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■これまでのあらすじ保護者の言動をかばったところ、「保護者の立場になって物事を考えるのはいいが、注意はちゃんとして」と、山下先生にきつく当たる久保田先生。ある日、久保田の指導どおりに保護者にお願いをしようとするのだが…。まさか私のことが保護者の間でも噂になっているとは思ってもみませんでした。しかもトラブルがあって前の園を辞めたなんて、誰がそんな話を流したの!?年度途中で辞めたのは、妊娠や流産などいろいろと重なってしまったからで…。それを公にしていなかったことで、よからぬ噂となってしまったのでしょうか。しかも、保護者との会話を久保田先生に聞かれていたようです。どうしたらいいの…。次回に続く(全34話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2025年04月22日■これまでのあらすじ久保田先生の代わりに遅番を任された山下先生は、保護者から子どものケンカについてのクレームを受けることに。対応に戸惑っていると、そこに久保田先生が現れる。山下先生をフォローすると見せかけて、山下先生の個人情報を保護者にバラしてしまうのだった。私の意見はここまで怒鳴られることなのでしょうか…。園の方針ならわかるのですが、うちの保育園では保護者がお休みでも預かることは可能としています。そりゃあ、保育士の立場で言えば早めに迎えにきてほしいですが…保護者の方も事情があるのだと思います。もし言うとしても、関係値がある保育士が話したほうがお互いもめずに済むと思ったのですが…久保田先生は面識のない私が言うように、と言ってきました。こういったネガティブな仕事は、最近は真っ先に私に投げてくるのです。…とはいえ、これも仕事。子どもの気持ちのこともあるし、ちゃんとお伝えしなければと思うのですが…。次回に続く(全34話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2025年04月22日元サッカー日本代表で現在は指導者として活動する岡崎慎司が1日、自身のインスタグラムを更新。【画像】岡崎慎司、ベルリンの日本大使レセプションに参加「バームクーヘンが誇らしかった」直近の成績について「7試合 2勝3敗1分」と報告しつつも、「悔しいけど、結果を受け入れて、改善して、結果を出すだけ」と力強いメッセージを綴った。指導者としてチーム作りに励む岡崎は、「走って、闘えるチームを作る」と掲げ、そのプロセスすらも「楽しんでやってます!!」とポジティブに受け止めている様子。 この投稿をInstagramで見る SHINJI OKAZAKI(official)(@shinjiokazaki_official)がシェアした投稿 ファンからは、「ずーっと応援しています!」「監督になった岡ちゃんにも会いに行きます」など、熱い応援の声が多数寄せられた。選手時代と変わらぬ熱量で、今度はピッチ外からチームを牽引する岡崎。進化を続ける“岡ちゃん監督”から、ますます目が離せない。
2025年04月01日身体活動を軸とした地域エクサイベント「エクサイティング」で運動指導者を務める福島拓弥は、身体活動を軸とした第1回地域エクサイベント「エクサイティング」を2025年秋頃に開催することを決定し、新たなイベントとして決定した最新情報を公開いたします。新企画は、運動へのモチベーション向上のため、運動習慣を「見える化」する取り組みとして実施します。また、今後も随時更新される最新情報や、地域に関係なく活動の様子をご確認いただけるオンライン活動共有サイト「エクサイト」も開設しました。〈オンライン活動共有サイト「エクサイト」〉 エクサイティング■新たなイベントを企画!エクサイティングでは、新たなイベントを企画しました。参加者の中で希望者に対して初回の身体測定を行い、運動を継続することでどのように身体や健康が変化していくのかをデータ化し、「見える化」する取り組みです。これにより、ただ運動するだけではなく、結果を目に見える形で確認することで、参加者のモチベーション向上や運動への自信が生まれることを目指します。本イベントでは、身体測定の結果を継続的に追跡し、参加者が行った運動内容やその成果をオンラインで共有・確認できる仕組みを提供します。さらに、健康的な食生活をサポートするアドバイスも行います。偏った食生活を改善し、糖分過多や栄養バランスの課題に対して具体的な提案を提供することで、参加者が健康で持続可能な生活を送れるようサポートします。「ただのイベントとして楽しむだけでなく、運動を継続することで得られる成果を可視化し、それを励みに取り組めるようにしたい」というコンセプトのもと、エクサイティングは運動と食事の改善を軸に健康的なライフスタイルを応援します。この新しい取り組みにご参加いただき、変化を楽しみながら健康の向上を目指していただくことをおすすめいたします。<イベント主催者 福島 拓弥>健康を保つために運動習慣は必要となりますが、運動と聞くときついことを継続しないといけない、できれば進んではしたくない、などネガティブな意見を持つ方もいるかもしれません。そこで「エクサイティング」では、運動に対する苦手意識をなくし、地域とのつながりを持てるような活動を行い、運動の楽しさや社会との繋がりの大切さを運動継続につなげ、健康で充実した生活を送れる地域コミュニティの場を作ります。また、忙しくて参加が難しい方、遠方で参加できない方でも活動の様子を確認できるオンライン活動共有の場「エクサイト」を見ることで、継続して参加するモチベーションを保ち、運動習慣を身につけ、健康増進につなげていきます。■現状の運動指導の問題点運動指導を受け、参加者はその時間だけ運動することはできても、楽しくなければ参加意欲が低下するときがあります。なぜならトレーニングは、ある程度継続しないと効果が出にくく、楽しいと感じないと取り組み続けることが困難になるからです。指導者の言う通りに身体を動かし、運動をした気持ちになっても、なかなか前向きになれず受け身になってしまう方も多いと思います。グループでの運動指導は参加者全員に対して行っているもので、もともと運動が好きで、グループで行うことに苦手意識がない方は継続しやすいですが、まわりと合わせるのが苦手な方や、体力面で不安を感じている方々にとっては、参加継続が難しいことが多く、運動の習慣化につながらないことがあります。■改善するポイント運動に対する苦手意識を克服し、コミュニティとして楽しめる場所になると、体力面でも精神面でも自信を持てます。そうすると、参加を継続することが容易になり、結果として運動を継続することができるのではないかと考えます。■今までと違うところ運動指導の実施だけでなく、それに付随したレクリエーションなどを行い、参加者の気分がほぐれたところでテーマに沿った活動(地域イベントの話し合い、時事ネタや話題のニュースに関しての全体トーク・意見交換、緊急時や災害時に役に立つワンポイントアドバイスなど)を全員参加型で行い、Webサイトでも実施した要点を記録として残し、参加できなかった方がいつでも活動の様子を確認できるようになります。そうすると、仕事の都合で参加が難しい方や、遠隔地方でなかなか参加できない方でもオンライン上で内容を確認でき、モチベーションの維持につながりやすくなります。また、参加者がお互いにオンライン上で気軽にコミュニケーションができる場所となれば、交友の輪が広がり、モチベーションの向上につながります。■参加者とともにつくる地域エクサイベントエクササイズで身体を動かした後は気持ちがリラックスしやすく、スッキリとした状態になれば、より他者との関係性を築きやすくなるのではないかと考えます。また、オンライン上で活動内容を確認でき、交友の場ができることで、フィードバックをもらいやすく、今後の活動の発展性が見込めます。■具体的な内容グループ全体での体操やレクリエーション、道具を使ったエクササイズ指導や、自宅でもできる自重トレーニングの指導などを行います。その後はテーマに沿って活動し、みんなで一緒に考え意見を出し合い、地域社会との繋がりを持てる、気軽に参加できるイベントです。■なぜこの方法でなくてはダメなのか普段、運動習慣がない人にとってはまず始めること自体に高い壁があり、グループとなれば周りに気を遣ってしまいがちでかえって疲労し、体力面でついていけない不安などが想定されます。運動することに対してさほど苦手意識を持っていなくても、まわりと上手くコミュニケーションが取れないと、運動に取り組むなかで楽しみを見出しにくく、モチベーションの低下を招いてしまいます。そうなると、次第に運動の習慣化が難しくなります。また、一人で行うと怪我のリスクもあり、運動に対して消極的になってしまうと、自ら進んで運動に取り組むことができなくなってしまいます。運動を地道に継続できる方もいますが、継続することが苦手な方々が運動習慣を身につけることは、大変なことだと考えられます。そこで、下記のような方法であれば問題を解決できるのではと考えました。1. 一緒に運動・レクリエーションをして、気持ちがリラックスした後にグループ活動を行う→会話も弾みやすく、人間関係を構築しやすく、結果として運動習慣を身につけやすくなる。2. オンラインで活動を共有する場所がある→継続した参加が難しい方でも参加内容を確認することができ、次回は参加しようとする気持ちになりやすくなる。〈予想される効果〉運動継続に苦手意識を持ってる方でも楽しく運動習慣を身につけることができ、健康の維持や増進につながります。また、人と接する機会が増え、人間関係が充実し、地域社会の活性化につながります。■地域社会の活性化活動の中で地域の話題などについて話し合うことができ、活発なコミュニケーションができます。また、オンラインで様々な意見を取り入れることで、従来の閉鎖された地域社会ではなく、多角的な意見を取り入れたより良い先進的な地域社会に変わる可能性があります。■指導者になるメリット指導者は自身の知識や経験を生かすことができ、運動指導だけでなく、地域社会の発展にも貢献することができ、社会の健全化につながります。エクサイティングで健康と社会性を。エクサイトで継続を。<福島拓弥 プロフィール>氏名 :福島拓弥生年月日:1989年12月運動指導者・ゴルフ指導者。ニュースポーツの指導にも取り組む。福島拓弥が運営するオンライン活動共有サイト「エクサイト」にて、参加者に継続的な運動習慣を身につけてもらうため、インターネット配信にも取り組む。エクサイトで参加者に継続的な運動習慣を身につけてもらうため、様々なイベントを企画する。<福島拓弥 略歴>高校卒業後、福岡県消防学校に入校。救急業務などの人命救助に従事したのち、運動指導を学ぶためイギリスに留学。スポーツ心理学を専攻し、授業やゴルフのアカデミーで運動の実践を学び、社会性も学んだことで現地生活を楽しく過ごし、学生とも親しくなる。帰国後、主にスポーツ関係の企業に就職する。施設や地域の公民館などで運動指導をする。エクササイズとグループでの活動があれば、楽しさとやりがいが増えるのではないかと考え、現在は「エクサイティング」「ゴル健」「ニュースポーツ体験会」開催に向けて奮闘中。福島拓弥は消防の応急手当普及員資格を取得。地域貢献を目指します。■過去配信のプレスリリース原文掲載ページ(アットプレスからの転載)ゴル健 ニュースポーツ体験会 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年03月28日身体活動を軸とした地域エクサイベント「エクサイティング」で運動指導者を務める福島 拓弥は、ニュースポーツを通して健康づくりを目指すイベントを2025年~2026年冬頃にかけて開催することをお知らせします。イベント情報URL : エクサイティングについて: ニュースポーツ体験会 2025年~2026年冬開催■ニュースポーツとは?ニュースポーツは、誰でも簡単に楽しめる新しい形式のスポーツであり、競技性が低いものが多く、参加者全員が協力して楽しむことができます。<ニュースポーツ例>・ペタンク自分のボールを目標球にできるだけ近づけスコアを競うボール投げゲーム・タスポニースポンジボールを素手でテニスのように打ち合い得点を競うゲーム・ディスクゴルフゴルフボールの代わりにフライングディスクを専用のゴールに投げ、少ない投数で入れられるかを競うスポーツ■ニュースポーツを行うことで生まれるメリット1. 誰でも参加しやすい簡単なルールと比較的軽い運動量で、年齢や性別、運動経験に関係なく楽しむことができます。これにより、誰もが気軽に参加できる環境が作られます。2. チームワークの向上ニュースポーツの多くはチームプレイが必要です。協力しながら目標を達成することで、自然とコミュニケーションが増え、絆を深めることができます。3. 新鮮な体験従来のスポーツとは違う新しいルールや道具を使うため、刺激的で飽きにくいのが魅力です。これにより、運動習慣が定着しやすくなります。4. 健康促進運動量が比較的軽めでも体を動かすことで、心身の健康維持に繋がります。特に、座りがちな生活を送る人にとって良いリフレッシュとなります。5. 人間関係の構築笑顔やリラックスした雰囲気の中でプレイすることで、自然に新しい人間関係が生まれたり、既存の関係を深めたりすることが可能です。6. 社会性の向上様々なバックグラウンドを持つ人々と交流することで、他者理解や思いやりの心が育まれます。これらの特徴を生かし、イベントを通して運動に対するポジティブな気持ちを持ってもらい、健康維持・増進につなげていく活動をしていきます。■ニュースポーツ体験会 概要・実施する種目の説明を行い、レクリエーションを行います。・参加者の感想を聞き、代表的な意見などをエクサイトに投稿します。・次回のニュースポーツについて話し合い、新しい試みができるようなイベントを作り上げます。・幅広い年齢の方々と一緒に楽しめることを目指します。関連情報:ゴルフ指導者 福島 拓弥が、ゴルフを通した健康づくりイベントを2025年~2026年にかけて開催! ■福島拓弥 プロフィール氏名 :福島拓弥生年月日:1989年12月運動指導者・ゴルフ指導者。ニュースポーツの指導にも取り組む。福島拓弥が運営するオンライン活動共有サイト「エクサイト」にて、参加者に継続的な運動習慣を身につけてもらうため、インターネット配信にも取り組む。<福島拓弥 略歴>高校卒業後、福岡県消防学校に入校。救急業務などの人命救助に従事したのち、運動指導を学ぶためイギリスに留学。スポーツ心理学を専攻し、授業やゴルフのアカデミーで運動の実践を学び、社会性も学んだことで現地生活を楽しく過ごし、学生とも親しくなる。帰国後、主にスポーツ関係の企業に就職する。施設や地域の公民館などで運動指導をする。エクササイズとグループでの活動があれば、楽しさとやりがいが増えるのではないかと考え、現在は「エクサイティング」「ゴル健」開催に向けて奮闘中。福島拓弥は消防の応急手当普及員資格を取得。地域貢献を目指します。ゴル健 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年03月27日人一倍繊細な息子。公式戦や強豪との試合が増えコーチの指導も厳しくなったことに不安が強くなり「ミスしたら怒られる」「行きたくない」と泣き出すように。サカイクで親としてのあり方を学んでいるところだけど、親の期待が強くなり本人に無理をさせてしまっていたのかも......。今後コーチや子どもにどう対応すればいい?というご相談をいただきました。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、悩めるお母さんの背中をそっと押すようなアドバイスを送ります。(構成・文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<2週間でリフティング百回できなければサッカーやめろと言う夫を何とかしたいけれど、どうしていいかわかりません問題<サッカーママからのご相談>サッカー歴4年の10歳の息子がいます。最近、公式戦や県内外の強豪チームとの試合が増えてきました。コーチの指導は厳しくなり、息子の不安が強くなって試合に行きたくないと言うことが増えてきました。しばらくは元気づけて送り出したのですが、「ミスしたらすごく怒られる」「クラブに行きたくない」と泣き出すようになりました。チームは低学年のうちは負けてばかりで、まともにサッカーができるレベルではありませんでしたが、試合数を重ねるごとにレベルが上がり、県内の公式戦でも一定の結果がでるまで成長しました。息子はおとなしく目立つほうではないですが、休まず練習や試合に参加し、レギュラーで出場できるようになりました。試合では点を取ったり、決して上手で目立つタイプではないですが、献身的なプレーをしたりチームを鼓舞できる良さがあります。親としてもそんな息子を誇らしく期待していたのですが、試合でコーチから厳しく叱責されるのが耐えられなくなっていったようです。私も本人が人一倍繊細な子なので、試合後は内容が悪くても一つでも良かったことを思い出すように、何よりサッカーを楽しむよう伝えてきました。コーチは指導経験もある方で、私も長く子どもがお世話になっているので、感謝しています。しかし、最近は指導に熱が入るようになり、試合の度に200%の力を出すように子ども達に声をかけています。最初はあまり疑問を持たずに試合で全力を出すことが大事なんだなと思っていましたが、今となっては特に繊細な息子には負担でしかなかったのではと考えるようになりました。