デザイナーの皆川明が、その前身となる「ミナ」を立ち上げたのは1995年。活動25周年を迎えた今年、兵庫県立美術館で『ミナ ペルホネン/皆川明つづく』が7⽉3⽇(金)から11⽉8⽇(⽇)まで行われる。同展は、過去最大規模のミナ ペルホネン展となり、今年の2月まで東京都現代美術館で開催されていた展覧会の巡回展。関西の美術館では初の開催となる。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトに、皆川明が立ち上げたミナ ペルホネン。展覧会会場では、これまでの創作活動を余すところなく鑑賞できる。例えば、ミナ ペルホネンを代表する刺繍柄「tambourine(タンバリン)」に焦点を当て、一つのデザインが生地となり、さらに洋服やさまざまなプロダクトに展開されるさまを知ることができる展示は、とても魅力的だ。生地からデザインして洋服に仕立てることが、ミナ ペルホネンのものづくりの特徴であろう。皆川明、田中景子やインハウスデザイナーによる、生地のためのデザイン画が会場に並ぶ。また、これまで25年分、400着以上の洋服を一堂に集めた「森」の部屋も圧巻だ。現代美術家・藤井光による、ミナ ペルホネンの服を着ている人の「日常」を映し出した映像作品や、その創作活動の根幹にある、ものづくりの哲学やアイデアを紹介するコーナーも興味深い。さらに皆川明個人の活動にもスポットを当て、新聞連載のために描いた挿画もまとめて見ることができる。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、観覧は「日時指定による事前予約制」となっている。マスクを着用していない場合、入館できないこともあるので、各自でマスクの着用をお願いしたい。トークなどのイベントは、オンライン配信される。詳しくは兵庫県立美術館のウェブサイトを参照してほしい。【関連リンク】兵庫県立美術館( )本展東京会場「森」セクション撮影:吉次史成“tambourine” 2005-06→AW“sky flower” 2012-13→AW 原画photo:Yurie Nagashima“one day” 原画 2018-19→AWphoto: sono (bean)“pur” 2018-19→AWphoto: Mitsuo Okamoto“symphony “ 2019-20→AWphoto: sono (bean)
2020年07月02日かつては歯に衣着せぬ発言で、ワイドショーやバラエティ番組で人気を誇っていた、タレントで実業家の神田うのさん。2020年6月現在、テレビのほかにYouTubeにも活動の幅を広げ、自身のYouTubeチャンネルでは料理や子供の習いごとなど、さまざまな動画を公開しています。また、同月4日には『神田うの流子育て論!』と題した動画を投稿。そこで出た『夫婦間で子育てに気を付けていること』への回答が「見習う」「イメージ変わった」と反響を呼んでいました。どんなことがあっても、絶対に子供に、グチというか「パパ、こういうところがダメなんだよね」とかいったりすると、尊敬もしなくなっちゃうから。悪口は子供の前では絶対にいわないっていうのは決めていますね。神田うの‐うのちゃんネルーより引用子供を注意する時など、父親だけを『悪者役』にする発言や姿勢はとらないという神田さん。そうすると、子供は自分に味方をしてくれるほうへ逃げ道を作ってしまうという考えからのようです。また、違う状況であっても、決して子供の前で父親、つまり神田さんの夫の悪口はいわないともいいます。そうした神田さんの子育て論に、共感のコメントが多く寄せられていました。・すごいしっかりとしたお母さんだということがよく分かりました。・子供の前で、父親の悪口をいわないのはとても大事だと思います!・うのさんに対して、昔の奔放なイメージしかなかったですが、とても素敵なママになっていて、好感度がとても上がりましたー!親にとっては何気ない発言や行動であっても、子供はちゃんと見ています。もしも両親のどちらかが、一方を悪くいっていれば、その姿や考えを子供も真似してしまうことでしょう。相手を尊敬する気持ちは、身近な環境で育つもの。神田さんの子育て論は多くの人の目に『お手本』のように映ったようです。[文・構成/grape編集部]
2020年06月05日講談師の神田伯山のYouTubeチャンネル「神田伯山ティービィー」が、第57回ギャラクシー賞テレビ部門フロンティア賞を受賞したことが1日、放送批評懇談会ホームページで発表された。同チャンネルは、2月の真打昇進を機に襲名した、神田松之丞改め神田伯山が「何としても講談の面白さを知ってもらいたい」と立ち上げた。襲名披露パーティから披露興行まで、口上や高座の映像だけでなく楽屋の風景までもが臨場感たっぷりに編集され、約1カ月間リポート動画として、興行の翌日に毎日配信された。選考理由として、「撮影は芸人仲間の落語家たち。芸人同士だからこそ撮れる楽屋での芸人たちの姿は茶目っ気たっぷり。これまでテレビや寄席の現場では知ることができなかった寄席演芸の世界を魅力的に伝え、貴重な記録映像となっています。現在チャンネル登録者数は12万9千人、ユニーク視聴者数は126万人にのぼり、講談界に新風を吹き込む新しい映像コンテンツとして注目されています」としている。
2020年06月01日企画展「長沢明展 オワリノナイフーケイ」が、新潟市美術館にて、2020年5月12日(土)から6月7日(日)まで開催される。長沢明・初の大規模個展長沢明は、新潟に生まれ、現在は山形を拠点に国内外で活躍する画家だ。大画面にトラなどのモチーフを描く長沢は、日本画を出発点にしつつもその伝統にとらわれず、素材の物質性に向き合いながら、新たな表現を生みだしている。初の大規模個展となる「長沢明展 オワリノナイフーケイ」では、各時期の代表作に加えて、継続的に描いているドローイングを貼りこんだ巨大な《マントラ》、そして立体やインスタレーションをおり交ぜ、作家の追い求める“風景”を紹介する。スケールの大きな作品の数々とりわけ注目は、スケールの大きな作品の数々。長沢を象徴するトラのモチーフを描いた《マウンテンII》や《Mother》、翼を大きく広げるトリ《ブルーバード》など、3mを超える代表作が並ぶ。また、古本を使用したダイナミックな立体作品や、新作によるインスタレーションも楽しむことができる。初公開のドローイングもさらに、切り絵などの手法によるドローイングを初公開するほか、初期作品の《鳥に舟》や、2019年に刊行された長沢初の絵本『あおいトラ』の原画なども展示。長沢の制作の秘密と、幅広い活動を見て取ることができるだろう。展覧会概要企画展「長沢明展 オワリノナイフーケイ」会期:2020年5月12日(土)〜6月7日(日)※当初は4月25日(土)~開幕予定だったが臨時休館にともない、開幕を延期。※5月10日(日)に開催予定だったワークショップは中止。※新潟市美術館は4月21日(火)~5月10日(日)までの間、臨時休館。※今後の状況により、さらなる変更が生じる可能性あり。決定次第、新潟市美術館公式ホームページ、Facebookなどにて告知。会場:新潟市美術館 企画展示室・常設展示室の一部住所:新潟県新潟市中央区西大畑町5191-9休館日:月曜日(5月4日(月)は開館)、5月7日(木)開館時間:9:30〜18:00(券売は閉館30分前まで)観覧料:一般 1,000円(800円)、大学・高校生 800円(600円)、中学生以下 無料※( )は20名以上の団体およびリピーター割引料金※障がい者手帳・療育手帳の所有者および一部の介助者は無料【問い合わせ先】新潟市美術館TEL:025-223-1622
