食卓やお弁当の彩り野菜として重宝するブロッコリー。カロテンやカルシウム・食物繊維など、栄養豊富な緑黄色野菜として知られていますが、なかでもビタミンCがたっぷり含まれているって、ご存知でしたか?その量、生の状態ではなんとみかんの約4倍! ビタミンCは加熱により失われてしまうことが多いのですが、ブロッコリーの場合はゆでた後でもビタミンCが残るそうです。(ゆでた後でもみかんよりも多い)ブロッコリーを細かく刻んでツナと合わせる、お子さんでも食べやすいホットサラダで、おいしくビタミンチャージしちゃいましょう。■ブロッコリーとツナのホットサラダ調理時間10分 1人分162Kcalレシピ制作:フードコーディネーター 増田知子<材料 2人分> ブロッコリー 1/3~1/2株 塩 少々ツナ(缶) 70gフレンチドレッシング(市販品) 大さじ1~1.5塩コショウ 少々粉チーズ 大さじ1~1.5<作り方>1、ブロッコリーは小房に分け、塩を入れた熱湯でサッとゆで、ザルに上げて冷まし、みじん切りにする。2、ボウルに汁気をきったツナ、(1)、フレンチドレッシングを入れて混ぜ合わせ、塩コショウで味を調える。3、耐熱容器に入れて粉チーズを振り、トースターで粉チーズに焼き色がつくまで焼く。味や香り、食感も損なってしまうので、茹で上がったブロッコリーを冷すときは、水にさらさないようにしましょう。参考/文部科学省 食品成分データーベース
2017年02月25日「海のミルク」とも呼ばれ、その栄養価が高く評価されているカキ。新鮮であればそのまま生で食べたいところですが、子どもが口にするにはなかなかハードルが高いですよね。ならばとことん子どもが喜ぶ味つけで調理しちゃいましょう。今回ご紹介するのはカキのうまみを逃さずに凝縮した、なんとも贅沢なリゾットのレシピ。最後にたっぷりと使う粉チーズがお米とからみあい、コクのある味わいに仕上がりますよ。■カキのトマトリゾット調理時間 30分 1人分 274 Kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 4人分>カキ 1パック(130g)トマト 2個お米 1合玉ネギ 1/2個バター 20g白ワイン 80ml 水 600ml 固形スープの素 2個塩コショウ 少々粉チーズ 大さじ4イタリアンパセリ 適量<下準備>・ボウルに水を入れ、カキを網に入れてボウルに重ねてやさしく振り洗いし、水気を拭き取る。・トマトはヘタをくり抜いて熱湯につけ、皮が破れたら冷水に取り、水気をきって皮をむいてザク切りにする。・玉ネギは粗みじん切りにする。・<スープ>の材料は合わせて、固形スープの素を煮溶かしておく。<作り方> 1、フライパンにバターを熱し、玉ネギを加えて炒める。玉ネギが透き通ってきたら、お米を加えて炒め合わせる。2、お米が半透明になったら、白ワインを注ぎ、強火で水気を飛ばすように手早く炒め、トマトを加えてさらに炒め合わせる。 3、<スープ>を200mlずつ、2回に分けて加え、水気を飛ばしながら強火で炒める。 4、残りのスープ200mlを入れ、カキを加えて蓋をして弱めの中火で8~10分時々混ぜながら煮る。塩コショウで味を調える。5、最後に粉チーズを加えて、全体に混ぜ合わせる。器に盛り、イタリアンパセリを飾る。下ごしらえが済めば、あとはフライパン1つで完成するというのもうれしいですよね。おいしいのはもちろんのこと、“洗い物が少なくて済む”というのも、リピートしたくなるレシピの条件の1つだと思います。ぜひ試してみてくださいね。
2017年02月23日日本の食卓で、ポピュラーな貝類といえば、アサリですね。スーパーで通年手に入るアサリですが、本来の旬はこの春先、2~4月頃。カルシウムやカリウム、亜鉛などのミネラルのほか、不足すると貧血の原因となるビタミンB12を豊富に含むアサリ。今回は、栄養と旨味たっぷりの旬のアサリを使った、大人も子どもも大好き、クラムチャウダーをご紹介!ほんのり白みそを効かせた和風味のチャウダーは、具沢山にしてメインの一皿としても、お味噌汁の代わりの一汁としても。トロッと煮込んだ白菜の甘みが、アサリのダシとよく合います。■アサリと白菜の和風チャウダー調理時間 14分 1人分 277Kcalレシピ制作:料理研究家、フードコーディネーター 吉田朋美<材料 2人分> アサリ(砂出し) 200g白菜 200gベーコン 1枚玉ネギ 1/4個バター 10g小麦粉 小さじ2水 300ml白みそ 小さじ2塩 適量粗びき黒コショウ 適量牛乳 150ml生クリーム 50ml<作り方>1、アサリは砂出し後、よく水洗いしてザルに上げる。玉ネギと白菜の芯は1cm角に切り、白菜の葉は3cm角位に手でちぎる。ベーコンは細切りにする。2、鍋にアサリと水を入れて蓋をし、火にかける。全ての殻がしっかり開いたら火から下ろし、そのまま置く。3、別の鍋を熱してバターをひき、ベーコン、玉ネギ、白菜の芯を炒め、玉ネギが透明になってきたら、小麦粉を加えてさらに炒め、(2)の汁を全て入れてひと煮たちさせ、アクを取る。4、白菜の葉を加え、火を弱めて白みそを溶かし、牛乳と生クリームを加えてひと煮たちさせる。5、殻から取り出したアサリの身を加え、塩、粗びき黒コショウで味を調える。器によそい、お好みでさらに粗びき黒コショウを振る。生クリームがない場合は、牛乳200mlでも代用可(生クリーム50mlの場合)。アサリは、火を通し過ぎてかたくならないよう、最後に加えます。
2017年02月19日牡蠣がおいしい季節。カロリーは低いのに、栄養は豊富、とくに亜鉛というミネラルが多く含まれるのが特徴です。亜鉛は、古い細胞を分解し新たな細胞を合成する、新陳代謝を活発にする働きがあります。この亜鉛不足になると現れる、代表的な変化が“味覚障害”。亜鉛が不足すると、舌の細胞分裂が正常に行われなくなり、味覚を感じにくくなってしまいます。舌の細胞はわずか1ヶ月ほどの短いサイクルで入れ替わっているため、変化が早く現れやすいのです。ほかにも肌荒れや脱毛、免疫力の低下など、女性が気になる美容に影響がでることも。そこでご紹介したいのが、今回のレシピ。牡蠣はフライ、バター焼きなどが定番ですが、だしがよくでるので汁物で使うと一層おいしくいただけます。生姜を効かせた牡蠣の味噌汁は、旨みが強くおいしいのでよく作りますが、今回は同じくだしがでる青のり、そしてヘルシーな豆乳と組み合わせて簡単スープに。冷えた体がほっこり温まるスープですよ。■牡蠣の豆乳スープレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 2人分>かき 10~12個豆乳 600ml青菜(ほうれん草や春菊など) 4株青のり 大さじ2生姜 1かけ酒 大さじ2醤油 小さじ2塩 少々<作り方>1、かきは汚れをとるため片栗粉(分量外、量は少々でOK)をふりかけて混ぜ、水で洗う。2、鍋に豆乳、酒、生姜の細切り、ゆでて3cm幅に切った青菜、かきを入れ、火にかける。煮立ったら火を止め、青のりと醤油、塩を入れて味を調える(豆乳は沸騰させすぎると分離するので注意)。亜鉛不足は、成長期のお子さんの発育不良の原因を引き起こすともいわれています。ぜひとも牡蠣がおいしいこの季節に、親子で食べてみてくださいね。
2017年02月03日12月から1月にかけて旬を迎えるブリ。特にこの時期、日本海でとれる「寒ブリ」は、冬の食卓の風物詩。寒ブリといえば富山湾の氷見が有名ですが、これは、えさ場となる北海道で産卵のためにたっぷり栄養をつけたブリが南下をする途中、荒れた海を避け、比較的穏やかな富山湾に逃げ込んでくるからだそうです。たっぷり脂の乗ったこの時期のブリは、さっとタレにからめた漬け丼で。漬けることでトロッと甘みも凝縮、ブリのおいしさをとことん味わえる、贅沢な丼です!■ブリの漬け丼調理時間5分+冷やす時間 302Kcal料理研究家、フードコーディネーター 吉田朋美<材料 2人分> ご飯 丼2杯分ブリ(刺身) 12切れ<漬けダレ> 酒 大さじ1 みりん 大さじ1 しょうゆ 大さじ1大根おろし 適量青ネギ(小口切り)適量<作り方>1、<漬けダレ>を作る。酒とみりんを火にかけて煮切り、しょうゆを加える。そのまま冷ます。2、ブリを<漬けダレ>にサッとからめる。丼ぶりにご飯をよそい、ブリをのせ、水気を絞った大根おろしと青ネギを添える。寒ブリには、DHAやEPA、ビタミン類やミネラルがたっぷり含まれているため、生活習慣病の予防や美容が気になる方にもおすすめです!