私はこのサカイクで親としてのあり方を学んでいるところで、まだまだ未熟です。これまでも、親の期待が強くなるあまり、本人に無理をさせてしまっていたところがあり、反省点です。このような状態ですが、現チームに所属し続けるのか、子どもとよく話し合って決めようと思います。今のところ、サッカーそのものは楽しいそうで何よりの救いです。今すぐに辞めるという事はないですが、とりあえず一旦休ませようと思います。今後、コーチや子どもとどのように対応していけば良いでしょうか。アドバイス宜しくお願いします<島沢さんからの回答>ご相談ありがとうございます。お母さんからのメールを読むと、もうすでに答えは出ていると感じます。私に伝えて自分の考えが合っているかどうか。もちろん正解はひとつではないけれど、ご自分が考え抜いた対応方法について意見を聞きたい、確認したい、背中を押してほしかったのかなと思いました。選んでいただいてとても嬉しいです。■親をがっかりさせないよう弱音を吐けない子もいる中で、親に弱音を吐けたことは良いことさて、冒頭で書いたように、もうお母さんの答えは出ています。息子さんをとりあえず一旦休ませる。とても良いことだと思います。何よりも、息子さんがお母さんに「ミスしたらすごく怒られる」「クラブに行きたくない」と言えたこと、そしてお母さんの前で涙を流せたことも良かったですね。なかには、コーチの不適切な指導に悩んでいても、それを親に言い出せない子どももいます。がっかりさせるのではないか、「そんなことぐらいで」と叱られるのではないかと想像してしまうようです。弱音を親に吐けたということは「何を言ってもお母さんは僕の味方だ」と思っている。家庭が安全基地になっているひとつの証左です。ぜひ現在の姿勢を継続するかたちで、今のチームでサッカーを続けるか否かを息子さんと話し合ってください。■いつ、どんなことを言われ、何が嫌だったのか、心身に影響はないかなど細かく確認してその際は、チームにとどまるかどうかをすぐ尋ねるのではなく、コーチに、いつ、どんなことを言われたのか。何が嫌だったのか。夜眠れないとか、勉強が手につかないとか、お腹が痛くなったりすることはなかったのか。ほかの子のなかに、コーチにミスをとがめられている子はいないのか。嫌な気持ちになることを仲間と話したりしているのかなど、細かく聞いておきましょう。もしこれまでも詳細を聞いていて、情報が整理できているのなら問題ありません。なぜそこを整理してほしいかというと、いったん休むことを恐らくコーチに親のほうから話さなければならないかと思います。子ども本人に休む報告をさせたほうがいいという意見を聞いたことがありますが、そんなことが堂々とできるのであれば休む必要はないわけです。■「指導が不適切」「パワハラ」という言い方でクレーム扱いされると拗れる、事実を淡々と伝えて基本的にコーチと選手はその肩書があるだけですでに主従関係が存在します。大人であるコーチのほうがそこの枠を外し、少しでも対等な関係性を築くべきだと私は思います。が、現在所属しているチームのコーチはそうではなさそうです。現状、お母さんのほうから説明しなくてはなりません。そこでは、息子さんが委縮していることをきちんと伝えましょう。あなたの指導はおかしいとか、パワーハラスメントだといったコーチへの評価や意見を述べるのではなく、息子さんがこれまでつらいと言ったこと、家での様子、今回休むにあたってあらためて息子さんと話した内容、つまり「事実」をコーチに話してください。そういった事実がある。決して息子にとって良い状態ではないと話します。この点、本音としては「良い環境ではない」と言いたいところですが、あくまで息子の状態を話すよう努めてください。矢印をコーチの指導に向けないこと。ここが肝です。それなのに、親御さん、特にお父さんたちのなかに、こういった事実を伝える言い方ではなく「あなたの指導は不適切だ」「パワハラだ」とクレームになってしまうと話がこじれがちです。適切かどうかの判断は主観でもあるので、言い方に気をつけましょう。■コーチのタイプ、これまでの対応なども加味してなるべくよく話し合うようにしようもちろん、コーチがもっと理解がある方なのかもしれません。この相談文からはわからないので想像の域を出ないのですが、恐らくサッカーの技術向上に関しては指導力のあるコーチなのでしょう。よって強くなったとも言えます。しかし、勝つことに快感を覚えてしまい、もっと勝ちたいという気持ちが抑えられないのかもしれません。とはいえ、いいところもありそうです。息子さんの良さをよく理解しているからレギュラーに抜擢しているのかもしれません。お母さんがお書きになった「試合では点を取ったり、決して上手で目立つタイプではないですが、献身的なプレーをしたりチームを鼓舞できる良さ」という部分をわかっている方なのかどうか。そこも加味しつつ、話をするといいでしょう。そういった理解があるコーチならば、もしかしたら自身の指導者としてのあり方を反省し、謝るかもしれません。謝罪したうえで「態度をあらためるのでチームに残ってほしい。なるべく早くチームに戻って来てほしい」と言って息子さんを引き留める可能性もあります。コーチともなるべくよく話してください。■もしコーチが謝らなかったら......(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)謝罪もせず、お母さんとの話を早く切り上げようとする、保護者と向き合わないようなコーチであれば、すんなり休養に入り、その間にほかのチームを探しましょう。10歳ということは4年生。この春から5年生でしょうか。高学年にはなりますが、中学生になるまで2年あります。その点も息子さんとよく話し合ってください。お母さんはサカイクで勉強されているとのこと。伝える力があると思います。ご自分と、やってきた子育てに自信をもって進んでください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキルビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
2025年03月26日身体活動を軸とした地域エクサイベント「エクサイティング」で運動指導者を務める福島 拓弥は、ゴルフを通して健康づくりを目指すイベントを2025年~2026年冬頃にかけて企画・開催することをお知らせします。ゴルフで上手くなるには、スコアを一打でも縮めることを目的とし、技術的に向上させることを目指していましたが、ゴル健では、健康づくりを第一に考え、ゴルフを楽しめるようになろう!というのがコンセプトになります。イベント情報URL: 「ゴル健」ロゴ<イベント主催者 福島 拓弥>■ゴルフが上達になるほど、運動量が低下する!?ゴルフはスコアを少しでも縮め、少ない打数を目指すものであり、当然のことながら上手くなればなるほど打数は減るので、ゴルフをプレーしている時間の運動量は減りやすくなります。逆に初心者ゴルファーの方は打数も多くなり、また打った球が左右にぶれやすくその分移動しなければならないため、運動量は増えます。他のスポーツでは、全体的な運動量を多くすることでパフォーマンスを高め、フィジカルの強さが競技結果を左右する場合も多いですが、ゴルフでは、運動量よりも正確性が重要で、フィジカルトレーニングの必要性は他のスポーツよりも少なくなります。そのため、身体を鍛えることよりも、スイングなどの技術的な練習に比重をおいてしまう方が多くなりやすいです。技術の習得の難しさが壁となり、ゴルフ場で他のプレーヤーに迷惑を掛けてしまわないかと精神的なプレッシャーがあると、楽しく前向きに取り組めないかもしれません。そこで、技術と身体のバランスをとり、ゴルフを通して運動量を増やし健康を目指していこうと考え、「ゴル健」を始めました。■今までのゴルフとどう違うのかスコアにとらわれることなく健康で楽しいプレーを。ゴルフをすると、どうしてもスコアが気になってしまい楽しむ余裕を忘れてしまう方や、ちょっとしたことで大崩れしてしまったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。そのせいで、せっかく練習したのに楽しめなかった、成果が出なかった、ともなれば、精神的なダメージを感じてしまう方もいらっしゃるかと考えます。ゴル健では、まずはそこを大きく変えます。■どう変わるのかゴル健のイベントでは、イベントとして様々なルールを取り入れたゴルフを行います。これは、運営の福島がイギリス留学してゴルフ場のアマチュア競技に出場した際に、現地の人がユニークなルールでゴルフを楽しんでいたことがとても印象的だったからです。つまり、健康になるためのゴルフなので、スコアよりも楽しめるイベントを目指します。しかし、全くスコアを度外視してラウンドするのは、緊張感がなく、それはそれで面白くありません。そのため、今回のイベントではスコアの算出方法を見直し、より多くの人が楽しめるバランスを持ったゴルフイベントにします。■より多くの人がゴルフを楽しむには?誰でも大叩きはしたくないものですが、OB(アウト・オブ・バウンズ)ともなれば、大叩きしてしまう可能性が高いです。でも、ゴルファーにとっては、したくなくてもなぜか上手くいかずに大崩れしてしまうことが突如として起こり得ます。そんなときにスコアの立て直しができなくくらい崩れてしまうと、ゴルファーなら何度も経験したことがあると思いますが、その日の気分は台無しになってしまいます。なんでこんなことになってしまったのか、と自分の不甲斐なさで楽しむどころではなくなってしまうかもしれません。そこでゴル健では、たとえ大叩きしたとしても、挽回できるチャンスを提供し、大叩きしたあとのスコア次第で払拭できる機会を設けようと考えました。これによって、一度崩れてしまっても、そのあとの立て直しを考えやすくなり、もう一度トライしようとする気持ちになりやすくなります。大叩きしたあとに、スコアの巻き返しを図れるようなルールでプレーします。すると、もし上手くいかずに叩いてしまったとしても、気持ちの切り替えをしやすくなり、余裕を持ったプレーを行うことができると考えます。■デジタル機器等を活用し、消費カロリーや歩数を計測する。ゴルフプレー中の身体活動量をデータ化し運動量を目に見える形にすることで、ゴルフをすることで1日あたりどれくらいの運動量をカバーできるのかがわかり、普段の運動意識の向上にもつなげることができます。たとえば、ゴルフ場でカートに乗るよりも、歩いて歩数を多くしようとする意識づけを行い、普段の生活でもエスカレーターではなく階段を使おうとの行動変化につながります。そのため運動習慣が変わりやすく、またモチベーションも保ちやすいためメタボリック・シンドロームや生活習慣病の予防、そして体力が低下しないようにすることできます。「ゴル健」では、エクササイズのイベントを通して身体も健康になり、安定したプレーと飛距離アップのための技術的なアドバイスも行っております。ゴルフを通しての健康づくりを目指していきます。<福島 拓弥 プロフィール>氏名 :福島 拓弥生年月日 :1989年12月ゴルフ歴 :8年ゴルフ留学先:英国 Sussex<福島 拓弥 略歴>高校卒業後、福岡県消防学校に入校。救急業務などの人命救助に従事したのち、運動指導を学ぶためイギリスに留学。スポーツ心理学を専攻し、授業やゴルフのアカデミーで運動の実践を学び、社会性も学んだことで現地生活を楽しく過ごし、学生とも親しくなる。帰国後、主にスポーツ関係の企業に就職する。施設や地域の公民館などで運動指導をする。エクササイズとグループでの活動があれば、楽しさとやりがいが増えるのではないかと考え、現在は「エクサイティング」「ゴル健」開催に向けて奮闘中。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年03月24日株式会社Beat meは、全国の中学・高校の弓道部を対象にしたオンライン指導サービス「Beat Me!弓道 チームプラン」の提供を2025年4月1日(火)に開始します。「Beat Me!弓道 オフィシャルサイト」URL: パンフレット[1ページ]■提供背景現在、日本スポーツ協会の調査によると、中学・高校の運動部の顧問のうち4人に1人は競技未経験であり、多くの教員が指導に自信を持てず、不安を抱えています。顧問の先生は、部員の「もっと上手くなりたい」という声に応えられず、もどかしさを感じています。しかし、実技指導の経験がなければ、どこをどうアドバイスすればいいのか分からないという声も多いです。この調査では「未経験の競技の部活の顧問が最も課題としているのは実技指導力不足」という結果が明らかになっています。これは、日々の練習で適切なアドバイスができないことに直結し、部員の成長機会を大きく制限する要因となっています。特にマイナースポーツや指導者の確保が難しい競技では、「上手くなりたい」と思いながらも適切な指導を受ける機会が限られているという課題が浮き彫りになっています。これは弓道に限らず、多くの部活動で共通する問題です。このような状況を受け、「Beat Me!」はこれまで個別指導を中心に展開してきましたが、弓道部全体の指導をサポートする「チームプラン」を新たに提供することで、より多くの学校の課題解決に貢献します。今後は、弓道に限らず、他の競技への拡大も視野に入れ、より多くの部活動が指導の質を向上できる環境を提供していく予定です。■サービスの特徴・競技未経験の顧問でも安心!生徒の射形を全国トップレベルの実績を持つコーチが徹底分析&フィードバック・全国どこでもスマホ1つで導入可能!弓道専門のオンライン指導・チーム全体で成長!射形の分析+メンタル強化+戦略指導・導入しやすい柔軟な料金プラン!■ご利用の流れたった1分で未来が変わる!無料説明会で、部員の成長の可能性をチェック!(1)申し込みフォームに入力(1分で完了!)(2)メールで日程調整(好きな時間を選べる)(3)Zoomで説明会(サービスの詳細&導入相談)■サービス概要サービス名: Beat Me!弓道 チームプラン(弓道部向け)提供開始日: 2025年4月1日(火)場所 : 全国対応(オンライン)料金 : オンライン説明会にて申込方法 : 下記URLより申し込みURL : ■会社概要商号 : 株式会社Beat me代表者 : 代表取締役 小原田 和恵所在地 : 〒467-0879 愛知県名古屋市瑞穂区平郷町3-7-2設立 : 2024年1月事業内容: オンラインスポーツ指導(弓道専門)資本金 : 100万円URL : 締切迫る!4月30日まで!今すぐ申し込み、無料説明会で詳しく知ろう!詳細・お申し込みはこちら → 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社Beat me お客様相談窓口TEL : 052-380-6697MAIL: beatmeisme58@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年03月19日吉沢亮、横浜流星らが出演する映画『国宝』において、中村鴈治郎が歌舞伎指導を担当していることが発表された。原作は、これまで数々の賞に輝いた吉田修一の最高傑作との呼び声高い同名小説。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記だ。渡辺謙、高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、森七菜、見上愛、永瀬正敏、宮澤エマ、黒川想矢、越山敬達、三浦貴大、嶋田久作らが共演として名を連ねるほか、監督は『フラガール』などで知られる李相日が務める。人間国宝・四代目坂田藤十郎を父に持つ鴈治郎は、1967年に東京・歌舞伎座にて『紅梅曾我』の一萬丸で中村智太郎を名乗り初舞台。『廓文章 吉田屋』の藤屋伊左衛門、『恋飛脚大和往来 封印切』の亀屋忠兵衛を当たり役とし、2015年に四代目中村鴈治郎を襲名、2019年には紫綬褒章を授与された。原作者の吉田が本作を執筆するにあたり血肉とした3年間の黒衣経験も、鴈治郎のもとで培われたという。また、歌舞伎役者・吾妻千五郎役として自らも出演することが明らかに。千五郎は、森演じる彰子の父親で、スキャンダルで騒がれた喜久雄に同情して優しくアドバイスをするが、彰子が喜久雄に恋心を抱いていることを知り、娘を使って成り上がろうとする喜久雄に対して厳しくあたる、名門・富士見屋の当主を演じる。鴈治郎の映画出演は、2019年公開の『ねことじいさん』以来となる。■中村鴈治郎 コメント普段は優しい李監督ですが、撮影現場ではより良い作品を目指す方なので、とても厳しかったです。映画は舞台と違い、同じシーンを何度も撮るのでクタクタになると思います。ラッシュ版で吉沢亮さんを始め、彼らの歌舞伎のシーンを観た時に、その時の現場の状況を思い出し、とても感動しました。この映画を通して、歌舞伎を知らない方には、歌舞伎ってこういうものなのかと感じてほしいですし、歌舞伎を観たことのある方には違和感なく、作り事でもなく、自然に観ていただければ一番いいな、と思っています。そして、この作品をご覧になった方々が歌舞伎に興味を持っていただければ、こんなに嬉しいことはないです。吉沢亮さん、横浜流星さん、黒川想矢くん、越山敬達くん、田中泯さん、渡辺謙さんには本当によくやっていただいたと思っています。今は観客の皆さんに受け入れてほしいなと切に願っています。<作品情報>『国宝』6月6日(金) 公開公式サイト:吉田修一/朝日新聞出版(C)2025映画「国宝」製作委員会