2020年03月19日神社にお願いごとをしに行く女性は多いと思いますが、その場合、目的別に神社を選んで行くのがおすすめです。そこで、今回はそれぞれの目的に合った神社を紹介していきます。都内の神社で恋愛に効くとされている神社は?都内の神社で恋愛に効く神社としてあげられるのが、縁結びの神として名高い東京大神宮です。日本で初めて神前結婚式が行われた神社であることから、縁結びにご利益があるとされています。現在もこちらの神社で多くのカップルが式を挙げています。また東京のお伊勢さまとも呼ばれており、大変由緒正しい神社です。飯田橋駅から徒歩約5分とアクセスも大変便利な場所なので、いい人に出会いたい!と思っている方は訪れてみてはいかがでしょうか。都内の神社で仕事に効くとされている神社は?都内の神社で仕事に効く神社としてご紹介したいのが、神田にある神田明神です。神田明神は平将門が祀られていて、仕事運アップのパワースポットとしてよく知られています。仕事始めに近隣の会社が参拝に訪れているのをテレビでよく見かけますが、あの映像は神田明神であることが多いです。今年は特に気合いをいれて仕事を頑張りたい!と思っているあなたはぜひ神田明神を訪れるとよいでしょう。神田明神には甘酒を味わえる茶屋があるので、参拝に訪れたら一緒に味わってみるのもよいですよ。都内の神社で金運に効くとされている神社は?都内の神社で金運に効く神社としてご紹介したいのが、穴八幡宮です。新宿区西早稲田にあります。こちらはお正月前の年末から込み合うことで有名です。みなさん、有名なお守りを購入するのが目的です。そのお守りはお財布に入れておくだけでお金がたまると言われており、「一陽来復」のお守りと呼ばれています。年末から屋台が並び、雰囲気もよい神社です。金運を高めたい方は、穴八幡宮でお参りをして、「一陽来復」のお守りを購入するとよいでしょう。都内の神社で厄除けに効くとされている神社は?都内の神社で厄除けでおすすめしたいのが、赤坂にある日枝神社です。日枝神社の神様のお使いである猿は、「神猿(まさる)」として昔から「魔が去る」とされており、厄除けの意味を持つと信じられています。最近、あまりいいことがないなと感じている人は、日枝神社でお参りをして、厄を落としてすっきりするとよいでしょう。大変美しい神社なので身も心も清らかな気持ちになれます。アクセスも赤坂駅からすぐの場所で便利な場所です。都内の神社で縁切りに効くとされている神社は?都内の神社で縁切りでおすすめしたいのが於岩稲荷田宮神社です。あまりなじみのない神社かもしれませんが、新宿区にある神社で、東京都の指定史跡にもなっている場所です。こじんまりとしたこちらの神社は、「東海道四谷怪談」のお岩さんを祀っていることで知られています。実際にこの場所にお岩さんの自宅があったそうです。別れたい人や、縁を切りたいと思っていることがある人は訪れてみるとよいかもしれません。
2020年03月05日女優の神田沙也加が23日、オフィシャルブログを更新し、4日に離婚を発表した元夫で俳優・村田充との一部報道を否定した。神田は「お願い」と題し、「SNS等長くお休みをいただいております。日々様々な報道がなされ、ファンの皆様には多大なご迷惑やご心配をお掛けしており、誠に申し訳ありません」と謝罪。「本日は村田充さんに関しての誤った情報について、村田さんの名誉の為にもわたしの立場から否定させてください」と投稿の趣旨を説明した。その上で、「『村田さんからの過剰な束縛』というのは事実ではありません。村田さんから束縛や干渉を受けたことは今までありません」と一部報道をきっぱりと否定。さらに、「子供については、結婚当初は将来的に子供を、という共通見解でした。村田さんは表舞台から家に入り、子供の居る生活の環境づくりをしてくれていました。お仕事を続けながら結婚生活が続き、予定していた時期が近づいてくる中で不安感が大きくなり、やはり勇気を持てないとわたしが身勝手に志を変えてしまったことが起因であり、結婚前から意見の相違があったわけではありません」と補足した。「村田さんが、現場復帰されるという事を本日発表されましたが、これからお仕事や生活をされていく中、誤った情報で前途の邪魔をしてはいけないので書かせていただきました」と切実な思いを伝えた神田。「違う道を歩む事になりましたが、それぞれの今後を見守っていただければ幸いです。ご一読いただきありがとうございました」と結んでいる。
2019年12月24日12月4日、俳優の村田充(42)と離婚していたことを発表した神田沙也加(33)。離婚理由について、沙也加はブログで《結婚以来、子供のことについてずっと話し合ってまいりましたが、折り合う答えを見つけることが出来ませんでした》とつづっていた。いっぽうの村田も《結婚以来継続してきた夫婦の在り方について、子どもが欲しかった私と、前向きになれなかった彼女とで折り合いがつかず》とブログで発表し、価値観の相違が原因であると強調。しかし、5日発売の一部週刊誌では神田が離婚直後から出演舞台で共演した6歳年下のジャニーズJr.の秋山大河(27)と交際していることが報じられた。一部では“早すぎる熱愛発覚”をいぶかしむ声も聞こえている。沙也加をよく知る舞台関係者はこう語る。「沙也加さんは、いつも共演俳優たちとの距離が近いんです。『一緒に写真撮りましょう!』と言って顔を近づけたり、ボディタッチも多い。結婚後も、こうしたフレンドリーな態度は変わりませんでした。今年に入ってもブログで村田さんとのラブラブな姿を見せつけていましたし、今回の離婚原因には疑問が残ります」娘の電撃離婚について両親は何を思うのか。離婚発表から2日後。本誌は自宅から仕事に向かう沙也加の父・神田正輝(68)に声をかけると、戸惑いながらこう答えた。「ごめんね。でもみんなと相談してこの件に関しては何も言わない。そう僕らは決めたんで。申し訳ない。何もお話しすることはできないんですよ」そう語る表情からは、娘を気遣う親心がにじんでいるようだった。いっぽう、母の松田聖子(57)も、沈黙を貫いているが……。「聖子さんはこれまで数々の男性と浮き名を流してきました。そうした聖子さんの男性遍歴が、沙也加さんとの間に溝を生んだ原因になっているようです」(テレビ局関係者)郷ひろみ(64)との交際後、85年に神田と結婚し、翌年に沙也加を出産するも97年に離婚した聖子。その後は、歯科医師との再婚と離婚を経て、12年に慶応大准教授(当時)と3度目の結婚をしている。「聖子さんは3度の結婚以外にも、外国人語学教師との不倫報道などさまざまな男性との恋愛スキャンダルが報じられました。そのたびに沙也加さんの平穏な日常生活は奪われていきました。また聖子さんの再婚を機に編入した中学校では、壮絶ないじめに遭っています。学校行事に聖子さんが来ることはほとんどなく、祖母の一子さんが親がわりだったそうです」(前出・音楽関係者)15年に発売したフォトブック『Dolly girl』で沙也加は学生時代をこう振り返っている。《中学校は正直辛いことしかなかったです。結局4回転校を繰り返しました。最初は高校までエスカレーター式の学校に通う予定だったんです。でも入学ギリギリになって、親が海外を拠点として仕事をすることになって……》21年前の中学時代から始まった母娘の確執。離合を繰り返しながらも、2人の亀裂は次第に埋められなくなっていく。「『紅白歌合戦』で共演したこともありますが、14年に聖子さんが新事務所を立ち上げてからはまた断絶状態が続いています。昨年出したフォトエッセイにも聖子さんとの思い出話は一つも書かれていません。親しい知人に沙也加さんは『私は絶対ママみたいにならない!』と、語っていたそうです。聖子さんのほうも、沙也加さんと村田さんが結婚した際も、一切コメントしていません。一部では、知名度の低い村田さんは『娘の結婚相手にふさわしくない』と反対していたとも報じられています」(スポーツ紙記者)埋まらない溝を前にして聖子は今、何を思うのか――。「女性自身」2019年12月24日号 掲載
2019年12月13日女優の神田沙也加(33)と俳優の村田充(42)が4日、それぞれのブログを更新し、離婚していたことを発表した。神田は「突然のご報告ではございますが、私、神田沙也加は、村田充さんと離婚しておりました事をご報告いたします」と報告。「結婚以来、子供のことについてずっと話し合ってまいりましたが、折り合う答えを見つけることが出来ませんでした。何度も歩み寄りを試みましたが、わたしは生きてきた環境の中で持った考えを変えられず、彼を幸せにすることが出来ないと思いました。その結果、別々の人生を歩むという結論に至りました」と理由を明かした。続けて、「それに伴い充さんの舞台出演が決まり、そちらへ影響を及ぼしたくなく、そして今年の自分のお仕事の関係者の皆様にご迷惑をお掛けしてはならないという思いで、来年1月までファンの皆様や関係者の方々に対してのご報告は控えるつもりでおりました。ですが今回、とある週刊誌さまより記事掲載のご連絡を受けました。なのでこのタイミングでお話しさせていただくことに致しました」とこのタイミングで発表した理由も説明した。そして、「充さんは勿論、記事に関係するかた、関係者の皆様にもご迷惑をお掛けしてしまう事となり、一刻も早くご報告すべきだったと深く反省しております」と謝罪。「円満に離婚をした為、別居を始めるまで離婚後も少しのあいだ同居期間がありました。そこでわたしのプライベートの話も、充さんには全て報告してきております」と伝え、「この度のことで多大なるご迷惑・ご心配をお掛けし、皆様に不快な想いをさせてしまった事を心から悔いております。大変申し訳ありませんでした」と締めくくった。村田もブログで離婚を発表し、「私、村田充と神田沙也加さんは、結婚以来継続してきた夫婦の在り方について、子どもが欲しかった私と、前向きになれなかった彼女とで折り合いがつかず、互いを尊重し、前を向いてそれぞれの人生を歩むという結論に至り、今年の夏、二人で円満に離婚届を作成し、離婚に双方合意をいたしました」と説明。「その後、関係各位に筋を通すタイミングを調整する中で私の仕事も多忙になり、また、彼女が取り組んでいるいくつかの大きな仕事に対する影響を考慮し、ご報告は年始にすることが最良と考え、公表を控えておりました。婚姻関係は解消をいたしましたが、沙也加さんの理解者として、今後もサポートは続けていく所存です」とつづった。また、「先日、仕事に向かう途中で、とある媒体の記者様から直接のご質問をお受けしました。その際に別居、不倫、離婚の事実について問われました。別居についてはお認めしました。不倫については否定をさせていただきました。離婚成立後に、彼女からプライベートの報告も聞いております。上記の通り、ご報告の時期を年始と考えていたため、事実とは異なりますが離婚についても否定をいたしました。以上のことから、今後混乱を招いてしまうと予想し、このタイミングでのご報告とさせていただきます」とつづり、「離婚のご報告が遅れましたことで関係各位ならびにファンに皆様に対しまして、大変なご迷惑、ご心配をお掛けしますことを、深くお詫び申し上げます。この度は誠に申し訳ありませんでした」と謝罪した。
