人気ゲーム「サクラ大戦」の原画作品の展覧会「サクラ大戦~松原秀典原画展~」が開催。会期は、東京会場が2019年8月9日(金)から12日(日・祝)まで、大阪会場は9月6日(金)から8日(日)まで。「サクラ大戦~松原秀典原画展~」では、日本を代表するアニメーター/イラストレーターである松原秀典の原画作品約30点を展示。会場でしか見ることの出来ない躍動感あふれる“帝都花組”や”巴里花組”“紐育星組”らのキャラクターを描いた作品が集結するほか、初公開となる描き下ろし版画も発表する。なお、展示作品は一部を除き実際に購入することが可能となっている。また、東京と大阪の各会場では松原本人が来場しトークショーとサイン会を実施。サイン会には、版画作品および会場で販売される「サクラ大戦」オリジナルグッズを税込1,500円以上購入したゲスト先着100名が参加することが出来る。【詳細】サクラ大戦~松原秀典原画展~■東京会場会期:2019年8月9日(金)~8月12日(月・祝)時間:11:00~19:00(最終日18:00閉場)会場:ギャラリーエピキュート住所:東京都千代田区外神田6-15-14 外神田ストークビル6階■大阪会場会期:9月6日(金)~9月8日(日)時間:11:00~19:00(初日は14:00開場、最終日は17:00閉場)会場:ブリーゼプラザ住所:大阪府大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー8階 805<トークショー&サイン会>・東京会場日時:8月12日(月・祝) 15:00~・大阪会場日時:9月8日(日)14:00~※各会場とも定員100名。※会場内で販売する版画作品および「サクラ大戦」オリジナルグッズ購入先着100名に参加整理券を配布。【問い合わせ先】アートコレクションハウスTEL:03-5846-1971(受付時間 12:00~19:00 火曜日、水曜日定休)
2019年07月21日蒼井優と山里亮太(南海キャンディーズ)の電撃結婚を受け、『長いお別れ』で蒼井さんの両親役を演じた松原智恵子、山崎努からお祝いのメッセージが到着した。現在公開中の本作では、仕事も恋愛もうまくいかず、人生の岐路に立つ東家の次女・芙美を演じている蒼井さん。山崎さんが演じる父・昇平が認知症を発症したことで、家族と向き合い、自分の人生を見つめ直しながらも、笑って、泣いて、前に進んでいく女性を見事に体現。劇中では、認知症の症状が進み、次第に記憶を失っていく父に対して恋愛や人生の悩みを打ち明ける姿も映し出されており、本作を観た観客からは蒼井さん、山崎さんを絶賛するコメントも多く見受けられる。そんな中、報道された今回のおめでたいニュースはSNS上でも話題沸騰!直前に映画を観ていたという投稿も多く、「蒼井優ちゃん出てる『長いお別れ』観たばっかで結婚て聞いて嬉し泣きしそうだったわ」といったコメントで賑わっている。6月1日に行われたばかりの公開記念舞台挨拶では、ずっと憧れていたという大先輩・山崎さんとの初共演について、「山崎努さんの著書『俳優のノート』を10代の最後の方に買って、それに一生懸命線を引きながら読んで学んできて、こうして10年以上のときを経て大先生と共演できた感じがした」と明かし、「自分にとって意味のある作品になりました」と感激ぶりを口にしていた蒼井さん。劇中では悩みをかかえている次女・芙美を演じた蒼井さんに母・曜子役の松原さんは、「芙美ちゃんは結婚には縁遠くお母さんは心配していました でも、蒼井優さんはちゃんとご自分の幸せを手に入れてお母さんはとても安心して喜んでいます」と劇中同様、温かな愛を感じるコメント。一方、山崎さんは「偽の父として、おめでとう。『ゆ~』っとした家庭を作っておくれ。俳優業も期待しています」と劇中のセリフを用いながら、茶目っ気たっぷりの祝福メッセージ!ちなみに、長女・麻里役を演じた竹内さんも映画公開直前に結婚が報じられており、本作はおめでたいこと続きとなっている。『長いお別れ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:長いお別れ 2019年5月31日より全国にて公開(C)2019『長いお別れ』製作委員会
2019年06月06日透き通るような白い肌に、少女のように華奢なスタイル。74歳とは思えない可憐さを身にまとう松原智恵子さん。そんな松原さんに、食事、運動、美容ケア……美をキープするための秘密を聞いてみました。変わらぬ美しさの秘訣は?「気がついたときに、バランスボールに乗るようにしています。ただ座っているだけなんですけどね。それからエアロバイク。17歳のころからずっと家に置いておくようにしていて。これも好きなときに、テレビを見ながらこいでいます」(松原さん・以下同)食事やスキンケアは、特別なことではなく、基本的なことを丁寧に行うよう心がけているとか。「食べるものもやっぱり“バランス”が大事ね。主食、主菜、副菜、汁物の組み合わせを意識してメニューを考えるようにしています。スキンケアで気をつけているのは、メークをしっかり落とすこと。敏感肌だから、エステとかは逆にダメなの。刺激を与えないことが一番ですね」話を聞いていて驚いたのが、おしとやかなイメージの強い松原さんが意外にアクティブだったことだ。「運動はしょっちゅうやるわけじゃないんですよ。あえて用事を作って、散歩がてら歩いたりする程度。必死にならないことが続く秘訣かしら?ただ持久力はあるのかも。テレビの企画では、ボルダリングをやったり、インドネシアで“コモドドラゴン”を探して回ったこともありました(笑)。若いころはダイビングもやってたんですよ」映画『長いお別れ』で、認知症を患った夫を前向きに受け入れる妻を好演している松原さん。重いテーマを扱っているのに、明るく軽やかな空気が流れているのは、彼女の天真爛漫なキャラクターが生かされていることが大きい。「最初に台本を読んだときは、思わず座り込んでしまうほど苦しい気持ちになりました。でも、それを監督さんにお話ししたら“苦しみではなく、受け入れる姿を描きたい”と。認知症になったからといって、自分の夫ということに変わりはない。自分が同じ立場になったとしても、明るく話しかけてあげたいと思いました」最後に松原さんは、若々しさを保つとっておきの秘訣を教えてくれた。「私、年を取ることをあんまり気にしてないんです。もしかしたら、年齢を意識せずに生活しているのがいいのかも(笑)」
2019年06月01日得点力の高さで注目を集める横浜F・マリノス、そのサイドバック・松原選手にお話をうかがいました。女子力高めのビューティトークから、クラブ内でブームとなっているオンラインゲームのことまで、もっともっと知りたくなっちゃう松原選手の魅力が満載! じっくりとお読みください写真・角戸菜摘 文・伊藤順子試合は、正直めちゃめちゃキツいです。今季、好調なマリノスを支えるサイドバック・松原健選手。マリノスならではの戦術でピッチ上を縦横無尽に走り回り、相手の動きを封じ込める鉄壁のディフェンスを誇ります。松原選手 サイドバックって、文字通りサイドで守るのが一般的だと思われますが、マリノスのやるサッカーは少し違うんです。外側にいるだけではなく、時折中に入ったり、フォワードの位置に入ったりと、各ポジションを目まぐるしく変えるのが特徴なんですね。これにより、攻撃的でアグレッシブな戦いができていると思います。ーー普通に考えて、とてもハードですよね。松原選手 走行距離がだいぶ伸びました。1試合につき、だいたい11~12kmくらい走っているので、正直めちゃめちゃきついですね。なので、増えた運動量にあわせて食事もよりバランスのいいものを意識していますし、トレーニングも日頃やっているメニューに、プラスしたものをやっています。ハードではありますが、相応の結果が出ているので、さらにパワーアップして成熟度を高めたいです。クラブでゲームが流行中! ハマる理由は…ーーそんな男気あふれるプレーが魅力的な松原選手ではありますが、インタビューは一転、穏やかで優しい印象。まるで保育士さんのようなふんわりとした雰囲気を感じられます。松原選手 そうですか? まぁ、子どもはもともと大好きです。いま妻が妊娠中なんですが、子どもが生まれたら、ずっと離れないと思いますね。でも、取材の場では出しませんけど、実は気分屋で、割と浮き沈みが激しいかもしれません。例えば、小指を角にぶつけてしまったら、角にものすごく怒るような(笑)。ほんの些細なことに感情が揺らいでしまうことがありますね。だから、妻は大変だと思います。(笑)ーー怒った松原選手が想像できないです。女子のなかにいても、普通になじめるような……。松原選手 女子っぽいというと、脱毛をしていて、乾燥もしやすいので、お肌のケアは怠りませんね。化粧水をつけてからクリームでお手入れしています。顔は洗顔料と同じラインのスキンケアアイテムを使っていて、ボディ用化粧水はバンバン使いたいから、お手頃価格で大容量のもの、クリームは肌なじみのいいものを愛用しています。すべて、妻とは別で自分専用です。ーーす、すばらしいですね! 女子よりマメかもしれません。ほかに、毎日していることはありますか?松原選手 マイブーム的なことですと、『PUBG』というオンラインゲームにハマっています。同クラブの天野純選手がやっていたのをきっかけに、一斉にみんなやりだしました。空き時間は気づけばゲームやその話ばかりです。少し前は、DSの『桃太郎電鉄』が流行っていて、移動中や遠征先のホテルでも、みんなずっとやっていましたね。ーーみなさん、なぜそこまで夢中になるのでしょうか。松原選手 これまでサッカーばかりしてきて、小さい頃ゲームがそんなにできない環境だったんだと思います。その反動が大人になったいま、きているんでしょうね(笑)。鈴木武蔵選手は、見た目が怖いけどすごく優しいーーそれにしても、同じゲームをみんなでやるなんてとても仲良しですね。松原選手 そうですね、年齢が近い選手が多いのでみんな仲良しです。ーークラブ以外で仲良しの選手はいますか?松原選手 北海道コンサドーレ札幌の鈴木武蔵選手です。僕が前にいた当時J1のアルビレックス新潟で3年間一緒でしたし、また、同時期に世代別の代表にも選ばれてともに戦っていました。彼はワイルドで一見怖そうだけれど、中身はとても優しいです。人の気持ちを考えられる、思いやりのある男ですね。あと、いまベルギーにいる遠藤航選手とも連絡を取り合っています。彼とも世代別の代表で、その期間中ずっと一緒にいました。若い頃は、老けているなぁと思いましたが、いまはやっと年相応ですね(笑)。ーーどちらも、日本代表でも活躍されています。松原選手 世代交代が始まって、同世代の選手が多く選ばれていると感じます。僕も、もう一度選ばれたいですね。そのためにも精一杯頑張りたいですし、他の選手に負けていられないという思いが芽生えます。ーーライバルはいますか?松原選手 同じポジションの酒井宏樹選手や、室屋成選手などがやはり気になりますね。悔しい気持ちもありますけれど、上を目指しすぎるより、足もとをしっかり固めないと意味がないと思いますので、まずはマリノスで結果を出すことが課題です。クラブから2、3人が代表に選ばれていますし、森保監督は見てくれているという印象があるので、いいプレーや勝利を積み重ねていきたいです。ーー最後に、マリノスの見どころと目標を教えてください。松原選手 うちのクラブは攻撃に特化しています。数字を見ても、得点数は上位に食い込んでいるので、観戦にいらした際は、得点シーンをいっぱい見られると自信を持って言えますね。先ほど申した、ポジションがいろいろ変わる戦術も、どんどんいい状態になってきているので、リーグタイトルを目指したいです。サッカーは「4つ上の兄の影響で自然な流れで始めた」という松原選手。ご自身のことを、感情に波があり、「怒られるとしゅんとしちゃう。褒められて伸びる、ザ・ゆとり世代です」と少々自虐的に分析されていましたが、その客観的で冷静な目は、まさに試合全体を俯瞰するサイドバックの役割と重なります。これからも、よりいっそうのご活躍を楽しみにしています!松原選手のプレーをぜひ生でみよう!5/31(金) vs湘南ベルマーレ(19:00キックオフ@Shonan BMW スタジアム平塚)
