「放送開始当時は1回やってみて、反響が大きければ続けようというくらいでした。ここまで続くとは誰も想像していなかったんじゃないかな」 そう感慨深く語り始めたのは、唯一、第1回から『24時間テレビ「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)に携わってきた徳光和夫さん(76)。今年の『24時間テレビ40「愛は地球を救う」』(日本テレビ系・8月26〜27日)で第40回の節目を迎える同番組。徳光さんは、長年総合司会をつとめただけでなく、70歳を迎えた’11年には、最年長ランナーとしてチャリティーマラソンにも挑戦。まさに番組の“顔”ともいえる徳光さんは、この40年間を次のように振り返る。 「40年の間には、募金は本当に届いているのか、障がい者を利用しているのではないか、などと意地悪く報じられたこともありました。しかし番組が社会に与えた影響の大きさを考えれば、圧倒的に“功”の部分が大きいのです」 たしかに、日本社会にチャリティーという文化が根ざしてきた背景には、同番組の存在が大きい。 「駅などの公共機関で、車いすの方々が階段を上がれるように整備されたのは『24時間テレビ』以降のこと。教育現場でも、体の不自由なお子さんが特別支援学級ではなく通常学級に入れるようになってきました。これらは現在では当然のこととして受け止められていますが、それもやはり『24時間テレビ』の影響があったからだと思います」 番組の存在感は、作り手側にとっても大きくなっていると徳光さんは感じている。 「先日、長嶋茂雄さんに『24時間テレビは40年を迎えるんです』とお伝えしたら、『もうそんなになるの?エチオピアへ行ったときはすごかったねえ』とおっしゃっていました。現地へ実際に足を運び、難民の方々と接した経験は長嶋さんにとっても、とても貴重だったようです。また、広末涼子さんや宮沢りえさんといった女優さんも、お目にかかるといまだにこの番組の話題が出るくらいです」 海外の紛争現場で活動するNPOの医師や看護師たちの奮闘ぶりを伝えることができたのも、大きな功績だと徳光さんは振り返る。 「やはり僕らがやってきたことは間違いではなかったと思うんですよ。僕はこの番組のことを考えるといつも“テレビ屋”でよかったなと、つくづく感じるんです」 そんな徳光さんも今年で76歳。『24時間テレビ』とはいつまで関わっていくのだろう。 「しゃべるスピードや瞬発力が衰えたら退かせていただこうかと思っていますが、いまのところはまだ大丈夫。オファーがある限りは続けさせていただきたいですね」
2017年08月25日「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当し、毎回登場するゲストとのトークや企画で視聴者を楽しませてくれる「しゃべくり007」。その8月21日(月)今夜の放送回に羽鳥慎一と「NEWS」小山慶一郎、芦田愛菜がゲスト出演する。元日本テレビアナウンサーでいまはフリーアナとして活躍中の羽鳥さんと「NEWS」のメンバーとしてのアーティスト活動に加えキャスターや俳優として多方面に活動している小山さんは今回コンビでゲスト出演。2人を迎えてのトークでは「パンツが好きでよく人にプレゼントしている」という小山さんが、羽鳥さんとしゃべくりメンバーのために実際に買ってきたパンツを紹介。企画は「今夜しか言えない!心の叫び007」と題し2人が普段は言えないがたまっている心の叫びを告白する。もう1組のゲストの芦田さんは今年中学生になったということで、学校での休み時間の過ごし方のほか、いちばんの趣味などプライベートについてトーク。企画は「これがいまの芦田愛菜だよ007」ということで「しゃべくり」に初登場した6歳当時のプロフィールと現在のプロフィールを比べ、「ハマっていること」や「好きな食べ物」などを比較、どう成長したのかをみていく。今回のゲストの羽鳥さんと小山さんが出演する「24時間テレビ40 告白 ~勇気を出して伝えよう~」は8月26日(土)18時30分~27日(日)20時54分日本テレビ系にて放送。羽鳥さんは総合司会、小山さんはメインパーソナリティーを担当。羽鳥さんと共に日本テレビアナウンサーの水卜麻美が総合司会を担当、小山さんのほか櫻井翔と亀梨和也もメインパーソナリティーとして番組を盛り上げる。さらに徳光和夫がスペシャルサポーターを担当、ブルゾンちえみや梅沢富美男など豪華なメンバーで今年もお届けする。芦田さんは声優として出演しているアニメ映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』が公開中。ユニバーサル・スタジオとイルミネーション・スタジオによる人気アニメーション『怪盗グルー』シリーズの第3弾で、芦田さんは1作目から声優を担当している。2組のゲストの素顔に迫る今回の「しゃべくり007」は8月21日(月)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年08月21日女優の石原さとみが7日、東京ドームで行われた野球のイベント「サントリー ドリームマッチ2017 in 東京ドーム」で始球式を行った。「サントリー ドリームマッチ」は、往年のプロ野球選手が"夢や感動をを伝えたい"という思いから開催しているスペシャルイベント。これまで約97万人を超える野球ファンが観戦し、夢の競演を楽しんでいる。22回目を迎える今年は、田尾安志監督率いる「東北・ジャパン ヒーローズ」が「ドリーム・ヒーローズ」へとチーム名を一新。昨年の雪辱を果たすべく、山本浩二監督率いる「ザ・プレミアム・モルツ球団」に挑んだ。同試合のオープニングには、石原さとみがマウンドに登場して4年連続の始球式にチャレンジ。4年目ということで、練習に練習を重ねたという石原は、始球式の前に「サントリー ドリームマッチの始球式にまさかの4年連続ということで本当に驚きなんですが、サウンスポーにマサカリ投法、そしてトルネードと、今年はどうしようとすごく悩み、猛練習しました」とあいさつ。そして、いよいよ始球式となり、バッターの中畑清選手相手にアンダースローで投球。ストライクゾーンから大きくハズレてショートバンドも、その華麗な投球フォームに観客からは拍手が送られた。始球式後には司会進行の徳光和夫から感想を求められ、「この日のために5時間練習しました。使っていない筋肉が痛くなって、湿布の連続で(笑)」と苦笑い。続けて「サウンスポーとかマサカリ投法とかトルネードをしたので何が良いんだろうと思い、プレッシャーでしたね。山田久志さんのピッチングを動画でずっと見続けていました」とプロ野球史上最高のサブマリンと称される山田久志氏を参考にしたと明かしていた。
2017年08月08日40周年を迎える日本テレビの24時間テレビの記者会見が6月23日(金)に開催され、メインパーソナリティーを務める櫻井翔(嵐)、亀梨和也(KAT-TUN)、小山慶一郎(NEWS)らが出席。ドラマスペシャルでは亀梨さん主演で作詞家・阿久悠の姿を描くことが発表された。記念すべき40回目の24時間テレビのテーマは「告白 ~勇気を出して伝えよう~」。櫻井さん、亀梨さん、小山さんはそれぞれのグループとして過去にメインパーソナリティーを務めた経験はあるが、今回、史上初めてグループの枠を超えて、同局でキャスターとしても活躍する3人がメインパーソナリティーを務めることに。また会見には、チャリティーパーソナリティーを務める石原さとみ、スペシャルサポーターの東野幸治、渡部建も来場した。今回のテーマの「告白」にちなんで、櫻井さん、亀梨さん、小山さんは互いの秘密の(?)関係性を告白!櫻井さんは「小山との禁断のご近所づきあい」と題して、「NEWS ZERO」でキャスターを務める自身と、「news every」でキャスターをしている小山さんとの、日本テレビの楽屋を挟んでの近所づきあいを告白。お互いの不在の間に誕生日のプレゼントを楽屋に置いていくこともあるそうで、櫻井さんは小山さんに髭剃りを贈ったことを明かし、「使ってるのかな?」とチラリ。小山さんは「プレゼントに熨斗(のし)があったんですけど、“祝”ではなく“呪”になってた!」と告発。髭剃りは「毎回、『news every』に出る前に使わせてもらってます」と明かした。また亀梨さんは、Jr.時代の櫻井さんとの交流を告白。櫻井さんがドラマで野球をプレイすることになり、野球の得意な亀梨さんに教えを乞うたとのことで、櫻井さんの迎えで神宮の野球場に行ったという。2人だけで広いグラウンドを占拠してる状態で、亀梨さんは「嵐はグラウンドを貸し切りにできるんだ!」と興奮したそうだが、実は櫻井さんが、誰でも自由に使えると勘違いし、予約なしで無断で使っていただけだったとか。案の定、管理人から2人揃ってこっぴどく叱られたことを明かした。櫻井さんは無知を改めて謝罪したが、徳光和夫アナウンサーから「ものを知らないにもほどがあるよ(笑)!」とツッコミが飛んでいた。今回、スペシャルドラマでは、数々の名曲の詞を手掛けた名作詞家・阿久悠の栄光と苦悩の日々をドラマ化。亀梨さんが阿久さんを、松下奈緒が彼を支えた妻を演じる。阿久さんの未発表の詞が見つかっており、番組ではこの詞にあるミュージシャンが曲をつけて、番組内で歌うという企画も進行中だという。24時間テレビのドラマで実在の著名人の姿を描くのは初めて。亀梨さんは「名前は存じていましたが、勉強させていただくと『この曲も?』と驚くくらい、数えきれないほどの名曲のつくられた方。すごくエネルギッシュで、筋と魂を持って生きた方。しっかり勉強して臨みたいです」と意気込みを口にした。チャリティーパーソナリティーを務める石原さんは当初、出演を悩んだと明かし「心や思い、取り組む姿勢がダイレクトに伝わる番組だから」とその理由を説明。自らも「つい最近、母からあることを告白されたんですが、聞く側もする側も勇気がいる。24時間テレビでその(勇気を持つ)意識を持っていただければ」と語る。ちなみに番組が放送される8月27日は、15年前、15歳だった石原さんが、芸能界入りするきっかけとなるオーディションでグランプリを獲得した日だそうで「感慨深いものがあります」と語っていた。24時間テレビ40 愛は地球を救う 告白~勇気を出して伝えよう~」は8月26日(土)、27日(日)放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月23日チューリップのリーダーでボーカルの財津和夫(69)が2日、公式サイトを通じて大腸がんであることを公表した。45周年メモリアルツアーのうち6月、7月の4公演を中止し、今後は治療に専念する。 公式サイトによると、5月下旬に腸閉塞の治療のために受けた精密検査で、大腸がんが発覚したという。 財津は、「しばらくの間ステージ活動を休ませて頂き、治療に専念させていただくことをお許しください」と謝罪するとともに「チューリップ45周年ツアーもラストスパートに差し掛かっていただけに心残りです。完走できなかった今回のツアーですが、来年にはチューリップの一員として新たなコンサートツアーを開始するつもりです。皆様とお会いできることを楽しみにしています」と復活を誓った。