2019年12月04日講談師の神田松之丞が12月1日、東京・護国寺の講談社で『講談えほん 全6巻』(各1,500円税抜 講談社刊)の発売記念イベントを行った。テレビなどの出演して人気を博している講談師・神田松之丞が監修した本書は、次世代に伝えたい講談のお話を絵本にしたもの。社名の由来が講談でもある講談社で発売イベントが行われ、小学生とその親を対象に、神田が講談の面白さを伝えた。イベント後には報道陣向けの囲み会見が行われ、小学生を前にしたイベントの感想として「お子さんが笑ってくれたので良かったなと思います。お子さんが聞いて身振り手振り漫画チックで良かったですよ。今日は程々に受けてましたね」と満足げ。本書を監修した理由については「講談社さんが110年ということで、講談社さんの講談は我々の講談から来ているんです。今講談に光があたってブームになっていますが、以前よりも脚光を浴びているという時に、講談社さんも110年ということで一つ力を貸そうというか、面白そうだから絵本を出そうということになったんだと思います」と説明し、「今まで講談の本を出しても売れなかったんですよ。売れないから出さないという悪循環でしたが、今回こうやって舵を切っていただいたので、講談の裾野が広がるし、講談というものが商売になるんだというところまで広げられたらなと思っています」と期待を寄せた。講談がブームになった要因を「僕のおかげでしょうね。素直に(笑)」と笑いを誘いつつ、「周りの師匠や環境のお陰だと思いますが、色んな縁があって講談師全員が頑張っていると思います。一応僕が野暮に色んな発言をしていますが、みんなが頑張って少しずつ良くなってきた気がします」と回答した。神田は、来年2月11日に六代神田伯山を襲名。「頑張って色んな本やテレビ、雑誌メディアに出させていただいてうれしいんですが、"伯山"になったらそれ以上に松之丞を超えるぐらい頑張って活動しなくてはいけないプレッシャーはありますね」としつつ、「"伯山"は6代目で全員が名人なんです。僕は名人になれるか分かりませんが、"伯山"は落語で言うと"三遊亭円朝"、歌舞伎で言うと"團十郎"に匹敵する名前。"伯山"の名前の価値を分からせるのが次のストーリーだと思っています」と意欲を見せていた。
2019年12月02日ミナ ペルホネン(minä perhonen)のデザイナー皆川明とT-SITEがセレクトしたもの・ことが集まるフェア「フューチャー アンティーク(FUTURE ANTIQUE)」が開催。2019年11月19日(火)から、東京の代官山T-SITE、広島T-SITE、神奈川の湘南T-SITEの3か所を巡回する。“未来のアンティーク”を展示販売「フューチャー アンティーク」は、今の時代に生み出された新しい“もの”や“こと”の中で、未来の人々にも親しまれていくに違いないものを、“未来のアンティーク”として提案するフェア。セレクトには、東京都現代美術館での展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」でも注目を集めるミナ ペルホネンのデザイナー皆川明が携わっている。訪れた人はグッズの購入や、展示品の鑑賞、ワークショップなどを楽しむことが可能だ。代官山、広島、湘南の3か所共通で、「ミナペルホネン皆川明の フューチャー アンティーク(FUTURE ANTIQUE)な逸品」として展開されるのは、イタリアの老舗陶磁器ブランド「リチャード ジノリ(RICHARD GINORI)」のプレートや、鳥居明生の陶磁器、上治良充による革の器など。ミナ ペルホネンの余り布をパッチワークした座面と、節やシミといった個性ある木目を活かしたマルニ木工の「HIROSHIMA アームチェア」を組み合わせた椅子「ふしとカケラ」も展示、数量限定販売される。その他、レスポートサック(LeSportsac)による「ソリッド(無地)」シリーズの販売や、皆川が特別なデザインを施したルノー・ジャポンの車「トゥインゴ」の展示なども行う。トークショーやワークショップもまたフェア開催期間中は、皆川によるトークショーや、「ミナ ペルホネンのあまり布で作るクリスマスオーナメント ワークショップ」なども実施される。【詳細】「フューチャー アンティーク」・代官山T-SITE日程:2019年11月19日(火)~12月9日(月)住所:東京都渋谷区猿楽町16-15・広島T-SITE日程:11月29日(金)~12月31日(火)住所:広島県広島市西区扇2丁目1−45・湘南T-SITE日程:2020年1月2日(木)~31日(金)住所:神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目20−1■イベント情報<代官山 T-SITE>・代官山蚤の市~フランスの蚤の市の雰囲気を代官山で再現~日程:2019年11月19日(火)、20日(水)・minä perhonen のハギレでつくるオーナメント日程:11月26日(火)、27日(水)、28日(木)、12月4日(水)、12月5日(木)・皆川明×ナガオカケンメイ トークショー/「FUTURE ANTIQUE」というテーマで二人が対談するスペシャルトークショー日程:12月7日(土)・FUTURE ANTIQUE presents WINTER MARKET DAIKANYAMA日程:12月7日(土)、8日(日)<広島 T-SITE>・minä perhonen の余り布で作るクリスマスオーナメント ワークショップ日程:11月29日(金)~12月25日(水)・皆川明トークショー minä perhonen のハギレで作る、パッチワークぬいぐるみ日程:12月21日(土)、22日(日)<湘南 T-SITE>・皆川明トークショー/minä perhonen のハギレで作るオーナメント(日程調整中決定後HPにて告知。)※日時など変更する場合がある。詳細は各店舗HPのイベント情報を確認。
2019年11月21日2019年秋、東京・神田にたい焼き専門店の「たいやき神田達磨(かんだだるま)神田駅前店」がオープンしました。焼き立てのボリューミーな羽根付きたい焼きを提供します。こだわりの詰まったたい焼き店「神田達磨」【価格】羽根付きたい焼き粒あん180円羽根付きたい焼きカスタード200円「焼き立てのたい焼きは最高に美味しい」という価値提供にこだわる「神田達磨」。看板商品の「羽根付きたい焼き」は国産小麦を使用した無添加の皮に、高品質な十勝産エリモ小豆を使用した自家製の風味豊かなあんこが詰まったこだわりの品です。平成19年創業より改良を重ね、進化した羽根付きたい焼きをぜひ体験してみて。「神田達磨」の羽根付きたい焼きは、その名の通りたっぷりと周りに付いた大きな羽根が特徴。あんこのおいしさが際立つ薄皮たい焼きの特徴を残しながら、皮そのものの美味しさも楽しめるように大きな羽根をつけたんだそう。国産小麦粉を配合したもっちり系の皮は、薄皮でありながら適度な存在感と食べ応えがあります。また、あんこはこだわりの高品質な十勝産エリモ小豆を使用。昔ながらの直火銅窯製法で練り上げたあんこは、甘さ控えめでしっとり緩やかです。小豆の繊細な風味が活きている、作り立ての自家製あんこを楽しんで。かりんとう饅頭も登場たい焼き以外に、香ばしいかりんとう饅頭も。香ばしいかりんとう味の皮にぎっしりとあんこが包まれていて、あんこ好きにはたまりません。「神田達磨」のこだわり羽根付きたい焼きを味わって「神田達磨」は神田駅西口から徒歩20秒と良アクセス。近くに訪れた際はぜひ贅沢な羽根付きたい焼きを味わってみてはいかがでしょうか。
