映画『犬王』が2022年5月28日(土)公開。古川日出男原作の「平家物語 犬王の巻」が、湯浅政明監督によって、長編アニメーション化される。平家物語で描かれた能楽師・犬王がアニメーション映像化映画『犬王』は、実在の能楽師・犬王をモデルに、 “能楽”をミュージカルアニメーション化した長編作品だ。主人公の犬王は、観阿弥・世阿弥とともに、南北朝~室町時代を生きた能楽師であるが、彼が描いた作品は、現在にまでいっさい残されておらず、謎に包まれた人物。三代将軍・足利義満の愛顧を受け、観阿弥、世阿弥よりも贔屓にされていたといも言われているが、その詳細は明らかになっていない。映画『犬王』では、600年の時の中で消えつつも、今にまでその名を残す犬王のわずかな歴史を着想源に映像化。軍記物の名作「平家物語」全訳のスピンオフ作品とも言われる、古川日出男の『平家物語 犬王の巻』を日本のトップクリエイターたちが、映像として蘇らせる。世界最古のミュージカルとも言われる「能楽」に、現代のロックンロールやオーケストラサウンド、野外フェスの仕掛けなどを掛け合わせて、新感覚のミュージック・アニメーションを作り出す。映画『犬王』登場キャラクター■犬王(声:「女王蜂」のボーカル・アヴちゃん)謎に包まれた実在の能楽師。猿楽能の一派・比叡座の棟梁を父に持ち、能楽の一座に生まれるが、生まれたときから異形の子であったため、その顔は瓢箪の面で隠され、犬のように屋外に放り出され育てられる。琵琶法師の少年・友魚(トモナ)と出会い、力強い舞で自らの人生を切り拓いていく。■友魚(声:森山未來)平家の呪いによって盲目になった少年。琵琶法師・谷一(たにいち)と出会い、弟子になり都に向かう。能を舞う犬王と出会い、意気投合した二人は型破りな演目と自由奔放な演奏スタイルで、独自のパフォーマンスを披露。名を友有(トモアリ)に改め、犬王とともに、唯一無二のエンターテイナーとしての人生を紡いでいく。■足利義満(声:柄本佑)室町幕府の将軍。犬王・友有を招き、能楽のステージを用意する。■犬王の父(声:津田健次郎)猿楽能の一派・比叡座の棟梁。異形の子である犬王に稽古をつけず、犬のように屋外に放り出して育てる。■友魚の父(声:松重豊)平家と共に海に没したという三種の神器の一つ「剣」を探し、海に出るも、その剣に宿る呪いを浴びて命を落とす。映画『犬王』あらすじ室町時代、平家の骸と遺物が今も海中に眠る壇ノ浦に、ひとりの少年・五百の友魚(イオノトモナ)が暮らしていた。ある日、友魚とその父親は、平家と共に海に没したという三種の神器の一つ「剣」を探しに海に出た。しかし、友魚の父はその剣に宿る呪いを浴びて命を落とし、友魚は両目の視力を失ってしまう。都には、またひとり別の少年=犬王がいた。能楽の一座に生まれながらも、異形の子であったその少年は、瓢箪の面でその顔を隠され、犬のように屋外に放り出され育てられていた。稽古をきちんと受けず、見よう見まねで能を学び、その特異な体つきを活かして人とは違う舞を舞う。ある日、琵琶法師になった少年・友魚と犬王が出会う。名よりも先に、歌と舞を交わす二人。友魚は琵琶の弦を弾き、犬王は足を踏み鳴らす。一瞬にして拡がる、二人だけの呼吸、二人だけの世界。「ここから始まるんだ俺たちは!」壮絶な運命すら楽しみ、力強い舞で自らの人生を切り拓く犬王。そして、琵琶法師となり、琵琶を掻き鳴らして、異界と共振する友魚。乱世を生き抜くためのバディとなった二人は、お互いの才能を開花させ、唯一無二のエンターテイナーとして人々を熱狂させていく。頂点を極めた二人を待ち受けるものとは――?歴史に隠された実在の能楽師=ポップスター・犬王と友魚の時を超えた友情物語が描かれる。「女王蜂」アヴちゃん×森山未來がW主演犬王役は「女王蜂」のボーカル・アヴちゃんが、友魚役は俳優の森山未來が務める。2人が共演するのは、映画『モテキ』以来10年ぶりのことだ。アヴちゃんコメント普段女王として生きているわたしが、今回「王」として生きる機会を頂きました。「犬王」。まっすぐに、運命の映画だと言い切ることが出来ます。森山未來コメント現存する能楽が確立される前なのだから自由な発想で演じられていい、という考えのもとに湯浅監督が生み出したぶっ飛び能楽アニメーション「犬王」。琵琶法師、友魚として、これまたぶっ飛んだアヴちゃん演じる、艶やかな犬王に寄り添う。必然、ジェットコースターのような現場でした。世界最古のミュージカルと言われる「能楽」の豊かな可能性を感じられる映画になっているのではないでしょうか。映画『犬王』アヴちゃん×森山未來にインタビューQ:「歴史に隠された能楽師」犬王はこのキャッチコピーがかっこいいですよね。森山:年齢も何もかも不明なんですけど、「犬王」という存在がいたということはわかっている。能を大成させた観阿弥・世阿弥と同じ時代に一世を風靡していた、その史実が残っていることだけでも、やっぱり尋常じゃない表現者だったのだろうと妄想が膨らみますよね。アヴちゃん:名前しか残っていない。でも、名前を残すことができたっていう強さ、これにすごくロマンを感じます。史実には何も残っていないけど、犬王という存在によって(能の世界に)何かが生まれているように思いますね。Q:表現者として見たときに、犬王の好きなところは?森山:犬王には、特別な身体的・音楽的な表現があったんだろうなということが想像できます。犬王と観阿弥・世阿弥の関係性を考えると、能というものを言語化・システム化したのが観阿弥・世阿弥だったとしたら、他には絶対できない表現や、独自の言語を発掘しようとしていたのが犬王。現代においても、アンダーグラウンドやサブカルチャーでうごめいているものって、下から突き上げる強いエネルギーがあって、それが吸い上げられて、メジャーカルチャーに影響を与えていると思うんです。このメインカルチャー・サブカルチャーの構図を(犬王の世界に)当てはめると、犬王という存在に、観阿弥・世阿弥たちが突き動かされていたんじゃないか…って想像して、ワクワクしてしまいます。Q:アヴちゃんは、同じ表現者として犬王をどう見ていましたか。アヴちゃん:(ここからは映画のネタバレになってしまうのですが…)約1時間半のアニメーションの中で、犬王がこれまで培ってきたものを全て捨てるシーンが紹介されます。主観性の塊のような存在だった犬王が、他者に認められ、客観的な成功を手に入れた後、全てを捨ててみせる。いまの自分だったら、この速度で同じように捨てることはできない。この潔さが素晴らしいなと思いました。(補足:アヴちゃん演じる犬王は、将軍・足利義満の前で芸を披露した後、能楽師としてのストーリーに幕を下ろす。)Q:今回、アヴちゃんは、本格的な声優のお仕事が初めてですよね。アヴちゃん:はい。実は撮影前、(声優)アカデミーに通おうかなって思うほど、アフレコに対してビクビクしていたんです。「アーティストが声優って、どうなの?」と感じる人は一定数いると思うので、自分はアニメーションが好きだからこそ、特にそこで嫌われるのが嫌だったんです。役作りという言葉とは違うんですけど…内省的な部分に思考を巡らせて、自分が(声優として)呼ばれた意味を考えてみたんです。そのときに「あ、選ばれた意味ってここかも…」ってふっと腑に落ちて、自分の役回りを理解できて、うまく自分の舵を切れました。ここからは、聴衆を巻き込んで、先導していく犬王の歌唱ってどんなものだろうと考えて。マイクが無い時代にマイクがない状態で歌を歌い続けるということは、喉がつぶれる→スレスレの声で歌うという流れが見えてきて、最終的には、どこまで血の匂いがする歌にするかを意識しました。聴衆を圧巻させるってやっぱり声量が全てのところもあるんです。犬王は、声による波動の大きさがとてつもないキャラクターだったので、マイクなしでどこまで高められるか考えることが、役作りだったかもしれません。でも収録前に、未來氏が琵琶を習っていると聞いて、「役へのリーチの仕方がすごい!絶対負けたくない!自分も何か習わなっ!」と思ったこともありました(笑)。Q:(笑)。森山さんは、劇中の演奏も担当している琵琶奏者(後藤幸浩さん)に稽古をつけてもらったそうですね。森山:役作りとか大層なことは考えていなくて。琵琶を触るなんて通常の生活ではなかなかないことじゃないですか。自分のやってみたいことと役がハマるときは、とりあえず手を出してみるクセがあるんです。今回、声優のお話をいただいた段階では、どんな音楽になるのかが具体的に決まっていなかったからこそ、琵琶法師の役として、琵琶をやっておいたほうがいいんだろうなっていうぐらいの思いから稽古を始めました。Q:実際に琵琶を体験してみて感じたことは?森山:面白かったのは、琵琶というものの扱われ方です。琵琶は、歌うことと弾くことを同時に行う楽器で、琵琶を弾くだけの人、琵琶に合わせて歌うだけの人も基本的にはいません。なので、語りと演奏が全部一体になっている。ドレミファソラシドのような音階もあるにはあるのですが厳密ではなく、抑えた弦の調子・出た音に合わせて、声を出していく。すごくシンプルでありながらも、楽器と歌が一体化する不思議な感覚。琵琶を歌い弾くという行為は、中で起きるグルーヴみたいなものを感じやすいのかもしれませんね。Q:琵琶法師に関して発見はありましたか。森山:映画『犬王』の中では、みんなで合わせて弾き、歌うシーンがありますが、本来琵琶は、誰かと弾いて歌うようなものではなかったのだと思います。日本は、文字というものが入ってくるのが遅かったので、口承の文化が絶対に強かった。琵琶法師の持つ役割は、いろんなところを旅してまわって、起こっていることを語って聞かせることだったのだと思います。そこに伴奏用弦楽器として、琵琶の存在があったのだと思います。Q:琵琶を聞いたのは、今回が初めてだったのでしょうか。森山:一度宮内庁で雅楽をきちんと聴いたことがあります。その時感じたのは、日本古来の楽器は、今僕らが「この楽器はこういう風に演奏する」って思っている使い方と全く違う形で、過去に演奏されていたということ。今は室内楽になっていますが、昔は屋外で弾いていたんだろうなと想像ができて。その音色に合わせて、お偉いさんが踊ったり、舞というものとセットで披露されたり。風の音、木々のざわめきなどと共鳴して、音の在り方としては、とても現代音楽的だったと思うんです。Q:自身の音楽観と通じるものはありましたか。森山:コンテンポラリーダンスを志向し始めた頃から、音楽と関わるときに、自分の身体と音の距離感やコンポジションみたいなものを意識するようになりました。グルーヴしている音にただ身体を揺らすのではなく、音に惹きつけられるように身体を動かしたり、身体に対して音が反応するような感覚。それはある種、日本的あるいは東洋的な間の取り方であり、こういった自分の踊りのスタンスは、雅楽の在り方と通じる部分があるのかもしれません。Q:女王蜂のボーカルとしても活躍する、アヴちゃんにとって音楽とは?アヴちゃん:とても危険なもの、自分の中では魔術であり、祈りであり、とても軽いものだとは思えなくて。自分が1曲作ったら、そのテーマや音楽は避けて通るようになりますからね(同じテーマ・音楽を作ることはしない)。何もない中で、ゼロから1を作るってすごく大変なことです。自分にとって、曲を作り歌うことは特別なこと。初めて自分で歌を書いたとき、稲妻が落ちるみたいにスパークして「うわ、ものすごく得意」って思っちゃったんです。それまで誰かの歌を歌って褒められても、「うん、ありがとう。」って思うくらいだったんですけど、自分で書いた歌を歌った時、「これを一生やっていきたい」って心から思えました。初めて自分の形を知ったような感覚ですね。劇中では、古典楽器の音色に、ロックンロールのサウンドが混じり、さながら音楽フェスのような盛り上がりに。海外の映画祭では「ロックオペラ」と呼ばれるほど、挿入歌も注目されている。Q:映画『犬王』では、アヴちゃん作詞の劇中曲がたくさん用意されていますね。アヴちゃん:アニメーターの方々など、本当にたくさんのスタッフさん、出演者さんが作品に関わっているので。平家の魂じゃないけど、彼ら全員の気持ちを成仏させる音楽にしたいなと思っていました。作詞をするにあたり、頼りになったのは湯浅監督と脚本家・野木さんのメモ。ふたりがポエティックに言葉を点で置いてくれていたので、どうやってわたしの線として描くか…と考えていました。