ロックバンド・official髭男dismが、音楽ストリーミングサービス・Spotifyを通じ、自宅で過ごすリスナーに向けた期間限定プレイリスト「Listening Together #聴いてつながろう」を公開した。新型コロナウイルス感染拡大によって“Stay Home”が社会の新たな潮流となる中、「おうちで楽しむ音楽」や「一緒に聴きたい音楽」をテーマに選曲。第1週目はofficial髭男dismが選曲を担当し、今後も様々なアーティストをゲストキュレーターに迎え、プレイリストを週替りで更新していく。official髭男dismのプレイリストには、「パラボラ」「I LOVE...」「Stand By You」「LADY」といった自身の楽曲のほか、星野源「Family Song」、大橋トリオ「青月浮く海」、サカナクション「ミュージック」、ユニコーン「すばらしい日々 UC30 若返る勤労 Remastered」、矢野顕子「ひとつだけ」、安全地帯「カリント工場の煙突の上に」などが収められている。そのほかSpotifyでは、料理やエクササイズ、瞑想、ゲームなど家の中でできることをテーマにした5つのプレイリストも公開。第1週目は、ドリー・パートン(「At Home Together」)、セレーナ・ゴメス(「Cooking Together」)、リル・ヨッティ(「Gaming Together」)らが参加している。
2020年04月24日リリー・フランキーと斎藤工がW主演を務める深夜ドラマ「ペンション・恋は桃色」が、1月16日(木)より5週連続で放送されることになった。ちょっと寂れたペンション「恋は桃色」を営む、妻に逃げられたテキトー中年男・シロウ役にリリー・フランキー。そして、シロウの元にひょんなことから居着くようになったワケあり青年・ヨシオ役に斎藤工。シロウの娘で、足の不自由なハル役に伊藤沙莉。さらに、シロウの父で施設に入っているキヨシにはテレビドラマ初出演となる細野晴臣と豪華共演。東京の外れの外れ。少し寂れたペンションに集まる人々の思いが交差し、時々ハラハラするような事件も勃発。それぞれの親子関係にも事情が絡み、時代と融合できない主人公の2人を中心に、器用には生きられない人々の生活を描く“人情ドラマ”。まさに現代版『男はつらいよ』ともいえる、物語に登場する“マドンナ”たちに振り回される不器用な彼らが織り成す日常を描く。主題歌は細野晴臣による「恋は桃色」!「ペンション・恋は桃色」は、1973年に細野さんがリリースした「恋は桃色」という名曲にちなんでつけられたもの。作詞・作曲・編曲を細野さんが担当し、歌詞中の「川沿いの道」は狭山市中心部を流れる入間川とその周辺の景色からイメージされた。矢野顕子、中村一義、サニーデイ・サービスによってカヴァーされている。細野さんがテレビドラマに出演するのは今回が初めて。さらに主題歌には、昨年細野さんがデビュー50周年を機に、自身のファーストソロアルバムをセルフカバーした「HOSONO HOUSE」から、まさにドラマタイトルの元になっている「恋は桃色」が使われることが決定した。リリー・フランキー(シロウ役)コメント強烈なドラマが出来ました。新しい力、新しい視点で古き良きモノを再構築した、痛快バカドラマです!TVドラマの新たな可能性を是非ご覧下さい!斎藤 工(ヨシオ役)コメントある意味、無敵な作品が生まれてしまった気がします。こんなのアリなのか?ゴールデンでは無理でしょう。でも、だからこそ美味いのです。リリーさん、沙莉さん、細野晴臣さん…現場での化学反応が何処までイレギュラーに転がって行くのか。その奇跡の軌跡に、最終的に自分は涙が出ました伊藤沙莉(ハル役)コメントお話しいただいた時、内容も聞かずやりますと答えました。絶対に面白くなるに決まってると確信していました。たくさん笑えて、どこかほっこりくるとても素敵な作品です。この作品に携われたことが本当に幸せです。みどころがありすぎて、とにかくまず、沢山の方に見ていただきたいです!細野晴臣(キヨシ役)コメントリリー・フランキーさんに声をかけていただいて、初のテレビドラマ体験です。緊張するなあ「ペンション・恋は桃色」は1月16日より毎週木曜25時25分~(※一部25時35分~)、フジテレビにて放送(全5回)。※関東ローカル(text:cinemacafe.net)
2020年01月06日ミニシアター「ホワイト シネクイント(WHITE CINE QUINTO)」が、渋谷パルコ 8階に2019年11月22日(金)にオープンする。渋谷パルコ建て替えに伴い、2016年から一時休館したパルコ自社運営の映画館「シネクイント」。2018年7月に、渋谷ロフト隣の映画館・渋谷シネパレス跡地に開業し、復活を遂げた。今回オープンする「ホワイト シネクイント」は、それに続く形での開業となる。「ホワイト シネクイント」では、“来場すること自体がイベントとなるミニシアター”として、ジャンルを問わず良質な作品を上映する他、海外ミュージカルやファッションブランドのコレクションなど“映画以外”の作品も積極的に上映。様々なカルチャーや実験的な企画を提供し、カルチャー好きも満足できる、共感を生み出す場所を目指す。オープニング作品として上映されるのは、草間彌生のドキュメンタリー映画『草間彌生∞INFINITY』。世界中の人々に愛される草間彌生の作品が、どのような想いで、どのようにして制作されてきたのかを紐解いていく。また、オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE)のドキュメンタリー作品が11月22日(金)から上映される他、矢野顕子の“一発録”レコーディングを記録した『SUPER FOLK SONG ~ピアノが愛した女。~』を11月22日(金)限定で特別上映する。その後、『森山直太朗 人間の森をぬけて』や『ラスト・クリスマス』の上映も予定されている。【詳細】ミニシアター「ホワイト シネクイント」オープン日:2019年11月22日(金)住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ8階TEL:03-6712-7225座席数:108席+車椅子スペース1スクリーン数:1スクリーン通常料金:一般 1,900円、大学・専門学生 1,500円、高校生 1,000円、中・小学生 1,000円、幼児(3歳以上) 1,000円■割引サービス・パルコカード割引 1,500円 ※提示カードの名義本人のみ・シニア(60歳以上) 1,200円・夫婦50割引 2,400円/2名分 ※夫婦のうちどちらかが50歳以上で・障がい者手帳持参者 1,000円 ※付添者1名まで適用・サービスデー(毎週水曜) 1,200円・ファーストデー(毎月1日) 1,200円・カップルデー(毎月22日) 2,400円/2名分(男女問わず)※学生 ・シニア等の割引料金を利用者は各種証明書の提示が必要。※作品によっては、料金の変更あり。※舞台挨拶等のイベント上映や特別興行の際は料金変更・割引適用外の場合あり。※東京都の条例により、上映終了時間が23:00を過ぎる上映回には18歳未満は入場不可。
2019年11月23日「ほぼ日刊イトイ新聞」がプロデュースするスペース「ほぼ日曜日」と「ほぼ日カルチャん」が、渋谷パルコに2019年11月22日(金)にオープンする。8F 「ほぼ日曜日」展覧会やパフォーマンスなど“表現”を提供演劇・映画フロアとなる8Fにオープンする「ほぼ日曜日」は、展覧会、ライブ、パフォーマンス、ワークショップなど、ありとあらゆる種類の「表現」を提供するスペース。その名の通り、“毎日が日曜日”のような楽しいムードが常に満ちている空間を目指す。オープニング企画「アッコちゃんとイトイ。」「ほぼ日曜日」のオープニングを飾る展覧会は、「アッコちゃんとイトイ。」。糸井重里が詩を書き矢野顕子が作曲した歌をイメージして制作された、10人のアーティストによる作品を紹介する。また、貴重な資料「FAXで送られた歌詞」も展示される。松本大洋「自転車でおいで」や増田セバスチャン「ふりむけばカエル」、三國万里子「にぎりめしとえりまき」といったアーティストの作品が集結。ヒグチユウコ「SUPER FOLK SONG」と、和田ラヂヲ「SUPER FOLK SONG RETURNED」は対になった作品になっている。作品とともに、それぞれの楽曲の歌詞も展示されているので、作品と歌詞の世界を比較しながら楽しむのがおすすめだ。「ほぼ日曜日」の中には、ちょっとしたドリンクなどを提供する「ほぼカフェ」も展開。「アッコちゃんとイトイ。」の会期中は、展示作品でもある、なかしましほが手がけたピーナッツバタークッキー「夢のヒヨコクッキー」を提供する。また、会場内では展示作品をモチーフにしたオリジナルグッズや、展示作品を1冊にまとめた詩画集を販売。松本大洋によるサコッシュバッグや、三國万里子の毛糸をセットにした「にぎりめしとえりまき 手編みキット」など、バラエティ豊かなラインナップを揃える。4F 「ほぼ日カルチャん」東京の催しを紹介する“文化案内所”4Fにオープンする「ほぼ日カルチャん」は、“まいにち、東京特集。”をテーマにしたほぼ日刊イトイ新聞による「東京の文化案内所」。舞台、映画、ライブ、展覧会など連日さまざまなイベントが行われている東京の催しを、「ほぼ日」の視点からセレクト。店内スタッフが“案内人”として、来店客と話しながら「いまの東京のおもしろい文化」を紹介する。また、かさばるフライヤーはカードサイズにすることで手に取りやすいように工夫。気になるイベントの情報を気軽に手に取ることができる。同時に、「読み物コンテンツ」をはじめとする「ほぼ日」の様々なコンテンツも紹介。「ほぼ日手帳」や「カレーの恩返し」、「ほぼ日の洋服」といった、「ほぼ日」の一部アイテムも販売される。その他、特別展示や限定アイテムの販売なども行われる予定だ。ドラえもん50周年展など3つのイベントにフォーカス「ほぼ日カルチャん オープニング企画」では、3つのイベントにフォーカス。藤子・F:不二雄ミュージアムで開催のドラえもん50周年展第1期企画「『ぼくドラえもん。』ドラえもんのはじまり」からは、藤子・F・不二雄が実際に使っていた“カブラペン・鉛筆、消しゴム”の展示やミュージアムオリジナルグッズの販売を実施。