皆さんは、「起立性調節障害」という言葉をご存知でしょうか?朝起きれなかったり、倦怠感を感じたりというような症状から”病気”と気づかれないことが多いようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画『「起立性調節障害」って知っていますか?』をご紹介します。本作品には起立性調節障害を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。診断されたのは……毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。夜更かししたいわけでもないのに寝付けないのも朝が異様に辛いのもただの“怠け”ではなくて……。保健の先生に勧められ、病院に行くことになった主人公。母と病院へ行くと、『起立性調節障害』と診断されました。私だけ……?読者の感想は……『自分でもなぜ起きれないのか理由が分からない中で説明できない、理解してもらえないという体験はつらいです。なぜ寝坊したのか、なぜ寝られないのかなどじっくり話し合う時間を持ってほしいと感じました。』『私も中学生の頃に、同じような状態でした。もっとこの病気のことが世間に知られると、同じ悩みを抱える人たちも生きやすい世の中になると考えさせられました。』『起立性調節障害と判る前なんでしょうが、今の段階だと何故なのだろうってなりますね。』など、起立性調節障害と寝坊の差が理解されにくいといったコメントが多く寄せられました。本作では、朝が辛くどうしても起きられない様子が描かれていました。起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。もし主人公と同じような違和感を覚えた場合は、専門家へ相談しましょう。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年10月12日皆さんは、「起立性調節障害」という言葉をご存知でしょうか?朝起きれなかったり、倦怠感を感じたりというような症状から”怠けている”と思われてしまうことも多いようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画『「起立性調節障害」って知っていますか?』をご紹介します。漫画のあらすじ毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。夜更かししたいわけでもないのに寝付けないのも朝が異様に辛いのもただの“怠け”ではなくて……。保健の先生に勧められ、病院に行くことになった主人公。母と病院へ行くと、『起立性調節障害』と診断されました。病院へ行くことに……読者の感想は……『怠けているからとか、気持ちの問題などと言われず、先生が気づきちゃんと病院で診断されたのは良かったですね。まわりの理解と、症状が少しでも改善していくことを祈っています。どうか楽しい学校生活を送れますように!』『目に見えない病気というか、理解してもらえなくてしんどいなと思っている人がいたら読んで欲しいなと感じました。』『病院でちゃんと診断してもらって良かった。後はこれを周囲の人たちに理解させていくとこだけど、これが一番難しいよね。』『怠けているわけではないということが診断で分かって本人も安心が大きいと思います。保健室の先生がしっかり初期の対応をしてくださったのが功を成したのだと思います。これで治療や対策を行って過ごしやすくなるといいなと思います。』など、さまざまなコメントが集まりました。保健の先生からの思わぬ言葉に、親子は驚いたようです。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年10月08日私はもともと片頭痛持ちで、疲れたときなどに症状が出ることがよくありました。4歳だった長男がインフルエンザに感染し、保育園をお休みして私と2人で過ごしていた日のことです。熱が下がった長男は元気だったものの、突然激しい頭痛に襲われた私。視界がチカチカしたあとに頭が割れるような頭痛と嘔吐を繰り返しました。迷いながらも子連れで救急車に乗ったときの体験をお話しします。 ※コロナ禍前の体験談です。 突然ママを襲った頭痛! 心配する長男…当時4歳だった長男がインフルエンザに感染し、私と2人で自宅にいたときのことでした。長男と一緒に遊んでいたら、突然私の視界にチカチカしたものが浮かび始めたのです。これは頭痛が来る!と思い横になったものの、時すでに遅し。 数分後には、頭が割れるような頭痛に襲われていました。のたうち回る私の横で、ひたすら私の心配をする長男……。「ママは頭が痛いんだ」と伝えると子どもなりにわかってくれたようで、時折「ママ大丈夫?」と話しかけてくれました。 嘔吐を繰り返し、119番!頭痛に襲われてすぐに、私は自宅にある常備薬を確認しました。授乳中だったころに病院でもらった痛み止めがありましたが、頭痛がひどすぎてお薬手帳を確認することもできません。何錠飲めばいいのかもわからないまま、とりあえず1錠だけ飲みました。しかし状況は変わらず、ついに嘔吐を繰り返し始めたのです。 タクシーを呼んだとしても自力で歩ける自信がなく、さらにインフルエンザの長男も一緒……。頭の血管が切れるのではと思うほどの頭痛に耐えかね、ついに119番へ電話をしました。 救急車に同乗した長男は病院で…救急要請して間もなく、自宅に救急車が到着しました。そのまま近くの大きな病院へ搬送され、強めの鎮痛剤と点滴で一気に回復! 閃輝暗点(せんきあんてん)という症状だったそうです。インフルエンザの長男は、看護師さんと一緒に感染症用の個室で夫が来るのを待ってくれていました。 長男は初めて乗る救急車に興奮していたようですが、私は長男のことが心配でたまりませんでした。間もなく仕事を早退した夫が保育園へ長女を迎えに行き、そのあと病院に迎えに来てくれて無事4人で家路につきました。 長男と2人きりのときに救急搬送されて思ったことは、持病があるなら常備薬を揃え、容量・用法を把握しておくべきだということ。今でも片頭痛に襲われることはありますが、早めに鎮痛剤を飲んで対処しています。また、子どもなりにママを心配してくれるやさしさを感じられ、長男の成長に触れられた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/さくら監修/助産師 松田玲子著者:河津明香2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。
2023年10月08日「起立性調整障害」を知っていますか?自律神経の働きが悪くなり、起立時に身体や脳への血流が低下し、朝になかなか起きることが出来ない病気です。この障害は病気という自覚も持ちづらく、自他ともに理解されにくいため頭を抱えるかとも多いようで……。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画『「起立性調節障害」って知っていますか?』をご紹介します。本作品には起立性調節障害を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。漫画のあらすじ毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。夜更かししたいわけでもないのに寝付けないのも朝が異様に辛いのもただの“怠け”ではなくて……。怒られながら……この漫画に読者からは……『初めて聞きました。学校の先生が教員免許を取得される際に学ぶのを義務化にして、社会全般でもこういった症状があることが知れ渡るといいのに』『私も学生時代本当に朝起きれないタイプ。このような障害があるということを当時は知らず、早めに寝たのに眠すぎるしなんでだろうと思っていましたがなにか原因があったのかなと思えます。無知って怖いです。』『眠くなる=なまけている、という固定観念は自分も含めて多くの人が持ってしまっていると思います。このような病気があることを全然知らなかったので、改めて自分の認識の浅さを自覚することができました。』『起立性調節障害、とてもつらいらしいのでかわいそうです。外から見えない病気は理解されにくいし、辛いのがとてもわかります。』