フェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインという『博士と彼女のセオリー』の主演コンビが再共演する『THE AERONAUTS』(原題)が、邦題『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』として2020年1月17日(金)より公開決定。19世紀、まだ誰も見たことのない気球での旅を収めた2人の場面写真も解禁となった。舞台は1862年、ヴィクトリア朝時代のロンドン。気象実験のため、気球で前人未到の高度世界記録に決死の覚悟で挑んだコンビの、知られざる実話を描く。“自由な気球乗り”アメリア(フェリシティ・ジョーンズ)と、“堅物の気象学者”ジェームズ(エディ・レッドメイン)。正反対の性格で対立ばかりの2人は、共に飛行していく中で次第に心を通わせ、共に困難に挑んでいく。しかし、高度が上がるにつれ、予想だにしない出来事が2人を待ち受けていたーー。いまから約150年前の信じがたい実話を、驚異の映像で映画化した本作。トロント国際映画祭でいち早く上映され、各国のメディアでは「『ゼロ・グラビティ』に続く劇場体感型映画!」(Indie Wire)や、「ここまでフェリシティが身体を張る女優とは。間違いなく彼女の代表作の一本」(The Playlist)などの絶賛評が上がり、注目を集めている。また、実際のフランス人気球操縦士のエピソードを元にしたという、上空4,000メートルでの蝶との幻想的な出会いのシーンや、フェリシティとエディの“黄金コンビ”が実際に気球で飛んで撮影したという雄大なロンドンを見渡すカット、高度1万メートルの雲の上の世界で、どこまでも広がる空を収めたカットからは、息を飲む映像美とアドベンチャー感を垣間見ることができる。監督のトム・ハーパーは、まさに劇場体感型エンターテイメントといえる本作について「実際に気球に乗っているような感覚になってもらえるように作った。ぜひ大きなスクリーンで手に汗握る興奮の体験をして欲しい」と語っている。『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月02日TVゲームの中に吸い込まれてしまった4人の若者が、仲間を助けるため、再びゲームの世界にログインする『ジュマンジ/ネクスト・レベル』。ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、カレン・ギランなど、前作に引き続き豪華メンバーが勢ぞろいした本作に、新キャラクターとして登場するアジア系女優・オークワフィナに注目した!YouTubeでの投稿から一躍、音楽界を揺るがす女性ラッパーとして話題となったオークワフィナ。自主アルバムをリリースするなど音楽活動を精力的に続けていく一方で、トーク番組でMCを務めるなど、コミカルでエッジの効いたキャラクターで人気を博し、徐々に活躍の場を広げていった。さらに、2018年公開『オーシャンズ8』ではメインキャラクターのひとり、お調子者だがスゴ腕のスリ師・コンスタンス役に抜擢され、女優としての才能も発揮!また、アジア系キャスト・スタッフが集結し世界を席巻した『クレイジー・リッチ!』にも、主人公の悩みを聞き、支えとなるテンション高めの親友ペク・リン役として出演。「あんな親友欲しい」「オークワフィナが友達だったら楽しそう」と、誰もが絶賛する演技を見せた。2021年公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)史上初となる“アジア系ヒーロー”映画、『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題:Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings)』に出演することも決定!次世代のMCUを担う女優として世界中から注目を集める一方、賞レース常連の気鋭スタジオ「A24」による『The Farewell』(原題)の演技も絶賛されている。そんなオークワフィナが本作で演じるのは、謎に包まれた新キャラクター、ミン・フリートフット。ミンの姿をとらえた場面カットには、冒険家ブレイブストーン博士(ドウェイン・ジョンソン)、地図専門家シェリー・オベロン教授(ジャック・ブラック)、女戦士ルビー・ラウンドハウス(カレン・ギラン)が雪山の中立ち尽くし、深刻な面持ちでどこか一点を見つめる姿が収められている。何やら不穏な空気に包まれているが、実はこのオークワフィナ扮するミンこそ、呪われたTVゲーム「ジュマンジ」に吸い込まれ行方不明になっていた本作の主人公、スペンサーのゲーム内のアバターであり、ゲームクリアの鍵を握るキーパーソン!全身真っ黒な衣装に身を包んでいるが、その“忍者”のような見た目通り、すばしっこく、忍び込んだり盗んだりすることが得意という、これまでの「ジュマンジ」にはいなかったキャラクターだ。そんなミンに加え、スペンサーのおじいちゃん2人も新たな仲間に加わっているほか、ジャングルだけではなく、砂漠に氷山、吊り橋…とレベルアップしたステージには、ゲームの“バグ”により、大量のマンドリルやダチョウなど、突如野生動物が飛び出すめちゃくちゃな展開が繰り広げられるなど、超絶破壊級(!?)の無理ゲーに進化。まさにカオスな物語の中で、ミンが一体いつ、どのステージに現れ、どんな活躍を見せるのかはまだ謎に包まれている。『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は12月13日(金)より日米同時公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュマンジ/ネクスト・レベル 2019年12月13日日米同時公開
2019年12月01日日米同時公開となる「スター・ウォーズ」完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』から、壮大な歴史のフィナーレを担う者たちが描かれた最新映像と13種のキャラクターポスターが一挙に解禁された。今回、新たに解禁された映像には、“光と闇”を巡る最終決戦を象徴するシーンが満載。「恐怖に向き合え」というナレーションとともに、カイロ・レンが所有していた朽ち果てたダース・ベイダーのマスクの前で佇むレイの姿。驚いているような意味ありげな表情を見せるレイは、やはりスカイウォーカー家と何かしらの繋がりがあるのだろうか…。さらに、前作『最後のジェダイ』でカイロ・レンが自ら破壊したマスクが赤い継ぎ目によって修復され、青いライトセーバーを持ったレイと対峙する緊迫感溢れるシーン、レイがフィンの待つミレニアム・ファルコン号へ飛び移ろうとする迫力あるシーンも。ラストはレイとカイロ・レンがライトセーバーを交え、レイの鬼気迫る表情で幕を閉じている。“光と闇”の歴史を背負った2人の姿が、これまで以上に映し出された映像だ。レイやカイロ・レンら主要キャラクター13名勢ぞろいのキャラクターポスターまた、映像とともに解禁されたのは、レイ、フィン、ポー、チューバッカ、R2-D2、C-3PO、BB-8、新ドロイドD-O(ディオ)、ランド・カルリジアン、そしてカイロ・レンら主要キャラクターをとらえた“最後”を予感させるキャラクターポスター。描かれているキャラクターは、これまで「スター・ウォーズ」の物語を描いてきた人物たち――ジェダイの騎士オビ=ワン・ケノービらの導きでジェダイとなったアナキン・スカイウォーカー、暗黒卿パルパティーンの策略により銀河の支配者に変貌したダース・ベイダー、父であるダース・ベイダーを倒し銀河に平和をもたらしたルーク・スカイウォーカーやレイア、英雄ハン・ソロ――の思いを受け継ぐ存在だ。伝説となったルークの思いを継ぎフォースを覚醒させた、レジスタンス最後の希望レイ。レイと強い絆で結ばれた元ストームトルーパー、フィン。抜群の行動力でレジスタンスを率いる若きリーダー、ポー・ダメロン。ファルコン号の副操縦士でありハン・ソロと常に行動を共にしてきたウーキー族の戦士チューバッカ。パドメ・アミダラ、スカイウォーカー一族、オビ=ワン・ケノービに仕え、シリーズを通して常に重要な鍵を握ってきたドロイドR2-D2。幼いアナキンによって作られた、R2-D2と大親友であり多数の言語を操るドロイドC-3PO。ポーに託されたルークに関する重要任務の途中でレイと出会い、同行することとなったボール型ドロイドBB-8。本作で初めて登場する、BB-8の相棒のような存在の一輪ドロイドD-O。ミレニアム・ファルコン号の最初の所有者であり、過去にハン・ソロらを裏切るも、改心しレジスタンス入りした『ジェダイの帰還』以来の再登場となるランド・カルリジアン。レジスタンスの整備クルーの一員で、自らの身を挺してまでフィンを守ろうとした勇敢な心の持ち主ローズ。さらに、予告編ではフィンとともに行動しているシーンが描かれるも、詳細は未だ謎に包まれている新キャラクター・ジャナ。仮面の下の素顔など、その全てが謎の存在であるゾーリ。