ライアン・レイノルズがマイケル・ベイ監督と組んだNetflix映画『6アンダーグラウンド』が、12月13日(金)より全世界同時配信開始。この度、イタリアの美しい街並みを紹介する観光案内のPR映像かと思いきや…伝統と芸術のイタリアの街をも容赦なくぶっ壊して突っ走るカーチェイス特別映像と、クセ者キャラクターたちが描かれたキーアートが解禁となった。世界随一のスキルを持ちながら、過去を消して未来を変えたいと願う、世界中から選ばれた男女6人の精鋭たちが登場する本作。このチームを率いるのは、ライアン演じる謎のリーダー。彼らのミッションは、たとえ英雄として知られることがなくても、成し遂げた任務の成果が歴史に刻まれることだ。この度到着した特別映像は、一見、イタリアの観光PR映像のように優雅に始まるが、突如、一変。美しい街並みの静寂を破って、チームを乗せた“蛍光緑色”のアルファロメオが猛スピードで爆走。追手から逃れるために縦横無尽に駆け巡るド派手な車は、ついには美術館へ突っ込み、由緒ある彫刻たちをなぎ倒し、さらに街中をお散歩する可愛いワンちゃんや、誰もが知る彫刻ダビデ像までも大ピンチに!?ヘリコプターからもボートからも命を狙われながら、車や人も吹っ飛ぶド派手なカーチェイスとスリリングな銃撃戦を繰り広げるクセ者、“6アンダーグラウンド”たちの姿が痛快に描かれており、“破壊王”の異名を持つマイケル・ベイのノンストップ・アクションを存分に感じさせつつ、ライアンらしいユーモアも交えた映像となっている。また、『ボヘミアン・ラプソディ』で一躍人気者となったベン・ハーディ演じるキャラクターがサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の屋根から滑り降りたり、デイブ・フランコが華麗なドライビングテクニックをみせたりと、それぞれの持つスペシャルなスキルも存分に活かされている。彼らのミッションはイタリアだけでなく、舞台はアブダビ、香港など世界を股にかけて繰り広げられるという。Netflixオリジナル映画『6アンダーグラウンド』は12月13日(金)より世界同時配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年11月15日第92回アカデミー賞国際長編映画賞部門スウェーデン代表作品に選出されたLGBTQ作品『ダンサー そして私たちは踊った』が、シネマート新宿・シネマート心斎橋の劇場発信型映画祭「のむコレ3」にて上映されることが決定。併せて本作の予告編とティザービジュアルが解禁となった。「のむコレ」といえば、昨年スマッシュヒットした『ゴッズ・オウン・カントリー』が記憶に新しいが、同作の監督フランシス・リーが、「私たちを途方もなくエモーショナルな旅に連れ出す作品」と激賞している本作。今年の粒ぞろいのLGBTQ作品ラインアップの中でも必見の新作となっている。本作は「ジョージアへのラブレターだ」本作は、クィア・パルムにノミネートされた2019年・第72回カンヌ国際映画祭のプレミア上映を皮切りに、世界各国で高い評価を獲得。監督は、ジョージア(かつてのグルジア)にルーツを持つスウェーデンの新鋭レヴァン・アキン。舞台であるジョージアでは、11月8日から3日間のプレミア上映の5,000枚のチケットが13分で完売。しかし国内最大の教徒数を持つとされるジョージア正教会は、同性同士の恋愛を描いた本作に対して「ジョージアとキリスト教の価値を貶める」と上映中止を求める声明を発表し、右翼部隊が上映に抗議し映画館に突入しようとするなど、空前の騒動となった。アキン監督は本作を「ジョージアへのラブレターだ」と語っている。主演は監督がインスタでスカウト!主人公・メラブを演じるのはコンテンポラリーダンサーとしてジョージアで活躍するレヴァン・ゲルバヒアニ。Instagramで監督にスカウトされ、本作がスクリーンデビューとなる。野心と情熱を迸らせたダンスシーンと、現実にもがきながらも根底にある純真さ、あどけなさを見せる演技が高く評価され、スクリーンデビュー作である本作で21歳にしてオデッサ国際映画祭やサラエボ国際映画祭で主演男優賞を獲得するなど称賛を集めている。力強くあることが望まれる舞踏団で、出会った2人この度、解禁になった予告編では、彗星の如く舞踊団に現れたイラクリ(ヴァチ・ヴァリシュヴィリ)によってもたらされた、主人公メラブ(レヴァン・ゲルバヒアニ)のダンサーとしての葛藤や野心が映し出される。やがて2人だけの練習が契機となり、2人の関係性や、メラブ自身の変化がスピード感を持って映し出されていく。「ジョージアン・ダンスに弱さはいらない」というセリフが表す通り、ひたすら力強くあることが望まれる舞踊団の男性団員。しかし、突如訪れた同性への“恋”によって、大きな変化を余儀なくされたメラブが人生をかけて踊ったダンスは、これまでに誰も見たことのないものだった。また、併せて解禁となったティザービジュアルは、ヴィヴィッドなオレンジをバックに、ジョージアの民族衣装をまとい、思い切り体を反らせたジャンプを決めるのは主人公のメラブ。躍動感と解放感が溢れ、どこか官能的でもあるビジュアルに仕上がっている。ストーリージョージアの国立舞踊団で、幼少期からダンスパートナーのマリとトレーニングを積んできたメラブ。日中のハードな練習の後はレストランでのアルバイトで家計を一手に引き受け、気持ちの休まる暇もない。そんなある日、カリスマ的な魅力のあるイラクリが入団し、同時にメイン団の欠員補充のためのオーディションの開催が知らされる。イラクリの持つダンスの才能に驚き、芽生えたライバル心。それが、オーディションに向けての2人だけの特訓を経て、憧れと抗えない欲望へと変化していく…。『ダンサー そして私たちは踊った』は12月11日(水)よりシネマート新宿、2020年1月5日(日)よりシネマート心斎橋の「のむコレ3」にて上映。(text:cinemacafe.net)
2019年11月15日『Mommy/マミー』『たかが世界の終わり』など、映画界に革新を起こしてきたグザヴィエ・ドランが初めてハリウッドの豪華キャストとタッグを組んだ『The Death and Life of John F. Donovan』(原題)が、『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』として2020年3月13日(金)より公開決定、特報映像と2枚のポスタービジュアルが初解禁となった。初監督作品『マイ・マザー』で世界に鮮烈な印象を与え、その類いまれなる才能に世界が酔いしれた『わたしはロランス』、カンヌ国際映画祭審査員賞『Mommy/マミー』、カンヌ国際映画祭グランプリ『たかが世界の終わり』などの作品で知られるグザヴィエ・ドラン。衝撃のデビューから10年を経て、ニューヨークを舞台に初めての英語作品が完成。人気俳優ジョン・F・ドノヴァンを演じるのは、役柄と全く同じように、自身もTVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」ジョン・スノウ役で世界的スターに躍り出たキット・ハリントン。ドノヴァンと“秘密の文通”を交わす少年・ルパートに扮するのは、『ルーム』で観る者を感涙させた天才子役ジェイコブ・トレンブレイ。さらに、ナタリー・ポートマン、キャシー・ベイツ、スーザン・サランドンらアカデミー賞受賞女優、「ウエストワールド」のエミー賞受賞女優タンディ・ニュートンが脇を固め、観客を魅了する演技のアンサンブルを繰り広げる。アデルや「ザ・ヴァーヴ」など、歌詞と物語がシンクロする絶妙な音楽、登場人物のほとばしる感情に揺れる映像で、華やかなスターの光と影、スキャンダラスな世界の表と裏に迫る本作。さらなる高みへと到達したグザヴィエ・ドランが、切なくも衝撃的な“死と生”を巡る物語を描き切る。この度、公開されたポスタービジュアルでは、キット・ハリントンが演じる美しきスター、ジョン・F・ドノヴァンの憂いを含んだ鋭い眼差しと、「僕を知るのは、世界にただ一人。君だけー」というドノヴァンの孤独を感じさせる印象的なキャッチコピーが見る者を惹きつける力強い1枚に仕上がっている。また、もう1枚のビジュアルには、キットのほか、本作に出演する豪華ハリウッドスターが勢揃いしている。人気俳優ジョン・F・ドノヴァンが死んだ――舞台はニューヨーク。大ヒットTVシリーズに出演し、一躍スターの座へと駆け上った人気俳優のジョン・F・ドノヴァンが死んだ。自殺か事故か、あるいは事件か、謎に包まれた彼の死の真相をにぎる鍵は、世間で一大スキャンダルを巻き起こした、11歳の少年ルパートとの“秘密の文通”。100通以上に渡る手紙から明かされる、華やかなスターの光と影、スキャンダラスな世界の表と裏。若くして世を去った美しきスター、ジョン・F・ドノヴァンの、切なくも衝撃的な死の真相とは――。『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』は2020年3月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月15日一夜にしてスーパースターの座を掴み取った女性ファイター・ペイジことサラヤ・ジェイド・ベヴィスの驚きの実話を描く『ファイティング・ファミリー』。本作の主人公ペイジを演じるのは、イギリス出身の女優フローレンス・ピューだ。日本ではまだまだ馴染みは薄いが、いまから注目しておかなければならない最旬若手女優であることは確実。今後、あれよあれよという間に活躍していくに違いないフローレンス・ピューに迫った。まず、まもなく日本公開を迎える主演映画『ファイティング・ファミリー』は、イギリス東部でレスリング・ジムを営む一家の娘として育った少女が、家族一丸となり世界有数のWWEの大舞台に挑戦していく姿を描く、胸アツなヒューマンドラマ。実話に基づいており、2014年のWWEの舞台で一夜にしてスーパースターとなった女性ファイター・ペイジ役で熱演を見せる。幼い頃から女優を志していたというフローレンスは、2014年、「ゲーム・オブ・スローンズ」のメイジー・ウィリアムズと共演した学園ホラー映画『The Falling』(原題)でデビュー。その後、本国イギリスでは2016年に公開された『Lady Macbeth』(原題)で高い評価を得てブレイク。日本では第9回京都ヒストリカ国際映画祭にて『マクベス夫人』というタイトルにて初上映している。同作に出演した後、順調にキャリアを積み、Netflix映画『アウトロー・キング~スコットランドの英雄~』や、『呪われた死霊館』『トレイン・ミッション』(いずれも’18)と出演する。そして、この度の『ファイティング・ファミリー』が主演作として日本初公開となった。また、2020年2月に同じく主演作『ミッドサマー』が日本公開。