など、起立性調節障害を初めて知ったというコメントが多く寄せられました。理解されにくい……読者の中には、同じような症状があったものの病気の存在を知らず苦労したという方もいました。外からではわかりにくい病気となると理解されにくいもの。社会全体での認知と理解がもっと広がるとよいですね。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年10月02日待望の男の子・りんたろうくんを出産したミキさん。生後3日目に「耳の聞こえ」を検査する新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果、異状は見つかりませんでした。毎日お世話をしているうちに、ミキさんはりんたろうくんのある異変に気づきます。それは、音に対して反応が薄いということ。違和感を覚えたミキさんが、りんたろうくんを病院へ連れて行くと……。2人目について、ミキさんは夫と話し合いました。ミキさんはりんたろうくんに妹や弟を作ってあげたいという思いがある一方で、「下の子も難聴児だったらどうしよう……」という不安な気持ちもありました。 そんなミキさんとは反対に夫は「家族が多いほうがいいかな。俺たちが亡くなったあとも、きょうだい手を取り合って生きていてほしい!」という意見でした。 夫の意見に心を動かされたミキさんは、2人目について前向きな気持ちに! それから数年後に長女を出産、そして次男を出産しました。新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果……。 「下の子の耳はどうでしょうか…」検査結果は? 次男を出産してから数日後に、新生児聴覚スクリーニングテストを受けると結果は再検査が必要という意味の「リファー」でした。 すぐに大きな病院へ行って再検査をすると、りんたろうくんと同じ重度の難聴ということが判明。しかし、ママもパパもひどく落ち込むことはありませんでした。それは成長したりんたろうくんが毎日明るく楽しく過ごしているから。 りんたろうくんは手話を習得し、楽しくろう学校に通っています。友だちと楽しそうにしているりんたろうくんを見ていると、前向きな気持ちになれました。不便なこともあるかもしれないけど、家族で助け合いながら過ごしていこうと思ったミキさんでした。 難聴でも、そうでなくても、子どもが楽しそうに過ごしてくれることが親にとっての幸せではないでしょうか。家族みんなで困難を乗り越え、絆を深めていってほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※リファーとは検査はパス(pass)とリファー(refer)で結果がでます。パスとは言語に影響する聴覚の異常はない、リファーとは再検査が必要という意味です。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年10月02日まゆさんは、ゴンちゃんが生後5カ月のころ、歯と歯の間に大きなすき間があることに気が付き、違和感を覚えました。6カ月健診や予防接種の際、医師に相談をしてみましたが問題はないと言われます。ある日のこと、まゆさんがゴンちゃんの歯を磨こうと口の中を見ると、生えていたはずの下の前歯が1本、なくなっていました。歯医者さんの最初の診察ではぶつけたのかもしれないと様子見になりましたが、2度目の診察のときは、骨をつくるために必要な酵素の数値が平均より低いことから「低ホスファターゼ症」かもしれないと言われます。知り合いの大学病院を紹介してもらい、遺伝子検査をすることに。その2カ月後。「検査の結果、低ホスファターゼ症の方にある遺伝子の特徴が見られました」と医師から告げられました。そして次の受診の日、先生からある提案が……。 私と夫も…? ※HPP=低ホスファターゼ症のこと ※アルカリフォスターゼ(ALP)とは、骨の石灰化に必要な酵素のこと。※2015年に酵素薬が開発され、現在はこの薬を用いたアルカリホスファターゼ酵素補充療法が基本治療となっています。ALPの数値によっては治療がおこなわれます。 ゴンちゃんの病気の診断が下りた次の診察日、山田先生からある提案がありました。 それは、ゴンちゃんだけでなくお父さんとお母さんも遺伝子検査をしてみないかというもの。 山田先生曰く、受け持っている大学の研究チームに情報を提供したいということもあるのだそう。 夫と相談し、まゆさんたちは遺伝子検査を受けることに。 その結果、まゆさんの遺伝子とゴンちゃんの遺伝子の形が似ていることが判明。まゆさんも低ホスファターゼ症成人型の確定診断を受けました。 低ホスファターゼ症はまだ症例が少なく、ゴンちゃんが今後どのように成長するのかはわかりません。現在は、背も伸びてしっかり歩けていますが、場合によっては、治療が必要になる可能性も。 まゆさんは、歯磨きを丁寧におこなう、骨や関節、他の歯をよく観察するなど、ゴンちゃんのために今できることを前向きに頑張っていこうと思ったのでした。 ◇◇◇ 診断で病名がついて対処法が見えたことも、まゆさんが前向きになれた一因かもしれませんね。ですが、やはり不安になるときもきっとあると思います。気になることがあれば、かかりつけ医や保育士さんなどにその都度相談をして、みんなで見守っていけると心が軽くなるのかもしれませんね。ベビーカレンダーはこれからもゴンちゃんの成長を応援しています。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※低ホスファターゼ症とは生まれつき骨の石灰化が不十分であることが特徴の遺伝性の病気で、15万人に1人程度発症すると推定されています。骨の石灰化に必要な酵素であるアルカリホスファターゼの欠損や活性低下が原因です。症状は、けいれん、筋力低下、体重増加不良、4歳未満での早期の乳歯脱落などがありますが、重症度や発症年齢には幅があります。重症の場合、胎児期に超音波検査でわかることもありますし、軽症の場合はほとんど症状はないまま成人後に疲労骨折などをきっかけとして見つかることもあります。2015年に酵素薬が開発され、現在はこの薬を用いたアルカリホスファターゼ酵素補充療法が基本治療となっています。この治療方法により症状を改善することができるようになってきました。何らかの症状のある場合は早めに医療機関を受診し、相談するようにしましょう。 <参考>公益財団法人難病医学研究財団/難病情報センター「低ホスファターゼ症」(指定難病172)一般社団法人日本小児内分泌学会「低ホスファターゼ症」 監修者:医師 川田 悟司 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年10月01日待望の男の子・りんたろうくんを出産したミキさん。生後3日目に「耳の聞こえ」を検査する新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果、異状は見つかりませんでした。毎日お世話をしているうちに、ミキさんはりんたろうくんのある異変に気づきます。それは、音に対して反応が薄いということ。違和感を覚えたミキさんが、りんたろうくんを病院へ連れて行くと……。りんたろうくんの難聴が判明してから、同じような症状の子どもを育てる方のブログやSNSを見るようになったミキさん。 その中で、聴力に障害がある子どもをサポートしながら教育を施す「ろう学校」の存在を知ります。自宅から通えそうな場所にろう学校があったので、電話で問い合わせてみることに。 その後、未就園児を担当する先生と面接し、りんたろうくん未就園児クラスに入園しました。穏やかに過ごしていたミキさんは、2人目について考えるようになり……。 遺伝だったらどうしよう 2人目について、ミキさんは夫と話し合いました。ミキさんはりんたろうくんに妹や弟を作ってあげたいという思いがある一方で、「遺伝したらどうしよう……。下の子も難聴児かもしれない……」という不安な気持ちもありました。 そんなミキさんとは反対に夫は「家族は多いほうがいいかな。俺たちが亡くなったあとも、きょうだい手を取り合って生きていてほしい!」という意見でした。 夫の意見に心を動かされたミキさんは、2人目について前向きな気持ちに! それから数年後に長女と次男を出産しました。 