曲を作っているときは、一から新しいことを生み出している劇中の犬王・友魚と同じようなことをしているなと感じていました。Q:今回、アヴちゃんが歌唱ディレクションも担当したそうですね。歌唱シーンのポイントは?アヴちゃん:喧嘩!(笑)Q:喧嘩?!森山:歌は喧嘩だと、僕はそのように教わりました(笑)。Q:ますます作品が気になっちゃいますね。他にも映画『犬王』の面白いポイントがあれば教えてください。アヴちゃん:(森山さん演じた)友魚の歯並びが本当にがちゃがちゃなんです。口元の寄りとか執拗にアップするシーンがあって、すきっ歯系もあれば、そびえたつ系もあるし、観ていてもう逃げられなくなりますよ。森山:収録の順序を考えると、最初は詳細な映像がないので、どんな表情で友魚が話して歌って…ってわからないような状況だったんですけど。後半の本撮りになると、映像のディテールがどんどん明らかになって、友魚の表情がわかったとき「歯がガッタガタ」だって盛り上がったよね。アヴちゃん:本当に最高!アニメーションを描くときって整えられたもので作画を描く方が楽だと思うんですよ。「ブリーチ何回やったらこの色入るの?」って思うような髪の毛ピンクのキャラクターとか、「そのプロポーション、あばら骨抜かないとできないよね。」って突っ込みたくなるようなキャラクターとか、たくさんいるじゃないですか。その感覚で友魚を見ると、カウンターパンチを食らったようなインパクト。森山:60年代のロックバンドのボーカルをちょっと彷彿とさせる。昔のPVやライブの映像とあわせて「友魚の歯は、あの中の誰かだったかもしれない」なんて想像して観てみると、面白いかもしれません(笑)。湯浅政明×松本大洋×野木亜紀子の最強クリエイタートリオで製作へ監督は、2017年に『夜は短し歩けよ乙女』と『夜明け告げるルーのうた』を続けて製作し、2019年に『きみと、波にのれたら』を公開した湯浅政明。本作は、湯浅にとって初の“能楽”アニメーションとなる。また、『ピンポン THE ANIMATION』で湯浅とタッグを組んだ漫画家の松本大洋がキャラクター原案を手掛ける。脚本を担当するのは自身初のアニメーション映画への挑戦となる野木亜紀子。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」など数々のヒット作を世に送り出している彼女が、湯浅、松本とともに“歴史に消えたポップスター”犬王の物語を紡ぐ。音楽は「あまちゃん」『花束みたいな恋をした 』の大友良英音楽は「あまちゃん」「いだてん〜東京オリムピック噺〜」『花束みたいな恋をした 』の大友良英。湯浅政明監督と初タッグとなる。【詳細】映画『犬王』公開日:2022年5月28日(土)声の出演:アヴちゃん(女王蜂)、森山未來、柄本佑、津田健次郎、松重豊原作:「平家物語 犬王の巻」古川日出男著/河出文庫刊監督:湯浅政明脚本:野木亜紀子キャラクター原案:松本大洋アニメーション制作:サイエンスSARU配給:アニプレックス、アスミック・エース
2022年05月27日『夜明け告げるルーのうた』『映像研には手を出すな!』など数多くの作品を手がける湯浅政明監督の最新作『犬王』がいよいよ今月28日(土)から公開になる。本作は古川日出男の小説を基に、室町時代に生きたふたりの少年の生き様を描いた作品だが、物語の随所にこれまで湯浅監督が描いてきたモチーフやテーマ、映像表現が垣間見える“現段階での集大成”的な傑作になった。「これまでを総括している感じがある」と語る湯浅監督は本作で何を描き出すのか? 公開前に話を聞いた。本作の原作は古川日出男の小説『平家物語犬王の巻』で、異形の能楽師・犬王と、盲目の琵琶法師・友魚が出会い、友情を育みながら、それまでの芸能の常識をぶち破るパフォーマンスで人々を魅力していく様と、その顛末を描いている。「最初に原作を読んだ時は表層的な部分しか追えない方なんですけど、能と琵琶が中心になって、犬王をアニメーションで面白く描けるだろうな、という印象でした」と振り返る湯浅監督は「琵琶法師や能楽師が平家や過去の物語を語り、その琵琶法師や能楽師の物語をまた古川さんが小説で語られて、それをまたアニメーションとして語る。それは大変意義があると思えましたし、つくる意味を感じた」と語る。平家の没した後、何かの呪いによって盲目になってしまった琵琶法師の友魚と、見よう見まねで能を学んで自由に舞う犬王は、それぞれが自分の表現で物語や過去を語る。ふたりは当時の“伝統芸能”からは外れてしまうが自分だけの表現を求めて行動する。「野木さん(本作の脚本を手がけた野木亜紀子)が”いまはもう歴史に残っていないけど、この時代にこういう若者がいた、ということを見てもらえる映画にしましょう”と話して、それはいいなと思って、原作ではバラバラの短編集の様なエピソード達をひとつの流れにまとめていきました。歴史に名前が残らないというのは普通のことで、大抵の人は歴史に名前が残ることもない。それに世阿弥にしても自分の表現や文化を後世に残そうという意識もなかったと思うんです。彼らは自分の座が他に負けないように活動して、結果としてそれを残してゆく人が続いたため名前が残った。逆に言うと、それしか残っていない。犬王も友魚もさほど歴史に名を残さなかった存在なわけですけど、ふたりは人気を博し、お互い分かり合った存在であったわけです。ラストシーンから推察するに、おそらく彼らが生きる時代に、つまり同時代に想いを分かち合える人がいたというか、認め合える人がいたということ。それこそが最も大事なことではなかったか?と思ったので、それが鮮明になる様、歴史に残らなかった人たちが、エネルギッシュに力いっぱい、置かれた環境をものともせずにやりたいことをやり遂げている姿を描ければ良いなと思いました」周囲の流れや多数派からは外れてしまうかもしれないが、自分の進みたい道がある、自分の表現したい想いがあるキャラクターは、これまでの湯浅作品にたびたび登場してきた。彼らは時に“周囲に理解してほしい”という気持ちを抱えて迷い、時に逆境に立たされる。しかし、本作では犬王と友魚は出会い、想いを分かち合い、意気投合した“その後”が描かれる。「そうですね。これまでの一歩先に行こうと思いました。世の中に疎外感を感じている人も沢山いると思いますが、自分はいままでそういう人に会ってこなかったと思ってたんですけど、最近、トップメジャーなところで活動している人でも、実はそういう想いがあったりするんだなと色々知る機会もあって、“ああ、傍目にはそういう気持ちってわからないものなんだな”って思ったんですよ。皆を喜ばせられる能力があった上での事ですが、状況を把握する力も、強いハートもある。アレコレ言われても腐らず貫き通す力って凄いなと思って。犬王は特に極端で、どんな逆境であっても腐らずに明るくまっすぐに行動する。初期衝動に従順というか、単純な考えで一生を生き抜こうとしている。そこはすごく魅力的に感じましたし、自分もこういう人でありたい、と思える感じでした」室町時代を生きたふたりを “現代につながる物語”として描く『犬王』(c)2021“INU-OH” Film Partners何が起こっても我が道を行く犬王と友魚の姿は、現代を生きる観客に共感や熱狂をもたらすことになるだろう。本作は物語の舞台は過去だが、単なる時代劇ではない“現代につながる物語”として描かれている。「なぜ、室町時代を描くのかと考えた時に、何かしら現代とつながっているものにしたい。これは自分たちの物語で、それを過去に投影して描いている。だから映画を観終わった後に、自分たちも歴史に名前の残らない存在だけど、ふたりのように自由に生きているのか? ふたりのように相手のことも考えられているのか? という問いかけまでいければいいなと思っていました。初めて監督した頃はテーマとかお客さんに何を渡すか?なんてことは考えもしなかったんですけど、いろんなものを作っていく中で“なんでつくるのか?”とか“なんで原作がよくできているのに、わざわざアニメーションにするのか?”ってことを考えていく中で、何か理由がいると思うようになったんです。そうすると“なんで?なんで?”って問いが全ての場面でたくさん出てくる様になって。“なんで能と琵琶なんだろう?”とか、そういうことを考えるのが楽しみになってきたかもしれないですね」本作は、湯浅監督が初の長編映画『マインド・ゲーム』から様々な作品で描いてきた映像表現やモチーフ、テーマが折り重なり、さらに“その先”を描こうとしているのではないだろうか。自分の生き方を貫いた結果、周囲と摩擦を起こすキャラクター、そこで感じる苦しみや疎外感、そして自分の想いを分かち合える存在との出会いとその行方……本作はこれまで以上に多くの観客を魅了することになりそうだ。「ここ最近の作品の中では『犬王』はこれまでの流れがまとまったものになった気がしています。ちょっと戻っている部分や封印していたことをまたやっている部分もあって、これまでを総括している感じがありますね。これまでやってきたことを全部入れつつ、作品を面白くすることに力を注ごうと思ってつくった映画です」『犬王』5月28日(土) 全国ロードショー(c)2021“INU-OH” Film Partners
2022年05月26日劇場アニメーション『犬王』が5月28日(土)に公開となる。この度、本作の公開を記念して、数多くの話題作を手掛けてきた湯浅政明監督とキャラクター原案の松本大洋にまつわる人気3作が5月19日(木)、新宿バルト9で特集上映されることが決定した。本作は湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)による“狂騒のミュージカル・アニメーション”。室町の知られざるポップスター「犬王」から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描いていく。原作は『平家物語 犬王の巻』(古川日出男著 / 河出文庫刊)。カリスマ性と歌唱力、そして野心を抱く主人公・犬王を人気バンド「女王蜂」のボーカル担当・アヴちゃんが演じ、その相棒となる琵琶法師・友魚(ともな)を実力派俳優・森山未來が担当。世界最大のアニメーションの祭典「アヌシー国際アニメーション映画祭2022」でも上映が決定し、早くも世界中から注目を集めている。今回発表された企画は、国内最大級の映画やドラマ、アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」による名作を映画館で観るプロジェクト「プレチケ」によるもの。『夜は短し歩けよ乙女』、『MIND GAME マインド・ゲーム』、『鉄コン筋クリート』の3作が上映予定だ。『夜は短し歩けよ乙女』、『MIND GAME マインド・ゲーム』は湯浅監督の登壇付き、『鉄コン筋クリート』は来場者特典付き。なお開催1週間前の5月12日(木)までに、50名以上の参加で本企画は開催確定となるという。さらに人気声優・悠木碧による琵琶歌が話題となった『平家物語』と、能楽をロックオペラとして新解釈した映画『犬王』両作の原作 / 全訳を手掛けた作家・古川日出男と、両作に琵琶監修・演奏として参加した正統派薩摩琵琶奏者・後藤幸浩による対談イベントも5月27日(金)、六本木文喫にて開催決定。無数の琵琶法師によって語られた『平家物語』を、現代に語り直すとはどういうことか。さらに原作・アニメ、それぞれの執筆・制作中のエピソードなども展開するトークイベントだけでなく後藤幸浩による琵琶の生演奏も。喜怒哀楽にあふれた語り・歌、楽器のさまざまな表情・技術が、独りの演者の中で絡み合う琵琶ならではの世界が楽しめるイベントとなるもようだ。また同会場では4月29日から6月5日まで『犬王』公開の記念展示も実施。映画の世界観を本によって表現する展示となっており、物語の力、語りの魔力、歌と音楽、銀幕を躍動する異形の身体表現、『犬王』の魅力に活字という入り口から没入する体験を楽しめる展示会となる。『犬王』5月28日(土)公開■企画情報「『犬王』公開記念!湯浅政明・松本大洋特集上映」5月19日(木)会場:新宿バルト9※5月12日までに各回50名以上の参加で開催が確定。※『犬王』の上映はなし。