成田凌と清原果耶がW主演で初共演する『まともじゃないのは君も一緒』が、11月より公開されることになった。成田凌は、映画『スマホを落としただけなのに』で2019年・第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、昨年は自身の初主演作となった『カツベン!』ほか、『愛がなんだ』『チワワちゃん』『翔んで埼玉』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女たち』などに出演。その演技力が評価され、第11回TAMA映画賞最優秀新進男優賞、第32回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎新人賞をはじめ、第44回報知映画賞、第41回ヨコハマ映画祭、第93回キネマ旬報ベスト・テン、第74回毎日映画コンクールなど数々の賞レースを席巻、いま最も注目と期待が集まる俳優のひとり。本作では、数学一筋、世間知らずで人とのコミュニケーションが苦手だけれど、実は“普通”に結婚願望のある予備校講師・大野康臣を演じる。一方の清原果耶は、ドラマ初主演となった「透明なゆりかご」で東京ドラマアウォード2019主演女優賞を受賞、2019年は『愛唄 約束のナクヒト』『デイアンドナイト』『いちごの唄』に出演し、その圧倒的な存在感と演技力が評価され、第32回日刊スポーツ映画大賞・新人賞を受賞、さらに日本映画テレビプロデューサー協会が選定する2020年エランドール賞新人賞を受賞するなど、18歳にして実力派女優としての地位を確立。2020年最も注目度の高い女優のひとり。本作では、恋愛経験はないが、恋愛雑学だけは豊富な大野の教え子・秋本香住を演じる。「これはなに映画といったらいいのか。恋愛映画、コメディ映画、学園もの? 予備校もの? いやー、難しいです。観ていただいた方に委ねようと思います」と成田さん。「世の中の『普通』というものに馴染めない予備校講師、大野と『普通』を教えてくれる予備校生の香住、この2人のあったかい、いや、あったかい? つめたい? なんだかわからないけど愛おしいふたりの空気を吸ってみてください」と笑顔でコメント。清原さんは、「私が演じた香住は、毒っ気が強いけど、とてもピュアな女の子。監督から今までに見たことのない清原さんを見たい! と言われ、その言葉に手を引っ張ってもらいながら初めてご一緒させて頂いた成田さんと駆け抜けた日々でした」とふり返り、「不器用な2人が紡ぐ奮闘記、自分だけの『普通』を選択する、願いにも似た暖かさを感じて頂ければ嬉しいです」と期待を込める。監督は、2011年、長編劇場映画デビュー作となった『婚前特急』で、第3回TAMA映画賞最優秀新進監督賞受賞、第33回ヨコハマ映画祭新人監督賞、第21回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞などを受賞し一躍注目を集めた前田弘二。また、脚本は、2014年公開『そこのみにて光輝く』で、キネマ旬報ベストテン脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞し注目を集めた高田亮。『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』などでタッグを組んできた監督・脚本コンビが今回は、作品全体を優しい雰囲気で包みながらも、日常の中での人と人のコミュニケーションのすれ違いや距離感のズレ、不器用さを、毒気とコミカルさを交えたオリジナルストーリーで描く。話題の2人の初共演に、前田監督は「全編を通して繰り広げられる、噛み合わない掛け合いの応酬に潜んだ感情の機微を一つ一つ丁寧に見事に演じ、二人の作り出した空気感がとっても可笑しく、愛おしく、時にクレイジーで、その魅力は想像を遥かに超えました」と手応えを覗かせている。あらすじ予備校講師・大野は、独身・彼女なし。ずっと1人で大好きな数学の世界で生きてきた。いまの生活に不満はないが、このままずっと1人なのかと不安になることもある。自分だって普通に結婚したい。ただ、普通が何か分からない。女の子とデートをしてもなんだかピントがずれているような空気は感じているが、どうしていいのかは分からない大野。教え子の香住はそんな大野を“普通じゃない”と指摘してくれる唯一の相手。大野は香住に「どうしたら普通になれる?普通を教えてほしい」と頼み込むのだが…。『まともじゃないのは君も一緒』は11月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年02月18日女優の清原果耶が、1年を通して優秀な活躍をした俳優や映画・ドラマ等を表彰する「2020年第44回エランドール賞」の新人賞を受賞し6日、都内ホテルで行われた授賞式に出席した。1月30日に18歳の誕生日を迎えた清原は「これまでは撮影が22時までしかできないという縛りがあったんですど、それがなくなるので、これからまたお芝居と向き合い、どこかの誰かに少しでも届くような作品を作っていきたいなと心から思います」と、労働基準法上の変化を紹介しながら抱負をコメント。お祝いゲストには、朝ドラ『なつぞら』で兄役を演じた岡田将生が駆けつけ、“兄妹”で熱いハグをかわした。岡田は「岡田としてではなく、(『なつぞら』の)咲太郎という役として、お兄ちゃんとしてこの受賞がうれしくて、この場にこさせてもらいました」と感慨深げ。続けて、「(清原を役名の)千遥と言いたいんですけど、撮影中は制作側の『会えたときに気持ちをもっと募ってほしい』という演出もあって、会いたくて会いたくてお芝居をさせてもらいました。そんな中、清原さんの芝居に本当にびっくりしまして。役を自分に落とし込む作業がすごく丁寧て、知的に役を作り込まれていて、目が離せませんでした。この清原さんのお芝居を、すてきな作品とめぐりあって、いろんな方々に届けてほしいなと思っています」とエールを送った。○「2020年第44回エランドール賞」受賞者●新人賞神木隆之介、安藤サクラ、横浜流星、清原果耶、吉沢亮、橋本環奈●プロデューサー賞映画『翔んで埼玉』若松央樹(フジテレビ)、古郡真也(FILM)NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』清水拓哉(NHK)、家冨未央(同)、大越大士(テイクファイブ)●プロデューサー奨励賞映画『蜜蜂と遠雷』石黒裕亮(東宝)TBS系ドラマ『凪のお暇』中井芳彦(TBS)●特別賞映画『新聞記者』製作チーム●アクターズセミナー受賞者片桐美穂、佐伯大地、ついひじ杏奈、内藤聖羽、仁科あい、吉川一勝
2020年02月06日元モーニング娘。でタレントの市井紗耶香が6日、オフィシャルブログを通じ、芸能事務所・アルカンシェルとの業務委託契約について「円満合意解約致しました」と明かした。市井は、「契約満了のお知らせ」と題し、「この度、市井紗耶香マネジメント株式会社エスダブルと株式会社アルカンシェルは芸能活動に関する業務委託契約を円満合意解約致しました」と報告。「短い期間でしたが株式会社アルカンシェル代表中野社長、アルカンシェルスタッフ皆様には大変お世話になり、感謝申し上げます」と謝意を示し、「今後もより一層のご愛顧をいただけますよう、どうぞ宜しくお願いいたします」と呼び掛けた。一方、アルカンシェルの代表でタレント・NAOMIこと中野尚美氏は市井の発表前にブログを更新。「(株)エスダブル所属の市井紗耶香と弊社は約3ヶ月にて『芸能活動についての業務提携契約』の合意契約解除を致しました。つきましては今年の1月中旬頃から弊社より『契約解除』を(株)エスダブル及び市井紗耶香に申し入れし2月5日付けにて合意契約解除に至りました」と契約解除であることを強調した。さらに、「約3ヶ月という短い間の『業務提携』でした」と振り返り、「短い契約期間でしたので語らずともご理解頂けると存じます」と意味深。「この件について弊社も反省しつつ今後は更に前をよく見て、前向きに良き道を選び又、新しい気持ちで精一杯、邁進して参ります」と決意を新たにし、「このBlogにてご報告とさせて頂きます。重ねて事務所への問い合わせ等はご遠慮願います」と結んでいる。
2020年02月06日詩人・最果タヒの個展「最果タヒ展 われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。」が、2020年8月1日(土)から9月13日(日)まで、福岡市の三菱地所アルティアムにて開催される。※京都文化博物館 別館ホールにて開催される予定だったが中止となった。(2020/6/16更新)現代詩人・最果タヒ、京都文化博物館で関西初の個展中学生の頃よりインターネット上で“言葉”の発表をスタートし、2006年に投稿作品が第44回「現代詩手帖賞」を受賞。翌年には第一詩集を刊行し、第13回「中原中也賞」に選ばれるなど、詩人として高い評価を得ている最果タヒ。さらにはSNSの活用、作詞、詩集の映画化、商業施設とのコラボレーション、空間を使った前衛的な作品発表など、その多岐に渡る表現活動でより一層の注目を集めている現代の詩人だ。そんな最果タヒにとって関西初の個展となる本展では、2019年2月に横浜美術館で開催された「氷になる直前の、氷点下の水は、蝶になる直前の、さなぎの中は、詩になる直前の、横浜美術館は。―― 最果タヒ 詩の展示」で発表したインスタレーションと新作の展示を、重要文化財である京都文化博物館 別館ホールを舞台に行う。詩×アート、新たな言葉の体験読者が会場を歩き回り、空間全体で言葉を体感するインスタレーションの中でも特に重要な位置付けの作品となるのが、天井から多数の言葉が書かれたモビールを吊るす「詩になる直前の、京都文化博物館は。」。表裏に異なる詩の断片が記されたモノトーンの紙片が、静かに揺れ動きながらいくつもの言葉の連なりを生み出し、読者自身がその偶然の中から詩を切り取っていくという、新たな言葉の体験が堪能出来る作品だ。会場には、このほかにも書き下ろしの作品を含む自らの詩を大胆に断片化し、空間いっぱいに展開。「作品は誰かに読まれることで、初めて意味を持つものであってほしい。」そう願う最果タヒによる「詩になる直前」の言葉たちを追いかける体験を通して、“言葉”との新たな出会いを楽しんでみてはいかがだろう。最果タヒからメッセージ ーー「言葉に書かされている」言葉は、常に運動をしている。何億人もの人がその言葉を用い、それでいて、それぞれが少しずつ違った意味や印象を、言葉の向こうに見出している。だからこそ言葉は、刻々と変化し、運動を続けている。わたし一人が、言葉を一方的に、道具として用いることなどできず、常に、言葉が抱える無数の意味や価値の渦に巻き込まれていく。そのコントロールのできなさ、言葉に振り回される瞬間に、わたしは「言葉に書かされている」と感じます。それは時に、わたしよりも深く「わたし」を捉える言葉となる、わたしを飛び越えた、別の何かへと変貌する言葉となる、それこそが、わたしにとっての「書く喜び」です。言葉がわたしの代弁者として、世界へ出ることなどありません。わたしはいつも置き去りにされ、それこそが痛快であるのです。知らない自分に、言葉で会うこと。それは、自分の底さえ突き破り、その向こうの、自分ですらないものへと、繋がることだ。だからこそ言葉は、書かれ、他の誰かに読まれることをじっとじっと待っている。詩の展示。言葉が、わたしを飛び越える。それは、「読む」瞬間もきっと同じです。読むことは、与えられた言葉を受動的に読むのではなく、その言葉を自分だけの言葉へと変容させていく行為だと思う。そのとき、言葉の変化は、読むその人の予想を、そしてその人自身を、時に追い越していくだろう。それは「書かれた言葉」のスピードであると、読み手は思うのかもしれない。けれど、あなたも加速している、あなたの言葉が、加速している。そのスピードを、肌で、気配で、空間として、感じられる場所を、私は「詩の展示」と呼んでいます。われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。あなたしか立つことのできない確かな星から、どうか、言葉を見に来てください。開催概要「最果タヒ展 われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。」日程:2020年8月1日(土)〜9月13日(日)会場:三菱地所アルティアム(福岡市中央区天神 1-7-11 イムズ 8F)※会期中休館日なし※2020年6月17日(水)〜7月5日(日)で開催予定だった京都への巡回は中止。【問い合わせ先】キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(10:00〜18:00)