『ヘレディタリー/継承』のアリ・アスターがメガホンを取るスリラーで、ペイジと同じく黒髪で出演していた『ファイティング・ファミリー』とは打って変わり、ブロンドのピューはその印象がガラっと変わっている。加えて、2020年5月にはマーベル・シネマティック・ユニバースのブラック・ウィドウ単独映画『ブラック・ウィドウ』にエレーナ役として、さらにエマ・ワトソン、シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメらが出演する「若草物語」を映画化したグレタ・ガーウィグ監督作『Little Women』(原題)に四姉妹の四女エイミー役で出演。まさに話題作が続くネクストブレイク女優フローレンス・ピューを、まずは『ファイティング・ファミリー』からチェックしてみてほしい。『ファイティング・ファミリー』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファイティング・ファミリー 2019年11月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC., WWE STUDIOS FINANCE CORP. AND FILM4, A DIVISION OF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年11月15日伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドが亡くなる半年前に行われたロンドン公演の日々を鮮烈に描いた『ジュディ 虹の彼方に』から、日本版特報映像とポスタービジュアルが到着した。ハリウッド黄金期を象徴する映画『オズの魔法使』(’39)で17歳にして一躍スターダムを駆け上がったジュディ・ガーランド。その波瀾万丈の人生と圧倒的なステージパフォーマンスで“伝説のミュージカル女優”として知られ、47歳の若さでこの世を去った。そんな彼女を演じるのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズや『シカゴ』のレネー・ゼルウィガー。今回到着した映像では、彼女が歌う「オーバー・ザ・レインボー」がバックに流れ、『オズの魔法使』のセットを歩く様子や大スターの一面も。華やかな反面、一方で闇も覗けるようだ。「彼女の没後50年後にして、この映画に参加できたことは、本当に素晴らしいことだった」と今作への参加を喜んだレネーは、「彼女は、こんなに多くの人たちにとって大切な存在で、世界中で世代や文化の垣根を越えて、とてもたくさんの人々の人生に影響を与えている。本当に素晴らしい特別な経験だった」と撮影をふり返っている。さらに映像では、本作の最大の見どころとなるレネーの歌唱シーンの一部も登場。観客へ「私を忘れないでね」という切ない言葉を語りかけるシーンもあり、エモーショナルな特報となっている。映像と併せて公開されたポスタービジュアルでは、ジュディのシルエットの中に、本作の名シーンが詰め込まれている。『ジュディ 虹の彼方に』は2020年3月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年11月15日映画を超えた伝説「スター・ウォーズ」でスカイウォーカー家の物語を描く完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。この度、J.J.エイブラムス監督を筆頭に、レイ役のデイジー・リドリー、フィン役のジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザック、そして「スター・ウォーズ」シリーズ全作品に登場するレジェンド的存在C-3PO役のアンソニー・ダニエルズ、プロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディの来日が決定した。ルーカスフィルムと監督のJ.J.エイブラムスが、スカイウォーカー家の物語が結末を迎える本作で、再び世界中のファンをはるかかなたの銀河系への旅へと誘う。『フォースの覚醒』のプロモーション以来、約4年ぶりの来日となるデイジー・リドリーは「日本のみなさん、こんにちは。日本に行くのが待ちきれないわ!」と日本のファンにメッセージを寄せ、来日をとても楽しみにしている様子。また、約1年半ぶりの来日となるジョン・ボイエガは「12月に日本の皆さんに会えるのを楽しみにしているよ!」と大興奮のコメント。さらに、「スター・ウォーズ」シリーズ全作品に出演している唯一のキャストとなるC-3POを演じるアンソニー・ダニエルズは、「スター・ウォーズ」のプロモーションだけでも数えきれないほどの回数で来日を果たしており、完結を迎える本作についても、「僕は日本の『スター・ウォーズ』ファンととてもたくさん楽しい時間を過ごしてきた。日本へ行くのはいつも嬉しいよ。日本で感じる興奮は、僕を気持ちよくしてくれるんだ」とコメント。「以前、ジョン・ウィリアムズの『スター・ウォーズ・イン・コンサート』や『スター・ツアーズ』のオープニングのために日本へ行った。僕は本作でも日本に行くことができてとても嬉しいよ。(日本語で)“フォースとともに、あらんことを”」と喜びを語り、ファンにメッセージを送った。彼らは12月11日(水)に行われるスペシャル・ファンイベントへの登壇など、直接日本のファンと交流する機会を予定している。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年11月15日『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が公開から13日目にして、前作よりも早いペースで興行収入10億円を突破したことを記念し、SNSで話題を呼んでいる原作者スティーヴン・キングのカメオ出演シーンが特別公開された。前作からの観客である10代~20代を中心に、30代~40代など幅広い客層がグループで鑑賞しており、前作よりも3日早いペースで興行収入10億円を達成。前作を超える記録にも期待がかけられている。本作では、多くのカメオ出演、名作へのオマージュや、隠れミッキーならぬ“隠れペニーワイズ”など、何度観ても楽しめる仕掛けが盛りだくさん。そして今回、日本で特別公開となったのが、SNS上でも話題となっている原作者スティーヴン・キングのカメオ出演シーンだ。27年ぶりに故郷デリーに戻ってきた主人公ビル(ジェームズ・マカヴォイ)は、ふと訪れたリサイクル店に飾られていた懐かしい自転車「シルバー号」を目にする。ルーザーズ・クラブの仲間たちとの思い出が詰まった自転車を入手しようと、店員に話しかけると…なんと!原作者キングが店主として登場。作家となったビルとユーモア溢れる会話を繰り広げている。1989年公開『ペット・セメタリー』に牧師役でカメオ出演を果たすなど、原作の映画やドラマに度々登場するキングは、『IT/イット THE END』のクライマックスについて「ラストは最高だ!」と大絶賛のコメントを自身のTwitterに投稿している。また、カメオ出演シーンについてアンディ・ムスキエティ監督は「スティーヴン・キングのカメオ出演は、楽しみながらの撮影だった。彼はとても面白い人で、深く尊敬している人でもある。だから前作を高く評価してくれて、支持を表明してくれた時は本当に嬉しかった。完結編のビジョンを後押ししてくれたようなもの」とコメント。「撮影当日、彼は積極的に参加してくれて、お互いにリラックスして仕事ができた。彼が乗り気になってくれたから、ユーモアのあるシーンにできた。この経験は夢のようだったよ。スティーヴン・キング先生ありがとう!僕は先生が大好きだ!心から尊敬しています!」と喜びをあらわにした。キングはたった1日の撮影にも関わらず3日間も滞在したそうで、多くの時間を共に過ごしたことも明かしている。『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は全国にてIMAX(R)/4D/吹替版同時公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 2019年11月1日より全国にて公開©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年11月14日ジュリアン・ムーア、渡辺謙、加瀬亮の共演でAmazonベスト・ブック・オブ・ザ・イヤーに輝くベストセラー小説を映画化した『ベル・カント とらわれのアリア』。この度、本作のテーマや作品のテーマをジュリアンらが語り、渡辺さんの撮影秘話も交えたインタビュー映像が解禁となった。1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件からヒントを得て、テロリストと人質たちの予期せぬ交流を描いた本作から、今回解禁となったのは、ポール・ワイツ監督や脚本家/プロデューサーのアンソニー・ワイントラーブ、主演のジュリアンらが語る特別映像。アン・パチェットの小説「ベル・カント」に深く共感し、映画化を進めたプロデューサーのワイントラーブは「絶望的な状況下で、何かを成し遂げた人々がいる。ある人質事件の物語だ。極限状態で人はどうなるか。犯人をナイフで刺したり銃で撃ったり逃げ道を探したりする選択肢もある。しかし彼らと向き合い真の姿を見極め、理解し、友人になる道もある」と、本作に込めたテーマをふり返る。そして、「この物語で音楽の果たす役割は大きく、皆を一つにする求心力のあるキャラクター」と彼が語るように、オペラ歌手ロクサーヌ・コスを演じたジュリアンも「極限状態だけれど、人々の行動はいたって普通で普段と変わらない」と言う。その言葉通り、劇中のコスはテロリストの若い女性に対しても感謝を忘れない一面を見せる。さらに、ワイツ監督が渡辺さんとの撮影について、「渡辺謙演じる日本人実業家はオペラ愛好家で、オペラ歌手ロクサーヌ・コスの大ファンでもある。謙が提案してくれたセリフはすばらしかった」とふり返り、「“あなたの歌がオペラだ”。彼がなぜそこにいて、なぜ彼女のファンなのか簡潔に言いあらわしている」と絶賛を贈る。「“人間とは何か”をオペラが問いかけている。必ず終わる人生に何の意味があるのか。死に直面した時、愛はどんな役割を果たすか」と語る監督。分断の時代のいまだからこそ心に響く、そんな1本となりそうだ。『ベル・カント とらわれのアリア』は11月15日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベル・カント とらわれのアリア 2019年11月15日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2017 BC Pictures LLC All rights reserved.