2017年06月02日テレビ東京系ドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(毎週金曜 24:12~)の最終話が、23日深夜に放送された。同作は山田孝之演じる勇者ヨシヒコが魔王を倒す冒険を描く人気シリーズの最新作。2011年に第1弾『勇者ヨシヒコと魔王の城』、2012年に第2弾『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』が製作されている。福田雄一が脚本・監督を務め、"低予算冒険活劇"として話題を呼んでいる。勇者ヨシヒコ一行が、魔王を倒すため、運命の玉を持つ7戦士を探す。7戦士(滝藤賢一、城田優、山本美月、徳光和夫、高嶋政宏、大地真央、川栄李奈)のスケジュールが合わないことから、魔王・ゲルゾーマ(声:堤真一)を倒すことができずに逃げ出したヨシヒコ。「死にたくない」と勇者の仕事を放棄しようとし、「終わりの祠」で終わり方を選ぶことになった。ヨシヒコは「フランダースの犬」風に天使に運ばれる、新世紀エヴァンゲリオン風にキャラクターたちから拍手を受ける、山田が昔主演を務めていた『電車男』風キャラクターに逃避するなど、様々な終わり方を体験。最終的に選んだ祠で『魔王の城』第1話につながる意外な展開を迎えた。放送終了後、Twitterでは「ヨシヒコやりやがった」「テレ東だからエヴァの曲も流せたんだ」「再現率高すぎ」と名作パロディが話題に。また、最後の意外な展開にファンは「流行りを取り入れてる」「鬱エンド?」「ぞくっとした」「内容が濃すぎる」と騒然となった。(C)「勇者ヨシヒコと導かれし七人」製作委員会
2016年12月24日SMAPの中居正広が司会を務めるフジテレビ系単発番組『たまっチ!』(30日8:30~9:50)に、長嶋茂雄・王貞治・高橋由伸という新旧巨人監督が共演を果たすことが18日、明らかになった。中居は、9連覇を達成した長嶋・王の"ON時代"や、長嶋監督(当時)のもとで高橋現監督が選手として活躍していた時代など、その頃に選手としてどのような心境だったのかなどを質問。さらに、"二刀流"大谷翔平選手の話題では、長嶋氏が「今度会ったら169、170キロを目指せと言いますよ」とメッセージを送った。また、来シーズンで2年目を迎える高橋監督について、長嶋氏「来年はまってろよ!て感じがあるよ」、王氏も「思い切って爆発するくらいにやってほしい」とエール。高橋監督は「補強していただいた選手たちでどう戦うかはまだこれからですが、うまく使っていけたら。お2人みたいな選手がいてくれたらいいのですが」と来期への決意を語る。中居は、この夢の共演を目の当たりにして「(3人には)もっとテレビに出ていただきたい! こうやって長嶋さん王さん由伸監督の言葉を聞きたい人がたくさんいますので」と、満面で要望していた。聞き手は、中居のほか、元木大介と宮澤智アナウンサー。スタジオには、徳光和夫、篠塚和典、佐藤隆太をゲストに迎える。なお、SMAPは31日の『NHK紅白歌合戦』に出場するか、現時点では未定となっているが、出演しない場合、年内で解散するSMAPのメンバーとしてのテレビ出演は、これが最後となる可能性がある。
2016年12月18日日本テレビの山本紘之アナウンサーが、同局系料理番組『キユピー3分クッキング』(毎週月~土曜11:45~11:55)に、4代目男性アシスタントとして加入することが13日、明らかになった。来年1月から登場する。同番組は現在、小熊美香アナと寺島淳司アナがアシスタントを務めているが、この2人に加えて山本アナも出演。山本アナは、2011年入社で、現在『PON!』や『Going! Sports & News』に出演しているが、同番組の男性アシスタントは、徳光和夫、高橋雄一アナ、寺島アナに続き、4代目となる。山本アナは「自分が携わることになるとは、思ってもみませんでした。今はまだ気持ちの準備をしているところですが、料理のできる"料理男子"を目指して頑張りたいです」と気合十分。「外食ばかりで偏った食事が多いので、この番組を通してしっかり学びたいです」と、私生活の改善にも意欲を示した。日テレの山本由緒プロデューサーは、サッカー経験のある山本アナに「持ち前の運動神経の良さがどのように『料理』という世界で活きていくのか、今から楽しみにしています」と期待を寄せている。
2016年12月13日●青森ロケは孤独との戦い2012年6月にSP番組として産声を上げ、2013年1月にレギュラー化されたテレビ東京のドキュメントバラエティ番組『YOUは何しに日本へ?』(毎週月曜 18:55~)が好調だ。成田空港で出会った外国人(YOU)に突撃インタビューを行い、面白かったYOUには密着取材をする一寸先が全く読めない同番組のスタイルは視聴者からの支持を集め、このほどDVDが発売された。時代の波に背中を押された同番組スタッフたちの思いとは? そして、"素人もの"が人気のテレビ界の現状をどう見ているのか? 同DVDにも収録されている日本縦断自転車旅「マーティン編」を担当した森辰雄ディレクターに話を伺った――。――ついに『YOUは何しに日本へ?』のDVDが発売されました。森さんがディレクターとして担当された、自転車で日本中を旅する伝説のYOU・ドイツ人のマーティンさんの回も収録されています。ちなみにマーティンさんはその日、成田空港で何人目にインタビューされたYOUなのでしょうか?何人目かはちょっと覚えてないんですけど(笑)。空港で彼を見つけた瞬間は覚えていますね。スーツケースなんかをガラガラと引っ張っている人が多い中、彼はカバンがたった一個。さらになんか「明らかに間違ってるなこの人(笑)」と思わせる日本のキャラクターによく似たキャラがプリントされた変な黒いTシャツを着ていたこともあって気になって(笑)。「声をかけてみよう」って感じがありました。――その後、"(東京の)青山"へ行くと言っていたはずのマーティンさんが「実は"(東北の)青森"の覚え間違いだった」と激白してから伝説の自転車旅が始まります。あまりによく出来た笑い話なのですが(笑)、あれもガチだったのですか?本当にビックリしましたよ。さらには飛行機とか新幹線で行けばいいのに、その場で「鈍行で行く」と言われて(笑)。「マジか!?」と(笑)。それを聞いて「今から青森か…」「カメラマンや通訳さんの手配はどうしよう」と悩みながら仕方なく、ひとりでマーティンに着いて行ったのですが、僕は英語が流暢なわけではない。カメラも自分で回していたので、青森ロケの途中で急きょテレビ東京に電話して「僕ひとりじゃ辛すぎます」と応援を呼びました。孤独との戦いでしたね(笑)。――それから「伝説」と呼ばれる自転車旅が始まります。放送されているシーン以外にも何かエピソードはあったのですか?今回のDVDの特典映像に入れさせてもらっているものです。僕たちはマーティンの自転車の旅に追走させてもらって撮影していたのですが、放送で見ると単純に外国人が自転車に乗っているだけの映像になってしまうという判断でカットされたもの(笑)。今回は敢えてそちらも入れさせてもらっています。――ほかにカメラが回っていないところで印象的だったことは?彼が日本を去るときに、彼は自分の愛車「ダブルフロントライト」を僕にくれました。本当は彼も日本に友達がいて、その友達にあげるかなど悩んでいた時期もあったようなのですが結局、軽いノリで僕に譲ってくれたんです。その1年後、僕がその「ダブルフロントライト」を彼のいるドイツに届けに行くのですが、カメラが回っている中でも感謝してくれましたけど、回ってないところでも、ただ僕が彼を喜ばせたいという部分を超えて「やっぱり君にあげてよかった」と言ってくれました。「君にあげたから、愛車がちゃんとドイツに来てくれた」って。壊さずに持っていくことは大変でしたが、持って行って良かったですね。また、彼の友達とバーベキューもしたのですが「撮影はやめて一緒に楽しもうよ」と。日本旅の時から彼はこのセリフを言っていたのですが、その時は一緒に飲み始めてしまいました(笑)。――カメラが回っていないところでも当然、交流があるわけですね。むしろ 、僕らにとってはその時間が重要で。話しているうちに人となりや家族構成なども分かってきますし、例えばバーベキューの時はサプライズで、マーティンが日本で出会った人たちからのメッセージを撮影して持って行っていたんです。ですから、飲んで話している間に、思い出してもらえるように軽いジャブを(笑)。――なるほど(笑)。ほかにどんな話をしたんですか?マーティンが「ダブルフロントライト」を青森の中村輪業さんで買ったとき、学生カバンが入る横のカゴを中村さんが無料でつけてあげようとしたんですね。ですが彼は断った。理由は「カッコ悪いから」 (笑)。