江戸川乱歩誕生120周年、没後50年を記念して、ドラマ化が決定した不朽の名作「黒蜥蜴」。このたび主人公・黒蜥蜴を真矢ミキ、明智小五郎を渡部篤郎が演じることが明らかとなった。財宝から軍事機密まで、金になるありとあらゆる“美しいもの”を盗み出し世界を股にかける謎の女怪盗・黒蜥蜴。クリスマスを間近に控えたある日、海で女の遺体が発見された。首筋に黒蜥蜴の刻印が残されていたことから、警察は黒蜥蜴の犯行だと断定するが、捜査の指揮を執る警視庁副総監の明智小五郎だけは、その説に異を唱える。なぜなら、黒蜥蜴は決して、自らの目的のために人を殺めたりしないからだ。その矢先、黒蜥蜴から警察に犯行予告が届く。狙われたのは、殺された女と関係があった、巨大グループ企業の会長・岩瀬正一郎が所有する時価120億円の宝石「聖夜の涙」。黒蜥蜴はクリスマスを迎えた瞬間に、それを盗み出すという。明智と黒蜥蜴がお宝をめぐって激しい頭脳戦を繰り広げる中、2人の間にある想いが芽生える――!?今回、黒蜥蜴役に抜擢されたのは「アテンションプリーズ」や「下町ロケット」にも出演し、ドラマや映画はもちろんのことMCや司会でも活躍する真矢さん。今回の役ついて問われると「2015年版にしていますので、物語の中に出てくるトリックなども現在に合わせた形にしています。監督やスタイリストさんと、衣装や髪型のことなど、こんなに時間をかけて考えさせていただいたのは今までで初めてです!」と衣装や髪型など細部にもこだわりがあることを明かした。また、「江戸川乱歩さんの世界観をデカダンス(退廃的)な感じを強めて…この“黒蜥蜴”という人物は男なのか女なのか、本当にいるのか、いるならどこにいるのか…とにかくわからないということを慎重に作っています」とどう演じていくかを語っている。そして天才警視副総監明智小五郎を演じる渡部さんは「明智小五郎の役をやらせていただくことになり、大変光栄に思っております」と喜びを語り、「とても華やかな方で、作品に対しても誠実に向き合っていらっしゃいます。私自身も、真矢さんの黒蜥蜴を楽しみにしています」と真矢さんとの初共演についても語ってくれた。本作のプロデューサー安藤和久氏は「これまでも、その時代時代を代表する大女優の方々が『黒蜥蜴』を演じてきましたが、平成27年の今、この歴史ある『黒蜥蜴』を演じるなら、この方しかいない、この方の『黒蜥蜴』を是非見たいと思い、真矢ミキさんにお願いしました。乱歩が描く妖艶で退廃的な独特の世界観を体現でき、かつ、その世界観を現代に置き換えても時代物のにおいを感じさせずに体現できる方は、真矢ミキさん以外には、いらっしゃいません」と真矢さんの演技力を絶賛している。ほかにも、浪越警部役の山下真司、岩瀬正一郎役の升毅らの出演が決定。不朽の名作「黒蜥蜴」が、2015年にどのように生まれ変わるのか、さらには言葉では言い表せないほど素敵だという真矢さんの衣装にも注目したい。「黒蜥蜴」は12月22日(火)21時より関西テレビ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2015年11月20日2012年に第一子となる女児を出産した黒木メイサが妊娠8か月の刑事役に挑戦するNHKドラマ「デザイナーベイビー」の制作が決定。この度、黒木さんと共演の渡部篤郎からコメントが到着した。ある日、新生児室から赤ちゃんが消えた。父親はノーベル賞候補の物理工学博士、母親は元陸上選手という著名な夫婦の子。赤ちゃんは、3時間おきに水分を与えられなければ、命の保障はないという。なぜ、連れ去られたのか?犯人の目的は何か?身代金目的とみえた誘拐事件は、捜査の進展とともに様相を変え、驚くべき真実に突き当たる…。産婦人科医・岡井崇が執筆し話題を呼んだ原作「デザイナーベイビー」をドラマ化した本作。原作にはないオリジナルの役・妊娠8か月の敏腕刑事に抜擢された黒木さんは受精卵に遺伝子操作を行う“デザイナーベイビー”について、「デザイナーベイビーという言葉を最初に聞いたときは、『えっ?!』という衝撃、胸騒ぎが私の中をはしりました」と語り、「デザイナーベイビーに限ったことではなくとも、色々な技術が進化していく中で、たくさんの人が救われるのかもしれない。と同時に人間本来の自然な流れを変えてしまう…。何が正しいなんて分からないけれど、過多な情報に溢れ、どんどん選択肢が増えていくこれからの時代、個々が鋭い感性、知識、そして、それぞれが責任を持ってチョイスしていかなければいけないんだなと。この作品が何かを考える、興味をもつキッカケになってくださると嬉しいなと思います」とコメントを寄せた。本作の物語の鍵を握るナゾの産婦人科医師・須佐見を好演するのは、「ラビリンス」(日本テレビ)、「ゴッドハンド輝」(TBS)などで医師役を演じたことのある渡部篤郎。今回の役柄について「いくつかの、医師の役をやらせて頂きましたが、今回は、先進医療の賛否や医師達の欲望など、沢山の見所があると思います。何より、一番の見所は黒木さん演じる、妊婦の警察官の活躍だと思います」と語った。本作には黒木さん、渡部さんのほかにも安達祐実や臼田あさ美を始め、渡辺大知、柿澤勇人、淵上泰史、安藤玉恵、手塚とおる、山崎樹範、神保悟志、柴俊夫、渡辺いっけい、松下由樹、斉藤由貴など演技派俳優が勢揃いしている。「デザイナーベイビー」9月22日より毎週火曜22:00~NHKにて放送(全8回)。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日先日、モデルの佐々木希さんとお笑い芸人のアンジャッシュ・渡部健さんの熱愛報道が話題となりました。渡部さんは、芸能界きってのグルメ通として有名ですが、実は「心理学」に詳しく、その知識をいかした恋愛テクニックを女性誌などでレクチャーするほどの腕前。あの佐々木希さんの心を射止めたテクとは、いったいどのようなものなのでしょうか。今回は、渡部さんが過去にテレビ番組などで明かした恋愛テクニックをいくつかご紹介します。■カタルシス効果:ネガティブ発言をちゃんと聞くカタルシス効果とは、不満・苦痛・罪悪感・嫌悪感などの気持ちを口に出すことで気持ちがすっきりするというもの。渡部さんによれば、異性のタイプについて質問をするとき、『理想のタイプってどんな人?』と聞くよりも、『嫌いなタイプってどんな人?』と投げかけたほうが、異性から好感をもたれやすいそう。男女問わず、ネガティブな話にもきちんと耳を傾けてくれる人には、安心感を覚え、自然と心のバリアがなくなりますよね。恋愛において「居心地の良さ」は、男性から恋愛対象の本命として選ばれる可能性が高いので、意中の彼がグチや弱音を吐いたときは、チャンスだと思って「聞き役」に徹しましょう。■両面提示の法則:ネガティブなことを先に付け足す両面提示の法則とは、ネガティブなことをあえて先に付け足すことで、本当に伝えたい言葉に信憑性が増すというもの。これは恋愛だけでなく、ビジネスで効果的にものやサービスを販売する手法としてもよく使われています。例えば、電気屋さんに行ったとき、「このパソコンの売りは?」と聞いて、「画面が大きく、高性能です」と言われるより、「少し値段は高いですが、画面が大きく、高性能です」と言われたほうが商品価値がある気がしますよね。人間は商品のメリットばかりゴリ押しされると、反発心が芽生え、「きっとデメリットもあるはず」と疑い深くなるのだそう。この心理を恋愛にいかして「料理上手」をアピールしたいときは、「得意料理は肉じゃが」と言うのではなく、「高級レストランで出てくるような凝った料理は作れないけれど、肉じゃがとか家庭料理なら自信あるよ」と言ったほうが、それっぽく聞こえるということですね。■同調効果:相手の行動を真似る同調効果とは、ミラーリング効果とも呼ばれ、鏡のように相手と同じことをして、親近感を抱かせるテクニック。心理カウンセラーや営業マンなども使うワザなのだとか。似た物同士は惹かれあうと言われているように、真似るという行為は、相手に対する尊敬や行為の気持ちを表現でき、無意識的に「親密だ」と感じやすくなるそうです。デート中は、彼が食べるタイミングや飲み物を頼むタイミングをさりげなく一緒にすると、心理的な距離が一気に縮まるかも。■心理学はとっても効果的!渡部さんの恋愛テクニックは、意中の彼をオトしたいときだけでなく、職場や友人関係のコミュニケーションにも応用できそうですね。ルックスや話術に自信がなくても、異性を落とすテクニックをマスターすれば、自然とモテ始めるはず。ぜひ実践してみてくださいね。