2019年11月14日シャーリーズ・セロンが製作し、出演もするリベンジストーリー『グリンゴ/最強の悪運男』。この度、日本公開日が来年2月7日(金)に決定し、ポスタービジュアルが解禁された。『モンスター』で製作を手掛けて以来、プロデューサーとしても活躍するシャーリーズが贈る本作は、お人好しで、温厚で、正直者すぎて…貧乏くじばかり引いてきた男の爽快かつ壮大にしてラストカットまで完全予測不能のスーパーリベンジ・エンターテインメント。友達だったはずの経営者にだまされた上に、妻まで横取りされてしまったどん底のハロルドは、極悪モンスター上司のリチャードとエレーンへの復讐を誓う。そして、出張先のメキシコで偽装誘拐を演じ、身代金5億円を奪うという生涯初の悪事を企てた。ところが、ハロルドが死ねば、会社に保険金が入ることに気づいたリチャードは殺し屋を雇い…というストーリー。キャストには、“最強の悪運男”ハロルド役で『グローリー/明日への行進』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたデヴィッド・オイェロウォ。良心なき“最強の最低男”リチャード役を、『華麗なるギャツビー』『ある少年の告白』のジョエル・エドガートン。己の欲望は必ずかなえる“最強の性悪女”エレーン役をシャーリーズが演じる。さらに、重要な役柄で『マンマ・ミーア!』シリーズや『レ・ミゼラブル』のアマンダ・セイフライドも出演している。公開されたポスタービジュアルには、カラフルなガイコツが頭上に置かれ、不安の表情を浮かべるハロルドを中心に、それに狙いを定めた銃口の中にそれぞれキャストたちの顔が写し出されている。『グリンゴ/最強の悪運男』は2020年2月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年11月14日興行収入約255億円を記録し、社会現象となった『アナと雪の女王』最新作の『アナと雪の女王2』から、エルサ役の松たか子が歌うメイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」の映像が解禁となった。前作よりもさらにスケールアップした壮大なメロディと、エルサが抱く、まだ見ぬ未知の世界への不安と期待を、松さんが力強く、美しい歌声で表現した本映像。そのパワフルかつ繊細な歌声は、エルサの強い想いと見事にリンクしており、その先の物語にも一層期待が高まる。新たな世界へ“一歩”踏み出した、エルサとアナを待ち受ける結末とは…「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」は、エルサにしか聞こえない“不思議な歌声”をきっかけに、前作で“ありのまま”の自分を受け入れたエルサが、再び自身の“力”と向き合い、迷いを感じながらもまだ見ぬ“未知なる世界へ”と踏み出そうとする彼女の想いが溢れた曲。エルサが自身の力の謎を解き明かすキッカケとなるこの曲は、“物語のはじまり”を告げる重要なシーンに用いられている。なぜ自分だけが特別な力を持っているのか、なぜ自分だけが周りと違うのかという疑問を抱くエルサは、幸せな日々を送りながらも、“力”のせいで心のどこかで“このままではいられない”と感じており、その謎を解き明かすために新たな世界へ進むことを選択する。そして、大事なエルサとの幸せな生活を壊したくないと願い、彼女を守るためエルサと共に旅に出ることを決意したアナ。それぞれが不安や希望を抱きながら、“心のままに”未知の世界へ一歩踏み出した2人の新たな選択によって、どんな冒険が繰り広げられるのか。「『アナと雪の女王』と『アナと雪の女王2』は2作で1つの完成された物語」と監督が語る通り、前作には描かれなかった“エルサに力が与えられた秘密”を巡る本作で、エルサとアナは再び姉妹の絆が試される。『アナと雪の女王2』は11月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reserved
2019年11月13日シャーリーズ・セロンとセス・ローゲンのコンビで贈るシニカルラブコメディ『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』から、新婚の「南海キャンディーズ」山里亮太が説得力抜群のナレーションで贈る日本版予告が解禁となった。今年6月に女優・蒼井優と電撃婚を発表したことで話題を呼んだ山里さん。日本版予告のナレーションでは、シャーロット(シャーリーズ)とフレッド(セス)の格差恋愛、さらには日本中の恋する人たちを全力で応援。失業中でお金もなければ地位もなし、服にも興味がなく、恋愛もご無沙汰という、いまいちイケてない男フレッドの気持ちに100%寄り添い、「あー、大事なところでこうなっちゃうんだよねぇ!」「不釣り合いにみえたっていいじゃないの!」と励ます声が心強い。洋画予告編のナレーションは今回が初挑戦となるが、唯一無二の声を武器に、わずか60秒という尺で一気に映画を自分のものにしてしまう巧みな話術を披露している。「確かに令和最大級の美女と野獣です」と説得力抜群!?山里さんは、本作を観た感想を「こんな恐ろしい映画を世に放っていいのかな。いよいよ我々がイケてる奴らに逆襲を始める狼煙として最高の映画じゃないですかね」とコメント。また、主人公フレッドとの共通点については「みなさん言い辛いから先にこっちが言いますけど、このキャスティング、今、僕以外いないでしょ! 確かに令和最大級の美女と野獣ですから、我々が。ですから、本当に感情移入しまくりですよ。夢を与えましたからね、主人公と僕」と、日本中に衝撃を与えた自らの結婚話に触れ、余裕の表情を見せた。これ以上ないキャスティングでさらにパワーアップした本作は、常に世間から脚光を浴びる次期大統領候補に高嶺の花と知りながら恋をしたジャーナリストが、いくつもの高いハードルを乗り越えていく様を描く。『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』は2020年1月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月13日『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒが監督を務める『MIDWAY』(原題)の日本公開が正式に決定。先日、ハワイでプレミアイベントが行われ、本作に出演する豊川悦司らが参加した。本作は、真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦までを史実に基づき描く映画。エメリッヒ監督が、“いま、自分たちが謳歌している自由のために戦ってくれた人たちのことを伝えたい”と、約20年の徹底したリサーチを基に完成。実在した勇敢な軍人たちの同胞意識と友情、そして米国の勝利を確実なものにするための彼らの決意と犠牲が描かれる。キャストには、アメリカ海軍の兵士たちを、『デッドプール』のエド・スクラインや「BONES ボーンズ -骨は語る-」のルーク・クラインタンクら若手俳優、ウディ・ハレルソン、デニス・クエイド、パトリック・ウィルソンらベテラン俳優が演じ、対する日本軍を豊川悦司さんをはじめ、浅野忠信、國村隼。すでに、11月8日から3,242館で全米公開されており、週末興収は1,750万ドルで初登場1位の大ヒットを記録している。そして10月20日には、撮影場所にもなったハワイのパールハーバー(真珠湾)にあるヒッカム海軍基地内にて、プレミアイベントを開催。メインキャストとなる日本の海軍大将・山本五十六役を演じている豊川さんは、完成した映画を観て「素晴らしい映画だったと思います。エンターテインメントとして、そして戦争というものに対する客観性、メッセージ性を含めてとてもバランスの取れた作品です」と絶賛。さらに「全部本当にあった話ですが、本当にディテールも脚本家や監督が一つ一つに嘘が無いように膨大なリサーチの上に成り立って、このという戦いを描いています。それでもあれから70年以上が経ち、戦争を知らない世代の僕らが作品の観客になることによって、本当にあった戦争というものを自分の実体験のように感じ取って、色々な自分なりの解釈や思いを考えてもらえれば良いと思います」と日本の観客へメッセージを寄せている。また、本作に日本人キャストを起用した経緯についてエメリッヒ監督は「スコセッシ監督の『沈黙』でもキャスティングを担当した日本にいる女性プロデューサーに優れた俳優を紹介してもらった」と明かし、さらに「映画を見たアメリカ人俳優もみんな感心していた。共演シーンがないから日本側の部分は知らないので、初めて試写をした時に何度も耳にしたのは、日本人俳優たちを絶賛する声だった」とアメリカキャスト陣の反応を語り、言葉の問題はあったものの、すばらしい経験だったとふり返っている。そして最後に監督は「戦争に勝者はなく敗者しかいない。命が失われるからだ。だからこそ、この映画を日米双方の海兵たちに捧げたのだ。戦争が再び起きてはならないと伝えたい」と想いを語った。ストーリー日本軍の大将山本五十六(豊川悦司)率いる山口多聞(浅野忠信)や南雲忠一(國村隼)の艦隊が真珠湾を壊滅させた激しい攻撃の後、エリートパイロットのディック(エド・スクライン)と彼の隊は、敵を追跡するよう戦艦エンタープライズの艦長ハルゼー(デニス・クエイド)より命を受ける。一方で、何としてでも日本軍を仕留めたいUS軍は、ニミッツ最高司令官(ウディ・ハレルソン)とレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)が日本軍の戦略を分析していた。かくして、日米2か国の名誉をかけた激しい戦いが次なる戦闘の地、ミッドウェイへと向けられる。お互いの戦況が変わる中、ディック率いる上空から攻撃をする戦闘機の空中戦と、山口艦長や南雲艦長率いる海上からの戦艦の砲撃の壮絶なる攻撃の応酬で、ミッドウェイでの勝利に対する両国の戦力と不屈の精神が試されていく。『MIDWAY』(原題)は2020年秋、TOHOシネマズ 日比谷ほかにて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年11月13日セガ・エンタープライゼス(現・セガゲームス)から発売され、世界のゲームファンの心をつかみ愛され続けているゲームの大人気キャラクター“ソニック”をハリウッドが実写映画化した『ソニック・ザ・ムービー』。この度、本作の日本公開日が2020年3月27日(金)に決定、さらに最新予告映像とポスタービジュアルが解禁された。最新予告編では、地球にやってきたソニックが、ひょんなことから出会った保安官(ジェームズ・マースデン)と相棒となり、ソニックのスーパーパワーを狙うドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)の野望を阻止するため奔走。おもちゃやゲームなど、初めて知る地球の文化に興味津々な姿から、大量のガジェットを投入しソニックをつけ狙うドクター・ロボトニックを「その程度?」と挑発する、やんちゃでお調子者な一面が覗くシーンも。ドクター・ロボトニックから仲間を守るため、砂漠に大都会、万里の長城と、自慢の超高速スピードで世界中を駆け回る、疾走感溢れる冒険を予感させている。同時に解禁された新ポスタービジュアルでは、“ソニック”が、ゲームやアニメでお馴染みのキメゼリフで「ノープロブレム!ここはオレにまかせとけ!」と、余裕の表情を浮かべ、イヤホンで音楽を聴きながらゲームのアイコン的アイテムのリングで遊ぶ、ティーンエージャーらしい姿が。本作は、『ワイルド・スピード』シリーズのニール・H・モリッツと、『デッドプール』『ターミネーター:ニュー・フェイト』のティム・ミラーがプロデュースし、監督にはアカデミー賞短編アニメーション部門ノミネートのジェフ・ファウラーが実写映画を初監督。生まれ変わった世界的人気ゲームキャラクターが、スクリーン狭しと駆け回る超高速スピードアドベンチャーとなりそうだ。『ソニック・ザ・ムービー』は2020年3月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソニック・ザ・ムービー 2020年3月27日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures Corporation and Sega of America, Inc. All Rights Reserved.
