴や恋愛傾向を理解して接するのがおすすめですよ。(夏目椿)※画像はイメージです
2023年10月30日元Jリーガーが教えるダイエットレシピ10月20日、書籍『元プロサッカー選手が教える いくら食べても太らない罪悪感ゼロごはん』が発売された。出版は宝島社でA5判、128ページ、価格は1,760円(税込)となっている。著者は元プロサッカー選手の小泉勇人(こいずみゆうと)氏で、鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホック、グルージャ盛岡、ザスパクサツ群馬、ヴァンフォーレ甲府でゴールキーパーとして活躍。現在はSNSなどで健康を考えた食事メニューを発信中である。簡単でストレス知らず おいしく食べてやせる2022年シーズンで現役を引退した小泉氏は、健康志向のレシピを発信し、SNSの総フォロワー数は25万人を超える。アスリートフードマイスター3級や上級食育アドバイザーなど、食の資格を6つ保有し、株式会社en’s lifeの代表を務めている。ダイエットでは我慢が付きものだが、我慢はストレスの元となる。食事はその日の楽しみであるはずなのに、おいしいものを食べられないというストレスを抱える原因になってしまう。新刊ではおいしいのに太りにくいレシピを掲載。使用する油と塩分を最小限に抑え、野菜をしっかり使うことで満足感を得ることができ、糖質と脂質が少なく、たんぱく質が多めのレシピ集である。80品以上のダイエットメニューが、楽しみながらのダイエットを可能にする。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※元プロサッカー選手が教える いくら食べても太らない罪悪感ゼロごはん ‐ 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
2023年10月27日他の競技と掛け持ちでサッカーをしている息子。他の競技を辞めてサッカーに絞りたい、と言われたが親としては1つの競技に絞り込むことに反対。一方で、Aチームレギュラーなど今結果を出している子たちは小さい頃から競技を絞って本格的に取り組んでいる。楽しむためにも結果は大事だと思うし、今のジュニア年代は早期英才教育化が進んでいるようで、周りより遅くサッカーを始めた息子にどう答えようか悩む、というお母さん。早期専門化の弊害はこれまでも色々なところで言われておりますが、スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとに、マルチスポーツの特長とお子さんへの回答についてアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<親がコーチを怒鳴って辞めさせた。そんな少年団に息子を戻していいのか問題<サッカーママからの相談>5年生の息子の母です。息子のサッカーについて調べていて、サカイクを見つけました。多くの親御さんが、自分と同じように悩んでいることを知って少しほっとしたというのが本音です。実は息子から相談を受けたことに対してどう答えるべきか悩んでいます。息子は4年生から地域のサッカークラブに入部し、1年程になります。強豪クラブで、大会に出れば上位まで勝ち進みます。チームはA・Bの2チーム構成で、Aチームはスクールと掛け持ちするなど、小さいころサッカー漬けの子が多いです。Bチームは、経験の浅い子やライトに活動している子が中心で、試合はほぼ勝つことはできず大敗することも多いです。息子は他にも競技をやっているため練習は週2回参加しています。取り組みとしても経験・競技力としても本来はBチームですが、人数の関係でAチームに所属しています。Aチームでは、経験も競技力も一番低いため、ベンチ要員となることが多いのが現状です。先日、息子から他の競技を辞めてサッカーに絞りたい、スクールとの掛け持ちもしたいと相談がありました。サッカーを始めたのが遅い息子がAチームの子に追いつくためには、最低限同程度の練習が必要という事のようです。しかし、個人的には反対したいところです。Aチームには足や膝に疲労性と思われる怪我をしている子が複数おり、この世代の子がサッカーにそこまで集中的に取り組むことが健全であるとは考えられないからです。一方で迷いもあります。最近のジュニアスポーツでは、以下2点が重要と言われていると思います。・結果ではなく、楽しむことに主眼を置く・一つに絞らず、色々なスポーツを経験する息子は2つの競技をこなしていますが、結果として1競技当たりの練習や経験値は低くなります。どちらの競技も、現時点で活躍する子は小さい頃から競技を絞って本格的に取り組んでいる子です。この世代で結果を度外視して楽しむ事は難しいですし、将来的に伸びるといった話もイメージ出来ないと思います。