そして、ハン・ソロとレイアの息子であり、祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぐファースト・オーダー最高指導者カイロ・レン。これまで紡がれてきた「スター・ウォーズ」の歴史のフィナーレは、彼らに託されている。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年11月29日ベストセラー作家スティーヴン・キングが自身の原体験からインスパイアされ、1983年執筆当時あまりの恐ろしさに出版を暫く見送った、悲しき“禁忌”ホラー『ペット・セメタリー』から、本予告映像が解禁となった。今回解禁された本予告では、家族たちと田舎に引っ越してきたジェテ・ローレンス演じる少女エリーが、謎めいた動物の墓地“ペット・セメタリー”に踏み入る不穏な場面から幕を開ける。ジェイソン・クラーク演じる父のルイスは「死は自然なことだ」とエリーに優しく語り掛けるが、最愛の娘エリーを突然交通事故で亡くしたことを受け入れられるはずもなかった。ペット・セメタリーのはるか奥の森に先住民が恐れる秘密の“死者が蘇る土地”があることを知ったルイスは、ジョン・リスゴー演じる隣人・ジャドの「気持ちは分かるが…アレは別の生き物だ」という忠告をよそに、エリーを蘇らせるために禁断の手を打ってしまう。映像では、蘇った娘を受け入れられないエイミー・サイメッツ演じる母・レイチェルの恐怖の表情、エリーの髪を歪にとかすルイス、凶暴化した猫、床を這う変形した肉体、豹変して襲いかかるエリー…と家族を襲う悲劇を次々に捉えていく。父親が犯した“禁忌”の代償がもたらす怒涛の恐怖とは…?最後に語られる「時には死の方がいい」という台詞に、劇中で展開される更なる恐怖が期待される。娘を亡くした父親の悲しみを体現したクラークは、いままで関わってきた映画の中で本作が最も心をかき乱された1本であると語り、誰しもが潜める内なる恐怖を深堀りした本作について「真の恐怖は何かということを教えてくれる」とコメントしている。原作を手掛けたスティーヴン・キングは、かつて暮らしていた家の裏に動物たちの墓があったと言い、自身の猫を失った際に「“もしあのペット・セメタリーに埋めた動物達が蘇ったらどうなるんだろう?”と考え始めた」ことが小説執筆のきっかけであったことを語った。また、小説出版から35年以上の時を経て再び映画化された本作については、「凄くいいよ!良い作品だと思う」(Entertainment Weeklyのインタビューより引用)とキング自身お墨付きのコメントを寄せている。『ペット・セメタリー』は1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月29日スティーヴン・キングが仕掛ける“最大の謎”、呪われたホテルが目を覚ます『シャイニング』。待望の日本公開を迎えた本日11月29日(金)、ユアン・マクレガーらが語る特別映像が解禁となった。すでに試写会鑑賞者から、「キューブリック版のシャイニングと繋がるように、尚且つ前作でキングが納得いかなかった不足要素が描かれつつ完結してる」「恐怖と感動が同時に来るという新体験」「ファンによるファンのための続編映画」「ホラーは大の苦手だけど、それを感じさせないぐらい圧倒させられた」といったレビューが続出中の本作。マイク・フラナガン監督は、スティーヴン・キングの原作とスタンリー・キューブリック版の映画の要素を見事に融合させた。今回解禁となったのは、独立した作品でありながら『シャイニング』の40年後を描いた完結編でもある『ドクター・スリープ』を、キャストのユアン・マクレガー、カイリー・カラン、レベッカ・ファーガソンが解説する特別映像。映画『シャイニング』との関連性について、大人になったダニーを演じたユアンは「緊張感とサスペンス感が『シャイニング』に似ている」と、本作で描かれる“新たな恐怖”は『シャイニング』のサスペンスフルな描写が受け継がれていると語る。と同時に、「『ドクター・スリープ』の原作は、『シャイニング』の原作を読んでいなくても楽しめる。同様にこの映画単体でも楽しめる」と、続編でありながら独立した映画であると話す。40年前、父ジャックが起こした惨劇で生き残ったダニーは、周りで起こる不可解な児童連続失踪事件を特別な力で「目撃」した少女アブラと出会う。演じたカイリー・カランは、特別な力に悩まされて成長したダニーに同情したという。「『シャイニング』のその後を描いているのが面白い。大人になったダニーも注目ポイント」という。ダニーはカランが演じるアブラと出会ったことで、自分の“特別な力=シャイニング”の封印を解くことになる。さらに、本作でもう1人新たに登場するのは、子どもたちやアブラの力を狙う“最恐のヴィラン”ローズ・ザ・ハットだ。ローズを妖艶に演じたレベッカは、『シャイニング』は歴史的な名作だと断言する。「キューブリックは恐怖映画のレベルを上げた。ハラハラさせるにとどまらず、美しい風景の裏で渦巻く底なしの恐怖を感じさせた。この映画はそんな『シャイニング』へのオマージュ」とコメント。舞台となる“呪われたホテル”を再現し、その住人たちを蘇らせた本作は『シャイニング』“完結編”として期待してほしいと語っている。『ドクター・スリープ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・スリープ 2019年11月29日より全国にて公開©2019 Warner Bros. Ent. All Right Reserved
2019年11月29日初週末3日間の興行収入は19億4205万円、さらに観客動員は145万人という大ヒットスタートを切った『アナと雪の女王2』。再び世界に“アナ雪旋風”が巻き起こっている中、アナとオラフが語らう一部本編映像が解禁となった。今回解禁となったのは、前作のラストから3年後、アナとオラフが幸せな暮らしを送るワンシーン。『アナ雪』といえば、雪や氷、結晶など“冬”の描写が印象的だが、このシーンで2人はオレンジ色に輝く紅葉やカボチャの畑に囲まれており、“秋”が新たな舞台となっていることが分かる。秋といえば、葉の色が変化したり、食物が豊かに実ったりと暖かな雰囲気がありつつも、冬が近づくにつれて、どこか哀愁漂う季節だが、なぜ本作では“秋”が舞台となったのか。監督を務めたクリス・バックはその理由について「秋は変化の時期であり、1年の中でも成熟していく、大人になっていく、そんな季節です。本作のストーリーをみていただくと分かるのですが、今回はキャラクター達がみんな大人へ成長する段階なので、それを表現するのが一番よい季節だと思いました」と、“秋”という季節が、キャラクターの変化や成長をも表していると明かしている。幸せな日々を送りながらも、“不思議な歌声”をきっかけに、なぜ自分だけ特別な力を持っているのかという疑問を抱き、その謎を解き明かすために新たな世界へ進むことを選択するエルサと、彼女のことを守るためエルサと共に旅に出ることを決意したアナ。互いを想う2人の“愛”は変わらないものの、その一方で「変わらないものはない」とオラフが口にするように、“秋”を舞台とした冒険を介して、エルサとアナには“変化”が訪れることになる。新たに作り出された秋の世界観を舞台に、エルサとアナの“変化”や“成長”はどのように描かれるのか、不安や希望を抱きながらも“心のままに”未知の世界へ一歩踏み出した2人が導く結末を劇場で見届けてほしい。『アナと雪の女王2』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reserved
2019年11月29日ハリウッドを代表する演技派俳優エドワード・ノートンが監督・脚本・製作・主演の“1人4役”を務めた『マザーレス・ブルックリン』。この度、物語の舞台でもある1950年代のフィルム・ノワールを彷彿とさせる予告編と場面写真が解禁された。「僕は少し壊れてる」と、持病の発作に悩まされる主人公ライオネルをエドワード・ノートンが熱演する様子から始まる予告編。そんなライオネルに優しい笑顔で話しかけるブルース・ウィリスが演じるボスのフランクは、私立探偵の雇い主であり、居場所を与えてくれた恩人だ。やがてフランクがある事件に巻き込まれて殺されてしまい、ライオネルは「犯人を必ず見つけ出す」と真相を調べることに。捜査の途中で、ググ・バサ=ロー演じる鍵を握る女ローラ、アレック・ボールドウィン演じる権力を持つ男モーゼス、ウィレム・デフォー演じる謎を知る男ポールなどと出会い、ライオネルが50年代のニューヨークの危険な闇に引き込まれていく様が描かれていく。映像冒頭から流れるのは、「レディオヘッド」のトム・ヨークが本作のために書き下ろした「デイリー・バトルズ」。かつてのフィルム・ノワールを意識しながらも現代的な演出をさらに彩る。同時に解禁された場面写真は、ライオネルと関わっていく人々とのやり取りがよりクローズアップされており、本編でも見逃せないシーンが写し出されている。