また、東京芸術劇場で上演される野田秀樹の新作舞台「『Q』:A Night At The Kabuki」の紹介や、NODA・MAP(野田地図)過去作品において実際に松たか子や深津絵里が着用した衣装の展示、21_21 DESIGN SIGHTにて開催の「マル秘展 めったに見られないデザイナーたちの原画」に出展しているグラフィックデザイナー・佐藤卓の「ほぼ日手帳」の展示が行われる。「ほぼ日の水沢ダウン」渋谷パルコ限定カラーさらに、2012年から登場し、好評を博している「ほぼ日の水沢ダウン」の渋谷パルコ限定カラーを「ほぼ日カルチャん」で発売。やや赤みの入ったダークブラウン「ココア」カラーのダウンジャケットやコートを揃える。「ほぼ日の水沢ダウン」は、軽量で保温性・防水性に優れた水沢ダウンに、ニットデザイナー・三國万里子による網柄の裏地をプラスしているのが特徴。2019年モデルには、大小のハニカム柄だけで構成されたアラン模様があしらわれている。【詳細】ほぼ日×渋谷パルコオープン日:2019年11月22日(金)住所:東京都渋谷区宇田川町15-1■8F ほぼ日曜日・「アッコちゃんとイトイ。」期間:11月22日(金)~12月8日(日)時間:10:00~21:00入場料:500円参加アーティスト・楽曲:深谷かほる「春咲小紅」、鹿児島陸「へびの泣く夜」、ヒグチユウコ「SUPER FOLK SONG」、和田ラヂヲ「SUPER FOLK SONG RETURNED」、松本大洋「自転車でおいで」、三國万里子「にぎりめしとえりまき」、なかしましほ「夢のヒヨコ」、福田利之「ニットキャップマン」「気仙沼においでよ」、Bonami「ニットキャップマン」、増田セバスチャン「ふりむけばカエル」オリジナルグッズ例:松本大洋 自転車でおいでサコッシュ 1,500円+税、三國万里子 にぎりめしとえりまき 手編みキット 15,000円+税、なかしましほ 夢のヒヨコクッキー 409円+税■4F ほぼ日カルチャん・特別展示「『ぼくドラえもん。』ドラえもんのはじまり」 藤子・F:不二雄ミュージアムより「『Q』:A Night At The Kabuki」 東京芸術劇場より「マル秘展 めったに見られないデザイナーたちの原画」 21_21 DESIGN SIGHTより※その他、都内で開催のイベント関連グッズや商品、図録など特別展示も実施。・ほぼ日の水沢ダウン 渋谷パルコ限定カラー ※数量限定レディス・ロング 121,100円、レディス・ロングロング 134,200円、メンズ・ショート 121,100円、メンズ・ロング 121,100円※ほぼ日カルチャんでの取り扱いは「ココア」カラーのみ。「ブラック」「ネイビー」はWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にて販売。※予約・取り置き不可。
2019年11月16日「ほぼ日」による、展覧会や様々なジャンルのイベントを行うスペース「ほぼ日曜日」が新生渋谷パルコの8階にオープン。11月22日から12月8日まで、初めての展覧会となる「アッコちゃんとイトイ」を開催する。「ほぼ日曜日」での初めての展覧会の主役は、矢野顕子。30曲以上ある矢野と糸井重里のコンビでつくられた曲から10曲を選び、10人のアーティストがそれぞれの曲をイメージした作品を制作、会場に展示する。参加アーティストは、漫画家の深谷かほる、陶器作家の鹿児島睦、イラストレーターのヒグチユウコ、ギャグ漫画家の和田ラヂヲ、漫画家の松本大洋、編み物作家の三國万里子、料理家のなかしましほ、イラストレーターの福田利之、手芸家のBonami、アートディレクターの増田セバスチャン。展覧会の初日、11月22日の夜には矢野顕子本人が小さなライブを開催し、糸井重里もトークで登場する。小さな会場なのでグランドピアノではなく、エレクトリック・ピアノでの演奏となり、大きなホールとは違った、親密な距離でのあたたかく贅沢なライブが楽しめる。チケットは抽選販売となる。申込み受付期間は、10月9日11時から15日11時まで。抽選販売の受付方法、当選発表などの詳細はウェブサイト()にて。【展覧会情報】アッコちゃんとイトイ。会期:11月22日~12月8日会場:ほぼ日曜日住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 8F時間:10:00~21:00入場料500円【イベント情報】「ほぼ日曜日」オープン記念「矢野顕子ミニライブ(イトイもいます)」会期:11月22日会場:ほぼ日曜日時間:開場19:00、開演19:30(21:00 終了予定)料金:税込6,600円(ちょっとしたお土産つき)出演:矢野顕子、糸井重里(トーク)
2019年10月02日モデル・矢野未希子(32)が「VERY」の新カバーモデルとなることがわかった。9月6日、「VERY」の公式サイトで発表された。決定を受けて各メディアが報道するなど、注目が集まっている。数々の女性ファッション誌で活躍中の矢野。今年12月7日に発売される20年1月号から毎月、年間を通して同誌の表紙を飾ることになる。大阪府出身の矢野は16歳でモデルデビュー。以降も「GINGER」「steady.」 「oggi」など数々の誌面に登場してきた。さらに09年11月には自身がプロデュースしたオリジナルジュエリーを発売し、大きな話題を呼んだ。プライベートでは、12年に結婚。Instagramでは私服のコーディネートをアップするたびに、幅広い世代の女性たちから絶賛する声が上がっている。矢野は「VERY」7月号で初登場しており、インタビューに応じていた。なかでは仕事や家族についても語られていた。そんな彼女は今回のカバーモデル決定を受けて、こうコメントしている。「この度、VERYのカバーモデルを務めさせて頂くことになり、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。新しいステージでの挑戦に緊張する部分もありますが、私らしく楽しみながら表現していきたいと思っています!」ネット上でも、《うれしい~!!VERY読んでみようかな》《VERYのインスタによると矢野未希子さんらしいですね!好きなので嬉しいです》など、早くもファンから早くも期待の声が上がっている。
2019年09月06日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)のデザイナー・山本耀司の単独ライブ「ヨウジヤマモト x ライブ(Yohji Yamamoto x Live)」がブルーノート東京にて、2018年12月10日(月)に開催される。80年代から自身のブランドのみならず、映画やオペラの衣装を担当し、紫綬褒章、フランス芸術勲章コマンドゥールを受賞するなど、世界的なデザイナーとして今現在も精力的に活動するデザイナー・山本耀司。ファッションの分野だけでなく、ロックやブルースをルーツとしたサウンドを追求し、『さぁ、行かなきゃ』『地下生活 Dog of Terror』『HEM』などのアルバムに代表される音楽も有名。近年パリで発表する自身のコレクションショーの音楽はメンズ・レディース共に自作自演している。そんな彼の19年振りとなる単独ライブのステージには、ソウルバンド「benzo」のベーシスト・伊賀航、細野晴臣や矢野顕子とも作品制作を行うドラマー・林立夫らも出演。ミュージシャン・山本耀司が仲間と共に一夜を盛り上げる。【詳細】ヨウジヤマモト x ライブ公演日:2018年12月10日(月)公演時間:第1部 開場 17:30/開演 18:30、第2部 開場 20:20/開演 21:00会場:ブルーノート東京住所:東京都港区南青山6-3-16料金:7,500円(税込)予約開始日:一般 WEB先行 11月15日(木)/電話予約 11月18日(日)※ジャム セッション会員はWEB、電話予約とも11月8日(木)から開始。<メンバー>山本耀司(ヴォーカル、ギター)、網元次郎(ギター)、伊賀航(ベース)、林立夫(ドラムス)、古賀芽衣(ヴォーカル)※追加でメンバーが決定した場合、ブルーノート公式ホームページにて随時発表。【予約・問い合わせ先】ブルーノート東京TEL:03-5485-0088
2018年11月03日女優で歌手・のん(24)が11日、都内で1stアルバム『スーパーヒーローズ』(5月9日リリース)の先行試聴会を開催した。女優で歌手・のん『のん × Spotify「#スーパーヒーローズ」先行試聴会』と題した今回のイベント。音楽ストリーミングサービス・Spotifyで配信中の、のんの楽曲の中からハッシュタグ「 #のん_Spotify」をつけたツイートから抽選で10組20人が招待された。会場ではアルバムに収録された全12曲を司会者の解説付きで視聴。12曲目の「おやすみ」が流れた後、のんが登場するとファンからは「のんちゃ~ん!」の歓声が上がった。今回のアルバムには自ら作詞・作曲を担当したものもあり、「作品を観たり、ライブに行ったり、自分が興奮した時に作る意欲が湧いてきます」と説明。大友良英、矢野顕子、真島昌利、尾崎亜美、高橋幸宏など「豪華な制作陣=スーパーヒーローズ」とタッグを組んだことに触れ、「ビッグな方たちにお願いして皆さんに作ってもらえたら、すごいアルバムができるんじゃないかという強気な気持ち」と当初の心境を振り返った。「私はベイベー」作詞・作曲の矢野顕子とはライブであいさつしたことはあったが、「矢野さんに作ってもらえるのかなぁ」と淡い期待を寄せてのオファーだったそうで、「矢野さんが書いてくださったことがじんわり来る曲。どういう気持ちで書いてくださったのか分かりませんが、いろいろな想像ができる曲でした」と感慨深げに語った。イベントの締めくくりにはサプライズで「わたしはベイベー」「さぁいこう」の2曲を披露。記念撮影を終えた後、集まったファンを前に「みなさん今日はどうもありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、「本当にめちゃくちゃカッコいいアルバムになっていますので、ぜひ手元に置いていただけるとありがたいなと思います。お楽しみに!」とアピールしていた。○1stアルバム『スーパーヒーローズ』収録曲へーんなのっさぁいこう正直者はゆくあることないことRUN!!!スケッチブックMy Dayストレート街道私の大好きな歌私はベイベースーパーヒーローになりたいおやすみ