2019年11月12日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの監督ジェームズ・ガンがプロデュースを務める、ホラー、SF、サスペンス、ドラマなどのジャンルを超えた『ブライトバーン/恐怖の拡散者』。この度、最旬アーティスト、ビリー・アイリッシュが歌う全米チャート1位獲得の主題歌「bad guy」が使用された予告が解禁となった。主題歌入りの新たな予告映像では、草刈り機の勢いよく回るプロペラ状の刃を、少年ブランドンが素手で止める衝撃のシーンからスタート。さらに「bad guy」が流れはじめる中、ブランドンはベッドの上で痙攣を起こし、目を赤く光らせ覚醒!また、何かに気づいた母トーリが納屋に行くと、そこには赤い光に包まれ宙に浮くブランドンの姿が!そして「ここに来たのは何か意味があるはず」と息子が普通ではないことを悟るトーリのセリフをバックに、ブランドンは怒りに任せ空中から車を落としたり、人間ではありえないスピードで女性に飛びかかるなど、“スーパーパワー”で大暴れ。極めつけは、ショットガンを持った警察官とブランドンが対峙するシーン。ブランドンは扉の外にいたにもかかわらず、警察官が目を離したスキに、すぐ真後ろに現れるなど、“少年を怒らせてはならない”恐怖映像が連続で映し出されていく。ビリー・アイリッシュの「bad guy」が加わることにより、その楽曲の雰囲気も相まって、さらに“不気味”な映像となった今回の予告。本作のメガホンをとったデヴィッド・ヤロヴェスキー監督は、「ビリー・アイリッシュは素晴らしいアーティストで、ポップカルチャーで社会現象となっている。彼女の『bad guy』は映画の核となるコンセプトと呼応して、観る者のダークサイドを包み込んでくれる。(I’m the bad guy, duh!)」と絶賛のコメントを寄せている。『ブライトバーン/恐怖の拡散者』は11月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブライトバーン/恐怖の拡散者 2019年11月15日より全国にて公開© The H Collective
2019年11月12日世界中で愛されるオトフリート・プロイスラーの至極のファンタジーの実写化『小さい魔女とワルプルギスの夜』から、魔法を使って子どもたちを笑顔にするかわいい本編映像がシネマカフェに到着した。本作は、半人前の“小さい魔女”と相棒のカラス・アブラクサスの成長を描いた至極のファンタジー作品。127歳でありながら、未だに半人前の“小さい魔女”役は坂本真綾、100年以上飛んでいないおしゃべりカラス・アブラクサス役は山寺宏一と、人気実力派声優が吹き替えを担当していることでも注目を集める。今回シネマカフェに到着した映像には、小さい魔女が子どもたちの夢を叶える様子が映し出される。“大きい魔女”だけが招待される、魔女にとって大切なお祭り<ワルプルギスの夜>にこっそり忍び込んだ半人前の小さい魔女。しかし、意地悪な大きい魔女に見つかってしまい、罰として1年で7,892個の魔法を覚えて“良い魔女”になることを約束させられる。そんなある日、相棒のアブラクサスと共に良い魔女を目指す彼女の家を、村の子どもたちが訪れる。子どもたちを喜ばせたい小さい魔女は、<金曜日に魔法を使ってはいけない>という魔女のルールを破り、魔法を披露するのだ。映像では、魔女の家におっかなびっくりな男の子が「歌って踊る暖炉が見たい」とリクエスト。小さい魔女は得意気に「まかせて」と、暖炉、時計、窓、シャワーなど、家の中のあらゆるものを使って音楽を奏でる魔法をかける様子が。まるでオーケストラの指揮者のような小さい魔女。これには、思わずアブラクサスもステップを踏み歌い出してしまう。そんな楽しいひとときだが、突然ドアがノックされ、3人の笑顔も瞬にして曇る…。なんとも続きが気になる映像となっている。『小さい魔女とワルプルギスの夜』は11月15日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:小さい魔女とワルプルギスの夜 2019年11月15日よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開© 2017 Claussen+Putz Filmproduktion GmbH / Zodiac Pictures Ltd / Studiocanal Film GmbH / Frank-Markus Barwasser - All Rights Reserved
2019年11月12日“嘘に基づく”衝撃の実話を映画化したクリステン・スチュワート主演「Jeremiah Terminator LeRoy」(原題)の邦題を『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』として公開することが決定。併せて、日本版ポスタービジュアルが解禁となった。アメリカ文壇に彗星のごとく登場し、時代の寵児となった美少年作家J・T・リロイ。映画『サラ、いつわりの祈り』の原作者としても知られる彼は、2人の女性が創り上げた架空の人物だった!J・Tの分身を担ったサヴァンナは、なぜローラに言われるがまま数年間もJ・Tを演じ続けたのか…?本作は、実際に2000年代に一大スキャンダルとして報じられた驚くべき事件について、初めてJ・Tの分身を担ったサヴァンナの視点から映画化した作品。監督を務めたのは、ガス・ヴァン・サント製作総指揮の作品でデビューを飾った新鋭ジャスティン・ケリー。最初は小さな嘘だったが、何度も演じるうちに“架空”が“リアル”を超え、サヴァンナ自身もJ・Tと一体化していく。サヴァンナを演じたのは、『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』のクリステン・スチュワート。ローラには『ジュラシック・パーク』『きっと、星のせいじゃない。』『スノー・ロワイヤル』のローラ・ダーン。さらに、『マーウェン』のダイアン・クルーガー、『ワン・デイ 23年のラブストーリー』のジム・スタージェス、『ラリー・フリント』のコートニー・ラヴらが脇を固める。今回解禁されたポスタービジュアルには、黒いハットとサングラスに身を包んだブロンズヘアのサヴァンナの姿が。その背後には、全く同じ格好のローラが横顔をのぞかせる。「操り人形のめざめ」というコピーには、ローラの操り人形に過ぎなかったサヴァンナがひとりで歩き出すスリリングでドラマティックな展開を期待させる。『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』は2月14日(金)よりシネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月12日『アベンジャーズ/エンドゲーム』が全世界歴代興行収入記録を塗り替え世界No.1 となったことも記憶も新しい中、スカーレット・ヨハンソン演じるマーベルの人気キャラクターの過去と秘密を描く単独映画『ブラック・ウィドウ』(原題:BLACK WIDOW)が、日米同時公開されることが決定した。万能な戦闘スキルとタフな精神を身につけた世界最高のエージェントであり、過酷な訓練によって育てられたスパイにして超一流の暗殺者であるブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ。スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウは、『アイアンマン2』(2010年)でマーベル映画に初登場して以来、アベンジャーズの一員として『アベンジャーズ』から『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、そして『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』と計7本の作品で活躍。ヒーローたちが揃うアベンジャーズにおいて、スーパーパワーや人類の英知を極める科学力、圧倒的な経済力には頼らず、自らの強さと美しさを武器に戦う彼女の雄姿は、アイアンマンやスパイダーマンたちとは一線を画す独自の人気を誇ってきた。そんな彼女が『アベンジャーズ/エンドゲーム』でとった決断に、観客は大きな衝撃を受け、その隠された過去に思いを馳せずにはいられなかった。そんな彼女の過去と秘密を描く本作について、まだ多くは情報が出されていないが、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギらによると、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の直後の時代を背景に、ナターシャの“因縁の地”としてシリーズの中でも度々言及されてきたブタペストが舞台の一つとなること、新キャラクターでありナターシャの妹分とされているエレーナの登場などが明かされており、世界中のファンが大きな期待と共に公開を待ち焦がれているところだ。新キャラ満載の限定ポスターを東京コミコンで配布また、2019年8月にアメリカ・ロサンゼルスで開催されたディズニー・ファンの祭典「D23」で配布された限定ポスターが、11月22日(金)~11月24日(日)に開催される「東京コミコン2019」内マーベルブースにて限定6,000枚の日本初配布が決定。