2015年05月11日女優の観月ありささんが結婚しましたね。超絶美少女からお茶目で天真爛漫なナースに、そしていつの間にか強くたくましい大人の女性へと変貌していた彼女が、ついに人妻に!とてもおめでたいことですが、ネットには「大丈夫なのか、このオトコで」「旦那さん、なんか聞いたことのある名前だと思ったら…(^_^;)」などの声も。そう、ご主人で会社社長の青山光司さんは、女優の上原さくらさんの元夫なんですよね。≪友達の元夫と奪略婚!?≫観月さんと上原さんは過去に何度か共演している友達同士。しかも2人の交際が発覚したのは、彼が上原さんと離婚した直後だったという…。奪略婚は結構よくあることと言いますが、友達の元夫かと思うと、ちょっともやもや。仮に好きでも、なかなか手を出しづらい相手なんじゃないかなと。でも、布袋寅泰さんと結婚した今井美樹さんは前妻の山下久美子さんと友達、渡部篤郎さんと熱愛中の中谷美紀さんも、もともと前妻の村上里佳子さんとは友達だったらしいので…芸能界ではわりと普通にあることなのかもしれません。≪女優の夫は「プロ彼氏」?≫観月さんのご主人は、前妻も再婚相手も芸能人ということで、「プロ彼氏」なんて言い方をする人もいるようです。西島秀俊さんやロンブー田村淳さんの結婚で話題になった「プロ彼女」の男性版…?お金持ちでそれなりにイケメンとはいえ、何でそんなにモテるの?と不思議になりますよね。以前、エッセイストの能町みね子さんが「ヒモ=プロ彼氏」と言っていましたが、青山さんの場合は違う意味で、より「プロ感」があるような。そういえば、米倉涼子さんのご主人も一般人(会社経営者だけど)ということで、一時期「プロ彼氏」と言われていました。佐藤江梨子さんの旦那さんもそうなんでしょうか?真木よう子さんの元夫も一般人でしたが…なぜ一般人があれだけの美女と結婚できるのか、謎は深まります。≪友達の彼氏を奪う女性の精神構造≫話は戻りますが、友達の彼氏と付き合ったり、結婚したりする女性について。作家で僧侶の小池龍之介さんは、「もともと(相手に恋人や奥さんがいると)知っていて付き合っている場合は、彼が好きなんじゃなくて、他の人のものが好き。手に入らないものが好きということ」と語っています。そういう女性は「手に入らない間はずっとドキドキしていて恋を楽しめるけれど、実際に自分のものになってしまうと、ドキドキがおさまり、つまらなくなってしまう」とも。常に“他人の芝生は青い”状態の女性は、永久に手に入らないような相手を好きになって苦しみ、悲劇のヒロインでいることが気持ち良くなるってことですね。≪芸能人と結婚する男性の本質≫…で、巷の不倫女子の場合は基本的に、既婚男性のほうが「今は楽しいけど、長い目で考えたら妻と一緒にいたほうがいい」と判断し、一時のお遊びで終わらせようとするわけですが…。芸能人と付き合えるクラスの男性になると「こっちもいい、でもこの人はもっといい」という感じで目移りして、不倫相手を選びがちなのかも!?青山さんがそうなのかはわかりませんが、上原さん以前もタレントと交際していたという噂もあるので、なんとなくそういうタイプなんじゃないか?と心配になります。観月さんも、彼が手に入った喜びで今はハッピーでも、しばらくしたら「刺激が足りん」と思うようになるかもしれないし…。≪観月さんと青山さんの相性≫ここまで良くないことばかり書いてきましたが、占いの結果によるとお2人の相性はこんな感じ。◆鑑定者:観月ありさ×青山光司◆鑑定結果:「一緒にいることで、お互いを育てることができるおふたりです。何気ない会話や一緒に取り組むことが、ごく自然にお互いに成長のためになります。」素晴らしい結果ですね!24年連続“連ドラ主演”のギネス更新中の観月さんには、プライベートでもバラ色の日々を過ごしていただきたいもの。そうじゃないと、全国のファンが泣いてしまいますから。観月さん、青山さん、どうぞ末永くお幸せに!(文=Kawauso)生年月日でわかるふたりの性格・相性【無料占い】
2015年03月26日「SMAP」の草なぎ剛が主演を務めるドラマ「銭の戦争」(関西テレビ・フジテレビ系)の撮影が全て終了し、このほどそのクランクアップの様子、さらに主演の草なぎさんを始め、ヒロインを演じた大島優子、木村文乃が撮影をふり返った。元エリート・白石富生(草なぎ剛)が身を持ち崩し転落…自分をどん底に陥れた闇金の世界で復讐を果たそうと奮闘する姿を描いた本作。先週放送された第10話では、赤松(渡部篤郎)から奪った20億円を倍に増やそうとするも、未央(大島優子)の良心に救われ、金の亡者になる寸前で踏みとどまった富生。最終話では、その20億円をめぐって赤松との熾烈なバトルを繰り広げることとなる。草なぎさんと共にクランクアップを迎えた、富生の相手・未央役の大島さんは、国民的アイドルグループ「AKB48」卒業後、初の連続ドラマとなったが「卒業後初のドラマがこの作品で本当に良かったなと思います」と語る。「とてもいい現場で、現場に来るのがとってもとっても好きでした。なにより笑顔が多い現場だったので、リラックスして挑むことができました」と挨拶した。大島さんから「本当にお世話になりました」と一礼された草なぎさんは「とんでもありません。じゃあ、これあげます!」と、スタッフから託された花束をそのまま渡そうとして、「スタッフのご厚意を!」(大島さん)とツッコまれるなど、最後まで富生と未央さながらのコンビ感を見せていた。一方、もうひとりのヒロイン・梢役を熱演した木村さん。クランクアップ時には草なぎさんから「すごく楽しかったです。未央とは違う立ち位置で、大人っぽくてとても素敵でした。梢を文乃さんが演じてくれて、僕もすごくやりやすかったです。セリフで『怪物だ』とか言ってすみませんでした」と謝罪の言葉を贈られたが、木村さんは「最後の最後まですっごく楽しい撮影でした!草なぎさんやジュディ(・オング)さんたちに支えられて、時々かまっても下さって、ありがとうございます(笑)」とはにかみながら感謝の言葉で応えた。2人がハグを交わしていると、その場にいたジュディさんが「ダメよ、触れたら(笑)!」と、梢の母・早和子としての“厳重注意”をしスタッフを爆笑させていた。2人のヒロインを始め共演キャストやスタッフたちの苦労を労った草なぎさんは、演じた富生という役をふり返り、「こんなにも一つの役を通していろんな感情が芽生えたのは初めてでした。人に対して優しくなったり、憎たらしくなったり、人に対する色んな思いやりのあり方を感じる事ができました。復讐劇とはいいながら、様々な感情が絡み合ったドラマだと思います」と思い入れたっぷりの様子。そして改めて「皆さん本当にお疲れさまでした。今、胸がいっぱいで何を言っていいか分からないんですけど…本当に楽しかったです!」と目に少し涙を浮かべながら、「いい作品といい役に巡り合えてすごく勉強になりましたし、ドラマってたくさんの可能性を秘めているんだということを改めて実感できた作品でした。今後も皆さんと一緒にいいドラマを作っていきたいと思います」と熱い思いを語っていた。「銭の戦争」最終回は、3月17日(火)22時~15分拡大SPで関西テレビ・フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年03月16日戦場カメラマンの渡部陽一が2月13日(金)、『アメリカン・スナイパー』の特別試写会に出席した。イラク戦争で活躍した“米軍史上最強の狙撃手”の自伝を映画化。渡部さんは自身の経験を重ねながら、兵士やジャーナリストが危険な戦地に身を置く理由を語った。クリント・イーストウッド監督がメガホンをとった本作の主人公は、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに所属し、4度のイラク遠征で多くの仲間を救った狙撃手のクリス・カイル。敵兵からは悪魔と恐れられ、常に命を狙われる彼の胸にあるのは「良き夫であり、良き父でありたい」という願いと葛藤だった…。2003年のイラク戦争で、米軍従軍(EMBED)取材を経験した渡部さんは、「ある兵士は『一度戦場に足を踏み入れた人間は、生還しても必ず戦場に戻ってくる。まるで中毒だ』と言っていた。僕もその言葉に大きく影響されている」と神妙な面持ちでふり返る。そして、「戦地での悲しい現実を目の当たりにし、また戻りたくなる衝動にかられる。それは兵士だけではなく、ジャーナリストも同じ。僕らの間では“戦場カメラマン症候群”という言葉もあり、実際、ベイルート、バグダッド、カンダハール…どこに行っても、現場にいるのは同じメンツですね」と当事者にしか知りえない本音と心境を明かしていた。「戦争の犠牲者はいつも子ども。彼らの声を世界に届けるため、今後も戦場カメラマンとして丁寧に取材を重ねたい」と渡部さん。映画が描く戦場の“リアル”にも太鼓判を押し、「どんなに経験を重ねたプロでも、戦争の狂気から逃れることはできない。ぜひ、この作品を通して、いまこの瞬間、何をすべきか考えてもらえれば。自分の足元を気づかせてくれる作品」と力強くアピールしていた。本作は米興行収入は2億5,000万ドル(300億円)を突破し、クリント・イーストウッド監督最大のヒットを記録中で、第87回アカデミー賞では「作品賞」をはじめ6部門で候補になっている。本作でイーストウッド監督と初タッグを組み、3年連続で「主演男優賞」にノミネートされたブラッドリー・クーパーが、プロデューサーも兼任している。『アメリカン・スナイパー』は2月21日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・スナイパー 2015年2月21日より全国にて公開(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年02月13日WOWOWの連続ドラマ『翳りゆく夏』の完成披露試写会が15日、都内で行われ、出演者の渡部篤郎、時任三郎、橋爪功、前田敦子、板谷由夏と波多野貴文監督が舞台あいさつを行った。同ドラマは、江戸川乱歩賞を受賞した赤井三尋の同名小説が原作。20年前の誘拐事件の犯人の娘の大手新聞社への入社が決まり、それが週刊誌にスクープされる。同社の窓際社員である元敏腕記者の梶は社長の命令で、かつて追いかけた事件を20年ぶりに調べ直すが、その裏には驚くべき真相が隠されていた、というストーリー。2年ぶりのWOWOWドラマ出演となり、20年前の事件を追う主人公・梶を演じる渡部は「難しい役で、脚本も素晴らしかったので自分に務まるか不安でしたが、みなさんの力を借りてやりました」と語る。梶の良き理解者である人事部長の武藤を演じている時任は「いい仕事に参加させていただきました」と笑顔を見せ、渡部は「小さい頃から拝見していて、仕事でお会いする機会がなかなかなかったので。まだまだ先輩方に教わることがたくさんあります」と共演を喜んだ。前田は、20年前の事件の唯一の目撃者で、いまは風俗嬢として働く女性を演じているが、決して出演シーンが多いわけではない中で過去を含めて登場人物を表現せねばならず「難しい役をやらせていただきました。監督や渡部さんが引っ張ってくださいました」と語った。渡部は、初共演となった前田とのシーンについて「お芝居をしてすぐに役の持っている心のひだまで素敵に演じてくださって、ビックリしました。説明がなくても声や目の動きで表現されていて、私が付いていった感じで引っ張られました」と称賛した。また、新聞社の社長を演じる橋爪は、前田とのシーンがあるものと楽しみにしていたようだが、共演シーンはなく、「騙されたというか、降りようかと思いました(笑)」と語り、会場は笑いに包まれた。さらに橋爪は、渡部からの前田への称賛の声に「風俗嬢にピッタリってこと(笑)?」とツッコミ、これには前田も「なんでですか!」と苦笑を浮かべていた。連続ドラマW『翳りゆく夏』は1月18日(毎週日曜 22:00~ 全5話 第1話無料放送)より放送スタート。