2019年05月30日インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」は、漢方コスメなど大人気の韓国コスメ40個をセットにした、お得なQoo10限定BEAUTY BOX「今年もよろしく!大吉セット」(3000円・税込)を、1月31日まで販売中です。今回発売するBEAUTY BOX「今年もよろしく!大吉セット」は、韓国の人気ブランドコスメ「MEDIHEAL」「雪花秀」「HERA」のフェイスマスク、美容液、化粧水、弾力強化クリーム、美容石鹸など、人気の韓国コスメ7種40個をセットしました。通常、総額約5,000円相当の商品が、お得な3,000円で販売されます。「MEDIHEAL」「雪花秀」「HERA」は韓国コスメブランドの中で人気を集めています。ツイッターでも、・クッションファンデをもう一回トライしたくて、ランコムHERAAprilSkinmoonshot雪花秀これをローテーションしてる。・今年は韓国のハイエンドのスキンケアもどんどん使ってみたいなぁ〜雪花秀、OHUI、HERAもいいね・「雪花秀 化粧水」韓国に行ったときに貰ったんだけど、しっとり馴染むし香りも良いからめっちゃ愛用してるなど、使ってみた感想が多くアップされています。そんな注目ブランドのアイテムを試せるセット内容は以下。■「BEAUTY BOX」商品概要【販売期間】2019年1月21日(月)~1月31日(木)【販売価格】1セット¥3,000(税込)【内容】コスメ商品7種40個 セット・マスクシートパック(ランダム)5枚(MEDIHEAL)5枚・BT21フェイスポイントパック1枚(ランダム)(MEDIHEAL)1枚・美容液4ml(雪花秀)6個・化粧水5ml(雪花秀)10個・乳液5ml(雪花秀)10個・保湿クリーム5ml(雪花秀)6個・ZEAL洗顔石鹸 60g (HERA)2本※イメージ(箱はセットには含まれていません)(お問い合わせ先)Qoo10 サポートセンターTEL 050-5840-9100
2019年01月23日テレビアニメ『おそ松さん』が2019年3月15日(金)に劇場版「えいがのおそ松さん」となって登場。完全新作となる今回の映画は、高校の同窓会に参加した6つ子による物語が展開されるそう。話題の作品の情報をお届けします。劇場版「えいがのおそ松さん」公開日が決定劇場版「えいがのおそ松さん」の公開日が2019年3月15日(金)に決定しました。漫画家・赤塚不二夫先生の『おそ松くん』を原作に、大人になってニート生活を送る松野家の6つ子(おそ松・カラ松・チョロ松・一松・十四松・トド松)たちの姿を描いたテレビアニメの新作劇場版です。完全新作の劇場版アニメーション本作は、テレビアニメ「おそ松さん」の完全新作となる劇場版アニメーション映画。高校の同窓会に参加した松野家の6つ子が織りなす物語が展開されるそうです。豪華な声優陣が大集結テレビアニメ版の豪華声優陣が本作でも大集結。櫻井孝宏さんや神谷浩史さんなど、人気の声優陣がスクリーンを盛り上げます。特典付きの前売券を発売映画公開を控えて、2018年11月25日(日)より全国で前売券(ムビチケカード)第2弾の発売が開始します。キャラクターデザインを担当した、浅野直之さん描き下ろしの「6つ子缶バッジ」が前売券の特典に。缶バッジは全6種類展開され、1枚購入につき1つがランダムにプレゼントされます。劇場版「えいがのおそ松さん」作品詳細公開日2019年3月15日(金)スタッフ監督:藤田陽一原作:赤塚不二夫脚本:松原秀キャラクターデザイン:浅野直之アニメーション制作:studioぴえろキャスト(声の出演)おそ松:櫻井孝宏カラ松:中村悠一チョロ松:神谷浩史一松:福山潤十四松:小野大輔トド松:入野自由など問い合わせ先劇場版「えいがのおそ松さん」を観に行こうテレビアニメや舞台など、幅広い世代に広く愛されるおそ松さん。ぜひこの機会に劇場版「えいがのおそ松さん」を観に、映画館へ足を運んでみませんか。
2018年11月02日左から/ハイパフォーマンス クレンジング オイル アドバンスト クラシック 150ml ¥2,900、ブランクロマ ブライト&ポリッシュ クレンジング オイル 150ml ¥3,700、A/O+ P.M. クリア ユースラディアント クレンジング オイル 150ml ¥3,700、アルティム8∞ スプリム ビューティ クレンジング オイル 150ml ¥4,400、ジェントルネクター クレンジング オイル イン エマルジョン 150ml ¥3,700、フレッシュ クリア サクラ クレンジング オイル 150ml ¥3,000(2018年3月1日発売)すべてシュウ ウエムラ 今から60年ほど前のハリウッドで「マジックオイル」と呼ばれたものが、ハリウッド女優たちに愛用されていた。これが、私たちの知る「クレンジングオイル」の 発想の原点であり、誕生するきっかけとなったものだ。『shu uemura(シュウ ウエムラ)』の創業者である植村秀は、女優たちの肌の美しさは、この「マジックオイル」にこそあると考え、日本に持ち帰り、「アンマスク」を発売するに至った。 「アンマスク」は日本で初めて発売された「クレンジング オイル」である。洗浄力の高さと利便性を兼ね備えた「アンマスク」に植村秀はクレンジングオイルの未来を確信したという。そして、これは植村秀の生涯のわたる「クレンジング オイル」への追求の始まりだった。 1967年、日本で初めて発売されたクレンジングオイル。ダブル洗顔不要の、ワンステップで確かに汚れやメイクアップを洗い流すのは、初期から変わらない『シュウ ウエムラ』の不変性であり、根幹と言えるだろう。スキンケアにおける最初のステップで健やかで美しい肌を約束する。 想像してほしい。「油で顔を洗う」という文化のなかった1960年代の後半のことである。最初から女性たちに受け入れられるということは当然のことながらなかった。しかし、肌にとって素晴らしくよいものであると信じ、探求し続けた。成分などの改良を重ねて、注力し続けたのである。この情熱により美容業界だけでなく広く知られることとなり、多くの人が認めるものとなっていった。今日の私たちが知る、シルクのような後肌を感じ得る「クレンジング オイル」は植村秀の、日本人の肌を健やかで美しく保たせたいという愛と情熱によって生まれたのだ。 しかし、なぜ本場ハリウッド仕込みのメイクアップアーティストであった植村秀が、それほどまでに「クレンジング オイル」にこだわったのだろう。それは、“美しいメイクアップは、美しい素肌から始まる”と考えていたからである。 シュウ ウエムラ03-6911-8560:kimyongducktext : Akira Watanabe
2018年05月19日遺影専門の写真館がある町で起きた、悲喜こもごもの心震えるミステリー、道尾秀介さんが書いた小説『風神の手』。舞台は、西取川(にしとりがわ)をはさむ2つの町、上上町(かみあげちょう)と下上町(しもあげちょう)。その地にある遺影専門の写真館「鏡影館(きょうえいかん)」に飾られている写真が呼び水となり、数十年にわたる“縁”の物語が語られていく。道尾秀介さんは、朝日新聞で連載していた「口笛鳥」を『風神の手』の第二章に据え、その前後に加筆して、連作長編として完成させた。第一章の「心中花」は、若き漁師と女子高生という立場の違う男女の切ない恋物語が、続く第二章は、まめとでっかちという小学5年生の2人が決意を秘めて立ち向かう事件が描かれる。第三章の「無常風」で、死期間近の老婦人の告白によって、仰天の過去が掘り起こされ、エピローグの「待宵月」へなだれ込む。「真相へと迫っていく中で、犯罪が悪意で行われるとは限らないし、善行が善意で行われるとは限らないという、人間の複雑さ、面白さを書けたらいいなと思っていました」悪意のない嘘。言えなかった真実。過去の出来事の意味が裏返り、欠けていたピースが鮮やかにはまる快感。さらに、物語の鍵として、自然の神秘を感じるモチーフがちりばめられているのも、道尾ワールド。標題紙をめくると現れる、コナン・ドイルの小説から引用したエピグラフ(序文)が意味深だ。「5~6年前に読んだ小説のこの部分に強く惹きつけられたのは、めぐり合わせの不思議さを、僕もよく思うからです。いろんな偶然が影響し合って、日々、思いがけないことが起きる。たった一粒の砂がめぐりめぐって人を殺してしまうというような因果律の世界を、前々から書きたいと思っていました。人間は文明や街を作り、自然を支配してるかのようですが、どこかで風が吹くだけでいろんなことがこんなにも変わってしまう。僕自身も予想していなかったくらい、エピソードやモチーフ、人物同士が有機的につながったので、書いていて本当に楽しかった」本書に関しても奇縁があったそう。「砂がひとつの鍵になっている小説なので、カバーに使う装画を、僕が好きでライブパフォーマンスに通っていた、サンドアーティストの伊藤花りんさんにお願いしたんですね。うれしいことに、彼女は学生時代から僕の本を読んでくれていたそうなんです。世界は、人生は、不思議なもんだなぁといつも思っています」みちお・しゅうすけ作家。2004年に『背の眼』でデビュー。’