りんたろうくんに妹と弟ができて、ミキさん一家は一気ににぎやかになりました。夫の言葉の通り、手を取り合って仲良い兄弟に育ってほしいですね。 ※難聴と遺伝について先天性難聴は遺伝子の変異によって発症すると言われています。たまたま原因となる遺伝子が赤ちゃんに伝わることで発症するため、親が健聴でも子どもが難聴となることがあります。先天性難聴の原因には、遺伝子の異常、先天感染(サイトメガロウイルス、風疹)、水頭症、染色体異常や奇形症候群、内耳の奇形などさまざまな原因があります。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 <参考>公益財団法人母子衛生研究会「難聴ってどういうこと?」 >>次の話監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年10月01日待望の男の子・りんたろうくんを出産したミキさん。生後3日目に「耳の聞こえ」を検査する新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果、異状は見つかりませんでした。毎日お世話をしているうちに、ミキさんはりんたろうくんのある異変に気づきます。それは、音に対して反応が薄いということ。違和感を覚えたミキさんが、りんたろうくんを病院へ連れて行くと……。大学病院で検査した結果、りんたろうくんは重度の難聴ということが判明しました。それからしばらくして、りんたろうくんは人工内耳手術を受けることに。右耳に人工内耳、 左耳に補聴器をつける手術を受け1週間ほどで退院しました。 ミキさんはりんたろうくんの今後について考えるようになり……。 「正解がわからない…」難聴の息子の進路 ※0~2歳の乳幼児部を設置しているろう学校もあります。 りんたろうくんの難聴が判明してから、同じような症状の子どもを育てる方のブログやSNSを見るようになったミキさん。SNSやブログでは、保護者目線の生の声や情報を得ることができます。 その中で、聴力に障害がある子どもをサポートしながら教育を施す「ろう学校」の存在を知ります。早速調べてみると自宅から通えそうな場所にろう学校があったので、電話で問い合わせました。 その後、未就園児を担当する先生と面接し、りんたろうくん未就園児クラスに入園。それからは穏やかに過ごしていたミキさんは、2人目について考えるようになりました。 りんたろうに合いそうな幼稚園を見つけることができてよかったですね。りんたろうくんの聴覚の一件から、2人目をどうするか悩んでしまうのも無理はありません。家族でよく話し合い、みんなが笑顔になれる選択をできるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※新生児聴覚スクリーニング検査で異常が見つからなかったとしても、新生児期以降に遅れて難聴が生じることもあります。進行性の病気、感染症などが原因で聴覚に異常があらわれることもあります。 >>次の話監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年09月30日皆さんは、「起立性調節障害」という言葉をご存知でしょうか?朝起きれなかったり、倦怠感を感じたりというような症状から”病気”として知らない人も多いようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画『「起立性調節障害」って知っていますか?』をご紹介します。漫画のあらすじ毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。夜更かししたいわけでもないのに寝付けないのも朝が異様に辛いのもただの“怠け”ではなくて……。保健の先生に勧められ、病院に行くことになった主人公。母と病院へ行くと、『起立性調節障害』と診断されました。眠れない……読者の感想は……『夜遅くまでスマホをしてるから寝不足になり怠けていると思ってしまいがちです』『朝起きることが出来ず、周りから責められる日々は本当に辛く苦しいと思います。』『私も小学生のときこの状態でしたが、当時は「だらしない、夜寝るのが遅いからだ」と言われました。辛いのに理解されないので、もっと広く知ってほしいと思います。』『目に見えない疾患は他者に理解してもらうのは難しいです。』など、さまざまな声が寄せられました。主人公はスマホを触らず寝ようとするも、なかなか寝付けないようです。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年09月30日まゆさんは、ゴンちゃんが生後5カ月のころ、歯と歯の間に大きなすき間があることに気が付き、違和感を覚えました。6カ月健診や予防接種の際、医師に相談をしてみましたが問題はないと言われます。ある日のこと、まゆさんがゴンちゃんの口の中を見ると、生えていたはずの下の前歯が1本、なくなっていました。予約した歯医者さんの1度目の診察では、どこかにぶつけただけかもしれないと様子見に。しかし、3カ月後の2度目の診察では「低ホスファターゼ症」かもしれないと言われます。まだ断定はできないため、知り合いの大学病院を紹介してもらい、血液検査、尿検査、遺伝子検査を実施。いよいよ2カ月後、検査結果が……。 検査の結果は…いかに ※HPP=低ホスファターゼ症のこと ついにゴンちゃんの遺伝子検査の結果が出ました。 山田先生から、「検査の結果、低ホスファターゼ症の方にある遺伝子の特徴が見られました」と伝えられたのです。 まゆさんは夫へ連絡し、保育園にゴンちゃんを迎えにいきました。 保育士さんに低ホスファターゼ症だと診断が下されたことを伝えると、何かできることがあれば言ってほしいと笑顔で話してくれました。 翌日、園長先生からもみんなでゴンちゃんを見守っていくと話があり、まゆさんは胸がいっぱいになりました。 ◇◇◇ まゆさんは、無事にゴンちゃんの診断が下りて、ほっとした気持ちとこれからの不安が入り混じっていたのではないでしょうか。保育士さんや園長先生が心強い言葉をかけてくれてよかったですね。これから家族だけでは行き詰ってしまう場面が出てくるかもしれません。そのようなときは、周りの人たちの力も借りながら一緒にゴンちゃんの成長を見守っていってほしいですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※低ホスファターゼ症とは生まれつき骨の石灰化が不十分であることが特徴の遺伝性の病気で、15万人に1人程度発症すると推定されています。骨の石灰化に必要な酵素であるアルカリホスファターゼの欠損や活性低下が原因です。症状は、けいれん、筋力低下、体重増加不良、4歳未満での早期の乳歯脱落などがありますが、重症度や発症年齢には幅があります。重症の場合、胎児期に超音波検査でわかることもありますし、軽症の場合はほとんど症状はないまま成人後に疲労骨折などをきっかけとして見つかることもあります。2015年に酵素薬が開発され、現在はこの薬を用いたアルカリホスファターゼ酵素補充療法が基本治療となっています。この治療方法により症状を改善することができるようになってきました。何らかの症状のある場合は早めに医療機関を受診し、相談するようにしましょう。 <参考>公益財団法人難病医学研究財団/難病情報センター「低ホスファターゼ症」(指定難病172)一般社団法人日本小児内分泌学会「低ホスファターゼ症」>>次の話 監修者:医師 川田 悟司 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年09月30日皆さんは、「起立性調節障害」という言葉をご存知でしょうか?朝起きれなかったり、倦怠感を感じたりというような症状から”病気”として知らない人も多いようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画『「起立性調節障害」って知っていますか?』をご紹介します。漫画のあらすじ毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。