順調に進んでいた妊婦生活。しかし、出産予定日の1カ月前に夫が新型コロナウイルスに感染し大騒ぎ。でも、私は陰性でひと安心。夫婦で出産に向けて過ごしていたけど……。私の波瀾万丈な出産の思い出をご紹介します。 「こんなときになぜ?」出産間近に新型コロナに感染もともと帝王切開での出産を予定していたため、手術日が決まっていました。 そんな中、夫が出産予定日の1カ月前に新型コロナウイルスに感染。幸い、私は感染していなかったのでひと安心していましたが、なんと出産予定日の3日前に夫が2度目の新型コロナウイルスに感染。「いつも健康で滅多に体調を崩さないのに、なんでこんなときに……!?」と怒りがおさまりませんでした。 しかも、2回目は私も感染してしまい、高熱が出て、鼻水と咳が止まりません。もちろん予定していた帝王切開の手術日は延期になり、隔離期間後に再度予定を組み直すことに。おなかをさすりながら赤ちゃんに、「隔離期間中は陣痛が起こりませんように。もう少し出てくるの待っててね」と話しかけ、なんとか隔離期間最終日を迎えました。 おなかのわが子よ、ありがとう!そして、隔離期間を終えたその夜、ついに陣痛が来たのです! 隔離期間が終わっていたため、通院していた病院で緊急対応してもらえました。鼻水と咳がひどく、つらい状況でしたが帝王切開で無事赤ちゃんが誕生。元気で無事に生まれてきてくれたわが子に「ギリギリまでおなかの中で待っててくれてありがとう!」と思いました。 元気な夫が2回もダウンしたのはなぜ?滅多に体調を崩さない夫が「2回も新型コロナウイルスに感染するなんて……」と思いましたが、睡眠不足が原因だったのかもしれません。というのも、サッカーワールドカップを観戦するために、連日夜更かしが続いていたからです。 臨月での高熱は、赤ちゃんもつらかったと思います。隔離期間中、じっとおなかで待っていてくれて、その後元気に誕生してくれたことにありがとうと言いたいです。また、病院関係者にはご迷惑をおかけしましたが、メンタルがボロボロだった私を励ましてくれたことに心から感謝しています。 監修/助産師 松田玲子0歳の母。初めての育児に毎日奮闘中。
2023年04月12日私には以前の職場関係でできた、仲の良い15年来の友人が6人います。連絡を取り合い、コロナ禍以前は定期的に集まっていたのですが、新型コロナウイルス感染症の流行によって2年ほど会えない時期が続き……。しばらくして新型コロナウイルスの感染状況が少し落ち着いたので久しぶりに6人で会うことになり、近況報告をしていました。そこで、友人の1人から驚きのカミングアウトを聞くことになったのです。★関連記事:「整形している人って見たらわかる?」自己紹介後に聞かれる質問への答えとは? #美容外科の現場から 8楽しみだった女子会が20代前半のとき、私はとあるファッションビルで働いていました。このビルでは、普段交流の少ないテナント同士の仲を深めるために、定期的に親睦会がありました。この親睦会がきっかけでできた6人の友人とは、出会ってから15年たった今でも連絡を取り合う仲です。15年も年月がたつと、結婚や出産、育児など、それぞれの生活環境もがらりと変わりました。お互い生活環境が変わっても、コロナ禍前は月1程度集まり、たわいもない話をしゃべり続けるという女子会が恒例行事に。時には夫の不満を言い合い、お互いの愚痴や子どもの悩みなどを聞いてもらうことで、日ごろのストレスを発散できる場でもありました。しかし、コロナ禍に入ってからは月1のペースで会っていた友人たちとも会えなくなり、約2年間も集まる機会を失ってしまったのです。恒例行事であった女子会ができなくなったため、友人たちとはLINEでのやり取りがメインになっていきました。整形したと告白する友人新型コロナウイルスの感染状況が大分落ち着き、行動制限が緩和されたころ「そろそろ会いたいよね」「久しぶりに会おうよ!」となり、予定を合わせて6人全員で集まりました。久々に会った友人たちは、会えなかった約2年間にさまざまな出来事があったようで「ねぇねぇ、聞いて! こんなことがあってさ!」「前話していたことなんだけど、実はあれから進展があって……」と次から次へと話題が変わり、マシンガントークが止まらず。仕事や家族、人間関係など、なかなか他の人には言いづらい内容を6人で語り合っていました。そんなとき、友人の1人が「そういえば最近、ほうれい線が気になって。ヒアルロン酸って実際どうなんだろう……」と顔のシワや、整形について語りだしたのです。すると、他の友人や私も続けて「たしかに私もほうれい線が気になる!」「自分はクマとシミが気になるんだよね」「私は頬がたるんできた気がする……」と、それぞれの顔の悩みや整形について語りだしました。年齢を重ねるにつれて、クマやシミ、シワ、たるみなど気になるところは増えるばかり。「自分自身で一生懸命ケアをしても、正直限界はあるよね」「若さを保つためには整形も必要かもしれないね」と盛り上がっていました。すると、1人の友人が「そういえば私、目を整形したんだ!」と突然、二重整形のカミングアウトをしたのです!アイメイクをする時間が惜しい!友人の突然のカミングアウトに私たちはびっくり!「え!? いつ!?」と聞くと「1年前ぐらいかな?」とのこと。この友人は元々、目頭の肉が上まぶたで覆われている末広二重というタイプの目でした。その末広二重を「メザイク」と呼ばれる粘着性のある糸のようなテープをまぶたに食い込ませて、目頭から二重幅がある状態にしていました。友人は20代のころからアイメイクがうまく、メザイクをしていても周りにバレにくいタイプ。私も最初はメザイクをしていたことに気が付かず、友人宅に泊まったときに素顔を見て初めて知ったほどでした。どうやら友人は目頭側の二重ラインが消えてしまう末広二重ではなく、目頭からしっかりとラインのある平行二重に憧れていたようでした。あんなにメザイクをじょうずに使いこなせていたのに、わざわざ整形する必要はあったのだろうかと疑問に思い「なんで整形したの?」聞くと、「もうね……メイクが面倒くさいのよ。子どもがいるし、メザイクする時間がもったいなくて」とひと言。それを聞いた周りの友人たちは「たしかに。小さい子どもを見ながらメイクするのって本当に大変よね」と口をそろえて言っていました。手軽に二重にできるとはいえ、まぶたの油分を除去して、メザイクをまぶたに食い込ませながら貼って余った端を切るという工程は、なかなか面倒なもの。小さな子どもを育てるママなら、メイクの時間さえも惜しく感じてしまうのは当然だなと思いました。まとめ友人は、メスを使わず特殊な糸を使用して二重のラインを作る「埋没法」で平行二重にしていました。目元をよく見せてもらうと手術の痕がまったくなく、目を閉じたときも自然で、整形したと言われても信じられないぐらいきれいな仕上がりだったのです。今まで整形した人の顔を間近で見る機会がなかったため、最近の整形技術はすごいんだなと感心しました。友人が隠すそぶりを見せずカミングアウトできたのも、整形に対する世間の偏見が薄れてきているからかなとも思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。イラスト/sawawa著者/知念ヒナ(36歳)日々変わりゆく体型の変化に悩んでいる元アパレルVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)のWebライター。活力になっているものはアイドルの推し活です!
2023年04月11日『マスクマジック』…それは、マスクにより顔の半分が隠れることで、相手が実際以上にきれいに見えること。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の流行を受け、マスク着用が欠かせなくなり、マスクマジックという言葉を聞く機会が増えました。ごぼふく(gobohuku)さんもまた、マスクマジックにかかった1人。しかし、マスクを着用していた相手がより美しく見えたというわけではありません。同一人物だと思い、挨拶をしたものの、別人の可能性が浮上!コロナ禍で、マスクにより相手の顔がしっかりと判別できないという経験をした人は多いことでしょう。相手を間違えてしまうのもまた、コロナ禍によりマスクマジックという言葉に、新たに加わった意味かもしれません![文・構成/grape編集部]
2023年04月09日コロナが流行するごとに死者数が増えてきた日本。第8波で過去最多の死者数を記録したばかりにもかかわらず、岸田文雄首相(65)は感染対策を形骸化しようとしている。5月8日から新型コロナの感染症法上の位置づけが、現在の2類相当から季節性インフルエンザと同様の第5類に移行する。これに伴い政府は、「コロナは終わった」ことにするための準備を着々と進めているという。マスク着用が個人の判断に委ねられた3月13日、岸田首相は、マスクなしで初官邸入り。「私自身、マスクを外す場面が増えると考えている」と、“通常モード”をアピールした。さらに同日、厚労省では職員がノーマスクで仕事する姿を報道陣に公開するなど、政府はあの手この手で、市民のマスクを剝ぎにきている。そんななか、気になるニュースが。3月25日付の毎日新聞によると、これまで毎日発表されていたコロナの死亡数が、最短でも2カ月後の発表になるという。「5類になってからは、職員が人口動態調査を基に手作業で集計することになるので、おそらく2カ月以上かかるでしょう。もう少し早い集計方法を模索中です」(厚労省関係者)まるで“死者数隠し”のような対応だが、医療関係者は、どう受け止めているのか。■自己負担化で検査・通院控えにインターパーク倉持呼吸器内科、院長の倉持仁さんは、こう斬り捨てる。「いまだに、検査→診察→治療という迅速な流れが構築されていない日本において、死者数や感染者数のタイムリーな発表をやめてしまうということは、〈もう国は何もしません。自己責任でやってください〉というメッセージに等しい。2カ月後に知らされても、対策の立てようがありませんから」これまで毎日行われていた感染者数の発表も、5類移行後は行われなくなる。代わりに約5千カ所の定点医療機関が、週ごとに感染者数を報告。国立感染症研究所がそれをホームページ上で公表するというが……。「診療控えも進むでしょうし、コロナ流行当初からPCR検査を抑制してきたので正確なデータは取れないでしょう」(倉持さん)都内の救急病院で、コロナ患者の対応にもあたってきた医師の谷川智行さんも、こう懸念を示す。「いくつかの病院に状況を聞きましたが、5類移行後は空床確保料を含め、あらゆる補助金が段階的に減らされるので、〈コロナの入院病床を維持すればするほど大赤字になってしまう〉と頭を抱えているところが多い」政府は5類移行に伴い、発熱外来を現在の約4.2万件から最大6.4万件に。入院受入れ病院を現在の約3千件から8千件に増やすことを目指しているというが、「各地に作られたコロナの臨時入院施設の閉鎖が始まっています。いったん閉鎖すると新たに作ることはできず、病床は減る可能性が高いと思います」(谷川さん)5類移行に合わせて、コロナが収束してくれるならよいが、現実はそう甘くない。東京都では1週間連続で新規感染者数が前週を上回り、3月29日時点で前週比プラス629人に。全国的にも増加傾向で、現場の医師たちからは「第9波の始まりか」という声が上がり始めている。「より感染力の強いオミクロン派生株が増え始めていますし、マスクを外そうということも含めて警戒感が弱まっているので、感染拡大は避けられないでしょう。検査や受診も自己負担になりますし、抗ウイルス薬も自己負担になれば数万円の出費に。そうなれば、さらに受診控えが起き、感染者の増加がより見えにくくなるのです」(谷川さん)結果的に症状が悪化して救急車を呼ぶ人が増え、病床がひっ迫。入院先が見つからないという“医療崩壊”がふたたび繰り返されることになる。直近の第8波は過去最悪の死者数だった。1カ月で1万人以上の方が亡くなったにもかかわらず、岸田首相は対策をアップグレードするどころか、ダウングレードしようとしているのだ。