赤を基調としたビジュアルの中央にたたずむのは、新たなグレーのコスチュームに身を包んだブラック・ウィドウ。両手には棒状の武器を携え、赤いリップと正面を見据えた視線が印象的。さらに、今作のメインの敵となるといわれる謎のヴィラン、タスクマスターの姿がブラック・ウィドウの背後に不気味に登場。見たもの全てを瞬時にコピーできるという原作コミックのままの能力を持つとすると、肉弾戦を得意とするブラック・ウィドウとの死闘が想像される。そしてポスター左右には、さらなる新キャラクターたちがお披露目。右側に描かれる、マスクをかぶったキャラクターは「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で人気のデヴィッド・ハーバーが演じるレッド・ガーディアン。さらに、アカデミー賞女優レイチェル・ワイズも顔を並べているが、彼女は以前、本作出演に関して自身の役柄をブラック・ウィドウであると語っており、本作ではコードネームとして使われる“ブラック・ウィドウ”が複数登場するとのうわさも。ポスター左側には、エレーナを演じるフローレンス・ピューをはじめとする女性たちが数名並び、ブラック・ウィドウと同じく“ウィドウ”と呼ばれるスパイたちではないかと推測されている。スカーレット本人は「この作品は私に”終わり”をもたらすために必要だった」と語っている本作。今後の続報にも注目だ。『ブラック・ウィドウ』は2020年5月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月12日『リトル・ミス・サンシャイン』のプロデューサーが贈る『The Peanut Butter Falcon』(原題)が邦題を『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』として公開することが決定。併せて、メイン画像が解禁となった。物語はジョージア州サバンナ郊外を舞台に、ツキに見放された漁師タイラーと、施設から脱走したダウン症の青年ザックが出会い、ザックの夢を叶えるためある目的地へ向かう人生で一度きりの特別な旅を描く。ザックの不在に気づき捜索に向かった看護師エレノアも加わり、旅の過程で深まっていく3人の関係性を温かな目線で映す。2019年4月に開催されたSXSW映画祭でNarrative Spotlight部門の観客賞を受賞後、その評判が話題となった本作。8月のアメリカ公開時にはわずか17館からの公開だったにもかかわらず、高い評価が後押しし、公開6週目には1490館までに拡大上映される大ヒットを記録。また、米映画批評サイトのロッテン・トマトでは、評論家によるトマトメーターが95%、オーディエンススコアが96%と両者ともに高い評価を得ている。本作のプロデューサーには『リトル・ミス・サンシャイン』など多くのインディペンデント映画の良作を生み出してきたアルバート・バーガー、ロン・イェルザ、そしてアカデミー賞4部門にノミネートされた『マッドバウンド 哀しき友情』を手掛けたクリストファー・ルモール、ティム・ザジャロフらが名を連ね、長編初監督作品となるタイラー・ニルソン、マイケル・シュワルツの2名が監督・脚本を務めた。漁師タイラーを演じるのは、『ランナウェイ/逃亡者』『トランスフォーマー』のシャイア・ラブーフ。看護師エレノアには『ソーシャル・ネットワーク』『サスペリア』のダコタ・ジョンソン。そして、ダウン症の青年ザックを本作製作のきっかけとなったザック・ゴッツァーゲンが演じる。共演には、ジョン・ホークス、トーマス・ヘイデン・チャーチ、ブルース・ダーン、ジョン・バーンサルら実力派俳優が名を連ねている。また、ラッパーのイェラウルフが本作で長編映画初出演を果たしている。今回解禁されたメイン画像には、海に漂ういかだの上に佇むタイラーとザック、エレノアの3人の姿が。彼らの穏やかな様子が、心温まる展開を期待させる1枚になっている。『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』は2月7日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月12日『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督のもと、『007』シリーズのダニエル・クレイグ、『アベンジャーズ』シリーズのクリス・エヴァンスを筆頭に、オスカー俳優クリストファー・プラマーやアナ・デ・アルマスら超豪華キャストが集う『Knives Out』が、邦題『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』として2020年1月31日(金)より公開決定、海外版予告第2弾と場面写真が到着した。9月にトロント国際映画祭で初披露されるや、米レビューサイト「ロッテントマト」で驚異の満足度99%を記録(10月29日時点)、「楽しすぎて、脳みそが、痛い。」(The Huffington Post)、「今年No.1、抜群に面白い」(Mashable)、「アガサ・クリスティーの現代版、超最高!」(Rolling Stone)、「本当にハラハラ!」(Guardian)などメディアから激賞レビューが相次いでいる本作。“キャプテン・アメリカ”がろくでなし野郎!?今回解禁された海外版予告編第2弾は、ニューヨーク郊外の大豪邸で起こった殺人事件の捜査シーンから始まる。世界的ミステリー作家ハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)が、85歳の誕生日パーティーの翌朝、遺体で発見される。刑事と匿名の依頼を受けた名探偵ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)の登場に、「家族を疑っているんだろう」「ツイッターの有名人ね!」「自殺なのに、なせここに?」とすかさず噛みつく家族たち。そこで、「人は焦ると…“ナイフ”を突きつけてくる」と殺しの匂いを察したブランは捜査を開始する。とりわけ注目なのは、キャプテン・アメリカ役で世界的な人気を誇るクリス・エヴァンスが演じる、家族の中で“ろくでなし”扱いされている問題児。彼が発した「クソが」というひと言をきっかけに、堰を切ったかのように家族入り乱れての罵声が飛び交うことに。第一容疑者は、その日屋敷にいた秘密だらけのワケあり家族や看護師たちなのだ。ノンストップで繰り広げられる空前絶後の騙し合いを凝縮した映像から、想像を膨らませてみてほしい。『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』は2020年1月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月12日ジェラルド・バトラー演じる最強のシークレット・サービス、マイク・バニングの“最後の戦い”が描かれる『エンド・オブ・ステイツ』。この度、“これぞハリウッド超大作”といえる、圧巻のドローン爆弾襲撃シーンが解禁となった。『エンド・オブ・ホワイトハウス』『エンド・オブ・キングダム』で、世界を未曾有のテロ事件から救った英雄マイク・バニング(ジェラルド・バトラー)。時を経ても、シークレット・サービスの最強エージェントとして、アメリカ合衆国大統領・トランブル(モーガン・フリーマン)から絶大な信頼を得ていた。今回解禁となる本編映像は、彼が反逆者のレッテルを貼られてしまう、大統領暗殺未遂事件の瞬間を捉えた迫力満点のドローン襲撃映像。湖畔で釣りを楽しんでいたトランブル大統領。警護にあたっていたマイクは、突如出現した無数のドローンに気づき、仲間に対して警告を発信する。しかしドローンのスピードは光速で、次々と対象物に奇襲攻撃。バタバタとシークレット・サービスたちが倒れる中、マイクは猛スピードのボードで、大統領の元へと向かうのだった…。「映像に登場するドローン爆弾は、特定の人物を標的にすることが可能なんだ。そんなヤバい状況の中、バニングは見事に大統領を勇敢に守るんだ。なんかバニングを持ち上げてるように聞こえるね(笑)」とジェラルド。「“なんという勇気!”と思いきや、彼は疑われてしまう。ロシアの後ろ盾を得て、自分勝手な理由からトランブルを暗殺しようとした犯人に、仕立てられていたんだ。そこから先は、バニングにとってもうメチャクチャだ。悪い奴に追われて、味方にも追われて、全米の人間が彼を本当のテロリストだと思い込んでる」とその後の展開に触れ、「マイクは疑いを晴らし、真犯人を見つけ出し、大統領を守ることに奔走するんだ。とても危険で大変な目にあってるわけだからね」と、マイクの立ち位置を丁寧に解説してくれた。おじさんが奮闘する“ヒーロー映画”ともいえる本作。傷だらけのマイク・バニングの勇姿は見逃せない。『エンド・オブ・ステイツ』は11月15日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エンド・オブ・ステイツ 2019年11月15日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2019 Fallen Productions, Inc.