2025年03月11日小規模で細やかに指導してもらえると思って入ったチーム。最初は実力差がなかったはずなのに、いつの間にか補欠が続き、スタメンになれない姿を見るのがつらい。夫婦ともにサッカー経験がないし、コーチに子どものアピールをしてこなかったのも原因かもしれないが、実力差を作ったコーチに不信感。所属し続けるのは私がしんどいから、辞めることも考えるが......。というご相談。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの知見をもとに、お母さんがどうすべきかアドバイスします。(構成・文:島沢優子)※文中に、柴崎岳選手、松井大輔さんの発言紹介もあります(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<サッカー経験者でコーチでもある父親に「気持ちがない」と責められる息子。同じチームにいさせていいのか問題<サッカーママからのご相談>10歳の息子がいます。今年から所属チームに入りました。小規模で細やかに厳しく指導してもらえると思い、セレクション後入団して選手登録もして、平日週3回、頑張って練習を続けています。入団してしばらくはそこまで実力の差が見えず、チーム内で上手い方ではないが、親の目にはなんとなくついて行けているようでした。(実際はすでに実力の差は出ていたのに、親として気づいていなかったと思います)夏ぐらいから実力差が顕著に出始めて、11月の公式戦では補欠がとても多くなりました。もともと人数が少ないチームなのに、スタメンになれない姿を見て親としてかなり辛いです。我が家は夫婦ともサッカーの経験がなく、家庭で子どもに的確なアドバイスもできません。また、コーチに対しても子どものアピールも全くしてきませんでした。親としてできていない事もあったなと反省もしています。現状、そこまで実力差を作ってしまったコーチに対して、少し不信感を持ってしまって、親としても素直な気持ちでコーチに接する事が出来ないです。子どもは何の不信感もなく、割と楽しく通っています。チーム内でなんとなくポジションも固まり出して、我が子の居場所がない気もします。このような状態で現チームに所属し続けるのは、親としては、精神的にしんどいです。子どもは少し気にしているが、練習は楽しく、辞めようとは思っていないようです。今すぐに辞めるという事はないですが、今後どのように対応していけば良いでしょうか。期限をつけて子どもに課題(次回公式試合でスタメンなければ、やめる)などを与えようかなとも考えています。出来ればまだチームに残って頑張りたいのですが、残る意味があるのかどうか迷っています。アドバイス宜しくお願いします。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。お母さん、あのね、私はいまお母さんに感謝しています。よくぞメールを書いてくれた、と。息子さんのために、これはどうにかしなくてはというのが私の偽らざる気持ちです。そこでいくつかアドバイスさせてください。■「子どもの気持ち」が大事試合に出られなくて辛いのは親?子ども自身?子育ては、親の感情よりも、「子どもの気持ち」が大切だと心得ましょう。お母さんは「スタメンになれない姿を見て親としてかなり辛い」「このような状態で現チームに所属し続けるのは、親としては、精神的にしんどい」とご自分の気持ちを正直に書いてくださっています。私も子どもがサッカーをしていたころ試合に出られない時間もあったので、少なからずお気持ちを想像できます。しかしながら、試合に出られなくて一番辛いのは息子さんではありませんか?まずはそこを理解してください。■活躍できないわが子が情けなく、「明日の試合でゴールできなければ辞めろ」と言った父子どもに期待して、裏切られたら逆上する。そんな保護者の姿を私もたくさん見てきました。補欠でスタメンでない息子に「明日の試合でゴールできなかったらサッカーはやめなさい」と命じたお父さんがいました。レギュラーでゴールする友達の親御さんがうらやましく、活躍できない息子が情けなくなり、チームにかかわらなくなれば自分が楽になると思ったそうです。幸いにも子どもがそのことを周囲に告げたため、コーチの方がお父さんと話をしました(お父さんは高校まで部活動でサッカーをしていました)。以下の4つを主に話されたと聞きました。①息子さんはディフェンダーなので公式戦でゴールをする機会はあまりないけれど、練習ではシュートを決めて喜んでいること。②子どものスポーツは心身の発達の違いもあって、どこで伸びるかわからないので目の前の結果に一喜一憂しないでほしい。長い目で見て欲しい。③小学生の間は、サッカーを好きになってくれることが一番なのでそこを第一に考えて指導している。公式戦でプレー時間に差はあっても、Bチームの試合を組むなど、プレー時間をなるべく均一にしている。④サッカーのことはコーチと子どもでやっていくので、保護者はプレーについてあれこれ言わないでほしい。特にサッカー経験がある親御さんはご自分の経験則でアドバイスをしたり、試合や練習を分析して口を出してしまうが、多くの場合子どもにマイナスになっている。保護者は食事や睡眠など基本的な生活を支えることに集中してほしい。最後に、コーチ(クラブの代表)は「子どもを真ん中にして、クラブと親御さんで子どもを支え合いましょう」とお願いしました。その結果、お父さんは納得され、その子どもはサッカーを続けることが出来ました。中学になっても部活動でサッカーを続け、高校ではハンドボールに転向。大学にも進学し今は教員をしています。■実力差はコーチが作ったものではない、発達進度が異なる年代ということを理解しようこの話からわかることが2つあります。お母さんは「実力差を作ってしまったコーチに対して、少し不信感を持ってしまった」と書かれていますが、これはお門違いです。実力差はコーチが作ったのではありません。そもそも、個体差があります。子どもの発達や上達の進度は異なるのです。上記のコーチが言ったように長い目で見てあげましょう。■親がサッカー経験あるかどうかは関係ない2つめは、親がサッカー経験者であろうがなかろうが関係ないということです。むしろ経験者のほうが余計な口出しをしたくなったり、自身の物差しで「今後は伸びてもこんな感じかな?」と見限ってしまいがちです。サッカー経験者も別の意味でわが子のサッカーに葛藤を抱えているのです。例えば、サカイクに柴崎岳さんのインタビューがあります。「親がサッカー経験者じゃないと上手くならない?柴崎岳選手の回答」彼はそこで「母はいわゆる、ママ友応援団という感じで応援に来ていました。ピッチの外からワーキャー言っていましたね。○○しなさいとかではなく、単純に子どもたちのプレーに対して『惜しい~』などとリアクションする程度でした。母は僕のサッカーに対しては何も言わなかったです」と述懐しています。松井大輔さんが親のサポートについて述べたインタビューもあります。「親はサッカー経験者ではなかったが、寄り添い、自分の決定を支えてくれた」「熱心に取り組むのはいいことです。ただ、親がやらせすぎて、子どもがサッカーを嫌いになってしまうケースを見てきました。何より大切なのは、子どもが楽しいと感じること。『サッカーをやりたい』『もっと上手くなりたい』という気持ちが、子ども自身から湧いてくることが重要です。子どもの思いを第一に考えることが、サッカーを楽しみ、長く続ける秘訣だと思います」いかがですか?お母さんがおっしゃった「コーチに対しての子どものアピール」なんて、誰もしていません。親が何かを言えば、コーチもわが子も影響を受けるなんて思わないでください。教育やスポーツの育成は、もっと純粋で崇高なものです。■あなたの考える「課題提示」は子どもを脅す発言になりかねないこの点からもうひとつ。お母さんは「次の試合でスタメンがとれなかったらチームをやめなさい」と脅せば、息子さんが望み通りにスタメンになれると考えているのでしょうか?こう言えば、恐らくお母さんは「いや、脅すなんてそんなつまり滅相もありません」とおっしゃるでしょう。ご相談文には「期限をつけて子どもに課題(次回公式試合でスタメンなければ、やめる)などを与えようか」と柔らかい表現で書かれていますが、これは「課題」と呼べるでしょうか。もしかしたら「スタメンとれないならやめることも考えようか」といった提案型にするつもりだったのかもしれませんが、いずれにせよ息子さんにとっては威嚇に感じることでしょう。子ども時代に最も大事な自己肯定感がつぶされてしまいます。■わが子が理想通り育たないとダメ?どうしてサッカーさせているか、原点に立ち返ろう(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)そこで、「何のために子どもにサッカーをさせているのか?」をご自分で考えてみましょう。月謝だってかかる。送迎とかもろもろサポートする側の保護者は大変です。それでも、少年サッカーをさせている。そこには、息子さんにサッカーを通じてどうなってもらいたいのか、希望があるはずです。ぜひ自分の胸に手を当て、湧き出てくる言葉を思い浮かべてください。何が何でもプロ?違いますよね?息子さんは練習も休まず通っている。楽しくサッカーをしている。そこを親として「腐らずに練習も試合も行って偉いね」とまずは評価してあげて欲しいです。そのうえで、例えば「でも、もっと試合に出られるチームに替わりたいなって思ったら一緒に考えようか」と提案してもいいでしょう。どうか子どもの意思を大切にしてください。わが子が望み通りの姿でなくては我慢できないお母さんがいる限り、息子さんの自己肯定感は育まれません。今なら間に合います。どうか違うお母さんに変わってください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキルビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
2025年01月22日スポーツ現場から怒声をなくす株式会社カンゼン(東京都千代田区)は、スポーツ指導における「叱る」について、その本質や向き合い方をさまざまな角度から掘り下げていく『脱・叱る指導スポーツ現場から怒声をなくす』(村中直人 ・大利実 著)を1月21日に刊行いたします。『脱・叱る指導スポーツ現場から怒声をなくす』書影時代遅れの指導はなぜなくならないのか?ベストセラー「がとまらない」の著者が質す子どもたちの学びや成長の促進に必要な“真のコーチング”とは特別対談収録須江航(仙台育英硬式野球部監督)池上正(サッカー指導者)萩原智子(元日本代表競泳選手)スポーツ指導における「叱る」について、その本質や向き合い方をさまざまな角度から掘り下げていく一冊です。スポーツ界には未だに怒声や暴言、厳しい叱責を含めた「苦痛を用いた指導」が存在し、社会問題になっています。本書はスポーツライターの大利実氏との共著という形を取っています。私自身は対人支援やコンサルティングの現場からスポーツ指導に関心を持っている人間であり、実際にスポーツ現場で指導してきた専門家ではありません。そこで、野球界を中心に長年、育成世代の取材を続けている大利氏から、「叱る」についてさまざまな角度から問いを投げかけていただき、それに私が答える形で進めていきます。指導者自身が「叱る」の根本を知り、理解を深めていくことが、子どもたちの心を育てる指導につながっていくと、私自身は考えています。サンプルページそもそも「叱る」の定義とはなにか?叱られる側には、どんな影響があるのか?特別対談須江航仙台育英学園高等学校教諭硬式野球部監督特別対談池上正サッカー指導者特別対談萩原智子シドニーオリンピック女子競泳日本代表日本水泳連盟理事指導現場からの質問に答えます目次『脱・叱る指導』目次①『脱・叱る指導』目次②第1章人はなぜ叱りたくなるのか第2章叱ることで人の心は育つのか第3章スポーツ界に求められる指導法第4章指導現場からの質問に答えますプロフィール村中直人(むらなか・なおと)1977年生まれ。臨床心理士・公認心理師。一般社団法人子ども・青少年育成支援協会代表理事。Neurodiversity at Work株式会社代表取締役。人の神経学的な多様性に着目し、脳・神経由来の異文化相互理解の促進、および働き方、学び方の多様性が尊重される社会の実現を目指して活動。2008年から多様なニーズのある子どもたちが学び方を学ぶための学習支援事業「あすはな先生」の立ち上げと運営に携わり、「発達障害サポーター’sスクール」での支援者育成にも力を入れている。現在は企業向けに日本型ニューロダイバーシティの実践サポートを積極的に行っている。著書に『〈叱る依存〉がとまらない』(紀伊国屋書店)、『「叱れば人は育つ」は幻想』(PHP研究所)、『ニューロダイバーシティの教科書――多様性尊重社会へのキーワード』(金子書房)がある。大利実(おおとし・みのる)1977年生まれ、横浜市港南区出身。港南台高(現・横浜栄高)-成蹊大。スポーツライターの事務所を経て、2003年に独立。中学軟式野球や高校野球を中心に取材・執筆活動を行っている。『野球太郎』(ナックルボールスタジアム)、『ベースボール神奈川』(侍athlete)、『ホームラン』(ミライカナイ)などで執筆。著書に『高校野球激戦区 神奈川から頂点狙う監督たち』(小社刊)、『高校野球継投論』(竹書房)などがある。『導く力自走する集団作り』(長尾健司著/竹書房)、『仙台育英日本一からの招待幸福度の高いチームづくり』(須江航著/小社刊)などの構成も担当。2021年2月1日から『育成年代に関わるすべての人へ ~中学野球の未来を創造するオンラインサロン~』を開設し、動画配信やZOOM交流会などを企画している。 書誌情報書名:『脱・叱る指導スポーツ現場から怒声をなくす』ISBN:978-4-86255-736-0著者:村中直人 ・大利実ページ数:264P判型:四六判定価:1,980円(本体1,800円+税)発売日:2025年1月21日出版社:カンゼン商品URL: Rakutenブックス : Amazon : 【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン宣伝プロモーション部担当:伊藤真TEL:03-5295-7723MAIL: ito@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2025年01月16日千葉県で活動する「Wings」は、伝統ある強豪チームとして知られています。この秋Wingsとグループ4チームの保護者に対して「サカイク10か条」を配布しました。サカイク10か条とは、「サッカーと教育」をテーマに保護者に向けて情報を発信する「サカイク」が、子どもが心からサッカーを楽しむために、「勝たせたい」「上手くしたい」の前に大事にしてほしい親の心得をまとめた内容です。Wingsがサカイク10か条をチームで配布しようと思った理由、配布してどんな変化があったのかを高橋慎一コーチにお伺いしました。サッカー少年少女の考えるやチャレンジ精神を育てる方法をLINEで配信中>>Wingsの選手たち■配布してすぐに、いい影響が出たサカイク10か条は、子どものサッカー歴やサッカーのレベル、チームの強弱にかかわらず、すべての子がサッカーを本気で楽しみ、成長していくための大人のスタンス、行動指針を提示したものです。以前よりサカイク10か条に賛同いただいていたクラブの代表・久保巳郎さんが、Wings及びグループ4団体にも配布を希望されたのが、チラシ配布のきっかけでした。配布から約1か月後、保護者の反応やチームの変化をうかがってみると「すぐに変化が出た」と教えてくれました。サッカー少年少女の考えるやチャレンジ精神を育てる方法をLINEで配信中>>■コーチと保護者のコミュニケーションが不足していたWingsは所属選手が200人ほどいるため、指導者も複数の学年を担当していたり、1つの指導現場が終われば次の子たちの指導に移動するなど、時間に追われ、保護者とじっくり話をする機会自体が少なかったそう。関係性が希薄ゆえに、コミュニケーションが取れていればすぐに解決できるような問題が大事(おおごと)に発展しやすい状況にあったのだとか。チームとしても、もっと保護者とコミュニケーションを取る必要性を感じており、サカイク10か条を配布し、「自分たちもここに書いてあるようなことを大事にして指導している」と、チームの理念を伝える機会を設けたのだと教えてくれました。クラブの理念と同じことをサッカーメディアも発信している、とチラシを見せることで、背中を押されている気分になり、伝えやすくなったようです。サカイク10か条をこのように活用する一つの例として参考になるのではないでしょうか。■保護者だけでなく指導者も変わった多くの保護者からは特別な感想などはなかったそうですが、それまでと比べて保護者のほうから話しかけてくれる機会が増えたそうです。これは、サカイク10か条の第5条「コーチやクラブの考えを聞いてみよう」を見て「話しかけていいんだ」と思えたからかもしれません。もともと「サッカーの指導はクラブに任せましょう」というスタンスだったこともあったため、保護者との距離がほかのチームより出来やすかったのかもしれない、と高橋コーチは振り返ります。今でもその姿勢は変わりませんが、10か条配布以降保護者とのサッカーのことだけでなく日常会話も増え、意思の伝達がしやすくなったそう。高橋コーチ自身の話だけではなく、ほかのコーチたちも同様に保護者との会話が増えたそうです。■ピッチ外での親から子へのダメだしが減ったほかにも、試合の時に我が子にダメ出しをする親御さんが、我慢してくれるようになった例もあると教えてくれました。