10年に『光媒の花』で山本周五郎賞、’11年に『月と蟹』で直木賞など受賞歴多数。道尾さんは、作中に出てくるウミホタルを取材がてら実際に捕獲に行ったそう。「思っていたよりずっと蒼くて明るい。神秘的でした」朝日新聞出版1700円※『anan』2018年2月14日号より。写真・水野昭子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年02月12日「anan」2078号11/15水曜日発売「カラダにいいもの大賞2017」特集、表紙はおそ松さん描きおろしです。今回の表紙制作の様子を紹介します。anan編集部しつこくてすみません。『おそ松さん』愛を、またもや詰め込んでしまいました。待ちに待った『おそ松さん』第2期! 始まりましたね(いまさらで、すみません)。思い起こせば第1期終了以来、毎週月曜深夜に『おそ松さん』が見られない寂しさに、何かにつけて録画した最終回を見続け、第四銀河大付属高校の校歌を聴きながら、「早く第2期始まらないかな…」と切望しておりました。anan編集部・チーム「おそ松さん」では、彼らが地上波にいない間にも、何かご一緒できないか…、何か“新しい6つ子”との出会いをつくれないか…と、『おそ松さん SPECIAL BOOK』を制作。勝手にananと『おそ松さん』との絆を深めておりました(一方的にですが)。そして、待ちに待った第2期発表! バンザーイ!!!!!! となった中、ここまで(勝手に)築き上げた絆の中、絶対! 絶対! 何かご一緒させていただきたい! と、第2期スタートが発表された当日、6つ子の皆様に、anan3度目のご登場のオファーをいたしました。とはいっても、前回、前々回とは違い、放送スタート前のご依頼だし、発売日は絶賛放送真っただ中。そんな中で、神の手であられる浅野直之さんに描き下ろしをお願いするなんて、「ふざけんな!」「時期考えろ!!」「めちゃめちゃ忙しいんだよ!!!」と思われたって致し方ない(というか、それが当然の)タイミング。そんなご無理は重々わかっているつもり…でしたが、「anan誌面に登場する6つ子」を、読者の方々が待ってくださっているはず! と、自意識過剰に思い込み、「なんとか松野6兄弟の描き下ろしを1枚でも、2枚でも!」と、無茶なご相談をしてしまいました。お返事をいただくまで、どきどきした日々を過ごしておりましたが、「なんとか…します」と、奇跡のお返事が! かくして、編集部の夢であった「彼らがテレビで活躍しているタイミングで、ananにご登場いただく」という、“旬のスター”としての6つ子の表紙&グラビアが実現することになりました。感涙。そんなこんなで、まだまだ暑い9月のとある日。キャラクターデザイン・浅野直之さんと表紙&グラビアの打ち合わせをさせていただくため、anan編集部・チーム「おそ松さん」の3人(私、担当デスク、担当編集)は、膨大なスタイリング、ポージング、スタジオ等の資料をわんさか抱え、制作会社「ぴえろ」にお邪魔しました。再会させていただいた浅野さん、もう我らのヘンさに慣れてくださっているのか、諦めているのか、ご挨拶後すぐに「今回の表紙はどうしましょう?」と、企画会議に突入。ananに6つ子の皆様にご登場いただくのも3回目。「これは…」「前回やりました」「これは…」「前々回やりました」「…」。これまでのコンセプトとは違った、さらに今までと違う表情の彼らをどう見せるかを語り合い、探り合い…。「ファッショナブルなニートたちって、どうなんでしょうか」とお話ししたら、「ファッショングラビアですか…。どんな服着るんですかね。ポーズも」と浅野さん。「そうはいっても、彼らお金ないし(妄想)」(←準備しろ! 編集部!! …ですよね)。おそ松さんはカラ松さんは…と、あーだこーだご相談(どんどん悪ノリ)。かくして、「ファッショングラビアに登場するならば?」と、今年のトレンドをちょっと取り入れたファッションで、ポーズはあくまでナチュラルにかっこよく。と、雲をつかむような無茶ぶりをし続け、「…やってみます」のお声も賜り、無事にご快諾(?)いただきました。そして、そこからまたまた奇跡が起こり始めました。インタビューに伺った松原秀さんに、6つ子それぞれの一言コメントをいただきたいと浅野さんのイラストラフをお見せしつつお願いしたところ、「この絵なら座談会の方がいいですね」と、その撮影現場(?)のニートたちの会話を書き下ろしてくださることに!浅野さんの絵×松原さんの6つ子ミニトーク!!!!!!「きゃーーー」と狂喜乱舞のびっくり驚愕、感涙。絵とトークのケミストリーで、まさにそこにニートたちがいるかのようなページになりました。ぜひ、誌面にて、「anan撮影時の6つ子」たちをお楽しみください。絶賛放送中のさなかでの大特集は今回初。これまた贅沢なことに、おそ松役の櫻井孝宏さん、藤田陽一監督、松原秀さん、そしてROOTS66の超豪華な皆さままで。『おそ松さん』をつくる方々の力強いご協力を得て、特集を作成させていただくことができました。『おそ松さん』の旬の魅力を、誌面で少しでも楽しんでいただけたら幸いです。(編集長K)
2017年11月14日現在、テレビ東京ほかにて第2期が放送中の大人気TVアニメ「おそ松さん」。この度、2018年1月よりTVアニメ第2クールの放送が開始されることが決定。また、12月22日(金)発売の第2期のBlu-ray&DVD第1巻のジャケット写真、第1~4巻に収録される特典映像の内容が一挙公開。第5~8巻の発売も決定した。赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作とし、主人公である6つ子たちがクズでニートというダメな大人になった姿を描いたTVアニメ「おそ松さん」。2016年の流行語大賞ノミネートや、様々なクロスメディア展開やグッズ化、タイアップ、キャンペーンなどで様々な盛り上がりをみせている。第2期のBlu-ray&DVDに収録される豪華映像特典は、第1巻には、4月に全国劇場にて上映された『おそ松さん 春の全国大センバツ上映祭』の中から、TVアニメ第2期の発表を解禁したエピソード 「発表!」、10月に行われた第2期放送記念イベント「6つ子だよ!全員集合!!トト子も最高♪」のダイジェスト映像、第1話で話題となった「実写版トド松」の撮影メイキング、「おそ松さん」第2期PVを収録。さらに、第2巻には藤田陽一監督と脚本の松原秀による新作ショートエピソード1。第3巻には「発表!」と同じくセンバツ上映祭で公開された「銭湯クイズ2」。第4巻には新作ショートエピソード2が収録予定。また、第1巻と第2巻の初回版特典には、豪華キャスト陣が揃って登壇するイベントの昼の部、夜の部それぞれの優先販売申込券が封入と豪華版となっている。TVアニメ「おそ松さん」第2期Blu-ray&DVDは「第1松」12月22日(金)、「第2松」2018年1月26日(金)、「第3松」 2月23日(金)、「第4松」3月30日(金)、「第5松」4月27日(金)、「第6松」 5月25日(金)、「第7松」6月29日(金)、「第8松」7月27日(金)より発売。TVアニメ「おそ松さん」第2期は毎週月曜日深夜1時35分~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月06日桜田通、渡部秀、廣瀬智紀、横浜流星、戸谷公人で2016年に公開されたオムニバス映画『シュウカツ』の第2弾『シュウカツ2』が、来春公開されることが決定。続編となる本作では、渡部さん、染谷俊之、戸谷さん、溝口琢矢を迎えることが発表された。『シュウカツ』は、ブラック企業・面接官との就職トラブルなど、社会問題とも言える“就職活動”が題材。面接官たちに半ば軟禁され、投げつけられる難問・奇問に返答し、内定を獲得しようともがく学生たちが主人公のサバイバル・サスペンスだ。その奮闘する学生にいま旬の俳優たちが扮し、オムニバスで描く。本作で各話に主演するのは、「仮面ライダーオーズ/OOO」や『進撃の巨人』、また「科捜研の女」にレギュラー出演する渡部さん。「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」「剣豪将軍義輝」「グランギニョル」などの舞台に出演しする染谷さん。「仮面ライダーディケイド」海東大樹/仮面ライダーディエンド役や舞台・声優としても活躍する戸谷さん。そして、「ドリフェス!R」DearDreamのメンバーとしても人気沸騰中の溝口さん。さらに、前作で監督や脚本を手掛けた千葉誠治が再びメガホンをとった。『シュウカツ2』は来春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年10月17日ついに、テレビ東京ほかにて第2期放送が始まった大人気TVアニメ「おそ松さん」。その放送スタートに合わせ、“6つ子”を演じる櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由ら人気声優6名が雑誌「ダ・ヴィンチ」11月号の表紙に登場。雑誌史上初となるキャスト6名が揃った表紙ビジュアルが解禁となり、本誌内の充実の特集内容が明らかとなった。一昨年、社会現象にもなった赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作としたアニメ「おそ松さん」。この放送終了直後に発売された「ダ・ヴィンチ」(2016年5月号)では、「『松ロス』するにまだ早い!」と銘打って、「おそ松さん」総力特集を企画し、14万部が完売状態になるという大反響を呼んだ。そして10月2日より、待望の第2期放送がスタート。第1話が始まると早速「#おそ松さん第2期」ワードがTwitterトレンド入りを果たし、その後もみるみる投稿数が上昇。放送が終わった直後も「おかえりなさい!」「いつも通りぶっ飛んでて安心感(笑)」と、第1期と変わらぬ勢いと超展開っぷりにネットは興奮冷めらやぬ様子。豪華アーティストによるエンディングへの喜びコメントも相次いだ。そんな第2期放送に合わせ、10月6日(金)発売の「ダ・ヴィンチ」11月号では42ページにわたり「祝!第2期スタート『おそ松さん』&だからアニメはやめられない!」と題して特集!中でも注目なのが、今回公開された「6つ子」キャストの櫻井さん(おそ松役)、中村悠一(カラ松役)、神谷浩史(チョロ松役)、福山潤(一松役)、小野大輔(十四松役)、入野自由(トド松役)の6名が登場する表紙。キャスト6名が揃って表紙を飾るのは、雑誌史上初!表紙では、この豪華声優陣全員が全身黒のスーツでキメ、胸元にはそれぞれのキャラクターのカラーにあわせたチーフが。また、特集扉には表紙と連動し、「おそ松さん」6つ子キャラクターたちが黒スーツに身を包んだ描き下ろしイラストも掲載される。さらに、櫻井孝宏&神谷浩史&小野大輔、中村悠一&福山潤&入野自由での特別グラビア&鼎談、「おそ松」を手掛けた作家対談(乙一×松原秀)、書き下ろしスピンオフ小説(柚月裕子「黙れおそ松」)、オリジナル付録には「6つ子」描き下ろしポストカードなど、「おそ松さん」ファンは必見の1冊となりそうだ。「ダ・ヴィンチ」11月号は10月6日(金)発売。(cinemacafe.net)
