俳優として活躍している林遣都(はやし・けんと)さん。その端正な顔立ちと高い演技力で、多くのファンを獲得しています。そんな林遣都さんがインスタグラムのアカウントを持っているかについてや、出演作品の公式SNSに投稿されたさまざまな写真をご紹介します!林遣都はインスタやってる?公式は?2020年9月現在、林遣都さんはインスタグラムのアカウントを持っていませんが、出演した作品の公式SNSにたびたび登場しています。2018年4~6月にかけて放送されたドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)に、牧凌太役で出演した林遣都さん。同作の公式インスタグラムには、共演者の田中圭さんとのツーショットが多数投稿されています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 【公式】おっさんずラブ✈️アカウント(@ossanslove)がシェアした投稿 - 2018年 3月月31日午後11時04分PDT この投稿をInstagramで見る 【公式】おっさんずラブ✈️アカウント(@ossanslove)がシェアした投稿 - 2018年 4月月9日午前4時19分PDT この投稿をInstagramで見る 【公式】おっさんずラブ✈️アカウント(@ossanslove)がシェアした投稿 - 2018年 5月月19日午前8時02分PDTこちらは、2018年10~12月にかけて放送されたドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)に出演した時の林遣都さんです。同作で、林遣都さんは青島圭太役を演じました。 この投稿をInstagramで見る Legal_V(@legalv2018)がシェアした投稿 - 2018年12月月9日午後4時56分PST この投稿をInstagramで見る Legal_V(@legalv2018)がシェアした投稿 - 2018年10月月1日午後6時11分PDT同作の公式インスタグラムには、林遣都さんが米倉涼子さんや向井理さん、高橋英樹さんなど、共演者と撮影した写真が多く投稿されており、ファンの目を楽しませています。 この投稿をInstagramで見る Legal_V(@legalv2018)がシェアした投稿 - 2018年10月月31日午前2時05分PDT この投稿をInstagramで見る Legal_V(@legalv2018)がシェアした投稿 - 2018年11月月4日午前1時02分PDT この投稿をInstagramで見る Legal_V(@legalv2018)がシェアした投稿 - 2018年 9月月11日午前1時56分PDT林遣都ってどんな人?中学生の時にスカウトされたことをきっかけに芸能界入りした、林遣都さん。2007年公開の映画『バッテリー』で主役に抜擢され、俳優デビューしました。以降、映画『ちーちゃんは悠久の向こう』や『ラブファイト』、『風が強く吹いている』、ドラマ『荒川アンダー ザ ブリッジ』(TBS系)、『玉川区役所 OF THE DEAD』(テレビ東京系)など、数多くの作品で主演。2020年には、ドラマ『姉ちゃんの恋人』(フジテレビ系)や映画『護られなかった者たちへ』、『私をくいとめて』などに出演しています。 この投稿をInstagramで見る . ーーーーーーーーーーーーーーーー ✨\追加キャスト発表/✨ ーーーーーーーーーーーーーーーー . #林遣都 さんの出演が決定しました‼️ . #有村架純 さん演じる"肝っ玉姉ちゃん" #安達桃子 が 恋する人❤️ #吉岡真人 役です . 桃子の恋のお相手は 心の傷と謎を抱えながらも 常に微笑む訳あり男子だった⁉️⁉️ . 林さんからのコメントは 公式HPでぜひチェックしてみてください☝️ . . #姉ちゃんの恋人 #肝っ玉姉ちゃん #岡田惠和脚本 #個性豊かな豪華キャストのみなさま #後日発表 #みなさま楽しみにしていてください #10月27日火曜夜9時スタート #カンテレ#フジテレビ 【公式】姉ちゃんの恋人 10月27日スタート (@anekoi.tue21)がシェアした投稿 - 2020年 9月月10日午後1時01分PDT /今冬公開映画『 #私をくいとめて 』\脳内に相談役が爆誕した 31歳おひとりさま・みつ子= #のん &年下男子の多田くん= #林遣都 あと1歩近づけない2人の恋模様を描いたわかりみ深すぎ崖っぷちロマンス特別映像公開中 pic.twitter.com/h5w1oGgf6X — 映画『私をくいとめて』 (@kuitometemovie) July 21, 2020 林遣都さんのこれからの活躍も応援しています!林遣都 プロフィール生年月日:1990年12月6日出身地:滋賀県血液型:O型所属事務所:スターダストプロモーション中学生の時にスカウトされ、芸能界入り。2007年公開の映画『バッテリー』で主役に抜擢されて俳優デビューし、以降、数多くの映画やドラマに出演している。[文・構成/grape編集部]
2020年09月14日モデルの野崎萌香(のざき・もえか)さんが、2020年8月20日にインスタグラムを更新。美ボディがあらわになった水着ショットが「女神すぎる」と話題になっています。野崎萌香の水着姿に「神々しい…」「見えそう」野崎萌香さんは、2019年の夏に訪れたバリ島での写真をアップしています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る I went to Bali last summer☀️☀️☀️ 野崎萌香 Moeka Nozaki (@moeka_nozaki)がシェアした投稿 - 2020年 8月月20日午前1時55分PDT野崎萌香さんは、白色の水着に負けないくらいの美白肌の持ち主。胸や脚を大胆に露出し、透明感あふれる美しさで多くのファンを魅了しています。・透明感が半端ない!こんなにきれいな人、初めて見たかも…。・めちゃくちゃきれい。胸元もセクシーでエロい!・もはや、発光してない!?本物の女神だ。野崎萌香さんは以前にも、インスタグラムでバリ島を訪れた際の写真を投稿しています。 この投稿をInstagramで見る Just one year ago. In Bali 野崎萌香 Moeka Nozaki (@moeka_nozaki)がシェアした投稿 - 2020年 7月月6日午前7時11分PDT多くの人がうらやむボディを、これからも披露してほしいですね。野崎萌香の彼氏は菅野智之?水着姿が「完璧すぎる…」と話題に[文・構成/grape編集部]
2020年08月24日リンメル(RIMMEL)から、とんだ林蘭とコラボレーションした限定パッケージのアイシャドウ「ショコラスウィートアイズ」&リップ「マシュマロルックリップスティック」が登場。2020年10月30日(金)より限定発売される。とんだ林蘭とコラボレーションとんだ林蘭は、あいみょんや木村カエラといった人気アーティストなどのアートディレクションを手掛けるクリエイター。リンメルの人気アイシャドウ&リップスティックのパッケージは、「?(why) & !(inspiration)」をテーマに、ハートマークやバラの花、ボーンモチーフといったイラストを描いたポップなデザインに仕上げている。“ショコラ”香るアイシャドウ「ショコラスウィートアイズ」は、ほんのり甘いショコラの香りが付いたリンメルのアイコニックなアイシャドウ。深みのあるグラデーションを作ることができるブラウンベース4色に、ハイライトとして活躍してくれるキラツヤカラー1色を加えた5色がセットになっている。カラーバリエーションは、人気の高い「002 アーモンドミルクショコラ」と「015 ストロベリーショコラ」の2色を用意。“マシュマロ”唇が叶うセミマットリップ「マシュマロルックリップスティック」は、マシュマロのようにセミマットな唇を叶えてくれるリップスティック。セミマットな質感ながら、心地よいテクスチャーで唇のうるおいをキープしながら、ふっくらやわらかなリップへと導いてくれる。カラーは、温かみのある「015 メルティレッド」と、上品な「030 メルティブラウン」の2色を取り揃える。【詳細】・リンメルショコラスウィートアイズTB 4.5g 5色×2セット 各1,600円+税<限定品>・リンメルマシュマロルックリップスティックTB 3.8g 2色 各1,300円<限定品>発売日:20200年10月30日(金)【問い合わせ先】リンメルTEL:0120-878-653
2020年08月24日大阪の焼き芋専門店「蜜香屋」の新業態店舗「蜜香屋 バタータス(BATATAS)」が、2020年8月19日(水)、大阪・梅田エストにオープンする。“焼き芋”が主役の喫茶&酒場「蜜香屋 バタータス」「蜜香屋」は、2009年に大阪・中崎町に誕生した焼き芋専門店。安納芋の美味しさに感動したオーナーが、サツマイモの育つ土づくりから拘った焼き芋を提供しており、連日行列の絶えない人気店だ。今回オープンする「蜜香屋 バタータス」は、そんな「蜜香屋」が手掛ける新業態店舗。店内では、“焼き芋喫茶&焼き芋酒場”をコンセプトに、焼き芋を主役にしたフード&スイーツ、ドリンクを展開する。スイーツメニューには、人気商品「おいもとアイス」「蜜香紅茶」のほか、店舗限定となる「イモプリン・ア・ラ・イモード」などをラインナップ。また、フードメニューでは生地や具材のアクセントに芋を使った「芋ガレット」、芋ご飯で作った「ガパオライス」、肉感と芋感を組み合わせた「水ぎょうざ」などを用意する。さらに、ドリンクメニューには大阪の地ビール・箕面ビールと共同で作った「芋ビール」も登場。今までにない新たなサツマイモの楽しみ方を提案していく。【詳細】蜜香屋 バタータスオープン日:2020年8月19日(水)営業時間:11:00~22:00住所:大阪府大阪市北区角田町3-25定休日:梅田エストに準ずる席数:テーブル 26席、カウンター 11席<メニュー例>イモプリン・ア・ラ・イモード 900円、ガパオライス 1,100円、芋ガレット 1,200円、水ぎょうざ 550円、芋ビール 750円、おいもとアイス 750円、蜜香紅茶 ホット 800円/アイス 700円※価格は全て税込み。
2020年08月22日モデルの野崎萌香(のざき・もえか)さんが、2020年7月26日にインスタグラムを更新。胸元チラリな私服ショットを披露しています。野崎萌香のかわいすぎる私服に「めっちゃ似合ってる!」ファッション誌『sweet』に登場している野崎萌香さんは、撮影時のオフショットを公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 野崎萌香 Moeka Nozaki (@moeka_nozaki) on Jul 26, 2020 at 6:31am PDTグリーンの花柄ワンピースは、胸元が大きく開いた上品かつセクシーなデザイン。野崎萌香さんのキュートで大人な魅力を存分に引き出しています。この投稿を見たファンは「かわいい!」「さすがおしゃれ!」と絶賛。また、「谷間が…」と胸元に注目してしまう人も続出しました。・かわいい!胸元セクシー!・私服、とてもおしゃれです!クリアバッグも夏にぴったりですね。・どうしても胸元を見てしまう…。以前にもセクシーな写真でファンをメロメロにしていた野崎萌香さん。 View this post on Instagram Just one year ago. In Bali A post shared by 野崎萌香 Moeka Nozaki (@moeka_nozaki) on Jul 6, 2020 at 7:11am PDTこれからも魅力的な姿を見せてくれそうですね!野崎萌香の彼氏は菅野智之?水着姿が「完璧すぎる…」と話題に[文・構成/grape編集部]
2020年07月28日株式会社ゴールドウインが展開する 「ellesse(エレッセ)」は、アーティスト「とんだ林蘭(とんだばやし・らん)」とのコラボレーションコレクション「ellesse×TONDABAYASHI RAN」を、7月28日にグランドオープンする直営店「ellesse TOKYO(エレッセ トーキョー)」で発売します。また、オンラインストアでも順次発売します。本コラボレーションは、「街で着られるテニスウエア」をテーマとし、とんだ林蘭さんの表現のテーマである「日常と非日常の間の感覚」を反映し、テニスウエアを日常着に落とし込んだコレクションです。とんだ林蘭さん は東京を拠点に活動を行うアーティストでコラージュ、イラスト、ぺインティング、映像など、幅広い手法を用いて、さまざまなモチーフを組み合わせたアートワークを制作しています。テニス経験者であるとんだ林蘭さんが、ellesseのタグラインである「FUN AND PLAY 遊び心をもって自由に生きる」という思いに共感したことにより、今回のコラボレーションが実現しました。本コラボレーションモデルの「TR Top Guard Shirts(TR トップガードシャツ)」は、ellesseのテニスアイテムとして人気を誇る「Hybrid Top Guard(ハイブリッドトップガード)」をベースに、すぐれた機能はそのままに日常でも着用できるように落とし込んだ最も象徴的なアイテムです。UV CUTアンダーウエアとして開発され、2WAY素材とストレッチメッシュ素材を組み合わせ、高いUV CUT機能(UPF50+)を搭載したハイブリッドトップガードを、とんだ林蘭さんの感性を活かした新しい配色で展開します。その他にも、テニスウエアのスカートを元に企画した、カラーバリエーション豊富なプリーツスカートや、このコラボレーションのためだけに作成したアートワークやロゴマークを使用したTシャツなど、とんだ林蘭さんの世界観とellesseの機能アイテムがクロスオーバーした今までにないコレクションが完成しました。また、本コラボレーションのイメージビジュアルには、とんだ林蘭さんの母校である文化服装学院の学生からモデルを募り、とんだ林蘭さんのディレクションのもとコレクションの世界観を表現しています。