ダイソンや、マキタ、±0の掃除機、専用のスタンドがなかったり、あっても壁に穴をあけないといけなかったりと、掃除機の収納にお困りではありませんか?実はその方法に悩んでいる方も多い掃除機収納。コンパクトがウリのはずのコードレスタイプなのに、使わない時はどうもスマートではない・・・と思っている方も多いはず。今日は皆さまのそんなお悩みを解決するアイテムについてご紹介します。■みんな困っていた、掃除機の収納方法クリーナーの収納方法に関するアンケート(当社調べ)の回答から、いかに皆さまが日頃の「収納場所」についてお困りかが見えてきます。質問1:掃除機(コードレス・スティック型)をお持ちの方にお伺いします。収納方法を教えてください。立てかけて収納していると答えた方が、半数近くの結果に。質問2:コードレス以外のタイプの掃除機をお持ちの方にお伺いします。収納方法を教えてください。いずれのタイプの掃除機も、立てかけたり寝かしたり、出しっぱなしにしておく方が多いという結果になりました。掃除機を立てかけたり寝かしたりしておくと、小さなお子様がいるお宅は転んだりしないかちょっぴりひやひやものです。■towerシリーズから届いたすっきり収納できる、クリーナースタンドそんな時に届いたのは、掃除機収納をすっきりと解決してくれるtowerのクリーナースタンド。特にスティッククリーナー用として作られたこちらのスタンドは、掃除機本体の自立をサポートして省スペース収納を実現します。towerシリーズのアイテムは、いつだってすっきりとした佇まい。どんなインテリアでも雰囲気を壊さずにお部屋の「名脇役」として溶け込みます。床に置いたスタンドに立てかけるだけ。使用頻度が高い掃除機だからこそ、納戸などにしまい込まずともスタイリッシュに収納できるのは嬉しいポイントです。日々のプチストレスにもうさよなら!スタイリッシュなtowerのクリーナースタンドで、ご自宅の掃除機もすっきり収納してみてくださいね。お悩み解決!クリーナースタンドはこちらから クリーナースタンドを購入する
2017年06月11日これから始まる梅雨の季節。溜まった洗濯物を片づけてしまいたいけど、そんな時に限って外は雨・・・なんてことはありませんか?今日はそんな時に家の中で大活躍する「室内干しタワー」のご紹介。部屋干しの場所に困っていた方は、使う時にだけ組み立てればあっという間に部屋干し空間を作ってくれるこんなアイテムはいかがですか?■スッキリ部屋干しできる、物干しタワー<圧迫感のないサイズ感なのに、物干し竿2本分!>室内干しタワーはお部屋の中で組み立てても圧迫感のないサイズ感なのに、小さめタイプの2段タイプでも干せる洗濯物の量は物干し竿約2本分!あちこちと洗濯物をぶらさげることによって所帯染みるあの部屋干しの空間が、その圧倒的な収納力でスッキリと解決します。<洗濯ハンガーもかけられる機能的な設計>洗濯ハンガーやピンチハンガーもかけられるから、洗濯物の量が多い雨の日だって「場所がない!」と困ることがありません。また下段に比べ上段は長めの面になっているから、バスタオルのような長いものも下段に触れず干すことができますよ。<平干し場所もラクラク確保!>案外困りがちな、大切なニットの平干し場所。それも室内干しタワーがあればラクラク確保が可能です。<キャスター付きだから、あちこち自由自在>室内物干しタワーはキャスター付きだから、あちこち自由自在に動きます。急な来客の時だって、ゴロゴロっと見えないところに移動ができますよ。<使わない時は隙間にポン>女性1人でも簡単に畳める、室内物干しタワー。使わない時は、ソファやベッドの下などの隙間にポン。ちょっとしたデッドスペースを活用して収納できるのは嬉しいところですよね。■スタッフはこうしてる!部屋干しプチテクニック梅雨時に窓を閉め切った部屋の中で洗濯物を干すと、生乾きの匂いが気になってしまうことも。そんな時、アンジェのスタッフ池田はこんなテクニックでお悩みを解決しています。池田「雨の日に部屋干しをする際は、サーキュレーターの風を洗濯物に直接あてています。乾燥時間がぐぐっと短縮できて、生乾きの心配がなくなりました!」節電も叶える±0DCサーキュレーターB320なら、電気代もお財布に優しいからつけっぱなしにしていても大丈夫。これから始まる梅雨の季節。スタッフもしているこんな方法で、部屋干しのお悩みもすっきりさっぱり解決してみてくださいね。=文・写真:宮城=暮らしのはなし 掃除・洗濯 【ご紹介した商品はこちら】「大木製作所タワー型室内物干し2段」「大木製作所タワー型室内物干し3段」「±0DCサーキュレーターB320」
2017年06月04日こんにちは、ママライターのましゅままです。洗濯用の洗剤はたくさん種類があって理想の洗剤がなかなか定まらず、迷走してしまいがちですよね。洗濯洗剤によって役割や使い方が違うので、用途やこだわりに合わせたものを選ぶことが重要。今回は、洗濯洗剤の種類と使い分け方についてご紹介します。●洗濯洗剤の種類●洗濯石鹸植物性の油(オリーブ油やパーム油、ヤシ油など)、動物性の油(牛脂、豚油など)といった天然の油が原材料となります。環境にやさしく、原材料もシンプルで安全、そして洗い上がりもしっとり肌に優しい仕上がり になるのが特徴です。ただし、スーパーやドラックストアの店頭などでは手に入りづらく、冷たい水に溶けにくい上に洗濯槽にカビが生えやすいことが短所。使用の際は残り湯を使うと溶け残りなく洗濯することができます。粉、液体の形状のものがありますが、液体のものは水に溶けやすい代わりに、価格が高く洗浄力が低いので日常使いには適していません。●合成洗剤洗濯石鹸のデメリットを補うために開発されたのが合成洗剤です。おもに石油系の原料でつくられています。弱アルカリ性と中性のものがあり、“オシャレ着洗剤”“柔軟剤入り洗剤”が中性洗剤であることが多く、その他ほとんどの洗濯洗剤は弱アルカリ性となります。また“蛍光剤”が配合されているものは白、濃い色の洗濯に適しており、無配合のものはきなりや淡い色の風合いを保つ洗濯に適しています。洗濯石鹸と同じく粉洗剤、液体洗剤の種類があり、最近では計量の必要がないジェルボールタイプも人気 です。粉洗剤のほうが液体よりも安価で汚れも落ちますが、洋服を優しく洗えるのは液体洗剤のほうです。洗濯石鹸よりも少量で済み、水に溶けやすく安価なのが特徴的ですが、一方で原料の一種が海を富栄養化させてしまう問題も過去に起きていて、さらに原料の界面活性剤が原因で肌が荒れてしまう人もいるため、安全性は石鹸よりも乏しいといえます。●洗濯洗剤の使い分け方『普段は市販の弱アルカリ性の合成洗剤を洗濯に使っていて、オシャレ着を洗うときはホームクリーニング用の中性洗剤を使っています。色物と淡いものだけ洗い分けていて、色物を洗うときは蛍光剤入り、淡い色のものは蛍光剤なしのものを使っていますよ。あと赤ちゃんが生まれてからはしばらく赤ちゃんのものだけ純せっけんの洗濯石鹸 を使って洗濯していました。柔軟剤なしでもフワフワに仕上がっています』(30代/1児のママ)王道パターンの洗濯洗剤の使い分け方。赤ちゃんの衣類だけお洗濯を分ける時期は、赤ちゃんのものだけ洗濯石鹸を使ってあげれば、お肌への影響や香りもほのかで優しく安心ですね。『いつもは液体のすすぎ1回で済む合成洗剤を使っています。手洗い・部分洗いしたいときに洗濯石鹸を使っていますよ 。また、パパの洗濯物や子どもの体操着など汚れがひどいものは粉の合成洗剤でしっかりと汚れを落としています』(20代/1児ママ)汚れのひどいものは粉洗剤でザブザブとしっかり洗い、普段はすすぎ1回で済む液体洗剤で時短でエコな洗濯をする、という方法も賢いですね。手洗い、ウールなどのオシャレ着洗いにだけ洗濯石鹸を使う方も急増中。『子どもの肌が弱いので、洗濯は洗濯石鹸を使っています。でも、とても洗濯槽が汚れやすいのでこまめに漂白剤で洗濯槽の洗浄をしています。里帰りで夫が一人で洗濯をしなくてはいけなかったときは、柔軟剤入りの洗剤やジェルボールタイプの洗剤が重宝しました 。柔軟剤と洗剤を間違えたり、量も適当に入れてしまったりする人なので』(30代/2児ママ)ジェルボールタイプの洗剤は、洗濯洗剤の種類や使い方がよくわからない男性やお年寄りにも安心ですね。ただ、3歳児未満の誤飲や目に入る事故が相次いで起こっているため、お子様の手の届かない場所の保管が必須となります。●洗濯洗剤はライフスタイルやこだわりで選ぶのが楽しいいかがでしたか?洗濯洗剤は店頭で気軽に買えるものから、通販や限られたお店でしか手に入らないようなものまであり、価格もさまざまです。洗浄力、コスパ、すすぎ回数、手軽さ、香り、安全性、エコ観点などこだわりたい面で洗剤を使い分けてみると、毎日のお洗濯もちょっとした趣味に。ぜひ、ご自身に合った洗濯洗剤との出会いを楽しんでみてくださいね。【参考リンク】・洗剤を知る~中性と弱アルカリ性~ | 東京都クリーニング生活衛生同業組合()●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年05月22日梅雨の季節や昼間に洗濯ができない場合、「部屋干し」をする機会がおおくなります。外干しよりも安定した環境で洗濯物を干せる反面、生乾きのニオイなどのトラブルが起こりがちになります。部屋干しのメリット・デメリットを考えつつ、いつでも気持ち良く乾いた洋服を着られるよう、上手な部屋干しの方法を学んでいきましょう。洗濯物の干し方は「お日さまに当てて、紫外線消毒をしながら乾かす」というのがベストですが、なかなかそう簡単にいかないのが現実。天気の悪い日はもちろんのこと、働いていると夜しか洗濯ができなかったり、家族に花粉症の人がいたり。他にも黄砂や車の排ガス、防犯を気にする人もいるでしょう。様々な理由によって外に洗濯を干せない場面があり、そうすると「部屋干し」をする機会が増えます。部屋干しで起こりがちな部屋の湿気や臭いが気になるという方のために、上手に「部屋干し」するためのアイデアを紹介していきます。■目次1.外干しよりも安心!部屋干しならではのメリット2.部屋干しをすると漂うのはニオイと湿気だけではない…3.生乾き臭の原因は雑菌!洗濯する前の対策も重要4.洗剤・漂白剤・柔軟剤選びも部屋干しのポイント5.部屋干しにうってつけの場所は…?6.空気の通りを良くすることが上手に乾かすコツ7.グッズを使うと部屋干しでもスペースに困らない!まとめ1. 外干しよりも安心!部屋干しならではのメリット洗濯物を外に干すには、朝のうちに洗って干して、夕方に室内に取り込むというのが基本。“朝・夕でセットになっている家事”として、一日のスケジュールに洗濯の時間を組み込む必要があります。洗濯を外に干している間、ずっと家に誰かがいるのであれば問題ありませんが、意外に天気予報は外れることも多いもの。ちょっと買い物に出かけている時に、急な雨が降ってしまうということもあります。洗濯物を外に干したまま帰宅が遅くなると「この家は留守だ」と外から分かってしまい、防犯という面でも問題が生じます。その点「部屋干し」ならば、雨が降っても帰りが遅くなっても心配ありません。家にいる間に空模様を何度も窺う必要もなく、時間にとらわれずいつも同じような条件で洗濯物を干すことが可能になります。近年は花粉も外干し問題のひとつ。症状のひどい方では、服に付着した花粉によって鼻水が止まらなくなるという事態も起こりえます。アレルギーの発症を防ぐためにも、花粉の季節は積極的に部屋干しをするのもアリです。また、ご家庭で洗濯をするのが女性であれば、洗濯物を干すために外に出て日焼けすることがなく、美容上のメリットも大きいです。2. 部屋干しをすると漂うのはニオイと湿気だけではない…外干しと比べると、時間帯や屋外の環境に左右されずに済むというのが部屋干しの大きなメリットですが、家の中ならではのデメリットもあります。最大のデメリットは、何といっても部屋の美観を損ねることでしょう。圧倒的な生活感が漂うので、せっかくのインテリアも台無しになってしまいます。洗濯物が視界に入ってくるので、家にいるのに落ち着かないということも。動線上に洗濯物が干してあると、それだけで邪魔になります。干せる場所も限られ、乾くまではそのまま干しておくことになります。リビングなどに干していて、急な来客で慌てて片付けた経験がある方もいるかもしれません。また部屋干しでは、キッチンで料理した臭いが洗濯物にうつってしまうこともあります。梅雨の季節などは特に、洗濯物の水分が空気中に放出されて部屋の湿度がかなり上昇します。部屋全体がじめじめした感じになったり、洗濯物の生乾き臭が漂ったり。暖房器具を使う冬場であれば、洗濯物から放出された水分は結露の原因にもなります。部屋干しをすると、洗濯物を干している部屋だけに限らず家全体の湿度も上がります。湿度が高すぎると過ごしづらいばかりか、換気が悪い部屋や押し入れなどにカビが生える恐れがあります。部屋干しをする際は、換気をしっかり行うことがポイントです。3. 生乾き臭の原因は雑菌!洗濯する前の対策も重要部屋干しでは、部屋の臭いが洗濯物に染みついてしまってスッキリしないことがあります。それとは反対に、洗濯物じたいが部屋の臭いの原因になってしまうことも。部屋干しでは「生乾き」がやはり気になります。生乾きの臭いの正体は「雑菌」によるもの。洗う前の洗濯物、例えば、体を拭いて濡れたタオルや子どもの食べこぼしを拭いたガーゼ、一日履いた靴下、汗で湿ったシャツ。これらすべてが雑菌の温床で、臭いの原因となります。外干しは日光による殺菌効果があるだけでなく、ベランダやお庭などで一度にたくさんの洗濯物を干せるのも利点。それに対して部屋干しの場合はスペースが限られています。一度に干せない分は、やむをえず「次の洗濯のときに洗おう」と洗濯機の中に放置するご家庭もあるでしょう。しかし放置している間にも雑菌はさらに増殖し、臭いの原因は増えるばかりなのです。仕方なく汚れた衣料を溜めておく場合は、洗濯槽ではなく通気性のいい洗濯カゴに入れておくと多少は臭いを防ぐことができます。それでも、長時間汚れものを放置しておくと臭いが衣類に染み込み、いくら洗っても臭いがとれないことも。雑菌の繁殖を抑えるために、洗濯物は溜めずにこまめに洗うことをおすすめします。4. 洗剤・漂白剤・柔軟剤選びも部屋干しのポイント部屋干しをするのであれば、洗う前から雑菌に注意すべきであることは、先に述べた通り。そしていざ洗濯をする際にも、清潔性の配慮はもちろんのこと、干している最中の“生乾き臭”や、一度乾いたものが濡れたり部屋の湿気を吸ったりして復活する“戻り臭”など、耐え難いニオイを防ぐための対策は欠かせません。最近では、洗剤メーカー各社から部屋干しに適した洗剤が開発されています。漂白剤メーカーとの共同開発などによる、臭いの原因となる汚れを繊維のレベルで徹底的に除去するの、抗菌作用のあるもの。柔軟剤メーカーとコラボして、柔軟剤のような香りで洗濯物の嫌な臭いを打ち消すものなど、その種類は様々。こういった部屋干しに適した洗剤を使って洗濯することで、衣料そのものの生乾き臭はもとより、部屋に漂うイヤな臭いも軽減できます。液体・粉末・ジェルボールなど洗剤のタイプや香りも色々あるので、使いやすいものを選ぶといいでしょう。ここで気を付けたいのが、柔軟剤を使用する量とジェルボール洗剤の取り扱いです。香りの強い柔軟剤で部屋干しのニオイは軽減できますが、過剰な量の柔軟剤は肌荒れを引き起こしたり衣類が変色したり、洗濯槽にカビが生える恐れもあります。臭い対策で柔軟剤を使う場合でも、適正な量を守りましょう。そしてジェルボールタイプの洗剤では、「小さな子どもがお菓子のゼリーと間違えて口に入れてしまった」という事故が多数報告されています。水に入れると外側のフィルムが溶ける仕組みなので、口の中の唾液でも表面が溶けて洗剤液を飲み込んでしまう恐れがあります。命にまで関わる事故は発生していませんが、口の中のただれや喉の痛み、嘔吐、下痢などの中毒症状を起こす場合があります。手軽なジェルボール洗剤ですが、お子さんがいる家庭では誤飲を防ぐために、お子さんから見えないところ・手が届かないところに保管するようご注意ください。(誤飲で応急手当に迷ったら「中毒110番」に電話で相談。24時間365日対応です。)5. 部屋干しにうってつけの場所は…?部屋干しのためのスペースがない、あるいは干しても邪魔にならない場所ということで、洗濯物をカーテンレールに干している方もいるのではないでしょうか。たしかにハンガーをかけやすい場所ではありますが、カーテンレールに洗濯物を干すのはおすすめできません。カーテンレールは窓際に寄せて薄いカーテンを吊るすために設置されているので、洗濯を干すほどの十分な空間がありません。干した洗濯物はどうしても窓ガラス、あるいはカーテンに触れてしまいます。実はそのガラスとカーテンが、洗濯物を汚す原因です。ガラスやカーテンは綺麗なように見えても、目に見えないほこりや汚れがついており、それが干した洗濯物に付着してしまうのです。さらには、洗濯物の水分でカーテンにカビが生える恐れや、洗濯物の重みでカーテンレールが歪んでしまうことも。雨の日や冬場の窓際は特に低温・高湿な状態になりやすく、洗濯の乾きも悪くなります。洗濯物が長い時間湿ったままになると、干している間にも雑菌が繁殖します。イヤな臭いを防ぐためにも、洗濯物を干す場所は重要。では部屋干しでおすすめの場所はどこかというと、実は「お風呂場」。浴室は水やお湯を使う空間であることから、湿気が多くて乾きにくいようにも感じます。しかし実際は湿気が多くなるからこそ、換気扇がついていたり、小窓があったりと換気しやすい構造になっています。狭いスペースであるため、換気も効率よく行われます。そして浴室は家族以外が入らない場所なので、急な来客があっても慌てて片付けるという心配がありません。外干しとは対極にあるような場所ですが、お風呂場は意外にも洗濯物を乾かすのに最適の場所なのです。6. 空気の通りを良くすることが上手に乾かすコツ臭いの予防はもちろん家事を終わらせるという意味でも、洗濯物はできるだけ早く乾かしたいものです。家電製品使ったり干し方を工夫したりすると、部屋干しでもスピーディーに洗濯物を乾燥させることができあます。■ジーンズ・ズボン・スカートなどボトムスは生地が厚かったり裏地がついていたりと、乾きにくいアイテムが多くあります。このような衣料はピンチハンガーを使って筒状に干すのがコツ。外側だけでなく内側にも風が通るので早く乾かすことができます。裏返して干せば、ポケットや裾の折り返し部分などもよく乾きますよ。■フード付きパーカーハンガーを2つ用意して、1つ目は身頃に、2つ目はフード部分に使います。フード部分を広げるようにハンガーを入れ、洗濯ピンチで留めましょう。このようにすれば、乾きにくいフードの内部や裏側も早く乾きます。■バスタオル・シーツピンチハンガーで吊るせば、バスタオルやシーツのような大きなものも部屋干しできます。折り畳んで重なった状態で干すのではなく、蛇腹にして重なり部分をなくし、表面積を大きくして干した方が早く乾きます。ピンチハンガーに下着や靴下、ハンドタオルといった小物をたくさん干す場合は、内側の方に丈の短いもの、外側の方に長いものを干すようにしましょう。アーチ状に干すことで中央付近に風が通りやすくなり、早く乾かすことができます。乾いた後にアイロンをかける予定の衣類なら、干す前にアイロンをかけるのもおすすめ。アイロンの熱で衣類の温度が上がり、水分が蒸発して思いのほか早く乾きます。干し方の工夫もさながら、部屋干しでは換気・除湿をしっかりすることが不可欠です。エアコンが設置してある部屋ならば「ドライ機能」を利用しましょう。ドライ機能で上手に部屋の湿度をコントロールすれば、効率よく乾かすことができます。エアコンがない部屋や浴室に干す場合は、できるだけ風通しを良くして衣類に空気を触れさせましょう。防犯面で安全ということが前提ですが、干している部屋の窓を開けて空気の対流を促すと早く乾きます。風通しが良くない部屋では、サーキュレーターや扇風機を使用するのも効果的。干した衣類の間を風が流れるので、早く乾きます。また、除湿器や衣類専用の除湿乾燥機などは“湿気を取るための道具”であるだけに、部屋干しには大変便利です。部屋干しをする機会が多い家庭なら導入を検討するのもアリですよ。浴室が部屋干しに最適であることは紹介した通りですが、最近では浴室乾燥機が設置されているご家庭もあるかと思います。こちらは消費電力が大きいため、電気代がそれなりにかかります。エアコンやドライヤーなど、電力量の多い他の家電と同時に使うとブレーカーが落ちることもあるので、使うタイミングには注意が必要です。7. グッズを使うと部屋干しでもスペースに困らない!部屋干しでは限られたスペースでしっかりと衣類を広げる必要があるので、場合によっては便利グッズを使うと効果的です。大型のものとしては室内用の物干しスタンドが挙げられますが、その大きさや形はさまざま。一度に布団を何枚も干せるような大型タイプや、フェイスタオルなどを干す小型のスタンドがあり、ほとんどの商品が折りたたみ可能。洗濯物を干す量だけでなく、使わないときの収納場所もよく考えて選ぶといいでしょう。その他に、長押や引き出しにかけて使うフック、バスタオル用のロングハンガー、エアコンにひっかけるハンガーなど、ピンポイントで少量のものを干したいときに役立つグッズもあります。天井に取り付けるポールなどもあり、必要な時だけ簡単に取り付けることができます。天井への接続部分となる「ベース」は梁があるところにしか取り付けられないため、事前に専門業者に天井を調べてもらう必要があります。まとめ洗濯は毎日のように行う家事です。今回ご紹介したもの以外にも、部屋干しのための工夫や道具は様々。グッズを購入する際は、自分の家でも本当に使い勝手がいいかどうか、道具を使う場所や収納の仕方なども考慮して選びましょう。いくら便利な道具でも、出し入れが面倒だと結局は使わなくなってしまい、タンスの肥やしになってしまいます。新たに道具を購入しなくても、干し方を変えたり家電製品を活用したりするだけでも、上手に部屋干しができます。晴れの日でも雨の日でも、天気に左右されることなくお部屋で上手に洗濯物を乾かしましょう。
2017年05月01日どうせやらなければいけないと思いながらも、つい先延ばしにしがちな家事の数々。時間がかかるというのも、家事が億劫になる理由のひとつです。掃除に洗濯、料理など、やるべきことだからこそ手短に。家事の時短テクニックをマスターして、有意義な時間を過ごしましょう。やることが山積みで家事まで手が回らない……。しかし放っておくわけにもいかず、面倒な家事はできるだけ手短に終わらせてしまいたいものです。日頃やるべき家事をテキパキこなすコツを知るために、主婦をはじめ何かと多忙な日常を過ごす20~50代の既婚女性50人を対象にアンケート調査を実施。皆さんが実践している洗濯・掃除・料理など、家事の時短テクニックは必見です。■目次1.家事には時間をとられたくない…!2.家事をテキパキこなす。「料理」が腕の見せどころ3.【洗濯編】作業は少ない。待ち時間を有効活用すべし!4.【掃除編】「綺麗にする」ではなく「汚さない」が鉄則5.【料理編】基本は同時並行!料理は準備が肝心6.家事時短の心得3カ条をマスターして有意義なひとときをまとめ1. 家事には時間をとられたくない…!どうしても時間をとられてしまうことの多い家事。まずは20~50代の既婚女性の皆さんが、どれくらい家事の時短を意識しているかについてアンケート調査を行いました。結果ははっきりしたもの。50人のうち34名が「意識する」と回答。「たまに意識する」と合わせると、家事をできるだけ早く終わらせたいと考える人はおよそ9割にも及びます。【意識する】■「1日の時間は限られているので、いかに効率よく家事をするかを考えてから行動している」(30代・主婦)■「夫婦共働きで常に時間の余裕がないので、時短はとても意識している」(20代・正社員)時短を「意識する」人は、“時間がない”ということが理由となっていることがほとんど。他にもやるべきことがある場合、家事には最低限の時間で済ませたいものです。■「なるべく早く終わらせて自分の自由な時間を得たいので、かなり要領の良さを意識している」(30代・主婦)■「自分の時間を確保したいので、少しでも早く終わらせメリハリをつけるようにしています」(30代・主婦)こちらは専業主婦に多い意見。“家事=やるべきこと”を手短に終わらせ、空いた時間で自分の好きなこと・やりたいことをするという声が挙がりました。有意義な時間の活用法と言えます。【意識しない】■「現在は仕事もあまり忙しくないので、時短にこだわらずにやっています。多忙な時子供が小さい時は時短のことばかり考えていたような気がします」(40代・個人事業主)■「やる気が出ればちゃんとやる方なので、時短よりは綺麗になったかどうかが優先」(40代・主婦)■「時短、時短と思って家事をしても楽しくないし、そこまで時短する必要がないので」(40代・パート)一方で、少数ですが家事の時短を「意識しない」という人もいます。こちらを選んだ皆さんは時間に余裕があるという方々。時間とは別な部分を意識する人もいるようです。2. 家事をテキパキこなす。「料理」が腕の見せどころ大多数の女性が家事をなるべく早く、メリハリをつけて終わらせたいと考えていることがわかりました。皆さんには、特にどの家事において時短を意識するかも聞きました。日々を多忙に過ごしている人がたくさんいるようで、「すべて」の家事をパパッと済ますようにしている人が30パーセント。そして注目すべきは「料理」です。「すべて」を選んだ人より若干多い数字となっています。■料理は効率的にやりたい!■「掃除、洗濯は時短しようがない。料理ならレンジを使うなどして時短できる」(30代・主婦)■「いかに早く美味しくできるかを自分のテーマにしていて、努力しているから」(20代・正社員)■「料理は工夫次第で最も時間を短縮出来るので特に意識しています。なるべく同時進行できるようにしています」(20代・主婦)料理は手際の良さが肝心。家族のために毎日するべきことだからこそ、腕の見せどころと考える人が多くいます。■掃除・洗濯はなるべく手短に■「掃除にはあまり時間をかけたくありません。キリがないし、すぐにまた汚れてしまうからです」(40代・主婦)■「料理が忙しすぎて、掃除は、クイックルワイパーなどで簡単にしている」(40代・パート)■「洗濯と掃除を同時に。または料理と洗濯を同時に。という具合に、洗濯と他のことを同時に行うようにしています」(50代・主婦)掃除や洗濯については料理ほど時短の余地はないと考える人がほとんど。洗濯の待ち時間はどうにもなりませんし、掃除は突き詰めると際限がありません。「効率化」というよりは「最低限」。他のやることもチェックしつつ、掃除・洗濯の時間をやり繰りしている人が多いのです。それでは家事のメインとも言えるこれら【洗濯・掃除・料理】の3つについて、それぞれ皆さんが実践している“時短テクニック”を紹介していきます。3. 【洗濯編】作業は少ない。待ち時間を有効活用すべし!まずは「洗濯」。全自動洗濯機が当たり前となり、近年ではドラム式洗濯乾燥機も普及しつつあるので、洗濯で人が行う作業にかかる時間は短くなっています。■「いつも朝起きたら一番に洗濯機を回して、その間に朝食を作ったり食べたり、身支度を整えたり、息子の幼稚園の準備をしています」(30代・主婦)■「お風呂に入っている間に、洗濯機を回しています。水の出が少し悪くなって不便ですが、早く寝れるのでいいです」(40代・主婦)■「洗濯にかかりきりになる必要はないので、他のことを同時に終わらせます」(40代・個人事業主)洗濯機が回っている間に、家事のみならず他のことをやるのは基本。朝のバタバタする時間の前や、夜の入浴のタイミングを利用して洗濯が行われています。なかには、朝一で干せるように寝る前にタイマーをセットしておくという声も。■「先にネットに入れておくというこれだけでも、忙しい朝にはかなりの時短になります」(40代・主婦)■「洗う前にわざわざかごをひっくり返して、中身を分けるのが大変なので、最初からカゴに入れる前に分けるようにしている」(20代・パート)■「干す前にネットで分類別に分けて洗うと、干すときに楽になります」(40代・主婦)■「細かい物を違うカゴにいれといたりそのまま洗ったりして干すときももう分かれていたりするから楽」(20代・主婦)洗濯をする前や干す前の仕分けをしておくと、手際よく洗濯を済ませられます。ネットを使うものはあらかじめネットに入れておいたり、別で洗濯するものはカゴから分けておいたり。事前の小さな手間が時短につながるのです。■「すすぎ1回で済む洗剤を使って、洗濯そのものの時間を短くしています」(40代・主婦)■「洗濯から乾燥までが早い全自動洗濯機を購入した。毎回洗濯から乾燥まで使っている」(20代・正社員)最近では汚れ落ち・洗剤落ちに優れた「時短洗剤」も発売されているので、そういったものを使用するのもアリ。また洗濯機自体の性能も進化しつつありますので、買い替えの際は時短や乾燥機能についても要チェックです。4. 【掃除編】「綺麗にする」ではなく「汚さない」が鉄則次に「掃除」の時短テクニックです。掃除は洗濯とは異なり、時間が質に関わるという側面も。なるべく早く、かつ綺麗に終わらせたいものです。最も多くの人が実践しているのが、“気づいたときに”手軽な掃除をしておくこと。■「その都度、こまめに掃除をしておくと、汚れが少なくなりますからとても楽です」(50代・個人事業主)■「掃除機は週に一度しかかけませんが、毎日、コロコロでゴミや髪の毛などとっています。隅っこはティッシュを濡らして拭いています」(40代・主婦)■「あとでまとめてやるととても時間もかかり、やる気が出るまでに時間もかかる。ちょこちょこやっていたらそんなに汚れもたまらないし、習慣になります」(20代・主婦)■「常にキレイにしておけば、いざ掃除するときに楽だから。というか、きれいをキープしていれば自然と汚いと気になってくる」(30代・正社員)掃除や片付けは、溜まれば溜まるほど億劫になるもの。こまめに綺麗にしておけば、本格的な掃除の時間も頻度も少なくて済みます。何より部屋が清潔に保てるため、気持ち良く過ごせることができ、“汚さない”という習慣が生まれます。■「子供が小さいので食事の度に酷く汚れるので、ハンディークリーナーは常に使用できるようにしている」(30代・主婦)■「道具が手元にないと、取り出すだけで面倒になるし、しまうのも負担に感じる」(40代・個人偉業主)■「掃除機は軽くてすぐ出せるもの、気になったらいつも掃除機をかけてます」(30代・個人事業主)こまめな掃除を継続するためにも、道具の取り回しやすさは重要となります。リビングの手の届きやすいところに掃除用具を設置し、ホコリなどの汚れが気になったら即座に綺麗に。いつしかそれが習慣となっているでしょう。■「ハミガキしながら水滴をふき取るなど、ちょっとしたことの積み重ねで、清潔が保て時短につながります」(40代・主婦)■「フルタイムで仕事をしていて忙しいので、テレビを座ってみるという意識も習慣もありません。全ては『ながら掃除』を意識してスキマ時間を利用しています」(50代・個人事業主)■「一つずつ行っていると隙間時間が生まれてしまうので、料理をしつつ火の見える範囲の拭き掃除をするなど工夫しています」(30代・主婦)「ながら掃除」というのも小さな手間の積み重ね。掃除する場所にもよりますが、掃除の作業にかかりきりになる必要のない部分もあります。手軽に済ませられる時は、テレビを見ながら、電話をしながら、というように掃除の時間そのものを別の行動と組み合わせてしまうのもアリです。5. 【料理編】基本は同時並行!料理は準備が肝心それでは、最も多くの人が時短したいと考えていた「料理」についてポイントをチェックしていきましょう。■料理をしながら片付ける!■「キッチンを綺麗に保ちながら料理をしたいので、使った食器を洗いながら作業しています」(20代・正社員)■「食べ終わった後に鍋とかたくさんあると気分が萎えるので、料理をしながら、少しでも時間があったらどんどん洗うようにしている」(30代・パート)■「煮込んでいる間や焼いている間に洗い物をしたりして、出来上がった時点で台所は綺麗に片付いた状態にしておく事を意識している」(40代・正社員)料理が好きな人は多くても、食事で満腹になったあとの片付けが好きという人は少ないものです。調理中も、器具や食材を出しっぱなしにしていると作業効率は悪くなるばかり。狭いキッチンならなおさらのことです。一番のキホンは、料理中にキッチンを散らかさないことです。食事の準備を終えて、洗い物は使っている食器だけの状態であれば食器洗いも楽チン。少量の食器だけなら、たまには旦那さん・お子さんにお願いするのもありかもしれませんね。■電子レンジなども有効活用■「根菜など、火が通りにくいものは電子レンジ。カレーやシチューなどの煮込み料理は圧力鍋を。細かく刻む時はブレンダーを使っている」(40代・主婦)■「お湯を沸かすときには、鍋で沸かすよりも電気ケトルを使う方が早いし節約にもなるのでそうしている」(20代・パート)最近は便利でおしゃれな調理器具、電子レンジ調理器具もたくさん発売されています。固い野菜などの下茹では、電子レンジを活用している人が多数であることがわかりました。料理はガス・IHコンロでの料理、手作業の調理がすべてではありません。他の電化製品などを上手に使ったレシピを覚えておけば、時短できるとともに料理のレパートリーも増えて一石二鳥。■効果的に作り置きを■「朝の登校が早い息子にもきちんとした朝食を用意したいと思っていますので、夜ご飯の煮物やサラダ、冷奴などは作り置きして、朝は目玉焼きや卵焼きや魚を焼くだけにしています」(40代・個人事業主)■「作り置きできるものはたくさん作っておいて、冷凍や冷蔵しておく。ちょっと一品ほしいときに役に立つ」(50代・主婦)■「お弁当も作らなくてはならないので、品数が必要。調理して冷凍してすぐ使えるようにしています」(30代・個人事業主)朝ごはんやお弁当は朝の忙しい時間に作ることがほとんど。上手に作り置きをすれば、準備の時短と食事の質を両立することができます。場合に応じて冷凍保存を使うのがポイント。■下準備で効率化■「時間に追われた食事作りはしていないのですが、たまに野菜や肉などを切って袋分けにして、冷蔵・冷凍保存しています」(40代・主婦)■「ほうれん草の野菜なども、下ゆでして冷凍しておくと、後でサッと使えて便利です」(30代・主婦)食費の節約や買い物の時間を減らすために、スーパーのセールなども利用してまとめ買いをする場合があります。時間のある時にまとめて準備しておけば、いざ料理する時は手早く、かつ楽に済ませることができるのです。肉などは冷凍しておくと保存の品質も安心ですし、小分けにしておけば一度の料理で使う分を取り出すのも簡単。野菜なども種類に適した保存方法を覚えておけば、美味しく手際よく料理を作ることができます。6. 家事時短の心得3カ条をマスターして有意義なひとときを最後に、家事全般についての時短のポイントを3項目にまとめました。家事を手早く終わらせたいという方は、これらの点を意識して家事に臨んでみてくださいね。■同時にできることは同時に済ませる■「お風呂で湯船に浸かりながら、息子のサッカーのソックスをもみ洗いしています」(40代・主婦)■「ながら家事をいつも心がけています。2つ3つ同時進行で行います」(40代・パート)洗濯や料理の煮込み時間の有効活用などは当たり前のこと。家事どうしの組み合わせだけでなく、一緒にできることはなるべく同時並行で進めることで家事の時間を減らすことができます。フリーになった時間を楽しみましょう。■計画をもって効率化■「頭の中でシミュレーションしておくと、いっ時も止まらずに動作が出来るのでそれだけでも時短になる」(40代・主婦)■「まずメモにその日やるべき家事を書き出して、順番を決める。思いつきでやっていると無駄な待ち時間ができるが、順番を見直すと無駄を省くことができる」(40代・主婦)料理中にしろ家事全体にしろ、手あたり次第にやっていては非効率的。家事の時短には計画性が欠かせません。同時にできることを考える上でも、家事は優先順位や順番をしっかり考慮する必要があります。■家事はこまめにやっておく■「気づいたときにすることです。毎日のルーティーンを決めること。溜めこないことが最大の時短につながります」(30代・個人事業主)■「掃除・洗濯・食器洗いなど溜めないこと。掃除は特に。毎日少しずつでもしていると大掃除みたいに時間がかかることはないです」(50代・主婦)掃除や洗濯は多少放っておいても問題とはなりませんが、溜めてしまうと一度にこなす量が増えてしまいます。大がかりになる前に済ませてしまったほうが精神的にも良いことは明らか。慣れないうちは面倒だと思うことがあっても、習慣となってしまえば案外こまめにやったほうが楽なものです。まとめ家事は日々やるべきこと。自分の時間を確保したり、他のことに時間をまわしたりするためにも、家事の時短方法を模索している女性がほとんどであることが明らかとなりました。特に料理はやり方ひとつで作業時間が変わると感じている人が多数。洗濯・掃除・料理それぞれに手早く済ませるコツがありました。家事や仕事、趣味など忙しい日常を過ごしている方は、そういったポイントを意識しながら有意義に毎日を過ごしましょう。アンケート期間:2017年3月24日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、派遣社員、パートアルバイト、経営者、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年05月01日どれだけ掃除をしても次の日には溜まっている「ほこり」。これがあるから、毎日掃除をしているという方も多いのではないでしょうか。でも、とあるアイテムを使うだけで、ほこりを寄せ付けない部屋に大変身させることができるのです!今回はその方法を検証してみました。面倒なお掃除は、できるだけ頻度を減らしたいという人も多いはず。とくにホコリは目につきやすく、1日掃除しないだけでも目立ってしまうのが悩みの種。せっかく掃除したのにその日のうちにまたホコリがついてイライラ……なんて経験は誰しもありますよね。今回はそんなお悩みに答えて、ホコリを寄せつけないお掃除にチャレンジします!なんと柔軟剤を使うことで、気になっていたホコリを寄せ付けないようになるのだとか……。どうして柔軟剤なのか、そもそもホコリを減らすためにどうしたらいいのか、徹底的に調査してみました。■目次1.ホコリが生まれる原因2.ホコリをやっつける!柔軟剤スプレーの作り方3.柔軟剤がホコリを退ける仕組み、柔軟剤水4.ホコリ掃除は朝一が効果的5.柔軟剤スプレー(柔軟剤水)の使い方6.スプレーしてから数日後を比較。驚きの結果が!7.柔軟剤での掃除で気をつけるべき場所8.ホコリを出さないためにまとめ1. ホコリが生まれる原因いくら毎日掃除しても、どこからか出てくるのがホコリ。何度掃除してもすぐに溜まってイヤになる人も多いでしょう。そもそもホコリの原因とはなんなのでしょうか?ホコリとはもともとは繊維です。普段は意識していませんが、私たちはたくさんの繊維用品に囲まれて生活しています。洋服はもちろん、クッションやカーぺットなどのファブリック類にカーテンなどの布製品。さらにティッシュペーパーや新聞紙などの紙の繊維もホコリになります。これらの繊維は少しであれば目に見えません。しかし細かい繊維がまとまることでホコリになるのです。たとえば、洋服を着たときやティッシュで鼻をかむとき、目には見えなくても細かい繊維は空気中に舞っています。これらが落ちてひと固まりになったものがホコリです。■ホコリによる害ホコリが溜まっても生活はできるし、別に問題ない!と放置している方もいるかもしれませんね。しかし、実はホコリを溜めたままにしておくと、健康にも悪い影響があります。なんと床に落ちているホコリ1グラムの中には、カビの胞子が100万匹、ダニは3000匹も潜んでいると言われています。とくに床に落ちているホコリは、カーテンレールや棚の上のホコリよりも菌やカビが多く、私たちの身体に影響を及ぼします。キッチンや浴室など、水回りの菌やカビを気にする人は多いでしょう。しかしホコリの中の菌やカビは見逃されがちです。普段多くの時間を過ごしているリビングのホコリに潜む菌やカビ、ダニに注意しましょう。ダニや菌、カビを含んだホコリによる健康被害は、アレルギーやシックハウス症候群など。さらに、菌やカビの胞子を含んだホコリが体内に入り込むと感染症や食中毒の原因にもなります。とくに抵抗力が弱い子どもやお年寄りは注意が必要です。小児ぜんそくやアトピー性皮膚炎の原因の一つにホコリが挙げられています。今、アレルギーや病気の心配がないという人も、ホコリ対策で予防することが大切です。■ホコリが気になるところホコリが気になりやすい場所は部屋のすみっこなど。軽くて空中に舞いやすいこと、風によって動くことがホコリの性質です。空気中に舞ったホコリは風が滞留する場所にとどまります。部屋のすみは風が生まれにくく、ホコリが溜まりやすくなってしまうのです。部屋のすみや家具の隙間などは風通しが悪いので、重点的に掃除するようにしましょう。また、静電気につきやすいのもホコリの性質です。テレビやパソコンなどの電化製品のホコリが気になるという人は多いでしょう。テレビのすみなどにホコリが溜まるのは、テレビの静電気にホコリが吸着しているのが原因です。2. ホコリをやっつける!柔軟剤スプレーの作り方ホコリが静電気にくっついてしまうのを防ぐために効果的なのが柔軟剤です。柔軟剤は皆さんご存知の通り、洗濯物をふんわり柔らかく仕上げるための洗剤。最近では香り付きのものが人気で、さまざまな香りの柔軟剤が販売されています。そんな柔軟剤の働きは、衣類を柔らかく香り良くするだけではありません。繊維同士の滑りを良くするとともに、静電気を防止してホコリや花粉の吸着を抑える作用があるのです。この柔軟剤スプレーは、柔軟剤を水に溶かして作ります。柔軟剤はドラッグストアやコンビニなどで購入可能です。品名の欄が柔軟仕上げ剤になっていることを確認しましょう。■必要なもの・スプレーボトル・柔軟剤5ミリリットル・水200ミリリットル柔軟剤をスプレーボトルに入れて水道水を注ぎます。このとき、浄水やミネラルウォーターの水は使わないようにしましょう。たったこれだけで柔軟剤スプレーの完成!こんなに手軽に作れるのは嬉しいですね。3. 柔軟剤がホコリを退ける仕組み柔軟剤が静電気を防ぐのは陽イオン界面活性剤が含まれているからです。一方、私たちが普段使っている普通の洗剤には陰イオンの界面活性剤が含まれています。この洗剤で洗濯することで繊維の表面が水中でマイナスの電気を帯びた状態になります。ここに柔軟剤をプラスすると、陰イオンに陽イオンがひきつけられて繊維表面をコーティングしたようになります。これは、柔軟剤が繊維を柔らかくして滑りをよくするための仕組み。繊維を柔軟剤の薄い膜がコーティングすることで摩擦を減らして静電気の発生を防ぎます。柔軟剤スプレーも、この柔軟剤の仕組みを使って表面をコーティングすることで静電気の発生を防ぐのです。柔軟剤を使って掃除することで防げるのは静電気やホコリだけではありません。コーティングの役割も果たしてくれるため、手あかやタバコのヤニなどの汚れもつきにくくなるのです。たとえば、手あかがつきやすいドアノブや窓ガラス、ホコリが立ちやすい換気扇の掃除にも柔軟剤を使ってみましょう。柔軟剤のいい香りで楽しくお掃除できるのも嬉しい効果の一つかもしれませんね。柔軟剤は消臭効果が高いものも多いと思います。タバコや焼き肉のにおいがしみついたカーテンやソファに柔軟剤スプレーを使ってみましょう。お気に入りの香りの柔軟剤を使えばルームフレグランスとしてもつかうことができます。4. ホコリ掃除は朝一が効果的ホコリは空気中に漂う性質があります。そのため掃除機をかけたり人が歩いたりするだけでも、ホコリが空気中に舞いあがってしまうのです。それを防ぐためにおすすめなのが、朝一のホコリ掃除。ホコリは住人が寝ている間にゆっくりと落ちて床に積もります。朝一のタイミングで床を掃除することで、床に積もったホコリを拭うことができるのです。朝一のホコリ掃除はフローリングシートがおすすめ。いきなり掃除機をかけてしまうとフローリングのホコリが舞い上がってしまうので注意しましょう。手順としては1.フローリングシートでホコリを拭う2.窓を開けて換気をしてから掃除機をかけるの順がおすすめです。あらかじめ前の夜に家具やカーテンレールなどの高い位置のホコリを落としておくとさらに良いでしょう。そうすれば、夜の間にゆっくり落ちたホコリを朝一で掃除することができます。できれば、夜寝る前にリビングをサッと掃除するように習慣づけると朝の目覚めもよく、お掃除の効率もよくなります。5. 柔軟剤スプレー(柔軟剤水)の使い方先ほど作り方を紹介した柔軟剤スプレーを実際に使ってみましょう。はじめに表面のホコリを拭き取ります。柔軟剤スプレーをしてから雑巾やクロスなどで拭きあげましょう。飛び散るようなら一度、雑巾にスプレーすることをおすすめします。一度作った柔軟剤スプレーは3日以内に使い切るようにしましょう。使い残った柔軟剤スプレーをそのまま置いておくと、中で菌が繁殖することがあります。できるだけ作り置きせず、掃除のたびにつくるようにしてください。6. スプレーしてから数日後を比較。驚きの結果が!お掃除してから3日経過しました。結果はどうだったのでしょうか?こちらは柔軟剤スプレーで拭いた後のテレビボードです。効果をわかりやすくするために、左半分に柔軟剤スプレー、右半分は水拭きしました。■拭いた直後その後は掃除機やハタキをかけるなど、他の掃除は普通にしてテレビボードには触れていません。■3日後こちら側が柔軟剤を使わず、水拭きのみの右半分。うっすらとホコリが目立ち始めていることがわかります。次にこちらが柔軟剤スプレーを使用した左半分です。こちらもうっすらホコリが見えますが、水拭きのみと比較すると一目瞭然。ホコリが少ないことがわかります。これはテレビボードの上のプリンター周辺。柔軟剤スプレーを使った結果、目立つホコリはありません。7. 柔軟剤での掃除で気をつけるべき場所先ほどの検証結果を見ていただいてわかるように、ホコリよけに最適な柔軟剤スプレーですが、掃除する場所には注意しましょう。たとえば、家具は材質や塗料によって変色の恐れがあります。最初に使うときには目立たない場所で試すようにしましょう。テレビの液晶やパソコンのモニターにも使用はおすすめしません。液晶画面は繊細です。専用のクリーニングクロスを使って掃除するようにしましょう。水拭きすることで隙間から水が内部に入ってしまえば故障の原因にもなります。アルコールやガラスクリーナー、洗剤などは溶剤や研磨剤が入っていることもあるので液晶画面に傷をつけることもあります。基本的にはホコリをはらったあとに乾拭きか専用クリーナーを使用しましょう。では、テレビ液晶画面にホコリがつかないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?掃除方法を簡単に紹介します。1.テレビはオフに!液晶画面は電源が付いた状態では熱を持っています。必ず電源を切ってから掃除しましょう。2.表面のホコリを優しく落とすホコリが付いた状態で拭き始めると傷の原因になります。柔らかいブラシなどで軽くホコリをはらいましょう。3.専用のクリーナーなど画面を拭く液晶画面には専用のクリーナーも販売されています。おすすめなのが眼鏡ふきやカメラレンズを拭くクリーニングクロス。柔らかく繊維も毛羽立たないので、美しい仕上がりになります。以上の手順でどうしても落ちない汚れはピンポイントで水拭きしましょう。無理にゴシゴシこすると傷をつける原因になるので注意してください。8. ホコリを出さないためにホコリ掃除の方法を紹介してきましたが、そもそもホコリが出なければホコリ掃除も必要ありません。ホコリを発生させないためにはどのような方法があるのでしょうか。■外のホコリを持ち込まないホコリの中には家の中で発生するホコリのほか、外から持ち込むホコリや花粉も含まれています。家に入る前に服をはたくなどして、できるだけ中へホコリを持ち込まないようにしましょう。■室内のホコリを減らす室内のホコリの原因は衣類やカーペットなどの布製品です。このような布製品を減らすこともホコリ対策には有効でしょう。洋服であればクローゼットにしまい、タオルも出しっぱなしにせず引き出しやケースに収納します。洗濯物をたたんでいるときにホコリが立つことも多いので、洗濯物をたたみ終わった後に軽くホコリを拭きとってもいいでしょう。布製のクッションやソファも使用するたびにホコリが立ちます。ホコリを防ぐためには革製やビニール製のものを利用するのがおすすめです。さらに、カーテンやブラインドもよく見るとホコリが付着しています。ホコリが出にくい素材のものを選び、こまめに選択、掃除をしましょう。■空気清浄機を使う空気清浄機といえば部屋のにおいや花粉対策のイメージが強いかもしれませんが、空気清浄機はホコリ対策にも有効です。空気と一緒に舞ったホコリを吸い込んで、フィルターで綺麗な空気にして排出します。空気中に舞っているダニやカビの胞子、花粉なども取り除くことが可能です。最近ではPM2.5や集塵機能に特化した空気清浄機も登場しています。空気清浄機は部屋の大きさによって適したサイズがあります。部屋の広さを確認して、ちょうど良いものを選びましょう。まとめ私たちは普段衣服を着て、布団に寝る生活を送っていますから、完全にホコリをシャットダウンするのは難しいでしょう。しかし、ホコリが出にくい製品を使ったり、柔軟剤スプレーを使って掃除したりと、ホコリの対策方法は豊富にあります。自分の家やライフスタイルに合ったホコリ対策で、アレルギーや病気を予防しましょう。今回紹介したホコリ対策はすぐに始められるものも多いのでぜひお試しください!