2018年04月12日2017年度の芸術選奨文部科学大臣賞(大衆芸能部門)を受賞した石川さゆり。1973年3月25日に『かくれんぼ』でデビュー、1977年には今なお歌い継がれる『津軽海峡・冬景色』が大ヒット。以降も数々のヒット曲に恵まれ、紅組のトリを務めた2017年のNHK『紅白歌合戦』では女性歌手としては初の出場回数40回を記録するなど、今や国民的歌手として多くの人に愛される存在となった。ここ数年は矢野顕子や大江千里、コブクロなどジャンルを超えたアーティストとのコラボレーション『X-Cross-』シリーズを手掛け、歌手・石川さゆりのさらなる可能性と魅力を追求している。「石川さゆり」チケット情報大阪では新しくなったフェスティバルホールで毎年、コンサートを開催。石川さゆりの音楽を多角度的にじっくりと魅せる演出や、和太鼓や邦楽を取り入れるなど、フェスティバルホールならではのステージを展開している。「フェスティバルホールは本当に、気持ちのいいホールで、私の大好きなアバンギャルド系の大阪のお客様がおしゃれをしてホールに集ってくださって、それがとてもいい塩梅なんです。音もすごくよくて。大阪の方のエネルギーと音の良さが歌い手をその気にさせて歌わせてくださるのがフェスティバルホールかなと思います」。関西、特に大阪のファンの特徴を尋ねると「大阪の皆さんは“来た分は持って帰らんとな。絶対に楽しいんやろうな!?”という気持ちで来てくださいます。それがたまらなく好きです。お客様が“儲かったで!”とおっしゃると、今見てくださったステージはちゃんと楽しんでいただけたんだなと安心しますね」デビュー45周年のメモリアルイヤーだった2017年はいつに増して精力的に活動した。「やりすぎたかも」と笑いながらも、歌を聴いてもらえる幸せをかみしめた。「皆様に歌をお届けして、楽しんでいただいて、石川さゆりを皆様に聴いていただける。エンタテインメントのステージを皆様に楽しんでいただけることは幸せなことだと思います」。『X-Cross-』シリーズの効果もあって、コンサート会場では若いファンも見かけるように。これからの展望を尋ねると「奇をてらうことなく、今、自分が何をやりたいのかということに向き合い、歌を作っていきたい」と石川。とはいえ、持ち前の探求心はその歩みを止めることを知らない。スタンダードでありながら、最も新しい石川をフェスティバルホールで堪能してほしい。公演は、6月10日(日)大阪・フェスティバルホールにて。チケットは発売中。取材・文:岩本和子
2018年03月26日松岡茉優(23)が3月19日、東京・新橋演舞場で上演中の舞台「江戸は燃えているか」の昼公演中に体調不良を訴えた。当日の夜公演は急遽、同舞台の作・演出を手掛けた三谷幸喜(56)が代役を務めた。 松岡は昼公演本編を最後まで演じきったが、終了後のカーテンコールには不参加。その後は病院で点滴治療を受け、休養のために帰宅した。翌日20日には復帰し、謝罪の言葉と共に「今は体も回復してきましたので、残り8公演、精いっぱい頑張ります」とコメントした。 19日の夜、三谷は開演前に「松岡さんの具合がよくありません。(代役の)人が見当たらないので、代わりに私がやります」と自ら代役を務めることになった経緯を説明。本来なら松岡は、中村獅童(45)演じる勝海舟の長女役。本番で三谷は台本を片手に“黒子姿”で舞台に立った。台本を読みながらとはいえ、アドリブも交えて演技した三谷。始終、笑いの絶えない場内だったという。 Twitterでは、三谷のアドリブ出演/アドリブ演技に絶賛の声が上がっている。 ≪暗い状況の中で笑いを起こせるのは流石喜劇に生きてる三谷さんですね≫≪アドリブも面白いし、お客さんがゲラゲラ笑ってる≫≪三谷幸喜さん含めみんなでやりきった姿に感動した≫ 苦しい状況をアドリブで好転させた三谷だが、以前も“アドリブ”で人助けをしたことがあるようだ。そして助けられたのは、音楽家・矢野顕子(63)だ。 その日、矢野は本番前におにぎりを「がっついた」せいで「腹をこわした」という。公演が始まってすぐ、吐き気を催した矢野は咄嗟に舞台袖に走ったそうだ。そのとき共演の清水ミチコ(58)に見つけられ、観客席からステージに上げられた三谷。矢野曰く「爆笑の内に」その場を繋いでくれたそうだ。 矢野は今回の三谷の“アドリブ”劇を知り、上記の思い出を自身のTwitterに投稿。≪あの恩は忘れません!≫と結んでいる。またいつか、三谷の“アドリブ”は観れるだろうか?
2018年03月22日8月20日、雨嵐の悪天候で迎えた朝に不安を抱きながらも、見事に晴れ渡った夜空にオレンジの光が散りばめられた日。アメリカ発の絶景フェス、ランタンフェスト「The Lantern Fest JAPAN supported by PERRIER」が日本で初めて開催されました。ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」のワンシーンで有名になったこのランタンフェストは女性を中心に一生に一度は行ってみたい憧れのイベントとなっていました。そんなランタンフェストが満を持して日本に初上陸。アメリカでは今年40回も開催されているという同イベント、日本での開催は泡パやガタバーなど話題のイベントをプロデュースするパーティークリエーター、アフロマンスが手がけました。応募総数約280,000通の中から抽選で選ばれた100組300名に混じり、待望のランタンフェスト体験レポをお届けします!17時の開場に間に合わせるように雨が止んだ空にうっすらと滲む夕日。芝生の広場には白いテーブルとランタンを思わせる風船が並び、奥には小さなステージとベンチ、ファイヤーピットが。喧騒から離れゆったりとした時が流れる空間に、膨らんだ高揚感もリラックスした感情に変わっていきます。PERRIERとマシュマロでお腹を満たす!オフィシャルパートナーPERRIERによるドリンクカウンターではウェルカムドリンクを楽しむことができます。「この細かな泡がいいんですよね〜」と炭酸嫌いの記者もぐびぐび飲んでいました。提供されたのはペリエをベースにしたカクテルやペリエで作った生搾りジンジャエール。色とりどりの5種類のシロップをペリエに混ぜてオリジナルドリンクを作ることもできます。来場者に配られたBOXの中にはふわふわのホームメイドクッキー(めちゃうま)と焼く用のマシュマロ、チョコが入っています。ステージ前のファイヤーピットでマシュマロをくるくる焼きながら心地よい音楽に身を委ね、焼きマシュマロを堪能する夏の夕暮れ...これ以上最高のものってあるでしょうか?でもまだまだイベントは中盤です。ガールのたしなみ、セルフィー!イベントに来たらしないわけにはいかない、友達とのセルフィータイム。おしゃれガールズたちのセルフィータイムはそれだけでも絵になりますね。お揃いの花冠をつけたり、トレンドの洋服で気合を入れたり、ファッションと女の子はイベントに花を添えてくれます。インスタジェニックなプロップももちろん完備!ランタンをイメージした袋がゆらゆら揺れる横で、プロのカメラマンに撮影してもらえます。SNSに投稿した写真をその場でプリントアウトしてくれるサービス、SnSnapも出動し、フォトスポットは夜になると長蛇の列に。アーティストによるライブパフォーマンス17時にスタートしたランタンフェスト、20時の打ち上げまでの時間を盛り上げてくれたのはアーティストによるライブ演奏でした。汗だくになって盛り上がる夏フェスとはまた違った、ゆったりとした時の流れを楽しむことができるのは、少人数で開催されたランタンフェストならでは。シンガーソングライターの住岡梨奈やギタリスト・プロデューサーとして活躍する関口シンゴなどが出演しました。テラスハウスに出演し、その可愛らしい歌声とキュンとするメロディーや歌詞で若い世代を中心に人気を集める住岡梨奈。この日はオリジナルソングの「ナガレボシ」やサザンオールスターズのカバー曲「真夏の果実」などを披露し観客を魅了しました。夜が待てません。関口シンゴは自身もソロギタリストとして活動する傍ら、Chara、秦基博、矢野顕子、柴咲コウ、藤原さくらなどのプロデュース、ライブサポートなどを行うアーティスト。藤原さくらの「maybe maybe」でスタートし、Norah Jonesの「Don’t Know Why」やCyndi Lauperの「Time Afrter Time」などのカバーをギターで演奏してくれました。夕暮れの会場をしっとりと優しい音楽で包み込み、打ち上げ時間が近づいてきます。夜空に広がる願いの光アーティストによるライブ演奏やパフォーマンス、ペリエのドリンク、焼きマシュマロを楽しんだ後はランタンフェストの目玉、ランタン打ち上げの時間がやってきました。広場から外に出て、打ち上げ場所は駐車場。来場者はそれぞれ渡された番号の配置につき、いよいよ打ち上げの準備に入ります。ランタンの打ち上げは二人以上で行います。紙でできたランタンを広げ、火の元に近づけ中に空気を溜めること浮力を生み出し飛ばすのですが、これがなかなか難しい。みんなの準備ができるまで、ランタンを燃やさないように、手を離さないようにじっと待機です。一体みなさんどんな願いをランタンに託しているのでしょうか。主催者の合図で一斉に打ち上がるランタンたち。この日の悪天候なんてなかったかのように夜空をオレンジ色に照らしていく光の粒。みるみる上がっていくランタンを見つめながら、私たちは心の声をつないでいきます。これから始まる新しい日々を輝かせるランタンの光。©Afro&Co.友達、家族、恋人など、それぞれが大切だと思う人と一緒に訪れていたランタンフェスト。わいわい賑やかに時間を共有するのも良いですが、こうして穏やかな時間を大切な人と過ごすことは、何にも代えがたい愛しい体験として記憶に刻まれたに違いありません。世界はただ、輝いている夜でした。The Lantern Fest JAPAN supported by PERRIER日時:2016年8月20日(土) 時間:17:00〜21:00HP / Facebook / Twitter / InstagramText. Azu Satoh