ピッチサイドで見ていてミスや不甲斐ないプレーを目にすると、「何やってんだ!」と怒鳴る保護者もいますよね。指導者から見ても我が子に対してそこまで言わなくてもいいのではないか、と感じるぐらい厳しいダメ出しをする親御さんもまだまだいるようです。ですが、10か条配布後にはそういった保護者の方が声を出さないようにしている場面が増えたそうです。10か条チラシ配布からほんの1か月もたたないうちに、目に見えて良い影響が出たと嬉しそうに教えてくれました。■「勝ちたい」も大事だけど、小学生年代では何より「楽しい」が大事高橋コーチは、小学生年代は楽しむことを大事にしてほしいと語ります(写真提供:Wings)Wingsは東京ヴェルディの準支部でもあり、強豪ひしめく千葉県で好成績を残しているチームでもあります。そういったクラブの立場として、勝つことを目指してはいますが、小学生年代ではサッカーが楽しいと思えること、楽しいから練習に行くというのをないがしろにしたくないと高橋コーチは言います。勝ちを目指すことは悪いことではありません。子どもたち自身、サッカーに真剣になるほど「勝ちたい」と思うのは自然なことです。勝負にこだわることも大切だと指導しているけれども、ただ勝つことが優先されるのではなく、楽しいから上手くなって、強くなった。だから、勝てた。そんな順序を理想的だと考えていたそうで、コーチ自身もサカイク10か条が指導者にとっても大事な心得だと感じている、と語ってくれました。■コーチ自身がサカイクの情報をピックアップして共有するようになった今では高橋コーチ自身が良いと思ったサカイクの記事をピックアップして、保護者にメールなどで共有したり、積極的に保護者に向けて情報をお伝えしているそうです。保護者と意思疎通が円滑になり、チームの指導方針を共有することで、チームに一体感が生まれます。そうすることで、子どもたちの指導環境もより良くなっていくのです。今後、時間がたてば今の気持ち、10か条の記憶が薄れて行くかもしれないけれど、断続的に保護者に伝えて行きたいと高橋コーチは語ります。これから10か条の考えがより浸透して更なる変化がでるのか、楽しみにしたいものです。近年、インターネットやSNSの普及で保護者も様々な情報を得ているがゆえに、子どもをもっと上手くしよう、選手として高いレベルにしたいと親のほうが熱くなってあれこれさせていることがありますが、そんな保護者たちに「ちょっと待って。上手くすること、勝つことの前に大事なことは何?」と気づかせてくれるサカイク10か条。あなたのチームでも配布しませんか。チームでのサカイク10か条配布を希望の方はこちら(配布は無料です)>>サッカー少年少女の考えるやチャレンジ精神を育てる方法をLINEで配信中>>
2024年12月19日2024年12月1日、元プロ野球選手で現在は指導者として活躍する中村紀洋が、自身のX(旧Twitter)アカウントで、第8回「中村紀洋杯チャンピオン大会」の懇親会に参加したことを報告した。【画像】【SP動画】「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7 中村紀洋が小・中学生に大切にしてほしいこととは?投稿には、「未来ある子どもたちと交流できて嬉しかった。選手たちが大きく成長する姿を楽しみにしています」とのコメントが添えられ、会場の写真も公開されている。「中村紀洋杯チャンピオン大会」は、全国の少年野球チームが参加する大会で、子どもたちの技術向上とスポーツマンシップの育成を目的としている。懇親会では、選手たちやその家族との交流が行われ、中村が直接アドバイスを送る場面も見られた。中村紀洋は、野球教室や育成プログラムを通じて次世代の選手の育成に力を入れており、今回の大会でもその情熱が伝わる場となった。この取り組みは、地域野球の活性化にも寄与している。第8回中村紀洋杯チャンピオン大会の懇親会で、有意義な時間を過ごせました。参加チームの代表・監督・コーチのみなさん、2日間お疲れさまでした。 pic.twitter.com/BvT3h3rnlV — 中村紀洋 (@Nori_official99) December 2, 2024 参加者からは「中村さんと話せて感激しました」「貴重な経験になりました」といった声が寄せられており、イベントは大いに盛り上がった。
2024年12月03日千葉県内で7つの体操教室を行っている株式会社フジスポーツクラブ(所在地:千葉県船橋市、代表取締役社長:宮下 裕至)は、近年スポーツの現場で指導者による暴力やハラスメントが急増している中、ハラスメントをゼロにする「プラチナ指導」で会員数が急増しています。2024年12月8日に千葉県佐倉市志津教室にてプラチナ指導で成績を出す、モーショントレーニング教室を開催します。詳細URL: スライドでの指導風景【精神論や根性論の押し付けがパワハラに】スポーツの現場で指導者による暴力やハラスメント、スポハラの被害が後を絶ちません。日本スポーツ協会へのハラスメント相談件数は、窓口開設当初の2014年度に23件でしたが、年々増えており、2023年度は前年度比2割増の485件となりました。相談内容は暴言が最多の39%、パワーハラスメントが22%、暴力は10%。被害者の4割は小学生です。(日本スポーツ協会(JSPO)暴力行為等相談窓口調べ)スポハラの大きな原因は、指導者自らがスポーツの現場で子どもの時に暴力・暴言などを受けてきた経験を肯定していることにあります。その経験に基づいて、自分も選手に対して同じような指導を繰り返してしまうのです。より良い指導方法を知らずに、科学的根拠に基づかない精神論や根性論を押し付けてしまうことにもあります。【一般的な口頭指導を廃止、プラチナ指導で会員数増】4歳から通える体操教室のフジスポーツクラブでは、ビジネスの現場で行われているパワハラ防止策を導入し、会員数が5倍に増えています。一般的な体操教室は口頭での指導が通常ですが、当クラブでは子どもたちの体操の様子を常に動画で撮影し、子どもたちは自分の番が終わったら動画を確認し次のステップを考えます。指導者からはワンポイントのアドバイスのみを行い、あえて細かく説明をしません。思考力を育てるために、自分で自分を見て考えるプロセスを重視し、それを次の挑戦に繋げる仕組みです。この珍しい指導方法を「プラチナ指導」と呼んでいます。他にも、一流体操選手の鉄棒種目を動画で見せ、演技を細分化し一つのポイントをやり続けることで「この部分は一流になれる」と自信をつけさせます。そのポイントに到達したら次のポイントを徹底的に練習し、これを積み重ねることで演技が磨かれていきます。簡単にできるポイントを続けることで難しいこともやり遂げ、成功体験を積むことでさらに意欲を増し、挑戦したくなる指導を行っています。【ハラスメントのない環境を整えることが重要】プラチナ指導の誕生にはこんな経緯があります。元代表がスポーツ用品メーカーに勤めていた頃から、さまざまなスポーツ現場での体罰やパワハラを目の当たりにしてきました。2015年に母が経営するスポーツクラブを引き継ぎました。外から見れば良いクラブでしたが、暴力やパワハラが行われていることが発覚しました。改革を決意し、ハラスメントをゼロにする指導法を模索してきました。マルチスポーツコーチの池上信三氏と出会い、協力を得てクラブの指導方法を改革していきました。指導するスタッフからは「当クラブではスポーツ動作学に基づいた指導体制が整っており、どの技でも動作を分解し、子どもたち一人ひとりに合った指導ができるようになりました。」代表のコメント「ハラスメントをゼロにするためには、被害者自身が勇気を出して声を上げることも必要です。それ以上に、スポーツ界全体でハラスメントのない環境を整えることが重要です。私たちが目指しているのは、子どもたちが大人になったときに、自らの道を切り開いていける人間としての基盤を作る体操教室です。」12月8日(日)15時から17時半に千葉県佐倉市志津教室にてプラチナ指導で成績を出すモーショントレーニング教室を開催します。《プラチナ指導で成績を出すモーショントレーニング教室のお知らせ》日時 :2024年12月8日(日)開催時間:15時から17時半所在地 :千葉県佐倉市井野1441-3 志津教室内容 :マルチスポーツコーチ池上氏が担当するモーショントレーニング教室です。対象者 :フジスポーツクラブ会員【会社概要】会社名 : 株式会社フジスポーツクラブ(代表取締役社長 宮下 裕至)本社 : 千葉県船橋市本町7-7-1 イトーヨーカドー西館7階事業内容: 体操教室URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年11月27日子どものサッカー歴、サッカーの上手い下手、チームの強弱関わらず、すべての保護者が大事にしてほしいこと保護者会などで、選手の親御さんに向けて少年団/クラブの方針をお伝えする機会を設けるチームも多いと思います。保護者の中には我が子に「うまくなって高いレベルでプレーしてほしい」と期待をかける親御さんもいるでしょう。ですが、小学生など育成年代においては、結果よりも先に大切にしてほしいことがあります。それが、こちらの「子どもが心からサッカーを楽しむためのサカイク10か条」です。既存メンバーの保護者も、最近チームに入った子の保護者も、子どもがサッカーを楽しんでほしいと思うならぜひ心得てほしい10の項目です。この保護者に大切にしてほしい「サカイク10か条」のチラシを、希望されるチームにお送りします。ご希望のチームは以下のフォームよりお申し込みください。【応募】サカイク10か条チラシ申し込みはこちら>><このチラシが届きます>■サカイクが「親の心得」を作った理由プレーする子ども自身が、サッカーの面白さや楽しさ、プレーする喜びを感じることが大切なのです。それを知る前に、結果ばかりを要求されると、子どもたちはサッカーから心が離れていってしまいます。プレーするのは子ども自身。まずは、子どもたちが心からサッカーを楽しめるよう、親がサポートしてあげることが大切です。そのために、親はどうサポートすればよいのかをまとめたのが「サカイク10か条」です。子どものサッカーに関わるお父さん、お母さんに大切にしてほしい親の心得となっています。子どもが心からサッカーを楽しむための「サカイク10か条」1.子どもがサッカーを楽しむことを最優先に考えよう2.今日の結果ではなく、子どもの未来に目を向けよう3.子どもの力を信じて、先回りせずに見守ろう4.子どもは小さな大人ではないことを理解しよう5.コーチやクラブの考えを聞いてみよう6.ダメ出しや指示ではなく、ポジティブな応援をしよう7.あなたが子どもの良いお手本になろう8.子どもの健康や安全に気を配ろう9.サッカー以外のことを大切にしよう10.笑顔で子どもとサッカーを楽しもうサカイク10か条の説明を見る>>子どもがサッカーを心底楽しみ、自ら伸びていくのに必要な「親・大人の接し方」のガイドラインになるものです。ぜひチームと保護者の皆さんで共有してください。【応募】サカイク10か条チラシ申し込みはこちら>>
2024年11月19日修士論文・博士論文・投稿論文の個人指導を専門とする、先駆的なリサーチコンサルタントの「ムーンサークル」(本部:京都市中京区、代表者:大倉 久美子)は、創業以来15周年を迎えました。修論・博論・投稿論文の個人指導割引キャンペーン!☆☆☆特別キャンペーン☆☆☆創業15周年を記念して、オンライン個人指導1ヵ月4セッション+無料30分コースを特別価格50,000円(通常65,000円)で、先着20名様にご提供します。キャンペーンは2024年11月1日から開始します。◆Moon Circle(ムーンサークル)について1. 高等教育に特化した革新的な個別指導サポートムーンサークルは、修士論文・博士論文・投稿論文に特化した個別指導の学術サポートを提供し、15年間にわたり受講生の学びを支え続けてきました。これまでに2,000名以上の受講生が私たちの指導を通じて各分野で優れた研究成果を上げ、社会に貢献しています。2. 高等教育の課題への対応ムーンサークルでは、学術的な厳密さと実践的なスキルの両方を提供しています。多くの大学院生や若手研究者が教授からの指導不足に悩む現状に対し58.8%が指導やサポートの不足を理由にムーンサークルのサポートを受けています。また、学術的なスキルが不足していると感じる受講生は60.4%に達しています。ムーンサークルはこうした高等教育の課題に対して、メンタルサポートも含めて実効性のある解決策を提供しています。3. 多様なニーズに対応ムーンサークルは、大学から直接進学した学生のみならず、社会人研究者やアカデミック・キャリアを志す方々、高尚な教養を求める中高年女性、さらには定年退職後の第二の人生として高等教育に臨む方々など、20代から70代までの幅広い年齢層に対応し、それぞれのニーズに合ったきめ細やかなサポートを提供しています。実際受講生の約72.2%が社会人学生で、40代以上の学生が全体の70.5%を占めています。また、修士課程に在籍する女性の割合は61.6%で、自己実現を目指すリカレント教育の社会的意義を支援しています。4. 個別指導にこだわるムーンサークルは、競合が増加する中、受講生一人ひとりの実力と状況に即した質の高い、オーダーメードのサポートを提供しています。受講生の修士論文の合格率99.6%を誇り、投稿論文にチャレンジされた方の85.7%がアクセプトに成功しています。効率的な研究支援にAIツールを活用し、経験豊富な講師陣による伴走型の個別指導を組み合わせ、研究計画の立案から論文執筆までを全面的にサポートします。ムーンサークルの主要なサポート◆特別キャンペーンの概要提供内容 :オンライン個人指導1ヵ月4セッション+無料30分コース特別価格50,000円(通常65,000円)で提供対象者 :修士論文・博士論文・投稿論文の計画立案、資料収集、データ解析など、研究執筆の段階から論文完成までのサポートを必要とする方(新規お申込みの方限定)サポートする学問領域:社会学系(教育学、福祉学、文学、経済、経営、比較人類学、芸術、国際学など)、医学系(心理学、臨床心理学、医学、看護学など)、理工学系。詳細はお問い合わせください。セッション時間 :午前9時から午後11時まで(1セッション90分)募集期間 :2024年11月1日~12月20日 ※先着20名様限定~サポートの流れ~1. フリーセッション(15分):サポート内容の確認と学術領域の確認。1. お申込みと予約:申込後、1週間以内に第1回セッションを開始。2. お支払い:銀行振り込み。3. Skype、またはZoomの登録。4. 予約時間にオンライン個人指導。対面直接個人指導■会社概要会社名 : ムーンサークル(Moon Circle)所在地 : 〒604-8006 京都市中京区河原町御池下ル下丸屋町403 FISビル 707代表者 : 大倉 久美子設立 : 2009年4月1日事業内容: リサーチコンサルタントURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年10月28日5年生より弱い6年生。前の監督がこの子たちの年代の時にちゃんと育成してくれなかったので、下の学年でやることを6年生の今やってる。6年生のレベルが全体的に低くて、5年生を出さないと勝てない。優しくて仲の良い6年生全員を出してほしいけど、最後の試合まで半年しかなくて勝てない状況に焦る......。というお母さんからの悩み。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとにアドバイスを送ります。(文:島沢優子(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<チームメイトに「いらない」と言われる発達障害の息子。いじめだと思うが親が口を挟んじゃいけないのか問題<サッカーママからの相談>ら1年位誘われて入り、約1年になります。6年生は全部で9人しかいません。 一人は故障で長期休んでおります。現在息子はCBをしております。体幹やキック力もありゴールキックも任されており足も学年1速いので活躍しております。 息子はこれでいいのですが、チームに幾つか問題がありまして。それは、6年生が5年生より弱いということです。6年生だけだと勝てません。混合チームだと6年生で4名がベンチ組です。最後の大会まで半年なのに。聞いた話だと、今の5、6年生が4、5年生の時に監督がサボってろくな練習や試合が全く出来ないまま6年生になったそうです。なので全体的なレベルがだいぶ低いのです。監督が変わって少しずつ強くなってきたのですが、問題は6年生のみだと勝てないことです。要はこのまま思い出を作るのにサッカーをするのか? それか、勝てるチームを目指すのか? 監督としては6年生で編成する方針らしいのですが、正直チーム強化が間に合うのか微妙なところです。 ベンチ組が育たないので試合では5年生が出てきます。4、5年生の時の事は子どもたちの責任ではないので、試合に出れないのは可哀想な気もするのです。 優しくてみんな凄く仲良しなので全員試合に出て欲しいのです。最近になって6年生だけの試合も組んでくれるのですがやはり負けてしまいます。もうあと半年しかないのにこの状況に内心焦っております。今月くらいから各ポジションの動き方や裏への走り方、スペースの作り方などに取り掛かった位です。下の学年で学ぶことを今やっているのは前監督の責任です。(保護者が色々と訴えても変わらなかったようです)今の監督に変わってからもの凄く情熱的に、時に厳しく時に優しく育てて貰っているのですが、なんせいきなり実力主義に変わったので正直子ども達に酷な気がしております。