夜更かししたいわけでもないのに寝付けないのも朝が異様に辛いのもただの“怠け”ではなくて……。保健の先生に勧められ、病院に行くことになった主人公。母と病院へ行くと、『起立性調節障害』と診断されました。「起きられない」読者の感想は……『理解されにくい大変な病気だなと感じました』『とても辛い病気だと思いますが適切な治療を受けて前を向いて欲しいです。』『一見誰にでもある疲れや寝不足のようにも思えましたが、こういう症状も一度しっかり検査した方がいいんですね』『きっと主人公自身、どうしてこうなるのかわからないでしょうし、辛いですね。』など、さまざまなコメントが集まりました。主人公は、なかなか起きることができなくなり、中学生になってから体質が変わってしまったようです。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年09月29日待望の男の子・りんたろうくんを出産したミキさん。生後3日目に「耳の聞こえ」を検査する新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果、異状は見つかりませんでした。毎日お世話をしているうちに、ミキさんはりんたろうくんのある異変に気づきます。それは、音に対して反応が薄いということ。違和感を覚えたミキさんが、りんたろうくんを病院へ連れて行くと……。大学病院で検査した結果、りんたろうくんは重度の難聴ということが判明しました。病気を疑い、覚悟していたミキさんですが、現実を突きつけられるとショックを隠せません。 医師から症状が重いということで、人工内耳手術をすすめられました。「今まで問題ないって言われたのになんで……」と涙が止まりません。泣きながら夫に電話で報告したミキさんでした。 帰宅し、夫とりんたろうくんの手術について話すことになり……。 息子の耳はどうなるの? 病院が終わってから、実家によって帰宅したミキさん。自宅に着くと、ちょうど夫とタイミングが一緒でした。 りんたろうくんを抱っこするなり、夫は「気づけなかった……本当にごめん……」と涙を流します。ミキさんも「すっとそばにいたのに気づいてあげられなかった……」と自分を責めてしまうのでした。 それからしばらくして、りんたろうくんは人工内耳手術を受けることに。右耳に人工内耳、 左耳に補聴器をつける手術を受け、1週間ほどで退院しました。 耳元の人工内耳や補聴器に違和感を覚えて、機嫌が悪くなってしまうことも。嫌がって外してしまうため、きちんと装用できるまで約1年ほどかかりました。 病名がわかり、ついに治療を受けることになったりんたろうくん。幼いながらも手術、そして術後もよく頑張りました。健診では異常がないと言われましたが、それでもママが感じた異変から病院を受診し、病気を見つけることができました。ミキさんのように、日頃から子どもをよく見て、異変に気づいてあげられるようにしたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※難聴の早期発見について難聴は早期発見し、適切な治療を受けることが望ましいです。早期治療をおこなうことで、聞く・話すの練習も早めに始めることできるからです。治療が遅れると、言語獲得が困難になり、その後の生活にも大きく影響する可能性があります。また、早期発見ができると、補聴器をうまく使えたり、人工内耳により言葉の改善が得られたり、通常学級に通える可能性も高まります。早期から障害を理解・受容することで、十分な親子の絆が育まれることを期待できます。音声言語または手話言語によりコミュニケーションを学ぶことで、社会参加を促すことができるでしょう。 ※補聴器と人工内耳手術について症状の度合いによって、補聴器と人工内耳手術のどちらを採用するのかが決められます。補聴器を使用しても、十分に聞こえが確保できない場合は、人工内耳手術を採用することが多いです。人工内耳手術では耳の後ろの皮膚を切開し、人工内耳を体内に埋め込みます。 <参考>日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「見逃さないで!子どもの難聴」<参考>日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「人工内耳について」 >>次の話監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年09月29日まゆさんは、ゴンちゃんが生後5カ月のころ、歯と歯の間に大きなすき間があることに気が付き、違和感を覚えました。不安になったまゆさんは6カ月健診や予防接種の際、医師に相談をしてみましたが問題はないと言われます。ある日のこと、まゆさんがゴンちゃんの歯を磨こうと口の中を見ると、生えていたはずの下の前歯が1本、なくなっていました。乳歯が0歳で抜けるのはさすがにおかしいと感じたまゆさんはネットで症状を検索。すると「低ホスファターゼ症」という病名が出てきました。すぐに歯医者を予約し、2週間後にようやく受診ができました。予約した歯医者さんの1度目の診察では、どこかにぶつけただけかもしれないと様子見に。しかし、3カ月後の2度目の診察では「低ホスファターゼ症」かもしれないと言われます。知り合いの大学病院を紹介してもらい、診察が始まったのですが……。 息子の病気はまさか私が要因…? 小児科医の山田先生を歯医者さんから紹介してもらい、ゴンちゃんとまゆさんは大学病院へ。 まずは、血液検査と尿検査をすることに。 山田先生曰く、アルカリフォスファターゼは骨を作るために必要な酵素なのだそう。その数値がゴンちゃんは平均より低いとのこと。個人差はあるものの、この数値が低いことで骨が成長しにくかったり弱くなったりすることもあるのだとか。 しかしまだこの段階では「低ホスファターゼ症」なのか、確定診断はできないそうで、2週間後、2度目の受診。このとき「低ホスファターゼ症」の症状の1つが尿検査の結果に出たことを知らされました。そこで、次の診察で確定診断につながるであろう遺伝子検査をすることに。 後日、無事に遺伝子検査を終えたのですが、結果が出るのは2カ月後。 その帰り道、まゆさんはあることを考えていました。 「私……子どものころ……前歯、上下なかったような……」 まゆさんは実家のリビングに飾ってある自分の幼少期の写真、どれも前歯がなかったことを思い出したのでした。 ◇◇◇ 検査結果が出るまでに時間があると、いろいろなことを想像したり考えてしまったりして不安になりますよね。まゆさんは幼少期に前歯がなかったことを思い出し、ゴンちゃんの乳歯が抜けたのは自分のせいなのかもしれないと焦ってしまった様子。検査結果が出るまで心配だと思いますが、あまり自分を追い込みすぎないでほしいですね。そして次回の受診のとき、先生に質問や相談したいことをメモなどにまとめておくと少しは落ち着いて受診ができるかもしれませんね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※低ホスファターゼ症とは生まれつき骨の石灰化が不十分であることが特徴の遺伝性の病気で、15万人に1人程度発症すると推定されています。骨の石灰化に必要な酵素であるアルカリホスファターゼの欠損や活性低下が原因です。症状は、けいれん、筋力低下、体重増加不良、4歳未満での早期の乳歯脱落などがありますが、重症度や発症年齢には幅があります。重症の場合、胎児期に超音波検査でわかることもありますし、軽症の場合はほとんど症状はないまま成人後に疲労骨折などをきっかけとして見つかることもあります。2015年に酵素薬が開発され、現在はこの薬を用いたアルカリホスファターゼ酵素補充療法が基本治療となっています。この治療方法により症状を改善することができるようになってきました。何らかの症状のある場合は早めに医療機関を受診し、相談するようにしましょう。 <参考>公益財団法人難病医学研究財団/難病情報センター「低ホスファターゼ症」(指定難病172)一般社団法人日本小児内分泌学会「低ホスファターゼ症」>>次の話 監修者:医師 川田 悟司 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年09月29日待望の男の子・りんたろうくんを出産したミキさん。