2017年08月16日創業130周年を迎える伊勢丹と伊勢丹を愛してやまないシンガーソングライターの矢野顕子のコラボレーションによるポップアップショップ「YANOTAN」が、11月30日から12月6日まで伊勢丹新宿店本館2階のセンターパーク/TOKYO解放区にオープンする同ポップアップショップでは、ミナ ペルホネン(mina perhonen)やクローカ(KLOKA)などの伊勢丹にゆかりのあるブランドが、これまでに矢野が発表してきた楽曲や、矢野のライフスタイルには欠かせないものなどをモチーフに製作したアイテムの数々を展開。矢野が手掛けた伊勢丹のオフィシャルソング「ISETAN-TAN-TAN」をはじめ、矢野の代表曲である「ひとつだけ」や「春咲小紅」、「ラーメンたべたい」などの曲名、矢野の愛する猫、宇宙、香り、ワインなどが、それぞれクッションやトートバッグ、ハンカチ、マグカップなどに昇華された。また、店内では矢野のソロデビュー40周年を記念したライブの限定グッズも展開。クリアファイルや手ぬぐい、ポーチ、ラーメンどんぶりなどのアイテムが取りそろえられた。さらに、会期中に同ポップアップショップで商品を購入すると、未発売の「ISETAN-TAN-TAN (English ver.)」のハイレゾ音源をダウンロードできるスペシャル特典も用意されている。同ポップアップショップについて矢野は、「伊勢丹といえば“あっこちゃん”だった。貧乏学生だった父に買う予定だったシャツはわたしへのぬいぐるみに化けた、と母は言った。高校生/ミュージシャンになったわたしは、自分で稼いだお金でバッグを買った。矢野顕子になった“あっこちゃん”は、なんと伊勢丹の歌をつくる誉れをもらい、店内にも店外にも聞こえるようになった。そして、今日ここで、小さいお店“YANOTAN”を開かせてもらうことになりました。みなさん、会いに来てください。“あっこちゃん”に」と語っている。
2016年11月19日全国無料のBSテレビ局・Dlifeにて、10月期よりレギュラー放送が決定した「男子旅」。この度、矢野聖人、竹内涼真、福山康平が登場するレギュラー放送第1回目のオフショット写真がシネマカフェに到着した。旬の若手俳優3組が、ロードバイクなどで“ホンキで遊ぶ”オリジナル旅番組「男子旅」。8月に放送されたスペシャル番組「男子旅」は、千葉雄大、久保田悠来、磯崎亮太が登場し、北海道知床の旅を追いかけた。そして今回、10月よりレギュラー化が決定。第1回目は、いま注目を集める人気若手俳優の矢野さん、竹内さん、福山さんの3人が瀬戸内海から今治から尾道へ、「しまなみ海道」へ“真剣に遊ぶ”男子旅を決行する。いよいよ放送直前ということで、このほど貴重な撮影のオフショットが特別に公開。到着したのは、新鮮な魚介類が食べられる「道の駅 よしうみいきいき館」での食事シーンや、イルカと戯れる笑顔いっぱいの3人。そして、今治を出発して8時間。旅をしてきた3人の関係性が少しずつ変わってきたところで、渾身の変顔対決の写真も。「3人で同じ道を走ったり、同じ経験をすると距離が縮まるよね」という矢野さん。とはいえ、距離が縮まりすぎの竹内さんと福山さんはいつでもどこでもハグ。それを見て「なにやってんの!?」とツッコミするところまでがネタになっていた今回の男子旅。3人の仲の良さを、まずは盛り沢山なオフショットから垣間見て。「男子旅」は10月9日(日)23時55分~Dlifeにて放送。※再放送は毎週水曜日19時~放送。(cinemacafe.net)
2016年10月08日12月3日(土)・4日(日)に京都府・北野天満宮紅梅殿と上七軒歌舞練場で日本の伝統文化と音楽を融合させたフェス『KYOTO NIPPON FESTIVAL』の開催が決定した。【チケット情報はこちら】同フェスは2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催決定を受け、日本への知識や興味を深めるために開催。京都の名所・名跡・伝統文化とゆかりの深い場所で、継続的に世界に向けて音楽、アート、食文化、さらには数々の日本の伝統文化の魅力を発信していく。北野天満宮紅梅殿では12月3日(土)に大橋トリオ、片平里菜、川畑要 (CHEMISTRY)が出演。4日(日)に安藤裕子、bird、向井秀徳アコースティック&エレクトリックが出演。上七軒歌舞練場では12月3日(土)に「松本隆の世界 ~風のコトダマ~京都session」と題し、横笛奏者の藤舎貴生プロデュースによる公演を実施。松本隆やクミコらが出演する。4日(日)には矢野顕子による「矢野顕子 ふたりでジャンボリー」を開催。ゲストに上妻宏光を迎える。ライブのほかに、京都吉兆がプロデュースするフード&カルチャーコート。2017年に創設555周年を迎える華道の大家・池坊の次期家元によるオープニングセレモニー。池坊の講師陣によるいけばな教室の開設。名門・立命館大学による外国人観光客向けの漢字ワークショップが開催される。チケットの一般発売に先駆けて、オフィシャル先行を実施中。受付は10月12日(水)午後11時59分まで■KYOTO NIPPON FESTIVAL~Autumn Leaves 2016~12月3日(土)北野天満宮紅梅殿(京都府)開場 16:30 / 開演 17:00出演:大橋トリオ / 片平里菜 / 川畑要 (CHEMISTRY)12月4日(日)北野天満宮紅梅殿(京都府)開場 16:30 / 開演 17:00出演:安藤裕子 / bird / 向井秀徳アコースティック&エレクトリック「松本隆の世界 ~風のコトダマ~京都session」12月3日(土)上七軒歌舞練場(京都府)開場 18:00 / 開演 18:30プロデュース:藤舎貴生(横笛奏者)出演:松本隆(作詞家) / 若村麻由美(役者) / クミコ(シンガー) / 藤舎貴生(横笛奏者)「矢野顕子 ふたりでジャンボリー」12月4日(日)上七軒歌舞練場(京都府)<第一部> 開場 14:00 / 開演 14:30<第二部> 開場 18:00 / 開演 18:30出演:矢野顕子 <ゲスト>上妻宏光
2016年10月06日「ミュージックステーション」30周年を記念し10時間にわたり放送される「ウルトラFES2016」をいよいよ明日に控えた本日、歌唱楽曲第3弾が発表された。「日本に影響を与えた曲」をテーマとした今回は、各出演アーテイストたちのよるヒット曲だけの10時間。先日発表された第2弾に続いて本日遂に第3弾が発表され、これで番組で披露される全楽曲が出そろった。さらに、オープニングナンバーも「ジャニーズウルトラヒットメドレー第一部」から、「ジャニーズWEST」の「ええじゃないか」、「A.B.C-Z」の「ZaABC~5stars~」、「Sexy Zone」の「Sexy Zone」と元気で華やかなまさに幕開けらしいオープニングに。■歌唱楽曲第2弾は下記の通りAI「Story」aiko「ボーイフレンド」/「あたしの向こう」YEN TOWN BAND「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」宇多田ヒカル「桜流し」ゴールデンボンバー「女々しくて」THE YELLOW MONKEY「BURN」/「LOVE LOVE SHOW」山崎育三郎&JUJU「ビッグバンドビートメドレー」西野カナ「トリセツ」back number「高嶺の花子さん」ポルノグラフィティ「アゲハ蝶」My Little Lover「Hello,Again~昔からある場所~」槇原敬之「もう恋なんてしない」ミッキーマウスとディズニーの仲間たち「ディズニースペシャルメドレー」ももいろクローバーZ「Z伝説 ~終わりなき革命~」森高千里「気分爽快」矢野顕子「春咲小紅」(50音順)「30周年記念特別番組 MUSIC STATION ウルトラFES 2016」は9月19日(月・祝)12時~テレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年09月18日待ちに待った夏休み!いつもよりも親子で過ごす時間がぐっと増える夏休みに、山や海へ遠出して過ごすのも良いけれど、お家でひんやりかき氷を食べながらまったりした一時を満喫することも素敵な夏の思い出になるはず。そこでFASHION HEADLINEでは、夏休みに大人も子どもも楽しめる絵本を、本を愛する書店の皆さまに聞きました!目で見て楽しめるアートブックのような絵本、思わず声に出して読みたくなる絵本、頭に残るリズミカルな絵本、じっくり読める絵本など、より感性を豊かにしてくれる個性豊かなラインアップ。連載第2回目の今回は代官山 蔦屋書店がオススメする5冊をご紹介。『すばらしいとき』(ロバート・マックロスキー 訳:渡辺茂男/発売:福音館書店)家族とのかけがえのない夏の想い出。見渡すかぎり雄大な島での自然。終わりのない喜びと、不思議さに驚嘆する感性を人智を超えた荘厳なる視点で語られています。美しい季節のうつろいを五感で味わえる絵本。1957年作。『すばらしいとき』ロバート・マックロスキー(Robert McCloskey)訳:渡辺茂男『アニマリウム ようこそ、動物の博物館へ』(ジェニー・ブルーム 絵:ケイティ・スコット/発売:汐文社)サイエンスとアートを兼ね備えた大型ビジュアル絵本。英国発世界20ヶ国以上で翻訳された邦訳が発売されます。博物館を親子で巡るように、38億年の進化の歴史や生物多様性について160種類以上の動物の美しい細密画から学べます。装丁も秀逸。『アニマリウム ようこそ、動物の博物館へ』ジェニー・ブルーム(Jenny Broom)絵:ケイティ・スコット(Katie Scott)『せかいで いちばん あたまのいい いぬ ピートがっこうへいく』(マイラ・カルマン 訳:矢野顕子・坂本美雨/発売:リトル・ドッグ・プレス)MOMA収蔵作品でコラージュした「GIRLS STANDING ON LAWNS」や新作「Beloved Dog」等カラフルでウイットに富む作品を放つ著者の絵本。自由でやんちゃでおちゃめな愛すべき犬のピートの物語。矢野顕子坂本美雨母娘のユーモラスでビートのきいた共訳も魅力的。『WHERE'S WARHOL?』(キャサリン・イングラム,アンドリュー・レイ/発売:Laurence King Publishing)「Where's Karl?」のように『ウォーリーをさがせ!』パロディー版にもかかわらず、アンディ―・ウォーホール(Andy Warhol)の伝記だけではなく絵画史も俯瞰するユニークな構成。STUDIO54からスタート。表紙にバスキアも!巻末にある交遊録や解説も圧巻。『WHERE'S WARHOL?』Catherine Ingram(キャサリン・イングラム)Andrew Rea(アンドリュー・レイ)『チムとゆうかんなせんちょうさん』(エドワード・アーディゾーニ 訳:瀬田貞二/発売:福音館書店)チムシリーズは、大人の温かなまなざしのもと、好奇心や冒険心を燃やしひたむきに毎日を生きる子どもの本質が描かれているため愛される少年の成長航海記。簡潔な瀬田貞二の文章と、詩情溢れる水彩画から潮の香りも!『チムとゆうかんなせんちょうさん』エドワード・アーディソニー(Edward Ardizzone)訳:瀬田貞二