【代表的な商品】■TR Top Guard Shirts(TR トップガードシャツ)品番:EW70350TO価格:9,790円 (税込)カラー:NY(ネイビー)、K(ブラック)、W(ホワイト)サイズ:S、M、L素材:GGAQ(ナイロン73%、ポリウレタン27%)、MicrofiberSoftPowernet(ポリエステル93%、ポリウレタン7%)商品説明:UV CUTアンダーウエアとして開発されたアイテムです。そのアイテムの配色を見直し、すぐれた機能はそのままに日常でも着用できるアイテムに落とし込みました。2WAY素材とストレッチメッシュ素材を組み合わせ、高いUV CUT機能(UPF50+)があります。また吸汗速乾機能に加え、凹凸の少ないフラットな編地と糸の特性により接触冷感を得ることができる素材です。レイヤードスタイルを考慮して前と後ろの身頃はストレッチ機能がある通気メッシュを切り替えて使用しています。■S/S TR Graphic Tee(SSTR グラフィックティー)品番:EH10300TO価格:6,490円 (税込)カラー:W(ホワイト)、K(ブラック)※画像サイズ:S、M、L素材:ヘビーウエイト天竺(コットン80%、ポリエステル20%)商品説明:このコラボレーションのためだけに作成したアートワークを使用したTシャツです。しっかりとした肉厚な素材で、適度な張リ感としなやかさを両立しています。プレーティングという編立て方法を利用した天竺素材で表裏異なる糸を使用し、編立てています。表側はコットンを使用しナチュラルな風合いですが肌面にはポリエステル糸を使用し速乾性を向上させた機能素材です。■TR Mini Bag (TR ミニバッグ)品番:EHA60300TO価格:7,700円 (税込)カラー:W(ホワイト)、K(ブラック)、YE(イエロー)※画像、GR(グリーン)サイズ:FREE(高さ 12.5cm、横幅 18.5cm、マチ 8cm)素材:ポリ塩化ビニル商品説明:透明感や光沢感、それぞれ特徴のあるビニール素材を組み合わせたハンドバッグです。とんだ林蘭さんが2020年春夏コレクションからお気に入りの素材を選び、オリジナルで配色を組み合わせて完成したコラボ商品です。【コラボレーションコレクション「ellesse×TONDABAYASHI RAN」展開店舗】■ellesse TOKYO (エレッセ トーキョー)住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目20番10号 MIYASHITA PARK South 3階 30200営業時間:11:00~21:00電話番号:03-6427-7822 ※7/28に開通ショップインスタグラムアカウント:@ellesse_tokyo( )発売日:7月28日(火)店頭にて先行発売本コレクションご購入の方に、オリジナルマルシェバックをプレゼント(※先着100名様限定のため、なくなり次第終了となります。※ellesse TOKYOにてお買い上げの方限定となります。)■ellesse ONLINE STOREellesse×TONDABAYASHI RAN 特設ページ ()オンラインストアでは8月4日より発売します。【本コラボレーションについて、とんだ林蘭さんのコメント】街で着られるテニスウエアがテーマです。単なるスポーティとは違った、テニスウエアを作り続けているellesseとのコラボレーションならではの、新しいアイテムになりました。自分の表現のテーマである「日常と非日常の間の感覚」を良い形で洋服に落とし込めたと思います。イメージビジュアルのディレクションも担当しました。作りたい画に突き進んだらとても大掛かりな撮影になりましたが、クリエイティブな皆さんの力を借りて面白いものが撮れました。【プロフィール】とんだ林蘭|TONDABAYASHI RAN1987年生まれ。東京を拠点に活動を行う。コラージュ、イラスト、ぺインティング、立体、映像など、幅広い手法を用いて、日々の生活から着想を得た様々なモチーフを組み合わせ、猟奇的でいて可愛らしく、刺激的な表現で作品を制作している。Instagram:@tondabayashiran( )「ellesse(エレッセ)」についてエレッセは 1959 年イタリアで生まれたスポーツブランドです。創業者は、貴族の血を受け継ぎ、スポーツをこよなく愛したレオナルド・サルバディオ。各国の王族とスキーやテニスを楽しんだ彼は、スポーツシーンに気品と情熱を求め、 革新的なスタイルを生み出しました。テニスボールとスキーの先端を形どり、情熱の赤とイタリアの太陽のオレンジを彩って生まれた“ハーフボールマーク”は、彼の美意識を現代に受け継ぐシンボルです。オリジンであるテニスウエアを軸とし、スポーツシーンからカジュアルシーンまでクロスオーバーするアイテムを展開しています。ブランド公式WEBサイト 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月22日女優・のんと、俳優の林遣都が出演する映画『私をくいとめて』(2020年冬公開)が公開されることが22日、明らかになった。同作は作家・綿矢りさによる同名小説の実写化作。30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子(のん)は、脳内の相談役「A」と一緒に平和なおひとりさまライフを過ごしていたが、ある日年下の営業マン・多田くん(林)に恋をしてしまう。きっと多田くんと自分は両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れきってしまったみつ子は20代の頃のように勇敢になれない自分に戸惑いながらも、一歩前へふみだすことにする。のんと林が初タッグを組んだ同作は、女性の生き方や恋愛にスポットを当てつづけてきた大九明子が監督を務める。綿矢原作×大九監督作品としては、第30回東京国際映画祭コンペティション部門・観客賞をはじめ数々の賞を受賞した『勝手にふるえてろ』(17年)以来2作目のタッグとなった。○のん コメント・林遣都との初共演について肌が白くて羨ましかったです。羨ましすぎて、いつも以上に念入りにお肌のお手入れをしてました。林さんの役に対するアプローチも、とても魅力的だったので負けられない、と気合が入りました。あと、林さん直々に並んで買ってきてくださったおすすめのクッキーサンドを現場で配っていらっしゃって、すごく優しい方なんだなと思いました。クッキーサンド、美味しかったです。・脚本を読んだ時の感想面白かった。楽しいセリフが沢山で、シリアスなシーンでも皮肉なユーモアが滲んでいて、どうやって解釈しようか…と嬉しくてニヤニヤしながら読みました。一番胸を打たれたのは、この作品のテーマであり、みつ子が大切にしているおひとりさま。おひとりさまって、一つの生き方として結構普通になってきている気がします。脳内に相談役としてAの存在を作り出す事も、楽しく生きていけるならありだなって思える。世の中の幸せは多様化している、そんな風に感じました。触れられない相手と触れられる相手の間でどう揺れ動いていくか、演じていてとても楽しかったです。考えすぎて自分で行き詰まっていく不器用なみつ子が、とても愛おしい。早く皆さんに観ていただきたいです。○林遣都 コメント・のんとの初共演についてお芝居をしてる時と普段のギャップが大きい方という印象でした。人との距離の縮め方がきっと自分に近く、短い撮影期間ではあまりお話することはできませんでしたが、お芝居をしている時は常に役を通してお互いの心を探り合い、心地良い会話をさせていただけたと思ってます。よーいスタートで目の色が変わり、極めて繊細な表情で相手を引き込む力がある方で、お芝居の中で驚かされた瞬間が沢山ありました。ご一緒できて楽しかったです。○脚本を読んだ時の感想綿矢りささん、大九監督お二人の世界観を演じることを楽しみにしていました。不器用な人間同士のピュアな心の模様を大九さんがどのような演出で繋げていくのか。あまり特徴が多いとは言えない自分の役どころにどのような膨らみが生まれるのか、楽しみな要素が沢山ありました。大九監督の人間の弱い部分に寄り添った心理描写、苦しいシーンもどこか温かく微笑ましい空間に変えてしまう演出をもっと味わいたいと思いながら気付いたら撮影を終えていました。完成を心待ちにしています。○大九明子監督 コメント・「私をくいとめて」を実写化しようと思ったきっかけ読んでみてびっくり。主人公がもうしっかりと脳内で会話してるじゃないですか! Aとか名付けちゃって!『私をくいとめて』は、綿矢文学の醍醐味である切れ味のいい言葉たちの間を、さまざまな色が漂い、ある時はスパークする。色に溢れた読書体験を終えた時には、この色と言葉をどう映像で描こうか、と考え始めていました。私、これ撮らなくちゃ。とすぐシナリオにして、プロデューサーに売り込んだ次第です。・初タッグののん、林遣都の芝居の印象についてのんさんは怒りの表現が見事で、あんなに柔らかい空気を漂わせていながら、内側に高温のマグマみたいなものを持ってる人だと思います。のんさんはいっぱい質問してくれます。その対話の中でこの映画の核を再確認できたように思います。林遣都さんは以前からご一緒してみたかった方です。振り幅が素晴らしく、少し話すと芝居がどんどん変わるので、とても楽しかったです。急に変なことお願いしてもすぐに「はい」と言ってやって下さって素敵。○綿矢りさ コメント・実写映画化の話を聞いた時の感想映画化のお話を伺ったときは、大九監督の魔法によって、どれだけキャラクターが生き生きとよみがえるんだろう、とまず最初に思いました。以前に自著を映画化していただいたとき、主人公だけでなく、物語上のすべてのキャラクターたちが、本当に実在するようにリアルで、それでいてコミカルに描かれていたのが、驚いて忘れられなかったからです。本作は想像力のたくましい女性が主人公の話で、彼女はたくさんの人と関わることを無意識に恐れています。映画化の台本を読むと、彼女の実は色鮮やかな内面が、イイ味出してる周囲の人たちとのふれあいにより、より濃く輝いてるなと感じました。現実ではさりげなく過ぎていくけど、実は心は激しく動いている。こんな場面を、のんさんと林遣都さんという、最高の方々に演じていただけると思うと、もう喜びを隠せません。お二方の過去の出演作品を見ながら「こんな素敵な方々が、あのけっこう地味な、いやかなり地味な、みつ子さんと多田くんになるなんて」と信じられない気持ちでいます。
2020年07月22日“いい香りすぎる”香の具(かのぐ)の絵の具を知っている?香の具(かのぐ)は、100%天然のエッセンシャルオイルと塗料を混ぜ合わせた、新しい絵の具ブランドだ。“もっと気軽に香りを楽しんでもらいたい”という思いから生まれた絵の具は、アロマや香水のように華やかな香り。1色1色香りが異なり、むらさき色の絵の具には、やさしくて心地よいフローラルな香りが、あか色の絵の具には、バラを思わせるグリーン調の香りが施されている。色と香りを混ぜて、オリジナルの香りにユニークなのは、色を混ぜることで香りも“調合できる”こと。異なるカラーをミックスさせることで、自分の好みのカラーだけでなく香りも生み出すことができる。香の具(かのぐ)ラインナップ・ジュニパーベリー(あお):森の中にいるようなウッディ調の香り・パチュリ(みどり):オリエンタルで深く重みのある香り・ゼラニウム(あか):バラを思わせるグリーン調の香り・ラベンダー(むらさき):やさしくて心地よいフローラルな香り・ユーカリ(しろ):すーっとした爽快な香り・オレンジ(だいだい):フレッシュで爽やかなオレンジの香り・シダーウッド(ちゃいろ):ヒノキ調の心が落ち着く香り・イランイラン(きいろ):甘く濃厚で華やかな南国の香り・ブラックペッパー(くろ):スパイシーで刺激的な香り2日程度香りが続く香りは、2日程度持続するので、大切な人へ贈る手紙に添えれば、思いだけでなく香りまで届けることも。瓶タイプをセレクトすれば、蓋を開けただけで、ルームフレグランスのように香りが広がる。100%天然のエッセンシャルオイルを使っているので、草花の濃厚な香りを楽しむことができる。【詳細】香の具(かのぐ)9色セット<チューブタイプ 各7ml>5,940円(税込)香の具 35ml <瓶タイプ>各種2,200円(税込)取り扱い店舗:東急ハンズ 渋谷店・町田店・池袋店・大宮店・名古屋店・広島店、富山市ガラス美術館、福岡市美術館、大丸藤井セントラル、OEUFOVO店・Feria店、Coach&Four 美しが丘店・若葉台店、ヴィレッジヴァンガードオンラインストア他※店舗によって取り扱い状況や内容は異なる。
2020年06月27日京都発“日本最古の御香調進所”「薫玉堂(おうのくんぎょくどう)」が、ニュウマン横浜に2020年6月24日(水)オープン。香老舗「薫玉堂」とは?「薫玉堂(おうのくんぎょくどう)」は、安土桃山時代に創業した老舗店。426年に渡り“日本最古の御香調進所”としてその時代にあった香りを作り出してきた。御本山本願寺をはじめ、全国の寺院にも香りを収め、儀式の場また日常の中に溶け込む香りを時代にあわせて展開している。「薫玉堂」の代表品ともいえるお香は、代々伝わる調香帳(レシピ)をもとに、漢方にも使われる植物や熟成した香木などを原料に製作。香老舗ならではの調香のこだわりを大切にしながら、現代のライフスタイルにあわせた香りとして、ルームキャンドルやディフューザーセット、フレグランスオイルなども取り揃えている。京都・東京に次ぐ、3店舗目となる薫玉堂 ニュウマン横浜は「こころを癒す香りを誂える」がコンセプト。長い年月をかけて熟成させた香木や、桂皮などの天然香料を使用して、和と洋2つのラインから香りアイテムを展開する。和ライン「薫玉堂」を訪れたら、ぜひ手に取って欲しいのはこだわりの「線香」。京都の情景をイメージし、天然香料をもとに香りをデザイン。またオープンを記念して、横浜をイメージした線香「線香横浜187」を限定発売。異国情緒あふれる港町のノスタルジックな雰囲気を清々しい香りを表現した。色とりどりの「香袋」は、クローゼットや鞄に忍ばせるとほのかな香りを楽しめる。線香の香りをアレンジし、京都由来の香りを詰め込んだ。洋ライン洋ラインでは、自宅時間を優雅にしてくれるさまざまなルームフレグランスを発売。ベジタブルワックスで仕上げた「キャンドル」や、フレグランスオイルをふくませて使う「ディフューザーセット」、植物のポプリなどがラインナップする。また、スキンケア製品として、四季の香りをコンセプトにした「石けん」、京都の素材エキスとお香の原料を組み合わせた「ハンドクリーム」を展開。バスルームを癒しの時間に変えてくれる「バスソルト」も用意する。香袋作りのワークショップ薫玉堂 ニュウマン横浜店では、オリジナルの香袋を作れるワークショップも開催。ハーブやお香の原料を自分好みのレシピで調合して、オリジナルの香りを作ることができる。【詳細】薫玉堂 ニュウマン横浜店オープン日:2020年6月24日(水)住所:神奈川県横浜市西区南幸1-1-1 ニュウマン横浜3FTEL:045-534-5556営業時間:11:00~20:00 ※土日祝は~19:00。<アイテム例>・線香 1,500円+税・香袋 800円+税・キャンドル 5,000円+税・ディフューザーセット 5,000円+税・ポプリ 1,400円+税・石けん 2,600円+税■ワークショップ 2,000円+税※所要時間30分程度