2015年01月16日WOWOWの連続ドラマWで放送される「翳りゆく夏」の完成披露試写会が1月15日(木)に行われ、主演の渡部篤郎を始め、時任三郎、前田敦子、板谷由夏、橋爪功、波多野貴文監督が舞台挨拶に登壇した。江戸川乱歩賞受賞の赤井三尋の同名サスペンスを映像化。20年前の誘拐事件の死んだ犯人の娘が大手新聞社に入社することが週刊誌にスクープされる。かつては敏腕記者として鳴らしながら、いまは窓際社員となっていた梶は、かつての事件をもう一度洗い直し始めるのだが…。渡部さんは「女と男の熱帯」以来、2年ぶりのWOWOWドラマ出演。今回の梶役について「難しい役で、脚本も素晴らしかったので自分に務まるか不安でした」と漏らしつつ「みなさんの力を借りてやりました」と語った。その渡部さんが「男として憧れている」存在で、共演を熱望したというのが梶の理解者である人事部長の武藤を演じた時任さん。以前『緑の街』で渡部さんと共演してはいるものの、同じシーンはなかった。時任さんが「いい仕事に参加させていただきました」と言えば、渡部さんは「小さい頃から拝見していましたが、お仕事でお会いする機会がなくて…。先輩から教わることがまだまだたくさんあります」と嬉しそうに語った。前田さんと渡部さんも初共演。前田さんは、20年前に事件を唯一目撃した少女で、いまは風俗嬢をしている女性を演じているが、決して出演シーンが長くはなく、説明的なセリフも多くはない中で人物像や背景を表現しなくてはならず「すごく難しい役をやらせていただきました。監督と渡部さんが引っ張ってくださったのでついていっただけです」とふり返った。渡部さんはそんな前田さんの言葉に対し「私(=梶役)は人物の過去が描かれているけど前田さんの役はそれが一切ない中で『目撃した』ということと現代だけ。でもお芝居をしてすぐに、役の持つ心のひだを素敵に演じられていて、ビックリしました。私の方が引っ張られてついていった感じでした」と絶賛。波多野監督も「短いシーンに過去が見えて、存在感が強かった」と前田さんを称えた。橋爪さんは、新聞社の社長役で芝居をした相手は渡部さんと時任さんだけ。実は、前田さんと共演を楽しみにしていたそうで、共演シーンがないと知ったときは「だまされた!」と感じたとか…。「(作品を)降りようかと思った…」と恨みのこもった口調で語り、渡部さんや監督からの前田さんへの絶賛についても「風俗嬢が似合うってこと?」と茶々を入れ、これには前田さんも「なんでですか!」と苦笑していた。連続ドラマW「翳りゆく夏」は1月18日(日)より放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日2015年1月18日からWOWOWでスタートする渡部篤郎主演の連続ドラマ『翳りゆく夏』に、門脇麦と前田敦子が出演することが21日、明らかになった。ドラマは20年前に起きた新生児誘拐事件を発端に、誘拐犯の娘が大手新聞社に内定することから展開するノンストップ・サスペンス。門脇は物語の舞台である新聞社に内定する女子大生・朝倉比呂子を演じる。門脇は「朝倉比呂子という女子大生が内定をもらうところからこの物語、そして封印された事件の真相が動き出すということで、この役を演じさせていただくことの責任感を強く感じました」と話し、「幼い頃から誘拐犯の娘という生き辛い運命を背負って生きてきた女の子ですが、素直で聡明で、たまに天然ともいえる面白い発言もあったりして、とても魅力的な女性だと思います。過去に生きる大人たちの中で、未来に向かって進んでいこうとする比呂子たち若者がこの物語の希望の存在となれるよう演じられたらと思っています」と意気込んでいる。また、前田敦子は、20年前の誘拐事件の唯一の目撃者であり現在は風俗嬢、という難役でWOWOWドラマ初出演となる。ほかにも板谷由夏、鶴田真由といった実力派女優も出演する。連続ドラマ『翳りゆく夏』はWOWOWプライムにて2015年1月18日(毎週日曜 22:00~ 全5話)スタート(第1話無料放送)。
2014年11月21日江戸川乱歩賞を受賞した赤井三尋原作の『翳りゆく夏』が渡部篤郎主演、波多野貴文監督で連続ドラマ化され、2015年1月18日からWOWOWでスタートすることが7日、明らかになった。ドラマは、20年前に起きた新生児誘拐犯の娘が大手新聞社に内定したことから始まるノンストップ・サスペンスドラマ。その新聞社の元敏腕記者で、ある事件がきっかけに窓際に追いやられていた梶秀和(渡部篤郎)は社長から新生児誘拐事件の再調査を言い渡され、取材を続けていくうちに衝撃的な真実へとたどり着く。主人公の梶を演じる渡部は「WOWOWの作品に出演させていただけることは毎回うれしく、そして映画ファンのお客様に見ていただいているので、さらに高尚な作品にしなければと気持ちを引き締めて挑んでいます。サスペンスの要素がたくさんある作品ですが、人間の心のひだや哀しみ、欲望などが随所に描かれています。重厚な作品をお見せ出来ればと思っています」と、主役を演じる意気込みを語っている。今から16年前、助監督時代に渡部と仕事をしたことがある波多野監督は「与えられた環境の中でも未来へ向かって強く生きる子供の姿、そして守るべきものがあるからこそ弱くなってしまう大人の姿を対照的にしっかり描いていきたい。今回は監督という立場で渡部さんとご一緒出来ることをとてもうれしく思います。渡部さんの持つ大人の深みや哀愁は必ず主人公の梶というキャラクターを魅力的にしてくれると確信しています」と信頼を寄せる。原作者の赤井氏は「『翳りゆく夏』は江戸川乱歩賞を受賞した私のデビュー作です。だから、作品に対する思い入れも強く、今回映像化されるにあたってかなりの期待を抱いています。小説と映像化作品はまったくといっていいほど別の作品になることが多いようですが、準備稿を拝見させていただいて、ひそかな喜びを感じました。原作に忠実に構成されていたからです。執筆時にはかなり苦吟した身代金引き渡しのシーンなどが映像でどのように表現されるのか、今から楽しみです」とコメントしている。出演はほかに時任三郎、菅田将暉、岩松了、滝藤賢一、長谷川朝晴、木場勝己、佐藤B作、嶋田久作。連続ドラマ『翳りゆく夏』はWOWOWプライムにて2015年1月18日(毎週日曜 22:00~ 全5話)スタート。
2014年11月07日『外事警察 その男に騙されるな』など重厚な演技で人々を魅了する渡部篤郎が、2015年1月スタートのWOWOW・日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 翳りゆく夏」で主演を務めることが決定。作家・赤井三尋による「江戸川乱歩賞」受賞の傑作サスペンスのドラマ化で、時任三郎や菅田将暉、滝藤賢一ら豪華実力派キャストたちと競演を見せることが分かった。ある大病院で新生児誘拐事件が発生。犯人はなぜか、赤ん坊の両親ではなく病院長に身代金を要求する。だが、身代金を手にした犯人は警察の追跡中に事故死。以来、その新生児が見つかることはなかった。それから20年後。大手の東西新聞社にその誘拐事件の犯人の娘が内定し、週刊誌にスクープ記事を掲載されてしまう。人事部長の武藤(時任三郎)は、何としても彼女を守り、入社させようとする。また、あることをきっかけに編集資料室勤務の“窓際社員”となっていた元・敏腕記者の梶秀和(渡部篤郎)には、社長から直々に新生児誘拐事件の再調査が言い渡されるのだが…。本作は、20年の年月を経て、再び新生児誘拐事件を追う窓際の新聞記者が、かつて封印された真実に迫っていくノンストップ・サスペンス。原作は、推理小説界の名誉ある賞「第49回江戸川乱歩賞」を受賞した赤井三尋による同名小説。主人公を演じるのは、哀愁漂う演技を得意とする渡部篤郎。また、そんな主人公を支える人事部長役には“渋メン”演技派の時任三郎、その息子で誘拐犯の娘と同じ大学に通う青年には、『共喰い』『そこのみにて光輝く』など若手実力派として頭角を現わす菅田将暉。そのほか、岩松了、滝藤賢一、佐藤B作、嶋田久作といった個性豊かな本格派俳優たちが脇を固めている。さらに、まだ明らかにされていないが、物語のキーパーソンとなる女性登場人物たちにも素晴らしい女優陣がキャスティングされているという。監督は大ヒットした『SP』シリーズを手掛けた波多野貴文が務め、過去と現在を交錯させながら緊張感とスピード感溢れるダイナミックな映像で、次々と浮かび上がる疑惑に迫っていく。脚本は「ドラマWスペシャル なぜ君は絶望と闘えたのか」の吉本昌弘が担当する。渡部さんは「波多野監督とは、監督が助監督時代に一度ご一緒させていただいております。その後の活躍もよく存じております。今作品の監督の思いに、応えられるよう最善を尽くしたいと思っています」とコメント。さらに、「サスペンスの要素が沢山ある作品ですが、人間の心の襞や哀しみ、欲望などが随所に描かれています。重厚な作品をお見せできればと思っています」と見どころを語った。また、原作の赤井さんも、本作について「思い入れも強く、今回映像化されるにあたって、かなりの期待を抱いています」と語り、監督らが考える原作に忠実な構成には確信を得たようで「執筆時には、かなり苦吟した身代金引き渡しのシーンなどが、映像でどのように表現されるのか、いまから楽しみです」と明かした。波多野監督は、「渡部さんの持つ大人の深みや哀愁は必ず主人公の梶というキャラクターを魅力的にしてくれると確信しています」とコメント。「テーマを真正面から描くことができるWOWOWドラマを初めて演出するにあたり、与えられた環境の中でも未来へ向かって強く生きる子どもの姿、そして守るべきものがあるからこそ弱くなってしまう大人の姿を対照的にしっかり描いていきたいと思います」と意気込みを寄せている。日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 翳りゆく夏」は2015年1月18日(日)22:00よりWOWOWにてスタート(※全5話)(text:cinemacafe.net)
