小説家・樋口一葉(1872~1896)の井上ひさし評伝劇『頭痛肩こり樋口一葉』が、8月5日に開幕した。舞台『頭痛肩こり樋口一葉』チケット情報1984年の初演以来、上演回数は755回を数える井上の名戯曲を、今回は樋口一葉没後120年記念として上演。樋口一葉を永作博美が演じ、一葉を取り巻く女性たちとして三田和代、熊谷真実、愛華みれ、深谷美歩、若村麻由美が2013年に続いて出演する。5000円札にまでなった偉大な小説家・樋口一葉だが、道のりは真っ直ぐではなかった。舞台で描かれるのは、父や兄に先立たれ、樋口家の戸主となり、小説で身をたてる以外に道はないと奮闘する一葉19歳から24歳の死後2年まで。盆の樋口家の様子を通してみせていく。「♪ぼんぼん盆の16日に地獄の釜の蓋があく」と、軽快な歌で幕が開いた。6人の女性がお盆のたびに樋口家に集い、近況を報告であーだこーだと笑って泣いて、不幸もあれど毎年賑やか。舞台の上では、幽霊役の若村がワイヤーで吊られているかのようにスーッと動き、三田や愛華は下ネタで大笑い。以前、永作が本作について「女は生きてても死んでも元気」と話したが、本当に観ているだけで元気が出てくる賑やかさで楽しい。しかし、三田演じる一葉の母は明るく社交的だが「世が世であれば」「まさかこんな時代になるとは」という言葉を度々口にし、過ぎ去った時代への無意識な執着が、娘の恋を妨げ、借金を増やしてしまう。熊谷演じる小学校の先生も、愛華演じる“世が世ならお姫様”も、夫により身分を落とすが、そこに抵抗する術がない。そんな時代の話なのだ。永作演じる一葉も、戸主として、貧しさに苦しみ、恋を捨て、家族のために七転八倒している。盆にその愚痴を話す様には愛らしさがあり、話を聞く女性たちも明るく受け流す。だが、ふと一葉が舞台上に一人になると、そのたびに突然ポカッと暗闇が開いたように世の中への憤りや絶望が見えるのだ。その暗闇がこの作品をただの楽しい作品にはせず、“それでもたくましく生きる美しさ”を感じさせてくれる。深谷のみせるラストシーンは本当に美しく、もともとは井上ひさしが「女性が活躍する時代のために」と書き下ろした戯曲だそうだが、今の時代、すべての人に届く作品だと感じた。8月25日(木)まで東京・シアタークリエにて。9月に兵庫、新潟、宮城、山形、滋賀、長崎、愛知で上演。取材・文:中川實穗
2016年08月10日2016年7月30日、31日の全国映画動員ランキングは、国内シリーズ12年ぶりとなる新作『シン・ゴジラ』(全国348館)が初登場で首位に立った。本作は2Dのほか、IMAX、MX4Dなどで上映されている。その他の画像『シン・ゴジラ』は、『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明が脚本・総監督を、実写版『進撃の巨人』の樋口真嗣が監督・特技監督を務め、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみら豪華キャストが出演している。2位は先週と変わらず『ファインディング・ドリー』(全国362館)。3位は『ONE PIECE FILM GOLD』(全国346館)。初登場4位に『ターザン:REBORN』(全国306館)が入った。そのほか『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』(全国185館)が、順位を上げて9位につけている。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『シン・ゴジラ』2位『ファインディング・ドリー』3位『ONE PIECE FILM GOLD』4位『ターザン:REBORN』5位『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』6位『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』7位『HiGH&LOW THE MOVIE』8位『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』9位『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』10位『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』
2016年08月01日庵野秀明が総監督を務め、12年ぶりに日本で製作された『ゴジラ』シリーズ最新作『シン・ゴジラ』が7月29日、全国441スクリーンで封切られた。同日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台あいさつが行われ、狂言師の野村萬斎がモーションキャプチャの技術を駆使し、劇中のゴジラを“演じている”ことが明らかに。撮影は昨年夏に行われ、萬斎の出演はこれまで極秘扱いだった。その他の写真ビデオメッセージを寄せた萬斎は「狂言650年のDNAを引き継ぐ私が、ゴジラというDNAを継承しております。嬉しいですし、光栄です」とコメント。シリーズ最大となる全長118.5メートルのゴジラを演じるにあたり、「狂言や能の様式美を意識されたんだと思う。どっしりとゆっくりした動きの中で表現したいと思った」といい、「神なのか、罪(SIN)を負うものなのか、深いゴジラというものの存在感が、とても引き込まれました」と話していた。舞台あいさつには長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、樋口真嗣監督が登壇し、「霊的ともいえるゴジラは、まさに萬斎さんの動き。メイド・イン・ジャパンを再確認させてくれる」(長谷川)、「(海外では)絶対にマネできない。見ていて嬉しくなるし、興奮しました」(竹野内)、「ただいるだけ、ただ歩くだけのゴジラを見て、切なくて苦しくなった」(石原)と“萬斎ゴジラ”に興奮しきり。樋口監督は『のぼうの城』で萬斎とタッグを組んでおり、「今回のゴジラはCGだが、器に魂を入れたいと思った。やはりゴジラは人が演じることで初めてゴジラになる。まさに新しいゴジラ」と強い自信を示した。『シン・ゴジラ』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年07月29日映画『シン・ゴジラ』が7月29日(金)に公開を迎え、主演の長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、樋口真嗣監督が舞台挨拶に登壇。この場で、本作におけるゴジラの動きを、狂言師の野村萬斎が担当していることが発表された。「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明が総監督を務め完全な新作として製作された本作。東京湾から突然現れた謎の巨大生物に政府・内閣をはじめ国家の中枢が一丸となって対処していくさまをスリリングに描き出す。この日、登壇したメインキャスト陣を含め、総勢328人もの豪華俳優の出演が公開前から話題となっていたが、エンドクレジットには萬斎さんの名が。これまでのゴジラシリーズでは、着ぐるみでゴジラが表現されてきたが、今回は萬斎さんの関節にセンサーを付けて、モーションキャプチャでゴジラの動きを表現。これを元にCGによるゴジラが作り出された。この日、ビデオメッセージを寄せた萬斎さんは「タイトルロールを演じました野村萬斎です」と挨拶。本作でゴジラを演じることに「650年の歴史を持つ狂言のDNAが(『ゴジラ』シリーズに)入ったことを嬉しく思います。(オファーに対し)そう来たかっ!って思いました。今回、わたくしに白羽の矢を立てていただいたのは、狂言や能の様式を意識されたんでしょうし、人間臭くない一種、無機的な神や幽霊のような侵しがたい存在感を期待されていたように思ったので、チョロチョロと動くのではなく、どっしりと動くことを意識しました」と振り返った。樋口監督は『のぼうの城』で萬斎さんと仕事をしており、その縁で狂言を見に行く機会があり、そこで狂言では人ならざる存在が表現されていることに気付き「(着ぐるみではなく、CGで作られるゴジラの)空っぽの器に魂を入れる一手」として萬斎さんの起用を思いついたと明かし「21世紀の新しい着ぐるみ的なものの在り方」と自信をのぞかせた。萬斎さんとは10年来の付き合いだという長谷川さんは「ゴジラが東京で止まるシーンは、まさに萬斎さんの止まり方だと思いました。やはり、能の少し霊的というか、日本の伝統芸能が入って、この映画はオール・メイド・イン・ジャパンだなということを再確認しました」と語る。石原さんも「ゴジラは海から現れてただ歩いてるだけ。ただそこにいるだけというのが、なぜこんなに切なくて苦しくて…何なんだろう?と思ってました。見ていて鳥肌が立ちました」とゴジラの衝撃を口にしていた。『シン・ゴジラ』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月29日今週公開を控える『シン・ゴジラ』に出演する長谷川博己と石原さとみが大阪・道頓堀川 とんぼりリバーウォークにてイベントを行った。第1作が公開されてから約60年。現在までに28作品が製作され、1億人に迫る累計観客動員数を記録する「ゴジラ」シリーズ。日本で製作されたシリーズ前作から12年の時を経て製作される本作は、「エヴァンゲリオン」シリーズを手がける庵野秀明が生み出す、全く新しい“ゴジラ”。そして『日本沈没』『進撃の巨人』シリーズなど多くのヒット作を手がけてきた樋口真嗣も監督・特技監督として参加。“今の日本”を描くことで、ゴジラによって生み出される“恐怖”をリアルに描き出している。この日、道頓堀に詰めかけた観客はなんと8,000人!登場した長谷川さんは「どうも!大阪のみなさん。石原さとみのマネージャー、長谷川博己です(笑)」とジョークを飛ばし、「オールCGのゴジラに圧倒され、そして、観た後に呆然としてください!日本の最高のスタッフたちが集結して作ったゴジラです。作品の中で『まだまだ日本はやれる』という言葉がありますが、まさにそれを体現した映画になっていると思います。もちろん、人間ドラマも楽しめるものになっていますので、ぜひとも大阪の皆さんで盛り上げてください!おおきに~!!おおきに~~~~!!」と作品について語った。一方、石原さんは「こんなに大勢の皆さんに囲まれてイベントをするのは初めて!!大阪は、私が人生で初めてひとり暮らしした思い出の街です。すごく親近感があるし、ホッとしますね」と語り、「撮影中は、プレッシャーの毎日でしたが、出来上がった作品は観る人によって感想が変わる作品です。情報量も多いので、ぜひ、集中して観てください!」とアピールしていた。そして、石原さんの船上トーク中に突如、爆音とともになんとゴジラが登場! 石原さんは「大阪使用のゴジラですね!なんと、歯がゴールド!!大阪でこんなに多くの人に盛り上げて頂けるなんて幸せです!」と大興奮でその出現を歓迎していた。過去のシリーズ中、たびたび大阪を襲撃してきたゴジラだが、道頓堀川に現れるのは今回が初めて。