2017年01月20日旬を迎え、やわらかくみずみずしいカブ。冬は、甘みがグンとアップする気がします。生でも、茹でても、焼いてもおいしいですが、今回は、実も葉も余さず食べられる、こちらのレシピをご紹介します。塩揉みしたカブと葉を甘酢とユズ汁で和えた一品は、さっぱりした味わいで、食事の箸休めに最適です。お好みの柑橘汁を使ってもおいしくできあがりますよ。彩りが美しいので、副菜として常備しておくと重宝しそうです。■カブのサッパリ甘酢和え調理時間10分 1人分35kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 2人分>カブ(小) 1~2個カブの葉 1/2個分塩 適量<合わせ酢> 作り置き甘酢 小さじ1.5 ユズ汁小さじ 1.5ユズ皮 適量(※)作り置き甘酢の作り方はこちら<下準備>・カブは葉の部分を切り落として皮をむき、きれいに水洗いして細切りにする。・カブの葉は塩を入れたたっぷりの熱湯でサッとゆで、水に取る。粗熱が取れたら水気を絞り、長さ3cmに切る。・ユズ皮は内側の白い部分を削ぎ落とし、細切りにして水に放ち、水気をきる。<作り方>1、カブ、カブの葉を合わせ塩で軽くもみ、しんなりしたら水気を絞る。<合わせ酢>の材料をからめて器に盛り、ユズ皮をのせる。寒い季節は、作り置き甘酢の砂糖を多めにするとこっくりとした味わいが楽しめます。作っておくといろいろな料理に使えるので、こちらも常備しておくと便利ですよ。
2016年12月15日和食では冬場の鍋の具材として扱われることの多いタラですが、元は北大西洋が原産。イタリアやフランス、北欧などのヨーロッパの国々では、ごく日常的に食卓に上がる人気の魚介食材です。タラの洋風レシピをマスターしたいという方に最初にオススメなのが、このクリームソースパスタ!火を通すとふわっとほぐれるタラの身が、フェットチーネやソースと相まって、さっぱりなのに濃厚なおいしさ。フェットチーネの太さに合わせてピーラーで薄くスライスしたにんじんも、パスタとよく絡み、丸々一本ペロッと食べられてしまいます。■ニンジンとタラのフェットチーネ調理時間20分 826Kcalレシピ制作:料理家 保田美幸<材料 2人分> ニンジン 1本甘塩タラ 1切れニンニク(みじん切り) 1片分オリーブ油 大さじ1.5白ワイン 大さじ3パスタ(フェットチーネ) 140g 塩 14g生クリーム 150ml塩 適量バター 5g粗びき黒コショウ 適量粉チーズ 適量 <作り方>1、ニンジンは皮をむき、ピーラーで縦にスライスする。甘塩タラはザルにのせ、熱湯をまわしかけて臭みを抜く。2、たっぷりの湯に塩14gを入れ、パスタをゆでる。袋の表示時間の1分前にザルに上げ、水気をきる。3、パスタをゆでる間にソースを作る。フライパンにニンニクとオリーブ油を入れて熱し、香りがたったらニンジン、甘塩タラ、白ワインを加えてフライパンに蓋をし、弱火で蒸し煮にする。いったん火を止めて甘塩タラを取り出し、皮と骨を取り除いてほぐし、フライパンに戻し入れる。4、再びフライパンを火にかけ、煮たったら生クリームとパスタを加え、煮からめる。塩、バターで味を調えて器に盛り、粗びき黒コショウ、粉チーズを振る。タラは煮過ぎるとパサパサッとして食感が悪くなってしまいます。蒸し煮にする際も時間をかけすぎず、中まで火が通ったらさっと取り出してほぐすようにしましょう。
2016年11月28日金目鯛といえば、煮付けのイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。 でもいつも同じレシピじゃ、旬のおいしい金目鯛にも飽きてきてしまいますよね。そこで提案したいのが、金目鯛をフランスの煮込み料理「ブイヤベース」に変身させた、こんなレシピ。「ブイヤベース」は、サフラン風味のスープに魚や野菜をたっぷり入れたボリューム満点のスープ。魚介類と野菜のエキスが絶妙に混ざり合い、ひとつの食材では出せない味のハーモニーが楽しめます。豪華な見栄えは、ホームパーティーにもおすすめしたい一品。お好みのワインとパンを添えれば、素敵な食事の出来上がり! 忙しい毎日、たまにはゆったり贅沢な時間を楽しんでくださいね。■金目鯛のブイヤベース調理時間20分 1人分234kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 2人分>金目鯛 2切れ塩 少々玉ネギ 1/4個ジャガイモ 1個プチトマト 6個ニンニク(みじん切り) 1片分オリーブ油 大さじ1白ワイン 50ml水 300mlサフラン 少々水 大さじ2塩 小さじ1/2コショウ 少々イタリアンパセリ 少々<下準備>・金目鯛に塩を振り、5~10分置いて水気を拭き取る。・玉ネギは縦に薄切りにする。・ジャガイモは皮をむき、幅5mmの輪切りにする。・プチトマトはヘタを取る。・サフランは水大さじ2に漬けてもどす。<作り方>1、鍋にオリーブ油とニンニクを入れて弱火にかけ、香りがたってきたら、玉ネギとジャガイモを加えて炒め、白ワインも加えて少し煮詰める。2、プチトマト、水、サフランをもどし汁ごと入れ、中火で10~12分煮る。3、金目鯛を加えて5~8分煮、塩、コショウを加える。器に盛り、イタリアンパセリを添える。元々は漁師料理といわれている「ブイヤベース」。たっぷりの魚・貝・えびなどの魚介類を基本に、トマト、タマネギ、ジャガイモ、にんにく、サフランでコトコト煮込むので、アレンジが効く料理です。お好みの食材を使ってもいいですね。