2020年06月11日編集部:学研キッズネット編集部この度、ゼネラルリサーチ株式会社は、未就学児を持つ家庭の新型コロナウイルスの影響調査を、未就学児を持つ全国20代〜40代の男女を対象に実施。その結果を発表しました。調査実施の背景世界中に大きな影響を与えている新型コロナウイルス感染症。日本においても、4月7日の緊急事態宣言が発令され、対象地域も全国へと拡大していきました。しかし、徐々に対象地域の解除が決定し、5月25日には関東の1都3県と北海道の解除が決定し49日ぶりに全面解除となりました。新規感染者数は、日々下がっては来ているものの、まだまだ終息したとは言えません。予断を許さない状況が続いていますが、新型コロナウイルスは未就学児の自宅の過ごし方にも大きな影響を与えていると言われています。今もなお、自宅待機をしている未就学児は多いでしょう。未就学児の自宅待機は、学力の低下だけでなく、社会性の低下も示唆されています。 では、未就学児を持つ保護者や未就学児自身にはどのような影響が起きているのでしょうか?そこで、ゼネラルリサーチ株式会社では、未就学児を持つ家庭の新型コロナウイルスの影響調査を実施しました。【調査結果のポイント】・新型コロナウイルスによって家庭では外出できないことにストレスを感じている・7割の保護者が子どものストレスは外に遊びに行けないことと回答・年代別:ストレスがたまることで起きた子どもの変化・年代別:社会性の低下への対策意識・年代別:コロナ世代の子どもの将来で不安なこと、期待すること・前回調査との比較:新型コロナウイルス「かからない」「うつさない」の意識について・前回調査との比較:不要不急の外出自粛について調査結果■調査1:新型コロナウイルスによって家庭では外出できないことにストレスを感じているまず、「新型コロナウイルスによって家庭でどのようなことをストレスに感じていますか?(複数回答可)」 と質問したところ、『家族で遊びや旅行に出かけられない(81.2%)』や『家計への出費がかさむ(水道光熱費や食料品など)(44.6%)』といった回答が上位に挙げられました。外出することもできず、自宅待機によってどんどんと家計への出費だけがかさんでいる状況をストレスに感じる家庭が多いようです。■調査2:7割の保護者が子どものストレスは外に遊びに行けないことと回答未就学児を持つ保護者のストレスが明らかになりました。では、未就学児である子どもは、どのようなことをストレスに感じているのでしょうか?調査の結果、『外に遊びに行けないこと(70.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『長時間家にいること(50.6%)』『保育園や幼稚園に行けないこと(42.9%)』『友だちと遊べないこと(41.5%)』と続きました。外での遊びや、保育園や幼稚園、友だちといった外部との交流が絶たれている状況に、子どもがストレスを抱えている様子が伺えることが分かります。■調査3:年代別:ストレスがたまることで起きた子どもの変化自粛生活で、子どものストレスの原因は外出できない事だと、多くの親は感じているなかで、子どもにどのような変化が起きているのでしょうか?そこで、各年代別で子どもの変化に関して調査したところ、保護者の年代によって子どもの変化が異なっていることが分かりました。20代と40代の方は子どもが怒りやすく癇癪を起こすようになったという回答が最も多く、30代の方は子どもがわがままになったと回答しました。20代、40代の方と30代の方の回答が異なるのは、子どもの接し方や子育て方法に違いがあるのかもしれません。その結果、ストレスがたまった子どもの変化に違いが生じられているのではないでしょうか?では、子どものストレスを削減するために、保護者はどのような対策を取っているのでしょう。【子どものストレスを減らすための対策】・動画をみて一緒にダンスをしたり、子どもと遊ぶ時間を増やした(茨城県/会社員/20代/男性)・家の中でかくれんぼをしたり、身体を動かせる遊びをしている(愛媛県/専業主婦/20代/女性)・ベランダで日光浴をしたり家でできる遊びをしたりしている(福岡県/公務員/20代/女性)・とにかく遊び相手を丁寧にやる(福岡県/専業主婦/30代/女性)・タブレットを使って遊んでいる(愛媛県/会社員/40代/男性)上記のような回答が寄せられました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、「緊急事態宣言の発令」や「不要不急の外出自粛要請」、「幼稚園・保育園の休園」によって子どもは自宅待機を余儀なくされることとなりました。緊急事態宣言は解除されたものの、解除されてもなお自粛要請や分散登園があるのではないでしょうか?今後も外部との接触機会の減少は続き、子どものストレスが軽減されないことが予想されます。しかし、保護者も様々な対策を行いストレスがたまらないように注意していることが伺えます。■調査4:年代別:社会性の低下への対策意識先程の調査で、子どもが外出や外部との接触が絶たれていることでストレスを抱えている状況であることが伺えました。このような状況が続いてしまうと注意したいのが、学力の低下や社会性の低下です。特に、社会性は外部との交流で育まれる場合が多いため、早い段階で外部との交流が絶たれてしまうと、低下の危機を招きます。そこで、各年代別で子どもの社会性の低下への対策に関して調査しました。●子どもの社会性低下への対策はできていますか?20代…はい:28.1%/いいえ:71.9%30代…はい:26.6%/いいえ:73.4%40代…はい:27.4%/いいえ:72.6%全年代で、7割以上の方が対策できていないと回答しました。しかしながら、3割近くの方が社会性低下への対策を行っています。では、社会性低下への対策を行っている方はどのようなことをしているのでしょう。●社会性低下への対策方法・オンライン指導を受ける(神奈川県/専業主婦/30代/女性)・リモートでお友達や祖父などと話をする(石川県/パート・アルバイト/30代/女性)・知育アプリや市販のドリルで学びながらルールなどを教えている、話して聞かせている(佐賀県/専業主婦/40代/女性)・オンライン授業や、SNSで人とのつながりや大人社会の知識を教えてあげている(和歌山県/会社員/40代/女性)上記のような対策方法が寄せられました。オフラインでの外部との接触が減っているからこそ、オンライン上で外部との交流機会を増やしているようです。■調査5:年代別│コロナ世代の子どもの将来で不安なこと、期待すること新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「コロナ世代」といった表現を見聞きするようになりました。 コロナ世代とは、新型コロナウイルスによって社会に出る前の、入園式・入学式や卒園式・卒業式が行えなかった世代を指すようです。保護者のなかには、子どもの幼稚園や保育園の入園時期が予定より遅れてしまった、再開の目処が立っていないという方もいるのではないでしょうか?そんな「コロナ世代」と呼ばれる子どもの将来で不安なこと、期待していることとは何が挙げられるのでしょう。各年代別で調査を行いました。上記のグラフから分かるように、各年代別でみて「子どもの教育格差」に関して不安に感じているようです。また、先程の調査結果同様に、社会性の低下に関しては、20代、40代、30代といった順に不安を感じていることが判明しました。反対にコロナ世代の子どもの将来で期待していることとは何が挙げられるのでしょうか?●コロナ世代の子どもの将来に期待していること・できない環境のなかで、自分で変えようとする意識(石川県/専業主婦/20代/女性)・大変な時代に生まれたからこそ、強く生きてほしい(静岡県/専業主婦/20代/女性)・元気で社会性のある人間になってほしい(東京都/会社員/30代/男性)・得意なこと、好きなことを見つけて、その部分で仕事や生き甲斐を持ってほしい(大阪府/専業主婦/40代/女性)・ネットワークを使うことに抵抗がないことで生まれるアイデア力(徳島県/会社員/40代/男性)上記のような回答が寄せられました。コロナ世代の子どもに不安を感じる一方で、期待していることも多いようです。■調査6:前回調査との比較:新型コロナウイルス「かからない」「うつさない」の意識についてゼネラルリサーチが実施した前回の調査で、新型コロナウイルスへの「かからない」「うつさない」の意識に関して調査したところ、年代別で意識に差があることが分かりました。では、未就学児を持つ保護者に関して、各年代別での意識に違いはあるのでしょうか?※前回記事の調査6より:代の方が「どちらも意識している」項目でトップとなり、30代と10ポイント近く差のついたと結果となっています。この理由として、20代〜40代での感染者数は、40代、20代、30代といった順で多いため、特に対策を徹底しているのかもしれません。また、前回同様に、20代〜30代の方は、「かからない」を意識した新型コロナウイルスへの対策をしていることが判明しました。未就学児の子どもがいることから、まずは自分が「かからない」ことへの意識を高くもち対策していることが考えられます。■調査7:前回調査との比較│不要不急の外出自粛について政府は、5月14日に特定警戒都道府県以外の34の県と、特定警戒都道府県のうち、茨城、石川、岐阜、愛知、福岡の5県を合わせた39県で緊急事態宣言を解除しました。また、同月21日に大阪、京都、兵庫の2府1県を解除し、25日には関東の1都3県と北海道の解除が解除され、緊急事態宣言が全面解除となりました。しかし、政府の対策本部では、引き続き、不要不急の外出自粛を呼びかけています。そこで、前回の調査同様に、各年代別で不要不急の外出の意識に関して調査を行いました。※前回記事の調査5より:前回、子どものいる家族世帯/単身世帯に調査を実施した時と比べると、「完全に外出自粛をしている」と回答した方のポイントが増える結果となりました。未就学児の子どもを持っていることから、感染リスクを減らすために、徹底的に外出自粛をしていることが考えられます。ここで注目したいのは、20代の「ある程度外出している」と回答した方の割合です。前回調査時には、9.7%と一桁台のポイントでしたが、今回11.0%と増える結果となっています。調査時点では、一部地域で緊急事態宣言が解除されていたり、感染者数が日に日に減少していたりしたため、外出自粛への意識が下がってきていること考えられます。また、全年代の結果からも分かるように、新型コロナウイルスの感染者数は減少しているなかでも不要不急の外出を控える意識は高いことが伺えます。しかし現在では、緊急事態宣言が全面解除となったため、今後の外出自粛への意識はさらに変化していくのではないでしょうか?調査結果からわかること新型コロナウイルス感染拡大の影響により、自宅待機を余儀なくされていた保護者や未就学児がいることでしょう。緊急事態宣言は全面解除となりましたが、解除されてもなお自宅待機や分散登園が続くと、子どもの外部との交流機会がどんどん絶たれてしまい、社会性低下の恐れがあることは早急に解決すべき問題です。アフターコロナの時代でどのように立ち向かっていくのか、保護者の対策が非常に重要だと言えるでしょう。ゼネラルリサーチでは、今後も引き続き調査を継続してまいります。【調査概要】調査概要:未就学児を持つ家庭の新型コロナウイルスの影響調査調査期間:2020年5月19日(火)〜2020年5月20日(水)調査方法:インターネット調査調査人数:1,058人調査対象:未就学児(0歳〜6歳の子ども)を持つ全国20代〜40代の男女調査主体:ゼネラルリサーチ■ゼネラルリサーチとは・国内最大規模のモニター数:1,538万人以上・5000種類以上の属性データでセグメント設定可能・調査形式8種類×5種類のカスタマイズ機能※調査目的に対して、最適な調査形式・機能をご提案致します。ゼネラルリサーチHP:ゼネラルリサーチ公式アカウント:Twitter「@_GRinfo」■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月29日林遣都主演で贈る“ソーシャルディスタンスドラマ”「世界は3で出来ている」の放送が決定した。林さんは唯一の出演者で、一卵性三つ子役を一人三役で演じる。望月勇人、商事会社勤務、29歳。子どもの頃から明るくお調子者で、すべてノリで生きてきた。いまの会社も亡き父のコネで入ったのだが、入社してはや7年。すっかり落ちこぼれのサラリーマン。会社を辞めたいとすら思っていたところに今回の緊急事態宣言。テレワークやオンライン会議という仕事環境が一変したこの3か月で勇人はいったいどうなったか。宣言が解除されたある日、勇人を案じていた兄・泰斗と弟・三雄が勇人の元にやってくる…。本作は、リモートドラマというくくりではなく、リモートによる打合せと密を避けての安心安全な撮影を徹底した、いわばソーシャルディスタンスドラマ。