私たちはまわりを田んぼで囲まれた長閑な田舎に家を建てました。小さな平屋の家です。小さな家ですがこだわりをたくさん詰め込みました。今回は家の中で気に入っている場所をいくつかご紹介したいと思います。■ 1.「キッチンカウンターの腰壁」は鎧(よろい)張りに「キッチンカウンターの腰壁」は家の外壁などでよく使われる鎧(よろい)張りという張り方になっています。リビングダイニングから見たキッチン板の張り方によってできた凸凹感が独特の雰囲気を作り出します。また、凸凹に張られた板に影ができるところも気に入っています。照明や日の当たり方で影のでき方が異なり、板の色味も変わります。キッチンの腰壁は鎧張りキッチンカウンターの腰壁としては多分オンリーワンのデザインではないかと満足しています。我が家は対面式キッチンなので、キッチンカウンターの腰壁はリビングやダイニングから常に見えています。常にどこからでも見えているキッチンの腰壁このキッチンカウンターの腰壁は、お客さんからもよく珍しがられます。■ 2.「ダイニングテーブル」圧迫感を感じさせない長さ我が家のダイニングテーブルは長い方が1800mm、短い方が850mmです。家づくりを始めた当初からダイニングテーブルは長いものが欲しいと思っていました。長いテーブルだと友達が何人か来ても対応できますし、たくさん料理が並べられます。我が家のダイニングテーブルでも、我が家は小さな平屋の家です。長いデーブルを置くと、部屋全体が狭く見えてしまいそうでした。ですので、テーブルの脚が天版の内側に入っている方が圧迫感がなく、スッキリ見えると考えました。テーブルの脚が天板の内側にあるのでスッキリして見えますさらにダイニングテーブルの材質はダイニングの床材であるナラと同じか近いものを考えました。天板の色もなるべく明るいものを選びました。ダイニングテーブルは床材に近い材質を選びました窓からの日差しを浴びてより明るい食卓になっています。長いテーブルなので、家族だけの時もゆったりと座れてお皿もたくさん並べらるところが気に入っています。
2018年10月17日「平屋建て」というと、シニア世代の方がのんびり住んでいるイメージではないでしょうか?しかし、今はモダンな平屋建てが増え、子育て世代や若い夫婦からも人気です。そこで今回は〔セキスイハイム東海〕の高柳店長に、平屋建てにするメリットやデメリット、モデルルーム見学で抑えるべきチェックポイントなどを教えてもらいました。いま子育て世代からもブームの「平屋建て」――「平屋建て=シニア」のイメージでしたが、いまは子育て世代からも人気があるようですね。高柳店長(以下、高柳さん):はい。最近は20代や30代のご夫婦も、平屋建てのモデルルームにご来場いただいています。そういった若い方から人気を集める要因の一つは、ワンフロアで掃除や洗濯など家事を完結できるからだと思います。それに、子どもが小さいうちは2階を子供部屋として使っていたとしても、大きくなればおそらく出ていくでしょう。自分たちも、足腰が悪くなれば2階に上がらなくなる。そうなれば「最初から2階はいらないね」という若い人が多いのも実情なんです。――平屋の良さはわかりました!では、あえてデメリットも教えていただけますか。高柳さん:平屋建てには2つ欠点があります。まず1つ目は、平屋だと2階の部分を全部1階にもってくるので、土地の広さが必要になること。2つ目は、坪単価が高くなってしまうこと。――なぜ平屋だと坪単価が高くなるのでしょう?高柳さん:坪単価を上げる要因は、家の土台の基礎と屋根。この2つが多いほど坪単価は高くなります。たとえば、床面積が同じ30坪の家でも、総2階になれば、1階で15坪、2Fで15坪を合計するため、基礎も屋根も半分ですみます。それに対して、平屋は30坪分まるまる基礎も屋根も必要になります。分譲地で総2階の建物が多いのは、割安で建てられるからなんですよ。――どのくらい坪単価は違うのでしょうか。高柳さん:坪単価でいうと、平屋の方が坪10万~15万円ほど高くなります。でも、坪数を落とせるので総額はあまり変わらないんですよ。というのも、実際の広さで比較すると、同じ30坪でも平屋の方が+5坪ほど広くなります。2階建ての場合は、2Fの廊下やトイレ、階段スペースがいりますが、平屋の場合はいりませんよね。だから、2階建ての広さと同じ感覚で平屋を建てるのであれば、25~26坪くらいに落とせるんです。そうなってくると、総額は、平屋でも2階建てでもあまり変わらない。「平屋建ては坪単価が高いから……」といって、最初からあきらめてしまうのはもったいなんです。平屋を賢く使いこなすアイデア――平屋住宅派!という人のために、知っておくと便利なアイデアなどを教えてください。高柳さん:平屋建てだと、2階がない分、吹き抜けや屋根裏を有効活用ができます。たとえば、吹き抜けで視線を広く見せるのもひとつの手。2階建てだと、上に部屋を作らなければならない分、空間も限られますからね。高柳さん:床下から高さ1.4m以下なら「2階」ではなく「中二階」の扱いになります。これだと部屋として換算されないため、固定資産税の対象になりません。――なるほど!屋根裏部分を閉じてしまえば、ただのデッドスペース。そこを賢く使いこなすことで、お得感も出ますね。モデルルーム見学で気をつけたいこと――モデルルームの見学をすると、ただただ内装の雰囲気が素敵で、「こんな家に住んでみたい!」という強い憧れをもちます。非日常感溢れる空間に、テンションも上がりっぱなし。そんなモデルルーム・マジックに惑わされないためにも、見学時はどこを気をつけるべきなのでしょうか。高柳さん:「家造り」は「構造作り」とも言われるように、まずはその家がどういった構造なのかちゃんと知ったうえで、話を進めるようにしましょう。内装は後でも変えられますが、唯一変えられないのは、構造(中身の部分)なんです。たとえば、この内装飽きたな……と思えば、20年後にでも変えられます。しかし、柱をぶちぬくなど構造部分を変えようとすると、大掛かりな工事になり、莫大な費用が発生してしまいます。――「わー!素敵」で選んでしまったら、あとで大変なことになりますね。高柳さん:はい。モデルルームが少々遠い場所にあっても、実際に足を運んで、担当者に家の構造を確認し、しっかり把握しておくことが重要です。高柳さん:それから、メンテナンス性も大切です。最初は安く住めるようでも、10年ごとに外壁の塗替えが必要だったり、屋根のメンテンスが必要だったりします。初めは少しお金がかかりますが、メンテナンスフリーの外壁や屋根を使っておけば、長い目で見て安上がりになる場合も多いんですよ。モデルルームを見学するときは、屋根や外壁のメンテナンス費用についても質問するようにしましょう。――ちなみに、平屋だと、メンテナンス費用も高くなるのでしょうか?高柳さん:外壁の塗替えをする場合、平屋は2階建てと違い「足場」がいりません。そうなると外壁の塗り替え自体は安くできますが、問題は屋根なんです。平屋はもともと屋根の量が多いので、屋根のメンテナンスコストが高くなります。メンテナンス費用は、外壁が大体1回100~150万、屋根が1回200~300万かかると言われているんですよ。さらに、ソーラーパネルをつけるなら、屋根の上にパネルを乗せるのか、屋根とソーラーが一体型になっている建物なのか、知っておく必要があります。ソーラーがのっていると、さらにメンテナンス費用がかかりますからね。特にソーラーパネルをつける場合は、最初からメンテナンスが必要ない屋根を選ぶことをオススメします。――他に気をつけたいポイントはありますか?高柳さん:子育て世代なら、平屋でも部屋数は欲しい。その場合、2階の子供部屋や寝室がすべて1階に集まるので、部屋数はどうしても多くなります。そうなると、場合によっては、キッチンから洗面室が遠くなり、料理をしながら洗濯をするのが難しくなることも……。高柳さん:家事動線が悪い場合は、あえて壁を抜いて通路を作り、キッチンから洗面所へのワープゾーンを作る場合もあります。モデルルームを見学する際には、家事動線がスムーズなのかも確認すると良いでしょう。まとめいかがでしたでしょうか?高柳さんがいるのは、静岡県内の総合住宅展示場内で唯一の平屋モデルルーム。落ち着いた雰囲気、かつ愛犬家との生活環境を重視してつくられた「愛犬家住宅」仕様になっており、平屋に興味がある方はもちろん、ワンちゃんネコちゃんと快適に暮らしたい方にもぴったりです。家造りに興味がある方は、ぜひ足を運んで、参考にしてみてください。●取材協力:セキスイハイム東海浜松「平屋の家」展示場●住所:浜松市南区青屋町400(SBSマイホームセンター内)●TEL:053-469-5113●営業時間:10:00~17:30※定休日はHPをご確認ください。●写真・文安藤美紀
2018年10月03日私たちはまわりを田んぼで囲まれた長閑な田舎に家を建てました。小さな平屋の家です。小さな家ですがこだわりをたくさん詰めました。この連載では我が家の家づくりについて綴っていきたいと思います。今回は、酷暑が続いた夏の庭での過ごし方をご紹介いたします。■ 娘とお庭でプール遊び!庭でのフリースペースを活用今年の夏はお庭で娘とプール遊びをたくさんしました。お庭の中心には高さのあるケヤキがあります。そのケヤキのまわりはいろんな過ごし方ができるようにフリースペースとして空けています。庭の中心に敷かれた洗い出しの上にプールを設営そこにプールを設営しました。このフリースペースはタテヨコ5m程あり、洗い出しが敷かれているので、プールの底や子どもの足に泥が付くことがありません。我が家には縁側があります。縁側には軒をしっかり長く設けた屋根がありますので陰がつくられます。縁側の軒下でプール休憩ここで子どもは休憩したり、身体をタオルで拭いたり服に着替えたりします。家の中が濡れなくて済みます。リビングとダイニングの庭側には大きな窓があります。リビングダイニングからお庭を見るこの窓のおかげで、何か用事で家の中に入っている時でも外で遊ぶ子どもの様子が伺えて安心です。■ 涼しい朝はお庭でピクニック気分で朝食!朝が涼しい日は家族みんな集まってお庭で朝食をしました。家のダイニングで食べる朝食とは、また違った雰囲気になります。お庭で気持ちよく朝食ピクニックにでも行っている気分になって娘のテンションも高いです。この時でもケヤキのまわりに設けられた洗い出しのフリースペースにテーブルや椅子をセッティングします。ケヤキのまわりに敷かれた洗い出しがフリースペースキッチンからも縁側を通ってすぐにお庭に出られますので、キッチンから朝食や食器などをストレスなくお庭に運べます。キッチンからも窓を開ければずくにお庭に出られますなので、我が家ではお庭でランチしたりコーヒーしたりとお庭で過ごすことが多いです。いかがでしたか?我が家の夏の過ごし方をご紹介たしました。まだ暑い日が続いていますが、少しでも涼しい気持ちになってくれたら嬉しいです。