2016年08月14日矢野研究所は4月6日、国内eラーニング市場に関する調査結果を発表した。同調査は、eラーニングシステム開発・構築・販売事業者、eラーニングコンテンツ開発・製作・販売事業者、eラーニングを介した研修や講義を提供・運営する事業者(学習塾、語学学校、研修事業者など)、学習ソフトウェア開発・製作・販売事業者などを対象に、2016年1月~3月に、同社専門研究員による面接取材および電話・FAX・電子メールによるヒアリング、文献調査を併用して調査されたもの。また、同調査におけるeラーニング市場とは、インターネットなどのネットワークを利用した学習形態を対象とし、ゲーム機やパソコン向けソフトウェアを利用したものは除かれている。学習コンテンツは、ビジネス、教科学習、語学、IT技術、資格取得、教養・雑学など幅広いジャンルが含まれている。調査の結果、2015年度国内eラーニング市場の規模は、前年度比95.9%の1,596億5,000万円が見込まれている。内訳としては、法人向け(企業・団体内個人を含む)のBtoB市場規模が同102.0%の586億5,000万円、個人向けのBtoC市場規模が同92.7%の1,010億円であり、BtoB市場は堅調に拡大したものの、BtoC市場の縮小を補うことはできず、eラーニング市場全体としては縮小したものと同社はみている。BtoB市場は、情報通信技術の向上、モバイル端末の一般化、クラウド環境の進化など、eラーニングの利便性を有する環境を背景に、顧客企業におけるeラーニングの利用機会増加や顧客層拡大をもたらしているという。これに伴い、導入に対するコンサルティングや個別の顧客要望に応じた関連サービスの需要が増加傾向にあり、ここ数年は顧客企業のLMS(ラーニング・マネジメント・システム)に対する投資にも復調が見られるとしている。LMSの切替・更新案件を中心とする引き合い案件が活発化しており、LMSベンダー間の競合状況も激しさを増しているが、2015年後半より世界経済の先行き不透明感などの影響からか、顧客企業のLMS投資に対する様子見が出始めており、今後における懸念材料も見受けられるという。一方、コンテンツは顧客企業での内製化が一定程度進んでいる状況にあるものと見られ、コンテンツ制作支援ソフトのオーサリングツールが好調に推移する一方で、事業者から提供されるレディメイドコンテンツ、オーダーメイドコンテンツは減少基調にあるものと同社は推察している。2016年度のeラーニング市場の規模は、前年度比107.9%の1,722億円と同社は予測。BtoB市場は、eラーニングの利便性向上などを背景に、顧客企業における利用が一定程度活発化するものとみており、堅調な推移を予測している。一方、BtoC市場は、主要通信教育サービス事業者が大きくサービス拡充を図る予定であり、こうしたサービスが市場拡大に貢献していくものと考えている。
2016年04月07日矢野経済研究所は3月30日、国内の地方自治体向けBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)市場の調査を実施し、結果を発表した。調査結果によると、2014年度の国内自治体向けBPO市場(事業者売上高ベース)は、前年度比2.0%増の3兆7517億5000万円となった。矢野経済研究所によると、地方自治体の予算が縮小傾向にあることやサービス単価が低下傾向にあるため、自治体向けBPO市場の成長率は微増程度に留まっているという。ただし、業務の一括調達を行う自治体が増加しており、BPO事業者側でもサービス提供範囲の拡大に努めている。また新たな需要として、マイナンバー対応BPOや地方創生に関わる広報活動のBPOなどへの需要も発生している。矢野経済研究所では、これらのことから自治体向けBPO市場は2013年度から2019年度までの年平均成長率(CAGR)1.4%で推移し、2019年度の同市場規模は3兆9883億円になると予測している。なお、同調査の調査期間は2015年12月~2016年3月、調査対象はSIer、コールセンター事業者、人材派遣系BPO事業者、PR会社、ふるさと納税事業者、指定管理者、地方自治体など、調査方法は専門研究員による直接面談、電話・Eメールによる取材、ならびに文献調査の併用となっている。
2016年03月31日かけはし芸術文化振興財団は、YMOをはじめ多くの作品などにシンセサイザープログラマーとして参加した松武秀樹氏によるトークセミナー「松武秀樹とシンセサイザー」を開催する。日程は2月20日と3月26日の2回(ともに18:30~20:00)。会場は東京都・渋谷のトート音楽院渋谷 セシャトホール。受講料は各2,000円(定員40名、事前申し込み制)。同セミナーは、松武秀樹氏が自身の音楽人生をつづった著書「松武秀樹とシンセサイザー」の出版を機に開催されるもの。1回目(2月20日)は「松武秀樹の音楽人生」と題し、本の内容を題材にさらに深く掘り下げ、シンセサイザープログラマーとしての職業観や多くのシンセサイザーとのかかわり方、ライブの裏話などを中心とした講義になるという。また、2回目(3月26日)は「松武秀樹が語る~シンセサイザープログラマー昨日・今日・明日」をテーマとした内容とのことだ。セミナー参加希望者は、かけはし芸術文化振興財団のWebページより申し込む。定員は40名(定員になり次第、締め切り)。なお、松武秀樹氏は1951年、神奈川県生まれ。20歳から冨田勲氏のアシスタントとして、当時日本に数台しかなかった"モーグ・シンセサイザー"による音楽スタッフを経験。独立後の1978年、矢野顕子のアルバム「ト・キ・メ・キ」のニューヨーク・レコーディングにおいてデジタル・シーケンサーを使用。坂本龍一のソロ第1作「千のナイフ」への参加をきっかけに、1978年~1982年にかけてシンセサイザープログラマーとしてYMO作品に参加。1981年には自身のユニット「LOGIC SYSTEM」を結成し、現在までに15枚のアルバムを発表。2011年より「RMXLOGIX(with special tracks)のリリースに合わせて、エレクトロニック・ミュージックにフォーカスを当てた新レーベル<MOTION±(モーション・プラス/マイナス)>を始動。2012年5月には第2弾「RMXROGIX Vol.2(with SPECIAL TRACKS)」をリリース。2015年に自らのヒストリー「松武秀樹とシンセサイザー」を出版。
2016年02月05日矢野経済研究所が1月27日に発表した「小売業のビッグデータ活用に関する調査結果2015」によると、国内の大手小売業者が今後データ利用したいと考えている業務領域では、既存客の来店頻度向上が最多であり、以下、マーチャンダイジング(商品政策)、客単価の向上の順だったという。同調査は同社が2015年11月~12月にかけて、日本国内の売上高上位の小売業者(百貨店・スーパーマーケット・専門店・生協など)を対象として電話によるヒアリングにより実施したものであり、有効回答数は173社。それによると、今後データ利用をしたい業務領域は、上位から、既存客の来店頻度向上が61.8%、マーチャンダイジング(商品政策)が53.2%、客単価の向上が50.3%の順だったという。一方、O2O(Online to Offline)は11.0%、オムニチャネルの実現は15.6%と、将来的なデータ活用の課題についての回答率は低かった。小売業がデータ利用したい業務領域としては、将来よりも日々の課題、中でも集客に対する強いニーズがあるという結果になったと同社は分析する。今後のビッグデータ活用への取り組みを尋ねると、「積極的に取り組んでいる」と回答した企業は6.9%であり、取り組みは遅れているのが実情だ。また、「未だ取り組んではいないが、今後の重要な課題である」と捉えている企業も20.2%に留まっている。逆に、「課題ではあるが優先度は低い」という企業が42.8%であり、「取り組む予定は無し」の28.9%と合わせると、全体の7割以上が現状ではビッグデータの活用にさほど積極的ではないと同社は見ている。業態別に見ると、ビッグデータの活用に最も積極的に取り組んでいるのは生協であり、2 割弱の企業が「積極的に取り組んでいる」と回答しており、「今後の重要課題である」という認識も3割近くに達した。一方で「取り組む予定は無し」が1割を下回っており、他の業態と比較すると、相対的に関心が高いと同社は見る。生協は組合員の情報を正確にストックしていると考えられ、他の業態と比較して、顧客の顔が見えていることが分析のニーズを高めている可能性があると同社は考えている。百貨店については、「今後の重要課題である」という回答比率が29.2%と全業態の中で最も高いものの、「課題ではあるが優先度は低い」という企業の比率も50.0%と最も割合が高い。最もネガティブな意見が多いのはスーパーマーケットであり、取扱品目が近い生協と比較すると、その差が極めて大きいと同社は指摘する。小売業者におけるビッグデータへの取り組みは遅れている状況であり、「積極的に取り組んでいる」と回答した企業においても、一般的にビッグデータと言われるような非構造化データよりも、従来から社内に多数ストックしているPOSデータや顧客関連データなどを積極的に利用しようとする取り組みが、現状においてはビッグデータ分析の中心になっていると同社は見る。小売業でのITによるデータ利用については、まだまだこれからの発展の余地が大きいと、同社は推測している。