『鉄コン筋クリート』(来場特典付き)16:00~17:55上映・111分※来場者の方へもれなく特製ポストカードをプレゼント定員:251名(全席指定)チケット価格:1,600円(税込)※別途システム利用料160円がかかります購入ページ: 『夜は短し歩けよ乙女』(湯浅政明監督登壇付き)18:30~20:05上映・93分20:05~20:35上映後トーク(約30分)登壇:湯浅政明監督、MC:吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)定員:251名(全席指定)チケット価格:2,000円(税込)※別途システム利用料160円購入ページ: 『MIND GAMEマインド・ゲーム』(湯浅政明監督登壇付)21:05~21:35上映前トーク30分21:35~23:20上映・103分※青少年育成条例により『MIND GAMEマインド・ゲーム』の回は上映終了が23時を過ぎる為、18歳未満の方は保護者同伴でも入場不可。登壇:湯浅政明監督、MC:吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)定員:251名(全席指定)チケット価格:2,000円(税込)※別途システム利用料160円購入ページ: 「琵琶歌と『語り』の魔術」5月27日(金)時間:19:00~20:30(開場18:00)会場:六本木 文喫登壇:古川日出男、後藤幸浩入場料:【現地参加・ムビチケつき・早割】『犬王』ムビチケ付参加チケット+文喫入場料4,000円 (4月30日まで)(文喫 入場料1,650円+イベント参加料850円+ムビチケカード1,500円)【現地参加・ムビチケつき】『犬王』ムビチケ付参加チケット+文喫入場料4,500円(5月1日から)(文喫 入場料1,650円+イベント参加料1,350円+ムビチケカード1,500円)【現地参加】イベント参加チケット+文喫入場料3,000円【オンライン参加】イベント視聴チケット1,500円(アーカイブ配信あり)※ムビチケの引き渡しは5月27日のイベント当日。【購入ページ】 (チケット販売は5月27日17:45まで、枚数に限りあり)
2022年04月21日湯浅政明監督アニメーション映画『犬王』が、世界最大のアニメーションの祭典「アヌシー国際アニメーション映画祭2022」のオフィシャルセレクションとして招待、上映されることが決定した。湯浅政明監督×脚本:野木亜紀子×キャラクター原案:松本大洋×音楽:大友良英が集結した本作は、室町の知られざるポップスター【犬王】から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描く狂騒のミュージカル・アニメーション。昨年のヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミア、トロント国際映画祭での北米プレミアを皮切りに、これまで、国内外10か所以上の映画祭に選出されてきた。また、過去に本映画祭で最高賞となるクリスタル賞、TVシリーズ部門審査員賞を受賞している湯浅監督が、MIFAキャンパスのゴッドファーザー(Mifa Campus Patron)に就任することも明らかに。同映画祭では毎年、アニメーション界を代表する人物が、若手アニメーターや学生に向けた特別なマスタークラスを開催しており、ギレルモ・デル・トロ、リチャード・ウィリアムズ、ノラ・トゥーミーら世界の名だたる監督たちが任命されてきた。今回この大役を、日本人映画監督では初めて担うこととなる。今回の決定を受けて湯浅監督は「今年もアヌシーに参加できること、そして、皆さんと最新作『犬王』を一緒に観れることを楽しみにしています」と期待を寄せ、「MIFAキャンパスのゴッドファーザーとしてお招きいただき有難うございます。若いアニメーターの方に自分の話をするのはあまり得意ではないですが、もし聞きたいと思う方がいらっしゃれば、お話したいと思いますし、逆に皆さんのお話も聞きたいと思っています。そういった機会があることを大変嬉しく思っています」とコメントしている。なお、映画の舞台となる京都では、4月21日(木)より「京都国際マンガミュージアム」にてキャラクター原案の展示も開催される。(cinemacafe.net)■関連作品:犬王 2022年5月28日より全国にて公開©“INU-OH” Film Partners
2022年04月13日アクティブな春の気持ちを盛り上げてくれるコスメを厳選。自分が心地よくいられる肌とメイクを叶えてくれるラインナップでお届け。アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!1、Hada Labo肌ラボ 極潤 ヒアルロン泡洗顔こだわりのヒアルロン酸配合泡洗顔。洗い流し後のうるもち肌にうっとり。厳選された3種のヒアルロン酸を配合した濃密な泡が肌の潤いを守りながらメイクや顔に付着した汚れをスッキリオフ。「洗い流しただけなのに化粧水をつけた後みたいにしっとり。ワンプッシュで濃密な泡が出て摩擦レスで洗えるところも便利で、もう手放せない」。肌ラボ 極潤 ヒアルロン泡洗顔 160ml¥495(ロート製薬 TEL:06・6758・1272)2、JILL STUART Beautyブルームドロップリップ&チーク シフォン(上から102 限定、04)どこまでもみずみずしくて美発色なソフトマットなリップ&チークに恋。肌や唇になめらかにフィットして内側から上気したような優しい血色感をもたらしてくれる。「マスクを長時間つけて外出してもくずれ知らず。102のラベンダーはデートに、04のピーチコーラルはデイリーにピッタリ」。ブルームドロップリップ&チーク シフォン(上から102 限定、04)各¥3,300(ジルスチュアートビューティ TEL:0120・878・652)3、athletiaリフレッシングデオドラントミスト汗ばむ季節を爽やかで快適に彩るハイスペックな薬用デオドラント。汗そのものではなく汗の中の菌にアタックすることでニオイを抑えてくれる、制汗剤フリーの処方が画期的。「天然植物精油をブレンドした爽快で涼しげな香りで気分もリフレッシュ。1本あるとスポーツシーンはもちろん、日常的にも安心」。リフレッシングデオドラントミスト[医薬部外品]100ml¥3,850 4/8発売(アスレティア TEL:0120・220・415)4、THE MYTOLザ マイトル エッセンス肌に潜在する美しさを引き出して輝くようなハリ肌に導く先行美容液。シワ改善成分“ナイアシンアミド”をはじめ、大人の肌にうれしいリュクスな美容成分を配合。「洗顔後のまっさらな肌になじませるだけで肌がハリと潤いで満ちるのを実感。軽やかなテクスチャーとフローラルの香りが心まで潤してくれる名品」。ザ マイトル エッセンス[医薬部外品]30ml¥11,000(TAISHO BEAUTY TEL:0120・160・901)長﨑望未さんアスリート。月に1回、フォトフェイシャルで肌をトーンアップ中。ユニセックスで可愛いアパレルブランド『nopon』のプロデューサーとしても活躍。※『anan』2022年4月13日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈
2022年04月13日女優でフィギュアスケーターの本田望結が、昨年12月9日に東京・明治記念館で行われた、オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」に出席。歌手デビューを果たすなど新たな挑戦もあった2021年を振り返った。――恒例の晴れ着撮影会の日を迎えました。昨年から妹の紗来さんも一緒に参加するようになりましたね。お姉ちゃんとして、いつもよりグッと背筋が伸びるというか、カッコよくいなきゃいけないと思っていたのですが、妹が「お姉ちゃんがいると、心強い」と取材などで話してくれていたので、すごく嬉しかったです。こうして(お仕事でも)一緒にいられることは幸せだなって感じます。――お互いに学業やお仕事が忙しいと会えない日もありますよね。そうですね。最近なかなか帰れていなかったので、昨日久しぶりに会って、最初はちょっと敬語になっちゃいました(笑)、でも、ものの数分で元に戻れたので良かったです。――今日まで敬語を引きずっていたら、周りも心配したかもしれませんね(笑)。「どうしたの……?」ってなりますよね(笑)。――2021年も色々な活動をされましたが、振り返っていかがですか?ターニングポイントとなるような1年でした。高校サッカー応援マネージャーから始まり、歌を出させていただいたり、映画やドラマだったり作品も撮影できました。そしてスケートでは、インターハイ出場も決まり、1月に本戦があります。2022年にまたここで振り返った時に「最高の1年でした」と言い切れるよう、一つひとつ丁寧に向き合っていきたいです。――今年7月に放送された『関西コント保安協会』(ABCテレビ)では、コントにも挑戦されました。すごく楽しかったです! コントもセリフがしっかりと決まっているのですが、芸人さんはアドリブも入れるのかなと思って、あまりセリフをガチッと入れずに挑戦したのが良かったのかなと。家族や友人からも連絡が来ました。恥ずかしかったんですけど、関西人はやっぱりお笑いが好きなんだなと思いました(笑)。――ちなみに、今注目している芸人さんはいらっしゃいますか?小籔(千豊)さんがめっちゃ好きです!――小籔さんですか! 小籔さんとは『こやぶるSPORTS』(関西テレビ)でも共演されていますよね。最初は正直、ちょっと怖いイメージがあって、番組が始まる時も“大丈夫かな……”と不安だったんです。でも、初回の収録の時に小籔さんが現場に入られるのをお待ちしてたら、「望結ちゃん久しぶり! 待ってくれてなくても良かったのに!」と言ってくださった時の笑顔で、“あっ、最高”と思いました(笑)。――笑顔にやられましたか(笑)。はい(笑)。小籔さんは私にとって師匠のような存在です。――では最後に、2022年の抱負を教えていただけますか?来年は高校3年生で18歳になるので、人生の方向性を固める1年にしたいなと思います。■プロフィール本田望結2004年6月1日、京都府生まれ。2008年、4歳のときCMで芸能界デビュー。11年に日本テレビ系ドラマ『家政婦のミタ』への出演で人気を獲得する。女優、タレントとして活動しながら、現役のフィギュアスケーターとしても活躍を続けている。女優としての主な出演作にテレビドラマ&劇場版『コドモ警察』、テレビ朝日系ドラマ『探偵少女アリサの事件簿』、映画『ポプラの秋』など。2021年には「サクラクライ」で歌手デビューを果たした。
2022年01月03日リーガロイヤルホテル(大阪)から、イラストレーター・湯浅望とコラボレーションしたチョコレート「アート ショコラ ギャラリー(Art Chocolate Gallery)」が登場。テイクアウトショップ「グルメブティック メリッサ」ほかにて2022年1月4日(火)から3月31日(木)まで発売する。リーガロイヤルホテル(大阪)×イラストレーター・湯浅望湯浅望は、可愛らしく鮮やかな表現で人気を博すイラストレーター。リーガロイヤルホテル(大阪)と初のコラボレーションとなる今回は、1粒ごとにテーマが異なる9種類のチョコレートを詰め合わせた「アート ショコラ ギャラリー」を展開する。“家具”や“ステンドグラス”を描いたチョコレートチョコレートには、ホテル館内のメインラウンジや緞通など長く愛され続けているデザインをファッショナブルなイラストで表現。たとえば、カプチーノ風味のチョコレートには、“アンティーク”をテーマにレトロな家具をデザイン。“エレガンス”がテーマのフランボワーズフレーバーには、大聖堂「ザ・クリスタルチャペル」のステンドグラスを表現した。その他、シャンデリアを描いたアーモンド風味や、ベルボーイが主役のジャンドゥーヤ、ホテルの庭園で可愛がられていた“あらいぐま”がモチーフのキャラメルフレーバーなどが揃う。見た目も味わいも楽しいチョコレートのアソートボックスは、バレンタインやホワイトデーギフトにはもちろん、自分へのご褒美にもおすすめだ。【詳細】リーガロイヤルホテル(大阪)×湯浅望販売期間:2022年1月4日(火)~3月31日(木)販売店舗:リーガロイヤルホテル(大阪)「グルメブティック メリッサ」、リーガロイヤルホテル オンラインショップ住所:大阪府大阪市北区中之島5-3-68TEL:06-6448-2412(直通)営業時間:10:00~19:00商品:「アート ショコラ ギャラリー」 2,160円内容:Relaxation(バニラ風味)、Elegance(フランボワーズ風味)、Antique(カプチーノ風味)、Hospitality(ジャンドゥーヤ)、Classic(アーモンド風味)、Symbol(ピスタチオ風味)、Luxury(紅茶風味)、Cutie(キャラメル風味)、Specialty(シャンパン風味)※写真はすべてイメージ。※商品は予告なく販売を終了することがある。※販売期間・営業時間は状況により変更する場合がある。【問い合わせ先】株式会社ロイヤルホテル ホテル製品事業部TEL:06-6448-3907営業時間:10:00~16:00(土・日・祝日を除く)