2018年09月14日将来結婚することも考えた上で恋愛をするのであれば、相手の男性の経済力は気になるところですよね。そこで少しでもハイスペックな男性に出会うためにはどうしたらいいのかを紹介していきます。ハイスペ男性ってどんな人?ハイスペ男性と一言にいっても、どんな男性のことなのか分からないという人もいますよね?電化製品などの性能においてスペックが高いかどうかを判断することはできますが、相手は人間なので、どこまでがスペックが高いという判断になるのかは人それぞれです。そこで女性たちの意見をもとにデータ化されたハイスペ男性の特徴をいくつか紹介していきます。まずは学歴と職歴です。高学歴で有名企業に勤めているというのは、その肩書きが1つのブランドのようになっています。学力が高い学校を卒業し、誰が聞いても分かるような有名企業に勤めているというのは、経済的な安心感もありますし、そのパートナーとなる女性自身も胸を張れるということからスペックが高いと判断されています。次に容姿についてですが、身長が高い、また顔立ちやスタイルなどのルックスも良いとなると、女性としては自慢の彼氏ですよね。そんな男性と、もし結婚し子どもを授かるとなると、その子どもも容姿端麗で誰からも愛されるようになるのではという期待が持てます。ルックスにおいては人それぞれ好みが違うのですが、自分の好みに合うというだけではなく、誰が見てもカッコイイと言われるような人はハイスペ男性と言っても良いでしょう。最後に仕事とプライベートを充実させている男性です。仕事ばかりの人や、プライベートばかりを重視するような人ではなく、どちらも両立させているというのがポイントです。どうすればハイスペ男性と出会えるの?ではどうすればハイスペ男性と出会えるのかということですが、手っ取り早いのは婚活パーティーや婚活アプリの利用です。利用者の安全性を高めるために、こういった出会いの場ではきちんと身分証明を行うのがセオリーです。そのためハイスペ男性が集まるような婚活パーティーに参加をしたり、アプリで男性のプロフィールを見てお近づきになったりすれば、ハイスペ男性と出会うのも十分可能でしょう。お近づきになるためには自分磨きも大切!ハイスペ男性とお近づきになりたいと思っている女性はたくさんいます。そのため人気が高い男性は女性からたくさんのアプローチを受けるでしょうし、多くのライバルの中で自分を見てもらうというのは容易ではありません。だからこそハイスペ男性に見合うような女性になるために自分を磨くことが大切なのです。ハイスペ男性は、女性の容姿だけではなく、内面もしっかりチェックしています。それは社会的地位がある男性であれば尚更です。自分の職場の人間や取引先の人などにもしも彼女を紹介するとなった際に、周りから評判が良くなくては困るからです。そのためしっかり気配りができるかどうか、男性をたてることができるかどうかなどを見ています。女性の中には、綺麗にメイクをすることやスタイルを良くすることばかりに気を配る人がいますが、それだけでは自分磨きとは言えません。外見だけではなく内面もしっかり磨くことによって、ハイスぺ男性にふさわしい女性になれるのです。
2018年09月09日我が家は、周りが田んぼに囲まれた長閑な田舎に家を建てました。小さな平屋の家です。小さな家ですがこだわりをたくさん詰めました。この連載では家づくりの記録やこだわりを綴って行きたいと思っています。今回は、こだわりって設けた窓についてのお話しです。■ 和室に窓を設けた大事な目的とは?和室には大きな窓があります。この窓からは田園風景が見えます。和室の窓は特注の大きいサイズ夏になると田んぼが緑一面になって気持ちがいいです。さらに毎年夏に近くの河川敷で開催される花火大会もこの窓から眺められます。和室から見る花火大会ただ和室の大きい窓にはもう一つ大事な目的がありました。それはキッチンからの眺望でした。我が家は対面型キッチンで正面には和室の大きい窓があります。キッチンから和室の窓を見る和室の向こうには田園風景が広がっています。せっかくなら、キッチンからでも田園風景が眺められたらと思いました。そのために和室の窓は通常よりも低い位置に取り付けました。窓の取り付け位置は通常より低めこうする事でキッチンから和室の窓に目を向けると田園風景だけが映ります。田んぼより上の景色は窓枠には入りません。夏は窓の向こうが一面の緑ですキッチンから見える田園風景のおかげで四季が感じられて料理中でも心が和みます。■ お風呂に窓を設置して、露天風呂気分を味わう旅館が好きで、毎日旅館のような空間で暮らせたら幸せだろうなと思っている私たち夫婦。お風呂は開放感のある露天風呂に入っている感覚が味わえたらと思いました。なので、お風呂に窓を取り付けました。取り付けた場所は、湯船につかった状態で景色が眺められる位置です。お風呂の窓は、位置にもこだわりました我が家があるのは田舎なので、近くに家や建物はありません。家のまわりは田んぼや畑、山しかありません。お風呂では毎日湯船につかって窓から田舎の景色を眺めています。しかも、開放感があります。引き違い窓にしたので窓を開ける事もできるんです。夕方のお風呂から見える景色窓を開けて網戸の状態にすれば外の音を聞きながら湯船につかれます。露天風呂の気分です。窓が曇っても網戸にすれば湯気が外に出ていくので大丈夫です。お風呂でも念願の旅館みたいな暮らしが送れています。
2018年08月26日理想の暮らしを求めて、家づくりだけでなく庭づくりにもこだわりました。そして今年、ようやく庭づくりが始められることになり、6月に完成しました。前回に続いて今回も我が家の庭づくりについてお話したいと思います。■ 植栽を列植して庭を囲みプライベート感を出す!庭では近所の目を気にする事なく過ごしたいと思いました。つまりプライベート感のある庭が理想だったのです。そこで植栽を列植させてお庭を囲みました。加工された石柱格子状に組まれた丸太樫の木と丸太を組み合わせて庭を囲むこのように庭は植栽で囲まれているので、柔らかく人の目線をそらしてくれます。プライベート感を出した庭植栽で囲んでいるので自然な雰囲気と開放感があります列植された植栽は樫の木です。樫の木は常緑樹なので、年中庭は緑で囲まれています。列植は常緑樹なので四季に関係なく庭は緑で囲まれています。庭を囲むものには無機質なものではなく植栽を選んでいます。ですので自然な雰囲気が出て、開放感もあって気持ち良く庭で過ごせています。■ 石を使って庭をデザイン私たちが憧れたのは石が使われた庭でした。石があると庭が締まって見えます。所々に石が配置された庭作庭家の武村和彦さんは元石材加工の職人さんで石を使った庭づくりが得意な方でした。いろんな石をたくさん使ってくれました盛られた土の上に置かれた石材砂利で川の流れを表現庭の中でも好きな眺め自然石や加工された石材、大きい石や小さめの石、砂利など庭のいろいろな場所に石を配置しました。最後に一番大事なのがリビングからの眺めを意識した庭のデザインです。リビングから庭を見る我が家のシンボルツリーとなるケヤキを中心にその他植栽や石の配置を決めました。和室からも庭が眺められるので、ここからの眺めも大事にしました。和室の雪見障子越しに見る庭とても満足のいく庭づくりができました。この庭が完成してから毎日心が和む暮らしが送れています。改めて家と庭はトータルで考えていくべきだと思いました。
2018年08月01日家づくりの時に思っていたことは、素敵な家は庭も素敵だということでした。それ以降、家づくりは家と庭をセットで考えるようにしていました。そして今年、ようやく庭づくりが始められることになり、6月に完成しました。2回にわたって、我が家の庭づくりの過程をご紹介いたします。■ 建築士の紹介で出会った庭づくりのプロ!今年6月に完成した庭庭づくりで一番大事なのは「誰に頼むか」だと思います。家づくりについては雑誌やネットなどでメーカーや設計事務所などたくさんの情報が出ています。でも庭のプロについては、まだまだ情報が少ないのです我が家の場合は、家を設計してくれた建築士さんから庭づくりのプロを紹介してもらいました。それが、作庭家の武村和彦さんという方でした。この方は、岡山県で造園武という会社の代表をされています。作庭家の武村さんに庭づくりをお願いしました作庭家の武村さんが手掛けた庭を実際にいくつか見せてもらい、この方に相談したいと思ったのです。■ 大きなケヤキを活かした暮らしやすい庭に!作庭家の武村さんにお願いしたのは、我が家の南側に位置するメインとなる庭です。南側の庭には我が家のシンボルツリーとなる大きなケヤキがあります。私たち夫婦がこだわったのは、この大きなケヤキを活かした庭にしたいということでした。リビングダイニングから見た以前の庭庭は約40坪あります。広いです。妻は庭がとても好きで植栽の知識もあります。ですので、庭の手入れは妻がほぼ一人でしています。今は年齢的にも体力的にもまだ大丈夫ですが、いつまで続けられるか正直なところ心配でした。約40坪ある以前の庭特に土が広範囲にあるので雑草取りが大変です。そこで、妻の負担を減らすため、今回の庭づくりでは雑草取りの範囲を減らしたいと考えていました。武村さんは広い範囲で洗い出しを敷いてくれました。大きなケヤキのまわりには広範囲の洗い出しこれで雑草取りの範囲が以前よりも大幅に減りました。コンクリートではなく洗い出しなので、汚れも目立ちにくいです。洗い出しにしてくれたところがシブくていいです。これなら手入れも掃き掃除ぐらいで済みます。以前よりもケヤキが目に入りやすくなりましたそしてシンボルツリーの大きなケヤキがとても目立っていて存在感があります。見た目にも風情があって気に入っています。この他にも庭づくりでこだわったところがたくさんありますので、次回ご紹介したいと思います。
2018年07月07日我が家は小さな平屋です。当然ですが、小さな家だと限られたスペースをいかに効率的に使うかがポイントになってきます。そこで、我が家で実践している例をもとに、スペースを有効に使うアイディアを2つご紹介します。■ 1.壁の中にテレビリビングにテレビボードを置くと、場所を取ってしまいスペースが狭くなります。そこで建築士はテレビボードは壁の中に入れることを考えてくれました。壁の中に入ったテレビボードテレビボードを壁の中に入れる。そんな事は考えもしませんでした。広々とした部屋になりましたこれならテレビボードを置かなくていいので、部屋が広く使えます。しかも、部屋全体に凸凹がなくスッキリして見えます。テレビボードが壁の中にあるので部屋がスッキリテレビボードは家具職人に造作してもらいました。部屋の雰囲気に合ったオリジナルのテレビボードが出来ました。テレビの回りはすべて収納棚になっています。■ 2.キッチンの背面収納を「家事デスク」に!我が家はキッチンの背面収納を「家事デスク」にしています。背面収納を家事デスクとして利用家事デスクのスペースを別に設けると建築面積が広がり建築費が膨らみ、財布事情が厳しくなります。そこで建築面積を広げなくても家事デスクが設けられるように、妻が考えました。通常、背面収納の高さはキッチンのカウンターと同じ高さだと思います。妻の提案は背面収納をデスクとして使えるように背面収納の高さを低くする事でした。キッチンのカウンターの高さより低く設計した背面収納背面収納の高さは、妻が座った時の高さに合わせて設計してもらいました。建築士さんは、こんな要望は初めてでビックリしていました。私も正直、完成するまで大丈夫かと心配でした。今でも妻が使っていて、使い勝手がいいととても評判がいいです。キッチンの真後ろに家事デスクを配置キッチンで立っている事が多い妻にとっては、とても便利な場所になっています。料理中、家事デスクに座ってコーヒーを飲んだりネットで調べものをしたりと、四六時中キッチンにいます。夫である私も、建築費用が抑えられて大変満足しています。