2017年10月03日5月3日に開幕した團菊祭で、寺島しのぶ(44)の長男・眞秀くん(4)が初お目見えを果たした。長男の華々しい梨園入り。それは寺島にとって母の野望が叶った瞬間だった――。 音羽屋の第一子に生まれたが、女性だから歌舞伎役者になれなかった寺島。跡継ぎは、弟・尾上菊之助(39)。“女を呪った”日々について、彼女はこう振り返っている。 《弟が6歳で初舞台を踏んだ時、「どうして年上の私が舞台に立てないの」と腹が立つやら悲しいやらで、それに男中心の梨園ですから、我が家は弟を中心に回っていて、私一人が取り残されていく気がして……》(『週刊現代』15年10月17日号) それから30年以上、母になった彼女は長男・眞秀くんの梨園入り実現に向けて動いてきた。15年2月に菊五郎が大量吐血し入院すると、寺島は「父の目が黒いうちに眞秀を後押ししてもらいたい」と本格的に“外堀”を埋め始めたという。 「彼女の夢の実現には、他の家元やお歴々への根回しが不可欠。それができるのは、父・菊五郎さんに他なりません。そのため寺島さんは菊五郎さんのもとに足しげく通うように。公演があるときは必ず眞秀くんを連れていくようにしていました」(歌舞伎関係者) 菊五郎との仲を深めていった結果、15年5月の團菊祭で驚きの“事件”が起きた。千穐楽の際、眞秀くんが菊五郎の腕に抱かれながら舞台初登場を果たしたのだ。 「寺島さんは、この團菊祭で海老蔵さんの楽屋にも眞秀くんを連れて行きました。そこで『眞秀があなたの大ファン。iPadの写真を見せると、いつもあなたのところで手が止まる』と伝えると、海老蔵さんは大喜びに。以来、家族ぐるみでも交流。眞秀くんは海老蔵さんの長男の勸玄くん(4)と同い年で、すぐ仲良しになったそうです」(前出・歌舞伎関係者) 菊五郎と海老蔵。梨園最強の後ろ盾を得たことで、眞秀くんの梨園入りは実現へと動いた。昨年4月に行われた取材会では、菊五郎が「(娘が眞秀を)どうしても歌舞伎役者にしたいっていうのでね。ならせるなら、ゆくゆくは梅幸を継がせるかね」と明言したのだ。 梅幸とは、もともと初代菊五郎の俳名。音羽屋の中で菊五郎に並ぶほど格式の高い名跡だ。父は、寺島の長男・眞秀くんにこの名跡を継がせる意向を示したことになる。菊之助の長男・和史くん(3)をさし置いてのこの発言は、“大逆転”として世間に伝えられた。 「もちろん音羽屋の本流は菊五郎を継ぐ和史くんです。ただ寺島さんの長男・眞秀くんは、音羽屋のなかでは女系。さらに父親が外国人という“不利”な条件下がそろっていました。そうした中での菊五郎さんの発言は、眞秀くんの将来に強力な“お墨付き”を与える意味を持つと思います」(前出・歌舞伎関係者) そして実現した、眞秀くんの初お目見え。寺島の胸には熱いものがこみあげたことだろう。 「眞秀くんがいま歌舞伎座の楽屋で使っている鏡台は、曾祖父にあたる亡き尾上梅幸さん(享年79)の使っていたものだといいます。それだけ眞秀くんの将来も嘱望されているということでしょう」(前出・歌舞伎関係者)
2017年05月13日「男の子ができたら歌舞伎役者にしたい」と結婚会見で語っていた寺島しのぶ(44)。その言葉が現実のものとなった。5月3日に開幕した團菊祭で長男の眞秀くん(4)が初お目見えを果たしたのだ。 『魚屋宗五郎』の丁稚役で眞秀くんが花道から登場すると、会場から「かわいい!」と歓声が。そんな姿を客席後方で見守っていた寺島とフランス人夫のローラン・グナシア氏(49)、そして祖母の富司純子(71)らは涙にむせんでいたという。 「ローランさんはアート・ディレクターとして海外で活動していましたが、日本を拠点にすることを決断。また寺島さんも眞秀くんが2歳のときから日舞を習わせるなど、早くから英才教育に乗り出しました。さらに夫妻は眞秀くんのために専用のシッターさんを雇っており、文字通り家族一丸となってデビューを支えてきたのです」(歌舞伎関係者) 長男の華々しい梨園入り。それは寺島にとって母の野望が叶った瞬間だった――。 音羽屋の第一子に生まれながらも、女性であるがゆえに歌舞伎役者にはなれなかった寺島。跡継ぎになれるのは、弟・尾上菊之助(39)だけ。“女を呪った”日々を、彼女はこう振り返っている。 《弟が6歳で初舞台を踏んだ時、「どうして年上の私が舞台に立てないの」と腹が立つやら悲しいやらで、それに男中心の梨園ですから、我が家は弟を中心に回っていて、私一人が取り残されていく気がして……》(『週刊現代』15年10月17日号) そのため人間国宝の父・尾上菊五郎(74)や女優の母・富司らに反発したこともあったという。そんななか、女優業に自らの居場所を見つけた寺島。下積みは長かったが、“芸への飢え”が彼女をトップ女優へと押し上げていった。 だが、彼女の梨園への憧れは消えなかった。07年にローラン氏と結婚すると、冒頭のように“息子を歌舞伎俳優にしたい”と発言。12年に眞秀くんが誕生すると、思いはより強くなった。 「ハーフの眞秀くんが梨園入りしようとすることに対して、陰口を叩く人も少なくありませんでした。それでも寺島さんは、めげなかった。まだ言葉も話せないうちから眞秀くんに父や弟の舞台映像を見せ続け、歌舞伎のイロハを叩きこんできた。その甲斐もあって、眞秀くんは才能の一端を見せ始めた。大人でも難しい文言が続く歌舞伎の『髪結新三』のDVDを、ずっと大人しく見ているんですよ。これには菊五郎さんも舌を巻いたといいます」(前出・歌舞伎関係者) また今でこそ眞秀くんの習い事は日舞だけだが、今後は義太夫や三味線や鼓の稽古も始めるつもりだという。 「習いごとだけで1週間埋まってしまうほどのハードスケジュールです。かかるお金も相当なものになるでしょうが、彼女はそれも覚悟の上だといいます。すべては、梨園関係者らに文句を言わせないため。自分が継げなかった音羽屋の名跡を、何としても息子に継がせたいのです」(前出・歌舞伎関係者) 寺島自身も2月に海老蔵からオファーを受け、六本木歌舞伎『座頭市』の舞台に立った。正調ではないが、海老蔵が新設したこの歌舞伎は女人禁制の梨園に大きく風穴をあけたことになる。40年を経て、寺島の闘いは報われようとしている――。
2017年05月13日2015年10月からテレビで放送され社会現象を巻き起こしたTVアニメ「おそ松さん」の第2期放送が決定!併せて、新ビジュアルを初公開。櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由ら豪華声優陣よりコメントが到着した。TVアニメ「おそ松さん」は、赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作とし、主人公である6つ子たちがクズでニートというダメな大人になった姿を描いたテレビアニメ作品。第1期は2015年10月から翌年3月までテレビ東京系列にて放送され、DVD第1巻は異例の12万出荷を記録。各雑誌やテレビ情報番組でも度々取り上げられ、数々の新記録を樹立。放送から1年経った現在も、多岐に渡る商品化はもちろん、大型コラボ、ゲームアプリや舞台化など多彩な展開が続いている。本日、全国6大都市の劇場にて先行上映された「おそ松さん 春の全国大センバツ上映祭」の新作エピソード内にて、TVアニメ第2期放送が決定したことが発表。第2期の制作陣は、監督に藤田陽一氏、シリーズ構成に松原秀氏、キャラクターデザインは浅野直之氏、アニメーション制作はstudioぴえろが手掛けることとなり、第1期を手掛けたスタッフが再集結。そして6つ子役も、長男・おそ松役に櫻井孝宏、次男・カラ松役に中村悠一、三男・チョロ松役に神谷浩史、四男・一松役に福山潤、五男・十四松役に小野大輔、末っ子・トド松役に入野自由らの続投が決定。各キャストからのコメントも到着した。■櫻井孝宏(長男・おそ松役)え?ウソ!?マジでっ!?いやいやいや!ヤバいって!ダメだってば!考え直した方がいいって!ガンバります!■中村悠一(次男・カラ松役)まさかの2期…反響ありつつも何もないまま過ぎて行く時間に『きっとこの作品をまた作るというのは許されないことなのだろう…』なんて考えていましたが、やっぱりきましたね(笑)再び毎週笑顔を届けられるよう精一杯やらせて頂きます。■神谷浩史(三男・チョロ松役)皆さん!お待たせしました!って、いまはすぐに「オワコン」って言いたがる人が多いので、本当に待ってくれているか心配ですが…とにかく続きをやります!やらせてください!お願いします!また思いつく限りの馬鹿をやりますー!■福山潤(四男・一松役)アノどうかしてる6つ子のどうかしているアニメがどうにかして二期をやることになったと聞き本当にどうかしていると思うのですがどうにかしてでもまたやりたいと思っていた自分もまたどうかしているという自覚があるのでここはどうにか素直に喜んでいる次第ですからどうか皆さまどうにかこうにかまたよろしくお願い致します。■小野大輔(五男・十四松役)皆様の応援のおかげでついに第2期です。ありが盗塁王!今期もまた声の続くかぎり、ハッスルしてマッスルしたいと思います!■入野自由(末っ子・トド松役)遂に2期!?多分面白いと思うけど、1期の方が…ってよくあるし。変わらず、ダラ~っと頑張ります。多分面白いはず!今回のニュース発表を受け、公式Twitterには発表直後から大勢のファンからの「ありがとうございます」コメントが殺到!そのほかにも「おそ松さん2期きたああああああああああああああああああああああああああああ!!!!待ってましたああ!!おめでとう!!」「やってくれるって信じてました(´;ω;`)待ってました!リアルに涙出た!」「まじで~!これからも生きていける!」と興奮覚めやらぬ様子だ。第2期の放送日時はいまだ未発表だが、第1期シリーズから6つ子たちの各エピソードをセレクションして収録した、「松セレクション」Blu-ray&DVD全6巻が、7月28日(金)より順次発売、さらに、4月10日(月)深夜2時5分よりテレビ東京にて再放送が開始され、第1期を見逃した人も、第2期のスタートを前にもう一度本作を見ることが可能だ。豪華スタッフ&キャスト陣で制作されるTVアニメ「おそ松さん」第2期で、さらにパワーアップした6つ子たちが、どんな笑いを届けてくれるのか、期待して待ちたい。(text:cinemacafe.net)