2023年04月06日私が長男を出産したのは2020年3月のこと。ちょうど新型コロナウイルスが流行し始めたころでした。初めての子育てで、ちょっとしたことにも悩む日々。しかし周りに頼れる人もおらず、育児の悩みを誰にも相談できずに孤独感だけが募っていきました。コロナ禍での初めての出産2020年、新型コロナウイルスが流行し始めたころ、不安な気持ちを抱えて長男を出産した私。里帰り出産でしたが、自宅に戻ってからは夫は仕事が忙しく、引っ越したばかりで近所に知り合いもいない環境でした。 さらにはコロナ禍で、友だちに気軽に連絡して会えるような状況でもなく……。外に出るのは少しの散歩程度で、多くの時間を家の中で長男と2人きりで過ごす日々。出産前に思い描いていた子育てとはまったく異なる毎日が始まりました。 孤独感が募りついに限界が…長男が生まれて半年ほど経ったころ。ほとんど出かけることもできず、長男と2人きりの生活に息が詰まり、夫とケンカすることも増えていきました。育児について気軽に相談できる人がおらず、私の心の中で孤独感だけが増していき、ついに爆発。私は、「このまま家にこもる生活はもう無理!」と号泣しながら夫に訴えました。 それまで夫は、新型コロナウイルスの感染を恐れ、「赤ちゃんとの外出は控えるべき」との考えでしたが、私の様子にさすがに心配になったようで、それまで行ったことのなかった子育て支援センターに行ってみようということになりました。 子育て支援センターへ通い、日々が一変子育て支援センターへ行ってみると、消毒や人数制限などしっかりと感染対策されていて、思ったより安心して過ごすことができました。そして何より、同じ子育て中のママさんとお話できることが一番の息抜きに。 それからは毎週開催されているイベントに通い、ママ友もできました。ママ友に子育ての悩みを相談したり、子ども同士が楽しそうに遊んでいる姿を見たりしているうちに、私も少しずつ日々を楽しく過ごすことができるようになっていきました。 コロナ禍の育児で孤独を感じやすい今、子育て支援センターという場所のありがたみを心から感じています。初めての場所に赤ちゃん連れで向かうのは緊張しましたが、勇気を出して行動してよかったです。長男が2歳になった今も、毎週欠かさず子育て支援センターに通っていて、先生方にも顔を覚えて声をかけてもらえるようになりました。今では子育て支援センターなしの生活は考えられないほど、私にとっても長男にとっても、大好きな場所になっています。 著者:咲良ゆいか2歳と0歳の男の子のママ。北欧風インテリアに関心があり、家づくりや子育て、日々の暮らしについて綴るブログを運営。趣味はカフェめぐり。
2023年04月03日年が明けて間もなく娘が新型コロナ陽性となりました。一家で1週間の自宅待機を余儀なくされ、急な展開にあたふたする私。娘の看病はもちろん、家庭内感染を避けるため、神経は常にピリピリ。結果、自宅待機期間が終わるころにはもうクタクタでした。娘の新型コロナ感染をきっかけに、予想外の体力低下と老いを感じた経験をお話しします。★関連記事:忙し過ぎる毎日に体力が限界!フルタイムで働く私が取った家事の手抜き法新学期早々、新型コロナ陽性となった娘新年が明け、再び仕事や学校が始まりました。そんな普段通りの生活が始まって、私もホッとひと安心していました。しかし、新学期が始まり2週間ほど経過したころ、久々の学校生活に疲れが出たのか、娘が37.2度の発熱。普段熱を出さない娘だったので、珍しいことでした。娘が「少しフラフラする」と言うので、心配になり病院へ行ってみました。すると、まさかの新型コロナ陽性反応が出てしまいました。軽い微熱と思って受診したのですが、思わぬ展開に驚き、あたふたしてしまいました。そんな訳で急きょ、家族が1週間の自宅待機に。新型コロナ陽性になってしまった娘の看病はもちろんですが、自宅待機になってしまったことで、まずは “さらなる家庭内感染に気を付けないと” という大きな課題が私に降りかかりました。家庭内で感染が広がれば、自宅待機の期間が長引いてしまうからです!とにかくそれだけは避けたいという思いで、私はこの1週間を感染予防に神経を集中させ過ごすことにしました。家庭内感染を防ぐため、娘の看病は私だけがおこない、他の家族は隔離。1週間だけなら、どうにかなるだろうと軽く考えていました。感染予防で神経ピリピリ! 予想外の体力勝負なんとしても家庭内感染を避けるため、娘の隔離と感染予防に徹する私がいました。娘のいる部屋には、私以外は近づかないこと。娘がトイレや洗面所、お風呂を使用するときは知らせてもらい、使用した後は必ず掃除と消毒をおこないました。どうしても触りがちな照明のスイッチやドアノブは、念入りに消毒。娘の行動を追って、娘に張り付いていた私の姿は、きっと異様であったことでしょう。幸い娘は高熱になることもなく、2日ほどはベッドで寝ていましたが、その後は徐々に食欲も戻り、起き上がって過ごしていました。4、5日後にはテレビやスマホを見たり、勉強したりと元気になり安心しました。でも感染力が弱まってはいないので、気が抜けません。その後も換気と消毒、隔離は徹底しました。けれど、私はだんだんと自分ひとりであれこれこなすには体力の限界を感じつつありました。消毒を兼ねての掃除、食事の準備、後片付け、洗濯……。とにかく家事すべてにおいて普段よりも負担が大きいのです。これも家庭内感染を避けるためと思いつつ、精神的にも体力的にも疲れの波が押し寄せていました。もう少し体力があれば……と、自分の体力の低下、老いを痛感しました。無事1週間が終了! 家庭内感染なし!家庭内で感染することなく、無事に1週間自宅待機が終了し、本当にホッとしました。自宅待機の期間を終えた後、へとへとに疲れた私は1週間ほどゆっくりする時間を設けました。体力的な疲れとピリピリした精神状態を癒やしたかったのです。そんな時間を過ごしながら、改めて健康であることの大切さを実感し、若いころとは違う今の自分の体力低下と老いをひしひしと感じました。これを機に、私はもう少し自分の生活を丁寧に過ごそうと反省しました。特に睡眠時間です。自宅待機中は、体力的な疲れもあり早めに就寝していました。21時には布団に入ると、案外すぐに眠れました。その睡眠時間のおかげで、自宅待機を乗り越えられた気がします。ですから、健康や体力維持のためにも睡眠時間を確保した生活リズムに変えました。目標は22時には布団に入り、どんなに遅くても22時半には就寝。これまで、だらだらテレビやスマホを見ていた時間を睡眠時間へと切り替えました。すると、朝の目覚めのスッキリ感も違いますし、日中のやる気のモチベーションも上がったように感じます。特に午前中の活動や思考が、以前よりもクリアといいますか、スピーディーかつ効率が上がった気がします。まとめ娘が新型コロナ陽性になり、急な1週間の自宅待機に。自宅待機は想像以上に過酷でした。私ひとりで娘を隔離し看病。感染予防を気づかい、いつも以上の家事の負担。たった1週間でしたが、体力的にも精神的にも限界を感じつつも、早めの就寝でなんとか体力を回復させ、無事に自宅待機を乗り越え、家庭内感染も起きずに済みました。この出来事を通して体力低下を痛感した私は、毎日の生活を見直そうと思いました。一番は睡眠時間の確保。体力増加とまではいきませんが、睡眠時間の確保で日中のやる気が上がり、以前よりも効率良く過ごしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/izuみん(41歳)小学生の子ども2人を育てる母です。40歳を過ぎても美しい女性でありたいと強く願う私。外見はもちろん内面に関しても楽しいこと&うれしいことをして日々笑顔で過ごしていきたいです。
2023年04月01日今年2月までに、新型コロナワクチンが少なくとも7783万回分、金額にして2000億円超が有効期限切れで廃棄されていたーー。3月18日の毎日新聞の報道によって、こんな衝撃的な事実が明らかになった。政府のずさんな施策によって、本来、有効に使われるべきコロナ対策費用の多くが“ムダ”にされているという。多くの人が、コロナのムダと聞いてまっさきに思い浮かべるだろう例が、約540億円もの血税を注ぎ込んだものの、ほとんどつけている人を見かけなかった“アベノマスク”だろう。マスク不足解消のため、安倍晋三首相(当時)の肝いりで、政府は2020年春から布マスクを各世帯に配布。しかし、国民に行き渡ったのはマスク不足が解消した6月末というお粗末さだった。しかも、虫入りや汚れなどの不良品が多数見つかり、約31億円が検品代や、余ったマスクの保管料に消えてしまったのだ。「コロナ禍が始まった当初、なにかの記事で読んで、布マスクはほとんど効果がないことを知ったんです。つまり、安倍さんは税金を使って非科学的なことをしようとしていた。裏を返せば、本来すべきことができていないことになります。これは裏に利権などが絡んでいる可能性もあると思ったのが、国に情報公開請求をしたきっかけです」そう話すのは、国が開示を拒否した“アベノマスク”の単価開示を求める裁判を起こした、神戸学院大学法学部教授の上脇博之さん。大阪地裁は2月28日、国に開示を命じる判決を下した。国は控訴を断念。3月15日、参議院予算委員会で辻元清美議員の質問に対し、国は単価や枚数を開示した。だが、依然として契約の経緯は不透明であるという。■“やってる感”演出がいちばん大事本誌の試算では、一連のコロナ政策で、結果として不必要だった出費や、避けられた出費は少なくとも3900億円にものぼる(表参照)。「極端な話をすれば、単年度77兆円といわれるコロナ対策予算は、すべてムダだったんじゃないかとさえ思えます」そう斬り捨てるのは、コロナ禍の取材を続けてきた元朝日新聞記者の佐藤章さん。ムダだと思う理由のひとつが、前出の上脇さんも指摘していた“非科学的”な政府のコロナ対策だという。「コロナウイルスの感染経路は、ほぼ空気感染であることがわかっています。WHOは2021年4月、〈空気感染は一般的な感染経路の一つ〉と認め、その年の8月には米国の世界的な科学誌『サイエンス』にも論文が載りました。もはや世界の常識だったのに、日本では2022年1月になっても国立感染症研究所(以下、感染研)は『空気感染は増えていない』というレポートを出していたんです」感染研とべったりでコロナ対策を進めてきた政府も、認識を改めようとはしなかった。「だから日本では、あまり効果のないアクリル板ばかりが設置され、世界の標準対策になっていた、空気感染を防ぐための空気清浄機設置という基本的なコロナ対策が決定的に遅れました。そのために、どれほど多くの飲食店が倒産し、学生たちがキャンパスライフを失ったか……」(佐藤さん)なぜ日本のコロナ対策は、これほどお粗末なのか。元経産省官僚で政治経済評論家の古賀茂明さんは、こう分析する。「いちばん大事にしていたのは、“やってる感”です。つまり、コロナ対策でも何が科学的か、何が効果的かなんて中身はどうでもいい」ワクチンも「1日100万回接種」という数字が最優先。数字こそ達成したものの、完全に統制を失い、結果として大量のワクチンをムダにすることになった。「ここ数年は、コロナ対策という大義名分のもと、打ち出の小づちのようにジャブジャブと予備費が使われていきました」さまざまな名目で“支援事業”を生み出していった。その結果、各省庁はおのおのの事業を精査できず、おのずと電通など政府と近しい企業に事業を丸投げすることに……。「その結果、潤ったのは“お友達企業”ばかり。そこから、さらに複数の下請け企業に投げられるので、政府のチェック機能はますます働かなくなります。結果的に、お金に群がって集まってくる企業の、やりたい放題に」(古賀さん)リストを見ると、政府に近い企業が“中抜き”し、そこからいくつもの下請け企業に流れるという構図ができあがっているのがわかる。ほとんど機能しなかった接触確認アプリCOCOAの開発も同様だった。実質的な開発を担ったのは、受注した企業ではなく、再委託先や再々委託先だ。「当時、私はCOCOAのシステムを調査した、あるSEを取材しました。彼が言うには、〈素人に毛が生えたような簡単な作り方。これではトラブルが起きるのも当然〉と。つまり、やっつけ仕事のレベルだったんです」(佐藤さん)緊急時を言い訳に、これ以上、国民の税金を食いつぶすようなことは許してはならない。