2016年01月28日矢野経済研究所が1月5日に発表した「文具・事務用品市場に関する調査結果 2015」によると、2015年度(2015年4月~2016年3月)における国内文具・事務用品市場は、前年度のマイナス成長から反転して0.1%増の4,698億円となる見込みだという。2014年度の国内文具・事務用品市場規模は、メーカー出荷金額ベースで前年度比0.6%減の4,662億円であった。景気後退期以降2011年度までは法人需要を中心に低迷が見られていたが、2012年度以降は筆記具が大きく拡大し、市場規模全体を押し上げているという。一方、2014年度は筆記具は引き続き拡大したものの、紙製品や事務用品の落ち込みをカバーするまでには至らず、市場全体は微減推移となったとのことだ。2014年度を分野別に見ると、筆記具が前年度比 3.8%増の928億円、紙製品が前年度比 0.7%減の1,656億円、事務用品が同 2.3%減の 2,078 億円であったという。筆記具は3期連続のプラス成長で、2012年度以降、水性ボールペンのヒット商品が市場拡大を牽引。また、主要メーカー各社が投入する高機能・高付加価値を訴求する商品は、消費者需要を着実に捉え、2014年度は調査対象7品目のうち、マーカー類(油性・水性)を除く5品目で前年度を上回ったという。2014年度の国内ボールペン(水性ボールペンと油性ボールペンの合算値)市場規模はメーカー出荷金額ベースで前年度比5.8%増の439億円となり、水性ボールペン・油性ボールペン共にプラス成長となった。今後も水性ボールペン・油性ボールペンとも引き続き市場拡大が見込まれるものの、落ち着きが見られることから、その成長率は鈍化するものと同社は考えている。2014年度の国内シャープペンシル市場規模(本体及び替芯)はメーカー出荷金額ベースで、前年度比5.1%増の145億円だった。主要メーカー各社が投入した、芯が折れないといった高機能・高付加価値を訴求した新商品によって消費者需要が活発化し、主要ターゲットである中高生の減少など少子化による構造的なマイナス要因がある中での市場拡大となったという。紙製品は、当該分野で5割以上の構成比を有する封筒が消費増税の反動減などの要因で前年度割れとなったが、手帳類やノートは、近年、個人向け需要が好調となっており、特に手帳類は2011年度以降拡大基調が続いているという。事務用品は、調査対象13品目のうち、前年度を上回ったのはファイル類、事務用のりの2 品目に留まり、デジタル化の進展など、オフィス環境の変化や依然として続く経費削減など、法人需要の停滞に影響を受けているという。
2016年01月06日タレントの清水ミチコが30日、東京・千代田区の日本武道館で、ものまねライブ『国民の叔母 清水ミチコの一人フェス~in 武道館 SPECIAL』を開催した。今年10月にスタートした同ライブは、2年ぶりとなる“一人フェス”全国ツアー。今年1月2日にも武道館単独ライブを行った清水は、「362日ぶりの武道館です!来年で30周年なので、今日は思いっ切りみなさんにサービスしたい」と笑顔であいさつ。松任谷由実、中島みゆき、森山良子といった往年のネタから、SEKAI NO OWARI、藤田ニコルなどの新ネタまで、約100人のものまねレパートリーを披露し、約8,000人の観客を爆笑の渦で包んだ。また、シークレットゲストとして、高校からのファンで自身のレパートリーの一人でもある歌手の矢野顕子が登場。「大好きな方をゲストでお迎えすることができました。すごくうれしい~!」と大感激する清水は、矢野と2台ピアノで『いもむしごろごろ』や『ひとつだけ』など4曲を熱唱し、矢野も「気持ち良いね!」と満足げな笑み。演目終了後、2回のアンコールに応えた清水は、「またご一緒しましょう。どうもありがとう!」と大きく手を振ってステージを後にした。ライブ終了後は、報道陣の取材に応じ、「良いお客さんで助かった~。テレビでやりにくネタもやりやすかった(笑)。自分自身も怯えがなくて楽しくできました」と手応えを語り、憧れである矢野との共演に、「ものすごく楽しかった。本当に幸せ。思わずウルッとしました」と感激の面持ち。「武道館で始まって、武道館で終わった年。いつ死んでも悔いはない」と晴れやかな表情を浮かべた清水は、来年に向けて、「ライブが楽しかったので、来年も続けていきたい」と意気込みを語った。
2015年12月31日テレビ朝日にて放送中の戦隊シリーズ『手裏剣戦隊ニンニンジャー』でシロニンジャー・伊賀崎風花役として活躍中の矢野優花(17)が、自身初のオフィシャルカレンダーを発売することが決定した。発売は2015年12月1日の予定で、価格は2,000円(税別)。制服姿、メガネ姿、体操着姿や解放感ある海辺でのオフスタイルなど、現役高校生である彼女らしい日常的なシチュエーションの中で見せる親近感あるナチュラルさ満載の写真は、人気写真家・青山裕企氏による撮り下ろし。隔月で違ったショットを見られる内容となっており、これまでなかなか見ることのできなかった等身大の彼女そのものが写し出されたナチュラル忍な姿は、カレンダーラストのおまけページにも収められていて、ファンには嬉しい内容となっている。また、発売を記念して、2015年11月29日(日)には、ワークピア横浜でのイベント開催も決定している。イベント参加方法などの詳細はカレンダー特設サイトや矢野優花 公式サイトをチェックしてほしい。
2015年11月09日矢野経済研究所は8月28日、2015年5月から7月にかけてクラウドファンディング運営企業、利用企業などに対して行った国内におけるクラウドファンディング市場の調査結果を発表した。調査は、同社専門研究員による直接面談、ならびに電話・e-mailなどによるヒアリングを併用して実施されたもの。同調査におけるクラウドファンディングとは、資金を必要とするプロジェクトなどがインターネットを介して不特定多数の人々から比較的少額な資金を調達する手段で、「購入型」「寄付型」「投資型(ファンド型)」「貸付型(ソーシャルレンディング)」を対象としており、年間の新規プロジェクト支援額を市場規模として算出している。2014年度の国内クラウドファンディングの市場規模(新規プロジェクト支援額ベース)は、前年度比59.5%増の197億1,200万円と拡大。東日本大震災を契機に、2011年以降、寄付を募るプロジェクトから認知が進み、社会貢献性や共感性の高いプロジェクトが多数起案されてきたことが背景にある。2014年度の市場規模を類型別にみると、購入型が約20億円、寄付型が約1億円、投資型(ファンド型)が約19億円、貸付型(ソーシャルレンディング)が約156億円であった。最も規模が大きい類型は貸付型で、全体の79.2%を占め、市場拡大に大きく貢献している。購入型、投資型も拡大基調にある。さらに同社では、2015年度の国内クラウドファンディング市場規模を、前年度比で43.9%増の283億7,300万円と見込んでいる。株式型の法整備が進展していることから、今後はネット証券の参入の可能性もあり、さらに市場規模は拡大するという予測だ。
2015年08月31日日本人アーテイストとして初めて、Mastered for iTunesのサウンドエンジニアとして認定されたブンブンサテライツの最新アルバム『SHINE LIKE A BILLION SUNS』が本日、2月4日発売となった。iTunes Storeおよび、CDでの販売に加え、ハイレゾ音源の配信も行われている。マイナビニュースでは、メンバーの二人、川島道行(Gt,Vo)と中野雅之(Ba,Gt,Key,Prg)から新作の制作背景についての話を聞いてみた。──まずは、Mastered for iTunesのサウンドエンジニアとして日本人アーテイストとして初めて認定されたことについて感想を伺ってみたのだが、これには「光栄と言うか、はい、嬉しいです」と、とてもシンプルな答えが返ってきた。前作『EMBRACE』から約2年ぶりとなるアルバム『SHINE LIKE A BILLION SUNS』だが、この間、川島が脳腫瘍を発症。治療に専念するために、一時活動を休止せざるを得ない状況に置かれた。この困難を乗り越えた上での新作だけに、馳せる想いも並々ならぬものがあるのではないだろうか。──作業はブンブンサテライツのプライベートスタジオである「studio NICE」で行われたとのことだ。前作は生のストリングスが入っていたりしたが、ドラマーが参加している以外は、今回、ほぼ二人で創り上げたという。そもそもキャリアのスタートが大学の同級生で、川島の自宅にMTRやサンプラーがあったというとこから始まっている。一連の制作もその延長で、特別なことをしてる感覚はないとのことだった。セルフプロデュースで二人で創っているというのが、プロフェッショナルな現場でCDなどの音源をリリースするアーティストの中では特殊かもしれないが、十代の頃からこういうスタイルなので、ずっと同じ創作姿勢であるらしい。中野ドラムの録音以外は全部ここです。ギターを録る場合は幾つかパターンがあって、ギターアンプシミュレーターを使ったり、アンプとキャビネットを使ってマイクで録ることもありますし、ラインでってこともありますね。用途に合わせて使い分けています。今回はFractal Audio Systems Axe-Fx IIというギターアンプシミュレーターとラインが多かったです、なかなかマイキングは難しいので。川島歌詞を書いたり、仮歌を考えたりする程度のモニタースピーカーとオーディオインターフェース、鍵盤、楽器類は一通り置いてあります。自分で録音したものを持ち込むこともありますが、基本的にはここで作業してます。中野制作期間はほぼ2年近くですね。実質稼動は1年半くらいです。録音してアップデートしていく作業を続けていました。デモとかプリプロといった作業を僕らあんまりやらなくて、最初から本チャンの音を録っていってレイヤーしていくという感じです。