2017年04月25日リビングや部屋に敷いてあるカーペット、前に洗濯したのはいつですか?もしかしたら、買ってから一度も洗っていないというご家庭もあるかもしれません。一見面倒なようなカーペット掃除ですが、素材によっては洗濯機で洗うことができますよ!この機会にすっきり綺麗にしちゃいましょう。リビングや部屋を快適に過ごしやすくするために重要なアイテムであるカーペット。敷いてあるだけで部屋に温かみが生まれ、印象作りにも重要な役割を果たしてくれます。カーペットは毎日体が触れるものです。また、その周辺で食事をしたり飲んだりと食べこぼしによるシミが発生しやすい部分でもあります。だからこそ「清潔に保つために洗うことはできるの?」「ついてしまったシミを落としたい!」などの悩みを抱える場所でもあるでしょう。でも、自分の家で洗濯をするのはなかなか大掛かりな作業……でも、大丈夫!コツさえ掴んでしまえば自宅でも簡単にカーペットを洗うことができるのです。■目次1.日ごろやっているカーペットの手入れ2.洗濯できるかチェック!3.まずはブラッシングや掃除機で綺麗に4.シミや目立つ汚れはあらかじめ対処を5.折りたたんでネットに入れて洗う6.干す時は物干し竿とハンガーを駆使して!7.やってみての感想・苦労まとめ1. 日頃やっているカーペットの手入れカーペットのお手入れで一番手軽なものは、掃除機をかける方法でしょう。ホコリ、髪の毛などの目に見えるゴミを吸い込むことができ、簡単に見た目がきれいになるのがメリットです。毛足が長いカーペットだと、奥にゴミがたまり掃除機だけでは簡単にゴミが取れないということもあります。そんな場合には、ちょっとしたコツを意識して掃除機をかけていきましょう。■掃除機をゆっくりと動かす忙しい時間帯に掃除をする時などは、ついつい前後に早く動かしがちな掃除機。毛足が長いカーペットの場合奥にダニが潜んでいる可能性があり、この方法ではしっかりと吸い出すことができません。掃除機は早く動かすより、1つの場所に長い時間をかけて動かす方が効率がいいのです。■粘着テープを活用しよう毛足が長いカーペットを使っている家庭やペットがいる場合は、掃除機をかけるだけではなかなかホコリを除去できません。そんなときにはコロコロ動かすだけの粘着テープが便利です。基本は掃除機で吸い取り細かいゴミを粘着テープで取り除くようにすることで、テープの無駄遣い防止にもなります。■洗濯をしたい時には……「ペットがそそうをしてしまった」「飲み物をこぼしてしまった」このような場合、濡れた布で拭くなどの応急処置をしても完全に汚れが取れないこともあります。その範囲が広い場合や、何度もこぼしてしまってシミの数が多くなった時、全体的に薄汚れてきた時などは洗濯時期だといえます。食品のシミは、時間がたつと落ちにくくなるため、早めの洗濯がおすすめです。■洗う頻度カーペットを洗う頻度は、家庭によってもさまざまです。ペットを飼っているから毎月洗うという家庭もあれば、半年や1年に1回など汚れがたまってからという家庭もあるようです。・ペットを飼っている・小さな子どもがいる・淡い色で汚れが目立ちやすいこのような場合では、洗う頻度も多くなるものです。逆にあえて濃い色を買って洗わなくてもいいようにする場合や、汚れたら買い替えられる安価なものを選ぶという方法もあります。我が家では、リビングのカーペットは汚れやすいので濃い色を選んでいます。また、その他の部屋は食べ物を持ち込むことも少ないため、淡い色のラグを使用しています。色によって汚れ具合はやっぱり違っており、濃い色を採用しているリビングのカーペットは一度も洗っていません。淡い色の方は汚れたら買い替えるようにしています。2. 洗濯できるかチェック!「カーペットを洗濯しよう!」と決めたら、最初に洗濯表示を確認しなければなりません。洗濯機で洗えるのは、洗濯機や手洗いのマークが付いたものです。手洗い表示に×印があるもの、ドライマークになっているものは洗えません。我が家でリビングに使っているカーペットは、手洗いマークに×印、ドライマークがあるタイプでした。ウールと綿が使用されているため、家庭での洗濯はNGとなっているようです。個室で使用している淡い色のラグは、手洗い表示がありました。表面の生地が綿100%になっているため、家庭でも洗濯が可能なようです。■洗濯可・不可の材質についてカーペットに使われている素材は、大きくわけて天然繊維、化学繊維があります。それぞれの素材によっても洗える、洗えないが変わってくるため、家庭で使用しているカーペットの素材をチェックしてみましょう。天然繊維……ウール、綿、絹、麻化学繊維セルロース系……レーヨン化学繊維合成繊維……ナイロン、アクリル、ポリプロピレン、ポリエステルウールは吸音性、吸湿性、保温性に優れ、汚れにくい特徴を持ちます。水をはじくので家庭で洗えないですが、飲み物をこぼしてもシミになりにくいのが特徴です。綿や麻は自然素材の風合いを楽しむのに最適で、ラグに使われていることが多くなっています。天然繊維は洗うと色や手触りが悪くなるものもあるため、洗濯不可のものも多いようです。洗う前には必ず洗濯表示を確認してください。天然繊維で色鮮やかなものは、色落ちの危険性があるため洗濯できないものが多いです。化学繊維のなかで吸水性が少ないのがアクリルです。飲み物の汚れが付きにくく、カビや虫の影響を受けません。ナイロンは水に濡れても強度が保ちやすく、歩行量の多い場所に向いています。廊下や階段に使うとよいでしょう。ポリプロピレンは硬い感じがありますが、濡れても乾きやすくレベルループカーペットにも使われ、食べこぼしのシミ予防に最適です。ポリエステルも同様に、乾きが早い繊維です。また、家庭で洗えるか洗えないかには、折りたたむことができる厚みなのかということも大切になってきます。化学繊維のカーペットでも裏張りがあるもの、ないものとわかれているのできちんと確認しておきましょう。裏張りがあると畳むのも困難で、水に濡れると重くなるため家庭では洗濯できません。化学繊維で薄手のものなら洗濯機で洗えるものが多いです。3. まずはブラッシングや掃除機で綺麗にカーペットを洗濯機で洗う前に、まずは毛足の内側にたまったホコリやごみをかきだします。使用するのはブラシです。使い古した歯ブラシ、100均で売られているお掃除用ブラシ、衣類に使うブラシなどが活用できます。毛足の長いシャギーラグは、ペット用ブラシでも代用可能です。ホコリやごみを除去する場合は、ブラシでやさしくなでるようにします。ゴシゴシこすると痛みやすいため避けてください。根元の毛を起こすようにしながら、間に挟まったホコリやごみを掻き出します。ブラシがなければ、ベランダなどに干してたたいて落とすという方法もありますよ。①歯ブラシ毛先がやわらかく生地を傷めません。ブラシが小さいため、細かい部分におすすめです。②お掃除用ブラシ持ち手が付いているとやりやすいです。広い範囲にも使いやすく、100均にも売られているのが便利です。③衣類用ブラシ持ち手が大きくブラシをかけやすいです。歯ブラシ、お掃除用ブラシと比べて毛がかためで、毛玉とりにも使えます。4. シミや目立つ汚れはあらかじめ対処を洗濯機で洗うだけではシミを落とすことはできないので、あらかじめシミ抜きをしておきましょう。シミは水溶性と油性の汚れに分けることができます。水溶性……ジュース、しょうゆ、ケチャップ、紅茶、コーヒー、牛乳油性……食用油、油性インク、ペンキ、卵、マヨネーズ■水溶性の汚れの落とし方しょうゆやコーヒーなどをカーペットにこぼした時は、慌てず乾いた布で拭き取ります。この際、こすって周りに汚れを移さないように注意してください。布で汚れた部分を抑えて、布にしみこませるイメージです。次に中性洗剤を布にしみこませて、ポンポンとたたくようにします。数回では汚れが落ちないため、根気よく何度もやりましょう。中性洗剤は台所用洗剤でOKです。汚れがだいたい落ちたらきれいな水を含ませた布で拭きます。■油性の汚れの落とし方油を含んだ汚れは、中性洗剤ではきれいに落とすことはできません。少量のベンジンを使って落としていきます。布にベンジンを少量含ませ、シミをたたいて汚れを布に移します。ベンジンは火気厳禁のため、火を使っていないときに使用しましょう。汚れが落ちてきたら、布に中性洗剤を含ませてたたくように拭き取ります。最後にきれいな水を含ませた布で、洗剤を拭き取りましょう。■水溶性と油性がわからないなら?時間がたった汚れは、何をこぼしたかも覚えていないはずです。そんなときは水溶性のシミの落としからやってみて、落ちなければベンジンを使ってみてください。■シミを落とすときの注意点洗剤は使いすぎると変色や変質の恐れもあるため、使いすぎないことが大切です。まだ新しい水溶性のシミなら、水だけでも十分落ちます。まずは水を含ませた布でたたいてみて、落ちなければ少量の洗剤を使いましょう。お湯は牛乳のたんぱく質をかためてしまうため、使わないのが無難です。また、漂白剤の使用は、変色の危険性があるため使わないようにしましょう。5. 折りたたんでネットに入れて洗うカーペットは汚れている部分を外側にして折りたたみます。大物のカーペットだと1人でたたむのは大変なので、家族がいる時にやるのがおすすめです。■屏風畳洗濯ネットの高さに端をたたんだら、じゃばら折りになるよう、互い違いに折りたたんでいきます。細長くたたむことができたら、端からくるくると丸めていきましょう。ロール状になったら、洗濯ネットに入れて準備は終了です。■折りたたむ方法カーペットを裏返したら、両端を中心に向かってたたみます。それをさらに真ん中に折り、長細い形になったら半分に折ってたたみます。洗濯ネットの大きさになるまで折りたたんだら終了です。カーペットが入るサイズの大判洗濯ネットも売られています。型崩れ防止に、ネットに入れてから洗濯してください。洗濯機のコースはそれぞれの洗濯機によっても多少異なりますが、「毛布」のようにデリケート洗いができるコースがおすすめです。■使う洗剤・漂白剤について使用する洗剤はカーペットに表示されている洗濯表示に従います。通常の洗濯洗剤、漂白剤を使っても大丈夫なものも多いです。粉末の洗剤を使う場合は、溶け残りがあると粉がカーペットについてしまうため、一度溶かしてからのほうがいいでしょう。液体洗剤の場合はそのまま入れて大丈夫です。漂白剤を使う場合は、色柄ものにも使える酸素系漂白剤の使用がおすすめです。6. 干す時は物干し竿とハンガーを駆使して!洗濯し終わったカーペットは、屋外で陰干しします。直射日光に当てると、変色の恐れがあるものも多いため注意してください。カーペットは大物となりやすいため、ベランダのスペースを利用するか、屋外の物干し竿があるかも確認しておきましょう。「M」字になるように干すことでより乾きやすくなります。2本の物干し竿を利用し、片側の端ともう片方を1本ずつにかけて、中心を垂れ下がるようにするとM字になります。物干し竿を2本使うことで風通しがよくなり、生乾きを防ぐことが可能です。物干し竿が2本ない場合は、あらかじめハンガーを数か所かけておき、その上にかぶせるようにカーペットを乗せます。物干し竿もないという場合は、ベランダに直接干すことになります。裏側の生乾きを防ぐため、途中でひっくり返しましょう。■お天気は洗う前に要チェックカーペットは厚みがあるものも多く、洗濯する当日の天気は要チェックです。週間天気予報を見ながら、晴れが多くなる日を選んでみてください。また、洗濯機に入らないサイズのカーペットは、お風呂場で踏み洗いもできます。脱水ができないため、しばらくはお風呂場にカーペットをかけておかなければなりません。朝から夕方までお風呂場を使わない日かもチェックしておきましょう。7. やってみての感想・苦労我が家のカーペットは、薄手で小さいサイズのため、洗濯は大変ではありませんでした。部屋全体にカーペットを敷いている大型タイプの場合、1人で作業するのは大変です。家族の力を借りるなどして洗濯しましょう。カーペットを洗うと、清潔になり気持ちよく過ごすことができました。ちょっと面倒でも、定期的に洗うことでより気持ちの良い部屋を保つことができそうです。まとめカーペットを自宅で洗うのはやはり大変なので、1シーズンに1度はクリーニングに出す家庭もあるかもしれません。家庭で洗濯する場合は多少の手間はかかりますが、費用もかからず、道具を一度購入してしまえば何度でも使えます。洗ったときのさっぱり感、すがすがしい気持ちは、やった人しか味わえないもの。清潔な部屋のためにも、自宅でカーペットの洗濯に挑戦してみませんか?
2017年04月25日洗濯はテキパキと終わらせ、節約上手。そんな主婦の方々は実際にどんな方法をとっているのか気になりますよね。そこで今すぐに使える洗濯の時短術やきちんときれいに洗うための方法など、家事を上手にこなすポイントを主婦50人に聞いてみました。洗濯方法を見直すことで時間とお金の無駄をなくしていきましょう。主婦にとって日々の家事は少しでも早く終わらせたいもの。仕事から帰っても遅くまでかかってしまったり、休日も1日中家事に追われたらストレスはたまってしまいますよね。そうした悩みを解決する機能やその機能の使い方のコツがあることはご存知ですか。洗濯機の時短コースを使いこなすことで通常よりも数十分ほど早く洗濯を終えることが出来ます。そこで今回は20〜50代の主婦50名に「洗濯の時間」についてアンケートを実施。家事上手な主婦のみなさんに洗濯の時短テクニックを聞いてみました。■目次1.主婦が洗濯機をまわす時間を短くする時はどんな時?2.これが主婦の洗濯時短術!3.時短洗濯で起こりうる失敗とは4.どうやったら時短でもきちんと綺麗に洗濯出来る?まとめ1. 主婦が洗濯機をまわす時間を短くする時はどんな時?主婦のみなさんに「洗濯の時間を短くすることを意識して洗濯をすることはありますか」という質問をしたところ、半数以上の方が“時短”を意識しているようです。しかし、主婦のみなさんはただ無意識に時短をしているわけではありません。目的を持ち、時短に結びつけていることがアンケートの結果からわかりました。■「水道代を節約出来ると思うからです。家事にかける時間も減らしたいので意識します。」(50代・専業主婦)■「なるべく家事は早く終わらせたいのですすぎ回数を減らしたり、干し方を考えたりしています。」(30代・専業主婦)■「だいたい時間のない朝は時短コースで洗濯機を回しています。洗濯機待ちで家事が終わらないのは正直イライラしてしまいます。」(30代・専業主婦)一人暮らしなら週に1〜2回まわせばいい洗濯機も、家族が増えると毎日まわすこともあります。毎日行う家事だからこそ時間だけでなく、お金の節約も気にする主婦の方が多いようです。次に聞いたのが「洗濯の時間を短くする時はどんな時ですか?」という質問をしたところ、「早く洗濯を終わらせたい時」という回答が5割以上。その中でも「家事の時間を出来る限り短縮したい」という声が多く聞かれました。【家事の時間を短縮したい主婦の心境】■「朝早くに外出の用事がある時は急いで洗濯を終わらせます。外に干すまで終わらせてから外出しなければならないからです。」(40代・専業主婦)■「出勤前の朝は時間がないので少しでも早く終わらせたいです。朝でなくても水の節約にもなるので時短コースにすることが多いです。」(40代・パートアルバイト)■「基本的にはあまり短くはしませんが、朝洗濯する時は時間短縮モードにすることもあります。朝ご飯やお弁当を作ったり、自分の身支度をしたりするなどで時間があまり無いからです。」(40代・正社員)洗濯機をまわしている時間を有効活用し、何か違う家事をやる。このように考える主婦の方が多いようです。早め早めに作業を終わらせることでほかの家事をしたり子どもの世話に時間をあてるなど、洗濯だけが家事ではない主婦の努力が見て取れます。働いている方なら、朝の時間はより貴重なもの。自分の支度もしないといけないうえに家族の朝食も作らないといけない。さらに洗濯もとなると……。もうてんやわんやですね。ワーキングマザーの方々にとって朝の家事を効率的にこなすためにも時短洗濯が重要なのでしょう。【水の節約をしたいからこその時短洗濯】毎日洗濯機をまわす方だと、やはり気になるのは水道代。1回あたりの洗濯でかかる水道代は数円だとしても、毎日使い続ければ年間でそれなりの額になります。また育ち盛りのお子さんがいらっしゃる場合は、1回では洗濯が終わらず1日に何回もまわす、なんてこともありますよね。■「毎日洗濯するため水道料が気になるので時々すすぎを1回にしてみたりする。」(40代・パートアルバイト)■「水がもったいないのですすぎは1回で洗う時間も短くしてます。」(30代・パートアルバイト)■「共働きのため寝る前に洗濯をしています。水道代が気になるのと早く眠りたいのですすぎ1回という時短の設定をして洗濯をしています。」(40代・個人事業主)最近の洗濯機はコース設定をする際にすすぎの回数を決めることが出来る機能が付いています。通常コースは一般的にすすぎは2回ですが、その回数を1回でも減らすことで時短だけでなく水道代の節約にもなって一石二鳥ですね。【時短洗濯は基本!普段からやっています】特別な時や急いでいる時と限定することなく、毎日の洗濯で時短を取り入れている方も一定数いらっしゃることがアンケート結果から見えてきました。■「基本的にひどい汚れがない場合は水や電気代の節約のために短めにしています。」(40代・専業主婦)■「水や時間の節約になるのでそうしています。洗濯に無駄な時間を使いたくないので。」(30代・専業主婦)■「すすぎが1回で済む洗剤をいつも使っています。節水にもなるし毎日選択は時短です。」(30代・専業主婦)泥汚れや洋服に染み付いたニオイがすごい…などという場合以外はさっと洗えばいいと考える方も多いようです。日頃から時短を意識した洗濯をしていればその時間に合わせて日頃のスケジュールも調整出来ますよね。2. これが主婦の洗濯時短術!主婦のみなさんの洗濯の時短に関する考えがわかりましたが、では実際にはどのようにして時短に結びつけているのでしょうか。時短の「方法」について詳しくお聞きしました。【主婦の王道は「おいそぎコース」】全体の半数近くの主婦の方々は洗濯機に標準装備されている“おいそぎコース”を使っていることがわかりました。洗いやすすぎ、脱水の回数・時間の調整が多くの洗濯機で出来ます。一般的なおいそぎコースでは回数や時間を決めることなく、洗い・すすぎ・脱水までの一連の洗濯作業を30分以内で終わらせることが出来ます。■「汚れも気にならない時はお急ぎコースにして時間を短縮しています。」(50代・専業主婦)■「自分で回数を設定する方法もありますが、時短するにはおいそぎコースにしたほうが一発で洗濯出来るから。」(20代・パートアルバイト)■「洗い・すすぎ・脱水のそれぞれを減らしてしまうと十分洗えていないような気がするからお急ぎコースにする。」(30代・パートアルバイト)■「おいそぎコースだと洗いやすすぎの時間が自動的に短くされます。回数は減らしたくないので時間が短いのがいいと思います。」(40代・専業主婦)もっとも手軽に確実に洗濯がきちんと出来ることから、多くの主婦の方がおいそぎコースを日常的に使っていることがわかりました。【すすぎの回数を減らすのは節約になる?】おいそぎコースの次に多かったのが「すすぎの回数」を減らすこと。すすぎの回数を2回から1回に減らすことはおまかせコースよりも節電・節水につながるといわれています。■「洗剤のニオイが気になるのですすぎの回数を減らすことは出来るだけやらないが、すすぎの時間を減らすことは選びます。おいそぎコースや洗いを減らすと綺麗にならなさそうだし、脱水を減らすとなかなか乾かなそうだからやらない。」(40代・専業主婦)■「すすぎの回数を減らしてます。時短にもなるし水道代の節約にもなります。」(30代・専業主婦)■「液体洗剤ですすぎ1回でも大丈夫なものをつかってすすぎを減らしています。」(30代・専業主婦)すすぎの時間や回数を減らすことにより、洗剤の溶け残りを懸念される方も少なくありません。主婦の声にもあるように、すすぎ1回に対応している洗剤などを使うのも工夫のひとつになりますね。【洗いの時間を短くする】同じ時短でも「洗いの時間を短くする」派と「すすぎの時間を短くする」派がいることが、アンケートからわかりました。■「すすぎの時間を短くすると洗剤が残ったりして肌が荒れるので、汚れている個所は部分洗いをして洗いの時間を減らす。」(40代・専業主婦)■「洗いの時間を減らしても十分洗えていると思っています。」(50代・専業主婦)■「特に汚れていない服を洗う時は3分ぐらい洗えば十分だと思うけど、すすぎはしっかりしたいのでおいそぎコースとかではなく、洗いの時間だけを短縮するようにしています。」(50代・経営者)「洗いの時間を短くする」主婦は、すすぎの時間を短くすると洗剤の溶け残りがあるのではないかと思い、「すすぎの時間を短くする」主婦は洗いの時間を短縮することで汚れやニオイがきちんと取れないのではないかと思うようです。人それぞれ考え方が違うことも興味深いですね。3. 時短洗濯で起こりうる失敗とは多くの主婦が時短に使用するおいそぎコース。通常よりも洗濯時間が短くなるので人によっては洗濯がちゃんとできていなかったという不満の声もありました。時短には有効なおいそぎコースですが、どのようなデメリットや悩みがあるのか見てみましょう。【標準モードよりも余計に時間がかかってしまった…】これは洗濯の中でも洗いの時間を短縮した際に起こる可能性が高いものですね。■「時短で洗濯をしたら首回りや袖の汚れが落ちなくて二度手間でした。」(30代・専業主婦)■「洗濯物がたまっていたのでおいそぎコースを選択したらきちんと汚れが落ちていなくてもう一度洗濯するはめになりました。」(30代・専業主婦)■「うまく汚れが落ちず、また洗濯して余計に時間がかかり失敗した。」(40代・パートアルバイト)泥汚れ、シミ、ちょっとこぼしてしまったものなどを落とす際はある程度洗いに時間をかけないといけません。時間をかけなかったことによってうまく汚れが落ちなかったという経験をしてしまった主婦の方は全体のほぼ半数もいました。【石鹸のカスがダマになって出てきた…】洗濯石鹸や洗剤の溶け残りの原因はすすぎ不足。そのほかにも洗剤を必要以上に入れてしまった時にも起こりうるトラブルですね。■「すすぎが不十分で石鹸かすのようなシミが出来ていました。失敗でした。」(40代・専業主婦)■「時間を短くしたら洗剤の溶け残りがダマになって衣類に付いたままだった。」(50代・専業主婦)■「汚れは落ちていましたが、粉洗剤が溶け残ってしまった事があります。」(40代・個人事業主)洗剤のカスの付着は粉末洗剤を使用した時に起こる可能性が高いものですが、液体洗剤でも十分にすすぎをしないと衣類にべたつきが残ることがあります。このように洗剤のカスやべたつきがついてしまったらまた洗うか、あるいはついてしまったところのみを手洗いすることになります。どっちにしろ二度手間になって面倒なので注意したいですね。4. どうやったら時短でもきちんと綺麗に洗濯できる?このように時短で洗濯することのメリットはありますが、一方で失敗談も多く、うまく使いこなせないという主婦の方も多いようですね。では時短洗濯を賢く実践するコツはあるのでしょうか。ポイントは「時と場合や、洗濯物の汚れ具合に応じて時短洗濯をやる時とらない時をきちんと分ける」ことです。家事の時間を出来るだけ短縮させたい、朝の慌ただしい時間を出来るだけ有効活用させたいのは多くの主婦の方々の本音ですが、時短洗濯はどんな洗濯時にも使用することはあまりおすすめ出来ません。たとえば洗濯物の量が多い時や洋服の汚れが深刻な時には、時短洗濯を避けることが賢明だといえます。主婦の方の失敗談にもあったように、洗濯がきちんと出来ていなくてまた洗わないといけなくなったということにもなりかねません。1日に数回洗濯機をまわすことがある方は、時短で洗濯するものをまわす時と標準モードで洗濯する時とで分けるのもひとつの方法です。汚れがひどいものはあらかじめ手洗いをし標準モードで。汚れがあまりないものは時短モードで。このように工夫することでずっと標準で洗濯機をまわすよりは、しっかりと洗ってすすぎも行いながら確実に時間を短縮することが出来るはずです。まとめ時短洗濯には良い面も失敗しやすい面もさまざま。一度失敗するとあまり使いたくなくなりますよね。でもやはり洗濯機のおいそぎコースなどは、日々の家事に追われる主婦にとって強い味方。慣れるまでは失敗することもあるかもしれませんが、時短洗濯で大事なのは洗濯する時と汚れの度合いによってうまく使い分けることです。全部が全部、時短洗濯に向いているとは限りません。時間が短いことで当然洗浄力は落ち、すすぎも標準に比べて十分には行われません。時短のおいそぎコースがどのくらいの洗浄力があり、どのくらいの洗濯量ならば時短でもすすぎはしっかりと行われるかなど、少しずつ試しながらおいそぎコースの性能をしっかりと理解することが効率的な時短テクニックにつながるのです。アンケート期間:2017年3月24日〜25日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月24日ロープって日常生活で使用するシーンはとても限られてしまうもの。そんなロープを使って洗濯物を干してみませんか?洗濯ロープは強度があり、軽く、収納に困ることもない優秀アイテムなのです。今回の記事では、ロープの結び方の基本から、効果的に洗濯物を干す方法までを実践してみました。今日は洗濯物がよく乾きそう!と期待して外に干したのに、風が強くて洗濯物が風下にまとまり、きちんと乾いていなかった……そんな経験はありませんか?洗濯物が乾いていなければ改めて部屋干ししなくてはならず、家事の二度手間です。干す時にグリップ式のハンガーを使用していても強風に負けてずれてしまうことも。そこで洗濯ロープの出番です。洗濯ロープと聞くと、一人暮らしの学生や長期旅行で使用するイメージで、家庭では物干し竿のみを使用しているという方が大多数かと思われます。でも、うまく使えばとっても便利な洗濯ロープ。思わず欲しくなってしまう使い方をご紹介します。■目次1.「洗濯ロープ」とは2.洗濯ロープの持つメリット3.洗濯ロープの結び方って?(準備編)4.さっそく設置してみましょう(準備編)5.洗濯物を干してみた(実践編)6.どのくらいの重さまで干せるの?(実践編)7.物干し竿との併用で本領発揮!(実践編)8.使ってみた感想・こんな使い方もまとめ1. 「洗濯ロープ」とは?物干し竿しか使用したことのない方にとっては、洗濯ロープはあまり馴染みのないアイテムかもしれません。洗濯ロープには、1本の紐状のタイプとハシゴ状に編んだタイプの2つの種類があります。紐状タイプは、ハンガーが動かないようにするハンガーキャッチや、可動式の洗濯バサミが付いているものがあります。設置は洗濯ロープの両端をそれぞれ安定した柱や物干し台に結びつけるだけなので、簡単です。昔からある形状ということもあり、洗濯ロープと聞くと紐状タイプを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ハシゴ状タイプは幅が2センチほどで平たく、等間隔で穴が開いているのでそこにハンガーを掛けることができます。こちらも、両端のフックを物干し竿に通す穴に掛けるだけで簡単に設置できます。フックの場所を変えるだけで、長さの調節も可能です。両方とも洗濯用品売り場だけでなく、100円均一ショップでも購入できます。また、キャンプでランタンやカップを掛けるために使用するなど、野外でも活躍するアイテムなのでアウトドアショップに並んでいることも。ホームセンターで販売されている一般的な物干し竿の価格が1000円前後なのと比べ、洗濯ロープは高くても800円程度とリーズナブル。持ち運びに便利な袋付きや、カラフルな商品もあるのでお気に入りを見つけるのも楽しそうです。2. 洗濯ロープの持つメリット物干し竿にもハンガーを掛けられる部分が付いているものがあります。しかしグリップハンガーは意外と掛けづらく、便利とは言えません。伸縮できる物干しについてはどうでしょうか。これは、設置する場所によって長さを変えるときのみ。この機能が室内干しで役に立つかと言うと、そうとは言えません。また、引っ越しをして設置個所に長さが合わなければ買い直さなければならない場合も。室内干しには、突っ張り棒やハンガーラックがよく使われます。これらは洗濯物をしっかり干せる点では優秀ですが、それなりにスペースを使うため部屋数の少ないアパートなどでは邪魔になってしまうこともしばしば。その点、洗濯ロープは強度があるのに軽く、収納する際にも小さくまとめられます。加えて、設置する場所に合わせてカットすることもでき、ほつれてしまうこともありません。物干し竿や室内用物干しグッズにはない、多くのメリットを持っています。3. 洗濯ロープの結び方って?(準備編)洗濯物を干すので、ロープがほどけて地面に落ちてしまったら元も子もありません。ほどけない結び方でしっかり固定しましょう。有名なロープの結び方としては、漁師が船を岸に固定するのに使う「もやい結び」です。簡単なのにほどけにくいので、キャンプでテントを固定するときにも使われています。この結び方の特徴は、作った輪の大きさが変わらないことです。重さのある洗濯物を掛けても、洗濯ロープが大きくたるんでしまう心配がありません。他にも「巻き結び」や「ネジ結び」などほどけにくい結び方はいくつかあります。インターネットで検索すると詳しく説明しているサイトや動画がありますので、参考にして自分のやりやすい結び方を何度か練習するといいでしょう。しかし、結べるようになってもベランダなどの高い箇所に洗濯ロープを結ぶのは、女性には少し大変ですよね。そんなときには、もやい結びをして小さめに作った輪にS字フックを掛ければ、簡単にフック付きの洗濯ロープが出来上がります。他にも、結んで固定するのではなくロープの長さをストッパーで調節できる種類もあります。工夫することによって、一見難しそうな洗濯ロープでもトライすることができますね。4. さっそく設置してみましょう(準備編)屋外に干すのであれば、物干し竿を掛ける部分に設置します。今回は長さ調節に少し時間がかかりましたが、一人でもしっかりロープを張ることができました。室内で洗濯ロープを使用する際は、場所選びに注意しましょう。フックやクギなどを使い、設置個所の壁にロープの端を掛ける部分を作ってもいいのですが、壁自体が洗濯物の重さに耐えられない場合もあります。下地の確認や、必要に応じた補強が必要です。同様に重みが故障の原因となりますので、カーテンレールに設置するのも控えましょう。ホームセンターでは、壁に設置できる専用のワイヤーを使用した洗濯ロープや、天井から吊り下げて設置するタイプの屋内用物干しが販売されているので、そちらの使用をおすすめします。これらも壁や天井に穴を開けて設置するため補強が必要ですが、使用しないときはコンパクトにしまえ、インテリアの邪魔になりにくいです。残念ながら、賃貸住宅向きではありません。5. 洗濯物を干してみた(実践編)しっかりとロープを結べたか確認したら、さっそく洗濯物を干してみましょう。■紐状タイプの洗濯ロープ紐状タイプはハンガーが接する部分が少ないため、洗濯物の重みで生じたたるみで中心に寄ってしまいがちに。少しの風でもハンガーが低い側に動いて洗濯物がまとまってしまいました。これでは全く乾きそうにありません。付属していたハンガーキャッチを使うと固定できましたが、ロープが揺れるだけで動いてしまいます。風のある日に紐状タイプでハンガーを使用するのは、向かないようです。風のある場合はバスタオルなど、直接ロープに干して洗濯ばさみでしっかり固定する方法が適しています。靴下やタオルなど小物を干すときに使うピンチハンガーも掛けられました。予想はしていましたが、その部分だけロープが大きく下がってしまうことに。見た目はちょっと悪いですが、干すことに関しては問題ありませんでした。■ハシゴ状タイプの洗濯ロープハシゴ状タイプも使ってみました。洗濯物の厚みに応じてハンガーを穴に掛けていきます。ピンチハンガーを一緒に使用しても、穴が固定されているので、期待通り横にずれる心配もありません。これなら風が吹いていても気にせず外干しできます。紐状に比べて気になったのは、たるみが生じやすい点です。ピンと張っても、伸びてしまったように大きくたるんでしまいました。ズボンやスポーツタオルといった長さがあるものを干す場合は、洗濯物が下につかないかどうかを気にする必要があります。6. どのくらいの重さまで干せるの?(実践編)洗濯ロープはポリプロピレンのため、軽くて切れにくいのが特徴です。とはいうものの、水分を含んだ洗濯物は重く、細いロープで支えきれるのか少し不安。一般的な物干し竿の耐久重量は、ステンレス製で15kg、アルミ製で10kgと記載されています。対して今回使用した洗濯ロープは5mで10kgまでが耐久重量とありました。洗いあがりの洗濯物10kgの目安は・長袖ワイシャツ5着・Tシャツ5着・デニムパンツ5本・バスタオル3枚・厚手のトップス3着・スカート2着と意外と多く、1回分の洗濯量が少ないときや少人数のご家庭なら洗濯ロープでも十分干すことができます。また、家族が多いご家庭でも天候不良などで洗濯を思うようにできず、ためてしまうと干す場所に困りますよね。そんなときに物干し竿と平行に洗濯ロープを1本設置するだけでスペースを効率的に使用でき、より多くの洗濯物を干せるようになります。7. 物干し竿との併用で本領発揮!(実践編)ここまで読んでみると、「デメリットが多く、予備としてしか使えなくて不便。やっぱり物干し竿だけを使えばいいんじゃない?」と思ってしまいますよね。実は物干し竿と洗濯ロープを併用することでも、ハンガーの横ずれ対策ができます。やり方は紐状タイプの洗濯ロープを物干し竿に巻き付けるだけと、とても簡単。このときロープをきつく巻きすぎないように注意してください。ハンガーを掛けるときはロープが下に来ている部分に挟むように掛けます。これだけでハンガーが固定され、横ずれしにくくなります。ハシゴ状タイプとの併用も、物干し竿がより使いやすくなります。こちらは物干し竿に沿うように設置し、ハンガーを穴に通して物干し竿に掛けると、固定されるので風があってもしっかり乾きました。紐状、ハシゴ状ともに物干し竿に干渉するわけではないので、ピンチハンガーを掛けるときや、バスタオルを広げて干したいときにも邪魔になりません。8. 使ってみた感想・こんな使い方も使い慣れていない場合、洗濯ロープだけだと重さでたるむことが少し頼りなく感じる部分もありますが、物干し竿との併用でも横ずれに悩むことなく洗濯物を乾かすことができるアイテムだと分かりました。洗濯ロープのみで使用する場合は、洗濯物の種類や量を見極めて、紐状タイプならピンチハンガーと洗濯バサミで、風が強い日はハシゴ状と使い分けるのがおすすめです。また、災害などで避難した際に洗濯物を干すだけでなく、布と組み合わせてカーテンのように使用すればパーソナルスペースを守ることにも役に立ちます。防災グッズとして1本備えておくのもよさそう。まとめ今まで存在は知っていても、関心を持つことはあまりなかった洗濯ロープ。そのままでも使え、物干し竿と上手に組み合わせることで、今までの洗濯がより快適になるのが伝わりましたか?これから迎える梅雨の時期。いつもは横ずれ防止で使っている洗濯ロープを物干し竿として活用すれば、雨の合間のお日さまを逃すことなくバッチリ洗濯できます。洗濯ロープは収納、持ち運びが楽なのが最大の魅力!臨機応変にどんどん使ってみましょう。