2016年11月27日輸入の冷凍品が多く出回り、今では年中手に入れることのできるサーモンですが、やはり日本人にとっては「鮭=秋」のイメージ。お寿司屋さんに行っても、この時期はついサーモンに目がいってしまいます。トロッと脂の乗った刺身用サーモンを見つけたら、今夜は簡単&こくウマ、韓国風ピリ辛の漬け丼にしてみませんか?コチュジャンの辛みととろ~り温泉卵が、サーモンのおいしさを引き立てます。食べる直前に、残っている<漬けタレ>を回しかけていただきましょう!■サーモンの韓国風漬け丼調理時間15分 550Kcalレシピ制作:料理家 森岡恵<材料 2人分> サーモン(刺身用) 200g<漬け汁> コチュジャン 小さじ2 しょうゆ 大さじ2 ゴマ油 小さじ1/2 すり白ゴマ 大さじ1 みりん 小さじ1/2ご飯(炊きたて) 茶碗2杯分大葉 2枚温泉卵 2個刻みのり 適量<作り方>1、サーモンは2cm角に切り、<漬け汁>の材料をからめ10分程おく。2、大葉は軸を切り落とし、せん切りにする。3、器にご飯を盛って大葉を散らし、サーモンを並べ、温泉卵をのせ、刻みのりを散らす。子どもも大人も大好物の漬け丼を韓国風にアレンジ。もちろんサーモン以外にも、マグロやアジなど、お好みの食材で。
2016年11月25日素敵な料理とおもてなし栃木県の有名な湯処、鬼怒川・川治の温泉郷。ここには星野リゾートの「界 川治」と「界 鬼怒川」の2つの温泉旅館があります。共に、自然に囲まれ、その土地の旬の素材を生かしたお料理とおもてなしで贅沢な時間が過ごせます夕食は栃木の里山の自然を感じる会席料理大きな門をくぐると水車小屋、ロビーには土間と、里山の家を思わせる「星野リゾート界 川治」。夕食は、栃木名産の湯波や豆腐など土地のものや旬のものをふんだんに使った会席料理。先付の次にでてくる八寸の取り合わせは、何から箸をつけようか迷ってしまうほど。揚げ物には鹿沼こんにゃくの香煎揚げなど、ひとひねりある1品も。メインとなる台の物には、国産牛と野菜を特製たれで楽しむ里山焼きなど、季節ごとに工夫のあるメニューが楽しみ。充実の和朝食、界巡りで2度目にはひと味違う一品も栃木には、鬼怒川と川治、そして日光にも星野リゾートの温泉旅館「界」があります。これらを巡るのが「界巡り」。特に冬はこの2つの施設に立ち寄る無料送迎バスが宇都宮駅からあって、これらを上手に利用して個性の異なる2つの界に宿泊することも。いくつもの品数が並んだ和朝食は楽しみの一つですが、「界巡り」のゲストにはお楽しみの一品が出ます。「星野リゾート 界 川治」の場合は、野菜がいっぱいの“鬼子蔵汁”やかんぴょうとニラを煮て温泉卵と一緒に出す“とばっちり”など、古い伝承に基づいた郷土料理がお楽しみです。店舗情報店名:星野リゾート界 川治TEL・予約:0570-073-011住所:〒321-2611 栃木県日光市 川治温泉川治22アクセス:「宇都宮」駅から冬季無料送迎バスあり「川治湯元」駅から無料送迎バスあり価格帯:20,000円~30,000円
2016年11月15日少し前にアマニ油やえごま油が健康油としてブームになりました。これらの油には、“オメガ3脂肪酸”という成分が多く含まれており、これが脳の神経組織の材料となるため「認知症に良い」と言われだしたからです。でもこのオメガ3脂肪酸、アマニ油やえごま油でとるのもいいですが、今が旬の青魚、さんまや鮭、さばなどに豊富に含まれています。この時期に、積極的に食べたいですね。鮭はとくに使いやすい魚だと思います。塩焼きやムニエル、ちゃんちゃん焼きなどレシピは豊富にありますが、私は麻婆豆腐のお肉の代わりに鮭をよく使っています。意外かもしれませんが、鮭と豆腐と中華の組み合わせ、合いますよ!■鮭の麻婆豆腐レシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 2人分>木綿豆腐 1丁(300~350g)鮭(甘塩) 1切れにんにく 1かけ生姜 1かけ長ねぎ 1/2本水 200mlA 醤油 大さじ1A 味噌 大さじ1A 豆板醤 小さじ1/2B 片栗粉 大さじ1B 水 大さじ1ごま油 適量<作り方>1、鮭はアルミホイルをしいたトースターで火が通るまで焼く。2、にんにくはスライス、生姜は細切り、長ねぎは小口切り(丁寧にするなら、どれもみじん切り)にする。3、ごま油を熱したフライパンで(2)を炒める。焼いて皮をとった鮭を入れ、ほぐしながら炒める。※取り除いた皮は、再度トースターで焼き、カリカリにすると、おいしくコラーゲンがとれます。4、水とAの調味料を入れ、角切りにした豆腐を入れてひと煮立したら、Bを合わせた水溶き片栗粉を少しずつ入れてとろみをつける。サラサラ血液へ導いたり、アレルギーの緩和に役立つと言われ、ほかにもその良さが取り上げられているオメガ3脂肪酸。胎児の脳の発育に良い影響を与えるという報告もでてきています。妊娠中の栄養として、ぜひ覚えておきたいですね。
2016年10月25日昔から“お腹にいい”“便秘にいい”と言われるサツマイモ。これからが旬のサツマイモの魅力と、美味しく簡単に作れる大学芋のレシピをご紹介しましょう。■お腹の調子を整える食物繊維が豊富食物繊維には「不溶性」(水に溶けないもの)と「水溶性」(水に溶けるもの)の2種類があります。サツマイモには特に「不溶性」の食物繊維が豊富。水に溶けない食物繊維はしっかりと腸まで届き、水分を含んで便のかさを増やしてくれます。さらに腸を刺激し、便通をスムーズに。この時、腸内の有害物質も一緒に外に出してくれる、という心強い働きも期待できます。■サツマイモ独特の成分「ヤラピン」サツマイモを輪切りにすると、皮のフチから白っぽい液体がうっすらと現れます。これは「ヤラピン」という成分。この「ヤラピン」にも腸の動きを活発にし、お通じを良くする働きがあります。