2020年02月03日NHK連続テレビ小説「なつぞら」やドラマ「透明なゆりかご」「俺の話は長い」などで注目を集める清原果耶が映画初主演。『デイアンドナイト』『新聞記者』の藤井道人監督・脚本で、野中ともその「宇宙でいちばんあかるい屋根」を映画化することが、本日1月30日、18歳を迎えた清原さんの誕生日に発表された。原作は、その表現力で多くのファンを魅了する作家・野中ともそによる同名大人気小説。平穏でも悩みはあって、時々息苦しくなる14歳の主人公・つばめは、満天の星が輝くある夜、ド派手な身なりで底意地の悪い、キックボードに乗った(!?)あやしい老婆“星ばあ”と出会う。いつしか2人はお互いの心のどこかに空いた穴を埋め合うように距離を縮めていく。つばめの前に起こる事件、そして最後に明かされる星ばあの正体とは…?ひと夏の大切な何かを探す2人のキュートで、愛おしい、感動のファンタジードラマ。主人公の女子中学生・大石つばめ役を演じるのは、「なつぞら」「俺の話は長い」ほか多数のTVドラマ、藤井監督×山田孝之プロデュースの『デイアンドナイト』をはじめとする映画、そしてCM・雑誌と幅広く活躍し、いま最も期待される若手女優・清原果耶。本作が映画初主演となり、実父と血の繋がりのない母との間に子どもが産まれることで感じる疎外感、実母への想いを胸の内に抱えながら、幼なじみに抱く恋心や、星ばあとの出会いから成長していくひと夏の少女の姿を、等身大かつ圧巻の演技力で表現する。「今の清原果耶を切り取ることは誰もができることではない、とてもラッキーな機会を戴けた」と語る藤井監督が、彼女の魅力を最大限に引き出し、かつてない作品世界を完成させている。また、謎の老婆・星ばあ、つばめが恋する大学生、つばめの両親、実の母親と清原さんを取り巻くキャスト陣にも豪華な面々が集結しているらしく、その発表にも期待が高まる。藤井道人監督×清原果耶が再タッグ「素晴らしい演技を見せてくれた」清原果耶現場の雰囲気に突き動かされ続けた色濃い撮影でした。まだ完成したものを観ていないので、どうなっているのだろうとふつふつ考える日々ですが撮影中に私自身がつばめちゃんから貰った希望や勇気が、映画を観て下さる皆様にも伝わると良いなと思います。是非お楽しみにしていて下さい。藤井道人監督『デイアンドナイト』で素晴らしい演技を見せてくれた清原果耶さんと再び映画を撮れたこと、そして、清原さんの初主演映画を監督出来たことをとても光栄に思っています。本作は、大人になったすべての人たちへ捧げる物語です。心温まる、素敵な映画が出来ました。是非、お楽しみに!原作:野中ともそ最初に映画化のお話をいただいた時から長い長い時を経て、敬愛する藤井監督のもと、遂に撮影が始動したと聞いた時は胸が高鳴りました。同時にこの突拍子もない物語が本当に映像となりえるのか、わずかな不安がよぎったのも覚えています。けれどごく短いラッシュを見せていただいた瞬間に不安は綺麗に拭われました。まっすぐまなざしに揺れる感情が透けるような清原さんの佇まいに、ああ、つばめがいる!と。そして星ばあも亨くんも両親も皆、画面からはみ出るくらいに彼らの人生を生きている…!驚きと感謝をもって、今は一観客として公開を心待ちにしているところです。四月に装いをあらたに再文庫化される原作もお手にとっていただければ幸せです。前田浩子プロデューサータイトルに惹かれて手にした原作のページをめくった途端少女時代にタイムスリップしました。星空の下に連なる屋根、失くしたものを求める想いのイメージが躍り出し、時間をかけて藤井監督と企画を温めて参りました。そして、清原果耶さんがその圧倒的な存在感で主人公つばめを生きてくれて、本作は誕生しました。どこか懐かしい、それでいてこれまでに見たことのない景色をお届けします。ご期待ください!『宇宙でいちばんあかるい屋根』は2020年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年01月30日2020年の「エランドール賞」各賞が17日に発表され、新人賞に神木隆之介、安藤サクラ、横浜流星、清原果耶、吉沢亮、橋本環奈が選ばれた。授賞式は、2月6日に都内のホテルで行われる。一般社団法人 日本映画テレビプロデューサー協会が主催する「エランドール賞」は、1年を通して優秀な活躍をした俳優や映画・ドラマなどを表彰するもの。その他の賞は、プロデューサー賞に、映画『翔んで埼玉』の若松央樹氏(フジテレビ)、古郡真也氏(FILM)、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の清水拓哉氏(NHK)、家冨未央氏(同)、大越大士氏(テイクファイブ)。プロデューサー奨励賞に、映画『蜜蜂と遠雷』の石黒裕亮氏(東宝)、TBS系ドラマ『凪のお暇』の中井芳彦氏(TBS)を選出。また、特別賞には、映画『新聞記者』製作チームが選ばれた。
2020年01月17日この1年で、公式インスタグラムのフォロワー数がおよそ10倍の140万人超え、紛れもなく“2019年の顔”となった横浜流星。さらに、初主演映画を含めて6本の映画に参加し、日本アカデミー賞新人俳優賞に選ばれた昨年度以上の活躍を見せた成田凌、世代随一の演技力で広く認知された若き才能・清原果耶など、平成から令和へ、時代が変わった今年、映画に、テレビにと大躍進を見せた俳優たちに迫った。横浜流星、“ゆりゆり”で時の人に“どーやん”“藍ごはん”もSNSを席巻「日経トレンディ」が選ぶ「2019年“今年の顔”」、「Yahoo!検索大賞」大賞・俳優部門賞のW受賞、「GQ MEN OF THE YEAR」の「New Generation Actor of the Year」と、2019年をふり返る各賞を受賞した横浜流星。「ワイモバイル」、資生堂「recipist(レシピスト)」、森永「ダース」などCM数は一挙に5社となり、「2019年TV-CM急上昇ランキング」でも第1位となった。1~3月に放送された「初めて恋をした日に読む話」の東大を目指すピンク髪の高校生・由利匡平役をオーディションで獲得して、初めて出演をしたプライムタイム連続ドラマで大ブレイク。クールで物憂げな眼差しと儚げな色気、時折覗かせる気骨さ、あざとすぎるほどの“舌ペロ”などで、深田恭子演じる主人公・春見順子のみならず、年上女性を中心に多くの視聴者を魅了した。1つの役で、ここまで広く、大きく知られるようになった若手俳優の登場は久しぶりかもしれない。1996年9月16日、横浜市生まれ。モデル活動を経て2012年「仮面ライダーフォーゼ」で俳優デビューし、「烈車戦隊トッキュウジャー」にレギュラー出演。その後、『オオカミ少女と黒王子』『キセキ―あの日のソビト―』『虹色デイズ』など話題作に相次いで出演してきた。「技術がないからこそ、真正面からぶつかっていけるところ」が自らの“武器”と謙遜し、「例えば、お芝居が上手い人たちは、毎回同じタイミングで涙を流せたりする。“どうやっているの?感情、どうなっているの!?”と驚くこともあるけど、俺はそういうタイプではない。毎回違うようになるからこそ、ぶつかっていけるところもある」と、シネマカフェが行ったインタビューで語っていた横浜さん。そうやってぶつかってきた結果、ピンク色だけではない、様々な色合いを作品ごとに見せてくれた。大ブレイクの後、スクリーンで彼を見たいと“飢えた”ファンのために(!?)、恋をしたことがない内気少年を演じた『愛唄 ―約束のナクヒト―』、イケイケキャラながらギャップのある『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』、身体能力の高さを見せつけた『チア男子!!』、抑えた演技を見せた『いなくなれ、群青』と、恋愛王道ものから青春ミステリーまで4作の映画が公開。うち3作がW主演を含む主演作品となった。忘れてはならないのが、紆余曲折あって2018年12月に公開された『青の帰り道』(藤井道人監督)だ。群馬県・前橋と東京を舞台に、7人の男女の10年間を描いた青春群像劇は、5月にアップリンク渋谷にて再上映がスタートするや、35回連続満席を記録、その後全国各地でも再上映された。横浜さんの大ブレイクはもちろん、藤井監督らスタッフ・キャスト、何より本作に魅せられたファンたちの草の根的な活動もあり、ソフト化および配信もされている現在でも劇場でかかれば大入り。同作で演じたのは、藤井監督の親友がモデルという、漠然と“デカイことをやる”と粋がっているリョウ。地元に残るも窃盗事件を起こし、上京するもオレオレ詐欺の道へ。だが、根っこには仲間への熱い思いがあり、建前にあらがい、忖度はしない、何物にも染まらない役柄で、結果的に仲間を救い出すキーパーソンとなったその姿は、どこか“ゆりゆり”にも通じるところが。いまとなっては、渋谷スクランブル交差点付近でのロケシーンはなかなかの貴重映像だ。さらに、同作で深まった縁により、藤井監督が手掛ける「amazarashi」の「未来になれなかったあの夜に」のMVに、『L・DK ひとつ屋根の下~』で共演した杉野遥亮や、泉澤祐希、柄本時生らと参加。バンドが空中分解してもなお、音楽にこだわり続けた男性(メンバーの秋田ひろむがモデル)を無精ヒゲや長髪姿で体現。これがまるでショートムービーのようなクオリティで、横浜さん自身も「このチームで映画を創りたい」とコメントするほど。その映画が実現したら、ぜひとも観てみたい。また、2クール連続のドラマ「あなたの番です」に“反撃編”から理系大学院生・“どーやん”二階堂忍として登場。西野七瀬演じる黒島沙和との初々しいイチャイチャ、田中圭演じる手塚翔太との鍋を挟んだ掛け合いなどで最終回まで目が離せない存在となった。「4分間のマリーゴールド」でも、花巻家4兄妹の末っ子・藍役で注目を集め、本格的な料理シーンに初挑戦。序盤の手作り誕生日ケーキやきんぴら、サバの味噌煮から最終回のグラタンまで、食卓に並ぶ「藍ごはん」が「毎週美味しそう」と話題に。2020年は早速1月12日から、「あな番」と同じ日曜ドラマ枠「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」で「今日から俺は!!」の清野菜名とW主演にして連ドラ初主演。吉高由里子とのW主演でキックボクサー役を演じる恋愛映画『きみの瞳が問いかけている』、伊藤健太郎と共演する舞台「巌流島」などが待機し、さらなる飛躍に期待がかかる。成田凌、ミュージシャンやダメ男から活動弁士まで演じ分け躍進の年となった2018年と同様、今年も『チワワちゃん』『愛がなんだ』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女たち』など話題作ばかりに出演した成田凌は、現在公開中の『カツベン!』で満を持して映画初主演を務めている。1993年11月22日生まれ。2013年より「MEN’S NON-NO」専属モデルとして活躍し、翌年「FLASHBACK」で俳優デビュー。社会現象となった「逃げるは恥だが役に立つ」やNHK連続テレビ小説「わろてんか」で注目を集め、新海誠監督『君の名は。』にも声優として出演した。そして2018年、大ヒット作『劇場版コード・ブルー ードクターヘリ緊急救命ー 』から井浦新と共同生活を送った『ニワトリ★スター』など、大作からインディーズ映画まで縦横無尽な活躍が魅力だ。埼玉県出身であることから、今年スマッシュヒットとなった『翔んで埼玉』に友情出演して劇場を沸かせたかと思えば、『さよならくちびる』ではそれぞれが複雑な思いを抱えた女性デュオ、ハルレオ(門脇麦と小松菜奈)解散ツアーに同行するマネージャーに。今泉力哉監督と念願のタッグとなった『愛がなんだ』では、スキじゃないのに一緒にご飯を食べたり、一晩過ごしたりできるダメ男、マモル役へのハマりっぷりが“リアルすぎる”と話題に。特に、料理を作る主人公・テルコ(岸井ゆきの)に“肩トン”からの“追いケチャップ”は、日本映画界の流行語大賞となり得る強力ワードとなった。これらの作品で評価された成田さんは、“石原裕次郎を彷彿とさせる将来性豊かな映画デビュー5年以内の新人”を対象にした「日刊スポーツ映画大賞」石原裕次郎新人賞を受賞したばかり。そして、『それでもボクはやってない』『舞妓はレディ』の周防正行監督の最新作『カツベン!』では、映画がまだモノクロでサイレントの「活動写真」と呼ばれていたころに、独自のしゃべりで物語をつくりあげた活動弁士“カツベン”として大奮闘。約100年前の大正時代にも違和感なく溶け込み、喜劇の中で若き弁士として生き生きと躍動し、猛特訓したという見事なカツベンぶりも披露している。また、スペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」での“就活するタラちゃん”役も印象的だった成田さん。浜辺美波と安田顕がバディを組むテレビ朝日系の新ドラマ「アリバイ崩し承ります」では、“見た目だけは”クールな刑事というかつてない役柄に挑む一方、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2月21日公開)では千葉雄大演じる加賀谷刑事と“コインの裏表”のような殺人鬼・浦野を再演する。「同期のサクラ」の脚本家・遊川和彦の第2回監督作品『弥生、三月 -君を愛した30年-』(3月20日公開)では初共演の波瑠とW主演でラブストーリーに挑戦するほか、『糸』『窮鼠はチーズの夢を見る』など2020年も公開作が続き、今度は主演男優候補の一角を担う存在となることは間違いない。宮沢氷魚&清原翔、メンノンモデルの活躍に熱視線成田さんと同じく「MEN’S NON-NO」専属モデルであり、今年俳優として広く認知されたのは、「偽装不倫」で4年ぶりの連ドラ主演となった杏の相手役を務めた宮沢氷魚だ。繊細でどこか謎めいている、海外で活躍していたカメラマンという役柄は彼にぴったりだった。