2017年04月24日衣類の汚れを落としてくれる「洗濯機」。今や各家庭に欠かせない家電のひとつです。今回は日立アプライアンス株式会社の方に、洗濯機の選び方をききました。洗濯機によって、サイズや機能も様々。家庭に合ったとっておきの一台を選んで、爽やかな気持ちで洗濯を行う手助けをしてもらいましょう!衣類の汚れを落としてくれる「洗濯機」。今や各家庭に欠かせない家電のひとつです。使用頻度が高いものだからこそ、購入するときはしっかり吟味したいものですが、性能も様々で、「どの洗濯機がいいかわからない!」ということありませんか?洗濯機には2槽式・タテ型・ドラム式の3種類があります。これら3種類の洗濯機を幅広く取り扱っている日立アプライアンス広報グループ、松尾亜季さんより洗濯機選びのアドバイスをいただきました。あなたにぴったりの、おすすめ商品を紹介します。■目次1.まずは洗濯機の種類や特徴を知ろう2.ガンコな汚れにさようなら!日立ドラム式の「ナイアガラ洗浄」3.これぞ省エネ。日立独自の乾燥方式「ヒートリサイクル乾燥方式」4.アイロン要らずで、そのまま着られる「風アイロン」が魅力的!5.たった2.8円!「自動おそうじ」で除菌・黒カビ抑制6.「ヒートリサイクル風アイロンビッグドラム(BD-NX120A)」をご紹介!7.気になる毛布やシーツ、枕カバーなどに。新機能「ダニ対策」コースで衛生的にまとめ1. まずは洗濯機の種類や特徴を知ろうまずは「2槽式」「タテ型」「ドラム式」、それぞれの洗濯機の特徴を見ていきましょう。【2槽式】2槽式と聞くと「昔の洗濯機」というイメージがある方も多いかもしれません。使用している家庭は少なくなったものの、2槽式は今でも販売されている現役の洗濯機。その名のとおり、洗濯槽と脱水槽の2槽に分かれており、洗濯槽から脱水槽へは手動で衣類を移動させます。——日立さんでは2槽式の洗濯機も販売されていますが、どんなユーザーが2槽式を購入していますか?「洗濯と脱水工程が同時にできるため、洗濯が終わると衣類を脱水槽に移動させて、次の洗濯を始めたい方などが、2槽式を購入されているようです。便利な使い方もできる点が魅力で、2槽式をお使いの方が買い替え時に、引き続き2槽式を選ぶ場合もあるようです」(松尾さん)2槽式洗濯機はシンプルゆえに使い方の応用が利き、いまだに根強いユーザーがいるようです。【タテ型】タテ型は洗濯から脱水まで全てを自動で行ってくれる全自動洗濯機で、洗濯物を上から出し入れする馴染みのある形で、高い洗浄力がポイント。洗濯槽の底にある羽根を回転させてかくはん洗いするので、頑固な汚れもしっかり落とせます。ドラム式と比べて、サイズが様々で価格が安いのがメリットと言えます。【ドラム式洗濯機】ドラム式洗濯機の特徴は、ドラム槽を回転させ、衣類を上から下へ落とす「たたき洗い」です。衣類がからみにくく、傷みやシワがつきにくいのが利点。また、使用する水量も少なく済むので、節水効果もあります。ドラムを回転させ衣類を広げて乾かすのでタテ型よりも乾燥の仕上がりに優れており、省エネ性も高いのが特徴です。これら3種類の洗濯機は、まさに三者三様。それぞれの良いところが1台にギュッと集約された洗濯機があればいいのに……、というユーザーの気持ちに応えてくれるのが、日立の洗濯機です。大容量で省エネ・節水、しっかりした洗浄力。そして乾燥機能もついていて、衣類をやさしく仕上げます。日立の洗濯機には、バランスよく機能が搭載されているのです。2. ガンコな汚れにさようなら!日立ドラム式の「ナイアガラ洗浄」日立のドラム式洗濯機(BD-NX120Aなど)には、「ナイアガラ洗浄」が搭載されています。洗濯機の重要な役割はやはり汚れを落とすことですが、ドラム式の弱点はその洗浄力でした。ガンコな汚れまですっきり落とせる、「ナイアガラ洗浄」「温水ナイアガラ洗浄」について説明していきます。「ナイアガラ洗浄」は、ナイアガラ循環シャワーを衣類にふりかける仕組み。高濃度の洗剤液が繊維の奥まで届くのです。そして、この洗浄方法に温水ミストをプラスしたのが「温水ナイアガラ洗浄」。高濃度の洗剤液を温風であたため、ミスト状にして吹き付けます。こうすることで、衣類の黄ばみを除去・予防することができるのです汚れやすい襟や袖の黄ばみは漂白剤を使わないとなかなか落ちないガンコ汚れ。それが洗濯機だけでしっかり落ちるのは嬉しい機能です。さらに、「たたき洗い」によって硬い仕上がりになりがちだった点も、「もみ洗い」「押し洗い」の洗い方を加えることによって解決できました。外干しだけでも、気持ちよい肌ざわりに仕上がります。洗浄のほか、「ナイアガラすすぎ」にも注目です。この機能は、ナイアガラ循環シャワーと水道水シャワー、2つのシャワーですすぐというもの。遠心力を利用して洗剤成分を吹き飛ばしながら、2種類のシャワーでしっかり洗い流します。——ナイアガラ洗浄はシャワーが重要となるようですが、たくさんの水を必要とするように感じます。どうやって節水をしているのですか?「『強力循環ポンプ』で水を循環させることで、注水の量が抑えられています」洗剤液を循環させることが、大容量サイズでも節水となる秘訣のようですね。3. これぞ省エネ。日立の「ヒートリサイクル乾燥」日立の洗濯乾燥機は、「ヒートサイクル乾燥」が特徴です。まずは、一般的な乾燥方法である「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」について説明します。【ヒーター式】洗濯機内のヒーターで衣類を乾燥するタイプ。【ヒートポンプ式】洗濯機内のヒートポンプにより、熱交換が行われます。ヒーターを使用していないので、省エネにつながります。洗濯機の中にエアコンの除湿機能があるようなイメージです。【ヒートリサイクル乾燥方式】(日立独自)洗濯機の運転によって生まれる熱を回収し、乾燥時の温風に再利用するという仕組みで、省エネにつながります。服の温度が60℃以下という低温での乾燥なので衣類が傷みにくく、変形も抑えます。4. アイロン要らずで、そのまま着られる「風アイロン」が魅力的!日立のドラム式洗濯乾燥機(BD-NX120Aなど)は「風アイロン」でもおなじみ。アイロンがけなしで、そのまま着られる仕上がりが魅力です。——「風アイロン」は他社製品との差別化となる機能。どんな機能でしょうか?「時速約300kmの高速風で衣類のシワを伸ばす『風アイロン』により、アイロンがけなしでそのまま着られる仕上がりに。また、忙しい朝やお出かけ前に『スチームアイロン』機能を使えば、たたんでできた折りジワなどもきれいにできます」画像の左が「風アイロン」未搭載機種で、右が「風アイロン」で乾燥したもの。「風アイロン」を使うと、高速風や湿度コントロール機能により、洗濯機から取り出して、そのまま着ることができる仕上がりになります。もちろん低温乾燥なので、衣類の変形や痛みも抑えます。乾いた衣類のシワ取りができる「スチームアイロン機能」もあります。これはシャツ2枚なら、わずか15分で仕上がる便利機能です。忙しい朝やお出かけ前に衣類を洗濯機に入れ、その間にご飯を食べたり、身支度をしたり。めんどうなアイロンの手間を省くことができます。5. たった2.8円!「自動おそうじ」で除菌・黒カビ抑制今では定番となりつつある、洗濯機のお掃除機能。日立の洗濯機には、洗濯槽の周囲を自動で洗浄する「自動おそうじ」も搭載されています。自動洗浄の流れとしては、洗い→すすぎ→「自動おそうじ」→脱水です。すすぎのあと、水道水シャワーで上から洗い流すことにこだわりました。この「自動おそうじ」によって、洗濯槽の除菌、黒カビが抑えられます。洗濯槽の裏側などの見えない部分に付着しやすい汚れを掃除してくれるのは嬉しい反面、ランニングコストが気になります。しかし、「自動おそうじ」オフの場合、1回あたりのランニングコストが38.5円。「自動おそうじ」オンの場合は41.3円と、その差は2.8円です。たった2.8円の違いで洗濯槽を掃除してくれるのは大きなメリット。毎日洗濯しても、1年間で1000円少々。「自動おそうじ」は洗濯槽の汚れを洗い流す機能ですが、より気持ちよく使うためには、槽洗浄コースと併用がおすすめです。洗濯槽クリーナーを使用した槽洗浄は、普通の場合、1~2ヵ月ごとに行うのが目安となっていますが、この「自動おそうじ能」の継続使用だと3~4ヵ月ごと。クリーナーを購入して洗浄する頻度が減れば、手間も出費も少なく済みますので、ランニングコストの安さは魅力的です。このように清潔性を重視した機能となっていますが、日立の洗濯機は排水ホースにもこだわっています。ホース内面がフラットになっており、排水・汚れが残りにくい構造となっています。また、清潔な水道水によって循環部分もしっかり綺麗にし、高速風でホース内の排水をしっかり追い出しているのです。6. 「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム(BD-NX120A)」をご紹介!——「ナイアガラ洗浄」や「風アイロン」など見所の多い日立の洗濯乾燥機ですが、新しく2016年11月に発売された「ヒートリサイクル風アイロンビッグドラム(BD-NX120A)」のポイントはどこにあるのでしょう?「業界最大(*1)の洗濯容量12kgを実現。まとめて洗うことで時間もコストも節約できます。また、大物も一度に洗えて便利です。薄手のシングル毛布なら4枚洗えます」(*1)国内家庭用洗濯機、2017年4月7日時点一般的にドラム式洗濯乾燥機はサイズが大きく、扉が前面にあるため、洗濯機を置くスペースが狭いと衣類が取り出しにくいなど、場所を選びがち。しかしBD-NX120Aのサイズは本体奥行62cmと奥行スリムになっています。ドラムの中の奥行も32cm。衣類が取り出しやすいのが特徴です。大流量シャワーが前後に動くナイアガラ循環シャワーも新たに開発されており、効率的に高濃度洗浄液をふりかけることができます。新しいナイアガラ洗浄によって、その効果もアップ。泥汚れなどもしっかり落とします。画像の左がナイアガラ洗浄前。右がナイアガラ洗浄後です。進化したナイアガラすすぎは、使用水量が150Lから135Lまで減り、運転時間に関しても5分ほどの短縮となっています。BD-NX120Aは高性能ながら省エネで、かつ時短になっているのです。——魅力の多い製品ですが、実際に購入・利用した人からはどんな評価が?「『ナイアガラ洗浄』については『ごわつきを抑えられた』というお声を、『風アイロン』については『アイロンがけの手間が減った』といったお声をいただいております」7.気になる毛布やシーツ、枕カバーなどに。新機能「ダニ対策」コースで衛生的にBD-NX120Aにはまだ新しい機能があります。それが、「ダニ対策」コース。BD-NX120Aのみに搭載された新しいコースです。ダニは天日干しだけでは、退治できません。ダニ対策コースは、洗い→すすぎのあと、温風によって加熱します。熱に弱いダニをここで退治。そして、ダニの死骸やフンを洗い流すために、再度すすぎ→脱水をします。徹底的にダニを退治するので、毛布やシーツ、枕カバーなど、より衛生的に洗いたいときにおすすめです。さらに、「毛布コース」ならシングル毛布が4枚洗える大容量サイズなので、家族の毛布も一度にたくさん洗えます。家庭でも手軽に毛布を洗えるのは、忙しい主婦には嬉しいことですね。まとめ今回ご紹介した洗濯乾燥機は、洗浄力や乾燥仕上がり、清潔性・省エネなど、基本性能がハイレベル。忙しいママの強い味方となる機能を備えた製品と言えます。洗濯機は一家に一台、必要不可欠な家電です。どんどん高性能になり、各家庭に普及されつつあるドラム式洗濯機は必見。自分の生活スタイルに必要な機能が何なのかを見極め、メリットの多い製品を選ぶことで、毎日のお洗濯だけでなく暮らしも快適になりますよ。回答者:日立アプライアンス株式会社総務部広報グループ松尾亜季様回答日:2017年3月2日
2017年04月19日パナソニックの洗濯機は他のメーカーに比べ、多くの機能を搭載しています。ひとつひとつの機能にはそれぞれ意味があり、洗濯をする皆さんのお悩みを解決してくれること間違いなしです。ではどんな機能があるのでしょうか?パナソニックの担当者に詳しくお話をお聞きしました。毎日使う洗濯機が、使う人みんなの願いを叶えてくれる特別な使い心地だったら。お気に入りの洋服が満足な洗い上がりだったら、気持ちのいい1日を過ごせそうですね。洗濯の際、気になるのは干した時の「シワ」や「ニオイ」。パナソニックの洗濯機は、汚れがきっちり落ちて、さらにニオイもすっきりクリアにしてくれると評判なんです。多彩な機能のどこに注目すれば「プレミアムな使い心地」を日常で体験できるのでしょうか。主婦のみなさんが気になっていることを、まとめてパナソニック洗濯機担当山口さんにきいてみました。洗濯機でできることや、「えり・そでの汚れ、シミ汚れ」を確実にクリアにするための方法など、知って試して「気持ちのいい1日」を実現させましょう。■目次1.多彩な機能が満足のいくお洗濯へ導いてくれます2.簡単操作で使えます!3.あなたのお悩み何ですか?洗濯機にできること4.泡洗浄、採用するには理由がある5.洗濯機さらにご機嫌な洗い上がりをお届けする、ちょっとした気配り6.グッドデザイン賞受賞!おしゃれで使える洗濯機まとめ1. 多彩な機能が満足のいくお洗濯へ導いてくれます——洗濯の悩みを解決するために、便利な機能が充実しているパナソニックの洗濯機。便利そうですが混乱してしまうケースはないのでしょうか?「パナソニックではさまざまな機種を取り揃えていますが、まずは、ななめドラム洗濯乾燥機NA-VX9700を例に見ていきましょう。こちらの洗濯機では、洗濯機の基本である洗浄機能に加え、乾燥機能、清潔機能が搭載されています。洗浄機能は大きく分けると4つがあり、標準(おまかせ)、温水、おしゃれ着、毛布のコースから選ぶことができます。通常の洗濯の場合は、おまかせコースで洗濯しましょう。皮脂汚れ、黄ばみ、食べこぼしなど、とくに汚れや衣類のニオイが気になる場合は、温水のコースにすることでスッキリきれいに汚れを落とすことが可能です。確かに機能が満載ですが、使う人が困らないようコース名で用途が連想できるように工夫しています。」(山口さん)——具体的にどんなコースがありますか?「例えば、新機能の「約40℃においスッキリコース」だと、約2倍の高濃度洗剤と約40℃の温水で2回洗浄をするため、通常の洗濯では落としきれないニオイ原因菌まで落とせます。その結果、部屋干しなど生乾きの嫌なニオイの発生を抑えることができるのです。このコースなら、色柄物やデリケートな生地など幅広い衣類に対応してくれます。」——たくさんある機能をうまく使うコツはあるのでしょうか?「衣類を洗濯機に入れる前に、汚れや洗濯絵表示を確認するところがポイントです。VX9700はタッチパネルでコース詳細や洗える絵表示などがわかるように工夫しています。目的や衣類に応じて洗い分けることで、きっと満足な洗い上がりの衣類が手元に戻ってきます。また、ドラム式は乾燥機能も大きな魅力となっており、天候や住宅環境で外に干せない時などにも役立ちます。タオルなどはフカフカで気持ち良く仕上がりますよ。」2. 簡単操作で使えます!——お話から、使う人に寄り添った便利な機能が豊富だと感じました。逆にもっとシンプルにするべきという声はありますか?「コースの数だけで申しますと、非常に多彩ですのでシンプルにすべきというお声もありますね。一方で、使う人が洗濯機に求める機能も多様化しています。どちらの意見も考慮して、開発するときには『なるべくわかりやすい操作で使ってもらえること』を目標にしています。先ほどご紹介した「約40℃においスッキリコース」や、他にも「約30℃おしゃれ着コース」のように、ユーザーが使うシーンをイメージしやすいようなコース名にすること加え、操作は見やすいカラータッチパネルなので、タッチで選ぶだけで運転内容の変更も簡単。いつも「おまかせコース」を使うのであれば「スタート」ボタンを押すだけなので、操作に戸惑ったときは、説明書を探さなくてもタッチパネルがお困りを解消してくれますよ。」なるほど、分かりやすい工夫をされているのですね。操作案内をすぐ見ることができたり、エラーの対処法がわかったりするので、多彩なコース機能でも用途がわかりやすく、結果的にお気に入りの衣類をきれいに保つことができますね。とても嬉しい心配りです。3. あなたのお悩み何ですか?洗濯機にできること——主婦の皆さんからは、洗濯機に対してどんな悩みの声があがっているのでしょうか?また、それは最新の洗濯機に反映されていますか?「洗濯の悩みで多いのは、やはり「汚れ落ち」です。そんなお悩みを解決するため、基本の泡洗浄に加え、温水のコースや泥汚れを落とすコースなど、通常の洗濯よりもしっかり洗えるコースを搭載しています。」「例えば温水の「約40℃つけおきコース」は、普通の洗濯機や手洗いではできない約40度をキープできるので、つけおき洗いの時の「時間の経過とともに洗剤液の温度が下がってしまう」ことを解決してくれます。洗剤液中の酵素が活性化する温度は40℃からです。また、約37℃から衣類についた皮脂も溶け出します。この約40℃に温めた高濃度の洗剤に衣類を浸し、約6時間保温しながらつけおき洗いをします。こちらのコースなら今まで諦めていた黄ばんだTシャツも白く、枕カバーのしつこい皮脂汚れもしっかり洗い落とします。」「他にも「どろんこコース」では、高濃度の洗剤で表面の泥を落とす予洗いを洗濯機がしてくれます。そして1度排水するので、汚れの再付着や黒ずみを防止。その後、約60分の本洗いに入りガンコな泥汚れもスッキリ落とします。また「約60℃除菌コース」は、赤ちゃんのスタイなど白物で清潔に保ちたいグッズの除菌に効果抜群です。」4. 泡洗浄、採用するには理由がある——カタログでは泡洗浄が特徴、という印象を受けました。泡洗浄の洗濯機ができた背景を教えてください。「そもそも、洗濯機で衣類の汚れを落とすポイントは3つあります。1つ目は「洗剤の力」、2つ目は「水の力」、そして3つ目は「機械の力」です。3つ目の「機械の力」を強くすれば汚れ落ちはよくなりますが、衣類に対するダメージも出てきます。1つ目の「洗剤の力」は、洗剤そのものの洗浄力にもよりますが、洗剤の力を十分に発揮させるための機構が整っていることも大切です。高濃度の洗浄液を泡にし、衣類にふりかけ浸透させることが、洗浄に効く効果的なポイント。また、泡にすることで汚れにアタックする面積が増え、汚れを浮かせて落とすことができます。手洗いであれば洗剤泡をもみ込むこともできますが、洗濯機の場合は直接手を入れるわけにはいきません。その場合の手段として、2つ目の「水の力」を借りることで、洗剤液が衣類にしっかり浸透し汚れ落ちがよくなるのです。この3つをうまくかけ合わせることで、衣類を優しくきれいに洗い上げることができます。」——なるほど!泡洗浄はまさに理にかなった洗い方なのですね。「そうなんです!パナソニックの洗濯機では、まず「洗剤の力」と「水の力」をかけ合わせています。まず、「ジェットバブルシステム」で洗剤を泡にし、「浸透ジェットシャワー」で全方位から一気に噴射、泡を繊維の奥まで素早く浸透させ、汚れにアタック。そして「機械の力」の「スピンダンシング洗浄」のドラム槽の回転で、衣類を効果的に動かし洗浄します。」5. さらにご機嫌な洗い上がりをお届けする、ちょっとした気配り——落ちにくい汚れが落ちるという泡洗浄ですが、事前にもみ洗いなどでしっかり洗う必要性はないのでしょうか?「そうですね……。できれば、ひと手間を加えることをおすすめします。えり・そでの汚れ、シミ汚れ、頑固な皮脂汚れには事前に洗剤や漂白剤を塗る。泥汚れの場合はさらに表面の泥を払い落とし、軽くもみ洗いしてから洗濯機に入れるなど、ちょっとしたお手入れでさらに洗浄効果を高めることができますよ。」私たち使う人のちょっとした気配りで、汚れがグンと落ちるんですね。6. グッドデザイン賞受賞!おしゃれで使える洗濯機——パナソニックの洗濯機の中には、グッドデザイン賞を受賞したものもあるそうですが、いいデザインと機能性はどうのように両立しているのでしょうか?「Cuble(キューブル)という商品でグッドデザイン賞を受賞させていただきました。これは水平・垂直を活かしたキュービックフォルムと、細部にまでこだわったコンパクトで美しいデザインです。ドラム槽は斜めにして節水性を追求。楽な姿勢で衣類の出し入れや設定ができるよう、身体に優しい形に仕上げ、美しさと使いやすさを実現しました。」今までは、洗濯機のある空間はできれば人に見せたくない場所でした。昨今は、自宅のサニタリー空間もゲストが入る部屋(手を洗うなど)として、美しさにこだわりを持つ人が増えてきているのが現実。このCuble(キューブル)はおしゃれなサニタリー空間と、シンプルでありながら使いやすさを凝縮した洗濯機を目指し開発されたそうです。「洗濯機能は少しコース数が減りますが、温水泡洗浄などの基本コースや洗浄力は先ほど紹介したNA-VX9700と同等です。乾燥機能では、衣類の縮みや傷み・シワを抑えてふんわり乾かす低温風パワフル機能の容量を、いままでですと標準の3kgまででしたが、たっぷり設定の5kgまで選べるように。より多くの衣類でも乾きムラを抑え、乾燥することが可能です。容量を選べるようになったことで、様々な洗濯スタイルや環境にあわせて使用できます。」ドラム式洗濯機は欲しいけど、乾燥機能はなくてもよい方のためのCucle(キューブル)NA-VS1100もあるそうです。——洗濯機といえば槽内のお手入れも気になるところですが……。「ご安心ください!『約30℃槽洗浄コース』といって、水量やドラム回転数を見直し、約3時間で槽洗浄できるコースがあります。通常10時間以上かかるので、かなり短い時間で槽をきれいにすることができるんです。」これなら気軽に槽洗浄をして、きれいな洗濯槽をキープしておけますね!ドラム式洗濯機ならではの洗浄機能、乾燥機能、使い勝手、お手入れ性などが合わさった結果、実際に使っている人たちからも満足の声が上がっているとのことです。まとめ洗濯する人みんなの願いを叶えてくれる、夢のような洗濯機を見つけることができました。他にも、ここでは紹介しきれないほどたくさんの機能を搭載したパナソニックの洗濯機があります。生活環境に合わせ、上手に使いこなすことで、きれいな衣類やリネンに囲まれた日常を過ごすことができ、心おだやかな日々を送ることができるでしょう。このような相乗効果がうまれることによって、なにげないふだんの生活が気持ちよいサイクルで回り始めるかもしれません。心強い家事のパートナーとして、ふだんの生活をちょっぴりプレミアムにしてみませんか。回答者:パナソニック株式会社アプライアンス社コンシューマーマーケティングジャパン本部洗濯機商品課山口高宗様回答日:2017年3月6日
2017年04月14日皆さんは洗濯槽の洗浄をこまめにしていますか?洗濯槽はカビが好むジメジメの環境です。洗濯槽のカビを放置すると、洗濯するたびにカビが洋服に付着するということにもなります。洗濯した洋服は綺麗でなければ意味がありません。洗濯槽のカビを増やさないためにはどうするべきか、主婦50人に聞きました。毎日の洗濯によって洗濯槽も水で流されているため、改めて槽の洗浄などしなくてもよいのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかしあまりにも長い間、洗濯槽を使ったまま放ったらかしていた場合、実は洗濯槽内がカビでいっぱいになっている可能性があります。いったい洗濯槽にはどんな問題が潜んでいるのでしょう。放置して状態が悪化してしまう前に手を打つ必要があります。今回は洗濯槽のカビ事情とその対策方法について、主婦50人の方にアンケート調査を行いました。■目次1.主婦の洗濯槽にまつわる心配事はやはり「カビ」2.洗濯槽にカビが発生しやすくなるメカニズムを理解しよう3.カビの増殖を防ぐために日頃からできることまとめ1. 主婦の洗濯槽にまつわる心配事はやはり「カビ」■ほとんどの主婦が洗濯槽を洗浄した経験を持つ「洗濯槽を洗ったことがありますか?」というアンケートに対し、「はい」と答えた主婦の方の割合は9割ほどを占めています。どうやら洗濯槽を洗うことは当たり前のこととして世間に認知されているようです。■「洗濯槽からいやなニオイ、カビ臭いニオイがしてきたから。衣服に洗濯カスのようなものが付くようになったから。」(40代・専業主婦)■「3カ月に一度の周期で気休め程度ですが、洗濯槽用の洗剤を入れて回しています。」(40代・専業主婦)■「カビや水アカが気になります。汚い洗濯槽で洗濯をしても、洗濯物は綺麗にならないと思います。」(40代・専業主婦)洗濯機は毎日使うものなので、ニオイや汚れには敏感になるのも当然のこと。洗濯し終えてフタ開いた途端、生臭いニオイがしたら干すのも嫌になってしまいそうです。一方で「いいえ」と答えた人の中には、洗濯槽クリーナー以外を使用して槽のケアをしているという方もいました。■「洗濯槽は洗いませんが、洗濯槽の除菌効果がある洗剤を利用しています。」(30代・専業主婦)確かに洗濯槽のカビを抑える効果がある洗濯洗剤が発売されています。カビが生えるのを抑える役割はありますが、発生するカビをゼロにすることはほぼ不可能だといっても過言ではないでしょう。■数カ月に1回が洗濯槽を洗う王道のペース主婦の多くの方は1カ月に1回、3カ月に1回のペースで洗濯槽の掃除をすることがわかりました。■「子どもの泥汚れのある運動着を洗うのですぐに洗濯槽が汚れてしまうため、こまめに洗っています。」(30代・正社員)■「3カ月くらいでニオイが気になりだすので、そのくらいの頻度で洗っています。」(40代・専業主婦)■「一応1カ月に一度と決めているのですが、気がつけば2〜3カ月過ぎています。定期的に洗わないと洗濯アカのようなものが衣類を汚すことがあります。」(50代・専業主婦)それよりも多いペースで掃除をする方は1名、そして年に1回だけ掃除する方、その他としては汚れが気になる時に掃除をするという方の票も多かったです。■「日々の洗濯をしている時、洗濯物に茶色の洗剤カスなどが付着したり、洗濯槽が汚くなったりしたと感じた時に洗います。」(50代・専業主婦)■「黒いゴミ(黒カビ)が出てくるようになったら洗いますが、部屋干しが増える花粉の季節の前や年末、梅雨時に洗うことが多いです。」(40代・専業主婦)洗浄する期間を意識することがなくても、洗濯物に黒いカスがつくようになったらそろそろ専用クリーナーで洗わないといけないかなと思う方が多いようです。確かに洗濯物にまで汚れが目立つようになると「このままではいけない」という危機感を感じるようになりますよね。また洗濯槽の掃除はできるだけしたほうがいいと思っていても、ついつい掃除を忘れてしまう方も多いかもしれません。この主婦の方のように、ちょっとした心がけで定期的に掃除をすることが日々の習慣になるかもしれません。■「定期的に決めてすると忘れずに持続できます。私の場合は、毎月1日に洗濯槽を洗うことに決めてカレンダーに印をつけなくても忘れずに実行するようにしました。」(50代・専業主婦)■洗濯槽でやっぱり気になってしまうのはカビ多くの主婦を悩ませる、洗濯槽のカビ。洗濯をしたのに洋服に黒いカスが付いてしまっていたというのは、洗濯槽にこびりついているカビが剥がれたものである可能性があります。■「洗濯物にゴミカスが付いていたら洗濯した気にならないし、気になります。」(30代・専業主婦)■「1度、黒いカスが何回も出て困ったことがありました。目に見える形になるとやはり怖いですよね。」(20代・専業主婦)■「洗濯した時に洗濯物に黒いゴミカスが付くのが気になります。そのゴミが出てきたら掃除の時期の合図だと思っています。」(30代・専業主婦)また部屋干しをして生乾きになってしまった時などに服が変に臭うなあと思ったことはありませんか?そのニオイも実はカビが原因なんです。■「洗濯槽のカビ臭いニオイが洗濯物に移るのがすごくイヤです。」(20代・正社員)■「ニオイが1番気になります。せっかく洗ったのに無意味だし二度手間になってしまうので。」(20代・専業主婦)■「洗濯槽クリーナーでの掃除の間隔があいてしまった時や夏場、洗濯機の中から生臭いニオイがしたことがあります。そのまま洗濯したら服に菌がついて臭くなりそうで、とても気になります。」(50代・パートアルバイト)また黒カビや生臭いニオイとともに洗濯槽のお悩みとして君臨するのが「茶色いコケのようなもの」です。この正体もカビの一種です。■「洗濯物にも付いてしまって、洗濯したのに不衛生になることがあるので。」(20代・専業主婦)■「見た感じが汚くてぞっとする。洗濯しても綺麗になる気がしない」(30代・専業主婦)■「定期的に洗浄するようにしているのですが、ちょっと間があいた時など白い衣類に茶色いぺらぺらがついていると『あ、槽洗浄しなくちゃ!』と思います。」(40代・専業主婦)カビが発生することは、主婦のみなさんにとって洗濯槽を洗うための「信号」みたいなものなのですね。2. 洗濯槽にカビが発生しやすくなるメカニズムを理解しようカビも理由があって生えてきます。その原因さえわかれば、カビの発生を防ぐことができます。ここでは主婦を悩ませる「カビ」について理解を深め、具体的な対策を考えていきましょう。■洗濯機の構造を理解しよう洗濯槽にカビが生えやすいのには、洗濯機の構造が大きく関与しています。多くの縦型・ドラム型の洗濯機は槽が二層になっています。一般的に「洗濯槽」と呼ばれるものは洗濯機の内側にある槽のことを指し、外側の槽のことは「外槽」と呼びます。洗濯機を回している時は洗濯槽と外層の間に水が入るため、この空気にあまり触れない洗濯槽の外側と外槽にカビが生えやすくなるのです。そして多くの洗濯槽には穴が空いていますが、洗濯機を回している最中にこの穴から洗濯槽の内側にカビが入ってきてしまいます。これが洗濯物にカビが付着してしまう原因です。このカビの付着を防ぐために洗濯槽に穴が空いていない洗濯機も販売されていますが、多くは二槽式で穴あき洗濯槽が一般的。そのため洗濯槽も定期的に掃除をするメンテナンスが必要なのです。■カビが生えるための方程式そもそもなぜ洗濯槽にカビが生えるのでしょうか?カビが生えるといわれている原因はいくつかあります。そのメカニズムを簡単な方程式で表すと次のようになります。(洗濯機はもともと湿度が高い)+(溶け残った洗剤+せっけんカス+付着したアカや泥)=洗濯槽のカビ洗濯機は水を使うことに加え、多くの家庭ではお風呂の手前の脱衣所に設置されています。そのため洗濯機のまわりは自然と湿気がこもりやすく、特にフタがつねに閉まっている洗濯機の中はどうしてもカビが発生しやすい環境になりがちです。洗濯後に残った洗剤やそのカス、アカ、泥などはカビにとって絶好のエサになるのです。この“カビのエサ”と湿気が組み合わさって、洗濯機内にカビが増えていくということになるのです。3. カビの増殖を防ぐために日頃からできること多くの主婦の方は、日頃から積極的に洗濯槽のカビ対策をされていることがわかりました。具体的には8割以上の方が、湿気をこもらせないように努力されているようです。洗濯槽専用のクリーナーをマメに使うことが洗濯槽を清潔に保っておくには最も効果的ですが、多くの家庭では毎日洗濯はするため、そう頻繁には槽の洗浄は出来ません。となると出来るだけカビを増やさないためには、日頃のちょっとした心がけが大切のようです。では具体的にどのようにやるのかを、主婦の方々の声をもとに探っていきましょう。■湿気をこもらせない!先述したように、洗濯機は湿気がこもりやすいです。「カビが生えるための方程式」にもあるように、高い湿度はカビが生える絶好の環境です。■「洗濯が終わったら必ず洗濯槽のふたを開けています。湿気がこもりそうなので、常に開けっ放しです。」(40代・専業主婦)■「洗濯機のフタはこまめに開けています。また浴室や洗面所の風通しを良くするように心がけています。」(40代・個人事業主)■「基本的に洗濯機の中に洗濯物をためないようにする、湿気がこもらないようにフタを開けて風を通すようにしています。」(40代・専業主婦)風通しを良くすることは、湿気をこもらせないために効果的。カビにとって繁殖しやすい環境を作らないためにも、洗濯機のフタを開けておくことはとても大事なわけです。洗濯機の中を湿度の高い状態にさせないためには、洗濯機のフタを開けておくことに加え、洗濯が終わったら洗濯槽を乾拭きすることも効果的です。雑巾でさっと水気を取るだけでも、長期的に見たらカビの発生を抑えるのに役立つこと間違いなしです。■温度が高ければカビは対処出来る!カビは高温にはとても弱いです。通常、カビは50℃のお湯で菌が成長することが出来ずに死滅するといわれています。そのため洗濯槽を高めの温度に設定しておくことで、カビの繁殖を抑える働きがあります。■「カビは高温で死滅すると思っているので時々洗濯槽を高めの設定にしてカビ退治します。」(50代・専業主婦)■「おふろの残り湯を使うことと、洗濯槽クリーナーを定期的に使うよう心がけています。」(40代・パートアルバイト)主婦の方々からもこのような声がありました。このほかにも乾燥機付きのドラム式洗濯機を使用している家庭では、定期的に槽乾燥をさせることをおすすめします。洗濯槽だけを乾燥させ槽内を高温の状態に保つことで、カビの発生を抑えることが出来るのです。まとめ■カビの「エサ」を増やさない!■「とにかく洗濯物に付いたゴミや泥などは極力洗濯機に入れる前に処理しています。」(50代・専業主婦)■「カスがたまってカビの原因になることが多いと思うので気をつけています。」(20代・専業主婦)■「砂や食べカスが付いている場合は、簡単に手で水洗いしてから洗濯しています。」(20代・専業主婦)汚れた洗濯物を洗うことが洗濯機の役割ですが、その汚れた洗濯物にはたくさんのゴミやカスが付着しています。先に説明した「カビが生えるための方程式」でも解決した通り、アカや泥はカビが生えるための条件。洗濯物の汚れは洗濯前になるべく落とすことも、カビ防止に効果があるといえます。たとえば泥遊びが好きな小さなお子さんや、野球やサッカーなどの屋外スポーツをやっていて泥だらけになったユニホームを持って帰ってくるお子さんがいる家庭では、洗濯機で洗う前に簡単に手洗いをし、泥や砂をある程度取り除いてから洗濯するとよいでしょう。面倒だし、ひと手間かかる作業です。しかしこのような心がけを継続させていくだけで洗濯槽のカビは大幅に改善できるのです。洗濯槽のカビ防止にはさまざまな方法があることがわかりました。防止はできてもカビの発生は完全には抑えられないため、1カ月から数カ月に1度のペースできちんとクリーナーで槽洗浄されることをおすすめします。槽洗浄をしたうえでさらに日々のカビ発生を防ぐ方法を試してみると、洗濯槽の綺麗な状態をより長く保つことができるようになります。洗濯したのに残ってしまうカビのニオイ。洗濯物についた黒いカス。こうしたカビの悩みからおさらばするためにも、日頃から洗濯槽のカビ対策を始めてみませんか?アンケート実施日:2017年3月2日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月11日掃除をしようにもやる気が出ない……。掃除は面倒で、なかなか気乗りがしないというのが本音です。しかし、まったく掃除をしないというわけにはいかないので、早めに終わらせて綺麗な部屋でゆったりしたいもの。今回は掃除の「やる気」を出す方法について、20~50代の主婦のみなさんに聞いてみました。「掃除」をするのは何かと苦労も多く、忙しい日常の中では後回しになりがち。なかなか掃除を「やる気」が出ないという方も多いのではないでしょうか。しかし、放っておくと汚れはひどくなる一方なので、早めに自分を奮い立たせてパパッと済ませてしまいたいものです。今回は掃除の「やる気」に注目し、主婦のみなさんが日頃どのような気持ちで掃除に取り組んでいるのか、アンケートで調査しました。面倒な「掃除」と上手に付き合っていくコツを紹介します。■目次1.実はみんなが「掃除」嫌い?2.掃除なんてもうイヤ!こんな時はやる気が出ない・・・3.「音楽」と「ご褒美」で掃除のやる気をアップ!4.やる気がないからこそ「こまめな掃除」が重要5.モチベーション維持して掃除を完遂すべし!まとめ1.実はみんなが「掃除」嫌い?毎日必ずというわけではないにしろ、「掃除」は定期的に行うべき家事のひとつ。汚れ・ホコリにまみれ、散らかり放題の家では、気持ちよく過ごせないばかりか、生活や健康に影響を及ぼす可能性すらあります。まずは、主婦のみなさんの“掃除に対する「やる気」”についてアンケートをとりました。「やる気が出ない」と感じたことがあるのは、50人のうち49人。やはりほとんどの人が、掃除は面倒に思っているようです。■「掃除が苦手で嫌いなので、常にやる気がありません」(30代・主婦)■「毎日、ウキウキやる気満々で掃除をする人っているのかしら…。そんな方がいるのであれば羨ましいです」(50代・主婦)そもそも掃除が嫌い・苦手という人が多数。部屋を綺麗にしたいとは思うものの、掃除は苦労する点も多く、なかなか気が乗らないものです。■「徹底的にやりたい時と、極力やりたくない時と極端に分かれてしまいます」(20代・パート)■「やる気が出ないと掃除をする気になれないからです。やり始めたら綺麗になるまでしっかりと行います」(30代・主婦)普段はやる気がなくても、“スイッチ”が入るととことんやってしまうという人もいました。面倒なことは、取りかかるまでに時間がかかるものなのでしょう。■「一生懸命がんばって掃除をしても、家族にすぐ汚されたり雑な使用をされると、掃除をする意味がわからなくなる」(30代・主婦)■「毎日、毎日……とウンザリすることはよくあります」(50代・個人事業主)汚れては掃除して、というサイクルを毎日のように繰り返していると嫌になってくるのも仕方ありません。せっかく自分が綺麗にしても、家族がお構いなしであればなおさらのこと。■「やる気が出ないのはしょっちゅうです。掃除がとても好きというわけではなく、主婦の仕事としてやっているので」(50代・主婦)「掃除」はやはり積極的にやりたいものではなく、必要に迫られて行っている人が多いことがわかりました。“綺麗にしたい”という気持ちよりも、“汚くならないように”という意識のほうが明らかに目立っています。2.掃除なんてもうイヤ!こんな時はやる気が出ない・・・ほとんどの人は、「掃除」を家事のひとつとしてルーチン化することも困難な様子。掃除が億劫になるのは特にどんな時なのか、本音を聞いてみました。