生後3日目に「耳の聞こえ」を検査する新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果、異状は見つかりませんでした。毎日お世話をしているうちに、ミキさんはりんたろうくんのある異変に気づきます。それは、音に対して反応が薄いということ。違和感を覚えたミキさんが、りんたろうくんを病院へ連れて行くと……。りんたろうくんが1歳になったころ、幼児教材に入っていた保護者向けの冊子に「1歳になれば赤ちゃんを後ろから名前を呼ぶと、ママの所まで来る」という記事を目にしました。 しかし、りんたろうくんは1度も反応したことがありません。りんたろうくんの耳がとても心配になり、病院で検査を受けることに。 医師から告げられたのは、まさかの病気で……。 医師から告げられたショックな言葉… ※リファ→正しくはリファー検査はパス(pass)とリファー(refer)で結果がでます。パスとは言語に影響する聴覚の異常はない、リファーとは再検査が必要という意味です。 大学病院で検査した結果、りんたろうくんは重度の難聴ということが判明しました。病気を疑い、覚悟していたミキさんですが、現実を突きつけられるとショックを隠せません。 医師から症状が重いということで、人工内耳手術をすすめられました。「今まで問題ないって言われたのになんで……」と涙が止まりません。泣きながら夫に電話で報告したミキさんでした。 突然の病気の判明にショックを受けてしまうのも無理がありません。育児をしている中でちょっとした異変を感じたら、小児科や住んでいる自治体の窓口に相談することもできます。不安な気持ちをひとりで抱えないようにしましょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※新生児聴覚スクリーニング検査で異常が見つからなかったとしても、新生児期以降に遅れて難聴が生じることもあります。進行性の病気、感染症などが原因で聴覚に異常があらわれることもあります。 ※人工内耳手術耳の後ろの皮膚を切開し、人工内耳を体内に埋め込む手術です。人工内耳を埋め込んでもすぐに音が聞こえるわけではなく、術後約1カ月後から、人工内耳を介して音が聞こえるかテストします。その後、正しく使用するためにはリハビリテーションが必要となります。 <参考>慶應義塾大学病院医療・健康情報サイト「人工内耳」<参考>兵庫医科大学病院「高度・重度難聴(人工内耳埋め込み術)」 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年09月28日まゆさんは春に待望の長男・ゴンちゃんを出産。夫と一緒に初めての育児に奮闘していました。生後4カ月のある日、まゆさんはゴンちゃんの口の中に小さな歯が生え始めたことに気が付きます。 しかしその1カ月後、ゴンちゃんの歯と歯の間に隙間があることに違和感を覚えます。不安になったまゆさんは6カ月健診や予防接種の際、医師に相談をしてみましたが問題はないと言われました。ある日のこと、まゆさんがゴンちゃんの歯を磨こうと口の中を見ると、生えていたはずの下の前歯が1本、なくなっていました。さすがにおかしいと感じたまゆさんはネットで症状を検索。すると「低ホスファターゼ症」という病名が出てきました。焦ってしまったまゆさんはすぐに歯医者を予約。2週間後にようやく診てもらえることになったのですが……。 医師の口から告げられたのは… ※通常はレントゲン検査をおこないます。しかし、赤ちゃんの場合、口の中のフィルムを嫌がる、動いてしまう(レントゲン撮影時は静止する必要があります)などの理由から難しく、症状によってはおこなわれない場合があります。 ゴンちゃんの乳歯が抜けた2週間後、ようやく歯医者で診察をしてもらえることに。 デジカメで歯を撮影するなどして診てもらったのですが、「どこかにぶつけたのかしら」と歯医者さん。そして、炎症はしていないから様子を見ましょうと告げられました。 自分が検索をして調べていた「低ホスファターゼ症」という病気ではないかと心の中でモヤモヤとしていたまゆさん。 調べれば調べるほど、深刻な症状ばかりが目に入ってしまい、まゆさんの不安は大きくなっていきました。 そして3カ月後、2回目の歯科受診をしました。 すると先生は……。 「もう1つの下の歯もぐらついていますね。低ホスファターゼ症かもしれません」と初めて病名を口にしました。 そして歯医者さんから小児科の医師に相談してくださることに。相談後、まゆさんに連絡をくれるとのこと。 まゆさんは、これで診断ができるかもしれないと少し安堵する気持ちになったのでした。 ◇◇◇ これまでずっとゴンちゃんの歯に隙間があったり乳歯が抜けたりする原因がわからず、モヤモヤが募っていたまゆさん。無事に診断へ結びつきそうでほっとした部分もあるのではないでしょうか。とはいってもこれからどうなっていくのか不安は尽きませんよね。ひとりで抱え込まず、悩みや心配事を家族に共有して一緒に乗り越えていってほしいですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※低ホスファターゼ症とは生まれつき骨の石灰化が不十分であることが特徴の遺伝性の病気で、15万人に1人程度発症すると推定されています。骨の石灰化に必要な酵素であるアルカリホスファターゼの欠損や活性低下が原因です。症状は、けいれん、筋力低下、体重増加不良、4歳未満での早期の乳歯脱落などがありますが、重症度や発症年齢には幅があります。重症の場合、胎児期に超音波検査でわかることもありますし、軽症の場合はほとんど症状はないまま成人後に疲労骨折などをきっかけとして見つかることもあります。2015年に酵素薬が開発され、現在はこの薬を用いたアルカリホスファターゼ酵素補充療法が基本治療となっています。この治療方法により症状を改善することができるようになってきました。何らかの症状のある場合は早めに医療機関を受診し、相談するようにしましょう。 <参考>公益財団法人難病医学研究財団/難病情報センター「低ホスファターゼ症」(指定難病172)一般社団法人日本小児内分泌学会「低ホスファターゼ症」 監修者:医師 川田 悟司 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年09月28日待望の男の子・りんたろうくんを出産したミキさん。生後3日目に「耳の聞こえ」を検査する新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果、異状は見つかりませんでした。毎日お世話をしているうちに、ミキさんはりんたろうくんのある異変に気づきます。それは、音に対して反応が薄いということ。違和感を覚えたミキさんが、りんたろうくんを病院へ連れて行くと……。りんたろうくんが1歳になったころ、幼児教材に入っていた保護者向けの冊子に「1歳になれば赤ちゃんを後ろから名前を呼ぶと、ママの所まで来る」という記事を目にしました。 しかし、りんたろうくんは1度も反応したことがありません。この記事を読んで「うちの子は耳が聞こえていないかもしれない……」と思うように。 りんたろうくんの耳がとても心配になり、すぐに聴力検査できる病院を探し……。 ついに判明!息子の病名は? 耳鼻科の先生に新生児聴覚スクリーニング検査で異常が見つからなかったことや、今までのりんたろうくんの様子を伝えました。そこで医師は「スクリーニングテストで問題がなければ大丈夫だと思うけど、お母さんの勘というのは医者の見解を上回るときがありますからね」と話します。耳鼻科は検査設備が整っていなかったため、大学病院を紹介してもらうことになりました。 数日後、 大学病院へ行き検査を受けることに。ドキドキした気持ちで検査結果を待つミキさん。不安な面持ちのミキさんに、医師は「りんたろうくんは重度の難聴です」と告げたのでした。 ついにりんたろうくんの病気が判明しました。今までの健診で問題ないと言われても、再度病院に行って本当によかったですね。子どもから発せられるサインや、小さな異変に気づくことが大切なのかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年09月27日まゆさんは春に待望の長男・ゴンちゃんを出産。