1994年4月24日、カリフォルニア州サンフランシスコ生まれの東京育ち。父は「THE BOOM」のボーカル・宮沢和史、母はタレントの光岡ディオンという二世俳優。2017年「コウノドリ」第2シリーズで俳優デビューした。今年は「僕の初恋をキミに捧ぐ」「賭ケグルイSeason2」「偽装不倫」と3本のドラマに相次いで出演し、映画初出演となった『映画 賭ケグルイ』でもギャンブルに反対する「ヴィレッジ」のリーダー・村雨天音役を演じた。184cmのすらりとしたスタイルで黒い衣装を着こなす様は、白装束ばかりのヴィレッジの中で映えに映えた。2020年は今泉監督による『his』(1月24日公開)で、藤原季節と同性カップルを演じる。恋愛映画の旗手といわれる今泉監督が“好きだけではどうしようもない”恋愛のその先を描く同作で、映画初主演。今後の伸びしろに、大いに期待したい。また、成田さんと同じ1993年(2月2日)生まれの清原翔も、NHK連続テレビ小説「なつぞら」で人気を獲得。綾野剛似の塩顔、クールで現代的なルックスながら、北海道・十勝で牛と共に生きるピュアな“照男兄ちゃん”としてお茶の間を魅了し、「あさイチ」に初登場した際にはギャップのある“きよたんスマイル”に多くのファンが沸いた。2017年「レンタルの恋」で俳優デビュー。映画『うちの執事が言うことには』『PRINCE OF LEGEND』ほか、今年10月期は「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」「死役所」と2作のドラマに引っ張りだこ。1月24日より映画『サヨナラまでの30分』が公開、松下奈緒演じる腫瘍内科医と木村佳乃演じる消化器外科医が登場する新・木曜劇場「アライブ がん専門医のカルテ」への出演も決定している。清原果耶中学生から母親役まで!確かな演技力見せる驚異の17歳「日刊スポーツ映画大賞」にて新人賞を受賞したのが、山田孝之がプロデューサーを務めた藤井監督『デイアンドナイト』や、ヒロインの中学時代を演じた『いちごの唄』などで映画ファンを唸らせた若き演技派・清原果耶。NHKドラマ「透明なゆりかご」(2018)の反響も冷めやらぬ中、今年はその圧倒的なまでの演技力が幅広い層に知れ渡った。2002年、大阪生まれ、1月30日で18歳になる。「アミューズオーディションフェス2014」にてグランプリを獲得して芸能界入り、13歳にしてNHK連続テレビ小説「あさが来た」の主要キャストに大抜擢された。雑誌「nicola」から「Seventeen」へと移籍し、専属モデルとしても活躍中だ。命の誕生の現場に寄り添う若き看護見習いを演じた「透明なゆりかご」は毎回話題となり、平成30年度(第73回)文化庁芸術祭(テレビ・ドラマ部門)大賞を受賞、「東京ドラマアワード」では自身の主演女優賞を含む3冠を獲得(『愛唄 ―約束のナクヒト―』で共演した“ゆりゆり”横浜さんが助演男優賞)。また、今年7月放送のNHK BS「螢草 菜々の剣」では時代劇にも初挑戦した。『デイアンドナイト』で演じたのは、企画・原案・主演の阿部進之介が児童養護施設で心を通わせていく少女・大野奈々。昼は子どもたちのために料理を作り、夜は車の盗難やアコギな裏商売を繰り返す阿部さん演じる主人公・明石と、“親がいない”現実に直面する孤独な奈々の心のやりとりも見どころとなった。また、劇中の役柄・大野奈々名義で、山田プロデューサーが「RADWIMPS」野田洋次郎にオファーした主題歌「気まぐれ雲」を歌唱、透明感のある歌声がエンドロールを優しく包み込んでいる。さらに、連続テレビ小説=“朝ドラ”100作目「なつぞら」で演じた奥原千遥は、登場シーンはそれほど多くなくとも、清原さんが演じたからこそ、より人間味と深みを持ったキャラクターとなった。戦災孤児のなつ(広瀬すず)と千遥の姉妹は幼いころに生き別れになっていたが、第14週(7月1日~6日)では18歳の千遥が北海道・十勝の柴田牧場を訪れ、ひとり去っていくエピソードが涙を誘った。第24週の144回(9月14日)、なつたちが新天地・マコプロで手掛けたTVアニメ「大草原の少女ソラ」が放送されると、なんと母になった千遥が再登場。続く第25週(9月16日~9月21日)では神楽坂の小料理屋の女将として、苦労を重ねた横顔と大人びた姿を披露した。なつや咲太郎(岡田将生)らと空白の時間を埋め合うような会話から、それまで“ちゃんと生きてきた”生き様が伝わってくるような佇まいでもあった。そして、「新鮮なキャラ」「演技が上手い」と話題となったのが、先日最終回を迎えた傑作ホームコメディ「俺の話は長い」だ。主演の生田斗真と姉役・小池栄子、「なつぞら」にも出演していた安田顕、「透明なゆりかご」では婦長だった原田美枝子らによる会話劇の中にあって、全く引けをとらないばかりか、最終回では“母”小池さんさながらの鋭いツッコミをするなど、新たな魅力が開花。2020年は元旦1月1日(水)から、NHK「2020巻頭言 10years after 未来への分岐点」(仮)で次世代の代表としてMCを務める。大ヒットドラマ「あな番」奈緒、「3A」福原遥にも注目朝ドラといえば、2018年前期の「半分、青い。」でヒロイン(永野芽郁)の親友・菜生を演じて注目され、今年は「あなたの番です」の“尾野ちゃん”こと尾野幹葉役で一躍ブレイクした奈緒。先日、永野さんとの久々の2ショットがSNSにアップされるや、瞬く間にネットニュースにもなった。1995年2月10日生まれ、福岡県出身。地元でモデルをしていたが、脚本家・野島伸司が総合監修を務める俳優養成スクール第1期生に合格、女優としての道を本格的に歩み始める。今年は連ドラ初主演となった「のの湯」で幕を開け、10月期の「まだ結婚できない男」などにも出演し、前川知大(劇団イキウメ)×山田裕貴主演「終わりのない」で初舞台を体験したばかり。「あなたの番です」では2クール通して出演、当初は翔太(田中圭)、やがては二階堂(横浜さん)に一方的に好意を寄せる粘着質なキャラや、二階堂と交際し始めた黒島(西野七瀬)に緑色の“毒霧”をお見舞いするなど、その奇怪な言動が毎回話題に。交換殺人ゲームを発端にした連続殺人の“容疑者”の1人として、翔太たちのみならず、視聴者をも撹乱させた。そんな奈緒さんの初主演映画『ハルカの陶』が現在公開中だ。同名コミックの映画化で、奇をてらったストーリーでもなく、殺人事件も起こらず、備前焼に魅せられて人生が変わった女性が新たな1歩を踏みしめていくまでを描いた陶芸映画。現・朝ドラ「スカーレット」は滋賀県甲賀市の信楽焼だが、こちらは岡山県備前市が舞台となり、実際の工房や窯で撮影が行われた。本作では、役を離れたときの話しぶりのように柔和でありつつも、芯の強さと情熱を感じさせる主人公を好演。特に、“私だって覚悟を決めてやってきた”と叫ぶシーンは、女優になるため福岡から一念発起して上京してきた奈緒さん自身の姿にも重なる。今後は、「Kis-My-Ft2」藤ヶ谷太輔が主演する日本テレビ系深夜ドラマ枠「シンドラ」の「やめるときも、すこやかなるときも」が2020年1月20日深夜よりスタート。又吉直樹の恋愛エッセイの映画化『僕の好きな女の子』、吉原の花魁を演じる『みをつくし料理帖』などが公開される。一方、「ニッポンノワール」との連続性が話題となった、1月期に放送された「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も2019年を代表するドラマ。菅田将暉演じる教師のもと、生徒役にブレイク必至の若手俳優たちが勢揃いし、それぞれが新境地を見せる中、NHK教育(現・Eテレ)「クッキンアイドル アイ!まい!マイン!」で“まいんちゃん”として親しまれた福原遥の号泣演技に多くの人が驚愕することに。1998年8月28日生まれ、埼玉県出身。「3A」後の活躍ぶりは素晴らしく、『4月の君、スピカ。』では佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)と、現在公開中『羊とオオカミの恋と殺人』では杉野遥亮という、話題の若手俳優とW主演。『映画 賭ケグルイ』では主演・浜辺美波や高杉真宙、矢本悠馬、森川葵らが熾烈な演技合戦を繰り広げる中で豹変演技も。主演ドラマ「コーヒー&バニラ」 、「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」、そしてシチュエーションコメディ「ウレロ☆未開拓少女」にも加わるなど、多彩な顔を見せてくれた。桜井ユキ、時代がようやく彼女に追いついた!?最後に、大活躍した桜井ユキも挙げずにはいられない。ドラマでは、「絶対正義」では山口紗弥加演じる“正義モンスター”に疑念を抱くジャーナリストに、「東京独身男子」では斎藤工と滝藤賢一から惚れられる敏腕弁護士に、初主演作「だから私は推しました」では白石聖演じる不器用な地下アイドルを“推す”アラサーOLに、そして「G線上のあなたと私」ではバイオリン教室の講師を演じ、配信も含めると7作もの作品で輝いた。1987年2月10日生まれ、福岡県出身。2011年、24歳で女優デビューする。2013年から活動の場を映画に移すと、『新宿スワン』『リアル鬼ごっこ』の園子温監督をはじめ、三池崇史、石井岳龍ら日本映画界の名だたる鬼才監督の作品に出演。月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016)が連ドラ初出演、高橋一生と妖艶なラブシーンに挑んだ『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY-リミット・オブ・スリーピング ビューティ-』(2017)で映画初主演を飾った、いわゆる“遅咲き”。松坂桃李×三浦大輔『娼年』にも“顧客”の女性として出演しており、体当たりの演技には定評がある。今年は、ドラマ版に続いて映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』に登場、22歳の新鋭・井樫彩監督の『真っ赤な星』(小松未来とW主演)などのほか、『マチネの終わりに』では福山雅治と石田ゆり子の恋に割って入り、一途な思いのあまりに2人の運命を変えてしまう役柄で強い印象を残した。これらの活躍により、第44回報知映画賞・助演女優賞にノミネートされている。一方、「G線上のあなたと私」では、波瑠演じる主人公・也映子や松下由樹演じる夫・姑との関係に悩む幸恵をバイオリンの世界に引き込む眞於先生に。中川大志演じる理人から片思いされ、公私ともに挫折を経験した女性を柔らかく、繊細に演じ、いくえみ綾の世界観にもハマる存在であることを実証してみせた。ソフトバンクの新CM 「恋人がサンタクロース」篇では、大根仁監督のもと田中圭と共演。パパラッチに追われる田中さんが待ち合わせていたのは、サンタ…に変装した“恋人”桜井さんという設定で、早くも「かわいすぎる」との声が続々。どんな役も自分のものにしてしまう実力派に、ついに時代が追いついてきた、と言っても過言ではないだろう。(text:Reiko Uehara)
2019年12月26日生田斗真主演のホームコメディー「俺の話は長い」が12月14日の放送でフィナーレを迎えた。今回も満の“屁理屈”は絶好調。「トークフェンシング」なる新たなワードも登場して視聴者が盛り上がったほか、さっそく続編を希望する声も続出している。生田さんが31歳独身、職無し、実家暮らし、でも屁理屈を言わせりゃ右に出るもの無しの“ダメ男”岸辺満を演じ、1時間枠で2本立ての構成で綴る本作。生田さんのほか家の建て替えのため満の家で一時的に暮らしている姉・秋葉綾子に小池栄子、綾子に尻に敷かれている元ミュージシャンの夫・光司に安田顕、綾子の元夫の子ども・春海に清原果耶、満と綾子の母親・岸辺房枝に原田美枝子。満と光司が通う「Bar クラッチ」のバーテンダー・駒野海星に杉野遥亮、クラッチのオーナー・明日香に倉科カナといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回は檀野(長谷川初範)家で秋葉家の送別会を兼ねたお肉パーティーが開かれるが、満は意地でも行かないと言う。家族がたらふく肉を食べた翌日、引っ越し準備中のため出前を取るという房枝に、満は引越し前の最後の夕飯はすき焼きしかありえないと言いだす…という「すき焼きと引越し」。秋葉家が去った岸辺家。満はいきなり洗濯物を畳んでいた房枝の顔を見て「はいはい分かりましたよ」「そこまで言うんなら面接受けるよ」と議員秘書の面接を受けることを伝える。スーツを新調し満はスーツ姿で房枝にコーヒーを淹れてから出発した満だが、この日は商店街でハーフマラソンが行われており、その応援に来ていた綾子や光司、渡利(間宮祥太朗)らに、スーツ姿で歩いているところを発見されてしまい…という「コーヒーとマラソン」の2本をオンエア。すき焼きをオリンピック競技に例える満に「話の重箱の隅をつつく競技があったらメダル狙えるんじゃないかな」と言う光司。それに満は近い将来「トークフェンシングの世界チャンピオンになってるかもしれない」と応じる…。このトークフェンシングというワードに「重箱の隅をつつくような事を言うをトークフェンシングとはよく言うた」「この一家でメダル3枚獲得できるよ」「僕も面倒な人間やからトークフェンシング日本代表ぐらいにはなれちゃうな」など視聴者から大きな反応が巻き起こる。また後半での満のスーツ姿にも「スーツ着た生田斗真さんは間違いなくかっこいい」「生田斗真のスーツ姿、本当にありがとうございます」などの投稿が。終了を名残惜しむ視聴者からは「またスペシャルとかでもいいから観たい」「続編あってほしいな!!」など続編を希望する声もさっそく上がっている。(笠緒)