■「忙しくて疲れている時は動く気がせず、見てみぬ振りをしてしまいます」(40代・パート)■「疲れている時は、掃除する気分になれないし、1日くらいサボっても大丈夫と思うから」(40代・主婦)■「疲れていて動きたくない時は素直に休み、元気が出てからやったほうが結局は効率がいい」(40代・主婦)疲れがある時は掃除をやる気になれない、という人が多数を占めました。実際のところ、家の掃除は数日程度放っておいてもそれほど問題ありません。そもそも掃除をする頻度も家庭ごとに異なります。そのため、掃除は疲労をこらえながらやるほどではない、と考える人が多いのです。■「子どもがどんどん散らかすので、片付けても片付けても散らかることに疲れ果てるとやる気がなくなります」(50代・主婦)掃除にはキリがありません。いくらがんばっても新築のようにはなりませんし、またすぐに汚れていきます。無限ループのような、掃除そのものに対して疲れを感じている人もいることがわかりました。■「ほかの家事に忙しい時は掃除まで手が回らず、やる気が出ないです」(30代・主婦)掃除は優先度が低くなりがちです。炊事・洗濯など必ずやるべきことを終わらせて、掃除に取りかかる頃には元気がなくなっていることもしばしば。■「週末、家に家族がいると人が増えるので家の中が汚れます。そして月曜日の朝は特にですが、みんなが朝出払うとホッとするのと同時に、家が汚すぎてどこから掃除を始めたらいいのかわからなくなります」(40代・主婦)散らかりすぎていると途方に暮れてしまい、やる気を失ってしまいます。後回しにもできる掃除ですが、家の中が汚くなってからではむしろ面倒になる場合も多いので、注意が必要です。3.「音楽」と「ご褒美」で掃除のやる気をアップ!なかなか気が向かないからには、部屋を綺麗にする方法よりも、やる気を奮い起こす方法が重要。主婦のみなさんが実践している、やる気アップのコツを紹介します。【ノリノリな「音楽」で掃除もはかどる!】■「音楽を掛けるとやる気が起きます。始めてしまえば掃除機などでは音は聞こえなくなりますし、やり始めると一気にやってしまうほうなので」(50代・主婦)■「掃除のとりかかるのがいつも難しいので、最初は音楽をかけて聞きながら始める」(40代・主婦)掃除中に「音楽」を流すことは、もはやお決まり。音楽で気分を盛り上げて、掃除モードに頭を切り替えます。アップテンポな曲などは特に“やるぞ!”という気持ちを生み出すのに最適です。■「音楽を聞きながらしていると割とはかどるし、気分がまぎれるから」(40代・主婦)■「テンションが上がるような音楽をかけて、掃除のテンポを上げるようにしている」(40代・会社員)■「歌を歌いながら掃除をすると気分よくできるので、大抵は歌いながら」(40代・主婦)無音の中で必死に掃除をしていると、徐々に気が滅入るものです。好きな音楽を聴きけばノリノリになって、苦手な掃除も意外にはかどるかもしれません。また、掃除中は掃除機の音などもあってバタバタしているので、周りを気にせず歌を歌いながらやるという人もいました。【頑張った自分に「ご褒美」を】■「掃除が終わったらお菓子を食べよう!というご褒美を自分に用意してがんばる」(30代・主婦)■「コーヒーが好きなので、終わったらコーヒーとチョコでひと休みするようにしています」(30代・主婦)■「掃除をする理由を作る。綺麗な部屋でくつろぐ喜びを作ると、そのためにがんばれる」(30代・主婦)掃除後の楽しみも良い原動力となります。シンプルではありますが、好きな物のためにはがんばれてしまうのが人間というもの。“終わったらお茶・おやつ”と決めて掃除をスタートする人が、実際に多くいます。スッキリした部屋でご褒美にありつけば、喜びもひとしおです。【理想をイメージする】■「掃除が終わってすっきりした時の気分を思い出すようにしている。掃除は心の掃除だと思いこませる」(50代・主婦)■「やる気を出すために、掃除が終わった時の達成感を思い出します」(40代・主婦)■「自分が目指すインテリアの家に住んでいる方のブログを見たり、綺麗な家に住んでいる友達の所へ行ったりして、触発されてやる気を出す」(50代・主婦)掃除の前は、これから始まる苦労をイメージしてしまいます。「掃除後の楽しみ」とも共通しますが、掃除の先にある「理想」を思い浮かべることで、やる気が湧いてくる場合もあるようです。4.やる気がないからこそ「こまめな掃除」が重要工夫をして順調に進められるかと思いきや、やはり嫌いな掃除。ふとしたことで、手が止まってしまうことがあります。全体の半数となる25人が、実際に掃除の途中でやる気を失うという経験をしています。途中でやる気を失う人と、最後までやり遂げる人の意見を比べていきましょう。【やる気が持続しない人】■「掃除をしていたはずが、どんどん散らかっていき、どうやって片付けて掃除すればよいか途方に暮れることがある。そうなるとやる気が一気になくなってしまう」(30代・会社員)■「あまりにも汚れすぎていると、やる気が途中でなくなります。毎日少しずつ出来ればよいのかと思いますが、継続することも難しいので、だれか人が来る時に一気に片付ける感じです」(50代・主婦)意気込んであちこちに手を伸ばすと、かえって収拾がつかなくなる可能性があります。また掃除を後回しにして部屋が汚くなってしまうことも、一度の掃除にかかる負担が大きくなる原因です。■「一日がかりで大掃除する時に多いのですが、懐かしい写真やアルバムなどが出てきて見入ってしまうと、掃除をする気を失います」(40代・会社員)■「掃除の合間にテレビを見たり、ソファに座ったりしてしまうと、やる気が無くなる」(30代・主婦)長時間の掃除は疲れてしまいますし、徐々に飽きてきます。そして、ほかのことを始めてしまうと掃除に戻れなくなります。再開するには始めるよりも気力を必要としますので、その時はグッとこらえて掃除後のお楽しみにとっておくのが得策です。【やる気を持続できる人】■「なかなかやる気が起きず、掃除を始めるのに気力がいる事はありますが、始めてしまうと逆に細かいところまで気になりだして、隅々まできれいに掃除してしまいます」(50代・パート)■「汚れを見つけてしまうとスイッチが入るので、途中でやめることはありません」(50代・主婦)いったん掃除を開始すると、気が済むまでやりたくなる人がいます。これは性格によるものもありますが、掃除にはそれだけ集中力も必要であるといえます。■「毎日少しずつ掃除するので長時間に及ぶことがなく、やる気がなくなることもない」(40代・主婦)■「掃除をする時は短時間に時間を区切ってやるので、やり残しがないように必死にやる」(40代・主婦)途中で諦めることにならないためには、掃除を手短に終わらせてしまう、というのが有効です。ダラダラしては疲れるだけですので、短期集中がおすすめ。毎日こまめに掃除したほうが、一回の掃除にかかる負担が少なくて済むのは事実です。5.モチベーション維持して掃除を完遂すべし!掃除を始める前はやる気が出なくても、始めさえすればモチベーションを維持したままやり遂げられるという人は全体の半数。どうせやらなければならないものなら自分なりの工夫をして、上手に掃除をこなしていきたいものです。最後に、掃除前から掃除後までやる気を保つためのアイデアをまとめました。【掃除そのものに対する意識を高める】■「100円ショップで購入したり、手作りで工夫した掃除グッズを充実させる」(50代・主婦)■「掃除用具をしまっておくと出すのが面倒になるので、出しておいてもおしゃれな掃除道具を用意して、すぐ取り出せる場所に置いておく」(30代・主婦)■「家が綺麗な人のSNSを見て、自分の家もこうなりたいと妄想をしている」(20代・会社員)■「誰のために綺麗にするのか考えることですね。うちの場合はただ猫さまの健康のためにしていますのでモチベはMAXです」(50代・主婦)■「やはり人を呼ぶことですね。家が普段より若干綺麗になっていると、『あれ?今日だれか来たの?』と言われてしまいます」(50代・主婦)まずは掃除を始めやすい環境を作ります。便利なグッズや良い掃除用品を購入すれば効率も上がります。また、掃除に対してポジティブなイメージを持つことも重要。場合によってはお客さんを招待するなど、掃除せざるをえない状況を作るのもありです。【とにかく実行!楽しく掃除を】■「声に出して『やるぞ!』と叫ぶことです。意外と効果があります」(50代・個人事業主)■「とにかく掃除を始めてしまう。なんでも身体を動かして始めてしまえば、なんとかやれる」(40代・主婦)■「音楽をかけながら。自分の中でテンション上がるやる気の出る曲を決めておく。個人的にはロックがおすすめです」(40代・主婦)■「掃除する時にBluetooth対応のイヤフォンをつけて掃除します。そしたら体が弾みながら掃除が楽しくなります」(20代・主婦)■「万歩計を付けて行う。たくさん歩数が出るとなんか嬉しい!消費カロリーも出たりするとなお嬉しい!」(40代・主婦)何よりも、まず掃除を開始することが大切。そして、音楽を聴いたり歌を歌ったりして、掃除を退屈なものにしないように心がけます。掃除はつまらないもの、と思い込んでしまうと、やる気は出なくなる一方です。■「これをやれば、お菓子を食べれる!これをやれば、出かけられる!と自分に言い聞かせる」(30代・主婦)■「これが終わったら部屋が綺麗になる。綺麗になった部屋で美味しいコーヒーとケーキを食べよう。と思いながらいつも掃除をしている」(30代・会社員)掃除後の良いイメージを持っていれば、前向きな気持ちでがんばることができます。おやつや休憩、お出かけなど、具体的な目標を設定するのがポイント。そして実際に掃除が終わったら、次回の掃除が楽に済むように、綺麗な状態をキープしましょう。まとめいつかはやらなければならない「掃除」ですが、やる気が出ない……ということは誰しもあります。音楽を聴くなどして気持ちを奮い立たせ、至福の時を目指して掃除に励む主婦が、実際にたくさんいることが明らかとなりました。掃除を後回しにし続けると一度の掃除が大変になり、頭の中も苦労するイメージに侵され、ますますやる気が出ないという悪循環にはまっていきます。こまめな掃除ができるように、自分なりのモチベーションアップ方法を見つけ出してくださいね。アンケート実施日:2017年3月17日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月11日「洗濯カゴ」にはいろいろな形・素材があり、種類がとても豊富です。デザインも気になりますが、家事の効率を上げるには、それらの洗濯カゴをどのように活用すればよいでしょうか。主婦50人の方々に、普段の洗濯での「洗濯カゴ」活用方法についてお伺いしました。何気なくやっている洗濯を楽にするコツが詰まっています。毎日の洗濯で使う「洗濯カゴ」。みなさんは、現在いくつの洗濯カゴを使っているでしょうか。また、それを買う時にどんな点に注目して買いましたか?身近なものだけに、普段は何気なく使っている洗濯カゴですが、実はいろいろな種類があり、人によって使い方も大きく異なります。そこで今回は主婦50名の方に、洗濯カゴの選び方や普段のカゴの使い方について、アンケートにてお聞きしました。「こんなカゴの使い方があったんだ!」という発見につながるかもしれません。■目次1.主婦の「洗濯カゴ」に関するリアル2.どんなタイプの洗濯カゴを使うのか3.主婦が洗濯カゴに求めることとは?4.今日から取り入れたい!洗濯カゴはこんな風にも使えたまとめ1. 主婦の「洗濯カゴ」に関するリアル各家庭にある洗濯カゴの個数は、どれくらいだと思いますか?家族4人なら2つ以上は必要と、家族の人数によって個数が変わると思う方もいらっしゃることでしょう。実は家族の人数よりも、主婦の方のライフスタイルによって洗濯カゴの個数が変わってくることが、アンケートの結果からわかりました。全体のおよそ半数もの方が、洗濯カゴは1個で十分だと考えていることがわかりました。複数個を使い分ける方もいらっしゃいましたが少数派。主婦のみなさんがなぜその個数の洗濯カゴを使うのか、理由を見ていきましょう。【使い分けるのが面倒】洗濯物のカゴはひとつでいいと答えた方には、夫婦ふたり住まいの方もいらっしゃれば、家族4人という方も。やはり、家族の人数でカゴの個数は左右されていません。■「洗った洗濯物を運ぶのに使うので、大きめのものが1個で十分だと思っています」(50代・専業主婦)■「家族は4人。洗いたい服はよくないと思いながらも洗濯機に直接入れています。洗濯カゴには洗った服を入れて、干す時に使います」(40代・正社員)■「洗濯カゴはひとつだけです。柔軟性のあるプラスチックの大きめのカゴで、汚れ物を入れても平気なものです。家族は4人。夫婦と大学生の息子がふたりです。カゴではありませんが、あまりに泥汚れがひどいものなどはバケツに入れます」(40代・専業主婦)■「脱いだ洗濯物は洗濯機に入れ、洗った物を干す場所に運ぶためにカゴを使うので、ひとつで足りている」(40代・専業主婦)このように、大きいサイズのカゴを使用したり、洗う前の衣料などは直接洗濯機に入れたりすることから、洗濯カゴはひとつで十分という声が多くありました。複数のカゴを使い分けるよりも、ひとつにまとめておき、洗濯する直前に白いものと色つきのものなどを分けるスタイルの方が多いことがわかりました。そもそも、細かくカゴごとに洗濯物を分けるのが面倒に感じている方もいらっしゃいます。■ふたつ以上のカゴを使う理由一方で、常時3個のカゴを使い分けている主婦の方々もいらっしゃいます。■「汚れものふたつと、洗濯した後のもの用にひとつ使っています。汚れものは分けるのに2個必要です」(30代・専業主婦)■「夫婦でふたり暮らしですが、ドライ・普通・干す用で分けて使っているから」(20代・専業主婦)■「家族は夫とふたりですが、通常の服、靴下パンツ等の細かい物、ニットなどのおしゃれ着と分けてます。正直、デニムや夫の作業服もカゴではないですが、違う場所に置いてもらっています」(20代・専業主婦)数個の洗濯カゴを使う方々の大きな共通点は、汚れものと洗濯後のものを分けていることでした。そのほかにも靴下や下着、ニットなど、さらに細かく分ける方も。また、家族の人数が少ない家庭のほうが、2個以上の洗濯カゴを使い分けているという傾向が見られます。お子さんがいらっしゃる方よりも、主に夫婦でふたり暮らしという方がカゴを複数所有しています。洗濯物の量が少ないからこそ、きっちりと洗濯物をカゴごとに分けられるのかもしれませんね。【カゴを使い分けることで洗濯が楽になる】アンケートの結果では、4つの洗濯カゴを使うという方も2名いらっしゃいました。使い方は2〜3個のカゴを使い分けている方と変わりありません。■「これから洗濯する白いものと色柄ものを入れるカゴ、手洗い専用に洗濯するもののカゴ、干すとき専用に使うカゴの、全部で4個です」(40代・専業主婦)■「洗濯カゴはたくさん持っています。洗濯物干しをするところにも、常時置いてあります。こうすると取り込みやすいです」(40代・パート)洗濯物を分けるという使い方以外でも、洗濯機がある場所・洗濯物を干す場所のそれぞれにカゴを置いておくことでのメリットもあります。干す場所にも予備のカゴを設置しておけば、靴下・下着・タオルなど、後でまとめて干したい小物を一時的に入れておくことができます。そして取り入れる時も、それぞれのカゴに仕分けることが可能になります。2. どんなタイプの洗濯カゴを使うのかほかの家庭の干してある洗濯物は見えても、洗濯カゴを目撃する機会はなかなかありませんよね。今どきの主婦の方々はどんな洗濯カゴを使い、どのように活用させているのでしょうか。【洗濯物の量に関係なく、たくさん入るものを】主婦の方々の圧倒的な支持を得た洗濯カゴは、「大きいサイズのもの」でした。カゴを分けるのは忙しいとなかなか出来ない、家族全員分のものがまとめて入るほうがいい、といった意見が多く見られました。■「とにかく大きめのものでないと、たくさん洗濯した時や大物を洗った時に役に立たない」(50代・専業主婦)■「たくさんの洗濯物をいっぺんに入れることが出来ると、あとでまとめて干すことが出来るので、忙しい時に便利です」(40代・専業主婦)■「以前は軽量で棚にしまえるという点を重視して選んでいたのですが、子どもが生まれてからはとにかく洗濯物の量が増えたので、持ち運び回数を減らすために容量の大きなものに変えました。実用性重視で、容量に合わせて持ち運びやすい形状も重視しています」(30代・専業主婦)家事の時間短縮のためにも、大きいカゴにどさっと洗濯物を入れてしまい、まとめて運びたいという主婦の方が多いようです。【持ち運びのしやすさを重視した「取っ手付き」】取っ手の使いやすさも主婦の多くのみなさんにとっては重要事項。持ち運びにくいものでは、家事の効率も下がっていく場合があります。■「ベランダに干しに行く時に、取っ手があるほうが持ちやすく、重く感じないから」(30代・正社員)■「取っ手が付いている持ち運びしやすいものを選びました。日々、干す時などに持ち運びするので、これを買ってよかったです」(40代・専業主婦)■「冬になると自宅では乾燥しづらいので、コインランドリーで乾燥機にかけたりします。そのため持ち運びにも便利な、取っ手付きの大きいサイズのものを使用しています」(40代・正社員)取っ手がない洗濯カゴの場合、抱えるように両手でカゴの下を持って運ばないといけません。そのため1回に運べるカゴの数は必然的にひとつ。複数のカゴを運ぶのは困難となります。一方、取っ手があるものなら2個の洗濯カゴを楽に運ぶことができます。複数のカゴを使う方は、やはり取っ手付きのほうが便利です。【省スペースなコンパクトサイズ】■「収納しやすいように、コンパクトなサイズを使っています。とても便利です」(40代・個人事業主)■「洗濯物を干す時に、洗濯かごに入れて運ぶため、取っ手が付いていてコンパクトなものを使っている」(30代・正社員)■「脱衣所が狭いので、なるべくものを少なくしています。一時的に利用する洗濯カゴはできるだけコンパクトなサイズを使っていますし、家族が3人なのでコンパクトサイズでも支障を感じません」(40代・個人事業主)コンパクトなものを選ぶ方に共通するのは、洗濯機の周りのスペースにあまり余裕がないこと。そのため幅が小さめのものや折りたたみができるもの、柔らかい素材で収納しやすいものなどを洗濯カゴとして選ぶ傾向がありました。コンパクトなものでは、容量という点で劣ってしまうのではないかと懸念される方もいらっしゃるかもしれません。しかし、折りたたみ式のものならば心配ご無用。大容量の折りたたみできる洗濯カゴも発売されています。場所を取らずに収納しておけるので、洗濯スペースが狭くて困っている方も安心です。3. 主婦が洗濯カゴに求めることとは?主婦のみなさんに「現在使っている洗濯カゴの素材」についてお伺いしました。多数の人が愛用しているのは「プラスチック」製のもの。「水がしみない素材」というところがポイントです。柳などの木製やステンレス製は、少数派でした。【カビ防止・軽い・手入れしやすい「プラスチック」製】プラスチック製のものは、値段が比較的安いうえにお手入れもしやすく、カゴそのものが軽いというメリットがあります。そのため主婦の方からの支持も根強いのです。■「軽くて値段も安く使いやすい。水に強いので湿気ったり、カビが生える心配がない」(50代・専業主婦)■「軽いのでプラスチックのものを使っています。なかなか丈夫で5年以上使っています」(40代・正社員)■「軽くて使いやすく、壊れにくい。汚れても洗いやすいため。洗濯物を入れて移動するのに、カゴに重量がかかると丈夫でない材質だと困る」(30代・正社員)■「濡れているものを入れても臭くなったりしないし汚れてもすぐに洗えるので、プラスチックタイプを使っています。洗濯を干すために外に持っていく時も、地面に置いても気にならないから」(30代・パートアルバイト)洗濯カゴは濡れたものを入れる機会が多く、厄介なカビが生えてしまうことがあります。木製や布製のものだと、手入れをするのもひと苦労。サッと拭くだけで汚れが簡単に落ち、ニオイも気にならないプラスチック製であれば長く使うことが可能になります。【毎日使うものだから、丈夫なものを】プラスチック製には多くの利点がありましたが、一方で次のような意見もありました。■「プラスチックの素材の洗濯カゴを使っていますが、たまに入れるものがたくさんあると、重すぎて壊れることもあります……」(40代・パートアルバイト)プラスチック製のカゴの弱点は、割れてしまう可能性があること。値段が安いものですと、取っ手や底が重量に耐えられなくなったり、酸化してしまったりしてすぐに壊れてしまうこともあります。落とすなどの衝撃にも弱いのが事実です。やはり毎日使うものですから、丈夫で使いやすいものが好まれます。同じプラスチック製でも、壊れやすいものもあれば、丈夫で長く使えるものもあります。カゴの購入を検討されている方は、その違いをしっかりと見極めてから買うのがよいでしょう。4. 今日から取り入れたい!洗濯カゴはこんな風にも使えたただ洗濯物を入れるだけのカゴでも、使い方は人によって大きく異なります。主婦の方はそれぞれ家事を出来るだけ効率的に行うために、さまざまな工夫をしていることがわかりました。主婦のみなさんに洗濯カゴを使う時のこだわりについてお聞きしたところ、カゴ個数に関する意見と同じく、汚れものや洗ったもの、白いもの、色柄ものによってカゴを使い分けているという声が集まりました。「その他」に投票された方が多い結果となりましたが、その中でも興味深い意見をご紹介します。■「色ものと白ものを分けるようにしていたのですが、子どもが生まれてからはさらに子ども用とタオル類を別で洗うようになったため、全部で4種類となっています。それぞれカゴの「色」を使い分ける事で、間違ったところに紛れないように工夫しています」(30代・専業主婦)■「洗濯カゴの中にネットを準備しておき、子ども用、ドライ用、ネットを使う用で分けている」(30代・専業主婦)タオル類は細かい毛が出る場合が多く、特に黒い衣料などの毛が付着すると目立ちます。カゴに入れる段階で分けていればそれを防ぐこともでき、洗濯をする時の手間も省けます。また、洗濯ネットをあらかじめカゴに設置しておくというのも良いアイディア。洗濯する際にファスナーを閉めて洗濯機に放り込むだけなら、忙しい時でも楽チンですね。これらは簡単に取り入れることができ、日頃の洗濯の効率もよくなる工夫なので、この機会に始めてみてはいかがでしょう?まとめ普段は何気なく使っている洗濯カゴも人によって何個使っているのか、どのように使うかなど、さまざまであることがわかりました。洗濯カゴをもっと機能的に使いたいという方は、ご自身やご家族のライフスタイルを考慮しながら、新しいカゴの使い方を見つけてくださいね。アンケート実施日:2017年3月17日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日たった1日分の洗濯物でも、すごい量になってげんなり……。さらに「せっかく洗濯物を干したのに、シワやニオイが気になる!」なんてことになったら、さらに落ち込みます。実はそれらの問題点は、上手な干し方で防げるもの。主婦50人に“洗濯物干しのコツ”を聞きました。たとえ1日分の洗濯物であっても、家族全員分が集まると結構な量になります。・洗濯を干すスペースも限られているし、お天気にも左右されるし、全然乾かない!・しっかり干したはずなのに、生乾きのニオイがする・取りこんでみたら洗濯物がシワシワ……このような経験をしたことはありませんか?多くの方が悩みを抱える「洗濯の干し方」ですが、その解決法を見つけるべく、主婦50人の方にアンケートを実施しました。■目次1.干す場所の問題は便利グッズで解消2.洗濯物を干す時に注意することは?やっぱりシワが気になる…3.「早く乾く」ことと「ニオイ」の密接な関係4.雨の日も怖くない!上手な「部屋干し」の方法まとめ1. 干す場所の問題は便利グッズで解消まずは、主婦のみなさんがどんなことに困っているのか探っていきましょう。【Q:洗濯物を干す時に、困っていることはありますか?】この質問に対して多かった回答が、「洗濯物を干す場所」についてでした。■「余りにも洗濯物が多い時、干す場所が狭いので、洗濯物と洗濯物の間隔が狭くなり、乾きにくいです」(40代・主婦)■「家族分の洗濯物を干すと、竿を3本使ってもいつも目一杯で、うちのベランダは狭い!と感じます」(40代・主婦)日当たりの良い大きなお庭があるような家ならば理想的ですが、実際は洗濯を干すために広々としたスペースを設けるのはなかなか難しいこと。主婦のみなさんがこの問題をどのようにクリアしているか聞いたところ、その解決策のひとつが「便利グッズ」を使うことでした。便利な機能が付いた「ハンガー」を使って、干し方を工夫している方が多く見られました。■「ベランダが狭いので、バスタオルなど大きな洗濯物を折らずにパッと干せる「のびるハンガー」を使っています。ハンガーの下の部分がスライドしてワイドに伸び、バスタオルなど干す場所を取らずにハンガー干しが可能になります」(40代・主婦)■「7連ハンガーを使っています。1本ずつ取り外しても使えるし、タテに吊るせば干すスペースを広く使える。ハンガーの幅を広げるなどの調節出来るので便利です」(30代・主婦)このような便利なグッズを積極的に使用することで、洗濯を干すスペースの狭さによるストレスを軽減することが出来ます。2. 洗濯物を干す時に注意することは?やっぱりシワが気になる…外干し・部屋干しに関わらず、「洗濯物を干す」という行為をするうえでの課題について、主婦のみなさんの意見を聞きました。最も回答が多かったのは「シワ」。シワくちゃな服は、人の印象にも影響します。40%の主婦たちが、洗濯物を干す際に「シワ」を作らないことを第一に考えているという結果となりました。■「極力アイロンの手間が減らせるよう、きちんとシワを伸ばすことに気を使っています。」(40代・主婦)■「出来るだけアイロンをしたくないので、シワがでないようにパンパンしてから干します。」(40代・主婦)なかでも多かったのは、「出来るだけアイロンがけの手間を省きたい」といったコメントです。シワはアイロンで伸ばすことが出来ますが、手間が増えるのは避けたい、というのが主婦の本音。となると、洗濯物を干す時点でシワをしっかりと伸ばすことが重要となります。また、シワがあると洗濯物が乾きづらくなるという意見もありました。■「デニムなどの厚手の生地は、シワがあるとそこが生乾きになって、ニオイがつくから」(40代・主婦)■「ダンゴ状になっていると生乾きになってしまう。干す時点でしっかり伸ばすよう心がけています」(40代・主婦)■「干す時に、その都度バサッとして、シワや形を整えてから干すと乾く時間も短縮になり、シワなどもあまりなく綺麗に取り込める」(30代・主婦)布と布が重なっているところは干してもあまり空気に触れず、そこだけ半乾きになることも。しっかり乾かなかった服は着るのもしまうのもためらわれます。洗濯物は広げて“パンパン”とシワを伸ばす、という基本の干し方は案外あなどれないものです。3. 「早く乾く」ことと「臭い」の密接な関係先ほどの「洗濯物を干す時に気にすること」のアンケートでは、「シワ」に次いで「ニオイ」が32%、「早く乾くか」が24%を占めています。実はこれらの「早く乾く」ことと「ニオイ」は関係性があります。■「いくら外に干しても密着させすぎてしまうと乾きづらいし、空気の通りが悪くて臭い」(40代・主婦)■「厚手の服は風通しの良い場所に干す。ちゃんと乾かないとニオイの元になるので。あと、整然と干されていると気持ちいいので、見た目も大事」(30代・主婦)■「早めに乾かさないとニオイが残るため、乾きにくい天候の時は室内の暖房に近いところに干すなど、早く乾くようにしている」(40代・主婦)■「洗濯物が乾きにくい季節は生乾き臭がひどい時があり、せっかく綺麗になった洗濯物でも嫌な気分になります」(40代・主婦)洗濯物を早く乾かすことで、ニオイはずいぶん予防出来ます。濡れた状態が長時間続くと、雑菌の繁殖が元となって特有の嫌なニオイが発生してしまうのです。それでは具体的に、主婦のみなさんはどのような対策をされているか、そのコツを教えていただきました。■「なるべく洗濯物同士の間隔を開けて干すようにしている。でないと風通りが悪くて、余計に乾きが悪くなる。それとシャツやズボンは洗濯バサミで上部を留めて、ダランと干す。そうすると乾きが早い」(30代・主婦)■「より早く乾かすためには、除湿機を使う。エアコンよりも電気代が安く済むので、夜10時から朝の8時で乾かすようにしています。ポイントは、乾燥した状態を7時間以上保つようにすること」(40代・主婦)基本となるのは「湿気対策」と「通気性」。乾きやすい環境を作るためにはやはり、洗濯物が重ならないようにすることが何より重要。合わせて部屋の湿度を低くしておくことが必要です。朝に洗濯物を干すことで「早く乾く」ことにつながる、というご意見もありました。■「洗濯はなるべく暖かい朝などにして、干し方も乾きやすい干し方にしている」(30代・主婦)■「よく乾くように重ならないようにしたり、朝早く干したりしています」(30代・主婦)適度に風が通り、日差しもある朝は、絶好のお洗濯日和。天気予報をしっかりチェックして洗濯をすることも、上手な洗濯には欠かせないポイントといえます。4. 雨の日も怖くない!上手な「部屋干し」の方法天気の良い朝が続けば、日頃のお洗濯もグッと楽になるのですが、あいにく天候不良が続いてしまうこともあります。もちろんベランダや庭などに干すことは出来ず、しかし干す場所がないからといって、洗濯をしないと洗濯物は積み上がる一方。ニオイや生乾き感など、洗濯に起こりがちな問題の原因について主婦のみなさんに伺ってみたところ、どうしても「天候」によって洗濯物の状態が左右されてしまう、と感じている人が多くいました。■「雨の時はもちろん乾かず、風の日は洗濯物同士がくっついてしまい、乾きません。厚手の素材も天候によりなかなか乾きません。天気の良い日はなんでもよく乾きます」(40代・主婦)■「天候が悪いと外に干せなくて困る」(30代・主婦)雨の日に洗濯をするとなると、乾燥機を使うという手もありますが、多くの場合は「部屋干し」をすることになります。雨天だけではなく、春であれば花粉、梅雨や冬場は雨が降らなくても洗濯物が乾きにくく、部屋干しを強いられる状況は少なくありません。そもそも外に干すスペースがなく、いつも部屋干しをしているという方も何人かいらっしゃいました。しかし部屋干しをすると、洗濯物だけでなく部屋の中まで嫌なニオイになります。さらには乾かす場所も限られているので、乾きも遅くなりがち。■「とにかく干せる場所にはどこにでも干しています。ベランダが狭いので、干すスペースを確保するのがいつも大変。部屋の中のあらゆるところに干して何とかするしかない」(30代・主婦)■「雨が降った時の干す場所にいつも悩みます。すべて乾燥するとシワも気になるし、出来るだけ多く干したいので部屋のあちこちを利用して干しています」(40代・主婦)■「部屋干ししか出来ないので、スペースに限りがあるし、乾きが遅い」(30代・主婦)こういった部屋干しの問題について、世の中の主婦の方が工夫しているポイントを見ていきましょう。まずは、部屋干しする「場所」の確保です。■「一番重宝しているのは、部屋干しする時に家の扉上の出っ張りに引っ掛けられるアイテムです。そのツールを引っかければハンガーなら6本まで吊るせるし、タコ足ハンガーもひとつぶら下げる事が出来ます。冬場の洗濯物が乾きにくい時期は助かります」(30代・主婦)部屋干しするとなると、カーテンレールや壁の縁に洗濯物をかけるなど、かける場所が問題となります。そういう場面でも役立つ便利グッズがあります。頻繁に部屋干しする家庭ならば、突っ張り棒や洗濯ロープを設置してしまうというのもありです。次に、部屋干しをする際のテクニック。■「部屋干しの時、湿度が高い時は、乾きにくいと感じます。なかなか取り込むことができないので、次の洗濯まで時間がかかります」(40代・主婦)このように、部屋干しは乾きにくいのも問題点。まずは「湿気」をどうにかしなくてはなりません。■「室内干しはどうしても部屋全体がジメッとするので、こまめに換気するようにしている」(30代・主婦)■「部屋干しする時に扇風機の風をあてることで、早く乾くし、ニオイ予防にもなります」(40代・主婦)湿度の高さによって洗濯物が乾くまでの時間が長くなると、雑菌が増殖してニオイの原因になってしまいます。また部屋にカビが発生するなど、衛生面での問題も。部屋干しでも洗濯物をしっかり乾かすには、湿度を低く保ち、空気を循環させることが重要。エアコンや除湿機を活用するもの効果的です。そしてしっかり乾くまで、こまめな換気を心がけましょう。仕事などの理由により、天候に関係なく昼間の洗濯が難しいご家庭は、除湿機を使った“夜干し”がおすすめ。夜は電気代がお得になる料金プランもあります。近隣への音の問題がなければ、夜に洗濯機を回して、除湿機をかけた部屋で洗濯物を乾かすと、お得で洗濯物もしっかり乾きます。まとめ主婦が洗濯物を干す際に気をつけているのは、【シワ・ニオイ・乾き】でした。・洗濯物を干す時は、乾きやすさのためにもしっかりシワを伸ばす・洗濯物同士の間隔をあけて、通気性をよくする。便利グッズでスペースを有効活用・外干しは暖かい朝を狙い、部屋干しは除湿と換気を徹底忙しさに追われて何気なくやりがちな洗濯ですが、これらの点に注意することで、洗濯物を干す際に起こりうるトラブルを最小限に止めることができます。洗い直しなどの手間をかけないためにも、正しい洗濯物の干し方を実践してみてくださいね。アンケート実施日:2017年3月2日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日意外とほこりやゴミが目立つ「フローリング」。フローリングの掃除は「いきなり掃除機をかける」こと自体に間違いがあるってご存知ですか。ゴミが目立たないキレイな部屋を保つための、正しい掃除方法を紹介します。いつも過ごす場所だからこそ、常に美しい床を心がけましょう。ひと昔前までマンションではカーペット張りが多いというイメージがありましたが、今やフローリングの部屋が大多数。我が家も今は和室・トイレ・洗面脱衣所以外は全てフローリングです。ただ、以前住んでいた和室ばかりの家と比べると掃除の回数は変わっていません。むしろ今の方がより頻繁におこなっているにも関わらず、ほこりやごみが目立つ気も……どうやったらゴミが目立たないキレイな部屋を保つことができるのでしょうか?今一度フローリングの掃除を見直し、いつも居心地のいい部屋を目指しましょう!■目次1.いつも身近にある「フローリング」の良いところ、悪いところ2.フローリング掃除に必要なもの3.掃除手順1フローリングモップ(ワイパー)で拭く4.掃除手順2掃除機をかける5.掃除手順3雑巾で水拭き6.ガンコな油汚れにはこれが有効!7.スペシャルケアワックスがけまとめ1. いつも身近にある「フローリング」の良いところ、悪いところ今ではほとんどのご家庭がフローリングのお家なのではないでしょうか。ここでは具体的なフローリングの良さやカーペットや畳と比べて優れている点だけでなく、見落としがちな悪いところも合わせて見ていきましょう。■メリット・材質や機能が豊富自然派にこだわるなら無垢材のフローリング、汎用的に使われているため幅広い価格帯に対応した商品がそろう複合フローリング、床暖房に対応しているフローリングなど様々です。・種類やデザインが幅広い例えば無垢材ならパイン、杉、ヒノキ、ナラなど好みの木材を選ぶことができます。複合フローリングでもぱっと見、本物の無垢材のように見えるものも。さらに色もホワイト系、ナチュラル系(中間色)、ダーク系とひとつに絞り切れない程たくさんあります。・耐荷性や耐久性に優れている畳やカーペットのようにやわらかくないので、重い家具を置いても凹みの心配が少なく学校などたくさんの人が何十年と利用する場所でも使われています。また、神社仏閣などの歴史的木造建造物に使われている床材も、何百年という時を経て今なお使い続けられています。無垢材が一生モノと言われるのにも納得です。・掃除がしやすい小さな子供がいる家庭では飲み物や食べ物をこぼされるなんて当たり前。畳やカーペットだと拭き掃除も大変ですが、それに比べて拭き取りやすいフローリングは対処が簡単です。さらに表面加工がされているフローリングであれば、シミや汚れがつきにくいので安心して使えます。■デメリットこんなにたくさんの良さがあるフローリングですが、畳やカーペットより音が響きやすい、特に無垢材のフローリングは傷がつきやすいなどのデメリットがあります。一番の見落としがちな点はゴミやほこりがたまりやすく目立つこと。一般的に濃い色のフローリングはほこりが、明るく白っぽい色の場合は髪の毛などのごみが目立つと言われています。また、フローリングはカーペットや畳と比べ表面にごみやほこりが付着しづらく掃除がしやすい反面、ほこりが舞い上がりやすいという特性もあります。