息子に見えているのは今の結果だけです。楽しむ事に主眼をおくにしても、やはり一定の結果は必要な気がします。私が子どもの頃と違い、今のジュニアスポーツは総じて低年齢化・英才教育化が進んでいるように感じます。Bチームにいれば全く勝つことができず、Aチームでは過剰な育成・競争が行われている、そんな環境の中どうしたら楽しんで取り組んでいけるのか、息子にはどう答えるべきか悩んでいます。アドバイスを頂けると幸いです。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。ご自身の悩み、葛藤を非常に具体的に書かれていますが、まずはマルチスポーツ(幼少時に多種類のスポーツを経験すること)について意見をさせてください。お母さんは「迷いがある」としつつ、マルチスポーツの短所を挙げています。整理すると四つです。①結果として1競技当たりの練習や経験値が低くなる②この世代で結果を度外視して楽しむ事は難しい③将来的に伸びるといった話もイメージ出来ない④楽しむ事に主眼をおくにしても、やはり一定の結果は必要(自分の子ども時代よりも低年齢化・英才教育化が進んでいるため)私からすれば、4つともそうは言い切れないと思いますが、小学生6年間で結果を出したい人たちはそのように考えるのでしょう。その方法論が正しいかどうかではなく、子どものスポーツをどうとらえるかでやり方は変わってくるということです。■1つに絞るよりマルチスポーツの方が身体能力の向上につながると言われている子どもがスポーツをする際の影響について、多くの調査が世界中で行われています。そのなかである程度わかってきたのは、子どものときは1種類のスポーツを集中的にやるよりも、マルチスポーツで取り組んだほうがよいということ。そのほうが、身長など身体的な成長のみならず、身体能力の向上につながるというのです。身体能力といえば、筋力、柔軟性、俊敏性やコーディネーション(調整力)、巧緻性など、多種多様です。それらは、一つのスポーツを集中的にやるよりも、複数のスポーツをやることでより伸ばすことができるといわれています。つまり、マルチスポーツは、幼少時にアスリートとしての「伸びしろ」を最もつくれる方法だと私は考えています。さらに2つの利点を挙げると、複数のスポーツを経験することで、すぐれた才能を見出せる可能性が高くなる。もうひとつは、複数のスポーツを行うことで、本人も周囲の大人も成果主義になりづらく、スポーツの楽しさを味わえます。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■小学生年代を「伸びしろを作る時期」ととらえるか、「勝負の時期」「最も輝いてほしい時期」と感じるか前述したように、小学生6年間を「伸びしろを作る時期」ととらえるか、「勝負の時期」「最も輝いてほしい時期」と保護者が感じてしまうか。どちらかのような気がします。一方で、お母さんはサッカー一本に絞ることには反対したい。なぜならば、Aチームには足や膝に疲労性と思われる怪我をしている子が複数いるからです。では、そのような条件でないチームなら一本に絞ってよいと思っているのでしょうか。ここは、お母さんが子どものスポーツをどうとらえるかを決めなくてはなりません。まずはそれを決めたうえで、息子さんと向き合ったほうがいいと思います。息子さんはAチームの子に追いつくため、サッカー一本に絞りたい。他にどの競技をなさっているか書かれていないのでわかりませんが、その競技よりも「サッカーをもっとやりたい」と自ら思ったのなら、そこは認めてあげたほうがいいでしょう。ただし、選ぶクラブに過剰な育成や競争といった問題があることは親としてきちんと伝えましょう。もしくは他のサッカークラブという選択肢はないのか考えてもいいでしょう。ご相談文に「過剰な育成・競争が行われている環境の中どうしたら楽しんで取り組んでいけるのか、息子にはどう答えるべきか」とありますが、過剰な育成と競争の中でサッカーを楽しむのは難しいと思います。■「失敗できない」「良き道を選ばせなければ」と過剰に親の責任に縛られないこと(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)さらにいえば、そこまでお母さんの影響を受けるお子さんであるのなら、そのことを考えたほうがいいような気もします。反対してもいいですし、息子さんが反対を押し切ってでも入りたいというなら最終的に「じゃあ、とりあえずやってみれば」と言ってもいいでしょう。ただし、その際に「自分で決めたのだから最後までやり切れ」とは言わないこと。よくない環境に入るのですから、本人が「あ、やっぱりここはヤバい」と感じたら、すぐに軌道修正できる余白を作っておいたほうがいいからです。皆さんよく「やめ癖」がつく、などとおっしゃいますが、いい環境で楽しければ子どもはやめません。