林さんが、ヒロインを支える幼なじみ・信作役で出演した連続テレビ小説「スカーレット」の水橋文美江が脚本を、訓練生のひとりを演じた「教場」の中江功が演出を手掛け、どこにでもいそうな若者3人のアフターコロナ、ウィズコロナのいまを切り取ったリアルな物語を描く。本ドラマの主演であり唯一の出演者、林さんが演じるのは、商事会社勤務・望月勇人、会計士・望月泰斗、茨城在住の農園経営・望月三雄という、29歳の一卵性三つ子だ。プロデュース・演出を手掛けた中江さんは「今回の予期せぬ状況下においても知恵と工夫を凝らし、さまざまなリモートによるドラマ作品が生み出されてきました。それらに取り組まれた方々の志、思いに感銘を受けたのが始まりです」と企画意図を明かし、林さんのキャスティングについて「彼以外に考えられないので、断られたらこの企画はなかったことにしようと思っていました」と明かし、「お休み前のひととき、林遣都劇場をどうぞまったりとお楽しみください」とコメントしている。「世界は3で出来ている」は6月11日(木)23時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2020年05月29日uka(ウカ)ととんだ林蘭がコラボレーション。「uka ネイルオイル ウカストアゲンテイ グリーン」と「uka スカルプブラシ ケンザン ミディアム ウカストアゲンテイグリーン」が、uka store Omotesando、uka store 京都 新風館で発売される。なお、先駆け2020年4月16日(木)よりuka公式オンラインショップで発売をスタート。uka×とんだ林蘭のネイルオイルukaは、ウアストアでしか手に入らない「ウカストアゲンテイ」の発売をスタート。新プロジェクトとのデビューは、“奇才モダンアーティスト”と呼ばれる人気のとんだ林蘭とコラボレーションする。ukaの人気製品「uka ネイルオイル」と「uka スカルプブラシ ケンザン」のパッケージをとんだ林蘭とともにデザインした。爪とつめ周りの保湿ができる人気の「uka ネイルオイル」は、さわやかなグリーン色をパッケージに使用。蓋を開けるととんだ林蘭のイラストが顔を出す、ユニークな仕上がりだ。「uka ネイルオイル」のボトルには、「ウカストアゲンテイ」の文字を刻んでいる。「uka ネイルオイル」は、ベースのオイルから「ウカストアゲンテイ」のためだけに配合した「ウカストアゲンテイ」バージョン。ヒノキ、ユズ、フランキンセンスなどの精油をブレンドした和テイストの香りが楽しめる。“爽やかグリーン”の頭皮用ブラシまた、頭皮ケアにおすすめの頭皮用ブラシ「uka スカルプブラシ ケンザン」は、既存商品の中間のかたさで、涼しげなグリーンカラー。バスタイムでの使用はもちろん、ツボ押しとしてリラックスタイムに取り入れるのもおすすめだ。【詳細】「ウカストアゲンテイ」取扱店舗:uka store Omotesando、uka store 京都 新風館、uka公式オンラインショップ※uka公式オンラインショップでは、2020年4月16日(木)より発売。※uka store Omotesando、uka store 京都 新風館での発売日は未定。・uka ネイルオイル ウカストアゲンテイ グリーン 5ml 3,300円+税・uka スカルプブラシ ケンザン ミディアム ウカストアゲンテイ グリーン 2,200円+税【問い合わせ先】ウカトーキョーヘッドオフィスTEL:03-5843-0429
2020年04月18日特別展「香のいろは─道具とたどる香文化」が、大阪の中之島香雪美術館にて、2020年4月4日(土)から5月31日(日)まで開催される。尚、中之島香雪美術館は2020年4月8日(水)より臨時休館していたが、5月20日(水)から再開。香道具から知る香の“いろは”日本で花開き、脈々と受け継がれてきた“香文化”。「香のいろは─道具とたどる香文化」は、香道具の使い方を切り口に、香の魅力を紹介する展覧会だ。多彩な香道具仏を供養するための道具から、かおりを衣服や室内にくゆらせるための道具、数種の香木を聞き分けて遊ぶための道具まで、香道具は目的に合わせて多彩な展開を見せる。本展では、「沢瀉紋散山水花鳥蒔絵十種香箱」や、蒔絵などの技法で飾られた香道具を、その役割とともに紹介する。絵画にみる香文化また、伝菱川師宣《美人聞香図》や菱川師直《美人焚香図》など、香のかおりを楽しむ姿を描いた江戸時代の絵画も展示。屋内で寝そべりながら香を焚いたり、髪の毛に香のかおりを移していたりする様子からは、元来、香文化が日常の生活に根差したものであったことが見てとれるだろう。香木の展示もさらに、伝統的な香料やかおりの源である香木を展示するなど、古来より親しまれてきた香文化を身近に感じることができる展覧会となる。展覧会概要特別展「香のいろは─道具とたどる香文化」会期:2020年4月4日(土)〜5月31日(日) ※会期中に一部展示替えあり※2020年5月20日(水)より展示を再開。※最新情報は、中之島香雪美術館公式ウェブサイト、もしくは電話にて確認を推奨。会場:中之島香雪美術館住所:大阪市北区中之島3‐2‐4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト 4階TEL:06‐6210‐3766休館日:月曜日開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)料金:一般 1,000(800)円、高大生 600(400)円、小中生 300(150)円※( )内は前売り(一般のみ)、および20名以上の団体料金
2020年02月23日東京から山口県の小さな町へUターン移住をして、2年が経過しようとしています。この2年でわが家の長女は中学生に、三女は小学生になり、子育てのステージがひとつ上がりました。この機会に親子の変化と、自らの子育てについて振り返ってみたいと思います。情報に翻弄されない、ブレない思いが軸になる都会から田舎に引っ越し、一番大きかったのが住環境でした。夫は単身赴任、両親は自営業なので常時ワンオペ育児ですが、自然に囲まれ、また空間的なゆとりのおかげで心に余裕を持てています。しかし情報化社会、どこにいても最新の情報はインターネット経由でどんどん流れてきます。子育て関連、ハウツー情報、習い事や受験の話など、ちょっと調べるつもりがエンドレスに見続けてしまうことも。たくさんの情報を得られるからこそ、その情報や広告に翻弄されない親でありたいと、より強く思うようになりました。地方でのんびりと生活をしていたら、「将来大学受験などで都会の子と競争することになるけど、大丈夫なのだろうか?」 と焦りや不安が生じることもあります。しかし私達夫婦は、子ども達に“自分で生きていける力”、“図太く生き抜く力”を身につけてほしいという思いを一番に考えているので、まずは本人の“やってみたいという意思を尊重”し、“成功も失敗も含めてさまざまな経験をさせること”が大事。学校で学習の遅れをとると別の意味で大変になってしまうので、基礎の学習は抜けないように努めながら、バランスが取れるように心がけています。どこにいても情報の取捨選択をして自分で判断するには、“わが子にどう育ってほしいか”、“何を一番大切にしたいのか”を親がしっかりと持っておくことが大切だと感じています。そして現在、中学生になる長女の成長を見ていると、これまでのチャレンジや経験が少しずつ生きてきてきたかなと、ようやく“子育て=人育ての面白さ”が見えてきたように感じているところです。親が一生懸命に生きることが子どもに伝わる2011年に3人目を出産してから、「これからは自分のためにも生きたい」という想いが強くなり、世の中と繋がること、仕事へのチャレンジを考え始めました。フリーランスの仕事を選んだので、自分で開拓や営業をしなければならず、その挑戦とワンオペでの子育ての両立はハードなものでした。余裕がなくて本当にイライラ、ピリピリした母親だったと思います。「あの頃はお母さんの仕事部屋が怖くて近寄れなかった」と、今だから話してくれる娘達。私も毎日が必死だったものね…。ある時、仕事でとても悔しい思いをしました。自分が情けないやら悔しいやらで泣いている私を娘達はやさしく見守ってくれ、声をかけてくれました。またある時は、新たな仕事をゲットし喜ぶ私と一緒に、大喜びしてくれました。カメラマンとして仕事もしています親になりたての頃は、“立派な親でいなければ”、“しっかり子どもを育てなければ!”と力が入っていました。しかし今はそんなことは考えず、自然体です。親だって人間。知らないこともたくさんあるし、失敗だってする。強そうに見える母さんだって泣く(笑)。どこにいても自分を一生懸命生きること、何事にも前向きに取り組むこと。そういう大人の姿を見て、子ども達が自然と何かを感じてくれていると信じています。「今が一番いい時期よ!」が分かる立場になって数年前まで東京で小学低学年、幼稚園児と保育園児を抱え、ママチャリであっちへこっちへ走っていたのがウソみたい。今は習い事こそ車での送迎が必要ですが、子どもが成長すると親は随分とラクになるものだと実感しています。と同時に、あの頃が懐かしくもあり、輝いて見えます。「今が一番いい時期よ!」と先輩ママたちに言われていたことが分かる立場になったのだと。子どもの成長は本当にあっという間。放っておいても日々大きくなりますし、親は忙しくて振り返るヒマもないくらい、時間は過ぎ去っていきます。それはどこに住んでいても同じ。母親として子どものために走り回れるのは期間限定です。10年、20年後に、ああすればよかった、これもやっておけばよかったと後悔しないよう、子育てを全力で楽しまなきゃもったいない!と思います。そして子どもが巣立つときには、“たくさんの経験をありがとう!”と、スッキリした気持ちで送り出してあげれる親でありたい。三女が成人するまではあと10年。残りもめいっぱい楽しんでいこうと思います!2016年、母娘4人でブラジルへ!旅も大切な経験のひとつ<文・写真:ライター林未香>
2019年12月27日約2か月前の9月19日、わが家に子犬の家族が増えました。犬を飼うにあたり、"命を育てること"を子ども達と考え、約束事を決めました。犬を飼うことになった経緯東京にいたころから、ずっと動物を飼いたがっていた次女。「クリスマスには馬がほしい」と言っていたこともあるくらい、動物好き。さすがにサンタさんは馬を連れて来てはくれなかったですが(笑)。東京から地方に移住して、集合住宅から住環境が一戸建てになり、また子ども達も生活に慣れたところで、「犬を飼うという経験(命を育てる)をさせるなら、今しかないかもしれない」と思い、今年になってからペットの里親募集サイトなどをチェックし始めていました。「犬を飼うということ」家族で決めたこと「犬を飼う=命を育てる」。これは当たり前のことなのですが、子ども達は大人ほど深くは考えていません。これまで保護犬の話などはしてきましたが、本当に伝わっているのか定かではありませんでした。そんなときにタイミングよく、毎月購読している子どもの学習雑誌に、“犬”についての特集記事を見つけました。それを読み改めて話合いをして、犬を飼う上での約束事を決めることにしました。・犬もひとつの命、途中で育てることをやめることはできないこと・うんちやおしっこの世話、エサやりと散歩も毎日すること・かわいい赤ちゃんの時期は半年くらい。あっという間に成犬になること・犬の寿命は10~15年、自分たちが生きている間に犬の死を迎えるだろうこと・わが家はペットショップで犬を買うのではなく、保護犬をもらってくること・世話を人に押しつけず、みんなで世話をすること保健所に引き取りに里親募集サイトをチェックし続けていましたが、なかなか引き取るタイミングが合いません。このままだと、飼うタイミングを失ってしまうかもと思ったその日に、里親募集サイトにリンクされていた保健所の保護動物のページを見つけました。昨日保護されたばかりの、母犬と子犬の写真。「これはもう引き取りに行かないと」と、子ども達が帰宅してからすぐに保健所に向かうことにしました。電話をかけたときに、「どの子がいいですか? 決まっていますか?」と聞かれていたのですが、保健所に着いて犬に対面する前にも同じ事を聞かれました。「決めていません」と私。私の心の声は「決められません」でした。5匹いた子犬、その中から1匹に決めるという行為が、命の選択をするようでできなかったのです。保健所の保護施設は、想像していたよりもハードでした。4~5区画くらいに仕切られた部屋は、冷たいコンクリート張り。寒々しいこの部屋に連れてこられたら、きっとほとんどの動物が何かを察するだろうと思う空気感。ここで働く職員さんの仕事も、辛い仕事だなと思いました。保健所のサイトで見た母犬と子犬、毛が抜けやせ細った母犬と一瞬目が合い、ドキッとしました。柵を開くと子犬たちがこちらにヨチヨチ歩いてきます。その中から子ども達が子犬を選び、職員さんが連れ出してくれました。その際、母犬はまったく抵抗せず、こちらに背中を向け部屋の角っこに頭を押し込んでじっとしていました。こちらを振り返ろうともしなかった母犬の後姿に、私は胸が締めつけられ、涙が出そうになりました(実は帰りの車で母犬の姿を思い出して、泣きながら運転して家に帰りました…)。「しっかり育てるからね」と小さな声で伝え、その場を離れました。人間の身勝手さや命の重みを知るきっかけに野犬なので病気を持っているかもしれないこと、治療費などももちろん自己負担。もしかすると弱い子犬で死んでしまうかもしれないこと、返すことはできないこと、一生面倒をみることという約束をし、サインをして引き取りが完了。実は前日にもペットショップで犬を見ていた私たち。「犬がほしくて買ったけれど、育てられなくなって捨てられることがあるんだって」、「流行の犬は多く繁殖し、流行が終わってしまうと価値が下がるらしいよ」というリアルな話を子ども達にしながら、ペットを見て回りました。そのときに、大きくなるにつれ犬の値段が下がってしまうという「モノとしての扱いを受けている現実」、捨てられたら野犬になってしまうということ、そして野犬として捕まったら殺処分という厳しい現実も改めて話しました。犬を飼おうと決めてから知ることになった現実に、改めて私達人間の身勝手さや、命の重みを考えさせられた1か月間でした。