2023年03月31日■3 月29 日(水)→5月16 日(火)■午前10 時→午後6 時30 分■1 階 アクセサリー売場新型コロナウイルス感染症による活動の制限が緩和され、旅行や外食など外出の機会も回復基調になってきたことから、この春は結婚記念日やお誕生日を特別にお祝いするのはもちろんですが、何気ない1日を楽しみに、HAPPY に過ごすために、あなただけの特別な記念日を作りませんか?「ちょっと良いことがあったお祝いに」「頑張ったご褒美に」「気合を入れたいイベントに」など、気運にあやかって理由は何でも!身に着けるだけでテンションがあがったり、反対に落ち着くお守り代わりになったり、アクセサリーの持つ力はあなたのパワーになってくれます。期間中、〈4℃〉と〈ブルーム〉ショップで、記念日用にプラチナ製品をご購入で10%割引し、ハッピー気分を応援します。〈4℃〉それぞれ5石、7石、10石のダイヤモンドが煌めくプラチナネックレスです。左から P t ダイヤモンドネックレス 1 2 5 ,4 0 0 円P t ダイヤモンドネックレス 1 5 4 ,0 0 0 円P t ダイヤモンドネックレス 9 2 , 4 0 0 円〈ブルーム〉中石にハート&キューピッドダイヤを使用した、記念日におすすめのネックレスです。P t ダイヤモンドネックレス 1 9 8 ,0 0 0 円★ご成約で「ジュエリートレー」をプレゼント。※数に限りがございます。※価格は消費税を含んだ税込み価格を表示しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月29日新型コロナウイルス感染症の影響で、お店や施設の出入り口などに、消毒液が置かれているのを目にする機会が増えました。お寺も例外ではなく、参拝の前に、消毒をすすめられることが一般的です。奈良県で10年以上観光ガイドをしている、ただうち香織(@KyouYashima)さんが訪ねた、滋賀県のお寺にも、手指の消毒をうながす看板がありました。しかし、その案内は、少し変わっていて…こちらをご覧ください!滋賀県のお寺にて。しょうどくは…だいじ…しょうとく…たいし… pic.twitter.com/GqQbWKthDS — ただうち香織 l 奈良ガイド (@KyouYashima) March 26, 2023 身分の高そうな服装をした人が、消毒液を手につけているイラストに、『しょうどくはだいじだよ』というメッセージ。そう、この看板は、歴史上の人物である聖徳太子と、『消毒』『大事』をかけていたのです!言葉遊びが特徴的な、お寺の看板には、多くの人からコメントが寄せられました。・思いついた人、すごい。・うまいダジャレを考える人がいるものですね。・不覚にも、笑ってしまった!・お笑いコンビの『ジョイマン』が、そのうちネタにしそう。ただうちさんによると、この看板が置かれているのは、竜王観音禅寺(りゅうおうかんのんぜんじ)というお寺。聖徳太子が彫ったとされる観音像が、本尊となっているなど、聖徳太子と縁の深いお寺です。滋賀県を訪れた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年03月29日本来2020年に開催される予定だった、現メンバーでの10周年を記念したアリーナツアー。新型コロナウイルスの影響でやむなく中止となった公演が、3年越しでようやく開催された。幕張メッセ国際展示場と大阪城ホール、各2日間行われたアリーナツアー、その2公演目、幕張メッセ2日目の模様をレポート!アーティストとファン、ひねくれている者同士のケミによる幸せなグルーブ!徐々に音量が大きくなったSEがとまり、拍手と歓声が上がる中、尾崎世界観さん(Vo・Gt)、小川幸慈さん(Gt)、長谷川カオナシさん(Ba)、小泉拓さん(Dr)の4人が登場。ヘビーなギターリフが轟き、「身も蓋もない水槽」からライブがスタート。尾崎さんは冒頭の歌詞を「緊急事態宣言から約3年幕張メッセには張りつめた空気が漂っていてせっかくだから今日はあんたたちと3密よりも親密になりたい」と変えて歌い、この3年間を踏まえた開幕宣言にオーディエンスの熱量が一気に上がる。尾崎さんが間奏で「忘れてねえよ3年前を」と呟いた後、この3年間のうっ憤をぶつけるかのように歌う。まさに、張りつめた空気が充満するが、一転してまろやかなイントロが鳴り、ふわーっと音像が広がる「しょうもな」へ。ひりひりするような文系ロックの新鋭として音楽シーンに現れたクリープハイプだが、今やその楽曲はどんな曲線も自在に描ける自由度の高さがあり、どんどん多彩になっている。2021年に放送されたテレビ東京系水ドラ25『八月は夜のバッティングセンターで。』のオープニングテーマとして書き下ろした「しょうもな」も、焦燥感と甘酸っぱさが立体感を伴って押し寄せるクリープハイプの進化形だった。尾崎さんが「クリープハイプのお客さんは常に何かを探ってる。クリープハイプはそうじゃないと見つからないバンドだと思う。ちゃんと世の中を見て、探っている人に届いて、見つけてもらったからこそ、こうやって大きな会場が埋まっていると思っています。(制限無しの声出しは)今までさんざんダメだって言われてたから迷いもあると思うけど、その迷いこそが今日このバンドを観に来ている本質なんじゃないかと思います」と口にし、ストレートに感謝を伝えた。ライブ中盤で尾崎さんは、「最近自分の歌真似をメディアで見る機会が増えた」と話した後、「歌い方は特徴があるかもしれないけど、クリープハイプの本質は曲の良さ。この声とこの歌い方で曲が良くないと届かない。ハードルを上げてますが、軽々と超えてみせます」と言って、「ボーイズENDガールズ」へ。そう、何せ曲が良いから、一過性のインパクトではなく、今ここで1万2千人キャパのワンマンを成功させているのだ。メジャーデビュー当初、周囲の喧騒に対し、楽曲の中でも外でものたうち回っていたクリープハイプだが、自らの本質を対象化し、だからこそ何が起きても大丈夫だと言わんばかりの佇まいで名曲群をまっすぐに解き放つ。そして、ダイレクトにオーディエンスの心をつかんでいく様はとても多幸感に満ちていた。この曲にインスパイアされ、クリープハイプのMVをずっと手掛けていたことでも知られる松居大悟監督が映画『ちょっと思い出しただけ』を制作したことも記憶に新しい「ナイトオンザプラネット」。まずは尾崎さんがアカペラで歌い、長谷川さんが鍵盤を担当したバンドアンサンブルに突入。夜という親密で艶やかで謎めいた時間にまつわる物語を、現行のインディーR&Bのビート感を感じさせるトラックに乗せるのもまた新しいアプローチだった。最後に尾崎さんは、〈それでちょっと思い出しただけ〉と歌ったが、“ちょっと”といいながらも、多大なる感傷を秘めたそのフレーズはとてもマジカルで、まるで映画『ちょっと思い出しただけ』が凝縮されたように聴こえるのがすごい。「ひねくれてる人間がこんなこと言うのは気持ち悪いけど、ひねくれた人間が言うからこそ意味があるんじゃないかと思って言います。今日は来てくれた人を心から幸せにしたいです」と尾崎さんが言うと、大きな拍手が起こった。それを聞きながら尾崎さんは「したいっていうか、する」と照れ気味に口にした。そんな約10年かけてたどり着いたストレートな告白から始まった後半戦。まずは、3月29日にリリースするEP『だからそれは真実』に収録されている「本当なんてぶっ飛ばしてよ」を披露。ファニーなビートがとても新鮮で、オーディエンスの手が自然と上がる。代表曲「愛の標識」は〈死ぬまで一生愛されてると思ってたよ〉という一節が何度も繰り返される別れの歌だが、尾崎さんは最後、「死ぬまで一生愛されてると」と歌った後、素に戻ったような声で「思っててもいいですか?」とオーディエンスに問いかけた。大歓声が上がり、万感の表情で「思ってるよ」と想いを込めて歌った。その後の「栞」では、サビで桜を模したピンクと白の紙吹雪が舞い、エモーションが極まった。長谷川さんがボーカルを担い、ビジョンに燃え盛る炎が映った「火まつり」、「週刊誌」、「社会の窓と同じ構成」と次々と曲が披露され、フロアのあちこちから「最高!」という声が上がる。そして、あのベース音が聴こえ、オーディエンスが絶叫。「HE IS MINE」だ。間奏で尾崎さんが、「昨日はめちゃくちゃ盛り上がったけど、今日はどうする?」と挑発すると、割れんばかりの大歓声が上がる。「昨日と比べるのは、昨日を越えるためでしょ。3年ぶりのあれは格別で感動したんだけど、あっさりとたった1日でそれを越えてくれませんか?」とさらに挑発。1万2千人の「セックスしよう!」という声が轟き、銀テープが舞う。尾崎さんが「1億回再生突破した曲もないし、ドラマの主題歌にもならない。そういう曲ばかりでもこんなに大きな会場を埋めてもらえているのは本当に幸せなことだと思います。ちゃんと見つけてもらってるっていう喜びがあるから裏切れない」と話し、長谷川さんの方を見る。それを受けて長谷川さんは、「皆さんもひねくれてらっしゃるから見つけてくれたんだと思う」と口にした。この日、クリープハイプのメンバーは幾度となく感謝の気持ちをオーディエンスに伝えた。そのムードは最後まで貫かれた。「こちらはいつでもどの場面でも、そこに歌を置いておきます。でもせっかくここにいてもらってるから、あと1曲一生懸命歌います。ひねくれたバンドだから、少し背中を押しただけでメッセージソングだと思われるのは恥ずかしいんだけど」と言った後、少し間を空けて笑顔を浮かべながら「実際めちゃくちゃメッセージソングです」と言った尾崎さん。ラストの曲は、「二十九、三十」。渋谷のスクランブル交差点、がら空きの新幹線、道頓堀、京都タワー、黄色のテープを巻かれ使用が禁止されたブランコのある公園、「休業宣言」の張り紙…コロナ禍における、日本の様々な景色がビジョンに映し出される。メジャーデビュー10周年を迎えた感謝だけではなく、この3年間の苦難の季節を経て、ここに聴き手がいてくれることへの感謝も込められた「二十九、三十」を演奏し、尾崎さんはメロディに乗せて「ありがとう」と歌った後、再び「ありがとう」と口にした。Information尾崎世界観(Vo/Gt)、小川幸慈(Gt )、長谷川カオナシ(Ba)、小泉拓(Dr)からなる 4人組ロックバンド。2012年、アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』で メジャーデビュー。2014年には日本武道館2days 公演を行うなど、シーンを牽引する存在に。 2018年の5月11日には約4年ぶりとなる2度目の日本武道館公演「クリープハイプのすべて」を開催。2021年12月には6thアルバム『夜にしがみついて、朝で溶かして』をリリース。『だからそれは真実』メジャーデビュー10周年を締めくくる新作EPが3/29に発売!TOHO animation10周年企画「TOHO animation ミュージックフィルムズ」への書き下ろし曲「凛と」をはじめ、PARCOで開催された展覧会「クリープハイプの声をシャワーのように浴びる展」のテーマソング「本当なんてぶっ飛ばしてよ」、長谷川カオナシが作詞作曲した「朝にキス」、配信リリースされた「愛のネタバレ」、さらに尾崎世界観による弾き語り曲「真実」まで、クリープハイプならではの個性が炸裂した5曲を収録。次ページ>>クリープハイプ の画像特設ページはコチラ文・小松香里
2023年03月28日新型コロナウィルス感染症の影響によって中止や規制がかかっていたイベントが次々に復活し、久々に春爛漫のクラシック界が戻ってきつつあるのは嬉しい限りだ。桜の季節の人気無料イベント「オープンハウス 〜サントリーホールで遊ぼう!」もそのひとつ。2020年には開催中止となり、2021年にはオンラインによる「デジタルオープンハウス」として実施。2022年には事前申込制を導入してオンライン配信を行うなど、工夫を凝らしながら復活への道を模索してきた同イベントが、今年はついに4年ぶりに出入り自由(事前申込不要)という本来の姿となって復活するのだ。大ホールでの「オルガン・コンサート&オーケストラ・コンサート」を筆頭に、ブルーローズ(小ホール)での音楽ワークショップ「おんがくテーリング」などなど、11時のオープンから17時の閉館まで、音楽の殿堂サントリーホールをたっぷり堪能できるのだからこれは嬉しい。世界最高峰の響きを体験できるのはもちろん、「ステージにあがろう!」企画では、音楽家目線でホールを体験できるのも、オープンハウスならでは。ホール前の「アークカラヤン広場」で開催される「アークヒルズ さくらまつり2023」と併せて楽しみたい。オープンハウス ~サントリーホールで遊ぼう!4月2日(日) 11:00〜17:00サントリーホール 大ホール、ブルーローズ(小ホール)、ロビーまわり、ほか入場無料・出入自由
2023年03月23日「政府のコロナ対策は、国民を守ろうとしているとは思えません。今後、いま以上に入院しづらい状況になる可能性があります」そう懸念を示すのは、コロナ病床を有する立川相互病院(東京都立川市)の副院長、山田秀樹さん。岸田文雄首相(65)は、5月8日から新型コロナ感染症の法的位置付けを、現在の2類相当から、季節性インフルエンザと同等の5類へ引き下げると決定。これに伴い、コロナ対策に充てられていた医療機関への補助金等は段階的に縮小され、公費で賄われていたコロナの検査や入院・治療費等は自己負担が求められるように(表参照)。5類になれば、「どこの病院でも診てもらえる」「入院がしやすくなる」などの報道もあるが、医療関係者の見方は、その逆だ。「厚労省は、5類移行後はインフルエンザと同じように、一般病棟の一部を区切り、コロナ患者を入院させてよいと見解を示しています。しかし、これは現実的ではない。というのも、第7波以降、コロナで入院するのは8割が高齢者。認知症や、コロナを機に寝たきりになった方も多く、介護に人手がかかるため、一般病棟の看護人員だけでは対応がむずかしい。また、病棟を区切っているだけでは認知症の方が徘徊し、たちまちクラスターが起きるでしょう」(山田さん)医療機関としては5類移行でコロナ対策費用が削られても、感染対策を緩めるわけにはいかない。手当が削られると負担だけ増える。「当院では、コロナ禍の品薄と物価高騰で、手袋代だけでコロナ前より約2000万円出費が増えています。当院はコロナ患者の受け入れを続けるつもりですが、経営的に厳しくなる病院はコロナ病床を縮小していくのではないでしょうか。また、高齢者は、肺炎になっていてもご自身で異変に気づきにくい。これまでのような保健所や医師による健康観察も終了することを考えると、急変して救急車で運ばれてくる方が増え、より医療ひっ迫しかねません」(山田さん)かりに、民間病院でのコロナ病床が減った場合、命の砦となるのは、公立・公的病院などだ。政府は昨年末に感染症法を改正。公立・公的病院のほか、地域医療支援病院などには罰則付きで感染症患者の受け入れを義務付けた。ところが、「この受け皿も少ない」と話すのは、医療制度研究会の副理事で医師の本田宏さん。