この空気中の微細なごみやほこりを吸い込むことにより、アレルギー症状を引き起こすことも。それなら毎日こまめに掃除機をかけなくてはと思われた方、ちょっと待ってください!実はいきなり掃除機をかけること自体に間違いがあったのです。2. フローリング掃除に必要なものまずは掃除に使う道具から見ていきましょう。フローリングのある家庭ではすでに揃っているものばかりです。・ドライタイプのフローリングモップ(フローリングワイパー)化学モップのようにほこりを吸着しやすくするため薬剤を染み込ませてあるもの(取り替えシートタイプにも薬剤が使用されているものもあります)は、床の種類により異なりますが、変色の恐れなどがあるため使用できない場合があります。床材メーカーなどに確認するか、薬品無添加のモップ(ワイパー)を使用することをおすすめします。・掃除機・雑巾3. 掃除手順1フローリングモップ(ワイパー)で拭くフローリングの掃除で、いきなり掃除機をかけるのはNG。掃除の順番にポイントがあったのです!まず、フローリングモップ(ワイパー)をかけましょう。朝一番にかけるのが効率よく掃除するコツです。ほこりは私たちが動いている昼の間は空中に舞い上がっていて、寝静まった夜中におおよそ9時間かけてゆっくりと床に落ちてきます。そのため、家族みんなが活動を始めて、再びほこりを舞い上げてしまう前に、床に落ちているほこりを取ってしまうことが大切です。ここで掃除機をかけてしまうと掃除機から出る排気の風によって、せっかく落ちていたほこりを再び舞い上がらせてしまうことに。まずは、フローリングモップ(ワイパー)でゴミやほこりを取り除きましょう。ただ、朝一番の作業は大変だという方もいらっしゃいますよね。日中家族みんなが外出して誰もいない状態でも朝と同じようにほこりが落ちてきていますので、帰宅してすぐにフローリングモップ(ワイパー)をかけても効果が得られます。4. 掃除手順2掃除機をかけるここで掃除機が登場します。先にフローリングモップ(ワイパー)で拭いているので、落ちているほこりを再び舞い上げてしまう心配はありません。また掃除機は力いっぱいかける必要もありません。かえってフローリングを傷つけてしまう恐れがありますので、ゆっくりやさしくかけましょう。フロアモップ(ワイパー)では取れなかった小さなゴミを吸い集めるイメージで、フローリングの目(溝)にそって丁寧にかけてください。さらにもうひとつ、ロボット掃除機をお持ちの方だと経験があるかもしれませんが、掃除機が壁や巾木(壁と床のつなぎ目部分に設置された木材またはビニール製の横板)や家具に当たって傷がついてしまうことも。手動でかける掃除機も同じです。ヘッドが壁にゴツンゴツンと当たるまでかけてしまうと、掃除機のヘッドまでも傷つけてしまう恐れがあります。壁や家具の直前で止め、掃除機のヘッドをブラシまたは隙間用のものに交換して壁際を掃除するようにしましょう。5. 掃除手順3雑巾で水拭きこれから夏に向けて窓を開ける回数が増えます。その際に入ってくる砂埃や微細な花粉。小さなこどもがいる家庭での食べこぼしや飲みこぼし。このような汚れにはやはり水拭きが有効です。お使いのフローリングによっては水拭きを推奨していない、厳禁の場合があるため、あらかじめメーカーや施工業者などに確認をした上で行ってください。水拭きの際には、びしょびしょに濡れた雑巾ではなく固く絞ったものを使い、その後乾拭きをしましょう。木目やつなぎ目に水が入ると膨れや反り、歪みの原因になる恐れがあるため、水分を残さないよう十分に拭き取ることが重要です。6. ガンコな油汚れにはこれが有効!温かい季節には裸足で歩く機会が多くなります。この足裏の皮脂汚れやキッチン周りの油汚れが少しずつ蓄積されて黒ずみの原因に。これらの汚れは雑巾で水拭きしただけではなかなか落ちません。こんな時は中性洗剤を水に薄めて使います。バケツに水を入れて中性洗剤を溶かしましょう。目安は水2リットルに対して中性洗剤小さじ1の割合です。雑巾に染み込ませて拭きます。拭き終わったら洗剤が残らないように水拭きをし、最後に乾拭きをして床を乾かします。キッチン周りなどで見られるベタッとして盛り上がっているような油汚れには、ヘラや有効期限切れのクレジットカードなど、プラスチック製のカードを使います。汚れを少しずつ削り落として洗剤のついた雑巾で拭くと落ちやすいです。削り落とすときに力を入れすぎると、床を傷つけてしまう可能性があるので注意しましょう。油汚れというとお掃除好きの方は「重曹」を思い浮かべるかもしれません。ただこの重曹、弱アルカリ性のためオイルやワックスの塗装が剝がれてしまう危険性があります。大事なフローリングを守るためにも、使用前にあらかじめメーカーや施工業者に確認しましょう。もしくは目立たない場所で試してから使用するようにしてください。7. スペシャルケアワックスがけフローリングをきれいに長持ちさせるために欠かせないメンテナンスのひとつが、ワックスがけ。ワックスが薄い膜を作るのでフローリングの保護、傷や汚れをつきにくくする効果があります。さらに、光沢が出るのでピカピカのフローリングに光が反射して部屋が明るくなります。ただこの光沢が苦手な方も。自然な木の風合いが好きな方には光沢を抑えたタイプもあります。またキッチンや水回りに適した防水タイプ、ペットの爪による傷がつきにくいタイプ、自然素材から作られているタイプなど好みや用途に合わせて選べます。初めてワックスをかける場合、まずはフローリングの床材を確かめておきましょう。さらにワックス塗装、ウレタン塗装、オイル塗装といった施されている塗装の種類をチェックするのもお忘れなく。これによっても全く対応が違ってきます。というのも、きれいにしようと思ったのにかえってくすんでしまったり白くなってしまったりと素人では手に負えない事態になりかねません。そもそもワックスを塗ってはいけない、または塗る必要のないフローリング(ノンワックスフローリング)の可能性も。家の中でも広い範囲を占める場所で、簡単に張り替えもできません。わからない場合は水拭きのときと同じようにメーカーや施工業者に問い合わせすると安心です。また、推奨されているワックスがあるかどうかや、ワックスの使い方もチェックしておくこともおすすめします。ワックスがけが可能(必要)なフローリングの場合、穏やかな晴れの日に行いましょう。雨で湿度が高いときや室温が低いときはワックスが白化する恐れがあり、気温が高すぎる夏は、ワックスがすぐに乾いてしまいムラになりやすいのです。さらに、汚れが残っているとその汚れまでワックスでコーティングしてしまうので、きれいに掃除した後にワックスをかけることをお忘れなく。ワックスは塗ったら終わりではありません。使用しているうちにワックスが剥がれ効果が薄れてきます。使用するワックスの種類にもよりますが、一般的には半年~1年のサイクルで再塗装をしましょう。まとめフローリングの掃除に限ったことではないですが、汚れを溜めるとその分あとの掃除がさらに大変です。時間も労力もかかります。フローリングの掃除は面積も広く、忙しいときは特に大変だと感じます。拭き掃除までを毎日きっちり行うには精神的にも身体的にも難しいですが、まずはフローリングワイパー(モップ)だけでも毎日の習慣にしたいもの。ほこりや汚れを溜めずきれいな状態を保つためには、やはり毎日のこまめな掃除が大切です。いつも過ごす場所だからこそ、常に美しい床を心がけていきたいですね。
2017年04月10日ドイツのクリエイティブ性と日本のものづくりの力が融合した「フレディ レック・ウォッシュサロン」は、使い心地の良さや実用品としての優れた機能性を大切にしながらも、毎日の洗濯の時間や空間をもっと魅力的なものにする遊び心に満ち溢れたブランドです。今日はそんなフレディレックのランドリーグッズの、ちょっぴり便利な使い方をご紹介。お洗濯日和が続く新しいこの季節には、こんなランドリーグッズ使いで毎日のお洗濯を楽しんでみてくださいね。バスケットとタブの重ね使いで洗濯物を簡単仕分け!ウォッシュタブを重ねることができる、縦長の大容量のランドリーバスケット。重ねて置いて、靴下や下着などネットにまとめたい小さなものはタブに入れて、他のものは下のバスケットへ。洗濯物の仕分けの癖が簡単に身に付くので、その後のお洗濯がはかどります。お洗濯が済んだ後も同じようにバスケットとタブを重ねて、ネットに入っているものはタブへ、他のものはバスケットへ。干す時もスムーズな、ちょっとした合わせ技です。スリムなバスケットは2個使いが◎!ランドリーバスケットスリムは狭い空間でもすっきりと置けるから、2個使いだって可能です。片方のバスケットには白いシャツを、もう片方には色物を…と区別して入れれば、その後のお洗濯が快適に。家族のものと分けたいときにも有効です。家族とのルール作りや、毎日のお洗濯をもっと快適にするために、きっと使えるフレディレック・ランドリーグッズの合わせ技。新しい季節には、こんなアイデアを使って毎日楽しくお洗濯をしてみませんか?【ご紹介したアイテムはこちら】 ▲フレディ・レックウォッシュサロンウォッシュタブ ▲フレディ・レックウォッシュサロンランドリーバスケット ▲フレディ・レックウォッシュサロンランドリーバスケットスリム 【こんなセットもありますよ】 ▲フレディ・レック限定バンダナ付ランドリーセット
2017年04月09日洗濯マークは、洋服を長持ちさせるための印であり、洋服の取り扱い説明書のようなもの。普段は特にマークを見ることなく洗濯をしていますが、実は生地を傷めているケースもあるかもしれません。マークの意味も知らずに洗濯するのはトラブルのもと。ここでは“洗濯上手”を目指して、洗濯マークについて学びましょう。すべての洋服のタグに表示されている洗濯のマーク。洋服を洗濯するうえでの注意事項が記号で書かれていることは多くの方がご存知かと思います。しかしこの洗濯マークが2016年12月に50年ぶりに変わったことはあまり知られていません。そもそもみなさんは普段からマークを確認しながら洗濯していますか?今回は主婦50名の方に洗濯マークに関するアンケートを実施。主婦のマークに対する本音から新しいマークの読み方まで、洗濯マークの正しい活用法について紹介します。■目次1.洗濯のマークは洋服を長持ちさせるための大切なしるし2.洗濯のマークを見ながら洗濯していますか?3.洗濯マークを見ないと起こる驚愕の失敗談4.2016年12月から洗濯マークが国際基準に変更まとめ1. 洗濯のマークは洋服を長持ちさせるための大切なしるしそもそも洗濯マークは何のためにあるのでしょうか?マークにはそれぞれの洋服の洗濯、乾燥、クリーニング、アイロンがけを行う際の取り扱い方が書いてあります。たとえば新しい家電を買った時は必ず取り扱い説明書を読みますよね。洋服についている洗濯のマークもそれと同じような役割を果たします。つまり、洗濯マークは洋服を長持ちさせるためにはとても大事な印なのです。もしも一般家庭での洗濯ができないと表記されているにもかかわらず、それを確認せずに家の洗濯機で洗ってしまった場合、洋服が縮んだり伸びてしまったり、素材がほつれてしまうなどのアクシデントが起こることが考えられます。それがお気に入りの服だったら……もう目も当てられませんね。2. 洗濯のマークを見ながら洗濯していますか?洗濯マークは、洋服・靴下・下着・タイツなどあらゆる洋服に必ずついています。そのマークを見ながら洗濯している主婦の方は50人中わずか12人。たまに見るという方は、全体の約半分の22人でした。■“毎回マークを見ながら洗濯する”主婦は少数派■「思い込みで洗濯して服を台無しにしたことがあり、もうこのような失敗をしたくないからマークは見るようにしています。」(50代・専業主婦)■「ニットや麻などの洗濯に失敗してしまったトラウマがあるから見るようにしています。」(20代・専業主婦)■「たまに予想外に洗えると思っていても洗えないものがあったりするので、怪しいのは一度必ずチェックはします。」(30代・専業主婦)かつての失敗を繰り返したくないというコメントが目立ちました。たった1回の洗濯ですぐにダメになってしまう洋服もたくさんありますから、やはり事前に確認することは大事です。一方「たまにマークを見る」派は、デリケートな洋服、大事にしたいもの、下着などの形が崩れやすいもののみ意識して確認するようにする方が大多数でした。■「高いお金をかけて買った洋服やお気に入りのものに関してはチェックしますが、普段着はネットに入れるぐらいで特に気にしていません。」(30代・個人事業主)■「おしゃれ着や色の濃い服については、絵表示を確認します。普通に自宅で洗濯しても大丈夫か確かめてから決めます。」(50代・専業主婦)■「普段はあまり見ませんが、初めて洗濯するものはなるべく確認するようにしています。」(40代・専業主婦)■マークを見ずに洗濯をしてしまう主婦の本音一方でマークを見て洗濯することはほとんどないという方の票数も目立ちました。そこにはどんな本音が隠れているのでしょうか。実に約50%もの方が「表示を見なくても洗濯ができるから」と思っているようですね。洋服をパッと見ただけでどんな風に洗濯すればいいのかはわかってしまうものかもしれません。■「素材を触ってみたりすると経験上だいたいの洗濯方法はわかるので見ませんね。」(40代・専業主婦)■「毎日の洗濯はタオル類やリネン、下着などのコットンが主なので通常は表示を見なくても洗濯ができています。ただしイレギュラーのものは洗濯前に洗濯方法のラベルをチェックしています。」(40代・専業主婦)■「一個一個見ていたらきりがないし、とりあえず洗えたらいいかなって思いますね。」(20代・専業主婦)■「普通の洗い方と手洗いしか洗っていないので、洗濯の表示を見ずに普通の洗濯物とおしゃれ着洗いで分けているため。」(30代・パートアルバイト)また少数派ではありましたが、表示を見る必要性があるような服は買わないという方もいらっしゃいました。■「最近は洗濯機で洗えるものが増えてきているし、普段は洗濯機で洗えないような素材のものは購入していないから。」(50代・専業主婦)■「難しい洗濯方法の洋服は買わないので、ひどい汚れや色物は手洗いくらいしか気にしていないです。」(40代・専業主婦)主婦にとって家事はできるだけテキパキ済ませてしまいたいもの。洗濯の時間も短縮したいですよね。そう考えると洋服を買う段階からしっかり見極める必要があるのかもしれません。その他には、ひとつひとつの洋服のタグを確認することが面倒になってしまう、家での洗濯が大変そうなものは全部クリーニングに出してしまう、マークを見ても使い分けが大変に感じてしまうなど、主婦のみなさんの本音が聞けました。3. 洗濯マークを見ないと起こる驚愕の失敗談アンケートでは洗濯のマークを見ないという主婦の方がとても多い結果となりましたが、油断は禁物です。いつもは問題なく洗濯が出来ていると思っていても、ある時洗濯機から出したら洋服がとんでもないことになっていた、という経験をした人は多いようです。アンケートの結果、洗濯マークを見ずに洗濯したことによるトラブルを経験した方は6割以上。やはり多くの方はなんらかのハプニングと日々戦っているようです。その中でも「洋服を縮ませたことがある」主婦は、なんと半分以上の方が経験していました。■「普段使いの大き目のカーディガンだったので、多少傷んでもいいやという軽い気持ちで普通モードで洗ってしまったところ、思った以上に縮んで着られなくなりました。」(40代・専業主婦)■「洗濯ができない夫が、親切心で洗濯してくれた際に、私のウールのスカートが幼児サイズに縮んだことがありました。大切にしていたスカートだっただけに本当に落ち込みました。」(20代・専業主婦)■「綿セーターは洗濯機で洗っていたので、いつも通り買ったばかりのセーターを洗ったら縮んでしまいました。表示を見たら『毛100%』のものだったので台無しにしてしまった。」(50代・専業主婦)セーターの縮みトラブルの多くは、洗濯のマークを見ないことによる失敗が大半。セーターによってもどのような素材で出来ているかは大きく異なってきます。ひとつの素材だけで出来ているものや、ふたつ以上の素材が組み合わさっているものなどさまざまです。使われている素材によって洗濯の仕方も異なってきます。■少数派の意見でも参考にしたい失敗談大多数の意見ではありませんが、誰にでも起こりうる洗濯の失敗談をご紹介します。■「白いカシミヤのストールを手洗いしたら光沢がなくなってしまった。」(50代・専業主婦)■「ニットワンピースを、平干しなのに物干し竿にかけて干したら伸びてしまった。」(30代・パートアルバイト)洋服が着れなくなるというほどではなくても、洗濯マークを見ないで間違った洗濯の仕方をしてしまうと、もともとあった良い状態を損なってしまう恐れがあるということがこれらの主婦の方々の声からもわかりますね。4. 2016年12月から洗濯マークが国際基準に変更日本でも外国製の洋服が販売されることはもはや当たり前のことになりました。ファストファッションなど、外国から大量に洋服が入ってくることもここ数年で普通のことになりつつあります。そんな「洋服のグローバル化」の流れから2016年12月、洗濯マークも日本版のJIS表示から国際基準のISO表示に変更。この変更を受け従来22種類あったマークは、国際基準では44種類に増えました。■マークが新しくなることによる戸惑い洗濯のマークが新しくなり、参照するべきマークの数が増えることは、主婦のみなさんにとってどのようなことを意味するのでしょうか?アンケートの結果「面倒」だと思う方が54%、マークは別に関係ないと思う方が30%と、新しいマークの登場を重要視する方はほとんどいらっしゃいませんでした。■「いきなり変わられても、今までの物が浸透しているので頭を切り替えるのが面倒くさそう。」(40代・専業主婦)■「昔からの洗濯表示に慣れているので、新しく覚えるのが面倒です。洋服を買う時も洗濯表示を確認するので早く覚えなきゃいけないなぁと思っています。」(30代・専業主婦)■「見てぱっと意味がわかる絵表示ならいいですが、新しく覚えないと意味を取り違えてしまいそうです。覚えるのが面倒くさく時間がなくてできないので、できれば変えないでほしい。」(40代・専業主婦)確かに記号は覚えるのが大変ですよね。慣れるまでは新しいマークの一覧表と使い方をよく見ながら洗濯をすることになるかもしれません。■従来とは若干異なる新しいマークのポイントをおさえようこの画像は新しい洗濯マークの主な例を表したものです。ざっくりと分けると、新しい洗濯マークは「洗濯」「漂白」「乾燥」「アイロン」「クリーニング」の5つに分類されます。従来のマークには「絞り方」についての表示がありましたが、新しいマークには該当する記号がありません。それではひとつひとつの洗濯マークが何を示すのかを具体的に見ていきましょう。■数字と棒の本数に注目!洗濯マークの読み方桶に水が入っているようなマークは「洗濯」を意味します。桶にバツ印が付いているものは、家庭での洗濯はできないものです。このマークが示すことは「洗濯機の液温の上限は95℃まで」ということ。つまり、マークに描かれている数字は温度を示します。①にプラスして下側に棒が追加されました。この棒は「弱さ」を示します。棒の本数は最大で2本。2本の棒が付いている洋服は、かなり弱めに洗わないと生地を傷めることを意味します。数字が書いていない桶に手のイラストが描かれているものは「手洗い」のマーク。数字は書かれていませんが、水温は40℃までという暗黙の了解があります。■黒い点がポイントな乾燥マークの読み方最近はドラム式乾燥機で洗濯した衣類を乾燥させる方も増えています。乾燥機を日常的に使う方は、乾燥マークの使い方にも要注意です。正方形に円が描かれているのは、タンブラー乾燥機を意味します。円の中に描かれている点は、乾燥する時の温度を示しています。④の点2つは温度の上限が80℃まで、という意味。点が1つの場合は上限は60℃となっております。バツ印がついていると、その洋服は乾燥機で乾燥させてはいけないということになります。■外干し・部屋干しの時に必須な自然乾燥のマークの読み方正方形に縦棒がついているものは「自然乾燥」のマークです。ベランダや庭などの外干し、または部屋干しをするときに確認してみましょう。シンプルに縦棒が1本のみあるものは、つり干しがいいということを表します。そして正方形の左上に斜めの棒が入ったマークは、日陰に干すことを推奨。縦棒が2本になると、ぬれつり干しがいいということになります。ぬれつり干しとは、洗濯機で脱水をしないことです。つり干しの時と同様に左上に斜めの棒があると「日陰で干しましょう」ということになります。■温度の上限に注意したいアイロンのかけ方乾燥機のマークのところで、黒い点が出てきました。アイロンのマークにも黒い点が出てきます。読み方は同じで、温度を示すものです。しかし乾燥機のマークとは温度の数字が異なるので、この点はご注意ください。点が1つ:アイロンの温度は110℃まで点が2つ:アイロンの温度は150℃まで点が3つ:アイロンの温度は200℃まで数字を覚えるのはちょっとややこしいかもしれません。ただ「黒い点が増えるごとにアイロンの限度となる温度が高くなる」ことは頭の中に入れておくと便利です。ここでは代表的なものを中心に新しいマークの一部を紹介しましたが、消費者庁のホームページではすべてのマークを確認することができるので、気になる方はぜひ参考にしてください。消費者庁:新しい洗濯表示まとめ洗濯マークをいちいち見ることは、忙しい主婦のみなさんにとっては煩わしいことかもしれません。しかし洗濯のトラブルはいつどんな時に起こるのか予測できないものです。毎回の洗濯で意識するようになれば面倒だと思うことも、もしかしたらなくなるかもしれません。今回は新しいマークについてもご紹介しました。まだすべての商品に新基準のマークが導入されているわけではありませんが、しばらくしたら間違いなくこのマークが当たり前になるので覚えておいて損することはありません。大切な洋服を長く着続けられるようにするためにも、洗濯マークの取り扱いを意識してみてはいかがでしょうか。アンケート実施日:2017年3月2日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月07日重曹を使った掃除のアイデアをご紹介します!ここでは重曹の正体やその役割、実際にキッチンやお風呂の掃除に活用しているアイデアをまとめました。あなたも重曹の力でお家をピカピカにしてみませんか?重曹って何?役割と使い方は?重曹は、正式には「炭酸水素ナトリウム」という粉末で、私達の日常生活ではパンやお菓子を膨らませるための「ベーキングパウダー」として使われています。実はこの重曹、料理だけでなく掃除や洗濯の場面でも大活躍するお掃除アイテムなのです!重曹は、それ自体には強力な洗浄作用はありませんが、例えば洗濯をするときに洗剤と一緒に重曹を入れて洗濯することで・洗剤の洗浄効果を高める・消臭・柔軟剤の役割などの効果があることが分かっています。▼重曹の細かい説明や、洗濯での活用方法はこちら▼汚れ・黄ばみ・臭いをごっそり落とす!重曹洗濯の効果的な使い方を教えます重曹はキッチン周りの掃除にも大活躍!ここからは、重曹をキッチン周りのお掃除に活用した事例をご紹介します。IHの焦げ付き編IHのコンロについてしまったフライパンの焦げ付き掃除にも重曹が大活躍です!ここでは、__________7hm7_____さんの重曹掃除アイデアをご紹介します。今回使用されているのはごく普通に市販されているこちらの重曹です。重曹を拭き取るために丸めたアルミホイルを使用されています。まず、焦げ付いている部分に重曹を直接振りかけます。丸めたアルミホイルは少し濡らしてからどんどん磨いていきます。アルミホイルを裏返してみると、さっきまで真っ白だった重曹がこんな真っ黒に汚れが取れている証拠ですね!焦げ付きを取り終えたら最後に重曹を拭き取れば完了です。IHの焦げ付きには重曹を振りかけて磨くだけで簡単に汚れが取れるのですね!▼__________7hm7_____さんのアイデアはこちら▼IHの焦げ付きもお家に必ずある〇〇でピカピカに・:*+.電子レンジのお掃除も重曹でOK続いては、先ほどもご紹介した__________7hm7_____さんによる重曹を使った電子レンジのダイナミックな掃除方法をご紹介します。今回使用するのは重曹とマグカップだけ!やり方は至ってシンプルです。まず、マグカップ(他の耐熱容器でもOK)に水を入れ、重曹を小さじ3杯程度加えて溶かしていきます。重曹を溶かし終えたらマグカップを電子レンジに入れ、5分ほどレンチンして水を沸騰させます。チンし終えたら、レンジ内を蒸らすためにそのまま15分ほど放置します。15分後、電子レンジのドアを開けるとこのようになります。沸騰した重曹水がレンジ内に飛び散り、汚れを中和してくれるそうです。また、蒸気に消臭効果があるので脱臭もしてくれます!最後に、飛び散った重曹水を綺麗に拭き取り、しっかりとレンジ内を乾かしたら完了です!このように、重曹とマグカップを使うだけで電子レンジの汚れを簡単に落とすことができるのですね!▼__________7hm7_____さんのアイデアはこちら▼電子レンジを〇〇の蒸気で消臭&ピカピカに*換気扇編続いては、キッチン周りでも特にホコリなどが溜まりやすい換気扇の掃除に重曹を使った事例をご紹介します。今回使用する道具はこちら。洗浄用品には重曹と中性洗剤を使用しているそうです。まずは、取り外せるパーツをどんどん分解していきます。取り外せない部分に関しては、重曹を使った洗浄液につけることができないため、掃除機で吸い取ったり、中性洗剤を浸した布等で汚れを取りましょう。換気扇の蓋のような取り外せるパーツは取り外し、重曹水の漬け置き洗いで落とすことができます。重曹水で漬け置き洗いするときは、・40〜50℃の熱いお湯を使う・お湯1ℓに対して重曹1カップほどの割合で重曹水を作る・2時間〜半日ほど漬け置きする以上の3つが大きなポイントになります。アルカリ性の重曹水で漬け置きすることで、酸性である油汚れを中和して簡単に汚れを浮かせることができます。このように重曹を溶かした水に漬け置きすることで、簡単に汚れが取れてしまうのですね!▼換気扇の掃除アイデアの詳細はこちら▼レンジフード・換気扇の掃除方法、教えます。油汚れがべっとり付いたレンジフードもピカピカに!汚れがしつこいお風呂の掃除にも重曹が大活躍!ここからは、重曹を有効活用できるシンプルで楽々なお風呂の掃除方法をご紹介します!排水溝編まずは重曹を使った排水溝の掃除方法をご紹介していきます!今回使うのは重曹とお酢です。お酢は酸性の溶液枠として使用しているのでクエン酸など、他の酸性溶液でも代用できるそうです。ブラシなどを使ってあらかじめ排水溝のゴミや毛を取っておきましょう。掃除の手順は至ってシンプル!重曹を排水溝に振りかけて、その上からお酢をかけるだけです。重曹にお酢を入れると中和が始まり、次第に泡立ってきます。そのまま5分ほど放置しておき、シャワーで流せばおしまいです!この方法なら、手を汚すことなく簡単に排水溝の掃除が行えますね。浴槽編お風呂掃除の中でも、毎日やらなければならず、地味に大変なのがこの浴槽掃除です。ここではお風呂の残り湯と重曹を活用して、浴槽だけでなくお風呂用品も一緒にキレイにできる方法をご紹介します!まず、お風呂の残り湯に重曹を1カップほど投入し、軽くかき混ぜます。さらに、椅子や桶などのバス用品も一緒に漬けておきます。この状態で一晩放置します。翌日、漬けておいたバス用品を取り出し、残り湯を捨ててそれぞれスポンジで軽くこすっていきます。その後、シャワーでしっかりと洗い流せば完了です。お風呂の残り湯で浴槽だけでなく、バス用品もまとめて楽に洗えるのでとても簡単ですね!▼重曹を使ったお風呂掃除のアイデアはこちら▼ガンコな汚れが面倒なお風呂掃除。そんな時は、重曹とクエン酸を使って楽々キレイに!まとめ重曹を使ったお掃除アイデアをご紹介してきました。重曹は手軽に入手でき、簡単に掃除に組み込めるだけでなく、食用としても使われているので口に入っても大丈夫な、とても安全なグッズなのです。日々のお掃除にぜひ、重曹を取り入れてみてはいかがでしょうか?重曹のアイデアをもっと見る掃除のアイデアをもっと見る
2017年04月03日皆さん掃除はお好きですか?「好き」と即答できる人は少ないのではないでしょうか。よく家をキレイに保つ方法として“こまめに掃除する”といったことが紹介されますが、その“こまめ”がなかなか難しいもの。「今日は疲れたから明日にしよう」と1日でもサボってしまったら最後、あとは野となれ山となれ状態で放置。久しぶりに台所の排水口を覗いたら軽いカオスが起こっていたなんてこともしばしばあります。家の中には掃除をせずに放置していたら大変なことになる箇所がいくつかありますが、その中でも“換気扇のフィルター”はとりわけ面倒。油がぎっちりこびりつき、それに埃が混じって強固な汚れとなって待ち構えています。そういう状態になった換気扇のフィルターは生半可な掃除方法では到底太刀打ちできず、一生続くかと思われる油のヌルヌルと戦うはめになります。しかし!先日Twitter上にて簡単に換気扇のフィルターの油汚れを落とせる画期的な方法がツイートされ大きな反響を呼びました。ツイートしたのは“ろくの中の人改め@らいと”(@roku_urokoinko)さん。その画期的な方法とは、なんと“水を使わず重曹だけで掃除する”というもの。どういうことなのでしょうか?まず、換気扇のフィルターに重曹をたっぷり振りかけます。油でギトギトヌルヌルのフィルターには一刻も早く水を噴射したいところですが、水をかけてしまうと油が乳化してますます汚れが落ちにくくなるので我慢しましょう。重曹をたっぷりふりかけたら、3時間ほど放置します。そしてその後歯ブラシでフィルターをこすると……このように、汚れがボロボロと落ちるのです!画期的すぎる!この方法ならあまり苦労することなく掃除することができますね。掃除が嫌いな人にはうってつけのライフハック術です。ある程度汚れが落ちたら水で洗い流してもOKとのこと。皆さんも試してみてはいかがでしょうか?投稿者さん、ステキなライフハック術をありがとうございました!●文/パピマミ編集部
2017年03月30日洗濯槽は日ごろ衣料を洗う部分なので清潔にしておきたいものですが、定期的な手入れは面倒なもの。一般的には「洗濯槽クリーナー」で綺麗にすることになります。今回は、そんな洗濯槽の掃除やクリーナー選びはどうするべきか、またどのように掃除しているのか、主婦50人に聞いてみました。「洗濯」は衣類などを綺麗にする作業ですが、そもそも洗濯槽の内部に汚れがあった場合、洗った衣類が“清潔になった”とはいえません。目に見える汚れは落ちていても、菌などに汚染されてニオイの原因になることもあります。しかし槽内部は自分でゴシゴシと掃除できない部分。「洗濯槽クリーナー」を使ってお手入れをするのが一般的です。今回はそんなクリーナーの使用実態について、20~50代の主婦を対象とするアンケートで調査しました。■目次1.定期的な洗濯槽掃除をしているのは約半数2.放置しがちな人も意外に多い3.洗濯槽クリーナー選びはココがポイント!4.クリーナーを使った結果は…?まとめ1.定期的な洗濯槽掃除をしているのは約半数洗濯槽の汚れがひどいと、剥がれ落ちたカビの塊が洗濯物に付着することも。小さな子供のいる家庭ではこういったものがアレルギーの原因にもなりうるので、槽の内部も洗濯槽クリーナーなどによる正しい手入れが必要となります。はじめに、主婦の皆さんが実際どれくらいの頻度で洗濯槽の掃除をしているのかアンケートをとりました。アンケートの結果、洗濯槽を洗うペースは月1回から年1回まで、家庭によってずいぶん異なることがわかりました。中には、「洗ったことがない」という人も数名。■「黒カビや水垢などが目立ってくるのが、洗ってから1カ月後くらいだと感じているからです」(40代・主婦)■「1カ月に1回と決めたのは、洗濯槽はカビなどの繁殖がすごいことをテレビで知ったので、いつもきれいに洗濯したいと思い、1カ月に1回がちょうどよいかと決めました」(50代・主婦)■「洗濯槽専用洗剤に、毎月の使用が奨励されているから。悪化してからのほうが対応が大変そうだから」(20代・主婦)「1カ月に1回」の掃除を行っている人は50人中12名。多数とまではいかないものの、洗濯槽をまめにケアしている家庭はそれなりにあるようです。自分の目で汚れを確認している人もいますが、“洗濯槽の汚れが実はヒドい!”という情報をテレビなどで知り、こまめに掃除するようになったという場合がほとんどです。■「つい面倒くさいので、2カ月に1回くらいのペースになってしまいます」(40代・パート)■「本当は1カ月に1回やりたいですが、忘れてしまってこのくらいのペースになります」(40代・主婦)「2カ月に1回」という人は、毎月やるのが理想と思いながらも、実際には1カ月おきになっているという場合が多いようです。綺麗に保ちたいものですが、毎月欠かさず洗濯槽の洗浄をするのは手間もコストもかかるのが現実です。アンケートの結果、洗濯槽を洗うペースは月1回から年1回まで、家庭によってずいぶん異なることがわかりました。中には、「洗ったことがない」という人も数名。■「黒カビや水垢などが目立ってくるのが、洗ってから一か月後くらいだと感じているからです」(40代・主婦)■「1カ月に1回と決めたのは、洗濯槽はカビなどの繁殖がすごいことをテレビで知ったので、いつもきれいに洗濯したいと思い、1カ月に1回がちょうどよいかと決めました」(50代・主婦)■「洗濯槽専用洗剤に、毎月の使用が奨励されているから。悪化してからのほうが対応が大変そうだから」(20代・主婦)「1カ月に1回」の掃除を行っている人は50人中12名。多数とまではいかないものの、洗濯槽をまめにケアしている家庭はそれなりにあるようです。自分の目で汚れを確認している人もいますが、“洗濯槽の汚れが実はヒドい!”という情報をテレビなどで知り、こまめに掃除するようになったという場合がほとんどです。■「つい面倒くさいので、2カ月に1回くらいのペースになってしまいます」(40代・パート)■「本当は1カ月に1回やりたいですが、忘れてしまってこのくらいのペースになります」(40代・主婦)「2カ月に1回」という人は、毎月やるのが理想と思いながらも、実際には1カ月おきになっているという場合が多いようです。綺麗に保ちたいものですが、毎月欠かさず洗濯槽の洗浄をするのは手間もコストもかかるのが現実です。2.放置しがちな人も意外に多いしかしながら、定期的な洗濯槽洗浄を心がけている人は全体の半数を超える程度。洗濯槽の掃除はたまにやるくらい、という人も少なくないことが明らかとなりました。■「きちんと日にちをチェックしているわけではありませんが、だいたい半年に一度ぐらい専用クリーナーで洗います」(40代・主婦)■「もしかしたら半年に1回よりも少ないかもしれないけど、気付いたときに洗うようにはしている」(30代・パート)「半年に1回」という人は、「3カ月に1回」の定期清掃派と並んで12名。期間を決めてやっているわけではなく、テレビCMで不安を煽られたり、クリーナーが特売されているのを見たりと、思い立った時だけ洗濯槽の掃除をしているという人が多くいました。■「1年に1回だけ、年末の大掃除の時に洗濯が全部終わったタイミングで洗うようにしている」(30代・主婦)■「大体1年に1回くらいです。本当はもっと短いスパンで洗いたいとは思っています」(20代・パート)「その他」を選んだ人の中で「1年に1回」ほど洗浄しているという人が4名ほどいました。まさに洗濯槽も年に一度の大掃除となるわけですが、強力なクリーナーを使用しているのでそれくらいで大丈夫と考える人もいました。■「これまでまったく洗っていない。洗濯槽のカビを心配していないので特に洗う必要性を感じていない」(50代・主婦)■「毎日洗濯しながら洗われていると思っていたから洗ったことがない」(30代・パート)■「カビが生えないように蓋を開けているので、洗濯槽は洗っていません」(40代・主婦)■「洗濯槽を洗うことすら知らなくて、去年の夏頃、初めて洗濯槽クリーナーを使いました。それをやると、中から水垢が出て来るので、後処理も大変だなと思いました。余程、洗濯槽が汚れて、洗い物に支障が出ない限り、やらないかな」(30代・主婦)めったに洗わない、または洗ったことがないという人も一定人数います。少なくとも、槽の汚れによる実害がない限りは掃除する必要がないと考えている人もそれなりにいるようです。洗濯そのものの頻度や洗濯する物などによっても槽の汚れは変わるもの。しかし洗濯槽はカビが増えやすい環境なので、ある程度の予防策はあるものの、汚れをゼロに保つことは難しいといえます。そんな中で、こまめに掃除をしている人と、ほとんどほったらかしにしている人の両方がいることがわかりました。3.洗濯槽クリーナー選びはココがポイント!家庭ごと洗濯槽掃除の頻度にはばらつきがありましたが、槽を綺麗にするためには「洗濯槽クリーナー」を使うのが一般的。