夫と一緒に初めての育児に奮闘していました。生後4カ月のある日、まゆさんはゴンちゃんの口の中に小さな歯が生え始めたことに気が付きます。 ゴンちゃんの成長に感動していたまゆさんでしたが、1カ月後、歯と歯の間に気になる隙間があることに違和感を覚えます。心配になったまゆさんは、6カ月健診のときに相談をしてみましたが、おしゃぶりなどの影響かもしれないと言われました。しかし、おしゃぶりをやめても日に日に歯の隙間は大きくなっていったため、もう一度小児科で相談しますがやはり問題はないとのこと。まゆさんは不安な気持ちが消えないまま過ごしていたのですが、さらに不安が大きくなってしまう衝撃的な出来事が起こって――!? 歯磨きをしようと息子の口の中を見ると… ※誤)歯科健診 → 正)歯科検診 ゴンちゃんが生後11カ月を迎えたころ、歯磨きのためゴンちゃんの口の中を見たまゆさん。 すると生えていたはずの下の前歯が1本、なくなっていることに気が付きます。 まゆさんは、ゴンちゃんが歯を飲み込んでしまったのではないかと口の中を確認しますが見当たりません。 すると床に、小さくて細い、ゴンちゃんの乳歯が落ちていました。 さすがにおかしいと思ったまゆさんはネットで症状を打ち込み検索。すると「HPP……低ホスファターゼ症」という病名が出てきました。 この病気について詳しい先生がいる歯医者へ連絡をし、なんとか2週間後に予約が取れました。 ◇◇◇ 歯科医師曰く、歯が生え始める時期には個人差がありますが、だいたい生後6カ月~9カ月のころが多く、2~3歳ですべての乳歯が生え揃うそうです。また、乳歯から永久歯への生え変わりは、5歳前後から始まり14歳ごろに完了するとのこと。乳歯が本来生えてくるはずの時期に抜けてしまったのですから、まゆさんは不安になってしまいますよね。予約が取れた歯医者さんできちんと診てもらい、不安が少しでも軽減されると良いですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 川田 悟司 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年09月27日待望の男の子・りんたろうくんを出産したミキさん。生後3日目に「耳の聞こえ」を検査する新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果、異状は見つかりませんでした。毎日お世話をしているうちに、ミキさんはりんたろうくんのある異変に気づきます。それは、音に対して反応が薄いということ。違和感を覚えたミキさんが、りんたろうくんを病院へ連れて行くと……。りんたろうくんが音に対しての反応が薄いことを気にするミキさん。生後1カ月健診で医師に相談したものの、「新生児聴覚スクリーニングテストでパスしているなら問題ありません」と言われてしまいました。 その後、インターホンやおもちゃの音に反応しないように思えたので、生後3カ月健診、6カ月健診でも医師に相談することに。医師が指を鳴らしてみると、そっちの方向を見るりんたろうくん。そのときも「大丈夫だと思いますよ」と言われ健診は終了しました。 帰宅後、夫に相談すると「医者が大丈夫って言ってるなら平気じゃない?」と言われてしまい、ミキさんは「そうだよね……」と納得しようとするのでした。 それからりんたろうくんは1歳になり……。 「やっぱりおかしい」1歳になって確信 りんたろうくんが1歳になったころ、幼児教材に入っていた保護者向けの冊子に「1歳になれば後ろから名前を呼ぶと、ママの所まで来る」という記事を目にしました。 しかし、りんたろうくんは1度も反応したことがありません。まだ小さいから……わかってるけど反応しないんだ……と思い込んでいましたが、この記事を読んで「うちの子は耳が聞こえていないかもしれない……」と思うように。 「他の子はもっと前からできることだったんだよね……ごめんね……」と自分を責めてしまうミキさん。りんたろうくんの耳がとても心配になり、すぐに聴力検査できる病院を探しました。 成長には個人差があるとはいえ、同世代ができることをできないと心配になってしまいますよね。ずっと一緒にいる保護者だからこそ気づく、小さな異変や変化などがあるでしょう。心配ごとがあるときは、そのような気づきを、専門家である医師に相談してみると、いいかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※1歳の子どもに後ろから名前を呼んでも反応しないことについて単に耳垢がたまって聞こえにくくなっていたり、遊びに集中していたりして、呼んでも振り向かないことがあります。また、軽度の難聴の場合、健診などで見逃されていることもあるので、違和感があるときは耳鼻科や小児科の受診をおすすめします。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年09月26日まゆさんは春に待望の長男・ゴンちゃんを出産。夫と一緒に初めての育児に奮闘していました。生後4カ月のある日、まゆさんはゴンちゃんの口の中に小さな歯が生え始めたことに気が付きます。 ゴンちゃんの成長に感動していたまゆさんでしたが、1カ月後にあることに違和感を覚えて――。突然襲いかかってきた不安 ※実際には、乳児期のおしゃぶりや歯固めが歯の隙間をつくる直接的な原因になる可能性は低いと言われています。 生後4カ月。ゴンちゃんの口の中を見ると下の前歯が2本うっすらと生えてきていました。 まゆさんはゴンちゃんの成長に感動していたのですが……。 それから約1カ月後、ゴンちゃんの口の中を見たまゆさんはある違和感を覚えます。 その違和感とは、ゴンちゃんの歯と歯の間に隙間があったこと。 6カ月健診で念のため歯の隙間のことを担当の先生に相談してみましたが、おしゃぶりや歯固めのせいかもしれないと言われました。 それからはなるべくおしゃぶりを使用しないようにしたものの、ゴンちゃんの歯の隙間は日に日に広がっていったのです。 予防接種のときに再度、小児科医に相談しますが、心配ないとのこと。 ですが、まゆさんは不安が消えないままでした。 ◇◇◇ 乳歯の生え始めはわが子の成長を感じ、とても感動しますよね。お医者さんに歯の隙間は心配する必要はないと言われましたが、まゆさんは不安が消えない様子。歯は健康な体を支えるために大切なもの。わが子の歯が心配になるのもうなずけます。不安なときは、念のため歯医者さんにも診てもらうと良いのかもしれませんね。少しでもまゆさんが安心できるといいですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 川田 悟司 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年09月26日待望の男の子・りんたろうくんを出産したミキさん。生後3日目に「耳の聞こえ」を検査する新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果、異状は見つかりませんでした。毎日お世話をしているうちに、ミキさんはりんたろうくんのある異変に気づきます。それは、音に対して反応が薄いということ。違和感を覚えたミキさんが、りんたろうくんを病院へ連れて行くと……。待望の第1子となるりんたろうくんを出産したミキさん。新生児聴覚スクリーニング検査を受けたりんたろうくんですが、問題は見つかりませんでした。 慣れない育児に悪戦苦闘するミキさん。夜中になると隣の赤ちゃんの泣き声が聞こえてきますが、りんたろうくんはあまり泣きません。「大物になるかもね!」と笑っていました。 その後、退院し実家での子育てがスタート。ミキさんが大きな物音を立てても、りんたろうくんは相変わらずぐっすり眠っています。数日後、救急車がサイレンが家の近くで鳴っても、りんたろうくんは無反応です。反応の薄さに心配になったミキさんは医師へ相談すると……。 「音への反応が薄いのですが」医師に相談してみると 音に対しての反応があまりないような気がすると、生後1カ月健診で医師に相談したミキさん。しかし「新生児聴覚スクリーニングテストでパスしているなら問題ありません」と言われてしまいました。 