2019年11月11日1991年の世界的ヒット作『ターミネーター2』の正統な続編『ターミネーター:ニュー・フェイト』が11月8日(金)に日本公開され、週末動員&興行収入ランキングで『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』を超えて圧倒的な強さを見せつけ、初登場No.1の大ヒットスタートを記録した。11月9日、10日の週末土日2日間の成績は観客動員数32万8,321人、興行収入4億6,876万円を記録。初日を含めた3日間では観客動員数44万9,565人、興行収入6億3,728万円を達成。この記録は、週末ランキングで本作に次ぐ話題作『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の213%超となる占有率となっている。客層は、親子連れや大学生、20代~30代カップルにまで広がり、『ターミネーター』シリーズの知名度の高さから大都市圏のみならず全国各地の劇場で高稼働、IMAXでの鑑賞も人気を博しており、早くもイベントムービーの様相を呈している。全米はじめ各国では11月1日に公開され、週末の全世界興行収入ランキングNo.1に輝き(11月10日までの全世界興行収入は約184億6,000万円、$1=108円換算)、世界26か国でNo.1スタート。映画批評サイト「ロッテン・トマト」のオーディエンス・スコアは85%と『ターミネーター3』(’03)以降最高評価を記録し、全世界でも『ターミネーター:ニュー・フェイト』旋風が巻き起こっている。壮絶アクションに、女性たちのドラマも熱い「グレースとダニーの関係性が…」先週、日本公開に併せてアーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトンら主要キャストと監督が来日し、ジャパンプレミアが行われたが、その興奮冷めやらぬ中、SNS上には早くも鑑賞者の声が続出。「あの迫り来る恐怖と手に汗握る緊迫感、大迫力のアクションシーン!これは確かに『T2』の正統な続編だ」「なんかもう、なにもかもが最高だった。冒頭からあんな展開だとは。ドキドキしたわ」と、『デッドプール』のティム・ミラー監督が手掛ける壮絶なノンストップアクションへの驚嘆コメント。さらに、「全員がかっこいいし、ターミネーターでここまで泣くか!?ってくらいにウルウル。思い出し泣きで声が震えちゃった」「強い女性しかいないこの映画、最高でした」「グレースとダニーの関係性が…うおぉ…好き。予想以上にエモーショナル全開」「あそこまで驚愕して、震えて、泣ける作品に仕上がっていたとは…号泣してしまったw」などなど、未来から送り込まれたスーパーソルジャー、グレースが地球の命運を握る女性ダニーを身を挺して守ろうとする超絶にクールな姿や、シリーズのレジェンドT-800とサラ・コナーのエモーショナルなドラマに感動する人も後を絶たない。さらに注目はその客層。「親子3人で観てきました。20年かけて『T2』を何回も観ていて良かったこと。20年後にこんな楽しめるなんて思わなかった!」「親子連れが感想を語り合っていて微笑ましかった。ちびっ子が『サラ・コナーがね…』って言ってたのちょっと面白い」「子供の頃から親子で楽しんできたターミネーター。サラ・コナーに憧れる母にささやかな親孝行でチケットとポップコーン買ってやったぜ」と、リアルタイムで『ターミネーター』シリーズを観ていた親世代が、子どもを連れて親子で楽しんでいる様子も伺える。さらに、11月16日(土)にはCX系列土曜プレミアムにて『ターミネーター2』のオンエアが予定されており、さらなる盛り上がりと今後も落ちの少ない興行が期待されている。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月8日より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年11月11日Netflixで配信される心温まる友情の物語を描いたアニメーション映画『クロース』より、日本版キーアートと制作秘話が明かされる特別映像が到着した。本作は、“サンタクロースの誕生秘話”を全く新しい伝説として描くアニメーション映画。寒くて暗いスミレンズブルクの町にやって来た落ちこぼれ郵便配達員のジェスパーは、不思議なおもちゃ職人・クロースと友達になり、町の住民におもちゃを配り始めたことで、長年争っていた住民たちのわだかまりが解けはじめ…というストーリー。監督は『怪盗グルーの月泥棒 3D』の共同クリエイター、セルジオ・パブロス。到着した映像では、パブロス監督が「有名だけど生い立ちが不明なキャラクターを描きたかった」と本作を作ったきっかけを明かしている場面からスタート。アニメ映像も併せて流れる本映像では、こだわりのアニメーションのスタイルについても明かしており、「背景にシールを貼ったような図にはしたくない。これはCGを使わない現代のアニメだ」とコメント。<従来のアニメーション>と<本作でのアニメーション>を比較する映像も登場している。様々な国から集まった250名のスタッフが、スペインのSPA Studiosに集結し製作された本作。ディズニー映画『プリンセスと魔法のキス』(2009年)以来の2D手描きアニメーション大作でありながら、キャラクターを照らすライティング技術を反映し、本作では数年前には不可能と考えられていた新しいビジュアルを実現させた。なお、声の出演としては、ジェスパー役を『ダージリン急行』のジェイソン・シュワルツマン、クロース役を『スパイダーマン』シリーズのJ・K・シモンズが担当。日本語版では、内山昂輝(ジェスパー役)、玄田哲章(クロース役)、中村千絵(アルバ役)、塩田朋子(ミセス・クラム役)、斉藤次郎(モーゲンス役)らが参加している。Netflix映画『クロース』は11月15日(金)よりNetflixにて独占配信開始。※15日(金)17時から3日間は登録せずに視聴が可能(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年11月11日『ターミネーター:ニュー・フェイト』で未来から人類を救うためにやってきた強化型スーパーソルジャー、グレース役を演じ、いま注目を集めるマッケンジー・デイヴィス。先日のジャパンプレミアにもアーノルド・シュワルツェネッガーやリンダ・ハミルトンらと登場し、大きな声援を浴びていたが、とりわけファンから感嘆の声が上がっているのが、その個性的なメイク。今回の来日には専属のメイクアップ・アーティスト、ジョー・ベイカーさんが帯同しており、“映え”メイクの数々をインスタグラムに公開している。劇中ではターミネーターと互角に戦えるほど、人間を遥かに超越した戦闘力を持つ未来のスーパーソルジャーを演じているマッケンジー。しなやかな身体から繰り出されるハードなアクション、ダニーを“マイ・ミッション”として懸命に守ろうとする姿に魅了される人が早くも続出中だ。マッケンジーはカナダ・バンクーバー出身、現在32歳。映画『オデッセイ』やNetflix「ブラック・ミラー」シーズン3「サン・ジュニペロ」のちょっぴり地味めなメガネ女子から、『ブレードランナー 2049』ではライアン・ゴズリングに迫る“美女”、『タリーと私の秘密の時間』ではへそ出しルックのベビーシッターを演じるなど変幻自在。178cmの長身で、メイクやヘアスタイル次第で印象がガラリと変わることから、ファッショニスタとしてもまさに注目度上昇中。先日の『ターミネーター:ニュー・フェイト』のジャパンプレミアでは、ターミネーターの瞳をイメージしたかのような赤のアイシャドーが印象的。80年代を意識したスタイルと、吸い込まれそうな彼女の青い瞳との対比が絶妙だ。このメイクを担当しているベイカーさんといえば、『ボヘミアン・ラプソディ』やNetflix「ザ・ポリティシャン」のルーシー・ボーイントンのメイク担当としても知られた存在。そのほか『アラジン』のナオミ・スコットや、『ジュラシック・ワールド』のブライス・ダラス・ハワード、「ユーフォリア/EUPHORIA」に出演中のモード・アパトーなども手掛けている。何と言っても特徴的なのが、そのメイクのアイディアの源。錆びた釘や交通標識に色鮮やかな昆虫、スタジオの「OnAir」ライト、タオル、ときにはガリ(生姜の甘酢漬け)やナスまでも!?まったく思いも寄らないものからインスピレーションを受けているのが面白い。例えば、東京でのメディア向け取材日には、錆びた釘を参考にしたという「マホガニー・モード」で、プレミアとは一転、シックで温かな印象に。なんと、韓国プレミアでは街角で見かけた交通標識からヒントを得たメイクで登場。北京のプロモツアーでは、ルームサービスに付いてきたガリがヒントになることに!ターミネーターっぽい「NANUSHKA(ナヌーシュカ)」のツーピースにもマッチ。上下左右に顔を振ってキメた後に、お茶目な笑顔を見せるマッケンジーもキュート。本作を機に日本でも人気が出そうなマッケンジー、その斬新メイクにも引き続き注目してみて。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月8日より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年11月11日ユアン・マクレガーが『シャイニング』で生き残り、大人になったダニーを演じる『ドクター・スリープ』。このほど、『シャイニング』のメッセージが本作に継承された瞬間を描く緊迫の本編映像が解禁された。「『ショーシャンクの空に』以来最高のスティーヴン・キング映画」など、すでにスティーヴン・キング映画最高傑作の呼び声も高い本作。今回、謎のメッセージ“REDRUM”がダニーの前に突如現れる本編映像が解禁となった。40年前の“呪われたホテル”での惨劇のトラウマを抱えたダニーは、人を避けるように暮らしている。ある日、ひとり暮らしをしている部屋の黒板に「ハロー」という文字が浮かび、その後も、他愛のないやり取りが続いていたが、眠りについたダニーは突如何かが崩れるような轟音でベッドから転がり落ちる。そしてダニーが見つめた鏡には、ひび割れた黒板に“REDRUM”の文字が。戦慄の表情を浮かべ振り返るダニーが目にしたのは、“MURDER”、“殺人”を意味する言葉だった…。実はこの言葉は、40年前に“特別な力=シャイニング”を持つダニー自身がドアに記したメッセージ。『シャイニング』では、狂気に取り憑かれた父ジャックを倉庫に閉じ込めた母ウェンディが眠りについた横で、ナイフを手に取った少年ダニーが口紅でドアに“REDRUM”と書き込んでいた。目覚めた母が見たのは鏡で反転した“MURDER”の文字列。この後、ダニーはおそるおそる黒板に近付き、「WHO(誰を?)」と問いかけるが…。謎のメッセージを送ったのは誰なのか?そしてダニーにはどんな運命が待ち受けているのか?ますます気になる映像となっている。『ドクター・スリープ』は11月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・スリープ 2019年11月29日より全国にて公開©2019 Warner Bros. Ent. All Right Reserved