そのあたりにも彼なりのこだわりがあって好き嫌いもハッキリした楽観的な人物なのですが、ドイツで再会した時は「旅にあれがあったら物も入れられるし、めちゃめちゃ便利だった」って後悔していました(笑)。僕も中村さんのところへメッセージビデオを撮影に行ったときに「あのカゴは置いてありますか?」と聞いたのですが、「もう捨てちゃったよ」と言われて……。――番組とマーティンさんの出会い同様、まさに"一期一会"の品だった。ええ。彼はいつも妙なところで自身のこだわりを見せるので。日本旅でも別のTシャツも持って来ていたのですが、あの変な黒いTシャツは、彼にとって「ここぞ」というときのTシャツだったり。僕たちにとってはどうでもよく見えるのですが(笑)。その後、僕は彼がロシア人の彼女とロシアで開催した結婚パーティーにも呼んでいただけました。そこにもカメラを持って行ったのですが、もし上司から「そこへ行っても何も撮れないでしょ?」と言われたら自腹で行くつもりでした。彼は恩人ですし、大切な友人でもあります。――自腹を切るロケもあるのですか!?それはさすがにありません(笑)。上司から「マーティンだったら面白いものが撮れそう」と言ってもらえてガッツポーズでしたね(笑)。その結婚式の様子もDVDの後半に少し入れさせてももらっています。この後も彼とは現在も連絡を取り合っていますし、新しいチャレンジでドイツから自動車でユーラシア大陸を横断して日本まで来るという彼の夢にも参加させてもらっています。成田空港での「なんか変なTシャツ着てるな」という思いから始まった出会い。それがここまでの不思議な広がりを見せていることを感慨深く思っています。●外国人に密着することの難しさ――番組についての素朴な疑問をお伺いします。まずロケスタッフなのですが、何人で外国の方に密着されているのでしょうか?基本クルーは、ディレクターと翻訳、そしてカメラマンの3人です。――ディレクターは必ず白いシャツを着ていますが、それは"決まり"なのですか?決まってはないんですけど、この番組で、成田空港で最初にインタビューを行ったのが僕だったんです。そのとき、僕がたまたま白いワイシャツを着ていたから、その映像を見ていたスタッフが「みんなこれに合わせない?」って。――では森さんが白いワイシャツを着ていなかったら違うものになっていた!?はい (笑)。ですから特に深い意味もないですが、統一感も出ますし、また極力ディレクターの個性を抑え、外国の方にスポットライトを当てたいということもあります。――今となっては、この格好を見れば『YOU~』のロケだと分かってもらえますよね。番組当初は、僕らが成田空港でロケをしていると「誰か有名人が来るんですか?」と言われていたのですが、今となっては、ありがたいことに「いつも見ています」と。それは励みになりますね。――あと、これは視聴者も聞きたいことだと思うのですが……密着する外国の方へのギャラは、本当に支払われてないのですか!?払ってないです。そもそも彼らは"観光ビザ"で入国しているので、ギャラをもらう……つまり働くには"就労ビザ"が必要になってきますから。法律上のことは関係ないにしても、「ごめんなさい、謝礼とかないですけど」と僕たちは必ず前置きします。ですが「欲しい」って人には僕は会ったことがありません。会っても「ごめんなさい」とお別れするだけです。――次に「外国の方に密着する」ということについてですが、やはり日本人に密着することと比べて、なにかしらの苦労は伴うのでしょうか?まず単純に言葉の壁があります。また、彼らは日本人のように「きっちりとスケジューリングをして楽しむ」ということをしない方も少なくないので、成田空港で密着の約束をして、待ち合わせ場所に彼らが訪れるかどうかが僕ら的には大きな山場になります。来ないときは本当に来ないですから(笑)。――DVDに収録されている「指さし編」でも、ディレクターが待ち合わせ場所に来たら、彼らはもう旅に出発した後だったとか(笑)。そうなんです(笑)。彼らは僕らの撮影のために旅をしているわけじゃないので、基本僕らは関係ないんです。――撮影のために彼らを邪魔しないことも基本ルールですよね。はい。僕たちは彼らに合わせることしかできません。ですから密着の前に彼らに言ってあります。「分からないこととか、相当なトラブルがあったら勿論、僕たちも助ける。でもそれ以外は君たちの自由にやってもらってもいいし、逆に、あんまり僕らを頼らないでね」と(笑)。ノーギャラでこの条件でダメならこちらも諦めますし、でも「いいよいいよ」ってノリの方は意外と多いですよ(笑)。――相手は外国の方、さらには素人さん。しかもこちらが演出をしないという条件でのロケ番組で、番組が成立するか不安になりませんか?めちゃめちゃ不安になります(笑)。例えば"大家族もの"のように、皆が興味あるテーマだとかドラマ性がなければ映像としては見ていられない。この番組でも実際に密着をして、ストーリーとして「ただ観光をしただけだよね」ということは多々あって、お蔵入りになることも山ほどあります。――お蔵入りになると、密着されたほうがガッカリしませんか?カメラが回ってないときの会話などで、お互いが理解し合えるよう、しっかり関係性を作っておくことも大切です。こちらの力足らずでお蔵入りになるわけですし。お金を払えない分、僕たちも気を使いますし、踏み込んではいけないところには踏み込まない。彼らの"お気持ち"で密着が成り立っていることに意識を置いています。●素人は芸人を超える瞬間がある――昨今、素人さんを扱う番組が増えて生きているように思うのですが、そうした番組が増えていることについて、何か思われることはありますか?僕もぶっちゃけで言うと、芸人さんとワイワイやるバラエティ番組のほうが自分に合っているかなって思った時期がありました。ですが素人さんを取材させてもらうと、芸人さんも超える瞬間、予想を超える瞬間があるんですね。よりハプニングが起きやすいと言えるかもしれません。――確かに今、ネット動画などで素人さんがさまざまなことを発信されていて、それがよく話題になっています。そうですね。それで視聴者の方々が素人さんを受け入れやすい素地も出来てきているような気がします。テレビ番組のように"作られたもの"ではない魅力もあるでしょうし、そこに自分を重ね合わせやすい部分もあるでしょう。素人さんは芸人さんたちのように一芸に秀でた方ではないのかもしれませんが、親近感という部分では強い。……ただ、実は僕も素人さんで番組を作っている予定はなかったんですけどね(笑)。これまで僕は芸人さんで番組を作ったこともあり、そういったディレクションの一生のプランから言うと「なんで僕は外国人を撮っているんだろう?」と、ポカンとすることがたまにあります(笑)。――ちなみに、森さんのディレクションのこだわりとは?例えば『YOU~』であれば、カメラを回していない中で密着している外国の方とお酒を飲んでみたり。めちゃめちゃアナログな"飲みニュケーション"という古いやり方をしていますね(笑)。この番組の僕の上司とも「僕たちは昔の古いテレビの作り方をしているね」という話をよくするんです。――それは具体的にはどういうものですか?"まず現場が面白いと思うものを"という発想だったり、"足で稼ぐ"こと。今はインターネットがあって、正直リサーチも楽。でも僕たちはちゃんと足で稼いで作り上げていく。また小さい子からおじいちゃんおばあちゃんまで皆で楽しめる番組を作るということ。限定された層を狙った番組も好きですが、家族で楽しんで見てもらっていることは僕たちの誇りにもなっています。――最近、ネットのSNSや掲示板などで「最近はテレ東さんの番組をよく見る」「テレ東さんの番組が安定している」「面白い」などの声が挙がっているのは「現場が面白いと思うものを作る」という当然のことをやっているからでしょうか?かもしれませんね。この番組もそうですし。この番組では僕らディレクターは顔出しで撮影しているのですが、そんな"顔"の見える、身近な"隣のあんちゃん"が作っているぐらいの感覚で、でも「なかなか面白いことをやるね」ってことがウケているように思います。またテレビ東京って昔から、『TVチャンピオン』(1992年~2006年)や『徳光和夫の情報スピリッツ』(1995年~2004年)など、伝統的に、素人さんといい関係性を持った番組を作るのを得意としている部分もあると思いますし。――そうして尖って作ったものが、他局でもフォーマット化されていく流れも感じられます。この番組も認知度が上がってトンガリ度は薄まってはいるかもしれないんですけど、深夜の頃とかガチガチに尖っていたと思いますね。密着の約束をした外国の方が来なくても むしろ、「それを放送しちゃえ」みたいな(笑)。「大丈夫か?」、「でもそれで尺(放送時間)が2分持つから大丈夫」っていう(笑)。そもそも、そんな簡単に密着なんて撮れませんから。――逆にリアルだと。そう。それに、どうしても密着がメインになるのですが、現場のディレクターが最も力が入るのは実は、成田空港のインタビュー。短い2、3分の枠ですけど、彼らが何をしに来たのか聞いてみたり、密着はできないけどユニークなキャラがいたり。モデルさんみたいな人がいてモデルポーズを取ってもらったり。これも放送されているのですが、僕たちも最初はインタビューだけを放送しようなんて全然思ってなかった。密着取材だけのつもりだったんですけど、ディレクター皆で見ていて「インタビューだけで結構面白い」「僕らが面白いと思っているのに放送しないのは違うだろう」と(笑)。こういったマインドだからこそ、番組が未だに続いている部分はあるかもしれませんね(笑)。――改めて番組への抱負などはありますか?皆で話しているのは、東京オリンピックまでは続けようと。ただ、オリンピックの年は、オリンピックで来た人しか密着できなくて、スポーツの映像ばかりになるのでは、という懸念はあります(笑)。――先日、日本に来る海外旅行者が過去最高を記録したということもニュースになり、番組にも追い風が吹いているようにも思います。その追い風にうまく乗れたってことはあるかもしれません。政治家の麻生太郎さんも公演会でこの番組について「とても素晴らしい番組です」みたいな話をされていて。政治家の先生方が見るような番組ではないんですけど(笑)。ただ、外国の方々から見たリアルな日本の姿が見られますし、僕らは"ドキュメンタリー"だと思って作っている部分もある。今後も"笑えるドキュメンタリー"を作っていけたらと思います。――最後に、この番組のDVDの見どころを教えてください。DVDでは、私をはじめ現場にいたディレクターが副音声で、マニア向けにいろいろ話をさせていただいています。いつもの『YOU~』とは違った楽しみ方もしてもらえるかなと思っていますし、また何回見ても「後ろにこんなものが映っていた!」など新たな発見もあるはず。初めて見てくれる方には、何が起きるか分からないところを楽しんでもらえれば。いきなり「川の中に飛び込んじゃった!?」など、想像をはるかに超えてくれるはずです。永六輔さんの「最後は素人さん」ではないですが、どんなに偉い作家さんでも書けないような、何が起こるか分からない、"成田空港から始まる旅"をぜひ楽しんで下さい。(C)テレビ東京