2021年12月13日湯浅政明監督×脚本:野木亜紀子のタッグで贈る、室町の知られざるポップスター【犬王】から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション『犬王』。この度、本作のティザービジュアルが公開された。「平家物語 犬王の巻」を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く本作。今回完成したティザービジュアルは、偶然にも運命の出会いを果たした犬王と友魚が琵琶の音色に乗り、楽しげに踊る姿が描かれている。時代や境遇をものともせずに無我夢中で自由自在に踊る姿、そして「ここから始まるんだ。俺たちは」というキャッチコピーから、観る人の胸を熱くするような新たな物語の始まりを予感させる。そして、ヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、釜山国際映画祭などの海外映画祭、東京国際映画祭での上映に続き、第51回ロッテルダム国際映画祭での上映も決定。本作だけでなく、Filmmakers in focus部門にて「湯浅政明監督特集上映」として、「四畳半神話大系」『夜は短し歩けよ乙女』『きみと、波にのれたら』などの作品が一挙に上映される。またフランスでは、来年1月に開催されるヨーロッパ最大の漫画祭、第49回アングレーム国際漫画祭でのプレミア上映と、アート展が発表。これまでに同漫画祭公式部門選出や特集展等複数参加し、フランスでも絶大な人気を誇る松本大洋による『犬王』キャラクターデザインの原画が世界で初めて展示される。『犬王』は2022年初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:犬王 2022年初夏、公開予定©“INU-OH” Film Partners
2021年12月08日湯浅政明監督のアニメ映画『犬王』が2022年初夏、全国公開となる。この度、異形の能楽師・犬王と、盲目の琵琶法師・友魚が、その琵琶の音色に乗って楽しげに踊るティザービジュアルが公開された。『犬王』は、室町の知られざるポップスター「犬王」から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。『平家物語 犬王の巻』(古川日出男著)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。この作品には、湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)といった実力派クリエイターが集結。声優にはロックバンド・女王蜂のアヴちゃんや森山未來を迎えた。ティザービジュアルでは偶然にも運命の出会いを果たしたふたりが、時代や境遇をものともせずに無我夢中で自由自在に踊る姿は、「ここから始まるんだ。俺たちは」というキャッチコピーと共に、これまで常に斬新な世界観を作り上げてきた湯浅監督による、観る人の胸を熱くするような新たな物語の始まりを予感させる。さらに「ヴェネチア国際映画祭」や「トロント国際映画祭」、「釜山国際映画祭」などの海外映画祭、「東京国際映画祭」での上映に続き、「第51回ロッテルダム国際映画祭」でも上映が決定。『犬王』だけでなくFilmmakers in focus部門にて「湯浅政明監督特集上映」として、今なお多くの支持を受けるTVアニメ『四畳半神話大系』や、映画『夜は短し歩けよ乙女』『きみと、波にのれたら』などの作品が一挙に上映となる。また、海外での熱狂は映画祭にとどまらず、2022年1月27~30日には、1974年よりフランス南西部アングレーム市で行われているヨーロッパ最大の漫画祭のひとつ「第49回アングレーム国際漫画祭」でのプレミア上映とアート展が行われる。マンガにおけるカンヌと言われる本漫画祭で、日本映画のプレミア上映とアート展が併催されるのは初となる。これまでに同漫画祭公式部門選出や特集展等複数参加し、フランスでも絶大な人気を誇る松本大洋だが、『犬王』キャラクターデザインの原画が展示されるのは世界で初のこと。日本のみならず海外からの注目もますます過熱する湯浅監督が、ついに世界に送りだす前代未聞のミュージカル・アニメーションに期待が高まる。『犬王』2022年初夏 全国公開
2021年12月08日アスリートの長﨑望未さんと一緒に、新作コスメ情報をお届け!アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!1、amritaraフレッシュな植物の恵みを閉じ込めたカプセルタイプのエイジングケア。ハトムギ種子エキスやローズヒップ油など天然由来の成分を贅沢に配合したオイル美容液。ブースターやパックとしても使える。「夜のお手入れで肌になじませたら朝までうるおいが続いて感動。華やかなフローラルの香りにも癒されます」アムリターラ ビューティエイジ ブルーミングエッセンス 24粒¥4,950(アムリターラ TEL:0120・980・092)2、PAUL & JOEサンタ帽をかぶった猫ちゃんにキュン。うるおいリッチで美発色な神リップ。「トリートメントは唇をうるうるにしながらほんのりオレンジに染めてくれるのでふらっとお出かけするときにピッタリ。リミテッドはテクニックいらずで顔つきを華やかにしてくれる愛らしいピンキッシュレッド」右から、リップスティック トリートメント 001、同 リミテッド 010 各¥2,750 共に限定発売(ポール & ジョー ボーテ TEL:0120・766・996)3、AYURAほっと安らぐハーブの香りに抱かれて極上のボディトリートメントを満喫。軽やかなミルクベースに3種類の植物性オイルをブレンド。「肌の上でスーッとのびてあっという間に肌がもちもちに。お手入れしている間、ローズマリーやカモミールなどハーブの香りに包まれるのも幸せを感じます。プッシュ式のボトルも手軽に使えて便利」アユーラ メディテーションボディミルク 200ml¥3,850(アユーラ TEL:0120・090・030)4、KANEBOビジューをあしらったとっておきのケースにセットされた極上のパウダー。上質なベールをまとったようなキメ細やかな肌へと誘って、明るさや透明感をアップ。「ベースメイクの仕上げになじませるだけで肌がサラサラに。マスクをしていてもテカリ知らずの美肌をキープしてくれる」カネボウ ミラノコレクション フェースアップパウダー2022¥9,900*編集部調べ 数量限定発売(カネボウ化粧品 TEL:0120・518・520)長﨑望未元ソフトボール日本代表。外野手としての実力とともにビジュアルやファッションセンスにも注目が集まる。素顔がのぞけるYouTubeチャンネル「のんストップ」好評更新中。※『anan』2021年12月8日号より。写真・田村昌裕スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈
2021年12月03日株式会社ブランジスタメディアは、表紙・巻頭に中村ゆりさんを迎え、和歌山県湯浅町とのタイアップによるグルメ旅を特集した電子雑誌「月刊 旅色」2021年12月号を公開。同号には、森三中の大島美幸さんにプライベートの旅について聞いた連載や、“和食の神様”とまで称される名匠の揚げた天ぷらに迫る特集も掲載しています。■ 「月刊旅色」2021年12月号中村ゆりさんが楽しむ「食べて歩いて、歩いて食べて 湯浅のおいしい旅」 電子雑誌「月刊 旅色」12月号では、初登場の中村ゆりさんが和歌山県の湯浅町をナビゲート。醤油発祥の地としても知られる湯浅町のおいしいものを満喫する特集や、そんな湯浅町の名産品を通して同町のふるさと納税を紹介する特集も。中村ゆりさんは大阪出身で和歌山県に来たことはあるものの、湯浅町は「たぶん初めて」とのこと。訪問にあたっては、「温泉があったり、古い町並みが残っていたり。年齢を重ねるうちにそういった文化や歴史を知りたいという好奇心が高まってきたのですごく楽しみにしてきました」。湯浅町を巡るうち、リラックスしたようで思わず関西弁でインタビューに答える一幕も。ドラマや映画で見せる顔とは違う柔らかな表情は必見です。そのほか、旅好きにおすすめの旅スタイルを聞く「あの人の旅プラン」には、数々の番組で日本のみならず世界各国を飛び回る、森三中の大島美幸さんが登場。印象的だったのは、過酷な旅ロケの思い出……と思いきや家族とのほのぼの旅を振り返ります。また、名匠の揚げた天ぷらに迫る特集やお取り寄せグルメをテーマにした連載漫画「旅する食卓−ヨリコのお取り寄せ日記−」では、広島スイーツをピックアップ。ぜひ電子雑誌でグルメな旅をお楽しみください。■ 表紙・巻頭グラビア・インタビュー / 中村ゆりさん 凛としたクールな佇まいながら、笑うととってもチャーミング。そのギャップに思わず引き込まれる中村ゆりさんが初登場。旅は自分へのご褒美だという中村さんと、和歌山県湯浅町を訪れます。大阪出身ということで、インタビュー中は思わず関西弁がこぼれる場面も。中村ゆりさんの旅アイテム動画: 動画1: ■ 1泊2日のRefresh Trip / 湯浅町(和歌山県)食べて歩いて、歩いて食べて 湯浅のおいしい旅 醤油発祥の地としても有名で、豊かな海に囲まれた町・和歌山県湯浅町。観光名所や絶景スポットも楽しみつつ、海の幸などの名物グルメから新名所のワイナリーまで、湯浅町をまるごと味わう“おいしい旅”を満喫しました。中村ゆりさんの旅ムービー: 動画2: ■ あの人の旅プラン / 森三中 大島美幸(前編) 旅に詳しい著名人におすすめの旅を聞く連載。第3回は数々のバラエティー番組で旅をしてきた、お笑い芸人 森三中・大島美幸さん。行きたいところを詰め込んだ旅スタイルや、伊勢・賢島や和歌山での思い出を語ってくれます。■「あれ食べに行こう」からはじまる旅 タベサキ / “現代の名工”が揚げる 江戸前の天ぷら ■ 写真家・浅田政志の宿旅 / Vol.31 苫屋(岩手県) ■ プレゼントキャンペーン / たまご共和国より「公式たまご・準公式たまごセット(32個入り)」を5名様に 次号、2022年1月号(12月27公開)の表紙は、川栄李奈さんです。<株式会社ブランジスタメディア 会社概要>URL : 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者 :代表取締役社長 井上秀嗣事業内容 :電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月25日株式会社ブランジスタメディアは、表紙・巻頭に中村ゆりさんを迎え、和歌山県湯浅町とのタイアップによるグルメ旅を特集した電子雑誌「月刊 旅色」2021年12月号を公開。同号には、森三中の大島美幸さんにプライベートの旅について聞いた連載や、“和食の神様”とまで称される名匠の揚げた天ぷらに迫る特集も掲載しています。「月刊旅色」2021年12月号中村ゆりさんが楽しむ 「食べて歩いて、歩いて食べて湯浅のおいしい旅」 電子雑誌「月刊 旅色」12月号では、初登場の中村ゆりさんが和歌山県の湯浅町をナビゲート。醤油発祥の地としても知られる湯浅町のおいしいものを満喫する特集や、そんな湯浅町の名産品を通して同町のふるさと納税を紹介する特集も。中村ゆりさんは大阪出身で和歌山県に来たことはあるものの、湯浅町は「たぶん初めて」とのこと。