2018年06月20日我が家の玄関扉は内開きです。ほとんどの家が外開きだと思うのですがあえて我が家は内開きにしました。なぜ内開きにしたのか?その理由と我が家の玄関へのこだわりついてお話しいたします。■ 玄関へのこだわりはお客を気持ち良く迎え入れるためなぜ玄関を内開きをにしたかというと、お客さんを気持ち良く迎え入れるためです。おもてなしの意味を込めてです。玄関扉はあえて内開き玄関扉を引いて「いらっしゃい、どうぞ」と家の中に迎え入れる感じが旅館みたいで気に入っています。しかも、お客さんを後ろに下がらせなくて済みます。玄関扉は内開きでお客さんを迎え入れるまた私たち夫婦にとっても、玄関扉が内開きというのはとても便利です。家に入る時に玄関扉を引く必要がありません。玄関扉を押せばいいだけです。買い物袋やバッグなど手に荷物を持っている時は特に便利で楽です。■ 夜も格別!玄関扉の正面には坪庭が広がる玄関扉の正面には坪庭があります。玄関扉を押して我が家に入るとまず坪庭が迎えてくれます。玄関扉の正面には坪庭を配置私たち夫婦も毎朝この坪庭のおかげで気持ち良く出掛けられています。ちなみにこの坪庭は妻がつくりました。この坪庭の地面には照明が埋められています。夜仕事から帰るとライトアップされた坪庭が迎えてくれます。玄関に入るとホッとして仕事の疲れが取れます。夜の玄関朝の玄関も癒されますが、夜の玄関もまた幻想的な感じで気に入っています。朝と夜とでは玄関の雰囲気が違うので面白いです。■ 玄関に地窓を設けて、明るく爽やかな空間に!玄関は明るくて爽やかな空間にするために地窓を設けました。玄関の地窓で光を取り込むこの地窓が玄関に光を取り込んでくれます。なので玄関はいつでも明るくて気持ちが良いです。またこの地窓は引き違いの窓にしているので、窓を開けて網戸にすれば風を取り込むことができます。■ 玄関にはさりげなく一輪挿しカウンターも!玄関にはさりげなく一輪挿しカウンターも設けました。玄関に入るとすぐに一輪挿しが目に入ってくる位置にカウンターを設置しました。一輪挿しには四季のお花一輪だけのお花ですがとても癒されます。一輪挿しにはなるべく四季が感じられる花を挿しています。お花が変わると玄関の雰囲気も変わります。玄関は外開き、と決めつけずにこんな玄関もあるんだ、という参考にしていただけたら幸いです。
2018年06月06日2015年の春、まわりが田んぼに囲まれた田舎で小さな平屋を建てたhiraya2015です。hiraya2015としてインスタグラムに投稿していたことがきっかけで、こちらに記事を書かせていただくことになりました。家族は妻と保育園児の娘、猫ちゃん1匹です。念願の平屋でした。今回は我が家の自慢できるところを2つ、ご紹介します。※【旅館みたいな平屋暮らし】前回の記事を読む■ 駐車場の背景が最高!家づくりの際、車を守るためにも駐車場には屋根が絶対に必要だと思っていました。特に真夏や真冬は駐車場に屋根があるのとないのとでは快適さが全然違います。なので、カーポートは家づくり当初から計画に入れていましたが、結局はやめました。というのも、我が家の駐車場は背景が最高なんです。駐車場の背景に毎日癒されています駐車場に屋根ができることによって駐車場の景色が隠れてしまうのがもったいないと思いました。屋根か景色か迷いましたが、やはり眺めのほうを大事にしたいと思いました。駐車場の裏にある山は季節ごとに新緑や紅葉を楽しめます。我が家の駐車場は景色が最高毎日見る眺めですが、いつもこの眺めに癒されています。田園風景に囲まれた我が家我が家は田んぼに囲まれているので、夏から秋にかけては駐車場のまわりも一面緑です。駐車場の向こうは一面の緑結局は駐車場に屋根を設けなかったことで節約にも繋がりましたし、毎朝幸せな気分で仕事に出掛けられています。■ 花火が見える家もうひとつ、自慢できることは花火が自宅から楽しめること。我が家の近くにある河川敷では毎年夏になると花火大会が開催されます。迫力のある花火がたくさん打ち上げられます。大きい窓から見る花火は迫力があります家づくりが始まって建築士さんとすぐに考えたのが「花火が見える家」でした。花火を存分に楽しめるように窓は大きくとりました。さらに窓の木枠は部屋からは見えないように設計されているので、部屋からはガラス面しか見えません。夜空を彩る花火が額縁に入った絵画のように見えてきます。夜空を彩る花火を自宅で楽しめますこれが旅館ではなく自宅で楽しめます。花火を鑑賞する部屋は旅館みたいな暮らしをイメージして和室にしました。和室から見上げる花火花火大会の日は早めにお風呂を済ませて浴衣に着替えて和室に入り、ビールを片手に花火を見る。花火が終るとまたお風呂に入って寛いで花火の余韻に浸る。毎年、花火大会の日は和室が特等席になります。いかがでしたか。いま振り返って見ると、自分たちが大切にしたいことを優先して本当によかったと思っています。家づくりを検討中の方の参考になれば幸いです。※【旅館みたいな平屋暮らし】前回の記事を読む
2018年05月03日昨今、ゆったりと暮らしを楽しみたいたい人々に人気の、郊外での平屋住まい。頭上に広がる空の下、庭や縁側が内と外をむすび、フラットな空間には心地よい風が吹き抜けていきます。“ひとつ屋根の下に暮らす”という、家の原型のような平屋は、住まいに、そして暮らしに、本当に必要なものは何かを、そっと語りかけてきました。室内から室内、外庭へと気持ちよく視線が抜ける吾妻山(神奈川県中郡)の麓に咲く梅の花を眺めながらしばらく行くと、住宅街のなかに、緑に囲まれた一軒の平家が現れました。隣家への日照や通風を妨げることもなく、控えめな佇まいの小さな家。建てられた当時の趣を残す、築40年の平屋のお家におじゃまします。「この前、植えたチューリップの芽が出たよ」と2人のお子さんに発芽を知らせる、奥さんの優子さん。「何色を植えたんだっけ?」「ピンクだよ!」「きいろだよ!」など楽しそうな声が花壇から聞こえてきます。駐車場を兼ねた庭先には、優子さんが植えたローズマリーなどの草木が繁茂し、縁側の陽だまりにはカウチが置かれています。「ここは僕のお気に入りの場所です。これからの季節、ここでビールを飲むとうまいんですよ」とご主人の哲さん。藍染めののれんが風にそよぎ、風が通り抜ける気持ちの良い縁側。カウチに寝転び、グラスを傾ける至福の時間。さぞやおいしいことでしょう。カウチが置かれた縁側の先には、薪ストーブが鎮座しています。こちらは哲さんの愛用品で、休日などには庭に出し、近所の山で拾って来た薪をくべて焚くのだそう。縁側は日本の住宅文化において、外と内をつなぐ重要な空間として存在してきたと言われています。庭から家に出入りしたり、近所の方がここに来て、家の人と座って話をしたり、夏の夜には夜風を取り入れ涼をとるなど、その利用法はさまざま。先日、薪ストーブでピザを焼いてみんなで食べたのだそうです。子どもと一緒にピザを作り、それを哲さんが焼いて縁側に座って焼きたてのピザを頬張る。夏場にはテーブルを出して、みんなで素麺をすすることもあるのだとか。想像するだけで、楽しそうな笑顔が浮かんで来ます。工夫して楽しく上手に暮らす縁側から家の中へ上がると、障子を隔てて、10畳と6畳の2間が続き、リビングのような存在になっています。そしてその奥に4.5畳の部屋があり、ここは洋服などをしまう物置きに。窓が大きくとられ、すりガラス越しにやわらかな陽射しが差し込みます。ふたりで住む家を探しているとき、隣町の大磯、茅ヶ崎や辻堂などでもいくつかの家を内見し、数軒の平屋も見てまわったという哲さんと優子さん。どこも素敵だったけれど、なんとなく決め手に欠ける。もう少し探す範囲を広げてみようと、ここ、二宮町まで足を伸ばし、出会ったのがこの物件だったのだそう。「この家の中を見せてもらったら、天井が高くて開放感があって、部屋に差し込む光もきれいだなあと思いました」と優子さん。勝手口に作られていた井戸にも惹かれ、この家に即決したのだそうです。昔ながらの建築が取り入れられた居室。10畳の部屋の天井は「船底天井」になっています。船底天井は天井の中央部分が両端より高く船底のような形に造られており、部屋を広く見せる効果がある伝統的な造り。のびやかに天井高を高く、隣の居間は天井高を抑え落ち着いた雰囲気といった具合に部屋の性格によって変わっています。天井と障子との間には「欄間(らんま)」と呼ばれる開口部があり、これは採光や通風、換気、装飾などを目的に造ります。こちらのお家では彫刻が施された欄間もあります。ふすまや障子、引き戸をはめこむ溝の部分「鴨居(かもい)」の上に取り付けられる「長押(なげし)」は、柱と柱をつなぐ役割を果たすもので、長押と壁の間には隙間があります。哲さんは、ここに大きなカラビナを掛け、ザックを吊るしたり、ディスプレイラックとして物を飾ったりしています。長押に飾られた哲さんのお気に入りの物たち。本や古道具などをこうして飾ると、物としての魅力が引き立てられます。ここでは、コーナーに板を渡してちょっとした物置きスペースを作っていました。日本の伝統建築の造りを利用したグッドアイデアですね。築40年の建物なので、多少の傷みはあったけれど、室内灯のシェードを替えたくらいで、あとは入居したときのまま。もともとあったものは基本的に変えることなく、この家の雰囲気に合わせて、家具などを付け足していったのだそうです。各部屋のコーナーには古道具が並んでいます。これらは哲さんが鎌倉の道具屋さんやアンティークショップなどで見つけてきたものなのだそう。知人の作家さんの作品を、古道具屋さんで見つけてきた鉄カゴに入れ素敵にディスプレイしています。本棚の替わりに使っているのは脚立。道具に刻まれたキズやエイジング感が、部屋の古い趣にしんなりとなじんでいます。「この家の雰囲気、レトロすぎない質感が自分たちにはちょうど良いかなと思っています」と哲さん。「でも隙間風がすごいんですよ、ココ見てください」と、木戸や窓ガラスの隙間を見せてくれました。たしかに……隙間から冬の冷たい風が入ってくるとちょっと寒そう。昨今の家のように断熱材が使われているわけではないので「冬は本当に寒いし夏は暑い」のだそうです。でも、工夫次第でなんとかなる、と力強い。寒さが厳しいときは石油ストーブを点け、しっかり厚着をする。夏場は窓を全部あけて風の通りをよくして、蚊帳を垂らしてみんなで寝る。このアラジン社の石油ストーブは、引っ越しのお祝いにと、哲さんのおばあさまが贈ってくれた大切なものなのだそうです。哲さんと優子さんがこの家で暮らしはじめてから9年目を迎えます。その間に、2人の子が生まれ、現在は4人で暮らしています。お兄ちゃんがもう少し大きくなったら、こども部屋を作ってあげないと、と少し先の将来を考えつつ、いまは10畳の部屋で、家族みんなで雑魚寝をしているのだそう。平屋の良さは「家族間でコミュニケーションしやすいこと」と優子さんは言います。部屋のどこにいても姿が見えたり、声が聞こえたり、家族の気配を感じられる。