2016年11月29日毎回ゲストが自分だけの第2の故郷“アナザースカイ”を訪れるという旅バラエティ「アナザースカイ」。11月18日(金)今夜の放送ではゲストに年内でAKB48からの卒業を発表した島崎遥香が登場。ファッション最前線のタイを旅する。2009年にAKB48の研究生オーディションに合格、同グループ入りした島崎さん。約1年の研究生生活を経て2010年末に正規メンバーに昇格、2012年「真夏のSounds good!」で選抜メンバーとなると同年の選抜じゃんけん大会で優勝、同年12月に発売された「永遠プレッシャー」で初センターの座を射止め、AKBの“次期エース候補”として注目を浴びることに。その後2014年の選抜総選挙で7位となるなど主力メンバーとして活躍。総選挙で司会を務める徳光和夫に対するそっけない対応を始め、ファンに対してもマイペースを貫く彼女の立ち振る舞いは“塩対応”と呼ばれ、グループでも独自のポジションを確立した。また2016年4月から日本テレビ系で放送された「ゆとりですがなにか」への出演や、7月に公開された映画『ホーンテッド・キャンパス』ではヒロイン役を演じるなど女優としての活動も活発化させている。そんな島崎さんが今回訪れたのは、ファッションの流行発信地として現在注目を浴びるタイ。洋服が好きだという島崎さんはタイで大好きなブランドや人気ショップを巡る。さらにタイ料理にも挑戦するが、パクチーやセロリが嫌いだという島崎さんは食レポをやり遂げることができるのだろうか?さらに7年間にわたる活動を経て先日卒業を発表したAKB48に対する想いも語ってくれる。AKBを卒業する“ぱるる”のこれからの目標とは!? 放送をお楽しみに。11月16日にはAKB48ラストシングルにしてセンター楽曲となる「ハイテンション」をリリースし、12月26日の卒業を経て新たな世界にはばたこうとしている島崎さんがタイで感じたものとは!?「アナザースカイ」は11月18日(金)今夜23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月18日テレビ東京系ドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(毎週金曜 24:12~)の第5話が、4日深夜に放送され、SNSを中心に話題を呼んだ。同作は山田孝之演じる勇者ヨシヒコが魔王を倒す冒険を描く人気シリーズの最新作。2011年に第1弾『勇者ヨシヒコと魔王の城』、2012年に第2弾『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』が製作されている。福田雄一が脚本・監督を務め、"低予算冒険活劇"として話題を呼んでいる。勇者ヨシヒコ一行が、魔王を倒すため、運命の玉を持つ7戦士を探す。第5話では、ヨシヒコ一行がたどり着いた”ダシュウ村”で物語が展開。オーバーオールにタオルを巻いたマッツ、ターチ、グッチ、ナガサ、そしてモノマネ芸人・ホリの演じるリーダーの5人組が登場した。村人たちは魔物・ニッテレンに操られ、身体が勝手に農作業を始めてしまう、という呪いをかけられていた。ヨシヒコ一行は助けの神々に会いに行くが、シエクスンは死亡、テレアーサ(マギー)は事件解決に追われ、テブエスは「日曜夜になると稀に最強になる」という状態で、結局バナナをかぶった弱そうなテレート(柄本時生)とともにニッテレンに立ち向かう。テレビ各局のパロディといった内容に、Twitterでも「攻めすぎwww」「喧嘩売ってる」「狂気を感じる」と大きな話題となった。メレブ役のムロツヨシも、自身のTwitterで「ザワザワいっている」「いうかな、とは思ってみたりしたが、やはり、ザワついてるようだ、」と反応していた。また、5話ゲストとして他に鈴木浩介、安藤亮司、末松暢茂、とにかく明るい安村、そして徳光和夫が登場した。(C)「勇者ヨシヒコと導かれし七人」製作委員会
2016年11月05日女優の藤原紀香(45)さんと歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)さんの結婚披露宴が2016年9月28日に行われます。司会はフリーアナウンサーの徳光和夫さん(75)が担当し、披露宴には歌舞伎役者や芸能人らが600人以上参加する豪華なものになると言われています。豪華な披露宴と聞けば、やはり気になるのが列席者への“引き出物”。『週刊女性』によると、今回の引き出物は紀香さんが普段から愛用している“水素”の発生機器とのこと。贈られる水素発生機器の値段は定価で8万円以上と目され、この日のためにオーダーメイドで作ったそうです。紀香さんらしい、列席者の健康を願ったステキな引き出物ですが、ネット上では批判的な声が多く飛び交っています。●紀香、披露宴の引き出物は水素発生器!? ネットでは批判的な声が相次ぐ『いらねーーーーー!』『出た水素(笑)。これもらった方は捨てるわけにもいかんし、最悪だな』『紀香は前にテレビで「水素水はこれから人間を救っていく」とか言ってたからな』『この人さぁ、旦那にも水素風呂を強要してたよね。ほとんど宗教だね』『マジな話、この人わざとネタ提供してるでしょ。世間から注目されたくて必死なんだろうな』『高いご祝儀を払って得られるのが、何の効果もない水素発生機器か……やるせない』『これは披露宴会場を爆笑させるための紀香の策略』『高畑淳子も水素水にハマってたけど、水素水信じている芸能人ってうさんくさいよね』『梨園の妻は夫を立てなきゃいけないのに、引き出物もろ紀香の趣味じゃねぇかw』などなど、引き出物に水素の発生機器を選ぶのはいかがなものか、という声が相次ぎました。今回が2回目の披露宴となる紀香さん。今後のさらなる活躍に期待したいですね。【画像出典元リンク】・藤原紀香「☆氣愛と喜愛で♪ノリノリノリカ☆」Powered by Ameba/(文/パピマミ編集部)
2016年09月28日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:藤原紀香と片岡愛之助が相合傘で挙式。豪華な白無垢ふたたび23日、今年3月に結婚した片岡愛之助(44)と藤原紀香(45)が京都で挙式した。世界遺産に認定された神社で、約20人の親族、約80人の報道陣、約600人の見物人に見守られて式を挙げた2人は、「おめでとうございます」の声に満面の笑み。注目を集めたのは、2度目となる紀香の花嫁姿。白無垢は婚礼衣装で名高い友禅作家が、2人の名前から「愛と香」をイメージして作られたという。愛之助がさした朱色の傘に白無垢の紀香が入り、相合い傘で境内へ歩みを進める姿が映し出された。28日には結婚会見をした帝国ホテルで披露宴を予定。多くの関係者や芸能人が招待されているほか、司会は徳光和夫(75)が務めるという。愛之助は、「豪華でも長時間でもなく、コンパクトでシンプルなものにします」と語っていたが、この日の様子を見るとジミ婚に終わることはなさそうだ。愛之助の仕事は絶好調だが、この結婚に限っては好感度を落としているのが事実。その印象をどんな夫婦像で覆していくのか、何かとさわがせてくれそうでもある。■4位:杏が出産後、初めて公の場に登場! 双子の抱っこはどうしてる?19日、杏(30)が初主演映画『オケ老人!』の完成披露試写会に出席。5月に東出昌大(28)との第1子、第2子となる双子女児を出産後、初の公の場となる。双子の出産後だけに注目を集めたのは、杏のスタイルが戻っているのか。杏は鮮やかなイエローのワンピースをまとい、以前と変わらぬスレンダーな姿で登場。会場から驚きの声も上がるなど、さすがのプロ意識を見せつけた。公の場は11カ月ぶりだったが、「人前に出るのがひさしぶりでドキドキしています」「そういえばこういう世界にいたな~って感じ。ずっと家の中にいたので、みなさんに会えてうれしい」という自然体のコメントが、いかにもこの人らしい。子育てについて聞かれた杏は、「新しい発見の毎日です」と笑顔を見せ、共演の笹野高史(68)が「1人はひざで1人は抱っこしているみたい」と明かすなどなごやかなムードに包まれた。6月には、「双子が未熟児で退院できない」という報道もあったが、この笑顔を見る限り問題もなさそうで、公私ともに順風満帆なのだろう。■3位:田中律子のスピリチュアルヨガに参加者「ドン引き」の声『週刊朝日』が報じたのは、田中律子(45)が主催するヨガの評判。田中はインストラクターとして全国をめぐり、「予約が取れないほどの人気」と評判だが、実際は参加者の評判が微妙という。ヨガの内容は、ボードを使って海上で行う「サップヨガ」。田中は『日本サップヨガ協会』を立ち上げるなど精力的だが、スピリチュアルの色合いが濃く、「自己啓発が行き過ぎ」「宗教がかっている」と困惑する声も多いらしい。