『マザーレス・ブルックリン』は2020年1月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月29日第72回カンヌ国際映画祭でポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』と並んでパルムドールを競い、「コンペ最大のショック!」との称賛を受けて審査員賞に輝いたフランス映画『レ・ミゼラブル』が、2020年2月28日(金)に日本公開が決定した。名作の舞台となったその街は悲しみ、怒り、憎しみ、そして暴力で溢れていたヴィクトル・ユーゴーの傑作「レ・ミゼラブル」で知られるパリ郊外のモンフェルメイユ。様々なバックグラウンドを持つ人々が暮らし、現在は犯罪多発地区となっているこの街を舞台に、現代が抱える闇をリアルに描いた本作は、まさに“世界の縮図”ともいえる衝撃作。犯罪防止班に配属された新人警官のステファンと同僚たちが、ある少年の引き起こした些細な事件をきっかけに、やがて取り返しのつかない事態へと陥っていく様を、緊張感あふれる描写で描く。第72回カンヌ国際映画祭では「コンペ最大のショック!」とセンセーションを巻き起こすと、その後、各国の映画祭でも数々の賞を獲得。第92回アカデミー賞国際長編映画賞(旧名称:外国語映画賞)のフランス代表作品にも選出されている。監督・脚本を務めたのは、本作の舞台モンフェルメイユで生まれ育ち、現在もその地に暮らす、新鋭ラジ・リ監督。長年Webドキュメンタリーを手掛け、2006年には世界的ストリート・アーティストのJRと共同でプロジェクトを発表するなど活躍の幅は広く、本作が初長編監督作品。自身がこの街で体験してきた出来事を、圧倒的な緊迫感とスタイリッシュな映像で見事に描き切った。本作を絶賛しているスパイク・リー監督も、その才能を認め、アメリカにおけるプロモーションのサポートを買って出るほど。11月20日に本国フランスで公開された本作は、初日動員数7万人を超え、週末ランキングは『アナと雪の女王2』に次ぐ第2位となる大ヒットスタート。また、フランスのマクロン大統領も本作を鑑賞、政府に「映画の舞台となった地域の生活条件を改善するためのアイデアを直ちに見つけて行動を起こす」よう求めたという。権力者によって抑圧されている弱者と社会で居場所を失った人々。ラスト10分の緊迫感。そして衝撃のラストシーン。“もはや他人事ではない”、いまこそ観るべき問題作が日本に上陸する。『レ・ミゼラブル』は2020年2月28日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月29日レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演したクエンティン・タランティーノ監督第9回監督作品『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が、ついにリリース決定。それに合わせて、「誰も気づかない」と制されても「君と僕は気づくだろ?」と熟練スタッフを説得したシーンなど、タランティーノ監督の映画愛に溢れたインタビュー動画が到着した。いまもハリウッドに暗い影を落とす1969年に実際に起きた事件をモチーフにしながら、ラスト13分、タランティーノワールドが炸裂する本作。今回到着した映像では、レオナルドとブラッドというハリウッドトップスターとの作品づくりや、タランティーノならではのこだわりを次々に披露。『ゴジラ』(1954)などを多数手掛けた故・本多猪四郎監督の名前も飛び出し、オマージュを挙げたシーンも明かしている。ブルーレイ&DVDセル商品には、ファン必見の未公開シーン(7種)ほか、60年代ハリウッドの街並み、音楽、ファッションを解説する映像や、メイキングインタビューなど豪華映像特典を収録。さらに初回生産限定の特典として、劇中でリック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)が出演した作品のアートカードや、特製ギャラリーブックが封入される。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は2020年1月10日(金)よりブルーレイ&DVDリリース、12月25日(水)よりデジタル先行配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年11月29日アメリカ時間10月25日(日本時間10月26日)にリリースされたカニエ・ウェストの最新アルバムに合わせて公開された、同タイトルのドキュメンタリー映画『ジーザス・イズ・キング』。全米や各国のIMAXシアターでの大ヒットを受け、この度、日本でも12月6日(金)より3日間、グランドシネマサンシャイン(池袋)にて限定公開されることが決定した。本作は、アリゾナ州北部の都市・フラッグスタッフのペインテッド砂漠にある、アーティストのジェームズ・タレルによる大規模アート・インスタレーション「ローデン・クレーター」にて行なわれたカニエの人気ゴスペル・イベント「サンデーサービス」(日曜礼拝)のパフォーマンスを、今夏に収録したもの。「ローデン・クレーター」とは、死火山の噴火口とその周囲を天文台につくり変える壮大なプロジェクトで、1972年から天文学者や建築家らとともに制作を開始。半世紀近く経った現在でも未だ完成しておらず、ジェームズ・タレルのライフワーク・プロジェクトとなっている。アートや建築に深い造詣を持つカニエは、昨年12月にこの「ローデン・クレーター」を訪れており、今年1月には「ローデン・クレーター」プロジェクトへ1000万ドル(約10億8600万円)もの巨額の寄付を行なっていた。本作『ジーザス・イズ・キング』が「ローデン・クレーター」の内部を撮影した世界初公開の映像となり、音楽ファンだけではなく、アート業界からも高い関心が集まっている。また、カニエ自身が所有するワイオミング州のコーディにある牧場でも撮影された。本作は北米350館以上のIMAXシアターと、世界125館以上のIMAXシアターで10月25日にプレミア公開され、大ヒットを記録。最新アルバム「ジーザス・イズ・キング」の収録曲のほか、カニエによってアレンジされた伝統的なゴスペル13曲をサンデーサービス聖歌隊が演奏。IMAX限定で公開される本作は、IMAXの臨場感溢れるサウンドと鮮明な映像により、唯一無二な体験をすることができる。監督は、以前からカニエのミュージックビデオを手掛けてきた、世界的に有名なイギリス人フォトグラファーのニック・ナイトが務める。今回解禁された特報では、最新アルバム収録曲「Selah」に乗せ、本作のオープニングにもなっている「ローデン・クレーター」の空撮映像からスタート。そして、「ローデン・クレーター」内部やゴスペル聖歌隊の映像がたたみ掛ける。また、メイキング映像には「自分は伝道師でゴスペルを広めることが使命」と語るカニエのナレーションや、撮影方法について語るジェームズ・タレル、歌唱するゴスペル聖歌隊をニック・ナイトとともに自ら撮影しスタジオでMA作業をするカニエの姿のほか、マルコによる福音書からの言葉などがインサートされている。『ジーザス・イズ・キング』は12月6日(金)~12月8日(日)、グランドシネマサンシャインにて3日間限定公開(上映回:連日19時40分の回)(text:cinemacafe.net)
2019年11月29日原作者の北条司も「これぞシティーハンター!」と太鼓判を押す、フランス実写版『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』が、デラックス吹替版にて本日11月29日(金)より公開。この度、リョウとカオリの爽快アクションシーンを切り取った冒頭映像が到着した。到着した映像は、敵に囲まれたリョウとカオリが銃をぶっ放すアクションシーン。「ジェット」の「アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール」に乗せて、次々に敵をなぎ倒していく2人の完璧なコンビネーションは爽快!そしてここから、キレキレのアクションが展開する。また、本作は巨額の予算だったことで、これまでにないプレッシャーを感じたそうで、フィリップ・ラショー監督は「このジャンルの映画に初めて取り組むのは、恐ろしいことだった」とふり返る。そんな本作製作にあたり「『シティーハンター』を実写化するなら、どうしてもレベルは高くなる。なので、リュック・ベッソン監督の作品に参加した技術者をはじめ、このジャンルの精鋭を集めることにした」と明かしており、撮影にはヴァンサン・リシャール、スタントマンにはフローリアン・バーモントら、様々なアクション映画を手掛ける精鋭メンバーが本作を支えていたという。そして、彼らについてラショー監督は「彼らはとても良い仕事をしてくれて、爆発シーンやカーチェイス、アクションシーンにすごく現実味が出せた」と自信をみせている。『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション 2019年11月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMS
2019年11月29日シャーリーズ・セロンとニコール・キッドマン、さらにマーゴット・ロビーという“ハリウッドの至宝”3大女優の豪華競演で早くも話題の『BOMBSHELL』(原題)が、邦題『スキャンダル』として2020年2月21日(金)より公開決定、3人が横並びとなったポスタービジュアルが解禁となった。本作で描かれるのは、アメリカで視聴率NO.1を誇るテレビ局「FOXニュース」で2016年に実際に起きたセクハラ・スキャンダルの裏側。ニュースの元人気キャスターのグレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が、テレビ界の帝王として君臨していたCEOのロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)を提訴。そのスキャンダラスなニュースに、メディア界に激震が走る。騒然とするFOXニュース社内。看板番組を背負う売れっ子キャスターのメーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)は、その地位に上り詰めるまでの自身の過程をふり返り、心中穏やかではなくなっていた。一方、メインキャスターの座を狙う貪欲な若手のケイラ・ポスピシル(マーゴット・ロビー)は、ロジャーと対面する機会を得ていた――。ポスタービジュアルは、物語の中心人物となるシャーリーズ扮する売れっ子キャスターのメーガンと、ニコール扮する元人気キャスターのグレッチェン、そしてマーゴット扮する若手キャスターのケイラの3人が横並びとなり、お互いを意識しつつもそれぞれ真意の読めない表情を浮かべている不穏さ溢れるビジュアル。特に、実在のキャスターを演じたシャーリーズとニコールは本人たちに瓜二つの見事な変貌ぶりが全米で話題に。シャーリーズの特殊メイクは『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でゲイリー・オールドマンの特殊メイクを担当し、第90回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を日本人として初めて受賞した辻一弘氏が担当。再び賞レースを賑わせるのではと注目が集まっている。本編を観た海外メディアからはすでに「今最も観なくてはいけない作品」(DEADLINE)、「最高の演技!」(NEW YORK TIMES)など絶賛の声が続々とあがっており、本年度アカデミー賞では主演女優賞(シャーリーズ)、助演女優賞(ニコール、マーゴット)、脚本賞(チャールズ・ランドルフ)を始めとする主要部門でのノミネートは確実、最有力候補とされている。『スキャンダル』は2020年2月21日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月28日『007 スペクター』などのサム・メンデス監督が、驚異のワンカット撮影で描き出した『1917 命をかけた伝令』が2020年2月14日(金)に公開決定。その予告編とポスタービジュアルが解禁された。本作は、第一次世界大戦を舞台に、若きイギリス兵スコフィールドとブレイクの2人が、兄も含めた最前線にいる仲間1,600人の命を救う重要な伝令を一刻も早く届けるため、様々な危険が待ち受ける敵の陣地に身を投じ、駆け抜け、立ち向かう物語。若きイギリス兵には、『はじまりへの旅』のジョージ・マッケイ、「ゲーム・オブ・スローンズ」のディーン=チャールズ・チャップマンというフレッシュな英国俳優を抜擢し、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングらイギリスを代表する実力派俳優が脇を固めている。先月、N.Y.コミコンで本作のメイキング映像が発表されるや、“屋外ロケでワンカット撮影”という驚くべき方法によって製作されたことで話題をさらった本作。早くも海外では大きな話題となっており、ハリウッド批評家協会賞(旧ロサンゼルス・オンライン映画批評家協会賞)では作品賞・アクション映画賞(戦争映画部門)・撮影賞(ロジャー・ディーキンス)・編集賞(リー・スミス)・作曲賞(トーマス・ニューマン)・視覚効果賞・スタントワーク賞の7部門でノミネートされるなど、アカデミー賞の最有力候補として注目を集めている。圧倒的臨場感!若き2人の兵士がワンカットで駆け抜ける予告編では、突如、敵機が向かってくる映像から始まり、若き兵士たちにコリン演じる上官から「君たちの任務は“伝令”だ」と伝えられる。「仲間を救いたければ 命の限り 急ぐんだ」というカンバーバッチ演じる上官の言葉に駆り立てられるように、戦地を急ぐ2人。敵の襲撃、スナイパーとの対峙、闇を照らす照明弾、沼地や塹壕を抜け激流へのダイブと、ワンカットで主人公たちに肉薄し続けるカメラの映像が、臨場感とリアルタイムのドラマを伝えてくる。さらに予告編のラスト、銃弾が飛び交い、兵士たちが入り乱れる戦場を、ただひたすら走り続ける主人公スコフィールドをとらえた映像は、まさに自分も一緒に走り続けてきたかのような感覚に。果たして、彼らは無事に伝令を届けることができたのか…。その全貌を目にするのが待ちきれない映像となっている。また、ポスタービジュアルは、大きく切り抜かれた『1917』のタイトルの中に、朝日なのか夕陽なのか、光に向かって走っていく2人の兵士の後ろ姿が見え隠れしている。「走れ。」のコピーが示すように、走り続けなければいけない彼らの運命を、まさに映し出したビジュアルだ。『1917 命をかけた伝令』は2020年2月14日(金)より公開にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月28日「ワム!」の名曲「ラスト・クリスマス」に乗せ、エミリア・クラークとヘンリー・ゴールディング、さらにエマ・トンプソンやミシェル・ヨーらの豪華競演で贈る映画『ラスト・クリスマス』。この度、クリスマス・ムード満載の場面写真が到着した。昨年のクリスマス直前に撮影を開始した本作について、女性版『ゴーストバスターズ』や『シンプル・フェイバー』などでも知られるポール・フェイグ監督は、「最初の3週間はクリスマス直前で、ロンドン中のイルミネーションを撮影できました。ですが、クリスマス休暇を終えて1月に撮影を再開したため、私たちのクリスマスは2月末まで終わりませんでした」とコメント。「最後の2週間は、ほとんどのシーンをサンタの店の中で撮影しました。その場面こそが、映画の中で最もクリスマスらしさが表れているので、そこで撮影を終えるのは面白かったです。クリスマスの装飾の中に身を置いていると、クリスマス以外のことは考えらません。本当にクリスマスを過ごしているような気分でした。『あ、またクリスマスの季節だ』という感覚でとてもいい気分でした」と、撮影現場ではシーズンを終えてもクリスマスが続いていた様子。「何をしていてもウキウキしていましたし、クリスマスの雰囲気に包まれて行った撮影はとても楽しいものでした」と、ふり返っている。今回到着した場面写真も、クリスマスショップで顔を見合わせるエミリアとミシェル、エミリアとヘンリーのロマンティックな2ショットなど、間もなく街中がイルミネーションに輝くこの季節に、まさにピッタリのものとなっている。『ラスト・クリスマス』は12月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラスト・クリスマス 2019年12月6日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年11月27日初共演となるマット・デイモンとクリスチャン・ベイルがW主演を務めた、伝説のレース“ル・マン24時間耐久レース”で絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いく『フォードvsフェラーリ』。この度、クリスチャン演じる実在した天才ドライバー、ケン・マイルズの姿を映した本編クリップ映像が公開された。現地時間11月15日に全米で公開を迎えた本作は、週末3日間で3100万ドル(約33億円)を叩き出し、堂々の全米初登場1位を獲得。Rotten Tomatoesでも評論家92%、観客98%(11/18現在)という高い評価を獲得するなど、本年度のアカデミー賞有力候補との声も上がっている。そんな注目の本作から今回到着したのは、本作の主人公のひとり、妥協を一切許さない無鉄砲な性格ゆえに多くのトラブルを招きながらも、スバ抜けたドライビングテクニックを持つ天才ドライバーマイルズの“大激怒”シーン。あるレースへ出場するため、スタッフによる車のチェックを受けるマイルズ。既定サイズのカバンがトランクに入らないことで失格になりそうなマイルズは、スタッフのビルに逆ギレ状態。しかし、そこへカーデザイナーのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)が止めに入る。