訪問にあたっては、「温泉があったり、古い町並みが残っていたり。年齢を重ねるうちにそういった文化や歴史を知りたいという好奇心が高まってきたのですごく楽しみにしてきました」。湯浅町を巡るうち、リラックスしたようで思わず関西弁でインタビューに答える一幕も。ドラマや映画で見せる顔とは違う柔らかな表情は必見です。そのほか、旅好きにおすすめの旅スタイルを聞く「あの人の旅プラン」には、数々の番組で日本のみならず世界各国を飛び回る、森三中の大島美幸さんが登場。印象的だったのは、過酷な旅ロケの思い出……と思いきや家族とのほのぼの旅を振り返ります。また、名匠の揚げた天ぷらに迫る特集やお取り寄せグルメをテーマにした連載漫画「旅する食卓−ヨリコのお取り寄せ日記−」では、広島スイーツをピックアップ。ぜひ電子雑誌でグルメな旅をお楽しみください。「月刊旅色」12月号表紙:中村ゆりさん■ 表紙・巻頭グラビア・インタビュー / 中村ゆりさん 「月刊旅色」12月号巻頭:中村ゆりさん凛としたクールな佇まいながら、笑うととってもチャーミング。そのギャップに思わず引き込まれる中村ゆりさんが初登場。旅は自分へのご褒美だという中村さんと、和歌山県湯浅町を訪れます。大阪出身ということで、インタビュー中は思わず関西弁がこぼれる場面も。中村ゆりさんの旅アイテム動画: ■ 1泊2日のRefresh Trip / 湯浅町(和歌山県)食べて歩いて、歩いて食べて湯浅のおいしい旅 醤油発祥の地としても有名で、豊かな海に囲まれた町・和歌山県湯浅町。観光名所や絶景スポットも楽しみつつ、海の幸などの名物グルメから新名所のワイナリーまで、湯浅町をまるごと味わう“おいしい旅”を満喫しました。「月刊旅色」12月号湯浅のおいしい旅:中村ゆりさん「月刊旅色」12月号湯浅のおいしい旅:中村ゆりさん中村ゆりさんの旅ムービー: ■ あの人の旅プラン / 森三中大島美幸(前編) 旅に詳しい著名人におすすめの旅を聞く連載。第3回は数々のバラエティー番組で旅をしてきた、お笑い芸人 森三中・大島美幸さん。行きたいところを詰め込んだ旅スタイルや、伊勢・賢島や和歌山での思い出を語ってくれます。「月刊旅色」12月号インタビュー:森三中大島美幸さん■「あれ食べに行こう」からはじまる旅タベサキ / “現代の名工”が揚げる 江戸前の天ぷら ■ 写真家・浅田政志の宿旅 / Vol.31苫屋(岩手県) ■ プレゼントキャンペーン / たまご共和国より「公式たまご・準公式たまごセット(32個入り)」を5名様に 次号、2022年1月号(12月27公開)の表紙は、川栄李奈さんです。<株式会社ブランジスタメディア会社概要>URL: 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者:代表取締役社長井上秀嗣事業内容:電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月25日女優でフィギュアスケーターの本田望結、タレントでフィギュアスケーターの本田紗来が出演する、エディオンの新CM「エディオン TV! / ポイントドーン!」編が、19日より東海・関西などで放送される。新CMでは、たくさんの家電が並ぶ“YouTube風”セットと共に本田姉妹が登場。望結と紗来が交互に、セール内容が書かれた積み木を「ドーン!」と言いながら積み上げていき、最後は「エディオンへ、よーいドン!」という掛け声を発する。撮影後のインタビューで、「年末に楽しみにしていること」を聞かれ、望結は「毎年クリスマスの期間にフィギュアスケートの全日本選手権大会があって、今年はお姉ちゃん(本田真凜)の出場が決まっているので、お姉ちゃんの応援をします」と回答。一方の紗来は「家族と一緒にゲームをしたり色々なことをして、年越しとかクリスマスを過ごせたらと思います」と答えていた。
2021年11月19日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優の中井友望さんです。苦手だった感情の表現を演技や読書を通じて克服中!俳優志望で芸能界へ。「感情や思っていることを口に出すのが苦手。でも、『ヒミズ』という映画で役者さんの感情そのままの演技を観て、俳優になりたいと思いました。今は以前より感情表現できるようになったかな」。本は大事な相棒。「色んな思想や考え方を学べるので、表現力にも繋がっていて。自分と違う価値観を面白いと思えるようになりました」。間もなく公開の映画では高校生役を熱演。「制服は違和感なく着られて、撮影の合間は本当の学校みたいに和気あいあいと話して楽しかったです!」本は並べるのも楽しい。陳列フェチです。宮本輝さん、西加奈子さんが特に好き。実写ドラマや映画に出たいな。人懐っこいレイくんに早く会いたい。実家にいて会えていないので、祖母から写真を送ってもらっています。だし巻きたまごを極めました!水、だし、油のバランスが重要で、ふわふわに作れます。ビールと合う!なかい・とも2000年生まれ。ミスiD2019でグランプリを受賞し芸能界入り。映画『かそけきサンカヨウ』が公開中、『シノノメ色の週末』が11月5日公開。※『anan』2021年11月3日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2021年11月02日女優の富田望生が30日、東京国際フォーラムで行われた「第34回東京国際映画祭」(TIFF)レッドカーペットに登場した。ジャパニーズ・アニメーション部門に選出された『フラ・フラダンス』(12月3日公開)で声優を務める富田。共演の美山加恋、水島精二監督とともに登場した。福島県いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称・フラガール。本作は、フラガールの新入社員・夏凪日羽(なつなぎ・ひわ)と同期の仲間たち、彼女たちを取り巻く人々との絆を描くオリジナルアニメで、主人公の夏凪日羽を福原遥が務めるほか、山田裕貴、ディーン・フジオカらが声優を務める。富田が演じるのは、日羽の同期となる新人フラガールで、パワフルな踊りと和やかな雰囲気でチームに活気をもたらすムードメーカー・滝川蘭子。福島県出身の富田は「主人公たち・フラガールは私が初めて憧れを持った女性だったので、そんな方の声を担当することができるというのは、1人の憧れを持った女の子としても、地元の1人としてもありがたいお話ですごくうれしかったです」と語った。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。2004年から六本木をメイン会場に開催してきたが、今年から日比谷・有楽町・銀座地区に移し、10月30日から11月8日まで開催する。コンペティション部門は、113の国と地域、1,533本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは松居大悟監督による『ちょっと思い出しただけ』と野原位監督による『三度目の、正直』の2作品が選出されている。撮影:蔦野裕
2021年10月31日湯浅政明監督のアニメ映画『犬王』が2022年初夏、全国公開となる。この度、本作が「第34回東京国際映画祭」へ出品され、ジャパンプレミアが11月3日(水・祝)に行われることが決定した。また湯浅監督が登壇するティーチインイベントも発表されている。『犬王』は、室町の知られざるポップスター「犬王」から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。『平家物語 犬王の巻』(古川日出男著)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。この作品には、湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)といった実力派クリエイターが集結。声優にはロックバンド・女王蜂のアヴちゃんや森山未來を迎えた。ワールドプレミアは「ヴェネチア国際映画祭」で行われ、さらに「トロント国際映画祭」、「釜山国際映画祭」、「富川(プチョン)国際アニメーション映画祭」など海外映画祭でも上映。新たに「第37回ワルシャワ映画祭」スペシャル・スクリーニング部門、「第16回ブカレスト国際アニメーション映画祭」長編コンペティション部門への正式出品も決定している。『犬王』2022年初夏 全国公開東京国際映画祭『犬王』ジャパンプレミア+湯浅政明監督ティーチイン11月3日(水・祝)18:00開始会場:TOHOシネマズ シャンテ SCREEN1チケット販売開始日:10月23日(土)※東京国際映画祭公式サイト( )での上映スケジュールの発表は10月上旬を予定。
2021年09月29日湯浅政明監督による劇場アニメーション『犬王』の第二弾キャストとして柄本佑、津田健次郎、松重豊らの参加が発表された。本作は、室町の知られざるポップスター「犬王」から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。湯浅監督の元に、キャラクター原案の松本大洋、脚本の野木亜紀子といった常に新作が期待されるクリエイターが集結し、『平家物語 犬王の巻』(著:古川日出男)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。この度、本作の第二弾キャストが発表され、室町幕府第3代将軍で犬王を高く評価し、後援したと言われる足利義満役に柄本佑、猿楽の一座の棟梁である犬王の父に津田健次郎、壇ノ浦の漁村に暮らす友魚の父に松重豊が決定した。また、作品のカギとなる「古い面」の声を、現役能楽師として活躍する片山九郎右衛門・谷本健吾・坂口貴信・川口晃平が担当。足利家の従者や公家たちなど脇を固めるキャラクターとして石田剛太・中川晴樹・本多力・酒井善史・土佐和成らヨーロッパ企画のメンバーが出演する。さらに、現地時間9月9日14:00頃(日本時間 同日21:00)、第78回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品された『犬王』が世界初上映を迎えた。上映後には鳴りやまない拍手喝采に包まれ、上映後のQ&Aには湯浅政明監督が登壇。オフィシャルレポートが到着した。会場では、エンドクレジットが流れ始めるなり拍手が巻き起こり、客電がつくと監督は立ち上がって拍手に応える。その後も拍手は鳴り止まず、音楽に合わせるように静かに体を揺らしながら湯浅監督は歓声に答えた。上映後のQ&Aに応じた湯浅監督は、「今日はこの映画を観に来てくださってありがとうございます。このふたりのような若者がかつていたことを知ってもらうために作品を作りました」と挨拶。さらに続けて、「当時は生まれたときに生まれた場所で、その人の運命が決まってしまう時代でした。そのなかで上に行くには武士として身を立てるか、芸術家になるかしかありませんでした。犬王のとても明るい性格で、まったく諦めずに自分の夢を実現しようとしているところに感銘を受けました。犬王も友魚も自分のやりたいことを実現させようとした。そんな姿を見ると、自分も周りに左右されず自分の生きたいように生きたいと、勇気づけられます」と語ると、会場に再び拍手が起こった。また犬王のルックを松本大洋の原案をもとに構築したことや、ユニークなロックオペラについて音楽を手がけた大友良英との制作プロセスなどを明かした湯浅監督。「現代的なロックをイメージしたのですが、それを琵琶の音を使ってやるというところで大友さんはとても苦労されたと思います。先に絵がほしいと言われ、ストーリーボードとムービーを用意して送りました。そして音楽が出来上がり、歌入れの時にはアヴちゃんに歌詞をまとめてもらい、森山未來さんへ歌唱提案もあり、大友さんのコーラスが追加され、現在のような形の歌になりました。昔の音楽から始まり、犬王が踊っているうちにそれが徐々に変わり、ダンスも『雨に唄えば』のようなものがあったり、いろいろなものが混ざっていきます。それに伴ってキャストの二人も70年代や80年代のロックミュージシャンのイメージを入れて歌ってくれてると思います」と語る。さらに犬王と友魚の友情について触れ、「誰かの理解者になってあげたい、誰か理解者がいた方がいい、そういう気持ちが込められています」と言った後、観客に向けて「どうか犬王と友魚の名前を覚えて帰ってください」と声をかけると、再び満場の拍手が起こった。<キャストコメント>■足利義満役:柄本佑高校時代松本大洋先生の漫画には大変にハマっていました。まさか先生の画に自分の声を吹き込む日が来ようとは。光栄でした。■犬王の父役:津田健次郎能楽がアニメになる…しかも湯浅監督で!一体どんな作品になるのか?予想もつかない期待感のあるこの作品に参加出来る事がとても光栄です。アフレコの際に見た映像は、能楽がポップにエンターテイメントしてました。とても興味深い作品になっています。是非ご覧下さい!『犬王』2022年初夏、公開