2か月経った今シャンプーも大変な仕事案の定、わが家が譲り受けた犬は身体が弱く、ダニの媒介による貧血という状態でした。最初の1か月は週1ペースで動物病院に通うこととなったのですが、明るく優しい動物病院の先生の対応に、ものすごく勇気づけられました。子犬に毎日薬を飲ませ、時々注射を打って体調も回復。今では元気になり、すくすく育っています。子ども達は私が思っていたよりも真面目にお世話をしています。「お母さんになったら赤ちゃんのオムツを替えなきゃいけないんでしょ? うんちを触るのがイヤだな」と言っていたのが、子犬のうんちとおしっこもイヤがらずにお世話している姿に感心しています。一番犬を飼いたがっていた次女は、動物病院にも必ず同行。私ひとりで行けるところですが、そこもあえて一緒に行くように心がけています。そして彼女は犬が収容されていた、保健所の牢屋のような施設が今でも忘れられないと言います。以前、犬の殺処分についてテレビ番組で見たのを鮮明に覚えていて、「あの場所は動物にとっては地獄だよね」と次女。「保護された動物に新たな飼い主が見つかればそうはならないだろうし、ペットを捨てる人がいなければ悲しい思いをしなくてもすむはずなのにね」と、以前よりも状況が分かるようになったようです。引き取ってすぐの頃は私自身が、「あれだけ考えて決めたはずなのに本当に育てられるのか?」と不安になったこともありました。それから2か月余り、葛藤で頭が混乱していた私も、今は家族の一員になり安心してのびのびしている子犬を見ながら、育てる自信がついてきたところ。現在はしつけに四苦八苦。犬を育てるのも子育てと同様、難しさを実感しています。子ども達もペットを育てる一員として新たにペットを迎える際は、まず家族でしっかりと話し合うことが大切。子どもとペットショップに行ったり、本やサイトで調べたりして、事前にプラスとマイナス両方の情報を得て家族全員で共有することが重要です。そしてすべてを大人が進めてしまうのではなく、子ども達もペットを育てる一員として大人と同じような責任の意識を持たせることが必要だと思いました。わが家はペットを迎えてからも、子どもと一緒に病院に行ったり、エサやペットシーツなどを買いに行くようにしています。ペットはかわいいだけではない、日々のお世話と責任ついてまわるので、そこも子どもたちに感じてもらえるよう努めているところです。「元気になってよかったね」と声をかけるたびに、子犬を引き取ってきた日のこと、弱々しかった姿を思い出します。そこを思い出し、子どもたちと共有できているからこそ、お世話が面倒くさい日があっても、しつけが大変であっても、「しっかり育てなきゃいけない」「きちんとお世話をしなければいけない」と、家族全員がスタートに戻れるのかなと思います。動物を飼うことは、“命”を預かり、育てること。そこを忘れることなく、これからも子どもたちと一緒に育てていきたいと思います。<文・写真:ライター林未香>
2019年11月29日「自己肯定感を育もう!」最近、子育て関連本やサイトで頻繁に目にします。理想はそうありたいけれどなかなか難しく、自己肯定感低めの私は、このキーワードが少し苦手です。しかしあるセミナーをきっかけに、“自己肯定感”の認識が変わっていきました。勘違いしていた自己肯定感8月のある週末、私は広島で開催された子育てセミナーに参加しました。講師はNHKすくすく子育ての元キャスターであり、現在はフリーアナウンサー、また「NPO法人おやこみゅ」の代表を務める天野ひかりさん。ご自身も高校生のお子さんを育てるママです。「さてみなさん、子育てで一番大切にしていることは何ですか?」まず自分の考えを書きだし、数人のグループで話し合いました。3人の娘を育てる私が大切にしていることは、それぞれの気持ちに共感し、嬉しいことも悲しいことにも寄り添うこと。他にも様々な意見が出ましたが、天野さんの答えは「自己肯定感を育てること」でした。私は子どもたちが何事も前向きに挑戦できるよう、また自信をつけられるように、様々な経験やチャレンジをさせてきたつもりです。しかし本当に子どもたちの自己肯定感が育っているのかは分からない。また自信もありません。「自己肯定感とは、常に自信にあふれたポジティブな印象がありますが、実は自分の弱い部分も含めて認められる心のことなんですよ」と天野さん。子どもに必要なのは、“長所だけでなく、欠点もそのまま認められ、愛され、必要とされること”。そしてそれこそが私たち大人が子どもに対してできる、一番大切なことなのだそう。欠点を欠点として認めるなんて意識したこともない、欠点はクリアするように努力すべきだと思っていた私は、ハッとしました。どんな自分でも親や家族から愛されていると感じられる子は、「私は私だから大丈夫!」という強い心が育ち、新しいことに挑戦したり、壁にぶちあたってもそれを乗り越えられる力をつけていきます。また相手の立場に立って気持ちを考えることもでき、ひいてはそれが“自立”につながるのだそうです。大きく強い器(自己肯定感)を育てよう自己肯定感に関してもうひとつ興味深い話を聞きました。“知識”が水だとしたら、それを入れる器が“自己肯定感”だと天野さんは言います。「器にはたくさんお水が入ったほうがいいですよね。それなら器は大きくて強い方がいい。だから知識を入れるより先に、しっかりとした器=自己肯定感を育てることが大切です」。自己肯定感(器)が育っていないのに、知識(水)を先に入れると、小さい器はあっという間に水でいっぱいになります。また弱いので時に割れたりして漏れるのだそう。これにはなるほどと、うなずく人がたくさん。私は子どもがもっと小さいうちに聞いておきたかった! と思いました。日々の実践は、言葉がけ=コミュニケーション子どもの自己肯定感を育てるために親が実践できること、それは毎日のコミュニケーション、言葉がけです。そして言葉がけもその順番が重要になるそうです。言葉がけの順番1.子どもの行動や気持ちを認める2.大人が見本を見せる3.社会のルールを説明する例えば、自分の子どもが公園で滑り台に並んでいる子ども達に割り込みをして、先に滑ってしまったとします。そういう時はまず「滑りたかったんだね」とわが子の気持ちを認め、並んでいた子どもたちに「割り込んでしまって、ごめんね」と親が謝ります(大人の見本)。そしてその後に、並んで順番を待つという社会のルールを説明するのがベスト。親自身の体裁からその場で叱ってしまったり、「ダメダメ!こら!」と一喝しがちですが、実はそこには“子ども本人の気持ちを認めてあげる”という大切な部分が抜けているのだそう(※相手や自分の命に関わる場合はすぐに「ダメ!」といわねばなりませんが)。子どもにとってはお母さんに「滑りたかったという気持ちを分かってもらえた」ということ、またどんな時もお母さんだけは味方で、自分の気持ちを分かってくれる!ということが重要なのです。では、母親自身の自己肯定感は?子どもの自己肯定感を育むにあたり、私のように自己肯定感の低い母親はどうしたらいいのでしょうか。実は子育てをして初めて自分と母親との関係、また自分の自己肯定感は育てられたのか? と悩むお母さんが意外と多いのだとか。「お母さんもそのままのお母さんでいいの。できなかったと思う自分もすべて認めてあげることです。心配しなくても子ども達はありのままのお母さんが大好きですよ」と天野さん。「ありのままの私?未熟でおっちょこちょいだけど、これが私なのか。私は私でいいんだ」と、そのままの自分を認めてみると、不思議と気持ちがラクになり、より子どもに優しく接することができるようになりました。最後に天野さんからあたたかいメッセージ。「子育てには正解はないと思います。大変だ、不安だと思ったら誰かに頼ったり、助けをお願いしていいのです。それでもまだ迷ったら、子どものためによい方ではなく、“ママが幸せを感じられる方を選ぶ”といいですよ」。つい子どものために!と、自分をおいて必死になりがちですが、母親が自分自身を大切に、そのままの自分を認めてハッピーでいることが母親自身の自己肯定感を高めることにつながります。そのままの自分を認める力と子どもの自己肯定感は同時に育むべきことだなと感じたセミナーでした。<取材協力><文・写真:ライター林未香>
2019年09月30日「災害時にできることは限られています。大切なわが子の命を守れるかどうかは、災害が起こる前にいかに準備できているかにかかっています」。これは、子育て中のママ向けに防災講座を行う永吉美さとさんの言葉。9月1日の「防災の日」がよいチャンスです。いま一度見直してみませんか?まず準備・確認すべきこととして挙げられるのが“室内の安全”、“避難経路と避難場所”、“備蓄品”の3つ。これらについて詳しく聞きました。地震直後に死なないために!~室内の安全確認~はじめに家族が一番長く時間を過ごす寝室、リビング、キッチンの安全確認から始めましょう。地震直後の“1秒”で動ける動作を想像し、落下物や倒れてくるもの、移動してくるものがないか確認します。1秒では2、3メートル動くのが精一杯。テーブルで食事中ならテーブルの下に、リビングで過ごしているなら照明の真下を避け部屋の隅っこに移動する、また膝かけなどをかぶるなど、1秒でできそうな動きをイメージしてみるのです。大きな家具は転倒防止の対策を、テレビもテレビ台や壁にしっかり固定しましょう。ピアノやキャスターつきのベビーベッドも横揺れで激しく動くので要注意!ストッパーで対応しましょう。そして各部屋で、何も落ちてこないであろう場所=“安全スペース”を確保し、いつでも逃げ込めるようにしておく準備も。津波や火災で死なないために!~避難経路と避難所の確認~災害の種類によって避難経路や避難所は異なります。例えば津波、火災、川や山からの土石流では逃げるルートも変わってくるでしょう。それぞれの場合を想定して、避難ルートを再確認。家から出る際も玄関だけではなく、裏口やベランダから出られるか確認しておくことも必要です。私も引っ越してきたときに、子どもと避難ルート確認のために山道を歩きました。子どもたちは土地勘ゼロなので、1回ではなく何回か歩いてみることが必要で、また家族間の連絡方法もあわせて確認しておかねばと思いました。栄養不足やストレスで死なないために!(災害関連死)~備蓄の準備~3.11の東日本大震災までは、食糧の備蓄品は3日分と言われていましたが、現在は最低でも7日分となっているようです。水は多めに、食品は缶詰に偏ってしまうと塩分を摂り過ぎになるので、バランスを考えた備蓄を心がけましょう。野菜不足になりがちなので、食塩無添加の野菜ジュースはおすすめのアイテム。子どもは食べたことのないものを嫌がる傾向がありますので、子どもが食べて慣れているものを中心に準備するのもポイントだそうです。それに加えておやつも必要だと聞き、驚いた私。永吉さんいわく、「災害時は非日常で、それだけでもストレス。子どものストレス緩和のためにも、おやつは必要です」とのこと。実際の避難生活では、ストレスや栄養失調での災害関連死も問題視されているので、再度チェックしておきたい点です。その他、オムツ等は配給で子どもにぴったりなサイズを受け取れるとは限らないので、日常から1カ月分はストックしておくよう心がけましょう。あったら便利なグッズとアプリ非常時用持ち出し袋は多くの家庭で準備していると思いますが、小さな子どもを連れて避難する場合は荷物が重すぎたり、また子どもをおんぶするなどでリュックを背負うことができない場合も。そんなときは持ち出し袋の代わりに、“防災ベスト”がオススメ!背負う子どもの体重+防災ベストで10kgを目安に荷物を準備をするとよいそうです。ベストのポケットに入る量は限られますが、最低限入れてほしいものは、”ヘッドライト、水、行動食、呼子、そしてゴミ袋”。ゴミ袋は雨具や風よけにもなります。魚釣り用のベストやカメラマンベストでも代用可その他、便利な防災アプリも。永吉さんがインストールしているアプリを見せてもらいました。永吉さんが使っている防災関連のアプリ「避難所ガイド」は出先でも最寄りの避難所を確認できるそうなので、私も早速インストールしました。「ゆれくる」は緊急地震速報以外にも観測後の震度情報、津波警報・注意報の発表・解除も教えてくれます。使えそうなアプリを事前に調べ、インストールしておくことも準備のひとつです。子どもを守る=災害前にいかに準備ができているか永吉さん自身は3歳と0歳児を育てるママ。ママになってから防災の"抜け"に気づき、“子連れのための防災が必要”だと、改めて学び直したのだそう。子育てママ応援サロン「ほっこり~の」にて、ママ向けの防災講座実際に永吉さんの防災講座を受講したママからは、「何とかなるだろうと思っていたけど、自分の考えの甘さに気づかされた」、「 自分が死ぬ可能性を想定していなくて、親が死んだときに子どもがどう生き抜くかを考えたことがなかった」と、リアルな感想が聞かれます。「子どもを守れるかは、子どもと一番長く過ごす母親(または父親)にかかっています。実際に災害が起こったときにできることはほとんどなく、災害が起こる前にいかに準備するかです」と、永吉さん。そしてまずは夫婦で災害や防災について話すことが大切だと話してくれました。これまでそれなりに準備をしてきたつもりのわが家ですが、今回の取材で、災害情報やアプリ、また私たちの心構えも定期的にアップデートしなければいけないなと、改めて感じました。何事もイメージが大切。もしものときを想定し、子どもを守れるようにしっかり備えておきたいですね。取材協力:<文・写真:ライター林未香>