そんなところが平屋の魅力のひとつなのだそう。哲さんも「家族を感じることができる」ことが魅力であり、なおかつ、家のなかで過ごしているときも、視線が水平方向に抜けて、伸びやかで開放的な空間体験が得られることが心地よいそうです。四季を身近に感じながら季節に応じて暮らす台所をのぞかせてもらうと、テーブルの上に大根が置いてありました。「近くの畑で採れたものです」と優子さん。近所の方から畑を借りて野菜の栽培をしているそうです。畑へ案内してもらいました。こどもたちが走り、「おかあさん、キンカン食べていい?」とお兄ちゃん。畑に1本植えられているキンカンの木から実をもぎって、口に入れます。最初は1区画からスタートし、いまでは、貸主の方がご高齢で畑仕事がきびしくなってきたため、優子さんがお手伝いをしているのだとか。できた野菜や果物はご近所さんや友達におすそ分け。畑からの帰り道、沈む夕陽が町をきれいに黄金色に染めていきます。家々からは生活の気配を伝える明かりがポツリ、ポツリと灯りはじめます。収穫したねぎを抱えて家につくと、磨りガラス越しに明かりが見えました。その明かりはとてもやわらかく、家路につくご近所さんたちにも安らぎを与えてくれることでしょう。家族がひとつ屋根の下に暮らすシンプルな平屋のお家。「砂壁がとこどころ崩れてきているので、今年は漆喰を塗ったりして、少しずつ手を入れていこうかと考えているんです」と優子さん。不都合があれば直して、足りないところは作り、足していく。その空間にいる時間を楽しめるように、豊かに感じられるように整えることが、きっと心地よい空間へとつながっていくのでしょう。家を少しコンパクトにしても、ひとりひとりの個室がなくても、そこから生まれる豊かさがあるのではないか、そんなことを感じさせてくれるお家でした。●ライター忍章子
2018年04月17日2015年の春、まわりが田んぼに囲まれた田舎で小さな平屋を建てたhiraya2015です。hiraya2015としてインスタグラムに投稿していたことがきっかけで、こちらに記事を書かせていただくことになりました。家族は妻と保育園児の娘、猫ちゃん1匹です。念願の平屋でした。毎日が旅館みたいに癒されています私たち夫婦は旅行が好きで、その中でも一番の楽しみが旅館でした。ホテルよりも断然、旅館派。和の空間と落ち着いた雰囲気が好きです。毎日旅館みたいな空間で暮らせたら幸せだろうな、と夫婦で話していました。※【旅館みたいな平屋暮らし】前回の記事を読む■ 家の雰囲気は床材で大きく変わる家づくりが始まってまず決めたのは床材。木の質感が味わえる無垢材に決めました。リビングダイニングの床はナラ材さらに旅館のような落ち着いた雰囲気を出すために、無垢材の中でもナラを選びました。ナラ材は木目が美しく、重厚感もあってとても満足しています。玄関からリビングダイニングまでの廊下ただ、ナラ材は価格が比較的高めなので、最も良く利用するところだけにしました。キッチン、リビングダイニング、玄関の廊下をナラ材に、その他の部屋は別の床材にしました。■ 障子を取り入れることで旅館のような雰囲気を演出旅館への憧れから、リビングダイニングの窓には障子を設けました。ここの窓は特注の大きいサイズなので、障子も大きいものを造作してもらいました。障子に囲まれた空間は心が和みます。障子を通しての光は柔らかくて気持ちがいいです障子は家の中から見ても、外から見ても趣があって気に入っています。障子と電球色の組み合わせ和室ももちろん障子にしました。雪見障子から紅葉したシダレモミジを見るこちらは雪見障子を選びました。畳に座った状態で眺める庭は格別です。雪見障子から見る雪化粧のお庭プライバシーが確保されたままで庭が眺められるのも大きなメリットです。雪の積もった庭を雪見障子越しに眺めたときは感動しました。雪見障子は普通の障子よりは費用が少しだけアップするので当初は考えていませんでした。ですが、インターネットや雑誌などで雪見障子を見て家づくりの終盤で雪見障子を取り入れることを決めました。雪見障子から新緑のシダレモミジ和室に座ったり寝転んだりお茶したりして庭の植栽を眺める。雪見障子のおかげで、リビングダイニングとはまた違った空間を味うことができています。※【旅館みたいな平屋暮らし】前回の記事を読む
2018年04月03日彼氏のために、「毎日ご飯を作ってあげる」「掃除や洗濯をしてあげる」「お金をあげている」「スケジュールの管理をしてあげる」「車の運転をしてあげる」「色々と生活のアドバイスをしてあげる」あなたには、こうした経験はありませんか?心当たりがあるのなら、気を付けて下さい。もしかしたら、そんな『お母さんみたいな行動』が彼氏に捨てられる原因となっているかもしれません。尽くせば尽くすほど、あなたの価値は下がる尽くせば尽くすほど、男性はどんどん図に乗ります。「色々と面倒を見てくれるのは当たり前」「あなたから愛されるのは当たり前」となってしまうので、恋人としてのあなたを引き留めておこうという気持ちがどんどん薄れてしまうからです。更に、尽くすことによって「俺の方が立場的に上だ」と感じるようになるので、浮気をしても良いと思うようになってしまいます。尽くしすぎるということは、あなたの女性としての価値を下げ、彼が浮気をする可能性を跳ね上げてしまうことなんです。男は干渉されるのが嫌いされるがままの男性も時折いますが、大半の男性はあれこれ指示されたり、干渉をされたりするのが嫌いです。男の脳は進化の過程で、問題解決をするために特化するようになりました。いわば問題解決は『男のアイデンティティ』なのです。ですので、男は自分のやることを女に干渉されると、『無能の烙印』を押されたと感じてしまうので、とても嫌がります。パートナーに求めるものとは?相手のことばかり考えて気にしすぎるのではなく、お互いが自然体でいることが大切です。お互いが自然体でいることができず、常に相手に気を使っていては、お互いにストレスがたまり、うまくいかないことが多いです。 そして、尽くしすぎてしまう彼女は常に、彼がしてほしいこと、望んでいることをしてあげたいと考えたくなるかもしれません。しかし、そんな気持ちを我慢することがお互いに円満な関係を築くことのできる秘訣です。相手がなにか過剰な要求や意見をしてきたときも時々はその要求にこたえない、拒否するという勇気も必要です。尽くしすぎてしまうあなたは 相手の要求にこたえないとだめだと考えがちですが、自然体で円満なカップルでいるためには、相手の要求をすべて呑むのではなく、拒否するという勇気が必要です。相手のことを考えすぎず、リラックスできる関係を築くために、まずはあなたから行動してみましょう。対等な関係こそ、恋愛が上手く行く秘訣彼氏に尽くしすぎてしまう女性は、『尽くすことこそ愛情表現』『自己犠牲的な考えを持っている』といった特徴があります。自分を犠牲にして、相手のために何かをしてあげることがクセになっています。しかし、こうした尽くす側と尽くされる側がいるようなアンバランスな関係は長持ちしません。対等な関係こそ、恋愛が上手く行く秘訣です。尽くしすぎる女性は、恋愛心理学や男性目線の恋愛小説を読んで、恋の駆け引きを学んでみてください。男に尽くしてばかりの女性にとって、彼氏の愛情表現は気になるところですよね。 つくすばかりでなく尽くされる女性になると、自ずと彼からの愛情表現もあるはず。しかし、男性の愛情表現というのはわかりにくいものです。例えば、彼からの呼び方についてですが、急に呼び方が変わるのは愛情表現の一つかもしれません。付き合いたての頃には、“~ちゃん”って優しく呼んでくれた彼が「おい、~」と呼んでくるなんてことは、女性にとっては悲しいことかもしれません。しかし、実は、彼氏からの呼び方が変わるのは愛情表現の一つなのです。他にも、「ブス」と呼んできたり、意味のわからないあだ名で呼んできて辛かったりしてくるのもそうです。 どうして?と思うかもしれませんが、小学校の頃を思い出してみてください。 男の子は好きな人をからかってみたくなるものですよね。それと同じです。男性はいつまでたっても少年の心を持っているもの。むしろ、少年らしさを出すというのは、それだけあなたに心を許していることでもあるのです。 そんな、彼からの愛情表現を受け取るためにも、お母さんのような女子でなく、からかいたくなるような魅力的な女性になれるといいですね。
2018年03月08日春からの暮らしに、ちょっぴり彩りを加えてみませんか?今日はいつもの暮らしに軽やかな彩りを加える、キッチンアイテムのお話です。便利グッズや100円ショップアイテムもいいけれど、こんな北欧生まれのキッチンアイテムがあるだけで気分があがりそう!毎日の家事がぐっと楽しくなる、キッチンアイテムの登場です。■RIG-TIG(リグティグ)のある暮らしRIG-TIG(リグティグ)は、デンマークのstelton社が手がける、キッチンウェアブランド。steltonの機能性やデザイン性はそのままに、日々の生活を楽しくするアイテムが揃っています。そんなリグティグのアイテムがいつものキッチンにあるだけで、なんだかキッチンに楽しげな風景が生まれます。<立体的な表情が楽しいポットホルダー>積み重なった四角い箱か、連なる矢印か。冷たく感じる幾何学模様がどこか温かく感じるのは、きっとその北欧カラーのせい。柔らかでいて耐熱性もあるシリコン製ポットホルダー(鍋つかみ)は、鍋つかみとしてはもちろんのこと、鍋敷きとしても使用可能なアイテム。でこぼこと影を生み出すその表面の表情が、いつもの食卓にアクセントを加えます。▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGポットホルダー鍋つかみ <ブレッド/バターケースは見せる収納という一面も>毎朝のように食べるパンやバターの指定席には、リグティグの人気者でもあるこちらを。ブレッドケースやバターケースは、シンプルな佇まいでありながら、竹素材のフタと北欧らしいニュアンスカラーのボディとの組み合わせが温かな雰囲気。買い置きパンの保存にはもちろんのこと、ストックのフードアイテムなど、出しっぱなしだと生活感が出てしまうものを入れる「とりあえずの収納箱」としても大活躍します。▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGブレッドケース ▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGバターケース <優しい雰囲気のペーパーホルダーで>北欧風のキッチンに似合うのは、天然木の表情が優しいこんなペーパーホルダー。生活感が出やすいキッチンにも、優しい雰囲気が漂います。▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGキッチンペーパーホルダー <調理ツールは機能性も◎>異なる3カラーの薄いチョッピングボード(まな板)が1つのスタンドにまとめられた、まな板セット。お肉用、野菜用・・・と色ごとに使い分けられるのが魅力です。にんにくなどの臭いが強いものや、お肉やお魚といった生ものを切る時は、まな板の上にさらにまな板を重ねてその上でカットすればOK。にんにくのみじん切りといった細々したものはそのままフライパンまでこぼさずに運べて、下のまな板の上では他の食材への臭い移りを気にすることなくその後の調理がスムーズに行えます。▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGチョッピングボードまな板 ドレッシングを作ったりお菓子を焼いたりと、あれこれ材料を混ぜ合わせたいクッキングシーンで活躍するのがこちらのミキシングボウル。外側のみマットな質感に仕上げられ、艶やかな質感の内側は計測目盛り付き。シンプルでモダンな佇まいはそのままに、機能性まできっちり考慮されたキッチンウェアです。▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGミキシングボウルS ▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGミキシングボウルM ▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGミキシングボウルL 春のキッチンを彩る、デンマーク生まれのキッチンウェアブランド「RIG-TIG(リグティグ)」。毎日の家事がきっと楽しくなる、そんなアイテムたちが揃いました。 食のはなし