2014年11月07日現在、日本テレビ系列で放映中のテレビドラマ『ST 赤と白の捜査ファイル』の映画化が決定した。藤原竜也、岡田将生らメインキャストが続投し、2015年1月10日(土)に全国東宝系にて公開される。本ドラマは、今野敏の『ST 警視庁科学特捜班』シリーズが原作。優れた能力を持った風変わりなST(=科学特捜班)メンバーが、次々と起こる難事件を解決していく姿が描かれる。藤原は一匹狼を気取る対人恐怖症のSTリーダー・赤城左門役、岡田は、気弱なエリート警部・百合根友久役を演じる。映画版には、STメンバーの志田未来、芦名星、窪田正孝、三宅弘城をはじめ、田中哲司、林遣都、瀬戸朝香、渡部篤郎が続投する。藤原は「3か月間、暑い中で共に撮影を頑張ってきたSTメンバー、そして監督はじめスタッフさんと一緒に映画も撮れることになり嬉しく思います。ドラマの中で描かれてきたSTメンバーそれぞれのエピソードや背景を踏まえて、また皆が各々の力を活かして映画の中でも活躍しますので是非ご期待ください。赤城と百合根の関係にもまた変化が見られると思います」とコメント。岡田は「映画化ということで、またSTメンバーと事件に立ち向かいます。連ドラの時以上にメンバーがまとまって犯人を追い詰めていきますし、百合根の成長も垣間見れます。撮影が楽しみで仕方ありません」とコメントを寄せている。『ST 赤と白の捜査ファイル』2015年1月10日(土)全国東宝系にて公開
2014年08月06日米倉涼子・主演のフジテレビのスペシャルドラマ「アウトバーン マル暴の女刑事・八神瑛子」の完成披露試写会が、8月4日(月)に行われ、主演の米倉さんを始め、渡部篤郎、斎藤工ら共演者が出席。登壇者たちのトーク中、斎藤さんは「いま日本一エロい男優」という称号を与えられ、苦笑いを浮かべる一幕があった。組織犯罪対策課の刑事・八神瑛子(米倉さん)が、本業とは別に副業としてしている裏社会の悪人退治に奮闘する姿を痛快に描いた本作。斎藤さんが本作で演じるのは、西田敏行扮する組長率いる印旛会千波組の若手幹部・甲斐道明。米倉さん演じる瑛子との恋愛も(?)という色気漂う役どころだ。この日、斎藤さんは「いい意味でTV向きではない原作(深町秋生の『組織犯罪対策課八神瑛子』シリーズ)を、米倉さんをリーダーに作る、ということにプロジェクトとしてワクワクしましたし、自分がその一員になってもいいのかなと、撮影初日まで思ってました」と恐縮気味に挨拶。そんな斎藤さんは現在、上戸彩が“不倫妻”を演じることで話題のドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で上戸さんの不倫相手も務めていることもあり、プロデューサーの栗原美和子氏から「いま日本一エロい男優です」と称号が与えられると、女性ファンからは「キャ~」という黄色い歓声が上がった。斎藤さんは「役柄も、私もそれなりにエロいです」と照れ笑いを浮かべていた。そんな斎藤さんと共演した陣内さんは、「(斉藤)工が凄くなじんでたんですよね」とそのハマりっぷりを絶賛。ヤクザの若頭ということで「普段、Vシネに出てる人たちの中で凄い馴染んでて、工って分からなかったんですよ。いま、見ると『昼顔』に軸足を置いてるんだなって分かるけど、僕と会ったときは、肉も付いてうっすらヒゲもあってこんだけ化けるんだこいつって、ちょっとビックリしました」とベタ褒めだった。様々なトークを共演者やMCから投げかけられても終始、真面目に答えていた斎藤さん。終盤には、その真面目っぷりに米倉さんは「渡部さん、酔わせてボロボロにしてみたいでしょ?酔ったところが見てみたい」と渡部さんを巻き込みながら、謎の願望をカミングアウトしていた。土曜プレミアム・スペシャルドラマ「アウトバーン マル暴の女刑事・八神瑛子」は8月9日(土)21時~23時10分、フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年08月04日佐藤健と渡部篤郎が親子役を演じる刑事ドラマとして注目を集めている「ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~」(フジテレビ)。このほど、第18回東京ガールズコレクション 2014S/S(TGC)で「Miss TGC 2014グランプリ」を受賞した茨城県出身の高校生・池沢美緒が本作で女優デビューを果たすことが明らかとなった。池沢さんのドラマ出演は、3月に開催された第18回TGCでMiss TGC 2014グランプリを受賞した際の副賞。そんな彼女が初めての演技で挑むのは、“キャバクラ嬢”だ。先日、無事に撮影も終了し、5月27日(火)放送の第7話で初演技がお披露目される。池沢さんが登場するのは、前田瞳(忽那汐里)に冷たくされて落ち込む佐原夏輝(佐藤健)を見た島尾明村(渡部篤郎)が、捜査と偽ってキャバクラに連れて行くシーン。親子で訪れたキャバクラで、キャバ嬢・ユナ(小蜜)と池沢さん演じるミオが2人を挟んで接客するのだとか。撮影を終えた池沢さんは、「演技は初めてで、すごく緊張しました。昨日の夜もほとんど眠れませんでした…演技をしている自分を(モニターで)見られていないのですごく不安なんですが、とりあえず自分がやれることはしっかりできたと思うので、それは良かったと思ってます。現場のみなさんが緊張を和らげようとしてくれて、本当に感謝しています。でも、やっぱり初めてのことばかりで、終わったいまも緊張が残っている感じです」とふり返る。また、現場では「渡部さんからはアドバイスをいただきました。『もっと声を張った方がいいよ』とか、『もう少し自然に』とか、本当に勉強になりました。佐藤さんも話しかけてくださって、緊張をほぐそうとしてくれました。やりやすい環境を作ってくれました。『応援してるよ!』って言ってくださって泣きそうになるくらい嬉しかったです」と先輩たちからエールをもらったようだ。「話すことが苦手で、モデルの方が楽です(笑)」という池沢さん。TGC史上過去最多の応募数10,213通の中から頂点に立った彼女が、“夜の蝶”キャバ嬢役でどんな演技を見せてくれるのか?ドラマ「ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~」は毎週(火)21時~21時54分、フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年05月26日松本人志の監督作第4弾『R100』が5日、全国で封切られ、東京・新宿バルト9で初日舞台あいさつが行われた。上映後の観客を前に、松本監督は「一人くらいこんなメチャクチャな監督がいてもいいのかなと思う」と独自の映画スタイルに自信を示し、「最後の最後は、常にビックリさせたいという気持ちがある。ドMがものすごいSと関わるとどうなるか……。海外でも上映中は受けに受けたが、最後のシーンでは皆ポカーンとなっていた」と結末への強いこだわりを語っていた。その他の写真舞台あいさつには松本監督をはじめ、大森南朋、大地真央、寺島しのぶ、佐藤江梨子、渡辺直美、渡部篤郎が登壇。映画は開けてはいけない扉を開き“謎のクラブ”へと入会してしまったドMな主人公・片山(大森)が、時と場所を選ばず派遣される個性豊かな“女王様”(大地、寺島、佐藤、渡辺ら)に翻弄される姿を描く。松本監督がプロの俳優を多数起用し、映画製作するのは初めてで「芸人だったらコントになってしまうシーンも、役者さんだと絶妙なバランスが生まれる。この経験は勉強になった」という。豪華な女優陣に関しては「ここにいる女王様とは、誰とも恋に落ちることがなく(笑)。ややこしい関係にならず良かった。撮影後、鞭が2つ足りないことが分かって、もしかして誰か目覚めちゃったんでしょうか!?」と笑いを誘っていた。主演を務める大森は「映画を観終わった皆さんが、僕をどんな目で見ているか気になりますが……(笑)。監督からお仕事いただき、嬉しかったですね。刺激的な時間を過ごすことができた」とドMな主人公という難役にも手応えは十分。「私にとっても挑戦だった」(大地)、「楽しい時間でした」(寺島)、「すごく知的な映画」(渡部)とキャスト陣も独特な“松本ワールド”に魅了されていた。現在開催中の第18回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門への出品も決まっており、渡辺が劇中と同じボンデージ衣装で現地入りする予定。2014年の全米公開も決定している。『R100』公開中取材・文・写真:内田 涼