DAWはSteinbergのNuendoを使っています。Nuendo長いですね、その前はLogicを使ってました。LogicはLogicで使ってる時期長かったですけど。90年代から使っていて、2005、6年くらいまでですね。ソフトウェア音源で入っているエレピの音(EVP88)が好きで、そのためだけに起ち上げるってことは今回もあったと思います。曲を作るのに、切り出しになるのはメロディーである場合もありますし、リズムから始めることもあり、特に決まってないです。思いついたことからスタートしてますね。今回、アルバムの収録曲が11曲なんですけど、「ボツ曲」がなくて、2年間でその11曲しか作ってないんです。──その中で、二人の役割分担はどのようなものなのだろうか?中野僕がプロデューサー兼エンジニアって感じで、川島くんがアーティストって感じだから、川島くんがやりたいことを具体的な音楽に変換していくという按配ですかね。機材の操作だけじゃなく、彼との対話も通じてということになりますけど。川島プロデュースされているという感覚は確かにあります。セルフプロデュースという観点からも、自分を出していけば、それを汲み取ってくれるといった感じです。信頼関係ですよね。言葉で上手く伝えられないことも拾ってくれたりとか。中野二十年活動していて、親より一緒にいる時間長いですから。家族みたいなものです。「おい、お前、アレ」で通じちゃうような(笑)。妥協ができないですよね、これが三人になると多数決原理が働いちゃう。それができないので、意見が食い違った場合は絶対に決着つけないといけない。そこは大変でしたけど、妥協せずに進んできて正解だったと思ってます。ただ、そういう心境になったのはここ最近ですね。二十代のころは酷かったです(笑)、どこでも喧嘩始めちゃうような。川島こうして並んで話していること自体、ある意味、奇跡かもしれないですね(笑)。ツアーに出たら、車の中でもやりあいましたし、その後、着いた先のホテルは同じ部屋だったり。──30年前だったら、ミュージシャンは演奏、録音のエンジニアは録音、マスタリングのエンジニアはマスタリングと、役割の分担がはっきりとしていた。ところが、20年ほど前のDAWの登場によって、音楽の制作現場は激変。それまで、時間幾らで貸し出していたバジェットスタジオから、プロジェクトスタジオと呼ばれる、小規模なスタジオでも充分制作が可能となった。そういった状況下、ミュージシャンは演奏だけでなく、録音やマスタリングも含めて、全部、自分たちで作業にあたるようになっていった。ブンブンサテライツはその変化の只中にあって活動を発展させていったわけだが、そういったことをどう捉えてきたのだろう。中野ポジティブな面とネガティブな面、両方あると思います。専門職の方がいて、その人たちの耳とノウハウ、経験はすごいものがあるのは間違いないという中、今はソフトウェアやプラグインが揃っていて、極端な話、誰でもマスタリングまでできる環境にあるわけですよね。それがまた良いか悪いかは別な話で。ただ、その選択の自由が与えられていることはポジティブに捉えて良いと思います。ベッドルームミュージシャンが創ったものが流通に乗るようになったり沢山の人々と繋がるようになったり、可能性としてはどんどん広がっているわけですから。ただ、インターネットが生まれてからは、ひとつひとつの情報の価値は落ち続けていると感じます、それは音楽も含めてですけど。その意味では宝の山がある可能性が高まったと同時にゴミの山に行き着く可能性も高まったと言えるのではないでしょうか。誰でもクリエイターになれる時代になっただけに、プロフェッショナルな人だけでなく、すべての人が真摯に取り組んでもいいんじゃないかなと思います。もっと皆が高みに登れるような。自分たちもこのような制作環境がないとやりきれないと感じていて、今までのバジェットスタジオで一から十までつくらないといけないって話になったらアルバムの制作には1億円でも足りないでしょうね。──また、今回はiTunesでの配信のほか、ハイレゾ配信、CDと複数のフォーマットでの発表となる。これには、ユーザーの選択肢が増えたことに対し、どんな環境にあっても良い状態で聴けるようにという配慮に基づいている。Mastered for iTunesに関しては、従来と比較して断然、情報量が多いので、期待している面が大きいとのことだった。コンパクトなデータではあるものの、音楽的な情報量は多い、これまでならCDからリッピングしたWAVファイルをiTunesに持ってきてという聴き方だったのが、積極的にダウンロードで購入するというスタイルに変わっていくユーザーも増えるだろうとも話していた。中野録音に関しては24bitの48KHzです。特に理由はないのですが、サンプリングレートを高くすると扱いが大変になってくるので、作曲のスピードを考えると48KHzがいいかなと。作業の途中でbitのデプスに関しては、32bitのフローティングポイントになってくるので、一度録音してしまえば、トラックダウン以降は32bitを扱っていることになりますね。配信に関してはハイレゾ配信でもiTunesでもビットレート落とす形になってます。──Mastered for iTunesのコンバート用ツールは、原音のイメージが崩れないというのが印象的でもあるという。実際聞いてみると、音圧がしっかりあって、かつ奥行きと広がりのある仕上がりになっている。これについて、エンジニアリングの面で何か秘密があるのではないかと思い、手法を訊いてみたのだが、別段特別なことはしていないという。自分たちで録音のレベルからミックスのバランス、マスタリングまで行っていて、コントロールが利くという面があるからではあろうが、一方で、自身のセンスが問われる面もある。それについては、自分たちの感覚を信じて創作にあたると答えてくれた。──ただ、彼らとしては、iTunes Storeで配信されるとしても、アルバムはアルバム単位で聴いてほしいという想いがあるようだ。通して聴いて頂ければ分かるが、曲の終わりが、次の曲のアタマと被さっている。どこでどういう形で手にしてもらったのだとしても、アルバムの1曲目を再生したら50分間通して聴いてほしいし、アートフォームとしてのアルバムはまだまだ追求していきたいと語ってくれた。──最近では矢野顕子のアルバム『飛ばしていくよ』収録の『Never Give Up on You』でアレンジを手がけたり、MAN WITH A MISSIONのシングル『Seven Deadly Sins』のカップリング曲『evils fall』ではリミックスを担当している。海外に拠点を置いていた頃に比べると、日本のミュージシャンとのコラボレーションが増えたように感じられる。中野今の邦楽シーンの中では浮いた存在ではあると思いますが、このイベントには出ない、この人たちとはツルまないとかってことは考えたことないです。でもどこに出て行っても、自分たちがブレなければいいなと思ってますし、今の日本は良いアーティストの登場が続いてますから、その辺はポジティブな要素ですよね。本当に上手いバンドとか、良い音楽作るアーティストがここ数年の間で沢山現れたなと。──シーンで異彩を放ちながら、着実にキャリアを積み重ね、リスナーの心も体も揺さぶる音楽を生み出してきたブンブンサテライツ。よりエモーショナルにダンサブルに迫る『SHINE LIKE A BILLION SUNS』は絶対に聴き逃せないアルバムだ。3月15日にはEX THEATER六本木で新作の発売に伴ったライブパフォーマンスも決まっている。アルバムを聴いたら、是非こちらにも足を運んでいただきたい。
2015年02月04日幻冬舎は12月9日、単行本『ネコの吸い方』を発売した。○愛猫「サバ美」との出会いも同書は、"猫は吸って愛するのが正しい"という自論を展開する坂本美雨さんによるエッセイ。"ネコ吸い"とは愛情の交歓行為で、歓びを交換し合うことだという。自らを「ネコ吸い妖怪」と称する坂本さんが「ネコの吸い方マニュアル」から、音楽家でありネコ好きである両親(坂本龍一・矢野顕子)を交えた「坂本家のネコ歴史」や、愛猫「サバ美」との出会いまで語る幅広い内容となっている。写真もふんだんに使われているので見ているだけでも楽しく、動物への自然な愛情描写は、猫のみならず全てのペットの飼い主の共感を呼ぶ内容となっている。価格は1,296円(税込)。販売は、「Amazon」にて。
2014年12月22日花王リーゼの新CMが矢野未希子さん起用で公開開始2014年7月5日、花王リーゼから、「アイロンスタイルつくれるローション」が新発売。そして、発売開始から4カ月半経過した2014年11月21日に、新キャラクターに矢野未希子さんを起用した新CMが、放映を開始した。「アイロンスタイルつくれるローション」でスタイル思い通りの新CM今回放映を開始したのは、「矢野未希子のふわ巻き アイロンでつくれちゃう編」。CMでは、矢野未希子さんが、アイロン・コテ専用のスタイリング剤「アイロンスタイルつくれるローション」を使用。ひと束1回でふわ巻きスタイルを作りだしている。「アイロンスタイルつくれるローション」は、巻き髪スタイルだけでなく、ストレートなども可能とする、スタイル思い通りのスタイリング剤。何度もアイロンをかける必要がないので、熱ダメージも受けにくく、自然な仕上がりを実現させてくれる。特設サイトでも矢野未希子さん登場また、特設サイト“ちょいヘアアレンジで華やか女子会!”では、パーティーをもっと楽しめるヘアアレンジを紹介。新CMキャラクターの矢野未希子さんも登場し、CMでも完成させている、ふわ巻きフェミニンスタイルができるまでのステップを公開している。さらに特設サイトでは、下準備用品として、「まとめ髪アレンジつくれるフォーム」も紹介。「まとめ髪アレンジつくれるフォーム」を使ってアレンジした、華やかボブスタイルやゴージャスアップスタイルが紹介されている。(画像はプレスリリースより)【参考】花王株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)花王リーゼCMギャラリー「アイロンスタイルつくれるローション」商品情報特設サイト“ちょいヘアアレンジで華やか女子会!”