「英・仏などは8割が公立病院ですが、日本は、公立・公的病院が非常に少なく全体の2割程度。とくに地方では、公立・公的病院の統廃合が進み、病床が減らされています。コロナのみならず、新たな感染症が流行した場合も、入院できない人が増えると懸念しています」病院に入院できないなら自宅療養しかないが、「患者は厳しい状況に置かれている」と危機感を示すのは、ひなた在宅クリニック山王の院長、田代和馬さん。「患者さんには困窮されている方も少なくありません。第8波で肺炎になった患者さんを往診した際、医療ひっ迫の最中で入院ができず、自宅に酸素呼吸器を設置して対応しようとしました。呼吸器は電気代が月約4000円。〈とても払えないから〉とお断りされたんです」病院で電気代を負担するから、と言っても頑なに断られ、なんとか呼吸器なしで乗り切ったという。「リスクの高い患者の場合、抗ウイルス薬を使用することも多いが、1割負担でも約1万円かかる見込みです。そのうえ往診料も必要になるので、がまんした結果、手遅れになる方が増えるかもしれません」(田代さん)患者の負担額が増えると診療控えによる症状悪化が懸念される。重症化や死亡リスクを下げるためには、今後も年に2回のワクチン接種が推奨される。しかし、表のように、今後はワクチン接種も9600円の実費が必要になる可能性が。PCR検査は2550円、抗原検査は1350円。外来診療を受けると最大4000円を超える可能性も。入院して呼吸器を付けた場合、一日あたり約3000円。ECMOを利用した場合は、処置料が一日あたり約9000円のほか初期管理費が約9万円かかるという(いずれも自己負担3割の場合)。高額療養費制度が適用されても、負担は大きいだろう。ケアプランセンターさくら(大阪市西成区)のケアマネジャー、竹内智子さんは、「とくに高齢者が置き去りにされている」と憤る。「週に数回の通所介護を利用して、なんとか一人暮らしされている高齢者も多くいます。5類に移行しても、コロナに罹患すれば通所サービスは利用できません。今までは、行政から医師や看護師の派遣もあったが、今後どうなるのか知らされてもいません。打ち切られた場合は、在宅死が増えるのではないか。マスクを付ける、外すの議論どころではないのです」警察庁の調べによると、医療機関外(自宅や施設等)で死亡した方のうち、死後にコロナ感染が判明したのは今年1月だけで過去最多の898人に。コロナ5類移行によって患者の負担額が増え、在宅死のさらなる増加が懸念されている。
2023年03月22日2020年の春、息子が入院した病院での話です。新型コロナウイルスが猛威を振るい始めたころでした。生後7カ月の息子が風邪をこじらせ肺炎を併発、食事も水分もまともにとることができなくなり入院となりました。 子どもとの入院生活を甘く見ていた私 肺炎を併発した風邪を患った息子に対し、医師が勧めたのは入院治療。弱っていく息子のあまりの痛々しさに「代わってあげたい」と涙が出ました。しかし、1週間程度の入院と聞き、「適切な医療ケアが受けられるのであれば……」と私は前向きに入院準備をおこないました。息子が入院した病院の場合は、コロナ禍のため保護者1名しか付き添えないことや、保護者の食事は自身で調達しなければならないことなど、さまざまな制約つきでした。 私は相部屋での入院を選択しましたが、すぐに後悔しました。他の患者さんのちょっとした咳払いや物音が気になって仕方ないのです。私と息子はお互い慣れない環境の中で、深夜にやっとウトウトできる日々が続きました。さらに共有風呂はたった15分しか利用できません。子どもを洗うのがやっとで、自分のことは後回しです。加えて食事は、院内のコンビニで調達する毎日。日々の疲労はピークに達していました。 そんな入院生活が1週間たったころ、ようやく子どもの治療が終わり、退院が決まりました。久しぶりに吸った外の空気のおいしさは今でも忘れません。この入院生活で痛感したのは健康のありがたさ。私たちはたった1週間でしたが、長期入院しているお子さんや付き添いの保護者の方は本当に大変だと思います。コロナが早く収束し、入院の付き添いも夫婦で分担できたら……と願うばかりです。 ※病院によって対応やルールは異なります。 作画/ひのっしー著者:向田紀子3歳・男の子のママ。動画配信サービスでアニメやドラマを観るのが趣味。現在はWeb記事に関わる仕事をしている。
2023年03月20日コロナ禍以降、帯状疱疹を発症している人が世界的に増えているという。新型コロナへの感染が帯状疱疹の引き金となることに関しては、アメリカの約200万人のデータを解析した最新研究もある()。50歳以上では、新型コロナに感染した人はそうでない人と比較して、感染から6カ月以内に帯状疱疹を発症するリスクが15%高く、新型コロナの入院患者では帯状疱疹の発症リスクが21%高いという。■日本でもここ数年で帯状疱疹の発症数が増加「原因はさまざまですが、ひとつには免疫機能が関係しています」こう話すのは、ひめのともみクリニック院長の姫野友美先生だ。私たちの脊髄には水疱瘡のウイルスが潜んでいる。ふだんはおとなしいが免疫力が低下するとウイルスが活性化して、神経を傷つけながら痛みを起こし、皮膚表面に達して発疹をつくる。これが帯状疱疹の発症だ。「帯状疱疹は免疫力の低下によって起こりますが、特にホルモンバランスの乱れやすい更年期世代の女性で、帯状疱疹に罹患する人は多い。ふだんから免疫力を整えて、予防ができるようにしてほしいです。そのためにもしっかりとってほしいのがビタミンC。ビタミンCはウイルスを不活化し、増殖を抑える作用があるからです」(姫野先生)ビタミンCはキウイフルーツ、いちごなどの果物や、ピーマン、ブロッコリー、菜の花などの野菜に多く含まれる。「これらをサラダにしたり、焼き物や揚げ物にレモンをかけたりして、食事でビタミンCを積極的にとりましょう。食後の果物もビタミンCの吸収率がいいです」ビタミンCは水に溶ける性質があるので、野菜スープにしてとるのも効率のいい方法だという。「また、ビタミンCには抗炎症作用もあり、治癒を促進します。また、メラニンの過剰な生成を抑制するので、帯状疱疹後の色素沈着を抑える働きもあります。帯状疱疹は一度発症すると繰り返す傾向もあります。更年期世代の女性は若いころのような無理が利かない年代ですから、ふだんからしっかり栄養をとり、免疫力を高めることを心掛けてください」(姫野先生)■近年、帯状疱疹は症状がより複雑化「通常、帯状疱疹は左半身か右半身いずれかに症状が現れるもの。ところが、近年は両側に出たり、脱毛やじんましん、全身の皮膚のトラブル、さらにはうつ症状や食物アレルギーなど、症状が複合的に現れて治療が非常に難しくなっているケースが増えています。こうした症状を診て感じるのが、食事でとる栄養の大切さです」そう指摘するのは、蒲田よしのクリニック院長の吉野真人先生だ。免疫力が低下すると帯状疱疹が発生することは前述のとおりだが、患者の傾向を見ると、栄養バランスがとれておらず、ビタミンCだけでなく、ほかのビタミンやミネラル類の欠乏も目立つのだそう。「腸と栄養バランス、免疫機能の関係は深く、腸の環境で免疫機能がわかります。つまり、腸内環境を整えると徐々に健康を取り戻すことができるわけです」そのためにも、バランスよく栄養をとったうえでビタミンCをとってほしいと吉野先生は話す。「ビタミンCにはストレスを軽減する働きや、皮膚のトラブルを解消する働きもあります。免疫力を向上させる働きのあるビタミンDや、細胞分裂に働く亜鉛などのミネラルもしっかりとったうえでビタミンCをとると、すべての栄養素が効率よく働いてくれます」(吉野先生)体にとって一番の薬は、やはりバランスのとれた食事というところだろう。そのうえでビタミンCをしっかりとる習慣をつけたい。
2023年03月19日文部科学省(以下、文科省)は学校関係者に向けた、『学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル』を改定。2023年4月1日より、教職員および児童生徒に対し学校でのマスクの着用を求めないことを基本としました。マニュアルでは、マスクの着用について、次のようなことが記載されています。・学校教育活動において、児童生徒および教職員に対して、マスクの着用を求めない。・登下校時に混雑した電車やバスを利用する場合や、校外学習等において医療機関や高齢者施設等を訪問する場合など、マスクの着用が推奨される場面においては、児童生徒および教職員についても、マスクを着用することを推奨。・基礎疾患があるなどさまざまな事情により、感染不安を抱き、マスクの着用を希望するほか、健康上の理由により着用できない児童生徒に対し、マスクの着脱を強制しない。・児童生徒の間で着用の有無による差別・偏見等がないよう適切な指導をする。・学校教育活動の中で、「感染リスクが比較的高い学習活動」の実施に当たっては、活動の場面に応じて、一定の感染症対策を講じることが望ましい。・新型コロナウイルス感染症に限らず、季節性インフルエンザ等、感染症が流行している場合には、教職員がマスクを着用したり児童生徒に着用をうながしたりすることも考えられるが、そういった場合においても、マスクの着用を強制しない。基本的な学校生活において、マスクの着用は求められないものの、通勤・通学時に混雑した電車、バスを利用する場合や、感染リスクが高まる学習活動の場においてはマスク着用を推奨しているとのこと。また、健康上の理由などさまざまな事情を抱える児童生徒もいるため、マスクの着用有無による差別や偏見が生まれないよう、適切な指導を求めています。マニュアルでは学校生活における具体的な活動場面での感染対策についても触れ、給食については『黙食』の必要はないとしながらも、大声での会話をひかえ、換気や一定の距離を確保するなどの対応を、引き続き求めていました。文科省の通知に対し、ネット上ではさまざまな意見が上がっています。「学校はすぐに風邪やら流行するからマスク着用のままがいい」「クラスターが心配」といった不安視する声もあれば、「子供たちの笑顔が戻ると思うと嬉しい」「もう『着ける着けないは個人の判断』でいいと思う」といった声も寄せられていました。4月の新学期より、マスク着用を求められなくなることで、喜ぶ児童生徒は多いでしょう。しかし一方で、かえって不安な気持ちを覚える子供や保護者は少なくないかもしれません。さまざまな児童生徒がいる学校においては、場面に適した感染対策を講じながらも、個人の事情や意思を配慮することも同時に求められています。[文・構成/grape編集部]
2023年03月17日「亜鉛は、新型コロナ感染症予防や後遺症に有効だという研究があります。しかし、摂取量は日本人の大半が不足しているのです」そう話すのは、赤坂ファミリークリニック院長で栄養・食事療法に詳しい伊藤明子先生だ。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、女性の場合、亜鉛は1日に8mgの摂取が推奨されている。不足すると、皮膚炎や口内炎、脱毛、味覚・嗅覚の異常などを起こすことがあるという。また、亜鉛が不足すると、感染症にかかりやすくなる。冒頭のとおり、新型コロナに関しても感染や後遺症のリスクが高まるという研究は多い。コロナ後遺症としては、体のだるさや倦怠感、集中力が続かず思考力が低下する“ブレインフォグ”、味覚や嗅覚の異常、乾いた空せきが長く続く、脱毛などがよく見られる。こうした症状が短い人で1~2カ月、なかには1年以上続く人もいるそうだ。伊藤先生のクリニックには、後遺症に苦しむ患者が、助けを求めてやってくることも。「後遺症はどれもつらいと思いますが、特に若い方などに脱毛は大問題。泣いて訴える方もいます」(伊藤先生・以下同)お風呂場で髪の毛がごっそり抜けたり、他人が見てもわかるほど薄毛になる人もいるという。「後遺症が顕著な方は全員、血液検査を行いますが、もれなく亜鉛不足が見つかります」患者には、亜鉛など不足欠乏していたものの摂取を勧め、併せて食事指導も行うそう。脱毛などの後遺症で来院した母と大学生の娘は、治療を始めて3カ月ほどで効果を実感し、半年ほどですっかり元どおり。さらにブレインフォグなどの後遺症にも改善が見られ、亜鉛効果の大きさがうかがえる。「すでに後遺症が起きている方には医療機関の受診が望ましいですが、今は健康で感染症予防が目的なら、毎日の食事で亜鉛の摂取を心がけるといいと思います」亜鉛を多く含む食材といえばカキが有名だが、そのほかウナギやイワシ、レバー、海藻、枝豆、きな粉、アーモンド、ごまなどにも多い。亜鉛はこれらから「毎日取る」ことが望ましいという。とはいえ、1日の推奨摂取量はカキだと5~6個分に相当する。毎日食べ続けるのはむずかしい。そこで、伊藤先生のおすすめはすりごまだ。ごま100gに亜鉛は5.9mg含まれ、肉類のなかで亜鉛が比較的多いといわれる牛肩ロースの約1.3倍だ。堅い皮がすりつぶされ、栄養素を吸収しやすいすりごまを活用しよう。「すりごまを毎日大さじ1~2杯。お味噌汁に入れたりご飯にかけたり、納豆に混ぜてもいいですね。すりごまを食卓に並べておいて、それぞれ好きなものにかけて食べるといいでしょう」食べる分だけそのつどすると、香ばしいごまの香りが食欲を刺激し、新鮮な風味が楽しめる。「ただし1日に大さじ2杯まで。それを超えて量が増えてしまうと、カロリーの取りすぎが心配です。注意してください」スーパーで安価で買えるごまだからこそ、今すぐ始められて長く続けやすい。毎日のすりごまふりかけ習慣で、新型コロナに負けない健康な春を迎えよう。