ただみんな練習がキツイやら長いやら文句は言ってますが、基本的には楽しんでいるようです。とりとめのない相談になってしまいましたが、これから保護者としてどう考えると良いのかアドバイス頂けると幸いです。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。お気持ちを率直につづっていただけているようです。勝つ喜びも味わわせたいけれど、6年生全員で試合をさせてあげたい。そんな親心が文面から伝わってきます。しかしながら、愛情にあふれた親心の表現方法を間違えてしまうと、子どもにとって良くない結果につながりかねません。指導者が交替するなど環境が変わるなか、息子さんを含めチームメイトたちはそこに対応しようとしています。そのそばでお母さんがさまざま意見を言ったり、考えたり、動くことがプラスになるのかどうか。その一点を考えてみましょう。■あなたが焦ってもチームの状況は変わらないそこで私から、いくつかの「そもそも論」をお話させてください。チームがどんなメンバーでどう戦うのかといったことを考えるのは、指導者とプレーする選手たちです。負けが続いて焦っているとのことですが、お母さんが焦ったとて状況は変わりません。いくら子どもを預けている保護者だからといって、このメンバーでこう戦ってくださいと指導陣に意見もできないでしょう。つまり、「そもそも」親の出る幕ではないのです。無論、コーチの指導に暴力性があったり、それが原因で子どもの心身に支障をきたしたりしているのなら、親として抗議するのは当然ですし話し合いが必要でしょう。しかし、ご相談文からはそこまでの緊急性は感じ取れません。しかも子どもたちはサッカーを楽しんでいるようだと書かれています。ここは静かに見守ってあげればいいと思います。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■思い出作りと勝てるチーム、どちらかに絞るものではない次に「このまま思い出を作るのにサッカーをするのか? 勝てるチームを目指すのか?」とありますが、そもそもどちらかに絞るものではありません。子どもは試合に勝ちたくてやっています。6年生全員で出て、どこまでできるか挑戦すればいいと私は思います。6年生全員での出場を「思い出作り」などと形容せず、「みんなで楽しくサッカーできればいいね」と見守ってあげませんか。現在指導している監督さんは「時に厳しく、時に優しく育てて貰っている」とあります。具体的にどんな指導かわかりませんが、アメとムチのような古い指導でなければいいがと少し心配になりました。その監督さんも、お母さんも「そもそも」厳しさの意味をはき違えていないでしょうか。■たくさん指示を与えるより、自分で考えさせるほうが厳しい指導かもしれないサカイクで連載をされている池上正さんがジェフ千葉で中学生チームを指導したときのことです。試合中に保護者から池上さんにこんな声が飛んだそうです。「どうして何も言わないんですか?相手のコーチはたくさん指示を出してますよ」それに対し池上さんは「いや、私は選手が自分で考えてプレーするかどうかを見ています。実は日本一厳しいコーチかもしれませんよ」と答えました。怒鳴ったり指示命令する指導は子どもの自立と成長を阻みますが、多くの大人が怒鳴ったり、叱ったり、煽ったりする態度からしか「厳しさ」をイメージできません。しかし、池上さんは「主体的に取り組まなければ、君は何も獲得できないよ」というメッセージを込めた態度を貫いていました。それこそが真の厳しさだと私は考えます。怒鳴ったり指示を与える言動は、実は甘やかしているのかもしれません。怒って刺激を与えているのですから、それは「世話を焼いている」ことになります。それは時に「過干渉」になります。繰り返しになりますが、過度に干渉する大人は子どもの自立と成長を阻みます。このことは現在、教育界や幼児教育、保育の世界でも少しずつ認識されています。■言葉には魂が宿るもの「ベンチ組」という言い方はやめようご相談文を読むと、お母さんは前の監督を全面的に否定していますね。彼のせいで「ベンチ組が伸びなかった」と書かれています。レギュラーの親御さんがそうではない子どもたちを「ベンチ組」と形容するのは、たとえ本人たちの目の前でなくいてもやめましょう。単なるひとつの言葉ですが、言葉には魂が宿るものです。また、前監督を見たわけではありませんが、もしかしたら楽しくサッカーをさせて子どもたちの伸びしろを残していたのかもしれません。試合の勝ち負けや子どもの出来栄えだけをみるのは、そもそも良いことではありません。まずは親としてボランティアで指導されているコーチへの感謝の気持ちを表すことが、子どもへの良い教育になります。■子どもの輝く姿を見たいあまり、ストレスが溜まっているのでは(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)「とりとめのない相談になってしまいましたが」と書かれているように、お母さん自身、とても揺れているように見えます。わが子は主軸のセンターバック。子どもの輝く姿をみたいあまり、ストレスが溜まっていないでしょうか。6年生だけで出ても試合に勝てる強いチームを期待しているのでしょう。お母さんは「優しくてみんな凄く仲良しなので全員試合に出て欲しい」と願う一方で、6年生だけの試合で負ける姿に「あと半年しかないのに」と焦っています。恐らくどちらも正直なお気持ちでしょう。負けるとお母さんは悔しいようですが、一番悔しいのは子どもたちです。悔しがる子どもたちに「でも、よく頑張ったよ」と結果ではなくプロセスに注目してあげるのが大人の役目です。そういったことを踏まえて、「そもそも」何のために息子さんにサッカーをやらせているのか、ここをあらためて考えてみましょう。そのためにも、半月でもいいので息子さんのサッカーと距離を置くことをお勧めします。落ち着いて「何のために」をじっくり考えてみてください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキルビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
2024年07月24日生後6カ月のころ、健診で歯磨き指導がありました。これまで他人に対して歯磨きをしたことがないため、初めての子どもということもあり、どのように歯磨きをしたら良いのか不安でした。ショックだけど…その通り!不安なことを話せる場だと思い、健診時の歯磨き指導の場で「歯磨きが不安で、歯茎を傷つけないか、どのくらいの強さですればいいか不安です」と指導してくださった歯科衛生士さんに伝えました。すると「お母さんなんだからしっかりしないとダメよ!そんな歯ブラシのあて方をするから悪いのよ!」と威圧的な態度で言われ、とてもつらかったです。 ◇◇◇ 歯科衛生士に言われたことは、つらかったのですが、確かに言っていることは的確で「もっと自信をもって育児をしないと!」と思いました。ただ、あのような態度をされると日々一生懸命頑張っているママたちはつらいなぁと思いました。 作画/てる子著者:E.S30代、小学生のこどもを育てる母。育児に集中したいため、仕事は休職中。
2024年06月25日周りとレベル差がある息子。練習でチームメイトに「出来てない!」と言われ「行きたくない」と。コーチも事情を知っているのに次の練習の時「○○(息子)も言うほうだから、お互い様」という。言った言われたの話じゃなく、チームメイトに「ポジティブな声掛けを使用して」で良くない?指導者ってそこも踏まえて指導してくれるものでは?コーチに不信感です。というご相談。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとに、お母さんにアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<練習や試合を直前で休みたいと言い出す息子に疲れました問題<サッカーママからの相談>こんにちは。息子はサッカーを習い始めてまだ4か月で、少し慣れてきたとはいえ、前からやっている子達とはレベルも違います。そんな中、練習でチームメイトみんなに「出来てない!」と言われ、モチベーションが下がり、「次のサッカーは行かない。行きたくない」と言いました。子どもの言う事なので、そこまで目くじら立ててるわけではなく、リーダーに経緯を話して、お休みするかもと伝えました。それはコーチの耳にも入っています。次の練習の時に、コーチに「行きたくないって言っても、◯◯(息子)も言う方だからお互い様なんだけどね」と言われました。私が思うのは、言った言われたの話ではなく、コーチがそこを踏まえて指導していただけないのか?ということです。「出来てない」と言った子たちに「そうゆうのではなく、もっとポジティブな声かけしていこうよ!!」でいいんじゃないでしょうか。親が口出すべきではないしお任せしてると思ってるので、練習中には口をだしたくありません。うちの子守ってよ!などとも思っていません。ただ、息子を含め、チーム全員に注意するべきなのではないでしょうか?それなのに「ん?お互い様なのに休むの?(笑)」みたいなニュアンスに聞こえたのでなにかモヤモヤして、コーチへの不信感で親の私がサッカーへ行きたくなくなりました。少しですが、贔屓も見て取れる場面もあり、もう一つのサッカークラブは試合はなくとも、楽しくサッカー出来ていてるので、そちら一本にしたい気持ちです。このようにコーチに不信感抱いてしまった場合は、親としてどのようにしてあげたらいいのでしょうか?他の親御さんはどのようにしているのでしょうか?<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。メールの文章だけでの判断なので、理解が届かない部分があるかもしれませんがどうぞご理解くださいね。■今の状況を俯瞰で見てみるとわかってくる事があるかもお母さんはコーチの指導について、言った言われたの話ではなく、ご自分の息子さんを含めチーム全員に注意するべきではないのか?と疑問を投げかけています。もちろんその通りだと私は思います。ただ、もしかしたらお母さんの見ていないところで、見ていないときにコーチたちはそういった話をしているかもしれませんし、全体像はわかりません。文章のトーンからみてずいぶんお怒りのようです。が、少しだけ冷静になって今の状況を俯瞰で見てみませんか。この話、シンプルに言えば「あなたの息子さんも仲間に文句を言うことがあるからお互い様ですよ」ということですよね。お母さんにとって皮肉に聞こえたかもしれませんが、息子さんも負けずに言い返しているかまではわかりませんが、少なくとも言われっぱなしではないようです。そこを踏まえて、まずはコーチの指導がいいか悪いかはではなく、息子さんの様子に注目してみましょう。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■言い返せるのはむしろ喜ばしいことただ、必要以上にレベル差を感じているのかも息子さんは、仲間から「出来てない」と言われたことで傷ついたから練習に行きたくない、とお母さんに言った。お母さんは「子どもの言う事なので、そこまで目くじら立てていない」と書いています。コーチが言うには息子さんも言い返しているようだ。であれば、それこそ目くじらを立てる必要はありません。それはある意味、喜ばしいことではありませんか?サッカーを始めてまだ4か月で前からやっている子達とはレベルも違う。そのなかで息子さんなりに頑張っている。ただ、みんなが出来ていることがひとりだけ出来ない。ドリブル、トラップ、パス。サッカーにはさまざまな細かい技術があります。そのひとつひとつが劣っていることを、息子さんは必要以上に感じてしまい気持ちが落ちているのかもしれません。まだ7歳です。そんなことは気にせずにどんどんサッカーを楽しめばいい。時にはけんかしたり、言い合いになるのも子どもの自然な成長過程です。そのように受け止めて、息子さんにこう話してみませんか。「何かが出来るとか、出来ないとかはお母さんはどうでもいいいと思ってるよ。サッカーを楽しむのが一番大切だよ。人の言うことなか気にせず、やってごらんよ」■どうしても子どもの出来不出来が気になるなら、一度自分を見直してみようそれでも出来不出来を気にするようであれば、いい機会です。一度お母さんの子育てを見直してみましょう。お母さん自身が、何かが出来るか出来ないかを気にしていなかったか。建前ではなく、本音の部分で振り返ってみましょう。私自身、子どもが試合に出してもらえなかったとき、悔しくて悲しくて途中で家に帰ってしまったことがあります。帰途、情けないことに夫に泣きながら電話までしました。コーチの扱いがひどくて悔しい、と。夫から「〇〇(息子)のほうが悔しいと思うよ」と言われ、はっとしたのを覚えています。子どもは親が思う以上に、やさしい生き物です。親の望む姿でありたいとどの子も思っています。それがなかなか叶わないと、何か他のことに原因をつくろうとすることがあります。しかし、それも良い悪いといった物差しで測ろうとしないでください。それも成長の過程のひとつだと受け止めましょう。■他の子のせいだ、と言われたように感じた可能性もあるさらにいえば、コーチにとっては預かっている子どもたちはある意味身内なわけです。息子さんが練習を休んだ時、お母さんがリーダーに対しどのように説明したかはわかりません。お母さんはただただ、仲間も言われて落ち込んでいるから休みますと説明したことが、お母さんがその仲間に対し文句を言ったように伝わってしまったかもしれません。コーチも人間です。他の子どものせいで練習を休んだと言われたと感じ、少し感情的になってしまったのかもしれません。話というものは、ひとりの人間を挟むと、そのひとりの感情がそこに乗り移って伝わりがちです。できれば、そんなふうに理解してみませんか。■まだ7歳、これから技術も追いつく親はどんと構えていた方が成長する(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)それでも不信感を抱いてしまったとしても、そこはお母さんの問題として胸にしまってください。息子さんがまた立ち上がってそのチームの練習に行くというのなら、行かせてあげましょう。まだ7歳です。これからどんどん技術も追いついて、高学年になるころには体も大きくなります。周囲との関係も変化します。そう心得て、どんと構えるほうが子どもは成長しますよ。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキルビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
2024年05月22日通信指導実績34年・累計指導会員数50万人以上を誇る総合教育企業、CKCネットワーク株式会社(代表取締役社長:山崎 朋宏、本社:愛知県名古屋市)は、新サービス『オンライン家庭教師ハイタッチ』を提供開始しました。オンライン家庭教師ハイタッチ新規開講■オンライン家庭教師ハイタッチ『オンライン家庭教師ハイタッチ』は、「ティーチング」「トレーニング」「コーチング」の3本柱で、「自ら気づき、考え、行動できる力」を育てる家庭教師サービスです。「教える」ということが中心の一般的な家庭教師サービスではなく、生徒のやる気を引き出しながら授業以外の家庭学習までをサポートする『手厚い指導』が特長です。■背景CKCネットワークでは、創業以来「自力で問題解決を図る」子どもたちを育てるべく、家庭学習サポートのためにFAXを利用した通信添削指導を行ってきました。添削指導の中で、大切にしてきたことは「学ぶきっかけを与える」ことです。答えを教えるのではなく、どうすれば「わかる」「できる」ようになるかを一緒に『考え』、『気づかせる』。“わからなかったことがわかった”、“できなかったことができた”という経験を積むことが「自信」になり、『次の行動』につながります。そのために添削(トレーニング)と生徒をやる気にさせる電話でのフォロー(コーチング)に力を入れてきました。ただ、リアルタイムで子どもの考える過程へのサポートができないこと(ティーチング)が私たちの課題でした。そこで今回、CKCネットワークの強み・経験を生かし、添削指導と個別授業を組み合わせた新しい家庭教師サービス、自ら気づき、考え、行動できる「一生モノの学ぶ力」を育てる『オンライン家庭教師ハイタッチ』が生まれました。■サービス概要自宅で受講する生徒の様子◆「考える力」を育てるティーチング双方向・リアルタイムでノートを共有することで、解き方・考え方を先生と共有し、必要な教科・単元の理解度を深めます。定期テストや高校受験、大学受験など、生徒一人ひとりの状況に合わせた指導をします。◆「行動する力」を育てるトレーニングハイタッチでは、授業以外に、生徒の目的や習得状況に合わせた学習計画を策定しますので、何をするか、どこをやり直せばよいかが明確になります。また、添削指導で問題を解くためのアドバイスをすることにより、「できない」が「できる」に変わり、学習習慣がつきます。学習計画表と手書きで行う添削指導◆「気づく力」を育てるコーチング月2回のコーチングを行います。コーチングでは、学習状況の確認・進路指導やテスト分析から、生徒の『問題解決能力・自主性・モチベーション』を高め、進路の目標達成に導きます。【CKCネットワーク株式会社について】『家族に自慢できるサービスを、世の中に提供する。』を理念として1990年に愛知県で創業しました。通信指導実績34年、累計指導会員数50万人以上を誇る総合教育企業です。