食欲の秋、食べ過ぎたお腹のお掃除にもサツマイモは活躍してくれそうです。今回ご紹介する大学芋のレシピは、オリーブオイルで揚げ焼きにし、メープルシロップで仕上げます。メープルシロップを使えば砂糖にはほとんど含まれないカルシウム、マグネシウムなどの栄養もとれますよ。■メープルシロップのシンプル大学芋レシピ制作:料理家 崎野晴子<材料 2人分>サツマイモ 中1本オリーブオイル 80ccメープルシロップ 大さじ1.5~2白ゴマ 適量<作り方>1、サツマイモは皮を良く洗って水気を拭き、両端を1~2cmほど切り落とす。ピーラーでしま模様に皮をむき、幅1cm弱に切る。2、サツマイモをボウルに入れ、かぶるくらいの水を入れる。1分経ったら水を捨て、もう1度水を入れて15分置く。(※はじめはアクが濃く出るのですぐに水を換えます)3、水気を軽くきり、耐熱皿に並べてふんわりラップをかけて、500wで2分加熱する。(水気は軽くきる程度で。水分でスチームできるので、拭き取らないようにしてください)4、フライパンにオリーブオイルを熱し、両面に焼き色がつき、カリっとするまで揚げ焼きにする。5、クッキングペーパーの上でしっかりと油を切り、お皿に盛る。メープルシロップを回しかけ、白ゴマをふる。オリーブオイルを使えばオリーブの香りもうっすら。サツマイモのほのかな甘み、メープルの深み、そこにそれぞれの香りが重なります。シンプルでも美味しい大学芋に仕上がりますよ。
2016年10月13日相次ぐ台風や海水温が高い影響で、例年よりも遅れていたサンマ。最近ようやくスーパーでみかけるようになりました。脂の乗ったおいしそうなサンマを見つけたら、迷わずゲットしたいですね。今回おすすめしたいレシピは、こちらのちょっと変わり種洋風レシピ。パエリアといっても、炒めた具材を炊飯器で炊くだけなので、とびきり簡単。サンマの旨味と栄養分がぎゅーっと染み込んだトマト味のごはんは、魚が苦手なお子さんでも食べやすいと好評です。■「サンマのパエリア風炊き込みご飯調理時間20分レシピ制作:フードコーディネーター 山下和美<材料 2人分> サンマ(3枚おろし) 2尾分 塩 少々お米 1合玉ネギ 1/4個マッシュルーム 4個シメジ 1/2パック塩コショウ 少々水煮トマト(缶) 100g<調味料> 顆粒コンソメ 小さじ1 カレー粉 小さじ1オリーブ油 大さじ1イタリアンパセリ 適量レモン(くし切り) 1/2個分<下準備>・3枚におろしたサンマを3等分に切る。・お米は炊く30分前に水洗いし、ザルに上げておく。・玉ネギはみじん切りにする。マッシュルームは薄切りにする。シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。・水煮トマトはフォークなどでつぶしておく。<作り方>1、フライパンに半量のオリーブ油を熱し、玉ネギ、マッシュルーム、シメジを加え、しんなりするまで炒めて塩コショウをする。お皿に移す。2、同じフライパンに残りのオリーブ油を入れ、塩をふったサンマを入れて両面に軽く焼き目がつくまで焼く。3、炊飯器にお米と水煮トマト、<調味料>の材料を加え、通常に炊くより少し少なめの水加減で水を加える。(1)を加えて混ぜ合わせ、(2)のサンマをのせて炊く。4、炊き上がったらサンマを取り出し、しゃもじで混ぜ器によそう。サンマをのせ、イタリアンパセリを散らし、レモンを添える。コツ・ポイント お米の洗い方。ボウルにお米を計量し、たっぷりの水を入れ、混ぜずにすぐに水を流します。ひたひたまで水を入れて両手でお米をすくい取り、すり合わせるように軽くお米とお米を何回かこすります。にごった水を流し、蛇口から水を勢いよく加え、白濁しなくなるまでこれを何度か繰り返してザルに上げます。お米は、最初に入れる水を最も吸収しやすいので、より良質な水を使う事をおすすめします。おもてなしごはんのときは、炊飯器から直接器に移さず、フライパンかスキレットに盛りつけて、さらに軽く火を加え、焦げ目をつけるとより本格的なメニューに!
2016年10月07日ほっくりした秋の味覚、サツマイモ。甘さを生かした天ぷらや煮物、スイーツもおいしいですが、塩気のきいたソースとも、これまたよく合います。ニンニクを効かせたトマト味のペンネは定番ですが、そこにサツマイモのホクホクの食感と甘さが加わることで、皿上は一気に秋の装いに!最後にクリームを加えて、とろみをつけた濃厚なトマトクリームソースは、家族みんなの好きな味。サラダとワインを添えれば、ちょっぴりよそゆきのおもてなしランチレシピにもなりますね。■サツマイモのトマトクリームペンネ調理時間20分 668Kcalレシピ制作:料理家 保田美幸<材料 2人分>サツマイモ 1/3~1/2本ソーセージ 3本ニンニク(みじん切り) 1片分水煮トマト(缶) 200g白ワイン 大さじ2オリーブ油 大さじ1ペンネ 120g 塩 12g生クリーム 80ml塩 適量バジル(生) 適量粗びき黒コショウ 適量粉チーズ 適量<作り方>1、サツマイモは皮をむき、小さなひとくち大に切って水に放ち、白濁したらザルに上げる。ソーセージは厚さ1cmの斜め切りにする。2、フライパンにオリーブ油を熱し、サツマイモ、ソーセージ、ニンニクを炒め、香りがたったら水煮トマト、白ワインを加え、フライパンに蓋をして弱火で蒸し煮にする。3、鍋に湯を沸かして塩12gを加え、ペンネを表示の時間より2分短くゆでる。4、ペンネと生クリームを(2)のフライパンに入れ、トロミがつくまで強火で煮る。塩で味を調えて器に盛り、バジルをちぎって散らし、粗びき黒コショウ、粉チーズをかける。ペンネは表示時間より短めに茹で、最後にフライパンでソースと一緒にとろみがつくまで火を加えるのがポイント!