2023年03月17日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。今回は、家族で対策をしっかりしているという女性からのエピソードを紹介します。対策を徹底する主人公。一つ一つ手間ではありますが、家族のために頑張っていますね。そんななか、疲れた様子の夫から帰宅すると連絡がありました。体調は大丈夫なのでしょうか?作画:CHIHIRO原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年03月15日特定非営利活動法人日本唾液ケア研究会では、新型コロナウイルス感染予防対策におけるマスク着用の緩和を受けて、今後の感染予防対策として重要となる体の抵抗性の向上についての講演会を神戸商工貿易センターで2023年3月26日(日曜日)に開催いたします。*体内マスク:マスクは外来微生物から体を守るための物理的バリアとして利用してきました。体内マスクは、口腔粘膜の表面でバリアとして機能する唾液を意味し、生体的なバリアを表現しています。【講演会 開催概要】日時 : 2023年3月26日(日曜日) 13:00-15:00/受付 12:30より場所 : 神戸商工貿易センター26階 第1会議室開催方法 : 上記現地開催とZoomによるWEBの併用開催プログラム: 1. 基調講演 13:05-13:45新たな生活様式における唾液IgAの意義― 体内マスクで病原体から体を守る ―神奈川歯科大学短期大学部 准教授 山本 裕子内容:口腔は感染の入り口であるが、無防備ではない。口腔では、日夜、病原微生物との戦いが繰り広げられ、身体を守っているのである。その中心的な役割を果たすのが唾液であり、IgA抗体が実行している。本講演では、口腔の健康から全身の健康を目指す基盤として、口腔の防衛力UPの方法をメカニズムも含めて紹介する。2. レクチャー 13:50-14:20進化する唾液― 日本人は唾液アミラーゼ遺伝子のコピー数の多い民族である ―神奈川歯科大学 副学長・教授 槻木 恵一内容:唾液といえばアミラーゼを連想する方は多いだろう。この唾液アミラーゼは、食生活の変化とともに進化してきた。唾液の進化は、ヒトの生活様式と関係しており、極めて重要な存在なことに気が付かされる。ぜひ、唾液を見直すきっかけにして欲しい。■費用無料*但し、報道関係者以外が参加するには、日本唾液ケア研究会の会員になる必要があります。3月22日までに会員登録を下記のURLからお願いします。 ■主催特定非営利活動法人日本唾液ケア研究会*日本唾液ケア研究会( )唾液の健康効果を科学的に明らかにし、臨床応用する一連の取り組みを推進するため、医療・介護関係者、企業、行政、大学、市民等が、お互いに研鑽を積みネットワークを構築すると同時に唾液の健康効果の啓発を行い、口腔の健康から全身の健康を目指す特定非営利活動法人です。唾液を専門的および学際的に扱う学術団体はこれまでなく、唾液学や唾液検査学の学問体系を作ることも目指しています。2023年5月28日(日曜日)には、井上 和歯科衛生士による唾液についての講演会を無料で開催します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月15日学而図書(所在地:神奈川県横浜市、代表:笠原 正大)は、新型コロナウイルス感染症対策の最新技術を特集し、防災研究、科学研究の最新成果を広く報告する科学誌「TEN(Tsunami, Earth and Networking)」第4巻『COVID-19対策技術のいま』を、2023年3月25日(土)より全国の書店にて発売いたします。『TEN vol.4 COVID-19対策技術のいま』詳細: 『TEN vol.4 COVID-19対策技術のいま』表紙■『TEN vol.4 COVID-19対策技術のいま』について本書では、光技術によるウイルスの不活化・飛沫の見える化、ダイヤモンド・プリンセス号事件での経験を基に開発された新たな検査プラットフォーム、超高速配列相同性検索ソフトウェアによるメタゲノム解析といった、新型コロナウイルス感染症対策の最新技術を特集。加えて、トンガ噴火による火山性津波、気候変動の最新分析、沿岸建築物の耐津波設計など、第一線の研究者による最新の防災研究・科学研究の論稿を多数掲載しています。<目次>【巻頭言】バランスと調和の時代づくりが21世紀最大の課題山中 燁子(国際津波防災学会 代表)【巻頭解説】2022年トンガ噴火で発生した火山性津波馬場 俊孝(徳島大学大学院 社会産業理工学研究部 教授)村田 一城(港湾空港技術研究所 研究官)石峯 康浩(山梨県富士山科学研究所 富士山火山防災研究センター 主幹研究員)戎崎 俊一(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員)【特集 COVID-19対策技術のいま】■光技術による新型コロナウイルスの見える化・不活化技術の開発 ―安全・安心な空間を目指して―和田 智之(理化学研究所 光量子工学研究センター 光量子制御技術開発チーム チームリーダー)小川 貴代(理化学研究所 光量子工学研究センター 光量子制御技術開発チーム 研究員)斎藤 徳人(理化学研究所 光量子工学研究センター 光量子制御技術開発チーム 上級研究員)村上 武晴(理化学研究所 光量子工学研究センター 光量子制御技術開発チーム 研究員)■新しい迅速・高感度・携帯型POCT(Point of Care Test)システムGenPadの開発臼井 健悟(株式会社ダナフォーム 取締役)林﨑 良英(株式会社ダナフォーム 代表取締役、順天堂大学 革新的医療技術開発研究センター 客員教授)■超高速配列相同性検索ソフトウェアPZLASTによるメタゲノムデータマイニング東 光一(国立遺伝学研究所 情報研究系 助教)森 宙史(国立遺伝学研究所 情報研究系 准教授)石川 仁(株式会社PEZY Computing)村上 紀光(クロスタス株式会社)酒井 智史(クロスタス株式会社)戎崎 俊一(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員)黒川 顕(国立遺伝学研究所 情報研究系 教授)【論考】■ハザードチェーンを考慮した沿岸建築物に対する耐津波設計に関する基礎的研究増田 光一(日本大学 理工学部海洋建築工学科 名誉教授)居駒 知樹(日本大学 理工学部海洋建築工学科 教授)相田 康洋(日本大学 理工学部海洋建築工学科 助教)■海上低層雲による気候変動緩衝戎崎 俊一(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員)【解説】■スポーツ技能上達に関与する「Wスピン」運動原理と、それを習熟するための手法「操育」について手塚 一志(上達屋:有限会社ベータ・エンドルフィン 代表取締役、理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 客員研究員)■「防災教育すごろく」製作とその普及活動 ―当事者意識の醸成の実践事例―シェリン ミシェル 映里花(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース 高校3年)小澤 優(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース 高校2年)釆睪 みのり(上智大学 文学部哲学科1年)高山 愛女(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース 高校3年)永森 理仁(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース 中学1年)進藤 悠佳理(聖心女子大学大学院 文学研究科史学専攻 修士課程)永森 貴子(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース 主任研究員)■アクター・ネットワーク・セオリーの東洋的経験世界への展開試論小野寺 清(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 客員研究員)■FLOATING CABINの開発と社会実装策江頭 満正(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 客員研究員)■浜口梧陵の「実践的知性」とその背景としての対話について進藤 悠佳理(聖心女子大学大学院 文学研究科史学専攻 修士課程)釆睪 みのり(上智大学 文学部哲学科1年)永森 貴子(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース 主任研究員)『TEN vol.4 COVID-19対策技術のいま』目次<書籍概要>タイトル: 『TEN vol.4 COVID-19対策技術のいま』著者 : TEN出版委員会(戎崎 俊一、増田 光一)編価格 : 1,650円(税込)発売日 : 2023年3月25日(土)/電子書籍版3月31日(金)※取り扱い状況は店舗により異なります。ページ数: 112ページ仕様 : B5判・並製、カラー図版多数収録ISBN : 978-4-9912091-8-5発行元 : 学而図書URL : ■編者プロフィール戎崎 俊一(えびすざき・としかず、理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員)1958年山口県生まれ。NASA研究員、神戸大学助手、東京大学助手、同助教授を経て、1995年に理化学研究所主任研究員となり、現在に至る。著者に『ゼミナール宇宙科学』(東京大学出版会)、訳書に『銀河の世界』(エドウィン・ハッブル著、岩波書店)ほか多数。増田 光一(ますだ・こういち、日本大学 理工学部海洋建築工学科 名誉教授)1951年千葉県生まれ。1988年日本大学理工学部助教授、1993年同教授。2020年より日本大学理工学部研究所上席研究員。海洋建築工学、水波・浮体工学、津波防災工学を専門とし、2020年11月から国際津波防災学会の副代表を務める。■事業者概要事業者名: 学而図書代表者 : 笠原 正大所在地 : 〒222-0011神奈川県横浜市港北区菊名1丁目4-2 第一橘ビル220 SOLO妙蓮寺設立 : 2021年4月事業内容: 教育書を中心とした書籍の企画・編集・出版・販売URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】学而図書TEL:045-550-7057お問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月15日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染防止対策として、日常に溶け込んだ、マスクの着用。多くの民間企業でマスクの着用が呼びかけられたことから、手指衛生と同様、人々の生活に欠かせないアイテムになっています。当初(2020年)コロナウイルスは、高い感染力を持ち、重症化しやすい危険な感染症とされ、これまで『2類相当』に分類されていました。しかし、流行から4年目に突入した2023年3月現在、変異しながら徐々に勢いが衰えてきました。これを受け、政府は同年5月8日に、コロナウイルスを季節性インフルエンザと同じ『5類』に引き下げる方針を固めたのです。マスクの着用をめぐり、ネットでは疑問の声コロナウイルスを『5類』に引き下げることで、政府は同年3月13日以降のマスクの着用を「個人の主体的な選択を尊重する」とし、個々の判断に委ねる方針を定めました。同日現在、SNSでは『マスクは任意』『マスク解禁』など、マスクが関連するワードがトレンド入り。マスク着用を徹底する必要がなくなり、喜びの声が上がる一方で、一部では疑問の声が上がっています。※写真はイメージ政府の発表をもとに、企業や学校は、マスクの着用についてそれぞれアナウンス。株式会社イオンは、利用客にはマスクの着用を求めず、従業員のマスク着用は継続する旨を発表し、話題になりました。イオン、マスクなしでの利用OKに従業員は引き続き着用また、従業員のマスク着用については、保険会社である明治安田生命保険相互会社、百貨店の株式会社三越伊勢丹ホールディングスなども継続の意向を示しています。文部科学省は、学校におけるマスク着用の考え方について、同年4月から「マスクの着用を求めないことを基本とする」とし、詳細については改めて知らせる予定とのこと。同年3月末までは、従来通りマスクを着用し、感染対策を行うよう通知しています。