オンライン個別指導塾「Fit NET STUDY」や、マンツーマン学習サポート「Preステップオンライン」など、幅広い事業を運営しています。CKCネットワーク株式会社URL : オンライン家庭教師ハイタッチURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月09日最近は少なくなってきたとはいえ、少年サッカーの現場で怒鳴る指導スタイルは存在します。周囲のチームにも影響されて大声で怒鳴る指導スタイルになっているお父さんコーチの方もいるのでは。今回は、かつては怒る指導をしていたけれど「サカイク」に出会って指導スタイルがガラッと変わったお父さんコーチにお話を聞きました。チームの保護者にも「180度変わった」と言われ、我が子との親子関係にも変化があったそうです。写真は少年サッカーのイメージサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!>>■違和感を感じつつも、周囲と同じように怒る指導をしていた和歌山県の岩出市サッカースポーツ少年団でお父さんコーチとして活動する谷さんは、お子さんがチームに所属したことでお父さんコーチとしてサッカーに関わるようになりました。「サカイク」に出会って指導スタイルが「180度変わった」以降サッカーの魅力にますますハマり、子どもたちがサッカーを楽しめるようにと指導者ライセンスやレフェリーの資格取得など日々学び続けていますが、かつては「怒る指導者」だったそうです。「違和感は感じつつも、 よそのチームも結構怒鳴って怒っている指導者もまだまだいて、先輩たちがそうしているからと自分も怒ることが多かったです」と語る谷さん。実際、厳しい指導をしているコーチが見ている学年は県大会で上位に入ったり、結果を残していたこともあり、結果だけ見たら厳しい指導をした方が勝てるのかなと思っていた時期があったそう。■厳しい指導を受けた子たちがサッカーをやめていくのを聞いて......ですが、ずっと違和感を感じ続けていたそう。子どもたちの競技人生を考えた時に、小学生年代から厳しい指導を受けた子たちが高校、大学、社会人になってもサッカーを続けているかというとそうでないことに気づいたのだとか。強豪校に進学して選手権やインターハイに出場した子が、大学以降サッカーをやめてしまったり「もうサッカーはいいや」と離れてしまう子たちがいるのを目の当たりにして、サッカーは元々楽しいからやるのに、厳しい指導や出場機会の問題でサッカーが面白くなくなってしまうことに心を痛めていたと教えてくれました。■サカイクの考え方の方がしっくり来たもともと谷さん自身が「自分の子とは自分で決めさせる」という親御さんの考えのもとに育ってきたこともあり、「怒って指示する指導で子どもたちが伸びるのか」という疑問を持っていたと言います。そんな時にたまたま「サカイク」に出会って、サッカー少年少女の保護者の心得10か条を知り、「育成に対する考え方とか、自分にとってはこっちのほうがしっくりくるかもと思ったんです」と振り返ります。「子どものことを否定せず、大人は見守り環境を作る考えに共感した」と、サカイクを知って以降は色んな記事を読んで情報をアップデートしている毎日だそう。■勝ち負けも大事だが「サッカーって楽しい」が大前提サッカーには勝敗があり、プレーする選手は勝ちたいと思うもの。監督やコーチ、保護者のみなさんだってわが子のチームに勝ってほしいと思うのは当然です。ですが、何をしても勝てばいい、というものではありません。その年代ごとのサッカーの理解であったり、原理原則をしっかり押さえて勝利を目指す。それが指導者としての力量であり、中学、高校と競技人生を続けていくために大事なことではないか、と谷さんは言います。「チームとして勝ち負けも大事だけど、サッカーって楽しいよね」が大原則にあるうえで、攻撃や守備の目的を教えるスタンスで指導にあたっているとのこと。サッカーを始めたころから辛い思いでしかなければ、それを続けたいとは思わないものですよね。「サッカーって楽しい」という気持ちを育むことは、やる気やサッカーに取り組む姿勢にも影響するものなので、指導者や保護者の皆さんは大事にしてほしいものです。■保護者の方にも「180度変わったね」と言われた谷さんはサカイクに出会い、自分が抱えていた違和感は間違いじゃなかったと確信したそうです。子どもたちを伸ばす大人の在り方に共感し、指導スタイルを変えたと言います。以前は違和感を感じながらも周囲のチームの影響もあり、怒る指導をしていましたが、サカイクに出会ってからは怒らなくなったそう。簡単なミスに対して指摘したり、失点した際はハーフタイムで叱責したりしていたのを全く言わないようにして、選手たちにどうして失点したのかを考えさせ、話を聞いてから谷さんがアドバイスをするようなやり方に切り替えたのだとか。それまでの指導方法と真逆のやり方に、最初は保護者も「どうしたの?」と戸惑いがあったそうですが、谷さんが指導についての考え方やスタンスを伝えていくことで「そういうのが良いよね。コーチ、180度変わったね」と言ってくれたそう。他のチームの指導者からも「子どもに対するジャッジが適切になったよね」「選手にとって何が良くて何がダメか分かりやすくなってる」と言われたのだと谷さんは嬉しそうに教えてくれました。■親たちの声かけも変わった谷さんの指導スタンスに保護者の多くも共感してくださり、今では応援の声かけも変わったそう。以前はそこまで保護者の声援がなかったとのことですが、最近は「ナイスプレー」などポジティブな声かけが増えたそうです。谷さんが変わったことで、保護者の皆さんも子どものサッカーに楽しんで関われるようになっているようです。■我が子との関係性にも変化が谷さんの周囲の変化はチームの保護者だけではありませんでした。以前は親子で同じチームに所属していましたが、指導者目線と親目線もあり息子さんに厳しく当たってしまうこともあったそう。ですがサカイクに出会って「親は子どもを応援しよう」という基本スタンスを改めて心に刻み、プレーへのダメだしはしない、勝とうが負けようが褒めるところはちゃんと褒める、試合後の会話は「今日も一生懸命だったね」から始めるなど、接し方を変えたそう。息子さんがチームを移籍したこと、谷さんが変わったことなどタイミングが重なったのはあるかもしれませんが、以前より息子さんが本音で話してくれるようになった気がする。「親子関係が良くなりました」と谷さん。サッカーの話も含めて、いろんな話ができるようになったことを嬉しそうに話してくれました。大人の接し方次第で子どもが変わり、チームも雰囲気が良くなった体験でした。皆さんも参考にしてみてはいかがでしょうか。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!>>
2024年04月17日皆さんは、早とちりをした経験はありますか?今回は「指導室に呼び出される友人」にまつわる物語とユーザーからの声を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!友人が心配で…カメラにハマっている、小学生の主人公。そんな主人公には、気がかりなことがありました。毎日放課後になると、友人が先生に呼び出されるのです。そして2人は指導室に入っていき、数分経つと友人は泣きながら出てくるのでした。その様子を見て、嫌な予感がした主人公は…。助けようと思い…出典:エトラちゃんは見た!「私が助けなくちゃ!」と思い、カメラを片手に指導室に乗り込みます。すると勝手に写真を撮ったことで先生に怒られ、主人公が指導室に呼び出されるハメに。しかしそこで話を聞くと、家庭の問題で苦しんでいて、先生はその相談に乗っていたようで…。早とちりで乗り込んだ結果、カメラを没収されてしまう主人公なのでした。読者の声今回は早とちりでしたが、友人を助けるために動いた主人公はかっこいいと感じました。毎日泣くほどつらい思いをしている友人が、心配になりますね…。(30代/女性)友人を助けたいと思って行動した主人公は、とても勇気ある優しい子どもだと思います。早とちりでも自分のために行動してくれて友人は嬉しかったでしょうし、先生たちも主人公の優しさを理解してくれているでしょう。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年04月06日兵庫県神戸市の街クラブ、「ロヴェスト神戸」代表である昌子力さんは、Jリーガーであり元日本代表である昌子源選手の父親です。親としてそして指導者としての2つの視点から、サッカー少年・少女を育てる保護者として大事なこと、心得についてお聞きしました。前編では親の立場から幼少期の源選手のサッカーへの関わりについてお話しいただきました。(取材・文:貞永晃二写真:柳瀬心佑)Jリーガー昌子源選手の父・昌子力さんに、サッカー少年の保護者としてしていたことを伺いました(柳瀬心佑)子どもたち自身が成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>■指導者ではあるが、息子のプレーを見たことはほとんどなかった―――源選手のジュニア時代のお話からお聞かせください私は基本的には自分が指導するチームがありましたから、そもそも息子の試合を見る機会があまりありませんでした。息子がチームに入ったきっかけは、たまたまフレスカ神戸というクラブが近所の幼稚園に出張指導していたんです。そのときの子どもたちが小学校に上がるときにフレスカ神戸はチームを立ち上げて活動を始めていたのです。それが息子の2歳、3歳上の年代の上手な子たちでした。息子はその先輩やお友達に誘われて入れてもらいサッカーを始めました。そのチームは近所の公園で練習していたので仕事休みの木曜日にたまに見ることはあったのですが、土日の試合においては何回か見た程度でした。息子の送り迎えも皆無でした。それでも6年生のときに関西トレセンに選ばれ、私も協会スタッフとして会場入りするので、息子を車に乗せて行ったことがあったのですがそれが初めてだったくらいです。■質問を続けていたら、その日のプレーを事細かに覚えて帰ってくるように私は息子の試合を見ていない分、親として息子の様子を知りたいという気持ちは当然ありました。ですので帰宅してきた息子に夕食のとき質問するわけです。「今日どうやった?」「どこでやったん?何時頃までやってた?」「点入れたん?」とか......。あまり矢継ぎ早にあれこれ質問したら息子も面倒くさくなるだろうから、頃合いを観ながら適度な間を作りながら質問をしていました。すると息子が質問に答えて、という繰り返しが日常になりました。やがてあの子は父親に教えてあげようと考えたのか、その日のことをとても克明に細かく覚えて帰ってくるようになったんですね。「今日はこうやった、ああやった、こんなプレーをしたよ」みたいに。でも私は「へえすごいやん」と言うだけでした。「そんなときはこうすんねん」とか「そんなんじゃアカンねん」とかも一切言わずにね。そのうち本人が試合に出なかったときでもしっかりその日あったことを覚えて帰ってくるようになりました。プロ選手になってからのプレーを観ていると息子がなにか物を俯瞰して見ているような感覚さえ感じましたが、今から思えば子どもの時にその日の試合の様子や出来事を覚えて帰るというところから、"試合をやりながら全体を観る"という能力が養われたのかもしれませんし、小さい時の質問のやりとりが影響したのかもしれないと思っています。■サッカーについて息子に質問し、話を聞いて肯定するだけだった私は息子(源選手)に対しては質問して感嘆して同調することしかしなかったですね。話を聞いてやって肯定して、って感じでした。小学校のときは仲間に喜びを求めてみんなでワチャワチャやって楽しいですが、年齢が上がってくるにつれてサッカーの内容が難しくなったり、悩みが出てきたりします。それは私たち親子も一緒で、常にプラスのやり取りばかりが続くわけではなかったです。息子は夢がかなってプロ選手になりましたが、何事でもチャンスのタイミングや場所を何となく掴める子と、ちょっとそれをポロポロ逃してしまう子がやっぱりいると思うんですよね。そういう能力を育てるレシピがあれば良いのですがそのようなものはない訳ですから、それに近いものという意味では自分で見極める力や大人に相談できる力をつける事が大事だと思います。そのためにも子どもの話を引き出す大人の質問力が大切だと思っています。■家では自主練も遊びでのサッカーもほとんどしてなかった息子は小学生時代に、自分でボールを持って近所の公園でリフティングするとか、友達とボールを蹴るとかもほとんどしてないと思います。本当に家ではサッカーをしなかったんですよ。自宅が六甲山の麓だったので、いつも麓の川へ行って、天然の滑り台みたいな岩で遊んだり、近所の家のテラスで遊んだりとかしていました。源がサッカーをしているのをほとんど見たことがないのです。小学1~2年生頃はお友達を誘って極たまにミニゲームをやったことはありますが......。サッカー以外の遊びで運動能力が養われたというのもあると思います。その後選抜に選ばれて、関西トレセンにも選ばれてと経験値やステージが上がっていく訳ですよ。協会スタッフとしてたまに試合を観たりしましたが、幼少期から勘は良かったと思います。自らボールを持ち仕掛けていくか、ボール周辺の密集近くにいるかでした。ボールの周辺にいるがためにこぼれ球を拾っては点を取るし、味方が危ない時も自分が守るし、チャンスもピンチも俺が決めるみたいなタイプでしたね。それに加えてちょっと足が速かったりしたので、そんなところを評価されたのだと思います。■「お子さんには教え込まれたでしょう?」への返答時折、私がサッカー指導者をしているものですから「お子さんにはさぞかし教えて仕込まれたでしょう?」などと言われますが、「実は全く教えていないんですよ」と言うと、次に返ってくるのは「元々の素材が違いますからね」という言葉です。多少は持って生まれたものはあると思います。妻が結構運動能力高くて、ソフトボールでは日本リーグの選手でしたし、サッカーでも当時のLリーグの神戸FCレディースというチームに所属し西が丘競技場など幾多のサッカー場でもプレーしてるんです。2つの球技でトップリーグプレーヤーだったことや、さらにバスケットボールやバレーボールをやっても確かに上手いんです。そういう母親の持つ身体能力が、受け継がれているとは思っています。私の能力はほとんど受け継いでいないですが(笑)。■「サッカー辞めたい」と言われたとき、心底「辞めていいよ」と思った理由息子は中学からガンバ大阪ジュニアユースに入団したのですがそこでは宇佐美貴史らと同学年でした。当時めちゃくちゃ強い年代で周囲の期待も大きく、スタッフもかなり気合が入っていました。しかしながら体が小さかった息子は当時のコーチにかなり理不尽な扱いを受けたり、チームメンバーのいじめにもあって、中3へ上がる前にサッカーを辞めたんですよ。そのときは息子も親に気を使ったのか、ユニフォームを泥で汚して練習した振りをして帰宅したりしていました。母親が練習着の異変に気付き問うてみると、「もうサッカーはしたくない」と言いましたね。私はそれに対して「全然かまわないよ。無理してやることないし、辞めてもいいよ」と。父親の仕事がコーチだから、辞めるのは......と考えていたみたいでしたが、本当に心底もう辞めてもいいよと思いましたね。というのは、私も仕事柄プロを目指していた子がドロップアウトしてしまうのを過去たくさん見てきましたから、我が子もあんなふうになるぐらいだったら、もっと気楽に生きたらええんちゃうか、なんていう気持ちがありました。それでサッカーを一旦辞めたのですが、そんなときに私がインストラクターを務めていたB級ライセンスの受講生に米子北高の中村真吾コーチ(当時、現監督)がいて、城市徳之監督(当時)が大阪体育大学の後輩という縁もあって、米子北高の練習会に参加させてもらったんです。本人も久しぶりにボールを蹴ったこともあり、帰ってきた息子の表情は久しぶりに見る晴れやかな顔でした。数日後、本人が「俺、米子北に行くわ!」と言うてきたのでに行かせることにしました。米子北はかなり校則、躾が厳しい学校であったことや、寮生活を通して自主自立を育てられたと思います。また、ある程度ボールを扱える子がいても、攻守の切り替えの早さや連続したプレーを求めるチームスタイルで、加えてそれを徹底させていく強さのあるサッカー部でしたから、体力も根性もついて、あの子にとっては足らないものを補ってもらえてよかったみたいです。■子どものサッカーに対して何も言わなかったことが何よりの指導だったそこで何か物事が私の中でもスーッと1本に繋がった感じがしましたね。小さいときはやっぱりスキルをキチンと身につけて、15歳から17歳ぐらいで持っている技をより早く強く連続して発揮できるように持っていくのが絶対に必要だなと思いました。結局、源にはちょっとした身体能力があったかもしれないけど、あの子の実践するサッカーに対して何も言わなかったことが、何よりの指導だったんやと思っていますよ。あの子が自分で失敗をして自分でケツを拭かなあかんような環境に入ってこそ、これをやったらあかんのやな、ここまではええねんな、とかが理解できたようでした。■いつも何かに頼る環境にいると成長できないその後、鹿島アントラーズに加入してからのあの子を観て一番驚いたのは、喋れる選手になったことですね。実は中3のときに彼の持つ正義感に驚くことがありました。それを元々持っていたのか、そのときに芽生えたのかは分からないですけど、そういうことと相まって、色々な経験したからこそ自信を持って物を言えるんだろうなと。頼りないと思っていた子だったのに、インタビューでもちゃんと答えたり、自分の思いを言葉にしたりできるようになっていました。親が知らないだけで、子どもってまがりなりにも30年生きてきて色々な経験をして色々な人に出会って、ときには怒られときには褒められ、成長する度に自分の中で基準ができて行くわけですね。結局、たまたまうちの子はそういうふうになったけど、いつも何かに頼るような環境にいたら、そうはならなかったんじゃないかと思うんです。親離れ、子離れなんていう言葉で言うと簡単だけど、今は子離れできない親が多いんでしょう。最近は、子どもだけで過ごす時間があまりない感じがしますが、それはそれで親離れを遅らせる一つの要因になっているのかもしれません。■親が色々助けるのは学ぶ機会を失わせ、自立を遅らせる――何かその辺りで源選手と今どきの子というのは育ち方自体が違うかなと思います。家内も割と「子どもは子どもだ」と言っていました。子育てでは両親の仲がいいとか、子どもより父親(配偶者)を優先させることが一番重要だと。どういう意味かというと、例えば子どもの事は放っておいて夫婦でどこかへ遊びに行く。「あんたはサッカーでしょ、私たちは遊びに行くから。何時までには帰るからあんたもそれまでに帰っておいで」ぐらいでいいんですよと。我が家は割とそんな感じで子離れができていたんじゃないですかね。子どもの試合にも用事があればわざわざそれをキャンセルしてまで観に行くということはほとんどなかったですからね。親がいろいろ助けてやると、自立がやっぱり遅れる。本来経験すべきこと、失敗とか、ときには危ない目に会うとかを学ぶ機会を失わせているなと思います。それに加えてサッカー指導者も情報を与え過ぎ、準備のし過ぎだと感じます。丁寧すぎるんだと思いますね。後編では、ご自身の経験や指導者をしてきた中で実感している「保護者の心構え」についてお伝えします。子どもたち自身が成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>