2019年11月21日ファッションブランド「ミナ ペルホネン」と、そのデザイナーである皆川明のクリエイションに焦点を当てた展覧会『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』が、東京都現代美術館にて11月16日(土)に開幕。2020年2月16日(日)まで開催される。デザイナーの皆川明が設立した「ミナ ペルホネン」。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとしたファッションブランドで、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりで知られている。1995年に「せめて100年続くブランドに」との思いでファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器など次第に生活全般へと広がり、デザインの領域を超えて幅広い展開を続け、2020年で25周年を迎える。同展は、そんな「ミナ ペルホネン」と皆川明の創作を、「つづく」をキーワードに読み解こうとするもの。生地や衣服、インテリア、食器などのプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物、皆川明の挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料をあわせて展示する。『ミナ ペルホネン/皆川明つづく』()
2019年11月19日ミナ ペルホネン(minä perhonen)のデザイナー皆川明がデザインを手掛けた、イタリアの老舗陶磁器ブランド「リチャード ジノリ(RICHARD GINORI)」のテーブルウェアが登場。2019年11月14日(木)から12月8日(日)までパスザバトン表参道店内にて開催されるエキシビション「スペランツァ(SPERANZA) 〜希望〜 皆川 明」にて発売される。皆川明を専属デザイナーに迎え「スペランツァ(SPERANZA)」「フロレンティア(FLORENTIA)」などのテーブルウェアコレクションを展開してきたリチャード ジノリ。今回の「スペランツァ 〜希望〜 皆川 明」では、向かい合う2羽の鳩を配した「スペランツァ」、知恵と平和を象徴するオリーブを描いた「オリーヴァ(OLIVA)」、萌え出る新芽をモチーフにした「ジェルモリオ(GERMOGLIO)」の3柄のテーブルウェアを展開。日本の厳しい製品基準をクリアできなかった器をキャンバスに、それぞれのモチーフからイメージされる景色やストーリーを皆川が言葉に変え、手書きで綴ったテキストをオーバープリントした。1つ1つ異なる表情をもった、温かみのある器を展開する。【詳細】エキシビション「スペランツァ 〜希望〜 皆川 明」会期:2019年11月14日(木)〜12月8日(日)時間:月〜金 11:00〜21:00、日祝 11:00〜20:00会場:パスザバトン ギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館 B2F パスザバトン表参道店内TEL:03-6447-0707展開アイテム:・スペランツァ、オリーヴァ発売日:11月14日(木)・ジェルモリオ発売日:11月23日(土)※数量限定※一部オンラインでも同時販売
2019年11月04日ファッション・テキスタイルブランドのミナ ペルホネン(minä perhonen)と、デザイナーの皆川明にクローズアップした展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が、11月16日から2020年2月16日まで、東京・清澄白河の東京都現代美術館にて開催。デザイナーの皆川明が設立したブランド、ミナ ペルホネン。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けてきた。皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは1995年。「せめて100年つづくブランドに」という思いでファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器など次第に生活全般へと広がり、現在ではデザインの領域を超えてホスピタリティを基盤にした分野へと拡張。展覧会の会期中である2020年には25周年を迎える。今回の展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」では、作り手と使い手の双方に価値を生み出すデザインを基本とする皆川とミナ ペルホネンの思想や活動を紐解きながら紹介していく。“pur”2018-19→AW photo: Mitsuo Okamoto展覧会の「つづく」というタイトルは、文字通りブランドの時間的な継続性を示すものだが、それだけでなく、つながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出していく生成のエネルギーを想起させる言葉でもある。多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、会場では、生地や衣服、インテリア、食器等のプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物、皆川の挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も併せて展示される。建築家・中村好文と皆川による新たな「宿」のプロトタイプも展示される他、現代美術家・藤井光がミナ ペルホネンの世界を撮り下ろした映像作品が誕生。展示構成は田根剛、グラフィック・デザインは葛西薫が担当する。会期中には、各界で活躍するクリエイターやアーティストと皆川によるクロストークを多数開催。詳しい情報は展覧会特設サイト()にてチェック。“one day”原画 2018-19→AW photo: sono (bean)前売券は、10月1日より販売中。皆川が朝日新聞のコラム「日曜に想う」のために描いたイラストのポストカード(非売品)3枚がセットになった「ポストカードセット前売券」も数量限定で販売されている。私たちの日常生活やその先にある社会の仕組みについて新たな視点と示唆をもたらしてくれる「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」 にぜひ足を運んでみては。【展覧会情報】ミナ ペルホネン/皆川明 つづく会期:11月16日~2020年2月16日会場:東京都現代美術館 企画展示室 3F住所:東京都江東区三好 4-1-1時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)料金:一般1500円(1300円)、大学生・専門学校生・65歳以上1000円(800円)、中高生600円、小学生以下無料 ※( )内は前売券料金。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方(2名まで)は無料。20名以上の団体購入は当日券料金から2割引(東京都現代美術館で購入の場合のみ)休館日:月曜日(2020年1月13日は開館)、12月28日~2020年1月1日、1月14日
2019年10月07日「“あのイ・ムジチ”という存在ですよね。光栄ですし楽しみです」キャリア十分のヴェテランがそう言って目を輝かせるのは素敵なことだ。天羽明惠は日本の声楽界を牽引するトップランナーのひとり。この秋、イタリアの老舗アンサンブル、イ・ムジチ合奏団と共演する(10月2日(水)・サントリーホール)。「イ・ムジチ合奏団 with 天羽明惠」の公演・チケット情報イ・ムジチといえば《四季》。誰もが知る有名曲だが、実は、音楽史で忘れられていたこの作品が再発見されたのはなんと20世紀半ばのこと。そしてそれが世界的な人気を獲得するのに大きな役割を果たしたのが、1952年結成のイ・ムジチなのだ。繰り返し録音した彼らの《四季》は、この曲の定番中の定番。《四季》といえばイ・ムジチ。両者はもはやほとんど同義語といっても過言ではない。「もちろんメンバーが変わっているとはいえ、60年以上もずっと弾き続けている作品なのに、まるでたったいま生まれてきた音楽であるかのように、いつも新鮮に演奏するのは素晴らしいことですよね」指揮者なしのアンサンブルとの共演。大事なのは息づかいだという。「彼らは絶対に私の息を聴いているはず。だから細かいテンポのニュアンスも、息でちょっと仕掛ければわかってくれるし、彼らの音で私の声も変わります。身体中にアンテナを張り巡らせてそのやり取りをするのは刺激的です」天羽が歌うのは、ヘンデルのオペラ《ジュリオ・チェーザレ》のクレオパトラのアリア〈この胸に息のある限り〉や、モーツァルトの《エクスルターテ・ユビラーテ》など3曲。「《ジュリオ・チェーザレ》のアリアは内面的で深い歌。それをイタリア語の音楽劇として、まずはイタリア人の彼らに伝えられるかどうか。丁寧に歌っていこうと思います。そしてモーツァルトは、彼らとの化学反応で、どんなきれいなレガートが生まれて、それをコロラトゥーラでどのように歌えるのか、とても楽しみにしています」ヘンデルやモーツァルトは、歌手にとって、声楽的にも必要不可欠なレパートリーなのだと教えてくれた。「たとえばヴェルディのオペラを歌ったあとでも、すぐに楽屋でモーツァルトを歌って、身体や筋肉がやわらかく使えているか、確認することが大事です。常にどちらも歌える状態、ニュートラルな状態に戻すということを考えながら歌手を続けています」来日を目前にコンサートマスターのアントニオ・アンセルミが急死したため、代役としてマッシモ・スパダーノが出演。公演後半の《四季》のソロも彼が弾く。「驚きました。残念ですが、彼らにとっても毎回が新しい演奏になるわけですから、そこは楽しみですね。私は東京と福井で歌うのですが、その間にもどんな変化が起こるか。彼らに負けずにフレッシュな演奏ができるように、私もしっかりと準備しなければ。なにより、彼らの音は絶対的に明るいでしょうから、その明るさと天羽明惠の明るさで、おおらかでのびやかに羽ばたきたいと思っています!」文・宮本明