2月10日付け政府対策本部決定においては、4月1日以降の新学期におけるマスクの着用の考え方について、「学校教育活動の実施に当たっては、マスクの着用を求めないことを基本とする」等とされており、これらに係る留意事項等については、改めてお知らせする予定ですので、御承知置きください。併せて、同本部決定においては、学校におけるマスク着用の考え方の見直しについては、令和5年4月1日から適用することとされていますので、令和5年3月31日までの年度内における卒業式以外の学校教育活動においては、従来どおり、文部科学省が作成する「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」や関連する事務連絡等を踏まえつつ、メリハリのあるマスクの着用をお願いします。文部科学省ーより引用同年5月8日に、『5類』に引き下げられることから緩和された、マスクの着用。しかし、政府の方針と企業や学校側の対策に、ズレが生じているのも事実です。現状、コロナウイルスが終息したわけではないため、団体である企業や学校は熟考し、判断しているのでしょう。企業や学校が別途定めている方針に、疑問を抱く人は少なくない様子。さまざまな声が上がっています。・ショッピングモールに行ったけど、従業員は全員マスクをしていたから、客側もしていたのかな?・子供もマスクが外せると思ったら、学校はまだ従来通りの対応だった…。統一されていないのが正直ややこしい。・政府の取り決めなのに、職場に義務付けられるのはどうなんだろう。どうであれ、しばらくマスクは持ち歩くことになりそう。ちなみに、厚生労働省はTwitterアカウントで、医療機関や高齢者施設を訪問する時や、通勤ラッシュで混雑した公共交通機関に乗車する際は、マスクを着用するよううながしています。マスクの着用については屋外では原則不要、屋内では原則着用としていましたが、令和5年3月13日から個人の選択を尊重し個人の判断に委ねることになりました。ただし、受診時や医療機関・高齢者施設を訪問する場合などは、重症化リスクの高い方への感染を防ぐためマスクの着用をお願いします。 pic.twitter.com/cLY0BZ0fPJ — 厚生労働省 (@MHLWitter) March 12, 2023 また、ルールで縛ることに対し疑問の声を上げる人とは別に、マスクを外すことに抵抗を感じる人も。「外すのはまだ不安」「周囲の人がどう思うかが気になって外せない」などの意見も上がっていました。新学期が始まる同年4月や、コロナウイルスが『5類』に引き下げられる同年5月8日に新たな変化があるのか、それぞれの対応に注目が集まります。[文・構成/grape編集部]
2023年03月13日東京・浜松町のシーバンス ア・モール テナント会は、新型コロナウイルスにより地域のイベントの中止が続いているなか、3年ぶりに「シーバンス」で地域貢献活動として『SDGsスプリングフェスタ』を2023年3月17日(金)・18日(土)に開催します。<スケジュール・イベント内容>■3月17日(金)夕刻の時間帯に、飲食・物販・サービスエリアとなるア・モールご利用の皆様にヴァイオリンとアコーディオンの演奏を楽しんでいただけます。またソフトドリンクの無料配布も行います。●ヴァイオリンとアコーディオンの演奏時間17:00~/18:00~/19:00~三部制●ソフトドリンク無料配布予定配布数が無くなり次第、配布終了となります。■3月18日(土)屋外ステージにて、芝小学校吹奏楽部による演奏や戸板女子短期大学・近隣キッズのダンスチームによるダンスパフォーマンス、日本ブラインドサッカー(R)協会によるブラインドサッカー(R)教室など盛りだくさんのイベントを開催します。また広場やアトリウム内では様々なワークショップを通してSDGsを体験できるようになっております。<スケジュール・イベント内容>●エコパフォーマンス「エコパフォーマーじっきぃ」11:00~11:30、14:00~14:30エコパフォーマーのじっきぃによるSDGsについて学べるような楽しいショーを開催します。●芝小学校吹奏楽部「芝シンフォニックブラス」11:30~12:00芝小学校の4年生から6年生の児童に演奏をしていただきます。子供たちが元気いっぱいに演奏します。●ブラインドサッカー(R)教室12:00~12:30、13:30~14:00日本ブラインドサッカー(R)協会による貴重なブラインドサッカー(R)体験ができます。●ビンゴ大会12:30~13:00、15:00~15:30ア・モール各店200円以上のレシートで参加できます。豪華景品やア・モール館で使えるお得な商品券がもらえるかも。●戸板女子短期大学「Vigor」13:00~13:30ヒップホップからKPOPまでジャンルに分かれ活動しています。●「Magical Dream芝浦」「Mermaid☆STSRS高輪」・14:30~15:00Magical Dream芝浦・15:30~16:00Mermaid☆STSRS高輪2017年のシーバンスの夏祭りから踊っているダンスチームです。コロナ禍で夏祭りが開催できず、約3年ぶりにシーバンスでのダンスとなるため、地域の方も楽しみにしています。●ワークショップでSDGs体験!<屋外広場>・手作りはんこ屋さん、イラストグッズ、オルゴナイトアクセサリー、土鈴、たい焼き<屋内アトリウム>・エコワークショップ(シーグラスフォトスタンド、間伐材バッチ)・点字の名刺づくり、占い(カードリーディング)、弱視体験・音の鳴るボール【シーバンスSDGsスプリングフェスタ 実施概要】名称:シーバンスSDGsスプリングフェスタ開催日程:2023年3月17日(金)、18日(土)17日(金)17:00~20:0018日(土)11:00~16:00会場:シーバンス水の広場(東京都港区芝浦1-2-2)アクセス:JR浜松町駅徒歩9分主催:シーバンス ア・モール テナント会企画・運営:株式会社イマジネーションプロみなみかぜ(画像はプレスリリースより)
2023年03月10日新型コロナウイルス流行当初はみんな感染したくないがゆえに、ピリピリモード。ニュースではマスクをしていない人を厳しく注意したり、県外ナンバーの車に嫌がらせしたりということも自粛警察が話題になっていました。全国版ニュースでしたので 「都会にはいろんな人がいるな 」と驚きつつ、田舎に住んでいる私はどこか人ごとと思っていたのですが……。急にそんな言い方しなくても 2021年3月、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、買い物をするため生後7カ月の娘を抱っこして近所のスーパーへ。体調に異常はなく、マスクもしっかり着用して買い物をしていました。ところが、買い物中急に喉がつかえる感覚があり「咳払いをしたい!」と思った私。コロナ禍なのでためらいましたが我慢できず、小さく1度咳をしました。すると、近くにいた60代くらいの見知らぬおばさんが「汚い!」と言ってきたのです。 マスクをしているうえに大きな咳ではなかったので、私に向けられた言葉だとは思わず、気にすることなくおばさんの横を通り過ぎました。ところが、おばさんは後をついてきて、自分のカートを私の前に突き出し「あなた、さっき私の近くで咳をしましたよね……。汚いでしょう!」と非難してきたのです。咳が出たことは事実ですが、そのおばさんに向かって咳をしたわけではありません。 ただ、こちらは赤ちゃんを連れています。そして相手は、カートをぶつける勢いで来て、見ず知らずの人に非難してきたおばさん。そんな人に応戦したら「抱っこひもを引っ張られたり、体当たりされたりするのでは?」という思考が駆け巡りました。そうなると、わが子に危害が及びかねません。悔しい気持ちをグッと抑え、何も言い返さずにその場を後にしました。 このエピソードを友だちに話すと、「コロナ禍でみんな必要以上に過敏になっているだけだから、気にしなくていいよ!」と言ってくれ気持ちがスッキリしました。病気にかかりたくなくて、ナーバスになる気持ちはわかります。でも、今回遭遇したおばさんのように非難することは良くないと思った出来事でした。 作画/うめたま堂本舗著者:中村ひとか6歳と2歳の子どもを持つ30代後半のワーママ。元気すぎる子どもたちの育児と仕事の両立に、毎日てんてこまい。心配性な一面があり、不安を感じたら検索魔に大変身。
2023年03月08日2023年3月13日から、政府の方針により新型コロナウイルス感染症対策としての『マスク着用』が、個人の判断にゆだねられます。事業者については、利用者または従業員にマスクの着用を求めることが許容されるため、企業がどのような対応を取るのか、気になる人も多いでしょう。そんな中、イオン株式会社(以下、イオン)は、利用客と従業員のマスク着用に関する、今後の方針を明らかにしました。イオン、従業員はマスク継続同月6日、イオンは防疫対策の基準などを示した『イオン新型コロナウイルス防疫プロトコル』を改定したことを発表。店舗の利用客には、マスクの着用を求めないことを明らかにしました。ただし、感染拡大時や混雑する場所では、マスク着用をお願いする場合もあるとのことです。また、従業員については引き続き体調管理チェックを実施するとともに、マスクの着用も継続。そのほか換気の徹底や、非接触式体温計などの設置も引き続き行われ、今後も蓄積したデータや専門家の知見をもとに、感染リスク低減に努めるといいます。ネットでは、さまざまな意見が上がっていました。・いい判断だと思う。現状、企業なりにできる配慮はこれが限界なんじゃないかな。・3月は花粉症の人も多いし、すぐに変わるかどうかは分からない。・従業員を守ろうとする姿勢が感じられていいと思う。・働いている従業員も、マスクをしなくてよくなったら安心なんだけどね。全国に2万以上の店舗を持つイオン。日々、利用しているという人は少なくないでしょう。利用客の中には、マスクの着用は個人の判断で問題ないと思う人もいれば、マスクを着けない人が周囲にいることに不安を感じる人がいるのも事実です。もし店舗を利用する場合は、それぞれの『個人の判断』が尊重されるよう、各々が配慮をすることが大切だといえそうですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月07日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「新型コロナ、5類に移行」です。課題は山積。感染対策は、今後も緊張感を持って。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが2類相当から5類に変わることになりました。季節性インフルエンザと同じ扱いになります。ただ、課題はたくさんあります。新型コロナ感染者数は周期的に増加しますし、後遺症の問題もあります。感染者数が増えると医療機関が逼迫して、救急搬送を受け入れられない病院も出てきます。岸田総理は1月の記者会見で、5類への見直しに向けて、「原則として、5類感染症とする方向で専門家に議論していただきたいと考えている」と発言しました。本来、専門家の役割は政治判断と離れたところで科学的な知見に基づいて提言すること。専門家と政治判断は緊張関係にあってほしいと思います。その点、東京都では国と歩調を合わせず、東京iCDCという、CDC(アメリカ疾病対策予防センター)にならった専門家チームを作り、独自の提案をしています。5類への移行で大きな論点になるのは、どこまでを公費で負担するかです。2類相当の現在は入院や外来の費用は公費でまかない、無料のPCR検査も行ってきました。これが自己負担になると当然、受診控えが出てくるでしょう。また、医療現場での体制も、5類になることで、新型コロナの疑いがある患者とほかの外来患者を区分けしなくなるので、病院でクラスターが発生することも予想されます。流行の把握や新たな変異株の検出も、状況に合わせて速やかな体制を作っていかなければいけないと思います。政府は3月13日よりマスクの着用のあり方を、屋内外を問わず、個人の判断に委ねる方針を打ち出しました。ただ、国の基準が変わろうと、マスクのルールが緩和しようと、ウイルスの威力は変わりません。コロナ禍がおさまったかのように思われるかもしれませんが、感染対策は変わらず続けていかなければなりません。インフルエンザのタミフルなどのように、新型コロナ治療薬の開発も進んできています。私たちが不安な症状を訴えたときに、近くの医療機関で安心して投薬を受けられる、そういう体制を政府はまず迅速に広げていってほしいと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~)が放送中。※『anan』2023年3月8日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年03月03日政府方針に翻弄される企業のコロナ対策の課題(2023年2月時点)危機管理とBCPの専門メディアであるリスク対策.com は、企業をはじめとする組織が、2023 年2 月現在、新型コロナウイルス感染症に対して、どのような対策を行っているのか、今後どのように対応する方針なのかを明らかにすることを目的に 2 月13 日から 22 日まで、インターネットによるアンケート調査を実施しました。