2024年03月14日日曜劇場「下剋上球児」第9話が12月10日放送。松平健演じる賀門がスタンドに向けて放った言葉に「マジで上様」「指導者の鑑」といった声が上がるとともに、ラストでの南雲に対する“頼み事”にも感動が広がっている。鈴木さん約2年ぶりの日曜劇場主演作となる本作は、高校野球を通し現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くドリームヒューマンエンターテインメント。三重県立越山高校の野球部監督に復帰、県大会準決勝まで勝ち進んだ南雲脩司を鈴木さんが演じる。また、練習中にボールが当たりその痛みで病院に運ばれた山住香南子に黒木華。準決勝で先発に起用された根室知廣に兵頭功海。ずっとピッチャーを務めてきた犬塚翔に中沢元紀。キャッチャーを務める日沖壮磨に小林虎之介。野球部主将の椿谷真倫に伊藤あさひ。俊足でロン毛の久我原篤史に橘優輝。マイペースな性格の楡伸次郎に生田俊平。越山高校校長の丹羽慎吾に小泉孝太郎。南雲の妻・南雲美香に井川遥。南雲と準決勝で対戦する恩師の賀門英助に松平さんといったキャストも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。準決勝に進んだ越山高校野球部。南雲はエースの翔を控えに回し根室を先発で起用するが、試合直前、練習中にボールが当たった山住が脇腹の痛みを悪化させ病院へ運ばれる。部員たちは動揺しつつも覚悟を決め、試合に臨むことに。そして始まった試合では賀門率いる星葉高校もこれまでとは違う布陣で挑んでくる。想定外の出来事の連続にミスを連発し先制される越山高校だが、その後逆転し…というのが9話の展開。試合中、スタンドで星葉を応援する観客と越山を応援する観客同士が怒鳴り合いに…球場全体の雰囲気が悪化するなか、賀門がベンチから出て来て客席に向かい「みんな真剣です。大人として失望させないでいただきたい」と、いきり立った観客たちを諭す…。このシーンに「賀門監督一喝。将軍さんの一喝はインパクト大」「大人として失望させないでくれといさめる賀門、マジで上様」「賀門監督、指導者の鑑過ぎる」といった投稿が。その後、9回裏で南雲は翔を代打に起用。先発を外れた翔にかつてのライバルとの一騎打ちをさせる…そして見事逆転勝利を収めることに。試合後、賀門は南雲たちの健闘を称え「甲子園は強豪私学のためだけにあるわけじゃねえ。お前らのようなチームが行くことが必要なんだ」と話すと、「あいつらは不完全燃焼だ。越山の応援させてやってくれ」と、明日の決勝戦で星葉のブラスバンドと応援団を越山のスタンドに入れてやって欲しいと頼む…。「ブラスバンド(兵)を貸してくれんの、熱いな」「応援団がついてくるとめっちゃ強力!」「賀門監督カッコイイな。南雲監督の正々堂々野球ルーツと納得」「はじめ嫌な監督なんかなって思ってたけど終始ずっと優しくていい監督だった」など、南雲と賀門のやり取りにも感動の声が送られている。【最終回あらすじ】ついに決勝進出を決めた越山高校野球部。しかし甲子園出場には高額費用がかかるため、丹羽は地元の有力者たちを集めて皆で頭を悩ませていた。そんななか大学からスカウトを受けていた根室(兵頭功海)はそのことを姉・柚希(山下美月)に言えずにいた。決勝当日。星葉高校の応援団も越山の応援のために駆けつけてくれるなど越山高校応援ムードの中、南雲と生徒たちの“日本一の下剋上”がかかった、運命の試合がスタートする…。「下剋上球児」は毎週日曜日21時~TBS系にて放送中。注)このドラマは「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘 著)にインスピレーションを受け企画しましたが、登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションです。(笠緒)
2023年12月11日草彅剛が主演する土曜ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」からキービジュアルと、本作で手話監修・手話指導を行った関係者からコメントが到着。予告ティザー映像が公式サイトで公開された。仕事と結婚に失敗した荒井尚人。家族や恋人に心を開けないでいるが、生活のため唯一の技能を活かして就職活動をはじめる。その技能とは“手話”。彼は耳が聞こえない両親をもつコーダ(Children of Deaf Adults)であり、手話通訳士として働くことに。やがて仕事にも慣れ、新たな生活を送りはじめた尚人のもとに届いた依頼は法廷でのろう者の通訳。この仕事をきっかけに、尚人は自身が関わった過去のある事件と対峙することに。現在と過去、二つの事件の謎が複雑に絡みはじめる…。今回到着したキービジュアルのデザインは近年、ドラマから映画まで数々の話題作のビジュアルデザインを担当している石井勇一。画像加工をしない実験的な撮影方法により、ハンドサインで型どった色彩の光をその場で撮影するポートレート写真に多重露光することで、くっきり見える部分と見えない部分をつくり「聞こえる・聞こえない」というドラマのテーマを視覚的に表現した1枚となった。また、ティザー映像では、所在なげに部屋をさまよう主人公・荒井尚人(草彅さん)をはじめ、橋本愛、松本若菜、遠藤憲一、さらには印象的な演技を披露する、ろう者俳優たちの姿も映し出され、いち早くドラマの世界観を知ることのできる内容となっている。20名近い(エキストラも含めると30名以上)、ろう者・難聴者・コーダの役を実際の当事者が演じていることが大きな特徴でもある本作。撮影に手話監修・手話指導として関わった木村晴美さん・米内山陽子さん・江副悟史さんからのコメントが到着。さらに、出演した当事者の全員から撮影に参加した感想についてもドラマ情報ページにて公開中となっている。【キービジュアルデザイン/石井勇一 コメント】ビジュアルは、写真家の濱田祐史さんを起用し実験的な多重露光撮影を現場でトライいたしました。偶発的に重ねた色彩溢れる光の形状は“家族”を意味するハンドサインの断片で構成されており、本作の作品性に合わせたあらゆる世界における見えるもの・見えないものや無常感などを視覚的に体現したものになります。【手話・ろう者監修/木村晴美 コメント】デフ・ヴォイスは、コーダが主役の物語ですが、オーディションで選ばれたろうの俳優さん達の演技も見逃せません! 草彅さん演じる尚人さんと絡むシーン等で、名もなきろう俳優さん達が存在感を示しています。名もなき俳優と書きましたが、ろうコミュニティの中では有名な俳優さん達です。渡辺(一貴)監督がオーディションで楽しそうにしていたのが印象的でした。どんなふうに展開されるのか、手話の入ったカメラアングルはどうなっているのか、ぜひ、最後までお楽しみください。【コーダ考証・手話指導/米内山陽子 コメント】ろう者の役は、ろう者の俳優に演じて欲しい──。私たちの長年の悲願が叶いました。丸山(正樹)さんの素晴らしい原作と、高橋(美幸)さんの繊細な脚本、渡辺監督の温かなまなざしのもと、老若男女、さまざまなろう者がこの作品に集い、魅力的なお芝居をしています。カメラの前で繰り広げられる彼らの演技に心が震えました。それを受け止める草彅さんをはじめとする聴者キャストの懐の大きなお芝居に胸があつくなりました。手話監修の木村さんの的確さ、バディのように共に手話指導に挑んだ江副さんの頼もしさ、現場に手話通訳に入ったはせ(亜美)さん、小松(智美)さん、井本(麻衣子)さんの仕事ぶりに助けられました。私たちはそれぞれ違う人間で、それは当然尊重されるべきことです。けれど同じ部分が間違いなくある。悲しむこと、喜ぶこと、心を寄せること。この作品をきっかけに、世界がもっと色を増していきますように。【手話指導/江副悟史 コメント】手話界で大きな話題になった「デフ・ヴォイス」がドラマ化され、さらに手話指導としてオファーが来たときはとても驚き、ともに嬉しくなりました。またろう者役を当事者に演じてほしいということは、喜びとともに不安も大きかったです。ろう俳優のほとんどが舞台経験者が多く、映画やドラマで演じたことが少なかったからです。プロデューサーを始め、渡辺監督、スタッフの方々にお願いして、ろう俳優対象に「模擬撮影現場」というのを丸1日開催し、リアルな撮影現場を体験してもらいました。また私の方から撮影現場での行動、心構えなども色々と話した上で撮影に入りました。そのおかげでろう俳優もやりやすい環境で撮影に臨めたかなと思います。ろう俳優の手話も十人十色で、個性的な手話表現も多く、手話指導としても、とても楽しかったです。それぞれ手話の「色」を尊重し、尚人役の草彅さんも、ろう俳優の役柄に合わせて手話表現を変えていかないといけないので、自然な会話に見えるように調整しながら指導してきました。当初は大変だったと思いますが、撮影現場でろう俳優と絡んでいくうちに慣れてきて、きちんと使いこなせるようになりました。手話指導するときは、自分の指導方法を形にはめて教えるのではなく、草彅さんの覚えやすいやり方で、色々と試行錯誤しながらやってきました。草彅さんに「ダンスの振り付けみたいだな」と言っていただいたのをきっかけに、手話の文法が壊れてしまわないよう、文脈に合わせて丁寧に指導しました。そこから草彅さんも覚えやすくなってそのまま最後まで走ってくれました。出演者のほかに裏方のスタッフさんとも私の方から積極的に交流して、ロケバスの運転手さんまで凄く仲良くなって(笑)ご飯も行ったり、通訳なしで2人で色んな会話をしたり、とても楽しい現場でした。「デフ・ヴォイス」をぜひ多くの方々に見てもらいたいと思います。なお、本作では、ドラマでも描かれるろう者・難聴者の方々をはじめ、多くの人に番組を楽しんでもらえるよう、字幕や手話をつけた放送を予定している。土曜ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」は12月16日(土)、23日(土)22時~NHK総合・BSプレミアム4Kほかにて放送。◆総合、NHK BSプレミアム4K→全てのセリフに字幕をつけて放送リモコンなどで「字幕」表記の選択をする必要はなく、通常放送として音声日本語(しゃべりゼリフ)と手話に字幕をつけております。【放送(総合・BSプレミアム4K)】前編:12月16日(土)22時、後編:12月23日(土)22時◆Eテレ→手話をつけて放送全てのセリフに対して、「手話」を画面上に表示します。【放送】前編:2024年2月4日(日)15時45分、後編:2024年2月11日(日・祝)15時45分(シネマカフェ編集部)
2023年11月21日学生時代ずっとサッカーをしていて、JFA(日本サッカー協会)のライセンスも取得して指導の勉強はして挑んだが、いざ現場に出ると状況が全然違った!というコーチ。低学年や未就学児はそもそもおとなしく話を聞いてくれない。技術指導どころじゃない......。と悩む指導者は、実は多いのでは?ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、海外の育成や、いつからどんな練習をすればいいかをアドバイスします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<動きながらボールを受けてパス、海外選手のように流れるようなプレーを身に付けるには、どんな指導が必要なのか教えて<お父さんコーチからの質問>はじめまして。田舎の少年団で教えています。担当はU-8です学区に1校しかなく、保育園から中学までメンバーが変わらないような地域です。専任の指導者がいるクラブチームなどは車で2時間以上の距離にある都市部にしかありません。そんな感じなので、小学校の少年団ですが未就学児の兄弟も参加することもあります。私自身大学までサッカーをしており指導ライセンスも取得しておりますが、現場に出ると技術の指導以前の問題で、まずおとなしく話を聞いてくれません。身体を動かして遊ぶのは好きなので、遊びを取り入れながらサッカーの要素を学んでいけばいいかと思っていますが、指導歴が浅いのでバリエーションが少ないのです。ミニゴール(※)は2台あります。低学年&一部未就学児に、あまり長い説明が要らず楽しめるような方法があれば教えていただきたく思っています。※編注:E-3ショップで販売、JFA100周年記念として全国の保育園幼稚園に配布している本格的なミニゴール。Jクラブもトレーニングに使用<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。基本的に、スポーツはその語源通り「遊び」です。その理解をまずはしていただけたらと思います。■スポーツは「遊び」、では「サッカーを象徴する遊び」とは?スポーツが遊びであれば、サッカーを象徴する遊びは何でしょうか。そう、試合ですね。うまく試合をやらせてあげると、当然ながら子どもは楽しくなります。私のスクールでは、1回の練習は90分。そのなかで50~60分は試合に費やします。保育園や幼稚園の小さい子や、小学生でもまだサッカーに興味がない子は、ほかのところに興味を示しがちです。トンボが飛べばトンボを追いかけるし、友達同士で遊び始めたりします。そうなるのは当然です。子どもなのですから。おとなしくしてくれないとこぼす大人たちも、子ども時代は同じ姿だったはずです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■サッカーにのめり込んでない子たちにもボールが集まるようなルールにしてみてでは、どうするか。小学生と幼稚園生が一緒にやっていると、どうしても学年や月齢が上の子どもがボールを持ちがちです。ドリブルしたり、シュートしたり。そういう子どもたちだけで盛り上がってしまうので、下の子どもたちは楽しくありません。ですので「今はサッカーをする時間だよ」と言い聞かせたりせずに、有効なルールに変えてあげてください。例えば「幼稚園の子にパスを出さないと、シュートが決まっても得点になりません」というルールを作ります。得点までのプロセスで幼稚園児がさわったらゴールにするというものです。もしくは、小さい子たち、学年が下の子が入れると10点にします。小さい子が貢献できるよう、ゴルフのハンディのような要素を入れてみてください。このように、サッカーはボールへのかかわりが増えると、一気に楽しくなります。サッカーにまだのめり込んでない子どもたちにも同じように、彼らにボールが集まるようなルールをつくることをお勧めします。■上手い子たちが注目される場面もつくるこのとき気をつけなくてはいけないのは、少しサッカーがみんなよりもできる子の扱いです。飽きてしまうと、ルールを無視してひとりでドリブルしてシュートを決めて喜ぶ、といった子どももいます。そんなときは「点にならないのにどうして楽しいの?」と尋ねます。「今のルールは幼稚園生にパスをしなくてはいけないルールだね。それはファウル(反則)がダメなのと一緒だよ。君がやっているのはずっとファウルしているのと同じじゃないかな」そういう話をします。また、自分勝手にシュートを打った後に「今のどう?得点になるの?」と質問してみます。すると「だって面白くないもん」と返ってくることがあります。そこで「じゃあさ、どうしてこのルールがあるかわかる?」と問いかけます。全員が楽しむことの大切さを味わってもらうことが重要です。その子たちにとってはハードルが低くなり過ぎて楽しくなくなることもあります。よって、小さい子のためのルールを入れた試合はずっと続けるのではなく、みんなが楽しくなり始めたらまたルールを変えてください。そうすると、出来る子たちが注目される場面が出てきます。