2019年12月14日生田斗真主演「俺の話は長い」の第9話が12月7日オンエア。議員秘書の仕事を紹介してもらうことになり悩む満。それを知った明日香が満に残した伝言に、視聴者からは「ささる」「かっこいい」などの声が寄せられている。本作で生田さんが演じるのは起業に失敗しそれからニート生活に。31歳になるいまも独身、職無し、実家暮らし、でも屁理屈を言わせりゃ右に出るもの無しの岸辺満。満の家族として自宅の建て替えのため実家に一時的に戻ってきた満の姉・秋葉綾子に小池栄子。バンドでデビューしたこともあるが綾子と結婚したことで音楽を封印、ついに会社を退職しニートとなった秋葉光司に安田顕。高校受験を控える綾子の元夫の娘の春海に清原果耶。満と綾子の母親・岸辺房枝に原田美枝子。また、満行きつけの「Bar クラッチ」で働くバーテンダーの駒野海星役で杉野遥亮が、クラッチのオーナーで満に惚れ込むもその後別離した明日香に倉科カナといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は春海が高校に進学せずラジオパーソナリティーを目指すと言い出して、慌てた綾子たちが満に説得を頼みこむ。楽しみにしていたとんかつを食べようとしていた満は不満を漏らしながら春海と話すことに。高校生としての経験を積んでからでもラジオパーソナリティーを目指すのは遅くないと春海を諭す満に、春海はがっかりする…という「トンカツと占い」。光司は自分が不採用だった議員秘書の仕事が、満には向いてると思いつく。そんななか満は綾子や房枝たちが参加するフリーマーケットを手伝う。そこに檀野(長谷川初範)がやってきて議員秘書の話を進め出す。これに怒る満だが「クラッチ」に寄り「ずっと探してた答えがこれでいいのか」と悩む。実は店には明日香から満へのたった2文字の伝言が残されていた…という「ラーメンとフリーマーケット」の2本をオンエア。満が議員秘書の仕事に就くか悩んでいること知った明日香から、満へのたった2文字の伝言。それは「やれ」というもの。短いながらも満の背中を押すこのワードに「「やれ!」の一言ささるなあ」「やれって言葉だけ残すのかっこいい」「今夜は特に刺さる…!!」などの声が続々集まっている。また「本当に終わらないでほしい。面白さの中に大事なことが詰まってる」「あと2クールくらい続いてくれ」など、次週でいよいよ最終回を迎える本作の終了を惜しむ声も多数。最終回を前にすでに“ロス”状態に陥っている視聴者も出現している模様だ。(笠緒)
2019年12月08日生田斗真主演、“屁理屈が上手すぎるダメ男”とその家族の織りなすホームコメディ「俺の話は長い」。その8話が11月30日オンエア。今回は安田顕演じる光司もニートとなって、生田さん演じる満と“ニートブラザース”を結成。2人の歌に爆笑の嵐が巻き起こっている。起業に失敗、天才的な屁理屈で自らを正当化し続け、6年間に及ぶ無職ニートを続けてきた岸辺満に生田さん。自宅の建て替えに伴い満が住む家族の実家に一時的に引っ越してきた姉・秋葉綾子に小池栄子。綾子の再婚相手で元バンドマンの夫・光司に安田さん。綾子と元夫との娘・春海に清原果耶。満と綾子の母親・岸辺房枝に原田美枝子。満と光司が通う「Bar クラッチ」のバーテンダー・駒野海星に杉野遥亮といった俳優陣が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。房枝に積極的なアプローチする檀野(長谷川初範)が光司の就職先を紹介してくれることになり、檀野から豪華鉄板焼をごちそうになる光司は綾子。岸辺家では檀野と房枝の再婚を後押しをする雰囲気になるが、檀野を快く思わない牧本(西村まさ彦)が満に2人の恋を邪魔して欲しいと頼み込んで…という「ゆで卵と福引き」。檀野の紹介で議員秘書の面接を受けた光司だが結果は不採用。部屋にこもり食事も取らない光司を心配した綾子は、満に光司のことを見守って欲しいと頼む。だが実際は部屋でジグソーパズルを作るのに没頭していただけで、満と光司はこたつを囲んで、そのうち一緒に曲作りをはじめる…という「ミカンとコタツ」の2本を今週は放送。議員秘書の仕事を紹介してもらい面接に臨む光司。緊張感からかひきつり笑いになる光司を演じた安田さんの演技に「よくあんなピクピクさせられるなww」「ひきつり笑いが上手すぎる」など驚嘆の声を上げる視聴者が続出。後半では生田さん演じる満と揃いのスウェットで“ニートブラザース”を結成、2人で曲作りをするという展開に。ギターを弾きながらアドリブかのような表情を見せ2人で熱唱する姿に「満と光司さんコンビ大好きめっちゃほっこりする」「絶対アドリブだったよね?!激ユルで高らかに笑ってしまった」「光司さんの歌歌詞は最低だけど中毒性ある」「歌のくだり最高すぎた笑笑」などの声が殺到。「ヤスケンさんは音楽復活するのかな?」とミュージシャン“光司”復活に期待を寄せる視聴者からの声も上がっている。(笠緒)
2019年12月01日生田斗真主演、屁理屈が上手すぎるニートの主人公とその家族のホームドラマ「俺の話は長い」の第7回が11月23日放送。明日香と一緒に暮らすことになった満だが、“次の夢”が見つかったとき、2人の関係に亀裂が…視聴者からは満、明日香それぞれに共感の声が集まっている。起業に失敗してからの6年間無職ニートを続け、その天才的な屁理屈で自らを正当化し続けてきた岸辺満に生田さん。満が住む家族の実家に一時的に引っ越してきた姉・秋葉綾子に小池栄子。綾子の再婚相手で元バンドマンの夫・光司に安田顕。綾子と元夫との娘・春海に清原果耶。満と綾子の母親・岸辺房枝に原田美枝子。満と親しくなる実業家の明日香に倉科カナといったキャストと、毎回2話構成でおくる本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はタンスから満と綾子の幼少期のお年玉が出てきて、連絡を受け取りに帰った満は、房枝達が実家を売る計画を進めていることに知り猛反対。房枝が喫茶店も辞めるつもりだと言うと、突如光司が自分が継ぐと言い出す。実は光司は会社を三日前に辞めていた――という「ジンライムと商店街」。明日香のマンションで家事をこなす毎日を送る満だが、明日香に「自分のこれからやるべきことは明日香のサポートなんじゃないかと思って」と“次の夢”を伝えると、「そんなこと求めてない」と明日香にあきれられる。それがきっかけとなって満は明日香のマンションを出て実家に戻る。すると春海が泣きながら帰宅してきて――という「カレーライスと実家」の2本をオンエア。今回ももはやおなじみとなった満と綾子のバトルに「みつるの屁理屈も凄いが、みつるのねーちゃんのツッコミもウケる」「斗真と小池栄子の掛け合い最高」「姉弟口論が面白いんだよね」など改めて注目が集まる。また明日香の部屋で家事をこなす満の“主夫”ぶりに「生田斗真に家事全てやってもらいたい」などの声が上がるとともに、「生田斗真が女性ならヒモじゃなくて家事手伝いとかになるんかなこれ」「生田斗真の出した答えに「なるほど!すてき!」って思った私はだめな女になるのかも」と満の考えに共感する視聴者からの声と、「求めてるものが違うと好きでも無理になってしまうよね」など明日香に共感する声の両方がSNSに続々と投稿されている。(笠緒)
2019年11月24日現在放送中のドラマ「4分間のマリーゴールド」の主題歌、平井堅の「#302」のMVが公開。本MVでは、男女の“普遍的切なさ”を佐久間由衣と清原翔が演じている。平井さん通算46枚目となるニューシングルの表題曲「#302」は、サビの「ずるくてもいい代わりでもいい君の淋しさの一番近くにいたい」というフレーズがとても印象深い、シンプルなアレンジが心に沁みるミディアムバラード。佐久間さんと清原さんが主演する公開されたMVでは、男女の気持ちの移ろいを、表情にフォーカスし丁寧に表現。ストーリー仕立てでそれぞれ「僕」と「私」が正対し映し出され、少ない場面、少ないカットで楽曲のテーマでもある“身を焦がすような恋”を、見る者が自分自身の体験と重ね合わせて共感できるよう描かれている。「物心ついた頃から平井堅さんの歌声を聴いて育ってきました」と圧倒的な存在だと平井さんについて語った佐久間さんは、「今回の出演が決まった時は、とても嬉しかったです」とMV出演を喜び、「清原さんとはツーショートのムービーでご一緒させて頂くのは三回目ということにもご縁を感じながら、色々な思いで挑ませて頂きました」と撮影をふり返っている。また清原さんも「何かと御縁のある佐久間由衣さんとまたご一緒出来て、懐かしくも、楽しい撮影でした」と撮影をふり返りつつ、「この楽曲は、もどかしさ、儚さ、柔らかさ、色々なモノが入り混じっていると思いました。MVでもその繊細さをしっかり表現出来ていると感じていただけたら嬉しいです。是非、観て、聴いてください」とメッセージを寄せている。そして平井さんは「ギターと歌だけで進んで行く楽曲に呼応するかの様に、静かに静かに流れて行く映像。帰りたくなくて、なんだか泣きたくて駅の前でしゃがみ込んでいた遠い遠い、あの日の自分を思い出しました」とMVの感想を明かしている。本楽曲が主題歌として流れる現在放送中のドラマ「4分間のマリーゴールド」は、キリエの同名漫画の実写化。福士蒼汰、菜々緒、横浜流星、桐谷健太が兄弟を演じ、手を重ねた人の“死の運命”が視えてしまう特殊能力を持つ救急救命士・花巻みことと、命の期限が1年後に迫った義姉・沙羅との禁断の恋が描かれる。「#302」は12月4日(水)リリース。「4分間のマリーゴールド」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2019年11月22日メンズノンノモデルで俳優の清原翔が18日、都内で行われた「第34回新メンズノンノモデル発表式」と「メンズノンノカフェ」お披露目会に出席し、今年を振り返った。広瀬すず主演のNHK連続テレビ小説『なつぞら』で柴田照男役を演じ、注目を集めた清原。今年一年を振り返って「朝ドラも出させていただいて、多くの方に知ってもらえるきっかけがすごいたくさんあった年。これからがスタートだなと思う一年でした」と語った。『メンズノンノ』は、1986年の創刊以来、田辺誠一、谷原章介、東出昌大、坂口健太郎などを輩出し、人気俳優への登竜門として注目を集める集英社のメンズファッション誌。このたび、「第34回新メンズノンノモデルオーディション」で2,300通以上の応募の中からグランプリ、準グランプリ、ラボ シリーズ賞に選出された野村大貴、水沢林太郎、豊田裕大がお披露目された。発表会には、清原のほか、成田凌、宮沢氷魚、鈴木仁も登場。さらに、同所にて11月18日~24日に開催される読者参加型イベント「メンズノンノ カフェ」のお披露目会では、清原、宮沢、鈴木がカフェ店員姿でイベントの魅力をPR。清原は「僕たちが考えたコラボメニューもたくさんありますし、1日店長として現役モデルが立つので注目していただきたい。メンズノンノ一色になっているので、写真を撮って拡散していただけたらと思います」と語った。
2019年11月18日生田斗真主演によるホームコメディー「俺の話は長い」の6話が11月16日にオンエア。今夜は光司役の安田顕の演技に感銘の声が上がるとともに、倉科カナ演じる明日香の“助言”に胸打たれる視聴者が多数現れている。姉家族がマイホーム建て替えのため一時避難してきたことで、6年間続けた来た無職ニート生活が脅かされる岸辺満を生田さんが演じる。満を社会復帰させようと厳しく当たる姉の秋葉綾子に小池さん。元ミュージシャンで綾子と再婚した光司に安田さん。綾子の元夫の娘・春海に清原果耶。満行きつけのバー「クラッチ」のバーテン・駒野海星に杉野遥亮。満と綾子の母親・岸辺房枝に原田美枝子。クラッチのオーナーで満と親密になる明日香に倉科カナといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は光司が高熱で寝込み、房枝がもらった毛蟹を寝込んでいる光司に黙って食べるかどうかで揉めた末、春海が蟹の出汁でつくった雑炊を作り、光司に持っていくことになるという展開の「毛蟹と体温計」と、明日香の家に入り浸る満がヒモになるのを阻止しようと、光司が説得に行くが失敗。だが明日香のある言葉で満の心に変化が生まれる「モンブランと亀」の2本が放送。「毛蟹と体温計」では春海との微妙な距離感を見事に演じた光司役の安田さんの演技に大きな反響が。「毛蟹の雑炊を持っていてあげるシーンは癒されました」「安田さんのキャスティング本当正解過ぎるな。他の役者じゃあんな風には出来ないよ」「春海が雑炊持ってきてくれた時の嬉しそうな顔が上手すぎるな」などの声が上がる。また「モンブランと亀」では倉科さん演じる明日香が、満に“自分もやりたいことが見つからなかった時期があったが、その頃に「好きなことが見つからなかったら嫌じゃないことから始めてみたら」という助言をもらった”と語り、それを聞いた満が感銘を受けるというシーンが登場。明日香が語ったそのセリフに「私も腑に落ちた」「素敵な言葉」など感銘を受けた視聴者からの投稿がSNSに数多く投稿されていた。(笠緒)