公開を前に本作は、北海道の石狩浜では実寸大のゴジラの足跡サンドアート、東京湾の海ほたるでは実寸大足型に加え、館内を『シン・ゴジラ』がジャック、北九州では、「シン・ゴジラジェット」を飛ばすなど、多数のコラボレーション企画が実施されてきており、今回も観客・キャスト共に喜ばせていたようだ。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月26日俳優の長谷川博己が7月25日(月)に開催された主演作『シン・ゴジラ』のワールドプレミアに出席。「ポケットに入るモンスターを追いかけるのもいいですが、この夏は世界最大のモンスター、ゴジラを追いかけていきたい」とポケモンGOに対抗心を燃やした。12年ぶりの“国産ゴジラ”映画の世界初お披露目となったこの日、会場となった東京・歌舞伎町のセントラルロードには、本作に登場するゴジラと同じ全長118.5メートルのレッドカーペットが敷かれ、長谷川さんをはじめ、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、松尾諭、市川実日子、大杉漣、塚本晋也、尾上克郎准監督、樋口真嗣監督、庵野秀明総監督という超豪華なキャスト&スタッフが勢ぞろいした。会場に駆けつけたファンおよそ3,000人の大歓声を浴びた長谷川さんは、「まるで自分がトム・クルーズになった気分。すごい熱気で皆さんの期待を肌で感じました」と上機嫌。完成したばかりの本作は「熱く、そして皆さんの心に訴えかける激しさがある作品」だといい、「日本の伝統文化でもあるゴジラを、大きなスクリーンで体感してください」とアピールした。脚本・編集・総監督を務めた庵野氏は「公開を目前に控えて、まだいろんなことを秘密にしていますが、やはり何の先入観もない状態で純粋に楽しんでもらいたい」とこの日まで情報をシャットアウトしていた理由を説明し、「意外と正攻法で作っていますので、安心してご覧ください」と“王道”宣言も飛び出した。なお、レッドカーペットが敷かれた歌舞伎町のセントラルロードは、『シン・ゴジラ』の公開を記念し、“ゴジラ・ロード”に改名されることが発表された。ゴジラの名称が、地名に使用されるのはこれが初めて。“ゴジラ・ヘッド”を有するTOHOシネマズ新宿へと向かう道の名称として、これ以上のものはなく、今後歌舞伎町の新たな名所となりそうだ。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)から全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月25日放送25周年を迎える大人気アニメ「クレヨンしんちゃん」。この度、7月22日(金)の放送にて、ゴジラ映画の最新作『シン・ゴジラ』と、 夢のコラボレーションを果たすことが分かった。東京湾に謎の巨大生物が出現! その怪獣“ゴジラ”は、なぜかカスカベに向かって移動を始めた。知らせを受けたしんのすけらカスカベ防衛隊たちは、自分たちの基地がある「ふたば幼稚園」に緊急出動する。ついにカスカベの街に上陸したゴジラは、ローンがまだ32年も残っている野原家をはじめ、次々と住宅を破壊していく! 自分たちの街が潰されていく現実に、焦る防衛隊メンバー。そんなとき、ボー博士が「こんなこともあろうかと…」と発明した新薬を取り出す。それは、身体も気持ちも大きくする薬“オヤジジェン・オオキクナルヤー”だった。しんのすけはカスカベを守るため、ひとり巨大化し、ゴジラと闘うことになるが…!?今回の“しんちゃん対ゴジラ”。この夢のタッグは、ゴジラの新作映画のタイトルが『“シン”・ゴジラ』だと知った「クレヨンしんちゃん」スタッフが、勝手に“縁”を感じてオファーし実現したもの。「ゴジラ」は、アメリカではすでにアニメ化になっているが、日本のテレビアニメに登場するのは今回が初めて。コラボにあたって、脚本家・中弘子や、『ゴジラ』シリーズのファンだったというムトウユージ監督をはじめとする「クレヨンしんちゃん」スタッフは、『シン・ゴジラ』を徹底研究。特徴ともいえる長い尻尾の動き、不揃いな歯、赤黒い皮膚など、庵野総監督のオリジナル設定を忠実に再現。また、ゴジラのほうこうは、本物のゴジラの音源を使用するなど、徹底したこだわりが詰まっている。『シン・ゴジラ』監督・特技監督の樋口真嗣は「今回、ついに! 特撮愛あふれるムトウユージ監督の手によって、普段だったら絶対許されない共演、お祭りです! いち視聴者として、本当に楽しみです」と喜びを語り、「録画予約せずにテレビの前で膝を揃えて待機します。みんなもテレビの前に集合だ!」とコメント。また、ムトウ監督も「『ゴジラ』とコラボするなんて夢の様です。しんちゃんならではの『シン・ゴジラ』コラボ、ゴジラ勝つか? しんちゃん勝つか? カスカベを揺るがす驚愕の奇跡の二大ヒーローの戦いを是非“みれば ~!”」とメッセージを寄せた。さらに、今回のコラボを記念して、テレビ朝日が六本木ヒルズと連動して開催する夏の大型イベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」に、7月16日(土)より「クレヨンしんちゃん」と『シン・ゴジラ』がスペシャルコラボした撮影スポットが出現! しんのすけと愛犬・シロ、そして迫力満点のゴジラの巨大フィギュアがお目見えするようだ。一体、しんのすけたちはどのようにゴジラに立ち向かうのか? スペシャルな対決をぜひ見届けてみて。「しんのすけ対シン・ゴジラだゾ」は7月22日(金)19時30分~テレビ朝日にて放送。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月03日アイドルグループ、カントリー・ガールズの嗣永桃子が27日、都内で行われた新型アーケードゲーム『マジシャンズデッド』のセレモニーイベントに、超魔術師のMr.マリックとともに出席した。超能力者と魔法使いの戦いをテーマとした同ゲームにちなみ、超能力者代表としてとしてイベントに出席したMr.マリックが、魔法使い代表の嗣永にパワーを送ってスプーンを曲げさせたり、嗣永を宙に浮かせる超魔術を生披露。宙に浮いた嗣永は「普段、存在自体が浮いているって言われるんですけど、実際に浮けてビックリしました」と目を丸くした。イベント終了後、改めて浮いた感想を聞かれた嗣永は「糸もなく浮いていたんですけど、ただただ腹筋が鍛えられるというか。自分の力で状態を起こしているのかなと思ったんですけど、特に何も意識しないまま、勝手に浮いていました」と語り、仕込みだったのではないかと報道陣から疑いの目を向けられると「それは大人の悪いところだと思いますよ(笑)。本当に浮けたので、皆さんに体験していただきたいくらいです」と必死に話した。また、現在ライブツアー中の嗣永は、去年10月に声帯ポリープ治療のため一時活動休止していたが、「もう完全に回復しまして、私の美声がライブ会場に響き渡る状態です」と嗣永節で完全復活を宣言し、「たくさんのご心配をおかけしまったんですけれども、これからもこの元気な歌声で世界中をハッピーにしていきたいと思います」と意気込んだ。なお、24歳のお年頃な嗣永は、いい男性はいないか聞かれると「やっぱりももちはみんなのアイドルですから、マリックさんが目をハートマークにしてニヤニヤしながら、サングラス越しに見ている気がするんですけど、ももちはみんなのアイドルなので、特定の男性というのはないですね」と話し、いつかは結婚したいか聞かれると「永遠のアイドルだからなあ。世界樹が悲しんじゃいますからねえ」とキャラを貫いていた。
2016年05月27日井上ひさしの傑作戯曲『頭痛肩こり樋口一葉』(東宝・こまつ座提携特別公演)が、新たに永作博美を主演に迎え今夏、上演される。5月25日、永作をはじめ出演者が舞台扮装姿で登壇した製作発表会見が行われた。舞台『頭痛肩こり樋口一葉』チケット情報『たけくらべ』『大つごもり』等の作品を残し、24歳の若さで亡くなった女流作家・樋口一葉。本作は男性中心だった明治という時代に、貧しさに苦しみ、恋を捨て、一家の主として筆一本で母と妹を守った一葉と、彼女をとりまく女性たちのたくましい姿を、井上ならではのユニークな視線で描いた評伝劇だ。井上の娘である井上麻矢こまつ座代表は「こまつ座にとっては、1984年の旗揚げ作品であり、その後何回も再演を重ねている大切な作品です。今回もこれ以上ないほど素敵な女優陣が集まった。女性のみならず、男性にも見ていただいて、生きる勇気を受け取ってほしい」と話す。永作のほか、三田和代、熊谷真実、愛華みれ、深谷美歩、若村麻由美は2013年公演に続いての出演となるが、「今日、楽屋で初めて皆さんとお会いしましたが、皆さん本当にずっと喋っている(笑)。賑やかでびっくりしました。私は新入りとして参加しますが、安心して楽しくできそう」と永作。一葉と言えば五千円札でもおなじみだが「(この作品が決まってから)五千円札は使いたくなくなりました(笑)。身近に感じてしまって…。最近、財布の中に五千円札がたまりがちです。でも一葉の人生をぞごんじない方も多いので、彼女が右往左往しながら必死に生きる姿を感じて欲しい」とも語った。なお会見では、一葉の母・多喜役の三田が今年芸能生活50周年を迎えたことを、共演者が祝うサプライズも。ケーキと花束を贈られた三田は、喜びつつ「気がついたら50年経っていました(笑)。とにかく井上ひさし先生に出会えたことが私の中で大きな宝。そして長く所属した劇団(四季)を離れて初めて出た舞台が、(樋口一葉の原作で)蜷川幸雄さん演出の『にごり江』でした。井上先生とも一葉とも、長い付き合いです」と、本作との縁を語り、「まだ舞台に立てていることを、本当に嬉しく思います」と感謝の言葉を話していた。公演は8月5日(金)から25日(木)まで、東京・シアタークリエにて。チケットは6月4日(土)に一般発売を開始する。東京公演ののち、9月に兵庫、新潟、宮城、山形、滋賀、長崎、愛知でも上演される。