2013年10月05日TBSの金曜ドラマ「クロコーチ」の制作発表記者会見が10月3日(木)に行われ、主演の長瀬智也(TOKIO)を始め、剛力彩芽、東幹久、金子賢、渡部篤郎ら出演陣が顔を揃えた。昭和の未解決事件“三億円事件”の謎に迫る本作。長瀬さんが演じるのは“県警の闇”と言われる悪徳刑事が「毒を以て毒を制す」とばかり、悪に切り込んでいく。俳優陣は役の衣裳のままで登場し、長瀬さんは、黒いスーツに赤いネクタイ、「久しぶり」の短髪に無精ひげといういでたち。長瀬さんは以前、三億円事件を題材にしたドラマ「三億円事件~20世紀最後の謎~」に出演し、事件の犯人役を演じ、しかもそのドラマでも渡部さんと共演しており「そのときから事件に対してずっと興味を持っていました。またこの事件に関わるドラマということでつながるものを感じてます」と語る。同局の前クールの大ヒットドラマ「半沢直樹」の決めゼリフを引用し「倍返しではなく恩返しできるように頑張りたい!」と言葉に力を込める。黒河内とコンビを組む記憶力抜群の生真面目なキャリア組の刑事・清家を演じる剛力さんは、三億円事件についてはこの話が来るまで「そんな事件があった気がする。(犯人の)あのモンタージュ写真を見たことがあるような気がする…という感じでした。私の世代は結構、そうかもしれません」ともはや、若い世代にとっては遠い昔の45年前の事件に思いを巡らせ「そういう人にも事件を知っていただけたら。黒河内とのコンビの中で誰が善で悪なのか?ということを考えながら成長していく姿を見せたい」と意気込みを口にした。長瀬さんが「オセロのよう」と言うほど対照的なタイプの黒河内と清家だが、現場ではそんな劇中の関係とは裏腹に2人はいつも仲良く話をしているとか。剛力さんは長瀬さんについて「いつも明るくて笑顔で、真剣なときとの差が激しいです。重いシーンも多いんですが、合間にいろんな話をして楽しいです。いつも私が自分の家族の話をして、長瀬さんはいつも聞いてくださってます」とニッコリ。長瀬さんは「いつも癒されてます(笑)」とほおを緩めつつ、剛力さんについて「彼女なりに考えていて、カメラの前でぶつかって、言葉じゃない“何か”を感じることがあり、ケミストリーを起こしていると思います」とコンビへの手応えを明かした。事件のカギを握る県知事役の渡部さんは「いくつか(三億円事件に関する)きわどい作品をやったけど、まだまだあるんだなと感じました。エンターテイメント性も強いです」と作品を評する。役柄についていい人か悪い人かを問われると「ワル役だよ」と意味ありげに微笑んだ。もしも3億円が手に入ったら?という問いに長瀬さんは「ばらまきたい!ばらまくほど持つことがないので」と何とも豪勢な回答。この日は実際に3億円分の札束が会見場に運び込まれたが、そのうち本作のプロデューサーの“私物”だという100万円分の札束を、長瀬さんが実際にばらまくというパフォーマンスを敢行(もちろん、ばらまいたお札は即回収)!何枚かを長瀬さんは懐に収めようとして笑いを誘っていた。「クロコーチ」は10月11日(金)より放送開始(初回85分スペシャル)。(黒豆直樹(cinema名義))
2013年10月03日松本人志監督・最新作『R100』の完成披露試写会が9月24日(火)に行われ松本監督、主演の大森南朋ら総勢12名が舞台挨拶に登壇。本作がニューヨーク、ロサンゼルスなど主要都市を中心に北米で劇場公開されることも発表された。筋金入りのマゾヒストの男が秘密の会員制SMクラブと契約したことで、日常生活で次々と“女王様”の襲来を受けることとなるが、次第に彼女たちの攻撃がエスカレートしていき…。この日は松本監督、大森さんに加え、SM女王役の大地真央、寺島しのぶ、冨永愛、佐藤江梨子、片桐はいり、大森さんの妻と息子役のYOUと子役の西本晴紀、義理の父親役の前田吟、SMクラブのマネージャーの松尾スズキ、そして正体不明の“謎の男”として出演している渡部篤郎も出席。大森さんはこれから映画を観る満員の観客を前に、「僕のあられもない姿を見られるかと思うと胸が痛みます」と苦笑する。これまで数々の役柄を演じてきたが「ボンテージは着る機会がなかった」という寺島さんは、「隣りにいる南朋ちゃんをボロボロにします。やってるうちにそうなってくるんだなと、“Sの世界”を体験した気がします」とこれまで知らなかった扉が開いたよう?さらに、松本監督のファンだというフランス人の夫が来場していることを明かし、「家に帰って(SMプレイを)やってくれと言われたらどうしよう?期待してます(笑)」と語り、会場を沸かせた。松尾さんは、本作を「あらゆる意味で危険な映画」と評する。カフェのマスターを好演しているNHKの「あまちゃん」が最終週を迎えているが、「せっかく『あまちゃん』で築いた良いマスターのイメージがガラガラと崩れていくかも」とイメージダウンを危惧。同じく「あまちゃん」出演中の片桐さんは、SMのボンテージを「海女のスウェットスーツと似た感じですね」と爆弾発言で、松尾さんから「海女さんに謝ってください!」とたしなめられていた。これまでトロント国際映画祭の場に自ら足を運んだほか、国内でも札幌や広島など各所での上映に赴いて観客の反応を見てきた松本監督は、「全部でウケてますねん。今日もウケますね」と自信満々。「いままでにない世界観というか“松本ブランド”みたいなものが出来てきたのかな」と手応え十分のよう。北米公開決定にも「まだ新人に毛の生えたようなもんですが…」と謙虚に語るかと思いきや、「その割によくやってる」と自画自賛。自身はSか?Mか?と尋ねられると「そりゃMでしょう!」と最後までその口調は滑らかだった。『R100』は10月5日(土)より全国にて公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:R100 2013年10月5日より全国にて公開(C) 吉本興業株式会社
2013年09月24日大泉洋主演の『探偵はBARにいる2~ススキノ大交差点~』の完成披露試写会が3月27日(水)に開催され、大泉さんを始め松田龍平、尾野真千子、渡部篤郎、橋本一監督が舞台挨拶に登壇した。東直己のススキノ探偵シリーズを原作に札幌の繁華街を根城にする“探偵”の活躍を描いたヒット作品の続編。今回はオカマバーで起きた殺人事件にハードボイルドな探偵とその相棒の高田が奔走することになる。舞台挨拶の前に銀座の東映本社の屋上で報道陣向けの写真撮影が行われたが、この日の夕暮れ時の屋上は息が白くなるほどの寒さ!大泉さんは「何で屋上なのか…?僕たちも分かりません。『何で?』と聞いても東映の宣伝部からは『ニューヨークみたいですね』とかあいまいな答えしか返ってこなかった」と恨めしそうに語る。ちなみに撮影中もたびたび悪天候に苦しめられたそうで「5月11日の初日も雨が降ることを確信しております」と自虐的に語っていた。あまりの寒さに、大泉さんは尾野さんからさっさと終わるようにと無言のプレッシャーを掛けられていたようだが、ついに堪忍袋の緒が切れたか尾野さんに向き直り「お前、『早く終われ』みたいな空気出すな!」と怒りを爆発させていた。主演とヒロインの険悪なムードはその後の舞台挨拶でも変わらず。尾野さんはしきりと大泉さんを横から睨み付け、大泉さんは「何見てんだよ?蹴っ飛ばすぞ」と恫喝。さらに大泉さんは「映画を観て尾野真千子に『素晴らしかった!出演してくれてありがとう』とメールしたのにまさかの無視だった」と暴露するなど、晴れの舞台でたびたび尾野さんへの“口撃”を繰り返す。尾野さんは「メールアドレスが違うんじゃないですか?」とクールに切り返し、さらに「現場で私の顔を見ながら『(前作でヒロインを務めた)小雪さんはかわいかったなぁ』って言われた」「私より前の(撮影の)45分も前からメイク室を占領してた」など反撃を開始。これには大泉さんもタジタジで「ヒロインと仲がうまくいかない…」と地団太を踏んでいた。松田さんは前作を超える激しいカーアクションにスタントなしで挑戦しており「ここを走るの?ってとこを走りましたが、大泉さんが隣でうるさかった」と述懐。すかさず大泉さんから「龍平くんは『ここは飛ばすなよ』ってところで飛ばす。サイドブレーキを入れたままで『この車、スピードが出ないな』とか言ってるし、そのくせ『大丈夫ですよ、僕は運転が上手いから』とか言う。こういう人の運転する車は乗りたくない!」と激しく突っ込まれていた。前作に続いてのコンビ再結成だが松田さんは「パート1をやっていた頃は何とか大泉さんのしゃべりの技術を盗めないかと思ってましたが、今回またお会いして無理だと分かった」と抑揚のないローテンションな口調で語り、大泉さんは「盗もうなんて気持ちをみじんも感じさせなかったね」とあきれ気味。会場は笑いに包まれた。『探偵はBARにいる2~ススキノ大交差点~』は5月11日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探偵はBARにいる2 2013年5月11日より全国にて公開
2013年03月27日渡部篤郎『探偵はBARにいる2』で大物政治家役に「欧米の政治家の雰囲気が出れば」昨年大ヒットを記録した大泉洋と松田龍平のコンビを主演で贈る『探偵はBARにいる』の続編となる『探偵はBARにいる2』で、物語の鍵を握る大物政治家役として渡部篤郎が出演していることが明らかとなった。東直己の手による「ススキノ探偵」シリーズの「探偵はひとりぼっち」(ハヤカワ文庫刊)を原作に、大泉さん演じる酒好きで美人に弱く、街と仲間を愛する主人公の探偵と、松田さん演じる喧嘩はめっぽう強いが、いつも探偵のピンチに遅れて来るマイペースな相棒・高田がススキノで発生した事件の謎を追って奔走する姿が描かれる。今回、渡部さんが演じるのはキーパーソンとなる政治家・橡脇で、演説シーンにも挑戦しているというが、クランクアップ時のコメントでは「特定のどなたかを意識してはおりませんが、欧米の政治家の方の雰囲気が出ればいいな、と思って演じました。大通公園での演説シーンは、沢山のエキストラの方が来てくれ、いままでは気持ちを奮い立たせて臨むことが多かったのですが、今回はあの場に立つだけで自然に演じることができました」と語っている。さらに、前作『探偵はBARにいる』の大ファンだったようで「僕はお客さんの気持ちで映画を観るので、楽しめました。小さい頃に観ていたような雰囲気の映画だな、と。わざと懐かしい雰囲気にしていていると聞いて、素晴らしいと思いました!」と明かしてくれた。本作での撮影も「和食屋さんに行き、好きなものを沢山いただきました」と北海道ロケを存分に楽しんだよう。まだまだ謎が多い本作だが、果たして渡部さんに、大泉さん&松田さんの名コンビがどのように絡んでいくのか、期待して公開を待ちたい。『探偵はBARにいる2』は2013年5月11日(土)より全国にて公開。■関連作品:探偵はBARにいる2 2013年5月11日より全国にて公開