2019年11月11日前作のラストから27年ぶりにルーザーズ・クラブの仲間たちが集う『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』。この度、27年前、主人公ビルの弟ジョージーが行方不明になった悪夢が再び蘇るような本編映像がシネマカフェに到着した。今回、IT=“それ”こと、踊るピエロ・ペニーワイズが暗闇から現れ、ジョージーの悲劇の再来を予感させるようなシーンの本編映像。野球を母親と観戦していた少女ヴィッキーは、ホタルの光を見つけ、導かれるかのように球場のベンチ下の薄暗い場所に足を運び、“それ”に遭遇してしまう。暗闇から不気味な笑顔を浮かべる“それ”はヴィッキーになれなれしく、「お友達はそう呼ぶ?」と問いかけるも、「友達じゃないし怖い」と一蹴し、球場へと戻ろうとする。すると、「見た目のせいで笑い者にされる」と泣いたフリをしてヴィッキーの同情を得ようとする“それ”。前作でも、こうした甘い言葉にたぶらかされ、大雨の中、暗い下水溝の中へと消えていってしまったビルの弟ジョージーを思い出さずにはいられないシーンだ。27年もの時を経て、再び現れた“それ”に対峙するために、ルーザーズ・クラブの仲間たちとともに故郷に帰ってきた大人になったビル(ジェームズ・マカヴォイ)。彼らは、“それ”に立ち向かうことはできるのだろうか…?『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は全国にてIMAX(R)/4D/吹替版同時公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 2019年11月1日より全国にて公開©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年11月10日アーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンの最強タッグが復活し、ジェームズ・キャメロンが製作に復帰した『ターミネーター:ニュー・フェイト』。この度、“サラ・コナー”を演じたリンダがニューヒロイン“ダニー”役にナタリア・レイエスを直々に選んでいたことを明らかに。併せてキャメロンやキャスト陣の証言が詰まったダニーのキャラクター映像も公開された。公開された映像で、キャメロンは「本人は気付いていないが、未来のカギを握る人物だ」と語るのは、ナタリア・レイエス演じる本作でシリーズ初登場となるニューヒロイン、ダニー。彼女もまたターミネーターとの壮大な闘いに巻き込まれていくことになる。リンダが直感「私は彼女がいい」ナタリアはリンダと対面したオーディション時、すでにダニー役に感情的に入り込んでいたようで、思わず泣き出してしまったという。シリーズのアイコン、サラ・コナーを演じるリンダは「オーディションで一緒に読み合わせをした時に、何か私の中のものが反応したの。“私に投票権はある? 私は彼女がいいわ!”とすぐに意見したの」と語り、ナタリアとの運命的な出会いによって、彼女を指名したことを明かした。彼女たちの様子を目の当たりにしていたティム・ミラー監督も「ナタリアはとても存在感があった。まさに思い描いていたダニーそのままだったよ。信じられなかったね」と、まさにニューヒロインにはナタリアしかいないと確信したことを明かす。リンダは「母親、 友人、コーチのよう」リンダに見事選ばれたナタリアは、リンダとの共演について「本作はサラのストーリーの延長線上にあるものだから、私はいつでも彼女にアドバイスを求めていた。彼女は母親、友人、コーチのようだった。私にとって大切な存在よ」と、劇中同様に常に傍にいたリンダの存在の大きさを語る。リンダ演じる初代ヒロイン、サラ・コナーといえば、第1作『ターミネーター』ではごく普通のウェイトレスのバイトをする大学生であったが、自身の運命と向き合い、物語の終盤では未来の人類抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーを身ごもる。続く『ターミネーター2』では、ジョンを新たな脅威から守るべく、ターミネーターに果敢に戦いに挑んだ女性だ。キャメロンはサラについて「サラは何も知らないウェイトレスから壮大でダークな魂の旅に出る」と語るが、現代のメキシコ・シティの自動車工場で働くダニーもまた、ごく普通の日常から、突如現れたターミネーターREV-9の襲撃により壮大な闘いに巻き込まれていくという、大きな共通点を持っている。それを裏付けるように、映像内でもミラー監督が「かつてのサラ・コナーと重なる」と断言している。ナタリアは演じたダニーについて「若くて楽しいことが好きで、頑張り屋の女性よ。ターミネーターがなぜ自分を追うのかは分かっていない。サラ・コナーとグレースと一緒に助け合い、REV-9から逃げることが彼女の旅になるの」と、その魅力を語る。果たして、なぜダニーは最新型ターミネーターREV-9に命を狙われるのか。かつてのサラ・コナーのようなたくましい成長を見せてくれるのか。期待が高まる。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月8日より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年11月09日クリスマスシーズンのロンドンを舞台に、エミリア・クラークとヘンリー・ゴールディングが出会う『ラスト・クリスマス』。この度、クリスマスの奇跡を予感させるキュートな日本版予告編が公開された。職場であるクリスマスショップで、“ぐうたらエルフ”というあだ名をつけられてしまうほど毎日なんとなく働いてきたケイト(エミリア)の前に、突然現れた青年トム(ヘンリー)。本当は歌手を目指していたはずなのに、受かることのないオーディション結果に傷つき、いつしかその夢をあきらめかけ、自暴自棄になってボロボロになっていたケイトの心は、何度も偶然に出会う、気さくで明るいトムによって癒され、急速に彼に惹かれていく。しかし、トムとの距離は近づくのになぜか手が届かない。彼への深まる謎が明らかになったとき、愛と感動に溢れた奇跡が…。そんな予感を感じさせる予告編が完成した。映像では、本作の原点でもある「ワム!」の「ラスト・クリスマス」が冒頭から流れ、映し出されるロンドンの街並み、そしてクリスマスのイルミネーションを目にするだけでも気持ちが高まる。さらに、エミリアの歌う「ラスト・クリスマス」が映像の終盤を彩る。なお、「ラスト・クリスマス」をはじめ、「ワム!」とソロ・キャリアを通して最高のポップソングをいくつも世に送り出しながら、2016年のクリスマスに亡くなったジョージ・マイケル。彼の未発表新曲で、その音楽にインスパイアされた本作に提供された「ディス・イズ・ハウ(ウィ・ウォント・ユー・トゥ・ゲット・ハイ)/This is How (We Want You to Get High)」が11月6日(水)より配信リリースされている。『ラスト・クリスマス』は12月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラスト・クリスマス 2019年12月6日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年11月08日『ヘレディタリー/継承』のアリ・アスター監督最新作『ミッドサマー』が、映倫区分「R15+」での公開を決定した。今回映画公式Twitterでは「本作は映倫からの指導があり、一部のシーンにボカシを入れて映倫区分R15+(15歳以上が鑑賞可能)にて公開することになりました」と発表。これに本作を楽しみに待つ人たちは「時期ズレてもいいのでどうにかR18でオリジナルバージョンの上映をお願いします」「非常に残念でならない」「どうか、ボカシ抜きでR-18版も用意して欲しいです」「後々でも構わないのでこれらのように無修正R18+版も観れるようにしていただけませんか」などと“R18+版”の上映を望む声が続出している。本作は、アスター監督が最注目スタジオ「A24」とのタッグで贈る、恐怖の歴史を覆す“フェスティバル・スリラー”。なお、本作は今年の第32回東京国際映画祭のオールナイト上映で一夜限りの復活を遂げる「シン・ファンタ復活!?東京国際ファンタスティック映画祭ナイト」のオープニング作品として上映されていた。『ミッドサマー』は2020年2月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ミッドサマー 2020年2月よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.