2019年09月01日「戦争はどうしてするの?」、「平和ってなに?」と子どもに聞かれたら、どう答えますか?知っているようで知らない、説明できるようで、きちんとした説明ができない難しい問題。夏休みは終戦記念日があり、広島と長崎の平和セレモニーが行われるなど、“平和”について考えるよいチャンス。この機会に親子で“平和と戦争”がテーマの絵本を開いてみませんか。平和と戦争、何が違うのだろう?「へいわとせんそう」たにかわしゅんたろうぶんNoritake え(ブロンズ新社)導入は、まずこの1冊から。谷川俊太郎さんの短い文章に、Noritakeさんのモノクロのシンプルな絵。「へいわのボク、せんそうのボク」、「へいわのかぞく、せんそうのかぞく」、見開きに対比の絵が描かれています。文と絵のシンプルさゆえに、何度か読み返すうちにおのずと違いはどこだろう? と意識しはじめます。後半の「みかたのかお、てきのかお」、「みかたのあさ、てきのあさ」、「みかたのあかちゃん、てきのあかちゃん」はどちらも同じ絵です。人はみな同じ世界に生きている、敵も味方も本来は同じ人間だよと教えてくれる絵本でした。戦争って、具体的にどんなこと?わたしの「やめて」文・自由と平和のための京大有志の会声明書【こども語訳】絵・塚本 やすし(朝日新聞出版)戦争って何だろう?を考えるきっかけに、この本はいかがでしょう。『せんそうは「ぼくがころされないようにさきにころすんだ」というだれかのいいわけではじまります』この文章にドキッとした私。日頃、あえて触れない部分をはっきりと表現しています。戦争は人間の体だけではなく、精神にも深い傷を負わせること、また生きる場所や考える自由まで奪ってしまうことが分かりやすく、鋭く伝わってきます。『せんそうははじまるとだれにもとめられません』という衝撃的なフレーズや、最後に描かれた子どもたちが『やめて』と叫ぶ絵からも、“戦争は絶対にダメ”という強いメッセージが。最初の青い地球の絵と、最後の子どもたちの絵は、どちらも守らなければならない大切なもの。私たち大人が日頃からしっかりと考え、ダメなことはダメと伝えることも大切だと考えさせられる本でした。忘れてはならない、原爆投下のことも「ピカドンたけやぶ」はらみちを作・絵(岩崎書店)地元の図書館で見つけた、少し古びた絵本。出版されたのは1983年と書いてあります。もしかすると娘たちは“ピカドン”が何のことか分からないかもしれないと思い、手に取りました。実話を元に描かれた本で、竹やぶに残った防空壕からお話が始まります。戦争を経験した竹やぶが擬人化され、原爆投下後に防空壕に逃げた人々、死んでいく人々、生き残った人々の様子を、お母さんのように包み込みながら見ています。『たけやぶはかなしくてかなしくてこえをふりしぼりなきつづけました。そのなみだがまっくろいあめになりました』竹やぶの涙が黒い雨で表現され、見ていると大きくて深い悲しみがあふれてきます。最近は戦争のリアルな表現が避けられがちですが、この本はリアルさも残しながら表現はやさしい。しっかりと子どもに伝わる内容になっています。出版社によると売り切れで再販の予定はないようですが、図書館で検索すれば見つかるかもしれません。平和ってどんなことだろう?イメージしてみよう「へいわってどんなこと?」浜田桂子(童心社)「おなかが空いたらご飯が食べられ、みんなと一緒に勉強ができ、みんなの前で大好きな歌を歌える、思いきり遊べて、ぐっすり眠れる」今の私たちには当たり前すぎて、そうでないことをイメージすることすらできないかもしれません。実際に戦争や紛争の渦中にいる人たちは、この普通の生活がままならない。絵本を見てから、娘たちに「キャンプで水や電気を使わないこととは違うんだよ。家族が殺され、毎日の生活が不安と恐怖でいっぱいなんだよ」と話し、親子でイメージしてみることにしました。ちょうど少し前にテレビ番組で、レバノンの難民の生活を見たり、祖父から疎開の話しを聞いたことがあったので、「同じ子どもなのに、かわいそう…」と小2の娘。イメージしてみることも大切だなと思いました。最後に書かれた「ぼくがうまれてよかったっていうこと」「きみがうまれてよかったっていうこと」「そしてね、きみとぼくは友だちになれるっていうこと」というメッセージが胸に響きます。祖父から学童疎開について話を聞いている子どもたち私たちにできること、それは戦争を知り、平和とはどういうことかを知ること。同じ地球にある他の国や他民族の人たちを知り、友達になること。それが戦争をしない道に繋がっていくのです。戦争経験者世代が少なくなった今、今度は私たち親世代が伝える番です。親も子どもと一緒に学び、各家庭で平和を考えることからスタートしたいですね。<文・写真:ライター林未香>=======読者限定RIZAPトライアルモニター募集中!「シェイプアッププログラム」を4万9800円(4回・税別)でお試し。さらにモニター謝礼として1万円のキャッシュバック!さらにモニター終了者から抽選でクオカード3000円分を100人にプレゼント。さらに本コースへの入会金5万円無料。店舗により受け入れ制限がかかる場合が想定されますのでお早めにお申し込みください。申し込みはこちら ⇒申し込み〆切:2019年8月31日(土)・
2019年08月01日干すことで栄養価がぐんとアップする乾物は、できれば日々の食事に取り入れたいもの。でも煮物しか思い浮かばなくて、料理がマンネリ化…。そんなときに、洋風アレンジはいかがでしょう。子どもも喜ぶレシピ3つを紹介します。腸活にも!切り干し大根×ヨーグルトマヨサラダ食物繊維が豊富に含まれた切り干し大根とヨーグルトとを合わせることでパワーアップ、腸活にもなるオススメのレシピ。【材料】4~5人分・切り干し大根20g・プレーンヨーグルト100g・キュウリ2本・ハム4枚・マヨネーズ大さじ2・塩ひとつまみ1.切り干し大根を食べやすい長さに切り、さっと水で洗いヨーグルトにひと晩つけておく2.キュウリ、ハムを細切りに3.1の切り干し大根にマヨネーズ、塩を加えて混ぜ、2の野菜を加えて和え、冷蔵庫で冷やすキュウリの水分が適度に混ざり、濃厚なヨーグルトマヨがちょうどよい濃さになります。実は私、これを食べると翌朝快腸! 便秘がちなお子さんに、ぜひどうぞ。深い味わい!ミンチ×高野豆腐×干しシイタケのミートソース顆粒だしを入れなくてもおいしいミートソース。干しシイタケのグアニル酸×トマトのグルタミン酸でうまみが倍増し、高野豆腐に含まれるトリプトファンでイライラも解消できる、一石二鳥のレシピ。【材料】4~5人分・合びきミンチ400g・タマネギ1個・ニンジン1本・ニンニク2かけ・干しシイタケ4枚・トマトの水煮缶1缶・高野豆腐2枚・オリーブオイル大さじ3・赤ワイン1カップ・ケチャップ大さじ3・味噌大さじ1・塩小さじ2・こしょう少々・ローリエ1〜2枚1.干ししいたけをトマト水煮缶にひと晩つけて戻しておく2.タマネギ、ニンジン、ニンニク、水で戻した高野豆腐、干しシイタケをざっくり切り、フードプロセッサーに入れ、細かくする3.鍋にオリーブオイルと2を加えて炒め、しんなりしたらミンチも加えて色が変わるまで炒める4.トマトの水煮缶と赤ワイン、ケチャップ、味噌、塩こしょうで調味し、ローリエを入れて煮込む万能!ひじきとベーコンのガーリック炒めひじきはカルシウムや鉄分、マグネシウムを多く含み、常備菜として食べたい乾物のひとつ。オイルとガーリックで炒めて味をつけておけば、サラダのトッピングに、スープに、たまごやき、混ぜご飯やパスタにと万能です。【材料】4~5人分・ひじき20g・ニンニク1かけ・ベーコン2枚・オリーブオイル大さじ2・しょうゆ大さじ11.ひじきをたっぷりの水で戻す2.ニンニクをみじん切りに、ベーコンを細切りにする3.フライパンにオリーブオイルを加え、ニンニク、ベーコンを炒める4.ひじきを加え、しょうゆで味付けしてさっと炒めるアレンジの可能性がまだまだある乾物。ぜひ日々の食事に取り入れてみてください。<文・写真:ライター林未香>
2019年06月18日子どもが魚をイヤがる一番の理由は魚の独特の“生臭さ”と“骨”。この2つをクリアし、簡単な調理で、子どもがぱくぱく食べてくれる魚料理に挑戦してみませんか?魚のにおいの原因や骨を上手に取りのぞく1.におい魚の独特なにおいは、魚のぬめりと表面についた水分が原因。切り身をパックで買ってきた場合、表面の水分と、ドリップとよばれる魚から染み出た水気を、やさしくしっかりとふきとります。これだけでもかなりにおいの発生が抑えられます。その日のうちに食べない場合は、さっと水洗いをして水分をふきとり、しっかりとしたキッチンペーパーで巻いた上に、酸化を防ぐためラップをして冷蔵保存しましょう。※水洗いしすぎると身がボロボロになり、うまみまで流れ出てしまうので注意そして、魚の生臭みには“塩”が有効です。塩をふることにより余分な水分が出て臭みもとれ、身もしまります。塩をした後に出てきた水分も必ずふきとりましょう。塩は魚の臭みをとる以外にも保存性を高めるので、冷蔵庫で2~3日は保存可能になります(購入時の鮮度にもよります)。2.骨大人も苦手な人が多い、魚の骨。骨のついている部分を知ると簡単に切りとることができます。中骨は体の頭部分から尻尾にかけて真っすぐあるので、思い切って縦に切りとります。腹部の骨も、なるべく骨に添うようにしてそぐように切りとります。これで骨なしの切り身に!次に簡単でおいしい魚料理のレシピを紹介します。子どもがパクパク!魚レシピ白身魚はフリッター1.白身魚は塩をふり5~10分程おいて、出てきた水分をふきとる2.揚げ衣(薄力粉50g、炭酸水75ml、塩少々)を混ぜ、魚をくぐらせ、約180度に熱した油で揚げる青海苔やカレー粉を入れてアレンジも美味。この衣は、ホタテやイカ、ちくわなどにも使えるので、わが家の定番です。サバなどの青魚は竜田揚げ青魚は揚げる前にタレに漬け込むひと工夫で、臭みを感じずおいしく食べることができます。1.一口大に切った魚を漬けタレ(しょうゆ大さじ3、酒大さじ2、おろししょうが小さじ1)に10~15分つける2.汁気をキッチンペーパーでふきとり、片栗粉をまぶして180度に熱した油で揚げる甘辛の味でご飯もモリモリ!イワシやサンマで蒲焼き丼1.3枚におろした切り身に軽く塩をふって5分程おき、水分をキッチンペーパーでやさしくふきとる2.片栗粉をまぶし、やや多めの油を入れたフライパンで揚げ焼きに3.蒲焼きのタレ(しょうゆ大さじ3、酒、さとう、みりん各大さじ2水大さじ4)を鍋に熱し、揚げ焼きにした魚を入れて熱しながらからめる4.とろみがついたら熱々のご飯にのせてできあがり揚げ焼きにすることで、小骨も気にならなくなります。お店によっては3枚におろしてくれるところもありますので、気兼ねせずにお願いしてみましょう。本当においしい魚を食べると、子どもがこれまでと違う反応を見せてくれ、料理をする親も励みになるもの。体や頭にもよいといわれる魚料理、ぜひ挑戦してみてください。<文・写真:ライター林未香>
2019年05月24日緊張してはじまった新学年、そしてその緊張がとけたであろうゴールデンウイーク。長い休みのあとに、登園・登校をしぶる子どもは多いのでは。そんな子どもの不安をとりのぞくために、食事でサポートできることはないか、国際食学協会の準食学士でナチュラルフードコーディネーターの早瀬可依子さんに話を聞きました。不安定な心やイライラの原因は食事にもあった?「世の中便利になり、いつでもどこでも何でも手軽に食べられるようになりましたが、簡単に食べられる加工食品には添加物がたくさん。添加物は摂りすぎると必要な栄養素を排出してしまうのですよ」と、話し始めた早瀬さん。「え、必要な栄養素を排出!?」と、スタートから食いついてしまった筆者。たとえばハムやソーセージ、練り物などに含まれる“リン酸塩”は、カルシウムを排出させ、トリプトファンというアミノ酸を減少させるそう。このトリプトファンは、私たちの神経伝達にとても重要なセロトニンという神経伝達物質を作るのに必要なもの。このセロトニンが不足すると精神的に不安定になったり、イライラしたり、睡眠障害を起こし朝起きれないという負のループに陥ることも。子どもだけでなく、大人のイライラや睡眠障害にも当てはまりそうです。トリプトファンを含む食物は?体内では作られず食物から摂取するしかないトリプトファン、一体どんな食物に含まれているのでしょうか?「トリプトファンはたんぱく質の多い食物に含まれます。肉やマグロやかつおなどの赤身の魚もですが、大豆製品、魚貝類。卵はアレルギーの心配がないのなら、とてもポイントが高いです」中でも早瀬さんオススメなのが、ひじきと高野豆腐。ひじきはトリプトファン以外にもマグネシウムとビタミンB6が豊富。高野豆腐は大豆製品の中でもトリプトファンの含有量が多いそう。どちらも乾物として売られているので、いつでも手に入り便利です。「でも高野豆腐は煮物以外の食べ方を知らないし。そもそも高野豆腐の煮物が苦手で…」という場合は、水で戻した高野豆腐をフードプロセッサーで崩し、ミンチの代わりに肉そぼろにしたり、ミートソースに入れるとよいようです(お店によっては粉状のものも売られています)。甘いもの=“砂糖”の摂り過ぎにも注意が必要加工品以外にも、注意すべきなのが“砂糖の摂り過ぎ”。砂糖を多く摂取すると太ってしまう…と心配されがちですが、実はそれ以外に注意すべきポイントが、“甘いもの中毒”なのです!砂糖など甘いものを食べると脳内に快楽物質ドーパミンが放出されます。それが常習になると、常に甘いものがほしい状態になり、またさらに甘いものを欲することに。人間は甘いものを食べると血糖値が上昇しますが、ジュースなどの液糖は吸収も早く、上昇も急激。このアップダウンの激しさで精神的にも不安定になるのだそう。「アメやラムネをなめさせていればおとなしいから」、「ジュースを与えれば落ち着くから…」と、その場しのぎで子どもに与えてきたおやつ、話を聞きながらすぐに見直すべき点だと思いました。早瀬さん曰く、甘いおやつの代わりにはアーモンドやクルミ、ブルーベリーがオススメ。おやつ用の小魚などを持ち歩くのもよいかもしれません。バランスよく、野菜も何でも摂り過ぎ、偏りはNG。バランスのよい食事が基本です。これらのほかに、オススメの野菜についても聞いてみました。かぶの葉は、イライラを押さえ安眠効果も得られるカルシウムが豊富。にんにくには脳内の活性化に関わるビタミンB1の吸収を高める働きがあり、また梅のクエン酸は血液をきれいにし、カルシウムの吸収を高めるそう。梅は小魚や海草と一緒に食べることでイライラ防止にもつながるようです。一番大切なのは、親子のコミュニケーションチャイルドケアの資格を持ち、ベビーマッサージの講師でもある早瀬さん、「食事以外にもできることはあります。お子さんにマッサージをしてあげると、心が落ち着きますよ」と、食事以外のケアについてもアドバイスをくれました。肌に触れるということは、新陳代謝を促進するだけでなく、自律神経を整え、精神を安定させるといいます。もちろん親子のコミュニケーションなので、話しかけ、語りかけ、笑顔も大切。これらが子どもの心を安定させます。子どもが少しイライラしているかな?不安定かな?と思うときには、話をしながら手や足をマッサージしてあげるとお互いの心が落ち着くかもしれません。最後に、「食事は誰が作ったかということもだけれど、誰と一緒に、どのように食べるのかも大切ですよね」と早瀬さん。1日1食だけでも“おいしく、楽しく”コミュニケーションをとりながら食事をしてほしいとのことでした。子どもたちが安定した園生活、学校生活を送れるよう、また家族が気持ちよく生活できるよう、日々の食事を見直していきたいと思います。取材協力:<文・写真:フリーランス記者林未香>