2021年09月10日舞台『検察側の証人』のフォトコールが28日に東京・世田谷パブリックシアターで行われ、小瀧望、瀬奈じゅん、成河が取材に応じた。同作は世界的な推理小説家アガサ・クリスティによる戯曲で、『ねずみとり』『蜘蛛の巣』などと並んで世界中で上演される法廷ミステリーの決定版。容姿端麗な青年レナード(小瀧)は大富豪で独り身の婦人を撲殺した容疑で起訴され、無罪を主張しているものの、状況証拠は彼に不利なものばかり。レナードはあえなく逮捕され、敏腕検事のマイヤーズ(成河)が事件を担当する。法廷が開かれ、法廷弁護人と検事の答弁が白熱の応酬となる中、唯一のアリバイを妻ローマイン(瀬奈じゅん)が証言するはずだっが、法廷に立った彼女から口を突いて出た言葉は、「彼から『婦人を殺した』と告白された」という「検察側の証人」としてのものだった。主演の小瀧は初日を前に「信じられないというか、本当にギリギリの状態で、毎日のように抗原検査PCR検査をしてたどり着いた」としみじみ。作品での演技については「今もできたりできなかったり、悩みながら試行錯誤している段階ですし、これから進むにつれてお芝居も変わってきたりする」と前置きしつつ、「感情を持ったままセリフを言うという間違った覚え方をしてて、『セリフはプレゼントだから相手にちゃんとあげないと』という言葉をいただいて、頭のど真ん中においてやってます」と明かす。成河は小瀧について「いや、素晴らしいですよ。口だけじゃなくて本当に誰よりもそれを実現していて」と絶賛。「経験があるから出来るわけでなくて、いつでもそこにある躓く石で、(演出の)小川(絵梨子)さんは丁寧丁寧にそこの石を取り除いてくださるし、(小瀧は)『自分の感情に溺れないように、どんどんいく』ということを率先していて、素晴らしい座長」と褒めたが、"座長"という呼び名については「初めて言いました」とニヤリとしていた。今回小瀧と夫婦役となった瀬奈は「ずっとマスクを付けて稽古をしていて、席も隣だったけど私語も慎んでいたし横にビニールもあったので、舞台稽古で初めてちゃんと顔を見て『本当にジャニーズの人だったんだ』と思った」と笑いを誘う。成河については「変態という名の天才なので、いい刺激を受けまくっています。『そこまでやるんだ』というくらい攻撃力がすごくて、マニアックな変態」、小瀧については「頭がいいんだな、この方は、と。読解力であったり表現力であったりがブレてなくて、簡単なようで難しいことだと思うんです。すごくさらっと理解できているので『この方も天才』」と表し、「天才に囲まれてやっております」と語った。第28回読売演劇大賞では杉村春子賞、及び優秀男優賞に輝いた小瀧だが「本当にまぐれというか、皆さんといただいた賞なので、僕自身がどうこうではない」と謙遜する。「森(新太郎)さんからも『賞のことは1回忘れろ』と言われて、でもやっぱどこかにあったんでしょうね。そのプレッシャーを取っ払えたという感じなので、思いっきりぶつかっていきたい」と意気込む小瀧は、「自分で成長を感じることはあんまりなくてわからないですけど、成長という意識は持たずに常に高みを目指していくことなのかなと思いますので、日々日々大切に」と心境を表した。作品にちなみ「最近着いた嘘」について聞かれると、「魚介類が苦手なんですが、息子には食べさせなければいけないんで『アレルギー』と嘘をつきました」(瀬奈)、「40になりましたけど、生まれて40年間嘘をついたことは1度もありません」(成河)、「と、いう嘘かもしれません」(小瀧)と個性的な回答を見せる。小瀧は「まだ見ていない(ジャニーズWESTの)メンバーのドラマとかを『見たよ』と言う……何作かあります。作品名は控えさせていただきたい」と苦笑しつつ、「メンバーは全員基本的には来てくれるので、今回も来られる人は来てくれるかな。今日はメールをもらいましたよ。『初日おめでとう、大変な中やけど頑張ってな』って」と明かした。またジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川さんの姉で、17日に死去が発表された同社名誉会長の藤島メリー泰子さんについて聞かれると、小瀧は「僕は直接会う機会があまり多い方じゃなかったんですけど、グループ全員でお昼ごはんに連れていってもらったことがあります。デビューして2~3年経ったくらいで、光栄でした。優しくお仕事の話を聞いて下さったけど、緊張してたのでメリーさんとはお話できず、ただただおししいごはんを一生懸命食べていました」と振り返る。「毎年僕みたいな人間にまでお年玉をくださるような優しい方で、天国でもエンタメというものを楽しんでいただきたいな。(今作も)観に来て下さると思いますし、全力で最後まで頑張りたいと思います」と気合いを新たにした。作品には他、大滝寛、 浅野雅博、寺西拓人、斉藤直樹、林愛夏、西川大貴、阿岐之将一、那須佐代子、梶原善が出演する。東京公演は世田谷パブリックシアターにて8月28日~9月12日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて9月16日~9月20日、大阪公演は枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホールにて9月23日~9月28日。
2021年08月28日女優でフィギュアスケーターの本田望結が7日、自身2作目の楽曲「Dilemma」を配信リリースする。デビュー曲「サクラクライ」 で、17歳の等身大の淡く切ない恋心を表現する美しい歌声を披露した本田。今回の第2弾楽曲「Dilemma」は、本田自身が「いつか自分でチャレンジしてみたかった」と常に思い描いていたダンスパフォーマンスをイメージ。クールな世界観のサウンドで、彼女の中に秘めたエネルギッシュでエモーショナルな感情を表現した楽曲になっている。また、7日の配信リリース日には、YouTubeチャンネル『本田姉妹やで』にて同作のMVも公開される。本田が全編にわたってダンサブルに踊るこのMVは、2016年リオオリンピック閉会式ダンサーをはじめ、BoA、三浦大知、EXILE THE SCOND、木村拓哉など、数多くの有名アーティストのダンサーとして、またコレオグラファーとしてもその名を広く知られる女性ダンサー・KANATAによる振り付け。さらに、同じく数々の有名アーティストのライブツアーやMVにも出演する、今最も勢いのある若手実力派ダンサーが集結し、楽曲に込めたメッセージを表現している。刺激的な力強さを表現した楽曲には、日本を代表する音楽プロデューサーのUTA氏が参加。歌の中では、自分の中にあふれ出した感情を“正直に”、“大切に”、“強さ”を持って前に進んでいくという熱い思いが込められている。特に楽曲冒頭の「All the girls listen up What’s your dilemma?」は、等身大でありながらも決して媚びることのない本田の決意表明であり、同時に多くのリスナーの背中を後押しするメッセージにもなっている。また、同作の初披露は、7日、8日に開催予定の「プリンスアイスワールド 2021-2022 Brand New StoryII〜Moving On!〜大分公演」にて行われる予定。
2021年08月05日小瀧望(ジャニーズWEST)、瀬奈じゅん、成河らが出演する舞台『検察側の証人』が8月28日(土)より、世田谷パブリックシアターで開幕する。この度、出演の小瀧望(ジャニーズWEST)や瀬奈じゅん、成河らの姿を収めたメインビジュアルが発表された。ミステリーの女王と呼ばれる世界的な推理小説家アガサ・クリスティは、演劇の造詣も深く、戯曲作家としても傑作を残した。本作『検察側の証人』は『ねずみとり』や『蜘蛛の巣』などと並んで世界中で上演され、舞台劇の最高峰と称賛される法廷ミステリーの決定版である。“これは私が描いた戯曲の中でも、お気に入りのひとつであった”と、クリスティ自身も自伝の中で語る、緊迫感の応酬と観客の度肝を抜く展開は必見だ。この不朽の名作を、読売演劇大賞 優秀演出家賞など数々の演劇賞を受賞、いま最も注目を集める演出家に数えられる小川絵梨子が翻訳から手がけ、新たな『検察側の証人』が生み出される。主演はジャニーズWESTの小瀧望。『エレファント・マン』で第28回読売演劇大賞 杉村春子賞及び優秀男優賞を受賞後、本作が初の舞台出演となり、婦人殺しの容疑をかけられ法廷に立つ青年・レナード役に挑む。その妻のローマイン役には、ミュージカルからストレートプレイまで多彩なステージで活躍し、常に高く評価される瀬奈じゅん。検事・マイアーズ役には、抜群の演技力で作品の芯となる実力派・成河。そして大滝寛や浅野雅博、寺西拓人、斉藤直樹、林 愛夏、西川大貴、阿岐之将一、さらに那須佐代子に梶原善と、不朽の名作に相応しい俳優陣が集結。どんな演技が繰り広げられるのか、期待して待とう。■公演情報『検察側の証人』作:アガサ・クリスティ翻訳・演出:小川絵梨子出演:小瀧望(ジャニーズWEST)、瀬奈じゅん、成河 ほか<東京公演>8月28日(土)~9月12日(日)会場:世田谷パブリックシアター料金:S席10,500円 / A席8,000円 (全席指定・税込)※未就学児入場不可発売日:7月17日(土)<兵庫公演>9月16日(木)~9月20日(月・祝)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール料金:10,500円(全席指定・税込)※未就学児入場不可<大阪公演>9月23日(木・祝)~9月28日(火)会場:枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール料金:S席10,500円 / A席8,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可
2021年07月20日フィギュアスケート選手、俳優、タレントとマルチな活躍を見せる、本田望結さん。当時6歳で出演したテレビドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で、一躍、人気子役の仲間入りを果たしました。そんな本田さんも、2021年6月1日で17歳に。誕生日当日、『美人3姉妹』とたびたび話題になる、姉・真凛さんと妹・紗来さんらとの3ショットを公開しました。17歳になり、すっかり大人びた現在の本田さんの姿に「もう大人だ…!」「かわいすぎる」と、大きな反響を呼んでいます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 本田望結(@miyu_honda_official)がシェアした投稿 カメラに向かって、さまざまな表情を見せる本田さん。まだ17歳ということもあり、あどけなさは感じるものの、どこか大人びた雰囲気もただよわせています。【ネットの声】・もう17歳だと…!?時の流れの早さに驚く。・子役時代に比べると、すっかり大人の女性ですね!・相変わらず、かわいい!また、誕生日当日にシングル『サクラクライ』で歌手デビューを果たすことも分かった本田さん。フィギュアスケート選手、俳優、さらに歌手と今後も多方面に活躍する本田さんから、目が離せません![文・構成/grape編集部]