2016年05月26日『攻殻機動隊』シリーズ、『イノセンス』などを手掛ける押井守監督が、構想15年をかけて異国の地・カナダで全身全霊を捧げて撮影した『ガルム・ウォーズ』。この度、3月26日(土)より発売される前売り券の購入者特典として、本作の原点である超貴重映像が収録されているDVDを数量限定でプレゼントすることが明らかになり、今回そのDVDから冒頭1分間の映像が公開された。遙かなる古代、戦いの星・アンヌン。ここには創造主・ダナンがつくったクローン戦士・ガルムと彼らから神聖視される犬・グラと、鳥が生息している。ガルムはたとえ命を落としても、その個体の記憶をクローンの脳に転写することで、幾世代も生き延びてきた。ダナンが星を去った後、覇権をめぐり3部族の抗争が続いていた。ある日、空の部族・コルンバの女性飛行士「カラ」は、陸の部族・ブリガの兵士「スケリグ」との戦闘の最中、情報操作に長けた部族・クムタクの老人「ウィド」と出会う。我々は何処から来て何処へ行くのか。ウィドが投げかける不可思議な問いによって、敵同士である彼らの間に奇妙な連帯が生じ、3人は「ガルムの真実」を探る旅に出る。しかし、それは神の怒りに触れる行為だった――。本作は、かねてより「実写とアニメーションは融合して区別がつかなくなる」と提唱してきた押井さんが、『イノセンス』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』など数々の作品を共にしてきたアニメーション製作会社Production I.Gとオール北米ロケを敢行。言葉も通じぬ異国の地で、日本人は監督含めスタッフ7人。外国人俳優を起用して撮影に挑み、アニメーションと実写の境界線を越えた新しい映像を作り上げている。また、名だたる名匠と数々の名作を生み出し、ヒットに導いてきた鈴木敏夫が、盟友・押井さんを支えるため、本作の日本語版プロデューサーに就任。『イノセンス』以来、12年ぶりの強力タッグとなっている。そして今回、本作の前売券の概要が決定。購入者特典としてプレゼントされる超貴重DVDは、本作の原点である“最初の映像”[G.R.M.]パイロット版だ。本映像は、1990年代後半に押井監督作品として企画され、1999年に製作が凍結された幻のプロジェクト『G.R.M.』(=通称「ガルム戦記」)の3年に及ぶ開発期間中に制作された数多くのパイロット・フィルムのうちの1本。2001年の「東京国際ファンタスティック映画祭」でのみ上映された“蔵出し映像”であり、制作陣には特技監督として「ガルム戦記」に参加した樋口真嗣も名を連ねているという。そんな樋口監督は、「日本のエンターテインメントは押井守を先頭に革命が起きるんだよって、本当にそう思ってましたから。これをやらないと俺たちは変わらないんだよ」と熱を込めて当時をふり返っている。『ガルム・ウォーズ』は5月20日(金)より全国に公開。(cinemacafe.net)
2016年03月24日●「進撃の巨人」との出会い2015年8月1日より公開された劇場作品『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』が、Blu-ray/DVDとなって2016年2月17日にリリースされた。2009年に「別冊少年マガジン」(講談社刊)にて連載が開始して以来、そのオリジナリティー溢れる構成力でたちまち全世代を虜にした、諫山創氏が描くコミックス『進撃の巨人』を原作とする本作。2015年9月19日には後篇となる『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』も公開され、2部作の合計興行収入が50億円に迫る大ヒットを記録した。映画化にあたり、監督を務めたのは、『ローレライ』(05)、『日本沈没』(06)、『巨神兵東京に現わる』(12)、『のぼうの城』(12/共同監督)などを手掛けた樋口真嗣氏。スタッフとともに常に新たな特撮の可能性に挑んできた樋口監督だが、本作では特撮とCGの融合を追求した映像<ハイブリッドVFX>を活かし、"CG だけでは得られない生のリアルさ"と"特撮では得られない飛躍"をスクリーン狭しと展開し、実写ならではの魅力を追求した作品に仕上がっている。そこで今回は、Blu-ray/DVDの発売にあたり、あらためて樋口監督に作品を振り返ってもらった。○樋口真嗣監督が語る『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』――昨年夏に公開された『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』がBlu-ray/DVDとなってリリースされますが、監督ご自身としては一段落といった感じでしょうか?樋口真嗣監督「それが全然……ゴジラの撮影をずっとやっていたので(笑)。公開された映画はちゃんと劇場で観ることにしているんですけど、なかなか行く余裕がなくて、お客さんの反応などが見れていない。なので、ちょっとモヤモヤしているのに、もうDVDが出ちゃうんですよね」――『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の監督を引き受けることになった経緯を教えていただけますか?樋口監督「まだ原作が2巻か3巻ぐらいまでしか出てない頃に、表紙に惹かれて読んでみたらメチャクチャ面白かったので、東宝のプロデューサーに漫画を渡して、こういうのをやりましょうって話をしたんですけど、もうすでに他のチームがやることが決まっていたんですよ。でも、それが途中で止まったようで、繰り上げ当選みたいな感じで監督をすることになりました。手を上げておいてよかったです(笑)」――かなりハードルの高い作品だと思うのですが、原作を読んだときから実写化のビジョンはできていたのでしょうか?樋口監督「上手くいくかどうかはわからないけれど、やりたいかやりたくないかで言えばやりたかった。そのうえで、どうやって実現するかは決まったらみんなで考えようみたいな感じでした。ただ、こうすれば上手くいくかもしれないというものがあっても、今まで誰もやったことがないことなので、結局いろいろなやり方をひとつひとつ検証していかなければならない。ダメならCGでやればいいと思いながらも、できるだけCGを使いたくなかった。使わないほうがストレスが少ないので」――CGを使うとストレスになるのですか?樋口監督「CGの場合、最後までやらないとどのようになるかがわからないんですよ。だから、ずっとどこかで心配しながら作らないといけないのがすごいストレスになる。本当にこれでできるのか、途中の段階ですごく不安になります。特に今回のように、今までにやったことのないものをやるとなると、さらに不安になりますね」――今回の特撮で大変だったのはどのあたりでしょうか? 特にワイヤーアクションの部分はかなり大変だったのではないかと思うのですが?樋口監督「全部大変でしたが、逆にワイヤーアクションの部分は、もっと苦労すると覚悟していたんですけど、田淵さん率いるアクションチームが頑張ってくれたおかげで意外と最初のテストの段階でかなり良い手応えがあったので、あとは細かく詰めていけばいけるなって。ただ、役者さんがものすごい体力を使うので、何度もはできないんですよ。だから、どうやったら一回で上手くできるかを考えていました。苦労するのは自分よりもやっている人たちなので」――本作では、巨人役のオーディションなども話題になりました樋口監督「誰でもいい訳ではないので、選ぶのはけっこう大変でした。オーディションには300人ぐらいいたんですけど、そこから20人くらいに絞り込んで……ビックリ人間大会みたいな感じでした(笑)」――オーディションで選んだ基準はどういったところだったのですか?樋口監督「個性的な人ですね。キャラクターとして確立しているかどうか、見た目のインパクトが一番で、あとは表現力。まあ、何よりも外見ですね。撮影中はずっと裸で付き合っていたので、服を着ている状態で会うと、どなたでしたっけ? みたいな(笑)。裸のときの社会性のない感じがすごくて。とにかく存在感がすばらしいんですよ。ボディメイクをしているので、お尻の小さい面積でしか座れない。だから、みんなで輪になって、ちょこんと座っているんですけど、それが可愛くて(笑)」●永遠に撮っていたかったぐらい楽しかった――今回の撮影で軍艦島をロケ地に選んだのは監督の意向ですか?樋口監督「そうですね。以前、別の仕事で何度か行ったことがあって、ここでロケができたらいいなって思っていたんですよ。原作通りにするのであれば、その近所にあるオランダ村やハウステンボスなんですけど、日本人が出演する以上、ヨーロッパである必要もないし、ちょうど連載しているときに、付録で巨人のゴム人形みたいなものがついてくる回があって、それを使った写真コンテストがあったんですよ。そのときに原作の諫山さんが選んだものに、現代の横浜に巨人が現れるみたいな合成写真があって、『本当は現代に登場させたかった』みたいなコメントをしていたので、それなら映画は現代を舞台にしようという話もあったのですが、原作に沿った物語の受け皿として。日本のなれのはてのような世界を舞台にすることになった。それなら軍艦島がピッタリじゃないですか。なので、軍艦島をビジュアル的な背景の柱にして、作品を組み立てていくことになりました」――軍艦島での撮影も大変だったのではないでしょうか?樋口監督「たぶんもう許可は下りないでしょうね。世界遺産の絡みもあって、我々が撮影した場所はもう入れないと思います。本当に危険なところで、ヘルメット率が異常に高かったです」――映画監督というより現場監督ですね(笑)樋口監督「本当にそう。職業が変わっちゃうんじゃないかって(笑)」――キャスティングも基本的に監督の指名ですか?樋口監督「若い人はいくらかオーディションもやりましたが、メインどころは指名してオファーしている感じです」――主人公のエレン役に三浦春馬さんを起用した理由は?樋口監督「何年か前に、劇団 新感線の舞台をみたとき、すごく良かったんですよ。ドラマだとセンシティブな芝居をする印象があったので、あそこまで振り切れて動けるとは思っていなかった。身体のキレがとにかくすばらしくて、これを誰も使わないのはもったいないと思って、芝居のあとの打ち上げに忍び込んで、一緒にやろうよって口説きまして(笑)。そのときは、『進撃の巨人』の話ではなかったんですが、『進撃の巨人』をやることになったとき、もう三浦君しかいないだろうって思いました。巨人になったエレンのイメージにうまく繋がったのも理由のひとつですね」――クランクアップのときの感想はいかがでしたか?樋口監督「最後はグリーンバックで、立体機動のシーンを一人ずつ撮影して終わったんですけど、みんな花束をもらって去っていくのを見ていると、だんだん腹が立ってきて……。とにかく撮影が楽しかったので、何で終わるのにうれしそうな顔をしているんだよって。俺は寂しいんだ、もっと撮っていたいんだって思っているのに、みんなが『もう嫌だ』っていうのが顔に出ていて(笑)。本当にきつかったと思うんですけど、僕自身はそちらのほうがかなりこたえました。本当に永遠に撮っていたかったぐらい楽しい撮影でした、僕自身は」――巨人同士の戦いのシーンなどはかなり力が入っていたのではないでしょうか?樋口監督「巨人化してからの戦いを撮っているのは(特撮監督)の尾上(克郎)さんなんですよ。ほかの部分はコンテを出してイメージを統一したんですけど、巨人の戦いは具体的に決めちゃうよりも、アクション監督と尾上さんに任せて、現場で生まれるエネルギーをきちんと撮ってもらうほうがいいんじゃないかと思って。もちろん自分でも撮りたいという気持ちはありましたが、もうすべてお任せしました。ただひとつだけ、"飛び蹴り"は必ずいれてくれってお願いして(笑)。今回撮影して思ったのは、原作が完結していないものを映画化するのはこんなに大変なのかってことですね」――映画として、何らかの結末が必要になりますからね樋口監督「そこが本当に大変で。映画を作っている間にも原作は進んでいくじゃないですか。そうしたら、ああ、こうなっちゃったか……みたいなことが何度もあって」――そこをいかに割り切るかが難しいのではないでしょうか?樋口監督「そこは段々と割り切れるようになっていきました。逆に、すり合わせているのか、意外とこちらのネタが原作に反映されることもあったりして。結果として映画が原作どおりになるので問題はないんですけど(笑)」――ひとつ監督お伺いしたかったのは、当初、キャラクターデザインとして貞本(義行)さんのお名前が挙がっていたと思うのですが樋口監督「そういう風に出ちゃったんですけど、実際は映画に出てくる車のデザインをお願いしています。