2012年12月13日「仮面ライダーオーズ」の渡部秀&三浦涼介のコンビによる最新映画『PIECE~記憶の欠片~』の完成披露試写会が8月18日(土)に行われ、渡部さんと三浦さん、下山天監督が上映後の舞台挨拶に登壇した。東映が「TOEI HERO NEXT」と銘打って開始した新レーベルの第1弾となる本作。トラウマを抱えた元エリート記者・智紀(渡部さん)と五重人格のカメラマン・零(三浦さん)というコンビの2人が、人々を石化して死に至らしめる謎の事件の真相に挑んでいく。「オーズ」の映司×アンクのコンビが忘れられないファンが客席で掲げる「おかえり」というボードを見やりつつ、渡部さんは「ただいま(笑)。みなさんの前にこうして帰ってこられて光栄です」と笑顔を浮かべた。渡部さんは酒に溺れるやさぐれた記者という、「オーズ」のときとは全く異なるタイプの役となったが「普段、涼くんとお酒飲んだりするときもあまり酔ったりしないし、涼くんは寝ちゃったり泣いたりするけど(笑)」と暴露を交えつつ、これまでとは違った新たな挑戦だったとふり返る。多重人格者を演じきった三浦さんも「5役、大変でした。頑張ったんだよ」と映画が完成してホッとした表情。「台本を読んでるときはニュアンスが違うけど、演じるときは見た目も変わらないまま。いろいろ調べて(多重人格者の)映像を見たりして自分なりにやりました」と明かす。渡部さんは「一緒に撮影してても難しそうだなと思いました」と三浦さんの苦労を慮る。特に多重人格のシーンの中での見どころは、唯一の女性人格である“女医の綾”の逆行催眠のシーン。渡部さんは「あのエロさはヤバいでしょ!18禁だなと思いました」と感想を語る。三浦さんは「緊張した」と言うが、体を密着させていた渡部さんは「涼くんの心拍がハンパなかった!」と証言。三浦さんは「秀くんから感じる熱もあった」と返すと客席を埋める女性ファンは色めきたった。メガホンを握った下山監督も、「男ながらに撮影でゾクゾクした」と2人が醸し出す官能的なムードに称賛を送った。一方、アクションシーンに関しては1年にわたってコンビを組んでいた2人とあって1発OKだったそうで、渡部さんは満面の笑みを浮かべ「さすがオレたち!」と自信満々にアピール。監督も渡部さんも三浦さんも、早くも続編の製作およびシリーズ化に向けて期待を口にしていた。『PIECE~記憶の欠片~』は9月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:PIECE~記憶の欠片~ 2012年9月1日より全国にて公開© 「PIECE」製作委員会
2012年08月20日ベストセラー小説やコミックの映画化作品が定着化して久しいが、同様にテレビドラマが好評を博して映画化、という流れも近年では少なくない。テレビ放送時の視聴者にとっては、どんなスケールで、誰がキャストとして加わり映画化されるのかは常に注目されるところ。シネマカフェでは、最近のブログ話題度総合ランキングを参考に、映画の“いま”の話題を分析!上位作品を検証すると、「ドラマの映画化」「刑事ドラマ」という共通点が見られた。今週のブログ話題度3位に浮上したのは、先週末に公開を迎えた『外事警察 その男に騙されるな』。NHKで放送された人気ドラマの劇場版である本作では、外国人によるテロを未然に防ぐことを任務とする警視庁公安部外事課の面々の、日の目を見ることがない活動が描かれる。実際に劇場に足を運び、“公安の魔物”と称される主人公・住本を熱演する渡部篤郎の迫真の演技に圧倒された観客の口コミが集まってのランクインとなった様子。続く4位にランクインしたのは、2011年の年間ベストセラー第1位を記録した東川篤哉のミステリー小説を櫻井翔(「嵐」)と北川景子主演で実写ドラマ化した「謎解きはディナーのあとで」の劇場版。ブログ上で語られるキーワードに「影山」、「毒舌」、「お嬢様」という言葉が多く並んでいることからも、櫻井さん演じる天才執事・影山のツンデレキャラに対する女性を中心とした人気ぶりがうかがえる。さらに、劇場版ではシンガポールでの海外ロケもあるとあって、スケールアップして戻ってくる名コンビの復活に喜びの声が多く挙がっている様子。ドラマ版が最高視聴率18.1%を記録した人気作だけに、劇場版も息の長いヒットになりそうだ。そして、7位には9月7日(金)より公開となる『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』がランクイン。TVドラマシリーズから3回にわたる映画化、さらにスピンオフ映画まで、15年の歳月にわたりファンを歓喜させてきた大人気刑事ドラマシリーズの最新作にして完結編となる本作。織田裕二扮する青島と対決を繰り広げる犯人役を「SMAP」の香取慎吾が務めることも決定し、公開はまだ少し先ながら、ここにきて注目度が急上昇。『踊る』シリーズに加え、スピンオフ映画『交渉人 真下正義』、『容疑者 室井慎次』も合わせた累計動員数はなんと3,000万人以上!日本中の注目が集まる人気シリーズの完結編とあって、秋には再び日本に“『踊る』旋風”が巻き起こることとなりそうだ。人気テレビドラマの映画化への高い注目に加え、「刑事もの」作品の健闘が見られる今週のブログ話題度ランキング。一口に「刑事もの」と言っても、鬼気迫るシリアスなものからクスリと笑えるコメディ要素満載のものまでその作風は多種多様。この中にあなたの気になる作品はある?ブログ話題度ランキング■ブログ話題度とは?ブログで話題の情報を提供する「kizasi.jp」独自のブログ解析エンジンにより、シネマカフェに掲載されている映画作品名がブログ上に掲載されている“話題度”をポイント化。いまブログ上で最も話題の映画作品のランキングを掲載しています。また、映画作品に関連する言葉も抽出して掲載。その作品がブログで、どのような言葉で語られているかを知ることができます。興行成績やDVD売上だけでは知ることの出来ない、映画ファンが“いま”話題にしている映画はどの作品か?ヒットの“kizasi”が見えてくるオリジナルランキングです。■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会謎解きはディナーのあとで 2013年、全国東宝系にて公開踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 2012年9月7日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン
2012年06月08日NHKで放送された人気ドラマの劇場版『外事警察 その男に騙されるな』が6月2日(土)に公開を迎え、主演の渡部篤郎を始め、真木よう子、尾野真千子、堀切園健太郎監督が舞台挨拶に登壇した。外国人によるテロを未然に防ぐことを任務とする警視庁公安部外事課の面々の、日の目を見ることはない活動を描く本作。朝鮮半島から流出したウランを利用した核テロの危機に、“公安の魔物”と称される住本(渡部さん)が立ち向かう。1回目の上映後の舞台挨拶となったが、決して爽快とは言えないストーリーの作品とあって渡部さんは「朝から大丈夫でしたか?」と少し心配そう。観客が力強く頷く様子を見てホッとした様子で、「大変な思いをして作ったので、みなさんに観ていただけて満足です」と笑顔を見せた。撮影は昨年のうちに終了したが公開までの間、渡部さんはプロモーションキャンペーンに奔走。この日も朝のうちにTV番組に出演し、その足で劇場に来場したが「慣れないバラエティにもひとりで出ました。来週も大阪にキャンペーンでひとりで伺います」と少々お疲れ気味の様子だった。真木さんは、捜査に協力する民間人の女性の役で、娘との生活を守るために夫を裏切らなくてはいけないつらい役どころを演じたが、もし自分が同じ立場に立ったら?という問いに、苦渋の表情を浮かべ「夫への裏切りですからねぇ…。でも娘を助けるためなら(演じた)果織と同じことをするんじゃないかなと思います」と語った。その真木さんとドラマに続いての出演となる尾野さんの“女の戦い”も本作の見どころだが、この日の舞台上でも“延長戦”が勃発!?尾野さんが2回目の共演となる真木さんについて「すごく素敵な方ですよ。さらに大人になった真木さんが見れました」と持ち上げつつ「現場では見ての通りですが…」と思わせぶりな言葉で口火を切ると、真木さんが「(現場で)ケンカばっかりしてました」と応戦。さらに「(尾野さんは)関西のオッサンみたいな感じ」と語り会場を沸かせた。だが「このメンバーの中で一番裏切りそうな人は?」というお題が出されると、2人は迷わず渡部さんを指さすなど共闘する場面も。「住本の印象が強い」(真木さん)、「っていうか、普段からそうですから。良い方ですけどムチャぶりとかしてくるし」(尾野さん)など、さっきまで静かに火花を散らしていた2人の矛先が突如、自分に向けられ渡部さんは苦笑いを浮かべていた。なお、本作では韓国でのロケも行われたが、この秋より韓国で公開されることも正式に決定。渡部さんは「『KARA』に会います!」とおどけつつ、「作品に参加した韓国人の俳優さんやスタッフのみなさんも喜んでくれると思います。嬉しいです」と喜びを語った。『外事警察 その男に騙されるな』は全国にて公開中。■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会