2021年06月06日アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が、舞台『検察側の証人』に主演することが30日、明らかになった。同作は世界的な推理小説家アガサ・クリスティによる戯曲で、『ねずみとり』『蜘蛛の巣』などと並んで世界中で上演され舞台劇の最高峰と称賛される法廷ミステリーの決定版。容姿端麗な青年レナード(小瀧)は大富豪で独り身の婦人を撲殺した容疑で起訴され、無罪を主張しているものの、状況証拠は彼に不利なものばかり。レナードはあえなく逮捕され、敏腕検事のマイヤーズ(成河)が事件を担当する。法廷が開かれ、法廷弁護人と検事の答弁が白熱の応酬となる中、唯一のアリバイを妻ローマイン(瀬奈じゅん)が証言するはずだっが、法廷に立った彼女から口を突いて出た言葉は、「彼から『婦人を殺した』と告白された」という「検察側の証人」としてのものだった。クリスティ自身が「これは私が描いた戯曲の中でも、お気に入りの一つであった」と自伝の中で語るほど、緊迫感あふれる応酬と観客の度肝を抜く展開が見所に。翻訳・演出は、読売演劇大賞 優秀演出家賞など数々の演劇賞を受賞し、今最も注目を集めている演出家の一人・小川絵梨子が務める。意外にもクリスティ作品を手がけるのは初めてだという。第28回読売演劇大賞 杉村春子賞、及び優秀男優賞を受賞の小瀧望が容姿端麗な青年・レナードを演じ、瀬奈じゅん、成河と実力派が揃う。他、大滝寛(ウィルフリッド卿役)、 浅野雅博(首席秘書カーター・判事役)、寺西拓人(ハーン警部・警官役)、斉藤直樹(ワイアット博士役)、林愛夏(グリーダ役)、西川大貴(クレッグ・看守役)、阿岐之将一(裁判書記・廷吏役)、那須佐代子(ジャネット・マッケンジー)、梶原善(事務弁護士メイヒュー役)が出演する。東京公演は世田谷パブリックシアターにて8月28日~9月12日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて9月16日~9月20日、大阪公演は枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホールにて9月23日~9月28日。○小瀧望 コメント作品のお話を聞いて、ぜひ! やりたいと思いました。改めて読んで、書かれたクリスティ自身も気に入っている作品というのも納得のとても面白い作品だと思いました。演出の小川さんと稽古場で、色々話しながら作り上げていければと思います。小川さんとご一緒できる時間を楽しんで、また先輩方との芝居のコミュニケーションも楽しみです。僕の演じる青年・レナードについては、節々に狂気的な愛を持った人物だな、と感じました。僕自身、知らない自分に出会えそうです。全く違った僕をお見せできると思います。まだまだ、気の抜けない状況で、我慢をしていただくところもありますが、生で感じるエンターテイメントのすばらしさを伝えていくことも、僕の使命だと思っています。生の演劇に触れて、生の役者のパワーに触れて欲しいと思います。劇場では、傍聴席にいるような気持ちで、ぜひ傑作ミステリーを楽しんで下さい。○瀬奈じゅん コメントこのお話を頂いた時、とにかく興奮しました。出演するのが夢であった『検察側の証人』という作品である事。そして何より、小川絵梨子さんの演出であるという事。今はまだその興奮が収まりきっていない状態ですが、共演者の皆様と共に、しっかりと誠実に稽古を重ねて参りたいと思います。このような状況下ではありますが、足をお運び頂けたら嬉しく思います。○成河 コメント心から信頼する小川絵梨子さんの演出、頼もしく力強い共演者の方々と一緒に、新しい時代の『検察側の証人』を創れることを嬉しく思います。時代を経ても決して古びることのないアガサ・クリスティのこの法廷ミステリーを、さらに今回新翻訳で、より今の私たちに近しいエンターテイメントとして甦らせる事が出来るのではないかと期待しています。出口の見えない不安な日々に少しでも、上質な娯楽、前向きで建設的な思考を、皆さんと共有出来るよう、気を引き締めて稽古に臨みたいと思います。お楽しみにお待ちください。
2021年05月30日ヒューストン・バレエの元プリンシパルで、シャネルのビューティー・アンバサダーを務めるなど、ファッション業界からも熱い注目を集める飯島望未がKバレエ カンパニーに初登場! 8月の正式入団を前に、間もなくBunkamuraオーチャードホールで開幕する熊川哲也版『ドン・キホーテ』にて、日髙世菜・小林美奈・毛利実沙子と並んで主役のキトリを務める飯島に、帰国の経緯や舞台への意気込みを聞いた。「思い立ったら即行動!みたいな性格なんです(笑)」――まずは、約15年ぶりに日本に拠点を移された理由と、Kバレエ カンパニーに入団することになった経緯などお聞かせいただければと思います。いずれは日本に帰って踊りたい、という気持ちは元々ありました。コロナ禍によってヒューストンでは全く踊れなくなってしまったことや、バレエ以外のお仕事が増えてきたことなどが重なって、タイミング的に今かなと。Kバレエさんの公演は、私がバレエを始めた日本の教室の先輩が何人か所属していたこともあって、小さい頃からよく観ていました。バレエ団としても会社としても、唯一無二のスタイルを築いている素晴らしいカンパニーだと思っていたので、私のほうから入団したいと連絡して、運良く迎え入れていただいたという流れです。――ご自分から連絡されたって、すごい行動力ですね!思い立ったら即行動! みたいな性格なんです(笑)。2016年にも一度ヒューストン・バレエを離れているのですが、その時も次のカンパニーが決まっていたから辞めたということではなくて。いったんリセットして自分がどういうダンサーになりたいか考えよう、という感じだったので、チューリッヒ・バレエへの入団が決まるまで1年くらい“ニート”でした(笑)。モットーと言うと大げさですが、ずっと学んでいたい、挑戦していたいといつも思っています。――正式な入団を前に、『ドン・キホーテ』のキトリという大役が舞い込んだ時のお気持ちは?私、『ドン・キホーテ』を全幕で踊ったことがないんです。ヒューストン・バレエのレパートリーにもあるのですが、むこうではしっとりした役をいただくことが多かったので、私は踊ったことがなくて。明るくて活発な役にはずっと憧れがあって、私が『白鳥の湖』に主演しているのと同時期にキトリを踊っていた子を見ながら、「羨ましいなあ、私も人間になりたい!」と思っていたくらい(笑)。ですのでお話をいただいた時は、「できるかな?」「大丈夫かな?」という気持ちもどこかにはありましたが、やっぱり「楽しみ」が一番でした。――実際にリハーサルが始まって、手応えなどはいかがでしょうか。悪戦苦闘しています(笑)。熊川ディレクターの振付って、本当に難しいんです! ステップが多くて速いのでまず体力的に大変ですし、音の取り方が独特なので、熊川ディレクターのミュージカリティ(音楽性)を自分の中に取り入れるのもとても難しい。熊川哲也 Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』メインビジュアル“音にハメる”というのはヒューストンの芸術監督からも求められたことではありますが、この音にこのステップという決まりが熊川ディレクターほど明確ではなかったので、ある程度は自分のミュージカリティで踊っていたんですよね。でも、一度取り入れてしまえば、あとはのびのび踊れるのではないかと感じています。悪戦苦闘はしていても、ずっと学んでいたい私の性格からすると、とてもありがたい環境ですね。――ざっくり、どんなキトリになりたいと思っていらっしゃいますか?お客様に共感してもらえるような、人間味あふれるキトリを演じたいなと思います。私は自分ひとりで考えるのではなく、共演者との掛け合いの中でキャラクターを作っていきたいタイプ。パートナーの山本雅也さんや皆さんとのリハーサルが始まって、私自身本当に楽しく踊ることができているので、自然とそんなキトリになっている……と願いたいですが、そう“見える”かどうかは私には分からないので、そこはどうぞ皆さんで評価してください。「バレエって本当に、努力することが尽きないなと思います」――熊川哲也さんは、飯島さんからご覧になってどんな芸術監督ですか?リハーサルは基本的に舞踊監督が見てくださっているのですが、熊川ディレクターにパ・ド・ドゥを見ていただいた時に、「こうしたほうがいいよ」という言葉通りにやってみたらすぐにうまくいったんです。ダンサーとして素晴らしいのは分かっていましたが、パートナリングもアドバイスもすべてが的確だなんて、「まさに天才だ」と思いました。――では、パートナーの山本雅也さんの印象は。踊ると変わる人、という感じです(笑)。普段はかわいらしいのですが、どこにスイッチがあるのか、踊ると本当にカッコ良くなるんです。パートナーとしても、「僕が合わせるから何でも言ってください」と言ってくれるからとても踊りやすいですね。初めて組むのに、ずっと前から一緒に踊ってきたような感覚になっています。――ちなみに飯島さん自身は、ご自分をどんな特性のあるダンサーだと思っていますか?踊る際に大事にしていることなどと併せてお聞かせいただければと思います。バレエの玄人ではない、一般の方が観ても共感できる演技をしたい、というのは常に思っています。前に観てくださった方から、「あのマイムはどういう意味だったの?」と聞かれたことがあって、伝わってないのは果たして良いのかなって。それ以来、手の出し方や振り向く時のスピードや首の角度など、本当に1ミリ単位で気にするようになりました。そのためか、良いか悪いか分からないですが(笑)、“バレエっぽくない動き”とよく言われます。たとえば手を差し出す時、肘を上げたほうがバレエらしくて美しい動きにはなるけれど、肘を落としたほうが意味は伝わりやすいのかなと思うんですよね。鏡を見ながら研究したり、人間観察をして気付いたことを自分の中に落とし込んだり……バレエって本当に、努力することが尽きないなと思います。――そこまで細かく研究していらっしゃる飯島さんのキトリ、本当に楽しみです! 今回は配信もあるということで、より多くの“一般の方”に観ていただくチャンスでもあると思います。そんな方向けに、改めて熊川版『ドン・キホーテ』の見どころを紹介していただけますか?まず『ドン・キホーテ』という作品自体が、本当に陽気でコミカルで誰が観てもハッピーになれて、しかもバレエのテクニックも満載なので、初めて観るバレエにもぴったりだと思います。そして熊川版は、踊りはもちろんですが、お衣裳やステージセット、それに生のオーケストラ演奏と、総合的な意味で一番豪華な『ドン・キホーテ』。私自身、何度観ても飽きることがありません。バレエの醍醐味はやっぱり劇場で観てもらうことなので、この配信をきっかけに、次は劇場で観たいと思っていただけたら一番うれしいです。――では最後に、これから日本でやっていきたいこと、今後の目標をお聞かせください。私はSNSにも力を入れているのですが、本当にいろんなフォロワーの方がいて、私がきっかけでバレエに興味を持ったと言ってくださる方も多いんです。そういうきっかけ作りを、今後はKバレエ カンパニーとともにもっとしていきたい。日本でもアメリカみたいに、「今日『白鳥』やってるみたいだから観に行こうか」くらいの感覚で、家族の週末の行事とか、あとはカップルのデートなんかにも、バレエを取り入れてもらえるようになったらいいなと思います。バレエという芸術を身近にするために、バレエもSNSもさらに頑張っていきたいですね。取材・文:町田麻子撮影:藤田亜弓公演情報Daiwa House PRESENTS熊川哲也 Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』Spring2021演出:熊川哲也振付:マリウス・プティパ / アレクサンドル・ゴールスキー指揮:井田勝大管弦楽:シアター オーケストラ トーキョー出演:<キトリ>飯島望未、 日髙世菜 、 小林美奈、毛利実沙子<バジル>堀内將平、山本雅也、髙橋裕哉、 杉野 慧 他 K バレエ カンパニ ー※公演日時により出演者が異なります。2021年5月19日(水)~5月23日(日)会場:Bunkamuraオーチャードホールチケット情報オンラインライブ配信が決定<配信日時>2021 年 5 月 23 日(日)13:00キトリ:飯島望未バジル:山本雅也エスパーダ:杉野 慧 ほか K バレエ カンパニー詳細は下記よりご確認ください。