2016年09月29日「秋の果物」の代表格といえば柿。今回は「こんな食べ方あったんだ!」と嬉しい発見がありそうなレシピをご紹介。柿をペースト状にして凍らせる簡単手作りアイスは、柿の優しい甘さと、ねっとり濃厚な独特の口溶けを楽しめます。秋の夜長に、家族みんなでいただけるお手軽デザートとしてもぴったりです。■柿のキュービックアイス調理時間 10分 1人分96kcalレシピ制作:料理家 Tomozou<材料 2人分>柿(完熟) 2個レモン汁 大さじ1ハチミツ 小さじ2ブランデー 少々 <作り方>1、柿は皮をむいて種を取り、ザク切りにする。ミキサーに全ての材料を入れ、かくはんする。2、製氷器に(1)を流し入れ、冷やしかためる。かたまったら製氷器から外し、器に盛る。ヒント! 調理時間に冷やしかためる時間は含みません。おいしい柿の選び方は、ヘタに緑色が残り、隙間なく果実に張り付いたものを。果実の色は全体に濃いオレンジのものがいいとされています。柿は「二日酔いに良い」と言われています。柿に含まれるタンニンは、二日酔いの原因となるアセトアルデヒトと結合し、体外へ排出してくれる働きが。また、アセトアルデヒトを分解してくれるアルコールデヒドロゲナーゼという酵素も含まれているのだそう。飲みすぎた日にも重宝しそうなデザートです。
2016年09月23日こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。昔から旬の食材はおいしいだけでなく、その季節の人間の体調に合った栄養素がたくさん含まれていて、とても体に良いと言われています。ママが買い物に行ったときに、旬の果物は比較的手に取りやすいもの。しかし、魚はどうでしょう?残念なことに、“魚食クライシス ”という言葉があるほど、日本人の魚離れは進んでいます。「調理が面倒」「ニオイが嫌」「骨があるから食べにくい」その理由はさまざまですが、もし魚を食べる習慣が大腸がんの予防に繋がるとしたらどうでしょう?今回はイギリスの医学誌『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』の消化器病学専門誌『Gut』に発表された研究報告をもとに、魚を食べるメリットをご紹介したいと思います。●日本人女性の死亡原因トップは大腸がん報道では女性タレントや有名人の乳がんのニュースが多いため、つい乳がんばかりに意識が向きがちですが、実は女性の死亡原因のトップは大腸がん 。患者数こそ1位の乳がん(73,997人)に次いで2位(57,210人)となっていますが、それだけ死亡率が高いとも言えます。●大腸がんの死亡リスクが41%も低い!アメリカ人17万人以上のデータをもとに、大腸がんの発症について研究したところ、鮭やまぐろなどの魚に含まれるオメガ3脂肪酸を1日0.3g以上摂ると、1日の摂取量が0.1g未満の人と比べて死亡リスクが41%も低くなる ことが分かったと言うのです。この研究はアメリカで行われたため、さんまについては明記がありませんでした。調べてみると、大腸がんの発症を抑えると言われるオメガ3脂肪酸の含有量は、鮭では100gあたり0.92g、まぐろ赤身で0.17g、まぐろ脂身で5.81g、さんまで3.78g。さんまはまぐろの脂身に次いで非常に多い含有量を誇っています。まぐろの大トロはお財布にちょっと厳しいかもしれませんが、旬のさんまはお財布にも優しい上に、栄養価も高いため積極的に摂って欲しいと思います。もし、小骨が気になるなら圧力鍋で煮魚にすれば骨ごと食べられるので、カルシウムまでしっかり摂ることができます。値段が高いと言っても、1匹200円ほど。コンビニスイーツのことを思えばそんなに高くはないのではないでしょうか。オメガ3脂肪酸には大腸がんの予防だけでなく、女性に嬉しい脂肪燃焼促進効果 もあると言われているので、ぜひ積極的に食べてくださいね。【参考リンク】・がんの部位別統計 | 日本対がん協会()●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)
2016年09月22日秋といえば食べたくなるのが、ホクホクした甘味がたまらない栗ご飯。今回ご紹介するレシピは、少しもち米を加えた“おこわ風”レシピ。モチモチの食感と、栗の甘さが引き立つほどよい塩加減、大人からも子どもからも「おかわり!」の声が聞こえてきそうです。「栗の皮を向くのが面倒」と思っている方にも、ぜひトライいただきたい一品です。■京のおばんざい栗ご飯調理時間 1時間レシピ制作:Eレシピ<材料 2人分>栗 340gお米 1合もち米 1/2合酒 大さじ1水 約200ml塩 少々ゴマ塩 適量 <下準備>・栗は鍋に入れ、かぶるくらいの分量外の水を加えて強火にかけ、煮たってきたらそのまま1分ゆでて水に取り、鬼皮、渋皮をむく。・お米はもち米と合わせて水洗いし、ザルに上げておく。<作り方>1、炊飯器に洗ったお米と酒を入れ、水を1.5合線まで加える。栗と塩を加え、スイッチを入れる。炊き上がったら10~15分蒸らして全体に軽く混ぜ、余分な水分を飛ばす。2、器に栗ご飯をよそい、ゴマ塩を振る。栗には、現代人に不足していると言われる「亜鉛」が豊富に含まれているそう。不足すると味覚障害や肌荒れ、抜け毛といった症状が…。家族の食卓を守るママたちにとっては、積極的に摂りたい成分といえそうです。そのほか、たんぱく質、ビタミン類、カリウム、食物繊維などもバランス良く含まれているため、旬の時期には食べておきたい食材です。ただ、主成分がデンプンのためカロリーは高め、食べ過ぎには注意してくださいね。
2016年09月20日料理を作っているときに「もう一品あったほうがいいかな?」なんて思ったことはないですか? そんなときに15分でササッと作れて食卓を賑わせてくれる、簡単レシピをご紹介します。スダチのさわやかな香りとほどよい酸味を楽しめるこの一品は、ビールなどのお酒のおつまみにもぴったり。カロリーも低めなので、きっとパパも喜んでくれるはず。■エリンギの塩炒め調理時間 15分 1人分41kcalレシピ制作:管理栄養士・料理家 杉本亜希子<材料 2人分>エリンギ 2本スダチ 1個塩 適量オリーブ油 大さじ1/2 <下準備>・エリンギは長さを2等分に切り、さらに手で縦に2~4つに裂く。・スダチは横半分に切り、スダチを搾ったときに1ヶ所に集まるように、切り口にV字に切り込みを入れる。<作り方>1、フライパンにオリーブ油を強火で熱し、エリンギを炒め、少し炒め色がついてきたら塩を振って炒める。2、器に盛り、スダチを添える。夏の終わりから秋ごろに旬を迎えるスダチは「香酸柑橘」とも呼ばれ、その酸味と爽やかな香りが特徴です。この酸味の正体は「クエン酸」。クエン酸が体内から不足すると、糖質がエネルギーに変換されなくなって体内に蓄積されます。その結果、体脂肪は増加、さらに乳酸に変化させて疲労感を感じさせてしまう恐れがあるため、積極的に摂取したい栄養素ともいえそうです。クエン酸には血液をサラサラにして、体内の代謝を活性化・血流を改善させる働きもあるといわれています。不規則な生活をしている方や、疲れている方におすすめの食材です。