2012年06月04日実在する対国際テロ捜査専門の諜報部隊“外事警察”の姿を描くNHKドラマの劇場版『外事警察 その男に騙されるな』が6月2日、公開初日を迎え、ドラマに引き続き主演を務めた渡部篤郎をはじめ、真木よう子、尾野真千子、堀切園健太郎監督が丸の内TOEI(東京・銀座)で舞台あいさつを行った。その他の写真同日、約3週間に渡りロケを行った韓国での公開決定が発表され、渡部は「嬉しいですね。現地で一緒に頑張ったスタッフやキャストのみんなも喜んでくれると思う」と感無量。4月に開催された完成披露試写会にて堀切園監督から「KARAの出待ちをしていた。会えなかったみたいですけど」と暴露された渡部だが、この日は「KARAに会います」とリベンジを誓う場面もあった。流出した濃縮ウランと核テロ阻止のため、“公安の魔物”の異名を持つ住本(渡部)とその部下・松沢(尾野)ら外事四課が、テロ工作員の妻・果織(真木)を民間人スパイに仕立て、陰謀に立ち向かう姿をスリリングに描く。敵対し合う役柄の尾野と真木は、壇上でお互いの印象を聞かれても、しばし沈黙。尾野が「真木さんはすごく素敵な方」と言葉を絞り出すと、真木は「撮影中はケンカばかりしていた。関西のおっさんみたいな人」と突き放しピリピリムード?もちろん、実際には仲が良いといい、丁丁発止のやり取りで会場を盛り上げていた。そんな二人を尻目に、渡部は「今回の映画では単独行動が多かったが、キャンペーンも一人が多くて、慣れないバラエティ番組も一人…。来週も一人大阪にキャンペーンで行ってきます」と孤軍奮闘のPRに恨み節の様子だった。ドラマに引き続き演出を手がけ、映画デビューを飾った堀切園監督は「初日がこんなに緊張するものとは。実感としてはゴールというより、新たなスタートラインに立った感じ。ぜひ応援していただき、映画を可愛がってください」とアピール。製作にあたって、実際の元外事警察捜査官に取材をしたといい「取材は密室で行い、まるで自分が映画の登場人物になったかのような緊張感あふれる雰囲気だった」と振り返った。『外事警察 その男に騙されるな』公開中
2012年06月04日実在する対国際テロ捜査専門の諜報部隊“外事警察”の姿を描く『外事警察 その男に騙されるな』の公開を前に、主演の渡部篤郎がインタビューに応じた。渡部はNHKで放送されたドラマ『外事警察』に引き続き、“公安の魔物”の異名をもつ主人公・住本健司を熱演。目的のためには手段を選ばない、住本の魔物ぶりはスクリーンでも強烈に発揮されているが「映画だからといって余計な意識はしていませんし、演じることが楽しいだけですよ」(渡部)とあくまで自然体だ。その他の写真映画は麻生幾の同名小説を原案に、流出した濃縮ウランの日本上陸と核テロを阻止すべく、民間人をも平然と“協力者=スパイ”に仕立て上げる警視庁公安部外事課の非道を通して、正義のあり方を問いかける重厚な仕上がり。それでも渡部は「あくまでエンターテインメント作品」と断言する。「今まで外事課を舞台にした作品がなかったという強みはある。ただ、題材がシリアスな分、純粋に楽しんでいいのか、という葛藤がお客さまの側にはあるかもしれないですね。そういう面では日本って、まだ閉鎖的なのかもしれない」。それでは演じる側に立つ渡部自身は、住本という魔物といかに向き合ったのか。「住本に限らず、外事課そのものが巨悪に対する特殊部隊。だから相手と同じくらいの悪の気持ちがないと太刀打ちできない。だから『こんな風に、民間人でさえ陥れてしまうなんてひどいな』という感覚はなかったですね」。その上で「柔軟じゃないと演じられない役ですし、気が重くなることもありますよ(笑)。共感できるのは、彼の正義感。目的を果たすために、多くのことを犠牲にしているんです」と魔物ではない“人間”住本への思いを語る。ドラマに引き続き、堀切園健太郎が演出を手がけ、商業映画デビューを飾った。「作品は監督のものですけど、こんなに時間がかかる監督は初めて(笑)。テイクが多いとか、細かいとかではなく、とにかく粘るタイプですね。ただ、入念な準備をしてくれるので、信頼して役に入り込むことができる」(渡部)。日本を飛び出し、韓国のソウルと釜山で約3週間にわたる撮影を敢行し「文化の違いや不自由さも多少はありましたが、映画を撮る環境としてはとても素晴らしかった。今回は“胸を借りる”感覚でしたし、学ぶこともたくさんあった」と海外ロケにも手応えは十分だ。「当たり役?そういう意識はあんまりないかな。大事な作品のひとつです」とサラリと語る渡部からは、その世界観をスクリーンへと拡大させた劇場版『外事警察』への並々ならぬ自信がみなぎっていた。『外事警察 その男に騙されるな』6月2日(土)より全国ロードショー取材・文・写真:内田涼スタイリスト:中村みのりヘアメイク:TOYO(BELLO)衣装:ジャケット55650円パンツ24,150円シャツ17,850円靴34,650円以上全てJOSEPH HOMME / オンワード樫山 03-5476-5811
2012年06月01日美しいベースラインを奏でるような独特の低音とリズムで渡部篤郎は語る。思わず聴き入ってしまいたくなるが、そうもいかない。油断しているとスパッとこちらを一刀両断にするような鋭さをもその声に忍ばせている。どこまでが役柄でどこからが素の“渡部篤郎”なのか?それとも全てが演技なのか?彼が演じる役柄は常にそんな疑問を観る者に抱かせる。『外事警察 その男に騙されるな』で演じた警察官・住本健司もまた例外ではないだろう。冷静沈着、明晰にして残酷、そして純粋――“公安が生んだ魔物”と称されるこの男にどのように同化していったのか?映画の公開を前に話を聞いた。“魔物”と呼ばれる男の“正義”「決して気持ちいいだけではないですよ。爽快という感覚はほとんどないですね」――。住本を演じているときの偽らざる心情である。それはそうだろう。テロ防止のためとはいえ、協力者の弱みを握り金で転ばせ、仲間や家族にさえも秘密で任務を遂行する。決して観客の共感を得られるキャラクターとは言えない。だが渡部さん自身は演じる上でこの“魔物”の行動や信念を「納得し、理解することはできた」とも。「それはこの役に限らず全ての作品でそうです。役を引き受けるからにはそこに葛藤があってはいけないと思っています。もちろん、僕が同じ考え方や価値観を持っているかといえば違うし、そこは違っていてもいい。ただ、その人物の生き方に納得ができなければ演じることはできないと思っています」。今回の住本で言うと「警察官であること」が何より彼の“正義”の根本だと渡部さんは分析。なぜ彼はそこまでできるのか?という問いかけに「そこまでしないと守れないから」と即答する。「全てはテロ事件を未然に防ぐためですから。警察官の任務というのは基本的に国や人々を犯罪から守ること。そういう意味で住本は僕がイメージする警察官そのままの姿ですね」。なぜそこまで?という問いは渡部さん自身にも向けられるべきものだろう。任務のために国家に殉じる男、果てしないほどの孤独を背負った男、救いようのない悪意に染まった男…見ていて心が痛くなるような重荷を課せられた人物を次々と演じてきた。観る側がこんなにつらいのだから、演じている本人はつらくないはずはないと思うのだが…。しかし、先の言葉通り「爽快ではない」とその苦労を認めながらも、そうした過程が決して“ストレス”ではないと言い切る。「何を持ってストレスと言うか分かりませんがやっぱり好きですから、演じることが。お芝居としては大変ですよ。でも基本的に『好き』とか『幸せ』という思いがありますから。だからやっていられるんだと思います」。少しぶっきらぼうに発せられた「好き」という短い言葉がずしりと響く。ドラマ「青春の門」に主演したのが22歳のとき。それから20年以上の時が流れたが「意識という意味では、基本的には若い頃と何も変わってないですよ」と頷く。「結局、俳優はお客さまにどう届けるか?どう受け取られるかで評価されるものだと思っています。だから僕がいま『こうなりました。こう変わりました』と考えてもしょうがないので考えませんね。いまも新しい現場に行けば『明日どうしようか?』『このシーンどうしようか?』ということの繰り返し。正直、自分の演技がどう変わっていったかということは分からないですね」。一方で「演じることの難しさはますます感じている」とも語る。「分かってくれば分かってくるほどにね(笑)。若い頃はやったような気持ちになっていたし、自己満足で終わっていたことも多かったと思う。いまはようやくそうじゃなくなってきて、難しいけれどそれが楽しいと感じる。理想は『よーいスタート!』という声が掛かる瞬間、芝居がしたくてしょうがないって気持ちになっていること。いつスタートの声が掛かるかが自分の中でハッキリ分かっていて、自然にモチベーションを上げてスッと芝居に入っていけたら一番いいね」。「住本のような生意気さもしっかりと持ち合わせている」インタビューが進むにつれて、少しずつ言葉数が増えていく。ちなみに「昔はこういうインタビューであまり答えられなかった」のだとか。「ある意味で真面目だから抽象的な質問には答えられなかったんですよ、当時は。『俳優とは?』など、大きすぎることを聞かれたりすると。でも伊丹(十三)監督が『答えられなければ、答えなくていい。それより伝えたいことを伝えなさい』と仰ってくださったんです」。いま、こうして伝えようとするようになったのは“大人”になったということ?恐る恐るそんな無礼な問いをぶつけると、しれっと「というか大人ですからね」という答えが返ってきた。だが、石橋凌や遠藤憲一ら年上の男優陣との共演シーンに話が及ぶと、たちまちこんな一面をのぞかせる。「凌さんや遠藤さんは俳優の先輩であり、劇中の住本と有賀(石橋さん)や倉田(遠藤さん)との関係性と同じなんですよね。なので、普段からの関係性や雰囲気をそのまま芝居に反映させていました。実際、住本のような生意気さは僕もしっかりと持ち合わせるし、凌さんも遠藤さんもその辺をわかってくれていますからね(笑)」。“満面の”でも“爽やかな”でもない。どうにも人を惹きつけずにはいられない、いたずらっぽい笑みをほんの一瞬浮かべ、静かにインタビュールームを後にした。(photo/text:Naoki Kurozu)stylist:Minori Nakamura/hairmake:TOYO(BELLO)■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会