同誌は、「田中がヨガの勉強をはじめたのは離婚協議の最中だったため、メンタルを意識する向きが強い。だから、エクササイズ感覚で参加すると引いてしまう人も少なくない」「実際に、『正直、ドン引きしました』という人がいる」と報じた。確かに、「大地の呼吸を体いっぱいに吸い込み、キラキラエナジーをたっぷり充電して」「身体にある宇宙から来るエネルギーの入り口を解き放ちましょう」なんて言われたら、引いてしまうかもしれない。現在、田中は沖縄と東京を行き来する生活をしているが、この秋から沖縄でヨガ教室をはじめるなど、タレント業よりも熱が入っているのは明らか。最近のテレビ局やマスコミ関係者はスピリチュアルのネタを避けるだけに、露出は減っていくだろう。■2位:小林麻央が衝撃の告白。「肺や骨にも転移しています」乳がん治療中の小林麻央(34)が、ブログで病状を明かし、がんが肺や骨に転移していることが明らかになった。麻央は毎日のようにブログを更新しているが、なかでも話題を集めたのは告知に関する記述。「生検(生体検査)の結果を聞くまでの10日間は、ひとりだけ違う時間軸に生きて、ゆっくりゆっくり皆とは違う暗闇に追いていかれるような感覚だった」と当時を振り返りつつ、「診察室に入った時の先生の表情で、『陽性だったんだな、癌なんだな』と分かった」と明かした。問題はそのあと。「この時点では、まだ脇のリンパ節転移のみだった(その後、現在肺や骨などに転移あり)」と書かれていたのだ。この告白によって、ますます心配の声が上がっているが、麻央はその後も「3人目の妊娠・出産をあきらめた」「幼稚園の運動会に行くのが目標」などと涙を誘うブログを連発。日本全国から祈るような応援メッセージが殺到している。■1位:三浦春馬が世界的ダンサーと熱愛! 所属事務所も否定せず三浦春馬(26)がダンサー・菅原小春(24)と交際していることが明らかになった。菅原は、リアーナのバックダンサーや、スティービー・ワンダーと共演したCMなど、世界的なアーティストからオファーが絶えない売れっ子。国内でもSMAP、安室奈美恵などのバックダンサーのほか、振り付けの依頼も多く、170㎝の長身を生かした独創的なダンスに加え、エキゾチックなビジュアルで広告業界からも注目されている。出会いのきっかけは、春馬からのラブコール。昨年、菅原が出演した三浦大知(29)のPVを見て対面を熱望し、知人らを介して紹介してもらったという。その後も三浦は、今年2月に菅原の公演を見に行ったほか、先月中旬には菅原がレギュラー出演するラジオ番組にも出演。最近になってツーショット目撃談も多く、交際がスタートしたと見られていた。依存のない相手だからか、春馬の所属事務所は、「プライベートなことは任せています」と事実上の容認コメント。「菅原からインスピレーションをもらった」という春馬の演技がどう変わったのか。「ファンさえも祝福モードで楽しみにしている」というのも納得できる。□おまけの1本「加山雄三にアメリカ人ゴーストライターがいた!」『週刊文春』のスクープは、加山雄三(79)のゴーストライター疑惑。今年5月、妹の元夫でアメリカ人の作詞家マイケル・ルノーから、報酬の支払いを求める通告書を送られていたという。その内容は、「加山の楽曲について英語作詞の報酬が支払われていない」「1960年代の初期から、2015年発表の新曲を含む計12曲」というから、よく今まで問題にならなかったと思ってしまう。通告書には、「今後も報酬が支払われなければ、日米両国で裁判を起こすと」の記述もあるだけに、加山にとっても穏やかではいられないだろう。加山サイドは、「ルノーはゴーストライターではなく、英語表現を修正してもらっているだけ」としているが、文春は加山がルノーの留守番電話に「君はこれまでと同じように僕のゴーストライターでいてくれなければいけないんだ」と話した音源を入手しているという。とはいえ、79歳のレジェンドをつかまえて、「今さら別に……」な感が強い。"文春砲"に対する世間の期待値はすっかり高くなっているだけに、今回は不発と言っていいかも。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年09月25日タレントの徳光正行が、26日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(レギュラーは毎週月曜20:00~20:54)の3時間スペシャルに出演し、父・徳光和夫から毎年お年玉10万円をもらい続けていることを告白する。正行は、2010年6月に結婚したが、昨年1月に電撃離婚。その原因は、自身が親のすねをかじり続けて生きてきた"クズ男"だったため、愛想をつかされてしまったと打ち明ける。こうして正行は「親に甘えてしまう人が将来、一人ぼっちにならないための授業」を展開。40歳を過ぎた現在もなお、父・和夫から毎年、お年玉10万円をもらっていることを告白するほか、自身がやらかしてしまった数々のしくじり行動を例に、「徳光式ダメ夫チェック」を実施し、将来、ダメな夫になりそうな男を見分けるポイントを伝授していく。この日の放送では、浅草キッドの水道橋博士も「固定観念に縛られて不祥事連発しちゃった先生」として登壇し、運転免許証不正取得で書類送検された結果、無収入生活に陥ったことを明かす。
2016年09月16日出演者がチームでクイズやゲームに挑戦するバラエティ「ネプリーグ」の2時間SPが9月5日(月)今夜放送され映画『四月は君の嘘』から広瀬すず、山崎賢人、石井杏奈、中川大志らが出演。ほか2つのゲストチームとクイズバトルを繰り広げる。今夜は“歳の差・三つ巴決戦スペシャル”ということで広瀬さんら『四月は君の嘘』チームのほか、小島瑠璃子、りゅうちぇる、橋本マナミ、林修ら「只今ブレーク中チーム」、東国原英夫、徳光和夫、秋野暢子、蛭子能収ら「大御所チーム」の計3チームが参戦。映画では自由奔放で個性的なヴァイオリニストを演じている広瀬さんは今回がクイズ番組初挑戦。物の名前やフレーズに英語で解答する「ハイパーイングリッシュブレインタワー」では答えが「出てこない!」と大パニックに。クイズ番組の“真剣勝負”の空気感に圧倒された広瀬さんだったが、林先生が厳選した漢字クイズに挑戦する「林先生の漢字テストツアーズ」では見事に正解を連発。また常識問題を制限時間内に答える「ハイパーボンバー」では、最終ステージのプレッシャーから「吐きそう」と緊張していることを告白。そして山崎さんは前回の初参戦時、好成績をマークした「パーセントバルーン」でまさかのピンチに。フレッシュな魅力あふれる『四月は君の嘘』チームの活躍ぶりをお見逃しなく。広瀬さん、山崎さん、石井さん、中川さんらが共演する『四月は君の嘘』は9月10日(土)から全国公開。完全無欠、正確無比の演奏で“ヒューマンメトロノーム”と称された天才ピアニスト・有馬公生(山崎賢人)は、母の死を境にピアノが弾けなくなってしまう。高校2年生になった4月のある日、公生は幼なじみの澤部椿(石井杏奈)と渡亮太(中川大志)に誘われ、ヴァイオリニスト・宮園かをり(広瀬すず)と出会う。勝気で自由奔放、まるで空に浮かぶ雲のように掴みどころのない性格のかをりの豊かで楽しげな演奏をきっかけに、公生はピアノと“母との思い出”に再び向い始める。一方かをりが抱える“秘密”にも大きな変化が訪れ…。アニメ版も人気となった「月刊少年マガジン」(講談社)連載の同名コミックが原作。主題歌を「いきものがかり」が手掛けていることにも注目が集まっている。「ネプリーグSP」は9月5日(月)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年09月05日女優の広瀬すずが、5日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ネプリーグSP』(レビュラーは毎週月曜19:00~19:57)に出演し、クイズのプレッシャーで「吐きそう…」と漏らす。広瀬は、山崎賢人、石井杏奈、中川大志とともに、映画『四月は君の嘘』チームとして参戦。今回がクイズ番組初挑戦で、1stステージから緊張のために「(答えが)出てこなぁい」とパニックに陥る。その後、林修先生が厳選した漢字クイズで正解を連発するなど活躍を見せるが、最終ステージで再びプレッシャーに襲われ、「吐きそう…」と心境を吐露。恥ずかしい勘違いもしてしまう。この日の放送には、モデル・りゅうちぇるも出演。収録が進むにつれて、体に異変が発生する。ほかにも、小島瑠璃子、橋本マナミ、東国原英夫、徳光和夫、秋野暢子、蛭子能収が登場する。