貞本さんが車やバイクが大好きなので」――そんな『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』がパッケージ化されますが、あらためての感想はいかがですか?樋口監督「劇場公開のときは、映画館まで足を運んでくださいって言っておきながら、舌の根も乾かぬうちに、パッケージを買ってくださいというのもあれなんですけど(笑)、繰り返し観られるのがいいところだと思います」――Blu-ray/DVDであらためて観るときに注目してほしいポイントはありますか?樋口監督「キャラクターひとりひとりを追いかけて観てもらえると、また違った発見があると思いますし、遠くのほうにいる巨人の動きなども、じっくり観てみると面白いんじゃないかと思います」――それでは最後に発売を待つファンの方へのメッセージをお願いします樋口監督「すばらしい原作をどうやって映像化するかということを考えながら、丸々2年掛けて頑張りました。これ以上のものは簡単にはできないだろうという、ある種の到達点までやり込んだつもりです。買う価値のある作品になっていると思いますので、ぜひお買い求めください。よろしくお願いします」――ありがとうございました『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』のBlu-ray/DVDは2016年2月17日の発売。Blu-ray/DVDともに豪華版と通常版がラインナップされており、豪華版には「オリジナルメイキング」映像やイベント映像集を収録した特典ディスクが同梱されるほか、イメージボードや画コンテなどを収録した100ページ超のスペシャルブックレットやキャラクタービジュアルカード(7枚組)などが封入される。なお、後篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』のBlu-ray/DVDは2016年3月23日の発売予定となっている。(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会(C)諫山創/講談社
2016年02月17日三浦春馬や水原希子を迎え、全世界累計発行部数5,000万部を超える“怪物的漫画”を実写化した映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』。本日2月17日(水)より本作「前篇」のブルーレイ&DVDがリリースされるが、この度、豪華版に特典映像として収録されるメイキング映像の一部が公開!水原さんが“ミカサ”という役に命がけで挑んだ思いや、迫力のワイヤーシーンの裏側が明かされた。原作は、「別冊少年マガジン」にて連載中、その斬新な設定とオリジナリティー溢れる構成力で全世代を虜にする漫画「進撃の巨人」。2009年連載開始から現在までにコミック18巻を敢行、全世界累計発行部数は5,000万部を超える。世界中のファンから熱い視線が注がれる中、2015年に三浦さんや水原さん、そのほか本郷奏多、石原さとみ、長谷川博己ら実力派俳優を揃え実写映画化。8月1日に前篇、9月19日に後篇が公開され、2部作の合計興行収入が50億円に迫るヒットを記録した。そんな本作のBlu-ray&DVDが、「前篇」は本日2月17日、「後篇」は3月23日(水)と2か月連続リリースが決定。「前篇」の豪華版には、177分に及ぶ映像特典が収録される。「進撃の映画化」では、実写映画化への道のりを、原作者・諫山創と監督・樋口真嗣のインタビュー映像や、ビジュアル資料を交え解説。「進撃の立体機動」では、ワイヤーアクションに挑むキャストに密着したドキュメントや、立体機動を実写表現するための技術解説などの立体機動について特集。また、いまや世界遺産ともなり、もうここまでの撮影はできないであろう軍艦島でのロケハンの様子や、クランクインから撮影終了までを追った軍艦島特集映像「進撃の軍艦島」など見どころ満載のようだ。今回、オリジナルメイキング「進撃の立体機動」より水原さん体当たりで挑んだアクションのメイキング映像が一部公開。映像では、3か月に及ぶ撮影準備期間に行なったトレーニングの模様や、実際の撮影シーンが垣間見え、水原さんや樋口監督、アクションコーディネーターの田渕景也らのインタビューも収録。水原さんは「オファーをもらったその日から『身体を鍛えなければ』と焦り準備していた」と明かし、その甲斐あってか、衣装合わせの日にアクションチームから受けた洗礼にも見事に応えて見せた。アクションコーディネーターの田渕さんが「できないと思って言った」というと、水原さんは「舐めてもらっちゃ困る!私だってこの“役”に命をかけている!生半可な気持ちで向き合ってない!」と話し、いい意味でのぶつかり合いがあったことを明かした。ほかにも劇中で立体機動装置で迫力のアクションを披露した三浦さんや長谷川さん、本郷さんたちの映像も収められている。また、「後篇」の豪華版にも、巨人たちの映像化の秘密を紹介する特集映像や、映画全体のCGや合成、特撮テクニックについて解説する映像など、3時間を越える超豪華な映像特典が収録予定だ。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』Blu-ray&DVDは、「前篇」が2月17日(水)より、「後篇」が3月23日(水)より2か月連続リリース。(text:cinemacafe.net)
2016年02月17日2016年4月より放送開始予定のTVアニメ『文豪ストレイドッグス』より、梶井基次郎(cv. 羽多野渉)、樋口一葉(cv. 瀬戸麻沙美)、泉鏡花(cv. 諸星すみれ)のキャラクターアニメ立ち絵ビジュアルが公開された。○TVアニメ『文豪ストレイドッグス』登場キャラクター紹介■梶井基次郎 (cv. 羽多野渉) 能力名:檸檬爆弾(レモネード)ポート・マフィアの構成員。丸善ビル爆破事件で指名手配されている爆弾魔。「死」を「究極の科学」と豪語する狂科学者である。■樋口一葉 (cv. 瀬戸麻沙美)利発で、パンツスタイルの美しい女性。ポート・マフィアの首領直轄の遊撃隊に属し、武闘組織「黒蜥蜴」を動かす権限を持つ。上司である芥川を「先輩」と呼び、慕っている。■泉鏡花 (cv. 諸星すみれ) 能力名:夜叉白雪おとなしい和装の少女。だが、その正体はポート・マフィアの構成員。殺戮の異能を持ち、組織に拾われて暗殺者として育てられた。なお、12月25日には中原中也のビジュアルが公開予定となっている。○「Anime Japan 2016」内にて『文豪ストレイドッグス』のスペシャルステージが決定2016年3月26日(土)、27日(日)に東京ビッグサイトにて開催される「Anime Japan 2016」のイベント会場内にて、『文豪ストレイドッグス』のステージイベントが決定。開催日は27日(日)で、中島敦役の上村祐翔や太宰治役の宮野真守らが出演予定となっている。ステージ観覧などの詳細は、「AnimeJapan2016」公式サイトをチェックしてほしい。○『文豪ストレイドッグス』×「FITS」のコラボフレグランスが12月22日より世界最速先行受注開始『文豪ストレイドッグス』×「FITS」の完全限定生産コラボフレグランスが12月22日(火)よりAmazonにて世界最速受注を開始しているので、こちらも注目しておきたい。■コラボフレグランス第1弾「中島敦」フレッシュなグリーンアップルとペア、キウイがみずみずしく、ミドルの花々が広がる華やかで柔らかいフルーティー調の香り。それと同時に中島敦のようなしっかりとした骨格も併せ持ち、お人好しで優しくも、意志を感じる一面を表現した香り。■コラボフレグランス第1弾「太宰治」アップルやレモンがはじけ、トップノートからは明るい印象を受けるが、次第に落ち着きある甘さが広がり、ラストの印象を残したままいつの間にか消えている。太宰治のようなつかみどころのないミステリアスな一面を表現した香り。(C)2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
2015年12月22日『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明氏を総監督に迎えて制作されている映画『シン・ゴジラ』(2016年7月29日公開)より、史上最大の設定で登場するゴジラのビジュアルが初公開された。『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)以来、12年ぶりに東宝が製作することでも話題になっている本作。脚本・総監督を庵野秀明氏、監督・特技監督を実写版『進撃の巨人』前編・後編で監督を務めた樋口真嗣氏が担当し、劇中に登場するゴジラの体長はこれまで最大とされてきたハリウッド版『GODZILLA』(2014年)を上回り、過去最大の118.5メートルに及ぶという。キャストには主演の長谷川博己のほか、竹野内豊、石原さとみの出演が発表されている。また、ゴジラのイメージデザインには『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015年)でコンセプトアート&デザインを手がけた、国際的にも評価の高いアニメーターの前田真宏氏が参加。前田氏は今作ゴジラの造形について「庵野総監督とディスカッションする中で、日本人だけが作ることのできる、ゴジラに込められた精神性や想いをデザインに落とし込もうと考えました」と着想についてコメント。新ゴジラは「戦後間もない頃に製作された初代『ゴジラ』のリアリティに対して、3.11を体験した我々だからこそ体現できる、リアリティのある、原点回帰のデザインになっていると思います」と、かつてのゴジラに対して、新たな世代にとっての"脅威"を表現する存在になっているという。キャラクターデザインには、『仮面ライダードライブ』で怪人デザインを手がけ、特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』で巨神兵の雛形造形を担当した、日本におけるキャラクター造形の第一人者・竹谷隆之氏が参加。竹谷氏は「庵野総監督と前田さんが作り上げてきたゴジラのコンセプトデザインをもとに、立体物として造形していく作業を、半年以上、およそ100回ものやり取りを経て製作していきました」と、長期にわたってアイデアが固められていったことを振り返る。そして「庵野総監督の頭の中にある"ゴジラ"の具体的なイメージは、一つ一つのディテールにも意味があり、それを具現化していく作業は、僕にとってとても刺激的で濃厚で、かつ楽しい経験でした」と制作は充実したものだったようで、「人類が本気で畏怖するにふさわしい存在がダントツの現実感で迫る恐怖を、僕も早く目撃したいです」と作品への期待を語っている。なお、現在最新の特報動画が公式サイトなどで公開されている。映像は、都内近郊の街をまるごと封鎖した大規模ロケで撮影されたもので、ゴジラから逃げ惑う大勢の人々が描かれ、街中がパニックになっている様子が映しだされている。撮影は、すでに10月で終了し、現在は編集の真っ只中であるという。本編は6月下旬に完成を予定している。(C)2016 TOHO CO., LTD.