行きつ、戻りつでいいのです。それぞれの子どもたちが楽しめる機会を創出しながら、月日が経つと「いつの間にかみんな上手くなったね」とか「みんなで普通に試合できるようになったね」と言えるようになります。■サッカーの要素を「止める・蹴る」に限定しないこと講習会などに出かけると、そこで出会うのは初めて指導する子どもばかりです。初めましての関係なので、その子たちの様子みながらどうオーガナイズすればいいかを考える。どんなメニューが合うかな?どうルールを変えてあげればいいかな?と観察しながら考えます。しかし、ご自分のチームであれば普段から見ているから子どもの特徴がわかるはずです。練習の途中で遊ぶこともあるけれど、こんな遊びを入れるとまた熱中し始める。さまざま試せばうまくいったオーガナイズの引き出しは増えていきます。前述したルール変更同様、試合をする人数を減らして小さいコートでやるのもいいでしょう。環境をさまざま調整します。もうひとつ大事なのは、指導者がサッカーの要素を「止める・蹴る」に限定しないことです。サッカーで遊びたい子どもたちは、そんな練習に興味はありません。楽しくなさそうな話です。よって「楽しくないこともやらないとうまくならないよ」などと言わずに、勝ち負けがあるようなサッカー遊びをどんどん提供しましょう。■池上さんが実際に2年生対象に行っている練習メニュー(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)私のスクールの話をしましょう。私のスクールは2年生がすごく多いです。しかも元気で、練習があまり好きではありません。先日、ミニゲームの合間に20分練習をしました。2人組をつくってドッジボールみたいなコートに、3つの2人組、つまり計6人が入ります。1組はディフェンスになります。中央のライン付近でしか動けない決まりです。そこで二つの2人組がパス交換をします。2年生でも理解できます。取られないよう、うまくパスを通さなくてはいけません。24人いるので4コート作れば同時に行えます。遊びのメニューはネット上でもたくさん見つけられます。私の著書にも載っているので検索してみてください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年11月17日株式会社エスアンドエフ(所在地:神奈川県川崎市、代表者:小倉 謙)は、海外での水泳指導者の育成、及び日本式水泳プログラムによる水泳普及に力を入れています。今年からは外国人の水泳指導者の日本研修を開始し、今年3回目となる日本研修を10月17日から10月27日の期間で実施し、今年は延べ5名の日本研修をおこなうことができました。日本で研修を受けるベトナム人コーチ■水泳の指導者育成が泳げる人を増やすことにつながる株式会社エスアンドエフの子会社で、水泳コンサルタントをおこなっているベトナム現地法人S AND F VIETNAM Co., Ltd. (所在地:ベトナム ダナン市、代表者:鮎澤貴孝)が、ベトナムの水泳市場を調査したところ、水泳指導者の不足やレッスン環境が十分に整っていないなどの理由で、水泳を習いたくても習えない人が多くいることがわかりました。株式会社エスアンドエフが神奈川県川崎市で運営しているサギヌマスイミングクラブでは、水泳指導者の育成こそが水泳普及の原点という理念のもと、50年間日本でおこなってきた水泳指導者育成のノウハウを基に、2019年から水泳指導者の育成を始め、これまで20名以上のベトナム人の水泳指導者を育成してきました。■「泳げる」までを細分化した水泳プログラムは日本の水泳指導の強み日本では多くのスイミングクラブが、泳げるようになるまでの課程を細分化し、ステップアップしていく様子を可視化できる水泳プログラムを取り入れています。この細分化、可視化された水泳プログラムにより、指導経験の浅い指導者でも水泳を教えることを可能にしています。また、水泳を習う生徒自身が泳げるようになるまでの課程を把握することができるため、水泳を継続する目標にもなっています。そのため、水泳を普及させるには水泳の指導方法を教える指導者育成だけではなく、水泳の指導経験に関わらず泳げるようにさせられる水泳プログラムの導入も必要になると考えています。■今年からは日本での研修もスタート細分化、可視化された日本式水泳プログラムの理解を深めてもらうために、ベトナム人の水泳コーチを日本によび、サギヌマスイミングクラブで水泳指導や日本式水泳プログラムの研修をスタートしました。今年は2月、5月、10月の3回で計5名のベトナム人に研修を通して日本式水泳プログラムの理解を深めてもらい、ベトナムで実践してもらっています。このような指導者育成や指導経験に関わらず水泳指導ができる日本式水泳プログラムへの理解を深めてもらうことにより、水泳の普及、そして、水難事故の減少につながることを目指していきます。また、今年からは水泳のニーズが高まっている国での指導者育成を視野に入れた現地調査も開始し、一人でも多くの人に泳げるようになってもらうことを目標に活動していきます。■会社概要商号 : 株式会社エスアンドエフ所在地 : 〒216-0014 神奈川県川崎市宮前区鷺沼1-11-17 STR73ビル4F代表者 : 代表取締役社長 小倉 謙設立 : 1972年11月事業内容: スイミングクラブ事業 ・サギヌマスイミングクラブ宮前平・サギヌマスイミングクラブ鷺沼フィットネス事業・アルゴスポーツ宮前平 ・ターゲットボディプラス 武蔵小金井店、浦和店、十条店、新宿店、金町店海外事業(S AND F VIETNAM Co., Ltd.)・Fuji Swimming Club Vietnam Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月14日“素敵なヘアスタイルをしている著名人”を選出する「ベストヘア2023」の表彰式が23日、広島市内のホテルで行われ、70代の部でアーティスティックスイミング指導者の井村雅代氏が受賞した。○■若さの秘けつは「引かないこと」今回の受賞に、井村氏は「このような私には似合わないと思っていた賞を受賞するので驚いているとともに、本当に光栄に思っております。美に関係ある勝負ですから、選手をどうかして美しくしてやろうと、もうこだわりまくってた私がこういう賞を頂くっていうことは、やっぱり誰かに見られてたんだと今初めて気がつきました」とコメント。また、「このヘアにしてから20年経つんですけれども、朝起きてドライヤーを当てたことは1回も1日もありません。朝起きたらブラシで解いて手でビチャビチャってして、それで終わりです。こんな楽してていいのかなと思いましたけれども(笑)、本当にうれしく思っております」と心境を吐露した。73歳の同い年である司会の宮本隆治アナウンサーから「若さの秘けつは何ですか?」と聞かれると、「もし若く見えてるんでしたら、やっぱり一線で戦うこと、引かないこと。よく年齢を重ねたから後ろに下がるとか言いますけども、前に出なくても自分の能力を無理して出してることだと思います」と回答した。厳しい指導のイメージがある中で、選手に寄り添う気持ちを大事にしているのだそう。「良くても、特に悪くても絶対にその選手から離れないこと。良い成績がとれないときは私のせいです。選手の前で『私のせいでごめんね』なんて言ったら責任転嫁するから絶対言わないけれど(笑)、ダメなときは私のせい。それを全部かぶる心構えがありますし、そうやってやってきました。選手のせいじゃない、コーチのせいです」とその姿勢を語る。一方で、「女性って男性よりも気強いですよね。だから傷つきにくいし、立ち直りも早いし、それは同性として知ってますから、『今日はちょっと傷つけて帰らしてやろう』と思うときもあります(笑)」と計算しているそうだ。アーティスティックスイミングでは、演技中に髪の毛が落ちてこないようにコーチとして細心の注意を払っているのだそう。また選手たちは、髪を上げるためにある程度長さを保っていないといけないため、「シーズン終わったらまずは髪を切るんです。それは気分転換にもいいことだと思っています」と裏側を明かした。それほど神経を使う競技だが、「やっぱりこだわらないとダメです。スポーツだけじゃなくて、何でも物事をするときにこだわらない人はダメだと私は思うし、見えないところにこだわって初めてものになるかなって思ってます」と強調。「少しのことをこだわって少しでもいい状況で試合に出さしてやりたいという気持ちは人一倍こだわりまくるコーチです(笑)」と、指導者としての哲学を力強く述べた。○■栗原恵、上村愛子らも受賞全日本美容業生活衛生同業組合連合会(全美連)が主催するこの賞は、全国5万軒以上の加盟店と一般から募集し、その結果を元に選考委員会が受賞者を決定。今年は、多くのスポーツ大会が世界各地で行われ、スポーツ選手への投票が多く寄せられたことから、受賞者はパリ五輪の内定者やコーチ、各競技のレジェンドたちが選出された。10代は森秋彩(20 ※交渉時19歳、スポーツクライミング)、20代は江村美咲(24、フェンシング)、30代は栗原恵(39、バレーボール)、40代は上村愛子(43、フリースタイルスキー・モーグル)、50代は山口香(58、柔道)、60代は山崎浩子(63、新体操)、70代は井村雅代(73、アーティスティックスイミング)が受賞している。
2023年10月23日公益財団法人ソニー音楽財団(所在地:東京都千代田区、理事長:水野 道訓、英文名称:Sony Music Foundation)と一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(所在地:東京都豊島区、会長:立石 文雄、英文名称:The Piano Teachers' National Association of Japan、略称:ピティナ(PTNA))は、ソニー音楽財団の無料モバイルアプリ『子育てクラシックナビ』にて業務提携し、アプリ内でピアノ関連を中心としたピティナの子ども向けクラシック音楽コンテンツの公開を開始しました。左から(ピティナ 専務理事 福田 成康、ソニー音楽財団 理事長 水野 道訓)ソニー音楽財団は、30年以上にわたり子どもたちにクラシック音楽を届ける活動を主として行ってきました。無料モバイルアプリ『子育てクラシックナビ』は、これまでに培ったノウハウを生かして、親子がクラシック音楽の情報に気軽にアクセスし楽しめることを目的として制作されています。またピティナは、ピアノ・音楽教育に携わる人々の学ぶ環境を整え、音楽・芸術文化の振興を支える事業を全国的に展開するなど、半世紀以上の活動の中で、人と人の「つながり」や、豊富な情報を蓄積してきました。そこで、それぞれの「音楽による子どもたちへの情操教育の充実・向上を目指したい」という想いが合致し、この度両者の知見を掛け合わせるという形で業務提携することとなりました。■無料モバイルアプリ『子育てクラシックナビ』概要アプリでは、日本全国で開催される、未就学児を含む子ども向けのコンサートを検索したり、お役立ち情報などを入手することができます。また、クラシックに関する「よみもの」や、音楽を楽しく学べる「ゲーム」。子どもでも簡単・安全に動画を視聴する機能などがあります。今回の業務提携にあたり、アプリの「動画」および「よみもの」機能にて、ピティナ独自のコンテンツを追加・公開していきます。また、アプリ内の「リンク集」からは、ピティナウェブサイトの中から子育て・教育に関するページへ直接アクセスできます。<「動画」機能>子ども向けのクラシック音楽のYouTube動画チャンネル『こどものためのクラシック』内の動画をアプリ内で安全に視聴することができます。ピティナコンテンツとして、ピティナ公式YouTubeチャンネル『ピティナ ピアノチャンネル PTNA』内に多数公開されているピアノ関連動画の中から、子どもたちに向けてセレクトした楽曲を公開しています。「動画」機能<「よみもの」機能>有名な音楽家や楽曲などのクラシックに関する知識や、アーティストへのインタビューなど、大人も子どももためになる、音楽に関するちょっとしたお役立ち情報を更新しています。新設の「ピティナ」タブでは、ピティナが持つ、お子さまが自宅で遊べる工作コンテンツや、保護者に向けた音楽や教育に関する情報を公開していきます。「よみもの」機能<「リンク集」>このアプリを運営するソニー音楽財団のお子さま向けのコンテンツを紹介しています。ピティナとの業務提携として、ピティナのウェブサイト「読み物・連載」やYouTubeチャンネル「ピティナ ピアノチャンネル PTNA」へ直接アクセスしていただけます。(9月末公開予定)「リンク集」◆水野 道訓(ソニー音楽財団理事長)コメントソニー音楽財団は、「子どもたちへの良質な音楽の提供」「誰もが気軽にクラシック音楽を楽しめる環境づくり」「若いアーティストの育成・支援」「子どもへの音楽を通した教育活動に対する助成」の4つの活動を軸とし、上質で魅力あふれるクラシック音楽を通じて、子どもたちの感性豊かな心をはぐくむ事業を行っています。この度、ピアノをはじめとした音楽を通して、人と人の「つながり」をはぐくんできた全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)と業務提携させていただいたことで、子どもたちや保護者の方々に向けて、より相乗的に魅力的なクラシック音楽のコンテンツをお届けすることができるのではないかと感じています。今後も確かな経験と実績をお持ちのピティナのお力をお借りしながら、子どもたちに向けてクラシック音楽を通じた音楽・芸術文化の振興の一翼を担っていけるよう、努めてまいります。◆福田 成康(PTNA(ピティナ)専務理事)コメントピティナは、ピアノ教育を振興する団体として、一人でも多くの子どもたちがピアノと親しみ、少しでも長く意欲を持って学習に励んで欲しいと願っています。ピアノ学習で演奏されるクラシック音楽は、バッハ・モーツァルト・ベートーベン・ショパンなど、流行り廃りのあるヒット曲とは性質の異なるコンテンツです。大人になっても同じ曲を子どもと一緒に楽しめることは、大きな価値です。この度、ソニー音楽財団のモバイルアプリ『子育てクラシックナビ』より、ピティナ・ピアノ曲事典の演奏動画や読み物記事にアクセスしていただくことで、ピアノに触れたことのない子どもたちもクラシック音楽に親しみ、ピアノ学習への興味を高めていただけることを期待しています。ソニー音楽財団との業務提携を通じて、クラシック音楽を通じた音楽・芸術文化の振興を進めてまいります。【無料モバイルアプリ『子育てクラシックナビ』】 【財団概要】名称 : 公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)理事長: 水野 道訓設立年: 1984年所在地: 〒102-8353 東京都千代田区六番町4-5 SME六番町ビルURL : 名称 : 一般社団法人全日本ピアノ指導者協会The Piano Teachers' National Association of Japan略称 : ピティナ(PTNA)設立年 : 1966年会長 : 立石 文雄専務理事: 福田 成康所在地 : 〒170-8458 東京都豊島区巣鴨1-15-1 宮田ビル3階URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月14日長期の休みを利用して運転免許を取得し「ドライブに行こう!」と考えている人は少なくないはず。免許を取得したばかりの頃は、教習所で学んだ知識などをおさらいしながら、慎重に運転することが大切です。何気なく「これくらいはいいだろう」とやった行動が、大きな事故を招く可能性もあるかもしれません。教習指導員が見かけた初心者マークの車に、ヒヤッ…指定自動車教習所の現役教習指導員が運営している、SNSアカウント『ユズリアイ|安全運転補完計画』の投稿をご紹介します。初心者マークの付いた車の運転手を見て、ヒヤッとしたことがあったという、同アカウントの担当者。状況を再現した写真を撮影し、注意を呼びかけました。最近、初心者マークの車がこの状態で運転していて心配になったこれは絶対に取っちゃいけないぜ! pic.twitter.com/vq4y9rUIBB — ユズリアイ|安全運転補完計画 (@projectyuzuriai) July 30, 2023 なんと担当者が見かけた運転手は、ヘッドレストを外して運転をしていたのだとか。もしかすると「後部が見えやすいように」「髪型が崩れないように」といった理由で外してしまう人がいるのかもしれません。しかし、ヘッドレストを外して運転する行為は、『道路運送車両法の保安基準』の違反となります。何より衝突や衝撃があった際に、大きなケガにつながる可能性があるため、担当者は「絶対に取ってはいけない」と注意を呼びかけたのでした。投稿には、「取ろうとする発想に驚き」「危ないからマジでダメ」といったコメントが寄せられています。・危ない。後ろから追突されたらえらいことになるよ。・そんな人がいるとは驚き。まずその発想にならない。・事故ではなくても、急ブレーキとかで首を痛めてしまう…。軽率な判断で取り返しのつかないケガをしてしまったら、当人だって後悔するはず。運転に慣れていない頃は特に、自身の行動が間違ったものではないか、確認することが大切です。また、家族や友人の中にも「知らない」という人がいる可能性もあるため、もし同じような場面を見かけた際は、声をかけるようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年08月02日