政府は、マスクの着用について 3 月13日から屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねることを決め、さらに 5 月 8 日からは新型コロナウイルスの感染法上の分類を季節性インフルエンザと同じ「5 類」に引き下げることを決定しました。そのため、企業は、マスクの着用や、感染時の出勤停止期間などのルールを独自に決める必要があります。本調査の結果、今後の施設内におけるマスクの着用方針については「未定」との回答が最も多く、感染対策の緩和には慎重な姿勢が浮かび上がりました。5 類移行後の感染時の出勤停止期間についても「未定」が最も多くなりました。一方、「未定」を除くと、「5 日以上 7 日未満」との回答が最も多く、現状の政府の基本的対処方針に基づく自宅療養期間を踏襲したいと考えている企業も多いことが分かりました。詳細を読む : アンケートの対象はリスク対策.com のメールマガジン購読者(約2 万5000 人)で、計306 の回答があり、そのうち、同一企業からの重複回答などを除いた294 件を有効回答として分析しました。回答企業の属性は、東京都に本社を持つ企業が56.1%で過半数を占め、次いで大阪府が 10.2%でした。業種は製造業が39.1%で最も多く、情報通信・IT 関連(9.9%)、専門サービス業(8.5%)の順となりました。企業規模は、101人~ 500人(23.5%)が最も多く、1001人~ 5000人(23.1%)がほぼ同率でした。回答企業の8割以上がBCPを策定しており、感染症を想定したBCPを策定している企業も64%ありました。回答者の7割が総務・リスクマネジメント部門でした。なお、結果の分析に際しては、① 100人以下の企業群、② 101人~ 1000人の企業群、③ 1001人以上の企業群の3 グループ間で比較を行いました(一元配置分散分析)。また BCP の取り組み状況として、①感染症を想定した BCP を未策定、あるいは策定したものの、その後見直していない企業群(感染症BCP見直し無)と、②策定して見直しを行っている企業群(感染症 BCP見直し有)の2 グループ間で比較を行いました(t検定による比較)。本記事では有意水準5%未満の場合を「有意差あり」と表現しています。■サマリー【1】マスクの着用については「未定」が最多政府は3 月 13 日から屋内・屋外を問わずマスクの着用を個人の判断に委ねる方針を決定しましたが、今後の施設内におけるマスクの着用方針については、「未定」との回答が 35.4 %と最も多く、いまだ企業としての方針が決めきれないでいる状況が浮き彫りになりました。次に多かったのが「政府の方針に従う(個人の判断に委ねる)」( 27.8 %)でした。企業規模で有意な差は見られませんでした。マスク着用に関する自由回答では、「社員間でも意見が分かれ、会社として強制できない」「工場とオフィスではリスクが異なる」などの課題が多く出されました 。【2】パーテーションは継続して使用感染防止のためのアクリル板パーテーションの今後の設置方針についても、「未定」(31.3 %)との回答が多かったものの、「現状のまま継続して使う」が 36.8 %で最多となりました。「現状のまま継続して使う」との回答は、企業規模が小さなグループほどその割合が多く、 100 人以下の企業グループでは 43.9 %となりました。ただし、企業規模での有意な差は確認されませんでした。【3】ジェットタオルはすでに稼働が最多トイレなどに設置しているジェットタオルの今後の稼働予定については、「当初停止していたが、すでに稼働させている」との回答が35.3%で最も多くなりました。「今後も当面稼働させる予定がない」との回答も2 割弱ありました。なお、企業規模による有意な差は確認されませんでした。【4】在宅勤務は「現状レベル」を継続今後の在宅勤務の方針については、大半の企業が「現状のレベルを維持」と回答。「在宅勤務者を減らして出社を増やす」との回答は全体で23%ありましたが、逆にテレワークをさらに推進は1.6%にとどまりました。別の質問で、現時点におけるテレワークの実施状況について聞いたところ、指導していないが21.4%、指導しているが21.1%、推奨しているが38.2%と回答が分かれ、テレワークの推進については、企業によって大きく異なっていることが推測されます。目次1. 【 現時点における 】 感染疑い時における従業員に対する指導2. 【 現時点における 】 濃厚接触者となった場合などの指導3. 【 現時点における 】 職場での対策状況4. 【 現時点における 】 従業員個人のワクチン接種状況の管理5. 【 現時点における 】 従業員感染時における接触者への連絡6. 【 現時点における 】 マスク・消毒液の備蓄状況7. 【 これまでの 】 新型コロナウイルス対応への検証8. 【 3月13日以降の 】 「施設内における」マスクの着用方針9. 【 今後の 】 アクリル板パーテーションの今後の設置方針10. 【 今後の 】 トイレなどのジェットタオルの今後の稼働予定11. 【 今後の 】 「社外における」社員同士の会食12. 【 今後の 】 在宅勤務の方針13. 【 5 類移行後の 】 感染者や濃厚接触者の出勤停止期間14. 自由回答-現在の課題詳細を読む : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月02日伯方塩業株式会社(本社:愛媛県松山市、代表取締役社長:石丸 一三)は、新型コロナウイルスの国内感染拡大で長らく中止していた工場見学を、2023年3月19日(日)より再開いたします。メインバナー伯方の塩大三島工場は、年間10万人の方にお越しいただくほど、愛媛県・大三島の人気の観光スポットです。2020年2月から見学者受け入れを中止しておりましたが、心待ちにされる声に後押しされ、このたび再開する運びとなりました。【工場の見どころをご紹介】1. 伯方の塩ができるまでを見学!塩の山伯方の塩ができるまでを見学窓からご覧いただけます。にがりをほどよく残すため自然乾燥中の高さ2mを超える真っ白い塩は、まるで雪山のよう。※2023年4月中旬頃まで工場設備更新のため、製造ラインが停止しております。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。2. 迫力満点!流下式枝条架併用塩田流下式枝条架併用塩田流下式枝条架併用塩田は、かつて瀬戸内海沿岸で親しまれていた昔ながらの塩田です。2010年、当時の塩田技術者のご協力のもと、大三島工場の敷地内に社員の手で再現しました。目の前にすると圧巻のスケールです。3. 自分で作ってみよう!塩つくり体験(要予約)塩つくり体験濃い塩水を煮詰めて、自分だけの“My塩”つくりにチャレンジいただけます。自分でつくった塩は美味しさもひとしお。持ち帰って、自宅の塩と食べ比べてみましょう。4. お土産いっぱい!ここでしか味わえない味も売店GOEN商品ショップは売場面積を拡大して、商品ラインアップを充実させました。塩のほか、伯方塩業の農業プロジェクト「GOEN」からは、有機JAS認証のさつまいもを使用したクッキーや新商品の干し芋などを販売。またここでしか味わえない人気の塩ソフトクリームは、大粒の塩「フルール・ド・セル」のトッピングに加え、新たに「ブラッドオレンジソルト」も追加。お好きな味をお選びいただけます。再開を記念して来場者プレゼントも用意しておりますので、皆さまぜひお越しください。工場見学の詳細や営業日はホームページをご覧ください。 ※来場記念特典は無くなり次第終了となります。【伯方の塩 大三島工場】所在地 :愛媛県今治市大三島町台(うてな)32番地見学時間:9:00~16:00(受付時間は15:30まで)※工場の稼働時間9:00~15:00。定休日 :水曜日(祝日を除く)、盆休み、秋祭り、年末年始※夏休み(盆休みを除く)と11月は水曜日も営業。事前にホームページの見学カレンダーをご確認ください。駐車場 :あり(無料)▼工場見学に関するお問い合わせ先伯方塩業株式会社 工場案内課TEL:0897-82-0660(電話受付:9:00~16:00)【会社概要】社名 : 伯方塩業株式会社代表者 : 代表取締役社長 石丸 一三所在地 : 〒790-0067 愛媛県松山市大手町2丁目3-4設立 : 1973年8月事業内容 : 塩の製造及び販売コーポレートサイト: ※伯方の塩は、輸入天日塩田塩と日本の海水が原料です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月01日新型コロナウイルスの影響で最初の緊急事態宣言が発令された4月から5月にかけて、自粛生活を送っていたわが家。用事があるとき以外はあまり出かけませんでした。その後、自粛規制もだいぶ緩和されてきたころ、久しぶりに少し遠出をすることになりました。 午前中は順調だった久々のおでかけということで、6歳と2歳の娘たちだけではなく、私たち親もとても楽しみにしていました。ドライブして公園に行き、ランチを食べたあとは鍾乳洞に行くというプラン。 滑り出しは好調で渋滞もなく、最初の目的地である自然公園につきました。その辺りでは有名な規模が大きい公園で子どもたちはハッスルし、お昼過ぎまで楽しく遊びました。 夫婦喧嘩が勃発!おなかもすいたので、調べておいたレストランに行くことに。子どもたちは疲れと空腹もあり、かなりうるさくしていて、夫は怒りをつのらせていました。そしてイライラしていた夫は、ナビの入力に手間取るというちょっとしたミスをした私に怒鳴ったのです。八つ当たりもいいところ! その場で言い返すことはしませんでしたが、お昼を食べている間も私はふてくされていました。そんな態度をみて夫は車に戻るや否や「いつまで怒ってるの。しつこいよ」と言い放ちました。そこから夫婦喧嘩勃発です。 車内が嫌な空気に子どもたちが見ていることはわかっていましたが、私たちは言い合いを止めることができず。車中の子どもたちはうつむいてしまいました。楽しい旅行を私たち親がこんな空気にしてしまうなんて……と、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 本当はまだ夫に対して言いたいことがたくさんありましたが、次の目的地である鍾乳洞についた時点で気持ちを切り替えよう、子どもたちが楽しめるよう明るく振る舞おうと心に決め、何ごともなかったように振る舞うことに。すると子どもたちは不安な顔から一転、笑顔に戻ってくれました。 子どもの前で仲直り子どもたちには、喧嘩をしたら「ごめんね」と伝え、仲直りしようねと教えています。私は喧嘩をしてしまったあとに仲直りするところを見せるのも大事かなと思い、子どもたちの前で夫に「怒りすぎちゃってごめん」と謝りました。 すると、夫も私に「八つ当たりをしてごめん」と謝ってくれたのです。そして、子どもたちにも「喧嘩をしてしまってごめんなさい」と伝えたところ、「いいよー」と許してくれました。 子どもたちの前で夫婦喧嘩をして怖がらせてしまい、本当に申し訳ないことをしてしまいました。しかし、子どもたちの前でちゃんとお互い謝り、仲直りすることができことは良いことだったかなと。これからも悪いと思うことをしてしまったらきちんと謝れる親でいたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/Michika監修/助産師 松田玲子著者:小川恵子6歳と2歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2023年02月26日夫はよく飲みに出かけるタイプです。新型コロナウイルス感染症が流行する前は会社のみんなで飲みに行ったあと、キャバクラに行くというのがルーティンのようでした。ある日、玄関に名刺がバラバラと落ちているのを見つけました。拾い上げて見てみると、名刺に書かれた名前は明らかにキャバ嬢の源氏名……。キャバクラ通いを止められない夫を持つ私の体験談です。★関連記事:「最近、家族が冷たい気がする…」しっかり者の妻に感謝しているけれど… #見えない地獄 1玄関に散らばる名刺の数々キャバクラ通いがルーティン夫の楽しみは仕事帰りの飲み会です。新型コロナウイルス感染症が流行する前の週末は、ほとんど飲み会に行っていました。同僚たちと飲みに行った後は、キャバクラに行くのがルーティンです。結婚したときから夫がキャバクラに通っていることは知っていたので、「適度に楽しむ程度なら……」と黙認していました。そんなある日、朝起きて顔を洗おうと寝室から廊下に出たときです。玄関に何枚かの名刺が散乱しているのを発見しました。「なんだろう? 」と思って拾ってみると、書かれているのは明らかにキャバ嬢の源氏名でした。「来てくれてうれしかったよ」「また来てね」といったメッセージも書かれており、このときはまだ、「またキャバクラに行ったのか……」としか思っていませんでした。