2016年09月02日旅とグルメをテーマに毎回色々な場所へロケに繰り出すバラエティ「火曜サプライズ」の8月23日(火)放送回にゲストとして神木隆之介と波瑠、羽鳥慎一が登場する。「火曜サプライズ」といえば出演者自らロケをするお店に撮影交渉する「アポなしグルメ旅」が人気だが、今回神木さんはウエンツ瑛士と共に東京の東村山へロケへ。東村山名物「黒焼きそば」とはどんなグルメなのか?その謎に迫ろうとする2人だが炎天下のためまさかの大苦戦を強いられることに。暑さと戦いながらも「黒焼きそば」を味わうことはできるのか?さらに神木さんの奇妙な私生活も暴露されるとか。そして今週末に放送が迫った「24時間テレビ 愛は地球を救う」からチャリティーパーソナリティーの波瑠さんと司会を務める羽鳥さんが登場。こちらは“ひんやりグルメ巡り”ということで、普段は熱々のあるモノが“ひんやりグルメ”化して2人の前に現れる。おでん屋、天ぷら屋、親子丼の“ひんやりグルメ”とは!? 放送をお楽しみに。今回ゲストで登場した神木さんが主演として声優を務めた映画『君の名は。』が8月26日(金)から全国公開。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない2人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』で知られる新海誠監督の最新作となり神木さんのほか、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子らが声優を担当。疾走感のある「RADWIMPS」の音楽にも注目。また波瑠さん、羽鳥さんらが出演する「24時間テレビ39」は8月27日(土)~28日(日)にかけて放送。今回メインパーソナリティーを「NEWS」が担当、今年のチャリティーマラソンランナーは林家たい平が務め、日本テレビアナウンサーの水卜麻美が羽鳥さんと共に総合司会を担当する。そのほか24時間テレビサポーターとして徳光和夫、スペシャルサポーターに今田耕司を迎え「オリエンタルラジオ」と高畑裕太が番組パーソナリティーを担当する。「火曜サプライズ」は8月23日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年08月23日旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に上田晋也、藤木直人、森泉の3人が迫るトーク番組「おしゃれイズム」。8月21日(日)今夜の放送回に「NEWS」の手越祐也が登場する。手越さんといえば「NEWS」で見せるアーティストとしてのカッコイイ姿の一方、日本テレビ系「イッテQ」では“エンターテイナー手越”と呼ばれ、パンツ一丁で全身に蜘蛛のボディーペインティングを施してドッキリを仕掛けたり、スペインでダブルダッチに挑戦したほか世界じゅうで様々な過酷なロケを敢行し評判を呼んでいるが、今回はそんな過酷ロケ秘話や、6年続けてるという日記についても語るという。さらに番組では激辛料理を堪能するほか「NEWS」のメンバーである加藤シゲアキや「NEWS」としてだけでなく「テゴマス」としても活動している増田貴久が登場、手越さんの素顔を暴露するほか、小山慶一郎からの手紙も紹介。今年メインパーソナリティーを務める「24時間テレビ」への想いが明かされる。手越さんをはじめとした「NEWS」がメインパーソナリティーを担当する「24時間テレビ39」は8月27日(土)~28日(日)にかけて放送。今年は「愛~これが私の生きる道~」をテーマに「NEWS」のほかチャリティーパーソナリティーに女優の波瑠。総合司会は羽鳥慎一と日本テレビアナウンサーの水卜麻美。24時間テレビサポーターには徳光和夫、スペシャルサポーターには今田耕司を迎え「オリエンタルラジオ」と高畑裕太が番組パーソナリティーを担当。林家たい平がチャリティーマラソンランナーを務める。また「NEWS」加藤さんと沢尻エリカによるドラマ「盲目のヨシノリ先生」が27日21時ごろから放送される。“王子”と呼ばれるジャニーズ随一のエンターテイナー・手越さんの隠された素顔が明かされる「おしゃれイズム」は8月21日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年08月21日今月7日に亡くなった放送作家・タレントの永六輔さんが初代旅人を務めた、読売テレビ・日本テレビ系旅番組『遠くへ行きたい』(読テレ毎週日曜7:00~7:30、日テレ毎週土曜6:30~7:00)では、永さんの過去の名シーンを特集する追悼企画を、17日に放送する。永さんは、1970年10月4日に放送開始した同番組の初代旅人で、主題歌「遠くへ行きたい」の作詞も担当。2013年8月11日の放送まで、のべ82回にわたって出演し、全国の人たちとふれあってきた。今回の追悼企画では、その姿をVTRにまとめ、徳光和夫がなエーションを務める。1974年から制作を担当する、テレビマンユニオンの村田亨エグゼクティブプロデューサーは「旅の仕方のすべてを教えてくれたのが永さんでした。当時テレビは一般の人にとってとても珍しいもの。カメラがいることで彼らの日常を乱してはいけない。取材をするんじゃなくて、取材をさせていただくんだということを教わりました」と述懐。さらに、「永さんはテレビを見る人がどうしたら面白く見られるかを常に考えていた人でした。何か面白いことを見つけると、いきなり走り出す。現場で起こることをとにかく楽しむ人でした」といい、今回の追悼企画は、その"集大成"として放送すると話している。
2016年07月12日歌手の森昌子が、あす30日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系特番『甦る歌謡曲! 昭和スターお宝映像発掘SP』で、子役時代の美空ひばりのモノマネを披露する。この番組は、和を彩った懐かしの名曲を貴重映像で振り返るほか、昭和歌謡に詳しいプレゼンターたちが知られざるエピソードを語り尽くしていくという人気シリーズで、司会は高橋英樹・真麻親子が担当。この中で、かつて歌手がモノマネを競い合っていた同局系の番組『象印スターものまね大合戦』(1967~77年)の映像を紹介し、当時アイドルながら"モノマネ女王"として活躍していた森が、エピソードを披露する。そして、デビュー当時から美空にかわいがってもらっていたという森が、今は自身のコンサートでしか披露していないという、美空の"再現モノマネ"をテレビで初公開。初期の名曲「悲しき口笛」(1949年)をタキシード姿、「東京キッド」(1950年)をベレー帽姿で熱唱し、プレゼンターの徳光和夫は「全然昌子ちゃんの声じゃないよ! ひばりさんの声だ!」と絶賛する。
2016年06月29日●小山が語るNEWSの歴史…「13年前には9人でデビュー」1978年から放送が始まり、「愛は地球を救う」をコンセプトに毎年行われている日本テレビ系チャリティー番組『24時間テレビ』。39回目をむかえる今年は、メインパーソナリティーにアイドルグループ・NEWSの小山慶一郎、加藤シゲアキ、増田貴久、手越祐也の4人が就任した。さらに、チャリティーパーソナリティーに女優・波瑠、総合司会には羽鳥慎一アナウンサーと水卜麻美アナウンサー、24時間テレビサポーターには徳光和夫が決定。メインパーソナリティー陣が出席し、23日に行われた制作発表会見の模様を紹介する。○小山「グループ存続の危機を乗り越えた」NEWSが同番組のパーソナリティーを務めるのは、2009年以来7年ぶり。その頃6人だったメンバーは4人となり、小山・加藤は「4人になってからは初めて」と口をそろえ、新たな気持ちで取り組むことを誓った。メンバー最年長の小山は、NEWSの歴史について赤裸々に語る。小山:僕たち13年前に9人でデビューしまして、結成から3年で6人になりました。そこではグループ活動ができないという事態になっていました。そこから7年前に6人で24時間テレビのパーソナリティーをやらせて頂きまして、そこから更に2人抜けることとなり、4人となりました。4人で活動していく中でグループの存続の危機というのも4人で乗り越えてきました。メンバーの脱退を繰り返し、「今まで当たり前にできていたことができなくなった」と語る小山は、今回新たにパーソナリティーに選ばれたことに対し「皆さんの中にNEWSというグループが存在しているんだ」と嬉しくなり、4人でのパーソナリティーに特別な思いを抱いたという。最後に小山は、「4人のNEWSが皆さんの中に少しでも浸透していければ」と、”メンバー愛”を示した。○手越「もっともっとポジティブに」メンバー最年少の手越も、「僕らは決して潤風満帆にこれたわけじゃない」と心情を吐露。「正直、NEWS 解散という思いが僕自身ありました」と明かした。「自分が輝いていこう、個で頑張るしかない」と思いつめていた気持ちが変化したのはファンのおかげだったと話す。手越:こんなに僕らのことを考えてくれる方がたくさんいるのに「解散」という形で裏切るのはちょっと違うなって思わせてくれたのが、ファンの人の愛でした。僕自身が凄くポジティブな性格なので、障害のある方って、もちろん悩みを抱えているとは思うんですけど、それを乗り越えてすごくポジティブな方が多いので、そういう方々と触れ合うことによってもっと前向きになれたと思います。多くの方と触れ合って「得たものを発信していきたい」と抱負を語る手越は、「必死に24時間完走していきたい」と、改めて決意を表明した。●増田、加藤が語る「自分たちが受けた愛」○増田「今までで一番、NEWSが期待していただけている時期」NEWSのコンサート衣装も手がける増田は、パーソナリティーの話が決まった時「メンバー皆でガッツポーズをして、ハイタッチをして喜んだ」とエピソードを披露。今までになく喜んだ4人だが、番組に向けて方向性が一箇所に絞られ、より絆が深まったという。増田:存続の危機があった中で4人がどうしたらいいんだろって考えて進んできた道っていうのがありまして、その中で 4人のNEWSに任せて頂けるということ、独り立ちができるようになったことが少しずつ出てきて。その中で、今までで一番NEWSが期待していただけている時期なのかなって思っています。4人で再スタートを切ってから5年が経ち、さらに輝きを増したグループとして、「『期待に応えるんじゃなくて期待を超えていけるように」しっかりとがんばっていきたいなと思っています」と、頼もしい姿を見せた。○加藤「自分たちが愛を返す番」小説家としても活躍し、今回は番組内のドラマスペシャル『盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~』の主演という大役も務めることとなった加藤シゲアキ。4人になって、24時間テレビがもう一度できるとは思ってもいなかったと語る。加藤:いろんなことがありましたけど、7年前一度やらせて頂いた時は、正直なところ多分24時間テレビをやるということの意味がよくわかっていなかったんじゃないかと、振り返って思います。小山が言ったように、当たり前のことが当たり前じゃなくなった僕らだからこそ、改めてこの24時間テレビのすごさに、気付かされたなと思っています。僕たちがここまでやってこれたのは、いろんな方の支えと愛だったなと感じています。今度は自分たちが「愛を返す番」と表現した加藤は、「NEWSにしかできない愛を日本中に、沢山の方に届けたい」と、全国の視聴者に向けて宣言した。今年の『24時間テレビ39 愛は地球を救う』のテーマは「愛 ~これが私の生きる道~」。強く前向きな生きる道を選んだ人々にスポットを当てる。グループとして解散の危機を乗り越え、生き返ったNEWSというパーソナリティーがどんな愛の形を見せてくれるのか、放送は8月27日~28日の予定だ。