2019年05月06日わが家には小学6年生、4年生、1年生の娘がいます。4年生の次女が小学校で1/2成人式を終えた2月のある週末、次女と二人きりで初めての2泊3日の旅にでかけました。子どもと1対1の時間、そこから親の私が学んだこととは…。母をひとり占め、特別な時間かなり前からこの旅を楽しみにしていた次女。出発の金曜日は学校を早退して帰ったので、特別感が5割増しです(笑)。そして三姉妹のわが家は、当然ですが母を独り占めする時間はゼロ。きょうだいの多い子どもたちにとって、この“自分だけの特別な時間”、“特別あつかい”はとても心に残るようです。ちょうど4年前、長女と2人旅をしたときに彼女が発した、「今の私は、一人っ子に見えているのかな~?」。このフレーズが今でも印象に残っています(笑)。いつも上と下に挟まれている次女、今回の旅では自分のペースを貫くことができました。見たいもの、食べたいもの、歩くスピードや食事のペースも、この旅の間は完全にマイペース。親の私も、次女のペースを改めて知るよい機会になりました。娘のリクエストに応えた旅プラン・観光「まだ行ったことのない、四国に行ってみたい」という次女のリクエストに応え、行き先は愛媛県松山市。山口県柳井市から愛媛県まで船の旅、娘は初めてのフェリーです。私も車の運転から解放され、2人でゆっくり話ができるので、この選択はナイスチョイスでした。宿は旅気分を味わうために、あえて道後温泉のど真ん中にとり、浴衣姿で商店街を歩いたり、温泉を楽しむことができました。・食「珍しいものを食べたい」、「おいしいスイーツを食べたい」と言っていた次女の旅のテーマは“グルメ”でした。愛媛といえば“みかん”。大好きな柑橘系の生ジュースやジェラートもはずしません。その他、ご当地グルメの三津浜焼き(お好み焼き)など、食べたいものをひとつずつ制覇しました。・カメラそしてもうひとつのお楽しみがカメラ。わが家は2人旅の際には、娘にもカメラを1台持たせるようにしています。今回は絞り、露出、被写界深度を手元で簡単に調整できるコンパクトデジタルカメラを持たせました。最初に必要最低限の操作方法を教え、その後は自由に撮りたいものを撮りました。道後温泉や松山城などを“観光”しながら、歩いては撮って、食べては撮って(笑)。親子の旅というよりは、“女子旅”。こうして一緒に楽しめるまで成長したんだなと、感慨深いものがありました。この旅で親の私が学んだことは…このような特別な旅には何らかの意味や、子ども自身にも変化を求めたくなるのが親心。私にも“娘と向き合う時間にしたい“という気持ちが、なかったわけではありません。東京から田舎へ引越し、いろいろなことがとあった1年だからこそ、聞きたいことや話したいことがたくさんありました。いつ話そうかとタイミングを見計らっていましたが、結局話を切りだしませんでした。というのも、次女が彼女のペースで旅を楽しんでいたから。日常の話をして、現実に引き戻すのはかわいそうだと思ったからです。「この際、私も純粋に旅を楽しもう!」 と、話したい気持ちを封印したのでした。今回の旅で母親の私が一番学んだのは、毎日見ているはずの娘なのに、知らない部分があるんだなということ。要するに、「親だから分かっている、知っているという思い込みがある」ということでした。子どもは常に成長し、変化しています。しかしその変化は、毎日見ているからこそ見逃してしまったり、気づかないことがあるのかもしれない…。私自身の視点を省みる機会にもつながりました。そして「最近の次女はパステルピンクが好き」「こんなテーマで写真を撮るなんて面白い!」と、彼女の趣味や趣向にフォーカスすることができたのも、新鮮な発見でした。松山城や道後温泉の商店街など、訪れたところで撮った2人のセルフィーには、次女らしい笑顔がたくさん。彼女が何を考え、何を感じていたかは分かりませんが、記憶に残ったことは間違いないでしょう。母の私が楽しかったので、きっと次女も楽しかったはず。それでよしです。“子育ては思い出作り”、どこかで聞いたこのフレーズを思い出しながら、現在、旅の写真と記録をまとめているところです。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2019年03月22日岸谷香が5月より東名阪ツアー「KAORI KISHITANI 2019 LIVE TOUR 52nd SHOUT!-Unlock the girls 2ー」を開催する。【チケット情報はこちら】今回のツアーは5月にリリースされる最新アルバムからはもちろん、プリンセス・プリンセス、奥居香、岸谷香といった彼女のこれまでのキャリアの全楽曲の中から、本人自らがブログでリクエストを呼びかけてのセットリストを作成する。チケットは3月2日(土)午前10時より一般発売開始。■「KAORI KISHITANI 2019 LIVE TOUR 52nd SHOUT!-Unlock the girls 2ー」5月17日(金)DIAMOND HALL(愛知県)5月19日(日)なんばHatch(大阪府)5月22日(水)マイナビBLITZ赤坂(東京都)5月23日(木)マイナビBLITZ赤坂(東京都)
2019年03月01日岸谷香が5月に東名阪ツアー「KAORI KISHITANI 2019 LIVE TOUR 52nd SHOUT!-Unlock the girls 2ー」を開催。今回のツアーは5月にリリースされる最新アルバムからはもちろん、プリンセス・プリンセス、奥居香、岸谷香といった彼女のこれまでのキャリアの全楽曲の中から本人自らがブログでリクエストを呼びかけての構成となる。幅広い層から大きな支持を集め、ファンとの直接のつながりを大切にするポジティブな彼女らしい企画になっている。ツアーのチケットは3月2日(土)10:00より一般発売開始となる。「KAORI KISHITANI 2019 LIVE TOUR 52nd SHOUT!-Unlock the girls 2ー」5月17日(金)DIAMOND HALL5月19日(日)なんばHatch5月22日(水)、23日(木)マイナビBLITZ赤坂
2019年03月01日原田ひ香さんの『DRY』。タイトルのこの一語に、物語のいくつもの鍵が込められている。この生き方しか知らないという女の言葉が重い。渾身の犯罪小説。執筆のきっかけは、ネットニュースで見た実在の事件だという。「加害者の娘は50代後半とかで、被害者の母親は70代。頭に血が上って衝動的に老親を刺してしまったというのは10代20代の子が起こすような未熟さを感じました。一方で、50にもなって親から些細なことでガミガミ言われたらきついだろうなぁと同情する部分もあったんです。それで妙に印象に残っていました」プロットをつめていく中で、加害者には娘がいて3世代の関係性を書くことや、家が袋小路のような閉鎖的な環境にあることなど、ディテールが決まっていった。不倫が原因で離婚した北沢藍は、事件を起こして収監されている母の孝子から、保釈を頼まれ、しぶしぶ力を貸してやる。金銭的な事情もあり、3世代同居を始めた藍だが、男にだらしない母やお金にうるさい祖母との生活は、想像以上に鬱憤がたまった。淀んだ空気が藍を蝕む。「そんな境遇もあって、藍は幼なじみの隣人・美代子と親しくなります。2代続きで介護をさせられていた美代子は、就職も結婚もできないまま40代になってしまった。美代子のようなヤングケアラーという存在に、私自身も関心がありました」やがて、藍は、美代子の家のおぞましい秘密を知ってしまう。「藍は美代子を同じ介護の問題を抱える友達と思えばこそ、踏み込みすぎないでいようという遠慮もします。そういう中で、藍が美代子の秘密に巻き込まれていくようにするにはどうしたらいいのか、自然な流れを作り出すのが難しかったですね」女性の貧困や介護など社会問題がモチーフになっているが、原田さんがつぶさに描くのは女性の心理だ。「本作は、先行の『ランチ酒』や『三千円の使いかた』のような作品と一見かけ離れているようですが、お金や家族の話という意味では地続きだと思っているんですね。藍や美代子が互いに関わる中で変わっていく、ギリギリを生きる女性たちのリアルにどこまで迫れるだろうと、『もっともっと』と編集さんに煽られるままに自分を鼓舞して(笑)ここまで書けた。できていなかったことができたような充足感はあります」『DRY』原田さんの小説らしく、つましい生活の中でもおいしい料理を工夫する藍や美代子。〈メンチカツの卵とじ〉などリメイク料理の描写も楽しい。光文社1600円はらだ・ひか1970年、神奈川県生まれ。シナリオライターとして活動後、2007年に「はじまらないティータイム」ですばる文学賞を受賞。『母親ウエスタン』『彼女の家計簿』など著書多数。※『anan』2019年2月27日号より。写真・土佐麻理子(原田さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年02月21日人口35万人の東京都北区から山口県の瀬戸内にある人口2800人の小さな町(現在は2800人を切る)へ、母娘4人で引っ越したのが2017年の12月末。この1年の子どもの生活、家族の生活について振り返ってみました。“経験値”が増えた小学生3人わが家の3人は現在全員が小学生。1学年4クラスあった東京の学校から、1学年10人にも満たない学校に転校したのだから、カルチャーショックは大きかったはず。そんな彼女たちもすっかり学校になじみ、日々の生活を楽しんでいます。活躍の場、チャンスが増えた全校66人の小学校、みんなで役割を分担しなければ学校の行事やイベントが行えません。会のあいさつや司会、委員会や運動会での仕事もみんながまんべんなく経験することができ、活躍の場が劇的に増えました。さまざまな役割を経験すること、また頻繁に人前に出ることで度胸もついてきたように見えます。バーチャルではないホンモノの体験海に囲まれた町ならでは、6年生では地元の漁師さんの“おさかな教室”が開催されます。船に乗り、たてあみ漁を体験。水揚げされた魚で漁師さんたちがさばき方と調理まで教えてくれる体験授業。これぞまさに究極の食育!今年は天候が悪く船には乗れませんでしたが、初めてアジとタチウオをさばいた長女、帰ってくるなり「自分で魚を3枚におろしたよ!おいしかった~!」と自慢げに話してくれました。タコのぬめり取りもおもしろいまたほかの学年では、みかん農家の摘果作業や収穫体験などが年間スケジュールに組み込まれていたり、小学4年生から6年生で結成されている和太鼓チームの練習や発表の機会もたくさんありました。地域のお祭りでは神社で巫女の舞を踊ったり、子ども会のスキー旅行に行ったりと、“はじめて”をたくさん経験できた1年でした。これらは地域のみなさんの理解と協力があってこそ。インターネット上や動画でいつでも何でも見られる時代に、実際に見て触れて、ホンモノを体験できることはとて貴重でありがたいことです。夏休み、海で魚や生き物を探しているところ異学年、異年齢との交流大きな学校では学年間の垣根はなかなか崩せませんが、小規模学校になるとクラスの人数も限られるので、全学年が互いの顔と名前を覚え一緒に遊んでいます。特に長女は、慕ってくれる低学年の子がかわいくてたまらない様子。垣根がなく縦の繋がりがあるという意味ではとても良いのですが、ときにケジメがないと思えることも…。そこは昔から同じ地域で育ってきた子どもたち、良くも悪くも互いに遠慮がないようです。娘たちに「最近の生活はどう?」と聞いてみたところ、「公園が近くにないし、遊ぶ友だちもいないのが寂しいかな…」、「習い事も友だちと一緒に歩いて行けていたのに、いつも車の送迎だから…」、「たまに東京にも行きたいな」と、ない物ねだり。東京では学校以外にも社宅や私の仕事関係の大人や子どもたちなど、多種多様な人と交流していたので、物足りなく感じるのは仕方がないのかもしれません。母の生活=子どもと仕事と趣味の絶妙なバランス昨年7月に夫がブラジルから帰任となり、娘3人と私は現在の住まいで、夫は東京で単身赴任を継続するという、特殊なライフスタイルのわが家。拠点が変わっただけで大きな変化はありませんが、家族間の距離は縮まっているように感じます。絶妙なバランスを保てた、母の生活2018年の私の生活は、全体的にバランスよく過ごせたかなと思います。“健康第一”を目標に掲げつつ、子どもたちの世話をしながら、フリーランスの写真とライターの仕事を細々と継続。魚好きが高じて、9月からは地元の道の駅で魚の加工場でパートも始めました。加えてPTAにも参加しているので、保護者や地元の知り合いも増えてきました。生活のバランスが取れている理由のひとつに、通勤時間が短いことと、パート勤務の時間を子どもの帰宅時間に合わせられている点があげられます。一緒に働くおばちゃんたちにも「かわいい子どもが待っちょるけ、はよ帰ってあげんさい」と言ってもらったり。子どものことをまだまだしっかりと見ていきたいので、両立する上でとても助かっています。そして古い実家をリノベーションしたり、実家のお店のウッドテーブルを作ったりと趣味のDIYも楽しみました。スペース的ゆとり、また気持ちにもゆとりがあるので子どもに対して、以前よりもやわらかく接することができています。設計から自分で。自信作のウッドテーブル生活面での顕著な変化は…外食が減った一番大きいのは外食が減り、“食が豊か”になったこと。外食するには車で出かけないといけないことと、出かけたとしても東京に比べ選択肢が少ないので誘惑に負けなくなりました。地元で獲れる魚や野菜が簡単に手に入る今の環境は、“新鮮なものをおいしく食べたい”という私の食のスタイルにとても合っていて、食生活がより豊かになっています。魚からも季節を感じられることに幸せを感じ、またいかにおいしく食べるかを考えるのも楽しみです。新鮮なネタで子どもとお寿司屋さん物欲も減った“外食”と同時に、“物欲”も減っている気がします。買いにいける場所が限られているのもありますが、今シーズンは持っている洋服で楽しもうと思えるようになりました。化粧も薄くなったかな(笑)。小学校が私服から制服になったこともあり、子どもの洋服に使う金額も減少。長女の誕生日に「何が欲しい?」と聞いたのですが、「うーん、欲しいものがないんだよね」と驚きの返事。結局誕生日には勉強に必要なものを買いましたが、今あるもので生活が十分満たされていることを再認識した出来事でした。2019年はこの地の人間としてしかし何でもかんでも削減しているわけではありません。子どもたちにはいろいろな経験をさせたいし、家族の思い出も作りたいので、長期休みには家族でキャンプや旅行に出かけています。昨年の春休みには、娘3人だけで電車と新幹線を乗り継ぎ、関東にある夫の実家へ帰省するという挑戦を試みました。今しかできない経験や家族の思い出はプライスレス、ケチらないようにしています。お迎えなし、3人で夫の実家まで私も年に1~2度のペースで上京し、写真展をしたり仲間とのイベントを楽しんでいます。夏休みには東京から山口に遊びに来てくれる友だちもいます。この地のよさを共感してくれる友だちがいること、また都会との繋がりがあることも、今の生活を楽しめているポイントなのかもしれません。新築の家に住んでいるわけでもなければ、最新の家電や家具に囲まれているわけでもない。けれど、この1年は時間に追われている感覚が減り、心に余白ができました。移住者としての賞味期限は1年で終わりです。2019年はこの地の人間として新たな展開ができるよう、仕事や地域に関わっていきたいな。今年もスーパーマルチで楽しんでいきます!<文・写真:フリーランス記者林未香>