いやらしい手書き文字に爆笑!名刺を発見してから数週間後。また同じように玄関にキャバクラの名刺が落ちているのを見つけました。「名刺くらいちゃんと片付けてよ」と少しイライラしながら散らばった名刺を集めることに。前回のように、まとめた名刺はすぐにゴミ箱に捨てるはずでした。しかし、ある1枚の名刺を見て、思わず私は手が止まってしまいました。そこには、思わず笑ってしまうようないやらしい手書きコメントが! 「これはどう考えても、キャバクラではなく、ヘルスかソープに行っているのでは? 」と一瞬不安になりました。しかし、夫は隠しごとが驚くほど苦手なタイプです。もし本当に風俗に行っていれば、隠しきれず、すぐに私にバレるのがわかっていました。最近の夫を見ていて、普段と違う様子はなかったので、おそらくいつも通りキャバクラに行ったのでしょう。そのとき、夫の席に着いたキャバ嬢があたかも風俗嬢のようにメッセージを書いたのだと思います。凝ったメッセージに、「最近のキャバ嬢はやるな……」と変に感心してしまいました。起きてきた夫に「名刺が落ちてたよ」と言っても、特に悪びれることもせず、「ああ、ごめん」と言うだけでした。その後もしばしばキャバクラに行っていたようですが、2020年に新型コロナウイルス感染症が大流行。私たちが住んでいる地域でも緊急事態宣言が発令され、さすがの夫も飲み会には行かなくなりました。しかし、夫の自粛生活は本当に一瞬でした……。感染状況が少しずつ落ち着き始めると、それに比例するかのように飲みに出かける頻度が増えたのです。いくら感染者数が落ち着いているとはいえ、まだまだ手放しで安心できる状況ではありません。私は正直「もう少し自粛してほしい」と思いながらも、夫が聞き入れてくれない気がして言えずにいました。それから数日後。夫が飲み会に行く頻度が増えると同時に、またキャバクラの名刺が玄関に落ちていました。なぜこんなに玄関に名刺を落とすのかも謎でしたが、コロナ禍で一向にキャバクラ通いを控えない夫にさすがの私も我慢の限界! 今日こそは言いたいことを言わせてもらおうと思い、仕事から帰宅した夫を捕まえ、みっちり説教しました自分が楽しめたらそれでいい?夫の頻繁なキャバクラ通いを受けて、私の胸に込み上げてきたのは、嫉妬よりも怒りです。世の中ではみんな必死で「感染症予防対策を頑張ろう! 」と努力しています。新型コロナウイルス感染症が流行して以来、医療従事者である私の友人は、感染対策のために旅行も里帰りもできていません。そんな人がいる中で、あなたは何を身勝手に楽しんでいるのかと……。あまりの無神経さに怒りがふつふつと湧いてきました。しかも、わが家にはまだ幼い姉妹もいます。万が一、夫が新型コロナウイルス感染症に感染し、子どもたちにも移ったらと思うとぞっとします。しかも新型コロナウイルス感染症に感染する可能性として考えられるのが、キャバクラの可能性が高いなんて……。とはいえ、仕事で朝早くから夜遅くまで働いている夫には、息抜きも必要だと思っています。キャバクラに行くことでストレス解消になるのなら、まったく行くなとは言いません。しかし、今後は頻度や状況を考えてもう少し慎重に行動してほしいと夫に話しました。まとめ今回の件で、夫のストレス解消にはキャバクラが切っても切り離せないんだろうなと再認識しました。「キャバクラ通いがいつか浮気につながるのでは? 」と不安になることもありますが、今のところ夫はきちんと線引きをして楽しんでいるようです。名刺にあれだけ面白いコメントを書けるキャバ嬢さんたちなのであれば、きっと夫たちにも楽しい時間を与えてくれているのでしょう。夫には今後も感染状況やお金、子どもたちにも配慮することを大前提に、節度を持ってキャバクラでのストレス解消をしてほしいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。取材・文/茨木アヤコマンガ/きびのあやとら著者/茨木アヤコ元教員。今はwebライター兼1児の母。仕事は執筆、趣味も執筆。面白く、読みやすい体験談をお届けできるよう心がけています。
2023年02月25日岸田文雄首相(65)は、2月10日に新型コロナウイルス対策本部を開き「3月13日からマスクの着用は屋内外を問わず、基本的には個人の判断に委ねる」と決定した。ワクチン接種が進んだとはいえ、昨年12月からの第8波では、約2カ月でおよそ1万6000人が死亡。その9割が70代以上の高齢者だ。このような状況で、いきなりマスクを外した生活に戻って大丈夫だろうか。インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長はこう指摘する。「そもそも、感染状況により法の下でマスク着用を義務化した海外とは違い、日本政府は国民に“お願い”したにすぎません。今更、国がマスク不要を唱えるのは、純粋に感染症の流行を分析して安全だと判断した、というより、海外に対してよく見えるように、という目的のパフォーマンスにしか思えません」さらに今は「第8波が終わり、次の波に備えている時期」と倉持医師は続ける。「決してコロナがなくなったわけではありません。そんなときに他者と食事をするのは、感染リスクがある飛沫のついた食品を食べることと同じ意味を持ちます。マスクをつければ、相手の飛沫が直接口の中に入り込むのを一定の割合で防ぐ効果があります。なので、現在でも赤の他人同士が集まる場所では、基本マスクはつけたほうがよい。感染症予防には、マスクをうまく活用し、手洗い、うがいを継続すること。換気をしたり、パーティションなどを用いて、新鮮な空気が吸える環境づくりも必要です」昭和大学医学部の臨床感染症学の二木芳人客員教授もこう話した。「政府が“マスクは不要”と言おうと、感染のリスクが無くなったわけではありません。現在の感染状況を考えると、政府は、ある程度の犠牲は仕方ないと覚悟をしたのでしょう。ならば、せめてそのメッセージは国民にしっかり伝えるべきです」いきなり日取りだけ決めて、個人任せにされても困るとし、「個人で判断するにしても、現在の感染状況と、明確な判断材料を伝えることが必要です。まだまだ怖いウイルスですから、自分や大切な人の命を守るために、状況とリスクを考慮し、メリハリのあるマスク着用が重要だと伝えたいです」さらに、「判断の基準はみんな一緒じゃない」と二木先生。「まず(1)若くて健康な人と、(2)高齢者・基礎疾患のある人、もしくは家族にそういう人がいる、の2パターンに分けて考えるべきです」二木先生は、(2)のハイリスクな人を守るためにもマスクは非常に有効だと話した。「人から飛沫をもらわないだけでなく、自分が感染していてもマスクがあればウイルスをまき散らかしません。両方向に効果的です。また現在は、感染しても症状がない“隠れ感染者”も相当数増えているといわれます。知らずのうちにコロナをうつしてしまわないためにも、特定の場面ではマスクをつけたほうがよいでしょう」今回は二木先生が、22のシーンに分けて、マスクをつけたほうがいい場合と外してもよいときを解説してくれた。表中の「着」はできるだけ着用すべきとき、「脱」はリスクが低い人は外してもよいとき、「△」は場合によるときだ。「判断の基本は、室内か屋外かです。また、部屋の密閉状態はどうか。人との距離は2メートル以上あるかも肝でしょう。『密閉』『密集』『密接』の『3密』を今もう一度しっかりと意識をして、命を守る行動をとりましょう」大切な人を守るためにもマスクを着けよう。
2023年02月23日2017年から開催を続けている『THE CAMP BOOK』は、新型コロナウイルスの影響に伴い2020年、2021年の2年間の見送りを経て昨年2022年に3年ぶりに開催し、大盛況で幕を閉じました。そしてこの度、2023年6月10日(土)・11日(日)の2日間にわたり富士見高原リゾートにて『THE CAMP BOOK 2023』の開催が決定しました。THE CAMP BOOK 2023 第2弾アーティスト発表ビジュアル過去にはPUFFYや氣志團といったメジャーアーティストに加え、多種多様なジャンルのアーティストが数多く出演し、2日間にわたり各ステージで多幸感溢れるパフォーマンスを繰り広げました。先日発表した第1弾アーティスト、eastern youth、ZAZEN BOYS、HUSKING BEEなど計6組に続き、第2弾アーティスト 計7組の出演が決定しました。そして2023年、4年ぶりの待望の復活となる夜のDJタイム『TCB DISCO』。第1弾として、石野卓球とOMK(YOUNG-G, MMM, Soi48)の2組が発表されました。【第2弾アーティスト】・ハンバート ハンバート・T字路s・思い出野郎Aチーム・TURTLE ISLAND・Monaural mini plug・石野卓球 ※TCB DISCO出演・OMK(YOUNG-G, MMM, Soi48) ※TCB DISCO出演2023年で5回目の開催を迎える『THE CAMP BOOK 2023』。今後もTCB DISCOを含めた追加出演アーティストの発表にも期待が高まり、益々目が離せなくなりそうです。■アーティスト詳細▼ハンバート ハンバートOfficial Website: ハンバート ハンバート▼T字路sOfficial Website: T字路s▼思い出野郎AチームOfficial Website: 思い出野郎Aチーム▼TURTLE ISLANDOfficial Website: TURTLE ISLAND▼Monaural mini plugOfficial Website: Monaural mini plug▼石野卓球Official Website: 石野卓球▼OMK(YOUNG-G, MMM, Soi48)Official Website: OMK(YOUNG-G, MMM, Soi48)and MORE!※順不同※出演アーティストの出演日、出演時間、出演ステージは後日発表いたします。※出演アーティストは変更になる場合がございます■早割チケット詳細先日、発売した最速先行チケットと先得チケットが大好評につき、即日SOLD OUT!!たくさんの反響やご要望をいただき、第2弾アーティストの発表に合わせて、通常の一般価格よりもお得な、早割チケットを数量&期間限定で発売開始します。少しでも『THE CAMP BOOK 2023』が気になった人は、一般発売前、最後のお得なこの機会での購入がおすすめ!!例年、即完売するオートキャンプセットや、大人気の常設テントセットに加えて、場内駐車券が付いたお得な2日通し入場券セットなどを特別価格&数量限定で発売します。販売期間:2023年2月22日(水)12:00~3月8日(水)23:59まで※予定枚数に達し次第販売終了※各日の1日入場券は3月中旬の一般発売より販売予定チケット購入はこちら! 最速先行チケット、先得チケットに引き続き、完売の可能性があるため、早目のチェックがおすすめです!※TCB DISCOの注意事項・TCB DISCOへの参加は『2日通し入場券』または3月の一般発売から販売する『TCB DISCO入場券』が必要です。・『2日通し入場券』をお持ちの方は『TCB DISCO入場券』は不要です。・一般発売から販売する『1日入場券』のみではTCB DISCOには参加できません。・『TCB DISCO入場券』の詳細は3月の一般発売時に発表しますので後日ご確認ください。■THE CAMP BOOK 2023開催概要開催日 : 2023年6月10日(土)・6月11日(日)雨天決行/荒天中止開場/終演予定: 6月10日(土) 開場 9:00/開演 12:00/終演予定 21:006月11日(日) 開場 9:00/開演 10:00/終演予定 16:00会場 : 富士見高原リゾート所在地 : 長野県諏訪郡富士見町境12067主催 : 株式会社norosi stand公式サイト : 【アクセス】●車の場合東京から(約128分)高井戸I.C.―(中央自動車道)―小淵沢I.C.―富士見高原リゾート静岡から(約120分)新清水JCT―(中部横断自動車道)―双葉JCT―(中央自動車道)―小淵沢IC―富士見高原リゾート名古屋から(約150分)小牧 JCT―(中央自動車道)―諏訪南 I.C.―富士見高原リゾート●電車の場合東京駅から(約130分)新宿駅―(JR中央本線)―小淵沢駅―富士見高原リゾート名古屋駅から(約155分)名古屋駅―(JR中央本線)―塩尻駅―(JR中央本線)―富士見駅―富士見高原リゾート【THE CAMP BOOK 2023 各SNS】・Facebook ・Twitter ・Instagram ・LINE公式アカウント ※長野県内に開催期間に、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言・まん延防止等重点措置および医療非常事態宣言が発令された場合、開催を中止する可能性がございます。開催中止となった場合のチケット取扱いについては、追ってご案内させていただきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月22日