2016年06月25日HKT48の指原莉乃が18日、新潟・ハードオフエコスタジアム新潟で行われた「第8回AKB48選抜総選挙」の開票イベントで、総選挙史上最多票数となる24万3,011票を獲得。昨年に続いて1位に輝き、史上初の連覇を達成した。檀上で指原は「みなさん、本当に本当に本当に、ありがとうございます」と深々と頭を下げ、「あっちゃんも優子ちゃんも達成できなかった連覇。私なんかがという気持ちはありますが、達成できたこと、心からうれしく思っています」と目に涙を浮かべてあいさつ。「この1位で3回目の1位になります。どうか私を1位として認めてください」と訴え、大きな拍手が送られと「私はスキャンダルで仕事が増えましたし、スキャンダル成金と思われてもおかしくないような仕事っぷりですが、今まで1位をとってきたメンバー同様、ファンの絆は厚いと思っています」と自虐を交えて語った。さらに、「私のファンのみんなが無理に無理に無理を重ねて頑張ってくれた1位です。どうか、私に心からの"おめでとう"をお願いします」と呼びかけた指原。一斉に祝福の声が上がると、「いつかみんなみたいに『おめでとう』って言ってもらえる1位になりたいと思っていました。本当に幸せです。ありがとうございます」と幸せをかみしめた。また、「HKTのメンバーのみんながたくさん上位になり、みんなのうれし涙に幸せをもらい、ランクインできなくてもメンバーの順位を素直に喜べるみんながいること、とても幸せです」とHTK48のメンバーにメッセージ。2月に祖父が他界したことも明かし、「トロフィーを持って大分に帰って、1位になったこと報告したいと思います」と語った。スピーチ後、司会の徳光和夫から「連覇はすごいね?」と声をかけられると、「幸せですね。ただ、私はまゆゆや横山が引っ張って、作っていくAKBが大好きなので、その2人の後ろに立って、2人に引っ張ってもらって、迷惑をかけないよう頑張りたいと思います」とコメント。渡辺への言葉を求められると、「私はライバルはいないと、ずっと恥ずかしくて言ってきましたが、私にとって最高のライバルは麻友です」と打ち明けた。そして、「これからも国民的アイドルと呼ばれるグループにまたなれるよう、素敵なグループを作っていきましょう」と呼びかけると、渡辺も感激した表情でその言葉を受け止めた。≪指原莉乃 スピーチ全文≫みなさん、本当に、本当に、本当に、ありがとうございます。あっちゃんも優子ちゃんも達成できなかった連覇、私なんかがという気持ちはありますが、達成できたこと、心からうれしく思っています。ありがとうございます。おこがましいんですが、1つだけお願いがあります。私もこの1位で3回目の1位になります。どうか、どうか私を、1位として認めてください。私は、スキャンダルで仕事が増えましたし、スキャンダル成金と思われてもおかしくないような仕事っぷりなんですが…そうなことあるでしょ(笑)。私は、あっちゃんや優子ちゃんや麻友とは違って企画物だと思われてもおかしくない、自分でもちゃんとそう思っています。間違えたことばかりだし、たたけばほこりしか出てきません。だけど、今まで1位をとってきたメンバー同様、ファンの絆は厚いと思っています。なので、私の1位は当たり前じゃありません。私が1位、倒せない…そういうことではなく、私のファンのみんなが無理に無理に無理を重ねて頑張ってくれた1位です。どうか、私に心からの"おめでとう"をお願いします。(祝福の声を受け)いつかみんなみたいに『おめでとう』って言ってもらえる1位になりたいと思っていました。本当に幸せです。ありがとうございます。そして、HKTのメンバーのみんな、たくさん上位になり、みんなのうれし涙に幸せをもらい、ランクインできなくてもメンバーの順位を素直に喜べるみんながいること、とても幸せです。いつも数えきれないほどの幸せを、本当にありがとう。みんながグループのセンターになり、1桁の順位になり、どんどん大きくなっていくことが私の心からの幸せです。みんながいるから頑張れます。そして、個人的なことではあるんですが、2月に大好きな祖父が他界しました。忙しいことを理由に会いに行けなかった後ろめたかったから、大分に帰ったことはたくさんあったのに、まだ祖父に会いに行くことができていません。ですが、支えてくれるメンバー、こうしてお祝いしてくれるファンのみなさんがいる、そう思うこと、今こうやって1位として連覇をしてこの場に立っていること、祖父が喜んでいると思います。あらためて、トロフィーを持って大分に帰って、1位になったこと報告したいと思います。それも含めてみなさんのおかげです。本当にありがとうございます!(C)AKS
2016年06月18日AKB48の渡辺麻友(22)が18日、「第8回AKB48選抜総選挙」で17万5,613票を獲得したが、HKT48・指原莉乃(23)に一歩及ばず、2位という結果に終わった。渡辺は一昨年1位に輝いたものの、昨年は3位。指原の史上初となる2年連続1位を阻止すべく、「1位奪還」を目標に掲げていた。中間発表となる速報では、4万1,127票の指原に対し、4万2,034票と僅差ながらも1位になっていた。司会の徳光和夫が第2位の発表で「AKB48……」と言ったところで、開票会場となったHARD OFF ECOスタジアム新潟は大歓声に包まれた。2連覇を確信した指原は飛び上がり、叫びながらのガッツポーズ。渡辺は2位まで押し上げてくれたファンに感謝するような仕草を見せ、笑顔でマイクの前に立った。約6分間のスピーチでは、冒頭には1位になれなかったことの悔しさをにじませながらも、そのほとんどをファンへの感謝の気持ちとグループ愛を伝えることに割いた。中でもグループの現状に触れる場面ではあふれ出そうになる涙を必死でこらえながら、「AKB48をこのまま終わらせたくありません」。最後まで"悔し涙"を流すことはなかった。以下スピーチ全文。「あらためまして、AKB48チームBの"まゆゆ"こと渡辺麻友です。いやー! 悔しい。本当に。いやー。速報発表で1位にさせていただきまして。私、2年前の総選挙で1位をとらせていただきまして、去年は残念ながら2連覇ならずで3位。今年は『返り咲くぞ!』『1位とるぞ!』とファンの方と一致団結して今日まで歩んで来たので……残念ながら1位になれなかったのはとっても悔しいです。やっぱり……やっぱりあの壁はすごい高いなと。なかなかあれは誰も越えられないなとあらためて今日、思いました。でも、本当に今日のこの日まで日本のファンの皆さん、そして、海外のファンの皆さんも本当に一丸となって私のことをたくさん応援してくださって、この選挙期間も本当に不安で不安で。もう、このまま逃げ出してしまおうかと悩んでしまった日もあったり、本当にしんどい選挙期間だったんですけど、そんな中で握手会とか、そういうファンの方との交流の場でみなさんが『僕が、私がついてるから大丈夫だよ。安心してね』と本当に心強い言葉をかけてくれて。その言葉が本当にうれしくて本当に励みになったし、とっても勇気づけられました。なので私は今日無事にこうしてステージに立てています。正直に言いますと、今AKB48はピンチだと思います。たくさんの先輩方が卒業していって、今いるこのメンバーだけでは、カバーできない部分も出てきました。でも、私は先輩方が作ってくださったこのAKB48をこのまま終わらせたくありません。これからもこの先も、このAKB48グループが何十年先もたくさんの方に愛され続けるグループであるように、私自身のこともたくさん成長させてくれたこのグループと、いつも支えてくださるスタッフの皆さん、そしていつも温かい愛を届けてくださるファンの皆さんへの感謝の気持ちを込めてAKB48グループの未来のために私もたくさんグループに貢献して行きたいです。そして、今いる後輩メンバーたちにも伝えたいことがあります。私は12歳でAKBのオーディションに合格して、このグループに入りました。それから今22歳で今10年目に入ったんですけども、すべてを犠牲にして10代のほとんどをAKB48にささげてきました。今、この見えている景色は当たり前じゃありません。これからこの先、ずっとこの同じ景色を見続けられるとは限りません。なので、みんなには本当にこうして日々支えてくださるファンの方とこの恵まれた環境への感謝の気持ちを忘れずにいてほしいなと思いますし、この今という一瞬を悔いのないように、努力を惜しまず、日々歩んでいってほしいなと思っています。これからも私はAKB48のメンバーとして、その責任と誇りを胸に、日々精進して参りたいと思います。皆さん、本日は本当にありがとうございました」
2016年06月18日アイドルグループ・AKB48の島崎遥香(22)が、17日深夜に放送された『第8回AKB48総選挙直前SP』(24:55~25:05)に出演し、「第8回AKB48選抜総選挙」にかける思いを語った。島崎の総選挙での順位は2014年は7位、昨年は9位。今年は速報17位と出遅れた。過去の総選挙では、スピーチの場面で司会の徳光和夫の質問に答えず"塩対応"と話題になったこともあったが、番組で島崎は「総選挙は最後にしようと思っているので、最後のスピーチはちゃんと考えています」と語った。そして、ファンの存在について、「こんなに私のことを思ってくれる人がいるってすごい」とコメント。「血のつながりもないし、そんなよくわからない女の子のことを必死に思って…そういう方がいるっていうのは、私何者なんだろうって不思議な感覚になったし、ありがたい」と感謝の思いを伝えた。また、アイドルではない普通の生活を送っている同世代をうらやましいと思うことが「恋愛に関していえばあるかもしれない」と言い、「まだ人生を楽しめてない気がします」と発言。休みの日はよく部屋の掃除をしているそうで、「好きというか無心でいられるから。おうちにいるといろいろ考えてしまうことが多いので、何か考えない時間が作れないかと思って、お掃除が一番よかったです」と説明した。