2015年12月10日女優の樋口可南子(56)が、ベルギーで開催された「第40回ブリュッセル国際映画祭」で、"最優秀女優賞(Prix de la meilleure ACTRICE)"を受賞した。ブリュッセル国際映画祭は1976年に創設された。これまではインディペンデント映画を中心に上映する映画祭として知られたが、40回目となる2015年からはチームやテーマを一新。規模が拡大され、17日のオープニングには、先のパリ同時多発テロの影響を受けて厳戒態勢となっていた中、劇場・Grand Eldoradoに600人以上もの観客が集まった。同映画祭には、樋口が佐藤浩市と夫婦役で共演した映画『愛を積むひと』(公開中)がコンペティション部門に出品された。メガホンを取った朝原雄三監督の作品で同部門に出品されたのは本作が初。さらに、今年唯一のコンペティション部門に選ばれた日本映画ともなった。最優秀女優賞を受けた理由としては、樋口演じる良子の全てを許して包み込む演技が素晴らしかったこと、テーマが人間関係の構成を使って表現されていたこと、監督の演出の繊細さ、希望があるメッセージ性など。なお会期中はテロの余波から、渡航の最高警戒レベル4に引き上げられていたが、上映および授賞式には、日本からプロデューサーの1人が出席した。21日に予定されていたクロージングセレモニーは中止。関係者のみの夕食会の場で、各賞の発表と授与式が行われた。樋口は、「思いがけない受賞に、ただただ驚いています」「この心優しい映画が海外へ渡ってくれたことが本当にうれしい」としながらも、当日を「受賞の喜びと同時に警戒厳しい国からプロデューサーが無事に帰国してくれることを祈った一日でした」とも回顧。「ベルギーからプロデューサーがトロフィーを抱えた写真が届いて初めて知りました」とも明かしつつ、ねぎらいの気持ちも強いようで「今は、スタッフと一緒にお祝いしたい気持ちでいっぱい」と話す。一方の朝原監督は「難しい役をためらいやおじけを振り払って演じてくれた勇気が、結果として演技を超えた存在感をもって登場人物として映画に実を結びました」とし、樋口に対して「これからも時々で構いません、その芯の通った凛とした姿をスクリーンに現してください」と大きな期待を寄せた。また、樋口同様に海を越えて評価されたことにも感動。「ややこしい政治情勢のただ中にあるブリュッセルで寛容をテーマにしたこの映画が上映されたことに深い感慨を覚えます」と語った。『愛を積むひと』は、長年連れ添ってきた夫婦が連れ合いを亡くした時、どのように立ち直り、一歩前に進んでいくのか、お互いを思いやる夫婦の絆を描く。(C)2015「愛を積むひと」製作委員会
2015年11月26日2015年9月18日、19日の全国映画動員ランキングは、『進撃の巨人 ATTACK ON TITANエンド オブ ザ ワールド』(全国332館)が初登場で1位を飾った。8月1日に封切られ、現在も公開中の前作も初登場で動員ランキングのトップを飾っている。その他の写真『進撃の巨人…』は、全世界累計発行部数が5000万部を超えるベストセラーコミックを2部作で実写化した後編。突如現れた“巨人”と人類が生存をかけて戦う苦闘が描かれる。三浦春馬、水原希子、石原さとみらが出演し、庵野秀明とともに新作『ゴジラ』を手がける樋口真嗣が監督を務めた。前作同様、4つの体感型スクリーンサイト(IMAX、4DX、MX4D、D-BOX)での興行も行っている。2位は桐谷美玲主演のラブ・コメディ『ヒロイン失格』(全国268館)、3位はマーベル最新作『アントマン』(全国334館)が入り、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の制作スタッフによるオリジナル・アニメ『心が叫びたがってるんだ。』(全国142館)は5位にランクインしている。『進撃の巨人 ATTACK ON TITANエンド オブ ザ ワールド』公開中
2015年09月24日2016年夏に公開が予定されている『ゴジラ』シリーズ最新作『シン・ゴジラ』のキャストが発表された。『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)以来、12年ぶりに東宝が製作することでも話題になっている本作。脚本・総監督に『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明氏、監督・特技監督に実写版『進撃の巨人』前編・後編で監督を務めた樋口真嗣氏を迎えて制作され、劇中に登場するゴジラの体長はこれまで最大とされてきたハリウッド版『GODZILLA』(2014年)の108メートルをはるかに上回り過去最大になることが発表されている。庵野総監督が命名した『シン・ゴジラ』というタイトルからも、今までに体験したことのない『ゴジラ』を予感させる意気込みが込められている。今回発表されたキャストは、俳優の長谷川博己、竹野内豊、女優の石原さとみの3名。長谷川と竹野内はゴジラが襲撃する現代日本の政府関係者、石原は米国エージェントを演じる。3人とも、庵野総監督と初タッグとなる。「"世界的に有名な"と言っても過言ではない『ゴジラ』作品に、まさか自分が出演させていただけるとは……」と語る長谷川は、「空想特撮エンターテインメントであり、大きな危機に直面した時の日本のあり方を問う社会的な側面を持った作品でもあります」と映画の魅力を分析。「ヒットメーカーである庵野総監督、樋口監督のもと、しっかりと自分の役割を務めたいと思います」と撮影に臨む思いを述べた。「『ゴジラ』のオファーがきた時、よっしゃーーーっと家で叫びました」と振り返る石原は、長谷川と同じく実写版『進撃の巨人』に続く樋口監督作品への参加。しかし、今回の役どころには「台本を読み、がくぜんとしました」と語るほど苦戦しているようで、「庵野総監督、樋口監督にダメ出しされるなかで、悔しくて涙を流してしまうぐらい、今難しい役と向き合っています」と奮闘ぶりを明かす。それでも「プレッシャーで胃が痛い毎日ですが、『ゴジラ』にヒロインとして出演させていただける事に責任と幸せを感じて撮影に取り組んでいきたいと思います」と力強いコメントを寄せている。そして竹野内は、「61年前に制作された初の第1作から長い時を経て、29作目に当たる本作は、数々のゴジラシリーズの中でも最強の仕上がり」と作品への自信を語るとともに、「多くのファンのみならず、世界の観客の心に、そして社会に、深いメッセージを与える作品になると思います。ぜひご期待ください」と呼びかけている。3人について山内章弘エグゼクティブ・プロデューサーは、「どんな役柄でも変幻自在の長谷川さん。われわれからのオーダーは、愚直なまでに真っすぐな男を演じてもらうこと。長谷川さんの確かな演技力が『シン・ゴジラ』の柱になります」と長谷川を絶賛。石原には「知的な魅力と大人の女性のセクシーさを併せ持つ稀有な存在。セリフには英語もあり、難しい役柄なのですが、彼女なら応えてくれると思います」と大きな期待を寄せる。さらに竹野内については、「クールな表情の内に秘めた情熱を持つ方で、それが今回の役柄のポイントでもあります。初めて見る竹野内さんをお見せできると思います」とコメントしている。(C)TOHO CO.,LTD.