その後もりんたろうくんはおもちゃやインターホンの音に反応しません。気になったミキさんは生後3カ月健診、6カ月健診でも医師に相談しました。医師が指を鳴らしてみると、そっちの方向を見るりんたろうくん。そのときも「大丈夫だと思いますよ」と言われ健診は終了しました。 何度聞いても問題はないと言われ、「私の思い過ごしなのかな? おとなしい性格なのかな?」と思い込もうとするミキさん。帰宅後、夫に相談すると「医者が大丈夫って言ってるなら平気じゃない?」と言われてしまい、ミキさんは「そうだよね……」と納得しようとするのでした。 りんたろうくんと過ごす時間が長くなるほど、りんたろうくんが心配になるミキさんでした。医師や夫に大丈夫だろうと言われても、ミキさんのモヤモヤした気持ちは晴れません。りんたろうくんがなぜ音への反応が薄いのか、判明する日が早く来るといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年09月25日皆さんは、「起立性調節障害」という言葉をご存知でしょうか?朝起きれなかったり、倦怠感を感じたりというような症状から”病気”として知らない人も多いようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画『「起立性調節障害」って知っていますか?』をご紹介します。本作品には起立性調節障害を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。漫画のあらすじ毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。夜更かししたいわけでもないのに寝付けないのも朝が異様に辛いのもただの“怠け”ではなくて……。ある日、佳純は学校の集会で倒れてしまいました。保健の先生からの言葉は……読者の感想は……『こんな経験豊富な保健室の先生に出逢いたかったです』『自分のことなのに、わからない症状、不安になりますよね。保健室の先生が話をしやすい先生で良かったです。』『私はこの病気のことを知りませんでした。本人にとってはとても辛いと思います。』『優しく話を聞いてくれて病気の可能性を指摘してくれる学校保健医が優秀だと感じました。』など、さまざまなコメントが寄せられました。保健の先生が親身に話を聞いてくれ、主人公は思いがけない言葉に驚いたようです。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年09月24日待望の男の子・りんたろうくんを出産したミキさん。生後3日目に「耳の聞こえ」を検査する新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果、異状は見つかりませんでした。毎日お世話をしているうちに、ミキさんはりんたろうくんのある異変に気づきます。それは、音に対して反応が薄いということ。違和感を覚えたミキさんが、りんたろうくんを病院へ連れて行くと……。 「わが子は大物?」ママが感じたこと 待望の第1子となるりんたろうくんを出産したミキさん。新生児聴覚スクリーニング検査を受けたりんたろうくんですが、問題は見つかりませんでした。 ひと安心したミキさんは慣れない育児に悪戦苦闘しながらも、毎日愛しいわが子と過ごしていました。夜中になると隣の赤ちゃんの泣き声が聞こえてきますが、りんたろうくんはあまり泣きません。「大物になるかもね!」とこのときは笑っていました。 その後、退院し実家での子育てがスタート。ミキさんが大きな物音を立てても、りんたろうくんは相変わらずぐっすり眠っています。数日後、救急車がサイレンが家の近くで鳴っても、りんたろうくんは無反応。さすがにミキさんは不安になってしまいました。 あまり泣かずに眠ってくれるのは、保護者にとってはありがたいことですが、あまりにも静かだと心配になってしまいますよね。少しでも異変や違和感を覚えたら医師などに相談してみましょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※新生児聴覚スクリーニング検査とは…生まれた赤ちゃんが音を聞こえているか確認する聴力検査です。ささやき声ぐらいの大きさの音を赤ちゃんに聞かせ、左右の耳の反応を見て聴力が正常かを診断する方法が一般的とされています。早期に難聴を診断することで、難聴の原因や治療、リハビリテーション(補聴器等)をスムーズに導入することができるようになります。新生児聴覚スクリーニング検査をパスしたのに、その後難聴が判明することは稀にあります。進行性の難聴やサイトメガロウイルスの胎内感染などで発症する可能性があります。少しでも異変を感じたときは、耳鼻科を受診し聴覚検査しましょう。 <参考>新生児聴覚スクリーニングとは?検査内容や費用、再検査について【医師監修】監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年09月24日皆さんは、「起立性調節障害」という言葉をご存知でしょうか?朝起きれなかったり、倦怠感を感じたりというような症状から”病気”として知らない人も多いようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画『「起立性調節障害」って知っていますか?』をご紹介します。漫画のあらすじ毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。夜更かししたいわけでもないのに寝付けないのも朝が異様に辛いのもただの“怠け”ではなくて……。保健の先生に勧められ、病院に行くことになった主人公。母と病院へ行くと、『起立性調節障害』と診断されました。私だけじゃない読者の感想は……『私が通っていた学校にもこの障害を抱えた生徒が何名かいました。朝礼ではずっと立っていることが難しいので、先生が配慮してその生徒たちを列の1番後ろにしてあげていました。』『周囲から軽く思われてしまいがちだけど、事情があることを理解できれば優しい目でみてあげられるようになる』『理解してくれる人がいて支えてくれる周りがいるのは救いですね』『症状について理解してくれる存在の大きさを強く感じました。この漫画のように手を差し伸べてくれる存在は大きいですね』など実に様々な声が集まりました。家族や学校の先生にも配慮してもらえるようになった主人公。学校集会では、同じように座る子を見てほっとしたようです。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年09月20日季節の変わり目などに体調を崩しやすい人がいますが、それは子供も同じ。学校などに行くこともままならず、家でゆっくり休む日もあるでしょう。『子供の病気あるある』ユウコトリトリ(yuko_toritori)さんは、『子供の病気あるある』をテーマに描いた漫画を公開しました。ある日、子供が『不気味なほど大人しかった』ことから、病気が発覚し…。病院に連れていったところ、その場ではなんともなかったのに、帰宅するとまた体調不良に。熱さましに冷却シートを貼っていたら、いつの間にかはがしてしまったのか、洗濯物から出てきたこともあるようです。また、病気で休んでいる子供には、菩薩のように優しく接する投稿者さんですが、治ったら元通り!そして、看病していなかった家族がなぜか病気をもらってしまうのでした…。【ネットの声】・ほんと、家ではゴホゴホしてるのに、診察時にはピタリと止まるのはなんでだろう…。・看病していない人にうつる話で、爆笑してしまいました!ほんまそれ!・病気の時は「元気になってくれればそれで…!」と思うのですが、治った途端に通常モードに戻っちゃいますよね。・もう、何もかも『あるある』すぎて!よく分かることだらけです。作中の『あるある』ネタには、共感のコメントの数々が届いたようです。病気は、かかり始めが肝心。子供の様子がいつもと違ったら、できるだけ近くの病院にかかるようにしましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年09月16日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。