2016年06月18日3月末でテレビ朝日系『報道ステーション』を降板したフリーアナウンサーの古舘伊知郎(61)が、6月10日放送のTBS系バラエティ番組『ぴったんこカン・カンスペシャル』(19:56~)にゲスト出演することが1日、わかった。『報ステ』降板後初のバラエティ出演、TBS登場は12年ぶりとなる。番組では、古舘と安住紳一郎TBSアナウンサーが、古舘の生まれ育った街、東京都北区・滝野川を散策。そして、古舘が高校・大学を過ごした立教学院を訪れ、みのもんたや徳光和夫らを輩出した立教大学放送研究会の部員が集まっている教室で、アナウンサーを目指している部員を前に古舘は学生時代の驚くべきエピソードを披露する。その後、古巣・テレビ朝日のある六本木で、同期入社の南美希子と対面。南がアナウンス部時代の秘話を語り、徳光和夫も合流して古舘との思い出などを明かす。また、フジテレビ系『夜のヒットスタジオ DELUXE』で共に司会を務めていた芳村真理と再会し、古館夫妻の仲人を引き受けた芳村が、その結婚式での出来事や当時の番組エピソードなどを披露。さらに、"毒舌キャラ"が売りだった加賀まりこや、同い年で親友の高見沢俊彦(THE ALFEE)も登場し、古舘の裏話を語る。古舘は「12年ぶりにバラエティ番組に出させていただき、本当にうれしかったです」と喜び、「29年間生まれ育った故郷から、現在に至るまでに知り合った多くの方々との再会。安住アナウンサーの絶妙な回しによって、いい気持ちにさせていただき、こんなに楽しい一日はありませんでした。だからその分、これでいいのかと不安にもなりました」と感想を語った。そして、「悪戦苦闘しながら報道を頑張ってきた12年間があるからこそ、今の自分があるのだと思います。報道で携わって頑張ってくださった方々に、絶対感謝しなければいけないと思いました」と報道への思いを告白。「うれしいだけではなく、これでいいのかと少し怖くなったり、そんないろいろな心境にさせてもらったというのは、一日この番組のロケをしてきた楽しさがベースにあったからだと本当に感謝しております」と述べた。(C)TBS
2016年06月02日ジェイク・ギレンホール主演の感動作『サウスポー』が来月3日(金)から公開になるのを記念して、徳光和夫が本作のボクシングシーンを実況し、作品の感動を伝える特別映像が公開になった。『サウスポー』特別映像本作は、“最強”の名をほしいままにしていた豪腕ボクサーが、愛する妻を失ったことを機に、愛する子や地位、名誉などすべてを失い、どん底から再び這い上がろうとする姿を描いた作品。関係者やマスコミ向けの試写会では「感動した」「泣けた」という声が多く寄せられていることから、本作の魅力をさらに多くの観客に伝えるべく、日本感動協会のチェアマンに就任した徳光が実況を担当した映像が製作された。実況ムービーでは、劇中に登場する試合を徳光が実況する場面や、徳光が映画を観賞して涙を流すシーンなどを収録。徳光は「感動がボディーブローのように効いてくる映画。私はこういった映画が本物の感動映画ではないかと思いますね」と語っており、力のこもった語りを堪能できる映像になっている。『サウスポー』6月3日(金)ロードショー
2016年05月31日歌手の小林幸子と、お笑いタレントの小籔千豊がMCを務める、動画サービス・FOD(フジテレビオンデマンド)のトークバラエティ番組『スナック幸子』が、きょう26日から配信開始された。この番組の舞台は、さまざまな思いを抱えたゲストが"お客様"として、ふらっと来店する謎のスナック。"ママ"の小林と"マスター"の小籔が、訪れた客の思い出話や愚痴、自慢話などを聞きながら、話しあったり歌ったりする様子を配信する。初回の客は、フリーアナウンサー・徳光和夫。小林との付き合いの古い徳光は、小林が9歳の頃にデビューした当時から注目していたことをうれしそうに語る。さらに、「人生行き当たりばったり」という徳光の生きざまや、趣味のギャンブルについてなど話は膨らみ、終盤ではスナックならではのカラオケを小林が熱唱、徳光は名調子を披露する。
2016年05月26日“泣きの徳さん”ことフリーアナウンサーの徳光和夫が4月19日(火)、都内で行われた米映画『サウスポー』のPRイベントに出席。本作を鑑賞し、「これだけ涙腺を刺激される映画は久々。被災地にも感動を届けたい」と九州をはじめ、全国各地で試写会を行うことを発表した。怒りをエネルギーに、相手を打ち負かすボクシング王者ビリー・ホープは、思いもよらぬ形で訪れた妻の死を受け入れることができず、失意のどん底に。ボクシングにも身が入らず、荒れた生活を送り始める。そんな彼が伝説のトレーナーと出会い、怒りの封印を学びながら、闇からはい出ようとする姿を感動的に描く。主演はジェイク・ギレンホール。『スポットライト世紀のスクープ』のレイチェル・マクアダムスが妻を演じる。「感動がボディブローのように効いてくるんですよ。監督の力や現場の結束、何より役者さんがボクサーになりきっていますね」と魅力を熱弁する徳光さん。長年のアナウンサー人生を通して、有名無名のスポーツ選手と数多く交流をもち、「挫折から復活した人もたくさん知っているから、いろんな顔が思い浮かびましたね」としみじみ語り、「もしかすると作者は『あしたのジョー』を見ているのかな?」と分析していた。イベントには女子プロボクサーの高野人母美が駆けつけ、「リアリティがすごい。練習方法やリング上での動きなど、実際に参考になるシーンもあった」とプロ目線で映画に太鼓判。座右の銘は「口でウソはつけても、体はウソをつかない」だといい、徳光さんは「私なんて『行き当たり、ばったり』ですよ」と笑いを誘っていた。『サウスポー』は6月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月19日フリーアナウンサーの徳光和夫が4月19日に、都内で行われた感動のボクシング映画『サウスポー』のPRイベントに出席。同作公開をきっかけに誕生した日本感動協会のチェアマンに就任し、「感動の涙を流すことは素晴らしいこと。被災地の皆さんにもご覧いただき、支えになれば」と九州をはじめ、全国各地での試写会開催に意欲を燃やした。その他の写真失意のボクサーが再起をかけて奮闘する、ジェイク・ギレンホール主演作。自分の過ちで妻を失ったライトヘビー級元世界王者のボクサーが、娘との絆を取り戻すため、これまでの自分と向き合い、再びリングへ上がろうともがく姿を描いた。自身もボクサーだった経歴を持つアントワーン・フークア(『トレーニング デイ』『イコライザー』)が監督を務め、『スポットライト 世紀のスクープ』のレイチェル・マクアダムス、オスカー俳優のフォレスト・ウィテカーらが共演する。「これだけ涙腺が刺激されるのは久しぶり。監督の手腕や現場の結束はもちろん、主演の役者さんが体型も含めて、ボクサーになりきっていますね。単なるサクセスストーリーではなく、感動がボディブローのように効いてくる」と賛辞を惜しまない徳光。局アナ時代から、多くのスポーツ選手と親交があり、「一度、頂点から転げ落ちると、どんなに強くてもなかなか復活できない。そんな選手の姿を何人も見ているから、いろんな人物の顔が浮かんだ。だからこそ、新たな一歩を踏み出す姿が感動的」と熱っぽく語った。イベントには女子プロボクサーの高野人母美が駆けつけ、「まるで本物の試合と同じ雰囲気。練習方法やリング上での動きなど、実践できるものもたくさんある」と本作のリアリティに感心しきり。選手としての信条は「口でウソはつけても、体はウソをつかない」だといい、これには徳光も「僕なんて『行き当たりばったり』だからね…」とプロ選手のストイックさに敬意を示していた。『サウスポー』6月3日(金)ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年04月19日フリーアナウンサーの徳光和夫(75)とモデルで女子プロボクサーの高野人母美(28)が19日、都内で行われた日本感動協会発足記者会見に出席した。このたび、俳優ジェイク・ギレンホールがアカデミー賞監督アントワーン・フークアとタッグを組む感動作『サウスポー』(6月3日公開)の公開をきっかけに、感動の輪を全国に広げることを目的とする「日本感動協会」の発足が決定。会見では、発足の発表と共に、涙もろく感動しやすい徳光のチェアマン就任が発表された。そして、プレゼンターの高野が、"日本感動協会チェアマン"と書かれたタスキを徳光に掛け、任命証を授与。徳光は「うれしいね。ハリウッド女優にいただいているような感じ」と目尻を下げた。高野は衣装について、「(主人公の)ビリーさんのグローブがレッドだったので全身赤にして、感動する映画だと聞いたので涙をイメージしたアクセサリーにしました」と説明。レース素材から美脚をのぞかせた。また、本作のボクシングシーンについて、「コンビネーションがすごかった。1、2、3からのアッパーとかボディとか」と話し、さらに徳光を相手に実践。パンチの動きを披露すると、徳光は「老人いじめだよね(笑)」と笑いを誘い、「突然、優しい目が変わるね」とうれしそうに話しかけた。会見前に本作を鑑賞して号泣した徳光は、ボクシングチャンピオンという栄光からどん底に落ちながらも再起を目指す主人公の姿が、実在のさまざまなスポーツ選手と重なると語った。薬物依存などを乗り越えボクサーとなった川崎タツキや、大けがを負うも奇跡の復活を遂げた巨人の吉村禎章、さらに、漫画『あしたのジョー』の矢吹丈の名前なども挙げた。(C)2015 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.
2016年04月19日