2019年01月13日シャネル(CHANEL)のビューティ アンバサダーに、バレエダンサー飯島望未が2019年1月より就任することが発表された。飯島望未 / © CHANEL大阪出身の飯島望未は、1991年生まれ。6歳からバレエをスタートし、13歳でNYのバレエコンクール「ユース・アメリカ・グランプリ」へ3位入賞し、15歳で単身渡米。その翌年に、アメリカの5大バレエ団の一つである名門、ヒューストン・バレエ団とプロ契約を果たす。2014年に、同バレエ団のソリストに昇格をし、現在もファースト ソリストとして米国を拠点に挑戦し続けている。2016年には「シャネル N°5 ロー」グローバルプロジェクトに参加し香りの世界観をダンスで表現し、多くの人々を魅了した。2018年にはウォッチ コレクション「コード ココ」のアンバサダーに抜擢されたり、「ルージュ アリュール」「ヴィタルミエール グロウ」 のデジタルキャンペーンにも起用されたりと、これまでにもメディアに多く取り上げられてきた、今シャネルが注目するイットな存在。今後のさらなる活躍に期待したい。
2018年12月19日「持久走大会!?走ったことないし、走れる気がまったくしない…」とこぼす小6長女。昨年末まで在籍していた東京の小学校では、持久走大会も長距離走もなかったのだから仕方ないか…と、私も半分諦めモード。しかし思いついたのです、「もしかしたら走り方やコツを教えてもらったら、子どもたちの気持ちも変わるかもしれない!」と。早速、子どもに走り方を教えてくれるという「柳井ランニングアカデミー」に連絡をとることに。持久走大会の約2カ月前のことでした。初めてのランニングアカデミー初めての体験日。グラウンドで小学4年生~6年生までの男女、約20人がストレッチをしていています。小学1年、4年、6年生のわが娘をボランティアで子どもたちに陸上を教えているという、柳井ランニングアカデミー代表の住原晴生さんが、快く迎えてくれました。これも体幹トレーニングボールやポールなどを使った体幹トレーニング、数種類のもも上げやジャンプ、肩を回しながらのランニングなど、これまでやったことのない動きや練習をひと通り体験。初めてなので、ぎこちない動きとリズムの娘たち。しかし、帰りの車では「トレーニング、おもしろいね!」、「みんなめっちゃ速いよねー!」(県内トップクラスの子たちも在籍)、「コーチのオヤジギャグもすごいね!(笑)」と、娘たちのテンションが上がった様子。持久走への入り口、スタートは上々です。ランニング=体幹トレーニングがポイントその後も、週1ペースで特別に通わせてもらったトレーニングで私が驚いたこと、それは走るには体幹が重要だということ。それと、遊びを含めたトレーニングや動きに“体幹を鍛える要素”がたくさん入っていることでした。ある日のモップリレーの様子中・高・大と陸上部で活躍し、また“ランニング”の研究もされてきた住原さん曰く、より速く走るには、自分の脚力で蹴り出すのではなく、地面からの反発力と足の回転で前に進めるようになることが大切なのだとか。地面からの反発力を上手に受け、その力を推進力にできるかどうかは体幹や走りのフォームにかかっているといっても過言ではないそう。体幹やフォームの違いは、未経験の娘たちとランニングアカデミー在籍の子どもたちの走りで、一目瞭然でした。トレーニングを重ねてきた子どもたちの上半身はブレず、抜群の安定感。この違いは素人の私にも、驚くほどよく分かりました。上体をまっすぐに、足を90度に上げているところしかし教わったことを娘たちがすぐに走りで実践できるかといえば、なかなか難しい。その後、何度か体験に通ううちに、最初は難しかったトレーニングが徐々にできるようになっていきます。一番難しかったペース配分も、住原コーチがペースを計りながら一緒に走ってくれる“かるがも走”という方法で少しずつ練習。1回目より2回目と縮まる自己ベスト、これもモチベーションアップにつながりました。11月から始まった学校での練習でも、タイムや走りを意識して走れていた様子。よしよし、いい感じで本番に向かっているぞ!いざ、持久走大会本番!当日の朝食は、住原コーチのアドバイスの通り、おにぎりに(当日の朝だけでなく、前々日から炭水化物を多めにした食事がオススメなのだそう)。長女はエネルギーが切れないよう、3個も平らげました。「キツくなったらひざを前へ出すイメージ。腕を縦にふるイメージです。がんばれ!」と、激励のメッセージももらい、いざ本番!1キロを走る低学年。スタートは勢いよく、ダンゴ状態(笑)。「絶対に1位になる!」と宣言していた通り、1年生で1位を獲得(少人数なので男女混合)した三女。途中、抜かれても抜き返し、意地で走った1キロでした。小4の次女、時々キツそうな表情も見せていましたが、速くなることも遅くなることもなく、1.5キロを一定のペースで走り切りました。「自己ベストからプラス2秒だった」と悔しがっていたものの、なかなかよい走りができていたよう。学年の中では男子2人に次ぎ3位(女子では1位)。練習の度にタイムが少し縮まり、自信をつけていった小6の長女。1週目は笑顔でなかなか良い調子。しかし2週目からかなり厳しい表情。あれ?どうした!?腹痛のため3、4週目も背中を丸めてしんどそうに走り、ペースがどんどん落ちていきました。途中リタイアすることなく2キロを完走したものの、順位もタイムも残念な結果となり、とても悔しそうでした。小さいけれど大きな進歩3人3様の結果になりましたが、3人とも本番までモチベーションを保ったままよくがんばりました。初めての持久走大会としては、ハナマルです!「まったく走れる気がしない…」と弱気だった長女が、「私、走れる!走れる気がしてきた!」と言うようになったこと。また「次はもう少しペースをあげられそう」と、ペース配分やタイムを意識するようになったことは、大きな進歩!そして長女も次女も、“自分自身に悔しい”という気持ちを持ったこと、これも見逃せない成長でした。大会に向けて練習をしていなければ、この悔しさは感じなかったはずですから。三女はというと、「来年も1位を取る!」と、妙にやる気満々です(笑)。娘たちの前向きな姿勢を見ることができ、また気持ちの変化を共有できたことがうれしかった母。このまま終わらせるのはもったいないと、来年2月に行われるロードレースに(2キロの部)勢いでエントリー、ポチッ!母娘、4人で参加することにしました。次は私も一緒にがんばらなきゃ!わが家の持久走トレーニングはまだまだ続きます。取材協力:<文・写真:フリーランス記者林未香>
2018年12月14日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の北 香那さんです。天職と思えるほどお芝居が好き!現場で幸せを噛み締めています。ドラマ『僕らは奇跡でできている』に出演中。「役で疑似キャンパスライフ体験ができて、とても嬉しい!実生活では女優になることしか考えていなくて小学生から仕事をしていたので、大学生活に憧れがあるんです」。北さんといえば、ドラマ『バイプレイヤーズ』で見せた中国人“ジャスミン”役のキュートな演技も記憶に新しい。「中国人の方と働いた工場でのアルバイト経験が役立ちました。作品ごとに違う人になれる女優の仕事が本当に好き。現場に入るたびにしみじみ幸せ~って感じています」顔色を良く見せてくれるリップが必需品。親友からもらった『ジルスチュアート』のリップが最近のお気に入り。独学で韓国語を勉強中。今は日常会話ならOK♪BIGBANGさんが好きではじめました。韓国人の友達が褒めてくれます!母の誕生日に作ったアクアパッツァ。家族のために料理するのが趣味。時々兄と妹のためにお弁当も作ります。きた・かな1997年生まれ。2018年の映画『ペンギン・ハイウェイ』で主演声優を務める。『めざましテレビ』(フジテレビ系)では“イマドキガール”として出演するなど幅広く活躍中。※『anan』2018年12月5日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2018年12月04日子どもたちの写真で作る、オリジナルフォトカレンダー。昨年末に義理の両親へプレゼントしたところとても喜ばれ、「来年も作ってね!」とリクエストが。ということで、2019年度版を作成しました!写真家でもある著者のこだわりは、写真が映える用紙と印刷の組み合わせ。そして忙しいママとしては手軽さもポイント。数ある中から私が選んだのが"MYBOOKLIFE(マイブックライフ)"です。私が愛用する理由と作り方のポイントを紹介します。読み終えたらすぐに作りたくなるかも!?アプリダウンロード不要、スマホとパソコン両方から作れるデジカメよりもスマホの出番が多い今、アウトプットもそのままスマホでできる商品がラクで便利です。しかしアプリのダウンロードがちょっと面倒くさいですよね。その点「MYBOOK LIFE」は、アプリのダウンロードの必要がありません。ブラウザからページへアクセスして自分のアカウントを作成すれば、スマホからもパソコンからも作成できるのです。スマホとパソコンの両方から作業できるメリットは、“どちらからも好きな写真を選べること”と、“状況によってスマホとパソコンを使い分けられること”。私はパソコンを開く時間がないときや隙間時間を使うときはスマホを、作ったカレンダーの最終確認と小さな文字入力はパソコンを、と使いわけています。最近老眼が始まってきたので(笑)、大きな画面で作業ができると、ストレス減です。もちろんこれらすべての作業はスマホで可能!操作も簡単なのでスマホオンリーのママにも使いやすく、オススメです。パソコンでの作業画面12枚と表紙1枚、計13枚の写真、選ぶときのコツは必要な写真はたったの13枚。各月に1枚の写真と、表紙となる写真1枚の、計13枚を選ぶだけです。隙間時間に写真データを眺めながら、候補となる写真を選んでおくのが時短のポイントですが、その写真を選抜する作業が一番大変!あれもいい、これも捨てがたいと、なかなか決められず、時間だけが経過してしまいます。そこで、カレンダー用の写真選びのコツを紹介!子どもが数人いる場合は、誕生日月にはその誕生日の子どもメインの写真を、それ以外の月は季節のイベントなどを重視すると選びやすくなります。例えば3月は卒園式やお花見の写真、夏にはキャンプや海遊び、10月はハロウィーンなど、季節感を意識すると自然と写真が絞られてきますし、出来上がったカレンダーを部屋に飾っていても、季節に合い違和感がありません。卒園式やお正月の凧揚げシーンスケジュールなどのテキスト入力が可能!カレンダーに、子どもたちの誕生日やイベントも入力ができるのも嬉しいポイント。祖父母にプレゼントするカレンダーには子どもたちの誕生日はもちろん、入園、卒園、入学など、主な行事が事前に分かっていれば入力してお知らせすることができます。しかし、ここでひとつ注意点が。カレンダーの週末と祝日は、水色(土曜)と赤色(日曜・祝日)が使われているので、プライベートな予定はそれ以外のテキストカラーを使うこと。私は昨年、子どもの誕生日に赤色を使ってしまい、祝日と勘違いしてしまったことがありました(笑)。赤=休みというイメージが定着しているので、そこは注意が必要です。1冊1480円でリーズナブル、クリスマスや年始のプレゼントにも“LIFE=生活” 日常に寄り添える商品としてリリースされているシリーズだけに、価格も1480円(送料別)と、リーズナブル。サイズも半面がA4より少し小さく、壁に飾っても邪魔をしません。そして用紙は写真が映える白い用紙で、カラーやコントラストもちょうどいい感じでプリントされてくるところも気に入っています。最後にもうひとつ忙しいママにうれしいポイントは、1月はじまりと4月はじまりの2種類のカレンダーとして作成できること。もし年末バタバタして1月スタートに間に合わなかったとしても、4月スタートのカレンダーを作ればいいというわけです。祖父母や、離れて暮らす家族に喜ばれるオリジナルフォトカレンダー、プレゼントにぜひ試してみてください。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2018年11月30日