2019年09月10日講談師・神田松之丞が、6月29日に東京・サンリオピューロランドで開催された「問わず語りの松之丞の会 in サンリオピューロランド」に出演し、ハローキティとコラボした。オーケストラやオペラなど、今まで数多くのコラボイベントに出演してきた松之丞だが、キャラクターとの二人会は初めて。TBSラジオ『神田松之丞 問わず語りの松之丞』(毎週金曜 21:30~22:00)のオープニングでおなじみの口上から松之丞が登場し、さっそくハローキティを呼び込むと、ハローキティは珍しい着物姿で登場した。トークコーナーでは、松之丞からの質問に、ハローキティは身振り手振りを交えて返答。松之丞からのいじわるな質問には、思わず困ったような仕草もみせた。松之丞は、この日のために作ってきた「ハローキティ一代記」を披露。今年で45周年を迎えるハローキティの誕生秘話や知られざるエピソードを紹介し、「1974年10月、多くの国民が落胆をした長嶋茂雄の現役引退…、そのヒーロー長嶋と入れ替わりのように現れたのが、ハローキティでございます」と言うと、客席からは大きな笑い声と拍手が起こった。この他にも、子どもたちとの質問コーナーや、松之丞の言い立てに合わせてハローキティが張り扇を叩く講談体験コーナーなど、この日ならではの内容だった。ハローキティを送り出してからは、講談「違袖の音吉」(浪速侠客伝より)を披露。約30分にわたる熱演で、客席は笑いに包まれた。また、会場ではサンリオ監修による神田松之丞のキャラクターグッズ「みんなのまつのじょう」も販売された。同グッズは、TBSストア(赤坂店、東京駅店)、TBS公式オンラインショップTBSishopにて販売中だ。
2019年07月09日講談師・神田松之丞がパーソナリティを務めるTBSラジオ『神田松之丞 問わず語りの松之丞』(毎週金曜 21:30~22:00)の番組イベントが、6月29日に東京・サンリオピューロランドで開催される。同イベントでは、ゲストにハローキティを迎え、講談とサンリオキャラクターの異色のコラボが実現する。イベント当日は、松之丞がこの日のために書き上げた、講談「ハローキティ一代記」も披露される予定だ。6月29日に全2公演が行われ、チケットは一般券と親子券の2種類。親子券は「ローソンチケット」プレリク限定で、17日から31日まで申し込みを受付している。また、一般発売は6月8日(10:00~) にスタートする。
2019年05月18日映画の話になると、会話が止まらなくなる役者家族。家族の危機を救うのも映画だった。柄本明さん(70)がロケで家を空けることが多かった時期、長男の佑さん(32)が中学2年生で反抗期になり、妻の故・角替和枝さん(享年64)が手を焼いた。しかし、オーディションに受かって初主演した佑はロケの厳しさで“更生”して帰ってきたのだ。その後、次男の時生(29)も後を追って俳優に。年間500本の映画を見る長女は映画製作スタッフに。「子どもには興味ない」といいながら、父は映画の力を信じて子どもを育ててきた――。ドキュメンタリー映画『柄本家のゴドー』(4月20日、東京・渋谷ユーロスペースにて公開)。カメラは’17年1月、下北沢・ザ・スズナリで上演された舞台『ゴドーを待ちながら』の稽古初日から上演直前までを淡々と追う。演じるのは柄本明さんの長男・佑さんと次男・時生さんの兄弟で組むユニットET×2。明さんが演出を務める。『ゴドーを待ちながら』は、アイルランド出身の劇作家、サミュエル・ベケットによる有名な戯曲だ。2人の老人(佑さん演じるウラジミール、時生さん演じるエストラゴン)が、ゴドーという人物をひたすら待ちながら、とりとめのない会話を繰り返す。「退屈」「難解だ」などといわれる一方で、不条理演劇の傑作として演劇史にその名を残すこの作品は、多くの劇作家、俳優たちに強い影響を与えてきた。初演は’53年、パリ。日本では’60年に文学座で初上演され、明さんも’00年、石橋蓮司さんと組んで、エストラゴンを演じている。その舞台を当時13歳の佑さんが見ていた。ET×2でこの作品を初めて演じたのは、兄弟そろって人気俳優に成長した’14年のことだ。父に演出を依頼した理由を、佑さんは映画のなかで、こう話していた。「初めて2人で演じたとき、一生、時生と2人で付き合っていける戯曲と出合ったなという手応えを感じていて。だからこそ、早いうちに親父の演出でやってみたいなっていうのがあった」明さんは、家族のことを話すのが照れくさい。《世間的にみっともないよね。僕の演出で彼らが演じるってことだけでも》(映画『柄本家のゴドー』より)そんな明さんに代わって、『柄本家のゴドー』を監督・撮影した山崎裕さんが補足する。「映画の撮影中も、よく、下北沢の喫茶店で、家族でお茶を飲んでいました。もちろん角替さんも一緒です。そんなときは仲のいい親子です。ところが、いざ芝居となると、柄本さんは一線を引く。“芝居の鬼”になるんです」“芝居の鬼”の厳しさは、東京乾電池の女優でもあった角替さんにも向けられた。昨年2月、「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」でのインタビューで、佑さんは、こんなエピソードを披露している。「(乾電池の公演後)親父の顔が、目が、怖くなっているんです。母ちゃんは『怒られるぅ』って、顔が青くなっているし。それで、俺は、(自宅に)親父と2人だけの密室を作らないように、母ちゃんから人質に取られたんです。『一緒にいて』って(笑)」時生さんの思い出話も面白い。「幼いころは、学校から僕が悪いことをしたという内容の文章を受け取ると、親父が読み上げるんです。そして、それを急に渡されたと思ったら、2~3時間、声に出して読まされた。陰湿なんです」叱るというより、まるでセリフの練習ではないか。日常生活のなかで、兄弟は知らず知らずのうちに芝居の稽古をしていたようだ。明さんとて無意識だったことだろう。とはいえ、明さんは放任ではなく、むしろ繊細に、息子たちの成長を見守っている。「佑も時生も学芸会に積極的に出るタイプではないね。でも、下のガキは、一度、ジャンケンか何かで演出になっちゃって。学芸会に行って、見ましたね。パソコンのトラブルか何かで、たしか原稿がおかしくなった。それで手伝わなきゃいけなくなった」原稿直しだけで終わらず、舞台を見に行くところが、明さんだ。息子2人が俳優になったことについてはこう語る。「長男が中学のときに、事務所マネージャーがオーディションに出したいということで、出したら通っちゃった。下のガキもそんなことです。『お父さん、俳優になりたいんだけど……』なんてあらたまった話はなかったです、うちはね。ダラダラ、ダラダラと」それでも、子育てをするなかで、映画の仕事をしていてよかったという思いもある。佑さんがオーディションに通ったときのことだった。「佑は中2で、反抗期だったんです。俺も長期ロケで、家を空けることが多く、カミさんが手を焼いていた時期でした。で、夏休みの2カ月間、『美しい夏キリシマ』(’03年)の主役の少年役で、映画の現場に放り込んだんです。映画の世界は縦社会。周りは大人ばっかりでしょ。寂しくて、ひとりの部屋で泣いて電話をかけてきたりした」明さんは心配になって、撮影現場まで様子を見に行っている。「みっともない親でね。監督に迷惑かけましたけどね。(故・原田)芳雄さん、石橋蓮司さん、僕が尊敬する先輩がいるなかで『佑、佑』と呼ばれて、もまれてね。すっかりいい子になって戻ってきました」他人のなかに入る。社会人の枠のなかで生きていく。映画の現場での経験が、佑さんを大きく成長させ、“家族の危機”を救った。「その流れで、時生にもオーディションを受けさせて。うちは皆、姉ちゃんもそうだけど、映画というもの、映画館、撮影現場、それら映画に関する何かに触れて、学んでいって、反抗期を免れたって感じかなぁ。なんですかね、その『映画の力』というものは」