だが、マイルズは自らハンマーを持ち、トランクをボコボコに叩いて広げることで、なんとか失格を免れようとするのだ。数人で同じユニフォームを着こみ、チームでレースに参加する人々が多い中、一人で参加をしているマイルズは、まさに一匹狼であり、孤高のドライバー。唯一、スタッフとの間に入り、場を収めようとしたシェルビーのことすらお構いなしに、怒りをぶちまけるマイルズには、“チームは必要ない”という意思すら伺える。そんな中、本作で2人は共にフォードの一員となってル・マン24時間耐久レースで無敵を誇る絶対王者フェラーリへの勝利を目指すことに。その中で2人の友情は紡がれていく。『フォードvsフェラーリ』は2020年1月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:フォードvsフェラーリ 2020年1月10日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年11月27日モダニズム建築の宝庫として知られるインディアナ州コロンバスを舞台に、2人の対照的な男女の出逢いと心象風景、そして建築物の声に耳をすませ新たな人生に向かって歩き出す姿を描いた『コロンバス』の公開が決定。併せて、ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。■ストーリー韓国系アメリカ人のジンは、講演ツアー中に倒れた高名な建築学者の父を見舞うため、モダニズム建築の街として知られるコロンバスを訪れる。父の容態が変わらないためこの街に滞在することになったジンは、地元の図書館で働くこの街の建築に詳しいケイシーという女性と出会う。ジンは父親との確執から建築に対しても複雑な思いを抱え、コロンバスに留まることを嫌がり、ケイシーは薬物依存症の母親の看病を理由に、コロンバスに留まり続ける。どこまでも対照的な2人の運命が交錯し、互いの共通項である建築を巡り、語ることで、それぞれの新しい人生に向かって歩き出す…。■小津安二郎へオマージュを捧げたコゴナダ監督初長編作1920年代に機能主義の建築として成立し、ル・コルビュジエをはじめ現在も建築デザインに多大な影響を与え続けているモダニズム建築。本作の舞台は、エーロ・サーリネンによるミラー邸(アレキサンダー・ジラルドの内装)やノース・クリスチャン教会をはじめ、I.M.ペイ、リチャード・マイヤー、ジェームス・ポルシェックなどの代表作が建ち並ぶモダニズム建築の宝庫インディアナ州コロンバス。建築を巡る2人の心象風景を美しく描き出した珠玉の物語は、全てのカットが巨匠たちによる建築へのラブレターとも言うべき映像美に彩られ、サンダンスをはじめ23の映画祭にノミネートされ8冠を獲得。是枝裕和監督が2度監督賞を受賞しているクロトゥルーディス賞では、『君の名前で僕を呼んで』を抑えて撮影賞を受賞。11月25日(月)現在、全米映画批評No.1サイト・ロッテントマトでは満足度97%を記録している。本作は、これまでロベール・ブレッソンやアルフレッド・ヒッチコックについてのドキュメンタリーを撮り、小津映画に欠かせない脚本家の野田高悟に因んでコゴナダと名乗る新進監督による長編デビュー作。奥行きを生かした画面の構図や間の取り方など小津安二郎監督の芸術性を研究し、全てのシーンで「映画の教科書」のような巧みな構図を実現した彼は、小津監督と同じような感覚を現代につなぐことに成功した本作で一躍注目を集めた。主人公のジンを演じるのは『スター・トレック』『search/サーチ』のジョン・チョー。ピープル誌の「最も魅力的な男性50人」にランクインするほど人気上昇中の彼は、『THE JUON/呪怨』のリブート作品『The Grudge』(原題)への出演が決まっている。ケイシー役には『スプリット』『スウィート17モンスター』の若手注目女優ヘイリー・ルー・リチャードソン。さらに、“インディーズ映画の女王”と称されるパーカー・ポージーや、マコーレー・カルキンの実弟ロリー・カルキン、ミシェル・フォーブスなど実力派のバイプレーヤーが競演。一方で“建築のもつ人を癒す効果”が鍵となる本作では、第2の主人公として街中にあふれる建築物たちが、ポストロック・バンドの「ハンモック」による美しい音楽とともに、効果的に演出されている。今回解禁されたポスタービジュアルには、遠くの建築物を望むジンとケイシーの姿が。「美しいこの街で二人は出逢い、そしてまた歩き出す…」のコピーが添えられ、建築物巡りを通して2人の関係性がどのように発展していくのかにも期待が膨らむ1枚に仕上がっている。『コロンバス』は2020年3月よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月27日『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後、変わってしまった世界を舞台にピーター・パーカー/スパイダーマンの新たな戦いと新たな一歩が描かれた『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のブルーレイ&DVDが12月4日(水)にリリース。この度、その特典映像から、ピーター・パーカーを演じたトム・ホランドが挑んだスタントシーンのメイキング映像が公開された。今回解禁となったのは、本作のブルーレイ&DVDに収録される特典映像「スタントの舞台裏」の一部。スパイダーマンことピーター・パーカーを演じたトムの体を張ったスタントの舞台裏を垣間見ることができる。ミステリオ役で共演したジェイク・ギレンホールも「あんな身軽な俳優はいない。一緒に撮影した日も、トランポリンから回転して僕の前に着地をして驚いたね」と、トムの身体能力の高さを絶賛。ジェイクの言葉どおり、トムは本作のスタントをできる限り自分自身で演じている。ヴェネチアを舞台にした撮影で、欄干に激突してビショ濡れになるシーンについて、「あの日は最高だった」と笑いながらにふり返るトム。「大量の水を勢いよくかけられる。しかも冷たい水なんだ。凍えたよ。水浴びみたい」と、体を張ったスタントシーンながらも楽しげにコメント。撮影を楽しみながらも真剣にスタントをこなす姿は必見だ。今回公開された映像のほかにも、ブルーレイ&DVDには未公開のショートフィルムやNGシーンなどをはじめ、ファン必見の豪華特典映像が収録されている。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』はデジタル先行配信中。12月4日(水)よりブルーレイ&DVD発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年11月27日かつて魔法があふれていた世界を舞台に、兄弟の冒険を描くピクサー最新作『2分の1の魔法』より、日本オリジナル予告編とポスタービジュアルが到着した。魔法が消えかけた世界に暮らす少年イアンは、彼が生まれる前に亡くなった父に会うことが願い。到着した映像では、16歳の誕生日プレゼントに、父が母に託した“魔法の杖”が贈られる場面からスタート。その杖と一緒に贈られた手紙には、<父を24時間だけ蘇らせる魔法>が書かれていた。早速実行してみるものの、魔法に失敗して“半分の足だけ”の姿で父を復活させてしまう。そこで、魔法オタクで陽気な兄バーリーの助けを借りて、イアンは父を全部蘇らせる魔法を探す旅に出る。映像では、杖を使って魔法をかけるものの失敗してしまう様子や、元々自分に自信が持てず、何をやっても上手くいかないイアンが「父さんみたいにはなれないよ」と嘆くシーンも。旅の様子が少し覗ける映像となっている。さらに、予告編と併せて到着した日本オリジナルのポスタービジュアルでは、自信のなさそうなイアンが持つ杖を軸に“2つの世界”に分かれている。空を優雅に飛ぶペガサスや生き生きと暮らす人魚、フェアリーテイル、そして魔法使いの姿が描かれている一方で、その反対側では道端でゴミを漁るペガサス、ビニールプールでくつろぐ人魚、暴走族のフェアリーテイルの姿が…。<かつて魔法が世界に満ちていた時代>と<科学や技術が進歩した魔法が消えかけた時代>という対象的な世界が1枚に収められている。『2分の1の魔法』は2020年3月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:2分の1の魔法 2020年3月13日より全国にて公開©2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2019年11月27日『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督が手掛ける、実写映画『キャッツ』から、世界待望の新予告&本ポスタービジュアルが解禁された。映画界の巨匠スティーヴン・スピルバーグ、ミュージカル界の巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーらが製作総指揮に名を連ねる本作。満月の夜、主人公の白猫ヴィクトリア(フランチェスカ・ヘイワード)が迷い込んだのは、猫たちの秘密の世界。新しい人生を生きることを許されるたった1匹の猫が選ばれる、一生に一度、一夜だけの特別な舞踏会が開催されるという。その1匹を選ぶ長老猫オールドデュトロノミー(ジュディ・デンチ)の「見極めるのは魂よ」という言葉に導かれ、ヴィクトリアは歌やダンスで自身を表現しようとする個性豊かな猫たちに出会う。「私が選ばれるべきだ」と語る怪しげな猫マキャヴィティ(イドリス・エルバ)をはじめ、様々な猫たちとの出会いで、ヴィクトリアはどのように変わっていくのか?そして、最後に選ばれる猫は一体誰…?バレエ、ヒップホップ、タップなど、多様なダンスと美しい音楽に彩られ、猫になった個性豊かな豪華キャストたちが入り乱れる煌びやかな世界が映し出される映像となっている。『キャッツ』は2020年1月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャッツ 2020年1月24日より全国にて公開© 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