2014年11月25日(画像はプレスリリースより)矢野未希子さん監修の大人かわいい「秘めインナー」トリンプ・インターナショナル・ジャパンは、「AMO’S STYLE by Triumph(アモスタイル バイ トリンプ)」の秋冬向け肌着シリーズ「秘めインナー」に、イメージキャラクターで人気モデルの矢野未希子さん監修による「矢野未希子 限定コラボインナー」を、8月28日より新発売。「秘めインナー」は、アウターからインナーが見えないように綿密に設計されたオリジナルパターンと、薄くてひびきにくい素材で、おしゃれも寒さも我慢せずに、自分が楽しみたいファッションを着こなせるアイテムを展開する。「矢野未希子 限定コラボインナー」では、女の子の憧れの存在である矢野さんのイメージにぴったりなオリジナルのローズ柄。矢野さんの意見を元に、ローズの花のかたち、大きさ、花と花との間隔など細部までこだわり、オーガンジーのリボンをポイント使いするなど、大人かわいく、フェミニンな印象に仕上がったという。秋冬向け「秘めインナー」から4シリーズを展開また、「AMO’S STYLE by Triumph」では、秋冬向け「秘めインナー」4シリーズを、9月11日より展開。かわいいプリント柄で、綿混裏起毛素材でやわらかな“Cute”シリーズ(6アイテム)、吸湿発熱性のある機能素材を使用した“Hot”シリーズ(4アイテム)、ストレッチ性の高いテンセル混の薄手インナーの“Fit”シリーズ(5アイテム)、なめらかでやわらかい風合いが魅力の“Basic”シリーズ(3アイテム)のラインナップとなっている。【参考】・トリンプ・インターナショナル・ジャパンプレスリリース
2014年08月29日最新作は“オトナノテクノ”という触れ込みの「飛ばしていくよ」レコ発ライブ、まさしく世界初演に行ってまいりました。なにぶん初演ゆえ、まだ整わない音響部分などがあるのを気にしながらも笑い飛ばしつつ、矢野さん、とにかく若い! キレイ!サラッサラのボリューミーなブロンドっぽいヘアを惜しげもなく振り乱し、ふんわりしたフェミニンなブラウスをものともせずピアノを弾きまくり、ぷるぷるの白い美肌を薄っすら紅潮させながら歌いまくる彼女は、永遠の少女そのもの。それでいて、母なる大地的なおおらかさが溢れ、会場は深い愛とぬくもりがいっぱい。1曲目は、CMでもお馴染みの「ISETAN-TAN-TAN」。やはり生で聴くと楽しい~♪ デビューアルバムの名盤「JAPANESE GIRL」から演奏された「電話線」は、21世紀の進化系アレンジが施されたトラックに、軽々と乗る彼女のピアノと歌のピュアさは相変わらずで、さらにパワーアップした1本の線のような思いが伝わってきます。彼女が吉田美奈子のために書き、吉田美奈子の「FLAPPER」というアルバムに入っている「かたおもい」という曲。若手サウンド・クリエイター、AZUMA HITOMIのアレンジが加わってプリミティブなキラキラ感が増し、胸キュンのゴージャスな響きに酔いしれました。1976年の作だそうですが、古さをまったく感じさせないのがスゴい!途中、「息が切れる~」と苦笑しているのに、歌いだすとジャストミートさせた音域の力強さがハンパなく、ぐいぐい惹き込まれて、フロアはラッシュアワー時みたいなオールスタンディングなのに、気がつくとガンガン踊ってました、ノリノリで。周囲の方々、ごめんなさい! いや~、久々にライブでこんなに気持ちがアガりましたよ。新曲「ごはんとおかず」は、最初「ごはんができたよ 2」というタイトルにしようとして、スタッフにあんまりだと言われたとか(笑)。この曲、可愛くて一番大好き♪ 心の奥底にある本質的なことをシンプルに素直に歌にするのが、矢野さんの真骨頂だなあ! とつくづく実感。何より愛があるんですよ、ホント。思わずうるうるしちゃうんです。「飛ばしていくよ」は、心の中からマグマが突き抜けるように出てきた言葉だとか。「歌うたびに嬉しくてワクワクしちゃう! 」と矢野さん。「行けー、帰ってこなくていいよー」という勢い溢れるサウンドに、会場は熱気と和やかさに包まれました。そんな中でも、ピアノの低音Aの残響を気にしたりと、プロフェッショナルならではの一面も垣間見れて、さらに感動してしまいます。1音に最後までこだわる真剣勝負の姿勢に。万雷の拍手の中、アンコールは『電話線』。「今日、ぎりぎりだったから、アンコールを用意してなくて…。『電話線』もう一回やるね。これは百万回も演奏してるけど、一度も飽きたことがないの。そして、同じ演奏も2度とないの」という言葉にジーンとしつつ、唯一のアコースティックな演奏にも心がときめくのでした。少女らしい繊細さとダウン・トゥ・アースな母性が混然一体となっ女性の魅力は、最強だと思います。もちろん、矢野さんみたいな天才じゃなくても、心のピュアさ、可愛さを持ち続けることってできるのでは? それのみならず、包み込むような深い愛情も持てたらいいなあ! と、美意識が研ぎ澄まされ、元気が蘇ったライブでした。矢野顕子新譜は3月26日、リリース。「飛ばしていくよ」ツアーも始まるので、愛のシャワーを浴びて自分の中の愛情を増量したい方、ぜひチェックしてみてください。・ 矢野顕子公式サイト
2014年03月25日伊勢丹は、歌手・矢野顕子さんによる同店オフィシャルソング「ISETAN-TAN-TAN」のプロモーションビデオを製作した。3月5日から動画サイト・YouTubeに予告編(15秒)が配信され、4月1日より全編(3分49秒)が全世界に配信される。同曲は大の伊勢丹ファンと公言する矢野さんが昨年10月にリリースした伊勢丹への愛を表現した曲。伊勢丹の新タータン柄「マクミラン/イセタン」の誕生と共にリリースされたこの曲は、伊勢丹店内BGMとして流れていた。その軽快でリズミカルな楽曲は、伊勢丹で買い物を楽しむ顧客だけでなく、従業員の気持ちも次第に盛り上げていったという。プロモーションビデオの製作を企画した三越伊勢丹ホールディングス営業本部宣伝部の小林朋子マネージャーは、「矢野さんの新曲のサンプルを初めて聴いた時、とても可愛らしく、思わず口ずさんでしまい、足ではカウントを取っていました。“踊りたい!”“みんなで踊ろう!”。単純にそれがきっかけです(笑)」と話す。その思いをストレートに提案したところ、意外にもすぐに許可が下りたという。社内でダンサー募集をしたところ、国内外の伊勢丹スタッフから、総勢500名以上の応募があり、当初の想定人数を遥かに上回った。公式PVとして、しっかりとしたクオリティーのビデオにするため、振り付けは、「パフューム(Perfume)」の振り付け・ライブ演出を手掛けるMIKIKOさんに依頼。彼女は、矢野顕子さんが伊勢丹が好きすぎて曲を作ったという話を耳にした翌日に振り付けのオファーを受け、タイミングの良さにとても驚いたという。今回はアーティストではなく伊勢丹で働く従業員に向けた振り付けとあり、ダンスのレベルに応じた振り付けをし、両手の指を重ねて伊勢丹のタータン柄を表す振り付けを入れるなど、工夫を凝らした。「ビデオオーディションでは参加者のダンスレベルの高さに、更に撮影当日までのダンスの進歩にも驚かされた。この結束力の強さには脱帽です」とMIKIKOさん。2月に行われた撮影現場では、緊張する従業員達を前に「笑顔で楽しく」と、喚起する彼女の姿が見られた。「ダンス歴のある人、ない人。レベルは様々でしたが、“とにかくみんなで踊りたい”という気持ちは強いものがありました。ダンスには、お互いを認め合うこと、仲間とのコミュニケーションを豊かにする効果があることも分かってきました。これは、たくさんの人が集まり、エンターテイメントを作り上げる百貨店とっては欠かせない資質です。ダンスを通して、見ている人も楽しくなる、自然に口角が上がる、そんなシアワセの伝染=コミュニケーションを伝えることができれば」と小林マネージャー。矢野顕子さんの伊勢丹への思いから生まれた曲が、伊勢丹の従業員にも愛され、今回の動画制作につながった。“伊勢丹”への熱い思いは、同店の顧客にどのように届くのだろうか。伊勢丹新宿店は3月5日でリモデルから1周年を迎える。コンセプトに「ファッションミュージアム」を掲げ、五感に響くものをファッションととらえた提案している。この動画企画が、商品だけでなく、接客、装飾、店内音楽などを通じて“新しさ”を伝える同店の新たな布石となるかに注目したい。
2014年03月05日