2017年04月06日沢口靖子が警察の科学捜査研究所=通称・科捜研の研究員を演じて人気のミステリー「科捜研の女」の正月スペシャルが、新キャストに渡部秀を迎え1月3日(火・祝)今夜、テレビ朝日系で放送される。京都府警科学捜査研究所、通称・科捜研の法医研究員・榊マリコを沢口さんが演じ、マリコを中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く「科捜研の女」シリーズ。99年の第1シーズン以来現在放送中の第16シーズンまで、17年の間人気を集め続けてきた。第16シーズンではさまざまな分野の“大物スペシャリスト”たちがゲストとして登場。尾美としのり演じる“微表情”研究のエキスパート・矢萩修武をはじめとしたバラエティーに富んだスペシャリストたちとマリコとの対峙や協力も見どころになっているが、そんななか2011年の放送から科捜研で銃器鑑定、機械・建造物の破損。交通事故解析などの物理担当をしていた長田成哉演じる相馬涼が、カナダの科学捜査センターで研鑽を積むことを決意し、惜しまれつつも科捜研を退職。今回の正月スペシャルとなる第9話から、新たな物理担当として渡部秀演じる橋口呂太が着任することになる。現在25歳の渡部さんは高校在学中の2008年に「第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」準グランプリに輝き、その後「仮面ライダーオーズ/OOO」の主人公・火野映司を演じて注目を集めると、連続テレビ小説「純と愛」の狩野剛役や映画『進撃の巨人』のフクシ役などで着実にキャリアを重ねてきた期待の若手俳優。そんな渡部さんが今回演じる橋口呂太は、誰にでもタメ口でマイペースだがかわいげがあって憎めない性格。しかし鑑定の腕は抜群で物理研究員としては超優秀というキャラクターだといい、本編での活躍が楽しみだ。そんな渡部さんを迎えて送る今夜のストーリーだが、バイク便会社社長・間山悟(羽場裕一)の1歳の息子が何者かにさらわれる事件が発生。現場からバイクの痕跡が発見されマリコら科捜研のメンバーは犯人らしきバイクの男の行方を追うことに。滋賀県警刑事・岩内剛(六平直政)らと合同捜査を開始した直後、科捜研の新人研究員・橋口呂太(渡部さん)が国道で犯人のタイヤ痕を発見。近くからは犯人が落としたと思われる緑色の粘着テープも見つかり、テープから誘拐された赤ちゃんと間山の指紋が検出される。彼と妻・圭子(森尾由美)のやりとりに不自然なものを感じていた土門刑事(内藤剛志)らは父親の間山の犯行を疑いはじめる。ほどなく間山の会社に3000万円の身代金を要求する電話が入り、通話を分析した結果犯人は琵琶湖近くの公衆電話ボックスからかけたことがわかる。それを聞き激しく動揺する岩内。なんと今回の事件、24年前に起きた未解決の誘拐事件と酷似。未解決だったその事件、当時容疑者として浮上したのはなんと間山夫妻であり、岩内はその誘拐事件の捜査員だったという…。そんななか犯人からの2度目の指示が入り、マリコと呂太は身代金を運ぶ間山の車を極秘追跡する…というもの。果たして24年前の誘拐事件の真相は?そして赤ちゃんは無事救出できるのか!?新たな物理担当が加わった科捜研の活躍に注目。「科捜研の女 正月スペシャル」は2017年1月3日(火・祝)21時~テレビ朝日で放送。(笠緒)
2017年01月03日皆が憧れるステージで活躍する大人って、どんな子ども時代をすごしたのでしょうか? 夢を叶えた大人はどんな風に育てられたのか、人生まだまだヒヨっこのちゃずがインタビュー!第2回はアニメーターの松原秀典さんにインタビューにいきました。松原さんは今話題の映画『この世界の片隅に』のキャラクターデザインと作画監督を担当された方。他にも『ああっ女神さまっ』『サクラ大戦』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』等の作品も手がけられたベテランのアニメーター(キャラクターデザイナー、イラストレーター)さんです!松原秀典プロフィールアニメーター、キャラクターデザイナー、イラストレーター1965年生まれ。富山県出身。株式会社カラー所属。ガイナックスに入社後、『ふしぎの海のナディア』『新世紀エヴァンゲリオン』などに参加。『サクラ大戦』『ああっ女神さまっ』ではキャラクターデザイン、作画監督を務める。映画『とある飛空士への追憶』でもキャラクターデザインとして参加。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズでは作画監督、デザインワークス、原画として参加。最近では映画『この世界の片隅に』でキャラクターデザイン、作画監督として参加している。■『この世界の片隅に』は、見たら結婚したくなる作品!?ちゃず─大ヒット中の『この世界の片隅に』。ヱヴァンゲリヲンなどとは全く違うテイストでご苦労はなかったですか?松原─この作品が始まった当初、前にやっていたカッコいいアニメの絵柄が手に染み付いていたので、監督には「もうちょっと下手に描いてくれ」なんて言われたりしましたよ(笑)。僕自身、こういうやわらかい絵柄はあまりやったことがなかったので、少しテイストを合わせるのに苦労した部分もありました。ちゃず─作画監督というのは、具体的にどういうお仕事になるんですか?松原─ひと言で簡単に言ってしまえば、線画の段階での「全体の絵柄の統一」です。ちゃず─私、すずちゃんの目が時々漫画的な表現になるところが好きです!松原─あれのおかげで、この作品の世界観ができたようにも思います。原作の漫画でもそういう表現になっているのですが、あれを採用するかしないかで、作品の幅が変わったんじゃないかなと。あと僕がちょっと気をつけたのが、ご飯のシーン。子どもに「お箸をちゃんと持ちなさい」と教えている以上、ちゃんと絵でも表現しなくちゃなと。ちゃんと持ち替えるキャラクターと、適当にやっているキャラクターと、意識して描き分けています。子どもがいると、どうしてもそういうこと考えてしまいますよね。いろんな方に、感覚的に想像させられる作品にはなったのかなと思っています。ちゃず─場面場面で違ったタッチが入ってくるのも、すごく作用しているように拝見しました。松原─原作のこうのさんが、ありとあらゆる実験的な描き方にチャレンジしてらっしゃったので。漫画自体は黒と白の線画なのですが、それに近いもの、それに代わるものとしてどんな表現があるかを監督は色々考えられたようです。すずちゃんが絵を描いているシーンが結構あるのですが、「絵の中で絵を描いている」という二重構成なんですね。現実と虚構が両方とも絵だと境界が曖昧になってしまうので、ちょっと不思議な表現を監督は入れようとしたのかな、と。「この鳥は本当にいたのか?」と思えてくるようなところとか。ちゃず─そういう曖昧さが想像力につながっているのかもしれませんね! すずちゃんの大人の女性っぽい表情も気になりました!松原─二人きりの世界とパブリックな世界で見せる顔は皆違うよね。その感じを出そうとすると、表現が細かくなるのかもしれません。僕は作品の内容を管理する側で、アニメーターにシーンを割り当てる時に、「このシーンは女性のあの人に描いてもらおう!」なんて考えて割り振って。「どんなのを描いてくるかな?」なんてちょっとワクワクしたりもしています。ちゃず─史実に関しては、忠実に再現をされたのですか?松原─忠実というより忠実風、ですね。資料がカラーで残っていない以上、完璧というわけにはいかないので。地域や性格、職業なんかによっても、戦争の受け取り方は違っていただろうし。服などに関しては調べるだけ調べて、かといって何もかもリアルに描くのではなく、ふんわりと原作に合わせて描きました。ちゃず─モンペにしていた着物も華やかでかわいかったです!松原─昔の写真を見るとね、びっくりするくらい派手なんですよ。戦争前の女学生の服なんて、今の女子高生のスカートより短かったくらい。既製品の使い回しという意味では、派手な着物をモンペにしているので、生地は派手だったりもしてね。ちゃず─どのくらいの期間、この作品に携わっていたのですか?松原─監督たちは準備から完成まで6年かかったそうですが、僕は2年半くらい。作画に関しては、がっつり取り組んでいたのは1年半くらいで、その間は毎日描いていました。監督は「見たら結婚したくなるような作品」を目指していたらしいですよ(笑)。 ■東京は海外のような場所だった!? 夢を叶えるまでの道ちゃず─松原さんがこの仕事を始めたきっかけは?松原─僕は富山出身なのですが、僕が若い頃は、東京は夜行で何時間もかけてやってくるような場所で、海外とあまり変わらないような感覚だったんです。でもアニメーションや漫画みたいな仕事は都会にしかないものだったので、やりたいとなると行くしかない。でもかなり遠い。だから夢だと思っていました。田舎で普通に暮らしていくための仕事も考えていました。ちゃず─この職業に就くハードルを感じてらしたのですね…。松原─はい、ものすごく。なので、一段クッションとして、まずはアニメ系の専門学校に行きました。そこからフリーのような形で、委託で仕事を始めて。ちゃず─最初から社員ではなかったんですね? 大変じゃなかったですか?松原─大体皆そうなんじゃないかな? 作品ごとに集められて、スタジオのなかに入るんだけど、その作品が終われば、また次の作品へ行く、という形です。腕が上がると色々と声がかかるようになって、あちこち移動するようになっていく。人のつながりで助けたり、助け合ったりしてきたという感じです。苦労とか頑張ったとかあんまりないですね。皆、頑張ってるじゃないですか。どんな仕事をやっていても、大抵の人は努力していると思うので。■パパとしての日常ちゃず─松原さんが育った家庭は? どんな子どもだったんですか?松原─うちは放任に近かったです。親が離婚して、教育的な環境下にはなかったんですよ。上京も自分で決めました。コミュニケーションほぼゼロの家庭だったので、結果的に自分の好きにできる環境だった、というか。僕は堅実な性格なので、そういう状況でなかったら地元にいたと思うのですが、家庭という土台がなくなっていたので、だったら東京でも同じかなと思い。小さい頃にそろばんと習字を一瞬かじったくらいで塾にも大学にも行っていないので、自分の子供の習い事のことも正直よくわからないんですよね。ちゃず─お子さんに絵を教えられることはあるのですか?松原─まだしていないですね。英才教育をしたいとも全く思いませんが、一個だけ、英語が話せたらすごくいいな、というのはありますね。奥さんが話せる人で。話せるとどこでも行っちゃえるので、あれはうらやましいです。思うだけで、やらせてはいないのですが(笑)。