また、そこを信頼するのが親の役目のはずです。お母さんとしては「失敗できない」「良き道を選ばせなければ」と過剰に親の責任に縛られず、「自分で決めたら」と任せたほうがいいと思います。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年10月25日石井裕也監督の作品がこの秋続く。10月13日(金)に、障がい者施設大量殺害事件をテーマにした『月』を発表したばかりだが、早くも27日(金)、アフターコロナを舞台に家族を描く『愛にイナズマ』が公開される。松岡茉優演じる、社会の理不尽さの中でもがく新人女性監督を主人公に、個性的で味のある名優たちが織りなす人間ドラマ。といって、ドシリアスでなく、笑いのツボを押さえた、ポップな作り。今となってはコミカルにもみえるコロナ禍のアレコレもでてくる。いろいろなことが非常事態で変わってしまったけど、何事もなかったような感じになっているいま、石井監督からのアラートであり、応援歌だ──。『愛にイナズマ』アフターコロナではあるけれど、あちこちにまだ残滓がある頃。新進映画監督の折村花子(松岡茉優)は、『消えた女』というタイトルの、失踪した自分の母をモデルにした脚本で長編作品デビューを目前にしている。ところが、自分でカメラを回し、“赤い色”の画作りにこだわりがある花子のやや青クサいともいえるやり方に、二言目には「若い」とけなすベテラン助監督(三浦貴大)が反発。いびり倒され、果ては調子のいいプロデューサー(MEGUMI)に監督を降板させられて、企画だけ奪われてしまう。花子と同じように自主映画製作でキャリアを始めた石井裕也監督だからか、カリカチュアライズが堂に入っている。花子の、赤色に対する執着とか、まるで小津安二郎監督ばりだったり。カメラを手放さない日常だったり。この映画青年らしさ、わかるような気がする。実に感じのわるいセクハラ助監督、業界の常識をかざすプロデューサーも、いかにもいそうでコワくなる。そんなある時、あるバーで、花子に最初のイナズマが走った。空気がよめない、世間からちょっと浮いた感じの正夫(窪田正孝)と出会ったのだ。急接近したふたり。花子は正夫の助けを借りて、自力であらたな映画作品を目指す。こうなりゃドキュメンタリーだ、というわけで、10年以上音信不通になっている父と兄2人を巻き込んで撮り始めてしまえと実家に戻るのだが……。さて、実家に帰ってからは一転、怒涛の群像ドラマ。映画のトーンが変わる。特に変わるのが花子だ。これまで、コロナ禍でお金が底をついたって、ひたすら映画作りを頑張って、自分を殺し、妥協に妥協を重ねてきたけれど、もう本音だしまくり。「お父さんの前では驚くほど口が悪くなるんですね」と正夫が驚くような悪口雑言。松岡茉優、とばす、とばす。家族も芸達者な役者が勢ぞろい。口数の少ない父・治に佐藤浩市、口だけがうまい長男・誠一に池松壮亮、真面目で融通のきかない聖職者の次男・雄二を若葉竜也が演じている。父の声がけで、久しぶりに実家に戻ってきた兄弟たちだが、突然カメラを向ける妹には当惑気味。反抗したり、過去をほじくり返してののしりあったり、つかみあいのけんかもはじまる。カメラの前で、本音を吐露しあううちに、いくつかの秘密が明かされていく。スマホのカメラで一部始終を収める正夫はニュートラルな観察者だ。完成披露上映会で、佐藤浩市が「これだけ気持ちよくアンサンブルが決まったのは稀有なこと」と語っているが、この5人の群像劇は実に見応えがある。さらに、仲野太賀、趣里、高良健吾、中野英雄、北村有起哉、益岡徹、芹澤興人…と、石井監督だから実現できた、旬の超個性派たち。しかも、それぞれがインパクトを残す、さすがの存在感だ。この映画につけられた英文タイトルは”Masked Hearts”。”マスクで覆われた心”という意味。石井監督は「コロナ禍になって3年、私たちはずっとマスクという仮面を被って生きてきました。それが当たり前の世界だったのです。程度の差があったとしても、みんな本音や嘘をいくつもいくつも仮面の下に隠していたと思います。それをひとつひとつひっぺがして、人が隠し持っている本当のものを見つめていくような、そんな映画を作りたいと思いました」という。カメラの前で本音をさらけだすことで、やがてわかりあう家族。過激な形ではあるが、愛にあふれ、愛に包まれる多幸感のある作品だ。ところで、小ネタのわりには出番が多いのが、あのアベノマスク。ミステリアスで空気の読めない正夫が100枚持っていると自慢げにいう。「配られたけどみんな使わなかったから、ほしいといえば、たいていくれる」。しみじみ見ると、間抜けなマスク。もう忘れかけていましたね。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年10月23日