2019年11月08日“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンが企画・プロデュースし、実在の女性ファイター一家を描いた『ファイティング・ファミリー』。本作の製作を手掛けるのは、英国の映画会社「Film4 Productions」。20年以上にわたって数々の名作を生み出し、全世界で高い興行成績を収め、ファンを獲得し続ける“良作”映画請負人ともいえる制作会社に注目した。2014年、世界規模のプロレス団体WWEで起きた女性ファイター・ペイジ(サラヤ・ジェイド・ベヴィス)の奇跡の実話を基に、英国ワーキングクラスの家族を愛情たっぷりに描く本作。“本人役”で出演するドウェインが映画化を熱望した本作では、製作を手掛けた「Film4 Productions」も非常に大きな役割を果たしている。『トレインスポッティング』から『女王陛下のお気に入り』まで賞レース常連同社が近年に手掛けた作品には、今年2月の第91回アカデミー賞でオリヴィア・コールマンが主演女優賞を受賞した『女王陛下のお気に入り』(’18)、前年の第90回アカデミー賞にて主演女優賞と助演男優賞を獲得した『スリー・ビルボード』(’17)、アカデミー賞受賞はならなかったものの、ルーニー・マーラがカンヌ女優賞を獲得するなど受賞数を伸ばした『キャロル』(’15)など。ブラッド・ピットの「PLAN B」と共同製作し、第86回アカデミー賞で作品賞、助演女優賞、脚色賞を受賞した『それでも夜は明ける』(’13)、メリル・ストリープに2度目のアカデミー賞主演女優賞受賞をもたらした『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(’11)といずれも賞レースを席巻。なかでも、第81回アカデミー賞にて作品賞含む8部門を受賞した『スラムドッグ$ミリオネア』(’08)は多くの人の記憶に残り続けている。さらに遡ってみても『ショーン・オブ・ザ・デッド』(’04)、『モーターサイクル・ダイアリーズ』(’04)、『エリザベス』(’98)と英国含む各国でスマッシュヒットを記録した映画が続き、英国北部の失業者たちが男性ストリッパーを目指す『フル・モンティ』(’97)や、いまやハリウッドの人気俳優の仲間入りをしたユアン・マクレガーの出世作『トレインスポッティング』(’96)も「Film4 Productions」が製作。同作は、ヘロイン中毒の若者たちの日常を音楽に乗せて生々しく描き、全世界で人気を博したほか、20年ぶりの続編として『T2 トレインスポッティング』が“当時のオリジナルメンバー集結”で2017年に公開されたことも記憶に新しい。映画ファンから絶大なる信頼を寄せられ、コアなファンでなくとも“知られた”“観られた”作品を作り続けてきた「Film4 Productions」。そんな会社の新作とあれば、本作も期待せずにはいられない。『ファイティング・ファミリー』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファイティング・ファミリー 2019年11月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC., WWE STUDIOS FINANCE CORP. AND FILM4, A DIVISION OF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年11月08日アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィスらキャスト陣とティム・ミラー監督(『デッドプール』)が来日し、盛り上がりを見せている最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』。映画の中ではサングラス姿でニコリともしないシュワが、ジャパンプレミアでは日本のファンの歓迎に笑顔を振りまく姿が印象的だった。それにしても、なぜ彼は映画の中でニコリともしないのか?そもそもターミネーターは敵なのか味方なのか…?今回は最新作を存分に楽しむために、いまさら聞けない伝説的シリーズ『ターミネーター』の基本の基に迫った。そもそも、ターミネーターって何者?“終わらせるもの”という意味を持つターミネーター(terminator)とは、ターゲットの生命を文字どおり“終わらせる”まで、徹底的に追い続ける殺戮マシーン。パッと見は人間と同じで見分けがつかないが、中身は機械。全身の骨格は特殊金属で人工の筋肉や皮膚がそれを覆っている。血液も流れ、銃撃されれば傷跡もつくが、決して屈しない。何度でも立ち上がり、ミッションを完遂=ターゲットを抹殺するまで、絶対に止まらないのがターミネーターだ。ボディビルダーから転身したシュワのハマり役にジェームズ・キャメロン監督が『タイタニック』や『アバター』といった超大作を生み出す以前、駆け出しのころに手掛けた『ターミネーター』(1984年/以下『T1』)にて初登場。同作は低予算ながら世界的に大ヒットとなり、カルト的人気となった。ボディビルの世界チャンピオンから映画俳優に転身し、少しぎこちなさが伺えるシュワルツェネッガーはハマり役となり、筋骨隆々の大男が、同情や慈悲など一切ない冷酷無比なマシーンとして殺戮を繰り返す姿は世界中に衝撃を与えた。さらに、2作目『ターミネーター2』(1991年/以下『T2』)では新タイプが登場。全身が液体金属からなり、変幻自在で触れた人間そっくりになることができ、ナイフのように指先を尖らせて相手をひと突きすることも。銃撃されてもボディに穴が開くだけであっという間に塞がってしまう。そんな、さらに強力なターミネーターに世界は再び震撼。彼らと人間を見分けるには、犬を飼うしかない(吠えます)。なぜ、未来からやってくる?そんなターミネーターは、2029年の未来から過去にやってくる。その未来とはなんと、人間と人工知能(AI)がコントロールする機械が全面戦争を繰り広げている暗黒の世界。いまでこそ、ソフトバンクのPepperやAmazonのAlexaなどが登場し、ドラマ「ドクターX」でも描かれているように医療の分野で活躍したり、人間とチェスや将棋で対決したりと実用化が進み、かつては夢物語だったAIとの共存は現実となっている。だが、あの天才物理学者ホーキング博士も死の直前まで危惧していたという、“AIが招くかもしれない未来”を描いているのが本シリーズ。軍事利用されたAIが思考能力を持ち、逆に人類を襲い始める…という、博士が想像していた未来の究極に最悪なパターンが物語の舞台となっている。ターミネーターは近未来のAIが創った!ターミネーターも、AI「スカイネット」がオール人類抹殺のために創り出したものだ。シュワが演じた旧型T-800というタイプから、より無敵な『T2』のT-1000に改良を施すなど、AIは常に進化。ターミネーター自体に組み込まれたチップにも高度な学習機能があり、人間と共に過ごせば過ごすほど人間について学んでいく。なぜ、サラ・コナーは戦うのか?恐ろしいターミネーターが、『T1』で未来からやってくるのは、1984年のロサンゼルス。未来で人類軍を指揮するカリスマ的なリーダー、ジョン・コナーを“生まれてこなかった”ことにするため、その母親となるサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)を抹殺しに来たのだ。当時のサラは友達とルームシェアをし、レストランでアルバイトしたり、週末には遊びに出かけたりする、ごく普通の女子大生。シュワ演じるターミネーターが同姓同名の別人を次々抹殺していく中、そんなサラ本人の前には謎のイケメン、カイルも現れる。そのカイルこそ、未来のジョンが過去の母を守るために送り込んだ兵士。カイルから将来起こる機械との戦争について聞いたサラは、暗黒の未来を変えるためにカイルとターミネーターに立ち向かう。さらに2人は、激しくも短い恋に落ち…。やがてサラは男の子を出産するが、この子こそがジョン・コナー。ちょっとややこしいが、カイルが父親なのだ。そして10年後の1994年には、今度は10歳になったジョン(エドワード・ファーロング)を襲いにターミネーターT-1000がやってくる。『T2』で母となったサラが自ら銃の扱いや護身術を学び、たくましい兵士へと一変しているのはすべてはジョンを守り、未来を変えるためなのだ。「審判の日」とは?AI「スカイネット」が勝手に核戦争を仕掛け、人類に宣戦布告した1997年8月29日のこと。30億人もの命が一瞬にして奪われ、『T2』でサラは何度もその様子を悪夢として見る。「審判の日」を阻止するため、サラがとった行動は「スカイネット」を開発したIT企業「サイバーダイン社」を襲うことだった。しかし、それは未遂に終わり、サラは警察病院の精神科に収監、母と離ればなれになったジョンは里親のもとでグレかかり、ターミネーターT-1000には命を狙われることになってしまう。なぜ、「I’ll be back/アイルビーバック」が有名に?『T1』では、シュワ演じる殺戮マシーン・ターミネーターT-800に対抗するため、ジョンは優秀な人間の兵士カイルを未来から過去に送り込んだ。そして『T2』では、より強力になったターミネーターT-1000に対抗するため、“ジョン・コナーを守る”というミッションを自らインプットしたT-800を送り込む。こちらも、もちろんシュワが演じている。傍目にはかつてサラに襲いかかり、世間をも震撼させたターミネーターとまったく同じに見えることから、サラはもちろん観る者も、あの恐怖を否が応でも思い出すことに…。ターミネーターは何度も“戻ってくる”まさに“戻ってきた”ターミネーター。もともとは、『T1』で警察に保護されたサラを襲う際、「I’ll be back」と言い残して車で突っ込んできたことが始まり。『T2』ではサラとジョンを守るため、「I’ll be back」と言い残して警官隊に立ち向かい、逃走用の車両で戻ってくることから、伝説として語り継がれるセリフとなった。とはいえ、『T2』では少年ジョンの命令も絶対なため、少々お茶目な姿を見せるシュワ・ターミネーター。片足を上げろと言われたら「下ろしていい」と言われるまで上げっぱなし、「地獄で会おうぜ、ベイビー(Hasta la vista, baby)」なんて言葉も覚えてしまった。最新作『ニュー・フェイト』では何が起こる?『T2』で、ターミネーターT-1000とのバトルに勝利したサラ・コナーたち。T-800は自身の中に組み込まれたAIチップの危険性に気づき、自ら溶鉱炉に沈んでいった。これでAI「スカイネット」の暴走や「審判の日」は回避され、30億人の命は救われた、はずだった…。だが、『ニュー・フェイト』ではまったく新しいターミネーター・REV-9(ガブリエル・ルナ)が未来からやってくる!そのターミネーターもまたAIが創り出したもので、外側はT-1000のような液体金属、内側はT-800に似た骨格で、2体に“分離”するという超強者。破壊的なダメージを受けても、約30秒ほどで元の姿に。そして本人も予告編で言うように“全身が武器”状態。初めてシュワ・ターミネーターを目にしたときの“絶対に勝ち目はない”恐怖を、改めて思い出させるには十分な脅威となっていく。しかも、表情が豊かで人好きのする笑顔を見せることもあるから、なお恐ろしい。追う者、追われる者、守る者が新たな顔ぶれにその最新型ターミネーターの新たなターゲットとなるのが、メキシコシティの自動車工場で働く家族思いの女性ダニー(ナタリア・レイエス)。また、ダニーを守るために、手術を受けて強化型スーパー・ソルジャーに改造された人間の女性グレース(マッケンジー・デイヴィス)も未来から送り込まれてくる。なぜ、ダニーがターミネーターに狙われるのか、なぜ、グレースがダニーを必死に守るのかは最新作の大きな見どころの1つ。特にマッケンジー演じるグレースは、サラ・コナーや、『エイリアン』シリーズのリプリー、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフィリオサなどに匹敵する強力ヒロイン誕生として大きな話題を呼ぶことになりそうだ。なぜ、最新作が“正当な続編”なのか『T2』以来、約30年ぶりにジェームズ・キャメロンが製作・ストーリーを担当、シュワ&リンダの再演が実現した最新作『ニュー・フェイト』。本作が“正当な続編”と呼ばれるのは、『T2』の物語からそのまま地続きになっていること。さらに、サラ・コナー役のリンダが同作ぶりに“戻ってきた”ことも重要なポイント。実はこの間、『ターミネーター3』『ターミネーター4』、そして『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などが製作されたが、これらには“シリーズの生みの親”キャメロンは直接関わっていない。“シリーズの顔”シュワ・ターミネーターは全作に登場しているものの、カリフォルニア州知事時代の『ターミネーター4』では体は別人、顔だけ『T1』時のCGという形に。ストーリー的にも『ニュー・フェイト』との関連は見られない。「審判の日」が回避されたはずなのに、再び始まってしまったターミネーターとの死闘。その衝撃の運命を、スクリーンで見届けてみてほしい。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日(金)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月8日より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年11月08日