ちゃず─それもひとつの方法ですね! 最後に十年後へのお子さんへのメッセージをいただけますか?松原─僕はもういい歳(51歳)ですが、上の子は5歳、下の子3歳なので、最低でも17年後までは頑張らなくちゃな、なんて思いますね。普通に育ってくれればいいし、それだけで十分有難いです。ただ、今のところ子供たちのなかで、父親は家にいないことになっているだろうな、と。将来的にその影響出てきちゃうのかな…なんて思うと気にかかっています。でも正直、この仕事だと普通なんですよね。今作でもピーク時は半年間、2〜4日に1回しか家に帰れませんでした。朝バタバタするなかで一瞬、顔を見られるくらいで。子どもからすれば、僕は「たまに朝いるだけの人」で。どんな感じに見えているんだろうな…。ちゃず─お休みは全然ないんですか!? 松原─普段はあるんですけどね。この半年間はなかったです。作品によっては追い込まれることも多々ある、という。本人はつらいと思ってないのですが、周りから見るとそう見えるかもしれません。少ないですが、休みのときは必ず家族と行動していますよ。ちゃず─お子さんには、どんなふうに接しているんですか?松原─その時その時をかみしめるような感じですかね(笑)。いつも一緒にいられるわけじゃないので、「抱っこ」と言われたら必ず抱っこしてあげるとか。すぐ大きくなっちゃうし、そのうち重くなったらできなくなっちゃうし。世のお母さんたちからも「小さいときは一瞬しかないから、もっとかわいがればよかった!」なんて証言をよく聞くじゃないですか。会っている時間が短いせいか、僕の中ではまだ小さいイメージなんです。服を着せたり、ボタンを止めてあげたり、靴を履かせたり、奥さんからすれば「それはもう自分でできるのよ」ということでも、やってあげたいんですよね。あまり普段やっていないせいで、そういう小さな手伝いをやりたくて。「うざがられるまではやっていたいな〜」なんて思っています(笑)。ちゃず─こうやってお父さん側の本音を聞かせていただけると、また違う視点が得られるな、と思ったインタビューでした。帰り際には、照れつつも「一番大事にしているのは、奥さんと子どもが笑顔でいることです」という温かいひと言も。忙しい仕事のなかでも、ご家族の存在が何よりも支えになっている様子に感銘を受けつつ、そのあたりの思いが、きっと『この世界の片隅に』の世界観にも反映されているんだな…!なんて思った、ちゃずなのでした!映画『この世界の片隅に』HP: アニメ『龍の歯医者』HP:
2016年12月28日俳優の渡部秀が、テレビ朝日系ドラマ『科捜研の女』(毎週木曜20:00~20:54)に新メンバーとして加わることが11日、明らかになった。来年1月3日(21:00~)の正月スペシャルから登場する。主演の沢口靖子演じる京都府警科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコを中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く同作。今月15日の放送で、物理担当研究員・相馬涼役を演じてきた長田成哉が卒業するが、この後任として渡部が加わることになった。渡辺演じる橋口呂太は、誰にでもタメ口で話しかけるマイペースな若者だが、物理研究員としては超優秀という設定。初登場する正月スペシャルは、父親が公衆トイレに入った一瞬の隙に赤ちゃんがさらわれるという事件が起こるが、急きょ科捜研に呼ばれた呂太は「あ、ボク遅刻しちゃった? ごめんなさーい。だって急に呼び出されたんだもん!」と、おにぎりをほおばりながら現れ、マリコたちをあ然とさせる。このほど、初めて東映京都撮影所内のセットを訪れた渡部は「ずっと受け継がれてきた作品に加わる緊張感は、とても大きかったです」とプレッシャーを感じた様子。それでも、沢口から温かく迎え入れられ、「呂太は突拍子もないキャラクターですが、皆さんから呂太への愛情を感じることができて、とてもうれしかったです」と感激していた。沢口も「渡部秀くんは現場で監督にいろいろ質問して、的確な芝居をしようと努めていらっしゃいました。頼もしい新メンバーを迎えた『科捜研の女』、引き続きご期待ください!」とコメントを寄せている。
2016年12月11日「anan」2003号5/11発売は「おそ松さん」松野6兄弟が表紙の「教えて、手相!」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。構想&製作期間、約6か月。「おそ松さん」表紙実現の舞台裏を編集長が語ります。1月のとある日。「おそ松さん」のキャラクターデザイン・浅野直之さんと表紙の打ち合わせをさせていただくため、編集部3人(私、担当デスク、担当編集)で制作会社「ぴえろ」にお邪魔しました。社会的大ブームになったこのアニメ。松野家の6つ子たちにananの表紙を飾っていただく…という壮大なプランを現実にできる期待感にワクワクしつつ!私たちには夢がありました。「おそ松さん」のポップで可愛いオープニング『はなまるぴっぴはよいこだけ』『全力バタンキュー』で6つ子たちが、松野家の居間で、銭湯で、「はぁ〜」と緩んだ絵で終わるラスト。何とも言えない、可愛らしい「あの」カンジを、なんとか表紙&誌面のグラビアで表現できないか!!!と。初対面の浅野さんに、「この人、ガチにハマってる?」と思われているだろーなーと気を揉んでみたり、「大の大人が何を…」と自分で自分を突っ込んでみたり、もう“自意識ライジング”がはなはだしく。最初はおそるおそるご相談していたのですが、構想(妄想)を話し込むうちにだんだん熱くなり、自意識はおかまいなしに。汗。いかに「おそ松さん」にヤラレているか、心を打ち抜かれているか、好きか!LOVEか!を語り出し、前のめり。その、あまりの熱さ(=イタさ)に、浅野さんは後ずさり。それをヨコでみていた担当編集2人は生温かく傍観。という、なんともぶっとんだ打ち合わせに。そのイタさに同情してくださってか、共感してくださってか、「…やってみます」と浅野さん。無事にご快諾してくださいました。そして、そこからが奇跡の連続!6つ子がソファでキメ撮影→十四松アタック→撮影に疲れて寝てしまう…まで。まさに、『ニートたちの撮影風景 by anan』のラフが続々。浅野さんからのラフをいただくたび、編集部スタッフは悶絶!歓声と絶叫、狂喜乱舞!全国のファンの皆様に喜んでいただける6つ子たちのナマなコンテンツを、いかにしてお届けするか?語り合い、考えて…と、日々が過ぎていきました。かくして、「6つ子たちがananにリアルに登場したならば!?」という、とっても手前味噌で勝手なコンセプトの表紙、中面特集扉絵、グラビアインタビュー…と、豪華描き下ろしが完成!感涙。藤田陽一監督、シリーズ構成・松原秀さん、キャラクターデザイン・浅野直之さん、それにキャストの皆様。「おそ松さん」の根っこのクリエイティブの方々と、ご一緒に特集を作成させていただけるというこの贅沢さ。本当に貴重な「おそ松さん」特集です。かわいくて、面白くて、ポップで、毒があって、くだらない…6つ子たちの魅力を誌面で楽しんでいただけたら幸いです。(編集長K)
2016年05月10日社会現象を巻き起こしたTVアニメ「おそ松さん」のスペシャルイベント「フェス松さん’16」が、5月8日、昼夜2部構成で幕張メッセイベントホールにて開催。六つ子を演じた櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、 福山潤、小野大輔、入野自由をはじめ、 遠藤綾、鈴村健一ら総勢12名もの主要キャストが登壇し、会場と全国各地のライブビューイングに集まった約7万人を熱狂させた。3月末に2クールの放送を終えたTVアニメ「おそ松さん」。赤塚不二夫生誕80周年記念として、名作ギャグマンガ「おそ松くん」の未来を描いた本作は、個性的なキャラクターたちが繰り広げるハイテンション展開で瞬く間に大人気作品に。多数の雑誌表紙や特集に登場し、数々の記録を樹立。そのほかにも多方面でコラボを実現するなど、放送終了後もなお注目を集め続けている。この日、本会場の幕張メッセイベントホールには昼夜あわせてファン約13,000人が大集結。 さらに、全国各地の映画館ではライブビューイングが開催され、イベントの模様を生中継。本会場を含めてると約7万人が参加した本イベントは、“タイトルコール権を奪うために兄弟げんかをはじめるも、そのスキにイヤミに奪われる”という彼ららしい展開で開幕!また、6つ子を演じる櫻井さんら6人のキャストがステージに現れると、手脚にティッシュを装着した神谷さん、野球マンになった小野さんなど、それぞれのキャラクターになぞらえた格好に場内は騒然。遠藤さん(トト子)、鈴村さん(イヤミ)、そして國立幸(チビ太)、 上田燿司(デカパン)、飛田展男(ダヨーン)、斎藤桃子(ハタ坊)ら全出演者12名が揃ったときには、一際大きな拍手がわき起こった。本編では、3つの企画を実施。本作エピソードを語り合う「全話ふりかえり松!」では、第13話「実松さん」など演者の印象に残ったシーンについてトーク。櫻井さんや遠藤さんがその場でセリフを熱演する贅沢な場面もあった。キャスト陣がかわるがわる登場する朗読劇「シャッフルこぼれ話集」では、本作シリーズ構成・松原秀の書きおろしによる10本もの新作ショートエピソードを披露。放送終了から1か月以上経ったいま、彼らが再びハチャメチャ展開で見せる会話劇に、「またあの6つ子たちに会えた!」と感じたファンも大勢いたようで、演者たちの一挙手一投足に観客からは大歓声が上がった。そして「デリバリーコント in 幕張」は、キャスト陣8名がペアになって即興コントに挑戦!「スベリたくない」という恐怖心に襲われながらも、各ペアが体を張って笑いを取るべくステージを右往左往。エンディングでは「四銀校歌斉唱(本作最終話参照)」を観客もまじえ大合唱。会場に一体感が生まれるフィナーレを迎えた。ちなみに「フェス松さん 夜の部 ~四銀ロスにもまだ早い~」はトークテーマやコントの相方が変わり、中身も一変。「全話ふりかえり松!」では、最終話「おそまつさんでした」について、台本を受け取ったときの心境に至るまでじっくりと語られたという。TVアニメ「おそ松さん」は現在Blu-ray&DVDが発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月09日人気芸人のおぎやはぎのお二人が、仲良しの芸人さんを招いてトークを繰り広げる&ゲストのネタを見せる、という番組『おぎやはぎと愉快な芸人(なかま)たち』(NHK総合)。3月に第1回が放送され、あっという間に2回目が決まった人気プログラムなのですが、番組に流れる空気が、いまだかつてないくらいユルく、ヌルい…!!