2019年11月27日クリステン・スチュワートがアメリカ文壇に彗星のごとく登場し、時代の寵児となった美少年作家を演じた『ふたりのJ・T・リロイベストセラー作家の裏の裏』。この度、一大スキャンダルを巻き起こした、“嘘に基づく”実話に迫った予告編が解禁された。“嘘のような本当の話”がいま、ここに紐解かれる!クリステンとローラ・ダーンの二大女優が豪華共演を果たし、時代の寵児となった1人の作家J・T・リロイの“真相”に迫っていく本作。この度解禁する予告編では、架空の作家J・T・リロイをつくり出したローラと出会ったサヴァンナ(クリステン)が、次第に自我に目覚め、J・Tと一体化していく様がスリリングかつドラマティックに描かれる。サヴァンナが女性と気づかれないよう、胸にさらしを巻き、美少年へと変貌を遂げるシーンも!カンヌをはじめ世界中を騙していく中で、やがて嘘がバレ、徐々に追い込まれてゆく“ふたりのJ・T・リロイ”。「もう演じるのは疲れた」と打ち明ける“操り人形”のめざめも収められ、見どころ満載の予告編となっている。『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』は2020年2月14日(金)よりシネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月26日ディズニー・アニメーションの不朽の名作が、圧倒的映像美と心に響く名曲で“超実写版”として新たに登場した『ライオン・キング』。この度、MovieNEXに収録されるボーナス・コンテンツの中から、CG加工の変化や歌唱収録の現場なども収録された「王様になるのが待ちきれない」のミュージカルシーンの裏側が分かる映像がシネマカフェに到着した。「王様になるのが待ちきれない」は、好奇心旺盛で無垢な“未来の王”シンバが、幼なじみのナラを連れて“ある場所”へ冒険に出掛けるため、教育係のザズーの監視の目を振り切ろうとするミュージカルシーンで歌われる曲。今回の映像では、本曲のミュージカルシーンのラフ段階からCG加工を経て本編映像になるまでの貴重な映像製作過程と合わせ、子ども時代のシンバ役を務めたJD・マクラリー、子ども時代のナラ役を務めたシャハディ・ライト・ジョセフ、そしてコーラス隊が歌撮りをしている現場も垣間見ることができる。ザズーやサバンナの動物たちのラフ段階の映像が流れると、次のシーンではCG加工段階のシンバとナラが登場するが、映像が切り替わった瞬間に“もふもふ”の可愛いライオンに大変身!最新鋭の映像技術を実感することができる瞬間だ。また、この映像でシンバにぴったりなハイトーンボイスを披露するのは、本作の監督ジョン・ファヴローが“才能の塊”と太鼓判を押すJD。そして彼に負けず劣らず、活発でまっすぐな声を響かせるナラ役のシャハディ。この2人が歌い終えた後、拳を突き合わせる姿は、まさに幼なじみのシンバとナラを彷彿とさせる。さらにコーラス隊も2人に合わせてノリノリで歌い、本作の楽曲をプロデュースするファレル・ウィリアムスが拍手する姿も!ミュージカルシーンの舞台裏が分かるボーナス・コンテンツは、このほかにもいくつかMovieNEXに収録されているので、ぜひ本編と合わせて楽しんでほしい。MovieNEXには今回解禁となった映像のほかにも、驚きの撮影舞台裏が分かる“メイキング・オブ『ライオン・キング』”や、名曲ばかりの“ソングセレクション”など、貴重なボーナス・コンテンツも多数収録(デジタル配信<購入>にも一部収録)されている。『ライオン・キング』は12月4日(水)よりMovieNEXと4K UHD MovieNEXで発売。先行デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年11月26日体験した者は二度と元には戻れない、アリ・アスター監督が贈る“フェスティバル・スリラー”『ミッドサマー』の日本公開日が、来年2月21日(金)に決定。予告編とポスタービジュアルも到着した。公開された予告編では、若手女優フローレンス・ピューが演じる主人公ダニーが、恋人のクリスチャン(ジャック・レイナー)、その友人たちと5人で、スウェーデンの奥地の村で行われる“90年に一度の祝祭”に参加する旅行に行くシーンからスタート。冒頭で「楽園」と語っているこの祝祭。21時だというのに昼間のように明るく、ほとんど太陽が沈むことのない白夜の中、美しい花々と美味しい食べ物、そして優雅に舞い踊る人々が映し出されている。しかし、それは想像を絶する悪夢の始まり。映像後半からは、「見張ってやがる」「今すぐ逃げないと」というセリフや、叫び声、血…不穏な雰囲気が漂っている。『ミッドサマー』は2020年2月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミッドサマー 2020年2月21日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.
2019年11月26日マーティン・スコセッシ監督の最新作となるNetflix映画『アイリッシュマン』が、11月27日(水)より全世界同時配信。第57回ニューヨーク映画祭のオープニング作品として初お披露目された本作では、スコセッシ監督が劇中衣装への思い入れも明らかになった。上映時間209分というスコセッシ監督渾身の超大作は、全米トラック運転組合のリーダー、ジミー・ホッファ(アル・パチーノ)の失踪、殺人に関与した容疑をかけられた実在の凄腕ヒットマン、フランク・“The Irishman”・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)の半生を描いていく。言わずと知れたレジェンドで、本作でも第23回ハリウッド映画賞で助演男優賞を受賞したアル・パチーノは、意外にも初タッグとなるスコセッシ監督について「マーティンは、偉大な男であり、偉大な人間であり、共に分かち合い、共に働く、素晴らしい人です。バランス感覚に優れた疑う余地が無い監督で、彼の判断力は信頼でき、確信と自由を与えてくれます」と称賛を惜しまない。そんなスコセッシ監督と『ヒューゴの不思議な発明』『アビエイター』などで長年組んできたコスチュームデザイナーであるサンディ・パウエルは、「マーティンは、私がこれまで一緒に働いた中で最も視覚的な監督です。特に服が大好きで、服に興味があり、衣装選びのプロセスを理解しています」と、衣装において視覚的にも観客を楽しませるスコセッシ監督の手腕を絶賛する。さらに半世紀を描く本作では、「ロバート、アル、ジョー(・ペシ)は、数十年に渡る役を演じているので、膨大な数の衣装替えをしています。ロバートだけでも100回以上、衣装替えしました」と明かし、各年代に合わせて、撮影している1日の中でも何度も衣装を替えたという。また、スコセッシ監督の思い入れは衣装だけでなく、「マーティンは、ロケ撮影に非常にこだわりを持っています。ドキュドラマの撮影ではないことを彼は承知していますが、全て可能な限り本物を使いたいと考えていました」とロケーションマネージャーのキップ・マイヤーズは明かす。続けて「この映画は非常に大きな物語で、フラッシュバックの中にさらにフラッシュバックがあって、ストーリーは数十年に渡っています。結局、160近くの場所を見つける必要がありました。この映画は常に挑戦でしたね」と手ごわい仕事だったという。衣装やロケ撮影に加えて、プロダクションデザイナーのボブ・ショウは「マーティンは、真正性へのこだわりがあるため、空調の通気口に溜まったほこりにも層を作り、まるで何年もの間、そこで空気を吸い込んでいるかのようにするなど細部までこだわりました」と、プロダクションデザインについてもスコセッシ監督の希望に応えるため、細部まで努力を惜しまなかったことを明かしている。本作は、アカデミー賞3部門を受賞したNetflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』同様、今後の映画賞レースを席巻すると注目を集めている。Netflixオリジナル映画『アイリッシュマン』は11月27日(水)よりNetflixにて全世界同時配信開始。アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】アイリッシュマン 2019年11月27日よりNetflixにて全世界同時配信開始