2019年11月17日生田斗真主演によるホームコメディー「俺の話は長い」の第5話が11月9日オンエア。今回は春海の進学を巡る綾子との親子ゲンカに「日常すぎてハマる」などの声が上がったほか、倉科カナ演じる“新キャラ”の登場に期待する声も上がっている。31歳独身、職無し、実家暮らし、でも屁理屈を言わせりゃ右に出るもの無しの“ダメ男”岸辺満に生田さん。自宅の建て替えのため実家に一時的に引っ越して来るバツイチで満に厳しい姉・秋葉綾子に小池栄子。元デビュー経験もあるミュージシャンだが、綾子の尻に敷かれている夫・光司に安田顕。好きな男子が親友と付き合ってしまい悩んでいる綾子の元夫の娘の春海に清原果耶。満と綾子の母親・岸辺房枝に原田美枝子。満と光司が通う「Bar クラッチ」で働くバーテンダーの駒野海星に杉野遥亮。房枝に気がある牧本求に西村まさ彦とといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回も1時間枠で2つのエピソードが展開。「銀杏と爪切り」は春海の模試の成績が急落、綾子は春海が想いを寄せる同級生の高平陸(水沢林太郎)と同じ高校に行きたいがために、わざと成績を落としてるのではないか?と疑う。一時の感情に流されないようにと春海を諭す綾子に、満は反論。さらに光司が陸に電話して2人の志望校が違うことを確認する。光司と陸が連絡を取り合っていたことを自分だけ知らなかった綾子はショックを受けてしまう…というおはなし。進学先を巡って母子が言い合うというどこの家庭でもありそうな会話劇に「面白い。会話がなんかリアル」「ハマってしまう。なんて事もないのに。日常すぎてハマる」などの声が上がるほか「マジでうちのお母さんそっくり」「うちのオカンまんま」など、小池さん演じる綾子が自分の母親にそっくりだという若い世代からの反応も。後半に放送された「シャンパンと合い鍵」は、満が犬の散歩のバイトの最終日に、飼い主の社長・明日香と部屋で鉢合わせする。家の晩ごはんの買い出しのために帰ろうとする満だが、明日香に引き留められてしまう。わざと満を怒らせるような態度をとる明日香に怒り帰ろうとすると、明日香は突然「今日誕生日なの」「お願いです。ご飯だけ一緒に食べてもらえませんでしょうか?」と言い出して、2人は食事を共にすることに…というストーリー。倉科さん演じる社長・明日香だが、次回予告にも顔を出していることから「生田斗真と倉科カナのやりとり最高!」「倉科カナが出てきたら俄然オモロくなってきた」「もしかしてこれはくっつく方向で話がすすむのかしら?と思うと楽しみ」など、今後の展開を期待する視聴者からの声も多数寄せられている。(笠緒)
2019年11月10日詩人の最果タヒとコラボレートしたコンセプトルーム「詩のホテル。」が、ホテルシー京都(HOTEL SHE, KYOTO)に登場。2019年12月9日(月)から2020年3月8日(日)の期間限定で展開する。「詩のホテル。」は、“詩に泊まる”というアイディアをかたちにした、“言葉の宿泊体験”を提供するプラン。いまを代表する詩人・最果タヒが書き下ろした詩をいたるところに散りばめた部屋を展開する。デザインは、これまで最果タヒの書籍デザインを担当してきたグラフィックデザイナー・佐々木俊が手掛けた。また、コンセプトルームは、ダブルとツインの2タイプを用意する。オープンを記念し、実際に「詩のホテル」のルームキーとして使われている「詩のキーホルダー」をはじめ、ポスター、トートバック、ステッカーなどのオリジナルグッズを数量限定で販売。特に注目したい、15以上の種類がある「詩のキーホルダー」は、それぞれの詩に書かれた部屋番号もそれぞれ異なる仕様となっている。さらに、女優の青柳いづみが朗読した、最果タヒの詩のレコード『こちら99等星』も数量限定で販売。客室にはレコードプレーヤーを用意しており、目でも耳でも、普段は気にも留めない身近な“言葉”へと改めて意識を向け、その世界に浸り込むことができる。そのほか、ホテル1階に併設されたカフェでは、詩が刻印されたクッキーを使った「アフォガードの詩」を味わうこともできる。【詳細】ホテルシー京都 × 最果タヒ「詩のホテル。」期間:2019年12月9日(月)〜2020年3月8日(日)場所:ホテルシー京都住所:京都府京都市南区東九条南烏丸町16番地TEL:075-634-8340客室数:3室限定(ツインルーム2部屋、ダブルルーム1部屋)料金:12,100円〜 / 部屋■オリジナルグッズ発売日:2019年12月9日(月)※オンラインでも販売予定。詩のキーホルダー 2,750円(税込)詩のポスター 1,650円(税込)詩のトートバッグ 2,200円(税込)詩のステッカー 550円(税込)詩のレコード『こちら99等星』 2,200円(税込) ※12インチ アナログレコードアフォガードの詩 660円(税込)
2019年11月03日生田斗真演じる“屁理屈が上手すぎるダメ男”と彼の家族や取り巻く人々を描くホームコメディ「俺の話は長い」の4話が11月2日にオンエア。今回は間宮祥太朗がゲスト出演。生田さんと間宮さんの演技合戦に視聴者はどんな感想を抱いた!?31歳独身、起業に失敗し今はニート生活だが、屁理屈を言わせりゃ右に出るもの無しの“ダメ男”岸辺満を生田さんが演じ主演。生田さんのほか満に厳しい姉・秋葉綾子に小池栄子、綾子の再婚相手の光司に安田顕、綾子の元夫の娘・春海に清原果耶、満と綾子の母親・岸辺房枝に原田美枝子、満と光司が通う「Bar クラッチ」のバーテンダー・駒野海星に杉野遥亮といった俳優陣が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。春海は光司と陸がメールしていることを知る。光司が写っている画像に満のスニーカーが写り込んでることに気付いて、満を問い詰める春海だがはぐらかされてしまう。光司に陸と連絡先を交換した理由を聞いた春海は「これからも仲良くしてやってよ」と意外なお願いをする…という「アイスと夜の散歩」満房枝の店の常連客である薗田(本多力)から、会社の中途採用試験を受けないかと言われた満。薗田が待つ場所には満と同じように大学を中退し世界中を放浪、その後就職したという後輩の渡利(間宮さん)も同席していた。満に親近感を抱く渡利だが、満は「働く気のない人間に上から目線で働くことを強要して逆に恥ずかしいとは思わない?」といつもの屁理屈で応戦する…という「バーニャカウダと犬の散歩」の2本を今回はオンエア。初対面ながら食い気味で満に対して絡んでくる渡利に、多少引いた表情をみせていた満だが、得意の屁理屈で猛反撃を開始。さらに駒野も加勢して薗田は劣勢に…挙句の果てに渡利を泣かせてしまう。涙目で混乱する渡利を演じた間宮さんに「間宮祥太朗可愛い。なんでこんなに可愛いんだ」「涙目の間宮祥太朗が愛おしさの極み」「間宮祥太朗の顔がとてもとてもきゃわいい」など視聴者からの声が続々。また陰口を暴露され怒った薗田から「見た目がいいからって調子乗るなよ」と怒られた駒野が、「見た目が勝ってるだなんて思ってもみませんでした」とクールに切り返す様にも「毒があるwww好き!」「悪戯な顔で笑う爆イケ具合を自覚してる海星くん優勝」「えっなに今の…海星さんカッコよすぎるでしょ」などの反応が集まっている。(笠緒)
2019年11月03日「東京ドラマアウォード2019」授賞式が10月28日(月)、都内にて開催され、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」の菅田将暉が主演男優賞を、さらに「初めて恋をした日に読む話」にてピンク髪の「ゆりゆり」を熱演した横浜流星が助演男優賞を受賞した。「世界に見せたいドラマがある」というスローガンのもと始まった「東京ドラマアウォード」は、芸術性や良質な番組といったことだけではなく、市場性や商業性にスポットを当てたアウォード。世界水準で、海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰している。対象となる作品は、2018年7月から2019年6月までの1年で放送されたTVドラマとなっている。主演男優賞受賞の菅田さん、「屈指の演技派ですよね?」と聞かれ…菅田さんが主演男優賞を受賞した「3年A組-今から皆さんは、人質です-」は、連続ドラマ部門でグランプリも受賞。さらに、山田孝之とW主演した「dele」は優秀賞を受賞し、菅田さんは八面六臂の活躍を見せている。「3年A組-今から皆さんは、人質です-」は3年A組担任の柊一颯ことブッキー(菅田さん)が、クラス29人の生徒を人質にとり、「最後の授業」を始めるというセンセーショナルな作品。永野芽郁、片寄涼太、川栄李奈ら生徒陣の鬼気迫った演技も共に話題になり、学園ドラマというジャンルの枠組みを超えて、いまを生きる人々に生きることは何かを問い続けた。トロフィーを受け取った菅田さんは、「外側の仮面みたいなものを全部剥ぎ取って、僕らの思う当たり前の哲学みたいなものを発信しようというだけでした。スタッフともども、本当にこの哲学が世の中に伝わらなかったら“もう、やめよう”と思ってやっていました」と強い意志をのぞかせ、しっかりとした口調で伝えていた。本ドラマのみならず、菅田さんの過去作を何本か見たという司会の石坂浩二は、菅田さんに「あなたを見ていると新しい世代の演技だなと思っています。あなたは屈指の演技派ですよね?」と語りかけた。「うれしいです」と言いながらも、菅田さんは「それでマイクを向けられるのは、ちょっと(笑)」と大先輩からの言葉に照れ笑いを浮かべていた。横浜流星、次なる出演作は時代劇!?一方、横浜さんが助演男優賞を受賞した「初めて恋をした日に読む話」は、何もかも上手くいかない人生だったアラサーの崖っぷち塾講師・春見順子(深田恭子)が、髪をピンクに染めた不良高校生・由利匡平(横浜さん)と出会い、転機を迎え、人生を取り戻していく物語。横浜さんの冷めたまなざしが、順子と接することで輝きを取り戻していき、やがてかけがえのない恋に落ちていく姿に、視聴者が熱狂。横浜さんの整ったシャープな顔立ちと、色気をたたえた雰囲気も手伝い、世代を超えて女性たちが次々と「ゆりゆり」に陥落した。一大ブームとなったばかりか、以降はメディアで横浜さんの姿を見ない日はないほど、横浜さん自身が俳優として注目され、大ブレイクとなった。由利匡平役について、横浜さんは「自分と共通点もあり、共感できるような部分も多かったんです。匡平はすごく真っ直ぐな少年で、僕も学生時代は極真空手をずっとやっていまして、突き進んでいました。受験勉強や、順子先生への恋心とかも、その真っ直ぐさが共感できるところでした」と澄んだ瞳で語った。背筋を伸ばしはきはきと答える横浜さんに、石坂さんが「いつか戦国時代の時代劇をやってほしい!」とリクエストすると、「僕もぜひ、挑戦したいです!」と前向きな姿勢を見せていた。そのほか、主演女優賞は清原果耶が「透明なゆりかご」で受賞し、「どうやって演じようとすごく悩んだり考えた分、大切にしたいという意識がとてもありました。もし表れていたのならうれしいです」と真摯 に話した。「獣になれない私たち」で助演女優賞を受賞した黒木華は、「この役は面白くて、自分でやっていてもすごく楽しかったです。本当に野木(亜紀子)さんにいい役書いてもらったな、と思いました」と笑顔でコメントを寄せていた。(cinamacafe.net)
2019年10月28日生田斗真が屁理屈が上手すぎるニートを演じる「俺の話は長い」の3話が10月26日に放送。今回はハロウィンにまつわるエピソードと、亡くなった父への想いを巡る家族の物語が展開。人間味あふれるキャラたちに「ホッコリする」と視聴者からの声が上がっている。コーヒーにはまり起業したものの失敗、6年間にわたり無職ニートを続けてきた岸辺満を生田さんが演じ主演。家の建て替えのため実家に一時的に住んでいる満の姉・秋葉綾子に小池栄子。綾子の再婚相手で完全に尻に敷かれている夫・光司に安田顕。綾子の元夫の子どもで娘の春海に清原果耶。満と綾子の母親・岸辺房枝に原田美枝子。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は房枝がもらったカボチャをポラリスでハロウィンの特別メニューにすると聞いて、カボチャを高額で転売しようともくろむ満は激怒。「ハロウィンに手を染めることを軽く考えすぎてない?」と噛みつく。満の屁理屈に押し切られた房枝が仕方なくハロウィンと謳わずにカボチャ料理だけを出すと言うも、しつこくカボチャを自分のものにしようとする満。一方、春海は自分をふった陸から“告白”される――という「カボチャと喫茶店」。月命日で父の墓参りへ行く満と房枝を、たまたま買い物に出ていた秋葉家3人が発見。満が房枝に請求する墓参りのためのガソリン代とお花代を誤魔化しているのを見た綾子はその夜、満の不正を追求する。「姉ちゃんの何が最低か教えてやろうか?ガソリンスタンドと花屋まで尾行してきたクセに墓参りには尾行して来なかったことだよ」と開き直る満に、綾子は父の入院中に満がたった1回しか見舞いに行かなかった話を持ち出す――という「酢豚と墓参り」の2本を放送。ラブストーリーでもサスペンスでもなく、ある家族の姿をほのぼのと丁寧に描いていくホームドラマである本作。そのスタイルに「こういう懐かしい感じ好き」「懐かしい雰囲気だけど古くなくて会話がテンポよくてめっちゃおもしろい」など懐かしさを感じる視聴者が続出。登場人物に「人間味を感じてホッコリする」「なんかリアル感あってものすごい好き」などの声とともに、「今シーズンイチオシで良いドラマだ…。ほのぼの染みる」「ほのぼのだけどじーんとくるところも良い」「こういう雰囲気のドラマ癒やされる」という感想も多数寄せられている。(笠緒)