でもその湯加減、最高に気持ちいい。「芸人さんの“ネタ”と“トーク”、両方を楽しめる番組を作りたかったんです。ならば芸人仲間から愛されているおぎやはぎを司会にすれば、より楽しく自然な雰囲気が作れるのでは?と思ったことが、この番組が生まれたきっかけです」とおっしゃるのは、番組プロデューサーの岡澤正樹さん。第1回のゲストは、おぎやはぎと同じ事務所の東京03でしたが、確かにそのトークにはリラックス感が溢れていて、それはまるでプライベートなおしゃべりを覗き見している的な面白さ!「漫才やコントを見て面白いと思ったときに、その芸人さんについてもっと知りたいって思いますよね。ネタの作り方、目標、最近の悩みなど…。彼らの素顔や本質に迫るには、会話をするのが一番。ユルく楽しめるトーク番組を目指しているので、その空気感を楽しんでもらえたら」ちなみに構成を担当しているのは、大ブレイク中の人気アニメ『おそ松さん』に関わっている、放送作家&脚本家の松原秀さん。また美術作家のニイルセンがビジュアルを担当していることなど、スタッフも注目。◇MCを務めるおぎやはぎが、人気と実力を兼ね備えた芸人をゲストに迎え、ネタとトークを展開。おしゃべりとコント、両方を楽しめる贅沢だけれどもユル~い35分。第2回は5月3日23:15~NHK総合で放送予定。◇“ホーム感”満載! ユルすぎる雰囲気がむしろ危険を呼ぶ?!第1回は、なんとおぎやはぎの所属事務所・人力舎で収録。リラックスしまくった芸人さんたちの醸し出すユル~い空気が、「そんな話しちゃっていいの?!」というトークの引き金に!!※『anan』2016年5月4日‐11日合併号より。
2016年05月01日2015年秋から2クールに渡り放送され大きなムーブメントを巻き起こしたアニメ「おそ松さん」。この度、ファン待望!本作初となる「おそ松さん公式ファンブックわれら松野家6兄弟」の発売が決定。豪華声優陣&スタッフへのインタビューと設定画や裏話がたっぷり詰まった決定版の内容が明らかとなった。2015年に赤塚不二夫生誕80周年を迎えたことを記念して、名作ギャグマンガ「おそ松くん」を“現代”に時代背景を移して描いた本作。個性豊かな6つ子たちと、イヤミやチビ太、トト子らが繰り広げるハイテンションな展開が話題を呼び、毎話放送終了後には放送内容へのコメントでネットが大賑わい。キャラクターをデザインしたグッズ展開や、様々なイベント・コラボが多岐にわたり実施され、同キャラのイラストを表紙にしたり、特集を組む雑誌が続々と登場。さらに、「アニメージュ」2月号がおそ松さん特集の効果で36年ぶりに重版決定したことや、最終回放送直前に公式サイトおよび公式Twitterが一時停止したことなど…これら“おそ松現象”が社会現象にまで広がり、放送終了後の現在も「大江戸温泉物語」とのコラボや雑誌の特集などで人気を博している。そしてついに、ファン待望にして、“初”の公式ファンブック「おそ松さん公式ファンブックわれら松野家6兄弟」の発売が4月30日(土)に決定。本誌では、各キャラクター&ストーリーを設定画満載で徹底特集。また、本作の人気の一翼を担った櫻井孝宏をはじめ、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由ら超人気声優陣の撮り下ろし座談会やインタビュー&コメントを掲載。そして、藤田陽一監督とシリーズ構成・松原秀、キャラクターデザイン・浅野直之らスタッフ座談会や、「studioぴえろ」富永禎彦と「エイベックス・ピクチャーズ」西浩子プロデューサーの対談など、創り手による制作秘話なども満載。さらに、美術監督・田村せいきによる解説つき美術設定や「studioぴえろ」訪問レポート漫画、解説つきOP&ED紹介、雑誌版権イラストギャラリーに、赤塚不二夫先生特集など貴重な資料も余すところなく大公開!付録にはA3サイズのポスターと、各キャラクターの設定から美術設定まで、本作の世界を完全網羅した「おそ松さん」ファン必携の1冊に仕上がっているという。アニメイト各店では、缶バッジ6個つきの限定セットも発売決定。放送終了で“松ロス”に陥っていたファンも、これでいつでも「おそ松さん」の世界に浸ることができそうだ。「おそ松さん公式ファンブックわれら松野家6兄弟」は4月30日(土)より発売。■「おそ松さん公式ファンブックわれら松野家6兄弟」出版社名:主婦と生活社発売予定日:4月30日(土)予定価格:1,666円(税別)(text:cinemacafe.net)
2016年04月26日2015年秋から2クールをかけ抜け、先日最終回を迎えたTVアニメ「おそ松さん」。放送終了後も“松ロス”や“エア松”現象を巻き起こし話題騒然の本作が、「大江戸温泉物語」とコラボ!このたび、描きおろしイラストが解禁された。2015年に赤塚不二夫生誕80周年を迎えたことを記念して、名作ギャグマンガ「おそ松くん」の未来を描いたTVアニメ「おそ松さん」。マイペースな6つ子たちと、イヤミやチビ太、トト子といった個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるハイテンション展開が話題を呼び、さらに櫻井孝宏をはじめ、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由、鈴村健一ら超人気声優陣の集結でも大きな注目を集めた。3月で惜しまれつつ放送終了した本作だが、「おそ松さん」を惜しむ“松ロス”や、最終回翌週にさもアニメ放送されているのを実況しているようなコメントがSNS上に飛び交う“エア松”現象が起きるなど、その人気と勢いは健在だ。今回、本作では毎日銭湯に通っていた6つ子たちが、「おんせん松さん」と題し、「大江戸温泉」とコラボイベントを開催することが決定。この度、描きおろしイラストが解禁された。ビジュアルは、ゆかた姿と入浴中の2バージョンで、グッズなどで展開予定。入浴中のイラストは「おんせん松さん」特設サイトにて公開中だ。また、会場ではコラボフードや景品つきの縁日ゲーム、スタンプラリーなどが催され、中でもスタンプラリーは、本作シリーズ構成・松原秀によるオリジナルストーリーと、6つ子の録りおろしボイスが聞けるというファン垂涎の内容となるようだ。さらに、これまで未放送だった各地の地上波とCSで「おそ松さん」が放送されることが決定。TVQ九州放送にて4月12日(火)26時35分よりスタートするのを皮切りに、静岡放送、新潟テレビ、秋田テレビ、奈良テレビ放送、山陰放送、中国放送 、長崎放送、南日本放送、CSキッズステーションにて順次放送開始予定だ。最終回放送終了後も、グッズにDVDにゲームにイベントにラジオと…様々なメディアを席巻する「おそ松さん」。このブームが止むことはまだまだなさそうだ。大江戸温泉物語コラボ「おんせん松さん」は、4月下旬より約50日間開催。(開催日は近日確定)(text:cinemacafe.net)
2016年04月07日漫☆画太郎の伝説的ギャグ漫画を実写化した『珍遊記』(山口雄大監督)の初日舞台あいさつが2月27日に、東京・新宿バルト9で行われ、同作が台湾、香港、マカオなど世界8の国と地域で公開されることが発表された。『珍遊記』舞台あいさつ/その他の写真天竺を目指す不良少年の山田太郎と坊主・玄奘が、道中で次々と騒動を巻き起こしていく本作。舞台あいさつには山口監督をはじめ、太郎役の松山ケンイチ、玄奘を演じる倉科カナ、溝端淳平、田山涼成、温水洋一、ピエール瀧、山口雄大監督、脚本を手がけたお笑いトリオ・鬼ヶ島のおおかわらと松原秀が登壇した。世界公開の決定に山口監督は、「ヤバイですね、日本がこういう国だと誤解されたら(笑)。全部、(原作者の)画太郎のせいですけど。特にアジア圏では、元ネタの『西遊記』が有名だと思いますが、その日本流がこれかと思われたら…」と複雑な表情を浮かべた。主人公・山田に扮し、坊主頭にパンツ一丁の姿でコミカルな演技を披露した松山は、「役作りで参考にしたのは『七人の侍』の三船敏郎さん、『無責任男』シリーズの植木等さん、千原せいじさん。それに松岡修三さんの日めくりカレンダーの表情も。この4人が柱になっています」と告白。「外見はもちろんですが、内面からにじみ出るものを大切にしている」とコミック原作の映画に出演する際のこだわりを語った。一方、倉科は「特殊メイクに4時間くらいかかり、本当につらかった。もう2度とやるかと思いましたね」と苦労の連続だった撮影を振り返り、「続編があったら?もうやりません!」と即答。会場の笑いを誘った。『珍遊記』新宿バルト9ほか、全国にて公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年02月27日俳優・松山ケンイチの主演で漫☆画太郎氏のギャグ漫画を実写化する映画『珍遊記』(2月27日公開)で、本編冒頭の6分間を収めた映像が25日、公開された。原作は、漫☆画太郎氏が1990年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載し、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。脚本は、お笑いトリオの鬼ヶ島のリーダー・おおかわら、はちゃめちゃなギャグセンスで話題を呼んでいるTVアニメ『おそ松さん』(放送中)などを手掛ける放送作家の松原秀氏が担当する。松山のほか、倉科カナ、ピエール瀧、温水洋一らも出演している。「この物語はオリジナルであり、他のどんな物語の影響も受けていません。ましてや、"中国の有名な伝記"とは一切関係ありません。いや、マジで」というテロップから始まる映像は、山のふもとのとあるボロい一軒家を映し出す。そこで真剣な面持ちで向かい合っているのは、徳を積む修行の旅をする坊主・玄奘(倉科)と家に住むじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)。映画で一番初めのセリフは、予告編にも収められ話題を呼んだ玄奘による、男性器に関しての問いかけだ。なおこのセリフは、おおかわら肝煎りのセリフだという。続けて、天下の暴れん坊の不良少年・山田太郎(瀧)の圧倒的な男性器、屁、尻の穴がいかに強烈なものであるかがじじいとばばあの証言によって、白日の下にさらされていく。さらに、太郎出生の秘密やじじいとばばあのラブシーンなども披露。終盤では、玄奘が法力"乳房矯正具脱着(ブラホックオフ)"を使ってばばあのみならず、じじいのブラジャーのホックまでも一瞬で外す能力を見せる。この映像からもわかるように、映画はその始まりから、下ネタのオンパレードとも言える作風で進行していく。(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