主婦の皆さんが普段、どんな洗濯槽用の洗剤を使っているのか聞いてみました。■「洗浄力」が最優先!■「やっぱり洗浄力が一番気になります。月に一回のお掃除でお疲れ様の気持ちを込めて洗濯槽を綺麗にしてあげたいと思うので、洗浄力が一番です」(50代・主婦)■「洗濯槽のメンテナンスが年に数回で済むように、洗浄力が強力なものを選びたいと思っています」(40代・個人事業主)テレビCMなどで、洗濯槽にびっしりカビがこびりついたイメージを見ていることもあり、最も重要視されるポイントは「洗浄力」。日ごろ家族の衣料を入れている洗濯機の中があんな状態だったら……と想像しただけで恐ろしくなります。月1回の手入れをする人はそれだけ清潔さを重視しているので、洗浄力が気になるというのは当然のこと。一方で、それほど頻繁に洗浄しない人が洗浄力を求めるのは、溜まってしまった汚れを根こそぎ落とすためであることがわかりました。■「簡単に扱えるかどうか」も要チェック■「簡単でないと、やる気がおきないので。自宅の浴槽洗いコースでできるものを選びます」(30代・主婦)■「時間がかかったり手間がかかるものは、習慣的に掃除するようになりにくいから」(20代・主婦)洗濯槽クリーナーは、お手軽であることもポイント。強力なクリーナーで溜まった汚れを落とすと、大量のゴミが出てきます。アミでその汚れをすくうのはけっこうな手間となります。掃除の後もしばらくは汚れのカスが出てくることもあり、それでは洗濯にも差し障ります。洗濯機を回すだけで綺麗にできれば楽チンですし、それくらいなら定期的な洗浄も苦になりません。■「値段の安さ」や「コストパフォーマンス」も判断基準■「いつも安いのを買うのでメーカーは気にしません。なのでいつも違うのを使ってます」(30代・パート)■「一回で使いきってしまうものなので、できるだけコストパフォーマンスがいいものを選ぶ」(30代・主婦)こちらも定期的にやるなら気になる点。主に値段を見てクリーナーを購入するという人も多いことがわかりました。効果はどれもほとんど変わらないという声もあるほどです。■他にはこんなポイントに着目■「宣伝文句では信用できないので、ネットで口コミ評価を読んで決めました。洗浄効果が高いものを選びました」(50代・主婦)■「やっぱり身近な人の意見が、一番信憑性があって参考になるから」(30代・パート)■「電気屋さんに薦められた、洗濯機のメーカーが出している業務用のものを使っています。少し高いですが、強力だと聞いています」(40代・パート)■「自然と体に優しい成分のものを選んでいます。ただ威力が足りない感じがありますので、1年に一度くらいは強力な洗浄力のものを使います」(40代・個人事業主)実際に使ってみたという、ネットや知人からの情報を購入の決め手にする場合もよくあることがわかります。また、強力すぎるものは衣料に影響を与える可能性があると聞いて、その点を考慮しているという人も数名いました。4.クリーナーを使った結果は…?洗濯槽を清潔に保つためにも、洗濯槽クリーナーは洗浄力があるものを選ぶ人が多く、定期的なお手入れを欠かさずできるよう、手軽さやコスト面も要チェック項目であることがわかりました。そんな洗濯槽掃除に欠かせないクリーナーですが、主婦の皆さんは効果を実感しているのかが気になるところ。使用してみての感想を聞いてみました。■「ゴミがごっそり取れるのでとても満足しています。粉末タイプがよく取れると実感してます」(30代・主婦)■「液体で溶けやすく使いやすいです。汚れも大体落ちているので満足してます」(40代・パート)■「塩素系で効果は強いと思いますが、その効果が持続してくれるとなおありがたいですね。なかなかニオイの根絶は難しいようです」(50代・主婦)■「環境や肌の影響を考ええると、酸素系漂白剤で洗濯槽を付け置き洗いしたほうがいいと考え使用しています」(50代・主婦)洗濯槽クリーナーにはいくつか種類があります。一般的には、「粉末=酸素系」のものと「液体=塩素系」というものです。塩素系のクリーナーのほうが強力で、カビなどの汚れを分解・殺菌する作用があります。一方、酸素系は塩素系よりも弱いのですが、汚れを浮かして落とす効果があります。ゴミがたくさん浮いてきて、いかにも汚れが落ちていることがわかります。主婦の皆さんはクリーナーの種類にはこだわらないという方が多かったです。強いほうがいいかというと決してそうではなく、塩素系を使うとニオイが残る場合があります。洗濯以外の塩素系漂白剤と同じく取り扱いには注意が必要となります。酸素系はその点、比較的安全に槽洗浄をすることができますし、目に見えて汚れが落ちたほうが安心できるという人もいるでしょう。ニオイが残らないのもメリットです。洗濯機によっても使用できるクリーナーが異なりますので、説明書などで確認が必要です。使い方を誤ると有害なガスを発生する場合もありますので、洗濯槽を掃除する際は注意しなければなりません。■「使うと、茶色いカスがいっぱい出ます。これがついていたと思うと怖いのと同時に、きれいに拭き取るのが手間で困ります」(40代・パート)■「綺麗になっているのかは、目視で確かめられないので、成分表示やキャッチコピーにお任せするしかない。でも、安心なのか定期的に使うようにしている」(30代・主婦)■「効果があるのか目に見えてはわからないのですが、ちゃんと使っていれば洗濯物が臭くならないのでとりあえず効果はあるんだろうなと思っています」(20代・主婦)使うクリーナーや汚れの溜まり具合によっても、ゴミが出てくる場合とそうでない場合があります。しかし、ほとんどの人がクリーナーを使うことによって効果があったようだと感じていました。実際にニオイがなくなったというメリットを実感している人もいれば、定期的に槽洗浄をしておけば安心につながるという人もいました。まとめカビや汚れが溜まりやすい洗濯槽ですが、定期的に洗浄している人はおよそ半数。意外にも、こまめに手入れをしている人ばかりではないということがわかりました。一般的に洗濯槽、酸素系・塩素系といった「洗濯槽クリーナー」を使用して手入れします。主婦の皆さんは洗浄力のほか、手軽さや値段に注目して気に入ったものを購入し、何らかの効果を感じている人がほとんどとなりました。最終的に洗濯槽は自分の目で見ることができません。しかし定期的にクリーナーを使うことで安心にもつながりますので、最低でも「3カ月に1回」という頻度を目安にしつつ、気持ちよく洗濯できる環境づくりを実現させてください。
2017年03月24日洗濯の回数を最低限にとどめるためには、洗濯機のサイズが重要なポイントとなります。家族の人数や洗濯物の量、頻度などを考慮して最適な洗濯機の容量を選ぶことで、時間の効率化や節水にもつながります。主婦の意見を参考に、自分の家庭にはどれくらいがベストか考えてみましょう。家庭によって頻度に差はあっても、家事の一部として定期的に行う必要がある「洗濯」。日々のやるべきことであるからには、洗濯機のサイズ選びを誤ると効率が悪いばかりか、水道代・電気代の無駄も生まれてしまいます。一般的にはどんなポイントを重視して洗濯機の容量が決められているのか知るために、各家庭の洗濯する頻度や一度に洗う物の量に着目したアンケートを実施しました。20~50代の主婦の皆さんの意見を参考に、家庭にピッタリな洗濯機を選んでくださいね。■目次1.洗濯機は7~8kgサイズで幅広く対応できる2.お洗濯は毎日?それとも1日おき?3.詰めすぎ注意!やむを得ず目一杯になることも多い4.洗濯機のサイズ選びは節約よりも手間が優先事項5.家庭に合ったサイズで節約効果もまとめ1.洗濯機は7~8kgサイズで幅広く対応できる一日の洗濯物は、“1人あたり1.5kg”というのが目安。仮に4人家族で毎日洗濯するなら、洗濯機は1.5kg×4人=6kgの容量が必要ということです。さらにタオルなどを洗うことも考えると、+1kgほどの余裕を持たせるのが最適といわれます。家庭用の洗濯機は4kg~10kgほどの容量が一般的ですが、まず現在使っている洗濯機のサイズについて聞きました。家族の人数に比例して洗濯機のサイズも大きくなるかと思いきや、必ずしもそうではありませんでした。同じサイズでも家族の人数にはばらつきがあります。■「4.5キロの洗濯物が洗える洗濯機を使っている。二人暮らしなのでこれで十分だ」(50代・主婦)■「ドラム式洗濯機を使っている。4人家族で毎日回すので、そんなに容量はいらない」(30代・主婦)二人暮らしでは6kg以下のサイズで十分という意見が多数。中には5人家族で4.5kgのサイズを使用しているという家庭もありましたが、子どもが大きくなるにつれて洗濯物が増えるので、今では苦労しているということです。■「2人家族なので洗濯物はそう多くはないのですが、毛布が洗えるように7kgの洗濯機を選びました」(50代・主婦)■「家族4人だと容量は7kg程度で十分。大きな毛布や布団なども洗える」(30代・パート)■「2年ほど前に購入しました。3人家族なのですが、たまに1日2回ほど回さないといけない日があります」(30代・主婦)7kgのサイズを利用しているのは50人中16人で、最も多い数字となりました。毛布や布団などの大物を洗うとなると、最低でもこれくらいの容量が必要となります。5人家族までは対応できるという人がいる一方、洗濯をする頻度によっては3人分でも足りなくなるという家庭がありました。予算と置くスペースの都合上、7kgが限界という声も挙がっています。■「2人暮らしなので、あまり大きくないものを選んだ。家族が増えても使い続けられるように、中くらいのものを」(30代・自営業)■「子どもが幼稚園に入ってから洗濯する回数が増えたので、前のより大きい物に買い換えました」(40代・主婦)■「家族4人で、このくらいがちょうどいいのでは、と判断したからです。これ以上大容量になると、置くスペースにも困るということも購入する時の目安でした」(50代・主婦)8kgサイズも12人と多め。大きさの感じ方も人それぞれですが、3~4人家族で使っている人が多くいました。子どもの洗濯物が増えてくると、これでも足りないという場合も出てきます。■「5人家族ですが、こまめに洗濯できるように、あまり大きなものは選びませんでした」(40代・パート)■「共働きだった時、一週間分まとめて洗濯したりすることが多かったので」(20代・主婦)洗濯をする頻度が高い家庭では、9kgサイズで5人分まで対応できますが、3人家族でちょうどいいという声も。少人数で大き目のものを使うと、一度にたくさん洗濯ができるというメリットもあります。■「子どもがふたりいて運動部所属なのでそれでも足りないくらいです。また、洗濯は10kgですが、乾燥は6〜8kgが限界なのでそれも困っています」(50代・主婦)■「3人家族で子どもがまだ小さいので、これくらいの容量がないと辛いです。薄めの毛布なら自宅で洗濯したりもするので」(30代・自営業)10kgサイズのユーザーで多いのが、子どもの洗濯物が多いという家庭でした。大家族はもちろんですが、育ちざかりの子どもの洗濯物を片付けるには大型の洗濯機が必要になってきます。ばらつきがあるものの全体の傾向をまとめると、二人暮らしや洗濯物が少ない家庭では6kg以下のサイズを利用し、主に子どもの洗濯物が多い家庭では9・10kgの大型サイズを使っています。中間の7・8kgサイズは、二人暮らしから5人家族まで幅広い世帯で使用されており、その使い方もさまざまでした。2.お洗濯は毎日? それとも1日おき?家族の人数は同じであっても、家庭によって使用する洗濯機のサイズは異なることがわかりました。そこにはそれぞれのライフスタイルの違いが表れているといえます。洗濯する頻度についても、家庭ごとに違いがありました。50人のうち、7割以上となる36人は「毎日」洗濯をしていると答えました。■「子どもがふたりいるので、幼稚園の体操服とか毎日洗濯しないといけないから」(30代・主婦)■「子どもがいない時は2日に一回のペースでしてたけど、子どもが産まれてからは毎日する」(20代・主婦)子どもがいる家庭では汚れものもたくさん出るので、毎日やらなければ追いつかないという意見が多数。子どもが成長して家を出ても、習慣的に毎日やるようになっているという主婦の方もいました。■「洗濯物を放置していると汚れが落ちにくく、雑菌が繁殖しそうな気がするので、少なくても毎日洗濯します」(50代・主婦)■「毎日の生活リズムの中に午前中に洗濯をすると組み込まれているため」(30代・主婦)洗い物の量と洗濯機のサイズの都合で毎日するという人の他には、清潔さを重視しているという声がありました。時間をおくと汚れ落ちにも関わりますし、タオルなどが臭うことがないように日々の洗濯を欠かさないということです。洗濯が好き、または毎日行う家事の一部として洗濯を行っているという人も少数ですがいました。■「二人暮らしだとあまり洗濯物がたまらないし、洗濯機を回す回数が多いと水道代ももったいないから」(20代・パート)■「子どもがまだ小さいので、そこまでかさばる洋服が無いため、節約も兼ねて2日に1度のペースになります」(30代・主婦)「2~3日に1回」を選んだのは22%の11人。二人暮らしや子どもがまだ小さく、毎日やるほどではないという家庭では、1日おきに洗濯する場合が多くなりました。また、水道代の節約も考えてこの頻度、という声も挙がっています。■「我が家は人数が少ないので、この回数で十分にまかなえるからです」(50代・主婦)■「フルタイムで働いているので、洗濯や掃除は週末にまとめてやっているから」(50代・会社員)「3~4日に1回」「1週間に1回」という人は合わせて3人のみ。洗濯物が少ない家庭や、共働きなどで時間がない場合は、洗濯の頻度もずいぶん少なくなっています。3.詰めすぎ注意!やむを得ず目一杯になることも多い洗濯機のサイズと洗濯の頻度は、一度に洗う量にも関わってきます。詰め込みすぎは洗濯機のパフォーマンスが落ちるのでよくないといいますが、実際はどれくらいの量を一度に洗濯する主婦が多いのか聞いてみました。■「何度も洗濯したくないので、一気に洗濯機の最大の量で洗濯している」(20代・パート)■「7kgの洗濯機ですが、毎日満タンの洗濯物があるので、最高水位で洗濯をしますので、7kgです」(40代・主婦)■「洗濯槽がいっぱいになる量を洗濯してしまっています。分けたほうがいいと思うのですが」(30代・主婦)多くの人が容量いっぱいで洗濯していることがわかりました。毎日やってもギリギリという場合も多いですが、1日おきに洗濯物をためて、最大量で洗濯機を回すという場合も多いようです。入れすぎはよくないとは思いつつ、入る分だけ詰め込んでしまうというのが現実です。■「7kgの洗濯機を使用し容量に対して80%の洗濯物を洗っている」(30代・パート)■「洗濯機の真ん中ぐらいになる量を洗濯しています。だいたいタオルと洋服を分けて、毎日洗濯するとそれくらいの量になります」(40代・主婦)ギュウギュウ詰めにならないよう、7~8割の量を心がけているという人もそれなりにいました。できればそれくらいに止めておきたいものの、2回に分けるのは手間になるので、入りそうなら全部入れてしまうという声も挙がりました。■「洗濯槽の半分未満まで。汚れが落ちずに、二度手間になるから余り詰め込まない」少数ではありますが、洗濯機の半分から7割まで、という人もいました。ただし、毎日洗濯すればその程度で収められるという家庭のみとなっています。洗濯はできるだけ回数を少なく、という点のほうが優先される場合のほうが多いことがわかりました。4.洗濯機のサイズ選びは節約よりも手間が優先事項清潔を保つためにも洗濯は毎日行いたいと考える人が多いのですが、一方で洗濯物が少量の場合は2日分まとめて、という家庭も多いのが現状。家庭の生活スタイルによっても一度に洗う洗濯物の量は変わるため、洗濯機のサイズ選びは重要なポイントとなります。そんな洗濯機のサイズに関しては、どういう基準で選ぶ人が多いのでしょうか。■「家族の人数が多いので1日に何度も回さなくて済むように容量が大きいものを選びます。電気代と水道代を節約するためです」(50代・主婦)■「大きめの洗濯機を選んで、3日に一回選択をして節約をしています」(30代・会社員)そもそも洗濯の量が多い家庭では大きいサイズが必要となります。電気代・水道代の節約という観点から、何日分かためてでも一度にたくさん洗濯できるように、基準サイズよりも大きいものをチョイスするという意見が多くありました。何かしらの「節約」を考えて洗濯機の容量を決めるという人は全体の約4割となり、サイズ以外でも節水・節電・時短という機能を考慮していました。■「洗濯機の大きさが大きくなるにつれて、使用する電気も多くなる気がするから」(30代・パート)反対に、節約を意識してジャストサイズを選ぶという意見もわずかにあります。洗濯物が多くなく、毎日洗濯するので大容量は必要ないという家庭では、電力消費の小さいものを選ぶというのもアリです。■「たくさん洗濯するので節約より容量重視で選びました。次は節約で選びたいです」(30代・パート)■「子どもが多く洗濯物の量が多いので、節約というより容量が多く、汚れがきれいに落ちる性能を重視します」(40代・主婦)50人中29人は、洗濯機の容量選びにおいては「節約」を意識していないことが明らかとなりました。洗濯機は何よりも実用性重視で、節約は二の次。子どもがいて洗濯物が多いというような家庭では、特に大型サイズでかつ洗浄力があるものが必要となります。■「節約を意識しすぎて使い勝手の悪い洗濯機を選ぶとストレスが溜まるので、使い勝手のよさを優先します」(30代・主婦)■「洗濯機の容量が大きくても、洗濯物の重さで水の量を調節してくれるので特に節約を考えなくてもよい」(50代・主婦)全自動洗濯機は洗うものの重さによって水量を調節してくれますので、洗濯機そのもののサイズはあまり気にしていない人も多いようです。大は小を兼ねるという通り、置くスペースに問題がない限りは、大きめの容量を選ぶ人がほとんど。手間が増える可能性を考えて、洗濯機には多少の余裕を持たせる人が多いようです。5.家庭に合ったサイズで節約効果も効率を優先させる人が多い中、節約も考慮しながら洗濯機のサイズを選んだという人もいたのは事実。その結果がどうであったかを尋ねてみました。■「洗濯機を買い換えた時に前より大きい容量にしました。洗濯回数が少なく済むし、毛布など今までクリーニングに出していたものも家で洗えるので、大きな容量にしたけど節約になっていると思います」(40代・主婦)■「毎月500円ぐらいは節約していると思う。前よりも洗濯物を増やさないように意識するようになった」(30代・主婦)一度にたくさん洗えるよう大きいサイズに変更した場合、洗濯の回数が減るというほか、毛布・布団やカーペットなども自宅で洗えるようになって節約できているという声がありました。逆に、もともと洗濯物が多くない家庭では、ジャストサイズの洗濯機を使うことで水道代の節約になり、さらに洗濯を最低限に収めるよう心がけるようになった人もいました。■「節約に結びついている実感はありません。他の電気製品の使用によっても、電気代は上がったり下がったりするのでよくわかりません。ただの気休めかもしれないと思いながら使っています」(40代・主婦)■「大は小を兼ねるというが、やはり自分の生活スタイルに合った大きさのものを選ぶことが一番の節約だと思っている」(30代・自営業)一方で、数字としてはあまり節約できている実感はないという人も。やはり洗濯において節約は第一目標ではなく、自分がやりやすいかどうかという点に重点を置くのが一般的のようです。まとめ洗濯機の容量に関しては、洗濯物の量とライフスタイルに応じたサイズを購入することが重要であることがわかりました。ほとんどの家庭では基準サイズよりも大きめのものを使用しており、何よりも手間がかからないことが優先されています。しかし洗濯の頻度に関わらず、洗濯する回数は少ないほうが節水や節電、時短という効果も見込めます。洗濯機のサイズでお悩みの方は、家庭の洗濯量と洗濯する頻度を考えたうえで、いくぶん余裕を持ったサイズ選択が得策といえそうです。
2017年03月24日ひと手間加えるだけで気持ちよく洗濯を済ませることができれば、忙しい中でも洗濯を苦に感じにくくなるでしょう。では、洗濯をもっと効率的に楽しく行える方法はあるのでしょうか?今回は「洗濯ボール」に焦点を当てて、あまり知られていない洗濯のひと工夫について調査を行いました!衣類を洗濯機から取り出す際、服どうしが絡まってしまったり、汚れの落ちがイマイチと感じたりしたことはありませんか?小さなトラブルや不満も、毎日続けば家事のストレスにつながります。そんなストレスを解消してくれる助っ人が「洗濯ボール」です。便利グッズとして販売されているものですが、実際にはどれくらいの人が洗濯ボールを使用しているのでしょう。20〜50代の女性50人を対象に、その使用実態を調査しました。■目次1.洗濯のひと手間に洗濯ボールは使う?8割の女性が「使わない」2.そもそも「洗濯ボール」とは?使うと何が良いの?3.洗濯ボールにはどのような種類があるのか4.ドラム式には洗濯ボールは必要ない?5.実は多くの女性が「洗濯ボール」に興味アリ!6.洗濯ボールを効果的に使うためのポイントまとめ1.洗濯のひと手間に洗濯ボールは使う?8割の女性が「使わない」今回アンケート調査を行ったのは、主婦から正社員まで、幅広いライフスタイルの既婚女性50人。家族の衣類も洗濯するなかで、「洗濯ボール」は使用しているのでしょうか。結果、全体の80%が洗濯ボールを「使用しない」と回答しました。では、主婦の皆さんが洗濯ボールを使用しない理由とは何なのでしょうか?■「洗濯ボールそのものを未だ使ったことはない。使用する効果も知らない」(50代・主婦)■「洗濯ボールを使った時のよさがわかっていないので、使っていません」(20代・主婦)■「持っていないので使った事がありません。使用したらどれだけ楽に洗濯物が取れるんだろうと、気にはなっています」(20代・主婦)■「洗濯ボールを使ったことがないし、洗濯ボールが何かをいまいち理解していない」(30代)洗濯ボールを使用しない理由として、「その他」の回答をされた方のほとんどは、洗濯ボールの存在そのものや使用した時の効果を理解していない、という方でした。世代を問わず、「洗濯ボール」の存在自体があまり認知されていないのかもしれません。■「最初は信じていませんでしたが、使ってみると洗濯物が絡まなくなるので、とても重宝しています」(30代・主婦)■「ネットでおすすめされているのを見つけて買って使ったら、洗濯物の絡まりがなくなって洗濯が楽になりました。今では重宝しています」(30代・主婦)■「以前テレビで見て、一時期流行った時に使ってみてよかったからです。洗剤の節約にもなりエコだと思います。」(30代・主婦)少数ではありますが、一度洗濯ボールを使用してメリットを感じた人は、その後も継続して洗濯ボールを使用しているようです。2.そもそも「洗濯ボール」とは?使うと何が良いの?100円ショップなどにも販売されており、手頃な価格で手に入る「洗濯ボール」ですが、あまり世間には知られておらず、使用している人も少数という実態が明らかになりました。そもそも「洗濯ボール」とは、洗濯機に衣類と一緒に入れることで、取り出す際の絡まりを防いでくれるもの。洗濯槽内における水の循環がよくなるため、汚れ落ちやシワ防止といった効果を感じることもできます。洗濯専用のボールなので衣類に優しい設計になっており、手もみ洗いのような機能も果たします。洗浄力がアップするので、洗剤や水道代の節約にもつながるという評価もあります。主婦の方々の声でも、洗いあがった洗濯物が絡みにくくなった、汚れがムラなくよく落ちるようになったというものが目立ちました。■「洗濯物が絡みにくくなるので使い始めましたが、洗浄力もアップしました。」(30代・専業主婦)■「以前は洗濯の終わったものを取り出す時に、タオルなどの長いものが絡まって大変でしたが、だいぶ解消しました」(30代・専業主婦)■「汚れがムラなく落ちる。洗濯物が絡みにくくなる」(30代・専業主婦)実際に洗濯ボールを使用している人の多くが、汚れがしっかり落ちるという点をメリットとして感じているようでした。3.洗濯ボールにはどのような種類があるのかでは、どのような洗濯ボールを選ぶとよいのでしょうか。洗濯ボールを「使用している」と回答した女性の意見を見てみましょう。洗濯ボールを「使っている」と答えた方の約半数がゴム製の洗濯ボールを使われているようです。またセラミックタイプ・スポンジタイプも半々ほどの結果に。■「ゴム製のものを使います。固さがあるので取り出しが簡単で、さらに乾かすのも早いからです」(30代・主婦)■「ボールの中にセラミック成分を入れるものを使います。いくつか試してみて、セラミック成分が入っているのが一番効果があった気がします」(40代・主婦)■「100均で安かったのでゴム製の物を買いました。今のところ不満がないので、このままゴム製を使い続けます」(30代・主婦)■「ボールの中にセラミック成分を入れるものを使います。よくCMでやっているポンといれるのがお気に入りです。楽しく使用しています」(30代・会社員)洗濯ボールには主に2種類あり、ゴム製タイプとセラミック入りタイプに分かれています。ゴム製ボールは手頃な価格で入手でき、ほぐし効果が期待できます。100円均一の商品がテレビで紹介されたこともあり、「実は気になっていた」という女性もいるのではないでしょうか。一方セラミック洗濯ボールは、「洗剤いらず」と謳って販売されているものがあるほどで、水溶性の簡単な汚れであれば十分に取り除いてくれるといわれています。実際に使用している人の意見を聞いても、ゴム製・セラミックタイプともに、効果を実感出来ているという人がいました。4.ドラム式には洗濯ボールは必要ない?最近では、ドラム式の洗濯機を使用する人も増えてきています。多機能の洗濯機が多く登場している時代。ドラム式のような先進設計の洗濯機には、洗濯ボールは必要ないと感じる人も少なくないようです。■「縦型洗濯機なら使うかもしれませんが、ドラム式にはそもそも使う発想がないから使っていません」(50代)■「洗濯ボールは使ったことがありません。ドラム式洗濯機を使っていますし、普通洗剤で十分です」(30代)しかし、ドラム式洗濯機でも衣類の絡まりを経験したことがある人は、実際のところ多いのではないでしょうか。柔軟剤やネットを利用する方法もありますが、使用している洗濯機に関わらず、汚れ落ちやシワという点は気になるポイントです。■「ドラム式洗濯機に対応のものが出れば使うかもしれません」(30代)通販などでは、縦型・ドラム式の両方に対応した洗濯ボールが販売されています。ドラム式洗濯機を使用している場合でも、洗濯ボールを使用することで、汚れ落ちや絡まり防止を実感出来る可能性は大いにあるでしょう。5.実は多くの女性が「洗濯ボール」に興味アリ!その実態があまり知られていなかった「洗濯ボール」ですが、今まで一度も使用したことがなかった女性も、効果があるのであれば試してみたいと考えているようです。■「これは良い!と話題にあがったり、CMなどで宣伝されだしたら使ってみると思う」(30代・主婦)■「使用メリットが理解出来れば購入したいと思います。」(40代・主婦)■「小さい子どもがいるので、汚れが酷い時に使用してみようと思います」(30代・会社員)■「洗濯ボールというもの自体知らなかった。買って見ようかな♪」(20代・主婦)6.洗濯ボールを効果的に使うためのポイントいざ洗濯ボールを使おうと思っても、入れるタイミングや個数、取り出すタイミングなど、さまざまな疑問が浮上します。正しい使い方をチェックしておきましょう。■洗濯ボールを入れる個数■「入れるだけなので、特に注意点はありませんが、一個ではなくいくつか入れると効果的です」(30代・主婦)■「いつも3個を洗濯機に入れて、終わったらそのまま洗濯機に入れておいてます」(30代・主婦)洗濯ボールに決められた使用個数はありません。ゴム製のものであっても、衣類を傷めないように工夫されたものがほとんどですので、入れすぎることを極度に心配する必要はないでしょう。初めてなら1個から試すのもアリですが、あまり汚れが気にならない場合は1個、洗濯量が多い時や汚れが気になる場合は2〜3個というように、状況に応じて使用することが一般的です。■洗濯ボールを入れるタイミング・取り出すタイミング■「洗濯ボールは、洗濯からすすぎ、脱水まで入れっぱなしにしています」(40代・主婦)■「もし購入したら、毎回洗濯する度に使用すると思います。面倒なので最初から入れておくと思います」(20代・主婦)洗濯ボールは衣類と一緒に洗濯機に投入し、すすぎ・脱水まで取り出す必要はありません。ただし、ドラム式洗濯機で乾燥まで行う場合は注意が必要です。洗濯ボールの使用説明書に従って使用してください。■洗剤・柔軟剤は使わないといけないの?■「柔軟剤はもともと好きでは無いし、洗剤を使うにしても少量で済むので節約になります」(40代・主婦)■「汚れ落ちはよくなるようですが、洗剤がないと完全には汚れが落ちない」(30代・主婦)■「洗剤や柔軟剤が不要っていわれてるけど、詐欺じゃない?って思う。1日中履いた夏場の水虫の靴下はニオイすら取れないと思う」(30代・会社員)洗濯ボールの中には、「洗剤いらず」という表記のものもあります。あくまでも汚れ落ちをよくしてくれる製品ですので、洗剤が必要か必要でないかは、その都度汚れの程度をしっかりと確認してから使用しましょう。また、柔軟剤についても意見は人それぞれ。「柔軟剤の使用効果を上げたい」「もっとふわふわに洗い上げたい」「衣類が傷むのを防ぎたい」という場合に、洗濯ボールを使用することで効果を実感できます。まとめ洗濯ボールは衣類の傷みやシワ、服どうしの絡み防止に効果があることがわかりました。また、洗剤や水道代の節約にもつながる効果も期待できます。ただし、使用効果の感じ方は人により異なります。使う製品や使い方によっても差があるようなので、まずは試しに一度使用してみて、気に入ったら使用していくことをおすすめします。洗濯ボールは、小さなストレスを解消してくれるとともに節約など期待以上の働きをしてくれる優れもの。今後その効果がさらに知られるようになれば、より多くの女性の間で人気になるかもしれませんね!アンケート期間:2017年2月15日〜16日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年03月24日いつも服を綺麗に洗ってくれる洗濯機。でも、その洗濯機はいつまでたっても綺麗でいる訳ではありません。放っておくと、カビやほこりの巣窟になってしまいます。お気に入りの服を、洗濯槽のカビ臭いにおいから守りたい!そんな方は必見です。今回は、洗濯槽を徹底的に綺麗にする方法にチャレンジしてみました!洗い上がりの洗濯物に黒い物体が付いてくるのはなぜ?洗濯物の臭いが気になる。そんなときは洗濯槽の汚れを疑ってみてください。きれいに見える洗濯機の裏側に汚れがたまっているかもしれません。月に1回は塩素系の洗濯槽クリーナーで洗っているから黒カビなんてない、と安心していてはダメ。石けんカスやホコリなどの残りが蓄積されて、知らないうちにカビのエサになってしまっているかもしれませんよ。それではどのように掃除をすれば、洗濯槽にたまった汚れを一掃できるのでしょうか?実践を交えて見ていきましょう。■目次1.洗濯機の洗浄をおすすめする理由2.簡単なのにきれいになる!洗濯槽洗浄をするならこれを準備しよう3.知れば使いたくなる過炭酸ナトリウムの魅力4.定番の重曹だって使えるのに過炭酸ナトリウムを選んでほしいのはなぜ?5.最大限効果を発揮するためなら水の温度にもこだわります!6.過炭酸ナトリウムを使ってみよう7.じっくり待てば倍増!過炭酸ナトリウムの汚れ落ち効果8.カビの好き嫌い!?知って活かそう洗濯槽のお手入れ術まとめ1. 洗濯機の洗浄をおすすめする理由ほぼ毎日使っている洗濯機。洗濯槽のお掃除を最後にしたのはいつでしょう。水や洗剤で洗濯物と一緒に洗っているようなものだから洗濯機自体もきれいなはず、なんて安心していませんか?残念ながら洗濯機の表面も、見えない洗濯槽の裏側もかなり汚れているのです。この汚れの正体は泥やほこり、石けんカス、それらをエサに成長した黒カビなど。このような汚れを放っておくと、洗い上がった洗濯物が臭ったり、小さいわかめのような黒い物体が付いてきたりといった現象が起きてきます。さらに放置しておくと、汚い洗濯機で洗濯した衣服を着ているうちに、体に痒みが出てアレルギー性皮膚炎を引き起こしてしまうことも。そのような事態を避けるためにも毎日使う洗濯機と向き合い、洗濯槽洗浄の方法を見直していきましょう。2. 簡単なのにきれいになる!洗濯槽洗浄をするならこれを準備しよう■今回準備した物過炭酸ナトリウム、ゴミ取りネット、洗濯機洗濯機は新品で買ってから4年、ほぼ毎日使っています。塩素系の洗濯槽クリーナーで1カ月に1度くらいのペースで簡単に洗浄していました。今回調べて分かったことですが、塩素系漂白剤では、カビは高い確率で分解されるものの、石けんかすなどは落ちにくいそうです。こんな時に使えるのが、過炭酸ナトリウム。マイルドな効き目のイメージがある酸素系漂白剤の主原料で、洗濯槽を徹底的に洗浄できるのです。過炭酸ナトリウムを使った方が洗濯槽の汚れを一掃できるということで、初めて挑戦してみました。どれだけスッキリ洗濯槽の汚れを落とすことができるのか、楽しみです。3. 知れば使いたくなる過炭酸ナトリウムの魅力過炭酸ナトリウムは酸素系漂白剤の主成分です。水に溶けるとph10の弱アルカリ性を示し、炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素(水、酸素)に分解されます。発生した酸素が汚れと結合(酸化)すると、汚れを水に溶かしたり、物理的に剥がしたりといった働きをします。この酸化力で漂白、消臭、除菌し、分解された物質は除去されやすくなります。このとき40~50℃のお湯を使った方が発生した酸素が活性化し、汚れを落とす働きが促進され汚れ落ちがよくなります。漂白剤といっても塩素系漂白剤と違い鼻につく臭いはありません。反応は柔らかいので、絹や毛以外の繊維すべてに使え、色柄物や樹脂加工したものの洗濯にも使えます。使った後は炭酸ソーダと水や酸素に分解され、殺菌作用も失われるので環境にもやさしいのです。このように人にも環境にも優しい洗剤なので、赤ちゃんの肌着や衣類の漂白や除菌、消臭にも使うことができます。他にも食器洗い乾燥機用洗剤や、パイプクリーナー、洗濯槽クリーナーなど、用途の種類は意外と多いのが特徴です。■取扱いの注意点・手を保護する水に溶かした過炭酸ナトリウムのアルカリは、皮膚のたんぱく質を溶かします。手が荒れやすい人はゴム手袋で手を保護してください。・草木染めには使わない過炭酸ナトリウムはステンレス以外の金属と反応します。草木染めの染め液で鉄や銅が使われていると、過炭酸ナトリウムと金属が反応してしまい、変色や繊維の劣化が起こってしまいます。・ふたのある容器に保存、でも密閉状態はNG水分がかかると炭酸ソーダと水や酸素に分解されてしまいます。ふたのある容器に保存し、水がかからないようにしましょう。空気中の湿気程度ではそれほど反応は進まないのですが、密閉状態で長期間保存すると容器が変形したり、破損したりする恐れがあります。・ステンレスの容器はOKステンレス以外の金属と反応するので、金属製の容器での保管はなるべく避けましょう。4. 定番の重曹だって使えるのに過炭酸ナトリウムを選んでほしいのはなぜ?あちこちの掃除に使える万能なイメージがあり、人にも環境にも優しいものといえば、重曹を思い起こされる方も多いのではないでしょうか。重曹も過炭酸ナトリウムと同じ弱アルカリ性で、洗濯槽に付いた皮脂汚れや嫌な臭いを分解してくれます。ただ、洗浄力が過炭酸ナトリウムに比べて控えめなのです。日々こまめに掃除し、小さい汚れを落としたい方には重曹で十分対応できます。久しぶりの掃除でたまった汚れをしっかり落としたいのであれば、やはり重曹より過炭酸ナトリウムの方が汚れ落ちの満足度は期待できます。5. 最大限効果を発揮するためなら水の温度にもこだわります!いよいよ実践です。過炭酸ナトリウムの力を発揮してもらうためには冷たい水より、熱めのお風呂くらいの温度がおすすめです。実は、洗濯機に入れても良い水温の制限が存在します。汚れ落ちを良くしたいから、と沸騰した熱々のお湯を入れてはいけないのです。洗濯機の水温制限なんて今まで考えたこともなかったので、具体的には何℃なのかメーカーのホームページで確認してみました。すると、「49度以下」という記載が。それぞれのメーカーや種類によっても変わってきますので、きちんと確認してから始めましょう。今回使いたいお湯の温度は洗濯機が受け入れてくれる範囲内でした。うちのお風呂で再加熱できる最高温度は48℃。お風呂の残り湯を再利用し洗濯機に入れました。過炭酸ナトリウムを入れる前に、掃除屋さんのアドバイスを参考にお湯だけで5分程回し、洗濯槽の汚れをふやかしました。すると、写真では見えにくいですが、石けんカスでしょうか?ゴミのようなものがモヤモヤと浮いてきました。6. 過炭酸ナトリウムを使ってみようお湯だけで5分回した後の洗濯槽に、続けて過炭酸ナトリウムを入れました。そのまま粉末を投入する方法と、水で溶かしてから入れる方法があります。今回は、溶け残りの心配がなく粉末の効力を存分に発揮できる後者を選びました。過炭酸ナトリウムの量は10Lの水に100gが目安です。使用する洗濯機は満水時59Lだったので、600gの過炭酸ナトリウムを投入。これで過炭酸ナトリウム粉末の溶け残りの心配もなく、効力を存分に発揮できるでしょう。投入後この洗濯機の洗いのみ最長時間の15分かけて回しました。15分後浮いてきたのは、石けんカスか以前塩素系洗浄剤で漂白されたカビなのか。白い物体の方が多いです。7. じっくり待てば倍増!過炭酸ナトリウムの汚れ落ち効果つけ置き時間については、2時間以上~一晩など様々で今回は8時間置いてみました。つい気になって数時間おきに洗濯機の中をのぞき込むことも。常に炭酸の泡が槽内にあり、見えない裏側もこの泡たちが汚れを剥がしてくれているのではないかと想像しました。8時間後、洗いのみで15分回し浮いてきた汚れをゴミ取りネットですくうという工程をさらに2回続け、過炭酸ナトリウム入りの水を排水。最後に洗濯機に元々セットされていたゴミ取りネットをもとの位置に戻し、満水で洗い~脱水まで全工程を済ませて終了です。これからの洗濯は安心してできそうだ、と感じるほどスッキリきれいになった洗濯槽。洗濯をするのが楽しみになってきました!8. カビの好き嫌い!?知って活かそう洗濯槽のお手入れ術洗濯槽のカビを防ぐために、先ずはカビが喜ぶ状態から見ていきましょう。高温多湿で汚れた物が出入りする洗濯機は、カビにとっての好条件が見事に揃っています。水を使うため、洗濯機の中は常に多湿な状態です。気密性の良い家ならカビの大好きな温度20~30℃に保たれていることでしょう。また、気密性云々に関わらず、洗濯機置き場といえばお風呂場や洗面所と水回りの近くが多いですよね。つまり洗濯機の置かれている場所は湿度、温度ともにカビにとっては恵まれた環境なのです。さらにその洗濯機に入れる洗濯物に付いた食べ物やほこり、洗剤の溶け残りなどは、カビが喜ぶエサになってしまいます。これらの情報をもとにカビの苦手な状況を想像してみると、洗濯槽のカビを防ぐ手立てが見えてきます。具体的にはお風呂や洗面所など洗濯機置き場の風通しを良くし、洗濯をしていないときは洗濯機のふたを開けておきます。すると湿度も温度も下げられます。カビのエサになる食べ物や、ほこりなどの汚れを洗濯機に入れる前にできるだけ落としましょう。洗剤カスを残さないためにも洗剤は適量を使い、洗濯物を入れる前によく溶かしておきます。ついでに洗濯するとき、少量の過炭酸ナトリウムをいつもの洗剤にプラスしましょう。洗濯物と一緒に洗濯槽もきれいになるので、カビ防止になります。ただ、洗濯槽洗浄をしてからにしないと、過炭酸ナトリウムで落とされた洗濯槽の汚れが洗濯物についてしまうので注意が必要です。これらのことを習慣にしてしまえば、洗濯槽のカビができにくい状態を保てるはず。さらに月に一度くらいのペースで洗濯槽を過炭酸ナトリウムで徹底的に洗浄しておくと、洗濯機を気持ちのよい状態で使い続けることができますよ。まとめ洗濯機の状態は各家庭でそれぞれ違います。あまりにも使用年数が過ぎている、はたまた努力してもどうにもならない、と感じる場合は、洗濯機を買い替えたり、掃除専門業者に徹底洗浄してもらったりする手段もありでしょう。今回は身近に用意できるもので、今使っている洗濯機を気持ちよく使うための方法の一つとして過炭酸ナトリウムを提案してみました。過炭酸ナトリウムで洗濯槽洗浄をしてから、洗濯物の洗い上がりが今までよりスッキリとしています。もちろん微妙な臭いもありません。洗濯槽の裏側は見た目でわからないけれど、洗濯物から大丈夫きれいになったよ、とメッセージをもらっているようです。お財布や自分自身さらに環境にも優しく、用途の多い過炭酸ナトリウム。これからも生活の中に少しずつ取り入れて、幅広く活用していきたいと感じています。みなさんも過炭酸ナトリウムの洗濯槽洗浄をきっかけにして、さわやかで気持ちがよい服で出かけませんか。