2012年05月31日渡部篤郎主演の映画『外事警察 その男に騙されるな』が6月2日(土)から全国公開されるのを前に、本作を手がけた堀切園健太郎監督が作品に対するこだわりについてコメントした。その他の写真『外事警察 その男に騙されるな』は、日本の国益を守ることを任務として活動する警視庁公安部外事課、通称“外事警察”の実態を描いたサスペンス・エンターテインメント。亡国から濃縮ウランと軍事機密データが流失したことから、日本での核テロの可能性が高まり、住本(渡部)ら外事四課が、テロ工作員の妻・果織(真木よう子)をスパイに仕立て、危機を未然に防ぐべく行動する様を描いている。その存在を決して知られることなく活動し、時に相手を極限状態に追い詰めていく外事警察の姿を描いた本作は、圧倒的緊張感と、クールな画作りで観客を惹きつける。公開前に実施された試写会でも、上映後のアンケートで多くの観客が本作を『ダークナイト』や、『ユージュアル・サスペクツ』、海外ドラマ『24-TWENTY FOUR-』と似ていると回答。この結果に堀切園監督は「これらの作品は観ています。脚本作りの打合せで参考にさせてもらった」とコメント。しかし、本作は単に海外のサスペンス、クライム作品を模倣しただけの作品ではないようだ。堀切園監督が目指したもの。それは“外事ノワール”だ。「香港ノワールだったり、フレンチノワールと呼ばれるもの。映画で言えば『インファナル・アフェア』だったり、『リード・マイ・リップス』や『サムライ』など、自分たちなりの“外事ノワール”なるものを作ろう、とスタッフとは話していました。“闇(ノワール)”はテーマのひとつであり、各登場人物が抱える心の闇だったり、組織の闇、国家の闇などを映像上で表現しようとしましたね」という。ノワール映画は、裏社会で生きる男たちの生き様をダークトーンの映像と緊張感あふれる演出で描き、多くの映画ファンを魅了してきたジャンルだが、その奥底にあるのはアクションでもサスペンスでもなく、普遍的な人間の心理やドラマだ。堀切園監督は、「内容的にはドラマ放送という枠での限界を越えるべく、“さらにディープ”にネタを掘り下げ、“さらに怖く!”を目指しました。でも、根っこは人間ドラマ。この立ち位置を見失わないように意識しましたね」と降り返る。息詰まるサスペンスと、その奥に浮かび上がる深い人間考察。本作は、これまでに観たことのない“ノワール劇”を見せてくれるようだ。『外事警察 その男に騙されるな』6月2日(土)より全国ロードショー
2012年05月30日同一雑誌の表紙イラスト制作で世界一長いキャリア、としてギネスブックにも登録されているイラストレーター及川正通氏が、久しぶりに映画をテーマに「ぴあ」の表紙イラストを描き下ろした。作品は6月2日(土)に公開される『外事警察 その男に騙されるな』で、主演の渡部篤郎をメインに、劇中でキーとなる登場人物を演じる真木よう子の姿も。初めて実写背景を組み合わせての新しい試みも取り入れた、「ぴあ」冠がついた約1年ぶりの“新作”となる。文字要素を外した“作品”としての原画画像昨年の7月に、インターネット時代の本格的な到来により情報誌としての“役目”を終えたということで休刊した雑誌「ぴあ」。誌面で提供していた映画、音楽、演劇等の情報は引き続き各種インターネット媒体で提供されているものの、40年弱に渡ってその時々の“エンターテインメントの旬な顔”を描き続けていた及川正通氏の作品はいま、定期的に発表はされていない。今回、新作発表の“場”となったのは電子BOOK型の情報提供サービス「ぴあ+〈plus〉」の特別号。かつての雑誌「ぴあ」を髣髴とさせる体裁で、及川氏ならではの単に“似せる”だけではない独特な視点での特徴の捉え方や描き方は健在だ。テーマとなった『外事警察 その男に騙されるな』は、09年にNHKで放送されたテレビドラマの映画版。日本の公安を題材に、かなり踏み込んで“裏の裏”の世界をリアリティを持って描いており、“公安が生んだ魔物”とまで呼ばれる主人公の複雑なキャラクターを演じる渡部の演技も、ドラマ版を含め評価が高い。イラストは、その主人公住本と渡部本人の雰囲気を絶妙に組み合わせた作品に仕上がっている。「ぴあ+〈plus〉」は最新HTML5を活用した電子BOOKサービスのため、専用アプリをインストールせずとも、PC上はもちろん、スマートフォンやタブレットでもブラウザだけで閲覧可能。また、今回の表紙の原画は、渋谷・東急百貨店本店7階、MARUZEN&ジュンク堂店内「NHKスクエア渋谷」で5月26日より展示される。『外事警察 その男に騙されるな』6月2日(土)全国公開
2012年05月25日映画『外事警察 その男に騙されるな』が6月2日(土)から公開されるのを記念して、主演の渡部篤郎が演じる住本健司の着ボイスが本日から配信されている。その他の写真本作は、国際テロ捜査を専門に行なう諜報部隊“外事警察”の知られざる活動を描き、話題となったドラマの映画化。ドラマ版に引き続き、渡部は“公安の魔物”と呼ばれる冷酷非情な主人公・住本を演じている。お笑い芸人による渡部篤郎のモノマネなど、今密かなブームとなりつつある俳優・渡部篤郎だが、彼の着ボイス配信は自身初の試みだ。配信内容は、劇中に登場する住本のセリフ「他人(ヒト)の国でやりたい放題だな」「作業中止だ! いいから電話に出ろ!」「あんたはもう後戻りはできない。電話にでるしかないんだよ!」「次の作業内容をメールで送った。報酬は倍だ」など全部で6パターンあり、映画に合わせたユニークなものとなっている。【フィーチャー・フォンの着ボイス 概要】配信サイト:レコチョク、music.jp、WAMO、dwango.jp(うた)、mu-mo、MUSICO、ハートフルMUSIC、GIGAエンタメロディ、JOYSOUND[フル×歌詞]、ほか主要着ボイス配信サイト価格:105円(税込)『外事警察 その男に騙されるな』6月2日(土)より全国ロードショー
2012年05月23日映画『外事警察 その男に騙されるな』の公開を記念して、21日によみうりホールで特別試写会が行なわれ、ゲストに主演の渡部篤郎、お笑い芸人の松村邦洋、山本高広、おおともりゅうじ、坪倉由幸(我が家)が登場。本人の前で渡部のモノマネを披露して会場を沸かせた。その他の写真本作は、国際テロ捜査を専門に行なう諜報部隊“外事警察”の知られざる活動を描いたサスペンス。渡部は“公安の魔物”と呼ばれる冷酷非情な主人公・住本健司を演じている。渡部篤郎になりきって登場した松村、山本ら芸人4人は順番に、本作の名ゼリフ「俺は公安の魔物だ」「人の国でやりたい放題だな」「薬漬けにしてくれ…」などを披露。渡部が登場すると、「申し訳ありません、すいませんでした」と一同頭を下げたが、当の本人は「いつも楽しく拝見しています。嬉しいです」と笑顔を見せた。さらに「松村さんのクオリティーは凄く高いですね。山本さんは勝手に作って、一番(クオリティーが)低いな」とダメ出しをする場面もあった。また渡部が「たぶん僕のセリフはよく聞き取れないんだよね。モノマネを見て反省して、ちゃんと滑舌をよくするために学校へ行ったりとかしてるんですよ」と明かす一幕もあり、芸人たちの渡部のモノマネをステージ上で公認した。最後に渡部は「TVドラマから苦労しながら作ってきて、お客様に観ていただくことで全てが癒されます」とコメントした。『外事警察 その男に騙されるな』6月2日(土)より全国ロードショー
2012年05月22日民間人には知らされていない現実を描いた映画『外事警察 その男に騙されるな』の特別試写会が5月21日(月)に都内ホールにて開催され、舞台挨拶に主演の渡部篤郎と渡部さんのモノマネを得意とするお笑い芸人の松村邦洋、山本高広、おおともりゅうじ、坪倉由幸(我が家)が登壇、熱いモノマネ合戦を繰り広げた。本作は、対国際テロ捜査に奔走する“日本のCIA”警視庁公安部外事課の活躍を描いた、NHKの人気テレビドラマを映画化したサスペンス。日本のCIAと呼ばれる外事警察は、外国人によるスパイ活動やテロ活動といった日本の安全を脅かす非合法活動を未然に防ぐために存在している。まずはお笑い芸人たちが登場し、次々に渡部さんのモノマネを披露。会場から「似てる?似てない!」と痛烈な批判が飛び交う中、芸人たちはそれぞれが決め台詞を披露し「自分が一番似ている」と譲らない。会場がなかなか盛り上がらないので、松村さんは掛布雅之選手にビートたけし、貴乃花親方など、山本さんは織田裕二さんなど、自前の得意ネタも披露して笑いを誘った。そして、やっと会場が盛り上がったところで客席後方から渡部さんが苦笑しながら登場し、大歓声で迎えられた。本人を前に勝手にモノマネを披露していた芸人たちは「すいませんでした」と平謝り。ところが渡部さんは「嬉しいですよ。いつも楽しく見ています」と芸人たちを笑顔で労った。本人の承諾を得ずにモノマネしていた芸人たちだが、この日渡部さんから「今後もやってください」とのお墨付きをもらって大喜び。TVドラマからの映画化である本作では、海外ロケを行うなどパワーアップ。“魔物”と呼ばれる外事捜査主任の住本健司を演じた渡部さんは「苦労して作ってきましたが、みなさんに観ていただけるだけで、全てが癒されます」と映画版の完成に喜びの表情を見せた。渡部さんはリアリズムを追求するために苦労したようだが、国益を守るためなら全てを騙すことも厭わない人物を渾身の演技で見事に演じ上げた。ラストのどんでん返しも見どころの本作。共演者にはキム・ガンウ、真木よう子、尾野真千子、イム・ヒョンジュン、遠藤憲一、石橋凌ら多彩な顔ぶれが揃っている。監督は堀切園健太郎が務めており、韓国に実在する防空壕(ごう)でロケを敢行し、2日間40時間を費やして撮り上げたという銃撃シーンにも注目だ。『外事警察 その男に騙されるな』は6月2日(土)より全国にて公開。■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会■関連記事:渡部篤郎ら豪華キャストで贈る緊迫の人間ドラマ『外事警察』試写会に30組60名様ご招待渡部篤郎、韓国ロケの合間にKARAの出待ち?監督の暴露に苦笑い『外事警察その男に騙されるな』撮影現場潜入レポート 渡部×真木、緊迫の対決!岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表“公安の魔物”が海を渡る!渡部篤郎主演『外事警察』漆黒のポスター&特報公開
2012年05月21日