2018年02月27日北欧暮らしのお正月北欧暮らしを目指す著者が、インテリアや雑貨、収納等について綴る人気ブログ「めがねとかもめと北欧暮らし。」では、2018年のお正月インテリアの様子が公開されました。北欧アイテムと日本の伝統がコラボ書籍化もされている同ブログの著者が紹介するのは、広々としたコンクリートの玄関土間に飾られたアイテム達。北欧ヴィンテージのキャビネットの上には、「中川政七商店」の鏡餅が。餅部分は天然の木で作られていて温かみが感じられます。また伊賀組み紐で作られた橙が彩りをプラス。そしてその横に添えられているのが、正月らしい千両。一輪挿しとして使われているのは、デンマークブランド「ローゼンダール」のキャニスターです。「オマジオ」のフロアベースに正月の草花を土間スペースでもう一つ目を引くのは、同じくデンマークブランド、ケーラー社「オマジオ」のフロアベースに飾られたお正月の草花。北欧ブランドとして有名な「オマジオ」ですが、千両、松、しだれ柳といった日本的な草花がとてもマッチしています。日本の伝統と北欧アイテムをうまく使った同ブログの正月インテリア、参考にしてみてはいかがでしょうか。(画像はブログ「めがねとかもめと北欧暮らし。」より)【参考】※「めがねとかもめと北欧暮らし。」オフィシャルブログ
2018年01月06日町家旅館とフレンチテイストのカフェが心地よい空間京都・四条河原町の「京都町家旅館&カフェ cinq(サンク)」は、1階はカフェ、2階は旅館というユニークなお店。120年の歴史ある町家旅館をリノベーションしているので、外観は町家ですが、店内はフレンチテイストのおしゃれな内装です。シンボリックな空間のお座敷は、窓を開けるとテラス気分を味わえるのが魅力。視界に入る照明の明るさや、音楽のセレクトからボリュームに至るまで、居心地よい空間作りがなされています。リノベーション旅館&カフェとしての実績は5軒目建物は120年前から旅館として使われていました。2009年にリノベーションを行い、旅館&カフェとしてオープン。店名の「cinq(サンク)」 はフランス語で「5」の意味で、運営会社が5軒目として立ち上げたことが由来となり名付けられました。1階のカフェは、肉料理メインの町家カフェとして、京都産食材を使用したメニューを提供。2階は女性・カップル限定の宿としてゲストをもてなしています。あったかいわらび餅と冷たいアイス、京都らしいコンビ「サンクのわらび餅アイス」は、あったかいわらび餅と冷たいアイスのハーモニーがおいしい新感覚スイーツ。吉野の本葛を使用したさっぱりわらび餅にバニラアイスが絡みます。京都らしく宇治抹茶をふんだんにふりかけ、自家製のラズベリーソースとぽん菓子がアクセントになっている一品。アイスにのっているお店のロゴマークは、もち米から作られた菓子「すり種」で、京都で創業120年の老舗種物屋から仕入れています。肉匠厳選のビーフステーキ!がっつり食べたい時におすすめ「肉匠厳選 ビーフステーキ(100g)」は、赤身の内モモ肉を使ったラウンドステーキ。シェフはお肉を極めた「肉匠」と呼ばれ、お店で提供するお肉の全てをセレクトしています。「脂っこくなくヘルシー」と女性にも人気です。カフェメニューといってもスイーツのみにとどまらず、ランチにもディナーにも幅広くしっかり対応しているところも魅力的です。居心地よい空間で多様なニーズに応えてくれるお店京都の観光名所群にほど近い場所にあり、土日は混雑するのでゆったりと過ごすには平日がおすすめ。フリーWi-Fi完備なので、自分に合った使い方を探せるお店です。カフェとしてカジュアルに利用するもよし、特別感のある旅館としてくつろぐのもよし。居心地よい空間で多様なニーズに応えてくれます。「京都町家旅館&カフェ cinq」 は、京都市営地下鉄東西線「京都市役所駅」から徒歩5分、阪急京都本線「河原町駅」から徒歩10分ほどの場所にあります。京都の繁華街にも近く、アクセスの良さも魅力的。旅館としてもカフェとしても心惹かれる素敵なお店に、足を運んでみませんか?スポット情報スポット名:京都町家旅館&カフェ Cinq住所:京都府京都市中京区海老屋町327電話番号:075-708-7948
2017年11月04日三つ編みじゃないの!? 三つ編みみたいな裏技アレンジ♪三つ編みみたいなスタイルだけど、よく見るとちょっと違うヘアアレンジ★トランプのスペードみたいに仕上がるのがポイント。ヘアゴムだけを使って作るスタイルです。ヘアピンも不要なので、お子様にも安全なヘアアレンジです♪手順を覚えたら簡単!髪の毛を結ぶだけのアレンジなので、ぜひお試しください。M’s Hairカナチャンのスペードポニーテールレシピ!① まず、トップの毛束を耳上の位置でヘアゴムを使って結び、ハーフアップにします。② ハーフアップにした毛束を持ち上げ、ダッカールで仮留めします。③ 耳横の髪を一段取って、ヘアゴムで結びます。専門的に言うと、アンダーセクションを上下に2等分し、上の部分を結んでいます。④ 仮留めを外し、①の毛束を2つに分けます。⑤ 分けた毛束の間に3つの毛束を通して、そのまま持ち上げてダッカールで仮留めします。⑥ 分けた2つの毛束と、残っている襟足の毛束をひとつにして結びます。⑦ 結び目の上の部分を横に引っ張って、ルーズに崩します。⑧ 仮留めを外して、④と同様に毛束を2つに分けます。⑨ 手順5~8と同様の手順で繰り返し編んでいきます。毛先まで編み終わったら完成です。編み目に飾りをたくさん付けて、かわいくアレンジ飾りをいっぱい付けても、かわいいスタイルです♪ロングでも、ミディアムでもできるスタイルです。ぜひ皆さんもお試しくださいね♪美容師/綴木香奈(M’s Hair)
2017年10月17日〜情緒のある暮らし〜昔は、夏を迎えるにあたり、衣替えだけではなく、生活空間も季節に合わせて変えたものです。夏になれば、障子をすだれにかえて、縁側に花ござを敷いて、軒先には風鈴を釣り、蚊取り線香を焚いたのです。街には金魚売りや風鈴売りが出ていたり、玄関先で打ち水をする姿が見られたり、それはそれは夏の風情を楽しむことができました。クーラーも何もない時代、こうして生活空間を変えることで涼を感じることができたのです。何もクーラーのある暮らしが悪いというわけではありませんが、それだけではロマンもありませんし、情緒も風情もありません。小物を使って季節ごとに空間を演出することこそが、情緒のある暮らしを生むのです。一見、無駄なことと思うかもしれませんが、けして無駄ではなく、皆さんの生活を豊かにするための必要不可欠なものなのです。風鈴がそよぐなかで団扇や扇子をあおいで夕涼み。可愛い線香花火もいいですね。夏のよき思い出になることでしょう。
2017年07月27日古の京都を現代で感じられる「十四春旅館」静かで心安らぐ空間の「十四春旅館」。朝昼には、庭に差し込むキラキラとした木漏れ日が美しく輝き、夕方からはライトアップで神秘的な雰囲気に。京都の中心地ではありますが、騒がしい日常から離れることができます。宿泊費用は1泊1名9,200円~で、ひとり旅にもピッタリ。いつもと違う京都旅行にしたい時、日々の忙しさを忘れてゆっくりと素敵な休日を過ごしたい時には絶好の旅館です。国の登録有形文化財にも指定京の歴史を感じることのできる「十四春旅館」。主屋と土蔵は、登録有形文化財に指定されています。土蔵は、貫禄のある鳥居風門構え。主屋は高塀造りの仕舞屋。内装には大きな1枚ガラスや寄木を使っており、町屋の伝統的な部分と近代的要素を融合した造りとなっています。また、お風呂には檜葉の木を使い、リラックスできる香りとまろやかなお湯が特徴です。ホテルとは違った和の趣があなたの日々の疲れを癒してくれるでしょう。京都を堪能! 朝食は京都のおばんざいを中心にいただく寝起きの体にも優しい京都のおばんざいをメインに、京野菜や焼魚、お味噌汁などを女将と若女将が手作りしています。朝食は、お部屋まで運んでくれるので、周りを気にせずゆっくりと京都の朝を堪能してください。美味しい朝ごはんで心も満たされたら、素敵な1日が始まるでしょう。(朝食は宿泊料金+2,300円)ゆったりとした空間の中で、静かに流れる京都の時間を堪能してください。スポット情報スポット名:京町屋の宿 十四春旅館住所:京都市下京区諏訪町通り松原下ル弁財天町326電話番号:TEL:075-341-5301 / FAX:075-341-5303