2015年09月24日庵野秀明が総監督を務め、樋口真嗣監督が手がける新作『ゴジラ』に長谷川博己、竹野内豊、石原さとみが出演することが発表され、3人のコメントが到着した。正式タイトルは、庵野総監督が命名した『シン・ゴジラ』に決定。製作は8月よりすでに始まっており、10月いっぱいまで撮影される。その他のニュース長谷川は「世界的に有名な、と言っても過言ではないゴジラ作品に、まさか自分が出演させていただけるとは」と驚きを隠さず、「空想特撮エンタテインメントであり、大きな危機に直面した時の日本のあり方を問う社会的な側面を持った作品でもあります。ヒットメーカーである庵野総監督、樋口監督のもと、しっかりと自分の役割を務めたいと思います」とコメント。竹野内は「61年前に制作された初の第1作目から長い時を経て、29作目に当たる本作は、数々のゴジラシリーズの中でも最強の仕上がりとなり、多くのファンのみならず、世界の観客の心に、そして社会に、深いメッセージを与える作品になると思います。是非ご期待ください!」と意気込みを語っている。石原は「ゴジラのオファーがきた時、よっしゃーーーっと家で叫びました。しかし台本を読み愕然としました。庵野総監督、樋口監督にダメ出しされるなかで、悔しくて涙を流してしまうぐらい、今難しい役と向き合っています」と明かし、「プレッシャーで胃が痛い毎日ですが、ゴジラにヒロインとして出演させていただける事に責任と幸せを感じて撮影に取り組んでいきたいと思います」と言葉を寄せた。キャストの起用についてエグゼクティブ・プロデューサーの山内章弘は、「どんな役柄でも変幻自在の長谷川さん。我々からのオーダーは、愚直なまでに真っ直ぐな男を演じてもらうこと。長谷川さんの確かな演技力が『シン・ゴジラ』の柱になります」と説明。竹野内と石原については「クールな表情の内に秘めた情熱を持つ方で、それが今回の役柄のポイントでもあります。初めて見る竹野内さんをお見せできると思います。(石原さんは)知的な魅力と大人の女性のセクシーさを併せ持つ稀有な存在。台詞には英語もあり、難しい役柄なのですが、彼女なら応えてくれると思います」と語っている。庵野総監督は『シン・ゴジラ』というタイトルに“新”しいゴジラ、“真”のゴジラ、“神”のようなゴジラ、と様々な意味と想いを込めたという。12年の時を経て制作される『ゴジラ』は、どのように“進化”し、“激震”を与えてくれるのか、公開を待ちたい。『シン・ゴジラ』2016年夏公開
2015年09月23日『進撃の巨人 ATTACK ON TITANエンド オブ ザ ワールド』が9月19日に、全国332スクリーンで封切られた。人気コミックを2部作で実写化。同日、東宝は「前後編合わせて興行収入60億円を目指せるスタートを切った」と初日概況を発表した。『進撃の巨人』舞台あいさつ/その他の写真8月1日に全国公開された前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は公開48日目で、動員232万4000人、興収31億1000万円を記録し、現在も公開中。また、アメリカでは9月30日から、実写邦画としては史上最大規模となる112館で公開される。さらに300館規模での拡大公開の要望も舞い込んでいるという。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでは初日舞台あいさつが行われ、三浦春馬(エレン役)をはじめ、長谷川博己(シキシマ役)、水原希子(ミカサ役)、本郷奏多(アルミン役)、三浦貴大(ジャン役)、桜庭ななみ(サシャ役)、松尾諭(サンナギ役)、石原さとみ(ハンジ役)、國村隼(クバル役)、樋口真嗣監督が登壇した。全米公開について、三浦春馬は「純粋にうれしいし、作品のパワーを感じます」と喜びのコメント。自身にとっては、この日が『進撃』最後のプロモーション稼働となり「大きなプレッシャーがあった分、たくさんのことを学び、感じながら過ごした日々。さみしい気持ちでいっぱいですが、自分の“壁”を乗り越えることができた」と感慨しきりの表情だった。さらに「スタッフの皆さんの力を引き出し、僕らに素晴らしい景色を見せてくれた監督に大きな拍手をお願いします」と語ると、樋口監督は感極まって“男泣き”していた。累計5,000万部突破の大ヒットコミックを2部作で実写映画化する『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の完結編。8月に公開された前編は、観客動員230万人、興収30億円を突破している。ファン待望の後編では、他の巨人を駆逐する黒髪の巨人の正体や、100年前に巨人が出現した理由などが明らかになり、人類最後の進撃が始まる。『進撃の巨人 ATTACK ON TITANエンド オブ ザ ワールド』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年09月19日公開初日を迎えた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』の舞台あいさつが19日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、三浦春馬、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、國村隼、樋口真嗣監督が出席した。諫山創原作の大ヒットコミックを映画化した『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の後編となる本作。公開初日となったこの日は、主演の三浦春馬をはじめとするキャスト陣と樋口真嗣監督が勢揃いし、舞台あいさつを行った。前編も合せてかなりの宣伝活動を行ってきた主演の三浦は、3万2,000kmの移動距離、テレビや雑誌のインタビューも261媒体という驚異的な数字をこなしてきたが、キャンペーン活動もこの日で終了。その三浦は「宣伝活動はとても楽しんでやらせてもらいました。僕1人ではなく、石原さんや水原さん、そして本郷くんが一生懸命見て欲しいという気持ちを持って活動した結果だと思います」と共演者に感謝しながら「素晴らしい景色を見せてくれた『進撃の巨人』が多くの人の心に残り続けることを願っています」とアピール。三浦と一緒に宣伝活動を行ってきたヒロイン役の水原も「こんなにも宣伝が大変だと思いませんでした。これまでは人前でステージに立って話すのが苦手でしたが、今の気持ちをシンプルに伝えればいいんだと宣伝活動を通して学びました。ロサンゼルスも回ったりしてワンステージ成長できたんじゃないかと思います」と自身の成長に満足げだった。また、共通質問として「自分の中で乗り越えた壁は?」と投げ掛けられた石原は「これまで人の目を気にしていましたが、先輩に『どう見られるか、じゃなくてどうありたいか』と言われ、人の意見に流されないようになりました。そしたら生きるのが楽になってきて、今回もハンジというある意味怖い壁でしたけど、自分を信じて頑張れました」と笑顔。一方の三浦は「僕もよく見られたいと意識していて、こういうクロストークも上手くいきませんでした。でも、今回いろんなバラエティー番組や地方を回らせていただき、色んな話が出来るようになりました。昔よりもそういった壁が取り壊せているかと思います」と話していた。なお、世界84カ国の上映が決まっている本作だが、前編の『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』が9月30日に初日を迎えるアメリカでは、112館での上映が決定。アメリカで上映される日本映画では、本作が実写映画の中で最大級だという。
2015年09月19日大人気漫画「進撃の巨人」の実写化プロジェクトの二部作の後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』が9月19日(土)に公開を迎え、三浦春馬、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、石原さとみらキャスト陣と樋口真嗣監督が舞台挨拶に登壇した。三浦さんは公開までにこの日も含め58回もの舞台挨拶に登壇。TVや雑誌などのインタビューを受けた媒体数は261に及んだ。「以前はどこかで『よく見られたい』と意識していて、クロストークもうまくいかなかったけど、今回はいろんな話をできるようになりました。自分のことよりも、いろんな経験をさせていただき、たくさんのことを学ばせてもらった『進撃の巨人』という作品をより多くの人に見てほしいと思ったから」と何より作品のためにという思いでプロモーションに参加してきたと振り返った。また本作はすでに84か国での公開が決まっているが、アメリカでは9月30日(現地時間)より112館で公開が開始となる。実写邦画で3ケタもの館数でアメリカで公開されるのは異例のこと。三浦さんは「純粋に嬉しいです。この作品のパワーを感じます」と語り、水原さんも「LAでもプレミアでも(いい)感触はあったので、海外の人にも見てほしいと思ってました」と喜びを口にした。樋口監督は「このメンバーとやれて幸せです」と改めて苦難を共にしたキャスト陣にねぎらいの言葉を掛けた。最後に再びマイクを握った三浦さんは「本日をもってキャンペーンが幕を閉じるかと思うと寂しい気持ちでいっぱいです」と胸の内を吐露。今回の二部作で主演を張ることについて「とても大きなプレッシャーがありましたが、その中でたくさん学び、考え、感じて過ごしてきました」と振り返る。さらに、特に長い時間を共に過ごしてきた本郷さんと水原さんの名を挙げ「同世代でもあり、ずっと支えてくれました」と語り、他のスタッフ、キャストへの感謝の思いを口にする。さらにこのチームをまとめ上げた樋口監督の存在の大きさについて言及し「もう一度、大きな拍手を」と促し会場が拍手に包まれると、樋口監督は思わず涙をぬぐった。そして三浦さんは「素晴らしい景色を見せてくれた『進撃の巨人』が多くの人の心に残り続けることを願っています」と語り、舞台挨拶は幕を閉じた。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年09月19日実写化不可能と言われた怪物原作を、樋口真嗣監督をはじめ日本が誇る最高峰のスタッフが集結し実写映画化した『進撃の巨人』。前篇は公開初日から観客動員230万人、興行収入も30億円を突破し、世界中が後篇の公開を待ち望む中、世界最速・唯一となる後篇のワールドプレミアが、9月15日、香港にて開催。主演の三浦春馬、水原希子が登壇する舞台挨拶が行われ詰めかけたファンを熱狂させた。原作は、「別冊少年マガジン」にて連載中、累計発行部数がついに5,000万部を突破した超大ヒットコミック。その圧倒的なスケールと世界観、壮大且つ予測不能なストーリー展開が世界中に衝撃を与え、日本のみならず全世界にファンを持つ。実写映画となる本作も、世界84の国と地域で公開され好成績を収めたが、中でも香港では、公開初日にデイリーランキング1位を獲得、実写日本映画として史上最高のスタートを切った。この大ヒットを受け、後篇映画を世界で一番早く、そして映画公開までに一般の観客が後篇を観る機会は唯一この1回のみという貴重なワールドプレミアが香港にて開催。