2019年11月25日11月22日(金)より公開された『アナと雪の女王2』が、公開3日間で興行収入19億4,205万円、観客動員145万人という驚異的な数字を叩き出し、2019年公開映画の中でNO.1となる記録的ヒットスタートとなった。待望の公開を迎えた本作。初週末3日間の成績は『名探偵コナン 紺青の拳』を超え、2019年公開映画NO.1のオープニング、さらに『トイ・ストーリー4』を抜いてディズニー・アニメーション史上歴代NO.1という歴史に名を残す大ヒットスタートを切った。この数字は、『千と千尋の神隠し』(’01)、『タイタニック』(’97)に次ぐ歴代3位となる最終興収255億円を突破した前作『アナと雪の女王』の約2倍の観客動員、興行収入となっており、2019年のみならず、興行収入歴代No.1も視野に入ってきた。また、世界各国でもオープニング記録を樹立しており、すでに全世界興収は381億2627万円を突破している(11月24日付けBox office Mojo調べ。11月25日の為替レート)。「全てが美しく、素晴らしく、最高を超えていた」劇場には、10代・20代の女性を中心に、幅広い世代が詰めかけており、「涙が止まらなかった まじで心して見た方がいい…」「アナ雪見に行くならバスタオルを持って行きなさい」「ケタケタ笑わされたと思ったら、号泣させられた」「感慨無量。全てが美しく、素晴らしく、最高を超えていた」「この伝説の物語の終焉を見届けられて本当に良かった」など感動の結末に涙する観客の声が続々。「一作目を超える面白さで、時間が経つのを忘れて最後まで観てしまいました」「前作よりはるかに良かった。落ち込んでもうダメだと思った時とかに観返したい」と、前作を超える壮大な物語を絶賛する声もSNS上で溢れている。仲間と幸せな日々を送りながらも、なぜ自分だけが特別な力を持っているのかという謎を解き明かすため、未知の世界へ進むことを選択するエルサと、大事なエルサのことを必死に守ろうとするアナが生み出す心打つ物語は、前作を凌ぐ“感動”を観客へ届けている様子だ。そして「アナ雪」にはかかせない、珠玉の楽曲も大きな魅力の一つ。「楽曲すべてが素晴らしい」「『イントゥ・ジ・アンノウン』が鳥肌もの…」「圧倒的クオリティの音楽」「『アナ雪2』の「みせて、あなたを」という曲と映像と演出が良すぎて、よくわからないままに涙が出た」「『わたしにできること』、良すぎるでしょ…」といった楽曲への声も上がっており、壮大なシーンと重なって、より大きな感動を生み出している。“心のままに”手拍子&発声OK!応援上映が開催決定そんな大好評を博している楽曲を劇場で楽しむべく、待望の『アナと雪の女王2』応援上映の開催が決定。この上映では、アナやエルサと一緒に、“心のままに”声を出したり、手拍子を送ったりできる。12月13日(金)より全国各地の劇場にて吹替版で実施予定となっている。『アナと雪の女王2』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reserved
2019年11月25日ジョエル・キナマン、ロザムンド・パイク、クライヴ・オーウェンら豪華競演で贈る、FBIに裏切られた情報屋の脱出劇『THE INFORMER 三秒間の死角』。この度、主演をつとめるキナマンの誕生日11月25日に合わせ、彼の“カッコよすぎるシーンセレクト集”を特別に入手した。まずは、キナマン扮する情報屋のピートが、ある任務を完遂するために刑務所へ入所するシーン。本シーンでは、刑務官が身体検査をするためピートは上半身裸姿になっている。キナマンの鍛え抜かれた筋肉には、両腕~胸元へと大胆に彫られたクールなタトゥーも確認できる。そして次に登場するのは、刑務所でピートと敵対する服役囚が行う、殴り合いのシーン。お互いに己の拳で相手を殴り、相手より優位になるよう馬乗りになる姿など、まさに命をかけた決闘ともいえる血生臭さも感じさせるシーンだ。本作を手掛けたのが、キアヌ・リーブス演じる殺し屋によるバラエティ豊かな戦闘シーンが話題を呼んだ『ジョン・ウィック』シリーズのプロデューサーということもあり、迫力たっぷり。また、周囲にいる服役囚が我関せずとしている姿も現実味があり、実際に刑務所として使われていた場所で撮影した本作らしく、リアリティを追求したシーンでもある。最後にお見せするのは、離れ離れになってしまうピートに妻(アナ・デ・アルマス)が優しくシャワーを浴びせるシーン。人のぬくもりを感じるふれあいや妻の深い愛情が映し出され、彼女に身を委ね、どこか甘えているような顔を覗かせる。先の2つのシーン映像とは打って変わり、母性本能をくすぐるような映像だ。2019年11月25日で40歳を迎えるキナマン。端正な顔立ちと筋肉美はもちろんのこと、殴り合いというシンプルながら豪快なシーンから、キャラクターのバックグラウンドも想像させる内面の深みを感じさせるシーンまで、観客を引き込むことのできるのが彼の魅力。パワーアップし続けるキナマンの姿を余すことなく収めた本作を、大きなスクリーンで目に焼き付けてほしい。『THE INFORMER 三秒間の死角』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE INFORMER/三秒間の死角 2019年11月29日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©Wild Wag films Productions 2018
2019年11月25日寡黙で不器用な、ある郵便配達員が33年の歳月をかけ、たった1人で築き上げた宮殿の誕生秘話を映画化した『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』。本作では「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」や「シャネル(CHANEL)」のミューズのスーパーモデルで、高橋一生と共演経験もあるフランス女優レティシア・カスタが熱演を見せている。フランス政府指定の重要建造物となった“理想宮”の誕生秘話を、『レセ・パセ 自由への通行許可証』でベルリン国際映画祭男優賞を受賞した名優ジャック・ガンブランを主演に迎え、ニルス・タヴェルニエ監督が映画化した本作。撮影はほぼ全編を通し、現理想宮で行われた。33年の歳月をかけ、夢想の宮殿を築き上げた郵便配達員シュヴァル。ひたすら頑固に信念を貫くシュヴァルを生涯にわたって傍で見守り支えた妻フィロメーヌを演じたのは、国際的モデル・女優として絶大な人気を誇るレティシア・カスタ。15歳でスカウトされると、ヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルをはじめ、100誌以上の雑誌のカバーを飾るスーパーモデルとして活躍。数々のトップブランドのミューズを務め、2018年のショートフィルム『Cinder Ella ~ある愛と自由の物語~』では高橋一生との共演でも話題を呼んだ。本作と同日公開となる『パリの恋人たち』では、リリー=ローズ・デップの恋敵役を印象的な演技で魅せている。脚本を読んで初めてシュヴァルについて知ったというレティシアは、「彼の創造性、粘り強さ、愛、直感…すべてに驚愕しました」と明かす。40年近い歳月をシュヴァルに寄り添った愛に満ちた女性フィロメーヌを演じるにあたり、「私は誇張せずに、この素晴らしい女性を内面に宿らせたいと思いました。特にこだわったのは、無条件で変わることのない、途方もないほどの夫への愛を表現することでした。体つきや腕が太くなっても夫を見つめるまなざしは変わらないのです」と話している。あからさまな表現を避けるため、少しずつ見た目を変化させるようメイクや衣装にもこだわったという。普段は「田舎の素朴な女性」というイメージからは遠い役柄を演じることが多いレティシアだが、実は農場の隣で育ったという自身の「根っからの田舎者らしさ」を表現できる機会を喜んだ。「多くの芸術家の妻がそうであるように、フィロメーヌもシュヴァルの中に誰も気づかなかった光や才能を感じているのです。ただ夫に服従しているのではありません。美しい心を持ち、理想主義で、楽観的で、信じたいものを頑なに信じる女性です。生まれ育った環境に加えて、こういった彼女の性格も私に似ています」と、フィロメーヌと自身を重ねている。そんなレティシアの起用について、タヴェルニエ監督は「フィロメーヌのキャスティングでは、すぐに彼女のことが浮かびました。彼女は正しく、力強く、そして優しく謙虚にフィロメーヌを演じ、現場の誰もがその演技に感動しました」と、綿密な分析と役作りによる演技を絶賛。本作で魅せた新境地ともいえる演技にに注目してほしい。『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』は12月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢 2019年12月13日より全国にて公開©2017 Fechner Films Fechner BE SND Groupe M 6 FINACCURATE Auvergne Rhone Alpes Cinema