2017年05月07日神奈川の湯河原に位置する「The Ryokan Tokyo YUGAWARA(ザ リョカン トウキョウ 湯河原)」。は、「楽しい日本の入り口になるような旅館体験の提供」をコンセプトとした、日本の魅力を一度に味わえるニュータイプの旅館。外国人がイメージする“ザ・日本”を創出するだけでなく、日本人にも改めて本物の日本を感じてもらえる。そんな場所を目指している。本記事では、日本ならではのおもてなしが満載の「The Ryokan Tokyo YUGAWARA」がもつ魅力に迫る。日本人も“日本ファン”になる、気軽な旅館体験旅館としての和の雰囲気や 日本文化体験を充実させつつも、 食事と宿泊の分離提供といった合理的なサービスを導入。航空業界のLCCのように自由度が高く、食事も含めた好きなサービスを選択可能なので、宿泊客は安価ながらも快適な滞在ができる。そんな風に気軽に宿泊できることもあり、温泉旅行はもちろんのこと、バイク・自転車でのツーリング、釣り合宿、登山合宿など利用者の用途は多岐にわたる。伏見稲荷を思わせるエントランスエントランスから日本要素が満載。京都・伏見稲荷を思わせるゲートと枯山水の庭、漢字の提灯が宿泊客を出迎える。充実したレストランやバー2017年2月には“3時間は何も考えずくつろいで欲しい”をテーマにした温泉カフェ「Gensen Café(ゲンセンカフェ)」がオープンした。湯河原の大自然の山並みを見ながら100%源泉かけ流し天然温泉(室内温泉のみ)を楽しみ、好きな柄や帯や浴衣をまとい、そして風呂上がりには“人をダメにする”ソファ「ヨギボー(Yogibo)が全面導入されているカフェでゆったりとくつろぐ…。「Gensen Café」では、そんな究極の日帰りリラックスが楽しめる。また、日本らしい雰囲気が漂うバーでは日本酒の利き酒が楽しめる。のびのびした女子会も、お酒をたしなむ大人の時間も、丸一日ゆっくりできるのが嬉しい。浮世絵を楽しめる客室和室では、葛飾北斎の代表作である富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」がデザインされ、部屋では躍動感たっぷりの伝統を味わえる。そのほか、120cm幅の広々としたドミトリーも用意。人数や予算に応じていろんな客室を楽しみたい。また、2017年8月からは、浴衣で和室にいながら芝生でクッションという、これまでにないフォトジェニックな和室が登場する。入口には富嶽三十六景が描かれた襖、床の間には掛け軸……視線を変えれば青々とした芝生がある。そんな斬新な空間には、Gensen Caféでも“人をダメにしている”ソファ「ヨギボー」の新型となるヨギボープロ(Yogibo Pro)が導入される。源泉かけ流しの天然温泉ここでは、古くから湯治場として栄えた湯河原の温泉を、100%源泉かけ流しで楽しめる。弱食塩泉・弱アルカリ性の、女性の肌に優しい理想的な泉質。また、品質にこだわったアメニティも充実している。旅の疲れを癒してくれる嬉しい場所だ。なお、館内には大浴場のほか、シャワーブースも用意。宗教上の理由や羞恥心で入浴できない宿泊客も、快適な滞在が楽しめる嬉しい設備が揃っている。コスプレ体験をしての写真スポット多数施設内には、観光名所の大きなフォトパネルが設置されている。さらにコスプレ体験なども用意されており、宿泊施設の中で日本プチ旅行に訪れたかのような気分になれる。その他、館内には、温泉気分をもっと盛り上げてくれる卓球台や、日本の伝統的な遊びを通じて文化を体験できる和玩具も用意。外国人観光客のみならず日本国内からの宿泊も、これまでの旅館とは一味違う楽しみを体験できるかもしれない。【詳細】The Ryokan Tokyo YUGAWARA住所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上742TEL:0465-63-3498客室:4人部屋×8室、6人部屋×3室、ドミトリー×1室14ベッド温泉:源泉かけ流し天然温泉 大浴場男女各1、シャワーブース4設備:レストラン、 バー、 多目的スペース、コスプレなど価格:和室2名1室利用1名5,800円~(朝食付き)、ドミトリー1名3,000円~アクセス:JR「湯河原」駅下車 箱根登山バス「藤木橋」より徒歩10分
2017年03月03日四季を楽しめる庭園でプチトリップ気分創業は昭和2年。日本の銭湯文化を今も引き継ぐ歴史ある地元民に愛されるタカラ湯。昭和13年に建てられたという現在の外観は、風格のある宮造り千鳥破風が圧倒的な存在感を放ちます。入口に飾られた七福神の彫刻も、細部にまで細かいあしらいが施されたこだわりの装飾です。四季を楽しむことができる立派な庭園タカラ湯では、お湯はもちろん、一風変わった名物で賑わいを見せています。それは、敷地内で四季を楽しむことができる立派な「庭園」です。湯あがりに一杯飲みながら、池に泳ぐ美しい鯉を眺めていると、まるで旅館に来たようなプチトリップ気分を味わえます。この庭園、現在の店主である松本康一さんの祖父である益平さんのアイデアで造られたもの。元々庭師であった益平さんから受け継いだ、手入れの行き届いた本格的なお庭は、これ目当てに遠方から来る銭湯ファンがいるのも納得。清潔感のある店内は、天井が7mもある開放的な空間。西洋風のお洒落な浴室には、壁にモダンな女性の絵が描かれたイタリア製のタイルを使用されています。湯船のシンボル的存在、親子ペンギンのオブジェは子供にも大人気。脱衣所には、マッサージ器や、休憩スペースもあるので長時間お風呂を楽しむことが出来ます。小中高生限定で入湯料が100円になるお湯フェスまたタカラ湯を含む足立区の銭湯では、「あだちのお湯フェス2016」を開催中! 8/31までやっている第一弾は、小中高生限定で入湯料が100円になるという学生に嬉しい企画。9/1~10/31まで開催する第二弾では、大人も参加できるスタンプラリーを実施予定(中学生以上が対象)。足立区内の銭湯の入浴一回につきスタンプを1個押してもらえます。10個集めると、入浴が1回無料になるので、区内のいろんな銭湯を巡るのも楽しいかも。店舗情報店名:タカラ湯TEL・予約:03-3881-2660住所:東京都足立区千住元町27-1アクセス:北千住駅 徒歩約20分 (JR常磐線・千代田線・日比谷線・東武伊勢崎線・東武線直通半蔵門線・つくばエクスプレス線)営業時間:15:00〜23:30定休日:定休日:金曜日価格帯:大人 460円(12才以上)小学生 180円(6才以上12才未満)乳幼児 80円(6才未満)
2016年08月18日ファスティング旅館で篠栗町の地方創生!株式会社コプラスは、福岡県糟屋郡篠栗町の地方創生プロジェクトとして「ファスティング旅館 若杉屋」を2016年8月2日にオープンすることを発表した。豊かな森林とお遍路の歴史を持つ篠栗町で行うファスティング(断食)は、メンタルを整える効果を高めた独自のプログラムが用意されており、既存の断食合宿などとは一線を画した効果が期待される。3つのプログラムで体内・心・脳のお手入れを!オリジナルの酵素ドリンクを摂りながらのファスティングでは、長年働き続けていた内臓を休めることができ、消化の負担をなくして代謝を上げることで、体を内側からケアしてくれる。森林セラピーでは、篠栗の森の自然を五感で感じながら、森林浴によるストレスホルモンの減少や自律神経を安定させる効果などにより、疲れた心を穏やかに浄化してくれる。お遍路メニューでは、お遍路体験や写経を通じて脳疲労回復効果を体感でき、瞑想で脳を整えることはストレス軽減やパフォーマンス向上につながると実証されていることから、大企業の社員研修にも取り入れられている。2016年10月31日までは、グランドオープン記念価格!木~日曜日の3泊4日プランと、火~木曜日・金~日曜日の2泊3日プランが用意されており、2016年10月31日までは通常価格よりも6,000円~8,000円安いグランドオープン記念価格で利用できる。若杉屋のウェブサイトから予約申し込みが可能だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社コプラス プレスリリース/@Press※若杉屋ウェブサイト
2016年07月23日東京から約45分の非日常な宿でくつろぐ「伝統の温泉旅館は、ちょっと敷居が高いかも……」と思われがちですが、上質な温泉旅館にこだわりつつ、現代的な居心地のよさを感じさせるのが星野リゾートの「界」という温泉旅館ブランド。「界 熱海」は、東京から新幹線を利用して45分という抜群のアクセスで、一挙に非日常の宿と温泉で極上の時間を味わえます。「界 熱海」の源泉は、開湯1200年の日本三大古泉の一つ。元は江戸末期から続く歴史ある老舗旅館。緑に囲まれた門構えの奥、立派な設えの玄関で、にこやかな笑顔のスタッフが迎えてくれます。そして、客室に向かう前に、まずはロビーでウェルカムドリンクが出されて、ほっと一息。スタッフと交わす言葉で一気に和やかな気分に。和の伝統・本館と洋風の別館ここ「界 熱海」には、江戸時代からの伝統を引き次ぐ本館と、歴史を感じる洋館の別館ヴィラ・デル・ソルがあります。ヴィラ・デル・ソルの建物は、元は紀伊徳川家によって、明治32年(1899年)に建てられた日本初の西洋式図書館“南葵文庫”を移築したもの。明治時代の美しい洋館の佇まいが、美しいロビーやダイニングとなって今に残ります。ともに、相模湾の美しい眺めと潮騒の音に癒される部屋ですが、雰囲気は全く異なる和と洋の宿。かたや広々とした畳と濡れ縁に、檜の内風呂もある落ち着いた和のお部屋、かたや、さりげなく本格的なコルビジェの家具が置かれた明るくモダンな洋室。どちらに泊まっても、源泉かけ流しの豊かな湯を誇る「走り湯」「古々比の瀧(こごいのゆ)」という2つの湯殿を楽しみ、食は伊豆の海の幸を生かした和会席かフレンチを味わえます。東京からの距離の近さを忘れてしまう、非日常の時間を熱海で過ごしてみてはいかがでしょうか。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月08日星野リゾートの日本旅館「星のや 東京」が2016年7月20日(水)、東京・大手町にオープンする。「星のや東京」は18階建ての「塔の日本旅館」。庭と平屋木造という伝統的な横の展開ではなく、地下2階・地上17階建の縦の空間に旅館の要素を展開し、日本はもちろん、海外から訪れる旅行客にも“和のおもてなし”を体感してもらえる空間を演出する。日本旅館ならではの生活文化を、美しく切り取っている星野リゾートらしく、「星のや東京」の客室はすべて畳の間。日本の伝統的な建築様式を大切にしながら、現代的なアレンジを施している。日本伝統の和室「百合 / 桜」のクローゼットや障子には竹素材を採用。館内で最も広い「菊」は、各階の奥に位置する角部屋となっており、静かなひとときを部屋で楽しみたい人に最適な部屋だ。客室から畳の廊下が続くのは、24時間いつでも訪れることができる「お茶の間ラウンジ」。旅館到着直後にはお茶の飲み比べ、夕食後には日本酒と共に…。香ばしい薫りに包まれながら日本茶を楽しめる空間だ。また、「星のや 東京」近くで楽しめるアクティビティも充実。江戸の伝統工芸を体験するショートプログラムや古地図歩き、星のや専用船でも川下りなど、「EDO」を堪能し尽くせるラインナップが用意されている。【施設概要】星のや 東京オープン日:2016年7月20日(水)所在地:東京都千代田区大手町1-9-1客室数:84室価格:1泊1室 78,000円〜建築概要:地下3階、地上18階 高さ(最高) 90m面積:約12,000㎡施設概要:レストラン・スパ・カンファレンスルームなど予約受付中公式ウェブサイト:
2016年04月19日寒い季節にぴったりの温泉旅行。赤ちゃんプランがある旅館に泊まるという手もありますが、そうでない場合、食事やお風呂や持ち物はどうすればいいのか? 今回は子連れで温泉旅行に行く際のポイントをいくつかご紹介します。子どもの食事はどうすればいいの?「子ども歓迎」と特にうたっていない旅館でも、子ども用の食器、スプーン・フォークは用意してくれるところがほとんど。また、ご飯とお味噌汁、ふりかけもサービスで出してくれることが多いようです。なので、離乳食のうちは温めずに食べられる離乳食とチェアベルト、お食事エプロンなどを持っていけばOK。幼児食になったら、大人の食事から煮物などを取り分けてあげることで対応できます。温泉はどうすればいいの?子どもがまだ小さい場合、部屋についている内風呂で子どもを洗ってあげて、パパとママは交代で大浴場に行くというのが一番ストレスがかからない方法のような気がします。子どもがお風呂でおしっこをしなくなったら(宿によってはおむつがはずれたら)、いよいよ大浴場デビュー。その際、「こんな小さな子を連れてきて…と思われないかしら」と心配なようであれば、パパに頼むのも一つの手。男湯の方が女湯に比べて周りの目が寛容みたいです。また、子どもを温泉に入れる場合、泉質が強すぎないかどうかも注意しましょう。持って行ったほうがいいものは?キッズフレンドリーと特にうたっていない旅館でも、時々子ども用の歯ブラシや浴衣を用意してくれることがありますが、子ども用のアメニティはほとんどないものと考えた方ほうが無難。歯ブラシ、歯磨き粉、パジャマ(必要であればシャンプー、ボディソープ)などは忘れず持っていきましょう。また、温泉旅館の場合、入り口で靴を預かって館内はスリッパということも多いので、子ども用のスリッパや室内履きも持っていくと便利。おむつ用のゴミ箱がなかった時に備えて、ジップロックの袋も持っていくと重宝します。ちなみに部屋についた際は、湯わかし用のポットとツボなどの部屋の装飾品を子どもの手の届かないところに移すことを忘れずに。ママにとってもいい気分転換になる温泉旅行。この機会にぜひ行ってみてはいかがでしょうか?(岡本まめ)
2016年01月24日全国各地に13施設を展開する温泉旅館ブランド「星野リゾート界」では、1月4日~2016年3月31日(一部除外日あり)の期間、20代限定で温泉旅館の旅を一律料金で提供する「若者旅プロジェクト」を実施。同プロジェクトは、“若者たちに日本を知ってほしい”という思いから生まれ、宿泊者全員が20代(20代の同行者がいれば18歳から利用可)であることを旅の条件に、宿泊費が一律19,000円(界 アルプス・界 川治は15,000円)、さらに仲間割引として3名1室で-1,000円、4名1室で-2,000円となるお得な旅のプランだ。第6弾目となる今回の若者旅プロジェクトでは、「旅で見つけた日本の美しさ」をテーマにした写真を募集する「Instagram 旅フォトコンテスト」を開催。日本各地の魅力を界の公式アカウントにてシェアすれば、投稿者の中から1名に界のモニター宿泊がプレゼントされる。また、温泉旅館に色濃く残る日本の文化や風習を分かりやすく解説したRYOKANガイドが無料配布されたり、界の旅館で働く「若者旅ナビゲーター」のスタッフが滞在中の様々な疑問や不安などの相談に乗ってくれるので安心。日本旅館のしきたり、風習から、季節の歳時、周辺の美味しいお店まで温泉旅館をより愉しめるようナビゲートしてくれる。そのほか、「WILLER TRAVEL」のバス付プランやお得にレンタカーが利用できるオプションなども豊富に揃う。20代のうちに旅をすることで得られる体験や感動、仲間たちと作る思い出は、長い人生において大切な財産になってくるはず。ぜひこの機会に、「若者旅」を計画してみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2016年01月07日もう何年も続いている片づけブーム。書店に行くと、収納テクニックや収納アイディア、物の捨て方や減らし方についての本が、驚くほどたくさん並んでいます。 身の回りに物が溢れ、物との付き合い方まで考えなくてはならない、物質的に豊かな時代に生きている私たち。そんななかで多くの人が求めているのが、「スッキリした暮らし」のはずです。暮らしは生きているから、物は出ていて当たり前「スッキリした部屋」と聞いて、何を思い浮かべますか? おそらく雑誌に出てくるインテリア写真やハウスメーカーのモデルルームのような、「物があまり出ていない、きちんとした空間」をイメージする人がほとんどだと思います。でも、ちょっと考えてみてください。インテリア写真の「物が出ていない」というのは、見せるために整えられた、静止した状態です。いっぽうで実際の暮らしは、物を使うことで成り立っていて、常に動いています。「物が出ている」というのは、一見散らかっているように見えますが、じつは当たり前のこと。逆に完璧に片づいた状態が続くことは、人が生活していないのと同じです。 子どもがおもちゃを散らかして遊んでいるときがNGで、箱にきちんと片づけられているときがOK、ということではないはずです。おもちゃが出ているのは、子どもが元気に遊んでいるから。大切なのは、いつもすっきり片づいたモデルルームのような家で生活することではなく、物とともに心地よく暮らすことなのです。物がよどみなく循環することが、スッキリ!の正体これは物の流れから暮らしを見た『暮らしの環』という図です。物は私たちの日々の営みのなかで、「使う」と「戻す」作業によってグルグルと回り、それと同時に「買う」ことで外から入ってきて、「捨てる」ことで外に出ていくことを続けています。このように物は常に循環し、暮らしは生きて動いています。スッキリと聞くと、この図にある「しまう場」だけをイメージしがちです。けれども、物が「しまう場」から取り出されて「使う場」でしっかり使われ、また「しまう場」に戻されていく。この物の流れがよどみなくグルグルと回っていることに、私たちは「スッキリしていて気持ちがいいな」と感じるのではないでしょうか。私はインテリア誌の編集をしていたことがあるのですが、誌面を美しく見せるために「しまう場」に物を整えて撮影していました。また、物がいかに効率よくキレイに収納されているか、そのテクニックを追い求めてばかりいました。実際の暮らしの場とはちょっと違う誌面となってしまうことに、違和感を抱きながら……。『暮らしの環』を回すためには、「元に戻す」作業が必要取り出して使ったものを元の場所に戻せば、『暮らしの環』はグルグル回り続け、心地よく暮らすことができます。 けれども私たちは、「元に戻す」という作業がどうも苦手なんですね。だから「使う場」に物が溜まってしまい、『暮らしの環』の循環が滞ってしまうのです。苦手な「元に戻す」作業をなるべくラクにしてあげるには、3つの原則があります。原則1:元に戻すために『定位置』を作ってあげること。取り出しやすく、元に戻しやすい場所に定位置を決めましょう。原則2:自分が回せる『定量』を使うこと。今、実際に使っている物の量をちょうどいい量と考え、「いつか使うだろう」という物は置いておかないようにします。原則3:『捨てる』こと。人間が物を食べてエネルギーを取り入れ、しっかり使い切って排出し、生命を維持するのと同じように、暮らしを回すためには、新しく物が入ってくるぶん、物を外に出さなくてはなりません。『捨てる』は暮らしを回していくためのエンジンと考え、「使えるけれど使わない物」を意識して追い出すことが必要です。 物がいかに整っているかに捕われないで、いかに滞りなく物が流れているかを考えてみれば、スッキリした暮らしは実現します。物に振り回されず、自分の手で暮らしを回しているんだ!という感覚をもつことで、私たちは心から豊かな暮らしができるのではないでしょうか。
2016年01月07日神奈川県・箱根で温泉旅館をチェーン展開する一の湯は1月11日までの期間限定で、箱根温泉旅館「一の湯」宿泊と小田原の旧宿場町の食べ歩き散策がセットになったモニター宿泊プランを販売している。同宿泊プランは、1月15日~16日の1泊と散策ツアーのセットとなる。箱根塔ノ沢温泉で文化財に登録されている「塔ノ沢 一の湯本館」および同系列のリゾートホテル「塔ノ沢キャトルセゾン」の2施設で販売。和風・洋風の希望に応じて施設の選択が可能となっている。宿泊の翌日は、小田原の老舗有名店のオススメ商品を味わいながら、趣のある町並みを地元ガイドの案内で散策する東海道旧宿場町を体験する"食べ歩き散策ツアー"を用意。おみやげを購入したり、伝統的な商品や建物の歴史などを各店の従業員から直接聞けたりもするという。"食べ歩き散策ツアー"の後、簡単なアンケートに協力することで、通常1万950円の宿泊プランを7,710円(共に税込)で購入できる。さらに、和菓子等のおみやげもつく。申し込みは各施設の公式サイトにて受け付けている。
2016年01月07日ひとり暮らしをしたことはありますか?男性からすると、実家暮らしの女性よりもひとり暮らしをしている女性の方が、恋愛対象に入りやすいんだそう。そこで男性に「ひとり暮らし女子の方が恋愛をしやすい」と考えている理由についてインタビューしてきました。■1.親を意識しなくてイイ「もちろん親と仲が良いのはいいことなんですけど、「実家暮らしで親とも友達みたいに仲がイイ」と言われるとちょっとイヤ。俺のこともなんでも話されてるんじゃないかとか不安になるし、紹介したいと言われると「まだちょっと・・・」と思うので。それを考えるとひとり暮らしの方がラク。」(26歳/イベント)実家暮らしとなるとデートの時の門限、旅行やお泊まりをする時のいいわけを考えるのも面倒になってしまいます。また実家暮らしの方がひとり暮らしに比べて親からの連絡頻度が高いらしく、デート中に「今日は何時頃に帰るの?」などメールが来るとやはり親の存在を意識せざるを得ません。親の存在がちらつくと重荷に感じるという男性もいるようなので、実家暮らしのかたは親の話はし過ぎないように。■2.気軽にお泊まりができる「ひとり暮らしの女性で一番嬉しいのは、いつでも遊びに行けるし何も気にすることなく泊まれるところですね。「親に連絡しなきゃ」とか言われると萎える。」(25歳/旅行)旅行など前もって企画していることであれば、親への言い訳も考えておくことができますが、実家暮らしだと突然のお泊まりはしにくいもの。社会人ともなれば平気かもしれませんが、それでも突然のお泊まりともなれば、親は心配し「誰とどこに泊まるの?」と聞いてくることも。彼が突然会いたくなって泊まりにくるということもできないので、この点でもひとり暮らしの方が良いようです。■3.一緒に料理をするなど、できることが広がる「ひとり暮らしの女性だったら、手料理を食べさせてもらったり気軽にできるじゃないですか?うちで作ってもらってもイイですけど、お皿もそんなにないし、やっぱり女性の家のほうが落ち着きます。」(27歳/飲食)実家暮らしに比べてひとり暮らしの良いところは、一緒に生活しているように2人だけの空間を作ることができるところ。例えばキッチンで一緒に料理をする、一緒に近所のスーパーに買い物に行くなど。もちろん男性がひとり暮らしをしている場合でもできないことはないですが、男性のひとり暮らしの場合、そこまで調理器具を揃えていないことも多く、「一緒に料理」などを考えると女性の家の方が良いようです。■4.会いたくなった時にいつでも会える「実家暮らしだと夜とか誘いづらい。でも会いたくなる時って夜の方が多いから、気軽に会えるひとり暮らしの子がいいですね。」(24歳/学生)ひとり暮らしに比べて実家暮らしは、夜に出かけにくい、突然の誘いをしにくいと行った不利な点があるようです。確かに夜に会いたくなっても「こんな時間に呼び出したら、どんな彼なのか親から疑われそうで彼女もかわいそうだから我慢しよう」と男性が思うのもわかりますね。■おわりにひとり暮らしの女性の方が、親の目を気にすること無く、一緒にいろんなことを楽しむことができるという理由から恋愛対象に入りやすいようです。ただし、気軽に遊べると思われ、遊ばれて終わりなんてことになってしまわないように注意は必要かも?