2016年09月19日暑い季節から旬を迎えるカボチャですが、やっぱり秋が深まるにつれ、あのホクホクした甘みが恋しくなりますね。代表的な栄養素・カロテンのほか、ビタミンB1、B2、Cも豊富。食物繊維も多く含んでいるため、お腹もすっきり。煮物に、スープに、サラダに、お菓子にも……!と迷うところですが、新たなレシピとしておすすめなのがこちらのネギソースがけ。香味野菜やコチュジャンの香りが、カボチャの甘さを引き立てます。焼いて、混ぜ合わせたソースをかけるだけ。10分足らずで出来る手早さも嬉しいところ!焼きカボチャのネギソースがけ調理時間8分 154Kcalレシピ制作:料理研究家、フードコーディネーター 吉田朋美<材料 2人分>カボチャ 1/8個 サラダ油 適量<ネギソース> 白ネギ(みじん切り) 2/3本分 ショウガ(みじん切り) 小さじ1/2 コチュジャン 小さじ1 砂糖 大さじ1 酢 大さじ1 しょうゆ 小さじ4 ゴマ油 小さじ1<作り方>1、カボチャは皮付きのまま薄切りにし、熱したフライパンにサラダ油をひいて両面に焼き色がつくまで焼き、皿に並べる。2、<ネギソース>の材料を混ぜ、カボチャが熱いうちに上からかける。 西洋カボチャは料理だけでなくお菓子にも。水分が多くねっとりとした日本カボチャは、薄味の煮物や精進揚げなどに適しています。
2016年09月17日サンマのおいしい季節です。サンマというとつい無難に塩焼きをリピートしてしまいますが、実はこのサンマ、洋風のアレンジともよく合います。特に、カレー粉で下味をつけ、パリッと香ばしく焼きつけるこのカレー焼きは、香りもよく、新たなサンマのおいしさに気づける絶品レシピ。彩りよい野菜の付け合わせとともに、ふだんの食卓のメインのおかずに、また、おもてなしメニューの前菜などにしても。アツアツの状態にきゅっとレモンを絞り、キリッと冷やした白ワインと一緒にいただきましょう!■フライパンでサンマのカレー焼き調理時間20分 606Kcalレシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本亜希子<材料 2人分>サンマ 2尾 カレー粉 大さじ1/2 小麦粉 大さじ1/2モヤシ 1/2袋ピーマン 1個赤ピーマン 1個 塩コショウ 少々 しょうゆ 小さじ1レモン 1/4個サラダ油 大さじ1.5<下準備>・サンマは尾から頭に向かって、包丁の背でぬめりをこそげ取る。頭と尾を切り落としてワタを取り、きれいに水洗いして水気を拭き取る、長さを半分に切り、切り込みを入れる。・カレー粉と小麦粉を混ぜ合わせ、サンマ全体にからめる。・モヤシは水に放ち、パリッとしたらザルに上げ、しっかり水気をきる。・ピーマン、赤ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り、横細切りにする。・レモンは食べやすい大きさに切る。<作り方>1、フライパンに1/3量のサラダ油を強火で熱し、モヤシ、ピーマン、赤ピーマンを軽く炒め合わせて塩コショウ、しょうゆで味を調え、汁気をきって器に盛る。2、(1)のフライパンに残りのサラダ油を強めの中火で熱し、サンマを並べ入れて焼き色をつける。3、ひっくり返し、少し火を弱めて中まで火を通す。(1)の器に盛り合わせ、レモンを添える。サンマは腹がしっかりした太めのものを選びましょう。尾の先が黄色いものは、脂もよくのっています。ワタを出せば、冷凍することもできます。
2016年09月16日秋といえば「サンマ」。サンマ祭りが各地で開かれるほど人気の魚を、今回は丼にアレンジ。鮮度の高い刺身用のサンマを使い、きゅうりとショウガでさっぱりと仕上げた一品は、食欲のない日にもおいしくいただけそうなメニューです。素材の旨さと旬の味わいを存分に味わえます。■サンマ丼調理時間 15分 1人分570kcalレシピ制作:料理家 Tomozou<材料 2人分>サンマ(刺身用) 1匹ご飯 茶碗2杯分きゅうり 1/2本ウズラの卵 2個 しょうゆ 大さじ2 みりん 大さじ2 ショウガ(すりおろし) 小さじ1すり白ゴマ 適量 <作り方>1、<タレ>のみりんを鍋に入れ、ひと煮立ちさせて冷ましておく。2、サンマは3枚におろし、幅1cmの斜め切りにする。きゅうりは斜め薄切りにしてからせん切りにし、分量外の塩少々を振る。3、きゅうりがしんなりしたらサッと洗って水気をよく絞り、ご飯に混ぜる。4、(1)のみりんとしょうゆ、ショウガを合わせてよく混ぜる。5、丼に(3)のご飯を盛ってサンマをのせ、<タレ>をまわしかける。真ん中にウズラの卵をのせ、すり白ゴマをかける。サンマとは体が刀状で、秋の代表的な魚であるところから「秋刀魚」と書くそうです。栄養価の高い青魚でEPAやDHAなどの良質な脂肪酸が豊富。カルシウム、ビタミン類もたくさん含まれています。サンマの栄養素の中には熱に弱いものもあるので、新鮮なサンマが入る時期はぜひお刺身やお寿司など、生でいただくのがおすすめ。焼き魚で食べるときは、焼きすぎにご注意を。食感も悪くなる上、サンマの大事な栄養成分である、良質な脂肪酸が流れ出てしまいます。
2016年09月12日夏から秋に向けて旬を迎えるイワシ。カルシウムやDHAなど栄養価が高いことはよく知られていますが、なかでも女性に嬉しいのが、美容に役立つ栄養素です。イワシにはビタミンB群やコエンザイムQ10が豊富に含まれており、かさつきや肌荒れ、しわを目立たなくする働きなどがあるのだそう。また、髪の成長に欠かせないシステインの原料となる成分も多く含むため、つややかで健康な髪の維持も期待できます。栄養豊富なイワシを、ショウガと梅干しと一緒にさっぱり柔らかく煮込んで、骨までおいしくいただきましょう!たっぷりショウガと梅のイワシ煮調理時間25分 337Kcalレシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本亜希子<材料 2人分>イワシ 6~8尾 塩 適量ショウガ 2片梅干し 1個<合わせだし> 酒 大さじ3 みりん 大さじ2 砂糖 大さじ2 しょうゆ 大さじ2 水 100ml<下準備>・イワシは尾側から頭に向かって指先でなでるようにウロコを取り、頭を落として腹を斜めに切り、ワタを出す。塩水できれいに洗い、水気をきる。・ショウガは皮ごときれいに水洗いし、水気を拭き取ってせん切りにする。<作り方>1、ホーローかステンレスの鍋に<合わせだし>の材料を入れて強火で熱し、煮たったらイワシ、梅干しを入れる。再び煮たったらアクを取り、ショウガを加えて落とし蓋をする。2、中火にし、煮汁が少なくなる(1/4量位)まで煮る。 器にショウガごと盛り、煮汁をかける。コツ・ポイント 青梅を漬けた梅じょうゆがあれば、梅じょうゆを使って煮込んで下さい。イワシは買ったらすぐに下処理を行ない、はらわたを取り除きます。身が崩れやすいので洗うときは優しく丁寧に洗いましょう。