2019年04月22日およそ280年の歴史を持つイタリアの老舗磁器ブランド、リチャード ジノリ(Richard Ginori)は、皆川 明デザインによる新コレクション「フロレンティア(FLORENTIA)」を5月15日より発売する。Photo_Norio Kidera Styling_Fumiko Sakuhara「フロレンティア」は、2017年に発表した「スぺランツァ(SPERANZA)」、2018年の「ガイア(GAIA)」に続く、皆川 明デザインによるグローバルコレクション。フィレンツェの語源にもなった“花の女神の都”の意味を持ち、リチャード ジノリを代表するベッキオシェイプに、新しいジノリブルーで皆川が描いた枝と小花の可憐なデザインが施されている。中心から外側に向かい開いていく空間は、料理が盛られた時の景色を想定して描かれ、筆先から生まれた濃淡の繊細さが温もりを感じさせてくれる。Photo_Norio Kidera Styling_Fumiko Sakuhara皆川氏は、「今回のテーマ『Florentia』ではまさにリチャード ジノリのある街フィレンツェをイメージして、花がお皿の中に泉となって湧き出るような世界を創りました。お皿ごとに料理を盛り付ける位置を想像しながら、食の空間をやわらかな躍動感や爽やかな風を感じさせるように絵柄を配置していきました」とコメント。主なアイテムの価格は、マグカップ 350cc(税込8,100円)、フタ付きコーヒーカップ&ソーサ―(税込1万2,960円)、ティーカップ&ソーサ―(税込1万800円)、ティーポット 600cc(税込2万4,840円)、シュガーポット 120cc(税込1万9,440円)、クリーマー 110cc(税込1万4,040円)、プレート 22cm(税込6,480円)、フルーツソーサー 15cm(税込4,320円)、サラダボール ラウンド(税込1万6,200円)。エレガンスの中に爽やかな風を感じさせる新たなコレクションで、食卓を彩ってみては。
2019年03月21日スタジオジブリの敏腕プロデューサーとして知られる鈴木敏夫の展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」が、約3年ぶりに東京で開催。神田明神に新設された文化交流館「EDOCCO」内の神田明神ホールおよびその周辺エリアにて、4月20日から5月12日まで行われる。過去開催「言葉の魔法展」の様子 ©TS ©Studio Ghibli同展は、国内外問わず多くのファンを持ち愛され続けるジブリ作品を手掛けてきた、スタジオジブリの敏腕プロデューサー鈴木敏夫の“言葉”に注目した展覧会。一昨年の広島(筆の里工房)を皮切りに、昨年は名古屋(松坂屋美術館)と金沢(金沢21世紀美術館)で開催され、好評を博した「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」を元に、さらにジブリの魅力を詰め込みバージョンアップさせた。会場には、鈴木が書き下ろした書やイラストをはじめ、新たな時代へのメッセージを来場者に投げかける特別企画や、本企画展の会場となる神田明神とジブリのコラボレーショングッズの販売も予定している。鈴木敏夫氏による揮毫の様子 撮影:山本 彩乃作品の世界観をより多くの人に伝えるため、監督の意図を汲み作品と真摯に向き合うことで、その本質を「言葉」にして伝えてきた鈴木。その力強い“言葉”を見ただけで、きっと誰しも心に残る名場面を鮮明に思い出すとともに、ジブリの世界観に強く引き込まれるだろう。高畑勲、宮崎駿両氏と出会って40年、『風の谷のナウシカ』や『千と千尋の神隠し』、そして『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』まで、ジブリはどこから始まりどこへ向かうのか。展示では、鈴木による書やジブリ作品の資料を用いて、鈴木敏夫の「原点」から「今」を紹介することで、スタジオジブリの秘密に迫る。【イベント情報】鈴木敏夫とジブリ展会期:4月20日〜5月12日会場:神田明神 文化交流館「EDOCCO」内 神田明神ホール時間:10:00~18:00 (最終入場 17:30)
2019年01月11日講談師の神田松之丞について、1冊まるごと特集したムック本 『完全保存版 1冊まるごと、 神田松之丞』(CCCメディアハウス)が25日に発売された。独演会のチケットは即完売するなど、演芸界をけん引している松之丞。人気の秘密はどこにあるのか、全貌に迫る1冊となっている。現在の状況と未来の展望を語る8ページにわたるロングインタビューが収録されている他、松之丞が学生時代からラジオパーソナリティとして憧れの存在だった伊集院光との対談も。伊集院との対談では、「ラジオと演芸と、そしてこれからの話」と題して、本音トークを繰り広げている。さらに春風亭昇太や笑福亭鶴瓶、高田文夫といった各界の著名人が、松之丞を語る特別インタビューも掲載されている。
2018年10月26日《この場を借りて言わせて頂きますね。私の目も鼻も整形ではありません》神田うの(43)が自身のインスタグラムで、一部フォロワーから指摘された“整形疑惑”を真っ向から否定した。神田は《私がやっていますのはヒアルロン酸とベビーコラーゲン注射です》とし、《40歳を過ぎた周りの友人達は皆さんエチケットとしてやっていますね。(中略)これは整形ではなくいわゆる若返りですかね》と説明。だが、ヒアルロン酸やベビーコラーゲン注射での若返りがエチケットであると強調したうえで《老け込んだ汚いお顔は失礼になります》と辛辣なコメントをしたことが、ネット上では“さらなる炎上”を呼んでいるーー。《エチケット?シワをそのままにしてるのは失礼ってこと?》《エチケットって、一般人馬鹿にしてる?》《自然に歳をとるのが失礼にあたるのか 。おそろしい世界だな》《樹木希林さんが鏡で自分を見ながら「ここにできたシワがカッコいいのよね」って言ってたのを聞いて格の違いを見せつけられた気がした》実際にヒアルロン酸やベビーコラーゲン注射の費用はどのくらいかかるのだろうか。約2千万円かけて全身整形をした20代女性はこう語る。「もちろんクリニックにもよりますが、ヒアルロン酸は1ccで4万円~8万円、ベビーコラーゲンも1ccで8万円前後のクリニックが多いです。持続効果は個人差や何回目の注射かでかなり変わるみたいですが、私の場合は持って半年くらいでしたね」また、神田は“美容整形による顔面崩壊”と表現されたことについては《私にはその心配がありません。目も鼻も縫ったり切ったりとした事がないからです。ヒアルロン酸やベビーコラーゲンは自然に吸収されていきます》としているがーー。「私もヒアルロン酸注射は何度か打ちましたが、安全性は高いものの、やはり医療行為なので副作用は0ではないと病院で説明されました。別のクリニックでは、細胞壊死や失明といった症状を起こしてしまった事例もあるそうです。ほかにも稀ですが血管閉塞になってしまうリスクもあるようですし、軽い症状では紅斑、疼痛、内出血、浮腫、掻痒なども事前に説明されました」(前出・20代女性)シワがあっても充分若々しく美しいと思うがーー。
2018年10月21日俳優の中尾明慶が、「イクメン オブ ザイヤー2018」の俳優部門を受賞し18日、都内で行われた授賞式に登場。「こういった賞をいただいてしまうと、今日から、明日からより頑張らなきゃいけなくなりましたね、今まで以上に。プレッシャーの方がありますよ」と語った。2013年4月に女優の仲里依紗と結婚し、同年10月4日に第1子となる長男が誕生した中尾。今月4日に長男が5歳の誕生日を迎え、夫婦そろってインスタグラムで親子3ショットを公開したことが話題となっていた。中尾は、つい先日、保育園に通っている息子が友達とケンカして手が出てしまう出来事があったことを明かし、「5歳になると息子自身の気持ちや本人のちょっとしたトラブルの機会もあって、父親としてどう接するのがこの先の彼にとって一番いいのか考えたときに非常に難しかったけど、そのときは男2人で話をして…」と息子と2人で話し合ったという。そして、「男の子だから負けたくない、ママにはわからないかもしれないこともあるのかなと思っていて、僕が男で似たようなこともしてきたので」と続け、「この先もいろんなことがあると思いますが、そういうときにお互いに腹を割って話せる関係でいたいなと。僕が間違えたと思ったら息子でも素直に謝ろうと思っていて、そういう関係性でいたい。とことん真正面から向き合っていこうと思います」と語った。また、息子と公園でサッカーをしている写真を公開し、「ワールドカップを見ていた頃にサッカー選手になりたいと言っていて、小学校に入ったらやろうかって(話している)」と説明。5歳になってから将来の夢を改めて聞いたら今度は「保育士」と答えたそうで、「僕の中ではうれしい出来事というか、それだけ保育園の先生が真摯に息子と向き合ってくれた結果」と喜んだ。そして、「今は夢が変わる時期ですが、そういうのも一つ一つ応援していけたら」と中尾。さらに、「今はドラマの撮影で大阪に行ったりしているんですが、1週間会わないだけで言葉を覚えていたり、ひらがなを覚えていたり、日々成長しているなと感じます」と息子の成長をしみじみと語った。2011年より実施している「イクメン オブ ザイヤー」は、毎年10月19日を“10(トウサン)19(イクジ)の日=イクメンの日”として、一番育児を楽しみ頑張ったパパ=イクメンを表彰するもの。8回目となる今年は、芸能部門はりゅうちぇる、芸人部門は古坂大魔王、俳優部門は中尾明慶、キャラクター部門はMr.インクレディブル、そして新たに新設された一般選出部門は杉浦太陽が受賞した。