2017年03月23日洗濯物を留めるためだけではなく、さまざまな場面で役立つ洗濯バサミ。プラスチックのもの、アルミ製のもの、木製のものなど、素材や種類、収納や活用方法など、思わず試したくなる情報をまとめました。洗濯を干す以外にも、意外な使い方を見つけましたよ!洗濯物を干すときに使うものというイメージが強い洗濯バサミですが、実は物を挟むというシンプルな形であるからこそ、さまざまな使い方ができるのです。ちょっと目先を変えるだけでも生活が少し便利になったり、楽しくなったりすること間違いなし。今回は改めてその使い方や種類、新しい活用方法まで洗濯バサミの魅力についてお伝えします。■目次1.洗濯バサミにはどんな種類があるの?2.これで解決!洗濯バサミの跡が付かない方法3.使っているうちにボロボロになるのはなぜ?4.あなたはどうしている?気になる収納方法5.洗濯物を干すだけじゃない!こんなにも使える洗濯バサミまとめ1.洗濯バサミにはどんな種類があるの?■素材1.プラスチック洗濯バサミといって思い浮かぶのは、プラスチック製のものではないでしょうか。色やサイズが豊富で値段も安いものが多いです。白や黒などのシンプルなカラーで統一してもすっきりしますし、カラフルなものは面倒なお洗濯の気分を上げてくれることでしょう。つまみの部分が動物や花、キャラクターの形になっているものは、洗濯物のアクセントになりますし、遊び心があって楽しいですね。始めからフックが付いているもありますが、ばねの部分に紐を通したり引っ掛けたりできるので便利です。2.アルミプラスチックのようにカラフルではありませんが、どこか懐かしさを感じるのがこのタイプ。実際、昭和20年~30年頃はこのアルミが主流で「薄くて軽い、そして丈夫」というところが当時のお母さん達に愛されていたのだと思うと、愛着がわきます。乾燥機付きの洗濯機も普及して洗濯物を干すという作業自体も無くなりつつある今ですが、あえてこのアルミを使うことで実用的かつおしゃれな雰囲気を出してくれます。3.木製プラスチックやアルミのような強度はありませんが、木の温かみを感じられます。閉じたときにつまみの部分が広がらないため、収納時にもかさばりません。使うたびに手に馴染み、徐々に風合いが増してくるのも良いところ。シールを貼ったり、文字を書いたりと自分流にアレンジできるのでお洗濯以外にも用途が広がります。■干し物の種類洗濯バサミのサイズは干すものによっても分けられます。大:いわゆる布団バサミと呼ばれるもの。布団やシーツなどを干す際には欠かせません。中:バスタオルやつなぎ、ジーンズなどの大物を干すときに使います。小:タオルや下着、靴下、ハンカチなど通常の洗濯はこのサイズでOKです。この他、一度に多くの洗濯物が干せる洗濯バサミ付きハンガーがあります。タオルから小物までをまとめて干すことができるので、我が家でも愛用中です。洗濯バサミの部分が取り外し可能で、もし1つ壊れてしまっても洗濯バサミだけを変えれば良いですし、一度に取り込むことができるので急な雨でも慌てずに済みます。■使う場所・屋外通常はベランダに物干し竿があり、そこに洗濯物を干す方が多いですよね。我が家ではバスタオルは物干し竿に直接かけて中の洗濯バサミで上から挟んでいます。よほどの強風でない限り飛ばされることはないです。そのほかタオルや小物は洗濯バサミ付きハンガーでまとめて干しています。・屋内雨などで外に洗濯物が干せないときは、室内においてあるラックにかけて干しています。ただ、バスタオルなどは場所をとるので洋服ハンガーにかけて洗濯バサミで止めています。2.これで解決!洗濯バサミの跡が付かない方法お気に入りの洋服の肩に洗濯バサミの跡がくっきり。アイロンをかけてもなかなか取れない……でも、すぐに着たいのにどうしよう。こんな経験はありませんか?どうやったらこの跡が付かないのか、効果的な方法をご紹介します。まずは洗濯バサミを見てみましょう。跡の原因はギザギザ部分です。洗濯物がずり落ちないためには必要なものですが、服にとっては厄介です。ではこんな方法はいかがでしょうか?1.洗濯物にタオルをかけて、洗濯バサミで止めるタオルは二つ折りにすると、クッション性が高くなるのでおすすめです。濡れているタオルだと、タオルも洋服も乾きにくくなるので、乾いたタオルを使いましょう。1~2枚の場合なら良いですが、数が多いとその分タオルも用意しないといけないので少々面倒です。2.フェルトシール、テープを貼る机やイスなどの脚につけるフェルトシールを切って貼り付けたものと、テープを巻きつけたものです。いくつか作っておけば、すぐに使えるので便利です。ただ、何度も使っているうちに剥がれてしまい、洗濯バサミに粘着部分の跡が残ってしまう可能性があるのが難点。通常のものと比べて、滑り止めの部分を覆ってしまっているので、風の強い日や滑りやすい生地の服には不向きです。3.指サックをはめる洗濯バサミの大きさにもよりますが、女性用Sサイズの指サックをはめてみたところ、ぴったりとはまりました。これならテープを巻く手間もありませんし、ゴムなのでずり落ちることもありません。取り外しが簡単で洗濯バサミを汚すこともありません。ひと手間加えた方法を挙げてみましたが、干し方を工夫してみるのはどうでしょうか?表に出ない部分に跡が付いてもOKであれば干し方を変えてみるだけで解決しますよ。・靴下つま先部分を上にして止めることで、ゴムの部分が伸びるのも防げます。・ズボン1、2箇所で止めるのではなく、洗濯バサミにかかる重さが分散されるようにバランスをみて干す。・キャミソールやタンクトップなどの肩紐のある洋服紐の上から直接止めるのではなく、ハンガーの両サイドに洗濯バサミを付けストッパーにする。3.使っているうちにボロボロになるのはなぜ?洗濯物を止めようとつまんだ瞬間にパキンと折れてしまうことはありませんか?安いものなので、壊れたら新しいものを買えば良いと考える方もいますが、少しでも長持ちさせる方法はないのでしょうか?劣化の一番の原因は紫外線です。紫外線というと人の肌に影響が出るものと感じますが、それはプラスチックでも同じです。一般に使用されているのはポリプロピレンという素材です。軽量で低価格なため、様々な日用品に使用されています。しかし紫外線があたると成分が壊れ、変色やヒビ割れ、破損が生じます。使うときに楽だからという理由で、洗濯バサミを外に出したままにしておくとすぐに壊れてしまいます。屋内で保管するようにしましょう。その他にも、しまう際に投げ入れない、重いものを少ない数で止めない、洗濯物を外すときに引っ張らないなど、少し意識するだけでも劣化を防ぐことができます。また、ポリプロピレンよりも紫外線に強いポリカーボネートという材質のものもあります。頻繁に壊れてしまうことにお困りの方はこちらに変えてみるのも良いですね。4.あなたはどうしている?洗濯バサミの気になる収納方法洗濯バサミを屋内に片付けるのがいいと分かりましたが、どのように収納すればいいでしょうか。我が家では、洗濯バサミ用のかごに入れて収納しています。洗濯物を干す際は物干し竿にかけておき、取り込む際に一緒に取り外して、室内用の洗濯ラックにかけて保管しています。室内に洗濯ラックを置くスペースがある方はこの方法でも良いですが、ラックを置く場所がない、生活感の出る洗濯バサミをなるべく見せたくないという方のためにすっきり片付けられる方法をご紹介します。■さまざまな種類の洗濯バサミを1ヶ所でまとめて収納普段使う洗濯バサミをひとつのかごで整理します。こうすることで、必要な洗濯物に合わせてすぐに取り出すことができます。使ったあともきちんと戻す場所が決まっていれば、いつの間にか無くなってしまうことはありません。洗濯バサミの数や種類に合わせてかごの大きさや素材を変えて、お部屋の雰囲気と合わせることでより生活感が出ずに収納することができます。■生活感を出したくない方に見せる収納洗濯バサミやハンガーが家の中に出ていると、どうしても生活感が出てしまいます。でも入れ物を変えるだけで、素敵なインテリアに変身!これならリビング、玄関、キッチンとお好きな場所に置けてお部屋のアクセントになります。サイズごと、色ごとにまとめるとよりすっきりします。ブリキの缶や麻のバッグなどでも、おしゃれに収納できます。■ヘアゴムに挟むこの方法は手にはめて使えるため、とても使い勝手が良いといえます。洗濯物を干すときにいちいちカゴまで洗濯バサミを取りにいかなくても、ヘアゴムから外して付ければ良いのです。忙しい朝の家事にはぴったりですね。取り込む際も、手にはめたヘアゴムに戻していくだけです。洗濯バサミ同士が絡まることもありませんし、そのままラックにかけて収納できます。5.洗濯物を干すだけじゃない!こんなにも使える洗濯バサミアイデア次第で様々なことに使える洗濯バサミ。普段の使い方以外にも、生活の中で使える新たな方法をご紹介します。■収納アイテムやお部屋のインテリアとして麻ひもに木製洗濯バサミを付け写真や帽子、子どもの工作品などをつるして飾ります。木製の洗濯バサミをつかうことで、お部屋の雰囲気を邪魔することなく壁のアクセントになっています。■子どものおもちゃとして大人が使うものに子どもは興味津々。我が家でもお洗濯の際には必ず洗濯バサミが欲しいと催促してきます。「挟む、外す、つなげる」という単純な動きの中にもいろいろな発見があることが分かり、子どもの発想力を養うことにつながります。つまむことで指先を使う練習にもなり、おもちゃにはぴったりです。なるべくカラフルなものを用意しておき、大人も一緒に楽しめるようなアイテムを作ってあげるとより楽しめます。「これは何色?」「いくつ付けたかな?」と色や数を覚える機会にも。しかし、小さいサイズのものだと誤飲の可能性もありますし、指や顔などを挟んでしまう危険性も!必ず近くで大人が見守ってあげるようにしましょう。■洗濯バサミをデコレーションしてみる木製の洗濯バサミはそれだけでもおしゃれですが、さらに自分流にデコレーションできるので楽しいですよ。マスキングテープを貼ったり、スタンプを押したりするだけで簡単に作ることができます。ラッピングの飾りやふせん、本のしおりなどにも活用できるので手作りの楽しみが広がりますね。まとめ普段何気なく使っている洗濯バサミ。毎日手にするものだからそこ使いやすく、そして気分を上げてくれるアイテムであればお洗濯物を干すという面倒な家事もちょっと楽しくなるかもしれません。そして、少しのアイデアや工夫次第でその使い方は無限に広がります。洗濯バサミなんてなんでも良いと思っていた方も、自分流にアレンジしてみるとひとつひとつに愛着がわいてきますよ。ただ物を干すだけと考えずに、日常生活の中でこんなことにも使えるかもと視野を広げてみませんか?新しい発見があるかもしれませんよ。
2017年03月17日家事のひとつとして日々行っている洗濯ですが、ふと「自分のやり方は果たして正しいのだろうか……」と疑問に思ったことはありませんか。今回のテーマは、シンプルに正しい洗濯の仕方。お気に入りの洋服を長く着続けるために、主婦の皆さんが実践している洗濯の仕方やポイントを聞きました。「洗濯機」は近代日本において“三種の神器”のひとつと謳われ、今となっては生活に欠かせない電化製品となりました。でも全自動洗濯機が当たり前になった現在でも、仕分けから干して取り込むまで、洗濯という作業には何かと手間がかかります。しかも家庭によって、洗濯の仕方や重要視する点は微妙に異なるもの。日頃どんなことに気をつけながら洗濯をしているのか、20~50代の主婦を対象にアンケート調査を行いました。■目次1.「とりあえず洗濯機」には要注意!2.セーターやカーディガンなどのニット製品はどうする?3.正しい洗濯の仕方4.時には手洗いという選択も5.主婦が実践する洗濯のポイント1.「とりあえず洗濯機」には要注意!洗濯機で洗えるものと、洗えないものがあることは、皆さんご存知ですか。最近の洗濯機は便利で機能性に富み、乾燥機付きのものも数多く販売されています。しかし洗濯をするうえでは、何でもかんでも洗濯機に放り込めばいいというわけではありません。取り扱い絵表示がついていても、どう対応するかは人それぞれ。そこでまずは、洗う前の仕分けについて聞きました。■「デリケートな衣料はクリーニングに出すようにしている。専門家に任せたほうがよい」(30代・主婦)■「おしゃれ着などで、レースがあるものや生地が痛みやすいと思うものは、手洗いをします」(50代・主婦)最近の洗濯機には「ドライコース」や「手洗いコース」というように、デリケートなものを洗えるコースもありますが、なんだか不安。自分の手で優しく洗うか、クリーニングに出してしまうという人は多いようです。レースなどの装飾がついたものも洗濯機で洗うのは危険です。特に高価なものや大切なものは、造りが崩れてしまっては困りますよね。■「買ったばかりの服などの色落ちしやすいものは手洗いにしています」(20代・パート)■「昔マライカやバリの物などを売っているマーケットでスカートを買って、なにもしらずに洗濯機で洗ったら一緒に洗ったものが全滅したトラウマがあるから」(20代・主婦)服を洗う時の色落ちによる失敗談は、“洗濯あるある”ですね。多少は仕方ないと思って洗濯すると、他のものに色移りしてしまうこともあります。経験豊富な主婦の方々は両方のことを考えてそれだけ別で洗うか、手洗い・クリーニングという手段をとる場合が多いようです。■「靴下は洗濯機だけでは汚れ落ちが悪いので、必ず手洗いしています。しかし、手洗いした靴下は他のものと一緒に洗濯機で洗っています」(50代・主婦)■「昔、子どもが小さかった時、思いっきり食べ物がついてしまった洋服は、機械が壊れる気がして洗濯機に入れませんでした」(30代・会社員)■「子どもが幼稚園で汚してくる泥汚れは、さすがに洗濯機に入れられないので手洗いしています」(30代・主婦)靴下や汚れがひどいものは、いったん手洗いをしてから洗濯機に入れるという人が多くいました。特に小さな子どもがいる家庭では、服などが汚れるのは日常茶飯事。汚れた服をそのまま洗濯機に入れるのは、他の服や洗濯機にもよくありません。手洗いをするか、あまりにひどいものは「雑巾にしたり、処分する」という意見もありました。■「下着は一度手洗いします。汚れがひどい時は洗濯します。タイツなどは破れたり毛玉になりやすいため、手洗いします」(40代・主婦)■「形が崩れてしまうので、ワイヤーの入った値段の高いブラジャーは必ず手洗いをしています」(40代・主婦)下着やタイツなどもデリケートなものが多くあります。ネットを使うだけでは心配という声もあり、普通の洗濯物とは別に手洗いをするという人もいました。2.セーターやカーディガンなどのニット製品はどうする?冬は普段から着ることも多く、扱いに悩むのがセーターやカーディガンなどのニット製品。クリーニングや手洗いという選択肢もありますが、洗濯機で洗おうと思えば洗えてしまいそうな気もします。■「セーターなどは縮んだりするのが心配なのでクリーニングに出しています」(50代・主婦)■「繊維がデリケートなものはクリーニングに出してしまうので、洗濯機では洗いません」(50代・主婦)見るからに洗うのが心配なので、安心のためにクリーニングに出すという人がたくさんいました。クリーニングに出してきれいにしてもらえば、また着るのも楽しみになりますよね。■「デリケートなものはクリーニングに出すようにしている。一度、うっかり洗濯機で普通に洗ってしまって縮まった経験があって、手洗いモードを使うのも嫌になったから」(30代・主婦)■「何度も失敗を重ねて、洗濯機で洗ってはいけないと悟ったからです」(50代・主婦)本当は洗濯機で済めば楽なのですが、“やってしまった……”という経験から、大切なものはクリーニングや手洗いで洗濯しているという人は多いですね。お気に入りのセーターがみじめな姿になってしまった時のショックを思えば、クリーニング代も安いものかもしれません。■「セーターやカーディガンは洗っちゃいます(ドライコースで)。洗わないのはスーツ」(40代・主婦)■「主人のスーツは洗濯機で洗いません。セーターなどは余程高価なもの以外は普通に洗います」(50代・主婦)■「セーターも古いものは洗濯機で洗いますが、お気に入りや新しいものはクリーニングに出します」(40代・主婦)スーツなどはやはりクリーニングに出すのが一般的ですが、ニット製品は洗濯機で洗ってしまうという人もいました。まさに自己責任で、ということでしょう。このあたりの基準は家庭によって異なるようですね。3.正しい洗濯の仕方洗濯物の仕分けが済んだら洗濯機をまわすことになりますが、その際にも気をつけることはあります。上手な洗濯の仕方について紹介します。■洗濯機に入れる時は洗濯物がたまってしまったからといって、一度にたくさん詰め込んでしまうのはNG。あまりぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、汚れが落ちなくなってしまいます。しかし逆に少なければきれいになるというわけでもありません。洗濯機の中で服と服がぶつかることによって汚れは落ちるので、全自動洗濯機の場合でも、適切な洗濯物の量と水量があるので、事前に確認しましょう。■洗剤についてかなりバリエーション豊かな洗濯用洗剤が売られていますので、香りなども含め、好みのものを選びましょう。形式としては粉末や液体・濃縮タイプ、ジェルボールなどがあります。弱アルカリ性・中性という点は要チェック。弱アルカリのほうが洗浄力は高いのですが、それだけ衣類にかかる負担も大きくなります。中性のものでも目立った汚れでなければきれいになりますし、素材への負担も軽くなります。特におしゃれ着などは、中性で専用のものを使うのが安心です。また、蛍光剤の有無も重要です。白さを際立たせる効果がありますが、生成りや淡色の服には逆効果となるので、注意しましょう。■汚れを落とすには洗剤を多く入れるとより効果が強くなりそうですが、実は量はあまり関係ありません。特に粉末洗剤は溶け残る場合もありますので、表示通りの用量で使用するのがベストです。「洗い」の時間についても長ければ良いというわけではありません。自動でも設定されている通り、10分程度がちょうどいいのです。長時間まわしても、絡みや衣料を傷める原因となるので、注意してください。目立つ汚れがあるものは、事前に手洗いなどして対応しましょう。手洗いするほどでもないものは、しばらく部分的に洗剤をつけておいてから洗濯するときれいになります。また、洗濯に水ではなくお湯を使うのも有効です。風呂の残り湯を利用すると節約になりますし、水よりもお湯のほうが皮脂汚れなども落ちやすくなります。■柔軟剤の使い方香りが良い柔軟剤も多く、ついつい多く使ってしまうことがあります。ふんわり柔らかくする効果がある柔軟剤ですが、使い過ぎは禁物。自分の好きな香りは心地いいものですが、時には他人にとってきついニオイになることもあるので配慮が必要です。また柔軟剤を使用することで、タオルなどの吸水性が落ちることがありますので、適度な使用を心がけましょう。4.時には手洗いという選択もデリケートなものや汚れのひどいものなどは手洗いをするという意見が多くありました。それでは、どんな手洗いの仕方が良いのか、主婦の皆さんにポイントや道具について聞いてみました。■「洗濯機に入れる前に落としておきたいものは手洗いでもんで落とすようにしている」(30代・主婦)■「オケや、小さなタライを使って手早く手もみで洗っています」(20代・主婦)道具などを使わずに「手もみ」で手洗いするのは、何よりお手軽です。洗面器や洗面台に洗剤と水・お湯を入れれば手もみができるので、たまに手洗いするものがあるという程度ならそれで済みます。■「手洗いするものはデリケートなものが多いので手もみでやさしく洗います」(50代・主婦)■「手もみで洗う。特に道具は使用しない。洗濯機で洗うと生地が傷みそうだし手もみで十分だと思う」(30代・主婦)デリケートなものを洗濯機ではなく手洗いで、という場合は特に手もみの出番。場合によっては押し洗いなど、生地を傷めないように優しく洗うのがポイントのようです。■「手もみで落ちない場合、ブラシを使うときれいに落ちることが多いです」(50代・主婦)■「襟袖洗いには特にブラシがないと汚れが落ちないため。あと、手洗い用のネットも併用する」(40代・主婦)■「衣類を傷つけたくないので、柔らかめの洗濯用のブラシで、軽くこすって洗うことが多いです」(40代・主婦)衣料を気遣いつつ汚れを落とす場合は、洗濯用の「ブラシ」を使うのがおすすめです。素手による手洗いでは不十分という時に、ピンポイントでブラシを使うと汚れがスッキリ落ちます。また、服を保護するためには手洗い用のネットも便利です。洗濯用ブラシの代用として、使い古した歯ブラシを再利用しているという人もいました。ちょっとした汚れなら、それでも十分使えますね。■「洗濯板が一番汚れが落ちやすいと思います。小さいので使い勝手もいいです」(40代・主婦)■「子どもが小さいので、よく服を汚してきます。洗濯板を使ってポイント洗いしてから洗濯機で洗うと、きれいに汚れが落ちるからです」(30代・主婦)昔ながらの道具ですが、ガンコな汚れにはやはり「洗濯板」がおすすめ。小さなお子さんがいる家庭ではもはや必須アイテムです。最近ではシリコン製のコンパクトなものも売られているので、汚れがひどいものや、ゴシゴシと洗いたい靴下などにはぴったりです。5.主婦が実践する洗濯のポイント洗いたいものによって、適した方法を選ばなければならない洗濯ですが、それも家庭によってそのやり方は少し違ってくるということがわかりました。最後に、主婦の皆さんが洗濯をする際に工夫している点や、我が家ではこうしているというポイントについて聞いてみました。洗濯の仕方について悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてください。■「絡みやすいものや毛玉がつきやすい服はネットに入れて洗うようにしている」(30代・主婦)■「下着などは基本的にネットに入れて洗濯をするようにしています。ネットに入れることで生地は保護され、傷つけることなく洗濯できます。大切にしたい洋服もネットに入れて洗濯します。」(40代・自営業)下着やヒモがついているもの、マジックテープがついているものなど、他と絡み合ってしまうものについてもネットを利用するという人が多くいました。毛玉やストッキングの伝線防止にも役立ちます。■「洗濯終了後取り出す時、便利だからネットをよく活用します。また干す時の仕分けにも便利です」(50代・主婦)■「シャツ、パンツ、など種類ごとにまとめてネットに入れて洗う。そうすると干す時に楽だし、取り入れる時もバラバラにならずに楽」(30代・主婦)衣料の保護としてネットを利用するという人が多い一方、干す時の楽さを重要視して、積極的にネットを使うという声もありました。■「子どもの洋服、タオルなどの汚れがひどいので手洗いは基本です」(40代・主婦)■「ワイシャツの襟などは、洗濯前に部分洗いして、漂白剤をかけておく」(50代・主婦)汚れるものは手洗いをしてから洗濯機に入れる、ということを基本として心がけている主婦の方は多いようです。子どもの服やワイシャツの襟は、どうしても汚れてしまうもの。汚れが重なっていく前に、漂白剤なども活用しながらこまめに落としておくことがポイントとなります。■「すすぎの回数が少なくて済む洗剤を使います。節水や衣類のいたみ防止になると思います」(50代。主婦)■「ネットを使うこともしますが、一番は時間短縮と水道代節約のため時短洗剤をいつも使います」(40代・主婦)最近では、洗浄力もありながら1回のすすぎで済むような「時短洗剤」も売られています。特別汚れるものもなく、洗濯機がまわっている時間も惜しいという人は、そういったものを利用するのもアリです。短い時間で洗濯物がきれいになれば、時間だけでなく水の節約や、衣類に与えるダメージも少なくて済むというメリットもあるようです。まとめ全自動洗濯機とはいえ、ボタンひとつですべてが終わるというわけではない洗濯。仕分けの段階から注意すべきポイントが多く、乾いたものを取り込むところまで考えると、意外に手間がかかる作業であることがわかります。かといって汚れたものを放っておくと、簡単には落ちなくなってしまいます。お気に入りの服も長く着るためにも、今回紹介したポイントに注意しながら正しい洗濯の仕方をマスターしてくださいね。
2017年03月17日洗濯洗剤の売り場で見かける「洗濯のり」。ワイシャツなどがパリッと仕上がるというイメージがあるけれど、結局よくわからないのでクリーニングに出してしまうという方も多いかもしれません。今回は、洗濯のりに対する主婦の皆さんの考えと、使い方や効果をまとめました。洗濯物がパリッと仕上がると噂の「洗濯のり」ですが、ウチでも使えるものなのか…と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。ワイシャツなども日々の洗濯でクリーニング屋さんのようにできれば、気持ちよく着られて、クリーニング代の節約にもなります。そんな「洗濯のり」について、20~50代の主婦50人の方を対象に、洗濯のりの使い方やその効果を調査。お気に入りのシャツやブラウスなどを洗濯する時に役立ててください。■目次1.「洗濯のり」ってどんなイメージ?2.実際に洗濯のりを使っている人は…3.洗濯のりの使い方4.こんな場面で洗濯のりを使いたい!5.洗濯のりを使って子どもと遊ぼう!「洗濯のり」ってどんなイメージ?まずは主婦の皆さんが抱いている「洗濯のり」のイメージや、どういう使い方をするべきか聞きました。普段から利用出来そうなら、使ってみるのもありかもしれません。■「洗濯のりを使うことで、シャツを簡単にパキッとさせることが出来る」(30代・主婦)■「そもそも使ったことがないのでわからない。一般的にはシャツの襟をパリッとさせるのに使う印象」(30代・主婦)洗濯洗剤・柔軟剤などの売り場の端のほうに「洗濯のり」が置いてあるのは知っていても、自分には必要ないものと思っている人も多いようです。なんとなく“衣類などがパリッとする”というイメージはあるものの、使ったこともない人もたくさんいました。■「使ったことがないのでわかりませんが、アイロンの手間が省けるのはいい」(30代・正社員)■「使うとしたらアイロンをかけるのが面倒な時ですね」(50代・主婦)シャツなどの衣服をシワなく仕上げるためのアイロンがけが楽になるというのも注目です。忙しい毎日の中では洗濯だけでも大変なので、アイロンはなるべく簡単に済ませたいところ。■「来客用のシーツやワイシャツをきれいに見せるために使っていました」(30代・主婦)■「普段は使わないが、旦那の大事な仕事の案件の時はやはりちゃんと見えるほうが良いと思うので」(30代・主婦)来客時や公的な場面など、いざという時にきれいに見せられたら、それだけで印象が良くなる可能性もあります。特にワイシャツなどはヨレヨレだと格好がつきませんよね。そんな時に使えるのが「洗濯のり」。クリーニングに出さなくて済むなら、家事にも取り入れたいものです。実際に洗濯のりを使っている人は…便利な用途がある洗濯のりですが、まずは日常の洗濯にはどの程度利用されているのかアンケートをとりました。普段から洗濯のりを使うことがあるという人は、なんと50人のうちたったひとり。使った経験がある人もそれなりにいましたが、購入したこともないという人が多いというのが事実でした。■「シャツの洗濯の仕上げに使用すると、仕上がりがひと味違うからです」(30代・主婦)唯一、日常的に洗濯のりを使用している人は、このような意見を持っていました。洗濯のりならではの質感を求めて使用しているようです。しかしながら、ほとんどの家庭において洗濯のりは日常的に使われていません。その理由はいったいどんなものしょうか。■「使ったことは一度もありません。買ったこともないし、使ってみようかと思ったこともないです」(40代・主婦)■「洗濯のりがそもそもどういうものかあまりぴんとこない。面倒そうなものはクリーニングに出してしまう」(30代・主婦)中にはこのように洗濯のりには興味すらない人もいます。実際、普段着の洗濯は洗剤と柔軟剤があれば事足りますし、家で洗濯できないようなものは、お金を出してクリーニングに出してしまえばそれで済みます。■「使い方がわからない、今さら誰に聞けばよいかわからない」(30代・主婦)■「洗濯のりの使い方がわかりません。実家でも使ってなかったのでわかりません」(30代・主婦)使い方がわからないという理由で、手を出したことがないという人もたくさんいます。他人の家のお洗濯を目撃することは滅多にありませんし、実家でも使っていなければ、あえて使ってみる気になる人はなかなかいないようです。■「洗濯のりのゴワゴワ感が苦手なのと、どちらかといえば柔軟剤を使った柔らかな仕上がりが好きだから」(40代・主婦)■「パリッとした感じより、柔らかい感じのほうが好きなので使いたいと思ったことがないです」(40代・主婦)■「特にYシャツを着る機会もいないし、洋服をパリッとさせる必要がないので」(40代・主婦)■「ワイシャツなら必要だと思うが、普段着をハリのある仕上がりにする必要がない」(20代・主婦)これは時代の変化もあるでしょうが、ファッションとしてのりの効いた洋服を着る機会が少なくなり、さらに同じシャツでも洗濯してそのまま着られるようなカジュアル系のシャツや、形状記憶など簡単にはヨレない素材も普及。洗濯のりは、フォーマルな場で着るためのワイシャツやブラウスに使う程度になってきたことも、洗濯のり離れの原因になっているようです。■「家族全員、肌が弱いためです。洗濯のりは肌に刺激を与えますし、固くなって不快です」(40代・主婦)■「皮膚がとても弱いので、のり付けの洋服は襟元が擦れてしまい、皮膚が爛れます」(50代・主婦)このように洗濯のりは敏感肌には向かないといった、体質的に向き不向きがあるという意見もありました。主婦の皆さんの意見をまとめると、洗濯のりはそもそも日常的に使うものではない、と位置づけている人がほとんどでした。普段着には使うことはなく、のりが必要なワイシャツなどはクリーニングに出してしまう人が多いというのが現状のようです。洗濯のりの使い方現在ではあまり使っている人がいない洗濯のり。「そもそも使い方がわからない」といった声が多かったのですが、要領をマスターしてしまえば、いつもの洗濯にひと手間加えるだけで、簡単にのり付け出来るようになります。洗濯のりについて、詳しく説明していきましょう。■洗濯のりの種類洗濯のりには「天然のり」と「合成のり」があります。天然のものはデンプンからできており、いわゆる昔話の「舌切りスズメ」が食べていた、というものです。洗濯のりとしての用途の他に、障子はりや手芸などにも使われます。ハリが強く仕上がりますが、天然のデンプンを使用しているため、のり付けしたまま長期保存すると虫がつく場合があります。現在よく使われる合成のものは扱いやすく、洗濯機でのり付けすることが出来ます。科学的に合成されたものなので、腐食するようなことはありません。特別こだわりがなく、慣れていない場合であれば合成のりを使うのがおすすめです。洗濯のりは服全体をつけ込む液状タイプが基本ですが、最近では便利なスプレータイプのものも販売されています。襟や袖口などをピンポイントでのり付けをしたい場合や、まずはお試しでのり付けにチャレンジするならこちらを使ってみるのもアリです。■のり付けの効果イメージの通りですが、まずは洗濯のりを使うことによって服などをパリッとさせることができます。水で薄めて使いますが、のりの分量で固さが調節できます。夏場は、シャツやブラウスに腕を通した時のシャリっとした質感も気持ち良いですし、ホテルのようなパリッとしたシーツで寝るのも気持ち良いものです。洗濯のりを使うと汚れが付きにくくなると同時に、付いた汚れも落ちやすくなります。のりで繊維がコーティングされるので、次の洗濯の時に汚れがのりと一緒に流れていくという仕組みです。また、繊維の糸が締まることによって通気性が良くなるという利点も。浴衣や夏服のシャツをのり付けすることには、形をキープする以外にそんな理由もあるのです。アイロンがけが楽になるのも、洗濯のりの効果といえます。シワがのびやすく形も作りやすくなるので、洗濯のりを効果的に使って仕上げると気持ちよく、そしてキッチリと見せることができます。パリッとさせるためだけに洗濯のりを使うと思いがちですが、実は柔軟剤と併用することができます。こうすることで、柔らかさを出しつつ、ハリを出して型崩れを防ぐことができるのです。この方法はクリーニング店でも使われる場合があり、ポロシャツやジーンズなどに応用することができます。■洗濯のりの使い方普通に洗濯をしたあと、洗濯槽の中や洗面器などでのりを混ぜた水につけ込み、軽く脱水して干します。そして仕上げにアイロンをかけます。洗濯槽でつけ込んだ場合は、使用後に再び水を入れて洗い流したほうがよいです。ワイシャツを1~2枚というだけなら、洗面器やバケツを使うのがお手軽。のりの濃さはもちろん、つけ込む時間によっても固さが変わります。洗濯機でのり付けする場合は、洗濯機を回すかつけ込むだけかによっても違ってきます。特に厚い生地のものはのり付きが良いので、濃度や時間で調整が必要です。シワになってしまうことがあるので、脱水は軽めに。襟や袖口などをピシッと引っ張って干します。半乾きの状態か、霧吹きで少し水をかけてからアイロンをかけると、綺麗な仕上がりになります。スプレータイプののりは、普通に洗濯して干した後、使いたい部分に吹きかけてアイロンをかけることになります。こんな場面で洗濯のりを使いたい!毎日着るワイシャツをクリーニングに出していると、お金もかかりますし、数日分まとめて出すという場合もあります。汗をかいたものを放置しておくと、シミやニオイの原因になってしまいます。洗濯のりは少し手間がかかりますが、かつては使っていた人もいる通り、自宅でできること。日常的なお洗濯と一緒にワイシャツも洗って、のり付けとアイロンをかけてしまえたら、クリーニング代よりも安く済ませることができます。■「日ごろ、使いませんがとても大事な時に使います。洗濯のりを使った後のアイロンがけはとてもきれいな仕上がりになるので」(30代・主婦)■「緊急でワイシャツをホームクリーニングしなければならなくなった時」(20代・会社員)■「今まで洗濯のりを使った事がないのですが、ここぞという服には使ってみようと思いました」(30代・主婦)■「とっておきのおしゃれ着などに今後、使ってみようと思いました」(30代・主婦)日常的には使用しなくても、洗濯のりのメリットを知っている、または興味を持っているという主婦の皆さんはこのような利用方法を考えていました。いざという時に洗濯のりの準備があれば、クリーニング店を利用しなくても済むというのは、大きなポイントとなりますね。お気に入りの服も、自分で洗ってきれいに保っておくことができたら、着る機会も増えるかもしれません。洗濯のりを使って子どもと遊ぼう!本来の使い方ではありませんが、洗濯のりは実は工作などに使えます。お子さんが小さい家庭では、自由研究や科学実験のネタになるかもしれません。■「子どもが小さいので、シャボン玉はとても喜んでくれます。洗剤だとは思ってなさそう」(30代・主婦)■「子どもがシャボン玉が大好きなので、よく洗濯のりを活用しています。」(30代・主婦)洗濯のり・ぬるま湯・台所洗剤を混ぜると、強いシャボン液を作ることが出来ます。ハンガーなどで作った大きな輪を使うと、驚くほど大きなシャボン玉を作ることが出来るのです。さらに手作り化粧水などにも使えるグリセリンを入れると、“弾むシャボン玉”を作ることが出来ます。■「昔シャボン玉やスライムを作る時に使いました。子どもと一緒に今度作ってみようと思います」(30代・主婦)■「子どもが小さいとき、バザーに出すために、スライムを作るときに使いました」(50代・主婦)感触がなんともいえない「スライム」も、自作することができます。洗濯のり・水・ホウ砂を混ぜるとスライムが生成されるのです。絵具で好きな色のものを作れますが、ホウ砂は口に入れると危険なので注意が必要です。■「スーパーボールを子どもと作ったことがあります」(30代・会社員)■「コサージュを布で作る時に、洗濯のりに布をつけて乾かして、を繰り返し行うと布地にハリが出て既製品のようなコサージュが出来る」(30代・主婦)■「スノードーム作りに使いました。水と洗濯のりを7:3の割合で混ぜ、飾りの入った瓶の中に流し込んで完成です」(20代・会社員)スーパーボールは洗濯のりと食塩水でできますし、コサージュは普通の洗濯のりの使い方を応用したものです。スノードームは、少し粘り気のある透明な洗濯のりを水に混ぜることで、飾りがゆらゆらと雪のように舞う雰囲気を演出する事が出来ます。どれも手作りならでは良さと楽しみが味わえるのが良いですね。洗濯後にシャツやシーツをのり付けして干し、乾くのを待つ間にお子さんと洗濯のりを使った遊びをする、なんて休日を過ごすのも、楽しいかもしれませんね。「洗濯のり」を使いこなして気持ち良い日々を!クリーニングに出さなくてもワイシャツなどをきれいに仕上げられる「洗濯のり」。たまには普段着るシャツをのり付けしてパリッとした仕上げると、新鮮な気持ちになれるはず。つねにきれいなシャツを着こなすのも、素敵な楽しみですよね。また紹介した通り、単に服をきれいに仕上げるだけが洗濯のりの効果ではありません。どんなものかわからずにいた方は、この機会に使い方をマスターして、いざという時に使ってみてはいかがでしょうか。