2019年11月24日日本でも大ヒットを記録した『最強のふたり』から8年、ハリウッドでリメイクされた『THE UPSIDE/最強のふたり』がついに日本上陸。ケヴィン・ハート、ブライアン・クランストンというアメリカで絶大な人気を誇るふたりに関わるキーパーソンを演じているのは、久々のヒロイン役となるニコール・キッドマンだ。フランスのオリジナル版をリスペクトしながらリメイクされた本作には、“ハリウッドらしい”変更点が至るところに見られる。その1つが、ブライアン扮する大富豪フィリップの秘書イヴォンヌのキャラクター。もちろんオリジナル版にも、フランスのベテラン女優アンヌ・ル・ニが演じた秘書が登場するが、ハリウッド版では物語の鍵ともいえる重要な役どころを担っている。イヴォンヌを演じるニコールといえば、アカデミー賞助演女優賞にノミネートを果たした『LION/ライオン ~25年目のただいま~』や『ある少年の告白』、海外ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」、さらにはアメコミ映画の『アクアマン』まで、近年では母親役を演じることが多くなってきた。本作では、才色兼備の有能な秘書に。少しだけ謎めいた雰囲気のあるイヴォンヌ役を演じられる女優はニコールしかいない、という製作陣の強い要望により今回のキャスティングが実現した。本作が初共演となったブライアンは、「ニコールの参加は純粋に嬉しかったよ!撮影の合間は長い待ち時間があるから、普通、俳優は衣装部屋に退散するんだけど、ニコールはいつもセットにいるんだ。大女優なのに驚いたよ。彼女は素晴らしい俳優だね」と称賛を惜しまない。次回作の『The Goldfinch』(原題)でも母親役を演じているニコール。メガネ姿の知的なヒロインに、ぜひ注目してほしい。『THE UPSIDE/最強のふたり』は12月20日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE UPSIDE/最強のふたり 2019年12月20日より全国にて公開©2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2019年11月24日フランス公開時は観客動員168万人を突破する大ヒットを記録となった『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』が、デラックス吹替版にていよいよ11月29日(金)より公開。原作・北条司も認める完成度の高さで話題の本作で、人気のキャラクターである主人公・冴羽りょうの相棒であり、香の義兄・槇村秀幸を演じるのは、「アラン・ドロンの再来」と本国で人気沸騰、日本でも大きな注目を集めるラファエル・ペルソナだ。世界中の老若男女を虜にする作品「シティーハンター」。フランス実写版のビジュアルが公開されるや否や、「海坊主が海坊主すぎる…!」など話題になり、最新の予告編映像では俳優陣の再現度の高さとバックに流れる往年の名曲「Get Wild」が、原作ファンのハートにますます火をつけることになった。りょうや香、海坊主もさることながら、本作に欠かせない人物がもう一人、りょうの相棒であり香の義兄・槇村の存在だ。一見冴えない風貌だが、かなりの腕利きで、メガネを取ると実は端正な顔立ちの持ち主。そんな漫画の中だけのようなキャラクターを見事に実写版で再現するのは、その甘すぎるルックスから「アラン・ドロンの再来」と称され、主演作『黒いスーツを着た男』を引っさげ「フランス映画祭2013」に来日した際にも注目を集めたラファエル・ペルソナ。フランス・パリで育ち、舞台俳優として活動を始め、1998年にテレビドラマでデビューを果たすと、2010年以降は映画を中心に活躍しキャリアを積む。そして、フランス版のアカデミー賞とされる第36回セザール賞の有望男優賞にノミネートされるなど、その演技力は折り紙つき。本作での銀縁のメガネに、ベージュのトレンチコートを羽織ったラファエル扮する槇村のビジュアルは、SNS上でも瞬く間に話題となり「槇村兄がすごい」「意外と日本人だと再現難しい類にはいるのかも…」と海を飛び越え、原作ファンを唸らせている。主演・監督を務めたフィリップ・ラショーも「僕たちと同じ熱意を持って、ついてきてくれた。みんなの演技のおかげで、各シーンが脚本を上回るものになったよ!」と語るように、ラファエルも“全身全霊”で作り上げたキャラクターと、原作でも人気の高いりょうと槇村の“あの名シーン”の再現にも期待が高まる。『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション 2019年11月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMS
2019年11月23日ゴールデングローブ賞やエミー賞に輝き、世界200以上の国と地域で大ヒットした傑作ドラマの映画版『ダウントン・アビー』の日本語吹替版上映が決定。併せて、吹替版製作スタッフとキャストからのコメント、キャラクターポスターが解禁となった。20世紀初頭を舞台に大邸宅“ダウントン・アビー”で暮らす貴族クローリー家とその使用人たちの生活を描いた、英国傑作ドラマを映画化した本作。この度、字幕版上映に加え、日本語吹替版の上映が決定。吹替版製作スタッフ・キャストはテレビシリーズより続投している。映画版キャラクターポスターも一挙公開。黒を基調としたポスターには、世界中を虜にしたダウントンの愛すべきキャラクターが一堂に会し、高級感溢れる優美でシックな1枚に仕上がっている。また、11月22日(金)にはムビチケ前売券(カード)が発売された。全国の上映劇場限定の前売特典には、クリスマスプレゼントや御年賀などにもぴったりなラグジュアリーなA5サイズのミニクリアファイル(数量限定)が付いてくる。■吹替版製作スタッフ&キャストコメント伊達康将(「ダウントン・アビー」日本語吹替版・演出)初めてご覧になる方も十分に楽しめます。テレビシリーズからずっとご覧になっていた方は数倍楽しめると思います。イギリスに興味のなかった方も、貴族の生活に興味のなかった方も、人間ドラマとして感動することをお約束できると思います。一城みゆ希(ヴァイオレット・クローリー役)大ヒットテレビシリーズ『ダウントン・アビー』、びっくりするようなストーリーの展開!懐かしいシーンが新しい形で登場して、思わず涙が…。是非、日本語吹き替え版で私たちに逢いに来て下さい!劇場で皆様をお待ちして居ります!!『ダウントン・アビー』は2020年1月10日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月22日タイカ・ワイティティ監督が、第二次世界大戦中のドイツを舞台に戦時下に生きる人々の生きる歓びと人生の真実を弾けるユーモアとともに描き出す『ジョジョ・ラビット』より、日本版最新予告編が到着した。今回到着した映像では、空想上の友達のアドルフ(・ヒトラー/タイカ・ワイティティ)に背中を押されながら、立派な兵士になることを夢見て奮闘中のジョジョが、ある日、家の壁の裏にユダヤ人の美少女エルサ(トーマシン・マッケンジー)を見つけて大仰天するシーンが登場。「ユダヤ人はわるい」と教えられてきたジョジョ。しかし、母ロージー(スカーレット・ヨハンソン)が匿っていたエルサは、聡明で勇敢、ユーモアにも溢れており、彼女と過ごしていくうちに、それまで信じていた景色が揺らぎ、彼の世界が大きく動き始める。ほかにも、ジョジョの唯一の“実在の友達”ヨーキーなど、過酷な大戦下にありながらも愉快な登場人物たちの姿が映し出されている。本年度のアカデミー賞最有力とも謳われる本作。史実にうそはつかずとも、この時代への既成概念を大胆不敵にひっくり返すような脚本についてワイティティ監督は「憎悪と偏見についての直球の映画にしたくはなかった。だから、脚本には全く自制をかけなかった」と言及。「言うべきことを言うにはひるまずに決死の覚悟で書かなくてはいけない。危険の無いものなら、私がやる価値も無い。大コケするかもしれないリスクを背負って必死になれば、最高に創造的で先進的な表現が出てくるからね」と思いを明かしている。『ジョジョ・ラビット』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョジョ・ラビット 2020年1月17日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainment
2019年11月22日