2015年09月25日非日常の中で自分の時間をじっくり味わう。そんなひとり旅へのニーズは年々高まっているという。その旅をより充実したものにするために、ホテル・旅館選びは重要なポイントと言えるだろう。前回の東日本に位置するひとり旅にぴったりのホテル・旅館に続き、今度は西日本に位置するホテル・旅館に注目してみた。○歴史的建造物と日本庭園と"伊豆三古湯""伊豆三古湯"のひとつと称されている伊豆長岡に佇(たたず)む「三養荘」(静岡県伊豆の国市)は、昭和4年(1929)に建てられた旧三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎氏の長男・久彌氏の別邸を本館にした和尽くしの旅館。日常の喧騒から離れた旅館には約3,000坪という広大な日本庭園が広がっており、四季の移ろいを感じさせる花や樹木のほか、中央に設けられた池が奏でる水の音にも心静まる。温泉の泉質はアルカリ性単純泉。クセがなくやわらかな感触の湯は肌にしっとりとよくなじみ、美肌効果も期待できるという。男女共に大浴場と露天風呂を設けており、全面ガラスを施した大浴場の湯船には黒御影石を、露天風呂には自然石を使用。静寂な庭を眺めながら、ゆったりとしたひとときが楽しめそうだ。ひとり利用は宿泊のみで1万8,414円から用意しているが、合わせて伊豆長岡の海・山の幸を用いた懐石料理も楽しむのもいいだろう(大人ひとり1泊朝食・夕食付き/2万8,614円~)。○送迎船の先に広がる京都の奥座敷京都の奥座敷・嵐山にある「星のや京都」(京都府京都市)は、渡月橋のたもとにある上り桟橋より専用送迎船で送迎してくれるのがポイント。100年前に旅館となった歴史ある日本建築をリノベーションした旅館は、日本庭園のほか客室に京都伝統の「京唐紙」を用いるなど、随所に和の心をちりばめている。宿泊者限定の京文化ツアーや、ホテル内では伝統芸道「聞香(もんこう)」や茶の湯体験などのアクティビティーも実施しているので、京都観光のひとつに組み込んでみるのもいいだろう(全て有料)。旬の素材をふんだんに使った会席料理を用意しているが、リーズナブルに楽しむなら「シングルユース優待」(大人ひとり1泊/3万6,000円~)がオススメ。客室にはダブルベッドやライティングデスク、窓辺のベンチソファが備えられており、嵐山の景観をひとり占めできる。○おばんざいとともに京都観光を満喫京都駅内にウェルカムカウンターを設けている「グランドプリンスホテル京都」(京都府京都市)は、京都駅で荷物を預ければスタッフが客室まで荷物を届けてくれるので、京都駅からそのまま手ぶらで観光が楽しめる。「京都観光一日乗車券付きプラン」(大人ひとり1泊朝食付き/1万3,554円~)はプラン名の通り、京都市バス全線・市営地下鉄全線・京都バス(一部路線を除く)で使える京都観光1日乗車券が付いてくるというもの。また、人気のおばんざいコーナーをはじめ、シェフが目の前で焼き上げるふわふわのオムレツなど、豊富な和洋のメニューをビュッフェスタイルで楽しめる朝食は、庭を眺めながらじっくり楽しみたい。○琵琶湖のそばで古に触れる「グランドプリンスホテル京都」同様、京都駅内にウェルカムカウンターを設けている「大津プリンスホテル」(滋賀県大津市)は、客室から琵琶湖が眺められるほか、屋外には琵琶湖の形を模したスイミングプール(有料)も設置されている。ホテルの周辺には、"三井の晩鐘"で知られる「園城寺(三井寺)」(ホテルから車で約15分)や、近江八景にもうたわれ夕照の美しさが絵になる「瀬田の唐橋」(ホテルから車で約15分)などがあるが、もっと気軽に観光を楽しむなら「瀬田川・琵琶湖リバークルーズ乗船券&石山寺拝観券付き」(大人ひとり1泊朝食付きが1万4,946円~)をチョイスしてみるのもいいだろう。外輪汽船「一番丸」にのんびり揺られる琵琶湖クルーズと、茶々(淀殿)や豊臣秀頼が愛したという花が咲き乱れる花の寺「石山寺」が同時に楽しめるプランとなっている。○出雲旅をもっとディープに味わう星野リゾートの中でも、「界」は"和"をテーマにその土地ならではのおもてなしをコンセプトにしている。そのひとつで出雲国風土記にも記された「神の湯」玉造温泉に佇む「星野リゾート 界 出雲」(島根県松江市)は、全室露天風呂付きの純和風の宿となっている。古くから美肌の湯で知られている玉造温泉の大浴場には、出雲大社をかたどった湯口の内湯や野趣あふれる露天風呂が用意されている。旅館から出雲大社までは車で60分という距離。八重垣神社や玉作湯神社などのパワースポットめぐりや松江の城下町散策を楽しんだ後は、夕暮れ時を狙って宍道湖(しんじこ)の絶景に出会ってみるといいだろう。「ひとり旅でできるだけお得に泊まりたい」というニーズに応え、平日に1日1組限定の「パワートラベル! 大人の自由な一人旅プラン」(大人ひとり1泊朝食・夕食付き/3万9,500円~)を用意している。○2つの世界遺産を同時に楽しむ広島県に2つある世界遺産を同時に楽しむならば、「グランドプリンスホテル広島」(広島県広島市)を旅の拠点にするのもいいだろう。瀬戸内海に面したホテルの前には、世界遺産の厳島(いつくしま)神社がある宮島行きの高速船乗り場があり、広島のもうひとつの世界遺産・原爆ドームがある平和記念公園へもホテルから車で約15分という立地となっている。中でも「厳島神社と広島温泉を満喫の旅」(大人ひとり1泊朝食付き/1万2,153円~)には宮島行きの高速船片道チケット交換券が付いており、宿泊者専用の展望露天風呂 広島温泉「瀬戸の湯」も満喫できる。朝食は和洋ビュッフェと和朝食のどちらかを選べ、朝食券は平和記念公園にある広島国際会議場内の「レストラン セレナード」でのランチに使うことも可能だ。○ジオパーク散策とともに"心身の美"を磨く特に女性にオススメなのが、パワースポットとして人気の室戸岬にあるリゾートホテル「星野リゾート ウトコ オーベルジュ&スパ」(高知県室戸市)。世界ジオパークにも認定されている室戸ジオパークを散策するほか、ホテルの中でゆったりしながら"心身の美"を磨くこともできる。全客室オーシャンビュー仕様で、ホテル内には太平洋を眺められる小さなライブラリーも設置。旅行雑誌や写真集などを取りそろえており、コーヒーやハーブティーが自由に楽しめるのもうれしい。また、海洋深層水100%の温水プールや、海の恵み成分をふんだんに取り入れたスパトリートメント(有料)も用意している。スタンダードルームは大人ひとり1泊朝食・夕食付きを3万8,000円から展開している。○圧倒的な非日常の中で南風を浴びる石垣島から高速艇で10分程度のところにある竹富島は、昔ながらの集落が大切に守られた、沖縄の"原風景"を今に伝える圧倒的な非日常が楽しめるところ。そんな竹富島にある「星のや竹富島」(沖縄県八重山郡)もまた、竹富島内の集落と同じように石垣で囲まれた赤い瓦屋根の木造家屋となっている。竹富島の伝統建築を踏襲した客室は1棟ずつ独立しており、海を渡ってやってきた南風を浴びていると、なんだか離島の住人になったような気分になってくる。24時間楽しめる温水プールでの星空浮遊浴のほか、星空撮影レクチャーや島の民具作り体験などのアクティビティー(有料)を活用して、ここでしか味わえないひとときをゆったり過ごしてみるのもいいだろう。「シングルユース優待」として、大人ひとり1泊4万3,200円から用意している。※記事中の情報は2015年6月取材時のもの。価格は消費税・サービス料込み。プランや価格は期間限定やWEB限定のものもあるため、詳細は各ホームページを参照
2015年06月16日