2017年03月15日今はまだ主流とはいえない「ドラム式洗濯機」。縦型洗濯機に比べてかなり値が張るけれど、洗濯が楽になるなら……と迷っている方も多いのでは。今回はこのドラム式洗濯機をクローズアップ。実際に使っている主婦の方々の意見も聞きながら、そのメリット・デメリットについて紹介します。「安さと洗浄力が洗濯機の決め手!主婦が認めるメリットは?【縦型編】」の記事では、縦型洗濯機のメリット・デメリットについて解説しました。まだまだ主流は縦型であることがわかりましたが、もしもこれから買い換えるなら、ここ数年の間に急速に注目度が高まっている、ドラム式洗濯機の存在はやはり気になるところ。そもそもドラム式洗濯機の魅力とは何か。今回はこれからのさらなる普及が期待されるドラム式洗濯機をクローズアップ。そのメリットやデメリットについて解説していきたいと思います。■目次1.ドラム式は「たたき洗い」。洗浄力は……2.見落とし注意!ドラム式洗濯機の意外なデメリット3.ドラム式のメリットはランニングコストと家事の効率化!4.水道代・電気代の節約も期待できる5.実際に使ってみてどうでしたか?1.ドラム式は「たたき洗い」。洗浄力は……縦型洗濯機の洗い方は、洗濯槽の底にある「羽」を回転させ水流をつくることで、衣類同士をこすり合せる「もみ洗い」をします。それに対して、ドラム式洗濯機は「たたき洗い」。中のドラムが回転することで、衣類を持ち上げて上から落とすというのが特徴です。一般的に洗浄力に関しては、使用する水の量が多い縦型の「もみ洗い」のほうが、汚れがよく落ちるとされています。それに比べると「たたき洗い」のドラム式は水量も少なく、洗浄力は劣るといわれています。今回のアンケート結果でも、「洗浄力の弱さ」をドラム式のネックに挙げる主婦の方がいました。■「我が家は5人家族だからドラム式だと1回につきたくさん洗えないような気がするから縦型を使用しています」(30代・専業主婦)■「縦型の洗濯機に比べて汚れ落ちがそれほどよくないと聞いたことがある」(50代・専業主婦)■「汚れ落ちが悪いとプロの洗濯業者さんに聞きました。水道代は節約できるようですが、一長一短ですね」(40代・専業主婦)2.見落とし注意!ドラム式洗濯機の意外なデメリットアンケートの回答を見ると、ドラム式のデメリットとして意外と多かったのは「安全性」でした。■「縦型と違いふたが横についているので、幼児にも手が届いてしまい、事故や故障が起きやすいのはデメリット」(30代・専業主婦子ども有り)■「以前はドラム式を使っていましたが、子どもが生まれてから安全性を考えて縱型にしました」(40代・専業主婦子ども有り)■「子どもが興味を持ちやすく、やり方さえわかれば、簡単に中に入れてしまい危険だと思います」(30代?・専業主子子ども有り)■「子どもが中に入ってしまう事故がありましたが、危険なことが縦型より多い気がします」(30代・専業主婦子ども有り)■「小さい子どもがいると、中に入ったりといった事故も多いので不安」(20代・専業主婦子ども有り)■「安全性が不安。ドラム式で子どもの事故のニュースを聞いてから余計に怖い」(30代・専業主婦子ども有り)■「幼い子どもがいるので、安心感のある形を選んだ」(30代・専業主婦子ども有り)アンケートを行った50人中7名がこの問題点を挙げていることからも、特に小さなお子さんがいる家庭にとっては、安全性は無視できないポイントであることがわかります。2015年の6月には、子どもがドラム式洗濯機の事故で亡くなるというニュースが大きく報道されました。この事故を受けてメーカーの安全対策も進んでおり、運転していない時にドアが開かなくなるようにする「チャイルドロック」機能があるものや、万が一閉じ込められても中から開けられるような「閉じ込め防止」機能がついている機種が開発されました。(日立のHPより)ドラム式を購入する際には、必ず売り場に行ってこうしたロック機能の使い方を入念にチェックしておく必要がありそうです。親の予想に反する行動をするのが子ども。その危険性を1%でも不安に思うなら、ドラム式は購入しないほうが賢明かもしれませんね。他に挙げられたドラム式のデメリットとしては「かさばる」というものもありました。■「購入検討時はドラム式を希望していたが、洗濯機置き場の広さにあわず断念」(20代・専業主婦)■「ドラム式は大きくて、今住んでるアパートの洗濯機置き場にはまらない」(20代・専業主婦)■「今使用している洗濯機を購入する時に住んでいたアパートの洗濯機置き場がドラム式を置ける大きさがなかったので」(30代・専業主婦)コンパクトな縦型に比べてドラム式は大きいため、住んでいるアパートやマンションによっては欲しくても家の構造上買えない、というケースがまだまだあるようです。3.ドラム式のメリットはランニングコストと家事の効率化!いくつか課題が残っているとはいえ、ドラム式にも多くのメリットがあります。その中でも「時間」を確保できることは、大きな魅力といえるでしょう。「洗濯」という家事にかかる時間は全自動洗濯機によって、ほぼゼロに出来ました。しかし「洗濯」という行為にはこの他に「乾燥」「折りたたむ」という工程が残っています。この時間が意外とかかることはご存知の通り。もし、戸建てで一階が洗濯機で、二階のベランダに洗濯物を干すというご家庭であれば、ア:洗濯物を取り出すイ:二階まで洗濯物を持ち運ぶウ:絡み合った洗濯物をほどきながら、洗濯バサミやハンガーにひとつずつ洗濯物を干すエ:乾いたらそれを取り込むオ:たたむという作業があるわけですが、ドラム式の乾燥機能を使えば、ア:洗濯物を取り出しオ:たたむで終了。つまりは主婦の時間的な負担はずいぶん減ることになります。共働きの家庭でしたらこの時短は、見逃せない大きな魅力。夜遅く帰ってきても、洗濯物を放り込んでボタンを押すだけで、朝には乾燥した状態で洗濯物が取り出せるのです。想像しただけでも、この効率化は嬉しいものです。面倒臭い家事の負担が少しでも軽減される、という事実は精神衛生的にも非常に大きなメリットを生み出します。ましてや毎日「しなくてはいけない」家事ですから、ここから解放されるとなれば、日々のメンタルに好影響であると考えられます。縦型にも自動乾燥機能が付いている機種がありますが、洗濯が終わると衣類がからみ合って、うまく乾燥しきれずに生乾きのようになってしまうこともあるようです。一方ドラム式であれば、衣類が絡みにくい構造なので、よく風が通って乾きやすいという特徴があります。■「仕事で帰りが遅くなるため、部屋干しになってしまい生乾きのニオイがするのが嫌だったため、ドラム乾燥タイプにしました」(50代・正社員)■「ドラム式はたたき洗いで、少ない水で洗えるのでエコで水道代の節約につながるので良いと思います」(40代・専業主婦)■「毎日乾燥機に入れてもヒートポンプ式で電気代があまりかからないのは大きな魅力」(20代・専業主婦)■「ドラム式の良い所は乾燥機能。子どもの洋服などたくさん汚れて雨の日に乾かないと困るので、乾燥機能は本当に助かります」(20代・専業主婦)■「縦型の乾燥機能はとても実用レベルではないが、ドラム式の乾燥機能はその後の洗濯干しの労力軽減に直結すると思う」(30代・専業主婦)実際にドラム式洗濯機を使用していない人でも、「洗濯物を干す」という家事の煩わしさが解消されるのがドラム式のメリットだと感じている人が多くいらっしゃいました。4.水道代・電気代の節約も期待できる「安さと洗浄力が洗濯機の決め手!主婦が認めるメリットは?【縦型編】」の記事でも触れましたが、縦型とドラム式の水道代は、1回につき約2倍もの差があります。1日1回しか洗濯しないご家庭ならまだしも、子どもが多く1日に2回以上洗濯するご家庭や、乾燥機能も積極的に使う場合、長い目で見ればドラム式のほうがコスト的なメリットを享受しやすいといえます。‘’縦型が平均2563.2円/月、ドラム式が平均1096,6円/月になります。となるとランニングコスト全体では82カ月(約7年)で回収できる計算になります。洗濯機の買い替えの時期はおよそ8~9年ぐらいですので、乾燥機能を毎日使う人にとっては、ドラム式のほうがコスト的に良い、という判断になりそうです。’’こちらは1日1回の洗濯で計算されていますので、1日2回の洗濯+乾燥をするのであれば、ドラム式購入の際にネックになる初期コストを、4年ほどで回収できる計算にもなります。そこに「時間」及び洗濯物を干すという労力の削減というメリットも加わるのであれば、決して高い買い物ではないのではないでしょうか。アンケートを見ても、50人中17人が乾燥機能を、19人が水道代の節約をメリットだと回答しています。■「水道代の節約になると聞いたことがあるので、メリットだと思います」(30代・専業主婦)■「少ないと水量できれいになると聞きます。1日に何回もまわすので水道代はかなりお得だと思います」(30代・公務員)■「毎日乾燥機に入れてもヒートポンプ式で電気代があまりかからない」(20代・専業主婦)■「洗濯機のスペックを比較すると、やはりドラム式のほうが水道代を節約できそうでした」(50代・専業主婦)■「結構洗濯をするほうだけれど、ドラム式にしたら水道代が安くなったように思う」(50代・正社員)■「ドラム式は少ない水で洗えるので水道代の節約につながるので良いと思います」(40代・専業主婦)5.実際に使ってみてどうでしたか?最後に、少数ではありますが、「今後、ドラム式の洗濯機以外を購入する予定はございますか?」という質問に対して「ない」と回答した、ドラム式愛用者の主婦たちに、その理由を聞いてみました。■「現在二台目のドラム式を使用していますが、今後もドラム式を選ぶと思います」(50代・主婦)■「ドラム式だと洗濯機の上に多少荷物が置けるから、替えるつもりはありません」(40代・主婦)■「もうすでにドラム式に慣れてしまったので、それ以外はちょっと考えられないから」(50代・正社員)■「今のところは、考えていません。私は身長が低いため、ドラム式のほうが使いやすいと感じているため」(50代・正社員)■「服の出し入れも楽だし電気代も縦型に比べてかからないのでドラム式がいい」(20代・主婦)■「水道代の節約になる上、乾燥機機能が充実していて便利だから」(30代・主婦)■「ドラム式に慣れてしまっているため、今後も他のものではなく、ドラム式を選ぶと思う」(30代・正社員)一度買ったら、もう戻れない。それがドラム式の魅力なのかもしれませんね。使い慣れた縦型から初のドラム式に変更するにあたっては懸念点があるものの、一度使ってしまうとその便利さに納得するという主婦が多いことがわかりました。長期的に見ればお得!ドラム式はやっぱり便利ドラム式洗濯機のメリット・デメリットを主婦の意見とともに見てきましたが、縦型とドラム式、どちらのほうが魅力的に感じましたか?使ったことがないものには不安もありますし、現状、ドラム式は少し値が張るのがネック。しかし長期的に見ると水道代や電気代がお得になりますので、たくさん洗濯をするご家庭や忙しい方にはドラム式がやっぱり便利でお得です。買い換えの際には、ぜひ検討してみてくださいね。
2017年03月15日生活感の出やすい、洗濯ラック。特に洗剤やタオル、洗濯ネットなど、すぐに使いたいものは適当に仕舞ってしまいがちです。そんなイケてない洗濯ラックからは卒業しましょう!最近は、100均にもおしゃれな収納グッズがたくさん。そんな収納グッズたちを活用して、便利でおしゃれな洗濯ラックを作ってみました!皆さんのお宅では、洗濯機はどこに置いていますか?一般的には洗面脱衣所に置いているご家庭がほとんどではないでしょうか。映画やテレビに出てくる欧米の独立した家事室やランドリールームには憧れますが、なかなか難しいというのが現状です。洗面脱衣所は洗面と脱衣と洗濯とさまざまな目的に使われるにも関わらず、充分な広さとは言えません。また、家事ごとのこまごまとしたアイテムも多く、散らかりやすいのも悩みの種。時には来客が使うことも。生活感がでやすい場所でありながら、完全にプライベートな空間として使用できない、家の中でも使いこなすのが難しい場所でもあります。しかし、ここで諦めてしまっては元も子もありません。リビングなどと違い狭い分、整理整頓を始めるにはもってこいの場所。結果が目に見えて変わるので達成感があります。今回は、限られたスペースを有効に使い、さらには急な来客にも慌てずに済む空間を作ってみました。特にごちゃごちゃして生活感がでやすい、洗濯機上のラックに置いてあるものを、身近な100円均一にあるものを使っておしゃれに整理してみましたよ!■目次1.そもそも洗濯ラックって何?どういうもの?2.さあオシャレな洗濯ラックを作ろう!準備するものあれこれ3.ホワイトでスッキリまとめて。洗濯ラックの整理の仕方4.整理前と整理後のラックを比べてみました!5.オシャレできれいが長続きするポイント【素材選び】6.おしゃれできれいが長続きするポイント【詰め替え用の管理】7.おしゃれできれいが長続きするポイント【掃除方法】8.おしゃれできれいが長続きするポイント【洗剤がたれた時の対処法】まとめ1. そもそも洗濯ラックって何?どういうもの?洗濯ラックは、ランドリーラックとも呼ばれているもので、洗濯機上部のスペースにラック(棚)を設置したものです。といっても色々なタイプのものがあります。洗濯機をまたぐもの、突っ張り棚、壁に備え付けられた棚など。高さや大きさも様々です。また、ハンガーをかけられるものもあり、洗濯物を干す際の一時置きなどに使えるものもあります。我が家の場合、以前はメタルラックを洗濯ラック代わりに使っていましたが、現在は備え付けの可動式の棚を使っています。このように家の間取りや家族構成に合わせて設置できるのが魅力です。2. さあオシャレな洗濯ラックを作ろう!準備するものあれこれまず、使った100円均一商品をご紹介します。・洗濯ラック・トートバッグ・キッチンペーパーホルダー・アンティークワイヤーバスケット・すきま収納ボックスロング・強力瞬間接着剤・両面テープ・インテリアネームプレート・スクエア収納ボックス(小)・スクエア収納ボックス(大)、別売り蓋・PETジャーボトル1000ml・ランチマット・まな板シート・ラベル用紙3. ホワイトでスッキリまとめて。洗濯ラックの整理の仕方まずは、洗剤の容器を詰め替えます。1.PETジャーボトルと詰め替え容器(こちらは自宅で使っている容器で100円均一商品ではありません)を用意します。2.中に入れる普段使いの洗濯用洗剤、柔軟剤などのラベルをラベル用紙に印刷し、貼ります。中身に合わせてご自分で作成してもいいですし、インターネット上の無料のテンプレートを使ってもオシャレになりますよ。3.1にそれぞれ洗剤を入れます。PETジャーボトルはアンティークワイヤーバスケットに入れておきます。4.すきま収納ボックスロングとネームプレート、両面テープ、接着剤を用意します。ネームプレートに両面テープを貼り、収納ボックスにくっつけます。(今回は念のため接着剤を4隅につけましたがなくても大丈夫そうです)ちょっとひと手間加えるだけでおしゃれ度がアップしますよ。5.4にキッチンペーパーを敷き、毎日は使わない、色の主張が強い容器の洗剤やこまごました部分洗い用洗剤を入れます。6.洗濯ラックに置いておくものをスクエア収納ボックスに入れます。7.ランチマット、まな板シートを敷きます。我が家の棚にジャストサイズだったのでカットしていませんが、棚のサイズに合わせてカットしてください。ハサミやカッターで簡単に切れます。8.洗濯機上に置いてあった洗濯ネットをトートバックに入れて、キッチンペーパーホルダーにかけます。9.ラックに3のPETジャーボトル・詰め替え容器、5の収納ボックス、6のスクエア収納ボックスを配置して完成です。4. 整理前と整理後のラックを比べてみました!■整理前■整理後色は、清潔感を出すため白を基調としました。色を統一しただけでもかなりスッキリした印象になりましたね。ラベルを貼ったので同一容器でも洗剤を間違える心配がありません。また、以前は木製の棚に食器棚用のシートを敷いていましたが、ロール状に巻かれているシートを敷くと浮くのでそれを防ぐためテープで止める作業がプチストレスでした。今度はランチマットやまな板シートを敷くだけでとても簡単。しかも以前よりも拭きやすい。ほこりが付いても棚自体は汚れないので安心です。洗濯ネットを入れていた半透明のボックス。これは、ボックス自体を拭いたり洗ったりできるので良かったのですが、やはり柄物などが見えるとごちゃごちゃして煩雑に見えていました。そこでトートバックに入れて隠す収納に変更することに。こちらもスッキリしました。トートバックも洗えるので定期的に洗えばさらに衛生的です。洗剤のストックも以前は別の場所に置いていましたが、1箇所に集めたので管理がしやすくなりました。また詰め替え容器の中身が少なくなったとき、別の場所に取りに行かずに済むようになったので、動線的にもスムーズに。100円均一にあるもので、こんなにも簡単にオシャレなラックを作ることができました!5. オシャレできれいが長続きするポイント【素材選び】でも、せっかくきれいにしたのに、数週間でごちゃごちゃした状態に逆戻りしてしまった、なんて経験はありませんか?きれいにするより、ずっときれいに保つ方が案外難しいのかもしれません。無理なくきれいな状態を保つにはどうしたらよいのでしょうか?日常のお手入れに手間や時間がかからないのはもちろんですが、汚れたときにもサッと掃除することができるというと。これはズボラな私だけでなく、仕事や育児に忙しいお母さんにとってかなり重要ですよね。今回は、普段はホコリなどが入りにくく拭くだけ、汚れが気になったときには洗える材質のものにこだわってみました。使用したものはプラスチック素材や布製のもの、蓋つきのボックスです。キッチン用品コーナーで見つけたランチマットとまな板シートも、掃除がしやすくて意外に便利でした!6. おしゃれできれいが長続きするポイント【詰め替え用の管理】普段のお手入れを簡単にするためには厳選したものを置くことも大切です。しかし、使いかけの洗剤や、試供品など、何かとものが増えやすいのが現実。ものがたくさんあるとごちゃごちゃして煩雑な印象になり、掃除もしにくくなります。毎日使う洗濯洗剤、洗濯ネット、ハンガー、洗濯物ハンガー、洗濯バサミなどをまとめて置いておくと、洗濯時にあちこちに散らばったこれらのものを持ってくる手間が省け、作業効率がグンとアップしますよ。また毎日は使わないけれど、洗剤や洗濯ネットと同じ洗濯用品という観点から、洗濯洗剤のストックも一緒に置いておいた方が便利です。このような場合、そのまま置くと色や形が様々なのでごちゃごちゃ感がでてしまいます。ホコリなども付いてしまうので、蓋つきのボックスに入れて隠すようにするとよいでしょう。そのときのポイントとしては、「買う時は、ここに入る分だけ買う」とルールを決めてまとめておくこと。ものが増え過ぎる心配もなく管理がしやすいです。一方で、使用頻度が高い洗剤などは、そのまま置いておく方が便利ですよ。その場合は洗剤ボトルの色や形を揃えるだけでスッキリした印象になります。それぞれのご家庭のライフスタイルに合わせて、必要なものと別の場所に置いても困らないものを見極め、そのまま置くものとしまって置いておくものを決めましょう。7. おしゃれできれいが長続きするポイント【掃除方法】我が家の場合、洗面脱衣所に洗濯機があり、さらに洗濯物もそこで干しているので、衣類から綿ぼこりがたくさん出ます。床は毎日掃除機をかけていますが、少し気を抜くと洗濯ラックの上にホコリがたまってしまいます。ラックの上にほこりが溜まってきたら、伸縮性のあるハンディーモップでのこまめなお掃除をするのがおすすめです。伸縮性があるのでラックの奥までお掃除できますよ。意外と見落としがちなラックの裏側も一緒に拭いてしまいましょう。とは言えただでさえ狭い洗濯機周り。特に洗濯機をまたぐタイプの洗濯ラックは、洗濯機との隙間にホコリがたまりやすいものです。洗濯槽の掃除をするときや洗濯機の下を掃除するとき、一緒に掃除機や先の細いブラシを使い念入りにしましょう。8. おしゃれできれいが長続きするポイント【洗剤がたれた時の対処法】また最近は、液体の洗濯洗剤を使われているご家庭も多いでしょう。我が家も液体洗剤を使っています。液体洗剤は、メーカーによってキャップから液体がたれやすいものや、投入した洗剤が少しキャップに残っていてそれがキャップを閉めた時にこぼれてしまったり、液だれに気づかずそのまま棚にもどしてしまって、気がついたときにはほこりまで付いてしまっていてベトベトになってしまったりという、小さなトラブルに見舞われます。気づいた時には大惨事になっており、掃除に時間がかかってしまう。そんな事にならないために、ラックの上にはランチマットやまな板シートを敷いておくことをオススメします。ただ、ラックに洗剤以外のものも一緒に置いている場合は注意が必要です。拭いただけでは落ちないひどい汚れがつき、ものを全て移動させてマットやシートを洗わなければならなくなってしまうこともあります。頻繁にこのような事態になってしまう方は、キッチンペーパーを敷いておくのがおすすめです。生活感が出てしまい、せっかくのオシャレな収納が台無し!という方は、小さなトレイにキッチンペーパーを敷いて液体洗剤のボトルを置くと良いですよ。トレイは縁が低いので、洗剤の出し入れにも影響しません。汚れたらキッチンペーパーを変えればいいので楽ちんです。まとめ今回は、ズボラな私でもきれいな状態を保っていられるような収納を目指しました。こまめにお掃除すればなんの問題もないのですが、そのこまめに気にかけるということが、大変。そんな方でも掃除しやすいアイテムを使っています。かご類や人気の布製ボックスを使うと、今回とはまた違ったナチュラルで優しいイメージの洗濯ラックに。また、ビンテージっぽい加工やブラック、ブラウンの小物もかなり充実しているので、流行りの男前インテリア風にしてもカッコイイですよ。狭い空間ですが家族みんなが毎日使う場所だからこそ、清潔感のあるスッキリとした場所にしておきたいものです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
2017年03月15日お料理はもちろん、掃除、消臭まで家のあらゆる場所で活躍する重曹が掃除のアイテムとして再注目されています。今回はそれだけでなく、毎日のお洗濯にも活用できる重曹の力をご紹介します。落ちにくいしぶとい汚れや洗濯物の仕上がりにお悩みの方、必見です!お料理はもちろん、掃除、消臭まで家のあらゆる場所で活躍する重曹。合成洗剤を使わない重曹は昔から家庭で重宝されてきましたが、環境にもお肌にも優しいエコでナチュラルな掃除のアイテムとして再注目されています。そんな重曹が毎日のお洗濯にも活用できることをご存じですか?知ってはいたけれど、どう使えば良いのかわからなかった方、やってみたいけれど本当に効果はあるのか不安な方へ、今回は洗剤との洗浄効果を比較しながら重曹洗濯の効果的な使い方をご紹介します。■目次1.そもそも重曹とは何か?2.汚れ落としだけじゃない?気になる重曹の効果3.重曹洗濯の方法4.洗剤だけで洗濯したケース5.洗剤+重曹で洗濯したケース6.部分汚れには重曹ペーストが効果的!7.汚れの落ち具合を検証8.重曹を扱う際に注意すること9.まとめ1.そもそも重曹とは何か?正式名称は「炭酸水素ナトリウム」といい、欧米ではベーキングソーダと呼ばれています。私たちになじみ深いのはお菓子やパン作りに活用されている「ふくらし粉」の用途としての重曹。料理だけでなく掃除や洗濯に使える重曹って一体何者?と気になったので調べてみました。■重曹は天然のミネラル重曹が生まれる場所は鉱山と工場です。鉱山の重炭酸ソーダ石を精製した際に天然の重曹が、工場でガラスを製造したときの副産物として人工の重曹が得られます。重曹の成分は、海水や地下水にも含まれている天然のミネラルの一種です。実はこの成分は人の体の中にも存在しています。口の中の酸を中和して歯が溶けるのを防いでくれたり、体内で不要となった二酸化炭素を運ぶのを助けたりと、私たちにとても身近な存在なのです。■重曹は3種類重曹は用途によって3つのグレードに使い分けられます。一つ目は食用。食品添加物と表示されているもので、料理からお肌のケア、洗濯まで幅広く使えます。スーパーやホームセンターなどで販売されています。二つ目は薬用で、医療に用いるための薬局で販売されています。三つ目は工業用。こちらは品質基準が最も緩く、体に取り込まれる用途には向いていません。価格も他より安価なので、掃除や洗濯専用として使用するのに良いでしょう。スーパーやホームセンターなどでは「掃除、洗濯に」と表示され、販売されています。洗濯で使うにはお肌に触れるものだから品質基準がちょっと心配……という方は食用で幅広く活用しましょう。2.汚れ落としだけじゃない?気になる重曹の効果■汚れを中和して溶かす重曹は水に溶けると弱アルカリ性になります。そして日常生活のなかで生まれるほとんどの汚れは酸性です。重曹が酸性の汚れを中和して水に流せる状態に変え、汚れを落とすことができます。また、洗浄力を高めるために一般的に「アルカリ助剤」という強い物質が使用されていますが、重曹はこの役割も果たしているそう。衣類を傷めず手肌にも優しいうえに汚れが落ちるなんて、まさに一石二鳥ですね!■軟水にして洗浄効果を高める水の硬さの成分であるミネラルを封じる役目を持ち、水を軟らかくします。軟水になると、黄ばみの原因である石けんかすを抑えられるほか、油脂汚れを乳化して高い洗浄効果が期待できます。軟水に変える働きの薬品に比べると重曹の働きは緩やかですが、薬品を使わず自然で軟らかい水が手に入るなんて嬉しいですね。■消臭効果衣類についた汗や皮脂汚れから発生する臭いも酸性です。これも重曹が中和分解して消臭してくれます。においを香りでごまかすことなく、無臭にしてくれるということですね。強い香料が苦手な方にもおすすめです。■柔軟剤の代わりにも先ほどご紹介した通り、重曹は軟水にしてくれる効果と弱アルカリ性を持っているので、柔軟剤を使わなくても石けんかすや汚れをよくゆすいでくれます。衣類もごわつかず、自然な風合いになります。市販の柔軟剤を使いたくない、小さなお子さんがいる家庭や敏感肌の方におすすめです。重曹には4つもの効果があるとは驚きですね。では、実際に重曹を使って洗濯していきます。果たしてこれらの効果は発揮されるのでしょうか。3.重曹洗濯の方法重曹を使った洗濯には様々な方法があります。ここでは準備する物も少なく、毎日のお洗濯にも気軽に取り入れられる方法をご紹介します。■準備するもの・重曹……1カップ・液体または粉石けん……洗濯物に合った量なんとたったこれだけです!今回は液体石けんを使いました。■重曹洗濯の方法1.いつも使っている液体石けんを洗濯機に投入。2.重曹1カップを粉末洗剤用の投入口へ。3.そのままいつもどおり洗濯スタート。とっても簡単ですね。今回は重曹の効果を検証するため、「洗剤だけで洗った場合」と「洗剤に重曹を加えて洗った場合」とを比べてみました。4.洗剤だけで洗濯したケース まずは液体石けんだけを使って洗ってみます。■洗濯前首回り横に1本のライン汚れと、縦のしわに沿っていくつも汚れがついています。みかんの汁が飛び、オレンジ色に汚れがついています。洗剤だけで綺麗に落としきることができるでしょうか。■洗濯後全体的に汚れは薄くなりましたが、縦しわの汚れがまだ目立ちます。はっきりとしたオレンジ色は落ちましたが、薄く汚れが広がってしまった印象。よだれの汚れは落ちているようです。■実際に洗ってみての使用感無添加の石けんだけで洗ったからか、自然なさっぱり感があります。柔軟剤も使用しなかったので、衣類を洗濯機から取り出すときに絡まって取り出しにくく、タオルもごわついてしまいました。5.洗剤+重曹で洗濯したケース次に重曹を加えて洗ってみます。■洗濯前縫い目に沿って横に2本ラインの汚れと、縦しわに沿って汚れがついています。実は、一度洗って落ちなかった汚れです。同じくみかんを食べた際についたオレンジ色が。生地の色のせいか、先ほどの洗剤だけのスタイの汚れよりも濃く色がついて感じられます。■洗濯後一度洗って時間が経過していたためか、全体的に薄くなったものの横のラインの汚れが落とし切れませんでした。あの濃いオレンジ色の汚れはなくなりました。が、完全には落としきれませんでした。汚れの広がりはありません。■実際に洗ってみての使用感柔軟剤を使用しなかったにもかかわらず、洗いあがりが柔らかい!衣類が絡まらず、スルスルと洗濯機から取り出せます!タオルも柔軟剤を使用したかのようなふんわりとした仕上がりになりました。これには驚きです。洗濯の「すすぎ」の際にも重曹2/3カップを入れると、柔軟剤の効果をさらに発揮させることができ、衣類がいっそうふんわり仕上がります。今回ははじめに1度重曹を入れただけでしたが、ひと手間かけて2度入れすれば、より自然なふんわり感が味わえるので、ぜひお試しください。6.部分汚れには重曹ペーストが効果的!部分汚れが落ちきらなかったので、重曹を使った部分洗いの方法を試してみました。■準備するもの・重曹……部分汚れに必要な分だけ・液体石けん……適量(・汚れがひどい場合のみ酢適量)■重曹部分洗いの方法1.重曹ペーストをつくる容器に必要な分だけ重曹を入れます。そこへ液体石けんを少しずつ加え、ペースト状にします。この位のペースト状になれば重曹ペーストの完成です。2.重曹ペーストを部分汚れに直接のせる写真ではスプーンでのせていますが、使い古しの歯ブラシでこすりながらのせていくと繊維の間にペーストがより入り込むので良いですよ。3.手で揉みこむ水分が足りなくてぱさつく場合は、水を加えて揉みこんでいきます。自然なものを使っていますが、手荒れが気になる方は手袋を使用すると良いでしょう。4.5~30分ほど置く置いている間に重曹ペーストが乾燥してしまいそうな場合は、水を加えて水分を保ちます。5.そのまま洗濯機へ、重曹洗濯をする特に汚れがひどい場合は、酢を汚れの上にかけてから洗濯機へ入れます。■洗いあがり横にラインの様に目立っていた汚れも、縦しわに沿って黄ばんでいた汚れも綺麗になりました!完全ではないものの、部分洗いする前よりもかなり色が落ちました。7.汚れの落ち具合を検証【洗剤だけで洗濯】■洗濯前■洗濯後【洗剤+重曹で洗濯】■洗濯前■洗濯後【重曹ペーストで再度洗濯後】今回、首元の黄ばみ汚れと果汁の色汚れに絞って「洗剤だけで洗濯」と「洗剤+重曹で洗濯したケース」を比較してみました。汚れの落ち具合について言えば、どちらも完全に汚れを落とすことはできませんでしたが、重曹洗濯の方がより綺麗になりました。また、重曹ペーストを使った部分洗いによって、時間が経過した汚れだったにもかかわらずシャツの黄ばみ汚れはすっかり綺麗になりました。果汁の色汚れは、調べてみるとこれはもう洗濯では落ちない「しみ汚れ」で、色素の残留物だそう。「しみ汚れ」は漂白が必要なため、重曹では落としきれなかったようです。8.重曹を扱う際に注意すること■重曹が使用できない洗濯機に注意洗濯機の種類によっては水漏れや詰まりの原因になることから、重曹が使用できないものもあります。説明書や注意書きを必ず読み確認しましょう。■重曹の溶け残りにも気を付けて洗濯機の水温が冷たくて重曹の溶け残りが気になる場合は、お風呂の残り湯などを使ってぬるま湯で洗うと良いでしょう。重曹が溶け込みやすくなります。まとめ重曹には合成洗剤のような劇的な汚れ落ちはありませんでした。しかし、黄ばみ汚れの原因となる石けんのかすを抑える働きや、重曹が軟水に変えることで柔軟剤の働きをします。そのことから、白いものはより白く、色物はより色が鮮やかにそしてふんわりと、生地の風合いを活かした自然でゆるやかな効果が期待できます。また、部分洗いのように重曹の使い方をほんの少し工夫をするだけで、汚れを格段に落とすことができます。効果が様々な重曹洗濯はいくつもの方法があり、今回ご紹介したのはほんの一部。汚れや自分にあったやり方を是非お試しください。重曹を使った洗濯は、化学的な観点からも洗浄・消臭・柔軟剤としての効果が期待できます。薬剤を使わない、自然にも体にも優しい重曹洗濯。毎日の洗濯に重曹を取り入れて、エコでナチュラルな生活をしてみるのはいかがでしょうか。
2017年03月07日