2018年10月18日お笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀の淫行報道を受けて、妻であるフリーアナウンサーの神田愛花が22日、自身のツイッターでコメントした。日村は21日発売の写真週刊誌『FRIDAY』で、16年前の淫行疑惑が報じられた。神田のツイッターには数多くの励ましの声が寄せられ、神田は「ツイッターにコメントを下さった皆様へ」として、「この度は、夫に関する報道で皆様にご心配をお掛けしてしてしまい、大変申し訳ございませんでした」と謝罪。そのうえで、「これまで以上に皆様に笑いをお届けする事が出来るよう、わたくしも精一杯彼をサポートして参る所存です」とコメントし、「引き続き、日村勇紀をどうぞ宜しくお願い致します」と呼びかけた。このメッセージは3,500を超えるリツイートを記録し、「応援する気持ちは変わりません」「頑張ってください」「いい奥さんだなあ」「いつまでも仲良しのご夫婦で」といった感想が続々と寄せられている。
2018年09月22日2019年の再演も発表された主演ミュージカル『キューティ・ブロンド』で第43回菊田一夫演劇賞を受賞するなど、年々ミュージカル女優としての存在感が増す神田沙也加。最新出演作は、日本初演から55周年を迎えたミュージカルの金字塔『マイ・フェア・レディ』。昨年宝塚歌劇団を退団した元宙組トップスターで、本作が女優デビュー作となる朝夏まなととのW主演により、今秋全国6都市で上演される。神田は「ターニングポイントと呼べる役にしたい」と意気込んでいる。ミュージカル「マイ・フェア・レディ」チケット情報ロンドンの下町に暮らす花売り娘イライザ(朝夏まなと/神田沙也加)は言語学者のヒギンズ教授(寺脇康文/別所哲也)と出会い、訛りを矯正して淑女になるためのレッスンを始めるが……。オードリー・ヘップバーン主演の映画版でも知られる、胸弾むシンデレラストーリー。イライザ役といえば、神田が敬愛する大地真央の当たり役のひとつでもある。出演が決まり一番に報告すると、大地は泣いて喜んだという。「困った時は何でも相談に乗るけど、『まずは沙也加が思うイライザを』と、背中を押されました」男勝りな性格で毎日を楽しく暮らしながらも、ウィークポイントを突かれた瞬間、内に秘めた上昇志向がマグマのように吹き出す。イライザは「思いが何層にもなっている女性」と見る。「今までの役作りでは、お客様が思い描くイメージに近い優等生的な正解を出そうとしてきましたが、今回は『私はこう思う』とプレゼンテーションする形でもいいのかな。Wキャストの朝夏まなとさんと違って私はどこかの劇団出身だったり、アカデミックに演技を学んだ経験もないので、逆に思い付いたことは何でも試せるフリーダムの強味を活かしたい。朝夏さんとは宝塚の男役と娘役ほどの身長差がありますし、見た目も含めて全然違うイライザになると思います」先日、ひと足先に製作発表で楽曲を披露した。歌稽古では喜びのあまり「鳥肌が止まらなかった」と声を弾ませる。「ひとつひとつのことがすごく嬉しいんですね。ヒギンズ教授から教わって初めて正しく発音出来たときの、雷に打たれる感覚を私も早く経験してみたいですし、お客様が何を望んでいるのか、演劇ファンとしての目線も忘れたくない」。その上で、自信を持って役に挑みたいと力を込める。「10年前の私がそうだったように、2018年版の舞台を観てイライザを演じたいと思う方がいるかもしれない。その責任は絶対に負わないといけないですし、何度も自分を奮い立たせながら、毎回誇りを持って日本の『マイ・フェア・レディ』を提示していきたいと思います」公演は、9月16日(日)から30日(日)まで東京・東急シアターオーブ、10月19日(金)から21日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。その他、地方公演あり。大阪公演は7月14日(土)10:00より発売。取材・文:石橋法子
2018年07月12日リラックスしてくつろげる明るい雰囲気のお店東京・湯島エリアにある「サカノウエカフェ」は、「かわいい」がたっぷりと詰まったカフェ。ガラス張りのドア、大きな窓のお店で、深い青色のひさしに白い色で店名がかかれています。店内は白い壁で明るい印象。かわいらしいシャンデリアや、間接照明が下がっており、とてもおしゃれです。テーブル席が配置されていますが、お店の奥にはコンパクトなソファの席もあります。どこからきても坂の上にある、ほっこりする空間こちらのお店はどこから来ても坂の上にあることから、分かりやすく「サカノウエカフェ」という名前になりました。「おいしいのはもちろん、テーブルに運ばれてきたときに、ちょっぴり笑顔になるようなメニューをお客さんに提供したい」という思いで、日々営まれています。女子会やデート、友人との憩いのひと時を過ごすお客さんが多く訪れる、ほっこりかわいいお店。「こおりのショートケーキ」やスムージーを召し上がれ「こおりのショートケーキ」は、お店の人気スイーツのひとつです。イチゴシロップと、軽めにホイップした生クリームがかかったかき氷のてっぺんに、大粒のイチゴを1粒トッピング。かわいらしい旗も立てられています。大きなかき氷の中にもカットされたイチゴや甘酸っぱいイチゴシロップ、生クリームが入っており、ショートケーキのような味わいのかき氷です。お店のイチオシドリンクである「ラズベリーヨーグルトスムージー」。相性抜群のラズベリーとヨーグルトの味わいで、とても爽やかな飲み口に仕上がっている人気メニューです。かわいすぎて悶絶! 「苺にゃんバタートースト」「苺にゃんバタートースト」は、ねこ好きなお客さんが悶絶するほどかわいらしいメニュー。こちらは、近隣のお店と一緒に開催している「ねこまつりat湯島」というイベントがきっかけで、提供を開始したもの。かわいい見た目にこだわって作られています。トーストに寝ている子ねこはあんこでできています。お魚の形をしたバターとともに、もう一枚のトーストでサンドしていただきます。甘酸っぱいイチゴが味のアクセントになっている、おいしいあんバタートーストです。ちょっぴりほっこりした気持ちになりたい時に訪れよう「ただ食事をする場にとどまらず、ちょっぴりほっこりした気持ちになって、帰っていただけるように意識している」と、「サカノウエカフェ」の店主は語ります。例えば、お店の裏メニューとしてジワジワ人気を集めている「ねこちーの」という名のカプチーノも、そんな思いが伝わる逸品。テーブルに運ばれてきたとき、あまりのかわいさに笑顔がこぼれてしまうことでしょう。大変人気のお店ですが、14:00~17:00頃であれば比較的空いているため狙い目です。また、毎年2月と9月には近隣のお店と「ねこまつり」を開催するため、チェックしてみてください。「サカノウエカフェ」は、東京メトロ千代田線「湯島駅」の5番出口から、徒歩で約4分の場所にあります。湯島天神と神田明神の間にお店があるので、合わせて訪れても良いでしょう。あなたも「サカノウエカフェ」のかわいくておいしいスイーツやドリンクで、ほっこりした気持ちになりませんか。スポット情報スポット名:サカノウエカフェ住所:東京都文京区湯島2-22-14電話番号:03-5817-4767
2018年06月20日9月より上演されるミュージカル『マイ・フェア・レディ』の製作発表記者会見が行われ、Wキャストで主人公・イライザを演じる朝夏まなと・神田沙也加、ヒギンズ教授を演じる寺脇康文・別所哲也のほか、相島一之、今井清隆、平方元基、前田美波里、翻訳・訳詞・演出のG2が登壇した。【チケット情報はこちら】ロンドンの下町の花売り娘・イライザが言語学者ヒギンズ教授のレッスンで麗しい貴婦人に変貌する、オードリー・ヘプバーン主演の映画(1964年)でも知られる本作は、1956年にニューヨークで初演され、日本では “日本人が日本語で上演した初のブロードウェイミュージカル”として1963年に初演され、今年55周年を迎える作品。今回、イライザとヒギンズは、朝夏と寺脇、神田と別所がそれぞれ固定コンビで出演する。冒頭、朝夏と神田が劇中歌を披露。神田が『だったらいいな』、朝夏が『じっとしていられない』を歌い上げ、会場は拍手に包まれた。会見では、2013年、2016年に続き3度目の演出を手掛けるG2が「この仕事をいただいたときに“あと50年、全部で100年続けたい”と言われました。長く続けるためには“今を生きる人の感覚を”と、歌詞、台詞、全てを書き変え、当時はやってなかったシーンを復活させたり構成を変えたりしました」と振り返り、「今回はそれに加え、人間ドラマを深く、ひとりひとりのキャラクターが胸に迫るような演出を加えていきたい」と今作への挑戦を語る。昨年11月に退団した宝塚歌劇団では男役トップスターを務めていた朝夏は「今までとは全く違うことに挑戦していく」と退団後初のミュージカル&女性役への喜びと緊張を明かし、「G2さんと共演者の皆様からたくさん勉強させていただいて、新しい道をしっかりとがんばっていきたい」と意気込みを語る。神田は「イライザを目指してミュージカルを志したところがありますので、決まったときは泣き崩れましたし、大声で叫びました」と出演を喜び、「私であった意味というのをちゃんと見つけたいですし、みなさまにもそれを提示していきたい」と熱くコメント。寺脇は「今回一新されたキャストの中で、僕は3作連続で出演させていただきます。“もういいよ!”と言われないように、新しいヒギンズをつくっていけたら」、別所は「僕にとってミュージカルは表現の場として大切にしてきた世界。『レ・ミゼラブル』で親子役を演じた沙也加さんと新たに共演させていただくことにも喜びを覚えています」と話した。笑いの絶えない会見に「お稽古も刺激がたくさんで笑い声がいっぱいになるんじゃないかな」(神田)と期待も高まる公演は、9月16日(日)から30日(日)の東京・東急シアターオーブでの上演を皮切りに全国を巡演。取材・文・撮影:中川實穂