2019年10月27日生田斗真が4年振りの連ドラ主演で“ヘリクツの天才”を演じる土曜ドラマ「俺の話は長い」。毎回繰り広げられる“舌戦”に多くの反響が寄せられている中、11月2日(土)放送の第4話に間宮祥太朗が登場することになった。生田さんが31歳独身、職なし、実家暮らし、でもヘリクツを言わせりゃ右に出るものなしの“ダメ男”・岸辺満を演じる本作。共演者には、義兄・安田顕(秋葉光司役)、姉・小池栄子(秋葉綾子役)、姪・清原果耶(秋葉春海役)、母・原田美枝子(岸辺房枝役)ら家族をはじめ、満と光司が通う「Barクラッチ」のバーテンダー駒野海星役に杉野遥亮ほか、クセのある芸達者な俳優ばかり。30分×2本立てという新機軸ならではのテンポのよさも注目を集めている。今夜10月26日(土)に放送された第3話でもハロウィンに対する満の主張が炸裂したが、もちろん来週放送の第4話でも全開。その対戦相手となるのが、渡利潤平を演じる間宮さん。喫茶「ポラリス」の常連の薗田(本多力)が、自社の中途採用試験を受けてみないかと満を誘う第4話。間宮さんが演じるのは、満と同じく大学を中退しバックパッカーで世界中を旅していた薗田の後輩社員・渡利。薗田と共に満を就職させようと説得を試みるが、満のヘリクツに見舞われることになり…。「台本を読んだ時に生田斗真さんの台詞量に愕然」としたと語る間宮さん。「いざ撮影では流暢に放たれるその言葉たちと確かな説得力により一層衝撃を受けました」と、その舌戦の裏側をふり返っている。「俺の話は長い」は毎週(土)22時~日本テレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2019年10月26日映画『3月のライオン』では、倉科カナ&清原果耶と演じた三姉妹の末っ子役で注目を受け、アニメーション映画『ディリリとパリの時間旅行』では主人公役で堂々と吹き替えを行い、「NHK 2020応援ソングプロジェクト」による応援ソング「パプリカ」では音楽ユニット「Foorin」のメンバーとして、第69回NHK紅白歌合戦にも出演するなど、大活躍中の子役・新津ちせ。初主演を務めた映画『駅までの道をおしえて』が10月18日より公開され、さらに話題を呼んでいる。一般公募で3カ月間・4次審査まで行われたオーディションを勝ち抜いた新津は、同作で主人公のサヤカを演じた。愛犬のルーとの別れや、老人・フセコウタローとの交流を通して、魂の触れ合いが描かれたこの感動作を、現在9歳の新津はどうとらえていたのか。今回は新津にインタビューし、撮影の思い出やその深い洞察力からくる死生観、意外な愛読書などに迫る。○■お父さんからは…「まわりの人に感謝を」――オーディションに受かった時はすごく喜ばれていましたが、ふだんからどういう気持ちでオーディションに臨んでいるんですか?私は、オーディションに行けることが本当に嬉しくて、いつもワクワクしながら会場に向かいます。オーディションが大好きで、審査員さんに自分の演技を観てもらえるのが素直にすごく嬉しいので、毎回全力で課題に取り組みます。その審査で受かったり落ちたりして、受かると嬉しいし、落ちるとがっかりするけど、結果は結果だから、「全力を出してこの結果なんだから、しかたないな。よし、次はもっと頑張ろう!」と思います。だから、オーディションは大好きです。――今回のオーディションに受かったときはどういう嬉しさでしたか?もともと私は動物が全部大好きで、「このオーディションに受かったら、わんちゃんと一緒に映画に出られる!」と思い、絶対にこの作品に出演したい、と強く願っていたので、すごく嬉しかったです。――ルーの存在が重要ですね! ルーと1年半一緒に暮らしたということですが、お家ではどういうふうに過ごしていたんですか?私がルーのお世話をしていました。ルーはお散歩がとっても好きで、「はやく行きましょ〜!」っていう感じで自分のからだで玄関のドアをぐいぐい開けようとするくらいの勢いなんです。玄関で、ルーが、私が外に出る準備ができるのを待っているので、私も大慌てで着替えたりしました。――逆に、撮影ではどういうことが思い出に残っていますか?ルーと一緒に雪で遊んだシーンとか、大きい公園にイルミネーションを見に行ったシーンとか、色々あります。ルーとお散歩するシーンも好きです。ルーは本当に雪が好きで、雪を見るとすぐ走り出しちゃう。ぐるぐるまわってて方向がわからなくなって、柵の向こう側に出て行っちゃったときがあって、そのときは必死に追いかけました。――作品で演じている時には、お父さんやお母さんから何かアドバイスをもらうんですか?お父さんは、演技のアドバイスとかは特にないんですけど、「映画は、たくさんのスタッフさんの力が集まって作られているものなんだよ。だから、いつもまわりの人に感謝の気持ちを持ちなさい」とよく言っています。――今回の作品は死もテーマとなってきますが、ふだん生死について考えることはありますか?実はこの撮影の期間中に、お母さんの方のおじいちゃんが亡くなって。その時にお母さんがすごく悲しんでいて、私も悲しかったです。おじいちゃんは山口に住んでて、大阪や福岡で舞台の公演があると観に来てくれて、この映画も「観たいな」と言ってくれていたんです。でも、お母さんが、よくおじいちゃんが元気だった頃の思い出話をしてくれて、それを聞くのがすごく好きです。思い出話をしているときは、そのお話の中でおじいちゃんも生きているから、あんまり死については怖いと思ったことはなくて、その人のことを思い出していれば、その間はまだ生きているから、それでずっとつながっているのかなって思います。――めちゃくちゃ深いですね…。ふだんからすごくいろいろなことを考えてるのかなと思いますが、漫画や小説などで言うと、どういう作品が好きなんですか?漫画が好きで、特にグルメ漫画が好きです。お父さんもお母さんもみんなグルメ漫画が好きなので、お母さんが漫画に出てきたごはんを作ってくれると家族じゅうで盛り上がります。「これ、あのマンガの○巻の料理だ!」って! 私は、だいたい好きな漫画はセリフをまるごと覚えているんですけど、それで、その料理が出てくるシーンのセリフをブワーッて言うと、お父さんとお母さんが「よく覚えているねぇ〜」ってビックリするんです(笑)。――ちなみに、どんなマンガを読んでるんですか?たくさんあります。『クッキングパパ』とか『銀平飯科帳』とか『おかわり飯蔵』とか『めしばな刑事タチバナ』とか。それから、清野とおるさんの『ゴハンスキー』『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』とか。清野とおるさんの本は大体好きです。赤羽に行ってみたい!――意外な名前が! 清野さんと赤羽を巡る対談企画などはどうですか?対談は……緊張しそう……。――Foorinのメンバーとして歌う「パプリカ」も大ヒットしていますが、歌って踊ってる時と演技している時に意識の違いはありますか?「表現している」というところは同じですけど、お芝居だと役になりきって演じます。でも、時々自分の素の部分が出てしまうから、撮影しているあいだは普段から役になりきるようにしています。歌って踊る時は、より、自分自身に近い感じがします。ステージで歌って踊ると、お客さんが楽しんでくださる姿が見えて、私も嬉しくなって、もっと楽しくなります。お客さんと一緒に楽しくなれることが嬉しいです。――友達からも反響がありましたか?クラスのみんなも「パプリカ」が好きだから、林間学校でのクラスの出し物も「パプリカ」でした。それから、学校で掃除しているときに、先生が唐突に流してくれたり。みんなすごく応援してくれてるから、嬉しいです。――とても仲良しのクラスなんですね。映画の話に戻りまして、改めて今回の『駅までの道をおしえて』で好きだなと思ったところを教えてください。サヤカちゃんが、自分の意思を持って頑張って生きているところが好きです。サヤカちゃんがまっすぐな心で生きているから、フセさんやルーやルースにも出会えたんだと思います。それから、ある特別な奇跡が起こるところが、すごく美しいシーンになっていて、大好きです。ぜひ劇場でご覧ください!■新津ちせ2010年生まれ、東京都出身。2014年にミュージカル『ミス・サイゴン』のタム役でデビュー。2017年、映画『3月のライオン』に川本モモ役で出演して注目を浴びる。その他の出演作に映画『バースデーカード』(16)、ドラマ『傘をもたない蟻たちは』(16)、『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』(17)などがある。また、米津玄師が手掛けた、NHK2020応援ソングプロジェクトによる応援ソング「パプリカ」を歌うFoorinのメンバーとしても活躍し、2018年の紅白歌合戦にも出場した。2019年8月公開の仏アニメ『ディリリとパリの時間旅行』では声優として主演もつとめる。
2019年10月20日生田斗真主演、安田顕、小池栄子、清原果耶、杉野遥亮、原田美枝子らが共演するホームコメディー「俺の話は長い」の2話が10月19日にオンエア。春海を演じる清原さんと“涙の演技”を絶賛する声、杉野さんのバーテン姿に魅了された声がSNS上に続々と上がっている。大学卒業後起業に失敗、6年間無職ニート生活を続けてきたが、姉家族がマイホーム建て替えのため一時避難してきたことで状況が一変する岸辺満に生田さん。満に当たりが強い姉の秋葉綾子に小池さん、そんな綾子の尻に敷かれている夫の光司に安田さん、綾子の元夫の娘・春海に清原さん、満の行きつけ「Bar クラッチ」でバーテンをしている駒野海星に杉野さん、満と綾子の母親・岸辺房枝に原田さんといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。春海が登校拒否していた理由は、好きだった同級生の陸(水沢林太郎)が親友と付き合いだしたことが理由だった。再び学校を休むと言い出した春海を説得するよう、綾子は満に成功報酬5千円で頼む。春海が学校に行きたくなかったのは午後の授業がフォークダンスの練習で、陸と親友がダンスするのが陸と彼女が踊るのに耐えられなかったからだった。その夜、綾子が満に千円しか渡さなかったことから2人が口論になる…という「焼きそばと海」。満は寝る前の朝5時半に、起きてきた房枝に珈琲を入れるのを日課にしていたが、その習慣に綾子から物言いがつく。綾子は満が起業に失敗した時の道具が入った段ボールをまだ捨てずにいるのを目撃し、珈琲への未練が断ち切れてないことを責めたことで満はへそを曲げてしまう。そんな満を光司はクラッチに誘う。実は光司も綾子に内緒でバンド時代のベースを隠し持っており、それをクラッチで預かってもらおうとしていた…という「コーヒーと台所」の2本を今回はオンエア。「焼きそばと海」では先週に引き続き清原さんの演技力に感嘆する声が続々。「演技上手だなー。自然的で嘘っぽく見えない。すらすら頭に入ってくる」「清原果耶ちゃんはやっぱり上手いね。生田斗真くんも上手いから見応えある」などの声が寄せられるほか、学校帰り、満に連れられ夜の海を見ながら涙を浮かべるシーンには「瞳に涙を溜めて演技、透明なゆりかごの時も凄かった」「彼女の涙の演技は心に染みる」などの声も多数。「コーヒーと台所」では駒野役の杉野さんに注目した視聴者が続出。「杉野くんのBAR行きたい。手がいい、ずっと手先を見てしまう」「俺の話は長い の杉野くんが爆イケ あんなお店なら通いたい」と杉野さんのバーテン姿に魅了される視聴者たちからのツイートがタイムラインにひしめいている。(笠緒)