無事出産し、ちょるりさんは赤ちゃんが「生きている」ことに安堵し、うれしさで涙を流しました。わが子と初対面し、しばらくすると医師がやってきて……。 赤ちゃんの検査結果は… 今まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。「口唇口蓋裂」を持って生まれる人もいるのだと、もし頭の片隅にとどめていただけたら、とてもうれしいです。 そして、かつての私と同じように、今出産を控えながら不安や心配を抱えてらっしゃる方々へ。 「赤ちゃん産んだら、絶対かわいいから大丈夫!! 」などと無責任なことは言えません。 ですがこんな一例もあるんだなと、ほんの少し参考にしてもらえたら本望です。 合併症もなく、元気に生まれてきた次女ちゃん。手術後は手術痕も目立たなくなったそう。ちょるりさんのSNSでは、元気な姿の次女・ひーひーちゃんのエピソードを見ることができます。 ちょるりさんは、温かい言葉やさりげない気づかいは、マイナスな出来事よりも何千倍も覚えていると書かれていました。少しのやさしさでも相手に良い影響を与えることができるのなら、ふとしたときでも、やさしさを差し出せる人になりたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月16日皆さんは、「起立性調節障害」という言葉をご存知でしょうか?朝起きれなかったり、倦怠感を感じたりというような症状から”病気”として知らない人も多いようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画『「起立性調節障害」って知っていますか?』をご紹介します。漫画のあらすじ毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。夜更かししたいわけでもないのに寝付けないのも朝が異様に辛いのもただの“怠け”ではなくて……。保健の先生に勧められ、病院に行くことになった主人公。母と病院へ行くと、『起立性調節障害』と診断されました。栄養にも気を遣う読者の感想は……『母親の協力がより主人公が生活を取り戻せやすくなっているのだと感じます。周りと同じようにと焦るのではなく、少しずつ目標立てて実践していくことが重要なのだと感じました。』『本人でも起立性調整障害という病気を自覚するのは難しいと思いました。そして周囲はなおさらだと思うので、治療するにもなかなかハードルの高いなと感じます。まずは起立性調節障害があることを学校などで周知していくのが重要だと思います。』『食べるものや水分、寝る時まで一日中気をつかわないといけないのだなと思う反面、気をつければ改善することもできるのだなと思いました。』など、起立性調節障害について様々な声が集まりました。本作では、”うまく生活するため”、主人公は周囲の協力を得ながら対策をしていきます。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年09月16日もし、自分の娘が学校に行けなくなったら……?今回は、起立性調節障害という病気で、学校に行きたくても行けない人のお話です。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「ある日学校へ行けなくなりました」から、話の展開を予想していただくクイズをお届けします!本作品には起立性調節障害を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。事情を説明するも……ここでクイズです!起立性調節障害により、学校に毎日通えない主人公。久しぶりに学校に行き、友人に事情を説明します。すると、友人たちはどんな返答をしたでしょう……?ヒントとして、それは主人公の想像とは違い……。友人たちの返答は……?正解は『怠け』だと言われた病気について説明するも、サボりや怠けだと言われてしまう主人公。ショックを受けた主人公は、学校に行けなくなり……。こんな時どうする?もし、病気で苦しんでいるのに“怠け”だと言われたら、悲しいですよね。今回の主人公は、友人からの理解を得られませんでした。もし、身近な人が同じ病気だったら、あなたならどう対応しますか?※実体験を元に漫画化したものです※こちらの記事・漫画はあくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。■作画:ちり(MOREDOOR編集部)
2023年09月15日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。予定日前日に破水し、病院へ。着くや否や陣痛が始まり、出産することに。担当の先生が、まさかの元同級生という驚きのハプニングもありながら、無事出産しました。かわいい赤ちゃんの産声に愛しさを感じていたちょるりさんでしたが、赤ちゃんと初対面をすることなく、検査に連れて行かれてしまい……。生まれてすぐ赤ちゃんを検査に連れて行かれてしまい、抱くこともできず、不安に思っていると……。 赤ちゃんとの対面 ついに娘との対面……! 抱いた途端、あれだけ心配していたのが嘘みたいに穏やかな気持ちになりました。 娘が生きているということを実感できて、うれしくて心底ホッとして、気が緩みました。 今思えば、口唇口蓋裂を告知されてから、この瞬間までずっと緊張し続けていた気がします。 不安や悩みを乗り越えて赤ちゃんにやっと会うことができたちょるりさん。赤ちゃんが「生きている」ことに安堵とうれしさで涙を流しました。 みなさんは、出産し、お子さんを初めて抱っこしたとき、どう感じましたか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月15日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。破水し、タクシーで病院に向かいました。「そこまでの痛みはないな」と思っていると、助産師さんから「陣痛きてるじゃないですか!」と言われ、出産の体勢に。先生が来て「やっと産める!」と思いきや、目の前に立っていた先生は、まさかの元同級生でした。まさかの元同級生との再会に気まずさを感じながらも、いきみを繰り返していると……。 ようやく産める!と思いきや… お産は難航し、酸素マスクをつけながら、いきみを繰り返していました。 そして陣痛を感じてから2時間後、次女の「ひー」が誕生。 しかし、赤ちゃんをゆっくり抱くこともできず、検査に連れて行かれてしまいました。 赤ちゃんの産声に愛しさを感じながらホッとしていたちょるりさんでしたが、赤ちゃんとの初対面をすることなく、助産師さんは赤ちゃんを連れて行ってしまいました。 ちょるりさんは、赤ちゃんが生まれたとき「なんてかわいい声なんだろう」と感じていました。みなさんが、初めてお子さんの産声を聞いたとき、どのようなことを思いましたか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月14日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。妊娠39週に入っても、赤ちゃんが生まれる様子はなく、ちょるりさんは「自分の心の準備ができていないからだ」と感じていました。しかし、「赤ちゃんに会いたい」という気持ちを大切にしようと心に決めた数時間後、ついに破水しました。 破水し、夫を起こし病院へ赤ちゃんを迎える覚悟ができたとき、破水しました……。 陣痛は、全然痛くなかったです。言われてみれば「多少、おなかが張っているかな? 」というくらいで、「家でこの痛さがきても絶対陣痛だと気付けないレベル」と、当時の記録に書いてました。 さらに、まさかの再会。きっと相手のほうが気まずかっただろうに、担当してくれて感謝でいっぱいです! 陣痛がきた最初のことはまったく痛みがなかったというちょるりさん。その後、しっかり、一気に痛みがきて、3人のお子さんの中で一番きついお産になったそうです。 ちょるりさんは、まさかの同級生と再会していましたね。みなさんは、分娩中に起こったハプニングはありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月13日