2021年05月18日日本テレビ系『家政婦のミタ』や映画『コドモ警察』など多数の作品に出演する、女優でフィギュアスケーターの本田望結(16)。オランダのデンハーグで開催された「チャレンジカップ2019ノービスA女子」で優勝し、数々のCMに出演しているタレントでフィギュアスケーターの本田紗来(13)。兄に本田太一選手、姉に本田真凜選手を持つ「フィギュアスケート一家」として有名な2人が、昨年12月2日のイベント「オスカープロモーション2021年新春晴れ着お披露目」に出席し、2020年の振り返りと2021年の抱負を語った。2020年のステイホーム期間について望結は、「姉や妹とたくさん一緒にいられて、YouTubeを始めたりして楽しみを見つけられて、高校生としての学習面でも普段以上に沢山吸収出来たと思います」とポジティブなコメント。また、一人部屋になったことを明かし「まだまだ寂しく感じますが1人で本を読んだり、映画やNetflixを観たり、お一人様も頑張れるなと」と、自らの新たな発見を語った。紗来も同じく2020年の嬉しかったことを「姉妹で一緒にいられる時間が増えたこと」だと話す。また新たな発見については「家族の中でも、親戚の中でも末っ子で優しくされたり、かまってもらえたりが当たり前でしたが、子犬が生まれて、お姉さん気取りができている自分を発見しました。自分の事をねーねと呼んでいて家族が笑ってきます」と、本田家の微笑ましいエピソードが飛び出した。「今、この瞬間を大切にする」が信条の望結。2021年は17歳になるが「幼少期からなぜか17歳に憧れを持っていました。何、というわけではありませんが、自分に期待しています」と意気込む。一方「生きる事を頑張る」を心掛けているという紗来は、「2020年はやり残した事が自分の中で目立ちました」と反省しながら、「2021年、それら全てを、そのままにせずに、しっかりやり遂げたいです」と初志貫徹を誓った。
2021年01月03日女優でフィギュアスケーターの本田望結(16)と妹の紗来(13)が2日、東京・明治記念館で行われた「オスカープロモーション2021年新春晴れ着お披露目」に出席した。芸能事務所・オスカープロモーションが毎年12月に開催しているマスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」。今年は新型コロナウイルス感染予防対策を重視し、撮影会形式ではなく、同事務所による撮影素材がマスコミ各社に配布された。同イベントでの姉妹共演は今回が初。望結は「初めて参加させてもらったのが9歳」と振り返り、「その時はまさか妹の紗来と一緒に晴れ着お披露目に臨むなんて思ってもいなかったので、横に妹がいるのがお仕事モードの私を見られているような気がして恥ずかしいです」と苦笑する。『第99回全国高校サッカー選手権大会』(日本テレビ系で放送)の応援マネージャーに抜てきされたこともあり、今年の漢字一文字は「蹴」。「まさに高校サッカー応援マネージャーとして選手の蹴る姿を目に焼き付けたい気持ちと今年はコロナ禍で世の中が困ってしまっているので蹴ってしまいたい気持ちからこの一字にしました」と“蹴”に込めた思いを語った。一方、初参加となった紗来は、「お着物を着るのがいつも楽しくて、すごい今日が来るのが楽しみでワクワクしていました」と心待ちにしていたようで、「初めてなのでお姉さん方のきれいさというか、ずっと緊張していて。でもお姉ちゃんと一緒に晴れ着お披露目に参加できるのがすごい嬉しいです」と二重の喜びを実感。「YouTubeでお姉ちゃんのはじめての撮影会の動画を見たのですが、すごく小さくてその時からお姉ちゃんは色々なドラマや映画に出ていたのだなと思うと、すごいなーと思いました」と姉の偉大さも肌で感じたようだ。この日は本田望結・紗来のほか、小芝風花、吉本実憂、高橋ひかる、尾碕真花、井頭愛海、井本彩花、宮本茉由が参加した。
2020年12月03日rms beautyのクリスマスコフレが数量限定で登場2020年11月4日(水)から、rms beautyの『2020クリスマスコフレ』が発売される。10月28日(水)から予約受け付けをスタート。先着で、イラストレーター湯浅望氏とコラボレーションした『オリジナルカレンダー2021』をプレゼントする。『キスオブカラー&ルミナス ミニコレクション 2020 』は、ハイライターのミニパレットと、人気のティントデイリーリップバーム5色(クリムゾン レーン、ピーコック レーン、トワイライト レーン、パッション レーン、ココア)、オリジナルポーチのセットで、販売価格は7,500円(税抜き)。輝く表情をつくるアイテムを取りそろえた。幅広いメイクが楽しめる充実セットにも注目『キスオブカラー&ルミナス ミニコレクション 2020 エクストラ』は、『キスオブカラー&ルミナス ミニコレクション 2020 』のセットに、『ミニビューティオイル』と『プレスドブラッシュ クラッシュドローズ』を加えた豪華なセットとなっている。販売価格は12,000円(税抜き)。ホリデーメイクからデイリーメイクまで幅広いメイクを楽しむことができそうだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※rms beauty公式サイト
2020年11月02日アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が26日、東京・世田谷パブリックシアターで行われた主演舞台『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』の公開ゲネプロ・取材会に、演出の森新太郎氏、共演の近藤公園、高岡早紀、木場勝己とともに出席した。膨張した頭部と著しく変形した身体から“エレファント・マン”と呼ばれた、19世紀の英国に実在した青年ジョン・メリックと、彼をとりまく人々を描いた傑作戯曲を、演出家・森新太郎氏が新たに立ち上げた同舞台。異形な見た目と無垢な心を併せ持つジョン・メリックを演じる小瀧は「森さんとキャストの皆さんと何カ月もかけて稽古をしてきたので、本番1カ月弱ありますが、ケガなく全力でこの作品に挑みたいという思いです」と心境を告白。「実在した人物を演じるのはあまりないのですごく緊張しますし、ジョン・メリックさんに失礼のないようにということを意識しながら演じさせていただいています」と語った。そして、「仮台本にも戯曲にも書かれていましたが、『ジョン・メリックという役をやる役者は必ず医師の相談を受けてほしい。腰に病気を持つものは腰がダメになるから』と。まずそれに驚きました」と打ち明け、「トレーナーさんと森さんと話しながら、体を歪めた体勢を作りながらポスター撮りをして、そこから稽古に向けて、口を歪めていったり、体をもうちょっと歪めようとか、細かい微調整をしていって今の形になっています」と説明。「体の四肢全体が厳しいです。やっているときは気にならないですけど、終わったときにイタタタっていうのはあります」と明かすも、「ジョン・メリックという役を演じさせていただけているとすごい感じますし、この役でしか味わえない経験だと思うので全然苦じゃないです」と話した。小瀧の演技について、森氏は「あんまり褒めてもしょうがないですけど、大したもんですよ、小瀧は。バッチリなんです。小瀧よくここまで来たなと。褒めてもしょうがないですけど、小瀧えらいなと」と、「褒めてもしょうがない」などと前置きをして笑いを誘いつつ絶賛。木場も「ナイーブでとてもいいと思います」と太鼓判を押し、「僕は小瀧さんが好きです」と告白まで。高岡は「顔とか声の出し方を研究していたのをずっと目の当たりにしてきて、私の見る限りでは真面目でピュアですごく素敵だなと思います」と称賛した。森氏と共演者から絶賛された小瀧。「俳優人生のターニングポイント、大きな節目になるような役になると思います」と手ごたえを口にし、「初日を迎えられることに喜びを感じています。ロングスパンになりますが、キャスト一丸になって、スタッフの皆さんと走り抜けたいと思います」と意気込みを語った。舞台『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』は、10月27日~11月23日に世田谷パブリックシアターにて上演。撮影:篠塚ようこ
2020年10月28日『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』の開幕を前にリハーサルの模様が報道陣に公開され、上演後には主演の小瀧望(ジャニーズWEST)をはじめ、近藤公園、高岡早紀、木場勝己、そして演出の森新太郎が会見に臨んだ。生まれつきの肥大化した頭蓋骨など、異形の外見から“エレファント・マン”として見世物小屋で好奇の目にさらされてきた青年ジョン・メリック。苦難の人生を歩みつつ、その無垢な心が人々の心を惹きつけていく姿を描く。今回も使用されているバーナード・ポメランスの戯曲には、メリックを演じる役者に対し、医師やトレーナーと相談することや腰に持病を抱える者が演じるべきではないといった注意書きが記されているという。 にて
2020年10月28日10月下旬から世田谷バブリックシアターにて上演される東京グローブ座『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』にて、ジャニーズWESTの小瀧望が演じる青年ジョン・メリック(エレファント・マン)のメインビジュアルが公開された。19世紀イギリスに実在した人物を題材にした名作『エレファント・マン』を、総勢9名の魅力的なキャストと充実のスタッフ陣と共に、森新太郎が新たに立ち上げた本作。主人公となる異形な見た目と無垢な心を併せ持った青年メリックは、解剖外科医トリーヴズとの出会いによって初めて人間らしい生活を手に入れ、彼が本来持つ知的で純粋な心に人々は惹き寄せられてく。今回公開されたメリックのメインビジュアルは、演出の森と小瀧が相談しながら創り上げた表情とのこと。シンプルながら、まっすぐこちらを見るメリックの無垢な瞳が印象的なビジュアルとなっている。●公演情報世田谷パブリックシアター×東京グローブ座『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』日程:10月27日(火)〜11月23日(月・祝)会場:世田谷パブリックシアター【料金(全席指定・税込)】一般:S 席(1階&2階)8,500円/A 席(3階)5,000円ほか、各種割引あり【一般発売日】9月26日(土)
2020年09月07日「Netflix」にて配信中の「日本沈没2020」を、湯浅政明監督の手による編集で再構築し、情報量を絞ることで作品のテーマ性をより鮮明に描き出す『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』。この度、全国公開に先駆けて、この劇場編集版の本予告編が公開された。配信版の予告編では、大災害に巻き込まれる武藤家を中心としたサバイバルが描かれていたが、新たに編集された今回の予告編では、湯浅監督が本作を通じて真に描きたかったという、“祖国が沈んだ後の日本人の心”というテーマをより凝縮し、日本が沈んだ後の物語に焦点が当てられている。大災害の後に襲い来る衝撃的な日本の姿、恐怖と脅威の数々が描かれ、そんな絶望的な状況の中、それでも立ち上がり、再生に向かって進もうとする様々な人々の姿が映し出されている。配信を視聴した人からは、「凄くハードで辛い内容」「今は悲しそうなものを楽しむ余裕はない」といった、共感できないという意見や、「ラストが凄かった」「余韻からまだ抜け出せない」などと、いまこそ見るべき内容という感想が寄せられ、賛否が沸騰。予告の中にも、そんな視聴者の様々なコメントも散りばめられている。『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』は11月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ- 2020年11月13日より全国にて公開©“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners
2020年08月27日