イベントに参加した三浦さんと水原さんは香港国際空港に到着するや否や200人のファンから大歓迎を受け、現地メディアも30名ほど集まるなど、香港でも「進撃」の人気ぶりが伺えた。香港の興行収入が1,000万香港ドルを達成したということで、三浦さんと水原さんは香港の100万ドルの夜景をバックに、香港の夜を満喫。その後、香港観光名物の2階建てバスに乗車。巨人と共に香港市内をめぐり、巨人の登場に驚く人々に笑顔で手を振るなど、香港の風を感じていたそう。三浦さんは今回が香港初上陸とあって大興奮だったようだ。プレミアイベントでは、詰めかけた3,000人もの観客でレッドカーペットは超満員。超大型巨人と、香港の縁起物である2匹の獅子舞を引き連れて三浦さんと水原さんが登場すると、引き裂かれんばかりの大歓声が起こった。2人は、最初こそ緊張の面持ちだったが、大きな声援に満面の笑みでサインや写真撮影で応えていた。そして、この日のために練習したという広東語でそれぞれの想いをコメントした。三浦さんは広東語で自己紹介した後、北京語で、「日本でいま最も人気のある漫画、進撃の巨人を映像化するにあたって、とても大きなプレッシャーを感じました。スタッフ、キャスト全員が自分が出来る全てを捧げた映画です。僕たちの大いなる挑戦を是非楽しみにしていて下さい」とファンへ後篇をアピール。水原さんは広東語、北京語、英語の3か国語を操り「第2部では『ミカサの進化、成長』を皆さんにお楽しみいただければ幸いです。戦士としての技術、力量の進化だけでなく、心情の変化、内面の葛藤、エレンへの想いなど、人間としての成長も見所です。これに加え、アクションシーンやスタント、特にワイヤーアクションにはご満足いただけると思います。でも、何よりみなさんが楽しみにしているのは巨人だと思います。絶対ご満足いただける」と自信を覗かせた。世界で今回限りの、記念すべき華やかなレッドカーペットアライバル、そしてプレミア上映後の舞台挨拶は、後篇の大ヒットを後押しする熱気の中で幕を閉じた。『進撃の巨人 エンド・オブ・ザ・ワールド』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月16日8月1日に公開を迎えた大人気コミックの実写化『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』。公開日時点で全世界83の国と地域での配給が決定した本作だが、このたび後篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』の予告編映像が解禁となった。大型巨人によって破壊された壁の穴を修復すべく、外壁修復作戦に出発したエレン達であったが、巨人の急襲で窮地に陥ってしまう。調査兵団を率いる“人類最強の男”シキシマによってその危機を免れるが、巨人は侵攻の手を緩めない。そんな中、手負いとなったエレンは、仲間のアルミンをかばい、巨人に飲み込まれてしまう――。誰もが絶望しかけたその時、謎の黒髪の巨人が出現し、他の巨人達を駆逐し始めたのだった。「この作戦に失敗したら、それで人類は終わる」巨人はなぜ現れたのか。人類はなぜ戦うのか。いま、人類最後の反撃が始まる。『日本沈没』の樋口真嗣監督がメガホンを握り、主演の三浦春馬をはじめ、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧ら豪華キャストが集結した本作。このたび公開となった予告編映像では、本郷さん演じるアルミンのナレーションから始まる前篇のダイジェストから、前篇公開後、評価の高い石原さん演じるハンジの「こんなのはじめてー!」がさらにスケールアップした、「こんなのはじめてがまた出てきたー!」もお披露目されている。さらに、主題歌は前篇の主題歌「ANTI-HERO」に引き続き、人気バンド「SEKAI NO OWARI」が担当。セカオワ書き下ろしの楽曲「SOS」が使用された本映像がWEBにて解禁されたのは今回が初となる。黒髪の巨人の姿も確認できる同予告編映像。果たして、“巨人の謎”とは一体何なのか?後篇の公開を目前に、『進撃の巨人』がさらなる盛り上がりを見せそうだ。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月02日大ヒット公開中の映画『進撃の巨人』本編では描ききれなかった、人類存亡を賭けた巨人との闘いに挑む兵士たちを描いたドラマ「進撃の巨人ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」。映像配信サービス「dTV」にて8月15日(土)より配信開始を控え、去る8月11日、本作オリジナル新キャラクタ・イズル役の平岡祐太と本作の応援団・小島瑠璃子が、阪急うめだホールにて舞台挨拶に登場した。本作は、映画本編では描けなかった巨人との闘いに挑む兵士たちの姿や、「立体機動装置」など対巨人用の兵器開発に隠された秘話を全3話で配信。兵器隊長“ハンジ”を演じる石原さとみを始め、桜庭ななみ(サシャ)、渡部秀(フクシ)、武田梨奈(リル)ら映画版と同じ豪華キャストが再集結。さらに製作陣にも樋口真嗣総監督をはじめ日本映画・特撮界が誇る各分野の最高峰スタッフが名を連ね、映画前後篇を観る上でも欠かせないエピソードを作り出した。イベント会場には当選した300名を超える観客が集結。上映終了後に舞台挨拶に登壇した平岡さんと応援団の小島さんを温かい拍手で迎えた。またこの日、小島さんは石原さん演じるハンジの衣装を着て登場し「今回このように衣装を着させてイベントに出してもらいました!本当にテンションあがってます!今日は進撃の巨人愛を語らせていただきます」と興奮気味だった。実は、2人とも原作の大ファン。実写化に対して小島さんは「正直できるのかなと思いました。巨人を描くこともそうだし、私たちの大好きな立体起動装置がどうなるのか、あとはキャラも個性的だしそれもどうなるのかと…でも観てみたら進撃の巨人でした」と実写版を絶賛。平岡さんは、実写版をやるなら出演したいと思っていたそうだが、「漫画を見返した時に、僕のキャラはいないなって思って、無理だなと思っていたんです」と当時を振り返り、今回オリジナルキャラクターとして本作に出演できた喜びを語った。また、平岡さんは本編からハンジを演じた石原さんについて「まさにハンジそのもの。スーパー女優魂を持った人。そして女子力が高い!撮影で本当にみんな疲れているときに、主演自らマンゴーを切って差し入れてくれて。座長としてすごいなと」と明かした。さらに本作に関して「映画(全編)では描ききれなかったキャラクターを掘り下げていて、より映画の後編に出てくるキャラクターたちを好きになってくれるといいなと。なのでこのドラマは『進撃の巨人』の横の幅を広げてくれるものなのかなって」とその魅力と意味を語ると、「そのまんまのことを私も感じました。キャラクターのことが好きになりました」と小島さんも納得した様子。最後に、世界に1,000個しかない「進撃の巨人コラボdTVターミナル」が会場に足を運んだ観客全員にプレゼント。同じものが登壇ゲスト2人にもサプライズでプレゼントされると「えーっ!本当ですか?台本に書いてなかった!嬉しい!すごいレアじゃないですか!」と感激する一面も。小島さんは、「(本作は)ドラマの域を超えています。大きい画面で見てほしいので、ぜひこのターミナルを使って大きい画面で迫力のドラマを観てもらいたいと思います!」と応援団らしく本作を応援するコメントを披露した。進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」は8月15日(土)よりdTVにて配信開始。前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は公開中、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月12日8月1日に全国427スクリーンで公開されるやいなや、興行収入50億円をも見込める快進撃大ヒットスタートを切った『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』から、樋口真嗣監修、地上波では放送できない禁断の“PG12”プロモ映像が公開。併せてビジュアルとしては第4弾となる後篇ポスターも解禁された。原作は、2009年「別冊少年マガジン」にて連載が始まり、いまや全世界累計発行部数が5,000万部を突破した大ヒット漫画。6月にはアニメ劇場版が上映、8月7日にはファン待望の最新刊17巻が発売され、“進撃の巨人”ワールドがこの夏日本中を席巻している。このブームにより、話題の映画を真っ先に鑑賞しようと、学生やカップルから家族連れ、そして30代・40代のサラリーマンまで幅広い層が劇場に詰めかけており、今回のメガヒットに繋がっているようだ。観賞した人からは「ヤバイ!」「こんな映画観たことない!」「思ってた以上にリアルでグロイ!」「巨人が怖すぎる!」と賛否両論寄せられる本作から、これまで使用できなかった本編映像が満載のスペシャル映像が公開。制作を手掛けたのは、アニメ劇場版『進撃の巨人』の予告編を担当し、本作のVFXスーパーバイザーも務める佐藤敦紀だ。映像内では、冒頭から新解禁の“巨人”の姿が大量に登場。恐怖に震える人々を次々と捕まえ捕食していくショッキングな映像や、立体機動装置を駆使したバトルアクションシーンもこれまで以上に迫力ある映像で披露。さらに各キャラクターの「本当の敵は巨人じゃない」「君は人か?巨人か?」という物語の核心に迫る、後篇へと続く謎のコメントも見所だ。本映像を見た原作者・諫山創からのコメントも到着した。■諫山創実写映画『進撃の巨人』について色々とご意見をいただいておりますが、ファンの皆様に自分の思うことをお伝えできればと思いました。今回の実写映画制作については僕も初めから関わらせていただきました。監督や脚本家やプロデューサーの皆様と打ち合わせを重ね、様々な意見や良かれと思った提案などをさせていただき、今回の前後篇ができあがりました。ですので、この映画に期待を寄せていただいた方々のご感想やご意見については賞賛意見、あるいは憤りも受けとめ、できるだけ理解したいと思っています。もし観に行くか迷っている方がいらっしゃいましたら、まずはこのPVをご覧ください。実写映画『進撃の巨人』の見どころが詰まったPVです。後篇の熱い展開も、ネタバレにならない範囲で詰まっています。そしてもし、何かを感じて観に行きたいと思ってくださった方は、劇場へ是非お越しください。以上、勝手なお願いですが、僕は進撃の巨人で楽しんでいただけたらと思っています。また映像解禁に伴い、初めて“エレン巨人”が登場する後篇ポスターが公開。「世界はまだ、終わらない。今度は人類(オレたち)の番だ。」と、後篇へと続く力強いキャッチコピーが目を引くポスターは、8月15日(土)より劇場で観ることができる。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は公開中。後篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』は9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月09日俳優の三浦春馬、本郷奏多らが1日、都内で行われた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015年8月1日前編、9月19日後編公開)の初日舞台あいさつに出席した。MCから公開初日を迎えた気持ちを聞かれた三浦は、「(昨夜)変な汗をかいて、一回起きました」と告白。続けて「でも、晴れやかな気持ちで今日を迎えることができました。夏休み序盤でお忙しい方もいらっしゃる中、お越しいただきありがとうございます」と主演らしく堂々と感謝の気持ちを伝えた。イベント中には、「駆逐したいもの」「越えたい壁」をお題にクロストークも。それぞれが回答する中、独特な答えで最も会場を沸かせたのはアルミン役の本郷だった。「ずっと考えていたんですが、思いつきませんでした」とギブアップした本郷は、「なので、謎かけをします!」と宣言。劇中でも、三浦演じるエレンやアルミンの面倒を見るソウダ役のピエール瀧が「大丈夫?」と心配すると、本郷は「じゃあ、ピエールさんがお題をください」と指名した。「おれを巻き込まないでくれよ~」と嫌がるピエール瀧だったが、しぶしぶ「じゃあ『巨人』でいこう」とお題を発表。すると本郷は一考して「整いました!」と、誇らしげに声を上げた。出演者からも「おお~!」と期待する歓声が上がり、注目が集まる中、本郷は「あっ、『整いました』というのは、答えが思いついた時に言わなきゃいけないんですね。じゃあまだ整ってないや」と天然ぶりを炸裂。そして、「やったことがないことはやるもんじゃないですね」と反省し、「こういう適当な自分を駆逐したい」と落ち込んでいた。しかし、一連のやりとりを聞いていた三浦が「うまいね! 今の(流れ)がうまい!」と本郷を絶賛。ピエール瀧が「全然うまくなかったよ!」と否定するのも退け、本郷は「手応えは"アルミン"です!」と自身の役柄にかけたダジャレで締めくくり、会場の笑いを誘った。この日は3人のほか、水原希子、石原さとみ、長谷川博己、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、樋口真嗣監督らが出席。イベントの終盤には、超大型の巨人着ぐるみと共にフォトセッションも行われた。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。国内では332館、427スクリーンでの上映が決定しており、日本以外にも83の国と地域で上映されるという。
2015年08月02日女優の桜庭ななみらが1日、都内で行われた『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015年8月1日前編、9月19日後編公開)の初日舞台あいさつに出席した。MCから紹介され、客席から大きな歓声で迎えられた桜庭は「私自身、完成をすごく楽しみにしていました。早くみなさんに見てほしいと思っていたので、こうして初日を迎えられてうれしいです。今日は本当にありがとうございます」とあいさつした。撮影中の思い出を聞かれ、桜庭は「みなさんとすごく仲良くさせてもらって、ご飯に誘っていただきました。水原(希子)さんと石原(さとみ)さんがお姉さんみたいで本当にうれしかったです」と回答。名前が挙がった水原は「すべてがかわいいんですよ。みなさんもかわいくなかったですか? モグモグ食べるところ」と、桜庭が劇中で演じた食いしん坊キャラのサシャにメロメロだったようだ。石原も「ななみちゃんとは"裸の付き合い"したもんね」と大胆発言。軍艦島でクランクインした際に、共演の武田梨奈と3人でヨモギ蒸しを楽しんだという。すると、桜庭の隣にいた俳優の松尾諭が「隣で俺一人で入っていたやつね。酵素風呂に一人で入ってたんだよ」と報告。そこにピエール瀧が「その情報いらないでしょ!」とツッコミを入れ、観客を笑わせる場面もあった。最後に桜庭が「また誘ってください!」と水原と石原に向けてお願いすると、二人は「はい!」と声をそろえた。この日は5人のほか、三浦春馬、本郷奏多、長谷川博己、三浦貴大、樋口真嗣監督らが出席。イベントの終盤には、超大型の巨人着ぐるみと共にフォトセッションも行われた。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。国内では332館、427スクリーンでの上映が決定しており、日本以外にも83の国と地域で上映されるという。
2015年08月02日女優の石原さとみらが1日、都内で行われた『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015年8月1日前編、9月19日後編公開)の初日舞台あいさつに登壇した。背中が大きくあき、脚には大胆なスリットの入ったドレスで登場した石原。「今日を迎えられてすごくうれしです」と感謝する一方で、「すごく不安で怖かったりもして、今日ここで何を言おうか昨日いろいろ考えていました」と緊張感を伝えた。完成した作品については、「映画が好きな人、原作が好きな人、そして原作を知らない人にも好きになってもらえるように愛をもって作ってきました」と自信をのぞかせ、「その思いが届けられれば」と期待を寄せる。この日は、客席後方からキャスト陣が登場する演出。石原に続いて登場したピエール瀧が、「階段を下りながら、まさかの石原さんのスカートを踏んでしまうという失態をおかしてしまった」と告白し、「これ女優さんにやっちゃだめじゃないですか。しかもあそこで。どうせだったら舞台上で踏んだほうがおもしろかったでしょうけど、あそこで踏んでしまって迷惑をかけた。そういうやらかす自分を駆逐していきたいですね」と劇中のセリフにかけたコメントで会場を沸かせた。終盤に行われたクロストークでは、石原は「完成した作品の公開日前日は不安で眠れなくて、『ハンジ』ってネットで検索してしまう自分がいて…」と意外な一面を披露。「もっと毅然と堂々と『私が楽しかったんだからいいじゃん』ぐらいの吹っ切れた感覚になれたらいいんですけどね」と悩みを明かした。舞台あいさつには2人のほか、三浦春馬、水原希子、本郷奏多、長谷川博己、松尾諭、桜庭ななみ、三浦貴大、樋口真嗣監督らが出席。イベントの最後には、超大型の巨人着ぐるみと共にキャストが客席に立ち、フォトセッションも行われた。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。国内では332館、427スクリーンでの上映が決定しており、日本以外にも83の国と地域で上映されるという。
2015年08月02日この夏、最大の話題の実写化プロジェクト『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』が8月1日についに公開。主演の三浦春馬をはじめ、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧、樋口真嗣監督が舞台あいさつに登壇した。『進撃の巨人』舞台あいさつ/その他の写真諌山創の人気コミックの前後篇の2部作での実写化となるが、全世界発行部数5千万部超とあって海外の注目も高く、この日の時点でアジア、北米、中南米、オセアニア、ヨーロッパの計83の国と地域での配給決定が発表された。人気原作の実写化とあって、製作発表時から期待や歓迎の声だけでなく様々な反応にさらされてきたスタッフおよび俳優陣。主演の重責を担った三浦は、昨夜は「1回起きちゃいました…。変な汗かいた(苦笑)」と明かす。原作の人気キャラクターであるハンジを演じた石原も「前日は眠れない。“ハンジ”と検索したり、みんなのリアクションを気にしちゃう自分がいる」と偽らざる胸の内をうかがわせるが、それでも「製作サイドは何年も前から、私たちも1年以上前から撮影に臨み、愛をもって作ってきました。その思いは届けられたかなと思います」と自信を持って作品を送り出した。また、映画オリジナルキャラクターで最強の男・シキシマを演じた長谷川には早速、客席から「シキシマ隊長!」と歓声が飛び、これには長谷川も笑顔を見せた。ようやく前篇の公開にこぎつけた樋口監督も客席の反応にホッとした表情。上映後には客席から拍手がわき起こったが、監督は「楽屋にいてスタンバイしてたんだけど僕だけスタイリストがついてなくて…『襟が曲がってる』とか『お腹引っ込めろ!』とか言われてて、(拍手が)聞こえなかった」と語ると、客席からはもう一度、割れんばかりの拍手が起こり、これには樋口監督も恐縮した様子で頭を下げた。三浦は最後に「夏は始まったばかり。特別な夏にしていただければと思いますので、今後とも『進撃の巨人』をよろしくお願いします」とアピール。『HERO』、『バケモノの子』などがヒットを記録しており、洋画も『ジュラシック・ワールド』、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』といった大作が今後公開となる中で、本作がどこまで興行成績を伸ばせるか注目が集まる。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』公開中『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』9月19日(土)公開
2015年08月01日女優の水原希子らが1日、都内で行われた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015年8月1日前編、9月19日後編公開)の初日舞台あいさつに胸元の大きくあいたドレスで登場し、会場を沸かせた。客席後方からのキャスト登場に、会場は大きな拍手で包まれた。「こんなにたくさんの方に来ていただけてうれしい」と胸をなでおろした水原が、「会場のこの熱気は、みなさんきっと楽しんでいただけたんですよね?」と投げかけると、客席からは特大の拍手が送られた。各出演者の紹介に続いて行われたクロストークでは、それぞれの「駆逐したいもの」「越えたい壁」がお題に。水原は「こうやって舞台で人前に立つのが苦手なので、あがり症を少しでもなくしたい」と意外な悩みを告白すると、すかさずピエール瀧が「大丈夫です。あがり症の人はそんなセクシーなドレスは着てません!」とコメントし、会場の笑いを誘った。動揺する水原が「『横目で見るから』って瀧さんがずっとおっしゃるんですよ!』と舞台裏のやりとりを明かすと、ピエール瀧も「今日は(自分の立ち位置が)"ベスポジ"にいるなと思うんですよ」と得意げ。列の最右端の位置から熱い視線を送っていた。この日は2人のほか、三浦春馬、本郷奏多、長谷川博己、松尾諭、桜庭ななみ、三浦貴大、石原さとみ、樋口真嗣監督らが出席。イベントの最後には、超大型の巨人着ぐるみと共にフォトセッションも行われた。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。国内では332館、427スクリーンでの上映が決定しており、日本以外にも83の国と地域で上映されるという。
2015年08月01日