2019年10月20日生田斗真主演でおくるホームコメディー「俺の話は長い」が10月12日から放送開始。生田さん演じる主人公のニート&偏屈ぶりに「演技上手い」などの声が寄せられているほか、また清原果耶にも注目の声が上がっている。本作は生田さんが31歳独身、職無し、実家暮らし、でも屁理屈を言わせりゃ右に出るもの無しの“ダメ男”岸辺満を演じ、満の奮闘や挫折やしょうもなさと、それに翻弄されながら絆を深めていく家族を笑いながら見守るコメディーホームドラマ。1時間枠のなかで2本のストーリーが楽しめる構成になっている。バツイチで満に厳しい姉・秋葉綾子に小池栄子、綾子に尻に敷かれている夫・光司に安田顕、綾子の元夫の子どもで不登校になっている娘の春海に清原果耶、満と綾子の母親・岸辺房枝に原田美枝子。満と光司が通う「Bar クラッチ」のバーテンダー・駒野海星に杉野遥亮といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は満の家に綾子と光司が訪ねてくる。家を建て替える間の3か月、仮住まいさせてほしいという綾子と光司の頼みを最初は断る満だが、そこに春海がやって来る。すき焼きを食べ終わった満は春海を家まで送ることになる…という「すき焼きと自転車」。結局秋葉夫妻が仮住まいすることになり引っ越しの準備が始まる。いらなくなった古本を処分しに行く満と光司だが、古本を処分した金で満は光司を連れ行きつけのバーに。遅くまで飲んで帰宅した光司を綾子が怒ると、それをきっかけに満と綾子、春海による言い合いが始まって…という「寿司とダンボール」の2本がオンエア。放送開始直後からSNSには満の“屁理屈”ぶりにイラつく視聴者からの投稿が殺到。「満の性格しんどい」「絶対に友達になりたくないタイプ」「主役が凄まじく嫌みで良いところ無し」などの声が続々と寄せられる。また「ここまで横柄ではないがおのれを見るようだ」「うちの長男見てるみたいでホント面倒くさい」「主人公の性格リアルに弟に似ててしんどい」「生田斗真が実兄すぎて見ていられなくてリビングから逃げちゃった」など、自分自身や家族を思い出したという反応も。また春海を演じた清原さんにも数多くの反応が。朝ドラ「なつぞら」から彼女に注目している視聴者も多いようで「千遥っぽい暗めな役しか見たことなかったから新鮮」「なつぞらで気になってたから新土曜に早くも出てるの嬉しい」などの声から「演技が素晴らしい演じている人物そのもののように見える」といった演技力を讃える声まで様々な反応が集まっている。(笠緒)
2019年10月12日阿部進之介主演映画『デイアンドナイト』と、山田孝之のドキュメンタリー映画『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain,No Gain」』が、10月12日(土)よりアップリンク渋谷にて期間限定リバイバル上映されることが決定した。山田さんが裏方へ徹し、全面プロデュースを手掛け、企画・主演に阿部さん、藤井道人が監督を務めた映画『デイアンドナイト』。安藤政信、清原果耶、小西真奈美、佐津川愛美らも出演した本作のBlu-ray&DVDのリリースを記念して、今回2週間限定のリバイバル上映!そして、2013年から2019年までの激動の5年に密着し、『デイアンドナイト』の企画製作の様子も収められた、4月公開の山田さんドキュメンタリー映画『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain,No Gain」』の日替わり同時上映も実施される。なお、上映期間中は阿部さん、山田さん、藤井監督、『No Pain,No Gain』の牧有太監督ほか豪華ゲストのトークショーも実施。裏話やゲストスピーカーを招いたトークセッションなどスペシャルな内容となっている。『デイアンドナイト』×『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain,No Gain」』リバイバル上映は10月12日(土)~10月25日(金)アップリンク渋谷にて開催。『デイアンドナイト』Blu-ray&DVDは12月13日(金)リリース。『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain,No Gain」』Blu-ray&DVDはリリース中。(cinemacafe.net)■関連作品:デイアンドナイト 2019年1月26日より全国にて公開 ※1月19日秋田県先行公開©2019「デイアンドナイト」製作委員会No Pain,No Gain 2019年4月27日より新宿シネマカリテのみ単館上映©2019・SDP/NPNG
2019年10月05日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける「行列のできる法律相談所」の9月15日(日)放送回に、女優の本田翼、俳優の柄本明、モデルで俳優の清原翔らがゲスト出演。柄本さんの“謎”をめぐり志村けんに緊急インタビューも行なわれる。今夜のMCは東野幸治と市來玲奈アナウンサー。また話題のモノマネ芸人・りんごちゃんにカズレーザー、滝沢カレン、後藤輝基、渡部建らも登場。「白黒ハッキリさせたいこと」をテーマに放送される。ゲーム好きな自身のキャラを生かした「ゆうべはお楽しみでしたね」も話題に。月9「ラジエーションハウス」のヒロイン役も好評を博した本田さん。そんな本田さんが“謝りたい相手”と10年ぶりに対面する。『シン・ゴジラ』や『万引き家族』などの映画から大河ドラマ「西郷どん」に放送中の月9「監察医 朝顔」まで幅広い活躍をみせる柄本さんは、かつて志村さんと数々の番組でコントを繰り広げてきたことでも有名。なぜ志村さんは柄本さんをコント相手に選んだのか?33年越しの謎を志村さんに緊急インタビューする。また「MEN’S NON-NO」モデルから演技の道へ。「レンタルの恋」や「PRINCE OF LEGEND」などへの出演を経て、この春からは連続テレビ小説「なつぞら」にも出演している清原さんが俳優業を猛反対された相手とは!?さらに話題のりんごちゃんによる秋川雅史モノマネについて本人はどう思っているのかに迫るほか、カズレーザーさんが会いたいという期待のウエイトリフティング選手や可愛すぎるアリクイの赤ちゃんも登場する。今夜のゲスト、本田さん、清原さんが出演する木曜ドラマF「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」がこの秋スタート。年間被害総額が400億円にものぼる特殊詐欺をはじめ、若者たちにも魔の手が迫る詐欺事件をテーマに、人の心を見抜くことにかけては天才的な能力を持つヒロインが、クセ者ぞろいの仲間たちと悪徳詐欺師を騙して懲らしめていく痛快ストーリー。詐欺師を逆に騙し返して摘発につなげる謎のスペシャリスト集団「チート」の頭脳ながら売れない三流アイドル・如月モモとしての顔も持つヒロイン・星野沙希を本田さんが演じ、清原さんはそのマネジャー役で出演するほか、金子大地、風間俊介、上杉柊平、福原遥、桐山漣、富田望生、横田真悠らが共演する。柄本さんはオダギリジョー初監督の長編作品で、ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ部門に正式出品された『ある船頭の話』で、主人公の船頭トイチ役を演じている。明治と大正のはざま。文明の波がひたひたと押し寄せ、時代の移り変わりに直面した山あいの村を舞台に、「本当に人間らしい生き方とは何か」を世に問う同作。ヒロイン役に川島鈴遥、そのほか村上虹郎、伊原剛志、浅野忠信、村上淳、蒼井優、笹野高史、草笛光子、細野晴臣、永瀬正敏、橋爪功らが集結した。「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」は10月3日(木)24時9分~読売テレビ・日本テレビ系で放送開始。2話は10日(木)24時9分~、3話以降は23時59分~放送。『ある船頭の話』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。「行列のできる法律相談所」は9月15日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年09月15日主演ドラマ「スカム」が好評を博した若手俳優・杉野遥亮が、生田斗真主演の新土曜ドラマ「俺の話は長い」に出演することが決定。杉野さんからコメントも到着した。「俺の話は長い」は、生田さん演じる“ダメ男”岸辺満の奮闘や挫折、それに翻弄されながら絆を深めていく家族を笑いながら見守るコメディーホームドラマ。先日、安田顕、小池栄子、清原果耶、原田美枝子と、家族を演じるキャストが発表されたが、今回出演が明らかになった杉野さんが演じるのは、満と光司(安田さん)が通う「Bar クラッチ」のバーテンダー・駒野海星役だ。「花にけだもの」や『覆面系ノイズ』、『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』など漫画原作の作品への出演が目立ち、今後は主演を務める『羊とオオカミの恋と殺人』の公開を控える杉野さん。今回の出演に関して「バーテンダーといえば、色気だったり、豊富な人生経験からくる大人の余裕がある人というイメージが自分の中であるので少し不安もありますが、これまでとは少し違った一面をお見せしていければと思います」と意気込み。また「生田さんをはじめとした頼れる先輩方に胸を借りてお芝居ができるのを楽しみにしています。僕自身、家族で見たいなと思う作品です。ぜひ一家団欒の話題になりますように」と期待を寄せている。「俺の話は長い」は10月12日(土)22時~日本テレビ系にて放送スタート。(cinemacafe.net)
2019年09月14日生田斗真主演の新土曜ドラマ「俺の話は長い」に出演する新たな俳優陣が決定。安田顕、小池栄子、清原果耶、原田美枝子が家族を演じる。大学卒業後コーヒーにはまり起業したものの失敗し、6年前から無職のニート。自分でも何とかしたい気持ちはある。だが、彼には屁理屈上手で口げんかだけは誰にも負けない…という特殊能力があり、現実逃避のために、「自分のふがいなさを人のせいにし」生き延びてきた。ところが、「夫が残した喫茶店を営む母親」に寄生しながら生活している彼の人生が、「マイホーム建て替えのため一時避難で転がり込んでくる姉家族」によって一気に動き出す…。先日、“お茶の間大乱闘”を主人公・満(生田さん)と繰り広げる家族として、姉、義兄、姪、そして母と、それぞれの幼少期写真が公開。そんな中、今回ついにこの4名を演じる俳優陣が発表!弟の屁理屈を単なる現実逃避と断じ、弟がこうなったのは母さんにも責任があると詰め寄る姉・秋葉綾子役を、先日最終回を迎えた「わたし旦那をシェアしてた」で主演を務める小池栄子。綾子の再婚相手で完全に尻に敷かれている夫・光司役に、「下町ロケット」「正義のセ」などの安田顕。綾子の元夫の子どもで娘の春海役を連続テレビ小説「なつぞら」でも話題となった清原果耶。満と綾子の母親・岸辺房枝役を大女優の原田美枝子が演じる。幼少期写真公開時は、SNS上で「義兄はヤスケンだなぁ!」「姪役って、、、 かやちゃんだよね!?」「姪 清原果耶 母 藤真利子 義兄 安田顕 姉 わからんww」などと予想が立てられており、見事正解していた人も。また、今回のキャスト発表に伴い、家族写真も公開。だるだるな生田さんも登場している。●キャストコメント●安田顕/秋葉光司役(義兄)生田君を筆頭に、素晴らしい共演者と面白い脚本に巡り合ったと思っています。岸辺家に住むちょっと変わった人たちの、家族としてのいい空気感を大切にしながら、家族ならではの会話の妙や、ほほえましい掛け合いを、気負わず、演じていければと思います。大笑いして見終わった後に、温かい気持ちになるようなホームドラマですので、ぜひご家族揃ってご覧ください。小池栄子/秋葉綾子役(姉)舞台で長いこと共演していた生田さんが主演、しかもホームコメディということで私自身とても楽しみです。家族って縁の切れない存在ですし、岸辺家みたいな会話がある家族ってすごく良いと思うんです。家族そろっての食事のシーンが多い作品なので、私たちがあーだこーだ言いながら料理に箸を伸ばしているところを、ぜひ家族みんなで、あーだこーだ言いながら見ていただければと思います。清原果耶/秋葉春海役(姪)自分自身、未知の世界に一歩踏み出すような気持ちで臨む作品ですが、生田さんをはじめ、頼りがいのある先輩方に囲まれて秋葉春海という役を生きられる事がとても楽しみでもあります。春海は少し複雑な事情を抱えた女の子です。でもこういったホームコメディ作品なので、家族との関係がどう描かれていくのかにも注目にしていただきたいです。日常の延長線として楽しんでもらえるような空気感の作品になるよう、演じていければと思います。原田美枝子/岸辺房枝役(母)ありそうでなかった、こんなに素敵なドラマの中にいられることを嬉しく思っております。普段はすごくシリアスな役をやることが多いので、明るくてのんびりしたお母さんを演じるのが楽しみです。脚本を読んで、家族ですき焼きを食べるだけでこんなに面白い掛け合いが生まれるのかとびっくりしました。ああ言えばこう言う、満くんをはじめ、一家の会話のキャッチボールの面白さを楽しんでいただける作品だと思います。放送を楽しみにお待ちください。「俺の話は長い」は10月12日(土)22時~日本テレビ系にて放送スタート。(cinemacafe.net)
2019年09月07日いま若手といわれる女優のなかで、活躍に期待が寄せられる1人に清原果耶(17)がいる。彼女を表現する代表的なワードは“透明感”。NHK連続テレビ小説『なつぞら』ではヒロインなつ(広瀬すず)の妹・千遥役として登場。事前のキャスト発表がなく、衝撃的な登場となったのは記憶に新しい。「オンエアを見た人から『びっくりした。果耶ちゃんだったんだね』というコメントをもらったりしました」(清原・以下同)そして放送中の『螢草菜々の剣』(NHK-BSプレミアム・毎週金曜20時~)では時代劇初主演を務める。武士の娘で、奉公先で献身的に勤める女中・菜々役だ。「菜々も私も目標に向かって少しずつでも前へ進もうとする部分が似ているかもしれません。姫か武士かと聞かれたら私は武士タイプかなと思います。全力を尽くして、嘘のない芝居をしたいという思いは強くあるので、そういう真っすぐな部分に通じるものがありました」デビューは13歳で出演した“朝ドラ”(『あさが来た』)。初々しい存在感で覚えている人も多いだろう。「あれから4年。あっという間でした。楽しいという感覚を失わずにずっとここまできているので、引き続き楽しみながら新しいことに挑戦して、いろんな景色が見られたらいいなと思います」『螢草菜々の剣』のエンディングでは歌声も披露している彼女。「歌うことは好きなので、また機会があれば挑戦したいです」目まぐるしく成長していく姿はまぶしいほど透き通っていた。