2016年09月02日暑い夏は、火を使った料理はなるべくしたくないですよね。今回ご紹介するパスタソースは、切ったトマトをボールの中で調味料と混ぜるだけなので、ソースを作るときに火を使いません。さらに、パスタを茹でるときにも火を使わないコツがあります。私は沸騰した湯の中にパスタを入れてひと混ぜしたら、ふたをして火を止めてしまいます。数分後、パスタ同士がくっついてしまっている場合もあるので、さっとふたを開けてひと混ぜ。そしてふたをして、また放置。そうすると、時間がくれば…ちゃんと茹で上がってるんです。パスタメニューは手軽なので、夏休みのお昼ご飯として作りやすいのですが、10分くらいパスタを茹でないといけないのが難点。 でも、この方法なら、夏でも気軽にパスタを作れます。■フレッシュトマトのパスタレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 2人分>スパゲッティ 160gトマト 1.5個(小さめなら2個)<調味料> おろしにんにく 少々 はちみつ 小さじ1 塩・こしょう 適量 オリーブ油 大さじ2 <作り方>1、トマトは1cm角の角切りにする。2、ボウルに1のトマト、おろしにんにく、はちみつ、塩・こしょうを入れて混ぜ合わせる(塩は少し強めがおいしい)。3、オリーブ油を少しずつ入れ、混ぜ合わせる。オリーブ油とトマトの汁が混じり合って、とろりとしたらOK。4、1%の塩を入れて沸かした湯に、スパゲッティを入れ、ふたをして火を止める。 スパゲッティ同士がくっつかないように、時々ふたを開けて混ぜながら、表示時間になるまで放置する。5、茹であがったら冷水にとり、水気を切る。6、器にスパゲッティを盛り、ソースをかける。ちなみに、以前このパスタを作るときに、にんにくを入れ忘れてしまいました。すると「あれ? あまりおいしくない?」というようなぼんやりした味に。そのとき以来、にんにくの威力はすごいなあと、思うように。栄養面でも、にんにくは魅力的です。独特のあの臭い成分は、体のエネルギーを生み出すビタミンB1の働きを助けて、疲労回復や夏バテ予防に役立つといわれています。にんにくを食べるとスタミナがつくといわれるのは、このため。猛暑日続きで疲れがたまりやすい体には、にんにくを取り入れたメニューがおすすめですよ。
2016年08月19日夏になると、うなぎが食べたくなりますよね。滋養強壮の効果があるとされるうなぎは、夏バテ防止にも最適な食材です。うなぎといえば「土用の丑の日」ですが、大阪では「まむし」を食べるそう。意外と知らない日本人が大好きなうなぎのこと、紹介します。■夏だけじゃない、土用の丑の日江戸時代から、真夏の土用の丑の日にうなぎを食す慣習があります。2016年は7月30日でした。土用の丑の日は春夏秋冬それぞれにあって、2016年は10月22日(土)と11月3日(木)が残るその日です。なぜ、土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのでしょうか。うなぎは秋から冬にかけて旬の食材です。江戸時代のうなぎ屋が、夏場は客足が減って困ると当時、博学で有名な平賀源内に相談すると、「本日、土用の丑の日」と書いた看板を立てるようアドバイスしました。すると、その店は大繁盛。ほかのうなぎ屋にも広がり、土用の丑の日にはうなぎを食べる風習が定着したといわれています。江戸時代は、「丑の日に『う』の字がつくものを食べると夏負けしない」という説があったそうで、平賀源内はそこからヒントを得たとされています。■東と西で違う、うなぎのアレコレある土用の丑の日、大阪出身の友人に「まむし丼、たべにいこ」と誘われてびっくりしたことがあります。そう、関西ではうなぎを「まむし」というのです。その語源は諸説あり、ご飯にうなぎを「まぶす」ことからという説や、うなぎを蒸して油を抜く「真蒸す」という説などともいわれています。●うなぎのさばき方にも違いあり江戸時代、武士社会が強い関東では切腹をイメージさせる腹開きは縁起が悪いとされ、背開きになりました。一方、商人文化が強い関西では、腹を割った人間関係になるようにと、腹開きが主流になったとされています。●焼き方にも東と西で特徴が関東はさばいたうなぎを1串サイズに切って串を打ち、一度白焼きにします。その後、蒸して脂を落とし、タレを塗りながら焼きます。蒸すことで小骨や皮まで柔らかい蒲焼きに仕上がります。関西では、さばいたままの長さでタレを塗りながら焼いていきます。蒸す工程がないので、しっかりとした食感の蒲焼きになります。 ■スーパーのうなぎをおいしく食べる一工夫スーパーで買ってきたうなぎの蒲焼きを、家庭でおいしく食べるコツを日本料理のプロに聞いてみました!まずは、簡単な自家製うなぎの焼きタレを紹介します。■自家製うなぎの焼きタレ<作り方>1、酒、みりん、濃口醤油を同量ずつ用意します。2、鍋に酒とみりんを入れて火にかけ、アルコールを煮切ります。3、そこに濃口醤油を入れて一煮立ちさせたらできあがり。好みで砂糖や水飴で甘味を足してもおいしいとのこと。次に、うなぎの蒲焼きに一手間加えていきます。スーパーで売っているうなぎの表面には、片栗粉でとろみを付けたようなタレがまぶしてありますが、それを一度洗い流して水気をよく拭き取ります。そして、先ほど紹介した自家製タレをうなぎに塗りながら焼き直します。または、こんな食べ方もあります。タレを洗い流して水気を拭き取ったうなぎをオーブントースターで温めます。フライパンに自家製タレを入れて少し煮詰めたところに温めたうなぎを絡めても、おいしくいただけるそうです。同じうなぎの蒲焼きでも、東西で風味や食感のまったく違ったおいしさを楽しめます。大阪のまむし丼、味わってみたくなりました。
2016年08月18日ビールのお供としておなじみの「枝豆」。栄養バランスに優れているのに低カロリー、塩ゆでしてそのまま食べてももちろんおいしいのですが、今回パスタとコラボさせたメニューをご紹介します。さまざまな食材を使ったソースは、食べると口いっぱいに旨みが広がります。夏パスタの新定番として、ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。■枝豆パスタ調理時間 40分 1人分492kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 4人分>スパゲティー 280~320g 塩 28~32g鶏ささ身 2~3本 白ワイン 大さじ1 塩コショウ 少々枝豆 1袋(正味120g)木綿豆腐 1/4丁玉ネギ 1/2個バター 10gサラダ油 小さじ2水 200ml牛乳 400ml固形スープの素 2個塩コショウ 少々<水溶き片栗> 片栗粉 大さじ1 水 大さじ3 <下準備>・鶏ささ身は筋を引いて耐熱容器に並べ、白ワインを振る。塩コショウをしてふんわりラップをかけ、電子レンジで2~2分30秒加熱し、そのままおいて余熱で中まで火を通す。粗熱が取れたら細く裂く。電子レンジは600Wを使用しています。・枝豆は水洗いして塩をもみ込み、たっぷりの熱湯に塩ごと枝豆を入れてゆで、サヤから出して薄皮も取っておく。サヤから出した豆が120g位あったらOKです。・玉ネギは横薄切りにする。・<水溶き片栗>の材料を混ぜ合わせる。<作り方>1、鍋にバター、サラダ油を中火で熱して玉ネギを炒め、しんなりしたら水、固形スープの素を加える。 2、固形スープの素が煮溶けたら、枝豆、牛乳、豆腐と共にミキサーでかくはんし、深めのフライパンに入れる。塩コショウで味を調える。3、中火にかけて混ぜながら、フツフツしてきたら<水溶き片栗>を加え、少しトロミがついてきたら弱火にしてしっかり混ぜる。4、たっぷりの熱湯に塩を入れ、スパゲティを加える。袋の時間より1分短めにゆでてザルに上げ、ゆで汁をきる。5、(3)に(4)と鶏ささ身を加えてザッとからめ、器に盛る。枝豆はタンパク質やビタミン類、ミネラル、食物繊維、鉄分など含んだ栄養豊富な食材。枝豆に含まれるイソフラボンには、更年期障害による症状や閉経後の骨粗しょう症、乳がんなどの女性特有疾患の発症を抑制する働きがあるといわれています。また妊娠に欠かせない栄養素のひとつである葉酸も豊富。ホウレン草や小松菜よりも多くの鉄分を含むため、妊娠を考えている女性や妊娠中の女性にもぴったり。ビールのお供だけにするには、もったいない食材といえそうです。