2016年02月25日俳優・松山ケンイチが、映画『珍遊記』(2月27日公開)で演じる主人公・山田太郎のさまざまな表情を映した場面写真が17日、公開された。原作は、漫☆画太郎氏が1990年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載し、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。脚本は、お笑いトリオの鬼ヶ島のリーダー・おおかわら、はちゃめちゃなギャグセンスで話題を呼んでいるTVアニメ『おそ松さん』(放送中)などを手掛ける放送作家の松原秀氏が担当する。松山のほか、倉科カナ、ピエール瀧、温水洋一らも出演している。天下の暴れん坊の不良少年・山田太郎(瀧)は、通りすがりの坊主・玄奘(倉科)と壮絶な闘いを繰り広げた結果、持っていた妖しい力は消え去り、3本の髪の毛を持つ子ザルとしての姿(松山)に変えられてしまう。劇中で太郎は、玄奘と渋々天竺(てんじく)を目指す途中に立ち寄った街で、1億円の懸賞金が賭けてられており、さまざまな人物と相対する。この度公開されたのは、そんな太郎の喜怒哀楽を捉えた場面写真。目を見開きながら腕を広げて敵を威嚇したり、"臭過ぎるもの"に対して鼻をつまんだり、満面の笑みで攻撃を仕掛けたり、むしゃむしゃとつまみ食いしたりする明るく狂った一面を披露している。原作では、つかみどころの無いキャラクターとして描かれていた太郎という難役を、松山は細かなしぐさだけでなく、全身を使って、軽やかに表現。好戦的かつ子供っぽく、どこか優しさをも併せ持つ役どころに、実写ならではの分かりやすさと説得力を持たせている。(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
2016年02月17日俳優・松山ケンイチの主演で漫☆画太郎氏のギャグ漫画を実写化する映画『珍遊記』(2月27日公開)の予告編とメインビジュアルが26日、公開された。原作は、漫☆画太郎氏が1990年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載し、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。脚本は、お笑いトリオの鬼ヶ島のリーダー・おおかわら、はちゃめちゃなギャグセンスで話題を呼んでいるTVアニメ『おそ松さん』(放送中)などを手掛ける放送作家の松原秀氏が担当する。松山のほか、倉科カナ、ピエール瀧、温水洋一らも出演している。約1分間の予告編の冒頭では、主人公・山田太郎(松山)と共に天竺(てんじく)を目指すことになる僧・玄奘(倉科)が、太郎のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)に相談を持ちかけられる場面が映される。しかし、驚いたような表情をした玄奘の口から出てくる言葉は、男性器に関しての問いかけ。それに、ばばあはゆっくりと肯定する。豪雨と落雷によって、シリアスなムードが演出されているが、その実、語り合っているのは男性器についての話題という非常にシュールなシーンが幕開けを飾る。続いて、太郎、太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)、世界最強の武闘家・中村泰造(温水)、変身前の山田太郎(瀧)、こづれ紳士(板尾創路)、アキバ(今野浩喜)ら本作を彩る特徴的なキャラクターが、RIP SLYMEによるエンディング曲「Drop!」に乗って次々と登場。多くのキャラが披露されると、とある町の出入り口となっている橋を渡ろうとしている太郎が、町の子どもたちに全裸姿であると指摘されるインパクトの強い場面が続く。その後も、太郎は町の中や外で大暴れ。終盤では、「いくぜえぇ!」と気合を入れながら、敵に向かって強烈な放屁(ほうひ)をぶちかます。ナレーションは、特報映像と同様にTVアニメ『幽☆遊☆白書』(92~95年)の桑原和真役などで知られる声優の千葉繁が担当。中盤で太郎が大暴れしているシーンでは「こんな超頭悪そうな内容を、こんな超オールスターキャストで映画化するのは『珍遊記』だけ!」と高揚気味に宣言している。同時に公開されたメインビジュアルは、太郎を取り囲むように各キャラクターが配置されたデザイン。上部には、"漫☆画太郎節"を思わせるような「絶対に観ろ! バカヤローッ!!!」の言葉も躍り、不敵な笑みを浮かべる太郎の表情も相まって挑発的な仕上がりとなっている。(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
2016年01月26日ヒップホップユニットのRIP SLYMEが、俳優・松山ケンイチの主演で実写映画化される『珍遊記』(2月27日公開)の主題歌「Take It Easy」とエンディング曲「Drop!」を書き下ろしたことが7日、明らかになった。原作は、漫☆画太郎氏が1990年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載し、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。脚本は、お笑いトリオの鬼ヶ島のリーダー・おおかわら、はちゃめちゃなギャグセンスで話題を呼んでいるTVアニメ『おそ松さん』(放送中)などを手掛ける放送作家の松原秀氏が担当する。松山のほか、倉科カナ、ピエール瀧らの出演も決定している。今回の起用は、「原作の世界観とも合致し、映画ならではの世界観を創造できるアーティスト」として制作側からオファーをかけたことがきっかけ。主題歌「Take It Easy」はオープニングのFLASHアニメに、「Drop!」はエンドロールにそれぞれ合わせて披露される。MC担当のPESは「原作の世代なのでクソ光栄に思っております」と作風に合わせた口調で喜びをあらわにする。新曲については、「私たちのようなクソ野郎のクソいかれた曲」と説明。「何とか映画の世界観に混ざれたら良いなとクッソ思っております」と話しながら、「新しい『珍遊記』をクソ楽しみましょう!」と呼びかけている。また2曲を収録した23枚目のシングル「Take It Easy」の発売も決定。完全生産限定盤(1,800円)と通常盤(1,000円)が、3月2日にリリースされる(価格はいずれも税込み)。(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
2016年01月08日板尾創路、今野浩喜、カラテカの矢部太郎ら5人のお笑い芸人が、俳優・松山ケンイチの主演で漫☆画太郎氏のギャグ漫画を実写化した映画『珍遊記』(2016年2月27日公開)に出演することが、このほど発表された。原作は、1990年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。脚本は、お笑いトリオの鬼ヶ島のリーダー・おおかわら、はちゃめちゃなギャグセンスで話題を呼んでいるTVアニメ『おそ松さん』(放送中)などを手掛ける放送作家の松原秀氏が担当する。お笑いコンビ・130Rのボケ担当の板尾や矢部のほか、発表された追加キャストは、キングオブコメディを解散したばかりの今野、鬼ヶ島・大ボケ担当のアイアム野田、おおかわらら。板尾が務めるのは、主人公・山田太郎(松山)に街中で声をかける子連れ紳士役。シルクハットにステッキを携え、娘と手をつなぎながら、謎めいた雰囲気を演出する。そんな板尾は、「くだらない原作、くだらない脚本を豪華キャストで海外ロケまでやって! 一体、いい大人が何を考えてるんだ! 最高にくだらない映画ができたじゃないか!」とナンセンスな作風に合わせて、ひねくれながらも本作の出来をたたえている。矢部が演じるのは、太郎退治にやってきた賞金稼ぎのザコで、「僕の初めてをささげた山口雄大監督にあの『珍遊記』にザコという役で呼んでいただき大変光栄」と歓喜。カンフースーツにヌンチャクを手にしているものの、弱々しい小物の匂いを醸し出す。一方の今野は山田太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)の追っ掛け・アキバ。上半身裸でメガネとバンダナを身に着け、完全にオタク風の役柄に成り切っている。原作の単行本をすべてそろえているほどのファンという今野は「今作の脚本家おおかわらくんが所属するトリオ鬼ヶ島を初めて観た時『画太郎みたいだな』って感じていたので当然面白くなると思いました」と太鼓判。「当然の結果を観に来てください」と呼びかけている。このほか、本作脚本も手掛けるおおかわらは龍翔の側近・張明役を、野田は世界最強の武闘家・中村泰造(温水洋一)の一人息子のたけし役を、それぞれ担当する。(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
2016年01月04日大日本印刷(DNP)は12月24日、日常のさまざまなシーンで利用されている秀英体の魅力をより多くの生活者に発信していくため、大正3年に発行した『活版見本帖 Type Specimens』のイラストと最新の秀英体デジタルフォントを組み合わせて、明治期に活版印刷で使用していたオリジナル書体『秀英体』を、LINEで使えるスタンプ「レトロな活版印刷秀英体見本帳」(全40種類、税込120円)に加工して発売開始した。秀英体は、同社が明治時代から100 年以上にわたり開発を続けているオリジナルの書体。同社は、創業130 周年(2006年)の記念事業の一環として、秀英体リニューアル事業「平成の大改刻」 に取り組み、デジタルフォントである「秀英細・中・太明朝」の改訂、金属活字で使用されていた「秀英初号明朝」のデジタル化、 新書体としての「角ゴシック」や「丸ゴシック」の開発を行ってきた。その成果である最新のデジタル書体をより多くの方に利用してもらえるよう、2009年からDTP (Desk TopPublishing) 環境のほか、 ワープロソフトやWebフォントサービスなどに提供している。『活版見本帖 Type Specimens』は、DNPの前身の秀英舎が発行した活字の総合見本帳で、秀英体のほか、さまざまな欧文書体や飾り罫、地紋、イラストなど、当時の印刷物で使用していたデザイン素材が400ページ以上にわたって収録されている。今回、その中から秀英舎が明治期より使用していたイラストをピックアップしてLINEスタンプにした。同社は今後、レトロでユニークなイラストとともに秀英体の認知向上を図るという。
2015年12月24日