2019年08月04日NHK連続テレビ小説「なつぞら」に中川大志に続いて染谷将太が登場し、「アニメーション編」が俄然活気を帯びてきた。特に染谷さん演じる大型新人・神地が、次々と湧き出るアイディアをサラサラッと絵にしていく様子は「次元が違う」「インパクト強い」などの声を集めてトレンド入りを果たし、早くも視聴者を魅了している。さらに彼らだけではなく、いま大注目の若手女優たちが脇を固め、物語を締めていることに称賛の声が上がっている。中川&染谷ら加入で「アニメーション編」に新風「なつぞら」は広瀬すずがヒロインを務める朝ドラ通算100作目。戦争で両親を亡し、北海道・十勝で酪農を営む柴田家に引き取られた奥原なつが高校卒業後に上京、日本のアニメーション草創期に女性アニメーターとして活躍していく姿が描かれる。「LIFE!~人生に捧げるコント~」やCMの“細杉くん”などで振り幅の広さを見せる中川さんは、絵は描けないがアニメーションへの思い入れが強く、理屈っぽくて不器用な東洋動画スタジオの監督見習い・坂場一久を演じており、どうやらなつとの間に恋が生まれそうな予感?また、染谷さんが演じる神地航也の加入で、坂場となつ、麻子(貫地谷しほり)らが手掛ける短編アニメ「ヘンゼルとグレーテル」が大きく動き出した。抜群の画力と、柔軟で大胆な発想の持ち主で「面白い!」を連発する染谷さんはハマリ役で、「『バクマン。』の新妻エイジみたい」との声も上がる中、まさしく新風を呼び込んでいる。東洋動画は実在の東映動画(東映アニメーション)をモデルにしているが、坂場は故・高畑勲監督、神地は宮崎駿監督をモチーフにした人物らしい。清原果耶、圧倒的存在感で魅了「姉には会いたくないんです…」そんな中、5歳で生き別れたなつの妹・千遥が第14週(7月1日~6日)に登場、ひとり北海道の柴田牧場を訪れるエピソードが描かれた。誰が演じるのか注目を集めていた18歳になった千遥役は、なんと事前の告知がなく、ドラマ内で若手実力派・清原果耶であることが明かされると大きな話題に。清原さんといえば、2015年に朝ドラ「あさが来た」で女優デビュー。映画『3月のライオン』や『ちはやふる-結び-』『愛唄 -約束のナクヒト-』などほか、『新聞記者』の藤井道人監督×山田孝之プロデュースの『デイアンドナイト』では陰のある役柄で鬼気迫る演技を披露。昨年の初主演ドラマ「透明なゆりかご」では小さな命と真摯に向き合う看護師見習いの主人公を熱演し、高い支持を集めた。そんな清原さんが演じる千遥が突然、柴田牧場を訪ねてくるが、姉のなつ(広瀬さん)や兄の咲太郎(岡田将生)には「会いたくない」という。なつは柴田家、咲太郎は亜矢美(山口智子)のもとで育てられている間、千遥は東京の置屋で女将・光山なほ子(原日出子)の養女となっていたというが…。ある事情を抱える千遥を演じた清原さんの、ただうなづいたり、うつむいたりするだけで抑えた感情が見えてくる繊細な演技、電話の会話だけでホロホロと涙を流す姿などには「素晴らしすぎる」「演技うますぎる」など絶賛の声が続出。結局、急きょ東京から北海道に向かったなつたちと13年ぶりの再会を果たすことなく再び姿を消してしまった千遥には、ロスの声も上がっている。公式サイトのインタビューによれば、実際に撮影現場でも広瀬さんや岡田さんと顔を合わせることをしなかったという清原さん。「オンエアはあえて見ないようにしていました」と言い、「どのような生き方をしていたか、私自身も知らない方が、千遥としてピュアに演じられると思ってそうしたんです。さらに、スタッフの皆さんに配慮していただいて、現場でも広瀬さんと岡田さんにはまだ会っていないんです。たとえ舞台裏だとしても、会ってしまったら演技の臨場感が薄れてしまうのではないかと思ったので、会わないように調整していただきました」と、その役作りを明かす。“姉”広瀬さんとは『ちはやふる -結び-』で先輩・後輩として共演しており、「頼りになる力強くて優しいお姉ちゃんという印象があります」(同インタビュー)とも語っていただけに、2人の対面も見たかったような…。1週間だけの登場ながら、十分すぎるほどの余韻を残してくれた清原さん。 今後ますます引っ張りだこになるに違いない。福地桃子の夕見子が再登場!「もっと普通を疑え、なつ」再会直前で姿を消してしまった千遥と入れ替わるように帰ってきたのが、柴田家の長女・夕見子だ。久しぶりに現れたかと思えば、「女は働いて飯を作り、男は座って飯を待つ。(この家は)相変わらず遅れている」とズバッと言い放ち、“夕見子節”を炸裂させた。思えば、次女の明美(平尾菜々花)が千遥に見せた、なつや柴田家一同が写った写真は、そもそも夕見子が当時の女子としては珍しく北海道大学に現役合格したときに新聞が取材に訪れ、撮ってもらったものだ。夕見子はそんな事情を聞きながら、千遥の“決断”について「仕方ない」というなつたちに、それは自分の意志によるものなのか疑問を投げかけ、母(松嶋菜々子)の価値観にも苦言を呈し、まるでウーマンリブの先駆け的存在のよう。「見てて気持ちいい」「進学してパワーアップしてる」「モヤってたことを夕見子が斬っていくスタイル良い」などの声が上がっている。そんな夕見子を好演して話題となっているのが、朝ドラ初出演の福地桃子。2016年に女優デビューし、映画『あまのがわ』『あの日のオルガン』、ドラマ「チア☆ダン」などに出演してきたが、今作で演じた夕見子の率直で聡明な物言いが視聴者の心をつかんで大人気に。ドラマの舞台が東京・新宿に移ると“夕見子ロス”の声が相次ぎ、第53話(5月31日放送)、東洋動画に入社が決まったなつに長距離電話で祝福を贈るシーンに登場するとトレンド入り、6月には“合格”した北海道大学の学園祭にも呼ばれた。7月19日(金)には、札幌ドームで行われる北海道日本ハムファイターズ戦のファーストピッチセレモニーに登場予定という。そんな福地さん演じる夕見子が、「あんたが絵描きになるのも必然だったんだね」となつに言うのだから、納得せざるを得ない。しかも、第16週(7月15~20日)のサブタイトルは「なつよ、恋の季節が来た」だが、夕見子にも恋の季節が!?「俺のスカート、どこ行った?」に出演していた須藤蓮が登場することが分かっている。伊原六花はあの学校のOG!「モモッチって呼んで」東洋動画で仕上げ課に配属されたなつの隣の席にいたのが、“半年”先輩の森田桃代。セル画の彩色について質問を投げかけるなつに、逐一応じてくれる明るく優しい先輩で、「慣れたらモモッチって呼んで」と自ら言うのが可愛いと評判となった。桃代は高校卒業後、絵が好きという理由だけで、漫画映画のことは全く知らずに東洋動画に入社。いまでは、千遥のことや天陽(吉沢亮)のことでモヤるなつが「モモッチと話していると気が楽になる」とこぼす親友となっている。演じているのは、“バブリーダンス”で有名になった大阪府立登美丘高校の元キャプテン、伊原六花。2018年に「チア☆ダン」でドラマデビューを果たし、今回、朝ドラに初出演。4月からドラマシリーズが放送&配信され、劇場版が現在公開中のタイムスリップ恋愛ファンタジー『明治東京恋伽』では主演をつとめている。「親しみあるモモッチを演じたい」と事前に語っていた伊原さんだが、そのフレッシュでナチュラルな演技は注目を集めており、アニメ映画「わんぱく牛若丸」の完成慰労会では仕上げ課女子による「お祭りマンボ」を披露し、“バブリーダンス”時代を彷彿とさせるひと幕も。彼女の屈託のない明るさや鋭い分析眼が、なつ&坂場の恋を盛り上げることになりそう!?渡辺麻友&大原櫻子らにも注目なつと同じ下山(川島明)班のアニメーターで、おっとりとした“メガネ女子”三村茜を演じているのが、朝ドラ初出演の渡辺麻友。繊細な絵作りが評価されて、なつより一足先にアニメーターとなり、次第に漫画映画の面白さにひかれていくという役どころ。「AKB48」卒業後、女優としてミュージカル版「アメリ」や福田雄一演出「シティ・オブ・エンジェルズ」、時代劇ドラマなどに出演してきた渡辺さんだが、今作ではアイドルオーラを封印。個性派揃いの東洋動画アニメーターの中で、一番落ち着いていて、時々、突拍子もないアイデアを出す天才肌のなつたちとはまた違う味わいを出している。モチーフとなったのは、後に宮崎監督夫人となる大田朱美さんといわれており、染谷さん演じる神地と何かが起きるのか期待大。さらに、千遥の一件で北海道に帰省したなつと対面を果たしたのが、天陽(吉沢さん)の結婚相手・山田靖枝。青年団の演劇を手伝っていたときに、舞台美術を担当した天陽と知り合ったという。天陽の兄・陽平(犬飼貴丈)から結婚したとは聞いていたものの、天陽から「やっちゃん」と呼ばれ、彼が絵を描くことも大事に思っている靖枝に、なつは内心複雑な様子。天陽の紹介も「東京で兄貴と一緒に漫画映画を作ってる、あのなっちゃん」と、ちょっと含みのある言い方に聞こえたのは気のせいか。その靖枝役を演じるのは大原櫻子。吉沢さんとは『カノジョは嘘を愛しすぎてる』やドラマ「水球ヤンキース」で共演経験があり、広瀬さんとはファンも認める仲の良さで知られ、広瀬さん主演『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』では主題歌と挿入歌を担当した。今後も登場機会はあるのか、注目だ。また、青年団の演劇を主催していると久々に名前が出たのが、十勝農業高校のよっちゃんこと居村良子だ。演じるのは、『チア☆ダン』や『SUNNY 強い気持ち・強い愛』でも広瀬さんと共演している富田望生。「3年A組―今から皆さんは、人質です―」も記憶に新しいが、千遥役の清原さんとはNetflix「宇宙を駆けるよだか」で体が“入れ替わってしまう”関係を演じており、こちらにも縁が。一方、新宿には、中村屋をモデルにした「川村屋」のウエイトレス・三橋佐知子役として、「とと姉ちゃん」や「メゾン・ド・ポリス」でも注目を集めた水谷果穂が出演。疎開中に空襲で両親を亡くした、なつと同じ戦災孤児で元ルームメイトだ。そして第88話(7月11日放送)で「声優のプロダクション」をつくると宣言した咲太郎(岡田さん)が引き入れるのが、役者に“転身”した小畑雪次郎(山田裕貴)と土間レミ子。レミ子はクラブ「メランコリー」の歌手・煙カスミ(戸田恵子)の付き人だったが、雪次郎とともに劇団「赤い星座」に入団。咲太郎に好意を寄せている。演じるのは、「オフィス3○○」や「唐組」などの舞台経験も豊富な藤本沙紀。好きなことのために、どんなときでも一生懸命なレミ子の存在はいいアクセント。咲太郎が設立するのは「青二プロダクション」がモデルではないかという声が上がっており、亀山蘭子(鈴木杏樹)や雪次郎と声優の仕事をしていくことになりそうだ。(text:Reiko Uehara)
2019年07月13日タレントでキャスターの河西歩果(かわにし ほのか)が6日、東京・渋谷のSHIBUYA TSUTAYAで1st写真集『plumeria』(発売中 2,778円税抜 東京ニュース通信社刊)の発売記念イベントを行った。昨年10月に現役女子大生ながらも報道番組『news zero』(日本テレビ系)のキャスターに抜てきされた河西歩果。大学を卒業した現在も、フィギュアスケートのインターハイ準優勝という経歴をいかし、現地取材やスタジオでのリポート、 お天気やカルチャー情報を伝えるなど、精力的な活動で話題を集めている。そんな彼女が初めてとなる写真集を23歳の誕生日となる7月1日にリリース。河西の大好きな場所だというインドネアシアのバリ島で撮影され、無邪気な笑顔のほか、ドキッとする大人の表情など、河西が魅力が凝縮された1冊となっている。初めての写真集を手にしながら「素の私を撮っていただこうと、テレビでは見せられない少し気の抜けたようなものを撮れたらいいなと思って臨みました。テーマは"素の歩果カラー"ですね(笑)」と説明した河西は「全く緊張しませんでした。カメラマンさんやスタイリストさんとは何回かご一緒してましたし、チーム全体がすごく仲良しだったので、旅行するような気分で緊張することなくナチュラルな姿を見せられたと思います」と自然体のカットが掲載されているという。「普段応援してくださる方はもちろんですが、今回はリゾート地なのでお洋服とかリゾートコーデになっています。かわいいお洋服やロケーションも素敵なので、旅行の参考になるように女の子にも見てほしいですね」とアピールした。7月1日に23歳の誕生日を迎えたということで、会見中にはサプライズでバースデーケーキを贈呈。うれしそうに満面の笑みを浮かべながら「欲を言えばレギュラーがもう1個欲しいですね。今はキャスターとして1年も経ってない状態なので、毎日毎日吸収している段階なんですが、番組内で自分の意見が言えるぐらい芯を決めていきたいです」と23歳の目標をあげつつ、「フィギュアスケートを15年間やってきたので、スポーツのインタビュアーとして色んな現場に出ていきたいです!」と意欲を見せていた。
2019年07月07日