2018年05月25日そろそろ夏のバカンスの計画が気になりはじめました。今年の夏は、どこにいこう? バカンスの準備に、気分を盛り上げる小物として、ストローハットを選んで気分をアゲてみてはいかが? オートクチュールの高い技術と繊細な美意識が作り出すハイクオリティな帽子が素敵な「coeur femme」と日本女性ならではの感性を洋服で表現するデザイナー中山路子さんの世界「M」が神田明神でコラボレーションイベントを開催します。 イベントのタイトルは「Martinique」。Martiniqueは、カリブ族の言葉で「花の島」が語源というカリブ海にあるフランス海外県。エキゾチックな場所へ、非日常を求めてバカンスへ訪れる女性をイメージしたイベントです。 「coeur femme」はハットデザイナー Michiko Ueda によるハットブランドです。東京では初めてのイベント。「coeur femme」が得意とするエレガント&マニッシュなデザインのパナマやストローハット、旅行に最適な持ち運び可能なペーパーハットが登場するする予定です。女性のもつ本質的な美しさを表現するハット、是非、ひとつ手に入れたいですね。 そして、コラボレーションのお相手、「M」は、唯一無二の個性的な洋服を生みだすデザイナー中山路子さんです。すっかりワードローブの定番ブランドとなっている「MUVEIL」のデザイナー中山路子さんが、衣服の持つ「間接的影響力」にフィーチャーした「M」は、ブランド立ち上げ以降、様々なコラボレーションイベントを実践して、協調することから洋服に新しい価値を与え続けています。 そんなお二人の個性が、神田明神にある「M」 で出会うイベントです。イベントでは、イベント限定ハットやSWEETCHによるイベントオリジナルのお菓子の詰め合わせも販売予定です。また、6月9日(土)15:00-19:30にはMUVEILデザイナー中山路子氏も会場に立つ予定です。 【coeur femme × M】日時:6月8日(金) ‒ 6月11日(月) 13:00-19:30場所:Gallery M ~東京都千代田区外神田 2-16-2 千代田中央ビル 302 号電話:080-3502-5801m@m-friends.co.jp ※ JR御茶ノ水・東京メトロ新御茶ノ水駅より徒歩5分/東京メトロ末広町駅より徒歩5分/JR秋葉原駅より徒歩7分※ 神田明神内からの詳しい行き方は、INSTAGRAMアカウント[ @m_kandamyoujin ] ストーリーアーカイブ coeur femme / クール ファムハットデザイナー Michiko Ueda によるレディースハットブランド coeur femme。帽子デザイナー平田暁夫氏に師事し、オートクチュールの技術を習得後、2002 年ブランドスタート。オートクチュールの技術を用いた高いクオリティと、繊細な美意識が反映された美しいシルエットが特徴。 M /エム デザイナーの中山路子が展開するブランド Mのショップ兼ギャラリー。Mは、衣服の持つ「間接的影響力」にフィーチャー。東京出身の洋服作家として、服のディテールを言語にし、服から派生する副産物の美、協調の美を新たな見せ方で価値化を試みる実験的プロジェクト。年間を通じて様々な異種の作家を招致し、異なる表現を重ねる手法で M の衣服に隠された目に見えないテーマを解読して感じ取る企画展を実施。 SWEETCH / スウィーチ 年 9 月にオーダースウィーツ専門店「SWEETCH 」を立ち上げる。現在は広尾にて、バースデーケーキやウエディングケーキ・撮影用のお菓子制作のほか、 ワークショップの開催、お菓子の素材を使った展示なども行っている。
2018年05月23日「イラストレーション・フェスティバル」が、2018年9月15日(土)・16日(日)の2日間、東京・神田の「3331 Arts Chiyoda」にて開催される。テキスタイルイベント「布博」や、多くのアンティークショップが集結する「東京蚤の市」などを手がける手紙社による新イベント「イラストレーション・フェスティバル」。会場には、雑誌や広告を中心に活躍するオカタオカや、日本画の画法に由来する独自のスタイルを持つ鬼頭祈、様々なミュージシャンのアートワークを手掛けるサヌキナオヤら計32名のイラストレーターが集結し、原画の展示や作品の販売などを行う。【開催概要】「イラストレーション・フェスティバル」開催日:2018年9月15日(土)・16日(日)会場:3331 Arts Chiyoda(東京都千代田区外神田 6-11-14)入場料:500円<出展作家>浅野みどり、いとうひでみ、犬ん子、内田有美、大森木綿子、オカタオカ、岡野賢介、カシワイ、北澤平祐、鬼頭祈、日下明、Grace Lee、砂糖ゆき、サヌキナオヤ、死後くん、柴田ケイコ、清水美紅、junaida、そで山かほ子、高橋由季、高旗将雄、タダジュン、ニシワキタダシ、坂内拓、平岡瞳、平澤まりこ、福田利之、makomo、マメイケダ、茂苅恵、YUNOSUKE、横山雄(五十音順)【問い合わせ先】株式会社手紙社TEL:042-444-5367
2018年05月10日マジンガーZにサンバルカン、ギャバン……。アニメ・特撮音楽の巨匠、渡辺宙明(わたなべ・ちゅうめい)が生み出した“宙明サウンド”を、水木一郎、堀江美都子、串田アキラの三大アニソン歌手の歌声と、壮大なオーケストラで存分に堪能する贅沢なコンサート「渡辺宙明特集ヒーローオーケストラ~昭和の子どもたちへ~」が4月21日(土)に文京シビックホール大ホールで開催される。開催に先立って、17日に東京・浜離宮朝日ホールにてリハーサルが行われた。【チケット情報はこちら】総勢31名によるオーケストラ・トリプティークによって、『野球狂の詩』『あかるいサザエさん』『ローラーヒーロー・ムテキング』『時空戦士スピルバン』『マジンガーZ』と、昭和の子供たちを育てた数々の名曲が現代に蘇っていく。指揮を務める齊藤一郎は、的確な指揮で情熱的でノリの良い音楽を作っていた。その横で譜面を手にした渡辺宙明は、「とても良いメンバーが集まって嬉しいですね」と笑顔で優しく語りかけていた。『宇宙刑事シャリバン』の主題歌で現在もカラオケ人気の高いロックナンバー『強さは愛だ』では渡辺が「ここでドラムのフィルを入れてください」と指示を出し、『宇宙刑事ギャバン』では、シンセによって再現される琵琶のヴォリュームを調整。“宙明サウンド”といえば“マイナーペンタトニックスケール”が代名詞であることは間違いないが、『おれはグレートマジンガー』のイントロのティンパニや『太陽戦隊サンバルカン』のコンガなど、ビートの組み立てや打楽器のポジションなどにも細心の注意が払われていることがわかるリハーサルだった。何より驚かされたのは、92歳になる渡辺が全てのリハーサルに参加していることだ。リハーサルでは渡辺が自ら指揮をとり指導をする場面もあった。アニメ『ふたりはプリキュア』のヴォーカルアルバムにも参加するなど、今なお、現役の作・編曲家として現場で活躍している。そんな渡辺は、リハーサルを終えて、「40年前の曲だけど、自分で聞いてもちゃんとやってるなと感じましたね。僕はやっつけ仕事はやらないから、BGMもちゃんとしてますよね」と笑顔で語り、本番に向けて、「今日、オケではやってない掛け声とかは、黙っていても聴衆がやってくれると期待しています。お客さんも演奏に参加してもらえたら嬉しいですね。そして、盛り上がった最後に、皆さんで歌えたらいいなと思っています。そうなったら僕が指揮を振ろうかな」と、サプライズでの登壇も匂わせた。チケットは発売中。取材・文:永堀アツオ■渡辺宙明特集ヒーローオーケストラ~昭和の子どもたちへ~日時:4月21日(土)開演15時会場:文京シビックホール大ホール(東京都)出演者:渡辺宙明 / 水木一郎 / 堀江美都子 / 串田アキラ指揮:齊藤一郎演奏:オーケストラ・トリプティーク司会:西耕一
2018年04月19日