2016年08月15日夏のおもてなしデザートとして、作って喜ばれるレシピがこちら。果皮をそのまま器に使う見た目の可愛らしさは、インパクト大。中からは、ぷるぷるのゼリーと果肉がまるごと。オレンジの爽やかな甘さと酸味を、100%味わえるフレッシュな一品。来客時のデザートのほか、凍らせておもたせにして、少し溶けた頃に頂くのもおすすめです!■甘夏ゼリーレシピ制作:パティシエール 井手田幸<材料>※甘夏の皮の器 2個分 甘夏 3~4個グラニュー糖 60g板ゼラチン 3g <下準備>・板ゼラチンは氷水でもどす。<作り方>1、甘夏2個は上1/5を切り、果肉を取り出す。皮は器として使う。残り1個の半分は果肉と一緒に200mlになるまで絞る。半分は房ごとにカットする。2、果汁200mlのうち170mlをボウルに入れる。3、残りの果汁30mlとグラニュー糖を鍋に入れて火にかけ、グラニュー糖が溶けるまで温める。もどしたゼラチンを加えて混ぜ、溶けたら2のボウルにこし入れ、静かに混ぜる。4、ボウルの下に氷水をあててトロミが出たら、1の甘夏の皮の器に少し注ぎ、1の房を入れ、またゼリーを注ぐ。甘夏の蓋をして冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める。果汁が足りなければ、オレンジジュースを足してもよいでしょう。甘夏のほか、サマーオレンジやグレープフルーツなどでも代用できます。
2016年08月13日夏に旬を迎えるゴーヤとトウモロコシを使った、彩り鮮やかな一品をご紹介しましょう。ゴーヤの苦みはケチャップであえると、うんと食べやすくなります。みそとケチャップの味つけは、ゴーヤのすっきりとした苦みとも相性抜群! ナスやベーコンも一緒に炒めてボリュームたっぷり、満足度の高いおかずです。■ゴーヤとトウモロコシの炒めもの調理時間 15分 1人分238kcalレシピ制作:家庭料理研究家 中島和代< 材料 2人分 >ゴーヤ 1/2本トウモロコシ(生) 1本ナス 1本塩 少々ベーコン 3枚<調味料>酒 大1みそ 大1ケチャップ 大2サラダ油 小1バター 10g <作り方>1、生トウモロコシは包丁で実だけを削ぎ落とし、バラバラにほぐしておく。ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで中央の種とワタをかき出し、斜め薄切りにする。ナスは薄い半月切りにし、塩水に放ってアクを抜き、しっかり水気を切る。ベーコンは1.5cm幅に切る。2、フライパンにサラダ油を中火で熱しベーコンを加え、ベーコンから脂が出てきたらゴーヤを加え炒めあわせる。続けてナスを加えて炒めあわせ、いったん取り出す。3、2のフライパンにバター、生トウモロコシを入れ、中火で少し焼き色がつくま炒め合わせ、2を戻し入れる。全体に混ざれば<調味料>を加えザックリ混ぜ合わせて器に盛る。ゴーヤは沖縄を代表する野菜、独特の苦みからニガウリとも呼ばれています。ストレスや疲労回復をサポートするビタミンCが豊富。ビタミンCは熱に弱いものが多いですが、ゴーヤに含まれるビタミンCは、加熱しても壊れにくいという嬉しい特徴があります。さらにゴーヤは動物性たんぱく質と一緒に摂取すると、抗酸化力がアップするといわれています。ベーコンと一緒に炒めることでパワーアップ! 夏バテ防止に役立つ一皿になります。
2016年08月12日グラタンというと、冬の料理のイメージがありますが、夏だって、チーズがとろ~りのアノ味はときどき食べたくなりますよね。サバの水煮をメインに、フレッシュなプチトマトをソースに使ったさっぱり味のグラタンなら、夏場にもぴったり。味噌や醤油風味など、和風味にしがちな「サバ缶」ですが、実はトマトやバジル・ニンニクなどイタリアンな味付けとも相性抜群!白いご飯とも、またはバゲットなどのパンを添えても、美味しくいただけます。■サバのフレッシュトマトグラタン5分+焼く時間 167Kcalレシピ制作:家庭料理研究家 近藤瞳<材料 2人分>サバ(水煮缶) 90gプチトマト 10個ニンニク(すりおろし) 少々バジル(ドライ) 適量ピザ用チーズ 30~40g <作り方>1、サバは4等分に切る。プチトマトはヘタを取って4等分に切り、サバ、ニンニク、バジルと和える。2、(1)を耐熱容器に入れてピザ用チーズをのせ、トースターでこんがりするまで焼く。バジルを振る。この、サバ水煮缶+トマト+バジル+ニンニクの組み合わせは、パスタのソースにしてもGOOD!
2016年08月02日タコ(特にマダコ)の旬は6~7月。この時期に穫れるタコは身が柔らかく、歯ごたえも“ぷりっぷり”。そんなみずみずしいタコを見つけたら、せっかくなので生のままで楽しめるこんなレシピはいかがですか?タコの甘みとグレープフルーツの爽やかな酸味が、マスタードを効かせたソースとマッチ。見た目にもひんやり美しく、おもてなしの前菜にもなるおしゃれな一皿です。タコとグレープフルーツのカルパッチョ調理時間15分 1人分190Kcalレシピ制作: E・レシピ<材料 2人分>ゆでタコ足 1~2本<下味> 塩コショウ 少々 オリーブ油 小さじ2 レモン汁 小さじ2グレープフルーツ 1個<マスタードソース> 粒マスタード 小さじ2 オリーブ油 大さじ1.5 塩コショウ 少々バジル(生) 適量<下準備>・ゆでタコ足は斜め薄切りにして分量外の塩水で洗い、水気をきって<下味>の塩コショウをし、オリーブ油、レモン汁を全体にかける。・グレープフルーツは皮をむき、1房ずつ果実を切り出し、大きい場合は半分に切る。・ボウルで<マスタードソース>の材料を混ぜ合わせる。<作り方>1、<マスタードソース>のボウルにゆでタコ足を加えて和え、冷蔵庫で冷やす。2、食べる直前に器に(1)とグレープフルーツを盛り合わせ、バジルを食べやすい大きさにちぎって散らす。昔から「初物七十五日」といって、夏が旬のタコを食べると寿命が75日延びると言われます。今しかない旬の歯ごたえと甘みを楽しみたいですね。
2016年07月17日独特の粘り気のある「オクラ」は、おいしい夏野菜のひとつ。あのオクラ特有のぬめりは食物繊維の一種で、腸を元気に保ってくれるほか、免疫を強化してくれる効果もあるため、夏バテ防止にもよいとされています。オクラとだし汁をミキサーにかければ、ネバネバ感も楽しいオリジナルの素麺タレが完成。梅干しやミョウガを加えて、さっぱりとどうぞ!オクラのねばり素麺調理時間15分+冷やす時間 1人分336Kcalレシピ制作:フードコーディネーター 増田知子<材料 2人分>オクラ 8本だし汁 500ml<調味料> みりん 大さじ1.5 塩 少々 しょうゆ 大さじ1.5素麺 3束梅干し 2個ミョウガ(粗みじん切り) 2個分白ゴマ 適量<作り方>1、オクラはまな板に並べて分量外の塩を振り、手のひらで転がしながら繊毛を取るようにする(板ずり)。2、たっぷりの熱湯に塩ごと加えてゆで、水に取って粗熱が取れたら水気を拭き取り、ヘタを切り落として長さを3等分に切る。3、だし汁と<調味料>の材料を耐熱ボウルに入れ、電子レンジで1~2分加熱し、塩が溶けたら粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす。4、ミキサーに(2)と(3)を入れ、オクラの粒が残っている位までかくはんする。ヒント! かくはんし過ぎるとねばりが強くなるので気を付けてください。5、素麺は表示時間通りにゆでて冷水に放ち、粗熱を取って氷水でしっかり冷やし、ザルに上げて水気をきる。6、器に(5)を入れて(4)を注ぎ、梅干しをのせてミョウガと白ゴマを散らす。コツ・ポイント 電子レンジは600Wを使用しています。素麺以外にも、ひやむぎ、うどん、そばなどの付けダレに。麦飯や白いご飯にとろろのようにかけてもおいしく頂けます!
2016年07月11日